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梓「はぁはぁ……」 唯「はぁはぁ……」 梓「ふぅ……」 唯「うぅ……あずにゃんのいけず……」 梓「いやいや、ありえませよアレは……」 唯「……まぁ、いっか…」 梓「え……?」 唯「そろそろ本命のメインディッシュにいってみようか♪」 梓「え…?ええっ…??」 唯「じゃじゃーん!!ネコちゃんのコスプレ、フルセットぉー♪」 梓「………」 唯「この可愛い尻尾を付けてぇ♪首輪には、鈴も付けてね!あずにゃんっ♪」 梓「………」 唯「あずにゃん??」 梓「にゃ………」 唯「にゃ…??」 梓「にゃあああああ!!!っ」 梓「唯先輩ばっかりズルいっ!!ズルいですよっ!!」 梓「唯先輩もコレ着て下さいッ!!」 唯「え…?何これ…白いドレス??」 梓「ウェディングドレスですっ!!」 唯「えーとっ……コレ着たら、あずにゃんも猫耳になってくれる…??」 梓「なりますっ!なりますともっ!!だから是非っ…!!」 唯「…うん、わかった♪じゃあ、ちょっと待っててね?」 梓「はいっ!!」 梓「………」 梓「………ふぅ」ドキドキ ― 数分後 ― 唯「……っと。えへへ…」 唯「あずにゃーん、どう…かな?」 梓「……っ!!」ドキッ 梓「唯先輩………キレイっ……」 唯「えへへー……何だか花嫁さんになった気分…」 梓「……」ポーッ 唯「あずにゃんも可愛いよ?」 梓「……」 唯「……こっちおいで」 梓「………コク」‥‥ 唯「えへへ~…っ♪」ぎゅ~っ!! 唯「あずにゃん可愛い…」 唯「私、ネコさんのお嫁さんになったみたい………」 ……… ― お食事中 ― 唯「はい、あ~ん…♪」 梓「あ~ん…って!何やってるですか、先輩はっ!!」 唯「ん~?……だってぇ…」 唯「あずにゃんが可愛いすぎるんだもんっ…♪」 梓「理由になってないですよそれっ?!」 唯「まあまあ…♪」 唯「ほら、ジュースでも飲もうっ♪」 梓「はいっ……ズズッ…ってぇぇえ!?なんで一緒にストロー差して飲んでるんですかっ!!」 唯「まあまあ…気にしない、気にしない♪」 梓「いや、気にしますよコレっ!!?」 唯「ここに1本のポッキーがあります」 梓「パフェに付いてたあれですね…」 唯「あずにゃんっ♪」 梓「やりませんよっ!?」 唯「え~?やろうよ、ポッキーゲームぅ…」 梓「こんな人前で…そんな事、できませんよっ!?」 唯「…………人前じゃなきゃいいの??」 梓「…………えっ?」 唯「だーっかーっらーっ!人前じゃなきゃいいの??」 梓「え、えぇぇぇっ!??」 唯「良いの?悪いの?どっち!?」 梓「え、えーとぉ!?…あのー……そのぉ…??…」 唯「………」ジーッ 梓「あの……だからっ………!!」 唯「………」ジーッ 梓「えーとぉ……あの、ですね……!?」 唯「………」ジーッ 梓「そ、そのー……わ、悪くは……ないです、けど…///」 唯「………♪」ニコッ 唯「あずにゃん、このパフェ一緒に食べようっ♪」 梓「………はい///」 ― 映画館 ― 唯「………」 梓「…………(ラブストーリー、か…)」 ――…………~~ 唯「………うぅ…」グスッ 梓「………唯先輩……」 ――ぎゅっ… 唯「あずにゃん……?」 梓「手を…繋いでいましょう……?」 唯「うんっ………!」 ……………… ………サラサラ…‥サラサラ…‥ 唯「えへへー、あずにゃんっ♪」 梓「何ですか、もう…」 唯「ううーん、何でもなーい…♪」 梓「まったく……」 唯「あ、アイス売ってる!一緒に食べようっ!」 梓「いやさっきパフェ……あー、私はこっちの鯛焼きの方にします」 唯「ふふふっ……」 梓「もう…さっきからニヤニヤして……何ですか」 唯「なんでもなーい…♪」 唯「あ、ちょっと交換しようよ!」 梓「え…いや私は……」 唯「ほらっ、こっちのアイス食べていいからっ♪」 唯「……~♪」 梓(コレって………///) ………サラサラ…‥サラサラ…‥ 梓(………幸せだなぁ…) 梓(………唯先輩……) 唯「…………」 梓(本当に……何処かに行っちゃうんだろうか…) 梓(嫌だよ……せっかく私は……此処まで来たのに!…) 唯「…………」 梓(唯先輩………) 梓(私はっ…………) 唯「ねぇ、あずにゃん…?」 唯「あのね………」 唯「私は…………」 唯「もう、此処には長くいられないの……」 ――ヒュォォォ…… 梓「………っ」 梓「ヤダ……イヤだっ……!」 梓「唯先輩……行っちゃやだーーっっ……!!」 唯「あずにゃん………」 梓「うわああああん……!っ」ぽろぽろ 唯「…………」 唯「………ごめんね?」 梓「唯先輩ぃ………」 梓「私は………あの時の…猫なんですっ…!」 … ―『わあ、可愛い猫さんだねっ!』 ――にゃあ… ―『どうしたの?独りぼっち?』 ――…… ―『凍えているの…?』 ――…… ―――ぎゅうぅ… ―『もう、大丈夫だよ?』 ―『暖めて、あげるから…』 ――にゃあ…… … 梓「私は、あの時…唯先輩が抱きしめてくれた、猫なんです……っ」 梓「寒い、冬の日だった…」 梓「雪が降り積もってて…私は凍えそうになってて…」 梓「真っ暗で…独りぼっちで……」 梓「……ここで、私はこのまま冷たくなってしまうんだと思いました…」 梓「唯先輩……」 梓「私は、あれからずっと…唯先輩を探していて…」 梓「もう一度、会いたくて…」 梓「ずっと……ッ!」 唯「あずにゃん……」 唯「そっか…あの時の猫さん、あずにゃんだったんだ……」 唯「どおりで…探してても見付からなかったわけだ…」 梓「唯先輩…?」 唯「私も…探していたんだよっ?」 唯「ずっとずっと…あの時の猫さんが心配でっ…」 梓「唯先輩っ……!」ギュッ 唯「あずにゃんっ!……」ギュウッ 唯「もう……いいよね?」 梓「え?…………」 ――チュッ… 梓「唯先輩………」 唯「あずにゃん………」 ――チュッ…… …… 憂「………」 憂「私はもう、1番にはなれないのかなぁ…?」 憂「お姉ちゃん…」 憂「今頃、梓ちゃんと仲良くデートしてるんだろな…」 憂「お姉ちゃん……」 憂「うぅ………」 ――ガチャッ! 唯「憂ぃ~、ただいまー!」 憂「お姉ちゃんっ!!」ガシッ 憂「お姉ちゃん……お姉ちゃん……っ!」ぎゅう~ 憂「お姉ちゃん………っ」 唯「憂ぃ………?」 唯「…………」ナデナデ 唯「大丈夫だよ……私は憂の事も大事なんだから、ね……?」 ― 学校 ― 唯「ムギちゃん…」 紬「ふふっ、なあに?」 唯「私、あずにゃんの可愛さは異常だと思うの…」 紬「あらあら…♪」 唯「そして私はついにっ…!その秘密を解き明かしたのだよっ!!」 紬「まあ…凄いわ♪」 唯「あずにゃんは…なんとっ! 本当に猫さんだったのだーっ!!」 紬「ふふふっ、あらあらまあ♪」 唯「……ってもうーっ!!ムギちゃん、やっぱり最初から知ってたでしょー!?」 紬「ふふっ、ようやく気付いたのね?」 唯「もうっ、知ってたんなら教えてくれても良かったじゃん!」 紬「唯ちゃん…これは二人の問題だもの」 紬「梓ちゃんが何も言わないのに、私が勝手に教えるわけにはいかないでしょう…?」 唯「ぶーっ、ぶーっ……」 紬「うふふっ…♪」 唯「………」 唯「………」 唯「………ねぇ」 紬「……ダメよ?」 唯「でもっ!! 私…このまま何も言えずにお別れするのが辛くて……」 紬「唯ちゃん……」 紬「これもルールなのよ……」 ………… 律「よーし、今日も練習すっかぁ!」 梓「発表会も間近に迫ってますしね!」 澪「今度のはいい出来になりそうだなっ!」 唯「私も頑張っちゃうよーっ!」 紬「うふふっ…♪」 ジジャーン!!… 澪「よし、バッチリだな……!」 律「おお、こりゃあ楽しみになって来たぞっ…!」 紬「そうねっ……」 唯「うんっ!………」 梓「はいっ………!」 ― 帰り道 ― 唯「あずにゃん……」 梓「唯先輩っ………」 ――チュ… 唯「えへへっ……」 梓「………///」 梓「唯先輩………」 梓「どうして…行ってしまうんですか……?」 唯「…………」 唯「ごめんね、何も答えられないの……」 梓「唯先輩………」 梓(――こんなに、近くにいるのに………) 梓(――行かないでよ、唯先輩っ………) ――ぎゅうぅ… 梓「唯先輩……」 唯「あずにゃん……」 ……ペロッ! 梓「ひゃうっ!!?」 唯「あずにゃんの耳、可愛い…」 ……ペロペロッ! 梓「ひゃあっ!? み、耳を舐めないで下さいっ!…///」 唯「あずにゃんっ……!」 ……ペロペロペロッ! 唯「首も…舐めさせてね?」 梓「ひゃうっ!? ゆ、唯先輩……それ以上やられたら、私…っ」 唯「あずにゃん……」 唯「あずにゃん可愛い………」 ――ぎゅうぅ… 唯「あずにゃん……」 梓「…………」 唯「ごめんね……ごめんね……」ぽろぽろ 梓「……、唯先輩………」 3
