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基本情報. クトゥルフ神話TRPG 第6版 GM: 守里 桐 PL: システムの概要 エンドロールが終わっても席を立たないあなた達へ シナリオ名:天使たちの黙示録(えのまる。様作『創セイ奇』収録シナリオ) 募集人数:4人(公開HOあり) 傾向:美少女美少年×天使×学園 形式:特殊シティ 舞台:架空都市「楽園」 ロスト率:高 HO:本シナリオは秘匿 HO 形式ではないが、HO によってシナリオ中に得られる情報や立ち位置は変わるかもしれない 世界観などは公開する ココフォリアルーム を各自確認してください。一部のパネルはクリックするとカットインが入ります。ただし、パネルの数が多すぎて重いので注意。 生きて生きて生きて生きて生きていたかったのに レギュレーション等 6版、2010、2015 ルルブ所持は求めません。 シナリオについての注意事項 シナリオには以下の要素が含まれます。 神話生物・クトゥルフ的事象に対しての多大な自己解釈 一部同性愛的表現 強いゴア、性的描写 実在する宗教についての設定の付与・自己解釈 ※シナリオに登場する歴史的事象や文献などは、十分な考証を行った正確なものではありません。また、特定の宗教・団体を擁護、または非難する目的で書かれたものではありません。 地雷を踏んだとしても責任は負いません。参加希望者は必ず注意事項等を確認してください。 定例卓の時間について 毎週火曜日 19 00~ PLの希望と同意があれば遅らせることは可能ですが、活動時間は最低3時間は取りたいです。 キャラクター紹介 Ⅰ 冠を乗せて 君は勝利を得る代わりに何かを失うだろう この世全てが白い綿で出来ているわけでは無いと知れ + HO あなたはミカエル寮に属することになる天使だ。 特記 説得に+30 の補正 [部分編集] + name 出身: 性別: 身長: linkプラグインエラー URLを入力して下さい。[#ここにURLを挿入} PL: + 詳細設定 + 最悪な死 国籍: 享年: 死因: Ⅱ 剣を構える 君の一言、一振りで容易く糸は千切れる 体を繋ぎ止める赤い糸が羽を濡らすだろう + HO あなたはガブリエル寮に属することになる天使だ。 特記 芸術(トランペット)に+40 の補正 [部分編集] + name 出身: 性別: 身長: linkプラグインエラー URLを入力して下さい。[#ここにURLを挿入} PL: + 詳細設定 + 最悪な死 国籍: 享年: 死因: Ⅲ 天秤は平行 君はただ清くあれ 盲目白痴の黒であれ 何より純粋で歪な色を振りかざすのだ + HO あなたはラファエル寮に属することになる天使だ。 特記 医学に+40 の補正 [部分編集] + name 出身: 性別: 身長: linkプラグインエラー URLを入力して下さい。[#ここにURLを挿入} PL: + 詳細設定 + 最悪な死 国籍: 享年: 死因: Ⅳ 死を恐れるな 君に憂う暇など無い おまえこそが審判、その蒼き番人となる + HO あなたはウリエル寮に属することになる天使だ。 特記 芸術(描画)に+40 の補正 [部分編集] + name 出身: 性別: 身長: linkプラグインエラー URLを入力して下さい。[#ここにURLを挿入} PL: + 詳細設定 + 最悪な死 国籍: 享年: 死因: 公開可能情報 世界観 物語の舞台 天の国と地の国、「ヨハネ」と呼ばれるこの世界はふたつに分けられている。 地の国は人間たちが暮らし、営む「現世」。天の国は「楽園」と呼ばれる土地だ。現世の人間たちは楽園の神「預言者」を信仰し、日々祈りを捧げている。 楽園に呼ばれた人間たちは寿命という呪いから解放され、同時に容姿は永遠に美しい少年少女のものとなり、年齢という概念は無くなる。楽園に存在する行政機関が現世の治世も行い、アポカリプス大天使養成学校が排出する大天使たちが天と地の橋渡しとして機能する。中でも「四騎士」は大天使たちのトップとして活躍し、現世では神の御使いとして、信仰され、楽園ではエリートとして尊敬されている。 + 現世 人間たちの住まう世界。人口30万人程度。全ての民が「預言者」を信仰しており、人々の間での戦争や反乱といった出来事は史実に無い。文明のレベルは我々の生きる世界と比較すれば大幅に下回っており、産業革命以前の中世の暮らしが最も近い。現世では人々は我々が知るように老い、死んでいく。死後魂は天使に導かれ、楽園へ向かうと信じられている。 国は大きく「北の国」「東の国」「西の国」「南の国」に分けることができ、それぞれで栄え方も気候も違う。国を移動するためには船を利用する必要があり、商人以外が他の国へ向かうことはほぼ無い。PCたちの現世での職を決める場合は、貿易を行う商人以外に限定される。 現世においても楽園においても人々は性的な行為を行うことが出来ず、通常の性交渉によって子どもを持つことは許されていない。子が欲しい場合は国の役所に書類を提出し、定期的に楽園から訪れる天使を通して「預言者」からの許可を貰い、楽園から乳児を届けてもらうという一連の申請が必須。 + 北の国 寒冷な気候で一年の大半は雪か曇り。晴れの日を見ることはあまり無い。 造酒業や漁業、毛皮を主とした狩猟が盛ん。 厳しい気候に耐える為に人々は分厚い衣服を纏い、火を大事にする傾向にある。 + 東の国 四季があり気候の変動が激しい。地域に寄るが食品産業が有名で、漁業も農業も栄えている。 東の国は人口自体が少なく、天使の中でもここが出身という者はかなり少数。 幾度も飢饉に見舞われた過去があり、地を大事にする傾向にある。 + 西の国 温暖で乾燥した気候。他三国に比べやや文明が発達しており、芸術に秀でた者も多い。 造酒業、造船業、漁業、農畜産業、どれをとっても一定の水準まで栄えている。 人口が最も多く、天使の中でも一般的な出身国。 貿易のため、風を大事にする傾向にある。 + 南の国 雨季、乾季で気候が別れている。暑さが厳しく農業には向かないが、鉱石や石油などの資源が豊富。 非常に学問に秀でており哲学、医学、天文学、果ては錬金術など様々な分野の学者が活躍する。 乾季の厳しさにより、水を大事にする傾向にある。 + 楽園 現世に住まう人間達のうち、選ばれた少数のみが暮らすことの出来る豊かな土地。中心にあるアポカリプス大天使養成学校からの招待状が届き、入学を認められると天への光の橋がかかり、楽園へと向かえる。 楽園へ向かうと同時に人間の持つ寿命という概念は消える。そのため寿命や死の概念も無くなり、楽園で暮らす者は通常のように老いたり傷ついたりして死ぬことは無い。ただし、傷つくことによる痛みはある。 全ての種族が分け隔てなく平等に暮らす土地で、学問・芸術、そのいずれも貶められることは無い。飢餓も貧困も無く、豊かな生活が保証されている。現世の統制を行うのも楽園であり、大天使になることで行政に関わることが出来る。しかし「預言者」の教えに背く者は楽園を追放されてしまう。 + 預言者の十戒 1. 主が唯一の神である。 2. 偶像を作って、主の代わりにそれを信仰してはならない。 3. 神の名を徒らに口にしてはならない。 4. 安息日に働いてはならない。 5. 父母を敬え。 6. 殺人をしてはならない。 7. 姦淫をしてはならない。 8. 盗んではならない。 9. 偽証してはならない。 10. 楽園を疑ってはならない。 現世同様に人々の抗争は無いが、不定期に「リリス」と呼ばれる怪物が現れ、天使たちを傷つけてしまう。その際には「四騎士」が対応し、彼らを殲滅する。 その他用語 + 天使 楽園に住まう権利を得た物の総称。年齢や寿命といった概念は無く、皆平等に美しい少年少女の姿をしている。アポカリプス大天使養成学校への入学と同時に翼が与えられ、正式に天使として迎え入れられる。天使となった者は皆純粋で清い心を持っており、邪念や堕落に落ちぶれた者は堕天使と称され楽園から追放されてしまう。天使として力をつけ、大天使になれば楽園の行政に関わり、預言者の御使いとなることができるだろう。 + 四騎士 アポカリプス大天使養成学校での成績優秀者かつ、国家試験に合格した者が選ばれる。(詳しくはアポカリプス大天使養成学校の欄を参照。) 普段は「国立大聖堂」にて行政・司法に携わり、国のトップとして働いている。試験の難しさ故に四騎士のメンバーが頻繁に交代することはまずないが、丁度今年度から新しい騎士が就任することになった。全員前年度の首席らしく、1年に4人も合格者が出るという異例の事態に人々は驚きを隠せていない。 + アポカリプス大天使養成学校 楽園に存在する国立の学校。行政や司法と強く結びついており、楽園においての発言力もトップレベル。全校生徒は約600人。 現世に住まう人間の中から入学者を選定し、合格したものには黄金の招待状を送る。招待状は夜中に届き、受け取り手が封を開くと同時に楽園に向けての光の橋が架かる。入学式は9月29日。 何年制という決まりは無く、卒業に必要な単位を獲得し大天使として十分に認められた者から卒業していく。可能かどうかはさておき、事実上最短で1年で卒業も出来るし、怠けていれば100年経っても卒業出来ない。 卒業と同時に大天使の資格を取得することができる。更に、学校で実施される国家試験(詳細は不明)において良い結果を修めた者は出身寮に準え、「冠の騎士」「剣の騎士」「天秤の騎士」「死の騎士」と名のついた通称「四騎士」の冠位が与えられる。冠位が与えられたものは大天使としての下積みを行わずして国家大天使に就任し、行政・司法に携わる許可が降りる。 全寮制で、生徒たちは「ミカエル寮」「ガブリエル寮」「ラファエル寮」「ウリエル寮」の4つの寮に分けられる。 学校では文学、数学、理化学、歴史学などの基礎的な学問の他に、「預言者」について学ぶ宗教学、政治経済、音楽、剣術などを履修することになる。 部活動は存在せず、放課後はそれぞれ思い思いに羽を伸ばして過ごす。南棟は18 00〜8 00までの間、北棟は22 00〜6 00までの間封鎖されているため立ち入りは不可能。 また、「四騎士」になるための教育として入学時に異なる寮の4名で「テトラグラマトン」と呼ばれる組を作る。テトラグラマトンで課外授業を行ったり行事に参加したりすることで、統率力や協調性を養う。 + 寮 入学時に天使たちの素質によって分けられる。 + ミカエル寮 寮カラーは白、寮章は冠。 カリスマ性があり、リーダー気質の天使が多い。 学習に意欲的な者が大半で全体的に成績も良いが、自我の強さゆえ寮生同士の衝突もままある。 + ガブリエル寮 寮カラーは赤、寮章は剣。 賢く合理的な思考の天使が多く、広く浅くというよりは狭く深くの研究者肌。 寮内では学力で優劣を決める節があり、勉学に手を抜くと地位が危ぶまれる。 + ラファエル寮 寮カラーは黒、寮章は天秤。 温厚、温和という表現の似合う穏やかな天使が多く、最も統率の取れた寮。 慈愛の精神が強くお人好しな天使が目立つ。 + ウリエル寮 寮カラーは青緑、寮章は魂。 学校きっての奇人変人揃いで、芸術肌の変わり者が多い。 寮内では定期的に読書会や鑑賞会が開かれ、常に芸術の傍で過ごしている。 トラブル防止の観点から、所属する寮以外での宿泊は認められていない。夜間に他寮の生徒と交流したい場合、校舎北棟3階の大ラウンジを利用する者が多い。全寮にランドリールーム、ラウンジ、自習室、購買が完備されている。 NPC 規約上公式画像が掲載できないため、NPCの画像が気になる方はココフォリアへ 四騎士 + 冠の騎士 ルシファー 男性/146cm 前年度ミカエル寮首席。 煌めく金色の髪を持つ小柄な騎士。 誰もが惹かれてしまうようなカリスマ性を持ち、常に自信に満ちた態度。 北の国出身。 「やぁ諸君!初めまして。ボクはルシファーさ!」 「ボクは輝き。キミたちの光!みんな、ボクを信じて着いてきて!」 + 剣の騎士 ラグエル 女性/170cm 前年度ガブリエル寮首席。 寡黙でミステリアスな雰囲気を持つ騎士。 4人の中では最も落ち着いているが、剣の扱いは非常に猛々しい。 南の国出身。 「…別に。そうして欲しいなら、そうするけど」 「あなたさっきからどういうつもり?剣の構え方が全然なってない」 + 天秤の騎士 アザゼル 男性/168cm 前年度ラファエル寮首席。 素直で清らかな騎士。 正義をなにより愛し、美しいものをなにより慈しむ、絵に描いたような聖人。 西の国出身。 「朝は好きさ。薄い金色の光が羽を染めあげて、故郷の水路を思い出すんだ」 「それは何?なんだか面白そうなことしているね?僕も混ぜて貰えるかな?」 + 死の騎士 サマエル 男性/175cm 前年度ウリエル寮首席。 シャイで俯きがちな騎士。 しかし絵を描くことが好きで、芸術に関しては饒舌に話す。赤面症。 西の国出身。 「な、なに…俺になにか用ですか?…あ、そ。俺と話しても楽しいことひとつもないよ…」 「わかってないなあ!浅はかな感想やめてもらえる?俺からすればこの作品ってそんな一言で片付けられるものじゃないんだけど!」 教員 + ヤルダバオート学校長 性別不明/193cm アポカリプス大天使養成学校の校長として多くの大天使を排出する存在。 天使たちですら気後れするほどの美貌を持ち、中性的な声を持つ。 とても大柄。生徒や住民とは違い大人の見た目をしている。 顔には常に笑みがたたえられており、柔和な話し方とは裏腹にどこか近寄り難い空気を纏っている。 + マスティマ先生 男性/170cm ミカエル寮の管理担当であり、PCたちの受ける文系科目の教師。 温厚で感情の起伏が少なく、ゆったりとした話口調。 生徒や住民とは違い大人の見た目をしている。 + イオフィエル先生 男性/181cm ガブリエル寮の管理担当であり、PCたちの受ける理数系科目・剣術の教師。 冷静沈着。論理的で合理主義者。厳しい指導を行うため密かに恐れられている。 生徒や住民とは違い大人の見た目をしている。 + サリエル先生 男性/163cm ラファエル寮の管理担当であり、普段は医務室に滞在している。 小柄だが働き者。優しい人柄で多くの生徒に慕われている。 生徒や住民とは違い大人の見た目をしている。 + サンダルフォン先生 女性/150cm ウリエル寮の管理担当であり、PCたちの受ける芸術科目の教師。 お調子者で明るく、常に歌うように話す。可愛いものが好き。 生徒や住民とは違い大人の見た目をしている。 ハウスルール 探索者について HO診断 探索者は今年度からアポカリプス大天使養成学校に入学する天使たちである。「世界観」記載の通り、楽園へ向かうと同時に人間の持つ寿命という概念は消えるため、探索者の現在の年齢を決める必要は無い。しかし、PLが望めば探索者が現世で過ごしていた頃の年齢や外見について設定を作っても構わない。現世での家庭環境や周囲の環境についても同様だが、預言者の十戒に背くような物は望ましくない。探索者4人の出身地は被っても問題無い。 入学時点での天使は皆純粋で清い心を持っているため、あまりにひねくれた思考だったり、残虐性がある探索者は認められない。 探索者が現世で過ごした人生はある程度幸福なもの、あるいは平凡なものである必要がある。 それとは別に、PLは探索者の送る最悪な人生のルート(最終的に何らかの原因で死亡する)を考えてKPに申告する。こちらのIFについては現代を舞台に設定すること(十戒や神の概念すらない世界かもしれない。具体的な出身地と享年を決めておく必要がある)。また、セッションで使用する探索者はこのIFのルートについては知りえない。 「楽園」内でPCがHPロストになることは無いが、HPが0になるほどの怪我であれば当然療養が必須となる。SANロストは通常通り有り得る。 + ステータス STR、CON、DEX、POW、INT、EDUについては通常通り算出。 特殊な環境下であることを考慮し、現世での年齢が EDU+6を下回っていても良い。 APPは全員18固定。SIZは2d6+3で算出。 探索者はシナリオ開始前に1d12を振り、(出た目の数)d3の分だけSANを減少させておくこと。 例)1d12で6が出る→6d3分のSANを減少 + 技能 中世に近い生活であることに加え、言語での隔たりがない(共通言語に名称はなく、それ以外に言語がない)ため、以下の技能は取得が不可能。 機械修理/電気修理/コンピュータ/運転/操縦/重火器技能/他の言語 また、天使見習いとして以下の職業技能が適用される。 目星/図書館/説得/心理学/人類学/医学/芸術(トランペット)/ソード(初期値 20) + 補足 職業ポイントを振れるのは「天使見習い」として指定されている技能のみ。ピンキリにするも良し。万能型にするも良し。全ての職業技能を取得する必要はない。 興味ポイントを職業技能に振っても良いが、技能の数が12個程度より多くなるようにする。 一部の例外を除き、技能の初期最大値は70 例外:能力値由来の技能、HO毎に補正のある技能(初期最大値80) + 特徴表 取得できない技能が関わるものやシナリオ上採用が難しいものは不可。 + 成長 指定されたとき以外は、封印が一つ終了する毎に成長ロールを振る。 成長ロールはクリティカル成功or初期値成功一回、クリティカルチケット一枚ごとにダイスを振り、技能値以上の出目が出た場合に1d10の成長。 最大値は基本85。HO補正がかかる技能は95。これを超えた場合はSANを1d6回復する。 + 立ち絵 作ったココフォリアルームの関係で、胸から上だけのものと全身立ち絵を作ってほしいです……! 全身立ち絵に関しては、アポカリプス大天使養成学校の制服イメージが公式から出ているので、それっぽく作っていただければ。自分で描きますも大歓迎です(ちなみにGMは絵が描けません)。寮カラーを差し色で入れるのもオススメ。 + 最悪な人生のルート 最低限のテンプレート 国籍:現代にある国名 享年:探索者の年齢と一致してなくともよい 死因:直接の死因(例:リストカットによる失血死、薬物多量摂取によるオーバードーズ)/死に至った原因(例:いじめ、交通事故、薬物中毒)/自殺or他殺 この他に、死の理由やそこに至るまでの心情などを付け加えていただけると、GMが大変助かります。 オリジナル狂気表 + 短期的狂気 1d4で決定 【精神分析】で回復可能とする。 SAN回復は成功で1、クリティカルで1d3。 1 聖なるかな 極度の恐怖から祈りの文句を口にし、あなたは地面に額を擦り付けて救済を願う。赦して欲しいから。 2 影だ、見せかけだ 美しい幻影の天使があなたの手を引く。あなたはそれを受け入れる。幸福を構築しましょう。 3 喜劇、そして悲劇 腹の底から笑いが止まらない。心の底から涙が止まらない。あなた、面白おかしい悲劇を踏んで立っているのね。 4 愚者 痛い、痛い、何故?あなたが己を傷つけているからです。あなたは皮膚を掻き毟り、爪を剥がして、惨めになっていく。 + 不定の狂気 1d4で決定。 期間は3日間で固定。 【精神分析】によって3時間は狂気を緩和できるが、SANの回復はなし。一度不定の狂気に陥り、3日を過ぎるまでは【精神分析】で一時的に回復しても、3時間経過した場合、狂気を再発する。 不定領域リセットは不定の狂気から回復したときとする。 1 漠然とした不安感を紛らわすための過食行為 ものをたべる、そういった短絡的な多幸感を得ることであなたは自我を保つのです。 2 子どもじみた発言、態度 体に伴ってあなたは無垢になる。自己を守る為に無垢の振りをするのですね。 3 高所、孤独、暗闇、いずれかへの恐怖 あなたは恐れている。自分を傷つける邪悪が怖いので、目を逸らしている。 4 完璧で居なければならない強迫観念 理想でありたかったのです。だからこうなったのに。 キャンペーン情報 第一の封印 「子どもたちは羽を得る」 第二の封印 「信仰のみが救済である」 第三の封印 「予言、そして鐘は鳴る」 第四の封印 「アポカリプス」 ????? 「????????」
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目明し編(めあかしへん) 目明し編は07th Expansionによる同人ゲーム、ひぐらしのなく頃に(解)の第五話のタイトル。 サブタイトルは「〜最愛の殺人鬼〜」 2004年12月30日のコミックマーケット67にて販売された。 販売価格は1000円。 現在は最終話の祭囃し編に収録されている。 ここから出題編の謎を解明していくシナリオとなり、タイトルも「ひぐらしのなく頃に解」に変わった。 本編は第二話、綿流し編の解答編で、魅音の双子の妹、詩音の視点から綿流し編の謎を解明していくことになる。 ただし綿流し編によく似た展開であるが、綿流し編とは別世界であり、綿流し編そのままを別視点で見ているわけではない。 相違点の一部として「圭一と詩音の出会い方が違う」 「綿流し後の日数や、日付に相違がある」 目明し編-最愛の殺人鬼 『ひぐらしのなく頃に解』の 世界へようこそ。 いよいよ後半に折り返した物語をお届けします。 主人公を変え、あなた と一緒に惨劇の舞台裏を探ります。 難易度は高め。 犯人の心情の理解は困難を極めます。 「冒頭の詩」 砂漠にビーズを落とした少女は泣いた。 少女は百年かけて砂漠を探す。 砂漠でなく海かもしれないと少女は泣いた。 少女は百年かけて海底を探す。 海でなくて山かもしれないと少女は泣いた。 本当に落としたのか、疑うのにあと何年? Frederica Bernkastel 登場人物 ・園崎 詩音 目明し編の主人公。 園崎魅音の双子の妹。 一見お嬢様風だが実はかなり強かな性格である。 激情しやすい性格(瞬間湯沸かし器) 園崎家の風習により全寮制の聖ルチーア学園へと遠ざけられていたが、脱走し興宮へと戻ってきた。 後に北条悟史に惹かれていくのだが… ・園崎 魅音 雛見沢御三家の筆頭、園崎家 頭首代行。 詩音の双子の姉で詩音の興宮での生活をサポートする。 一見ガサツで男勝りだが実は女の子っぽい性格。 現在は祖母のお魎と二人暮らし。 ・前原 圭一 詩音の前に颯爽登場して固有結界で不良を撃退する。 主人公降板により立ち絵が初登場となった。 しかし不幸巻き込まれ度は相変わらず。 ・北条 悟史 詩音の想い人で沙都子のにーにー。 祭の後に失踪してしまう。 「むぅ…」が口癖。 ・竜宮 レナ 今回もあまり出番はないが、相変わらず冴えた頭脳、洞察力と勘の良さをもつ名探偵。 ・北条 沙都子 トラップマスター。 悟史の妹。 今回最も可哀想なお人。 ・古手 梨花 雛見沢御三家の古手神社の頭首。 暴走する詩音を止めようとするが…。 ・葛西 辰由 サングラスが似合渋い男う(詩音曰わく、初老) 園崎組の懐刀と称される大幹部。 現在は詩音のボディーガード。 ・富竹 ジロウ 毎度お馴染みフリーのカメラマンさん。 祭具殿の施錠をピッキングする。 ひぐらし後半戦開始の時報。 ・鷹野 三四 入江診療所に務める看護服が似合う大人のお姉様。 詩音、圭一と共に祭具殿に忍び込む。 オヤシロの祟りにより焼死体で発見される。 ・大石 蔵人 我らがクラウド・大石。 毎年起こる祟り解明に奮起している。 今回は詩音との接触を図る。 ・入江 京介 メイド・イン・ヘヴン、イリー。 入江診療所の所長にして悟史も所属していた野球チーム、雛見沢ファイターズの監督。 ・園崎 お魎 雛見沢御三家の筆頭、園崎家頭首。 園崎魅音、詩音姉妹の祖母。 ・公由 喜一朗 雛見沢村の村長。 雛見沢御三家の頭首。 不用意な言葉でとんでもない厄が降り注ぐことに… あらすじ 昭和57年。 園崎詩音は本家の意向で幽閉されていたが葛西の協力を得て聖ルチーア学園からの脱出に成功し、雛見沢近隣の興宮でひっそりと生活を送っていた。 ある日買い物に出かけていた詩音は停めてあったバイクにぶつかってしまい、転倒させバイク持ち主の不良に絡まれてしまう。 そこへ一人の少年が現れ、不良に立ち向かった。 その少年は魅音の友人で北条悟史といった。 彼に助けられた事がきっかけで悟史に淡い恋心を抱く詩音。 しかし彼との幸せな日々は長くは続かなかった。 その年の綿流しの祭の日、悟史は自分と妹の沙都子を苦しめる叔母を撲殺し、数日後悟史自身もオヤシロ様の祟りで失踪してしまう… 悟史失踪から一年後、昭和58年6月。 町を歩いていた詩音は停めてあったバイクにぶつかってしまい、持ち主の不良に絡まれてしまう。 一年前と酷似した状況から悟史がまた現れるのではないかと想いを馳せる詩音。 そこへ一人の少年が現れる。 悟史が帰って来たのかと錯覚する詩音だったが、それは悟史ではなく前原圭一という少年だった。 後に魅音からの友人と知り、少しずつ圭一に惹かれていくと同時に募る悟史への届かぬ想い… 高まっていく祟りの執行者への憎悪… そして園崎詩音の復讐が始まる。 それは大いなる惨劇の幕開けだった… 本編 園崎家の家訓では跡継ぎ問題が生じないように第一子が双子であった場合は、産湯をつかわせる前に絞め殺すという決まりがあり、園崎詩音は聖ルチーア学園に幽閉されていた。 しかし彼女は厳重な警備を潜って脱走し葛西の車に乗って脱出。 学園脱走後、興宮に戻るも、園崎本家との接触を恐れ、葛西の考案により園崎家が所有する興宮のマンションに隠れ住むことになった。 自由は得られず興宮で窮屈な日々を送る。 