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584 ホワイトベアー sage 2023/10/12(木) 21 03 58 日米枢軸ルート 小ネタ『時津風型汎用駆逐艦』(リメイク版) 時津風型汎用駆逐艦 時津風型汎用駆逐艦(ときつかぜがたはんようくちくかん)は大日本帝国海軍の汎用駆逐艦の艦型のひとつ。900隻艦隊計画で大日本帝国海軍だけでも148隻が運用されているほか、ハワイ条約機構加盟国でも多数運用されている。 時津風型汎用駆逐艦 基準排水量:6,100トン 満載排水量:7,500トン 全長 :157m 全幅 :19.8 m 主機 :三菱ⅩⅥ型高温超伝導モーター×2基 電源 :MT81ガスタービン発電機 ×2基 (発電量:60MW) :KM850ガスタービン発電機×2基 (12MW) :非常用ディーゼル発電機×複数 推進機 :スクリュープロペラ×2軸 速力 :最大30kt(公称) 航続距離 :ーー 乗員 :128名 兵装 ◾主砲 :62口径127mm速射砲×1基 (初期建造型) :62口径127mm単装電磁投射砲×1基 (中期建造型以降。初期建造型も近代化改修で装備) ◾対空火器 :20ミリ多連装機関砲×4基 :単装対空高出力戦術レーザー砲×2基 :50口径12.7mm遠隔式無人機関砲銃座×6基 :垂直発射型ミサイル発射管×64セル ・長・中・短距離艦対空ミサイル ・艦対潜ミサイル ・巡航ミサイル ・対艦ミサイル ◾対潜兵装 :三連装短魚雷発射管×2基 ◾対艦兵装 :4連装艦対艦発射筒×2基 艦載機 :回転翼哨戒機×1機 同型艦×148隻 HOST om126133242251.21.openmobile.ne.jp 585 ホワイトベアー sage 2023/10/12(木) 21 04 29 概要 時津風型汎用駆逐艦は大日本帝国海軍が冷戦時に実施した900隻艦隊計画に基づき建造された汎用駆逐艦。 汎用駆逐艦ながらもイージスシステムを搭載していることから艦隊防空も担える艦艇として建造された。 2020年代まで帝国海軍の汎用駆逐艦として、伊吹型ミサイル巡洋艦、夕立型ミサイル駆逐艦とともに帝国海軍の艦隊基準構成艦として任務を遂行している。 来歴 1940年代から60年代にかけて、帝国海軍は6900トン型汎用駆逐艦(島風型)と5100トン型汎用駆逐艦(沖風型汎用駆逐艦)を艦隊の基準構成艦として整備してきた。 これらの艦艇はイージス・システムこそ搭載していなかったものの、システム化と優れた基礎設計、近代化改修による段階的な改装によって長く帝国海軍のワークホースを務めたが、流石にこの頃になると30年を超える艦齢の艦艇が出始め本格的な代艦の整備が検討される。 1973年9月には帝国海軍艦政審議委員会で新世代汎用駆逐艦の要求事項の研究が開始され、1978年には6,900トン型をベースに排水量を微増させた7,000トン級汎用駆逐艦が構想された。 しかし、当時の日本海軍は900隻艦隊計画に基づき秋月型ミサイル駆逐艦の後継艦として11,000トン級ミサイル駆逐艦(夕立型)の、3,300トン級巡防艦(沖縄型)の後継としてイージス・システムを搭載した5,100トン級巡防艦(択捉型)の大量建造を行っていた。 いくら900隻艦隊計画に基づき大規模な海軍予算の増額が行われているとは言え、それらと同時に7,000トンクラスの艦艇を150隻近く建造する余裕は流石の日本海軍にもなく、新型汎用駆逐艦は6,100トン型にまで規模を縮小させることが決定された。 船体の規模縮小を受けた帝国海軍艦政審議委員会は6,900トン型をベースとした案を撤回し、5,100トン型汎用駆逐艦をベースとした案の検討を開始。これによって設計されたのが本型である。 設計 船体は2層の全通甲板を有する乾舷の高い遮浪甲板型を引き続き採用。 後端部を切り欠いた長船首楼型となり、小型のステルス・マストや上部構造物の配置、傾斜角度などもレーダー反射断面積を意識して設計のベースとなった吹雪型汎用駆逐艦のものが踏襲された。 レーダー反射断面積を抑えるために艦載艇や対艦誘導弾の発射筒などは基本的に船体もしくは上部構造物内に収納する方式も踏襲されている。 一方で艦の設計にあたっては技術の進歩による装備の変更や生残性の向上が配慮されているほか、後日装備に備えた成長マージンを5パーセント確保していることから排水量は吹雪型より大幅に増加している。 艦橋構造物と後部構造物の上部壁面前後には対空用の多機能レーダーであるAAMD/PAR-6 が分散配置され、ステルス性の維持と全方位へのレーダー射界を両立させている。 主機方式には帝国海軍戦闘艦として初めて統合電気推進(IPS)方式を採用した。 IPS方式は航行用の主機と兵器や電子機器、その他船内サービス用の発電機を別々に搭載するのではなく、大出力の発電機によって発電した電力を推進用発動機や戦闘システム、艦内サービスに適時配分する。 これは試験艦「きねさき」に採用されて研究開発が行われていたもので、様々なデータを取得した後の採用であったので信頼性には影響はでないのを確認した後での採用であった。 主発電機には三菱重工業製のType-81ガスタービン発電機2基を、補助発電機としては川崎重工業製のModel850ガスタービン発電機2基を搭載し、その圧倒的な発電量から電磁投射砲や高出力戦術レーザー砲など大電力が必要な兵器の運用も可能としている。 HOST om126133242251.21.openmobile.ne.jp 586 ホワイトベアー sage 2023/10/12(木) 21 05 00 装備 戦闘艦艇の性能を決める戦術情報処理装置は、汎用駆逐艦ではあるものの三菱電機と日本帝国国防総省技術研究開発本部が共同で開発したイージス武器システム、その中でも最新のベースライン16を採用した。 これにより本級は設計時から共同交戦能力や対空戦機能とミサイル防衛機能を両立できる対空対弾道弾防衛機能(integrated air and missile defense:IAMD)を搭載し、 その事が原因でジェーン海軍年鑑を筆頭とした諸外国の分析分類では汎用駆逐艦(DD)ではなくミサイル駆逐艦(DDG)と分類されていたりもする。 イージスシステムの中心となる多機能レーダーには、三菱電機製の最新型アクティブ・フェーズド・アレイ多機能レーダーであるAAMD/PAR-6が採用された。 これは送受信モジュールの集合体であるRMAを組み合わせてアレイを構成する設計で、RMAを増減することでプラットフォームに合わせた規模のアレイを搭載する事ができる。 本型は37個のRMAで1面のアレイレーダーを構成し、艦橋構造物と後部構造物の上部壁面に前後分散して4面のアレイレーダーを配置している。 ミサイルイルミネーターにはAAMD/PAR-6の補完用レーダーとしても機能するFCS-50を4基搭載する従来の汎用駆逐艦の同様の形式を踏襲している。 対水上用レーダーには低空の脅威への対処も可能な東京芝浦電気株式会社製のOPS-12Bを搭載している。 この他、航海用レーダーとしてOPS-64も装備している。 ソナーシステムでは島風型汎用駆逐艦に搭載されていたOQQ-45を原型に曳航ソナーを最新のものに変更し、バイ/マルチ・スタティック対応機能を強化したOQQ-45Bが搭載されている。 ミサイル投射手段として艦首側と艦尾側にそれぞれ32セルのVLSを設置している。 VLS内には、通常は対空ミサイルとして広域防衛用に73式中距離艦対空誘導弾、61式長距離艦対空誘導弾を、個艦防衛用に88式個艦防空誘導弾を搭載している。 