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はやり「健夜ちゃんを酔わせて京太郎くんについて聞いてみた」 【好感度15/50】 健夜「えー、京太郎くん?」 健夜「そうだね、付き人としては申し分ないと思うよー」 健夜「流石に一回り歳離れてるし恋愛感情とかはない、かなぁ」 健夜「はー、後5歳若かったらなぁ……くすん」 【好感度30/50】 健夜「京太郎くん、ねー」 健夜「まぁ頼りになるし、顔も格好いいほうだとは思うし……」 健夜「で、でもちょっと気になるだけで別にその……異性として意識とかは……」 健夜「し、してないこともなくもないっていうか……」ゴニョゴニョ 【40/50】 健夜「歳の差カップルとか別に普通だよねっ?」 健夜「それに京太郎くんが主夫になって私を支えてくれるとかいいと思うんだ!」 健夜「毎朝早起きして朝ごはんを作ってくれる京太郎くんとか……ウヘヘ」 【45/50(恋愛)】 健夜「京太郎くん?大好きだよ?」 健夜「式とかいつにしようかな、とかドレスのこととか今から楽しみでしょうが無いかなぁ///」 健夜「今更2年とか普通に待てるし、それまでもずっと一緒だし……」 健夜「京太郎くんが私を選んでくれてよかった///」 【45/50(従順)】 健夜「ごsy……京太郎くんのこと?」 健夜「え?『今変なこと口走ったよね☆』?ななな、なーんのことかな」 健夜「……黙秘権を行使します」 健夜(今日は何されちゃうのかなぁ……♪) 【45/50(病み)】 健夜「京太郎くんのこと?どうしてそんなこと聞くの?」 健夜「駄目だよ。京太郎くんは私のモノなんだから取ろうとしたら」 健夜「折っちゃうよ?」クス 健夜「え、私と京太郎くんがどれだけ深い中なのか聞きたかった?」 健夜「ふふ、そうだね。京太郎くんと私は。二度と離れない鎖で繋がってるんだよ」 健夜「もう絶対離したりしないんだから……うふふ」 はやり「健夜ちゃん、いろんな可能性を秘めてるんだね☆(震え声)」
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1355149267/ 咲「むぅ…京ちゃんにはこの素晴らしさが分らないの?」 京太郎「ぜーんぜんわかりませーん」 咲「キィイ!!最初は興味のなかった京ちゃんがハギヨシさんのテクで無理やり」 咲「イカされてそこから京ちゃんもハギヨシさんの事が気になっていくんだよ」 京太郎「そもそも俺ホモじゃないし」 咲「口ではそう言っていても下の口は正直ですね展開キタよ!!」 京太郎「それこそねーよ。それにお前前はハギ京の純愛こそ至高って言ってただろ」 咲「//でも最近は無理やりもいいかなーって」 京太郎「節操ねーな」 咲「龍門さんのお屋敷へ修行に出る京ちゃん…」 咲「でもある時ミスをしてしまって怒った龍門さんの命令でハギヨシさんに犯される京ちゃん」 咲「その時は憎むんだけど。ある晩ハギヨシさんのテクを思い出して自分を慰める京ちゃん」 咲「そして始まる恋…キャアアアア!!キマシタワー」 京太郎「やっぱりねーよ」 京太郎「そもそも龍門渕に修行なんか行かないし」 京太郎「まあハギヨシさんにはタコスの作り方を習ってるけど」 咲「!!それはフラグだよ!!京ちゃん!!」 京太郎「お前は何でもフラグにするな」ポカッ 咲「うう…痛いよ…京ちゃん」 京太郎「知るか」 咲「あ!それはそれとして明日の休み京ちゃん何か用事ある?」 京太郎「明日?家でダラダラするという重要な使命がある」 咲「無いんだね!!じゃあした一緒に来てよ」 京太郎「無視かよ…どこに行くんだ?」 咲「ハギ京の妄想力を高めるためにデートスポット周りをしたいの」 京太郎「一人で行け」 咲「何言ってるの!!ハギ京の妄想なのに京ちゃんが行かなくてどうするの!!」 京太郎「すっげー行きたくない」 咲「お願いだよー」 京太郎「はあ…分ったよ」 咲「やった!!明日の9時に駅前でね!!」 京太郎「はあ…気が重い」 咲「京ちゃーーーーん!!!こっちこっち」 京太郎「…おお…朝から元気ですね…」 咲「当然でしょって!!何で京ちゃん制服なの!!何でおめかししてないの!!?」 京太郎「擦る必要ないからって…何でお前はそんなに気合入った服着てるんだよ」 咲「今日はハギヨシさんになりきろうと思ったの!!なのに京ちゃんは!!」 京太郎「とりあえずどこに行くんだ?」 咲「えっと…おしゃれなカフェとか?」 京太郎「何で疑問形なんだよ…まあいいけど」 咲「このケーキ美味しいよ!京ちゃん」 京太郎「そうですねー」 咲「むぅ…何でそんな投げやりなの」 京太郎「そしゃもう幼馴染の腐った妄想に付き合わされているからですよー」 咲「腐ってないもん!美しいもん!真実の愛だもん!!」 京太郎「はいはい」 咲「ふん!!もういいよ!!」バクバク 京太郎「そんなに食ったら太るぞ」 咲「残念でしたー私は太らない性質なんだよ!!」 京太郎「胸がか…」 咲「キィイイイイイ!!!!乙女に向かってそんな事言うなんて!!」 京太郎「今日はハギヨシさんなんじゃないのか?」 咲「そ、そうだった」 京太郎「で・妄想の方は捗りましたか?」 咲「そうだねーやっぱりケーキの食べさせ合いはやりたいよねー」 咲「ハギヨシさんの突き出したフォークから一口食べる京ちゃん…」 咲「食べた後間接キスしちゃった//って赤面する京ちゃん…」 咲「キャアアアアア!!キタよ!!!!!!」 京太郎「さいですか」 京太郎「あ…咲頬っぺたにクリーム付いてるぞ」 咲「え?どこ?」 京太郎「ここだよ」ヒョイパク 咲「////な、何してるの京ちゃん!!!」 京太郎「クリーム取ったんだけど」 咲「だだだだって…いいいいいま…食べた///」 京太郎「妄想が捗るだろ?」 咲「そそそうだよね///」 咲「さて次に行くよ」 京太郎「おー」 咲「また投げやりな声出して!」 京太郎「さっきのケーキ俺の奢りだったからな…」 咲「ふーんだ!私に変なことした罰だよ//」 京太郎「へいへい」 咲「じゃあ次は…えーっと…あの」 京太郎「考えてなかったのか」 咲「!!しょうがないよ!!デートなんかしたことなかったんだから!!」 京太郎「じゃあ今日が初めてか」 咲「///ち、ちがうよ!!今日はハギ京の妄想強化のためだよ!!」 京太郎「じゃあそこら辺ブラブラするか」 咲「そ、そうだね」 咲「ふぅーむなるほどなるほどなるほどー」 京太郎「妄想は捗りますか?」 咲「や、やっぱりこういう大通りは…どちらからともなく手をつなぐのが良いよね//」 咲『京太郎君寒くはないですか? す、少し//』 咲『それはいけません』ギュッ 咲『は、ハギヨシさん//』 咲「キャアアア!!!ハギヨシさん大胆!!!!」 京太郎「へー」 京太郎「こんな風にか?」ギュッ 咲「ひゃう!!きょ、京ちゃん//」 京太郎「あーハギヨシさんの手は暖かいなー(棒」 咲「!!私は咲だもん!!!京ちゃんの馬鹿!!」 京太郎「今日はハギヨシさんなんだろ?」 咲「そ、それはそうだけど…」 咲「見て見てあのウサギの人形可愛いよ」 京太郎「俺にそんなファンシーな趣味はないぞ」 咲「あ…そ、そうじゃないよ!!わt…ハギヨシさんの趣味だよ!!!」 京太郎「あの人にそんな趣味なさそうだけど」 咲「チチチ…分ってないなあ京ちゃんは…ああいう完璧な人に限って」 咲「こういう趣味があるもんなんだよ」 咲「和ちゃんのエトペンを直したりしてたでしょ」 咲「実はハギヨシさんの部屋は可愛い人形だらけなんだよ」 京太郎「そんなもんかなー」 咲「たくさんの人形に囲まれながら行為に及ぶ京ちゃんとハギヨシさん…//」 咲『だ、だめですよ…//ハギヨシさん…汚れちゃいます…//』 咲『構いませんよ…もっと素晴らしいものが手に入ったのですから』 咲『そ、それって//』 咲『君ですよ…京太郎君』 咲『は、ハギヨシさん//』 咲「うはああああああ!!!!!みなぎってきたよ!!!」 京太郎「それは良かったですねー」 咲「もう!!ちゃんと聞いてよ!!それで…そのあと」 京太郎「あーこれ下さい」 デネデネ キョウチャンハ ハギヨシサンノアイブニミヲマカセテ 京太郎「包装してください」 フタリハエイエンノアイヲチカウノ// アレ?キョウチャン…? 京太郎「まだやってたのか咲」 咲「んもう!!折角いいところだったのにどこに行ってたの!!」 咲「京ちゃんとハギヨシさんが永遠の愛を誓ってキスをするのn…」 京太郎「あー分った分った。お詫びにこれやるよ」 咲「え?これなに・…ってさっきの人形…」 京太郎「欲しかったんだろ?」 咲「//う、うn…って違うよ!!ハギヨシさんの趣味だよ!!!」 京太郎「じゃあいらなかったか?返品して来よう」 咲「だ、駄目!!!一度貰ったんだから私の物だよ!!」 咲「そ、それに//…これを見ながら妄想するから!!」 京太郎「さいですか」 咲「ふん!!………………アリガト」 京太郎「ん?何か言ったか?」 咲「何も言ってなよーだ!!」ベー 京太郎「昼飯はマクダナルドでいいよな?」 咲「うん」 京太郎「結構いけるな」モグモグ 咲「ホントだねー」モグモグ 咲「あ!!またビビッときたよ!!!」 咲「ハギヨシさんって龍門さんの執事だからこんなところ来たことないでしょう?」 京太郎「多分な。あの人なら超高級ハンバーガーとか作りそうだし」 咲「そこだよ!!今まで行ったことのなかったところに来る二人」 咲『すいません…ハギヨシさん…こんなところに連れてきてしまって』 咲『構いませんよ』 咲『で、でもこんなところ…ハギヨシさんの口に合わないんじゃ…』 咲『んふ…京太郎君と一緒ならこのハンバーガもどんな高級料理にも勝るものに見えますよ』 咲『ハギヨシさん//』 咲「くううううううう!!!最高!!!!!! 京太郎「すいませんーダブルバーガーもう一つ」 咲「って!!また聞いてないし!!!」 咲「もう!京ちゃんの未来の予想図なんだから真面目に聞いてよね!!」 京太郎「はいはい」 咲「さっきから空返事ばっかりだよ!!」 京太郎「また口にケチャップ付いてるぞ」フキフキ 咲「」カァア// 咲「京ちゃんはまた!!//」 京太郎「で次はどこ行くんだ」 咲「えっ…んーと」 京太郎「やっぱり喪女だな…咲は」 咲「!!!もう!!失礼だよ!!!京ちゃん!!!」 咲「次は服を見に行くの!」 京太郎「へいへい」 咲「ここだよ!和ちゃんや国広さんにお勧めされたお店」 京太郎「…へへえ…大丈夫かよ」 咲「ねえ京ちゃんどれがいいと思う?」 京太郎「咲ならなんでも似合うんじゃねーの」 咲「//…じゃあちょっと試着するから待っててね」 咲「ど、どうかな//に、似合う?」 京太郎「おお…似合ってるぞ。でも和や国広さんとは違う服なんだな」 咲「カァア!!!京ちゃんの変態!!!スケベ!!!」 