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日本テレビ系列 日本テレビ 土曜 世界一受けたい授業 スポンサー情報 世界一受けたい授業 2020年1月~20年3月 世界一受けたい授業 2020年10月~20年12月 世界一受けたい授業 2021年4月~21年6月 世界一受けたい授業 2021年10月~21年12月 世界一受けたい授業 2022年1月~22年3月 世界一受けたい授業 2022年4月~22年6月 世界一受けたい授業 2022年7月~22年9月 世界一受けたい授業 2022年10月~22年12月 世界一受けたい授業 2023年1月~23年3月 世界一受けたい授業 2023年4月~23年6月 世界一受けたい授業 2023年7月~23年9月 世界一受けたい授業 2023年10月~23年12月 世界一受けたい授業 2024年1月~24年3月
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登録日:2016/07/07 (木) 15 12 48 更新日:2021/11/03 Wed 08 56 22 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 シャーマン 宗教 巫女 神職 萌え属性 本項では主に巫女、シスター以外の宗教的な職業に就いている二次の女性キャラについて記す。 「神職」とあるが仏教系もあるのは……項目名の提案を願う。 三次等の解説は可能な人に追記・修正求む。 ◆第三勢力的ポジション仏教系はそこそこだが…… ◆モチーフとなる地域での分類作品での呼称の違いなど ◆それ以外・西洋ファンタジー編強さはどうでもいい ◆それ以外・日本など編 ◆邪悪萌え ◆第三勢力的ポジション 上記単独項目二つのように、宗教的属性を持つ萌えキャラというのは一定数存在する。 その中で「神道巫女とシスター」という二大派閥以外のキャラクターは第三勢力的になるきらいがある。 なぜこうなるかと言えば、世界三大宗教のうち残り二つはキャラクター数が少ないなどがあるからだ。 仏教系はそこそこだが…… 仏教の尼僧はそれなりの数はいるが、イメージ的な統一性がやや薄い。 これは恐らく大きな記号のうち「禿頭」などが萌え属性的に難しいからと思われる。 夏目雅子の演じるドラマ版西遊記や山口貴由の「悟空道」での女性三蔵は劇中通して剃髪しているが、最近Fate/Grand Orderに実装された玄奘三蔵や東方の雲居 一輪聖 白蓮には髪があるし、白蓮は他のキャラクターらに比べぱっと見で僧服と分かるような頭巾などの装具がない。 男に関しても言ってしまえば峰倉かずやの「最遊記」ではショートカットだが金髪だったり。(「禿頭」だけに限るとボトムズ序盤のフィアナや手塚治虫「ガラスの城の記憶」などもあるが、やはり長編でメインヒロインが通してその状態という例ではない) うしおととらの日崎御角らお役目様も全員髪はあるし和服なので、巨大な仏門宗派で僧侶たちの畏敬を集める存在だが尼僧のような見かけではない。 このように「紅白の服や袴で巫女」とか「白や黒の長い修道衣でシスター」といった、分かりやすい記号性が仏教ではやや付与しにくい感がある。 さらに言えばシスターの翻訳としても「修道女」ではなく「尼」という呼称があったりもするので余計目立ちにくい。 イスラム教はそもそも法学者などがメインなのでそういう女性キャラは……。 中東系ファンタジーの世界で聖職者女性というと、後述の古代エジプト・アラビア世界的ビジュアルの方が強めと思われる。 つまり「神道巫女とシスターの二大派閥」と差別化されたキャラは「三大宗教の他二つ以外」の方が間口が広い。 だが三大宗教以外のビジュアルイメージは受け手にとってもそう強くないため、3×3EYESのアジア描写のような「一定の地域(とそこに根差す宗教的アイテム)に拘った伝奇作品」などでなければ、どうしても一つの宗教などを掘り下げたものより、広く地域イメージを取った描写になる。 そのため「宗教系萌え属性女子」といったものを考えるとどうしても「日本・欧米・その他」という地域的構図が生じやすい。 これらは前例や資料数などにもモロに影響するため、地球の現在の歴史や宗教バランスが一切関係ない世界観にあっても似た風になる傾向がある。 ◆モチーフとなる地域での分類 前述の「二大派閥」と「三大宗教ほか二つ」以外からモチーフを取ると、 ①東南アジア・北米インディアン部族・南米・アフリカなどに見られる「肌が黒くジャングルや草原で暮らす人々が崇める感じのシャーマン(女性)」という風貌。 最近「世界樹の迷宮Ⅴ」に追加されたクラス「シャーマン」などはこの辺の枠である。(褐色肌、修道衣や巫女服と全く無関係なカラーリングの装束、頭に動物の角らしきものを装備している点など) ②遊戯王のイシズ・イシュタールのような「古代エジプトなど砂漠世界で昔崇められていた宗教の巫女」という感じ。この辺は中東系、ようはアラビアンファンタジーに見られるビジュアルである。 この辺が多くなるだろう。インドっぽい世界では中間くらいだろうか? 因みに「白人が崇めたり怖れる、白人系で巨大一神教の巫女っぽくないキャラ」の需要は多分だいたい魔女が吸収していると思われる。 ただしこれは「何者かからの畏敬を受ける異能者」という、シャーマンや巫女などの持つ一側面だけに限った部分のことである。 キャラクター本人側の「信仰」意識に関してはまるで関係のないケースも存在している。(「邪悪萌え」の部分に記載) 魔女が前述のような地位を担っているのは中世ファンタジー風世界のことで、古代ローマ・ギリシャ系などに似た世界観だと「聖闘士星矢」の沙織さんみたいな恰好をした巫女が出てきたりもするが。 作品での呼称の違いなど wikipediaで「呪術」を調べるとシャーマニズムと関連した術となっている。 このタイプのキャラクターでは、千年戦争アイギスの「呪術師ミトラ」は「服装は二大閥と関係ない・褐色・動物の骨や毛皮を纏う・術使い」と、前述の世界樹Ⅴのシャーマンとほぼ同じ属性で描かれている。 しかしアイギスでのクラス「シャーマン」は全員日本モチーフの東洋風国家のキャラで、神道巫女系の外見をしており、ミトラのクラスは「呪術師」となっている。 このミトラを世界樹のクラス分けで見ると、名前は似ているが催眠術師の「カースメーカー」ではなく「シャーマン」になると思われる。 つまり両者の差は、それぞれの作品中における呼称や分類上の違いが大きい。 キャラクターの外見構築をする上でイメージされた属性自体は、どちらも共通していると考えられる。 「シャーマン」など「シャーマニズム・アニミズムで神や精霊と交信する女」を「巫女」とするか否かが作品ごとの解釈で変わってくるケースといえる。 「巫女キャラ」と「呪術師」では萌え属性的には前者の方がキャッチーさがあるが、神道以外の世界ではこの辺が上述のように統一されているとは言えない。 ◆それ以外・西洋ファンタジー編 西洋風ファンタジー世界の中には「巨大宗教でシスターっぽい恰好をしている人」でも、「聖女」などと称され生きたまま聖界で大きな力を持った指導者をやっている事もある。 だが現実ではマザー・テレサなどは修道女であって、影響こそものすごく大きいが法王のような宗教的指導者の上位といった位置にはいないので実は現実と結構違う。 タロットカードの「女教皇」は伝説上の存在であり、現実ではカトリックの場合女性聖職者の昇格限界的にあり得ないとか。 しかし前述の通り西洋風ファンタジーではそれに近い、高位の女性聖職者キャラクターはいない事もない。そのためこの辺も第三勢力に近い部分はある。 またそもそも多神教の一角であったり、考えや教えなどはキリスト教とは違う(服装などだけちょっとシスターっぽい)というキャラもいる。 