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天和無双/BEMANI Sound Team "PON" もう戻れない場所に来たようだ 過ぎ去りし言葉何もかもが 初めから分かってたくせに ただ生きる事はもうできない なりたかったなれなかった現実は 漢(おとこ)の拳で 今過去にしてやるさ 行け!オレを越えてゆけ 全てを懸けて 一か八かの夢を抱け 打て!答えが出るまで 信じて突き進め 天和無双 生まれてきた理由を探せ 打て!力尽きるまで 迷わず突き進め 天和無双 Long ver もう戻れない場所に来たようだ 過ぎ去りし言葉何もかもが 初めから分かってたくせに ただ生きる事はもうできない なりたかったなれなかった現実は 漢(おとこ)の拳で 今過去にしてやるさ 行け!オレを越えてゆけ 全てを懸けて 一か八かの夢を抱け 打て!答えが出るまで 信じて突き進め 天和無双 何もかもに目を背けていた すれ違う鼓動消したいから 誰がため涙を拭って ただ生きる事を選ぶのか なりたかったならなかった真実は 漢(おとこ)の決意に 後悔なんてないさ 飛べ!翼を広げて 前だけを見て 生まれてきた理由を探せ 打て!力尽きるまで 迷わず突き進め 天和無双 行け!何も恐れずに 愛さえあれば やがて大きな力と変わる 打て!答えが出るまで 信じて突き進め 天和無双 生まれてきた理由を探せ 打て!力尽きるまで 迷わず突き進め 天和無双
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俺は目が覚めた。 今は10時…いい頃合いだ。 台所へ駆け出し、パンとハムをひっつかみ寝室の窓から身を踊らす。 九階からのヒモなしバンジー。約4秒のフリーダム。 三回転して着地。地面が揺れている。 通行人もガクガクしてやがる。 ざまぁみろ… 俺は走り出す。 右手にはハム。左手にはパン。 パンにハムはさむ。 語尾にニダをつけると韓国語っぽく聞こえると思うのは雪姫的だろうか? しかし、それも致し方ない。 ハムサンド、それは永遠の輝き。 目の前に、伊吹が現れた。 「やらないか?」 「やらねぇよ!」 ハムサンドは死守する。たとえ光の想い人だろうと関係ない。 ハムサンド ああハムサンド ハムサンド 一句出来た。 ボロボロに叩きのめした伊吹を超えて俺は行く。 なるほど、これが俺の屍を越えて行け状態か。 親指を立て、伊吹にサムズアップ。 笑顔で返された。 いい笑顔だ。 俺は走る。走る。 メロスって凄いな。アイツ、多分トライアスロン凄い強いよ。でも友達の名前が言い難い。 雪姫が現れた。 「やらないか?」 その手にはナイフが握られてる。 「ケツアナならやってやるぜ?」 前の処女は残してやる。 「つまり柔沢は前の処女を残したわたしの後ろの処女を青姦で散らしたいと?」 かくん、と壊れた人形のように首を傾ける。 「そうだ」 「……ロマンチックな奴め。殺し文句だぞ」 ぎしあん省略。 白い白濁を違う穴から垂らす雪姫を捨て置く。 前は清純、後ろは淫売。ナイフより素敵な二面性だと思う。 ハムサンドは食べてしまった。永遠なんて、この世にないのだと切なくなった。 しかもレタスが入ってなかった。 だが俺は諦めない。 目指すは堕花の家。 円はダメだ。潰される。何が潰されるかは言えない。男の子だからな。 しまった。ナニが潰されるんだからうっかり言ってしまってる… 仕方がない。 今は兎に角、堕花家だ。 光か雨。または薫子。 親子姉妹丼…卵が先か鶏が先か迷いそうだ。間がひよこなのはわかる。 俺は止まらない。止められない。 ラジオ通販の万能椅子を思い出す。肘掛けにも枕にも足乗せにもなるらしい。 届いたのは、座布団だった。 「狂ってるさ。みんな狂ってるから世界の歪みに気がつかない!」 何となく、格好良さげに叫んでみた。 人間性が満たされた。 終われ。
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蝉の声が響き渡り、空には入道雲が浮かぶ、ある真夏の日。 「調子はどうだ?」 一人の男性が病室に入ると、その妻である女性がベッドの上で身を起こし、窓の外を居ていた。 「大丈夫なのか?寝てなくて…」 「うん…今日はちょっと調子がいいから」 答えながらも、女性は窓の外を見続けていた。 「…聞いたよ。あの子のこと」 そして、ポツリとそう呟いた。 「…そうか」 男性は大きくため息をついた。今日はその事を伝えに来たのだが、知っているのならば特に言うことは無いと思い、ベッドの側に椅子を引き寄せ座った。 「わたしより先にいっちゃうなんてね…」 女性の寂しげな呟きが、男性の胸を締め付ける。 「あの子には、この夏よりもっと向こうまで行ってほしかった。わたしの分まで、ずっと…そして、できれば守って欲しかったな…」 続く女性の言葉に、男性は何も言えず、無念そうに顔を伏せるだけだった。 ― あの夏を越えて ― 「帰りは遅くなるからな。俺の分の晩飯は用意しなくていいぞ」 「うん、分かってるよ」 玄関で靴を履きながら、念を押すように言う泉そうじろうに、娘のこなたは軽く頷きながら答えた。 「それじゃ、行ってくるよ」 「ほい、いってらっしゃい」 軽く手を振るそうじろうに、こなたも軽く手を振りながら答え、ドアを出て行くまで見送った。 ドアが閉まるのを見てから、こなたは大きく伸びをした。 「さてっと、今日はどうしよっかな?折角の休みなんだし…」 そして、そう言いながら振り向くと、従姉妹の小早川ゆたかが少し困った顔をして立っていた。 「お姉ちゃん。今日は家事当番だよ」 「…わ、わかってるよゆーちゃん」 こなたは頬に汗をかきながら、ゆたかに手を振って見せた。それでもゆたかはこなたを信用しきっていないのか、表情を変えずにじっとこなたを見つめていた。 「もしかして、前にさぼったのまだ怒ってらっしゃいます?」 「らっしゃいます。あの日はわたしも用事あったんだからね」 ゆたかは不機嫌そうにそう言うと、こなたに背を向けて自分の部屋に戻った。 「んー、なんとかご機嫌取りしないとなー…とりあえず、今日は真面目にやろうかな」 「デスネー。モンクいいながらカジするユタカ、ハジめてミましたヨ」 独り言に返事が返ってきて、こなたは驚いて後ろを振り向いた。そこにはジョギングから帰って来た居候の留学生、パトリシア・マーティンがタオルで汗を拭きながら立っていた。 「何時の間にいたのパティ…びっくりしたよ。ってか、こんな暑いのによく走れるねえ」 「カラダはシホンですヨ、コナタ」 さほど疲れた様子も見せずにパティは靴を脱ぐと、玄関を上がりシャワーを浴びるために二階にあるバスルームに向かおうとした。 