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http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1311182440/685-690 「黒猫さんと、こんな風に会うなんて初めてだねえ」 私の目の前に居るベルフェゴールが柔和な表情を浮かべながら私との会話を 試みている。現世では彼女と一対一で会うことなどあり得ないはずだった。 だが、あの女からのあの電話が、私とベルフェゴールの対峙を強制させたのだ。 『あのさ‥‥‥、アタシ、もうダメかもしんない』 あのスイーツ(笑)から電話がかかってくること自体は奇異な話ではない。 問題はあの女の様子だ。 現世ではあり得ないほどに狼狽した様子で電話をかけてきたのだから。 一体、何があの女の身に降りかかったというのか。 千葉の堕天聖を此程までに揺れ動かす、あの女の狼狽振りは一体何なのか。 大方、あの女が兄と呼んでいる破廉恥な雄との間での揉め事が原因だろう。 だから私に泣きついてきた、というのは容易に想像できる。 だが何だろう? この胸騒ぎは。際限なく湧き出る悪い予感が心から溢れ出る。 私の予感は悉く的中するのだ。 その的中能力を此程までに否定したくなる瞬間など嘗て無かった。 だが今は違う。切に希求している。予感が外れて欲しい、と。 「もしかして、桐乃ちゃんのことを相談したいのかなぁ?」 ベルフェゴールは、私を包んでいる妖気を容易く破って心の中を読み取った。 流石ね。私が一目置くだけのことはある。 フフッ。私の心を読み取った褒美に、私との精神の交流を認めてあげるわ。 「あ、あの‥‥‥あの女に一体何があったのかしら?」 「う~ん、心当たりはあるけどお、多分、きょうちゃんとのことじゃないかなあ」 やはり、あの雄が絡んでいるというのか。 この世で何年あの女と時を刻んでいたのか。 なぜ未だにあの女を御することができないのか。 全く、情けない雄だこと。 私の心は、あの雄に対する罵倒めいた疑問で埋め尽くされた。 「兄さん‥‥‥と何があったというのかしら?」 「う~ん、話してもいいけど‥‥‥黒猫さん、取り乱さないって約束できる?」 クッ! この女、私に悪魔との約束を要求するのか。許されなくてよ! だが、悪魔との約束など、私が現世における立ち振る舞いを定めた 私自身の縛りから逸脱するに過ぎない。 あの女が陥った苦しみが悠久の刻を越えぬようにしてやることが 現世での私の使命。それが私の結論なのだから。 「ええ。約束するわ」 「ほんと? 取り乱さないって約束してね!」 「覚悟は決めているわ。何せ悪魔と契約したのだから」 「あくまとけいやく?」 「いえ、何でもないわ。さあ、話して頂戴」 「じつはね‥‥‥」 ‥‥‥‥‥‥ 「オイ桐乃、オマエ、髪の色を戻す気ないか?」 「ハァ? 何、バカなこと言っちゃってんの?」 俺のベッドに寝そべってファッション誌を読んでいる図々しい様子の 我が妹・桐乃への頼み事はあっさりと否決された。 「いや、何か懐かしくなってな」 「うげえ~、シスコン、キモお~」 「オマエ、元々黒髪だろ。黒髪のオマエってどんな感じかと思ってな」 「黒髪じゃなくて、茶色がかってたでしょ! 覚えてないの!?」 ここの所、俺は桐乃に髪の色を変えてみないか? と言い続けている。 今でこそライトブラウンに染められたロングの髪が桐乃のトレードマークだが、 元々は茶色がかった黒髪で、俺はその頃の桐乃が無性に懐かしくなっていた。 勿論、桐乃には読モとしての仕事もあるわけで、そう簡単に髪の色を変えること なんて叶わないことは解っているつもりだ。 「訊きたいんだケド。なんでアンタ、アタシを黒髪にしたいワケ?」 「いや、だから懐かしさってのがあってだな‥‥‥」 「ウソつくな!」 「いきなりウソ吐き呼ばわりかよ。昔を懐かしむのがそんなにおかしいのか?」 「『昔を懐かしむ』ねえ‥‥‥んじゃ、コレはナニ?」 そう言うと、桐乃は俺のベッドの下から『男の宝物BOX』を引っ張り出す。 「お、オマエ! 何をすんだ!?」 「何なのよ、コレはッ!?」 