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「なぜ奪う? なぜ命を踏みつけにする?」 「何が楽しい? 何が面白い? 命を何だと思っているんだ」 漫画『鬼滅の刃』の登場人物。名前の読みは「つぎくに よりいち」。 担当声優は『ジョジョの奇妙な冒険』第2部のカーズ役でもお馴染み 井上和彦 氏。 本作のラスボスである鬼舞辻無惨のモデルの一人がカーズだと噂されている事を考えると皮肉な配役と言える。 本編より約400年前の時代に存在した男で、竈門炭治郎が夢で見た先祖・炭吉の記憶に出た人物。 竈門家に代々伝わる耳飾りの元の持ち主でもある。 額には炭治郎に似た炎のような痣を持っている。 無惨と対峙したことがあったらしく、無惨の配下の鬼達の中には、炭治郎の耳飾りを見た際に、 無惨から与えられた鬼の血に宿る記憶から縁壱らしき姿を幻視する者が複数いたようだが…? + ※注意。存在自体がネタバレなので、この先はネタバレしか存在しません 彼こそ鬼殺隊の「全集中の呼吸」の原型となった「日の呼吸」を生み出した剣士。 全集中の呼吸の五つの主流流派(水・炎・風・岩・雷)は、 日の呼吸を習得できない隊士達の個々の適正に合わせて簡略化された呼吸法である。 言い換えると、縁壱が現れるまでの鬼殺隊は雑魚鬼相手にも負け続きだったのだろうか? そして無惨からも「本物の化物」と恐れられた作中最強の存在。 一度殺されかけた無惨は、縁壱の寿命が尽きるまでひたすら逃げ隠れすると言うラスボスにあるまじき行動に奔た。 部下達にパワハラ会議尊大な態度を取る割には常に行方を眩ませているのもこれが原因である。 無惨を仕留めそこなった事と、双子の兄が鬼と化した事から鬼殺隊を追放された縁壱は 鬼に襲われていた竈門家の先祖・炭吉とすやこを救ったことを切っ掛けに竈門家と交流を結んでおり、 別れ際に披露した日の呼吸の十二の型を炭吉は見稽古で取得し、親交の証として「神楽」という形で後世に伝えていた。 それが年の始めにその年も怪我や災いが起こらないように祈りながら、 「ヒノカミ様」なる神的存在に独自の衣装を纏い奉納する神楽舞「ヒノカミ神楽」として炭治郎の時代まで竈門家に伝承される事になる。 そして前述の理由から竈門家は鬼殺隊の存在さえ知らなかった事もあり、幸運にも無惨による「日の呼吸狩り」から見落とされてきたのである。 つまり無惨は本編第壱話において、日の呼吸を復活させる原因を自ら作りだしたと言う大チョンボを犯した訳である 『刀鍛冶の里編』では縁壱を模した戦闘訓練用のからくり人形「縁壱零式」が登場する。 三百年も昔に作られたにもかかわらず、開発者の子孫をして現代の技術をもってしても修理が難しい程のオーバーテクノロジーである事や、 動きを完全再現するのが難しかったらしく、腕が6本必要だった事が語られる。 元々は複数体あったが、過去の戦いで破壊されてしまい、現存する零式が最後の一体だった。 その零式も時透無一郎によって腕を、炭治郎との戦闘で頭を破損するが、首の中から一本の錆びついた刀が…。 また、「上弦の壱」黒死牟は腕ならぬ目が6つある以外は体格や髪型などがよく似ており、日ならぬ月をモチーフにした組織の長など、何故か縁壱との共通点が見受けられるが……? MUGENにおける継国縁壱 海外の『JUS』キャラ製作者交流サイトの作者によるものが2体公開されている。 いずれも『JUS』風ドットのちびキャラで、MUGEN1.0以降専用。 + MFmugenPT-BR氏製作 MFmugenPT-BR氏製作 非常に高い機動力とコンボ性能を備えており、ちびキャラながら瞬時に相手に接近してからの連撃を得意としている他、 通常技のフィニッシュや一部必殺技には受けた相手にしばらくスリップダメージを与える効果がある。 当身技「透き通る世界」もあるなど近接戦の対応力は非常に高い反面、 飛び道具は斬撃を放つゲージ技のみでやや乏しく、距離を取る相手には突進技で強引に距離を詰めるかゲージを温存する必要がある。 また、各種攻撃の炎のエフェクトが非常に秀逸で見栄えがする。 AIもデフォルトで搭載されている。 DLは下記の動画から + Sebastião製作 Sebastião製作 こちらは飛び道具が無く近接戦オンリーのキャラとなっているが、 やはり高い機動力と優秀な突進技を備え、瞬時に距離を詰めてからのコンボを得意とする。 超必殺技では十三ノ型を放つ。 AIもデフォルトで搭載されている。 紹介動画(DLリンクあり) 出場大会 「[大会] [継国縁壱]」をタグに含むページは1つもありません。
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編集中… ここを編集 ■鬼滅の刃 遊郭編 動画検査 ■鬼滅の刃 刀鍛冶の里編 動画検査 動画検査補佐 ■鬼滅の刃 柱稽古編 動画検査 動画検査補佐 ■関連タイトル Blu-ray 鬼滅の刃 遊郭編 1 完全生産限定版 rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Switch ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom Switch 世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER Switch ピクミン 4 大友克洋 Animation AKIRA Layouts Key Frames 2 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1 ONE PIECE FILM REDデラックス・リミテッド・エディション 4K ULTRA HD Blu-ray Blu-ray 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 完全生産限定版 Blu-ray 映画『ゆるキャン△』 Blu-ray 【コレクターズ版】 Blu-ray ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! Blu-ray 天地無用!GXP パラダイス始動編 Blu-ray第1巻 特装版 天地無用!魎皇鬼 第伍期 Blu-ray SET 「GS美神」全話いっき見ブルーレイ Blu-ray ソードアート・オンライン -フルダイブ- メーカー特典:「イベントビジュアル使用A3クリアポスター」付 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 Blu-ray Memorial BOX 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち Blu-ray BOX 特装限定版 地球へ… Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 神風怪盗ジャンヌ Complete Blu-ray BOX HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編Blu-ray BOX BLEACH Blu-ray Disc BOX 破面篇セレクション1+過去篇 完全生産限定版 MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 アニメ・ゲームのロゴデザイン シン・仮面ライダー 音楽集 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー 完全版 EPISODE No.1~No.98 MOVIE リスアニ!Vol.50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション ヤマノススメ Next Summit アニメガイド おもいでビヨリ アニメ「魔入りました!入間くん」オフィシャルファンブック 『超時空要塞マクロス』パッケージアート集 CLAMP PREMIUM COLLECTION X 1 トーマの心臓 プレミアムエディション パズル ドラゴンズ 10th Anniversary Art Works はんざわかおり こみっくがーるず画集 ~あばばーさりー!