帽子に十字架のあるドラクエの女僧侶は非常に有名なキャラクターだが、我々の現実社会ベースのシスターと完全には一致していない。 魔法陣グルグルのプラトー教も十字架に馬蹄(下の欠けた円)を付けたマークが象徴の宗教だが、巫女のジュジュはトランスして神託を受けたり魔法で出した石を狼の魔物の口に詰めて「ごちそうさまと言いなさい!」とか言い出す。 完全に原始宗教のシャーマンタイプなのである。 更に付け加えるならSWリプレイに出て来た「ファリスの猛女」ことイリーナのように、「女神官戦士」という存在も二次元界隈では珍しくない。 前述の「聖女」も前身はガチ近接系神官戦士である。 強さはどうでもいい この辺のキャラは「女戦士」とか別の属性の方が強烈な印象もあるかも知れないが、戦場に出て来て戦うとか勇ましいとか、そんな程度のことで聖職者属性が剥奪されるなら二次元の巫女やシスターは商売あがったりである。 戦乱渦巻いたりモンスターが大量にいるファンタジーではなく、現実ベースの世界観でも異能がある世界だと強者は普通にいる。 月姫のシエルや幻想郷の外は現実な東方の博麗 霊夢を見れば、強い弱いは無関係というかどーでもいい事がよくわかる。 どちらかと言うと神職らしさが出るか否かは、特にファンタジー世界では「神と通じる力やそれを用いた術の行使能力」にかかっていると思われる。 異能モノに異能があると思っているだけで異能者じゃないキャラクターがいるように、神聖魔法など明確な神に仕える者としての資格・基準がある世界で「それが使えていない」とか「使う気がまったくない」とか「神の啓示などが一切示されない」「教えに沿った行動や祈りをしない」といったキャラクターは巫女感が薄くなるだろう。 失敗で大爆発するだけとかでも、術を使う努力をするなり日々祈るなりしていれば巫女系の枠で問題はないと思われる。 前述のイリーナのようなキャラクターが余り第三勢力的に見られないのは、西洋ファンタジー世界であるためシスター的印象がある(衣装自体それっぽくなりがちだが)事やガチタンなどとして鎧着用だったりのせいで巫女などと近い存在とは言われにくい(思われにくい)点、作中のクラス呼称などの関係上「巫女」「シャーマン」ではなく「神官戦士」などになったりするせいがあるだろう。 しかも精霊魔法などいろいろな術がある中だとよほど明確に描かない限り「神などに仕える女」といった属性が薄まってしまうのもある。 ◆それ以外・日本など編 日本の宗教やシャーマンに近いキャラでも神道と無関係なキャラクターは一定数存在する。 恐らく最も有名な例の一人はナコルルだろう。 巫女(属性)の項にナコルルがいないのは当然。本人の項にあるように彼女はアイヌの巫女である。 といっても女性の神職自体アイヌ的には普通ではないようだが……。 また「超少女明日香」の砂姫 明日香も、砂神村に住む”自然の精霊(とも)たる一族”で自然と交信し自然を慈しみ力を借りる少女。 彼女も能力や思考は殆ど女性シャーマンと言えるが、神道とは全く関係がない。 ポケモンに初代から出てくる「きとうし」や恐山のイタコ(シャーマンキングの恐山アンナなど)といったキャラクターも神道巫女というわけではない。 しかしこの辺もやはりキャラ数が余り多くない。 とはいえ一応上述のキャラクターたちは有名作品に出演していたり長編漫画の主役だったりするので、ある程度以上確かな存在感はある。 以上のように、神職・聖職者系女子は「神道巫女・シスター・それ以外」の三大(中東系と仏教系を分けると六)属性になることがわかる。 ◆邪悪萌え 上記には記されていないものとして、邪神に仕える女というキャラクターも存在する。 このタイプと魔女の線引きはやはり作品の解釈次第で変化する面がありうる。 「サタンなど魔王を奉じている魔女」と「異界の邪神に生贄を捧げる女の邪悪神官」をどう区別するか。 作品中の呼称問題で言えば、女神転生シリーズなど全てが「悪魔」であるケースすらある。 キリスト教イメージのメシア教団の女性の敵キャラも「魔女」となりうる……だろうか? この辺は女神官戦士の「強さはどうでもいい」という部分に記したように、宗教性の面が一つのラインであろうか。 近年の現実世界ベースの魔女作品純潔のマリアを例に取ると、主人公マリアは怪物の召喚や道具(箒じゃなくてピッチフォークだけど)での飛行といった能力があり、異能の行使能力は紛れもなく余所のファンタジー世界の魔女と言っても通じるレベルである。 が、彼女は特にアニメ版では魔法を失い殴打などを受け、獄中でキリスト教徒の僧侶と対話しても洗礼を受け入れず、何かに祈ったり縋ったりもしなかった。むしろそのために相手の信仰が変質したほどである。 こうしてみると「魔女」が「魔女」である為に、必ずしも大きな力との対話やその力の貸与は必須ではないと言える。 彼女は薬草の調合を通じて村人とも深く交流していたため、その点でも現実世界の「魔女」に近い所がある。 シャーマンのトランスや口寄せは、他宗教での布教などと同じく神と人とを繋ぐ行為である。 そしてその点が神職者のアイデンティティといえる。神の教えに従って病人を癒し、神の敵を討つのも同じ。 そう考えるとやはり「大きな力」に対する意識の向け方はキーポイントの一つであろう。 結局そこは邪神官であろうと同じと言えば同じである。 魔神を復活させ世界を混沌に陥れるために勇者を殺す、というのはベクトルが単に正反対なだけなのだから。 追記・修正されるかは神のみぞ知る。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 「現実世界ベース」の例で挙げた二人の強さを見よ。 どこですか。 -- 名無しさん (2016-07-07 15 28 03) 一番上「現実ベースの世界観」ではないだろうか。 -- 名無しさん (2016-07-07 15 48 31) 日系だとイタコもいるよね -- 名無しさん (2016-07-07 22 38 53) 何が言いたいんだかピンとこない。この細分化に意味はあるのか -- 名無しさん (2016-07-07 22 52 34) 自分は日本の巫女しか知らんからなんとも言えんが、日本で言うユタやらトゥスクル的な人を説明するのかと思ったわ。あくまで二次元主体なのな -- 名無しさん (2016-07-07 23 01 59) 「宗教系女子(萌え属性)」くらいが項目名としては正しいのかもねえ -- 名無しさん (2016-07-08 11 39 12) 一つ思うのは「宗教系女子」で萌え属性だとアンチョビのような「敬虔な信徒」だけど聖職者じゃない人とかも入りそうなとこ。どういう名前にすべきか -- 名無しさん (2016-07-08 11 54 06) 「神職系女性」かな? -- 名無しさん (2016-07-08 12 19 55) いきなりアイギスが出てきて草 -- 名無しさん (2016-07-08 13 11 26) 『~巫女』って名称・役職にすると、大概なんでもありになる。 -- 名無しさん (2016-07-08 13 12 42) 戦巫女とか、歌巫女とか。 -- 名無しさん (2016-07-08 19 18 06) メイドカフェ全盛だった頃、「巫女さんの素晴らしさはメイドブームで2番手の地位に甘んじることがあっても、それが『奥ゆかしさ』として魅力が増大すること」と語った友人に僕は敬意を表するッ! -- 名無しさん (2016-07-09 20 18 29) 巫女は神職ではないし、神職と巫女の間には明確な境界線がある。巫女を神職と表現するのは神職への侮辱だ -- 名無しさん (2016-08-21 15 21 04) うーん。どう書けばいいのか。巫女・神職? -- 名無しさん (2016-08-24 12 12 00) なんかwikiの記事というより、論点ブレブレの書き散らしブログみたいな文章だね。 -- 名無しさん (2021-11-03 08 56 22) 名前 コメント
