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1代目内閣総理大臣 伊藤博文 2代目内閣総理大臣 黒田清隆 3代目内閣総理大臣 山縣有朋 4代目内閣総理大臣 松方正義 5代目内閣総理大臣 伊藤博文 6代目内閣総理大臣 松方正義 7代目内閣総理大臣 伊藤博文 8代目内閣総理大臣 大隈重信 9代目内閣総理大臣 山縣有朋 10代目内閣総理大臣 伊藤博文 11代目内閣総理大臣 桂太郎 12代目内閣総理大臣 西園寺公望 13代目内閣総理大臣 桂太郎 14代目内閣総理大臣 西園寺公望 15代目内閣総理大臣 桂太郎 16代目内閣総理大臣 山本權兵衞 17代目内閣総理大臣 大隈重信 18 代目内閣総理大臣 寺内正毅 19代目内閣総理大臣 原敬 20代目内閣総理大臣 高橋是清 21代目内閣総理大臣 加藤友三郎 22代目内閣総理大臣 山本權兵衞 23代目内閣総理大臣 清浦奎吾 24代目内閣総理大臣 加藤高明 25代目内閣総理大臣 若槻禮次郎 26代目内閣総理大臣 田中義一 27代目内閣総理大臣 濱口雄幸 28代目内閣総理大臣 若槻禮次郎 29代目内閣総理大臣 犬養毅 30代目内閣総理大臣 齋藤實 31代目内閣総理大臣 岡田啓介 32代目内閣総理大臣 廣田弘毅 33代目内閣総理大臣 林銑十郎 34代目内閣総理大臣 近衞文麿 35代目内閣総理大臣 平沼騏一郎 36代目内閣総理大臣 阿部信行 37-39代目内閣総理大臣 米内光政 40代目内閣総理大臣 東條英機 41代目内閣総理大臣 小磯國昭 42代目内閣総理大臣 鈴木貫太郎 43代目内閣総理大臣 東久邇宮稔彦王 44代目内閣総理大臣 幣原喜重郎 45代目内閣総理大臣 吉田茂 46代目内閣総理大臣 片山哲 47代目内閣総理大臣 芦田均 48-51代目内閣総理大臣 吉田茂 52-54代目内閣総理大臣 鳩山一郎 55代目内閣総理大臣 石橋湛山 56-57代目内閣総理大臣 岸信介 58-60代目内閣総理大臣 池田勇人 61-66代目内閣総理大臣 佐藤榮作 64-65代目内閣総理大臣 田中角榮 66代目内閣総理大臣 三木武夫 67代目内閣総理大臣 福田赳夫 68-69代目内閣総理大臣 大平正芳 70代目内閣総理大臣 鈴木善幸 71-73代目内閣総理大臣 中曾根康弘 74代目内閣総理大臣 竹下登 75代目内閣総理大臣 宇野宗佑 76-77代目内閣総理大臣 海部俊樹 78代目内閣総理大臣 宮澤喜一 79代目内閣総理大臣 細川護熙 80代目内閣総理大臣 羽田孜 81代目内閣総理大臣 村山富市 82-83代目内閣総理大臣 橋本龍太郎 84代目内閣総理大臣 小渕恵三 85-86代目内閣総理大臣 森喜朗 87-89代目内閣総理大臣 小泉純一郎 90代目内閣総理大臣 安倍晋三 91代目内閣総理大臣 福田康夫 92代目内閣総理大臣 麻生太郎
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1代目内閣総理大臣伊藤博文 2代目内閣総理大臣 黒田清隆 3代目内閣総理大臣 山縣有朋 4代目内閣総理大臣松方正義 5代目内閣総理大臣伊藤博文 6代目内閣総理大臣松方正義 7代目内閣総理大臣伊藤博文 8代目内閣総理大臣 大隈重信 9代目内閣総理大臣山縣有朋 10代目内閣総理大臣伊藤博文 11代目内閣総理大臣 桂太郎 12代目内閣総理大臣 西園寺公望 13代目内閣総理大臣桂太郎 14代目内閣総理大臣西園寺公望 15代目内閣総理大臣桂太郎 16代目内閣総理大臣山本權兵衞 17代目内閣総理大臣大隈重信 18 代目内閣総理大臣寺内正毅 19代目内閣総理大臣原敬 20代目内閣総理大臣 高橋是清 21代目内閣総理大臣 加藤友三郎 22代目内閣総理大臣 山本權兵衞 23代目内閣総理大臣 清浦奎吾 24代目内閣総理大臣加藤高明 25代目内閣総理大臣 若槻禮次郎 26代目内閣総理大臣 田中義一 27代目内閣総理大臣 濱口雄幸 28代目内閣総理大臣若槻禮次郎 29代目内閣総理大臣 犬養毅 30代目内閣総理大臣 齋藤實 31代目内閣総理大臣 岡田啓介 32代目内閣総理大臣 廣田弘毅 33代目内閣総理大臣 林銑十郎 34代目内閣総理大臣 近衞文麿 35代目内閣総理大臣 平沼騏一郎 36代目内閣総理大臣 阿部信行 37-39代目内閣総理大臣 米内光政 40代目内閣総理大臣 東條英機 41代目内閣総理大臣 小磯國昭 42代目内閣総理大臣 鈴木貫太郎 43代目内閣総理大臣 東久邇宮稔彦王 44代目内閣総理大臣 幣原喜重郎 45代目内閣総理大臣 吉田茂 46代目内閣総理大臣 片山哲 47代目内閣総理大臣 芦田均 48-51代目内閣総理大臣 吉田茂 52-54代目内閣総理大臣 鳩山一郎 55代目内閣総理大臣 石橋湛山 56-57代目内閣総理大臣 岸信介 58-60代目内閣総理大臣 池田勇人 61-66代目内閣総理大臣 佐藤榮作 64-65代目内閣総理大臣 田中角榮 66代目内閣総理大臣 三木武夫 67代目内閣総理大臣 福田赳夫 68-69代目内閣総理大臣 大平正芳 70代目内閣総理大臣 鈴木善幸 71-73代目内閣総理大臣 中曾根康弘 74代目内閣総理大臣 竹下登 75代目内閣総理大臣 宇野宗佑 76-77代目内閣総理大臣 海部俊樹 78代目内閣総理大臣 宮澤喜一 79代目内閣総理大臣 細川護熙 80代目内閣総理大臣羽田孜 81代目内閣総理大臣 村山富市 82-83代目内閣総理大臣 橋本龍太郎 84代目内閣総理大臣 小渕恵三 85-86代目内閣総理大臣 森喜朗 87-89代目内閣総理大臣 小泉純一郎 90代目内閣総理大臣 安倍晋三 91代目内閣総理大臣 福田康夫 92代目内閣総理大臣麻生太郎
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1代目内閣総理大臣 伊藤博文 2代目内閣総理大臣 黒田清隆 3代目内閣総理大臣 山縣有朋 4代目内閣総理大臣 松方正義 5代目内閣総理大臣 伊藤博文 6代目内閣総理大臣 松方正義 7代目内閣総理大臣 伊藤博文 8代目内閣総理大臣 大隈重信 9代目内閣総理大臣 山縣有朋 10代目内閣総理大臣 伊藤博文 11代目内閣総理大臣 桂太郎 12代目内閣総理大臣 西園寺公望 13代目内閣総理大臣 桂太郎 14代目内閣総理大臣 西園寺公望 15代目内閣総理大臣 桂太郎 16代目内閣総理大臣 山本權兵衞 17代目内閣総理大臣 大隈重信 18 代目内閣総理大臣 寺内正毅 19代目内閣総理大臣 原敬 20代目内閣総理大臣 高橋是清 21代目内閣総理大臣 加藤友三郎 22代目内閣総理大臣 山本權兵衞 23代目内閣総理大臣 清浦奎吾 24代目内閣総理大臣 加藤高明 25代目内閣総理大臣 若槻禮次郎 26代目内閣総理大臣 田中義一 27代目内閣総理大臣 濱口雄幸 28代目内閣総理大臣 若槻禮次郎 29代目内閣総理大臣 犬養毅 30代目内閣総理大臣 齋藤實 31代目内閣総理大臣 岡田啓介 32代目内閣総理大臣 廣田弘毅 33代目内閣総理大臣 林銑十郎 34代目内閣総理大臣 近衞文麿 35代目内閣総理大臣 平沼騏一郎 36代目内閣総理大臣 阿部信行 37-39代目内閣総理大臣 米内光政 40代目内閣総理大臣 東條英機 41代目内閣総理大臣 小磯國昭 42代目内閣総理大臣 鈴木貫太郎 43代目内閣総理大臣 東久邇宮稔彦王 44代目内閣総理大臣 幣原喜重郎 45代目内閣総理大臣 吉田茂 46代目内閣総理大臣 片山哲 47代目内閣総理大臣 芦田均 48-51代目内閣総理大臣 吉田茂 52-54代目内閣総理大臣 鳩山一郎 55代目内閣総理大臣 石橋湛山 56-57代目内閣総理大臣 岸信介 58-60代目内閣総理大臣 池田勇人 61-66代目内閣総理大臣 佐藤榮作 64-65代目内閣総理大臣 田中角榮 66代目内閣総理大臣 三木武夫 67代目内閣総理大臣 福田赳夫 68-69代目内閣総理大臣 大平正芳 70代目内閣総理大臣 鈴木善幸 71-73代目内閣総理大臣 中曾根康弘 74代目内閣総理大臣 竹下登 75代目内閣総理大臣 宇野宗佑 76-77代目内閣総理大臣 海部俊樹 78代目内閣総理大臣 宮澤喜一 79代目内閣総理大臣 細川護熙 80代目内閣総理大臣 羽田孜 81代目内閣総理大臣 村山富市 82-83代目内閣総理大臣 橋本龍太郎 84代目内閣総理大臣 小渕恵三 85-86代目内閣総理大臣 森喜朗 87-89代目内閣総理大臣 小泉純一郎 90代目内閣総理大臣 安倍晋三 91代目内閣総理大臣 福田康夫 92代目内閣総理大臣 麻生太郎
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テキスト:首相VS記者団 - 毎日jp(毎日新聞) 動画:麻生さんのべらんめぇ日記 2008年10月/第一週 2008年10月/第三週 2008年10月/第二週 2008年10月/第五週 2008年10月/第四週 2008年11月/第三週 2008年11月/第二週 2008年11月/第五週 2008年11月/第四週 2008年12月/第一週 2008年12月/第三週 2008年12月/第二週 2008年12月/第四週 2008年9月 2009年1月/第三週 2009年1月/第二週 2009年1月/第五週 2009年1月/第四週 2009年2月/第一週 2009年2月/第三週 2009年2月/第二週 2009年2月/第四週 2009年3月/第一週 2009年3月/第二週
