約 41,705 件
https://w.atwiki.jp/zankuroumusouken/pages/30.html
緋雨閑丸・修羅 キャラ特性 通常技 必殺技武器飛ばし コンボ 連係 コメント キャラ特性 三角跳びが可能 しゃがみ状態の食らい判定が小さく、多段技の一部がスカったりする 通常技 ▼遠立A 中間距離の牽制に使えるローリスクな技はコレだけ しかし判定はそれほど強くなく、つまりこの距離はあまり得意じゃない ▼遠立B 遠立Aよりごくわずかにリーチが短い 旋風波ガード後など、遠立Cが間に合わない中間距離の反撃はコレ あまり狙うことはないが、防御崩し(後)のあとは歩いてコレ→各種必殺技が安定(破沙羅、斬紅郎以外) ▼遠立C 地上技で一番リーチが長い 遠立Aが相手の牽制に負ける時などに、アクセントとしてたまに振る程度 ガードされた場合も弱の霧雨刃・豪雨でキャンセルすると、反撃を受けにくい ダッシュ2Bを間に合わせる自信がない中間距離の反撃はコレ あまり狙うことはないが、防御崩し(前)のあとはコレ ▼2B 一番基本となるコンボ始動技 小足と同じ速度の下段で、ゆっくりヒット確認して2段目キャンセルからコンボに行ける優秀な技 接近戦に持ち込んで、この技と昇りジャンプBorCの二択をかけるのが攻めの柱 ガードされた時の隙は少ないが、空振ると結構隙が大きい 回り込みを合わされると背面から近立Bなどが確定して即死する場合もあるので注意 ▼2C 遠立Cよりごくわずかにリーチが短い(遠立Aよりは長い) 先っちょを当ててもカスダメだが、貴重な「長い下段」なので使う局面もある 空振るとそれなりに隙があるが、霧雨刃・豪雨などで空キャンセルすれば多少は誤魔化せる ▼2D 平均的な性能の小足、唯一連打しても大丈夫な技 残り体力の少ない相手を削りに行く時や、2Bのリスクを取りたくない時はコレ ▼ジャンプA 出が最速で横に長い、貴重なジャンプ攻撃 しかも中のけぞりで、地上技に繋げやすい 牽制の垂直ジャンプなどから着地寸前に出すと、相手が何かしようとした所に引っかかりやすい 気絶値あり ▼ジャンプB 出が早くて威力もそこそこなので、空中ガード後の反撃に便利 ジャンプ攻撃のヒットが確定している状況で、地上技に繋げたいならコレ 昇りで出せば全キャラに中段として使える→ジャンプCより威力は低いが、若干横に長く、立ち食らい時に反撃を受けにくい ▼斜めジャンプC 下への判定の強さが凄まじく、めくりも狙いやすい 昇りで出せば全キャラに中段として使える→開幕の有力な選択肢 コレがあるおかげで飛び込みによる接近を狙いやすい、攻めの要となる技 ▼垂直ジャンプC 斜めジャンプCと比べると見劣りするが、十分実用レベル ▼ジャンプD 持続が長いので、対空避け小足対策に使いやすい(ジャンプDで飛び込み、着地後に2Bと昇りBorCで二択) 気絶値あり 必殺技 ▼霧雨刃・豪雨 修羅閑丸の強さを支える高性能飛び道具 ヒット時に空中追撃が可能で、戻りにも攻撃判定がある 閑丸本体が攻撃を食らっても攻撃判定が消えないので、相打ちOKな使い方ができる 例えば相手が傘を飛び越えてジャンプ攻撃を(ある程度低めで)出した場合、ヒットストップ中に傘が戻ってきてカウンターヒットする 戻りを近距離で地上ガードさせれば、ガード硬直中に2Bと昇りジャンプCの二択をかけられる 戻りを近距離で空中ガードさせれば、ガード硬直中に五月雨斬りor武器飛ばしが確定 これらの性質から相手の行動を大きく制限でき、削りダメージを狙いやすい 傘を飛ばしている間は素手状態。素手攻撃や真剣白刃取りが出るほか、BCの出もやや早くなる(それでも遅い部類だが…) アンヌムツベは見てから傘の下を潜ってくる上相打ちも取れないので、ナコルル相手に多用は禁物 ▼梅雨円殺陣 無敵時間なし、コンボ専用 ▼雨流狂落斬 基本的にはコンボ専用だが、判定は強いので奇襲に使えなくもない 相手の目の前で止まるように出せば、接近手段として使えなくもない ▼五月雨斬り 空中ガード不能、攻撃判定が出ている間は上半身無敵で、対空技としての信頼性はそこそこ 攻撃力の高い弱がコンボに、攻撃時間の長い中・強が対空に向いている コンルシラルで逃げるリムルルからダメージ取るならコレ ▼氷雨返し 飛び道具反射技としては標準的な性能 弱の霧雨刃・豪雨を出そうとしてよく暴発するので注意 武器飛ばし ▼暴雨狂風斬 基本的にはコンボ専用 空中ガード不能なので、一応対空に使えないこともない コンボ ▼2B→弱・雨流狂落斬 表からの基本コンボだが、相手キャラによって繋がる間合いがまちまちなため、経験を積んで体で覚えるしかない ガードされた時のリスクが梅雨円殺陣より低いので、基本的にはこれをメインで使う 立ち天草・立ち覇王丸・しゃがみ狂死郎には、画面端以外入らない ▼2B→強・梅雨円殺陣 覇王丸と狂死郎は上の基本コンボよりこの方が安定するため、こちらをメインで使う フルヒットすると雨流狂落斬より少しダメージが大きいので、間合いを覚えたら他のキャラに使っていくのもアリ ▼6D→弱・五月雨斬り 基本コンボよりもダメージが大きいので、表&密着の反撃確定状況で使う 特に天草は基本コンボがほぼ入らないので、とっさの反撃に重要 立ち覇王丸だけ入らない ▼2B→武器飛ばし 気絶→勝利確定の一発逆転コンボ 例によって、キャラごとに繋がる間合いがまちまち ▼めくりジャンプC→遠立C→中・雨流狂落斬or武器飛ばし 一発逆転コンボその2、メチャクチャ減る 武器飛ばしの場合は気絶 ▼霧雨刃・豪雨の戻りヒット→弱・五月雨斬りor武器飛ばし