桐乃がBOXの中から取り出した一冊の本。 俺が入手したばかりの黒髪特集本だ。言っておくが薄い本ではないからな! 一応、Amazφnでは18禁ではないカテゴリーだ! 「こーんな本に影響されちゃってさ。 『今こそ、黒髪!』『黒髪に興味がないなんて、人生を損している!』 『黒髪・眼鏡・妹は萌え三種の神器』って、ふ~ん。こんな趣味なんだ」 記事の煽り文句を読み上げる我が妹を前に、俺はあやせに会いたくなった。 正確には、死にたくなったわけで。 「わ、悪いかよ!? 別に俺がどんな趣味でもオマエには関係ないだろ!」 「関係あるっつーの! こんな趣味の兄貴がいるなんて最っ低!!」 「18禁じゃないし! オマエのエロゲー好きよりははるかに健全だろ!」 「なッ! うっさい! この変態!!」 桐乃は俺の部屋を飛び出し、自分の部屋に籠もってしまった。 クソッ! 実にくだらないことで妹とケンカをした俺は自己嫌悪に陥った。 自棄になりベッドに身を投げると、薄い壁の向こう側から話し声が聞こえる。 『あのさ‥‥‥、アタシ、もうダメかもしんない』 誰かと電話しているようだ。相手はあやせだろうか? もしそうだったら速攻で俺の電話に公園への呼び出しが来るはずだが、 それも無かったからきっと違うのだろう。 ああ、実にイラつく。多分桐乃も同じようにイラついているかもしれない。 こんなくだらないことでお互いにイラつくなんて損だ。 桐乃の誹りを受けたときにエロゲーの話を持ち出した俺も大人気なかった。 それに、俺は妹ともっと仲良くなりたいという重篤なシスコンだからな。 ここは‥‥‥俺から謝るとするか。 コンコンコン ガチャ 「桐乃。さっきは悪かっ‥‥‥」 返事を待たずに妹の部屋のドアなんて開けるもんじゃないよな。 「ぬあっ! 勝手にドア開けんな!! 変態!!」 「オ、オマエ、それ‥‥‥」 「うっさい! 見んな! バカッ!!」 桐乃は黒髪+眼鏡という出で立ちで俺にご褒美、もとい罵声を浴びせる。 「なんだよ、その格好!?」 「ア、アンタの趣味ってどんなもんか試しただけだっつーの!」 「ホントか?」 「嬉しそうな顔すんな! マジキモい!!」 いかん。感情が顔に出ていたらしい。 それにしてもその黒髪はどうしたんだ? まさか染め直したのか? 「ああいうのに興味あるみたいだから、黒いウイッグと眼鏡を用意しただけ!」 そういうことか。でも‥‥‥クソッ! そんなの反則だろうが! 黒髪+眼鏡の姿が反則ではなく、そういう用意をしてくれたことが 途轍もなく愛おしく感じられる。 さっきまでクソアマと思っていた妹が途端に可愛く見えるようになった。 「桐乃」 「ナニよ? 何か文句あるワケ?」 ぎゅっ 「ちょ、ナニすんのよ!? 放せっての!」 今この瞬間の感情を最大限に表現できる簡単な手法を採った俺に桐乃は抗った。 「悪かった」 「え?」 「オマエの考えを無視して髪の色を変えろなんて言って悪かった」 「‥‥‥」 「そんな用意をしてくれるだけでもう充分だ」 「ナニ言っちゃってんの? バッカみたい」 「ああ、バカだ。外見ばかり見て、オマエの内面を見なかった俺はバカだ」 「ばか‥‥‥」 「それに、エロゲーの話なんか持ち出して悪かった」 「アタシもアンタの‥‥‥アレを勝手に見たりしてゴメン」 『妹ともっと仲良くなりたい』という俺の想いは通じたようだ。 「あ、えっと‥‥‥?」 「何だ? どうした?」 「アタシ、何かしなきゃいけないことがある気がするんだけど、何だろ?」 「忘れるってことは、『しなきゃいけない』って程のことじゃないんだろ」 「そっか。そうだよね」 おかしなヤツだ。でもそんな桐乃も今は愛おしく見える。 フン。シスコンだと笑いたければ笑え。 「桐乃‥‥‥」 「京介‥‥‥」 ‥‥‥‥‥‥ 「‥‥‥というわけなの」 「‥‥‥‥‥‥」 「えーっと、黒猫さん?」 「さ、参考までに訊きたいのだけれど、その後、あの二人はどうしたのかしら?」 「わかんない。きょうちゃんから聞いたお話はそこでおしまいだから」 あのスイーツ(笑)からの思わせ振りな電話は何だったというの。 私の胸騒ぎはどうしてくれるの。 際限なく湧き出た悪い予感はどう始末してくれるの。 