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[2011/09/22 20 46] 俺たちに翼はない 第01話 「たとえばそんなメルヘン」 第02話 「好きな動物はペガサスです」 第03話 「小鳩さんは可愛いなあ」 第04話 「ドラさん……私、今妊娠しちゃったかも……」 第05話 「なんたるホーク卿の徳高きことよ!」 第06話 「ひいッ!らめえ、声出しゃう~!」 第07話 「栄えある王の凱旋だ!」 第08話 「巨乳のクリームお姉ちゃんまだですかー!」 第09話 「胸が高鳴るーっ!!」 第10話 「ずっと、ファンでいてくださいね」 第11話 「妹萌えという概念を知っているか?」 第12話 「俺たちに翼は…」 第01話 「たとえばそんなメルヘン」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm14058199 25 00 853 470 第02話 「好きな動物はペガサスです」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm14128715 25 00 331 362 第03話 「小鳩さんは可愛いなあ」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm14192136 25 00 352 306 第04話 「ドラさん……私、今妊娠しちゃったかも……」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm14257351 24 59 253 105 sm14257441 25 00 50 126 第05話 「なんたるホーク卿の徳高きことよ!」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm14325498 25 00 265 108 第06話 「ひいッ!らめえ、声出しゃう~!」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm14401979 25 00 410 214 第07話 「栄えある王の凱旋だ!」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm14468019 25 00 336 371 第08話 「巨乳のクリームお姉ちゃんまだですかー!」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm14533715 25 00 382 339 第09話 「胸が高鳴るーっ!!」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm14599252 25 00 384 197 第10話 「ずっと、ファンでいてくださいね」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm14664830 25 00 377 291 第11話 「妹萌えという概念を知っているか?」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm14730197 25 00 295 96 第12話 「俺たちに翼は…」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm14795398 25 00 404 83
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タグ 作品名お 俺たちに翼はない -Limited Edition- 曲名 歌手名 作詞 作曲 ジャンル カラオケ OP Jewelry tears 美郷あき 西又葵 アッチョリケ おっとり JOY ED Eternal Sky のみこ 西又葵 アッチョリケ 明るい ED 微笑みジェノサイド アレックス3 西又葵 アッチョリケ おっとり ED NEON Sign 御影クリヤ 西又葵 アッチョリケ かっこいい ED 光陰の海原 jina 西又葵 アッチョリケ おっとり 挿入歌 Sky Sanctuary 橋本みゆき 西又葵 アッチョリケ 明るい JOY
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おれつば振興会 夢ラジオ・俺たちに翼はNIGHT Lantisネットラジオ にて配信中(10年12月18日現在)のWebラジオ。毎週金曜日更新。 公式ページ によれば、『ドラマCDシリーズ「俺たちに翼はない」、通称おれつばをちょいちょい宣伝しながら、基本フリーダムな感じで大雑把になんやかんやしてゆく番組』とのこと。 パーソナリティは吉田真弓、小野涼子、又吉愛のドラマCD声優陣である。勘違いしないでよね! 現在は最新の5回分が配信されており、初回放送からとはいかないが、わりと初期のバックナンバーを聴けるのでリスナーになるなら今がチャンス! 俺つばファンとしては内容が気になる所だが、この手の主旨の番組としてはパーソナリティ陣のトークの端々に俺つばネタがちりばめられていたり、プレ配信と第一回放送では王雀孫のハゲ下ろし脚本があったりとスレでは好評。 凄まじいぐだぐだ感の漂うガールズトークに、そこはかとなくマリアナディープな俺つば的ニュアンスの会話を織り交ぜつつ、公式の宣伝通りフリーダムなサムシングでなんやかんやしている。 形式ばったラジオというよりも良くも悪くも雑談染みた進行になっている為、アフつばにおける『あおじょ!』のぐだぐだ感に近いものがあるとの意見もある。 声色や喋り方が完全にプリンセスに合致している吉田真弓、ファン界隈では生粋の俺つばスキーとして有名な小野涼子、さり気ない台詞の端々に謎の破壊力がある又吉です。ドン!の三人の脚本ほぼなしギリギリトークは必聴。 今後のコーナーや配信に向けておたよりを募集しているようなので、これを読んだおまえらみんなたちは熱い俺つば魂を叩きつけるように。 あと、「なんでドラマCDなんー?」とか「ちょーちょーPC版にも触れろよぶっ殺すぞコノヤロウ」とかそういった反論は一切認めません。 わからないあたまわりー子はドラマCDを買ってランティス神について学ぶように。 ランティス! 又吉です!ドン! -- 名無しさん (2010-12-12 07 17 19) 「「へー」」 -- 名無しさん (2010-12-18 09 41 01) 「ジャクソンさん、今日のパンツ何色?」 -- 名無しさん (2011-01-21 11 59 43) 小雀孫→こじゃくちょんたん→こたん♪ -- 名無しさん (2011-02-03 20 52 03) マーベラス! -- 名無しさん (2011-02-04 17 56 27) この放送はヤナギハラ・フレイムバーズの提供でお送りします -- 名無しさん (2011-02-19 12 23 42) ざっぱーん -- 名無しさん (2011-04-10 00 32 36) 名前 コメント
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登録日:2010/05/03(月) 17 19 17 更新日:2023/09/25 Mon 15 26 49NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 11年春アニメ 5pb. Navel PS3 PSVita YFB それはきっと何処にでもある、ありふれた物語 ひぎぃ ぶるっきゃおう、ぴらむに らめぇ アニメ エロゲー カオス キャラ口調解説 ゲーム ネタバレ注意 ハゲ プレつば ランティス神 ロック 万個 世界が平和でありますように 主人公は全員非童貞 伊藤誠 俺たちに翼はない 俺つば 冬ゲー 声優使い回し ←気のせいだ 快感語 王雀孫 移植前提でポルノが作れるかッ! ←そして全年齢版へ 西又葵 豆パン君 身長140cmの世界 遅筆 7兆点 グレタガルド お前が厚生労働省か! △メニュー 項目変更 グレタガルドWiki 京かわいいよ京 -アニヲタWiki- これは"たとえば"の話だけど。 ある日、翼あるひとびとがグレタガルドの白い空を埋めつくしたんだ。 天地の半ばに羽根の舞う 雪花のごとく繽紛と 慈悲なき鏃の降りそそぐ 羽根のまにまに繽紛と 燃える礫の降りそそぐ 羽根のまにまに繽紛と 草葺き屋根の里が焼け ポプラ木立の邑が焼け 世界の底を逃げまどう 無辜なる民の靴の音 石の街路を駆けぬけて 荒れた畷を駆けぬけて 世界の底を逃げまどう 馬のひづめの轟きよ エルフの森の王国も ドワーフ造りの山の砦も 機械仕掛けのノームの城も 猖獗極まる侵寇の 波涛の呑まれて隊伍散る 戦火の汀に立たされた 人の子たちの負け戦 翼の泊まる空の下 堅牢堅固も過去の栄誉か 終焉迫る城塞都市 聖なる騎士さえ堂に入り 円蓋の下 神よと祈った 宮廷道化は楼閣のぼり 蝋の翼で飛ばんと嘯く 陰に潜んだスラムの王は 武器を鎧って空を睨んだ 暗き洞棲む妖術使いは 闇を纏って機を待った…… ほら、空ってどこにでも繋がってるよね。 どこへ逃げたって、敵はその白い翼でどこまでも追っかけてくるんだ。 だから翼のない彼らは、どこにも繋がってない空を求めていた。 そんな願いが通じて、いま彼らはとてものどかな国でジングルベルを聴いていた― これは"たとえば"の話だけど。 僕らが君に語るのは、たとえばそんなメルヘン。 Under the Innocent Sky. Navelから2009年に発売されたエロゲー。 愛称は『俺つば』『俺翼』 ライターは、それは舞い散る桜のようにで有名なハg……王雀孫。 延期に延期を重ねたことでも有名(企画書が提出されたのは2003年)。 しかし、練りこまれたシナリオと業界トップクラスのテキストはまさに圧巻。 パロディでの笑いは他のエロゲーに多いが、純粋にテキストと演出で笑わせてくれる貴重な作品。 登場キャラも多く(ASの時点で40人)、しかもほぼ奇人変人揃い。 物語は大きく五章に分かれる。 一章は、ホーク編 二章は、イーグル編 三章は、ファルコン編 四章は、ガルーダ編 五章は、コンドル編 各章で雰囲気がおもいっきり変わる。 メタ的に並行世界・多元宇宙と匂わせることでかなり面白いシナリオに仕上がっている。人を選ぶけど。 俺つばってどんなゲーム? 子供の頃に病院で会っただけの幼なじみである主人公によって救われ、 彼を心の支えにして生きて来た。 その時交わした約束を現在も守り続け、ずっと主人公を捜し続けていた。 捜し当てた後もずっと見守りながら告白したら別人みたいになってて 最後はお友達から始めましょうってけなげな攻略不可のキャラがいる。 ――作品スレより引用 主人公 ◆羽田鷹志(はねだ たかし) CV 川椰桜/下野紘 我らがホーク卿。 このゲームを嫌う人は大体ホーク卿が主人公となる一章で挫折するんだって。やけに詳しい? そんなことないよ。うんまぁ普通かな。 ◆千歳鷲介(ちとせ しゅうすけ) CV 泉菊之介/三浦祥朗 やだ・・……なんかぬるぬるしてる……。 マーベラス! さすが504にもめげずに同人誌DBで手淫する人はいうことが違う! ◆成田隼人(なりた はやと) CV 縦溝精史/諏訪部順一(幼年時代 植野ぐみ) あにをたのつといつてなんた おい おいくそわし これてんてんとうやつてつけるんたよ これたからいんたーねつとはきらいなんた ふつころすそこのやろう あとかみきれかみ メインヒロイン ◆渡来明日香(わたらい あすか) CV 森谷実園/吉田真弓 学園のプリンセス?なんだと。え、それわいかん。え、なんか恥ずかしい。そういう日もある。ホラ、私って慎ましい感じの乙女だからね。なんちゃって。 ◆玉泉日和子(たまいずみ ひよこ) CV 五行なずな/小野涼子 自己紹介……? はぁ。玉泉です。それより玄関の燃えるゴミ捨てといてくださいくいくい。 ◆鳳鳴(おおとり なる) CV 籐野らん/後藤邑子 はー自己紹介ですかー。胸が高鳴るーの鳴ですー。やー大人の色香漂う私に興味津々なのはしょうがなあーあのカバンかわいー。あー好みのタイプですかーえーとハードボイルド着た作業着ですかねーえー。 ◆羽田小鳩(はねだ こばと) CV みなせがわゆい/又吉愛 じ、自己紹介、ですか。よ、よろしくお願いしたります。私、よいこなのであんまりエッチなこととかしませんです。あっでもショタな男の子とのからみがあるよ。やったね! だけど人気は─ →ストップです。 俺つばRからの昇格ヒロイン ◆香田 亜衣(こうだ あい) CV 沢村かすみ/中島沙樹 ◆中田 可菜(なかた かな) CV 澤田なつ サブヒロイン ◆女生徒A ◆山科 京(やましな みやこ) CV たなかりお/高口幸子 やだ自己紹介!? え、ちょっと任せてそれ超私の得意分野!もう得意すぎてパッキパキだよねパッキパキ! もうなんか前頭葉くもりのち虹色ブリリアントSKY! ってかんじだもん! オムドリアフェアもやってるよ! ◆望月 紀奈子(もちづき きなこ) CV 上田はるこ/たかはし智秋 はーいみんなたちー。元気してたかなー? 現在2浪中の紀奈子だよー! ありがchu! ……2浪とかいうなよ。 ◆日野 英里子(ひの えりこ) CV 大花どん/木川絵理子(ドラマCD) うぃーっす。