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梓「それで唯先輩がさ――」 梓「唯先輩のことなんだけど――」 梓「唯先輩なら――」 梓「唯先輩ったら――」 梓「唯先輩とね――」 梓「唯先輩はホントに――」 純「……31回目到達、っと」フンフン 梓「純?何、その正の字」 純「ああ、これ?何か気になったから梓が何回『唯先輩』って言うか調べてたの」 憂「あ、私もちょっと気になってた。梓ちゃんことあるごとにおねえちゃんの話するから」ワタシニモミセテ 純「そうそう、見てよこれ。10秒当たり一回は『唯先輩(はぁと)』って言ってる計算だよ。どんだけ唯先輩のこと好きなのよって感じだよね~」 憂「梓ちゃん、お姉ちゃんのこと大好きだもんね」ニコニコ 梓「――なっ!?べ、別にそんなんじゃ……ただこう、えっと、話の流れ的にそうなっただけだよ!」 純「梓的にはそれが自然の流れってことなわけね」 憂「わかるよ、梓ちゃん。ついついどの話題でもお姉ちゃんの顔が浮かんできちゃうんだよね」 梓「違うから!別に好きとかそんなんじゃなくて……ただこう危なっかしいとか、見てあげてないととんでもないことしそうっていうか……気になるってだけで」 純「ふんふん、それで一生私の目の届くところにいて下さい、と言ったわけだ」 梓「な、なんでそれ知ってるの!?」 純「……あ、……マジだった?」 梓「――ふぇっ?」 憂「そっかぁ……梓ちゃん、遂にプロポーズしたんだね」 梓「ぷろっ……そ、そんな……」アワワ 純「そんで、唯先輩なんて答えてくれたの?」 梓「え、えっと……嬉しいよって……私もずっと一緒に……とか……」ワタワタ 純「おお、それおっけーってことじゃん」キター 憂「おめでとう、梓ちゃん。今度お祝いしなきゃね」オイワイ! 梓「ちがっ……そ、そういうんじゃなくて、あくまでHTTとしてずっとというか、音楽性の合致というか、ミュージシャンの端くれとしてね……」 純「いや、そんな顔真っ赤にして言われても、説得力ないし。ほら、諦めて冷やかされなさいって」ニヤニヤ 憂「お祝い、お祝いっと。式場の相談とか乗ってあげなきゃ。お姉ちゃん、こういうの派手にしたがるからね」パンフレット! 梓「あああ……」ズサー 純「あ、突っ伏した」 憂「ちょっとからかいすぎたかな?」 梓「……二人とも、意地悪すぎだよ」 純「ごめんごめん、ついねー」 憂「ごめんね、梓ちゃん……でも」 梓「……なに?」 憂「お姉ちゃんのこと、好きってのはホントだよね」 梓「…………うん」 憂「……ふふ、頑張ってね、梓ちゃん」ニコ 純「がんばんなよー」ポンポン 梓「……なんでそこで急に優しくなるのよ」 純「まあ、親友の恋路を応援するのは当然って言うか」 憂「お姉ちゃんと梓ちゃんには幸せになって欲しいからね」 梓「……ありがと」 純「あと、親友の恋路をからかうのはこの上ない娯楽というかね。だからもっと進展してネタを提供してくれなきゃさ」 憂「もう、悪趣味だよ純ちゃん?でも、私も興味あるかなぁ……」 梓「~~~っ!もう、二人とも……っ」ガバッ 純「そんで、唯先輩との最後のキスはいつ?」 梓「えっ?えっと、確か今朝ベッドから出るとき……かな」キョトン 純「おおお……そこまでとは」キラキラ 憂「梓ちゃん、その前後、その前後詳しく!」キラキラキラ 梓「えっ……ああああ!い、今のなし!なしだから!」 やっぱこの三人の絡み好きだわー -- (名無しさん) 2011-01-11 19 49 25 ゆいあず最高! -- (しかも鼻血つき) 2011-01-16 02 12 11 三人の会話はいいね。同級生だからたくさんあってるから話合えるわけだ -- (あずにゃんラブ) 2013-01-10 19 09 51 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/yuiazu/pages/1887.html
梓「唯先輩、遅いですよ」 唯「ごめんごめん」 唯「今日のデートが楽しみであんまり寝られなくて…それで…」 梓「デ、デートじゃありません!」 梓「唯先輩のお出かけにお付き合いするだけです」 唯「でも今日はクリスマスイブだよ」 唯「これってクリスマスデートにならない?」 梓「す、好きにしてください」 梓「それより早く行きましょう」 唯「うん、そうだね」 唯「あずにゃん」 梓「なんですか?」 唯「手握っても良い?」 梓「…駄目って言っても握るんですよね?どうぞ」 唯「えへへ~」ギュ 唯「あずにゃんの手、やっぱりちっちゃくて可愛い」 梓「なんですか…それ…」 梓「(唯先輩の手、暖かい…//)」 唯「あずにゃん、ここだよここ」 唯「新しくできた小物屋さんって」 梓「ああ、前に見た雑誌に載ってたお店ですね」 唯「安くて可愛い物がいっぱいあるんだって」 唯「見てみよう」 梓「そうですね」 梓「(色々あるんだな)」 梓「(これなんか可愛いかも)」 唯「あずにゃん、これ可愛いと思わない?」 梓「……」 梓「唯先輩のセンスはやっぱり少しずれてると思います」 唯「えー、可愛いと思ったのに」 梓「絶対に他の物の方が良いと思います」 唯「うぅ…あずにゃんがそこまで言うなら…」 梓「(相変わらずだな…唯先輩は…ん?)」 梓「指輪?」 梓「こんなに可愛いくて安い指輪があるんだ」 唯「あずにゃん、何か良い物見つけた?」 唯「指輪だ…可愛いね」 梓「可愛いですよね」 唯「……」 唯「あずにゃん、これペアで買わない?」 梓「えっ」 唯「今ならこの指輪に名前も掘って貰えるんだって」 唯「駄目?買おうよ」 梓「ゆ、唯先輩がそれで良いなら…//」 唯「うん、じゃあ買おう!」 唯「すいません、この指輪2つください」 唯「それでYUIとAZUSAで掘ってください」 梓「(唯先輩とペアの指輪か…//)」 唯「はい、あずにゃんの指輪」 梓「どうもです」 梓「あれ?この指輪、YUIに掘ってありますけど?」 唯「この指輪ね。ずっと幸せでいられる指輪なんだって」 唯「幸せでいたい相手の名前の指輪を持つと効果があるんだって」 唯「だから私はAZUSAの指輪を持っていたいな~//」 梓「そ、そういう事でしたか…じゃあ私はこの指輪を持っておきます…」 唯「うん!」 梓「(唯先輩と幸せでいられる指輪…//)」 唯「もうこんな時間だね」 梓「唯先輩が遅れたり指輪を掘ってもらってたせいですね」 梓「……」 梓「じゃあ、私は」 唯「あずにゃん!」 梓「は、はい」 唯「よ、良かったらウチに来ない?」 唯「夕食とクリスマスケーキがあるから…その…」 唯「あずにゃんと一緒に食べたいなって思ってたりするんだけど…//」 唯「駄目かな?」 梓「ゆ、唯先輩が迷惑じゃないなら」 唯「め、迷惑じゃないよ!」 唯「行こう行こう」 梓「お邪魔します」 唯「どうぞどうぞ~」 唯「もうお腹ペコペコだよね?」 唯「すぐに料理持ってくるからね」 梓「はい」 唯「じゃーん」 梓「豪華ですね」 唯「凄いでしょ?」 