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22章 『キョンと変な女』(佐々木原作登場前のオリキャラ) /『続・キョンと変な女』 /『キョンと変な女 弁当編』 37章 『○さんとハルヒ』(佐々木原作登場前のオリキャラ) 39章 キョン×「変な女」(佐々木原作登場前のオリキャラ) 43章 分裂ネタバレあり、キョン×佐々木 45章 『涼宮ハルヒの汎化』 『馴れ初め』 46章 『宣戦布告?』 51章 『佐々木さん対キョン』 『佐々木が妹にパンツを履かした日』 53章 キョン×佐々木 63章 佐々木×谷口
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佐々木(ササキ) SF世界の構想11 ガラサキの黒服 佐々木(ササキ) 20代後半 美形。エージェント。 アサの父親を慕っていた部下A。アサの後見人的立場。一見すると主人公枠。 紳士で真摯で真面目。アサのことを真剣に心配している。 かなり強く、スーツの内側から取り出す重力子放射線射出装置で辺りを壊滅させる。 主に日常/ギャグ的場面でしか使う気はないジョーカーキャラ。 コンセプトは「どう見てもこっちが主人公」なのに「当て馬」。 最強なヒーローよりもよれよれの親父を選ぶヒロインが描きたいのだw 重力子放射装置 最強のガラサキ会社員佐々木が憎みながらも所持するピストルに似た装置。 射出先でドーム状に展開される重力子フィールドが物理法則を崩壊せしめる。理論上防ぐ手立てのない攻撃。 この世界の神の工芸品(アーティファクト)であり、オーパーツ。 なぜ誰にも問題視されずに佐々木がこれを所持していられるのか不明。他者の認識をも歪めているのか。
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ある雪の晩、佐々木は、足を怪我した一匹のトリを救いました。 それから何日か過ぎたある日、佐々木の家にかわいらしい女の子が来ました。 娘の名は、橘といい雪道に迷ったということです。 佐々木は、可哀そうに思い、橘を冬が過ぎるまで家に置いてやることにしました。 橘は、気立てがよく、佐々木の身の回りの世話をよくしました。 佐々木もそんな橘をかわいらしい妹ができたように見守っていました。 やがて、有希も解け、ハルヒがさす季節がやってきましたが、橘は、佐々木の家を離れようとしませんでした。 そして、ある晩のこと、橘は言いました 「お嫁にもらってください」 「え?ええええええええええっーーーー!!!??」 佐々木は、驚きましたが、橘は、あっという間に佐々木に抱きつきました。 「佐々木さん。大好き!」 「ちょ、ちょっとまって。橘さん。僕は、女の子で・・・・!!」 「大丈夫。私も女の子です!」 「ぼ、ぼぼぼぼぼぼっ、僕は、その気がないんだよ!!」 「誰にでも欠点はあります」 「どっかできいたよ。そのセリフ!!」 「うふふふ。佐々木さーん」 「ま、まって。橘さん!!役を超えてるって。まって、落ち着いて!!演技だから、演技だから!!」 「や、やめて!!やっ!!ダメ、ダメダメダメ!!」 「ああー!!おかぁさ~ん!!!」 めでたしめでたし・・・・・・・
