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管理人の絵 管理人が書いた絵を掲載していきます。 超サイヤ人5孫悟空 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ssj5.jpg)
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「エーテの絵本」 黒い背表紙の絵本 大陸「ヴェルノス」の西方の古代遺跡「エーテ遺跡」にて見つかった。 中身は、子供向けの文章で書かれており 絵本を開く者によって、内容が変わる。 現在の所有者は不明。
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過去のトップ記事を収納するページ 2016.02.22 雪像だけは!&副業バンザイ 2016.02.20 たのもしいバーナーくん 2016.02.16 ひつじ村は「大人の絵本」 2016.02.09 こーでぃねいと 2016.02.06 イベント途中経過 2016.02.03 新イベント開始&「PDCA」 2016.01.28 もうとっくに違うフェーズ 2016.01.26 最後の一撃~まちがっていた遊び方~ 2016.01.20 ウッドデッキがついに登場 2016.01.14 ネコかまくら&香箱座り 2016.01.08 かわいいトラック 2016.01.03 黄色と緑に手を焼く新年 2016.01.01 あけましておめでとう 2015.12.25 悔しい思いをここで清算!他 2015.12.20 ブッシュ・ド・ノエル 2015.12.16 クリスマスイベント! 2015.12.14 メェメェ倶楽部wiki、はじめました。
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このページはこちらに移転しました ちぃの絵本の歌 作詞/あくし いっぺーじ めくった あおいあおい うみのいろ まっさかさまにおっこちて ながれてどこかへ いっちゃった にぃぺーじ めくった きいろきいろ はなのいろ はるのといきのまぼろしに あるいてどこかへ いっちゃった さんぺーじ めくった しろいしろい くものいろ ふわふわふんわりただよって とばされどこかへ いっちゃった よんぺーじ めくった あかいあかい なんのいろ? じわじわぺーじにひろがって たおれてどこかへ いっちゃった
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カナちゃんの絵本 異世界の妖精が描いた童話本(敏捷+15/魔力+10/魔防+15) 歴史と妖精の関わり方を、楽しく理解できる。 053:カナちゃんの絵本 タイプ:一般防具 価格:1480G 攻撃力:0 防御力:0 魔法力:10 魔法防御:15 敏捷性:15 運:0 最大HP:0 最大MP:0 特徴 使い勝手・希少性などを記入してください。 コメント 名前 コメント
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『当企画について』 【動機】 ニートが『各人の能力で何か作ってみよう』と思い立つ 【経緯】 最初「VIPPERで何か作ろうぜ!」という無計画で行き当たりばったりな感じから始まり 78氏の出現により短編SS集のノベルゲームを作ることになる その後ろいず氏により短編SS集を纏める中心的作品「チロルの絵本。」が発案される 【目的】 当初予定だった短編SS集のノベルゲームを作るという目的から主軸を少しずらし チロルの絵本を主軸にした 作中SSを内包するADV風ノベルゲを作る ※その他詳しいことはWikiチロルの絵本。「はじめに」を参照。 『ゲーム概要、仕様など』 タイトル チロルの絵本。 ジャンル ノベル&アドベンチャーゲーム プレイ時間 絵本6冊分くらいの長さ ターゲット 全年齢対象。読み物を主体としたゲームを手軽に楽しみたい人。 発表 インターネットでフリー配布。 開発予定期間 春ごろ完成予定(あまり期限は拘っていないです) 【開発環境】 現段階では、スタッフの理解できるエンジンが吉里吉里の為、吉里吉里を使った開発を考えている。 が、新たなスクリプタに参入して頂いた時。スクリプタ使用エンジンが吉里吉里以外の場合は、その限りではない。 (上記の場合の、一部仕様変更はやむなしとする) Q.どんなゲームなの? 「チロルの絵本。」本編と、複数の絵本(作中SS)で構成するADVゲーム チロルの絵本本編を進めていくと途中絵本(作中SS)を選択し、読むことができる 一度読んだことがある絵本はメニューからすぐ読めるようになる チロル本編を進めていくことで読める絵本が増えていく 簡易フローチャート 第一章 チロル本編 ↓ ↓ 絵本(作中SS)選択 ↓ ↓ チロルの反応 ↓ ↓ チロルの夢 第二章 同上 第三章 同上 第四章 同上 第五章 エンディング ※本編中に読める絵本(作中SS)の数は4冊 本編を繰り返しプレーすることで読める絵本は増えていく Q.