京太郎「でもさ…この店女向けだよな」 京太郎「幾らなんでも俺とハギヨシさんが来る店じゃないよな」 咲「…バカ」 京太郎「どうした?」 咲「なんでもないよ!!!京ちゃんが受けだから女装するの!!!」 京太郎「ブフッ!!お、俺はそこまで変態じゃねー!!」 咲「で、でも結構いけそうだよ…京ちゃん線細いし…//」 咲『は、ハギヨシさん//恥ずかしいです…//』 咲『んふ…そんなことありませんよ…よくお似合いです』クチュ 咲『あっ…//そ、そんなところ…』 咲『おやおや…大きくなってますよ…京太郎君』 咲『い、いや…//言わないでください//』 咲「すごい来てるよ!!!!!」 京太郎「店の中で大声を出すな」ポカッ 咲「あう…」 京太郎「じゃあ行くか」 咲「う、うん…でもいいの?服なんか買ってもらって?」 京太郎「清澄がインハイに出場したお祝いということで」 京太郎「俺はあんまり役に立てなかったからな…」 咲「ううん!!!そんなことないよ!!」 咲「部長も染谷先輩も優希ちゃんも和ちゃんも私も京ちゃんには感謝してるよ!!」 咲「雑用を文句の一つも言わずにやってくれてありがたいって」 咲「京ちゃんは縁の下の力持ちだよ!!」 京太郎「はは…ありがとうな咲」ポンポン 咲「ううっ…//」 咲「さてそろそろ夜になってきたよ…」 京太郎「じゃあ帰るか。お疲れ様」 咲「何で!!ここからが本番だよ!!!」 咲「日も暮れてきて、雪も降りだしたある日…」 咲「手を繋ぎながら二人は歩いている…」 咲『は、ハギヨシさん帰らなくて大丈夫なんですか//』 咲『んふ…透華様や衣様からたまにはゆっくりしてきなさいとお休みをいいただきまして』 咲『京太郎君は大丈夫なんですか?』 咲『ハギヨシさんと一緒ならどこへだって//』 咲「そして二人は手を取り合いながら歓楽街を進んでいく…」 京太郎「ホットコーヒー二つ」 咲「二人の進む先に現れたのは煌びやかなネオン輝く欲望のお城…」 咲「そう…ら//ラブホテル//…」 京太郎「何でそこだけ恥ずかしがるんだよ」 咲「もう夜も遅い…どちらともなく相手の手をとり中へ消えていく…」 咲「そう…二人は結ばれるんだよ…」 京太郎「お前の妄想ではもう100回は結ばれてるけどな」 咲「もう!!横槍を入れないで」 咲「中に入った京ちゃんはそのあまりの豪華さに驚くんだよ…」 咲『ハギヨシさん//…お、俺こんな豪華なところじゃ落ち着かないです』 咲『大丈夫ですよ…どんなところだろうと私たち二人の愛の巣です…』 咲『あっ…//』 咲「そう言うとハギヨシさんは豪華なベットに京ちゃんを押し倒すんだよっ…//」 咲「そして部屋の中に漂う豪華な香りとハギヨシさんの臭いで理性を失った京ちゃんは…//」 京太郎「さっきから豪華豪華しか言ってないな」 咲「んもう!!しょうがないでしょ!!入ったことなんてないんだから!!」 京太郎「じゃあ…入ってみるか?」 咲「え…//」 咲「ななななな何言ってるのかななな!!!!」 京太郎「これもハギ京のためだろ?」 咲「あうううう!!!ででででもこればっかりは!!!!////」 咲「………で、でも京ちゃんとなら……」 京太郎「なんてな!!」 咲「へっ?…」 京太郎「流石に妄想に付き合うって言ってもそこまではしないよ」 京太郎「そもそも今日制服着てるからな」 咲「むうう!!!京ちゃんの馬鹿!!!おっぱいに挟まれて死ね!!」 咲「ハギヨシさんの上で腹上死しろ!!!!」ダッ 京太郎「あ…咲」 京太郎「ってな事があったんですよ」 京太郎「あの後咲を追いかけたら泣き出して警察に事情聞かれるわ」 京太郎「罰だって高い飯奢らされるは大変でしたよ」 久「うわ…悲惨ね…」 京太郎「でしょう?」 久「…咲がよ」 まこ「この色ボケ男にはきついお仕置きが必要じゃけえ」 優希「いいいいいぬうううううう!!!!そこに直るじぇ!!!!」 久「あとで永水の大将にお仕置きしてもらいましょう」 カン
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~インターハイ9日目~ 店員「いらっしゃいませー、6名様でよろしかったでしょうか?」 菫「5……いや、えっと」チラ 京太郎「やべぇ……マジやべぇ……」ブツブツ 菫「……」 菫「(大丈夫か、この子……?)」 菫「は、はい。6人?でお願いします」 店員「それではこちらのお座敷へどうぞー」 菫「はい」 店員「それではご注文がお決まりになりましたら、こちらのボタンを押してお呼び下さい」 菫「あ、ハイ……ありがとうございます」ペコ 店員「では、ごゆっくりどうぞ」 京太郎「……」 照「……」 淡「……」 亦野「……」 尭深「……」 菫「(平常心……平常心……)」 菫「……」 菫「……えー、では」 菫「皆、まずはありがとう。ここまでよく頑張ってくれた」 菫「おかげで私達は無事、決勝まで辿り着く事が出来た」 菫「とても厳しい戦いだったと思う」 菫「だが決勝では更に……」 照「菫……」クイ 菫「ん、なんだ?」 照「関係無い人も居るのに大会の話をするのは……」チラッ 京太郎「……」ポカーン 菫「……」 菫「あ、あぁ……そうだな。すまなかった」 菫「……」 菫「(あれ?)」 菫「(なんで私が謝ってるんだ?)」 菫「(その関係ない子を連れて来たのはお前じゃないのか?)」 照「お腹空いた……」グー 菫「(大体この子……何者なんだ?)」 京太郎「……」オロオロ 淡「ちょっと、落ち着きなよキョータロー」 照「面白いから止めなくていい」 菫「(淡や照とも面識があるみたいだし……)」 京太郎「……」ガタガタ 菫「!」 菫「(思い出した、インハイ初日の!)」 … …… 菫「すみません……うちの部員がご迷惑を」ペコペコ 京太郎「いや全然気にしてねっすよwww寧ろいい経験になりましたwwwwはェww」 淡「申し訳ありませんでした……」ボロボロ 照「許してあげて……」 菫「お前も謝れバカ!」ゴチン 照「いたい…」ビリビリ …… … 菫「(照と淡が攫ってきた子か!)」 照「お腹空いた……」グー 淡「テルー、見て見て」クイ 照「ん」 淡「おしぼりでアヒル!」バーン 照「おぉ……」 菫「……」 菫「(わからん……つまり、お詫びに誘った。という訳か?)」 尭深「……」 亦野「……」 亦野「(なんだこの状況……)」 亦野「(というか誰なんだ、この男の子……?)」 京太郎「……」 亦野「……」 亦野「(宮永先輩が連れてきて、とりあえず近くのファミレスに入ったけど……)」チラ 照「出来た」グシャ 淡「……」 淡「テルー、不器用過ぎだよ……」 亦野「(ダメだこの人達)」 亦野「(弘世部長は……)」チラ 菫「うーん……」←頭を抱え込んでる 亦野「(良かった……悩んでるの、私だけじゃなかった……)」ホッ 亦野「(……)」 亦野「(尭深……)」 尭深「……」 尭深「(……誠子、誠子)」 亦野「(あ、あぁ……なんだ?)」 尭深「……」 尭深「(こ、の、場、を)」 尭深「(盛、り、上、げ、て)」 亦野「……」 亦野「(無理)」 尭深「……」 尭深「(じゃあ……)」 尭深「(自己、紹介、に、持っていって)」 亦野「(まぁ、それならなんとか……)」 亦野「……」 亦野「えーと」 亦野「折角集まったんだし、まずは皆の自己紹介から……」 菫「(合コンか!?)」 菫「(いや、亦野が精一杯がんばってくれてるんだ……まずは乗っかろう)」 亦野「それでは……えーと」 尭深「(各自、名前と……)」 亦野「各自名前と……」 菫「(よし、いいぞ亦野!そのまま……)」グッ 尭深「(二つ名)」コク 亦野「……あと、二つ名を」 菫「(二つ名!?なんだそれは!?)」 尭深「……」 尭深「それでは私から……」スタッ 菫「(尭深!)」 菫「(ここでお前なのか!?)」 尭深「……」 尭深「白糸台虎姫のお茶汲み担当、渋谷尭深です。以後お見知りおきを……」 菫「(なんだソレ……)」 京太郎「……」パチパチ 亦野「……」パチパチ 照「……」パチパチ 淡「わー!」パチパチ 菫「(えっ)」 菫「(驚いてるの私だけか!?)」パチパチ 菫「(それにしても……)」 亦野「……えーと次は」 尭深「(次、誠子)」 亦野「わ、私が……自己紹介を」 尭深「……」パチパチ 照「……」パチパチ 淡「亦野先輩だー!」パチパチ 京太郎「……」パチパチ 菫「(なんでコイツ達ノリノリなんだ?)」 菫「(尭深は……さっきのは例外として……)」 菫「(亦野に尭深……二人とも自分から場を仕切りたがるようなタイプではない思っていたんだが……)」 菫「(うーん……)」 亦野「え、えーと……」 亦野「(私の二つ名ってなんだ!?)」 尭深「……」サッサッ 亦野「(釣り?フィッシャー?)」 尭深「×」サッ 尭深「(コメディ、担当)」パクパク 亦野「……」 亦野「コメディ担当!亦野誠子です!」シャキーン 菫「な……」 菫「(よりにもよって亦野がコメディ担当!?)」 菫「(いや、まずコメディ担当ってなんだ?)」 尭深「……」パチパチ 照「おぉ……」パチパチ 淡「おおー」パチパチ 京太郎「……」パチパチ 菫「(さっきから亦野は一体何を言ってるんだ……)」パチパチ 照「じゃあ、次は私が……」ムクリ 菫「(照か。ある意味こいつが一番危険だ……この状況の元凶だしな)」 淡「テルーだ!」パチパチ 照「……宮永」 照「……」シーン 照「照です!」カッ 亦野「……」パチパチ 尭深「……」パチパチ 淡「わーわー!」パチパチパチパチ 京太郎「……」パチパチ 菫「……」パチパチ 菫「(あれ、二つ名は)」 京太郎「宮永先輩、二つ名忘れてますよ」 照「あぁ……」 照「まぁいいや」ポリポリ 淡「ご飯前にポッキーはやめなよー」 菫「(ダメだ……コイツに突っ込んだら負け(?)だ……)」 淡「じゃあ次、私!」スタッ 菫「(淡か、淡は別に問題無いだろ)」 淡「えと、えと…」 淡「こ、コスモ級1年生!大星淡です!」 菫「(ああ……)」 菫「(悩んでも、いつも通りの淡だ……)」パチパチ 尭深「(かわいい……)」パチパチ 亦野「(コスモ級ってなんだ?)」パチパチ 淡「せんきゅー!せんきゅー!」 照「次、菫どうぞ……」パチパチ 菫「わ、私か」 菫「(流れに乗るか、それとも……)」 京太郎「……」パチパチ 菫「(この男の子を先に持っていくべきか……)」 菫「(私はどうするべきなんだ……)」 菫「うーん……」 亦野「(ああ、部長……あんなに悩んでらっしゃる……)」 菫「(ダメだ……私一人じゃ判断が出来ない……)」 菫「(取り敢えず、まともそうな二人に指示を仰ごう)」チラ 菫「(亦野)」 亦野「……」 菫「(はダメだ……)」 菫「(こいつは何故かさっきから意味不明なボケを連発している……)」 菫「(と、なるとやはり渋谷か……)」チラ 尭深「……」グッ 菫「!」 菫「(GOサインか!?)」 尭深「……」コク 菫「(行けということか!?)」 