唯「あずにゃん、このパスタ食べて見て」 梓「あっ、はい…いただきます」 唯「ど、どうかな?」 梓「凄くおいしいです!」 唯「本当!?」 唯「じゃあ、こっちのチキンはどう?」 梓「いただきます…おいしいです」 唯「本当に本当!?」 梓「本当においしいですけど…」 唯「実はね。これ全部私が作ったんだ」 梓「唯先輩がですか!?」 唯「うん!あずにゃんに食べて貰いたくて誰の手も借りず作ったんだよ」 梓「さ、流石ですね…」 梓「でも私が夕食に付き合うのを断ってたらどうするつもりだったんですか?」 唯「その時はその時だよ」 梓「…唯先輩らしいですね」 梓「(唯先輩の手料理…味わって食べよう)」 梓「ごちそうさまです」 唯「あずにゃんに喜んでもらえて良かったよ」 梓「本当においしかったですよ」 唯「えへへ~」 梓「そういえば唯先輩のご両親いませんね。憂もいませんですし」 唯「それは…//」 唯「あのさ、あずにゃん」 梓「はい?なんですか?」 唯「この後は…用事とかないんだよね?」 梓「…ないですけど」 唯「じゃ、じゃあ…良かったら泊まって行かない?//」 梓「えっ//」 唯「あの…その…憂もお母さんもお父さんも今日は旅行に行ってるから帰って来ないんだ」 唯「だから!…だからね」 唯「あずにゃんが良ければその…//」 梓「えっと…//」 唯「い、嫌なら良いんだよ」 梓「い、嫌じゃないです」 唯「それじゃあ…」 梓「は、はい//」 唯「私、ベッドの用意してくるね」 梓「わ、分かりました」ガタン 梓「唯先輩、何か落ちましたよ」 唯「えっ…指輪だ」 唯「ちゃんとしまっておかないとね」 梓「唯先輩」 唯「何?」 梓「この後、この指輪の通りに私を幸せにさせてくださいね…///」 唯「も、もちろんだよ///」 終わり さりげなく、プロポーズ!? -- (名無しさん) 2014-04-22 21 47 25 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/yuiazu/pages/296.html
最近唯先輩と会っていない。 といっても喧嘩した、とかそういうマイナス的原因ではないんです。 私と会うと唯先輩はどうしてもギターを弾きたくなっちゃうみたいで。 それだけだと問題はないんですけど、どうやら唯先輩は一つのことに集中すると別のことが疎かになっちゃうらしくて。 受験が迫ってきたこの時期にそれはどうかということで澪先輩が提言してきたのが私とあまり顔を合わさないという案。 つまりギターを連想させる私を見なければ唯先輩も容易にギターを手にせず、故に勉強したことをあまり忘れないのでは、ということらしいのです。 正直そんなことで、と思わなかったといえばウソになりますけど物は試しということで数日間この案を実施してみることになった。 私は唯先輩のためなら、とこの案を受け入れた。 以上が唯先輩と最近会っていない理由です。 唯先輩は『そんなー、あずにゃん分が足りなくなるー』と嘆いてましたけど。 しかし、実際に会わなくなると何となく寂しい。 同じ学校なんだから会おうと思えばいつでも会えるんだけど、そこは唯先輩や他の先輩との女の約束。 せっかく唯先輩が頑張って約束を守っているのに私から破るなんてできません。 ……とかいいながら三年生の教室に向かってる私ってどうなんだろう? そう、これは律先輩に聞きたいことがあるから行くんです。 それは、えーと……部長の心得とか? ほら、このままいけば来年は私が軽音部の部長になるはずですから。 そこに唯先輩がたまたまいたら、挨拶ついでに『頑張ってください』くらい声をかけてもバチは当たらないはずです。 「こんにちは」 「お、どうした梓。珍しいな、三年の教室に来るなんて」 私の挨拶に答えてくれた律先輩もそこそこに、視線はやっぱり唯先輩を探してしまう。 そこには傍らに和先輩を伴って勉強に励んでいる唯先輩の姿があった。 「ん?」 自分へと視線を送ってこない私に違和感を覚えた律先輩は、私が見つめている背後に目をやった。 「ああ、唯か。凄いだろ、あの集中力。最近かなり勉強してるみたいだからな。で、梓。今日は何の用で来たんだ?」 「え、あ、あの、最近みなさんと会う機会が少なくなったので、この教室の前を通るついでと言ってはなんですが挨拶しとこうかなと思いまして」 ここで建前を言っても仕方ないと思った私は正直にここに来た理由を告げる。 ……まあ、全部正直に言うのも恥ずかしいですから、少しばかり脚色させてもらいましたけど。 「んー、確かに最近音楽室に全員集合ってのも少なくなったからなあ。なるほど梓も私たちに会えず寂しかったんだねえ」 律先輩は小さい子供をあやすように私の頭を撫でてきた。 「や、やめてください」 私は恥ずかしさから律先輩の手を払いのける。外見的には拒否反応を示したけど、内心少し嬉しかった。 「へへ。じゃあ、唯たちにも挨拶しとくか?」 「いえ、せっかく集中してるのに邪魔しちゃ悪いです」 「そうか、じゃあ私たちももう少し音楽室にも顔出すようにするから。しばらくは一人の時間が多くて寂しいだろうけど部活頑張れよ。 私たちに桜咲いたら、今まで一人にしてた分をチャラにするくらい一緒に練習してやるから」 「わかりました。律先輩も頑張ってください」 深々と頭を下げ、三年生の教室を後にする。律先輩の優しさと唯先輩の頑張る姿を思い返しながら。 その日の夜、私はベッドに寝転がり一人呟いていた。 「声ぐらいかけてもバチ当たらなかったかなあ」 一つ欲望が満たされたら違う欲望が生まれるのが人間だってどっかの誰かが言ってた気がする。 今の私はまさにそれ。 会えない時間が長かっただけ、あの時は姿を見られただけで満足だった。 だけどその姿を見てしまった今、それ以上のことを望んでいる自分がいた。 「ああ、もう。ウジウジしたってしょうがないじゃない、中野梓」 自分に言い聞かせるように――実際言い聞かせてるんだけど――私は声をあげ、体を起こす。 「メールくらいなら大丈夫だよね?」 これまた自分自身を納得させるため声に出しながら、私は携帯を手に取る。 「あんまり長いと迷惑だろうから、手短なのがいいよね」 文章を打ち込み、いざ送信というところまできて、再び私は思案する。 「やっぱ勉強の邪魔になるかなあ?」 あと一回ボタンを押せば送信という状態の画面を見つめながら私はしばらく考えをめぐらせた。 「うん、きっといい息抜きになるはずだよ」 決断のための独り言と共に私は指に力を入れる。 画面に写し出される送信完了の文字を見て、私はふうと溜息をついた。 「今日はホント、独り言が多いなあ」 ここ数分の言動を自嘲しながら私は仰向けに倒れこみ天井を眺める。 緊張感から解放された私はそのままゆっくり意識を闇に落としてしまった。 「……ん? 私寝ちゃってた?」 ぼんやりとする目をこすりながらベッドから起き上がろうとする。 そのとき指に触れた携帯電話。それが一気に私の意識を覚醒させた。 「そうだ、メール!」 急いでメールを確認する。唯先輩からの返信メールがあるかもしれないからだ。 寝てしまったとはいえ、もし唯先輩からのメールが届いていたら結果的に無視した形になってしまう。 さすがにそんなことで怒る人は少ないだろうし、唯先輩もそんな人ではないけど、私から送った手前、その状況は避けたかった。 「……まだ来てないか」 恐れていたことは起きていなかったという安堵と共に別の感情も湧き上がってくる。 「勉強も忙しいし、返事がなくても仕方ないよね。きっと読んではくれてるだろうし」 これも自分を納得させるための独り言。一体今日何回目だろう。 「寝よ」 枕元に携帯を投げ、つけっぱなしにしていた電気を消してベッドへうつ伏せに倒れこむ。 そのとき、 「……っ!」 携帯が着信を知らせてきた。 頭のすぐ近くで鳴っている携帯を手に取り画面を確かめる。 