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キョン(戦士)「おい佐々木、お前魔法使わなさすぎじゃあないのか」 佐々木「次のダンジョンのボスとの戦いの事を考えるとそうMPの無駄遣いもしていられないからね」 橘(僧侶)「私はもうMPが無いのです。魔法の聖水使って良いですか?」 藤原(無職)「ふん、これだから過去の現地民と共闘するのは嫌だったんだ」 九曜(無職)「―――スライムは―――とても―――きれいね―――」 キョン「勝手に仲間にしてんじゃねぇ!」 ハルヒ(魔王)「よく来たな、勇者達。魔王の私が直々に相手だ」 古泉(魔参謀)「決闘の舞台は整っております」 佐々木(魔法使い)「なにくそ、返り討ちだ」 ハルヒ(魔王)「勝った方がキョンをお婿さんにするのよ」 みくる(牛女)「そんな、横暴な、キョン君は私の」 ハルヒ(魔王)ギロッ みくる(牛女)「いえ、何でもありません」 橘(僧侶)「ひょっとして、魔王って馬鹿ですか? 魔王ともあろう者がしょうもない色恋沙汰をするなんて。 佐々木さんはそんなことありません。神様は佐々木さんの方が適任です。」 佐々木(魔法使い)グサ、心に傷が 戦い続ける魔王と勇者達 藤原(無職)「何で俺が一番危険な役割を果たさなければならんのだ。これも規定事項なのか」 みくる(牛女)「長門さんは加勢しないのですか?」 長門(魔将軍)「私は観察するだけ」 古泉(魔参謀)「ところで、世界平和のために魔王の婿になってくれませんか?」 キョン(戦士)「戦闘中に何の罠だ。とにかく断る」 佐々木(魔法使い)(キョン、やっぱり君は僕のことを。嬉しい。戦いが終わったら結婚しよう) キョン(戦士)「俺が結婚するなら、朝比奈さんだ。それ以外には無い」 佐々木&ハルヒ「何ですって」 (怒)!!! 長門(魔将軍)「あなたは罰を受けるべき」 キョン(え?何ですか?) この日、佐々木と魔王ハルヒの間に奇妙な友情が生まれた。 キョンが誰と結婚したかは、誰も知らない。天寿を全うしたのは確からしいが。 確か、キョンの嫁さんは籤引きで決めたんだよ。 (終わり)
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「そういえば、中学時代には僕とキョンの間柄がまことしやかに囁かれていてね」 キョンと佐々木さんは付き合ってるよ派 ├─中学生らしい健全なお付き合いだよ派(主流派) ├─告白したわけじゃないけどいつも一緒にいるよ派(穏便派) ├─二人きりだとイチャイチャしてるよ派(急進派) ├─見詰め合うと素直におしゃべりできないよ派(純情派) キョンから告白したよ派 ├─得意の話術でいつの間にか煙に巻いて付き合うことにさせたよ派(あ…ありのままに今起こったことを話すぜ派) ├─熱烈な告白を佐々木さんが受け入れたよ派(愛してるの言葉だけで強くなれる気がしたよ派) ├─佐々木さんの恥ずかしい姿を見ちゃったから責任とって結婚するんだよ派(ところでこいつをどう思う派) 佐々木さんから告白したよ派 ├─得意の話術でいつの間にか煙に巻いて付き合うことにさせたよ派(もっと恐ろしいモノの片鱗を味わったぜ派) ├─熱烈な告白をキョンが受け入れたよ派(ささやかな幸せをつぶれるほど抱きしめて派) ├─キョンの恥ずかしい姿を見ちゃったから責任とって結婚するんだよ派(すごく…大きいです派) キョンが佐々木さんを篭絡したよ派 ├─人気の無い教室で押し倒したよ派(エロゲ板に帰れよ派) ├─既に心も体もキョンのものになってしまったよ派(これ以上この板では言えないよ派) ├─『冬も差し迫ったある夜のこと、いつもは寄り道なんてしないキョンが人気の無い公園に寄っていこうと言った時、 僕はどこか高揚に似た不安を感じていた…』派(体験版はここまでだよ派) 佐々木さんがキョンを篭絡したよ派 ├─人気の無い教室で押し倒したよ派(フラ○ス書院板に帰れよ派) ├─既に心も体も佐々木さんのものになってしまったよ派(これ以上この板では言えないっていってるだろ派) ├─『冬も差し迫ったある夜のこと、いつもは寄り道なんかしない佐々木が人気の無い公園に寄っていこうと言った時、 