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真・剣鬼 一 2010年10月発売 525円 販売元:キャラクターグッズサイト【きゃらゾー】 運営:ときめきドットコム 株式会社 ラインナップ 名前 備考 塚原卜伝高幹無銘 備前伝 伊東一刀斎影久一 瓶割 上泉伊勢守信綱無銘 大和伝 奥山休賀斎公重藥王寺 三河薬王寺派 針ヶ谷夕雲正成無銘 備前伝 樋口又七郎定次無銘 美濃伝 東郷肥前守重位波平行安 波平行安 宮本武蔵玄信兼重 和泉守藤原兼重 巌流佐々木小次郎長光 物干し竿 柳生石舟斎宗厳無銘 大和金房派 ???? secret ???? secret その他 名前 コメント
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この街『パラディウムシティ』にはさまざまな人種がいる。そのためいろいろな噂が流れている。 例えば――犯罪者を狩る、サムライとニンジャの二人組のような。 都市の中にある湖には、大きな中洲がある。 そう、少々の銃声程度では周囲の住民に気づかれないほどに。 その中で起こる爆音、そして炎。周囲に立ち込める硝煙の匂い。 中州は四人の男により正しく戦場と化した。 追う側は二人。 一人はボディアーマーにフルフェイスヘルメットの完全武装の兵士。 一人は迷彩色のズボンに上半身は何も着ず、筋骨隆々の身体をさらしている男。肩には弾帯をたすき掛けにしている。 二人の軍人は、手にそれぞれFN F2000とM134を抱えていた。 追われる側は二人。 1人は下半身に黒い小袴、足袋。上は手に手甲、長袖の黒い着物の上から羽織を着た総髪隻眼の男。 彼は人間業とは思えないほど、縦横無尽に林を駆け、十数mを飛び跳ねる。 もう一人はジャケットにジーンズ。顔に掛けたサングラスの淵からのぞく目尻には、頬まで届く深い傷跡。手にする杖から見ても、彼が盲目である事は一目瞭然だった。 だが、彼は盲目とはとても思えないほど、まるで見えているかのように走っている。 もし、彼らの生死を分けた理由を求めるとするならば。 それは、心構えだったのかもしれない。 林の中、木の裏側に片目総髪のサーヴァントは逃げ込んだ。 軍人が木ごと砕かんとミニガンのスイッチを押そうとした瞬間、総髪の男は手より輪状の武具を召喚し、上空へ投げた。 その行動に何の意味があるのか、軍人が一瞬思考したことで、二人の生死を分けた。 暗闇の中、ぷつん、と何かが切れる音が鳴り、次に軍人の真上から銀で編まれた網が落下した。 軍人の身体に絡みつく網。皮膚にまとわりつく違和感。男は自分の慢心に対し激怒する。 初めからあのサーヴァントはこの場所に罠を仕掛けていたのだ! だが、この程度ならミニガンの銃口を相手に狙い、スイッチを押すのに支障はない。 男は銃口を向けようとし――そこで初めて罠が一つだけでないことを悟った。 男の真上から独特の飛来音を発し、落下する輪状の武器。総髪のサーヴァントは既に棍を召喚し、振りかぶっている。 「輪とこの棍、どちらを避ける!」 総髪の男が叫ぶ。 軍人のサーヴァントは一瞬戸惑う。だが瞬時に思考を切り替え、遠くの間合いより投げられる棍より近くの輪を避ける方が先決と判断。 地面に転がり、輪を避け――そこで思考が途絶えた。 軍人のサーヴァントは総髪のサーヴァントの操る棍の特性と威力、速度を見誤っていたのだ。 総髪の男はまるで稲妻のごとく棍の節を外して伸ばし――節の間に鎖が仕込まれている七節棍と呼ばれる武器だ――軍人の男の頭蓋を打ち砕いていた。 軍服と盲目の男の戦いも佳境を迎えていた。 軍服の男は弾倉を落とす。球を打ち尽くしたと見た盲目の男は、目の前の男に向かった突進した。 だが、実は軍人の男はライフルの薬室に一発弾丸を残していた。 この距離なら外しようが無い。男はヘルメットの中でほくそ笑む。 その余裕が、二人の生死を分けた。 ライフルから銃弾が発射。頭部へと確実に命中するはずだった弾丸は、正眼に構えた刀に直撃し――二つに分かれ、男の背後にある木に当たった。 ライフルの弾を剣で斬った!? 驚愕した男は慌てて弾倉をライフルに挿入しようとし。 「遅い!」 瞬間、盲目の男は軍人のマスターに斟酌の間合いまで接近していた。三間半を一息で詰める古流剣術の歩法だ。 男は真上に刀を掲げ、振り下ろす。軍人はとっさにライフルを掲げ盾にした。 刀とライフル。本来ならば防げるはずが、ライフルは鏡のような断面を残し、切断された。 さらに男は振りおろした両腕を返し、瞬時に切り上げる。徹甲弾でさえ防ぐNIJ規格レベルIVのボディアーマーがあっさりと切り裂かれた。 軍人のマスターは切断面から血を噴出させ、どう、と音を立て倒れた。 男は刀の血振るいをし、残心。周囲に殺気を感じないことを確認し、杖に納刀した。 杖を地面に突いた男に、暗闇の中何処からか近づいてきた総髪のサーヴァントが話しかけた。 「護、そちらも無事だったようだな」 「無事と言えば無事だが……今一つな戦いだった、土鬼」 サングラスをかけた盲目のマスター――土方護は総髪隻眼のサーヴァント――土鬼に対し、不満をあらわにした。 「一撃で相手を仕留めるべきだった。切り上げの際に予備の拳銃を突きつけられたら、そこでお仕舞いだったからな」 護はサングラスのフレームを中指で押し上げ、土鬼に対し顔を向けた。まるで、見えているかのように。否、彼は真実盲目だが『見えて』いるのだ。 護の視界を見る者がいれば、一昔前の3Dゲームか3DCADを想起するだろう。護の目に映る光景は、黒いバックに白いワイヤーフレームで構成された世界だからだ。 その理由は護の書けるサングラスにある。このサングラスは、サングラスと杖の先端から発せられた超音波の反響音から立体映像を分析、構成し網膜に直接投影する最新鋭の視覚障害者用補助システムなのだ。 本来は単体だと解析が遅れ、スパコンのバックアップがあってリアルタイムで機能する代物だが、なぜか現在も問題なく使用できている。 聖杯戦争に参加する盲人に対する、せめてものハンディってやつか。そう護は判断していたが、理由は不明である。 何時停止するか分からないゆえさほど期待はしていないが、敵が見えないと勘違いするなら利用する。その程度には護はサングラスの利点をとらえていた。 実際護は見えずとも他の四感で戦える鍛錬を積み、殺気で敵の位置を判断する事が可能なのだから。 「そっちこそ、お前がその気なら一撃で仕留められたんじゃないのか」 「かもしれん。だが俺はまだ、サーヴァント戦にも現代戦にも熟知していない。敵を知り、己を知らばというやつだ。 特に、サーヴァントとマスター2人に対しどのように接すれば、一騎ずつ分けられるか知りたかった」 「そういえばお前の望みからすればそれを知るのは当然か。全く『サーヴァントとの一騎討ち』ってのは……およそ暗殺者(アサシン)らしくない望みだよな」 「クラスは俺が決めた訳じゃない。俺を、いや英霊を完全に召喚するのは聖杯といえど不可能だった。そのためクラスを当てはめる必要があった。 そして俺の適性はアサシン以外になかった。それだけの事だ」 護は懐からサーヴァントカードを取り出し、手で回した。 「俺は聖杯なんぞ興味は無いし、勝手に人を呼び出し殺し合いをさせる奴の思惑通りに動きたくない気持ちもあるが」 護は杖の先を指で弾いた。 「一方でそんな事はどうでもいい、と考える自分もいる。俺が求めているのはこの剣を振るえる『戦場』と『理由』だからな」 「戦場ならお前の時代にもあるのではないか?」 「お前のように剣術や棒術が実戦で使われる時代ならまだいいさ。 だがさっき戦った連中のように、銃器が戦闘の主たる武器に変わった現代で剣を振るう事しかできない阿呆がどう生きていけばいい?」 護は杖の先で地面をたたいた。 「だから、手前勝手に人を呼びつけサーヴァントとやらを召喚させ、さあ戦えというのは腹が立つが、戦いそのものはむしろ望むところなのさ」 「随分と身勝手な理屈だ」 「自ら望んだ道だ。その程度の覚悟は必要だろう。俺は『手段』のためなら『目的』は選ばんからな」 「そこは俺も同じだ。俺がこの聖杯戦争に求めるのは、聖杯を手中に収める『結果』ではなくそこまでの『過程』。俺の修めた裏の武芸が古今東西の英霊相手にどこまで通用するかだからな」 土鬼は袖の内に手を収めた。 「問題は、この聖杯戦争の場合、誰がマスターに選ばれるか、俺たちサーヴァントには基準が不明という事だ。最悪の場合、何も知らない女子供がマスターになる可能性もある」 「そういう事態も有り得るか。覚悟も戦う術もない奴を戦争に巻き込めば、面倒くさい事になると決まっているんだ。全く、ふざけやがって」 冷静な土鬼に対し、護は忌々しげに舌打ちした。 「そういう女子供となると、剣も鈍るか?」 土鬼の問いに対し、護は足を止め、土鬼を睨みつけた。 「勘違いするなよ。相手がサーヴァントという『凶器』を俺にぶつけるのなら、例え女子供だろうと敵だ。そして俺自身が追い詰められれば、何者の命も絶つ! 過去そうしてきたようにな」 「祖に遭うては祖を斬り、仏に遭えば仏を斬る……というところか。それでも、無辜の人間まで殺そうとしないあたり、凶刃を振るう血に飢えた人斬りという訳でもないのはありがたい」 「もし、俺がそんな虐殺者だったらどうする気だった?」 「そんな奴、さっさと打ち殺して他のマスターを探すか、次の機会を狙ったさ」 「こいつ……」 護と土鬼は互いを見つめ笑いあった。 常識の枠を踏み越えた行動を、人は時に『狂気』と呼ぶ。それを為す者を『鬼』と呼ぶ。 