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バグ一覧 バグ一覧バグ1 バグ1 起こる原因・動作 起こる原因・動作2 メモ1 メモ2 名前
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コミュニケーションセッション コミュニケーションセッション 俗にいうCC(キャラクターチャット) せっかくなのでむせるの卓を使用してキャラを用意してCCをやったら楽しいではないか?と言うGMのゆるゆるな頭が生み出した物
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ストーリー・世界観 ストーリー・世界観ストーリー ストーリー ストーリーについて記述
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imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (仮面ライダーナイト.png) 最後に生き残れるライダーは一人…。戦わなければ生き残れない! 秋山蓮が変身するライダー。最も早くからライダーバトルに参加しているライダーで、意識不明の恋人の意識を取り戻す為、ライダーバトルに参加した。契約モンスターはダークウイング。 データ 身長 195㎝ 体重 95㎏ パンチ力 200AP(10t) キック力 300AP(15t) ジャンプ力 40m 走力 走力100mを4.5秒 視力 約10㎞ 聴力 約25㎞ 変身ベルト Vバックル 変身者 秋山蓮 初登場作品 仮面ライダー龍騎 第1話「誕生秘話」(2002年2月3日放送) 変身者プロフィール 秋山蓮 年齢24歳。士郎の実験によって恋人の恵里が意識不明となり、恵里を狙うダークウイングに彼女を襲わさせないために士郎からカードデッキを渡されてやむなく契約し、恵里の意識を取り戻すために士郎が選ぶ最初のライダーとなった。ライダーやミラーワールドの情報を得るために優衣と行動をともにする中で真司と出会い、友情を育んでいった。沙奈子の帰国をきっかけに花鶏のウェイターとして雇われ、真司の見張り役として彼とともに住み込むことになる。 演 松田悟志 武器 ダークバイザー レイピアとしても使用可能な剣型のカードリーダー。AP不明。 ウイングランサー ダークウイングの尾ダークテイルに似た形状の大型の長槍。2000AP。 ウイングウォール 背中に合体したダークウイングの羽根部分が変形したマント。3000GP。 技 シャドーイリュージョン 自身の分身体を複数作り出す。1000AP。 ソニックブレイカー 空から飛来したダークウイングが口部ダークビルから発射する増幅超音波で、敵を撹乱状態に陥れる。1000AP。 飛翔斬(ひしょうざん) ウイングランサーを装備し、ダークウイングと一体化して助走した後、空中に舞い上がり、ウイングウォールでウイングランサーを構えたまま自身の体をドリル状に包み、急降下して敵を貫く。5000AP。 ドラゴニュートの人形劇では… たまに登場する。家にある人形大体登場ムービーでは龍騎と共に王蛇と対峙していた。 名台詞 「この世界にいられる時間は限られてる。お前も早く脱出しないと、死ぬぞ。」 第2話より。ディスパイダーを撃破したナイトであったが、今度はドラグレッダーが現れ、攻撃を仕掛けてくる。龍騎と共にドラグレッダーから逃げるナイトであったが、時間制限が来てしまう。まだミラーワールドについて詳しく知らない龍騎に対し、ナイトはこう説明した。 「最後に生き残れるライダーは一人…。戦わなければ生き残れない!」 第6話より。真司の迂闊な行動によって優衣が須藤に攫われそうになる。優衣を救出し、須藤が去った後、蓮は真司に詰め寄り、ライダー同士の争いは避けて通れないと答えた。 「俺は戦って勝ち残らなければならない…どんなことをしても。そのためだけにライダーになった。」 第21話より。行動を共にしていた真司や手塚から離れ、浅倉と行動を共にして戦おうとする蓮に対し、真司は何故そこまでして戦うのか、この戦いに何をかけているのかを聞いた。それに対し、蓮は恋人である恵里を助ける為、どんなことをしても勝ち残らなければならないと答えた。
