約 1,925 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/20478.html
登録日:2011/09/15 Wed 16 44 18 更新日:2024/01/31 Wed 21 52 12NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 アマゾン、トモダチ アマゾンの世界 イケボ カウンター ガガの腕輪 キングフォーム ゲドン コピー ゴールド ショッカー ディストピア ブラック上司 ユム・キミル ライダー怪人 ライダー返し リファイン リメイク 人類にとっては正に大迷惑な存在 仮面ライダー 仮面ライダーアマゾン 仮面ライダーディケイド 倒せ悪の十面鬼 全人類怪人化計画 冷酷 十面鬼 十面鬼ゴルゴス 十面鬼ユム・キミル 印象操作 地下帝国バダン 大ショッカー 大ショッカースクール 大幹部 岡村マサヒコ 平成ライダー 幹部 幹部怪人 強くてハダカで強い奴 怪人 敬語 昭和ライダー 石川英郎 篠原保 紳士 超古代文明 超古代文明のパワー 金 首領 このギギとガガの腕輪が揃えば、超古代文明のパワーを無限に引き出し…全人類を怪人化出来る! フフフフフ…!人類にとっては、正に大迷惑な存在なのだ。 十面鬼ユム・キミルとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーディケイド』に登場する怪人である。 ●目次 【データ】 【概要】 【能力】 【劇中での動向】 【派生作品における十面鬼ユム・キミル】『仮面ライダーディケイド オールライダー対しにがみ博士』 映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』 映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』 映画『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』 【データ】 身長 210cm(球体時 300cm) 体重 95kg(球体時 320kg) 所属 ゲドン/大ショッカー モチーフ 十面鬼ゴルゴス/平成10大主役ライダー 特色・力 ライダー返し 声優 石川英郎(『ディケイド』) クリーチャーデザイン 篠原保 初登場回 『ディケイド』第28話「アマゾン、トモダチ」 『ディケイド』第29話「強くてハダカで強い奴」 【概要】 原典『仮面ライダーアマゾン』に登場した怪人・十面鬼ゴルゴスのリメイクキャラクター。 『アマゾンの世界』に存在する怪人で、ゲドンの首領、そして大ショッカーの幹部を務める。 劇中では名前で呼ばれる事はなく、「十面鬼」「十面鬼様」としか呼ばれていない。 体の至る所に仮面ライダークウガから仮面ライダーキバまでの平成主役ライダー9人の顔面があり、 普段は重力制御によって浮遊・飛行する球体に乗って移動する(*1)。 この球体は第28話で自ら破壊しているが、再生能力でも備えていたのか、第29話では元通りに復活している。 右腕にはアマゾンの左腕に輝く「ギギの腕輪」と対になる「ガガの腕輪」を装着している。 本項目冒頭の台詞にあるように、ギギの腕輪とガガの腕輪が揃うと超古代文明のパワーを無限に引き出す事が可能となり、 劇中では、その力による『全人類怪人化計画』の発動を狙っていた。 短慮、脳筋、超ブラック企業な原典『アマゾン』のゴルゴスとは異なり、部下は褒めて伸ばすタイプで、他者に対して常に紳士的な態度をとる。 だが、実際には部下を捨て駒程度にしかみなしておらず、その本質は冷酷。 【能力】 クウガには、「クウガ返し」だ! 独自の能力として「ライダー返し」(*2)と呼ばれるカウンター技を持っている。 これはクウガからディケイドまでの平成10大主役ライダーで相手が対応するライダーならば、自らの体にあるそれぞれのライダーの顔面(「ディケイド返し」のみ自身の顔面)を輝かせ、 ライダーからの攻撃や必殺技を同威力のよく似た技で返し、逆にダメージを負わせるというもの。 その為、平成10大主役ライダーにとっては最も相性が悪い怪人と言える。 劇中では「クウガ返し」、「ファイズ返し」、「ディケイド返し」を披露している。 例えば「クウガ返し」なら、マイティキックによく似た跳び蹴りを放ち、「ファイズ返し」なら、スパークルカットを彷彿とさせる黄金に輝く光の手刀で敵を切り裂く。 その威力は絶大で、ディケイドのディメンションキックを「ディケイド返し」で迎撃し、一撃で変身解除にまで追い込んだ程。 しかし、本来は宿敵であるはずのアマゾンの返し技がなかったり、複数のライダーによる同時攻撃を返せなかったりと、視聴者からは「実際はそれほど強くはないんじゃないか」と評される事も。 そもそも何故『アマゾンの世界』の怪人が平成ライダーメタの技を持っているのかも不明。大ショッカーに加担してから得たのだろうか? 【劇中での動向】 第28話の時点で既に大ショッカーと手を組んでおり、『滅びの現象』による世界の危機に怯える人々に対し、「世界の破壊者である悪の仮面ライダーと、仮面ライダーから世界を守る大ショッカー』という印象操作を実施。 結果、『アマゾンの世界』では人々の相互監視による反乱分子の弾圧、「大ショッカースクール」による小学生の思想教育などを行う歪んだ社会が形成されていった。 この世界では人々はショッカー戦闘員のように「イーッ!」と右腕を掲げて挨拶し、仮面ライダーと戦う怪人を応援し、仕舞いには怪人を援護するという異常な状態にあり、 これまでに『ネガの世界』や『ディエンドの世界』を巡った門矢士をして、「お前らの創った世界は最悪だ!」、光夏海からは「こんなつらい世界は初めてです…!」とそれぞれ酷評されている。 そうして『アマゾンの世界』の征服をほぼ完了させ、人々を支配下に置いた十面鬼は次なる計画として、「全人類怪人化計画」を画策。 アマゾンの持つ「ギギの腕輪」を狙い、自身の持つ「ガガの腕輪」と同時に装備する事で発生する超古代文明のパワーを手に入れようと目論む。 その為に大ショッカースクールに通う小学4年生・岡村マサヒコを利用してアマゾンのアジト=光寫眞館の位置を突き止めると、球体に乗って出現。 よくやりましたね、マサヒコ君! これより、ライダーどもを殲滅します! そう宣言すると、配下のゴ・ジャラジ・ダ、マンティスロード プロフェタ・クルエントゥス、バケネコをオーロラカーテンから呼び出して寫眞館を襲撃。 この時、マサヒコが攻撃に巻き込まれる事を恐れてガイ=アポロガイストに呼び掛けていたが、これを無視。 アポロガイスト様!僕はまだここにいます!攻撃を中止して下さい! 君は…ライダーどもと共に、名誉の戦死を遂げるのだ。やれ! 配下の怪人達が尽くライダー達に蹴散らされると、球体を破壊して地上に降り立ち、上記のように「ライダー返し」でディケイドや小野寺ユウスケ/クウガを圧倒。 その最中、なおも大ショッカーへの忠誠を誓うマサヒコがアマゾンからギギの腕輪を奪う事に成功。 アマゾンとクウガの善戦により、自身とアポロガイストを除く怪人を全て倒されるも、ガガの腕輪を狙い乱入してきた海東大樹/仮面ライダーディエンドをも軽くあしらって見せた。 続く第29話ではギギの腕輪とガガの腕輪を揃えた事により、超古代文明のパワーで『全人類怪人化計画』を実行しようとするが、 すんでの所でディケイドに阻止され、更にアマゾン達との交流により改心したマサヒコとパワーアップしたディエンドの活躍により、ギギの腕輪が再びアマゾンの手に渡る事態に。 我々が創り上げた大ショッカーの世界に、安住していればいいものを…。 アポロガイストと共に戦うも、アマゾンの大切断を受けてアポロガイストは撤退。 更にディエンドまでもが現れ、隙を突かれてガガの腕輪を奪われてしまう。 ガガの腕輪を奪い返そうとするが、ディケイド コンプリートフォームが召喚したファイズ ブラスターフォームのフォトンバスターと、ディエンドのディメンションシュートを同時に受けて大ダメージを負い、 最期はダメ押しとばかりにディケイドの助力でギギの腕輪とガガの腕輪を揃えたアマゾンによるスーパー大切断で切り裂かれ、緑色の血を噴き出しながら爆散した。 【派生作品における十面鬼ユム・キミル】 平成ライダーシリーズの映像作品に登場した、昭和ライダー初出の悪の組織に関わる怪人の例に漏れず、再登場の頻度に恵まれている。 『仮面ライダーディケイド オールライダー対しにがみ博士』 アマゾンに加え、仮面ライダーシンと戦う場面がある。 最期は仮面ライダーV3、ライダーマン、仮面ライダーブレイド、仮面ライダーキバの4人のライダーキックを受けて爆死した。 映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』 ショッカーと同盟を結んだゲドンの代表者として登場。CVは『ディケイド』同様石川氏が担当しており、ショッカーグリードと兼任である。 ショッカーを筆頭に世界征服を進めていたが、人々の想いによって復活したライダー達に形勢逆転され、最期はアポロガイスト、大神官ダロム、ジャーク将軍、キングダーク共々、岩石大首領の起こした地割れに巻き込まれて死亡した。 映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』 またしても大ショッカーの怪人としてスーパー戦隊と対決。 映画『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』 地獄の底から復活し、地下帝国バダンの大幹部に着任。 葛葉紘汰/仮面ライダー鎧武達が暮らす沢芽市を襲撃した際には、ジェネラルシャドウ率いる小隊に所属していた。 他のメンバーはギリザメス、マシーン大元帥、ドラスという悪夢のようなメンツ。 追記・修正には、「追記・修正返し」だ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\アアアアマゾン!/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] まさに十周年。 -- 名無しさん (2013-08-05 02 59 10) 使わなかった『返し技』は、アギト返し、龍騎返し、ブレイド返し、響鬼返し、カブト返し、電王返し、キバ返し。 声はサスケェッ!の人。 -- 名無しさん (2013-08-05 03 02 51) 中々に秀逸なデザインだと思う -- 名無しさん (2013-08-05 03 18 40) デザインは篠原保。 下半身が変わるなど、オルフェノク、ドラゴンオルフェノク魔人態に通じるものがある。 -- 名無しさん (2013-08-05 03 23 37) お前の前のたなのオレオとってオレオ! -- 名無しさん (2014-05-24 21 09 45) こいつのデザインはもっと評価されるべきだと思う。オリジナルと比べると「アンタ誰? 」ってなること請け合いだけど -- 名無しさん (2014-07-01 23 52 56) 篠原さんは凄いね -- 名無しさん (2014-07-02 08 26 53) 仮面ライダースピリッツの十面鬼がクソ弱かった分、こいつは強かった。リメイク版は知的、オリジナルは怖くて短期。 -- 名無しさん (2014-07-02 08 29 22) ↑昭和のはインパクトはスゴイんだけどね・・・。 -- 名無しさん (2014-07-02 08 56 32) 最初「じゅうめんき」と名前を聞いて旧バンん -- eba (2014-07-19 10 03 05) 篠原さん曰く「あの十面鬼(昭和版のアレ)を作れって言われたらどうしようか」っておもってたそうだ。まあ、あれはね・・・w -- 名無しさん (2014-11-06 15 38 08) イカデビルやガラガランダもこれくらいの大胆なリメイクを変身前だけでなくしてほしかった -- 名無しさん (2014-12-14 17 19 52) 『レッツゴー仮面ライダー』以降の春映画では、何気に昭和勢の幹部(ジェネラルシャドウやアポロガイスト)と纏めて扱われてる印象。今年の映画の超銀河王もそんな感じだったね。 -- 名無しさん (2015-03-22 17 08 01) ゼロ大帝もそのうちこのような形で復活してほしい -- 名無しさん (2015-11-27 22 43 29) デザインマジで秀逸。オリジナル十面鬼が先史時代の力強い石像なら、リ・イマジ十面鬼は墓に納められた装飾品といった趣。 -- 名無しさん (2018-05-02 16 47 53) ジャッカー対ゴレンジャーの頃にアマゾンと戦ってたのはこいつだったのかも -- 名無しさん (2018-09-09 00 29 20) オーマジオウの使っていた、ライドウォッチを起動してジオウの攻撃を無効にしつつカウンターを浴びせるところで、こいつの事を思い出した -- 名無しさん (2019-02-02 10 54 47) 放映当時は「ユム・キミル」ってなんじゃいと思ってたけど、マヤに伝わる冥府の神「アフ・パチ(ア・パッチ?)」の別名という事を最近知った。それを踏まえると↑×3の「墓に納められた装飾品」って表現は的を得てるかも -- 名無しさん (2019-02-02 12 13 12) イケボ -- 名無しさん (2019-12-11 21 52 12) 會川昇が降板せず、また昭和ライダーや大ショッカーまで手を広げなかった初期構想でのラスボスだったのではないか、という説を聞いたことがあるがホントかな -- 名無しさん (2020-05-16 19 33 47) 個人的には、大ショッカーの支援を受けてパワーアップしたゴルゴスのアーマー体で、あのアーマーが剥がれると「本性のゴルゴスの赤い肌が現れる」...なんて妄想・理想している。 -- 名無しさん (2020-05-16 19 48 41) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/keistseries/pages/8.html
戦士 地道に力を積み上げ、戦闘技術を極めようとするカイスト。 名前 クラス 年齢 二つ名 武器 詳細 キルマ B→A→B (一回AからBに落ちてきている) 【骸】1738万歳【目】210億歳 『スケルトン・ナイト』 【骸】長剣→切っ先が前を向いた黒い大鎌→一メートル長の十文字槍(右腕と一体化している)大鎌(左手)〈フィロス戦〉【目】素手 ワズトー村の少女・ルナンからの依頼を受け、帝国軍からワズトーを防衛することになった最初のカイスト。『骸骨騎士』では裾が擦り切れた黒いロングコートに黒いブーツ、長い灰色の髪で、髑髏の顔を黒い仮面で隠している。背丈は百八十センチを幾らか超えるほど。『目的のない凶器』、『骸骨騎士』に登場。 マクバル・アズス C 3400歳 ? チェーンソード キルマから武術指南を受けることを報酬にワズトー防衛グループに加わった。浅黒い肌で眉は常に軽く上がっており、まだ若い飄々とした雰囲気の男。白い布を頭に被り金属の輪で留めてある。ワズトー側のカイスト。『骸骨騎士』に登場。 アスラドーン B 33億歳 『ボマー』 爆薬 体内に爆弾を溜め込んでおり、樽のように太い胴体をしているカイスト。体内で産生した大量の爆薬をカプセル状にして指先から発射する。ワズトー側のカイスト。『骸骨騎士』に登場。 ゼトキア・ファルスフォーン B 7400万歳 『赤風将軍』 刃渡り一メートル半八十キロの大剣 十万の帝国軍を率いてテロッサの村や都市を滅ぼして回っていた。身長二メートル二十センチの巨漢で、顔を古い傷痕が左のこめかみから斜め上に走っている。帝国側のカイストであり、将軍を務めた。『骸骨騎士』に登場。 ディクテール B→A ? 『サドマゾ』 二十本以上のナイフ 自分が受けた傷と同じ傷を相手につけたり、自分が与えた傷と同じ傷を相手からつけさせたりする。蜘蛛のように細長い手足で、無数の傷痕で埋まり歪みよじれて見える顔を持つ。色白の痩せた男。『骸骨騎士』、『その席 その一言』に登場。 ディンゴ B→A 【骸】138万歳【挑】830万歳【席】150億歳 『白銀将軍』『鋼』『鋼鉄の男』 【骸】長剣→ 部下の剣(右手)槍(左手)〈キルマ戦〉→高レベルの強化が施された両刃の直剣(右手)刃渡り七十センチで、峰の中腹から鉤状の刃が枝分かれした剣(左肘から先が籠手と一体化している)〈フィロス戦〉【挑】一メートル二センチの反りのある刀(右手)伸ばせば二十メートルになるチェーンソード(左手)【原】長剣 正攻法を好みつつもしぶとくしたたかに死地をくぐり抜ける男。先に進むために何かを捨て、自分を削ることで強さを得るカイストが多い中、何かを捨てず、削らないまま830万歳の若さでAクラスに到達した。剣の修行と同じくらい『気』の修行も積んでおり、また、生まれつき高速移動するものの軌道を自在に曲げる特殊能力を持っている。『骸骨騎士』では帝国側のカイストであり将軍として、『山賊部隊』と呼ばれた一万人の直属兵の男達を率いた。また、将軍として務めていた間は白い胸当てを着けていた。親分肌で面倒見が良いため、弟子になるカイストがとても多い。後にオアシス会の大幹部になる。外見年齢は三十代前半、百七十センチほどの身長で屈強な体格。左利き。頬顎には無精髭が生えており、無骨で荒削りな顔立ちだが不思議な愛嬌のある顔をしている。『原点』、『骸骨騎士』、『挑む者』、『遺跡の見える町で』、『その席 その一言』に登場。 アリエ 【席】A(自称Aの下限に引っ掛かる程度) ? 『毒海月』 【骸】片刃のサーベル【席】レイピア 『骸骨騎士』ではディンゴの部隊の副将、それ以降ではなし崩しでディンゴ団の副官に収まっている。 すらりとした長身で、女性と見間違えられそうな美形。『骸骨騎士』、『その席 その一言』に登場。 ティゾ・リショウ C 2万8000歳 ? 剣 エトナ締めの提案者としてワズトーを防衛するカイスト達の代表を務めた。ワズトー側のカイスト。『骸骨騎士』に登場。 (力の)ツェンク B 1億歳以下 『ダブル・ツェンク』 全金属製の長柄のハンマー ワン・スキル・カイスト。強念曲理を駆使する。同じ名前のカイストである結界士の技のツェンクとはしばしば殺し合いながらもコンビとして活動する。『骸骨騎士』に登場。 ネスタ・グラウド S ? 『剣神』『素振り王』 剣 文明管理委員会が唯一認めるSクラス。『彼』の登場まで三百億年近くカイストチャートで一位を守っていた化け物。戦闘時もそうでない時もひたすら上段斬りの素振りを繰り返す。ワン・スキル・カイスト。百億年戦争時は委員会からの要請を受け、エトナ側のカイストとしてジー側のカイストを一年間斬り殺し続けた。『百億年戦争』などに名前のみ登場。 マルカート B 72億歳 『鉄心将軍』 二刀 帝国側のカイストであり、将軍を務めた。また、精鋭二十万を率いる最高指揮官でもあった。『骸骨騎士』に登場。 ネス・ガラティ B ? 『岩砕将軍』 腰に下げた鎖つきの大斧 帝国側のカイストであり、将軍を務めた。マルカートの次に強いと目される。『骸骨騎士』に登場。 エミノク B ? 『氷牙将軍』 全身数十か所に装備した剣や短槍やナイフ 帝国側のカイストであり、将軍を務めた。『骸骨騎士』に登場。 ベスパー・タイク Cの上級 ? ? 半月刀 ペネトゥラの手で強化された五人の兵士に倒された。帝国側のカイスト。『骸骨騎士』に登場。 クラーネ C ? ? 