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「ソウルクレイドル~世界を喰らう者~」よりダネットを召喚 お前の使い魔 1話 お前の使い魔 2話 お前の使い魔 3話 お前の使い魔 4話 お前の使い魔 5話 お前の使い魔 6話 お前の使い魔 7話 お前の使い魔 8話 お前の使い魔 9話 お前の使い魔 10話 お前の使い魔 11話 お前の使い魔 12話 お前の使い魔 13話 お前の使い魔 14話 お前の使い魔 15話 お前の使い魔 16話 お前の使い魔 17話 お前の使い魔 18話 お前の使い魔 19話 お前の使い魔 20話 お前の使い魔 21話 お前の使い魔 22話 お前の使い魔 23話 お前の使い魔 24話 お前の使い魔 25話 お前の使い魔 26話 お前の使い魔 27話 お前の使い魔 28話
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[ 概説 ] [ 属性別 ][ 生息域別 ] [ 能力値解析 ][ 能力値一覧 ] [ 闇 ][ 光 ][ 火 ][ 冷 ][ 風 ][ 雷 ] フライニー/Flying Onion スコルピオ/Twin Scorpio ブラッディフライ/Bloody Flying Onion ブレミッシュ/Blemish Night Fang 徘徊するもの/Wondering Soldier フレアロック/Mistic Flame イグニス/Ignis Lizard 炎猫/Flame Cat レッドアイ/Red Eyes Hunter デス・アクス/Death Axe 機工兵/Golem Soldier アグニ/Agni Serpent ダイナソア/Dinosaur フェニックス/Secular Bird フライニー/Flying Onion コア・オブジェクト 玉葱の皮 初期パラメータ 性能 基礎能力 耐性 LV 1 Atk 27 Str 27 闇 2 死 2 HP 8 Mag 32 Int 32 火 3 毒 2 MP 20 Tec 50 Dex 55 雷 1 麻痺 2 Vital 32 Def 34 Vit 32 光 2 衝撃 1 Mental 32 Reg 34 Men 32 冷 2 沈黙 2 Speed 30 Eva 40 Agi 30 風 2 暗闇 3 Active Skill なし Passive Skill スキル名 LV 効果 SP 解説 獲得金額上昇 3 40 0 戦闘勝利時における、獲得金額が40%上昇する 経験値上昇 3 40 0 戦闘勝利時における、経験値が40%上昇する この使い魔を編集する スコルピオ/Twin Scorpio コア・オブジェクト 蠍の尾 初期パラメータ 性能 基礎能力 耐性 LV 6 Atk 54 Str 61 闇 2 死 2 HP 25 Mag 40 Int 41 火 3 毒 2 MP 16 Tec 43 Dex 45 雷 2 麻痺 3 Vital 33 Def 67 Vit 33 光 2 衝撃 2 Mental 35 Reg 40 Men 35 冷 1 沈黙 2 Speed 19 Eva 35 Agi 21 風 2 暗闇 1 Active Skill スキル名 LV MP 威力 精度 錬気 詠唱 倍率 属性 備考 止縫衝 - - 24 20 4 0 100 物 麻痺 Passive Skill なし この使い魔を編集する ブラッディフライ/Bloody Flying Onion コア・オブジェクト 黒い羽 初期パラメータ 性能 基礎能力 耐性 LV 6 Atk 34 Str 34 闇 2 死 1 HP 25 Mag 38 Int 38 火 2 毒 2 MP 22 Tec 45 Dex 47 雷 1 麻痺 2 Vital 35 Def 38 Vit 35 光 2 衝撃 2 Mental 40 Reg 56 Men 41 冷 2 沈黙 2 Speed 36 Eva 56 Agi 36 風 3 暗闇 3 Active Skill スキル名 LV MP 威力 精度 錬気 詠唱 倍率 属性 備考 吸血の牙 - - 24 30 4 0 100 物 HP吸収 Passive Skill スキル名 LV 効果 SP 解説 アクセラレータ 1 8 2 スキル攻撃を行った際、使用スキルが再チャージされる。 獲得金額上昇 3 40 0 戦闘勝利時における、獲得金額が40%上昇する この使い魔を編集する ブレミッシュ/Blemish Night Fang コア・オブジェクト 錆びた斧 初期パラメータ 性能 基礎能力 耐性 LV 16 Atk 62 Str 76 闇 2 死 2 HP 96 Mag 46 Int 49 火 1 毒 3 MP 21 Tec 50 Dex 55 雷 2 麻痺 2 Vital 63 Def 63 Vit 78 光 2 衝撃 2 Mental 46 Reg 46 Men 49 冷 3 沈黙 2 Speed 23 Eva 54 Agi 24 風 2 暗闇 1 Active Skill スキル名 LV MP 威力 精度 錬気 詠唱 倍率 属性 備考 ポイズンブロウ - - 42 36 8 0 100 物 毒 地裂斬 - - 28 32 6 0 100 物 中範囲、スタン Passive Skill スキル名 LV 効果 SP 解説 パーリング 2 8 3 敵の物理攻撃を、一定の確率で無効化をする。 この使い魔を編集する 徘徊するもの/Wondering Soldier コア・オブジェクト 黒蠍の鋏 初期パラメータ 性能 基礎能力 耐性 LV 16 Atk 74 Str 103 闇 2 死 2 HP 53 Mag 46 Int 49 火 3 毒 3 MP 21 Tec 63 Dex 78 雷 2 麻痺 2 Vital 35 Def 77 Vit 35 光 2 衝撃 2 Mental 46 Reg 63 Men 49 冷 1 沈黙 2 Speed 23 Eva 46 Agi 24 風 2 暗闇 1 Active Skill スキル名 LV MP 威力 精度 錬気 詠唱 倍率 属性 備考 瘴気の尾 - - 48 40 6 0 100 物 毒、麻痺 紅牙 - - 60 40 8 0 200 物、火 Passive Skill スキル名 LV 効果 SP 解説 アクセラレータ 2 11 3 スキル攻撃を行った際、使用スキルが再チャージされる。 この使い魔を編集する フレアロック/Mistic Flame コア・オブジェクト 炎の石 初期パラメータ 性能 基礎能力 耐性 LV 19 Atk 51 Str 56 闇 2 死 2 HP 69 Mag 64 Int 80 火 3 毒 3 MP 63 Tec 64 Dex 80 雷 2 麻痺 2 Vital 50 Def 69 Vit 55 光 2 衝撃 2 Mental 50 Reg 69 Men 55 冷 1 沈黙 1 Speed 47 Eva 59 Agi 50 風 2 暗闇 2 Active Skill スキル名 LV MP 威力 精度 錬気 詠唱 倍率 属性 備考 最後の炎 - - 72 40 0 0 100 物、火 自爆 炎の斧 3 11 34 40 0 65 100 火 中範囲 炎舞陣 2 13 38 38 2 70 100 火 大範囲 煉獄の炎 1 13 36 40 4 50 150 火 雷の槍 2 9 90 52 0 45 50 雷 雷鳴刃 1 10 60 54 2 45 75 雷 Passive Skill スキル名 LV 効果 SP 解説 ロイヤルクレスト 3 14 4 最高位魔術を詠唱した際、一定確率で大魔術が発動する。 