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主に役割分担とか ■役割 役割 やる人 総監督 いかちゃん・はち 脚本 おはぎ・みやりん 演出 監督と一緒で 映像・wiki みこいし 音楽 ダヤマサァン ダンス指導 こっちゃん・みやりん・きょんきょん 事務会計 おはぎ 小道具・衣装 さきぽよ・うーねー キャスト 以下参照 録画 joy・じょにー ゲーム いわしぃ ■主要キャスト キャスト やる人 主人公(男) しんいち 主人公(JK) さきぽよ 虎家の店長 ダヤマサァン やぶのおばちゃん はち ニャンコフスキー 米ちゃん 魔王 もりしー 四天王1 いかちゃん 四天王2 エンドーくん 四天王3(魔法かける人) こっちゃん 四天王4(マエストロ) さりー 女子高生A きんぐ 女子高生B えりかさま おじいさん ごっさん オタク東工大生 たにお 虎家のメガネ みこいし 池上先生 はやお 召喚モンスター1 いわしぃ 召喚モンスター2 みやりん 召喚モンスター3 峯崎くん 召喚モンスター4 じょい 虎家の客 きょんきょん 必要なものがあれば適宜追加します
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今後ともよろしく ◆y6S7Lth9N6 『出来る事なら、もう一度こうやって僕の声を聞けるようにね』 魔神皇こと狭間偉出夫は天から降り注ぐ幼い声を聞いても足をとめることはなかった。 メモをとらない理由はただ一つ。優れた頭脳をもつハザマは死者の名前も禁止エリアの位置もすべて脳内に収めたからだ。 足首を覆う程度の雑草が生い茂る獣道を歩き、周囲を照らし始めた朝日に顔をしかめながらもハザマは進む。 六時間で死者が十六人もいることは特に気を止める事項ではない。 人間を超えて魔神皇となったハザマにとって、人間など唾棄すべき存在なのである。 もっとも、それは彼がかつてクラスメイトに存在を無視され、イジメられていたことに起因するのだが。 本人は決してそのことを認めはしない。 屈辱に満ちた日々は忘れた。ここにいるのは神の力を得た存在なのだから。 そのハザマを倒した憎い相手、蒼嶋以外の人間に気をかけることなどハザマにはない。 もっともハザマが蒼嶋にこだわるのは、隠しておきたい自分の過去と弱さを知っていることが大きい。 かつてアモンを封印したように、自分の心内を知るものは生かしておけない。ハザマの器の狭さの証明であった。 ふと、力を手に入れた日に聞こえたあの声がハザマの脳裏に蘇る。 『そなたはなにもかも捨てて、無理矢理に冷酷さを装おうとしておるな。心の奥では、なにかを信じようと道を探しておるだけだ』 くだらない。なぜいまさら思い出すのか、ハザマは見当もつかなかった。 わけのわからない苛立ちに任せたまま足を進めるハザマは、偶然その存在を発見した。 □ 「ジャンクは嫌よ……」 涙を流しながら、叫ぶ力もなくつぶやくのは黒いゴシックロリータの服装に身を包んだ人形。 銀色の腰まで届くロングヘアが背中の黒い翼と対になっている。 整った顔立ちは完璧でなく、右眼を失っていた。欠けた眼球を右手の平に乗せて、水銀燈は身体を震わせていた。 『おはよう、皆』 水銀燈の様子など構いはしない、とでも言いたげに放送は続く。 余裕のない水銀燈は放送などを無視して、欠けた眼球を繋ぎ合わせようと必死である。 右眼を喪失しジャンクになり、愛する父親(ローゼン)に嫌われるかもしれない、という恐怖心を抱えた水銀燈の哀れな行動。 その水銀燈をあざ笑うかのように、疲労しきった心へ衝撃を放送は与えた。 『真紅』 「え――――?」 告げられた名前に、薔薇のように赤い衣装を着る第五ドールの後ろ姿が水銀燈の脳裏に浮かんで消えた。 腕が震えて先ほど告げられた名前をもう一度つぶやく。 水銀燈は悲しみとも、怒りとも判断のつかない感情が表情に現れた。 ジャンクになるという恐怖心が薄らいだのだが、水銀燈はそのことに気づかない。 「なん――で――ッ!」 自分に断りもなく勝手に死んだのか、と理不尽な言葉を水銀燈は発した。 水銀燈は真紅に対しては複雑な感情を抱いている。 アリスゲームを教えなかった彼女に、歩き方を教えてくれた彼女に、愛を超えた憎しみが深く心にこびりついている。 独占欲と似た感情が、真紅を壊すのは自分の役割だと水銀燈に刷り込ませていた。 未来にて薔薇水晶の攻撃から真紅を庇ったように。 