弓矢 アスラドーンと一緒にマーフに抱えられながら帝国の陣地を急襲した弓使い。ワズトー側のカイスト。『骸骨騎士』に登場。 サンタタ B ? ? 弓矢、短剣 帝国にある皇城の城壁でキルマを迎え撃った射手。長身痩躯の片目の男。帝国側のカイスト。『骸骨騎士』に登場。 フィロス A 【骸】143億歳 『八つ裂き王』『千の刃のフィロス』 細い針金で繋がった万を超える刃(自身の肉体を変質させたもの)【骸】三つ叉の剣(右腰)サーベル(左腰)【挑】鎌状に湾曲した分厚い片刃剣(右腰)右腰の剣より厚い両刃の直剣(左腰)【席】サーベル(右手)斧(左手) Aクラスのカイストの中でもトップクラスの強さを誇り、カイストチャートで常に百位以内を常時キープする怪物中の怪物。味方からも敵からも忌避され恐れられる異常性格者であり、殺戮こそがその存在意義。真紅のマントで覆われた胴体に、細い針金で背骨と繋がった一万枚を超える刃を貼り付けて確保している。それらを自由自在に操ることで一瞬で数万人の殺戮を可能とする。また、フィロスを中心とした径約三メートルほどの空間内ではあらゆる術が通用しなくなる『ブレード・エリア』となっている。所々が跳ねた緋色の髪に細い頬と顎。常人の二倍もある大きな目は眼窩から半ばはみ出し、左右に離れている。口は大きいが唇は薄い。『骸骨騎士』、『挑む者』、『敗因』、『その席 その一言』に登場。 『彼』 × ? 無限の荒野を超えた男荒野の主殺戮神十四の世界を滅ぼした男 ? 十四の世界を滅ぼした空前絶後の化け物であり、四千世界最強の魔神。名前がないので『彼』と呼ばれている。『目的のない凶器』、『骸骨騎士』、『急所を一突き』に登場。 リギス A ? 『白面のリギス』 銀細工が施された柄の刃渡り一メートル半くらいの長大な剣 白いマントを羽織り、陶器のように白くなめらかな顔をしたカイスト。『原点』に登場。 ナラク・ショーゼン B ? ? 半透明の曲刀 バスキトの酒場でハルーランの依頼を引き受けたカイスト。短い黒髪に、整ってはいるが地味な顔立ちの男。『原点』に登場。 エン・ジハル B 2800万歳 『蟻』 刃渡り十五センチくらいの黒塗りナイフ細長い両刃の黒塗りダガー(袖に隠している奥の手) 円(まどか)という通り名で暴力団の用心棒をしていた。白スーツに黒シャツの異様に目が大きな男。『目的のない凶器』に登場。 ルトラガ ? 6億歳 ? 腰と背中に差した長剣 エンの最初の師匠。黒衣の男。『目的のない凶器』に登場。 フロウ A 正暦成立以前から生きている? 『蜘蛛男』『気まぐれフロウ』 自身の血から作った糸 平気で約束を破り特に理由もなく味方を依頼人も殺す『気まぐれ』。細くすればAクラスでも気づくのが容易ではない無数の血の糸を操る。気配を完全に消すことが出来、さらに探知士としての力も持っているらしく、フロウに目をつけられて逃げおおせる者は殆どいない。フロウはカイストによって殺された場合、通常のカイストならあるはずの魂レベルのダメージが残らない。そのためフロウの敗北を誰も定義出来ないため、Aクラスでも間違いなく百位以内という実力でありながら、カイスト・チャートにはランキングされていない。粗末な黒い服を着ていて痩身で細長い手足、浅黒い肌で顔は蓬髪で半ば隠れている。百億年戦争ではエトナ側に参戦し、 他の参加者達を抜け出させた上でジー側のカイストの大殺戮を遂行した。『挑む者』、『百億年戦争』に登場。 タギスナール C 2200歳(1万歳になることなく墜滅) ? ? エトナの有力者の下で私兵隊長を務めていた。百億年戦争でエトナ側のカイスト。『百億年戦争』に登場。 カート・ナッセン B 48万歳 ? 剣 ジーの女性達からの復讐を請け負った。百億年戦争でジー側のカイスト。『百億年戦争』に登場。 セオリア B ? ? スプリングソード エン国王の親衛隊長を務めていた剣士。カート・ナッセンを倒すが相打ちになる。百億年戦争でエトナ側のカイスト。『百億年戦争』に登場。 トートス A ? 『突風』 衝撃波を操る 百億年戦争に最初に参加したAクラス。百億年戦争でジー側のカイスト。『百億年戦争』に登場。 ガソナ A ? ? ? ジー側の魔術士・ラライミィとの戦いでラルハットの大地の四分の一を消滅させた。エトナ側のカイスト。『百億年戦争』に登場。 クムス・マトー ? 100万歳 ? ? ストラスハルドに「借時」したカイスト。『借時百万年』に登場。 ストラスハルド ? ? ? 仕込み杖の細く薄い剣 『借時百万年』に登場。 裏鋭(リエイ) A 159億歳 『針一本』 長さ九センチ三ミリの細い針 どんな敵が相手でも、たった一本の針の一刺しで殺すことに全てを捧げている男。ワン・スキル・カイスト。スキャンモードで相手を見ることで物や生き物の急所、ひいては「究極の急所」を探すことが出来る。『急所を一突き』に登場。 アディロス Bの上級 ? ? 二本のトマホーク、ナイフ 酒場で裏鋭に瞬殺されたカイスト。『急所を一突き』に登場。 ニス・アルタス ? ? ? 全長一メートル半の反りのある長剣 ディンゴ専用の席に座ろうとした二人を注意したカイスト。ディンゴ団員の一人。『その席 その一言』に登場。 ファントゥーラ・シュモン B 52億歳 ? 黒いロングコートの袖に隠した短剣 ディンゴ専用の席に座ったカイスト。長身の美男子。『その席 その一言』に登場。 ゴスラム B 7万歳 ? 二本の鉈 シュモンと行動を共にしており、同じくディンゴ専用の席に座ったカイスト。背が低く、妙に腕(特に右腕)が長い。『その席 その一言』に登場。 オウル・スタム Bの中堅 ? ? 大きめの鎌 シュモン、ゴスラムの二人に敗れた。ディンゴ団員の一人。『その席 その一言』に登場。 ガシュミィ ? ? ? ? ローロスに続いてゴスラムと戦った。ディンゴ団員の一人。『その席 その一言』に登場。 ローロス ? ? ? 腰のベルトに差した短剣また他にも得物を隠していそうな気配がある ゴスラムと戦った。ディンゴ団員の一人。『その席 その一言』に登場。 シャリハザ B ? ? 二刀流 百十二万人のディンゴ団員の殺し合いに参加していたカイスト。ディンゴ団員の一人。『その席 その一言』に登場。 シド・カイレス ? ? 『大剃刀』 光る巨大な刃 オアシス会の大幹部の一人。惑星も割れるほどに強いが、防御が空きだらけの極端な男。銀髪で綺麗な顔立ちだが、剃刀のような鋭い目付きをしている。『遺跡の見える町で』、『その席 その一言』に登場。 ベルデクス・コール B 226万歳 ? 短剣、ナイフ、毒の塗られた仕込み針 報復の依頼を受けたトウクに墜滅させられた。『重い枷』に登場。 ナック・ポース C ? ? ? トゥラム王国所属のカイスト。『重い枷』に登場。 ウルド・ファリソン B ? ? ? トゥラム王国所属のカイスト。王国で200年以上宰相として務めていた。『重い枷』に登場。 ハイエルマイエル A 259億歳 『光の王』 両掌から何十本も伸びる光の剣 絶対正義執行教団の設立者であり団長。また、『首枷』トウク曰く、『正義』を成すことに凝り固まった狂人でありながらそれを自覚し、冷静に行動出来る男。恐ろしく速い光の剣を放ち、近距離から超遠距離まで、超高速超広域の殲滅能力を有する。『剣神』ネスタ・グラウドが不動の一位となる以前には、カイスト・チャートで一位を獲ったこともある実力者。外見的な年齢は四十才前後で、整った顔の造作は細部まで左右対称。百億年戦争でジー側のカイスト。『重い枷』に登場。 ガザット・サル A ? ? ? 屈強で異常に太い腕の剣士。『重い枷』に登場。
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/1123.html
人物 / 加藤紘一〔言葉で検索〕 ● 加藤紘一 オフィシャルサイト ● 加藤紘一〔Wikipedia〕 外務省出身。中国語語学研修組でありチャイナ・スクールの系譜にあると言われる。自民党内ではリベラル派・左派に分類される。 ★ 防衛庁長官時代から自衛隊を“軽侮”していた加藤紘一氏【阿比留瑠比の極言御免】 「産経ニュース(2014.8.29)」より / 初代内閣安全保障室長、佐々淳行氏の新著「私を通りすぎた政治家たち」(文芸春秋)が面白い。第2章「国益を損なう政治家たち」を読むと、田中角栄、三木武夫両元首相や生活の党の小沢一郎代表ら大物政治家がけちょんけちょんにやっつけられている。 特に、佐々氏が防衛施設庁長官として仕えた自民党の加藤紘一防衛庁長官(当時)に対する評価は辛辣(しんらつ)そのものである。本書によれば、加藤氏は長官として迎えた最初の参事官会議で無神経にもこう言い放った。 「若いころマルクス・レーニンにかぶれないのは頭が悪い人です」 会議に出席していた佐々氏をはじめ統合幕僚会議議長、陸海空の各幕僚長も背広組も、みんな共産主義には縁遠い人ばかりだったのに、である。佐々氏らは会議後、「私たちは若いころに頭が悪かったんですな」と顔を見合わせたという。 加藤氏が陸上自衛隊第1空挺(くうてい)団の行事「降下訓練初め」に列席した際のエピソードも出てくる。寒空の下、上半身裸になった隊員が、長官を肩車で担いで練り歩く恒例の歓迎を受けた加藤氏は防衛庁に戻ると、こんな不快感を示した。 「日本にも、まだあんな野蛮なのがいたんですか」 このほかにも、加藤氏がゴルフなど私用で護衛官(SP)を使うのをいさめたら怒り出した話や朝日新聞に極秘情報を流した問題…などいろんな実例が紹介されている。 中でもあきれるのは、加藤氏が毎朝、制服幹部や防衛官僚ではなく、農水省の役人の報告を真っ先に受けていたというくだりだ。佐々氏はこう書いている。 「加藤防衛庁長官にとっては、国防・安全保障よりも山形の米の問題などが優先順位として高かった」 さらに佐々氏らが憤慨していたのは、加藤氏が朝一番に秘書官に聞くことが「円とドルの交換比率」であり、防衛庁のトップでありながらドル買い、ドル預金をしていたことだった。 これについて佐々氏に直接確かめると、いまだに憤っていた。佐々氏は言う。 「『有事のドル買い』という言葉もあり、戦争があるとドルが上がる。言葉ひとつで為替レートすら動きかねない防衛庁長官の立場にある者が自らドル買いをするのは、倫理に反すると感じていた。彼は防衛庁・自衛隊を(身分の低い)『地下人(じげびと)』扱いしていた」 そんな加藤氏は今年5月、共産党機関紙「しんぶん赤旗」に登場し、訳知り顔で集団的自衛権の行使容認反対論を語っていた。 「集団的自衛権の議論は、やりだすと徴兵制まで行き着きかねない。なぜなら戦闘すると承知して自衛隊に入っている人ばかりではないからです」 筆者は、この根拠も脈絡もよくわからない発言について5月22日付当欄「自衛隊を侮辱した加藤紘一氏」でも取り上げた。そして今回、佐々氏の著書を通じ、加藤氏が現職の防衛庁長官時代から自衛隊を軽侮していたことがよく分かった。 ちなみに、加藤氏が好きらしい朝日新聞は今月12日付朝刊の政治面記事中でさりげなくこう書いている。 「『徴兵制』に現実性は乏しい」 佐々氏は今、「加藤氏は何で防衛庁長官を引き受けたんだろうねえ」と振り返る。来月3日の安倍晋三内閣の改造では、適材適所の人事が行われることを願いたい。(政治部編集委員) ーーーーーーーーーーーー ★ 有事への覚悟-自衛隊を侮辱した加藤紘一氏【阿比留瑠比の極言御免】 「産経ニュース(2014.5.22)」より / 自衛隊を舞台にした作品が多い人気作家、有川浩さんの短編「広報官、走る!」に、とても印象的なシーンがある。自衛隊が撮影協力したテレビドラマの中で、国籍不明の潜水艦を追尾する海自の潜水艦士官役の俳優が、こうつぶやく。 「恐いよ俺…生きて帰って来られるのかな」 この場面を見た本物の隊員たちがげらげら笑いころげるので、テレビ局のスタッフはあっけにとられる。そして、こういう場合に「恐い」という感覚はないのかと尋ねるスタッフに、隊員たちはこう答える。 「我々にとっては領海侵犯や領空侵犯なんて日常茶飯事なんです。いちいち恐いなんて思ってたら自衛官なんか務まらない」 「『恐いよ俺』とか吐(ぬ)かす隊員がいたら、自分は機が離陸しててもそいつを蹴り落としますね。そんな奴が乗ってたら、足引っ張られてこっちの身も危ないですから」 また、有川さんは実際にテレビドラマ化された長編「空飛ぶ広報室」のあとがきで、こう書いている。 「(自衛隊員は)ごく普通の楽しい人たちです。私たちと何ら変わりありません。しかし、有事に対する覚悟があるという一点だけが違います」 有川さんの作品や言葉を長々と引用したのは、18日付の共産党機関紙「しんぶん赤旗」に掲載された加藤紘一元自民党幹事長のインタビュー記事を読んだからである。 元自民党の大幹部が喜々として共産党の機関紙に登場する節操のなさと良識の欠如にもあきれるばかりだが、それよりも加藤氏が次のように語っている部分が目を引いた。 「集団的自衛権の議論は、やりだすと徴兵制まで行き着きかねない。なぜなら戦闘すると承知して自衛隊に入っている人ばかりではないからです」 論理が混濁している上に飛躍しており、なぜ集団的自衛権が徴兵制に結びつくのか理解し難い。だが、いずれにしても「戦闘を承知していない」というのは自衛官の覚悟への侮辱ではないか。彼らは全員、入隊時にこう「服務の宣誓」を行っているのである。 「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託にこたえる」 22万人以上いる自衛官が全員、全く同じ気持ちだとまでは言わない。しかし、ほとんどの人はいざというときの覚悟を持って日々、厳しい任務と訓練に耐えているのは間違いない。 元防衛庁長官でもある加藤氏の言葉は、自衛官の士気をそぎかねず、政治不信を強めかねない。さらに、日本の領土・領海への野心を隠さない近隣国の自衛隊への侮りを招き、軍事衝突を誘発するかもしれない。百害あって一利なしとはこのことだろう。 有川さんは、「広報官、走る!」が収められた短編集「ラブコメ今昔」の文庫版あとがきにこう書く。 「自衛隊は命令に従うことしか許されない組織です。そしてその命令を出すのは内閣総理大臣です。(中略)どんな理不尽な命令でも、彼らは命を懸けるんです」 かつて「首相の座に一番近い男」と呼ばれた加藤氏が結局、自衛隊の最高指揮官である首相になれなくて本当によかった。今、しみじみそう感じている。(政治部編集委員) ■ 加藤紘一が、自衛隊の最高指揮官である首相に選ばれなくて本当によかった 「qazx(2014.5.26)」より / ★ 【阿比留瑠比の極言御免】有事への覚悟-自衛隊を侮辱した加藤紘一氏 「産経ニュース(2014.5.22)」より / 自衛隊を舞台にした作品が多い人気作家、有川浩さんの短編「広報官、走る!」に、とても印象的なシーンがある。自衛隊が撮影協力したテレビドラマの中で、国籍不明の潜水艦を追尾する海自の潜水艦士官役の俳優が、こうつぶやく。 「恐いよ俺…生きて帰って来られるのかな」 この場面を見た本物の隊員たちがげらげら笑いころげるので、テレビ局のスタッフはあっけにとられる。そして、こういう場合に「恐い」という感覚はないのかと尋ねるスタッフに、隊員たちはこう答える。 「我々にとっては領海侵犯や領空侵犯なんて日常茶飯事なんです。いちいち恐いなんて思ってたら自衛官なんか務まらない」 「『恐いよ俺』とか吐(ぬ)かす隊員がいたら、自分は機が離陸しててもそいつを蹴り落としますね。そんな奴が乗ってたら、足引っ張られてこっちの身も危ないですから」 また、有川さんは実際にテレビドラマ化された長編「空飛ぶ広報室」のあとがきで、こう書いている。 「(自衛隊員は)ごく普通の楽しい人たちです。私たちと何ら変わりありません。しかし、有事に対する覚悟があるという一点だけが違います」 有川さんの作品や言葉を長々と引用したのは、18日付の共産党機関紙「しんぶん赤旗」に掲載された加藤紘一元自民党幹事長のインタビュー記事を読んだからである。 元自民党の大幹部が喜々として共産党の機関紙に登場する節操のなさと良識の欠如にもあきれるばかりだが、それよりも加藤氏が次のように語っている部分が目を引いた。 「集団的自衛権の議論は、やりだすと徴兵制まで行き着きかねない。なぜなら戦闘すると承知して自衛隊に入っている人ばかりではないからです」 論理が混濁している上に飛躍しており、なぜ集団的自衛権が徴兵制に結びつくのか理解し難い。だが、いずれにしても「戦闘を承知していない」というのは自衛官の覚悟への侮辱ではないか。彼らは全員、入隊時にこう「服務の宣誓」を行っているのである。 「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託にこたえる」 22万人以上いる自衛官が全員、全く同じ気持ちだとまでは言わない。しかし、ほとんどの人はいざというときの覚悟を持って日々、厳しい任務と訓練に耐えているのは間違いない。 元防衛庁長官でもある加藤氏の言葉は、自衛官の士気をそぎかねず、政治不信を強めかねない。さらに、日本の領土・領海への野心を隠さない近隣国の自衛隊への侮りを招き、軍事衝突を誘発するかもしれない。百害あって一利なしとはこのことだろう。 有川さんは、「広報官、走る!」が収められた短編集「ラブコメ今昔」の文庫版あとがきにこう書く。 「自衛隊は命令に従うことしか許されない組織です。そしてその命令を出すのは内閣総理大臣です。(中略)どんな理不尽な命令でも、彼らは命を懸けるんです」 かつて「首相の座に一番近い男」と呼ばれた加藤氏が結局、自衛隊の最高指揮官である首相になれなくて本当によかった。今、しみじみそう感じている。(政治部編集委員) 【レーダー照射事件】 ■ 加藤紘一『レーダー照射ホントにやったのか』 「璧を完うす(2013.2.13)」より / ................................... 産經新聞 加藤紘一元自民党幹事長は13日の日本記者クラブでの会見で、中国海軍艦艇によるレーダー照射問題について、「ほんとに(中国は)やったのかな…」と述べ、映像や写真などの証拠があるとする日本政府の主張に疑念を示した。 加藤氏は「中国は3、4日調べて『照射してない』と(発表した)。レーダーを照射することがよくないという認識はお互いにあるはずだ」と中国側を擁護。中国が領有権を主張する沖縄県・尖閣諸島をめぐっても「領土問題を話し合わないといけないと言うと、日本では非国民になる」と述べるなど、政府の「領土問題は存在しない」と立場と異なる主張を展開した。 旧日本軍による慰安婦募集の強制性を認めた「河野談話」についても「安倍晋三首相がどう書き換えるのか、(中国は)注目している」と、見直しを牽制(けんせい)するかのような発言も行った。 以上引用終わり ................................... はあぁぁぁぁぁぁぁ? 何いってんのこいつ。 米軍だって認めてるじゃん。 → 中国のレーダー照射は「事実」 米国務省 日テレNEWS それでも中国信じるのかよ、信じられん。 <>加藤氏は「中国は3、4日調べて『照射してない』と(発表した)。レーダーを照射することがよくないという認識はお互いにあるはずだ」と中国側を擁護。 良くないという認識があってもやる国だろ。 反日暴動見てみろよ。 あれを良しとする国だぜ、なにいってんだ、まったく。 <>「ほんとに(中国は)やったのかな…」 こっちからしたら 「ほんとに(あんたは)日本人なのかな…」 だよ。 ほんと信じられん。 .