どんなお話?(※現在ストーリー製作中です、設定など変更されるかもしれません) チロルは病気で病院に入院しています 病は思うように回復せずチロルは落ち込んでいました そんなある日チロルは不思議な絵本に出会いました ※チロルの絵本。本編のSSは作成中です 【登場人物】 ★チロル 小学生の女の子。 病気で病院に入院している くまのぬいぐるみ(きなこ)を持っている 病院が遠方にあるため同級生の友達はなかなか見舞いに来られない 仕事の忙しい両親とは、あまり会えないため淋しい思いをしている ★看護師のお姉さん よくチロルの面倒を見ている チロルが落ち込んでいるのを見て どうにか元気にすることはできないか悩んでいる ★きなこ チロルが持っているくまのぬいぐるみ ★チロルの夢に出てくる女の子 チロルと同じ小学生くらいの女の子 友達も家族もいない孤独な子で 心を閉ざしている 夢の中でチロルに心を開いていく ★妖精さん チロルに絵本を贈る不思議な存在 【世界観】 現代、季節は春 【舞台背景】 ★チロルの病室 チロルが入院している病室、個室 ★夢に出てくる場所 花や草木が生えてる自然豊かな場所 季節は春のイメージ 【絵本】 妖精さんが落ち込んでいるチロルを励ますために贈る絵本 絵本の中身はチロルにしか読むことができない チロルはこれを読むことで元気を取り戻していく 【チロルの夢】 絵本を読んだ後の夜 チロルが寝ているときに見る不思議な夢 謎の女の子が出てきて チロルと女の子は仲良くなる 『作中SS(絵本)』 8~12冊を製作予定 チロルの絵本本編中に読むことができる絵本は4冊 繰り返し本編をプレーするなどすれば読める絵本は増えていく 一度読んだ絵本はチロルの絵本本編をプレーしなくても メニューからすぐ読めるようになる 投下SSはこちらを参照「投下SSまとめ」 完成に必要な素材 チロルの絵本本編のSS 絵本(作中SS)のSS チロル、作業療法士のお姉さんの立ち絵 チロルの絵本本編のスチル チロルの絵本本編の背景 チロルの夢のスチル 作中SSのスチル タイトル画面のBGM チロルの絵本本編中のBGM チロルの夢のBGM EDロールでのBGM 作中SSのBGM etc 現在の主要開発スタッフ 1◆12nkKtrBbw 【役職】リーダー 企画立案/メイン絵師(キャラ立ち絵・スチル)/当企画のリーダー 素材管理/シナリオ調整 等 ――――――――――――――― 居候(旧名人魚ブルマの人) 【役職】 補佐/チロル本編ライター チロル本編シナリオ執筆/リーダー補佐 ――――――――――――――― んきゅ。◆eBOKE.W60w 【役職】ライター/音師(仮) 作中SS執筆/BGM作成 ――――――――――――――― ぶるま◆KnbRKkhBUs 【役職】補佐/絵師(背景写真用意も含む) リーダー補佐/書記/仕様調整/(SE、効果背景等も集める) ――――――――――――――― (絵師は塗りや加工も兼ねる。 現在、PG空席だが穴は他スタッフで埋めつつ募集段階に達した時、募集する) ※その他のスタッフなど詳しくはこちらをご覧ください「スタッフ」
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ここでは、イベント時のルール説明等を行います。 酒豪イベント 1、星以下戦や星以上戦、又は、全体戦等に分けて勝負を行います。 2、まず、スキルショートカットに行動スキルの酒を飲むしぐさと、座るモーションをセットします。 3、自分が参加する戦が来たら、すみやかに並びます。観戦者は後ろによけて座ります。 4、1、グビ 2、グビ 3、グビ・・・・・という形で、合図に合わせて酒を飲みます。テンポよく行きましょう。 5、酒を飲んでいると酔っぱらうしぐさをする時があります。酔っぱらうと負けです。ランダムなのでいつ来るかはわかりません。 酔っぱらった方は速やかに座りましょう。 6、最後の2人が残り同時に酔っぱらた場合は、もう一度二人で飲みなおしてもらいます。 勝敗がつくまで続けます。 以上