どーも日野でーっす。え? 声がプレつばとなんだか違う? あのさぁ、いい年して声優の表裏にこだわるのどうかと思うよ。 ◆米田 優(よねだ ゆう) CV 井村屋ほのか/萩原えみこ この項目変? あーほんとだ! ぎゃあああ! すいません至急修正します! ◆春日 春恵(かすが はるえ) CV 三つ葉/大津田裕美 なんだ自己紹介かい? 姓は春日。名前は春恵。クレープ屋のパルさんたぁあたしのことでぃ。あ? なんだいWiki籠もりの兄さん、いい歳してピンクばっか着てるなって? ちょいとドラ! あたしゃ用事が出来たからあとの事頼んだよ! 男性キャラクター ◆鳳 翔(おおとり かける) CV 十利須我里/日野聡 シシッ、シシシッ……! ヴァガヤロ、てめえら追記修正は鳳鳴とかいう小娘の項目を優先しておけェ! ◆針生 蔵人(はりう くろうど) CV 鳩万軍曹/川原慶久 アニヲタWiki? そんな時代もあったかもなァ。 Wiki籠もりはもう古い、今はなァ引きこもりだ。 おい! ファッキンババァ! 俺の部屋に勝手に入ってンじゃねぇ! メシは部屋の前においておけビッチ! 彼の本気はドラマCD、アフつばで遺憾なく発揮されていたために現在人気急上昇中。 ◆森里 和馬(もりさと かずま) CV 小池竹蔵/荻原秀樹 ハゲ。 ハゲてねーよハゲ! おら食らえ! ペガサスバーニング斬り! →あ、森里君、邪魔だから隠れてていいよ。 ◆軽部狩男(かるべ かるお) CV 堀畑靖/石川英郎 さあ鷲介、アニヲタWikiで片っ端からエロい項目をたててゲヘゲヘする遊びをしようぜ。 2010年7月30日に、ファンディスク『俺たちに翼はないAS(アフターストーリー)』が無事予定通りに発売された。 王の遅筆っぷりを知っている訓練された信者たちは全くと言っていいほど発売日通りにでると信じていなかったため、大いに驚いていたという。王さん信じてなくてすみませんでした。 そして王はハゲたらしい……。 2011年3月25日に公式に『俺たちに翼はない R』を発表した。 内容は人気サブキャラである香田亜衣と、新ヒロイン『中田可菜』のシナリオが増えるとのこと。ついにコーダインとちゅっちゅ出来る日が! 2011年春よりアニメが放送された。 内容はゲームの内容を抑えつつ、スタッフの趣味が漏れ出た状態。 パンチラはもちろん、サービスカットで人気取っちゃうよ。 ちなみに放送前にメガミマガジンにてアニメで流すパンツデザインコンテストを開催した。 ハーイみなさんコンドルワ~。 「追記」と「修正」。はじめよう気軽に。ぶるっきゃおう、ぴらむに。 △メニュー 項目変更 グレタガルドWiki マーベラス! -アニヲタWiki- 世界が平和でありますように! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] MTGのフレーバーテキストでこんなんあったよな -- 名無しさん (2013-07-26 23 27 17) このゲームって章で分かれてるけど、章毎に主人公が変わったりするの? -- 名無しさん (2013-11-01 12 03 23) 変わってるっちゃ変わってるけど、同じ奴っちゃ同じ奴みたいな -- 名無しさん (2013-11-01 12 17 34) ↑×3 「おれたちには足はない」戦士は吐き捨てるように言った。「逃げるのをやめたからだ」 ―― ヴォーデイリアの民話 《アトランティスの王》 -- 名無しさん (2014-01-07 12 36 35) 対義語としては「お前たちが俺の翼だ!」がある -- 名無しさん (2014-01-07 14 17 45) ぶっちゃけ王雀孫は神 -- 名無しさん (2014-03-05 07 34 28) 主人公の設定はまさに斬新さだったな。 -- 名無しさん (2014-03-13 03 30 04) ↑実は1章の時点で「そう」と分かるように出来ているっちゅーね -- 名無しさん (2015-11-06 20 48 54) 名前 コメント
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2011-06-22 14 24 11 (Wed) 俺たちに翼はない 制作 NOMAD - 放送局 開始 時間 フレームレート 画質 【--】 CTC 2011-04-03 24 30 周期一定24fps HD 【02】 MX 2011-04-05 25 30 周期一定24fps HD 【04】 TVS 2011-04-07 26 05 - - SubTitle Source Size crf fps time memo #01 「たとえばそんなメルヘン」 MX 250MB 21 9.65 fps 1h02m09s - #02 「好きな動物はペガサスです」 MX 275MB 21 7.39 fps 1h25m19s B-Partテロ60i #03 「小鳩さんは可愛いなあ」 MX 255MB 21 10.64 fps 59m31s OP前に縞 B-Partテロ60i #04 「ドラさん……私、今妊娠しちゃったかも……」 MX 240MB 21 10.53 fps 1h00m02s OP前後に縞 B-Partテロ60i #05 「なんたるホーク卿の徳高きことよ!」 MX 232MB 21 10.36 fps 1h00m01s B-Partテロ60i #06 「ひいッ!らめえ、声出しゃう~!」 MX 242MB 21 10.02 fps 44m40s B-Partテロ60i TVS 12.03 fps 15m37s - #07 「栄えある王の凱旋だ!」 MX 264MB 21 11.30 fps 56m04s B-Partテロ60i #08 「巨乳のクリームお姉ちゃんまだですかー!」 MX 268MB 21 10.48 fps 1h00m29s B-Partテロ60i ED後に縞 #09 「胸が高鳴るーっ!!」 MX 236MB 21 10.55 fps 1h00m05s OP前に縞 #10 「ずっと、ファンでいてくださいね」 MX 219MB 21 10.64 fps 59m37s- OP前に縞 #11 「妹萌えという概念を知っているか?」 MX 242MB 21 10.96 fps 1h06m47s ↑に同じ #12 「俺たちに翼は……」 MX 281MB 21 11.59 fps 54m42s - -#01 「たとえばそんなメルヘン」 Start: 8 41 41.10 "--------------------------------------------------------------------------------------------" 入力avs OreTuba-MX-01.avs 出力mp4 "俺たちに翼はない 01 「たとえばそんなメルヘン」.mp4" avs [info] 1280x720p 0 0 @ 24000/1001 fps (cfr) x264 [info] using cpu capabilities MMX2 SSE2Fast SSSE3 FastShuffle SSE4.1 Cache64 x264 [info] profile High, level 4.1 x264 [info] frame I 304 Avg QP 16.74 size 84725 PSNR Mean Y 49.68 U 51.11 V 51.29 Avg 50.09 Global 49.66 x264 [info] frame P 10423 Avg QP 20.14 size 12525 PSNR Mean Y 46.92 U 50.33 V 50.48 Avg 47.75 Global 47.06 x264 [info] frame B 25235 Avg QP 24.48 size 2796 PSNR Mean Y 46.58 U 50.29 V 50.44 Avg 47.46 Global 46.70 x264 [info] consecutive B-frames 4.8% 7.4% 8.2% 54.1% 25.5% x264 [info] mb I I16..4 34.2% 28.6% 37.3% x264 [info] mb P I16..4 8.1% 0.0% 3.8% P16..4 19.5% 5.4% 3.8% 0.0% 0.0% skip 59.3% x264 [info] mb B I16..4 0.6% 0.0% 0.5% B16..8 10.3% 1.7% 0.5% direct 0.6% skip 85.7% L0 36.0% L1 58.0% BI 6.0% x264 [info] 8x8 transform intra 4.7% inter 58.0% x264 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41.65 TOP -#12 「俺たちに翼は……」 Start: 4 01 22.45 "--------------------------------------------------------------------------------------------" 入力avs OreTuba-MX-01.avs 出力mp4 "俺たちに翼はない 12 「俺たちに翼は……」.mp4" avs [info] 1280x720p 0 0 @ 30000/1001 fps (cfr) x264 [info] using cpu capabilities MMX2 SSE2Fast SSSE3 FastShuffle SSE4.1 Cache64 x264 [info] profile High, level 4.1 x264 [info] frame I 336 Avg QP 17.05 size 99852 PSNR Mean Y 49.41 U 51.02 V 50.95 Avg 49.83 Global 49.14 x264 [info] frame P 11519 Avg QP 20.46 size 12046 PSNR Mean Y 46.75 U 50.42 V 50.25 Avg 47.59 Global 46.54 x264 [info] frame B 26154 Avg QP 24.75 size 3307 PSNR Mean Y 46.40 U 50.48 V 50.40 Avg 47.31 Global 46.16 x264 [info] consecutive B-frames 4.5% 12.7% 9.1% 51.4% 22.3% x264 [info] mb I I16..4 33.2% 29.0% 37.8% x264 [info] mb P I16..4 6.3% 0.0% 2.9% P16..4 17.1% 5.1% 3.8% 0.0% 0.0% skip 64.7% x264 [info] mb B I16..4 0.6% 0.0% 0.5% B16..8 10.4% 2.1% 0.8% direct 0.9% skip 84.7% L0 37.8% L1 53.7% BI 8.4% x264 [info] 8x8 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俺たちに翼はない OVA 「肌色率九割増」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm14837383 24 11 123 4