「真紅のローザミスティカ……誰にも渡すものですか」 地獄の底から響くような声が、水銀燈から漏れ出した。 それは真紅のローザミスティカを見るまでは死を信じない、という宣言に似ている。 それにローザミスティカの力があれば、右眼を修復してアリスへの道を開けるかもしれない。 僅かな希望と、胸の中で燃え上がるドス黒い感情に身を任せて水銀燈はユラリ、と幽鬼の如く立ち上がった。 死体からデイパックを奪い瞳に力を取り戻す。 「なかなかいい覚悟だ」 手の平を打ちあわす、拍手の音ともに水銀燈の耳朶を打つ陰鬱な声の主を前にして、水銀燈は己の迂闊さを呪う。 振り向くと白い学生服に黒い髪の端正な少年が拍手の体勢で水銀燈を観察していた。 ハザマは警戒をしながら後ずさり、構えをとろうとする水銀燈を前に右手を突き出す。 離れきるのも、攻撃を仕掛けるのも間に合わない間合いだ。 ハザマの端正な顔が口角をあげると同時に魔神皇としての力ではなく、自身が手に入れた魔法の名をつぶやいた。 「ディアラハン」 ハザマの低くどこか鬱屈しているような声が響くと同時に、水銀燈の手の平の眼球がつながる。 完璧といっていい少女の綺麗な顔たちの傷が僅かに修復され、ヒビが入っている紫水色の瞳は元の位置に収まっていた。 戸惑う水銀燈の前に、ハザマはイタズラが成功した子供のような表情を浮かべた。 同時に疑問も浮かぶ。 ディアラハンはかけた相手を自分他人関わらず完治する強力な魔法である。 かかりが中途半端な上、ハザマ自身の体にかかる負担が増していた。 まあ、それは置いておきハザマは口を開く。 「ふむ、私の魔法でもここまで制限を加えられているのか。なるほどな」 「あなた……いったいどういうつもり?」 警戒心をあらわに睨みつけてくる水銀燈を哀れに思う。 ハザマは目の前の存在が人ならざる者だととっくに見抜いている。 だからこそ久しぶりに、 「私は魔神皇、狭間偉出夫。魔界を支配するものだ。人ならざる者よ、私の力を体現したはずだ。 私と契約を結び力を貸すというのなら、さらなる奇跡をもってその傷を癒してやる。私に従え」 傲慢で下手くそな悪魔交渉を行ってみることにした。 ギリッ、と水銀燈は歯を鳴らしてすました顔のハザマを睨みつける。 たった一人しか生き残れない殺し合いにて、仲間を増やそうとしているハザマの意図を掴めないのが一点。 ハザマの傲慢な態度に無自覚な同族嫌悪をしているのがもう一点。 以上二点が気に食わず、水銀燈は美しい顔を歪めて不機嫌を隠さない。 水銀燈のように相手を絶対服従の状況に陥れるというならまだ理解ができるのだが。 たまらず水銀燈は訊ねた。 「どういうつもり?」 「ただの気まぐれだ」 「気まぐれ……? 面白くない冗談ねぇ。この殺し合いで生き残れるのはたった一人なのよ、おバカさぁん」 水銀燈の挑発を受けながらも、ハザマの表情は憎たらしい笑みをやめない。 むしろ馬鹿にしたような感情が追加された気すらする。 苛立つ水銀燈を前にハザマは続きを告げ始めた。 「殺し合いか、くだらないな」 「くだらない?」 「魂も輪廻も時間もすべて私のものだ。死などさして重要ではない。生きるも死ぬも私の手にかかれば自由自在」 演技がかかった物言いがますます気に入らない。 自分に酔ったような仕草でハザマは距離を詰めてきた。 「力を制限する結界など、この私には障害にもならない。邪魔するものはすべて排除すればいい。あのV.V.とかいう奴を含めてな。 それまでこの私に従えば君にもいい目をみせてやってもいい。どうする? 呪いの人形」 最後まで尊大な態度を崩さず、水銀燈に言葉をかけ続けていた。 ハザマの目を見つめて、水銀燈は一つ悟った。こいつは自分を見下している。 水銀燈自身などどうとでもできると考えているのだ。だからこそ、組むことすら躊躇わない。 水銀燈に自分を殺せると思っていないのだから。たいした自信だ。あの魔法とやらを考えると、相応の力があると考えるべきだ。 普段の水銀燈なら、それでもハザマを拒絶しただろう。誇り高き「ローゼンメイデン」シリーズの第一ドールである。 糧以外になりえない人間に見下され、呪いの人形などと暴言を吐かれるなど許せるはずがない。 だが、水銀燈にはこの屈辱に耐えなければならない理由があった。そっと右眼周辺を白い手でなでる。 ハザマによってある程度癒されたとはいえ、まだ傷は残っている。 アリスは完璧な少女でなければならない。他のドールのローザミスティカを手に入れても修復される保証はない。 