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こんな風に何度も開催できたのも、ひとえに参加者の「かがみん愛」 と AA参加者の皆さんのおかげですでした。 【追記】 本日3月3日の開催を持って、まことに勝手ながら「かがみ◆dEkmb/dEGA」としての活動を終了させていただきます。 短い間ではありましたが、特にらき☆すたのAA参加者の皆さん そして、毎回参加してくださった名無しの参加者の皆さんのおかげで 本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました。感謝しています。 数名のAA参加者の方や、今日最後まで参加された方にはいっぱい言いましたが、まだ言い足りませんので、言います。 あ り が と う ご ざ い ま し た 。 これからは、一人の参加者として皆さんのスレにお邪魔していきたいと思います。 もちろん、名無しとして。 もっともっと、全レスが面白くなるようにwktkしながら皆さんが開催されることを待っています。 では、またどこかで ノシ かがみ ◆dEkmb/dEGA 【コメント履歴】 てすと -- 名無しさん (2008-02-03 19 29 25) やっほーかがみ!ちゃんと寝れた?またスレたて心待ちにしてるよー! -- ◆yu.cl8m1uE (2008-02-03 21 27 29) 昨晩はお疲れ様でした。またスレ立て楽しみにしてます。 -- ◆TsuH/PLhlk (2008-02-03 22 57 29) お疲れ様ありがとうwwwwみんなもお疲れ様wwwホント体にはお気をつけて!!またよろしくね! -- とある男子 (2008-02-03 23 32 41) 乙です、結局昼まで爆睡でした。またの機会に、皆さんよろしくお願いしますね~ -- ◆dEkmb/dEGA (2008-02-04 01 58 06) 二月二日晩の全レスお疲れ様でした、次回の全レス楽しみに待ってます -- 名無し (2008-02-04 12 48 07) ↑さんざん遅くなりましたが、ありがとうございます -- ◆dEkmb/dEGA (2008-02-07 17 33 23) あと今夜21時を基準に他のスレの具合も見ながら、やるかもです。 -- ◆dEkmb/dEGA (2008-02-07 17 36 58) まじかよぉぉおお!!くっそぉ!!!!オゥ!!シット!!! -- とある男子 (2008-02-07 20 06 03) 書き込み途中で送ってしまった・・・すんません・・・。~~~オゥ!!シット!!! 俺は規制で参加できないけど見に行くよ!楽しみにしてるよ!! ということ -- とある男子 (2008-02-07 20 11 23) すみません、なんだか編集中に書き込まれた方のコメントが消えてしまいました。申し訳ありません。とりあえず皆さんお疲れ様でした。あと、みなさんにお聞きしたいことがあります。自分以外のAAへのレスには反応しない半レスと、本当に全レスするほうとどちらがいいですか?あと、今回は追いつこうという意識が強すぎて、レス見逃したり読んでないときがいつもより多かったし、申し訳なかったです。 -- ◆dEkmb/dEGA (2008-02-08 00 39 15) ただでさえ、安価ミスやレス見落としが多いので、今度からは多少遅れてもしっかりレスするようにしますでは、またそのうちに ノシ -- ◆dEkmb/dEGA ( (2008-02-08 00 42 04) 他のAAへのレスへの反応はしなくても文句は出ないよ。だから余裕がなければ無視していいかも。 -- 名無しさん (2008-02-08 00 48 27) 今日は4人とも本調子じゃなかったみたいですね。 -- 名無しさん (2008-02-08 00 52 47) あ、投書してしまった…。かがみさんも気にしないようにしてください。私もよくあることですから…。今日もタイプミスが多くて全然追い付けれなかったのでorz -- ◆yu.cl8m1uE (2008-02-08 00 54 28) かがみんお疲れ様でした、今夜も楽しかったっす。 可能な限り全レスしてもらえる方が嬉しいのですが、状況に応じて半レスでも良いんじゃないかと思います -- 名無し (2008-02-08 00 57 50) 今夜のスレで反応が早いけどだめだと言っていたのはそういう理由だったんですね。自分も半レスでもよい、に一票です。スレの冒頭や、全レスから半レスに移るタイミングで一度その事を宣言してしまえば楽なのではないでしょうか。 -- 某名無し (2008-02-08 04 21 12) ◆yu.cl8m1uE 他の方はともかく、こちらは予想外に勢いが出てしまってテンパってしまいました。 申し訳なかったです。 今回もありがとうございました、またよろしくお願いしますね。 名無し (2008-02-08 00 57 50) 今回のように半レスでも追いつけなかったりする場合もありますが 次からは追いつけなくても全レスするようにします。ご意見ありがとうございます。 ちなみにこの場合の半レスは、自分宛ではないレスに対して反応しないことです。 名無し (2008-02-08 04 21 12) そういうことですね。 今回に関しては、本当にダメだったなぁと思います。 ほかのAA参加者の皆さんはしっかり全レスされていますし、 自分だけ半レスというのもなんなので、今後は半レスは最終手段としてとっておくことにします。 ご意見ありがとうございました。 と、いうことで次回より「追いつけなくても全レス」というスタンスでいきたいと思います。 ただ、別キャラの固有名詞を含んだレスと自分以外への安価への対応はどうするのか 自分としては検討しなければならないですし、うまく返せるかどうかわかりません。 次回は自分でどれだけ対応できるか、試してみたいと思います。 あと、事前告知は次回は行いません。 が、見つけ次第AA参加者は参加していただいてかまいませんので 参加される折には、よろしくお願いします。 ではでは ノシ -- ◆dEkmb/dEGA (2008-02-09 01 48 09) 今日は有り難う御座いました。お疲れ様でした。 また、ぜひ宜しくお願いします。 -- ◆TsuH (2008-02-24 05 02 24) ↑お疲れ様でした 飛び入りでも快く参加させていただいてこちらこそありがとうございました こちらが開催する際はどうぞいらしてください。 -- ◆dEkmb/dEGA (2008-02-24 12 58 43) 昨晩はお疲れさまです!とても楽しかったです♪ またどこかのスレッドでご一緒できるのを楽しみにしてますね。 -- ◆kona (2008-02-24 13 44 36) ↑遅くなりましたが、お疲れ様でした。 こちらが開催の際は、是非おいでください。 -- ◆dEkmb/dEGA (2008-02-25 17 24 37) 主催したスレ (1)2007.12.23 柊(姉)がすべてのレスに安価で返答する、いわゆる全レス http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1198393029/l50 主なAA参加者:かがみ(酉なし) ↓ 柊(姉)が全レスの続きをしてくれるかもしれないスレ(前スレ終了後、参加者の一人によって作成) http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1198416315/l50 主なAA参加者:かがみ(前半のみ)、こなた、ひより、つかさ、みさお (2)2007.12.25 かがみん-クリスマス=全レス http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1198511155/l50 主なAA参加者:かがみ、つかさ、こなた、あきら様 (3)2007.12.27 柊(姉)+焼き芋=全レス http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1198680470/l50 主なAA参加者:かがみ、つかさ、こなた、みさお (4)2008.1.8 かがみん-正月=全レス http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1199701994/l50 主なAA参加者:かがみ、つかさ(◆TsuH/PLhIk)、翠星石 (5)2008.1.21 柊かがみが完徹で全レスするようです http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1200926613/l50 主なAA参加者:かがみ、つかさ(◆TsuH/PLhIk)、ゆたか(◆yu.cl8m1uE)、黒こなた? ↓ かがみんが朝まで全レス(1) http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1200941246/l50 主なAA参加者:かがみ、みさお、こなた(◆yu.cl8m1uE) (6)2008.2.2 【節分】柊かがみのオールナイト全レス【豆まき】 http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1201954292/l50 主なAA参加者:かがみ、つかさ(◆TsuH/PLhIk)、こなた(◆yu.cl8m1uE) ↓ 柊かがみのオールナイト全レス2 http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1201975405/l50 主なAA参加者:かがみ、つかさ(◆TsuH/PLhIk)、こなた(◆yu.cl8m1uE)、あきら様 (7)2008.2.7 3連休前に柊(姉)が全レス http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1202386466/l50 主なAA参加者:かがみ、つかさ(◆TsuH/PLhIk)、こなた(◆yu.cl8m1uE)、みゆき(◆MIYUKI63o6) (8)2008.3.3 【またげ】柊かがみのオールナイト全レス【ひな祭り】 http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1204445469/l50 主なAA参加者:かがみ、つかさ(◆TsuH/PLhIk)、みゆき(◆MIYUKI63o6) ↓ 【welcome】柊かがみのオールナイト全レス【ひな祭り】 http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1204459710/l50 主なAA参加者:かがみ、つかさ(◆TsuH/PLhIk)、こなた(◆yu.cl8m1uE)、みゆき(◆MIYUKI63o6) ↓ 【お内裏様】柊かがみのオールナイト全レス【お雛様】 http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1204473362/l50 主なAA参加者:かがみ、こなた(◆yu.cl8m1uE)、あきら様