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注意 このページでは、『俺たちに翼はない』と全年齢版の『俺たちに翼はない R』及びそのコンシューマ移植版を扱っています。 俺たちに翼はない 【おれたちにつばさはない】 ジャンル 恋愛アドベンチャーゲーム 対応機種 Windows2000/XP/Vista 発売・開発元 Navel 発売日 Limited Edition 2009年1月30日 Standard Edition 2009年4月24日 Anniversary Edition 2011年2月25日 定価 8,800円(税別) レーティング アダルトゲーム 判定 良作 ポイント 高品質なテキスト人を選ぶ序盤 Navel作品リンク 俺たちに翼はない 概要 システム 特徴 ストーリー キャラクター 主人公 ヒロイン サブキャラクター(主要人物のみ) 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 全年齢版・移植版 俺たちに翼はない R 総評(R) 概要 Navelブランドから2009年に発売された作品。 企画自体は2003年から存在していたものの、幾度となく修正を繰り返したことや、並行して『SHUFFLE!』シリーズや『Soul Link』を制作していたことから非常に難産な作品となった。 各広告媒体を通した制作発表は2005年になされるも、開発が難航したためそれらへの情報掲載も一時中断された。 2007年に広報活動が再開。発売日は当初2008年6月28日と発表されていたが、それも延期になったため、同日には前日談+体験版と言える『俺たちに翼はない~Prelude~』が発売されている(詳細は当該記事を参照)。 開発にあたってはユーザーの声を積極的に拾っており、一部キャラには雑誌企画の読者公募デザインが採用されている。 また、シリーズを通して通算5回に渡ってキャラクター人気投票が行われており、その結果を元に一部キャラの攻略ルートが追加される等、発売後も含めてメーカー主導の動きが活発な作品であった。 メインライターは王雀孫氏、メインのキャラクターデザインとCGは西又葵氏がそれぞれ担当している。 特に王雀孫氏は前ブランドであるBasil発売の『それは舞い散る桜のように』にて高い評価を得ており、前述の通りユーザーの意見の吸い上げも活発であったことから大きい期待感を持たれてリリースされたタイトルである。 本作の一部のシステム機能や演出手法の一部がシリーズ作品外のゲームにも継承されている等(*1)、同社の以後の作品にも小さくない影響力を与えている作品である。 システム テキストを読み進めて時折現れる選択を選ぶ一般的なアドベンチャーゲーム。画面構成も下部がテキストウィンドウ・上部がキャラクターの立ち絵のオーソドックスな形。 物語はオムニバス方式となっており、主人公が複数存在する。 進行は時系列順ではなく主人公順であり、例えば主人公Aの12月1日午前の次は主人公Bの同日の午後ではなく、主人公Aの12月2日となり、ある程度までシナリオが進行して初めて次の主人公にバトンタッチする流れである。 主人公全員の話を一通り終えるまでがいわゆる共通ルートで、その後は選択肢によって各ヒロインの個別ルートに突入する。ヒロインごとに対応する主人公は決まっており、以後はそれ以外の主人公の出番が大幅に減る。 共通ルート内の出番が早い主人公でヒロインの好感度を上げすぎると、後の主人公に対応するヒロインが攻略不可になる。ただし、基本的に選択肢は少なく好感度のボーダーそのものは甘いため難易度は高くない。 一部ルートロックはあるが、これも解除条件・ルート突入方法共にアナウンスのような演出があるため分かりやすいものである。 特徴 世界観はファンタジー要素の無い現実的なものであり、設定周りは練られてはいるものの極めて硬派な内容である。 シナリオは各主人公ごとに全く異なる雰囲気の話が展開される。それらは単独でも一つ物語として成り立っているが、 後半になるほどそれぞれの話の情報から核心が見えてくる構成となっている。 一般的な恋愛ゲームと比較してもそれぞれの各シナリオは極端に短い訳ではなく、それが直列で繋がるためゲーム全体のボリュームはかなり大きい。 総じて長丁場な物語でありながらテキスト・ストーリー・キャラ・演出等の全てが非常に凝っているが、特にテキストは劇中に極めて幅広い内容が混在しているにもかかわらず、そのどれもが高いクオリティで安定している。 ストーリー ーー大都市「柳木原」 おびただしい数のひとと建物がひしめく、巨大な繫華街。 ーー季節は冬。空を見上げれば、そこには無表情な白い空。 ありがちな悩みとありがちじゃない悩みを抱えた若者たち。 彼らが出会う、恋ともろもろ。 それはきっとどこにでもある、ありふれた物語。 ~羽田鷹志編~ 将来の目標もなく、無気力で周囲に馴染めず孤立している。 そんな彼の日常は携帯電話のメモ帳に“残務処理”と称し記録した 「学食のチキンソテー&エビフライ定食を食べる」などといった些細な“残務”を消化する日々だった。 ~千歳鷲介編~ 陽気な性格で定職には就かず気ままな鷲介は、 行きつけのレストラン『アレキサンダー』の店長「軽部狩男」のわがままから“合コンごっこ”が企画され、 アレキサンダーの女の子スタッフとの親睦を深めることとなる。 ~成田隼人編~ アウトロー気取りだがどこか格好つかない成田隼人。 大都市『柳木原』でヘルプ業務を請け負っているうちに、「便利屋」と呼ばれるに至る。 ある夜。隼人の噂を聞きつけた「鳳鳴」が「盗まれた自転車を探してほしい」という依頼を持って訪ねてくる。 ※コンシューマー版公式サイトより引用。 キャラクター 主人公 + クリックで開閉 羽田 鷹志(はねだ たかし) 主人公その1。 控えめで穏やかな文学少年。美空学園3年A組のクラス委員長。 異世界である「グレタガルド」から転生してきた存在であるため、 本来この世界の人間ではなく、近いうちに現世を離れなければならない…と自覚している。 物事への一歩引いた態度はこれが大きな原因だが、幼少時に他人にありのままを話して白眼視されたことがあり、ある程度の年齢になってからは誰にも口外していない。 趣味はゲーム全般(ギャルゲー含む)やアニメをはじめとするサブカルチャー全般に加え、描写は少ないが野鳥観察等もあるようでかなり幅広い。 関連して映像技術や音楽に関する造詣も人並み以上にあるのだが、熱心に語り始めて周囲を困惑させたことがあったようで、 異世界の話ほどではないが進んで話すことは少ない。 良い意味で真面目で成績も優秀なのだが、出自と趣味の両方に関して話せない関係で人との会話そのものが少なく、ゲーム開始時点での友人は皆無。 ゲームをプレイしてみると分かるが、しばしば描写される彼のオタク的な一面はかなりリアルである。この手のゲームにおける主人公と言えば、性格は前向きか普通・人間関係も良好か普通・趣味は無難なもの…といったものにされがちであるのに対し、ここまで現実的かつ(恋愛ゲーム的に)挑戦的な設定は珍しい。 一方、「人間的に何かが欠落している」と作中で指摘されるほど思考・行動が善良かつ献身的であり、怒る、あるいは機嫌が悪くなることが基本的に無い。 また、相手の趣味に合わせた調べ物をして会話に臨む・休日を潰してまで一人で学級委員の仕事をこなす等マメな点もある。 他、何気に突発的な荒事に対する異様に高い対応力も持つが、その性格から発揮される機会は少ない。 総じて癖はあるものの、十分に主役らしい個性を持ったキャラと言える。 千歳 鷲介(ちとせ しゅうすけ) 主人公その2。 自由気ままなフリーター。 普段はお調子者を演じることが多いが、実際には場の雰囲気を和ませるためのポーズとしての意味合いが大きい。 おどけた態度とは裏腹に頭脳明晰で、周囲の人間に対する洞察力や気配りにも優れ、有事の際の問題解決能力も高い。 鷹志と異なり性悪説的で計算高い面もあるが、その能力を発揮する機会は他人のためであること大半なので悪い印象には繋がらないだろう。 アルバイトの一環として雑誌のライターも請け負っており、文学的な教養にも秀でる。また、作中の男性アイドルの熱心なファンであり、その良さを力説する場面がしばしばあるが、これもコミュニケーションの一環として相手の迷惑にならないレベルにとどめている。 全体的にスペックが高いが、恋愛に関しては純粋かつ不器用であるため良い意味で隙もあり、素直に好感を持ちやすい主人公。 成田 隼人(なりた はやと) 主人公その3。 夜の街を主戦場とするヤンキー…と見せかけて、口調はそれ風だが全く素行不良ではない男。 「成田工務店」と称して何でも屋を営んでいるが、従業員は彼一人で便利屋の延長のようなものである。 群れるのを好まない一匹狼を自称しているが、認めた他人に対する態度は嫌悪的ではなく、むしろその点を見抜かれて友人・知人は結構な数が登場する。 掛け合いではツッコミに回ることが多く、その内容はライターの力量が存分に発揮された非常にユニークなものになっている。 作中の人物からもツッコミが彼の長所として挙げられる場面があるが、全く違和感なく納得できる。 ボクシングの心得があり、作中でも最上位クラスの腕っぷしの強さだが、進んで喧嘩を仕掛けることはない。 主人公の中では唯一それなりの女性経験があるものの、恋愛観は冷めたものではないため、恋愛ゲームなりの面白さは損なわれていない。 独特の台詞回しと人の良さを隠し切れない性格から、ユーザーの評価は高い。 ヒロイン + クリックで開閉 渡来 明日香(わたらい あすか) 羽田鷹志編のヒロイン。 圧倒的美貌とスタイルで「学園のプリンセス」との通称があり、常に明るく誰にでも愛想が良い。さらに主人公には特別な興味を持っており、何かと注目している。…という総じていかにもテンプレな設定を持つキャラで、デザインまでも意図的に王道を踏襲するコンセプトで行われている。 実際には面倒ごとを避けるために愛想が良いだけで、基本的には人間嫌い。さらに身内には男言葉混じりで遠慮なく意見を述べ、 主人公に興味を持っていた理由も恋愛的な甘いものではない…と少なくともオーソドックスではないキャラクターである。 ライターにしても実験的な要素を持ったヒロインだったとのことだが、プレイヤーからは好意的に受け取られたようで、 本作発売以降の人気投票では3回全てで女性キャラ中1位という結果になっている。 山科京(やましな みやこ) 羽田鷹志編のサブヒロイン。 鷹志のクラスメイトで、大人しいを通り越して周囲からは暗いと評される少女。 精神疾患を抱えているが、病名は作中では明かされない。精神状態のアップダウンが激しく、 ダウン時はしばらく登校不能になるほど衰弱した状態になるが、アップ時は人が変わったように快活に早口で話すようになる。 作中のビジュアル系バンドの熱心なファンで、ネット上に自作の詞をアップロードしたりもしている。 ファンクラブ繋がりで個性的な知り合いはいるものの、基本的に友人は少ない。 対人関係が苦手な一方でサブカルチャー方面の知識は人並み以上にある等、鷹志とは考えが合う点が多い。 一見かなり尖ったキャラなのだが、自身の病状の関係もあって他人の異常や体調不良には敏感かつ寛容であり、作中の大半のシーンで普通に善人である。 片目が隠れる髪型の関係でデザインには相当な研究と苦労があったとは担当の西又氏の談。 その甲斐あってか各キャラの内面の情報が極めて限られていた(=キャラデザインの影響が大きい)『~Prelude~』発売前のキャラ人気投票ではサブキャラクター中トップの順位であり、唯一メインヒロイン達以外で攻略ルートが追加された。 玉泉 日和子(たまいずみ ひよこ) 千歳鷲介編のヒロイン。 鷹志とは同じ学校だが、1年後輩であるため直接の面識はない。 鷲介のアルバイト先の(業務経験上の)先輩として、彼の指導役に任命される。 常に自他共に規律を重んじ、融通が利かない性格。 しかし、冗談が通じない部分を利用してギャグパートのオチに使われることが多いため、 この手のヒロインにありがちな杓子定規的な鬱陶しさはあまり見られず、ネガティブな感想を抱きにくい。 大ヒット小説の執筆経験もある作家であるが、本編開始時点では不調気味。 一見癖が強そうなキャラだが、基本的に善良でヒロインの中で最も分かりやすい性格である。 鳳 鳴(おおとり なる) 成田隼人編のヒロイン。 身なりの整った小柄な少女で、初対面の相手には人見知りする性格。 しかし、気を許した相手にはかなり積極的に話すため、基本的には明るく賑やかな印象。 話題が急に変わる・真剣な時以外は語尾が伸びる・都合の悪い話は完全に聞こえなかったことにして無視する等、話し方に複数の特徴がある。 加えて言葉選びも特殊で行動そのものも珍妙であり、ギャグ方面に描写に力が入っているキャラ。 声優の藤野らん氏の演技力もあり、特に隼人との掛け合いは本作のユニークなテキストの中でも評価が高い会話群である。 作中ではあまり強調されないが、常に朗らかでマイナスの感情を出さない。 時折見せる健気さもあり、賑やかしのみでなくヒロインとしての魅力も十分に備えたキャラと言える。 羽田 小鳩(はねだ こばと) 羽田鷹志編から登場するヒロインだが、彼では攻略できない。 主人公の義理の妹であるが、年齢は5歳差とかなり大きい。 序盤は年相応の天真爛漫さがない一方で異様な穏やかさと落ち着きを持ち、言動もどこか掴みどころが無い。 ヒロインの中でも伏せられている情報量が多く、終盤でその内容が明らかになるにつれ良い意味で印象が変化していくタイプのキャラである。 サブキャラクター(主要人物のみ) + クリックで開閉 香田 亜衣(こうだ あい) 成田隼斗編から登場。 ギャルっぽい見た目と話し方ではあるものの言動はまともであり、怪しい話に手を出したり関わったりすることも一切無い。 根気よく主人公に対して好意的にアプローチするも袖にされ続け、本作ではその思いが成就することはない。 その一貫した恋愛面での姿勢が評価されてかメインヒロインらに匹敵するほどプレイヤーからの人気が高く、後の全年齢版で攻略ルートが追加された。 林田 美咲(はやしだ みさき) 羽田鷹志編に登場。本来本作には登場しない予定だったが、『Prelude』で人気が出たため出番が与えられた。 とは言え、スタッフクレジットでは「女生徒A」とされ、台詞も極めて少ない等扱いは非常に小さい。 ただ、その天然ながら一途な性格、関連作品での活躍もあってか本作発売後もプレイヤーからの人気は高いままであり、 後のコンシューマー移植版で攻略ルートが実装された。 森里 拓馬(もりさと たくま) 羽田鷹志編から登場。 軽い性格で主人公をパシリやプロレス技の練習台にする一方、彼の周囲から浮いた発言や行動にはアドバイスする等、友人らしい行動も見られる。 いわゆる「主人公の悪友」ポジションにしてはかなり複雑かつ屈折したキャラで、プレイヤーからの評価は分かれる。 針生 蔵人(はりゅう くろうど) 羽田鷹志編から登場。 主人公より1年上だが、素行不良により留年しているため同じクラスに在籍。 