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Artist patra DD-033 ○付喪神プチ / Tsukumogami Petit Summon[ 3(光) / 200f ] 鬼の召喚 Atk=1 , HP=1 付喪神プチが場に出たとき、場に出ている全ての壁属性を持つクリーチャーは壁属性を失い、(+1 / +0)の修正を得る。 ・帰還[ 2MP / 50f ] 付喪神プチをオーナーの手札に戻す。 参考リンク カードリスト:Desk on the Desk カードリスト:光属性 ver.up履歴 --/--/-- --- 初出 フレーバーテキスト 「能力」ヲ発動シマス。全テノ物体ハ「解放」サレテ動キ出シマス。
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付喪神は、鎧以外のところで服装的に洋風な部分はありますか? あります。 南蛮交易図などに見られるような服を着ている者もいます。 パンはありますか あります。 ただし名称は「パン」ではなく、「麦餅」となっています。 付喪神の容姿に、元の物体の特徴を反映させても構いませんか? 頭が鐘である、全身が鋼で出来ている、等「明らかに人間でないとわかる」ような反映のさせ方は、申し訳ありませんができません。 ですが、「家の大黒柱だったので、体に傷がある」や「布団だったので、大きなシミが出来ている」等、多少の反映でしたら問題ありません。 篠原のキャラクターなのですが、和服を着ていても構いませんか? 構いません。 基本的に、篠原の住民でも平時は和服の者のほうが多いです。 また、戦時中も西洋鎧を着るか否かも趣味の範疇です。 「ちょっと変わった鎧があるよ!こっちの方が性能がいいよ!」というだけの話ですので、「重いから嫌だ」「ダサいから嫌だ」や 「こっちのほうが着慣れているから」という理由で武者鎧の者もいます。 何故付喪神の外見は完璧な人型でなければいけないのでしょう? 負の感情であれ正の感情であれ「人に関連した強い想い」から生まれたからです。 その根幹には、「物とは人間に使われるために生まれた」というずっと昔から「物」に引き継がれてきた想いがあります。 そして、物にとって「使われる」とは「愛される」ことと同義です。 (前述の回答をもって)仮に、チンパンジーが物をずっと使っていれば、その付喪神もチンパンジーに似るのでしょうか? たとえば他の生物(企画内であれば妖怪)に使われて、「私はこの生物に使われて幸せだった。もっとこの生物の傍にいたい」 などと強く想ったとすれば、前述の説明を持ってすればそうなります。 ですが、そのようなイレギュラーは当企画内においては除外視していただけるとありがたいです。 付喪神の年齢について教えてください 人と同じくらいです。 付喪神になった年齢=外見年齢ではなく、モデルにした人物の年齢=外見年齢となります。 ですので、たとえば10歳くらいの人間をモデルとして付喪神になれば外見年齢は10歳。 90歳くらいの人間をモデルとして付喪神になれば、外見年齢は90歳。 年齢加算は付喪神になった時から始まり、老化は外見年齢に追いついてからそれっぽく始まります。 ですので年齢に関して言えば、最終的には(モデルが10歳の人間として例をあげると) 付喪神として誕生:年齢0歳・外見年齢10歳→10年後:年齢10歳・外見年齢10歳→20年後:年齢20歳・外見年齢20歳、となります。 付喪神が死んだ場合、寄り代はどうなりますか? 付喪神が死んだ場合、寄り代は完全に消滅いたします。 付喪神の術が、陰陽師の術のように何らかの要因で性質変化することはありますか? ありません。 付喪神の国の建築物はどうなっていますか? 純和風のものも多いですが、和洋折衷建築物も見られます。 イメージにつきましては、奈良ホテル、清華亭、遠藤又兵衛邸などをご参照いただければわかりやすいかと思います。 二回戦についてですが、篠原の軍を割いて沙更に奇襲をかけるなどして、花散里を援護することはできますか? 椿姫の意向として、沙更に奇襲をかける気は今現在ありません。(物語上、飽咋相手に手を抜いた戦をするのが難しいためです) ただし、特定の合戦結果が出た場合は、そのようなイベントも起きる可能性があります。 