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NO. タイトル 作者 登場人物 051 保父ドラ! ◆U85ZpF.SRY チルノ、古手梨花、高町なのは、犬神雅、金色の闇、高須竜児 052 せめて参加者として ◆UZc41XfFpM ハッサン、桐島英理子 053 犯罪 ◆miLylWS02s しまぶー、日下部みさお、ポコ美、マナ 054 教師と鬼神と湖と ID Cd4TngsU 張遼、黒井ななこ 055 医者の不養生 ◆NTOsBYdRZU 鬼塚一愛、バズ・メディル・アスクレピオス 056 バトル・ロワイアル ◆w0nSN/YV8E 中島朱実、フラウ・ニー 057 I have love and courage l ◆UScCa4cBtA アンパンマン、イエロー・デ・トキワグローブ 058 知っているモノ、理解できないコト ◆oY6SQFVYww 恋愛(ID bh4wWdBn)、アーカード、衛宮士郎 059 謎のナチス軍人の巻 ◆T7dkcxUtJw ルドル・フォン・シュトロハイム、小早川ゆたか 060 忍びが一人 ◆6lu8FNGFaw 笛吹城太郎 061 オタク少年は魔女っ子の夢を見るか? ◆3KsDTNPBjk 滝口優一郎、ミリアム 062 ムダイ ◆CUG3z3uZ1o アキ 063 少女×変態×氷使い ◆lZtsPMHNXM ヴェイグ・リュングベル、アリス・マーガトロイド、デクス 064 幸せになろうよ! ◆SBRaGO1eiM リオン・ラファール、白川由美、赤根沢玲子、真田小次郎 065 問題児 ◆UScCa4cBtA 新庄・運切 066 視聴者の皆様への御詫びと訂正 ◆T7dkcxUtJw ダソヌ☆マソ、小神あきら 067 少年と騎士と魔女と ◆oY6SQFVYww 石杖所在、ランサー、アララ・クラン 068 不穏の気配 ◆ywHyy53bU. 夜神月、ラクス・クライン、水銀燈 069 笛吹かば・・・ ◆6lu8FNGFaw 白河ことり、笛吹城太郎 070 射命丸文の受難~殺人鬼編~ ◆oY6SQFVYww 七夜志貴、射命丸文、ジェネラル 071 員数外の牙 ◆ywHyy53bU. 張遼、黒井ななこ 072 舞妓haaan! ◆90zYXkItXg 瀬田宗次郎、櫛枝実乃梨、川添珠姫、柊つかさ、中慈馬早苗、日塔奈美、佐倉愛衣 073 皇帝の決断 ◆oY6SQFVYww ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア 074 あたし失格 ◆drTLmjqyUw ガラハド、ミンウ、ビュウ、アキ 075 月下の手品 ◆ZDvbjRxcb6 レオナ・ハイデルン、夢幻魔実也 076 人間って面白っ! ◆mpF0obPU.6 安骸寺悠、アキ 077 自己愛深き故愛を捨てた男サウザー ◆o9OK.7WteQ サウザー 078 医者の不養生第二話 ◆T7dkcxUtJw 鬼塚一愛、バズ・メディル・アスクレピオス 079 幸せは歩かない ◆90zYXkItXg 桂言葉、ミリア・ハーヴェント、アイザック・ディアン Prev Next 【001~050】 【051~100】 【101~150】
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その1・総合防衛隊、作戦開始! プロローグ 前世の世界で全世界を暗黒の世界にしようとする邪悪な敵が全世界を阻って来た。それを阻止しに現れたのは多くのエルドランのロボット達は敵の手から全世界を救い英雄となった、それが、エルドラン大戦なのだ。 陸士郎 「まお、まお、まお、きちんとこっちを向くのだ!」 空次郎 「みそら、真ん中に立つのです!」 アーダルベルト 「クッ、クッ、クッ、ジルビーガ一番デース」 陸士郎 「うちの孫が一番かわいいに決まっておる!」 空次郎 「陸士郎君、それは違いますねぇ?」 アーダルベルト 「愚カナ人達・・・デース」 総合防衛隊の結成式が始まった シルビー 「日本の平和は・・・・」 まお 「自分達が・・・」 みそら 「守るであります!」 陸と空と海の結成した総合防衛隊員の誕生! かごめ 「はい、三島です・・・」 陸士郎 〈かごめ君、私だ〉 かごめ 「ば、幕僚長ぉぉ」 陸士郎 〈君はこれから総合防衛隊の指揮官に就任する 他の孫娘達よりまおをサポートする君の力が必要なのだ〉 かごめ 「了解しました!幕僚長のためなら・・・」 こうしてかごめは「総合防衛隊」の指揮官に就任し 魔法学園戦記エルドラン・マギス THEMOIVE2nd 総合防衛隊、出動! ①総合防衛隊、作戦開始! 私とちなみちゃんは、ひなた荘の裏の破壊された無人別館で、8体のロボットを発見した彼女達を見ながら監視(?)していました。 キツネ 「地底人は乗ってなさそうやな?」 素子 「浦島の仕掛けた物かな・・・」 しのぶ 「センパイは何もしません!」 なる 「ど、どうゆうことなのよ、このロボット達は!?」 ちなみ 「会長、あれが若き教師で東大生の成瀬川なる(20歳)です」 ゆり子 「何か、パンチすると怖いかも・・・」 温泉たまご 「みゅ?」 ゆり子 「何?このカメちゃんは・・・」 温泉たまご 「みゅっ!」 ちなみ 「やめてっ顔が見えない」 ゆり子 「ちなみちゃん!」 高音 「正義の使徒!高音・D・グッドマン参上!!」 愛衣 「同じく!佐倉愛衣!!」 ちなみ 「何なの なる 「ん 誰なの!?」 ゆり子・ちなみ 「へっ!?」 なる 「隠れてないで出てきて!!」 ??? 「その必要はない」 なる 「アマラさん」 アマラ 「2人はお前らに任せる」 ゆり子 「・・・・」 素子 「貴様等、そこで何をしている?」 なる 「モトコちゃん 私が話すから・・・」 素子 「なる先輩・・・」 なる 「あんた達、そこで何をしているの!?」 ゆり子 「あの・・・私達、見学しに来たんです」 ちなみ 「初めての見学ですから・・・」 なる 「じゃあ・・・あの8体のロボット達は一体何なの!?」 ゆり子 「私、まおちゃんの大ファンだから・・・」 なる 「とっとと・・・出て行けぇぇぇ!!!」 なるはパンチでゆり子とちなみを殴り飛ばした。
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楽日 第一話 × × 「おうっ、いたいたっ」 「あ、小太郎さん?」 丁度正門を出た佐倉愛衣が気付くのと、小太郎が手を上げて駆け寄って来たのはほぼ同じ頃合だった。 「何?学ラン?」 「知らないの、ほら」 「ちょっとワイルド系?結構イケメン?」 「うん、ちょいやんちゃっぽいのいいかも」 ひゅーひゅーと何か口笛っぽい声も聞こえる中、 愛衣の所に駆け寄った小太郎が、チラッと周囲に視線を走らせる。 「じゃあ愛衣、先行ってるね」 「うん」 近くにいた愛衣の友人達もニコニコと言うかニヤニヤして退散する。 「ちょうどええわ」 それをチラッと見送った小太郎が愛衣に向き直った時には、 愛衣の目からも微笑みが消えていた。 真面目な顔で一言二言告げて愛衣が至って真面目に頷き、小太郎はタタタッと走り去る。 「愛衣、愛衣」 「ひゃいっ!」 愛衣が若干飛び上がり気味にピシッと直立した時には、既に小太郎の姿は視界から消えていた。 「愛衣、何をぼーっとしているのですか」 「あ、ご、ごめんなさいお姉様」 振り返った愛衣が、腕組みをしている高音にぺこりと頭を下げる。 「あの格好で女子大の正門で、いつになったらデリカシーと言う言葉を覚えるのでしょうね」 「そうですね」 「だから顔、緩んでると言ってるの全く。さあ行くわよテレテレしないっ!」 「はいっ」 × × 降りしきる小雨の中、 愛衣の周囲から一瞬で大量に放たれた赤い火炎弾と青白い火球が空中で激突し、 森の木々の間で大量の花火と化す。 「うらあっ!!」 その間を縫う様に小太郎が突撃し、目指す相手の首根っこをとっ捕まえた。 「!?わ、悪い…」 「小太郎さん!?」 その相手、白い布の塊からぶわっと沸き起こった巨大な力が小太郎を弾き飛ばし、 とっさに背後に回った愛衣がそれを受け止めた。 「とーりゃーっていりゃーっうーりゃーっ!!」 「アスナさんっ!」 離れた場所で、頭巾姿の人獣らしい輩が振り回す槍が明日菜のハリセンとちゃんちゃんばらばら弾け合い、 受け持ちが片付いたネギが駆け付けていた。 