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(昇降順) 才能 名前 フリガナ 【超高校級の人形遣い】 藍川 怜衣? アイカワ レイ 【超高級の合気道家】 相沢 鏡嘩? アイザワ キョウカ 【超高校級の乙女ゲーマー】 愛想 恵? アイソウ メグム 【超高校級の翻訳家】 我妻 伊咲? アガツマ イサキ 【超高校級のサイキッカー】 朝凪 和泉? アサナギ イズミ 【超高校級の雨女】 天恵 雨恵? アマネ アマネ 【超高校級のビーズアクセサリー作家】 綾瀬 美珠? アヤセ ミジュ 【超高校級のグラビアアイドル】 綾里 芙羽? アヤリ フワ 【超高校級のマジシャン】 五十嵐 司? イガラシ ツカサ 【超高校級のツアーガイド】 十六夜 愛昼? イザヨイ メグル 【超高校級の食み出し者】 磯曽木 灯? イソソギ アカリ 【超高校級のセラピスト&超高校級の不幸】 一条 静音? イチジョウ シオン 【超高校級の演劇部】 一凪 戯画? イチナギ ギガ 【超高校級の配管工】 伊津海 マリ子? イツミ マリコ 【超高校級のアルバイター】 岩崎 千代子? イワサキ チヨコ 【超高校級のウエディングプランナー】 上寺 ベル? ウエデラ ベル 【超高校級の別れさせ屋】 梅之原 乙女? ウメノハラ オトメ 【超高校級のフードファイター】 海野 絵莉? ウンノ エリ 【超高校級のアイロニスト】 金雀枝 枸杞? エニシダ クコ 【超高校級の道化師】 江ノ島 道化? エノシマ ミチカ 【超高校級のマルチリンガル】 エリス・マレット? 【超高校級の野生児】 エルザ? 【超高校級の母】 尾賀 菜紅 オガ ナモミ 【超高校級の監督】 大正谷 鼎? オショウダニ カナエ 【超高校級の天文学者】 加嶋 ツグム? カシマ ツグム 【超高校級の昆虫採集家】 門白 ましろ? カドシロ マシロ 【超高校級のポジティブ】 上倉 安? カミクラ アン 【超高校級のUMA研】 神村 いたこ? カムラ イタコ 【超高校級のカメオ職人】 亀岡 瑪瑙? カメオカ メノウ 【超高校級の情報通】 神流 あいり? カンナ アイリ 【超高校級の不運】 北御門 織蝶? キタミカド オチヨ 【超高校級の女番長】 鬼龍院 美咲? キリュウイン ミサキ 【超高校級の妖怪マニア】 楠方 秋燕? クスカタ シュウエン 【超高校級のミリタリーマニア】 蛇 パルル? クチナワ パルル 【超高校級のフィギュアスケート選手】 椚田 彩芽? クヌギダ アヤメ 【超高校級の音楽家】 黒木 初音? クロキ ハツネ 【超高校級のナンデモ鑑定士】 黒代 白子? クロダイ シロコ 【超高校級の霊感少女】 黒戸 魅遊? クロド ミユ 【超高校級の図書委員】 古池 文字? コイケ アヤナ 【超高校級のロボット部】 碁石 恵音? ゴイシ エネ 【超高校級のクノイチ】 心乃枝 心恋? ココノエ ココ 【超高校級の陰陽師】 狐ノ原 イジカ? コノハラ イジカ 【超高校級の教祖】 榊原 美波? サカキバラ ミナミ 【超高校級のトランペッター】 佐木 右来? サキ ユウキ 【超高校級の童話作家】 小波 散々? サザナミ チルチル 【超高校級のハープ奏者】 四七 琴音? シシチ コトネ 【超高校級の新聞部】 春原 夢見? スノハラ ユメミ 【超高校級の巫女】 曽根咲 みのり? ソネサキ ミノリ 【超高校級のキャビンアテンダント】 空見 航? ソラミ コウ 【超高校級の主婦】 田邊 莉央? タナベ リオ 【超高校級の解体屋】 築紫 帆盾? ツクシ ホタテ 【超高校級のフラワーアレンジメント師】 辻季 雪花? ツジキ セッカ 【超高校級のバドミントン選手】 椿野 魅華? ツバキノ ミカ 【超高校級の華道家】 四十九院 薫? ツルシイン カオル 【超高校級のシスター】 鶴野 しずく? ツルノ シズク 【超高校級のパティシエ】 富田 ぴの? トミタピノ 【超高校級のぬいぐるみ作家】 夏椿 沙羅? ナツツバキ サラ 【超高校級の祓魔師】 成宮 アリス? ナリミヤ アリス 【超高校級の声優】 猫原 みるも?