~ あすぱら画集 すいみゃ Art Works trim polka-トリムポルカ- つぐもも裏 超!限界突破イラスト&激!すじ供養漫画集 開田裕治ウルトラマンシリーズ画集 井澤詩織1st写真集 mascotte 鬼頭明里写真集 my pace 内田真礼 1st photobook 「まあやドキ」 進藤あまね1st写真集 翠~Midori~ 声優 宮村優子 対談集 アスカライソジ 三石琴乃 ことのは 亀田祥倫アートワークス 100% 庵野秀明責任編集 仮面ライダー 資料写真集 1971-1973 金子雄司アニメーション背景美術画集 タローマン・クロニクル ラブライブ!サンシャイン!! Find Our 沼津~Aqoursのいる風景~ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会[復刻版] 梅津泰臣 KISS AND CRY 資料集 安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編 氷川竜介 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析 Blu-ray THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th Anniversary Celebration Animation ETERNITY MEMORIES Blu-ray おいら宇宙の探鉱夫 ブルーレイ版 Blu-ray 映画 バクテン!! 完全生産限定版 アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~ Blu-ray BOX 初回生産限定版 はたらく細胞 Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 Blu-ray 長靴をはいた猫 3作品収録 Blu-ray わんぱく王子の大蛇退治 Blu-ray 魔道祖師 完結編 完全生産限定版 魔道祖師Q Blu-ray Disc BOX 完全生産限定盤 にじよん あにめーしょん Blu-ray BOX 【特装限定版】 Blu-ray 鋼の錬金術師 完結編 プレミアム・エディション Blu-ray付き やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完 限定版【同梱物】オリジナルアニメ Blu-ray「だから、思春期は終わらずに、青春は続いていく。」
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長い旅が続いた。 その旅の中で刀を求めた一人の少女と一人のゆっくりは何を考え何を学んだのか。 答えはいまだ明らかにされることはなく、今はただ双子の月が二人を煌びやかに照らしている。 「右を向けば」「緑眩しい草原が」 「左を向けば」「木々が実りを授けてくれて」 「真後ろには」「旅の軌跡が残り」 「目の前には」「私達を導く道が広がり」 「空には」「双子の月が私達を見守ってくれている」 「んでここはどこ?」 「しらねー」 これまでの旅で二人はこの日元中をあの手この手で駆け回り覇剣を直す手段を探し続けた。 しかしその努力もいい所まではいったものの全て空振りに終わり、目ぼしい目的地も無くなったため二人はとりあえず風に導かれるままに足を進めていったのだ。 そうして二人は道に迷った。ゆっくりした結果がこれだよ!! 「博霊でも守矢でもなさそうでござる……変なところに迷い込んでしまったかみょん?」 「いやでも、人の手は入ってるよ。道もしっかりしてるし」 彼方の言う通り今まで歩いてきた道はきちんと整備されておりそれなりに文明の臭いを感じさせられた。 田舎ではないことは確信出来たがそれだけで所在地が分かるはずもなく、二人はただただその整った道に連行されるかのようにとぼとぼと歩いて行った。 「……いや~こうして道を歩いていると思いだすねぇ、初めてみょんさんと会った時のこと」 「前は桜が輝いていたけど今宵は月が綺麗で風流みょん」 「そだね……まるで私達の月みたいに輝いてる……まぁ数は違うけどさ」 その月の輝きに魅入られるように呟く彼方であったが、流石に見飽きているからか郷愁も起こらず茶化すように最後に言葉を付けたす。 慣れることは至極自然な現象だ。彼方もそう毎回郷愁で心を弱くするほど繊細な感性を持った女の子ではない。 しかし彼女はその慣れがどうしても怖かった。いつか元の世界を忘れてしまうのではないかと、故郷の人々を過去として置き去りにしてしまうのではないかと。 「絶対、絶対帰るからね」 「その意気だみょん!頑張るでござるよ!」 心に秘めた暗い思いを知ることもなく暢気な表情でみょんは彼方を励まし、彼方も素直にそれを受け取って笑いあいながら道を進んで行く。 そのうちに二人はようやく十字路へと辿り着き、そこで道しるべたる看板らしきものを発見することが出来た。 「何か書いてあるかな?」 「ここがどこだか分かれば気が楽になるみょん」 博霊でもいい、守矢でもいい、今はこの不安感を乗り越えるだけの情報があればそれで十分だ。 しかしその看板、高度な技術で作られたと思われる合成樹脂に描かれた文字は二人の背筋を凍りつかせた。 「永夜国…………五丁目……!?」 尖剣「突身弾護」 緩慢刀物語永夜章志位 月刀「狂鎧」 「みょおおおおおん!!!!」 みょんが彼方を押し倒すかのように倒れ込むと同時に看板に幾本もの鉄色の針が鈍い音を立てて突き刺さる。 確実に頭部を狙った悪意ある攻撃、倒れ込んだ体勢のせいですぐに動くことができなかったが相手も一拍子置かなくては次の投擲が出来ないのか攻撃が一時止み、 その隙に二人は看板の裏へと隠れた。 「ま、ま、まさか!!」 幾度も自らの刀で弾き返した棒状の手裏剣、そして永夜という名の国。 そう、二人はいつの間にかあの忌々しく幾度もみょん達の前に敵として現れた因幡忍軍の本拠地、『永夜国』に迷い込んでしまったのだ。 「い、いつものようにやっつけちゃってよ!」 「ここは相手の本拠地だみょん!今まで通りにはいかないみょん!」 みょんは今まで因幡忍軍と戦い勝ち続けてきたが、それは相手が五人程度の編成で襲いかかってきたからこそだ。 だがここは相手の本拠地、投入している戦力は今までの比ではないだろう。 「ぐゆゆ……でもうってでるしかないみょん!」 表面積の問題からこれ以上この看板では盾代わりにはならないだろうと判断したみょんは口の中から円剣を取り出し加速をつけて看板の陰から飛び出す。 因幡忍軍の攻撃は奇妙なほど正確にみょんの体を狙っていくが、みょんは全速力でその攻撃を間一髪でかわし円剣の鉄輪を因幡忍軍のいる方向へと投げつけた。 「!!」 投擲された鉄輪は回転によって因幡忍軍の放った手裏剣の軌道を逸らし、そのまま因幡忍軍がいると思われる茂みに突っ込んで行く。 そして空気をつんざく様な金切り声が響くとともにともに何か白い物体が妙な液体をまき散らかしながら茂みから吹き飛んできた。 「うっぎゃああああああああああああ!!!」 「当たった……のかみょん?」 あの程度の攻撃なら簡単にかわされるだろうと踏み、威嚇のつもりで投げたつもりであったがみょんは予想外の悲鳴に思わず歩を止めてしまう。 「ちくしょーーー!!ちくしょおおおお!!!」 先ほど吹き飛んできたのはてゐの耳の一部だったらしく、その耳の持ち主だった片耳なしのてゐは茂みから飛び出し憤怒の表情でみょんを睨みつける。 他のてゐ達も奇襲は失敗と判断したのかそのてゐに続いて一人づつ、一人づつ茂みから姿を現していった。 「ウッサーーーー!!!!今度という今度は全力で仕留めてやるう!!今までの髪のかたきじゃああ!」 「副隊長も難儀やねぇ、まぁてゐ達は仕方なく手伝ってやるウサ。兎が一匹」 「兎が二匹」「兎が三匹」「兎が五匹」「蛍が一匹」「兎が七匹ウサ」「何匹か飛んで兎が二十一匹」 「ん、んな……」 初めは一人だった因幡忍軍はぴょんぴょんと愉快な音をたてながらも着実に、加速度的にその数を増やしていく。 