このコンボの威力が大きいため、相打ちOKでガンガン傘を投げられる 武器飛ばしの場合は気絶 ▼霧雨刃・豪雨の戻りヒット→6D→中・五月雨斬りor中・梅雨円殺陣 キャラ限定かつ地上or低空でのヒット時限定だが、決まれば気絶する(五月雨斬りの気絶値は弱より中の方が大きい) 基本的にはダメージの大きい五月雨斬りを使い、覇王丸のみ入らないので梅雨円殺陣を使う 半蔵、ガルフォード、天草、破沙羅、狂死郎、覇王丸は比較的簡単に入る 斬紅郎、骸羅は6Dを地上食らいにするタイミングがシビアだが入る ナコルル、リムルル、閑丸、右京、幻十郎は6Dで拾えず、入らない ▼背面から2B→弱・霧雨刃・豪雨→6D→弱・五月雨斬りor中・梅雨円殺陣 キャラ・状態限定かつ最後の必殺技が出ないことが多く不安定だが、決まれば気絶 最後の必殺技が出なかった場合も、6Dの直後に何か(6DとかBCとか)を当てれば気絶 こちらは2Bのダメージがあるので、弱・五月雨斬りでも気絶する 6Dは早めに置いても確定で地上食らいになる 右京、ナコルル、骸羅、ガルフォード、破沙羅に入るのを確認 しゃがみ状態のナコルルは、密着からだと傘がスカるが、間合いがちょっと離れてれば入る 防御崩し(後)のあとも、遠立Bキャンセルから入る(ガルフォード、破沙羅以外) 破沙羅には防御崩し(後)のあと、微歩き2B(2段目のみ)キャンセルから入る ▼背面密着から2C(2段目)→弱・霧雨刃・豪雨→6D 同じくキャラ・状態限定だが、こちらは6Dの時点で気絶するため、入るキャラには比較的安定しやすい 右京、ナコルル、骸羅、天草、破沙羅、半蔵、幻十郎に入るのを確認 骸羅と天草には、画面端での防御崩し(後)から決められる ▼背面密着から2C(3段目)→強・梅雨円殺陣 立ち状態のナコルル、リムルル、半蔵、ガルフォード限定の気絶コンボ 狙える機会は少ないが、簡単確実 半蔵とガルフォードには、画面端での防御崩し(後)から決められる ▼画面端で2C(3段目)→強・梅雨円殺陣 覇王丸、半蔵、ガルフォード、右京、骸羅、天草、斬紅郎限定の気絶コンボ 2P使用時なら、左の画面端で回り込み直後に狙うといい タイミングはシビアだが、画面端での防御崩し(前)から微歩き2C始動で決めることも可能 ▼防御崩し(後)→遠立C→弱・霧雨刃・豪雨→遠立B 破沙羅、半蔵、ガルフォード、斬紅郎以外の全キャラに入る気絶コンボ 骸羅には近立C(2段目)から入る 覇王丸は遠立Bのタイミングがかなりシビア ▼画面端で防御崩し(後)→近立C(2段目)→弱・霧雨刃・豪雨→遠立B 半蔵、ガルフォード、斬紅郎以外の全キャラに入る気絶コンボ 一瞬後ろに歩いてから近立Cを入れた方が安定しやすい ▼ジャンプD→2B→強・梅雨円殺陣 対空避け小足対策も兼ねる気絶コンボ しゃがみ食らいであれば、閑丸以外の全キャラに入る 閑丸に対しては、6D→中・五月雨斬りにすれば入る(気絶) 連係 ▼霧雨刃・豪雨→戻りの傘が当たる直前に回り込み 霧雨刃・豪雨の戻りと閑丸で挟み撃ちにする際、傘がヒットする直前に回り込むと傘が地上ガード不能になる 空中ガードはされるが、回り込み後に弱・五月雨斬りが確定 基本コンボ等でダウンを奪った後に弱or中の霧雨刃・豪雨を撃ち、相手が前転起きすると完璧に重ねることが可能 画面端であれば、弱の霧雨刃・豪雨を使ってその場起きに対しても完璧に重ねることが可能(タイミングはシビア) ヒット後の追い打ちは、弱・五月雨斬りor武器飛ばし 骸羅・破沙羅・ガルフォードに対しては、6D→中・五月雨斬りで追い打ちして気絶させることも可能 ▼基本コンボ等でダウンを奪う→最速ダッシュC 相手が前転起きすると、ガード不能のダッシュCの二段目が完全に重なり、ジャンプしても当たる 画面端なら、タイミングはシビアだが、相手がその場起きしても当たる 画面中央で、ダッシュで相手を追い越してから出すと、相手が後転起きした場合に重なる コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/srwkdm/pages/278.html
30代目 2009/09/26(土) ◆ まず、ティーポットをお湯で温める。 分量は1リットル。よって茶葉はスプーンで6杯分すくって入れる。英国王立化学会は 6杯では多すぎると主張するが、この店の主人は昔ながらの濃い紅茶を愛好するらしい。 茶葉はポットの中で優雅に泳いでいなければならない。よって茶こしは使わない。 ティーバッグなど言語道断だ。 やかんが鳴いて沸騰を告げる。すぐさま火を切り、ポットを近づける。温かな湯気を 上げるお湯を、ゆっくりと注ぎ入れる。 次に、ポットを揺らす。茶葉を底に落ち着けるためだ。 ここで手が滑った。無粋な音を立てて、陶器の破片が木の床の上に散らばる。 「あぅ」 ディス・アストラナガン、通称ディストラはがっくりと項垂れた。 「慌てることはない。 紅茶とは、朝の目覚め、仕事の始め、午後の始まり、 一日の節目節目にくつろぎを与えるものだ。 くつろぎを与えるものを慌てて作ると言うほどの矛盾はない」 店主のユウキ・ジェグナンが滔滔と紅茶についての心得を語る。 店の隅では、店主の娘であるユウカ・ジェグナンが退屈そうにアクビをしていた。 ジェグナンの喫茶店は、今日も閑散としていた。窓枠からはもう赤みがかった夕陽が差 し込んでいるというのに、今の今まで1人の客も来ない。カウンター席のほかにはテーブル が2つあるだけの狭い店内では、頬杖をついてタブ譜になにか書き込んでいるユウカが いるだけだった。 「あのぅ、申し訳ありませんが、もう一度教えていただけませんか」 「構わない」 ユウキが言葉少なに請け負い、戸棚から代わりのティーポットを出す。 