あの愚かしい兄妹が演じた矮小な争いに巻き込まれるとは、私もとんだ道化ね。 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥フッ、クククク」 「黒猫さん!? だいじょうぶ?」 「え、ええ。大丈夫よ。これしきのことで千葉の堕天聖の心は折れないわ」 「せんようのだてん‥‥‥?」 「いえ、気にしないで頂戴」 「黒猫さん、ひょっとして相談事ってかいけつしたの?」 「ええ、勿論よ。完璧に解決したわ」 「よかったあ。うふふふ」 ベルフェゴールからは何らの邪気も感じられない。 此が“天然”の成せる技なのだろうか。 それに対して今の私は‥‥‥フッ、クククク。 ああ呪わしい。この怨念を一体何処に葬り去れと言うの。 リア充兄妹は死ね! 『兄妹ゲンカ』 【了】
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DG/SE17-20 カード名:兄妹の会話 カテゴリ:クライマックス 色:緑 トリガー:2 【自】 このカードが手札からクライマックス置場に置かれた時、あなたは自分の控え室の緑のカードを1枚まで選び、ストック置場に置き、自分のキャラすべてに、そのターン中、ソウルを+1。 ……バカ兄貴 レアリティ:C 13/09/12 今日のカード。 ・対応キャラ カード名 レベル/コスト スペック 色 意地悪な悪魔 エトナ 1/1 6500/1/0 緑
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千葉3兄妹 都道府県 千葉県 肩書き 自衛隊千葉地方協力本部キャラクター 公式サイト https //www.mod.go.jp/pco/chiba/brother.html 解説 長男「千葉衛(ちばまもる)」は陸上自衛官。特技はほふく前進。長女「千葉未来(みらい)」は海上自衛官。社交的な性格で特技は水泳。次男の「千葉翔(ちばかける)」は航空自衛官。特技はアクロバット飛行。 攻略難易度 ★★★★★難。千葉地本のイベントで会えるかな? 名刺の有無 ? 狙い目イベント イベント情報
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NA/W12-101 カード名:戦場の兄妹 カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:1 コスト:0 トリガー:0 パワー:5000 ソウル:1 特徴:《魔法》・《クローン》 【自】アンコール[あなたの山札の上から1枚をクロック置場に置く](このカードが舞台から控え室に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、このカードがいた枠にレストして置く) フェイト「時空管理局嘱託魔導師・・・・・・フェイト・テスタロッサ」 レアリティ:TD illust.たかみ裕紀
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autolink NA/W12-101 カード名:戦場の兄妹 カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:1 コスト:0 トリガー:0 パワー:5000 ソウル:1 特徴:《魔法》?・《クローン》? 【自】アンコール[あなたの山札の上から1枚をクロック置場に置く](このカードが舞台から控え室に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、このカードがいた枠にレストして置く) フェイト「時空管理局嘱託魔導師・・・・・・フェイト・テスタロッサ」 レアリティ:TD illust.たかみ裕紀 魔法少女リリカルなのはA sのTD限定カード。 ヴァイスサイド初のクロック式アンコール持ち。 レベル2以降のためにハンド/ストックを温存して戦線維持できるので優秀。 使い魔アルフや狼形態アルフのパンプで強力な壁兼アタッカーに …といきたい所だが、残念なことに「フェイト」?ではないためネームパンプは受けられない。
