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「うっ…くっ…あぁっ!」 「とてもいい声…校内放送で流したいぐらいねぇ…」 「やっ…や…だ…」 「冗談よぉ…あなたは私だけのオモチャだもの…そろそろイキそうなんでしょぉ?イっちゃいなさぁい」 「あっあぁぁぁぁぁ!!」 「ふふ…可愛いわねぇ…これからもずっと可愛がってあげるわぁ」 何故…こんな事になったんだろう… どれぐらい耐えればいいんだろう… 用を終え、教室から出て行く彼女の背中を見ながら、あの時の自分を───殺したいほど憎んだ 第一話『人生と身体の天秤』 「行ってきます!」 「行ってくるですぅ!」 父の多忙と母の死別により、お世話になってる祖父母に見送ってもらい、僕らは学校に向かった 「うぅ~緊張するです…」 「もう3年生だよ?中間テストで緊張なんて…」 「蒼星石は頭がいいから余裕なんですぅ!」 こちらは双子の姉、翠星石 僕らは公立のローゼン中学校(通称、薔薇中)に通う3年生で、毎日一緒に登校している 翠星石は姉でありながら僕よりも成績が悪く、今も「神様は不公平ですぅ」などとボヤいている 決して僕に才能があるわけではなく、単純に翠星石が勉強をしてないだけと思うのだが… 「蒼星石は勉強したですか?」 「一応ね…普通はするもんだと思うよ?」 「翠星石は一夜漬け派なんですぅ!」 勉強に派閥とかないと思うけど…なんてツッコミながら学校へとたどり着く 門には担任であり数学担当の水銀燈先生が立っていた 「おはようございます。先生」 「おはよぉ。その顔だと今回も自信あるみたいねぇ蒼星石ぃ」 「えぇ…まぁ」 「そして翠星石も…相変わらずみたいねぇ」 「うぅ…バレバレです…」 「二人の成績期待してるわぁ…特に蒼星石は今回こそ真紅を倒せるかもねぇ」 「!!………失礼します」 そのまま逃げるように教室に向かい、自分の席に座った 「ちょっ…ちょっとどうしたですか!?急に顔色変えて…」 翠星石が慌てて追いかけてくる 「別に…何でもないよ…それより最後の追い込みをした方がいいんじゃないかな?」 突き放すように、冷たくそう言う 翠星石は少し寂しそうに自分の席に着くと、教科書を取り出して睨めっこを始めた それを見て、僕は自己嫌悪に陥った ──真紅を倒せるかもねぇ── その言葉にとてもイラついて翠星石に当たってしまった事に… 真紅…僕のライバルであり…いやライバル視してるのは僕からだけなのかも知れない とにかく頭がよく、テストでは常に学年トップ 僕はクラスでは真紅に次いで2位だが、学年では10位前後を行き来するレベルである 僕が翠星石と違って必死に勉強するのは真紅に勝ちたいから… そしてこの学区でトップの公立高校…アリス高校に入りたいから… 父は多忙だが決して裕福な家庭ではなく、僕ら二人を設備の整った私立高校へ入れる余裕などない だから僕は少しでもいい公立の高校へ行くと決めた… それには評定が高ければ有利なのは誰もが知っている だが5段階評価でオール5なんて生徒は滅多にいない そう…滅多に… テスト期間中はやたらと早く来る生徒が多く、教室はほぼ全員が揃っていた 万年遅刻魔の生徒ですら、15分以上早く教室のドアをくぐる 普段からそれぐらいの努力をすれば怒られずに済むのに… しかし、たった一人だけ、テスト期間中だろうといつもと変わらず遅刻ギリギリの時間に登校する生徒がいる その人こそが…滅多にいないオール5の女… 「あら、おはよう翠星石、蒼星石」 「おはようです…」 「おはよう…真紅」 真紅だった 優雅な足取りで席に着き、筆記用具のみを机の上に出しチャイムを待つ 余裕の現れで…さらに僕の対抗心が煽られる… そしてチャイムがなり、数日間の戦争の始まりを告げた ―†―†―†―†―†― 結果は…言うまでもなくクラス2位 学年では9位という結果に終わった これで落ち込むと周りに冷やかされる だけど正直気が滅入る… どれだけ努力をしても…真紅を超えるのはもちろん近づく事さえ不可能に思えて… 放課後…一人でテストをボーっと眺めていると、不意に肩を叩かれた 振り返ると…先生がいた 「先…生…」 「惜しかったわねぇ…」 「いえ…完敗です…慰めはやめてください」 「何が一番ダメだったのぉ?」 「…数学です…」 「苦手?それとも私の教え方がダメなのかしらぁ?」 「そんな事はありません…僕の勉強不足です」 基本は解けても、応用問題で点を落としてしまう 勉強不足なのだろうが…数学に集中すれば他が疎かになる 完全に手詰まり状態だった 「…あなた…真紅に勝ちたいの?」 「……」 「それとも…アリス高校に入学したいの…?」 「…え?」 意味がわからなかった 真紅に勝つ事は学年トップになること それはすなわちアリス高校に一番近い位置にいられるということ 「どういう…意味ですか?」 「…公立高校の入試において本番の試験はもちろん重要だけど…内申も重要だって知ってるでしょぉ?」 「はい…スタート位置から優位に立てますから…」 「そう…ならその内申を上げる方法は知ってるぅ?」 「え…テストで点を取るぐらいしか…」 「ふふふ…それだけじゃないのよ…」 「授業態度がどうとか提出物がどうとかですか?」 「あなたってホント真面目さんねぇ…」 これもハズレてるらしい 何が言いたいのかわからず、要領を得ない話にイライラした 「成績を付けるのはあくまで教師…あなたの数学が悪くても…私のハンコ一つで成績は満点になれちゃうのよぉ…」 一瞬…何を言ってるのか理解できなかった いや…頭が理解すること拒んでいた 明らかな問題発言を… 「え…今…何て…」 「言葉の通りよぉ…私に"いい成績"を付けて欲しいならこれからの中学校生活…私に従いなさぁい」 「え…」 「ふふ…頭パニックになっちゃったかしらぁ…一晩あげるわぁ…明日、もしその気があるなら放課後ここに来なさい」 そう言い残し、水銀燈先生は教室を後にした 僕の人生はここから狂い始めたんだ… つづく ローゼンメイデン学園版・・・とてもイイですね -- ぽるく (2009-04-02 15 33 33) 名前 コメント
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人生の楽園 人生の楽園 2023年4月~23年6月 共通事項 放送時間…土曜18 00~18 30 絨毯の上にカラー表記 固定スポンサー 井上誠耕園(60秒) STARTS(スターツ) DAIHATSU YAMADA 老人ホーム アビタシオン 龍角散 Ryukakusan 第一交通産業グループ unicharm ユニ・チャーム 2023年4月1日 1’00”…井上誠耕園 0’30”…STARTS(スターツ)、DAIHATSU、YAMADA、老人ホーム アビタシオン、龍角散 Ryukakusan、第一交通産業グループ、unicharm ユニ・チャーム 2023年4月29日 1’00”…井上誠耕園 0’30”…老人ホーム アビタシオン、龍角散 Ryukakusan、第一交通産業グループ、YAMADA、STARTS(スターツ)、unicharm ユニ・チャーム + AC JAPAN(PT)*DAIHATSU 自粛分 2023年5月13日 1’00”…井上誠耕園 0’30”…第一交通産業グループ、YAMADA、老人ホーム アビタシオン、龍角散 Ryukakusan、STARTS(スターツ)、unicharm ユニ・チャーム + AC JAPAN(PT)*DAIHATSU 自粛分 2023年5月20日 1’00”…井上誠耕園 0’30”…龍角散 Ryukakusan、第一交通産業グループ、YAMADA、老人ホーム アビタシオン、unicharm ユニ・チャーム、STARTS(スターツ)、DAIHATSU 2023年5月27日 1’00”…井上誠耕園 0’30”…STARTS(スターツ)、YAMADA、龍角散 Ryukakusan、老人ホーム アビタシオン、unicharm ユニ・チャーム、第一交通産業グループ + AC JAPAN(PT)*DAIHATSU 自粛分
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476 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20 08 20.90 ID 217sfB19O ~深夜の街~ 妊婦アライさん「そろそろ…ご飯が袋詰めになって出されてる頃なのだ」テクテク お腹の大きなアライさんは、ゴミステーションに忍び寄る。 妊婦アライさん「お宝が眠っているのだぁ!」ガタッ ゴミステーションを開けると、生ゴミの入ったゴミ袋がたくさん現れる。 妊婦アライさん「おっ…ふふー、お腹の中でチビが動いたのだぁー!」サスリサスリ 妊婦アライさん「いっぱい栄養つけるのだぁ!」バリバリ 妊婦アライさんは、ゴミ袋を破く。 生ゴミが路上にばらまかれる。 477 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20 13 23.78 ID 217sfB19O 賞味期限切れの食品や、野菜の芯、切れ端などが出てくる。 妊婦アライさん「ご馳走なのだぁ」ガサッ 妊婦アライさん「もぐもぐ…」モグモグ アライさんは、生ゴミを食べている。 妊婦アライさん「うっ、酸っぱいのだ…。でも、食べなきゃお腹のチビ達がお腹空かせちゃうのだ」モグモグ 妊婦アライさん「ふぅ~」 1つめのゴミ袋は、物色し終わったようである。 妊婦アライさん「次の食べ物袋は~と」ガサガサ 480 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20 21 05.83 ID 217sfB19O その時。 ??「アラジビゲットなのです」ガシッ 妊婦アライさん「のだぁ!?」ビクッ 突如、アライさんは何者かに羽交い締めにされた。 ??「夜食なのです」フワァ そして、その人物はアライさんを羽交い締めにしたまま… なんと宙に浮き、音も無く大空を飛び回った。 妊婦アライさん「のああああぁぁ!?何するのだ、地面に下ろすのだぁ!」ジタバタ ??「…」フワアアア アライさん達は夜の道路を飛び回る。 走り屋1「ヒャッハー!俺のクルマが世界一だぜえぇ!」ブウウウウウゥゥウン 走り屋2「いーや!俺に敵う奴ぁいねぇーッ!」ブウウウウウゥゥウン ??「…」ゴウウゥゥッ 走り屋1「…ん?今なんか飛んでったぞ?」ブウウウウウゥゥウン アライさんを捕らえた人物は、爆音を鳴らす走り屋のスーパーカーを追い抜いて飛んでいく。 妊婦アライさん「のああああああああ!!は、速いのだあああああ!!」ゴオオオオオオオ 485 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20 28 38.04 ID 217sfB19O ~森~ ??