これに加えて大陸間弾道ミサイル迎撃用の57式長距離艦対空誘導弾やその後継の90式自律思考型弾道弾迎撃誘導弾もVLD内に搭載することができる ミサイルによる対空攻撃が突破された場合に備えた近接防空兵器として、小型高速の目標を全自動で迎撃できる単装対空高出力戦術レーザー砲を2基、20ミリ多連装機関砲4基搭載しており、個艦防空能力にも力を入れている。 対地・対艦攻撃兵装としては8式極々超音速滑空弾や88式極超音速艦対地巡航誘導弾をVLS内に搭載することができるほか、対艦ミサイルとして87式極々長距離艦対艦誘導弾の四連装発射筒を艦中央部に装備している。 主砲は初期の頃に建造された艦は毎分40発という高い発射速度を誇る62口径127mm単装速射砲を前部甲板室に1基搭載していた。 中期建造型以降は対水上・対地艦砲射撃を重視した62口径127mm単装電磁投射砲が搭載され、127mm単装速射砲を装備していた艦も大規模な近代化改修で順次62口径127mm単装電磁加速砲に換装されていった。 これは62口径127mm単装速射砲と比べると発射速度は低く、お世辞にも対空射撃に優れているとは言えないものであった。 しかし当時の日本海軍は、対空戦闘はミサイルと戦術高出力レーザー兵器で対処すると割り切っていたこともあって、その長い射程距離と専用に開発された91式徹甲弾と91式榴弾により発揮する高い対艦・対地攻撃に重点をおいて開発された本砲を主砲として採用した。 HOST om126133242251.21.openmobile.ne.jp 587 ホワイトベアー sage 2023/10/12(木) 21 05 32 対潜兵装としては上記したVLS内の67式垂直発射魚雷投射ロケットを搭載するほか、324mm3連装短魚雷発射管を両舷各1基装備し、82式短距離魚雷(12式短距離魚雷)もしくは03式短距離魚雷が搭載可能である。 また、後部甲板はヘリコプターの発着艦を可能とした飛行甲板とヘリコプター1機を搭載可能な格納庫が設けられ、ヘリコプターを用いた対潜水艦戦闘も実施可能である。 自衛用装備としては、電子攻撃と電子支援の機能を兼ねるNOLQ-32電子戦システムを搭載するほか、デコイ発射機である27式6連装チャフ発射機を4基とAMD-33を搭載している。 運用 本型は帝国海軍のワークホースとして1976年度より三菱重工業横須賀造船所にて1番艦の建造が開始された。 これ以後1年間隔で12〜13隻が起工するという超スピードで建造が進められ、1987年までに150隻近くが起工された。 これは汎用駆逐艦としては世界大戦以後最大の同時建造数であり、西欧戦争以後の大日本帝国海軍汎用駆逐艦としては最大の建造数を誇る。 余談であるが、記録的な建造速度の背景には900隻艦隊計画を推し進める当時の本多正澄内閣の強い意向が存在し、当時の国防総省や艦政本部、軍令部、帝国艦隊司令部、各海軍基地の帝国海軍軍人および関係企業を巻き込んだデスマーチに支えられた。 そうして建造された本型であるがその性能の高さは折り紙付きで、ミサイル駆逐艦として同盟国であるオスマン帝国に8隻、オーストリア・ハンガリー連邦帝国に6隻、インドネシア連邦に6隻、ベトナム海軍に4隻、満州連邦海軍に6隻、フィリピン共和国海軍に4隻、ロシア帝国海軍に4隻、ブラジル海軍に3隻、アルゼンチン海軍に2隻、チリ海軍2隻の計41隻が各国のニーズに合わせた改修が施された上で売却もしくはライセンス建造され、ハワイ条約機構標準ミサイル駆逐艦としての座を確固たるものにしている。 HOST om126133242251.21.openmobile.ne.jp 588 ホワイトベアー sage 2023/10/12(木) 21 07 08 以上になります。 日米枢軸ルート(改訂版)での技術発展に合わせて時津風型の登場を早めさせていただきました。 wikiへの転載はOKです。
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811:ホワイトベアー:2022/12/09(金) 21 11 38 HOST 157-14-234-250.tokyo.fdn.vectant.ne.jp 日米枢軸ネタ 第8海軍航空軍(改定前版) 第8海軍航空軍とは大日本帝国海軍戦略航空総軍隷下に存在した航空軍の1つ。日露戦争から世界大戦、冬戦争などで活躍し、特に世界大戦中に欧州戦線においてドイツやロシア革命政府領(後のソ連領)に戦略爆撃を実施した事で知られている。 冷戦中期に行われた《力による平和》政策に伴う軍備再編の一環として1973年に海軍戦略航空総軍が名称を戦略攻撃総軍に変更の上で空軍に移管されたのに合わせて第8空軍に名称を変更された。 モットーは「全ての敵に滅亡を、全ての味方に平穏を」 概要 冷戦中期まで存在した大日本帝国海軍戦略航空軍の6つの航空軍の1つ。第8空軍に改変されるまではケプラヴィーク空軍基地にその本部をおいており、北米大陸や大西洋、北極海などの離島に多数の基地を持ち、6個の爆撃航空団と3個戦闘航空団を主戦力として隷下に置いていた。 その主たる任務は有事の際に欧州ならびにアフリカ、大西洋一帯での戦略・戦術爆撃の実施することであり、冷戦中は常時戦略パトロール任務を実施していた。 歴史 日清戦争前の1890年に当時対立を深めていたロシア帝国への対策の一環として海軍航空隊の編制された帝国海軍第8航空艦隊をその前身としており、1900年に編成が変更された上で第8航空軍に名前を変更、1904年7月、ロシアによる龍岩浦占領を受けて朝鮮半島に移動した。 満州戦争時には最高で約5,800kgの爆装可能かつその状態で約1,300kmの作戦行動範囲を有し、《飛行要塞》と呼ばれる程の強固な防弾装備と計13丁の重機関銃を搭載した最新鋭戦略爆撃機である3式戦略爆撃機を主力機としてシベリア鉄道関連の施設やウラジオストクなどへ空爆を担当、地上部隊の支援を行っていた陸軍第1航空軍とともに満州戦争で日米連合軍の勝利に貢献した。 満州戦争後は朝鮮半島北部を拠点として清露国境の監視を担当していたが、世界大戦が勃発すると基幹部隊である第1爆撃師団および第2爆撃師団の爆撃機を3式戦略爆撃機や4式戦略爆撃機から長大な航続距離を有する7式戦略爆撃機(和製B-50)などの機体に更新した上ではアイスランドに移動、大西洋上における監視任務に就いた。 1917年に日本が連合国側として世界大戦に参戦すると他の連合国との調整がしやすいイギリス本土に司令部を移動させ、アイスランドや英仏本土を拠点にドイツに対しての昼夜問わない戦略爆撃や地上部隊への近接航空支援、戦術爆撃機等を実施していく。 このときの第8海軍航空軍は統合指揮の名目の下に海軍のみならず陸軍航空総軍所属の部隊もその隷下におき、最盛期には戦闘用航空機だけでも4発戦略爆撃機約1200機、2発戦術爆撃機800機、戦闘機・戦闘攻撃機約1200機と3000機近い航空機とこれを運用するために10万人以上の人員を有する連合国軍でも最大規模の空軍戦力を保有する大部隊にまで拡大した。 圧倒的な数を有していた第8航空軍であったが、コスト的な問題から6式戦略爆撃機(和製B-50)は合計で800機程しか配備されておらず、その他の航空機は3式戦略爆撃機や4式戦略爆撃機(和製B-25)、4式戦術爆撃機(和製A-26)、4式攻撃機(和製P-47D)、3式陸上戦闘機(和製P-51D)、6式陸上双発戦闘機(和製P-82)などの満州戦争時代の旧式航空機がこれを担っていた。 