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アメーバピグ1周年記念福袋(1) 雷ブーの全身タイツ(1) 雷ブーのもじゃかつら(1) トラ着ぐるみ(1)
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キーワード 春雨 朝令暮改 アルミホイル 一難去ってまた一難 おぼろ月夜 ライカンスロープ 不可 メガネ男子100人 ヴァンガろうぜ! 全身タイツ 魔法のスプーン 大学芋 「…残像だ」 いあ いあ はすたあ! 合わせ鏡 主人公から告白 学割 「ごはんですよ~」 レンゲ 作品紹介 新聞部に所属する主人公(名前変更可)は今日もネタ集めに大忙し。 次なる企画は【緊急校内調査!校内7不思議~メガネ男子100人にも聞きました~】 半年後に発行予定の校内新聞の目玉にするようだが…。 今回採り上げる校内7不思議のうち、メインは以下に決定。 ―旧校舎の合わせ鏡― 誰も居ないはずの旧校舎から夜な夜な聞こえてくるという謎の叫び声、 「ヴァンガろうぜ!いあ いあ はすたあ!」 声の主は一体誰? 『前回の企画も酷かったけど、一難去ってまた一難とはこの事ね。校内にメガネ男子は33人しか居ないのに…』 校内新聞発行まであと180日!旧校舎での張込調査を進めつつ、 先ずは、あの手この手で男子生徒・男性職員にメガネを勧めてメガネ男子100人を目指せ! 無事に新聞が発行されるかどうかはアナタ次第!? ※張込調査パートとメガネ勧誘パートが交互に進みます ~登場人物~ ★新聞部 部員 主人公と一緒に張込調査を行う、天邪鬼な先輩。 学校は嫌いだが、学割は大好き。おしゃれなメガネに憧れるが、コンタクト派。 「あれは…っ!?くそっ…残像だ。今日も尻尾を掴めなかったか…」 ※主人公から告白するとBAD ED ★新聞部 部長 言動がコロコロ変わる為、何を考えているかよくわからない。ニックネームはMr.朝令暮改。 校内新聞にて恋愛小説【レンゲのはちみつと魔法のスプーン★】を連載中。 小説に登場する少女が主人公にそっくりとの噂だが…? 「言っておくが…、俺もメガネ男子だ。早く調査しにこい。」 ★クラスメイト 手芸部所属。かなり視力が悪くメガネの購入を考えていた折、主人公と意気投合。 校内34人目のメガネ男子となる。手先の器用さを活かし、メガネフレームの製作も始めた。 得意な素材はアルミホイル。 「キミもメガネかけてみない?このフレーム、キミの為に編んだんだ…春雨で」 ★顧問(新聞部OB):2周目以降攻略可 伝説の校内新聞記事【ライカンスロープ!旧校舎で目撃した狼男】を書いた本人。 今も記事の真相を追っているらしく、その為に教師となって母校へ戻ってきた。 「俺、あの調理師が怪しいと思うんだよな。…あの時から全然変わってないんだ。タイツすら」 ★調理師:本編攻略不可 派手な全身タイツに割烹着を着用している外国人。 学食で働き始めてから10年近くたつのに唯一話せる日本語は「ごはんですよ~♪」のみ。 その正体は顧問が10年前に目撃した狼男。おすすめメニューは大学芋。 顧問√BAD EDから【裏真相シナリオ:全身タイツの理由(ワケ)―おぼろ月夜に隠された秘密―】に突入。 ※選択肢なし。淡々と調理師の独白(※日本語音声・字幕なし)が続きます。 女性向け恋愛ADV【7不思議★100メガネ★180DAYS】2XXX年おぼろ月夜の夜にひっそりと発売予定 【速報】校内7不思議の残り6つが気になるアナタへ、6ヶ月連続FD発売決定! 本編+全FD購入連動特典:調理師の独白~日本語アペンド~ これで裏真相シナリオの全てが明らかに!? 派生など 581-599派生など この作品への感想等はこちらへ 名前 コメント