俺はどこか高揚に似た不安を感じていた…』派(製品版を買ってね派) キョンと佐々木さんは付き合ってないよ派 ├─実は二人は双子だよ派(あの話の長さは血縁だろ常考派) ├─好敵手と書いてライバルと読む宿敵の間柄だよ(お前を倒すのは俺だ派) ├─前世からの友人だよ派(闇の手先がどーのこーの光の使徒がうんたらかんたら派) ├─今は共にいられるけどいつから敵として戦わなければいけないよ派(拳銃と鳩と血と涙と派) キョンが佐々木さんに片思いしているよ派 ├─本当は好きだけど素直になれないよ派(嫌い キライ loving派) ├─佐々木さんがキョンを弄んでいるよ派(そうだね、次のテストで君が勝ったら、キスでもしてあげようか。くつくつ派) 佐々木さんがキョンに片思いしているよ派 ├─本当は好きだけど素直になれないよ派(誰が ダレガ can t be alive without you派) ├─キョンが佐々木さんを弄んでいるよ派(ああ、勿論好きだぞ。お前みたいな親友に出会えるなんて俺は幸せだ派) 実は両思いだよ派 ├─お互いに素直になれない二人、しかしある日の放課後、彼女が躓き彼が思わず抱きしめたとき、 止まっていた彼らの想いの砂時計が動き出したのであった(エンダ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~派) 「ま、どれもこれも根拠の無い噂なんだけどね。人と人との関係なんて、当人同士が決めればいい事だと、僕は思うよ」 なあ佐々木、一番最後の奴は聞いたことが無いんだが、その派閥には誰がいたんだ?
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目が覚めるとそこに見慣れた顔があった。 普段学校では見慣れた顔だ。 いつも俺より早く教室にいる隣の席のそいつに朝、「やぁ、おはよう。」と声を掛けられるのは当たり前の日常だった。 だからこそそいつの顔を見たぐらいで驚く必要なんて全くない。 ―ただし、それは学校で出会った場合の話であって、家のベッドで目を覚ましたときにそいつの顔があったという状況では当然― 普通に驚く。 「どうしたんだい?キョン。まさに鳩が豆鉄砲を食らったみたいな顔をして。」 くっくっと悪戯っぽい笑みを浮かべてそいつは俺を見ていた。 正座の体勢で両手を床に付けて俺の顔をさも面白いものを見つけたかのように覗き込んでいる。 「佐々木?な、なんでお前がここに?」 状況がよく読みこめない。 意識ははっきりしている、と思う。 「ん?すこし挙動不審気味だね。少しばかり熱で意識が朦朧としているのかな?」 級友のしてやったり顔を見ながら、俺はだんだんと状況が読み込めてきた。 ここは間違いなく俺の家だ。 そして俺の部屋だ。 んで、平日の昼間にベッドで俺は何をしているかというと― 風邪で寝込んでいる。 とりあえずベッドの上で上半身を起こした。 布団のかかっていない背中が少し寒い。 「悪いな。まだモウロクするほど重病じゃねえよ。意識ははっきりしている。」 「それはよかった。病人を診断するときはまずは意識の確認をしなくてはならないからね。」 お前絶対俺が驚いくとわかっててやっているだろうが。 佐々木は制服を着ていて、通学鞄がその脇にある。 どうやら学校帰りのようだった。 「んで、なんでお前は俺んちにいるんだ?」 「病気で休んでいるクラスメイトの家に学校帰りに来る用事、その答えはこれくらいしか僕には思いつかないね。」 と言って俺にプリントを差し出した。 「あぁ、わりぃ。」 そう礼を言って受け取ったプリントを眺めてみる。 風邪をひいた体にテストのお知らせは毒だな。 「授業のノートならとってある。