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機構図(R2.6.20時点) 内閣官房 ~ 内閣官房副長官 内閣総務官室(公文書監理官)(内閣審議官)(内閣参事官)(企画官)(調査官)(内閣副参事官) 総理大臣官邸事務所(長) 内閣官房組織令 第一条 内閣官房に、次の三室及び内閣サイバーセキュリティセンターを置く。 内閣総務官室 内閣広報室 内閣情報調査室 第二条 内閣総務官室においては、次の事務をつかさどる。 一 閣議事項の整理に関すること。 二 機密に関すること。 三 内閣の主管に属する人事に関すること。 四 内閣総理大臣、内閣官房長官及び内閣官房副長官の官印その他の公印の保管に関すること。 五 公文書類の接受、発送及び保存に関すること。 六 職員の厚生及び教養訓練に関すること。 七 予算、決算及び会計に関すること。 八 総理大臣官邸の管理運営に関すること。 九 前各号に掲げるもの以外の内閣の庶務 2 内閣総務官室に、内閣総務官一人を置く。 3 内閣総務官は、内閣総務官室の事務を掌理する。 (公文書監理官) 第四条の四 内閣総務官室に、公文書監理官一人(関係のある他の職を占める者をもつて充てられるものとする。)を置く。 2 公文書監理官は、命を受けて、内閣官房の所掌事務に関する公文書類の管理並びにこれに関連する情報の公開及び個人情報の保護の適正な実施の確保に係る重要事項についての事務並びに関係事務を総括整理する。 (内閣審議官) 第六条 内閣官房に、内閣審議官を置く。 2 内閣審議官は、命を受けて、内閣官房の事務のうち重要事項に係るものに参画し、及びその事務の一部を総括整理し、又は人事政策統括官のつかさどる職務のうち重要事項に係るものを助ける。 3 内閣審議官の定数は、併任の者を除き、六十六人とする。ただし、そのうち四十七人は、内閣総理大臣が特に必要と認める場合に置かれるものとする。 第七条 内閣総務官室、国家安全保障局、内閣広報室、内閣情報調査室若しくは内閣サイバーセキュリティセンター(以下「内閣総務官室等」という。)又は内閣人事局に属しない内閣審議官は、内閣官房副長官補を助け、命を受けて、内閣官房副長官補の掌理する事務(内閣サイバーセキュリティセンターにおいてつかさどるものを除く。以下同じ。)のうち重要事項に係るものに参画し、及びその事務の一部を総括整理する。 2 内閣総務官室等に属する内閣審議官は、命を受けて、その属する内閣総務官室等の事務のうち重要事項に係るものに参画し、及びその属する内閣総務官室等の事務の一部を総括整理する。 3 (略) 4 内閣総務官室等又は内閣人事局に属する内閣審議官は、前二項に定める職務を行うほか、命を受けて、内閣官房副長官補を助け、内閣官房副長官補の掌理する事務のうち重要事項に係るものに参画し、及びその事務の一部を総括整理する。 (内閣参事官) 第八条 内閣官房に、内閣参事官を置く。 2 内閣参事官は、命を受けて、内閣官房の事務の一部をつかさどり、又は人事政策統括官のつかさどる職務を助ける。 3 内閣参事官の定数は、併任の者を除き、八十九人とする。ただし、そのうち二十四人は、内閣総理大臣が特に必要と認める場合に置かれるものとする。 第九条 (略) 2 内閣総務官室等に属する内閣参事官は、命を受けてその属する内閣総務官室等の事務(内閣総務官室については、総理大臣官邸事務所長のつかさどるものを除く。)の一部をつかさどる。 3 (略) 4 内閣総務官室等又は内閣人事局に属する内閣参事官は、前二項に定める職務を行うほか、命を受けて、内閣官房副長官補を助け、内閣官房副長官補の掌理する事務の一部をつかさどる。 内閣総務官室に総理大臣官邸事務所等を置く規則 (企画官) 第二条 内閣総務官室に、併任の者を除き、企画官二人を置く。 2 企画官は、命を受けて内閣総務官室の事務のうち特定事項の企画及び立案に関する事務に従事する。 (調査官) 第三条 内閣総務官室に、調査官一人を置く。 2 調査官は、命を受けて内閣総務官室の事務のうち専門的事項の調査、企画及び立案に関する事務に従事する。 (内閣副参事官) 第四条 内閣総務官室に、内閣副参事官三人以内を置く。 2 内閣副参事官は、命を受けて内閣総務官室の事務に従事する。
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514: モントゴメリー :2020/12/10(木) 00 21 44 HOST 116-64-111-22.rev.home.ne.jp 二藤部内閣総理大臣の憂鬱 大日本帝国 東京 総理官邸 大日本帝国内閣総理大臣、二藤部新蔵は廊下を早足で歩きながら応接間へと向かっていた。 その間も補佐官たちからの報告を聞き、指示を下していく。 この数時間で帝国政府は大混乱状態へと陥っていた。 その原因は大きく分けて2つ。どちらも発生場所は佐世保だ。 1つ目は「ヤルバーン乗員の誘拐事件」である。 これによりティ連加盟のお祝いムードが吹っ飛んだばかりか、帝国の面目は丸潰れである。 まあ、そちらの方は「適任者(柏木ティエルクマスカ担当大臣)」に丸投g…対応を一任しているので何とかなるだろう。 そして二藤部が応接間に向かっているのは「2つ目」の原因に関係している。 ようやく応接間の前にたどり着き、扉を開く。そして室内にいた人物に向き直り、言葉を発した。 「大使殿、お持たせして申し訳ありません」 「いえ、Monsieurニトベ。こちらこそ急な来訪を謝罪いたします」 こちらの謝罪に目の前にいる女性、在大日本帝国FFR大使はそのあどけない顔立ちに若干汗を滲ませながら立ち上がり返礼する。 彼女の容姿に惑わされてはならない。 確かに、学生服を着て街中にいればお嬢様学校の留学生と見分けはつかないだろう。 しかし、この乙女は現FFR大統領の「学生時代からの友人」である。 つまり実年齢は『そういうこと』であるし、身体能力は空軍士官学校時代の水準をほぼ維持している。 (FFRでは、各軍の士官学校間の交流をとても積極的に行っている) 実際、彼女の胸には航空徽章が今も輝いている。休暇で本国やエストシナに行った際に実機訓練を行っているらしい。 また、大使館内には各種シミュレーション装置とトレーニングルームがあるという噂だ。 つまり、一朝有事とあらば目の前のお嬢様は空駆ける戦乙女へと早変わりする。 …「一人でも多く、兵士となれる人的資源を確保する」という、FFRの執念には脱帽だ。 彼女たちに見られる「超抗老化(スーパーアンチエイジング)」技術はその執念の結晶である。 (ちなみに、在大日本帝国FFR大使館職員は過半数が彼女の様な女性である。FFR政府内での別称は「対MMJ決戦部隊」だ。) 515: モントゴメリー :2020/12/10(木) 00 22 25 HOST 116-64-111-22.rev.home.ne.jp 閑話休題。 横道にそれていく思考を修正しつつ二藤部はソファーに座り、それに応じて彼女も座り直す。 そして本題に入る。 「それで、本日の来訪は如何なるご用件で?」 「……訊かずとも、お分かりでしょう」 大使は居住まいを正して切り出した。 「『Notre commandant(我らが指揮官)』、戦艦リシュリューの艦娘についてですわ」 興奮しているのだろう、言葉に母国語が混ざっている。 「単刀直入に申し上げます、Monsieurニトベ。あのお方を、リシュリューを我々FFRに保護させて下さい」 「それに関しては当方もやぶさかではありません。ですが、我々帝国政府も彼女の居場所を未だ特定しておらず…」 「嘘ですわね」 大使はぴしゃりと断言した。 「嘘ですと?何故そう断言なさるのです?そのような嘘をついても帝国には何の益もありません」 二藤部は困惑を隠しきれずにそう尋ねた。 それに対して大使はこう応える。 「…何故あのお方が日本で降臨なされたのかは分かりません。いえ、艦そのものが今現在日本に寄港しているので ある意味当然なのかもしれません。ですが、何故日本に寄港している時に降臨なされたのかという疑問は残ります」 「はぁ…まあ、そうですな」 どう答えていいか分からず相槌を打つに留める。 「…ところで、日本人は『神に賄賂を渡す』ことができるとか」 「そのような事実はございません」 この風評被害(神に賄賂)いつになったら払拭できるのだろう? 日露戦役前後かららしいから、かれこれ120年は言われ続けているぞ。 ただ単に神社にお参りするときにお賽銭を供えているだけなのに…。 「そこで、我々FFRはこのような仮説を立てました。 …『日本は天上に何かとてつもない貢ぎ物をして、女神たる艦娘に降臨を願ったのではないか』と」 「………は?」 どうしよう、とんでもないこと言い出したぞ。この合法美少女。 それに気のせいだと思いたいが、彼女の目からハイライトがだんだん失われていっているように見受けられる。 「女神、それも戦艦級に降臨していただくとは、一体どれほどの貢ぎ物をしたのですか?方法共々是非ご教授願いたいですわ。 …やはり、あの『星の王子さま』たちの技術を使ったのですか?」 「お、お待ちください大使! 佐世保の一件について、帝国政府は本当に何も関与しておりません!!」 二藤部は狼狽を隠し切れずにそう主張する。しかし… 「『金剛』の艦娘がリシュリューと共に降臨しているのが何よりの証拠です!! 第二次世界大戦中、リシュリューと金剛は何の接点もありませんでした。