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私はテレビ関係の仕事でいろいろなものを作っています。 仕事をしていて不快だったことが、 今までファンだったタレント亜美。 彼女は小柄で可愛くスタイルもいい、テレビの中では好感を持てていました。 しかし、実際に仕事をすると嫌な人間でした。 彼女は普通の女性なら嫌がる仕事も嫌な顔ひとつせずに引き受けます。 ですが、裏では文句ばかり、当たり散らすことも。 そんなとき仕事で彼女の着ぐるみを作ることになったので何か仕返ししてやろと考えました。 作る着ぐるみは河童。 とはいっても、かわいいゆるキャラのようなものではなく、リアルなもの。 全身を鱗状の模様で覆われているが顔と胸とお腹の辺りには鱗はなく緑色をしている。 着ぐるみはウエットスーツをベースに水にも入れるものを作るように言われていました。 水掻きのついた足や手も同じ素材を使い作成。 あとでそれらを本体のウエットスーツに接着剤で繋げて一体にする。 接着剤で繋げたことでできた跡は、その部分だけ軽く熱を加えて溶かすことで一体感を出す。 当然、彼女を採寸してオーダーしたウエットスーツなので胸や首周り他にも繋げた形跡があるがすべてわからなく加工する。 ウエットスーツはスキンという表面がツルツルしたものを使用。 河童のマスクは大半は同じ素材で作成し、目のところだけは水中メガネのレンズを使用し色を付けて外からは見えないようにした。 最後にすべて繋げてひとまず完成。 本当の完成は彼女がこの着ぐるみを着たあと、2度と脱ぐことができないように完全に密閉することで完成となる。 いよいよ着ぐるみが使われるときが来た。 それは河童伝説のある村で、レポートをする奈々をドッキリさせるというもの。 仕掛け人として亜美は河童の姿で驚かせる。 小柄な亜美の入った河童は妙にリアリティがでるということだった。 亜美と私を含む一部のスタッフが先に村に行き、準備し後からやってくるレポート組をドッキリにかける。 タレントだけでなく、カメラマンも含むスタッフ全員を。 村に到着し、事前に使用許可の得ていた小屋で準備を始める。 その小屋はきれいな川が流れるすぐそばにあった。 亜美は特注の全身タイツに着替える。 この全身タイツは競泳用の水着素材を使って作ったもの。 ウエットスーツで出来た着ぐるみを着るのでこの方が着やすいという配慮から。 裸で特注全身タイツに着替えた亜美の背中の腰辺りから首元まであるファスナーを閉めると、裸の露出が全くないマネキンとなった。 少し寒いせいか、それとも亜美が興奮しているせいか全身タイツの上からでも乳首が勃起しているのが、はっきりとわかった。 少し光沢のある青いマネキンの鼻の辺りが収縮している。 息はできるようだが、苦しそうに見える。 そんな苦しそうな彼女の口に今度は 動物の鳴き声のような音の出る笛をつける。 猿轡のようにしっかりと取れないように口に笛をつけられた亜美。 みるみる全身タイツの口の部分がよだれで色が変わっていく。 その状態で河童の着ぐるみを着ていくのだが、オーダーしたウエットスーツはぴったりしており、足でつっかえる。 さらに後で取付けた足がうまく入らない。 全身タイツのところどころ汗で色が変わっていく。 ようやく下半身を着ることのできた亜美の背中と胸の谷間はかなり汗をかいているのがわかるほどになっていた。 下半身と違い上半身部分は、私も手伝って比較的簡単に着ることができた。 少し辛そうに呼吸している亜美に構わず、亜美にマスクを被せて、背中のファスナーを閉める。 そしてここから私の出番。 ファスナーに被るようになっている部分のウエットスーツを溶かしてファスナーを完全に隠してしまう。 その上から緑色に塗り、鱗のプリントを貼り付ける。 見た目には得体の知れない動物となった亜美。 亜美にどんな具合か聞いてみたが、得体の知れない動物は甲高い声で返事をするだけ。 よくわからなかったが、大丈夫そうなので次の作業に移る。 最後に甲羅を取付けて河童が完成するのだが、甲羅が壊れている。 慌てて補修に入る。 その間、時間がかかることを亜美に伝えるとスタッフの制止も聞かずに近くの川へと遊びにいってしまった。 スタッフの数も少なく亜美に構えない状況、子供でもないので心配することもないと思い、急いで甲羅の補修を行った。 補修も終わり亜美を呼びに川へ探しにいったが、亜美の姿はどこにもなかった。 亜美が見つからないまま、レポート組が到着。 仕掛け組は別行動で、レポートが始まる少し前には合流する段取りになっていた。 レポートが始まり、村の河童伝説に詳しい川又さんのお宅を訪問。 川又さんはテレビに出るとあって興奮している様子であった。 レポーターの奈々が話を聞くと、興奮気味に話し始める川又さん。 しかし、その興奮はテレビが来ていることではなく別のことだった。 