この二人は正しく習得した技を極める事のみを目的とする『剣鬼』であった。 【サーヴァント】 【CLASS】 アサシン 【真名】 土鬼 【性別】 男性 【出展】 闇の土鬼 【パラメーター】 筋力C 耐久D+ 敏捷A 魔力E 幸運A 宝具B 【属性】 中立・中庸 【クラス別能力】 気配遮断:A+ サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 千里眼:D 視力の良さ。動体視力、遠近感、周辺視野、暗順応の向上。 直感:A 戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。 鍛錬、戦闘経験により研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。 一寸の見切り:A 敵の攻撃に対し、間合いを計り回避する能力。同じ敵の同じ技は一度見れば完全に見切ることが出来る。 但しランク以上の見切りを阻害するスキルでの攻撃、範囲攻撃や技術での回避が不可能な攻撃は、これに該当しない。 常在戦場の心得:B 常に十全の戦闘能力を発揮するため、盤石の態勢を整える技術。 デバフを無効化し、状態異常の防御や回復に有利な補正を得る。 戦闘続行:A+ 万人に一人の生命力。 HPが0になっても、判定次第で蘇生する。 左腕不随:B+ 前兆なく突発的に左腕が麻痺し、長くて2時間は指一本動かすこともできなくなる。 頭部に打撃を加えられると発症する可能性が高まり、回復するまでの時間も長引く。 【宝具】 『闇の土鬼』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:― 最大補足:― 裏の武芸を極めた土鬼の象徴。 闇の武芸における全ての武具を魔力の続く限り無限に召喚し、自在に操る。 武具はDランク相当の宝具として扱われる。 七節棍:七つの節に鎖が仕込まれてあり、土鬼の技術により伸縮自在。 土鬼はこれを主武器とし、両端を敵の間近で投げる戦法を用いる。 霞のつぶて:指で石、または鉄の玉を弾く。他の武芸では「指弾」「如意珠」とも呼ばれる技。 ただの石ころが、土鬼の手にかかればDランク相当の宝具と化す。 錫杖:先端が尖っていて、槍としても使える。 尺八:吹けば毒針が発射される。 仕込み傘:傘の根元に針が仕込まれており、さらに骨も針になっている。 心臓を突いても痛みはなく、肉が閉まり傷跡を残さず出血もしないが、数十分後確実に死ぬ。 輪:中国武術で使う圏に近い。 投擲や紐を付けて振り回して用いる。 銀線:極細で出来た鋼の糸。 太い木の幹や人間の首も両断する。 銀網:髪のように細い鋼の糸で編まれた網。 蜘蛛の巣のように相手をとらえる。 梅吒:梅の花を模した武具。ひもにつけて振り回す。 先端の針には毒がある。 飛孤:熊の爪を模した武具。紐に付けて投擲する。 当たれば爪が肉に食い込むよう作られている。 多条鞭:ある時は一本に纏わり相手を打ち据え、ある時は十数本に分かれ相手を絡め取る。 双条鞭:二本の軟鞭。当たれば骨も折れる威力を誇る。 毒針:長さ二寸程度の細い針。 土鬼は飛ばした武具の影に隠れるよう投擲する使用法を好む。 手甲鉤:手甲に取り付けられる熊の爪の様な武具。 投縄:両端に分銅が付けられており、相手に絡みつくように作られている。 縄に針が付けられている物もあり、針には毒が染み込ませてある。 編笠:目元まで覆い隠す深い編み笠。 頭頂部には鉄板が仕込んであり、盾としても使える。 仕込み槍:先端部に鎖を仕込んだ節があり、伸縮自在。 角手:手にはめる太い針が付いた、ナックルダスター状の武具。 含み針:口中に含み、不意を突いて吐き出す。 弓矢:Dランク相当の宝具ではあるが、ごく普通の弓矢。 刀:Dランク相当の宝具ではあるが、ごく普通の打刀。 『血風陣』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大補足:100人 生前戦ってきた血風党の党員を召喚し、連携による波状攻撃、一斉攻撃を仕掛ける。党員の武具は上記『闇の土鬼』にある物と同一である。 本来この宝具は土鬼の物ではないが、並行世界の同一存在『直系の怒鬼』の影響により、使用できるようになった。 【weapon】 宝具欄を参照。 【人物背景】 横山光輝作「闇の土鬼」の主人公。 元は貧しい農家に生まれ、口減らしに土へ埋められる。 だが極めて稀な生命力を持っていたこの赤子は土中で泣き叫び、恐れた父親に鍬を振るわれるが、それでも生きていた。 その生命力に注目した大谷主水という裏の武芸を修めた武芸者に拾われ、土鬼と名付けられた。 十数年後、血風党という暗殺集団の脱党者だった主水は元同士に襲われ、死の間際に土鬼に対し裏の武芸で天下一の武芸者を目指す夢、それを土鬼に託そうとした旨を語る。 それを聞いた土鬼は要人暗殺のために結成されたはずが、平和な時代で単なる血に飢えた暗殺集団に堕ちた血風党を滅ぼし、その過程で裏の武芸を究めんと決意した。 紆余曲折の末、血風党の長、無明斎と対峙するが、無明斎は圧倒的な優位にありながら土鬼を殺そうとしなかった。 幕府の急速な大名弾圧から血風党の末路を悟り、せめて自分が編み出した裏の武芸を土鬼に残し、完成させてほしいと願ったからであった。 血風党の四天王を倒し、本拠の血風城まで辿り着いた土鬼に無明斎は稽古をつけ、裏の武芸のすべてを伝えた。 その後、刺客として現れた柳生十兵衛と戦い、無明斎の前で打ち破り裏の武芸を極めた事を証明する。 土鬼は血風党の始末をつけ自決する無明斎、炎に包まれる血風城を見届けた後、いずこかへと去った。 その後の土鬼の行方は、定かではない。 人生の目的は裏の武芸の神髄を見極める事で、対戦した宮本武蔵(土鬼はそうとは知らず戦っている)から「お前は死ぬまで敵を求めてさまようだろう」と評されている。 【方針】 サーヴァントとの一騎打ちを望む。 【把握媒体】 横山光輝作「闇の土鬼」全三巻が発売中です。 【マスター】 土方護 【出展】 死が二人を分かつまで 【性別】 男性 【能力・技能】 一刀流、新当流、無外流、示現流など複数の流派を習得している。 達人の腕前と「断罪」が合わさり、飛来する拳銃、小銃の弾丸、鉄パイプ、自動車のドア、超硬合金、果てはミサイルまで切断する。 【weapon】 単分子刀「断罪」 鞘が盲人用の杖に偽装されている仕込み刀。銘の断罪は刀匠が犯罪に対する思いにより入れてある。 切れ刃の部分が単分子層で形成されており、理論上あらゆる物質を切断できる。 大太刀「鬼包丁」 刀身三尺を超える実戦刀。 こちらも切れ刃が単分子層なのか、ビルの鉄柱をも一刀両断できる。 ナイフ ジャケットの内に忍ばせている。数は十数本。 刀の間合いより遠い相手に対し用いる。 サングラス 超音波の反響音を解析した映像を、網膜に直接投影する。 銃の弾道予測プログラムが搭載されており、銃口の向きから事前に弾丸の予想軌道を映像にして示す。 他に音声を識別し、人物を登録する機能や、骨振動を利用した通信機能、補聴機付。 本来マスターに与えられる端末のアプリが全てこの中に内蔵されている。 【人物背景】 漫画『死が二人を分かつまで』の主人公。 少年の頃、飲酒運転の事故に巻き込まれ両親を失う。その後祖父の知人である剣術の師範に引き取られ、剣の修行に没頭していた。 他者から見て異常な程の鍛錬の量は如何なる理由か不明だったが、もしかしたら両親の敵を討つためだったのかもしれない、と推測されていた。 そして中学二年の時、事故を起こした男が酔っぱらい道端で寝ている姿をまるでゴミを見るかのような目つきで見据え、敵に対する関心を失ってしまう。 だが剣術をやめることなく、さらに激しい修行を自らに課してゆく。稽古時間は日に15時間という常軌を逸した量だった。 二十歳を越えた頃、師匠との闇稽古で師を打ち殺し、真に剣鬼の道へと突き進むことになる。 その後、繁華街でヤクザ相手に喧嘩を吹っ掛けたりしていたようだが、エレメンツ・ネットワークという犯罪被害者を母体としたヴィジランテグループに所属。 現代戦闘の軍事訓練を受けた後、派遣先のチェチェンで戦闘中、炸裂弾の破片を至近距離で浴び視力を失う。 日本に帰還後、目が見えなくても戦えるよう鍛錬を積んでいたが、エレメンツ・ネットワークによる最新鋭の視覚補助システムの提供及び実験を条件に都市犯罪に対する自警を承諾する。 そして、テスト中に将来の伴侶となる遠山遥と出会う事になる。 性格は天邪鬼。自称剣を極める事しか頭にない一般社会不適合者。 悪人相手には容赦がなく手足三本を切り落としたり、一度斬った腕の腱を、縫合手術を受けた後もう一回斬りに行ったりとかなりドS。 かといって外道というほどでもなく、独自の正義感をもち、子供相手には悪態をつきつつも優しい一面がある。 子供でも犯罪者なら剣で掌を刺し貫いたりするが。 この護が召喚された時間軸は最終回、全てが終わった後、数年後に結婚するまでの間である。 【マスターとしての願い】 剣を振るえる戦場を望む。相手が強者で悪党ならば尚良し。 【方針】 マスターとの一騎打ちに持ち込めるよう、状況を整理していく。 【ロール】 防衛隊隊員 【把握媒体】 漫画が全26巻発売中です。