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お豆3兄妹 名前:Peas-in-a-Pod デビュー:『トイ・ストーリー3』(2010年) 概要 ボニー・アンダーソンが所有する枝豆のおもちゃ。鞘をジッパーで開けると、中に顔のある3つの豆が入るようになっている。 3体とも好奇心旺盛で元気いっぱい。 エピソード トイ・ストーリー3 お豆3兄妹はボニー・アンダーソンの家にやってきたウッディを見て、「本物のカウボーイか」と訊ねる。しかし、「帽子を被ってないから偽物だ」と結論づけようとしたところで、ウッディは帽子を失くしたことに気付く。 エンド・クレジットでは、ミスター・ポテトヘッドの体内に勝手に入って怒られていた。 ハワイアン・バケーション ボニー・アンダーソンが冬休みに入り、ダッシュで部屋へ戻ってこようとすると、お豆3兄妹の末っ子が他のおもちゃたちに「ボニーが来るよ!」と合図する。 その他 『レックスはお風呂の王様』では直接登場しないが、壁に似顔絵が掛けられている様子が確認できる。 登場作品 2010年代 2010年 トイ・ストーリー3 (ゲーム)* トイ・ストーリー3 2011年 ハワイアン・バケーション 2012年 レックスはお風呂の王様(カメオ出演) 2020年代 2020年 フォーキーのコレって何? 2021年 ピクサー・ポップコーン・ショーツ 声 アンバー・クロナー(2010年) アディソン・アンドリュース*(2020年) チャーリー・ブライト(2010年) イマニ・プリオ*(2020年) ブリアンナ・メイワンド(2010年) ゾーイ・レヴィン*(2011年) ミラ・クレスポ*(2020年) 大谷咲葵(2010年) 新津ちせ(2020年) 松本航輝(2010年) 藤野蒼生(2020年) 古口貴子(2010年~2011年) 安藤紬(2020年)
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エリュー年齢 他キャラ年齢 できごと 18歳 トロン兄23〜25歳 兄登場 19歳 亜乃亜の夫29歳 亜乃亜結婚 20歳 トロン兄25〜27歳 惑星グラディウスに生還 同年 亜乃亜20歳 亜乃亜、第一子妊娠 21歳 亜乃亜21歳、亜乃亜の夫31歳 亜乃亜、第一子出産 同年 ティタ20歳、トロン兄26〜28歳 トロン兄、ティタと結婚 同年 マドカ18歳、ジオール22歳、エモン23〜25歳 マドカ、惑星グラディウス来訪 24歳 空羽弟21歳、トロン兄29〜31歳 エリュー、空羽弟と結婚 同年 マドカ21歳、温井さん22歳、おばちゃん35歳 マドカ、技術開発部隊よりスカウトされる 25歳 マドカ22歳、温井さん23歳、おばちゃん36歳、亜乃亜の夫35歳 マドカ、技術開発部隊に配属 同年 亜乃亜と長男・武揚、秘密時空組織Gに殺害される 26歳 亜乃亜の夫36歳、おばちゃん37歳 亜乃亜の夫、入隊 同年 マドカ23歳 マドカ、斑鳩中佐と同性婚 27歳 マドカ24歳、おばちゃん38歳、亜乃亜の夫37歳 斑鳩中佐、第一子たまき出産、マドカとの実子とする 同年 ティタ25歳、トロン兄32〜34歳 ティタの新しいDバ「セブンスパイダース」誕生 同年 ジオール28歳、エモン29〜31歳 ジオールとエモンの長男・泰くんが内弁慶 同年 おばちゃん38歳、亜乃亜の夫36歳、マドカ24歳 亜乃亜の夫、斑鳩家に転がり込む 28歳 ジオール29歳、エモン30〜32歳 トゥイー家に第二子・第三子と双子の女児誕生 同年 おばちゃん39歳、亜乃亜の夫38歳、マドカ25歳、たまき1歳 斑鳩家に第二子・あずさ誕生 29歳 亜乃亜の夫39歳、おばちゃん40歳、マドカ26歳 亜乃亜の夫、おばちゃんを許す 同年 マドカとおばちゃん、婚姻関係を解消 同年 マドカ26歳 マドカ、惑星メルの女王に即位 同年 おばちゃん40歳、亜乃亜の夫39歳 亜乃亜の夫に殺処分の決定がくだる 同年 おばちゃん、大佐に昇進 同年 