みょんが絶対的不利な状況を把握する頃には目視では数え切れないほどにまで増え、みょんの視界を物理的に埋め尽くしていった。 「………い、いったい何人いるんだみょん……」 「総勢138人、はてまてそれは真実?それとも嘘? でも、目 の 前 の 現 実 は 受 け 入 れ ら れ る?」 「………っ!!!」 みょんはこの時初めて、目の前の嘘吐きどもの言葉を信じざるを得なかった。 目の前の圧倒的な戦力差の前に二人は全身の血(?)が凍りつくかのような感触に襲われる。 それと同時に先頭にいた片耳なしのてゐが飛びかかるがみょんはすかさず得意の羊羹剣を取り出しすれ違いざまにてゐの髪をバッサリと切りはらった。 「うしゃあああ!?!?!」 自慢のふわふわの髪さえも失い、副隊長のてゐは片耳だけの惨めなつるっぱげのまま地面を転がっていく。 だがその攻撃を皮切りに他のてゐ達も攻撃態勢に入り、みょんは非情に苦しい状況に置かれることとなった。 「……これじゃあ間をくぐりぬけることも無理そうみょん」 ゆっくりというものは髪が無くても動く事は出来るが、戦闘にするにあたっては髪の助力が必要不可欠となる。 そのためみょんは敵の戦力を出来るだけ少ない労力で殺ぐために敵の間をくぐりぬけ肉を切らずに髪だけを斬る技を必死に学んだ。 名を桂園流『桂剥き』。この技のおかげでみょんは多数対一の不利な状況を幾度となく切り抜けてきたのだ。 だが、あくまで移動を前提としたこの技はこのような密集地帯において全く発揮できないことも、みょんは理解してしまっていた。 「ふん、副隊長など我々の中でも最弱ウサ。あっさり跳ねのけたようだけど次はこうはいかないね」 「……そうかもしれないでござるな、でも、覚悟するでござるよ」 「?一体何を覚悟するっていうのさ。頭おかしくなったの?バカなの?」 「こっちも手加減ができねぇってわけさ!!!!」 みょんは右に羊羹剣、左に円剣を構えて一気にてゐ達の中へと突っ込んで行く!! 隙間が無いほど敷き詰められた陣形であったがみょんはそれをなぎ倒しながら突き進み、そのすれ違いざまにてゐ達に攻撃を仕掛けていった。 「みょおおおん!!!!死にたくねェ奴はどっかいけ!!髪切では済まさねえでござるよ!!」 二振りの刀は鬼人の如く躊躇いなく振り回され、髪と飛沫と肉片が虚空に舞い散り幾多の悲鳴が重なって夜に響く。 しかしいくらみょんとはいえ多勢に無勢、気でも狂ったかのような行動にしか見えないがこれはこれでそれなりに考え抜かれて出した結論なのだ。 「う、うてっ!奴を針の骸にしてしまえっ」 「無理うさぁ!!下手に撃ったら同士討ちになるぅ!ウギャブゥーーーーーッ」 「むーざんみょん……みょんみょん……うなぁぁ!!!」 近距離戦において多数対一は味方同士で押し合いになることから実質4対1程度の戦力差となる。 だが相手が遠距離武器を持っていたとしたら戦力差は数字通りとなり、なおかつあの覇剣すらへし折る棒状手裏剣はみょんにとって最大の脅威であった。 故にみょんは近距離戦に持ち込むために敵陣へと特攻していったのだ、たとえそれが無謀であってもその方法しか残されていなかったから。 「うぎゃっ!!?」 そしてその無謀な策も簡単に綻びを見せ始める。 大振りの隙を狙って一人のてゐがウサ耳でみょんの体を掬いあげそのまま宙に放り投げたのだ! 「し、しまったぁぁ!!これじゃっ!」 あのきもんげの時と同じ状況、無理矢理距離を取らされた上に空中では全く身動きが取れない。 これではあの手裏剣の格好の的じゃないか。 「ゆふふ、うてええええ!!!」 てゐ達の口の中で鈍く光る小さい槍が全て、全て、殺意をこめてみょんに向けられる。 百本以上の手裏剣の前では例えみょんの奥義であっても太刀打ちは出来ない。ではこの状況においてみょんは、何をすべきなのだろうか。 精いっぱい抵抗する?いや、相手が同時に放つという前提が無い以上全てを弾き飛ばすことは無理だろう。 攻撃を耐える?それこそ無意味だ。覇剣を破壊する程の威力ならば体を貫通して即死すらあり得る。 「……ッ!!」 困った。することが無い。このまま手裏剣が体に刺さるのを待つしかない。 でも死ぬのは嫌だ。みょんには夢があって、希望があって、そして責任があるからこんな所で死ぬわけにはいかないのだ。 悔いを残し、絶望に心うちひがれみょんは一粒の涙を流す、だが目を開いた時彼女の眼に一人の勇ましい少女の姿が映った。 「ぬおりゃああああああああ!!!」 「……か、かなた殿……?ミョギャバーーーーーーーーーーーッッッ!!」 それは救いの手かはたまた悪魔の手か、まさしく手裏剣が刺さるというその直前に彼方の方から巨大な物体が飛来しみょんはそれをまともにぶつかってしまう。 しかしそのおかげでなんとか間一髪手裏剣の雨をかわすことが出来、そのままみょんは吹き飛ばされるがままにてゐ達と距離を取った。 「みょんさん!大丈夫!?」 「んなわけーねーーッでしょうが!!てか何か刺さってる!頭刺さってる!まさかあの看板投げたのでござるか!?」 へし折ったのか根元から引き抜いたのかは分からないが彼方は二人に所在を伝えたあの看板を投げつけたようだ。 しかし看板に刺さっていた手裏剣がぶつかった衝撃で刺さり、結局避けなくても大差ないんじゃないかというくらいみょんの体には手裏剣と看板が突き刺さっていた。 まぁ貫通や即死しなかっただけマシと言えるのだろうけれど、やっぱり見てて痛々しい。 「ちぃぃ!!またか小娘ぇぇ!!!!」 「何時までも守られてばかりじゃねぇーーーっっっ!!!今日という今日は全滅させてやる!!!」 「しゃらくせええ!!ぶちころしたれえ!!!」 元々積極的な性格なだけに自分だけ隠れるということに耐えられなくなったのか彼方は覇剣と長炎刀を両脇にかまえて吶喊する。 もちろん覇剣は折れてるし弾丸なんて一発も残っていない、しかし敵を殴り蹴散らすことさえできれば彼女にとっては十分であった。 「兎狩りじゃああああああああ!!」 「か、かなた殿!うおっ!」 みょんはすぐさま彼方の援護をしようとてゐ達の中へと突っ込もうとするが手裏剣が飛んできて思わず怯んでしまう。 特攻にするにしてはあまりにも距離を取り過ぎてしまったのだ、人間ならまだしもゆっくりではすぐには近づけないのである。 「く、くるんじゃねええええええ!!!」 敢然と立ち向かってくる彼方に対してゐ達の口から手裏剣が放たれる。 「うらっしゃああ!!」 彼方はそれを両手の獲物で一気に弾き飛ばす。そのまま一歩も立ち止まることなく彼女は突き進んだ。 「う、ウソだろっ!!怯むなッ撃て撃てぇぇ!!!」 既にほとんどの距離は詰められていてここで食い止められることができなければ超近接戦に持ち込まれてしまう。 そうなったら負けることは無くても相当な被害を被るだろう、その焦燥感のままにてゐ達は次の手裏剣を噴きつけた。 「見切ったあああああああああ!!!」 「チクショォォォォォォォォォォォォォォッッッ!!!ヤッダァバァァァァ!!!!!」 ついに接近を許してしまい最前面にいたてゐ達は彼方の圧倒的な暴力によりなすすべもなく薙ぎ払われる。 その機に乗じてみょんも看板を盾にしながらてゐ達に接近する。手裏剣が貫通こそはするもののそれなりの強度があるのか突き抜けはせずみょんは立ち止まらずに進むことが出来た。 通常の板だったらこうはいかなかっただろう、永夜国と戦いながら逆にその永夜国の科学力に助けられるのを感じみょんは少し複雑な気分になった。 「うらぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」 「こ、この!しねっ!ゆっくりいますぐしねっ!」 「みょおおおおおおおおおおおおおん!!!!!」 そうしてみょんは再びてゐ達の中に突き進み思うがままに刀を振るう。 敵二人に自陣で暴れられたことによって誰もが冷静な判断を忘れ、布陣も策略もないただ暴力だけが場を制する混戦が始まった。 「うさああああ!!!ふざけんなぁぁ!!ここでまけるなんてできるものかああああ!!」 「立ち場が無いんじゃああああ!!きょうこそはここでぶちたおしたらああああ!!」 「うっせえええええええ!!こっちだって今日こそ貴様らまとめてぶちのめしたる!!!」 