なのに艦娘が行動を共にするのはあまりに不自然です⁉ おそらく帝国政府は、金剛の降臨を試みたのでしょう。 そして、偶々日本に寄港していたリシュリューもそれにつられて降臨なされた。そうではありませんか!?」 ハイライトがほとんど失われた目で、大使は二藤部を見やる。 「まだ隠し立てするつもりですか? …まさか、リシュリューを人質にするおつもりで?それとも…ッ⁉」 突如、大使の顔色が変わる。 「よもや、リシュリューのお体を使って何か人体実験めいたことをしているのではありますまいか⁉」 「そんなことはしていません!!」 大使の叫びに、二藤部首相も思わず声を張り上げて返答してしまう。 「仮にそんなおぞましいことをしているならば、フランス連邦共和国は国家の存亡も考慮の外として貴国に対して『総力戦』挑みかけます!! 4億を超える全フランス人が、最後の一人となるまでリシュリューを救うために戦い続けるでしょう!!!」 大使はハイライトが完全に失われた眼を見開きながら再び叫んだ。 516: モントゴメリー :2020/12/10(木) 00 23 00 HOST 116-64-111-22.rev.home.ne.jp …本気だな。 二藤部はそう確信した。少なくとも、目の前の彼女は心の底からそう考え発言している。 そして、彼女の思考はFFR国民の「常識」から大きく逸脱はしていないだろう。 FFR国民がリシュリューに向ける「信仰」の強さを二藤部はよくわかっていた。 というより、政治や外交に携わる者で理解していない人間を探すほうが難しい。 リシュリューにもしもの事があれば、フランス人たちは大使の言葉通り『最後の一人まで』狂戦士となって戦いに赴くだろう。 現に、FFR本国では動きがあるようだ。 軍からの報告ではフランス国家憲兵隊の「国家憲兵隊治安介入部隊(GIGN)」と陸軍の「第1海兵歩兵落下傘連隊」 更には外人部隊の「第2外人落下傘連隊」と宇宙軍の「第1軌道空挺連隊」に非常招集が発令されたらしい。 オランダやドイツ、イタリアといったOCU各国からも同様の観測結果が連絡されてきているため、まず間違いない。 ……FFRが保有する特殊部隊が勢ぞろいじゃないか。他人事だったなら、興奮しながらテレビにかじりつくのだけれども。 おそらく、FFRでは『日本がリシュリューの艦娘を拉致監禁している』とでもいった誤解が広まっているのだろう。 このままでは第三次世界大戦へまっしぐらだ。それだけは止めなければならない。 「大使殿。我々帝国政府にはリシュリューを害する意図は全くありません。 また、彼女の居場所も本当に知らないのです。現在、総力を挙げて捜索しておりますので 発見次第、貴方にお伝えいたしましょう。」 「…ならば、我々FFRからも人員を出しましょう。その方がお互い楽ではありませんか?」 「お断りいたします。どの様な理由があろうとも、同盟国でもない他国の軍隊を国内で活動させるわけにはいきません」 「フランス特殊部隊欲張りセット」の活躍は見てみたいですがね、と二藤部は続けて言った。 「とにかく、今回の件は我が国の国内問題です。我々が責任を持って対処します。必ずやリシュリューをFFRの皆様へお引き合わせしましょう」 「……そのお言葉に、嘘偽りはありませんね?」 政治の世界ではあまり聞かれない問いに対し、二藤部は一瞬どう応えるべきか逡巡してこう言った。 「『戦艦金剛に』誓いましょう」 軍艦に誓いを立てる文化はフランス人が世界に広めて以降、徐々に各国で使われ始めている。主に、相手がフランス人である場合に。 「…わかりました。『金剛』の名に敬意を表して、閣下のお言葉を信じましょう」 流石に「女神」の一柱の名前を出されればここは引き下がるしかない。 大使は今後、事態に進展があった場合の緊密な情報共有を改めて要請し、帰途についた。 しかし、この世界の混乱はいまだ収まる気配を見せない—— なお、同じころ佐世保にいる某高速戦艦4姉妹の長女はくしゃみをしていた。 517: モントゴメリー :2020/12/10(木) 00 26 01 HOST 116-64-111-22.rev.home.ne.jp 以上です。 635氏の作品内の ニュースサイトでは在大日本帝国FFR大使が緊急で総理官邸を訪れ艦娘リシュリューの所在確認と引き渡しを求めるニュースがトップとなっている。 という描写からこの光景が思い浮かびました。 いやぁ、FFRの皆さんが 「こんな素晴らしい作品を創っていただいたならば、何かお礼をせねば失礼にあたる!!」 というのでなんとか特急で仕上げました。
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テキスト:首相VS記者団 - 毎日jp(毎日新聞) 動画:麻生さんのべらんめぇ日記 2009年1月二週 2009年1月三週 2009年1月四週 2009年01月31日 2009年01月30日 2009年01月29日 2009年01月28日 2009年01月27日 2009年01月26日 2009年01月31日 ダボス会議における麻生総理大臣特別講演 外務省 麻生総理大臣の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)出席 外務省 ダボス会議における麻生総理大臣特別講演「私の処方箋 ~世界経済復活に向けて~」 英語版 動画@World Economic Forum 原文(pdf) 英原文(pdf) 午後(1/4) 午後(2/4) 午後(3/4) 午後(4/4) ◇ダボス会議 Q 先程、(特別セッションで)演説したが、首相自身が一番、訴えたかったことは A 訴えたかったこと? Q はい。(講演の後)ビジネスランチも済ませたが、首相の訴えたかったことに対する世界のリーダー達の手応えはいかがか A 訴えたかったことは、今回の世界同時不況という中で、総じて悲観論がえらく多い中、世界が今何をすべきか、という話をしたというところです。楽観論を持って。で、日本は、俺たちはどうしているということを具体的な数字を挙げてしゃべったということで、他の方は自国のことに関して具体的な数字を挙げてられないように見えますから、そこが多分、ビジネスランチの時になったら、日本は極めて具体的、そしてアフリカとか中近東とか、そしてアジアという自国の話以外、包括的な話もしたというところが一番、良かったと言うような感じかな。そんな話でしたね Q 各国の出席者から、中々良かったじゃないかと賞賛する話はあったか A それはものすごく多かったと思いますけれども、それは誰にでも言ってるかもしらんからね。私は新聞記者と違うから。俺たちは裏を取るから。新聞記者は裏を取らないで書くけど俺たちはそんなことしない。ちゃんと裏取らないから分からない。他の人に言ってるかも知れないから、分かりません。というところは、テレビに載らないから大丈夫。はい。それから? 寒いから早くしよう Q 首相自身は手応えは A 私自身? この種の会議というのは僕はちょっと英語での演説とか色々ありますんで、ちょっと正直、あそこの日本語でやったところは真っ暗でしたから。ちょっと、よく見えませんでした。正直なところ。それと、昼の前のやつ(気候変動に関する非公式セッション)は英語だったんで、これは明るかったんで、こちらの方はアル・ゴアとか、アル・ゴアってアメリカの(元)副大統領とか、トニー・ブラウン、何? トニー・ブラウンだよね、イギリスのトニー・ブラウンとか(秘書官が「トニー・ブレアです」)、あ、トニー・ブレア(元首相)とかずらっと。そこはずらっと、こっちは丸々見えましたから。こちらの方は反応は分かりましたから。こっちの方は反応は良かったと思いますね。真っ暗の方が数がどれくらいいたかも分かりませんから、ちょっと分かりません ◇日英首脳会談 Q (記者が言い間違え)日中首脳会談だが A はい? Q 日英首脳会談 A はい。日英首脳会談はブラウンという人から言われてたんで、4月の2日に(20カ国・地域金融サミットを)やる、4月の2日にやるに当たって、日英、アメリカも新しくなってるんで、日英できちんと組んで、少なくとも今回の危機に対して日本は着実にこれまでやってきているように見えるんで、ぜひ日本とイギリスと一緒になってきちんとこの、あ、オバマと3人で一緒になって、この20、20、G20をリードしていかないかんな、という話と、この前アメリカで麻生の方から提案したあれに関するところは今、いくつか各国でやってるのはどういう具合にフォローアップしていくのかというところをきちんとやらねばいかん。具体的なところはそんなとこです ◇気候変動問題 Q 環境問題の基本計画を6月に発表したいということだが、今年の末にはCOP15がデンマークであると思うが、それに向けた取り組みでどう主導権を握っていくのか A 少なくとも4月までの間に、経済的に、あの、観念論を言う人がやたら多いじゃない。マスコミじゃないんだから、ばーんと言えばいいってもんじゃない。ちゃんとやる以上、具体的にやるなら、これはやりますと言ったらやれるように、具体的な数字が出せにゃ(いけない)。だから具体的数字、かつそれをやったらお金はこれだけかかりますよ。ね。ご家庭でもそれだけ金は負担していただきますよ、これだけだったらこれだけ減ります、これだけ上がります。そういう具体的な話。エネルギーの話、環境の話、きちんと3つ、科学的にやったやつを出さない限りは説得力はない。しかもアメリカも中国もインドも乗ってこないような案はだめ。