昔から河童を見たという言い伝えのある場所へ案内するため、下見に出かけた川又さん。 テレビが来てくれているので、普通の川を案内するだけでは面白くないと思い、普段おこなっている川魚を網で取るところでもお見せしょうと思い、準備のため網も持っていった。 川へ行くと泳ぎにくる季節でもないのに川原に人影が。 近づいてみると、それは全身が緑色で身長は140cmほどの小柄な生物。 まるで河童のようであったと。 川又さんは続ける。 初めは河童を模した作りものか何かではないかと思ったが川に入っていこうとするのを見て、河童だと確信して夢中で網を投げた。 奈々も川又さんの話に喰いつき、どうなったか尋ねる。 網で見事にその生物を捕まえることはできたが、奇声をあげながらひどく暴れる。 川又さんも必死に網の上から馬乗りになり押さえ込み、持っていたロープで水掻きの付いた手足、身体を縛った。 そのまま家に持って帰ってきたが、あまりに暴れるので、野菜などを出荷梱包するときに使用する業務用のラップで身動きの取れないようにしてやったと、自慢気に語る川又さん。 今、こちらにその生物がいるんですかと奈々。 川又さんは奥の小屋から麻袋を持ってきて、地面に下ろす。 麻袋の口は堅く縛られ、中身は確認できないが、モソモソ動いている。 中に生物が入っているのは間違いなさそうだ。 川又さんは少しジラシてから麻袋を開ける。 麻袋から出てきたのはラップに包まれた緑の生物というより、今は物体と言った方が正しく思えるもの。 麻袋から出されたその物体は必死に逃げようとしているが、ギチギチに巻かれたラップで動きが完全に制限されていた。 奈々がこの河童のような未知の生物をカメラで撮りたいとお願いすると、川又さんはラップを解き始めてくれた。 だんだんと中の生物の緑色が濃くなり、 生物の輪郭もはっきりしてきた。 ラップを解かれ地面に横たえられたその生物は両手、両足さらに胸の辺りを縛られ、奇声をあげてこちらを睨む。 レポーターの奈々は少しビビりながらもインタビューを続ける。 川又さんはこの生物は河童かどうかわかりかねますが、おそらくメスだと思いますといって、縛られ強調された胸の膨らみを軽く揉んだ。 胸を揉まれたその生物は身体をねじりながら奇声をあげる。 川又さんは人間のものよりも硬いですね、と頬を赤らめてコメント。 この生物が落ち着くのを待ってカメラがこの生物の近くで撮影を始める。 しかし、再び暴れ出した生物にビビり後ずさり。 なにかを訴えるように奈々を見てくる生物。 奈々は視線をそらすようにして川又さんに質問する。 この生物はどうされるんですか?と。 川又さんは少し考えて、どこかの研究機関かどこかで調べてもらおうと思いますと。 それを聞いた河童のような生物が再び暴れだす。 地面を這いずり回り、土や砂利で身体中汚れていく。 この生物の中身が亜美だとわかっている私たちはレポート班の後ろでその様子を伺っていた。 亜美に見られないようにしていたつもりだったが見つかってしまった。 縛られて満足に動けないが、必死に立ち上がり両足で飛び跳ねながらこっちに向かってくる。 あと少しで私たちのところに届くという時に、体の大きな男性スタッフに捕まえられ地面に押し付けられた。 その後は全く抵抗することなく、すすり泣くような悲しそうな鳴き声を発して、全く抵抗しなくなった。 亜美のことをよく思っていなかった私たちもさすがに可哀想になったので、ここでネタバラシ。 その場にいた全員にこの生物が着ぐるみを着た亜美であることを告白した。 しかし、どこにもファスナーもなく自然な一体感があり、未知の生物にしか見えないと始めは信じてもらえなかった。 川又さんはあまりに精巧にできた着ぐるみで、小柄な亜美が本物の河童に見えたと弁解の言葉を口にして必死に謝っていた。 地面に押し付けた男性スタッフも謝りながら手足を縛っていた縄をほどく。 私は彼女の頭を撫でながら着ぐるみを脱がせてあげようと亜美の後ろにまわる。 ファスナーの辺りにカッターで慎重に切れ目を入れていく。 ウエットスーツの表面を開く。 切れ目を入れていたときに違和感を感じていたことが開いてみて明確になった。 それはウエットスーツ素材のゴムと何かがくっついて切りにくかったこと、そして開くのにも苦労したこと。 そう、プラスチック製のファスナーが、ウエットスーツの表面を熱を加え溶かして接着した際、一緒に溶けてしまったのだ。 