余談 実際のゲーム画面では英語名が「Mistic Frame」となっている。 この使い魔を編集する イグニス/Ignis Lizard コア・オブジェクト 紅蓮の刃 初期パラメータ 性能 基礎能力 耐性 LV 20 Atk 53 Str 59 闇 2 死 2 HP 106 Mag 61 Int 74 火 3 毒 2 MP 24 Tec 66 Dex 84 雷 2 麻痺 3 Vital 72 Def 66 Vit 98 光 2 衝撃 2 Mental 61 Reg 56 Men 74 冷 1 沈黙 2 Speed 49 Eva 61 Agi 53 風 2 暗闇 1 Active Skill スキル名 LV MP 威力 精度 錬気 詠唱 倍率 属性 備考 紅蓮剣 - 4 30 40 8 0 100 物、火 大範囲 自己修復 - - 10 30 16 0 100 物 回復 Passive Skill スキル名 LV 効果 SP 解説 ミラージュ 3 16 4 物理攻撃を行った際、低確率で連続攻撃を行う。 この使い魔を編集する 炎猫/Flame Cat コア・オブジェクト 燃えゆる髭 初期パラメータ 性能 基礎能力 耐性 LV 21 Atk 50 Str 55 闇 2 死 2 HP 60 Mag 63 Int 78 火 3 毒 2 MP 33 Tec 91 Dex 154 雷 2 麻痺 1 Vital 47 Def 52 Vit 50 光 2 衝撃 2 Mental 47 Reg 58 Men 50 冷 1 沈黙 2 Speed 55 Eva 108 Agi 63 風 2 暗闇 3 Active Skill スキル名 LV MP 威力 精度 錬気 詠唱 倍率 属性 備考 死の爪 - - 0 80 8 0 0 物 死 炎の斧 3 11 34 40 0 65 100 火 中範囲 炎舞陣 2 13 38 38 2 70 100 火 大範囲 煉獄の炎 1 13 36 40 4 50 150 火 Passive Skill スキル名 LV 効果 SP 解説 ロイヤルクレスト 3 14 4 最高位魔術を詠唱した際、一定確率で大魔術が発動する。 この使い魔を編集する レッドアイ/Red Eyes Hunter コア・オブジェクト 赤い宝玉 初期パラメータ 性能 基礎能力 耐性 LV 23 Atk 63 Str 78 闇 2 死 2 HP 114 Mag 61 Int 74 火 3 毒 1 MP 17 Tec 79 Dex 116 雷 2 麻痺 2 Vital 79 Def 74 Vit 116 光 2 衝撃 3 Mental 61 Reg 97 Men 74 冷 1 沈黙 2 Speed 39 Eva 67 Agi 40 風 2 暗闇 2 Active Skill スキル名 LV MP 威力 精度 錬気 詠唱 倍率 属性 備考 ぶちかまし - - 48 40 6 0 100 物 スタン ブラストタックル - - 38 36 6 0 100 物、火 中範囲 Passive Skill スキル名 LV 効果 SP 解説 リジェネレーション 3 8 7 再生能力のスキル。戦闘時、自動で傷が癒える。 カウンター 3 14 3 敵の物理攻撃に対し、一定の確率で反撃を行う。 この使い魔を編集する デス・アクス/Death Axe コア・オブジェクト 嘆きの斧 初期パラメータ 性能 基礎能力 耐性 LV 24 Atk 80 Str 119 闇 2 死 2 HP 104 Mag 57 Int 66 火 3 毒 1 MP 18 Tec 63 Dex 78 雷 2 麻痺 3 Vital 100 Def 82 Vit 188 光 2 衝撃 2 Mental 57 Reg 63 Men 66 冷 2 沈黙 2 Speed 41 Eva 69 Agi 42 風 1 暗闇 2 Active Skill スキル名 LV MP 威力 精度 錬気 詠唱 倍率 属性 備考 ダークブロウ - - 60 40 8 0 100 物 暗闇 地裂斬 - - 48 44 8 0 100 物 中範囲、スタン ベアタックル - - 72 60 12 0 100 物 Passive Skill スキル名 LV 効果 SP 解説 パーリング 4 12 4 敵の物理攻撃を、一定の確率で無効化をする。 カウンター 4 17 4 敵の物理攻撃に対し、一定の確率で反撃を行う。 この使い魔を編集する 機工兵/Golem Soldier コア・オブジェクト 動力球 初期パラメータ 性能 基礎能力 耐性 LV 25 Atk 67 Str 86 闇 2 死 2 HP 93 Mag 71 Int 95 火 3 毒 3 MP 37 Tec 84 Dex 131 雷 2 麻痺 1 Vital 65 Def 84 Vit 82 光 1 衝撃 2 Mental 65 Reg 84 Men 82 冷 2 沈黙 2 Speed 65 Eva 78 Agi 76 風 2 暗闇 2 Active Skill スキル名 LV MP 威力 精度 錬気 詠唱 倍率 属性 備考 ブレイズショット - - 36 40 8 0 100 物、火 広範囲 ショックカノン - - 42 50 10 0 100 物 直線 フォトンレーザー - - 480 60 10 0 25 物、光 直線 ヴォルカニックB - - 36 50 12 0 160 物、火 広範囲にランダムダメージ Passive Skill スキル名 LV 効果 SP 解説 カウンター 4 17 4 敵の物理攻撃に対し、一定の確率で反撃を行う。 シャープネス 4 35 5 鋭い刃で致命打を繰り出す。クリティカル発生率が上昇する。 この使い魔を編集する アグニ/Agni Serpent コア・オブジェクト 炎の鱗 初期パラメータ 性能 基礎能力 耐性 LV 26 Atk 64 Str 80 闇 2 死 2 HP 95 Mag 80 Int 119 火 3 毒 2 MP 48 Tec 80 Dex 119 雷 2 麻痺 2 Vital 87 Def 80 Vit 140 光 2 衝撃 2 Mental 87 Reg 80 Men 140 冷 2 沈黙 2 Speed 64 Eva 80 Agi 80 風 1 暗闇 2 Active Skill スキル名 LV MP 威力 精度 錬気 詠唱 倍率 属性 備考 炎激波 - - 48 40 4 0 100 物、火 複数 毒の牙 - - 48 50 4 0 100 物 毒 Passive Skill スキル名 LV 効果 SP 解説 リジェネレーション 4 10 9 再生能力のスキル。戦闘時、自動で傷が癒える。 カウンター 4 17 4 敵の物理攻撃に対し、一定の確率で反撃を行う。 この使い魔を編集する ダイナソア/Dinosaur コア・オブジェクト 竜の顎 初期パラメータ 性能 基礎能力 耐性 LV 30 Atk 96 Str 172 闇 2 死 2 HP 150 Mag 59 Int 70 火 3 毒 2 MP 21 Tec 82 Dex 125 雷 3 麻痺 2 Vital 120 Def 98 Vit 286 光 2 衝撃 2 Mental 67 Reg 90 Men 86 冷 2 沈黙 2 Speed 47 Eva 75 Agi 50 風 1 暗闇 2 Active Skill スキル名 LV MP 威力 精度 錬気 詠唱 倍率 属性 備考 ぶちかまし - - 60 50 6 0 100 物 スタン ドラゴンブレス - - 72 40 12 0 100 物、火 ショックウェイヴ - - 120 10 10 0 25 物 Passive Skill スキル名 LV 効果 SP 解説 カウンター 4 17 4 敵の物理攻撃に対し、一定の確率で反撃を行う。 