そう言った話で皆、わーっと1つ、少しでも多く言えばいいという話しは全然、現実的じゃない。僕はそう思ったんで、少なくとも6月までに出すということを言い続けていましたんで、6月までに出します 2009年01月30日 午後5時38分ごろ~ ⇒動画@第2日テレ Q よろしくお願いします。 A はい。 Q TBSです。 A はい。 ◇世界経済フォーラム年次総会出席の意義 Q これからスイス・ダボスに出発される訳ですけれども、今回、ダボスで総理が演説されることで具体的にどのような形で日本の国益につながるとお考えでしょうか。 A 今、世界の同時不況、金融による同時不況、その中で世界の経済の成長センターとしてのアジア、そのアジアとの連携、金融面において、経済面において、日本というものの存在っていうのは極めて大きいと思っていますので、そういう日本の立場、というものをアピールする絶好の機会だと、そういう具合に思っています。 ほかにも環境とか、経済とか、いろいろありますけれども、アジアのいわゆる、対する世界の期待、それをみんなでオーガナイズしていく。そういう意味では日本というのは非常に大きな存在だというように認識していますが。 (秘書官:はい、終わります。) Q 総理、総理、もう一問だけさせて下さい。 Q 日本の経済指標が軒並み悪化…。 Q 公務員制度改革について。 A 公務員制度改革? 官房長官、官房長官。(立ち去る) 2009年01月29日 夜(1/2) 夜(2/2) ⇒動画@第2日テレ ◇定額給付金 Q 伊吹文明・元財務相が、定額給付金を即座に支給できるように政府短期証券をあてるべきだという発言をしているが、この発言についてどのように考えるか A それ聞いていませんからわかりません。財務大臣に聞いてください、それは。ちょっと正直、短期証券をだす?うん、ちょっと財務大臣に聞いて ◇渡り Q次に渡りについて A 渡りね Q 渡り(正しく発音) A うん Q「渡り」について、今日の国会で、政令に従って「渡り」が申請されても、認めないと言明した。これまでの「政令を厳格に運用する」という発言から踏み込んだ内容になったが、今後は政令を撤回する考えはあるか A あの、厳格に運用する、ということを前から言ってきたと思います。今回は、今日、細田博之幹事長の質問にもありましたし、また世論、いろいろありましたんで、私としては申請が出されても、それを私は許可を、認可するつもりはない、いうように答えたんで、それが答えです Q 「渡り」については、これまで全面禁止を求める声が強かったが、なぜこのタイミングで言明したのか A 世論じゃないでしょうか。今日、特に、今日、何だっけ、与党の代表質問いう形がありましたんで、それにきちんとお答えをしたということです ◇かんぽの宿 Q かんぽの宿について… A なんの宿? Q かんぽの宿について A ああ、かんぽの宿 Q 日本郵政の西川善文社長が原点に立ち戻って検討すべきと発言をしているが、首相自身はかんぽの宿の評価額と譲渡額に大きな差があるという批判についてどう考えるか A ちょっと、その前の『原点に戻って』ってそれは西川さんが言ったの? Q はい、西川社長の発言です A ああ、あのちょっと僕はこの経緯を全然知りませんので、あの、それが実際いくらの評価なのか僕は、現場を、どの話になってんだか、なんとかとか、いろんな話があったんで、正直これは、鳩山、あのなに、自治大臣じゃなかった総務大臣が担当しておられるんで、その話は鳩山(邦夫)さんに聞いていただかないと。ちょっと原点に戻って見直すという意味がちょっとよく、誰かが言った話をあなたから間接的に言われても、ちょっとほんとかねえと思いますんで。原点に戻ってという意味がちょっとよくわかり、なにを意味されているのかよく分かりませんけど。少なくともいろんなご意見が出てくるということだと思いますんで、その評価に耐える、きちんとして公正だ、こんなもんだろうなという評価がきっとあると思いますんで、その評価に耐えるところが肝心なところかなと思いますが、鳩山大臣の担当ですから、鳩山さんに聞いてください 2009年01月28日 第171回国会における麻生内閣総理大臣施政方針演説 動画@政府ネットTV 午後5時24分ごろ~ ⇒動画@第2日テレ A なんだ、花が付いてんじゃないか。 Q NHKです。よろしくお願いします A はい。 ◇施政方針演説 Q 今日の施政方針演説で総理がもっとも国民に訴えたかったところはどの部分でしょうか。またそれは十分に伝わったとお考えでしょうか。 A そうですね。基本的には今、悲観論っていうのがすべてを覆ってますけれども、これまで日本という国は1973年のオイルショックの時も、1985年のプラザ合意の後で、円が急きょ、倍、対ドル交換レートが倍に跳ね上がった時に、いずれも世界でもっとも被害を受けると、世界中で言われましたけれども、結果として日本はいずれの危機も全部クリアしてきた。それが日本の歴史です。 従って今回は一番先進国の中では軽微だと、傷が浅いと、言われている日本が、今回に限って危機を脱出できないはずがないと。それが我々がもっと日本とか、日本人とか、そういったものに自信を持って望むべきだと。それが私の思いですし、それを、まあ、伝わったかどうかは、ちょっと聞いてみないと分かりませんけれども、それが私の、率直なところです。 Q 総理、一方で野党側からは政策の具体像が見えないといった指摘も出されていますけれども、こういった指摘や批判に総理はどのようにお答えになりますか。 A あのー、具体的って、数字は結構細かく、具体的に説明したと思っていますんで、その点に関しては見解が違うと思います。これは所信表明演説であって、予算委員会の質問ではありませんから。 Q 総理、日経と申します。関連して去年の秋の臨時国会の所信表明では民主党への逆質問という形で見解をただす場面が多かったと。で、今回は野党への呼びかけは最小限だったと思うんですけれども、その辺の心境変化とか考え方の違いとかは。 A 心境の変化は基本的にはありません。申し上げていることはいわゆる、金融、まあ、金融とは言わない、経済危機。それに対して双方で政党間協議などなど、ずっとこれまで言ってきましたから。今回も「対案を示して下さい」「討論しましょう」「ただし結論を先送りしないで下さい。結論は出して下さい。今、そんな時間的な余裕はないから」と。それが一番最後のところのメッセージです。 ◇海上自衛隊のソマリア沖派遣 Q 総理、海賊対策についてです。 A 何対策? Q 海賊対策ですね。 A はいはいはい。 Q 浜田防衛大臣は今日、当面の措置として海上警備行動の発令による海上自衛隊の艦船派遣の準備に入るように指示されましたけれども、総理としては海上自衛隊に何を期待されますか。また今回、海上警備行動の派遣としてはもっとも遠い海域になりますけれども、懸念はありませんでしょうか。 A 1日で計算、ま、年間約2千隻、365で割りますと、一日5、6隻? ん? 5、6隻の計算になると思いますが、そこで海賊が頻繁に今、起きている。去年に比べて、去年って、おととしに比べて去年は2.5倍。従って日本の船がいつ襲われてもおかしくないという状況に今、あります。 従ってそういう状況にあるのだから、船主協会などからいろいろこれまでも陳情を受けてきたところですんで、それをきちんとした対策をやる。相手は海賊ですから、それに対して日本の国民の財産、生命というものを守る最大限の努力をするのは当然だと思いますから、海上警備行動、法律、いろいろありますんで。それはプロジェクトチームを立ち上げて、法整備もきちんとやる。 しかし、それまでの間、時間が限られていますんで、海上警備行動で対応するということだと思います。距離的に長い。そら長いから、海上自衛隊なんであって、海上保安庁ではますますそういったところは不安になるということだと思いますんで、自衛艦、そのための準備をきちんとするということだと思います。 2009年01月27日 午後6時45分ごろ~ ⇒動画@第2日テレ Q よろしくお願いします。 A はい。 Q テレビ東京です。 A はい。 ◇2次補正予算成立 Q 先ほど2次補正予算が成立しました。総理の受け止めをお願いします。 A そうですね。少なくとも雇用対策、生活支援。こういった最も普段の生活に直結しているものが通ったということは大変良かったと、私自身は、そう思っています。いろいろありましたんで、関係された方々に心から感謝を申し上げます。問題は、これ後、関連法案があります。その関連法案が通らないと、妊婦検診無料化の話とか、高速道路の大幅引き下げとか、いわゆる定額給付金の話とか、早く配りたいと、早く実行したいと思っててもできない。これは民主党の反対があってるとできませんので、60日間かかるということになりかねませんので、そういった意味ではできるだけ早く配れるように、関連法案の成立というのが今、一番気になっているところです。 ◇内閣人事局を巡る行革相と人事院の折衝 Q 次の質問です。内閣人事局についてです。 A 内閣人事局、はいはい。 Q 今現在、甘利大臣と人事院の見解が真っ向から対立しています。河村官房長官はこの件について「最後は総理のご裁断を仰ぐ」とおっしゃっていますが、総理の見解はいかがでしょうか。 A まだそこの段階じゃありませんね。まだ官房長官、甘利大臣で調整する段階。もう少し後です。 Q 最後は本部長であられる総理が。 A 最終的には決断します。 ◇ソマリア沖への海上自衛隊派遣 Q 次の質問です。