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__ ,.-¬- 、._ / '´, 、 、 `ヽ、 r´ / l ヽ \ 、ヽ / / /l. l、 \ ヽ ', lヽ /, l. / /´ヽ lヽ ヽ. ! ヽ. ト ヽ、 '´| V '__ヽ. ト\、_',| ',| | l. ,| | __ \゙、ヽ.__ヽl. ト.| lハlヘ|´ ` ヽ´ ``〉,^! | ! l\l| | //ィ N | ハ ヽ __ /ハ/ ` _ '′lハn\ `ニ´/! ! ,イ | _,.-' /ヽ ` - ´ ,ハ\ | |ヽ _, - ' / | ヽェ、 ' | ヽー、 _ | ト. ヽ ,.、-‐ ´ / | / 〉 | ヽ `⌒.l ヽ',ヽヽヽ / ヽ 〈 ,.-|ヽ/ ヽ-/ ヽ/|、 ,〉 | l_! ヽ ゙l 【タイトル】 タイトルは基本「古泉一樹と雑談」又は「古泉一樹が全レス」になると思います。 まれにタイトルが違うかも知れませんがトリップで判断していただければ幸いです。 【基本的な方針】 荒らしと認識されない程度のAAであれば、誰でもAAの使用は大丈夫です。 また、話題も何でもよろしいかと。まあ、まとめて言えば「適当に自由」という事になるんでしょうね。 まだ経験が浅いので、返答速度の著しい低下や安価のミスなどはお許し下さい(汗 【開催予定】 未定です。 【開催履歴】 記載忘れがあるかも知れませんが、気になさらないで下さい。 主催したスレッド 日付 スレッド名 URL 2008.04.16 古泉一樹が全レス http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1208349969/ 2008.05.04 古泉「誕生日ですし、全レスでもしましょうか」 http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1209903049/ 参加させていただいたスレッド 日付 スレッド名 URL 2008.05.08 キョン!働きなさい!全レス! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1210243945/ 2008.05.19 キョン!久しぶりだけど全レスするわよ!! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1211111129/ 2008.06.21 キョン!七夕に向けて全レスするわよ!! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1214046115/ 2008.09.14 SOS団と天蓋領域による至近的諸問題対応のための協議会 http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1221294722/ 2008.12.24-25 キョン! 今年もクリスマスだから全レスしなさい!@北高文芸部室 http //takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1230124091/ 上に同じ キョン! 今年もクリスマスだから全レスしなさい!@北高文芸部室2 http //takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1230133126/ ご自由にご意見・ご要望をどうぞ。 名前 コメント
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諸処の理由により、スレッドを続行せざるを得ない形になりました…。 新規スレッドは以下になります。 【つかさProject in Studio TSUGAMI】 ※見た目は似てますが、2chではありませんのでご注意下さい。 ※Jane使用の方は板登録が可能です。 最終更新:2008年07月14日(月)22 27 少し、正規でやったものだけ更新します。突発的にやっちゃったもの等は除外してます。 2008年04月25日(金)に開催した、 【フンフン全レスだよ、らき☆すた】にて、勝手ながら全レスを無期限休止とさせて頂きました。 初全レスの時から来てくれていた皆様、そして近頃から全レススレに来てくれた皆様、そして 一緒に全レスをしてくださった全レス主の皆様、こんなにまでつかさを可愛がって頂いて有り難う御座いました。 全ては、皆様のつかさへの愛情の表れだと思っています。有り難う御座いました。 またいつか、何処かで、テレビの中や雑誌の中、漫画の中等でつかさを見かけたら、 その時はぜひ、宜しくお願いします。 白文字使用で、さらに完全な私信で申し訳ないですが、(更新記録でバレますが) ◆dEkmb/dEGAさん、◆yu.cl8m1uEさん、◆KonaTvFenAさん、◆MIYUKI63o6さん、 そして、wikiとなりきり全レス板の製作(また、1月の合同企画)で協力して頂いた◆PvAllLU/Owさん、蒼星石さん、 また、製作初期に避難所等の相談にのって頂いたSOS団の皆様、当時色々と助言をして頂いた名無しの皆様、 白文字で隠れながらですが、この場を借りてお礼申し上げます。本当に有り難う御座いました。 【全レス履歴】~参加したスレ/2008年02月~4月/柊つかさ~(お名前敬称略) スレ立て日 スレッドタイトル スレ主 アドレス(dat落ち) 他参加者(スレ主以外と◆TsuH.zU47w除く) 注釈 2008年02月02日(土) 【節分】柊かがみのオールナイト全レス【豆まき】 柊かがみ ページへ行く 前半 泉こなた 後半 泉こなた 上記スレの続き 柊かがみのオールナイト全レス2 柊かがみ ページへ行く 泉こなた 2008年02月07日(木) 3連休前に柊(姉)が全レス 柊かがみ ページへ行く 泉こなた ・ 高良みゆき 2008年02月11日(月) 全レス なんだかハヤテとかサビスケとかがするそうです サビスケ ◆SabisukEOA ページへ行く ハヤテのごとく!編 綾崎ハヤテ 前半は、私は参加していません。 らき☆すた編 柊こなた 334~429の範囲のみ参加しています。 2008年02月14日(木) 柊かがみが全レス 柊かがみ ページへ行く 前半 - 後半 泉こなた ・ 小神あきら 左2名は後半のみ。こなたは「黒こなた」の方です。 2008年02月14日(木) こなた、バレンタイン、vipにて。 泉こなた ページへ行く 柊かがみ スレタイの「バレンタイン」は本来は半角です(文字化け防止) 2008年02月17日(日) 柊つかさが全レス 柊つかさ ページへ行く 柊つかさ全レス編 翠星石 ・ 水銀燈 ・ アリア社長 柊つかさ全レス終了後 綾崎ハヤテ ・ 千葉紀梨乃 2008年02月20日(水) 小早川ゆたかが全レスします 小早川ゆたか ページへ行く スレ主編 - 他参加者無し らっきー☆ちゃんねる 小神あきら ・ 白石みのる らっきー☆ちゃんねる みゆきさん登場編 高良みゆき 柊つかさ参加は 520から(初投稿は 337)最後まで 2008年02月23日(土) 柊つかさの全レス…ぜんれす!ぜぇー、やっぱり雑談かなぁ 柊つかさ ページへ行く 泉こなた ・ 柊かがみ 2008年02月26日(火) 高良みゆきです。2月も間もなくですが、お話しませんか? 高良みゆき ページへ行く 前半参加者 - 後半参加者 黒井ななこ 後半のみ参加しています。( 247~ 363のみ) 2008年02月29日(金) 全レスしてたつかさと皆でまったりお絵描き 柊つかさ ページへ行く - 2008年03月02日(日) 【またげ】柊かがみのオールナイト全レス【ひな祭り】 柊かがみ ページへ行く 高良みゆき 上記スレの続き 【welcome】柊かがみのオールナイト全レス【ひな祭り】 柊かがみ ページへ行く 高良みゆき ・ 泉こなた 上記スレの続き 【お内裏様】柊かがみのオールナイト全レス【お雛様】 柊かがみ ページへ行く 最終回特別編 泉こなた ◆dEkmb/dEGAさん、最終回 479~ 596オフレコ、トリップ使用の例外です。 らっきー☆ちゃんねる編 小神あきら 597以降、らっきー☆ちゃんねる開始 2008年03月07日(金) スレタイが思いつかなかったけど柊かがみがぜんれす 柊かがみ ページへ行く かがみ編 - かがみ編該当レス: 1~ 193 こなた編 泉こなた(◆konata.lJQの方) 泉こなた編該当レス: 194~ 476泉こなたは 219~416 こなみん編 柊こなた 柊こなた編街灯レス: 477~ 609柊こなたは 493~ 609 ひより~柊姉妹編 柊かがみ(スレ主) ・ 田村ひより ひより~柊姉妹編該当レス: 477~最後まで田村ひよりのみ 699~ 775参加柊つかさは 718~最後まで 2008年03月08日(土) つかさのヘッポコ全レス競争 柊つかさ ページへ行く つかさ編 - つかさ編該当レス: 1~ 268 柊姉妹&水銀燈・前編 柊かがみ ・ 水銀燈 柊姉妹&水銀燈編該当レス: 269~ 362 かがみ&水銀燈編 柊かがみ ・ 水銀燈 柊姉妹&水銀燈編該当レス: 363~ 445柊つかさは休憩中 柊姉妹&水銀燈・後編 柊かがみ ・ 水銀燈 柊姉妹&水銀燈編該当レス: 446~ 605 らっきー☆ちゃんねる編 小神あきら 柊姉妹&水銀燈編該当レス: 609~ 2008年03月15日(土) 久々にこなたが全レスするよ~!復帰祭 泉こなた ページへ行く こなた編 - こなた編該当レス: 1~ 159 黒井先生初赴任編 黒井ななこ 黒井先生初赴任該当レス: 161~ 362 教師&生徒編 黒井ななこ 教師&生徒編該当レス: 363~ 445柊つかさは 206~ 449 こなた編2 - こなた編2該当レス: 446~ 2008年03月18日(火) つかさ全レス(´・ω・`) 柊つかさ ページへ行く - 泉こなた ・ 柊かがみ ・ 日下部みさお 2008年04月02日(水) 楽しく元気の良い全レススレをつかさ先生が作りました 柊つかさ ページへ行く - - 2008年04月12日(土) 柊つかさが全レスーーーー 柊つかさ ページへ行く - - 該当レス: 1~ 169 2008年04月13日(日) 柊つかさのめがっさのんびり全レス 柊つかさ ページへ行く - - 該当レス: 1~ 183以降、過疎によりdat落ち 2008年04月25日(金) 【らき☆すた】なんてったって☆全レス 柊つかさ ページへ行く - 柊かがみ ・ 泉こなた ・ 高良みゆき ◆KonaTvFenAさん、最終回 2008年04月25日(金) フンフン全レスだよ、らき☆すた 柊つかさ ページへ行く 本編 柊かがみ ・ 泉こなた らっきー☆ちゃんねる 小神あきら ◆TsuH.zU47w最終回 2008年07月07日(月) 全レスバトル、つかさがんばった 柊つかさ ページへ行く - - ◆TsuH.zU47w七夕特別編 【全レス履歴】~参加したスレ/2008年02月~4月/坂田銀時(お名前敬称略) スレ立て日 スレッドタイトル スレ主 アドレス(dat落ち) 他参加者(スレ主と◆GinsanDa6Q除く) 注釈 2008年02月25日(月) 木冬かがみが全レスというか雑談 木冬かがみ ページへ行く こなた&柊姉妹編 柊つかさ(酉無) ・ 泉こなた 他アニメ多数参加編 古泉一樹 ・ (他キャラ名不明、ごめんなさい) 後半のみ参加 2008年03月06日(木) 柊かがみと全レス 木冬かがみ ページへ行く 下級生編 岩崎みなみ ・ 小早川ゆたか? 