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チョコボと魔法の絵本 機種:NDS 作曲者:植松伸夫、 高橋雄蔵、(浜渦正志) 編曲者:高橋雄蔵 開発元:スクウェア・エニックス,ハ・ン・ド 発売元:スクウェア・エニックス 発売年:2006 概要 ニンテンドーDSで発売された「チョコボと魔法の絵本」シリーズ1作目。 クリア後、オプションに「サウンドテスト」が追加される。 サウンドトラックは2作目の『チョコボと魔法の絵本 魔女と少女と5人の勇者』を合わせた2枚組で発売された。 『チョコボと魔法の絵本』はDISC1に収録されており、殆どの曲がFFシリーズのアレンジである。 収録曲 曲名 作曲者 原曲 補足 順位 おでかけチョコボ 植松伸夫 チョコボシリーズテーマ曲 本命穴チョコボ 植松伸夫 from FINAL FANTASY VII チョコボの村 植松伸夫* from チョコボの不思議なダンジョン *誤植、正しくは浜渦正志 グルグ火山 植松伸夫 from FINAL FANTASY V* *誤植、正しくはFF1 大森林の伝説 植松伸夫 from FINAL FANTASY V 海底神殿 植松伸夫 fromFINAL FANTASY III 魔胱炉 植松伸夫 from FINAL FANTASY VII プレリュード 植松伸夫 from FINAL FANTASY I フィドル・デ・チョコボ 植松伸夫 from FINAL FANTASY VII ムーブ・デ・チョコボ 植松伸夫 「おでかけチョコボ」オリジナルアレンジ マーチ・デ・チョコボ 植松伸夫 「おでかけチョコボ」オリジナルアレンジ レトロ・デ・チョコボ 植松伸夫 「おでかけチョコボ」オリジナルアレンジ バトル・デ・チョコボ 植松伸夫 「おでかけチョコボ」オリジナルアレンジ 勝利イントロ 植松伸夫 from FINAL FANTASY I 敗北イントロ 植松伸夫 「おでかけチョコボ」オリジナルアレンジ 勝利 植松伸夫 from FINAL FANTASY I 敗北 植松伸夫 「勝利」オリジナルアレンジ 白魔道士のテーマ 植松伸夫 from チョコボレーシング 封印の書 植松伸夫 from FINAL FANTASY V イルマ軍団のテーマ 高橋雄蔵 from チョコボと魔法の絵本 ギサールの野菜 植松伸夫 from FINAL FANTASY IV* *誤植、正しくはFF3 哀しみのテーマ 植松伸夫 from FINAL FANTASY IV クリスタルルーム 植松伸夫 from FINAL FANTASY III 絵本の魔法 高橋雄蔵 from チョコボと魔法の絵本 戦闘シーン 植松伸夫 from FINAL FANTASY I 決戦 植松伸夫 from FINAL FANTASY VI ビッグブリッヂの死闘 植松伸夫 from FINAL FANTASY V チョコボと魔法の絵本.ver ラストバトル348位 Ride On 植松伸夫 from FINAL FANTASY VIII サウンドトラック チョコボと魔法の絵本シリーズ Original Soundtrack
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9話「 」 死刑囚「今日はいずこ」 ♯「遠く」 死刑囚「天国?」 ♯「地獄」 死刑囚「大人1枚子供1枚」 ♯「子供扱いすんな」 死刑囚「大人1枚幼児1枚!」 ♯「わーうわーう!」 死刑囚「トロッコなんて初めて」 ♯「敵と乗るのも初めて」 死刑囚「だからぁ・・それは」 ♯「遠隔地で消さないでね私を」 死刑囚「消すも何も凶器も無」 ♯「貴方握力0?」 死刑囚「え・・」 ♯「手は何本?」 死刑囚「ぐぅ・・」 ♯「十分でしょ?」 死刑囚「…」 ♯「でもー、条件は私も同じ」 死刑囚「じゃ俺は仮にも殺意なんて抱かない、だから」 ♯「私は抱くかもね」 死刑囚「なっ」 ♯「ハンカチどうぞ」 <空白の絵本> 死刑囚「つきました」 ♯「つきました」 死刑囚「どこですか」 ♯「染まる街」 死刑囚「はぁ」 ♯「あらゆる干渉を受け入れる街」 死刑囚「へぇ」 ♯「聞いてください」 死刑囚「やなこったパンナコッタ」 ♯「なっ」 死刑囚「ふひひ」 ♯「笑顔は可愛いね」 死刑囚「そりゃ、どうも」 ♯「言動は悲しいね」 死刑囚「小さいのに大きなお世話ヴぉ」 ♯「無せろ」 死刑囚「お手柔らかに頼みますよ」 ♯「あれ、その手どうしたの」 死刑囚「いじめっこにやられました」 ♯「それは常時不遇、残念な子」 死刑囚「そう!俺は恵まれない18歳!」 ♯「サバ数えるのって難しいわよね」 死刑囚「ごめんよ世の中!俺ヤングマン!」 ♯「わーうわーう!」 死刑囚「ヤング…マン…マン…」 ♯「現実を曲げ疲れたの?」 死刑囚「『俺』はもう『私』じゃないです・・から・・・」 ♯「負けず嫌いだけは敵にしたくないね」 死刑囚「まだ俺は色々と負けちゃいないです、」 ♯「そう、ふーん」 死刑囚「聞いてください」 ♯「やなこったパンナコッタ」 絵本の住人「こんばんは」 死刑囚「どうも」 ♯「月も出てないのにね」 死刑囚「悲しいね」 ♯「今日は学びに来ました」 絵本の住人「学ぶ・・・?むしろわたしに教えてください」 死刑囚「?」 絵本の住人「わたしたちは他人の文化を学ぶためだけに生きているのです。」 死刑囚「何故」 絵本の住人「何故・・・?」 ♯「どうして?私はそれを学びに来たの」 絵本の住人「・・・?」 ♯「理由を述べよ」 絵本の住人「楽だからです」 死刑囚「楽・・・」 絵本の住人「深い意味を追い求めるのは哲学者さんだけで十分です」 絵本の住人「そう、例えば白い紙があれば塗りつぶしたくなるでしょう。」 絵本の住人「それです」 絵本の住人「誰しも『染めたい』という支配欲がどこかにあるのです」 絵本の住人「それらを叶えるために・・・わたしたちは今日を生きている」 絵本の住人「誰がこんなふざけた街を作ったか」 絵本の住人「知りません」 絵本の住人「一個人の情報なんて記録しませんから」 絵本の住人「わたしたちはただの一枚の紙です、紙が紙に録すなんて滑稽でしょう?」 死刑囚「・・・」 ♯「で、貴方は何故饒舌なの?」 絵本の住人「もう十二分に汚れてますので」 ♯「残念ね」 絵本の住人「いいえ、毎日が快楽なのでそれほどでも」 ♯「貴方お名前は」 絵本の住人「『お名前』・・・?はて、それは何です?」 ♯「・・・心が痛いよ」 絵本の住人「あら、もうこんな時間」 死刑囚「・・いずこへ?」 絵本の住人「絵の具達の元へ」 死刑囚「そう、結局俺は何も変えられない・・・」 死刑囚「・・・おだいじに」 ♯「ハンカチ・・もう一枚あるわ・・・」 死刑囚「ありがとう」 ♯「居るべき場所に帰りましょ」
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チョコボと魔法の絵本 part48-245~253,260~262 245 :チョコボと魔法の絵本:2009/12/04(金) 10 04 24 ID rz5AMdTv0 登場キャラクター ショコラ(名前変更可) プレイヤーキャラ。黄色い羽根のチョコボ。 シロマ 白魔道士の女の子。亡くなった両親の跡を継いでチョコボ牧場を経営している。 クロマ 黒魔道士の男の子。移動図書館の絵本コレクションが自慢。 シド 発明家のお兄さん。飛空挺を発明した。メガネをかけたイケメン。 イルマ 赤毛で冷たい目の女の子。悪い魔女。 ヴォルグ イルマの手下の黒いチョコボ。ショコラのライバル的存在。 ベブズ 大魔王。 ポップアップヒーロー 正体バレバレな正義の味方。 デブチョコボ チョコボ牧場の仲間。 ハムスターのドル君 チョコボシリーズでお馴染み その他、FFシリーズでお馴染みの召喚獣&モンスターのみなさん 世界のどこかに島がありました。 その島にはチョコボたちが仲良く暮らすチョコボ牧場がありました。 ある日、放牧場でショコラは居眠りをしていました。 「みんな、絵本を読むわよ!さあ、ショコラも起きて!」 シロマが放牧場のチョコボたちに声をかけます。 ショコラが目を覚ましてシロマのそばに行くと、シロマは絵本を読み始めました。 「むかしむかし、あるところにサボテンダーとアダマンタイマイが住んでいました・・・」 246 :チョコボと魔法の絵本:2009/12/04(金) 10 06 44 ID rz5AMdTv0 第一章 魔法の絵本と予言のチョコボ 「おーい、シロマ!面白いものを見つけたぞ!」 クロマが移動図書館のワゴンを引っ張ってやって来ました。 「はるか東の国で見つけた絵本だ」 クロマが取り出したのは、なんだか不吉な感じのする怪しい本でした。 「ちょっと、それ大丈夫なの?」 シロマは心配そうでしたが、クロマは構わずに本を開こうとしました。 「あれ?この本、鍵がかかってるぞ?なあ、ショコラ、見てくれないか?」 怪しい本にはパズルがついていました。ショコラがそれを解くと、本が開きました。 クロマが本を読みます。 「えっと、なになに? ――ようこそ闇の世界へ!我が名はベブズ。暗黒の大魔道書なり! 今、ショコラという者によって封印を解かれた。 ショコラの『し』は嫉妬の『し』。そう、これから嫉妬の時代が始まるのだ――。※1 なんでショコラの名前が書いてあるんだ?」 クロマはさらに本を読み進めます。 「今こそ見よ!大魔王がその真の姿を現すのを!」 怪しい本は、本の形のモンスターに姿を変え、高笑いをしました。 「はっはっは!ついに復活したぞ!私は大魔王ベブズ。 まずは挨拶代わりに、お前らの魂を頂くとしよう」 ベブズは大きな口を開けて、チョコボ牧場のチョコボたちを吸い込みました。 一緒に移動図書館の絵本も吸い込みました。 「おいしかった!」 ベブズはどこかに飛んでいきました。 運良くベブズに吸い込まれずに済んだショコラは、シロマと一緒に宿舎の方へ行きました。 宿舎の前には、先ほどシロマが読んでいた絵本が落ちていました。 ショコラが絵本を開くと、なんと、ショコラは絵本の中に入ってしまいました。 【サボテンダーとアダマンタイマイ】 むかしむかし、あるところにサボテンダーとアダマンタイマイが住んでいました。 ある日、アダマンタイマイがのんびり水を飲んでいるところへ、サボテンダーがやってきました。 せっかちなサボテンダーはアダマンタイマイを急かしますが、アダマンタイマイはのんびりしています。 ふたりはけんかをしてしまい、どちらが早く岩山のてっぺんまで着けるか競争することになりました。 