ソマリア沖の海上自衛隊派遣についてですが。 A はいはい。 Q 明日にもですね。 A はい。 Q 防衛大臣に準備指示を出すよう、指示を出されるお考えでいらっしゃいますでしょうか。 A あの、準備行動命令を出すのは防衛大臣であって、私ではない。ちょっと法律的にきちんとしておかないと、間違えられると困りますんで。そういう意味ではあした安全保障会議が終わった後、準備ということに関しましては、防衛大臣に準備を急ぐようにというような話はします。 Q 関連するんですが。 A はい。 Q この件の恒久法について。 A 何法? Q 恒久法。 A 恒久法、はい。 Q これは3月にも国会に提出するお考えでしょうか。 A そうですね、3月…、うん。ある程度、あしたから法案作りやら何やらいろいろ致しますんで、その上で3月、うん、3月ぐらい。そんなとこです。 2009年01月26日 午後5時48分ごろ~ ⇒動画@第2日テレ Q 総理、よろしくお願いします。 A はい。 ◇二次補正予算案をめぐる野党の姿勢 Q 二次補正予算案をめぐってですね、今現在も両院協議会が開かれていない現状なのですが、こうした野党の姿勢に対して総理はどう思いますか? A 国会の対応については、内閣として、とか総理としてコメントはしないことになっているんだと思いますんで。ただ予算案というものが出来上がって、関連法案というものが通らないと、いろいろな意味で景気対策が実行に移せませんので、その意味では一日も早い成立というものを望んでいるところです。 ◇山形県知事選結果 Q 次です。昨日、投開票があった山形県知事選なんですけれども、自民党が支援する現職候補が、民主党など野党が支援する新人候補に敗れるという結果になったんですが、民主党の鳩山幹事長などは、これは麻生政権への批判だというコメントをしてるんですが、総理はどう思いますか。 A あっ、全然関係ないと思います。4年前の知事選挙のことをご存じないと、そういうことになるんだと思いますが。 Q 今回の結果は政権への批判だと受け取らないと。 A ああ、全く感じません。 Q 次です。 A よく票を分析されたら分かります、意味が。 ◇内閣人事局をめぐる行革相と人事院の折衝 Q 次です。内閣人事局をめぐって、今日、甘利大臣が総理の元を訪ねられたと思うんですが、内閣人事局をめぐってですね、甘利行革担当大臣の提案に対して人事院が難色を示しているとおっしゃっていたんですが、甘利大臣は説得を続ける姿勢なんですが、総理はどういう決着を望んでいますか。 A あっ、これは官房長官と甘利大臣にそれぞれ指示はしてありますんで、その通りにして行こうと思っております。 Q 総理、総理、読売新聞ですが…。 (立ち去る)
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行政権と内閣 行政権は、内閣に属する。 内閣の組織 内閣は、法律の定めるところにより、その首長たる内閣総理大臣及びその他の国務大臣でこれを組織する。 2 内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない。 3 内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負ふ。 内閣総理大臣の指名、衆議院の優越 内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する。この指名は、他のすべての案件に先だつて、これを行ふ。 2 衆議院と参議院とが異なつた指名の議決をした場合に、法律の定めるところにより、両議院の協議会を開いても意見が一致しないとき、又は衆議院が指名の議決をした後、国会休会中の期間を除いて10日以内に、参議院が、指名の議決をしないときは、衆議院の議決を国会の議決とする。 国務大臣の任免 内閣総理大臣は、国務大臣を任命する。但し、その過半数は、国会議員の中から選ばれなければならない。 2 内閣総理大臣は、任意に国務大臣を罷免することができる。 衆議院の内閣不信任 内閣は、衆議院で不信任の決議案を可決し、又は信任の決議案を否決したときは、10日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければならない。 内閣総理大臣の欠缺または総選挙後の総辞職 内閣総理大臣が欠けたとき、又は衆議院議員総選挙の後に初めて国会の召集があつたときは、内閣は、総辞職をしなければならない。 総辞職後の内閣の職務 前2条(総辞職)の場合には、内閣は、あらたに内閣総理大臣が任命されるまで引き続きその職務を行ふ。 内閣総理大臣の職務 内閣総理大臣は、内閣を代表して議案を国会に提出し、一般国務及び外交関係について国会に報告し、並びに行政各部を指揮監督する。 内閣の事務 内閣は、他の一般行政事務の外、左の事務を行ふ。 1.法律を誠実に執行し、国務を総理すること。 2.外交関係を処理すること。 3.条約を締結すること。但し、事前に、時宜によつては事後に、国会の承認を経ることを必要とする。 4.法律の定める基準に従ひ、官吏に関する事務を掌理すること。 5.予算を作成して国会に提出すること。 6.この憲法及び法律の規定を実施するために、政令を制定すること。但し、政令には、特にその法律の委任がある場合を除いては、罰則を設けることができない。 7.大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を決定すること。 法律・政令の署名・連署 法律及び政令には、すべて主任の国務大臣が署名し、内閣総理大臣が連署することを必要とする。 国務大臣の訴追 国務大臣は、その在任中、内閣総理大臣の同意がなければ、訴追されない。但し、これがため、訴追の権利は、害されない。 この項目についての意見 名前 コメント
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Q A 麻生太郎内閣の功績1 麻生太郎内閣の功績2 Q A 1 IMF関連について Q.なぜ、麻生首相(中川・金融相)はIMF経由で破綻国家の緊急救済措置を提案を出したの? A.国際経済を安定化させ、高騰した円高を元にもどすためです。貿易大国である日本にとってこれは最重要課題です。 Q.でも、外貨準備資金は日本の血税でしょ? 安易に外国に金をバラ撒いてしまって、返ってくる保障はあるの? A.はい。お金は一時的にIMFに預けられますが、このお金はIMFが保証人となって責任を持って取り立てを行い、将来必ず戻ってきます。 それに、外貨準備資金といっても、IMFに提供されるのは過去に日本が米国から買い取った使い道のないドルです。日本は痛くありません。 Q.IMF以外で、世界の危機を救済する方法はあるの? A.ありません。すでにペナルティをひとつもらっている韓国は今回のIMF支援対象から除外されています。 また、日本は韓国と「今後、IMF以外の方法で個別に救済措置を取らない」と二国間協定を結び、救済手段を強制的に断ち切りました。 Q.じゃあ、今回の麻生首相の決断は日本の国益を害さない? A.はい。それどころかリスクを背負わずに堅実な見返り(利息)を求め、ついでに 国際外交の場面でイニシアティブを発揮することになります。 しかも、いまのところ期が熟すのを待って、かなり出し渋っているようです。 Q.でも、いくらなんでも日本だけでは、金銭上の負担が大きすぎるんじゃない? A.麻生首相は、G7議長国として中国や中東諸国にもIMF共同出資を呼びかけていくつもりのようです。 Q.でも、アメリカの尻拭いまで日本が果たすのは筋違いでしょ? A.中川財務・金融相は、記者からの質問に対してこう答えました。 「米国だから、自分の国のことは自分の国で処理できると期待している」 Q.じゃあ、スレでアホみたいに麻生政権を叩いている奴らはいったい何者? A.おそらく、政権転覆を狙う民主党支持者らによる工作活動か、ただのアホでしょう。民主党は韓国の経済発展を誰よりも心待ちにしている日本の政党だからです。 Q.で、肝心のソースは? A.第18回IMF国際通貨金融委員会における日本国ステートメント(2008.10.11 於:ワシントンD.C.)