「あ、そうだパティ。お昼何か食べたいのある?」 そのパティを呼び止めるようにこなたがそう聞くと、パティは振り向いて両手を大きく広げた。 「オソーメンたべたいデス!」 「オッケー…ま、簡単でいいよね」 オーバーアクションのパティに、こなたは苦笑しながらそう答えた。 「しっかし、ホント今日も暑いねー」 自然ににじみ出た汗を服の袖で拭う。朝からひっきりなしに蝉の声が聞こえる。外に出ればきっと溶けそうな位眩しい日差しが降り注いでいるだろう。文句のつけようのない真夏日だ。 こなたは大きく伸びをして、とりあえずキッチンで洗い物をしようと階段に足をかけた。 「…ん?」 そして、ふと覚えた違和感に足が止まる。こなたは玄関の方を向いた。 なにかがいる。玄関には誰もいないはずなのに…実際目に写っているのは何もおかしい所のない玄関なのに、なにかがいるという感覚を覚える。 「…気のせい…だよね」 こなたは自分に言い聞かせるようにそう呟くと、軽く頭を振って階段を上り始めた。 正午過ぎ。昼食のそうめんをすすりながら、しきりに廊下に続くドアの方を気にしているこなたを見て、ゆたかは首をかしげた。 「お姉ちゃん、ドアがどうかしたの?」 そう聞いてみると、こなたはなにか考えるように少しうつむき、すぐに顔を上げてパタパタと手を振った。 「なんでもないよ、ゆーちゃん」 変なお姉ちゃん。ゆたかはそう心の中でつぶやいて、小皿にそうめんつゆを追加しようとして、瓶の中が空なのに気がついた。 「おつゆ、冷蔵庫にあったっけ。取ってくるね」 ゆたかはそう言って席を立ち、冷蔵庫の方に向かった。 「…あっ!」 そして、ドアの前を通り過ぎようとしたときに、こなたがそう声を上げた。ゆたかが立ち止まりこなたの方を見ると、こなたはしまったという風に口を押さえていた。 「どうしたの、お姉ちゃん。さっきから変だよ?」 ゆたかがそう聞くと、こなたは困ったように頬をかいた。 「あー…その、なんていうか…えっと…ゆーちゃん、その辺りさ…なにか変じゃない?」 こなたにそう言われて、ゆたかは自分の周りを見回したが、特におかしなところは見当たらなかった。 「…?別になんともないけど…」 「そ、そっか…だったらいいいんだよ、うん。きっとわたしの勘違いだよ」 やっぱり変だ。ゆたかはこなたが何かを隠してるように感じたものの、特に追求するような理由もないのでそれ以上は何も言わないことにした。 昼食後。こなたはそうじろうの部屋で掃除機をかけていた。 その最中に、手を止めため息をつく。 「…ゆーちゃん、怪しんでるだろうなあ」 思わずそう呟いてしまう。 部屋を見回しても、玄関で感じた何かが居るという感覚は無い。少なくとも、この場にはその何かは居ないようだ。 こなたは昼食の間中それを感じていた。何かは部屋のドアの前で、じっとこちらを見ていた…ようにこなたは感じていた。 だから、ゆたかがその側を通りかかった時に、思わず声が出てしまったのだ。 こなたはもう一度ため息をついた。一緒に昼食をとっていた、ゆたかとパティは何かに気がついている様子は無かった。 自分一人だけが感じる奇妙な感覚。話したところで信用してもらえるとは思わず、下手をすると頭がおかしいのではないかと疑られそうだ。 「…良く考えたら、そっちのほうがいいかもね」 自分一人がおかしいのなら、それはそれだけで終わってしまう話だ。 ふと、こなたは部屋の中央にある座卓の上に、携帯電話が置いてあるのを見つけた。 「あれ、お父さんのだ…忘れてっちゃったんだね。しょうがないなー」 こなたは苦笑しながら、掃除を再開した。 「やっぱり、お姉ちゃん変だったよね?」 自分の部屋で机に向かい勉強をしながら、ゆたかは床に仰向けに寝転んで漫画を読んでいるパティにそう聞いた。 パティは漫画をたたんで横に置き、上体を起こしてゆたかの方を向いた。 「おヒルのトキのですカ?…んー、ごハンのマエからなにかキにしてましたネー」 パティは腕を組み目を瞑って考え込んだが、すぐに顔を上げて首を少しかしげた。 「…コナタにしかミえないナニカがアソコにいたのでしょうカ…」 おどろおどろしげの言うパティの言葉に、ゆたかは顔をしかめてシャーペンを置いた。 「怖いこと言わないでよ、パティちゃん…」 そして、情けない声を上げながら、椅子を回してパティのほうを向いた。 「ソーリーです…デモ、そういうのはコナタにチョクセツきいたほうがいいとオモいますデスヨ」 そう言いながらパティは立ち上がり、部屋の出口へと向かおうとした。 「あ、ちょ、ちょっと待って」 それを見たゆたかが、慌ててパティを引き止める。 「ドウカしましたカ?」 パティは動きを止め、首だけをゆたかの方に向けた。 「え、えっとね…普通に聞いても、素直に答えてくれないと思うの。ホントに何か変なものが見えてるなら、わたし達を巻き込まないように嘘つくと思うんだ…こなたお姉ちゃん、そういうところ優しいから」 「…オーケー、わかりマシタ。それではナニかタイサクをたてるとして…フクからテをハナしてくだサイ。ノびちゃいますヨ」 パティの言葉を聞いて、ゆたかの背筋を冷たいものが走った。自分の両手は何も掴んではいない。そもそもゆたかの座っている場所からパティには、手が届かないのだ。 「パティちゃん…わたし、掴んでないよ…」 震える声でゆたかがそう言うと、パティの顔色が青くなった。 「…デ、デハ、コレはナンですカ…?」 そして、そう呟いた後、パティは糸の切れた操り人形のようにその場に崩れ落ちた。 「パティちゃん!?」 ゆたかはパティの側に行き、その体を抱き上げた。呼吸はしているし、心臓も動いているようだ。 「パティちゃん!どうしたの!?パティちゃん!」 しかし、いくら呼びかけても返事をせず、光を失った目はゆたかの方を見ようとはしなかった。 「…や、やめてよ、パティちゃん…ホントに、こんな冗談…やめてよ…」 突如として起きた異変に、ゆたかはただパティの体を揺さぶり続けることしか出来なかった。 二階の掃除を終えたこなたは、続いて一階の掃除をしようと階段を降りていた。そして、最後の一段を降りたところで『パティちゃん!?』と叫ぶ、ゆたかの声が聞こえた。 何かよくない事が起きた。こなたはそう直感し、持っていた掃除機を投げ出し、ゆたかの部屋の前まで走った。そして、ドアに手をかけたところで、動きを止めてしまう。 アレが中に居る。そう感じたこなたはしばらくドアの前で躊躇していたが、中にはゆたかやパティが居ることを思い出し、意を決してドアを開けた。 「ゆーちゃん!パティ!」 中にいるはずの二人に声をかける。ゆたかは床に座り込んで、パティの体を膝の上に抱えていた。 