銀を討ったのは誰ですか? モブの妖怪です。銀と相討ちになっており、現在は死亡しています。 死んだ付喪神の念が妖怪になることはありますか? ありません。 依代と共に死んだ付喪神の念もこの世から消え去ることとなり、妖怪のサイクルには組みこまれません。 付喪神が使っていた道具が、付喪神になることはありますか? 確率としては何故か低いのですが、付喪神が使っていた道具でも付喪神になることはあります。 その場合、数日~数ヶ月(個人差)を置いて白妙山に現出します。 なお、付喪神として現出する日数については通常の付喪神も同じく、数日~数ヶ月かかります。 現出する日数については、完全に個人差です。
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職業 概要 職業特技 耐性など その他 付喪神化について 妖器化について 攻撃回数 基礎スペック 魔法領域適性 技能適性 雑感 概要 あなたは道具と付喪神の専門家で、武器を付喪神に変化させる特殊な技を持っています。 付喪神となった武器は宙に浮き、あなたのしもべとなって戦います。 通常の配下と違い、付喪神の攻撃であなた自身が経験値とアイテムを得ることができます。 あなたの装備している武器は妖器化して最大二回新たな能力を獲得することがあります。 あなたは鑑定や罠解除や魔道具使用に秀でており、呪われた装備品を解呪せずに外せます。 しかしあなた自身の戦闘能力はそれほど高くありません。 ダンジョンの深層では地形や相手を選ぶ慎重な立ち回りが要求されます。 職業特技 付喪神化(3 武器を配下モンスターとして戦わせる) アイテム・トラップ感知(9) トラップ破壊(15) 鑑識(24) 帰還命令(30 配下の付喪神を回収する) 耐性など 透明視認(10) その他 同時に付喪神化可能な数:1+(レベル-5)/10 固定アーティファクト以外の武器を装備して戦っているとき、武器が妖器化して最大2回新たな能力を得る 呪われた装備品を解呪せずに外せる(失敗することもある) 付喪神の攻撃による経験値とアイテムを自分が得ることができる 古い城での報酬は種族が小人以外の場合は高級品の雷神の鉞 種族が小人の場合は高級品の隼の剣 付喪神化について 付喪神使いはインベントリの中の近接武器をモンスター化させてペットにし、戦わせることができる。 ペットの能力は武器に依存し、強い武器ほど強力なモンスターになる。 付喪神化した武器は'p'コマンドからペットの解放をするとただの武器に戻り、そのモンスターが居た場所に付喪神化するまえの武器が落ちる。 + 付喪神化の詳細な内容は 1.レベルの決定 ベースアイテムの生成レベルを付喪神のレベルとする★でその生成レベルがベースアイテムの生成レベルよりも大きい場合、レベル=★の生成レベルとする ☆で(価値/1000)がベースアイテムの生成レベルよりも大きい場合、レベル=☆の(価値/1000)とする エゴ武器で該当するエゴのレベルがベースアイテムの生成レベルよりも大きい場合、レベル=☆のエゴのレベルとする(機能していない?)そのあと武器の(価値/2000)が現在のレベルより大きい場合、レベル=武器の(価値/2000)とするレベルが99より大きい場合、レベル=99にする レベルが1より小さい場合、レベル=1にする 2.能力値の決定 倒した時の経験値倍率=レベル * 10 HPダイス数(XdYのX)=(レベル/2 + 重量/20) (最大で200)HPダイス数が10より小さい場合、HPダイス数=10にする HPダイス面(XdYのY)★、☆ならばHPダイス面=レベル エゴ武器ならばHPダイス面=レベル * 2/3 ただの武器ならばHPダイス面=1 + レベル/2 HPダイス面が1より小さい場合、HPダイス面=1にする ACレベル + 武器のAC*5 感知範囲=20 加速= +レベル/5 AC+=武器のAC 攻撃ダイス数(XdYのX)=武器の攻撃ダイス数 + 武器のダメージボーナス/4 攻撃ダイス面(XdYのY)=武器の攻撃ダイス面 + 武器の命中ボーナス/4攻撃ダイス数、面がそれぞれ1未満の場合、1とする 3.