後日、魅音と連絡を取り自分と入れ替われるようにしてもらいある程度外出が可能となった(その間、魅音は身を隠すために詩音が自分になりすましバイトをしている間、時間潰しのために部活を創立する) ある日買い物に出かけていた詩音は停めてあったバイクにぶつかってしまい、持ち主の不良に絡まれてしまう。 そこへ一人の少年が現れ、果敢に不良達に立ち向かった(しかし敗北) その少年は魅音の友人で北条悟史といった。 悟史の傍にいるために少年野球チーム「雛見沢ファイターズ」のマネージャー的役割を果たすようになるが、詩音と名乗る事はできず毎回魅音として接していた。 その年の綿流しの祭の日、悟史は詩音に沙都子を預け、自分と妹を苦しめ続けた叔母を撲殺。 後日、大石に疑いの目を向けられた悟史を庇い詩音は正体を明かす。 結果、悟史は救われたが園崎組の手下により本家の地下拷問質まで連れて行かれ、学園逃亡の手引きをした「葛西」 そして学園を脱走した詩音に自分の店で生活費を稼ぐため不定期にバイトすることを認めた「義郎叔父さん」の二人が拘束され二人を救うために、けじめとして爪を三枚剥がれ、けじめを着けたとして彼女は詩音としての自由を得ることとなるが皮肉にも同時に大石から悟史の失踪を知らされる。 悟史の失踪について図書館で調べていると鷹野と知り合い雛見沢の歴史や祟りについて聞かされ、夜 詩音のマンションに訪れた魅音も詩音の苦しみを分かち合うために同じ日に爪を三枚剥いでいた。 そして悟史の失踪は園崎家は何も関わってないと知らされる。 そして悟史の失踪から一年が経過し、昭和58年6月。 興宮の学校に編入し、興宮の実家に住むこととなった。 学校をサボったことが父親に発覚し、町を歩いていた詩音は停めてあったバイクにぶつかってしまい、蹴るとまたもや持ち主の不良に絡まれてしまう。 あの時と酷似した状況からまた悟史が助けに来てくれると想いを馳せる詩音。 そこへ一人の少年が現れる。 悟史が帰って来たのかと錯覚する詩音だったが、それは悟史ではなく魅音の友人の前原圭一という少年だった。 固有結界発動により不良達を撃退した。 後に魅音からの友人と知り、少しずつ圭一に惹かれていくと同時に募る悟史への届かぬ想い… しかし突然、謎の足音が聞こえその足音の主を悟史と思い彼(?)との共同生活が始まる。 そして綿流しのお祭りの日がやってきて雛見沢に訪れ部活メンバーと祭りを周ったりしていると鷹野と再開し祭具殿に潜入に誘われ、共犯にと圭一を誘い退屈そうにしている圭一に鷹野は調べた雛見沢の伝承について語りだした。 雛見沢の歴史や「鬼隠し」や食人鬼、そして「綿流し」の伝承、そして祭具殿の中で彼らが目にしたのは数々の拷問用具について語る。 その最中、詩音は何かが地団駄を踏むような異音を耳にする。 やがて演舞が終わり富竹が迎えにきて一行は祭具殿から出る。 夜、本家に泊まることにして深夜目を覚まし「鷹野、富竹がオヤシロ様の祟りに遭った」との魅音、お魎の密談を耳にし魅音に捕まるもスタンガンで気絶させ次にお魎も気絶させ二人を地下拷問室へと運んだが、お魎は既に死亡していた。 そして隠し井戸からお魎の遺体を投棄した。 そして一年前に鎮まったはずの鬼が徐々に目を覚まし始める。 翌日、魅音になりすまし葛西を欺き、部活メンバーや周囲にも魅音として振る舞った。 そして夕方の神社での会合に参加後、公由村長を本家へ招き詩音の祭具殿侵入について意見を聞き詩音を助けてくれると宣言するが、悟史について罵ると「あれ…」が発動し次第に詩音は鬼が目覚め公由をスタンガンで襲い気絶させ地下祭具殿に幽閉し悟史の生死について尋問。 翌日、学校で梨花を呼び寄せ祭具殿侵入者の処遇に曖昧な態度に激昂し暴行を加えその場を去る。 同日夕方、醤油を分けてもらうためにやってきた梨花だったが突然、催涙スプレーでの襲撃を受けもう一つは謎の薬品が詰まった注射器。 格闘の末に梨花を倒し注射器を押し込むと梨花が苦しみだすが包丁を首に宛て自傷を繰り返し自害した。 そして詩音が本来の魅音であり、魅音が詩音だったのだが鬼を刻む日(鬼の刺青)に入れ替わってしまい魅音と詩音の立場が入れ替わったのだった。 夜、沙都子から電話がかかってきて呼び寄せ魅音たちと同じく地下祭具殿へ拘束。 そして詩音となって圭一に不安と恐怖を煽らせ公由に祭具殿侵入を打ち明けたことで失踪してしまったと告白し、梨花に打ち明けた圭一も古手神社へと向かい大人たちと行方を捜索する。 深夜、地下祭具殿に戻ると既に公由は絶命しており、沙都子を刺殺し二人の遺体を井戸に遺棄した。 そして圭一に電話をし詩音が綿流しの翌日に失踪したことを看破され、翌日 園崎家へやってきた圭一とレナ。 そして圭一、レナの追及に魅音は犯行を告白。 詩音(魅音)がまだ生きていることを告げて詩音のいる地下の拷問部屋に圭一を案内する。 そこで詩音(魅音)の姿を見た瞬間、圭一は背後からスタンガンで昏倒させられ拘束されもレナの機転により駆けつけた警官隊。 詩音は圭一を気絶させ牢屋に閉じ込めた魅音と衣服を交換し詩音に戻り、魅音から連続怪死事件や建設大臣孫の誘拐から知らないことでさえも知っているように振る舞う(園崎家の先祖の代から伝わるブラフ家訓) そして爪を剥いでけじめを見せたことで詩音と悟史の交際を認め、悟史失踪について園崎家は関わってないとこが語られる。 しかし詩音は魅音を井戸へ落とし殺害。 警官隊に保護された圭一と詩音。 事件から数日後の深夜、魅音の幻覚や幻聴に苛まれ、圭一を殺害しようと圭一家に向かうと彼はあの日渡せなかった人形を渡そうとする。 そして圭一を刺し、狂気に取り憑くかれながら逃亡。 自宅マンションに戻りベランダから入ろうとするも足を滑らせ転落… 死の際に沙都子や殺害した人たち、そして魅音と悟史に詫び自ら地面に落ち死亡。 雛見沢村連続殺人事件関係者一覧 ・北条 玉枝 昭和57年・6月20日 村内にて撲殺。 捜索は終了。 ・北条 悟史 昭和57年・6月24日 雛見沢村内にて失踪? 消息不明。 ・富竹 ジロウ(本名不明) 昭和58年・6月19日 村内にて自殺? 同月22日発生の古手梨花殺人と酷似。 捜査は継続中。 ・鷹野 三四 昭和58年・6月19日 岐阜県山中にて絞殺後、遺体は焼かれる。 捜索は現在も継続中。 ・園崎 お魎 昭和58年・6月20日 死因はスタンガンによるショック死。 死後に激しい遺体損壊。 頭部表皮に過度の裂傷。 ・古手梨花 昭和58年・6月21日 園崎詩音に殺害さる? 死因は咽喉部刺傷による出血性ショック死。 6月19日富竹ジロウ殺人事件と酷似。 捜査は継続中。 ・公由 喜一郎 昭和58年・6月21日 園崎詩音に殺害さる。 死因は拘束具による絞殺。 ・北条 沙都子 昭和58年・6月22日 園崎詩音に殺害さる。 死因は全身刺傷による出血性ショック死。 ・園崎 魅音 昭和58年・6月22日 園崎詩音に殺害される。 死因は垂直トンネルからの転落死。 ・前原 圭一 昭和58年・6月30日 園崎詩音に刃物で襲撃される。 重傷を負うも術後順調に回復。 ・竜宮 礼奈 平成16年現在、生存。 鹿骨市内在住。 ・大石 蔵人 平成16年現在、生存。 北海道内在住。 ・熊谷 勝也 平成16年現在、生存。 鹿骨市内在住。 ・入江 京介 平成16年現在、生存。 転居先不明。 ・葛西 辰由 平成14年に肝臓ガンにて死去。 ・前原 伊知郎 平成16年現在、生存。 東京都内在住。 ・前原 藍子 平成16年現在、生存。 東京都内在住。 ・富田 大樹 平成16年現在、生存。 鹿骨市内在住。 ・岡村 傑 平成16年現在、生存。 鹿骨市内在住。 ・知恵 留美子 平成16年現在、生存。 鹿骨市内在住。 ・亀田 幸一 平成16年現在、生存。 大阪府内在住。 ・北条 鉄平 平成16年現在、生存。 転居先不明。 ・前原 圭一 昭和58年・7月3日 収容先の病院にて急死。 死因は急性心不全。 「雛見沢村連続殺人事件容疑者」 ・園崎 詩音 昭和58年6月30日 潜伏先のマンションより転落。 死亡。 昭和58年6月20日発生の雛見沢村連続殺人事件の容疑者として緊急手配中の同月30日、潜伏先マンションより転落し死亡した。 県警は、園崎 お魎 古手 梨花 公由喜一郎 北条 沙都子 園崎 魅音 5件の殺人事件容疑者死亡のまま書類送検した。 ひぐらしのなく頃に祭、絆 祭では終盤の選択肢によって地下祭具殿で圭一は刺殺され、詩音は喉を掻き毟り死亡し、魅音が生存するという原作とは異なる展開を迎える。 「絆二巻、想」 「魅音と詩音の違いは…」のTIPSに付箋を貼ると目明しASへと進む。 詩音は喉を掻き毟り死亡し、圭一、魅音は警官隊に保護される。 そして後日、魅音と遊びに出掛けた先で…… 目明し編フロチャート 「昭和57年」 ・day1 聖ルチーア学園脱走。 葛西の車に飛び乗り興宮へ帰郷。 ・day2 翌日興宮のマンションから魅音に電話。 エンジェルモートで義郎と打合せ。 魅音とおしゃべり。 興宮図書館で魅音と会う 。 数日後詩音の脱走がお魎に発覚。 ・day3 3人組の不良に絡まれる。 悟史と出会う。 魅音に悟史のことを電話で聞く。 数日後公園で悟史と再会する。 買い物を共にする。 ・day4 数週後雛見沢ファイターズのマネージャーとして活動。 入江に悟史の家庭環境を聞く。 数週後、野球場の去り際にレナと会う。 停留所でオヤシロさまの話を聞く。 魅音へ緊急連絡。 雛見沢分校へ行くよう伝える。 ・day5 数日、後魅音となり雛見沢分校へ。 悟史、沙都子と喧嘩。 魅音に報告。 ・綿流し前日 葛西が訪問し悟史の様子を報告。 悟史から電話「沙都子を頼む」 ・綿流しの日 悟史、粗大ゴミ置場へ。 沙都子はお祭りへ。 叔母の死体発見。 入江と悟史が身元確認。 ・day6 魅音から叔母の死を電話で聞かされる。 バイト先までの道中に悟史と会う。 悟史、ぬいぐるみを予約。 おもちゃ屋の前で大石と遭遇。 詩音、正体を明かす。 興宮署へ向かう。 園崎組の手下により本家へ連れて行かれる。 地下拷問室。 お魎に啖呵をきる。 爪剥ぎ。 整形外科の待合室で葛西の無事を確認。 興宮の学校に転校。 6/25(金) おもちゃ屋前。 ぬいぐるみが無くなっている。 入江、大石と会う。 大石と興宮署へ。 前日に悟史が失踪したことを聞かされる。 ・day8 数週後、葛西に叔母殺しの犯人逮捕をを聞かされる。 興宮署で大石に詳細を聞く。 数週後図書館で鷹野に会う。 スクラップ帳を手渡される。 帰りに買い物へ。 自宅に魅音が訪問。 魅音の頸を絞める。 魅音の爪剥ぎに気づく。 「昭和58年」 ・day1 3人組の不良に絡まれる。 圭一と出会う。 数日後、魅音が人形を貰えず詩音に泣きつく。 数日後、古手神社の圭一らと別れ帰宅の道中に足音が余計に聞こえる… 悟史が傍に居る気配。 翌日、それからしばらく悟史との共同生活。 ・6/19(日) 綿流し当日。 圭一らと共に祭りへ。 演舞中、圭一を捕まえ祭具殿へ。 鷹野とともに具殿内に侵入。 異音が聞こえる? 悟史の気配消えた? 園崎家の酒盛り。 園崎本家に泊まる。 6/20(月) 深夜3時過ぎ。 魅音とお魎の会話。 富竹と鷹野の死を知る。 電話が鳴る。 魅音に捕まる。 魅音、お魎スタンガンで気絶させ地下拷問室へ運ぶ。 魅音に詰問。 お魎の遺体を井戸に遺棄。 背後に気配? 朝、公由から役員会の連絡。 葛西から電話。 魅音として登校するも早退。 昼、本家のお手伝いを帰す。 詩音として圭一と図書館へ。 大石に遭遇。 夕方、魅音として役員会へ。 公由を本家へ誘う。 悟史への罵倒に詩音、逆上してスタンガンで気絶させる。 夜、圭一に電話。 地下拷問室の公由に詰問。 公由捜索のため古手神社へ。 ・6/21(火) 校舎裏で梨花に暴行を加え詰問。 夕方、梨花が醤油を貰いに訪ねる。 梨花の襲撃。 梨花自殺? 魅音と詩音を交換。 沙都子を監禁。 圭一へ電話。 梨花、沙都子捜索。 拷問室にて、公由死亡。 沙都子を刺殺。 悟史の約束を思い出す。 鬼を宿す。 圭一に詩音として電話し、追い詰められる「くけけけけ」 ・6/22(水) 圭一とレナの訪問。 圭一を拷問室へ誘い込み拘束。 詩音(魅音)を牢から出す 。 園崎家の秘密を知らされる。 詩音(魅音)を井戸に落とし殺害。 警官隊突入。 詩音として、圭一と共に保護される。 ・6/30(木) 狂気を演じる中で詩音の気配が大きくなる。 詩音(魅音)の亡霊と喧嘩。 圭一の家へ行き、圭一を刺す。 マンションから転落死。 「ひぐらし祭」 ・6/22(水) 詩音だと看破される。 圭一を刺殺。 詩音、喉を掻き毟り自殺。 魅音、警官隊に保護される。 「ひぐらし想」 詩音だと看破される。 圭一を刺す。 詩音、喉を掻き毟り自殺。 圭一、魅音、警官隊に保護される。 数日後、魅音、圭一と街に出掛けるも何者かに圭一、刺殺される。
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お知らせ掲示板2010基本情報 放送回別内容一覧 CD 放送回別内容一覧 DVD/Blu-ray 放送回別内容一覧 GAME お知らせ掲示板2010 DVDやBlu-ray・CDの新商品・新作ゲームなどをバラエティ豊かに紹介 基本情報 頻度 スタート 毎週 第01回 2010年04月03日 [部分編集] 放送回別内容一覧 CD 放送 CD1 CD2 CD3 CD4 第01回 2010年04月03日 犬夜叉ベストソングヒストリー みんなの冒険大陸カナン テーマソングVol.1~ひかりをあつめて TVアニメ『れでぃ×ばと!』オリジナルサウンドトラック 第02回 2010年04月10日 アニメ『冬のソナタ』オリジナル・サウンドトラック Vol.2 叫~kyo~ 森久保祥太郎 TVアニメーション「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」 ドラマCD『ダンス ウィズ ザ ヴァンパイアメイド CD すぺしゃる』 第03回 2010年04月17日 夢色パティシエール きらきら☆ミュージック 「kiss×sis」オープニング主題歌 バランスKISS 第04回 2010年04月24日 TVアニメ「B型H系」オープニングテーマ おしえてA to Z ドラマCD グラール騎士団/Quatre saisons 4月の雫れ桜 レンタル執事 キャラクターCD 第05回 2010年05月01日 セイント・ビースト DJCD Chat.5 ~ケダモノたちの秘密の宴~ Vol.2 純情2 アイドルマスター ボーカルコレクション 02 第06回 2010年05月08日 Scared Rider Xechs CHARACTER CD ~SUNSHINE RED DISC~ 愛のZERO距離射撃-loveshooooot!!!!!- 『GO! GO! MANIAC』/『Listen!!』 第07回 2010年05月15日 THE IDOLM@STER BEST OF 765+876=!! VOL.1 みんなの冒険大陸カナン テーマソングVol.2 emission Wishes Hypocrites 第08回 2010年05月22日 バンドやろーよ!! ~Let s MUSIC!!~ (バンドスコア付) Precious Road ~わたしだけの地図~ 第09回 2010年05月29日 Action-ZERO 2010 B型H系キャラクターソングアルバム everlasting note 第10回 2010年06月05日 ヤンデレ惨 ~ヤンデレの女の子に死ぬほど愛されて眠れないCD3~ 第11回 2010年06月12日 『聖痕のクェイサー』オリジナルサウンドトラック 「薄桜鬼」キャラクターCD 幕末花風抄 沖田総司 flag on the hill 第12回 2010年06月19日 デス・コネクション キャラクターソングアルバム 昨年デビュー15周年を迎えた“椎名へきる”の新曲! 明日になれば ドラマCD「東京鬼祓師 鴉乃杜學園奇譚」 第壱巻 第13回 2010年06月26日 ドラマCD ラブプラス Sound Portrait 高嶺愛花 TVアニメ『kiss×sis』キャラソン サントラ エンドレスkiss 第14回 2010年07月03日 KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT エンディングテーマ ANOTHER WORLD 「迷い猫オーバーラン!」キャラクターズCD 03 霧谷 希(CV 竹達彩奈) ドラマCD 這いよれ!ニャル子さんEX~ドリーミー・ドリーマー~ 第15回 2010年07月10日 in my space/鈴村健一 星座旦那シリーズ Vol.3 Starry☆Sky~Taurus gemini TVアニメ 「薄桜鬼」オリジナル・サウンドトラック ~息吹の天~ TVアニメーション 「裏切りは僕の名前を知っている」オリジナルドラマCD 1 第16回 2010年07月17日 TVアニメ『いちばんうしろの大魔王』ラジオCD これで最後の無限大ラジ王 ラジオ『聖痕のクェイサーラジオ ~ミハイロフ学園放送部~』 THE END OF ハラShowタイム!! 第17回 2010年07月24日 「月刊男前図鑑」シリーズ特別編 月刊 音楽家図鑑~黒盤~ Dramatic CD Collection(花音コミックス) 悪い子でもイイ? 第18回 2010年07月31日 TVアニメ「生徒会役員共」エンディング主題歌 蒼い春/angela 恋するレッスンシリーズ 桜沢光世のキラキラレッスン TVアニメ「裏切りは僕の名前を知っている」新OP/ED 「イニシエ」/「絆」 Rayflower 第19回 2010年08月07日 モンスター・コレクションTCG ドラマCD 七星魔導史マフィン伝「魔剣の姫君と花園の歌姫」 D.C.I.F.~ダ・カーポ~イノセントフィナーレ ドラマCD 「ことりの新婚日記」 第20回 2010年08月14日 声マン ドラマCD 第3弾 「新説・源氏物語 -藤壺の章-」 TVアニメ「ぬらりひょんの孫」エンディングテーマ 「Sparky☆Start」/片手☆SIZE 第21回 2010年08月21日 Original Dramatic CD Collection 「ラブプレゼンター」 Dramatic CD Collection(花音コミックス) 「トラ兄さんとワンコさん」 Dramatic CD Collection(花音コミックス) 「恋じゃないけど」 ドラマCD「妄想少女(もうそうが~る)」 第22回 2010年08月28日 「会長はメイド様!」Maid Latte Songs! 名曲集 ドラマCDシリーズ 「僕のショパン」 #2 リスト TVアニメ「黒執事II」キャラクターソング02 「駄庭師、楽唱」フィニアン(梶 裕貴) 第23回 2010年09月04日 オリジナル・サウンドトラック 「戦国BASARA 弐」 音楽絵巻 弐 ~乱世、再び! 王子様(笑)シリーズ 読み語りCD ~君に捧ぐ物語~ 第1集 第24回 2010年09月11日 「シトロンの雨」 田村ゆかり VitaminX ドラマCD ハイパービタミン ~ときめき★ウォーターウォーズ~ 四季彩の星(しきさいのほし) ゆうゆfeat.初音ミク、鏡音リン・レン TVアニメ「けいおん!!」キャラクターイメージCDシリーズ 「けいおん!!」イメージソング 秋山 澪 第25回 2010年09月18日 Black Robinia ドラマCD1 Boys, boys come out play TVアニメ『バカとテストと召喚獣』ドラマCD 「僕と黒子と如月グランドパーク」 ドラマCD「カーニヴァル」リノル THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 2 Prologue 第26回 2010年09月25日 「血液型男子。」キャラクタードラマCD セカンドシーズン A型 Simple Tone 「彗星スクリプト」中原麻衣 第27回 2010年10月02日 ストームラバー ドラマCD ~セントルイス・ハイ 執事喫茶で大騒動!?~ SEKIREI SOUND COMPLETE ドラマ ボーカルCD「イケメン☆アルバム~AIR Group」 第4弾 Club AI$編 第28回 2010年10月09日 TYPE-MOON VOICE PHANTASM DJCD「ひびちからじお」アーネンエルベへようこそ♪ RUBY CD COLLECTION きみが恋に溺れる3 第29回 2010年10月16日 『猛獣使いと王子様』キャラクターソングアルバム ななぶん -Graduation- 七崎高校卒業式 第30回 2010年10月23日 TVアニメ『えむえむっ!』OPテーマ HELP!! ドラマCD『がんばれ!消えるな!! 色素薄子さん』 第31回 2010年10月30日 TVアニメ「けいおん!!」劇中歌フルアルバム 放課後ティータイム II Black Robinia ドラマCD2 London Stage あいのことば その1 TVアニメ『みつどもえ』 キャラクターソング4 杉崎みく 第32回 2010年11月06日 『猫神やおよろず 神饌音盤 巻の三』 THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 2 -FIRST SEASON-01,02,03 TVアニメ『百花繚乱 サムライガールズ』エンディングテーマ「恋にせっせ通りゃんせ」 サウンドシアター ドラマCD 若草物語 ~紙ヒコーキに乗って~ 第33回 2010年11月13日 名作読み聞かせ亭 ~注文の多い料理店~ 名作読み聞かせ亭 ~吉良上野の立場~ 偽りのアルカネット ボイスドラマ TVアニメ けいおん!! キャラクターイメージCDシリーズ 第34回 2010年11月20日 「神のみぞ知るセカイ」 神のみキャラCD.1 高原歩美 starring 竹達彩奈 TVアニメ「ぬらりひょんの孫」キャラクターCDシリーズ「青田坊/黒田坊」 TVアニメーション「裏切りは僕の名前を知っている」 オリジナル・ドラマCD4 「血液型男子。」 キャラクタードラマCD セカンドシーズン O型 第35回 2010年11月27日 STEINS;GATE オーディオシリーズ ラボメンナンバー008 ~阿万音鈴羽(cv,田村ゆかり)~ 劇場版『ブレイクブレイド』 番外編ドラマCD TVアニメ『おとめ妖怪ざくろ』EDテーマ 初戀幻燈機 THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 2 -FIRST SEASON- 04,05,06 第36回 2010年12月04日 子猫狂詩曲 -kitten rhapsody- もっとTo LOVEる -とらぶる- キャラクターCD1 ララ 春菜 源平ボーイフレンズVol.1源義経(CV.梶 裕貴) ~全寮制男子男子校人体実験千本桜~ PSP®専用ソフト Lucian Bee s -RESURRECTION SUPERNOVA OPテーマ 愛言葉になるD.N.A. 第37回 2010年12月11日 Black Robinia ドラマCD3 Red sky at night 神のみぞ知るセカイ キャラクターCD.くれよん 飛鳥空 リリースシート TVアニメ 『えむえむっ』 キャラクターソング デートトラック 美緒様CD TVアニメ 咎狗の血 ドラマCD 想増/Gossip 第38回 2010年12月18日 LOVE★Monster a GO!GO! アニメ「薄桜鬼」ドラマCD ~改名秘帖録~ Stand down ジンキ・エクステンド ~リレイション~ ドラマCD 第39回 2010年12月25日 神のみキャラCD.3 中川かのん starring 東山奈央 ドラマCD キューティクル探偵因幡 第2巻 血液型男子。 キャラクタードラマCD セカンドシーズン AB型 [部分編集] 放送回別内容一覧 DVD/Blu-ray 放送 DVD/Blu-ray 1 DVD/Blu-ray 2 DVD/Blu-ray 3 DVD/Blu-ray 4 DVD/Blu-ray 5 DVD/Blu-ray 6 第01回 2010年04月03日 GA 芸術科アートデザインクラス OVA ATOM Blu-ray DVD Original Entertainment Paradise “おれパラ” 2009 第02回 2010年04月10日 「アスラクライン 2」 4 機動戦士ガンダム SEED DESTINY DVD-BOX R.O.D -THE COMPLETE- Blu-ray BOX 第03回 2010年04月17日 うみねこのなく頃に Note.07 ちゅーぶら!! ② 初回生産限定版 DVD Blu-ray バスカッシュ! Shoot.9 第04回 2010年04月24日 聖痕のクェイサー ディレクターズカット版 VOL.1 メジャー 期間限定プライス版 第05回 2010年05月01日 ファイト一発!