本来なら10年以上前から採用されている旧式機の投入など自殺行為でしかないが、ドイツ帝国軍では戦争を通して複葉機が主力の座にとどまり続けた事で大した損害を受けることはなく終戦までに膨大な量の爆弾をドイツ本国に投下し、ただでさえ崩壊しかかっていたドイツ帝国の経済・流通を完全な崩壊に導くことで参戦から僅かな時間でドイツ帝国の抗戦能力に壊滅的な打撃を与える。 世界大戦終結後は軍縮や15式戦略爆撃機(和製B-52H )や10式戦闘機(和製F-4)、29式要撃戦闘機(和製F-15)と言った高性能機の登場によりその規模を1個戦闘航空団、3個爆撃航空団(戦闘機60機、爆撃機135機)まで縮小さたうえで本土に戻っていたが、1930年代末の欧州での緊張の高まりに合わせて再びアイスランドを中心とした大西洋地域に展開。以後、戦力を増強させながら冷戦を通して大西洋ならびに欧州方面での日本帝国軍の核抑止の一翼を担っていた。 812:ホワイトベアー:2022/12/09(金) 21 12 20 HOST 157-14-234-250.tokyo.fdn.vectant.ne.jp 主要部隊(第8空軍への改編直前) 第8海軍航空軍司令部 (ケプラヴィーク航空基地) 第381戦闘航空団 (ケプラヴィーク航空基地:F-29E(和製F-15E)を装備) 第383戦闘航空団 (ヴォーアル航空基地:F-29Eを装備) 第385戦闘航空団 (ロガチェヴォ航空基地:F-29Eを装備) 第181偵察航空隊 (ロガチェヴォ航空基地:MQ-57(和製MQ-9)を装備) 第182偵察航空隊 (ヴォーアル航空基地:MQ-57を装備) 第183偵察航空隊 (ケプラヴィーク航空基地:RQ-54(和製RQ-4)を装備) 第781爆撃航空団 (ケプラヴィーク航空基地:B-36A(和製B-1B)およびKC-55K(和製KC-767)を装備) 第782爆撃航空団 (ケプラヴィーク航空基地:B-36AおよびKC-55Kを装備) 第783爆撃航空団 (ロガチェヴォ航空基地:B-15G(和製B-52H)およびKC-17K6を装備) 第785爆撃航空団 (アビリーン航空基地:B-15GおよびKC-17K6を装備) 第787爆撃航空団 (百里航空基地:B-47A(和製B-2)を装備) 第789爆撃航空団 (アビリーン空軍基地:B-15GおよびKC-17K6装備) ※帝国軍の航空機命名規則 1940年代に従来のものから変更 最初の1文字以上のアルファベットは航空機の基本的な種類や使用目的を表す。 アルファベットの意味 F=戦闘機 A=攻撃機 B=爆撃機 C=輸送機 R=偵察機 P=哨戒機 T=練習機 S=水上機 E=特殊電子装備機 その他史実米軍と同様 813:ホワイトベアー:2022/12/09(金) 21 12 51 HOST 157-14-234-250.tokyo.fdn.vectant.ne.jp 以上になります。 世界大戦時の戦力の大幅な縮小と14式戦略爆撃機の削除など細部の修正を加えました。 wikiへの転載はOKです。
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875 名前:ホワイトベアー[sage] 投稿日:2023/11/29(水) 00 27 10 ID softbank060067081109.bbtec.net [21/37] 白梅型海防艦 基準排水量:3900トン(ミッションパッケージ非装備状態) 全長:138.1m 全幅:17.4m 機関方式 :CODAG方式 主機:三菱T180ディーゼル発動機×2基 :川崎M80ガスタービン発電機×2基 :非常用ディーゼル発電機×複数 速力:最大44kt(公称) 乗員:40名 :60名(海兵臨検隊用の居住コンテナ搭載時) 固定武装 :70口径76mm単装速射砲×1基 :11連装短距離誘導弾発射機×1基 :90口径12.7mm機関銃搭載無人銃座×4基 :ミサイル垂直発射装置×16セル :対空高出力戦術レーザー砲×1基 対水上戦用追加武装 :90口径35mm機関砲×2基 :6連装艦対艦誘導弾発射筒×2基 :ミサイル垂直発射装置×36セル 対潜水艦用追加装甲 :三連装短距離魚雷発射管×2基 :4連装対潜ミサイル発射機×2基 掃海仕様 :無人機雷排除システム用水上無人機(USV)×1機 :機雷捜索用無人機(UUV)×1機 搭載機 :哨戒ヘリコプター×2機 同型艦×130隻 白梅型海防艦は大日本帝国海軍が運用しているコルベットの艦級。 大日本帝国海軍の沿岸防衛の中核を担う佐渡島型海防艦の後継兼一部掃海艇艦艇の後継艦として建造された多用途艦で、小型・高速のステルス艦にモジュール化した装備を搭載し、適宜に交換しながら多彩な任務に対応すること可能とする小型ながら高性能かつ汎用性の高い戦闘艦として設計された。 1隻あたり約300億円(史実円換算)で1990年度海軍軍備整備計画から調達が開始され、2025年までに130隻の建造が予定されている。 また、沿岸警備隊向けの準同型艦としてあるしきしま型巡視船の建造も行われ、日本近海の遠洋海上警備の中核も担っている。 概要 冷戦終結前まで帝国海軍では戦艦や空母、巡洋艦、駆逐艦、各種揚陸艦を常備艦隊構成艦として運用し、フリゲートを通商路防衛および船団護衛や低脅威海域の哨戒を主とする護衛艦隊に配備、海防艦はミサイル艇とともに本土及び太平洋の各島、アラスカでの沿岸防衛用として運用されていた。 冷戦終結後もこの編成は継続され、増発する地域紛争や海賊行為や麻薬密輸の取締など戦争以外の軍事作戦にも防空駆逐艦や汎用駆逐艦・フリゲートが投入されていた。 しかし、防空駆逐艦や汎用駆逐艦の投入はお世辞にも費用対効果にすぐれているとは言えず、船団護衛を主目的としていたフリゲートや沿岸警備用の海防艦では大陸からの高速船を追蹤するには速力が不足するなど問題が多数発生してしまった。 また、上海やモンバサなど沿岸部で防空駆逐艦や汎用駆逐艦が相次いで小型ボートの自爆攻撃により大破させられる事件も発生し、高価な艦艇を味方勢力以外の沿岸部に接近させるリスクと回避力に優れた高速小型艦を量産して前方展開することが望ましいと改めて日本海軍に認識させた。 こうした多数の事例を受け、日本海軍では1990年代初頭より戦争以外の軍事作戦に投入するための小型で安く、なおかつ足の速い艦艇の必要性が認められ、その研究が開始された。 もともとは非対称戦での仕様を前提とした通報艦として、満載排水量2000トンクラスの小型艦を予定していた。 しかし、後に《大蔵省の逆襲》と呼ばれる冷戦後の軍事予算の大幅な削減の煽りを受けた帝国海軍は、試験艦《夕張》で試験運用されていたモジュール装備システムを新型艦に搭載。 任務ごとに装備を変更することで戦争以外の軍事作戦に投入するための小型艦に、老朽化により退役が近づいている佐渡島型海防艦と第1506型掃海艇の後継艦としての機能を安価に付与させ、ハイブリッド艦を調達する事で調達数を抑えながら能力を維持しようとする。 帝国海軍の思惑は軍事費の削減と影響力の維持を両立させたい政治家達にとっても魅力的に写り、議会の賛同の下に計画は開始された。 しかし、そもそもが無茶な仕様要求を叶えようとしたため時間の経過とともにトン数が増加の一途をたどり、最終的には海防艦(コルベット)でありながらフリゲート並みの排水量を持つようになってしまった。 876 名前:ホワイトベアー[sage] 投稿日:2023/11/29(水) 00 27 48 ID softbank060067081109.bbtec.net [22/37] 船体 船型は高速性を叶えるため滑走型の単胴船型を採用している。船体はレーダー反射面積を低減させるために主船体・上部構造とも傾斜角が付され、極力単純な平面で構成されている。 