ミラージュ 4 18 5 物理攻撃を行った際、低確率で連続攻撃を行う。 この使い魔を編集する フェニックス/Secular Bird コア・オブジェクト 浄化の翼 初期パラメータ 性能 基礎能力 耐性 LV 28 Atk 62 Str 76 闇 1 死 2 HP 114 Mag 85 Int 134 火 3 毒 2 MP 81 Tec 92 Dex 157 雷 3 麻痺 2 Vital 71 Def 78 Vit 95 光 2 衝撃 2 Mental 85 Reg 85 Men 134 冷 1 沈黙 2 Speed 74 Eva 92 Agi 103 風 3 暗闇 2 Active Skill スキル名 LV MP 威力 精度 錬気 詠唱 倍率 属性 備考 フレイムブレス - 8 60 50 8 0 100 物、火 敵全体 炎の斧 4 12 42 48 0 70 100 火 中範囲 炎舞陣 4 15 52 52 2 80 100 火 大範囲 煉獄の炎 3 15 41 50 4 60 150 火 燎原の灯火 3 18 56 58 6 90 100 火 爆鎖の赤 4 27 90 85 50 190 200 火 風の鞭 3 10 23 44 0 15 150 風 小範囲 旋空刃 3 13 21 48 2 20 200 風 中範囲 風塵牙 2 13 32 48 4 15 200 風 疾空閃 2 17 32 56 6 20 200 風 雷の槍 3 10 105 64 0 50 50 雷 雷鳴刃 3 12 80 74 2 55 75 雷 剛雷雨 2 14 74 72 4 75 75 雷 大範囲 迅雷波動 2 15 260 92 6 65 40 雷 Passive Skill スキル名 LV 効果 SP 解説 メディテーション 4 5 7 大気に満ちるマナを取り込み、自動でMPを回復する。 デュアルキャスト 4 17 5 魔術発動時、一定確率で下位魔術が連続発動する。 この使い魔を編集する
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このページは「お願い!召喚!!使い魔ン」の使い魔ン集めの攻略ページです。 ※以下の内容は18歳未満の方には有害な情報を含んでいます。 あなたは18歳以上ですか? はい 目次 使い魔ン一覧 使い魔ン一覧 名前 入手方法 備考 くまの三四郎 マンジュローザへの道 崖をくマトックで破壊した先の緑宝箱 ゴーレム お化け屋敷 隠されたドアを進んだ先にある緑宝箱 ドアは聖なるランタン入手で出現 ゴリラの戦士 マンコロ古城 地下牢にある緑宝箱 ジャイアントプリン ストーリー攻略で必ず入手 猫松監督 豚の湯 一番左ののれんの先の温泉にいる猫に金貨を渡す 金貨500枚 悪魔王子マクアくん⇒スーパーマクアくん ストーリー攻略で必ず入手⇒ストーリー進行で進化 オリエンタルドラゴン ストーリー攻略で必ず入手 グレーターデーモン 冥界ネザー 死神と戦闘する部屋の緑宝箱 殺人マシーン ブーヨーク 下水道の壁をくマトックで壊した先で戦闘 デビルシェフ 封魔の神殿への洞窟 脇道の階段を上ったところのレストランで戦闘 パーティに「ミノタウロス」が必要 古の勇者 万寿ヶ丘 洞窟内に刺さっている剣を抜く Lv.20以上の「勇者ユカちゃん」が必要 マザーCPU マリールゥの家の地下 壊れたロボットにメカナオール改造+を使う エンチャンとん お化け屋敷 地下牢のブタ だるまスワイン マンジュローザ 鬼豚組にいるブタからもらう 土偶スワイン マンコロ島 古城までの道中の崖でくマトック使用 ぶた宮とん次郎 マンジュローザへの道 商人テントにいるブタから買う 金貨100枚 弁慶スワイン ストーリー攻略で必ず入手 極道のぶた⇒仁義なきぶた ストーリー攻略で必ず入手⇒ストーリー進行で進化 イフリーとん 封魔の神殿へ続く洞窟 緑宝箱 海のとんトン マンコロ島 ビーチにいるブタから購入 金貨1000枚 カンフースワイン ブーヨーク BUTAYAから右に行った先のトイレにいるブタに金貨を渡す 金貨800枚 シノビスワイン 封魔の神殿 青い床を進んだ先の燭台の近くの緑宝箱 諸葛豚ぶぅめい マンジュローザへの道 商人テントから左に行ったところ黒帯ブルマーを撃破した先で3匹のブタが道を塞いでいるのでそれぞれアイテムを渡して進んだ先の民家 ゴールデン饅頭、百年団子、千年に一匹のたい焼き ピッグ・ジョー 封魔の湖 テント前にいるブタに金貨を渡す 金貨10000枚 黒帯ブルマー マンジュローザへの道 商人テントから左に行ったところの女の子と会話すると戦闘 パーティに「くまの三四郎」が必要 ハーピィ マンジュローザ BUTAYAにいるブタから買う 金貨300枚 ブルマ天狗 万寿ヶ岳 洞窟牢の中にいる天狗と会話 牢の鍵は敵の天狗がドロップ ミチトノソウグウ ブーヨーク 下水道を抜けた先の倉庫で木箱に入れられたブタと会話すると戦闘 ミノタウロス マンジュローザへの道 神社近くの滝つぼにいる牛娘と会話すると戦闘 かわいいユカちゃん⇒勇者ユカちゃん ストーリー攻略で必ず入手⇒「ユカちゃんの勇者セット」使用で進化 サイキックセーラー ブーヨーク BUTAYAにいる女の子と会話 コスプレショップでブルセラおパンツ購入後 サキュバス先生 ストーリー攻略で必ず入手 猫巫女のニャテスト マンジュローザへの道 神社にまたたびぃ~るをお供えする オリエンタルウィッチ 封魔の神殿への洞窟 脇道の階段を上った先にいる女の子と戦闘 パーティに「猫松監督」が必要 ぶるうりぼん 冥界ネザー 青ボタンを押すことで開くドアの先で戦闘 いいえ
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わたし達は、馬を何度も替え、飛ばしてきたので、その日の夜中に ラ・シェールの入り口についた。 「なんで港町なのに山なんだ?」 プロシュートそう言うと、ギーシュ不思議そうに言った 「兄貴は、アルビオンを知らないのですか?」 プロシュートとギーシュが普通に会話している! 「知るか」 「まさか!」 ギーシュが笑ったが、プロシュートは笑わない 「ここの常識を、俺の常識と思ってもらっちゃ困る」 しょうがないか、異世界からきたんですものね 何?松明が落ちてきたっ! 「な、なんだ!」ギーシュが怒鳴った いきなり飛んできた松明に訓練を受けていない馬が暴れ プロシュートとギーシュが馬から放り出された その場所に、何本もの矢が夜風を裂いて飛んでくる 「奇襲だ!」ギーシュが喚いた プロシュートは剣を構えていた 無数の矢がプロシュートめがけて殺到するが、その矢を全て剣で叩き落とした 動きが見えなかった・・・見えたのは矢を剣で落としたという結果だけ 「確かに、使えるなコレは」 プロシュートは誰かに話し掛けていた 「だろっ、なかなか筋がイイぜ相棒」 剣と喋っていたのね 矢が尽きることなくプロシュートに襲い掛かる、剣で防いでるが限が無い 突然プロシュートが剣を下げる、まだ矢が尽きないというのに 「何やってんだっ?相棒っ、次が来るぞ!」 デルフリンガーが叫ぶがプロシュートは剣を構えない グワッシーン プロシュートの中から太い腕が矢を薙ぎ払う 「だが・・・俺にはこっちの方が性に合ってるな」 「そりゃねーぜ相棒」 ゴクリッ・・・出た・・・まさかっ、殺る気なの? 『ザ・グイトフル・デッド』・・・・・んん?