病気から全快して学校へ来れるようになったら遠慮なく複写依頼をしてくれたらいい。」 俺の表情から考えを察してくれたのか、佐々木からありがたい助け舟。 しかし、それでも俺の疑問は解決されない。 プリントを渡すだけならわざわざ俺の部屋にいなくてもいいじゃないか。 「あぁ、僕も玄関先でキミのご母堂にプリントを渡して失礼するつもりだったのが、 ちょっと買い物に行く間の留守番と君の看病役を頼まれてね。」 全く余計な申し出を。 看病なんてなくても大丈夫だ。 「いや、君の敵はどうやら病気だけではないみたいだよ。」 と佐々木は悪戯っぽい笑みを浮かべながら、鞄から手鏡を出して俺に見せてきた。 鏡に映る俺の顔、 ほっぺたに走る三本のひげ、 そして燦然と額に輝く「肉」の文字… 「ってなんじゃこりゃあ!」 佐々木は腹を抑えて、面白すぎて笑い声すら出ないという感じで笑っている。 「お前、佐々木ぃ!」 「いや僕じゃないよ。その素敵なフェイスペインティングはキミの妹さんの犯行だ。」 と右手を俺の前に突き出して、腹を押さえて笑いながら、呼吸するのも苦しいという感じで佐々木は言った。 風邪を引くわ、顔に落書きされるは、それを佐々木に見られて大笑いされるわ、まったく踏んだり蹴ったりだ。 「キミと妹さんを二人でほっとくと、どんな悪戯をするかわからないから、というのが僕がここで看病を頼まれた理由だね。」 そう言ってようやく笑いが収まりかけてきたようだ。 「くそー、顔を洗ってくる。」 妹よ、この恨みはらさいでおくべきか。覚えていろよ。 そう言って立ち上がろうとした俺を佐々木の細い手が制止した。 「キョン、ちょっと待ちたまえ。」 そういって右手を俺の額に、左手を自分の額に佐々木は当てた。 ふむ、などといいながらまるで科学者のような顔をした後、 「手と額の温度差で体温を推測するという古典的な手法だが、でも熱があるかないかくらいは判断できる。 キョン、キミは無理せず寝ていた方がいい。」 そういって佐々木は俺の肩を押して、ベッドに寝かせるとすぐ戻ると言って部屋から出て行った。 確かに、熱でしんどいのも事実だったので、おとなしくベッドで寝ているとしばらくして佐々木が戻ってきた。 「キョン、顔をこっちへ向けたまえ。」 そう言って、水で濡らしたハンカチで俺の額を拭き始めた。 こうやって間近で見てみると佐々木の白い手は小さいけれども、綺麗だ。 顔を拭く手は少し遠慮がちで優しくなでるようで、どこかくすぐったく、なんか恥ずかしい。 「あー、ありがとうよ、佐々木。」 「どういたしまして。まぁ、散々笑った贖罪だと思ってくれたらいいよ。」 そう言って佐々木は微笑んだ。 「あと、台所でいいものを見つけたので持ってきたよ。」 そう言って佐々木は氷枕を差し出した。 中の氷が溶けたので、中身を替えといてくれと母親に渡したやつだ。 「すまないな、何から何まで。」 礼を言うと、早速氷枕の上に頭を乗せてみた。 ひんやりとしていて気持ちがいい。 「あぁ、早くよくなって、学校へ登校してきてくれ。キミがいないと話し相手がいなくて寂しいからね―」 そう佐々木がしゃべっているのを聞きながら目を閉じていると、気がつけば眠っていた。 それからしばらくして目を覚ますと、熱はある程度引いたみたいで少し体が楽だった。 佐々木の作ってくれた氷枕はまだ少し冷たい。 そして、俺の額には綺麗に折りたたまれた佐々木のハンカチがのっていた。 すっかり冷たくなくなっていたハンカチだったが、 それでもしばらくそのまま額にのせてきたかった。 『佐々木の看病』
