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保母らん(後) 20KB 差別・格差 育児 共食い 子ゆ 現代 れいむ愛で 水槽の中で、らんは、いつも通り専用の成体ゆっくりフードを与えられた。 部屋の中で、子ゆっくりたちは、自分たちで分配するという役目を課されたものの、いつもと同じ分量のフードとボウルと軽量カップを与えられた。 水槽の中で、ちぇんたちもまた、分配すれば他の子ゆっくりたちと同じ分量になるフードとボウルと軽量カップを与えられた。 「らんとちぇんのトイレとか飲み水とかの用意するから、メシ喰って待ってろ」 そう言ってお兄さんは部屋から出て行った。 「あのクソジジイ、ここからでたらタダじゃおかないんだねー。わかるよー!」 「なんでちぇんたちがこんなところにとじこめられなきゃならないんだよー。わからないよー」 「らんしゃま! そんなところでみてないでさっさとたすけてね! ちぇんのいうことがわからないの!?」 「うう、ちぇぇぇぇぇん。お兄さんはちょっと怒っているだけだからな。今はまずごはんさんを食べてゆっくり落ち着こう。な?」 「わかったよー。それじゃいただきまー――」 「なにやってんのー! わからないよー!」 ひとしきり文句を言ってから食事にかかろうとしたちぇんたちだが、一匹のちぇんが分配前のボウルに特大盛りされたフードの山に直接顔を突っ込もうとして他のちぇんたちに咎められた。 らんも水槽のガラスに顔を押し付け、ちぇんたちに助言する。 「ちぇぇぇぇぇぇん! らんがやっていたみたいに、そのカップさん一杯でちぇん一人分だぞ! みんなで仲良くわけるんだぞ!」 「わかってるよ! きがちるからちぇんたちをたすけられないやくたたずのらんしゃまはゆっくりだまっててね!」 ちぇんたちはフードの山に軽量カップを差し込んだ。ぼろぼろと水槽の床にフードが零れ、カップには山盛りのフードが入り込む。 零れたフードに我先にと飛びつこうとするちぇんを他のちぇんたちが牽制し合い、らんがとりあえず先にボウルにフードを入れなさいと助言し、それに怒りの声を返し、喧々諤々しているうちに分配前のフードボウルは空っぽになった。 「……あれ? ちぇんのごはんさんはまだだよー。わからないよー」 最後のフードボウルは空っぽだった。そのボウルの前で待っていたちぇんは体を傾げて不安げに訴えた。すかさずらんが助言を突っ込む。 「お、落としたフードをかき集めるんだ!」 「もういいよ! もうちぇんたちのごはんさんはあるんだよー。さきにたべさせてもらうんだねー。わかるよー」 「そうだねー。すっとろいちぇんはらんしゃまのいうとおりにゆかにおちたごはんさんをひろいぐいでもしてたらいいんだねー」 「どぼしてそんなこというのおおお!?」 食事の前のいただきますの挨拶も忘れ、ちぇんたちはめいめい勝手に食事を始めた。空っぽのボウルを当てられたちぇんは慌ててらんに怒声を浴びせかける。 「らんしゃまああああああ! ちぇんはおなかがすいているんだねー! わかるよねー!? なららんしゃまのごはんをちょーだいねええええ!!」 「ちぇぇぇぇぇぇん! そうしたい気持ちは山々なんだがガラスさんが邪魔で無理なんだ! ほら、ちぇん! このちぇんにもごはんさんをわけてあげてね! 仲良くしてね! 家族だろ! 姉妹だろ!?」 「かんじんなときにやくにたたないらんしゃまはうるさいだけなんだねー。わかるよー。だまっててねー」 「どぼしてそんなこというのおおおおおおお!?」 ……そんなやりとりを眺めていた子ゆっくりたちは、ふと自分たちも空腹を抱えているのだと思い出した。いつものように一列に並んでからボウルを配り、みんながお互いの顔を見合わせる。 「……だれがごはんさんをわけるらんおかあさんのやくをするの?」 「それならぱちゅりーがいいんだぜ。あたまのいいぱちゅりーはきっとちぇんたちみたいにふこーへーなわけかたをしないはずだぜ」 「むきゅ。そういってくれるのはうれしいけど、ぱちぇはあんなおもそうなカップさんもせんめんきさんももちあげられそうにないわ」 「じゃあありすがカップさんをもつわ。まりさがせんめんきさんをはこんでくれる? それでぱちぇがごはんさんのりょうをちゃんとみて、ありすがつかれたられいむにこうたいしてもらうの」 「わかったよ! なかよくみんなでちからをあわせてごはんさんをたべようね!」 結局、床にたくさんのフードを散らかしては洗面器に戻しを繰り返したことで、らんが用意するより何倍も時間がかかったが子ゆっくりたちは食事をほぼ平等に分配することに成功した。 ほぼ、とは列の先頭に立ったれいむの分だけ明らかに量が多いからである。それは他の子ゆっくりたちが、一度分配し終えてから二、三粒のフードを分けたからだ。 「れいむはけがさんをしたからね! いっぱいたべてはやくよくなってね!」 「れいむ、さっきはたすけてくれてありがとうね! とってもとかいはだったわ!」 「むきゅ、ぱちぇはなんにもできなかったけどこれでゆるしてくれる?」 「れいむ、かっこよかったぜ!」 そんなことを言いながら自分のフードを分けてくれる家族たちに、片方だけになったれいむの目から涙が零れた。 ぱちゅりーがもみあげを振り上げ、声を上げる。 「それじゃあみんな、きょうもごはんさんをよういしてくれたおにいさんにありがとうをいおうかしら」 「「「「「うん!!!」」」」」 「おにいさん、きょうもおいしいごはんさんをありがとうございます」 「「「「「おにいさん、きょうもおいしいごはんさんをありがとうございます!!!」」」」」 「いただきます」 「「「「「いただきます!!!」」」」」 変化は翌日の夕食には早くも現れた。 「じゃ、これ夕食分な。ちゃんと仲良く分けろよ」 「待ってくださいご主人様!」 「あん?」 お兄さんはらんに声をかけられ、部屋から出ようとしていた足を止める。 その頃には既にちぇんたちの入った水槽は戦争状態に突入していた。 「ちぇんはおひるちょっとしかたべられなかったんだよ! だからこのごはんさんはぜんぶちぇんのものだよ! わかれよー!」 「ちょっとしかたべられなかったとろくさいちぇんがわるいんだよ! ちぇんのごはんさんをとるゲスのちぇんはゆっくりしね!」 「ゆっくりしねなんていうゲスはこのごはんさんをたべるしかくなんてないんだねー! わかるよー! ゆっくりしたちぇんがごはんさんをぜんぶもらってあげるねー。わかってねー」 そんな感じで、四匹のチョコ饅頭とゆっくりフードが水槽狭しと乱舞していた。だが一匹のちぇんだけが水槽の片隅で縮こまって動かないでいる。 そのちぇんの頬はぱっくりと歯型に沿って削られていた。そこから漏れたチョコレートクリームに浸りながら、ちぇんは怨みのこもった目で四匹のちぇんを睨みつけているのである。 「お昼ごはんさんの時に、ちぇんが間違って噛まれちゃったんです! このままじゃちぇんがえいえんにゆっくりしちゃいます! ご主人様、助けてあげてください!」 「知らんよ」 お兄さんはドアノブを回して既に半身以上部屋の外に出ていた。 「ちぇんたちが仲良く分けていればそんな事故も起こらなかっただろ。自己責任だ。お前が付いていながら何やってたんだ?」 答えを聞く気もないのか、お兄さんはドアを閉じて出て行った。 それでもらんは閉じられたドアに向かって何度も「ご主人様! お兄さん!」と叫び続けた。 「……おにいさん、こわいね」 「にんげんさんをおこらせるとただじゃすまないってらんおかあさんがいってたとおりだぜ……」 既に自分たちの食事を分配し終えた子ゆっくりたちは閉じられたドアを見つめて怯えていた。昨夜から丸一日授業の無い朝から晩まで遊び呆けてもいい時間が続いていたが、子ゆっくりたちはあまりゆっくりできなかった。ちぇんたちから四六時中罵倒を浴びせかけられていればどんなにゆっくりしたことがあっても興を削がれるに決まっている。 だが、中にはどんなに罵倒してもちぇんたちがもう自分に仕返しができないことを悟った子ゆっくりもいた。 「へへっ。ほらちぇん。ごはんさんをもってきてやったぜ?」 自分のフードボウルをちぇんの水槽の前まで持ってきたまりさはフードを一粒おさげに乗せてガラスの向こうに見せつけた。 一部のちぇんはそれに反応してガラス壁にへばりつき、一部のちぇんはその隙に床に落ちているフードの欠片を奪い合う。 「よこせええええええ! そのごはんさんはちぇんのなんだよおお! はやくよこせええええ!」 「なら『まりささま、いやしいちぇんにごはんさんをわけてください』っていうのぜ?」 「この、ごみくずうううううう!!」 「へへへっ、いいかおだぜちぇん」 「まりさ、そんなこといなかもののやることよ」 ちぇんを挑発し続けるまりさをありすが嗜めた。 だがまりさはおさげでびしりとガラス壁を叩き、今までのにへら顔はどこへやったのか、怒りの言葉を叩きつける。 「こいつらのせいでまりさはあんこさんはいてずっとゆっくりしたんだぜ! こいつらのせいでれいむのおめめさんのかたっぽはなくなったんだぜ! こいつらのせいでありすはえいえんにゆっくりしかけたんだぜ!!?」 「そのせいっさいっ、はおにいさんがしているわ。まりさはかためさんになったれいむみたいに、なにかしたの?」 「ゆ、それは……」 「おにいさんはゲスになったらありすだってまりさだっておなじようにするはずだわ。そうらんおかあさんにおしえられたでしょ?」 「ゆぅ、わかったぜ。もうこんなことしないのぜ……」 「それでいいのよ。さ、みんなでごはんさんをたべましょう」 まりさはフードボウルを列の中に戻した。その背中に、ちぇんが罵倒をぶつけ続ける。 「まて、ごみくずのまりさあああああ! ちぇんにごはんさんをよこせ! よこせえええええええ!!」 さらに三日後、ちぇんの数は二匹にまで減った。 「ちぇぇぇぇぇぇぇん!! お願いだかららんの言うことを聞いてね! ごはんさんは仲良く半分ずつにすればいいんだぞ! カップさんで一回計ったら済むだけなんだぞ!! だから、だからお願いだからケンカはやめてね!!」 しかしらんの言葉はちぇんたちには届かなかった。水槽に入れられてからずっとらんの声を聞き続け、いっこうに助けを期待できない状況にちぇんたちの耳はらんの声を『聞こえているけど聞こえないもの』として処理するようになってしまっていた。そうでもしなければうるさくて眠ることもできなかった。 だが、もはや二匹だけ生き残ったちぇんは眠ることさえできなくなっていた。水槽の隅っこを陣取り、対角線の位置に相対して充血した目で睨み合っている。 水槽の中はひどい状況だ。死んだちぇんの皮や耳の欠片、毛の付いたままの頭皮が散らばり、ボロボロになって汚れたおぼうしが雑巾のように捨てられている。チョコレートクリームの飛沫が床といわず壁といわず天井といわず付着しており、もはやちぇんの中身かうんうんかも判別がつかない状態だ。 お兄さんが掃除をしようとしてもちぇんたちはその指に噛み付き、腕を伝って脱出しようとするのだ。「反省して大人しくしていれば掃除してやる」とお兄さんはちぇんに言い聞かせ、らんに説得を手伝わせたがちぇんは完全に聞く耳持たずだった。返す言葉は「ここから自分たちを出して今すぐ死ね」といった内容だけである。 そして、この不眠の睨み合いとチョコクリーム散乱の原因は直結していた。 「わかるよー……あのゲスちぇんはちぇんがねむったらそのすきにちぇんをたべるつもりなんだねー……ぜんぶおみとおしなんだよー」 「あんなちぇんにたべられてたまるかなんだよー……いきのこるのはいちばんゆっくりしているちぇんなんだよー。わかれよー……」 そんなことをぶつぶつと呟きながら、延々と疑惑と殺意の視線を飛ばし続けているのだ。もしこの間に赤ぱちゅりーなどを置こうものならストレスで勝手にクリームを吐いて死ぬことだろう。 だが実際の二匹の間にあるのはお兄さんが朝食に置いたフードだ。お互い空腹を覚えているのだが、昼近くになろうというのに全くの手付かずである。 これも、一度食事を始めるとその隙に噛み付かれるなり潰されるなりして殺されると警戒しているからだ。既にその手口でこの二匹は一匹のちぇんを食い殺しているため、お互いに向ける疑心は本物だった。 最初に事故で噛み付かれたちぇんの死体はお兄さんに片付けられることなく、その日もっともフードを食べられなかったちぇんの腹に収まった。その光景を見た三匹のちぇんは、死体を喰ったちぇんをせいっさいっして、結局仲良く死体を山分けして喰ってしまった。 チョコレートの甘味をこのストレス状況下で味わったちぇんたちは共食い地獄へと真っ逆さまに落っこちた。その果てがこの対立である。 「ちぇん……どうしてごはんさんをわけられないの? ちぇんたちはかぞくでしょ? いもうととおねーちゃんなんでしょ?」 片目のれいむが悲しそうに問いかけた。らんの声ではない呼びかけに、ちぇんは、はっとしてガラス壁の向こうのれいむに振り向く。 チョコクリームや自らの垂れ流したしーしーでかぴかぴになった尻尾の毛を逆立て、ちぇんはれいむを威嚇した。 「にゃがああああ!! もとはといえばおまえのせいでこんなことになったんだ! はやくしね! そしたらちぇんがたべてあげるから、そのときはちょっとくらいゆるしてあげないこともなくもな――」 「ちぇんあぶない!」 れいむの注意は、ちぇん種の足の速さの前にはあまりにもゆっくりしすぎていた。 もう片方のちぇんが、れいむに気を取られたちぇんに急接近し、噛みついた。 「にゃ、に゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?」 「うっめ、めっちゃうめ! たまんないよー!」 口の周りをチョコレートで汚しながら、ちぇんはちぇんを貪り食っていた。ガラス壁にぶちゅりと押し付けられるチョコクリームを見て、らんが叫んだ。 「ちぇぇぇぇぇん! やめてね! ちぇんがしんじゃうよ! ちぇぇぇぇぇぇん!!」 喰われている方のちぇんは既に痙攣でしか動けなくなっている。どんな名ゆん医でも中枢餡を傷つけられたゆっくりを蘇生させることなどできはしない。 遂に最後の生き残りとなったちぇんは返りチョコだらけになった全身をまるで誇らしげに見せるよう膨らませ、部屋中に響き渡るような大声で宣言した。 「わかるよーーーー!! ちぇんはいきのこったんだよおおお! ちぇんはさいきょうのゆっくりなんだねえええええ!!」 「あ、そう」 がちゃりとドアノブが回り、昼食を持ってきたお兄さんが部屋の中に入った。 真っ先にトレイを棚の上に置き、ちぇんの水槽の蓋を開く。勝利の余韻から我に返ったちぇんはお兄さんを見上げ、牙を剥いた。 「おいじじい! いいの? ちぇんはさいきょーなんだよ? しれつなばとるゆわいあるをいきのこったんだよ? いのちがおしかったらいますぐここからだして――」 「はいはい。じゃ、こっち行け」 ちぇんを摘み上げたお兄さんは、らんの水槽の蓋を開いて、ぽとりと落とした。 急展開にらんもちぇんも一瞬固まったが、らんはすぐ我に返りちぇんへと頬を寄せ甘酢の涙を振り撒きながらすーりすりを始めた。 「ちぇん! 良かったなちぇん! もう大丈夫だぞ! もうらんがちぇんを守ってゆぎゃ!?」 頬に鋭い痛みを覚えたらんは反射的にちぇんから距離を取った。その頬には穴が開き、そしてらんの油揚げで出来た皮はちぇんの口元にぶら下がっている。 ごくりと油揚げを飲み下したちぇんは尻尾を逆立ててらんへと威嚇した。 「なにがまもってやるなんだよー! ちぇんをたすけられなかったゲスらんはちぇんのごはんさんになってうんうんになってしね!」 「ゆ、ゆうぅぅ!? や、やめろちぇん! 痛い! やめて! 助けて! ご主人様、お兄さん、助けて! 助けてえええ!!」 ちぇんに噛みつかれ、必死に狭い水槽の中を這って逃げようとするらんは無感情な目で事態を見下ろすお兄さんに助けを求めた。 お兄さんはそこではじめて唇を歪ませて笑い、らんに問いかけた。 「らん。これがお前がちぇんに施した教育の成果だ。わかるか?」 「はい! わかります! わかります!」 「本当にわかってんのか? ま、これ以上けしかけるとお前ヤバいな。死なれるとさすがに困る」 そう言ってお兄さんはちぇんを鷲掴みにした。 そして、一息に握り潰した。 「な……、お、お兄さん?」 「なんだらん。今更あんなゲス化しておかざりもぼろぼろになって商品価値マイナスに落ち込んだちぇんを生かしてもらえると思ったか? あんなのれみりゃにでも食わせたくないぜ。ゲスが伝染る」 「ゆ、ゆうぅぅぅ……」 水槽の中でらんは甘酢の涙をぽろぽろと零した。しばらくその様子を見守っていたお兄さんだが「どぼしてこんなことに……」とらんが呟いた途端、表情が凶悪なものへと変化した。 未だチョコで汚れた、ちぇんの死臭がたっぷりついた手を遠慮なしにおぼうしへと突き立て、らんの顔を自分の方向へと向けさせる。 「お前の教育が悪かったからだって何度も言っただろうが! あいつらはこの部屋に来た時まともだった! お前が! あいつらを! ちぇんを殺したんだ! わかるか!?」 「わ、わか……ゆぐぅっ!?」 「吐くな! 逃げんじゃねぇ! ふざけんなこら!」 らんはストレスのあまり、ちぇんに関する記憶が詰まった酢飯を吐いて精神的逃避をはかろうとした。それはゆっくりの持つ防衛本能だったが、お兄さんは開いた手でらんの口を抑え、無理矢理に酢飯を口中へと押し戻す。 その作業を終えた時、らんは記憶の混乱と極度のストレスで目をぐるぐると回していた。米粒とチョコに汚れた手をトレイに載せたふきんで拭き取り、お兄さんは改めてらんへと問いかける。 「これからはちぇんもれいむもまりさもありすもぱちゅりーもわけ隔てなく、平等に、家族としてゆっくり育てると誓うか?」 「ゆ……」 これが、お兄さんの――ゆっくりブリーダーである青年の目的であった。 ブリーダーと言ってもゆっくりの繁殖と養育だけが仕事ではない。ペットショップなどへの営業、流行に対する調査、人間でしかできない仕事は山とある。それならゆっくりの養育はゆっくりに任せられるのだから、任せたい。 そう思って彼はゆっくりたちを育てる保母ゆっくりを育てることにした。それがらんだ。らん種は頭が良く、人間への忠誠心も強い。母性本能だってれいむ種と形は違うがとても強いものだ。投資費用としては高めだが、損はしないと彼は値踏みしていた。 だがらん種には唯一欠点があった。ちぇん種に対する異常と表現して過言ではない愛情だ。これを矯正しないで育成させれば、ちぇんは他種に比べて優遇されることからゲス化すると最初から彼は予測済みだった。だから、一度その結果を実体験させて矯正することにしたのである。 もちろんちぇん種をらんに育てさせなければこんな事態は最初から起きない。だがちぇん種はもはや通常種となんら変わりのない流通性を保持する人気商品だ。これを取り扱わなければ、まだブリーダーとして駆け出しの彼はやっていけない。 天井の隅っこに設置したカメラで観察し、ベストなタイミングを計って入室し、ちぇんがゲス化しそれをらんにわからせる機会を見出す。 その結果が、このまどるっこしい一ヶ月間であった。 