「…こなたお姉ちゃん…パティちゃんが…パティちゃんが…」 こなたに気づいたゆたかは、顔だけを向けてそう呟き、そのまま泣きじゃくり始めた。 「どうしたの、ゆーちゃん?パティに何かあったの?」 こなたはそう聞きながら、ゆたかが抱いているパティの顔を覗き込んだ。 「…え」 そして、パティの生気の無い目を見て絶句してしまう。 「ちょ、ちょっと、なにこれ…何の冗談?」 こなたがそう言いながらゆたかの方を見ると、ゆたかは力なく首を横に振った。 「わからないの…パティちゃんが服を掴まれたって言って、それで急に倒れて…」 こなたはとっさに部屋にいる何かの方を見た。きっとあいつがパティに何かをしたに違いない。しかし、それが分かったとして、一体どうすればいいのかは見当もつかなかった。 「…お父さんを…」 呼ぼう。そうこなたは言おうとしたが、そうじろうが部屋に携帯を忘れていたことを思い出し、言葉を切った。そして、少し考えた後こなたはゆたかのほうを見た。 「呼びに行って、ゆーちゃん」 「…え」 その言葉に、ゆたかは驚きの表情を見せた。こなたは手近にあったメモ帳に、とある駅名とその近くにある喫茶店の店名を書き、そのページをちぎってゆたかに手渡した。 「お父さん、携帯持って無くて連絡がつかないんだよ。何時もここで編集さんと打ち合わせしてるから、連れてきて」 「そ、それならお姉ちゃんが…」 「わたしは…」 こなたは視線をゆたかから何かに移した。 「…あいつを見てるから。これいじょうパティに何もしないように…それに、ゆーちゃんが行った方がお父さん信じると思うんだ」 そう言って、こなたは苦笑した。 「そんなこと…でも、うん…わかった」 その表情を見て、ゆたかはぎこちなく頷き、メモを握り締めた。そして、抱いていたパティをこなたに託し、こなたの見ている方を警戒しながら、部屋を出て行った。 「ゆーちゃんは物分りが良くて助かるよ…さて、どうしたものかな…」 部屋の中の何かは動く気配を見せない。こなたはとりあえずパティをベッドに寝かせて、その側の床に座った。 「…どうしよう…」 こなたの口から、不安げな呟きが漏れた。ゆたかの前では押さえていた恐怖がじわりとにじみ出てくる。そして、膝を抱えて顔をうつむかせたが、別の異変に気がつき顔を上げた。 「なんで、こんな静かなの…?」 外から聞こえてくるはずの音が無い。家の前を走る車の音。近所の人の声。なにより、うるさいくらいの蝉の声。それらが何一つ聞こえてこなかった。 こなたは立ち上がって窓に向かい、ロックを外して開こうと手をかけた。 「開かない…?な、なんで…」 いくら力を込めても窓はびくとも動かない。どころかガタガタと揺れることすらなく、まるで絵に描かれた窓を開けようとしているようだった。 「お姉ちゃん!」 それでもこなたが窓を開けようとしていると、部屋にゆたかが飛び込んできた。 「玄関が…玄関が開かないの!」 こなたはそのゆたかの言葉に顔を青ざめさせる。そして、部屋にあったゆたかの椅子を掴むと窓に向かった。 「…ゆーちゃん、ごめん」 「え?」 こなたは椅子を両手で持って振り上げ、思い切り窓に叩きつけた。しかし、椅子は派手な音をたてて窓に弾かれ、部屋の中央に落ちた。 「…そんな…」 こなたは衝撃でしびれた手を唖然と見つめた。この家に閉じ込められた。不安と恐怖が大きくなり、ゆたかの前だからとなんとか整えていた体裁すらも失いかけていた。 「い、いやーっ!」 横に居たゆたかが突如悲鳴を上げ、こなたは驚いてそちらを見た。 「や、やめて…やめてよ!引っ張らないで!」 ゆたかは半狂乱になって、自分の服の裾を手で払っていた。こなたは、パティが服を引っ張られた後倒れたと言うゆたかの言葉を思い出し、なんとかしないとと思ったが、何も思いつかずすがり付いてくるゆたかを見つめることしか出来なかった。 「助けて!…お姉ちゃん、たすけ…」 そして、ゆたかはそのままずるずるとその場に倒れ伏した。 「ゆ、ゆーちゃん…」 ゆたかはパティと同じように虚ろな目を開いたまま、ピクリとも動かなくなっていた。こなたの体を恐怖から来る悪寒が這い上がる。 「い、いやだ…いやだー!」 こなたは叫び、部屋から転がるように逃げ出した。 こなたは家の中の部屋と言う部屋を回り、あらゆる外と繋がる窓を開けようと、あるいは壊そうとしたが、どこも開くことも壊れることも無く、ただ疲労と恐怖が重なっていくだけだった。 最後にこなたが辿り着いたのは、そうじろうの私室だった。テーブルに残されたままの携帯を見つめ、こなたはその場に座り込んだ。 そして、ズボンのポケットに自分の携帯が入っていることを思い出し、アドレス帳に並ぶ友人や親戚に片っ端から電話をかけようと試みた。 しかし、電話は繋がらないどころか呼び出し音すらならず、まるで故障しているかのように沈黙していた。 「どうして、どうして繋がらないの…助けて…誰か助けてよ…」 こなたは祈る様に携帯を握り締めた。すると、突然携帯が着信音を鳴らした。ディスプレイを見ると友人の柊かがみの名前が出ていた。こなたは震える手で通話ボタンを押した。 「か、かがみ…?」 『あ、こなた?…なによ、繋がるじゃない』 電話の向こうから、かがみのどことなく呆れたような声が聞こえ、こなたは安堵感から涙を流していた。 『なんかね、日下部からアンタに電話が繋がらないから、代わりにかけてみてくれって言われてね…なんか用事あるみたいだから』 「た…たすけて…助けて、かがみ!」 かがみの言葉を遮って、こなたはそう叫んでいた。 『な、なに?声、大きいわよ…』 「家から出られないの!ゆーちゃんとパティが!助けて!助けてよ!」 『ちょ、ちょっと落ち着きなさいよ。意味がわからな…え、なにお父さん?…切れって…待ってよ、まだ話の途中…え、あ、ちょ』 プツッと音が切れ、携帯は再び沈黙してしまった。 「かがみ…?かがみ…かがみ!」 こなたはかがみに電話をかけてみようとしたが、先ほどと同じように携帯はまったく反応を示さなかった。 「…そんな…」 絶望感に包まれ、こなたは携帯を床に落とした。そして、何時の間にかあの何かの気配が部屋の中にいることに気がついた。 「…いやだ…こないで…いやだよぉ…たすけて、お父さん…」 こなたはこらえきれず、手で顔を覆って泣き出した。 「ひっ!?」 涙の伝うこなたの頬を、生温かな何かが撫で上げる。 「やめて…もうやめてよぉ…」 こなたは泣きじゃくりながらそれを振り払おうとするが、もがく手は空を切るだけだった。 辺りを染める夕焼け。そして、ひぐらしの鳴く中をそうじろうは自宅に向かい歩いていた。 「…思ったより早く終わったなあ」 夕飯はなにか適当なものを作るとして、冷蔵庫に何が残っていただろうか…そうじろうはそんな事を考えながら角を曲がり、そこで立ち止まった。 目の前にある一本の電柱。