ファスナーの部分を全て開いてみたが、ファスナーのツマミの部分も完全に溶けてしまっていた。 ファスナーを下ろそうと試みるが全く動かなかった。 仕方なく着ぐるみのファスナーの付近からカッターで切り開くことになったが、時間がかかりそうなので私と亜美はロケバス内で作業することに。 暴れて地面を這いずり回り土や砂利の汚れは川又さんが洗い流してくれた。 ロケバスに戻り、慎重に作業を進める。 ウエットスーツを引っ張るようにして、亜美を傷つけないように少しずつ切り開いていく。 頭のところは無理に引っ張ったので、亜美は思わず大きな鳴き声をあげた。 そんなこんなで30分かけてようやく切り開くことができた。 そして河童のような生物の頭を脱がせると、猿轡をされた青いのっぺらぼうが現れた。 苦しそうに呼吸をするのっぺらぼうの鼻の辺りを見ると膨らんだりしぼんだりを繰り返している。 汗だろうか青い頭のほとんどが湿ったように色が変わっている。 猿轡のように付けられた笛からは時折苦しそうに音が洩れる。 笛を外すと口で大きく呼吸する。 しかし湿った全身タイツが顔に張り付き、亜美の顔を浮き出たせた。 全身タイツのファスナーを下ろすと、彼女の湿った長い髪が出てきた。 大丈夫かと声をかけても返事はなく、タイツを被ったままのマネキンの状態のままうなづくだけ。 そのうなづいた顔の部分を見ると、目のところがまわりよりも濡れているのが、わかった。 私は仕返しはこれぐらいでいいかと思い、亜美を1人にしてロケバスを降りた。
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飛行時間は三時間だった。 日本からロシアの端まで。 流石は学園都市製。新幹線のぞみが大阪へと走り抜ける間に、こっちはボルシチとマトリョシカの国へ一直線である。 今更驚かないどころか、ちょっと遅いんじゃないかと思ったくらいだ。 機内の人間に負担が掛からないよう、風斬が速度の設定に手加減をしてくれたのかもしれない。 それでもショチトルは目を白黒させていたが。 周囲に何も無い、広い雪原を選んで戦闘機は着陸した。 ハッチを開けて外へ出ると、オレンジがかった空が夕方である事を教えてくれる。 「さて、ロシアって言っても広いけど、エツァリがどの辺にいるのか分かるのか?」 話しながら上条が手を貸してやると、ショチトルは素直に彼の手を取って飛行機から降りた。 「通信術式は何度も試しているのだが……」 「だめか。携帯は?」 「同じだ。何度かけても繋がらない」 となると、寒い大地でいきなり手詰まりだ。 「……」 「……」 「取りあえず、今日の宿を探そうか……」 寒い大地に足跡を描きながら、二人はとぼとぼと歩き出した。 足元にエリザリーナが落ちていて踏みそうになった。 「うわあああぁぁぁああああ!?」 「人だ。生きてるぞ」 仰天し、彼女を踏み潰しかけていた足を避けて転倒する上条をよそに、 ショチトルは行き倒れている女性の傍へ跪いて、冷静に脈を測っている。 「それ、エリザリーナだ」 「エリザリーナ? あの独立国同盟の? ああ、駄目だ、脈が今にも途切れそうだ。手遅れかも……」 「普段からそんな感じだから諦めるのはまだ早いぞ」 エリザリーナの顔色は蒼白だった。 がりがりに痩せている。 目は落ち窪んでいるし、息も細い。 つまりいつも通りだ。 安心した。 「エリザリーナ? 意識はありますかー?」 上条が声を掛けてみたが、彼女は起きる気配が無い。 「誰かに襲われたのか?」 周囲を警戒して、ショチトルがきょろきょろと左右へ目をやる。しかし上条は否定した。 「単なる行き倒れだと思う」 「何故?」 「そこに買い物籠が」 指された方向に目を向けるショチトル。 確かに買い物籠らしきものが半分雪に埋まっていた。 ネギが突き出ている。 長ネギが。 まごうことなき買い物籠である。 「……ネギが凍ってる」 「つまり買い物帰りに倒れたんだろうな。ということは、歩ける距離に街があるだろうから運んでやろうか」 「大丈夫なのか?」 「すごく駄目だと思う」 威厳的な意味で。 上条がエリザリーナを担ぎ、ショチトルが買い物籠を預かって、二人は再び歩き出した。 遠くに街の灯のような光が見える。 取り敢えずそこまで辿り着けば人がいるはずだ。 寒さにめげないよう気を紛らわすため、少年と少女は道中ぽつりぽつりと会話をする。 