「二度と立ち向かう気力が起きないほど打ちのめしてやるみょおおおおおおおおおん!!!」 こうなったら誰もが無傷ではいられない。 彼方の肩や四肢にはてゐ達が怒りのままに突き刺した手裏剣が何本も刺さっていてみょんも必死の抵抗により片もみ上げが斬り落とされてしまっている。 てゐ達はその半数が戦線を離脱したりそこらに悲惨な状態で転がっていたりとしていたが、指揮官もおらず軍団全体が撤退することも無かった。 もう誰もが敵意と悪意しか持たない中、一人のゆっくりを載せたスィーがそんな泥沼化した戦場に近づいてきた。 「んん?おいおい、また面倒事起こしてるのか。全くこんな大人数でゆっくりしてないな……」 「んあ!?こちとらこいつらをここでぶち殺さなくちゃいけないんだよ!一体てめェは誰だ!?ぶちころされてぇか!」 「もこたんか?もこたんは……」 白い髪、赤いリボンに炎の翼を付けたそのゆっくりもこうは眼前に付けた黒メガネを煌めかせ不敵に口を開いた。 「通りすがりの………刀鍛冶よッ!」 もこうの口から赤く煌めいた炎が噴き出され近くにいたてゐの覆面と髪に燃え移っていく。 そうなればあっけないものでこんな混戦状態だからか次から次へと燃え移り、ほんの数秒で辺り一面火の海になっていった。 「あっちゃーーーーーーーーー!!!!あぢっ!あぢっ!ぶえええええええええええええんもういやだあああああ!!!」 「うっぎゃーーーー!!もうおうちかえるぅ!!うしゃああああああああん!!」 「あっぢいいいいいいいいい!!!みょおおおおおん!!!」 もこうから放たれた炎によってほとんどのてゐは戦意を喪失し蜘蛛の子を散らすように、また脱兎のごとくあっという間に姿を消していく。 気絶したてゐ達も回収されたようでその場にはみょんと彼方だけしか残っておらず、もこうはスィーから飛び降りて二人に駆け寄った。 「ふぅ、全くあの荒くれどもめ……旅人達~、大丈夫か~?ゆっくりしてるか~?」 「あっぢぃぃぃ!!!しぬっ!しぬっ!おぐしがもえちゃう!」 「こ、こっちくんなっ、服がっ服が燃えたっ!きゃーきゃー!!」 「…………いろいろすまん」 誰にも所在が分からず、誰も辿り着く事が出来ない。秘境と呼ばれた永夜国。 ただ一つ、永夜から眺める月が一番美しいという噂だけが人々の内で語り継がれ、悠久の時を神秘の衣を纏い続けた。 ここは永夜の隅にたちそびえる茶店『白月』。空に輝く双子月を一望できる軒先にてみょんと彼方の二人は空を見上げながらゆっくりとお茶を啜っていた。 「「ずずぅー」」 「いや、お前たち……大丈夫か?」 「まぁ、長さが半分程度になるくらい髪の毛が燃えたけど大丈夫みょん」 「服の胸から上が燃えたけど大丈夫。大事なところは隠れてるし、ずり落ちないようにキチンと縫った」 「ゆふふ、すまないな、このもこたんが迷惑かけたようで」 店の奥からもこうの知り合いらしきゆっくりけーねがお茶を持ってきて三人に慣れた手つきで手渡す。 もこうはしかめっ面をしてそのお茶を飲まなかったが二人は流れるようにお茶をすすり、ほぅと一息ついた。 「……一応聞きたいけれどここは本当に永夜国……なのでござるか」 「ああ、闇に包まれた国、と言われているが別に異世界ってわけじゃないさ。ゆっくりしていってくれ」 けーねの見せたふてぶてしくも柔らかな笑顔は今まで出会ったゆっくり達と全く変わらない。 それだけでも二人の心にあった不安はどこかに吹き飛び、二人はゆっくりしてお茶を飲み干した。 「しかし外からの客なんて珍しいことがあるもんだ、それにおたくらなんであいつらに襲われていたんだ?」 「襲うもなにもずっと前からちょっかい出されてたみょん。国相手に目をつけられちゃあんま長居はできそうにないでござるな……」 「そうなのか、じゃあせめてここの名物だけでも食べていってくれないかな?」 そう言ってけーねは店の奥の方からその名物とやらを持ってきて二人の間に置く。 特に目新しいわけではなく鏡餅を載せるような台の上にいくつものほのかに白く輝く団子が四角錘の形で詰まれているようなものであった。 「ほほう、永夜の名物は団子でござるか。しかし串に刺さって無い団子かみょん」 「月見団子だよ、月みたいに綺麗だろう?」 「月みたい?……いや、でも」 みょんはその団子を一つつまんで空の浮かぶ月と見比べてみる。 月の光が反射してその団子も月の兄弟のように見えて非常に感心したがどうもみょんは何か物足りなさを感じた。 「いやぁまったりとした舌心地でおいしいね、みょんさん。喉渇いた、けーねさんお茶おかわり」 「……あ、ああ。みゅん……みゅん、みょん……」 ひょいぱくひょいぱくと滑らかに団子を摘みけーねが運んできたお茶を飲み干す彼方に対しみょんはじっと両もみ上げで団子をつまみ未だ検分している。 そうしているうちに何かひらめいたかのように表情を明るくすると、みょんは口の中から串のようなものを取り出してその二つの団子を突き刺した。 「あんた、それは行儀が悪いだろ……いくら慣れないからっていってもありのままをちゃんと食うべきだよ」 案の定というかすぐそばにいたもこうはみょんのその行動に対し口酸っぱく咎める。しかしみょんはその団子の差さった串を空の月を比べるように振りかざした。 「いや、月を模したものなら二つで一個に考えるべきだと思うみょん。どうせ真似るならちゃんとやるべきでござる」 「二つで……?いや、違うんだ。あれは今は二つに見えるけど本当は」 「もこたん、この人達は外から来たんだ。大目に見てやれ」 けーねの制止が入ったことによってもこうは口を閉ざし溜息をついて自分のお茶に手を付ける。 妙な沈黙が気になったがみょんはその串を口の中に入れ、気を取り直して台の上の団子を食べようとしたがいつの間にか団子は全て食べられてしまっていた。 暴飲属性だけでなく暴食属性まで付いてしまったのか。みょんは自らの財布について考えてしまい、めのまえがまっくらになった。 「四人で食べるとあっという間に無くなるもんだな」 「みょんさんは食べてなかったから実質三人だけどね。そうだ、もこたんさん、聞きたいことがあるんだけど」 「もこたんさんって……まぁいいや、なんだい?」 「さっきさ、通りすがりの刀鍛冶って言ってたけど……あれほんと?」 一人の少女と一人のゆっくりが共に手を取り合って進んだこの旅、それは覇剣を直せる刀鍛冶を探す旅と言っても差支えないだろう。 しかし彼女達は見つけることが出来なかった、得がたきものは沢山あったのに本命である刀鍛冶だけは見つからなかったのだ。 だから頼ろうとしてしまった、いつまた襲われても不思議ではない国の刀鍛冶にさえ。彼女の精神は少しづつであったがそれだけ切羽詰まり、摩耗し始めていたのだ。 「まぁ一応ね、ゆっくりなこんな自分をかっこつけたかっただけさ」 「じゃあさじゃあさ!この刀を」 「だが今は仕事を受け付けてない、済まないな」 だがもこうはそんな彼方の唯一で切実な願いを刀を見ずに断った。 まさにけんもほろろ、不死鳥じゃなくて雉だったのかよ。と絶望が心を覆う前に彼方はそんなことを考えた。 「……あ、え?ど、どう、なんで」 「最近は国からの注文が多くて他の依頼を受け付ける暇が無いんだ、色々と落ち着いたら受け付けるよ……ほんとゆっくりしたい」 「もこたんそんな注文断ったらいいじゃないか、今だってサボってるようなものだろ?」 「だめだよ……あいつが起きているということは相当あっちも切羽詰まってる……すまん、今は諦めてくれ」 もこうは黒メガネを外し彼方に向けて頭を下げるが今の彼方にはそれさえも目に入らなかった。 絶望は悲愴へと変わり、悲愴も心の中で次第に形を変えていき、そしてやり場のない感情に変わっていく。理不尽で、見境のない怒りにへと。 「う、う、うううう、ふざけるな、もういやだあああ!!!いつまでもゆっくりしてる場合じゃないんだよおおおお!!!」 彼方は瞳からあらん限りの涙を流し、激情に流されて暴れ回ろうとしたがその感情を察したみょんによって止められた。 「かなた殿!落ち着くみょん!どっちにしたって長居が出来ない以上頼むことは出来ないでござる!」 「うるさあああああああああい!!!責任者でてこおおおい!!!」 「もこたん!!!ここにいるかしら!?」 