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/35516.html
登録日:2016/11/14 (月) 21 13 24 更新日:2024/04/14 Sun 16 04 26NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 70年代特撮ヒーロー ※土曜夜19時です。 アンチヒーロー ギスギスシーン多し ゲーム ツタンカーメン トラ トラウマの嵐 ピープロ フジテレビ ムー大陸 上原正三 上原正三の本気 交通事故 大人の特撮 打ち切り 改造人間 救いがない 特撮 終始シリアス 藤川桂介 虎 鉄人タイガーセブン 高際和雄 高際和雄の本気 鬱展開多し←特に後半 タイガー・スパーク! 鉄人タイガーセブンとは、1973年(昭和48年)10月6日から1974年(昭和49年)3月30日までフジテレビ系列で全26話が放送されたピープロ制作の特撮番組。 ◎概要 前枠「風雲ライオン丸」に次ぐ特撮シリーズだが、前作で時代劇・特撮のお約束事をとことん否定した高際和雄の手による、徹底したリアルでハードな作風がウリ。 その結果やっぱり人気は出ず、「ジャンボーグA」「ど根性ガエル」といった裏番組に苦戦し、1年放送予定が半年で打ち切られ、後番としてあの怪作「電人ザボーガー」が放送されることになる。 なお、タイトルロゴの「鉄人」の「鉄」は「金矢(金偏に矢)」と表記されている。 ◎ストーリー サハラ砂漠へ向かっていた滝川博士率いる調査隊は、1万4千年前に封印されたムー原人のピラミッドを発見する。 滝川博士の息子・滝川剛は、父の後を追ってピラミッドに入るが、砂原人スナウラミに殺害されてしまう。 博士は、死んだ剛をミイラ蘇生用の機材・人工心臓SPを使って蘇生させることに成功するも、仲間をミイラ原人やオイル原人、エレキ原人、カッパ原人といった他のムー原人たちによって殺害され、自身も大幹部・ギル太子に殺害されてしまう。 しかし、剛だけは父から託された「タイガーセブンのお守り」と呼ばれるペンダントの力で生還し、鉄人・タイガーセブンへと変身を遂げるのだった。 父の仇を打つべく、滝川研究所の生き残り・高井戸グループと共にムー一族と戦う剛だったが、彼を待ち受けていたのは、孤独な戦いと過酷で厳しい現実だった…。 ◎登場人物 【高井戸グループ】 ◆滝川剛 主人公。 有能なオートレーサーだったが、父を追ってサハラ砂漠へ向かい、砂原人スナウラミに殺害される。 しかし人工心臓SPによって蘇生し、さらに父の形見のペンダント「タイガーセブンのお守り」によってタイガーセブンへの変身能力を得た。そして仲間たちと共にムー一族を追っていく。 さらなる詳細は個別項目で。 ◆高井戸博士 演:中条静夫 高井戸研究所所長で、剛の良き理解者。 自転車屋に偽装した秘密研究所にてムー原人の動向を追っている。 ムー一族の存在を信じない人々からキチガイ扱いされながらも、若き所員たちと共にムー一族と戦う。 中盤からはムー原人の存在を証明するにはムー原人そのものを捕獲するしかないと考えるようにもなるが、海坊主原人をいざ捕獲しても、人々の混乱を避けるべく突然変異と発表するという優柔不断なところもある。 最終回で剛が抜けた事を受けて高井戸研究所を閉鎖。クルーザーに乗って単身ギル大使に生身で挑み殺害されるも、その頭髪を死んでも握り続けていた事でムー一族の存在を世に示すことに成功した。 ◆北川史郎 高井戸博士の助手。妹がいる。伊豆半島出身。 厳格で直情的な性格であり、自分勝手な人間を嫌う。その為剛に対して辛く当たることも多かった。 更なる詳細はこちらで。 ◆林三平 高井戸博士の助手。 北川の弟分でお調子者。次郎とも仲良し。大怪我を負わされたり、ムー一族によってハエ人間になってしまったこともあった。一方で剛への反感は特に抱いていない。 第19話にて、タイガーセブンの正体は剛ではないかと推測するなど、意外と勘の良い一面もある(北川からは「そんな事はあり得ない!」と一蹴されるが)。 ◆青木ジュン メンバーの紅一点で、本作のヒロイン。 滝川博士の親友・青木博士の娘であり、弟の次郎と共に滝川家の養子になる。 とても弟想いな性格である。 剛を「剛兄さん」と呼び慕い、いつしか彼に好意を抱くようになるが…。 ◆青木次郎 ジュンの弟で小学生。 年相応に小生意気だが、タイガーセブンに憧れている。 剛を「剛兄ちゃん」と呼び慕い、第19話では剛を臆病者扱いした北川に食って掛かった事も。 ちなみに演じた吉田友紀氏はタイガーセブンのスーツアクター鴨志田和夫氏の息子で、成長後『電脳警察サイバーコップ』で主役を担当し『超星神グランセイザー』にもサブレギュラーとして参加。 つまり、リアル父親が中にいたからタイガーセブンを慕っていたとも取れなくもない 他にも特撮関連では『電人ザボーガー』『ウルトラマンレオ』『プロレスの星 アステカイザー』『スパイダーマン(東映版)』『ウルトラマンダイナ』にゲスト出演している。 【ムー一族】 ◆ムー大帝 ムー一族の帝王。 1万4000年前、人類に敗れてサハラ砂漠奥地のピラミッドの中に封印されたが、滝川探検隊によって封印が解かれ、現代に蘇ってしまう。 脳だけの存在であり、言葉を発することはない。 最終回ではギル太子と合体する。 ◆ギル太子 声:小林恭治 ムー大帝に忠誠を誓うムー一族の大幹部。 ツタンカーメンのような青いマスクを被り、その素顔はとても醜いものとなっている。 最終回でムー大帝と合体してパワーアップし、仮面と衣装をかなぐり捨て素顔をさらし、全裸で銃火器としての機能もある棍棒を武器に高井戸博士を殺害するも、タイガーカッターであえなく倒される。 ◆黒仮面 声:増岡弘 ギル太子の部下で、ムー一族の戦闘指揮官。至って残虐な性格。 ギル太子と同様、素顔はとても醜いものとなっているらしいが、作中で明かされることはなかった。 第25話で、タイガーヘッドビームにより倒される。 中の人はジャムおじさんやマスオさんで有名。 ◆ムー原人 ムー一族の怪人。 動物や妖怪から無機物や地震のような現象まで、モチーフの幅が広い。 鼠原人や犬原人のように、ムー一族とは全く関係なく、組織に所属していない者も存在する。 後半からは主人公そっちのけの重いドラマを背負ったものが多く登場するのも特徴。 人語を話さない者が多く、明確に喋ったのは半魚原人アマゾンX、オオカミ原人、ロウ原人、ガス原人、くも原人、鼠原人、ミノムシ原人、犬原人、マリオネット原人の9体のみ。 各ムー原人の詳細はこちらで。 ◆ムー帝国戦闘員 短剣が武器。80キロ以上のスピードで走れるほか、人間に化けることも可能。第23話では「ギル戦闘員」とも呼ばれた。 【その他】 ◆滝川博士 考古学者で、剛の父。彼もまたムー一族の事を研究していたが、ムー一族の存在を信じない人々からはやはりキチガイ扱いされていた。 オートレーサーになるべく家出した剛のことは冷たく突き放していたが、それは愛情の裏返しであり、彼のことが載った記事が出ると、「家出した奴は息子じゃない、死んだも同然だ」と恨み言を呟きながらもスクラップブックに残していた。 砂原人スナウラミに殺害された息子に生き返ってほしい一心で、ミイラ蘇生用の機材・人工心臓SPを剛に移植させ、さらに「タイガーセブンのお守り」を渡した。 しかし、直後に現れたギル太子にナイフで刺し殺される。 ◆池田美波 8話に登場。地質学を研究していた大学生で、剛の高校時代の後輩。 硫黄山で石を採集していた際に石原人に襲われ、剛に助けられる。 高井戸研究所で石原人の欠片の分析を引き受けるも、欠片を追ってきた石原人によって殺されてしまうが、死の間際に石原人の分析結果を剛に手渡した。彼女の形見となった赤いスカーフは、剛が巻くようになった。 ◆青木博士 13、14話にて、前者は次郎の夢の中と写真、後者は回想シーンに登場。滝川博士と同じく考古学者で、彼の親友にしてライバルであった。 今から5年前、滝川博士と共にサハラ砂漠へ向かった際、調査中にろくろヴィールスが充満した地下へ落下しヴィールスに侵されて死に至った。 遺言により、滝川博士がジュンと次郎を引き取ることになった。 ◆佐山陽子 ◆佐山勝男 15、16話に登場したとある姉弟。 働いている兄のもとへ弁当を届けに行ったところ、ガス原人に襲われたその兄を治療中(噛み付いて牙からエネルギーを注入するという方法だった)のタイガーセブンを、逆に兄を襲っているものと誤解。 治療を妨害したことで兄の蘇生は失敗し、タイガーセブンを心から憎み、高井戸グループとも対立する。 しかし、ムー一族に利用された末に瀕死となった勝男が兄と同じ治療法で助かった事で、誤解は解ける。 ◆黒沢 17~19話に登場。ムー原人を追うルポ・ライター(*1)。フルネームは「黒沢タクヤ」だが、「タクヤ」の漢字表記は不明。 自身の父親もムー原人に殺されており、高井戸グループにムー原人に関する資料の公開を迫ったが、後に落石からタイガーセブンに救われたことで改心した。 作中では唯一、剛がタイガーセブンであることを知った一般人でもあった。 ◆冬子 24、25話に登場。マリオネット原人と心を通わせたサーカス団の少女。次郎とも仲良くなる。 しかし、タイガーセブンが避けた黒仮面の刀が運悪く命中し… ◎ヒーロー ☆タイガーセブン 剛が「タイガー・スパーク!」のかけ声とともに変身する鉄人。青いコスチュームを着用し名前の通り虎の顔をしている。 詳細は剛の項目で。 追記修正は、乗っていたオートバイで子供を撥ねてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 「悪魔の畝り!コールタール原人」の回で、バイクに乗った剛が変身する際にバイクが無人状態になりそれが子供を撥ねちゃうというとんでもない話があってだな…… -- 名無しさん (2016-11-14 21 34 45) ある地上波の番組でドジな特撮ヒーローとして紹介された。でもググったらとんでもなく暗い特撮と知って、テレビのあの特集はあんまりだと思った -- 名無しさん (2016-11-14 22 47 08) ↑今それで紹介したら大ブーイングになりかねん… -- 名無しさん (2016-11-14 23 05 55) ↑3 それアジト3で参戦したタイガーセブンのキャラプロフィールにも載ってたんだよな。 -- 名無しさん (2016-11-14 23 17 51) 生まれた時代が悪かった。当時はまだ明るい作風が子ども受けしたからなぁ。だから「仮面ライダー」も成功したし。歴史に埋もれてしまったけど、大好きな作品だ。 -- 名無しさん (2016-11-14 23 24 23) WIXOSSの世界はタイガーセブンの未来だった…余命2日と知れば誰だって自暴自棄になるよ、EDが救いに思える -- 名無しさん (2016-11-15 18 11 53) 最終回はまさに「イキガミ」だった -- 名無しさん (2016-11-15 21 47 34) しかし、ほぼ同時期にやっていたレインボーマンもかなりハードだったけど、あれが極端な路線変更も無しに1年放送できた事を考えると、シリアス・ハード作風重視とは言っても、やっぱり最低限のヒーロー要素とのバランスは重要なんだろうね。こちらはさすがにヒーロー要素を徹底的にぶち壊し過ぎた(特にバイク事故の奴) -- 名無しさん (2016-11-15 22 41 44) ↑×4 リメイクしてほしい…ザボーガーもリメイクしたんだし -- 名無しさん (2017-04-25 08 47 49) 音源のマスターテープが奇跡的に現存してるので、サントラ出るかも -- 名無しさん (2018-01-14 14 43 57) 剛さんが聖人すぎで本当に辛い…あんだけ北川に殴らられたのに手一つ出さずに、あくまで拳を握るのは敵であるムー原人のみに振るうという。救いがあってもいいくらいだ。 -- 名無しさん (2019-12-12 02 03 40) 激レアさんでお馴染みの知る人ぞ知るローカルヒーロー「炎の天狐 トチオンガーセブン」が制作されるにあたって影響された作品としてにわかに有名になった作品ですね。 -- 名無しさん (2020-05-16 22 53 48) ジバンもタイガーセブンと似たような身体状態なのに周囲は恵まれてたよね… -- 名無しさん (2020-05-16 23 10 32) なんというかひたすらひどい目にあわせることをハードとかシリアスだと勘違いした作品って感じ。 -- 名無しさん (2021-10-07 21 01 25) ↑シリアスな作風で大人のファンが付く現在でも受けるかと言われると打ち切りだろうなと… -- 名無しさん (2021-12-03 09 55 04) 他のピープロ特撮ヒーロー達ともどもアメコミ化らしいけど、どんな感じになるのか -- 名無しさん (2022-01-10 23 56 02) ↑3 ヒーロー物のお約束やタブーに色々切り込んだとはいうが、ある意味肝心な『なぜ正体を隠さなければならないのか?』には触れてない件。 -- 名無しさん (2024-04-04 00 12 05) (続き)社会はともかく日夜ムーと戦っている高井戸グループ内で今更「バレたら危険に巻き込むから云々」もないだろうし北川の愚行も少しは抑えられただろうに -- 名無しさん (2024-04-04 00 15 41) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ooorowa/pages/142.html
Uの目指す場所/ボーダー・オブ・ライフ(前編) ◆MiRaiTlHUI 何のためらいも無く命を奪おうとする度し難い「悪」を目の前にして、美樹さやかは人としての義憤と、そして純粋な正義感から来る戦意の高揚を感じていた。 アポロガイストを放っておけば、きっとまた他の参加者の命が危険に晒される。さやかは所詮“死人”であるが故、奴に生命の炎とやらを吸われる事はないのだろうが、それはこの場に連れて来られた多くの参加者にまで当て嵌まる事ではない。 だとすれば、唯一対抗出来る自分達が何としてでも此処で奴を討ち取らねばならない。 「アイツは生きていちゃいけない奴なんだ……ここで倒さなきゃ」 そう独りごち、握ったサーベルに力を込める。 一瞬ののち、いざ飛び出そうと身を構えたその時、さやかを制するように手を突き出してきたのは、大道克己と名乗った男が変じた白き仮面の戦士、エターナルだった。 エターナルは、はっとしたさやかには視線すらくれずに言った。 「お前のようなガキに奴の相手はまだ早い」 「……っ、あんた、何様のつもりっ!?」 「いいからまずは黙って見てな。俺がお手本を見せてやる」 まずは、という言葉をやや強調しながら、エターナルは首から下を覆う漆黒のローブを翻した。 風を孕んだローブはばさりと音を立てて翻り、それを合図にするかのようにエターナルとアポロガイストは同時に地を蹴り駆け出した。 両者の間に距離がある場合、有利となるのは射撃武器を持っている方だ。それを理解しているのであろうアポロガイストは、懐から取り出した巨大なマグナム銃をエターナルへ向け、大口径の銃弾を数発発射する。 攻撃を受けても痛みを感じない死人であるなら、それを受ける事すらも厭わぬ覚悟で向かって行ける。実際にさやかならそうするだろうが、だけれども、エターナルは違った。 赤く光輝くアポロガイストの銃弾がエターナルを穿つよりも早く、エターナルは懐から取り出したコンバットナイフを一閃、二閃と振り抜いて見せる。 振るわれたナイフの剣圧は、蒼い輝きを伴って、目視すら可能な衝撃波となって迫りくる銃弾を全て打ち砕き、一瞬ののちにはエターナルとアポロガイストの間の距離は無くなっていた。 一瞬のうちに細身の剣を構え直していたアポロガイストは、エターナルを串刺しにしようと神速の勢いでそれを突き出すが、さやかとは違い、エターナルがその攻撃を受ける事はなかった。 エターナルの白い仮面を狙った一撃は、僅かに頭部を傾けるだけで、何もない位置を通過してゆく。やにわにエターナルの胸部を狙うも、エターナルが翻したローブに阻まれ剣の軌道は逸れ、それでも剣による攻撃を続けるが、その全てをエターナルは腕一本でいなし、捌く。 (アイツ、強い……!) エターナルの戦闘技術の高さは、戦闘についての知識など実質皆無に等しいさやかにとっても驚嘆に値するものだった。 