「エリザリーナがいるということは、ここは同盟国の中なのか?」 「ちょっとネギ買うのに国境越えたりしないだろうから、そうなんだろうな」 「エツァリがいるのはロシア国内のはずだから……少しずれてしまったのか」 「そう落ち込むなよ。距離的にはぐっと近づいたはずなんだし……よいしょ」 エリザリーナがずり落ちて来た。 「それはそうだがな ……よいしょ」 ネギが傾いて来た。 ちらほらと見えていた街の光がはっきりそれと分かるようになるまで、一時間以上歩き続けなければならなかった。 学園都市製なら余裕で日本とロシアを往復している時間である。 そう考えると徒歩というのは不便だ。 それとも機会が便利過ぎるのか。 「しかも人間一人背負ってるし」 異様に軽いのは助かるけどな、と付け足す上条の横で、 「凍っているからネギが腐る心配が無いというのだけが救いだな」 ショチトルはネギとちょっと仲良くなったようだ。 「持ち主まで凍らなくて本当によかったよ……ん?」 そこへ、カツ、と音を立て、靴が石畳を踏んだ。 舗装された道。 人の暮らしている証だ。 見渡すと、周囲が急に街らしくなっていた。 「着いた……か」 「まずは病院だな」 ところで。と、軽過ぎる女性を背負い直しながら、上条はショチトルへ振り返る。 「……ショチトル、ロシア語は?」 「……英語なら少しは……」 ゲッソリした国の救世主を背負った状態でうろついて、あらぬ誤解を生まないかどうかが心配である。 エリザリーナは目覚めてくれない。 ここまで歩いて来る途中に心配になって何度も脈を測ったが、一回も死んでいたことはなかった。 しかし起きない。 命に別状はなさそうだが、起きない。 仕方がないので、上条は彼女を背負ったまま日の暮れ掛けた街を徘徊する。 すぐさま屈強な大男達に囲まれる羽目になった。 「彼等は、別の場所にいるはずのエリザリーナを我々が攫ってここまで運んだと思っているらしい」 大男達が時折英語も混ぜて詰問してきたため、 上条には何がなんだか分からなくても隣の少女には少し事情が掴めたようだ。 「エリザリーナはここからあの雪原に行ったんじゃないのか?」 「思ったのだが」 縛られながら、ショチトルは言った。 「うん?」 「エリザリーナは、わざわざ一時間以上雪の中を歩かなければならないような場所へ買い物に行ったのか?」 「……あ」 同じく縛られながら、上条は間抜けな声を出す。 「街の灯が見えたから取り敢えずここまで来たが、もしかして」 エリザリーナを見つけた地点からすぐ後ろを振り返ったら、すぐ近くに別の街があったのではなかろうか。 沈黙。 ガチムチの男達が何かこちらへ怒鳴っているのにも関わらず、 上条にはその場の空気がやけに静かに感じられた。 「それは……攫ったことになるかもな」 「やってしまったな」 よりにもよって、奇跡の救世主を。 芋虫状態にされた上条とショチトルは、乱暴に担ぎ上げられて薄暗い牢へ放り込まれた。 ■■■■救助リスト(抜粋)■■■■ ===エリザリーナ独立国同盟=== エリザリーナ 【行き倒れ】 ===学園都市=== 御坂勢力 御坂美琴 【誘拐:全身タイツ(ロシア成教?)】 妹達(学園都市組) 【解決済】 妹達(10033-16000) 【解決済:一方通行】 妹達(16001-20000) 【委託:一方通行】 白井黒子 【誘拐:全身タイツ】 初春飾利 【誘拐:全身タイツ】 佐天涙子 【誘拐:全身タイツ】 エツァリ 【誘拐:全身タイツ】 ショチトル 【解決済(着衣)】
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※57話カマイタチと悪戯な春風の後の没作 禁忌『スク水バージン』◆tF8w7KK0cU ──現状、三宮紫穂は全裸である。 理由は簡単だ。ネギの魔法を受けた。 (全身タイツと、『えう゛ぁ』と書かれたスクール水着が私の着衣。 神社を探せば他にもあるかもしれないけど、可能性はそれほど高くないわね…… まともな衣服がないのは単なる偶然、それとも……ジェダの趣味?) 境内を探しても衣服がある可能性は低いし、仮にあった所でジェダのセンスは信用ならない。 そも、彼女はバベル以下のセンスの服を求めてなどいなかった。 三宮紫穂が望むのはセンスのいい着衣、ただそれだけだ。 タイはない。 帽子もない。 制服は花びらに姿を変え、魔法と共に死んだ。 