フラグの追加 以下のフラグを追加する RF1_FORCE_MAXHP (HP満タンで出現) RF2_COLD_BLOOD (冷血動物) RF2_EMPTY_MIND (テレパシーで感知できない) RF2_EPHEMERA (一時的存在、フロア移動で消える) RF3_KWAI (妖怪) RF3_NONLIVING (無生命) RF3_NO_CONF (混乱しない) RF3_NO_FEAR (恐怖しない) RF3_NO_STUN (朦朧としない) RF7_CAN_FLY (浮遊) RF7_VARIABLE (可変パラメータモンスター) 呪われている場合、以下のフラグを追加する RF1_RAND_50 (50%の確率でランダムに移動する) 4.武器の能力による能力値の加算 腕力増加が付いている場合、攻撃ダイス数 +pval 知能増加が付いている場合、AC +pval*5 賢さ増加が付いている場合、HPダイス面 +pval*5 器用増加が付いている場合、攻撃ダイス面 +pval 耐久増加が付いている場合、HPダイス面 +pval*5 魅力増加が付いている場合、AC +pval*5 隠密増加が付いている場合、AC +pval*5 探索増加が付いている場合、感知範囲 +pval*10(合計の最大値は100) 掘削増加が付いている場合、RF2_KILL_WALL (壁を掘って移動)フラグを追加 攻撃回数増加が付いている場合、速度 +pval*5 加速が付いている場合、速度 +pval*3 /X沌、/X秩が付いている場合、その数だけダイス数 +3 /X動、/X人、/X死、/X竜、/X神、/X悪、/X妖が付いている場合、その数だけダイス数 +2 酸、電撃、火炎、冷気の免疫が付いている場合、その数だけダイス面 +3 火炎、冷気、電撃オーラが付いている場合、それぞれに対応したオーラを得る |X切が付いている場合、ダイス数 *5/3 |切が付いている場合、ダイス数 *6/5 攻撃ダイス数、面がそれぞれ1未満の場合、1とする 5.武器の能力による攻撃方法の決定 攻撃方法の内容についてはモンスターの打撃を参照のこと 1回目の攻撃方法を決定する|X切が付いている場合、SUPERHURT上の条件を満たさず|震が付いている場合、SHATTERさらに上の条件を満たさず/秩が付いている場合、KILLさらに上の条件を満たさず/竜が付いている場合、STUN 攻撃方法が決まらなかった場合、HURT レベル 9なら2回目の攻撃方法を決定する(レベル以下なら攻撃が発生しない)|理が付いている場合、SUPERHURT上の条件を満たさず/混沌が付いている場合、SMITEさらに上の条件を満たさず/死が付いている場合、TERRIFYさらに上の条件を満たさず/妖が付いている場合、CONFUSE 攻撃方法が決まらなかった場合、HURT レベル 19なら3回目の攻撃方法を決定する|吸が付いている場合、VAMP上の条件を満たさず|毒が付いている場合、POISONさらに上の条件を満たさず|電が付いている場合、ELECさらに上の条件を満たさず|火が付いている場合、FIREさらに上の条件を満たさず/人が付いている場合、BLEEDさらに上の条件を満たさず/神が付いている場合、TIME 攻撃方法が決まらなかった場合、HURT攻撃方法がELECかFIREだった場合、3回目の攻撃のダイス面*2 レベル 29なら4回目の攻撃方法を決定する|沌が付いている場合、CHAOS上の条件を満たさず|酸が付いている場合、POISONさらに上の条件を満たさず|冷が付いている場合、ELECさらに上の条件を満たさず/動が付いている場合、PARALYZEさらに上の条件を満たさず/悪が付いている場合、UN_BONUS 攻撃方法が決まらなかった場合、HURT攻撃方法がACIDかCOLDだった場合、4回目の攻撃のダイス面*2 6.