「つつ…どわっ!!」 背中にぐにゅっと柔らかいものを感じながら身を起こそうとした所で、 小太郎は背後から襟首を掴まれる。 そのまま横に放り投げられた小太郎は、元いた方向を見てそのまま飛び退いた。 そこでは、尻餅を着いていた愛衣が左腕を突き出し、 左の袖から肩口近くまでの衣服が一瞬で粉砕された。 「おいっ!!」 小太郎の叫びと共に、両腕を突き出した愛衣の前で巨大な火球が爆発する。 次の瞬間から、愛衣と白い塊がタッタッタッタッとステップ合戦を繰り広げ、 その周辺で次々と火球が爆発している。 小太郎が別の方向を見ると、そちらから段々と銃声が近づいて来る。 「おお、たつみー姉ちゃん」 「すまん、遅くなった」 言うが早いか、真名はザッとしゃがみ込み、小太郎もニヤッと笑みを浮かべる。 次の瞬間、銃弾が四方八方に大量発砲され、 それと共に頭巾の人獣がバラバラと空中から落下し動かなくなる。 パンパンと満足げに掌同士を叩いていた小太郎の頬の横を、ひゅうと火炎弾が通り過ぎた。 小太郎がすーっと振り返ると、槍を振りかぶった人獣頭巾がばったり倒れた所だった。 前を向いた小太郎は、にこっと笑った愛衣にニッと笑みを返すとそのまま愛衣の視界から消える。 「ああっ!」 愛衣が上を見ると、白い大きな布を手にした小太郎がこれから着地する所だった。 「こんの、おっ!…」 駆け寄った明日菜が大剣を振りかぶり、ぴたりと足を留めた。 「女、の子?…あ、ごめん、私そーゆーのきかないから」 蹲った小さな体を見下ろし、キランと光った目に気付いた明日菜が言った。 「せっちゃんストップストーップ、あー、そちらさんも矛収めてやー」 残った頭巾と対峙していた刹那の近くを木乃香が走り抜け、明日菜に接近する。 「はい、お父さんからのお手紙。怖かったやろーごめんなー」 木乃香から手紙を渡され、しゃがみ込んでいた女の子が安堵した様に啜り泣き始めた。 × × 「えーと、つまり?」 再び白い塊と化してぺこりと頭を下げた少女を中心に行列はすーっと姿を消し、 雲の切れた夕日の森の中で明日菜が尋ねた。 「先の工事の際の手違いで、お稲荷様と氏神様を取り違えて移築してしまったらしいな。 大昔のこちら側とあちら側の和睦の目印になっていて、今までそれが尊重されて来た」 「で、狐の嫁入りが警戒ライン突破してあっちはあっちで訳が分からずに大暴れ、 まああちらさんも色々ややこしいからなぁ、人騒がせな話や」 真名の説明に、小太郎がやれやれと手を上げた。 「そうですね。お嬢様が早々に話を付けて下さったから良かったですが…」 刹那の視線がチラッと走る。 「あの姫君は九尾の狐直系の名族。 本人の技術はまだまだとは言え、あの妖力に真っ向から魔力で渡り合ったと言うのは」 「ああ、ちょっと見ない間に名コンビになったものだな」 「ああ。元々彼女は正統派の魔法使いでここの魔法使いの中でも若手ピカ一。 小太郎君は正に実力派の拳士。いい取り合わせだ」 「何より…」 刹那の言葉を受け、真名が視線を向けた先では、 小太郎と愛衣がガシッと腕と腕を合わせていた。 「何より息がぴったり、相当な修羅場をくぐったんだろう」 「ああ、形式上は高校生と大学生だが、 小太郎君は協会の契約ハンター、佐倉さんも正規の協会員で卒業後は協会のキャリア組。 それ以前から能力的にも実力的にも相性がいいからな。幾度も修羅場をくぐったパートナーだ」 刹那の生真面目な説明に、真名の唇の端に意味深な笑みが浮かんだ。 「イちゃん…」 「………」 「メイちゃん」 「は、はいっ」 愛衣がハッと振り返ると、神楽坂明日菜がにこにこと立っていた。 「ぼーって見とれちゃって、もう行っちゃったって」 「あ、いえ、その…」 「?」 「いえ、その、ちょっと考え事を」 「ふーん」 「アスナさーん」 「あーネギ今行く。ホント、愛衣ちゃんっていいパートナーになったよね」 「え?えーと… あ、あの、アスナさんにはかないませんよネギ先生と」 「ま、なんだかんだ長い付き合いだからね。じゃっ」 チリンと鈴の音を残し、明日菜は駆け出していた。 「アスナさーん」 「だからバカネギー」 「あううー」 その声を微笑ましく耳にし、ふっと心地よい疲労を覚えた愛衣は、ふと周囲を見回した。 さーっと、木々の下草の間を風が通り過ぎる。 「よう」 「はいっ!」 「何ビビッてんね」 おもむろに歩き出した愛衣が、横合いの木陰から声を掛けられビクッと足を止めた。 「あ、ご、ごめんなさい」 「いや、謝る事でも無いけど」 「どうしたんですか小太郎さん?」 「いや、どうしたて事でも無いけど何となくな。あー、愛衣姉ちゃん」 「はい」 「なんぞ食べてくか?」 「はい♪」 メキッ 「おおっ、木の幹が抉れたアル」 「素晴らしい握力でござるな高音殿」 × × 「愛衣、愛衣?」 「あ、何?」 学食で聞き返した愛衣に、友達は意味ありげに笑みを返す。 そうだ、大学での平凡な講義、他愛のないお喋り、今日は出動は無い。 だけどこれから、ここを出たらそうは行かない。 これに比べたら、鬼神や大魔王とタイマンを張る度胸など物の数ではない。 だけど、やらねばならない、既に賽は投げられた。 「もー、愛衣」 パンと掌で頬を挟んだ愛衣に、友人が呆れた様に言った。 × × 「ちづるせんせーさよーならー」 「はい、さようなら」 保育園の前で、最後の一人をにこにこと見送った千鶴はつとそれより遠くに視線を走らせ、 ふっと笑みを浮かべた。 電柱の陰から歩み出た愛衣が、ぺこりと頭を下げる。 × × 「ごめんなさい、待ち合わせに行けなくて」 「いえ、お忙しい所をすいません」 喫茶店のテーブル席で、向かい合った千鶴に愛衣がぺこりと頭を下げる。 千鶴は話が上手だ。お茶をしながら保育園の話と言うのは楽しかった。 その話がふっと途切れた時、愛衣は深呼吸をする。 あるいはここまで、千鶴は緊張をほぐしてくれたのかも知れない。 だとすると、やはり容易ならざる相手。愛衣はその思いを強くする。 「あの、那波さん」 「はい」 「あの、あにょっ、あのですね…あのー、えーと…はい、那波千鶴さん」 「何ですか、佐倉愛衣さん?」 にっこりと、太陽の様な魅力的な圧倒的な微笑みに、愛衣は気圧される自分の心を叱咤した。 「那波千鶴さん。あのっ、小太郎さんを、私に下さいっ!」 深々と頭を下げる愛衣の前で、千鶴はきょとんとしていた。して見せた、のかも知れない。 「うーん、下さいってお願いされて差し上げます、って言うのも変な話よね小太郎君」 「そ、それはそうですね、はい。あの、私何言ってるんだろアハハ… ええ、そうです。それは分かっています。 でも、何と言いますか、まずはその那波さんにその…」 「それはつまり…」 言い募る愛衣の前で、千鶴はレイコーのストローから離した口を開く。 「女性として、宣戦布告と受け取っても構わないのかしら?」 静かな、真摯な眼差しを浴びながら、愛衣も又、静かに呼吸を整える。 「…平和的に解決出来るものなら、それに超した事はありません。 でも…私は、小太郎君の事が好き、 誰にも、那波さんにも誰にも渡したくない。これが私の気持ちです」 「そう」 「那波さん…」 「…千鶴、でお願い出来るかしら?…」 「はい。千鶴さんは綺麗でそのグラマーで外見も内面もとっても魅力的な女性です。 正直言って、私なんか全然かなわない、そう思えてしまうぐらい」 「佐倉さん、とても綺麗、あなたは魅力的な女性よ。 ええ、客観的にもね。嫉妬されるぐらい綺麗な佐倉さんが、謙遜も過ぎると人を傷付ける」 千鶴の言葉に、愛衣がぺこりと頭を下げる。 「でも、本当に全然かなわない、そう思えてしまう事。 千鶴さんは、小太郎君にとって特別な女性」 「特別な女性」 カランとストローをかき回した千鶴を、愛衣はじっと見ていた。 「そう、特別な女性。 何よりも漢を誇りとする小太郎君が傷付けてしまった女性。 孤独な彼をもしかしたら初めて、家族として受け容れてくれた女性。 あるいは初めて憧憬を抱く事が出来た女性。 あるいは初めて、保護者として庇護してくれた女性。 特別な、触れる事の許されない聖なる存在」 その千鶴の語り口は自慢話ではない。愛衣は息を呑んで聞いていた。 「意地っ張りで手の掛かる事も多かった、やんちゃだったけど根は素直で真っ直ぐで優しい。 力強くて美学に頑固だけどそのための努力も辞さない。お勉強、見てくれたのよね」 「え、あ、はい」 「そう。