そもそも、さやかが先程まで大組織の大幹部を自称する強敵と戦って来れたのは、自分へのダメージを度外視し、傷を負う事すらも厭わずに攻撃を続ける事が出来たからだ。仮にさやか程度の戦闘技術しか持たぬ“生身の人間”が同じ戦法を取ろうものなら、最悪最初の一撃だけで殺されていたとしてもおかしくはない。 それに引き換え、さやかにお手本を見せてやるとまで嘯いたあのエターナルは、アポロガイストの懐に入り込んだところで、奴の攻撃を一度たりとも受けては居ない。一切の無駄を感じぬ動きで、敵の攻撃を回避し、そして今、エターナルは自分の攻撃まで見事に繋いで見せたのだ。 エターナルの胴部を貫こうと突き出された剣の一撃を、エターナルはローブを翻し宙へ跳び上がり一回転。風を受け大きく拡がったローブがアポロガイストの視界を覆う暗幕となってその動きを一瞬だけ封じる。 「うおおおぉぉぉうりゃっ!!」 エターナルにとっては、一瞬もあれば十分だった。 僅かに動きが鈍ったアポロガイストの胸部目掛けて、エターナルは蒼炎を乗せた拳を上段から振り下ろす。 対するアポロガイストは、完全に回避することは出来ないまでも、太陽を模した左手の巨大な盾で何とか防御する事には成功する。が、エターナルの拳は盾の表面を強かに打ち据え、アポロガイストはその衝撃に堪らず後方へと後じさった。 「おのれぇ、死に損ないのゾンビめらが! これ以上は付き合いきれん!」 「ハッ、そうつれない事言うなよ? お前も今から俺達と同じ“死人”になるんだからなぁ?」 「ええい、口の減らない奴なのだ! これでも喰らうがいい、ガイストカッター!」 エターナルの肩を竦めながらの挑発に気色ばんだアポロガイストは、左手に構えた巨大な盾を車輪のように回転させ、エターナルへと投げ付けた。 すかさず漆黒のローブの裾を掴んだエターナルは、身を守るように腕を掲げ、前方にローブによる壁を作る。 ガイストカッターと呼ばれた巨大な車輪状の刃は、エターナルのローブを切り裂こうと回転の勢いを上げ、耳を劈かんばかりの軋轢の音を響かせるが、エターナルのローブが破れる事はない。 エターナルローブとはあらゆる攻撃を完全に無効化する絶対防御のマントなのだった。 が、それでもアポロガイストにとっては十分過ぎる時間稼ぎにはなったのだろう。 最後に「覚えておれ!」と捨て台詞を吐いたアポロガイストは、ガイストカッターに足止めを喰らっているエターナルの足元からさやかの足元まで、弧を描く様に銃弾を連射する。 放たれた赤い銃弾は容易く固いアスファルトを穿ち、起ち上る火花と煙がさやかの視界を奪った一瞬の隙に、アポロガイストの姿は消えていた。 ◆ アポロガイストを撃退せしめたさやかと克己は、一先ず目前の巨大な塔の中に身を顰める事となった。 風都タワーと言う名の、この街のシンボルらしいのだが、さやかはそんなタワーの存在を知りはしない。これだけの規模の――それこそ下手な高層ビルなどよりもずっと高く巨大な――風車の塔が日本にあったなら、国内でも有名になっていてもおかしくない筈だが、とさやかは疑問を抱くが、それは今考えても詮無い事だ。 寧ろさやかは、この殺し合いの事、そしてさやかの危機を救ってくれたエターナル――否、大道克己という存在についての方が、よっぽど興味があった。 決して小さくは無い風都の街を一望できる風都タワーの展望台から、今や殺し合いの場となった下界を俯瞰しながら、さやかはやや不満混じりに言った。 「っていうかあんたさぁ、殺し合いに乗ってないなら最初からそう言ってくれれば良かったじゃん!」 「はんっ、無茶言うなよ、一方的に攻撃仕掛けて来たのはそっちだろ」 「それに関しちゃ、確かにあたしが悪かったとは思うけどさ……」 罰が悪そうに目線を泳がせるさやか。 勘違いされるような言動を取った克己も克己だが、確かにあの状況で一方的な決め付けで攻撃を仕掛けたのは自分だ。 あの時克己がさやかの刃による連続攻撃にさらされても倒れなかったのは、克己がさやかと同じ“死人”であるからだ。もしも相手が一般人だったなら、さやかは罪のない命を奪っていたのだから、それに関しては心から悪かったと思う。 だが、そうなると今度は別の……というよりも、それ以上の疑問が浮かぶ。 口に出す事の躊躇われる話題だが、一緒に行動する上で、その話題を避けて通る事は出来ない。一瞬の逡巡ののち、さやかは意を決して声を出した。 「……ねえ」 「なんだ」 「あんた、さっき自分の事死人って言ったわよね、それって……」 「言葉の通りさ。俺はもう死んでるからな、これ以上死ぬことなど出来ん」 「………………」 ある意味では想像通りの、分かり切っていた回答にさやかは言葉を無くす。 さやかはあの時、克己の心臓を突いた。胴を何度も串刺し、挙句アポロガイストの大口径の銃弾まで食らって、それでも克己はダメージなど始めから受けていないかのようにこうして歩いているのだ。 本人に死人と言われれば、「ああ、そうなんだろうな」と思ってしまう程度には、克己の身体は尋常ではなかった。 「そういうお前こそ、どうして死人になった? まさかNEVERって訳でもないだろう」 「ねばー……? って、何それ?」 「不死身の死体兵士NEVER……要するにゾンビだ」 そう告げる克己の表情には、何の躊躇いも陰りもありはしない。 死人になった事そのものに絶望しているさやかとは違って、まるで死人になった事を受け入れているかのような、そんな表情だ。 どうして人ならざるものになって尚、そうやって前を向いて、明日を求めて生きて行く――死んでいるのだが――事が出来るのか、さやかには解らなかった。 「あたしは、そのNEVERってのとは違う。魔法少女よ」 「……はぁ?」 らしくもなく上擦った声を出す克己。 突然「私は魔法少女よ」などと言われれば、それはこういう反応をされるのも無理はないと思う。ある意味では想像通りの反応に若干の居心地の悪さを感じながら、それでもさやかは、魔法少女とは何たるかを克己に説明して聞かせた。 ◆ 数分後、簡潔に魔法少女の概要を聞き終えた克己は、なるほどな、と一言呟き頷いた。 魔法少女の説明を始めた当初こそ胡乱な瞳で聞き流しているような素振りを見せてはいたものの、次第に核心に触れて行くにつれ、魔法少女の真相を理解してゆくにつれ、克己の表情は神妙なものとなっていった。 「カラクリは違うが、要するにNEVERと似た様なモンって事か」 「ま、多分そういう事でしょうね」 NEVERが如何なるものかをさやかは知らないが、不死身の死体兵士、という説明を聞く限りでは、戦う為だけに不死身の戦士と成り果てた魔法少女ともそう差異はないのかもしれない。 「で、あんたの方はどうして、そのNEVERってのになった訳?」 「さあな、もう忘れちまったよ」 「忘れたってあんた……」 「さっきも言っただろ。一度NEVERになったら、過去の記憶や人間らしさが少しずつ抜け落ちていくのさ。もう俺には生前の記憶なんてこれっぽっちも残されちゃいないんだよ」 「……それ、さっきも思ったんだけどさ……あんたそんなんで、怖くないの……?」 何処か気まずそうに、さやかは問うた。 ろくに知りもしない克己の境遇に絶句したのは、アポロガイストとの戦闘中が最初だ。 自分が自分でなくなって行くのは……大切な記憶が、優しい思い出が消えて行くのは、とても恐ろしい事だと思う。自分を自分たらしめる要素が無くなっていくのだから、怖くない訳がない。 さやかの身体は、死人として戦えば戦う程、力を行使すればするほど、人間としての実感が薄れてゆく。が、克己は身体だけでなく、記憶や心まで人間でなくなっていくのだと言う。 想像してみたが、それはとても、とても恐ろしい事だった。 さやかがこの身体をゾンビにされて尚絶望に押し潰されず、心だけは人間であろうと足掻き戦い続ける事が出来るのは、例えどんなに自分が追い込まれようと、この「正義」がきっと誰かを救うと信じているからだ。 「正義」を信じて全てを捨てたのだから、さやかには何処までも「正義」を貫く義務がある。でなければ、捨ててしまったものが無駄になってしまう。逆に言うと、最後に「正義」と云う名の拠り所だけでも残ったから、さやかは戦う事が出来るのだ。 だけれども、記憶がなくなるということは、その拠り所すらも失うという事。どうして戦いの道を往く事を決意したのか、それすらも忘れてしまったのでは、きっとさやかにはもう「自分は化け物(ゾンビ)である」という事実しか残らない。 それは、恐ろしく絶望的な事だった。 克己には、さやかの「正義」に相当する何らかの信念はあるのだろうか。 こんな身体になっても、さやかとは別の意味で人ならざるものへと変わって行く運命だとしても、それでも戦って行ける拠り所が克己にはあるのだろうか。 あの土壇場で、命を奪わんとする悪に対し「明日が欲しい」とまで啖呵を切った男は、一体何故にそうまで前を向いて居られるのか……それは何の他意もない、純粋な疑問だった。 克己はさやかの気持ちなどまるで斟酌しない様子で、笑い混じりに答えた。 「怖い? そんな事は考えた事も無いな」 「考えた事も無いって……! 記憶も心も無くなっちゃったら、それってもう、本物のゾンビじゃん……っ、なんでそんな前向きで居られる訳……!?」 「俺はもう、前を見るしか出来ないんだよ」 そう言って、自嘲気味にハッと笑う。 その笑みを境に、硝子越しに風都の街を見渡す克己の表情は、変わった。 「そもそも俺には、過去の記憶がない。こうして故郷の景色を見渡しても、懐かしい思い出なんざ一つも思い浮かばん。 なあ、普通は里帰りをしたら、楽しかった頃の想い出の一つくらい、蘇ってきたりするモンなんだろ?」 「それは……」 克己の言葉に、さやかは何と返していいのか分からぬさやかは、ただ目線を逸らし、伏し目がちに曖昧な返事をするくらいしか出来なかった。 そんなさやかに、克己は先程までの人を小馬鹿にした態度とは一変、何処か優しげな口調で言う。 「もう一度言うが……過去が消えていくなら、俺はせめて明日が欲しい。 過去を振り向く事が出来ないなら、未来を目指して足掻き続けるしかないんだよ……お前とは真逆だ、さやか」 克己の言葉に、さやかは「なるほど」と思った。 同じ死人ではあるが、さやかと克己では状況が違うのだ。 さやかには生前の記憶が、過去がある。過去があるからこそ、さやかは未来を見る事が出来なくなって尚、残った過去(正義)を拠り所に戦う事が出来る。 一方で、さやかとは真逆、克己には拠って立つ過去がない。縋るものなど何もないのだから、ただ未来を見て、明日を求めて戦うしかないのだ。例えいつか完全に人でなくなってしまうとしても、今未来を目指すことをやめてしまえば、それは残った人間性をも放棄する事に等しいのだった。 過去を見る事しか出来ぬ者と、未来を見る事しか出来ぬ者の違い。 克己の境遇は一見すれば悲劇的な事だが、ある意味では、羨ましくもある。 過去も拠り所もないのは確かに辛つらいことだろうが、その分、何者にも縛られることなく、未来だけを見て足掻き続けていられるのなら……「今」を生きる事が出来るのなら、その方が良かったのかも知れないと、自分の境遇と照らし合わせたさやかは、不謹慎にもそう思った。 過去しか見る事が出来ず、それに囚われて戦い続ける事も、未来しか見る事が出来ず、それを求めて足掻き続ける事も、どちらも甲乙付け難い程につらい事だと言うのはわかるが、それでも。 そんなさやかの心中を知ってか知らずか、克己はぽつりと独りごちた。 「……未来と過去は、どれ程の重さが違うんだろうな」 何処か意味深に感じられるその言葉に引かれ、さやかは克己の顔を見上げる。 克己は、最初に出会った時に奏でていたハーモニカを内ポケットから取り出し、それに息を吹き込んだ。 誰も言葉を発する事のない風都タワーの展望台の中に、克己の奏でるハーモニカのメロディが響き渡る。 さやかが長年想いを寄せて来た少年は、天才と謳われたヴァイオリンの演奏家だ。彼と沢山話をしたいというその一心だけで、さやかはこれまで人知れず、沢山の音楽を聴いて来た。それ故、良い音楽とそうでない音楽、その真贋を見極める能力には、人よりも長けている方だとさやかは自負している。 聴くのはこれで二度目になるが、克己の奏でるメロディは、音楽鑑賞に精通したさやかをも頷かせる程に静かで、美しかった。 キュゥべえに魔法少女の真相を聞かされてからというもの、当然と云えば当然だが、さやかにはヴァイオリンの演奏も、好きだった筈の音楽を聴く余裕すらもなかった。そもそも、“音楽を聴きたい”という思考にすら至らなかった。 癒しのないままゾンビと化した絶望に打ちひしがれ戦い続け、いつからか荒みきっていたこの心に、ずっと忘れていた優しくも懐かしいメロディが響く。 音楽とは、人の心を和ませるものだ。人の優しさに触れる事の出来る音楽を奏でる事の出来る奏者が、優しい心を持たない訳が無い。自ずと恭介の優しい演奏を思い出す傍らで、克己だって本当は優しい人間なのだろうなという事も、さやかには何となしにわかった。 ……というよりは、“そう思いたかった”のかもしれない。こんな優しい音色を奏でる人間が悪人であるなどと思いたい訳もない。もっとも、本人が忘れたと言っているのだから、今となってはもう、本当のところは誰にも分からないのだが、それでも。 数分間の演奏が終わると同時、さやかはほぼ反射的に、小さな拍手を送っていた。 「……悪くないじゃん、あんたの演奏」 「何もかも忘れちまったが、このメロディだけは今でも俺の中で響き続けてるんでね」 「そういや、そのメロディを聴いてると落ち着くって、さっきも言ってたしね」 さやかと克己を引き合わせたのもこのメロディだ。 あの時、演奏を終えた克己は、このメロディを聴いていると何故か落ち着くと言ったが、今ならばその理由も何となく分かる気がする。 やはり、あんなにも優しく美しい演奏が出来る克己は、元々優しい人間だったのだろう。何もかも忘れたというが、唯一覚えているモノが、憎しみでも絶望でもなく、心安らぐ優しいメロディだというのが、その証拠だ。 心暖まる想い出が、本当ならばあった筈なのだろう。 「やっぱ、あんたって元々は優しい奴だったんでしょうね」 「何だ藪から棒に。何故そう言い切れる?」 「だって、あんな演奏が出来るんだから……悪い奴な訳ないじゃん」 そう言ってにっこりと笑うと、克己は呆れたように目線を逸らした。 「……そんな下らん事を言う奴が、昔、お前の他にも一人居たよ」 そして克己は、何かを懐かしむように、ぼんやりと窓ガラスの向こうの空を見上げる。 克己の瞳が何処か憂いを帯びているように感じたのは、さやかの勘違いだろうか。 昔、というのは当然、死人になった後のことなのだろうが。死人になっても尚、生前の克己は優しかったのだと言ってくれる相手……。 もしやと思ったさやかは、若干の期待を胸に、おずおずと訊いてみる事にした。 「それってもしかして……恋人、とか……?」 「お袋だよ」 「あ、ああ……なるほど」 内心で一瞬でも浮ついた恋愛事情に興味を抱いてしまった自分を恥じる。 さやかとて一応は一般的な女子中学生だったのだ。人並みに恋愛話にも興味はあったのだが、こうもあっさり否定されてしまうと、やはり人並みに落胆はする。 そんなさやかを見て、はんっと息を吐き出した克己は、小さく、不敵に笑った。 「……な、何よ、何か文句ある訳?」 「お前もまだ十分人間らしい表情が出来るじゃねえか」 「…………っ」 そう言われ、はっとするさやか。 「気付いてないのか? お前、最初に出会った時とは大違いだぜ」 不敵に口角を吊り上げた克己は、ニヒルな笑いを浮かべながら「そっちの方がいい」と付け加える。 真正面から臆面もなく照れ臭い事を言う奴だと思いながら、さやかはやや目を伏せる。 だが、確かに克己の言う通りだ。 僅かとは言え、こんな下らない事を考えたのは――実際にはそうではない筈なのに――もうずっと久しぶりのように思う。 つい一時間も遡れば、ゾンビになったのだと知らされたばかりの自分の頭の中はその事に関する絶望で一杯一杯だったし、ここへ連れて来られてからも、二人の少女の死に、激情のままに奮起しアポロガイストと戦って、と、日常とは程遠い一時間をさやかは過ごしたのだ。 優しいメロディを聴いたのも、下らない話をしたのも、それで一喜一憂したのも、何処か久々のように思うのも無理からぬ事だった。 