「この辺にするのです」ピタッ 謎の人物は、空中で音も無く羽ばたきながら静止する。 高度50mほどの高さである。 妊婦アライさん「お…お前、なんなのだぁ!アライさんを森に連れてきて…どうするつもりなのだぁ!は…離すのだぁ!」ジタバタ ??「離すのです」パッ 妊婦アライさん「のぁ!?」 アライさんは空中で拘束を解かれ、頭から真っ逆さまに落下する。 妊婦アライさん「の゛ぁあああああーー!た、たすけ…」ヒューーーーン 486 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20 29 53.69 ID 217sfB19O 妊婦アライさん「」ドゴオオッッ 妊婦アライさん「」バタッ ??「仕留めたのです」フワァ 謎の人物は、地面に倒れ伏すアライさんの隣へ降りた。 妊婦アライさん「」 50mの高さから、真っ逆さまに草の上へ落下したアライさんは、草の生えた地面へ流血を滲ませた。 手足はひしゃげており、ゴキガイジムーブすらしなかった。 490 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20 41 00.89 ID 217sfB19O 会長「いただくのです」 人物の正体は、会長。 ワシミミズクのフレンズであった。 会長「はぐっ、がぶっ…」バリバリムシャムシャ 会長は、アライさんの死体を貪り食う。 会長「やはり臭みが強いのです。だがアラジビはアラジビ。美味なのです」ガツガツ ショクエモンP曰く、下処理をしないと臭いがキツすぎる… 下処理しても美味しくないと言わしめた、街中のアライさん。 それを美味と言いながら、会長は腹を食い破る。 会長「おお、子持ちなのです」バリィ 腹を食い破ると… 493 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20 44 53.67 ID 217sfB19O 胎児の死体「」グチャ 会長「……………………!!!!!???」ピタッ その胎児を見た会長は、動きを止めた。 会長「…なんて、こと」 食欲に身を任せていた肉食獣の会長でさえ、その衝撃に動揺し、食事の手を止めざるを得なかったようである。 会長「…うぷっ…」ザッザッ やがて会長は、地面に穴を掘った。 会長「…悪いことをしたのです。安らかに、眠るのです」ザッザッ そして、食っている途中のアライさんと胎児を穴へ埋めた。 どうしたのだろうか? 食欲が無くなったのであろうか。 会長「…こ、こんな、ことが…」フラフラ 会長「あっては…ならない………のです…帰るのです」フラフラ 会長は帰宅しようとする。 その時… ノダアアアアアアアア!!! 会長「…?」クルッ 森の中から、害獣の悲鳴が聞こえた。 会長「…行ってみるのです」バサッ 500 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 20 57 04.56 ID 217sfB19O 少し、時は遡る。 ~森の中~ アライさん2「なんなのだ!アライさんの言うことを聞くのだチビ!」ガミガミ アライしゃん「アライさんはもうチビじゃないのだぁ!うるさいのだ、さしずするななのだぁ!」コスリコスリ どうやら親子喧嘩しているようである。 アライさん2「チビのくせに!アライさんを困らせるななのだぁ!最近お前反抗ばっかりするのだ!ちょっと前までは何でも言うこと聞く可愛い子だったのに!…いいから言うこと聞くのだぁ!」 アライしゃん「もういいのだ!アライさんはおうちをでていくのだぁ!」ズカズカ アライさん2「なっ…!か、勝手にするのだ!お前みたいな可愛くないチビ、どっか行けばいいのだぁ!」プイッ アライしゃんの反抗期。 それは、巣立ちの合図である。 502 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21 03 19.29 ID 217sfB19O アライさん2は、巣を去っていく娘の背を見送る。 アライさん2「…」 アライさん2「っ…!」ウルウル アライさん2「チビ…達者に暮らすのだ。精一杯生きるのだ…」ウルウル まるでペットか何かのように溺愛していた自分の子供。 それがあっという間に大きくなり、自分のもとを去っていく…。 きっと辛いものがあるのだろう。 アライしゃん「っ…」テクテク アライしゃん「おかーしゃん…いままでありがとうなのだっ…」テクテク アライしゃん「アライしゃんは、りっぱにいきてみせるのだ…!」グスッグスッ 母から離れる子もまた心細いのだろう。 しかし、自分の力で生き抜くことを決めたのだ。 これからは、困難に遇っても母親に頼れない。 自由と同時に、困難に立ち向かう運命へ身を投じたのである。 503 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21 07 55.98 ID 217sfB19O この先、アライしゃんの人生には、どんな試練が待ち受けているのであろうか。 アライしゃん「…ひぐっ…ぐすっ…」トテトテ ??「おや?お嬢さん。そんなに泣きながら歩くなんて…何か悲しいことでもあったかな?」 アライしゃん「のぁ…?」 アライしゃんは顔を上げる。 ブラウンP「一人ぼっちで大丈夫かい?お母さんはどうしたのかな?」 アライしゃん「…お前、誰なのだ?」 どうやら、人生最初の、一人で乗り越えなければならない試練が立ちはだかったようだ。 505 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21 13 58.82 ID 217sfB19O ブラウンP「…」 ブラウンPの眼は光を放っており、まわりにキラキラと輝いている。 アライキング・ボスとの交戦でも見せなかった、野生解放である。 ブラウンP「私はブラウンP。作家だ。君は…お母さんはどうしたんだい?」 アライしゃん「…アライしゃんはもう、おかーしゃんにたよらなくても、いきていけるのだ」 ブラウンP「本当かい?もう頼らないのかい?立派だねぇ」 アライしゃん「ほんとなのだ!あらいしゃんはそのへんばっちりなのだ!いだいなんだぞぉ!」エヘン アライしゃんは、腰に両手を当てる。 ブラウンP「なるほど偉大だね。ところで、これなーんだ?」ブラン アライしゃん「…え?」 ブラウンPが持っていたのは、たった今腰に当てたはずの… アライしゃんの右手であった。 516 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21 24 02.82 ID 217sfB19O アライしゃん「の…ぁああああああああああああああああ!!!」ブシュウウゥ 右腕の断面からおびただしい出血がほとばしる。 アライしゃん「あ、あぁ…」フラフラ アライしゃんはブラウンPに背を向け、ふらふらと逃げ出す。 アライしゃん「あらいしゃんのおててがあああああ!!!うぎいゃあああああああああああ!!!」コスリコスリコスリ アライしゃんはブラウンPから距離を取りながら、右腕の傷を一生懸命左手で擦っている。 ブラウンP「はは、何をしてるんだい?」 アライしゃん「ううぅぐぎゅぐぎゅぐうぅぅ…!いだいのは、ごうやっで…なおず、のだぁ…!」コスリコスリコスリコスリ ブラウンP「へぇ、それは便利だね。…だったら、なんで擦るのをやめたんだい?」 アライしゃん「へ!!?や、やめてなんか…」ヨタヨタ アライしゃん「…の…あ…?」チラッ ブラウンP「ああ、これが無いからかな?」ブラン ブラウンPはアライしゃんへ、右腕の傷を擦るのに必要不可欠な… …アライしゃんの左腕を見せつけた。 アライしゃん「え…?ぇ…?」 520 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21 32 36.99 ID 217sfB19O ブラウンPは何をやったのだろうか? 手品か何かであろうか? それとも、サンドスターを使った超常現象か何かであろうか? ブラウンP「会長が前にやってるのを見て…一度真似したかったんだ」アーン ブラウンP「がぶっ」ガブゥ ブラウンP「もぐもぐ…」ガツガツ いや、違う。 ブラウンPは、普通にアライしゃんのところまで進んだだけだ。 そしてミニトマトでも収穫するかのように容易く左腕をむしり取り、お茶目にも元の場所へ戻っただけである。 アライしゃんには、野生解放したブラウンPの一連の行動が、知覚すらできなかった。 ただそれだけの、簡単なことである。 アライしゃん「ぎ…ぃいぃっぅびゃあああああああああああああああああーーーーーーーーっ!!」ブシュウウゥ ブラウンP「はあぁ…美味しい。生き血の通う生のお肉が、こぉんなに美味しいだなんて…♪」ペロリ ブラウンPは、舌なめずりしながらアライしゃんへ近寄る。 521 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21 39 15.06 ID 217sfB19O アライしゃん「ひ…ぎ…びいぃぃぃっっ!!あ、あぁ、く、くゆなあぁっ!!」ヨタヨタ アライしゃんは両腕から大量出血しながら逃げる。 ブラウンP「逃がさないよ!」チョン アライしゃん「ひぶぅっ!!」ビッタアアンッ ブラウンPがアライしゃんを軽く指で弾くと、アライしゃんは勢いよく地面へ叩きつけられた。 ブラウンP「おやおや、殺しちゃったかな?野生解放すると、力の入れ加減が難しくなるんだ…」グイイッ アライしゃん「ひ、ひいいぃぃっ!!」 ブラウンPはアライしゃんに馬乗りになる。 ブラウンP「一人立ちおめでとう、アライしゃん。さあ、君の晴れやかな人生の最初の関門だ。無事私から逃れられるかな?」 523 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21 48 09.16 ID 217sfB19O ブラウンP「君は自分一人で生きられるって言ったよね?さあ、この状況から、どうやって一人で助かろうって言うんだい?」 アライしゃん「た…たしゅけて…くだしゃ…」ブルブル ブラウンP「ふんっ」ブヂィ ブラウンPは、アライしゃんの尻尾を引きちぎった。 アライしゃん「ぐぅ!?ぎ…ぎっびやああああああああ!!あ、ありゃいしゃんのしっぽがああああああっ!!」 ブラウンP「これから私に命乞いする度に、君の体の大事な部分を引きちぎるからな。次はどこにしようかな?」 アライしゃん「ひぃ、あ、ぁ…」ガクガク ブラウンP「もう両腕が無くなっちゃったねぇ?君はこれからの希望溢れる人生を、たった一人で、両腕無しで生きていかなくっちゃあいけない。大変だねぇ?どうやって餌をとるのかな?」フゥフゥ ブラウンPの息は荒くなっている。 ブラウンP「さあ、もう一度私に命乞いをしてごらん?