よくある「何でもできる天才だが興味を持たないものには冷淡」といったキャラだが、 密かに過激な音楽活動をしていた関係で発言は割とユニーク。 認めた対象には肩入れすることもあり、シナリオ後半では情に厚い一面も見られる。 鳳 翔(おおとり かける) 千歳 就介編から登場。 イラストレーター兼モデルの美青年。常に冷めた態度で主人公以外には非常に口が悪い。 社会人ではあるが作中の口ぶりでは年齢は主人公らからそう離れておらず、飲酒・喫煙の描写を考慮しても20歳程度だと思われる。 今作のシナリオ・設定の練り込みの深さに大きく関わり、友人ともライバルとも黒幕とも言い切れない極めて独特なキャラとなっている。 評価点 テキスト 全体を通して完成度が非常に高い。 通常、「テキストが良い」と一口に言っても、「日常パートが面白い」、「心情・情景描写が細かく丁寧」、「シーンごとの描き分けが的確」、「比喩表現がハイセンス」、「専門的な情報が興味深い」等あるが、本作はそれら全てを高いレベルで満たしていると言ってよい。 今作の日常パートはライターのユーモアセンスと語彙力が遺憾無く発揮されている。 意表を突いた言葉選びと比喩表現、そしてテンポの良さは界隈でも稀に見る評価の高さである。 さらにそのネタ導入の自然さと頻度の多さも特筆すべき点であり、 各ルートの雰囲気を壊すことなく、しかしシナリオ全体が明るくなるような絶妙な塩梅で細かいジョークが多数仕込まれている。 一方、シリアス部分である地の文による描写も人・場所の両方の表現において高水準であり、 その場の雰囲気を直接的な言葉なしに、しかし直接的な言葉以上に直接的に訴えかけてくる。 例えば、作中でのとある場面では早朝の外の風景を次のように描写している。 + クリックで開閉 扉の外は今日も寒かった。 昨日と同じ、明日も同じ。 ほどよく晴れてる。けれど冬の朝の乾いた天蓋は、青空と呼ぶにはほど遠く、 かと言って灰色と呼ぶほどには濁ってもいない。 爽快でも陰鬱でもなく、それは寒さに慣れて表情を失ってしまった、くすんだ白。 だから僕は、蕭条(しょうじょう)とした12月の朝とその空の色が好きだった。 上記に限らず、物の説明や過去の出来事、目の前の人に対する印象等、 あらゆる対象に関して詳細な、時には情緒ある表現が継続されるのでプレイ感覚として質が高い。 人物描写も細かく、特に何気ない動作や表情の変化が丁寧に描かれている。一例として「こうべを垂れて、アスファルトの舗装に溜息のような声を落とした」「暇をもてあますようにコートを引っぱって皺を伸ばした」といったような些細な描写は頻繫に繰り返され、その人物の人間らしさ・生々しさを際立たせ、キャラクターにリアリティを与える役割を果たしている。 また副次的ではあるが、主人公が他人をよく見ていることの表現にもなり、個性付けの一環としても機能している。 ルート・主人公による描き分けは、使われる単語の傾向やモノローグの文体まで変化する力の入れよう。 例えば鷹志編であれば口語体の穏やかな表現中心の文章に、鷲介編であれば丁寧語の中におどけと冷静な分析が混在した文章に…といった具合であり、 各シナリオごとの印象の差別化に大きく貢献している(*2)。 作中では特定の病理やドラッグをはじめ、音楽・文学・サブカルチャー・(特殊な)アルバイト等に関する専門的な内容がしばしば登場するが、 いずれもライターによる綿密な取材や調査により、かなり具体的な情報まで説明される。 もちろん素人目に見ても全ての正誤は分からないのだが、それでも劇中の出来事の現実感やキャラ設定の厚みを感じさせる要素となっている。 場面によってはセリフやテキストが混沌としたものになるのだが、この内容が常軌を逸している。 シーン単体で見ると面喰らうが、状況的に常識外れの演出が適するタイミングであるのであくまで書き分けの一環である。 特に「夢テレビ」のシーンや「左上太陽」、「厚生労働省」といった単語は多くのプレイヤーの印象に残っているだろう。 シナリオ 構成が巧みであり、伏線の展開・回収の面白さに一役買っている。 本作のシナリオが時系列順でないことは先に述べた通りだが、 これによって時系列的には前の出来事をプレイヤーには後から体験させることができる。 例えば先の主人公で12月3日の夜に小さな違和感のある出来事が発生し、 後々の別の主人公の12月3日の夕方のシナリオを後々プレイすることで真相が明らかに…といった具合。 この構成によって今作には回想シーン等での露骨なネタばらしが少なく、自然に行われる伏線回収に自発的に気付く楽しさがある。 セーブ・ロードを駆使する等してあえて時系列順にプレイすると分かりやすいのだが、 序盤から絶妙な引っ掛かりを覚える程度の(=読み進めるのに支障がない程度の)伏線が実に巧妙に展開されている。 今作はシナリオごとに主人公の性格・活動場所・社会的立場・所属するコミュニティまで変化するが、 どの物語も一貫して丁寧な作りであり、単独の読み物としても十分楽しめる。 後半になるとそれまでのシナリオ同士の関連性が明らかになり、話の内容は非常に濃くなっていく。 + シナリオの核心についてネタバレ 各主人公は解離性同一性障害を持った多重人格者であり、複数存在するように紹介されていた彼らは同一人物である。 3人の中では鷹志のみ自覚がなく、グレタガルド関係の記憶を無意識に捏造することによって人格交代によって生じる空白の時間のつじつまを合わせている。他にも、・シナリオ開始時点で人格統合の期限が近いことによる、(主人格になれない人格の)実質的な余命の短さ・各主人公の自身の先行きが不透明なことによるヒロインとの関係の難しさ・兄が多重人格であることによる妹の生活の苦労・3人共オリジナルの人格ではなく、後付けの数多の人格の一つに過ぎないこと・長年表に出ていないオリジナルの人格やその他の人格の扱い等、重い設定が多いが、その分それらに関係するシーンは総じて読みごたえがある。 一方、一部を除いて各人格同士は協力的であり、ヒロインと恋仲になった主人公は精神的な支えを得て消滅しないようになる(=主人格となる)等、 ただ暗いだけの話ではない、ほどよく前向きな要素もあるバランスになっている。 多重人格というテーマはこの手の作品ではしばしば使用される題材ではあるが、 本作は現実の解離性人格障害の人物への取材を行って設定を詰める等、相当力を入れて作り込まれている。 例えば「主人公達のビジュアルは外部の人間から見れば全く同じであるが、主観的には他人格の姿が異なって見える」という設定も、 取材を通して実際に患者本人は他人格を違った容姿で捉えていたとの情報に沿って決定されている。 他にも作中では(人格の)統合・ISH(*3)・ DSM(*4)等 の日常では接することのないような専門用語がしばしば登場し、これらも作品の事態の現実味や真剣味を印象付ける役割として機能している。 また、これだけ題材として大きな内容を取り扱いながらも、ルートによって・病気の内容は短く描写し、恋愛模様に重点を置いて表現する・病気に向き合うことと恋愛に向き合うことを並行して描写する・先に恋愛描写の進展を描ききり、後にパートナーの協力して病気に向き合う流れを描写する等、恋愛ゲームとしての要素も生きるように複数の展開を使い分けており、それぞれが内容の濃いオンリーワンの魅力あるシナリオとなっている。 + 最後のシナリオについて ルートロックされている最後のシナリオは各主人公のオリジナルの人格である羽田鷹志(*5)が主役となるが、 とある事情によってこれまで登場した人格を全て統合した状態で物語が進行するため、実質的にはゲーム全体を包括するような内容である。 他ルートに劣らずテキストの質は高いが、特に序盤~中盤にかけては統合が不完全であることから複数の文体が入り交じった独特のものとなり、 そのクオリティもあって他作品ではそうそうお目にかかれないと思わせるような文章である。 終盤に向かうにつれて全てのルートのキャラや伏線等のあらゆる構成要素が融合してシナリオが進むので他のルートにも増して内容が濃い。 それでいてシリアス要素とバラエティ要素のバランスも良く、一定の緊張感を持ちながらも暗い気持ちになりすぎずに読み進めることができる。 クライマックスは大どんでん返しがあるわけではないものの、膨大な情報を総括するにふさわしい丁寧な結末であり、シナリオを通して完成度が非常に高い。 キャラ シナリオに登場するキャラクターは主人公1人につき5~10人程度(一部重複はあるが) であるため作品のトータルで見るとかなりの大人数である。 その大半が立ち絵あり・ボイスありでシナリオでの掘り下げも深く、1人1人に存在感がある。 キャラ紹介の段落ではかなり省略したが、作中全体で言えば実は男性キャラの方が人数が多く、 特徴付けも女性キャラと同等程度にされているのも特筆すべき点である。 前述のテキストの効果もあり、本作のキャラクターは誰もがテンプレ的な人物でなく、リアルな複雑さと個性、そして独特の魅力を持っている。 BGM 楽曲単体で見ると一部を除き特異なものではないが、各物語の雰囲気の違いの演出において重要な役割を果たしている。 各シナリオの冒頭付近ではそれぞれの主人公のメインテーマ曲が流れるが、 これらは同じメロディながらもアレンジの差で受ける印象がかなり異なる。 その他の曲もシナリオごとに全く違った楽曲が使用され、例えば感傷的な描写が多い羽田鷹志編ではゆったりとしたアコースティック調の曲が多く、 カフェでの活動が多い千歳鷲介編で洒落たジャズ調のBGMが中心になる等、まるで違う作品をプレイしているかのように見事にイメージが変化する。 EDテーマ曲も主人公別が徹底されており、各々の方向性はBGMに輪をかけて全く異なるものの、演出的な意味も含めて評判は良い。 演出 効果音の使い方が細かいながら小気味良く、特にギャグパートのテンポの良さに一役買っている。 1日の初めに日付表示画面が挿入されるが、各主人公ごとに象徴的なオブジェクトが表示される等、凝った作りになっている。 結構な頻度で中程度のウィンドウが割り込む形で静物のCGが挿入される。この仕様は同社の後発作品にも継承される要素であるが、今作は特に種類が豊富。 絵の内容で言えば公衆電話や文庫本、パソコン等の日常的なものだが、それだけにその場の情景が分かりやすい手堅い演出となっている。 本作の各主人公はパートボイスだが、これも演出の一環としてそれぞれのシーンをより印象深いものにしている。 比喩ではなく子供の落書きのようなCGがいくつか存在するが、該当部分のシナリオと合わせて極めて印象的な 恐怖の 演出に成功している。 オープニングムービーがかなり豪華。フルアニメーションであり、制作はアニメ版『SHUFFLE!』や後年の『SHUFFLE!エピソード2』の オープニングムービーも担当する株式会社アスリード。 各ヒロインを含みありげに描写しつつ、本作の数多いキャラクターを矢継ぎ早に個性豊かに登場させている。 勢いとシリアスさを併せ持った楽曲の効果もあり、作品の世界観の広さや練りこみを連想させる映像となっている。 システム インターフェースの効果音やシステムは先発の『SHUFFLE!』シリーズと共通であり、機能的にもバックログやボリュームコントロール等の一通りのものは揃っている。 その中でも新しく実装されたシーンスキップ機能は手の込んだ作りである。スキップする前に現在のシーンタイトル・日付・登場キャラに加えて簡単なあらすじまで明示されるため、ただ暗転するだけのことが多い他作品と異なりシナリオの流れを追いやすい。あらすじはこの機能専用のテキストである。また、シーンタイトル表示も他には閲覧目的には向かないセーブ画面限定であるため、攻略目的でなくても見る価値がある。 賛否両論点 序盤のシナリオ トップバッターにあたる羽田鷹志編の話が暗い。本作の体験版は主人公ごとに分かれているのだが、 (もちろん公式サイトであるにもかかわらず)ダウンロードページに「千歳鷲介編を先にプレイすることをおすすめします」との記載があるほど。 鷹志本人に自覚はないものの、彼の優しさに周囲の人間が漬け込む描写が多く、有り体に言えばイジメ。 彼がそもそも設定的に損な役回りが多いキャラであることに加え、時期的にも後々の展開と対比して雌伏の時であるため二重に辛い内容となっている。 この序盤を苦手とする、あるいは乗り切れずにギブアップしたプレイヤーも存在し、やり抜いたユーザーからも「本作で唯一つまらない部分」と評されることがある。 ただ、この章は作中の時間で言えばたった2日間の出来事で、実際のプレイ時間的にも2時間半程度で済むため、 後のシナリオへの繋ぎと割り切れるプレイヤーにとっては問題になりにくい。 また、暗い話ではあるが物語の質が低いわけではなく、含みのある描写や伏線も多いこの序盤を前向きに興味深いと評価するユーザーも少なくない。 中盤の展開 ある程度物語が進んだ段階で登場キャラがいわゆる精神異常者中心になるパートがある。 その内容はかなり癖があり、(妄想が入っているものの)グロテスクな表現も含むため、苦手なプレイヤーによっては辛く感じる。 しかし、前述の通り混沌とした状況を混沌としたテキストで表現していること自体は筋が通っているため、作品としては評価点とする声も多い。 CG 登場人物が多いこともあってか女性キャラの描き分けがあまり出来ておらず、人によっては気になるところ。 