つづく ショコラはアダマンタイマイを応援し、アダマンタイマイを勝たせることができました。 すると、絵本の結末が書き換わりました。 途中で油断して居眠りしてしまったサボテンダーはアダマンタイマイに負けました。 サボテンダーは怒って針を飛ばしましたが、 硬い甲羅に覆われているアダマンタイマイは痛くもかゆくもありませんでした。 247 :チョコボと魔法の絵本:2009/12/04(金) 10 07 31 ID rz5AMdTv0 ショコラは絵本の世界から帰ってきました。すると絵本からサボテンダーが飛び出しました。 サボテンダーはそばに浮いていた風船を割りました。風船から1枚のカードが落ちてきました。 ショコラがカードを拾うと、カードの中からデブチョコボが出てきました。 「怖かったよ~。チョコボカードに閉じ込められたんだよ~」 どうやらベブズに食べられたチョコボたちはカードになっているようです。 そして絵本は、奇跡を起こす魔法の絵本になっていたのです。 そのとき、女の子がやってきました。 「あたしの名前はイルマ! 忠告しておくわ。これ以上あたしの計画の邪魔しないで! さあ、あたしの忠実なるしもべ、ヴォルグよ、出ておいで!」 黒い羽根のチョコボが現れました。 「あんたのチョコボと、あたしのヴォルグのどっちがすぐれているか、絵本の中で勝負よ!」 イルマはシロマに言いました。 ショコラとヴォルグは絵本の中へ入り、アダマンタイマイを使って競争しました。 もちろんショコラが勝ちました。 「くっ、ひとまず撤退よ!」 イルマとヴォルグは去って行きました。 248 :チョコボと魔法の絵本:2009/12/04(金) 10 08 27 ID rz5AMdTv0 第二章 マグマ山と四つのクリスタル シロマとクロマ、そしてショコラは宿舎の中で話し合いをしました。 とりあえず、イルマには気をつけようということになりました。 ヴォルグは島の北にあるマグマ山という火山の方へ行ったようです。 ショコラはシロマと一緒にマグマ山を登りました。 また魔法の絵本が落ちていました。 【タイタンと豆の木】 少年が町へお使いに行く途中、盗賊に遭い、リュックサックごと持っていたお金を取られてしまいました。 盗賊が去っていった後には、七色の豆が落ちていました。 少年は仕方なく、その豆を持ち帰って、庭に埋めました。 次の日、豆は雲の上まで届く巨大な木に成長していました。 少年は豆の木を登っていきました。 つづく 絵本の世界に入ったショコラは、豆の木を登って、雲の上に行きました。 少年はタイタンが住む神殿へとたどりつきました。 その前には、盗賊に盗まれた空っぽのリュックサックが落ちていました。 そう、盗賊を使って盗みを働いていたのはタイタンだったのです。 少年はタイタンがぐうぐう眠っているすきに、神殿にある財宝を奪って逃げました。 目を覚ましたタイタンは、少年にボムをけしかけました。 少年はボムを上手に避け、豆の木をすべり降り、地上に戻って幸せに暮らしました。 絵本からボムが飛び出ると、道をふさいでいた岩を爆発で壊しました。 その先では、ベヒーモスが意地悪をして、道を通してくれません。 「ポップアップヒーロー登場クポ!」 そのとき、覆面をした、自称ポップアップヒーローが現れました。 ですが話し方から正体はモーグリなのはバレバレです。 ポップアップヒーローはショコラにデッキケースとカードを渡し、ポップアップデュエルのやり方を教えました。 ポップアップデュエルとは、カードから召喚獣を呼び出して戦うバトルです。 ショコラはポップアップデュエルでベヒーモスを倒し、先に進みました。 249 :チョコボと魔法の絵本:2009/12/04(金) 10 11 02 ID rz5AMdTv0 マグマ山の山頂には、輝きを失ったクリスタルと、魔法の絵本がありました。 ショコラは絵本の中に入りました。 【みにくいチョコボの子】 あるところに、チョコボの男の子と兄さんたちとお母さんが住んでいました。 男の子は、兄さんたちと違って、黒く焼け焦げたような羽根の色をしていました。 男の子はみにくいチョコボの子だと兄さんたちからいじめられ、お母さんから辛く当たられました。 ある日、お母さんは、男の子を火山にお使いにやりました。 つづく ショコラは絵本の中で、ヴォルグと対決することになりました。 もちろんショコラが勝ちました。 火山はひと気のない、さびしいところでした。 チョコボの男の子が心細くなっていると、突然、男の子の翼に火がついて、燃え上がりました。 炎は男の子の体を包みました。やがて炎の中から、フェニックスが姿を現しました。 みにくいチョコボの子はフェニックスだったのです。 絵本の力によって、クリスタルは赤く輝き出し、フェニックスが姿を現しました。 「私の名はフェニックス。火のクリスタルを守護する者。 ショコラよ、この世界に危機が迫っています。魔王ベブズの復活・・・ 四百年前と同じ悲劇が繰り返されようとしています」 「教えてください、どうすれば魔王ベブズを倒せるのですか?」 