該当レス: 1~ 95 雑談編 (キャラ名不明:◆ekg/1ekoCgの方) 該当レス: 96~ 680 中国製編 サニー(中国製) 該当レス: 311~ 549 水銀燈&ケロロ編 水銀燈 ・ ケロロ 水銀燈該当レス: 409~ 580ケロロ該当レス: 410~ 480 吉野編 吉野 該当レス: 594~ 686 R-18?編 柊つかさ(酉無) 該当レス 725~ 837 銀時編 - 該当レス 860~948 2008年04月02日(水) 要らない子が全レス 要らない子 ページへ行く- カオス編 涼宮ハルヒ ・ 志村新八 他 該当レス: 154~ 453 [コメント]:投稿して頂いた方、有り難う御座いました。 コメントテスト -- 代打ち (2008-02-01 14 00 46) お疲れ様!!!ありがとう!!!! -- 名無し (2008-02-03 06 48 01) お疲れ様でした、楽しかったっす -- 名無し (2008-02-03 11 35 55) 名無しさん(2008-02-03 06 48 01) 有り難う御座います。最後まで居たかったのですが、 途中で落ちて申し訳ないです。またお会いしましょう! 名無しさん(2008-02-03 11 35 55) 楽しんでいただけて何よりです。つかさも楽しんでた様子で。 また来てくださいね! -- ◆TsuH/PLhlk (2008-02-03 12 44 41) どうしたww 近頃のお話(2/6) -- 名無しさん (2008-02-06 20 09 44) 名無しさん いえいえ、特に深い意味はないですのでお気になさらず・・・。 -- ◆TsuH/PLhlk (2008-02-06 20 25 43) つかさ 代打ちさんお疲れ様でした、今夜はつかさの頭を撫でる余裕が無かったのが残念でした (笑) -- 名無し (2008-02-08 00 30 22) 名無しさん 有り難う御座います。それは残念でしたねw また全レスする際は宜しくお願いします。 -- ◆TsuH/PLhlk (2008-02-08 13 07 39) 前夜(二月十一日晩)久々に つかさの頭を撫でることが出来て大☆満☆足でした -- 名無し (2008-02-13 17 41 59) 名無しさん おぉ、良かったですw 満足していただけたみたいで何よりです。 -- ◆TsuH/PLhlk (2008-02-14 04 12 43) 本日はどうもありがとうございます!!大変感謝してます。 暫く活動をおやすみしますが、これからも何卒よろしくおねがいしますね! -- ◆kona (2008-02-15 00 01 00) ◆Konaさん こちらこそ有り難う御座います。 わかりました、またスレ立てした時は宜しくお願いしますね! -- ◆TsuH (2008-02-17 05 02 51) 楽しい朝の一時をありがとう つかさの優しいレスは和みます -- 名無し (2008-02-20 07 18 37) 名無しさん ありがとうございます。 これからも、より(つかさに)近づけるように頑張ってみますので、宜しくお願いします。 -- ◆TsuH (2008-02-20 19 02 08) お疲れ様でした!又何時かお会いしたいです! あと、つかさ運強っw -- 名無しさん (2008-02-24 02 03 09) dEかがみとKonaこなたと一緒に全レスできるなんて羨ましいんですけど… -- ◆yu.cl8m1uE (2008-02-24 02 39 55) 名無しさん お疲れ様でした、またいつかお会いできると良いですね。 ハハ・・・つかさは今日は運がよいみたいでw ◆yu.cl8m1uE まぁこういう日もありますよwまたいつか機会があれば♪ -- ◆TsuH (2008-02-24 09 00 21) 薄々気付いてたけどやっぱり貴方だったか コメント残しておくよ、お疲れ様 -- ドロップ名無し (2008-02-25 23 29 41) ドロップ名無しさん どうしてこう何度も気づかれるんでしょうねぇ…?私…。 まぁ、有り難う御座います。これからも宜しくお願いします。 -- ◆TsuH (2008-02-26 01 51 52) 昨夜は絡みづらいネタ降ってすみませんでした -- 名無し (2008-02-26 07 05 27) つかさの和み と 銀さんの弾けたパッション、代打ちさんの新境地にwktkです -- 名無し (2008-02-26 23 20 58) 名無しさん (2008-02-26 07 05 27) いえいえ、一応お話についていけるようにGoogle先生待機させてますので、 まぁお気軽にどうぞ。 名無しさん(2008-02-26 23 20 58) 二人とも(つかさ&銀時)がんばりますので、 ぜひ宜しくお願いしますね。 -- ◆TsuH (2008-02-29 12 16 45) お絵描きスレ落ちちゃいましたね 久しぶりで楽しみだったから残念です -- 名無しさん (2008-02-29 21 43 05) 名無しさん すみません、私が途中で落ちなければまだ続けられたかと思いました。 次は色々準備してから、タイミングを見計らってやろうと思います。 次はスムーズに行けるように調整加えたいと思います。有り難う御座います。 -- ◆TsuH (2008-02-29 21 56 56) なんか色々すいませんでしたorz いつもありがとうございます -- ドロップ名無し (2008-03-02 23 25 11) こちらこそありがとうございました。またスレ立て等の際はぜひどうぞ。 -- ◆TsuH (2008-03-03 08 46 11) お疲れ様です つかさの言動が怪しすぎなんですが… -- 名無しさん (2008-03-09 02 08 20) 名無しさん お疲れ様です。 さぁ~?どうでしょう、彼女は何か色々やってたみたいですが。 -- ◆TsuH (2008-03-09 02 15 26) つかさ昨夜はお疲れ様、次も楽しみにしてるよ -- 名無し (2008-03-09 09 33 12) 昨日はお疲れ様でした。またそのうちに~ ノシ -- ◆dEkmb (2008-03-09 13 55 47) 名無しさん お疲れ様でした~♪ また頑張ると思うので、その時はつかさをぜひ宜しくお願いしますね~! ◆dEkmbさん ありがとうございます、お疲れ様でした~♪ 途中で終わって申し訳なかったです…。はい、また宜しくお願いしますね!! -- ◆TsuH (2008-03-09 22 38 48) ぬう、つかさ全レス者が増えたと 少しばかり歓喜したが、君にはがっかりだよ!! うそですorz またお願いします -- ドロップ名無し (2008-03-16 00 40 52) ドロップ名無しさん あはは…そうですか… -- 名無しさん (2008-03-17 14 37 00) ぬう、ここってまだ機能してたりするかな? 落ち着いたらまたスレ立ててくれよな! -- 名無しさん (2008-04-23 21 56 26) 名無しさん このページは最後の更新かもしれないですね。 はい、有り難う御座いました。またいつか、お会いする日まで… -- ◆TsuH (2008-04-26 03 27 15) 沢山のコメント、有り難う御座いました。
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極限流の特訓を終えた俺は、先日阿部とした約束を守るために、奴の部屋を訪れていた。 良い汗を流した後に良い酒を飲むのは、至福の時と言わざるを得ない。 初めのうちは、ガチホモと言うことでなるべく距離を置くようにしていたが、慣れてみると阿部は案外良い奴だ。 俺にそのテの感情がないことを察すると、怪しい発言は冗談交じりでしか口にしなくなり それどころか不用意に近付くことさえしなくなった時期もあった。 どうも、阿部と居ると俺までガチホモに思われるからと言うのが理由だったらしいが、今となっては 阿部の人となりを仲間の誰もが知っているから、誤解もへったくれもない。 何だかんだで頼れる兄貴分として、俺も皆も阿部のことを信頼している。 阿部は、本当にいい男だ。 汗を拭ったタオルを首にかけ、ドアの前に立つ。 何故か特訓を覗きに来ていたアリスから渡されたタオルは、仄かに良い匂いがした。 あの子は、未だ俺が近付くと一言二言だけ告げて逃げてしまうが、それでも良い。 俺が怖い奴じゃないと慣れてくれるまで、気長に待とうと思えたのも、阿部の御陰だ。 何処に飲みに行くかね、と考えながら、ドアをノックしかける。 「あ」 ふと、妙なタイミングで、背後から声がした。 振り返ると、ぽかんとした顔で古泉が立ち竦んでいる。 もしかして、阿部に用があったのだろうか。 まずかったかなと思いながらも、俺は古泉に声を掛けた。 「よお。何だ、阿部に用でもあったのか? 俺は別に何でもないから、先に行けよ」 俺の言葉に、古泉は驚いたように目を見開いて、何度か瞬きをした。 男だというのにやけに長い睫毛が、僅かに揺れて悲しそうな表情を作る。 「いえ、僕の方こそ、何でもないんです。リョウさんこそ、約束か何か、あったんじゃないんですか?」 にっこりと、効果音が付きそうな程の笑みを浮かべながら、古泉は踵を返した。 「僕はまた出直しますので、失礼しますね」 「ちょ、ちょっと待てよ!」 思わず、声を荒げて引き留める。 がっしりと腕を捕まれたことに、古泉は再び驚き、どうしようかと言いたげに戸惑いながらも、俺の背後を見てあっと声を上げた。 「あ、阿部さん」 振り返ると、どうやら先程の声で気付いたらしく、阿部がドアを開けて驚いたように俺たちを見ていた。 「何だ何だ……もしかして、俺を取り合っての騒動かい? モテる男は辛いねえ」 冗談めかした口調に、文句の一つもつけたくなったが、そう取られてもおかしくない状況だったので自重する。 代わりに、阿部に向かって古泉を無理矢理突きだした。 「阿部、お前が何とかしろよ。仲良いんだろ? よく解らんが泣きそうなんだ、慰めてやれ」 なき、そう? 俺の言葉を、古泉が復唱する。いつもの笑顔とは違う、呆気にとられたような表情だ。 古泉は、俺と阿部を交互に見詰めていたが、やがて諦めたような笑みを浮かべた。 