ここ数日、ディストラはジェグナンの喫茶店で紅茶の淹れ方を学んでいた。 ディストラはメイドである。全長22.3メートルの人型機動兵器となって邪悪な存在を 無限光の彼方に弾き飛ばすこともあるが、その時空同位体としてメイドなのである。 「悪魔王の名を冠した銃神」と「メイド」とは、限りなくイコールに近いニアリーイコールなのである。 とにかくメイドといったらメイドなのである。 白い太腿の半ばまでを黒いストッキングで覆ってガーターで留めている。素材の硬いパニエ で服地を傷めないよう、ペチコートを被せることを忘れない。胸の膨らみは真っ白な丸襟ブラウス で包み込み、黒いリボンネクタイを合わせている。ウール素材の黒いフレアスカートの上に フリルがたっぷり付いたエプロンスカートを重ね、ウェストの後ろで大きなリボンを結っている。 艶やかな光沢が自慢の黒髪には繊細なギャザーの入ったカチューシャを載せていた。 こんな格好をしているのだから、メイド以外の何者でもない。 ところで、メイドというものは本来、掃除洗濯炊事を行うものだという。この定義付け には参った。なにしろ、ディストラはこの内のどれひとつとして満足に出来ないのだ。 元は重量58.8トンの機動兵器なのだ。掃除をやろうとすればモップが折れて、洗濯 機をまわせばなぜか洗濯物が時空の彼方に消え去り、料理をやろうとすれば まな板を素粒子段階から切断してしまう。 メイドはなぜ掃除洗濯炊事を行うのか。それは、ご主人様にご奉仕するためであると ディストラは考えている。しかし、いまのディストラはご奉仕が出来ない。これは困る。 ご主人様に喜んでいただけなければ、悦ばせていただくことができないではないか。 そういうわけで、せめて紅茶ぐらいは満足に淹れられるようになりたいと、ディス トラはジェグナンの喫茶店を訪れたのである。 「申し訳ありません、お仕事もあるでしょうに」 「構わない。幸いというかなんというか、客もいないことだしな」 「それは幸いなのでしょうか」 カランとドアベルが鳴る。今日初めてのお客様だ。ディストラは思わず居住まいを正 してお辞儀をした。 「いらっしゃいませ」 「おう、おやじ」 「おやじはよせ」 ユウキが顔をしかめる。 狭いドア枠を窮屈そうにくぐり抜けて、重震のマグナスは巨体を揺らして額の汗を拭った。 外回りの帰りらしい。ビッグサイズのスーツの上着を脱いで腕に掛けている。秋分は過ぎた とはいえ、気温はともかく湿度が高い。あの体格ではさぞ辛いだろう。椅子に座るなり、 分厚い掌でばたばたと首筋を扇ぎ始めた。 元修羅軍将軍で、現在は外回りの営業マンである重震のマグナスは、この喫茶店の常連のようだった。 「冷コー頼まぁ」 「うちは紅茶専門だ」 「固ぇこというなよ」 「オーライ」 ガチャンと音を立てて、ユウカがテーブルの上にアイスコーヒーを置く。氷は明らかに 製氷器からそのまま出してきたもので、コースターも敷かずにグラスの横にミルクと ガムシロップの容器を転がしている。作法にうるさい父親に対するイヤガラセのような グラスの出し方だった。 「ユウカ、そんなものを客に出すな」 「ダディの紅茶ね、苦いのよ」 「紅茶とは苦いものだと、ジョージ・オーウェルが」 小言を続けるユウキをよそに、重震のマグナスはグラスをむんずとつかむと、ストロー も使わず氷ごとざらざらとタラコ唇の奥に流し込んだ。あっという間に飲み干すと、 豪快にげっぷをする。 「ぐふふ、たまんねぇ。やっぱ熱い日は冷コーに限るぜ」 「サンクス」 「今日は嬢ちゃんがいんのか。 じゃあ運がいいや。おう、なんつったっけ。あのオレンジ色のすぱげっちー作ってくんねえか」 「ナポリタンね」 「家じゃあ、母ちゃんが血糖値がどうとかうるせえんだよ。 まったく、メシくらい好きにさせて欲しいよな」 「ユウカ」 父親の小言に返事もせず、ユウカは厨房の奥に引っ込んでいった。ほどなくして、 ジュージューとベーコンを炒める匂いが店内に漂い始める。 「ユウカ、紅茶とは香りを楽しむもので」 「客がオーダーしたもん作って、なんかプロブレム?」 「嬢ちゃん、タラコまぶせるか」 「オーライオーライ」 もう、紅茶の香りなどカケラもしない。単なる下町の洋食屋だ。 「ディス・アストラナガンさん」 「ディストラで構いませんけれども」 「紅茶の練習を続けましょう」 ユウキ・ジェグナンが厨房の方を見ないようにしていることは明らかだった。 この店が繁盛する日は、ひょっとしたら永久に来ないかもしれない。 ◆ もう、とうに陽が暮れている。 ディストラはゴミ袋をぶら下げて喫茶店の裏に出た。半透明をしたゴミ袋の中でガチャ ガチャと音をさせているのは自分が壊したティーポットやティーカップだと思うと情けない 気分になった。 本当は掃除を手伝おうと思ったのだけれど、まだまだ上腕二頭筋と上腕三頭筋のバランス が取れない。どうも、人間の肉体は繊細すぎて困る。 ゴミ袋を「危険物」と書かれたポリバケツに入れて、ディストラはほうとため息をついた。 そして、一瞬息を止めて背筋を伸ばす。 「どちら様でしょうか」 民家の明かりがわずかに届く暗がりの中に人影がある。痩せていて、頭には一本の毛もない。 「申し訳ございませんが、もう閉店時間を過ぎております」 「茶などを飲みに来たのではない」 全力で走ってきたばかりのように、禿頭の影はハァハァと荒い気を吐いていた。 「お客様、大変お疲れのようにお見受けいたします。 私はいまだ修行中の身ですけれども、お香を焚く程度のことは出来ます。 率爾ながら、ラベンダーなど」 「うるさいっ!」 