充電ちゃん!! Connect.5 真マジンガー 衝撃!Z編 DVD 第9巻 EMOTION the Best シゴフミ DVD-BOX 第06回 2010年05月08日 そらのおとしもの DVD 第5巻 CLANNAD Blu-ray BOX 【初回限定生産】 けんぷファー VOL.5 【初回限定生産版】 デュラララ!! Vol.03 第07回 2010年05月15日 異世界の聖機師物語 第12話:『結実』 ガンダム MS動画図鑑[正暦/西暦]編 EMOTION the Best ギャラクシーエンジェル DVD-BOX クイーンズブレイド 玉座を継ぐ者 第5巻 堀江由衣をめぐる冒険2~武道館で舞踏会~ Q A れでぃ×ばと! 第2巻 第08回 2010年05月22日 エヴァンゲリオン 新劇場版:破 EVANGELION 2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE. テイルズ オブ ヴェスペリア ~ The First Strike ~ 第09回 2010年05月29日 KENICHI SUZUMURA 1st Live Tour “Becoming” LIVE DVD 第10回 2010年06月05日 11eyes VOL.6 ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 第2巻 異世界の聖機師物語 第13話:『ガイア』 第11回 2010年06月12日 乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪ 第6巻 れでぃ×ばと! 第3巻 第12回 2010年06月19日 WORKING!! 第3巻 第13回 2010年06月26日 あにゃまる探偵キルミンずぅ 第5巻 薄桜鬼 第一巻 ちゅーぶら!! 第4巻 初回限定生産版 OVA うたわれるもの 巻ノ三 第14回 2010年07月03日 裏切りは僕の名前を知っている 第1巻 迷い猫オーバーラン! 第1巻 第15回 2010年07月10日 OVA「灼眼のシャナS」第Ⅲ巻 荒川アンダー ザ ブリッジ VOL.1 数量限定生産版 第16回 2010年07月17日 薄桜鬼 第二巻 kiss×sis 2 第17回 2010年07月24日 ライブビデオ ネオロマンス♥フェスタ11 「ひだまりスケッチ×☆☆☆」 5巻 「WORKING!!」 第4巻 「うみねこのなく頃に」 Note.10 第18回 2010年07月31日 裏切りは僕の名前を知っている 第2巻 れでぃ×ばと! 第5巻 第19回 2010年08月07日 迷い猫オーバーラン! 第2巻 生徒会役員共 1 B型H系 1 こわいもの知らず(笑)無修正版 第20回 2010年08月14日 第21回 2010年08月21日 機動戦士ガンダム00 MEMORIAL BOX みつどもえ 1 セキレイ~Pure Engagement~壱 第22回 2010年08月28日 薄桜鬼 第三巻 劇場版 ブレイク ブレイド 第二章 訣別ノ路 第23回 2010年09月04日 生徒会役員共 3 B型H系 2 こわいもの知らず(笑)無修正版 第24回 2010年09月11日 荒川アンダー ザ ブリッジ VOL.3 数量限定生産版 あそびにいくヨ! contact 1 劇場版 ブレイク ブレイド 第三章 凶刃ノ痕 第25回 2010年09月18日 ぬらりひょんの孫 第1巻(初回限定生産版) 第26回 2010年09月25日 セキレイ ~Pure Engagement~ 弐 WORKING!! 6 (完全生産限定版) 学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD 1 第27回 2010年10月02日 宙のまにまに Blu-ray BOX 劇場版 Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS B型H系 3 こわいもの知らず(笑)無修正版 第28回 2010年10月09日 生徒会役員共 第5巻 劇場版マクロスF ~イツワリノウタヒメ~ Hybrid Pack 第29回 2010年10月16日 アマガミSS ① 森島はるか編 上巻 あそびにいくヨ! contact 2 ぬらりひょんの孫 第2巻(初回限定生産版) 第30回 2010年10月23日 TVアニメ「けいおん!!」(第2期) 第4巻 学園黙示録 HIGH SCHOOL OF THE DEAD 2 クイーンズブレイド 美しき闘士たち 「憂鬱!アイリの二心」 薄桜鬼 第五巻 第31回 2010年10月30日 「伝説の勇者の伝説」 第1巻 いばらの王 -King of Thorn- 第32回 2010年11月06日 「戦国BASARA弐」其の弐 B型H系 4 こわいもの知らず(笑)無修正版 第33回 2010年11月13日 機動戦士ガンダムUC episode 2 アマガミSS ② 森島はるか 下巻 アマガミSS ③ 棚町 薫 上巻 第34回 2010年11月20日 セキレイ~Pure Engagement~四 薄桜鬼 第六巻 第35回 2010年11月27日 もっとTo LOVEる-とらぶる- 第1巻 百花繚乱サムライガールズ 第一巻 みつどもえ 4 たまゆら 第一巻 第36回 2010年12月04日 テレビアニメ ストライクウィッチーズ 第3巻 魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st 迷い猫オーバーラン! 第6巻 初回限定版 第37回 2010年12月11日 B型H系 5 こわいもの知らず(笑)無修正版 夢色パティシエール 10 バトルスピリッツ少年激覇ダン 12 13 第38回 2010年12月18日 アマガミSS ④ 棚町薫編 下巻 アマガミSS ⑤ 中多紗江編 上巻 薄桜鬼 碧血録 第一巻 第39回 2010年12月25日 劇場版 銀魂 新訳紅桜篇 ヨスガノソラ 渚一葉 [部分編集] 放送回別内容一覧 GAME 放送 GAME1 GAME2 GAME3 第01回 2010年04月03日 恋愛アドベンチャーゲーム モノクローム 第02回 2010年04月10日 マリッジロワイヤル~プリズムストーリー~ Canvas3~七色の奇跡~ 第03回 2010年04月17日 ディスガイヤ インフィニット 第04回 2010年04月24日 第05回 2010年05月01日 ef - a fairy tale of the two. ひまわり-Pebble in the Sky- 第06回 2010年05月08日 もっと NUGA-CEL! ef - a fairy tale of the two. 第07回 2010年05月15日 ストライクウィッチーズ あなたとできること A Little Peaceful Days 第08回 2010年05月22日 ブレイズ・ユニオン 第09回 2010年05月29日 LucianBee s JUSTICE YELLOW LucianBee s EVIL VIOLET ワンド オブ フォーチュン ポータブル 第10回 2010年06月05日 第11回 2010年06月12日 うたの☆プリンスさまっ♪ 第12回 2010年06月19日 D.C. Girl s Symphony Pocket ~ダ・カーポ~ ガールズシンフォニーポケット 第13回 2010年06月26日 猛獣使いと王女様 第14回 2010年07月03日 スカーレッドライダーゼクス 第15回 2010年07月10日 第16回 2010年07月17日 GA 芸術科アートデザインクラス Slapstic WONDERLAND 第17回 2010年07月24日 STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート) 第18回 2010年07月31日 恋する乙女と守護の楯 Portable 第19回 2010年08月07日 第20回 2010年08月14日 テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX(クロス) アガレスト戦記 ZERO Dawn of War 薄桜鬼 随想録 ポータブル 第21回 2010年08月21日 第22回 2010年08月28日 二世の契り 第23回 2010年09月04日 BLEACH~ヒート・ザ・ソウル7~ 第24回 2010年09月11日 第25回 2010年09月18日 Starry☆Sky~in Summer~Portable 第26回 2010年09月25日 L@ve once 第27回 2010年10月02日 メモリーズオフ6 Next Relation 第28回 2010年10月09日 ストライクウィッチーズ2 いやす・なおす・ぷにぷにする 第29回 2010年10月16日 アガレスト戦記2 第30回 2010年10月23日 第31回 2010年10月30日 DREAM C CLUB Portable 第32回 2010年11月06日 裏切りは僕の名前を知っている -黄昏に堕ちた祈り- 第33回 2010年11月13日 第34回 2010年11月20日 CLOCK ZERO ~終焉の一秒~ 第35回 2010年11月27日 維新恋華 龍馬外伝 第36回 2010年12月04日 ぱすてるチャイム Continue 第37回 2010年12月11日 ワンドオブフォーチュン ~未来へのプロローグ~ ポータブル 第38回 2010年12月18日 シャイニング・ハーツ 心にとどくRPG 第39回 2010年12月25日 ティアーズ・トゥ・ティアラ 外伝 -アヴァロンの謎-PORTABLE ティアーズ・トゥ・ティアラ -花冠の大地-PORTABLE ●お知らせ掲示板2011 ●番組コーナーへ戻る ●トップページへ戻る
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新ラテールの神(糸甲)wikiへようこそ 此処はラテールの糸甲という、小学生への暴行、猥褻行為、動物虐待、元同級生への誹謗中傷など 話題に事欠かない徳島在住の中卒・現在行方不明の変態種厨をヲチするwikiです。 此処は全て-無料-となっております。 つまり当wikiは誰でもウェルカム。 笑いすぎでの状態異常は補償しかねますが、存分に楽しんでいってね! メニュー 糸甲の小説一覧 2011年1月29日、糸甲は庭2号ことラテールランドを突然消去しました。 もっともトップページを削除しただけなので検索すればまだ断片を発見できます。 2011年3月22日、糸甲は『∀ガンダム』のキャラクターデザインを担当した、「あきまん」こと安田朗氏に喧嘩を売りました。 癌細胞スレに事の顛末がありますので詳細を知りたい方はそちらへ 癌スレ 募金箱から万引き 安田氏のツイッター 2011年4月9日、糸甲は安田氏に続いて『ガンダム00』の監督・水島精二氏に噛み付くも、相手にされず。 正体がバレバレなのに「自分は別人だ」とシラを切り、確かな根拠も無いのに水島氏をハッカーと決め付ける。 水島氏のツイッター 2011年5月7日、糸甲の新小説(笑)『ガンダムSEEDSPIRITS』連載開始 奴のブログ※このwiki経由ではブロックがかかって閲覧できないのでURLをコピーするか題名でググってください。 2011年6月頃から糸甲は突如ネット上から姿を消し、9月現在もその消息は明らかになっていません。 糸甲の消息について知っている方はぜひヲチスレまでご一報を。 2011年9月30日、ついに復活 長い期間自分の名前を騙って荒らし行為をしていたネット荒らしのモリーゾについに糸甲はキレたようです。 詳細は糸甲のツイッターにて。 ※注意※ 最近ラテールの神、あるいは糸甲の元同級生A氏の名前を騙りツイッターを荒らしている人がいますが それはモリーゾ、またはヴァンキチという名前で知られる別のネット荒らしです。 本物は行方不明ですので注意してください。 2011年12月19日、糸甲VSモリーゾ冬の陣勃発 詳細はこちら 2013年9月 糸甲は最早過去の存在となった その行方を知る者はもう誰もいない だがいずれ第二第三のラテが現われるだろう 我々の戦いはこれからだ! 483 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2010/12/20(月) 01 29 54 ID GNBLUZQE0 やぁこんばんは、オフ会くんだお(^ω^) 徳島の電話帳(地区別で2冊あるらしいから両方)は、絶賛取り寄せ中だお。 そこでおまいらにも、いい事を教えてあげよう。 居住地域以外の電話帳は、直接取り寄せ可能。 http //www.tpnet.nttds.co.jp/toi/toi_01.html フォームから取り寄せたい電話帳を指定すれば、固定電話に確認が来る。 電話帳自体は無料で、送料が少々かかる程度らしいお。電話料金に含めて支払い可。 取り寄せる電話帳名は、フォームから行ける検索で、適当に徳島で選べばOK なんか2冊で徳島全部らしいけど、電話確認が来た時に聞いたら答えてくれるので、変更も可能(^ω^) ちなみにK中があるのは徳島市なので、本当にK中生なら脇町(美馬市)ではないおw 徳島市と美馬市じゃ40kmくらい距離あるらしいから、校区な訳はない。 もしかしたら親族(祖父母)辺りが、脇町の部落なのかもしれないね(^ω^) 08/22 旧ラテールの神の小説wiki削除 新wiki発足 09/28糸甲自身のヲチスレに最新作「Earth save travel」投下。 wiki更新。 11/26トップページ更新 2011年1/13トップページ更新 1/29トップページ少しだけ更新 561 :通常の名無しさんの3倍:2011/02/25(金) 00 24 36.75 ID ??? 3月になったら就職も進学も困らないいいところに入れてくれるって親がいってた 偏差値どのくらいの高校か気になる 約11時間前 Saezuriから 532 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 2011/03/02(水) 18 18 29.19 ID ??? クソうぜぇ 今日は歯ブラシやら衣服みたいな生活美術品を親に整理させられた 約1時間前 Saezuriから 954 :通常の名無しさんの3倍:2011/03/03(木) 23 20 58.04 ID ??? 今日は変なところの見学に行った 親は学校と言い張ってたが教室とかないしよくわからん これが予備校って奴か? 約1時間前 Saezuriから 糸屑絶賛公開処刑中 http //live.nicovideo.jp/watch/lv38979966 http //live.nicovideo.jp/watch/lv38985509 http //live.nicovideo.jp/watch/lv38991289 ラテの将来の妄想 その後シンヤは高校を主席で卒業。 徳島商業に入学し、そのIQと運動神経を駆使し人気者に。 嫉妬で苛められた事は多々あったが自分を慕ってくれる人間が尋常な数じゃなかったので別に問題もなかった。 高校では野球部に所属し、エースで4番で皆を先導し甲子園全国大会ベスト4まで上がる。 ドラフトは1位で指名されるが、「俺は小説家を目指している。野球は高校で終わりにしたい」と蹴り、 京都大学へ入学。 やはり抜群の頭は建材で野球部に入部。 1年にして4番と言うこともなり上級生による苛めも起きる。 しかしシンヤは「自分だけが辛い目に遭えば他の人は助かる」と思ってわざと上級生を挑発して嫌われ者を買って出る。 その後神宮大会出場。見事優勝する。 全国にシンヤの名前が轟く。 大学を卒業したシンヤは、「EndlessTomorrow」で小説家を果たす。 第一巻は400万部を突破し、文化賞にノミネートされ、教科書にも記載されるほどゆいめいな作品に。 その後ヒット作を量産し、伝記等でシンヤの事は永遠に語り継がれることとなった。 現実(可能性の高い将来) 夏休みを過ぎても逃避癖は治らず、ブログやサイトをシンヤは閉鎖しなかった。 両親や兄も諦めたのか彼を構わなくなった。兄だけは顔を見るたびに殴ってくるが。 一部を除く同じ中学のクラスメイトたちは、夏休み以降も彼に対して無視を決め込んだ。 自分の進路が決まる大事な時期であることを考えたら「触らぬ”神”に祟りなし」だしそんな余裕もない。 そして、あれから7ヶ月が過ぎた―― 卒業式間近の登校日になり級友達はそれぞれの進路を教えあっている。 第一志望に受かって嬉しそうな者、落ちてしまったのか憂い顔の者、これから来る後期の試験に通ってみせると意気込む者…… シンヤだけはどれでもなかった。徳島商業は当然として、いずれの高校も不合格。例の全寮制高校はプライド優先で受験しない事を2chを含む周囲に公表したときから見えていた結末だった。 進路未定者を出したくない進路指導の先生は、シンヤを地元の職場に一応就職させたが、誰もがすぐ脱落するだろうと感じていた。 学校側は、義務を果たしたといわんばかりの顔で、厄介払いが済んだ事にホッとしていた。 そして春が来た。かつての級友達がそれぞれ新しいスタートを切る中、シンヤは相変わらず2chやニコ動で馬鹿を晒し、ブログやスレを電波文で埋めていく。仕事もすぐに辞め、自室に引きこもって暮らす日々が続いた。 彼の目の前にあるのは「果てしなく続く男坂」ならぬ「底なしの下り坂」であることに気付こうともしないまま。 数年が経ち、やがて自分の足で立てないラテは野垂れ死に、彼の存在は電子の海の底に深く埋没していくのであった。かつて存在した、同じ「シンヤ」の名を持つ荒らしと同じように…… シンヤ――ラテールの神 人生完全終了 ラテの放し飼いにされた庭(復活) 庭その2 庭その3 庭その4 掲示板 糸甲のつぶやき ※正体がバレるとアカウントを変えるので、リンクが切れていることがあります。 種厨迷言bot 破壊君(desutroy)bot ※グロ注意 糸甲見学 現行スレ イラストの人作品一覧(華音・菜月ほか) おまけ モリーゾのツイッター とりあえず見える範囲の復元はしてみたけど埋もれちゃってるページは無理ポ -- 名無しさん (2010-08-23 00 19 10) 乙です -- 名無しさん (2010-08-23 00 20 12) よくわからないけどジオンスピリッツ追加しといた -- 名無しさん (2010-08-23 12 42 22) ET2種は復元したけど澤井伝はできなかったからだれか復元してくれ -- 名無しさん (2010-08-23 14 37 23) どうも、小説復元&ある程度改善しておきました、なのでご安心を -- 澤井伝作者 (2010-08-24 08 11 46) またラテがwiki消しに来たときのためにどっかに保管しといたほうがよくないか? -- 羊羹 (2010-08-24 09 26 09) 小説のページだけでも管理者制限かければいいんじゃね -- 名無しさん (2010-08-24 11 33 57) でも原作者が編集できなくなると困るから・・・ラテのIPを書込み禁止にするか原作者にアカウントを与えるかした方がよくね? -- 名無しさん (2010-08-24 11 42 35) 管理者氏、小説に対する対処乙です、需要ないと思いますが、一応澤井伝にコメント欄作ろうと思うので、何か方法あったら教えて下さるとありがたいです -- 澤井伝作者 (2010-08-24 14 06 47) 癌スレに糸甲降臨 -- 名無しさん (2010-08-28 01 29 06) 糸ブログ更新確認、ついでに旧wikiのAWも移したようです -- 名無しさん (2010-09-03 01 12 58) よく見たら改変後ジャマイカ>AW あいつが著作権云々言える立場じゃないな -- 名無しさん (2010-09-03 17 20 20) ラテが最近著作権著作権うるさいので、ラテがやけになってwikiの小説消さないように一旦編集ブロックかけようと思っているのですが皆さんのご意見をお聞かせ願えますか? -- wiki管理者 (2010-09-04 15 20 38) 4話はちょっと編集するかもしれなのと、続きが出来たときのために第4話とENDLESSTomrrowのメニューだけロックしないでいただけませんか? -- 番外編の人 (2010-09-04 18 13 46) 番外編5話と銘打ってラテの落書きを載せたのは誰ですかー 先生怒らないから出てきなさーい -- 名無しさん (2010-09-07 20 47 50) 改変5話が消えてる(´・ω・) -- 名無しさん (2010-09-07 23 48 26) …って、元からないのか 早とちりしたわ -- 名無しさん (2010-09-07 23 49 48) 『糸甲のかんがえたさいきょうガンダム』に米欄無いのか・・・ -- 名無しさん (2010-09-10 15 21 29) 『糸甲のかんがえたさいきょうガンダム』にコメント欄設けました。 -- wiki管理者 (2010-09-11 12 31 10) 糸ガンの米欄追加感謝 -- 名無しさん (2010-09-11 18 33 23) 現行スレが新しくなってたので変更させていただきました。…編集これで間違ってませんよね? -- 名無しさん (2010-09-13 21 58 15) 改変5話とイラストの人のクリスマダァー? チンチン -- 名無しさん (2010-09-13 23 29 58) 復元完了 -- 覚悟完了 (2010-09-19 19 28 41) ラテのIPを編集ブロックにぶち込みました。 -- wiki管理者 (2010-09-19 21 29 15) 復元ありがとうございます -- wiki管理者 (2010-09-19 21 29 33) 約30分間、削除と復元の戦いがあった事は黙っておこう・・・ -- 名無しさん (2010-09-19 22 28 30) ラwテwざwまwあwW -- 祝HGAW・GXDV発売決定 (2010-09-22 18 59 55) ラテがXを毛嫌いするのは九九が出来ないから 豆知識な -- 名無しさん (2010-09-26 22 10 42) ダメだしした本人なんですが、最後の文で感じとなっていますが漢字のミスです。どなたか修正できる方、修正をしていただけませんか。よろしくお願いします -- 名無しさん (2010-09-29 13 25 00) うpまさかの容量制限で削る羽目に -- 0080改変の中身 (2010-10-10 06 30 44) ラテール(荒木)じゃなくてラテール(轟音)てことにしておいた方がみんな信じた。 -- 名無しさん (2010-10-21 18 44 57) ところで癌スレ 87で言われてるwikiの方の掲示板ってここの事?違うならURLよろ。 -- 名無しさん (2010-11-10 11 37 53) みんな僕をイジメないで~ -- ラテールの神 (2010-11-24 03 22 51) だが断る -- 名無しさん (2010-11-25 18 34 38) 庭2号の更新が再開したようで。お知らせのところを更新再開のお知らせに変えてもいいですかね? -- 名無しさん (2010-11-25 18 40 26) いいんじゃない -- 名無しさん (2010-11-26 01 14 46) デュエリストレベル認定において出現しています -- 名無しさん (2010-11-30 00 13 35) しかし「自分が馬鹿にしている奴」を馬鹿にするレスは消すのに「自分を馬鹿にする」レスは消さない奴っているの? -- 名無しさん (2010-12-02 06 48 35) 自分を基準にした結果がこの有り様か -- 名無しさん (2010-12-05 22 03 16) セラフィーナ人気すぎワロタwwwwww -- 名無しさん (2010-12-15 18 18 06) かのん人気ねえな -- 名無しさん (2010-12-15 19 19 38) よっくも私のスレを荒らしてくれやがりましたね。真尋さん、出番ですよ!思う存分ブッ刺しちゃってください! -- 二ャノレ子 (2010-12-18 10 59 51) …ニャル子、またスレに現れたみたい。…人型機動砲台製図用具装備で消し炭に変える。 -- クー子 (2010-12-22 04 33 52) キャッシュが古くてコメント欄の復旧は不完全なのでご容赦ください -- 名無しさん (2011-01-13 09 09 17) 復旧作業乙であります。 -- 前回復旧人 (2011-01-13 19 43 50) せっかく糸甲(略)ガンダム編集しようと思ったのに、またできなくなってる(´・ω・`) -- 名無しさん (2011-01-14 11 22 15) 糸甲(略)ガンダムのコメ欄でデータ書こうとしたら連投で途中で弾かれた(´・ω・`) -- 名無しさん (2011-01-20 09 44 46) 糸甲(略)ガンダムのデータ掲載感謝…と言いたいけど、まだまだ編集したい行とかデータのオチとかあるんだ(´・ω・`) -- 名無しさん (2011-01-22 16 40 51) おっと…途中送信(´・ω・`)何を言いたいかって言うと、糸甲(略)ガンダムを編集できるようにして欲しいと言いたかったんだ。あのままじゃ「ラテがこんな高レベルNT(ニュータイプ)?しかも奇跡覚えるって何よ?お前ラテだろ」とか言われかねないから。オチの部分が重要なのだよ! -- (´・ω・`) (2011-01-22 16 48 39) 糸甲ガンダムの項目編集権限を変更しました。どんどん編集しちゃってくださいw -- wiki管理者 (2011-01-22 20 57 45) 連投したせいで糸甲ガンダムの編集が一時的に出来ないそうなので、X編の下部使用して糸甲ガンダムのパイロットデータ入力してきました。編集できる方はX編から糸甲ガンダムに貼付してくださるとありがたいです。誰かメッセージデータ作らない?需要はなさそうだけど…。(´・ω・`) -- 名無しさん (2011-01-24 09 19 04) X編から糸甲ガンダムにデータ転送しておきました。 -- 復旧人A (2011-01-24 17 41 06) ありが㌧ -- (´・ω・`) (2011-01-25 09 03 24) 寒すぎてムクリ、今月中のうpは無理になりますた。気に入らないとこ書き直してたら半分近く書き直しになったお… -- 0079中身 (2011-01-27 06 06 25) どなたか糸屑のタウンエーガンダムの記事を編集してください。 -- 名無しさん (2011-02-11 22 21 59) ハゲたおっさんだとバレてしまった。 -- 轟音 (2011-03-23 16 08 07) ラテールの糸甲vsELS -- 名無しさん (2011-03-29 21 02 53) 静かになったものだな…ここも。 -- 名無しさん (2011-08-05 04 15 28) モリーゾがTwitterで自分の名前を騙っていると知ったらどう思うんだろうね -- 名無しさん (2011-08-31 23 59 15) フォーク刺すなよ? -- 名無しさん (2011-10-05 13 09 27) ニャルアニ好評記念カキコ -- 名無しさん (2012-04-11 14 57 01) 糸屑が復讐のシンヤとかいう小説書いてるぞ -- 名無しさん (2012-06-02 15 45 02) MGGX発売記念 -- 名無しさん (2014-02-15 16 26 01) 福田はCPとしてクロスアンジュで復活?したが、糸甲も養護学校で見ているのだろうか -- 名無しさん (2015-07-27 12 06 54) 今となっちゃ懐かしいwww -- 名無しさん (2016-03-30 09 02 10) 糸屑全盛期はこいつ以上の異常者種厨は現れないだろうと思っていたら物袋勇治(HNキラヤモト)という殺人ベビーシッター種厨が現れましたとさ -- 名無しさん (2022-04-27 06 58 18) なんというか、糸甲が抱えていた問題はそげぶされた程度で現実に返れるような単純な問題じゃあなかったんだと思う。もっと複雑で様々な要因が重なってああなった。 -- 名無しさん (2023-09-20 07 37 00) 名前 コメント 今日このwikiに来た人 - 昨日このwikiに来た人 - 今までこのwikiに来た人 -