「困りましたね……どうしましょうか」 居場所が無かっただけなんですけれど、と、古泉は僅かに俯く。その頭を、阿部が徐に軽く撫でた。 ガキを宥めてるみたいだ。俺は一瞬そう思って、直後青ざめた。 何言ってんだ、“みたい”じゃなくて、ガキじゃねえか。コイツは。 「涼宮さんが、機嫌が良いんです」 あの、やたらに元気の良い黄色リボンが、何かしたんだろうか。 「機嫌良く、泉さんや桂さんと一緒にいるものですから、僕は居場所がないなあ、なんて、思ってしまって」 彼女に望まれたから、僕は、こんな容姿と性格と表情と言動で、此処にいるはずなんですけれど。 それがズレてしまって、辛そうだと悟られてしまうレベルにまで達しているのだとすれば。 「必要とされていないのでしょうね、なんて。思ったら、居場所が無くなってしまって」 ぎこちない笑顔のまま、古泉が吐き出した内容は、支離滅裂ながらも酷く悲しいものだった。 「阿部さんなら、ベンチの端くらい空いているかと思ったんですけれど、そうでもなかったようですね」 ちらりと俺を見ながら、感情の篭もっていない言葉を吐く古泉は、それでも笑顔だった。 訳が解らない。けれど、とても悲しいことを、何で笑顔で言うんだろう。 もどかしくなって、俺は古泉の頭を、阿部の手ごと抱えてぐりぐりと掻き回した。 腕を掴んだときにも思ったが、背だけはある癖に、コイツはまだ細い。ガキみたいに細い。ガキだから細い。 わあひゃあと、変な声を上げてあたふたし出した古泉を見て、阿部は堪えきれずに笑い出した。 「おいおい、俺を見くびって貰っちゃあ困るぜ一樹。何せ俺は生粋のいい男だ。 ベンチが一杯で座れないなら、俺の膝の上にでも座ればいいじゃないか」 居場所なんてのは、作ろうと思えば幾らでも作れるもんさ、と阿部は、古泉の頬を摘む。 面白くなってきて、俺も反対側の頬をつついた。 「そうだぞ、何なら俺と阿部とで挟んでやる、暑苦しいと言わざるを得ないが、特等席だ!」 ぎゅむぎゅむと弄られる頬が痛いのか、古泉は薄く目に涙を溜めていた。 開いた口からは、御免なさいと有難う御座いますの言葉が、切れ切れに落ちていく。 俺は阿部と顔を見合わせて、同時に古泉の肩に手を掛けた。 「よし! 一緒に飲みに行くぞ! 俺のオゴリだ!!」 「そいつは、受けざるを得ない……だろう? 一樹」 「え、ちょ、ぼ、僕は未成年です!!」 笑顔ではなく、心底慌てふためいたような表情は、いつもの笑顔よりもずっと生き生きして見えた。 阿部も、古泉の表情が珍しいのか、小さくひょうっと口笛を吹く。 「リョウの奢りなら、もっと他の奴も誘うかい? あの涼宮とか言う子や、金髪の人形っ子や……何なら、メンバー全員でも」 「そ、それは困る!」 冗談だと解りつつ、思わず財布の中身と相談してしまう。だが、気分は良かった。 良い汗を流し、良い涙を流した後に美味い酒を飲むのは、至福の時と言わざるを得ない。 それが、気の置けない仲間と一緒に飲む酒なら尚更だ。 男三人で肩を組んで歩いている光景というのは、傍目にはもう酔っているように見えるだろう。 それでもいい、男同士の友情とは、そんなモノだと言わざるを得ない。 恥ずかしいのか、困り果てたように溜息を吐く古泉は、間違いなく年相応の笑みを浮かべていた。 終わり 名前 コメント
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――壁に埋め込まれたスピーカーから響く静かなジャズに紛れ、絶え間なく続く談笑が薄暗 い店内を包んでいる。 『一人の客に干渉はしない』そんな暗黙の了解でもあるのか、オーダーされたカクテルを渡す 時以外は決して口を開かないバーテンの前がここ数日の僕の指定席になっていた。 いつも一人で訪れる僕の為にわざわざ空けてくれているのではないのだろうけど、カウンタ ーの端から二番目のこのスツールに誰かが座っているのを僕はまだ見たことが無い。 ここでだけは、僕は僕で居られる。 誰にも教えず「報告」もしていないこの店の中でだけは―― それが、くだらない自己欺瞞でしかないのは解っていた。 機関が僕の行動をロストする可能性など皆無なのだから。 もしかしたら、そう。こうして僕の前でグラスを磨く彼ですら、機関の一員なのかも―― 自分へと向けられた視線を注文と感じたのか、バーテンの手が止まり少しだけ視線が向けら れる。 そんな彼にグラスを持っていた手を軽く横に振って、僕は誤解させてしまった事への謝辞を 伝えた。 小さく会釈をして仕事に戻る彼を見る内に、自分の顔に浮かんだ笑顔のような物も消えるの を感じる。 ……毒され過ぎ、でしょうね。 生活、仕事、趣味――もしかしたら、もっと個人的な事においてまで。僕の価値基準は機関 に染まってしまっている気がする。 僕が機関に属してきた年月を考えれば無理も無い事なのかもしれないが……でも、それは別 の理由があるのだという事もまた否定は出来ない。 僕が機関に傾倒する、本当の理由。それは―― 軽く酔いが回った緩慢とした思考が形を作ろうとする中、背後を通り過ぎていく心地良いリ ズムを刻むヒールの音が、途絶えた。 「――それで? ここにはさっきまでどんな女の人が座ってたのかしら。あたしより美人?」 挨拶ではなく、問いかけ。 ある意味それこそが、自分の欲求に常に向き合っている彼女式の挨拶なのかもしれない。 意味深な視線を僕に投げながら、彼女――ここ数年ぐっと女性らしさを身に着け、振りまく 様な雰囲気を身につけた涼宮さんが、僕の右隣のスツールに座った。 ゆっくりとスツールをなぞる細い指先に小さな輝きを見つけた後、 「いえ、残念ながらそんな事実はありませんでした」 ――色んな意味で、ね。 この返答では彼女は退屈だと感じるだろうと思いつつも、僕は事実をありのままに告げた。 「ふ~ん。つまり、こんなお洒落なバーで、金曜の夜に、こんないい男が一人で飲んでたって 古泉君は言っちゃうんだ」 何かを企む様な彼女の微笑、この顔を見たのは何週間振りだろうか。 ……いや、実際は数日も経っていないか。 時間と感情の概念についての疑問を感じつつ、 「お褒めの言葉と受け取っておきます、涼宮さん」 僕は自分が飲んでいたグラスを軽く上げて、彼女に曖昧な返答を返した。 ――ついさっき彼女から指摘された通り、このクラブを現在利用している客層は男女のペア が殆ど、今日が週末という事を考えれば、この店の後の予定について詮索するのは流石に無粋 という物だろう。 実際問題、こうして彼女を待っている間に数人の女性に声をかけられたという事実は、この 場合どうでもいい事ですが。 ……本当に、ね。 「ふふ~ん。以前のあたしならそんな古泉君の演技に騙されてたかもしれないけど今日はそう はいかないわよ」 いったい何が彼女にそう思わせたのだろうか。 確信めいた口調でそう言いながら、彼女は不意に僕の肩に顔を寄せるのだった。 えっと、あの、何か。 演技も何も、今日はまだ何も嘘をついていないはずなんですが。 「この匂いよ!」 え? 「これって煙草でしょ? しかもキョンの吸ってる銘柄とも違う匂い! 古泉君が煙草なんて 吸うはずないし、こんな服にまで匂いが残るほど近くで煙草を吸う事が出来るのはズバリ彼女! ……って」 鬼の首を取ったかの様な彼女の顔は、申し訳なさそうに僕が胸元から取り出した煙草を見た 事で虚しく消えた。 「えー!? 何それ、古泉君まで煙草を吸うの?」 えっと、はい。実は。 なんというか……すみません。 取り出したばかりの煙草を胸ポケットへとしまおうとすると、 「キョンはどうでもいいけど、古泉君みたいないい男が煙草なんて……まあ似合うからいっか」 彼女の手が素早く奪い去り、箱の中から手早く取り出された一本の煙草が僕の唇へと差し出 されていた。 「でも、あたしが居る間は一本だけにしてね?」 手際が良すぎて気付かなかったが、いつの間にか彼女の手には火のついた店のマッチがある。 自然に吸い込んだ息が煙草の先端部を浅く焦がし、間接照明しかない薄暗い店内に白い煙が 立ち上った。 ……やれやれ、今日は主導権を握れると思っていたんですが。 早々と彼女のペースに巻き込まれている自分を少し可笑しく感じつつ、僕は隠していた灰皿 を彼女から遠い位置に置いた。 さて、用件を済ませましょうか。 足元の鞄から厚い封筒を取り出し、僕は彼女の前にそれを置いた。 「夕方に連絡した物です。確認してください」 「ありがとっ! ん~どれどれ~――中々いい出来じゃない? まあ、モデルの一人があたし なんだから当たり前だけどね」 上機嫌な彼女の手の中には、封筒の中に入っていた頼まれ物――プリント済みの年賀状があ る。そこに写る画像は溢れんばかりの笑顔の彼女、そして緊張したぎこちない笑顔の彼。さら に二人の間に授かった宝物の姿が仲睦まじそうに並んでいる。 「でも昨日頼んだばっかりだったのにもう出来るなんて、無理させちゃったんじゃない?」 いえいえ。 「この手の事に詳しい友人が居たので、それ程の手間ではありませんでした」 「本当? それならいいんだけど」 ええ、今のも本当です。 機関の人材でカバーできない案件は殆ど、皆無と言ってもいいくらいですから。 年賀状が彼女のハンドバックの中に消えると同時、僕の手は自然と灰皿の煙草へと向かって いた。 これで用件は終わり、久しぶりの逢瀬もこれまでですね――これで、少しでも彼女の気晴ら しになっていればいいんですが。 自分に出来る制限という壁に、歯痒さに似た何かを感じていると 「バーテンさん! カシスソーダちょうだい!」 テーブルの上に体を乗り出した彼女から、予想外の発言が飛び出していた。 あ、あの、これお酒ですよ? 「もちろん知ってるわよ」 でも、ほらもうこんな時間ですし、 「そんな時間に呼び出したのは古泉君じゃない」 それはまあ、そうなんですが。 僕がこの時間を指定したのは、あなたの精神が一番不安定になると予測されたのがこの時間 だったからであって……。 そんな機関の事情など、口に出来るはずもなく、 「はい、じゃあ乾杯しましょ?」 バーテンの手から受け取った小さなグラスを手に、彼女は僕にそう言った。 「……ねえねえ、古泉君って……もしかして男の人が好きなの?」 イエス、そう答えた方が喜ばれそうな視線を感じますが、 「実は以前、彼にも同じ事を聞かれました。ですが僕は、いたってノーマルなつもりです」 一応、ね。 「じゃあ何で彼女を作らないの? あ、誰か一人に縛られたくないとか!」 いえ。 普通に一人は寂しいですよ。 「残念ながら、いい出会いに恵まれない様です」 「え~? 古泉君なら視線だけで踊り食いって感じなのに」 ――一杯だけかと思っていたのに、気付けば涼宮さんは僕と変わらぬペースでアルコールを 口に運んでいて、数分で終わるはずの密会はまだ続いていた。 さて……困りました。 流石にここまで来てしまうと、この事について聞かないという選択肢は逆に不自然で選べそ うに無い。 彼女の気晴らし、その目的が未達成で終わる可能性を感じつつ 「旦那様はいいんですか、放って置いても」 僕は避けていたその質問を彼女に切り出した。 「……古泉君がキョンの事を旦那様って呼ぶと、何か別の意味で変ね」 そうですか? 「うん、かなり変。