殺し合いの場で、自分は何をやっているのだ、という焦りを覚えない事もないが、それでも数十分前よりはやや頭も冷えたさやかは、この出会いも悪くないものだった、と思う。 最初にさやかと出会った時、克己はさやかに、「生きてる癖に死人みたいな面してやがる」と言ったが、その克己がこうして褒めてくれる程になったのだから、事実克己との出会いはさやかの心にも僅かな変化を与えたのだろう。 心中の絶望や不安は未だ消えはしないが、それでも。 ◆ ゾンビ二人組との戦線から離脱したガイは、これ以上無意味な変身維持の為メダルを無駄に消費する事もあるまいと、アポロガイストへの変身を解除した。 全身を纏う太陽のオーラが消失した時、そこに居るのは大ショッカーの大幹部などではなく、白いスーツを着こなした壮年の紳士――その名をガイという――だった。 幸いにも、あのゾンビめらには変身後の姿しか見られてはいない。仮に今この姿を目撃されたとて、すぐにガイ=アポロガイストだと判断され襲われる事は無いだろう。 「やれやれ、ゾンビどもの相手など全くもって馬鹿馬鹿しいのだ」 誰にともなく独りごちるガイ。 ガイの能力は、相手の命の炎……即ち生命エネルギーを吸い取る事である。 例え奴らゾンビどもにガイの攻撃が効かぬとて、いざとなれば生命エネルギーを吸い取ってしまえば、ここまで追い込まれることなどは無かった筈なのだ。 が、ゾンビとはすなわち、死人だ。当然のように、死人に生命エネルギーなど存在する訳もない。 例え上手く立ち回り一方的に攻撃を続ける事が出来たとしても、その都度回復されるのではキリがない。それでも攻撃を繰り返せばいつかは、とも考えたが、相手は二人だ、そんな事をしていては、一人分のメダルしか持たぬガイの方が先に辟易してしまう。 この先いつまで続くかもわからないこの場で、あんな二人相手にメダルを切らしてしまうのは、馬鹿のする事だ。 ガイも馬鹿ではないのだから、それくらいの判断はついた。 それからややあって、風都の街を彷徨ったガイは、街の中心部からやや離れた位置に存在する大豪邸の前で立ち止まった。 ガイの背よりもずっと高い巨大な門に、一軒家にしてはあまりにも広大過ぎる庭園。その奥に聳えるのは、やはり家というには大き過ぎる、ともすれば何処ぞの博物館のようにも見える洋館だった。 ほう、と一言呟いたガイは、その場でデイバッグを漁り地図を確認する。目印は、ガイの背景に聳える、周囲のどの高層ビルよりも高く巨大な風車の塔――風都タワー。 そうなると、ガイが今目にして居る大豪邸は、恐らく……地図で見る限り、風都タワーから見れば最も近い位置に点を打たれた施設、「園咲邸」という事になるのだろう。 「ふむ……一先ずここに留まり、情報を纏めるとするか」 疲労も溜まっている。休息は必要だった。 同時に、今はまず誰にも邪魔をされぬ一室で少し時間を取ってでも、頭の中の情報を整理するべきだとガイは考える。 状況は分からない事だらけだ、落ち着いて考えたい事は山ほどある。そもそも、一体何故大ショッカー大幹部たる自分がこのような殺し合いに参加させられているのか。このまま殺し合いに乗り続けるべきなのか、だとすれば、赤の陣営の参加者とは一時的にでも協力すべきなのか、それとも、殺し合い自体を否定すべきなのか。 ガイは、この場に転送されてからあのハーモニカの音色に誘われ奴らゾンビ二人を襲撃するまでの間に、ざっとではあるが名簿の確認をしていた。 その時点でガイが仲間と判断した人物は、ゴルゴムの世紀王――アポロガイストと同じ大幹部の一人――シャドームーンに変じる男、月影ノブヒコのみ。 正直言って、知らぬ名ばかりが六十以上も連ねられた名簿の中で、仲間と判断出来る者がたった一人しかいないというのは、あまりにも心細いものであった。 故にこそ、性急に対処策を考えねばなるまい。そう思い、地図をデイバッグに姉妹込んだガイは、園咲邸の庭園へと一歩を踏み入れた――その時だった。 「待って下さい」 いざ先へ進もうとしたガイの背後から聞こえる声。 棒読み、と云う訳でもなく、声自体にまるで抑揚が感じられない男の声だった。 「貴様……何奴!」 いつでもアポロチェンジ出来るように身構え、警戒心を隠しもせずに振り向く。 刹那、ガイの視界に入ったのは、ガイよりも十メートルほど後方で直立する一人の男。 男はガイと同じく白いスーツに身を包んでは居るが――その身体は、一目見ても分かる程に、びしょ濡れだった。 しとどに濡れた髪をオールバックに撫でつけた男の顔色は、蒼白。 まるで顔から表情が抜け落ちたような……とても生者とは思えぬ程の無表情で、男は瞬きすらもせずにガイを見据える。 男は何も言わない。 ただガイを認識すると、手にしていたデイバッグを、ぼとりと取り落とした。 落としたデイバッグには目もくれず、男はいつの間にかその手に握られていた銀色のバックルをちらりと掲げると、それを――憎き仮面ライダーディケイドがそうするように――腰に当てがった。 バックルそのものがベルトを生成し、男の腰に装着される。 もしや何処かの世界の仮面ライダーかと警戒するガイに、男は何の感情も乗らぬ声で、 「赤、ですね」 一言だけ、ぽつりと告げた。 まるで迷いなく、ともすれば人形のように、男はやおら長方形の小さな箱を取り出した。 黄金で彩られたそれは、ガイの知る限りで言うなら、USBメモリによく似ているように見える。ただ少し違うのは、USBメモリ全体を、毒々しい印象の白骨のレリーフが覆っている、という事だろうか。 ――UTOPIA!!―― 男が手にした金のメモリが、野太い叫びを轟かせる。 先程のゾンビとの戦いでも一度耳にした、やけに耳に残る声だった。 男の手をすり抜けた金のメモリは、ただ重力に引かれて地へと落下し――腰に装着された銀のベルトの中心に穿たれた穴へと吸い込まれてゆく。 メモリがベルトの中へと吸い込まれたその刹那、男の身体は蒼の炎に覆い隠され、決して屈強には見えぬその身体を作り変える。 ガイの目の前に居る男は、最早白服の男などではない。 そこに居るのは、黄金の鎧とマントを身に纏った見まごう事なき“怪人”だった。 【一日目-日中】 【G-5/風都 園咲邸正門前】 【アポロガイスト@仮面ライダーディケイド】 【所属】赤 【状態】疲労(小) 【首輪】80枚 0枚 【装備】 【道具】基本支給品、ランダム支給品1~3 【思考・状況】 基本:参加者の命の炎を吸いながら生き残る。 1.黄金の怪人……!? 2.まさかこの殺し合いは、ゾンビだらけなのか……!? 【備考】 ※参戦時期は少なくともスーパーアポロガイストになるよりも前です。 ※アポロガイストの各武装は変身すれば現れます。 【加頭順@仮面ライダーW】 【所属】青 【状態】健康、ずぶ濡れ 【首輪】84枚:0枚 【装備】ユートピアメモリ+ガイアドライバー@仮面ライダーW 【道具】基本支給品、ランダム支給品1~3 【思考・状況】 基本:園崎冴子への愛を証明する。そのために彼女を優勝させる。 1.目的の為、目の前の赤陣営(=アポロガイスト)を排除する。 2.1が終われば、園咲邸へと向かい、服を着替える。 3.参加者達から“希望”を奪い、力を溜める。 【備考】 ※参戦時期は園咲冴子への告白後です。 ※回復には酵素の代わりにメダルを消費します。 NEXT Uの目指す場所/ボーダー・オブ・ライフ(後編)
https://w.atwiki.jp/irosuma_doujinshi/pages/502.html
仲間なんて所詮、足引っ張るだけのゴミだと言うのに… フィンターは、イロスマシリーズ第三作の『イロスマX』から登場するキャラクター。 CV MAINASU12 ●目次 【概要】 【人物】 【人間関係】主な部下 【戦闘能力】使用技 装備 【作中での活躍】◇過去 ◇イロスマXsm5章 イロスマ島の光と影 sm6章 風の使者と絶望の覇者 sm7章 Guitarist's surprise attack ◇イロスマEXsm8章 王の訪問 sm9章 弱者の反逆 sm10章 絶望の螺旋 sm最終章 イロスマ島の闘い フィンターの最期 【補足】 【概要】 オールドランドの最高幹部である四天王の一人。 四天王の中では最後に登場した。 四天王の中ではトップクラスの戦闘能力を誇り、オールドランドの「次期王の候補」に任命されるほどの実力者。 青色の長い前髪が特徴で、右目が隠れている所謂メカクレ。 結晶の模様があしらわれた和服を着ており、腰には自らの目と似たような模様をした刀を差している。 目の横には青いタトゥーのような線の模様があり、この眼の模様はフィンターを象徴する意匠として扱われている。 相手のチームワークを乱すことを得意とし、敵味方問わず人間関係を壊す姿から『絶望の覇者』という異名を持つ。 EXからはバーマーに代わってカンタローとイロスマメンバー最大の宿敵として立ちはだかるようになる。 【人物】 一人称は「私」 一言で言えば友情や信頼を忌み嫌う重度の人間不信。 己以外の人形を誰一人として信用せず、用済みか役に立たないかと判断すれば自身の部下であっても即座に切り捨てる冷酷非道なエゴイストかつ実力主義者であり、周到に陰謀を巡らせて野望の達成を計る謀略家。 相手を絶望に陥れる事を喜々としながら冷酷かつ残忍な冷血漢で、彼の極悪な思想の前に敵味方問わず命を落とした人形も少なくない。 目的のためならば敵味方問わず人形の命を奪う事も躊躇しない本作屈指の外道でもあるので、コミカルな世界観であるイロスマのキャラらしからぬシリアスでダークな雰囲気が漂う完全悪の存在ともいえる人物。 オールドランドの次期王の候補に登り詰めただけあって自分の力にも絶対の自信を持っており、同僚や部下の事すらも雑魚と平然と見下すなど傲慢でプライドも非常に高い。 その為同僚の四天王の事も足手まといとしか思っておらず、連携や協調性も皆無である極度の単独主義者。 同僚である四天王に対してもかなり険悪な態度を取っており、特に過去の因縁からサールとの関係は最悪の一言。 一方で優秀な駒には信頼を置く一面も持ち、自身の目的のために必要な機械を開発してくれるリア博士のことはかなり気に入っていた。 四天王だけでなく部下からの評判も非常に悪く、フィンター本人も「オールドランドのような組織、いずれ私が潰す」とまで言い組織そのものを嫌っている。 敵の捕虜になったサールの件もあってか徹底的な秘密主義を貫いており、他の四天王達と足並みを揃えようとはせず重要な情報を独占したまま独自に活動を続けたりするため、そうした態度もオールドランドからの非難の対象になっている。 バーマーから作戦の進捗を尋ねられたり、サールにアイスドールの仕様に対して突っ込まれた際は逆ギレで返した。ちょっと理不尽 総じてオールドランドの中では仲間想いとは言い難い人物ではあるが、オールドランドの面々もそんな彼の性格は承知しており、またフィンターも仕方なくとは言えバーマーたちの命令を聞いて動いていたりもするので結局は互いにフォローを入れ合っている。 プラズマに呪いの氷と究極奥義を伝授したり、機械を開発したリア博士にちゃんと報酬を支払っていたりと意外と目的のための投資は惜しまないタイプ。 初見の技に動揺するカンタローに自分の能力を(視聴者への説明を兼ねて)解説したりと悪の美学も弁えている。 己の実力故か常に余裕の態度を崩さないが、10章からは部下であるレイドラとトネパースがイロスマメンバーに倒された際には今までイロスマメンバーや視聴者に見せていなかった動揺や怒りを露わにした。 一度激昂すると口調が普段よりも乱暴になり、自分を怒らせた相手は絶対に殺さないと気が済まない。 特にスタックロボに裏切られたことは彼にとってかなりのトラウマらしく、最終章では死んだ8ボスの中で唯一スタックロボだけはアイスドールとして復活させなかった。 四天王の中でも相当な切れ者でもあり、オーズンの命令通りにしか動いていない他三人に比べると仕事の出来がかなり早い。 Xの頃はイロスマメンバーの情報を手に入れるためにこっそりとスパイを送り込む、カンタローがオールドランドを離反した事で居なくなった獣似隊の穴埋めをする程度だったが、EXになってからは彼の暗躍は更に増しており、封印されたサールの居場所をスパイに突き止めさせる、マスターバートが燃料を採掘されないように設置した免疫装置の場所までもスパイに突き止めさせるなど彼の狡猾さは恐らくイロスマキャラの中でも最高クラス。 過去のネタバレ注意! + ... 実は前記の性格は飽くまでも四天王に出世してからのフィンター。 四天王に出世する前は、さえちゃんから捨てられた事を悲しんだり、オールドランドの兵士に志願する事を躊躇するなど謙虚で純粋な心の持ち主だった。 しかし、コレクターズの襲撃に会った所を四天王四大幹部に助けられてからは、四大幹部のように強くなりたいと新しい目標を抱くようになり、遅くまで残って自主練を頑張るなど真面目な面が目立つ。 この頃は上司であるサールに対しての忠誠心は強く、彼に認められるまで二回も闘って勝利したが、サールのプライドを傷つけた事により、同僚からのパワハラやいじめに会うようになる。 当然フィンターは同僚や上司に対する反抗ができず、奥さんのただひたすらいじめられるしかなかった。 フィンターがサールの事を嫌っているのは、サールが自分の人生を狂わせた元凶だったからである。 【人間関係】 バーマー 同僚。 現時点では不明なもののコロナに関して因縁があるらしく、フィンターの台詞にバーマーがブチギレるなどただならぬ関係であることが伺える。 一応お互いの逆鱗に触れなければ業務連絡をし合うなど、仕事仲間としての仲はそれなり。 サール 同僚。 過去の因縁からお互いに罵り合う犬猿の仲。 フィンターやイロスマメンバーに何度も負けた経験から彼の実力をまったく信頼しておらず、イロスマメンバーの足止めに向かおうとした時は制止したこともある。 また、サールを自らの手で始末することに拘りを持っており、彼に「他の奴ら(イロスマメンバー)に殺されるなんてこの私が許さんからな!」と檄(?)を飛ばしたこともある。 グリング 同僚。 彼がフィンターの作戦を信頼して任せる素直な性格であることもあってか対立することは少なめ。 カンタロー 元同僚。 現在は対立していることもあり幾度も剣を交えているが、その度に返り討ちにしている。 一応、カンタローの実力を「それなりに強い」と評価はしていた模様。 リア博士 ビジネスパートナー。 彼女に度々アプローチをかけるも軽くあしらわれている。 獣似隊のみなさん 四天王の部下たち。 過去の経験から彼らのことを蛇蝎の如く嫌っており、 「取り巻き」「三流以下のくだらん存在」「雑兵」などボロクソにけなされている。 オーズン 上司。 誰とも信頼関係を築かないフィンターにとっても彼だけは別格の様子。 心より忠誠を誓っているが、それはそれとしてかつての王の教え通りにオーズンを殺し王の座を奪おうと思っている。 主な部下 レイドラ トネパース 獣似隊のメンバー。ほかの獣似隊と異なりフィンターの命令しか聞かないようにされており、フィンターも彼らのことを只の道具としか思っていない。 + ... プラズマ Sm9章にてイロスマ本部を抜け、オールドランドに入ったことにより事実上フィンターの部下になった。フィンターは彼を弟子にし、イロスマメンバーと戦えるだけの力を授けた。本当は免疫装置の居場所を突き止める為に迎い入れただけだが スタックロボ 元8ボスで今はイロスマメンバーの一人。フィンターの手によって本人も気づかないうちにイロスマ本部へのスパイにされていた。 彼に裏切られたことはフィンターにとってトラウマになっているらしく、アイスドールとして復活させることは考えていない模様。 アイスドール フィンターが呪いの氷で蘇らせた人形たち。呪いの氷の力のせいでフィンターには逆らえない。 彼らは「戦いが終われば自由にしてくれる」という約束のもとフィンターに従っているが、フィンターはその約束を守る気はさらさら無いらしい。 作中では空想世界のラスボスのスカラベ、ニセシカクン、ムービーゲーム、Dr.ガイ、アルボザード、 そして元8ボスであるマジックン、ジョーカー、マッシャー、Dr.ヲタロー、シャドーが登場した。 【戦闘能力】 オーズンから与えられた氷属性の結晶の能力者で、能力と剣術を組み合わせた白兵戦を得意とする。 同じ氷属性の結晶から作られた愛刀を武器として所持しており、使わないときは常に剥き身で刀を持ち歩いているカンタローとは違い腰に差しているが武器を使わずとも戦闘力は絶大。 