武器の能力による耐性の付与 酸耐性か酸免疫がある場合、酸への耐性を得る 電撃耐性か電撃免疫がある場合、電撃への耐性を得る 火炎耐性か火炎免疫がある場合、火炎への耐性を得る 冷気耐性が冷気免疫ある場合、冷気のへ耐性を得る 毒耐性がある場合、毒への耐性を得る 閃光耐性がある場合、閃光への耐性を得る 暗黒耐性がある場合、暗黒への耐性を得る 破片耐性がある場合、破片への耐性を得る 轟音耐性がある場合、轟音への耐性を得る 地獄耐性がある場合、地獄への耐性を得る 水耐性がある場合、水への耐性を得る 混沌耐性がある場合、混沌への耐性を得る 劣化耐性がある場合、劣化のへ耐性を得る 破邪耐性がある場合、破邪のへ耐性を得る 時空耐性がある場合、時空のへ耐性を得る テレポート阻害がある場合、テレポートへの耐性を得る 7.最後に AC 0である場合、AC=0 妖器化について 付喪神使いは★以外の武器を装備して戦っていると、武器が付喪神化して妖器となりパワーアップすることがある。これを妖器化と呼ぶ。 妖器化は武器ごとに設定された値が一定以上になると発生する。ここで妖器化に必要な値を妖器ポイントと呼称する。 妖器ポイントは敵を殴ったり倒したりするときに獲得でき、強い敵のほうが妖器ポイントを得られるチャンスが多い。 + 妖器ポイントが加算される詳細なタイミングは 妖器ポイントが加算される詳細なタイミングは 1.敵を殴った時、以下の条件をすべて満たしていると妖器ポイント+1 敵のレべルが(妖器ポイント/2)より大きい 1d(妖器ポイント)が(敵のレベル+1)より小さい 1/5のランダムチェックを通る 2.敵を倒した時、以下の条件を満たしていると妖器ポイント+1 1d(妖器ポイント)が(敵レベル+1-妖器ポイント/4)より小さい 3.ユニークな敵を倒した場合、問答無用で妖器ポイント+1 妖器ポイントが50,100になったタイミングで妖器化が発生し武器が強化される。 + 妖器化の詳細な処理を記述する 妖器化の詳細な処理を記述する まず1d7を振り、その値で強化の大まかな内容を決定する。 1d7=1,2の場合 妖器化の際に攻撃していた敵の種族に応じたスレイを付与する既に対応するスレイを持っていた場合、*スレイ*を付与する 敵が複数の種族を持っていた場合、その中からランダムで1つ選ばれるただし、混沌と秩序は1/2の確率で抽選から除外されてしまうため選ばれにくい 敵が種族を持っていなかった場合、能力の付与を失敗とする 1d7=3の場合 ランダムな能力値が付与する選ばれる能力値は腕力、知能、賢さ、器用、耐久、魅力、魔道具能力、隠密、探索、赤外線視力、採掘、加速、攻撃回数の13種魔道具能力が選ばれた場合、能力の付与を失敗とする 攻撃回数増加が選ばれた場合、最後に特殊な処理を行う 1d7=4,5の場合 ランダムな攻撃属性か攻撃能力を追加する選ばれる能力は|沌、|吸、|理、|切、|X切、|震、|毒、|酸、|電、|火、|冷の11種刃がない武器に|切または|X切が選ばれた場合、能力の付与を失敗とする 刃がある武器に|震が選ばれた場合、能力の付与を失敗とする |切があるのに|切が選ばれた場合、代わりに|X切を選択する |切がないのに|X切が選ばれた場合、代わりに|切を選択する 1d7=6の場合 ランダムなその他の能力を付与する選ばれる能力は混沌ESP、秩序ESP、動物ESP、人間ESP、アンデッドESP、竜ESP、神格ESP、悪魔ESP、妖怪ESP、無生命ESP、ユニークESP、腕力維持、知能維持、賢さ維持、器用維持、耐久維持、魅力維持、浮遊、透明視、遅消化、急速回復、永久光源、警告、祝福、ランダムテレポート、高速移動、テレパシー、火炎オーラ、電撃オーラ、冷気オーラ、反テレポート、反魔法の32種 1d7=7の場合 ランダムな耐性を付与する4種免疫を含む、24種の耐性からランダムに選択される免疫が選択された場合、weird_luckを通らないと能力の付与を失敗とする 能力の付与が失敗した、または既に武器に付与されている能力が選ばれた場合、1d7を振るところから処理をやり直す 10回やり直しても能力が決まらなかった場合 能力の付与の代わりにダイス数(XdYのX)を +3する 攻撃回数増加が付与された場合 1回目の妖器化ならpval=1、2回目の妖器化ならpval=2 攻撃回数追加以外の能力値増加(pvalが関係する能力)が付与された場合 現在のpvalと(1+1d3)を比較し、大きい方をpvalとする 2回目の妖器化で、既に攻撃回数増加が付いていてpval=1の場合 pval=21回目の妖器化で追加攻撃が付いてpval=1になった場合の強化処理(追加攻撃や聖戦者エゴで+1攻のときも+2になってしまうがいいらしい) 