逆にハザマが力を取り戻してもう一度先ほどの魔法をかけてもらえば、確実に傷は修復される。 奥歯を強くかみしめ、水銀燈は返事をする。 「いいわぁ。アナタと手を組みましょう」 「賢い選択だ」 「けど、私はアナタをミーディアムにする気はない。そんなのごめんよ」 「ミーディアム……? まあ、構いはしない。今後ともよろしく」 「それと、二度と呪いの人形なんていわないで。……私はローゼンメイデンシリーズの第一ドール、水銀燈よ。ハザマ……」 水銀燈が自分の名を明かしながら屈辱に耐える。ミーディアムにしないのは、せめてもの抵抗だ。 ハザマは水銀燈の健気な様子を愉快そうに見ていた。 ただし、 「水銀燈!!」 スザクが現れた瞬間、ハザマの表情が少しだけうろたえる。 その様子に疑問に思いながらも、ハザマの表情に水銀燈は僅かに溜飲を下げてスザクへ振り向いた。 日本武者の鎧に金髪のかつらを着けたスザクの姿は、確かにうろたえるものがあったと後に水銀燈は語ることになる。 □ 『ルルーシュ・ランペルージ』 「え――――?」 水銀燈を探そうとはやる気持ちを抑えて、スザクがメモを取っていたときその名前は告げられた。 そういうこともある、と覚悟しいたはずなのに名が呼ばれるとハンマーで殴られたような衝撃がスザクにはあった。 高良みゆきの名が呼ばれたときはチクリ、と心が痛んだ。 水銀燈への愛を持ってどうにか心の痛みを抑えれたところ、ルルーシュの名前が呼ばれたのである。 「ル――――」 スザクはその名前を言葉にしようとして、途中で霧散する。 感情が思考に追いついていない。 スザクは自分の心を落ち着かせるように言い聞かせた。 ルルーシュは裏切り者だ。スザクを騙し、ゼロとして人々を不幸に陥れ、ユフィとシャーリーを殺した。 特に彼の妹であるナナリーすらに嘘をついていたことはもう二度と友と思うものか、と誓ったほどである。 ルルーシュは絶縁を言い渡した裏切り者。大切な人たちを奪った罪人。だからスザクはあいつの死を悲しまない。 そう必死で言い聞かせているのに、スザクは両の眼から溢れる涙を止めることができなかった。 「どう……して……俺は…………」 涙が溢れるのだろう。その言葉は形にならず空へ消える。 格好が鎧武者のなり損ないであっても、金髪のかつらをかぶっていても、今のスザクは痛々しさがあった。 (なんで死んだんだよ……) あのずるがしこいルルーシュが死を装ったのではないか、とも考えてみた。 現実味が薄い。この殺し合いの手がかかりは0といっていい。 いくらなんでもその状況で、ルルーシュが逆転の手を打てるはずがない。 放送が偽りではないか、とも考えてみた。 もっともくだらない考えとすぐに切って捨てる。なにせスザクが殺した高良みゆきはちゃんと呼ばれたのだ。 偽りであるはずがない。 スザクは声を押し殺して泣き続ける。ルルーシュを殺す決意すらしたのは一度や二度ではない。 それでも、実際親友と心を許した相手の死はとても重い。 それは今でもスザクが死んだユーフェミアに負けないくらい、ルルーシュが大切であったことの証であった。 どれくらい泣いていただろうか。スザクは顔を上げて涙をぬぐった。 「俺には……僕には……やることがある……」 悲しんではいられない。最愛の水銀燈は一人なのだ。 彼女を守れるのは自分だけだ。もうユフィのように大切な人が死ぬのは嫌なのだ。 スザクはしっかり地面を踏んで立ち上がる。 水銀燈を守ると決意したさい、思い浮かんだのはユーフェミアだけでなくルルーシュの顔もあったが気づいていない。いや、気づかないふりをした。 死んだとしても彼は許せないことをした。スザクはいまだ頑固にそう考えている。 赤く腫れあがった両眼に水をかけて、スザクは走り出した。 ショックが大きすぎて自分の奇妙な格好には気づけてはいない。 加速を続けて風を切る感覚のままスザクは必死に水銀燈を探し出す。 すでに朝日は昇り、周囲は光に満ちていた。その中、夜の漆黒をまとったような銀髪の少女を見つけ出す。 スザクの胸に甘酸っぱい感情が満ちて、彼女の名前を呼んだ。 「水銀燈!!」 スザクが現れたことにハザマが動揺しているのは、別に珍妙な格好だけが原因ではない。 水銀燈が人間と組んでいたとは思っていなかった。 ハザマは力を欲した経歴からわかるように、極度の人間嫌いである。 むしろそれは他人に対する恐怖心があったのだが、自ら手に入れた魔神皇の力で傷つける側に反転している。 とにかく極端な男だ。 