照「菫、早く」 菫「くっ……分かった」 菫「……」スタッ 菫「白糸台麻雀部の部長、兼シャープシューター!弘世菫です!」 照「ぷっ……」パチパチ 淡「プププ……」パチパチ 尭深「素晴らしいです、部長」パチパチ 亦野「……」パチパチ 京太郎「……」パチパチ 菫「お、おぉ……皆、ありがとう……」 菫「(照と淡は後でシめよう)」 菫「それじゃあ次は……」 淡「あ、ねーねー!」ピョンピョン 菫「(もうお前は黙ってろ淡!)」 淡「そういえば菫のシャープシューターってさ、どういう意味なの?」 菫「な……」 亦野「(うわ……)」 尭深「(がんばって下さい、部長)」 菫「……えーと」 菫「(私も世間からそう呼ばれてるだけで意味なんて知らないんだが) 」 菫「(よし、無難だ)」 菫「わた……」 照「普段割と使ってる物」 菫「……」 菫「(コイツ、また余計な事を……)」 38 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/12(火) 02 38 55.84 ID Y+J3RNGc0 [23/31回(PC)] 淡「えー、なんだろ?」 照「勉強の時よく使う……」 誠子「あの……」 誠子「それ、もしかしてシャープナーのことですか?」 照「!」 照「……」ダラダラ 京太郎「宮永先輩……」 淡「私、テルーの将来が心配だよ……」 菫「(こいつに心配されたら本当に終わりだな……私も気を付けよう)」 39 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/12(火) 02 39 24.58 ID 2WQrcw8S0 [2/2回(PC)] し 40 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/12(火) 02 39 26.87 ID izhLVhwj0 [1/1回(PC)] 支援 41 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/12(火) 02 41 08.24 ID Y+J3RNGc0 [24/31回(PC)] 菫「と、とにかく!」 菫「私たちの紹介も済んだ事だし、そろそろ彼の紹介を……」 京太郎「え、えーと……俺は」 照「……」 照「姉弟です」 菫「な……」 菫「(ここに来て姉弟!?)」 菫「(こいつ確か妹は居ないって……)」 菫「……」 京太郎「……」ポカーン 菫「(まさか妹じゃなくて弟なら居ます。みたいなそんなオチか!?)」ガーン 亦野「(部長……)」 42 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/12(火) 02 41 17.57 ID vJKEY3Zf0 [2/3回(PC)] 支援 43 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/12(火) 02 43 21.09 ID 1wOyOeap0 [1/1回(PC)] おい!あらたその悪口はやめろ! 44 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/12(火) 02 44 46.66 ID Y+J3RNGc0 [25/31回(PC)] 照「正確には淡の兄です」 菫「……」 菫「(こいつ……もうふざけてるだけなんじゃないのか?)」 菫「……」 菫「そうなのか?淡」 淡「え、えーと……」オロオロ 菫「(焦っている……やはり嘘か……)」 尭深「弘世部長、私……」 尭深「淡に兄が居る、と本人から聞いたような記憶が……」 亦野「(そっちに助け舟!?)」 45 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/12(火) 02 46 24.45 ID Y+J3RNGc0 [26/31回(PC)] 菫「そ、そうか……ありがとう」 菫「(くそ、渋谷の介入で一気に状況判断が難しくなった……)」 菫「(もしかして、こいつもグルか?)」 尭深「……」ズズー 菫「(お茶の湯気で眼鏡が曇って表情が伺えない……)」 菫「(もう本人に聞こう。最初からこうすれば良かった……)」 菫「あの、失礼ですがこちらの……大星淡のご兄弟の方でしょうか?」 京太郎「いや、俺は……」 淡「(面白そうだから乗っかって!)」 京太郎「(マジですか……)」 京太郎「は、はい。そうです」 京太郎「(確か大星だったよな……大星、大星……)」 京太郎「……」 京太郎「兄の大星須賀京太郎です」キリッ 尭深「……」 菫「……」 菫「(おおほしすがきょうたろう?)」 菫「(どういうことだ……大星が名字なら……下のすがきょうたろうが名前か?)」 菫「あの……すみませんが、どういった漢字を使うのか教えてもらっても」 照「書いた」スッ 菫「いや、お前には聞いてないんだが……」ペラ 菫「大星・S・京太郎……」 尭深「ぷっ……」 亦野「……」 菫「(兄妹と言われても一応分かるが……二人とも綺麗な金髪だしな)」 京太郎「……」 淡「……」 菫「(だがこのミドルネーム(?)は何なんだ……)」 菫「(淡にはついてないし……もしかして洗礼名か何かか?)」チラ 菫「照、ちょっと聞きた……」 照「……ぷくく」プルプル 菫「……」 菫「ふう……」 菫「おい、照」 照「何、菫……」 菫「ちょっと来い」 照「命を大事にしないやつなんてだいっきらいだ……」ズルズル 淡「ああ……テルーが……」 菫「お前もだ、淡」 淡「……」 淡「はーい……」スタスタ 菫「あと、尭深も来い」 尭深「……」スタスタ 京太郎「……」 誠子「……」 誠子「じゃ……そういうことで」スタスタスタ 京太郎「……」 京太郎「死のう」 カン
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番外編 血のバレンタイン 放課後 帰り道 京太郎「……なんか一杯もらった」両手に紙袋をもっていて 白望「京太郎は有名人だから仕方ない」 京太郎「知らない女子から貰うと少し怖いだろ」 ゲシ…脇腹を肘でつかれて 白望「成績体育は学年トップ…それに全国と国麻で優勝…雑誌に数回特集を組まれて、容姿は悪くない。これが女子で居たらどう思う?」 京太郎「……白望じゃないのか?」 白望「ばか…運動はできない」 京太郎「でも他は全部可能だろ。国麻は正直、運だがな」 白望「そうだね…」 京太郎「俺は白望が好きだからなホワイトデーは期待しといてくれ」 白望「うん…」京太郎に少しだけよりそう スタスタ… 須賀家 玄関 京太郎「誰か居るな」 白望「……」 京太郎「あの、家に何か用でしょうか?」 いちご「えっ、あっ!ご主人様!」 抱きついて 京太郎「ちょ、えっ、ちゃちゃのん?」 いちご「お久しぶりです!クリスマス以来です!」 白望「久しぶり」 いちご「久しいのシロも…」 京太郎「トップアイドルなにしてるんですか!」 いちご「チョコレートを持ってきたんです。堪能してくれますか?」 京太郎「郵送してくれればよかったのに…」 いちご「それじゃ駄目なんじゃ…」 白望「……またか」 京太郎「わかりました…とりあえず中に入りましょう!」 いちご「それは堪能してくれるって事ですか!」 京太郎「はい、あとで楽しませてもらいます」 白望「…私も混ざるから」 いちご「まあ、仕方ないの」 京太郎「えっ?」 この後めちゃくちゃセックスした… と思うだろう。 京太郎「えっ、なんで皆いるんだ?」 智葉「バレンタインだからな」 慧宇「東京からきたんですよ」 明華「駄目でしたか?」 ネリー「今日はお泊りだよー」 爽「私もです…駄目でしたか?」 小蒔「頑張ってチョコレート作ったんです!」 霞「食べてくれますよね?」 巴「久しぶりのお泊まりですからね」 初美「今日は盛るのですよー」 春「黒糖美味しい…」ポリポリ 衣「衣も遊びにきたぞ義兄様!」 一「ぼ、僕は衣の付き添いで…」 京太郎「…それにしても多いだろう…これじゃあまるでクリスマスの…あっ…まさか」 一同「今日はバレンタインだから仕方ない」棒読み カン!
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京太郎「どうも健夜さん。ご無沙汰してます」 健夜「うん。久しぶりだね、京太郎くん」 京太郎「それで、今日の仕事は何ですか?」 健夜「うんそれはね――」 カクカクシカジカアラサーダヨ 京太郎「え、ドラマの恋人役ですか!?なんで俺が?」 健夜「うん、ちゃんとしたドラマじゃなくてあくまで別の番組の1コーナーとしてだから」 京太郎「なんで俺が選ばれてるんですか……」 健夜「私が希望したからだけど?」 京太郎「健夜さぁん!?」 ――― ―― ― ソレジャアホンバンハジメマース 京太郎(なんだかんだやることになってしまった……) 京太郎(しかもいきなりキスシーンって) 京太郎(俺には咏さんがいるのに……) 健夜「んっ……」メヲトジ 京太郎(どうしよう) 京太郎(ええい、ままよ!)チュッ 健夜「☆○#ж∀!?」 カァーット! ――― ―― ― 京太郎「いやぁ、つい勢いに任せて本当にしちゃいました」 健夜「わ、わたっ私、初めてだったのに!?そんな軽い気持ちで!?」 京太郎「え、健夜さん初めてだったんですか!?取り返しがつかない事を……」 健夜「うぅ……」 京太郎「許してください!何でもしますから!」ドゲザ 健夜「ん?」