最後に武器の威力を強化する 命中修正 +1d5 ダメージ修正 +1d5 2回目の妖器化の場合 ダイス数 +2 攻撃回数 num wgt mul 4 70 3 基礎スペック 腕力 知能 賢さ 器用 耐久 魅力 解除 魔道 魔防 隠密 探索 知覚 打撃 射撃 HD MP 経験 スコア ペ維 1 2 -1 1 1 -2 40,13 36,14 35,12 2,0 24,3 25,3 50,18 45,15 4 C +35% 80% 25 魔法領域適性 なし 技能適性 格闘 盾 騎乗 二刀 投擲 D D D D A 短剣 長剣 刀 鈍器 棒 斧 槍 長柄 弓 機械弓 銃 B C C B C B C C E D E 雑感 序盤で★リンギルをツモったけど、付喪神化でペットにしたら凄い戦力になってくれた。アリスクエでテレパシーアミュの早期入手ができたし面白い育成スキップができそう - 名無しさん 2017-07-17 14 44 55 少々貧弱だが、武器の育成という独特な要素を楽しめる職。超級武器を作り上げるべく☆やエゴ武器を探し回ろう - 名無しさん (2021-03-24 05 51 34) 地味に投擲適正がAであり、鍛えることで凄まじい速度で投擲を繰り出せる。風神エゴを妖器化することで手軽に超火力を実現可能。 - 名無しさん (2023-10-22 09 26 30) 名前
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付喪神ですら百年昼寝させてしまうという恐るべき日本酒。 味は極上。素人が安易に手を出すと本当に目覚めなくなるほどの威力。 ネタ元は上方落語の「三年酒」
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冬も近づき、朝夕はめっきりと冷え込むようになった今日この頃。 離れにある自室に暖房器具を導入しよう、と考えた僕は庭の隅にある土蔵に向かった。 別に「物置」を書き間違えたわけでは無い。僕の家は無駄に歴史のある旧家であり、 城下町であるこの近辺においても一際アナクロな存在感を放つ武家屋敷なのだ。 口さがない友人達は「殿様みたいだ」と羨ましがるが、そんないいものじゃない。 古い木造建築内における冬の寒さを知らない奴らだからそんなことが言えるのだ。 どこからともなく入ってくる隙間風。毎年張り替えさせられる障子紙。 鍵もかからない襖部屋にはプライバシーなどという上等なものは存在せず 友人に借りたエロDVDを観賞するにも細心の注意を払わねばならない有り様だ。 高校進学と同時に、両親に頼み込んで自室を母屋から離れに移したのも 少しでもそういう気詰まりを解消したい、というのが主な理由だ。 用がある際に呼びかけるのが面倒だと母親は不満気だったが、このときばかりは 父が妙に物分り良く賛成してくれたおかげで事なきを得た。 あの時は、親子間というよりは「男同士」にしか分かり合えない紐帯を感じたものだ。 かくして、僅かばかりプライベートなスペースを手に入れたはいいものの、 やはり寒さは如何ともし難く暖房器具探しと相成っている、という状況である。 「確かこのあたりにあったはずなんだけどな」 ガラクタをかき分けつつ、昨年の春に片付けたコタツを探す。 大した苦労も無く平凡な構造の電気ゴタツが見つかり、埃を払いながら引っ張り出す。 コードや説明書などを確認して、離れに戻ろうとした時。視界の隅に青くて丸いものが映った。 「……なんだろ。植木鉢?」 近寄ってまじまじと眺めてみると、それはどうやら火鉢と呼ばれるものらしい。 ご丁寧に灰かき棒や炭も内部に置いてあり、灰さえ調達すればすぐに使えそうだ。 何より、白い陶器に青い染料で描かれた緻密な模様が美しく大きさも手ごろだ。 網をのせれば餅も焼けるだろう。あまり物には拘らない性質の僕だが、 この火鉢にはひと目で心奪われてしまった。 「よし、これも持っていこう。……あー、以外と重いなこの火鉢」 ――しっ、失礼な 「……え?」 火鉢を持ち上げた時、どこからか女の子の声が聞こえたような気がして周囲を見回した。 薄暗い土蔵内には誰も居ない。僕一人だ。