「よかった、水銀燈が無事……その目は……」 「それよりもあなたの格好をどうにかした方がいいわ」 「あ、ごめん。水銀燈、君の……」 ハザマは距離をとって見覚えのある鎧とかつらを脱ぎ捨てるスザクと呼ばれた少年を見つめていた。 歳は自分と同じくらい。癖の強い茶に近い黒髪。意志の強そうな眉と瞳。 線の細い身体だが程よく鍛えられている。ハザマが嫌うタイプである。 同時になんらかのチャームを受けていることにも気づいた。 「この眼? そこの死んでいる男がやってくれたわ……忌々しいぃ」 「水銀燈……痛かったろう……」 「大丈夫よ。今手を組んだハザマが私の傷を癒してくれたわぁ。制限さえ解ければ完全に治してくれるそうよ。あなたも挨拶をして」 そういってハザマに振られたが、ハザマ自身は嫌そうに顔を歪めた。 水銀燈と組もうと気まぐれが働いたのは、彼女が彼の知る悪魔に近い存在だからに過ぎない。 組む約束は破棄しよう。ハザマがそう結論着けたとき、スザクは目の前にいた。 ハザマは驚愕する。視線を外したのは数瞬にも満たない。その隙に近づいたというのなら、驚異的な運動能力だ。 スザクの手が動いた。ハザマが警戒していると、空いた右手の平をスザクの両手が握っていた。 「ありがとう! 君のおかげで水銀燈は助かった……本当にありがとう!」 その熱烈な感謝にハザマは言葉を失った。強力なチャーム状態とはいえ、ここまで感謝を示す相手にハザマは今まで出会えなかった。 ハザマが口下手なのもあったが、とにかく出会いに恵まれない男だったのだ。 その彼が礼をいわれて固まるのも当然である。 「僕は枢木スザク。ハザマさん……だっけ? これからもよろしく」 「…………狭間偉出夫。呼び捨てでいい」 ムスッとしたままのハザマに、スザクが握手を続けた。思わず魔神皇としてではなく、素で対応してしまう。 スザクがいるから契約はここまでだ、と告げようとしたのに言葉にならない。 ハザマが言葉にするより早く、スザクが好意をぶつけてきたからだ。 「それじゃあ、イデオ。君はこの殺し合いに知り合いはいるのか? さっきの放送で知り合いは呼ばれた?」 「いっぺんに質問するな。失礼な奴だ」 「ああ、確かに。ごめん」 スザクが申し訳なさそうな顔をするが、ハザマの胸は少しだけもやもやした。 別に他人に好かれる気はない。ならばスザクを利用してやってもいいか、とハザマが思いついたところでスザクがめげずに提案を始める。 「そういえばお腹すいてきたね。水銀燈、イデオ、いったん休もう。しっかり食べないとこれからがきつい。それでいいか?」 水銀燈が頷くのが見える。ハザマが勝手に決めるな、と反抗しようとしたが、スザクが先を促す。 毒気を抜かれ、まあ利用できるまで利用すればいい、とハザマは腹を決める。 どうにもペースが崩されるのだが、ハザマが戸惑っているのもまもなく食事の場所を確保された。 水銀燈はスザクによってペースを崩されるハザマを見つめて、ほくそ笑む。 溜まっていた苛立がスゥーッと解消されるのを感じていた。 ハザマが水銀燈に向けていた絶対の自信は、スザクに対してはない。 これは僥倖だ。スザクは水銀燈の言いなりだ。 約束を反故にされる可能性を減らすように進める。 スザクはこの期に及んで新しい利用方法を持ち出してくれた。 (そうよ、いつまでもあんな人間風情にいいようにさせるものですか……) 暗い感情が水銀燈の胸に宿る。ハザマに主導権を譲る形になってしまったが、このままで終わる気はない。 契約を結ぶことは避けた。ハザマもそのことは同意した。 ハザマを屈服させる逆転の目はある。 (そのためにも真紅、アナタのローザミスティカを私が奪う。誰にもアナタのローザミスティカを渡さない!) 愛にも似た執着と憎悪。水銀燈の暗い炎が燃え盛る。 利用すべき人間二人を視界に、彼女は進んだ。 空元気を水銀燈に悟られなくて、スザクはホッとした。 水で顔を洗って顔は少しマシになったものの、心はいまだ晴れてはいない。 裏切り者の元親友。保護すべきナナリーの兄。悪夢のテロリスト・ゼロ。ユーフェミアも含めて多くの人を殺した罪人。 憎むべきだ。死をもってしてもルルーシュのもたらしたことは重すぎる。 なのに悲しんでしまった。 スザクはもうこれ以上ルルーシュのことで悲しまない、と決意する。 水銀燈を助け、彼女を救ってくれるハザマを生かし、そして元の世界でナナリーを助ける。 水銀燈と一緒になろうとは思わない。