亜乃亜の夫、おばちゃんの直属の部下に配属される 30歳 亜乃亜の夫40歳、おばちゃん41歳、トロン兄35〜37歳、空羽弟27歳 亜乃亜の夫、空羽弟と共に冬コミ出展 同年 おばちゃん、少将に昇進 同年 斑鳩家に第三子、長男・るうま誕生 31歳 おばちゃん42歳、亜乃亜の夫41歳、たまき4歳、あずさ3歳、るうま1歳 斑鳩家新築 同年 エスメラルダ32歳 斑鳩家に第四子、ぶち子誕生 同年 おばちゃん、中将に昇進 同年 温井さん29歳 おばちゃん、亜乃亜の夫のプロポーズを断る 同年 おばちゃん、亜乃亜の夫監視の任務を一時解任される 32歳 亜乃亜の夫42歳、おばちゃん43歳、マドカ29歳 おばちゃん、大将に昇進する 32歳 皇帝ラーズ殺害、グラディウス帝国の滅亡 同年 トロン兄37〜39歳 亜乃亜の夫の襲名決定 同年 亜乃亜の夫42歳、おばちゃん43歳 おばちゃん、皇帝ラーズより新しい宮殿「田島晴」城を遺産として譲られるも、国に寄贈する 同年 空羽弟29歳 空羽弟、新規隊員募集ポスター用画像コンペティションに優勝、副賞として士官学校への入学を許される 33歳 亜乃亜の夫43歳、おばちゃん44歳 おばちゃんに殺処分の決定が下される 同年 たまき6歳、あずさ5歳、るうま3歳、ぶち子3歳 おばちゃん、亜乃亜の夫を過去に帰す 同年 亜乃亜の夫、過去をいじって帰還する 同年 エスメラルダ34歳、亜乃亜33歳 それにより現在が変わる。エスメラルダと亜乃亜が夫婦に 同年 亜乃亜の夫、「亜乃亜の夫」ではなくなる 同年 落合けんいち二等兵(亜乃亜の夫)、おばちゃんと結託する。 35〜36歳 亜乃亜の夫45〜46歳ぐらい、おばちゃん46〜47歳ぐらい 亜乃亜の夫、重度の糖尿病で死亡
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414 名前:義理兄妹 1 ◆Xaq9.y7Ff2 [sage] 投稿日:2011/03/28(月) 14 56 15.90 ID vGThuI8z 「お兄ちゃんのばか!!」 「ご、ごめん。ホントに今月はきついんだよ」 「でも、あのとき来月には買ってくれるっていった」 「うーん、わかった、じゃあ、今日のご飯はサキちゃんの好きなオムライスにしよう」 「!ほんと!・・・いや、だまされなよ、買ってくれるっていったもん」 「だーかーらー、それは無理なんだよ。それ以外。」 「・・・・・・わかった。じゃあ、さびしいとき一緒に寝てくれる?」 「サキちゃん、もうすぐ小学生だよ」 「だって、寂しいんだもん」 「はあー。寂しいときだけだよ」 「うん♪」 量の少ない、小さなポニーテールを揺らしながら、自分の手を取って家路につく笑顔の少女。つないだ手を元気よくふりながら鼻歌を歌っていた・・・ ガタンゴトガタンゴ・・・プシュー 「終点、◎×駅。お忘れ物のないようご注意ください。本日のご乗車ありがとうございます」 えええ!!寝過した・・・サキちゃんに叱られるなあ、はあ。そもそも、帰りが少し遅れただけで怒りすぎだよね。前は早く帰ってこなかった罰だとかいって日曜は外にだしてくれなかったし・・・ ピピピピピピピ 来た。この着信はとると確実に耳元で火を噴きますよね。うん。無視して早く帰ろっと・・・ 415 名前:義理兄妹 1 ◆Xaq9.y7Ff2 [sage] 投稿日:2011/03/28(月) 14 59 17.19 ID vGThuI8z ・・・と思って帰ってきた三十分前の自分を殴りたい。ああ、36のおっさん が17の娘さんに怒られてるってのは笑える場面だ。いや、俺が当事者 なんで、全く笑えないがね、はは。というか、正座きつい。 「全く、お兄ちゃんはなんでそんなに寝過しが多いのよ。 一体、何回目?多すぎて数えきれないわよね」 「いやいや、寝過し程度でキレすぎだよ。」 「毎回毎回、一生懸命作った食事が冷めていくのを見る虚しさがわかる?」 「はい、ごめんなさい。もうなにも言いません。」 大分、委縮した俺を見て、サキちゃんは一つ溜息をもらした。 スッと通った鼻筋、黒曜石のような瞳、若干、茶色がかった 色の髪、白い肌、後、何て言ったってプロポージョン、特に 足の綺麗さなんて国宝級です。