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大会参加受け付け 大会へ参加を希望される方は、私のPSNID宛にメールを送っていただけるのが一番スムーズに行くと思われます 主催者PSNID kt1921 なお、こちらでも受け付けています! r.u.s.e.conference@gmail.com 皆様の参加をお待ちしています。
https://w.atwiki.jp/hyakukami/pages/235.html
依頼主 スカサハ 出現条件 親密度20にする クリア条件 討伐依頼を70回受ける 成功報酬 神技強化 貢物値+100 依頼時 自分で敵を薙ぎ倒すのもいいけど、他人の手助けもしてやってるか?討伐依頼を70件くらいはもう受けてるよな? クリア時 さすがだな!力ってのは使いようだからな、いい方向に使えよ。
https://w.atwiki.jp/smashsp_kensyou/pages/141.html
壁受身を取る場合、受けた技のベクトルが壁方向以外だと、ヒットストップずらしなどで壁に密着しても、受身を取られないっぽいです - 名無しさん (2020-03-29 13 49 00) ソースは? - 名無しさん (2021-04-17 23 31 14) ピンクエフェクト出ても受け身は取れます。170%とかでも可能でした - 名無しさん (2023-03-30 17 25 47)
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教育を受ける権利(第14条) (第一項)「すべてのプレイヤーは教育を受ける権利を有する」 総括: ここで言う権利は過去ログの閲覧及び観戦することを阻害されない というくらいの意味で解釈される 例外としてアクセス禁止に巻き込まれた場合この権利の一部を制限される 適用範囲: ゲームのプレイ中にはこの項は適用されず 「平等にゲームを楽しむ権利」(第2条)が優先され すべてのプレイヤーはOGT(On the Game Training)を行う義務に縛られない 円滑にゲームを進行するための説明責任とは別の領域の問題であり 必ずしもプレイヤー同士の相互理解を妨げるものではない 内包事項: また教育を受けない権利を言外に保証するものであり 他のプレイヤーから言われたことを一から十まで鵜呑みにする義務はなく それらを取捨選択し自分なりの考え方で行動する自由が与えられている 付記: また他のプレイヤーに自身の意見を強制する権利はなく 他人の意見・考えを転向させることに関しては説得・説明などの 技術を用いて達成せられるべきものである (第二項)「教育はすぐれた人格の形成を目的とする」 総括: 姿勢・態度のみでなく技術・知識を含んだ総体としての人格を指す 社会通念の理解や他人との協調性といった対人関係に属する領域も この項に含まれると考えてよいだろう 適用範囲: この場合の教育はゲーム外で行われるものすべてを指す 霊界や開始前、終了後に行われるやりとりを主な適用範囲とする 掲示板でのやり取りも含め教育が行われる場すべてにおいて 優先されるべき事項である 付記: 教育としてではなく一人のプレイヤーとして意見を述べること に対してこの項は何ら制限を加えるものではないが 自らの意見が相手に対して大きな影響を与えるであろうと思われる ような場合には配慮すべきであろう
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─1月某日。空港。 「本州も日中の気温はそう変わらないのね」 この時代にはやや場違いといった和服の少女が呟く。 空港を行きかう男達が、思わず振り向いた。 和服の違和感だけではない。その空間だけを別の物へ変えるような、独特の存在感。 その容貌も、声も。有り体に言えば彼女は…掛け値無しの美少女だった。 「でもさー、空気は超キタネーぜ。ここホントに人の住むトコかよ」 少女の、肩が揺れる。 すらりと伸びた少女の髪の内から、現れたのは少女と同じ、和服を着た神姫。 「オウカ、女の子が鼻を鳴らしたりする物では無いわ」 口元に扇子を当てて隠し、優雅に呟く少女。 「あーい。でもさー、お嬢にはやっぱ合わねーって」 憮然と返す神姫。 少女は、一つ笑って歩き出した。足音も立てぬ優雅な足運びで。 「私は意外と気に入ったわ…」 自動ドアを抜けて空港の外へ。冬の空気が彼女の頬を撫でた。 「さぁ…参りましょうか。未来の旦那様の元へ」 ─数日前。ホビーショップエルゴ。 「よ、夏彦。元気に二次オタライフを満喫してっかー?」 電話の向こうの陽気な声。とりあえず無駄に元気らしい。 「実の親のクチから聞きたい台詞じゃねぇなぁ。ソレ」 「なんだぁ?相変わらず覚悟の足りんヤツめ。割り切れよ、じゃないと死ぬぜ?」 「はいはい西川西川」 ナンですかこの会話は。とりあえず親子の会話じゃねぇ。 「で、何の用だ親父」 電話の向こうから聞こえてくる声は、日暮 冬司。俺の親父だ。 俺に店を任せて引退。現在では北海道在住の農家。 そして俺と姉貴をオタク道へ引き込んだ張本人と言える。 第二の人生とか言って北海道へ行ったワリには俺に月一でアニメ録画したメディアを 送らせるわ、通販で玩具は買い漁るわ、中途半端な男である。 まぁ、オタクって辞めようと思って辞められるもんじゃ無いしね。 「ノリ悪いなぁ。ま、いいや…実はお前に頼みがあってな」 「ゲーム限定版なら自分で買え。地方量販店のが確立高いって」 「ソレじゃねぇよ」 違ったか。親父の頼みなんてそんなモンかと思ったが。 「…エロゲか?購入特典付きなら通販予約しとけよ」 「だから違うと言っとろうが。その発想は流石俺の息子だが」 むしろ呆れるトコだろうが。 「お前に預かって欲しいコがいてな」 「コ?ナンだ親戚でも遊びに来るのか?」 「いやいや。実は俺がこっちで仲良くしてた娘さんがいてなぁ」 …何ですと? 「その子が今度そっちの学園に転入する事になってな。で、ウチ部屋余ってるだろ。 俺達居ないし、秋奈も一人暮らしだし」 「その子も知らない土地で一人は心細いと思うんだ。いっちょ面倒見て遣ってくれ」 …何を言い出すかと思えば。今日は同居人のバーゲンセールか何かか。 向こうのテーブルで雑談しているジェニーさんとラストを見遣る。 これ以上男女比率逆転されてたまるか。居づらいわ。 「親父」 冷静に、静かな声音で呟く。 「あのな、俺もいい年の男だぞ?その口ぶりだと学生っても小さい子じゃないだろ。 そんなコを同居させるってどうよ」 「ククク…早くも意識してんじゃねぇよエロガキが。大丈夫だ、父さん自慢の息子 を存分にアピールしといたぞ?」 「狙いは何だクソ親父」 とりあえず冷静さはどこかに飛んだ。冷静で居られるか。 「いやもう、ホントにいい子だぞ?美人で気立てもいいし。娘同然に可愛がってきた というか。ちゅうわけで、ゆくゆくは本当に娘になってくれんかなぁと」 「夢見てんじゃねぇ。俺は彼女居ない暦=年齢の真正だぞ?それは無い」 「まぁまぁ。お前の事は包み隠さず話してあるが感触は悪くなかったぞ?」 「っていうかその台詞は自分で言ってて虚しくならないか、息子よ」 …急に痛いトコを突くんじゃない。 「お前もそろそろ3次元にも目を向けて良いと思うんだ。というわけでフラグは立てて おいた」 俺の無言を同意ととったか親父が畳み掛ける。 「フラグ言うなギャルゲ脳。大きなお世話だ」 「だいたい、部屋探しなら姉貴の部屋でもいいだろ。一人暮らしのクセに3LDKだぞ 確か」 「いや、秋奈はなぁ…影響されたら困るし」 考える事は同じか。 「とにかく、断る…と言いたいトコだが。その子には話通してんだろ?女の子を路頭に 迷わせるワケにもいかんしな」 「俺から事情説明して部屋探して貰うわ。それまでは、面倒見よう」 「お前のそーいう所、父さん好きだぞ」 「うるせ」 実際問題、身内のアホの後始末ももう慣れたモンだ、虚しいが。 