主船体は抗堪性を維持するために鋼を採用しているものの、上部構造物はガラス繊維強化プラスチック(GFRP)製を多用することで軽量化も行われている。 これらにより全速航送時でも8船長以下で360度旋回が可能となった他、30ノット・満載状態でも3船長で180度回頭できるなど極めて優れた運動特性を有している。 艦橋や弾薬庫、戦闘指揮所などの主要部分には難燃性の複合材を用いた防弾板が装備され、防御力にも注意が図られた設計を採用する。 主機関は低燃費性性と機関のコンパクト性を意識してCODAG方式を採用。 巡航機として三菱T180ディーゼル発動機を2基、加速器として川崎M80ガスタービン発電機を2基の計4基のエンジンを備えている。 推進装置としてはそれぞれのエンジンに三菱重工業製のMWJ-900Wウォータージェット推進器を1基ずつ備え、4軸推進艦となっている。 艦後部はヘリコプター用の航空甲板とSH-42哨戒ヘリコプターを2機搭載可能なヘリコプター格納庫が設けられ、その下部には任務別装備や多目的複合艇を収容する第二甲板が設けられている。 艦の船尾にはスリップウェイが、両減にはクレーンを備えたハッチが設けられ、第二甲板から直接複合艇やROV、USVなどの舟艇の発進・収容と曳航ソナーの展開・回収をすることができる。 装備 本級は任務別装備交換システム、ミッション・パッケージシステムを採用している。 そのため固定兵装は自衛用の最低限度のものに限られ、これに任務に対応する各種オプション装備を任務ごとに追加装備させることで多様な任務に投入できる汎用艦として機能するよう設計された。 C4ISRシステム 本級は安価な艦として構想されたが、大日本帝国海軍のドクトリンであるネットワーク中心戦 (NCW)の概念に基づいて設計されたため、如月型巡防艦や対馬型巡防艦と同様に海軍戦術情報処理システムを採用する高度なシステム艦として設計された。 新戦術情報処理装置は戦闘指揮装置、 ソナー・システム、電子戦装置やデータリンクなどの複数の戦闘システムを連接したものであり、三菱電機製の75式戦術情報処理装置(CDS-75)が各種レーダーやデータリンクからの情報を基に各種戦闘システムをより高度な統合的な運用を可能とすることで戦闘時の意思決定の迅速化がなされている。 探知センサーには対空捜索用に三菱電機が沿岸警備隊の哨戒艦や中小国向けに開発したフェイズド・アレイ・レーダーであるANAN/SPY-49Nを、水上捜索用に東京芝浦電気株式会社製のOPS-12Aをそれぞれ1基ずつ装備する。 航海用には日本無線株式会社制のOPS-29を2基搭載し、また必要に応じて、対空捜索用レーダーをAAMD/PAR-6多機能レーダーに換装できる余地が確保されている。 精進化を図るためにEOS-5光学複合センサも搭載し、見張り員に頼らない周辺索敵を可能とした。 対潜戦仕様の場合は曳航ソナーにアクティブソナーとしての機能を付加した可変深度ソナーであるOQQ-84を、機雷掃海装備の場合はUUVとUSVを用いた無人機雷捜索システムの追加装備を可能としている。 電子戦装置には国防総省技術研究本部が三菱電機と共同で開発した85式電波探知妨害装置(EWS-85)が当初採用されていたが、08年以降の建造艦からは08式電波探知妨害装置(EWS-08)に変更され、それ以前に就役していた艦も順次更新された。 877 名前:ホワイトベアー[sage] 投稿日:2023/11/29(水) 00 28 21 ID softbank060067081109.bbtec.net [23/37] 固定装備 固定兵装は艦種甲板に70口径76 #13212;単装速射砲を1基装備しているほか、対空用装備として艦種に装備されているミサイル垂直発射装置に個艦防空用に1セルあたり4発搭載可能な80式艦対空誘導弾を複数発搭載し、これらの誘導用の火器管制レーダーとして73式射撃式装置を2基搭載している。 前部ミサイル垂直発射装置には対地攻撃兵装として極超音速巡航ミサイルや対潜ミサイル・対艦ミサイルも搭載可能で、任務の内容によって搭載ミサイルが大きく変わる。 近距離防空用には11連装短距離誘導弾発射機と指向性エネルギー兵器をそれぞれ1基ずつ装備し、11連装短距離誘導弾発射機でも撃ち漏らした場合や自爆ボートなどの民間擬装船に対応するために90口径12.7mm機関銃搭載無人銃座を4基搭載する。 任務別装備 本級は単一艦で複数の任務に対応することが可能なように、装備のモジュール化が図られており、代表的なものとして以下の4つがある。 掃海任務仕様 本装備は冷戦終結によって、列強間での大規模武力紛争が発生する可能性が大きく低下したことによる海軍掃海艦艇の規模縮小の決定にともない、規模縮小後も一定以上の機雷戦能力を維持できるように開発された装備である。 航空機搭載式の機雷探知システムと機雷除去システムを搭載したSH-42哨戒ヘリコプターと機雷捜索用UUVと機雷除去用のUSVから構成されている。 対水上戦装備 沿岸地域での活動、有事の際の攻勢防御時用に開発された装備。 固定兵装に加えて上部構造物に用意されているモジュールに2基の90口径35mm機関砲、2基の72式対艦・対地巡航ミサイル6連装艦対艦誘導弾発射筒を搭載する。 さらに格納庫上部と艦尾のモジュールにミサイル垂直発射装置を16セルずつ追加装備し、艦載機としてSH-42哨戒ヘリコプター1機、MQ-66無人観測機3機を搭載する。 海上警備装備 海上治安活動用に開発された装備。基本的には対水上戦装備の流用である。 内容としては90口径35mm機関砲を2基を追加装備し、艦内のミッションベイに臨検隊員用の居住用コンテナと複合艇を搭載。これらと2機のSH-42哨戒ヘリコプターで構成されている。 対潜水艦戦装備 沿岸域での対潜水艦戦闘用に開発された装備。 2機のSH-42哨戒ヘリコプターと曳航ソナーであるOQQ-84と2基の三連装短距離魚雷発射管をミッションベイに収納し、上部構造物のモジュールに4連装対潜ミサイル発射機を2基から構成されている。 運用 1990年度海軍軍備整備計画では老朽化が進んでいた佐渡島型海防艦の初期建造型を置き換えるため、22隻の建造が一括で契約された。 日本海軍は佐渡島型海防艦と第1506型掃海艇の後継艦として2020年度までに100隻が建造され、さらに2025年度までに130隻の建造を予定し、現在も1年辺り6隻が起工している。 就役した白梅型海防艦は沿岸防衛を担う三桁番台の護衛隊や択捉型巡防艦とともに航路防衛を目的とした二桁番台の護衛隊に配備されている。 また、建造当初から計画されていた通り沿岸域戦闘艦として非正規戦・海賊対応の為に地中海や中東、アフリカ沿岸海域を管轄とする序数艦隊にも配備が進められている。 そのため、外国国民がもっとも目にする機会の多い艦艇としても知られている。 また、沿岸警備隊向けに本級の海上警備装備型をモデルにした巡視船である「しきしま」型巡視船が36隻建造され、台湾や中国沿岸部を管轄する第12管区や南太平洋一帯を管轄する第13管区などに配備されている。 878 名前:ホワイトベアー[sage] 投稿日:2023/11/29(水) 00 29 11 ID softbank060067081109.bbtec.net [24/37] 以上になります。 時津風型の設定変更に伴い微修正をした白梅型海防艦になります。 wikiへの転載はOKです。