学園長からは今までの功労とかで色々お話があったみたいだけど、 それでもらうものはちゃんと貰って来たって言って、 小太郎君はあくまで正規の奨学金にこだわった。不合格なら中退すると。 そして、私達に頼る事もしなかった。本当にありがとう」 「い、いえ、とんでもないです。 小太郎さんからは本当に、教わる事の方がずっと多くて、あのぐらいの事は…」 深々と頭を下げる千鶴に、愛衣がわたわたと手を振って言う。 「私は14歳だった。14歳の時に小太郎君に出会った。 それからずっと、彼が寮を出た後も行き来はあったけど。 …少し、疲れたかな?…」 「え?」 聞き返した愛衣に、千鶴は曖昧な笑みで小さく首を横に振る。 「あなたは触れる事、共に歩く事が出来る。佐倉愛衣さん」 「はい」 愛衣は、しっかりと前を見据えて返答した。千鶴が、そうしたから。 「小太郎君の事、お願い。 私にとって大事な存在、特別な存在だから。 だから、その事を信じてくれたあなたに、あなたを信じてお願いします佐倉愛衣さん」 「はい」 深々と頭を下げる千鶴を前に、泣き出したくなるのをぐっと呑み込んだ愛衣は、 音量ではなく底に精一杯の力を込めて返答し、頭を下げた。 × × 「…らさん…佐倉さん」 「はい」 きょろきょろとしていた愛衣がハッと前を向いて返答すると、 目の前では千鶴が両頬杖を突いて愛衣を見ていた。 「どうしたのかしら?どこかに修羅場の監視役でも?」 「い、いえ、ごめんなさい」 生真面目な口調で頭を下げる愛衣に、千鶴はくすっと笑って首を横に振った。 「…あの…すいませんが…」 腕時計を見た愛衣が口を開き、千鶴が頷く。 愛衣が伝票を持って立ち上がり、ぺこりと頭を下げてトテテとカウンターに向かう。 千鶴はふっと外を見て、ストローでレイコーの氷を揺らした。 × × 「よう」 「え?」 駅に向かっていた愛衣が、思わずギョッとしてそちらを見る。 「こんにちわ、愛衣ちゃん」 「あ、どうも」 愛衣がぺこりと頭を下げた前では、いつもの学ラン姿でスーパーの買い物袋を抱えた小太郎の横で、 ラフなジーンズ姿の夏美が、やはり買い物袋を手ににこにこ立っていた。 「珍しいなこっちで愛衣姉ちゃんに会うて」 「え?ああ、そうですね。小太郎さんはお買い物ですか?」 「って言うか私ね。色々バーゲンしてたから手伝ってもらっちゃった」 「そうでしたか」 愛衣がつとそちらを見ると、夏美がちょっと困った様な笑みを浮かべていた。 そのまま、小太郎を間に挟む形で電車に乗り、駅で降車する。 「じゃあ」 「はい」 小太郎と愛衣が短く言葉を交わし、愛衣は並んで歩く二人の背中を見送った。 × × 「Fight!!」 開始と同時に、目の前から小太郎の姿が消えた。 既視感を覚えるのは一瞬。場所も季節も同じでも、あの時とは違う。愛衣はその月日にかけてぐっと頷く。 「ぬおっ!?」 振り上げられた箒が空を切り、小太郎はヒラリと背面跳びしながら距離を取った。 その小太郎に追いすがる様に幾つもの火炎弾が無詠唱で飛来し、 小太郎は体の前で×字に腕を組み、気を集中させて防御した。 着地した小太郎を更に大量の火炎弾が襲ったが、予定地点での着弾はしなかった。 とっさに体を開いて飛び退いた愛衣は、そうしながらブンと箒を振るい虚空に斬り付ける。 着地した愛衣に上空から四人の小太郎が飛びかかり、 四人の小太郎は愛衣を取り巻いた炎に飲まれて消滅する。 「よっと!」 ステージ上の全く別の場所で、愛衣が振るった箒を小太郎がひらりと交わしている所だった。 鋭い動きの箒が小太郎の鋭い動きに交わされ、あるいは気をまとった腕に弾かれる。 「くっ、とっ」 だが、愛衣の魔力も相当なもの。何度も受けられるものではない。 痺れる腕を振りながら身を交わし、小太郎は不敵な笑みを浮かべる。 楽しい、と思った。根っからのファイターである小太郎が真剣に楽しむに値する相手だった。 それを見た愛衣もふっと笑みを浮かべる。 真剣に取り組んで来た事を思い切りぶつける事の出来る、楽しい時間だった。 「何これ?一方的になっちゃった」 観客席の明日菜が言った先では、ステージ上の一角で足を止めた愛衣の周囲で、 数人の小太郎がびゅうびゅう取り囲みながら次々と拳を繰り出す。 愛衣は箒で懸命に対処していたが、 ホワイトな闘うウェイトレスと言った格好の愛衣のブラウスがあちこち裂けて素肌が露出し、 裂け目から太股とハーフパンツも覗き始めていた。 「らああっ!!」 拳を突き出した小太郎が前のめりになった。 その小太郎の背中に、愛衣が掌を突き出す。その顔には確信の笑みが浮かんでいた。 「…エーミッタム…!?」 虚空を取り囲む紫炎の檻を目の前にして、愛衣の目は一転驚愕に見開かれた。 「よっ」 振り返った愛衣は、不敵な笑みを見た次の瞬間、水面を切って六月の池にダイブしていた。 「あー、大丈夫っぽいな。せーの、と」 過去の経緯から設置されていたロープ付きのポリタンを小太郎が池に放り、 タンクに縋り付いた愛衣を小太郎が引っ張り戻す。 「ん」 差し出された手を、こくんと頷いた愛衣が握る。 「むむー…」 千鶴がふふっと微笑みその隣で夏美が凝視する前で、愛衣はステージに戻り体勢を立て直す。 ニッと笑った小太郎が愛衣の腕をポンと叩いて、愛衣もはにかみと共にぺこりと頭を下げた。 「場外!勝者犬神小太郎!!」 × × 「惜しかったねー、愛衣ちゃん」 「いえー、まだまだです」 試合後、着替えた愛衣と明日菜が控え室で話していた。 「本当に、強かったです愛衣さん」 「ありがとうございますネギ先生。明日菜さんは今回はエントリー」 「いやー、流石に今さらネギと対戦なんてねー。みんな強いし」 「アスナさんだって強いじゃないですか、ネギ先生のパートナーですよ」 「ま、そうだけどね」 「よっ」 そうこうしていると、外していた小太郎も戻って来た。 「いやー、愛衣姉ちゃん強なったなぁ、ヤバかったわホンマ」 「いえ、まだまだ小太郎さんには胸を貸していただきました」 「何言うてんね。まー何やな、西洋魔術師としてあんだけ使えて、 それで近接もあそこまでこなせるてなったら、 もう俺が教える事も無いんと違うかもう」 「と、とんでもないです小太郎さん。まだまだ色々教えていただく事が…」 「んー、そうか? 愛衣姉ちゃんはあくまで西洋魔術師、それも凄腕や。遠距離戦だけになったらもう俺でもかなんわ。 その穴を埋めるのに俺も修行の身ぃながら色々教えて来たけどなぁ、 これ以上はホンマに両立難しいで、西洋魔術師として優秀やから言うてるん。 …けど、なんか愛衣姉ちゃんならやれそうやな」 「そうよ、私達が出会ってから愛衣ちゃんすっごく頑張って、 デタラメ軍団って言われた私達だってしっかり追い付かれたんだから」 「ええ、元々優秀な魔法使いの上に非常に努力家ですから」 小太郎が最後にふっと笑うと、明日菜とネギがその後に続いた。 「今の愛衣姉ちゃんと張れる言うたら、 俺かネギぐらいしかおらんと違うか? 愛衣姉ちゃんもまあ西洋魔術師として最強レベルやけど、 ネギの場合魔法も最強レベルで拳法も達人級てデタラメ振りやからきついわな。 俺やったら力ずくでもブチ破ったるけどな、愛衣姉ちゃんもネギも」 小太郎の不敵な笑みに愛衣がにこっと微笑みを返し、 次に、小太郎とネギが不敵な笑みを交わす。 「…男の子よね…」 「え?あ、はい」 明日菜の声に、愛衣がハッとした。 「妬けるかな?」 「え?あ、いえ、それは…」 小声で弁明しようとした愛衣と明日菜が目を見合わせてくすっと笑った。 × × 廊下で千鶴と夏美とすれ違い、楓は控え室に入った。 そこで、小太郎は静かに椅子に掛けている。 「楓姉ちゃんか」 「邪魔でござったかな?」 「いや、いい。ボチボチ腰上げる所やった」 「うむ。復活・真・まほら武道会。 抽選に細工をして、この学園に多い関係者以外はパブリック・ビュー観戦で録画映像効果と説明。 単純だが効果的でござったな。そして、お主はそこで堂々拙者を打ち負かした」 「生き方、進む道、…以外に教わった事は山ほどある。生涯、俺の師匠や」 小太郎が、ぐっと拳を握って言った。 「自慢の弟子でござるよ。そろそろ行くでござるか?」 「ああ。キッチリ決着付けて、それで、言わなあかん事があるさかいな」