ミニスカから覗く下着さえ空気に溶け去り、自身の花びらを晒した彼女はもう、全裸だ。 親友、明石薫発案の元にバベルが作成した制服は、三宮紫穂の超能力を活かす制服でもある。 皆本を除く大きいオトモダチに、あの制服がどう見られていたのかは、能力で知っていた。 今になって思えば、「肉を切らせて骨を断つ」などというエロサイコキノの浅慮さえ懐かしく感じられる。 先程の戦いで、名も知らぬ魔法使いの底力を見た。 先程の戦いで、見た目幼い少年の計り知れぬ知力を感じた。 けれど、サイコメトラーとして千億の暗闇を知り尽くした紫穂には、彼らと闘う能力がったはずだ。 膨らまない胸元が、青い果実の魅力を惹きたてる。 肩幅に近いベレー帽が、ロリ好きの心を奪い去る。 いけない物がチラリと覗くミニスカは、男の息子を奮い立たせる。 もしもあの時、制服の力を自分が最大限に発揮していたら、戦闘の勝者は入れ替わっていたはずだ。 今になって失ったものの大きさに気付く。 自身の能力、制服の特性、発案者の性格。失う前に気付けるファクターは多かったはずなのに。 制服を失うまで、その有用性に気付かなかった理由は1つ。 『単純に恥ずかしかったから』 どれ程人の闇を覗いてきたとしても、紫穂は高々10歳の少女。 ごく稀に例外的なエロオヤジも存在するが、アレはアレなので置いておくとして。 まっとうな10歳の少女が、チラリズムやエロリズムを戦闘にイカせるはずもない。 特に相手が男2人の場合、最終的にヤれたとしても、その途中でヤられる可能性が高い。 男の下半身に理性はないということを紫穂は10歳にして知っているし、10歳ゆえにその身だけは穢れを知らない。 だからこそ、制服の有用性、活用方法には気付けなかった。 けれど、これからの戦いではそんな甘えは許されない。 『不意を突く』必要性をコナンとネギから学んだ。 不意を突くために必要な短刀も手に入れた、普段使い慣れている銃器も手に入れた。 あとはサイコメトラーとして、より高みを目指さなければならない。 ふと思う。 このような決意ができたのだから、一度ぐらいの全裸も悪い事ではなかったと。 ある意味で、使い慣れた銃を手にしてしまった事は甘えに繋がる道でもある。 先の戦いで馬鹿正直に剣を使ったのも『剣は武器だから』と言う思い込みがあったからだ。 だからこそ武器に甘え、サイコメトラーとしての能力を活かす術を考えようともしなかった。 その結果は、惨憺たる敗北だ。 今も、銃や仕込みナイフを手にしている。 自分が服を着たままであれば、反省せずに同じことを繰り返しただろう。 そして、いつまでも国内唯一のレベル7サイコメトリーを単なる『マニュアル代わり』にしか使わなかったのではないか。 『マニュアル代わり』なら、何のためのレベル7か。 レベル7とは、単に6より上というだけではない。もう一つ、上限がないという意味も持っている。 超能力区分に、レベル8は存在しない。 単純な考えで見れば、レベル6より上は全て7であり、同じレベル7でも上と下では1と6以上の差もありえる。 紫穂はそのレベル7に属する。自分がそこの上位に入るか、下位に入るか、彼女はまだ知らない。 けれど、世界最強である可能性を秘めた少女ではある。 だからこそ、『マニュアル代わり』の能力からは卒業すべきだ。 さて、そう考えるとこれからの着衣選びは慎重に行わなければならない。 にもかかわらず、まっとうな衣類は紫穂に与えられていない。いや、むしろ…… 「……ある意味、まともなのかしら……」 スク水も、全身タイツも決して着たいと思うような服ではない。というか、燃やして捨てたい服だ。 けれど、上のような決意をした以上、実のところ、このような服こそが紫穂にとって必要なのかも知れない。 「でも、嫌なものは嫌なのよ」 どこの世界に、スク水を着て陸を歩き回る子供がいるのか。 どこの世界に、全身タイツを着て殺し合いをする子供がいるのか。 紫穂が求める『マニュアル代わりでない』能力の活用とは、例えばセンスのいい服を着て誘惑するとか、そういうことだ。 もちろん、そこにエロリズムがあればなお良しだが、ストレートなエロは望むところではない。 チルドレンにおけるエロの権威、明石薫はチラリズムを制服に応用した。 そう、応用するのはチラリズムでいいのだ。スク水やタイツまで行くと行き過ぎている。 