『次期王の候補』の名は伊達ではなく、実力は作中屈指……というか、イロスマキャラの中でもかなりチート。 四天王の中ではまだ新参なのだが、過去にサールに2回も勝利したという功績を持つ、オールドランドのメンバーの中でも最強の実力者。 その強さはかつてイロスマメンバーを全滅させたバーマーを遥かに凌ぎ、サールは勿論カンタローをも圧倒してしまうほど。 さらに冷気の威力は広大なイロスマ島の熱帯雨林を全て氷漬けにし、雪の降る雪原に変えてしまうなどまさに規格外。 過去編では竹刀を武器としており、戦闘描写はカットされているものの、殆どのメンバーに勝利していた。 カンタローと一騎打ちするまでは明確な戦闘シーンは映っていないが、それでも剣から発射する氷柱を遠距離にいるイロスマメンバーに命中させる狙撃能力を見せたり、イロスマメンバーの中でも上位に入る剣術使いのケロ次郎を瞬く間に斬り伏せたり、レイドラも参戦していたとはいえカンタローを敗走させる、スタックロボを殺された事によって激怒したバートを返り討ちにするなど視聴者にもひそかに彼の強さを見せつけている。 肉体強度や生命力も強く、カンタローに袈裟懸けされたダメージと怒りに任せて究極奥義を使ったことによる消耗がたった一晩休んだだけで回復したりと、治癒力も常軌を逸したものがある。 しかし、恐ろしいのは強さのみではなく、精神攻撃を用いてイロスマメンバーのチームワークを崩壊させようとしたり、カンタローとの一騎打ちの際に分身を作って心理戦を用いるなど卑劣な狡猾さをも併せ持つという手段の選ばない所である。 カンタローとの戦闘では彼の袈裟懸けのみしかまともにダメージを受けていないが、カンタローに妨害されてイロスマメンバーの作戦に追い詰められているレイドラを掩護しに行けなかったり、今まで常にレイドラに共に行動してきたせいか身体能力が衰えてで形勢逆転させられるなどひそかに不利になっている状況でもあった。 とはいえ不利になってブチギレた際にはサービスタイム終了とばかりに本気になったりするあたり割とマジでタチが悪い。 彼自身はあまり気付いてはいないようだが、唯一の彼の弱点としては部下であるレイドラや手駒のアイスドールをけしかけたり、分身を作って惑わせるなど自身ではあまり闘おうとせずにほぼ他力本願としている点だろう。 また、他の四天王のような飛行能力や瞬間移動能力などは持っていないため、移動手段はレイドラやアイスドールの能力に頼っている。 そうした理由から意外なことにスタミナ面だけは全盛期からわずかに低下しているらしく、カンタローとの一騎討ちでは戦闘が長引き息切れしている様子も見られた。 戦闘面では全ての能力に優れた高水準であり、隙の少ない動きでカバーするなど無駄な行動が一切ないオールラウンダー。 自身の弱点であるスタミナ不足を克服するためか戦闘中は無言であり、フリーズウィンター以外の技名は言っていない。 相手が強力な攻撃を仕掛けてくると判断すれば分身で翻弄するなど洞察力もかなりのもの。 その強さはボスキャラの弱点を見つけるのが得意なケロ次郎さえも迷走させたほどであり、カンタローの袈裟懸けで負った切り傷さえなければバート達は全滅していたとの事。 使用技 冷凍ビーム 冷気のビームを発射して対象を氷漬けにする。 三頭竜を凍らせる際に使用した。 絶望のブリザード フィンターが最も多用している攻撃。 剣から氷柱を発射する。 射程距離も長く、イロスマメンバー程度なら一撃で倒せる威力を持つ。 サイズも調整できるようで、バートを助けに行こうとしたイロスマメンバーを足止めしたり、悪口を言ったブルードッグを制裁する際には小さな氷柱を使用した。 最終章では上空に氷柱を打ち上げて相手の動きを計算してリンに命中させるという技術力も行っている。 リンの身代わりに当たったけどね 元は名称不明の技だったものの、オーズン戦で名称が判明した。 居合切り 高速で相手を斬りつける。 暗闇に斬撃のモーションがかかるのでかっこいい。 呪いの氷 フィンターが作り出す特別製の氷。 フィンターの目の模様があしらわれたデザインをしており、人形を強化したりアイスドールの核にするなど様々なことに使える。 アイスドール 死んだ人形の魂を呪いの氷で実体化させることにより人形を復活させる。復活した人形はフィンターの命令通りに動く。 復活した人形は生前の半分以下の実力しか出すことが出来ないが、自立稼働する上に人形を制御している氷の核を破壊しない限り何度でも再生する。 また、フィンターからはテレパシーのようなもので離れた場所にいるアイスドールにも指示を送ることができる。 さらに複数体が作成可能であり、最低でも10体までは一度に使役可能。 作中ではスカラベ、ニセシカクン、Drガイ、ムービーゲーム、アルボザード、そして元8ボスを復活させた。 分身 フィンターの愛刀から自分そっくりな姿をした分身を生み出す技。 使用する際に当然武器を失うことになるが、後述の氷柱の刀を作り出す技によってカバー可能。 外見は全く同一であり、本体と同じ人格と自我を持つためカンタローですら偽物と見破る事はできなかった。 氷柱の刀 冷気を集中させ即製の氷柱の刀を精製する。 彼の普段使いの刀よりは斬れ味は劣るものの、それでも人形の体を簡単に切り裂く威力がある。 投擲 愛刀を投げて攻撃する。カンタローですら反応できないほどの速さで人形の体を簡単に貫く。 連続蹴り 相手を連続で蹴りつける。 キレたフィンターがカンタローをボコボコにした攻撃。 Freeze(フリーズ) Winter(ウィンター) フィンターの王から授かりし究極奥義。 体内のエネルギーを貯めて放出し、刀から強烈な冷気のビームを吹き付ける技。着弾箇所には巨大な氷塊が生成される。技のエフェクトが思いっきりポケモンの「レイジングジオフリーズ」なのは内緒 直撃すれば人形をバラバラにする威力がある他、この技で生成された氷はフィンターが死ぬか本人の意思で解除するまで溶かすことも砕くことも出来ない。 発動に時間がかかる所謂溜め技で、フルチャージ出来なければ本来の威力を発揮することはできず、使用後は代償としてフィンター自身もかなり衰弱するが、 ごく短い距離の人形の動きを封じる氷を作る程度なら体力消費も少なく短時間のチャージでも可能。 霧 刀から霧状の濃い冷気を発生させる。 視界が悪くなり敵の攻撃の命中率が下がる。 装備 氷の剣 四天王になって以降からフィンターが振るっている愛刀。 フィンターの眼があしらわれたようなデザインをしている。 刀身から氷柱を発射するなどの能力を持つ他、フィンター以外の人物が持つとその身体を少しずつ凍りつかせる特性があるため、奪われる心配もほぼない。 また、カンタローの究極奥義である『カンタロード』の一撃をモロに受けても耐えるなどの耐久性を誇り、まさにイロスマ最強のキャラに相応しい武器と言える。 実は後述の結晶から形成されたものである。 メモリーレンズ 強力な生物の成れ果てから作り出した、コンタクトレンズ型の兵器。 フィンターの身体に埋め込まれており、氷属性の力の源となっている。 持ち主の精神に蓄積された「悲哀」の感情を利用して凄まじいパワーを出すことができるが、その反対の感情を持つとエネルギーが逆流し身体が崩壊してしまうリスクも抱えている。 【作中での活躍】 ◇過去 10章のネタバレ注意 + ... バートがレイドラの絶望の鑑の中で、フィンターの絶望を目にする。 四天王となる前のフィンターは今とは外見や性格が大きく違っていた。 オールドランドの国民となる前、フィンターは「さえちゃん」という子供の家のおもちゃとして暮らしていた。しかしさえちゃんが中学校に上がった折にゴミとして捨てられてしまい、 一緒に捨てられたナカジと共にオールドランドに拾われて軍の兵隊として育てられることになった。 サールの部隊で厳しく鍛えられながら、無気力な日々を過ごしていた。しかしある日、 なんてかっこいい人達なんだ! 私もあの人達みたいに、必要とされる存在、認められる存在になりたい! 突如現れたコレクターズに殺されかけていたところを当時の四大幹部に救われ、それまで何の目標もなかったフィンターは四大幹部のようなみんなに憧れられる存在になることを望むようになる。 目的が出来たフィンターはどんどん実力を伸ばし、昇格試験を過去最高の成績で合格し軍曹の座にまで上り詰めた。 しかし、フィンターのことを気に入って模擬戦を仕掛けてきたサールを圧倒的な力で二回もボコボコに返り討ちにしたことで、サールやサールを慕っていた部下から結託して迫害を受けるようになった。 フィンターはナカジの裏切りによって瀕死の重傷を負い、生きる意味を見失ってオールドランドを出て自殺をはかったが、 フィンターのような実力のある部下を死なすのは惜しいと考えたオーズンに寸前で阻止される。 我はな、王の座を奪おうとする程の強い奴が出てくるのを待ち望んでいたのだよ なぜなら、このままじゃオールドランドはいずれマンションになり、なくなる... だからオールドランドは強くならなければならない オーズンはフィンターを特別扱いし、「もし自分に逆らう者がいたら殺しても構わない(要約)」と語った。 感銘を受けたフィンターはこれ以降、自分と反発するオールドランドの国民を次々と返り討ちにしていくようになる。 またしばらくして、オーズンからカンタローが四天王を辞めオールドランドを抜けた事を聞かされた後、氷属性の結晶を授かりオールドランド四天王の座を手に入れ、リア博士にレイドラを復活させてもらい自分の部下にしたことで更に力を増す。 だが、ある日ナカジに呼び出された先でフィンターを嫌うオールドランドの国民に詰め寄られる。 ナカジはフィンターを下手に庇えば自分がいじめの標的になるのを恐れ、フィンターを亡き者にしようと彼を裏切った。 既に高い実力を持っていたフィンターにはまるで相手にならず、遂にはナカジ含めその場にいた人形を全員皆殺しにした。 必死に命乞いをするナカジの姿を見て「くだらない」と吐き捨て、フィンターはかつてオーズンが言ったように「いずれオーズンを殺して王の席を奪い、オールドランドを潰す」という新たな目標を抱くようになるのだった。 ◇イロスマX sm5章 イロスマ島の光と影 終盤で王の会議が終了した直後に目元だけで登場した。 実はフィンターがイロスマメンバーの上からスタックロボを落としたので、設定上ではこの時に登場していた。 sm6章 風の使者と絶望の覇者 冒頭ではレイドラにもりおとヘルプマンの捕獲を任せるが、逃げられたためオールドランドの王から受けた新しい獣似隊を引き入れるという命令を最優先した。 新しく獣似隊に引き入れるのはマスターバートのがん細胞である三頭竜という怪物だが、砂漠の迷宮の奥深くに封印されていたため、高気温の苦手なレイドラを活動しやすくするためフィンターの氷属性の力で周りを氷の洞窟へ変えた。 そしてケロ次郎が三頭竜にとどめを刺そうとする直前に冷凍ビームで三頭竜を凍らせた。 そしてイロスマメンバーの前に姿を現し、チームワークを崩壊させるために精神攻撃を仕掛ける。 だが、その途中でパックンが言った「口だけで実力は大した事がないんじゃないか?(要約)」という発言を聞き、自分の力を見せつけるためにパックンを始末する。 その後はレイドラをけしかけて三頭竜を捕らえてイロスマメンバーを皆殺しにするべく襲わせるが、カンタローに邪魔されたため失敗に終わる。 オールドランドを裏切ったカンタローに早くこの島を出て行くように忠告し、レイドラに乗ってイロスマ島を立ち去る。 しかし、この直前にバートはフィンターが涙を流しているのを見たらしい。 sm7章 Guitarist's surprise attack 終盤にて登場。 イロスマメンバーに送り込んだスパイからの情報として、封印されたサールは洞窟の奥深くに封印されたとオールドランドの王に報告する。 その後はサール奪還の為にイロスマ島へ向かった。 ◇イロスマEX sm8章 王の訪問 オーズン達がイロスマメンバーと対峙している最中に、レイドラに乗って背後からイロスマメンバーを狙うが、カンタローに寸前で妨害され空中戦を行うことになる。 その間に始まったオーズンの過去編では当時の四大幹部やウサギシとマジックンが登場したが、コロナとフィンターは登場しておらず存在がぼかされていた。 そしてイロスマメンバーがドラッグとヘロインに敗北した後に再登場。 この時彼はイロスマメンバーを攻撃するつもりはなかったが、話を聞かず攻撃しようとしたケロ次郎と逃げだそうとしたプラズマを始末した。 フィンターは封印されたサールの居場所が何故分かったのかを教えに来ただけらしく、イロスマメンバーにスパイを送り込んだと忠告した。 当然イロスマメンバーはカンタローの説得もあってその事を信じなかったが、これを真実だと知らなかったため後に後悔する事に… その後はオールドランドにて再登場。 サールから封印を解くべく、オーズンにプレートを破壊させた。 オーズンから叱責を喰らったサールを見て嘲笑い、逆上したサールから喧嘩を売られるが実力に差があると豪語して追い払った。 リア博士の事は唯一信頼できる人物だったのか、質問を拒否されても「お前のそのドライな部分、嫌いじゃない」と評価していた。 そしてバーマーがコロナをイロスマメンバーに取られた事を知った途端、バーマーをボロクソに貶した為怒らせてしまうが、実力からか喧嘩にはならなかった。 sm9章 弱者の反逆 冒頭から登場。 イロスマメンバーの作戦によりマスターバートの血液を採取できず膠着状態に陥っていた時、リア博士から「血液を酸に変えている機械を破壊すれば通常の血液を採掘できるのでは(要約)」との助言を受ける。 しかし、その機械の情報が一向に得られず、内心焦っていたところにイロスマを脱退したプラズマと偶然遭遇する。 イロスマメンバーならイロスマの情報を持っているのでは、と考えたフィンターは、プラズマを自分の部下へ勧誘する。 プラズマを引き連れ獣似隊副隊長の本拠地であるキガ島へ向かい、ホンホーズ、黄鳥、ブルードッグにパワハラしイロスマメンバーの迎撃に行かせる。 そしてプラズマから情報を聞き出すものの、実はプラズマがイロスマの秘密について何も知らなかったことが判明すると急激にプラズマへの興味を喪失。 代わりのイロスマメンバーを二人ほど捕虜にするためプラズマに呪いの氷と究極奥義を伝授し、バート達抹殺の刺客として送り込んだ。 そしてプラズマが壮絶な最期を遂げた後、バート達の元へ再登場。 セーフティーエリアでイロスマメンバーを倒しても復活してしまうということで戦おうとはせず、 代わりに残りのイロスマメンバーにスパイが潜んでいることを告げ、「イロスマメンバーの友情、絆が崩壊する所を見届けてやる(要約)」と宣言しその場を後にした。 sm10章 絶望の螺旋 冒頭から登場。 相変わらず上手くマスターバートの血液を採取できず、苛立ってサールに八つ当たりする。 このまま燃料を採取できなければオールドランドは滅んでしまうのではないかと薄々予期していながらも 「オールドランドなどどうなっても構わない」と吐露した。 スパイであるスタックロボを通じてバート達が免疫装置の電池交換のためデンジャーエリアへ向かっている情報を知り、自身もデンジャーエリアへ向かった。 デンジャーエリアにいきなりフィンターが現れ困惑するバート達に、スタックロボがスパイだったことをネタばらし。 次に免疫装置とイロスマメンバーを破壊するためトネパースをけしかける。 トネパースに追い詰められ絶望するイロスマメンバーを眺め、イロスマメンバーを絶望させるためにいろいろな手を尽くしたことがようやく報われたことに歓喜した。 しかしながら、寸前で改心したスタックロボの奮闘によりトネパースが撃破されてしまう。 これまでの伏線が全て無駄になったことに激昂しスタックロボの残骸を踏みにじる。 スタックロボを殺されたことで完全にブチ切れたバートを圧倒的な実力であしらい、デンジャーエリアで完全に抹殺にかかる。 レイドラにバートを食い殺させようとするも、イモムシロボの機転により失敗。 レイドラにバートを丸呑みにさせ「バートを見捨て、稼働を開始した工場を破壊する」か「バートを助けるためにデンジャーエリアまでフィンターを追う」かの二者択一をイロスマメンバーに突きつけ自身はその場を後にした。 その後、オールドランドに帰れなかったためにとある洞窟でレイドラと共に休んでいたところ、バートを助けることを選んだデキット達の奇襲攻撃を受ける。 