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朝昼は授業、夕は図書館、夜は体を鍛えるために広場でデルフリンガーを 抱えながら走り込みをしていた。 「貴族の娘っ子、もう止めとけバテバテじゃねえか」 「何を言っているのデルフリンガー・・・ハアハァ・・・あなたが言ったんじゃない 体を鍛えることの基本は・・・走り込みだと・・・ハアハァ・・・」 虚無の手がかりはデルフリンガーの記憶の中にあるというのなら、わたしが 振って思い出してもらうしかない。 「やり過ぎだ、最初からそんなんじゃ鍛えるどころか体をブッ壊しちまう」 「まだよ・・・まだ全然足りないわ・・・」 「どうなってもしらねーよ俺ァよー」 さて、もう一頑張りしますか。顔を上げると月に照らされて人影があらわれた。 「誰?」 わたしが声をかけると、人影はびくっ!として持っていた何かを取り落とした。 がちゃーん!と月夜に陶器の何かが響き渡る。 「わわわ、やっちゃた・・・。また、怒られちゃう・・・、くすん」 「シエスタ!?」 月明かりに照らされて姿を見せたのはメイドのシエスタだった。 メイドの名前なんか覚えないわたしだけどプロシュートが結果的に助けたという 縁で言葉を交わすようになっていた。 「あのっ!とても珍しい品が手に入ったので、ミス・ヴァリエールにご馳走しよう と思いまして、お茶っていうんです。走られて喉が渇いているんじゃありません か、よければどうぞ」 「覗いてたの?」 「いえ、その、そういうわけじゃ!」 シエスタに見られても別に問題ないか・・・ 「まあいいわ、淹れてちょうだい」 「はい、お待ちください」 お茶に口をつける・・・独特の味ね・・・ 「シエスタ、ミルクは無いの?」 「いえ、これは何も入れずに飲むそうですよ」 「ふーん」 思っていたより喉が渇いていたのか、あっという間に飲み干した。 ぐー わたしのお腹が大きな音を立てる、シエスタにもしっかりと聞こえたようね。 走りまくったせいでお腹の中が空っぽになったようだ。 「あははは・・・はしたないわね」 「お気になさらず、こちらも宜しければいかがですか?」 シエスタが小皿を差し出してくる、そこにはクックベリーパイが! 「い、いいの?」 「ええ、どうぞ」 「ありがとう、頂くわ」 本当ならかぶりつきたいところを我慢してフォークで行儀良く食べていく。 「ンまーい!」 ああ・・・しあわせ・・・ 「お茶の御代りもどうぞ」 紅茶が欲しいけど、しょうがないか。新しく淹れられたお茶を飲む、これは・・・ 「甘さが口の中からスッと引く感じがする、悪くないわね・・・ それにクックベリーパイもディ・モールト(非常に)美味しいし・・・ マルトーさん、いい仕事してるわね」 「いえ、あの違うんです」 シエスタが声をあげる。 「あの、これは私が焼いたんです」 「本当なの?町で売っている物より美味しいわよ」 「はい練習しましたから」 「まさか、わたしの為に?」 「はい、ミス・ヴァリエール最近元気が無いように見えたものですから」 自分で気がつかなかったけど、シエスタにはそう見えたのか・・・ 「ありがとシエスタ、おかげで元気百倍よ!」 「喜んで頂いてなによりです」 「じゃあ行くわ、ご馳走様シエスタ」 「ミス・ヴァリエール今日のところはその辺りにしておいたほうが・・・ 明日に差し障りが出ますので・・・」 「大丈夫よ、これ位。じゃあねシエスタ」 わたしはデルフリンガーを抱え再び走りだした。 翌日シエスタの言った通り体が痛くてベッドから出る事が出来なかった。
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「きゃ!」 メイドは開いてしまったドアの向こうから何かが飛んでくるのに気付き、咄嗟に両腕で顔を庇った。 花瓶はメイドに当たらず壁にぶつかり粉々に割れ、 杖や毛布、パンティはへろへろとメイドに届くか届かないかというあたりに落ちた。 唯一、勢いを持ったままメイドへたどり着いた円盤は… 【腕と腕の隙間を通ってメイドの頭に突き刺さった】 普通頭に何かが刺さったなら傷口からは血がどくどくと流れ、 痛みを大声で叫び訴えるだろうが、異常な事態が起こった。 血も出ず、メイドの表情から見ても痛みを感じているようではなかったのだ。 円盤は突き刺さってからもゆっくりゆっくりとメイドの頭に吸い込まれていく。 「あ、あ、アァァァァァァ!!!!!」 痛みからではなく、自身に降りかかった未曾有の出来事への恐怖からの叫びだった。 ルイズは円盤を投げた体勢のまま、あんぐりと口をあけ愕然としている。 完全に円盤がメイドの頭に収まるまで、二人とも何も出来なかった。 メイドはふらりと倒れこんでしまった。 ルイズが慌てて近づいてみると失神してしまったようだった。 無理も無いだろうが、今度はルイズが困ってしまった。 このままではドアが閉められないのだ。部屋の外に出しても外聞が悪いだろう。 仕方なくルイズはメイドを引き摺って部屋の中へ入れ、 メイドを毛布で包んでそれをロープで縛って床に置いておいた。 人としてどうかと思うような行動だが、ルイズは当然だと思っている。 仮にもヴァリエール公爵家の令嬢であるルイズと、 何処の馬の骨とも分からないメイドが同じ部屋で寝るのだから用心せねば、と。 翌朝、ルイズが目を覚ますと床にはメイドの簀巻きが鎮座していた。 自分で作ったのだが寝ぼけたルイズは混乱し、部屋を飛び出そうとした。 「おやミス・ヴァリエール、もう起きとったのかね?」 なんと部屋から出た途端、オールド・オスマン校長と出くわしたのだ。 なぜ女子寮にオスマンがいるのだろうか? それはまた次回。
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「仮面ライダー龍騎」より浅倉威を召喚 狂蛇の使い魔-01 狂蛇の使い魔-02 狂蛇の使い魔-03 狂蛇の使い魔-04 狂蛇の使い魔-05 狂蛇の使い魔-06 狂蛇の使い魔-07 狂蛇の使い魔-08 狂蛇の使い魔-09 狂蛇の使い魔-10 狂蛇の使い魔-11 狂蛇の使い魔-12 狂蛇の使い魔-13 狂蛇の使い魔-14 狂蛇の使い魔-15 狂蛇の使い魔-16 狂蛇の使い魔-17 狂蛇の使い魔-18 狂蛇の使い魔-19 狂蛇の使い魔-20 狂蛇の使い魔-21