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【オープニング】 時刻 NO. タイトル 作者 登場人物 午前0時 000 さあ、始まるザマスよ! ◆U85ZpF.SRY ダソヌ☆マソ、小神あきら 【本編】 時刻 NO. タイトル 作者 登場人物 午前0時 002 地上最強の式神使い ◆90zYXkItXg 六道冥子、猿藤優介 午前0時 005 アリカという少年 ◆oY6SQFVYww 石杖所在 午前0時 008 史上最強のハゲ ◆6lu8FNGFaw ガイウス=ユリウス=カエサル 午前0時 012 魔女の愛するモノは ◆oY6SQFVYww プレシア・テスタロッサ 午前0時 027 ラブ・アタック! ◆w0nSN/YV8E ラト、ケットシー、あ、月島雫、ヴェーヌ 午前0時 037 危ない人たち ◆vv2z43s8oE 七夜志貴、射命丸文、ジェネラル 午前0時 046 メイドの冒険 ◆6lu8FNGFaw マリア 午前1時 010 デビル娘とエンジェル娘 ◆KazZxBP5Rc ララ・サタリン・デビルーク、コレット・ブルーネル 午前1時 014 むだい ◆jxjmfiz9Fg アキ、安骸寺悠 午前1時 019 童貞皇帝の意地 ◆dGkqy8VIyg ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア、シュナイゼル・エル・ブリタニア、シャルル・ジ・ブリタニア 午前1時 022 新世界の神になる ◆T7dkcxUtJw 夜神月 午前1時 023 お約束 ◆wr8OgiY0os キルノートン、ロイド・アーウィング、トリコ、泉こなた 午前1時 024 夢幻紳士 ◆6lu8FNGFaw 桂言葉、夢幻魔実也 午前1時 025 等価?交換 ◆NTOsBYdRZU アルフォンス・エルリック、ミント 午前1時 026 トゥルーラブ ◆mga.XVJN0Q 黒須淳 午前1時 028 ディルムッドの憂鬱 ◆ywHyy53bU. ランサー、アララ・クラン 午前1時 029 幻のウエディングドレス~友情結び~ ◆u//xntooR. ローラ・ニューフィールド、ナユタ 午前1時 033 恋愛うさぎ ◆CUG3z3uZ1o 摂津正雪、千代吉 午前1時 034 オロチ四天王総解散! ◆3Yg2YFtoSU 七枷社、クリス、シェルミー 午前1時 035 どっちがどっち ◆miLylWS02s 光熱斗、朝比奈みくる 午前1時 042 朝比奈みるくの冒険 ◆Q6D740aHB2 サウザー、朝比奈みるく 午前1時 047 天空のガチムチ解放黙示録 ◆rBOuobPdrc バァン・ファーネル、姫宮アンシー 午前1時 048 BACCANO!~恋愛編~ ◆NTOsBYdRZU アイザック・ディアン、ミリア・ハーヴェント 午前1時 050 なんだか、他人のような気がしませんね ◆oY6SQFVYww ラクス・クライン、水銀燈 午前1時 052 せめて参加者として ◆UZc41XfFpM ハッサン、桐島英理子 午前1時 053 犯罪 ◆miLylWS02s しまぶー、日下部みさお、ポコ美、マナ 午前1時 055 医者の不養生 ◆NTOsBYdRZU 鬼塚一愛、バズ・メディル・アスクレピオス 午前1時 056 バトル・ロワイアル ◆w0nSN/YV8E 中島朱実、フラウ・ニー 午前1時 057 I have love and courage l ◆UScCa4cBtA アンパンマン、イエロー・デ・トキワグローブ 午前1時 058 知っているモノ、理解できないコト ◆oY6SQFVYww 恋愛(ID bh4wWdBn)、アーカード、衛宮士郎 午前1時 060 忍びが一人 ◆6lu8FNGFaw 笛吹城太郎 午前1時 062 ムダイ ◆CUG3069z3uZ1o アキ 午前1時 069 笛吹かば・・・ ◆6lu8FNGFaw 白河ことり、笛吹城太郎 午前1時 070 射命丸文の受難~殺人鬼編~ ◆oY6SQFVYww 七夜志貴、射命丸文、ジェネラル 午前1時 073 皇帝の決断 ◆oY6SQFVYww ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア 午前1時 076 人間って面白っ! ◆mpF0obPU.6 安骸寺悠、アキ 午前1時 077 自己愛深き故愛を捨てた男サウザー ◆o9OK.7WteQ サウザー 午前2時 001 おーぷんざぼでぃ ◆dk7RX3L/3w アーカード、横島忠夫 午前2時 017 無題017 ◆BuQ3pNPqR2 秋葉流、ユーゴー・ギルバート 午前2時 020 でっていうの愛情 ◆FVgrwlkQh6 でっていう、川添珠姫、アナ・コッポラ 午前2時 030 ほのぼのレイプ ◆VjMMVQewMw 根岸宗一郎、川嶋亜美、六条壬晴、巳屋本いろは 午前2時 036 ポニーテール娘にご用心 ◆mga.XVJN0Q レオナ・ハイデルン、ブラッド・バーンズ、ティナ・ブランフォード 午前2時 038 無題038 ◆wr8OgiY0os ジュジュ・クー・シュナムル、百手太臓、ロコン、柊かがみ、逢坂大河 午前2時 040 まだ七人の侍じゃない ◆6lu8FNGFaw 川添珠姫、でっていう、疋田文五郎、柳生十兵衛三厳、佐々木小次郎、瀬田宗次郎、竜宮レナ 午前2時 043 ドキッ!野郎だらけの自棄酒大会 ◆gmBGqV3Iro ガラハド、ミンウ、ビュウ 午前2時 044 てんやわんやデスヨ ◆LyxxGmpzTY 川添珠姫、でっていう、疋田文五郎、柳生十兵衛三厳、佐々木小次郎、瀬田宗次郎、竜宮レナ、猿飛あやめ 午前2時 045 神は気まぐれ ◆KazZxBP5Rc 夜神月、灰原哀 午前2時 049 恋せよ乙女 ◆7hCIh3U6Rw 櫛枝実乃梨、柊つかさ、日塔奈美、佐倉愛衣、中慈馬早苗 午前2時 051 保父ドラ! ◆U85ZpF.SRY チルノ、古手梨花、高町なのは、犬神雅、金色の闇、高須竜児 午前2時 054 教師と鬼神と湖と ID Cd4TngsU 張遼、黒井ななこ 午前2時 061 オタク少年は魔女っ子の夢を見るか? ◆3KsDTNPBjk 滝口優一郎、ミリアム 午前2時 063 少女×変態×氷使い ◆lZtsPMHNXM ヴェイグ・リュングベル、アリス・マーガトロイド、デクス 午前2時 064 幸せになろうよ! ◆SBRaGO1eiM リオン・ラファール、白川由美、赤根沢玲子、真田小次郎 午前2時 065 問題児 ◆UScCa4cBtA 新庄・運切 午前2時 067 少年と騎士と魔女と ◆oY6SQFVYww 石杖所在、ランサー、アララ・クラン 午前2時 068 不穏の気配 ◆ywHyy53bU. 夜神月、ラクス・クライン、水銀燈 午前2時 074 あたし失格 ◆drTLmjqyUw ガラハド、ミンウ、ビュウ、アキ 午前2時 075 月下の手品 ◆ZDvbjRxcb6 レオナ・ハイデルン、夢幻魔実也 午前2時 079 幸せは歩かない ◆90zYXkItXg 桂言葉、ミリア・ハーヴェント、アイザック・ディアン 午前3時 016 おうちへ帰ろう ◆dk7RX3L/3w 江戸川コナン、野上葵 午前3時 018 しかしなにもおこらなかった ◆dk7RX3L/3w 前原圭一、レベッカ宮本、ロザリィ・テレスフォス、笛吹和義 午前3時 039 決意新たに ◆dk7RX3L/3w 葉隠散 午前3時 041 ややこしい面子 ◆1ZV4tQRKDo 奥森かずい、白河ことり、両津勘吉、クロコダイン 午前3時 059 謎のナチス軍人の巻 ◆T7dkcxUtJw ルドル・フォン・シュトロハイム、小早川ゆたか 午前3時 071 員数外の牙 ◆ywHyy53bU. 張遼、黒井ななこ 午前3時 072 舞妓haaan! ◆90zYXkItXg 瀬田宗次郎、櫛枝実乃梨、川添珠姫、柊つかさ、中慈馬早苗、日塔奈美、佐倉愛衣 【時刻不明】 時刻 NO. タイトル 作者 登場人物 不明 003 101回叫ぶ ◆F47uEavVkk 星野達郎、松本朔太郎、美神令子 不明 004 こんな可愛い子が(ry ◆U85ZpF.SRY ヘッポコ丸、リグル・ナイトバグ 不明 006 やる夫が恋愛バトルロワイアルに参戦するようです ◆U85ZpF.SRY ジーニアス・セイジ、ニュー速でやる夫、サーナイト 不明 007 やけ酒 ◆6lu8FNGFaw 伊藤開司 不明 009 始まりの場所 ◆DnV6IH6PF. 不細工です代、高橋啓介 不明 011 無題011 ◆BuQ3pNPqR2 東方仗助、ファーザー 不明 013 未知なるものに破滅を ◆F47uEavVkk 恋愛(ID bh4wWdBn)、マサトメ 不明 015 出会い ID 48yYvQLI 恋、恋愛(ID bh4wWdBn) 不明 021 ※原作に忠実(例外あり) ◆F47uEavVkk 恋、恋愛(ID bh4wWdBn)、アーカード 不明 031 前方不注意 ◆wr8OgiY0os 片桐姫子、藤崎祐助、伊藤誠、リーフ、結城リト 不明 032 世のため人のため ◆taZqHR8ods 根岸宗一郎、恋愛(ID RshNtuD7) 不明 066 視聴者の皆様への御詫びと訂正 ◆T7dkcxUtJw ダソヌ☆マソ、小神あきら