禿頭の男は落ちくぼんだ眼窩の奥で猜疑心の強そうな目玉をぎょろつかせた。 「あるのだろう、ここの地下に」 「なんのお話でしょうか」 「武器だ」 店内を紅茶の香りで濃厚に満たしても、ディストラの鋭敏なセンサーは危険な臭いを はっきりと嗅ぎ取っていた。火薬だ。おそらく、この喫茶店の地下には重火器や弾薬が かなりの数保管されていると見て間違いない。 この喫茶店の主人、ユウキ・ジェグナンはかつてノイエDCに所属し「地球連邦軍 では地球を守れない」と主張してた。その後紆余曲折を経てヒリュウ・ハガネ隊に 協力したものの、地球連邦に編入することはなかった。 世界情勢は概ね平和な現在でも、あちこちで小競り合いはある。その大部分が、地球連邦 に反発する民族解放運動だった。それは、世界の命運とはまた別に、決して消えることのない 戦いだった。広い宇宙の中でも指折りなほど複雑な社会を構築している地球を、一勢力が 統治し続けているという状態の方がよほど歪だ。 そういうわけで、ノイエDCは今なお存在している。 そして、おそらくユウキ・ジェグナンは今でもノイエDCと繋がりを持ち、武器の供給 などに手を貸している。客が来なくても店が潰れないはずだ。 「早くしろ、時間がない」 「お待ちください。今、店主様を」 「待てぬ!」 禿頭の男はずかずかと歩いてくると、ディストラの両肩をがしとつかんだ。 「ご無体はおやめください」 「俺には、武器が必要なのだ!」 引きつった声で叫んだそれが、禿頭の男にとって最期の言葉になった。短く呻いたかと 思うと、ブラウスを押し上げる丸みに顔を埋める。そのまま、ずるりとアスファルトの上 に倒れ込んだ。首の後ろに、ニンジャが使ったとされるクナイに似た刃物が突き刺さっていた。 「愚か者め」 「抜けようなどと考えるから、そうなる」 「逃げ切れると思ったか」 暗闇の中に、亡霊のような影が次々と浮かび上がる。 「それにあるは、女か」 「見られたからには仕方がない」 「運が悪かったと諦めよ」 鋭い殺気が四方から突き刺さる。ディストラはとっさにポリバケツの横に立てかけてあった モップに手を伸ばした。 空気を裂く音がする。4方向からだ。こんな住宅街の真ん中で、滅多なことはできない。 何本かは甘んじて受けるか。ディストラはモップを両手で握りしめて覚悟を決めた。 そのときだった。ドスッと、分厚いゴムタイヤを殴るような音がした。 ディストラの目の前に、巨大な背中がそびえ立っている。 「ぐふ」 タラコ唇を歪めて、その男は不敵に笑った。 「どこからでもどうぞぉっ?」 丸太のような腕が唸りを上げて、影のひとつを叩き潰した。脂肪と筋肉とが絶妙に ミックスされた巨体がぶるりと揺れて、肉に刺さったクナイを落とす。 「懐かしい臭いがするから来てみりゃあ、なんだおめぇら」 「お主はっ!」 影達がにわかに色めき立つ。 「生きていたのか」 「信じられぬ」 「激震のミザル様に反旗を翻し、たしかに粛正されたはず」 「ぐふふ、ミザル様に弓引くたぁ、広ぇ世界にゃ骨のある俺様がいたもんだ」 ディストラは、影たちの正体を知った。「修羅」と呼ばれる、極めて攻撃的な戦闘種族だ。 しかし、重震のマグナスの発言を聞く限り、ソーディアンによってやって来た彼らとは 別の世界の住人らしい。 「なるほど、裏にはお主がいたか」 「貴奴のごとき臆病者が、たったひとりで抜けるとは、解せぬと思っていたのだ」 「ふん?」 重震のマグナスのタラコ唇がぴくりと動いた。上着を脱ぎ捨てて、巨大な拳を鳴らし始める。 「聞いたとおりだ、姉ちゃん。 こいつぁ俺様のケンカだ。引っ込んでてくんな」 「しかしお客様、奥様が」 「残業だっていっとかぁ」 巨体に似合わぬ俊敏さで、重震のマグナスが修羅たちに突撃していった。接触するや、 分厚い手の平で秒間何十発もの猛烈な張り手を放つ。修羅たちが紙くずのように吹き飛び、 路地の壁に叩きつけられていく。標的が倒れ込むその前に、巨体がふわりと宙に浮いた。 そして、勢いよく落下する。 アスファルトで舗装された地面が、ずぅんと揺れたようだった。 「巨霊奔烈。てめぇらんとこのミザル様や修羅王様は、こいつを破れたのか?」 むっくりと起き上がる重震のマグナスの足元では、三人の修羅が手足を異常な方向に曲げて潰れていた。 「散れ、散れッ!」 闇の中から声が飛ぶ。修羅たちの気配が素早く動き始めた。前方、後方、民家の屋根、 雑居ビルの壁、全方位から重震のマグナスを取り囲む。 「ゆけッ!」 無数の殺気が重震のマグナスに襲いかかる。一撃離脱戦法だ。クナイが、シノビ刀が、 クサリ分銅が、重震のマグナスを次々とかすめていく。通り過ぎたかと思うと、別方向 から次の一手が来る。 一撃一撃の傷は浅い。しかし、早い。そして数が多すぎる。脇汗が目立つ重震のマグナス のワイシャツに次々と裂き傷が作られる。 「何発でもどうぞぉ?」 重震のマグナスは一歩も動かなかった。防御の姿勢すら取らない。野太い両腕をいっぱいに 広げて、己の頑強さを誇示するように修羅たちに向かう。 「笑止ッ!」 一人の修羅が跳ねるような動きでマグナスに迫った。両手にクナイを握っている。膨れた 腹に刃先を突き立てたかと思うと、全身を勢いよく回転させ始めた。まるでドリルだ。 重震のマグナスの顔に初めて苦痛の色が浮かんだ。回転する2本のクナイは分厚い腹の 肉を巻き込みながら、さらに奥へと突き進んでいく。 闇の中に、どす黒い血が大量に飛び散った。 タラコ唇から血を滴らせ、重震のマグナスが膝を着く。 「愚か者め。激震のミザル様に反逆した時点で、 お主の倒しかたなど全修羅の知るところ」 「ぐふふ、どうやら、本格的に別人みてえだな。 