【PDF】/財務省 平成20年10月12日 和文:ttp //www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/ko_201012st.pdf 2 自社株規制時限撤廃について 狙いは以下の通り 自社株取得→消却しなきゃいけない→純資産かわらず株式数減少→一株あたりの価値上昇→株価うp 麻生太郎内閣の功績1 【麻生が首相になってやったもの】 一次補正(済み) 改正金融機能強化法(野党の参議院待ち→散々審議引き伸ばした上参議院で否決→衆議院で再可決→済み) 日本領海拡大(済み) ワープアを正社員にした場合の補助 新テロ特措法(野党の参議院待ち→散々審議引き伸ばした上参議院で否決→衆議院で再可決→済み) 派遣法改正(野党の参議院待ち) IMFへ外貨準備高から1000億ドル貸し出し(民主はなぜかこのドル不安の中で準備高削ってドル売り宣言) 二国間の経済支援要請をすべて拒否、今のところアイスランドと韓国×(民主IMF批判してたが、なぜか特定国への2国間支援表明) ASEAN+3の通貨スワップ拡大を話していくことで合意、つまり韓国支援なし 空売り、市場監視等強化 政府が銀行のマネーロンダリングへの対応の甘さを指摘その翌日から、数件の経済ヤクザの逮捕 G7での行動指針採択 G20にて金融市場の透明化で共同合意 日印安全保障協力共同宣言(民主小沢寝不足の為、シン首相との会談キャンセル<翌日青森で選挙の為の演説は実施>) 農林水産省利権の地方農政局国土交通省利権(創価枠)の地方整備局の廃止・統合指示 国連で8割超えの得票を得て、非常任理事国決定 ポーランド大統領と温暖化問題で連携確認 【安倍政権で行われ福田政権で止まっていたガサ入れ再スタート】 朝鮮総連強制捜査(数十年脱税疑惑があったが放置されてきた在日商工会にメス) アーレフのガサ入れ 革マル派の活動家ら11人逮捕 大麻や麻薬等の摘発が増加 動いているのは厚生省の麻薬取締課、通称マトリ 【福田改造内閣幹事長時代】 増税再建内閣に経済対策を持ち込む 中小企業への銀行貸し出しに政府保証を入れる救済策(済み) 麻生太郎内閣の功績2 2008.10.03 「竹島は固有の領土」とする答弁書を閣議決定 2008.10.12 G7行動計画を支持、日本は外準活用の支援表明=IMFC 2008.10.17 北朝鮮制裁の徹底を中川財務・金融相が指示 2008.10.27 日印安保共同宣言に署名。インドと安保、経済、環境、エネルギーなど幅広い分野で戦略的協調 2008.10.29 朝鮮総連傘下組織を家宅捜索。税理士法違反容疑(無資格で確定申告書作成) 2008.10.31 大陸棚拡張を国連に申請決定。日本国土の倍が新たな海底資源の採掘領域へ 2008.11.01 水産庁、韓国漁船の違法操業の防止強化の方針決める 2008.12.03 国連で日本が提出した「核兵器の全面的廃絶に向けた新たな決意」が圧倒的賛成多数で採択 2008.12.09 外務省HPの「竹島は日本の領土」という宣伝資料を10カ国に拡大 2008.12.13 初めて政府主催で拉致問題の集会を開く 2008.12.16 「道徳・情操教育を拡充」「教科書ページ倍増」教育再生懇 第2次報告案 2008.12.17 公益法人から1076億円を国庫に返納させることを決定 2008.12.19 教育再生懇を再開。「理念」より「質」の点から公立学校を学力アップさせ、新たな内需喚起狙う 2008.12.19 改正国家公務員退職手当法が成立。在職中の不祥事発覚で退職金の強制返納が可能に 2008.12.26 社保庁のヤミ専従問題で現役・OB計40人を刑事告発 2009.01.24『日中遺棄化学兵器処理問題終結』(最大60兆円の血税が、中国に毟り取られる可能性のあった 遺棄化学兵器問題が実質終結した) 2009.01.25 日本の排他的経済水域(EEZ)の起点となる「国境離島」を含む無人島などの保全・活用に本格的に取り組む。 2009.02.06 反ダンピング関税 欧米並み 発動迅速化。これにより、不当に安い価格で販売されている輸入品に対して国内産業を迅速に保護できるように。
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第二次安倍政権 ☆ 第183回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説 「首相官邸(2013.2.28)」より ーーーーーーーーーーー 一 はじめに 「強い日本」。それを創るのは、他の誰でもありません。私たち自身です。 「一身独立して一国独立する」 私たち自身が、誰かに寄り掛かる心を捨て、それぞれの持ち場で、自ら運命を切り拓こうという意志を持たない限り、私たちの未来は開けません。 日本は、今、いくつもの難しい課題を抱えています。しかし、くじけてはいけない。諦めてはいけません。 私たち一人ひとりが、自ら立って前を向き、未来は明るいと信じて前進することが、私たちの次の、そのまた次の世代の日本人に、立派な国、強い国を残す唯一の道であります。 「苦楽を与(とも)にするに若(し)かざるなり」 一身の独立を唱えた福沢諭吉も、自立した個人を基礎としつつ、国民も、国家も、苦楽を共にすべきだと述べています。 「共助」や「公助」の精神は、単に可哀想(かわいそう)な人を救うことではありません。 懸命に生きる人同士が、苦楽を共にする仲間だからこそ、何かあれば助け合う。そのような精神であると考えます。 二 被災者の皆さんの強い自立心と復興の加速化 「みんなで声を掛け合って、励まし合っている。」 総理就任以来、私は、毎月、被災地を訪問し、避難生活を強いられている方々の声を直接伺ってまいりました。 仮設住宅の厳しい環境の下でも、思いやりの心が、そこにはありました。自立して支え合おうとする気概を感じるのです。 一方、個人の意志や努力だけではどうにもならない問題が、今なお立ちはだかっています。高台移転は、ようやく動き始めたものの、土地の買収や、様々な手続により、大幅な遅れが目立ちます。 仮設住宅暮らしの長期化による、先の見えない不安。お年寄りの方からは、「時間がない」という悲痛なお話も伺いました。 「どんなに小さくてもいいから、自分の家に住みたい」 今を懸命に生きる人たちに、復興を加速することで、応えていかねばなりません。解決すべき課題は、地域ごとに異なりますが、復興庁が、現場主義を徹底し、課題を具体的に整理して、一つひとつ解決します。 福島は、今も、原発事故による被害に苦しんでいます。子どもたちは、屋外で十分に遊ぶことすらできません。除染、風評被害の防止、早期帰還に、行政の縦割りを排し、全力を尽くすべきは当然です。しかし、私たちは、その先にある「希望」を創らねばなりません。 若者たちが、「希望」に胸を膨らませることができる東北を、私たちは創り上げます。それこそが、真の復興です。 既に、再生可能エネルギー産業や医療関連産業など、将来の成長産業が東北で芽吹きつつあります。復興を更に強力に進めるため、復興予算十九兆円枠を見直し、必要な財源を確保することとしました。 今年も、間もなく三月十一日がやってきます。厳しく長い冬が続いた東北にも、もうすぐ春が訪れます。冬の寒さに耐えて、春に咲き誇る花のように、「新たな創造と可能性の地」としての東北を、皆さん、共に創り上げようではありませんか。 三 経済成長を成し遂げる意志と勇気 さて、日本経済の将来に、今の若者たちは「希望」を持てるでしょうか。 若者たちが、「未来は明るい」と信じることができる、力強い日本経済を立て直すことが、私たちの世代の責任であります。 「三本の矢」を、力強く、射込みます。大胆な金融政策であり、機動的な財政政策。そして、民間投資を喚起する成長戦略です。 今までと同じやり方では、激変している国際経済に、立ち向かうことはできません。 日本の経済成長は、世界を覆う大競争の荒波に、ためらうことなく漕(こ)ぎ出していく、私たちの意志と、それから勇気にかかっています。 (世界のフロンティアへ羽ばたく) 正にそうした勇気を示し、遠くアルジェリアの砂漠で働いていた方々が、犠牲となりました。 彼らに非業の死を遂げさせたテロリストたちの卑劣と非道を、我が国は決して許しません。テロの犠牲を繰り返さないため、何を為さねばならないかを検証し、具体的な対策を進めます。 私が恐れていることは、今回の事件によって、日本人が、世界に羽ばたく意志と勇気を失うことです。 世界の成長センターは、アジアから、中南米、アフリカへと広がっています。今回犠牲となった方々の志を無にしないためにも、海外の成長を日本に取り込むべく、世界のどこへでも、フロンティアに果敢に飛び込んでいかねばなりません。 そのカバンに詰め込むべき、魅力ある商品は、たくさんあります。 健康的な日本食は、世界でブームを巻き起こしています。四季の移ろいの中で、きめ細やかに育てられた、日本の農産物。世界で豊かな人が増えれば増えるほど、人気が高まることは間違いありません。そのためにも、「攻めの農業政策」が必要です。日本は瑞穂の国です。息を飲むほど美しい棚田の風景、伝統ある文化。若者たちが、こうした美しい故郷(ふるさと)を守り、未来に「希望」を持てる「強い農業」を創ってまいります。 健康は、誰もが求める、世界共通のテーマです。日本発の技術であるiPS細胞を利用した再生医療・創薬など、最先端の医療技術を積極的に活用して、世界に先駆けて健康長寿社会を目指します。世界に誇る国民皆保険制度が育んだ、我が国の医療技術とサービスに、更に磨きをかけ、国際的な医療協力なども通じて、世界に積極的に展開してまいります。 日本のコンテンツやファッション、文化・伝統の強みも、世界から注目されています。アニメなどのブームを一過性のものに終わらせることなく、世界の人たちを惹(ひ)きつける観光立国を推進することに加え、「クール・ジャパン」を世界に誇るビジネスにしていきましょう。 それから環境技術です。資源制約を抱える世界で、その解決策を、日本は持っています。ここにも、商機があります。最先端の技術で、世界の温暖化対策に貢献し、低炭素社会を創出していくという我が国の基本方針は不変です。 詰め込むカバンの中身が、技術、サービス、知的財産など多様化する現代では、活発でフェアな国際競争を確保するため、貿易や投資のルールを国際的に調和していかねばなりません。 我が国は、受け身であってはなりません。グローバルなレベルでも、地域レベルや二国間レベルでも、日本は、ルールを「待つ」のではなく、「創る」国でありたいと考えます。 アジア・太平洋地域、東アジア地域、欧州などとの経済連携を、戦略的に推進します。