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3組ヘンリエッタ@GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- 3組姉原美鎖@よくわかる現代魔法 3組佐倉愛衣@魔法先生ネギま! ~白き翼 ALA ALBA~ 3組有原あゆみ@初恋限定。 3組ヒカリ@ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 3組マリカ@マリー&ガリー 3組藤原塔子@夏目友人帳 シリーズ 3組芳野公子(伊吹公子)@CLANNAD ~AFTER STORY~ 3組やよゐ@夏のあらし! 3組犹守望@かのこん 3組涼宮茜@君が望む永遠 ~Next Season~ 3組碇ユイ@ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破 3組磯崎蘭@テレパシー少女 蘭 3組明石裕奈@魔法先生ネギま! ~白き翼 ALA ALBA~ 3組鈴木ソラ@魔法遣いに大切なこと ~夏のソラ~ 3組桜坂葉月@乃木坂春香の秘密 3組桂雪路@ハヤテのごとく!! 3組大原杏@アスラクライン 3組リコ@みなみけ おかえり 3組桐奈々美@まりあ†ほりっく 3組チー@チーズスイートホーム シリーズ 3組宮部紅葉@我が家のお稲荷さま。 3組レイナ@クイーンズブレイド 流浪の戦士 3組羽山ミズキ@ef - a tale of melodies. 3組アリソン・ウィッティングトン@アリソンとリリア 3組神宮寺菖蒲@喰霊 -零- 3組七海アオ@夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~ 3組咲野明日夏@キミキス pure rouge 3組釘宮円@魔法先生ネギま! ~白き翼 ALA ALBA~ 3組森さん@涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 3組蕾見不二子@絶対可憐チルドレン 3組黒主優姫@ヴァンパイア騎士 Guilty 3組フローラ・スカイブルーム@バスカッシュ! 3組ルージュ@バスカッシュ! 3組水澤摩央@キミキス pure rouge 3組黒崎リョーコ@ケメコデラックス! 3組喜緑江美里@涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 3組クラエス@GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- 3組柳生九兵衛@銀魂 3組上賀茂潤@夏のあらし! 3組雪城ほのか(キュアホワイト)@映画プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合! 3組鈿女@セキレイ 3組柊みき@らき☆すたOVA 3組袁紹(麗羽)@恋姫†無双 3組清水雷鳴@隠の王 3組志村妙@銀魂 3組木村貴子@かんなぎ 3組櫻井雫@Candy boy 3組リナリー・リー@D.Gray-man 3組スイレン(マイサンシャイン)@バトルスピリッツ少年突破バシン 3組シスターズ(No.10032、No.20001除く)@とある魔術の禁書目録 3組カティ・マネキン@機動戦士ガンダム00 3組水越眞子@D.C.if ~ダ・カーポ イフ~ 3組ルーシー・マリア・ミソラ@ToHeart2 ad シリーズ 3組清水薫@メジャー 第5シリーズ 3組細川可南子@マリア様がみてる 4thシーズン 3組ブーゲンビリア@宇宙をかける少女 3組桃瀬くるみ@ぱにぽにだっしゅ! 特別話 3組ゆっくり霊夢@ぱにぽにだっしゅ! 特別話 3組エリン@獣の奏者 エリン 3組ミキ@しゅごキャラ! シリーズ 3組渡瀬めぐる@初恋限定。 3組一ノ瀬・弓子・クリスティーナ@よくわかる現代魔法 3組ダリー・アダイ@劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇/螺巌篇 3組骨女@地獄少女 三鼎 3組九軒ひまわり@xxxHOLiC 春夢記 3組サラ・アディエマス@スクールランブル 三学期 3組ルイス・ハレヴィ@機動戦士ガンダム00 3組松平瞳子@マリア様がみてる 4thシーズン 3組沢村智紀@咲 -Saki- 3組マラリヤ@クイズマジックアカデミー ~オリジナルアニメーション~ 3組遠山和葉@名探偵コナン
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※審査前生データ(coderesz****.txt)です ※0票キャラは審査対象外 有効コードがある票の順位 1位 3票 松本麻耶@WORKING!! 2位 2票 鳴子叶絵@迷い猫オーバーラン! 2位 2票 マーガレット@ONE PIECE 4位 1票 おばば@むすび丸 4位 1票 まき美(3貝キャンディーズ)@むすび丸 4位 1票 アリサ(3貝キャンディーズ)@むすび丸 4位 1票 ホタテ子(3貝キャンディーズ)@むすび丸 4位 1票 許婚@むすび丸 4位 1票 サニーおばさん@やさいのようせい N.Y.SALAD The Movie 4位 1票 プチトマト@やさいのようせいN.Y.SALAD The Movie 4位 1票 レタス@やさいのようせいN.Y.SALAD The Movie 4位 1票 佐隈りん子@よんでますよ、アザゼルさん。 4位 1票 うちもちゃん@わいもくん きいろいかおしてババンバン 4位 1票 明日香@ミラクル☆トレイン ~大江戸線へようこそ~ 4位 1票 ドーラ@メタルファイト ベイブレード~爆~ 4位 1票 メイメイ@メタルファイト ベイブレード~爆~ 4位 1票 ヒカルの母@メタルファイト ベイブレード シリーズ 4位 1票 天野まどか@メタルファイト ベイブレード シリーズ 4位 1票 波佐間ヒカル@メタルファイト ベイブレード シリーズ 4位 1票 ネエトン@ヤッターマン 4位 1票 Ines@ヤンス!ガンス! 4位 1票 全国大会で待ち受けるスゴイ強いチームの女の子(江利このみ)@ライブオン CARDLIVER 翔 4位 1票 リカちゃん@リカちゃんと魔法の国 4位 1票 ネネ@リングにかけろ1 影道編 SHADOW 4位 1票 支那虎二葉@リングにかけろ1 影道編 SHADOW 4位 1票 河井貴子@リングにかけろ1 影道編 SHADOW 4位 1票 ジョディ・スターリング@名探偵コナン 4位 1票 上原由衣@名探偵コナン 4位 1票 佐藤美和子@名探偵コナン シリーズ 4位 1票 吉田歩美@名探偵コナン シリーズ 4位 1票 妃英理@名探偵コナン シリーズ 4位 1票 宮本由美@名探偵コナン 4位 1票 小林澄子@名探偵コナン 4位 1票 田布施陽菜@名探偵コナン 4位 1票 西谷かすみ@名探偵コナン 天空の難破船 4位 1票 遠山和葉@名探偵コナン シリーズ 4位 1票 鈴木園子@名探偵コナン シリーズ 4位 1票 こひなた@四畳半神話大系 4位 1票 占い婆@四畳半神話大系 4位 1票 小日向さん@四畳半神話大系 4位 1票 クワ美@増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和+ 4位 1票 ニャン美@増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和+ 4位 1票 パン美先生@増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和+ 4位 1票 ペリーの娘@増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和+ 4位 1票 洋館に出現したお化け@増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和+ 4位 1票 白石美里@夢をかなえるゾウ 4位 1票 村雨四摩子@迷い猫オーバーラン! 