兄としてはうれしい限りです。 しかし、心配なことが一つ。サキちゃんには彼氏がいないらしい。 確かに、兄としては大事に育てた妹がお嫁にいくのは悲しいけど、それ以上 に幸せになってくれたという喜びがあるわけで、兄はサキちゃんの 今後が心配なんだよね。 「あのさ、サキちゃん」 「なによ。」 「・・・彼氏できた?」 416 名前:義理兄妹 1 ◆Xaq9.y7Ff2 [sage] 投稿日:2011/03/28(月) 15 00 41.36 ID vGThuI8z 「!!なんでお兄ちゃんにそんなこと言われなきゃなんないのよ。だいたい、そういうナイーブなとこ聞く?ほんっとにデリカシーがないよ。」 「違うよ。心配なんだよ。だから、ほら」 そう言いながら、差し出したのは地元の遊園地のペアチケットだ。 「なによ!わたしから、男を誘えっていうの?そんな、媚びた様な真似できないわよ」 「いや、でもさ、最近は肉食系女子ってのが流行ってるらしいし、ひとつ積極的になるのもいいんじゃないかと」 「・・・間に合ってるわよ」 417 名前:義理兄妹 1 ◆Xaq9.y7Ff2 [sage] 投稿日:2011/03/28(月) 15 01 43.75 ID vGThuI8z 間に合っている? 間に合っている→必要ない→満足している→彼氏がいる!! 「うわー!どうしよう、どうしよう。お祝いは何がいいのかな?赤飯炊くべき?」 「??なにを勘違いしてるの」 「だって彼氏できたんでしょ」 「・・・もういい!!おやすみ!!!」 鼓膜が痛い。叫ばなくてもいいんじゃないかな。顔を真っ赤にしてサキちゃんは二階に上がっていってしまった。どうしよう、やっぱり女の子は難しいなあ。なにがいけなかったのかな。鼓膜いたい。 418 名前:義理兄妹 1 ◆Xaq9.y7Ff2 [sage] 投稿日:2011/03/28(月) 15 03 29.24 ID vGThuI8z 猛省のなか、風呂に入り、布団のなかでうつらうつらしていると ノックの音が聞こえてきた。サキちゃんが来たみたいだ。 「どうぞ」というと、枕をもったサキちゃんがゆっくりとした 動作で、暗闇のなか、入ってきた。 「あのさ、えっと、その・・・一緒に寝てもいい?」 「お嬢さん、御歳は?」 「17よ!!なによ、約束したじゃない」 「いやはや、あの頃は小さかったしね」 「もういい!!」 暗くて顔の色は解らないが、おそらく怒りで真っ赤なのだろう。 やばい、これ以上、怒らせては、明日の弁当が人参パラダイスと化す。 サキちゃんをからかうのは面白いが、人参はその楽しさを帳消しにする力がある。 「待って。なにも聞かないから。」 「・・・一緒に寝てもいいの?」 「バッチコーイ」 「・・・おじゃまします」 小ボケには付き合ってくれないらしい。ヤベー、相当怒らせてるよね。 反省、反省っと。 「すっごい寂しいことがあったんだ。」 「うん、知ってる。サキちゃんがこうするのって寂しい時だけだもんね」 「・・・・・・アリガト」 それ以後は会話はなかった。サキちゃんの肩と枕の隙間に片腕を通して、 もう片腕はサキちゃんの脇の下を通して、背中と後頭部を包み込む。 小さなころから二人で寝るときはこの格好だったなと思いながら眠りに落ちて行った。 目次 次へ
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伝説兄妹! (このライトノベルがすごい!文庫) 「柏木絆、大学生、詩人。その強欲さ、伝説級。」 あらすじ +... 「才能はなく、お金もなく、だが働きたくない。ないない尽くしのダメ大学生・柏木は、食糧を求めて入り込んだ山の中で、奇妙な遺跡を発見する。遺跡の中で出会った少女が持つ、凄まじい詩の才能を目の当たりにした彼は、彼女をデシ子と名づけ、妹として自分の家に住まわせ始める。彼女の詩を自分のものとして売りさばくことで、一躍大金持ちとなる柏木だったが…!?伝説的スケールで贈る、笑いと涙と感動の神話。」 タグ投票(この投票をもとにタグ登録、検索の充実を行っています) 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 神様 1 (50%) 2 義妹 1 (50%) 3 "このライトノベルがすごい!文庫[0]" 0 (0%) 4 "ファンタジー[0]" 0 (0%) 5 "大学生主人公[0]" 0 (0%) 6 おかもと(仮) 0 (0%) その他 投票総数 2