ま、それはいいとして……キョンは、その、夕方に何か用事があるって言 って出かけたっきり」 グラスに視線を固めたまま、躊躇いがちに答える彼女の右手は、無意識の癖なのか左手の指 輪に添えられていた。 予想通り、彼女の精神に揺らぎが産まれたのを感じながら 「そうですか」 とだけ、僕は答えた。 ――もしかしたら、正直に全てを打ち明けてもいいのかもしれません。彼女は既に、あの不 安定だった頃の彼女ではないのだから。 機関の掴んだ情報によれば、現在彼は中学時代の同級生と二人で会っている。 その同級生とは、かつて彼の一番近くに居た女性――佐々木さん。 これは推測でしかないが、この件に関しては彼女の周囲に居る勢力の思惑とは関係がないは ずだ。既に涼宮さんの力の移管は終わっている以上、今回のような強引な形で彼に取り入る理 由は見つからない。 もし、彼等の考えが彼に取り入る事ではなく、通俗的な言い方で言えば情に訴える物だった としても、僕の知る限り……彼に間違いを起こす可能性は無い。 そしてそれは、涼宮さんも同じ認識を彼に持っているはずだ。 ――それでも、こうして隣に座る彼女の不安を募らせる様な事はしたくない。 「では、お子様は今お留守番なんですか」 意図的に変えた僕の話題に、 「あ、ううん。今日は実家に預けてきたから。しっかりしてる子だから一人で留守番出来ると は思うんだけど、パパが帰ってきて二人っきりになると嫌、だって。あの子、本当にキョンに 懐かないのよね……古泉君には懐いてるのに」 彼女は嬉しそうに乗ってくるのだった。 「ん~……実は昔からね? 古泉君の事で解らない事があったの」 彼女がそう言い出したのは、店内の客足も減り始めた頃の事だった。 出口へと向かう客が背後を通っていくのすら気にせず、 「ねえ! 何でなの?」 彼女は自分の疑問をぶつけてくる。 さあ、何ででしょう。 主文さえ見つからない質問に、僕の顔は何故か微笑んでいた。 「おかしいのよ、うん。あの頃も変だって思ってはいたけど、今考えるともっと変!」 何度も一人で肯いていた涼宮さんは、 「古泉君ってさ、何でSOS団に居てくれたの?」 本当に今更過ぎる問いかけを、僕にぶつけるのだった。 と、言いますと。 条件反射の様に続きを促しつつ、僕は本当に続く言葉が聞きたいと感じていた。 「だっておかしいじゃない? 最初は、ほら。あたしが転校したての古泉君を部室に案内した 時ね? あの時はまだ解るの。怖いもの見たさっていうか……そう、好奇心は猫をも殺すって 言うし!」 その比喩表現を使うべき所なのかは謎ですが。 「でもさ、それからの古泉君は……ん~何ていうのかなぁ」 適切な言葉が見つからなかったのか、暫くの間悩んだ後 「あたし達と一緒に居るのに、古泉君だけ別の場所に居るみたいだった」 別の場所、ですか。 「そう。あのね、多分あたし達の中で古泉君は一番楽しそうにしててくれてた。最初の内は、 古泉君はあたしと似てる考えを持ってるから楽しいんだろうなって思ってたんだけど……でも、 古泉君は結局、最初から最後までその距離を保ったままだった。まるで――」 涼宮さんは僕の腕に指先を触れさせつつ、 「ちょうど、今のあたしとの距離みたいにね」 そう言いながら、少し寂しそうに笑った。 「あ、でもそれが嫌だとか思ってたんじゃないの。ただ……近づこうとも離れようともしない まま、どうして古泉君は最後まで一緒に居てくれたのか。それが解らないのよね~」 残り少ないカシスソーダを適当に傾けつつ、彼女は僕から視線を外した。 実は、僕は機関と呼ばれる特殊な集団に属していまして、その仕事の一環でSOS団に参加 していました。 ――そう打ち明けたら、彼女はどんな顔をするだろうか? 冗談だと思って笑う? それとも。 酔いのせいだろうか。そんな子供じみた好奇心に、かなり本気で心を動かされていると、 「もしかして、古泉君って……SOS団の活動が好きだったんじゃなくて、メンバーの中に好 きな人が居たんじゃない? しかも、それは過去形じゃなくて現在進行形とか?!」 苦笑いを浮かべるのにちょうどいい発言に、僕は素直に乗った。 「さあ、どうでしょう」 「え~教えてくれてもいいじゃない。どうせここにはあたししか居ないんだからさ」 明かに対面で作業中のバーテンを無視したまま――もしかしたら、本当に彼女の認識の中に バーテンは存在していないのかもしれない――涼宮さんは僕の傍へと体を寄せてくる。 返答は決まっている。 ノーだ。 ここで僕が答える選択肢はそれしかない。 仮にイエスと答えれば、その相手を彼女が詮索しないはずがない。 ついさっきの彼女の僕に対する認識を見ても、また、これまでの自分の行動を考える分にも 何も危険は無いはずだ。 僕の好意が、誰へ向けられていたのかを知られる事はないだろう。 それでも、無駄な危険は冒す必要は無い。 ごく単純な結論を導き出した僕は、 「……ええ、実はそうなんです」 自分を見つめる彼女の瞳を前に、素直に本心を打ち明けていた。 思わず固まってしまう僕とは対照的に、彼女は顔を綻ばせる。 続く質問に予想がついた僕は、 「ですが、その相手は秘密でお願いしますね」 予め先手を打って、彼女の追撃を逃れようとした。 「うん、解った! で、誰? みくるちゃん? 鶴屋さん? それとも有希とか?」 やはり、無意味でしたか。 それこそ猫でも殺せそうな顔の彼女は、何故か不意に途切れ。 「……でも、もし古泉君が好きなのが有希なら諦めた方がいいと思う。あの子……今でも、キ ョンの事が好きみたいだから」 そう言って、彼女の右手がそっと左手の指輪に触れた。 「本当、不思議よね……何で有希はキョンみたいなのが好きなんだろ? ……って、結婚した あたしが言うのもなんだけど、ね」 無理やりに笑おうとしたその顔は、笑顔になりきれずに終わった。 長門さん。 彼女の向ける好意に、今の彼は――きっと気付いてるのでしょうね。学生だった頃の自分へ と向けられていた感情も含めて。 自分へ向けられる好意にだけは極端に鈍感。 そんな彼が最初に気付いたのが、他ならぬ涼宮さんからの好意だった。 ――もし、それが彼女ではなかったら? 長門さんがそう考えているかどうかは解らないが、僕には彼女に何も言う資格が無い事だけ は解る。 「ノーコメント。で、お願いします」 今もこうして、彼女に向き合えないで居る僕には。 きっと僕に許されるのは、咎められない事をいい事に――彼女の事を、旧姓で呼ぶ事だけ。 彼女を見守る立場に居る僕は、これ以上を望んではいけない。 でも―― 「あ~あ、SOS団解散するんじゃなかったなぁ……。そうすれば、団長命令で自白させる事 だって出来たのに」 今日の僕は酔っているのだから―― 「ねえ、じゃあヒントだけでも教えて? 髪は長い? 胸は大きい? 凄い元気?」 ここは僕だけの場所で―― 「こっそり教えて? ね? 絶対キョンには言わないから!」 機関なんて、考えなくてもいいのなら―― 「……古泉、君?」 『僕が好きなのはあなたです。あなたが僕を見つけたあの日よりも、ずっと前から』 本気でそう告げようと口を開いた時――視界の隅で、彼女の右手が左手の指輪に近づくのが 見えてしまったのは……きっと、幸運なんでしょうね。 開いたまま固まっていた口を、僕は閉ざした。 そもそも……こうして彼女を呼び出している時点で僕はおかしかったんでしょう。 彼にあまり家に立ち寄らない様に言われているとはいえ、既婚の女性を呼び出すには場所も 時間も不適切過ぎている。 郵便受けにでも投函しておけば、それで済んだ用件でしかない。 ――これで、また彼に苦情を言われる事になりそうだ。 それが少しだけ申し訳なく、それ以上に大切なこの関係を壊さずに済んだ事を今は喜びまし ょうか。 彼女が、彼を忘れるなんて……ありえないのですから。 そんなありえないIFに苦笑いを浮かべつつ、僕はテーブルの上のグラスを手に取った。 今のままでいい、そんな選択肢もありますよね? 静かに返事を待つ彼女に、僕は――グラスの中に入っていたバーボンを飲み干して、彼女に 見えるように左手につけていた腕時計を指差した。 It cannot be as tonight is closed. BGM by Ken Hirai even if 裏番組「今夜はブギー・バック 笹mix」 続編(?)「きょんむすシリーズ」
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■前スレ(別サーバーに保存済み 全レス読めます) 【先進・信頼】デンソーマン12【総智総力】 http //onegaisimasune.web.fc2.com/2ch/denso/12.html 【先進・信頼】デンソーマン13【総智総力】 http //onegaisimasune.web.fc2.com/2ch/denso/13.html
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/5997.html
――壁に埋め込まれたスピーカーから響く静かなジャズに紛れ、絶え間なく続く談笑が薄暗 い店内を包んでいる。 『一人の客に干渉はしない』そんな暗黙の了解でもあるのか、オーダーされたカクテルを渡す 時以外は決して口を開かないバーテンの前がここ数日の僕の指定席になっていた。 いつも一人で訪れる僕の為にわざわざ空けてくれているのではないのだろうけど、カウンタ ーの端から二番目のこのスツールに誰かが座っているのを僕はまだ見たことが無い。 ここでだけは、僕は僕で居られる。 誰にも教えず「報告」もしていないこの店の中でだけは―― それが、くだらない自己欺瞞でしかないのは解っていた。 機関が僕の行動をロストする可能性など皆無なのだから。 もしかしたら、そう。こうして僕の前でグラスを磨く彼ですら、機関の一員なのかも―― 自分へと向けられた視線を注文と感じたのか、バーテンの手が止まり少しだけ視線が向けら れる。 そんな彼にグラスを持っていた手を軽く横に振って、僕は誤解させてしまった事への謝辞を 伝えた。 小さく会釈をして仕事に戻る彼を見る内に、自分の顔に浮かんだ笑顔のような物も消えるの を感じる。 ……毒され過ぎ、でしょうね。 生活、仕事、趣味――もしかしたら、もっと個人的な事においてまで。僕の価値基準は機関 に染まってしまっている気がする。 僕が機関に属してきた年月を考えれば無理も無い事なのかもしれないが……でも、それは別 の理由があるのだという事もまた否定は出来ない。 僕が機関に傾倒する、本当の理由。それは―― 軽く酔いが回った緩慢とした思考が形を作ろうとする中、背後を通り過ぎていく心地良いリ ズムを刻むヒールの音が、途絶えた。 「――それで? ここにはさっきまでどんな女の人が座ってたのかしら。あたしより美人?」 挨拶ではなく、問いかけ。 ある意味それこそが、自分の欲求に常に向き合っている彼女式の挨拶なのかもしれない。 意味深な視線を僕に投げながら、彼女――ここ数年ぐっと女性らしさを身に着け、振りまく 様な雰囲気を身につけた涼宮さんが、僕の右隣のスツールに座った。 ゆっくりとスツールをなぞる細い指先に小さな輝きを見つけた後、 「いえ、残念ながらそんな事実はありませんでした」 ――色んな意味で、ね。 この返答では彼女は退屈だと感じるだろうと思いつつも、僕は事実をありのままに告げた。 