「てっきり是が非でも断ってくるかと思って、奥の手を用意してたんだが」 急激に嫌な予感が背中を駆け抜ける。 「…詳しく聞こうか?」 「権利関係の書類を譲渡しておいた。実質、その子が今のオーナーだ」 「何て事してくれやがるッ!?この馬鹿親父!?」 「邪険に扱うなよー?」 「そんな気もなかったが勘弁しやがれ」 エラく重大な事をごくごく自然にやりやがって。面倒な。 「まぁまぁ…キッカケは置いといて始まる同居生活。いつしか二人は互いに惹かれ合い ってなモンで。YOU、ヤッちゃいなYO」 「馬鹿じゃねぇの、このエロゲ脳」 「ひでぇ。孫の顔が見たいだけなのに」 「手段とかなんとかな、人として守るべきモラルがあるだろ?」 何で息子が親父にモラルを説かなきゃならんのだ。米神押さえつつ嘆息する。 「自分だけが大人になったような口ぶりだな、息子よ?」 「もう黙っとれ。用件はそんだけだな?切るぞ」 疲れる。もうイヤです。 「おう。出来たらちゃんと報告しろよ?」 「あのな、親父…そういうのは姉貴に期待してくれ。俺、ムリ」 そもそも親父の目論見に乗る気は無いが、そうじゃなくても… ちらりと、ジェニーさんへ視線が向く。 …親父にゃ悪いが。俺には今は…やっぱりね。 「それはギャグで言っているのか?」 「や、姉貴も見た目はああだし…コロっと騙されるのも居るかも…?」 言ってる俺も自信ないけどな。 「…俺が独身でも秋奈みたいな女は御免こうむる。人の嫌がる事はしないって小学校で 習ったろ」 「ここまで身内に期待されない娘ってのも聞かんな」 まぁ、姉貴はアレ過ぎるからな。恋する姿なんか想像つかんし。 「…ま、お前なら出会いがあれば、とは思ってたからな…色々すまん」 「ああ…」 急に静かになる親父に、なんとなく気恥ずかしくなる。 「あの子を、助けてやってくれ」 「?おい、それって…」 「野暮はするなよ。じゃあな」 そう言って、電話が切れる。…他にも理由はあるって事か? 一つ嘆息し、ジェニーさんたちに向き直る。 「おい、ちょっといいか?二人とも」 とりあえず説明はしないとな…俺は二人の居る方へ歩き出した。 「というワケでしばらく面倒見る事になると思う」 嘆息交じりに説明を終える。 「…仕方無いですね、事情が事情ですし」 頷くジェニーさん。…心なしか表情が暗い。 「ウチは居候の身やしなぁ。夏はんの言うとおりでええよ」 ラストはさばさばとしたモンである。 一つ頷いて時計を見た。時刻は既に十二時を回っている。 「ま、流石に今日は遅いしな。そろそろ支度して寝るか」 「あ、ほんなら一緒に風呂入ろっか」 「…ラストさん?」 「…いや、ジェニーちゃんとやで?」 「なぜマスターの方を向いて私に?」 「…俺はもう入ったから先に寝ます」 早くも女の戦いに気圧されそうです。助けて。 「しかし…なんやオモロイ事になってきたなぁ」 「そうですか?」 結局、行きがかり上ジェニーちゃんとお風呂に入ってたり。 「ま、ジェニーちゃんとしては気が気やないかな?夏はんにその気は無いにしても… エライ美人っちゅう話やし」 ジェニーちゃんの手が止まる。…やっぱ気にしとんなぁ。 「ジェニーちゃん。ウチらは確かに人間やない。せやかて…人間の女と、中身は同じ」 「ええやん、我侭言うても。其処に引け目を感じとったら…多分、夏はんも悲しむで」 しばらく考え込んだジェニーちゃんが、おずおずと口を開く。 「…でも、私では…あの人と結婚する事も、子供を生む事も…それは、人としての幸せ と言えるんでしょうか。私は…あの人の人生を…」 こら、重症やな。元々が気にしいやし。 ウチは、洗面器で風呂のお湯を汲んで思いっきりジェニーちゃんにブッ掛けた。 「わっ…何するんですか!?」 非難がましくジェニーちゃんがこちらを見る。 「背負って決めたらあかんで。人の幸せなんて、決めるモンやない」 「そないに心配なら、ちゃんと夏はんに聞き。間違っても、一人で決めるんやないで」 沈黙。ん、やってもうたかなぁ。でも、このままってワケにもいかんやん? 「…そうですね。ごめんなさい」 ジェニーちゃんが頭を下げる。 「や、別にええんよ。そんな事よりジェニーちゃん?」 「はい?」 「いや、けしからん胸やなぁ?触ってもエエ?」 慌ててジェニーちゃんが胸を隠す。 「…視線がいやらしいからイヤです」 「えー…エエやん?減るモンやないしぃ?」 じわじわとにじり寄る。うふふ、美味しそうなウサギさんやんなぁ? 「ひっ…!?」 表情の引き攣るジェニーちゃんとの距離がだんだん縮まって… 後はナイショ。いや、お伝えすると18禁やしー。堪忍な? ─そして数日後。ホビーショップエルゴ。 親父の電話から数日。案外何の音沙汰も無くて拍子抜けした土曜日の午後、ソレは やって来た。 「日暮、夏彦様ですか?」 「はい?」 だらけ切って裏手の掃き掃除などしていた俺の視線の先に、現れたのは… とんでもない美少女だった。 おい、親父。やたらその部分を推して来るとは思っていたが。コレは遣り過ぎじゃね? 和服姿に長い黒髪。ドラマの中から飛び出して来たようなその容貌は、どこか現実離れ している。 しかし悲しいかな俺の脳裏を過ぎった単語は「地獄少女」だったワケで。 うん、イッペンシンデミル。 「人違い、でしょうか?」 僅かに眉根を寄せ、呟く彼女。口元を扇子で隠しているのはなんかの作法だろうか。 「あ、いや。合ってます」 慌てて訂正する。 「君が…親父が言っていた?」 「はい。高階 雛希(タカナシ ヒナキ)と申します。夏彦…いえ、G様」 ん? 「はは…爺様はヒドくないか?雛希ちゃん」 「おとぼけになるので?正義の味方様」 …聞き違いや勘違いでは無いらしい。 無論、俺は親父に正義の味方稼業をやっているなどとは一言も言ってない。 姉貴のアレもそうだが、さすがに法的に見れば犯罪行為に手を染めてると親に告げる のも気が引けるってモンだ。心配掛けたくもないし。 それを、知っている?何者だコイツ。 「…何の事かな、雛希ちゃん」 「貴方の事は私も独自に調べました。未来の旦那様になるかも知れない方ですから?」 「信じてくださいとは申しませんが…貴方のお仕事に関して告げ口する気も意見する気 も御座いません。立派なことだと思います」 「親父に何を吹き込まれたか知らないし、アンタが何を俺に見てるのかも興味ねぇな。 ただ…人をかぎ回るのは感心しないぜ?」 「ふふふ…」 妖しい、微笑。コイツ本当に人外ではなかろうかと思うほどの、ある種魅惑的な程の。 そしてその笑みと共に、彼女の気配が変わる。 「一緒に住めば判る事だわ。むしろ気が楽ではないかしら?」 「…説得してどこかに部屋でも借りて貰うつもりだったんだがね」 「謹んで、お断りしますわ。オーナー権限で」 やっぱり使ってきたか。コイツ…腹黒さん? 「驚かないのね?」 「聞いてたからな。権利書類を返す気は?」 「無いわ」 余裕たっぷりに此方を見る彼女。扇を口に当てるその立ち居振る舞いは、一種古典劇の 姫様のようでもある。 身長じゃ俺のが上なのだが、見下ろされてる気分になったり。 「…目的は?」 「noblesse oblige…高貴なる者には相応の勤めがある物…」 「華族、高階家の末席としてGの名と責務、頂きに来たわ」 扇子で此方をさし、朗々と宣言する。 …ええと、勘違いお嬢様…いや姫か。何でこう俺の周りにはおかしいのが集まる!? 「思うほどいい仕事じゃないぜ?」 「そう思うのならいつでも変わって差し上げるわ?」 「お断りだ。コイツは俺の誇りなんでね」 対峙する二人。 「なぁ、お嬢。ボクもう喋ってもいい?タリーよ」 沈黙を破ったのは、彼女の肩から長い黒髪を掻き分けて顔を出した神姫だった。 どうやら和服を着ているらしいその頭部ヘッドはツガル。 関係ないけど頭部ヘッドって頭痛が痛いみたいでおかしくね?ほんと関係ないけど。 「…これは私の神姫、オウカ(仰華)よ。