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675 :加賀型戦艦:2015/02/17(火) 00 02 53 日本戦艦の設定も煮詰まって来たんで思いついたやで ※641,642先生の作品に登場する艦を勝手に妄想してるだけなのでお気を付けください 栄光と没落のジェットコースター 大日本帝国海軍 加賀型戦艦 基準排水量:56,000t 全長・全幅:285×35.6m 機関:艦本式オールギヤードタービン4基4軸 ロ号艦本式重油専焼水管罐8基 最大出力200,000HP 航続距離:18kt / 9,000浬 最大速力:30.5kt 装甲 垂直‐舷側主甲帯330mm/19度傾斜 砲塔前循500mm 水平-最上甲板38mm、中甲板127mm、砲天蓋184mm 武装 45口径40.6cm砲 3連装4基 45口径12.7cm高角砲 2連装10基 40mm4連装機関砲20基、水上偵察機3機 日本が建造した最初にして最後の無条約世代戦艦(のハズ?)。 無条約明けと言う事でハッちゃけた砲戦屋と、戦艦を空母随伴護衛艦としてしか見ていない空母屋、そして政治的な要求という三者の駆け引きの中で生まれるというややこしい生い立ちを抱えている。 まず、条約が切れたから戦艦を作るか、となるが早いか砲戦屋は真っ先に46cm砲艦を提案、そして真っ先に政治的理由より否定された、折角平和なのに他国が無駄に警戒する超戦艦は問題があり過ぎたのだ。砲戦屋は46cm砲は無理、と言うのは受け入れるが41cm砲艦として最強にする事だけは譲れない、と主張政府側は「46cm砲でなくてあまり大きくしないなら後は認めるよ」とこれ以上口を出さなかった為このまま行けば、史実モンタナ型のような46cm砲艦とも撃ち合える程の重装甲中速41cm12門艦になったであろう。 しかし今度は空母屋が「随伴艦は最低30kt以上無いと足を引っ張るからダメ!」と言い出す。 砲戦屋は28kt程度でも随伴は可能と主張するも、結局航空主兵の海軍内の発言力上、30kt確保が決まってしまう そして無駄に大きく出来ないという制約上、聊か防御は犠牲になってしまうのはやむを得ない事であった。 主砲は41cm砲12門、当初は新設計の50口径砲の開発も(砲戦屋より)示唆されたものの、大して性能が変わらないし、そこまでする程の仮想敵も無いから経費の無駄!という冷酷きわまる宣言により長門型の主砲を技術向上による軽量化の上再生産された物に留まっている。 それでもどこの国も良くて16インチ砲9門艦止まりの中で12門は最強の部類に入る。 速度は6万t近い巨艦としては非常に高速と言える30ktを達成し、米アイオワ型の次に高速な16インチ砲艦となった 反面、規模の制約もあって防御が犠牲になったがそれでもこの世界では最強の部類に入る。 勿論、航空主兵の帝国海軍だけに防空性能は世界屈指の充実ぶり、と加賀型戦艦は航空主兵下の海軍ながら世界最良かつ最強の戦艦として平和を謳歌していた。 しかし転移した世界は大艦巨砲主義全盛、ライバルのアメリカでは16インチ砲艦は二線級、18インチに20インチ砲艦を主力に揃えるという恐ろしい事になっていた。空母屋も言を翻し「護衛は良いから戦艦沈めてくれ」と言い出し、 日本最強戦艦である加賀型は有無を言わさず打撃部隊の中核となった。 けどその空母屋の横やりのお陰で防御は抑えられた為18インチ砲にも全く耐えられない防御力しか無く今まで格下に見ていた金剛型と同じく、速度を生かして至近距離で刺し違えるしか無くなり かつての栄光はどこへやら、悲壮な覚悟で初めての砲戦を迎える事となる(了) 676 :加賀型戦艦:2015/02/17(火) 00 09 54 訂正 航続距離:16kt / 9,000浬→ 航続距離:18kt / 9,000浬
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345 ホワイトベアー sage 2023/03/12(日) 22 02 13 秋月型ミサイル駆逐艦 基準排水量:8,250t 満水排水量:11,000 tt 全長:172m 全幅:21m 機関:COGAG方式 :MT-22 ガスタービンエンジン×4基 (約28,000馬力) 速力:32ノット(最大) 乗員:280名 兵装 ◾主砲 :62口径127mm単装速射砲 ×2基 ◾対空兵装 :30mm高性能多銃身機関砲×2基(中期建造型以降は1基) :21連装近距離艦対空ミサイル発射機(中期建造型) :12.7mmRWS×4基 :垂直型ミサイル発射機×64+32セル ◾対潜兵装 :324mm3連装魚雷発射管×2基 ◾対艦兵装 :4連装艦対艦誘導弾発射筒×4基 艦載機 :回転翼哨戒機×2機 HOST om126234048107.16.openmobile.ne.jp 346 ホワイトベアー sage 2023/03/12(日) 22 02 58 概要 秋月型ミサイル駆逐艦は、大日本帝国海軍が1920年代後半から1940年代中盤までの約20年間建造し続けたミサイル駆逐艦である。 日本海軍で初めてイージスシステムを搭載した艦隊防空駆逐艦として建造され、島風型汎用駆逐艦と並んで帝国海軍の主力駆逐艦の座を担った。 来歴 日本帝国海軍は1910年代より乙型駆逐艦や最上型ミサイル巡洋艦と言ったミサイル運用艦艇を運用していた。 その一方、仮想敵国である欧州列強各国の戦力に合わせる形で、甲型駆逐艦や特型駆逐艦、大淀型軽巡洋艦などの砲装型防空艦が艦隊の防空を担い、史実でもミサイルが登場するまで対空戦闘の基本であった火箭を展開して航空機による攻撃を阻止する形が艦対空戦闘の主流であった。 しかし、1920年代に入ると自国を含めた列強各国での航空機の性能の向上や、イギリスやフランス、ソ連(ドイツ)といった欧州列強諸国でもジェット戦闘機が登場し始めたことで航空戦力の脅威は世界大戦までとは比べものにならないほど増大する。 帝国海軍は、欧州における航空技術の急速な発展から、従来の砲装防空艦では将来的に艦隊防空を担うのは困難であると懸念を抱く。 同時に艦隊の多数を占める駆逐艦のミサイル化を急務と考えるようになり、甲型駆逐艦のミサイル駆逐艦化を実施した。 ひとまずは艦隊防空戦力を近代化を成し遂げた日本海軍であったが、甲型駆逐艦はあくまでも砲装駆逐艦として設計・建造された艦艇である。 いくらミサイル兵装運用能力を付与する改修を施したと言っても、ミサイル駆逐艦としての能力は満足できるものではなかった。 これを受け海軍軍令部は本格的なミサイル駆逐艦の整備を検討し始める。 折しも欧州におけるジェットエンジン搭載機の進歩は軍以外でも脅威として捉えられておえい、艦対空ミサイルを主兵装とする防空駆逐艦の構想は、帝国海軍内はもちろん議会や世論といった帝国海軍外でも高い支持や理解を受けてしまう。 世論の後押しを受けた日本海軍は1910年末頃に審問機関たる洋上防空体制研究委員会を帝国海軍艦政本部内に設置し、本格的な新型ミサイル駆逐艦の研究と検討が開始された。 1921年、同委員会は利根型巡洋艦に搭載する予定のイージスシステムを搭載した艦対空ミサイル搭載型艦隊防空駆逐艦の建造を海軍及び政府に提案、この方針は正式に推進されることとなった。 幸いにして当時は議会でも世界的な航空機の発展から、現在のままでは欧州列強諸国が近い将来に配備する超音速機を相手にするには力不足であると言う意見が主流となっていた。 さらに日本全体が好景気で国民もイケイケドンドンと海軍を支持、これまでストッパーとして軍の暴走をぶん殴って止めていた議会においてもこの海軍の要求はすんなりと承認されてしまい、本型の大量建造はあっさりと認められてしまった。 議会からのお墨付きと莫大な予算を得た帝国海軍はさっそくそれらをフルに使って新たなミサイル駆逐艦の設計を開始。 1926年には瑞鶴型航空母艦の後継である大鳳型原子力航空母艦や松型駆逐艦の後継として設計された島風型駆逐艦の建造と共に第二次海軍軍備補充計画が議会に提出され、翌1927年の通常国会において予算が可決、1928年より建造が開始される。 