一人で生きるのがもっと大変な姿になれるよ?」ハァハァ アライしゃん「のだあああああああーーーっ!お…お…」プルプル ブラウンP「…♪」ゾクゾク 531 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 21 56 27.66 ID 217sfB19O ブラウンPに馬乗りで跨がられている、うつ伏せのアライしゃん。 アライしゃん「おがーーっしゃあああああああーーーーーんっ!!だじゅげでええええーーーーっ!!おがああしゃあああーーーんっ!!」ビエエエエン ブラウンP「っ…♪んんんっ……♪」ゾクゾク 一人立ちしたはずの小さなアライさんは、とうとう母親を呼んだ。 母親へ助けを乞い、泣き叫んだ。 アライしゃん「だじゅげでえええええええええっ!!ぴいいいぃぃぃーーーーっ!!」ビエエエエン 恐怖と苦痛に呻き、泣き喚くアライしゃん。 その背中には、熱さと湿り気を感じていた。 … ダジュゲデエエエエエエ!オガアシャアアアアンッ!! アライさん2「…?」 アライさん2「ち…ちび…!?」ダダッ アライさん2は、声がした方へ走った。 536 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 05 26.55 ID 217sfB19O アライさん2「今の声は…」ガサッ ブラウンP「やあ、お母さんかな?」フゥフゥ アライしゃん「ぎびいいぃぃぃーーーっ!!お、おがああしゃん!!だ、だじゅげでえええっ!!」ジタバタ ブラウンP「今、君が腹を痛めて産んだ子供の腕を、美味しく頂いているよ。はぐっ、がぶっ」ブヂィ ブラウンPは、先程もぎ取ったアライしゃんの腕を噛み千切っている。 アライさん「ち…ちび…!」 ブラウンP「はむっ…もぐもぐ…。ああ…美味しい。なあ、そこで見ている君。君の子供…この子は、失った両腕で、君とどんな触れ合いをしたんだい?なあ…聞かせてくれよ、両腕があった頃の思い出を…」ゴクン アライしゃんの両腕は骨だけになり、草の上へ捨てられた。 540 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 14 10.04 ID 217sfB19O ブラウンP「あ~あ、まだまだお腹が空いている。さて、次はどこを…いや、誰を食べようかな?」ギロリ アライさん2「っ…」ガタガタ アライしゃん「おがああしゃあああああああんっ!!はんこーしてごめんなしゃいいいぃぃっ!!ずっとずっといいこにしゅゆかりゃあああっ!だじゅげでええええええっ!」ビエエエエン ブラウンP「…君はたった今、子供の巣立ちを見届けたんだろう?どうするんだい?このまま黙って、一生懸命立派に育てた可愛い子供が私のおやつになるのを、指を咥えて見ているのかい?」 アライさん2「お…お前…!」ワナワナ ブラウンP「哀れだねぇ。君はその子を産んでから今までの間、ずっと私ためのご飯を用意してくれていたってわけかい?ああ、哀れだねぇ」 アライしゃん「おがあああしゃああああああんっ!!」ビエエエエン アライさん2「ち…ちびをぉっ!!」ダッ アライさん2は、命の危機に晒されている我が子の姿を見て… 考えるよりも早く。 反射的に、飛び出していた。 541 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 18 00.48 ID 217sfB19O アライさん2「ちびを…!」ダダダッ アライさん2「ちびをやるから!!アライさんは見逃すのだああああああああああっ!!」ダダダーーーッ 反射的に飛び出していた。 …後ろへ向かって。 アライしゃん「ぴいいいいいいいいいぃいぃぃぃぃぃぃっ!!!!!?」 自分を見捨てて逃げ去っていく母親の背を見るアライしゃん。 アライさん2「お前の分まで生きるのだああああああっ!」タタターーッ アライしゃん「お、おがああああーしゃああああああーーーーんっ!!!がわいいあらいしゃんをだじゅげでええええええええっ!!いいごにしゅゆかりゃああああっ!!!」 546 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 24 02.58 ID 217sfB19O ブラウンP「御愁傷様だねぇ!君は母親に、自分一人で生きていくって言ったんだろぉ?いい母親だねぇ!君の望みをきちーーんと汲み取ってくれたぁ!」グイイッ アライしゃん「ぎぴぃっ!」ゴロン アライしゃんは仰向けに転がされる。 ブラウンP「はぁぐっ!!」ガブゥ ブラウンPはアライしゃんの腹へ噛みつき、八重歯を食い込ませる。 アライしゃん「ぐひぎいいぃぃっ!いだい、いだいいいぃぃっ!!」ジタバタ ブラウンP「ふぅんぐぅっ!!」ブヂイイィイッッ アライしゃん「がぎびぃゃああああああああああああああああっ!!!」 アライしゃんは腹の皮膚や皮下脂肪、筋肉を噛みちぎられた。 552 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 30 22.78 ID 217sfB19O ブラウンP「がぶうぅぅっ!!」ガブゥ アライしゃん「いぢゃいのりゃあああああああああああああっ!!」 ブラウンPは、アライしゃんの臓腑を噛み千切り、欲望のままに、劣情のままに貪り食う。 ブラウンP「ふうぅぅっ、がううぅうっ!がう、がうううぅっ!!」バリバリムシャムシャ アライしゃん「やべるのりゃあ…ひぎっ、だ、だじゅげで、ぐりゃひゃい、ひ、ひぎぐぎぃっ…がばあぁっ!!」ゴボォ アライしゃんは吐血した。 ブラウンP「ふーーーっ!ふぅーーっ!!がう、ばうぅぅっ!!」ガツガツムシャムシャ ブラウンPはもはや人間の言葉を発していない。 声こそブラウンPの美しく凛々しいものだったが、その様相はただ一匹のケダモノの唸り声そのものであった。 558 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 34 58.30 ID 217sfB19O と、そこへ… 会長「タイリク?タイリクなのですか」フワアアア アライさん2「や、やめるのだぁ!離すのだああああ!!」ジタバタ 先程逃げた親を羽交い締めにして、会長が飛んできた。 ブラウンP「はぁーはぁーっ、がう、はぁぐっ…」モグモグガブゥブヂィ アライしゃん「ぎ…び…」ピクピク アライさん2「あ…ああああぁあ…ちびいぃ…っ」 565 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 41 58.21 ID 217sfB19O 会長「さっきから聞いていたのです。お前はその仔アライをいたぶり、なぶって、拷問し、絶望させながら…」 会長「肉の味だけでなく、下卑た悦楽を味わっているように見えるのです」フワアアア ブラウンP「がう、ばううぅっ、あぐ、がぶぅっ、ふうぅうっ」ガブゥブヂィ アライしゃん「お…がぁ…しゃ…」フルフル アライしゃんは、会長に羽交い締めにされながら空に浮かぶ母親を見て、涙を流す。 アライさん「ち…ちび!」 アライしゃん「は…はんこーして、ごべんなしゃいなの…ら……」ブルブル 571 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 47 56.50 ID 217sfB19O アライさん2「い、いいのだ!チビ!アライさんの方こそ、お前にきつく当たって…」 会長「少し黙るのです」ズパァ アライさん2の首「」ズパァッ アライさん2の胴体「」ブッシャアアアアア ビグンッバタタッジタバタビグンッビググッ ジョボボボボボビボ アライしゃん「…!おがぁ…しゃ…」 アライさん2は、娘の目の前で首をはねられた。 アライさん2の胴体は激しくゴキガイジムーブしながら失禁した。 アライしゃん「…お…が…」 アライしゃん「」 ブラウンP「ばうぅーっ!がぅぅ!」バリバリムシャムシャ それ以降、アライしゃんは言葉を発しなかった。 575 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 54 52.21 ID 217sfB19O アライさん2の頭「」ゴロン 会長「タイリク!聞いているのですかタイリク!」ポイッ アライさん2の胴体「」ドサッ ジタバタビギビグビククンジタバタ 会長は、首を失って尚暴れ続けるアライさん2の体を、いったん投げ捨てた。 会長「タイリク!落ち着くのです!話を聞くのです!!」ユサユサ ブラウンP「がうううぅぅ!!?」ギロリ ブラウンPは、食事の邪魔をした会長を睨み付けた。 ブラウンP「ぐるるるるぅぅ…!」フゥフゥ ギロリ 会長「私です。ワシミミズクです。私の言葉が分かったら、一旦落ち着くのです。深呼吸するのです」 ブラウンP「…っ…はぁ…はぁ…はぁ…」ゼェハァ ブラウンP「すぅ…はぁ…すぅー…はぁー…」 ブラウンPは、会長の言うとおり、素直に深呼吸した。 576 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 22 59 43.94 ID 217sfB19O ブラウンP「はぁ…はぁ…」 会長「…正気になりましたか。自分の行動を覚えているのですか?」 ブラウンP「…ああ。100%覚えているよ」 会長「しっかりするのです。どうしたのですか?何か抑えられない気持ちでも現れたのですか?」 ブラウンP「いいや。私は、自分をコントロールできているよ」ハァハァ 会長「そうですか?いかにも『ワレ操舵不能』といった感じだったのです。自分を制御できていなさそうなのです」 ブラウンP「何を制御しろっていうんだい?いいじゃないか。害獣の駆除は、あなたもやっていることではありませんか」 会長「…」 579 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 03 34.30 ID 217sfB19O 会長「…お前、今はそれでいいとしても…。野良アライさんを絶滅させた後のことは考えているのですか?」 ブラウンP「…」 会長「お前はその気持ちを抑えられるのですか?周りの人間やフレンズ達に向けないと、自分を信じられるのですか?」 ブラウンP「…」 会長「何か答えるのです!タイリク!」 ブラウンP「…助けて…くれ…」 会長「!!?」 ブラウンP「たすけて…くれ…」ウルウル 会長「…泣いているのですか?」 582 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 07 37.86 ID 217sfB19O ブラウンP「抑えられないんだ…欲望が…衝動が…。アライさんを狩るという大義名分にかこつけてはいるが…」 ブラウンP「本当は、私は、きっと…」 ブラウンP「…」 ブラウンP「…害獣駆除をしたいんじゃない」 ブラウンP「フレンズを…ヒトを…。