/芸名 ネコハラ ミルモ 【超高校級の農業家】 野菊 イチゴ? ノギク イチゴ 【超高校級の弁当屋】 運山 はな子? ハコビヤマ ハナコ 【超高校級の建築デザイナー】 服部 雪絵? ハットリ ユキエ 【超高校級の爆弾魔】 花奉 山茶花? ハナマツリ サザンカ 【超高校級の看板娘】 花美 鬼輝丸? ハナミ キキマル 【超高校級のパラグライダー】 羽茉 空? ハネマ カラ 【超高校級のサバイバルマニア】 波間 真猿? ハマ マサル 【超高校級の彫刻家】 濱安 香里? ハマヤス コウリ 【超高校級の舞台女優】 播磨 美奈子? ハリマ ミナコ 【超高校級のメイド】 東原 玲子? ヒガシハラ レイコ 【超高校級の空手家】 日柴喜 昴? ヒシキ スバル 【超高校級の歌人】 日野 寿々歌? ヒノ スズカ 【超高校級の番台】 美唄 暖乃? ビバ ノンノ 【超高校級の栄養士】 比良坂 弥生? ヒラサカ ヤヨイ 【超高校級のゲームプログラマ】 穂畔 梟? ホクロ フクロウ 【超高校級の腐女子】 穂茂田 萌? ホモダ モエ 【超高校級の女子プロレスラー】 舞之海 風子? マイノウミ フウコ 【超高校級の図書委員】 巻ノ 栞? マキノ シオリ 【超高校級の少女漫画家】 真三原 美久絽? マミハラ ミクロ 【超高校級の忍者】 水無月 つばめ? ミナヅキ ツバメ 【超高校級の歌手】 巳音島 歌? ミネシマ ウタ 【超高校級の絵描き】 峰月 蒼那? ミネヅキ ソウナ 【超高校級の義賊】 峰不二 セティ? ミネフジ セティ 【超高級のカードゲーマー】 御札 皐月? ミフダ サツキ 【超高校級のゴルファー】 三村 玉緒? ミムラ タマオ 【超高校級の射撃選手】 明星 千晴? ミョウジョウ チハル 【超高校級の男装女子】 麦原 美久? ムギハラ ミク 【超高校級のミーハー】 矢追 結衣? ヤオイ ユイ 【超高校級の幽霊部員】 幸村 影子? ユキムラ エイコ 【超高校級の地学部員】 癒月 石榴? ユヅキ ザクロ 【超高校級のロリィタ】 夢坂 くるる? ユメサカ クルル 【超高校級の夢】 夢境 ろっそ? ユメサカイ ロッソ 【超高校級の交通安全委員】 由良瀬 たもん? ユラセ タモン 【超高校級の直感】 頼想 瑠音? ライソウ ルネ 【超高校級のジャグラー】 李 美麗? リ メイリ 【超高校級の人形】 ルナ・シャルロッテ? 【超高校級の蝋細工職人】 蝋 ミナト? ロウ ミナト 【超高校級のヨーヨー使い】 輪島 和歩? ワジマ カズホ 【超高校級の合唱部】 綿貫 ありさ? ワタヌキ アリサ
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ソロモンの指輪 ◆nSPmc44fPU 高校の理科室に、死に至る危険のある薬品は置いていないのが普通だ。 そして、薬品を使う場所がすぐそばのため、長距離を持ち運べるような設備もない。 理科室の瓶では乱戦の折にこぼれ、自分に害を及ぼす危険がある。 ネジ山を切ったプラスチックキャップでは薬品の浸蝕に耐えられず、ガラスの蓋は傾ければすぐに外れてしまう。 「薬品は無理ですね」 「仕方ないね……」 蒼星石は、まだ心許ない表情である。 だが、理科室が駄目なら、学校で支給品を越える武器の補給は無理だろう。 次は天文台だった。 階段の踊り場で下を見張っていた蒼星石に、望遠鏡と双眼鏡を見せる。棚の用意の一揃えを取ってきたものだ。 そのうち、双眼鏡の方を差し出した。 「視界が広ければ、それだけ有利になりますからね」 「ちょっと、僕には大きすぎるかも」 なるほど確かに、へこんだ側を当てれば胸当ての代わりに使えてしまいそうだ。 「では僕が持っていることにしましょう。使う時は遠慮なく言ってください」 そう言って、一緒くたに自分のデイバッグに放り込む。 「ここの用はこれだけです。待たせてしまいましたね」 「あ、いや。僕はそういうの、気が回らなかったから」 「そう言ってもらえると、気が休まります」 廊下は自然と歩幅の広いソロモンが前に立った。 続いて、家庭科室。 準備室側の棚には、裁縫道具の他に、刺繍に使うのか布地や装飾物がいくつか置いてあった。 そして包丁。 「……鞘もないのに持っていくのは危険でしょうか」 「僕には使いにくそうだよ」 「そうですね……」 少し考える。 「ねえ、武器になりそうなものを全部持って行っちゃうのはどうかな?」 「なかなか興味深い意見ですが……」 蒼星石の意図は、他人の殺害を決めた人間が武器を調達しづらくすることにあるだろう。 だが、ここに武器を求めて来るのがそういう人間ばかりとも限らない。 そしてここの刃物だけを持っていくのに、どれだけの効果があるか。 「残念ですが、結論より夜明けが先でしょうね」 「そうだね。ごめん」 「いえ。視点を多彩に持つのは大切なことです。今後ともお願いしますね」 これ以上収穫が見込める場所はない。これで校内探索は終わりか、と出入り口越しに廊下の窓を見下ろした。 向かい側の棟1階の廊下、消火栓らしき小さな光が、ぱっと消えてまた現れた。 「おや、あれは」 振り返る蒼星石に、物音を立てないようにと囁く。 