イロスマメンバー達の策によりレイドラと分断され、カンタローと一騎討ちすることに。 序盤はカンタローを圧倒していたものの、カンタローの予想以上の猛攻に徐々に追い詰められていく。アイスドールを解放するもカンタローの機転によって封印され再び一対一に。 決着をつけるため究極奥義を発動したカンタローに対抗すべく、自身の分身を作り出す技によって狙いを分散させようとしたが、カンタローの推理によって本体の位置を見破られ、そのままカンタローの究極奥義「カンタロード」の直撃を喰らってあっけなく敗れ去ったのだった...。 ...と思いきや、裏の裏の裏をかいた作戦によりフィンターは生きていた。 カンタローの後ろから忍び寄り彼の左腕を切り落とすと、どうあがいてもフィンターに勝つことができないと悟り完全に戦意喪失したカンタローを嘲笑い、レイドラに追い詰められイロスマメンバーが仲違いする所を見せつけてからカンタローを殺すと宣言するのだった。 しかし、デキット達の固いチームワークによってレイドラは撃破される。大慌てでレイドラを援護しようとした一瞬の隙を突かれ、カンタローに背後から袈裟懸けにされ大ダメージを負う。 自分があれほど毛嫌いしていたチームワークの力を見せつけられ、ついに完全にブチ切れたフィンターはカンタローを本気で殺しにかかる。 今までとは別格のフィンターの動きにカンタローは手も足も出ず。ついに一歩も動けなくなってしまったカンタローにフィンターの究極奥義「フリーズウィンター」の直撃を喰らわせ殺害。 そのままバート達の元へ向かうが、流石に先ほどのダメージと究極奥義を使った疲れにより戦うほどの元気は無く、捨て台詞を吐いた後アイスドールに連れられその場をフェードアウトした。 sm最終章 イロスマ島の闘い 冒頭でオールドランドと契約終了したリア博士に雇った資金で何に使うのかを質問していた。 工場では再びイロスマメンバーに立ち向かおうとしたサールを制止したり、オーズンの「殺し屋をイロスマメンバーもろとも工場爆破の巻き添えにする」という作戦を聞いても意に介さずドラッグとヘロインを嘲笑った。 飛行船内では、追跡してくるイロスマメンバーを抹殺する為元8ボスのアイスドールをけしかけた後、サールと口論になった。 そしてマジックンからアイスドールにテレパシーを送り、イロスマメンバーを始末するよう命令し、増援として空想世界の悪役のアイスドールをマジックンのシルクハットから送り込んだ。 アイスドールがイロスマメンバー抹殺に成功すれば、束縛から解放すると約束していたが、どの道用済みとなったアイスドールはボディを破壊して魂をあの世へ送り返すつもりのようだ。 だが、マスターバートの機転で空想世界のキャラを召喚され、アイスドールの足止めも失敗。 その事でサールから馬鹿にされるが、「お前よりは役立っていると言い返し、喧嘩になるがバーマーが仲裁に入り一旦治まる。 その後はオーズンの命令で出撃する。 その後長らく出番はなかったが、シーン26で遂に再登場。 イモムシロボの弓矢で拘束され、ケロ次郎にトドメを刺されそうになっているサールを救出する。 しかし、それはあくまで自分自身がサールを殺すためであり、命乞いを無視して剣で数回突き刺してサールを殺害する。 その後はバート達と戦闘。 ケロ次郎がフィンターと渡り合っている間にイモムシロボ、バートが攻撃に入るが、ノーダメで三人を一蹴。 そして、氷柱を上へ打ち上げ、自転車に乗って突進してきたもりおを迎撃し自転車を破壊。 更にジャンプしてモリトとリンを狙うがあえなく回避される。 だが、さっき打ち上げた氷柱がリンめがけて落下し、リンは氷柱を喰らってしまうも空想世界のリンが身代わりになったことで窮地を逃れる。 戦闘中に解説しているケロ次郎達にも容赦なく攻撃を加え、捨て身で向かってきたもりおを再び迎撃。 そしてイモムシロボの発射したエネルギー弾をもりおを身代わりにして投げ飛ばし、彼を撃破する。 ケロ次郎が攻撃しに向かうも大ジャンプしてモリトとリンを狙うが、フィンターは突然激痛を感じてその場に倒れこみ大きな隙を晒してしまう。 その間にリンとバートの攻撃を喰らい、動揺するフィンター。 実は前にカンタローとの闘いで袈裟懸けで負った腹部の切り傷が完治しておらず、激しい動きをしたことで古傷が疼いてしまったのである。 バート達がフィンターとの闘いで唯一の弱点を知られ、彼にとってタブーである友情や絆を見せられたことで「うざくてキモい台詞だ!」と激昂。 その後もケロ次郎と渡り合い、バートが攻撃に入るがあえなく彼らを一蹴。 そしてバートはメガバートに進化し、攻撃に向かうが霧で相手の視界を奪い、さらに分身を作ることでバートの攻撃から逃れる。 バートが油断したところで背後から攻撃を加えようとするフィンターだったが、古傷が疼きまたしても倒れこむフィンター。 その間にバートの攻撃を喰らい、友情を見せつけられ更に激昂。 しかし、ケロ次郎と渡り合っている間に古傷から出血し、これ以上の長期戦はやばいと判断したフィンターはごく短いチャージ時間の「フリーズウィンター」の発動し、イロスマメンバーの足元を氷漬けにして動きを封じる。 そしてどう足掻いても勝ち筋を見出せず、完全に諦めてしまったケロ次郎とイモムシロボを斬りつけて二人を退場させる。 自身の勝利を確信したフィンターは次にバート達を狙うが…? フィンターの最期 その時バートは昔フィンターの言っていた言葉「仲間なんて利用するだけの存在」や「オールドランドをいずれ潰す」の意味が知りたい為に彼に質問するが、フィンターは「オールドランドは自分が最強になる為の踏み台に過ぎない」と開き直る。 だが、バートはフィンターは本当は辛い思いをしていると同情を寄せ、フィンターは真実を否定する。 それでもバートはめげずにフィンターの哀しい過去の事を相談し始める。 しかし、フィンターは 「私とお前らが敵同士である事に変わりは無い」と激昂。 フィンターがオールドランドにいる事に不満を抱いていると悟ったバートは仲間に引き入れようと考え、仲間の仇である事も許し説得を試みる。 その答えに納得したのかフィンターはバートの言っている事が真実なのかどうか確かめるべくバート達の足元の氷を溶かし、5分間の猶予を与える。 その時足元に盗聴用の氷を仕掛けており、モリトやリンの薄情な言葉に失望するも、バートの言っていた仲間にするという言葉が真実だという事に動揺する。 五分後にバート達の所へ戻り、バートが本気でフィンターを仲間にするという言葉に驚愕する。 しかし、プラズマやスタックロボ、カンタローなどのバート達の仲間を殺してきた自責の念からかフィンターは 仲間になんてなれるわけねえだろ!!私はお前らの仲間を何人も死なせたんだぞ!!お前らにとって、絶対許せない存在なんだ!!お前らの友情はその程度だったのか!! と激昂。 しかし、今の言葉でフィンターも本当は友情や信頼を大事にしているとバートから気付かされ、同情を寄せられる。 この時オーズンから貰ったレンズの副作用で体にヒビが入るフィンター。 しかし、その後突然フィンターは自身の愛刀で身体を串刺しにし自殺する。 最期にフィンターは ざまぁみろ…これで、私は、お前らの仲間になんかならねぇ…私は、私だけのものだ… と言い残し、涙を流してボディが砕け散り死亡する。 最期までひねくれていたフィンターだったが、実はバートの言っていた通りオールドランドで仲間が出来ずに苦しんでいたのであった。 【補足】 初登場時は和服だけだったが、後にコートも着るようになった。メタ的に言うと人形が変わった。 名前の由来はフリーズ(凍る)とウィンター(冬)から。
https://w.atwiki.jp/withoutborder/pages/56.html
InterRegio(インターレギオ)はドイツ鉄道で運行されていた列車種別の一つ。略称は「IR」 「地域間急行」と訳され、日本の「急行」に相当する種別。 編成、車両構成 IRブルーと呼ばれる専用塗装を纏った専用客車が主に使用される。客車は1950~60年代製造の急行型客車(UIC-X客車)やDR(旧東ドイツ国鉄)所属客車からの改造車となる。いずれも内装は徹底して改造されており、それまでの急行列車とはイメージを一新することに成功した。一等、二等車ともに車端部にコンパートメント、中央部が開放座席という作りになっており、特に二等車は奇数人数のコンパートメントなど変則的な座席配置となっている。 また半室がビュッフェとなった一等合造車「Bistro Café」が一等車と二等車の間に連結され、インターシティには劣るものの供食設備を備えた列車もあった。 歴史 地域輸送の新顔として 1980年代は特急インターシティが最上級種別として西ドイツ全土にネットワークを広げ、各都市を結んでいた。一方、地域輸送を担うD-zugなどの急行列車は車体の老朽化、インターシティの接続待ちによる所要時間の増大なども一因となって需要が減少しており、赤字運行が常態化していた。これらD-zugに代わる地域輸送の主役として1988年に新設されたのがインターレギオである。 インターシティが主要幹線の大都市のみに停車するのに対して、インターレギオは亜幹線や地方路線を中心にインターシティが停車しない中規模の町にも停車駅を設けるなど、インターシティの補完的な役割をもち、地方路線においては最上級種別となった。またインターシティと同じパターンダイヤを採用して利用しやすいものとした。それまでの急行からの速度向上もなされ、高速新線においては最高速度200Km/hで走行した。使用客車は旧型客車からの改造だったが徹底した改造によってイメージを一新、また1985年にDBのCI(コーポレートアイデンティティ)が変更され、車体塗装がそれまでの等級別から列車種別ごとの塗装になり、インターシティに次ぐ種別と位置付けられたインターレギオには専用の青系塗装(IRブルー)が採用された。運賃面では、インターシティより安い料金で利用できた。 路線網の拡大 インパクトを持って登場した地方輸送の新顔は大きな成功をおさめ、旧来の急行列車に代わって西ドイツ全土にネットワークを伸ばしていった。また東西ドイツの統一以降は旧東ドイツの領域にも進出していき、このころには18ラインのネットワークが構築されていた。1995年にはDR(東ドイツ国鉄)のハルバーシュタット型客車を種車として制御客車が製作され、インターレギオにおいて制御客車を用いたウェンデツークでの運行が始まった。後1997年にはインターシティでも推進運転が開始され、現在のインターシティの運行形態のもととなっている。 種別廃止 1991年にICEが登場、大幹線のインターシティを置き換える形で勢力を伸ばしていくと、インターシティは次第に地方輸送へとシフト、これによりインターシティがインターレギオと同じ性格を持った列車になってしまい、サービス面で差のあるインターレギオの人気は低迷していった。2002年にはICEが大量に新設され、これによってインターシティ網に大きな変更が加えられることとなり、インターレギオの多くの路線がインターシティに格上げされる形で廃止された。残る路線もインターシティ格上げや快速列車への格下げによって2006年までに全路線が廃止となった。 IR客車たちのその後 塗装変更前後の比較 種別が廃止されたインターレギオだが、使用車両たちはその種別と同様にインターシティに受け継がれた。 インターシティの特急用客車と同様の塗装に変更されたが、内装はそのままで使用され、一両単位で組成できる客車列車だったこともあって旧IR客車編成は次第にバラされ、インターシティの編成に組み込まれていった。結果、同じ編成内に特急用の設備と急行用の設備をもつ客車が同時に存在することになってしまった。座席によって料金が変わるような措置もない。一新された内装もすっかり老朽化し、インターシティに紛れ込むがっかり客車になってしまっている。一方、BistroCafé車は軽食堂車BordBistroに改造されて使用された。供食サービスの衰退によってTEE以来の食堂車たちが廃止されていくのに代わって現在のインターシティの供食車の主役となっている。また制御客車もインターシティの推進運転用として使用されている。 2015年、インターシティ2と呼ばれる新しい特急列車が新製され、旧インターレギオの路線で旧来のインターシティ列車に代わって運転を開始した。これにより余剰になった編成のうち、生え抜きの特急型客車のみにICEと同様の椅子に交換する改装を行って再び特急型のみの編成に組みなおし、旧IR客車を廃車する計画となっている。最古で1950年代に急行型客車として製造されて以来の長寿となる旧IR客車群だが、その活躍も間もなく終焉を迎えることになる。 余談 後継ともいえる新型特急車IC2は、快速用の2階建て客車と機関車にインターシティと同じ塗装を施しただけのシロモノであり、内装は快速と同じ、食堂車ナシ、最高速度の低下という遜色特急となっている。がっかりの血は争えない。 関連項目 【IC】インターシティ
https://w.atwiki.jp/haruka17/pages/581.html
R団の部屋 オシリア達、散歩中。時間軸的には錯綜する情報と同時期。 オシリア「・・・ねぇリプレ、私達今何してるのかな」 リプレ「アレでしょ、調査に出かけたはいいものの、当てがなくて実質散歩してるカンジ」 オシリア「あ、そっか・・・。『ウオッカ♪について調査して来い!』って言われても、コネも何にもないしね」 リプレ「ルイズ達に会いに行く?」 オシリア「いいけど、今都合いいのかな?」 リプレ「わからない・・・、R団の状況が状況だし。もしかしたらウオッカ♪に何かされてるかも・・・心配だわ」 オシリア「確かに心配だね・・・無意味な戦いは止めて欲しいなぁ」 リプレ「オシリアは、平和主義者だものね・・・」 当てもなく散歩をするオシリアとリプレ、その近くには同じく悩み事を抱えるニシノミヤがいた。 ニシノミヤ「HSウメダ様が言っていた、『何者かがR団を転覆させようとしている』とは、一体誰がそんなことをしようとしているのDA・・・。そしてウエロク様の隊長職更迭、突如アベノバシやKTトバが倒される事件・・・さらには原因不明の食中毒、このR団に何が起きてるんだYO」 オシリア「R団のポケモンに会えたらいいんだけどなー」 オシリア・ニシノミヤ「うーん・・・・。」 リプレ「あーっ、アレニシノミヤ!」 オシリア「えっ、どこどこ!?」 リプレ「ほら、あそこ!あそこで考える人みたいなポーズしてるバシャーモ!」 オシリア「えー・・・その前にニシノミヤって誰?」 リプレ「ずこー!!もーう、ニシノミヤっていうのはR団の上級メンバー!アイツならウオッカ♪のこと何か知ってるかも!」 オシリア「それなら早速行ってみよーう!」 オシリアは早速ニシノミヤの元へ。 オシリア「すいませーん」 ニシノミヤ「・・・Oh、かわいいgirl・・・少々すまないが、俺の悩みを聞いてくれないか」 オシリア「???」 リプレ「(・・・自分から話しかけてきた!?)・・・まさかオシリアに痴漢する気じゃないでしょうね」 ニシノミヤ「するかッ!!!・・・実は、俺達の組織、R団っていうのが、最近何かおかしなことになってきてるんだ・・・」 オシリア「それは一応知ってますけど」 ニシノミヤ「Oh、それなら話は早い。」 リプレ「(相当悩んでるみたいね・・・)」 ニシノミヤ「ウオッカ♪っていうポケモンがいるのを知っているかい?」 オシリア「名前くらいは・・・」 ニシノミヤ「そいつがR団の大幹部になってから、何かおかしなことが起こりだしたのSA」 レーゼ♪(ルカリオ、ローブを被って姿が見えない)「奴がORIGINのメンバーか・・・奴を討ち取れば、はるか♪様に褒めてもらえる事は間違いない。あんなスパイ集団には消えてもらわなくてはならん」 オシリア「おかしなことって、何なんですか?」 ニシノミヤ「名将ウエロク様が突然更迭され、硬派だった神官ウジヤマダ様がタバコと女に溺れるようになり、ポリドリ様はウオッカ♪のために発言力を失い・・・。さらにはウジヤマダ様の嫁と称するまさこ♪が元ウエロク部隊、現ウオッカ♪の部隊の実権を握り始め・・・」 リプレ「(全部R団の幹部ばっかり・・・。やっぱりウオッカ♪って奴が何か関係しているのね)」 ニシノミヤ「・・・!伏せるんだ!」 オシリア「え?・・・」 突然、オシリアに向かって「しんくうは」が飛んできた! オシリア「うわぁ!」 リプレ「きゃあ!」 ニシノミヤ「・・・何だ、何が起きた!?」 レーゼ♪「ちっ、外したか。」 ニシノミヤはオシリアとリプレをかばいながら言った。 ニシノミヤ「Hey、お前Queenのassassinか!?」 レーゼ♪「その通り。」 ニシノミヤ「ならば、何故俺ではなくこのかわいい娘達を狙った!?」 レーゼ♪「・・・、その女がORIGINのメンバーだからだ!」 ニシノミヤ「ORIGIN?聞いたことはあるZE、ポケモン世界の裏事情を調査する調査団体だろう?」 レーゼ♪「それは表向きでの話。ORIGINは我々にスパイを働いていたのだ。はるか♪様はこのことに薄々だが感づいておられた、お前達が我々とR団の衝突を止めるべく工作していると!お前達ORIGINを消せば、我々は悠々とR団との決着を付けられる!その手始めとして、お前を消しに来た」 オシリア「何で!?どうして同じポケモン同士で争わないといけないの!?戦争としての戦いなんて、そんなのすることじゃないよ!」 ニシノミヤ「その通りDA!俺達R団はお前達に戦争を挑んでるわけじゃない!日々精進するために、エンターテイメントとしての戦いを挑んでいるんだYO!」 レーゼ♪「屁理屈を叩くな!我々のポケモンを略奪したのはどこのどいつだ!?敵、邪魔者、危険因子は全て消す!!スパイは全て皆殺し!それは社会の常識だ!」 ニシノミヤ「邪魔者は全て消す!?それではヒトラーやスターリンと同じDA!本当の敵や邪魔者なんて、この世にはいないんだYO!」 レーゼ♪「はるか♪様を野蛮な独裁者と一緒にするな、この略奪者集団め!!」 ニシノミヤ「言いたければ言うがいい、俺達が略奪者ならお前達は殺し屋DA!!!」 オシリア「やめてーーーー!!!」 ニシノミヤとレーゼ♪の拳がぶつかり合う。 ニシノミヤ「ここは俺に任せて、かわい娘ちゃん達は急いで逃げてくれ!こいつの狙いは君達の命!死んでしまったら何にもならないからNA!」 オシリア「・・・・!!」 リプレ「オシリア!とにかく逃げましょう!!」 オシリア「う、うん!」 ついに、ニシノミヤと刺客レーゼ♪との戦いが始まってしまった。 一体どうなってしまうのか!? 逃げた後のオシリアのその後はドトウの知り合いに続く。この話の続きはその名、神滅隊へ。