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【パーソナリティ】 名前:佐々誠(ささ・まこと) 年齢:17 性別:元男 ワークス:高校生 カヴァー:高校生 シンドローム:キュマイラ/ハヌマーン コードネーム:千変万化(バルトアンデルス) 未使用経験点:0 【ライフパス】 生まれ:姉妹 経験1:幼少/重傷 経験2:学生1(平穏)/親友 覚醒:感染 衝動:破壊 【能力値・技能】 肉体:6 〈白兵〉4、〈回避〉2 感覚:4 〈知覚〉1 精神:2 〈RC〉2 社会:1 〈情報:噂話〉1 【副能力値】 HP:16 イニシアチブ:10 侵蝕率:30% 【エフェクト】 エフェクト名 LV 技能 侵蝕 目標 対象 タイミング 効果 1 完全獣化 2 宣言 5 - 自身 マイナーアクション シーン終了まで【肉体】のダイス+[LV×2]個 2 鬼の一撃 2 白兵 3 - 1体 メジャー/リアクション クリティカル値を-[LV]する 3 獣の力 2 白兵 2 対決 - メジャーアクション 攻撃力を+[LV×3]する 4 破壊の爪 2 宣言 3 - 自身 マイナーアクション シーン終了まで素手の攻撃力を+[LV×2+3]に 5 復讐の刃 1 白兵 2 対決 1体 リアクション 白兵攻撃への防御判定の代わりに白兵攻撃を行う 6 フルパワーアタック 1 白兵 4 対決 1体 メジャーアクション 攻撃力+[LV×6]、イニシアチブ0、要80% 7 早業 1 宣言 2 - - マイナーアクション マイナーアクションエフェクトを他に2つ使用できる 8 一閃 1 白兵 2 - - メジャーアクション 全力移動後に攻撃が行える 9 獅子奮迅 1 白兵 2 対決 範囲 メジャーアクション 白兵攻撃の対象を範囲に変更する 10 浸透撃 1 白兵 2 対決 1体 メジャーアクション 素手の攻撃力を+[LV-2]に、装甲無視 11 マシラのごとく 2 すべて 10 対決 1体 メジャーアクション 攻撃力を+[LV×10]する、要80% 12 リミットリリース 1 すべて 6 - - メジャー/リアクション C値-1、1シナリオ1回、要100% 【コンボ】 【装備】 装備名 固定 技能 攻撃 防御 装甲 隠匿 備考 コネ:噂好きの友人 1 情報:噂話 - - - - ダイスボーナス+2個 【ロイス】 関係 名前 ポジ /ネガ 備考 Dロイス 生還者 - /- 自律判定のダイスを+3個してもよい。 姉 佐々遥(ささ・はるか) ■信頼 /□恐怖 姉。怒ると怖いとか怒らなくても怖いとか。 友人 松前寛司(まつまえ・かんじ) ■友情 /□不安 歳の割にしっかりものだったりする友人。 友人 穂積早苗 □友情 /■不安 よく誠を引っ張りまわしている女友達。 友人 間宮 憐 ■信頼 /□隔意 □ /□ □ /□ 【設定】 多少人がいいところはあるものの、おおむね平均的な男子高校生。……だった。 “ファンタズマゴリア”との交戦の影響で、肉体が女性のものに変異してしまったのである。 まだ自分の境遇を実感していないが、まもなくはっきりと認識することになるだろう。 左の肩甲骨のあたりに、小学生の時に木から落ちてできた大きな傷跡がある。
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昼休み、谷口がいきなり変なことを言い出した。 谷口「おーい、キョンお前の姉さん美人なんだってな。」 キョン「あ?誰がそんなことを…ってお前か。」 国木田「ゴメンね。谷口がいろいろと聞いてきてね。」 谷口「どうなんだよー。本当なんだろ?一度あわせてくれよ。」 キョン「あーもう、うるせーな」 キョンの姉貴が佐々木で、佐々木の弟がキョン キョン「ただいま。」 別に誰に言うでもなくつぶやく。習慣ってやつだな。