シロマの問いに、フェニックスは答えます。 「四つのクリスタルの力を解放しなさい。そうすれば・・・」 そのとき、ベブズとイルマが現れ、フェニックスは姿を消しました。 「目覚めなさい、火のベブズよ!」 イルマがそう言うと、ベブズは火のクリスタルのパワーを吸い込んで、鳥の形に姿を変えました。 ショコラはポップアップデュエルで火のベブズを倒しました。 ベブズは元の本の姿に戻り、イルマと共に逃げていきました。 250 :チョコボと魔法の絵本:2009/12/04(金) 10 12 07 ID rz5AMdTv0 第三章 深き森の鼓動 宿舎に戻ったショコラたちはまた話し合いました。 東の森にクリスタルがあるので様子を見に行こうということになりました。 途中に木が倒れていて進めない場所がありましたが、フェニックスの加護により、木は燃えてなくなりました。 しばらく進むと枯れて水がなくなった池がありました。 【シヴァとイフリート】 イフリートはシヴァに、炎はなんでも焼き尽くすから強いと言いました。 シヴァは、氷だってなんでも凍らせてしまうから強いと言い返しました。 それなら、炎と氷、どちらが強いか勝負しようということになりました。 あの大木になっているラサンの実を取りに来る旅人を、上手に邪魔した方が勝ちです。 つづく ショコラとヴォルグは、どちらがラサンの実をたくさん取るかという勝負をしました。 もちろんショコラは勝ちました。 シヴァは旅人に向かってダイヤモンドダストを放ちました。 イフリートは地獄の火炎を使いました。 炎の熱で氷は溶け、雨となって旅人の上に降り注ぎました。 旅人は雨などにはへこたれず、ラサンの実を取って帰っていきました。 勝負は引き分けに終わったので、シヴァとイフリートは仲直りしました。 絵本の力によって池に雨が降り注ぎ、通れるようになりました。 「ショコラなんかに負けるなんて・・・使えないチョコボね」 イルマはヴォルグに向かって文句を言いました。 「イルマ、チョコボにはもっと愛情を注いであげなくちゃだめよ」 シロマはイルマに言いました。 「ふん、愛情なんてかけても裏切られるだけよ。裏切らないのは力だけ」 イルマはそう言い残して去っていきました。 「イルマ、あなたがかわいそう・・・」 251 :チョコボと魔法の絵本:2009/12/04(金) 10 12 49 ID rz5AMdTv0 池を越えてしばらく進むと、輝きを失ったクリスタルと絵本がありました。 【ユニコーンの音楽隊】 毎日が退屈で退屈でしょうがなかったユニコーンは、音楽隊を結成することになりました。 ユニコーンはひづめで地面を踏みしめて演奏します。 ラッパを担当するケットシーと、シンバルを担当するハムスターのドル君も音楽隊に入りました。 町にモルボルが現れて、人々に悪さをするようになりました。 困った町長はある日、ユニコーンたちにモルボルを退治するよう頼みました。 つづく ユニコーンの音楽隊が演奏すると、モルボルたちは音楽につられて次々に川の中に入っていきました。 町にいたモルボルは全ていなくなりましたが、ケチな町長はユニコーンたちにお金を払いませんでした。 ユニコーンたちは悲しい気持ちになり、音楽を演奏しながら町を去っていきました。 すると、町の子供たちが音楽につられて踊りだし、ユニコーンたちについていきました。 大人たちが気がついたときには、もう町の子供はどこかに行ってしまった後でした。 町長はお金を払わなかったことを後悔しましたが、後の祭りでした。 魔法の絵本の力でクリスタルは緑色に輝き、ユニコーンが姿を現しました。 「私の名はユニコーン。大地のクリスタルを守護する者。 ショコラよ、よく聞きなさい。四百年前に大魔王ベブズを倒したのは四賢人だ。 彼らと同じ運命を持つ者たちは・・・」 そのとき、ベブズとイルマが現れ、ユニコーンは姿を消しました。 「よみがえりなさい、大地のベブズよ!」 イルマがそう言うと、ベブズは大地のクリスタルのパワーを吸い込んで、ツノが生えた人間に姿を変えました。 ショコラはポップアップデュエルで大地のベブズを倒しました。 ベブズは元の本の姿に戻り、イルマと共に逃げていきました。 252 :チョコボと魔法の絵本:2009/12/04(金) 10 13 35 ID rz5AMdTv0 第四章 眠れる海底神殿 ショコラは南にある、海底神殿の入り口にやってきました。 ユニコーンの加護により、水の中でも息ができるようになったショコラは、海底神殿に潜りました。 【三びきのポーキー】 あるところに三びきのポーキーの兄弟が住んでいました。 長男ポーキーは足が速く、次男ポーキーは力が強いのが自慢でしたが、 末っ子ポーキーは力も弱く、のろまでした。 兄弟たちはお父さんに言われて、それぞれ家を建てました。 長男ポーキーはわらの家、次男ポーキーは木の家、末っ子ポーキーはレンガの家を建てました。 