4位 1票 藤野珠緒@迷い猫オーバーラン! 4位 1票 ハルカ@遊☆戯☆王5D s 4位 1票 チャチャゼロ@魔法先生ネギま! もうひとつの世界 4位 1票 ドネット・マクギネス@魔法先生ネギま! もうひとつの世界 4位 1票 ネカネ・スプリングフィールド@魔法先生ネギま! もうひとつの世界 4位 1票 佐倉愛衣@魔法先生ネギま! もうひとつの世界 4位 1票 高音・D・グッドマン@魔法先生ネギま! もうひとつの世界 4位 1票 レイジングハート@魔法少女リリカルなのは THE MOVIE 1st 4位 1票 コニー@MAJOR 6th Series 4位 1票 サンディ@MAJOR 6th Series 4位 1票 たしぎ@ONE PIECE 4位 1票 エンポリオ・イワンコフ@ONE PIECE 4位 1票 ケイミー@ONE PIECE 4位 1票 ジュエリー・ボニー@ONE PIECE 4位 1票 ソラン@ONE PIECE 4位 1票 ニョン婆(グロリオーサ)@ONE PIECE 4位 1票 ネリネ@ONE PIECE 4位 1票 ヒナ(黒檻のヒナ)@ONE PIECE 4位 1票 ペローナ@ONE PIECE 4位 1票 リンドウ@ONE PIECE ==================================
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「追って一夏」前編 × × そろそろ日差しが厳しい季節、 若いOLと言った雰囲気の三人連れが、楽しそうにお喋りしながら 麻帆良学園都市のスターブックスに席を取った。 「!?」 その中で、佐倉愛衣が、何かを感じてハッと天を仰ぐ。 次の瞬間、 「きゃあああっ!!」 「Ohモーレツッ!!」 辺り一帯に、突風が吹き荒れた。 何か、天から叩き付けて巻き上がる様な、異様な風だった。 「愛衣!?」 ガタッと席を立った愛衣がトイレに駆け込む。 個室でカードを額に当てていた愛衣がダッと飛び出す。 次の瞬間、びいっと不穏な音が聞こえた。 「?ああもうっ!」 びゅうっと飛び出した愛衣が、びゅうっと席に戻って来た。 「これお願いっ!」 「ちょっと愛衣っ!?」 愛衣は、ドアの金具に引っかけて大きく裂け目の出来たサマースーツのジャケットを席に放り出し、 そのままどこへともなく走り去っていった。 × × 「ええ、はい、それじゃあ、危険回避のために龍宮神社上空…」 箒で上昇しながらカードで通信し、愛衣は現場へと向かう。 「クエエエエーーーーーッ!!」 現場に到着し、愛衣が目をぱちくりさせる。 「ちょwwwww 何よこのワンダバぁーーーーーー!?!?!?」 ゴーレムに乗って応援に駆け付けたハルナも、目の前の光景に絶叫する。 「あ、明らかに魔物、ですよね。どうやって結界を…」 大型トラック並の図体の鳥さんを目の前に、愛衣が言った。 「強行突破したと言う事です。今は季節はずれの花粉注意報も出ていますし。 あーあー、そこのバケ鳥、分かるかどうか分からないけど、大人しく捕獲されなさい。 さもなくば実力行使を…」 「ケエェェェェーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!」 長いクチバシががぱっと開き、愛衣はとっさにハルナを背後に防壁を張るが、 空中で先頭に立っていた高音は、突然の音速攻撃にとっさに肉体防壁を張るので手一杯だった。 「超音波!?」 愛衣とハルナが物理的打撃は抑えられても耳を突く音に両耳を閉じる。 強烈な振動で体以外全てを粉末にされた高音が、ぐわんぐわんと平衡感覚を失い、墜落する。 「脱げ女だ!」 「脱げ女が落ちて来たぞー!」 「………」 × × 「おー、でっかいなー。どーやって入ったんやー?」 狗神に乗って駆け付けた小太郎が、額に手を当てて感心した様に言う。 「あ、小太郎さんっ」 「クエエェーーーーーーーッ!!」 巨大な紫炎の捕らえ手で何とか巨鳥を拘束している愛衣が振り返る。 「やむを得ません。今の内に一撃入れて抵抗力を奪って下さい」 「おう…おいっ!」 「クエエエッッッ!!!」 次の瞬間、紫炎の捕らえ手が弾け、目に怒りの炎を燃やした鳥が愛衣の間近で右の羽を振る。 「きゃあああっ!!」 「おいっ!」 「あーーーーーーーーうーーーーーーーー」 「てめえっ!!」 「待った待った待ったっっ!!」 小太郎が、右腕にぐおっと黒いものを呼び起こした所で、刹那が猛接近して来た。 羽ばたく刹那の腕には小さい、と言っても白鳥ほどの鳥が抱えられている。 「くえっ」 「クエッ」 「くええっ」 「クエックエエッ」 暫しの会話を経て巨鳥はしゅたっと刹那を向いて右羽を天に振り上げ、 二羽の鳥は遠くの空へ仲良く消えていく。 × × 「おー、いたいた」 「あー、コタローさーん…」 小太郎が駆け付けると、果たして愛衣が神社の池でばしゃばしゃともがしている所だった。 「いちおー用意しておいて助かりました」 「んな暇あったら、いい加減泳ぎぐらい覚えや…」 岸辺に座り、ザックから空のペットボトル二本を取り出している愛衣の隣で、小太郎が呆れた様に言う。 「何やろなー、魔法も格闘も大概の事よう出来るのに自分」 「えへへ」 愛衣がぺろっと舌を出し、そちらを見た小太郎も呆れた様に笑みを浮かべる。 「でも、神社に着替えあるかなー」 「そやなー…」 水も滴るいい女の隣で生返事をした小太郎の首は、明後日の方向を向いていた。 × × 「報告では、認識阻害を張って位層から位層に移動する渡り鳥であり、基本的には無害であると…」 魔法協会支部で、デスクに掛けた高音が言った。 「はい、既に親子とも別次元に移動してこちらの各種レーダーからも消滅しました。 過去の文献・データからも確認済みです」 デスクの前に立つ愛衣が言う。 「それが、魔力の未熟なひな鳥が密猟者に撃たれて、親鳥が怒りの余り結界を突破して探しに来たと」 「あー、そいつら楓姉ちゃんにシメられてガキ鳥はこのか姉ちゃんが世話しとったみたいやがな」 小太郎が頭の後ろで手を組んで言った。 「でも、それであの程度で済んで良かったです。 あの魔力で、もしひな鳥が死んでいたらと思うとゾッとします」 「そうですね」 高音の眉がひくひくと震える。 「データによると牝だったみたいですから、母は強し、ですか。学園結界を突破するぐらい。 分かりました。下がって結構。小太郎君の報酬はいつも通りに」 「はい」 「おー」 佐倉愛衣は関東魔法協会の言わば正社員、 犬上小太郎は形式上高校に通いながら、契約ハンターとして東西両協会に登録。 「そう言えば、お昼食べ損ねました」 「おー、一働きしたから俺もちぃと小腹すいたなー。超包子でも寄ってくか?」 「はい」 愛衣の学生時代から彼女の師匠みたいなものだった小太郎とは、今でもしばしば仕事を共にする。 2008年初夏の事だった。 × × 「愛衣、愛衣っ」 「どうしたの?」 2008年夏、魔法協会の事務所で書類を作っていた愛衣が、駆け込んで来た同僚の夏目萌に言う。 「…知ってた?…」 「何、それ?…」 × × 「私も、ついさっき知りました」 駆け込んで来て自分のデスクの前に立つ愛衣に、高音が言った。 「犬上小太郎は、前回の仕事をもって以後の魔法協会での仕事は断りたいとして登録抹消を申し出、 学校にも退学届けを提出しています」 「前回の、仕事?」 「魔法協会内部の調査もありましたので、直接のメンバーではない忍者の彼に依頼しました。 その仕事は無事終了しています」 「それじゃあどうしてっ!?」 「分かりません。事務局への一方的な申し出があっただけです」 「そんな…」 「それで…あなたはどうするつもり?」 視線を落としていた高音が、すっと愛衣の目を見て言った。 × × 「キャー!コジロー!!」 「コジローッ!!」 ナギ・スプリングフィールド杯開催中。 魔法世界オスティア拳闘場の通路を、いつも通り不機嫌な顔つきの小太郎が通り過ぎる。 その姿が又、係員に制止された乙女達、心は乙女達のハートを熱く揺さぶる。 その事が又、小太郎の表情を不機嫌なものとし、その事が又(以下略) 「コジローッ!」 「小太郎さんっ!!」 小太郎が、ふと足を止めた。 振り返った小太郎の前に、制止をかいくぐって飛び出した愛衣がとん、と立っていた。 「小太郎さん」 「何あの女ヒソヒソヒソヒソ…」 一瞬だけ目を見張った小太郎は、くるりと背を向けて歩き出した。 「小太郎さんっ!!」 小太郎の姿は、屈強の衛視に固められた専用口へと静かに消えて行った。 × × 「ありがとうございます」 「…お嬢ちゃん…」 ぺこりと頭を下げて立ち去ろうとした愛衣の背中に、トサカが声を掛けた。 「…覚悟…あるんだろうな?」 脚を広げて椅子にふんぞり返るトサカの言葉に、振り返った愛衣がもう一度一礼してバルコニーを後にした。 「真っ直ぐでいい目、してるねぇ」 「ママ」 「アコの事思い出すねぇ、マホラの娘ってのはそうなのかね?私にもあんな頃が…」 × × 「おーっ、今日も勝ったで稼いだでー、今夜も奢りや飲めや歌えやどんどん来いどんどんー!」 「おおーっ、さっすがコジロー!」 「コジロー様最っ高ーっ!!」 「キャー、コジロー!!」 「やーんコジローさーんっ!!」 「小太郎さんっ!」 薄暗い酒場の中心で、人垣を割ってツカツカと歩み寄った愛衣がドン、と両手でテーブルを叩いた。 「どういう、つもりですか?」 「なんや、あんたか?こんな所まで来て何してんね?」 「それはこっちの台詞ですっ!」 一見すると半ば出来上がっている小太郎の手から、グラスを奪い取って愛衣が叫ぶ。 「いきなり私達の前から姿消して、どこに行ったのかと思えば魔法世界に渡って…」 「おーっ、色男、とうとう旧世界から捨てた女が追っ掛けて来たってかー」 軽口を叩いた男に、小太郎がほんの一瞬、ギロッと鋭い眼光を見せた。 「どーでもえーやろそんな事、ちゃんと仕事終わらせて手続きしたんやし。 あんたと違ごて俺は一回契約や、その後どないしようと協会に関係あらへんね」 「私とは、関係ないんですか?」 「私て、あんたとか?」 「私と…あー、その…今までずっと仕事してて、あんまりじゃないですかこんなの。 戻って来るつもり、無いんですか」 「あー、そやなー、こっちで腕一本でやってる方がむっちゃ稼げるねん。 もうなー、公式非公式裏も表も賞金街道まっしぐらってなぁ」 「お金、ですか」 「そやなー。だから俺は高いで」 小太郎が、愛衣の顎をぐいっと掴んだ。 「あんたぐらいなら、何でもあり宣言付きで奴隷契約一ヶ月、ってトコか」 「やーん、コジロー私にぃ」 「私にコジローの首輪ちょーだいー」 「一ヶ月…そうですか、わか…」 はべっていた女達の嬌声の中、言いかけた愛衣の体が床に吹っ飛び女たちが悲鳴を上げる。 「おい、このストーカー女つまみ出せ」 「へー、確かに可愛いなー、触っていーんか触って」 「好きにせぇや、自業自得や」 張られた頬を押さえた愛衣に酒場の男共がわらわらと向かい、小太郎が席を立つ。 ふと、気配に気付いて小太郎が振り返る。 次の瞬間、パーンと愛衣の平手が振り抜かれ、首の向きを直した小太郎がニッと不穏な笑みを浮かべた。 「…腕、上げたか?…」 「一発は一発です、いただいたのはこの一発だけです。 ジョンソン首席のいい子ちゃん、余り舐めないで下さい。 小太郎さんには遊び程度でも、伊達に小太郎さんにしごかれてた訳じゃありませんから」 ぷっと一度床に血を吐き捨ててから、 箒を後ろ手に死屍累々の中に立つ愛衣がしっかと小太郎を見据えて言った。 前編終了
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スレで決まったカードの内容のページです。 マスターカード ネギ エヴァ フェイト サウザンド・マスター アーニャ 従者(パートナー)カード 相川さよ HP40 ノーマルカード 前衛タイプ 特殊能力 「自縛霊?!」 このカードは自軍に「朝倉和美」がいないと召喚できない。 またこのカードは物理属性の攻撃のダメージを受けない。 わざ 「ポルターガイスト」 魔力エネ*2 幻術・近距離属性 相手に10ダメージ。その相手を混乱状態にする。 明石裕奈 朝倉和美 綾瀬夕映 ノーマルカード HP50 特殊能力 バカレンジャーリーダー 自軍のバカレンジャーの攻撃力+10 わざ 図書館島探検スキル 好きなエネ*1 山札から1枚カードを引く。 仮契約カード HP50 特殊能力 世界図絵 この特殊能力は1ターンに1回だけ使用できる。 山札から好きなカードを一枚選びそのカードを手札に加える。 その後山札をシャッフルする。 わざ ファイヤーボール 魔力エネ*2+ 20ダメージ。ただしもう一枚だけ魔力エネをつけると威力が+10される。 →世界図絵は使いやすすぎるからアイテムカードだけとか 1回だけしか使えないとか制限つけなきゃだめかも。修正。 和泉亜子 大河内アキラ 柿崎美砂 神楽坂明日菜 HP80 ノーマルカード 特殊能力 魔法無効化(マジックキャンセル) このカードは放出系魔法によるダメージを受けない わざ アスナキック 気エネ*2 物理・近接 30ダメ 春日美空 絡繰茶々丸 釘宮円 古菲 近衛木乃香 早乙女ハルナ 桜咲刹那 HP40 【特殊能力】熟練の少女剣士 このカードについているエネルギーの数だけすべてのダメージを軽減する。 この効果による軽減は-20までとする。 わざ 斬岩剣 気・無 20 →このままでは強すぎるので修正? 佐々木まき絵 椎名桜子 HP60 特殊能力 チア部3人組 この特殊能力をもつカードが自軍に3枚あるとき自軍のわざの数値にすべて+10 わざ ギャンブルアタック 無*1 物理・近接 コイン二回投げて表の数だけダメージ。 進化(仮契約カード) HP60 特殊能力 ラッキーガール(桜子大明神) このカードが自軍にあるとき、自軍のコインの判定はすべて表になる わざ 新・ギャンブルアタック 無*n 物理・近接 自分についているエネルギーカードの数だけコインを投げ、表の数*10の相手にダメージ。 つまりエネルギーの数だけダメージ。チートカード。 →適当に作りすぎました。修正。 龍宮真名 超鈴音 長瀬楓 那波千鶴 鳴滝風香 鳴滝史伽 葉加瀬聡美 長谷川千雨 宮崎のどか 仮契約カード HP50 特殊能力 いどのえにっき1 このカードが場にあるかぎり常に相手の手札が見えた状態になる わざ 魔法エネ*2 いどのえにっき2 相手のキャラ一人を選び、そのカードのわざを1種類次の相手のターン使用できなくする 村上夏美 雪広あやか 四葉五月 Zazie Rainydays ココネ 小太郎 チャチャ0 佐倉愛衣 HP40 風盾 魔エネ×2 次のターンにこのカードが受けるダメージ-20 炎の射手五本 魔エネ×1 一体に20ダメージ 進化(仮契約) 特殊能力 オソウジダイスキ このカードが場に出た時一度のみ使える。 相手の好きな仮契約、本契約カードを二枚選び山札へ。 紅き焔 魔エネ×3 一体に30ダメージ 高音・D・グッドマン HP60 わざ 使い魔召喚 魔エネ*2 自分の場のキャラクター一体を選び、次のターンにダメージ受ける際コインをなげて表なら‐20 そのターン一度のみ。 進化(黒衣) 特殊能力 黒衣の夜想曲 このカードがダメージを受ける際、常に-10 わざ 「こらしめてさしあげますわ!」近接 魔エネ×3 無エネ×1 一体に40のダメージ コインを投げて裏なら魔エネ1枚トラッシュ 高畑先生 ヒゲグラ先生 刀子先生 学園長 しずな先生 式神(鬼) ルビカンテ でかい鬼(スクナ?) 詠春 クウネル 田中さん 図書館島ゴーレム ちうの電子精霊 スライム ヘルマン ドラゴン ネカネ・スプリングフィールド 明石教授 瀬流彦先生 新田? 茶々丸量産型 月読 天ヶ崎千草 ほかにも色々