一応、テキスト上では頻度の差はあれど基本的に全員美人であると描写されるため、整合性という点での大きな違和感は無い。 その他、主にアダルトシーンにおけるキャラの姿勢や手足・胴体の長さに違和感を感じるイラストも散見される。 ただ、西又氏のこうした作風は今に始まったことではなく、特に過去作からのファンは気にしないプレイヤーも多い。 また、そもそも大半のCGでは問題なくキャラを魅力的に描けている。 余談だが、作中に氏が過去に担当したゲームが登場するシーンがあり、 作中のキャラが「全員同じ顔をしている」と評する自虐ネタが仕込まれている。 香田亜衣の扱い サブキャラクターの一人である彼女は本編中での扱いが大きく恋愛的な描写も充実していたため、 攻略ルートが無いことに対する不満の声がかなり多かった。 しかしながらこれらの声はシナリオ中の彼女の描写が魅力的であったことに対するジョーク・遠回しな賞賛の意味合いも大きく、 真に批判的な反応であったのは皆無かごく一部であったと思われる。 問題点 羽田小鳩の扱い メインヒロインの一人であるはずの羽田小鳩のアダルトシーンについて、完全合意の下で進行するシーンが存在しない。 具体的には、2シーン中2シーン共に主人公から強引に行為を求める展開である。 この時点での主人公は精神的に不安定ではあるのだが、それを鑑みても経緯も一足飛びで後味が悪い。 シナリオの起伏の無さ 本作のシナリオは順序立てた恋愛や各キャラクターの内部的な成長を軸に話が展開しており、丁寧ではあるのだが盛り上がりに欠ける部分がある。 ただ、これは本作の設定周りが現実味のある、悪く言えば地味なものである関係上、実際に作中で発生させられる大事件やイベントはどうしても限られる、という事情もある。 総評 ハイレベルなテキストとシナリオをはじめ、キャラ・演出・BGMのどれをとっても丁寧な作りの良作。 序盤の話こそやや人を選ぶ部分はあるが、ライターやブランドに興味がある人はもちろん、恋愛アドベンチャーゲームに慣れ親しんだ多くの人におすすめできる名作である。 余談 前述の通り本作の開発は非常に難航しており、発売日が発表された際には後藤邑子氏から「(発売日が決まったのは)何かの冗談ですか?」と言われるなど、幻の作品として扱われていた。 全年齢版・移植版 ※コンシューマー移植版のタイトルは『俺たちに翼はない』ですが、内容は『俺たちに翼はない R』準拠であるため、まとめて扱っています。 俺たちに翼はない R 【おれたちにつばさはないあーる】 ジャンル 恋愛アドベンチャーゲーム 対応機種 PC版 Windows XP/Vista/7 移植版 プレイステーション3プレイステーション・ヴィータ 発売・開発元 PC版 Navel 移植版 5bp. 発売日 PC版 2011年6月24日 移植版 2014年4月10日 定価 PC版 8,800円(税別) 移植版 【通常版】6,800円(税別)【限定版】8,800円(税別)【DL版】6,000円(税別) レーティング PC版 ソフ倫 15歳以上対象 移植版 CERO C(15歳以上対象) 判定 良作 俺たちに翼はない R(PC版) 原作のテレビアニメ化に合わせ、一般向け(15歳以上)にリニューアルされたバージョン。Windows 7にも正式に対応している。 ユーザーからの要望の高かった香田亜衣ルートが追加された。ライターは東ノ助氏が担当しているが、これは同社から発売されていた『世界征服彼女』での氏の力量を王雀孫氏が考慮し、 亜衣ルートのシナリオ作成により適任であると判断したためである。 内容は相当に高評価であり、ヒロインの魅力が共通ルートからブレ無く立っていながら、それ以外のキャラも順当に活躍している。 これまでには無かったキャラ同士の絡みや展開もあり、安心して読める内容でありつつ新鮮さも感じられるシナリオとなっている。分量としても全ルート中屈指のボリュームになっており、他ルートよりもシリーズ展開がかなり進んだ段階で作られたためか、そもそもの情報量も多い。 アダルトシーンの差し替え分のシナリオは王雀孫氏本人が担当。 意図的かどうかは不明だが、通常のアダルトシーンは直接的な描写は省きつつも「そうした事実があったこと」を示唆するテキストは完全にそのままなのに対して、 不評か賛否両論だったシーンは全く別の展開になるかそもそも無かったことにされた。 差し替え分のイベントのボリュームはまちまちで、元と変わらない尺のイベントが用意されたシーンもあれば単純な省略に近いものも存在する。 鳴ルートは後者の方だが、元々のボリュームもあって結末部分の尺がかなり短くなってしまった。また、他のルートにおいても元々アダルトシーン中に入っていたキャラクター描写は失われているため、ヒロインの印象が変化する可能性がある。 一部シーンは妙な変更をされているが、こちらは元からして混沌とした展開であったため、むしろ変更後の方がキャラ立ちという面で優れているという見方から肯定的な意見が大きい。 アダルトシーン以外の修正も多少あるものの、物語の理解に支障をきたすほどではない。 PS3・PSVITA移植版 本編に先駆けて発売された前日談である『Prelude』の内、メインとなる4本のストーリーが全て収録されている。 収録されなかった部分はおまけ程度のものなので、改めて『Prelude』を購入する必要がほぼ無いのはありがたい。 タイトルは『俺たちに翼はない』だが、レーティングの関係で内容は『R』準拠である。 新規オープニングムービーを追加。こちらはゲーム起動~タイトル画面前に流れるもの。 フルアニメーションだった原作のムービーと比較すると作中のCGや立ち絵を用いた一般的なものだが、ルートが後から追加されたキャラも既存のヒロイン達と並列に描写されるようになり、本編の内容とマッチしている。 楽曲はPC版に輪をかけてスタイリッシュで雰囲気のあるものとなり、順当に高評価。 林田美咲ルートが追加。 他のルートとはかなり方向性が違った内容であり、個別ルートの割には主人公と美咲との仲はそこまで進展しない。一方、他のヒロインやその他キャラクターの描写は手広く行われている。 これまでのシリーズ展開に無い目新しいシーンや、不明であった点に関する内容が盛り込まれ、ファンには興味深いシナリオとなっている。 ただ、本来はゲーム全体にまんべんなく散らして配置するような話が1ルートに集約しているため、 香田亜衣ルートに比べて共通ルートの雰囲気が強いままエンディングを迎える。 総じて個別ルートというよりも 「シリーズ発売5周年記念のお祭り特別ifシナリオ!」 と紹介された方がしっくりくるような内容である。 一応彼らの仲が進展しきらないことについてはある程度の理由付けがあり、 また、個々のシーンのクオリティはかなり高いことから、特異な内容に反してファンからの批判はあまり見られない。 最初のPC版の発売から5年経過していることもあってか、新規CGの絵柄が既存のものとはかなり異なり、一部は単体で見た場合のクオリティも怪しい。 『R』時点で追加されていた分は問題無かったのだが…。 画面比率が4 3から16 9に変更。新規のものも含めて背景やイベントCGの縦横比は4 3なのでやや上下が切れて解像度が下がる形になるものの、 プレイ中に違和感が出るほどでもない。 一部は本編中にスクロール演出になるが、それ以外のCGもギャラリーモードで全体を見ることが可能。 シナリオ中の日付表示のアイキャッチのみ横に引き伸ばされた形になるが、描写されるオブジェクトが限られるためわざわざPC版と比較する等しなければ気にならない程度である。 この手のコンシューマー移植には付き物ではあるが、システムやシーンスキップのレスポンスは遅くなっている。ただ、スキップ機能に関しては元々がかなり高速だったので致命的ではない。 総評(R) アダルトシーン削除によってシーン中の重要な描写がいくつか失われた一方、差し替え内容の工夫もあって原作の問題点のいくつかは解消されたため、一長一短である。 しかし、追加ルートの質は高く、トータルで見れば作品としての完成度は損なわれていない良リニューアル・良移植と言え、シリーズを初めて触るプレイヤーにも十分おすすめできる。
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俺たちに翼はない 主人公 メインヒロイン サブヒロイン その他 コメント Navelが2009年1月30日に発売した恋愛ADV(PC版はR18版と全年齢版の2つ) 設立当初から企画していた作品だが、3回ほど延期が続いていたことで有名。 後に2011年4月~6月にかけてテレビアニメが放映された。 題名から分かるように、候補ポケモンは飛行タイプが多い。 主人公 ※全員ブレイブバード必須。 ムクホーク♂:羽田鷹志 (特性すてみ必須) ウォーグル♂:千歳鷲介 (性格ようき推奨) クロバット♂:成田隼人 (ドラさん=ドラキュラから) メインヒロイン ビークインorミロカロス♀:渡来明日香 (前者はプリンセス=女王だから。後者はビジュアルで。性格さみしがり推奨。) バシャーモorスワンナ♀:玉泉日和子 (前者は進化前がひよこなので。後者はれいとうビームなどの氷技でクールビューティーを再現。性格まじめorれいせい推奨) エモンガ♀orファイアー:鳳鳴 (前者はすばしっこいから。後者は名字から。性格きまぐれ推奨) ポッポorマメパト♀:羽田小鳩 (名前と愛称からそのまま。性格はすなお推奨。特性はとむね以外必須。戦力にしたければ進化させてもいい。) サブヒロイン ムウマージ♀:山科京 (性格おとなしいorようき推奨) サンダースorサメハダー♀:日野英里子 (前者はイメージで。後者はたまひよ(バシャーモ)と相性が悪いから。) ハピナスorシャンデラ♀:望月紀奈子 (後者は進化前との中の人つながりで) ライチュウ♀:香田亜衣 その他 ドンカラス♂orホウオウorファイヤー:伊丹伽楼羅 (技は厨二病っぽく) トゲキッス♂orアルセウス:羽田鷹志(ヨージ) ドーブル♂orズルズキン♂orサンダー:鳳翔 (ドーブルは普段イラストレーターをしているから。ズルズキンはヤンキーでもあるため。サンダーは鳴と兄妹であるため同様の立場のポケモンを。) ゴチミル♀:アリス ストライク♀:林田美咲 (特性ふくつのこころ必須) ドンカラス♂:針生蔵人 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る アリアドス♀orファイアー:鳳鳴 (前者はクモのす、いとをはく、ナイトヘッド必須。後者は名字から。性格きまぐれ推奨) -- (魔歩山侑樹 藤枝琴乃(まぼやまゆうき ふじえだことの)) 2023-10-30 17 00 08 羽田鷹志(ムクホーク)の技構成を考えてみました。 特性:すてみ(いかくではイメージに合わないのでこちらを推奨。ちなみに夢特性) 性格:おだやかorひかえめ(グレタガルドの聖騎士ホークシアンブルーを考えるなら、ゆうかん) 個性:いねむりがおおい(グレタガルド転生)or防御が伸びる個性全般(「うたれづよい」、「しんぼうづよい」など) 努力値:頭が良いので特攻に252。喧嘩も地味に強いので攻撃に252。 技:とんぼがえりorねむる(グレタガルドへ転生)、みがわり(鷲介などにスクランブル)、 ブレイブバードorすてみタックル(自分が傷つくと知らずにどんな仕事も行うことから)、 やつあたり(グレタガルドでの憂さ晴らし)、ゴッドバードorきりさくorねっぷう(グレタガルバーニング縦横無尽切りから、飛行技最高級の威力のゴッドバードと、単に切り裂くという意味できりさく。最後のはグレタガルバーニングだけ取ると、ということで) -- (名無し) 2012-04-13 22 30 10 渡来明日香(ミロカロス)の技に、ミラーコート(アニメとかでよく鏡に映ってる描写がある)はどうだろう。 -- (名無し) 2012-04-13 03 56 36 追加で、↓は3巻のキャラコメより引用。 -- (名無し) 2012-04-12 00 12 44 「我は影。光のもとに語る言葉など持ち合わせてはおらぬ」という針生(レイブン)のセリフより、影ということでゲンガー(シャドーポケモン)も良いかもしれない。 -- (名無し) 2012-04-12 00 11 42 山科京は、テンション高い時と低い時とでキャラが全然違うので、晴れ状態の時とそうでないときで姿がかなり変わる、チェリム(特性フラワーギフトより、姿がかなり変わる)で良いと思う。 性格はどっちの状態を使いたいかで変わる。 テンション高い時は「ようき」で、低い時は「ひかえめ」「おとなしい」などで。 他に天気ごとに姿を変えるポケモンにポワルンがいるが、こちらは変化の数が多すぎるので、テンションが高いか低いかの二つである京とは少し合わない。 鳳翔は「皇帝」と呼ばれることから、こうていポケモンのエンペルトでも良いと思う。 しかしそうするとYFBとはかけ離れてしまうが…。 あと、羽田小鳩は進化させるならマメパトの方が良いかもしれない。 アニメ最終話の、「大鳩になった」というような発言から、成長しても鳩っぽい外見の方が良いと思う。 だが、ポッポの最終進化のピジョットは鳩にはあまり見えない…。 もしポッポのまま使うのであるなら、ポッポで良いと思う。 ちなみにピジョットはRウイングの大司教の方が良いかも。 頭の色が派手ということと、Rウイング→有るwing→羽がある、ということからも。 -- (名無し) 2012-04-06 13 46 02 千歳鷲介 (性格ようき推奨)を手本に、他の主人公の性格とかを考えてみる。 ムクホーク ♂:羽田鷹志は、「おだやか」か「ひかえめ」。で、個性は「いねむりがおおい」(グレタガルド転生から)や、防御が伸びる個性全般(「うたれづよい」、「しんぼうづよい」などから) クロバット ♂:成田隼人は、「いじっぱり」で、個性は「血の気が多い」や「ちょっぴり見栄っ張り」、「ちょっぴりごうじょう」が良いかと。 ウォーグル ♂:千歳鷲介は、性格「ようき」で、個性は「すこしお調子者」や「逃げるのが早い」(ドラマCD 3rdシーズンから)で。 -- (名無し) 2012-04-06 13 17 25 針生蔵人はカラスということでドンカラスで良いと思う。 ウィキペディアによるとガルーダ(ガルダ)は「炎の様に光り輝き熱を発する神鳥。」らしいので、伊丹伽楼羅 (ガルーダダークブラック)はホウオウもしくはファイアーでも良いと思う。 -- (名無し) 2012-03-23 17 46 46 「他のWiki」から移植。 一般向け版も発売しているのでゲームカテゴリに追加しました。 -- (作成主) 2012-01-17 17 48 09