と、そんな中突然店の入り口の方からゆっくりした声が上がり誰もが入口の方向に視線を移す。 すると入口の方から赤い絨毯がころころ転がりながら敷かれ、その上を威風堂々と言うかのように一人のゆっくりてるよが偉そうに店の中へ入ってきたのだ。 「ちっきしょ、きやがったか……」 「はん!やっぱりここにいたのね。サボタージュはそこまで、さっさと働け!」 「その言葉だけはお前に言われたくない!」 もこうは椅子の上から降り絨毯をぞんざいに踏みつけてそのてるよと互いに睨みながら向かい合う。 時々もこうは威嚇するようにてるよに向かって炎を噴きつけるがてるよは炎なんて意にも介さずもこうたちのことを涼しい顔で見つめていた。 「ん?あんたら見ない顔ね……ああ、もしかしてえーりんが言ってた……」 「なんだてめーはよっ!こっちはこっちでそのもこたんと話してたんだい!あっちいけあっちいけ!」 途中で話に割って入られたからか彼方の行き場の無い怒りは何の躊躇もなくてるよにへと向き、歯をむき出しにして激しく威嚇する。 てるよはそんな彼方をすました顔で笑い、揉み上げを振って店の入り口から二人ほど帯刀した人やゆっくりを自分の周りに呼び寄せた。 「んにゃっ!?」 「わたしに手を出す?やってみなさいよ、まぁその頃にはあんたも八つ裂きになっているだろうがな。なんちゃって」 「も、もこう殿?このゆっくりてるよは一体どなたでござるか……?」 呆然になっている二人に対しもこうは溜息をついてとても気が重そうに口を開いた。 「『永月宵夜てるよ』……認めたくないがこの永夜国の頂点に立つ奴だよ認めたくないが、重ねて言うが認めたくない」 「そこまで言うやつはあんたが初めてよ……」 もこうはてるよを前にしてもおじけずに軽口を叩くが二人はまさか永夜国の国主とこんな場で出会うことになるとは思いもせず、ただただ息を飲んで沈黙するしかなかった。 永夜国の国主ということはあの因幡忍軍を実質動かした張本人、つまりみょん達の最終的な敵に他ならない。 いつかは本格的な決着をつけなければと二人は決意していたがいざ本人を目の前にするとなぜか妙な威圧を感じ動く事が出来なかったのだ。 「まぁもこたんは無理やり連れてくとして……ゆふふ、あなた達のことはうかがっているわ。うちのイナバ達がお世話になったそうね」 「ゆぅぅ……お、おのれっ!」 みょんは強張りながらも羊羹剣をてるよに向けるがてるよの護衛が咄嗟に反応しみょんの羊羹剣を瞬時に天井にへと弾き飛ばした。 「………八つ裂きにされたい?」 「ぐ、ぐぎぎぎぎ」 国主の護衛とあって実力はみょんと互角もしくはそれ以上、さらに永夜の科学力の賜物か刀も普通の刀ではないことは見た目からだけでも判断できる。 新たな刀を取り出す隙も見いだせずみょんは冷や汗をかいて後ずさりをすることしか出来なかったがその時店長のけーねがこっそりとみょんに耳打ちをした。 (裏口を開けておいた、わたしともこたんがあいつらの目を引き付けておくからすぐにでも逃げるんだ) (……わかったみょん) 同じようなことを彼方にも伝えるとけーねはすぐさま店の奥から白い液体の入った器を持ってきてそれを自身の体にぶっかけた。 「ああっ!わたしの体にこんなハクタク(白濁)した液がぁ!」 「…………………」 「しかもこれは牛の乳だ……こんなものがわたしの体に……何と言うおぞましい運命だ……」 「……………………………」 「ハクタク女教師……と思っているのだろう。な、なにをみているのだもこたん!元担任にそんな劣情を催すなど……」 「「うおりゃあああああああああああああああああ!!!」」 あ、今が逃げ時なんだとようやく気づき二人は全速力で店の奥へと突っ込む。 咄嗟の行動で追ってくる者はおらず無事に脱走出来たかと思ったが、受付台の横を通る時に突然てるよの姿が目の前に現れ思わず転んでしまったのであった。 「あら、どこへいくのかしら」 「うっぎゃあ!!な、な、な、何時の間に!!」 超速度や催眠術の類ではない、みょんにはこの現象に身に覚えがあった。 それは暮内での決闘、実力では大差あったのにその『能力』によって幾度も殺されかけたあの戦い。その時と全く同じなのだ! 「時止めっ!!?」 「ふぅん、初めての割には惜しいところまでいってるわね。でもはずれ」 てるよはひたすら意地の悪い顔でみょん達に近づき、護衛達もじりじりと背後から責めより二人は逃げ場をなくす。 ああ、みょん達の冒険はここで終わってしまうのか。三途の川できょぬーの女の子が手まねきしてお金を奪おうとしているよ。 「す、すまん!わたしの渾身のギャグではてるよはとめられなかった!」 「どういう理屈で足止めできると考えたんだよけーね……」 「う、ううううううう」 じりじりと下がっていくうちに背筋に刃物のような冷たい感触を覚え彼方は思わずすくみあがる。 もう一歩も下がれない。背中を取られている以上暴れでもしたら即座に首を飛ばされゆっくりモドキが出来上がってしまうだろう。 もう無理だと、諦めようとした時店の入り口の方から一人のゆっくりえーりんが息を荒げて駆けこんできた。 「姫様ぁ!こんな時に勝手に外出など……まだ準備はできてないというのに!」 「あ、えーりんだ。どーせやることないからもこたん弄って遊んでるのよ邪魔しないで」 「いやいやいや、因幡忍軍達も半分は使い物になりませんし、きもんげ宰相も復帰できてない。もう日が無い以上一刻も早く覇剣を……」 と、そこでえーりんはようやく彼方達に気づき巨大なお下げをびくんと跳ねあげさせる。 そんなえーりんが気にかかったのかてるよは能力も使わずぴょこんぴょこんとえーりんのそばにまで近寄り、護衛達もてるよが第一なのか彼方達に向けた刀を下ろす。 その隙を狙って二人は駆けだした。 「!!!お、お待ち下さい!!!!!」 「待てって言われて待つ奴がいるかぁぁ!!やーいやーい!二度来るものかー!バーカ!ゆっくり死んでまえ!!!グギャギャギャギャ」 「度重なる無礼、誠にもうしわけございませんでした!!どうか……っ!どうかぁぁぁ!!!!」 だが背後から聞こえるえーりんの懇願がどうも気にかかり裏口のところでつい立ち止まってしまう。 声もどこか鬼気めいており喉を潰しそうなほど何回も懇願の言葉を続けている。試しに振り返ってみるとえーりんは顔を床に付け土下座の姿勢までしていた。 「ちょっ、ちょっとえーりん、いくらなんでもそこまで……」 「お願いします。今までの非道は国の総力を挙げてつぐないます。だから」 「わたし達のこの地球を助けてください」 次ページへ
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【クラス】 ランサー 【真名】 櫻井戒@Dies irae 【ステータス】 筋力B+ 耐久A+ 敏捷C 魔力A 幸運E 宝具A 【属性】 中立・中庸 【クラススキル】 対魔力:B 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 【保有スキル】 エイヴィヒカイト:A 人の魂を糧に強大な力を得る超人錬成法をその身に施した存在。 聖遺物(この場合は聖人の遺品ではなく、人の思念・怨念・妄念を吸収した魔道具のこと)を核とし、 そこへ魂を注ぐことによって、常人とはかけ離れたレベルの魔力・膂力・霊的装甲を手に入れた魔人。 エイヴィヒカイトには四つの位階が存在し、ランクAならば「創造」位階となる。 心眼(真):B 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理” 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。 直感:B 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。 視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。 【宝具】 『黒円卓の聖槍(ヴェヴェルスブルグ・ロンギヌス)』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~8 最大捕捉:1 ハインリヒ・ヒムラーの命により鋳造されたとされる、神槍の偽作。 