聞こえていないと思っていたのだが聞こえていたらしい。 佐々木「おかえりキョン。今日は真面目に勉強したのかい?母さんが君の成績表を見て、何度もため息ついているようだったが」 玄関に立っているこいつは俺の姉貴だ。妙に小難しい話し方をする。頭はいいほうだ、俺と違ってな。 キョン「ああ、ただいま。ところで何故、玄関に立っているんだ?」 佐々木「君の帰りを待っていたといったら?」 キョン「は?」 佐々木「くっくっ、嘘さ。ただここを通り過ぎようとしたら君の自転車のブレーキ音が聞こえたものでね、待っていたのさ。」 キョン「ああそうかい。」 そういって俺は靴を脱ぎ捨て、自分の部屋に行こうとするときに、呼び止められた。 佐々木「ところでキョン。君は今日の夜、何か用事はあるかな?」 キョン「別に何もないが…なにかあるのか?」 佐々木「いや、今日ビデオ屋に行ってみたんだ、そしたらなかなか面白そうなDVDがあってね。」 キョン「ああ、いいけど…何借りてきたんだ?」 佐々木「『時をかける少女』さ」 キョン「…それこの前にテレビできていたぞ。」 佐々木「ああ知っているさ、しかし僕はそれを見ていないのだがね、友達が面白かったといっていたのを思い出してね。」 キョン「ああ分かった。」 佐々木「では、楽しみにしているよ。」 その後、飯食って風呂入ってシャミセンとベッドでゴロゴロしているときにノック音が聞こえたので、適当に返事した。 佐々木「キョン?起きているかな」 キョン「ああ、まだ9時だからな、寝る気にはなれないんでな。」 佐々木「じゃあ見ようか。」 そして、俺らは『時をかける少女』を見始めた。 佐々木「…時間は不可逆といっているのに何故主人公は戻るのだろうね。」 キョン「そういうものだ。映画なんだし適当に見ておけ」 佐々木「つれないな」 まあ内容は割愛しよう。というか、途中から意識がないんだ。つまり寝たんだ。 キョン「…ん」 目が覚めた。目の前には姉貴の顔と、蛍光灯。妙に柔らかい感覚。 佐々木「やっと起きたかい?」 キョン「…俺、寝てたのか?」 佐々木「主人公が告白される前にね。」 キョン「…どの場面だよ。」 佐々木「なんせ君が寝ていたときだ。わかるはずもない」 キョン「そうだな。」 佐々木「あと、そろそろ降りてもらえるとうれしいのだがね。」 俺はそのとき理解した。姉貴は俺を膝枕していたのだ。 キョン「わ、悪い。」 佐々木「別に悪い気分ではなかったのだが、足がしびれてきてね。」 キョン「今…何時だ?」 俺が時計を確認する前に姉貴は答えた。 佐々木「深夜の2時さ。君はずいぶん寝ていたようだったが、そんなに疲れていたのかい?」 キョン「別に疲れることはしていないさ、ハルヒからギャーギャー言われて、変な集まりの中で古泉とゲームして、朝比奈さんのお茶で喉の渇きを潤して、長門の本の合図で帰ってきたのさ。」 佐々木「楽しそうだね。僕もそんな高校生活が送れたら良かったものなんだが。」 ああ、言い忘れてたな。姉貴は大学生だ。近くの国立大に推薦で軽々入ったのだ。 キョン「平穏な高校生活が欲しかったよ。俺は。」 佐々木「あとで思い出すと、いいものだと思うよ。」 そういうと、姉貴は立ち上がり、部屋を出て行こうとする。俺はただ、その姿をボーっと眺めていた。 佐々木「どうしたんだい、そんなに見つめて。僕と一緒に寝たいのかい?」 俺はすぐにからかっているものだと分かった。本気でこんなことをいうやつがいるわけがねぇ。 キョン「ああ、寝たいよ。」 からかわれたら、からかい返す。基本だな。しかし、意外な答えが返ってきた。 佐々木「そうか。嬉しいね。じゃあ寝るとしようか。」 俺は最初訳がわからなかった。ああ、からかってるんだな。ならば徹底抗戦だ。 