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前ページ次ページ魔眼の使い魔 真っ赤な空に回転する巨大な歯車 地平の彼方を覆う煉獄の炎 荒れ果てた大地に墓標のように突き刺さる剣、剣、剣 「何なのよ、何なのようコレは!?」 パニクるルイズを庇い赤い外套の男と対峙するメドゥーサ 「挨拶も抜きでイキナリ“無限の剣製”ですか英霊エミヤ」 「嫌な仕事は先送りしない主義なのでね」 肩を竦めるエミヤシロウ 「“守護者”である貴方がこのハルケギニアに何の仕事で?」 「本来ならコッチは『アラヤ』の管理外なのだがね、君らが好き勝手やるものだからとう とう私が出張する羽目になってしまったのだよ。もっとも管理外世界に渡るためにガリア 王の召喚に便乗するという裏技を使わせてもらったがね」 左手を持ち上げたエミヤの二の腕に輝くガンダールヴのルーン 「成程、ルーンの力で基本性能が軒並みブーストされているのですね」 つまりエミヤではなくE・M・I・Y・A 「これでは二人がかりでも勝ち目は薄いぞ?」 ティファニアを庇いつついつになく真剣なハサン 「それよりも問題なのはエミヤの左腕にルーンが刻まれているということです」 ビキィッ! エミヤの頬が引き攣る 「つまりエミヤはガリア王とコントラクト・サーヴァントを……」 「きゃ~~~~~~~~~~~~~~ッ!!」 今目の前にある危機も忘れ腐った歓声を上げるルイズとティファニア 「ぬがああああああああああああああああツ!!!」 血涙を流しながら突っ込んで来たエミヤが手じかな地面に突き立った剣の柄に手をかける 「くあせN8#ph16&;@+p¥ふじこ!?!」 耳と鼻と口から鮮血を迸らせ崩れ落ちるエミヤ 「流石の英霊エミヤも、否、英霊エミヤだからこそこの剣の『毒』には耐えられんかった な」 「随分な言い草だね~命の恩人に向って。ま、久し振りの再会だしかわいこちゃんもいる から全然オッケーだけどね」 ヌラヌラと青光りする刀身をくねらせて軽薄そうに笑う剣 「何故、何故貴方がここにいる…“魔剣ワカメ”!?!」 前ページ次ページ魔眼の使い魔
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「.hack//G.U.」のカイト(NPC) 蒼炎の使い魔-01 蒼炎の使い魔-02 蒼炎の使い魔-03 蒼炎の使い魔-04 蒼炎の使い魔-05 蒼炎の使い魔-06 蒼炎の使い魔-07 蒼炎の使い魔-08 蒼炎の使い魔-09 蒼炎の使い魔-10 蒼炎の使い魔-11 蒼炎の使い魔-12 蒼炎の使い魔-13 蒼炎の使い魔-14 蒼炎の使い魔-15 蒼炎の使い魔-16
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「なるほど、事態は把握したよ」 シルフィードの背中、身元を隠す黒いローブの下でギーシュは頷いた。 その隣で、同じくタバサが頷く。双月の光が降り注ぐ夜空を、ルイズ達は モット伯の屋敷へと飛んでいた。 「だけどどうするんだい?」 「止めるの」 「・・・止める?何をだね?」 「ギアッチョをよ」 「・・・何だって?」 意味がよく分からず、ギーシュはぽかんとした顔でルイズを見る。 少し俯いた顔で、ルイズは話し始めた。 「・・・そういうことなら、協力しないわけにはいかないね」 ルイズの説明に、ギーシュは納得したという顔で答える。 それを受けて、しかしルイズは「だけど」と返した。 「今回のことは冗談じゃ済まないわ 最悪の場合、あんた達の 家名にまで係わることになる・・・無理をする必要は、」 ルイズの言葉を遮って、彼女の頭にぽんと掌が乗せられる。 「それで、私達が帰ると思ってるわけ?」 「・・・キュルケ」 ルイズの頭をぐりぐりと撫でながら、キュルケは一見皮肉めいた 笑みを見せる。 「あなた達を助けるって『覚悟』してるから皆ここにいるんでしょう? いらない思量はしなくていいの」 ギーシュとタバサは片や鷹揚に、片や静かに頷いた。ルイズはそれを見て、 「・・・・・・うん」 少し恥ずかしげに――しかし満面の笑みを浮かべた。 ――あ・・・ キュルケは気付く。この少女は、こんなにも綺麗に笑うことが出来たの だと。もう二度と、この子の笑顔を裏切りはしない。言葉にこそしないが ――それはキュルケだけではない、この場の全員の決意であった。 地図を頼りに森を行くギアッチョの眼前に、大きな屋敷が姿を現した。 「おう、旦那 どうやらここみてーだぜ」 「ほぉ こりゃまた大層なお屋敷じゃあねーか」 夢に出てきたあの屋敷よりは幾分小さいが、と心の中でどうでもいい ことを付け足すギアッチョにデルフリンガーは一つ疑問を投げかける。 「しかし旦那、具体的にはどうするんだ?嬢ちゃん掻っ攫ってとんずら っつーわけにもいくめぇ この警備じゃあよ」 木陰から伺えば、確かに門前と庭内には数人の衛兵。そして彼らと 共に、蝙蝠のような翼を生やした犬という悪魔合体の産物の如き 生き物が数体庭を闊歩している。それらをちらりと一瞥して、 ギアッチョは詰まらなさそうに息を吐いた。 「奴らを排除してモットの野郎を殺す それで仕舞いだ」 「・・・そうかい ま、俺ァ人殺しの道具だ とやかくは言わねーよ」 「・・・とやかく言いたいことがあるってわけか?」 「いんや、俺ァ旦那の相棒だかんな ――ただ、ま・・・ ルイズは悲しむんじゃねーかと思ってよ」 「・・・・・・」 呟くようなデルフの声で――ギアッチョの口は数秒動きを止めた。 「チッ・・・」 何故か脳裏をよぎったルイズの泣き顔を掻き消そうと一つ舌打ちして、 ギアッチョは無理矢理に言葉を吐いた。 「・・・それだけか?言いたいことはよォォーー」 人の身であったならば溜息の一つもついただろう。それが敵わぬ デルフリンガーは、ただ淡々と質問を続ける。 「いや、もう一つ スタンド・・・だったよな そいつを使う力、 もう殆ど残ってねぇんだろ?大丈夫なのかと思ってよ」 そう。確かに自分のスタンドパワーは今にも底をつこうとしている。 誰にも言いはしないが、少しでも気を緩めようものならがくりと 膝を落としてしまいそうだった。彼の心身は、今それ程までに 疲弊しているのである。しかし、 「問題はねえ」 ギアッチョがそれ以外の言葉を口にすることなど有り得なかった。 「旦那・・・」 納得し兼ねるといった声を出すデルフに目を向けて、ギアッチョは 面倒臭そうに言葉を継ぐ。 「オレの目的はあくまでシエスタとモットだ 雑魚共をいちいち 相手にしてる程暇じゃあねーぜ ・・・そもそもだ、わざわざ スタンドを出すまでもなくこっちにはてめーがいるんだからな」 「へ?・・・お、おおよ」 いきなりの不意打ちに、デルフリンガーは少々上擦った声を上げた。 考えてみれば、ギアッチョが己への信頼をこうして言葉にしたのは 初めてのことなのである。力の化身のようなこの男が口にした 信頼の言葉に、デルフリンガーは密かに感動していた。 喋れるように鞘から少し露出させていた刀身をすらりと引き抜いて、 ギアッチョはその心中も知らず彼を無造作に肩に担ぐ。隠れていた 木陰から数歩歩み出て、不機嫌そうな顔のまま口を開いた。 「行くぜオンボロ」 「任しとけ・・・ってうぉい!結局オンボロ呼ばわりかよ!」 それは、彼女のような平民は眼にしたこともないような巨大な 浴場だった。モット伯の邸内に設けられたそこに、シエスタはもう 随分長く浸かっている。身体が茹だってゆくにも構わず、彼女は その最後の安息地から腰を上げることを頑なに拒んでいた。 「・・・どうして・・・」 震える肩を抱きながら、シエスタは一人呟いた。呟いてから、その 先に何を続けたかったのかを考えて自己嫌悪に陥る。どうして こんな目に遭わなければならないのか、どうして自分なのか、 どうしてこれが許されるのか――考えれば考える程に出てくる それらは、まるで己の卑小さを嘲る刃のようにシエスタ自身に 突き刺さった。 「そうよね・・・」 シエスタはその口に、諦念混じりの自嘲を浮かべる。そうだ、 恨み言をいくら吐こうが何も変わりはしない。