「おに……さん」 「ああ」 お兄さんの表情が綻んだ。 正気の目に戻ったらんは、言った。 「らんは悪くない! ちぇんをあんなにしたのはこいつらだ! こいつらがちぇんを大事にしないからあんな風に拗ねてしまったんだ!!」 お兄さんは口を呆けたようにあんぐりと開いてしまった。 その、こいつら――らんの目線の先には事態の様子を見守っていた子ゆっくりたち、らんが育てた『家族』たちだ。 続けて、らんはちぇんの水槽の傍にいた片目のれいむに殺気のこもった視線を飛ばす。 「ぜんぶぜんぶ、このれいむが悪いんだ! こいつがちぇんをゆっくりさせないゲスだから! ちぇんをひどい目に逢わせたから!」 「ら……おかあさん……?」 「らんはお前なんかのお母さんじゃないよ! 死ね! ゲスのれいむはとっとと死ね!!」 片目のれいむは唖然としてらんを見つめている。お兄さんは額に手を当てて天井を仰いだ。 「マジか。……まだまだゆっくりを甘く見ていたな俺は。それとも安物のらんってこんなもんか。……どっちみちパァか。お前にゃ時間かけたのに……」 ほんの少しの失望と、それ以上の徒労感が溢れる声色でお兄さんは呟くと、らんを抱え上げた。 喚くらんを無視してお兄さんは体を裏返し、あんよを天井に向けさせると右手の爪をその固皮に突き立てた。 「あが!?」 「黙ってろ。舌噛むぞ」 無表情にお兄さんはらんのあんよの皮を削り続ける。身悶えするらんの体力が切れ、爪の間に飯粒が詰まるようになってようやくお兄さんはあんよを引っかくのを止めた。 地面に落ちたおぼうしを踏みつけ、剥き出しになったらんの狐耳にお兄さんは囁きかける。 「お前はもう保母としては用済みだ。これからは種ゆとして頑張ってもらう。毎日毎日すっきりできる素敵なゆん生だぜ?」 だが、それは交尾できるというわけではない。揺らして採取されたらんの精子餡は母胎ゆっくりに注入されるだけだ。らんはこれから隔離された水槽の中、身動きの取れない体で枯れ果てる日が来るまで精子を搾り取られ続けゆん生を送ることになる。ちぇんに会うことも誰と会うこともない。自らの子供がどんなゆっくりとして産まれたのか、どんなゆん生を送ることになるのか知ることもないまま精液を出す機械になるのだ。 お兄さんはもうらんには必要無くなった目玉をくり貫き舌を引き抜き耳をちぎってまとめて水槽に放り込むと、呆然とする子ゆっくりたちを見下ろした。 「さて昼メシにするか。その後は一週間後に待っているバッジ認定試験対策の授業を始めるから覚悟しておけ」 結局、あのらんに育てられた子ゆっくりたちはたった一匹ありすが金バッジを取得しただけで、その他は全員銀バッジで終わった。 これもお兄さんの予測済みである。彼の目的は飽くまでペットとして飼いやすい教育と、飼われた後の金バッジ取得に対する下地作りだ。 ペットショップに卸された際子ゆっくりたちは「ちぇん種やらん種と一緒に飼わせてはいけない」と客に厳重注意することを条件に相場の三割引で取引された。 ただ、あの片目のれいむは家に残した。最初は捕食種用の生餌にするつもりだったのだが、お兄さん自ら勉強を施しているうちに意外と頭が良いことに気づいたのである。 「おいお前ら、メシだぞー」 お兄さんがドアを開けると、子育て部屋はいつも通り数十匹の赤ゆっくりたちがたむろしていた。だが誰に言われることもなく赤ゆっくりたちはえっちらおっちらおっとり足で部屋の中央に集まり、列を作り始める。 その列はこの部屋でたった一匹成体のれいむを始点とした、円列だ。 「じゃあれいむ。後は頼んだぞ」 「うん、わかったよおにいさん! あ、でもまりさがちょっところんでまだいたいいたいっていってるの。みてあげてね。それからちぇんがたしざんできたんだよ! あのちぇんはきっときんばっじさんをとれるよ! それからそれから……」 「とりあえずメシ喰え。それから話はゆっくり聞いてやる」 「はい! それじゃあみんな、ごはんさんをもってきたおにいさんにおれいをいおうね!」 れいむは左右それぞれ違う色をした目を細くして微笑んでいた。 今れいむは保母をしている。らんに比べるとずっと授業は下手で時として赤ゆにさえ侮られている時もあるが、このれいむに育てさせた子ゆっくりは卸し先で文句を言われた経験は無い。十匹に一匹は銅バッジしか取れないのが混じるのも勘弁してほしかったが、人間に対してもゆっくりに対してもフレンドリーで大らかな性格に育つので、まあどっこいどっこいだろう。 お兄さんはこのれいむがらんにした質問を思い出していた。「なぜ勉強ができないとダメなゆっくりになるか?」だ。あれは正鵠を得ていた。ゆっくりが人間と共存を結ぶうえで、頭の良さや金バッジは必要ない。れいむはそれを赤ゆの段階でらんより正確に理解していたのである。 れいむは一ヶ月もすれば別れ別れになる『家族』たちと一緒に、幸せそうに笑っていた。 anko2009 足りないらんと足りすぎるちぇん(前編) anko2010 足りないらんと足りすぎるちぇん(後編)
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タグ 作品名お お保母ごと ~ひみつのおゆうぎ、ママにはないしょ~ 曲名 歌手名 作詞 作曲 ジャンル カラオケ OP お*ま*ま*ご*と KOTOKO KOTOKO KOTOKO 電波
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Character Card E.G.O. 悪魔♀/ワーカー♀ 2/1/1 ▼/シールド/チャージ1 No.0006 Rarity C Illustrator 娘太丸 Expansion 始まりの地球 カード考察
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アロエ「ルキアお姉~ちゃ~ん」 ルキアに抱きついて甘えるアロエ。しかも顔を胸にうずめている。 ルキア「よしよし。いい子ね」 アロエ「えへへ~」 名無し「微笑ましい光景だな・・・」 名無し(つ~か羨ましい・・・) そこへ、ラスクが走ってきて・・・。 ラスク「ルキアお姉~ちゃ~ん」 名無し「ちょっと待てや!ゴルァ!!」 ラスクに高角度ジャーマンをかます名無しだった。
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我が栄えあるちびっ子ギャング団の第三陣がカンストした! その名も保母さん銃士隊!w あまりの嬉しさにレスキューナイトは涙を流し、 グレースはほっと一息座り込み、 ロミナは今まで来た苦難の道のりを思い遠くを見ているが気にしないようにw さて、早速、覚醒させねばならなかったのだが、 ちびっ子ギャング団も、近頃はいささか手元不如意につき全員覚醒とは逝かなかった・・・orz という事で、レスキューナイトには涙をのんでもらったw (これが先ほどの涙の真相だったのですね) そして、グレにはすかさずギガンティックを覚えていただいた。 つえーーーーーーー(でも、放置が出来ない><) 放置開始6時間弱でMAXだった弾丸が空になるってどういうこと?>< 夜、寝ている間の短い時間の放置には良いけど、盾ファイのように48時間耐久放置レースには出れないのね・・・orz 名前 コメント 全来訪者 - 本日の来訪者 - 昨日の来訪者 -
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保母らん(前) 22KB 差別・格差 育児 赤ゆ 子ゆ 現代 れいむ愛で気味 茎を大きくしならせるほど成長した実ゆがしきりに身を揺すり、この世に産まれ落ちようとしていた。 やがてぷちりとちぎれ、最後の錬金術師が万有引力の法則を閃いたエピソードのように実ゆはぽとりとクッションの上に落ち、ぷるりと全身を震わせると大きく目を開いて元気いっぱいに挨拶した。 「ゆっくちしちぇいっちぇね!!!」 「よし回収」 「おしゃりゃをとんじぇりゅみちゃい!」 体をつままれて持ち上げられた赤れいむは脊髄反射的にもみあげをぴこぴこさせながら定型文句を口にした。 そして両親に向けた産声に対する返答がまだ返ってこないという、赤ゆにとっては致命的なほどにゆっくりしていない事態をおぼろげに感じた頃、れいむはあんよを傷つけない程度に優しく床の上に置かれた。 それは水槽の中で産まれたれいむが八畳一間の部屋に降ろされただけの話だったのだが、ピンポン玉とさほど変わらない小さな命にとっては別次元に放り込まれたほどの衝撃だった。 「ゆ……っ、ゆ……っ」 「れいみゅ、ゆっくちしちぇいっちぇね!」 「ゆ!?」 赤れいむがなにがなんだかわからない不安に泣き出しそうになると、横から赤ゆに声をかけられた。 もしや、自分の姉妹なのか。れいむは声の方向を向いて、さらになにがなんだかわからなくなった。 「まりしゃはまりしゃだじぇ! ゆっくちしちぇいっちぇね!」 「わきゃりゅよー! ゆっくちしちぇいっちぇね!」 「ときゃいひゃなれーみゅにぇ! ゆっくちしちぇいっちぇね!」 「むきゅ、ゆっくちしちぇいっちぇね」 「ゆっくちしちぇいっちぇね!」 まりさ、ちぇん、ありす、ぱちゅりー、自分以外のれいむ、それも一匹や二匹ではなく一種それぞれ三、四匹はいる赤ゆの群れがいっせいにれいむへと挨拶した。 それは自然な姉妹として生まれるには不自然な数であり、レパートリーであったが、この際赤れいむは気にしなかった。不安と寂しさを自ら吹き飛ばすように、挨拶し返す。 「ゆっくちしちぇいっちぇね!!!」 「よしよし。れいむは元気な子だな。お母さんは嬉しいぞ」 しっかりした口調の大人ゆっくりに、れいむはすわ両親かと期待して声の方向に飛び込んだ。 だが、そこにはれいむに受け継がれた遺伝餡子にはどこをどうひっくり返しても存在しないっぽいゆっくりがいた。 「らんはれいむの、みんなのお母さんだ。そしてれいむはみんなの家族だぞ」 「ゆ……?」 ゆっくりらんの優しい言葉の意味が掴めず、赤れいむはクエスチョンマークをリボンの上にたくさん浮かべる。れいむのお母さんはれいむじゃないのか。でもここにはお母さんれいむはいなくて、かわりにとてもゆっくりしたらんがお母さんだと言っている。 混乱するれいむの頭を、大きなお兄さんの手の平が優しく撫でた。 「お前の本当のお父さんとお母さんはお前を育てられない状態だ。だからかわりにらんがお前の面倒を見てくれる。ここにいるお前のお姉さんたちはみんな、らんと餡子は繋がってないけどらんの子供たちだ。だからお前も、らんをお母さんだと思ってここでゆっくりしていけ」 お兄さんは片手でれいむの両親が入っている水槽に布をかけた。 れいむにお兄さんの言葉は半分もわからなかったが、ともかくここでゆっくりしていいということだけはなんとなくわかった。 どきどきとしながられいむは、にこにこと微笑むらんにこわごわと挨拶する。 「ゆ……ゆっくちしちぇいっちぇね」 「ゆっくりしていってね」 保母らん 赤れいむが産まれてから三日ほどたった。 れいむの生活はゆっくりとしてはやや不満の多い、あまりゆっくりできない生活だった。 たとえば食事を摂る時に「むーしゃ! むーしゃ! しあわせー!」と言うとらんに叱られる。何度言っても癖の抜けないまりさなどはらんにものさしさんで何度もおしりを叩かれるというお仕置きを受け、れいむたちを戦慄させた。 他にもみんなと遊んでいていいところだったのに、お勉強をさせられる。教えられることは、要はいかに人間さんと仲良くするかということだった。そんなことよりれいむたちはらんに遊んでもらいたいのに。 そうやってぐずると、らんは決まってこう言うのだ。 「そんなことじゃ立派な飼いゆっくりになれないぞ。銀バッジさんも金バッジさんも取れないダメなゆっくりになるぞ。誰にも見向きも相手もされないで、おしまい、れみりゃのごはんさんになるんだぞ」 バッジのこともらんに教えてもらっていたが、れいむにはまだイマイチそれがどういうものなのか具体的に理解できていない。しかしらんの言うことを聞かない悪い子は、いずれはれみりゃに食べられてしまうのだということはわかった。 「ねえらんおかあしゃん。にゃんでれいみゅたちはおべんきょできにゃいとダメなゆっくちににゃっちゃうにょ?」 正しいおトイレさんの使い方を習っていた時、らんに「質問は?」と聞かれたのでれいむはそんなことを聞いてみた。 すると、途端にちぇんたちがれいむを嘲笑し始めた。 「ぷぷっ、わきゃりゅよー。れいむはばきゃなんだねー」 「しょうだねー。しょんにゃこと、らんしゃまはきいてにゃいんだよー。ちぇんはいいこだきゃらわかってりゅんだよー」 「そうだぞれいむ。そんなことより――」 「まあ待て。今のは悪くない質問だ」 部屋の隅っこでれいむたちの勉強の様子を観察していたお兄さんが、話の中に割って入った。 お兄さんはいつでもれいむたちの部屋にいるわけではないのだが、食事を持ってきたりトイレを掃除したりする時以外にも時々こうして様子を見に来るのだ。 赤ゆっくりたちを見渡したお兄さんは事も無げに言った。 「いきなりアレな話だが、実はお前たちは別に勉強ができなくてもいい」 「しょうにゃの!?」 「ときゃいはじゃないわ!」 「むきゅ! ぱちぇのとりえにゃのに!」 「はなしがちがうんだじぇ!」 「だが、人間と仲良くできないクズは死ぬ」 拳を手の平に叩きつけたお兄さんの姿に、びくりと赤ゆたちは怯えた。 特に口調も変えずにお兄さんは訥々と続ける。 「お前たちはいい飼いゆっくりになるコツを覚えているんだ。いい飼いゆっくりってのがどういうものかわかっていれば、お前たちは必ずゆっくりしたゆん生を送れるようになる」 「いいかいゆっきゅりっちぇ?」 「そりゃお前、お前たちのお母さんだろ。らんみたいにすれば間違いはない。そのうえで勉強ができればものすごくゆっくりしたゆん生が送れる。わかったか?」 「わきゃりゅよー! ちぇんはらんしゃまみちゃいにゃすーぱーはいぐれーどなみらくるゆっくりになりゅんだよー!」 一匹のちぇんが飛び上がりながら答えると、他のちぇんたちも次々に「わきゃりゅよー」と続いた。それを見たらんはもふもふとした尻尾でちぇんたちの頭を優しく撫でる。 「よしよし。ちぇんたちはきっとらんみたいになれるぞ」 「えええええ! れいみゅはああああ!?」 「まりしゃもうるとらびっぐごーじゃすなだいなまいとゆっくりになりゅんだじぇ!」 「ぱちぇだっちぇきんばっじしゃんをもらうわ!」 「ありしゅだっちぇ――」 「はいはいここまでだ。らん、後はよろしく頼むぞ」 ぱんぱんと手を叩いて赤ゆたちを黙らせたお兄さんは部屋を出て行った。 こんな風に、れいむの一日は過ぎていった。 生後二週間も経つとほとんどの赤ゆたちは舌足らずな言葉遣いも抜け、すくすくと成長していた。 だがその成長にはやや偏りがある。それも元から個体差などというものではなく、明らかに一種のゆっくりだけ他の子ゆたちより一回りほど大きくなっていた。 言うまでもない。ちぇんたちである。 「らん、昼飯ここに置いとくぞ。ちゃんとみんなに腹いっぱい食わせてやれよ」 「はい、ご主人様!」 赤ゆの数だけ用意したフードボウルと洗面器に入った子ゆっくり用のフードをらんの前に置き、お兄さんは部屋から出た。 「よし、みんなごはんさんの時間だぞ! みんなでゆっくり準備しような!」 「「「「「はーい!!!」」」」」 今までめいめい好き勝手に遊んでいた子ゆっくりたちはゆっくりらしかぬスピードで我先にとらんの前へと集まり、一列に並び始めた。 「ちぇんがいちばんのりなんだねー! わかるよー!」 「ゆ! まりさがさきにきたんだぜ! ありすはうしろにならぶんだぜ!」 「ゆぅ。わかったわよ。って、れいむなにどさくさにまぎれてならんでいるのよ! いなかもの!」 「こら、黙って早く並ばないと減らしちゃうぞ」 らんの脅しにちぇん以外の子ゆっくりは私語だけは慎んだ。だが押し合いへしあいをして、どうにか自分を少しだけでも前の方へと位置取り争いだけは続けている。 そんな争いも一段落つくと、らんに渡された重ねられたフードボウルのタワーを、子ゆっくりたちは一番上のボウルを取っては自分の前に置き、残ったボウルタワーを隣の子ゆっくりに渡して全員に行き渡らせる。 それから洗面器の中のフードを、お兄さんが用意したすりきり一杯でちょうど良い量になるよう調整した専用のカップでらんがボウルに入れてやるのである。 だが一番手、二番手、三番手、四番手、五番手と最初の方のボウルにだけ――ちぇんにだけらんは山盛り一杯のフードを分け与えているのだ。 もちろんお兄さんは全ての子ゆっくりに対して平等にフードを分けることを前提として洗面器にフードを注いでおり、最初に増量すれば最後の方にはフードは無くなってしまう。 今回は、部屋の隅っこで話し合いをしていたぱちゅりーとまりさが最後尾だった。空っぽの洗面器とフードボウルを交互に見つめたまりさとぱちゅりーはいたたまれないような面持ちで身を縮こませている。 らんはどこか空々しい口調で呟いた。 「あれ、もう無くなっちゃったか。もうお兄さんはいつでもうっかりしているなぁ。仕方ないから、みんなぱちゅりーとまりさにごはんを分けてあげてくれないか」 「「「「「はーい」」」」」 まりさとぱちゅりーはフードボウルを咥えて列の先頭まで歩き、ちぇんの前にボウルを置いた。 「もう、まりさとぱちゅりーはいっつもゆっくりしすぎなんだねー。じぶんだけゆっくりしたいゆっくりはゲスだってらんしゃまもいってたでしょー?」 「うん……」 「でもかんだいなちぇんはとろくさいまりさにもぱちゅりーにもごはんさんをわけてあげるんだよー?」 と、言いつつちぇんはボウルに山盛りになったフードをまりさとパチュリーのボウルに落とそうとしない。 その文字通り成長の良い体による上から目線はまりさとぱちゅりーに無言の催促を促していた。 「ち……」 「きこえないよー?」 「ちぇんさま、とろくさくてじぶんだけゆっくりしたゲスのれいむにごはんをわけてください……」 「わかるよー! ちぇんはやさしいかられいむみたいなクズにもごはんをわけてあげるよー!」 「よしよし。ちぇんは本っ当に優しいなぁ。いい子だなぁ」 「にゃにゃっ。らんしゃまそんなに褒めないでよー」 歯を食いしばって、まりさは耐えていた。運動能力が低くてこのやりとりの常連であるぱちゅりーは既に諦めきった表情でちぇんとらんの会話が終わり、食糧を分け与えてくれるのを粛々と待っている。 みんな、この役目を押し付けられるのが嫌で最後尾にならないよう前に並ぼうとするのである。 そもそも、ちぇんたちは普段かららんの周囲によく付きまとっている。そのうえ身動きの素早さには定評があり、整列時先頭を取る確率は非常に高い。 それに対抗して食事の時間が近づいていると腹時計で悟ると、らんの周囲にスタンバる子ゆっくりが増えた。 一度、ちぇんを抜いてまりさが先頭に立つという事態が起きたこともある。 その日――その一食だけではない。丸一日、先頭に立ったまりさは食事を抜かれた。ちぇんがまりさに突き飛ばされたと主張したからである。 以降、ちぇん以外の子ゆっくりたちは我先にと争うものの、ちぇんより前に並ぼうとはしなくなった。 