殺したいんだ…」ブルブル 会長「…ヤバいのです」 ブラウンP「なあ、私は、どうすればいい?アライさんがいなくなったら?私は猟奇殺人犯になるのか?嫌だ…嫌だ!!」フルフル 会長「…」アセアセ 586 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 16 00.55 ID 217sfB19O 会長「…お前、いつからそうなったのですか」 ブラウンP「…ネットで、ショクエモンPのライブキッチンを見て以来…」 会長「あいつの動画のせいで、そうなったのですか?」 ブラウンP「いや。遅かれ早かれ…こうなっていた。偶々きっかけがそれだっただけだろう…」 会長「…どうしたいのですか」 ブラウンP「…ヒトを、フレンズを、傷つけたくない…」フルフル 会長「ならば傷つけなければいい…という訳にはいかないのですか?」 ブラウンP「そう簡単にはいかない。私は、ヒトの…フレンズの…アライさんの…」 ブラウンP「皮膚を裂きたい。腕を千切りたい。内臓を引きずり出したい。顔の皮を噛み千切りたい」 ブラウンP「血を吹き出させたい。絶望。呻き声を私の手であげさせたい。首を締め上げたい。子供の前で親を殺したい。親の前で子供を殺したい。兄弟や親子を殺し合わせたい」 ブラウンP「大勢の無垢な子供達を蹂躙し物言わぬ死体にしてやりたい。たくさんの大人たちに追い詰められて、やられる振りをして希望を味わわせてから、皆殺しにして絶望させてやりたい」 会長「………」汗タラー 598 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 24 29.22 ID 217sfB19O 会長「…」 ブラウンP「…この世にいるアライさんが減る度に…、誰かがアライさんを殺す度に。私の獲物が減ってしまったと憤りを感じるんだ」 ブラウンP「あと何匹残っている?ヒトや真っ当なフレンズの代わりに、私に切り刻まれ、身代わりになってくれるアライさんはあとどれだけ残っているんだ?」 会長「…」 ブラウンP「今度、特定有害駆除対象フレンズの一斉掃討作戦をやるって聞いた。…本当に滅ぼすのか?」 会長「本当なのです」 ブラウンP「…私にも、参加させてくれないか」 会長「……正直なところ、戦力としてのお前は、一騎当千なのです」 会長「だけどお前の怖い所は…次第に次第に、行動がエスカレートしている点なのです」 602 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 28 49.23 ID 217sfB19O 会長「家庭でのアラジビ料理に始まり、アラジビフェスでのライブキッチン。手の込んだ下準備をしての生放送ライブキッチン。そして生での直食い…」 会長「お前はどんどん、強い刺激を求めるようになっているのです」スッ 会長は、先程仕留めたアライさん2の胴体を掴むと… 会長「むんっ」バリイィッ 鋭い爪で、真っ二つに引き裂いた。 会長「そのアラジビでも食べて落ち着くのです」 ブラウンP「…私がヤバいだの何だの言ってるけど、貴女も負けず劣らずヤバいのでは?」 会長「えらくマトモなのです。私は食事をしているだけなのです」バリバリ ブラウンP「…」ガブガブモグモグ 608 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 37 23.65 ID 217sfB19O 会長「話を戻すのです。…どこまで話しましたっけ?」 ブラウンP「…私が、求める刺激がエスカレートしているというところまで」 会長「そうなのです。この作戦に加われば、お前は今までとは比べものにならない程たくさんのアライさんを殺すことになるのです」 ブラウンP「っ…♪/////」ゾクゾク 会長「そしたら、作戦が終わった後。…お前はエスカレートした欲望を、どこへぶつけるのですか?」 ブラウンP「っ…そ、それは…」 会長「…御手洗に、ぶつけるのですか?」 ブラウンP「…!!!」 ブラウンP「…だめだ、できない…。周りの人を、傷つけたくない…!」 610 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 41 44.91 ID 217sfB19O 会長「…お前の力は強大です。もし、自分の力を抑えたくなったら…頼れる男が、1人だけいます」 ブラウンP「…誰ですか?」 会長「…命乞尾シロウ。サンドスター科学研究所の主任です。彼なら、お前の悩みをきっと解決する手段を見つけてくれるのです」 ブラウンP「…分かった。ありがとう」 会長「…くれぐれも、自分の命を断つという行為は…やめるのです」 ブラウンP「…」 会長「お前にとって大事な者達がいるように、お前を大事に思う者もいるのです」 ブラウンP「…命乞尾、シロウ…会いに行ってみるか…」 611 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 44 35.97 ID 217sfB19O ブラウンP「ご馳走さまでした」 アライさん2の骨「」カラン アライしゃんの骨「」カラン 会長「気を付けるのです。周りにも…自分にも」 ブラウンP「…はい」スタスタ … 夜の森の中を、ブラウンPは進む。 ブラウンP「…ショクエモンP、あなたは、私の憧れだ…」ブツブツ ブラウンP「私も貴方のように、ヒーローショーの主役に…ファッションキチガイに、なりたかった…」フラフラ 617 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 56 07.71 ID 217sfB19O 「待つのだ」 ブラウンP「…」チラッ ネックレスアライさん「お前…この辺で、お腹の大きいアライさんを見なかったか?」 ネックレスをつけたアライさんが、ブラウンPを呼び止めた。 ブラウンP「…」 ネックレスアライさん「あいつはアライさんのとこで、人間相手に商売してた奴なのだ。どっかに逃げていったのだ」キョロキョロ 624 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/10(火) 23 59 20.86 ID 217sfB19O ブラウンは、先程ゴミステーションで会長が捕らえたアライさんの話を聞いていた。 目の前のアライさんが探していた奴だと、ピンときたようだ。 ブラウンP「…」ツカツカ ネックレスアライさん「お?お?アライさんに何かする気か?見るのだ、この腕輪はなぁ…」キラリ ネックレスアライさんは、『の』の字を象った腕輪を見せた。 ネックレスアライさん「戸籍を持ったアライさんの証明なのだ!だからアライさんは特定有害駆除対象フレンズじゃ…」 ブラウンP「その腕輪ってのはこれかな」スッ ブラウンPは、ネックレスアライさんが見せた腕輪を… それがついている腕ごと、掲げて見せた。 アライさん「…え…」 630 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 03 35.30 ID WZkRkIACO ネックレスアライさん「ぎ…ぎびやああああああああっ!!?」ブシュウウウウウゥ ネックレスアライさんの腕から鮮血がほとばしる。 ブラウンP「ド外道が。お前は害獣以下だ」ガシィ ブラウンPは、ネックレスアライさんの首を締め上げた。 ネックレスアライさん「ぐ、ぐええぇ!な、何するのだ…!あ、アライさんに手を出したら、お前は殺人犯に…!」ジタバタ ブラウンP「遅かれ早かれ、いずれなるさ。なら…今でいい」ギュウイイイイイイイン ブラウンPの目が光を放つ。 野生解放である。 ネックレスアライさん「や…やめ…!」ジタバタ 632 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 06 01.10 ID WZkRkIACO 『お前はエスカレートした欲望を、どこへぶつけるのですか?』 『…御手洗に、ぶつけるのですか?』 ブラウンP「っ…」ブルブル ネックレスアライさん「ひ、ひいぃ…た、たす、け…」ガクガクブルブル ブラウンP「…」ポイッ ネックレスアライさん「のあっ!」ボテッ ブラウンPは、ネックレスアライさんを離した。 634 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 09 50.04 ID WZkRkIACO ブラウンP「…その腕を持って消えろ。毎日擦り続けていれば、くっつくだろう」シュウウゥウ… 野生解放の光が消えた。 ブラウンP「裁判所へ駆け込める立場じゃないことは分かっているだろう?別に私はそれでも構わないが…」 ネックレスアライさん「ひ…ひ…!ひえええええああああああ!!」ダダダーーーッ ネックレスアライさんは、腕を持って森の中へ消えた。 635 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 11 25.17 ID WZkRkIACO ブラウンP「…会長、ありがとう。貴女と話せていなかったら…。私は…」 『命乞尾シロウ』… 唯一残された、最後の希望。 彼に会うまでは、まだ…ヒトを殺せない。 ブラウンP「…遅かれ早かれ、か…」フラフラ ブラウンP「大丈夫かな…私は…」フラフラ 640 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 21 02.32 ID WZkRkIACO … ~川の上の橋~ ネックレスアライさん「はぁ…はぁ…」フラフラ ネックレスアライさん「あいつ、頭がおかしいのだ…。アライさんが戸籍持ちと知ってて攻撃してきたのだ…」コスリコスリコスリコスリ ネックレスアライさんは、腕を擦り続けている。 ネックレスアライさん「ふ、ふふ…。だけど結局、殺人犯になるのが怖くて、逃げていったのだ」コスリコスリコスリ ネックレスアライさん「このままお金を貯めて、アライさんは…アメリカに旅立つのだ…!」コスリコスリコスリコスリ 「うわ、キモいわーハエガイジ。何やっとんじゃ」 ネックレスアライさん「わっ!?」ツルッ 腕「」バッシャアアアン 腕は、川へ落ちていった。 644 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 24 24.11 ID WZkRkIACO ネックレスアライさん「あ、ああ、アライさんの腕が…!」 ネックレスアライさん「とにかく、腕輪だけでも回収するのだ…!むん!」 腕輪「」シュルシュル… ネックレスアライさんが念じると、一本残った方の腕へ、腕輪が戻ってきた。 この腕輪はサンドスター科学研究所が作成した、けものプラズム製腕輪だ。 持ち主本人以外が装着することはできず、 紛失しても念じれば戻ってくるというスグレモノだ。 