彼女を想うが、自分が報われるべきだと考えていないからだ。 一緒になりたい相手と別れる。それは身を引き裂かれるような、己自身に対する罰だ。 それはスザク自身の思考ではない。惚れ薬により、なにより恋を優先する思考にねじ曲げられているのだ。 (そして、誰もが笑い合える君の理想の世界を俺が作ってみせる。……ユフィ、ナナリー……ん?) ユフィの名前を心中で呟いたとき、僅かな違和感がスザクに宿った。 この違和感はなんだろうか、と考えるが思いつかない。 それでもスザクは振り返る。愛しい水銀燈と新たな仲間の狭間偉出夫。二人とともに生き延びる。 スザクは違和感を心の底にしまい、足を進めた。 こうして利用するものと、利用される者たちが出会う。 彼らはそれぞれ似ている部分を持ち、そして明らかに反発する要素を持っていた。 人の心を操ることを嫌悪するスザクの心を操る水銀燈。 ジャンクを避けたいという水銀燈の心理を利用する狭間偉出夫。 ルルーシュの死を誤魔化し、ハザマにストレートな好意を示して戸惑わせるスザク。 三者三様。 重なる部分も、異なる部分も飲み込んだ呉越同舟が始まった。 【一日目 朝/D-7 東部】 【水銀燈@ローゼンメイデン(アニメ)】 [装備]:無し [所持品]:支給品一式×4、メロンパン×5@灼眼のシャナ、 農作業用の鎌@バトルロワイアル、不明支給品0~3(確認済み、武器では無い) 不明支給品0~2(橘のもの。未確認) [状態]:右目にヒビ割れ、右眼周辺に傷、深い悲しみと憎悪 [思考・行動] 1:真紅のローザミスティカを得る。 2:スザクを通してハザマを利用する。 [備考] ※参戦時期は蒼星石のローザミスティカを取り込む前です。 ※ゾルダの正体を北岡という人物だと思っています。 【枢木スザク@コードギアス 反逆のルルーシュ(アニメ)】 [装備]:ワルサーP-38(3/9)@ルパン三世、 [所持品]:支給品一式、ゼロの銃(弾丸を一発消費)@コードギアス 反逆のルルーシュ、 ワルサーP-38の弾薬(11/20)@ルパン三世、日輪の鎧@真・女神転生if...、 Kフロストヅーラ@真・女神転生if... [状態]:健康、服が所々こげている、『生きろ』ギアスの効果継続中、惚れ薬の効果継続中 ルルーシュの死が悲しいが、それを否定。 [思考・行動] 1:水銀燈に従う。 2:ハザマを生かす。 3:ルルーシュの死を悲しまない。 [備考] ※ゾルダの正体を北岡という人物だと思っています。 【狭間偉出夫@真・女神転生if…】 [装備]:斬鉄剣@ルパン三世 [所持品]:支給品一式、ニンテンドーDS型探知機 [状態]:疲労(小)、精神疲労(中)、人間形態 [思考・行動] 1:蒼嶋駿朔(男主人公)を殺す。 2:水銀燈とスザクを利用する。 3:スザクを相手にするのは勝手が違う。 [備考] ※参加時期はレイコ編ラストバトル中。 時系列順で読む Back 第一回放送 Next 光を求めて影は 投下順で読む Back 第一回放送 Next 光を求めて影は 069 BATTLE ROYALE 世界の終わりまで戦い続ける者たち(後編) 水銀燈 [[]] 枢木スザク [[]] 056 仇敵 狭間偉出夫 [[]]
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未来は変えられなくたって、自分達の明日ぐらい変えようぜ! 浅見竜也が変身する戦士。Case File 43・44ではリュウヤが変身する。パワーバランスが良くあらゆる戦況に対応することができ、剣を主体としつつ、空手による肉弾戦やアサルトベクターによる射撃戦も得意とする。 データ 変身アイテム クロノチェンジャー 変身者 浅見竜也 初登場作品 未来戦隊タイムレンジャー Case File 1「時の逃亡者」(2000年2月13日放送) 変身者プロフィール 浅見竜也 未来戦隊タイムレンジャーのレッドで、メンバー唯一の20世紀生まれ。22歳。大学卒業間際にユウリ達4人と出会い、変身システム発動の数合わせでタイムレッドに変身させられるという何とも数奇な目に遭うが、その後自分の意志でタイムレンジャーに加わる。大会社「浅見グループ」の御曹司として生まれたが、親の引いたレールに乗っかる人生を良しとせず、ユウリ達4人と何でも屋「トゥモローリサーチ」を開業した。トゥモローリサーチでは、母方の祖父・鷹宮義隆から習った空手を教えている。 