その側に何かがいるような気がする。何も見えないと言うのに、何かがいるという感覚をはっきりと感じていた。 「君は…誰だ?」 そうじろうはその何かに思わずそう聞いていた。なんとなく、それが人であるような気がしたのだ。そして、同時にひどく懐かしい感覚をその何かに感じていた。 しばらくその何かのいる辺りを見つめた後、そうじろうは家に向かって走り出した。 早く家に帰って欲しい。何故かは分からないが、そうじろうはその何かがそう訴えかけているように感じたのだ。 その場を離れる直前。そうじろうは懐かしく、そして愛おしい声が聞こえた気がした。 泉家に辿り着いたそうじろうは、呼吸を整え門をくぐり、玄関のドアノブを握った。 「…あれ?」 しかし、ドアノブはびくともしない。鍵がかかっているとしても、ノブが回らないというのはおかしい。そうじろうは鞄から家の鍵を取り出し、鍵穴に差し込んで回そうとしたが、それもまったく回る気配はなかった。 「どうなってるんだ、これは…」 どうにかならないものかと、鍵やドアノブを動かそうとしていると、背後でチリンと自転車のベルの音がなった。 そうじろうが振り向くと、かがみが自転車から降りてスタンドを立てていた。 「かがみちゃん…どうしたんだい?こなたに会いに?」 門をくぐって歩いてきたかがみにそうじろうがそう聞くと、かがみは軽く頭をかいた。 「んー、まあそんか感じなんですけど…お父さん、遅いよ!」 かがみは道路の方を向いて、そう大声を上げた。そうじろうがそちらを向くと、一人の男性が自転車から降りてよろよろとこちらに歩いてきていた。 「…かがみが速いんだよ…お父さん、歳なんだから…」 「何言ってるのよ。こなたんちに行こうって言ったのお父さんでしょ?」 息も絶え絶えな男性に、かがみが愚痴っぽく呟く。 「急に携帯取り上げて切ったと思ったら、これだもの…何がどうなってるのよ」 「…しょうがないよ。あのまま話してたら、繋がってしまったかもしれないからね」 息を整えた男性が玄関の前に立ち、家全体を見回す。 「…かがみちゃん、こちらの方は?」 そうじろうがかがみにそう聞くと、かがみは首を少しかしげた。 「あ、おじさんは会ったこと無かったっけ…わたしの父のただおです」 そう言えばさっきお父さんとか言ってたっけ…そうじろうがそんな事を思っていると、ただおがこちらを向いて顎に手を当てて考えるような仕草をした。 「どういう状況なんでしょうか…えーと」 「あ、泉こなたの父で、そうじろうと言います」 そうじろうがそう言いながら軽く頭を下げると、ただおも同じように頭を下げた。 「どうも、柊ただおと申します…娘がいつもお世話になっているようで」 「いえ、こちらこそ…」 「そんな挨拶はいいから、早くしてよ」 頭を下げあう二人を、かがみがそう急かす。 「そ、そうだね…えーっとそうじろうさん。それで、どういった状況なのでしょう?」 ただおに改めてそう聞かれ、そうじろうは頭をかいた。 「いや、それが私も今帰って来たところで…とりあえず、ドアが開かなくて家に入れないといったところなんですが…」 「なるほど」 ただおは頷くと、再びドアの前に立った。 「…強力だけど単純…というか雑だねえ…人間じゃないかもしれないね…」 そう呟きながら、ただおは右手でドアを払うような仕草をした。 「これで大丈夫かと。入ってみてください」 そして、そうじろうの方を見てそう言った。 そうじろうが恐る恐るドアノブを握り回してみると、先ほどのことが嘘のようにあっさりと回りドアが開いた。 「これは一体…」 「まあ、見ての通り…といった理解で十分ですよ。悪意は感じませんから、あまり警戒する必要はないでしょうな」 ただおはそう言って、家の中を見た。 「そう…ですか」 そうじろうはただおに頷いて家の中へと入り、ただおとかがみがその後に続いた。 「こなたー…ゆーちゃーん、パティちゃーん」 家に入ったそうじろうは、家にいるはずの娘達の名を呼びながら、一階の部屋を回った。こういう時、いつもなら誰か一人くらいは返事が返ってくるのだが、それが無い事にそうじろうは不安を感じていた。 そして、ゆたかの部屋に入ったそうじろうは、床に倒れているゆたかを見て慌ててその体を抱き上げた。 「ゆ、ゆーちゃん!?どうしたんだ!?」 声をかけながら揺さぶっても、まったく反応が無い。 「安心してください。少しずらされているだけですから…あちらのお嬢さんも」 後ろに立っていたただおが、そう言いながらベッドの方を指差した。そうじろうがそちらを見ると、パティがベッドの上に寝転んでいた。 「ずらされている…ですか?」 「ええ…まあ、あまり深くは考えないようにしてください」 ただおはそう言いながらゆたかの体を床に下ろさせ、ゆたかの額を右手の人差し指で軽く小突いた。そして、パティのほうに向かい同じようにその額を小突く。 「…う…ん?」 少し呻きながら、ゆたかが首を振る。その目には先ほどまでとは違い、しっかりと生気が戻っていた。 「ゆーちゃん、大丈夫かい?」 「あ…おじさん…わたしどうなって…あ、パティちゃんは?」 ゆたかの言葉にそうじろうがベッドの方を向くと、パティもゆたかと同じように生気を取り戻した目で部屋を見回していた。 「よかった…そうだ、お姉ちゃん…こなたお姉ちゃんが…」 そう言いながらゆたかは立ち上がろうとしたが、体をふらつかせその場に座り込んだ。 「体力を消耗しているようですから、少し休ませておいた方がいいでしょう」 ただがそう言いながら、天井を見上げた。 「あとは、上ですかな…」 ゆたか達を部屋で休ませてる間に、三人は二階に上がりそうじろうの私室へと入った。 「…こなた」 そこには、部屋の中央で膝を抱えて座り込んでいるこなたがいた。そうじろうは部屋に入ろうとして足を止めた。こなたの側に何か…帰り道で気配を感じたものとは違う何かがいる気がした。 「どうやら、アレが原因ですな」 ただおも同じ事を感じているのか、そう言って一つ頷いた。そして、まだ廊下にいるかがみのほうを向いた。 「かがみ、そっちの隅に立てなさい」 そう言いながらただおは、部屋の角の辺りを指差した。 「え、なんで?」 「今は、そういう役割だよ」 「…はいはい」 かがみは諦めたようなため息をついて、指示に従い部屋の隅に移動した。 「あの、いったい…」 「ああ、あまり気にしないで。こういうときの作法のようなものですから」 不安そうなそうじろうにただおはそう答え、部屋の中のこなたのほうを向いた。 「娘さんは、特に何もされていないみたいですな」 ただおはこなたに近づき、その側にいる何かに向かい右手を差し出した。 「君は分からないかもしれないが、悪意が無くとも人に迷惑をかけることもあるんだ…とりあえず、今日は帰ってもらうよ」 そして、その手を払った。