「ふ~ん。つまり、こんなお洒落なバーで、金曜の夜に、こんないい男が一人で飲んでたって 古泉君は言っちゃうんだ」 何かを企む様な彼女の微笑、この顔を見たのは何週間振りだろうか。 ……いや、実際は数日も経っていないか。 時間と感情の概念についての疑問を感じつつ、 「お褒めの言葉と受け取っておきます、涼宮さん」 僕は自分が飲んでいたグラスを軽く上げて、彼女に曖昧な返答を返した。 ――ついさっき彼女から指摘された通り、このクラブを現在利用している客層は男女のペア が殆ど、今日が週末という事を考えれば、この店の後の予定について詮索するのは流石に無粋 という物だろう。 実際問題、こうして彼女を待っている間に数人の女性に声をかけられたという事実は、この 場合どうでもいい事ですが。 ……本当に、ね。 「ふふ~ん。以前のあたしならそんな古泉君の演技に騙されてたかもしれないけど今日はそう はいかないわよ」 いったい何が彼女にそう思わせたのだろうか。 確信めいた口調でそう言いながら、彼女は不意に僕の肩に顔を寄せるのだった。 えっと、あの、何か。 演技も何も、今日はまだ何も嘘をついていないはずなんですが。 「この匂いよ!」 え? 「これって煙草でしょ? しかもキョンの吸ってる銘柄とも違う匂い! 古泉君が煙草なんて 吸うはずないし、こんな服にまで匂いが残るほど近くで煙草を吸う事が出来るのはズバリ彼女! ……って」 鬼の首を取ったかの様な彼女の顔は、申し訳なさそうに僕が胸元から取り出した煙草を見た 事で虚しく消えた。 「えー!? 何それ、古泉君まで煙草を吸うの?」 えっと、はい。実は。 なんというか……すみません。 取り出したばかりの煙草を胸ポケットへとしまおうとすると、 「キョンはどうでもいいけど、古泉君みたいないい男が煙草なんて……まあ似合うからいっか」 彼女の手が素早く奪い去り、箱の中から手早く取り出された一本の煙草が僕の唇へと差し出 されていた。 「でも、あたしが居る間は一本だけにしてね?」 手際が良すぎて気付かなかったが、いつの間にか彼女の手には火のついた店のマッチがある。 自然に吸い込んだ息が煙草の先端部を浅く焦がし、間接照明しかない薄暗い店内に白い煙が 立ち上った。 ……やれやれ、今日は主導権を握れると思っていたんですが。 早々と彼女のペースに巻き込まれている自分を少し可笑しく感じつつ、僕は隠していた灰皿 を彼女から遠い位置に置いた。 さて、用件を済ませましょうか。 足元の鞄から厚い封筒を取り出し、僕は彼女の前にそれを置いた。 「夕方に連絡した物です。確認してください」 「ありがとっ! ん~どれどれ~――中々いい出来じゃない? まあ、モデルの一人があたし なんだから当たり前だけどね」 上機嫌な彼女の手の中には、封筒の中に入っていた頼まれ物――プリント済みの年賀状があ る。そこに写る画像は溢れんばかりの笑顔の彼女、そして緊張したぎこちない笑顔の彼。さら に二人の間に授かった宝物の姿が仲睦まじそうに並んでいる。 「でも昨日頼んだばっかりだったのにもう出来るなんて、無理させちゃったんじゃない?」 いえいえ。 「この手の事に詳しい友人が居たので、それ程の手間ではありませんでした」 「本当? それならいいんだけど」 ええ、今のも本当です。 機関の人材でカバーできない案件は殆ど、皆無と言ってもいいくらいですから。 年賀状が彼女のハンドバックの中に消えると同時、僕の手は自然と灰皿の煙草へと向かって いた。 これで用件は終わり、久しぶりの逢瀬もこれまでですね――これで、少しでも彼女の気晴ら しになっていればいいんですが。 自分に出来る制限という壁に、歯痒さに似た何かを感じていると 「バーテンさん! カシスソーダちょうだい!」 テーブルの上に体を乗り出した彼女から、予想外の発言が飛び出していた。 あ、あの、これお酒ですよ? 「もちろん知ってるわよ」 でも、ほらもうこんな時間ですし、 「そんな時間に呼び出したのは古泉君じゃない」 それはまあ、そうなんですが。 僕がこの時間を指定したのは、あなたの精神が一番不安定になると予測されたのがこの時間 だったからであって……。 そんな機関の事情など、口に出来るはずもなく、 「はい、じゃあ乾杯しましょ?」 バーテンの手から受け取った小さなグラスを手に、彼女は僕にそう言った。 「……ねえねえ、古泉君って……もしかして男の人が好きなの?」 イエス、そう答えた方が喜ばれそうな視線を感じますが、 「実は以前、彼にも同じ事を聞かれました。ですが僕は、いたってノーマルなつもりです」 一応、ね。 「じゃあ何で彼女を作らないの? あ、誰か一人に縛られたくないとか!」 いえ。 普通に一人は寂しいですよ。 「残念ながら、いい出会いに恵まれない様です」 「え~? 古泉君なら視線だけで踊り食いって感じなのに」 ――一杯だけかと思っていたのに、気付けば涼宮さんは僕と変わらぬペースでアルコールを 口に運んでいて、数分で終わるはずの密会はまだ続いていた。 さて……困りました。 流石にここまで来てしまうと、この事について聞かないという選択肢は逆に不自然で選べそ うに無い。 彼女の気晴らし、その目的が未達成で終わる可能性を感じつつ 「旦那様はいいんですか、放って置いても」 僕は避けていたその質問を彼女に切り出した。 「……古泉君がキョンの事を旦那様って呼ぶと、何か別の意味で変ね」 そうですか? 「うん、かなり変。ま、それはいいとして……キョンは、その、夕方に何か用事があるって言 って出かけたっきり」 グラスに視線を固めたまま、躊躇いがちに答える彼女の右手は、無意識の癖なのか左手の指 輪に添えられていた。 予想通り、彼女の精神に揺らぎが産まれたのを感じながら 「そうですか」 とだけ、僕は答えた。 ――もしかしたら、正直に全てを打ち明けてもいいのかもしれません。彼女は既に、あの不 安定だった頃の彼女ではないのだから。 機関の掴んだ情報によれば、現在彼は中学時代の同級生と二人で会っている。 その同級生とは、かつて彼の一番近くに居た女性――佐々木さん。 これは推測でしかないが、この件に関しては彼女の周囲に居る勢力の思惑とは関係がないは ずだ。既に涼宮さんの力の移管は終わっている以上、今回のような強引な形で彼に取り入る理 由は見つからない。 もし、彼等の考えが彼に取り入る事ではなく、通俗的な言い方で言えば情に訴える物だった としても、僕の知る限り……彼に間違いを起こす可能性は無い。 そしてそれは、涼宮さんも同じ認識を彼に持っているはずだ。 ――それでも、こうして隣に座る彼女の不安を募らせる様な事はしたくない。 「では、お子様は今お留守番なんですか」 意図的に変えた僕の話題に、 「あ、ううん。今日は実家に預けてきたから。しっかりしてる子だから一人で留守番出来ると は思うんだけど、パパが帰ってきて二人っきりになると嫌、だって。あの子、本当にキョンに 懐かないのよね……古泉君には懐いてるのに」 彼女は嬉しそうに乗ってくるのだった。 「ん~……実は昔からね? 古泉君の事で解らない事があったの」 彼女がそう言い出したのは、店内の客足も減り始めた頃の事だった。 出口へと向かう客が背後を通っていくのすら気にせず、 「ねえ! 何でなの?」 彼女は自分の疑問をぶつけてくる。 さあ、何ででしょう。 主文さえ見つからない質問に、僕の顔は何故か微笑んでいた。 「おかしいのよ、うん。あの頃も変だって思ってはいたけど、今考えるともっと変!」 何度も一人で肯いていた涼宮さんは、 「古泉君ってさ、何でSOS団に居てくれたの?」 本当に今更過ぎる問いかけを、僕にぶつけるのだった。 と、言いますと。 条件反射の様に続きを促しつつ、僕は本当に続く言葉が聞きたいと感じていた。 「だっておかしいじゃない? 最初は、ほら。あたしが転校したての古泉君を部室に案内した 時ね? あの時はまだ解るの。怖いもの見たさっていうか……そう、好奇心は猫をも殺すって 言うし!」 その比喩表現を使うべき所なのかは謎ですが。 「でもさ、それからの古泉君は……ん~何ていうのかなぁ」 適切な言葉が見つからなかったのか、暫くの間悩んだ後 「あたし達と一緒に居るのに、古泉君だけ別の場所に居るみたいだった」 別の場所、ですか。 「そう。あのね、多分あたし達の中で古泉君は一番楽しそうにしててくれてた。最初の内は、 古泉君はあたしと似てる考えを持ってるから楽しいんだろうなって思ってたんだけど……でも、 古泉君は結局、最初から最後までその距離を保ったままだった。まるで――」 涼宮さんは僕の腕に指先を触れさせつつ、 「ちょうど、今のあたしとの距離みたいにね」 そう言いながら、少し寂しそうに笑った。 「あ、でもそれが嫌だとか思ってたんじゃないの。ただ……近づこうとも離れようともしない まま、どうして古泉君は最後まで一緒に居てくれたのか。それが解らないのよね~」 残り少ないカシスソーダを適当に傾けつつ、彼女は僕から視線を外した。 実は、僕は機関と呼ばれる特殊な集団に属していまして、その仕事の一環でSOS団に参加 していました。 ――そう打ち明けたら、彼女はどんな顔をするだろうか? 冗談だと思って笑う? それとも。 酔いのせいだろうか。そんな子供じみた好奇心に、かなり本気で心を動かされていると、 「もしかして、古泉君って……SOS団の活動が好きだったんじゃなくて、メンバーの中に好 きな人が居たんじゃない? しかも、それは過去形じゃなくて現在進行形とか?!」 苦笑いを浮かべるのにちょうどいい発言に、僕は素直に乗った。 「さあ、どうでしょう」 「え~教えてくれてもいいじゃない。どうせここにはあたししか居ないんだからさ」 明かに対面で作業中のバーテンを無視したまま――もしかしたら、本当に彼女の認識の中に バーテンは存在していないのかもしれない――涼宮さんは僕の傍へと体を寄せてくる。 返答は決まっている。 ノーだ。 ここで僕が答える選択肢はそれしかない。 仮にイエスと答えれば、その相手を彼女が詮索しないはずがない。 ついさっきの彼女の僕に対する認識を見ても、また、これまでの自分の行動を考える分にも 何も危険は無いはずだ。 僕の好意が、誰へ向けられていたのかを知られる事はないだろう。 それでも、無駄な危険は冒す必要は無い。 ごく単純な結論を導き出した僕は、 「……ええ、実はそうなんです」 自分を見つめる彼女の瞳を前に、素直に本心を打ち明けていた。 思わず固まってしまう僕とは対照的に、彼女は顔を綻ばせる。 続く質問に予想がついた僕は、 「ですが、その相手は秘密でお願いしますね」 予め先手を打って、彼女の追撃を逃れようとした。 「うん、解った! で、誰? みくるちゃん? 鶴屋さん? それとも有希とか?」 やはり、無意味でしたか。 それこそ猫でも殺せそうな顔の彼女は、何故か不意に途切れ。 「……でも、もし古泉君が好きなのが有希なら諦めた方がいいと思う。あの子……今でも、キ ョンの事が好きみたいだから」 そう言って、彼女の右手がそっと左手の指輪に触れた。 「本当、不思議よね……何で有希はキョンみたいなのが好きなんだろ? ……って、結婚した あたしが言うのもなんだけど、ね」 無理やりに笑おうとしたその顔は、笑顔になりきれずに終わった。 