「誰?」 「わかりません。姿は見えませんでしたが、誰かがいることは確かです。消火栓の赤色灯が隠れるくらいだったので、 少なくともあなたのお友達ではないと思いますが」 ドールが自分たちの入っていた鞄を手に入れたなら、鞄で飛行することは可能だ。だが、こんな屋内で飛ぶような無鉄砲は…… いるにはいるが、翠星石が物音を立てないとは考えにくい。 「人間の友達もいるんだ。彼なら」 「わかりました」 ともかく、作戦を練らなければならない。人探しをしている都合上、相手を視認できる程度まで近づく必要があった。 せっかく手に入れた望遠鏡は、ここでは使いにくい。 「ジュン君や小夜さんかもしれないけど、敵かもしれない。こっちから話しかけた方が有利だと思うんだ」 その通りだ。蒼星石は、見た目より語りの調子の方が性格をよく反映している。 と、提案を聞くために目を向けた時、ソロモンの脳裏にひらめくものがあった。 「蒼星石、僕に考えがあります。もし君が嫌ならいいのですが」 「僕にできることなら……」 「あなただからこそですよ」 ※ 深夜とはいえ常夜灯が残っている場所には、まだまだ明るいわだかまりが残っている。 なるべく物陰を通るようにして、高校の建物へ。 こんな時は黒に揃えた自分の服装が役に立つ。 校舎内に入ってみれば、何の変哲もない日本の高校だった。稀に廊下と教室を窓で仕切っている場合があるのだが、ここは運良く壁である。 これなら視界が通らず、ある程度探索に集中できる。 1階を虱潰しに見て回り、どうやら先客がいるのではないだろうかという結論にたどり着く。 2階へ上がり、同じく教室を覗きながら廊下を歩いていた時、小さく物音がした。 見てみるが、特に変わった様子はない。念のためあたりを気にしながら進むと、 先ほど音がした方向の一室から、人影がちらりと見えてすぐに元の部屋へ戻っていった。 不意の遭遇か、とも思ったが、相手の動きに慌てた様子がない。 「こいつぁお呼びってことかな……?」 歩みは変わらず警戒を続けたまま、少しずつ人影が見えた部屋に近づく。 戸口まで来たところで、壁に張り付いてズボンから唯一の武器を引き抜いた。 .454カスール・カスタムオート。装弾数7発、総重量4キロ。正気の沙汰ではない。 こんなものを拳銃にしても、格好をつけて片手で撃とうものなら手首が折れる。握りが悪ければ、肘から行くかもしれない。 日本警察よろしく、両足を肩幅で踏ん張って、両手でしっかり支えて撃つしかない。それでさえ反動で狙いがずれないかどうか。 得意の抜き打ちなどやった日には、腕がどこへ飛んでいくことやら。 鉄塊の重さをした銃を胸の前に両手でしっかり固定し、教室の中を窺った。 「ほおう……」 藍色の窓を背負って、堂々と立つ男の陰影。 「俺を待っててくれたのかい?」 「ええ。少しお茶など、と言いたいところなのですがね」 キザな言い草をする。次元の経験則から行くと、こういう奴は大抵食わせ者だ。気をつけなければならない。 たとえば、踏み込んだ途端に、隠れていた人間に取り囲まれる、とか。 一瞥するに、他に誰もいなさそうだが。 「何か変なもの隠してないだろうな」 「どうぞ」 言うや否や、男は長細い何かを前に放り出し、頭の後ろで両手を組んでみせる。 音からすると、剣か。 「あんた、随分と余裕じゃないか。いきなりズドンなんてのは考えなかったのか?」 「あなたへの誠意と受け取っていただきたいところですね」 「あーそうかい」 その誠意とやらへの礼儀として、男に銃口を突きつけることはしない。 いつどこへでもすぐに撃てるよう、両手でしっかり保持して、壁に背を擦るようにしてゆっくりと教室へ。 他に誰もいないらしい。 流し台のついた大きな机が規則正しく9つ、横並びに足元に死角を作っている。 入り口脇の、背の低い棚の上に、学校に不似合いなほど大きい人形と、普通のサイズのぬいぐるみがいくつか、布をかけられて乗っていた。 念のため、布を取り除けて確認する。 クマもウサギも男の子も、皆壁にもたれて虚ろに座っている。 「お行儀のよろしいこって」 教卓を盾に黒板側へ回り、机の死角を確認。ここにもいない。 「納得していただけましたか?」 「あんたまだその格好だったのか。もう手は降ろしていいぜ。だが剣から離れな」 「それはできません。僕の身の安全が保証されなくなります」 「だろうな。俺ぁあんたみたいな頭の切れる奴が神妙にしてるの見ると、逆に疑っちまうんでね。大体、状況が状況だ。 知った顔以外、そんなにあっさり信用できねえんでな」 「なるほど、あなたに感じた印象は正しかったようですね」 男が剣を取った。 