つづく ある日、ポーキーたちの元へトンベリがおそいかかってきました。 トンベリが右手に持った包丁で、木の家は粉々にくだけてしまいました。 トンベリが左手に持ったランタンで、わらの家はたちまち燃えてしまいました。 ポーキーたちは残ったレンガの家へ逃げ込み、難を逃れました。 末っ子ポーキーは、兄さんたちにはない知恵をもっていたのでした。 魔法の絵本からトンベリが飛び出し、先へ進めるようになりました。 しばらく進むと、地上に出ました。ヴォルグが現れて、ショコラに嫌がらせをしました。 ショコラはうず潮の中に落ちそうになりました。 「さあ、早く乗れ!」 そこへ飛空挺に乗ったシドが現れ、ショコラを助けました。 飛空挺は宿舎の前で止まりました。シドは島を留守にしていましたが、先ほど帰ってきたそうです。 飛空挺があれば西にある機械塔へ行くこともできますが、今はエネルギー切れで飛べません。 シドはショコラに、海に潜ってエネルギーになる「エネル貝」という貝を取ってきてくれるよう頼みました。 253 :チョコボと魔法の絵本:2009/12/04(金) 10 19 58 ID rz5AMdTv0 ショコラは再び海底神殿に潜り、輝きを失ったクリスタルと魔法の絵本がある場所に着きました。 【リヴァイアサン少年】 海のそばの村に嘘つきの少年が住んでいました。 少年はいつも、リヴァイアサンが出たと嘘を言っては村人を驚かせて楽しんでいました。 いつの間にか少年の言うことを誰も信じなくなりました。 そんなある日、本当にリヴァイアサンが姿を現したのです。 少年はリヴァイアサンが来たと言いましたが、村人は誰も信じてくれません。 少年はとうとうリヴァイアサンにつかまってしまいました。 つづく リヴァイアサンは嘘つき少年を叱り、少年は改心しました。 ある日少年は、リヴァイアサンが黄金の魚を食べたことがないことを知りました。 少年はリヴァイアサンのために黄金の魚をつかまえてあげました。 孤独な海の王だったリヴァイアサンの心にあたたかいものが満ちあふれました。 少年とリヴァイアサンは仲良くなり、幸せに暮らしました。 魔法の絵本の力でクリスタルは青く輝き、リヴァイアサンが姿を現しました。 「私の名はリヴァイアサン。水のクリスタルを守護する者。 ショコラよ、よく聞きなさい。四賢人の末裔は今も生きています。 彼らの力がひとつになったとき、運命の扉は開かれるのです」 そのとき、ベブズとイルマが現れ、リヴァイアサンは姿を消しました。 「さあ、よみがえりなさい、水のベブズよ!」 イルマがそう言うと、ベブズは水のクリスタルのパワーを吸い込んで、水竜の姿になりました。 ショコラはポップアップデュエルで水のベブズを倒しました。 ベブズは元の本の姿に戻り、イルマと共に逃げていきました。 ベブズが去っていった後に、エネル貝が落ちていました。 260 :チョコボと魔法の絵本:2009/12/05(土) 08 29 17 ID LMGzOoto0 第五章 機械塔の幻影 ショコラはエネル貝をシドに渡しました。 「よし、これでいつでも機械塔に行けるぞ」 シドとショコラ、そしてシロマとクロマも飛空挺に乗り、東にある離れ小島に行きました。 そこには機械塔が立っていました。みんなは塔を登っていきました。 【サボテンダーとアダマンタイマイ その2】 サボテンダーとアダマンタイマイが岩山で勝負をしていた頃から季節は巡り、冬が近づいてきました。 サボテンダーは、冬ごもりのための食料が不足しているので、いかだで川を下って食料を取りに行こうとしました。 夏の間に食料をたくわえておけばよかったのですが、計画性のないサボテンダーは遊んでいました。 この季節は川の流れが速いからあぶないとアダマンタイマイは忠告しましたが、サボテンダーは聞きません。 サボテンダーはいかだに乗って出発しました。 つづく ショコラとヴォルグは、アダマンタイマイに乗ってサボテンダーをどれだけ早く助けるかという勝負をしました。 当然、ショコラが勝ちました。 いかだは岩にぶつかって壊れてしまいました。サボテンダーは川を流されていきます。 そのすぐ後ろには、ビスマルクが口を開けてサボテンダーを待ち構えています。 アダマンタイマイは必死で泳いで、サボテンダーを助けました。 獲物を取られたビスマルクは、怒って潮を吹きました。 水に強いサボテンダーとアダマンタイマイには、痛くもかゆくもありませんでした。 261 :チョコボと魔法の絵本:2009/12/05(土) 08 29 58 ID LMGzOoto0 魔法の絵本から飛び出したビスマルクの潮によって側の装置が壊れ、先に進めるようになりました。 さらに塔を登っていくと、輝きを失ったクリスタルと魔法の絵本がある場所に着きました。 【赤ずきんチョコボちゃん】 あるところに、赤ずきんチョコボというかわいいチョコボがいました。 ある日、赤ずきんチョコボのお婆さんは、雷に驚いてぎっくり腰になってしまいました。 