しかし、さりとて…… 「ここに他の服はないわけで……」 結局のところ、どれ程悩んでも無駄に時間を費やすのみ。 それであれば、今すぐにでもこれらの服を着たほうがよいというものだ。 紫穂は全身タイツをとる。 平仮名で名前の書かれたスク水はさすがに恥ずかしすぎる。 まだ、こっちの方がマシと思ってこれに全身を通すのだ。無論、これは一時凌ぎに過ぎない。 すぐに、まっとうな服を手に入れて着替えるつもりだ。 彼女が袖を通した全身タイツは、大人用のものだった。長すぎるために、四肢に大きな皺を作ってしまう。 「でも、スクール水着よりはマシね」 そう考えて、スク水の方をランドセルに仕舞い込む。そして、いつもの癖で全身タイツを読む。 「これは……犯罪者が使ったものね」 殺人者が着用していた服。悲壮な決意で完全犯罪を志したにも関わらず、眠りの名探偵にあえなく敗れていった敗北者の服。 けれど、これは紫穂にとって敗北の証にはならない。 「私なら、絶対に負けないわ」 どんな探偵だろうと、ノーマルである以上自分を超える事はできない。 だから、この服を着ていても特に気にする事はなかった。次の記憶を読むまでは。 「え……何? これ、この映像は……」 慣れ親しんだサイコメトリーの力により、流れ込む景色。犯罪以外の全身タイツのもう一つの使用方法。 俗に『コスプレ』と呼ばれる用途にこの服は使用されていた。プレイ名称は『逮捕しちゃうぞ』。 婦警に扮した女性と、犯罪者に扮した男性のあられもない遣り取り。 * * * 突然ですがここでお知らせです。 都合によりこれ以降は音声及び効果音描写だけでお伝えします。 健全な回想をお楽しみ下さい。 * * * 「ん……」 不自由な拘束衣で、もがく声が聞こえる。 カチャカチャと、手錠を外そうとする音が聞こえる。 その音を遮るように、チュパチュパと唾液のはじける音がする。 「動いちゃ駄目、君はスピード違反をしたんだから」 逮捕された男の上を、婦警の指がピアノを弾くように動く。 時に激しくフォルテシモ。時に優しくピアニシモ。 全身タイツと言う黒い鍵盤の上を踊るように動くピアニストに、タイツの下の小さな観客がスタンディングオベーション。 ピアニストは、彼の喝采に答えるべくさらに演奏を強めていく。 ピアニストの指と、観客の頭は一枚の薄い布に遮られながらも、触れ合い、寄り添って、愛情を深めていく。 そして…… * * * 気がつくと、三宮紫穂は全身タイツをズタズタにしていた。彼女は再び全裸だ。 短刀を手にしたその表情には、怒りと悲しみが浮かんでいる。 「皆本さん、私……汚れちゃった……」 こんなものを支給したジェダは決して許す事ができない。皆本にのみ許されたはずのアレが、こんな形で散らされてしまった。 もちろん、彼女自身の体は全くの無事なのだが、そんな気分ではない。これは精神的な問題なのだ。 心の陵辱、言い換えればセクシャルハラスメント。 大切な、二着のうちの一着はズタズタになったが、これは不可抗力の事故として諦めよう。 そして、こんな辱めを与えたジェダ、コナン、ネギの3人は絶対に許さない。 「あの3人は、ただ殺すだけじゃ足りないわね……」 もはや、エスパーだとか、ノーマルだとか、そんなレベルの話ではなくなった。 一人の女子として、最大限の屈辱を受けてしまったのだ。その怒りは頂点に達している。 どんな手を使って堕としてやろうかしら……と、一瞬考えて振り切る。 あの3人も許せないが、今は何より服が大事だ。そう、彼らに対する復讐は、彼らに会ってから考えればいい。 「でも、その前に……」 念のために、水着をサイコメトリーで確認する。 着る前に中身を見ておけば、安心できるというものだ。 「これの持ち主は……変わった人ね。いや、人じゃないみたい……」 だが、たとえどんな生物であったとしても、紫穂に辱めを与えるような生き物ではなさそうだ。 こちらの着衣には害はない。 そう判断して、紫穂はスクール水着を着ようとした。その時である。 「あれ、ちょっと待って。これも制限されている」 この世界における一つのルール、『制限』。 ゲーム開始時にジェダが説明していたし、自分自身も能力の制限を感じている。 しかし、ジェダは能力を持った子供たちに有利すぎるから、と言う理由で制限をかけていたはずだ。 目の前のスクール水着に制限をかけられる理由は無い。 けれど、現実にスクール水着には制限がかけられているのだ。 