我が国の外交力を駆使して、守るべきものは守り、国益にかなう経済連携を進めます。 TPPについては、「聖域なき関税撤廃」は、前提ではないことを、先般、オバマ大統領と直接会談し、確認いたしました。今後、政府の責任において、交渉参加について判断いたします。 意欲のある全ての日本人が、世界の成長センターで、存分に活躍できる環境を整えます。 (日本が世界の成長センターになる) 一方で、日本から世界へという流れだけでなく、世界から日本に、優れた企業や人を集め、日本をもう一度成長センターにしていく気概も必要です。 優れた人たちは、今、日本で能力を発揮したいと考えるでしょうか。 日本での研究環境に満足できない研究者たちが、海外にどんどん流出しています。 「世界で最もイノベーションに適した国」を創り上げます。総合科学技術会議が、その司令塔です。大胆な規制改革を含め、世界中の研究者が日本に集まるような環境を整備します。 その萌(ほう)芽とも呼ぶべき「希望」に、私は、沖縄で出会いました。 「非常に素晴らしい研究機会が与えられると考えて、沖縄にやってきた。」 アメリカから来たこの学生は、かつてハーバード大学やイェール大学で研究に携わってきました。その上で、昨年開学した沖縄科学技術大学院大学で研究する道を選びました。 最新の研究設備に加え、沖縄の美(ちゅ)ら海に面した素晴らしい雰囲気の中で、世界中から卓越した教授陣と優秀な学生たちが集まりつつあります。沖縄の地に、世界一のイノベーション拠点を創り上げます。 世界初の海洋メタンハイドレート産出試験、世界に冠たるロケット打ち上げ成功率、世界最先端の加速器技術への挑戦など、日本は、先端分野において、世界のイノベーションをけん引しています。 将来の資源大国にもつながる海洋開発、安全保障や防災など幅広い活用が期待できる宇宙利用、テレワークや遠隔医療など社会に変革をもたらし得るIT活用。 日本に「新たな可能性」をもたらすこれらのイノベーションを、省庁の縦割りを打破し、司令塔機能を強化して、力強く進めてまいります。 世界の優れた企業は、日本に立地したいと考えるでしょうか。 むしろ、我が国は、深刻な産業空洞化の課題に直面しています。 長引くデフレからの早期脱却に加え、エネルギーの安定供給とエネルギーコストの低減に向けて、責任あるエネルギー政策を構築してまいります。 東京電力福島第一原発事故の反省に立ち、原子力規制委員会の下で、妥協することなく安全性を高める新たな安全文化を創り上げます。その上で、安全が確認された原発は再稼働します。 省エネルギーと再生可能エネルギーの最大限の導入を進め、できる限り原発依存度を低減させていきます。同時に、電力システムの抜本的な改革にも着手します。 「世界で一番企業が活躍しやすい国」を目指します。 「国際先端テスト」を導入し、聖域なき規制改革を進めます。企業活動を妨げる障害を、一つひとつ解消していきます。これが、新たな「規制改革会議」の使命です。 行政や公務員制度の在り方も、これまでの改革の成果に加え、国際的な大競争時代への変化をとらえ、改革します。公務員には、誇りと責任を持って、世界との競争に打ち勝つ国づくりを、それぞれの持ち場で能動的に進めるよう期待します。 魅力あふれる地域を創ります。その鍵(かぎ)は、地域ごとの創意工夫を活(い)かすための、地方分権改革です。大都市制度の改革を始め、地方に対する権限移譲や規制緩和を進めます。また、「地域の元気づくり」を応援します。 (世界一を目指す気概) 小さな町工場から、フェラーリやBMWに、果敢に挑戦している皆さんがいます。 自動車ではありません。東京都大田区の中小企業を経営する細貝さんは、仲間と共に、ボブスレー競技用「そり」の国産化プロジェクトを立ち上げました。 「世界最速のマシンをつくりたい」 三十社を超える町工場が、これまで培ってきた、ものづくりの力を結集して、来年のソチ五輪を目指し、世界に挑んでいます。 高い技術と意欲を持つ中小企業・小規模事業者の挑戦を応援します。試作品開発や販路開拓など、新しいチャレンジを応援する仕組みを用意します。 ひたすらに世界一を目指す気概。こういう皆さんがいる限り、日本はまだまだ成長できると、私は、確信しています。 今一度、申し上げます。皆さん、今こそ、世界一を目指していこうではありませんか。 (家計のための経済成長) なぜ、私たちは、世界一を目指し、経済を成長させなければならないのか。 それは、働く意欲のある人たちに仕事を創り、頑張る人たちの手取りを増やすために他なりません。 このため、私自身、可能な限り報酬の引上げを行ってほしいと、産業界に直接要請しました。政府も、税制で、利益を従業員に還元する企業を応援します。 既に、この方針に御賛同いただき、従業員の報酬引上げを宣言する企業も現れています。うれしいことです。 家計のやりくりは、大変な御苦労です。日々の暮らしを少しでも良くするために、私たちは、「強い経済」を取り戻します。 四 世界一安全・安心な国 経済だけではありません。様々なリスクにさらされる国民の生命と財産を、断固として守る、「強靭(じん)な国づくり」も急務です。 旅行で、仕事で、普段何気なく通るトンネルで、その事故は起きました。笹子トンネル事故です。 私の育った時代、高速道路が次々と延びていく姿は、「成長する日本」の象徴でありました。しかし、あの頃できたインフラが、老いつつある。人の命まで奪った現実に、向き合わなければなりません。 命を守るための「国土強靭(じん)化」が、焦眉(び)の急です。首都直下地震や南海トラフ地震など、大規模な自然災害への備えも急がなければなりません。徹底した防災・減災対策、老朽化対策を進め、国民の安全を守ります。 治安に対する信頼も欠かせません。ネット社会の脅威であるサイバー犯罪・サイバー攻撃や、平穏な暮らしを脅かす暴力団やテロリストなどへの対策・取締りを徹底します。 悪質商法によるトラブルから、消費者を守らねばなりません。地方の相談窓口の充実や監視強化などによって、消費者の安全・安心を確保します。 「世界一安心な国」、「世界一安全な国、日本」を創り上げます。 五 暮らしの不安に一つひとつ対応する政治 さて、今、この演説を聞く国民一人ひとりが、悩みや不安を抱えておられます。 家計のやりくり、教育、子育て、介護。こうした不安に目を向け、一つひとつ対応することも、政治の使命です。 「車座ふるさとトーク」を始めました。皆さんの声を直接お伺いするため、閣僚が、地方に足を運びます。一人ひとりの思いを、直接、具体的な政策につなげていきます。 (子どもたちが主役の教育再生) 子どもを持つ親は、常に子どもの教育に頭を悩ませています。 いじめや体罰を背景に、子どもの尊(とうと)い命が絶たれる事案が発生しています。「子どもの命は何としても守り抜く」との強い意志と責任感を、私たち大人が持って、直ちに行動に移さねばなりません。 六年前に改正した教育基本法を踏まえ、現場での具体的な改革を進めます。まずは、先般、「教育再生実行会議」が取りまとめた、道徳教育の充実を始めとする、いじめ対策の提言を実行します。 教育現場で起きる問題に、的確で速やかな対応が行える体制を整えます。現行の教育委員会制度について、責任体制を明確にすることを始め、抜本的な改革に向けた検討を進めます。 学力の向上も、公教育に求められる重要な役割です。世界トップレベルの学力を育むため、力ある教師を養成し、グローバル化に対応したカリキュラムなどを充実していきます。「大学力」は、国力そのものです。大学の強化なくして、我が国の発展はありません。世界トップレベルとなるよう、大学の在り方を見直します。 私も、子どもの頃、野球選手や警察官などと、色々な「夢」を見ました。教育再生とは、子どもたちが、「夢」を実現する意志を持って、自分たちの道を歩んでいけるよう手助けするためのものに他なりません。 その主役は、子どもたちです。 六・三・三・四制の見直しによる「平成の学制大改革」を始め、教育再生に向けた具体的な課題について、今後検討を進めます。 (子育て・介護を支える社会) 子育てに頑張るお父さんやお母さんが、育児を取るか仕事を取るかという二者択一を迫られている現実があります。 待機児童の解消に向けて保育所の受入児童数を拡大します。多様な保育ニーズに応えるためには、休日・夜間保育なども拡充していかねばなりません。放課後児童クラブを増設し、地域による子育て支援も力を入れてまいります。 仕事との両立支援と併せ、仕事への復帰を応援します。両立支援に取り組む事業者への助成、マザーズハローワークの拡充に取り組みます。 年老いた親の介護と仕事の両立に御苦労される方も、増えつつあります。 介護と仕事も、両立しやすい社会を創っていかねばなりません。まずは、その第一歩として、両立するための知識やノウハウを、働く方々や職場に周知して、様々な支援を受けられるようにします。地域のお年寄りの皆さんに、質が高く、必要な介護が行われる体制も整えます。 全てを家庭に任せるのではなく、社会も共に子育てや介護を支えていきます。 (女性が輝く日本) 他方、家庭に専念して、子育てや介護に尽くしている方々もいらっしゃいます。皆さんの御苦労は、経済指標だけでは測れない、かけがえのないものです。 皆さんの社会での活躍が、日本の新たな活力を生み出すと信じます。皆さんが、いつでも仕事に復帰できるよう、トライアル雇用制度を活用するなど、再就職支援を実施します。 