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メガコロニー(無双剣鬼 サイクロマトゥース軸) メガコロニー(無双剣鬼 サイクロマトゥース軸) 主なカードキーカード サポートカード トリガーについて プレイング考察 弱点と対抗策 コメント サンプルレシピ 外部リンク 主なカード キーカード 《無双剣鬼 サイクロマトゥース》 ヴァンガードを含む相手ユニットを全てレストさせ、次のターンでのスタンドを封じる能力を与えるブレイクライドを持つ。 リアガード全てのスタンド封じが強力なのは言うまでもないが、やはりヴァンガードのスタンドを封じる能力は非常に強力。 ただ再ライドされるとヴァンガードがスタンド状態になるので効果を緩めることができ、また一部のユニットにはこれを無効化できるものもいる。 更に既存のグレード3と相性の良いカードがないことも問題。 サポートカード 《武神怪人 マスタービートル》 アタック時にリアガード二体をスタンド封じするリミットブレイクを持つユニット。 《無双剣鬼 サイクロマトゥース》との相性は皆無だが、このカードは他のパーツを要さず単体で効果を発揮できるユニット。 グレード2以下に採用したいカードが多い場合は消去法としてこのカードを採用することになる。 《無敗怪人 アベェクトロゼウス》 登場時に全てのグレード1を退却させ、アタック時にパワー+10000、リアガード一体をスタンド封じできるリミットブレイクを持つ。 《無双剣鬼 サイクロマトゥース》との相性はわざわざスタンド封じしたリアガードサークルを空けてしまうことになる上、リミットブレイクも重複するため、相性が悪い点が目立つ。 ただやはり他のパーツを要さず単体で効果を発揮できるユニット。また登場時効果が有効なケースもあり、相手へのプレッシャーをかけられるため、少数採用すれば何かと役立つ。 《マシニング・ウォーシックル》 登場時にソウルのマシニングをレスト状態でコールする。 アタックがヒットしなかったとき、ヴァンガードのスタンドを封じるリミットブレイクを持つ。 《無双剣鬼 サイクロマトゥース》のブレイクライド効果を再ライドで緩和している場合、手札のグレード3を消費しているので再びライドできる可能性が低くなり、こちらのリミットブレイクが有効になりやすい。 ただし登場時効果を使用する場合、採用した上で一旦ライドしなければならない。 使用するならば比較的条件の緩い《マシニング・パピリオ》や《マシニング・タランチュラ》にトリガーユニットなどを採用しておきたいところ。 トリガーについて 元々メインテーマにする効果でもないので特に相性が良いトリガーはない。 あえて言うならば少しでも《無双剣鬼 サイクロマトゥース》を引ける可能性を上げるためドロートリガー4枚が必須だという程度。 プレイング考察 組み合わせるグレード3にある程度依存するものの、基本的に注意する点はない。いわゆる普通にファイトを行うしかない。 ブレイクライドを繰り返すのが理想という程度。 弱点と対抗策 コメント デッキの編集議論に。雑談をする場合などは共有掲示板をご利用ください。 G1のトキシック4枚は抜いて、1枚はバニラ、残り3枚をローカスト辺りの7kに回すのはどうでしょうか。そうすればG2にパピリオを採用することができますし -- 2014-04-06 00 58 33 なんやかんやでエリート怪人のやってることは劣化呪縛みたいなものだからなぁ。それでも強いけど、ギラファ全抜きのシズク互換FVにしたら安定する。なんとしてもサイクロにライドし続けて行きたいな。 -- 2014-04-09 20 45 01 ↑だからそのシズク互換がないからみんな困ってんだよわかれ。↑3が言ってることが全て。方針としちゃアリな部類なんだよ。 -- 2014-04-09 20 49 28 レシピをギラファを相方としたままで、とりあえず無難な感じに直しておいた。あとは好きにしてくれ。 -- 2014-04-09 20 56 39 個人的にヴェスパーは要らない。展開ができるのは良いとして攻撃力9kは貧弱すぎる、ブーストのない相手のG2にすらやられかねんのは不味いと思う。それにサイクロマトゥースからBRする時にも、こいつに乗ることになるとかなり痛いし。上にも出てるけど素11kのマスビ、アベェ辺りを採用したほうがいい。 -- 2014-04-10 00 29 28 6kの蛹怪人が四枚もいるから、9kのウォーター・ギャングよりバニラのヘラクレス辺りがいい気がします。パピリオやヴェスパーで前列が弱い気がするので -- 2014-04-10 22 26 03 サポートカードの連中が一枚もいないってどういうことよ… -- 2014-04-22 16 41 19 そら解説書いてる人がレシピノータッチの人だから。(本人)ギラファと相性のいい面もない訳じゃないとは思ってるけど、解説に書く程でもないと思ってるから -- 2014-04-22 18 21 55 見た感じBR型邪甲将軍ギラファ軸って感じだね。他にいじれそうなところとかありそうだけど…これで満足できるのならこの構築でもいいんじゃない? -- 2014-04-24 19 57 40 ウォーシックルを追加。マシニングに構築が近くなるが。まぁブレイクライドの次のターンから有効ってだけだが。 -- 2014-05-06 18 44 14 コメント すべてのコメントを見る サンプルレシピ +... G ユニット 枚数 備考 0 幼虫怪人 ギラファ 1 FV シェルタービートル 4 レイダー・マンティス 4 アウェイキング・ドラゴンフライ 4 治療戦闘員 ランプリ 4 1 ファントム・ブラック 4 マシニング・ローカスト 3 蛹怪人 ギラファ 4 パラライズ・マドンナ 4 2 ウォーター・ギャング 3 エリート怪人 ギラファ 3 マシニング・パピリオ 4 3 無双剣鬼 サイクロマトゥース 4 邪甲将軍 ギラファ 2 ヴァイオレント・ヴェスパー 2 外部リンク カードファイト!! ヴァンガード Wiki カードファイト!! ヴァンガード 共有掲示板
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登録日:2015/05/05 Tue 18 27 20 更新日:2021/05/02 Sun 07 17 56 所要時間:約 13 分で読めます ▽タグ一覧 剣豪小説 山田洋次 映画 時代劇 武士 永瀬正敏 短刀 短編 秘剣 藤沢周平 隠し剣鬼ノ爪 藤沢周平の短編剣豪小説、及びそれを原作とする映画。なお、小説と映画では、キャラクターの印象やストーリーが若干異なる。 世に語るべからざる「秘剣」を身につけた武士と、その周辺の人々を主人公に据えた短編小説のシリーズである”隠し剣”シリーズの内の一編。 初出は文芸誌「オール読物」の1977年9月号。 現在は”隠し剣”シリーズを纏めた短編集「隠し剣孤影抄」(文春文庫)に収録されている。 またその他、藤沢氏の全作品を収録した「藤沢周平全集」の第16巻に収録されているが全集だけあってこっちは生粋のファンでもなければ手を出しにくいであろう。 □概要 秘剣を題材とした短編剣豪小説”隠し剣”シリーズの第五作目。前作は「必死剣鳥刺し」、次作は「女人剣さざ波」。シリーズではあるものの、基本的に各話間に繋がりは無く、これ一話で完結する。 今作は秘剣の要素が物語の中枢にまで深く食い込んでいる。秘剣の”秘”剣であるが故に起こった悲劇であると言えるし、秘剣の虚像に踊らされた男の(ある意味では)喜劇とも言える。秘剣を扱った作品としての評価はかなり高く、映画化や舞台化もこの作品が選ばれる事が多い。 全体的に暗めの作風であるが、それ故に僅かな幸福によって締められたラストシーンは、まるで暗い夜道の中を照らす一筋の灯りのようにほのかに輝いている。 でもそんな事は全く関係なく、(文庫版解説でも触れられているように)控えめで慎み深く、自らを律する事のできる少女の魅せる思わぬ綻びに萌えてみてもいい。つまり何が言いたいかと言えばきえかわいい。 【物語】 片桐宗蔵の下に、「狭間弥市郎が牢を破った」との知らせがもたらされたのは、既に夕食も済ませ、女中のきえと寛いでいた頃だった。大目付の尾形からの使いの者が訪れたのだ。 宗蔵と狭間は過去、無外流を教える小野道場で共に切磋琢磨しあった同門で、特に狭間など一時は藩内随一とまで言われる程の無外流の遣い手であった。ところが四年前、藩主右京太夫の主催した剣術試合において宗蔵に敗れたのをきっかけに狭間は小野道場とは別の道場に移ってしまい、以降宗蔵とは疎遠になる。そしてその一年後、江戸詰めで出府していた狭間はそのお勤めの最中、小姓頭の某に斬りつけ重傷を負わせた罪で帰郷。郷入り処分(藩内の僻地への流刑)に処されていたのである。 狭間は宗蔵の剣の腕がある時期から急激に伸び始め、そしてその時期が宗蔵が師の小野平兵衛より秘剣「鬼ノ爪」を伝えられた時期と合致するため、鬼ノ爪を伝えられた為に宗蔵は伸びたのだろうと思っていた。その為狭間は牢を破ったものの流刑地からは脱出しておらず、あまつさえ自分の討手に宗蔵を寄越すようにとのたまっているのである。 無論、藩としては咎人の言など聞く耳を持たないのだが、狭間は城下に聞こえた剣の達人である。下手に人を寄越したところで犠牲者が増えるだけなのは目に見えている。そこで、一度は狭間を破った宗蔵に対し狭間を討つよう命を下すべく尾形は宗蔵を呼び出したのだ。宗蔵は狭間が自分との決着を求めている事を感じ取り、その命を受け入れる。 宗蔵が尾形の屋敷から帰宅すると、きえに見知らぬ客がある事を伝えられる。客はとても美しい女であった。宗蔵もその女に見覚えが無かったが、女は自身を狭間の女房であると紹介する。 狭間が牢を破り、その討手として宗蔵が選ばれた事を聞いた狭間の妻女は、宗蔵に狭間を見逃して欲しいと頼みに来たのである。