オウカ、挨拶なさい」 「へーい…げっ、コイツがお嬢のダンナ候補?うわー…うだつ上がらねー」 こらこら、ナンだこの失礼なヤツは。 「随分個性的なこったな」 「お恥ずかしい限りで」 皮肉も涼しく受け流される。 「なぁ、お嬢…やめとこーぜ?こりゃねーって」 「それは私が決めます」 神姫の言葉も意に介さず。再び扇子を口元に当てて。多分コレ、クセだな。 「ひとつ、ゲームをどうかしら?夏彦」 気が付けば呼び捨てですよ。 「ゲームね…桃鉄でもやるのか?」 「いいえ?私と戦って貴方が勝てば権利書類を、私が勝てばこの家の主権を」 「そんな所でどうかしら?」 「…一つ聞きたい。Gが目的ならアンタ用さえ済めばここに居なくてもいいハズだが? それとも、下働きでもさせようってか?」 「野暮ね、夏彦…」 スッ…と、足音も立てずに彼女が此方へ近づく。 「私、貴方にも興味があるのよ?」 優雅に笑んでそう告げる。 やべ、今俺顔赤くなった。 「…妙な人だな、アンタ」 「貴方の父様の弟子だもの。神姫もね?」 親父の弟子!?っつー事は…そこそこやれるって事か。 タダの道楽お嬢とは思わん方が良さそうだ。 「受けて立つよ。ただ、仕事が終わってからだ。それまでどうする?」 「中で待たせて貰っていいかしら?」 「解った」 そして俺は彼女を招きいれた。 「と、いうワケだジェニーさん」 店頭。2階のバトルコーナーに人が集中する時間を利用して、ジェニーさんに事情を 説明する。 とりあえず彼女の世話はラストに任せた。 っていうか、ジェニーさんとラストの現状まで承知って。 あのお嬢さん本気で何者だ? 「どうするんです?ジェネシスシステムはまだ壊れたままですよ?」 …うーむ…そうなんだよなぁ。 「向こうの装備次第だな。デフォルト武装でもいけるか?」 「装備さえあればなんとでも。ふふ…久しぶりですね」 「何でちょっと嬉しそうなんだ」 「さぁ…私もやっぱり武装神姫って事でしょう」 なるほど。ジェニーさんにとっちゃ、過程はどうあれ久しぶりのバトルだもんな。 「でも、何者なんですか?彼女」 「さっぱり解らん。どうも所謂上流階級の方らしいが」 「…何でそんな人が冬司さんの知り合いなんでしょう」 「まったくだアホ親父め。トラブルのタネって大体が身内だよチクショウ」 その時、レジに向かってお客さんが歩いてくるのが見えた。 と、そろそろまた忙しくなるかな? 「ま、仕事するか」 「そうしましょう」 プライベートで何があろうと先ずは営業スマイル。 今日を乗り切らねば。 で、仕事を終えるとラスト他2名がだらけきって俺たちを迎え入れてくれた。 「ギャハハハ。コイツつまんねー」 「下ネタ乱用はなぁ。芸が錆びるで。適度に使わにゃ」 「3点ね。落とし穴でも無いかしら」 …テレビを前に煎餅食いながら打ち解けてんじゃねぇよ。 「おいコラ居候s. 随分気軽いじゃねーか」 「お、夏はんおつかれー」 「普通に返すな!?」 「やっぱこのぐらいの突っ込みは欲しいやんなぁ?」 「まったくだわ」 「お前等…」 とりあえずどうしたらいいか解らないとばかりに苦笑を浮かべるジェニーさん。 俺もそっち側に行きたい。 「ところで夏彦、ラストから色々聞いたわ?神姫相手に随分お盛んなのね?」 「いや、何吹き込まれた知らんが俺は潔白だぞ」 「気にしないわ。英雄色を好むと言うし。どんどん励みなさい?」 …話す度に理解を超えていくお人だ。 「なぁ、雛希ちゃん。気になってたんだがキミいくつだ?」 「16よ。結婚には問題ないわ?」 とても16歳の言動じゃねぇ。姉貴とは違うベクトルで変人と見た。 …やっぱウチの親父は女の子を育てるのに向いてないな。断言する。 「その話は置いとくぞ。つうか学校は?」 「来週から私立黒葉学園高等部に通うわ。手続きは済んでいるけど」 黒葉学院ってーと確かあのマンモス校の。 神姫部とかまであるって話だし、なるほどとは思う。 「じゃ、世迷い事は置いといて学業に専念してくれ」 「それは私が決めるわ」 頭を抱えつつ呟く。当然の如く拒否られた。 「そっちがジェネシスね。初めまして、ジェニーと呼んでも良いのかしら?」 「あ…はい。初めまして」 急に話しかけられて慌ててお辞儀をするジェニーさん。 「そう警戒しなくてもいいわ。貴女も夏彦も…好きになりたいから」 「は…はぁ…」 コイツと初めて話すと先ずその佇まいに圧倒されるのだ。解るぞジェニーさん。 「で…いつ始めるの?」 「…早い方がいいだろう。店側の、二階だ」 「解ったわ」 彼女が立ち上がる。いよいよ俺の命運がかかった戦いだ。 「勝負はフリーバトル。ジェニーさんは公式戦出来ないからオフラインバトルになる」 「ルールはどうする?」 マシンを立ち上げつつ雛希に尋ねる。ラストがオペレーターとしてジャッジにつく事に なった。 「シンプルに、通常通りどちらかが戦闘不能でいいでしょう。ただ…」 「ジェネシス装備、破壊されてるのでしょう?武器はお互い剣一本にしましょう」 お見通しかよ。いい加減気味が悪いな。 「可能なら答えてくれ。誰から俺達の情報を得た?」 「ヴァイスという怪盗さんよ?貴方達に御執心みたい。再戦したい、と言ってたわ」 怪盗?ヴァイス…白。そういう事か。 なるほど、あの一件以降も探りを入れてたってワケだ。 「なるほどね。望むトコだな、デカイ借りのある相手だ」 「そう。紳士だけどいかにも裏のありそうな人だったわ」 「そのルートで俺達の情報が出回る可能性は?」 「無いわね。一つは彼の目的自体が貴方達だから。もう一つは…」 「情報収集の雇い主は私だったから。口止めはしておいたわ。後が面倒だもの」 「なるほど。そりゃ良かった」 そんなに必死に隠してるわけじゃないが、おおっぴらに出回って欲しい情報ではない。 当面に問題ないなら、そこは安堵すべきだろう。 「じゃ、ジェニーさん。ノーマル装備でいくか?」 「そうですね。携行武器は…ハグタンド・アーミーブレードだけで」 「了解」 セッティングを追えたジェニーさんが目の前に立つ。 ノーマル装備のヴァッフェバニー。 ふと、初めてジェニーさんとバトルに出た日の事を思い出した。 あの頃は、こんな付き合いになるとは夢にも思わなかったな。 「何を笑ってるんです?」 ジェニーさんの声に、我に返る。そか、笑ってたか。 「何でもねぇよ。いくぜ、ジェニーさん」 「はい!」 ジェニーさんが筐体に入り、マシンが起動する。 俺達以外には無人のフロアに、バトル開始のブザーが鳴り響いた。 「へへー、やっとボクの出番さね。キミら纏めて話なげーっつの」 ジェニーさんと対峙する着物姿のツガル、オウカ。その腕には白鞘が握られていた。 「んじゃ、ぱぱっとやっつけてボクの最強伝説の一ページを飾って貰おうじゃん!?」 飛天御剣流もかくやという踏み込みスピードで駆け出すオウカ。 居合いの如く抜き出す横薙ぎの斬撃を、バク転で避けるジェニーさん。 「ちッ、ちょこまかとッ!?往生せぇやァッ!!」 口悪いなオイ。 続けざまに繰り出されるその刃の軌跡は言動の雑さとは裏腹に鋭い。 『ジェニーさん!リーチじゃあっちが上だ、崩せ!』 「そうですねっ!」 身を屈めて剣をかわし、逆手に握ったハグタンドで足元を薙ぐ。 「と、とっ!?」 かわす為に足元のバランスを崩したオウカ目掛けて、伸び上がるように身を起こした ジェニーさんの回し蹴りが炸裂した。 「痛でっ!?」 優雅さの欠片も無い悲鳴を上げつつ吹き飛ぶオウカ。持ち主に似ないのはウチと同じ。 『オウカ、相手のペースだわ。気をつけなさい』 「うっさいな!ボクは誰の指図も受けねーっつの!」 「っていうかさ?このボクの可憐な顔にキック入れたね?万倍にして返してやる…」 狂犬の如く低く唸りながら威嚇するオウカ。 『なぁ、大丈夫かアレで』 『お恥ずかしい限りで』 思わず心配になった俺。涼しく返す雛希。 「あんまりボクを、舐めるなよっ!?」 再びオウカの斬撃がジェニーさんを襲う。 今度は縦。しかも全身で円を描くように流麗な軌道で、連続して繰り出される。 「くっ!?」 