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7 名前:義理兄妹 2 ◆Xaq9.y7Ff2 [sage] 投稿日:2011/04/05(火) 22 57 31.58 ID JUm2/O/x 無粋な携帯がパジャマのポケットで振動する。 はっきりいって不愉快極まりない。 ずっと、お兄ちゃんの腕のなかで眠っていられたらいいのに まあ、そんな現実逃避は意味がないので目覚めることにする。 目の前にはお兄ちゃんの胸板があって、私は思い切り深呼吸をした。 うーん、肺の中がお兄ちゃんでいっぱいだ。 ……いけないいけない。悦ってた。朝ご飯作んなきゃ でも、その前にお兄ちゃんにイタズラしようかな。 態勢をかえて上からお兄ちゃんの顔を覗き込める様にする 両手をお兄ちゃんの頭の両サイドにおき、唇と唇を合わせる あったかい いつまでもこうしてたい でもだめ、呼吸音が変わった 4,3,2,1 すっと頭をあげて お兄ちゃんの顔をのぞきこむ ぼんやりとした瞳があらわれた。 8 名前:義理兄妹 2 ◆Xaq9.y7Ff2 [sage] 投稿日:2011/04/05(火) 22 58 27.98 ID JUm2/O/x 「うん?あ、おはよう。サキちゃん」 「おはよう。よく寝てたね、疲れてるの?」 「うーん、わかんない。というか、顔が近いよ」 「それは起きない場合、鉄拳制裁を施すためだよ」 「輝かしい一日の始めにケガしたくない」 「起きろ。そして、お兄ちゃんのいて座は最下位です」 「マジすか。隊長、俺、今日、生き残れないっす」 「・・・早く帰ってきてね」 夫婦漫才を一方的にぶっちぎり台所に向かう お弁当の準備は昨日のうちに済ませたし、朝の献立も考えてたから時間かかんないよね 料理が私、掃除がお兄ちゃん、洗濯は当番。 家事分担okってお兄ちゃんは良いお婿さんになるなぁ、 もらうのは私だけどね 。 9 名前:義理兄妹 2 ◆Xaq9.y7Ff2 [sage] 投稿日:2011/04/05(火) 22 59 19.85 ID JUm2/O/x ご機嫌な気分で朝の身支度を整え、朝食の用意をすると、結構な時間だ。 えっと、さっき洗面所で見かけたから部屋にいるのかな、お兄ちゃんは 遅刻させる訳にはいかない、未来の妻としてはね。 「お兄ちゃん、遅刻するよ~」 目に飛びこんできたのは、書類を見つめるスーツの男の人だった。 お兄ちゃんは身長は175くらいで普通だが、顔が少々強面の部類に入るから笑っていないと威圧感がでるし、真剣な表情は多少怖く感じる。 私が知らないお兄ちゃんの顔。私が届かない大人のひと・・・ 舞い上がっていたテンションが急降下する。 さっきまで笑顔だったのに今の私は仏頂面だ。 10 名前:義理兄妹 2 ◆Xaq9.y7Ff2 [sage] 投稿日:2011/04/05(火) 23 00 07.44 ID JUm2/O/x そんな私の態度が不思議なのか、こっちを伺うお兄ちゃん ごめん、お兄ちゃんが悪いんじゃないの こんな風に心配かけさせたり、八つ当たりしたりしてほんとに子供だ。 ああ、いやになる。 重い空気の中、朝食が進み、私は食事が終わったお兄ちゃんに飲みものを差し出した。 「またプロテイン入ってたりする?」 「だって筋肉つけないと、また体脂肪率戻るよ」 「いやいや、ランニングちゃんとしてるよ。結構な筋トレもしてますよ。そして激マズなのだよ、プロテイン」 「うん、じゃあ、腹筋割るつもりでいこうっぜ」 「おっさんの体に無茶をいいすぎだっぜ。いびりに近いっぜ。」 「ずべこべ言わないで飲め。いびりレベルを上げるわよ」 「やはりいびりだったのか!」 バカ話で少し私の気も晴れた。やっぱりお兄ちゃんは笑顔がいいよ。 