俺様の知ってるミザル様は、そんなに賢かなかった」 「お主はおなじだ。我らが知るように、愚鈍な肉マンジュウでしかない」 鈍く光るクナイがマグナスの眉間目指して突き下ろされる。 硬い音がして、その刃先が折れ飛んだ。 「お客様に、これ以上の狼藉は許しません」 重震のマグナスを背に隠し、ディストラは両手でモップを構えて修羅たちの前に立ちはだかった。 「馬鹿、姉ちゃん、引っ込んでろって」 「メイドはご主人様に尽くすもの。そして店員はお客様に尽くすものです」 「気が触れたか、女ッ!」 クナイを投げ捨て、修羅がシノビ刀を構える。 ディストラは滑らせるように左足を一歩前に進めた。修羅の喉元目がけてモップの柄を 突き込む。すぐさま引くや、今度は修羅のモモを打ち据える。右足を深く踏み込みながら モップを反転させた。ヘッド部分で修羅の顔面を潰す。 「怯むなッ!」 決して響かない声と同時に、また無数の気配が発生した。一秒たりともひとつどころに 留まらず、ディストラを取り囲み始める。 背後から殺気が来る。ディストラは振り返りもせずにモップの柄を後ろに突き込んだ。 正面に立つ修羅は、すでにクナイの投擲姿勢に入ってた。 「あのような長物が、このような場所で役に立つはずがない」 この路地の幅は2メートルと少し。モップを振りまわせば、逆にこちらの動きを止めて しまうことになる。修羅たちはそう考えているらしい。 「私には年季というものがございます」 ディストラは前方の修羅目がけてモップを突き込んだ。修羅がわずかに半身をズラす。 モップの先端が空を突いた。修羅がせせら笑いながらクナイを持つ手を振り下ろそうとする。 その寸前だった。ディストラは勢いよくモップを手元に引き戻していた。T字型をした モップは修羅の延髄を正確に捉えていた。クナイをぽとりと落として、修羅が前のめりに 倒れる。 槍の基本動作は、突く、斬る、叩く、払う、そして引くだ。鎌首状の先端は、一度の 攻撃に二度の殺傷機会を与えてくれる。そしてディストラは、何年にも渡って鎌状の 武器を使い続けてきた。 「お退きください。騒ぎを大きくしたくはありません」 「屈辱を受けたまま生き延びることなど、修羅には許されぬ」 「業の深いことです」 野生動物のような息を吐きながら、修羅たちが来る。 ディストラは視覚センサーの精度を上げた。モップの柄をまっすぐに構え、踏み込むと 同時に突く。左斜め前から振り落とされたシノビ刀を柄で受け止め、次の瞬間気管を 横殴りに潰す。肘を折り曲げ、背後を突く。アンダースローのような格好で手裏剣を投げよう とする修羅の足元をモップで払い、間髪入れずに上段から打ち据える。 がっきと、モップの動きに抵抗が加わった。柄に鎖分銅が巻き付いている。覆面の下で 薄ら笑いを浮かべる修羅の顔を見据えながら、ディストラはぐいと腕を引いた。たたらを 踏みながら近づいてくる修羅に肩からぶち当たる。と同時に、相手の分銅を握りしめて 眉間を打ち据えた。 「そこまでだ」 静かな声が闇夜に漂う。 ひとりの修羅が、重震のマグナスの喉元にクナイを押し当てていた。 「卑劣です」 「我ら修羅にとっては勝利こそがすべて。過程も手段もどうでもいい」 「相変わらず頭悪ぃな、修羅は」 タラコ唇から血を流しながら重震のマグナスは不敵に笑う。 「黙れ、抜け修羅がッ!」 「抜けた覚えもねえんだけどよ。おう、姉ちゃん、構うこたぁねえよ」 「そういうわけには参りません」 「おいおい姉ちゃん、それじゃ、姉ちゃん俺様に惚れてるみてえじゃねか。 よしてくんな。俺様にゃあ母ちゃんとガキどもがいるんだ」 「しかし」 「いいから、スカート押さえてろっていってんだよ!」 腹の傷からおびただしい血をこぼしながら、重震のマグナスが立ち上がった。クナイ が喉に突き刺さることに構いもせず、前方の修羅を抱きすくめる。 突如閃光が迸った。火薬、そして人の肉が焦げる臭いがディストラの嗅覚センサーを刺激する。 もうもうと煙が立ちこめる中で、重震のマグナスは凄絶な微笑みを浮かべて立っていた。 ワイシャツの胸元に大穴があき、露出した胸板は真っ黒に焦げている。その足元では、 黒焦げになった修羅が転がっていた。 「巨霊焚天衝。てめぇらのいうとおり、修羅にとっちゃ勝利がすべてだ。 過程も手段も、てめぇの身よりもよ」 サマースーツで営業まわりをしている間にも、胸の中に火薬を仕込んでいたのか。 ディストラは歴戦の修羅が持つ苛烈さに舌を巻いていた。 「どうよ、邪魔者は消したぜ」 「ご配慮、痛み入ります」 残るはひとり。重震のマグナスの背後で手裏剣を構えている修羅だ。 ディストラは足を前方に滑らせると、モップの柄でアスファルトを突いた。見た目よりも かなり重い体重に、柄がぎりぎりとしなる。エナメル靴のつま先で地面を蹴る。棒高跳び の要領で空中高くへと跳ぶ。 修羅から放たれた手裏剣が肩に突き刺さる。損害は軽微。気にすることはない。ディストラ は膝を抱えて空中で一回転した。 ストッキングに包まれた脚を、ぴんと伸ばす。その延長線上には、覆面をかぶった修羅の 姿があった。 「ご無礼」 質量と加速度を乗せた蹴りを、修羅の顔面に突き立てる。 鈍い音がした。修羅の首は明らかに可動域を越え、顔が陥没して鼻がなくなってしまっている。 それでも修羅は、すぐに倒れはしなかった。よたよたと歩きながら、血まみれの 唇の両端をぎゅうと吊り上げる。 「フルヒップの・・・・・・ショーツ・・・・・・白い・・・・・・フリルが・・・・・・たっぷりと」 ぐいと、修羅は片方の拳を天に向かって突き上げた。 「我が修羅に、一片の悔いなし」 実に満足そうな顔をして、その修羅は立ったまま絶命した。 ◆ 遠くから、パトカーのサイレンが聞こえる。 ここに来るかもしれない。死屍累々と修羅たちが横たわる路地裏で、ディストラはそう考えた。 上半身を傷だらけにした重震のマグナスが、のそのそと這うように動いている。 「姉ちゃん、早く行きな。ここにいたら面倒なことになるぜ」 「しかし、それでは重震のマグナス様が」 「地球に帰化したわけじゃねえ。私闘も乱闘も、修羅界じゃ合法だ」 「しかし、あなたの世界とは」 重震のマグナスは答えず、血溜まりの中からスーツの上着を拾い上げた。うつ伏せに 倒れていた修羅にかぶせる。あれは、最初に現れた禿頭の修羅だろうか。 あの男は修羅を抜けた、といわれていた。逃亡のためにユウキ・ジェグナンに助けを 求めに来たのかもしれない。自分がもっと上手く対応していたら、みすみす死なせる ようなことはなかった。 「そちらの方は」 「悪ぃ。こいつの顔は、見ねえでやってくれ。 誰にも素顔を知られてねえってことが、 修羅神に選ばれなかったこいつの、たったひとつの誇りだった。 こいつぁ俺様の知ってるあいつとは別人かもしれねえけど、その誇りだけは守ってやりてえ」 「重震のマグナス様」 しゅるりと音をさせて、ディストラは胸元のリボンネクタイをほどいた。 「目を、閉じていてください」 ブラウスのボタンをひとつひとつ外していく。脇の下から手を差し入れ、ブラジャーの ホックを外した。わずかな開放感を伴って、重量のある乳房が外気に触れた。闇の中でも 白く映える半球形の先端は、奇妙な熱を帯び始めている。 「テトラクテュス・グラマトン」 静かに唱える。真っ暗な空から薄い緑色をした光のカーテンがさぁっと舞い降りた。 スーツをかけられた男を中心に、いくつもの魔法陣が空中に浮かび上がる。魔法陣は くるくると回転しながら、あたりの空間を歪め始めた。 「さあ、虚無に還りなさい」 本来、アイン・ソフ・オウルは超高速回転によって時間逆行を起こし、目標の時空連続体 を破壊、その存在そのものを消滅させる超時空兵器だ。 それが、こんなにも優しい使い方が出来るものなのか。自分でやっておきながらディストラ は驚きと感動を禁じ得なかった。 スーツを被された禿頭の修羅が、血まみれで倒れている修羅たちが、雑居ビルの壁に 飛び散った血糊が、音もなく消えていく。 乳房の先端に穏やかな熱を感じながら、ディストラの心はざわついていた。 修羅たちは恐ろしい敵だった。単純な戦闘能力以上に、その存在がディストラには 恐ろしかった。彼らは、戦士というよりも武器そのものだった。戦うために産まれ、 戦って死んでいくことに疑問ひとつ持っていない。 たったひとつの目的を追求して作られた武器は美しい。そういう意味で、修羅たち は純粋で美しかった。 自分はどうだ。戦うために作られて、いまは紅茶の淹れ方を勉強している。清掃 用具であるモップを武器に使うようなものだ。歪んでいるのは、修羅たちではなく 自分なのかもしれない。 「なあ、姉ちゃん」 「あ、もう目を開けられて大丈夫ですよ」 重震のマグナスは分厚いまぶたをぴったりと閉じたまま、広い背中をディストラに向ける。 「衣擦れの音ってなぁ、色っぺえもんだな。 今夜は、母ちゃん可愛がってやっか」 重震のマグナスはのしのしと足音をさせて路地裏から出て行く。 パトカーのサイレンは近づいてきそうもなかった。 ◆ バランガ家の茶の間には、いつも大量の洗濯物が山積みにされる。 畳の上に正座をした膝の上で洗濯物をてきぱきと畳みながら、クォヴレー・ゴードン は胡乱げな目をディストラに向けた。 「えっと、ほら、これ、なにか感じません?」 もう小一時間ほど、ディストラはクォヴレーの横で正座をくずしてギャザースカート の生地を擦り合わせ続けていた。 レスポンスはいっさいない。クォヴレーは黙々と洗濯物の山を切り崩していくだけだ。 いまは、アラド・バランガのパンツを4つに折りたたんでいる。 「ほら、ほら、衣擦れですよ」 「生地が傷むぞ」 「生地とかなんとかじゃなくてぇ!」 「どこか傷んでいるのか?」 「傷んでなんかいませんよ! むしろ傷めてくださいよ! 傷物にしてくださいよ! 主におヘソの下あたりを!」 「ここか?」 ぴたりと、白い手の平がディストラの下腹部にあてがわれた。低い体温が布地越しに 伝わってくる。ディストラは思わず背筋を伸ばし言葉を飲み込んだ。 「特に、傷んでいるようには感じないが」 自分のご主人様は唐変木だ。ディストラが何度も確かめてきた認識をもう一枚塗り重ねた。 それでも、自分はご主人様にお仕えし続けるだろう。 なぜなら、クォヴレー・ゴードンにご奉仕し続けることこそがディストラにとって 最大の喜びだからだ。 だからいつか美味しい紅茶を淹れて差し上げようと、ディストラは今まで何度も似た ようなことを考えてきたのであった。
https://w.atwiki.jp/hirobasinkou/pages/46.html
雑談パーク(当時雑談カンパニー)2スレ目終盤から3スレ目にかけて阿修羅とポルンガが喧嘩した事件。 ちなみに悪いのは阿修羅。 概要 ついに雑談カンパニーが3スレ目を迎えようとした矢先、ポルンガsの書き込みがあった。 しかし低能な阿修羅には意味が理解できず、更に会員名簿に「ポルンガ」の文字を確認できなかっため、(名簿には旧HNのスレイヤで掲載されていた。)阿修羅は快く思っていなかった。 そしてついに阿修羅が「貴方会員ですか?」と尋ねた。これが発端。 ポルンガsは、「いや貴方こそ誰?って感じなんですが」と反論。これが阿修羅の癪に障った。 その後黄金sの仲介により一時は解決の兆しを見せたものの、阿修羅が謝罪の際使った「w」がポルンガsの逆鱗に触れ、口論は再び激化。 結局雰囲気で強制終了させる形で収まったものの、それ以来ポルンガsと阿修羅の接点はほとんどない。 コメント これポルンガが書いてんだろ 気持ちわりい -- 名無しさん (2011-03-25 01 47 30) まじすか?確かに中立的じゃないですね -- Dr,P (2011-03-25 12 50 48) 何となくおもろいw -- 阿羅羅 (2012-12-25 22 43 26) 名前 コメント 何人来たかな? 今日は【 - 】人 昨日は【 - 】人