『新着メールあり』 その文字を確認した私は急いでメールを開く。 『あずにゃんメールありがと。 ケータイマナーモードにしたままだったから気づかなかったんだ。ごめんね、返信遅れちゃって。 あと、もしこのメールで寝てるとこ起こしちゃったなら、それもごめんね。 やっぱ勉強って大変だね。和ちゃんや澪ちゃんみたいに真面目にやっとけばよかったなあって思ってるよ。 あずにゃんは私みたいな苦労しないようにちゃんと勉強しなきゃダメだからね。先輩からの忠告だよ。 それじゃ寝てるかもしれないけどおやすみ、あずにゃん。 PS.あずにゃん分不足気味だよう。もうすぐでお試し期間も終わるから、その時にたくさん補給させてね。』 「フフ、唯先輩らしいなあ、マナーモードにしてて気づかないのも、最後の一文も」 返信がなかった理由がわかり心のモヤモヤはすっかりどこかに吹き飛んでいた。 「起きてたから大丈夫ってのとおやすみなさいって送っとこ」 数十分前はあんなに送るべきかどうか悩んでいたメール。 「……送信、っと」 二回目は簡単に送ることができた。 「よし、寝よう」 この日の私は数分前の状況からは想像できないくらい、温かな気持ちで眠りにつけた。 数日後、お試し期間終了の日。 「あずにゃーん」 音楽室の扉を開けるなり他の先輩を置き去りにして唯先輩は私に飛びついてきた。 「ちょ、唯先輩。苦しいですよ」 いつも以上に力を込めて抱きしめてくる唯先輩。 少し苦しかったけど、唯先輩の柔らかな感触がとても心地良く、懐かしかった。 「会いたかったよう。あずにゃんは寂しくなかった?」 「べ、別に寂しくなんかなかったです」 「私は寂しかったよう。それじゃああずにゃん、久しぶりに一緒に練習しよう」 「私はいいですけど、勉強しなくていいんですか?」 「大丈夫!」 「一体どこからその自信が出てくるんですか?」 私は確認の意を込めて他の先輩に視線を送った。 「まあ、唯もこの期間中頑張ってたし、息抜きも必要だろ。私たちも久しぶりに合わせたいし」 「久々に全員集まってるしな」 「それじゃお茶したら練習しましょ」 意気揚々とティータイムを待つ唯先輩に澪先輩は冗談めかして注意した。 「練習するのもいいけど、せっかく勉強したことを忘れないでくれよ。また忘れるようなら、もう一回梓とは会わない期間を設けないとな」 「えっ、そんな」 澪先輩の言葉に真っ先に反応したのは唯先輩、ではなかった。 「あずにゃん?」 「え?」 「お?」 「あらあら」 「あ……。えっと……」 そこには唯先輩より先に声をあげてしまい、先輩たちの視線を一身に受ける私がいた。 おわり 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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梓「唯先輩まだかな…」 唯「あ~ずにゃん!!」ダキッ 梓「に、にゃん」 梓「や、やめてください。街中ですよ」 唯「だってあずにゃんに会うのが久しぶりで嬉しくて」 唯「それにあずにゃん高校3年生になってますます可愛くなったよね~」ギュウ 梓「何ですかーそれ!!」 梓「きょ、今日唯先輩に来て貰ったのは頼み事があるから何です」 唯「頼み事?」 唯「分かった。寂しくなって私とデートしたくなったんだよね」 梓「違います///!!」 唯「ちぇ」 梓「歌です。私に歌のレッスンをしてください」 唯「歌?」 梓「はい…その新歓で歌ったんですが…あんまり上手くいかなかったみたいで」 梓「今後の為にも上手くなりたいなあと思いまして」 唯「そっか。じゃあカラオケにでも行こう」 梓「はい」 唯「じゃあまずあずにゃん歌ってみて」 唯「はい、マイク」 梓「へ、下手でも笑わないでくださいよ」 唯「笑わないよ。あずにゃんの歌楽しみ~」 ♪♪♪ 梓「grooveへ♪♪♪♪」 ♪♪♪ 梓「どうですか?唯先輩」 唯「あずにゃん…」 梓「はい…」 唯「あずにゃんの歌い方可愛い~//」 梓「なっ(相談する人間違えた!?)」 梓「技術的な事は何かないんですか!?」 唯「技術的?良く分かんない」 梓「(やっぱり相談する人間違えたー)」 梓「はぁー。唯先輩は良く今まで上手く歌ってこれましたね」 唯「うーん。私、上手く歌おうって思った事ないんだ」 梓「えっ」 唯「何て言うかね。見に来てくれた人、ギー太、澪ちゃん、りっちゃん、ムギちゃんそれにあずにゃん」 唯「それぞれに感謝の気持ちを込めて歌ってるんだ」 梓「…プッ何ですかそれ」 唯「変かなー」 梓「いえ、唯先輩らしくていいと思います」 唯「じゃあ私も1曲歌おうっと。今日あずにゃんに会えた事に感謝して」 ♪♪♪♪♪ 唯「~♪♪♪♪」 梓「(感謝の気持ちか。唯先輩の歌が心に残る理由が分かった気がする)」 ♪♪♪♪♪ 梓「今日は付きあってくれてありがとうございます。唯先輩」 唯「私、役にたったのかな?」 梓「はい。とっても」 唯「良かった~。あずにゃん部長頑張ってね」 梓「はい」 唯「あっそうだ最後に」 梓「?」 唯「あ~ずにゃん!!」ダキッ 梓「に、にゃん」 唯「またしばらく会えなくなっちゃうからあずにゃん分補給~」 唯「あれ、あずにゃん嫌がらないの?」 梓「今日は特別ですよ///付きあってくれたお礼として」 唯「じゃあお礼にチューも」チュー 梓「そ、それは駄目です///」 唯「あぅ~」 終わり 色々参考になるね~ -- (あずにゃんラブ) 2013-12-29 03 15 04 ほのぼのしてて良いな -- (名無しさん) 2018-03-10 00 45 29 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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梓「唯先輩まだかなー」 唯「あずにゃーん、おまたせー」ギュー 梓「わっ!いえ、私も今来たところなので」 今日は唯先輩とおそらく最後の制服デート!明日、唯先輩が引っ越しちゃうから思い出作りということで、今、学校に来てます。 梓「学校に来たはいいけどまずどこに行きます?」 唯「うーんとね、まず私の教室に行ってみよう」 元唯の教室 唯「お~、なんかなつかしいね。」 梓「と言っても数日前までここで過ごしてましたけどね」 唯「でも、なんかなつかしい感じ。なんでだろ。もう来ないからかな?」 梓「頑張ればいつでも来れますよ、きっと」 唯「うん。そうだね。きっと」ギュ 梓「ん?どうしたんですか先輩?静かに抱きついてくるなんて」フフッ 唯「うん?なんかね、そういう気分なの。あずにゃんこそ今日は嫌がらないね。」 梓「別に嫌がる理由も無いですしね。」腕ギュ 唯「そっかー」ギュー 梓「次はどこ行きます?」 唯「うーん、あずにゃんの教室!」 梓「え?別に思い出もなにもないじゃないですか。」 唯「ううん。あずにゃんと憂が成長した所だもん。ちょっとは見ておきたいよ。」 梓「そうですか。そういうことなら行きましょ」スッ 唯「!うん。行こう!」ギュ 元梓の教室 梓「うわー、結構片付いてるなー」 唯「あずにゃんの席どこ?」 梓「ここでしたね。」 唯「ここがあずにゃんの席か~」スタ 唯「あずにゃん、おいで?」 梓「へ?唯先輩の上に座るんですか?」 唯「うん。さぁ来なさい!」フンス 梓「じゃ、じゃあお邪魔します・・」スタ 唯「えへへ、あずにゃーん//」ギュー 梓「うにゃ~////」 唯「この体制の抱き心地最高だよ~///」ギュー 梓「抱かれ心地も最高です、唯先輩////」 唯「お?今日はやけに素直だね。何かあったの?」ギュー 梓「べ、別に素直な日があってもいいじゃないですか!」 唯「フフッ、そうだね~」ギュー 梓「ふにゃ~/////」 唯「次は部室に行こう!」 梓「はい。一番思い出が詰まってそうな場所ですしね。」 軽音部 唯「ん~、なんか落ち着くね~。」 