演 永井マサル ドラゴニュートの人形劇では… Episode1「ビギニング」にて、戦闘キャラとして登場。タイムレンジャーの仲間達を呼び出し、共に戦う。 名台詞 「未来は変えられなくたって、自分達の明日ぐらい変えようぜ!」 Case File.2「見えない明日」より。30世紀から逃亡して来たロンダーズファミリーが爆弾魔ジェッカーを使い、逃亡先の20世紀で犯罪活動を開始した際、折しも30世紀へ戻れなくなったユウリ達も元へ、父の敷いたレールに乗る事を良しとしない竜也が父の浅見渡に賭けを持ち掛け、ジェッカーを止める為にタイムレンジャーの一員になる事を決意。ユウリ達のいる海辺の廃墟までやって来た際、彼らに向けて放ったのがこの台詞である。 「後悔なんかしない!…少なくとも、俺は今この瞬間を自分の意思で生きてる!…昔よりずっと…確実に…。」 Case File.28より。
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ラシュアン河を下って 町の建物:オンライン キールの移住:小説 蒼天の星 合流前のキール(探偵部所属):ファンダム 合流前のキール(休学処分):ドラマCD Level1および漫画版 光晶霊研究室の爆発:小説 永遠のきざはし、オンライン オンラインのクエスト セリア・ボキューズの出身地:オンライン ミンツのセイファート教会での結婚式:オンライン グランドフォール直前のミンツ大学 周辺のマップ:オンライン ラジオ紹介:テイルズリングエターニア ラシュアン河を下って オンラインによればイザル湾のやや内陸側か。 漫画版 下流に着いて、リッドかじとり名人!などとはしゃいでいたがベアやウルフに襲われる。掌底破で応じるもメルディが襲われる、しかしライトニングで反撃。こんなことができたのかと驚く2人。 小説 永遠のきざはし 着いたのは夕刻。いかだは吸い寄せられるように岸につく、どうやら船着場のよう。 町の建物:オンライン 西区 武器屋「フォース」、防具屋「ソリッド」、宿屋「日当たり館」、食材屋「お持ち帰りコーナー」、露店(防具、リボン、ミトン類) 中央区 ミンツ大学、ミンツ大学図書館、喫茶店「紫陽花」、教会、宿屋「紅葉坂」、雑貨屋「アンダンテ」、酒場「カサブランカ」、ミンツ銀行中央支店、道具屋「購買部」、学生食堂「とおりゃんせ」 ⭐︎ファンダムでは、ヒューラが捕えられていた「大学の地下」が存在する。 東区 鍛冶屋「ベアリン」、合成屋「スマート」、雑貨屋「ブロイ」、雑貨屋「ダイソン」、ミンツ銀行本店 北区 ミンツ大学、ミンツ大学別館 ⭐︎原作にあったのは購買部とお持ち帰りコーナー、宿屋(名称不明)、ミンツ大学と図書館。別館はない、グラウンドはある。 キールの移住:小説 蒼天の星 7歳の時、ラシュアンの惨劇の負目もありミンツへ移住。両親の勧めでミンツ大学を目指す。なお、両親は現在もミンツにて健在の様子。 この時、現役ミンツ大学生のケント、イリアを家庭教師とする。2人に才能を認められ、同時大学教授のマゼットに紹介される。 13歳でミンツ大学に飛び級合格。光晶霊学部の学士となる。学生番号34604。 自信も付いていき、幼馴染やラシュアンの惨劇を忘れかけていた。しかしながら、学生の宴席に呼ばれていなかった事を後で知ったり、仲間はずれ扱いは今も変わっていないとも感じていた(出典:オリジナルオーディオドラマより) 夢は、最高の環境で研究ができる王立天文台の職員になること。 合流前のキール(探偵部所属):ファンダム 数少ない友人(?)としてプリムラ・ロッソと出会い、勝手に探偵部に入れられている。同時期に、ゲーム本編でも登場したサンク・リサジューとも友人に。 キーファ・パッカートからの挑戦状(爆弾処理)などをやっている最中、試験問題漏洩の嫌疑(罠による冤罪)をかけられ、このままだと投獄される状況に。しかしプリムラの活躍にて黒幕がはっきりして釈放に。 また、夜中に少女を誘拐する呪いの人形師の事件(虹の宝石事件)にも、プリムラ・サンク・ロエンと共に奔走。サンクはドレイクを駆動とした戦車で応戦したりしていた(出典:ドラマCD テイルズオブファンダム ちょっとしあわせにっき) 合流前のキール(休学処分):ドラマCD Level1および漫画版 黒体の出現により観測を行った結果として、連鎖的世界崩壊仮説を提言。 しかし教授会は受け入れず揉めてしまい、休学処分となる詳細描写がドラマCD Level1や漫画版にて描かれている。