設計 本級は100機以上の超音速航空機による大規模な波状攻撃と言う帝国海軍が想定しうる最悪の戦況で、戦艦や空母などの戦略的意義の高い艦艇を守るかと言うシミュレーションの結果を反映したため、登場当時は文字通り世界最強の防空能力を有していた。 船体形状は2層の全通甲板を備えた遮浪甲板型を基本としつつ、上甲板の幅を広げ、艦の推進性能確保のために吃水部分の幅を絞ることができる傾斜船型を採用している。 船体の大型化とローリングやピッチングを低減するよう配慮した船型を採用したこともあって減揺装置は不要であった。 船体後部にはヘリコプターの運用を可能とするためにヘリコプター甲板とヘリ格納庫が設けられ、2機の中型ヘリコプターを搭載・運用することを可能とする。 空母機動部隊の盾として計画された本型は高速性を求められた。 そのため機関構成には、帝国海軍の艦隊型駆逐艦としては初めてCOGAG方式を採用している。 駆動機関は新開発された三菱MT-22ガスタービンエンジンが採用された。 これは1基あたり約28,000馬力の出力を誇る大出力エンジンで、秋月型防空駆逐艦は本エンジンを4基搭載している。 電源としては出力2,500キロワットの三菱MT-501−M34ガスタービン主発電機を前中後の機械室に1基ずつ、計3基配置する。 また、冗長性を確保するために出力550キロワットディーゼル非常発電機も2基が船体前後に分散配置されている。 戦闘艦艇の性能を決める戦術情報処理装置には、帝国海軍の艦隊型駆逐艦としては初めて三菱電機と日本帝国国防総省技術研究開発本部が共同で開発したイージス武器システムを採用した。 これにより本級は設計時から統合戦術情報伝達システムや戦術情報伝達副システムなどを搭載した、極めて高度なシステム艦として個艦のみではなく艦隊全体での高度に統合された戦闘が可能となった。 HOST om126234048107.16.openmobile.ne.jp 347 ホワイトベアー sage 2023/03/12(日) 22 03 30 イージスシステムの根幹をなす情報処理装置や電子演算設備を搭載するため、艦の中心である戦闘指揮所や関連機器室、空調設備などか乙型駆逐艦より大幅に拡張され、これらの施設は船体内配置されることで容積を確保している。 メインセンサーには大日本帝国海軍初の多機能レーダーであるAN/SPY-330を原型に、駆逐艦用に新規開発されたAN/SPY-332が採用。 固定式4面のパッシブ・フェーズドアレイ(PESA)アンテナを艦橋構造物周囲に固定装備する。 AN/SPY-332を補完する為、対空捜索用レーダーとしてOPS-231も1基搭載している。 兵装 初期の頃に建造された艦艇は、主砲として毎分40発という高い発射速度を誇る54口径127mm単装速射砲を前部甲板室に1基搭載していた。 しかし、ミサイルを主たる防空手段とする以上、主砲の発射速度に拘る必要性がなくなったため、後期建造型では対水上・対地艦砲射撃と砲の信頼性を重視して62口径127mm単装速射砲に変更された。 62口径127mm単装速射砲は砲塔が耐水構造のアルミニウム合金製で、自動装填により完全無人化された艦砲であった。 揚弾薬・装填機構や砲塔の駆動機構が簡素化され、軽量化の実現と、信頼性の向上にも成功している。 54口径127mm単装速射砲を装備していた艦も1940年代行われた大規模な近代化改修で順次62口径127mm単装速射砲に換装されていった。 ミサイル発射機には最上型軽巡洋艦や乙型駆逐艦に搭載された単装誘導弾発射装置ではなく、利根型防空巡洋艦から採用された26式垂直型ミサイル発射機を前部甲板と後部甲板に搭載している。 ただ、そのセル数としては前世のあたご型やまや型を参考に前部甲板に64セルと後部甲板に32セルの計96セルと、利根型防空巡洋艦よりも船体が小型なためセル数も縮小されている。 26式垂直型ミサイル発射機は、日本海軍の主力防空ミサイルであった26式艦対空中距離ミサイルのみならず、巡航ミサイルや艦対艦ミサイル、対潜ロケットなどにも対応した多機能ミサイル発射機な万能ミサイル発射機として開発された。 そのため任務内容に合わせて搭載ミサイルを変更することが可能で、秋月型ミサイル駆逐艦は防空用に設計された艦艇でありながら、対地攻撃任務や船団防衛、哨戒任務などの多様な任務に投入可能な多機能駆逐艦として運用することができた。 垂直型ミサイル発射機のみに充当されるミサイル容量が減ることを帝国海軍の運用側が嫌った事から、煙突後部両舷の甲板上に垂直型ミサイル発射機とは別に23式艦対艦誘導弾を搭載できる用に四連装式のミサイル発射筒を2基装備するなど、垂直型ミサイル発射機以外のミサイル発射機も装備している。 ミサイルによる対空攻撃が突破された場合に備えた近接防空兵器としては、前期建造型小型高速の目標を全自動で迎撃できる20mm高性能多銃身機関砲を艦艇前部に1基、艦艇後部に1基ずつ計2基搭載している。 中期建造型以降の艦になると後部の20mm高性能多銃身機関砲が撤去され、かわりに史実RIM-116 RAMをモデルに開発された21連装近距離艦対空ミサイル発射機が搭載されるようになった。 対潜兵装としてはM26垂直型ミサイル発射機内に67式垂直発射魚雷投射ロケットを装備する。 また、324mm3連装短魚雷発射管を両舷各1基装備しており、短距離魚雷を搭載可能となっている。 運用 秋月型ミサイル駆逐艦は当初の予定では1928年から1934年までの6年間で40隻を建造する予定で建造が開始された。 だが、建造が開始されてからしばらくすると欧州のジェットエンジン搭載機の研究が当初の想定よりも大幅に遅れていることが明らかになり、本型が無駄に高価高性能な仕様であったことが発覚したことで大蔵省がぶちギレ、 国内経済の悪化や欧州列強のゴタゴタ具合に帝国議会が正気に戻り正しく現状を認識する。 さらに海軍側も仮想敵国である欧州列強の航空機はいまだに史実第1世代ジェット戦闘機が最新鋭機で、その主力は依然としてレシプロ機であったことから、本型の性能はオーバースペック過ぎて持て余しかねないと気づいてしまった。 これらが合わさり、本型の建造速度を大幅に低下させることが決定される。 HOST om126234048107.16.openmobile.ne.jp 348 ホワイトベアー sage 2023/03/12(日) 22 04 47 こうした背景もあって秋月型ミサイル駆逐艦の建造は24年間という当初の計画よりも遥かに長い期間に渡って行われることになり、最終的にはおよそ120隻ほどが建造された。 当然これ程長きにわたり大量に建造されたため、秋月型ミサイル駆逐艦は史実のアーレイ・バーグ級の様に継続的な順次建造工の改定や設計の変更や装備の変更などが図られていく。 最後に本型の建造経緯にまつわる噂を1つ。 本艦の計画が立案された想定を当時で実際に可能なのは日本の同盟国であるアメリカ合衆国のみであった。 それゆえに本型が建造された本当の理由は日本との差を縮めようとしているかのようにも写るほど軍備の増強を行っていたアメリカ合衆国との戦争を見据えてのモノでだったのではないか。 そして、本型の建造ペースが大幅に延びたのはアメリカ合衆国との間に何らかの妥協があったからだと日本の一部界隈でまことしやかに囁かれている。 HOST om126234048107.16.openmobile.ne.jp 349 ホワイトベアー sage 2023/03/12(日) 22 06 36 以上になります。wikiへの転載はOKです 改訂前の秋月型はターターシステム艦でしたが、改訂後の秋月型はイージスシステム艦にランクアップすることになりました。