この世界は 「そういうもの」なのだから。平民にとってメイジは天災。それは 比喩ではなく、正しく言葉通りの意味でそうなのだ。平民如きが 何をどう足掻こうが覆らない災禍。洪水や嵐と違うのは――彼らが 意思を持っているということだけだ。そしてそれ故に、メイジは 時として災害よりも凶悪な存在にすらなる。 だから。そういうものだと割り切るしかないのだ。例え彼らに 襲われようが、奪われようが、そして殺されようが・・・それは 仕方の無いことなのだと。メイジとは、貴族とは、そういうもの なのだから。 …ぽたりと。伏せた瞳からこぼれた一滴の雫が、水面を震わせる。 心を抑えることは出来ても――涙を抑えることまでは出来なかった。 我知らず漏れていた嗚咽と共に、シエスタの綺麗な瞳からは次々と 涙がこぼれ落ちる。 「お金なんていらない・・・ 皆と仕事をして、マルトーさんや ギアッチョさん達と色んな話をして、たまに故郷へ帰って・・・ それでよかったのに・・・ それで幸せだったのに・・・」 止めようとして止まるものではなかった。何も変わらないと 知りながら、シエスタは静かに泣き続ける。 最後の安息、その終焉を告げたのは、シエスタと同じくこの館で 働く侍女の一人だった。浴場の入り口から一言、「伯爵が寝室で お待ちです」そう淡々と伝えると、老境の侍女はそのまま立ち去った。 「・・・・・・」 永遠にも思える時間を、シエスタは祈るように沈黙した。それが 無駄だということは、誰より己が解っている。それでも、何かに 祈らずには居られなかった。 そうして数秒、震える両肩から手を離し、彼女は静かに閉じていた 眼を開く。 「・・・最後に、ギアッチョさんにお別れを言いたかったな・・・」 もはや叶わぬことを呟くと、シエスタはごしごしと涙を拭い―― 諦観に染まった表情で、ゆっくりと湯船から立ち上がった。 「うぐっ」 「あがっ」 屋敷の門外、高い塀の向こうからからくぐもった声が二つ続けざまに響き、 庭内を巡回していた三人の衛兵は不審げに顔を見合わせた。視線の先、 格子状の門の外には何者の姿も見えない。静かに目配せし合うと、彼らは その手の槍を素早く構えて門へと駆け出した。 一分後。塀に身を隠すギアッチョの目の前に、合わせて五人の衛兵達は 折り重なって倒れていた。 「とりあえずは、こいつらで全部だな」 「意外だね、気絶でとどめるたぁ」 左手の先で笑うデルフリンガーに、ギアッチョはいつもの仏頂面で答える。 「オレは別に殺人鬼じゃあねー」 デルフリンガーは、そう言いながら自分を鞘に戻そうとするギアッチョに 向けて早口に口を開いた。 「旦那、あの犬コロ共はどうすんだ?あいつらァすばしっこい上に空を飛ぶ 相手してる間に騒ぎに気付いた衛兵連中が集まってくるぜ」 「・・・問題はねえ」 対するギアッチョの反応は、実に淡々としたものだった。そのままデルフを 鞘に納めて、彼は開きっ放しの門から躊躇無く庭内へと侵入する。 「ぐるるルるる・・・」 一歩足を踏み入れたその途端、六匹の怪物犬は唸りを上げながらギアッチョ 目掛けて走り出した。そう訓練されているものか、彼らは一瞬にして ギアッチョの周囲を逃げ場無く取り囲む。翼の生えた黒い犬が血走った 眼で獲物を囲んでいるその光景は、正に地獄の様相と言うに相応しかった。 常人ならば失神してもおかしくないそれを、ギアッチョはただ面倒臭げに 一瞥する。自分達に恐怖を感じていないその様子が気に入らないのか、 黒い獣達は一斉に刃のような牙を剥き出した。そのまま怒りに任せて獲物を 引き裂かんとするその瞬間、 「ああ?」 ギロリと。圧倒的な怒気と殺意を宿すギアッチョの凶眼に刺し貫かれて、 六匹の魔物はまるで石像のように硬直した。 「・・・ぐ・・・ぐるるる・・・」 怯えるはずの人間に、今恐怖を感じているのは紛れも無い彼らだった。 直接ギアッチョの双眸と対峙していない後方のニ匹でさえ、ギアッチョの 放つ極寒の炎の如き殺意に身動き一つ取れなかった。 魔眼の巨人や魔除けの籠目を例に出すまでもなく、古来より「眼」に ある種の力を認める類の譚話は世界中に散見するが――今、彼ら六匹の 魔犬は正にそれを実演するかのように停止していた。 それを何でもないような様子で確認して、ギアッチョは一言低く、 「行け」 と呟く。その瞬間、彼らはきゃんきゃんと喚きながら我先に空へと 逃げ出していった。 「・・・すげーな、旦那」 呆けたような声を出すデルフリンガーに、ギアッチョは無感動に答える。 「急ぐぞ」 ルーンの刻まれた左手ですらりと魔剣を抜き放つと、邪魔者のいなくなった 前庭を、ギアッチョは眼にも留まらぬ速さで駆け抜けた。 「何だきさ・・・はぐぉッ!!」 右の拳で玄関の番人の一人を問答無用で殴り飛ばし、同時に左手の剣は もう一人の喉元へ流れるように突きつける。 「なッ・・・!?」 「ちょっと訊きたいんだがよォォォ~~~ モット伯とか言う野郎はどこだ」 突然の状況に眼を白黒させている番兵を、ギアッチョは静かに問い詰めた。 「き、貴様・・・何のつもりだ こんな狼藉が許されると――」 言い終わらない内に、ギアッチョはデルフリンガーの刀身を番兵の喉に 軽く触れさせる。 「ぐッ・・・」 「聞こえなかったっつーわけか?ええ、おい?」 ギアッチョは、「三度目はねぇぜ」と低く呟いて繰り返した。 「モット伯はどこだ」 「・・・・・・は、伯爵は・・・」 諦めたように口を開く男の右手の動きを、ギアッチョは見逃さなかった。 虚を突いて繰り出された槍の穂先をデルフリンガーがまるでバターを 切るように両断すると、右手で男の首を掴んでそのまま館の壁に叩きつける。 「ぐッ・・・!」 「いい返事だ 下衆野郎に殉じな・・・」 ここまで倒して来た衛兵達と違い、この男にははっきりと顔を見られている。 首を掴む右手にぎりぎりと力を込めるが、苦しげにもがくだけで何かを 喋ろうともしない。この様子では懐柔も難しいだろう。 「大した根性じゃあねーか・・・そいつに敬意を表して一瞬で終わらせてやる」 そう言いながら、しかし躊躇なく剣を構える。胸に狙いを定め、一気に 貫こうとしたその時、 「待って!!」 上空から聞きなれた声が響き――同時に放たれた風がデルフリンガーを 弾き飛ばした。 「・・・何のつもりだ」 気絶させた番兵から手を離すと、デルフを拾いながらギアッチョは シルフィードを見上げる。返事の代わりに、ルイズ達はひらりと地上に 飛び降りた。ルイズはそこから一歩を進み出て、曇りの無い瞳で ギアッチョを見つめる。小さく息を整えて、彼女はゆっくりと口を開いた。 「ギアッチョ・・・もう誰も殺さないで」 「・・・ああ?」 見ようによっては恫喝的にも感じられるギアッチョの視線に、 ルイズは臆さず向かい合った。 「もう十分よ・・・お願い、これ以上殺さないで」 「今更だな 何人殺そうが何百人殺そうが、オレには同じことだぜ」 「・・・違うわギアッチョ あんたが殺してるのは――自分の心よ」 「・・・・・・」 かぶりを振ってそう言うルイズに、ギアッチョはわずか絶句した。 「ギアッチョ、もういいのよ もう誰も殺さなくていいの 今の あんたは暗殺者なんかじゃないんだから」 「・・・御主人様らしく命令でもするってか?」 