仕事で活躍している女性も、家庭に専念している女性も、全ての女性が、その生き方に自信と誇りを持ち、輝けるような国づくりを進めます。皆さん、女性が輝く日本を、共に創り上げていこうではありませんか。 (誰もが再チャレンジできる社会) 老いも若きも、障害や病気を抱える方も、意欲があるならば、世のため人のために活躍できる機会を創ります。その先に、活力あふれる日本が待っています。 個々の事情に応じた就労支援を、きめ細かく行います。「若者・女性活躍推進フォーラム」の場を通じて、更なる課題を抽出し、具体策を検討していきます。 一度の失敗で烙(らく)印が押され、「負け組」が固定化するような社会は、「頑張る人が報われる社会」とは言えません。何度でもチャレンジできる社会を創り上げてまいります。 (持続可能な社会保障制度の構築) しかし、どんなに意欲を持っていても、病気や加齢などにより、思い通りにならない方々がいらっしゃいます。 こうした方々にも安心感を持っていただくため、持続可能な社会保障制度を創らねばなりません。少子高齢化が進む中、安定財源を確保し、受益と負担の均衡がとれた制度を構築します。 自助・自立を第一に、共助と公助を組み合わせ、弱い立場の人には、しっかりと援助の手を差し伸べます。自由民主党、公明党、民主党による三党間での協議の進展も踏まえ、社会保障制度改革国民会議において御議論いただき、改革を具体化してまいります。 国・地方のプライマリーバランスについて、二〇一五年度までに二〇一〇年度に比べ赤字の対GDP比の半減、二〇二〇年度までに黒字化、との財政健全化目標の実現を目指します。 六 原則に基づく外交・安全保障 さて、外交・安全保障について、お話しいたします。 私の外交には、原則があります。先般のアセアン諸国訪問の際には対アセアン外交の五原則を発表しましたが、私の外交は、「戦略的な外交」、「普遍的価値を重視する外交」、そして国益を守る「主張する外交」が基本です。傷ついた日本外交を立て直し、世界における確固とした立ち位置を明確にしていきます。 その基軸となるのは、やはり日米同盟です。 開かれた海の下、世界最大の海洋国家である米国と、アジア最大の海洋民主主義国家である日本とが、パートナーを成すのは理の当然であり、不断の強化が必要です。 先日のオバマ大統領との会談により、緊密な日米同盟は完全に復活いたしました。政治、経済、安全保障だけではなく、アジア・太平洋地域、更には国際社会共通の課題に至るまで、同じ戦略意識を持ち、同じ目的を共有していることを確認したのであります。緊密な日米同盟の復活を内外に示し、世界の平和と安定のために、日米が手を携えて協力していくことを鮮明にすることができました。 日米安保体制には、抑止力という大切な公共財があります。これを高めるために、我が国は更なる役割を果たしてまいります。同時に、在日米軍再編には、現行の日米合意に従って進め、抑止力を維持しつつ、沖縄の負担軽減に全力で取り組みます。特に、普天間飛行場の固定化はあってはなりません。沖縄の方々の声によく耳を傾け、信頼関係を構築しながら、普天間飛行場の移設及び嘉手納以南の土地の返還計画を早期に進めてまいります。 北朝鮮が核実験を強行したことは、断じて容認できません。安保理決議にも明確に違反するものであり、厳重に抗議し、非難します。北朝鮮が平和と繁栄を求めるのであれば、このような挑発的な行動を取ることが何の利益にもならないことを理解させるべく、米国、韓国を始め、中国、ロシアといった関係国と連携して、断固たる対応を追求します。 拉致問題については、全ての拉致被害者の御家族が御自身の手で肉親を抱きしめる日が訪れるまで、私の使命は終わりません。北朝鮮に「対話と圧力」の方針を貫き、全ての拉致被害者の安全確保及び即時帰国、拉致に関する真相究明、拉致実行犯の引渡しの三点に向けて、全力を尽くします。 拉致、核、ミサイルの諸懸案の包括的な解決に向けて具体的な行動を取るよう、北朝鮮に強く求めます。 尖閣諸島が日本固有の領土であることは、歴史的にも国際法上も明白であり、そもそも解決すべき領有権の問題は存在しません。 先般の我が国護衛艦に対する火器管制レーダー照射のような、事態をエスカレートさせる危険な行為は厳に慎むよう、強く自制を求めます。国際的なルールに従った行動が必要であります。 同時に、日中関係は、最も重要な二国間関係の一つであり、個別の問題が関係全体に影響を及ぼさないようコントロールしていくとの「戦略的互恵関係」の原点に立ち戻るよう、求めてまいります。私の対話のドアは、常にオープンです。 韓国は、自由や民主主義といった基本的価値と利益を共有する最も重要な隣国です。朴(パク)槿(ク)惠(ネ)新大統領の就任を心より歓迎いたします。日韓の間には、困難な問題もありますが、二十一世紀にふさわしい未来志向で重要なパートナーシップの構築を目指して協力していきます。 もう一つの隣国であるロシアとの関係は、最も可能性に富んだ二国間関係の一つであります。本年に予定されているロシア訪問を、日露関係の発展に新たな弾みを与えるものとしたいと考えています。アジア・太平洋地域のパートナーとしてふさわしい関係を構築すべく、日露関係全体の発展を図りながら、最大の懸案である北方領土問題を解決して平和条約を締結すべく、腰を据えて取り組みます。 緊密な日米関係を基軸として、豪州やインド、アセアン諸国などの海洋アジア諸国との連携を深めてまいります。G8、G20や我が国で開催する第五回アフリカ開発会議などの国際的枠組みを通じ、貧困や開発といった国際社会に共通する課題の解決に向け、我が国は、世界の大国にふさわしい責任を果たしていきます。 七 今、そこにある危機 我が国の領土・領海・領空や主権に対する挑発が続いており、我が国を取り巻く安全保障環境は、一層厳しさを増しております。 先般、沖縄を訪問し、最前線で任務に当たっている、海上保安庁や警察、自衛隊の諸君を激励する機会を得ました。その真剣なまなざしと、みなぎる緊張感を目の当たりにしました。彼らを送り出してくれた御家族にも、感謝の念で一杯です。 私は、彼らの先頭に立って、国民の生命・財産、我が国の領土・領海・領空を断固として守り抜く決意であります。 十一年ぶりに防衛関係費の増加を図ります。今後、防衛大綱を見直し、南西地域を含め、自衛隊の対応能力の向上に取り組んでまいります。 我が国の外交・安全保障政策の司令塔となる「国家安全保障会議」の設置に向けた検討を本格化します。同時に、「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」において、二十一世紀の国際情勢にふさわしい我が国の立ち位置を追求してまいります。 危機にあって、大切なことは、大局を見失わないことです。 我が国の国益は、万古不易です。我が国の存立基盤である「海」を、徹底してオープンなものとし、自由で平和なものとすることであります。 「全世界にとっての基本的に重要な原則、すなわち何よりも国際法が力の行使に勝たなくてはならないという原則を守ろうとしていた」 フォークランド紛争を振り返って、イギリスのマーガレット・サッチャー元首相は、こう語りました。 「海における法の支配」。私は、現代において、「力の行使による現状変更」は、何も正当化しないということを、国際社会に対して訴えたいと思います。 安全保障の危機は、「他人事」ではありません。「今、そこにある危機」なのです。 今、この瞬間も、海上保安庁や警察、自衛隊の諸君は、強い意志と忍耐力で任務に当たっています。荒波を恐れず、乱気流を乗り越え、極度の緊張感に耐え、強い誇りを持って任務を果たしています。皆さん、与野党を超えて、今、この場から、彼らに対し、感謝の意を表そうではありませんか。 八 おわりに 江戸時代の高名な学者である貝原(かいばら)益軒(えきけん)は、牡(ぼ)丹の花を大切に育てていました。ある日、外に出ていた間に、留守番の若者が、その花を折ってしまいました。怒られるのではないか、と心配する若者に対して、益軒(えきけん)は、こう述べて許したと言います。 「自分が牡(ぼ)丹を植えたのは、楽しむためで、怒るためではない。」 「何のため」に牡(ぼ)丹を植えたのか、という初心を常に忘れず、そこに立ち戻ることによって、寛大な心を持つことができた益軒(えきけん)。 私は、この議場にいる全ての国会議員の皆さんに、呼び掛けたいと思います。 我々は、「何のため」に、国会議員を志したのか。 それは、「この国を良くしたい」、「国民のために力を尽くしたい」、との思いからであって、間違っても、政局に明け暮れたり、足の引っ張り合いをするためではなかったはずです。 全ては国家、国民のため、互いに寛容の心を持って、建設的な議論を行い、結果を出していくことが、私たち国会議員に課せられた使命であります。 議員定数の削減や、選挙制度の見直しについても、各党各会派で話し合い、しっかりと結論を出していこうではありませんか。 憲法審査会の議論を促進し、憲法改正に向けた国民的な議論を深めようではありませんか。 政権与党である自由民主党と公明党が、政権運営に主たる責任を負っていることは言うまでもありません。その上で、私は、各党各会派の皆さんと丁寧な議論を積み重ね、合意を得る努力を進めてまいります。 この議場にいらっしゃる皆さんには、是非とも国会議員となったときの熱い初心を思い出していただき、どうか建設的な議論を行っていただけますよう、最後にお願いして、私の施政方針演説といたします。