「きにしちゃだめだよ」 「まりさとぱちゅりーはとかいはよ。ありすがほしょーするわ」 「ぱちぇはあんまりおなかがすいてないわ。えんりょしないでもってってちょうだい」 「しかたないやつだぜ」 れいむにありすにぱちゅりーにまりさたちは、ついさっきまでは列争いに興じていたものの最後尾の二匹には暖かい言葉をかけたりあえて何も言わずにフードを分け与えていた。ほとんどの子ゆっくりたちは既に先ほどのやりとりの経験者なだけにその辛さがわかっており、また罪悪感にもよる心理が言い逃れ的にそうさせているのだ。 「それではみんな、今日もおいしいごはんさんをくれたお兄さんに感謝のありがとうございますを言おうな!」 「「「「「はい!」」」」」 「お兄さん、今日もおいしいごはんさんをありがとうございます!」 「「「「「お兄さん、今日もおいしいごはんさんをありがとうございます!」」」」」 「いただきます!」 「「「「「いただきます!」」」」」 狼やライオンの群れでは、群れ最強のオスがまず一番最初に獲物に口をつけ、その横に口をつけても良い個体は限られる。さらに腹一杯食べたその連中が離れてからようやく残飯となった獲物にありつけるのは、群れの中でも特に立場が弱い個体たちだ。 そのような風習は廃れて久しいが、日本でも家長が箸をつけるまでは食事を初めてはならないという家庭はごく一般的だった。それにかこつけて父親は子供を説教する時間を確保し、いただきますを言わせることで食事を作ってくれた母親や材料を作ってくれた百姓などに感謝の意を学ばせたのである。 だが忘れてはならない。 彼らはゆっくりすることを生きることの至上目的とする、不思議生物ゆっくりなのだ。 その日の夕方、昼食時最後尾に立たされたまりさが餡子を吐いて死んだ。 「……らん、お前ちゃんとこいつのこと見ていたか?」 「も、もちろんですご主人様」 新聞紙に包まれたまりさの死骸をお兄さんに見せつけられたらんは死臭に顔をしかめながら頷いた。 その後ろではれいむと仲良くしていた子ゆっくりたちの泣き声が聞こえてくる。 夕日が部屋の中に差し込み、影を濃くしていた。 「ならなぜ異常を察した時に俺を呼ばなかった」 「突然だったんです。なんの異常もありませんでした……」 「そんなはずないと思うんだがな。なあらん。お前、まさか俺に嘘をついているのか?」 「め、めっそうもありません!」 「狐は嘘つきだしな。らん種は頭良いのはいいんだが、悪知恵も働く個体がごくたまに産まれるのがアレだよな。下手に賢しいだけに始末に終えない。知っているからん。窓割って押し入ってくる空き巣が多発している地域でよく調べてみたら、実はらん種が潜り込んでいたって話が――」 「わからないよー! おなかすいたよー!」 ちぇんの甲高い鳴き声がお兄さんの低めの声をかき消して部屋中に響き渡った。 らんは慌ててそのちぇんの下に向かい、少し強めの声で言い聞かせる。 「今らんはお兄さんと大事なお話をしているんだ……少し静かにできるよな?」 だが、ちぇんはぶるぶると体を横に振ると、なお強い声で喚いた。 「わからないっていってるのがわからないのおおおお!? おにいさんがこのじかんにきたらばんごはんさんってきまってるでしょおおおお!?」 「ああそうだったな。時間感覚しっかりしてやがるなぁ。体内時計って侮れないもんだ」 お兄さんは新聞紙で完全にまりさの死体を覆い隠してしまうと部屋から出て行った。 「むきゅ、たぶんまりさがえいえんにゆっくりしたげんいんは、ひゆっくちしょうというものだわ」 夜、消灯してそれぞれ仲の良い個体同士が集まって眠ろうとしていた。 だが夕方死んだまりさと特に仲の良かったぱちゅりーに、れいむに、ありすに、まりさはどうしても眠れそうに無かった。ちゃんとした名称はわかっておらずとも、皆漠然とまりさの死がストレスによるものだと理解していたからである。 明日は我が身。そんな生存本能が眠っている場合ではないと子ゆっくりたちを急き立てていた。 「まりさはぱちぇをおしてまえにならばせようとしてくれたわ……」 「きっとあとでおんきせがましくむちゃいわれたはずだぜ……」 「それでも……あのいなかものたちにくらべたらマシよ……」 万一にでも『ちぇん』とは言えない。報復が怖い。だからありすはちぇんたちの眠る方向に視線を流してそう言った。 その方向には、らんがいる。らんの尻尾を枕にして、五匹のちぇんはとてもゆっくりした寝顔を見せていた。 「……ゆっくりしね」 れいむがぼそりと呟いた。らんが起きている前では決して言えないような『ゲスの言葉』だった。 だがゲスほどゆっくりするために手段を選ばないゆっくりはいない。ゲスのよく使う言動は、ある意味では本来のゆっくりそのものであるとも言える。 少なくとも食事のたびに主人に感謝の言葉を述べ「むーしゃむーしゃ」すら禁じられて黙って喰うよりよほどゆっくりらしいだろう。 それでも産まれてすぐに叩き込まれた観念から、ありすはれいむを嗜めた。 「れいむ、とかいはじゃないわ」 「ありすだっていなかものっていったよ。あいつらこそゲスだよ」 「ゲスなんてことばもつかっちゃだめだっていわれたぜ」 「いちばんつかっているのはらんおかあさんのノミもどきだよ」 それは事実だった。ちぇんはゲスと言おうが他ゆんのおもちゃを奪おうが許される。授業で難易度の高い問題は出されず、簡単な問題だけ出されては褒めちぎられる。誰かをいじめていてもらんには遊んでいただけだと言って見逃してもらえる。 れいむは、産まれ落ちた直後のことを思い出した。あの時のちぇんは、不安で仕方なかったれいむに「わかるよ。ゆっくりしていってね」と優しく声をかけてくれたのに。 いつからあんなゲスになってしまったのか。なぜそんなゲスをらんは庇うのだろうか。 「わからないよ……」 「れいむ、おちこんでいるとえいえんにゆっくりしたまりさのにのまいだぜ。そろそろねようぜ」 「まりさのいうとおりね。よふかしがバレるとらんおかあさんにしかられるわ」 「あいつらにもばかにされるわね……」 「そうだね。それじゃみんな、ゆっくりおやすみなさい」 「「「おやすみなさい……」」」 事件はさらに一週間後――生後三週間後の夕方に起きた。 「にゃんにゃんにゃー♪ わかるよー♪ ちぇんはとってもゆっくりしたありすないとだよー」 「ゆぅぅ~……おもいぃぃぃ~……」 三〇分の授業を終え、夕食までの自由時間を子ゆっくりたちは満喫していた、はずだった。 八畳一間の一角で、一匹のありすがちぇんに乗っかられ二本の尻尾でびしびしとお尻を叩かれていた。ちぇんと他の子ゆっくりたちとの間に生じた成長差はさらに大きなものとなり、野球ボールにハンドボールが乗っているようなものだった。ありすの顔は青ざめ、カスタードを吐かないよう必死の形相である。 そしてそのずりずりとした移動の遅さに不満を覚えたちぇんは、さらに尻尾を強くありすに叩きつけた。 「ゆっくりしすぎだよー。ちぇんのはんぶんのはやさでもあるけないなんてぐずだねー」 「たす……けて、らん、おかあさん……っ」 ありすは重さに耐えていた目をわずかに開き、他のちぇんたちの相手をしてやっているらんに助けを求めた。 らん自身にありすの掠れ声は聞こえなかった。だが助けると後に待つちぇんたちの仕返しが怖くて黙って見ていた他の子ゆっくりたちが耐え切れずにありすの声を代弁した。 「らんおかあさん! ありすがたいへんなんだぜ! ちぇんをちゅういしてほしいんだぜ!」 「らんおかあさん! ゆっくりしないではやくありすをたすけてあげてね!」 「なんだ? 今らんはちぇんたちと……ん、ちぇん楽しそうだな」 振り返ったらんはありすの上に乗るちぇんに朗らかな声をかけた。ちぇんは尻尾をぴんと立てて「わかるよー!」と答える。 「すっごくたのしくてゆっくりできるんだよー。ありすもちぇんをたのしませられてうれしいでしょー?」 「そんなはずないよ! ありすくるしそうだよ! でぶのちぇんはゆっくりしてないでさっさとどいてあげゆべぶ!?」」 息も絶え絶えなありすにかわり、れいむがちぇんに罵倒の言葉を浴びせたが最後までその台詞は言い切れなかった。らんが遠心力たっぷりの尻尾ビンタでれいむの頬をはたいたからである。 「れいむ、ちぇんに謝れ。ちぇんはでぶじゃないしありすと遊んでいるだけだぞ」 「ごめ…………」 らんを母親として慕い、今までちぇんたちに虐げられてきた経験から反射的にれいむは頭を下げようとした。 だが、その視界にれいむを見下すちぇんと今にも死にそうなありすが映った。 全身の餡子が沸騰しそうなほどの怒りを覚えたれいむは、自分が何をしているのかわからなかった。 気づいた時には既に行動は終わっていた。 「あやまるのはちぇんだよ!」 「ゆげ!?」 れいむは謝罪の体勢からバネを溜め、ちぇんめがけて体当たりを喰らわせた。 ちぇんは吹っ飛び、床をごろごろと転がって壁にぶち当たり、ようやく止まる。一瞬何が起こったのかわからなかったのであろう。呆気に取られたらんは、次の瞬間ありすにぺーろぺろしようとするれいむに体当たりをぶち込んだ。 「ゆぐはぁ!」 れいむがちぇんに仕掛けた体当たりとはウェイトもスピードも全く違う。ノーバウンドで壁まで一直線に吹っ飛んだれいむは放物線を描いて一メートル近くの高さから墜落した。 「なんてことするんだれいむ! ちぇんはお前のお姉さんだぞ! らんはお前をそんなゲスに育てた覚えは無いぞ!」 「わかるよー! ちぇんはやっぱりゲスだったんだねー! らんしゃまがいうんだからまちがいないんだねー!」 「ゲス! ゲスれいむはゆっくりしないでいますぐしんでね!」 ちぇんたちが次々にれいむを罵倒する。特にれいむに体当たりを食らわされたちぇんは自らの手で復讐してやろうというつもりか、れいむを踏み潰そうと跳ね寄った。 「いなかもの!」 だがちぇんは再び体当たりを食らわされた。その犯ゆんは先ほどまで足蹴にしていたありすである。 らんは怒りよりまずちぇんの心配が優先に立ったのか、体当たりを受けたちぇんに駆け寄った。 ありすもまた――いや、遂に耐え切れなくなったちぇん以外の子ゆっくり全てが、倒れるれいむとありすに駆け寄り、ぺーろぺろをし始めた。 今、完全にゆっくりたちの八畳一間の空間は真っ二つに分かれてしまった。 「おーい、メシだぞー……って、どうした。なんだこのゆっくりしてない雰囲気」 まるで計っていたかのように、トレイにゆっくりたちの食事を載せたお兄さんがドアを開けて入ってきた。ここぞとばかりにちぇんたちはお兄さんに駆け寄り、事情を説明する。 「ちぇんがありすとあそんでいたられいむがちぇんをふっとばしたんだよ!」 「わかるよー! ちぇんはみてたんだよー! あそこでたおれているれいむがゲスのれいむだよー!」 「おにいさん、ゆっくりしてないれいむとありすはいますぐせいっさいっしてね!」 「ふうん。おいれいむ、本当か?」 お兄さんはれいむを起こし、少し顔をしかめた。 どうやら着地時、まともに受身を取れなかったらしい。歯はあちこち折れて床にぽろぽろと落ち、片方の眼球が潰れて中身まで食い込んでいた。 だが息はある。トラブルがあった時の応急処置用として持ち歩いているチューブタイプの濃縮オレンジジュースとゆっくり用の包帯などをポケットから取り出したお兄さんは、まずれいむの治療を始めた。 「これでよし、と。でも片目はもう戻らないな。こりゃもうたとえ金バッジ取れたとしても売れるかどうか怪しいな」 歯はまだ子ゆっくりなのでどうせ生え変わるが、目玉はそうはいかない。寒天による人工眼球で視力は弱いながらも戻るだろうが、自前の眼球に比べれば明らかに不自然でどこか不気味さを帯びた外見になるのは避けられなかった。 意識が戻ったれいむは片方だけ残った目でお兄さんを見つめた。お兄さんは再度れいむに問いかける。 「今俺の足下でちぇんたちが騒いでいるが、お前はちぇんに攻撃したそうだな?」 「……はい」 れいむは素直に頷いた。大怪我を受けたショックからまだ完全に立ち直っていないというのもあるが、ひとえに「人間の言うことには逆らわない」というらんの教育が実を結んだ結果だった。 お兄さんはさらに追及する。 「なぜだ? ちぇんはお前たちの家族だ。家族とゆっくりできないゆっくりはゲスだとらんから教えられているはずだ」 「ごめんなさい……」 「俺はなぜだと質問した。謝るのいい。謝ってごまかすな。いいか、なんでお前はゆっくりできないゲスになると教えられてなお、なぜちぇんに攻撃した?」 「……ちぇんがありすをいじめていたからだよ」 ちぇんたちは一斉にわめきたてた。 「れいむはうそつきだよー! うそつきはゲスなんだよー! ゲスはゆっくりしないでさっさとしんでね!」 「そいつはもうでいぶなんだねー! わかるよー! でいぶはしね!」 「おいじじい! きこえないの!? そのでいぶはちぇんのゆっくりとしたびはだをきずつけたんだよ! さっさとちぇんにせいっさいっさせてね!」 そんなちぇんたちをどうやってなだめようかとおろおろとするらんに、兄さんは顔を向けた。 「おいらん。なんだこのちぇんども。ひどい言葉遣いだな。これがお前の教育成果か?」 「いえ、その……」 「それにこのれいむの傷、どうも一撃でやられたくさいんだが。一撃でここまでクリティカルヒットかませるほどウェイトのあるゆっくりって、この中じゃ成体ゆっくりだけなんだがな」 「それは……」 「れいむ種はそりゃ一番安売りされるゆっくりだけど、こいつ一匹売れりゃ最低でもお前らの食費一か月分くらいにはなるんだよ。それがパァだ。これは経済的損失だ。わかるか?」 「はい……」 「俺は人間の言うことをよく聞くゆっくりを育てている。その点、自分の怨みを晴らすのを最優先にしてやかましくわめくちぇんと、とりあえず黙って様子を見ている他の連中とを比べたら、まだ他の連中の方がマシだ。お前、ちぇんだけ教育の手ぇ抜いたのか?」 「そんなことは……」 「このへんでいいな。わかれよらん。これがお前の教育の結果だ。ゆっくり理解していってくれ」 お兄さんは感情のこもっていない声で呟くと、トレイを棚に置いて、そこに載せられている空っぽの水槽を抱えた。 元は、このトレイの上で片目を無くしているれいむの親が入っていた水槽である。その親は現在一ヵ月後の出産に向かえ体力を養うべく他の部屋に隔離中だ。 お兄さんは足下のちぇんを一匹一匹つまみ上げて水槽の中に放り込んだ。そして上から蓋をして、鍵をかける。 「なにするんだよー! おいくそどれい! ちぇんをここからだせー! わかれよー!」 「せいっさいっするのはれいむのほうだよー! そんなこともわからないなんてじじいはばかなの? しぬの?」 「らんしゃまああああ! ゆっくりしないではやくちぇんをここからだしてねー!」 「ちぇぇぇぇぇん!!」 らんはちぇんを助けに行こうとしたが、ひょいとお兄さんに抱き上げられた。そしてもう一つ棚に置いてあった水槽にらんも放り込み、やはり同じように蓋を閉める。 ちぇんとらんの水槽を隣り合わせにするよう床に置き、お兄さんはさて、と呟いて改めてトレイを手にとった。 「お前ら、メシにすっか」
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保母らん(前) 22KB 差別・格差 育児 赤ゆ 子ゆ 現代 れいむ愛で気味 茎を大きくしならせるほど成長した実ゆがしきりに身を揺すり、この世に産まれ落ちようとしていた。 やがてぷちりとちぎれ、最後の錬金術師が万有引力の法則を閃いたエピソードのように実ゆはぽとりとクッションの上に落ち、ぷるりと全身を震わせると大きく目を開いて元気いっぱいに挨拶した。 「ゆっくちしちぇいっちぇね!!!」 「よし回収」 「おしゃりゃをとんじぇりゅみちゃい!」 体をつままれて持ち上げられた赤れいむは脊髄反射的にもみあげをぴこぴこさせながら定型文句を口にした。 そして両親に向けた産声に対する返答がまだ返ってこないという、赤ゆにとっては致命的なほどにゆっくりしていない事態をおぼろげに感じた頃、れいむはあんよを傷つけない程度に優しく床の上に置かれた。 それは水槽の中で産まれたれいむが八畳一間の部屋に降ろされただけの話だったのだが、ピンポン玉とさほど変わらない小さな命にとっては別次元に放り込まれたほどの衝撃だった。 「ゆ……っ、ゆ……っ」 「れいみゅ、ゆっくちしちぇいっちぇね!」 「ゆ!?」 赤れいむがなにがなんだかわからない不安に泣き出しそうになると、横から赤ゆに声をかけられた。 もしや、自分の姉妹なのか。れいむは声の方向を向いて、さらになにがなんだかわからなくなった。 「まりしゃはまりしゃだじぇ! ゆっくちしちぇいっちぇね!」 「わきゃりゅよー! ゆっくちしちぇいっちぇね!」 「ときゃいひゃなれーみゅにぇ! ゆっくちしちぇいっちぇね!」 「むきゅ、ゆっくちしちぇいっちぇね」 「ゆっくちしちぇいっちぇね!」 まりさ、ちぇん、ありす、ぱちゅりー、自分以外のれいむ、それも一匹や二匹ではなく一種それぞれ三、四匹はいる赤ゆの群れがいっせいにれいむへと挨拶した。 それは自然な姉妹として生まれるには不自然な数であり、レパートリーであったが、この際赤れいむは気にしなかった。不安と寂しさを自ら吹き飛ばすように、挨拶し返す。 「ゆっくちしちぇいっちぇね!!!」 「よしよし。れいむは元気な子だな。お母さんは嬉しいぞ」 しっかりした口調の大人ゆっくりに、れいむはすわ両親かと期待して声の方向に飛び込んだ。 だが、そこにはれいむに受け継がれた遺伝餡子にはどこをどうひっくり返しても存在しないっぽいゆっくりがいた。 「らんはれいむの、みんなのお母さんだ。そしてれいむはみんなの家族だぞ」 「ゆ……?」 ゆっくりらんの優しい言葉の意味が掴めず、赤れいむはクエスチョンマークをリボンの上にたくさん浮かべる。れいむのお母さんはれいむじゃないのか。でもここにはお母さんれいむはいなくて、かわりにとてもゆっくりしたらんがお母さんだと言っている。 混乱するれいむの頭を、大きなお兄さんの手の平が優しく撫でた。 「お前の本当のお父さんとお母さんはお前を育てられない状態だ。だからかわりにらんがお前の面倒を見てくれる。ここにいるお前のお姉さんたちはみんな、らんと餡子は繋がってないけどらんの子供たちだ。だからお前も、らんをお母さんだと思ってここでゆっくりしていけ」 お兄さんは片手でれいむの両親が入っている水槽に布をかけた。 れいむにお兄さんの言葉は半分もわからなかったが、ともかくここでゆっくりしていいということだけはなんとなくわかった。 どきどきとしながられいむは、にこにこと微笑むらんにこわごわと挨拶する。 「ゆ……ゆっくちしちぇいっちぇね」 「ゆっくりしていってね」 保母らん 赤れいむが産まれてから三日ほどたった。 れいむの生活はゆっくりとしてはやや不満の多い、あまりゆっくりできない生活だった。 たとえば食事を摂る時に「むーしゃ! むーしゃ! しあわせー!」と言うとらんに叱られる。何度言っても癖の抜けないまりさなどはらんにものさしさんで何度もおしりを叩かれるというお仕置きを受け、れいむたちを戦慄させた。 他にもみんなと遊んでいていいところだったのに、お勉強をさせられる。