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私たちに翼はない(Ⅱ) ◆tu4bghlMI 一対一 先攻はまたしても沙羅だった。 流れ弾があゆ達に当たらないように舞を中心に時計回りで走り出す。 獲物は彼女の支給品ワルサーP99。弾丸補給に優れたマガジンタイプの自動拳銃だ。 マガジンに残された弾薬は六発。 弾倉を入れ替えるべきか、躊躇う微妙な残弾数である。 だが、彼女は眉一つ動かさず、マガジンをパージする。そして新たに十六発を装填。 心も身体も理解している。残りの弾薬を全て使い切るくらいの力を注ぎ込まなければ彼女を御することなど出来る筈もないと。 対する舞は沙羅の動きを警戒しつつ、自らの力を最大限に発揮出来る永遠神剣第七位"存在"を横に薙いだ。 魔力を帯びた刀身はそれだけの動作で空気を揺るがし、森を奮わせる。 そして――舞が動いた。 先ほどまでとは違い、"存在"をしっかりと 両手 で握り締め沙羅に向ける。 極端に柄が長い独特の形状を誇る彼女の獲物は、普段愛用しているブロードソードとは大分形状が異なる。 彼女の本来のスタイルは敏捷性を重視し、細身の剣を用いたヒットアンドアウェイ。 攻撃手段も力に任せた斬撃というよりも、急所を狙ったピンポイントなものがほとんどだ。 つまり、この島にいるもう一人の剣士、そしてこの"存在"の正当な所持者であるアセリア・ブルースピリットとは一線を成している。 アセリアの攻撃方法は永遠神剣によるウィングハイロゥの展開、『高速機動・急速降下・一撃離脱』の三つで構成されている。 また、剣の使い方もスピードと力を融合させた強力無比なパワータイプだ。 神剣の契約者である特性を最大限に引き出したやり方と言えるだろう。 川澄舞に翼はない。 卓越した身体能力を持っていようが、所詮ソレは人の身。 永遠神剣という神秘を戦闘スタイルに取り込んだものと比べて見劣りするのは仕方のないこと。 しかし、彼女には『永遠神剣を扱う素質』があった。 もちろんハイロゥの展開など出来る筈もない。可能なのは不器用で粗雑な神剣魔法と身体強化だけ。 だが、それだけでも彼女にとって、十分過ぎるほどの利点―― 「…………勝負」 踏み込んだ右足、人の身からは考えられない爆発的な加速。 否。あゆ達の眼には本当に地面が爆散したかのように見えていたのではないか。 事実、舞が先ほどまで立っていた大地にまるで火薬が破裂したようなクレーターが出来ていた。 鼓膜を震わすような音と土煙。舞は既にその場所にはいない。 そう、非常識なまでのスピードの強化―ーそれこそが、川澄舞に与えられた最大の祝福だった。 「甘いわっ!!」 しかし、この場に存在したのは戦闘経験の少ない者だけではない。 この島で生き残った、唯一の銃器に関するプロフェッショナル、名を白鐘沙羅。 当然、彼女には見えていた。 決して舞はその場から消えた訳ではない。ただ一歩を踏み出した――それだけなのだ。 有り得ない速度で突貫してくる少女の姿を沙羅の双眼は見失わない。 舞の身のこなしをある程度知識に収めたことで、沙羅は彼女に対する一つの対策を打ち立てていた。 沙羅はワルサーP99の先端を限りなく"地面"に向けて、引き金を引いた。 「な……ッ!?」 驚きの呻き声を上げたのは舞の方だった。 もちろん完全に戦闘モードに入った彼女が相手の奇行に惑わされる訳がない。 意外性、無謀と同意義のソレならばただ敵の気狂いと認識し、容赦なく叩き潰す――それが彼女の流儀だ。 故に彼女はただ間合いまで超高速で接近し、相手を切り伏せる。 それだけを考えていれば良い筈だったのだ。 しかし、彼女は加速を停止し立ち止まざるを得なくなった。舞の移動軸を防ぐかのように弾丸が発射されたからだ。 「くッ……」 舞は唇を噛み締めた。そしてすぐさま敵の銃撃に備え、その場を飛び退く。彼女の判断は正しく、間髪居れず銃声が二つ響いた。 そう、彼女の機動力に唯一弱点があるとすればそれは―ーあまりにも早過ぎること。 全力を出した彼女の動作は疾走という段階を遥かに超越し、地面を"跳ねている"に等しいのだ。 足を一歩踏み出しただけで軽くメートル単位の移動が可能である。 それはつまり、毎回"ジャンプ"しているようなもの。 ハクオロとの戦いでは鉄扇と剣、どちらも接近主体の武器を用いていたためほとんど気にならなかった問題だ。 足場も悪く、傾斜のある土地では爆速加速はプラスにしかならなかった。しかし、 平地で、銃相手で、となると話は別だ。 川澄舞に翼はない。 故に空中での体勢制御には限界がある。 一気に沙羅との距離をつめようとも、丁度着地する地点を精確に狙われては近づけない。 弾速、照準、発射技術――それらを全て完璧な割合で持ち合わせた者。 それはこの島のラスト・ガンナー、白鐘沙羅にしか取れない戦術であった。 身体強化と舞がいかに相性が良くても、永遠神剣を手にしたのは僅か数時間前の話。 出来るのはせいぜい、スイッチのオンとオフだけ。 つまりMAXとMINしかない不器用なスピーカーのようなものだ。 常に全力で強化するか、それとも強化をしないか。彼女に与えられた選択肢は二つ。 (予想通り……ッ!! これで第一関門は何とか突破……ッ) 一方で沙羅は心の中でド派手なガッツポーズを取っていた。 彼女の川澄舞に関する考察はこうだ。 まず武器が剣と銃である以上、懐に入られてしまえばこちらの負け。 銃のフレームであんな大剣とチャンバラを行うなんて自殺行為に他ならない。 ならば、とにかく相手が近付けないようにすることに重点を置くべき――そう考えた。 舞の回避能力の高さは十分に理解している。 だが、それは彼女の慢心。 弾を容易く躱すことが可能であるのは、逆に"攻撃へと意識が集中しがちになってしまう"影響もある筈なのだ。 なぜなら、銃の最大の利点の一つである『不可避である事』という恐怖を感じないのだから。 しかし沙羅は銃の怖さ、恐ろしさを痛いほど知っている。 これが二人の決定的な違い。 銃を軽視する者と、構造を知り尽くし何よりも重く見る者。 慣れない力を遣う者と、十分な知識と経験に裏づけされた力で戦う者。 タイマン開始から数分が経過。 一瞬で決着がつくと仲間にさえ思われていた戦いの結末は未だ見えずにいた。 予想外なくらい平行線の戦いが、いや若干沙羅に有利な展開で勝負が続いている。 いまだに一度も舞はまともに剣を振るうことが出来ずにいた。 移動しながらも精確な射撃を繰り返す沙羅に、煮え湯を飲まされた形だ。 谷前の荒地はそこら中に小さな穴ぼこが広がり、芝生はほとんどが破壊されてしまった。 端に移動し、二人の戦いを見つめるあゆときぬの顔も緊張に満ちている。 沙羅が舞を上手くあしらっているようにも見えなくはないが、やはり川澄舞の実力を侮ることは出来ないという確信があったためだ。 「9……10……」 カウントダウン。決して間違えることのないように口に出して、はっきりと。 それは沙羅が前回マガジンを入れ替えた時から続いている数え唄である。 舞は相手をキッと見つめつつ、回避と遊撃運動に全てを注いでいた。 最高の、攻撃のタイミングを狙って。 意思と技術が込められた牽制射撃、銃士特有の間合いの取り方。 本物の銃使い を相手にすることがここまで厄介だと彼女は想像だにしていたなかっただろう。 確かに彼女はこの島で銃器を扱う人間との戦闘経験は積んで来た。 しかし、銃を使うエキスパートと出会うのはコレが初めて。 センスでも直感でも何でもない。修練と習熟から成る射撃は一味も二味も違った。 発射された弾丸を叩き落し、一気に敵へと接近するというやり方も舞の脳裏には過ぎった。 この広刃の剣ならばソレもおそらく十分に可能。強度的な問題もないだろう。 しかし、彼女はそうしなかった。 ソレは驕りや命を顧みた行為ではなく、単純に難度が争点となる。 舞の下半身のみを狙って発射される鉛玉は無理やり弾くにはハードルが高く、上体に明らかな隙が出来てしまうという難点があったのだ。 故に前に出ることは出来なかった。だが彼女が相手の牽制に対して無策であった訳ではもちろんない。 彼女は待っていた。 銃を扱うものに須らく訪れる決定的な隙――次の、三回目のリロードの瞬間を。 (どうしよう、どうする、どうすればいいの、私!?) あくまで冷静、鉄の仮面を顔に被り剣を凪ぐ舞とは対照的に沙羅は焦りに焦りまくっていた。 黒のロングスカートを靡かせ、荒野を跳んで駆けて疾走する。 もちろんその心配は、銃器の弾薬について。 場を沙羅が支配しているように見えるのは当然の如く、まやかしである。 なぜならば、剣は折れない限り戦闘を続行することが出来るが、銃は弾が尽きてしまえばただ重いだけの板切れになってしまう。 狙い済まされた射撃と豊富な弾薬によって、沙羅は舞の動きを封じることには成功していたと言っていい。 だが、それはあくまで 負けない ための戦術。 決して 勝つため の戦術には成り得ない。 そう、もしもこれがゲームセンターに置かれたFPSゲームだとしたら弾丸は無尽蔵だ。 相手の疲弊を待ち、鎬を削るという一点において舞と沙羅は互角だっただろう。 しかしこれはあくまでリアル。 物品には限りがあり、当然物理的な補給のタイミングも見計らわなければならない。 銃使いが最も自らの無防備を晒すのはやはりマガジンをリロードする瞬間だ。 その対策として複数の銃器を用い、相手に残りの弾薬を悟られないようにする工夫などが必要なのだが。 一対一、遮蔽物のない完全な平地、一丁だけの自動拳銃。 デイパックの中にリボルバー形式のS W 36が入っているが、一発でソレを探り当てる自身はない。 これらの要素は埋めようのない隙間となって、沙羅の目の前へと立ちはだかる。 (残り六発……数えてる? 数えてるわよね!? ……数えてない訳ないか。 次でマガジンの入れ替えは三回目。相手はそれを見計らって必ず来る――) 奥歯を強く噛み締めながら、飛び込む仕草を見せた舞に向けて二発牽制。 顔色一つ変えずに彼女はこれを回避。既に沙羅は相手に直撃させることを放棄したい気分にさえなってきていた。 これで残りの弾は四発。 ついに下手を打てば一回の射撃で消費しかねない、そんな心細い段階まで来てしまった。 リボルバーならば、込められた弾丸は六発か五発と適当な見積もりを立てることが出来る。 それに、毎回全弾補給する必要もない。迂闊な飛込みを防ぐことは可能だったかもしれない。 だが、マガジンタイプとなるとそれは別。オールオアナッシング。 弾倉をパージした瞬間は完全な手ぶらに近い状態。 (弾が切れたらジリ貧……こうなったら……ッ!!) 故に沙羅は奇策に打って出た。 突如、彼女は足を止めデイパックへと手を伸ばした。 そして、当たりクジを弄っているかのような仕草を見せる。 『何かを取り出そうとしている』 それはこの場にいた沙羅を除いた誰もが抱いた感想だ。 あゆときぬは彼女の不用意な行動に端正な顔を歪ませ、舞はそれを純粋な好機と見てすぐさま突撃運動に移行する。 だが唯一、沙羅だけが――笑った。 「これでも食らいなさいッ!!!!!」 何とか、間に合った。 沙羅は舞に彼女が剣を振るうことの可能な位置に接近されるギリギリで、デイパックから妙なものを取り出した。 そして、投擲。影は三つ。 舞は思わず舌打ちした。 投げられたものの中に、明らかな危険物が混じっていたからだ。 故にその 一つ だけを回避し、飛来した 一つ を"存在"の柄で叩き落し、そして 一つ を両断した。 それが分岐点だったのか、彼女は選択を――誤った。 瞬間、凄まじい閃光と爆音が巻き起こった。 「があぁぁぁぁッッッッ!!!!!!!」 「へ…………?」 沙羅は驚いた。思わず間抜けな声が唇から漏れる。 そう、適当に時間稼ぎのために引っ掴んで放り投げた フロッピーディスク が何故か大爆発を起こしたのだ。 鷹野三四が"罠"として仕掛けた筈のそれは、最初の使用時における三択に勝利した彼女へと幸福をもたらした。 ちなみに、彼女が本来"おとり"として放り投げた エスペリアの首輪 は、内部の爆弾機能を警戒した舞に躱わされてしまった。 狂人・鳴海孝之のようにソレを破壊するほど、舞は愚かではなかった――逆にそれが仇となった訳だが。 