何かの気配が、ゆっくりと霧散していくのをそうじろうは感じた。 「…おとう…さん?」 周りの気配を察したのか、こなたが顔を上げ周りを見回した。そして、そうじろうの姿を見つけると、四つんばいでその側に向かった。そうじろうはこなたに駆け寄ってその小さな体を抱きとめた。 「おとうさん…怖かったよぉ…」 胸に顔を埋めて、子供のように泣きじゃくるこなたの髪を、そうじろうはあやすように撫でる。 「…アレは一体なんだったんでしょうか」 こなたをあやしながら、そうじろうはただおに向かいそう聞いた。 「犬…だと感じましたが、何か心当たりはありますかな?」 「犬ですか…犬…まさか…」 そうじろうは帰り道に会った、懐かしい気配と分かれたときに聞いた言葉を思い出していた。 『そう君…あの子は、まだあの夏にいるわ』 数日後。暑さの増す夏の盛り。かがみとつかさが泉家の門前に立っていた。 『はーい、すぐ出ますー』 インターホンからそう聞こえた後、玄関からゆたかが顔を出した。 「あ、かがみ先輩、つかさ先輩、こんにちは」 「こんにちは、ゆたかちゃん。こなた達は?」 「えっと、まだ戻ってきてませんね」 「ああ、そうなんだ…ちょっと早かったかしら」 かがみは首を傾げて、つかさの方を見た。 「…だから、そう言ったのに」 不満そうにそう言うつかさに、かがみは苦笑いを返す。 「悪かったわよ…ゆたかちゃん、ゴメンだけど中で待たせてもらっていいかな?」 「あ、はい。どうぞ」 かがみの言葉に頷き、ゆたかは二人を家の中に招き入れた。 「グレイトですヨ!おフタリさん!」 居間に入ってくるなり、パティはそう言いながらソファーに座っているかがみとつかさに向かって親指を立てて見せた。 「えーっと…褒められてるのかな?」 「だと思うんだけど…別にオタク趣味を満足させるために、この格好で来たわけじゃないわよ」 つかさは苦笑しながら、かがみは呆れた表情でそう呟いた。 二人は巫女装束を…それもバイトの時に着るような簡易的なものではなく、神事に用いる正式な巫女装束を着込んでいた。 「ワカってますヨ。キョウの…えっと、ナンでしたでしょうカ?」 「え、えっと…確か神様がなんとか…」 パティに急に聞かれ、ゆたかは少し慌てて答えようとしたが、はっきりとした答えは知らないようだった。 「守神(もりかみ)よ。この前みたいなことが無いように、正式にこの家に迎えるの」 かがみが呆れたようにそう言うと、ゆたかとパティは罰が悪そうに頭をかいた。 「わたし達もあんまり良く知らないんだけどね…お父さん、わたしたちに役割は振るけど、それがどういうことなのか教えてくれないから」 横からつかさがフォローするようにそう言うと、かがみが頷いた。 「そうね…まあ、お父さんが言うには、あんまり知りすぎちゃダメらしいんだけどね」 そして、出された冷たいお茶を一口飲んでため息をつく。 「あの…それで、この前のアレって一体なんだったんですか?」 ゆたかがかがみにそう聞くと、かがみは少し考えるように頬をかいた。 「あれ、聞いてなかったの?」 「はい…なんか聞きづらくて…」 「アレは、そうじろうさんの知り合いだったみたいね…」 かがみはそう前置きし、とある夏の話をし始めた。 その病院には一匹の野良犬が住み着いていた。 本来なら衛生上好ましくないことなのだが、元々が躾の良い飼い犬だったのか、特に悪さをすることも無く建物の中に入ることも無く、それに患者の精神的な助けになることもあったので容認されていた。 その病院にとある女性が入院してきた。重い病を患った女性は満足に出歩くことも出来なかったが、体の調子のいい時には夫に車椅子を押され、病院の庭を散歩していた。 犬はその女性の何が気に入ったのか、散歩にいつも付き従うようになった。まるでお姫様を守る騎士のように、車椅子の前を堂々と歩くその姿は、いつしか病院のちょっとした名物になっていた。 しかし、女性が入院して数ヶ月が過ぎて迎えた夏。その犬は病院の前の道路で車に引かれ死んでしまった。 そして、女性もまたその夏を越えること無く他界してしまった。 「…わたしを、お母さんと間違えてたのかな」 病院の庭の隅。単純ながらもしっかりと作られた犬の墓の前で、こなたはそう呟いた。 「どうだろうな…覚えてないだろうけど、こなたもあいつと会ってるからなあ」 「そうなの?」 自分の呟きに答えるそうじろうに、こなたは驚いた表情を見せた。 「ああ、赤ん坊だったお前とな…ぐずって泣いてるお前の頬を舐めてあやそうとしてたけどな、気持ち悪がって余計に泣いてたよ」 そういいながら、懐かしそうな表情を見せるそうじろう。こなたはその顔も見ながら、あの日のことを思い出したいた。 「あやそうとしてたんだ、あれ…」 赤ん坊の頃と変わらないリアクションをしていた。そう思うとなんだかおかしくなって、こなたはクスリと笑った。 「守ろうとしてくれてたんだよね」 そして、お墓に向かいそう言うこなたに、そうじろうは頷いた。 「すこし…というか、だいぶ乱暴なやり方だったけどな」 「だねえ」 苦笑するそうじろうに、こなたも同意する。 「そろそろ、始めてもよろしいですかな?」 二人の後ろに立っていたただおがそう言うと、そうじろうは頷きこなたと共に脇へ寄った。その場所に、巫女装束を着たただおの娘のいのりとまつりが小さな神輿を置く。 「…暑いし、重い」 「文句言わないの。この後、泉さんの家までこれを運ぶんだからね」 「マジで…?車とか使おうよ…」 「それじゃ神事にならないでしょ」 文句を言うまつりと、それを諭すいのり。 「…なんだか悪い気がするんですが」 それを見たそうじろうが、困ったように頬をかきながらそう言うと、ただおが軽く声を上げて笑った。 「心配いりませんよ、これも役割ですから。まつりも、文句は言っても心得てはいますから」 「そう、ですか」 そうじろうはそれ以上は何も言わず、神事を見守ることにした。 「…ねえ、お父さん」 そうじろうと同じように神輿の方を見ていたこなたが、声をかけながら服の裾を引っ張った。 「ん、なんだこなた?」 「その犬ってさ、どんな犬だったの?」 「そうだなあ…」 こなたの問いに、そうじろうは空を見上げた。それに習うようにこなたも空を見上げる。 「あの入道雲みたいに、大きくて白い犬だったよ」 抜けるような真夏の青い空。漂う入道雲。鳴り止まない蝉の声。 その中を、新たな家族を迎える祝詞が朗々と響き渡る。 あの夏を越えて、どこまでも。 ― 終 ― コメント・感想フォーム 名前 コメント
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みんなのじらーと セプウェル島にある古代神殿の廃墟に急げ!