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No. タイトル 登場人物 000 Game start 岡崎朋也、手塚義光、プリムラ、棗鈴、郷田真弓 No. タイトル 登場人物 001 親友 岡崎朋也、春原陽平 002 浅月香介の憂鬱 浅月香介、片岡優希 003 それでも生きたいから 伊達スバル、霧夜エリカ 004 独り 直枝理樹、竹井久 005 The far end ミズシロ火澄 006 Fight bravely to the despair 鳴海歩、藤林杏、緑葉樹 007 迷いと決断 杉崎鍵、宮永咲 008 ライオンハート 対馬レオ 009 歪みの島のアリス ネリネ、犬上小太郎、桜野くりむ 010 不屈の意志はこの胸に 武藤カズキ、中村剛太、坂上智代、黒神めだか 011 懸けるのは論理、賭けるのは信用 鳴海歩、藤林杏、緑葉樹 012 逆境無頼キョウタロウ Easy Survivor 須賀京太郎、二木佳奈多 013 それでもあなたを愛させてくれますか 闇宮冥 014 糸仕掛けのプレリュード 睦月透真、十六夜咲夜 015 誓い~キミのためにできるコト~ 宮沢謙吾、クロノ・ハラオウン 016 Noir ou blanc 椎名深夏、森近霖之助、蒼蓮 017 紅く染まれ――愛/哀の傷跡 シン・アスカ、三千院ナギ、棗恭介、直枝理樹 018 稟の燈と歌うゴスロリ女 土見稟、綺堂渚 019 スカーレット・オラトリオ 結崎ひよの、蟹沢きぬ、アイズ・ラザフォード 020 dorchadas 長沢勇治、綾崎ハヤテ、真田設子 021 たまたま~出会った彼女は華人小娘。たまたま近くにいた見知らぬ少女は…… 麻弓=タイム、紅美鈴、椎名真冬 022 What a beautiful hopes 対馬レオ、井ノ原真人、マリア 023 バベルの階段をあがれ 手塚義光、藤堂晴香 024 コワレモノ~血飛沫に狂え~コワレモノ~血飛沫に嗤え~ 竹内理緒、津村斗貴子、人吉善吉、睦月透真、十六夜咲夜 025 臆病者のロンド 長谷川千雨、鮫氷新一、山田太郎 026 L enfant de la punition リシアンサス、高町亮子 027 そんな綺麗な目で見ないでくれ 春原陽平、高町なのは、芙蓉楓 028 マガイモノ~Lunatic Girl~ 三枝葉留佳、那波千鶴 029 Qデイバックにメイド服があったのですがどうしたらいいでしょうか?ちなみに僕は男で今の状態が裸なんですが……A着ればいいんじゃね? ユーノ・スクライア、フェイト・テスタロッサ・ハラオウン 030 この夜空に約束を 春原芽衣、佐藤良美 031 この少女に――救いはない 桜庭優、原村和 032 剣と銃のセレナーデ 山田妙子、笹塚隆平、高嶺悠人 033 狂語‐クルイガタリ‐ 睦月透真、十六夜咲夜、人吉善吉、紅葉知弦 034 メメント・モリ-罪と罰と贖いの少年- シン・アスカ、竹井久 035 ――これは英雄の物語ではない。 杉崎鍵、クロノ・ハラオウン 036 L3 -Logic×Loneliness×Loss- 鳴海歩、藤林杏、緑葉樹 037 浅月香介の女難 浅月香介、片岡優希、関口伊万里、フェイト・テスタロッサ・ハラオウン 038 死神様に最期のお願いを 春原陽平、杉崎鍵、クロノ・ハラオウン 039 約束のはじまり ネリネ、犬上小太郎、長沢勇治、手塚義光、桜野くりむ、真田設子 040 きっと、澄みわたる朝色よりも、 春原芽衣、佐藤良美、霧夜エリカ 041 対ノ少女終ノ少女 色条優希、高町亮子、ネギ・スプリングフィールド 042 Memories Off-黄金の約束- 綾崎ハヤテ、藤堂晴香 043 First Fragment 犬上小太郎、真田設子、佐倉愛衣 044 Hello, No Future. 須賀京太郎 045 いろとりどりのセカイ 椎名深夏、森近霖之助、長谷川千雨、鮫氷新一 046 Double R -real replay- 鳴海歩、高町なのは、緑葉樹 047 泣き叫んだ少年少女――今日ここに、神はいない 高嶺悠人、ユーノ・スクライア、フェイト・テスタロッサ・ハラオウン、浅月香介、片岡優希、関口伊万里 048 きみとふたりで シン・アスカ、竹井久 049 たったひとつの冴えないやり方 アイズ・ラザフォード 050 Interval 睦月透真、十六夜咲夜、人吉善吉、紅葉知弦
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登録日:2009/12/17 Thu 00 07 21 更新日:2023/09/28 Thu 19 08 19NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 2-A 3-A そばかす ネギま!? 凡人 地味 普通 村上夏美 演劇部 相沢舞 解放奴隷 赤毛 魔法先生ネギま! 魔法生徒 読み:むらかみ なつみ 『魔法先生ネギま!』の登場人物。 声:相沢舞 麻帆良学園中等部2-A及び3-A所属の生徒 出席番号:28番 誕生日:1988年10月21日 星座:てんびん座 身長:151cm バスト:74cm ウエスト:54cm ヒップ:79cm 血液型:A型 好きな物:舞台、本番前の緊張(何か変われる気がする) 嫌いな物:自分、そばかす、赤毛、クセっ毛、アドリブ 所属:演劇部、麻帆良学園大学部第三演劇部 「カワイイ子揃いのクラスの中ではあまり目立たないごくフツーの女子中学生」。 子供っぽい外見(特に貧乳)とそばかすにコンプレックスを抱いている。 寮では那波千鶴、雪広あやかと同室。 特に千鶴を「ちづ姉」と慕っており、彼女からも妹同様に可愛がられているが、おもちゃにされることも多い。 魔法との関わりは全くなく普通の生活を送っていたが、傷ついた犬上小太郎が転がりこんで来てから運命は変わった。 弟ということで誤魔化したため、小太郎の姉ということになった。 それ以来、小太郎を何かと気に掛け、彼が他の3-A生徒や佐倉愛衣と仲良くしているのに対し複雑な心境を覗かせては千鶴にからかわれたりもしている。 魔法世界では、幻術による彼の変装も一目見ただけで見破ってしまった。 第4回人気投票で五位を獲得したが、その後は出番と共に下降気味。 仮契約をしてない(当時)からか、この仕打ちは! 魔法世界編にてネギとではなく小太郎と仮契約した。 ※以下ネタバレ 体育祭借り物競争で、ネギの本命を聞き出す一派に荷担している。 楓のアーティファクトとの連携で、ネギを擁護する者をさらったり、 亜子のアーティファクトと連携して、通常ではまず命中させることの困難な亜子の状態異常薬を命中させるなど活躍した。 しかし、一度ネギにステルスを見破られている。 ただしこれは魔法的に見破ったわけではなく、戦略的に見破ったと思われる。 卒業後は武者修業とやらに出かけたまま戻らない小太郎を追って魔法世界に単身乗り込む。 再会後には結婚してしまった。 ◇アーティファクト 『孤独な黒子』(アディウトル・ソリタリウス) 契約者 犬上小太郎 棒付きの片眼用マスク。 装着している間、存在感が極限まで薄くなる。 具体的には、 気配や魔力はもちろん、声や立てた音さえも何者からも感知されなくなる。 石ころ帽子のようなものと考えてよいだろう。 手を繋ぐなど、使用者と身体接触があればその者にも効果が及ぶ。 さらに、直接手を繋いでいなくとも、使用者と手を繋いでいる人物と手を繋ぐだけでも効果は伝達する。 つまり…… A―B―C―D Aが使用者、―が接触関係だとすると、Bはもちろん、CDにまで効果が及ぶ。 もちろん手を繋ぐ以外の接触方法でも可能であり、対象がモノであっても可。 使用者、及び接触者の身から離れた物は効果から外れ、姿が見えてしまう。 非常に強力であり、フェイトにも見破られなかった。 フェイト曰く『280年間、世に出ることなかった』代物。 作中、村上が先頭を歩きながら使用している表現がほとんどだったが、 ぶっちゃけそんな必要はないはずで、別に最後尾の緊張が出来るだけ少なく済む位置でもよかったはずである。 どっかの古墳「追記・修正しなさいよ、チン○ス」 夏美「あなたは関係ないでしょ」 どっかの古墳「いいのよ、中の人同じだったら」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] あのクラスでもかなり勝ち組だよな -- 名無しさん (2014-05-10 19 21 52) 戦闘系にないしろ、能力がドチートすぎる -- 名無しさん (2017-07-13 10 58 56) 名前 コメント