https://w.atwiki.jp/futanari/pages/201.html
母が亡くなった。 昨晩、妹からの電信で聞かされた。 一年前に「あと半年持つか」と言われたのだから、よく持った方なのだろう。 母の死を告げる妹の声もそれほど悲しんでいなかった。 遺体はすぐにエリア内の病院に送られたらしい。 この学校は全寮の生産校のため、気軽な帰省は許されていない。ふたなりなら尚更。 家に一人になった妹が心配なので、とその日の内に交渉してみたが当然却下された。 当然だ。旧世界とは勝手が違う。 旧世界から5分の1にまで減った人口は、社会保障制度の拡充も促したわけで。 今では13歳の女の子の一人暮らしには何の問題もない。 それに……わたしのお陰で向こうは生活には一切困っていないはずだった。 え?父親?そんな生き物はハナから頭にない。 この惑星からニンゲンの男性という生物が消滅して、かれこれ1000年にもなるし。 恋した惑星 その2 母の死から二日経った。 どうにか戻れないものか、と友人の深雪とサキに相談してみることにした。 「わたしらふたなりがここを出るのは難しいかね、やっぱ」 ふたなりは人類総人口の1%、日本国内の比率でも2%しかいない。 よって、日本では全国に七つ「生産校」と呼ばれる全寮制の学校を用意。 十歳になったふたなりは全てこの学校に割り振られる。 ふたなりではないニンゲンは、選抜で子供を産みやすい者が生産校にブチ込まれる。 どちらにも拒否権は、ない。 「なんならあたしがママに頼み込んでみる?」 そう言ったのは我が校唯一の天然ものの金髪碧眼のニンゲン、サキだ。 「サキちゃんのお母さん、生殖専門の博士だもんねー」 そう返すのは我が校最優秀のふたなり、深雪。 こんなふわふわした雰囲気の子が、100人以上を孕ませている。怖いものだ。 「えっと・・・生殖専攻の博士ってエライの?」 「葵はホント、その辺の常識に疎いわね。あたしと同じ"イリーガル"だから?」 「ぐっ・・・」 「サキちゃん、言いすぎだって・・・。私とサキちゃんが同室になれたのも、 サキちゃんのお母さんのお陰なの」 「元々、あたしは深雪以外とはできない身体だったし。 まあ、そういうのも含めていろいろ口出しできるってわけ」 イリーガル。 わたしやサキみたいなニンゲンやふたなりをそう呼ぶ。 ウイルスが遺伝した際のバグで発生したらしいけど、よくわからん。 ニンゲンであるはずのサキは、深雪以外のふたなりのフェロモンが効かない。 要するに深雪以外と交尾ができない。 わたしの場合、ふたなりとしてのフェロモンに不全を抱えていた。 誰にも効かないのだ。 本来ふたなりのフェロモンが効かないのは近親者のみ。 つまるところわたしは「落ちこぼれ」なわけ。 ふたなりとその家族に基本的に与えられる補助金で実家を支えるだけ。 スコアは六人。 「フェロモン効かなくても気持ち良くなれるんだね。……テクニシャン?」 とか言われたけど、深雪みたいなほわほわ淫獣と比べると・・・。 (わたしの発言力は低い、よね) わたしはサキの提案に乗ることにした。 「じゃあ・・・お願いできる?」 「もう六年も会ってないことになるから、そりゃあ心配よね」 意地悪そうな声音のサキだが、表情は笑顔だ。 「ありがとう・・・」 「明後日から一週間、そっちに戻れることになったから」 その日の内に帰省の許可が出て、わたしは妹に電信でそのことを伝えた。 腕につけている端末から妹の声が聞こえる。 『昨日までは平気だったけ、ど、んぅっ…愛華一人じゃさびしいって思ってたところなの』 愛華(まなか)の声は上擦っていた…泣いているのかな。 「一週間だけだけど、お姉ちゃんが傍にいてやるから、もう泣かないこと。いい?」 『ありがと、6年ぶりだもんね。お姉ちゃんに会えるの、楽しみだよ』 それから1時間ほど話し込んだけど、明日も早いから、と電話を切った。 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ (全部・・・・・・って、なんだ?) 次の日、授業は上の空でサキとの会話を思い出していた。 妹と電話した直後のことだ。 「ママってば、葵のことよーくご存じだったわ」 「よく?」 「当然、あんたの妹ちゃんの事も。イリーガルに関する研究もママの分野だから」 「・・・・・・」 愛華の話が出て、わたしは不機嫌な顔をした。妹だけはそっとしておいてほしい。。 「実家に帰ったらフェロモンが効く相手が見つかる、だってさ」 「・・・・・・なんで分かるの?」 「ママからあんたのこと『全部』聞いたから。あんた自身が知らないことも含めて、ね」 「全部?効かないフェロモンを持つ中途半端なふたなり、それだけでしょう?」 サキは立ちあがった。そろそろ初等科の子と盛ってる深雪が終わったのだろう。 「ま、帰ればわかるって。妹ちゃんによろしくねー」 結局サキの言葉の意味を理解できぬまま、夜を迎えた。 (サキの話は気にしててもしょうがない。愛華を慰めてやんなきゃ) 寝台フロートライン(浮遊電車の意)のシングルベッドでそう誓った。 この時からわたしの判断は間違っていたのだと思う。 サキの言葉を頭の中から追い出したわたしは・・・ 帰省7日目 かくして、愛華は、姉であるわたしの子を孕むことになる。 愛華の腕についている端末がブザーを鳴らした。 仰向けに眠っていたわたしは目を覚ました。 腰が痛い……起きれそうもないなあ…。 愛華は眠っている。さすがに疲れたのだろう。 一糸まとわぬ愛華の身体。その幾度も膣や身体に出された精液が彼女のお化粧だ。 全部、わたしの精液。 端末のブザーがうるさい。その音は生産校にいるわたしには馴染みのあるものだった。 画面を見なくたってその意味は分かる。 「んぅ・・・」 愛華が目を覚ました。 ブザーの音源である端末の画面を見やり、淫蕩な笑みを浮かべた。 「みてみておねえちゃん。愛華、妊娠しちゃった」 その顔を見ただけで、わたしの棒が確かな反応を示す。 愛華はわたしの上に跨り、未だ精液の残る膣にペニスを受け入れた。 くちゅぷ・・・ もう三日前から聞きなれてしまった音。 「はあぁっ!」 精液やら愛液やら混ざって変な感触だなあ……慣れたけど。 「ま、愛華・・・」 「もっともっと、愛華の中に出したいでしょ?んっ、いいよ、っあ…」 じゅぷ、ちゅぷ、ずぶん。 愛華がわたしを高めるために必死に腰を動かしている。 とりあえず、これが終わったら帰省延長の許可をもらおう。 この状況なら、学校側も了解するはずだった。 帰省1日目 ぴんぽーん、というブザーが鳴った。自宅の呼び鈴を押したのだ。 寮の部屋にも呼び鈴はある。 ふたなりはそのドアに端末をかざすと、誰の部屋にも自由に出入りできる。 就寝時間を過ぎていてもその行動は咎められない。 つまり、わたしにとっては馴染みのない音だ。 なんで鳴らしたかって?六年もこの家には帰っていない。 その間に愛華や母を一人ぼっちにした……情けない気持ちでいっぱいになるから。 『どなたです、か…?』 愛華の声が聞こえる。その声音は暗い。 「わたしだよ、愛華。あお」「おねえちゃあん!」 言いかけたところでドアが開く。愛華は泣いていた。 愛華はスリップ一枚だった。ここ数日外には出ていないのだろう。 居間に通されたわたしは、まず最初に愛華を抱き寄せた。 「えぅ、はっ、おねえ、ちゃ、あ」 「お姉ちゃん居なくて、寂しかった?」 愛華は言葉ではなく態度で返してきた。 ぎゅっ・・・と抱き返される感触になんだかドキドキする。 嗚咽が止んだと思ったら、今度はスーハー、と大きな呼吸音。 「ごめん、息苦しかった?」 慌てて腕をほどこうとしたら 「だいじょうぶ!・・・おねえちゃんの匂い、前と変わらない」 と言いながらもう一度わたしの匂いを嗅ぐのだった。 「愛華、勉強はどう?」 夕食時、わたしはなにげなくそんなことを聞いた。 「どう、って…普通だよ。そんなに難しくはない」 愛華はふたなりじゃない、ニンゲンだ。 違いがあるとすれば、彼女もイリーガルということ。 サキと似てはいる。要するにふたなりのフェロモンが効かない、らしい。 近親者はハナから問題外なので、わたしを使った検査はされなかった。 他のフェロモンを使った検査で、全て陰性だったらしい。 そのため生産校にも、普通校にも入れずに自宅で学習している。 「おねえちゃんと、愛華、どっちもどっちだね」 愛華は自嘲気味に笑った。 死んだ母には恨むことなんて何もない。 でも、どうして寄りによって両方ともイリーガルなのか。 結局、そのまま会話は途絶えてしまった。 母の仏壇に線香あげ、その夜は寝ることになった。 わたしの部屋は・・・愛華が掃除してくれたのだろう。 ほこり一つなかった。 帰省2日目 病院の前では、救急車のサイレンが鳴っていた。 学校でケガ人が出たとき、時々聞く音。 否応なく死を連想させる音。わたしは嫌いだ。 今日は病院に行き、母の亡骸に手を合わせた。 愛華が横にいる手前、泣かないと決めていた。 結局、先月写真で見たときからすっかり細くなってしまった母の手を見て泣いてしまった。 愛華はわたしが泣きやむまで傍にいてくれた。 大昔には葬式という儀式があったそうだ。 そして死んだ人はお墓とかいう石の下に埋められる。 話だけ聞くと妙なものだ。 いまの日本に故人の意味を残すのは仏壇ぐらいだろう。 仏壇の元になった宗教は途絶えて久しいけど、その意味や在り方は残っているんだ。 母の生きていた意味や在り方は、わたしや愛華で残していかないと。 自宅に帰ると時刻は22時を回っていた。 食欲も湧くことなく、そのままリビングで二人して眠りについた。 夢を見た。 わたしが後ろから愛華を乱暴に犯す夢。 フェロモンが効かないんだから、きっと無理やりだ。 なのに愛華は自ら腰を振っていた。 「愛華のここ、おねえちゃんならめちゃくちゃにできるんだよ」 夢には思えない明晰な声が聞こえる。 いいのかな、このまま中に出して。 帰省3日目 「な…そんな、バカにゃ……」 『おはようございます!本日は8月19日月曜日です』 端末からアラーム音声が鳴った。 オフにするの忘れてた。 病院の用事も済ませたのだから、アラームは必要ない。 母の弔いの直後から淫夢で目が覚めるなんて。 下着の感触は・・・当然、夢精しているわけで。女の子の部分もぐっちょりと濡れていた。 「あ~、もう・・・」 後悔と虚脱感が全身を襲った。どうにもだるい。 「えっ、おねえちゃん夢精、したんだ」 愛華は驚いたような、感心するような、よくわからない声音で言った。 どうせ洗濯するときにバレる。いま言っておいた方がお互いのためだろう。 「女の子の方も濡らしちゃったから、ごめん。 洗濯かごに入れる前に、軽く手洗いしとくから」 そういうと愛華は身を乗り出して 「いいから!おねえちゃんはお客さんなんだし、愛華がやっておくから!」 とまくし立てた。ヘンなの。一応、好意には甘えることにした。 「ところでおねえちゃん、どんな夢見たの?」 「夢精すんだからエッチな夢に決まってんでしょ」 「だれと?寮に恋人さんがいるとか?」 「わたしの体質知ってるでしょ。変な質問すんじゃねーわよ」 愛華としている夢だなんて、言えるわけがない。 昼。 洗濯機が止まっているのを確認したわたしは、愛華が昼寝している間に干してやることにした。 「愛華のパンツ、わたしのブラ、スカート・・・」 愛華のブラ、小さいなあ。わたしが愛華くらいの頃はもっとあったよ、おっぱい。 「・・・んあ?」 異変に気づいたのは全て干したあと。わたしのパンツが、なかった。 「愛華、キモくて棄てたりとかしてないよね・・・」 あの子は知識はあるだろうけど、実際にふたなりとしたことがあるわけでもない。 いざ実物を見たら・・・ってこともある。 ちょっと愛華の部屋をのぞいてみることにした。 「ん、っ、ひぁ」 わたしのパンツはあった。愛華の部屋に、愛華の手の中に。 寝てるか起きてるか確認して、パンツのことを聞き出そうと思ったのに。 いざ覗いたらそれどころではなかった。 「はぁっ・・・んっきゅ!・・・おねえちゃんのせいし、すごいぃ」 わたしのパンツに顔を近づけながら、自慰に耽っていた。 「匂いだけでぇ……あっ、イク♪愛華イクようっ!おねえちゃぁん!」 愛華が、わたしを? どうして?とかありえない、とかいろいろ考えたのだけど。 「っあぁ・・・」 それより先になぜか屹立してしまうわたしの一部に嫌になった。 ここに帰ってきてから、わたしはおかしい。 「おねえちゃん、そこにいるの・・・?」 「!?」 愛華の声を聞き、わたしは自室に逃げ出してしまった。 このままこの場に居たら、なにかが起こってしまうような気がした。 なにかって、なに? すぐにベッドの淵に腰掛け、ブラウスもパンツも脱ぎすてた。 当然身体の火照りを冷ますため。股間どころか胸も妙に熱いのに気づいた。 「……んっ」 走った時にブラウスが乳首に擦れてようだ。ブラ着けてればよかった。 「おねえちゃん・・・?」 足音と微かな声が聞こえる。わたしは耳を塞いで目をキュッと瞑った。 足音が大きくなりドアが開かれる音。愛華が入ってきたのだ。 両手の血流が流れるごう、ごう、という音に混じって 「おねえちゃん、どうかしたの?」 「お願い愛華、わたしには近づかないで……!」 「あっ…」 おそらくわたしのアレを見てしまったのだろう。 やばい、ドン引きされるでしょう、これは……。 ところが次の瞬間感じたのは腰が砕けそうな快感だった。 「うひゃっ!」 目を開けると、愛華がわたしのペニスをしゃぶりながら、女の子の方にも指を入れていた。 ちょ、膣とペニスの同時は弱いのに…じゃない! 「愛華、あんたなにやってんの!」 「じゅ・・・んぅ・・・んっ、んっ、んっ!」 愛華は聞く耳を持たないようで、貪るように頭を前後に降る。 ぬめっていて、あつい…。 経験がないわけじゃない。入れた事も、戯れに入れられたこともある。 でも、口の中なのに、なんでこんなに気持ちいいんだろう……。 「愛華、わたし、もう…」 「んっ…らひていいお?」 その喉の震えがとどめだった。 膣から愛液を手に、ペニスから精液を口に、二か所で愛華を汚したのを確認して、 わたしは気を失った。 帰省4日目 端末から電信の着信音が鳴った。 聴きなれた音。出ようとして腕が動かないことに気がついた。 よくよく見れば手首と足首に手錠が付いていた。 なんでこんな…。首を回すと自室のベッドの上にいるのだとすぐにわかった。 しかも全裸だ。 重力に負けた胸が肉まんのような形になっていた。 意識を失う直前から考えて、やったのは愛華。 「あそこになんか入ってるな……」 膣に埋まっているのは、おそらくバイブか。 それにしても着信音がうるさい…。 などと思っていると、ブツッという音とともに回線が開いた。 無理やり回線開く権限があるのは、ふたなりが持つものだけ。 「やほ、葵」 サキだ。多分そばにいる深雪の端末を借りたに違いない。 「……サキにモーニングコールを頼んだ覚えはないのだけれど」 「ママに頼んであんたの状態は大まかに把握してるの」 「はあ?」 「あのね、葵ちゃんと妹ちゃんの端末を……盗聴させてもらったというか」 深雪のふわふわした声が聞こえる。あの子じゃなかったらぶん殴ってるところだ。 「あんたがこうなるって事は全部わかってたのよ」 「全部…」 「そう、全部」 「……『全部』について、教えなさいよ」 いまのわたしなら眼だけで人が殺せるかもしれない。 「それを教えるのはあたしじゃないわ」 「愛華ちゃんは全部知らされているんだって。 その上で、サキちゃんのお母さんからの提案を飲んだって。ジッケンだって」 愛華が? 「今更説明する必要なんてないでしょう? ……そうそう、遠征先でニンゲンを孕ませたら期間延長の手続きできるの。 がんばんなさいねー」 通話が切れた。何もかも一方的だ。寮に戻ったら絶対泣かす。 そうだ。わたしもある程度感づいている。 わたしの体質も、愛華の体質も。 それでも、愛華本人の口から聞かされるのは駄目な気がした。 ぼんやりと天井を眺めていると、バイブが動き始めた。 膣の中を弱々しく、それでいて確かな震動が満たしていく。 「ああっ!」 それとほぼ同時にドアが開いた。その瞬間、わたしのペニスは猛々しく隆起したのだった。 わたしのブラウスを着た愛華はとつとつと語り始めた。 わたしの性的対象、愛華に唯一、強烈に効くフェロモンのこと。 ほとんど聞こえなかった。大体わかってんだし、別にいい。 それより、姉としてはこの屹立を妹の蜜壷に入れて子宮に子種を注いだ時の感触について…… 「って、なぁに考えてんのよわたしぃ……っ!子宮に子種、じゃねーわよ!」 「おねえちゃん、もう愛華の中に入れたくてどうしようもないんだよね……。 愛華も、おねえちゃんの赤ちゃんの素が中に欲しくて…っ!」 愛華の足はカクカクと震えていた。立つのもやっとなのだろう。 言い終える前にわたしの身体に跨り、ぶかぶかのブラウスの裾をまくりあげた。 「愛華、待って……愛華の言う通りなんだけど、落ち着いて……」 こんなの言い訳だ。これからわたし達がする行為を正当化するためだけの。 「もうダメ……いれ、ちゃうね」 ちゅぷ、と聞きなれない音がしてそこから蕩けるような感触が襲った。 「ふあぁぁああっ!」 声なんて抑えていられない。 「んっ、んっ……全部入った、よ?」 淫蕩な笑みで言う愛華の膣からは血が出ていた。 「そんなに、痛くないんだね……」 そう言いながら愛華は腰を上下に振り始めた。 右手はわたしのおっぱいに。 左手を後ろに回して、わたしの膣を埋めるバイブを出し入れするのも忘れていない。 「お、ねえちゃん、ずるいよね。ふたなりなのに、胸もおっきくて…」 同じくふたなりである友人の胸を思い出していた。 アレに比べればわたしなんて、まだまだ。D対Fじゃ勝負の基準が違うの、わかる? ぬぷっ、ずぷん、ちゅぶ、ちゅぷ…… ヴヴヴヴヴヴヴ…… 聞きなれない音のオンパレードなのに、わたしはその音がいやらしいことを知っている。 「愛華、まなかぁ、愛華の中、熱くって、絡みついてきてぇ…!わたし、わたしっ」 「おねえちゃんも気持ちいいんだ?じゃあ、愛華の中に出していいんだよ?」 バイブの音がさらにくぐもった。ニンゲンにおけるGスポット。 ふたなりはそこに精巣がある。 わたしはあまりの快感で、狂ったように愛華の子宮口を突き上げた。 「かっ―――っはあ、すごいよぉ!奥まで!奥まで来てる」 丸くてコリっとした子宮口の感じに、Gスポットへのバイブの振動に。 もういつ出してもおかしくなかった。 「愛華、わたし、そろそろ出ちゃうぅっ!……ぬ、抜かないと」 「そう、だね、お姉ちゃんの、抜かないと…ぁ♪ダメだよねぇ…」 そういいながら愛華の腰は止まらない。 さらには亀頭を子宮口に押しつけながら腰を回し始めた。 愛華は呪文のように呟く。 「抜かないと、抜かないと、抜かないと……」 そしてよだれを垂らしながら笑みを作り、 「抜かな……くてもいいよねぇ、おねえちゃん?このまま出しちゃえ♪」 「やっ、ふああああああああっ!」 どくっ、どくっ、びゅく、びゅびゅっ…… 愛華も一緒に絶頂に達したようで、 「ひゃあああうっ!」 と声を上げながら全身を弛緩させた。 ふとももとカクカクとさせながら、愛華は言った。 「な、中に出しちゃったね……これで妊娠かっくてーい。 もう、この肉穴はおねえちゃん専用だから、いつでも使ってどぷどぷ出して、いいよ」 手錠が外された。愛華は学習机に手を置き、お尻を突き出した。 「手錠外したから、もうおねえちゃんの好きにしていいよ……」 指であそこを広げながらそう言った。 中は精液やら愛液やら血やら、いろいろ混じってドロドロだった。 もう、することは決まっている。 ちゅぷっ…… 今度は聞きなれた音だった。 「ふぁああああん♪」 愛華が手で、学習机をかりかりとひっかく音が聞こえた。 結局六日目の夜まで、食事以外はずっと交尾に耽ることになった。 (サキに感謝しないと、いけないわね) 妙に冴えてしまった頭で、わたしはそんなことを考えていた。 「もっとぉ!おねえちゃぁん!ちゃんと愛華のこと孕ませてぇっ♪」 なんとなく、双子が生まれるような気がした。ふたなりと、ニンゲンの双子。 おわり