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ゲーム PlayStation®規格ソフトウェアを本機で遊ぶ | PlayStation®Vita ユーザーズガイド 縦マルチ Xbox Online multiplayer unlocked for free-to-play games Xbox Cloud Gaming PlayStation®規格ソフトウェアを本機で遊ぶ | PlayStation®Vita ユーザーズガイド PlayStation®規格ソフトウェアを本機で遊ぶ | PlayStation®Vita ユーザーズガイド https //manuals.playstation.net/document/jp/psvita/game/game_ps1.html 縦マルチ 縦マルチ 電撃・岩崎「低性能なVitaとPS4の縦マルチ制作はめちゃくちゃ辛かった」 - ゲームわだい! https //gamewadai.com/topic/%E9%9B%BB%E6%92%83%E3%83%BB%E5%B2%A9%E5%B4%8E%E3%80%8C%E4%BD%8E%E6%80%A7%E8%83%BD%E3%81%AAvita%E3%81%A8ps4%E3%81%AE%E7%B8%A6%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%81%E5%88%B6%E4%BD%9C%E3%81%AF%E3%82%81%E3%81%A1 電ファミ執筆陣の超めんどくさいオトナたち(岩崎啓眞、島国大和、hamatsu、TAITAI)が言いたい放題! 2017年歳末ゲーム大放談【特濃】 https //news.denfaminicogamer.jp/interview/171229/3 はてなブックマーク https //b.hatena.ne.jp/entry/s/news.denfaminicogamer.jp/interview/171229 Xbox Online multiplayer unlocked for free-to-play games Xbox Online multiplayer unlocked for free-to-play games Xbox Online multiplayer unlocked for free-to-play games Online multiplayer unlocked for free-to-play games https //support.xbox.com/en-US/help/subscriptions-billing/manage-subscriptions/multiplayer-unlock-free-to-play-games?ocid=Gold_ema_rmc_xbo_transactional_multiplayer_Apr_2021 UID=1009257CB081279C7578EEFC0DADB2271C オンライン マルチプレイヤーがプレイ無料ゲームでロック解除されました https //support.xbox.com/ja-JP/help/subscriptions-billing/manage-subscriptions/multiplayer-unlock-free-to-play-games 基本プレイ無料ゲームでXbox Liveゴールド不要でオンラインプレイ可能に。 - WPTeq https //wpteq.org/xbox/xbox-games/post-69699/ Microsoftが有料会員向けに提供してきたオンラインマルチプレイ機能を完全無料に変更 - GIGAZINE https //gigazine.net/news/20210422-microsoft-removes-xbox-live-restriction/ マイクロソフト、Xbox Live値上げを半日で撤回。基本無料ゲームはゴールド不要・オンライン無料へ - Engadget 日本版 https //japanese.engadget.com/xbox-live-gold-price-104218917.html Xbox,Free-to-Playタイトルのマルチプレイで「Xbox Live Gold」への加入が不要に https //www.4gamer.net/games/990/G999028/20210422013/ マイクロソフトが「Xbox Live Gold」の仕様を変更。基本プレイ無料タイトルが“基本無料”で楽しめるように | AUTOMATON https //automaton-media.com/articles/newsjp/20210421-159007/ 『俺の屍を越えてゆけ』『リンダキューブ』などのPC/モバイル向け移植の難しさについて、桝田省治氏がSNS上で言及 | AUTOMATON https //automaton-media.com/articles/newsjp/20210422-158994/ Xbox Cloud Gaming Xbox Cloud Gaming 「Xbox Cloud Gaming」がPCおよびiOSデバイス向けに正式サービスを開始 https //www.4gamer.net/games/999/G999901/20210629022/ iPhoneを挟み込むゲームパッド「Backbone One」をオンキヨーが国内販売 https //www.4gamer.net/games/999/G999902/20210406040/
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唯「ムギちゃんのうちに行ってみたい!」 律「唐突にどうした」 唯「だって気にならない?どれだけリッチな家なのか?」 紬「別に普通よ〜」 澪「まあ、確かに」 梓「ちょっとだけ、いえすごく気になります」 紬「だったら、今からみんなで来る?」 律「あっさりと!いいのかよ!?」 唯「やったー!」 紬「た・だ・し……私の家は知っての通り古い歴史を持ってて、色々としきたりがあるの」 澪「それをちゃんと守れってことだな?律、大丈夫か?」 律「見くびるなよ!余裕余裕!」 紬「ふふ、それじゃあ行きましょうか」 琴吹家正門前 ゴゴゴゴゴゴゴゴ 梓「想像以上に和風ですね」 唯「私、お城みたいな感じだと思ってた」 澪「まあ正月は着物で客を迎えてるって前に言ってたしな」 律「さっそく上がろうぜ!」 菫「みなさまようこそいらっしゃいました。私は琴吹家の侍女、菫と申します」 梓(わあ、綺麗な娘) 紬「あとはよろしくね、菫」 菫「はい、紬お嬢様」ペコリ 律「あれ、ムギ先に行っちゃうのか?」 紬「うん。みんなも無事に中に入れることを祈ってるわ」スタスタ 澪「なんか怖いことを言い残して去っていったな……」 菫「さて、質問です。みなさんは既婚者ですか?」 梓「いやいやいやいや」 唯「みんな既婚どころか彼氏もいないよ〜」 律「はっきり言うなよー、事実だけどさ」 菫「琴吹家は神武開闢以来この国を支え続けてきた由緒正しい聖なる家柄です。よって既婚者以外の女性は、汚れなき清らかな者しかその土地に立ち入ることは許されません」 澪「そ、それってまさか///」 唯「へ?なに?」 菫「そうです。処女でなくてはこの家に上がることはできません!」バァァーン 澪律梓「」 菫「ちなみに、琴吹家の超技術によって門には処女探知機が仕掛けられています。万が一非処女が嘘をついて中に入ろうとすれば警報が鳴り響きますのでご注意を」 律(大変なことになってきたな……私は男と付き合ったことなんてないからもちろん処女……なんだけど) 澪(この場合の処女の定義はどうなんだ……あれはアウトなんだろうか……) 律(いやいや、あれは単なる一夜の過ち……あれくらいのことで非処女とみなされるわけないよな……セーフだセーフ!いやでも) 澪(やはり律も迷ってる……しかし唯と梓も動かないのは何故だ?まさか) 唯(あれ?なんでみんな動かないの?男の人と付き合ったことがなければ処女なんだよね?ハッ!みんなもしかして私に嘘ついて彼氏作ってたの!?) 梓(ひとりでした行為はカウントされるのかな……) 唯(こうなっちゃうと私だけいないなんて恥ずかしくて言えないよー) 菫「どうされました?みなさん……もしかして」 律「あ!ちょっと私予定思いだしちゃった!」 澪「そ、そういえば私も急用があった気がする!」 梓「わ、私もこれから急用ができる気がします!」 唯「え?じゃ、じゃあ私も用事を探しにいくから帰らないと!」 律澪梓唯「おじゃましました!」 スタコラサッハ 菫「あ!みなさん!……もう、お姉ちゃんの冗談に品がなかったのかな……これで百合的絆がより深まる!とか言ってたんだけど……」 紬「……誰も来ない……だと……」 おわり 戻る