赤ずきんチョコボは、お婆さんの家にお薬を届けてあげることにしました。 ラムウが繰り出す雷を避けながら、赤ずきんチョコボはお婆さんの家へ着きました。 赤ずきんチョコボが届けてくれた薬のおかげで、お婆さんのぎっくり腰はすっかりよくなりました。 つづく 次の日、突然ラムウが姿を現し、お婆さんをさらってしまいました。 赤ずきんチョコボは、ラムウが乗った雲を追いかけていきました。 ようやくお婆さんに追いついた赤ずきんチョコボが辺りを見まわすと、そこはラムウの神殿でした。 ベッドの上では美しい少女が、熱を出して苦しんでいました。 お婆さんは薬草を取り出し、煎じて飲ませると、少女はみるみるうちに元気を取り戻しました。 人のあたたかい心に触れたラムウは、それから木のてっぺんや高い山など、 なるべく人のいないところに雷を落とすようになりましたとさ。 魔法の絵本の力でクリスタルは黄色く輝き、ラムウが姿を現しました。 「私の名はラムウ。光のクリスタルを守護する者。 ショコラよ、よく聞きなさい。大魔王ベブズを倒した四賢人たちは、 その魂を魔道書の中に封じ込めました。そしてその封印が二度と解けぬよう、 それぞれの力を四つのクリスタルに込めました。 こうして四賢人たちの魂は、今もなお、島を守り続けています。 四賢人たちの末裔が正義の心を持ち続ける限り、大魔王ベブズの力は永遠に封じ込められることでしょう。 しかし、ひとたびその心が悪に染まってしまうとベブズは・・・」 そのとき、ベブズとイルマが現れ、ラムウは姿を消しました。 「目覚めなさい、光のベブズよ!」 イルマがそう言うと、ベブズは光のクリスタルのパワーを吸い込んで、巨大な目玉の姿になりました。 ショコラはポップアップデュエルで光のベブズを倒しました。 ベブズは元の本の姿に戻りましたが、今回は逃げることはしません。 「それでいい、それでいいのだ。四つのクリスタルによる封印、 これを完全に排除するには、私自身が倒されなければならなかったのだ。 イルマよ、そしてショコラよ、今までよくやってくれた。お前たちは私の手ごまに過ぎなかったのだ! さあ、イルマ、来い!最後の儀式を始めようぞ」 ベブズはイルマをさらって去っていきました。 262 :チョコボと魔法の絵本:2009/12/05(土) 08 33 38 ID LMGzOoto0 第六章 もう一つのクリスタル ショコラとシロマ、そしてシドとクロマは飛空挺に乗ってチョコボ牧場に帰りました。 みんなが広場に行くと、広場の中心に魔方陣が浮かび上がりました。 「昔、バアちゃんから聞いたことがある。この島は、世界の中心なんだ」 シドは魔方陣を見てつぶやきました。 ショコラは魔方陣の中に入りました。そこには闇の世界が広がっていました。 少し進むと、ベブズが・・・ベブズが封じ込まれた魔道書が落ちていました。 そのとき、ヴォルグが現れました。 「ショコラよ、恐れるな。オレたちチョコボは、古くから神の使いと呼ばれてきた。 オレたちのこの空を飛べない翼は、人間の代わりに、地上と闇の世界を行き来するためにあるのだ!」 ヴォルグとショコラは協力して、四つのクリスタルの力を使ってベブズを封印し、イルマを助けました。 ショコラたちが闇の世界から出ると、魔方陣は消えました。 イルマがやってきて、シロマたちに話をしました。 ベブズはイルマにブラッククリスタルを持たせていました。 ブラッククリスタルの力によって、イルマの心は悪に染まり、ベブズに協力するようになってしまいました。 でも、そのブラッククリスタルの力も封印されました。 「もう二度と会うこともないだろうから、言ってやる!・・・ありがと」 イルマは照れくさそうにそう言うと、ヴォルグに乗って去っていきました。 シロマはショコラに言いました。 「よくやったわね、ショコラ。ショコラの『し』は幸せの『し』。 ショコラの活躍のおかげで、これからは、幸せの時代が始まるのよ!」※2 こうして島には平和が戻ってきました。 四賢者の末裔たちが正義の心を持ち続ける限り、そしてチョコボが人間と仲良くし続ける限り、 平和は続くことでしょう。 おしまい。 おまけ イルマの話 チョコボ牧場の外れに、廃屋があります。そこは昔、イルマがお母さんと二人で住んでいた家でした。 イルマのお母さんは、イルマがさびしくないようにと、黒いチョコボの子供を拾ってきました。 イルマは黒いチョコボをヴォルグと名づけてかわいがりました。 しばらくして、お母さんはイルマを残して病気で死んでしまいました。 解説 ※1※2 この部分はつけた名前によって違うせりふになります。 頭文字が平仮名orカタカナの「あ」~「わ」の場合は頭文字にちなんだ単語が使われます。 自分は本名プレイだったのでビビりました。 みなさんもプレイするときは本名でぜひ(笑)。「チョコボ」とかつけるのはやめましょう。 以下のサイトに全部の単語が載ってます。ネタバレ注意。 ttp //chocobo.heriet.info/NameWord.html