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31 :伊勢型戦艦:2015/02/21(土) 23 15 21 日本戦艦の中でも取り立てて特殊な艦を拾ってみよう。 ※641,642先生の作品に登場する艦を勝手に妄想してるだけなのでお気を付けください しかしこれだけコロコロ変わる戦艦はそうそう居な…って、史実伊勢型もこんなもんだったか 大日本帝国海軍 伊勢型戦艦 伊勢型戦艦(竣工時) 基準排水量:32,000t 全長・全幅:212×31.0m 機関:ブラウン・カーチス式パーシャルギヤードタービン4基4軸 ロ号艦本式水管罐24基 最大出64,000HP 航続距離:14kt / 8,000浬 最大速力:28.0kt 装甲 垂直‐舷側主甲帯330mm/15傾斜 タートルバック50mm、砲塔前循400mm 水平-上甲板50mm、中甲板76mm、砲天蓋152mm 武装 四一式45口径35.6cm砲 3連装3基 三年式50口径14cm砲 2連装8基 四一式40口径7.6cm高角砲 単装4基 世界にフソウショックを与えた扶桑型戦艦の準同型艦。 扶桑型がなまじ先進的過ぎて悪目立ちし、建艦競争を過熱させるのはどうか?と言う議論が出た為特に問題が無いにもかかわらず史実伊勢型と同時期にまで建造が遅らされる事となった。 数年遅れで建造されたため、扶桑型より機関性能の向上など細部では進歩がみられる。 扶桑型同様、3連装砲塔の採用で火力をコンパクトに纏め余力を速度と防御に振り分けている。 伊勢型戦艦(水雷支援戦艦改装後) 基準排水量:37,750t 全長・全幅:221×34.2m 機関:艦本式オールギヤードタービン4基4軸 ロ号艦本式水管罐8基 最大出152,000HP 航続距離:18kt /10,000浬 最大速力:28.3kt 装甲 垂直‐舷側主甲帯330mm/15傾斜 タートルバック50+100mm(弾薬庫部)、砲塔前循450mm 水平-上甲板50mm、中甲板76+75mm(弾薬庫部)、砲天蓋152mm 武装 九四式50口径35.6cm砲 3連装2基 三年式15.5cm砲 3連装10基 八九式12.7cm高角砲 2連装6基 40mm機関砲 4連装8基 転移後による方針転換により防空艦は殆ど不要となり、かと言って対戦艦戦は14インチ砲6門では完全に火力不足。 短期間での改修という難題をクリアすべく、対艦戦闘力の強化を検討したが、主砲塔の増設(と言うより復活)はバーベットまで取り外していた事から再工事は時間がかかり過ぎると断念され大量の副砲を装備し敵水雷戦隊の突撃を支援する、なかば重巡に近い意味合いの戦艦として再就役した。 元第2主砲塔部に背負い式で副砲塔を2基設置、高角砲を大幅に減らし、舷側に4基づつの副砲を配した。 某ノビー作品なら戦艦すら喰えそうな中小口径砲の大量搭載だが、実際はどう考えても敵戦艦と渡り合える物では無く 敵戦艦からは必死に逃げつつ、敵巡洋艦等を集中的に叩く運用が求めれる。 32 :伊勢型戦艦(おまけ):2015/02/21(土) 23 17 52 いかん、途中が抜けてた。こちらが第2形態。 第二主砲塔外し高角砲をてんこ盛り(しかし数年後ろくに撃たないまま殆ど降ろす羽目に) 伊勢型戦艦(防空戦艦改装後) 基準排水量:37,600t 全長・全幅:221×34.2m 機関:艦本式オールギヤードタービン4基4軸 ロ号艦本式水管罐8基 最大出152,000HP 航続距離:18kt /10,000浬 最大速力:28.5kt 装甲 垂直‐舷側主甲帯330mm/15傾斜 タートルバック50+100mm(弾薬庫部)、砲塔前循450mm 水平-上甲板50mm、中甲板76+75mm(弾薬庫部)、砲天蓋152mm 武装 九四式50口径35.6cm砲 3連装2基 八九式12.7cm高角砲 2連装16基 40mm機関砲 4連装20基
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811: ホワイトベアー :2022/03/31(木) 22 31 45 HOST 222-229-56-17.tokyo.fdn.vectant.ne.jp 日米枢軸ルート 改訂版 三菱 30式艦上戦闘機/FA-30M トムキャット 三菱 30式艦上戦闘機/FA-30M トムキャット 全長:18.87m 全幅:19.55m(主翼後退角20度時) 全高:4.88m 翼面積:52.49㎡ エンジン :『M10‐K‐140』(11型) :『M22‐M‐160』(21型) 最大推力 :125KN(11型から16型まで) :173KN(21型) 最大速度:M2.3 最大実用上昇限度:17,191m 最大航続距離:3641km(11型) :3220km(21型) 乗員:2名 固定武装:20mm6銃身機関砲×1門 最大兵装搭載量:6,600kg 搭載可能兵装 長距離地対空誘導弾 中距離地対空誘導弾 短距離空対空誘導弾 空対地誘導弾 対レーダー誘導弾 227㎏爆弾 454kg爆弾 907.2㎏爆弾 222㎏クラスター爆弾 各種誘導爆弾 812: ホワイトベアー :2022/03/31(木) 22 32 23 HOST 222-229-56-17.tokyo.fdn.vectant.ne.jp 概要 30式艦上戦闘機(F-30)は大日本帝国海軍が運用していた10式艦上戦闘機の後継機として三菱が開発した艦上戦闘機である。その特徴として高い推力を誇るジェットエンジンを2基搭載する双発機であり、可変翼による低速性能と高速性能を両立しながら高い格闘戦能力を有することと搭載レーダーと長距離ミサイルによって擬似的ではあるがファーストルック・ファーストショット・ファーストキルを可能としている事が挙げられ、採用から70年以上も空からの脅威から帝国海軍空母機動艦隊を護る盾として活躍している。 開発までの経緯 本機の開発であるが、その源流は1921年に帝国海軍が開始した将来戦闘機開発計画までさかのぼることができる。この計画は当時の政府および大蔵省による強い軍縮の要請を受けた帝国海軍が戦闘機、軽攻撃機、重攻撃機とバラバラであった自軍の空母航空戦力を単一の機体に統一する事で調達、運用コストを大幅に削減する事を目的とした戦闘攻撃機開発計画であった。 しかし、この計画は史実の某米国製可変戦闘攻撃機と同様に攻撃機に求められる要望と戦闘機として求められる要望が見事に合わなかった事から、計画開始から時間をおかずに海軍はもちろん陸軍航空軍内からも当然の如く開発が長期化する恐れが囁かれはじめる。 そこにハワイ沖での日米主導による環太平洋合同演習において、当時日本帝国海軍の主力艦載戦闘機であった10式艦上戦闘機の低空目標探知能力(ルックダウン能力)不足によりアメリカ海軍航空隊の超低空攻撃を許してしまい、空母が撃沈判定をくだされるとという大問題が発生してしまった。 これを受けた帝国海軍は1923年に開発が遅延する可能性250%かつ仮に完成したとしても艦隊防空戦闘機としての要求性能を大きく下回る事が誰の目にも明らかだったVFA-X計画の中止を決定。艦隊防空に用途を限定した防空戦闘機の開発計画である次期主力戦闘機開発計画にその資産と予算を引き継がせることを決定する。 開発企業の選定では将来戦闘機開発計画に参画していた三菱、倉崎の2社の他に川崎、中島、川西の3社が入札に参加する事になるが、最終的に三菱案のA14M1が採用された。 