舞は身体のすぐ側で起こった爆発に耐え切れず、思わず後ずさる。 直撃は避けている……が、身体のあちこちに破片で火傷を負ったようだった。 絶好の追撃のチャンス――しかし、沙羅は一瞬行動が遅れた。 まさか、フロッピー"が"爆発するとは思いもしなかったためだ。 確かに一回目の使用後、勝手に"PC"が爆発したのだが、アレはあくまでプログラムのせいである。自分はそう考えていた。 ところが、 どうも、一枚 本物の爆弾 が含まれていた……ようなのだ。 その一枚をPCのスロットに挿入していたらどうなったか。……想像に難くない。 『皆さんに支給された重火器類の中には実は撃つと暴発しちゃうものがあります♪ 特に銃弾・マガジンなどが大量に支給された子は要注意だぞ☆』 という注意書きは、すなわち『フロッピーディスクの中には使用すると爆発しちゃうものがあります♪』という真実を隠蔽するためのものだったのか。 (アレ……私……もしかして、ツいてる……ッ!?) 沙羅は小さく、笑った。 予感、いやそれは確信に近かった。 ついに沙羅は意識の中でこの場における自らの幸運を自覚した。 そしてすぐさま爆発の向こう、退いた舞を追い詰めようとした時――一瞬で、その思い上がりは完膚なきまでに喪失した。 ガクン。 何かに、靴がぶつかった。はまった。引っ掛かった。 身体が前方に倒れる。地面が近くなる。 一点を固定して行われる組体操かなんかの演技みたいだ。 視界が低くなる。上手く、動けない。 もしか、して? 「嘘!!!!!!!!」 「馬鹿……!!!」 「ちょッ――沙羅の奴、コケやがった!!!!!」 白鐘沙羅に翼はない。 だから、空は飛べない。 地面に縛られた者が、大地に嫌われた時。それは終焉を意味する。 二人のそんな叫び声が自らの鼓膜を揺らした時、沙羅は理解した。 そこら中に出来上がった穴ぼこに足を取られて転倒したことを。 そして、思った。 慢心した、と。 何故か、自らの名前の由来となっているとある古文を思い出した。 祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし たけき者もつひには滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ 驕った人間は滅びゆく、ただそれだけ。 それだけの、話。 「…………終わり」 いつの間にか目の前まで迫っていた 鬼 が、地面に倒れた沙羅へと大剣を振り下ろした。 (恋太郎……双樹。私、少しだけ……力が足りなかったみたい。 二人の無念を晴らせなくて……ゴメンなさい。本当に、ゴメンなさい。 圭一、ダメだったよ。頑張ったけど、やっぱり難しかった。あなたの意思――貫けなかったよ) 沙羅は眼を瞑り、自らの死の運命を――受諾した。 「よく……頑張ったな」 「な、つッ――!! 誰ッッッッ!?」 死んで……ない? どこかから一発、銃声が響いた。 到来するだろうと思っていた刃が、いつまで経っても、自らを切り裂かないこと。 そして自分の近くから人間の気配が消えたことを不信に思い、沙羅は瞳を開いた。 そこに居たのは、 「……意外と…………遅かったな」 「悪かった。少しばかり、傷が重くてな」 「ボケが……心配させんじゃないさ」 「む? 心配してくれていたのか、あゆ」 「ッ……馬鹿、冗談だよ、冗談。死んでなくてガッカリしていた所だっつーの」 全身を朱に染め上げ、ベレッタM93Rを構える偉大なる仮面の皇――ハクオロ。 あゆと会話する彼は満身創痍ながらも非常に頼もしかった。そして、 「沙羅ちゃん……怪我はありませんか」 「み……なぎさん?」 「私はあなたを……助けに来ました。そして――彼女を救いに来ました」 太陽を背にした慈愛の主――遠野美凪。 川澄舞を見つめるその視線はた儚く、おぼろげで。 「…………援軍」 脇腹に射撃を受け、思わず後退した舞が無表情のまま呟いた。 ぽたぽたと赤く、紅い血を流しながら。 ■ 一対五 戦況は逆転していた。 数の利さえ跳ね飛ばす川澄舞の戦闘力は圧倒的だ。 しかし、彼女はついに銃弾を浴びた。身体の側で爆風を受けた。 鉛の玉はウィルスのように全身に苦痛という形となり侵食する。 ソレは絶対的な暴君として、この場を支配していた彼女に対しても例外ではない。 (身体が……重い) 唯一、無傷に近い沙羅が前線に出て先ほどのように舞を牽制。 あゆとハクオロがソレをアシスト。 戦列に復帰したきぬ、そして美凪は三人の邪魔をしないようにバックアップを務める。 沙羅達にとって最も影響を及ぼしたのはハクオロの参戦だ。 確かに彼は死に体である。 全身に傷を負っており、愛用の鉄扇も破壊されてしまった。 だがその 智 は未だに健在なのである。 複数の人間を指揮し、導く技能こそが彼の最大の武器。 トゥスクルの賢王の名前は伊達ではない。 陣形を組み、加えて一度舞と一対一の戦いを行っているハクオロは彼女の行動パターンを十分に理解していた。 意外性の排除――この一点を徹底することで戦局は一気に安定する。 「沙羅、弾が切れただろう。一度下がれ、私とあゆが前に出る」 「分かったわ」 沙羅が後退。すぐさまマガジンを取り外し、新しいものと入れ替える。 「あゆ、無理はするな。数の利を最大限に生かす」 「……了解」 続けて前に出たハクオロとあゆが舞に銃弾を放つ。 舞は永遠神剣の力を生かし、横っ飛びにソレを回避。 が、着地した際に彼女の身体に走った衝撃は確実にその動きの幅を狭める。 (駄目だ……このままじゃ……やられる) 舞は肩で息をしながら考える。 蟹沢きぬと遠野美凪に関して言えば、戦力的には深く考える必要はないだろう。 問題は残りの三人。 白鐘沙羅、単純な戦闘力では彼女が最強。 攻撃、防御、牽制。彼ら五人の中で確実な軸だ。 しかし彼女を倒すには自らもそれなりのリスクを背負わなければならない。 大空寺あゆ、身のこなしは悪くない。だが、まだ甘い。戦闘経験不足は簡単に埋められるものではない。 彼女ならば、単独になれば容易く殺すことが出来る。だから後回しだ。 しかしそれよりも狙うは仮面の男、ハクオロしかないだろう。 彼は深手を負っているため、直接的な動きこそ機敏ではないが他の人間にはない 指揮能力 を持っている。 集団を率いて戦うことを熟知している。それは大きい。 経験とは何よりも重く、代え難いもの。 先程までの殲滅戦とは状況が違う。 弱いものから倒すのではない。まず、頭を潰す。 とにかく一刻も早く、ハクオロを殺す。コレしかない。 (キャリバーは使えない……そうなると、"魔法"しかない) 拳銃を沙羅との決闘の際にデイパックにしまったのは失敗だった。 ハクオロは舞が銃を持てないように波状攻撃を仕掛けて来たのだ。 当然、キャリバーを取り出すことなど出来る筈もない。加えて、残弾は全て美凪が持っている。 切り札、奇策、共に封じられている。 だが、自分には確かな武器がもう一つだけある。舞はそれを知っていた。 神剣魔法、それは永遠神剣と適合した者のみが行使することを許される超常の力。 激しい魔力の消耗という弱点も持ち合わせるが。 とはいえ、ほぼノータイムで発動するこれこそが彼女の最終兵器―― が、彼女は決断した。 もはや後のことを考えている余裕はない。 全身全霊をもって戦う。そして、 「ハクオロ……お前を……殺すッ!!!!」 舞は強化の魔法を張り巡らし、ハクオロに向けて突進した。 「懲りないわねっ!!」 弾丸を補給した沙羅がワルサーP99による精密射撃で舞を撃墜しようとする。あゆもそれに続いて射撃。 下半身、着地点を狙ったピンポイントアタックだ。 だが、しかし、 「ウォーターシールドッ!!!!!!」 「え……ッ!?」 「馬鹿な!?」 「ハクオロ…………覚悟」 舞の身を守るように水面の盾が出現、展開する。 沙羅の放った弾丸は全て流水に弾かれる。 そして、二足目―― 舞は自らの前に踏み出した足が慣性を持って地面を蹴る感覚を久しぶりに味わった。 沙羅との一対一との戦いが始まってから初めて、彼女のスピードが極限点に達する。 (いける……ッ!!) 一気に数メートルはあった筈の距離から、五メートル以内まで接近。 あと一歩、"存在"の間合いまで踏み込もうとも考えたが却下。 確実に確実を上乗せする。この邂逅で必ず、ハクオロを殺す。それならば、 もう一つの魔法を使うのが最上の手。 舞は腹の底から響く声で叫ぶ。 その名を。久遠なる氷の牢獄、凍気の檻―― ――アイスバニッシャー。 ハクオロの前方から氷の牙が出現する。 アレだけの冷気を浴びれば普通の人間は一瞬で凍死する。殺った――舞はそう、確信した。 筈だった。 「ハクオロッッ!!!!!」 死角から弾丸のような速度で飛び込んでくる一つの影の存在が全てをチャラにした。 その影はハクオロを迫り来る氷の波から突き飛ばす。 そして、素早く体勢を立て直し後退しながら一言。 「撃ち抜け!!! 智代!!!!!!!」 「……了解した」 合図と共に彼方から飛来する弾丸、対戦車ライフルによる遠距離狙撃だ。 驚異的な速度で発射されたソレは氷とぶつかり合う。 閃光。 恐ろしい爆発音と共に氷の檻は――九十七式自動砲によって打ち砕かれた。 (な……んで……?) パラパラと氷の粒が壊れ、そして蒸発していく。 舞は唖然としながら、その光景を見つめていた。 鉄の板ですら貫通する圧倒的破壊力の前には、魔力で紡がれた冷気といえど無力だったのだ。 更なる二人の乱入者は不敵な笑みをこぼした。 「…………嘘」 「嘘じゃない。全部、現実さ。 ったく騒がしいと思って来てみたら……派手にドンパチやりやがって。 ハクオロ――てめぇ、学校じゃよくも騙してくれやがったな」 「まさか……お前が助けに来てくれるとは、思ってもみなかったな」 ハクオロも苦笑する。 「武っ!! 正気に……戻ったの?」 「おう、沙羅。久しぶり……身体の方は……あーまぁ一応、な」 「――バカッ!!!!! アンタ、私たちがどれだけ心配したと思ってるの!? それに、圭一は、圭一は……!!」 「……分かってる。話は……後でする」 その身に二つの異なる病原体を宿す、地獄から蘇った男――倉成武。 飄々としていた彼も、さすがに"圭一"という言葉には悲痛な表情を見せた。 自らの犯した罪、彼を殺してしまった事実は消しようがない。 黒く染まった永遠神剣第三位"時詠"を構える。 「……見知った顔もいるようだな」 「お前、ホテルで襲って来た女!!」 「怖い顔をするな。それに、今はもう……殺し合いには乗っていない」 「はぁ? じゃあ何なんだよ、いったい」 「そうだな……では 救世主 なんて言うのはどうだ?」 「な――バカにしてんのか!!」 「む、中々ピッタリ嵌まるネーミングだと思ったのだが」 修羅の心を宿した悲劇の復讐者、そして過ちを認め贖罪の道を歩む蹴姫――坂上智代。 美麗なる銀髪を靡かせ、巨大なライフルを肩にかけた彼女は武の下へ歩み寄った。 きぬと軽口を交わす彼女からは、つい数時間前までの鬼気迫る憤怒はもはや一切感じられない。 (また……援軍?) 奥の手までも完全に打ち砕かれ、舞は茫然自失となる。 この島でも最強に近い二人の戦士。 彼らは元いた五人に希望を、そしてただ一人に対してだけ絶望をもたらす存在だった。 時刻はもうすぐ十四時。 昼下がり、身体を休めてしまうには早過ぎる時間帯。 ■ 一対七 多勢に無勢――そんな領域はとっくに突破していた。 舞は絶望を身に宿し、谷側へと後退を余儀なくされる。 ハクオロを中心とした敵の集団に欠けていたピースが埋まった。 前面に出て接近戦を担当する倉成武と坂上智代。 舞に迫る身体能力を誇る彼らはそれぞれ戦闘スキルと格闘術に秀でている。 戦況は完全に決したと言っても過言ではなかった。 「さて……と、川澄舞。分かっているとは思うが、君の負けだ」 「…………」 「私達も……これ以上、手荒な真似はしたくない」 ハクオロが代表して舞に語り掛ける。 意味することはつまり、武器を捨て投降しろ――事実上の降伏勧告だった。 しかし、あゆがハクオロの言葉に反論する。 「おい、ハクオロ。そんな甘いこと言ってる場合じゃない。一体コイツに何人殺られてると思ってるのさ!?」 「いや……だがな。具体的な人数までは分からないだろ?」 「あたしが知る限りじゃ確かに純一だけさ。でも、コイツは相当早い段階からゲームに乗っていた筈! それで一人しか殺していないなんて、そんな訳ないだろうが!!」 「む……」 舞は言い争うハクオロとあゆをぼんやりと見つめていた。 隙を見て襲い掛かろうとも、今下手に動けば確実に死ぬ。それは愚かだ。だから出来ない。 (佐祐理……) 最愛の親友の笑顔が彼女の脳裏を過ぎった。 今も佐祐理は鷹野に捕らわれて、窮屈な思いをしているのだ。 絶対に助け出さなければならない。それが、自分の仕事なのだ。 「武、智代。君たちはどう思う?」 「いや……ちょっと、な。俺達には参加し難い話題と言うか……」 「武……」 「沙羅、そんな泣きそうな顔を……しないでくれ。分かってる、俺が全部悪かったんだ」 「……ゴメン」 武はハクオロの問に渋い顔をしながら答えた。彼も二人の命を殺めている。そして実際に殺し合いに乗っていた過去もある。 頭の痛い、逃げ出してしまいたいとさえ思うようなテーマだった。 ここで考え込んでいた智代が一歩前へ出た。 「川澄……だったか。一つ、聞きたい」 「……何」 「何故、殺し合いに乗ったんだ? 復讐か? 生き残るためか? 私にはお前が私欲のために、他人を殺すような人間には到底見えない」 智代は舞に問い掛ける。