梓「これからは私が部長ですね。廃部しないように頑張らないと・・・!」 唯「とりあえず憂は入るって言ってたよね?」 梓「はい。あとは純が掛け持ちしてくれるって言ってました。でも二人に頼らず、新入部員を入れないと・・・」 唯「う~ん。二人を頼ってもいいと思うけどな~」 梓「え?」 唯「誰だって一人じゃ難しいことがあるんだもん。頼れる人がいるなら頼ってもいいんじゃないかな?二人だって部員の一員だし、なにより親友でしょ?」 梓「!そうですね。じゃあ、皆でまたけいおん部を廃部させないように頑張ります!」 唯「うん。それでいいよ。あずにゃん。」ガバッ 梓「!?ゆ、唯先輩、前から抱きつかれるのはちょっと恥ずかしいというか・・・・///」ゴニョゴニョ 唯「ねぇ、あずにゃん。あずにゃんは私のこと好きかな?」 梓「へ?」 唯「私ね、あずにゃんのことが大好き。友達とか後輩とか、そんなんじゃなくてさ、恋愛対象としてあずにゃんのことが好きなの///・・・あずにゃんはどうかな・・?」 梓「わ、私は・・そのえーと/////私も、唯先輩のことが、あの、女の子としてす、好きです!/////」 唯「あずにゃん、じゃあさ、付き合わないかな?一緒にいる時間は少なくなるけど」 梓「は、はい!喜んで!!////」 唯「えへへへ、ありがとあずにゃん。・・・じゃあさ、ちょっと目瞑ってもらえる?」 梓「え、あ、はいです」 唯「目瞑ってるあずにゃんもかわいい~///」 梓「あの、目を瞑ってる私を見るためだけにめをつむらせたんですか?」 唯「ふふ、そんなわけないでしょ」チュ 梓「ひゃ///」(なんだ、ほっぺか・・・) 唯「ひゃ、だってかわいいよ~あずにゃん///」ギュー 梓「うぅ~もう!仕返しですっ!」チュ 唯「わっ////やったなー」チュ 梓「このー(ryチュ 唯「ほっぺたベトベトだね~」ニコニコ 梓「嬉しそうですね、唯先輩」ニヤニヤ 唯「だって嬉しいんだもん。あずにゃんだって嬉しそうだし」 梓「だって嬉しいんですもん。唯先輩と付き合えるなんて・・///」ポ 唯「えへへ。そろそろ学校でて街の方に行こうよ~」 梓「そうですね」ニコニコ 唯「ん。手?いで行こ」サッ 梓「はい!」ギュ 校門前 唯「で、どこいこうか?」 梓「うーん。とりあえずブラブラしときましょうか。」 唯「そうだね~」 ブラブラ 唯「あ!あそこにプリクラがある!一緒に撮ろうよあずにゃん!」 梓「はい、いいですよ」(はしゃいでる唯先輩可愛いな///) プリクラ中 唯「まずは私達のラブラブっぷりを!」ギュ 梓「えぇ!?このポーズで撮るんですか?!誰かにみられたら恥ずかしいですよ!」 唯「えぇ~、私達の愛ってそんなものだったの」ショボン 梓「い、いや!そういうことじゃなくてですね」アセアセ 唯「じゃあこれで撮ろうよ!」ギュ 梓「わ、わかりました。やってやるです!」 パシャ 唯「じゃあ次は前から抱きつきで」ギュー 梓「ふぇ////」 唯「ほら、あずにゃんもギューってして」ギュー 梓「は、はいです//////」ギュ パシャ 唯「うーん、次はどんなの撮ろうかな?」 梓「一回くらい普通の撮りましょうよ。普通にならんでピースとか」 唯「うーむ、あんま面白くないなー」 梓「そこまで面白さを追求することですか・・・」 唯「!じゃああずにゃんの案でいいやー」 梓「じゃ、じゃあ撮りますよ」ホッ 3- 2- 唯「ハムッ」 1- 梓「!!??//////」 パシャ 梓「ちょ、ちょちょちょっと!!?唯先輩!!!??いきなり噛まにゃいでくださいよ!!/////」 唯「あむにゃん、あまいまったも?」(あずにゃん、可愛かったよ?) 梓「ひゃあ!耳甘噛みしたまましゃべらないでくださいー!////」ビクン 唯「ぷはっ、いやーちょっと驚かそうとしたんだけどね~。どんな感じだった?私の甘噛み?」 梓「ふぇ、へ、へんなこと聞かないでくださいー!!!///////」カー 唯「あずにゃん顔真っ赤―」ニヤニヤ 梓「~/////もう!次で最後ですからね!」 唯(フフフ、次はどんないたずらしようかな~) 梓(くそ~、私だって仕返ししてやる~) 梓「次こそ普通に撮りますからね!」 唯「うん。わかってるって」 3- 2- 唯(いまだ!) 梓(いまだ!) チュー 1- 唯、梓(へ?) パシャ ~~~ 唯「ははは、あずにゃんとファーストキス/////」 梓「うぅ、恥ずかしい/////」 唯「このプリクラずっと持っていようね?あずにゃん。」ニコー 梓「唯先輩、今日のプリクラはぜっっっったいに他人には見せないでくださいね!!!」 唯「えぇー、なんでー?」 梓「なんでって、そんなのほかの人に見せたら恥ずかしすぎて死んじゃいます!////」 唯「わ、わかったよ。二人だけの秘密だね♪」 梓「はい。二人の秘密です!」ギュ 唯(!あずにゃんから私の腕に抱きついてきた!?) 梓「次はどこに行きましょうか、唯?」 唯「そうだね、カラオケでも行こうか?」(ふおおお!!呼び捨て!!) 梓「ハイ!」ニコ カラオケ 唯「あずにゃんが可愛すぎてやばいよー////」ドキドキ 梓「唯、なに歌います?」 唯「へ?えーとじゃあこれとこれ」ピッピッ 梓「ジュース何頼みますか?」 唯「うーんとね、むむっ。メロンソーダといちごミルクで迷うな~」 ピポパッ、prrrr、ガチャ 梓「あ、すいません。メロンソーダとイチゴミルク1つづつで。はい。はい。はーい。」ガチャン 唯「え?あずにゃん?どうしてふたつとも頼んだの?」 梓「ほらっ、曲はじまっちゃいますよ、唯」 唯「え、あ、うん」 さんえんめ~のうわきぐらーいおおめにみーろーよ~♪ 店員「失礼します。メロンソーダとイチゴミルクです。」ガチャ 梓「はい。ありがとうございます。」 店員「失礼しました。お楽しみくださーい」バタン 梓「唯、飲み物来ましたよ。」 唯「お~飲まして~、ってあずにゃん?なんでメロンソーダにストローふたつさしてるの?」 梓「え?だって炭酸を先に飲まないと抜けちゃうじゃないですか」パク 唯「え?これを二人で飲むの///」 梓「はい。あたりまえじゃないですか。はい、唯のストロー」 唯「う、うん///」パク 梓「♪~」チュー 唯(あずにゃんが積極的だよ!///でも嬉しいな♪)チュー すっきすっきだいすき~ゆ~いせんぱいだっいすき~ 2時間後 唯「もうこんな時間か~」 梓「そろそろ、お別れですかね」ションボリ 唯「いや、あずにゃん。今から私ん家来れる?晩御飯ごちそうするよ」 梓「え?いいんですか?憂の邪魔になるんじゃ」 唯「晩御飯は私が作るんだよ!」フンス 梓「え?唯って料理できるんですか?」 唯「ふっふっふ、とってきの料理があるんだよ」キリッ 平沢家 憂「お姉ちゃんおかえり~、梓ちゃんいらっしゃい~」 唯「ただいまー憂」 梓「おじゃまします」 憂「あ、私用事あるからちょっと出掛けるねー。ご飯は自分で作ってねー私の分はいらないから」ダッ 唯「うん。わかったよー」 梓「?こんな時間になんの用事ですかね?」 唯「まぁ色々都合ttものがあるんだよ」 梓「はぁ、そんなもんですか」 唯「ご飯つくるからちょっと待ってねー」 梓「はーい」 数分後 唯「あずにゃーん。できたよー」 梓「おぉーそばですか」 唯「さぁ、熱いうちに食べよう」 「いただきまーす」 梓「はふはふ、あちっ!」 唯「大丈夫?あずにゃん。はい、お水」トン 梓「あ、ありがとうございます」グビ 唯「そんなに慌ててたべなくてもいいんだよー。ふーふー。ほら、あずにゃん、あーん」 梓「あーん。ずずー。おいしいっ!」 唯「フフッあずにゃん可愛いな~」 梓「ふーふー。はい唯にも、あーん」 唯「!あーん。ん~、あずにゃんがあーんしてくれたから倍おいしく感じるよ~」ニコー 梓「えへへ、喜んでもらえてよかったです。」 唯「ずずー。ん。もぎゅにゃん、んーん」 梓「?なにしてるんですか、唯?」 唯「ごっくん。もう~口移しだよ~あずにゃん~//」 梓「!!