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1344919925/ 染谷「何故わしに相談を?」 京太郎「和は咲のことをどこか性的な目で見てる節があります」 京太郎「優希は冗談かわからないですけど俺に何かアピールしてくるんで・・・」 染谷「久がおるじゃろうが」 京太郎「部長は絶対面白半分でろくなことしないような気がするんです」 染谷「ま、まあ否定はせんが・・・」 京太郎「ですから染谷先輩、何かアドバイスをくれませんか?」 染谷「そうは言うが、わしは生まれてこのかた恋愛とは無縁で過ごしてたんじゃ」 染谷「わしなんかのアドバイスが役に立つとは思えんのじゃが・・・」 京太郎「お願いします!染谷先輩しか頼れる人がいないんです!」ペッコリン 染谷「あー・・・。わかった、わかったから頭を上げい」 京太郎「ほんとですか!?ありがとうございます染谷先輩!」 染谷「京太郎は咲と幼なじみじゃったな。どうなんじゃ?」 京太郎「何がですか?」 染谷「咲の気持ちが自分に対してどんだけのもんかっちゅー話じゃ」 京太郎「ただの幼なじみ・・・いや、それ以下かもしれません」 染谷「本当か?」 京太郎「ええ。以前学食で友人に咲といるところを嫁さんみたいだとからかわれたんですが、咲は激怒していましたから」 染谷「そうか・・・。照れ隠しという可能性は?」 京太郎「ないと思います。顔を赤らめるとか、恥ずかしそうにするとかそういうの一切ありませんでしたし」 染谷「まあそういうんはいくらでも表に出さんようにはできるけぇ参考にはならんな」 染谷「でも、何で今更恋人同士になりたいなんて思うたんよ?」 京太郎「別に幼なじみっていう今までの関係でも、俺は満足していたんです。でも・・・」 染谷「何じゃ?」 京太郎「何だかあいつが遠くに行っちゃうような気がして・・・」 京太郎「あいつ、麻雀で活躍して有名になったじゃないですか」 京太郎「学校でも超有名人・・・。このままじゃ他の誰かに!そう思ったらいてもたってもいられなくて・・・」 染谷「そうじゃのう。わしらも今じゃ長野じゃ誰もが知るレジェンドじゃけぇのう」 染谷「優希も色んな店でタコスをタダで食べられるようになった言うて喜んどったし」 染谷「告白してみたらどうじゃ?」 京太郎「それは・・・まだ怖くて・・・」 染谷「まあ同じ麻雀部じゃしな。でも恋人同士になりたいんじゃろ?避けては通れん道じゃぞ?」 京太郎「ええ・・・。ですから、染谷先輩には俺が咲に告白できる自信が持てるよう協力して欲しいんです」 染谷「どうせぇっちゅーんじゃ」 京太郎「今のままじゃ告白しても玉砕するのがオチです 京太郎「告白して成功する可能性がせめて五分ってとこくらいまで咲と接近したいんです」 染谷「なるほどのう。よし、わかった。一計を案じてやろう」 京太郎「ありがとうございます!」 染谷「何、可愛い後輩たちのためじゃ。気にせんでええ」 京太郎「で、どんな策があるんですか染谷先輩?」 染谷「バイトじゃ」 京太郎「バイト・・・ですか・・・?」 染谷「そうじゃ。わしの店の手伝いを咲と二人でするんじゃ」 染谷「そこで咲にお前さんのバリバリ働く姿を見せたら『京ちゃんカッコイイ!』ってなるんじゃないかのう」 京太郎「で、でも俺・・・」 染谷「何じゃ、何ぞ不安でもあるんか?お前さんは器用じゃけぇ、うちの店でも何でもこなせると思うぞ?」 京太郎「俺、嫌なんです・・・。あの店で働くってことはまた咲が可愛い格好で店に立つってことじゃないですか!」 染谷「まあメイド麻雀喫茶じゃしのう」 京太郎「男性客が多いあのお店で、可愛い咲の可愛い姿なんかを晒したくないんです!」 京太郎「危険が危ないじゃないですか!もし客に咲のお尻を触られたりしたら俺は・・・!俺は・・・!」 染谷「わかった。わかったから落ち着け京太郎」 京太郎「すみません・・・」 染谷「そうじゃな・・・。じゃあ、オーソドックスに咲とデートじゃな」 京太郎「で、デート!?俺と咲が!?」 染谷「そうじゃ」 京太郎「デート・・・。咲と俺が・・・」 染谷「ああ」 京太郎「はぁ・・・。へへ、俺と咲がデートですかぁ?」ニヤニヤ 染谷「何度も言わすな」 京太郎「咲とデート・・・」 染谷「ええ加減にせんか!」バシッ 京太郎「ハッ・・・!す、すみません。でもどうやって!?俺、咲をデートになんか誘えないっすよ?」 染谷「どんだけ臆病なんじゃ・・・。まあええ。わしが咲を誘ったる。デートじゃなけりゃええんじゃろ」 京太郎「ど、どういうことですか・・・」 染谷「そうじゃな・・・咲を買い物にでも誘っちゃる。部の買出しっちゅーことにするか。で、荷物持ちに京太郎もって感じでの」 京太郎「ふむふむ」 染谷「で、当日の待ち合わせにはわしは来ん」 京太郎「えっ!?」 染谷「さすればほら、二人きりじゃ。よかったな京太郎。あとは好きにせえ」 京太郎「そんな!二人きりになったら素直にお喋りできないし、どうしたらいいかわかんなくて俺死んじゃいます!」 染谷「へたれにも程があるじゃろうが・・・」 染谷「じゃあどうしたらええっちゅーんじゃ」 京太郎「そのデート・・・。染谷先輩もついてきてください」 染谷「なっ・・・!それじゃデートにならんじゃろうが!」 京太郎「だ、だって俺、咲と二人っきりになったら何話したらいいかとか・・・」 染谷「あー、もう、わかった!じゃあこっそり付いてったる!」 京太郎「ほんとですか!」 染谷「じゃが咲とお前さんで二人っきりじゃ。わしは離れた場所で見といてやるけぇ安心せぇ」 京太郎「俺が会話とかで困ったらどうするんですか?」 染谷「そんときゃ電話・・・いや、電話はバレるか・・・」 染谷「メール・・・も、デート中に携帯をいじっとると嫌われるかもしれんしの・・・」 染谷「まあ、なんとかしてデート中の京太郎に指示を出しちゃるけえ安心せえ」 京太郎「何から何までありがとうございます、染谷先輩」 染谷「まったくじゃ」 京太郎「このお礼はいつか必ず・・・」 染谷「あー、そういうのはええ。ただ、もし咲と付き合うようになったらじゃが、咲を悲しませるようなことだけせんでくれ」 染谷「わしはそれだけでええ」 染谷「もし咲に酷いことして捨てたりするようなことがあれば京太郎。お前・・・病院で栄養食を食べるだけじゃ済まさんからのう」 京太郎「わかってます!死が二人を別つまで、いや、その後も!未来永劫咲を愛し、大切にすることを咲にかけて誓いますから!」 染谷「まあお前さんみたいなのには杞憂じゃったか。それじゃあ咲を誘ってみるとするかのう」 京太郎「お願いします染谷先輩」 そしてデート当日 京太郎「咲はまだかな・・・。三時間前から来ちゃったぜ」 京太郎「待ち合わせの時間まであと10分か・・・。くぅ~、待ち切れないぜ」 和「須賀君、おはようございます」 京太郎「えっ・・・?」 優希「待ち合わせより早く来て待ってるとは見直したじぇ。それでこそ我が麻雀部の雑用係だじょ」 京太郎「和に優希・・・。何で・・・」 咲「おはよ、京ちゃん。染谷先輩たちと買出しに行く話しをしたら和ちゃんと優希ちゃんも行きたいって言い出したから・・・」 咲「もう連れて来てるし、事後承諾になっちゃうけどダメかな・・・?」チラッ 京太郎(そんな困ったような顔の上目遣いをするまでもないじゃないですか、この天使さんめ~~~) 京太郎「もちろん問題ないに決まってるだろ、咲」 和「まだ待ち合わせ時間まで少しあるせいか染谷先輩が来ていませんね」 優希「寝坊してたりしてな」 和「優希じゃあるまいし。私が起こしに行かなかったら優希は確実に寝坊してますよ」 優希「てへー」 京太郎「咲、俺、染谷先輩に確認の電話入れてくるよ」 咲「ここで電話したら?」 京太郎「いや、街中は色々とうるさいから静かなとこでな。じゃ!」 京太郎(やばい・・・。和と優希が来るなんて計算外だ・・・。染谷先輩に指示を仰がないと・・・) 染谷『あー・・・、京太郎。聞こえとるか?』 京太郎「は、はい!昨日染谷先輩から借りた骨伝導携帯、よく聞こえてます!それでですね、実は計算外の事態が・・・」 染谷『こっちもじゃ』 京太郎「えっ?」 染谷『そっちの状況はわかっとる。和と優希が一緒になっとるんじゃろ?さっき駅で見たからのう』 京太郎「ええ、そうなんです。こっちに来て下さいよ先輩!俺、どうしたらいいか・・・」 染谷『こっちも予想外の足止めを喰らっててのう。何、心配しなさんな。待ち合わせ場所には行ったる。7分待ってくれ』 京太郎「は、はい!」 咲「あ、京ちゃん。どうだったの?」 京太郎「ああ、何でも足止めを喰らったとかで。でも、あと10分もかからずに来るって言ってたぞ」 優希「ふぅ~ん、足止めですかぁ~」 和「あらあら、それは大変ですね」 優希「ちゃんと来れればいいな」 和「ええ、そうですね優希」 咲「?」 京太郎「?」 優希「ま、あと10分もかからずに来るっていうんだし座って待ってようじぇ~」 京太郎「そうだな」 染谷「さて、いい加減出てきたらどうじゃ?こんな人気のない路地裏に誘ってやったんじゃからのう・・・」 スッ 純「さすがだな。実はある人物からお前の足止めを頼まれていてな。恨みはないが今日一日寝ててもらうぜ」 夢乃「そういうことです」 染谷「はぁ・・・。何がある人物じゃ、バカバカしい。井上純、お前さんはどうせうちの優希にそそのかされたんじゃろ」 純「なっ!べ、別にあいつに頼まれたとかじゃねぇよ!」 染谷「単純じゃな。そしてそっちの。名前は忘れたが和の後輩じゃろ。まったく、何でこんなことを」 夢乃「スーパーまほっちです。和先輩とは無関係です」 染谷「やれやれじゃ。面倒ごとは嫌いなんじゃがのう・・・」 染谷「ま、わしにも待ってくれとる後輩がおるんでな、手早く片付けさせてもらうけぇのう」 純「ほざけ!」 夢乃「こっちは二人いる上に武器まで持ってるんですから負けるわけがありません」 純「おうよ。そして喰らえ!多節牌!」グオッ 染谷「あれは!?」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 多節牌 新潟北部北蒲原郡には秘密の犯罪結社が存在した その名を「蒲鉾党」といい恐るべき数の暴力で犯罪を行っていた その中でも有名な一派が「鶴賀餓苦宴」である その見境の無い所業に北蒲原郡の住民は恐怖した 事態を重く見た時の県知事は風越侍の「池田華菜」に討伐を依頼する 激しい死闘の末、「池田華菜」は「鶴賀餓苦宴」を倒し、北蒲原郡はとりあえず平安を取り戻した この際「池田華菜」は「鶴賀餓苦宴」の一員「加治木ゆみ」を討伐したとき 麻雀牌に糸を通し連結させた武器『多節牌』を使ったという伝説が・・・ 民衆の噂話にはあったがどのように多節牌を使ったかは定かではない ちなみに現在使われている多節棍の由来は、この「多節牌」から来ていることは言うまでもない (民明書房刊 「多節牌の使いかた」より) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ガシャーン 純「やったか!?」 夢乃「いえ・・・、これは・・・」 染谷「ふん、路地裏とはいえ街の中でそんな暗器を使いよるとはのう」 純「なっ・・・!?腕一本で受け止めただと!これは牌に金属を仕込んだ特注製だぞ!?」 夢乃「よく見るです!あの腕の形は・・・!」 純「まるで手羽先・・・」 染谷「ああ、そうじゃ。小さい頃からこれがわしの得意技でのう。ついた異名が・・・」 夢乃「清澄手羽先(フェニックス)・・・」 染谷「しかと見ることじゃ」グイッ 純「ま、まずい!」バッ 染谷「遅い!」 染谷「そいや!」ムキッ 夢乃「うわ~、手羽先みたいです~」 キュイッ 純「ぐえぇー」バタッ 染谷「まず一人、と。わしは相手が中学生でも容赦はせん。降参するなら今のうちじゃぞ?」 夢乃「ふふ、降参しろとは随分と自信があるみたいですね。でも、このスーパーまほっちにその技を見せたのが運の尽きです!」 染谷「・・・どういうことじゃ」 夢乃「そうですね、何も知らないで倒されるのは可哀想なので教えてあげましょう」 染谷「いや、結構じゃ」 夢乃「このスーパーまほっちの能力(チカラ)は、相手の能力を完璧にコピーすることができるです」 染谷(和、こんな面倒臭いんを後輩にしとったんか。