650 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 29 34.15 ID WZkRkIACO ネックレスアライさん「おい、お前!お前のせいで、アライさんの大事な腕が、川に…」クルッ MCチヘドロー「蠅が喚くなや」ガシリ ネックレスアライさん「ごぼええぇっ…!?」 なんと、先程話しかけた人物はMCチヘドローであった。 こんな深夜に森の中へ何の用であろうか。 MCチヘドローは、ネックレスアライさんの首を締め上げる。 MCチヘドロー「くたばれやクソガイジ」メキメキ ネックレスアライさん「く…ぐるひ…!お、おまえ、このうでわが…みえない…のかぁ…!」キラリ 652 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 35 35.28 ID WZkRkIACO ネックレスアライさん「このうでわは…こせき…の…ごほっ…」ギリギリ MCチヘドロー「ほーん?じゃあこれでワイが仕留めたヒトモドキは4匹目やな」ギリギリ ネックレスアライさん「…!?か、ごっば…」ゴボボ 腕輪の意味を知っていて尚、殺意を弛めない。 こんな人間がいることは想定の範囲外であった。 MCチヘドロー「そないな腕輪が、お前はヒトデナシやないって証明になると思うたか?お前らハエガイジは全員等しく本質的にヒトデナシや」ギリギリ ネックレスアライさん「ぐ…ぼ…ぇ…」 MCチヘドロー「死ねボケ」 ネックレスアライさん「」グッタリ やがて、ネックレスアライさんは呼吸・心拍ともに停止した。 663 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 41 57.64 ID WZkRkIACO MCチヘドローは、死体をひとつ隣の川まで引きずっていった。 MCチヘドロー「はい、おーしまい」ポイッ ネックレスアライさん「」ドボォン MCチヘドロー「この川の下は滝になっとって、湖に流れ付くで。運が良かったら、お前の腐乱死体を誰かさんが見つけてくれるかもなぁ」 ネックレスアライさん「」プカプカ もしもネックレスアライさんの死体が見つかり、MCチヘドローがその犯人と判明すれば、 実際のところ、彼は殺人罪で捕まることになる。 法律は等しく人権を守る。 …だがこの男、真面目に証拠隠滅する気がない。 アライさんならば殺害してもどってことないと、本気で信じ込んでいるのだ。 愚か者であるが故の無敵さが、この男にはあった。 667 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 48 47.55 ID WZkRkIACO MCチヘドローは、誰かに電話をかける。 MCチヘドロー「よう。夜遅くにすまんな。どうせ起きとるやろ?」 MCチヘドロー「これで4匹目や。お前の試作品、きちんと動いとるで。ええ仕事しとんな」 MCチヘドロー「んで、マジでこのちっこい機械の中に、あのバケモンが入っとんのか?はは、お前ホンマ頭プッツンやな」 MCチヘドロー「…何?お前やない?発端は教授?…はは。あの人は、いつまでお花畑ん中にいるんやろな。わろてまうわ」 MCチヘドロー「じゃーな」ピッ MCチヘドロー「…今度のは、制度バッチシや」チラッ MCチヘドローは、手に妙な機械を持っている。 四角いタッチパネルの画面に、マス目といくつかの光が映っている。 MCチヘドロー「…文句無い。最終兵器、完成や」 MCチヘドローは、森から去った。 669 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/10/11(水) 00 49 29.79 ID WZkRkIACO つづく ハエガイジャーキー パート8に戻る
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今日からブログ始めました。 よろしくです。 どんなことを書いていくかっていうのはまだ決めていませんが、みなさんよろしくお願いします 明日は天気回復するみたいだからお出かけは明日にしよ~っと。
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人生最高レストラン 人生最高レストラン 2021年7月~21年9月 共通事項 放送時間…土曜23 30~24 00 全日の本編スポンサー 2’30”…水と生きる SUNTORY(絨毯の上にカラー表記・0’30”=ヒッチハイク扱い) 固定スポンサー SUNTORY(150秒・絨毯の上にカラー表記・30秒はヒッチハイク扱い) 2021年7月3日2021年7月10日2021年7月17日2021年7月24日 カウキャッチャー 0’30”…家庭教師のトライ 2021年8月7日 カウキャッチャー 0’30”…ニトリ 2021年8月14日2021年8月21日2021年9月11日2021年9月18日2021年9月25日 カウキャッチャー 0’30”…SCJohnson 2021年9月4日 カウキャッチャー 0’30”…SUBARU
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目次 1.心の支えを欲する若い女性へ 2.母と調和できない娘の前世 3.罪なくして不幸を背負うというカルマの修正 4.高齢者に対するアドバイス 1.心の支えを欲する若い女性へ (問) 私は、昨年五月頃から、歩いていると失禁しそうになり、またもやもやしたものが頭のほうにつき上げてきて倒れそうになります。そのためか、最近恐怖感が強く、外出できなくなってしまいました。 自分でも、原因は心のなかにあるのではないかと思い、反省を行ない、漢方薬も飲み、また良いと思われることはいろいろとしてみました。病院へも通いましたが、何をしても効き目がありません。私のこの病気の原因と、治し方を教えてください。 家事手伝い(女性) 24歳 (答)自分の心の奥にあるものが何かを考える 現在、この方は心が迷っています。その心の迷いとは、本当に心の支えとするものが何かが解らないということです。この方には、今、心の支えとなるものがないのです。むしろ裏切られています。支えが欲しくて迷っているのに、それを求めれば求めるほど支えがなくなっていく。自分というものが解らなくなって、どんどん泥沼に落ち込んでいく。そのうちに、体の状態も悪くなっていく。このような悪循環が起きています。この方は、そういうことで、悪戦苦闘をしているのです。そこで、私はこの方に対して、二つのアドバイスを申し上げます。 この方は今、心の支えを求めているわけですが、その心の奥にあるものが何かということを、まず考えてごらんなさい。それは、自分というものを守られたいという気持ちです。だれかが、自分を守ってくれないかと思っている。ある考え、ある思想、特定のものの考えが自分を守ってくれないだろうかと、今、この方は思っているのです。そして、そういう方法を探してあちらへ行き、こちらへ行きしている。それが、心の教えであったり、漢方薬であったり、病院であったり、さまざまな遍歴をしているのです。 しかし、万人が心の支えを持って生きているのではないのです。人間というのは、支えがなかったら倒れてしまうような、そんな弱い存在ではありません。世の中の人を見てごらんなさい。皆んな、そんなに幸せに見えますか。もし、すべての人が幸せに見えるなら、あなたは人を見ていないということです。 本当に世の中の人の姿を見てごらんなさい。だれもが、悩みを持っているのです。悩みがあるのです。そうした人たちには、心の支えがありますか。みんな、支えがなくて困っているのです。苦しんでいるのです。心の支えがないのは、あなた一人ではないのです。世の中の悩んでいる人をもっと見る。それが大切です。もっと支えが欲しい人は、たくさんいるのです。 第一のアドバイス この方への私の最初のアドバイスです。人に対して、あるいは、ある特定の人の心の支えになってあげることです。自分を支えようとする前に、まず、自分のほうから、世の人びとの心の支えになってあげる。一人でも多くの人の支えになってあげなさい。この女性は、二十四歳にして苦しんでいるのかもしれないけれども、それ以前に、この二十四年間で、一体どれだけの人の心の支えになったかということを考えてごらんなさい。 何人の人の支えになりましたか。そう考えると、むしろ逆に、支えられてきたという自分があるはずです。ご両親に支えられている。また、友だちに、あるいは、先生たちに支えられてきたはずです。そして、今まで与えてきた自分の姿というのがないでしょう。そのことを、よく考えることです。 そして、そのことに気づいたならば、いいですか、小さなマッチ棒のような支えでもけっこうですから、困っている人を見たら、心の支えになってあげなさい。悩んでいる暇があったら、人を助けてあげなさい。失禁したっていい。それは、個人の悩みです。あなたよりもっと重病人は、いくらでもいるのです。ですから、困っている人がいたら、助けてあげなさい。こうして、人の心の支えになって、助けてあげていたなら、自分の悩みなどに埋没(まいぼつ)している暇はないはずです。 第二のアドバイス 二番目のアドバイスです。この女性は、いかに暇かということです。要するに、自分の悩みのなかで、一日二十四時間過ごすだけの暇があるのです。わかりますか。結局、悩みの多い人というのは、自分のことばかりを考えている人だということなのです。 その多い悩みの時間のなかで、自分のことばかりを考えているのです。逆に言えば、それだけの時間があるということなのです。悩んでいる暇があるのです。悩んでいる暇があったら、一つでも、二つでもいいことをしなさい。悩んでいる暇があったら、たとえば、私の言葉でもいいです。それを困っている人のところへ行って、伝えてあげなさい。読んであげなさい。悩んでいる暇があったら、真理の伝道でも手伝いなさい。そのほうが、はるかに役立ちます。体を治している暇があったら、本当の教えを人びとに説いてあげなさい。そのうち、あなたの悩みなど、どこかへ飛んでしまいます。 悩んでいる間に体が弱ってくるのです。悩みの毒素が体に回って、だんだん体が弱ってくる。すなわち、自分の体のことを考えすぎているのです。考えすぎているから、だんだん病気になってくるのです。考えている暇があったなら、もっといいことのために時間を使いなさい。 以上、私は二つのことを言いました。心の支えを外部に求めるのではなくて、自分自身が人びとの心の支えになる。これが一番目のアドバイスです。二番目のアドバイスは、悩んでいる暇があったら、真理の伝道でも手伝いなさいということです。この女性には、そうしたほうが、はるかに体のためにもなるし、世の中のためにもなるのです。