狭間の妻女は必死で頼み込むも、武士として藩命に背く訳にはいかない宗蔵はその頼みを拒絶する。諦めきれない狭間の妻女は、もしも助けてくれるのであれば自分の体を好きにしてもよいとまで言い出すも、宗蔵はやはり拒否。脈なしと悟った狭間の妻女は宗蔵の説得は諦めるものの、今度は宗蔵の上司で御旗奉行の堀直弥に直談判すると残し去っていった。 だがその後、狭間の妻女の誘いを断ったものの、巨乳で美人な人妻の色香に当てられた宗蔵は、客が何の用だったのかを尋ねに来たきえを半ば強引に抱いてしまう。 明けて翌日。狭間の封じられた熊井村に訪れた宗蔵は、その山中にある山番小屋で遂に狭間と対峙する。 【人物】 ○片桐宗蔵 三十五石取りの武士。御旗組に勤める。父母ともに既に他界しており、現在は三年前から家に奉公へ出された女中のきえと二人暮らし。 中肉中背で容貌も並なごく普通の若者だが、こう見えて無外流と呼ばれる剣術の達人。前述したが、一時期は藩内随一と謳われた狭間を破った事もある程の。 当然、無外流の免許も受けているが、宗蔵はその際、免許の他に無外流に伝わる一人相伝の秘剣「鬼ノ爪」も共に授けられている。 鬼ノ爪を継承された時期と前後して、剣の実力も急激に伸び始めており、この頃から、敵なしと恐れられてきた狭間の剣に対抗しうる存在となってくる。この秘剣の継承と急激な成長が後に大きな誤解を招く事になるとは当時の宗蔵も思っていなかっただろう。 作中でも中盤で語られるが、鬼ノ爪の秘剣の正体は流派の本筋から離れた屋内闘争のための微々たる短刀術。それも小太刀や脇差よりも更に短い匕首(映画版では小柄)を用いたものであり、正道の果し合いに遣われるようなものではない。 しかし、「秘剣ヲ外ニ言ワズ」という秘剣の伝承者が守るべき条項を順守した結果、秘剣の内容を知らない狭間から一方的に敵意を持たれ、ついには決着をつけることとなる。 ○狭間弥市郎 小姓組に勤める百二十石取りの藩士……だったが、現在は熊井村屏風岳山中に封じられる罪人。彼が牢を破ったことから物語は始まる。 小野道場では宗蔵の五年先輩で兄弟子にあたり、既に免許皆伝も受けていた。数人いた小野道場の高弟の中でも特に抜きん出た実力を持っており、師範代も務める程の腕であった。 だがそんな彼にも転機が訪れる。弟弟子の宗蔵が皆伝を受け、また自らに伝えられなかった秘剣鬼ノ爪も相伝されたのだ。そしてその頃から宗蔵は急激に力をつけ始める。最初はしばしば狭間に打ち込むようになる程度であったが、その実力差は徐々に埋まり始め、ついには藩主の前で行われた剣術試合で宗蔵に敗北を喫してしまう。 宗蔵の著しい成長を鬼ノ爪の秘剣を受けたせいだと思い、そしてまた、何故秘剣を受けるのが自分ではなく宗蔵なのかと常から不満に思っていた狭間は、その敗北を気に小野道場から離れ、別の道場へと移ってしまう。その後、例の事件で屏風岳山中に封じられ、以降三年間を牢の中で過ごす事となる。 牢の中での三年間、一日も欠かすことなく鬼ノ爪を破るための工夫を考え続け、その完成を以て遂に宗蔵へと挑むべく牢を破るのであった。 ――実際の「鬼ノ爪」は実戦では使えない、微々たる短刀術の類である事を知らないままに。 ○きえ 宗蔵の家に奉公に出ている女中。19歳。宗蔵の家に奉公に入り三年になる。 奉公に入った当初は、肌は日焼けし手足もか細い、良くも悪くも農家上がりらしい粗野な少女であったが、行儀見習い(結婚を見据え、礼儀作法や家事等の練習の為に武家や豪商に仕える事。解りやすく言えば花嫁修業)として宗蔵の家へと入った事もあり、生前の宗蔵の母にかなり厳しく躾けられたらしい。その結果、行儀も身だしなみも一通り覚え、三年前と比べるととても女らしい女性へと変貌する。が、たまに村娘らしい地が出るとは宗蔵の言。 最近は何やら宗蔵にも言っていない秘密がある様子。 因みに狭間の妻が咲き誇る山あじさいだとしたら、きえはうす緑のゆりの蕾。 ○狭間の妻 狭間の妻女。スタイル抜群で成熟した美人。そして人妻。 どこで知ったか狭間が牢を破り、その討手として宗蔵が選ばれたことを知り、狭間を逃がしてくれるよう交渉するため宗蔵宅へと訪れる。 狭間への愛は相当に深いらしく、狭間のためであれば自らの体も厭わない程。 結局、武士として藩命に背く訳にはいかない宗蔵との交渉は決裂し、狭間の妻は宗蔵の上司に当たる堀の元へと訪れるが、堀は堀で相当に下衆な人物だったのでその結果は……。 作中でもかなり悲惨な末路を辿った人物。 ○堀直弥 御旗奉行を勤める藩士。宗蔵の上役。 堀家は代々組頭を輩出する名家であったが、この堀直弥ははっきり言って無能。その無能さは役職にも現れている。 御旗奉行(というよりは御旗組)、というものは名前の通り藩の紋が描かれた旗を守るための役職である。旗は自らの軍を表すこともあり、重宝され、それを倒される事は恥であったというが、それも戦国期の話である。確かに旗は大切なものであるが、幕府も立ち、日本全体が安定していたこの時期において旗を守るための御旗奉行ははっきり言って閑職であり、その立場に押しやられた堀の実力も自ずと知れよう。 とはいえ、堀自身は自分の無能に全く気付いておらず、事あるごとに「おれは不遇だ」と自分の立場を嘆いて、酒と女に溺れているらしい。 更に質の悪い事に、何かあると家格を傘に藩政に口出しするため、一部の取り巻きを除き、藩の大多数の人間からひどく嫌われている。 作中の発言から、狭間の妻が宗蔵宅の次に堀の家を訪れたのは間違いないだろうが、このように非常にアレな人物なのでその結果は矢張り……。 【映画】 本作を題材にした映画が2004年に作成されている。監督は、同じく藤沢周平作品を題材にした「たそがれ清兵衛」で国内の映画賞を総なめにし、海外のアカデミー賞候補にも挙がった山田洋次氏。主演は永瀬正敏。「必死剣鳥刺し」「武士の一分」と共に俗に隠し剣三部作と呼ばれる。 「隠し剣鬼の爪」と名付けられているものの「たそがれ清兵衛」同様に、幾つかの藤沢作品をミックスし、一本の映画として仕上げている。本作の原案は「隠し剣鬼ノ爪」と「雪明り」。 「雪明り」は隠し剣シリーズの一編ではないものの、男女の繊細な心の機微を描いた人情劇として有名なのでこちらも読んでみるといいかもしれない。 また本編中に(明言はされていないが)隠し剣シリーズの「邪剣竜尾返し」と思われる技が登場しており、これも本作のストーリーラインに組み込まれている。 キャッチコピーは「幕末、愛に生きる侍がいた」 因みに、原作では狭間の妻女は終始狭間の妻と書かれていたが、こっちではちゃんとした名前がある。演じたのは高島礼子。 映画版ネタバレ 映画版では「雪明り」と「竜尾返し」も組み入れられたため、ストーリーラインは概ね原作そのままでありながら細部演出が大きく異なっている。 舞台が幕末になっているため、本編のストーリーと平行して海坂藩で英国式教練が取り入れられ、僻地に送り込まれて嫌気が差しているエリート教官と、呑気な田舎侍たちの対比が描かれている。 狭間が捕らえられた理由も江戸詰めの最中、開国や倒幕などの思想に触れて同志とともに謀反を企てたためとなっている。同門で仲が良かった宗蔵にも謀反の疑いがかかり、果たし合いに行かざるを得なくなってしまった。 嫁ぎ先で虐待されていたきえを宗蔵が強引に離縁させ家に住まわせたことから、原作では完全に秘められていた宗蔵ときえの関係がかなり大っぴらなっており、それが周囲から問題視されるようになる。 狭間との果たし合いに際して、宗蔵は師匠から(名前は出てこないが)竜尾返しを授けられ、果たし合いの決着も致命傷を負った狭間が「それが鬼の爪か。卑怯な騙し技に過ぎん」と宗蔵を罵り、待機していた鉄砲隊によって射殺されるという形になっている。 宗蔵がかなり感情表現豊かなキャラクターとなっており、きえとの関係を揶揄されて激高する、狭間の妻に迫られて激しく狼狽する、狭間の死に際して「鉄砲なんぞで死にたくなかったろう」と慟哭する、酒宴の場で堀に喰ってかかるなど、原作の何処か寡黙で生真面目な印象とは大きく異なる。 こうしたことから最終的に武士というものに疑問を抱いた宗蔵は、きえを伴って蝦夷の開拓地へ向かうことで映画版は幕を閉じる。 以下ネタバレ注意 匕首は堀の胸を刺し、擦れちがったときには、懐の中の鞘にすべりこんでいる 刃の上に一滴の血痕も残さないのが、秘剣の作法だった 三年もの間鬼ノ爪を想い続け、それを破るため新たな工夫を編み出した狭間の強さは正しく剣鬼のそれであった。だが、宗蔵は狭間の工夫の僅かな弱点を突き狭間に勝利する。宗蔵は無事、役目を果たしたのだ。 後日。町に出た宗蔵は偶然にも狭間の妻女と遭遇してしまう。 狭間の妻はあの晩のことを「どうかしていた」と省み、狭間を討った宗蔵のことを恨んでもいないという。宗蔵と狭間の妻女が別れようとしたその時、彼女は尋ねる。「堀は宗蔵に何も言わなかったか」と。 そう、狭間の妻女はあの晩、宗蔵とあった後に堀の元へと向かったのだ。そして恐らく宗蔵に頼んだときと同じようにを堀にも狭間を逃がしてくれるよう宗蔵に命じてくれと頼んのだろう。無論その代償は、彼女自身の身体である。そして堀は彼女の頼みを聞き入れた。まさか、と思うような事をあの男はしでかしたのだ。 宗蔵は狭間の妻女の行為を、愚かなことをしたと責めるが彼女はそれについては何も言わず、まるで十も年を取ったかのような背を見せながら宗蔵の下を去っていった。 宗蔵が、狭間の妻女が自害したという噂を聞いたのは、それから三日後の事であった。 それから少しばかり時を置いた後。宗蔵は堀の下を訪れる。