大変じゃな・・・) 夢乃「今見せた貴女の技、確かに覚えさせていただきましたです。そして、喰らうがいいです」グイッ 染谷「腕まくりをした・・・。来るか?」スッ 夢乃「そいや!です!」ムキッ ただ腕に力を込め、曲げる ただそれだけのこと しかし、それは驚異的な破壊力でまこを襲った 染谷「ぐぁぁぁぁっ!!!!」ズササーッ 夢乃「すごいです!これが染谷まこの手羽先・・・。10メートル以上吹き飛ばしましたです」 染谷「くっ・・・。じゃが、まだまだじゃのう」 夢乃「どういうことですか・・・?」 染谷「お前さんのその技は未完成じゃということじゃ」 夢乃「そんなバカな・・・です・・・!」 染谷「形だけ真似たところで真の威力は発揮できん」 夢乃「何が足りないっていうですか・・・」 染谷「それは腕に乗せる誇り、想い・・・。そして何より」 染谷「凄みが足りないんじゃ!」ググイッ 夢乃「手羽先が来るです!でも、だったらこっちも手羽先で防御すればいいというだけのこと!」グイッ 染谷・夢乃「「そいや!」です!」 夢乃マホは恐怖した マホが片腕で手羽先を繰り出したのに対して染谷まこは両腕で手羽先を繰り出したからだ そしてそれは単純に威力が二倍になるというものではないということも、マホは同じ手羽先の使い手として直感的に理解していたのだ 左腕を関節ごと右回転!右腕も関節ごと左回転! 手羽先同士相殺できると考えていたマホも、まこの両腕が一瞬巨大に見えるほどの回転圧力にはビビった! そのふたつの腕の間に生じる真空状態の圧倒的破壊空間はまさに歯車的砂嵐の小宇宙! 夢乃「うわっ、うわぁぁああああああっ!!」ドォーン!! マホは吹き飛ばされ気絶 そしてマホの衣類はまこの手羽先が生み出した真空の衝撃波の奔流によって切り裂かれ、 もはや体を包んでいるのは下着のみとなっていた 染谷「やれやれじゃったのう。さて、マホとまこ・・・。名前が似とるだけにこのままここに寝かしていくのも気が引ける・・・」 染谷「まあ、上着だけでもかけてやって、あとは井上をたたき起こしてスーパーまほっちとやらの介抱をさせる」 染谷「わしは失敬させてもらうとするか」ドヒューン! 染谷「いやぁ、すまんのう。ちょいと野暮用で遅くなってしもうた」 咲「そんな、待ち合わせ時刻ぴったりですから大丈夫ですよ」 染谷「そうか?そりゃあよかった。お、和と優希も来とったんか」 和「ええ・・・」 優希「まあなーだじぇ・・・」 和(使えない後輩でしたね) 優希(チッ、あいつ、ただのデクノボウだったか・・・) 京太郎「さ、さーて。染谷先輩も来たことだし、予定通り買出しに行こうぜみんな」 染谷『京太郎、聞こえとるじゃろうな?』 京太郎「ええ、勿論です」 優希「何がだじょ?」 染谷『バカが!悟られんようにせんか』 京太郎「いやー、ははは、何でもないって優希」 優希「?」 染谷『危なかったのう。で、じゃ。わしが買出し班を二つに分け、咲とお前さんが二人になるようにする。じゃから安心せぇ』 京太郎『なるほど。で、その後は?』 染谷『おって指示を出す。まあ、とりあえずは和と優希を引き離すことが先決じゃ』 咲「そういえば買出しって何を買うんですか?」 染谷「部の備品とか色々じゃ。色々と買うんで、ここは二手に分かれるとしようかのう」 京太郎「なるほどなるほどなるほどー。確かにそれは効率的ですねー」 染谷(なんちゅう棒読みじゃ。あいつ、咲と二人きりになったとき大丈夫なんかのう) 和「それで、人数を二つに分けるってどんな風に分けるんですか?私は咲さんとがいいんですけれど」 優希「じゃあ私は京太郎とがいいじぇ」 染谷「まあまあ。買うものも色々あるけぇ、それに応じた人選で分ける」 染谷「まず、第一班は咲と京太郎じゃ。そっちは男手があるけぇ重いもんも買うてもろうことになる。頼んだぞ」 咲「わかりました。よろしくね、京ちゃん」 京太郎「お、おう!任せとけ」 染谷「残りはわしと一緒に買出しじゃ」 優希「え~えぇ~・・・」 和「この人選、異議ありです」 染谷(ええんかのう。井上純にスーパーまほっち。差し向けたんが和と優希じゃったってことはもうバレとるんじゃが)ボソッ 和「!?」 優希「!?」 和「まあ、あとで合流すればいいですしね」 優希「うんうん。早く買出し終わらせようじぇー」 咲「うん。頑張ろうね、みんな」ニコッ 京太郎(ああ・・・天使みたいな笑顔だなぁ・・・。うへへ・・・)
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特別編 side阿知賀 ※日記発見から中身拝見までの流れは省略します 現在の阿知賀編とはまた別の世界とかそういうのです 時期は秋頃のイメージ ■月▽日 今日は穏乃に誘われて山に出掛けた この時期は綺麗なんだと楽しそうに案内する穏乃といるのは、実際楽しかった しかし、山の天気は変わりやすいからか、急に強めの雨が降り出した 穏乃の案内で慌てて雨宿りができそうな山小屋へと駆け込んだ そこは雨こそ凌げるが、やや古い作りだった 俺達はとりあえず濡れた服を脱いで少しでも乾くように室内に干した 着替えも無いが、濡れた服をそのまま着ているよりは、ということでお互いにかろうじて濡れていなかった下着姿だった とりあえず雨さえ止めば、と思っていたが穏乃が結構寒そうにしていた 小柄で身体の肉も薄い穏乃をそのままにしておくのはと思い、一応断ってから穏乃を抱き締めて暖めた 俺より薄着だった分、穏乃の体は冷たかった が、俺の体温で暖まったのか、気付くと穏乃は眠っていた 雪山でもないし、そのまま雨がやむまでしばらく寝かせてやった その後、雨が止み、日も差していたので穏乃を起こし、多少湿ったままの服を着て山を下りた 下りた後、穏乃から「今日はごめん、それとありがと……あったかかった」そう言われ、穏乃は走り去って行った 風邪引かなきゃいいんだがなー 俺も今日はあったかくして早く寝よう 玄「わー、下着姿で抱き締めてもらうなんて、穏乃ちゃん大胆だね!」 穏乃「ち、ちがっ……別に変なことはやってませんよ!」 晴絵「ほーう……まぁ深くは追及しないでおくけど、よく抱き締めてもらうこと許したわね」 穏乃「あー……それはそのー……」 宥「どうしたの?」 穏乃「許したっていうか……寒いかって聞かれて、寒いって返したら……いきなり抱き締められまして……」 憧「い、いきなり!?」 灼「京太郎……」 穏乃「あ!そんな無理矢理とかじゃないですよ!私も嫌じゃなかったし……あっためようって、必死だったとかで……」 晴絵「おー、あの穏乃が完っ全に乙女の顔だわー」 憧「くっ……やっぱり穏乃だからって言っても油断できないか」 灼「強敵ばっかり……」 玄「おもちあるからって油断できないな……」 宥「私も頑張ろう」
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お誕生日記念 仲良し小蒔 小蒔「雪が降ってきましたね」 京太郎「そうですね…雪は苦手なんです。暖かくなってきたと思ったらまだまだ寒さは続きそうですね」 小蒔「はい。でも私は雪が好きです」空を見上げで 京太郎「そうなんですか?」 小蒔「雪だるまが作れますから」ニコニコ 京太郎「…神代さんらしいですね」少し笑って 小蒔「わ、笑わないでください!」 京太郎「すいません。でも寒いのは苦手ですよね?」 小蒔「それは大丈夫です。こうすれば暖かいですから」 ギュッ…京太郎の手を握り 京太郎「そうですね…俺も雪を好きになりそうです」照れていて 小蒔「それはいい事です」ニコ カン! その頃 初美「あれで付き合ってないとかありえないのですよー」 春「二人とも奥手」ぽりぽり 巴「そうですね。須賀君がガツガツしてくれたら安泰なんですけど」 霞「そうなったら私達は側室になるのよね?」 初美「えっ?」 春「…そうなの?」 巴「わ、私は知りませんよ!」 霞「あらあら、少し余計な事を喋ったかしら?」 初美「教えるのですよ!」 霞「それは秘密よ」逃げて 巴「待ってください!」追いかける 京太郎「…みんな元気ですね」 小蒔「きっと雪が嬉しいですよ」 カン!
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京太郎「良子さん、今日は何を……って、今週からラジオのレギュラーだった……」 良子「そうだぞ京太郎、ラジオ局へ行こう」 ―――ラジオ局 良子「『のーうぇいらじお』、今週もメインパーソナリティは私、戒能良子だ」 京太郎「アシスタントの須賀京太郎です。今週もよろしくおねがいします」 良子「とうとう京太郎がレギュラーに確定したぞ。おめでとう」 オメデトー 京太郎「はは、ありがとうございます。より一層頑張ります!」 良子「それではお便りのコーナーへ行こう。京太郎!」 京太郎「はい、今週一枚目のお便りはこちら!」 京太郎「えー、RN:姐さんじゃねぇよ!さんからのお便りです」 『ヤクザの娘とかいう風評被害があって困ってるんだが、どうにかならないのか? 教えてくれ』 京太郎「だそうです。良子さん答えてあげてください」 良子「そんなの気にするだけ無駄だ、消えるまで待つのが一番とも思うがな……」 良子「それでも気になるというなら、行動で示せばいいだろう」 良子「大抵そういうことを言う輩は言っても聞かないから、それに左右されないのが一番だと思うぞ」 京太郎「とのことです。姐さんじゃねぇよ!さん、参考にしてみてください」 京太郎「続いてのお便りです。RN:美味しいハンバーグの作り方さんからの――」 ――― ―― ― 良子「お疲れ、京太郎。レギュラーになってもあんまり変わらないな」 京太郎「今でもほぼレギュラーみたいなもんでしたからね」 良子「日曜、楽しみにしているからな」 京太郎「はい!」