「動くんじゃねえ」 次元のカスタムオートに構わず、鞘をベルトに差す。 「ではもうひとつ、僕があなたに敵意がないということを証明しましょう。それで信用していただけますか?」 「よく言うぜ……モノによるな。やってみな」 話をしながらも、次元は油断なく出入り口へとにじり寄っていく。 柔らかく笑顔を浮かべると、男は右手をさりげなく振りながら、一声囁いた。 「蒼星石。ご挨拶して差し上げて」 「何……」 引き金にかかる指に神経を集中させた次元の背後で、小さく鞘走りの音が聞こえた。 慌てて振り返ると、男の子の人形が、どこに隠し持っていたかコンバットナイフを両手に抱え、次元に突きつけている。 「ちっ……!」 身を捻って飛び下がろうとした次元の近くで、もうひとつ乾いた鉄の音が流れた。 腰を切って無理矢理逆回転。したところで、細い剣の切先と目が合った。 「……と、いうことなのですが」 「……ちっ。わかったよ。降参だ」 思ったとおり、こいつはとんだ食わせ者だ。 「こいつはあんたの操り人形か?」 男に尋ねながら、床に降り立って直立不動の人形を改めてまじまじと確認する。 男の子とは思ったが、確かヨーロッパの上流の人間には、女の子にこういう格好をさせて喜んでいる変態がいた気がする。 なんにせよ、これがビスクドールなら、次元にはどちらでもいい話だ。 首元の大きな柔らかそうな緑のリボンが窮屈そうに見える。 背負ったコンバットナイフは、人形の小さな体躯には両手剣のように大きい。 これがアンバランスの美しさですよとか言い出すのだろうな、と次元は思った。 ナイフの刃は両手剣でいいとしても、刃の幅そのままの柄は人形には握りこめない。 となると自然、腕で抱えながら振り回す形になり、攻撃は大振り、ただし指先でも引っかかればまるごと持っていかれる。 そういう相手になる。 人形のスピードによっては、かなりの脅威だろう。 特に今のような、机や椅子や棚の多い、暗い建造物の中などは。 歩いてきた男が、人形の頭にシルクハットをぽんと乗せた。とするとこの格好は男の趣味なのだろうか。 「彼女は、糸がなくても自分で動いてくれる優秀なレディなんですよ」 「なんだと?」 魔法の人形と来たか。 どう考えても馬鹿馬鹿しい話だが、バンパイアやら人造人間やらゾンビーやらと大真面目に撃ち合いをやった身としては、 頭から否定するわけにもいかなそうだ。 それに事実、男の右手に合わせて、人形がぎこちないながらもヨーロッパ貴族のような挨拶をしている。 見たわけでもないのにまるまる信じるのはバカのやることだが、 目の前のものをまったく信じようとしないのはバカを突き抜けて地獄行きだ。 そうそう、確かマシンガンを埋め込んだ武装マネキンなんて代物があったはずだ。それのバージョンアップだと思えば、気休めになる。 「そんなに物珍しそうに見ないであげてください。あなたのダンディズムは、彼女にとっては少し刺激が強すぎるようですから」 「あー、そーかいそーかい……」 確かに少し警戒されているような雰囲気が、無表情から出ている。 次元の脇を通り抜けて、男が人形の頬を右手ですっと撫でた。 「蒼星石、しばらく好きにしていていいですよ」 人形がややぎこちなく関節をほぐし始める。手足の指先まで回し終えると、人形はゆっくりとそのあたりを歩き始めた。 「ヒュー……どうやって動かしてんだ?」 糸はないとさっきはっきり言っていた。となるとリモコン操作だろうか。まさか本当に武装マネキンのバージョンアップなのか。 「ですから、自分で動いていると言いましたよ」 答える男の声を横に、次元の目の前で人形が右手を上げた。薬指に銀の環が光っている。 「? こいつがどうかしたか?」 「これですよ」 思わず人形に尋ねた次元に、男から声がかかる。彼も右手の薬指に銀の環を嵌めていた。 「これで、僕と彼女の心が繋がり、彼女に意思を与えるのです」 次元は、口が半開きになっているのを自覚していた。 「それじゃあ何だ? 本物の魔法だってのか?」 「僕にもよくわかりませんが、僕が彼女の主である限り、彼女が生きられるのですから。いいじゃないですか」 次元なら怪しくて絶対に使えない。 当分口は閉じられなさそうだと思ったところで、ひとつだけ浮かんできた疑問が次元の頭を少し明晰に戻した。 今、赤と緑の瞳で次元を見上げている人形。 自分から動く人形なんてのは、騙し討ちに使えばおそらく外すことはないだろう。 たった今、ライオンの口に頭を突っ込んでいたことを気づかされたばかりだ。相手がその気がなかったからこそ、助かっている。 その切札をわざわざ見せるということは自殺行為に等しい。 数分のやりとりでも、それがわからないような相手じゃないことは大体察しがつく。 