長門さん。 彼女の向ける好意に、今の彼は――きっと気付いてるのでしょうね。学生だった頃の自分へ と向けられていた感情も含めて。 自分へ向けられる好意にだけは極端に鈍感。 そんな彼が最初に気付いたのが、他ならぬ涼宮さんからの好意だった。 ――もし、それが彼女ではなかったら? 長門さんがそう考えているかどうかは解らないが、僕には彼女に何も言う資格が無い事だけ は解る。 「ノーコメント。で、お願いします」 今もこうして、彼女に向き合えないで居る僕には。 きっと僕に許されるのは、咎められない事をいい事に――彼女の事を、旧姓で呼ぶ事だけ。 彼女を見守る立場に居る僕は、これ以上を望んではいけない。 でも―― 「あ~あ、SOS団解散するんじゃなかったなぁ……。そうすれば、団長命令で自白させる事 だって出来たのに」 今日の僕は酔っているのだから―― 「ねえ、じゃあヒントだけでも教えて? 髪は長い? 胸は大きい? 凄い元気?」 ここは僕だけの場所で―― 「こっそり教えて? ね? 絶対キョンには言わないから!」 機関なんて、考えなくてもいいのなら―― 「……古泉、君?」 『僕が好きなのはあなたです。あなたが僕を見つけたあの日よりも、ずっと前から』 本気でそう告げようと口を開いた時――視界の隅で、彼女の右手が左手の指輪に近づくのが 見えてしまったのは……きっと、幸運なんでしょうね。 開いたまま固まっていた口を、僕は閉ざした。 そもそも……こうして彼女を呼び出している時点で僕はおかしかったんでしょう。 彼にあまり家に立ち寄らない様に言われているとはいえ、既婚の女性を呼び出すには場所も 時間も不適切過ぎている。 郵便受けにでも投函しておけば、それで済んだ用件でしかない。 ――これで、また彼に苦情を言われる事になりそうだ。 それが少しだけ申し訳なく、それ以上に大切なこの関係を壊さずに済んだ事を今は喜びまし ょうか。 彼女が、彼を忘れるなんて……ありえないのですから。 そんなありえないIFに苦笑いを浮かべつつ、僕はテーブルの上のグラスを手に取った。 今のままでいい、そんな選択肢もありますよね? 静かに返事を待つ彼女に、僕は――グラスの中に入っていたバーボンを飲み干して、彼女に 見えるように左手につけていた腕時計を指差した。 It cannot be as tonight is closed. BGM by Ken Hirai even if 裏番組「今夜はブギー・バック 笹mix」 続編(?)「きょんむすシリーズ」
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そこを訪ねる時は決まって、星も見えない灰色の夜だ。 古泉は一目で女物と分かる、毒々しいまでに真っ赤な着物を着ていた。 「……趣味悪いな」 「ひどいですね。一枚きりの晴れ着なのに」 服も化粧もあなたのためだと嘯く唇を奪って、華奢な首筋を露わにする。 「どうせ俺が脱がすのにか」 「あなたに剥いで貰うため、ですよ」 小造りな頭を抱き寄せ、匂い立つ白いうなじに噛みつけば、甘えるようにすんと鳴いた。 「会いたかった……」 媚びる声を聞きながら、細い肩から着物を滑らせる。 様々な男の残滓を安物の香でごまかした、血のように嘘っぽい衣が落ちれば、闇にひっそりと浮かぶのは肌襦袢と、同じように白い古泉の肌だけだ。 「あ…ふぅ、」 こんな商売ですっかり作りかえられた古泉の体は、簡単に快楽を拾う。 すらりと伸びた脚を撫で上げて、足袋を脱がす。赤く染めた爪をからかうように舐めれば、細い足首が若魚のように跳ねた。 「……う…っん」 出会った頃より筋肉の落ちた身体は、男にしては薄く女よりは硬く、言葉にしがたい妙な色気を放っている。 既に背も伸びきり、なよやかでもなければ女顔でもない古泉が、ここでそれなりに良い部屋を与えられているのも、こいつの色香にあてられた奴の数を物語っているだろう。 「なにか、難しい顔を、しておられますね」 こんな時だけ昔みたいな言葉を使う。 難解な事ばかり流暢に喋っていた唇は、楚々とした形だけはそのままに、男を誘う言葉を吐く。 「俺以外にもこんな反応するんだろうな」 古泉は何か言いたげな顔をしたが、そのまま滑らかな鎖骨に吸いつけば、口から出てくるのはすぐに喘ぎ声だけになった。 昨晩もさんざん弄られただろう乳首は、布の上からでも分かるほど芯を持っていて、息を吹きかければ触れて欲しそうに震えた。 「あっ…は…も、う……」 「触って欲しい?」 必死で頷く顔は欲望に塗れてるくせに、赤く染まった頬は子どもみたいだ。 素直な反応に気分を良くしながら襦袢をはだけ、色づいた乳首にじゅっと音を立てて吸いついた。 「ぁあんっ」 男にしてはぷっくりと形の確かなそれを揶揄するように、ちろりと舐める。 舌でねぶれば熟れたように赤くなり、まぶした唾液でぬらぬらと光るそこを、痛いくらいにきゅうと摘み上げた。 「ひぁ、っああ」 「こんなに乳首勃たせて…やらしいな」 責める言葉に感じたのか、肌着に先走りが滲んだのが見えた。 「っん、はぁ……」 「そろそろ欲しいだろ?」 俺の股間に伸びたひらひらと白い手を捕まえて、指を吸う。腰にまとわりつく布を取り去ると、ひくつく窄まりに香油を垂らした。 「ゃあっ」 震える内腿を、先走りと混じって温くなったそれがとろりと流れた。 「あ、あ……」 そっと指を添えれば容易く呑み込むそこは、こいつが受け入れてきた男の数だけ柔らかくなっている。 「はあ…ん……」 すんなりと入った三本を動かす。古泉は、まるでそうされている方が自然であるかのように恍惚とした声を漏らした。 慣らすまでもなく解れたそこを揶揄するように、知り尽くした内側の性感帯を撫でる。 「んぁ、そこ……」 古泉は待ち焦がれたように、ねだるような声を出す。 「ここか?」 そのまま気を遣らせるくらいのつもりで執拗に愛撫を施せば、古泉は胸を反らせて身も世もなく喘いだ。 「ひ、ぁんんっ……!ふぁ、ぁんっ」 快楽に溺れる古泉を見るのは好きだ。何も考えずただ目の前の欲望を追う瞳は、俺を映さない代わりに、他の何も見えていないから。 「ふぁ、あ、っあ、もっと…」 「気持ちよさそうだな」 火照った頬を流れる涙を遡れば、子どものように濡れた目にぶつかった。途端、瞳の中の快楽が悲痛に変わる。 「っ…ごめんなさい……」 こいつは、快楽に弱い自分を責める。 流されてしまえばいいのに、与えられる快感にも、それを求める淫らな自分にも、怯えて揺れる。 ……馬鹿だな。我に返って顔を隠すように掲げられた腕を、強引に自分の背に回す。 俺が来た頃には既に数多の男を知っていた身体と裏腹に、置いてきぼりの心の方は、時々こうして強過ぎる悦楽に均衡を崩すことがあるらしい。 扇情的に男を誘っておきながら、子どもの頃みたいに震える背を、宥めるように撫でる。 たとえこの無垢さが嘘でも、この哀れな震えが収まるならそれでよかった。 ……なんてな、馬鹿は俺だ。 こめかみに流れた涙を吸っていると、このまま動物の親みたいに、全身舐めてやってもいい気がしてくる。 もうお互いどうしようもない昂ぶりが腹にぶつかってるくせに、本当に馬鹿だ。 「あ…もう……だいじょう、ぶ」 古泉が囁く。 唇には紅を刷き、首筋からは白粉と古泉の匂いがしてくらくらするほど色っぽいくせに、背を探る手は迷子のように必死だ。 「嫌じゃない?」 眦に口づけながら古泉が頷く気配を感じる。足を開かせて、淫らに濡れたそこに疼く熱を宛がった。 「ひぁ、うっ…ん……」 ぬちりと水音をたてて雁首を食い込ませれば、あとは根本まですんなりと入った。 「は…やばい」 古泉の中は熱くとろけているくせにぎゅうぎゅうと絡みついてきて、入れただけで達してしまいそうだ。 落ち着くまで待とうかと腰を撫でると、さっきまでの怯えを忘れたように、胎内は挿入の歓喜にやわらかく蠢いて俺を誘う。 「あ、っも、いいからっ……」 「無理するな、」 「っく、ふ、あ…ぁん」 ゆるゆると浅い抽挿をくりかえすと、焦れたように腰を揺らめかせる。 あえやかな声さえ、先までの切羽詰まった喘ぎではなく、媚びるような色がある。 古泉が無意識に見せる淫らさにどうしようもなく劣情をそそられた。 細腰を抱え直して、一気に奥まで挿入する。 「ひぁっ…あっ、あぁ!」 先端で前立腺だけ狙って突き上げると、古泉はあられもなく嬌声をあげた。 快感を享受する器官として慣らされたそこは、もはや激しい抽挿にも傷つく事なく、刺激を欲して蠢いている。 感じればいい。怯える暇もないくらい、媚びも憂いも全部忘れて、ただ快楽だけ追えばいいのに。 「気持ちいい、だろ?」 もう古泉の口からは、意味をなさない喘ぎ声が溢れるだけだった。 抱き寄せた細い背中は、薄い筋肉越しに肋骨を感じる禁欲的な作りのくせに、それを覆う肌は女のように滑らかでしっとりと手に馴染み、容易く快楽を拾う淫乱さをもてあましている。 うっすらと滲む汗からは、こんな時でも変わらない古泉の甘く清潔な香りがして、俺を誘惑する。 「ふぁ…あ、ぁん、ぁあんっ」 「いい?」 「あ、きもち、い…です」 ずちゅっと、腰を落とす度にいやらしい水音が零れる。 腰に絡むしなやかな脚は、快楽に翻弄されるようにひきつきながら、つま先を反らせている。 「あっ、も…だめ…ひぁ……!」 古泉は既にゆっくりと絶頂を極めているようで、先端からは先走りだけではない、白いものが少しずつ漏れていた。 それに合わせて中の方も、精を搾るように強く蠕動をくりかえす。 「……うわ、…っ」 啜り出されるような感覚に負けじと腰を打ち付ける。 「ん、あっ、あ、やっ…んっあぁっ…ああぁあん!」 「……くっ…きつ…」 熱い粘膜の貪欲な収縮に誘われ、俺も古泉の中に出した。 「は、…ふぅ」 そのまま次になだれ込んで、抜く時にはもう、古泉は息も絶え絶えだった。 たった一晩買っただけでこんなに喉を嗄らして、起き上がる体力も残ってないくせに、初夜の娘のように初々しく満ち足りた顔で微笑んでみせる。 「…っん……」 緩んだ窄まりからとろりと流れ出す精と香油に、またその気になりそうな自分を宥めながら、古泉の髪をかき混ぜる。 「後やっとくから寝てろ」 「………」 古泉は俺の掌の下、目を瞑ったまま動かない。もう眠ってしまったのだろうか。 「おい?」 「……ねえ、僕には」 瞼を閉じて、まるで譫言のようにうっとりと微かな声で古泉は囁いた。 「あなただけ、です」 きっと、あなたは知らないでしょうけど。それは毒のように甘い言葉だった。 身体は誰にでも柔く開かれて、言葉は誰へでも甘く偽って。 心は?きっと、その両方を犠牲にしなければ、どこにあるかさえ知れないだろう。 いいさそれでも。俺は古泉の全てを手に入れる事は出来ない。 身体、言葉、心?それどころじゃない。俺の手に入るのは、小金と引き替えの消えていく数時間。それだけだ。 「…おやすみ、射月」 あの頃よりすっかり痩せた背を撫でる。 これが古泉だと知っているのは俺だけだ。古泉自身でさえ、俺が気付いてることを知らないだろう。 それでもいいんだ。