仲間たちに頑固だけどいいやつ、なんでこんな説を唱えたのかと。オルバース爆動を見て崩壊が近づいていると焦るキール、同じ空をキールが成長してどうなったかなどと話しているファラ達も同じように見ているのだった。 光晶霊研究室の爆発:小説 永遠のきざはし、オンライン メルディがミンツの受付に登ったのは単なる文化の違い。 カーライルに不審者情報の連絡が入る中、部屋の外でメルディを見つける。通じぬ言葉に待てと言うが怖がって研究室に入ってしまい、不意にフラスコにぶつかって薬品が混ざり、爆発した。原作ではメルディのエラーラが光り、闇のフィブリルの暴走のように描写されている。オンラインでは機器の暴走とされている。 その後、クエストにて研究室や装置は修理された模様。ウィリアムの依頼で、特別な部品を入手するためにバロールへ。 オンラインのクエスト ジャンヌより、レオノア百科全書第1巻を借りっぱなしのキール(指名手配中)から取り返して欲しいとの依頼(サラ同行)。デュマからの情報で観測所(ポールスが管理中)にあるらしいので行き、キャメロンから返してもらう。 セリア・ボキューズの出身地:オンライン 元ミンツ学生で、サブストーリーでは主人公のマルト・ブロアと共に教授の猫探しをしていたり。フェルナンと恋仲? ミンツのセイファート教会での結婚式:オンライン ウェディングイベントが行われた。 グランドフォール直前のミンツ大学 故郷に帰る講師や学生が多いため、休講が多くなっている。 周辺のマップ:オンライン ミンツから岩山にかけて海沿いが、ネッカル海岸⇨アルカルロプス海岸⇨セヌギス海岸。ネッカルとアルカルロプスは、ムフリッド原野につながる。 岩山の麓は、アルクトゥルス高原。 ミンツの西側はイザル湾、海上都市群を経て直接ミンツにつながる。湾から北へ行くとラシュアン河へと繋がっていく。 ラジオ紹介:テイルズリングエターニア ミンツの街から紹介。メルディが都会とトナカイを間違えていました。 学問の街ミンツといわれるぐらい学問が盛ん。 メルディには、制服が重そうに見えるそうです。 ファラのお下がりのワンピースも重いとか。 学生で制服の上に白いガウンを着ているのは、大学を卒業した学士のことで キールも学士にあたる。
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imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ジャガーマン.png) 動物共よ、このジャガーマンの命令があり次第、野生の血を滾らせて、人間どもを食い殺せ! 豹(*1)の能力を移植して作られた改造人間「人間豹」にして、地獄大使が仮面ライダー1号に送り込んだ刺客第1号。鳴き声は「ヒョーゥ!」。ジャガーなのか豹なのかはっきりしてほしいところであるが、仮面ライダーではよくあることだ。「地上の如何なる動物も俺の前に跪く」と自負しており、改造声帯から発する特殊音波によるテレパシーを使い地上の如何なる動物とも会話することが出来る能力を備えている。この能力を生かして動物園の動物達に人々を襲わせて大虐殺を決行し、その混乱に乗じて日本全土を占領する「アニマルパニック作戦」の実行を使命とする。上記の能力の他、豹の持つ本来の特性を生かし、鋭い牙と爪で敵を引き裂き食い殺す。また、高度なバイク運転テクニックも兼ね備えており、対ライダー用の特別の訓練を受けたショッカー戦闘員で構成された「殺人ライダーチーム」の部隊隊長も務めている。最後はライダーの「ライダーヘッドクラッシャー」を受け「立てぇっ、野獣どもぉっ! 怒り狂い、この『ジャガーマン』を助けに来いっ! ぐあぁぁぁぁぁぁあああっ!!」と叫びつつ事切れ、爆散した。死後、石倉五郎にセリフをネタにされた。他にも人間体で思いっきりキザな台詞を吐いている。 データ 身長 1.92m 体重 87㎏ 特色/力 テレパシーで動物を自在に操る 所属 ショッカー CV 池水通洋、谷津勲(66話)、峰恵研(劇場版) 初登場作品 仮面ライダー 第53話「怪人ジャガーマン 決死のオートバイ戦」(1972年4月1日放送) ドラゴニュートの人形劇では… Dr.ハリネズミの逆襲にて登場。Dr.ハリネズミJr.の部下として登場したが、トラちゃんのトラビームであっさり倒された。撮影にはプレイヒーローVS仮面ライダー対決セットを使用している。