なら指輪はフェイクだろう。 当たりは、別にある。 「ほれほれ」 じっと見られているとやることもないので、とりあえず人形の喉をさすってやろうと指を出したら、避けられた。 「やめてあげてください。彼女は猫ではないのですから」 身の置き処が無い。 聞けば、ソロモンという名のその男、他にも似たような人形を探しているという。 「知り合いか?」 「彼女の姉妹たちだそうです」 さらなる質問を予期していたらしいソロモンは、渋い顔で黙った次元を見て拍子抜けした色を見せた。 「では、あなたのご友人について聞かせていただけますか」 「ああ……ルパンと五ェ門と不二子と、あと銭形のとっつぁんだな。ルパンは……まあ、俺が見分ける。 五ェ門は着物と刀持った、今の時代にゃちと場違いな奴だ。見りゃすぐにわかる。で不二子は……」 長らく顔を合わせている連中ばかりだが、他人に説明するとなると、わかりやすくするには少々骨が折れる。 「別に探してるわけじゃねえが、見つけたらよろしく言っといてくれ」 一通り聞いて、ソロモンはひとつ頷いた。 「ルパンですか。かの高名な怪盗を思い起こさせますね」 「その高名な怪盗様の3代目だってよ」 「それはそれは。聞きましたか? 蒼星石。アルセーヌ=ルパンのお孫さんだそうですよ。お会いするのが楽しみですね」 「喜んでるとこ悪いが、がっかりすると思うぜ」 抱きあげた人形に顔を寄せて、笑顔で囁いている。 どうやら自分の世界に入っている間は人形への操作がおろそかになるらしい。人形は、固い顔でぐらぐらと揺れている。 これから先もこのスキンシップを我慢して見なければならなそうだ。 それにしてもなんというか、人形に表情がないはずなのにこわばった顔に見えるのも納得できるというか。 シルクハットがずり落ちかけている。 「……ん? 何でしょうか、蒼星石?」 小首を傾げた人形の口元へ、ソロモンはそっと耳を近づける。 口は動いているようだが、声が出ているかどうか、次元には聞こえない。 聞き終えたらしいソロモンは、必要なことですから、と人形に向かって和やかに笑って首を横に振った。 「……なあ、抱えてて疲れねえか」 「いいえ。彼女は僕の大切なパートナーですから」 人形相手に世話を焼いてやってもしょうがないと思いながらも、ふと出してみた助け舟は見事に漂流していった。 しまいには人形が顔を真っ赤にして泣き出すんじゃなかろうかと余計な想像をし、そこまで空気に引き込まれている自分に溜息ひとつ。 いや、真っ当に考えれば、あのなんとなく嫌がっているような微妙な演技もすべてソロモンの操作が関わっていることになるのだろうか。 ポケットに手をやる。タバコが無い。次元は足取りも重く椅子に崩れた。 ※ 洗面台に立って、準備室からとってきた飾り布を首に巻きつける。 首輪の上からだから少し息苦しいが、今後のためには大切なことだ。蝶結びにしたら、うまくリボンになってくれた。 「……でもソロモン、僕はあまり演技に自信がないんだ」 「僕もですよ蒼星石。困りましたね」 準備室から裁縫サンプルらしいぬいぐるみを集めてきたソロモンが、変わらぬ調子で答える。 「わざとらしかったり、ぎこちなかったりすれば、すぐばれてしまうかもしれませんからね……いや、こういうのはどうでしょう。 最初からわざとらしく、ぎこちなければ?」 「どうするんだい?」 ナイフをデイバッグから取り出し、紐で背中に結びつける。何度か引き抜く練習をして、その都度紐の調整をする。 「僕は、君に対してオーバーに接しますよ。君は動く人形なのだから、多少ぎこちないぐらいが丁度いい……さあ、 君の荷物は僕のバッグにひとまとめにしてしまいましょう。『人形』が支給品を持っていたら、変ですからね」 ナイフを取り出したデイバッグが小さく折りたたまれ、取り出された中身と共にソロモンのデイバッグに収められる。 「蒼星石。これに決めました」 ソロモンの右手の薬指に、銀色の輝きがあった。 「遠目に見れば、ただの金属リングとわからないはずです。これを、僕たちの『契約の指輪』にしましょう」 ソロモンと同じように蒼星石も、何に使うのかよくわからないがどうやら教材の一部らしい銀色のリングを右手の薬指に嵌める。 「どちらかが指輪を外したら、君は動かないただの人形に戻ってしまいます。そして、僕の指輪を新たに手に入れる人間がいたら 今度はその人間が君の主になります」 「それじゃあ、その後ソロモンは……?」 「大丈夫、僕は自分で何とかしますよ」 「うん、わかったよ」 蒼星石を持ち上げ、出入り口近くの背の低い棚に座らせ、両側にクマとウサギを配置する。 