その目的は無論、あの夜の事を堀に尋ねるためである。 宗蔵は、自分の下に狭間の妻女が訪れ、堀に狭間を逃がすように頼み込み、そして堀はそれを請け負ったと聞いたと尋ねる。 それに対し堀は、初めはぴしりと断ったが、狭間の妻女は色仕掛けを用い、自分はうんと言わされたのだ、と笑いながら弁明する。そして堀は、放っておけばいい、もしもまた訪ねてきた時は「貴様も結構喜んでいた」とでも言ってやればいいと応える。堀は、狭間の妻女が自害した事すら知らない様子であった。 宗蔵が、狭間の妻女が自害した事を告げると、堀は少しぎくりとしたような顔を見せながらもこう言い放った。 「それはもったいないことをした。いい身体をしておったぞ。上玉だったのにな」 宗蔵が、堀に対する明確な殺意を抱いたのは、この時であった。 翌日。宗蔵は城内で最も人気の少ない場所で、堀が下城するのを待っていた。宗蔵は堀が廊下の端に現れたのを見遣り、堀とすれ違うように歩き出す。すれ違いざまに宗蔵は鬼ノ爪で以て堀を討ったが、堀がそれに気付いた時には宗蔵は既に姿を消していた。 堀の死体が見つかったのは、その日の夕刻、一般藩士が下城する時刻になってからであった。 だが、調べに当たった大目付は首をかしげる。堀の傷はただ一ヶ所。測ったように真直ぐ心臓を貫いていたが、その傷が、何によって付けられたものか皆目見当がつかなかったのである。それは、人ではなく何か別の生き物によって付けられた傷にも見えた。 実は「鬼の爪」とは、心臓に至る一点の傷を以て大量の内出血を起こさせ殺す裏の技。いわば剣術と言うよりは暗殺術とでも言うべきものだったのだ。「秘剣ヲ外ニ言ワズ」というのも納得である。 その晩、宗蔵はきえに対し、「お前を嫁に貰うのが一番良いようだ」と告白する。狭間の美しい妻女の事は、もう全て終わった事だった。 だが、きえは泣き出しそうな顔をしながら宗蔵の言葉を拒絶する。きえには、親の決めた許嫁が居たのだ。 それを聞いた宗蔵は、なら何故あの夜、自分に抱かれる事を許したのかと問う。涙の内からはき出された、それに対するきえの答えはある意味で当然の事であった。 でも、旦那さまの事が好きでしたから それを聞いた宗蔵は少し驚き、しかし心を決める。最早、きえを顔も知らないどこぞの男にやる事など考えられなかった。 ま、わしに任せろ いざとなれば、すでに夫婦のちぎりを結んでしまった、と白状するさ きえは宗蔵の言葉に笑おうとし、しかし笑えず怯えた顔で、それでは両親に叱られますと応える。宗蔵は可憐だと思いながらそおなきえの表情を見つめるのであった。 追記修正よろしくお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 「そこは慕うと言うのだ」って台詞が妙に印象に残ってるな。 -- 名無しさん (2015-05-06 21 44 45) かなり有名な話なんじゃなかろうか -- 名無しさん (2015-05-07 11 58 15) 鬼の爪と言うだけあるな、と思った。暗殺の極みじゃないかなと個人的に思った -- 名無しさん (2015-05-07 18 35 33) でも実際何のために工夫されたんかねぇ -- 名無しさん (2015-05-07 20 04 18) ↑途中投稿ミス 虎ノ眼みたく暗殺専用の役目とかがあったんだろうか -- 名無しさん (2015-05-07 20 06 10) 刀の持ち込めない場所で使う秘剣…人に言ってはいけないことも含めて、真っ黒であるw -- 名無しさん (2015-06-17 18 35 56) 用途から察するに藩内の造反分子処理用かね…真黒どころか存在すら知られちゃいけないレベル -- 名無しさん (2015-06-17 18 50 37) 隠し剣阿部の魔羅……ハラキリの準備は自分で済ませた。何時でも跳ねると良い -- 名無しさん (2015-06-30 21 08 07) 映画版きえが・・・いや、すごいよかったけども -- 名無しさん (2016-12-15 16 40 28) そういえば、今度は『工夫』についての項目を立てるのもいいんじゃない? -- 名無しさん (2020-05-24 13 55 45) 名前 コメント
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腐剣鬼抄◆F0cKheEiqE ほノ参 帆山城とは堀を隔ててすぐの位置の城下町の一角の事である。 そこには、釣鐘がつけられた物見梯子があったが、 その周囲には、嘔吐を催す悪臭が充満していた。 一体何の臭いであろうか。 ひどく甘酸っぱい、強い酸性の、鼻を突き刺すような劇臭だ。 何か生き物が腐った臭い、それが一番適当な例えだろうか。 臭いの源は何であろう。 梯子の根元に眼を向ければ、 そこには白くて赤い『何か』が蹲っている。 臭いは『それ』から発していた。 『それ』は驚くべき事に人であった。 驚くべき事と言ったのは、その姿形が余りに人間離れしているからだ。 梯子を背にしてもたれかかるようにして座っている。 容貌はまるで解らない。 目だけを僅かに露出させて、 それ以外の部分は白い袈裟頭巾に完全に覆われてしまっているのだ。 僅かな隙間から覗く双眸は、 恐ろしく熱を持っており、充血して真っ赤であった。 また、目の周りの僅かに露出している肌は酷く黄ばんでいて、 良く解らない油のような物で覆われている。 真っ赤な双眸が闇夜に炯々と輝き、 黄色い肌が月光にテラテラと光っている。 顔以外の部分はどうだろう。 肌に着けているのはえらく黄ばんで、 茶色や黄色の良く解らない染みがあちこちに付いた襦袢と、 その上から被せられた血の様に真っ赤な袍一枚のみだ。 そして、その襦袢の外に出ている肌は残らず、 いや、恐らく襦袢の下も全て、 包帯の様な白い布で隈なく覆われ、 まるで木乃伊の様になっている。 そして全身を覆う白布もまた、 黄ばみきっており、茶色と黄色の気味の悪い染みで溢れ返っている。 それが、凄まじい悪臭を放っていた。 白い「人物」は真っ赤な焦点の定まらない瞳で、 ぼうっと宙を見ていた。 その視線は、まるで『病人のように』にひどく熱を持っている。 『病人のように』? そう、『彼』は病人であった。 恐るべき病、生きながら体が内外より徐々に腐っていく天刑の病。 癩病、現代ではハンセン氏病と呼称される業病に、 彼は全身を侵されているのだ。 「・・・・ぁっ・・・・」 声にならない不気味な呻きが、頭巾の下から零れた。 彼は、深紅の瞳で空を仰ぎ見た。 彼の名は師岡一羽。 天真正伝神道流を修め、次いで卜伝より新当流を学び、 ついには一羽流という一流を起こした剣豪のなれの果てであった。 ◆ 師岡一羽は常陸国信太庄江戸崎の人である。 名門土岐氏の系譜で、 江戸崎の土岐氏に仕えてきた家系の人だ。 伝承には塚原卜伝に師事し、次いで神道流、飯篠長威斎に師事し、 長じて一羽流を開いたとあるが、これは誤りである。 一羽が生まれる前に長威斎は死んでいる。 故に彼は恐らく卜伝に学んでそのまま一羽流を開いたのだろう。 彼の主君であった土岐氏は、秀吉の小田原征伐の際に佐竹氏に攻め滅ばされ、 一羽は仕官を望まれるも固辞し、浪人し、 すでに開いていた一羽流の道場に専念した。 道場は隆盛しており、 後継者と目される三人の高弟もいた。 すなわち、 根岸兎角、岩間小熊、土子泥之助(土呂之介、泥介、泥助とも)の三名である。 弟子も多く、優秀な後継者候補もおり、 一羽流は大いに栄え、 彼は一流祖としてあるべき静かな余生を送れるかと思われた。 しかし、彼の本来あるべき晩年の姿は、癩病が発症したこで一変する。 全身の皮膚が黄ばみ、崩れ、夥しい斑点と腫瘍が体を覆い、 体毛は抜けおち、神経が侵される。 気が付けば、彼は道場の運営どころか、 日常生活すら満足に行えない体になっていた。 中世、恐るべき伝染病は、多かったが、癩はある意味もっとも恐れられた。 有効な治療法は無く、病状の進行は真綿で首を絞めるように緩やかで、 それでいて醜く体が崩れ、腐っていくのである。 道場から門弟たちは瞬く間に去り、 気が付けば一羽に寄り添う者は、例の高弟三人だけになっていた。 しかも、そのうち、兎角が回復の見込みの無い、 醜く腐っていく師の看病に嫌気がさして逐電してしまった。 一羽は天正二十年に死ぬが、 癩病でもはや立ち上がることすら叶わなくなった上、 困窮極まり、死に立ち会ったのは忠弟二人だけという、 あまりにも寂しく悲惨な最期であった。 そんな一羽が、この殺し合いの場に呼び出されたのは、 死の一年前、兎角が逐電した直後であった。 ◆ (何故、今なのだ?) 一羽は宙に視線を漂わせながら、 熱でぼんやりと靄がかかったような頭脳を、 必死にゆり起して思考を繋ぐ。 (兵法勝負・・・是非もなし・・・だが・・・) (何故、今の俺を呼んだのだ) 一羽の体は、既に癩に侵されつくして、 剣を振るうどころか、寝起きすることすら困難な体なのだ。 そんな自分を呼び出して何とするつもりなのか。 (死ぬのか?) (俺はここでみじめに野垂れ死ぬのか?) 今の自分は芋虫みたいなものだ。 地を這いまわる事しか出来ない腐った芋虫。 今の自分なら童でも殺せる。 ましてあの白州の達人たちは・・・ (嫌だ) (そんなのは嫌だ) (だとすれば俺は何のために・・・) 気が付けば体の自由が利かなくなっていた。 肌が崩れ、できものに溢れていた。 弟子たちはみんな去っていった。 しまいには高弟の兎角にまで逃げられた。 自分にはそれを引きとめる力すらない。 そして、公衆の面前に引き出されて、 惨めに虫みたいに殺されると言うのか。 ( イ ヤ ダ ) ( ソ レ ダ ケ ハ イ ヤ ダ ) 剣に生き、将として生き、 一流を興した俺の末路がこんな物? そんな事は認めない。 絶対に認めない。 ここで殺されるのが運命なら、 何のために剣を極めたか、 あの修行と闘いの日々は何のためのものであったか。 (死ねない) (死ねない) (シネナイ) (シネナイ) (シネルワケガナイ!) 一羽の深紅の双眸が一層輝きを増した。 一羽が、不意に両手を前に突き出す。 プルプルと小刻みに震えるそれは、 まるで二本の白い棒きれのようだ。 右手はまだ辛うじて人間の手の形をしているが、 左手に至っては指が三本しかなく、 しかもいずれも鉤のように曲がっていた。 二本は腐って落ち、残る三本も神経を侵され、 猿手になっているのだ。 一羽はそのまま地を這うようにして 傍らの行李に近づき、震える手でそれを開いた。 中には一振りの白木拵えの刀があった。 一羽は凄まじく苦心しながら鞘から刀身を引き抜いた。 白刃が月下の闇に晒され、それが一羽の赤い瞳に映った瞬間、 一羽の体に電流が走った。 『不屈の精神を持った剣士にあっては、 おのれに与えられた過酷なさだめこそ、 かえってそのたましいを揺さぶり、ついには・・・』 三枝伊豆守高昌 手島竹一郎家伝 写本「駿河大納言秘記」 「お・・・・お・・・・」 「おお・・・おお・・・」 「おおおおおおおおおおお」 「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」 呻きとも叫びともとれる声が一羽の喉より迸った。 そしてどうであろう。 もはや立つことすら叶わぬと見えた一羽が、 身体を痙攣させながらも立ちあがったではないか。 白布に包まれた両の足はやせ細り、 しかも右足の方が、左足より短くなっていた。 右の五指はすでに落ちていたのだ。 そして、右手に抜き身の刀をもったまま、 一羽はいずこへと、体をよろめかせながら歩きだしたのである。 「勝つ」 「勝って俺の最後の・・・」 一羽は呻いた。 一羽が手にした白刃は、 『七丁念仏』という銘を持つ妖刀であったが、 その刀身を見た一羽が立ち上がったのは何故であろう。 誰が知ろう。 七丁念仏に映る姿だけは、 かつての剽悍な一羽であったのだ。 赤い袍が、風にばっと閃いた。 まるで火柱があがったようであった。 一羽最後の戦いが始まる。 【ほノ参 城下 往来/一日目/深夜】 【師岡一羽@史実】 【状態】重度のハンセン病が進行中 【装備】七丁念仏@シグルイ 【所持品】なし 【思考】:兵法勝負に勝つ 一:見かけた奴を斬る。 【備考】 ※人別帖を見ていません。 ※重度のハンセン病で、病状は現在も進行しています。 今は身体を騙して動いていますが、 病状の進行具合では、失明、 あるいは歩行不能の状態に陥る可能性もあります。 ※ほノ参に行李が放置されています。 時系列順で読む 前話 ひときり 次話 茶屋前の決闘 投下順で読む 前話 ひときり 次話 茶屋前の決闘 試合開始 師岡一羽 頑張る女達/師匠と弟子/盟友の誓い
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この街『冬木市』には現在さまざまなマスター、サーヴァントが集まっている。そのためいろいろな噂が流れている。 例えば――犯罪者を狩る、サムライとニンジャの二人組のような。 冬木市から外れた地区には、大きな森がある。 そう、少々の銃声程度では周囲の住民に気づかれないほどに。 その中で起こる爆音、そして炎。周囲に立ち込める硝煙の匂い。 森は四人の男により正しく戦場と化した。 追う側は二人。 一人はボディアーマーにフルフェイスヘルメットの完全武装の兵士。 一人は迷彩色のズボンに上半身は何も着ず、筋骨隆々の身体をさらしている男。肩には弾帯をたすき掛けにしている。 二人の軍人は、手にそれぞれFN F2000とM134を抱えていた。 追われる側は二人。 1人は下半身に黒い小袴、足袋。上は手に手甲、長袖の黒い着物の上から羽織を着た総髪隻眼の男。 彼は人間業とは思えないほど、縦横無尽に林を駆け、十数mを飛び跳ねる。 もう一人はジャケットにジーンズ。顔に掛けたサングラスの淵からのぞく目尻には、頬まで届く深い傷跡。手にする杖から見ても、彼が盲目である事は一目瞭然だった。 だが、彼は盲目とはとても思えないほど、まるで見えているかのように走っている。 もし、彼らの生死を分けた理由を求めるとするならば。 それは、心構えだったのかもしれない。 林の中、木の裏側に片目総髪のサーヴァントは逃げ込んだ。 軍人が木ごと砕かんとミニガンのスイッチを押そうとした瞬間、総髪の男は手より輪状の武具を召喚し、上空へ投げた。 その行動に何の意味があるのか、軍人が一瞬思考したことで、二人の生死を分けた。 暗闇の中、ぷつん、と何かが切れる音が鳴り、次に軍人の真上から銀で編まれた網が落下した。 軍人の身体に絡みつく網。皮膚にまとわりつく違和感。男は自分の慢心に対し激怒する。 初めからあのサーヴァントはこの場所に罠を仕掛けていたのだ! だが、この程度ならミニガンの銃口を相手に狙い、スイッチを押すのに支障はない。 男は銃口を向けようとし――そこで初めて罠が一つだけでないことを悟った。 男の真上から独特の飛来音を発し、落下する輪状の武器。総髪のサーヴァントは既に棍を召喚し、振りかぶっている。 「輪とこの棍、どちらを避ける!」 総髪の男が叫ぶ。 軍人のサーヴァントは一瞬戸惑う。だが瞬時に思考を切り替え、遠くの間合いより投げられる棍より近くの輪を避ける方が先決と判断。 地面に転がり、輪を避け――そこで思考が途絶えた。 軍人のサーヴァントは総髪のサーヴァントの操る棍の特性と威力、速度を見誤っていたのだ。 総髪の男はまるで稲妻のごとく棍の節を外して伸ばし――節の間に鎖が仕込まれている七節棍と呼ばれる武器だ――軍人の男の頭蓋を打ち砕いていた。 軍服と盲目の男の戦いも佳境を迎えていた。 軍服の男は弾倉を落とす。球を打ち尽くしたと見た盲目の男は、目の前の男に向かった突進した。 だが、実は軍人の男はライフルの薬室に一発弾丸を残していた。 この距離なら外しようが無い。男はヘルメットの中でほくそ笑む。 その余裕が、二人の生死を分けた。 ライフルから銃弾が発射。頭部へと確実に命中するはずだった弾丸は、正眼に構えた刀に直撃し――二つに分かれ、男の背後にある木に当たった。 ライフルの弾を剣で斬った!? 驚愕した男は慌てて弾倉をライフルに挿入しようとし。 「遅い!」 瞬間、盲目の男は軍人のマスターに斟酌の間合いまで接近していた。十間を一息で詰める古流剣術の歩法だ。 男は真上に刀を掲げ、振り下ろす。軍人はとっさにライフルを掲げ盾にした。 刀とライフル。本来ならば防げるはずが、ライフルは鏡のような断面を残し、切断された。 さらに男は振りおろした両腕を返し、瞬時に切り上げる。徹甲弾でさえ防ぐNIJ規格レベルIVのボディアーマーがあっさりと切り裂かれた。 軍人のマスターは切断面から血を噴出させ、どう、と音を立て倒れた。 男は刀の血振るいをし、残心。周囲に殺気を感じないことを確認し、杖に納刀した。 杖を地面に突いた男に、暗闇の中何処からか近づいてきた総髪のサーヴァントが話しかけた。 「護、そちらも無事だったようだな」 「無事と言えば無事だが……今一つな戦いだった、土鬼」 サングラスをかけた盲目のマスター――土方護は総髪隻眼のサーヴァント――土鬼に対し、不満をあらわにした。 「一撃で相手を仕留めるべきだった。切り上げの際に予備の拳銃を突きつけられたら、そこでお仕舞いだったからな」 護はサングラスのフレームを中指で押し上げ、土鬼に対し顔を向けた。まるで、見えているかのように。否、彼は真実盲目だが『見えて』いるのだ。 護の視界を見る者がいれば、一昔前の3Dゲームか3DCADを想起するだろう。護の目に映る光景は、黒いバックに白いワイヤーフレームで構成された世界だからだ。 その理由は護の書けるサングラスにある。このサングラスは、サングラスと杖の先端から発せられた超音波の反響音から立体映像を分析、構成し網膜に直接投影する最新鋭の視覚障害者用補助システムなのだ。 本来は単体だと解析が遅れ、スパコンのバックアップがあってリアルタイムで機能する代物だが、なぜか現在も問題なく使用できている。 聖杯戦争に参加する盲人に対する、せめてものハンディってやつか。そう護は判断していたが、理由は不明である。 何時停止するか分からないゆえさほど期待はしていないが、敵が見えないと勘違いするなら利用する。その程度には護はサングラスの利点をとらえていた。 実際護は見えずとも他の四感で戦える鍛錬を積み、殺気で敵の位置を判断する事が可能なのだから。 「そっちこそ、お前がその気なら一撃で仕留められたんじゃないのか」 「かもしれん。だが俺はまだ、サーヴァント戦にも現代戦にも熟知していない。敵を知り、己を知らばというやつだ。 特に、サーヴァントとマスター2人に対しどのように接すれば、一騎ずつ分けられるか知りたかった」 「そういえばお前の望みからすればそれを知るのは当然か。全く『サーヴァントとの一騎討ち』ってのは……およそ暗殺者(アサシン)らしくない望みだよな」 「クラスは俺が決めた訳じゃない。俺を、いや英霊を完全に召喚するのは聖杯といえど不可能だった。そのためクラスを当てはめる必要があった。 そして俺の適性はアサシン以外になかった。それだけの事だ」 「俺は聖杯なんぞ興味は無いし、勝手に人を呼び出し殺し合いをさせる奴の思惑通りに動きたくない気持ちもあるが」 護は杖の先を指で弾いた。 