この方は、もっと真理の道に深く入るべき人だと言えます。 現在、この方の体が悪いのは、悪霊の影響もずいぶん出ています。私の霊眼にはっきりと映っています。ただ、そういう悪霊は、入れ替わり立ち替わり、替わっています。それは、この方の心に迷いがあるからなのです。特定の悪霊がついているからどうこうということはありません。 この心の悩みにつけ込んで、いろいろな影響が出ているのです。しかし、そういうことに悩む暇があったら、人のために役立ちなさい。人の心の支えになってあげなさい。失禁している暇があったら、もっとどこか他のところへ出勤して、真理の伝道でもしなさい。体を引きずってでも、いいことをしなさい。この方に必要なのは、反省よりも、むしろ感謝行なのです。 若い人は反省より感謝行が大切である 二十歳ぐらいまでの人は、自分が何かしたことよりも、いろいろな人から何かをしていただくことのほうが多いと言えます。そこで、してもらったほうが多いなら、心を体に表わして、感謝行をしていくことです。若い人には、とくにそう言えます。 人生の中年を過ぎて反省をすることがたくさんある人は、ボロがいっぱい出ているのですから、それを一つ一つ丁寧に、繕(つくろ)っていったらいいのです。ただし、若い人には、感謝行ということが大事です。若い人は、いろいろと迷惑ばかりかけていながら、そのお返しをしていない。そこで、大切なのは、お返しをしていくことです。 十八、十九歳頃までにやった悪いことと言っても、そうたいしたことはない。幼い頃の悪さだったら、だれもがしています。私だってしました。他の人もしているのです。しかし、それはそれで、いいのです。つまり、人生の経験、人生の感覚をつけるためにいろいろな経験をするということです。いいこともすれば、悪いこともする。幼い頃にいろいろな経験をするのは、大事なことなのです。悪さの一つもしないようでは、ダメです。いろいろな経験をして、そのなかで、器が大きくなっていくのです。 本当に反省すべきことが出てくるのは、社会に出てからです。大人になってからなのです。幼い頃は、親不孝もしたでしょう。しかし、それはそれでけっこうです。若い人には、とくに感謝行で、自分たちがいかに恩恵をこうむっているかを考えていただきたい。そして、できるかぎり機会をつかまえて、世の中のために還元していく。それが大切なのです。 この方のように、二十四歳以降の人は、これからがお返しの時期です。だから、自分のことを悩んでいる暇があったら、自分の人生をそんなに長いと思わず、毎日毎日をお返しだと思って生きていきなさい。いつまで生きられるかわからないのですよ、人間というものは。 若いうちに、そのことに気づいた人は幸せです。この方も、一日一日を、それこそ一日一生と思って、お返しをしていくべきなのです。今、悩んでいて、明日死んだらどうするんですか。そのときに、不満が残りますよ。だからこそ、悩んでいる暇があったら、毎日毎日を感謝の気持ちで生きていくべきなのです。体が悪くても世の中に役立てることは、必すあるはずです。それを探しなさい。 (1986年7月31日の霊示) 2.母と調和できない娘の前世 (問) 私の両親は、近々離婚することになりました。自分の心を見つめてみると、私は母に対して恨みに思う心があり、これではいけないと考えて、反省をしました。 その結果、何か自分のできることを母親にしてあげたいという気持ちになり、お料理をつくってみたりしましたが、私がつくったものを、母は食べてくれません。母は、どうも私を嫌っているような気がします。 私は子供として、何とか両親が和解してくれることを望んでいます。家庭のなかは、父、母、そして私の三者の間に冷たい空気が流れています。どのようにしていけば、私の家族は調和の方向へ向かうのかを教えてください。 女子大生 22歳 (答)大変苦労する家庭環境を承知のうえで誕生 この方は、大変苦労される環境を選んで生まれてきております。人間はもちろん、この世でね、だれもが幸せに生きたいと思っているのですが、残念ながら、人それぞれ置かれている環境が違います。だれもが王侯貴族のような生活はできないのです。それぞれの苦難の環境のなかにおいて努力するように、いろいろな予定がされている。あるいは、配慮がされているのです。 この方もやはり、生まれてくる前に、かなり複雑なる家庭環境というのを承知のうえで、生まれてきています。その理由は、この人の前世に遡(さかのぼ)ります。この方は今から約五百年前、より正確には、五百十年ほど前になるのですが、日本に生まれています。日本の室町時代、足利の時代です。足利義政の時代ですけれども、この時代に応仁の乱というのが起きました。大変な戦火となり、世の中が混乱した頃です。 この方は、この応仁の乱の頃に、ある有力な武将の娘として、生まれています。応仁の乱では、東軍と西軍に分れて争ったのですが、この方は、東軍のなかのある武将の娘、つまり、姫として生まれたのです。当時、この方は、大変才覚もあり、美貌も備えていたために、非常に評判が良かった。ところが、このような戦乱の最中(さなか)ですから、さまざまな政治的な駆け引きというのが行なわれました。そして、この方は、心ならずも将軍家の側妻(そばめ)として、側室ですね、側室として行かねばならないようになりました。 側室として仕えるなかで、この方は、いろいろな問題に巻き込まれました。もちろん、政治的な問題もありましたし、側室のなかでの女性同士の大変な確執、それからまた、戦火、こういうのがありまして、そうですね、最後には、やはり戦乱のなかで亡くなっています。亡くなったのは、この方が、三十三歳のときです。二十二歳で側室として輿入(こしいれ)して、その後十年くらいして、三十三歳で亡くなっています。お子さんも二人ほどいたようです。この子供たち二人を抱えてですね、燃える火のなかで死んでいった姿が見えます。 この方は、混乱した時代の政治的な軋轢(あつれき)のなかで青春期を過ごしました。そして、政治的な理由から、自分の両親のもとを離れて、将軍家へ側室として来たわけですけれども、当時も、ご両親に対して、大変な恨みを持っていました。「どうして私が、このような環境に置かれなければいけないのか。どうして政治的な駆け引きの道具に、私が扱われなければいけないのか」と、こういうことでずいぶん悩んでおります。 ですから、このときに、ずいぶんカルマをつくっていますね。両親に対する憎しみ、世の中に対する憎しみ。それ以外にも、女性同士の間でのいろんな確執があります。こういうものをカルマとしてつくっています。そして恨みのなかで、不幸のなかで、子供二人を抱えて死んでいったのです。炎のなかで焼かれて、死んでいきました。この方にはこういう前世があります。 前世と同じような現象が、今、現われてきている 今世では、また違った環境で日本に生まれてきたのですが、家庭環境のなかにおいては、同じようにどうやら苦労する道を選んでしまった。両親が離婚するというような、こういう家庭環境を選んで生まれてきたようです。 しかし、この方自身は、前世における性格と同じように、やはり非常に優秀な方です。優秀でそつのない方である。女性としても平均以上の方だろうと、私は思います。 才気溢れる女性ではあるけれども、家庭的には恵まれない。これはある意味では、前世のカルマの同じような現象が、もう一回出てきているからです。そして、似たような環境においてですね、この方は、いいですか、両親が不幸にも離婚した、あるいは、家庭環境が悪いために、優秀な才能を持っているにもかかわらず、社会的に埋もれていくか、それとも、そういう環境を乗り越えてですね、立派な女性として成長していくか、今、試練のときがきているのです。この方にとって、そういう試練のときがきています。 そこで今、この環境に負けてしまえば、前世のときと同じで、魂の向上はありません。しかし、今世で生まれてきた以上は、いいですか、たとえ前世と似たような環境が出てこようとも、また、たとえ両親の間でどのような不和があろうとも、どのようなことがあろうとも、心に曇(くもり)をつくらずに、素晴らしい女性として育っていっていただきたい。この方は、そうするべきなのです。 どのような環境であっても、そのなかで最善をつくしなさい もし父や母に対して、自分が恩を返していけないのであれば、その恩、感謝行というのは、世間に対して返していくことです。とくにこの方は、大変にすぐれた能力を持っているのですから、社会に出て活躍することを、私は非常に希望しています。 そして、社会に出るにあたってはですね、家庭的に恵まれない人のため、あるいは環境がゆえに恵まれない人のためにつくせるような職業を探していただきたいと思うのです。そうしたなかで、努力していただきたいと思います。自分の悪い環境を梃子(てこ)として、より素晴らしいものを生み出していく。これが大事です。もともとこの方は能力的にも優れているし、性格的にも優れたものがあります。ですから、これを十分生かして、十人分、百人分の人生を生きることです。 私は今、この方の問いに対してですね、与えられた環境を変えようとするのではなくて、どのような環境であっても、そのなかで最善をつくす自分でありなさい、というアドバイスをしたいと思います。 ご両親がなかよく暮らせないのはなぜか。もちろん、なかよく暮らせるにこしたことはありません。それが、望ましいことなのです。しかし、たまたまこの方には、さきほど話したような前世のカルマがあり、また、今世において、似たような環境において悟ることを目的に持って生まれてきているために、現在のような環境が出てきているのです。ですから、これはいたずらに環境を変えようと焦らずに、そのなかにおいて、自分がどれだけ立派な女性になれるか、頑張ることです。 世の人びとのために、心の糧という名の食事をつくるようになりなさい この方の母親は、自分の娘がつくった食事を食べてくれないかもしれません。確かにこの方が言っているように、自分の娘を嫌っているのかもしれません。しかし、いいではないですか。あなたは、世の人びとのために、心の糧という名の食事をつくって、いろんな方たちを養ってあげなさい。あなたにはそれだけの能力があります。それだけの教養があります。力強く、頑張ることです。 才能のある女性というのは、生まれつき、いいですか、生まれつき大きな借金を持って生まれているようなものなのです。この借金を、生きているうちにですね、返していかなければいけないのです。できるだけ多くの人に、分け与えていかなければいけないのです。女性というのは、一般に、それほど才能を持ってはいないのです。普通は、平凡に生まれるようになっているのです。それにもかかわらず、大きな才能を持って生まれてくる女性がいる。というのは、それだけのことをしないと、なかなか十分な生き方ができないのです。 ですから、いいですか、今後、百人のために、千人のために、心の糧という名の食事をつくるような女性になりなさい。