「背筋を伸ばして力を抜いて、目はなるべく自然に開いたままで……そう、上手ですね」 蒼星石がいる違和感を消すために、準備室から少々埃っぽい布を取ってきて、全体にかける。 ただし、蒼星石がナイフを抜くのに邪魔にならないように。 蒼星石の準備はこれで終わりである。あとは、ソロモンが人影を呼び込んだ時に、自分の知った人間だったら演技はなし。 知らない人間なら、ソロモンが合図を送るまで人形のふりを続け、「挨拶しろ」なら威嚇。「月が綺麗だ」なら攻撃。 「紹介しよう」なら、ソロモンの見知った顔。武器を取る必要は無い。 だが、念のため演技は続けようとシュヴァリエは言った。 「それから、必ず合図を待ってから行動に移してください。僕も時々、わざと窮地に立つことがありますから」 蒼星石の行動を見越して、ソロモンはそう釘を刺していた。 「そうそう、ここからが一番大切なところですが」 夜の光にレイピアを抜き放ち、刃を確かめる。 「もし君が先に狙われるようなことがあっても、僕はあくまで君を武器として扱います。 その代わり、もし君が『ただの人形』の時に僕が死ぬようなことがあっても、僕を助ける必要はありません」 「……時々、わざと死ぬような目にあうから?」 「ええ。そうですね」 剣が再び鞘に戻る。 「では、始めましょうか」 誰一人として一番大切な取り決めを守る気が無いまま、即席のチームプレーが始まる。 始まった。 終わった。 そこまでは良かった。 次元大介は危険な人間ではなさそうだった。現状、彼に不満は無い。 ただ、ソロモンの蒼星石への接し方は、予想を超えて情熱的だったのが、最大の問題だった。 ローザミスティカのマスター以外の男性に抱き上げられ、優しく顔を近づけられては、 演技などしなくても動作がぎこちなくなってしまう。 次元との交渉中は、よいコンビネーションだと思ったのに。 普段蒼星石を連れ歩く状態がこちらなら、なんとかして改善してもらわなければ。 「……ん? なんでしょうか、蒼星石?」 こちらの表情に気づいて、ソロモンが顔に耳を寄せてくる。 これからずっと、意思の疎通にさえこういう接近を伴うかと思うとめまいがしてくる。 「あ、あのさ、その、もうちょっと控えめに接してほしいんだ……」 囁きどころか吐息になってしまった蒼星石の申し出に、ソロモンは和やかな慈しむような笑顔を向ける。 「必要なことですから」 ああ、無表情がこんなにもつらい。 一体どこまでが演技で、どこまでが素なのだろう。 ともかく、残念ながら今後当分、この恥ずかしい思いを続けなければならないらしいということがはっきりしてしまった。 「助けて翠星石……」 なんだか泣きたくなってきた。 【A-1高校内部(2階家庭科室)・一日目 黎明】 【ソロモン・ゴールドスミス@BLOOD+】 [状態]:健康。右手薬指に銀色の金属片を、指輪のふりをして嵌めている。 [装備]:レイピア [道具]:白衣、ハリセン、望遠鏡、双眼鏡(蒼星石用)、蒼星石のデイバッグ [思考・状況] 1:音無小夜と合流し、護る 2:翠星石の捜索 3:こちらの利になる範囲に限り、次元に協力 基本:蒼星石の主人の人形遣いを装い同行。人形遣いの演技は、不自然をごまかすため大仰にわざとらしく可愛がる。 【蒼星石@ローゼンメイデンシリーズ】 [状態]:健康。右手薬指に銀色の金属片を、指輪のふりをして嵌めている。緑の大リボンで首輪をカモフラージュ。 [装備]:朝倉涼子のコンバットナイフ [道具]:リボン、ナイフを背負う紐 [思考・状況] 1:翠星石と合流し、護る 2:音無小夜の捜索 基本:ソロモンの魔道傀儡を装い同行。人形の演技は指導どおりぎこちなく無表情に、声は他人に聞かれないように。 ただ人形遣いの演技が…… 【次元大介@ルパン三世】 [状態]:健康 [装備]:.454カスール カスタムオート(弾:7/7)@ヘルシング ズボンとシャツの間に挟んであります [道具]:支給品一式、13mm爆裂鉄鋼弾(35発) [思考・状況] 1:殺された少女(静香)の友達と青い狸を探す 2:ギガゾンビを殺し、ゲームから脱出する 基本:こちらから戦闘する気はないが、向かってくる相手には容赦しない 時系列順で読む Back 敵はどこだNext 無題 コこロのアリか 投下順で読む Back 敵はどこだNext 無題 コこロのアリか 08 愛する者の為の騎士 ソロモン・ゴールドスミス 115 Pernicious Deed! 08 愛する者の為の騎士 蒼星石 115 Pernicious Deed! 39 「悪人」の正義 次元大介 115 Pernicious Deed!