第二次大戦当時著名であった刀鍛冶・櫻井武蔵が極東より呼び出され、この槍の鋳造に携わった。 「常人にも扱える聖槍」を目標に製造されたこの偽槍は、櫻井の者のみが精錬方法を知る特殊金属『緋々色金』によって造られた代物であり、使用する者によってその姿・大きさを様々なものに変えるという特徴を持つ。 あまりの完成度から、贋作は聖槍の性質を歪んだ形で備えるようになり、結果偽槍は櫻井一族の魂を狙い撃ち、一度偽槍を手に取った者は、例外なくその体と魂を喰らわれ、生ける死者に変えられてしまう呪槍となった。 単に所有者となっただけでも症状は進行するが、偽槍を一度でも行使すれば速度は一気に跳ね上がる。その強制力は尋常ではなく、櫻井の魂を食わんとする偽槍の意志を直接向けられたわけではない第三者でも、意志の醜悪さに慄くほど。 殺した相手の武器・能力を奪い取るという力を常に発現させており、これによりランサーは倒した英霊・マスターの宝具やスキル、更に櫻井一族の創造位階、ランサー自らの手で殺した戦乙女の創造までも使用可能となっている。 但し、それらを扱うためには後述する最後の宝具を使用する必要がある。 ココダクノワザワイメシテハヤサスライタマエチクラノオキクラ 『許許太久禍穢速佐須良比給千座置座』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1 自己の腐敗毒への変生、すなわち己を毒の塊へと変える創造。 この状態のランサーに触れることは毒の海に飛び込むようなものであり、触れればたちまち毒を受けて腐っていく。 当然、彼からの攻撃を受けても毒を喰らうことになる攻防一体の宝具。 凶悪さに反して元手となった渇望は、「大切な人たちが美しくあるよう、全ての穢れを己が引き受ける」という、自己犠牲による他者の救済と防衛の祈りである。 『継承される原初の魔名(トバルカイン)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1 「櫻井戒」から「トバルカイン」という、偽槍に取り込まれた成れの果てへと変貌する為の宝具。 こうなったランサーは幸運を除く全てのステータスがワンランク上昇するが、代わりに狂化し、令呪を用いない一切の指示を受け付けない狂戦士に成り果てる。攻撃方法も主に稲妻を扱ったものへ変異する。 死者を扱うことに長けた術者であり、同時に彼へ友好的な人物ならば手綱を引くことも可能だが、しかしマスターのテンペストではまずそれは不可能だろう。 宝具発動後のランサーは前述通り、過去の櫻井一族が持つ創造、戦乙女ベアトリスの創造、自らの手で屠ったマスター、英霊の術理をも宝具として使用できるようになる。 『戦雷の聖剣(スルーズ・ワルキューレ)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1 トバルカインの内側に存在する聖遺物。少なくとも現状は無意味であるもの。 【人物背景】 聖槍十三騎士団黒円卓第二位、三代目トバルカイン。 屍兵の呪いを自分の代で終わらせ、妹を汚させないという確固たる信念を持って行動していたが、後に偽槍を手に取りトバルカインへと取り込まれた。 【サーヴァントとしての願い】 妹の幸福。ただそれだけのために聖杯を求めている。
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良歌用金型 良歌報告に歌を載せるさい、コピー&ペーストを活用して貼り付けると、多くの歌を載せるさいなど楽かと思われますので活用してください。また、歌の語句一覧もかねております。載っていない語句がありましたらご報告ください 良歌用金型 [#j019caa1] 初句 [#bb41d7c4] 二句 [#bd20175a] 三句(三連歌挙句) [#w315a38b] 四句 [#a003b231] 挙句(五句) [#cefe5773] 情報募集中 [#s693db95] 初句 あ行 赤っ恥 明日からは あだに見よ 甘ったれ 天地の あやしきは 暗殺よ いいんでない 医学とは 浮き世をば 兎耳よ 大昔 おのづから おもいおく 俺最強 陰陽道 か行 花冠編む 雅楽とは 刀鍛冶 昨日から 曲水や 軍学は 極楽も 心なし 古神道 この頃の さ行 咲き誇れ さぞな春 五月雨は さもあらん さらぬだに 召喚と 神通よ 神通は 粛々と 春寒の 春塞の 春眠に 春雷に 蜃気楼 仙論は 僧兵よ そこはだめ そんな熊 た行 田打ちする だって、でも たまさかに 誰か知る つごもりの 常とわに つれづれに つゆと落ち 鉄砲鍛冶 手づかみで ときは今 虎だらけ 友を得て な行 苗床や 夏の夜の なはははは にゃんとまた 忍法と 猫耳は は行 はしなくも ひねもすの 武士道の 武芸伝 仏門は ま行 まじへこみ 密教と みをつくし 昔語り もういいもん や行 八重桜 やさぐれて 山桜 ゆくりなく 吉野山 夜桜は 鎧鍛冶 ら行 流氷の わ行 わがやどの 二句 あ行 悪に染まった 芦間に灯す 暖かき陽は いつもぎらぎら いでや人々 今は尽きなむ 鬱を散じむ 打てば散るなり 恨みもあらじ 生まれ変わりて お猿さんだよ お肉大好き か行 陽炎立てリ かぶいてそうろう 枯れ果てにけり 祇園祭りに 検索すれば 御意見無用 心の月を こたつ塞ぎて この世の他は こもごも至る これが戦だ コワモテだけど さ行 採集すれば 咲かねど花は さこそあらめと 桜咲きぬる 桜並木や さっぱり冴えない さもあればあれ 三社祭の 仕官祝いの 地獄とともに 地獄の谷の じゃれつく君よ 成仏いたせ 春昼にみる 鈴鹿峠の すっとこどっこい 戦国の世は そこが変だよ た行 大往生とは 知人登録 鎚音聞こゆ 月もほのかに 蕾ほころぶ つゆか涙か 徒党が危ない 徒党に入るか な行 ならひなければ は行 花かがりよし 鼻が乾くと 春の曙 人も空しき 放送禁止 ま行 マウスクリック 舞うは涙か まだ手ぬるいか マブダチかもな みづくき涼し 身の置き所なき 報いのほどは 無常の風よ 村役登用 名声いらぬ や行 厄妄想を 野望は今も 屋根葺き替えて 幽霊状態 夢路はかなき 夢幻の 妖術攻撃 妖精さんから ら行 わ行 わが顔文字は 三句(三連歌挙句) あ行 アイタタタ 梓弓 あとの名を 跡もなし あなうれし あはれなり 有明の あれ買って 稲葉山 入れ置きし 宴かな うっかりさん うつけもの 埋もれぬ 大人買い 俺伝説 陰陽師 オンライン か行 隠れ里 かたじけなし 風光る 金をくれ 乾杯す 雲かすみ さ行 冴え返し 冴え返る 先立てて 桜酒 幸あれかし さまよいぬ サバイバル 侍ぞ 潮干狩り 自己合掌 実装中 七顛八倒 痺れ斬り 準備を待って 関ヶ原 僧になり 側仕え その極み それが何 た行 追尾せむ つくし摘む 土一升 つひに行く 面を貸せ 手取川 天罰ぞ な行 なき物を 夏の葉の 夏の夜の なめんなよ なんちゃって は行 はああああ 畑焼く 花会式 花曇り 花冷えか 花冷え宵の 春会わむ 春の海 春は今 春の宵 春の山風(?) 