心底不思議そうな表情で。 一方で舞はその言葉を聞いて、嘲笑うかのように小さく口元を歪ませた。 「……佐祐理を救うため」 「さ、ゆり?」 「倉田佐祐理。鷹野に捕らわれている私の大切な友達」 「……何を、言っている?」 舞がぼそりと呟いたその台詞に、周りの人間は背筋に寒いものが込み上げる感覚を覚えた。 狂っている、そう考えずにはいられなかった。 誰もが覚えていた。 倉田佐祐理――それは、一番最初の放送で死亡を発表された少女の名前だったからだ。 加えてこの場には彼女を殺害した国崎往人から、詳しい説明を受けている白鐘沙羅のような人間も存在した。 いや、もう一人……誰よりも彼女の死を間近で目撃した人物さえ存在していた。 ハクオロだ。 「舞……しっかりするんだ。確かに親友を亡くした君の心の痛みは私も十分過ぎるほど分かる。 だが現実は受け止めなければならない。逃げていても何一つ――」 「佐祐理は死んでないッッッッ!!!!!!!!!」 絶叫。 それは今までの舞の様子からは考えられないほど、強い意志の力に溢れた否定だった。 小さな行き違い。 彼女、川澄舞を修羅道に叩き落した土永さんはこの場にいない。いや、既にこの世にいない。 彼は朝倉純一によって説得され、自らの所業を告白した時、 ――自分が川澄舞をそそのかしたことだけは、誰にも喋る機会がなかった。 故に真実は闇へと葬り去られた。 倉田佐祐理が重傷を負い、鷹野に捕まっているなど当然の如く口から出任せであった。 彼女は死んだ。それは揺るぎない真実。 しかし、舞はその言葉を信じた。 否――その台詞を肯定することでしか、自らの命を、心を守る術を知らなかった。 事実、もしもあの場に土永さんが居合わせなければ舞は拳銃で己の頭を撃ちぬいて自殺していただろうから。 そして、ハクオロは迷った。 この少女は幻想に捕らえられている、と。 ならば自らが行うべき解決策は一つだけ――そう、思い切り出した。 「舞、聞くんだ。私は……確かに倉田佐祐理の死体を埋葬した」 「…………え?」 残酷な響き。舞の視界が歪む。 脳髄が燃え上がるような痛みに襲われる。 「場所はD-2の公園。そこで彼女は眠っている。 それどころか……私は彼女を……殺してしまった人間を知ってさえいる。 名前は国崎往人。既に……この世にはいないが。 だが聞いてやって欲しい。彼は自らの手で大切な人を……」 『彼女は名前を呼ばれたから死んでいるに違いない』 そんなニュアンスの言葉はこれまで何度も聞いて来た。 だけど、違う。これは具体性。 倉田佐祐理を見た人間が放つ、狂ってしまいそうなくらい精確な情報。 死んでいる? 佐祐理が? 本当に? それじゃあ――私が今までやって来たことは一体なんだったのだろう? 「――黙れ」 「舞ッ!!!!」 「黙れ……黙れ、黙れ黙れ………黙れ――――――――――――――――――――ッ!!!!!」 その時、光が満ちた。 凄まじい閃光が世界を覆った。 そして思わず、目を閉じたあゆ達が目を開けるとそこにあったのは、 「がっ…………!!」 「ハクオロ――ッ!?」 見えない手に身体を貫かれるハクオロの姿だった。 信じられない光景があゆ達の前に広がった。 だから、誰も気付かなかった。 ヒラリ、ヒラリと桃色の花びらが天から降り注ぎ始めたことに。 川澄舞には他の参加者と違い、特別な禁止制限が掛けられていた。 エターナル化、ウィツァルネミテル化、リヴァイブ、蘇生能力。 "ソレ"は発動さえしてしまえば、苦もなく全ての参加者を皆殺しに出来るような能力ではない。 生まれて初めて木刀を握った高校生でさえ、一瞬の足止めは可能な程度の存在。 もちろん、人の命を左右する力になど及ぶ筈もない。 そう、他の発動さえ禁じられている能力と違い、彼女の"ソレ"は若干見劣りするもののように感じられる。 だから、一番最初に"ソレ"が解けたのだ。 今も蟹沢きぬのポケットの中で力を放つ朝倉純一の第二ボタン。 残された願いによって、神社の奥深くに植えられた桜は力の一部を失った。 ソレは彼女の自意識の一部。 自らの中から生まれ、自らを喰うもの。 ソレは川澄舞が幼い頃、相沢祐一と出会い、そして別れた時に生まれた。 そして、また――舞が、倉田佐祐理の生に疑問を持ってしまった時、彼らはもう一度、この世に誕生した。 人、それを 魔物 と呼ぶ。 □ INTERLUDE――START 「あの…………」 「……何。私は忙しいのだけれど」 「それが……」 鷹野三四は顔に刻んだ不愉快を隠そうともせずに部下を睨みつける。 彼女は怒り狂っていた。 それはもちろん、ハクオロが身体を貫かれたのと同時刻、丁度瑞穂達が首輪の解除に成功していたからだ。 時系列では若干瑞穂達の方が後の出来事になる。 とはいえ、電波塔の機能が一時的に停止するという有り得ない事態のせいで、誰もがその事実を失念していた。 しかし、一人だけ。 川澄舞の担当オペレーターの男だけがその場面を監視していた。 鷹野や他の部下達が第一研究室の鈴凛を捕まえるために出動していた時も、ずっとだ。 故に男は進言出来た。 そう、彼は優秀な兵士だったのだ。 「魔物が、出現しました」 「…………川澄舞?」 「はい」 「……桜の制限はどうなっているの?」 「それが……」 男は言い淀んだ。 電波塔の機能がジャックされたため、その時記録されていた首輪からの録画映像が吹っ飛んだのである。 モニター自体は使えるが、直接の録画はない訳だ。 つまり、事実の証明は何もかも男の記憶によって成されなければならない。 「……使えないわね。……そこのあなた!! アヴ・カムゥに設置したメインカメラの映像出しなさい。大至急よ」 「は、はいっ!!」 違和感を覚えた鷹野は他の部下にハウエンクアの機体に設置されているカメラの接続を促す。 首輪の機能が無効化されたということは、効率的な位置特定が不可能ということ。 各種施設、室内に設置されたカメラは問題なく機能しているが、屋外は全く駄目だ。 首輪から発せられるシグナルを受信出来ず、全くの役立たずとなっている。そして、 「映像、出ますっ!!!」 「!!! 何よ……これはッ」 管制室の鷹野達の眼に飛び込んできたのは、まさに異様な映像だった。 「ハウエンクアッ!!! どうなっているの、これは!! 報告しなさい!!」 『アハハハハッ!! ボク達も驚いていた所さ、一体何なのだろうね、この"桜"の花びらは!!』 「――ッ、あなた馬鹿なの!? 笑っている場合じゃないでしょ!!」 モニターに写されたのは、有り得ないほど豪快な桜吹雪だった。 しかもまるで空から降り注ぐようにソレは島全体に降り注いでいた。 桜の持つ特殊な力、つまり物体を空間転移させる異能によって直接島にワープさせられているのだろう。 「話にならないわ……桑古木!! 桑古木涼権!! 応答しなさい!!」 『……桑古木だ。鷹野、少しは落ち着け』 「いいからっ!! 早く!!」 『……はぁ。俺達が到着した時からずっとこっちは百花繚乱さ。 詳しいことは分からんが、先程から南方で大きな音が立て続けに聞こえる。おそらく他の参加者達が争っているのだと思うが……』 「どういうことよ……ッ」 鷹野は一方的に通信を遮断した。そして、凄まじい形相で考える。 まずこの件に"桜"が絡んでいることは明確。 だが、問題はその意図だ。何をしたい、何をさせたい? その時、鷹野の頭にある一つの事例が思い浮かんだ。つまり 魔物 の出現について。 使用を制限していた筈の川澄舞の超能力が実際に使用された―― それはすなわち、参加者に対する戒めが弱っている証拠ではないだろうか。 桜の目的、それはおそらく、 ――自らの消滅。そして参加者に対する全制限の解除。 「……なるほど、裏切る気かしら。フフフフフ、良いわ……叩き潰してあげる!!」 「た、鷹野様……?」 部下の者が突然笑い出した鷹野に心配して声をかける。 しかし、鷹野はそんな気遣いなど意にも介せず、大声で告げた。 「月宮あゆをここに呼び寄せなさいッ!!!! それと首輪を解除する準備も、大至急!!!」 「そ、それはつまり……?」 「コレは、祭なの。参加者は参加者同士で殺し合いをさせる……それが一番じゃなくて? 彼女には――桜の"警護"をやって貰うわ」 【LeMU 地下三階『ドリット・シュトック』管制室/二日目 午後】 【鷹野三四@ひぐらしのなく頃に 祭】 【装備:不明】 【所持品:不明】 【状態:健康、若干の苛立ち、契約中】 【思考・行動】 1:月宮あゆを転送させ、首輪を解除。桜の警護を任せる。 【備考】 ※現在、首輪の機能全て(爆弾、位置特定、生存確認、盗聴)が無効化されています。 機能は、電波塔が正常に戻れば回復します(電波塔が元に戻るのは、第7回放送直前)。 ※フカヒレのギャルゲー@つよきす-Mighty Heart-、暗号文が書いてあるメモの写しは、役場の仮眠室内に破棄 ※現在、島全土で初音島の枯れない桜による桜吹雪が降り注いでいます。 INTERLUDE――END 202 私たちに翼はない(Ⅰ) 投下順に読む 202 私たちに翼はない(Ⅲ) 202 私たちに翼はない(Ⅰ) 時系列順に読む 202 私たちに翼はない(Ⅲ) 202 私たちに翼はない(Ⅰ) 川澄舞 202 私たちに翼はない(Ⅲ) 202 私たちに翼はない(Ⅰ) 遠野美凪 202 私たちに翼はない(Ⅲ) 202 私たちに翼はない(Ⅰ) 白鐘沙羅 202 私たちに翼はない(Ⅲ) 202 私たちに翼はない(Ⅰ) 大空寺あゆ 202 私たちに翼はない(Ⅲ) 202 私たちに翼はない(Ⅰ) 蟹沢きぬ 202 私たちに翼はない(Ⅲ) 202 私たちに翼はない(Ⅰ) ハクオロ 202 私たちに翼はない(Ⅲ) 202 私たちに翼はない(Ⅰ) 倉成武 202 私たちに翼はない(Ⅲ) 202 私たちに翼はない(Ⅰ) 坂上智代 202 私たちに翼はない(Ⅲ) 202 私たちに翼はない(Ⅰ) 鷹野三四 202 私たちに翼はない(Ⅲ) 202 私たちに翼はない(Ⅰ) ハウエンクア 202 私たちに翼はない(Ⅲ) 202 私たちに翼はない(Ⅰ) 桑古木涼権 202 私たちに翼はない(Ⅲ) 202 私たちに翼はない(Ⅰ) ディー 202 私たちに翼はない(Ⅲ)
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チバ点呼なし TOKYO MX(番組ch+アニ特合同) 2011/06/22 テレ玉(番組ch+アニ特合同) 2011/06/23 チバ点呼なし TOKYO MX(番組ch+アニ特合同) 2011/06/22 称号:○に翼はない 点呼場所 TOKYO MXアニメ実況★603 http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/liveanime/1308679038/536 点呼参加者ID 合計50ID 1 ID SAq4URvN 2 ID 853op0sv 3 ID TJWHE4L2 4 ID gllW9RJy 5 ID 1Z9h6E1z 6 ID mHnBTfXU 7 ID ErGSMBLy 8 ID yHTVUXRq 9 ID JqDfJkO7 10 ID zzvFWKsA 11 ID Wj7pBENg 12 ID BvEdNE1a 13 ID nn2ngrNY 14 ID gh0eIhJ2 15 ID xFHKCe2Q 16 ID jB3oQp0G 17 ID yCeqwV+t 18 ID iPM0ac5n 19 ID utXkazII 20 ID A46M2HoU 21 ID FzD93XPT 22 ID 91JGx0p6 23 ID Hwy/X0aZ 24 ID PEcTLV1k 25 ID 7/k3IBl9 26 ID 0Y2/Ghhb 27 ID RjDgee0l 28 ID TfOBQ7g5 29 ID qxGw+ttm 30 ID WnHow/hX 31 ID DIXeLrwx 32 ID Afj9e5j4 33 ID avOn9+OI 34 ID 48gHR1p4 35 ID iPu8ixJo 36 ID cSSNlx3r 37 ID jkuZDmDU 38 ID UW2iB+B8 39 ID Mkz/ITWm 40 ID 8uJWn0VC 41 ID PazpFfKq 42 ID 7jjbRBN8 43 ID 3wYgN42J 44 ID BrOw2G8Z 45 ID QnXMZz4T 46 ID w8wZWOgE 47 ID g0nrllE0 48 ID ynOG1xlg 49 ID EgtHW+NV 50 ID KDkXqf7c テレ玉(番組ch+アニ特合同) 2011/06/23 称号:DJコンドルワー○ 点呼場所 テレ玉アニメ実況★百九十七万石 http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/liveanime/1308676753/553 点呼参加者ID 合計14ID 1:ID ZVOzv20V 2:ID Y11ipaDF 3:ID c5CnBGmc 4:ID zeOqobQq 5:ID ilKQ4x+f 6:ID 8MkKP2k9 7:ID PJ1PoX0U 8:ID KH8GhEDF 9:ID YV3TxixL 10:ID qNJo0Lej 11:ID GWftyLNt 12:ID 7n6s7pvs 13:ID RELHQe3j 14:ID sawvFa7R