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伊藤 静(いとう しずか) 担当キャラ イネス・ローレンツ ネタ 別名:三咲里n。余談だが彼女はエロゲにも出演しているため絡みなどまでエロい。流石は三咲里nゲフンゲフンもとい伊藤静である。 イネスの会話がエロく感じるのにはそういう理由があるのかもしれない。 リアルの方でもガチの酒飲みで、酒による話題には事欠かない。酒によった勢いでバルバトスを呼び捨てにした事もある、お酒の力って凄い。そのせいなのか、酒飲みのキャラにキャスティングされる事が多い、ただの中の人ですよね。 カイル(アニメ版)の幼馴染の旧家のお嬢様。美貌でスタイルよく、料理も勉強もパーフェクトという、まさに理想の美女。 最初は全寮制お嬢様学校に通っていたが、のちにカイルの通う学校に転校。 「イネ姉」と呼ばれ慕われている。 ユーリは弟だが、しばしばろくでもないことをするため、得意技のアイアンクローでユーリに制裁を行っている。ユーリ「おねえさま……われて……しまいます…」イネス「大丈夫よ、割れるものならとっくに割ってるから♪」 空飛ぶ孔雀型機械生命体を乗りこなし、アニメのEDを歌うヒロイン候補(?)。ジョニーが司会を務める某朝の番組には中の人が何度か登場している。 七天七刀を携えた、世界に20人しかいない神の身体を持つ「聖人」の一角。女教皇。機械音痴なのとキレると態度が悪くなるのが玉に傷。部下に曲がった剣を使うユーリと槍使いのアリーシャがいる。 ヤッターでおなじみのヒーローの2号。ちなみにこちらは2000年以降のリメイク版で、1号はエスヴァニラ(クレストリア)。オリジナル版ではもちろん声優が違う。 ヒルダの仲間の火の魔女。巨大な鎌を振り回す。2の温泉バトルで僕の妖精(?)を連れてゲストとして登場するがボイスは無し。残念。温泉が進むにつれ僕共々強くなり、最後の温泉の強さは驚愕の一言。 ちなみに設定は温泉雑誌の覆面調査員という設定になっている。 温泉での強さは異常で、最も弱い最初の温泉でも秘奥義を喰らえば100%逝かされる。 対策無しに挑むと地獄を見る。 帝国貴族名家の次期当主にして、軍の戦災復興担当課に所属する軍人。若くして課の実働小隊の隊長を務める。部下はバイロクス、ユーリ、ルーク、パスカルなど。また、マオは次姉、ミキハウスは親の決めた婚約者。 とある名門(?)の無敵の生徒会長さま。現在のクラスメイトには、コハク、ジェイ、マルタ、クロエがいる。高所恐怖症で生徒会室から下を見ようとはしない。現在ジェイに対して恋愛感情を持っており、なかなか好意を表せないツンデレある。いつジェイを好きになったかは10巻を見ればわかる。分からなければ最初から見るべし。 ちなみに読者人気も無敵。圧倒的。2位のマーテル(PSP)、グリューネとは2倍以上の得票差をつけ、3連覇達成。つええ…メインヒロインである「はず」のマルタよりも人気がある。キャラソンの数も圧倒的で、「キャラソン」のみのアルバムを出せるほどの数。伊達ではないということか ソフィの近所に生息する目が大きい虎猫。外国猫語が喋れる国際派。ソフィの家の前でしょっちゅうソフィから餌(大抵賞味期限切れの食品)をもらっている パスカルが通う高校の麻雀部部長。本番では独特の打ち方をする。本番では悪い待ちしかこないため、それを利用した打ち方である。 一学年下の後輩にジェイ、二学年下の後輩にパスカル・フェニモール・マルタがいる。ライバル校にリタ・ルキウス・コリーナがいる。コリーナは彼女を知っているが当の本人は忘れている。 パスカル(TOG)が発足したギルドに出向したメカオタ通信士。コハクとはコレット関連で顔見知り。よく世話も見ていた。愛称が「シャーリー」のため、彼女もまた酢○呼ばわりであるとか…ちなみに本名は「シャリオ」なので混同しないように! 本局執務官であるコレットの補佐役であった。のちにエステルが補佐として彼女の後輩に。 また、敵としてコレットら管理局ギルドと敵対した。ノーマやコハクと姉妹でNo.VIIIだった。 No.XIIでもあり、No.VIIIとは双子的存在で全姉妹の中では最後発組だった。こちらはコレットの補佐や「8」と違ってイネス並のメロン。 四文字熟語しかしゃべらないマオと契約している戦技無双の舞踏姫。何故だか日常的にメイド服を着ている。マルタの教育係でもある。 超機械大戦ネオの(一応)ヒロイン。洗脳をドーナツで解く猛者。オリジナルの仲間にはサナトス、チェスター、アルバ。版権の仲間にはティベリウス、シャルティエ、スタン、ティルキス、ジーニアス、幼少リチャード、クレス、デミテル、ガイ他多数。 ジュディスに雇われてさる魔女の護衛(と監視)をしつつメキシコを旅していたが、次第に魔女と親密な関係になっていく。「仲良し夫婦」な実に良い百合である。フレンが保護対象に常に付き纏おうとする「変態」。ちなみにフレンの主人(?)はバイロクス。 クラトスは同業者(格上)で、イネスらの良き理解者でもある。 ロイドの妹で黒い靴を所有するエクソシスト。中盤でフ○ーザ様に髪を燃やされる。妹を溺愛する兄がいる、長い黒髪(こっちはツインテで途中短くなったりするが)、蹴りが滅茶苦茶強いなど、コハクと共通点が多い。イネスなのに。ロイドの巨大便利ロボ2号にマッチョに改造されそうになる。手術は免れたものの一時的に眠らされてしまった。マッチョ姿は半透明で表示されていたので残念ながらはっきりとは見えづらい。 他には、ファーストネームで呼ばれることを嫌うアスベル(ワルター)や、通称「馬鹿ウサギ」のセネルなど。 カイルの3番目の姉で職業は護身術講師。普段は家で飲んだくれている。姉(長女)はジェイ。 カイルの店の店長カロルの舎弟ゼファーを気に入り、押し倒そうとした…。 ユアン率いるオートボットの一員。青いバイクに変身する。メカニック&医者はカーレル。クモ女のリアラとは捕まって仲間を殺されるなど因縁の相手。 カイルの護衛も務める。カイルに関節技をかけたりしないし飲んだくれてもいない。当初は素っ気なかったが、回を重ねるにつれ護衛対象ではなく、親友・パートナーとして絆が深くなっている。深夜の特番ではどこぞのイェガー&リアラのバカップルぶりを発揮していた。 因みに歴代のイネス(の名の女性オートボット戦士)はピンク色だったが、こちらでは青。歴代イネスの中にはクロエがおり、初代はマルシアだったりする。 とあるブラスバンド部の前部長。 ある日突然主人公の家に宅配便で送られてきた土地神様。面白い事が好きな性格のためトラブルメーカーになることも多い。その上司はイネスに輪をかけて面白い事が好きだったりする。近親憎悪なのか仲は最悪。 神様の力を使いはっちゃけまくるテニス部の体験入部で某テニス漫画のパロディをやったり…。 野球部の体験入部ではまさかのバントでホームラン…イネス様ふざけすぎです…。 穿いてない・・・だと・・・!? ちなみにキャラソンも出している本人の歌声と相俟って非常に良曲である。 とある超名門財閥のお嬢様。主人公達にも気さくに接してくれるお姉さんである。 とある島で世界樹の管理人を務める謎の女性。別に世界樹と言ってもテイルズの外伝作品とは関係無い。 シンフォニアとファンタジアとも関係無いし、名前がマーテルでもない。 その正体は世界樹を管理するために生み出された人工精霊である。 魔力の強い者にしか姿が見えず寂しい思いをしていた。 主人公とメインヒロインとの交流によって楽しい日々を送るようになる。 紅茶を淹れるのが得意で彼女の紅茶は関係者全員が絶賛するほどの美味しさだとか。 ちなみに高所恐怖症であり鐘を鳴らしに行く際にいつもビクビクしている。 学園長曰く「イネスがいなくなったら島が崩壊する」とまで言わせている。 ちなみにこの会社の作品は世界観が繋がっており後の作品とは別世界のようで同じ世界である。 ミズガルズ図書館から派遣されたパラディンの女性で酒飲み。図書館から一緒に派遣されたメディックのデゼル、派遣先で出会ったハイランダーのユーリ、ガンナーのエルと共にギルドを結成し、世界樹の迷宮に挑む事になる。 こちらの世界樹もテイルズとは全く関係は無いが仲間のエルの名字が攻略王と同じである。 料理好きではあるが、腕はテイルズ的に表現すれば××料理人レベルで特典漫画で彼女の料理を食べたエルがリバースするほどである。 絶滅危惧種に認定された古風で物静かな大和撫子。もの凄い内気な性格で他人と話すのに慣れていないらしくちょっとした事ですぐに俯いて真っ赤になってしまう。 武芸に秀でておりとある学園のフローレスの「ミレディ」。趣味は読書で何でも読むが特に「自由な恋愛」をテーマにした作品がお気に入り。 オオカミ少女(比喩として)。荒っぽくとげとげしいが内面はとても女らしい。スタイルはいいが超貧乳。腹黒でロリな赤ずきんちゃんカノンノ(RM2)が親友。かつてクロノスにレイプされかけそのことを誰も信じてくれなかった(犯人が見かけは優等生だったため)ために荒っぽく振舞うようになったが、対人恐怖症で視線恐怖症の少年に一目ぼれされたことが切っ掛けで少しづつ丸くなっていく。 学校である組織に属しており、変装がうまく女装すると声がRM2の女あたま1になる頭取にその従姉妹でまじめな秘書コリーナ、人に恩返しすることが生きがいの眼鏡メイドグリューネなどがいる。 少年の叔母に売れっ子少女小説家ロレッタがいる。彼女の夫はRM2の男あたま10である。 他にはカノンノと張り合っているロリな先輩マルタや恋人に一途に尽くすキュッポ、クロノスの愛人エステルなどがいる。 ゲーム版では「やめたげてよぉ!」で有名のトレーナーアニメでの手持ちポケモンはマオとマイソロ3あたま。 パパはバイロクスである。 荒野を行く賞金稼ぎ、口癖は「遺言があったらどうぞ」 カイルとモーゼスの同級生でカイルに片思いされている。天然気味で、カイルに起こった怪異もあっさり受け入れるくらいキャパシティが広い。 実は「両親以外の関わった人を不幸にする」という特異体質(例外はモーゼスくらい)。そのためにカイルは不幸な目に度々会い、ついにはあの世に行きかける程の重傷を負うことに(別要因もあったが)。その後彼を助けるために彼の傷を引き受け真実を語り去ろうとしたがカイルの言葉に救われた。 後に消えたヒルダを待つ事を選んだカイルと年1でしか直接会わないという約束をし、別な人と結婚した。 アダイ村出身の大グレン団メンバーで幼少ジェイド(TV版)の双子の妹。同郷の出身にルキウスがいる。最初は非戦闘員だったが、後に幼少ジェイド(TV版)と共にシングの愛機の量産型のパイロットとなる。 ジオン残党軍である「インビジブル・ナイツ」に所属するパイロット。ここでは仲間から愛称で「ヒルダ」と呼ばれている。 木星帝国総統だったローエンの後妻。そして新総統であるオックス兄弟の姉。弟達が企む「神の雷」計画を止めるため脱走した所を海賊のティトレイ達に助けられ、行動を共にするが実はオックス兄弟に自分の心を読まれており知らずのうちに情報を与えてしまっていた。それに気付き自暴自棄になりかけるが、ティトレイと影のオックスの戦いで全て読まれていたわけではないことを悟る。 決戦ではその事を含めた情報撹乱のため司令官に任命され、死闘を繰り広げ計画の要であったコロニーレーザーの破壊に成功。だが光のオックスに致命傷を負わされ、そのままティトレイと光のオックスの決戦を見届けた後崩壊するコロニーレーザーからティトレイを助け、死亡した。 ちなみに恋をすると兄弟からは心が読まれにくくなり、ティトレイからはかつての恋人の雰囲気を感じ取っており心惹かれていた。そして助けられたティトレイは…。 世界蛇計画を実行した武器商人。ドラマCD版ではコハクだった。彼女を守る傭兵部隊にルーク(幼少期・アニメ版)、ユージーン、ヒルダ、フォレスト、ロイド、ポッポなど。ヒスイは兄であり同業者。 ソフィやパティ達ゲーム製作部(仮)と対立する(本物)ゲーム製作部部長。ソフィも元はこちらの部員だったが孤立していた事に怒ったパティによって部が半壊し、それを彼女が復興させた。ゲーム製作部(仮)にいる不良のロイドに好意を抱いていて色々アプローチをするも、空回りしてうまくいかない。その様子から、本作のメインヒロインはソフィではなく彼女を押すファンも多いとか。 文化祭でのゲーム対決以降ソフィ達との関係もある程度修復し、ジェイ達部員よりもソフィ達といることの方が多くなった、ロイド目当てというのもあるが。そのためにゲーム製作部(仮)がらみの事件に巻き込まれることもしばしば。 彼女と言えば巨乳。ロイドの堅い髪が刺さる、ソフィに突かれる、きついジャージを無理やり来たためにチャックが弾けるなどなど、ネタに事欠かない。 ローレンツ斬(引っ掻き)なる奥義の使い手。パティ「奥義・ローレンツ斬とは名門ローレンツ家に伝わる最秘奥義。胸を上下運動することにより腕を高速の速さで動かして敵を倒す技である。だがこの技は巨乳の者しか習得できないため、歴代のローレンツ家当主であっても男や貧乳は習得できない幻の技であった、って…きっとそんな感じだな。」 イネス「勝手な設定をつけるなー!!」 「ローレンツサンダー」なる技も周囲の妄想の中で使っていた、その時はもちろん魔女っ子衣装で。 二代目金星の戦士。喋る白猫を連れている。 ちなみに一話から登場するため実質的に最初のセーラー戦士である。 和の雰囲気漂う場所で主として暮らすメデューサのモンスター娘。アルヴィンにおばさん呼ばわりされるわ他の主要キャラにディスられるわと扱いは酷い。 マルコを懐柔しようとするも失敗する上に結構な酷い目に逆に遭わされる。メデューサなのに和のイメージというのはある意味ギャップである。 カイルが担任の落ちこぼれE組の英語担任となった東欧の殺し屋。カイル暗殺のために生徒達をないがしろにしたため嫌われたが、カイルの提案で不器用ながらもE組に打ち解けていく。東欧出身で苗字からついたあだ名が「ビッチ先生」、どちらかというと本人のいやらしい性格からこう呼ばれている側面が強いが。 副担任のアルヴィンに度々アプローチするも、そのきわどい言動から相手にされていない。終業式の時は他の組には存在を秘匿されているカイル共々来るなとアルヴィンに言われてふてくされていた。 最近は艦娘にもなったらしい。担当しているのはアメリカ空母と駆逐艦。 ちなみにその駆逐艦は現在実装されているのが長女はグリューネ、三女はパライバだったりする。 全部実装されるのは何年かかるか分からないが、グリューネ、イネス、パライバ姉妹とか凄いな…。 ミッション系お嬢様学校に通う女子高生。見た目はボーイッシュで「ミスター」と呼ばれる事もあるが、女子力は非常に高い。剣道部のエースで、二段の段位を所持している。 従姉妹であるティポと「姉妹」の契りを結んでいる。「お姉さま」はロレッタで、ティポとロレッタの板挟みになる事も多い。 リーガルの孫娘とコハクの妹がキャンプ先で出会った飲んだくれねーちゃん。これでも教師だが、仕事中にノンアルコールビールなら飲めるのではとか考えたりするダメな人。んで赴任先で部の顧問にならなければならないと言われて乗り気じゃなかったが、コハクの妹と再会、彼女が所属する野外活動サークルを知って顧問を引き受ける。 普段はおとなしそうだが、飲んだくれると周囲に迷惑をかけるほどではないものの別人のようになる。通称「グビ姉」 酒が絡まなければまともで、キャンプ先で凍えそうになったリンウェル達部員を連れ戻しに行ったり顧問らしいことはやっている。 ダークサイドに堕ちる前のリチャードの元弟子だった。半人前ながら一流のジェダイ顔負けの実力を持つ。弟子だった彼女がジェダイ評議会から受けた扱い、そして彼女が弟子から離反したことがリチャードの闇堕ちの大きな一因の一つにもなっている。 ロクロウと共に行動する謎のレプリロイド。その目的はライブメタルモデルマクスウェル(エクシリア)を巡るもの。 ロクロウとは命を共有しておりロクロウが死ぬとイネスも死ぬ、実際コンビで戦う時のライフは共用。 ただ続編が絶望的になっているせいで、結末は見られそうにない。 フィットネスRPGの輪っか。物語の狂言回し兼フィットネスのトレーナー役。なお発売当初は男性ボイスしかなかったが、アップデートでイネスボイスが追加された。 「灰色の悪魔」の異名を持つ傭兵で賊から3人の少年少女を助けたことで士官学校の新米教師になる。精神世界に「はじまりのもの」を自称する少女・モアナを宿している。 父はリーガル。職場の上司にフィリア、ジェイドがいる。最近では大乱闘特別版に参戦した。手ごわいシミュレーションゲームシリーズの出身ではリオン、カイルなどもいる。 シャルルが主人公の無双では士官学校に赴任せずに傭兵を続けている。条件を満たせばシャルルと共闘できるが、完全に敵対する道を選ぶと最大の敵として立ちはだかる。 炎の紋章暗黒竜の盗賊スレイの弟分(重要)。スレイを兄貴と呼んで慕っている。 能力としてはスレイの兄貴の完全下位互換。活躍させるにはプレイヤーの愛情が必要。 アニー(メルクリア)が恋している女子大生。(二代目)メルクリアはイネスの前だとものすごくかっこつける。映画ではイネスを模したメルクリアの落書きが登場。古参の救いのヒーロー・カルセドニーと共に「4人の勇者」として活躍した。ただ、画力が追い付かなかったのか見た目は似ていない。ついでに「メルちゃん好きよ」としか喋れない。 父ローエンは小説家。豪胆なタイトルと作品の主人公に反して当人は心配性。 魔王コングマン直属の拷問官。捕らえた人間の姫に拷問…と称してうまい食事で釣り、王国の秘密を聞き出そうとする。こうして聞き出された情報は上司マーズを通してコングマンに報告されるが、彼女自身やコングマン含め魔王軍自体そもそも人間と敵対する気がないので全く活用されない。 他にも拷問をヘイズ(姫様の聖剣の手入れ)、アリーシャ(マッサージ)、シャルル(遊びに連れて行く)が担当することも。拷問って…。 元最凶ヤクザ・ザビーダの妻でバリバリのキャリアウーマン。その一方で家事は苦手。警察がモチーフの魔法少女アニメが大好き。 刃の女王では高所恐怖症な生徒会長っぽいピンク髪の海賊。彼女もイネスや「12」の人並なメロン娘…しかしこの作品には超爆乳なリアラが。
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機娘乱劇オーバードライブ 立ち読み版 プロローグ 人々の怒声、甲高い悲鳴、半狂乱の泣き声。それらがあっという間に街を埋め尽くした。どこからともなく現れた異形は、あるモノは昆虫にも似ていて、あるモノは獣にも似ている。様々な形のソレに共通するのは、人間を捕食する習性を持つ、ということだった。 それらは俗に魔と総称されている。一目ですぐにこの世界に相容れない異物と判るためか、自然とそれらの存在は魔と呼称されるようになったのだ。 人がそれらを魔と呼んで恐れるのは、例えば色彩が自然でなかったり、サイズが普通でなかったりといった、目に見える判りやすい理由だけではない。判りやすくいうなら、得体の知れない恐怖、嫌悪感、憎悪など、負の感情を否応にも刺激されるからだ。 せき止めていた水が溢れるように魔が街を埋め尽くす。紫と深い藍のまだらに覆われた巨大な蚯蚓(みみず)のような魔が地を這い、刺だらけの口で逃げ遅れた人間の足を噛む。悲鳴を上げた者は足、腕と末端から徐々に食われていく。途中で失血死出来ればまだ幸せかも知れない。だがこの蚯蚓(みみず)型の魔は生きた人間の脳を好物としている。口から放つ液体は強力な止血効果や覚醒効果を持っており、魔に喰われかけた人間は最期まで意識を保ったまま、喰われる恐怖によって意識を蝕ばまれ、発狂寸前まで到達させられる。そこまでいって、ようやくこの蚯蚓(みみず)型の魔は、頭蓋を割って中身を啜るのだ。 狼や豹に似た獣型の魔や、蜥蜴(とかげ)や小型の肉食恐竜に似た爬虫類型の魔のやり口も大差はない。人々を嬲るように襲って動けなくしてから、まずは腸(はらわた)を喰らい、覚醒効果を持つ唾液で意識を保たせたまま、頭蓋を噛み砕いて脳を喰らうのだ。 悲鳴や怒号がひときわ大きくなる。十数メートルほどの体躯の巨大な獣型の魔が現れ、建造物を破壊し始めたのだ。新たに現れた大型の獣魔は、小型の魔のように、人間を手足や内臓から丁寧に解体しながら喰うような非効率な事はしない。鋭く大きな牙で建物や車を齧りながら人を丸呑みしていく。 大型の魔には、巨大な触手を建造物に巻きつけ粉砕しながら人間を体内に取り込んでいくモノや、竜巻のような空気の渦で建造物を粉砕し体内に吸い込むモノなど、様々な形のモノが確認されているが、体内にとりこんだ人間がどうなるのかは解明されていない。だが大型の魔も可能な限り、人を生きたまま体内に取り込もうとする性質がある事が判明している。となれば、巨大な魔の内部では、小型の魔に喰われるのと同レベルの捕食行為が行われている可能性が高かった。 大型獣魔によって街が瓦礫と化すまでには、そう時間は掛からなかった。最後に残ったショッピングモールを地下まで抉って人を飲み下す。餌に出来る人間が居なくなったためか、大型獣魔は今度は周囲の小型の魔に矛先を向けた。 魔には基本的に共食いをする習性は無いのだが、人を食らった直後だけは違う。他の魔が得た栄養素を奪い取ろうとするかのように、その時だけ共食いを行うのだ。小型の魔が人を喰らうのに時間をかける事。そして人を食った魔どうしで共食いする習性を持つこと。そのおかげで、魔の最初の攻撃を逃れる事ができた者は、避難に必要な時間を得ることができる。 蚯蚓(みみず)型の魔を獣型の魔が喰らい、獣型の魔同士が死闘を繰り広げる横合いから、大型の獣魔が争っていた魔を地面ごと丸呑みする。魔の大発生から数時間後には、街だった場所には、大型獣魔と、人を食いそびれたために大型獣魔の餌となることを逃れた、ある意味幸運な小型の魔しか残っていなかった。 やがて生き残った小型の魔はゆっくりと辺りをうろつき始め、大型獣魔は眠るように動きを止めた。その上空を小さな航空機が通り過ぎる。この国の軍事組織が装備する、無人偵察機だった。 この無人偵察機は、兵器を用いて大型獣魔を倒すために飛んでいる訳ではない。大型の魔は休眠状態に入ると、刺激せずに放置しておけば、長くて十日程度で消え去ってしまう。逆に、爆撃や砲撃を行なって刺激を与えると、何のダメージも与えられないどころか、パワーアップして行動が活発化し、さらなる被害を招くことになる。無人偵察機は大型獣魔が休眠状態に入ったことを確認すると共に、その位置を正確に記録するために投入されているのだ。 何機かの無人偵察機が空を横切り、日も暮れた頃、魔が徘徊する廃墟に数人の人影が現れた。全員、この国の軍人が着る緑色の迷彩服を着込んだ軽装備の女性だった。しかし、なぜか、彼女達が着ている迷彩服は、戦闘服では無く薄地の作業服だった。 迷彩服の女性達は慎重な足取りで、まずは小型の魔に近づいていった。だが小型の魔は彼女達に反応する様子は一切なく、完全に無視して通り過ぎていく。彼女達は頷きあうと、今度は大型獣魔に迫った。 迷彩服の女性達たちが近づいても大型獣魔は休眠状態を解く様子はない。近づいた彼女たちは散開して四方から取り囲むように配置につくと、大型獣魔を観察しはじめた。彼女達はカメラなどの機器は使用せず、何故か左手を股間部分に添えていた。股間に添えたられた指は、敏感な突起があるはずの部分を、つまんでひねったり、押し込んだりという動きを繰り返している。彼女達の表情は真剣そのもので、股間をまさぐる指の動きはまるでスイッチを弄っているかのように規則的で、自慰を行なっている風ではない。 迷彩服の女性達による大型獣魔の観察は十数分ほど続いた。観察を終えた彼女達は再び集結すると、次に街の被害状況の確認を始めた。街のあちこちに散らばる無残な遺骸を見つめる彼女達の表情は沈鬱だったが、冷静さを失う事はなかった。ショッピングモールだった場所にさしかかった時、中の一人が驚いたような表情で瓦礫の一角を指さした。 「あそこ、見て」 ショッピングモールの地階の隅だった場所の瓦礫に埋もれるようにして、震える一人の子供の姿があった。子供の周囲に落ちているのは瓦礫だけではなかった。千切れた誰かの腕、誰かの頭、誰かの足……そして真っ赤な血だまりが子供の前にあった。ただ一人生き残った子供は虚ろな眼差しでそれらを見つめて黙っていた。強い衝撃を受けて子供の精神状態が希薄になったため、魔に気付かれなかったのだろう。 しかし、迷彩服の女性の一人が声を上げた事で事態は急変した。子供の瞳が感情の色を取り戻すと、近くをうろついていたいた狼のような姿をした魔がぴくりと反応したのだ。子供を発見した迷彩服の女性が舌打ちをして、驚くほどの機敏さで子供の傍に駆け寄り手を差し伸べる。 「もう大丈夫よ、こっちへ!」 迷彩服の女性は鋭い声でそう言って片手で子供を抱き上げると走りだした。 「要救助者確保! 小さな女の子です!」 子供を片腕で抱き抱えて走る女性が、近づいてきた仲間に告げた。 「観察対象に動き無し。貴官は要救助者と共に全速で拠点へ帰投すること。送り狼に対する迎撃要請はこちらから出しておく。武運を祈る」 「了解しました」 近づいてきた仲間は迷彩服の女性達のリーダーだったようだ。子供を抱えた女性は命令に従い、仲間から離れるように走った。大型の獣魔を起こしてしまうという最悪の事態は避けられたようだが、狼型の魔は子供を追ってくるだろう。迷彩服の女性達は、小型の魔が相手なら対抗できる手段を持ちあわせていたが、この場でそれを実行するには大型獣魔を起こしてしまうというリスクを伴う。少なくともそのリスクだけは避けなければならない。 「しっかり、しがみついていてね」 子供は迷彩服の女性が自分を助けようとしてくれていることを理解したのか、黙って頷き、力を込めて彼女にしがみついた。それを確認して女性はスピードを上げた。彼女の走行スピードは驚くほど早い。野生動物並の加速力と、バイク並みの最高速度を兼ね備えているようだ。柔らかな女性の胸に顔を埋めようとした子供が違和感に気づいたように驚いた顔をして頭を上げた。女性の胸の内部には金属のような硬い感触があった。 「おっぱい、かたいよ?」 怪訝そうな表情でそう告げる子供に、迷彩服の女性は苦笑しつつもすぐに返答はしなかった。真実を安易に告げ、子供に万が一でも暴れられると困る。だが黙っていると逆に不信を招く可能性もある。女性は逡巡した後、子供の問いに答えた。 「わたしの身体は、実は機械で出来ているの。でも、だからこそ、こんなに速く走れるのよ」 「きかい? すごい!」 そう言って、子供は再び迷彩服の女性の胸に顔を埋めた。子供は彼女が機械だということを疑いはしなかったようだ。ひょっとしたら子供なりに機械だから強い、などと勘違いしたのかも知れない。 子供を抱いた迷彩服の女性は舗装された幹線道路を逸れ、彼女が配備されている部隊が拠点としている場所へ向かった。彼女を追いかけてくる文字通りの送り狼である狼型の魔を迎撃する体勢は既に整っていた。迷彩服の女性は、体内に搭載された通信機で受信した命令に従い、速度を落として道の両脇に設置された機関銃座の間を通り抜ける。 二つの銃座から一斉に銃弾が放たれる。小型の魔に対してなら銃器も威力を発揮する。人間相手ならかすっただけで致命傷を与えることが可能な機関銃弾が命中して、狼型の魔は地面に倒れ込む。致命傷を負ったかに見えた狼型の魔だが、傷がすぐさま回復し始める。