教えられることは、要はいかに人間さんと仲良くするかということだった。そんなことよりれいむたちはらんに遊んでもらいたいのに。 そうやってぐずると、らんは決まってこう言うのだ。 「そんなことじゃ立派な飼いゆっくりになれないぞ。銀バッジさんも金バッジさんも取れないダメなゆっくりになるぞ。誰にも見向きも相手もされないで、おしまい、れみりゃのごはんさんになるんだぞ」 バッジのこともらんに教えてもらっていたが、れいむにはまだイマイチそれがどういうものなのか具体的に理解できていない。しかしらんの言うことを聞かない悪い子は、いずれはれみりゃに食べられてしまうのだということはわかった。 「ねえらんおかあしゃん。にゃんでれいみゅたちはおべんきょできにゃいとダメなゆっくちににゃっちゃうにょ?」 正しいおトイレさんの使い方を習っていた時、らんに「質問は?」と聞かれたのでれいむはそんなことを聞いてみた。 すると、途端にちぇんたちがれいむを嘲笑し始めた。 「ぷぷっ、わきゃりゅよー。れいむはばきゃなんだねー」 「しょうだねー。しょんにゃこと、らんしゃまはきいてにゃいんだよー。ちぇんはいいこだきゃらわかってりゅんだよー」 「そうだぞれいむ。そんなことより――」 「まあ待て。今のは悪くない質問だ」 部屋の隅っこでれいむたちの勉強の様子を観察していたお兄さんが、話の中に割って入った。 お兄さんはいつでもれいむたちの部屋にいるわけではないのだが、食事を持ってきたりトイレを掃除したりする時以外にも時々こうして様子を見に来るのだ。 赤ゆっくりたちを見渡したお兄さんは事も無げに言った。 「いきなりアレな話だが、実はお前たちは別に勉強ができなくてもいい」 「しょうにゃの!?」 「ときゃいはじゃないわ!」 「むきゅ! ぱちぇのとりえにゃのに!」 「はなしがちがうんだじぇ!」 「だが、人間と仲良くできないクズは死ぬ」 拳を手の平に叩きつけたお兄さんの姿に、びくりと赤ゆたちは怯えた。 特に口調も変えずにお兄さんは訥々と続ける。 「お前たちはいい飼いゆっくりになるコツを覚えているんだ。いい飼いゆっくりってのがどういうものかわかっていれば、お前たちは必ずゆっくりしたゆん生を送れるようになる」 「いいかいゆっきゅりっちぇ?」 「そりゃお前、お前たちのお母さんだろ。らんみたいにすれば間違いはない。そのうえで勉強ができればものすごくゆっくりしたゆん生が送れる。わかったか?」 「わきゃりゅよー! ちぇんはらんしゃまみちゃいにゃすーぱーはいぐれーどなみらくるゆっくりになりゅんだよー!」 一匹のちぇんが飛び上がりながら答えると、他のちぇんたちも次々に「わきゃりゅよー」と続いた。それを見たらんはもふもふとした尻尾でちぇんたちの頭を優しく撫でる。 「よしよし。ちぇんたちはきっとらんみたいになれるぞ」 「えええええ! れいみゅはああああ!?」 「まりしゃもうるとらびっぐごーじゃすなだいなまいとゆっくりになりゅんだじぇ!」 「ぱちぇだっちぇきんばっじしゃんをもらうわ!」 「ありしゅだっちぇ――」 「はいはいここまでだ。らん、後はよろしく頼むぞ」 ぱんぱんと手を叩いて赤ゆたちを黙らせたお兄さんは部屋を出て行った。 こんな風に、れいむの一日は過ぎていった。 生後二週間も経つとほとんどの赤ゆたちは舌足らずな言葉遣いも抜け、すくすくと成長していた。 だがその成長にはやや偏りがある。それも元から個体差などというものではなく、明らかに一種のゆっくりだけ他の子ゆたちより一回りほど大きくなっていた。 言うまでもない。ちぇんたちである。 「らん、昼飯ここに置いとくぞ。ちゃんとみんなに腹いっぱい食わせてやれよ」 「はい、ご主人様!」 赤ゆの数だけ用意したフードボウルと洗面器に入った子ゆっくり用のフードをらんの前に置き、お兄さんは部屋から出た。 「よし、みんなごはんさんの時間だぞ! みんなでゆっくり準備しような!」 「「「「「はーい!!!」」」」」 今までめいめい好き勝手に遊んでいた子ゆっくりたちはゆっくりらしかぬスピードで我先にとらんの前へと集まり、一列に並び始めた。 「ちぇんがいちばんのりなんだねー! わかるよー!」 「ゆ! まりさがさきにきたんだぜ! ありすはうしろにならぶんだぜ!」 「ゆぅ。わかったわよ。って、れいむなにどさくさにまぎれてならんでいるのよ! いなかもの!」 「こら、黙って早く並ばないと減らしちゃうぞ」 らんの脅しにちぇん以外の子ゆっくりは私語だけは慎んだ。だが押し合いへしあいをして、どうにか自分を少しだけでも前の方へと位置取り争いだけは続けている。 そんな争いも一段落つくと、らんに渡された重ねられたフードボウルのタワーを、子ゆっくりたちは一番上のボウルを取っては自分の前に置き、残ったボウルタワーを隣の子ゆっくりに渡して全員に行き渡らせる。 それから洗面器の中のフードを、お兄さんが用意したすりきり一杯でちょうど良い量になるよう調整した専用のカップでらんがボウルに入れてやるのである。 だが一番手、二番手、三番手、四番手、五番手と最初の方のボウルにだけ――ちぇんにだけらんは山盛り一杯のフードを分け与えているのだ。 もちろんお兄さんは全ての子ゆっくりに対して平等にフードを分けることを前提として洗面器にフードを注いでおり、最初に増量すれば最後の方にはフードは無くなってしまう。 今回は、部屋の隅っこで話し合いをしていたぱちゅりーとまりさが最後尾だった。空っぽの洗面器とフードボウルを交互に見つめたまりさとぱちゅりーはいたたまれないような面持ちで身を縮こませている。 らんはどこか空々しい口調で呟いた。 「あれ、もう無くなっちゃったか。もうお兄さんはいつでもうっかりしているなぁ。仕方ないから、みんなぱちゅりーとまりさにごはんを分けてあげてくれないか」 「「「「「はーい」」」」」 まりさとぱちゅりーはフードボウルを咥えて列の先頭まで歩き、ちぇんの前にボウルを置いた。 「もう、まりさとぱちゅりーはいっつもゆっくりしすぎなんだねー。じぶんだけゆっくりしたいゆっくりはゲスだってらんしゃまもいってたでしょー?」 「うん……」 「でもかんだいなちぇんはとろくさいまりさにもぱちゅりーにもごはんさんをわけてあげるんだよー?」 と、言いつつちぇんはボウルに山盛りになったフードをまりさとパチュリーのボウルに落とそうとしない。 その文字通り成長の良い体による上から目線はまりさとぱちゅりーに無言の催促を促していた。 「ち……」 「きこえないよー?」 「ちぇんさま、とろくさくてじぶんだけゆっくりしたゲスのれいむにごはんをわけてください……」 「わかるよー! ちぇんはやさしいかられいむみたいなクズにもごはんをわけてあげるよー!」 「よしよし。ちぇんは本っ当に優しいなぁ。いい子だなぁ」 「にゃにゃっ。らんしゃまそんなに褒めないでよー」 歯を食いしばって、まりさは耐えていた。運動能力が低くてこのやりとりの常連であるぱちゅりーは既に諦めきった表情でちぇんとらんの会話が終わり、食糧を分け与えてくれるのを粛々と待っている。 みんな、この役目を押し付けられるのが嫌で最後尾にならないよう前に並ぼうとするのである。 そもそも、ちぇんたちは普段かららんの周囲によく付きまとっている。そのうえ身動きの素早さには定評があり、整列時先頭を取る確率は非常に高い。 それに対抗して食事の時間が近づいていると腹時計で悟ると、らんの周囲にスタンバる子ゆっくりが増えた。 一度、ちぇんを抜いてまりさが先頭に立つという事態が起きたこともある。 その日――その一食だけではない。丸一日、先頭に立ったまりさは食事を抜かれた。ちぇんがまりさに突き飛ばされたと主張したからである。 以降、ちぇん以外の子ゆっくりたちは我先にと争うものの、ちぇんより前に並ぼうとはしなくなった。 「きにしちゃだめだよ」 「まりさとぱちゅりーはとかいはよ。ありすがほしょーするわ」 「ぱちぇはあんまりおなかがすいてないわ。えんりょしないでもってってちょうだい」 「しかたないやつだぜ」 れいむにありすにぱちゅりーにまりさたちは、ついさっきまでは列争いに興じていたものの最後尾の二匹には暖かい言葉をかけたりあえて何も言わずにフードを分け与えていた。ほとんどの子ゆっくりたちは既に先ほどのやりとりの経験者なだけにその辛さがわかっており、また罪悪感にもよる心理が言い逃れ的にそうさせているのだ。 「それではみんな、今日もおいしいごはんさんをくれたお兄さんに感謝のありがとうございますを言おうな!」 「「「「「はい!」」」」」 「お兄さん、今日もおいしいごはんさんをありがとうございます!」 「「「「「お兄さん、今日もおいしいごはんさんをありがとうございます!」」」」」 「いただきます!」 「「「「「いただきます!」」」」」 狼やライオンの群れでは、群れ最強のオスがまず一番最初に獲物に口をつけ、その横に口をつけても良い個体は限られる。さらに腹一杯食べたその連中が離れてからようやく残飯となった獲物にありつけるのは、群れの中でも特に立場が弱い個体たちだ。 そのような風習は廃れて久しいが、日本でも家長が箸をつけるまでは食事を初めてはならないという家庭はごく一般的だった。それにかこつけて父親は子供を説教する時間を確保し、いただきますを言わせることで食事を作ってくれた母親や材料を作ってくれた百姓などに感謝の意を学ばせたのである。 だが忘れてはならない。 彼らはゆっくりすることを生きることの至上目的とする、不思議生物ゆっくりなのだ。 その日の夕方、昼食時最後尾に立たされたまりさが餡子を吐いて死んだ。 「……らん、お前ちゃんとこいつのこと見ていたか?」 「も、もちろんですご主人様」 新聞紙に包まれたまりさの死骸をお兄さんに見せつけられたらんは死臭に顔をしかめながら頷いた。 その後ろではれいむと仲良くしていた子ゆっくりたちの泣き声が聞こえてくる。 夕日が部屋の中に差し込み、影を濃くしていた。 「ならなぜ異常を察した時に俺を呼ばなかった」 「突然だったんです。なんの異常もありませんでした……」 「そんなはずないと思うんだがな。なあらん。お前、まさか俺に嘘をついているのか?」 「め、めっそうもありません!」 「狐は嘘つきだしな。らん種は頭良いのはいいんだが、悪知恵も働く個体がごくたまに産まれるのがアレだよな。下手に賢しいだけに始末に終えない。知っているからん。窓割って押し入ってくる空き巣が多発している地域でよく調べてみたら、実はらん種が潜り込んでいたって話が――」 「わからないよー! おなかすいたよー!」 ちぇんの甲高い鳴き声がお兄さんの低めの声をかき消して部屋中に響き渡った。 らんは慌ててそのちぇんの下に向かい、少し強めの声で言い聞かせる。 「今らんはお兄さんと大事なお話をしているんだ……少し静かにできるよな?」 だが、ちぇんはぶるぶると体を横に振ると、なお強い声で喚いた。 「わからないっていってるのがわからないのおおおお!? おにいさんがこのじかんにきたらばんごはんさんってきまってるでしょおおおお!?」 「ああそうだったな。時間感覚しっかりしてやがるなぁ。体内時計って侮れないもんだ」 お兄さんは新聞紙で完全にまりさの死体を覆い隠してしまうと部屋から出て行った。 「むきゅ、たぶんまりさがえいえんにゆっくりしたげんいんは、ひゆっくちしょうというものだわ」 夜、消灯してそれぞれ仲の良い個体同士が集まって眠ろうとしていた。 だが夕方死んだまりさと特に仲の良かったぱちゅりーに、れいむに、ありすに、まりさはどうしても眠れそうに無かった。ちゃんとした名称はわかっておらずとも、皆漠然とまりさの死がストレスによるものだと理解していたからである。 明日は我が身。そんな生存本能が眠っている場合ではないと子ゆっくりたちを急き立てていた。 「まりさはぱちぇをおしてまえにならばせようとしてくれたわ……」 「きっとあとでおんきせがましくむちゃいわれたはずだぜ……」 「それでも……あのいなかものたちにくらべたらマシよ……」 万一にでも『ちぇん』とは言えない。報復が怖い。だからありすはちぇんたちの眠る方向に視線を流してそう言った。 その方向には、らんがいる。らんの尻尾を枕にして、五匹のちぇんはとてもゆっくりした寝顔を見せていた。 「……ゆっくりしね」 れいむがぼそりと呟いた。らんが起きている前では決して言えないような『ゲスの言葉』だった。 だがゲスほどゆっくりするために手段を選ばないゆっくりはいない。ゲスのよく使う言動は、ある意味では本来のゆっくりそのものであるとも言える。 少なくとも食事のたびに主人に感謝の言葉を述べ「むーしゃむーしゃ」すら禁じられて黙って喰うよりよほどゆっくりらしいだろう。 それでも産まれてすぐに叩き込まれた観念から、ありすはれいむを嗜めた。 「れいむ、とかいはじゃないわ」 「ありすだっていなかものっていったよ。あいつらこそゲスだよ」 「ゲスなんてことばもつかっちゃだめだっていわれたぜ」 「いちばんつかっているのはらんおかあさんのノミもどきだよ」 それは事実だった。ちぇんはゲスと言おうが他ゆんのおもちゃを奪おうが許される。授業で難易度の高い問題は出されず、簡単な問題だけ出されては褒めちぎられる。誰かをいじめていてもらんには遊んでいただけだと言って見逃してもらえる。 れいむは、産まれ落ちた直後のことを思い出した。あの時のちぇんは、不安で仕方なかったれいむに「わかるよ。ゆっくりしていってね」と優しく声をかけてくれたのに。 いつからあんなゲスになってしまったのか。なぜそんなゲスをらんは庇うのだろうか。 「わからないよ……」 「れいむ、おちこんでいるとえいえんにゆっくりしたまりさのにのまいだぜ。そろそろねようぜ」 「まりさのいうとおりね。よふかしがバレるとらんおかあさんにしかられるわ」 「あいつらにもばかにされるわね……」 「そうだね。それじゃみんな、ゆっくりおやすみなさい」 「「「おやすみなさい……」」」 事件はさらに一週間後――生後三週間後の夕方に起きた。 「にゃんにゃんにゃー♪ わかるよー♪ ちぇんはとってもゆっくりしたありすないとだよー」 「ゆぅぅ~……おもいぃぃぃ~……」 三〇分の授業を終え、夕食までの自由時間を子ゆっくりたちは満喫していた、はずだった。 八畳一間の一角で、一匹のありすがちぇんに乗っかられ二本の尻尾でびしびしとお尻を叩かれていた。ちぇんと他の子ゆっくりたちとの間に生じた成長差はさらに大きなものとなり、野球ボールにハンドボールが乗っているようなものだった。ありすの顔は青ざめ、カスタードを吐かないよう必死の形相である。 そしてそのずりずりとした移動の遅さに不満を覚えたちぇんは、さらに尻尾を強くありすに叩きつけた。 「ゆっくりしすぎだよー。ちぇんのはんぶんのはやさでもあるけないなんてぐずだねー」 「たす……けて、らん、おかあさん……っ」 ありすは重さに耐えていた目をわずかに開き、他のちぇんたちの相手をしてやっているらんに助けを求めた。 らん自身にありすの掠れ声は聞こえなかった。だが助けると後に待つちぇんたちの仕返しが怖くて黙って見ていた他の子ゆっくりたちが耐え切れずにありすの声を代弁した。 「らんおかあさん! ありすがたいへんなんだぜ! ちぇんをちゅういしてほしいんだぜ!」 「らんおかあさん! ゆっくりしないではやくありすをたすけてあげてね!」 「なんだ? 今らんはちぇんたちと……ん、ちぇん楽しそうだな」 振り返ったらんはありすの上に乗るちぇんに朗らかな声をかけた。ちぇんは尻尾をぴんと立てて「わかるよー!」と答える。 「すっごくたのしくてゆっくりできるんだよー。ありすもちぇんをたのしませられてうれしいでしょー?」 「そんなはずないよ! ありすくるしそうだよ! でぶのちぇんはゆっくりしてないでさっさとどいてあげゆべぶ!?」」 息も絶え絶えなありすにかわり、れいむがちぇんに罵倒の言葉を浴びせたが最後までその台詞は言い切れなかった。らんが遠心力たっぷりの尻尾ビンタでれいむの頬をはたいたからである。 「れいむ、ちぇんに謝れ。ちぇんはでぶじゃないしありすと遊んでいるだけだぞ」 「ごめ…………」 らんを母親として慕い、今までちぇんたちに虐げられてきた経験から反射的にれいむは頭を下げようとした。 だが、その視界にれいむを見下すちぇんと今にも死にそうなありすが映った。 全身の餡子が沸騰しそうなほどの怒りを覚えたれいむは、自分が何をしているのかわからなかった。 気づいた時には既に行動は終わっていた。 「あやまるのはちぇんだよ!」 「ゆげ!?」 れいむは謝罪の体勢からバネを溜め、ちぇんめがけて体当たりを喰らわせた。 ちぇんは吹っ飛び、床をごろごろと転がって壁にぶち当たり、ようやく止まる。一瞬何が起こったのかわからなかったのであろう。呆気に取られたらんは、次の瞬間ありすにぺーろぺろしようとするれいむに体当たりをぶち込んだ。 「ゆぐはぁ!」 れいむがちぇんに仕掛けた体当たりとはウェイトもスピードも全く違う。ノーバウンドで壁まで一直線に吹っ飛んだれいむは放物線を描いて一メートル近くの高さから墜落した。 「なんてことするんだれいむ! ちぇんはお前のお姉さんだぞ! らんはお前をそんなゲスに育てた覚えは無いぞ!」 「わかるよー! ちぇんはやっぱりゲスだったんだねー! らんしゃまがいうんだからまちがいないんだねー!」 「ゲス! ゲスれいむはゆっくりしないでいますぐしんでね!」 ちぇんたちが次々にれいむを罵倒する。特にれいむに体当たりを食らわされたちぇんは自らの手で復讐してやろうというつもりか、れいむを踏み潰そうと跳ね寄った。 「いなかもの!」 だがちぇんは再び体当たりを食らわされた。その犯ゆんは先ほどまで足蹴にしていたありすである。 らんは怒りよりまずちぇんの心配が優先に立ったのか、体当たりを受けたちぇんに駆け寄った。 ありすもまた――いや、遂に耐え切れなくなったちぇん以外の子ゆっくり全てが、倒れるれいむとありすに駆け寄り、ぺーろぺろをし始めた。 今、完全にゆっくりたちの八畳一間の空間は真っ二つに分かれてしまった。 「おーい、メシだぞー……って、どうした。なんだこのゆっくりしてない雰囲気」 まるで計っていたかのように、トレイにゆっくりたちの食事を載せたお兄さんがドアを開けて入ってきた。ここぞとばかりにちぇんたちはお兄さんに駆け寄り、事情を説明する。 「ちぇんがありすとあそんでいたられいむがちぇんをふっとばしたんだよ!」 「わかるよー! ちぇんはみてたんだよー! あそこでたおれているれいむがゲスのれいむだよー!」 「おにいさん、ゆっくりしてないれいむとありすはいますぐせいっさいっしてね!」 「ふうん。おいれいむ、本当か?」 お兄さんはれいむを起こし、少し顔をしかめた。 どうやら着地時、まともに受身を取れなかったらしい。歯はあちこち折れて床にぽろぽろと落ち、片方の眼球が潰れて中身まで食い込んでいた。 だが息はある。トラブルがあった時の応急処置用として持ち歩いているチューブタイプの濃縮オレンジジュースとゆっくり用の包帯などをポケットから取り出したお兄さんは、まずれいむの治療を始めた。 「これでよし、と。でも片目はもう戻らないな。こりゃもうたとえ金バッジ取れたとしても売れるかどうか怪しいな」 歯はまだ子ゆっくりなのでどうせ生え変わるが、目玉はそうはいかない。