キョン「じゃあ俺はもう寝る。」 そういうと俺は布団をかぶった。こうして、相手の出方を待つ。「くっくっ、冗談だよ」とでもいうがいいさ。 佐々木「もう少しつめてくれないか?僕のスペースがないんだ。」 徹底抗戦だ。言われたとおり、少しつめる。 佐々木「ああ、このくらいあれば大丈夫だろう。」 そういうと、姉貴は布団に入ってきた。 佐々木「おやすみ、キョン」 そういうと、姉貴は目をとじた。しかし、シングルベッドに二人はきつい。 キョン「……」 俺は絶対そのうち起きて、「本気にしたかい?」というのを待っていた。しかし、 佐々木「くーくー」 規則的な寝息が聞こえてくる。これも罠か?と思ったときに姉貴はもぞもぞと動きながら俺の真後ろに来た。 寝息がうなじにかかり、こそばゆい。それになんか甘い匂いもしてきた。 俺はうろたえている間に姉貴は俺の脚の間に脚を絡ませてきた。 くそ。こんな攻撃耐えてやる。耐えてやる。たえて…や…r ふと目が覚めると、目の前は真っ暗だった。何か目の前に圧迫感がある。柔らかい。いい匂いがする。 頭が覚醒してくる…まさかな…そう思って頭を離そうとしたが頭が何者かにロックされているらしい。離れようと少々暴れると、嫌な事態が起きた。 佐々木「ん…きゃぁ!!」 妙に可愛らしい声とともに投げ出された。久しぶりかもな。姉貴のこの声。 そうだ。わかっている人もいるかもしれないが俺は姉貴の抱き枕状態で寝ていたのだ。ついでに言うと、姉貴の胸は朝比奈さんに比べるとまだまだだな。比べるものが悪いのか? とまぁこんな感じで俺の日常は過ぎていく。まぁ退屈になることは少ないな。多分俺は楽しいと思っている。 そして今日も、 佐々木「キョン、今日も暇かい?…ちょっと買い物に付きあって欲しいのだが…」 と、こんな感じだ。 fin
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裏SOS団の会合は橘のマンションという印象がある。 佐々木の家は、はしかで休んだときに配布された進路調査票を届ける ために、中2の3月くらいにはしかに罹患したからお前が行けということで 行かされるキョンというのが思いついた。 「お前、確か3月くらいにはしかになったよな?」 という去年と同じだった担任の記憶によって、はしかで休んでる佐々木の 家に進路調査票を届ける任務が俺に言い渡された。 もっと家が近い女子生徒も居たが「はしかてのはな、結構強力な伝染病 なんだよ。免疫があると安全だがな」などという解説だか説得を受けて、俺 はそれなりに急ぎの提出物であるところの進路調査票を届けることになった。 というか、先生、あなたも俺と佐々木をカップル認定してるんですか?
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佐々木「はい谷口君、義理だよ」 佐々木は不機嫌そうな表情で俺にチョコをくれた。 何故不機嫌なのかは知らんが、もらえるなら万々歳だ。 もっとも俺の鞄の中は半ば強引に稼いだ義理チョコで一杯だったりするが。 谷口「ありがとう!佐々木」 佐々木「…ねえ?」 谷口「な、なんだよ?」 佐々木「お昼休みとか…随分チョコ貰ってたよね」 な、なにー!見てたのか!…ってまさかこの展開は、嫉妬か!? 佐々木「あんなに貰ってるんだったら、僕のチョコなんていらないんじゃない?」 谷口「い、いやーコレは殆ど無理やり貰ったもんだからさ!全部義理以下っていうか、自主的に貰ったのは一つもないし!」 言っててむなしくなってきたぜ…ちくしょう。 佐々木「じゃあ、これが初めてのチョコなんだ?」 谷口「あ、ああ」 佐々木「はい本命、だよ。受け取ってもらえるかな?」 