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京太郎のことを聞いてみた 桃子「京さん?」 桃子「明るくて優しくて私のヒーローみたいな人っす!」 咲「京ちゃん?」 咲「んー、ドジな私のことよく見ていてくれてとっても頼りになる人だよ」 照「京太郎?」 照「麻雀はまだまだだけど、よく出来た弟みたいな感じ。婿に欲しい」 美穂子「京太郎くん・・・ですか」 美穂子「同じものを持つもの同士でとってもいい子です」 シロ「京太郎」 シロ「私の目標・・・・・・かな」 咏「京太郎?」 咏「あー私の自慢の弟子だね、知らんけどっ」 カンッ バレンタイン編 ~全員あるよ!~ 咲「京ちゃんっ」 京太郎「おう?」 咲「毎年のことだけど今年もチョコあげるねっ」ハイッ 京太郎「お、ありがとなっ」ヒョイ 咲「ちゃんと味わって食べてね?」 京太郎「おう」 京太郎「咲のチョコって毎年ちょっとずつ美味しくなっていくよな」 咲「練習してますから」エッヘン 京太郎「咲から初めて貰ったチョコなんてとてもじゃないけど食べれたものじゃなかったぞ」 咲「 」 照「はい」 京太郎「なんです?」 照「今日はバレンタインだからチョコのプレゼント」 京太郎「それはなんとなくわかるんですけど・・・」 京太郎「なんでポッキー?」 照「わかってない・・・わかってないよ京太郎」 照「それ一本出して」 京太郎「分かりました」トリダシ 照「そっちくわえて」 京太郎「こうでふか?」 照「うん」 照「パクッ」 照「ふぉっひーふぇーむふふぁーと(ポッキーゲームスタート)」 京太郎「!!!!??」 美穂子「京太郎くん」 京太郎「なんですー?」 美穂子「どうぞっ」サシダシ 京太郎「なんですかこれ・・・すっげー可愛い包装されてるんですけど・・・」 美穂子「あ、あの・・・今日バレンタインだから・・・頑張って作ってみたの//」 美穂子「だから、食べてくれるかな?///」ウワメヅカイ 京太郎「美穂子さんの作った物を食べないわけないじゃないですかっ!!」 美穂子「ほんと?///」 京太郎「もちろんですよっ」 美穂子「じゃあ・・・・私の作った味噌汁とか・・・毎日飲んでくれる・・・かしら・・・?////」 京太郎「 」 咏「ほれ京太郎」ポイッ 京太郎「おっとっと・・・」キャッチ 京太郎「・・・チョコですか?」 咏「正解~、わっかんねーけど」 京太郎「まさか師匠にもらえるとは思わなかったっすよ」 咏「大事な弟子のためだから」 咏「一年に一度くらいは飴をあげてもいいって思ってね」 京太郎「咏さんには毎日感謝してますよ?」 京太郎「俺の麻雀を強くしてくれて」 京太郎「なんか俺には勿体無いくらいすっげー師匠っす」 咏「・・・・・」ゲシゲシ 京太郎「いっ・・・脛はダメです・・・って」 咏「ふん、師匠に生意気言うからだぜ、知らんけどー」 咏(お前こそ私には勿体無いくらいの弟子だよバーカ) シロ「・・・・」 京太郎「・・・・・」 シロ「・・・・・・・」 京太郎「・・・・・・・・・・あの」 シロ「なに?」 京太郎「今日呼び出した意味は・・・?」 シロ「あぁ、忘れてた」 シロ「はいチョコ」 京太郎「あぁ・・・今日はバレンタインでしたね」 シロ「うん」 京太郎「すっげー綺麗に包装されてるところ申し訳ないんですけど・・・開けてもいいっすか?」 シロ「うん」 京太郎「開けますね」ガサガサ 京太郎「・・・・・・・」 シロ「・・・・・・・」 京太郎「これ自分で作ったんですか・・・・・?」 シロ「そうだけど」 シロ「だるいけど頑張った」エッヘン 京太郎(あの・・・・だからってチョコで俺の像を作らなくてもいいじゃないですか・・・・・) 京太郎「おいモモーもう入っていいか?」 <イイッスヨー 京太郎(モモの家に招待されてモモの部屋の前にたどり着いたら準備があるから待ってくれって言われたから待つこと早10分) 京太郎「はいるぞー」ガチャ 桃子「京さんっ♪」 京太郎「 」 桃子「あれ? 京さん?」 京太郎(モモがメイド服を着て出迎えてくれた) 京太郎(モモのたわわに実った胸に耐え切れないのか胸の部分のボタンは外されていてあと少しでさくらんぼがこんにちわするのでは・・・) 桃子「これ、どうっすか?」 京太郎「あ、あぁ・・・・似合ってるよ///」 京太郎(直視できないくらいにな) 桃子「ならよかったっす!」 桃子「ほら京さんはここに座って」ポンポン 桃子「ほら京さん」 桃子「あーんしてくださいっす」ニコッ 京太郎(あぁ・・・天国ってここにあったのか・・・)アーン 桃子「どうっすか?」 京太郎「・・・・美味い」 桃子「えへへー練習した甲斐があったっすよー」ニコニコ 桃子「まだまだあるんで沢山食べていってくださいっす」 桃子「ご主人様っ♪」 咏さんの弟子自慢 良子「えっと…この方はどちら様ですか…?」 理沙「誰?」プンスコ 京太郎(うわぁ…やっぱり美人さんだなぁ) 京太郎(そしてすばらなおもちですっ戒能プロ!) 咏「こいつは私の愛弟子だぜー、知らんけど」アッハッハ 京太郎「咏さんの弟子の須賀京太郎です。よろしくお願いしますっ」 良子(思ったよりイケメンなんですけど…どうやって知り合ったんでしょうか…) 良子「Nice to meet youです。須賀くん」 理沙「よろしくっ」プンスコ 京太郎「テレビとかでよく見てるんでお二方のことはよくご存知ですよ」ニコッ 理沙(かっこいいっ!) 良子「それはとても光栄です」 咏「こいつ、プロになりたいんだってさ、知らんけど」 京太郎「咏さんっ」 咏「別にいつかはばれる事だしいいじゃねーか」 咏「それに私の弟子だって言っておかないといけないし」ボソボソ 咏(前に京太郎のことあの二人に言ったらすごい勢いで食いついてきたし…) 咏(この二人ならそんなこと無いだろうし…知らんけど…) 京太郎「何ボソボソ言ってるんですか咏さん?」 咏「なんでもねーよ」 良子「それで私たちに紹介した意味は…?」 咏「プロになる前に紹介しとけばプロになったときに顔見知りが一人でも多い方がこいつも安心するだろうし」 理沙「なるほど!」プンスコ 咏「それにしてもこの京太郎、なかなかカッコいいだろ?」 良子「Yes。確かに一般的に見てもカッコいいと思いますよ」 理沙「同じく!」プンスコ 京太郎(なんか容姿を褒められるのとかあんまり慣れてないから恥ずかしいな…) 咏「プロを目指してるだけあって麻雀も中々強いし」 咏「それに家事だって万能なんだぜ、知らんけど」 咏「前に別のお弁当持ってきたことあったじゃん?」 良子「確かにあのお弁当はいつもの三尋木プロのお弁当とは違いましたね」 理沙「別物っ」プンスコ 咏「あのときのお弁当は弟子が私の為に作ってくれたんだぜ」 良子「なるほど…」 良子(カッコよくて家事も出来て麻雀も強い少年……) 理沙(優良物件!) 良子(三尋木プロには悪いですが…) 良子・理沙(先に奪う!)ゴッ 京太郎「」ビクッ 京太郎(今寒気がしたんだけど…なんなんだ…?) 翌日から戒能プロと野依プロがメールや遊びに行く約束をしてくるようになったのは別の話です。 京太郎「暑いっすね」 シロ「…うん」 京太郎「打ち水しときます」 シロ「………あー」 シロ「私がやる」 京太郎「!?」 京太郎「どうしたんです?! なにかよくないことでもあったんですか?!」 シロ「京太郎は私をなんだと思ってるの」 京太郎「全部俺任せ」 シロ「……そうだった」テヘッ 京太郎「それでいきなりどうしたんです?」 シロ「まぁ見てて」 京太郎「はぁ…」 シロ「よいしょっと…」パシャパシャ 京太郎「ホースなんで気をつけて下さいねー」 シロ「うん」パシャパシャ 京太郎「ってなんで俺にかけようとするんすか!?」 シロ「チッ……かからなかったか…」 京太郎「シロさんがそういうつもりなら俺もやり返しますよっ」パシャパシャ シロ「あー冷たくてだるくない」 京太郎「いやちょっとくらいはよけて下さいよ…」 シロ「だるいから」 京太郎「シロさん……っ!?」 シロ「なに」 京太郎(白ワンピだから水で透けて身体のラインがくっきり浮かび上がってるっ!) 京太郎(しかも胸の頂点にあるあの突起物は…まさかノーブラだと!?) シロ「…………あー」 シロ「京太郎」 京太郎「はい!?」 シロ「ここ大きくなってる」 京太郎「 」 シロ「しょうがないなぁ」 シロ「私が処理してあげるからじっとしてて」 カンッ 勝者は誰? 京太郎(なんとか上がって親でオーラスまで持ってくることが出来た) 京太郎(けど、倍満クラスをツモ上がりしないと逆転なんて出来ない点差) 京太郎(けど…プロ相手だけど…男として負けたくないっ!)ゴッ 咏(…この感覚、久々だねぇ) 良子(来る…京太郎くんの) 理沙(本気っ!) 京太郎「……」キュィィィン 咏(赤くなったねぇ) 良子(あの眼…) 理沙(両目!) 京太郎「リーチ」タンッ 咏「一巡目リーチとか当たったら事故だってーの、知らんけどー」タンッ 良子「イエス。最後の最後でとんでもないことになりそうです」 理沙「でも」 理沙「負けないっ!」タンッ 京太郎(くっ…せっかく親でダブリーしたのに…)タンッ 咏「こういう時は逃げるに限るのさ」タンッ 良子「それだと京太郎くんに勝てませんよ?」タンッ 理沙「むむむ」タンッ 咏「今回の目的は京太郎の力量を見るためだろ?」 咏「だからこれで分かったじゃねぇの? 知らんけど」 京太郎(俺がプロと対局したいって言ったから咏さんがこの二人を呼んでくれた) 京太郎(俺の力はこんなもんじゃないってことを示さないと…っ)ギリッ 咏(ありゃ…) 良子(身体が) 理沙(沈むっ!?) 京太郎(もっと深く…もっと強く…) 京太郎(海底牌……俺の引力に引かれやがれ…っ) 京太郎「ツモ!」 京太郎「面前ダブリー海底三暗刻」 京太郎(頼む…ドラ乗ってくれ……)ゴッ 京太郎「…ドラ……は……っ」 京太郎「乗ったっ! ドラ3で倍満…っす……」ガクッ 咏「お、おいっ。大丈夫かっ」 京太郎「はぁ…はぁ…」 良子「すごい熱…」ピトッ 理沙「救急車っ!」プンスコ 良子「大変です、息してません」ボウヨミ 咏「なんだって!?」 咏「し、仕方ない…弟子の面倒を見るのは師匠としての勤めだしな…わっかんねーけど…」 咏「私が人工呼吸するぜぃ」キリッ 理沙「させないっ」バッ 咏「…………チッ」 良子「ではオカルトに詳しい私が…」 理沙「ダメ」 咏「意味わかんねー」 良子「…………shit」 一同「ぐぬぬ……」 カピ「キュッ」トコトコ カピ(ご主人様っ)ペロペロ 一同「あーーーー!!!」 カピ(残念だったな、小娘ども) カピ(ご主人様は私が守る)キュキュ カンッ 脱衣麻雀編 照「京太郎」 京太郎「なんです?」 照「今日はちょっと変わったルールで麻雀をしよう」 京太郎「変わったルールですか…」 京太郎「紅孔雀とか…鳴きピンフありとかですか?」 照「違う」 京太郎「じゃあ、なんです?」 照「振り込んだら脱衣」 京太郎「はい?」 照「わからなかった?」 京太郎「いえ、そういうわけじゃないんですけど」 照「もう一度いうからちゃんと聞いてて」 京太郎「はぁ」 照「今日は脱衣麻雀をしよう」 京太郎「聞き間違いだと思って聞き直したらど真ん中ストレートで返されたよ!」 京太郎「いやいや脱衣麻雀って分かってます?」 照「分かってる」テルダケニ 京太郎「振り込んだら脱ぐんですよ?」 照「京太郎は私を脱がせたいの?」 京太郎「そういうこと言ってるんじゃねーからっ!」 照「…恥ずかしいけど京太郎ならいいよ?///」ポッ 京太郎「だからそういうことじゃねぇって言ってるじゃないですかっ!!」 照「うるさい」 京太郎「いやあの誰のせいだと思ってるんですか」 照「それはともかく」 咲「なーに座ってんの?」 桃子「なーに座ってんの?」 照「麻雀するから座ってんの?」 京太郎「なんでコール!?」 