喜んで食べてもらえるような女性になることです。そういうことを私も希望しているし、神もまた、希望しておられます。環境というのは、どうしても受けなければならないときもあります。問題は、そのなかで、どのように魂を光らせるかということです。心を光らせることが大切なのです。環境が良くなれば、自分も良くなるというだけではダメです。そういうことでよろしいでしょうか。 (1986年8月3日の霊示) 3.罪なくして不幸を背負うというカルマの修正 (問) 私は、四、五歳の頃から病弱で、小学生時代は、結膜炎、鼻炎、中耳炎、下痢、貧血でよく倒れ、終始病院通いをしていました。そのためか、性格は、内気で、やや暗い子供でした。またインスタント食品、甘いものの飽食で、体力の養われる暇がありませんでした。高校へ入ると、今度は、蛋白(たんぱく)尿、血尿がたびたび出て、毎月生理痛にも悩まされていました。こういうことで、高校を卒業しても就職すらできず、アルバイトを転々として今日まできています。 ここ十二年ほど、ずっと胃の不調が続いていたので、心霊治療家のところへ行って診ていただいたところ、胃癌だと宣告されました。また、十年ほど前から不眠症で苦しんでいます。今まで、鍼(はり)、灸(きゅう)、漢方薬、心霊治療と、いろいろしてきました。病気の原因は、自分の心にあるということを十分感じており、一生懸命自分の心を変える努力もしたつもりです。もうこれ以上、親や姉に心配をかけたくないので、なんとか人並みに働ける体になりたいと思っています。そして、毎日、お陽様のように囲りの人びとにエネルギーを振りまいて、生活できるようにしたいというのが、私の理想です。そのようになれるためのアドバイスをお願いいたします。 家事手伝い(女性)28歳 (答)さまざまな病気にとりつかれているのは運命なのか それでは、この方に対するアドバイスをいたします。この方は、現在、さまざまな病気を背負っている。それが悩みです。若い女性でありながら、こうした病気を背負って、悩んでいる。そこで、どうしたらいいのか、ということだと思います。 この方は、良心が大変鋭敏な女性です。良心、自分自身の良き心、これが鋭敏な方だと言えます。ですから、いろんな人たちから受けた恩、あるいは、両親、姉妹、その他の人たちからいただいた励まし、こうしたものについては、十分に感じているようです。 それはそうとして、この人が困っている問題は、なぜ自分だけ、このような病気が出てくるのだろうかということです。わずか四、五歳の頃から病弱になり、小学生で結膜炎、鼻炎、中耳炎、下痢、貧血、こうしたことが起きた。また、高校以降でも、さまざまな病気にとりつかれ、こういうことで悩んでいるわけです。なぜこうなるのかということですね。 この方が今知りたいのは、もう自分はこういうものには救いがないのだろうか、あるいは救いがあるのだろうかです。しかも、その救いというのは、病気を治すということなのだろうか。それともそれ以外にあるのだろうか。あるいは、このような運命を背負って生きることになっているのだろうか。逃れられない運命なのだろうか。こういうことを知りたいのだと思います。 幼いときから多くの病気を持っているのは過去世の影響 そこで、この方が、なぜこういう人生を生きているかということを、過去世に遡ってお話しをしたいと思います。この方は、今から約二百五十年ほど前に、生まれています。日本の時代でいうと、江戸時代、千七百年頃です。江戸幕府の中期頃でしょうか、この頃に、現在の千葉県にあたるところに生まれています。 この方は、当時、どうやら庄屋の娘であったようです。そして、この方が、およそ十八歳くらいになった頃でしょうか、大変飢饉(ききん)の年があったようです。そのため、千葉の農民は、年貢を納めることに大変苦労しております。 そして、この方の家というのは、そういうお米を集めて、代官ですか、そうした者に届ける、いわゆる取りまとめ役をしておったのです。しかし、大変な飢饉となり、お上(かみ)から言われているだけのお米を集めると、今度は農民たちが生活できないような、そういう状態になったわけです。それが、この方が十八歳のときのことでした。 このときに、この方は、大変悲惨な目に遭っています。それは、どういうことか。不平不満のまっただなかにあった農民たち約二十五、六人が、九月のある夜、この庄屋宅へ押し入っています。九月の末ぐらいでしょうか、その頃だったと思われますが、あるいは、十月かもしれません。とにかく、そうした農民たちが、真夜中に押し入っています。そして、まず、この方のお父様が、満月の夜ですけれども、庭に引きずり出されたのです。そして、当時十八歳だったこの方の見ている目の前で、自分の父、庄屋であった父が、鍬(くわ)とか鋤(すき)とか、そうしたもので打ち殺された。その姿を、この方は、三十分近くにわたって見ています。 そのとき、この方は、涙を流し、狂乱して、たくさんの農民たちにしがみついて頼みました。「許してください。どうかそんなことはしないでください」というようなことを、農民たちにしがみついて、泣いている姿が見えます。しかし、この方のお父様は、とうとう殺されてしまいました。 そして、自分の父親を何とか助けようとして入ったこの方も、たくさんの人に殴られ、蹴られ、どうやら暴行を受けているようです。その後、この方は、耳が聴こえなくなり、またさまざまな体の不調を訴えるようになりました。内臓も痛んでおります。一部分破裂したところがある。そして、なによりもまず、耳が聴こえなくなったのです。そして、暴行を受けてから、ニヵ月ほどした頃に、気が狂ったようになって、ある夜、行方がわからなくなり、そのあげくには、近くの川で溺れて、死んでいるのが見つかりました。 この方は、こういうかわいそうな過去を持っています。この方が、幼いときからさまざまな病気にかかっているというのは、その過去世が大変影響しているのです。まだもの心もつかない頃から本格的な病気といいますか、生まれつきの病気を持っている人というのは、このように強く過去世に影響されていることが多いと言えます。つまり、過去世の苦しみ、苦痛をある程度あの世で取り除いて生まれてきたつもりであったにもかかわらず、またそうした意識が出てきて、そうした現象を起こしているからです。 この方の場合も、二百数十年振りに生まれてきたわけですが、肉体舟を選んで、現在の両親から生まれてくるときに、心のなかで過去世に傷ついている部分、これに共鳴した肉体舟をどうしても選んでしまうのです。ですから、今世において、比較的早い時期からそういう病にかかっている人、あるいはまた、一生それが続いていく人というのは、そういう過去世の影響によっていると言えます。 この方の場合も、自分の力ではどうにもならない災難、こうしたものに出会って、その結果、体が不自由になり、ついには、不幸のうちに死んだという過去世があるわけです。そこで、今世においてまた生まれてきたのですが、幼い頃からさまざまな病気をするというような、こうしたカルマを持っています。この方のカルマとして見ていただきたいのは、比較的早い時期に、そういう不幸が起きているということです。前世においてもそうです。 実を言うと、この方は、今から五百年弱前、西暦でいうと千五百年を少し越えた頃でしょうか、千四百年代の後半かもしれませんが、戦乱の時代にも生まれており、そのときも、やはり不幸な生涯を送っています。このときも、同じように早死にをしている。この方は、どうも不幸を背負うというカルマを持っているようです。つまり、過去二回の生まれ変わりにおいても、そのカルマの修正ができなかったからでしょう。 罪なくして不幸を背負いし者は、どのようにして人生を生きればいいのか 天上界においても、その反省を十分にやったはずなのですが、この方のように幼くして不幸に遭うということは、なかなか本人が反省のできるところではないのです。 たとえば、成人してから、自分がさまざまなことをやって、その結果、もろもろの不調和な現象が起きてきたという場合だと、天上界に還っても、ああいう原因があって、こういう結果があったんだなとよく反省ができます。しかし、そうじゃなくて、幼い頃から、あるいは、もの心ついて間もなく不幸に遭っていると、なんでそうなるのかということがわからない。何も悪いことをしていないのに、なぜこうなるか、と。こういうふうに思っているんですね。過去世においても、こういう意識が残っています。 この方の場合も、まさしく同じで、今世においても、この意識帯の、この部分が、この方の一番大きな課題としてあるのです。人間には、もちろん、さまざまな課題があります。一番大きな課題は、「罪なくして不幸を背負いし者は、どのように人生を生きていけば良いのか」ということです。そして、この課題を持って、この方は、生まれてきているのです。何回も生まれてきています。ところがまだ、合格点が取れないのです。 罪があって害されるのは、わかります。しかし、罪なくして害される。こうした災難を受けた場合、こうした結果になった場合、この方の鋭敏な良心は、それをどう判断するか。これを今、試されているのです。 生まれ変わりには必ずその秘密がある 人間というものは、何の意味もなく、生まれ変わるわけではありません。生まれ変わりには、必ずその秘密があるのです。つまり、何かを勉強するために、必す生まれてきているのです。 そして、生まれ変わるときに、自分は一体何の勉強がしたいのかということを必ず届けることになっています。その生まれ変わりの仕組みは、その人が四次元にいるか、五次元にいるか、あるいは、六次元にいるか、その次元によって多少異なっております。しかし、いずれにしても、生まれ変わるときには、それを担当している人から許可を貰わなくてはならないことになっているのです。 許可を貰うに際しては、何のために生まれ変わるのかという理由書、これが必ずいります。どの次元から生まれ変わるにしても、その理由書のなかに、自分の人生の目的というものを必ず入れなくてはいけないのです。つまり、その人生の目的のなかに、その人の、現代風に言うなら履歴書、これが添付されるということです。 すなわち、履歴書というのは、その人の過去世です。過去において、どのように生まれて、どういう生涯を送ったかということが逐一書かれている。もちろん、その人の最終の過去から現在までの心境の変化、天上界における反省、こうしたものの経過も書かれています。ですから、新たに生まれ変わるとの届け出、許可申請書というものを、履歴書につけてこなくてはならないのです、人間はね。そのときに、まあ、あの世にも役人がいるのですけれども、出生を司(つかさど)っている役人というのが、それを審議する。そのためにも、添付書がいるのです。過去、私はこういう人生を送ってきました。そして、まだ魂のカルマが十分に刈り取れていません。