私の知ってるお兄ちゃんでいてほしい。 アンニュイな気持ちが渦巻くなか学校へと歩を進め、午前の授業を消化する 四限目、校庭をみると、体育祭の練習をしていた。 みんな、両親が応援に来たりするのだろうか。 両親かあ・・・・・・。 私と両親との写真は少ない。それでも、時間のことを考えれば多いのかもしれない。二年という短い時間を考えれば ・・・ 子宝に恵まれない白城夫妻と近所で両親は有名だったらしい。 そんな中、お兄ちゃんを養子に迎えたが血の繋がった我が子というのが欲しいものなのか、 11 名前:義理兄妹 2 ◆Xaq9.y7Ff2 [sage] 投稿日:2011/04/05(火) 23 01 00.34 ID JUm2/O/x 長年に及ぶ不妊治療の結果、ようやく授かったのが私。 そして、幸せの絶頂期にあえなく二人ともども事故死。 二才の私はなにも覚えてないし、悲しいかと言われても分からない 。 むしろ幼少期にインパクトの強いものと言えば、お兄ちゃんにわがままをいって困らせたことかな 家は私たちのものになったらしけど、当時21のお兄ちゃんが2つの私を抱えて生きていくって・・・ まあ、生活費がヤバいときも何度かあったけど、行事事にはできるだけ顔を見せてくれたし、特に他の子の両親が羨ましいとかは思わなかったけどね。 ありがとう、お兄ちゃん。やっぱり、お兄ちゃんのこと考えると元気g フゥー 朝からのアンニュイモードを吹き飛ばしたときに右耳に息を吹きかけられた。 背筋を駆け巡る悪寒に耐え、右を向くと表情がまったく読めない鉄面皮こと 佐原 有希 がいた。 「なによ」 「いや、余命三カ月の患者みたいな顔から幸せで頭いっちゃってる顔に変化してていて、面白かったから」 「なにも、おもしろくないわよ」 「知らぬが仏」 はあー。なんでこいつは冗談を真顔で言ってくるんだろう。 この娘とは幼馴染。 今みたいに冗談も言えないほどコミュニケーション能力がなかったこいつの話相手になったのが小学校のころ いまでも、一番の友達だったりする。 同じ高さの目線で、同じ様な価値観を共有し、相手の考えをある程度予測できる、居心地のいい関係。 はあ、お兄ちゃんの考えなんてわかんないけどね。 駄目だ、今日は鬱スパイラルみたいだ。 せめて、同じ目線にたてればちがうのかな。 有希みたいに同い年なら考えてることもわかるのかな。 お兄ちゃんと同い年って・・・タイムスリップ?お兄ちゃんが17のときだから19年前? 12 名前:義理兄妹 2 ◆Xaq9.y7Ff2 [sage] 投稿日:2011/04/05(火) 23 01 46.91 ID JUm2/O/x 「あああ、もう!タイムマシンとかないのかな?」 「全く話がつながってないわよ、紗希。」 「だから、過去に行きたいの!19年前。わかれ、それくらい。」 「無茶言いすぎよ。そう、紗希はタイムマシンがほしいのね」 「そうよ。そういうありそうもないことにでもすがりたい気分なの」 「藁おもつかむってやつね。」 「そう。そんな気分なの」 「・・・私はタイムマシンなんかほしくないわ」 「!!なんで?いろいろ便利なことに変わりないじゃない」 「でも、タイムマシンがあれば、現在は無意味なものじゃない」 「無意味?なんでよ、自分の都合のいいように現在を変えることだってできる じゃない」 「でもそれって、今まで生きてきた時間は意味がないって言ってるようなもの よ。いやなことも楽しいことも全部含めて、私はここに生きているって思いた いの」 そういった、有希の目は同い年とは思えないほど、澄んでいてきれいだった。 「そうだね。私の17年は無為にしたくないかな」 「あら?ものわかりがいいのね、今日は」 「その減らず口どうにかならないの」 苦笑まじりの私に微笑をむける、有希。 この娘は気付かない大切なことを教えてくれる。 そうだよね、悔んだり、あり得ないことを考えるよりも、今、できることを考えようかな。お兄ちゃんと過ごした17年は変えがたいものだし。 お兄ちゃんのご飯を作って、一緒に暮らして、一緒に寝て、こんな幸せなこともないよね・・・私がこれ以上を望めば・・・砂上の楼閣なの? 戻る 目次 次へ