「――命令することは簡単だわ だけどそれはわたしの意志 それじゃ何の意味もないのよ わたしじゃない、ギアッチョ自身の 意志でそうして欲しいの!だからギアッチョ、お願い・・・もう 誰も殺さないで!」 ルイズの懇願に眩暈のような錯覚を覚えて、ギアッチョは思わず壁に 片手をついた。それ程までに、ルイズの言葉は今のギアッチョには 眩しすぎた。 「・・・今更、オレにどう生きろっつーんだ」 「人生」、表現を変えればそれは個人の歴史と言えるだろう。歴史とは 即ち記憶――ならば人生もまた、記憶の集積であるはずだ。そして ギアッチョは、真っ当な人間であった頃の記憶など、とうの昔に捨てて いた。彼の記憶は暗殺者の記憶、彼の人生は暗殺者の人生。それは 殺人を生業とする異常極まりない世界で自己を保ち続ける為の手段で あった。異常な世界で生きるには、それを異常だと感じる原因を 抹消してしまえばいい。ギアッチョはそうして、身も心もその全てを 殺戮に染めていた。 存在する理由を、手段を失くした時、人には何も出来なくなる。 正に暗殺という二文字で成立していたギアッチョの自己同一性は、 今届かぬ蜃気楼のようにその姿を揺らめかせていた。 「・・・オレは暗殺者だ 人殺しだからオレなんだよ」 「それは違うわ!!」 ルイズは怒ったように否定する。 「何が違う?暗殺者っつー事実だけがオレの全てだ オレは殺す為に 生まれ、殺す為に生きてんだ そいつを取り上げりゃあよォォーー オレにゃあ何も残りはしねえ」 「違う・・・そんなことない!!」 吐き捨てるギアッチョに、ルイズは更に語気を強めて遮った。 何かを言おうと同時に口を開いていたギーシュ達は、互いに顔を 見合わせて言葉を飲み込む。今はギアッチョの主に全てを任せて おくべきであろうと思われた。 「そんなことない・・・!ギアッチョはいつもわたしを助けてくれた、 わたし達を導いてくれた・・・あんたが何を否定しても、それだけは 変わらない事実だわ!」 「ハッ・・・そんなもんはおめーら他人が作り上げたただの幻だろーが」 話にならないとばかりに笑い捨てるギアッチョから、ルイズは尚も 眼を逸らさずに言い放った。 「幻で何が悪いのよッ!!」 双眸の深奥まで深く見通すようなルイズの眼差しに、ギアッチョは 再び言葉を失った。 「・・・貴族が、どうして平民の上に立っているか分かる? 魔法が使えるからよ 力ある者は、敵に背を向けてはいけないの 天に授かったその力で、身を挺して弱者を守る者・・・それが 本当の貴族なのよ」 「・・・・・・」 「・・・だけど、わたしは魔法を使えない ねえギアッチョ、 あんた今『殺す為』って言ったわよね それは自分に生きる理由が あるってことでしょう?・・・わたしにはそれがなかった 魔法の使えない貴族に、存在価値なんてない・・・わたしは ずっと叱られ、疎まれ、蔑まれてきたわ ゼロのルイズとは よく言ったものよね・・・誰の役にも立たない、貴族の務めも 果たせない、誰にも必要とされない、生きる理由も意味もない ――わたしは何もかもがゼロだったわ」 凛として己を見つめながらそんなことを言うルイズに、ギアッチョは 眉をひそめる。ルイズの口から、ギアッチョは後ろ向きな言葉など 聞きたくはなかった。半ば話を中断させるように、その口を開く。 「・・・一体何が言いた――」 「だけどッ!!」 それすらも遮って、ルイズはギアッチョに言葉を投げかけた。 「だけどこんなわたしを友達と呼んでくれてる人がいるの!! 彼女達がわたしに抱いている感情は幻だわ、だけどキュルケ達は その為に命を賭けてくれた!!それが悪いことなの!?違うわ、 絶対に違うッ!!」 「・・・ッ」 「・・・ねえギアッチョ わたしを必要としてくれてる人がいる ように、わたしにもあんたが必要なの 暗殺者なんかじゃない、 使い魔でもない・・・ギアッチョという一人の人間が必要なのよ!」 ルイズの叫びは、ギアッチョの心に激しく響き渡った。彼女の言葉、 そのどこにも偽りはないのだろう。だからこそ、ルイズ達はここへ やってきたのだから。だがそれでも、ギアッチョは言葉を返せない。 己に向けられた幾多の信頼に、友愛に応えるべきだとギアッチョは 今そう思えていた。しかし、それでもその口からは言葉が出ない。 暗殺者であることを辞めることは、リゾット達への裏切りではないかと いう思いが、彼の心を縛していた。 『・・・お前は振り向くな 過去に囚われるな』 ルイズの声の残響に合わせるかのように突如リゾットの声が聞こえ、 ギアッチョはハッとして顔を上げる。 『オレ達の影に――縛られるな』 ――・・・そうだったな 誰にも聞こえない声で、ギアッチョは静かに呟いた。 ――迷わねーと誓ったばかりじゃあねーか・・・オレはよォォーー 夢中に聞いたリゾットの言葉は、ギアッチョの迷いを容易く打ち砕いた。 口角を皮肉めかせてつり上げると、ギアッチョはがしがしと頭を掻いて ルイズに向き直る。 「・・・勘当されてもしらねーぞ」 「わたしには家柄なんかより――ギアッチョのほうがよっぽど大切だわ」 応えてくれたギアッチョに向けて、ルイズは吹っ切れたように笑った。 「――で、どうする気なんだおめーら」 静かな玄関前で、彼らは額を寄せ合って会話を交わす。当然の疑問を 発したギアッチョに、代表してキュルケが返答した。 「別に殺すことだけが口封じの手段じゃないわよ?」 キュルケは意味ありげに笑うと、ギアッチョに作戦内容を開陳した。 数分後。全てを聞き終えて、ギアッチョは凶相を面白そうに歪めた。 「おめーらもよォォ~~ 中々えげつねーこと考えるじゃあねーか ええ?」 「だ、だってそれしか手段がないってキュルケが・・・」 渋々といった顔のルイズに眼を向けて、キュルケはしれっと言い放つ。 「あら、他に策がないこともないわよ だけどあんな下衆にはこれで 丁度いいわ」 「ま、違いねーな」 ギアッチョとキュルケは互いを見合わせてニヤリと笑う。不安げな表情の 中に「オラわくわくしてきたぞ」という心境が見て取れるギーシュと 本に眼を落としながらもどこか楽しそうなタバサを見遣って、ルイズは 「もうどうにでもなれ」とばかりに溜息をついた。 ギイと音を立てて、軋んだ扉が開く。打ち合わせもそこそこに、 ギアッチョ達は邸内へと侵入した。その瞬間、 「貴様ら何者だ!」 警備兵の野太い声が響いた。黒装束に身を隠した人間が勝手に侵入して 来たのである。それを見咎めない者などいようはずもなかった。 心臓が飛び出る程に驚いたルイズやギーシュを制して、キュルケは 平然と口を開く。 「あなた、モット伯から何も聞いていないのかしら?私達は"アレ"を 届けに来たのだけれど」 「・・・納入は来週だと聞いているが」 「予定より早く用意出来たのよ 納品は早ければ早い方が、伯爵も お喜びになるでしょう?」 「・・・そういうことなら、こっちだ」 キュルケの言葉をあっさり信じ込み、警備の男はモット伯の部屋へと 先頭に立って歩き始めた。 "アレ"が何かなど、キュルケは勿論知る由も無い。モット伯のような 男ならば、口に出すのも憚られるような禁制の品を取引していたと しても何もおかしくはないと読んでカマをかけたのだった。そんな 品物の配達人なら、身元を隠す姿をしていることに何の問題もない。 