寒天による人工眼球で視力は弱いながらも戻るだろうが、自前の眼球に比べれば明らかに不自然でどこか不気味さを帯びた外見になるのは避けられなかった。 意識が戻ったれいむは片方だけ残った目でお兄さんを見つめた。お兄さんは再度れいむに問いかける。 「今俺の足下でちぇんたちが騒いでいるが、お前はちぇんに攻撃したそうだな?」 「……はい」 れいむは素直に頷いた。大怪我を受けたショックからまだ完全に立ち直っていないというのもあるが、ひとえに「人間の言うことには逆らわない」というらんの教育が実を結んだ結果だった。 お兄さんはさらに追及する。 「なぜだ? ちぇんはお前たちの家族だ。家族とゆっくりできないゆっくりはゲスだとらんから教えられているはずだ」 「ごめんなさい……」 「俺はなぜだと質問した。謝るのいい。謝ってごまかすな。いいか、なんでお前はゆっくりできないゲスになると教えられてなお、なぜちぇんに攻撃した?」 「……ちぇんがありすをいじめていたからだよ」 ちぇんたちは一斉にわめきたてた。 「れいむはうそつきだよー! うそつきはゲスなんだよー! ゲスはゆっくりしないでさっさとしんでね!」 「そいつはもうでいぶなんだねー! わかるよー! でいぶはしね!」 「おいじじい! きこえないの!? そのでいぶはちぇんのゆっくりとしたびはだをきずつけたんだよ! さっさとちぇんにせいっさいっさせてね!」 そんなちぇんたちをどうやってなだめようかとおろおろとするらんに、兄さんは顔を向けた。 「おいらん。なんだこのちぇんども。ひどい言葉遣いだな。これがお前の教育成果か?」 「いえ、その……」 「それにこのれいむの傷、どうも一撃でやられたくさいんだが。一撃でここまでクリティカルヒットかませるほどウェイトのあるゆっくりって、この中じゃ成体ゆっくりだけなんだがな」 「それは……」 「れいむ種はそりゃ一番安売りされるゆっくりだけど、こいつ一匹売れりゃ最低でもお前らの食費一か月分くらいにはなるんだよ。それがパァだ。これは経済的損失だ。わかるか?」 「はい……」 「俺は人間の言うことをよく聞くゆっくりを育てている。その点、自分の怨みを晴らすのを最優先にしてやかましくわめくちぇんと、とりあえず黙って様子を見ている他の連中とを比べたら、まだ他の連中の方がマシだ。お前、ちぇんだけ教育の手ぇ抜いたのか?」 「そんなことは……」 「このへんでいいな。わかれよらん。これがお前の教育の結果だ。ゆっくり理解していってくれ」 お兄さんは感情のこもっていない声で呟くと、トレイを棚に置いて、そこに載せられている空っぽの水槽を抱えた。 元は、このトレイの上で片目を無くしているれいむの親が入っていた水槽である。その親は現在一ヵ月後の出産に向かえ体力を養うべく他の部屋に隔離中だ。 お兄さんは足下のちぇんを一匹一匹つまみ上げて水槽の中に放り込んだ。そして上から蓋をして、鍵をかける。 「なにするんだよー! おいくそどれい! ちぇんをここからだせー! わかれよー!」 「せいっさいっするのはれいむのほうだよー! そんなこともわからないなんてじじいはばかなの? しぬの?」 「らんしゃまああああ! ゆっくりしないではやくちぇんをここからだしてねー!」 「ちぇぇぇぇぇん!!」 らんはちぇんを助けに行こうとしたが、ひょいとお兄さんに抱き上げられた。そしてもう一つ棚に置いてあった水槽にらんも放り込み、やはり同じように蓋を閉める。 ちぇんとらんの水槽を隣り合わせにするよう床に置き、お兄さんはさて、と呟いて改めてトレイを手にとった。 「お前ら、メシにすっか」
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新ジャンル「見た目幼児保母さん」 82 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/13(月) 00 23 07.61 ID ATxCXIS40 園児たち「いただきまーす」 男「ははは、みんな落ち着いて食べないとのどに詰まらせるぞ~」 男「・・・おや、口の周りがべたべたじゃないか。ほら先生が拭いてあげる」 男「はは、こっちの子はご飯粒がついてる」 男「ほっぺにご飯粒がつているぞー」ヒョイパク 女「わわ、男先生なにをするんですか!」 男「え、あ、女先生だったんですか? すいません」 女「あ、謝らなくていいですよ、ちょっとびっくりしただけですから。それに…」 男「それに?」 女「あ、いえ、なんでもないです」 男「そうですか?」 女(ちょっとドキドキしたなんて言えないよう) 83 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/13(月) 00 26 24.98 ID CF+gM/xk0 俺は、言葉遊びを否定するときにオヤジギャグと呼ぶものだと思ってた。 戯曲とかに言葉遊びを入れても、「オヤジギャグ」の一言で一掃する輩が最寄りにいるもんでね。 男「ん~……っ!」 女「お疲れ様です」 男「あ、女先生。お疲れ様です。疲れましたね」 女「ええ。この仕事は体力勝負ですからね」 男「ですよね。いてて」 女「どうしたんですか?」 男「いやあ、さっき園児たちを、おんぶにだっこにぶらさげて……」 女「まぁ、それはそれは」 男「もう、一晩眠れば疲れが取れる年齢じゃないですし」 女「先生、ちょっと座ってください」 男「? はい」 女「気持ちいいですか?」 男「肩たたきですか。気持ちいいですよ」 女「お疲れ様です」 男「先生こそ」 男(何か、同僚の女性の労ねぎらいって、結構エロいシチュエーションなのに、全然エロく感じないのなんでだろ) 男(娘に肩たたきされるのって、こういう気持なのかな) 男「肩たたき券なんて、発行してませんよ?」 女「ふぇ?」 男「いや、何でもないです」 88 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/07/13(月) 01 21 59.10 ID 7vQcBIuFO 34 園児A「エンジェルファイヤ!」 男「ぎゃああああ!」 園児B「エンジェルウォーター!」 男「おぼぼ、溺れるよ~!!」 園児C「エンジェルビーム!」 男「ぎゃああああ目が!目があああ!!」 女「エンジェルシールド!」 男「わー、いたいいたい」 女「これはバリアです、痛いわけありません」 園児A「もっとまじめにやってよ先生~」 園児B「ちゃんと倒れて~」 男「女先生とりあえず死んだふりしましょう」 園児C「だめ、ちゃんと死ね」 女「Cちゃん酷い……」 91 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/13(月) 02 21 15.83 ID 0AGGKwBYO 女先生が成人してるなら飲酒ネタで一本作れるね 94 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/13(月) 02 44 47.72 ID XHaN8NlrO 83 言葉遊びは大好物だが書き手があまり喋るべきではない つ④ 96 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/13(月) 03 07 22.35 ID Y5YJH1ANO 園児「せんせー、かたぐるましてー」 男「肩車か。いいよ」 女「もう、危ないですよー」 男「女先生もどうですか?」 女「えっ?……え~っと、大人の肩車は……ちょっと」 男「大人といっても、女先生軽いでしょうから大丈夫ですよ」 女「・・・私、軽く見えます?」 男「重いんですか?」 女「そういうわけでも、ないんです」 男「??」 107 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/13(月) 07 53 02.67 ID eehWKl8FO 男「おはようございます」 女「あ、男先生。おはようございます」 男「今日は、髪」 女「ええ、束ねてきました。どうですかね」 男(何やってもおませな子供にしか見えない……) 109 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/13(月) 08 51 09.09 ID Y5YJH1ANO 女「園児たちを見てると、つい子どもが欲しくなりますね」 男「大丈夫ですか?その身体で」 女「私、病弱ではないですよ?」 男「いえ、その、小さい身体で……」 女「あぁ……そういうことですか」 男「それに付き合う相手も限られませんか?」 女「言ってくれますね」 男「でも僕、園児には欲情できませんけど、女先生は大人なのでできます」 女「できないでいてください」 110 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/13(月) 08 57 55.80 ID Y5YJH1ANO 男「プールの時間だよー」 園児たち「わーい!」 男「水着に着替えましょー」 園児たち「はーい!」 男「さてと……あれ?一人じゃ着替えられないのかな?」 女「あ?」 男「おっと」 女「ふざけないで、くれます?」 男「でも、着替えますよね?」 女「ええ、びしょ濡れになりますから」 111 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/13(月) 09 03 09.92 ID Y5YJH1ANO 園児「先生ー」 女「なぁに?」 園児「大人って、どうしたらなれるの?」 女「う~ん……先生くらい、大きくなったら分かるかなぁ?」 園児「ふ~ん・・・?」 男(分かりにくい) 113 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/07/13(月) 09 03 47.61 ID 4XXz40NUO 可愛い 114 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/13(月) 09 49 29.20 ID zTUNbg00O 小さいと言われてムキにならない辺りが良い 支援 116 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/13(月) 10 45 16.18 ID Y5YJH1ANO 女「そろそろお遊戯会ですねー」 男「今年は何になりますかねー」 女「やっぱりいくつになっても、お姫様には憧れるなぁ」 男「女先生も参加しちゃえばいいじゃないですか。違和感なさそうですし」 女「そういうわけにはいきません……まあ、淡い乙女心を語ったまでですから」 男「乙女心ですか……ませてますね」 女「ませてていいんです」 117 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/13(月) 10 59 58.05 ID QdrGxj9bO なんだろ…このスレ…… やらしい気持ちになりたかったのに やさしい気持ちになっていく…… 125 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/13(月) 16 16 45.31 ID eehWKl8FO 男「この前のゴールデンウィークは、みんなどう過ごしたかなー?」 園児女「おとーさんとおかーさんと、どーぶつえんにいったのー」 園児男「タカシくんとシンくんとサッカーしたー!」 腐幼女「かぞくみんなで、オトメロード!」 女「私は、温泉でゆっくり休んでいたわ」 男「渋いねー って、あ。女先生でしたか」 女「はいはい。私は、見た目は幼児、頭脳はおじいちゃんですよー。だ」 男「そ、そんなに怒らないでくださいよー」 女「べー」 男「今度、地元のいい温泉案内しますから」 女「へ?」 男「あ、いや、その、変な意味じゃなくて」 女(デートのお誘い、かと思っちゃった……)ドキドキ 126 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/13(月) 16 24 30.75 ID eehWKl8FO 園児女「そーゆー男せんせーは、どこいったのー?」 男「へ? 先生は、そうだな。ずっとお家にいたかな」 園児男「ずっとゲームしていたの?」 男「いやいや。色々やっていたよ」 腐幼女「いかがわしいサイトめぐりとか?」 男「こーら。そんな言葉使っちゃいけません」 絶望幼稚園児「ポルノあさり、とか」 男「ポルノグラフィティの歌は好きだけど、そっちのポルノはあんまり詳しくないなぁ」 女「彼女とデートとか?」 男「彼女とかいないですよー」 女(彼女、いないんだ……。ふぅん) 女(何安心しているんだろう。私) 128 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/13(月) 16 51 17.51 ID eehWKl8FO 園児男「いぇーっ!」ガバッ 園児女1「いきなりだきついてこないでよ!」 園児女2「園児男のえっち!」 男「こらこら。男の子が女の子の嫌がることやっちゃ駄目でしょ」 園児男「ちぇーんっ!」ガバッ 女「ほら、よしよし」 男「こr……。あ、女先生」 女「しーっ」 男「あ、ごめんなさい。さっき」 女「知っています。 甘え盛りなんですよ。この子」 園児男「すぅ……すぅ……」 女「よしよし」ナデナデ 男「でも、こうして見ると。 一個上の面倒見のいいお姉さんと、甘えん坊の弟みたいですね」 女「一個も上だと思ってないくせに」 男「いやぁ」 女「まぁ、面倒見のいい兄姉みたいだから、きっと園児に好かれるんですよ。私たちは」 138 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/13(月) 19 28 33.16 ID NJFyoMPXO エロ展開しか思い浮かばんぜ 139 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/07/13(月) 19 35 07.19 ID Ubx6/waP0 男「お茶入りました」 女「どうも。今日も一日お疲れ様でした」 男「女先生もお疲れ様です。そのカップかわいいですね」 女「これですか?ケーキ屋さんで買ったムースの器を再利用してるんです」 男「ああなるほど、それで」 女「どうせ『カップのサイズ探すのも苦労してるんだろうな』とか思ってるでしょ」 男「…顔に出ちゃってました?」 女「よく言われますから。もう慣れっこですよ」 男(顔は笑ってるけど…絶対怒ってるよこれ) 140 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/13(月) 19 36 18.60 ID CF+gM/xk0 138 エロ展開思い浮かぶなら、それをかいてくだしあ 携帯から、パソコンに移行。 男「みんな、将来は何になりたいかなーっ!」 園児女「おはなやさーん」 園児男「サッカーせんしゅー」 腐幼女「プロどーじんさっか!」 絶望(ry「らくになりたい」 男「うんうん。君は?」 女「叶いましたけど」 男「え、あ。女先生、ごめんなさい」 女「そーですねー。かわいいおよめさんとかになりたいですねー」 男「ああ、もう。間違ってごめんなさい!」 女(本音、なんだけどね) 141 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/13(月) 19 39 16.05 ID Y5YJH1ANO 男「女先生、もしかして平均以下じゃないですか?」 女「何の平均ですか?」 男「身長とか」 女「え~?それはそうですよ。そこらにいる成人女性と比べたら…」 男「いえ、ウチの年長の子たちの」 女「うそッ!?」 男「ほら、こないだの身体測定の結果。平均がこれですね」 女「……」 男「どうです?」 女「……食文化の、違いですかね」 男「根本的なものじゃないですか?女先生の場合……」 142 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/13(月) 19 59 56.99 ID CF+gM/xk0 園児男「せんせー! おうまさんやってー!」 男「ひひーん!」 園児女「せんせー。あたしものっていい?」 男「どうぞどうぞ。ひひーん!」 ・ ・ ・ 女「いい加減、気づきましょうよ」 男「へ?! お、女先生。いつの間に乗っていたんですか!?」 女「園児に乗じて」 男「そんな、人が悪い」 女「楽しかったですよ。私の命令通りに動く男先生も」 男「これからは、間違えないように気をつけます」 女「別に何も言ってないじゃないですか」 155 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/07/13(月) 22 26 47.77 ID ZNVaPfDiO 男「では先生、また明日」 女「はい、また明日」ニコ 男 スタスタ 男(っと、忘れ物忘れ…物……) 中年男「ね、お嬢ちゃん、怖くないから。ねっ」 女「ですからその、私、そういうアレでは……」 男「女先生に何してるんだ!」ゲシッ 中年男「ゴフォイ!!!!!!」 女「キャア!おじさん!?」 中年男「迷子かと思ったもので……本当に申し訳ない」 男「いえ…こちらこそすみません……最近不審者が多いと聞いていたものですから……」 女「何て言うかもうすみません私が見た目幼稚園児なのが全ての原因って言うかむしろ車で帰れって話ですよね普通に歩いてたらそりゃ保護されちゃいますよねいつまた今日みたいなことがあるかわかんないですもんねすいません本当すいませんむしろ生きててすいません」ブツブツ http //imepita.jp/20090713/796680 久々に良ジャンル発見支援! 156 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/07/13(月) 22 30 39.78 ID rwrZ20dY0 >て言うかむしろ車で帰れ 足が届かないだろ 157 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/07/13(月) 22 36 26.75 ID ZNVaPfDiO OH…盲点だった… 158 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/07/13(月) 22 39 06.96 ID cX3gB3SRO 園児男「おとこせんせぇー、たかいたかいしてー」 男「よーし!ほら、たかいたかーい!」フワッ 園児女「せんせーあたしもー!」 男「はいはい、たかいたかーい!」フワッフワッ 男「たかいたかーい!」フワッ 女「………男先生」プラーン 男「あ…女先生!すいません…つい…」 女「…もう一回お願いします!」キラキラ 男「え!?あ、はい…」フワッ 男(そんなに楽しかったのか…) 159 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/13(月) 22 40 35.90 ID 4AKG06mEO ニャー。ニャー。 園児「女先生!子猫が木から降りられなくなってる!」 女「まぁ!先生にまかせて!先生は小さい頃木登りが得意だっただから!」 ニャー。ニャー。 うぇぇん……ふぇぇん…… 男「何やってるんですか女先生」 女「うぇぇ……男先生……こわいよぅ」 161 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/13(月) 23 02 43.52 ID jr4ux+/uO 女「よしっと!……ふぅ、終わった~」 男「結構かかりましたね。もう外暗くなっちゃってますよ」 女「ですね~。すっかり日が短くなっちゃって」 男「危ないから家まで送りますよ」 女「……ふぅん。また子供扱いかぁ~」 男「い、いえいえ!そういう意味じゃなくて……」 女「フフッ、冗談ですよ。じゃあお願いしちゃおっかな」 警察官「そこのキミ、ちょっと来い」 男「えっ」 PREV 新ジャンル「見た目幼児保母さん」01_vol01 NEXT 新ジャンル「見た目幼児保母さん」01_vol03