「一方でそんな事はどうでもいい、と考える自分もいる。俺が求めているのはこの剣を振るえる『戦場』と『理由』だからな」 「戦場ならお前の時代にもあるのではないか?」 「お前のように剣術や棒術が実戦で使われる時代ならまだいいさ。 だがさっき戦った連中のように、銃器が戦闘の主たる武器に変わった現代で剣を振るう事しかできない阿呆がどう生きていけばいい?」 護は杖の先で地面をたたいた。 「だから、手前勝手に人を呼びつけサーヴァントとやらを召喚させ、さあ戦えというのは腹が立つが、戦いそのものはむしろ望むところなのさ」 「随分と身勝手な理屈だ」 「自ら望んだ道だ。その程度の覚悟は必要だろう。俺は『手段』のためなら『目的』は選ばんからな」 「そこは俺も同じだ。俺がこの聖杯戦争に求めるのは、聖杯を手中に収める『結果』ではなくそこまでの『過程』。俺の修めた裏の武芸が古今東西の英霊相手にどこまで通用するかだからな」 土鬼は袖の内に手を収めた。 「問題は、この聖杯戦争の場合、誰がマスターに選ばれるか、俺たちサーヴァントには基準が不明という事だ。最悪の場合、何も知らない女子供がマスターになる可能性もある」 「そういう事態も有り得るか。覚悟も戦う術もない奴を戦争に巻き込めば、面倒くさい事になると決まっているんだ。全く、ふざけやがって」 冷静な土鬼に対し、護は忌々しげに舌打ちした。 「そういう女子供となると、剣も鈍るか?」 土鬼の問いに対し、護は足を止め、土鬼を睨みつけた。 「勘違いするなよ。相手がサーヴァントという『凶器』を俺にぶつけるのなら、例え女子供だろうと敵だ。そして俺自身が追い詰められれば、何者の命も絶つ! 過去そうしてきたようにな」 「祖に遭うては祖を斬り、仏に遭えば仏を斬る……というところか。それでも、無辜の人間まで殺そうとしないあたり、凶刃を振るう血に飢えた人斬りという訳でもないのはありがたい」 「もし、俺がそんな虐殺者だったらどうする気だった?」 「そんな奴、さっさと打ち殺して他のマスターを探すか、次の機会を狙ったさ」 「こいつ……」 護と土鬼は互いを見つめ笑いあった。 常識の枠を踏み越えた行動を、人は時に『狂気』と呼ぶ。それを為す者を『鬼』と呼ぶ。 この二人は正しく習得した技を極める事のみを目的とする『剣鬼』であった。 【サーヴァント】 【CLASS】 アサシン 【真名】 土鬼 【性別】 男性 【出展】 闇の土鬼 【パラメーター】 筋力C 耐久D+ 敏捷A 魔力E 幸運A 宝具B 【属性】 中立・中庸 【クラス別能力】 気配遮断:A+ サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 千里眼:D 視力の良さ。動体視力、遠近感、周辺視野、暗順応の向上。 直感:A 戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。 鍛錬、戦闘経験により研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。 一寸の見切り:A 敵の攻撃に対し、間合いを計り回避する能力。同じ敵の同じ技は一度見れば完全に見切ることが出来る。 但しランク以上の見切りを阻害するスキルでの攻撃、範囲攻撃や技術での回避が不可能な攻撃は、これに該当しない。 常在戦場の心得:B 常に十全の戦闘能力を発揮するため、盤石の態勢を整える技術。 デバフを無効化し、状態異常の防御や回復に有利な補正を得る。 戦闘続行:A+ 万人に一人の生命力。 HPが0になっても、判定次第で蘇生する。 左腕不随:B+ 前兆なく突発的に左腕が麻痺し、長くて2時間は指一本動かすこともできなくなる。 頭部に打撃を加えられると発症する可能性が高まり、回復するまでの時間も長引く。 【宝具】 『闇の土鬼』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:― 最大補足:― 裏の武芸を極めた土鬼の象徴。 闇の武芸における全ての武具を魔力の続く限り無限に召喚し、自在に操る。 武具はDランク相当の宝具として扱われる。 七節棍:七つの節に鎖が仕込まれてあり、土鬼の技術により伸縮自在。 土鬼はこれを主武器とし、両端を敵の間近で投げる戦法を用いる。 霞のつぶて:指で石、または鉄の玉を弾く。他の武芸では「指弾」「如意珠」とも呼ばれる技。 ただの石ころが、土鬼の手にかかればDランク相当の宝具と化す。 錫杖:先端が尖っていて、槍としても使える。 尺八:吹けば毒針が発射される。 仕込み傘:傘の根元に針が仕込まれており、さらに骨も針になっている。 心臓を突いても痛みはなく、肉が閉まり傷跡を残さず出血もしないが、数十分後確実に死ぬ。 輪:中国武術で使う圏に近い。 投擲や紐を付けて振り回して用いる。 銀線:極細で出来た鋼の糸。 太い木の幹や人間の首も両断する。 銀網:髪のように細い鋼の糸で編まれた網。 蜘蛛の巣のように相手をとらえる。 梅吒:梅の花を模した武具。ひもにつけて振り回す。 先端の針には毒がある。 飛孤:熊の爪を模した武具。紐に付けて投擲する。 当たれば爪が肉に食い込むよう作られている。 多条鞭:ある時は一本に纏わり相手を打ち据え、ある時は十数本に分かれ相手を絡め取る。 双条鞭:二本の軟鞭。当たれば骨も折れる威力を誇る。 毒針:長さ二寸程度の細い針。 土鬼は飛ばした武具の影に隠れるよう投擲する使用法を好む。 手甲鉤:手甲に取り付けられる熊の爪の様な武具。 投縄:両端に分銅が付けられており、相手に絡みつくように作られている。 縄に針が付けられている物もあり、針には毒が染み込ませてある。 編笠:目元まで覆い隠す深い編み笠。 頭頂部には鉄板が仕込んであり、盾としても使える。 仕込み槍:先端部に鎖を仕込んだ節があり、伸縮自在。 角手:手にはめる太い針が付いた、ナックルダスター状の武具。 含み針:口中に含み、不意を突いて吐き出す。 弓矢:Dランク相当の宝具ではあるが、ごく普通の弓矢。 刀:Dランク相当の宝具ではあるが、ごく普通の打刀。 『血風陣』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大補足:100人 生前戦ってきた血風党の党員を召喚し、連携による波状攻撃、一斉攻撃を仕掛ける。党員の武具は上記『闇の土鬼』にある物と同一である。 本来この宝具は土鬼の物ではないが、並行世界の同一存在『直系の怒鬼』の影響により、使用できるようになった。 【weapon】 宝具欄を参照。 【人物背景】 横山光輝作「闇の土鬼」の主人公。 元は貧しい農家に生まれ、口減らしに土へ埋められる。 だが極めて稀な生命力を持っていたこの赤子は土中で泣き叫び、恐れた父親に鍬を振るわれるが、それでも生きていた。 その生命力に注目した大谷主水という裏の武芸を修めた武芸者に拾われ、土鬼と名付けられた。 十数年後、血風党という暗殺集団の脱党者だった主水は元同士に襲われ、死の間際に土鬼に対し裏の武芸で天下一の武芸者を目指す夢、それを土鬼に託そうとした旨を語る。 それを聞いた土鬼は要人暗殺のために結成されたはずが、平和な時代で単なる血に飢えた暗殺集団に堕ちた血風党を滅ぼし、その過程で裏の武芸を究めんと決意した。 紆余曲折の末、血風党の長、無明斎と対峙するが、無明斎は圧倒的な優位にありながら土鬼を殺そうとしなかった。 幕府の急速な大名弾圧から血風党の末路を悟り、せめて自分が編み出した裏の武芸を土鬼に残し、完成させてほしいと願ったからであった。 血風党の四天王を倒し、本拠の血風城まで辿り着いた土鬼に無明斎は稽古をつけ、裏の武芸のすべてを伝えた。 その後、刺客として現れた柳生十兵衛と戦い、無明斎の前で打ち破り裏の武芸を極めた事を証明する。 土鬼は血風党の始末をつけ自決する無明斎、炎に包まれる血風城を見届けた後、いずこかへと去った。 その後の土鬼の行方は、定かではない。 人生の目的は裏の武芸の神髄を見極める事で、対戦した宮本武蔵(土鬼はそうとは知らず戦っている)から「お前は死ぬまで敵を求めてさまようだろう」と評されている。 【方針】 サーヴァントとの一騎打ちを望む。 【把握媒体】 横山光輝作「闇の土鬼」全三巻が発売中です。 【マスター】 土方護 【出展】 死が二人を分かつまで 【性別】 男性 【能力・技能】 一刀流、新当流、無外流、示現流など複数の流派を習得している。 達人の腕前と「断罪」が合わさり、飛来する拳銃、小銃の弾丸、鉄パイプ、自動車のドア、超硬合金、果てはミサイルまで切断する。 【weapon】 単分子刀「断罪」 鞘が盲人用の杖に偽装されている仕込み刀。銘の断罪は刀匠が犯罪に対する思いにより入れてある。 切れ刃の部分が単分子層で形成されており、理論上あらゆる物質を切断できる。 大太刀「鬼包丁」 刀身三尺を超える実戦刀。 こちらも切れ刃が単分子層なのか、ビルの鉄柱をも一刀両断できる。 ナイフ ジャケットの内に忍ばせている。数は十数本。 刀の間合いより遠い相手に対し用いる。 サングラス 超音波の反響音を解析した映像を、網膜に直接投影する。 銃の弾道予測プログラムが搭載されており、銃口の向きから事前に弾丸の予想軌道を映像にして示す。 他に音声を識別し、人物を登録する機能や、骨振動を利用した通信機能、補聴機付。 【人物背景】 漫画『死が二人を分かつまで』の主人公。 少年の頃、飲酒運転の事故に巻き込まれ両親を失う。その後祖父の知人である剣術の師範に引き取られ、剣の修行に没頭していた。 