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町人Aの1ボス -- Sasara_U (2012-12-08 21 56 01) 東方紅魔郷:6ボス・レミリア・スカーレット -- AkeCrow (2012-12-08 21 57 22) セッティング・演出担当の七色の人形遣いさん。 -- Letty_W (2012-12-08 21 58 24) ナズーリンさん -- kyon_M_A (2012-12-08 21 59 36) 聖白蓮さん。 -- rengekimu (2012-12-08 22 01 06) マスパに耐える妖精 -- koishi_closed (2012-12-08 22 14 47) 名前 コメント
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ばかやろう節(2) ◆hqLsjDR84w ◇ ◇ ◇ ギイ・クリストフ・レッシュの脳内にふと蘇ったのは、栗色の髪をした少女の姿であった。 不可解な事態に巻き込まれてなお明るく振舞い、屈託のない笑顔を浮かべていた――井上真由子。 当初、ギイは死した自分が生きている現実に戸惑い、まだ殺し合いに対してどう動くかを決めかねていたのだ。 混乱しながらも、とりあえず武器を確認しようと思い立った。 知らぬうちに背負っていたリュックサックを引っくり返すと、すぐに彼女は現れた。 「だめぇぇーーーーっ!」 と、叫びながら。 自分より動転している相手を見ると、妙に冷静になるものだ。 彼女をどうにか落ち着かせて話を聞いてみると、なんでも支給された刀が妖気を放っているので危険だという。 ギイは内心で疑いながらも口には出さず、同封されていた説明書を確認してみれば、その刀は『八房』という名の妖刀だと記されていた。 その説明書を見せると、真由子は安堵したように大きく息を吐いた。 「ふぅーー……危ないところだったぁぁ~~~。 もし剣を抜いてたらどうなっていたか……なにがあっても、絶対に抜かないでくださいね」 そもそも懸糸傀儡『ジャック・オー・ランタン(略してジャコ)』が入っていた時点で、ギイには刀を使うつもりなどなかった。 だというのに、真由子は他者を案じて走ってきたのだ。 こちらがどういう人間なのかも知らなかったというのに。 相手が相手ならば、そのまま殺されてしまっていたところである。 いかに危険な行動であったかをギイが教えると、なぜか彼女は笑った。 「でもお兄さんは、私を殺さなかったじゃないですか」 最初はなにを言っているのか分からず、聞き返しそうになったほどだ。 数分かけて意味を理解するとどうしようもなくおかしくなり、ギイは自らの名を明かした。 告げられた名前を数回復唱してから「難しい名前ですね」とはにかむと、真由子はハッとしたようにリュックサックを開いた。 「私には使えないんですけど、もしかしてギイさんは使えませんか? あの、私のせいで刀を使えなくなっちゃいましたし……せめて武器をなにか……」 言いながら取り出した蔵王から出てきたのは、視力のいいギイでさえ目を凝らさねば見えぬほど極細のワイヤー。 説明書によれば、『殺鳥(あやとり)』という暗殺術に用いられる逸品だという。 ワイヤーは特殊金属製で、触れた物質をたやすく切断するとのことだ。 専用の手袋があれば糸に触れることができ、それこそあやとりのように糸を操れるらしい。 とはいえ真由子に支給されたのはワイヤーが五本だけであり、安易に触れれば指を欠損しかねない。 ギイは長年マリオネットを操ってきたので、糸捌きには自信がある。 手袋さえあれば多少使えるかもしれない――が、なければさすがに不可能だ。 正直に言いかけて、ギイはやめた。 どうやら真由子は、刀を抜くのを制したことに負い目を感じているらしかった。 話を聞く限りむしろギイは助けられたのだが、そのように説明すれば余計に恐縮してしまうかもしれない。 「使えなくもなさそうだ。ありがたく受け取っておくよ、マユコ」 そんなやり取りをしてから二人で名簿を確認して、ギイは見つけてしまった。 何を捨ててでも守らねばならない、他の誰よりも優先すべき、才賀エレオノールの名前を。 以降、真由子と会話を交わしながらも上の空で、ひたすら思考を巡らせ――決断した。 エレオノールだけを生還させよう、と。 そして、ギイは真由子を裏切ったのだ。 彼女の命を奪った上に、他者から信用を得るためだけに妖刀を抜かせ、さらに。 またしても、だ。 真由子がワイヤーを渡したとき、このような使い方をされるとは思っていなかっただろう。 未だ残る人の心が、ギイ自身を制そうとする。 