近くに妹や姉がいるわけでもない。 「そもそも僕、一人っ子だし」 幻聴を覚えるほどにそういうモノを欲しがっているつもりも無い。 無論、毎朝起こしに来るおせっかいな幼馴染もノーサンキュー。 布団とか剥がれたら、下半身の一時的高層建築を見られてしまうではないですか。 「模様替えしてみるか」 火鉢も念頭に置いて、部屋の新しい雰囲気を構想してみる。 なかなか味わい深い部屋に出来そうだ、と思った僕は上機嫌で土蔵を後にした。 「こんなもんかな」 もともとが純和風な僕の部屋にその火鉢は良く馴染んだ。 それなりの旅館の部屋のように、ゆったりと寛げる雰囲気に僕は満足する。 件の火鉢に使う灰は、面白がった父がどこからか分けてきて貰ってくれたため、 早速火鉢も稼動中していて、その様子はなんとも言えない風情がある。 「……いいもんだな、こういうのも」 ―でしょ? 「うん。綺麗な火鉢だし、いろいろ使えそうだし」 ―綺麗………ふ、ふふーん…当然。こんな部屋にはもったいないわよ 「餅とかメザシとか焼けるかな」 ―ちょっと、お餅はともかくメザシは止めなさいよ。それなら七輪とかが…… 「…………ていうか………僕、今、誰と、トーク?」 ―いきなりカタコトなのは何故? その声が、どう考えても目前の火鉢から発せられていることに気付いた僕は、 畳を傷めそうな勢いでズザザザザザッと後ずさった。普通火鉢は喋らない。 ここがファンタジー世界なら在り得そうだが、その可能性を考慮するよりは 僕個人の脳内がファンタジーだと考えた方がまだ合理的だろう。うわ、最悪。 ―その、いきなり喋り始めた犬を見るような目はやめなさい。なんか腹立つから 犬が喋り始めたほうがまだましだ。あれ一応哺乳類だし。 翻ってあんたは無機物じゃないか。発声器官無いじゃないか。 声も無く胸のうちで反論していると、僕の内心を見透かしたような言葉がかけられた。 ―ひとがたを取れば、少しは落ち着く? まったく面倒なんだから…… 「ぇ? ひとがた、って……」 ぶわあっ 「うぇあっ! げほっぐほっ!」 突如、火鉢の灰が舞い上がって視界を遮る。 やがて灰の煙幕が収まった時、げほげほと咳き込む僕の視界にあったのは。 「……………誰?」 「この状況で『コタツの精です』と名乗るほど横紙破りじゃないわよ。はじめまして、私はかぐら」 「わかぐら? 若グラ?」 「か・ぐ・ら!」 目前に仁王立ちする、火鉢の柄とそっくりな小袖を着た女の子が不機嫌そうに応じる。 かぐら、という名前であることは分かったが、それ以外のことが何一つ分からない。 重ねて聞いてみる。 「君は、その……何者?」 「火鉢」 「簡潔すぎっ!!」 「付喪神って、知ってる?」 「あー、なんか聞いたことあるような……」 腕組みしたまま偉そうに語るかぐらによると、長い年月を経たものには魂が宿るらしい。 それは生き物のみならず器物にも同様で、付喪とはそもそも長い年月を表すつくも (九十九)の当て字なんだそうだ。 「つうことは、なんだ。99歳のバ……」 「ふんっ!」 「おふゥっ!!」 バア、まで言葉を発することが出来ず、両首筋に鋭く叩き込まれた手刀にしばし悶絶する。 かぐらはそんな僕を無視しながら部屋を見回し、先ほど灰の巻き上がった火鉢周辺を見て 顔をしかめた。 「それはそうと灰を片付けなさいよ。あたし綺麗好きなのよ?」 「アンタだアンタ! 汚したのはアンタだよっ!!」 「仕方ないでしょ。出てくる時には灰神楽が起きちゃうんだから」 「灰神楽って、さっきの……ああ、だから君はかぐらなのか」 ひょんなことから名の由来が判明。 なるほど、と頷く僕を見て落ち着かない様子のかぐらは唇を尖らせて呟く。 「安直だって言いたいんでしょ」 「え? そんなことないよ。いい名前だと思う」 「……そ、そう? 本当にそう思う?」 「うん。『ミーはみなしごバッチ! よろしくね!!』とか名乗られるよりずっと」 怒ったかぐらさんの周辺の空気が焦げ臭くなり、今にも発火しそうな按配でした。 以後、火の元には気をつけます。 そんなこんなで、プライバシー保護の為に確保した離れは母屋より自由の利かない場所になった。 さほど回数は多く無いとは言え、きまぐれに出現するかぐらは十二分に美少女と言える容貌で、 白磁(まさしく、だ)のような肌に青い綺麗な小袖を纏い、黒々とした髪を丁寧に結い上げている。 