比叡山 緋もうせん 放浪中 ほととぎす ま行 待てしばし まろのため 間に合わせ 迷う夕 まわし飲み 水ぬるむ 諸人の や行 山笑ふ 有名よ ゆけ鍛冶屋 ら行 リスペクト わ行 わが身かな 四句 あ行 秋の狩場に 秋の草木の 天霧る雪の 怒りを溜めて いづくかつひの いのちにかわる 今がチャンスと うちの村役 うら山し共 お手をしながら か行 案山子の影に かけじや袖の 我慢の末に から紅に 彼には内緒と 家老だけども 神無月にそ 神主ですが 記憶はないが 今日降る雪の 霧たちのぼる くだけて物を 雲井にあげよ グラス片手に 限度を超えて 恋ぞ積もりて 恋ぞつもりで 心みじかき これで最後と 今回だけよと さ行 紫煙を揺らして 私設で彼は 錫杖侍 主あらばこそ 準備を待って 僧兵のみで た行 竹の皮はぐ 茶器生産 月ぞこころに 時にはあわぬ 年惜しむ頃 隣の忍者が ともに消えゆく 遁術連打 な行 難波のことも 涙ながらに は行 初武将にて 花も花なれ 春なお寒し 春の山すそ 春まだ来し 晴れてゆくへの 昼下がりの午後 ま行 蜜柑の香り 乱れそめにし 見てはいけない 道は迷わじ むくいを待てや もみぢの残る や行 闇の隙さへ 浴衣の帯に 夢路をさそう 楊枝成金 妖魔名匠が よしのの里に 喜び勇み 世を思ふ故に 世をも人をも ら行 乱世にかはる わ行 我が名をあげよ わが身一つの われても末に 腕力薬師 挙句(五句) あ行 秋あればこそ 秋にはあらねど 秋の夕ぐれ あはむとぞ思ふ いざ鎌倉 イザナミ撃破 一子相伝 移動実装 命ともかな 祈らぬものを 今破るなり うきものはなし 思ふころかな 男の絆 か行 母さんありがと かかる月かな 隠れ里に行|く 影のさやけさ 合戦こそ華 かはく間もなし 空振り三振 如月の宵 禁断の果実 雲の上まで 検索は巫女 苔に残して 古神道 粉で習得 拳で語る さ行 最終究極奥義 三度目の復興 私設で誤爆 十回目の魔犬 じっちゃんの教え しる人もなし 真剣勝負 すみかなりけむ 星野山二階 瀬々のあじろぎ た行 大名挑戦 対話で告白 玉ぞ散りける 鍛錬余り 茶器命 露にぬれつつ つれなかりけり どたばた劇 特化変更 突撃準備 飛び蹴り二回 な行 ながめしまに 茄子の鴨焼 泣き崩れる 夏の過ち 夏の思い出 涙の復興 西の山の端 後の世にこそ は行 初めての徒党 初夢で逢う 春の北風 春の山かぜ 春の夕焼け 人も人なれ 二人の私設 二人の秘密 淵となりぬる 降れる白雪 ま行 又も結ばね 松茸の香り 水くくるとは 身の科にして みんな大好き 夢のまた夢 や行 山ほととぎす 闇はゆるさじ 雪はふりつつ 雪をも溶かす 妖魔陣に散る ら行 立春大吉 わ行 わが身と思へば 我が身なりけり 我ならなくに 情報募集中 名前 コメント
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ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season鳥 Produced by TBS 敵は関東髑髏党・鉄機兵二万。滾る怒りよ――大いなる宙を舞え! 公演期間・劇場 2017年6月27日-9月1日:IHIステージアラウンド東京 (ライブビューイング 7月31日) 上演時間(予定) 1幕 1時間20分 休憩 20分 2幕 1時間50分 合計 3時間30分 キャスト・スタッフ 作:中島かずき 演出:いのうえひでのり 出演 捨之介:阿部サダヲ 天魔王:森山未來 無界屋蘭兵衛:早乙女太一 極楽太夫:松雪泰子 裏切り渡京:粟根まこと 兵庫:福田転球 少吉:少路勇介 沙霧:清水葉月 狸穴二郎衛門:梶原善 贋鉄斎:池田成志 迷企羅の妙声:右近健一 珊底羅の生駒:山本カナコ 招杜羅の角丸:村木仁 真達羅の爪月/他:安田栄徳 服部半蔵/髑髏党鉄機兵/旅人/他:安田桃太郎 平形源右衛門/髑髏党鉄機兵/服部忍群/他:下川真矢 髑髏党鉄機兵/服部忍群/旅人/他:藤家剛・工藤孝裕・井上象策・菊地雄人・伊藤教人・横田遼 おいく/御伽衆:生尾佳子 青吉/髑髏党鉄機兵/他:伊藤玻羅馬 男衆/髑髏党鉄機兵/他:岩田笙汰 おゆい:大内唯 黒平/髑髏党鉄機兵/他:奥山寛 赤蔵/髑髏党鉄機兵/御伽衆/他:上垣内平 おりえ/御伽衆/他:嶌村緒里江 黄平次/髑髏党鉄機兵/御伽衆/他:常川藍里 おふみ:東松史子 おりか/御伽衆:中根百合香 おくみ/御伽衆:野田久美子 おるつ:山口ルツコ 白介/髑髏党鉄機兵/御伽衆/他:山﨑翔太 男衆/髑髏党鉄機兵/御伽衆/他:矢内康洋 劇中曲:『SEVEN SHADOWS』『LIKE A FLAME~reprize』 唄・神田沙也加 劇中曲:『WE SAW THE LIGHT』 唄・滝和祥 劇中曲:笛・金子鉄心 【美術】堀尾幸男 【照明】原田保 【衣裳】堂本教子 【音楽】岡崎司 【作詞】森雪之丞 【振付】MIKIKO 【音響】井上哲司 【音効】末谷あずさ 大木裕介 【殺陣指導】田尻茂一 川原正嗣 【アクション監督】川原正嗣 【ヘア&メイク】宮内宏明 【小道具・甲冑製作】高橋岳蔵 【特殊効果】南義明 【映像】上田大樹 【大道具】俳優座劇場舞台美術部 【歌唱指導】右近健一 【演出助手】加藤由紀子 木下マカイ 山﨑総司 【舞台監督】濵野貴彦 芳谷研 【宣伝美術】河野真一 【宣伝写真】野波浩 【宣伝面打】淺野健一 【宣伝メイク】内田百合香 【宣伝ヘア】宮内宏明 【宣伝】脇本好美 浅生博一 長谷川美津子 ディップス・プラネット 【制作】辻未央 花澤理恵 笠原健一 【制作助手】福岡彩香 石塚洋平 福島美咲 山岡まゆみ 【デスク】高畑美里 【制作プロデューサー】細川展裕 柴原智子 ※キャスト解禁日2017年1月1日 あらすじ 戦国の雄・織田信長の命運が尽き、 豊臣秀吉の手によってようやく天下統一がなされようとしていた頃――― 関東の荒れ野に、ド派手に歌い踊る頓狂な痴れ者がいた。 男の名は、浮世の義理も昔の縁(えにし)も三途の川に《捨之介》。 ボロをまとうその瞳には、しかし大いなる野心が宿る。 非道の鉄機兵二万を擁する関東髑髏党を率いて、秀吉の天下を覆し、この世に新たなる王土を築かんとする《天魔王》。 関東の自由を守るため髑髏党の横暴に立ち向かう、色里「無界」の主人《無界屋蘭兵衛》。 三者三様の時の輪が、奇なる縁に手繰られて重なり合ったその時、「無界」に集う者たちに血の匂いが漂い始める。 この色里きっての花魁にして女伊達、人呼んで、会って極楽遊んで地獄、男殺しの《極楽太夫》。 信じるは己の才覚のみ。自在に戦場を駆け巡る男、《渡京》。 関八州荒武者隊を率いて己の信じる道を突き進む傾奇者《兵庫》。 その背中を追い続ける純朴な若者、《少吉》。 そして極秘の絵図面を手に《天魔王》から逃げ続ける女、《沙霧》。 そんな若者たちの行方を三界に枷なしのやせ牢人、《狸穴二郎衛門》が見守っている……。 関東荒野に忽然と浮かび上がる漆黒の城―――髑髏城。 鉄機兵が四方を固めるその《天魔王》の居城へ、《捨之介》たちが乗り込んでいく。 手にしているのは「斬鎧剣(ざんがいけん)」。 孤高の刀鍛冶、《贋鉄斎》が鍛えし業物だ。 「天」の意思を受け継ぎ、自ら新たな「天」とならんとする《天魔王》。 果たして地を這う《捨之介》たちの滾る怒りは、絡みつく因果の糸を断ち切って、 羽を広げ、宙(そら)を舞い、天空を突き破ることができるのか? 情報 髑髏城内図 鳥 挿入歌 鳥 兵庫日替わりネタ 鳥 贋鉄斎日替わりネタ 鳥 変更・変化録 鳥 小ネタ 鳥 メディア情報 season鳥 リンク 【劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season鳥】(公式サイト) 髑髏城の七人Season鳥 TVスポット 編集 コメント すべてのコメントを見る
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ヴェルトの世界でも、非常に特殊な文化を築いている国家の一つでその特色は純和風。 着物や織物、絵画や細工などの芸術品に食文化など生活文化が特に繊細な物が多く。貴重な物が多いため世界から人気が高い。 識字率や学識レベルは、裕福な者とそうでない者の格差が非常に激しい事もこの国の特徴である。 建築物は殆どが木造で、一般人の生活建築物は長屋が多いが裕福な者は多きな屋敷を築いており。 行政区の統括者などは、それぞれ石造りの巨大な和風城を構えてそこで生活をしているなど身分差別が非常に激しい。 身分などは実力よりも血筋や家系を重視しており、生まれたときから身分が決まっているといった世襲制の強さも特徴。 文化的には、特に刀剣類などの技術は世界レベルで群を抜いており武器としてもさながら芸術品としても注目されている。 一つの国家ではあるが、無許可で行政区を越える事は禁じられており正式な手続きを踏まず行政区を抜けると犯罪者として処刑されてしまうなど。 各行政区などが、殆ど国家のような役割を持っているなど国家の中に無数の小さな国があるという可笑しな図式になっている。 最高権力者は、名目としては帝と呼ばれる王族なのだが実際に権力を握り国を動かしているのは和道国の軍人のトップである大君。 和道国を統一した際、大君の軍の味方をした家系などを優遇しておりそれぞれの行政区統治をまかせているが。 