京太郎「そもそもそんなの何処で覚えたんだよっ」 照「さぁ覚悟を決めて」ゴッ 咲「麻雀って楽しいよねっ」ゴッ 桃子「ここからはステレスモモの独壇場っすよ!」ゴッ 京太郎(あっ………) 照「ロン」 京太郎「くっ……」ヌギヌギ 咲「まだ一枚目だから大丈夫だよ京ちゃん」 桃子「そうっすよ! まだ一枚目っす」 京太郎「なんか悪意があるような気がするんだけど気のせいだよな!?」 咲「ロンだよ京ちゃん」 京太郎「なんでその待ちしてんだよっ!」 京太郎「お前は部長みたいな悪待ちするタイプじゃないだろ?!」 照「そんなことより早く脱ぐ」 京太郎「………チッ」ヌギヌギ 桃子「靴下からっすか……先は長いっすね…」 京太郎「もう絶対振り込まない……」 桃子「ロンっすよ京さん」 京太郎「なんで俺なんだよっ!」 京太郎「もっと前に照さんが捨ててる牌じゃねぇかっ!」 照「弱い相手を狙い打ちするのは戦いの基本」 京太郎「ぐぬぬ………」 咲「脱がないの?」 京太郎「分かってるよ! 脱ぐっての!」ヌギヌギ 桃子「分かってたっすけど京さんって結構筋肉質な体してるっすよねぇ」マジマジ 照「同じく」マジマジ 咲「学園祭の準備の時も重たいものとか運んでたもんね」マジマジ 京太郎「そんなに見るなってばっ」 京太郎「一か八か、通らばリーチだっ!」タンッ 照「通らない」 咲「残念でしたー」 桃子「ロンっす」 京太郎「」 京太郎「あっ…トリロンは流局だからセーフだよなっ!!?」 照「なしとは言ってない」 咲「往生際が悪いよ京ちゃん」 桃子「さぁ三枚の衣服を脱ぐっすよ」 京太郎(三枚脱いだら全裸じゃねぇかっ…!?) 照「ほら早く」 咲「約束だもんね?」 桃子「逃がさないっすよ?」 京太郎「」 京太郎(もうお嫁にいけない……)シクシク 照「いいもの見れた」ホクホク 咲「だねー」ホクホク 桃子「またやりたいっすね」ホクホク 京太郎(もうやだ……)シクシク カンッ にゃんにゃんにゃんにゃんにゃん! 京太郎「なんでこうなった」 咲「え?」 照「なんでって」 シロ「京太郎が」 美穂子「猫が欲しいって」 咏「言ったからじゃね? 知らにゃいけどー」 シロ「嬉しくにゃいの?」ギュゥ 京太郎「うぐっ……(おもちがっぴったりくっ付いてきてるっ)」 美穂子「京太郎くん相手だからこういうことするんだから勘違いしないで欲しいですにゃんっ」ムギュ 京太郎「はあうっ…(左右からおもちがっ!!」 咲「……」ジー 照「……」ジー 咏「……」ジー 京太郎「ハッ!?」 京太郎「離れてくださいっ二人とも」 シロ「チッ」 美穂子「チッ」 京太郎「美穂子さんまで!?」 美穂子「にゃんっ」テヘペロ 京太郎「可愛いから許すっ」 照「京太郎」 京太郎「なんです?」 照「これ似合ってる?」ウワメヅカイ 京太郎「ぐっ…(可愛すぎるっ」 咲「だ、ダメだよっ」スリスリ 京太郎「……咲?」 咲「京ちゃんは皆の物にゃんんだからっ」スリスリ 咏「そんなに身体を擦り付けてたら説得力ねーぜ?」 咲「猫になりきってるからつい猫のマネしちゃったにゃんっ」テヘペロ 京太郎「あざとい」 咲「ガーン」 京太郎「更にあざといな」 咲「ガガーン」 京太郎「もう好きにしろよ…」 咲「えへへーそうするー」スリスリ シロ「そういう好きにしろって意味じゃないと思うけど…にゃん」ノソノソ 京太郎「そういいながら背中に上ろうとしない!」 シロ「えー」ヨジヨジ シロ「快適快適」 京太郎「人の話聞いてくれませんかねぇ!」 シロ「うんそれ無理」ニッコリ 京太郎「顔見えないのにすっげーいい笑顔してる気がするんですけどっ!!」 シロ「そんなことないし」 美穂子「……」オロオロ 美穂子「えいっ」ガシッ 京太郎「ちょっ…そこはっ」 美穂子「えっ……………あっ///」 京太郎(京ちゃんの目の前に美穂子さんの顔があるううううううううううう) 京太郎(こんなん我慢しろとか拷問じゃないかああああああああああああああ) 桃子「京さーん」ガチャッ 桃子「ってなんっすかこの状況!!?」 京太郎「…知らん」 桃子「そもそもその格好なんっすか」 京太郎「…知らん」 桃子「そんな猫耳スクール水着が似合う人なんてアラフォーだけっすよ!!!」 健夜「アラサーだよっ!!」バンッ 京太郎「……………健夜さんも猫耳スク水じゃないっすか……」 健夜「こ、これは……こーこちゃんが……勝手に……//////」 カンッ 京ちゃんはプロを目指すようです 京太郎「咲ー」 咲「なに?」 京太郎「俺さ、プロ目指してみようと思うんだ」 咲「えっ!?」 咲(これってそういうことなのかな!!?) ※咲は麻雀プロから推薦が来ています。 京太郎「そんなに驚くことか?」 咲「う、うん…。そのこと他の人に伝えたの…?」 京太郎「いや、まず彼女の咲に伝えようと思ってさ」 咲「!!?」 咲(やっぱりそういうことなんだよね!? 私と一緒にプロ行きたいって行ってるんだよね!!?) 京太郎「どうかしたか?」 咲「京ちゃん!」ガバッ 京太郎「お、おう」 咲「私、京ちゃんのためなら何でもするからね!」 京太郎「別になんの頼まねぇっての」 咲(私の力を頼らないでプロになって私の隣に行くって意味なんだね京ちゃん!!) 京太郎「あ、一つだけあったわ」 咲「なにかな?! なにかな?!」 京太郎「明日からお前の弁当作るからそれ食べて感想言ってくれよ」 咲「お安い御用過ぎるよ京ちゃん!!」 京太郎「じゃ、明日から頼んだぜ」 ちなみに、京ちゃんは麻雀ではなく料理のプロを目指してようですが、それが発覚した時の咲ちゃんは魔王が如く京ちゃんを調ky説得して麻雀プロを目指すようになったとさ、めでたしめでたし。 誕生日 モモ編 京太郎「モモ」 桃子「なんっすか?」 京太郎「今日の放課後時間あるか?」 桃子「もちろんっすよ」 モモは即答して胸を張る。 おお、最近また大きくなったんじゃないか? 桃子「京さんの頼みであれば例え火の中水の中っす」 京太郎「そんな危険な場所にはいかねぇっての」 桃子「例えばの話っすよ」 と言ってニヤニヤと笑うモモ。 京太郎「……なんだよ」 桃子「女の子のナイト様である京さんは女の子が危険になる場所には行かないっすもんねぇ……ってなんで髪の毛ぐしゃぐしゃするっすか!?」 ニヤニヤしてるのがうざかったので髪の毛をいじくり回してやった。 相変わらずサラサラだなこいつの髪の毛。 しばらく髪の毛をいじくり回していると観念したのかされるがままになった。 京太郎「ったく……人をからかうんじゃないってーの」 桃子「えへへ、こんなこと言えるのは京さんだけっすよ」 京太郎「はいはい、じゃあ放課後な」 桃子「了解っす」 さてと、準備に行きますか。 俺は急ぎ足で目的地に向かった。 京さんに誘われてから授業の内容が頭のなかに入らないっす。 これは責任とって結婚してもらわないといけないっすね。 そんなことを考えながらペンを回す。 いつもだったら失敗しないのに、今日に限ってはたくさん失敗したっす。 やっぱり京さんのあれのせいっす。早く婚姻届にサインするっす。 桃子「はぁ……」 授業時間がいつもより長く感じられる。 雲はゆっくり流れていて、それがまた時を引き延ばしているような気がする。 しばらくの間、外を眺めていると先生が持っている本を閉じる。 どうやらキリのいい範囲まで終ったようだ。 それを合図に日直が起立、と声をあげる。 クラス全員が立ち上がり、先生にお礼を言う。 何度も繰り返すこの行為に体が馴れてしまったようでその後も日直の号令で着席した。 そして来たのだ。 桃子(京さんに誘われた放課後が……) ついに来た。 待ち望んで止まないこの瞬間が。 横目で京太郎の姿を確認すると、彼はいそいそと教科書を鞄に詰め込んでいた。 全部詰め込み終えるた京さんと目が合う。 もちろん、私の準備も終わっている。 二人同時に立ち上がり、教室を出る。 桃子「どこに連れてってくれるっすか?」 我慢できずに聞いた。 京太郎「着いてからのお楽しみな」 振り向かずに答えてそのまま歩く京太郎の後ろをワクワク顔で付いていった。 桃子「ここって……部室の前っすよね?」 京太郎「ああ、そうだぜ」 桃子「部活だったら今日はないって話じゃ…」 京太郎「いいから入れって」 モモの背中を押して部室に入れる。 それと同時に、 ゆみ「誕生日おめでとう、モモ」 智美「おめでとうだぞ、モモ」 佳織「お誕生日おめでとう、桃子さん」 睦月「おめでとう、桃子」 クラッカーの弾ける音と共に先輩が声をかける。 モモはなにがおきているのかんからない表情で棒立ちのままだった。 ったく……仕方ない……。 モモの背中を後ろから出来るだけ強く、それでいて痛くない程度に叩いてやる。 京太郎「誕生日おめでとう」 俺のその声でモモはハッとなって周りを見渡す。 桃子「えっと……あの…あの……」 オロオロするばかりで要領をえないことを呟いているモモを通りすぎて先輩のいる位置に立つ。 ゆみ「水くさいじゃないかモモ」 ゆみ「京太郎くんがモモの誕生日を教えてくれなかったらこうして祝うことも出来なかったしな」 ゆみ「っと、喋りすぎたようだな」 智美「ユミちんは話が長いからなー」 ゆみ「年を取ると話が長くなってしまっていかんな」 智美「元々のユミちんの性格だと思うぞ」 ゆみ「なんだと!?」 佳織「どうどう」 睦月「先輩も部長も今日の主役は桃子なんですから」 先輩達がモモの気を引いている間に着替えないとな。 モモのいない間に何度か着たことあるけど……やっぱり馴れないな。 早着替えをして心の準備を整える。 桃子「あれ……京さんは?」 周りを見渡すモモ。 お前、気付くの早すぎるだろ……。 ゆみさんと部長が目を合わせて頷く。 ゆみ「では、その京太郎くんに登場してもらおう」 智美「せーのっ」 京太郎「お帰りなさいませ、お嬢様」 何度も練習した言葉と共に一礼。 頭を上げてモモの顔を見る。 桃子「…………」パクパク 口を金魚のごとくパクパクさせていた。 くっ……確かに似合わねぇとは思うが絶句されるのはちょっと辛いものがあるぜ。 モモ以外の皆に見せたときも同じ反応されたから余計に辛い。 そのくせ、俺にこういうことさせるんだから酷いと思う。 桃子「こ、これって…」 あわあわとこちらを指差して先輩の方を向く。 ゆみ「ああ、これは予選で戦った龍門渕からちょっと借りたものだ」 得意気に言うゆみさん。 桃子「な…なるほどっす」 納得するモモ。 京太郎「本日はお嬢様のご奉仕をさせていただきます」 ハギヨシー龍門渕の執事ーさんに教わった言葉を噛まずに言えた。 桃子「ご奉仕……」 桃子「って………」 桃子「………………………////」 真っ赤になって黙りんでしまった。 ああ、そうなるよな、実際俺もそんなこと女の子に言われたらそうなるさ。 でも、そういう意味じゃないからな。勘違いするな。 意味を把握したのかプルプルと震えた次の瞬間、 桃子「えぇぇぇぇぇぇ///////」 多分きっと、この時のモモの声は誰の声よりも響き渡っていたと思う。 