しかし、回復するより先に機関銃弾が次々と命中する。数十発の銃弾を浴びてボロボロになった狼型の魔はあっけなく消滅した。 迷彩服の女性が速度を落として数分進むと、拠点である天幕群が現れた。歩哨の敬礼を受けながら、彼女は通信で命令された通り、軍医が居る天幕に直接向かった。 子供を抱いたまま、未舗装の足場の悪い道を高速走行したために、迷彩服の女性の駆動システムには想定以上の負荷がかかっていた。予定に無い行動を取ったために燃料の消費も激しく、ただちに整備と燃料の補給を受ける必要があった。しかし『新型偵察車両』として開発された彼女のような存在が、実際に軍の部隊に配備され、運用されたのは今回が始めてだ。なんらかのトラブルが発生するのは想定内の事態だった。不具合があった部分は今後、改良していけば良いのだ。 『新型偵察車両』である女性は、衛生兵に子供を預けると、子供と別れ、整備を受けるために、彼女の製造元の企業から派遣されている技術者の元に向かった。 子供は意外なほど元気で、怪我もなく、出された食事をぺろりと平らげた。しかし、身元に関する質問をされると不思議そうな表情で判らないと答える。完全に記憶を失っているようだった。汚れた衣服を脱がせた時に、意外な事実が判明した。髪が長く、綺麗な顔立ちをしているのでてっきり女の子だと思われていた子供は、実は少年だったのだ。 明らかな急性ストレス障害の症状を示している少年に、軍医は精神安定剤と睡眠導入剤を与え寝かしつけた。救助された時の状況から考えて、少年は孤児になっている可能性が高いと軍医は考えた。場合によってはこのまま記憶を戻さない方向で治療をした方が良いかもしれないとカルテに記した。軍医の所属するこの部隊は『新型偵察車両』の運用を行うために編成された特殊な部隊だった。少年をこのまま保護することはできない。軍医は正規の救助部隊へ連絡し、少年の身元の確認と、緊急援助医療チームへの引渡しを行うべく手配した。 翌日になって、無事に避難出来た人数は街の総人口の五割を切っているであろう事が判明した。最近の魔の襲撃事件の中では犠牲者の比率が異常に高かったが、今回初めて投入された『新型偵察車両』による調査の結果、街の人口を上回る数の魔が出現した事が既に判明しており、五割も生き残ったのは奇跡に近いと判定された。恐らく街全体で魔に対する避難訓練を欠かさず行ってきたことが功を奏したのだろう。 避難民を受け入れた近隣自治体の避難所には医療施設もすぐに併設された。重傷者や急病患者は病院に搬送されるが、避難した人々の殆どが魔によって人が喰われる凄まじい光景を目の当たりにしている。この医療施設は避難民に心理的な治療やケアすることを主目的に設置されたのだ。 特殊部隊から医療施設に移された少年の身元は、あれだけ特徴的な容姿であるにも関わらず数日たっても判明しなかった。医療施設の医師は、特殊部隊の軍医がカルテに記した通りの方針で少年に心理的な治療を施す事を決意した。 それから更に数日後、今回の魔による襲撃事件で孤児となったと思われる子供達は、各地の施設などに引き取られることになった。『新型偵察車両』に保護され生還を果たした少年は、この国で最大手の製薬会社の経営する児童保護施設に引き取られる事になった。 その製薬会社は、魔の体液などを元に新薬を作り出しているなどという後ろ暗い噂が絶えない企業だった。少年の受け入れ先となる児童保護施設も人体実験を行なっていると、まことしやかに噂されていた。 その噂を裏付けるかのように、少年を引き取るために医療施設に現れたのは、社会常識も知らないような、白衣を着た若い研究者だった。全国を巡り魔に痛めつけられた避難民を治療することを生業に選んだ医療施設の人々と、後ろ暗い噂の絶えない大企業をバックに研究を行なっている研究者の男は相容れない存在だった。何故なら医療施設を訪れた研究者は小型の魔さえ一匹たりとも出現することがなく、それ故、住人の誰もが魔と無縁の生活を送ることが出来る……聖域(サンクチユアリ)とも呼ばれ金持ちの集まる街と噂される、清陵(せいりよう)市で生まれ育っていたからだ。 医療施設の人々はそんな男に少年の身柄を引き渡して良いのだろうかと考え、だが同時に命令には逆らえないことも判っていた。研究者が持っていたのは正式な身柄引き受け書類であり、それはもう既に少年の行く先が決まっていることを意味していたからだ。 こうして少年は、白衣の研究者と共に清陵市へと旅立った。 【第1話】とりあえずはカラオケで 隣のクラスのとある女子……同じ学校の生徒だけじゃなく、他の学校の生徒も密かに狙っているという噂の美少女が、手ひどく振られたという話で教室は賑わっていた。と言っても、卒業式を間近に控えた教室にはクラスメイトはまばらにしかいない。 中高一貫に近い制度を持つこの私立中学の生徒の大半は、内部受験で高等部に進学するため、オリエンテーションだの説明会だの部活動の見学だので高等部の校舎に通うことの方が多いためだ。 教室に残っている生徒の七割ほどはスラックスを穿いている。別に男子生徒が多く残っている、という訳ではない。この学校の女子制服はスカートだけでなくスラックスも用意されており、とても寒い二月の半ばともなれば、女子生徒でもスラックスを穿(は)いてくる者が増える、という訳だ。 憂鬱な気分で机に突っ伏していた大塚(おおつか)陵(りよう)はのろのろと頭を起こした。 「やけにテンション低いな、アヤちゃん」 「何度も言うが、俺の名前はアヤじゃなくて陵! 綾(あや)って字は糸偏(いとへん)だ!」 前の席のクラスメイトが言うことにむきになって言い返してから、陵は深々とため息を吐いた。えー、と不満顔をしたクラスメイトが陵の頭を何故か撫で回す。陵は不機嫌な顔でその手を邪険に振り払った。 「なでるな!」 「いやほら。威嚇してる猫は逆に構いたくなるという習性が」 訳の判らないことを言いながらクラスメイトが笑うのを見て、陵は更に不機嫌な顔になった。アヤちゃんだの猫だのと好き放題に言うのは、目の前にいるこいつだけじゃない。友人のほとんどは陵のことをまるで女の子のように扱ってはからかうのだ。陵はふて腐れて横を向き、ため息を吐いた。 「それで? あいつ、何で振ったんだよ」 「あー。何かブスだから振ったとか言ってるらしいけど?」 「ぶ……す?」 信じられない言葉を聞いて陵は目を丸くした。頷いたクラスメイトがさりげなく教室の隅に目をやる。そこには陵たちとは別の男子のグループがいた。その中に噂の少女とデートしたらしい問題の男子生徒を見つけ、陵は顔をしかめた。 「あいつ、清陵(せいりよう)行くって噂だけど」 「うえ。マジで?」 「あの野郎、成績だけは良かったからな」 潜めた声でそんなことを話している間に、問題の男子生徒が席を立ち、さっさと教室を出て行ってしまう。男子生徒の名前は名倉(なぐら)隆史(たかし)という。授業中に堂々と寝ていたり、エスケープしたりするため、クラスでも問題児扱いされている生徒だ。一部のクラスメイトは触らぬ神にたたりなし、といった感じで隆史のことを完全に無視していたりもするのだが、当人はそうされることを別段何とも思っていないらしいとも聞いたことがある。 うえー、と舌を出してから陵は目の前の席のクラスメイトに向き直った。 「名倉が行くんなら、俺、進学先変えようかなあ」 「え、そりゃもったいないだろ」 驚いた顔で言われ、陵はそうだよなあ、と小声で言ってため息をついた。私立清陵高等学校は全国的なレベルで最難関校のひとつと言われている全寮制の私立高校だ。 この学校で内部受験に落ちるほど成績が低い陵が受かるはずがない。専願なら確実に受かる別の私立高校を受けた方がいい。などと渋る担任教師を拝み倒して、陵は清陵高校を受験した。両親はそれで気が済むなら構わない、と受験を許してくれた。 最初は反対していた担任教師も、陵が真剣に受験勉強を始めたのを見て協力してくれるようになった。本音は、これだけ真剣に勉強しているなら、学力が上がって公立高校の受験に落ちる事はないだろうという考えだったようだが。 だが奇跡は起きた。試験結果発表の日、清陵高校のサイトに陵の受験番号が記載されていたのだ。そして昨日、陵の自宅に入学手続きに関する書類が郵送で届いた。その書類には学生寮の案内パンフレットも入っていた。間違いない、本当に合格したのだ、と陵はパンフレットの入った封筒を見て改めて実感した。 「清陵なら学生寮に入ったら地下鉄乗らなくて済むし」 「おまけに結衣ちゃんとも一緒だし?」 にやにやと意味ありげに笑いながらクラスメイトが言う。陵はふて腐れた顔をして横を向いた。結衣(ゆい)ちゃん、というのは教室内で噂の的になっている美少女の名前だ。フルネームを及川(おいかわ)結衣(ゆい)という。 「死ぬほど勉強してやっと受かったんだし?」 「ああ、そうだよ! 悪かったな、バカで!」 「いや、アヤちゃんはバカじゃなくてやれば出来る子だったんだよ」 よしよしと笑いながらクラスメイトがまた頭を撫でようとする。陵が憮然(ぶぜん)として立ち上がって避けると、タイミングよく休憩の終わりを報せるチャイムが鳴った。 班ごとに決められた掃除場所に向かいながら陵はため息を吐いた。オリエンテーションで内部進学組がいない今日も、なぜ、わざわざ掃除までしなければならないのだろう。西校舎の階段に辿り着き、陵はさっそくほうきでごみを掃き始めた。 そもそも地下鉄がいけないのだ。今朝の登校時もまた阿呆な痴漢が勘違いして触ってきたことを思い出しつつ、陵は淡々と掃除を進めた。踊り場でいったん、ごみをちり取りで集めてごみ箱に突っ込む。おしゃべりをしながらモップで階段を拭く女子生徒をちらりと見やってから、陵はまたため息を吐いた。 今朝は最悪だった。痴漢に遭遇し、いつものごとく勘違いしている奴に向かって怒鳴りつけようとしたところに、たまたま結衣がいたのだ。どうやら痴漢被害を受けた現場を目撃されてしまったらしく、結衣は真っ赤になっていた。今朝のことを思い出しながら陵はぎりぎりと歯軋りをした。ちり取りを持って構えてい男子生徒が怪訝そうな顔をする。 「おい、アヤちゃーん」 「アヤじゃない! 俺は陵だ! 綾は糸偏だ! ちょっと背が高いからっていい気になるなよ!」 我に返った陵は喚き返してわざと乱暴にほうきを動かし、ちり取りにごみを叩き込んだ。うわ、と慌てた声を上げた男子生徒が恨めしそうに陵を見おろす。 「いや、オレもそんなに高くねーだろ。普通じゃん。それにアヤちゃんは、それくらい身長あれば充分だろ」 「そこ。騒いでないでさっさとしてよ。拭けないでしょ」 階段にいた女子生徒が文句を言う。陵は、春の身体測定から三ミリだけど伸びたもん、と呟きつつ涙目になりながら、男子生徒から離れて仕方なく掃除を再開した。 担当教師に掃除が終了したことを報告し、教育用(スタディー)端末(タブレツト)に電子はんこをもらってから陵は帰途についた。地下鉄に乗らなければならないと思うとうんざりする。最寄り駅に向かう陵の足取りは自然と重くなった。この時間帯の車両は朝ほど混雑しているわけではない。主な乗客は学生だというのに、何故か陵は痴漢の標的にされる事があるのだ。 ふと足を止めて南の方に目をやる。そこには小高い丘があった。その丘に建っているのが清陵高校だ。小高い丘の上にある清陵高校を仰ぎ見て陵は目を細めた。立ち止まった陵の傍を同じ中学校の生徒が通り過ぎる。 三月末までに寮に入るんだっけ。入学手続きの冊子に書かれていたことを思い出し、陵は思わず表情を緩めた。 清陵高校の建つ丘の斜面には、高級マンションのような外観の真新しい学生寮が建っている。以前は一棟しかなかったのが、数年前に全寮制へと移行するにあたって増設されたのだという。今では男女別、寮費のランク別で数棟あるらしい。 学生寮に入ってしまえば、もう不快な痴漢にあうこともない。そしてその現場を結衣に見られることもないのだ。陵はぐっとこぶしを握りしめて一人で頷いた。 一人で力を込めて頷いていた陵は、ふと視線を感じて目を上げて硬直した。何故か傍に結衣が立っている。 「おっ、及川さん!?」 陵は驚きの余り、ひっくり返った声で言った。 「あなた、大塚くん、よね?」 澄んだ声で結衣が問い掛ける。陵は緊張に身をかたくしつつ、慌てて何度も頷いた。まさか名前を覚えてもらっているとは思わなかった。嬉しさに舞い上がりそうになりつつ、陵は慌ただしく周囲を見た。幸い今は、陵を熱心にからかってくれる悪友連中の姿はない。よし、と心の底で気合いの声を上げ、陵は改めて結衣に向き直った。 今日の結衣は長い髪をポニーテールにまとめている。目はぱっちりとしているし、顔立ちだって悪くない。いや、それどころか。どこから見ても可愛いと言っていいだろう。今はコートを着ているため目立たないが、スタイルも抜群に良い。手足もすらりと長く伸びて、黒いソックスにくるまれた足首は手折れそうなほど細い。レディスコートの裾とニーハイソックスの間にちらりと覗く数ミリの絶対領域が眩しすぎる。 なのに何で隆史は結衣のことをブスなどと言ったのだろうか。教室で聞いた話を思い出しつつ陵は内心で首を捻った。 「う、うん。そうだけど、なに?」 思い詰めたような表情をしている結衣に陵は自分からそう訊ねた。 「あの……!」 思い切ったように言ってから結衣がうつむく。それを見た陵は目を丸くして息を詰めた。 このパターンは! これまでに見たアニメや漫画、それから悪友連中から仕入れた情報を参考に陵は一つの答えを出した。このパターンはもしかして恋の告白なのではないだろうか。そう考えた陵は緊張しきり、耳まで真っ赤になった。 「え、えっと! あの、ここで聞いてもいい話?」 周囲を慌ただしく見回して陵は口早に言った。何しろここは道のど真ん中で、帰宅する生徒もたくさん居る。 「そうよね! ご、ごめんなさい。その、一緒にカラオケでも行かない?」 一緒にカラオケ! 陵は内心で全力で叫び、がくがくと何度も頷いた。陵につられたのか、結衣の顔も赤くなっている。ぎこちなく歩き出し、陵は上ずった声で問い掛けた。 「いっ、行く! 行きます! ええと、清陵センターでいい? 歩いて行けるし」 清陵センターはその名の示すとおり、この清陵市の中心にあたる駅がある繁華街だ。近年の社会情勢の変化により、都心の繁華街並みに発展している。 地下鉄の路線は公園を避けるように道路に添って遠回りしているため、中学校の最寄り駅からは三駅先になる。そのため遠く感じるが、公園を突っ切れば実際には歩いて三十分ほどしかかからない。 陵と並んで歩き出しながら結衣がこくんと頷く。 「二人っきりになれればそれで……」 恥ずかしそうに俯いて結衣が小声で言う。陵は今すぐにでも結衣に抱きつきたい衝動を堪え、笑ってみせた。 【第2話】カワイイ系と綺麗系 今日はカラオケ屋も暇なのか、二人だというのに案内された部屋はかなり広かった。おしぼりを持ってきた店員が部屋から出て行ったところで、陵はええと、と話を切り出した。 「あの、それで? 話って?」 テーブルを挟んで陵と向き合い、おしぼりで手を拭いていた結衣が顔を上げる。少し照明の暗い部屋でも結衣の頬が赤くなっていることが見て取れる。陵は内心、どきどきしながら結衣の返事を待った。 「大塚くんって、二組よね?」 「え? う、うん。そうだけど」 ちなみに結衣は隣のクラスの一組で、担任の教師は英語担当だ。結衣のことは出席番号も知っている。結衣の情報を思い浮かべつつ陵は頷いた。 「その……」 小声で言った結衣が口ごもって俯く。陵は緊張しつつごくんと唾を飲んだ。やっぱりここは自分から告白した方がいいのかも知れない。そんなことを陵が思った矢先に結衣ががばっと顔を上げる。 「あたしのこと、噂になってない? もしなってたら教えて欲しいの!」 「俺も及川さんのことが! って、はい?」 結衣が、あなたが好きです、と告白するのだと思いこんでいた陵は、そう言ってしまってから顔を強ばらせた。無意識に手から力が抜け、握っていたおしぼりがぽとりとテーブルに落ちる。少しの間、硬直した後、陵は言葉を強引に絞り出した。 「え、ええと? 噂?」 混乱する頭を押さえて陵は小声で訊ねた。 「やっぱり……噂、流れてる?」 鬱々とした表情で結衣が言う。陵は眉を寄せてしばし考え込んだ。どうやら結衣は告白するために話しかけてきたのではないらしい。そのことに気付いた陵はぐったりと身体の力を抜き、ソファの背もたれに寄りかかった。 「噂っていうか……及川さんが振られたらしいっていう話は聞いたけど」 脱力しつつ陵は素直に答えた。 「……みんな、知ってるの? 遠慮はいらないから、男子の間でどんな話になってるか、大塚くんの知ってる限りで構わないから、教えて欲しいの!」 急に勢いよく言って結衣がテーブルに身を乗り出す。そう、結衣はあの問題児に振られたという話だったのだ。振られたということは、結衣はあいつに告白したということだろう。冷静に考えればそんな結衣が自分に告白してくるはずがない。ははは、と疲れた笑いを浮かべて陵はがっくりとうなだれた。 「知ってるっていうか、及川さんが名倉とデートしたらしいって話だったかな」 陵はのろのろと顔を起こして小声で言った。 「それって、あいつが、言ってまわってるってこと?」 「うーん。俺は本人から直接聞いたわけじゃ無いからわからないけど、名倉から聞いたって言ってた奴が居たな。あと、その……」 ブスって言ってたらしい。そう言いにくくて陵は言葉を濁した。 「あたしにへんに気を遣う必要無いから。っていうか、本当の事が知りたいの! どういう噂になってるのか、自分のことなのに、誰も、ちゃんと教えてくれないし……」 おしぼりをぎゅっと握りしめ、結衣が真剣な顔をして言う。陵はどう言えばいいのか困ってしまい、結衣からさりげなく目を逸らした。 「あの……気にしなくていいと思う。みんなは名倉が酷い奴だって言ってたし、及川さんのこと悪く言ってたわけじゃないから」 頭をフル回転させて考えた挙げ句、陵はそう答えた。だが結衣の反応は陵が思っていたのとは違っていた。 「気にしなくていい、はもう沢山なの! 知ってるんだったら、本当の事教えてよ! あたし、あたし……」 震える声で言った結衣がいきなり泣き始める。陵はうろたえて慌てて制服のポケットを探った。だがこんな時に限ってハンカチがない。 「あっ、あの、俺が聞いたのは、及川さんが、その……ブスだって」 泣き出した結衣をどうしていいか判らず、陵は正直に言った。俯いて顔を覆って泣いていた結衣が上目遣いに陵を見る。 「他には無い? その……、あの……男子の間でしか話さないような感じの話題とか、そういうのは?」 「男子の間で? いや、この話って男子も女子もなんか盛り上がってたけど? 名倉の感覚って変だ、実はヤバイ趣味持ってるんじゃないの? とか、そういうの」 教室でのうわさ話を思い出しながら陵は真顔で答えた。どうやら結衣はブスと言われたことは特に気にしていないらしい。それ以外のことを気にしているらしいが、陵には意味がよく判らなかった。 「大塚くんが知っているのは、名倉君があたしの事をブスだって言って振ったってそこまでなのね?」 少し安堵したような顔で結衣が言う。だがその顔はどことなく不安そうだ。陵はうん、と頷きながら唇を尖らせた。 話がうますぎると思った。どうやら結衣は噂の真相を確かめたくて話しかけてきたらしい。残念な気持ちになって陵はこっそりとため息を吐いた。そのため息が聞こえたのか、焦ったように結衣が謝る。 「ごめんなさい。わざわざこんな不快な話で時間をとらせて。でも、誰も、何も教えてくれないし、どこまでどういう噂になってるのか、わからなくて」 「そうだよな。噂されてる当人って判らないもんだと思うし。でも俺が聞いたのはそれだけだから。女子の中には、あれだけ可愛くても振られるんだ~。みたいなことを言ってる奴もいたけど」 自分の持っていたハンカチで涙を拭い始めた結衣をちらりと見てから陵はそう言った。中には結衣の可愛らしさをやっかむような発言をしていた女子もいた。そのこともついでに陵は話して聞かせた。 「あたしも自惚れてたかもしれないし、案外、そのコたちの言ってること正しいかも」 自嘲するように結衣が言う。それを聞いた陵は慌てて首を振った。 「そんなことないって! 及川さん、マジ可愛いし! 男子の間で凄く人気あるし!」 今度は陵がテーブルに身を乗り出して力説した。目元をハンカチで拭っていた結衣が少しだけ口許を緩める。 「ありがとう。でも、大塚くんに言われるとちょっと微妙」 いたずらっぽい笑みを浮かべた結衣を見つめ、陵は耳まで赤くなった。泣きやんだ結衣の目元はちょっと赤くなっている。 「び、微妙ってどういうこと?」 引き込まれるように結衣を見つめて陵はそう訊ねた。 「えっと、なんて言うか、その、男女の枠取っ払って考えて、うちの学校で一番の美人って大塚くんじゃない?」 少なくともあたしはそう思うけど。結衣が首を軽く傾げてそう続ける。陵はびしりと表情を強ばらせ、首を力一杯横に振った。 「ないない! そんなことない! ぜったい、及川さんのが可愛いって!」 「そう、そこなのよ。人の好みはそれぞれとしても、あたしは、可愛いって言われるでしょう? 綺麗、じゃなくて」 「え?」 急に真顔になって言った結衣を凝視し、陵は言葉を詰まらせた。これまで陵はそのことを疑問に思ったことはなかった。だが指摘されて初めて判った。確かに結衣の噂はよく聞くが、大抵は可愛いという話だ。 だがそれがどういう意味なのかまでは判らない。可愛いは可愛いでいいのではないだろうか。陵は腕組みをして首を傾げた。 「どう違うんだ?」 「感覚的な問題だから難しいけど、アイドルとか女優とか見てて、この人って可愛い系だなあとか、綺麗系だなあとか、違いあるのわからない?」 どうやら話している間に落ち着いてきたらしい。穏やかな表情で結衣が言う。内心、ほっと息を吐いて陵は正直に首を振った。 「よく判らないかも。俺が可愛いって思うことあんまりないし、綺麗……綺麗はもっと判らないなあ……」 考えながら口許に手を当て、陵は顔をしかめた。綺麗、綺麗、と口の中で何度か呟いてみる。だが記憶を辿っても人の顔とか体つきを見て綺麗と思ったことがないのが判る。 「絵とか、風景とか、そういうの見て綺麗っていうのは判るような気がするんだけど」 必死で考えを巡らせてから陵はそう答えた。 「あたしは大塚くんって綺麗系だと思うよ。ビジュアル系のバンドでボーカリストとかしたら人気出そうな感じ」 笑い混じりに言われ、陵は渋い顔をした。それと似たようなことを、クラスメイトの男子や悪友連中にも言われたことが何度もある。その時はどうせからかわれているのだと思っていたが、結衣までがそんなことを言うとなると、実は正直な感想だったのかも知れない。思わず陵はため息を吐いた。 「何か、ほら。今朝も恥ずかしいとこ見られたじゃん。だから、俺のことを女だと勘違いするアホがいるってのは知ってる」 鼻の頭にしわを寄せて陵はぼそぼそとした声で言った。 「えっと! ああいう時は、びしっと反撃したほうがいいよ! 抵抗しないと勘違いするし!」 急に焦ったように結衣が言う。陵は苦笑してうん、と頷いた。 「いつもは怒鳴りつけるんだ。でも今日は及川さんがいて驚くのが先で、だからその隙に痴漢に逃げられたんだよ」 「減点1! 事実だとしても、女の子のせいにするのはダメ!」 そう言いつつ、結衣の顔は笑っている。つられて笑いながら陵は肩を竦めた。 「仕方ないだろ。さすがに好きな女の子にそんなとこ見られたら、冷静じゃいられないって」 一緒にいられることが嬉しくて、陵はついつい本音を零した。言ってしまってから慌てて口を手で覆う。 「もしかして、今、さらっと告ってみたりした? 大塚くんってば?」 それまではしゃいだ笑い声を上げていた結衣が、潜めた声で言う。ばつの悪さに横を向きながら、陵はそうかも、とぼそりと言った。 「……大塚くんって、女の子のこと可愛いって思うことあんまり無いって言ったよね?」 額を押さえて結衣が呻く。どうやら混乱しているらしい。だがそんな結衣の態度に注意を向けることが出来ないくらいに陵もしっかり混乱していた。 「仕方ないだろ。及川さんは可愛く見えるんだからっ」 ふて腐れた顔で言ってから陵は耳を触ってみた。やっぱり思った通り、耳まで熱くなっている。陵は真っ赤な顔をして恐る恐る結衣を見やった。 「……今は、返事待ってもらえるかしら?」 真面目な顔をして結衣が言う。成り行きで告白する格好になった陵は、赤い顔をしたままこくんと頷いた。 不意にドアがノックされる。緊張に身を固くしていた陵はびくんと震えて慌ててドアの方を見て、思わず返事をしてしまう。のんびりとした挙動でドアを開けた店員の男が軽く会釈をする。 「お取り込み中すみませーん。えー、当店はワンオーダー制でしてー、ご注文してもらわなきゃ困るんですけどー」 やけに間延びした喋り方で店員に言われ、陵は慌てて何度も頷いた。にやにやと意味ありげに笑った店員が、備え付けのタブレット端末を使った注文方法を説明してから、来た時と同じようにのんびりとした挙動で去る。陵は何度か瞬きをしてから首を傾げた。どうも今の男に見覚えがあるような気がする。 「あ、注文、どうする?」 ふと我に返って陵は慌ててテーブルに乗っていたメニューを開いた。 「あたしはグレープフルーツジュースで」 一緒になってメニューを覗き込んだ結衣が言う。うん、と頷いてから陵はタブレット端末を操作してグレープフルーツジュースとホットミルクを注文した。 続きが気になる方はこちらで購入できます!