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126 名前:名無しくん、、、好きです。。。[sage] 投稿日:2006/09/23(土) 10 15 10 ID q+5SXs2b 頼れる相談役 グリ山さん…ママとしての教育から暴走する選手の防波堤まで幅広くこなす無敵の寮母。 グリ「お腹に赤ちゃんがいるからって食べすぎはダメですよ。あと、戌の日に巻く腹帯持って来ましたよ。」 龍子「グリ山さん、お母さんみたい…」 グリ(私龍子さんより年下…) グリ「この道は通行止めだ!通りたくば、私の屍を越えていけ!」 パンサ「グリ山さん、顔にペイントまで入れて本気ですわ。」 伊達「あ…あぅぅ…」 南「私は龍子のお見舞いに来ただけですから、通ります!」 グリ「お前が一番危険じゃー!」 LV8パイルドライバー! 南「ひぁぁー!」
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安居院兼続(あぐい かねつぐ/Kanetsugu Agui) プロフィール 名前 安居院兼続 プレイヤー メイト 種族 ジパング人(人造人間) 性別 女 年齢 18歳 出身 柾良国 身長 166cm 体重 58kg 星 ★★ 所属 地軍 クラス メイン 聖職者 サブ 魔女医 エクストラ 悪魔使い 追加サブ 結界士 追加サブ2 マグス 上級 大神官 データ キャラクターシート イメージ イメージアイコン 斑鳩(戦乱カグラ) イメージCV 日笠陽子 イメージソング アンノウン・マザーグース 歌詞 イメージBGM On My Own / もっとここ掘れワンワン / 逢魔 / ピュアヒューリーズ ~ 心の在処 夜明け2019卓/戦国劇場卓 「某(それがし)はまだ将として未熟であるからこそ、志において皆に並び立ちたい。我が身我が心において全霊を尽くすと誓おう。宜しく頼むぞ」 容姿 その胸は豊満であった。 長い黒髪の大和撫子。白い軍服に長刀を差した均整の取れた出で立ち。 碧く穏やかな瞳は、しかし戦地において淀むことなく敵を見据えている。 軍を離れた私事では流行りの洋服で出向くことも多い。 茶屋『あけぼの』では店主の趣味でメイド服を着させられているが、 本人的には気にしておらず、むしろ気合いを入れる装いと肯定的に捉えているらしい。 また、人造人間由来の魔力の暴走により、 時に前触れもなく破廉恥な姿を晒してしまうことがある。 人柄 真面目で勤勉。何事にも努力を惜しまない働き者。 一宿一飯の恩を決して忘れない律儀な振舞いは兼続をよく表すものだ。 一方で几帳面とは言い難く、むしろ若干抜けているところもちらほらと見受けられる。 任務や依頼でなければ口調以外に堅苦しさはあまりなく、誰にでも親し気に接する。 お洒落を楽しみ足軽町へと足を運ぶも趣味には満たず、やはり仕事人間寄り。 普段は人目にあまり関心を持たない……というよりかなりの鈍感だが、 さすがに上述より柔肌を人前で露わにした時は気恥ずかしさを見せる。 好き 食事、鍛錬、勉学、勤労、銭湯・温泉、睡眠、お洒落、相撲、歌舞伎、柾良国 嫌い 一線を越えた悪、無節操、不寛容(但し、己が不寛容への不寛容にはならぬよう気を付けている) 属性 秩序・善・水 起源 継続 +行動範囲 兼続はヨシュアの指示に応じて調査活動と情報収集を各地で行っているので 基本的に柾良国内であればどこにでも現れる。下記は彼女を特に見かけやすい場所。 柾良城 練兵所、武将棟、食堂、寮区画 柾良城下町 侍町 柾良奉行所、柾良義塾 足軽町 柾良歌舞伎座、武道館、スーパー銭湯「マサ・スパ」、茶屋『あけぼの』 町人地 柾良大合同商店、左膳通り、屋台裏道、銭湯「かぽん」 寺町 玉響神社、新来通り、屋台『七浜屋』 街道町 馬屋『馬蘭堂』 城下町郊外 長馬山、長馬温泉街、旅館『ながまや』 妖怪の地 温雅鉱山 能力 信剣一体の魔法剣術流派、『清浄(しょうじょう)無想流』を修める白兵聖職者。 清らかなる心で御仏に誓いを捧げ、賜った魔力を四肢と剣に乗せて敵を斬る。 人造人間特有の魂機構もあり、他と比べて無尽蔵とも言える継続戦闘が可能。 武将や魔法使いとしての経験は浅く、不測の事態に対応しきれないこともあるが、 掲げた誇りと迷わぬ心であらゆる状況に立ち向かう芯の強さを持つ。 また、柾良義塾にて様々な学びを積み重ねてきた 兼続の博識が仲間達の助けになることもあるだろう。 +理力の心臓 理力の心臓 兼続の手首の内側には結晶体を埋め込むための空洞があり、 手首からの回路は体内を通じて胸の内に埋め込まれた改造心臓にまで繋がっている。 安居院家には元々長男の兼久(かねひさ)と長女のつぐの2人の子供がいたが、 兼久が戦死し、暫くしてつぐも病死と立て続けに子供達を喪った安居院夫妻は、 再構成したつぐの遺体に兼久の心臓を埋め込み、さらに悪魔との契約を結ぶことで 2人の遺体から新たな生命を生み出した。その人造人間こそが安居院兼続である。 兼続の心臓はその後も改造が続けられ、今や彼女の全身を巡る魔力の源となっている。 また、同じく心臓の名を関する理力の心臓を用いることで魔法的な意味を合致させ、 更なる力を発揮するの研究も安居院夫妻によって進められていた。 現在、夫妻が亡くなったことで理力の心臓の装備計画は一度畳まれているが、 兼続はより大きな力を得たいと思っており、両親以外の信頼できる技術者を捜している。 なお、この兼久の心臓による魔力には結果的にふたつの副作用を兼続に与えた。 ひとつは魔力の集中により兼続の乳房をより大きく豊満に生育する効果であり、 もうひとつは魔力の暴走により胸を中心に彼女の衣服が弾け飛んでしまう現象である。 特に後者について兼続は長年悩まされ続けているが、解決方法は見つかっていない。 +契約悪魔 『因果』 種族:悪魔(鬼) アイコン:黄川人(俺の屍を越えてゆけ) 「ま、仕方ないだろう? それもまたお前の因果ってやつサ」 兼続が人造人間としてこの世に生を受けた時より契約関係にある悪魔。 悪魔曰く「チョイと名の知れた鬼」であり、その真名を伏せて『因果』と己を呼ばせる。 兼続の普段の行いにさしたる興味はないらしく、 依頼中などに分霊として兼続や仲間の前に姿を現すことはあまりない。 外見も自由に変えられるのだが、ヨシュア・ピースガーデンと逢って以来、 ヨシュアの何かを気に入ったのか、彼自身を真似た姿で煽るようになった。 来歴 かつての名家・安居院家にて製造された人造人間。 安居院家の長女・つぐの遺体をベースに幼少化を促した躰に、 長男・兼久の心臓を改造したものを埋め込み、悪魔契約で誕生した外法の子。 その出生のせいか周囲の人々から蔑みの目を向けられることもあったが、 兼久やつぐとは異なり、★とはいえ貴重な武将能力を持っていたことと、 兼続本人の純真かつ聡明な言動から柾良国の人々と打ち解けていった。 齢15にて柾良義塾の基礎課程をすべて学び終え、正式に地軍に所属。 下積みの訓練を続け、齢17を迎えたところで武将として戦地に立った。 その後も着実に成長を続けていたが、齢18にて両親が惨殺され家を失う。 両親殺しの下手人は一月かけても見つかっていなかったが、彼女に協力を申し出た 『英雄探偵』ヨシュア・ピースガーデンによって安居院家近侍の宍粟(しそう)研吾(けんご)だと判明。 兼続は見つかった研吾を自ら処断し、ヨシュアへの恩に報いるために彼の助手となった。 現在はヨシュアの助手としての調査活動と茶屋『あけぼの』でのバイトをこなしつつ、 来たる戦いに向けて地軍にて己という名の刃を研ぎ続けている。 「この刃にて道理を悟れ、それが覚悟というものだ。清浄無想流・七の型──『黒風白雨』ッ!!」 +たまかずらの易 踏みしめる地を慈しみ駆ける者。 故郷、旅先、危地。大地を通じて天と人を知る。 決して避けられぬ嵐があなたを待ち受けています。 頼りし者から崩れ落ち、信ずる天命さえも砕け散りかねません。 それでも、あなたには地に根差した脚がある。どうか心を絶やさず進み続けられますように。 戦国メイト関連ページリンク PC ヨシュア/安居院兼続/雪華 NPC 白井秋月 施設 茶屋『あけぼの』