https://w.atwiki.jp/bitacolle7/pages/1224.html
名称:【修羅】ザコD レアリティ:☆5 属性 水 一覧番号 1594 入手先 入手先1:入手先2:入手先3: レベル 1(99) HP 2222(3333) 攻撃力 555(777) 治癒力 77(111) コスト 5 売却価格 ??? 進化必要素材 進化先 必殺技:たわば! 必要ターン数 3(3) 効果(Lv1) 発動時、66%の確率でベルが成立する抽選を行う。 効果(Max) 発動時、66%の確率でベルが成立する抽選を行う。 リーダースキル:たわば! 水属性の攻撃力が1.5倍になる。敵を倒した次のターン、 パーティ小役値抽選前に、50%の確率でベルが成立する抽選を行う。
https://w.atwiki.jp/bitacolle7/pages/1223.html
名称:【修羅】ザコC レアリティ:☆5 属性 水 一覧番号 1593 入手先 入手先1:入手先2:入手先3: レベル 1(99) HP 2222(3333) 攻撃力 555(777) 治癒力 77(111) コスト 5 売却価格 ??? 進化必要素材 進化先 必殺技:あべし! 必要ターン数 3(3) 効果(Lv1) 発動時、75%の確率でリプレイが成立する抽選を行う。 効果(Max) 発動時、75%の確率でリプレイが成立する抽選を行う。 リーダースキル:あべし! 水属性の攻撃力が1.5倍になる。敵を倒した次のターン、 パーティ小役値抽選前に、66%の確率でリプレイが成立する抽選を行う。
https://w.atwiki.jp/i-shura/pages/228.html
夜の町並み。虚ろな幻。私と先輩は、影に恐怖を探していた。 コラボイベント 異修羅 虚実侵界線イベント:空を葬る恐想の眼 プロローグ 辺境に発生した小規模虚界の調査任務に当たっていた戒心のクウロ。 全てを知覚する"天眼"の異能であれば十分に解決可能と思われたが、 想定外の異変が発生する。 "天眼"をもってしても認識不能な境魔の出現。さらにこの世界とは異なる文明の虚界――。 独力での調査は危険を伴うと判断した戒心のクウロは、解析局の増援を要請する。 見えることの恐怖と、見えないことの恐怖が迫る中、 真実を見据えるのは、果たして誰の瞳か……。 新登場修羅 夜眼のナナコ(津山七子) 読み:やがんのナナコ(つやまななこ) 種族:人間(ミニア) クラス:語部(テラー) 在らざるユウキ(津山祐貴) 読み:あらざるユウキ(つやまゆうき) 種族: 明滅境魔(フリッカー) 当項目は異修羅のエイプリルフール企画の情報です。 詳細は「異修羅エイプリルフール2022『異修羅-虚実侵界線-』『空葬テラー』コラボイベント『空を葬る恐想の眼』」にて。 番外編のお祭り企画である。なお、本編には一切関係ないので、あしからず。 コラボ元の彼女たちの物語は、珪素氏の過去作品『空葬テラー』にて詳しく描かれています。 今すぐイベントシナリオを読む! 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/bitacolle7/pages/1226.html
名称:【修羅】ザコF レアリティ:☆5 属性 木 一覧番号 1596 入手先 入手先1:入手先2:入手先3: レベル 1(99) HP 2222(3333) 攻撃力 555(777) 治癒力 77(111) コスト 5 売却価格 ??? 進化必要素材 進化先 必殺技:たわっ! 必要ターン数 5(5) 効果(Lv1) 発動時、75%の確率でスイカが成立する抽選を行う。 効果(Max) 発動時、75%の確率でスイカが成立する抽選を行う。 リーダースキル:たわっ! 木属性の攻撃力が1.5倍になる。敵を倒した次のターン、 パーティ小役値抽選前に、33%の確率でスイカが成立する抽選を行う。
https://w.atwiki.jp/hengokurowa/pages/206.html
「クソッ………一体何がどうなってやがる!」 紅に染まった夜空の下、一人の人間ーーー否、怪人が辺りをしきりに見回しながら愚痴っていた。 夜間でも目立つ紫色の瞳を光らせるその怪人の名は、ヤバイ仮面。 日本の福岡県に実在する企業『株式会社悪の秘密結社』の代表取締役社長を務める人物であり、同時に日本一借金が多い怪人でもある。 「ていうか何、あのガキンチョ共? 人様をいきなり拉致してきたと思ったら勝手に首輪付けて『最後の一人になるまで殺し合いをしてもらいます』とか、お前何年前の映画だよ? もう古いわ!」 福岡県志賀島にて発掘され日本の国宝にも指定された漢委奴国王金印の力を手に入れ、一時は福岡制圧に成功したというのに、結託した福岡ローカルヒーロー達「ドゲンジャーズ」により野望を挫かれ、監視の名目で自社の事務所は薬剤戦師オーガマンが社長を務める大賀薬局の本社ビルへと移転させられる羽目になったばかりで今度はこの状況である。 踏んだり蹴ったりというレベルではなかった。 