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新ジャンル「見た目幼児保母さん」 1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/12(日) 11 09 05.24 ID 04lEi8kf0 園長「今日から皆さんと一緒に働くことになった男先生です」 男「よろしくお願いします」 女「男先生、これからよろしくお願いしますね」 男「うん、よろしくねー」 ナデナデ 女「え…あの…」 男「何組みの何ちゃんかな?これから先生をよそしくね」 女「…いえ…ですから」 園長「えーと…彼女も君と同じ保育士なんですけど」 3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/12(日) 11 11 22.00 ID valZv1kw0 まぁ 5 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/12(日) 11 12 55.23 ID 04lEi8kf0 男「……すいません」 女「いえ、なれてますから」 男(いや・・・それにしても、小さいってレベルじゃねえぞ) 女「じゃあ受け持ちのクラスに案内しますね」 男(園長ぐるみで俺を騙してるんじゃねえか…) 6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/12(日) 11 15 40.88 ID gv279PsvO ああっ! 書きてえっ! 新ジャンルって感じの新ジャンルだよ。うん。 8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/12(日) 11 17 53.12 ID 04lEi8kf0 女「みんなぁー、ちゅうもーく」 ザワザワザワ 園児「女先生、その人だれー?」 女「新しくきた男先生です」 男「みんなーよろしくー」 男(今、女先生って言ってたぞ……) 女「どうかしました?」 男「すいません」 女「なんで謝るんですか?」 10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/12(日) 11 18 45.23 ID 04lEi8kf0 むしろ多数の人に参加してほしい 12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/07/12(日) 11 19 23.11 ID 0gGZQ2Dd0 園児がぐずってしょうがなくおっぱいを吸わせてあげる展開はありますか? 14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/12(日) 11 21 59.43 ID 04lEi8kf0 ワイワイワイ 園児「だっこー、だっこしてー」 男「おわっ」 女「ふふっ、大人気ですね」 男「いえ。よーし抱っこしてやるからな」 ヒョイッ 女「えっ…あの…」 男「あ…すいません、間違えました」 15 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/12(日) 11 24 37.44 ID 04lEi8kf0 園児「女先生もだっこー」 女「はい」 ムギュッ 男「………」 男(ただ抱き合ってるだけのような) 17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/12(日) 11 31 04.94 ID 3UDJRONs0 素晴らしい 18 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/12(日) 11 36 42.22 ID 04lEi8kf0 園児「ばいばーい」 男「はい、さようなら」 男(ふう、今ので最後の園児だよな) 女「男先生、お疲れ様です」 男「あれ?君、お父さんお母さんまだ迎えにきてないの?」 女「…・・・・・・」 男「あ…いえ、その、エプロンないと分かりにくかったもので・・・その」 女「いいんです……なれてるんで」 28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/12(日) 13 16 19.64 ID gv279PsvO 女「エンジェルブルー可愛いなぁ」 女「着れるけど……、着れないっ!!」 ほし 29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/07/12(日) 13 19 30.52 ID gH9JKJeFO 男「今日は粘土で遊びましょう」 園児「はーい!」 男「粘土が足りなくなったら言うてね」 園児「むりぃーむずかしい」 男「そんな事ない、とてもよく出来てるよ」 園児「ビー玉を目にしてもいい?」 男「もちろん、どんな事してもかまわないよ」 女「園児の作品を写真に撮ってもよろしいですか?」 男「良いよって何で子供がデジカメ持っているの!メッ!」 女「返してください、返してください!」 男「親御さんに返すまで預かっておきます」 女「私は先生です!」 男「冗談は顔だけにしなさい」 34 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/07/12(日) 13 47 32.04 ID gH9JKJeFO 園児A「せいぎにかがやく、くれないのてんしエンジェルレッド!」 園児B「せいぎにゆらめく、あおきつかいエンジェルブルー!」 園児C「せいぎにきらめく、こううんのつかいエンジェルイエロー!」 女「正義を貫く、純白の使いエンジェルホワイト!」 園児A「四人そろってだいてんしエンジェル・・・・ちょっとー女先生は怪人イジワールやってよー」 園児B「敵がいなかったらお話にならない!」 女「だ、だってー」 男「俺イジワールやるからさ」 園児C「うんそれはもう決まってる」 35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/12(日) 13 56 58.37 ID gv279PsvO 男「じゃあみんな。鬼ごっこを始めるよー」 女「先生たちが鬼をやるから、みんなは逃げてねー」 園児「はーい」 ・ ・ ・ 男「はいタッチ」 女「あのー……」 男「え、あっ! ご、ごめんなさいっ!」 女「別にぃー。慣れてますからぁー」 男(こっちの方が鬼だったか……) 36 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/12(日) 14 12 41.87 ID wscd3VFT0 見た目幼児は合法なんだろうか 37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/12(日) 14 16 37.61 ID xZWxeMYxO 36 つ与党児ポ法案 39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/12(日) 14 27 05.73 ID wscd3VFT0 37 エロ展開に持っていくと逮捕されるということか 43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/12(日) 16 11 19.60 ID yVOg+mWd0 こどもすまいるだな 53 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/07/12(日) 20 07 51.37 ID PiwS7yoy0 男「はーい、みんなお昼寝しようね」 園児「ヤダーまだ遊ぶ」 男「はいはい先生もいっしょにねんねするから」 「ずるいずるい」「わたしもー」「わ、私も…」 男「はいは順番にしてあげるから大人しく寝てなさい」 男「…ふぅ、これで全員寝たかな。あれ?女先生はどこだ」 女「すぅ…すぅ…」 56 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/12(日) 20 24 09.98 ID 03aJm8sZO 【自由時間】 園児1「わ~い。」 園児2「まってぇ~。」 男先生「…。」 園児3「きゃはははは。」女先生「まってぇ~。」 男先生「…。」 男先生「…女先生は何処?」 園長先生「ちょっとした『ウォーリーをさがせ』ですからね。馴れればすぐ見つかる様になりますよ。」 62 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/12(日) 21 17 54.05 ID PiwS7yoy0 男「はーい、じゃあ先生がピアノを弾くからみんあで歌おうね」 ……… …… 女「男先生お疲れ様です」 男「あんまり上手じゃないから気恥ずかしいですけど」 女「そんな、私よりずっとお上手ですよ」 男「またまた、そんなこと言って女先生もじつは…って、え?弾けるんですか」 女「だって免許とるのに必要じゃないですか」 男「…ちょっと弾いてみてくれません?」 女「そうやって言ってどうせからかうんでしょ?嫌ですよ」 男(どうやってこの体格と手の大きさで弾くんだろう…超見たい) 64 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/12(日) 21 24 41.77 ID bUK+B/GO0 規制解除されてらwww 携帯からだと書きにくくてもうwwwwww 男「それじゃあ、お昼寝の時間だよー」 ・ ・ ・ うーん、うーん……。 男「うなされてる」 男「よしよし」ナデナデ 女「ふぇ? え? あ、あの……」 男「ちょ、先生。何やっているんですか」 女「ね、寝かしつけていたんです」 男「じゃあ、なんで先生がうめくんですか」 女「ね……、寝苦しくて」 男「ミイラ取りがミイラに」 70 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/12(日) 22 40 00.24 ID bUK+B/GO0 園児「せんせー。さよーなら」 女「うん。さようなら」 園児母「いつもいつもお世話になっています」 女「いえいえ、そんな」 男「園児の友達が、その友達のお母さんに話しかけているようにしか見えない」 71 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/07/12(日) 22 47 31.09 ID PiwS7yoy0 女園児「おままごとするね。せんせいたちもいれてあげる」 男「それは、うれしいな」 女先生「じゃあ女先生は男先生の奥さんね」 男「ちょ、何を言って…」 女園児「ずるいー園児も奥さんがいいー」 女「じゃあ男先生に決めてもらいましょうか」 男「そこは譲りましょうよ女先生…」 女「酷い…やっぱり若い子の方がいいのね、よよよ」 女園児「わー男先生がなかせたーわるいんだー」 男「解りましたよもう、じゃあ女先生が奥さんで女園児がお嫁さんで」 女園児「ふけつ」 女「ロリコン」 男「…俺にどうしろと」 75 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/12(日) 23 52 03.49 ID bUK+B/GO0 男「まてまてー」 園児たち「うわー! にげろー!」 女「うわっ!」 男「あ、君、大丈夫」 女「君、じゃないですーっ!」 男「あ! 女先生、ご、ごめんなさい!」 女「別に、もう慣れてますもん。転んじゃうことも、園児扱いされるのも」 男「はい、先生。タッチ」 女「男先生は鬼ですか」 男「まぁ、鬼ですけど」 言葉遊びが好きなんだ。 オヤジギャグとでも呼んでくれ……。 77 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/13(月) 00 04 34.77 ID ATxCXIS40 75 どこに言葉遊びがあるのか軽く首を捻った ほんと俺の頭がちがちだな 78 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/07/13(月) 00 06 32.65 ID hDsIVv6O0 俺もひねったぜ ただ、俺も言葉遊びは好きだ 79 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/07/13(月) 00 09 17.01 ID HvlRwZZY0 75 それくらいでオヤジギャグと言われると 言葉遊びネタが投下しづらくなるwwww 80 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/13(月) 00 12 25.66 ID CF+gM/xk0 鬼畜、とかの「鬼」と 鬼ごっこの、「鬼」な わかりにくくてゴメンチ っつーか、書いてたら偶々出たんだがね。言葉遊び。 園児女「せんせ、せんせ」 女「なあに?」 園児女「あかちゃんは、どこからくるの?」 女「それはね、こうのとりさんが運んでくるのよ」 男「常套句ですね」 女「ふぇ? 違うんですか?」 男「は?」 女「冗談ですよ」 男(冗談に見えなかった、今) PREV NEXT 新ジャンル「見た目幼児保母さん」01_vol02
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(BB07_hik) 【ひかり】「こんにちは、私はひかり。水無瀬ひかりです。(ぺこり)」 (BB07_hik) 【ひかり】「念願の幼稚園の保母さんになって、日々充実した生活を送っています。」 (BB07_hik) 【ひかり】「ヒロインとしての生活は大変ですけど…子供たちが危ない目にあわないためですもの。がんばれますっ(がっつ)」 (BB07_hik) 【ひかり】「でも・・・以前に魔族に捕まって・・・その、いろいろと・・・。」 (BB07_hik) 【ひかり】「この前も、スライムにいろいろされちゃって…その、妙に園児が気になっちゃうというか…。」 (BB07_hik) 【ひかり】「と、とにかくがんばりますっ!」 (BB07_hik) 以上でっ (GM) はい、では… (GM) 若干不調から復調したばかりなので不安はありますが (GM) よろしくお願いします! (BB07_hik) はいっ♪ (GM) (GM) (GM) Heroine Crisis TRPG Advanced (GM) ~ 喫茶アムリタ淫転・保母さんと喫茶店 ~ (GM) 開幕です (GM) (GM) (GM) (GM) オープニング (GM) ~ 幼稚園職員室・昨日 ~ (GM) 【保母さん】「さて、ひかり先生。明日の準備は大丈夫ですか?」明日は園児たちを引率しての社会見学会、ひかりさんは博蔵学園のすぐそばの、喫茶店に引率することになっています ▽ (BB07_hik) 【ひかり】「はい、問題ありません。」控えめな笑顔でそう答えて。髪がさらりと傾げられた頬を流れ、豊かな胸元にはらりとかかり。 (GM) 【保母さん】「園児たちに怪我がないように、十分気をつけてくださいね。」そう言いながら若干不安そうに (BB07_hik) 【ひかり】「はい、まかせてください。」豊かな胸を軽くぽよんっ、と叩いて。 (GM) そういう会話があったのが昨日の事 (GM) 今ひかりさんは…… (GM) (GM) (GM) ミドル (GM) 今ひかりさんは園児たちを引率して喫茶アムリタのお店の前にいます (GM) 主な客層が学生だけあって、今の時期は人が少なく (GM) ひかりさんにおとなしくついてきている5人の園児たちは、わくわくと楽しそうにしています ▽ (BB07_hik) 【ひかり】「はい、みんな。走ったりしちゃだめですよ?」おっとりとした笑顔で園児たちを見守りながら。 (GM) 【園児】「はーい」「せんせー、はやくはいろー!」と、そんな風にしていると (GM) からんから~ん、という音がしてドアが開き (BB07_hik) 【ひかり】「はいはい。でもみんな静かにね?お店の人に迷惑をかけちゃだめですよ?」園児たちの頭をなでながら、そう注意をして。 (GM) 【遥】「あら、もういらしていたんですね?」扉から出てくるのはおっとりとした女性、栗毛のポニーテイルに、ひかりさんに負けじと大きな胸をした人が (BB07_hik) 【ひかり】「はい、今日はよろしくお願いします。」たゆんっ、と胸を揺らしながら頭を下げて。「みんなも、ご挨拶。」そう促して、園児たちにも元気に挨拶をさせちゃいます。 (GM) 【園児】「「「「「よろしくおねがいしまーす!!!」」」」」元気よく声をそろえて (GM) 【遥】「はい、よろしくお願いしますね?」にっこりとほほ笑むと「それじゃあ、どうぞお入りください」とドアを開け放って店内へと誘います (BB07_hik) 【ひかり】「はい。」にっこりと遥さんに微笑んで。「はい、みんな。静かに入るんですよ?」ドアの前で園児たちが入るのを待って。 (GM) 【園児】「はーい」そうは言うもののやはりちょっと騒がしいです。遥さんはそれをにこにこと見守ってますが (BB07_hik) 【ひかり】「もう、静かにしないとだめでしょう?」形よい眉を軽くしかめて。「すいません。騒がしくしてしまって。」申し訳なくて、遥さんに頭を下げて。 (GM) 【遥】「いえ、子供は元気なのが一番ですから」にこにことして見守りながら…ひかりさんが頭を下げると、その視線は大きな胸を凝視して (BB07_hik) 【ひかり】「・・・?