https://w.atwiki.jp/renst/pages/2404.html
オーズドライバー 種類:オペレーション カテゴリ:ワイルドビースト 必要パワー:3 追加条件:なし テキスト: 次の効果から1つ選び発動する⇒ ◎自分の手札から本来の特徴に「オーズドライバー」を持つカードを1枚選び、自軍ラッシュエリアに出してもよい。ただし、追加条件は満たすこと。 ◎このターン、次に自分が手札から使用するカードの必要パワーの数字は、3少なくなる。 フレーバーテキスト 命の価値を知るからこそ、それを賭けても解き放て。無限を越えるメダルの力。 イラストレーター:松本 エイト レアリティ:ノーマル 作品:仮面ライダーオーズ/OOO 収録:クロスギャザー ザ・ベストパートナー 自販:パック Q A Q1 「RS-325 天空勇者マジシャイン」の【マジチケット】の効果で、自軍コマンドゾーンにある「XG7-054 オーズドライバー」の効果を発動しました。次に【マジチケット】の効果で自軍コマンドゾーンにあるオペレーションカードを発動する場合、そのカードの必要 パワーの数字は3少なくなりますか? A1 いいえ、そのようにはなりません。【マジチケット】には「手札から使用するかのように」とありますが実際には手札から使用していないので、「XG7-054 オーズドライバー」の「次に自分が手札から使用するカード」には該当しません。 Q2 「RS-325 天空勇者マジシャイン」の【マジチケット】の効果で、自軍コマンドゾーンにある「XG7-054 オーズドライバー」の効果を2回連続で発動しました。このとき、次に手札から使用するカードの必要パワーの数字は6少なくなりますか? A2 はい、そのとおりです。 Q3 「XG7-054 オーズドライバー」を手札から使用してから、「RK-043 ライドシューター」の【突入】の効果を発動しました。このとき、次に手札からラッシュする特徴「ミラーライダー」を持つユニットカードの必要パワーの数字は6少なくなりますか? A3 はい、そのとおりです。 Q4 「XG7-054 オーズドライバー」を手札から使用してから、手札にある「XG3-074 キングダーク 」の【大ショッカーの巨大幹部】の効果を発動しました。このとき、「XG3-074 キングダーク 」の必要パワーの数字は3少なくなりますか? A4 いいえ、そのようにはなりません。効果の発動はカードの使用には当たらないからです。カードの使用とは、通常の手順での、ラッシュ及びオペレーションカードの使用を指します。 カード評価 あらゆるカードの必要パワーを軽減できるオペレーション。 「次に手札から使うカード」のパワーを減らすため、このカードを複数連続使用しても通常は目的のカードのパワーを3以上減らすことはできない。 ただし天空勇者マジシャインの効果でコマンドのオペレーションを使用する場合はこのカードの効果は適用されないので、これを利用して6以上パワーを減らすことができる。マジシャイン自体の必要パワーが5と高めのため、このコンボを使う場合14-等極端に重いカードを出すことになるだろう。 対応しているのは通常のラッシュ及びオペレーションの使用のみ。効果による手札からのラッシュなどには使えない。 関連カード 特徴「オーズドライバー」を持つユニット コメント 「手札から使用」というのはユニットやビークルのラッシュも含まれますよね? -- 名無しさん (2011-01-23 10 11 03) ユニットやビークルはおろか、オペも下がるよ。 -- 名無しさん (2011-01-23 23 37 52) フルブラスト・アクションがパワー5でいけるな。ブラストバギーと組み合わせて合体ロボが出せるな -- 名無しさん (2011-01-24 18 18 17) これ「次に自分が手札から〜」ってことは、マジシャインでコマンドから発動させ続ければ効果の重複も可能なのかね -- 名無しさん (2011-01-27 01 29 54) でもゴルゴムで妨害されやすくなるな -- 名無しさん (2011-01-27 01 31 59) マジシャイン出せる時点でパワー5はあるからな~。-14とか出すぐらいしかやることなくない? -- 名無しさん (2011-01-27 08 12 06) ダイノミッションがパワー3で出せるってのはすごくね? -- 名無しさん (2011-01-27 14 33 54) そもそもパワー3の時点でダイノミッション使えるほど捨札は揃ってなくない? -- 名無しさん (2011-01-31 22 50 46) ↑x5「手札から使用するかのように発動できる」だから次に使うオーズドライバーのパワーが減るだけだね -- 名無しさん (2011-02-01 05 23 12) ↑公式Q&Aで否定されました。マジシャインからの重ねがけでいくらでも必要パワーを減らせます。…14-始まったな! -- 名無しさん (2011-03-31 17 09 52) マジシャイン再録はこのためか… -- 名無しさん (2011-03-31 17 15 43) ↑↑いくらでもって、9まででは?しかもこれをコマンドに3枚置いてる状態…かなり厳しいかと -- 名無しさん (2011-04-01 13 15 09) ↑キリンレンジャーとコマンドリリース手段があれば、効率は相当悪いが回数は増やせる。あと三色になるけどライドベンダーで補助できる。 -- 名無しさん (2011-04-01 13 40 07) イクサBMでも補助できるし、デネブで引いて次のターンかカイザ×ファイズでコマンドに置くってことも。 -- 名無しさん (2011-04-01 18 34 25) 緑黄の侍中心に組んで緑のコマンド操作でオーズドライバー置いたり回収したりで、黄は秘伝ディスクて侍にコールつけてコマンド代用したりリードで、トラシンケンオーを狙おう!………そこまでするもんでもないか -- 名無しさん (2011-04-01 18 48 29) ↑×4 ストレンジベントを絡めれば15までいける。 -- 名無しさん (2011-04-01 20 53 24) これ使った状態でライドシューターの効果と併用して10-サバイブをラッシュできるんでしょうか? -- 名無しさん (2011-04-05 14 13 31) ↑重複しないのはライドシューターの効果だけだから可能。ただし10-のサバイブは捨札が肥えてないとうまみが少ない -- 名無しさん (2011-04-05 14 49 30) 初心者ですみません。これは効果による手札からのラッシュには対応しないのですか?キングダークの項目には「ラッシュ可」という評価がありましたが… -- 名無しさん (2012-02-21 08 32 51) ↑対応しません。詳しくは公式Q A「オーズドライバー」の項を参照してください。 -- 名無しさん (2012-02-21 17 08 10) キングダークなどの効果の発動は、カードの使用には当たらない。カードの使用とは、この評価にある通り「通常の手順でのラッシュ及びオペレーションカードの使用」とのこと。 -- 名無しさん (2012-02-22 00 26 03) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sentai-kaijin/pages/332.html
「いくら素晴らしいメモリでも、しょせん使う奴が虫けらでは意味が無い!」 【名前】 ウェザー・ドーパント 【読み方】 うぇざー・どーぱんと 【声/俳優】 檀臣幸 【スーツアクター】 渡辺淳 【登場作品】 仮面ライダーW仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦バトライド・ウォー風都探偵 【分類】 ドーパント 【メモリ】 ウェザーメモリ 【綴り】 WEATHER 【頭文字デザイン】 日差し、雨、雷、竜巻(W) 【モチーフ】 風神・雷神、龍、侍 【生体コネクタ位置】 耳(もしくは右こめかみ) 【仮面ライダーW】 「ウェザー(気象)」のガイアメモリで井坂内科医院の院長を務める開業医・井坂深紅郎が変身したドーパント。 園咲家のゴールドのメモリに匹敵するほどの力を持ち、流通されていないシルバーのガイアメモリを用いる。 作中の時間より1年前、風都で発生した連続殺人事件の真犯人で、照井竜の両親などを殺害した「風都連続凍結事件」の他にも感電死や溺死など多くの連続殺人を引き起こしていた凶悪な人物。 園咲家にも「ガイアメモリが生み出した突然変異の化物」と呼ばれる程の恐ろしい力を持ち、メモリ自体に井坂本人が改良を重ねた結果他のメモリの力を飲み込んで自分のものに出来るまでになった。 その為、井坂の体には7つの生体コネクタが刻まれ、その反動によるものか異常なまでの食欲を持つ。 本人曰く「命を奪う程強力なメモリを我が身に挿す事だけが楽しみ」と話し、ウェザーのメモリ自体「気象」を司るメモリの為、単体で多くの攻撃方法を持つ。 ウェザーの能力として確認されたのは以下の通り。 霧を発生させる。 超低温を生み出し凍結させる。 竜巻を生み出す。 超高熱を放出する(触れた対象を高温化させるという方法をよく用いる)。 雲を作り出して目晦ましに用いる。 雷を放射する(掌から放出したり上空から落雷させるパターンがある)。 雷神の太鼓を模したウェザーマインを鞭のように操る。 雨を降らせる。 虹のような光線を発射する。 第35話では雨を降らせる範囲を限定して相手を水没させたり、対象の周囲に雷雲を発生させ拘束したりと更に強力な技を使用していた。 その驚異的な攻撃性能はダブルとアクセルと同時に戦っても余裕で圧倒する程。 「君たち1人ずつでは私には勝てない」と自身は語り、実際にダブルファングジョーカーとアクセルが同時に攻撃しようやく互角となる程だった。 また、人体への毒素の影響を抑えつつメモリの能力を引き出すガイアドライバーを使う事を嫌悪し、「直挿しにこそ意味がある」としている。 その為ドライバーを使って変身する仮面ライダーを「青臭いドライバー使い」と蔑んでいた。 この信念は後に冴子もナスカメモリを「直挿し」を行いレベル2を超えたレベル3のRナスカ・ドーパントとなった事で受け継がれている。 インビジブルメモリを手に入れ損なってから仮面ライダーに激しい憎しみを持つようになり、同時に目的であるテラーのメモリを手に入れるべく、ケツァルコアトルスメモリを園咲家から盗み出し、最強の力を手に入れようと目論んだ。 テラー・ドーパント相手に園咲冴子と共にミュージアムから離反し、ケツァルコアトルスの過剰適合者・凪という女性に打ち込んだコネクタを完成させようとしたが、トライアルメモリの力を使いこなしたアクセルトライアルのマシンガンスパイクを受けメモリブレイクされた。 その直後、メモリを複数かつ、過剰に使用した代償として全身に出現したコネクタに身体を蝕まれ消滅する、という悪魔に相応しい最期を遂げた。 元々は真面目な人物だったのだが、自身が何の為に生まれたのかわからず、その意味を探すために医者になったが理解できずに自暴自棄となっていた過去を持つ。 その時、テラー・ドーパントのメモリの力を使う琉兵衛の姿を目の当たりにし、その力に魅入られガイアメモリの力を求めるようになっていった。 実は彼がこれほどまでに強力なメモリを手に入れられたのはシュラウドがウェザーメモリを直接手渡していた為である事が第43話にて判明し、結果として井坂は強力すぎるウェザーメモリの力に飲み込まれ暴走して、多くの犠牲者を出す事になる。 これはシュラウドも全く予想していなかった事態で、口に出さずとも責任を感じており竜に謝罪している。 作中では度々ガイアメモリに自分で加工を行っている様子(インビジブルメモリに抜けなくなるよう細工したり、ケツァルコアトルスメモリの内部基盤だけを複製したり)があり、技術者としても優れている模様。 初登場はライアー・ドーパントが登場した回、ライアーの攻撃で負傷した女性を治療する医者としてだった。 それ以前にウェザーメモリをもつ人物がピアノを弾いていたり、メモリを起動させる手元部分が写った事はあったが全体像が映っていなかった(竜達に正体が露見した後は連続殺人犯として指名手配されたらしく、病院を閉業し園咲家にゲスト扱いで匿われていた)。 【仮面ライダーW ファイナルステージ】 イサカシンクロウ(別世界の井坂深紅郎)が変身する。 鳴海亜希子をふうとくん・ドーパントへ変身させる。 【仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦】 大ショッカーの大幹部として登場。 【バトライド・ウォー】 「記憶」から作られた怪人として登場。 様々な気象を操作するのはドラマと一緒だが、攻略中に雷や竜巻を発生させるなど厄介な妨害行為をしてくる。 【余談】 インタビューによると、同時期に放送した番組が共闘して戦う案があり、その戦いの際の敵にするため、「ドーパント」で、なおかつ「侍」がモチーフの為に選ばれたとされている。 彼が最後にとった行動は、3年後のシリーズの怪人全体の行動原理と酷似している。CJXが初登場したエピソードのゾーン・ドーパントに変身する有馬鈴子役の魏氏と井坂医師を演じる檀氏は実際の夫婦で、共演はしなかったものの第32話では同じ放送回に登場している。 更にネットムービーの「ドーパント開業医 井坂深紅郎」では両者が登場(厳密に言うと井坂医師とゾーン・ドーパントで、魏氏は出演せず)し共演している。 同じくネットムービーでは魏氏が登場した事がネタにされている。 なお、臣幸氏が「仮面ライダーシリーズ」で担当した役はこれが唯一だが、他にも「ウルトラQ」の特撮にも出演していた。 ネットムービーでは「ドーパント専門の診療室」を開設し、色々なドーパントから相談を受けているが、彼自身がドーパントに対して偏執的な興味を持っている故に治療の一環とは到底思えない様な危ない言動が多く、本編以上に変質者じみたキャラクターとなっている。