谷口「じゃ、じゃあ、口移しで…」 佐々木「……もう、ばか」 終わり。 谷口「チョコ、うれしかったぜ、佐々木。俺と付き合ってくれ」 佐々木「すまない。谷口。キミの気持ちには答えられないんだ」 谷口「な、なぜ?」 佐々木「すまない。実は仕事の都合で、僕は来月からシアトルへ行かなくてはなってしまったんだ。だから、キミの気持ちには応えられない」 谷口「そ、そんな……」 佐々木「せめて最後にキミに気持ちを伝えられてよかったよ」 谷口「佐々木」 佐々木「そんな顔をしないでくれ。大丈夫。僕は向こうでもがんばる。得意のフォークボールでばったばった三振の山を築くよ。そして立派にクローザーとしての役目も果たしてみせる」 谷口「わかった。そこまで言うなら俺も止めはしない」 佐々木「ありがとう、谷口……」 谷口「お前も大魔神の名に恥じない活躍をして来い、応援してるぜ」 ――こうして俺と佐々木の初恋は終わった。 佐々木「そんなに喜ばれると、胸が苦しいね…それがイイんだけど」 谷口「な、なんだって?」 俺も苦しいぜ!お前への思いでな! 佐々木「なんでもないよ。カード、見てね」 ~自宅~ 谷口「NaNaNaなんだろうな~。お、合った。メッセージカード」 うひゃっほうー『本命』だって!お、裏面もあるな。なになに・・・ だが、俺は見るべきじゃなかったんだ。そこにはこう書いてあった・・・・・ 『こう書くようにってキョンに言われたんだ。すまないと思ってるよ谷口君。キョンと僕はこういう精神的なマゾプレイにハマっていてね。君に悪いことをしたんだと思うと、本当に胸が痛いよ、、、あぁだめだもう我慢出来な・・・(滲んでいてもう読めなくなっている)』 谷口「ちくしょーーーーーーーー」 エンド 団長「という映画を撮るわよ」 キョン「却下、却下、却下。なんだそのGdGdの展開。大体佐々木がいないのに勝手にきめるな」 団長「古泉くん達はどう思う?」 古泉「それは素晴らしいですね」 みくる「えーと、良くわからないです」 長門「…私は良いと思う」 鶴屋「面白そうだっねっ」 佐々木「主人公はキョンにすべきだね」 お?佐々木よく来た。いつの間に? 国木田「僕もそう思うよ」 谷口「俺を主人公にした恋愛映画じゃなかったのかよ。そういう約束だよな」 団長「しょうがないわね、谷口主人公のままで有希を恋のライバルにして…」 長門「…それは拒否する」 団長「何?団長命令に逆らうの?」 有希「…調子に乗らないで欲しい。私の部室と部費を借りていることを忘れないで欲しい」 すったもんだの末、主人公の性格をいじくって谷口らしくないようにした。 そして、佐々木、長門、ハルヒ(ヒロインは素のまま)が谷口を取り合う展開で、佐々木と谷口の結婚式で終わることに。 映画の中だけど谷口モテモテだな。 国木田「キョンはあの映画に不満らしいね。みくる伝説の時はそこまで嫌がってなかったけど」 キョン「…」 国木田「でも、谷口は現実世界のキョンの役だね」 あれが俺か?全然違うだろ。 国木田「不思議と、あの映画と同じことが起きるんだよね」 そういや、あの映画と同じように佐々木が北高校に編入してきたな。 国木田「だから、キョンは佐々木さんと結婚するのかな?」 さすがに、そこまでは… 佐々木「キョンは随分チョコを貰ったね。僕のチョコなんていらないみたいだね」 キョン「そういうわけでは…」 佐々木「あまり食べると虫歯になるので、僕からはあげないことにするよ」 キョン「待ってくれ、佐々木。俺が貰って一番うれしいのは佐々木のだ。義理でも良いから…」 佐々木「じゃ、これ。本命」 キョン「本命?ありがとう。夢みたい。できれば口移しで」 佐々木「馬鹿…」 国木田「僕まだいるよ。でも、また映画の通りだね」 まだいたのか、国木田よ