他者から見て異常な程の鍛錬の量は如何なる理由か不明だったが、もしかしたら両親の敵を討つためだったのかもしれない、と推測されていた。 そして中学二年の時、事故を起こした男が酔っぱらい道端で寝ている姿をまるでゴミを見るかのような目つきで見据え、敵に対する関心を失ってしまう。 だが剣術をやめることなく、さらに激しい修行を自らに課してゆく。稽古時間は日に15時間という常軌を逸した量だった。 二十歳を越えた頃、師匠との闇稽古で師を打ち殺し、真に剣鬼の道へと突き進むことになる。 その後、繁華街でヤクザ相手に喧嘩を吹っ掛けたりしていたようだが、エレメンツ・ネットワークという犯罪被害者を母体としたヴィジランテグループに所属。 現代戦闘の軍事訓練を受けた後、派遣先のチェチェンで戦闘中、炸裂弾の破片を至近距離で浴び視力を失う。 日本に帰還後、目が見えなくても戦えるよう鍛錬を積んでいたが、エレメンツ・ネットワークによる最新鋭の視覚補助システムの提供及び実験を条件に都市犯罪に対する自警を承諾する。 そして、テスト中に将来の伴侶となる遠山遥と出会う事になる。 性格は天邪鬼。自称剣を極める事しか頭にない一般社会不適合者。 悪人相手には容赦がなく手足三本を切り落としたり、一度斬った腕の腱を、縫合手術を受けた後もう一回斬りに行ったりとかなりドS。 かといって外道というほどでもなく、独自の正義感をもち、子供相手には悪態をつきつつも優しい一面がある。 子供でも犯罪者なら剣で掌を刺し貫いたりするが。 この護が召喚された時間軸は最終回、全てが終わった後、数年後に結婚するまでの間である。 【マスターとしての願い】 剣を振るえる戦場を望む。相手が強者で悪党ならば尚良し。 【方針】 マスターとの一騎打ちに持ち込めるよう、状況を整理していく。 【ロール】 剣術道場の主 【把握媒体】 漫画が全26巻発売中です。
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武装剣鬼コジロウ UC 火/自然 コスト4 4000 ヒューマノイド/ビーストフォーク/サムライ ■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 ■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーを破壊してもよい。そうした場合、自分の山札の中からクロスギアを1枚選んで手札に加え、山札をシャッフルする。 ■侍流ジェネレート(このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札にあるクロスギアを1枚、コストを支払わずにジェネレートしてもよい) 作者:牛乳 フレーバーテキスト 死しても獅子の志士は喰らいつく。 収録 DMM-XX 「未定編」 評価 名前 コメント
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鬼の歴史の黒き騎士王。 歴史が違えどジャンクフード好きは変わらないようだ。 スペック オルタ剣鬼〈デッゾ.鬼〉 SR 闇文明(6) 9000 スター進化クリーチャー デモニオ/キング・コマンド・ドラゴン/S級侵略者/鬼レクスターズ スター進化 レクスターズ、闇のクリーチャー S級侵略[不死] 闇のコスト4以上のレクスターズ W・ブレイカー このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャー1体を選ぶ。このターン、自分の墓地にあるカード1枚につき、そのクリーチャーのパワーを-2000する。 関連カード 呪文 デモニオ式英霊召喚 闇/火/自然文明(6) S・トリガー 自分の墓地かマナゾーンから、コスト6以下の進化ではないデモニオを1体選んでバトルゾーンに出す。その後、相手のクリーチャーを1体選ぶ。その2体をバトルさせる。 鬼の歴史にも英霊召喚の術は存在しているが、取り扱いには注意が必要だ。なぜなら、この術で召喚される英霊は鬼なのだから。 鬼の歴史の英霊召喚術。 オルタ剣鬼はこの術で召喚されたらしい。 アルトリア・ペンドラゴン GS P 光文明(7) 6000+ クリーチャー ヒューマノイド/キング・コマンド・ドラゴン/ナイト G・ストライク パワード・ブレイカー このクリーチャーのパワーは、バトルゾーンにある自分の他のナイト1体につき+2000される。 このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のパワー5000以下のクリーチャーをすべて破壊する。 龍の歴史の〈騎士王〉。 FT 通常版FT 黒き騎士王は鬼となり、不死の力を取り込み更なる暴威を振りかざす。 20thレアFT ジャオウガさーん!この騎士王変なんです! ───藤丸立香 変とはなんだ変とは……だが良い。ハンバーガーを1ダース献上するなら今の無礼を許してやろう。 ───オルタ剣鬼 (あ、いつものオルタさんだ) ───藤丸立香 余談 オルタ剣鬼の種族からはナイトが消えている。理想を捨て非情な王に徹しているからだろうか。 タグ スペックあり デュエル・マスターズ 型月 鬼の歴史 鬼レクスターズ 名前 コメント
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【大和の剣鬼】柳生石舟斎 【大和の剣鬼】柳生石舟斎 【大和の剣鬼】柳生石舟斎+ 【大和の剣鬼】柳生石舟斎++ 【大和の剣鬼】柳生石舟斎 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (height=100.png) レア度 SSR レベル 1 最大Lv60 スキル1 防衛増強・右[中] コスト 49 攻撃力 2945 7645 スキル2 兵力回復[中] 継承可能 兵科属性 特殊 防衛力 2986 7751 奥義名 真・柳生新陰流 兵科種類 剣豪 兵力 5994 15553 武運 105%(8/14~8/27) 消費奥義P 21 - - - - - 【大和の剣鬼】柳生石舟斎+ imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (height=100.png) レア度 SSR レベル 1 最大Lv70 スキル1 防衛増強・右[中] コスト 49 攻撃力 3811 10193 スキル2 兵力回復[中] 継承可能 兵科属性 特殊 防衛力 3863 10334 奥義名 真・柳生新陰流 兵科種類 剣豪 兵力 7754 20738 武運 108%(8/14~8/27) 消費奥義P 21 - - - - - 【大和の剣鬼】柳生石舟斎++ imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (height=100.png) レア度 SSR レベル 1 最大Lv80 スキル1 防衛増強・右[中] コスト 49 攻撃力 4622 12741 スキル2 兵力回復[中] 継承可能 兵科属性 特殊 防衛力 4685 12918 奥義名 真・柳生新陰流 兵科種類 剣豪 兵力 9404 25922 武運 110%(8/14~8/27) 消費奥義P 21 - - - - - 奥義 奥義 真・柳生新陰流消費奥義P 21 斬撃により真空波を放って、正面の敵を両断する。 正面の敵に[中]ダメージを与える スキル スキル1 防衛増強・右[中]自分および隣接する武将の防衛力を強化する 発動条件:右列・中央列に配置 効果内容:自分と周囲の防衛力を[中]強化 スキル2 兵力回復[中] 継承可能自分の兵力が減少したら回復する 発動条件:自分の兵力が50%以下 効果内容:自分の兵力を[中]回復 プロフィール 【紹介文】 剣聖・上泉信綱より新陰流を伝授された大和の剣豪。徳川家康に「無刀取り」の秘術を見せたことで知られている。 【セリフ】 SSR 「我が柳生新陰流は活人の剣……だが光あるところには影があるものよ」 SSR+ 「無刀取りの秘術を見たいと……?見物料は貴様の命だが、構わぬか?」 SSR++ 「活人の境地に至るには殺人あるのみ……剣の道とは、まこと修羅の道よ!」 評価・備考 攻撃力と防衛力のバランスのよい剣豪武将。 攻撃面ではその速い攻撃速度で近づく敵を倒し、 減らされた兵力を回復する能力をも持つ。 通常攻撃の範囲は狭いが、奥義で離れた敵にも攻撃できるなど あらゆる場面で一定の戦果を挙げられる。
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籠城の剣鬼ブランハース UC 闇 (5) クリーチャー:デーモン ・コマンド/サムライ 6000 (E・ソウル) ■自分の要塞化された城がシールドゾーンを離れる時、そのターン中に《籠城の剣鬼ブランハース》がバトルゾーンに出ていなければ、このクリーチャーを自分の手札または墓地からコストを支払わずに出してもよい。 ■このクリーチャーが出た時、相手のアンタップされているクリーチャーを1体選び、破壊する。 ■自分のマナゾーンに闇のカードが4枚以上ないと、このクリーチャーは攻撃出来ない。 ■W・ブレイカー 作者:シザー・ガイ 「他人のシールドで打つラッキー・ダーツは楽しいか?」みたいなカードを作ろうとしたが、調べてたらこのウィキ内で同じコンセプトのカードが既に存在していたって言うアホ丸出しなはさみ男の図 フレーバーテキスト 評価 名前 コメント