ややもするとキツくみえる切れ長な目でこちらを見られると、正直言ってどぎまぎする。 ……くそ、火鉢のくせにっ! 「とはいえ、餅を上手に焼いてくれるのは感謝」 「……なによいきなり。あっ、私はきな粉でお願いね」 ついさっきまで網の上で餅を焼いていた火鉢自身が餅の味付けに注文をつける、という シュールすぎる状況にも最近では随分慣れた。ていうか、慣れないなら狂うだけだよね! 言われるままにきな粉をまぶした餅を皿に乗せ、しばし無言で食らう。 やがて皿は空になり、二人でほうじ茶をすすりながら、ふと抱いた疑問をぶつけてみる。 「……かぐらは、今まで土蔵でどうしてたの?」 「どうもしないわよ。ずっと寝てただけ」 「あ、じゃあ僕が起こしちゃったのかな」 「……そーよ、すっごい迷惑。まあいいけどね」 「ふーん……」 横目でかぐらの表情を伺う。 本当にずっと寝ていたのかな、と思う。 「ま、あんたはなかなか見所あるわよ。今時火鉢なんか使わない家の方が多いでしょ?」 なのに私を綺麗に丁寧に扱うし、炭や灰もこまめに換えるし……」 そう言うかぐらは少しだけ嬉しそうに見える。 埃を被って、土蔵で眠り続けていた時よりは嬉しいのだろうか。 「私、結構役に立つでしょ?」 「うん、とても」 僕の素直な返答に一瞬だけきょとん、としたかぐらはすぐに満面の笑みを浮かべる。 「うふふっ……褒めてつかわす」 「恐悦至極」 ―こんな魂が宿るなら、物を粗末に扱う人なんかいなくなるだろうに ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 冬が終わる頃、かぐらは時折不安気な表情を見せるようになった。 春や夏になっても火鉢を出している奴はあんまり居ないだろうし、その不安は良く分かった。 かぐらはまた土蔵に押し込められることを恐れているのだ。 「もうすっかり春だねえ……」 「そ、そうね。春ね」 「あったかくなったね」 「そうかしら? まだまだ朝夕冷え込むんじゃない? あ、あとね、梅雨とか寒いわよ?」 火鉢本体を隠すような位置で座りながら、どこか必死な様子のかぐらを見て頬が緩む。 ちょっとした意地悪をしてしまったことに反省しながら告げる。 「僕、お餅好きなんで……年間通してコンスタントに食べるんだ」 「?」 「いちいち母屋の台所まで行くのも面倒だしさ、やっぱり火鉢があると便利だよね」 「!?」 「……んーと、だからまあ、かぐらは年中働きづめになっちゃうけど……」 「しっ、仕方ないわね……ほんと、いい迷惑!」 白皙の頬に朱を上らせて、ぷいっ、と横を向くかぐら。 笑いをかみ殺しながら、どうやらまだ何の魂も宿っていないらしい電気コタツを抱え上げる。 こちらは次の冬まで本当にお役御免だ。土蔵の定位置に戻すため、かぐらを残して部屋を出た。 「よっ、と……………ん? これ、七輪か?」 かぐらの宿る火鉢が置いてあった少し後ろに、小ぶりな七輪を発見。 そう言えば、どれだけなだめすかしてもかぐらはメザシやスルメだけは焼かせてくれなかった。 こいつも一緒に置いておけば便利かもしれない。 「……かぐらが焼かせてくれれば、面倒は無いのにな」 ―えへ、あたしならなんでもばんばん焼いちゃうよー 「ホント? 助かるなあ」 ―あたしがんばるから……かわいがってね? 「もちろん! ………………………ちょっと待て、このパターンは………」 ~おしまい~
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86日目 源内先生の付喪神講座 紫音 源内先生!またお時間大丈夫ですか? 平賀源内 ああ、また何か疑問でも浮かんだのかね、紫音君 紫音 はい、付喪神(ツクモガミ)と言う種族が居ると聞いたんですが、よく分らなくて 平賀源内 人間の道具に精霊の類が宿り、生まれた妖魔を付喪神と呼ぶのだ 平賀源内 この城で言えばほたる君が古い提灯の、一反木綿君が古い反物の付喪神だな 紫音 なるほど!提灯や反物に手足が生えてる訳ではないんですね 平賀源内 いや、付喪神として歳月を重ねた者だけがああいった体を得られるだけだ 紫音 紫音君の言う通り、道具に手足が生えただけの連中も多数存在しているぞ 平賀源内 道具に手足……うわ、やっぱり可愛くない気がする…… 平賀源内 また何かあれば声をかけてくれたまえ、手が空いていれば喜んで対応しよう 次へ 一覧に戻る