た、食べ物で遊んじゃダメですよっ!//」 唯「遊ぶんじゃなくてより美味しく食べるためだよ!食べ物はより美味しく食べれたほうがいいでしょ?」 梓「お、美味しく食べるためなら仕方ないですね///」 唯「でしょ?じゃもう一回。ずずー。ん。」 梓「ん///」ちゅ 唯「んふ///」 梓「んー///」ちゅー 唯「ん!んー//////」 梓「ぷはっ、ご馳走様でした///」 唯「ふふぇー//////あずにゃん、キス上手だよ~////」ヘニャ 梓「ふふっ、唯先輩がやらせるからですよ////」 風呂上り 唯「ふー、気持ちよかったねーあずにゃん。」テカテカ 梓「うぅー、唯のエッチ/////」 唯「あずにゃんの体がスベスベで気持ちいいからついつい」エヘヘ 梓「もう~!唯のも触らせろです~!!」 唯「わ~あずにゃんが発情しちゃったよ~」 梓「へんないい方しないでください~!!////」 オワリ 梓「もう、こっちから襲ってやるですー!!」 唯「わー、ここで暴れないでー!」 バタン!(梓が唯にのしかかる) 唯「・・・あずにゃん、ベットにいこっか////」 梓「へ・・・ぅ、はい・・です///」 ホントニオワリ 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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梓「唯先輩、朝ですよ」 梓「起きてください」 唯「むにゃ~、あず…にゃん…zzz」 梓「起きないんですか?」 唯「う………ん」 梓「……」 唯「ん………」 梓「唯先輩、大好きです」チュッ 唯「あずにゃん?」 梓「ゆ、ゆ、唯先輩//」 唯「あれ?もう朝?」 梓「そ、そうですよ!」 梓「早く起きてください!」 唯「分かったー」 梓「ふぅ…」 唯「ところであずにゃん?」 梓「はい…?」 唯「もしかしてあずにゃんキスした?」 梓「//!?」 梓「し、してないです!!」 唯「本当に?」 梓「本当です!」 唯「おかしいな?…口の中、あずにゃんの匂いがするのに」 梓「そ、そんな訳ないじゃないですか//」 梓「それより早く起きないと遅刻しますよ」 唯「…そうだね。早く着替えなきゃ」 梓「唯先輩……」 唯「あずにゃん眠いの?」 梓「はい…先に寝ますね」 唯「あずにゃんが寝るなら私も寝るよ」 唯「一緒にベッドに行こう?」 梓「分かりました」 唯「寒いからしっかり布団を被るんだよ」 梓「子供扱いしないでください……」 唯「ごめん、ごめん」 唯「でもあずにゃんに風邪をひかれたらやだからね」 梓「…唯先輩が暖かいから大丈夫ですよ」 唯「えへへ~、暖か暖かだね」ギュ 梓「気持ち良いです…」 梓「唯…先輩…zzz」 唯「寝ちゃった」 唯「疲れてたのかな?」 梓「zzz」 唯「あずにゃんの寝顔可愛いなぁ」ナデナデ 唯「普段から可愛いけどこの寝顔はまた特別だよ」 唯「あずにゃん、大好き」 唯「おやすみ」チュ 終わり 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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唯(かわいいなぁ・・・でも) 唯「なんか違う・・・」 唯「昔のあずにゃんはかわいかったなぁ」 唯「胸なんかもあの子みたいにぺたんこで」 唯「はあ・・・」 唯(私何考えてるんだろ・・・あずにゃんはもうだめなはずのに・・・) 唯「今日もあずにゃんに悪いことしちゃったなぁ・・・」 梓『唯先輩・・・』 唯「悲しそうな顔してた・・・」 唯「うう・・・」ポロポロ …… 梓「でもにやけてる唯先輩もかわいいなぁ」カサカサ 梓「ブランコと唯先輩って似合うなぁ」 梓「はあ・・・私はそんな先輩に嫌われちゃったのか・・・」 梓「うう」ポロポロ 梓「あれ・・・?」 梓「唯先輩が悲しそうな顔してる」 梓「・・・え?」 梓「・・・泣いてる・・・?」 梓「どうして・・・」 …… 唯(よく考えてみれば・・・) 子供たちをみて思い返す 唯「わたしがロリコンになったのってあずにゃんが入部してからだ」 唯「私はあの時あずにゃんに一目ぼれして・・・」 唯「あずにゃんが可愛くていっぱいアプローチして・・・」 唯「そのうちあずにゃんの全てが好きになったんだ・・・」 唯(あの子とあずにゃんじゃ違うはずだよ・・・) 唯「私が好きだったのはロリッ娘じゃなくてあずにゃんだったんだ・・・」 唯「なのにあんなひどいこと言って・・・傷つけて・・・」 唯「うう・・・今気づいてももう遅いよ・・・私のばか・・・」ポロポロ 唯「あずにゃん・・・」ぽろぽろ 梓「遅くありません!!!」 唯「え・・・?」 唯「あずにゃん・・・?どうして・・・?」グシグシ 梓「唯先輩に謝りにきました」 唯「どうして・・・」 梓「唯先輩ごめんなさい!」 唯「なんで!?どうしてあずにゃんが謝るの!?」 梓「私いつも生意気で・・・素直になれなくて・・・唯先輩を傷つけてばかりで・・・」ポロポロ 唯「そんなことないよ!謝らなきゃいけないのは私の方だよ・・・!」 梓「胸だって大きくなっちゃって・・・もうこんな私じゃだめですよね・・・うう」ポロポロ 唯「あずにゃん・・・」 唯「あずにゃんごめんね・・・」 唯「今日も私の勝手であずにゃんにひどいことしちゃって」 梓「先輩は悪くありません!」 唯「悪いよ・・・うう」ポロポロ 梓「じゃあ唯先輩・・・私と仲直りしてくれますか・・・?」 唯「もちろんだよ!」 梓「ありがとうございます・・・それじゃあ私もう帰りますね」 唯「え・・・?なんで?」 梓「だって・・・こんなに胸の大きい私なんて唯先輩はきらいでしょう・・・?」 唯「それは違うよ!」 梓「え・・・」 唯「私はあずにゃんが好きなの!」 梓「え・・・!」 唯「あずにゃんは胸が小さくてもおっきくてもあずにゃんなんだよ!」 唯「だから私は今のあずにゃんも大好きなの!」 梓「唯先輩・・・」 唯「お願いあずにゃんいかないで・・・」 梓「忘れてました・・・」 唯「へ・・・?」 梓「今日私は唯先輩に謝って・・・そして、告白しに来たんでした・・・」ニコ 唯「え?」 梓「唯先輩大好きです、付き合ってください!」 唯「あずにゃん・・・」 梓「うう・・・」ドキドキ 唯「わ、私も・・・」 梓「はい・・・」 唯「あずにゃんのこと大好きだよ!!」ギュウ 梓「わ!ゆ、唯先輩!いきなり抱きつかないでください!///」 唯「えへへ、ごめんつい・・・///」バッ 梓「もう!」 唯「あれ・・・?」 梓「?どうしたんですか唯先輩」 唯「なんか冷たい・・・」 梓「え?あ、唯先輩胸のところ濡れてますよ」 唯「あれ?ほんとだ・・・」 梓「なんでしょうね・・・」 唯「ん?あずにゃんも濡れてるよ!」 梓「え!どこですか?」 唯「ほら、ここ!乳首のとこ!」 梓「あ本当だ」 梓「なんなんでしょうね・・・」 唯「ちょっといい?」ぺろ 梓「ひゃあ!///そんなとこ舐めないでください!///」 唯「これわ・・・!」ムグムグ 梓「な、なんですか・・・?」 唯「うまい!」テレッテレー 唯「これはミルクだよ!」 梓「ミルク?なんでまた」 唯「しかもただのみるくじゃないよ!」 梓「はあ」 唯「あずにゃんのおっぱいミルクだよ!」 梓「おっぱいミルク・・・?」 唯「ようするにあずにゃんの母乳だよ!」 梓「ええ!///」 唯「えへへ、おいひいよ~」ぺろぺろ 梓「わ!やめてください唯先輩!///」 梓「しかし・・・ほんとに出るとは・・・///」カァ 唯「どゆこと?」 梓「ムギ先輩が言ってたんですよ『梓ちゃん搾ったらいっぱいミルク出そうね』って」 唯「ほう・・・」 梓「その時はありえないって思ったんですけど・・・」 唯「でたね」 梓「出たです」 梓「これじゃ搾ったらほんとにおっぱいしぼんじゃいます///」 唯「しぼむの?」 梓「しぼむです」 唯梓「・・・」 唯梓「あー!!!」 唯「それだよあずにゃん!」 梓「それです唯先輩!」 唯「あずにゃんのおっぱいがミルクでいっぱいなら」 梓「それを全部搾り出せばいいです!」 唯「やったよあずにゃ~ん!」ギュ 梓「やりましたね唯先輩!」ビュルビュル 唯「あわわ」バッ 梓「あっ!ごめんなさい唯先輩!」 梓「じゃあ早速帰って搾るです!また明日です唯先輩」タッタ 唯「待って!」 梓「なんですか?」クル 唯「あずにゃんの乳搾り・・・私にも手伝わせて!!!」 梓「ええ!!////」カァ 唯「ね!いいでしょあずにゃん・・・」ウルル 梓(そんな目をされたら断れません!////) 梓「あの、その・・・よろしくお願いします!///」 唯「やったあ!」パァ 梓(まったく・・・どういうことするか分かってるんでしょうか・・・) 唯(やったー!あずにゃんのおっぱいミールクー♪)るんるん 4