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前ページ次ページ異世界使い魔學院紀 玉磨かざれば宝とならず 礼記 2nd.Discovery 『ゼロの少女』 Scene.1 「あァ…腰が痛い…」 翌朝、固い床の感触に甲太郎が目を覚ます。 そして非常に気だるそうにあたりを見回す、そこは今までいた東京都新宿区、天香学園の学生寮…ではなく 昨日から住み込み始めた見慣れない部屋、そしてベッドには桃色の髪をした少女、ルイズが寝息を立てている。 「チッ…夢じゃねェか…」 そう重々しく呟きながらアロマに火をつける、ラベンダーの香りが幾分か心を和らげた。 「アロマがうまいぜ…、さて、どうするか…」 甲太郎があたりを見回すと昨夜ルイズが脱ぎ捨てた衣服や下着が目に付いた 「(そういや洗っておけって言ってたな……ダリぃ…)」 しかし、昨日取引したようにここにいる間は"一応"≪使い魔≫だ、元の世界に戻るためだ、仕方がない 一応世話になるのだからそれなりの義理は果たすことにし、適当なカゴに衣服を詰め込み、外へと出た。 「広いな…」 甲太郎は洗濯できる場所を探し学院内をうろつきながら一人ごちる、 ふと空を見上げると青い空がどこまでも広がり小鳥のさえずりが聞こえてくる、彼がいた東京とは大違いだ、 この世界には視界をさえぎる高層ビルや電線など存在しない 「(こういう世界も悪くはないかもな…)」 のんびり昼寝をするには丁度いい世界だ。 そんな事を考えながら歩いていると、不意に後ろから声をかけられた 「あの…」 「うん?」 甲太郎が後ろを振り向くと、そこにはメイドの恰好をした一人の少女が立っていた。 「あの、どうかされました?」 「あァ、あんたここのメイドか? ちょうどよかった、こいつを洗濯しといてくれ」 その姿を見て一瞬で察した甲太郎は洗濯物の入ったカゴを押し付ける。 「えっ? あっ、はい、えっと…あの…もしかしてあなたが噂のミス・ヴェリエールの≪使い魔≫さんですか?」 「あん? 誰だそりゃ」 「ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール様です」 「あぁ…そういやそんな名前だったな…ま、一応そう言うことになってる」 よく覚えてんな、とそんな事を思いながら適当に相槌を打つ。 「あ、私こちらでご奉公させていただいているメイドのシエスタと申します」 「俺は皆守甲太郎だ、まァなんだ、ここにきて初めてまともな人間と会話した気分だ…」 「コータロー様…ですか、変わったお名前ですね」 「様なんてつけんな、俺はそんな大層な奴じゃねェよ」 アロマパイプを燻らせる甲太郎にシエスタが笑顔で話しかける。 「はい、わかりました、同じ平民同士よろしくおねがいしますね。では、お洗濯が終わりましたら、お部屋へお届けします」 「あァ、助かったぜ…んじゃーな…ふわーあ……眠い…」 「…いい香り、なんだろう?」 後ろ手で手を振りながら立ち去る甲太郎を見送りながらシエスタは呟き、水場へと歩いて行った。 甲太郎が部屋へ戻ると、主であるルイズはベッドの上でまだ心地よさそうに寝息を立てている。 「…ま、起こすのも悪いか…さて…俺も寝なおすとするか…」 そんなルイズを見て甲太郎は大きくあくびをすると床へと寝そべり寝息を立て始めた。 ・ ・ ・ ・ 「あんたなんで起こさないのよぉぉぉぉぉぉ!!!!!」 「るせぇーな…あんまり気持ちよさそうに寝ていたもんでな…邪魔するのも悪いと思ったんだよ…」 ルイズが顔を真っ赤にし大急ぎで制服に着替えながら、呑気にアロマを吸っている甲太郎を怒鳴りつける。 ルイズが目覚めると時刻はすでに授業開始の直前になっていた、朝食を取り損ねた上に遅刻寸前だ。 「あんたみたいな役立たずな≪使い魔≫にはお仕置きが必要みたいね!!!」 着替え終わり、乗馬用の鞭を握りしめ睨みつけるルイズに甲太郎は立ち上がり気だるそうに答える。 「おいおい、そんなもんでどうする気だよ、悪いが俺にはそんな趣味はないんでな、他でやれ」 そう言いながらアロマを吸い、ふーっと煙を吹き出した。 「あ~…眠い…」 その一言はルイズの逆鱗に触れたのか、甲太郎目がけ思いっきり鞭を振ってきた。 甲太郎の頬を横からおもいっきり殴りつけるように振りぬいたにも関わらず 鞭が軽い音を立て空を切り、ルイズは体勢を崩してしまった、ルイズが驚いたように目を見開き甲太郎をみる 「何やってんだ?」 ルイズは少し唖然としていたが甲太郎の呆れるようなその声に我を取り戻す 怒りのあまり手元が狂ってしまったのだろうか? そう考えたルイズはもう一度甲太郎目がけ飛びかかるように鞭を振った。 ヒュン! という軽い音、またも鞭は空を切り、体勢を崩したルイズは前のめりに倒れこむ、石造りの床がルイズの顔面に迫った 「おっと」 「ぎゃうっ!」 ルイズが床に顔面から倒れこむ直前、甲太郎がルイズの襟首を掴み、転倒を阻止する。 「大丈夫か? ≪ご主人≫?」 甲太郎が制服の襟首をつかんだままルイズの顔を覗き込む。 「はっ! 離しなさいよ! いつご主人様に触っていいって言ったの!?」 ルイズは顔を真っ赤にしながらジタバタと怒鳴り散らした 「ほらよ」 「ぎゃん!」 甲太郎がパッと手を放すとルイズはドサッという音とともに地面に倒れこむ 「もう! あんた一日ご飯抜き!」 「冗談じゃねぇ、餓えちまうよ」 「知らない! 少しは反省なさい! それより授業へ行くわ! ついてきなさい!」 ルイズはそこまで捲くし立てると授業へ出るための準備をしはじめた。 「もうっ! あんたのせいで朝食も取れないし授業にも遅れそうだし最悪だわ!!」 「授業を休講(フケ)るのも悪かないぜ? 非生産的で無意味な授業を体験するぐらいなら、 夢という安息を生産する時間を過ごしていたほうがマシだ、そうは思わないか?」 「私は受けなくっちゃならないの! そんな考えを持ってるのはアンタだけよ!」 「お前もそこいらの生徒(ヒツジ)どもと同程度か。精々今のうちに教師に媚を売るがいいさ」 ルイズと甲太郎がそんな会話をしながら部屋の外へと出る、 すると部屋の前に一人の女生徒が立っていた。 燃えるような赤い髪に、褐色の肌、そして大きく突き出た胸。 一番上と二番目のブラウスのボタンが外れている為、余計に強調される。 その姿をみた甲太郎は口をぽかんと開けた 「(双樹!? いや…ちがうか…)」 天香学園の≪生徒会≫書記、双樹咲重を一瞬連想したがすぐにその考えを改めた。 「おはよう、ルイズ、良く眠れた?」 「おはよう、キュルケ、こいつのおかげでね…」 キュルケと呼ばれた女生徒とルイズは嫌そうな表情を浮かべながらも挨拶を交わす。 「朝食の時間になってもこないんだもの、起こしにきてあげたんだけど…余計なお世話だったみたいね それで、あなたの使い魔ってもしかしてそれ?」 そういいながらアロマを吸っている甲太郎を指差す 「えぇ」 「へぇ~、ホントに人間だなんて、凄いじゃない!」 アッハッハと笑い出すキュルケ。ルイズは腕を組んだまま黙っている。 「『サモン・サーヴァント』で平民を喚んじゃうなんて。あなたらしいわね≪ゼロ≫のルイズ」 「うるさいわね」 「誰かさんと違って一発で私は成功したわ」 「へぇ」 「使い魔はやっぱりこういうのがいいわよねぇ~、フレイム!」 キュルケは、自慢するかのように自分の使い魔を呼んだ。キュルケの部屋からのそりと、真っ赤な巨大なトカゲが廊下へと姿を現した。 「(もう…なんでもアリだな)」 遺跡内部でそういった類の化人を見慣れているせいか、その姿をみても特になにも思わず、アロマの煙を吐き出す 「これってサラマンダー?」 ルイズは悔しそうに聞いた。 「そうよ、火トカゲよ、火竜山脈のサラマンダーよ、好事家に見せたら値段なんかつかないわよ」 「そりゃあ、良かったわね」 「素敵でしょう、あたしの属性ぴったり」 「あんた『火』属性だもんね」 「ええ、≪微熱≫のキュルケですもの、ささやかに燃える情熱は微熱、でも、男の子はそれでイチコロなの、貴方と違ってね」 「(香水は使わないのか…ま、面倒がないだけいいか)」 その話を聞きながら甲太郎はそんな事を考える。 「あんたみたいに色気振りまくほど暇じゃないわよ」 そんなルイズにキュルケは余裕の笑みを見せた。 「貴方お名前は?」 「あ? 皆守甲太郎」 「ミナカミコータロー? 変な名前」 ぶっきらぼうに答える甲太郎をキュルケは軽く流す 「………」 「それじゃ、先に行くわね、あなたも早くしないと遅れるわよ~」 そういって後ろ手に手を振りながらキュルケは去っていった。それに続いてサラマンダーが可愛らしく動く。 キュルケが視界からいなくなると、ルイズは拳を強く握り締めた。 「あーもうむかつく! 自分がサラマンダーを召喚したからってわざわざ自慢しにきて! くやしー!」 「使い魔ごときで盛り上がって、おめでたい女だ」 「何言ってるのよバカ! メイジの実力をはかるには使い魔を見ろって言われてるのよ!? なんでわたしがあんたなのよ!」 「知らねぇな、こっちも迷惑してんだ、だから一刻も早く使い魔を変えたいだろ? だったら早く俺を元の場所に戻す方法を探すんだな そうすりゃお前もああいうのを喚べるさ」 煙を吐き出し、まるで他人事のように甲太郎は言う、 「~~~っ…! もういいわ、さっさと行くわよ!」 そう言いながらルイズと甲太郎は教室へと向かう、その途中、ふと甲太郎が口を開いた 「なァ、あの女、≪生徒会≫役員ってことはないよな?」 「何よ≪生徒会≫って、一応あることはあるけど、キュルケは普通の生徒よ、役員とかそういうのはやってないわ、 それよりあんた、キュルケに見とれてたでしょ?」 「別にそんなんじゃねぇよ、俺の元いたとこの知り合いに少し似てただけだ」 「そう? ならきっとロクな女じゃないわね」 「あァ、ロクな女じゃねぇよ」 にべもなく言い切った甲太郎を見て、知り合いに似ていたのなら仕方がないとルイズは考えた。 教室の前にたどり着き教室内に入ろうとするルイズに再び甲太郎が話かける。 「おい、ダルいから外で寝てるわ、終わったら声掛けてくれ」 「あれだけ寝ておいてまだ寝る気!? 使い魔と一緒に授業受けなきゃならないの! いいからついてきなさい!」 有無を言わさぬ口調で甲太郎を教室に引っ張り込む。 ルイズが教室に入ると、すでに多くの生徒たちが席に着いていた。 大学の講堂のような教室には、たくさんの生徒が様々な使い魔を引き連れていた。 だが、使い魔が人間というのはルイズだけのようで、ルイズはそれをネタに散々揶揄されていた。 「おい、ゼロのルイズだ…」 「平民なんか連れてるぜ…」 その言葉にルイズはいちいち反論していたが甲太郎はどこ吹く風。 呑気に壁に寄り掛かりアロマパイプをくゆらせていた。 「(まるで小学生だな…)」 そう思いながらあたりを見回していると、やがて女性教員が教室へ入ってきた。 「皆さん、春の使い魔召還は大成功のようですね。このシュヴルーズ、みなさんの使い魔を見るのを毎年、楽しみにしているのですよ」 そして教室を見渡すと、やがて甲太郎に眼をとめた 「おやおや、また変わった使い魔を召喚したようですね、ミス・ヴァリエール」 シュヴルーズのとぼけた声に、教室中から忍び笑いがもれる。 「おい『ゼロ』。召喚が失敗したからって。その辺の平民引っ張ってくるなよ!」 誰かがそういうと、忍び笑いは大笑いに変わった。 「いい加減なことをいわないで、かぜっぴきのマリコルヌ!」 「誰がかぜっぴきだ! 俺は風上のマリコルヌだ!」 シュヴルーズが頭を押さえながら杖を振ると、二人がすとん、と座った。 そして授業が始まる。 甲太郎は半ばぼんやりと講義を聞いていた。 魔法には土、水、火、風、虚無の五つの属性があり、メイジはそのうち一つは必ず使えること。 虚無の属性の使い手は失われていること。メイジの実力によって四階級が存在すること。 メイジにはみな、それぞれ二つ名のようなものがついていること。 講義が進むと、いよいよ実践になり、シュヴルーズという女教師がただの石を真鍮に変化させていた。 「へぇ…便利なもんだな…」 甲太郎が呟くと、シュヴルーズは実際に実演してもらおうということでルイズを指名した。 「ではミス・ヴァリエール 『錬金』は貴方にやってもらいましょう」 そういった途端、教室中の生徒がびくっと反応した。そして続々と反対意見が挙がる。 「先生、やめといた方がいいと思います」 「そうです。無茶です、先生!」 「『ゼロ』に魔法を使わせるなんて!」 シュヴルーズは何をそんなに反対するのか分からない。 「失敗を恐れていては進歩はありませんよ。さあ、ミス・ヴァリエール。やってごらんなさい」 ルイズが意を決したように教壇へ向かっていくと、ある者は机の下に隠れ、ある者は教室から逃げるように出て行く。 わけが分からず、ぼんやりと甲太郎が観察していると、ルイズは一心に杖を掲げ、呪文を唱えた。 次の瞬間、ただの石が爆発を起こした。 「なッ!?」 爆風とともに飛んできた石のかけらや木片などを全て回避する。 とっさのこととはいえ、怪我を負うことはなかった。 「(なんだよこりゃ…椎名のより強力じゃねぇか…)」 土煙りが収まり煤だらけになったルイズが現れる 「ちょっと失敗したみたいね」 その言葉に教室中から非難の声が挙がり始めた 「ちょっとじゃないだろ!ゼロのルイズ!」 「いつだって成功の確率、ほとんどゼロじゃないかよ!」 「(なるほどな…成功率≪ゼロ≫か…)」 何かある度によく聞くゼロのルイズ。魔法の成功率がほとんどゼロだから、と甲太郎は理解した。 「だが…この破壊力はさすがにすげぇな…」 甲太郎はそう呟きながら服についた埃を払い、アロマに火をつけた。 「はぁ…ダリぃ…」 「うるさいわね、早く片付けなさいよ!」 「わぁったよ…」 ルイズの失敗魔法による爆発によって、シュヴルーズは失神、授業は中断されてしまい 罰としてルイズは昼ご飯までにこの教室を片付ける事になったのだった。 甲太郎は気だるそうに、だが手際よくゴミを片付け机を拭いている。 途中、黙って机を拭いていると急にルイズが話しかけてきた 「…どうせあんたも心の中で私を笑ってるんでしょ?」 「…は?」 「魔法も使えない何の≪力≫もないメイジがなにを偉そうにしてるんだ、とかさ! 思ってるんでしょ!? 笑えばいいじゃない!」 「…何言ってんだお前?」 甲太郎から返ってきた意外な言葉にルイズは少々驚き目を見開く 「え?」 「お前の事笑ってどうするんだよ?」 「コータロー…」 「それに、だ、お前のその≪力≫、俺は認めるぜ? 俺のいた学園の≪生徒会執行委員≫とも渡り合えるだろうよ」 ま、今はもう解放されたけどな…と甲太郎は静かに呟く。 「…でも、こんなのじゃ≪力≫とは呼べないわ…私はただ普通のメイジでありたいだけなのよ…ふつうに魔法を使いたい…」 「最初から備わっているだけいいじゃねぇか、≪生徒会≫のように与えられたようなものじゃない、お前の天性のものだからな」 「ちょっと待って…さっきから引っ掛かってたんだけどあんたのいた≪学園≫って一体どんなところだったの?」 ルイズは怪訝な表情で甲太郎を見る、≪生徒会≫という言葉にひっかかりを感じたのだ、さっきもやたらと気にしていた気がする。 「どんなって言われてもな…、まぁ、ここと同じ全寮制の学園だ、一般生徒の上に≪生徒会≫が絶対の法として存在し その下部組織≪生徒会執行委員≫が風紀の取締りを行っていた。簡単にいえば生徒を恐怖で支配していたのさ。」 「どんな集団よ…」 「そいつらはみな、過去に縛られた哀れな連中さ、それぞれが異能の力を持っていた、お前の魔法みたく、触れたものを爆発させる奴や、 木刀で石だろうが鉄だろうが斬っちまう奴、さっきのキュルケって奴に似てる女は香水を使って人心を操る能力を持っているな。 トップの生徒会長に至ってはそいつらの元締めだ、そりゃ強力な力を持っていたさ。」 「なによそれ…どんな化け物集団よ…、っていうかほとんど先住魔法の領域じゃない…」 「だが、その支配もついに終わる時が来た、たった一人の≪転校生≫が全員過去の束縛から解き放ったのさ。 学園の地下に眠っていた神サマの太古の呪縛までもな。」 「学園の地下に神様がいたの!?」 思わぬ一言にルイズが驚き聞き返す、 「まぁ、それは置いておいてだ、その化け物集団と戦い勝利した≪転校生≫、こいつには何の≪力≫が備わっていたと思う?」 「えっ? それはそんな化け物と戦うくらいだから…ものすごい≪力≫を持っていたんじゃないの?」 ルイズがそう答えると、甲太郎はどこか嬉しそうに、そして誇らしげに語り始める 「そいつはな、なんの≪力≫も持っていない、お前らの世界で言うただの平民だったんだ。」 「そんな…一体どうやったっていうのよ?」 「あいつは、俺やクラスメートを巻き込んで≪生徒会執行委員≫や≪生徒会役員≫と戦った、 持てる知力と勇気をもってな。あいつの人を思う心が、学園の魔人達の心の鎖を解き放っていった。 終いにはあいつ、敵だった執行委員や役員まで仲間にしていたんだぜ?そしてついには封印されていた化物まで倒しちまった」 ルイズはまるで英雄譚を聞く子供のように目を輝かせながら甲太郎の話に聞き入っている。 「あいつは…俺の誇りであり大事な親友だ、俺も救われたんだ、あの≪転校生≫に…」 そこまで言うと甲太郎は少し俯き、やがてルイズをまっすぐ見据える。 「たとえ≪力≫なんかがなくっても、やれることはあるさ、あいつみたいにな…、だから前を向け、お前はゼロなんかじゃねぇよ」 そこまで言うと、「火が消えちまった」と呟きアロマに火をつけ、後ろを向きふーっと煙を吐いた。 ルイズの心に甲太郎の言葉が響く、気がつけば眼に涙がたまっていた。 今まで誰かにかけて欲しかった言葉、自分を認めてくれる言葉、ようやく見つけた、自分を心から認めてくれる存在が。 「ふぇっ…うっ…ひっく…」 「なっ! おいおい! なんで泣いてんだ!? なんか泣くようなこと言ったか!?」 突然涙を流し始めたルイズをみて甲太郎は慌てふためく。 「ちっ違うわよバカぁ! な…泣いてなんかいないもんっ…! 使い魔の前では泣かないもん…!」 涙がとめどなくあふれてくる、ルイズは涙を止めることができずついには決壊してしまった 「うえ~~~ん」 大声で泣き出してしまったルイズを見て甲太郎は溜息を吐きながら肩を落とす。 「どうなってんだ? これじゃ俺が苛めてるみたいじゃねぇか…」 そう呟くと少々疲れた表情でアロマを銜えた。 To be continued... 前ページ次ページ異世界使い魔學院紀
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登録日:2023/01/03 Tue 10 45 00 更新日:2024/04/16 Tue 23 10 28NEW! 所要時間:約 8 分で読めるらん ▽タグ一覧 お人好し ツッコミ役 一年は組 不運体質 不運小僧 主人公 乱・きり・しん 乱太郎 乱視 何故かなかなか立たなかった項目 俊足 保健委員 加藤清史郎 努力家 地味 女装すると美人 巻き込まれ体質 忍たま三人組 忍たま乱太郎 忍術学園 猪名寺乱太郎 眼鏡 絵描き 落第忍者乱太郎 赤毛 風雲小僧 高山みなみ 超一流のエリート忍者になるらん!! 猪名寺(いなでら) 乱太郎(らんたろう)は、漫画『落第忍者乱太郎』およびTVアニメ『忍たま乱太郎』に登場するキャラクターで同作の主人公。 声優は高山みなみ、実写映画版の俳優は加藤清史郎。 【プロフィール】 年齢:10歳 星座:射手座 血液型:O型 身長:136cm 体重:30kg 出身地:摂津国(*1) 学年・クラス:一年は組 所属委員会:保健委員会 【概要】 忍者の傍ら農家を営む(『半忍半農』)父と元くの一の母との間に産まれた一人っ子の少年。猪名寺家は先祖代々三流忍者の家系であったため、一流忍者になるという使命を背負い忍術学園に入学した。 同じ部屋のメンバーである摂津のきり丸、福富しんべヱをはじめとする一年は組の仲間達と共に学園で勉学に励んでいる。 補習授業は当たり前、不幸体質ゆえにトラブルにも巻き込まれがち。時にはスランプに陥ることもあるが、それでも一流忍者を夢見て前向きに学園生活を謳歌している。 名前の由来は原作者・尼子騒兵衛がひどい「乱視」である事から、苗字は作者の出身地である尼崎市の地名にちなんでいる。 【人物】 一人称は原作では主に「ぼく」、稀に「わたし」だが、アニメ版では逆に「わたし」が基本形で「ぼく」を使う事はほとんどない。また、アニメ版初期では「おれ」とも言っていた。 後述するような温厚な性格であるため言葉遣いは丁寧だが、アニメ初期では現在よりも尖った口調を使うことが多かった。また、語尾に「らん」を付けて話すことがあったが、この設定は初期のうちに消滅、半ば黒歴史と化している。 ◆外見 髪の色は赤茶色。髪質が薄く髪型もボサボサであるため髷が結えない。 乱視のため丸眼鏡をかけている。また、顔にそばかすがある(これも原作者の特徴から採用されているらしい)。 そして、女装した姿は意外とかわいい。 ◆性格 お人好しで素直な性格。困っている人がいると放っておけず、頼まれ事もキッパリ断れないため何かと損な目に遭いやすい。彼の不運な体質は彼自身の性格も影響していると見て取れるだろう。なお、所属している保健委員会は乱太郎以外にも不運な生徒が多く集まることから「不運委員会」とも呼ばれている。 彼の優しさは学園の誰もが知っているが、その良心を悪人に利用されてしまうことも少なくない。実技担当の山田伝蔵は「忍者としては失格」と厳しく評しているが、同時に(人として)最大の長所であると褒めてもいる。 だが一方で正義感が強く、悪事や卑劣な手段を行う悪人には真っ向から反抗する芯の強さも持ち合わせており、ドクタケ忍者隊をはじめ様々な悪党と対立しては仲間と協力してその悪事を阻止してみせており、他のは組メンバー共々実戦経験は豊富。 万年成績不振で、宿題を忘れてきたりしては教科担当の土井半助に叱られたり居残り授業を課されることが多い。だが、決して大の勉強嫌いだったり根が不真面目な性格というわけではなく、少なくとも3人組の中では勉強に対し最も意欲的な姿勢を見せている(*2)。逆に言えば意欲があってもワースト組のワースト3位入り常連(運動系と学問の両方とも)なので落第忍者のタイトルは伊達ではない…もちろん勤勉であることは良いことだが。また、気分次第では宿題やテストを嫌がるなど腕白な子供らしい一面もある。 好きな言葉は「努力」。父に託された一流忍者への夢に直向きであるが、そのプライドと向上心の強さ故に挫折を味わいやすいデリケートな一面もある。 (後述する通り)3人組の中でとりわけ個性が弱いためか、アニメ版初期では巻物、牛乳、ラジオ体操が好きという設定が与えられていた。しかしこれらの設定も語尾の「らん」と共に消滅していき、現在は「俊足の持ち主で絵が好きな不運体質」というキャラクター性に落ち着いている。 ◆特技 成績は悪い一方、学年一の俊足の持ち主で100mを10秒で走ることができる。急ぎの伝令を託されるなど重宝されている特技のひとつであり、このことから「風雲小僧」なる二つ名を持つが、それ以上に運に恵まれないせいで「不運小僧」と捩って呼ばれてしまうこともある。というか順番的には「『不運小僧』を捩って『風雲小僧』と呼ばれるようになった」が正しい。 何故かピンポイントで自身を追いかけるようになったロケット花火から逃げる際、たまたまそれを見かけた山田が花火に全く気づかずにその速さをタイムで測り、その記録に驚愕したことがある(ついて来れる方も凄いが)。挙句その速さで塀の壁をそのまま走って昇るという離れ業まで披露しており、これには山田も感心していた。いや、感心してないで助けてやれよ…… 保健委員会のメンバー中でも一番身軽と評価されている。 しかし、授業などでランニングやマラソンをする時には一番鈍足なしんべヱの速さに合わせて走っているため、きり丸も揃って3人で下位を走っている場面が多い。 その他にもスケッチや似顔絵など絵も得意とする。似顔絵は本人の趣味でもあり、よく描くことが多い。重要人物の顔を特定するなどこちらも事件解決に大いに役立っている。 保健委員会に所属している関係上、薬や医学の知識もしっかりと身に付いている。 また、重度の乱視のせいで元々一つのものが幾つも見えているので分身の術に惑わされないという特技もあるが、分身の術自体が初期に一度登場したきりのほぼ死に設定で活用されたのもその一度きり。他にも活用されることもあるが、眼鏡を使えない時は基本的にまともに物が見れない忍者としては深刻な欠点である。 【関連人物】 ●摂津のきり丸 ●福富しんべヱ 同じクラスかつ忍たま長屋で同室のメンバー。通称「忍たま三人組」「乱・きり・しん」。基本皆仲良しで結束力の強い一年は組だが、この2人とは特に固い友情で結ばれている親友であり、一緒に遊んだり行動を共にすることが多い。たまに喧嘩もするがすぐに仲直りする。 銭が大好きなきり丸や食いしん坊のしんべヱと比較して(ギャグアニメキャラには必須とも呼べる)特有の弱点や強烈な個性に欠けていることや控えめな性格であることから、主人公でありながら地味なイメージを持たれがちである。だが裏を返せば3人組の中で一番のしっかり者である事を意味しており、実質3人組のリーダー(まとめ役)を担っていたりもする。2人のボケには的確にツッコミを返すなど、彼なりにきちんとしたポジションを確立しているのもまた事実である。 根は真面目でも場の空気はきちんと読めるのか、きり丸・しんべヱとトリオでボケをかますなどギャグ対応力は高い。ひどい時には2人のノリにつられて暴走しているようにも見えるが。 きり丸がアルバイトを多く掛け持ちし過ぎる度に、決まってしんべヱや土井先生と同様手伝いを頼まれている。 ●善法寺伊作 六年は組の先輩で、所属している保健委員会の委員長。 学年でも不運な生徒が選ばれるという保健委員を6年間務めただけあって、乱太郎をも凌ぐ相当な不運の持ち主。 アニメでは伊作と同室の食満留三郎と一緒に乱太郎が不運に巻き込まれる、通称「同室シリーズ」が放送されるなどかかわりが多い。 ●食満留三郎 六年は組の先輩で、用具委員会の委員長。伊作と同室。 好戦的な性格で怒ると怖い一面もあるが、素は友達思いで面倒見が良い。 たびたび乱太郎や伊作の不運に巻き込まれるが、2人を見捨てることなく助けてくれる優しい人。 ●ユキ くの一教室の生徒。乱太郎は入学して間もない頃からお転婆でイタズラ好きな彼女にからかわれている。 乱太郎も彼女を「ゴリラ」呼ばわりすることがあり、そのたびに彼女は激怒する。気の強い性格や1つ年上(*3)ということもあり頭が上がらない存在だが、豊富な実戦経験を活かし忍術で出し抜いてみせ悔しがらせることもある。 乱太郎とは「3人組のリーダーポジション」という共通点がある。 ●猪名寺 平之介 声 - 西川幾雄(第1期〜第24期)→平野正人(第25期〜)、島田敏(青年時代) 演 - 中村獅童(実写映画版) 乱太郎の父。 アニメでは第1話からの登場だが、原作での登場は2巻から。 ある時はヒラ忍者として働き、またある時は妻と共同で畑仕事に勤しみながら暮らしている。なお、副業で農業をしているのは忍者としての仕事があまりに少ないかららしい。決して裕福ではないが、学園で修行に励む息子の成長を心待ちにしながら妻と幸せに過ごしている。乱太郎と同じく眼鏡をかけている。 先祖代々三流忍者と言われているが本人は「二流」と言い張っている。 それでも忍者としての腕は確からしく、ある城に女中として潜り込んだ際は他の忍者が捕まってしまうほど警備が厳しかったにもかかわらず、最後まで怪しまれずに任務を成功させている。 …一方女中になりきりすぎた結果途中まで本来の目的を失念するうっかりやな面も。 少し頼りない部分もあるが優しい性格。前述のうっかりやな面もあわせて乱太郎の性格は父親ゆずりのようだ。 忍術学園はいわゆる全寮制であるため、生徒が実家の両親に会うのは基本長期休暇の間のみであるため出番はあまり多くない。アニメ版では新学期開始の一日を描くシリーズ第1話に登場することが多く、母ちゃんと共に乱太郎を見送っている。 ●乱太郎の母ちゃん 声 - 真山亜子(*4)、橘U子(第10期の一部エピソード)、那須めぐみ(若い頃) 演 - 檀れい(実写映画版) 乱太郎の母。本名不明。 小太りな肝っ玉母ちゃんだが、若い頃は美人なくの一だったらしい。平之介とは合戦場で知り合い結婚したのだそう。忍びの道から身を引いて久しいがくの一としての腕は今も衰え知らず。 父と同様、一流忍者を目指す乱太郎に期待を寄せている。 【余談】 乱太郎のイメージソングに「RUN RUN 乱太郎」(歌:SAY・S)があり、アニメでは挿入歌として使われることがあった。 『名探偵コナン』の主人公・江戸川コナンとは、「長寿アニメ主人公」「声優が同じ」「眼鏡」など共通点を複数持つ。作中でも乱太郎が、時々クールなキャラ等を演じる際にコナンを彷彿とさせる口調で喋るなど、いわゆる「中の人繋がり」を思わせるネタが出てくることがある。アニメ版『忍たま』のシリーズ構成を担当している浦沢義雄氏が2019年に放送された『東京婆ールズコレクション』(*5)から『コナン』のアニメオリジナルエピソードの脚本に参加しており、話によってはコナンが乱太郎と同じポジションになる事も少なくない。 追記・修正は、100文字を10秒で打てる風雲Wiki籠りがお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アニメ初期だとキャラ付けにスタッフが苦労してた感がある -- 名無しさん (2023-01-03 10 53 58) 忍たま初の個別項目である -- 名無しさん (2023-01-03 11 38 56) 俊足なのは忍者で一番役立つ能力だし、三人の中では一番忍者向きなのか? -- 名無しさん (2023-01-03 11 55 13) ぶっちゃけ三人全員不向(不運な正義漢、金銭欲の塊、のんびりお坊ちゃま)きだろう。団栗の背比べで言うならまあっ、て感じじゃなかろうか -- 名無しさん (2023-01-03 12 07 33) テストの成績が目の検査な時点でねぇ… -- 名無しさん (2023-01-03 12 29 25) 絵は飛んでいるカラスを追いかけながらスケッチするという荒業も披露した 最後は豆粒みたいなカラスの絵を提出した -- 名無しさん (2023-01-03 12 57 36) メイン三名の苗字を初めて知ったわ -- 名無しさん (2023-01-03 13 21 07) この項目名だと正直誰なのかぱっと見全然わからないし、「乱太郎(落第忍者乱太郎)」みたいな項目名にした方がいいんじゃないかと思う -- 名無しさん (2023-01-03 13 40 30) お前がわからないだけだろ…タイトル名が入ってなくても興味あるやつは見に来るんだし、わざわざフルネームを削ってまで変えるとか間抜け過ぎる -- 名無しさん (2023-01-03 15 12 07) 作品名入れるのは悪くないと思うけど名前だけの表記にするのは賛成できない -- 名無しさん (2023-01-03 16 10 11) ↑少なくとも、公式サイトでもキャラリストの表記は「乱太郎」単独で、解説のところにフルネームが載っている仕様だから、公式のキャラ名表記に準拠するなら下の名前単独の方がむしろ正解では? -- 名無しさん (2023-01-03 16 34 40) フルネームが間違いではないだろうけど、このキャラに関して言えばクレジット表記とかも全部「乱太郎」で、名字合わせて呼ばれる機会がほぼないのだから、わざわざ作中ではほぼ使われない表記の方に寄せるのも変だと思う。 -- 名無しさん (2023-01-03 16 38 54) 作品名入れるとして原作の「落第忍者」にするのとアニメの「忍たま」にするのとどちらがいいか -- 名無しさん (2023-01-03 18 15 24) 別にフルネーム表記でもいいと思う。このwikiでは殆どがフルネーム表記だから、 -- 名無しさん (2023-01-03 18 17 46) ↑4 見てきたけど他のは組キャラ含めてフルネーム表記でしたよ -- 名無しさん (2023-01-03 19 08 59) カルチャーブレーンのゲーム群だと主人公だったり卒のないキャラ性能だったりで一番お世話になる。 -- 名無しさん (2023-01-03 20 22 32) 探す人は乱太郎でキーワード検索すれば出るし関連タグも揃っているしで今の項目名でなんの不都合があるのか分からない -- 名無しさん (2023-01-03 20 38 13) サザエさんといい、有名主人公キャラクターの項目が急に増えましたね。 -- 名無しさん (2023-01-03 20 59 29) 真面目な乱太郎の方が有能なイメージもあるけど、多種多様なバイトを同時進行で行える程要領のいいきり丸の方が人間としては有能だし、個性的だから主人公っぽいんですよね。ある意味今ならありふれている目立たない主人公の先駆けなのかもしれない。 -- 名無しさん (2023-01-03 21 05 14) 今の小学4年生の100m走の世界記録って何秒だろう? -- 名無しさん (2023-01-04 10 10 52) 初期にきり丸と一緒にくノ一クラスの育てていたイチジクを食べ尽くした(汁で唇かぶれてバレた) 次の話でくノ一三人娘に復讐されるがしんべえもとばっちりを受ける -- 名無しさん (2023-01-04 10 58 20) 調べた感じ忍たま乱太郎のキャラクター項目はこの子が始めてのようだね。 -- 名無しさん (2023-01-04 22 42 00) むしろこの漫画に一度でも分身の術が出てくる余地がよくあったなと -- 名無しさん (2023-01-04 22 50 15) らん・きり・しんも好きだが、六年は組の先輩方とのトリオも気に入っている。 -- 名無しさん (2023-01-05 22 45 34) 素直で優しい良い子なので、作者いわく「非道になれないから三流のまま」だそうで。けどきっとそれでいい。 -- 名無しさん (2023-01-05 23 32 26) 山田先生「お、乱太郎、速いな。タイムを計ってやろう」←先生、乱太郎の後ろを追いかける爆弾に気づいてくれw -- 名無しさん (2023-01-05 23 41 45) 最初は乱太郎の父ちゃんはその土地の潜入調査も兼ねて忍者の傍ら農業もやってるのかと思ってたけど普通に忍者だけでは食べていけないからだったんだな。 -- 名無しさん (2023-01-05 23 54 16) ↑ でんじゃすじーさんの作者が主人公をきり丸と勘違いしてたエピソード思い出した -- 名無しさん (2023-01-06 20 34 45) 連投失礼。上のコメントは (2023-01-03 21 05 14)に対してのコメントです -- 名無しさん (2023-01-06 20 37 07) くノ一教室の3人がは組の3人を落とし穴に誘導するための餌を用意していたが、その内容が、きり丸→小銭、しんベヱ→ケーキ、乱太郎→巻物……乱太郎って巻物に愛着あったっけ? -- 名無しさん (2023-01-07 19 23 47) ↑珍しいもの、絵巻物に興味はあると思われ。読書も嫌いではないようだし(外で遊ぶ方が優先度は高いが)。 -- 名無しさん (2023-01-08 11 27 49) ↑↑初期の乱太郎は巻物が好きというキャラ付けがなされていた。製作スタッフの苦労がうかがえる -- 名無しさん (2023-01-08 12 47 06) 道を塞ぐ婆さんの謎解き(頭に「に」が付くもの以外)でウサギが好きな赤い食べ物(答えはリンゴ)の問いに(ニンジンを加工した)辛子明太子と答え正解する -- 名無しさん (2023-01-09 15 36 15) 一年生でこの調子じゃ、正直六年生になる前に授業についていけずに退学してそうな気がする -- 名無しさん (2023-01-12 16 32 08) ↑作者はファンの集いで忍者にはなれるけれども一流にはなれない、彼は優しすぎるからと裏設定を語っていたからなれるにはなれるみたい -- 名無しさん (2023-01-12 16 43 42) 乱太郎の父ちゃん役だった西川幾雄氏は2017年頃にすべての持ち役を降板しており、それ以降の目立った動きはまったく見られておらず、所属事務所からの公式なアナウンスもなされてないので、彼の現状は2023年現在不明。 -- 名無しさん (2023-03-19 19 34 18) 「関連人物」の欄に食満先輩の事を追加したいが、何て書こう。きり丸やしんべヱや善法寺先輩程ではないかもしれないけど、食満先輩と一緒に行動する機会も多いんだよね。 -- 名無しさん (2023-05-02 14 33 48) ↑保健委員長の善法寺先輩の同室の位置づけで書くとかは? -- 名無しさん (2023-08-01 20 53 11) 忍者としてはダメかもしれないけど、ぱっと見で精度の高い絵を描けるって特技は写真のない時代では重宝されそうな感もある。 -- 名無しさん (2023-08-01 21 21 22) 名前 コメント
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50 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/04/07(水) 02 41 16 ID B6c2f2b90 ゴミをまき散らすゆりっぺ達 天使ちゃんが来て「やめなさい」 ゆりっぺ「わー天使が来たぞー」 そのままゆりっぺ達は逃げ去っていく 散乱するゴミ それを無言で掃除する天使 51 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/04/07(水) 02 48 23 ID B6c2f2b90 天使「(あ…音楽が)」 天使「(ライブ?聞きに行って見ようかな…)」 橋の前 音無に撃たれる 仕方なく防衛しつつ前進 SSSの連中がよってたかって攻撃してきたので、防衛するために立ち止まる 食券巻き上げてライブ終わる 天使「(あ…ライブ終わっちゃった…)」 SSSの連中が去っていく 天使はその場でぽつんと1人 散乱した食券の中で立ちつくす 天使「(あ…掃除しなくちゃ)」 天使ちゃんはまき散らされた食券を1人片づけるのであった 57 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/04/07(水) 12 33 51 ID NbTiE6uf0 橋の前 音無に撃たれる 天使「{あ……}」 天使「{なんじゃこりゃあ……}」 58 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/04/07(水) 14 49 12 ID XAIASKj/0 天使(夕べは死なないの証明してあげたし、今日はこの世界についても色々教えてあげなくちゃ・・・!) 天使(でも、上手く話せるかな・・・、ううん、がんばろう!新しいお友達だもんね!あっ、居た!) 天使「・・・」 音無「・・・っ!」 パンッ! 75 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/04/08(木) 04 14 09 ID oYC6jy9SP 天使はたずねれば弱点とか普通に教えてくれそうだな 音無「生徒会長は弱点とかあるの?」 天使「…饅頭怖い…」 133 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/04/10(土) 14 11 04 ID Yp+lItTe0 足が撃たれてもすぐ回復するシーン見て思ったけど 天使ちゃんは処女膜を破っても何回でも回復して処女のまんまなんだろうね 136 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/04/10(土) 16 49 40 ID ofz1Yu/b0 体育館の掃除をしていたら地下への入り口を発見した天使ちゃん トラップだらけの道中からSSS団のアジトがあると予想する ご挨拶に行ってあわよくば自分もメンバーに入れてもらおうと きびしいトラップをボコボコにされながらも乗り越えていくが なんとか到着した途端ギルドは跡形もなく自爆するのであったとさ つづく 281 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/04/11(日) 18 01 48 ID dIxxD5Xr0 そういえばあの学園は全寮制だったな つまり天使ちゃんの寮室も存在するというわけだ そこに忍び込むなりお邪魔するなりして天使ちゃんを上手く言いくるめれば 二人だけの桃源郷の完成ということに。 余りの幸せっぷりに翌日即昇天になりかねないが 284 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/04/11(日) 18 11 02 ID NGs0Xz4E0 俺「うっ、おなかが…(´;ω;`)」 天使「オロオロ」 俺「うあっ、ベルトをっ、ベルトをゆるめてくれないか(´TωT`)」 天使「カチャカチャ」 俺「チャックもお願いします(´・ω・`)」 天使「ジジジジジーーー…きゃっ!!」 俺「へっへっへっ、泣いたってわめいたって誰も助けになんて来ないぜっ(`・ω・´)」 これでかつるっ! 515 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/04/12(月) 21 04 00 ID vxDDChre0 ~ガルデモライブ中~ ♪~ ♪~ 客「間奏きたああああ!」 ♪ピロピロピー♪ ゆり「!?なによこのチープな音色のオルガンは!」 音無「…でも上手い」 ゆい「たしかに…スパイダースの大野克夫並ね…」 音無「何か言ったか」 ゆい「なんでもないわよ!」 ♪ピロピロピロピロピロピロ ピーピーピピーピー♪ ♪~ (ピー ピーーーーーーー)♪ 天使「わたしもガルデモに入りたかった…」 天使「しかし、入ろうとすると撃たれる…」 天使「そこで考えた。目には目を、歯には歯を、ゲリラにはゲリラを…」 517 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/04/12(月) 22 12 09 ID aJRSWt9Z0 天使「もしかして、私に面白みが無いから嫌われるのかな……」 天使「あ、そうだ……前に教えてもらったあれをやれば…」 翌日 ゆり「いたわ!天使よ!」 天使「ま、待って!」 ゆり「早く撃っちゃいなさい!」 天使「え、えっと……ここまがる~」 ダダダダダダッダダ!!!!!!!! ゆり「やったわ!天使を倒したわよ!」 555 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/04/13(火) 09 38 39 ID 5xR8oD3N0 本日の生徒会 天使「食べようとしているうどんにタバスコを大量に入れたり 2Fからゴミ箱の中身を下の人にブチ撒けたりする事案が頻発しています」 生徒会員A「そんなの見たことありません」 生徒会員B「個人的なことを生徒会で取り上げないで下さい」 天使「・・・」 374 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/04/18(日) 22 56 49 ID MbH0Hazb0 天使「やった…ついにガルデモを倒したぞ…これでSSSのいる校長室の扉が開かれる!!」 ゆり「よく来たな天使…待っていたぞ…」 (ギイイイイイイ) 天使「こ…ここが校長室だったのか…!感じる…SSSのジェンガ魂を…」 ゆり「天使よ…戦う前に一つ言っておくことがある お前は私を倒すのに成仏させる理由が必要だと思っているようだが…別になくても倒せる」 天使「な 何だって!?」 ゆり「そしてお前の熊のぬいぐるみは椎名がかわいそうだからとお前の部屋に返しておいた あとは私を倒すだけだなクックック…」 (ゴゴゴゴ) 天使「フ…上等だ…あたしも一つ言っておくことがある このあたしのバックに神がいるような気がしていたが別にそんなことはなかったのよ!」 ゆり「そうか」 天使「ウオオオいくぞオオオ!」 ゆり「さあ来い天使!」 天使の勇気が世界を救うと信じて…! ご愛読ありがとうございました! 491 名前:顔面 投稿日:2010/04/23(金) 22 12 39 ID lO4N8Bjn0 「今日の作戦は天使の弱点を探ること。あんたは天使の部屋に忍び込んで使用済みの下着を持って帰りなさい」 またゆりがわけのわからんことを言い出した。 呆れて放心状態の俺の顔面にゆりの回し蹴りがヒットする。 「頭を使いなさい。天使といえども女の子。生理の日には戦闘能力が大幅に減少することが予想されるわ。 あんたの任務は使用済みの下着から天使の生理周期を割り出すことよ」 気が狂っている。こいつには何を言っても無駄だ。 俺は諦めて、天使ちゃんの授業中に女子寮へと忍び込んだ。 きれいに整頓された天使ちゃんの部屋。 ゆりに言われた通り使用済みの下着を探す。 しかしきれい好きの天使ちゃんが汚れた下着をため込むわけもない。 探しても探しても出てくるのは綺麗に洗われて畳まれた純白のパンツだけだ。 「何を探しているの?」 不意に後ろから問いかける声に身体が硬直する。 入口のドアのところに天使ちゃんが冷やかな目を向けて立っていた。 陽動部隊は何をやってるんだ。 「…何を、探しているの?」 天使ちゃんがハンドソニックを出しながら、ゆっくりと近付いてくる。 「……パ…パンツを……」 俺は震える声でそう答えるのが精いっぱいだった。 「あなたが今手に持っている。それを1枚あげるわ。早く出て行って」 どうやら天使ちゃんは無駄な暴力を振るうつもりはないようだ。 「こ、これじゃダメなんだ…! 使用済みじゃないと、キチガイ女に殺されるんだ!」 手ぶらで帰った俺に対するゆりの暴行を想像し、俺は必死で天使ちゃんに訴えた。 天使ちゃんは立ち止まり、少し考えるように俺を見つめると ハンドソニックをしまっておもむろにスカートをたくしあげた。 そのままパンツを脱ぎ、俺に脱ぎたての布切れを手渡す。 「じゃあ、これ、あげるわ。……早く出て行って」 心なしか天使ちゃんの頬が少し赤い。 俺は生温かいそれを受け取ると、逃げるように部屋を飛び出した。 天使ちゃんまじ天使。 走りつかれた俺は深呼吸すると同時に、まだ天使ちゃんの体温が残るそれを鼻に当て 天使ちゃんの甘い香りを胸いっぱいに吸い込んだ。 ―ああ―そうか―俺が求めていた物はこれだったんだ― 目の前が眩い光につつまれる。 ―そして俺は、今この世界にいるというわけさ。 天使×ゆりっぺ 176 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/04/28(水) 01 32 07 ID Qe/+iDqy0 「あら天使。この前の球技大会では世話になったわね」 「……私は天使じゃない……何か用?」 「戦線のリーダーとして、あの時の借りを返さなくっちゃねぇ…」 「………校内での暴力行為は禁止……」 「わかってるわよ。あんたが無抵抗の人間に無闇に手を上げないってこともね。 …だけど、こういうやり方ならどうかしら?」 ゆりは天使ちゃんの身体を優しく抱き寄せ、天使ちゃんの顎を掴んでくいっと持ち上げた。 「ふふっ…いいのよ、抵抗しても……嫌だったら、自慢のハンドソニックで串刺しにしなさい。 …だけど校内で丸腰の人間を惨殺する生徒会長を、他の生徒たちはどう思うかしらねぇ?」 ゆりが顔を近づけ、天使ちゃんの柔らかい唇を奪う。 「ん……くちゅ…んん…っ…」 人形のように無抵抗な天使ちゃんをNPCの前で蹂躙するゆり。 されるがままの天使ちゃんに苛立つゆりの行為はさらにエスカレートしていく。 天使ちゃんの口内に舌を割り込ませ反応の無い天使ちゃんの舌を弄ぶ。 時折天使ちゃんの身体がぴくっと硬直することから、 無抵抗ではあっても何も感じてないわけではないことが伝わってきた。 天使ちゃんの甘い香りと柔らかい身体の感触に、ゆりは当初の目的を忘れそうになっていく。 「ん…ちゅぱ……はぁっ…ふぅ…」 荒い呼吸とともに唇を離すと透明な唾液が糸を引いた。 「……あんたねぇ…ちょっとは抵抗しなさいよ!」 理不尽に怒るゆりに天使ちゃんは少しだけ恥ずかしそうに眼を伏せる。 「………別に………嫌じゃ、なかったから……」 「//////////」 百合っぺは萌え死んだ。 163 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/05/01(土) 23 45 15 ID ZPyKH+Pl0 生徒会を追われ、一人ぼっちになって数日後の夜。 天使ちゃんがシャワーを浴びていると、玄関から大勢の足音が聞こえてきます。 驚く間もなく、あっという間に数人の人影がシャワー室に入り込み、裸の天使ちゃんを押さえつけます。 「へへへ、あいつらの言うとおりにしたら本当に開いたな、鍵」 この学園の男子生徒達です。数は4~5人でしょうか。 シャワー室の奥で組み伏せられている状態では、外の人数までは分かりません。 夜の女子寮、それも一生徒の私室。そこに無断で侵入し、中の生徒に乱暴を働いている。校則違反どころか、もはや犯罪です。 天使ちゃんは男子達の手を振り払おうとしますが、肩や手、足を押さえつけられ、ろくに身動きが取れません。 「これは校則違反です。すぐにここから出て行って」 まずは口頭注意。これに従わなければ・・・。 「おっと、制裁行為はご法度だぜ? なにせあんたはもう生徒会長じゃないんだからな」 「!」 なんという事でしょう。男達は最初から、天使ちゃんにもう生徒を取り締まる権利がない事を見透かしていたのです。 「・・・・」 天使ちゃんは、男達を振りほどこうとしていた力を抜きます。それでも、男達の押さえつける手の力は強く、身体中に痛みが走ります。 「大人しくなったな。本当にこんなんで言う事聞くんだな、へへ・・・」 男達はにやにやと笑い、一糸纏わぬ天使ちゃんの身体を眺めます。 シャワーのお湯で濡れた真っ白な肌、華奢で小さな身体。まるで妖精のように美しいその裸体に、男達は唾を飲み込みます。 「・・・ですが」 裸を大勢の男に見られる恥ずかしさと、男達がしようとしている事への恐怖を隠し、天使ちゃんは気丈に振舞います。 「貴方達が女子寮に入って来た事は、セキュリティに察知されています。すぐに警備員の方が・・・」 男達一人一人の目を見据え、静かに語りかけます。 監視カメラが作動しているのは本当の事です。彼等はすぐにここから立ち去らなければ、警備員に捕まる事でしょう。 ですが、それを聞いても男達はにやついた表情を崩しません。 それどころか、押さえつけた天使ちゃんの身体を、何本もの手でまさぐり始めたのです。 「・・・っ!?」 自分の言う事をまるで意に介さないかのような振る舞いに、さすがに天使ちゃんも動揺を隠せません。 思わず押さえ込んでいた恐怖心が表情に出てしまいます。 そんな様子を見ながら、彼女を押さえ込んでいる男の一人が、耳元で囁きます。 「よう、知ってるか?ここのセキュリティってよ、どこが機械を管理してると思う?」 「え・・・・?」 怖さと羞恥心から、自分でも信じられないくらいか細い声が出てしまいます。 (校舎や関連施設の機械類は全て生徒会で管理していた筈・・・) 「せ、生徒会・・・?それが一体どういう・・・・」 天使ちゃんは男の言っている事が理解できません。 「・・・そうか、分かんねーか。可愛そうになあ」 男は嫌な笑みを浮かべながらも、少しだけ同情のような眼差しを向けてきます。 「まあいいや。早く助けが来るといいな。くっくっ・・・」 そう言うと、天使ちゃんの顎を軽く掴み、頬をべろりと舐め上げるのでした。 みたいな同人ほしい 196 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/05/02(日) 00 58 38 ID bcU5oK4p0 天使ちゃんの水着回まだ? 197 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/05/02(日) 00 58 50 ID bgyeE7Ly0 「ほら、缶コーヒーだけど飲めよ。温まるぞ」 音無がkeyと書かれた缶を天使ちゃんに渡します。 無言でそれを受け取ると、天使ちゃんは再び俯いてしまいます。 (あの時―男子生徒達を音無くんが止めてくれなかったら、今頃・・・) つい先刻、自分の身を襲った出来事を思い出し、身を震わせます。 「ありがとう」 「ん?いいよ、こんなの120円だし」 「そうじゃなくて」 ふるふるを首を振り、音無の目を見て、 「助けてくれて、ありがとう」 そう言うと、天使ちゃんは缶を開け、一口、コーヒーを飲みます。 「・・・・」 音無の心境は複雑でした。 天使ちゃんが男子達に何の抵抗も出来なかったのも、彼等が女子寮に簡単に忍び込めてしまったのも、 元を正せば全てSSSの起こした出来事が原因です。 そして、テストを摩り替え、会長の座から引き摺り下ろす片棒を担いだのは、他ならぬ自分自身なのです。 (『神様』を引きずり出す為とはいえ・・・・) 自分の横で、自販機前のベンチに腰掛ける小さな姿。 缶を持つその手が、微かに震えているのを見て、強い後悔を覚えます。 (こいつだって、怖かったり苦しかったりするんだ) それなのに、言われるままに天使を追い詰めて、危険な目に遭わせてしまった。 (俺に、ありがとうなんて言われる資格は、ないよな・・・) 「なあ、橘。お前、もうガードスキルを使えないのか?」 音無は天使ちゃんに話しかけます。 「・・・相手が銃器や刃物で攻撃してこない限り、今の私に『生徒指導』する権利はないわ」 「そうか・・・よし、分かった」 音無は天使ちゃんの前に立ちます。 「橘」 「?」 「今日から、俺がお前を守ってやるよ」 468 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/05/14(金) 11 16 39 ID UQSLahfr0 休み時間に天使ちゃんが勉強をしていたので話しかけてみた。 「もうすぐ中間テストだね。今回は良い点数取れそう?」 「………邪魔しないで」 天使ちゃんは黙々と勉強を続ける。この前のテストがひどい結果だったのがよほど悔しかったのだろう。 「君なら全教科満点だろう?今更勉強なんかしなくても…」 「……苦手教科はあるわ……保健体育」 意外だった。いつも変な集団と戦闘を繰り広げているところをみると運動神経は悪くないはずだ。 ということは、つまり……。 「…えっと……性教育とかが苦手なの?」 「ええ…だってこの世界では子作りの知識なんて必要ないもの。概念だけ覚えても理解できないの」 なるほど。しかしそれなら俺の得意分野だ。天使ちゃんの力になってあげられるかも知れない。 「良かったら俺が教えてあげるよ。こう見えても保健体育は得意なんだ」 天使ちゃんは少し迷っていたが、教科書を開いてわからないところを聞いてきた。 「……この勃起というのがどういう状態かわからないの。あなたは勃起するの?」 俺は目眩がした。天使ちゃんの可憐な唇からそんな単語が出るなんて。 天使ちゃんは無垢な瞳で俺の目をのぞき込み、答えを待っている。 「あ…あはは…そ、それは上手く説明できないから、良かったら俺の体で実習してみる?…な、なんてねー、はは…」 動揺のあまり突拍子もないことを口走る俺に天使ちゃんの顔が強張る。 勢いよく席を立ち、スタスタと教室を出て行ってしまった。 ―ああ、怒らせてしまった― 自分のバカさ加減に後悔の念にさいなまれていると、教室の入口から天使ちゃんの呼ぶ声がした。 「なにしてるの?早く保健室に行きましょう」 ――ああ、天使ちゃんマジ天使。 俺はこれから起こるであろう素晴らしい出来事に胸を弾ませながら、天使ちゃんの後を追い廊下へと飛び出した。 ドアの向こうは眩い光に包まれていた――………