どうかなさいました?」体の前に手を持っていっているために、ただでさえ大きな果実が更に強調されて。こくん、と首をかしげちゃいます。 (GM) 【遥】「ううん、なんでもないですよ」にっこりと笑ってごまかし「見学と言っても、この時間はお客さんも少ないですけどね」 (BB07_hik) 【ひかり】「そのほうが、お店のためでしょうし…。」小さな苦笑を浮かべて、走り回りそうな園児たちをたしなめています。 (GM) 園児たちはわくわくとあたりを見渡しています。普段とは違う視点で見るのが珍しいのでしょう (BB07_hik) 【ひかり】「大人しくしないとだめですよ?」園児たちの肩を捕まえて、自分へと抱き寄せるようにして。 (GM) 【園児】「は~い…」抱き寄せられた園児は、きゅっと全身を使ってひかりさんに抱きつくようにしてきます (BB07_hik) 【ひかり】「はいはい。大人しくしていましょうね?」抱きつかれて、豊かな乳房がむにぃっ、と淫らに形を変えて。そんな園児たちを慈愛の表情で見つめています。 (GM) 【遥】「はい、みんないい子ですから、ちょっとおとなしくしててちょうだいね~」そう言いながら現れた遥さんは、両手にお盆を抱えて…その上には5杯のカフェオレと、1杯のミルクティーがのっています (BB07_hik) 【ひかり】「あ・・・。」軽く眉根を寄せて。「ご迷惑をおかけしていますのに、そこまでしてもらっては・・・。」申し訳なさそうに、遥さんを見つめて。 (GM) 【遥】「いえいえ、かまいませんよ」そう言いながらさすがに手慣れた様子で配膳していきます。園児たちもおとなしく座り、全員の前にカフェオレが、ひかりさんの前にはミルクティーが置かれています (BB07_hik) 【ひかり】「申し訳ありません。」ここで遠慮するのは返って失礼かな、って思い。「みんな、お姉さんにお礼を言わないとだめですよ?」と園児たちを促して。 (GM) 【園児】「はーい!ありがとーございます!」と園児たちがお礼を言ってますが (GM) 2d6+8 を相手に知力でどうぞ、です (BB07_hik) 【ひかり】「はい、よく言えました。」園児たちに優しい笑みを見せて。「それじゃ、いただきましょうか?」園児たちにそういって、遥さんに小さく頭を下げちゃいます。 (BB07_hik) はーいっ (GM) #2d6+8 を相手に知力でどうぞ、です (GM) GMBord 2d6+8 = 7(2d6 1 6)+8 = 15 を相手に知力でどうぞ、です (BB07_hik) 2d6+7 (BB07_hik) #2d6+7 (GM) BB07_hik 2d6+7 = 10(2d6 4 6)+7 = 17 (GM) うにゃ、ばれたΣw (BB07_hik) はわw (GM) では…ひかりさんは出されたミルクティーに、妙な味を感じます (GM) 何か、うまく処理はされているのですが生臭いような、ほのかな苦みがあるような……どこかで味わったような気がする、そんな味です (BB07_hik) 【ひかり】「・・・?」一口含んでから軽く片眉がひくんとして。「これは・・・何か特別なものなのですか?」カップをその場において、遥さんにたずねちゃいます。 (GM) 【遥】「あら…?分かっちゃいましたか?」ちょっといたずらっぽく笑うと「ちょっと特別な隠し味を使ってるんです♪子供たちに出したのも、開発中の新メニューなんですよ」見れば子供たちの飲んでいるカフェオレも、通常のものより甘い香りが強いです (BB07_hik) 【ひかり】「なるほど。」そうは言われても、どこかで味わったような味が気になって、それ以上飲むことなく。 (GM) 【遥】「あら、気に入りませんでしたか?」まだ改良がいりそうですねぇ、とそれ以上強要することもなく。全員が飲み終わるとコップを回収して (BB07_hik) 【ひかり】「せっかくいただいたのに、申し訳ありません。」小さく頭を下げて。 (GM) 【遥】「いいえ、気にしてませんよ」あとで改良点なんかを聞かせてください、と言うと (GM) それからゆっくりと園児たちに店内や厨房を案内して (GM) (GM) (GM) クライマックス (GM) それからしばらくして (GM) 厨房や店内を一通り案内してもらった後、数人のお客さんがアムリタにやってきます (GM) 【遥】「あら…珍しいですね、こんな時間に…ちょっと待っててくださいね?」そう言って園児たちを店内の隅っこに集めてもらうと (GM) 【遥】「ようこそいらっしゃいませ、喫茶アムリタへ」お客さんたちのほうへと走っていきます▽ (BB07_hik) 【ひかり】「はい。」こくりと頷いて。「みんな、大人しくしていましょうね?」動かないように抱きしめて。 (GM) 遥さんはしばらくお客さんと話していますが…時折ひかりさんの方に視線が向くことから、どうも園児たちについて話しているらしく (BB07_hik) 【ひかり】「?」園児たちを抱きしめたまま、こくんと首をかしげて。 (GM) しばらくそうしていたあと、お客さんを奥側の席に案内して (GM) 【遥】「えっと…ひかりさん、ちょっといいかしら?」 (BB07_hik) 【ひかり】「はい・・・?」園児たちにここにいるように言い含めて、遥さんのほうへと歩み寄って。 (GM) 【遥】「ちょっと本当はこの時間やってないメニューを頼まれたんだけど……」お手伝いしてもらっていいかしら?と (BB07_hik) 【ひかり】「えっと・・・私にできるのでしょうか?」軽く眉をひそめて。したことのないことなので、かなりためらっちゃいます。 (GM) 【遥】「ええ、大丈夫よ。それに子供達も、実際に保母さんがしてるの見たほうが身近に感じるでしょう?」 (BB07_hik) 【ひかり】「そういう・・・ものでしょうか?」まだためらった顔のまま。 (GM) 【遥】「ええ、そういうものですよ」にっこりと笑いながら、ひかりさんの背中を押して更衣室へと (BB07_hik) 【ひかり】「は、はぁ・・・。」押されるがままに更衣室へと入って。 (GM) にこにこと笑いながら手早くひかりさんを制服に着替えさせていきます (BB07_hik) 【ひかり】「う・・・いいのかしら・・・?」戸惑いながらも、着替えをしていき。 (GM) なぜか即席のはずなのに服はぴったりとくるサイズで (BB07_hik) 【ひかり】「・・・あれ?」軽く腕を上げたりして、突っ張ったりしないかを確認して。 (GM) 【遥】「ああ、やっぱりよく似合ってるわ。悠沙ちゃんにも見せてあげたい♪」そんな光さんの姿を眺めながら (BB07_hik) 【ひかり】「あの・・・私のサイズ、よくお分かりになりましたね・・・?」かなりびっくりしてそう尋ねちゃいます。 (GM) 【遥】「あら、偶然よ偶然」にっこりしながら (BB07_hik) 【ひかり】「はぁ・・・。」曖昧に頷いて見せて。 (GM) そのままひかりさんを伴って店内に誘導し (BB07_hik) 【ひかり】「う・・・。」着慣れない格好なので、かなり気恥ずかしさを覚えながら。 (GM) 【遥】「それでお願いしたいお手伝いなんだけど……」 (BB07_hik) 【ひかり】「はい・・・。」神妙な顔で、遥さんの言葉を待ち。 (GM) 【遥】「お客さんに『ご奉仕』してほしいの。その胸とおまんこと、お尻とお口、全部使って」あくまでにこやかに、当たり前のことのように (BB07_hik) 【ひかり】「・・・・・・・・。」何を言われたのかがよく分からずに。いや、言われたことは分かるけれど、信じられずに何度か意味を反芻し。「え?」遥さんに聞き返しちゃいます。 (GM) 【遥】「あら、分からなかった?」とにっこりとほほ笑みながら、魔淫の宴を店内全体に使用します (GM) 2d6+6 でどうぞ (GM) #2d6+6 (GM) GMBord 2d6+6 = 6(2d6 1 5)+6 = 12 (BB07_hik) #2d6+7 (GM) BB07_hik 2d6+7 = 11(2d6 6 5)+7 = 18 (GM) 店内に満ちる淫気は客を、そして園児たちを包み込み…しかしひかりさんはかろうじてそれを跳ねのけます (BB07_hik) 【ひかり】「あ、貴方はっ!?」遥さんをきっとにらみつけて。 *GMBord topic [05淫熱の接客][ひかり][04擬態制服][10搾乳触手] (GM) 【遥】「あら…?効かなかったのかしら?」かすかに困惑したように呟き (BB07_hik) 【ひかり】「貴方・・・まさか、魔族?」園児たちが心配で、横目でちらちらと見ながら。 (GM) 【遥】「魔族?いいえ、元ヒロインかしらね」視界の隅の園児たちは今のところはおとなしく座っています。遠いから効きが遅いのかもしれません (BB07_hik) 【ひかり】「元はヒロインでも、今は魔族なのでしょう?」変身アイテムである黒曜石の指輪に手を伸ばしながら。 (GM) 【遥】「さあ?どうなのかしら?普段はごく普通のつもりだけど」特に止める様子もなく (BB07_hik) 【ひかり】「でしたら、今は?」油断なく遥さんを見つめながら、じりりと軽くあとずさって。 (GM) その言葉にはにこにことほほ笑んだまま答えず (GM) 戦闘開始、です (GM) 開幕ありますか? (BB07_hik) なしですっ (GM) では (GM) 触手から行きます (BB07_hik) あと・・・変身は・・・?w (GM) あ…どうぞw (BB07_hik) はーいっw (BB07_hik) 【ひかり】「黒千鳥、白千鳥…私の手に舞い降りて…。」黒曜石の指輪をこすりながら呟くと・・・。 (BB07_hik) ぱぁっ、とひかりの体が激しい輝きに包まれて。服をすかして、その妖艶な裸体が一瞬浮かび上がり・・。 (BB07_hik) 次の瞬間には、今までのウェイトレスさん姿ではなく・・・ (BB07_hik) 黒いチューブトップにタイトなミニスカート。胸元までの半そでの上着にオーバーニー、頑丈なブーツといった姿に変わり。 (BB07_hik) 【ひかり】「すぐにみんなを解放しなさいっ!!」手にした銃を遥さんへと突きつけます。 (GM) 【遥】「もう、社会見学でしょう?ちゃんと全部見せてあげないとだめじゃない」すっと一瞬だけ魔力を纏うと、制服をアレンジしたようなヒロイン姿に変わり (GM) では、改めて戦闘開始! (GM) まず触手がファミリアです (GM) 3d6+8 (kuda-dice) GMBord - 3D6+8 = [2,2,2]+8 = 14 (BB07_hik) 【ひかり】「えっ・・・?ちょ、なんで・・・・っ!?」いつものコスチュームがウェイトレスさん風に変わったのを見て。 (BB07_hik) シールドで7点防いで・・・7点を胸にっ (GM) 【遥】「気にいってくれたかしら?ヒロインのミアスマに干渉して、そういう姿に変えちゃうの」 (GM) はいなっ! (BB07_hik) 【ひかり】「気に入るわけ、ないじゃないですかっ。」触手の攻撃をシールドで防いで。 (GM) では、そのままひかりさんの反撃どうぞ! (BB07_hik) はいっ (BB07_hik) では・・・搾乳触手にマルチアタック3回っ (BB07_hik) 2d6+4 (kuda-dice) BB07_hik - 2D6+4 = [2,5]+4 = 11 (BB07_hik) 2d6+4 (kuda-dice) BB07_hik - 2D6+4 = [5,6]+4 = 15 (BB07_hik) 2d6+4 (kuda-dice) BB07_hik - 2D6+4 = [3,1]+4 = 8 (GM) 9,13,6だから…28か…11にアヴォイドしますね (GM) 2d6+8 (kuda-dice) GMBord - 2D6+8 = [2,4]+8 = 14 (BB07_hik) はぅ (GM) では、素早く一発を回避しました (BB07_hik) 【ひかり】「避けられたっ!?」ちょっと慌てて。 (GM) 2d6+8 客のサモンスライム (kuda-dice) GMBord - 2D6+8 = [5,2]+8 = 15 (GM) 1d6+16 制服のパワーアタック (kuda-dice) GMBord - 1D6+16 = [5]+16 = 21 (GM) アサルトだ( (BB07_hik) ひーっ (BB07_hik) 腰で受けますー (BB07_hik) あ (BB07_hik) えっとですね・・・15を腰で受けて、21でその他が飛びますっ (GM) はいっ (GM) では、アクトはありますか? (BB07_hik) なしですっ (GM) はい、では回します (BB07_hik) はーいっ (GM) 触手のファミリア! (GM) 3d6+8 (kuda-dice) GMBord - 3D6+8 = [4,3,5]+8 = 20 (GM) っと、直撃してますね (BB07_hik) ひーどーいーw (BB07_hik) 半分の10点をそのままうけますー (GM) はい、アクトは? (BB07_hik) 淫猥に歪む果実 挟み込む双乳 つい見てしまう でっ (GM) はい、ではまとめて演出で反撃どうぞ! (BB07_hik) はいっ (BB07_hik) マルチ3回を触手にっ (BB07_hik) 2d6+4 (kuda-dice) BB07_hik - 2D6+4 = [3,5]+4 = 12 (BB07_hik) 2d6+4 (kuda-dice) BB07_hik - 2D6+4 = [4,4]+4 = 12 (BB07_hik) 2d6+4 (kuda-dice) BB07_hik - 2D6+4 = [2,5]+4 = 11 (GM) うにっと… (GM) 10,10,9で29か。一応1を避けようとします (GM) 2d6+8 (kuda-dice) GMBord - 2D6+8 = [1,6]+8 = 15 (BB07_hik) さけらりた・・・・w (GM) 避けたので最後の一発で倒れます (BB07_hik) ほっ *GMBord topic [05淫熱の接客][ひかり][04擬態制服] (GM) ですが反撃が (GM) 2d6+8 サモンスライム (kuda-dice) GMBord - 2D6+8 = [1,6]+8 = 15 (GM) 1d6+16 パワーアサルト (kuda-dice) GMBord - 1D6+16 = [4]+16 = 20 (GM) どうぞ! (BB07_hik) 15をシールドで7点軽減。で、両方とも胸でとびますー (GM) はいっ、アクトは? (BB07_hik) なしですー (GM) 淫猥に歪む果実 挟み込む双乳 つい見てしまう、と (GM) では… (GM) (GM) 素早く、しなやかに伸びる触手がひかりさんの服の隙間を縫って潜り込み、その胸元に張り付きます (BB07_hik) 【ひかり】「やっ・・・こ、このぉっっ!!」びくんっ。触手が柔肌をこすりあげると、魔族の調教で鋭敏になった肌には、それすら愛撫のように感じてしまい。小さく体を跳ねさせ、震えますが。何とか触手を引き剥がそうと、もがいて。 (GM) 【遥】「ひかりちゃんからは、私と同じ匂いがするの……魔族にいやらしく改造されちゃった子の匂いが……」にっこりとほほ笑むと傍らにいたお客のズボン、そのファスナーを下げ……すでに大きくなっていた肉棒は、解放されたとたん勢いよく飛び出し (BB07_hik) 【ひかり】「えっ・・・?」その言葉が引っかかり、思わず動きを止めて遥さんを見上げるものの。ぶるんっ、と勢いよく飛び出してきた肉棒を目にし、更にそこから漂う牡の臭いを鼻に感じると、調教されきった体は敏感に反応してしまい。思わず崩れそうになる足に力を入れ、うっすらと赤く染まった顔をしてしまいます。 (GM) 【遥】「ひかりちゃんは、どう改造されちゃったのかしら?」飛び出た肉棒にコップをあてがうと、手慣れた動きでしごき。その間にもひかりさんの服の下の触手はむにむにと形を変える胸に巻きつき、その間に潜り込み (BB07_hik) 【ひかり】「そ、そんなこと…んっ…いう必要なんて…んぁっ…。」触手に巻きつかれた乳房はさまざまにその形をかえ。触手の間から淫らに乳肉をはみ出させ、揉み上げられるたびに、甘い吐息が艶やかな唇からこぼれ。触手の動きにあわせるかのように、服で乳首が擦れてしまい。まるでクリトリスのような鋭敏器官となってしまったそこは、たちまち硬く屹立して。服越しにでも乳輪が、乳首がくっきりと分かってしまうほどになって。 (GM) 【遥】「よい、しょっと…」手早い動きで男の肉棒を絞り、吐き出されて透明なコップに満たされて行く白濁した精。それをひかりさんに見せつけるようにして振ってみせると (BB07_hik) 【ひかり】「んっ・・・はぁっ・・・。」白濁から漂う濃密な性臭。それを感じてしまうとじゅんっ・・・。とお腹の奥が熱くなり。秘唇が何かを求めるかのように、ひくんっ、と蠢くのを感じてしまい。 (GM) 【遥】「私は……」あたりに漂っていた搾乳触手を手に取り、胸元に近づける。ぴったりと吸いついた半透明のそれは、その途端に遥の胸から白い乳液を吸い出し始め「んっ…おっぱいと…」まるでジュースでも飲むようにコップを口に寄せると、美味しそうに一息に飲み干し「こうやって精液を飲むのが大好きにされちゃった」 (BB07_hik) 【ひかり】「な・・・。」遥さんの痴態を、思わずまじまじと見つめてしまい。自分もされていたことを、この人も…?そう考えると魔族にされてきたことがフラッシュバックして、つぷ…。僅かにこぼれだした母乳が服を濡らし、湿った布は乳首を、乳肌にぺっとりとくっつき、その形がはっきりと分かってしまい。 (GM) 【遥】「あなたは、どこなのかしら?」にっこりとほほ笑むと、胸に張り付く触手は一層激しく蠢き始め (BB07_hik) 【ひかり】「で、ですから…言う必要は…っ!!」乳肉が激しくたわみ、触手に、服に胸が激しく擦られ、刺激されると、がくがくと震える太ももには、つぅっと蜜が滴り落ちて。力が入りきらなくなった足は、その場にがっくりとひざをつくように崩れ落ち、激しすぎる乳愛撫に喘ぎが止まらず、唇の端から漏れる唾液は頬を、顎を伝って流れ落ちてしまいます。 (GM) (GM) (GM) では、回して…ひかりさんどうぞ! (BB07_hik) はいっ (BB07_hik) むむ・・・ (BB07_hik) シャインとマルチ3連で、服にっ (BB07_hik) 3d6+4 (kuda-dice) BB07_hik - 3D6+4 = [5,1,3]+4 = 13 (BB07_hik) 3d6+4 (kuda-dice) BB07_hik - 3D6+4 = [2,3,5]+4 = 14 (GM) はいっ (BB07_hik) 3d6+4 (kuda-dice) BB07_hik - 3D6+4 = [1,6,3]+4 = 14 (GM) Dフォームは一発で (BB07_hik) 倒せたらいいなぁ・・・w (GM) 2,11,11で24点 (GM) あと20点 (BB07_hik) はーいっw (GM) では、反撃 (GM) 2d6+8 (GM) 1d6+16 (kuda-dice) GMBord - 2D6+8 = [3,6]+8 = 17 (kuda-dice) GMBord - 1D6+16 = [3]+16 = 19 (BB07_hik) えー・・・ (GM) あー…もしかして? (BB07_hik) 19で腰が飛んで・・・ (BB07_hik) 17ダメージで、残り・・・ (BB07_hik) ・・・5ですw (GM) はいっw (GM) アクトを! (BB07_hik) 口辱 喉を焼く 蜜壷 菊辱でっw (GM) はいっ (GM) では…… (GM) (GM) (GM) 【遥】「ならいいですよ、私が…」店の奥でおとなしく、そう、妙におとなしくしていた子供たち。その目はぎらぎらとした欲望に輝き、まっすぐにひかりさんの胸を見つめています「いいえ、私たちが、調べてあげますから」変わらない笑みでにっこりとほほ笑むと、子供たちを招き寄せます (BB07_hik) 【ひかり】「調べるって・・・っ!!あの子達に手を出さないでっ!!」悦楽で震えながらも、手にした銃を遥さんに向け。 (GM) 【遥】「あら…私は子供に手を出し足りなんてしないけど……あの子たちはどうかしら?」わらわらとやってくる園児達、そしておとなしく遥に絞られていた客たちもわらわらと群がり (BB07_hik) 【ひかり】「え・・・?あ、なに・・・?」自分のほうへと歩み寄ってくるお客さんや園児たちに、言い知れない不安を感じ。漏らす声は小さく震えて。 (GM) 【遥】「そんなに怖がらなくても…」くすくすと笑いながら、そっとひかりさんの耳元に「さっきあなたが飲みかけてたのはね、精液入りのミルクティー、あの子たちが飲んでたのは、母乳入りのカフェオレなの…」おっとりとした、しかし妖艶な声で囁き (BB07_hik) 【ひかり】「・・・え?」唖然とした顔で遥さんを見つめ。次の瞬間には、その美しい顔を憤怒に染め上げ遥さんをにらみつけ。「貴方はっ!!」 (GM) 【遥】「良いじゃない、それに……あの子たちを見る目に、何か妙な色があったあなたが、人の事を言えるの?」そういう間にもひかりさんを囲むように集まった園児達はひかりさんの胸に次々と手をのばし (BB07_hik) 【ひかり】「みょ、妙な・・・って。」どきんっ、と胸が大きく高鳴ってしまいますが。「そんなことない・・・きゃっ、や、やめてっ!!」園児たちの手が、服越しに乳肉に触れると、マシュマロのように柔らかなそこはふんわりとその手を受け止め。 (GM) 【園児】「せんせーのおっぱい、ママのよりやわらかーい」「わぁ、ホントだー」「えへへ、気持ちいいね」幼児たちの、子供であるがゆえに容赦のない愛撫は、しかし力があまり強くないために痛くはなく (BB07_hik) 【ひかり】「こ、こらぁ…。先生、怒っちゃいますよ?やめなさ…んっ…。」押し当てられた指を、ゆっくりと乳肉は包み込むように形を変え。むずがゆいような、物足りないような。愛撫というよりはおっぱいにじゃれているような感じの園児に、軽く怒った顔をして見せて。 (GM) 【遥】「子供達ばかり相手にしていていいんですか?その方たちも……」ひかりさんの周りに、子供達の一歩外側から見守っていたお客たちが遠巻きに円を作り…いつの間に脱いだのか、その姿は裸で、男根は限界までそりかえり、ひかりさんの鼻に濃厚な淫臭を漂わせて (BB07_hik) 【ひかり】「え・・・?あっ・・・。」むき出しにされた肉棒。それが鼻先に当たると濃密な牡臭は頭の中から犯してくるかのように、鼻から入り込んできて、頭の中をちかちかとかき混ぜて。反射的にフラッシュバックする、過去の調教の数々。呼吸を落ち着かせようと息をつくものの、開いた口から覗く舌は、まるで犬のしぐさのように見えてしまいます。 (GM) その時、まるで自分の意思を持つようにひかりさんの服が動き……子供たちを押し倒すように、四つん這いの姿勢になっていきます。体に張り付いた制服の残滓が、勝手にひかりさんの体を操り (BB07_hik) 【ひかり】「えっ?な・・・っ、か、勝手に体が・・・っ!?」重力に引かれる豊かな果実は、下にいる子供の顔に当たり、むにぃっと柔らかく形を変えさせられて。四つんばいになると、胸と同様に大きくむっちりとしたお尻が露になってしまって。 (GM) 【客】「へへ、エロい格好に…」「自分からしてくれるなんて、噂どおりだな」「でも、聞いてた子とちがわねぇ?」男たちは好き勝手言いながらひかりさんの前後に周り、その口に、秘所に、お尻に肉棒を突きつけてきます (BB07_hik) 【ひかり】「なっ・・・や、やめてくださいっ!!」近づいてくる肉棒から逃れるように、何とか体を動かすものの、それは押し当てられた部分で肉棒を刺激してしまう行為になってしまい。 (GM) さらにひかりさんの体の下では園児達が好き勝手に胸を揉み、乳首に吸いついて赤子のように胸を吸い、じわじわとあふれるミルクをかわるがわる飲んで行きます (BB07_hik) 【ひかり】「こ、こらぁっ・・・だめ、だってば・・・んんっ・・・。」乳首を口に含まれ、吸われるむず痒さと、乳腺から母乳が漏れる排泄感に似た快感。子供の手から乳房を離そうと動かす体は弱弱しく、子供たちの顔や手で乳肉が擦られるたびに、じぃんっ、と甘い疼きが体を駆け抜けてしまい。四つんばいにされ、むき出しになった秘唇から、とろぉっと濃厚な淫蜜が太ももを伝って流れ落ちて。 (GM) 【園児】「え、だってひかりせんせーのおっぱい、甘くておいしいし」「ママのよりも濃いよね」口々にしゃべりながら交代で飲み (GM) 【客】「へへ、もう準備出来てるじゃねぇか」「こっちもエロく口開けて…」「ほら、口も開けろよ」男たちはそれぞれの場所に擦りつけながら、ゆっくりと腰に力を込めて肉棒を挿入しようとして (BB07_hik) 【ひかり】「濃いとか、そんなんじゃなくて…んぁっ…んっ…。」触手の愛撫ですっかり大きくなってしまっている乳首が吸われる度に、体は勝手に小さくくねり。「そ、そんなこと…んぷっ…ふぁっ。」いやいやする唇に亀頭が押し当てられると、先ににじんでいる先走りの味と臭いにあっさりと意識を奪われ、無意識にちゅぷりと唇で挟み込んでしまいますが。はっと気づくと顔を振り、唇から肉棒を離し。 (GM) 【園児】「ん、ちゅぷ…ちゅ、んく、んく……」「れろ、ちゅ…ん~、ぢゅぷ……」きつく胸に吸いついた二人の園児と、あぶれた園児達はひかりさんの両の胸を3人がかりで揉みしだき (GM) 【客】「ほらほら、俺も咥えてくれよ」何度逃げてもしつこく口元に押し付ける男。秘所と腸に無理やり挿入された肉棒は熱を放ってその存在を誇示し (BB07_hik) 【ひかり】「きゃぅっ!!あんっ!!や、やめ…つよ、い…ひぁっっ!!」吸われる度に、園児たちの口内にびゅるっ、とふきだす濃厚な母乳。乳首に舌を絡められ、しゃぶられるとちかちかと頭の中に電気が走り。四つんばいになっている両手両足ががくがくと大きく震え、乳辱の快感に溺れかけてしまうひかり。 (BB07_hik) 【ひかり】「んぷっ・・・んぢゅっ・・・。」その、とろとろに蕩けかけた頭は、唇に押し当てられるものにしゃぶりつき、亀頭を咥えると舌をねっとりと押し当て舐めあげて。 (GM) 【遥】「エッチな顔ですね、ひかり先生」にっこりとほほ笑みながらその笑みを見つめながら「いっぱいご奉仕してあげてください、ミアスマがあれば……悠沙ちゃんと……」 (BB07_hik) 【ひかり】「んぢゅっ・・・ぢゅぷっ、れるぅっ・・・んんっ・・・。」舌先で鈴口をほじるようにしながら、カリ裏に引っ掛けた唇をぢゅぷ、ぢゅるるっ、と強くすぼめて吸い上げて。まるで子供たちに奉仕をねだるかのように、小さく体を揺らして子供たちに乳房を押し付けて。うっとりとした目は快楽でかすみ、美貌を淫らに染め上げながら。 (GM) ひかりさんが感じているのを見てとれば、男たちはゆっくりと押し込んだ肉棒を思い思いに動かし始める。絶妙にリズムのずれた動きは、ひかりさんに予想できない快楽を与え (GM) 【園児】「んじゅ、んちゅちゅ…んんんんーーー」痛いほどに強く胸に吸いつく園児、しかし一人が夢中になっているのが悔しいのか別の園児が「ねえ、もう代わってよ!」とその子を小突くようにして (BB07_hik) 【ひかり】「んん~~~っっ♪」腸壁を、膣壁を交互に刺し貫かれ、擦りあげられる悦感。腰がかぁっと熱くなり、まるでそこから溶けていくかのような快楽。「んぷっ、んんっ、んぁっ、ひぅっ♪」じんじんとむず痒い乳首を思い切り吸われ、爽快感と同時に強い射乳感に襲われ、口内に大量の母乳を注ぎ込んでしまい。 (BB07_hik) かくかくと腰が勝手に動き、子供たちに吸われているために、前後に体が動くたびに乳肉が引っ張られ、じんっ、と重い快感が体を駆け抜け。 (BB07_hik) 胸から、腰から伝わる快感の波は体中を駆け抜け、しびれさせ。 (GM) 【客】「んっ、乗ってきたねぇ」「うはっ、気持ちいい」「噂以上のエロ奉仕…特別メニューってすげぇなぁ」男たちは口々に勝手な事を言うと、ひかりさんの口を、秘所を、アナルをつく動きを変化させ、ひかりさんの動きと合わせてどんどん快楽を送り込み (BB07_hik) 【ひかり】「んんっ、あんっ、ぢゅるっ、くちゅぅっ♪」貫かれるたびに、熱い腸液が、とろとろの膣粘膜が肉棒に絡みつき、吸い付くようにしゃぶりつき、しごきあげ。極上の悦楽を肉棒に伝えながら。舌の動きはますます激しく、唇で締め付け、口内の唾液を舌で塗りつけながら絡ませ、しごきあげて。おっとりとした美貌は快楽に染まり、まるで微笑むかのように細められた目はとても淫靡で。 *GM-Cait quit ("中に ダ レ モ イ マ セ ン ヨ") (BB07_hik) 腸内の、膣内の肉棒に挟まれるようにしごかれる膣肉はすでに快楽に染め上げられ、擦りあげられるたびに絶頂に追いやられそうになるほどにとろけきり、腰全体がとろけるような甘美な悦楽をむさぼって。 (GM) 【遥】「そう、その調子で……でも、子供達も忘れちゃだめよ?」告げると一人だけひかりさんの胸から離れようとしなかった子供を掴み、若干強い力で引きはがす。離れまいと抵抗する子供は胸にぴったりと吸いつき抵抗するが…ちゅぽん、と破裂音を立てて引き離される。その瞬間、即座に競い合うようにして他の3人がひかりさんの乳首に殺到して (BB07_hik) 【ひかり】「ひきゅぅぅぅっっ♪」乳首を乱暴に扱われ、強く吸い上げられて。まるで犬のような甘い鳴き声が口から漏れる。がくんっ。力を入れられなくなった腕が折れ、乳首を吸う子供たちを乳肉でつぶすようになりながら、高くお尻を突き上げた姿勢で淫らに腰をくねらせてしまい。 (BB07_hik) ぶびゅるっ、びゅるっ、と潰れた乳房から断続的に母乳が吹き出て。射乳感で思考が絶頂近くまで押し上げられるたびに、お腹にきゅっと力が入り、肉棒を痛いほど締め付け、こすりあげてしまい。 (GM) 【園児】「うきゅ…」「ひ、ひかりせんせー…」「お、重いよう…」まだ小さな子供達にはひかりさんの体は重く、しかしそれでも吸いついたまま離れようとせず (GM) 【客】「うぁっ…」「くっ…」「だ、駄目だ、俺も…」痛いほどの締め付け、絶頂近くの精を求める動きに、それまでで高まっていた男たちは耐えきれず、あっさりとイってしまい……ドクドクと3つの穴に精を吐き出す。その間も子供たちは胸に吸いつき (BB07_hik) 【ひかり】「ぢゅるっ、ご、ごめん・・・ね・・・んんっ、ちゅぷっ、んぢゅっ♪」上体が崩れ落ちても肉棒はその口から離さずに、頬をすぼめて強く吸引しながら舌で肉棒をしゃぶり上げ。がくがくと震える腕で何とか上体を起こそうとするものの、すぐに崩れて乳肉が淫靡につぶれ。それすらも乳肉は快感と捕らえ、しびれるような悦楽が体を駆け抜け、しびれさせ。 (GM) 【遥】「もう、子供たちをつぶしちゃだめでしょ?」ひかりさんの脇に手を当てるとそっと持ち上げ、子供たちに負担がかからない程度に持ち上げ (GM) 【園児】「んちゅ、ぶ…んむ、ちゅ……れろれろ」子供たちはそんなこともお構いなしで、ひかりさんの胸にぴったりと吸いつき離れようとせずに (BB07_hik) 【ひかり】「んんっ…ふぁあああああああっっっ♪」腸壁に、子宮壁にへばりつく精液。子宮を犯される悦楽に体は勝手に大きく跳ね上がり、ぶるぶるっと小さく痙攣して。ちかちかと途切れる意識は精液の灼熱感であっさりと溶かされ、淫らに舌を突き出しながら、絶頂の悦びの叫びを漏らし。 (BB07_hik) ぎち・・・ぎちゅっ、と千切れそうなほどに肉棒を締め付けるアナルと膣壁。ぷしゃぁっ、と濃厚な淫蜜をふきかけながら、子宮口は鈴口にしゃぶりつくように吸い付き、精液を全て放出させようと蠢いてしまいます。 (GM) 【客】「うあぁ、あ…あぁ…」「ふっ、はぁ……」「す、吸い出される……」まるで吸い取るようなその動きに男たちは思わずうめき声をあげ (BB07_hik) 【ひかり】「んん・・・こくっ・・・んぢゅ・・・んぁ・・・♪」絶頂の余韻に浸りながら、口内に注がれた精液を喉を鳴らしてゆっくりと飲み込んでいき。ほやぁ、とした、淫らで美しいとろけた笑みを浮かべてしまい。 (GM) 【遥】「やっぱりエッチな顔…もっとしたいなら、いっそのこと夜だけうちでアルバイト、してみる?」そんな遥の声が聞こえ (BB07_hik) 【ひかり】「んぢゅる・・・ぷはぁっ・・・♪」口の端から唾液と精液の糸を引きながら、お口から肉棒を引き抜き。にこぉ。と淫らにとろけた笑みを遥さんに向け。 (BB07_hik) ちゃきっ。未だ震える右手をもちあげると、銃口を遥さんに向けて。 (GM) (GM) (GM) ラウンド回してひかりさんどうぞ! (BB07_hik) はいっ (BB07_hik) マルチプル・・・わけていいんですよね? (GM) OKです! (BB07_hik) で・・・ (BB07_hik) 補助は全てにのるんですかね? (GM) のりますよ (BB07_hik) じゃあ・・・ (BB07_hik) マルチ3連に、ふぇいたる乗せたら・・・全部に?w (GM) フェイタルは直前なので、乗りませんねw (BB07_hik) ほみゅw (BB07_hik) ではっ (BB07_hik) マルチ3連にシャインを乗せて (BB07_hik) さらに、3回のうちの2回にふぇいたるでっ (GM) はい、ターゲット明記でどうぞw (BB07_hik) では、一回目はさっき攻撃してた人に (BB07_hik) 3d6+8d6 マルチプル シャイン ふぇいたる (kuda-dice) BB07_hik - 3D6+8D6 = [1,3,5]+[5,3,4,1,5,6,3,2] = 38 (GM) それでダウン! (BB07_hik) で、残りを *GMBord topic [05淫熱の接客][ひかり] (BB07_hik) 3d6+8d6 マルチプル シャイン ふぇいたる (kuda-dice) BB07_hik - 3D6+8D6 = [3,6,3]+[3,1,5,5,4,5,5,6] = 46 (GM) それで倒れてますねw (BB07_hik) はーいっw *GMBord topic [ひかり] (BB07_hik) あ・・・ (BB07_hik) 危なかったです・・・・っw (GM) うにw (GM) では、戦闘終了で… (BB07_hik) はいっ (GM) (GM) 【遥】「あら、残念…」ほほ笑みは変わらず、しかし心底残念そうに「あなたとなら、このつらさも共有できると思ったのに…」 (BB07_hik) 【ひかり】「あいにくですが・・・。」重い上体を何とか起こし、両手の銃を突きつけて。「つらさから逃げるつもりはありませんし…誰かに寄りかかるつもりも、ありませんので。」精液にまみれてはいるが、美しい笑みで遥さんに答えて。 (GM) 【遥】「そう、でも…ここの事は言ってもらうと困るのよね」そっとひかりさんの頭に手を伸ばし「だから、ちょっと言えないようにさせてもらいますね?」 (BB07_hik) 【ひかり】「勝手なことをっ!!」触れられた。そう思った瞬間に引き金を引いて。 (GM) ふっ、と遥の姿がぼやける。魔力の障壁が銃弾を阻み、触れた場所から遥の魔力が流れ込み……ひかりさんに暗示をかけて行く「喫茶アムリタの事は、他の人に言えない」と (BB07_hik) 【ひかり】「・・・っ!!」魔力で暗示をかけられた。そのことに気づき、歯噛みして。 (GM) 【遥】「ごめんなさいね、でも……」悪く思わないで、勝手な事だけど と続け (BB07_hik) 【ひかり】「本当に、勝手ですね・・・。」銃を構えたまま。 (GM) そして…… (GM) そのまま遥はひかりさんを促し、更衣室へと連れて行き (GM) 元の服装に着替えさせ (GM) (GM) (GM) (GM) エンディング (GM) ~ 幼稚園・帰還後 ~ (GM) そのあとは特に何事もなく…… (GM) 遥も特に妙な事をせずに、子供たちからは淫宴の記憶だけを消し (GM) それどころか何度か謝りながら、クッキーまでお土産に持たせて (GM) 予定の時間通りに幼稚園に帰りつき ▽ (BB07_hik) 【ひかり】「ふぅ・・・。」漏れる重いため息。遥さんは元ヒロインだと聞いて、何だか憎む気もなれずに。 (GM) 【保母さん】「あら、ひかり先生。御苦労さま」ふ、とひかりさんに遅れて帰ってきた熟練の保母さんが声をかけて (BB07_hik) 【ひかり】「あ・・・おつかれさまです。」ふるんっ、と胸を揺らしながら小さく頭を下げて。 (GM) 【保母さん】「どうだった?問題起こしたり、怪我したりした子はいなかった?」 (BB07_hik) 【ひかり】「あ、はい・・・。問題ありませんでした。」さすがにあの淫宴について口に出すことなどできず。うっすらと赤い顔を隠すように、顔を下に向けて。 (GM) 【保母さん】「そう、心配してたのよ。遥さんは優しい方だけど、それに甘えるわけにもいかないしねぇ」そんなひかりさんに気付いた様子もなく (BB07_hik) 【ひかり】「そう、ですか。」それ以上何も言えずに、ただそれだけを呟いて。 (BB07_hik) 【ひかり】『あの人は…撃つべき人、なのかしら…。それとも、救うべき人…?』そっと、空を見上げて自問して。 (GM) 空は青く (GM) しかしそのひかりさんの想いにこたえることはなく (GM) (GM) (GM) (GM) Heroine Crisis TRPG Advanced (GM) ~ 喫茶アムリタ淫転・保母さんと喫茶店 ~ (GM) END (GM) (GM) (GM) (GM) お疲れ様でした! (BB07_hik) おつかれさまでしたっ♪