ジェニーさんがバックステップで避ける。 セオリー通りなら縦回転には横からの衝撃を加えるべきなのだが… 円を描き回転軸と重心を一定に置かないその動きは、大振りなようで隙が無い。 ジェニーさんも攻めあぐねているのか、クリーンヒットは無い物の徐々に追い詰め られている雰囲気だ。 『ジェニーさん、大丈夫か?』 「なんとか。意外と侮れませんね、彼女」 一時、跳び退って距離を置いて対峙する。 「へっ?どうしたんでちゅかー?ぴょんぴょん逃げ回るだけかよウサギさん?」 『しかし口悪いな』 「どういう教育を受けて来たんでしょうね」 「うっせー!ウチは実力主義なんだよ!」 『攻撃性を高めすぎたようで。面白いから私は好きだけど』 なるほど。CSCのセッティングか。にしてもムチャだが。 『まぁ、元々素養もあったんでしょうね』 通信カメラから扇子を口元に当ててるのが見える。 …ワザとだ。アレはトラブルを煽って楽しんでる人間の顔だ。身内に居るから解る。 『とにかくだ、なんとかサイドを取ろう。まさか装備無しでここまでやれるとは』 「そうですね」 「へっ!装備頼みのお嬢ちゃん達と一緒にするんじゃねーっつーの!」 駆け出しながら、オウカが吠える。 「ツガルと言えばアーマーのオマケ!ボクをミソッカス扱いした連中に地獄を見せる 為に、ボクは素体の頃から特訓を重ねて来たのさー!!」 「ボクを馬鹿にするヤツはまとめて叩き斬ってやる…フクシューだ、フクシューッ!」 どうやらオウカは感情のままにその身体を動かす事で実力を発揮するタイプらしい。 怒れば怒るほど、アホっぽくなればなるほど動きが鋭さを増している。 …仕方ねぇな。正攻法じゃキツいぜ。 ある計算を始める。勝つ為に策を練り、サポートするのが俺の仕事ってモンだ。 『がんばれジェニーさん。俺が勝たせてやる』 「信じていますよ」 ジェニーさんが前に出る。斬撃の、刃先に居てはジリ貧だ。 危険だが距離を詰めて出掛けを往なす。 相当の集中力の要る技だが、そこはジェニーさん、実戦経験の豊富さはダテじゃない。 「ちっ!?小技ばっかでちっちぇーんだよっ!ウサギさん!」 「すいませんね。私は私とマスターの為に、勝ちたいんですよ!」 連打のような手数でのぶつかり合い。気を抜けば即座に斬り倒される。 だが、攻め手と受け手じゃ受け手が不利だ。 それがカウンター狙いでもなければな。 計算完了! 『ジェニーさん!35.2度、支点から上に3センチだ!』 『了解!』 俺の指示を受けたジェニーさんが、俺の指示通りにポイントを穿つ。 ハグタンドが白鞘の柄を穿ち、支えを失ったその刃は盛大にすっぽ抜けた。 「いっ!?」 刃の無くなった柄をフルスイングし、体勢を崩すオウカ。 「チェックメイト、です」 オウカの首筋にしっかりと狙いをつけるジェニーさん。 飛ばされた刃はくるくると回転しながらその後方に突き刺さった。 「な…な…なんじゃそりゃぁーッ!?」 納得いかない、とばかりに叫ぶオウカ。 『おやおや…さすが』 かたや冷静な雛希。 「すごいですね、オウカさん…マスターが居なければ、きっと私が負けていました」 「ぐっ…くそう、お嬢がロクに指示も出さねーへっぽこマスターじゃなければボクの 圧勝だったのにっ…」 『人の言う事に聞く耳持たなかったポンコツ神姫は誰だったかしら』 冷たい声音でオウカを威圧する雛希。あ、オウカがビビッテる。 「大丈夫ですか?なんか震えてますけど」 「うっさいな!ボクは同情されるのが大ッ嫌いなんだ!ほっとけ!」 「あっ…」 ごずん! 八つ当たり気味にジェニーさんを突き飛ばすオウカ。 体勢を崩して転んだジェニーさんが、背後の刃の峰に頭をぶつけて昏倒した。 『え?』 「え?」 『おや』 白い、白ーい空気が一瞬辺りを満たす。 機器の作動音だけがやけに大きく響いた。 「よっしゃぁーっ!ボクの勝ちだね!」 『なかなかの強敵だったわ…』 『待てコラ!さっき勝負ついてたろう!?』 「やだねー、負け犬の遠吠えって。ま、今日からボクの舎弟としてイジメ抜いてやんよ」 『これも、勝負の非情さ…ねぇ、夏彦』 うわ、コイツらサイテー。 『ジャッジ!判定!』 慌ててジャッジであるトコのラストに向き直る。 …その顔が、笑っていた。 「勝者!オウカ、雛希組!理由、オモロイからッ!」 「びくとりぃぃぃぃっ!」 『歴史は勝者がつくる…虚しい勝利ね』 盛り上がるアホの一団。 『納得いかねぇぇぇぇぇぇっ!?』 俺の苦悩の叫びだけが閉店後の店内にいつまでも響いていた。 トントン、と音を立てしっかりと靴を履くその姿。 制服を着てしまえば雛希もまた、歳相応の女の子なんだと実感する。 「それじゃ、行って来るわ。ジェニー、夏彦」 「オウカ、学校で妙なコトすんなよ」 「いってらっしゃい、雛希さん」 「へ、ボクみたいなレディに何を心配してるのさ」 「大丈夫よ。何かすればしっかり躾るから」 減らず口を叩くオウカに冷ややかに釘を刺す雛希。 だんだんコイツらのパワーバランスも解ってきた。 「しっかり稼いで私を養ってね?夏彦」 くすりと微笑み、俺の胸を指で突く雛希。 ちらりとジェニーさんをみれば、むっとして俺を見ている。ああもう。 「俺は保護者だからな。そういう意味でなら」 「ま、今はそれでいいわ」 余裕たっぷりに笑って、雛希達は初登校へと向かって行った。 結局、俺の異義が多少は認められ家長としての権利だけは死守した。 だが書類関係は雛希所持と言う事になり、ここへの同居だけは頑として譲らない。 結局話し合いの結果、同居は認めるが交際ではなく身寄りの無い彼女の後見人 として、という形で両者妥協点とした。 つまり今彼女は、エルゴのオーナー兼同居人というポジションである。 もっとも…エルゴの経営には一切口を出す気は無く、Gの仕事についても勝負の手前 手伝いをさせてくれればそれで納得するとの事だ。 ま、放り出して暴れられるよりは…近くに居る方が良いとは思うし。 何にせよ、トラブルのタネが増えた事には変わりない。 ほんの半月前には俺とジェニーさんの二人暮らしだったというのに。 それが今じゃ、男1人に女4人の大所帯だ。 しかもうち3人からはまぁ、憎からず思われてるらしい。 …これなんてエロゲ? ちゅうかそんな展開要らんから、俺の自由な時間を返してくれ。 なんかもう、部屋にエロ本隠すのも至難の業の上、発散の手段も限られきっている。 若い男にとってコレはツライ。 嘆息しつつ振り向けば、ジェニーさんが心配そうな顔でこちらを見ている。 「大丈夫ですか、マスター?」 「大丈夫。つかジェニーさんこそ、この展開ついてこれてるか?」 「正直、夢でも見て居るのかと…特に、お二人とは突然ですし」 「…ゴメンな。なんかさ、心配させる事ばっかで」 「それは…こ、恋人として、ですか…?」 う。聞くなよ。…真っ赤になって俯いていらっしゃるし。 「まぁ、俺は…別にジェニーさん以外とは、そういうのねーから」 「ジェニーさんとだって、どうしたらいいのか解んねぇってのに、んな余裕ねぇよ」 冗談めかして笑いながら言うしか無い。 世のエロゲ主人公達は偉大だ。などと思う。 ジェニーさんが、一つ息を吐いて顔を上げた。あ、笑ってら。 「私は、ずっと待ってますよ。一番近くで、貴方を」 「さ、ラストさんを起こしましょう!開店まで時間無いですよ!」 ぱたぱたと慌てて走っていくジェニーさん。 …恥ずかしい台詞禁止。 「なぁジェニーさん。俺ら家族として上手くやれると思うか?」 追いつきつつ、聞いてみる。 「やってみる価値はあると思いますよ?」 うわ、男前ー 「じゃ、今日も頑張るかぁ!」 無駄に爽やかに声など上げてみる。 人生なる様にしかならんのだし、隣に男前なパートナーもいらっしゃるし。 俺なんて、きっと恵まれてる方だろ? 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入門編・9 シューティングゲームもどきを作る 入力を受け取る さて、今回はいよいよ外部からの入力を受け取ります。 