813 ホワイトベアー sage 2022/03/31(木) 22 33 01 機体 本機はそのコンセプトが艦隊防空戦闘機であり、当時の王立空軍が進めていた飽和攻撃ドクトリンによる大量の攻撃機を動員した飽和攻撃から高価値目標を防衛する事を目的として開発された。その為、本機は上昇力、速度、ミサイル搭載量、そして航続距離にその重きをおいて設計されている。その為、機体はこれまでの艦上戦闘機とは比べ物にならないほどの大型な機体となった。 しかし、格闘戦能力が低いわけではなく、リフティングボディ(揚力胴体)の採用による高い揚力発生効果と可変翼の自動制御による後退角最適化によって、最大9Gまでの負荷に耐えることが可能であり、艦載戦闘機でありながら陸軍航空軍が格闘戦能力を重視して開発している29式試作戦闘機に匹敵、あるいは一部凌駕する能力を有している。 高い運動性能の一端を担っている可変翼は機械式電子自動制御装置によって飛行中に速度や気圧高度の変化を検知して主翼の後退角を変え、翼幅・翼面積・翼の平面形を変化させて、常に最適な揚抗比と主翼形状を得ることができる。さらに加速時には後退角を大きくして抵抗を減らして、マッハ2.34の最大速度で飛行することができ、旋回時には後退角を小さくし翼幅を広げて旋回半径を小さくしたりすることもできた。 これにより本機は、可変翼機として速度に応じて最適の揚抗比を得ることができる極めて安定した戦闘機という評価を得ている。 一方で可変翼を採用したことによる欠点がないわけではない。可変翼の採用が可動機構の複雑さによる生産性・整備性の悪化や可動部品の強度確保の為の製造コストの増大化、さらに重量増大などの多数の問題を招いてしまった。 エンジンとしては先行生産型である11型から初期型である16型までは倉崎航空製のアフターバーナー付きターボフォンエンジンである『M10‐K‐140』を胴体下面左右に間隔をあけて搭載していた。 このエンジンは当時倉崎が開発していた29式試作要撃戦闘機に搭載されていた『M10‐K‐100』の海軍仕様型であり、27,000lbfと言う高出力と低燃費性を両立したオーパーツとも言えるジェットエンジンであった。このエンジンにより、30式艦上戦闘機は大型、重量過大機でありながら高い運動性を有し、上記したような格闘戦能力を発揮する事を可能とした。 防空戦闘機として開発された30式艦上戦闘機であるが、旧式化が進んでいた13式艦上攻撃機の後継機が求められるようになるとその長い航続距離と高い積載量を活かして攻撃機としても運用可能ではないかと言う意見が海軍技術研究開発局より提出され、対地攻撃能力を付与され、それ以前に生産された機体には対地攻撃能力付与を目的とした目的とした大規模な改修が施される。 その結果、1940年から製造が開始された中期生産型である21型では搭載電子兵装も火器管制レーダーや火器管制装置、慣性航法装置などのアビオニスクのデジタル化が行われるのと同時に、各種ハードポイントのサブステーション数が増加され、対地攻撃兵装の搭載能力および搭載数が増加、ヘッドアップディスプレイ・計器版の刷新、赤外線捜索追尾システム、攻撃用前方監視赤外線装置の追加装備、レーダー警報受信機などの電子線装備の更新、一体型風防の採用など多岐にわたる改修や変更が加えられた。 エンジンもアビオニクスの刷新やグラスコックピット化などによる消費電力の向上などに合わせてよりより高出力なM22‐M‐160にエンジンを換装、二次元推力偏向ノズルによるさらなる運動性能の向上と超音速巡行能力の付与が行われている。 これにより本機は本格的に目標照準システムポッドや対地・対艦・対レーダーなどの各種ミサイルやレーザー誘導爆弾、滑空誘導爆弾などの対地攻撃・対艦攻撃兵装、複数のカメラを有した戦術航空偵察ポッドを運用可能な汎用戦闘機へと変貌し、新規に開発された電波吸収体の使用によりRCSが低減にも成功するなど、傑作汎用戦闘機として生まれ変わった。 814: ホワイトベアー :2022/03/31(木) 22 33 55 HOST 222-229-56-17.tokyo.fdn.vectant.ne.jp 武装 固定兵装としては近接格闘戦用に20mm6連装回転式機関砲を左側機種に1門搭載している。 胴体下面の左右エンジン間には、4ヶ所のパイロンあるいはランチャーを装備しており、主翼根元に1ヶ所ずつあるパイロンおよびその側面にあるレールランチャーと合わせて計8ヶ所に最大8発のミサイルを搭載する事ができた。 搭載兵装としては、射程距離200km以上と言う規格外の射程距離を有し、航空機のみならずミサイルも迎撃可能なARH方式長距離空対空ミサイルである30式長距離空対空誘導弾をメイン兵装として搭載可能な他、同様にARH方式を採用することで撃ち放し機能を有した中距離空対空ミサイルである32式中距離空対空誘導弾や、その一世代前のSARH式中距離空対空誘導弾である20式中距離空対空誘導弾、InSb素子を用いた量子型検知器を有し、環状爆風破片弾頭を搭載する17式短距離空対空誘導弾などがあり、半端にジェット戦闘機を運用していた欧州連合やイギリス連邦の機体を一方的に狩ることができた。 また、21型移行は目標指示装置を主翼パイロンに搭載できるようになったことで各種レーザー誘導爆弾やGPS誘導爆弾に自身で目標誘導ができるようになったほか、対地攻撃ミサイル、対レーダーミサイルなどの対地攻撃兵装も搭載可能なように統合化が行われた。 配備・運用 10式艦上戦闘機の後継機として配備が開始された本機であるが、本機の調達コストの高さと世界恐慌による軍事費削減、仮想敵国の戦力の低さ、性能こそ劣るが費用対効果に優れた33式艦上戦闘攻撃機の実戦配備開始もあり、1936年までに配備された機体は約288機と24個戦闘攻撃飛行隊分のみとその配備は低速であった。 当時の帝国海軍は艦隊防空の為に1個空母航空団当たり2個戦闘攻撃飛行隊、24機の要撃戦闘機を正規空母に搭載していたので14個空母航空団分しか調達できておらず、大半の空母の要撃戦闘機が未だに10式艦上戦闘機であったのだ。 それでも西欧戦後は国際情勢の悪化に伴いその調達速度は早められていった。また帝国海軍はもちろんアメリカ海軍やオスマン帝国海軍などでも採用されたため、1986年の製造終了までの間に約2200機が生産・配備された。特に大日本帝国海軍では全正規空母航空団に配備された他、戦略爆撃機の護衛機として陸上基地航空隊にも配備され、最も多いときには900機を超える機体を運用していた。 30式艦上戦闘機は長い間、帝国海軍空母機動部隊の象徴として大空を駆け回っており、一時期は老朽化を迎えた30式艦上戦闘機を新規製造したFA-30M31やFA-30M32などのさらなる近代化改修型で更新するという極めて異例な処置も取られていた。 そんな傑作戦闘機であっても時代の流れには逆らえず、1980年代には陳腐化が著しい事を理由についに退役が決定されてしまう。しかし、後継機として配備が開始されていた可変翼ステルス艦上戦闘機であるFA-84K スーパートムキャットは冷戦崩壊後の軍事費削減から調達スピードが遅く、第二次900隻艦隊計画が開始された後の2012年にようやく全機が退役した。 815: ホワイトベアー :2022/03/31(木) 22 35 24 HOST 222-229-56-17.tokyo.fdn.vectant.ne.jp 以上、 大日本帝国海軍において長年、艦隊防空を担うことになった名機ことトムキャット君の紹介になります。 wikiへの転載はOKです
https://w.atwiki.jp/wows-ijnuf/pages/3.html
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