逆に、統一時に大君の家系の敵となっていた軍の家系は低い身分とされ行政区によっては奴隷同然の生活を強いられているところもある。 和道国のメイン職業一覧 サムライ 侍と表記される、和道国の士官の事。 基本的には自分の生まれた行政区の統治者に仕えており、学識や剣術の能力もさることながら。 特に、家系を重要視しており幾ら高い実力を持っていても家系が低い身分の者は決して登用される事はない。 しかしながら、和道国で重要視しているのは家系であり血筋ではないので能力の高い人間を養子にすることも珍しくはない。 逆に言えば、能力が劣っていても家系さえしっかりしていれば誰でも侍になれるため能力の高さはまちまち。 戦時には出兵する軍人となり、普段は行政統治者の政治を補佐したり剣術を指南したりなど役職の形は様々。 鍛冶屋 和道国文明の中でも、特に重きが置かれている鍛冶職人。 金物屋とも呼ばれているが、その中でも刀鍛冶職人はエリート中のエリートとされている。 和道刀の鍛冶技術は門外不出であり、一子相伝の技とされているため数が非常に少ない。 資格などは特に必要はないが、大前提として職人に弟子入りすることを許して貰わねば第一歩すら踏み出す事のできない厳しい道。 サムライと違い、身分をあまり重視しておらず能力の如何では子どもではなく他人に次の代を託す事もある和道国でも珍しい職。 一昔前までは人間のみの職業であったが、現在はドワーフなどもこの職に就く事が少なくはない。 ローニン 浪人、と表記される和道国の傭兵の事。 何らかの理由で国に士官することが出来なかった者の俗称でもあり。 国に仕える事こそが美徳とされている和道国では非常に卑しい者という認識が強い。 戦場などで名を挙げる事が出来れば、侍から養子に貰い侍として士官することもできるが。 現在、泰平の世となっている和道国ではそれもかなり難しい。 大体は、侍になることもできない身分の低い者がこれに該当する。 ニンジャ 忍者と表記される和道国の隠密兵士のこと。 影に生き闇に潜むという生き方をしているが普段は民衆に紛れて生活している。 身軽で、音もなく動き誰にも知られずに任務をこなすプロフェッショナルとして非常に高い技能が求められる。 基本的には、幕庁に仕える者が多く幕庁公認の忍者を城番衆と言う。 閉鎖的な文化を築く和道国の中でも特に閉鎖的で、忍者は里の者を幼いころから鍛え上げる風習がある。 農民 和道国では産業も盛んで、特に水田地帯が多いため稲作が豊富。 和道国内で作られた和道米は特に人気が高く、世界各地から高級品として取り寄せられているので。 稲作農家は特に高給取りが多いのだが、地主であるのと借土地で稲作をしている者では給金が天と地ほどの差がある。 稲作以外にも野菜や家畜などの産業もアイオーン王国程ではないが盛ん。 しかし、土地は元々行政統治者や国者なので年貢という高い税金を納めなくてはならないことが殆どで。 大多数の農民は、質素な暮らしをしていることが特に多い。 商人 物売りとも呼ばれる商業を生業とする者たちの総称で、商業取引の担い手。 生産物や土地を扱う者から、料亭や酒蔵を経営したりと数は非常に様々なのだが。 豪商と呼ばれる程のやり手の者は、身分が高く無くとも高い年貢を納める事で侍と認定されることもある。 最近力を伸ばしてきた職業であり、外国と商売をする者も多く才覚一つで幾らでも出世することが出来る物だが。 和道国内では、やはり侍に逆らうことのできない立場であることは揺らぐ事はない。 遊女 遊郭と呼ばれる和道国の中にある高級娼婦館に努める娼婦のことを指す言葉。 和道の娼婦はヴェルト一、とも呼ばれる程で美しく艶やかな女性たちが集まる。 遊女の中でも、遊郭のトップ人気を持つ者は花魁と呼ばれその影響力は行政区統治者に及ぶとも言われる。 華やかな面ばかりが特に注目されるが、病などで倒れる者も後を絶たない厳しい場でもある。
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第二回放送 ◆0UUfE9LPAQ コンコン。 「おう、入れよ」 ガチャ。 「ん、お前だったのか」 「あら、不知火理事長はいらっしゃらないんですか?」 バタン。 「あいつなら、『今回の放送はあなたがた二人にお任せします』とか言って出て行っちまったよ」 「そうでしたか。私には伝えず……いや、出て行ったということはただの順番の差ですね。しかし、どうしましょう……」 「何がだ?」 「どちらが放送を読み上げるかですよ、正直二人いる意味がわかりませんし」 「そんなことで悩んでたのか。ならお前が読み上げればいいだろ」 「いいのですか?そんな簡単に決めてしまって」 「俺は酔狂で来ただけだからな。本来はお前の仕事のはずだ」 「では、お言葉に甘えて。ちょうど時間になりましたし」 カチッ。 「時間になりましたので二回目の放送を始めます。 何人か疑っている方がいるようなので先に言っておきますが、内容に嘘はありませんよ。 虚偽があるようでは実験にならないではないですか。 それでは、死亡者の発表です。 一度しか言いませんから聞き逃しのないように。 時宮時刻。 零崎軋識。 否定姫。 阿良々木火憐。 人吉善吉。 黒神真黒。 日之影空洞。 以上、七名です。 残り二十八名、まあまあ悪くないペースですね。 この後もこのペースを維持……更に加速してくれることをお願いします。 続いて、禁止エリアの発表です。 一時間後の十三時から、A-4。 三時間後の十五時から、D-7。 五時間後の十七時から、H-5。 以上、三ヶ所です。 一応殺し合いなのですから禁止エリアに誤って入ってしまわないように。 設定するなという意見は聞きませんよ。 一ヶ所に閉じ籠もられては実験が進みませんから。 それでは六時間後、私か、私ではない誰かの声を聞けるといいですね。」 カチッ。 「上出来じゃねーか」 「決まっているものを読み上げるだけで出来を問われたくはないものです」 「そう言うなって。ところで警備は万全だろうな?」 「当然ですよ。私を誰だと思っているのです?」 「わかってるさ。策士――萩原子荻ちゃん」 「私を『生き返らせて』くれた対価としては安いくらいですよ。ねえ、伝説の刀鍛冶――四季崎記紀さん?」 「なーに、俺は技術を提供しただけだ。実際どうなんだい?死ぬ感触ってのは」 「思い出したくないとだけは言えるでしょうね。ただし、その記憶が本当に私のものだとしたら――ですが」 「くく、そんなこと言ってたらそもそも記憶だと思っているものが正しいなんて保証はどこにもないぜ?」 「然り、ですね。せっかくですからお聞きしますがうちの玉藻は私とは違って死んではいないんですよね?」 「おかしなことを聞くもんだな。全員の情報は確認してるはずだろ」 「わかっているからこそ聞いているのですよ。あのとき、私が策として使った玉(・)藻(・)の(・)首(・)は(・)本(・)物(・)だったのか――って」 「そんなものどっちがどっちだったところで何か変わるわけでもないだろうに」 「まあ、それもそうですね。今の質問は忘れてください」 「気にするなって。しかし、この俺に『完全』を作る協力をさせた上に変体刀をよこせってんだから何をしでかすのかくらいは聞きたくなるさ」 「選ぶことができるというのはいいものですね。私も、あの子も選択肢は用意されていませんでしたもの」 「選択肢なら用意されてるだろ、『選ばない』っつー選択肢がな」 「屁理屈ですね」 「だが理屈だ。それじゃあ俺は失礼するぜ」 「ではまた後で」 「おう」 ガチャ。 バタン。 「……しかし不知火理事長も人が悪い」 「あんな言い方をされては誤解してしまうではありませんか」 「四季崎さんがいらっしゃった結果と考えれば仕方のないことではありますが」 「それでも与えられた任務は遂行しなければなりませんし」 「例え相手が人外であろうとも、私の名前は萩原子荻。私の前では悪魔だって全席指定、正々堂々手段を選ばず真っ向から不意討ってご覧に入れましょう」 「なんて、モニターを眺めながら言っても何の意味もありませんね」 「………………………あは」 自己愛(事故遭) 時系列順 無名(夢影) 自己愛(事故遭) 投下順 解放された者と抑える者 START 萩原子荻 繋がれた兎(腐らせた楔) START? 四季崎記紀 檻と澱