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テーブルは 縦棒で くぎります 【説明】 旧酉はこちら→◆w7sCE9G6VUであったが、 本人は長門がきれいな酉を見つけてきたの目にし、◆KYON//MRx6 に変更した。 が、結局のところ ①外出先から帰って来たとき ② 1のとき ③日付変更以外でIDが変わったとき 以外は使用しないのが現状である。 ちなみに、酉にはキョン以外にもMr.Xつまり、ジョン=スミス的な意味合いも含んで 酉を選んだのは本人以外には全く気づかれていないようですな。 安価ミスは出来るだけしないよう心がけます、が、もししてしまったら雰囲気で読んで頂けると ありがたいです。 ☆何かご意見・ご感想ありましたらご記入ください m(_ _)m てすと -- ◆KYON/MRx6 (2008-02-07 15 42 51) キョンキョンキョンキョン! -- 名無しさん (2008-02-07 17 10 05) キョンキョキョン!! -- 名無しさん (2008-02-07 20 06 35) いつも楽しい話ができて嬉しいですw またスレ立てした時は、お邪魔させて頂きますね。 -- 名も無き人 (2008-02-07 20 29 18) 2 3 なんだか、毎回呼ばれている気がします・・・ 4 いえいえ、こちらも楽しませてもらってます。 よろしくどうぞ。 -- ◆KYON/MRx6 (2008-02-07 21 10 42) No.2の煽りに負け、消失というのは? -- 名無しさん (2008-02-14 03 33 24) ↑ そのままの意味です。 いろいろ文句やら言われたので 外出の用事のあとやろうかと思っていたのをそのまま落としてしまいました。 ログも取っていなかったので、一応形だけ載せてあるわけです。 -- ◆KYON/MRx6 (2008-02-14 18 13 25) あぁ、そうだったんですか…わかりました。 あ、変な事聞いてすみません。 -- 名無しさん (2008-02-14 22 19 51) キョン、お疲れ様 ありきたりな感想で申し訳ないけど、楽しかったよ。 -- 名無しさん (2008-05-09 23 09 58) ↑名無しさん 遅くなりました、申し訳ない。 そう言っていただけるのが一番うれしいですね。 そろそろキャラ崩壊がおき始めるんじゃないかと、自分で心配になります^^; 早いこと2期をやってもらいたいものです。 -- ◆KYON/MRx6 (2008-05-13 22 01 45) まだ全レスは終わってないみたいだけど、お先に失礼しますね。 いつもお疲れ様です。 ↑の2008-05-09 23 09 58投稿の名無しですが、 あなただからこそキョンが活きてるんだと思いますよ。 別の言い方するならキャラが良くても声優がダメなら意味がない、そんな感じでしょうか。 アニメ2期…まだですかね~?2期決定告知から楽しみにしてるんですがw -- 名無しさん (2008-05-18 22 46 52) ↑ 2期が出たらまた盛り上がるとうれしいです。 随分間隔があいてしまいましたけど、また今度もお楽しみに。 -- ◆KYON/MRx6 (2008-06-08 22 28 49) 名前 コメント 【自分で開催したスレ】 番号 開催日時 スレタイ URL No.1 2007.12/03 キョンが全レスするから付き合って上げて! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1196666316/ No.2 2007.12/11 キョンの全レスに付き合って上げて! 煽りに負け、消失 No.3 2007.12/21 年末とか、クリスマスとかの前に。キョン、全レスしなさい http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1198225497/ No.4 2007.12/25 キョン!待ちに待ったクリスマスよ!さっさと全レスしなさい! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1198566943/ No.5 2007.1/7 キョン!正月よ!あいさつがわりに全レスしなさい! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1199592230/ No.6 キョン!(ry全レスしなさい!その2 http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1199634307/ No.7 2007.1/14 キョン!祝日よ!全レスしなさい! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1200282144/ No.8 キョン!(ry全レスしなさい!その2 http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1200318913/ No.9 2008.1/19~20 キョン!土曜日よ!全レスしなさい! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1200731264/ No.10 キョンレスしなさい!その2 http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1200745602/ No.11 キョン!(ry全レスしなさい!その3 http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1200755004/ No.12 2008.1/28 キョン!平日でも全レスよ!さっさとしなさい! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1201509956/ No.13 2008.2/11 全レス、キョンレス、キョンがレスするスレ http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1202720913/ No.14 キョンが全レス、キョンレス(代行立て) http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1202735151/ No.15 2008.2/22 キョン!週末に不思議を見つけるために全レスよ! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1203680725/ No.16 2008.2/28 キョン!あんたどうせ暇なんでしょ、全レスしなさいよ! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1204193091/ No.17 2008.4/4 キョン!規制解除されたんでしょ?全レスしなさい! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1207312755/ No.18 キョン!規制解除されたんでしょ?全レスしなさい!! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1207319767/ No.19 2008.5/8 キョン!働きなさい!全レス! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1210243945/ No.20 2008.6/6 キョン!梅雨っぽいけど全レスしなさい! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1212760031/ No.21 2008.7/27 キョン!夏なんだから全レスしなさい! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1217159320/ NO.22 2008.8/24 キョン!夏休み終わる前に全レスしなさい! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1219568346/ No.23 2008.9/5 キョン!新学期よ!全レスしなさい! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1220615149/ スレに関して、少々。 No.1のスレ、つまり自分の初全レスだったわけですが思いのほか伸び、途中からは エヴァの渚カヲル(ガチホモ)、べジータ、DIO(ガチホモ、やたらと博識)とカオスな面々に助けられ 見事に500kB over、より一層ホモ臭がするようになりました。それ以来(たぶん)彼らは見かけていません。 No.3のスレでは、長門(◆YUKI.NOU26)との初対面。 その日のうちに合同開催1回目の運びとなりました。 あの時、両方のスレを見ていたID fsPRNyxn0さんには、感謝しています。 こんな偶然がなければ、今の自分は無いと思います。 今もスレにいらっしゃってるのでしょうか? 【ハルヒ(名無し)が立てたもの】 1 2008.1/16 キョン!全レスしなさいよ!! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1200410454/ 2 2008.1/22 キョン!キョンレスよ、全レスしなさい! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1201010442/ 3 2008.2/18 キョンはいないけど全レスよ! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1203255255/ 4 2008.3/01 キョンじゃないけど全レスするわよ! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1204383269/ 5 2008.3/11 キョンが疲れてるから全レスするわよ http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1205240364/ 6 2008.4/08 キョン!新学期だから全レスよ! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1207650278/ 7 2008.5/18 キョン!久しぶりだけど全レスするわよ!! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1211111129/ 8 2008.6/21 キョン!七夕に向けて全レスするわよ!! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1214046115/ 9 キョン!七夕に向けて全レスするわよ!!2割増しね! http //yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1214055947/