そこまでの判断を一瞬の内にやってのけるキュルケに、ルイズ達は 舌を巻いた。 扉の向こう、廊下の方で「ぶがッ!?」という間抜けな声が聞こえ、 一拍置いて何かが倒れるような音。部屋の主には聞こえなかったらしい それら小さな音の後に、今度は扉がコンコンと大きく音を立てる。 モット伯は鬱陶しげに眉をひそめて、やって来たばかりのシエスタに ぶっきらぼうに手を振った。 「出なさい」 「・・・はい」 シエスタはいつもの快活さからは想像出来ない緩慢さで扉へ向かう。 がちゃりと扉を開けて、 「何用ですか?」 言い終わったと同時に、驚きで固まった。 「帰るぞ」 あちこちに巻かれた包帯の上からでもはっきりと分かる、無愛想な 顔の男がそこにいた。 一目会いたかった人が、自分を救いに来てくれた。それが――どれ程 残酷なことか。ここでギアッチョに縋ってしまえば、逃げてしまえば。 彼はきっとモット伯への罪で処断されてしまうだろう。シエスタに そんな選択が出来るわけはなかった。ギアッチョの眼を見ないように 俯いて、シエスタは冷たい声で言い放った。 「・・・お引き取りください」 拒絶の意志を表したシエスタを、ギアッチョもまた冷厳と見下ろす。 彼女の細い肩がか弱く震えていることに気付かないギアッチョでは なかった。 「断る」 「・・・っ」 シエスタは一瞬見せた泣きそうな顔をすぐに正して、ドアの握りを持つ 手に力を込める。 「・・・お引取り、ください」 そう言いながら扉を閉めようとするが、 ガンッ! ギアッチョは素早く片足を滑り込ませてそれを止める。 「断る、って言ってんだろーが」 ギアッチョの断固たる声に、シエスタは半ば諦めたように顔を上げた。 「・・・ダメです、それじゃギアッチョさんが」 「問題はねー オレを信用しな」 「・・・だけど」 尚も抵抗するシエスタを読めない瞳で見つめて一つ溜息をつくと、 ギアッチョは身体を半身にずらした。その後ろに見えた数人の顔に、 シエスタはハッと息を呑む。 「・・・オレで足りねーなら――こいつらの分の信用も足してくれ」 ミス・ヴァリエールとミス・ツェルプストー、ミスタ・グラモンに ミス・タバサまでがそこにいた。ここに来ることがどれだけ危険か、 彼女達が知らぬわけがない。家名にまで累が及ぶ危険を冒して、 彼女達は自分を助けに来てくれたのだ。それは彼女達の誠実さを、 何よりも雄弁に物語っていた。 「・・・・・・はい」 シエスタはおずおずと頷いた。貴族であっても、彼女達は信じられる。 彼女達の瞳、そのどこにも欺瞞の色などなかったから。 「何だ貴様ら・・・何をしている!!」 突如聞こえた怒号に、ギアッチョ達の視線はシエスタの背後に集まる。 不機嫌さを隠しもせずに、モット伯がそこに立っていた。 「・・・シエスタを頼んだぜ、おめーら」 シエスタの肩を抱いて、ギアッチョは彼女をルイズ達へ押しやった。 そのまま一歩進み出し、黒装束の下の顔を暴かんとするモット伯の 視線を身体で遮る。一連の流れで、モット伯には大体の事情が掴めた ようだった。怒りに顔を歪ませて、モット伯は手元の呼び鈴を乱暴に 鳴らした。 「許さんぞシエスタ・・・ 衛兵!!何をしている、はやくこやつらを 捕えよ!!私は置物に金を払っているつもりはないぞッ!!」 その瞬間聞こえ始めたどたどたという多数の足音に軽く舌打ちして、 ギアッチョはルイズ達に追い払うように手を振った。 「行け」 答える代わりに、タバサはシエスタに向けて何事か呟いた。それを 理解したシエスタとタバサが先頭に立ち、ギーシュを引き連れて 長大な廊下を走り出す。それを追いかけようとするルイズを、 ギアッチョは何の気なしに皮肉った。 「今日はいつもみてーにしつこく念押ししなくていいのか?ええ?」 ギアッチョの背中を向けながら、ルイズは肩越しに顔を覗かせる。 「・・・必要ないもの わたしはあんたを信じてるわ」 そう言い切って刹那笑うと、彼女は今度こそタバサ達を追って走り去った。 「・・・調子が狂うぜ 全くよォォォ」 ギアッチョは頭を掻きながら、ぎゃあぎゃあと何かを怒鳴り散らす モット伯へとキュルケと共に向き直った。 「このような夜更けに・・・薄汚い平民風情がよくも我が楽しみを 邪魔してくれたな」 嗜虐に満ちた表情で、モット伯は呼び鈴を投げ捨てる。 「貴族の前で剣を抜いた平民は、殺されて文句は言えぬ 覚悟は 出来ているのだろうな?」 「剣?オレはそんなもんを持った覚えはねーぜ」 ひょいと両手を上げて、ギアッチョは無手をアピールする。彼の 身体のどこにも、デルフリンガーの姿は見当たらなかった。しかし モット伯はそんなことはどうでもいいといったように哂う。 「分からんか?『どうとでもなる』ということだ・・・特に貴様らの ような身元も知れぬ平民の場合はな 女共なら再利用してやるが、 男に用は無い・・・ここで死ね」 「・・・身も心も腐り切ってるっつーわけか?やれやれ、これで 無くなったな・・・仏心を出してやる理由はよォォォ~~~」 この場にデルフがいれば「ハナっから許す気なんざさらさらねーだろ」と でも突っ込まれそうなセリフを吐いてポキポキと拳を鳴らすギアッチョに、 モット伯は心底愉快そうに下卑た笑いを上げた。 「ぬはははははははッ!!これは面白い!トライアングルの私に、この 波濤のモットに素手で挑もうと言うのかね!ふふふははははは! こんなところで命を賭けた寸劇が見られるとは思わなかったぞ!! もっとも、平民風情がいくら矢弾を持ってこようがこの私に傷一つ つけられはせぬがな!」 「波濤だか佐藤だかしらねーが・・・ごちゃごちゃ抜かしてねーで とっととかかってきなよ ええ?おい オレは出来てるんだぜ・・・ 『覚悟』はいつでもな」 余裕の挑発にピクリと眉を上げかけるが、モット伯は口よりも魔法で 黙らせることを選んで杖を構えた。キュルケが数歩後退すると同時に、 モット伯は杖で空を切る。飾られた花瓶がコトリと倒れ、注がれていた 水が赤い絨毯にぶちまけられた。続けてルーンを唱えると、こぼれた 水は映像を巻き戻すように宙に浮かぶ。細長い水の鞭と化したそれは、 杖の動きに合わせてギアッチョに襲い掛かった。 「便利な魔法じゃあねーか 寝たきりになっても自分で水が飲めるぜ」 「寝るのは貴様よ、ただし土の中でだが・・・なッ!!」 言葉尻に篭った気合と共に、水鞭はギアッチョの右手を打たんと 飛来する。ひょいと手を上げてそれを回避するが、凶器と化した水は 生き物のようにくねり、しつこく右手を追いかける。身体を捻って 避ければ次は左手に襲い掛かり、飛び避ければ今度は右。次は左手、 また左手、右手、左手、右、右、右。水の蛇は執拗にギアッチョの手を 狙い続ける。 「いい趣味してやがるぜ」 モット伯の意図を理解して、ギアッチョは悪鬼の如き表情で笑った。 まずは両手を壊し、次は恐らく両足を狙う。そうして敵を無抵抗に しておいて、後はたっぷり嬲るつもりなのだろう。 「どうやらしっかり教えてやる必要があるらしいな ええ?」 まるでダンスのようなステップで攻撃を躱しながら、喉の奥で笑う。 「てめーが戦ってんのは一体誰なのかを、な・・・」 ギアッチョの纏う空気が――鋭く冷たい刀剣のようなそれに変じた。