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437 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/02/15(金) 19 16 58 ID ??? 流れを変えるためにコンベで出会った困報告をする。 システムはDX平安ステージ。 その困のPCは赤褌の付喪神。クライマックスで女PLの女PCに融合するために 自分のPCをはく事を強要。他のPLが「セクハラいくない」と止めても聞かず、 「俺がはく」と言ったが(勿論男PLで男PC)「誰がお前なんかにはかれるか!」 と拒絶。「いいからはけ」とGMの「止めろ」という警告を無視して 言い続けるのでGMがスタッフを呼んでお帰りを願ったら、最後にその女PLに 「空気読めよ。この***」と暴言を吐いて退場した。クライマックスまで まともだったから驚いた。 457 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/02/15(金) 19 48 13 ID ??? 437 それって神戸?もしそうなら他のコンベでも赤褌付喪神やってるぞ。そいつ。 467 名前:437[sage] 投稿日:2008/02/15(金) 20 27 19 ID ??? 457 いや、名古屋だった。 スレ157
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名称:付喪神《つくもがみ》 NO IMAGE 性能 神格(レア度) ☆2:コモン タイプ 物怪 属性 地 進化/覚醒 なし/なし 初期能力値(LV1) 体力(HP) 300 攻撃力(ATK) 40 神力(SP) 120 防御力(DEF) 20 特殊技能《スキル》 発動技能《アクティブスキル》 ひっつく 自由自在に全身から粘着性の高い神気《オーラ》を発することで、あらゆるものにくっつくことができる。自身のレベルが高くなるほど、粘着力が強くなる。 常態技能《パッシブスキル》 神出棄没《しんしゅつきぼつ》 人間が廃棄したもの(つまりゴミ)の中から突然現れたり消えたりすることができる。ゴミの量が多いほど、より多くの付喪神が出現する。 解説 いわゆる「もったいないおばけ」。体長は手のひらサイズほどで弾力性がある。口癖は「ツクモン!」(というかそれしか喋れない)で性格も人懐っこい。ただし怒らせるとしつこくまとわりつくので要注意。 好奇心も強く、巫の意志に関わらず勝手に出没しうろつくことが多々あるため、気づかず人が踏んでくっつき、転倒するなどのトラブルが絶えない。
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壱 弐 参 極 名前 [付喪神]白うねり (つくもがみ しろうねり) セリフ 壱 「きれいに洗ってくれたらうれしいなぁ」 弐 「きれいに洗ってくれたらうれしいなぁ」 参 「きれいに洗ってくれたらうれしいなぁ」 極 「きれいに洗ってくれたらうれしいなぁ」 解説 古くなった布が妖怪となった付喪神の一種。汚れのひどい雑巾のような悪臭を放つとも言われる。 レアリティ 必要法力 攻 防 知 壱 SR 25 3180 3000 2530 弐 3500 3300 2790 参 3850 3630 3070 極 5730 5400 4560 術式名 属性 MAX Lv 効果 専:飛びついちゃうぞ☆ 風 8 敵単体の攻防ダウン 極 専:飛びついちゃうぞ☆ 風 8 敵全体の攻防ダウン お邪魔戦術式 発動率 攻撃力アップ 中 備考:
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《付喪神の生誕》 R 闇/光文明 7 ■自分のバトルゾーンにあるクロスギアを一つ選び、そのカードのコスト以下のクリーチャーを自分の墓地からバトルゾーンにだし、その後、選んだクロスギアをそのクリーチャーに付ける。 作者:ゼウス フレーバーテキスト 長年使った物には魂が宿る 評価 名前 コメント