シーンのupdateの中身を追加する 入力を受け取る方法に入る前に、以前解説したゲームの流れ 開始処理 メインループ(表示・入力・計算) 終了処理 の流れをもう少し完成型に近づけましょう。 今回、入力によって自機の位置を移動させますが、この自機の位置が常にスプライトに 反映されるようにしないと、画面上で自機が移動しません。 Scene_Shootingのupdateメソッドに以下の内容を追加してください。 #-------------------------------------------------------------------------- # ● フレーム更新 #-------------------------------------------------------------------------- def update @myMachine.update @s_myMachine.update end ゲームオブジェクト、及びスプライトを、update、フレーム更新のたびに更新します。 前回やったように、@s_myMachine.update、つまりスプライトのupdateを入れないと、 自機を動かしてもスプライトの位置に反映されません。 @myMachine.updateは今のところ何もありませんが、今回から処理を追加していきます。 自機にspeedのパラメータを追加する 入力によって自機が移動するようになる前に、自機のスピードを、パラメータとして決めておきましょう。 新たにパラメータを追加する場合は、自機のクラスであるGame_MyMachineに変数を追加します。 これはx座標、y座標の値をx,yとして決めた時と同様、 変数の宣言の所に、 attr_accessor speed # 自機移動速度 を、また、初期の値として、initializeメソッドに def initialize @x=120 @y=200 @speed=3 # この行を追加 end と行を加えて初期化しましょう。なお、この値は好きに決めて構いません。 これで、Game_MyMachineクラスのインスタンス変数speedが追加されました。 自機のフレーム更新に、入力による移動を追加する #-------------------------------------------------------------------------- # ● 更新 #-------------------------------------------------------------------------- def update move_by_input end Game_MyMachineクラスのupdateに、入力を受け取って自機を動かすメソッドmove_by_inputを追加します。 そして、その内容を次のように定義します。 #-------------------------------------------------------------------------- # ● 方向ボタン入力による移動処理 #-------------------------------------------------------------------------- def move_by_input case Input.dir8 when 1; move_downleft when 2; move_down when 3; move_downright when 4; move_left when 6; move_right when 7; move_upleft when 8; move_up when 9; move_upright end check_position end ここでいったん区切ります。 まず見て欲しいのが、定義開始(def)の次の行。 Input.dir8というのがありますね。 これは、方向キーで、どの方向のキーが押されているかを、テンキー(キーボードの右側にある数字キー)の位置1~9に対応した 値に返す、Inputモジュール(RGSS内部)の、dir8というメソッドです。 例えば、左上を押していると7、右を押していると6、というような値を返します。 そして、そのメソッドから返ってきた値が、case~whenで評価されます。 case~whenはRubyの文法で、caseの後ろの値(ここでは、dir8のメソッドが返した値)によって処理を分岐し、 whenの後ろの値と等しい処理を実行するというものです。 例えば、左上、7という値がdir8によって返されたら、when 7の右のmove_upleftが実行されます。 move_○○の内容はまだ定義していません。 下から3行目のendが、case~whenの流れがここで終わっている、という意味のendです。 move_○○と最後から2行目のcheck_positionについては、下に載せます。 #-------------------------------------------------------------------------- # ● 実際の移動 #-------------------------------------------------------------------------- def move_down self.y+=speed end def move_up self.y-=speed end def move_right self.x+=speed end def move_left self.x-=speed end def move_downleft self.x-=speed*5/7 self.y+=speed*5/7 end def move_downright self.x+=speed*5/7 self.y+=speed*5/7 end def move_upleft self.x-=speed*5/7 self.y-=speed*5/7 end def move_upright self.x+=speed*5/7 self.y-=speed*5/7 end 長いですが、似たような文が続いているだけです。 "+="とか"-="というのは、あるパラメータの元の値に値を足したり引いたりという意味で、例えば self.y+=speed は、self.y(自機のy座標)の値にspeedの値(先ほど定めたもの)を足せ、という意味です。 つまり、自機のy座標がspeedの値だけ加算され、自機は下方向に移動します。 方向キーと同じ方向に自機がspeedの値だけ移動するように定義しています。 なお、*5/7というのは、斜めに動く際、斜め移動の距離を調整するためにかけたり割ったりして調整している計算です。 縦と横にspeedだけ動かすと、直線距離ではspeedより大きな距離を移動してしまうためです。 数学が得意な方なら、およそ√2で割っていると言った方がいいでしょうか。 ところで、self.speedとしなくていいんでしょうかね? 打ってから気づいたんですが、これでも動いてるのでしなくてもいいんでしょう。 式の右辺のパラメータのselfは省略できる気がします。 画面からはみ出さないようにする さて、これによって入力を受け取って移動したわけですが、 このままだと画面を飛び出してどこまでも移動できてしまいます。 まあ多少飛び出てもエラーにはならないんですが、あまりxやyが大きくなると変数の取れる値をオーバーして 強制終了とかになってしまう気がします。そこで、次のメソッドcheck_positionで値を画面内に納めます。 #-------------------------------------------------------------------------- # ● 画面からはみ出てないかのチェック #-------------------------------------------------------------------------- def check_position self.x = [[@x, 0].max, WND_X-SIZE_X].min self.y = [[@y, 0].max, WND_Y-SIZE_Y].min end ややこしい文です。この文は、 [@x, 0].max でまず一区切り、このmaxというのは、[]内の値の大きい方を返す、というメソッドです。 これもRubyの文法です。続いて、返された大きい方の値を使って、 [(大きい方の値), WND_X-SIZE_X].min 今度は、小さい方の値を返すメソッドを使っています。 WND_X-SIZE_Xは、定数の引き算で、WND_Xは画面サイズ、SIZE_Xは自機サイズです。 なぜSIZE_Xを引くのか分からない人は、引かないとどうなるか試してみましょう。自機のサイズ分はみ出ます。 で、このmaxとminを使って、何をしているんでしょうか? これは、xの値を、0からWND_X-SIZE_Xの値の範囲になるように、はみ出ていたら最小値または最大値に等しくなるように 修正する役割をしています。 例えば、自機のx座標が-120だとしましょう。すると、最初の[@x, 0].maxでは、-120と0の大きい方、つまり0が返されます。 次に、0とWND_X-SIZE_Xの小さい方、0が返され、この値がself.xに代入されます。 つまり、-120という位置が0に修正されます。 大きい方も同様です。考えてみましょう。 この手法は、RPG内でも所持金が変な値にならないように決めたりする際に使われています。 Input.dir8は、『入力を受け取る』ではない 細かい話になりますが、以前メインループは表示・入力・更新というループで動いていると言いました。 今回のInput.dir8は、あたかも入力に相当するかのようですが、実は入力ではなく更新に含まれます (update内に入っているので、立場的に『更新』なのは明らかです)。 入力、に相当するのは、あくまでInput.updateの部分。ここで受け取った入力を使って、Input.dir8が どんな値になるのかを計算しています。 なぜこんな細かい話をするかというと、updateの間にInput.dir8の値が変わったら困る! と考える人が いるかも知れないからです。 一度Input.updateをしたら、次のInput.updateまでInput.dir8他Input関連の値は変わりません。 なので、まあ、そういった部分の記述に気を配らなくても大丈夫です。 前へ・次へ すごくわかりやすいです!! わかりやすい講座を探していたのでありがたいです。 続き楽しみにしています! -- (名無しさん) 2009-04-11 17 41 26 コメントありがとうございます。 こんなに早く反応があるとは……。 ヘルプの解説を含め、シーンの構造などを説明しているものが ほとんどなかったのが不満で、作ってみました。 本当に実はあんまり分かっていないので、至らないところも 多いかと思いますが、よろしくお願いします。 -- (管理人) 2009-04-11 18 58 22 すいません、『自機を表示する』の記述に誤りがありました。 updateの中身を書かないと、自機の位置が正しく反映されません。 記事を修正しておきます。 -- (管理人) 2009-04-14 21 59 20 ツクール古参ですがRGSSに四苦八苦でした(^^;) が、シーンの基本構造を解説した記事にガチで救われました 応援してるんで、がんばってください!!続き楽しみです。 -- (うきぶくろ) 2009-04-27 12 17 15 コメントありがとうございます。 一番書きたかったそのあたりは書いたもののなんだか忙しい+ 自分でもRGSSの解読に手間取っているためになかなか更新できていません。 どの程度まで書けるか分かりませんがよろしくお願いします。 -- (管理人) 2009-04-28 08 40 35 敵キャラを作成する・2の最後の方に、 updateの際に敵キャラを扱うスプライトの更新を行うのを忘れていたのを修正しました。 イタリック体で修正が入っている部分です。 -- (管理人) 2009-05-02 22 10 23 UFOが見にくかったので画像に縁取りをつけました。 -- (管理人) 2009-05-04 08 56 56 ホントにスゴイと思います。尊敬します。 大変だと思いますが少しずつでいいんで頑張ってください。 -- (ユウ) 2009-05-12 00 07 40 コメントありがとうございます。 恐らくこれを見て作る側はすぐなんでたいそうもどかしいと思いますが……。 ところで、今のところはちゃんとこの講座の通りで動くようになっているのでしょうか? 一応チェックはしてますが、多少ポカはすると思ってたので指摘が無いのがむしろ意外です。 -- (管理人) 2009-05-13 21 11 52 大丈夫です。ちゃんと動いています。 頑張ってください。続きが楽しみです。 -- (ユウ) 2009-05-18 01 06 59 1段目と言われている部分は『RGSS2』 2段目と言われている部分は『プリセットのスクリプト』 と言われると、より解り易い表現なのでは? -- (通行人) 2009-11-05 12 48 40 @enemies[i] = Game_Enemy.new(200 + rand(312), rand(384)) ↑argumentErrorが発生しました。wrong number of arguments(2 for 0) どうすればいいでしょうか、頼みます。 -- (help me!!) 2010-01-05 00 22 50 マウス入力はできますぜ。 Win32とかなんやらをつかって。 キーボードもできるみたいですが見つかりません。 探してます。 -- (シャミラ) 2010-03-24 05 28 28 勉強させてもらってます、とても参考になります。 入門編・10 にあるGame_Ememiesのクラスの attr_accessor ;s_enemies ですが、;を に変えないとエラーを吐きますので コピペでやった人は修正した方がよさそうです -- (邯鄲) 2010-09-04 17 27 18 @enemies[i] = Game_Enemy.new(200 + rand(312), rand(384)) ↑argumentErrorが発生しました。wrong number of arguments(2 for 0) Game_Enemyクラスって最初からありますよね。 それが原因では? -- (ぽん) 2010-10-03 23 11 42 製作初心者なのでとても助かります!! -- (ありがとうございます!) 2011-02-05 12 44 03 セーブ/ロードまわりはMarshalを使ってスクリプトで記述されていますし、 ファイルの読み書きもRubyと同様にできますから、 セーブやロードをいじるのはスクリプト操作でできることでは? -- (ななし) 2011-05-20 13 04 19 ダンジョンなら3D化できると、下記サイトに書いてありました。 -- (だれかさん) 2011-08-18 07 26 19 アルバイトはじめましたd(´∀`*)グッ♪ http //64n.co/ -- (私だ) 2012-01-09 04 49 41 風俗店を探よりココ!!男性は報酬あり!d(´∀`*)→ http //www.44m4.net/ -- (江梨子) 2012-08-20 17 11 02 名前 コメント すべてのコメントを見る