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梓「唯先輩またお願いします」 唯「任せて、あずにゃん」 梓「すいません、私の毛並みがすぐにおかしくなるせいで…」 唯「ううん…私、あずにゃんの毛並み好きだよ」 唯「じゃあ行くよ」 梓「はい」 唯「ペロペロ」 梓「ふにゃ//」 唯「どうあずにゃん?」 梓「良いです」 唯「良かったー」ペロペロ 梓「気持ち良いです、唯先輩//」 唯「だんだん毛並みがそろってきたよ」 梓「もっと舐めてください」 唯「うん」ペロペロ 梓「はにゃ//」 唯「次は反対側に行くね」 梓「はい」 唯「ペロペロ」 梓「にゃぁ//」 梓「唯先輩はなんでそんなに上手いんですか?」 唯「うーん、きっとあずにゃんの事が好きだからだよ」 梓「またそんな事…」 唯「あずにゃんの事を考えて舐めてたら自然に上手くなっちゃったんだよ」 唯「あずにゃん好き」ペロペロ 梓「もう唯先輩//」 唯「ペロペロ」 唯「こんな感じかな?」 梓「ありがとうございました…気持ち良かったです」 唯「あずにゃん?」 梓「何ですか?」 唯「あずにゃんも私の事を舐めて」 梓「えっ」 梓「唯先輩、自分で出来るじゃないですか」 唯「あずにゃんに舐めて欲しいんだよ」 唯「お願い」 梓「わ、分かりました」 梓「やってみます」 梓「ペロペロ」 唯「にゃ//」 唯「あずにゃん、上手いよ//」 梓「そうですか?」ペロペロ 唯「うん、上手いよ」 唯「あずにゃんも私の事を考えて舐めてくれてるんだね」 梓「そ、そういう恥ずかしい事は言わないでくださいよ//」ペロペロ 唯「なんで//?」 唯「あずにゃんの素直な気持ち聞かせてよ」 梓「…」 梓「唯先輩、好きです//」ペロペロ 唯「私も好きだよ」ペロペロ 梓「唯先輩まだ毛繕いの最中ですよ//」 唯「だってあずにゃんが//」 梓「唯先輩…」 梓「気持ち良くしてあげます」ペロペロ 唯「私だってあずにゃん」ペロペロ 梓「唯先輩//」 唯「あずにゃん//」 梓「って言う夢を見たんです」 唯「あずにゃんは夢の中でもあずにゃん何だね」 梓「何ですかそれ…」 梓「それで唯先輩//」 唯「何?」 梓「後で毛繕いをしてもらって良いですか//?」 終わり 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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唯「あれ、あずにゃん?」 梓「こんばんは」 唯「どうしたの突然……あ、寒いでしょ?入って入って!」 梓「はい、お邪魔します」 唯「あずにゃんが私の家に来るの久しぶりじゃない?」 梓「これでも一応受験生ですから」 唯「そっかそっか、もう少しで受験なんだよね。あずにゃんが私たちの大学に来るの、今から楽しみだよ~♪」 梓「……まだ合格するなんて決まってませんよ?」 唯「あずにゃんなら絶対だいじょーぶ!私が保証するよっ」 梓「ふふっ、ありがとうございます」 唯「ささ、日頃の勉強でお疲れでしょう。こちらへどうぞどうぞ」 梓「何ですかそれ……あれ?」 唯「どうかしたの?」 梓「いえ、綺麗に片付いてるなあって……てっきり散らかり放題なのかと」 唯「ふふん、もう一人暮らしを始めて結構経つからね~。私は出来る女になったのです!」フンス! 梓「正直予想外でした……掃除から始めるつもりで来たんですが」 唯「あずにゃんしどい……」ウルウル 梓「わわっ、す、すいません。見直しましたよ唯先輩!」 唯「えへへ~♪……まあ、部屋の掃除はこの前憂が来てくれた時にやってくれたんだけどね」ボソッ 梓「ダメダメじゃないですか」 唯「グサッ!」 梓「まったく、唯先輩はいつまで経ってもだらしないですね」 唯「グサグサッ!」 梓「憂だって受験生で、唯先輩と同じ大学に行こうと頑張ってるんですよ?あまり負担はかけないで下さい」 唯「うう……。で、でもでも、お料理は上手になったよ!」 梓「……え?」 唯「え?って……あずにゃんの中の私はどうなっているの?」 梓「…………」 唯「黙っちゃうくらいひどいの!?」ガーン 梓「い、いえ別にそういうわけじゃあ」 唯「む~……あずにゃん、晩ご飯はもう食べた?」 梓「まだですけど……」 唯「よし!じゃあ私が作ってあげるよ!」 梓「え?」 唯「またえ?って……私の料理の腕前を信じてないね?」 梓「唯先輩の手料理……」 唯「あずにゃんのほっぺが落ちちゃうくらい美味しい料理を作ってやる!」 梓「ふふ、じゃあお願いします」 唯「うんっ!期待して待っててねっ」 …… 唯「……」 梓「……」 唯「……」 梓「唯先輩、こっち向いて下さい」 唯「うう……。ハンバーグの、つもりだったんだよ……?」 梓「はい、分かりますよ」 唯「ひっくり返すの失敗しちゃって……」 梓「崩れちゃったんですね。それで余計に慌てて……」 唯「グチャグチャになっちゃった……あはは」 梓「まったく、あれだけの大口を叩いておいて出て来たのは焦げた肉そぼろですか」 唯「あずにゃん慰めてよ~……」 梓「嫌です」 唯「何かあずにゃん冷たい……。はあ、もうそれ捨てちゃうからこっちにちょうだい」 梓「はい?何を言ってるんですか」 唯「ふぇ?」 梓「せっかく唯先輩が私のために作ってくれたのに……これはもちろん私が食べます」 唯「でも、そんな失敗したのを食べさせるのは」 梓「唯先輩は本当にしょうがないですね……はむっ」 唯「あ、あずにゃん……?」 梓「むぐむぐ……うん、見た目はともかく味はいいですよ。美味しいです」 唯「本当っ!?」パアッ 梓「はい、嘘は言いませんよ」 唯「えへへ、そっかあ……美味しいかあ……♪」 梓「いきなり笑顔になりましたね……。見た目も良くしないとダメなんですよ?」 唯「分かってるって♪あ、そうだっ」ヒョイッ 梓「わっ、まだ全然食べてないですよ……って」 唯「はいあずにゃん、あ~~~ん♪」 梓「あ、あ~んって……」 唯「ほらほら、私の愛のこもったハンバーグ食べて食べてっ」 梓「は、ハンバーグじゃなくて肉そぼろでしょう。もう……あ、あ~……」 唯「あずにゃんって口も小さくて可愛いよね~」 梓「う……。余計なことは言わないでいいんですっ!」 唯「えへへ。はい、改めてあ~ん♪」 梓「あ、あ~……」 唯「あむっ。ん~、意外とイケるね!」 梓「……え?」 唯「はむはむ。うん、ちゃんとハンバーグの味もするよ」 梓「……」プルプル 唯「ん?どしたのあずにゃん?」ニコニコ 梓「ふにゃああああっ!」ガバッ 唯「わああっ!?冗談だってばーーーっ!?」 …… 梓「……」ツーン 唯「あずにゃん機嫌直してってば~」 梓「別に私は普通ですよ、ふん」 唯「怒ってるじゃん」 梓「怒ってません」 唯「怒ってる!」 梓「怒ってません!」 唯「怒ってない!」 梓「怒ってます!……あ」 唯「ほら怒ってるじゃ~ん♪ゴメンねあずにゃん、許して~」ギュー 梓「はあ……もういいです。