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たった一人のために天を落として地をなだらかにし 海を埋めて世界を造り直してやろうじゃないか 【CLASS】 キャスター 【真名】 黄川人 【出展】 俺の屍を越えてゆけ 【性別】 男性 【パラメーター】 筋力B 耐久C+ 敏捷B 魔力A+ 幸運B+ 宝具A 【属性】 混沌・悪 【クラス別能力】 陣地作成:A+ 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 “工房”を上回る“神殿”を複数形成することが可能。 道具作成:A 魔力を帯びた器具を作成できる。 恨みの念から、鬼を形成できる。元になった人間の怨念が強ければ強い程、サーヴァントにも匹敵する怪物となる。 【保有スキル】 呪歌:A++ 黄川人の世界の神々が編み出した魔術体系。 攻撃、防御、属性付与は重ね掛けが可能で、攻撃の術は併せることで、人数×2倍の威力を発揮する。 キャスターとして召喚された影響で全ての術、さらに短命種絶の呪いや空間移動等を使用できる。 千里眼:A 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。 さらに遠隔透視、過去視を可能とする。 自己改造:A+ 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。 このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。 他人の身体に潜り込み、相手の意識はそのままに身体を操る。 また、この状態だと同ランクの気配遮断の効果を持つ。 神性:E-(A) 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。 本来は最高の神性適性を持つが、本人が神を嫌っている上、鬼に貶められている。 鬼種の魔:A 鬼の異能、魔性を現すスキル。鬼やその混血以外は取得することは出来ない。天性の魔スキル、怪力スキル、カリスマスキル、魔力放出スキル、等との混合スキルでもある。 魔力放出の形態は「炎」にまつわることが多い。 【宝具】 『八つ髪(やつがみ)』 ランク:B 種別:召喚宝具 レンジ:― 最大補足:― 黄川人の八本の髪の毛から生み出される、竜種を模した鬼。 各々の髪は自己の意志で動き、術を行使し、倒されても魔力を注げば復活する。 陣地作成と合わせれば、召喚、運用、復活に本人の魔力を必要としなくなる。 『朱ノ首輪(しゅのくびわ)』 ランク:A 種別:対神宝具 レンジ:― 最大捕捉:1柱 神、もしくは神性スキルを持つ相手にのみ通用する宝具。 枷をはめられた敵の能力と理性を封印し、獣に貶める(イメージとしてはプリズマイリヤの黒化英霊を参考に)。 この宝具は術として唱える型と、首輪を実体化させる型の二種類がある。 術の場合、以下の呪文を唱える。 「風祭り、火祭り、水祭り、土祭り、滄溟を探りたもうた天の瓊矛の滴よ、ここに集いて禍事を為せ」 首輪の場合、道具作成スキルで製造する。こちらは填めることさえできれば誰にでも使用でき、黄川人本人にも通用する。 『阿朱羅(あしゅら)』 ランク:A+ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大補足:1人 黄川人の道具作成、自己改造スキルを自分自身に用い、異形の鬼へと変化する。 ステータスは以下の通り。 筋力A++ 耐久A++ 敏捷A+ 魔力A+ 幸運D 宝具A 無論この状態でも、全スキル、宝具は使用可能。だが、常時莫大な魔力を消費し続ける。 もし魔術回路を持つ者と一体化できたなら、自力で魔力を生成し、生前の力を完全に発揮できるだろう。 【weapon】 小刀 爪 【人物背景】 打倒朱点童子を目指す主人公一族の前に現れる水先案内人。 天真爛漫な性格で様々な情報を知らせてくれるが、セリフの端々に皮肉が混ざっている。 正体は主人公に呪いをかけた朱点童子本人。 下天した神、片羽ノお業と人間の間に生まれる。これを機に神は下界に介入し、黄川人を皇子として従うように下知する。 神の起こす奇跡により信仰は広まり、都が造られるまでに至るが、時の帝の命により、黄川人のいる都は焼き討ちされ、皆殺しの目に合う。 赤子だった黄川人は殺戮から逃れ、お紺という女性に拾われるが、黄川人が能力で富籤を連続で当てさせた結果、お紺の家庭は崩壊し、無理心中を図られる。 その後は氷ノ皇子の元に辿り着き、彼の血を啜り生き延び、術を教わる。 ある時、流れ着いた敦賀ノ真名姫の死によって身の内に溜まった復讐心が爆発し、怨念は地上天界を揺るがした。 それを鎮める為討伐に来た神々諸共、神へと転生した姉の昼子に鬼の身体へ封じ込められる。 それでも尚黄川人の意識は残り、鬼の自我はそのままに意志を操り京を荒らし続けた。 これに対し自分を倒すため、もう一人の神との混血『朱点童子』を作る計画を聞きつけた事で、封印を解く計画を思いつく。 鬼の身体を倒しにきたお輪を人質にして、まだ赤子の主人公に短命種絶の呪いをかけた。 自分を封印から解き放つ動機を持たせ、封印を解く程度で実力を抑えるように。 そしてその赤子が神の力を借り、朱点童子討伐に乗り出すところから物語は始まる。 【サーヴァントとしての願い】 桜に『復讐』の思いを自覚させ聖杯を使い世界をやり直す。 【方針】 戦闘やトラウマを抉り出す言葉責めで桜に自分が元に戻れないことを自覚させ、桜の心の闇を解き放つ。 それまでは陣地を作成し、魔力を補充し複数の神殿を作りマスターを誘い込む。 【参考文献】 ゲームは2まで販売されていますが、ここでは第1作目のみとします。 動画サイトでプレイ動画が上がっている他、攻略wikiで全台詞が収録されています。ムービーは動画サイトでUPされています。 ノベライズ版では台詞で想像できる過去が具体的に書かれています。
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ヒノエ(CV.高橋直純)、武蔵坊弁慶(CV.宮田幸季)、平敦盛(CV.保志総一朗) 作詞 田久保真見 作曲 中西亮輔 悲しみに囚われた 闇を包んで 心照らし出す 月光(ひかり)よ すべて見届ける 満月(つき)が 欠けて また満ちるよう くり返す 分かれ道 戦いのない 世界へ 遙かなる時空の中で 今 再び出逢う 運命さえも変えてゆける 瞳のまぶしさよ 紅の ああ 月が 昇る 罪深き悪戯と 思われようと そっと守りたい 月光(ひかり)よ 夜空抱きしめる 満月(つき)が 雲に ふと隠される 危なげな 分かれ道 戦いに勝ち 未来へ 遙かなる時空の中で 今 再び別れ 運命さえも越えた時空に もう一度出逢える 紅の ああ 月が燃える 罪な覚悟を 愚かな戸惑いを 刹那の 駆け引き やり直すため ああ 廻り廻る 遙かなる時空の中で 今 再び出逢う 運命さえも変えてゆける 願いのきらめきよ 決意は 強く 時空を越えて