そのため、今世においても、やはり人生の修行をしたいと思う、と。こういう履歴書を見て、役人が判断するわけです。 この方の場合の目的は、何か。つまりは、自分に原因なくして不幸に陥った場合に、魂はどのようにしてその試練を乗り越えたらいいのかという勉強をする。そのことが、この方の人生の目的なのです。自分が不養生をして病気になったのなら納得がいくでしょう。ところが、そうではないのに、次々と病気を得る。これでは、なかなか納得がいかないはずです。 しかし、世の中の人を見てみると、生まれつき健康な人は、生まれつき健康なのです。生まれつきお金に恵まれている人は、生まれつきお金に恵まれている。ところが、生まれつき病弱な人は、生まれつき病弱なのです。また、病気持ちの人は、次々と病気になる場合がある。このように、一人一人の環境は異なっているのです。 闘病のイメージを脱せよ この方にも、さまざまな病気がある。そこで、病気を治療するという遍歴をいろいろしているわけです。しかし、これも、本人の罪なくして不幸を受けた場合に、魂はいかなる立ち直りを見せるかということを、今世の修行としているからです。この方は今、信仰的なことにもどうやら目覚めてきたようです。これは、この方の守護霊から指導されている方向なのです。 この方も、病を治したいという気持ちは、もちろん、十分にあるはずです。しかし、病と闘う、闘病するという気持ちだけで人生を生きてはいけません。闘病するという気持ちを持つ。闘病ということを、ずいぶんいいように言う人もおります。立派に闘ったのだと言う人もおります。 ところが、実を言うと、闘病するということは、マイナスのものの虜(とりこ)になって、そのなかでもがくということであります。ですから、この人は、闘病するということだけではいけないのです。それをさらに乗り越えていくべきだと言えます。 ハンディを背負いながら、立派に生きた人を理想として生きなさい この方も、もちろん、自分の体を良くするために、いろいろなことを心がけるのはけっこうです。ただし、それだけではいけないということです。この方は、生まれ持った不幸を、つまり、病気という不幸を背負ってきています。しかし、本人が自覚してきたこともあり、そういうマイナスのスタートを切りながらも、平均以上の人生を生きたいと願っております。それが、この方の心のなかのうずきなのです。こうしたことを終了して初めて、来世においては、さらに違った環境で修行することができるのです。 ですから、私は、この方に対しては、もちろん病気を活すこともけっこうだけれども、今、目覚めてきた方向、今、目覚めてきた心の方向、これを大事にしていただきたいと言いたいのです。この方は、毎日、お陽様のように囲りの人びとにエネルギーを振りまいて、生活できるようにしたいのが理想だと言っています。その通りです。ですから、過去世において、さまざまな困難を乗り越えて、人びとを照らすお陽様のように生きた人、こうした人の生き方というのを参考にして、この方にも生きていっていただきたいと思うのです。こうした人びとこそ、人類を照らしている光なのです。この方と同じように、苦しみながらも、立派に生きた人たちがたくさんいるのです。 私は、この方に対して、何を反省せよとは申しません。何が間違っているとは申しません。この方自身、良心の鋭敏な方だからです。さまざまなことを感じとれる人だからです。ただ、自分の運命についての理解が今一つできていないだけなのです。ですから、この方に対しては、マイナスのスタートを切ったとはいえ、人並み以上のマラソンレースをやっていただきたい。通常の人がスタートしている以前から、もっと前からスタートしても、普通の人以上に走っていただきたい。そういうふうに思います。 今後のこの方に対するアドバイスは二つあります。一つには、人類の歴史のなかで、ハンディ、つまり、さまぎまなハンディを背負いながら、立派に生きてきた人のことを理想にするということです。もう一つは、身近な人と、いかにして幸せをつくり出していくか、この二つのことについて、日々の努力をしていただきたいのです。 自分と出会う人びとを幸せにするような幸福の天使となりなさい 人間は、毎日、いろんな人に取り巻かれています。どちらかというと、この方は、自分が与えるよりは与えられることの多い人です。 ですから、この方には、自分と出会う、一人一人の人を幸せにしていくような、幸福の天使となっていただきたいと思っています。そういう努力をやっていただきたいのです。いたずらに不幸の原因を考える必要はありません。不幸のなかにあっても、どうか幸福の種子を見い出して、今世の目的、いいですか、生まれてきた目的というものをしっかりと考えてやっていただきたいと思います。そういうことです。 (問) 胃癌に関して、本人はとても気にしているようなのですけれども、胃癌のほうは、どのようにしたらいいのでしょうか。 (答) この方は、確かに胃が弱っているようです。しかし、私が見るところでは、まだ胃癌にまでは至っていないように思われます。まあ、他の人でも同じですが、やはり人生を一日一生のつもりで生きていかないといけないのです。一般的なアドバイスですが、こういうことが言えると思います。 私が言いたいことがわかってもらえると思いますが、人生というのは、いつ終わりがくるかわからないのです。もちろんこれは、すべての人に同じことが言えます。健康で生きている人も、病気である人も、いつ人生の終わりがくるかわかりません。だからこそ、大奮起をして、自分の人生を素晴らしいものとして輝かす必要があるのです。そういう考えを持たないと、今、この方は、胃が弱っているようですが、もしこの胃が治ったとしても、今度は、他のところがおそらく悪くなってしまうでしょう。 (問) それでは、今おっしやっていただいたように、心の方向で頑張っていくということでよろしいわけですね。 (答) そうです。それ以外に、道はありません。たとえば、不眠症とか、こういうことが、悪霊の影響を受けていることは確かです。しかし、悪霊の影響を跳ね返すためには、明るい人生観を築いて、明るく生きていくしかないのです。 とくに不眠症のほとんどは、十中八九までは悪霊が原因です。変なものを食べて眠れないということももちろんあるかもしれませんが、それ以外の場合は、ほとんど悪霊が影響しています。不眠症の人というのは、二十四時間、悪霊に影響されているわけですが、悪霊に影響されないすこやかな時間、すこやかな生き方というものを考える。それが、大切です。まあ、とりあえずは、身近な悪霊たちをあまり暴れさせないような、そういう明るい心ですね、これを持って生きていくしかないでしょう。明るい心を持って生きることが一番です。暗い心を持っていると、必ずいろんなものがついてくる。 治療に関して言えば、あまり考えすぎてはいけません。あまり深刻に考えてしまうと、不眠症が治ったとしても、他の病気が出てきたりします。とにかく、心が基本だということです。 (1986年8月21日の霊示)
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人生最高レストラン 人生最高レストラン 2022年1月~22年3月 共通事項 放送時間…土曜23 30~24 00 全日の本編スポンサー 2’30”…水と生きる SUNTORY(絨毯の上にカラー表記・0’30”=HH扱い) 固定スポンサー SUNTORY(本編・150秒・絨毯の上にカラー表記) SUBARU(CC・2022年1月) 2022年1月8日2022年1月15日2022年1月22日 CC 0’30”…SUBARU 2022年2月5日 CC 0’30”…SBI損保 2022年2月12日 CC 0’30”…FUSO(三菱ふそう) 2022年2月19日2022年2月26日2022年3月5日2022年3月12日 CC 0’30”…SUBARU 2022年3月19日 CC 0’30”…MITSUBISHI ELECTRIC
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TBSテレビ 土曜 人生最高レストラン 2023年7月~9月 スポンサーリスト 2023年7月29日 2'30"…SUNTORY CC(0'30")…ライフネット生命 🔶(7/30・6) 2023年8月26日 2'30"…SUNTORY CC(0'30")…FUJIFILM 🔶(9/10・6) 2023年9月2日・9月9日 2'30"…SUNTORY CC(0'30")…SUZUKI 🔶(9/10・6)
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SUPER人生プレイルール 1. 体力が減った時点で終了 2. 水中での体力減は含めない(敵の攻撃はアウト)(スノーマンズランドの冷水での体力減はアウト) 3. 残機減らなくてもステージからの転落死および強制退場させられたら終了 4. スターの枚数で勝負 5. 規定数のスターを取って行けるようになる場所へBLJ等のバグを用いて行く事は禁止 6. 電源入れ直し、リセットをしたら終了 本大会特別ルール galaさん公認 本大会では一日何度でもトライ可能!何回でも挑戦してください! 本大会でのS人生の記録は公式記録として扱われます 1日2回目以降のトライで完全制覇した場合、2週目に入ることはできません。 よって、次回トライ分のスター枚数を今回の記録から加算することはできません。 今回の特別ルールは4/19、22:30から4/20、22:29のプレイまで適用 当日について 参加者はタグに「#nodamage24」をつけてください。 クリアできるよう全力を尽くし頑張ってください。 みんながクリアできる様にアシストします!
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人生最高レストラン 人生最高レストラン 2024年4月~24年6月 共通事項 放送時間…土曜23 30~24 00 固定スポンサー 2024年4月13日 番組開始前CC 0’30”…FUJIFILM 本編スポンサー 2’30”…水と生きる SUNTORY(絨毯の上にカラー表記・0’30”=HH扱い) 2024年4月20日 番組開始前CC 0’30”…Pasco 本編スポンサー 2’30”…水と生きる SUNTORY(絨毯の上にカラー表記・0’30”=HH扱い) 2024年4月27日 番組開始前CC 0’30”…KURE 本編スポンサー 2’30”…水と生きる SUNTORY(絨毯の上にカラー表記・0’30”=HH扱い) 2024年5月4日 番組開始前CC 0’30”…NISSAN 本編スポンサー 2’30”…水と生きる SUNTORY(絨毯の上にカラー表記・0’30”=HH扱い)