離れて下さい」 唯「ちぇっ、何か今日のあずにゃんクールだね?」 梓「私はいつもこんな感じですよ」 唯「いやいや、あずにゃんはいっつも『唯先輩、大好きですにゃん♪』とか『にゃあ……唯先輩、あったかいです……』みたいな感じで」 梓「絶対にあり得ませんから。誰ですかそれ」 唯「はう、反応も冷たい……」 梓「それより唯先輩はもうコタツを出しているんですね」 唯「え?うん、暖かいからね~コタツ」 梓「最近寒くなりましたからね……」 唯「そうそう!だからついついコタツに籠もりがちなんだよね~。一度入ったらなかなか出られなくて」 梓「唯先輩らしいですね」 唯「ぬくぬくが気持ちよくて、いつの間にか眠っちゃってたり」 梓「コタツで寝ると風邪ひいちゃいますよ?」 唯「う~ん、分かってはいるんだけど……コタツの魔力には抗えない……」ウトウト 梓「唯先輩、寝ないで下さい」 唯「あったかあったか……♪」ウットリ 梓「もう……でも確かにコタツはいいですね」ヌクヌク 唯「でしょでしょ?ここは天国だよ~」 梓「あはは、言い過ぎですよ」 唯「そんなこと……あるかも」 梓「えっ?」 唯「コタツで向かい合わせに座ってると、あずにゃんが抱きしめられない!これはちょっと不満かも」 梓「何を言ってるんですか……」 唯「あずにゃんあずにゃん、私の隣に来ない?」 梓「嫌です」 唯「ぎゅ~ってしてあげるから」 梓「遠慮します」 唯「つれないなあ」 梓「これが普通です」 唯「ん~……まあいいや。えいえいっ」 梓「きゃっ!?ち、ちょっと唯先輩……」 唯「え~、何?」ニコニコ 梓「脚を絡ませないで下さいよぉ……」 唯「狭いから仕方ないんだよ~♪」 梓「さっきまでは当たってなかったじゃないですか」 唯「えへへ、ハグよりは良くないけど、こういうスキンシップもたまにはいいね~」 梓「もう……えいっ」ツンッ 唯「ひゃっ!あ、あずにゃんそこ太ももだよ~……」 梓「あえっ!?ご、ゴメンなさい!」 唯「……あずにゃんのえっち」 梓「そ、そんなんじゃないですっ!」 唯「……」 梓「……」 唯「あははっ」 梓「えへへ」 …… 唯「そういえばあずにゃんや」 梓「……」ウトウト 唯「あずにゃん?お~い」 梓「……はっ!?な、何ですか?」 唯「あ~、あずにゃんもコタツの魔力の負けちゃったかあ」 梓「うっ……すいません」 唯「あはは、謝らなくていいよお。それでね、あずにゃん」 梓「はい」 唯「今日は何をしに来たの?」 梓「それを今さら聞きますか……」 唯「あずにゃんが来てくれた嬉しさで聞き忘れてたんだよ~」 梓「はあ……まあいいじゃないですか」 唯「はっ!まさか私のあずにゃん分を補給させてくれるためにわざわざ!?」 梓「違いますから。何ですかあずにゃん分って」 唯「それは私が生きるために必要なエネルギーの一つで、主にあずにゃんとスキンシップによって補給できる……」 梓「説明しなくていいです。それより……」ゴソゴソ 唯「ん?」 梓「はい、みかんを持って来たんです。一緒に食べましょう」 唯「おお~、みかん!」 梓「そろそろ美味しく食べれる時期ですからね」 唯「やっぱコタツにはみかんだよね~♪あずにゃん分かってるう!」 梓「どうも。甘くて美味しいですよ」 唯「えへへえ、それじゃあいただきま~す」ムキムキ 梓「……皮剥くの手慣れてますね?」 唯「冬場はいっつも食べてるからね~。んっ、おいひいっ!」 梓「よかったです……と」ムキムキ 唯「んむんむ……お?」 梓「よっと……」ピリピリ 唯「あずにゃんって凄く丁寧に白い筋まで取り除くんだね?」 梓「えっ?あ、はい。昔からの癖でつい」 唯「私は面倒だからやらないな~」 梓「あはは、別に気にならないなら取り除く必要はないですよ」 唯「う~ん……でも、白い筋がないみかんって美味しそう」 梓「別に味は変わりませんよ?せいぜい舌触りが少し良くなるくらいで」 唯「いやいや、例えば今あずにゃんの手にあるみかん……それにはたっぷりとあずにゃん分が詰まっているはず!」 梓「何ですかそれ」 唯「というわけで、それちょうだい!あ~ん♪」 梓「な……!?」 唯「早く早く!食べさせて~」 梓「……分かりました」 唯「おっ?あずにゃんにしては素直な対応……あ~~~ん♪」 梓「行きますよ、はいあ~……」 唯「あむっ」パクッ 梓「にゃっ!?」ビクッ 唯「にへへ……」ペロペロ 梓「ゆ、指舐めないで下さいぃ!」 唯「美味しかったよあずにゃんっ」 梓「うう~!」 唯「あはは、睨まないでよ。だって私から食べに行かないと、あずにゃん手を引っ込めるつもりだったでしょ?」 梓「そ、それは……」 唯「ハンバーグの仕返ししようと考えてたんだよね?甘いよあずにゃん♪」 梓「むうう……あれは肉そぼろです!」 唯「グサッ」 梓「しかもみかんを食べるだけじゃなくて、私のその……ゆ、指を舐めるなんて」 唯「あずにゃんの指も何だか甘かったよ♪」 梓「ふ、ふざけないで下さい!」 唯「まあまああずにゃん、顔真っ赤だよ落ち着いて」 梓「これが落ち着いていられますか――――むぐっ!?」 唯「私も今度はちゃんとみかん食べさせてあげるからさ♪」 梓「もぐもぐ……んっ。もう、本当に唯先輩は……」 唯「はい、あ~ん」 梓「……あむっ」 唯「どう、美味しい?」ニコニコ 梓「……まあまあ、ですね。やっぱり白い筋はないほうがいいです」 唯「がーん!」 梓「でも、まあ……唯先輩が食べさせてくれたから、いつもより美味しかったですよ……」ゴニョゴニョ 唯「えっ!?」 梓「な、何ですかその反応は」 唯「……」プルプル 梓「唯先輩?」 唯「素直なあずにゃん可愛いよお~~~♪」ガバッ 梓「ひゃあっ!?」 唯「愛いやつ愛いやつ♪」スリスリ 梓「や、やめて下さいよぉ……」 唯「ほら、今度はちゃんと筋も取るから!もっともっと美味しいよ~!」 梓「もう……ふふっ♪」 …… 唯「あずにゃん、帰らなくていいの?もう遅いよ?」 梓「もう少しだけ……」 唯「まあ私はあずにゃんと一緒にいられるのはいいんだけどね~」スリスリ 梓「いつまでくっついているんですか」 唯「えへへ、だってこうしてた方がお互いあったかあったかだよ?」 梓「まあ……確かに暖かいですけど」ギュッ 唯「わあ、あずにゃんが抱き返してくれるなんて感激!」ギュウウッ 梓「苦しいです……」 唯「えへへ~♪」 梓「唯先輩……」 唯「あずにゃん……」 梓「…………」 唯「…………」 梓「唯先輩、伝えたいことがあるので聞いてもらえますか……?」 唯「……ん。な~に、あずにゃん」 梓「どうしても言いたくて……誰よりも先に言いたくて、つい今日は唯先輩の家に来ちゃったんです」 唯「……」 梓「唯先輩、今日は何月何日か知ってますか?」 唯「11月、26日だね」 梓「はい。そしてちょうど今……27日になりました。唯先輩、誕生日おめでとうございます」ニコッ 唯「そっかあ……私の誕生日……ありがとう、あずにゃん!」 梓「明日は……いえ、今日は唯先輩の誕生日パーティです。みんなで準備したので、楽しみにしてて下さいね?」 唯「うん、楽しみにしとくね!」 梓「誕生日プレゼントも用意してるので、喜んでもらえると嬉しいです」 唯「プレゼントもあるんだあ……楽しみがいっぱいだね」 梓「はい、じゃあ私はそろそろ……」 唯「あ、待ってあずにゃん。私プレゼント欲しい」 梓「え?それはパーティの時に……んっ!?」 唯「ん……」チュッ 梓「んん……!」 唯「……」 梓「……///」 唯「ぷはっ。えへへ、最高のプレゼント貰っちゃった♪」 梓「な、ななな……」 唯「あずにゃん、良かったら泊まってかない?」 梓「そ、それより今のは」 唯「……一緒に、寝よ?」ボソッ 梓「~~~~っ///」カアアッ 唯「ダメ?」 梓「うう~~~!や、やってやるです!私ばっかり恥ずかしい思いをするのは納得いきませんから、覚悟して下さい!」 唯「えへへ……ありがとう、あずにゃん♪」 おわり 戻る