「全く……どこまで変態なのよ……」 スクール水着にかけられた制限とは、吸光係数の制限。 この世のあらゆる物質は、大なり小なり光を吸収する。その吸収の仕方によって、物質は白く見えたり、黒く見えたりするわけだ。 本来、光の吸収とは物質の電子の振る舞いによって変わってくるものだが、そんな事紫穂は知らないし、 ジェダだってその法則に従って吸光係数を制限したわけではないだろう。 ともかくも、ジェダは超能力でさえも説明のつかない『何かの力』を使って、スクール水着の吸光係数を制限した。 結果としてスクール水着は、可視域の光に対し吸収が悪くなり、透過性が強くなるという変化をした。 354 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/03/30(金) 00 39 04 ID TrBRMxcF ………… まじめに書いてて恥ずかしくなるが、要は透けて見える水着なのだ。それも、微妙にほんの僅かだけ。 「でも、これを着るしかないのかしら……」 この水着を着たとしたら、自分の乳首はほんのりと輪郭を晒す事になるだろう。 そりゃ、今みたいに完全シースルーと言う状態よりは見えにくくなる。だが、より一層エロくならないか? しかし、どれ程文句を言ったところで、自分にある服はこの一着のみ。 もはや、これを着るほかに選択肢はなかった。 「これも、薫ちゃんの言った『肉を切らせて骨を断つ』と思えば気が楽かしら……」 最初に決意した、サイコメトリーの活用。 それを思えば、透ける水着はある意味で適任かも知れない。 無論、だからと言って、これを着続けるつもりはない。だって、透けてたらチラリズムじゃないから。 着用した水着の胸元を確認する。 目を凝らしてみると、僅かだが輪郭がのぞいている。 「早く他の服を探さないとね……」 日本最強エスパーの一人、三宮紫穂はそう呟くと何処かへと歩いていった。 【C-4/神社の境内/一日目/昼】 【三宮紫穂@絶対可憐チルドレン】 [状態]:少し疲労。怒り。 [装備]:ワルサーPPK(銀の銃弾7/7)@パタリロ!、七夜の短刀@MELTY BLOOD [道具]:支給品一式×2、デスノート(ダミー)@DEATH NOTE [思考]:新しい服が欲しい。 第一行動方針:真正面からの戦闘に限界を感じ、ステルスor扇動マーダー路線を目指す。 第二行動方針:そのために利用できそうな仲間を探す。 第三行動方針:コナンとネギの2人は殺すだけじゃ済まさない。 第四行動方針:ジェダも許さない。 基本行動方針:元の世界に帰るために最後の一人になる。 [服装]:スクール水着@魔法先生ネギま! [備考]:スクール水着はジェダの制限により透けて見えるようになっています。
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極彩色の褌 北区でつっぱしっちゃっているモロウィンの一人が全身タイツの上から装着。 意味が分からないが、ただただ、百鬼夜行も逃げ出す不気味さである。
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欲しい物リスト ウィッグ 全身タイツ ストッキング 接着剤セメダインスーパーX 両面テープ 100均 綿 脱脂用グッズ ファスナー ロジクールマウス *
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極度の乾燥肌であり、地肌を晒すとすぐに乾燥により痛みを感じだすので、それを抑えるために全身タイツを着ている。
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春公演のネタ台本プレゼンに提出した段階で “全身タイツ” “キャラクター設定” “リーダー格がヒロインに惚れて裏切る” などの要素がほぼ固まっていた敵の手下軍団。 元ネタは『ショッカー』。
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無題 Name としあき 13/03/17(日)09 30 16 No.9305597 del ■MONO■ レーザーちゃん LD(レーザーディスク)がMONO化した少女 全身銀色に反射する全身タイツをはいている 元がLDなため雨によわいらしい