「………それにしてもアイツら、こんな得体の知れない場所に俺達を連れてきて何を企んでいやがる?」 周囲の民家に蹴りを入れて一頻りキレ散らかして数秒後、落ち着きを取り戻したヤバイ仮面は赤い夜空に照らされた平安京の様子を見つつ自身を拐った二人ーーーメフィスとフェレスの姿を思い返していた。 彼女達が明らかにただの人間ではないのは普段から人外の怪人やヒーローを見慣れている事からすぐに判断できた。 あえて纏う空気から例えれば、自身の会社に所属する数世紀の長きを生きる不死身の忍者・修羅王丸に似ているだろうか。 だがそれは今はどうでもいい。 「………アイツらの雰囲気で大体わかる。この手の殺し合い系ではお約束でもあるが、必ずあのガキ二人の後ろには黒幕がいる。それもかなりヤバいレベルの奴がな」 結社創業から五年、悪役専門の社長として正義と悪を見る目は確かだと自負している。 故にヤバイ仮面は理解していた。 願いを叶えてくれるなどただのブラフであろう。 この殺し合いを企画立案した黒幕は間違いなく特大の『悪』の側の存在である、と。 そして自分一人では手に負えない相手であることも言うまでもなかった。 「ったく、こんな状況だってのに、我が社の優秀な戦闘社員達は誰もいないとかどういう事だよ? 社長一人にこんなハードワークさせないでくれるかなぁマジで!?」 ヤバイ仮面は自身の会社に所属する怪人達の事を思い出しつつ改めて周囲を見渡すが、誰の気配も感じない。 メイド執事。 修羅王丸。 ネクタリス。 ウザギ。 シャベリーマン。 ガルフとガリアの魔狼兄弟。 戦闘社員カラミー達の姿すらない。 もしかしたら彼らもこの場に呼ばれている可能性もあるが、だとしても無事に合流できる保証もない。 「仕方がない、とりあえずはこの会場に集められた連中を臨時採用枠として雇うとするか。でもいつもそういう事すると邪魔してくる奴らが必ずいるんだよなぁ~」 悪ある所必ず正義がいる。 誰もが誰かのヒーローなのだ。 正義感に駆られて愚直に戦いを止めようとする者達は少なくないはずだ。 あらゆるヒーローと戦い続けたヤバイ仮面にはその確信があった。 無論状況が状況故に、そういった面々との共闘も視野には入れてある。 だがもし自分の邪魔をするようならその時はーーーーーー 【ヤバイ仮面@ドゲンジャーズ】 [状態]:健康 [装備]:銀ダラブレード@ドゲンジャーズ [道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2 基本方針:主催者達に反逆し、帰還する 1:まずは外回り(情報収集する) 2:有能な人材がいたら自社に勧誘する、社員達がいるなら合流したい 3:自分の邪魔をする者は蹴散らす(ヒーローと判断したなら最優先) [備考] ※シーズン1終了後からの参戦です。 ※サービス残業モードや分身能力は問題なく使えますが、普段より体力を消耗します。 【銀ダラブレード@ドゲンジャーズ】 ヤバイ仮面が愛用する長剣。 重さはおよそ100kg。 名前の由来は見た目が銀ダラに似ていたから。 刃先から紫色の光弾を発射する事も可能。
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/45448.html
希望宣言(ミラクル・ラッシュ) 鬼修羅(おにしゅら)「覇王(カイザー)」 VIC 闇/火/自然文明 (12) クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド/ハンター/エイリアン 13000 ■スピードアタッカー ■T•ブレイカー ■パワーアタッカー+5000 ■このクリーチャーが攻撃する時、相手とガチンコ•ジャッジをする。自分が勝ったら、このクリーチャーのパワー以下の相手のクリーチャーを全て破壊する。(ガチンコ・ジャッジ:各プレイヤーは自身の山札の上から1枚目を見せ、それを下に置く。そのカードのコストが相手以上なら、自分の勝ちとする) ■自分のターンの終わりに、相手の墓地のカードを10枚山札の一番下に置いても良い。そうしたら、このターンのあと、もう一度自分のターンを行う。 作者:リュウセイ(代理作成:ヴァン) 見た目:鬼無双カイザー「勝」の上に鬼丸と修羅丸が乗っている。 フレーバーテキスト 収録 関連 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/398san/pages/1873.html
《蜀・修羅の老将 黄忠》 効果モンスター 星6/光属性/武将族/攻2400 /守1700 自分の墓地に「蜀・」と名のついたモンスターが3種類以上存在する場合、このカードはリリースなしで召喚する事ができる。 自分用士気カウンターを1つ取り除く事で、エンドフェイズまでこのカードの攻撃力は自分の墓地に存在する「蜀・」と名のついたモンスターの数×100ポイントアップする。 「この黄忠を老将と侮った貴様の負けよ!」 実装時期別カードリスト-Eternal-12月第三週パック「蒼天已死」で実装された上級武将族モンスター。 3種類の「蜀・」と名のついたモンスターが墓地に存在することを前提にアドバンス召喚をスルーして下級同様の通常召喚を行える召喚ルール効果を持つ。 また、士気カウンターを1つ取り除き、墓地の蜀軍モンスターの数だけ自身を強化する起動効果も持つ。 この効果はエンドフェイズ時までしか持続しないが、自分のターンであれば士気カウンターが残っている限り何度でも効果を発動できるため、場合によっては最上級クラスまで達する攻撃力を得られる。 原作・史実において―