帰り道 桃子「なーんだ、そういうことはしてくれないんっすね」 京太郎「当たり前だろっ!」 桃子「私だったら全然オッケーすよ?」 京太郎「そういうのはちゃんと順序を踏んでからじゃないと……ハッ!?」 桃子「……」ニヤニヤ 京太郎「」 桃子「順序を踏めば私とそういう関係になってくれるってことっすね」ニヤニヤ 京太郎「うっせーばーか///」 桃子「えへへー、京さんは分かりやすいっすねぇ」ニヤニヤ カンッ 弟子と買い物 京太郎「折角のオフを俺の買い物になんかに付き合わせて申し訳ないっす」 彼はそう言いながら頭を下げた。 咏「んなこと気にしなさんなってーの」 咏「好きで付き合ってるんだし、知らんけどー」 咏(まぁオフにやることなんてアラフォーと痛いお姉さんと麻雀するくらいだし) 咏(そんな生産性のないことやるより、未来ある若者と一緒にいた方がずっといい) 咏(それに私の弟子はわりと外見はいいと思うんだけどねぃ……師匠の贔屓目に見ても) 咏(こういう時のをカメラとかテレビとかに映れば外堀がいい感じに埋まっていくんだけど…) 咏(中々上手くいかないねぃ)ハァ 私が溜め息をつくと彼が振り返ってこちらを見た。 京太郎「どうかしましたか?」 咏「いんやなんでもないさ」 京太郎「もしかして退屈させちゃいました?」 やれやれ、気が利くようになったじゃないか。 咏「そんなことはないさ」 京太郎「そうだ、咏さん」 咏「ん?」 京太郎「ちょうどそこにプリクラがあるんで撮りますか」 彼が指を指した方向にはキラキラと光を放つプリクラ機があった。 京太郎「すっげーなぁ最近のプリクラって」 彼が珍しそうにプリクラ機のタッチ画面を弄っている。 私はというと……。 咏「……」 固まっていた。 ええまぁ入ってしまいましたよホイホイと。 まさかプロになってこういうことをする機会が訪れるとは思わなかった。 ましてやその相手が男性だとは夢にも思ってなかった。 悲しいことに、麻雀が強い女性は婚期が遅れると言うジンクスがあるのだ。 それを作ったのがアラフォーと牌のお姉さん。 結婚に関してはあまり興味がないのだが、ジンクスによってどれだけ遅れるか定かではなかった。 ゆえに、この年で男性とプリクラを撮れるとは露にも思わなかったのだ。 京太郎「咏さん、これでいいっすか?」 彼が振り返って聞いてくる。 咏「あ、ああ。いいと思うぜ……知らんけど……」 何をやってるか分からないのだから知らないのは当然だがつい口癖が出てしまう。 慌てて口を塞ぐ。 京太郎「ぷっ」 咏「な、なに笑ってるんだよっ」 師匠のことで笑うなんて許せない。 これは躾が必要だ。 そう思って彼に手を伸ばす。 「カメラの方を向いてね」 不意に私でも彼でもない声が聞こえてきた。 私はビックリして伸ばした手を縮める。 京太郎「変な顔で撮られちゃいますよ」 彼はそう言いながら私の横に並んだ。 不意に私の脳裏にある光景が過る。 パシャと機械的なシャッター音で現実に無理矢理連れ戻された。 京太郎「咏さん?」 咏「な、なんだ!?///」 多分私の顔はさっきの光景のせいで真っ赤になっているだろう。 京太郎「いや、ポーズ決めないから」 咏「あ、ああ……忘れた……」 咏「次はしっかりやるさ」 顔を軽く叩いて気合いを入れる。 しかしその気合いも無惨に砕けてしまうことになる。 「じゃあ仲の良い二人は抱きしめ合っちゃおう!」 Why? 今この機械はなんて言った? 抱きしめ合う? 無理無理無理。 出来るわけない。 さっきの頭に浮かんだ光景で意識しまくってるのに……。 最近のプリクラはそんなことを要求するのか。 京太郎「あはは…最近のプリクラは大胆なことさせるなぁ」 京太郎の方を向くと彼も動揺しているのか頬をポリポリ掻きながら照れ臭そうに苦笑いしていた。 京太郎「咏さん」 彼がこっちを向いた。 咏「お、おう」 京太郎「郷に入れば郷に従えってことで……やりましょう」 とキメ顔で彼が言った。 そんな彼を見て溜め息が出た。 咏(こんな機会なんて滅多にないし) 咏(だから浮かれて抱きしめても仕方ないよな、知らんけど) なんて心の中で言い訳して彼をジト目で見る。 きっと彼には私が渋々承諾したように見えているのだろう。 京太郎「失礼します」 彼はそう言って後ろから私を抱き締めてた。 そういえばドラマにこんなシーンとかあったっけ? ………。 ………………。 あ、これあすなろ抱きってやつだ。 咏「きょ、きょ京太郎っ!?///」 予想外の抱き付きだった。 嬉しいけど、なんかこれじゃない気がした。 嬉しいけど! 顔を真っ赤にしながらどうにか出来ないかとあたふたしたが抱きしめられていて上手く身動きがとれず、気がついた時には既に写真を撮られてた後だった。 「次は横の機械で写真をデコっちゃおう」 京太郎「じゃ行きますか」 そう言って彼は私から離れて箱の外に出た。 咏(あっ……) 京太郎が私から離れたせいで冷たい空気に触れて放心状態だった私を現実へと連れ戻す。 慌てて彼の後を追う。 京太郎「えっと……これをこうして…」 馴れた手つきで機械をタッチしていく。 咏(私が昔撮ったときにはこんなのなかったんだけどねぃ……) そんなことを思っているとやることが終わったのか、京太郎がこっちを見た。 京太郎「すぐ出てきますんでちょっと待ってましょうか」 訳もわからず彼の後を追う。 まるで生まれたばかりの雛鳥みたいだと思った。 自分で考えたことだがちょっと面白くて小さく笑ってしまう。 きっと今の姿を知り合いとかに見られたら滑稽なんだろうな、なんて考えていると。 健夜「あっ」 はやり「あっ」 出会ってしまった。 もっとも今出会いたくない二人組に。 溜め息を吐いて上を見上げる。 建物の中で空が見えないことなんてわかっていたがどうしてもそうしたくなった。 咏(神様はつくづく意地悪だ……わっかんねーけど) この時初めて神様をちょっとだけ恨んだ。 とまぁ出会ってしまったものは仕方ない。 なんでかわかんねーけどその出会いに抵抗したくなった。 だから私は京太郎の手を取ってアラフォーどもが現れた方向と逆方向に向かって走った。 咏(せっかくの時間をアラフォーに邪魔されてたまるかっての、知らんけど) 健夜「えと……咏ちゃん?」 はやり「男の子と一緒……?」 後ろからそんな声が聞こえたけど無視無視。 とりあえず、一刻も早くこの二人から離れないと…。 京太郎「えっ!咏さん!?」 京太郎も驚きながらしっかりと私の手を握って付いてきてくれてる。 だが、いつまでも走り続けられるほどの体力は私にはなかった。 しばらく走ったら息が切れて立ち止まってしまった。 京太郎「大丈夫ですか?」 京太郎が心配そうたこっちを見る。 私がなにも言わないでいる――正確には息が切れて喋れないのだが――と京太郎は近くのベンチに私を座らせた。 京太郎「ちょっと待っててくださいね」 そう言って京太郎は人混みに紛れてしまった。 一人っきりになった私は人混みを呆然と眺めることにした。 見るからにカップルだったり、親子だったり、友人同士だったり。 咏(私と京太郎だったらどう見えてるんだろうかねぃ……知らんけど……) 京太郎「咏さんっ」 咏「ひゃぅっ!?」 声をかけられて飛び退いた。 そりゃそうだろ……。 頬に冷たい物を押し付けられたら誰だってビックリする。 京太郎「すいません、ちょっとした茶目っ気出しちゃいました」 申し訳なさそうに頭に手を添える。 茶目っ気で師匠を驚かせる奴がどこにいるんだよ。 ジト目で抗議しながら、差し出されたジュースを手にとって蓋を上げる。 咏「ありがと」 そう言ってジュースを喉に入れる。 渇いた喉が潤っていく。 これがビールだったらもっといいんだけどねぃ……ま、昼間っから飲むのは主義じゃないし 京太郎「落ち着きました?」 咏「まぁね」 切れていた息も元通りになっていた。 京太郎「じゃ買い物しますか」 咏「あっ」 プリクラ撮ったりあの二人に出会ったり衝撃的なことがありすぎて目的を忘れていた。 プリクラ……あっ。 咏「そういやプリクラは……」 京太郎「もちろん回収済みっす」 そう言って二人でとってプリクラをペラペラと見せてくれた。 咏「流石私の弟子だ」 京太郎「とりあえじ半分こしますか」 咏「そう……だな」 京太郎がプリクラを綺麗に半分にする。 え、ハサミも使わずに出来るもんなの? 京太郎「最近のプリクラってハサミ使わなくても半分に出来るようになってるんっすよ」 咏「へぇ、便利になったもんだねぃ」 京太郎「前にプリクラ撮った時に教えてもらったんすけどね」 咏「む……」 なんだか胸がムカムカとした。 なんだろうこの気持ち……。 京太郎「はい、これが咏さんの分です」 そう言って京太郎がプリクラを手渡ししてくれる。 これ、さっきのあれのなんだよなぁ……。 京太郎「どうかしました?」 中々私が受け取らないからか京太郎は不思議そうに私を見る。 咏(ったく……人の気も知らないで……) プリクラを受け取って着物の袖に隠した。 咏(今見たら絶対に恥ずかしくて死んじまいってーのっ) 京太郎「じゃあ買い物に行きましょうか」 咏「おう」 咏「そういや買い物って何を買うんだ?」 京太郎「あれ?言ってませんでしたっけ?」 咏「聞いてない」 すると京太郎は少しニヤけた。 京太郎「今日は自分の牌を買いに来たんです」 京太郎は笑顔でそう言った。 あぁ、これはきっとロクでもないことが起きるってことなんだろうなぁ。 なんて他人事のように京太郎の言葉を聞いたのだった。 京太郎の後を着いていくこと数分。 あっという間に目的地に着いた。 健夜「やっほー」 はやり「ちゃお☆」 ですよねー。 男っ気のないこの二人がお洒落なところに居るわけもなく、こうやって自分達が語れるものの場所に集まるのはある意味必然的だった。 京太郎「どもっす」 こんなのに頭下げなくてもいいってーの。 はやり「咏ちゃん?」 咏「……どもっす。健夜さん」 健夜「今日はどうしたの?」 咏「…………」 どうしたものかねぃ……。 正直に話したって面白くないし、それに二人っきりのところを2回も邪魔されたんだ。 ちょっとくらい意地悪したっていいよな? 咏「こいつとデートだよ」 京太郎の腕に抱き付いてそう言ってやった。 先輩雀士の二人はビシッと音を立てる固まってしまった。 京太郎はどうしたらいいのか分からなくてオロオロしていた。 咏「というわけで、お二人方お元気で」 そのまま腕を引っ張って踵を返して歩き出す。 さっきしたのは逃げだけど、今したのは全く別物だ。 これは私なりの宣戦布告だよ。 覚悟してくれよな、京太郎。 健夜「えっと……なんかごめんね?」 はやり「邪魔するつもりはないんだぞ?」 京太郎「ははは……」 そういえば京太郎も麻雀バカだったっけ……知らんけど。 咏「どうせこんなことだと思ってたし! 知らんけど!」