黒衣(くろご)となる決意をしたというのに。 良心を振り払うように。 くいっ、と。 指を動かし―― ――ギイ・クリストフ・レッシュは糸を引いた。 人形遣いが糸を引けば、果たしてなにが起こるのか。 ――――人形が踊り、劇が動くのだ。 ◇ ◇ ◇ 宮本武蔵は、妖刀の鍔を親指で押した。 鞘から染み出していた妖気は、ほんの少し刀身を露にしただけで外界に噴き出す。 底冷えする気配を肌で感じ取り躊躇しかけるも、武蔵は腹を決める。 宮本武蔵は、伝説の剣豪である。 いくら年老いたといえど、剣一本に怯えてなにが剣豪か。 いざというときに退いてしまうのが伝説であるのならば、そのような伝説は燃やしてしまえ。 相対している憲兵番町は、魔剣を思いのままにしているのだ。 若造が魔を従えて見せたのならば、老いぼれは妖(あやかし)を抑え込んで見せてくれる。 己を奮い立たせ、宮本武蔵は妖刀を抜いた。 柄を強く握り、勢いよく一閃した――つもりであった。 思い切り振るったと同時に、妖刀ごと右腕はあらぬ方向へと飛んで行った。 妖刀を渡される際、ギイの操るジャコが武蔵の周囲を回転していた。 そのときに、ジャコは武蔵の身体に極細のワイヤーを巻き付けていたのだ。 察知できぬほどに緩く纏わりついていたのだが、その状態で居合いを放ってしまった。 自ら、チタン合金をも両断するワイヤーに向かって力をかけたのである。 同じくして――ジャコの体内にある歯車が回転し、軋むような音を上げる。 左手で抱きかかえていた烈火を落下させ、右手に握った巨大鎌を高速振動させる。 烈火は、未だ事態を呑み込めていない。 しかし理解し切っていないながらも、振りかざされた鎌が次にいかなる動きをするのかは分かる。 咄嗟に炎を発現させるようと、人差し指で空中に文字を記す。 選択した火竜は『円』。 憲兵番町の斬撃をも防いだ防護壁ならば、超高速で振動する鎌とて防げるだろう。 だが二画目の半ばまでしか書き終えていないところで、烈火の右手は斬り落とされた。 手首から先が宙を舞うのを目にしながらも、烈火は左の人差し指を伸ばす。 伸ばし切ったところで、左手首を鎌が切断した。 重力に引っ張られていき背を地面にぶつけてから、遅れて激痛が烈火を襲った。 たまらず表情を歪めていると、ジャコは続いて両足首へと鎌を下ろした。 今度は、声を抑えられなかった。 「…………殺鳥、だと?」 絶叫が二つ響くなか、憲兵番町は冷静に武蔵の腕を切断した凶器を見極めた。 得物の元まで這いずろうとしている武蔵を蹴り飛ばし、妖刀を拾い上げる。 刀にくっついていた腕を放り投げて、ギイのほうを向き直る。 うずくまる老剣士にも、のた打ち回る炎術士にも、憲兵番町はもはや興味などなかった。 彼の食指を動かすのは肉ではなく、命なのだから。 「どういうつもりだい、人形遣い……いや糸遣いと改めたほうがいいかな」 「人形遣いで構わない。糸を使ったのは初めてだ」 「そうかい。だけど、そちらは本題じゃなくてね」 妖刀の刃が、ギイへと伸ばされる。 「人の獲物を掻っ攫う君は、どういうつもりなのか。 小生はそれが聞きたくて聞きたくて、たまらないのだよ」 「提案がある」 睨みつけてくる視線の鋭さを意に介さず、ギイは切り出す。 返答次第では憲兵番長が飛びかかってくるのは明らかであったが、ギイは一世紀以上に渡り自動人形(オートマータ)と死闘を繰り広げてきた身だ。 外見こそ青年であるが、殺気を浴びせられたくらいで取り乱すほど若くはない。 憲兵番町の周囲を回るようにジャコを近付かせ、雷神剣を手渡させてから戻す。 「憲兵番町――君、僕と組まないか。 最後の一人になろうにも、八十人近くも一人で殺すのはさすがに骨が折れるのではと思い始めてね」 この言葉には、嘘が含まれている。 エレオノールが生きている現在、ギイ自身には最後の一人となるつもりはない。 もう一つ。 マリオネットが手元にある以上、八十人程度殺害するのはギイにとってたやすい。 二百体もの自動人形を一晩に破壊した実績のある人形破壊者(しろがね)であるのだから。 問題なのは、八十人の詳細である。 ギイがかねてより知っていた名前は、彼を除いて十三個。 うち十二名が、全力で戦わねばならないほどの実力者ばかりだ。 除かれた一名とて自動人形であり、決して気は抜けない。 もちろん十二名のうちエレオノールは殺さないにしても、それでも十一名。 その全員が、使い慣れないジャコでは厳しいかもしれないと思わせる相手である。 フェイスレスに至っては、愛用のマリオネット『オリンピア』をもってしても苦戦は必至だ。 しかも、エレオノールを生還させる上で高い壁となるのは十一名だけではない。 骨董屋前で出くわした氣法師、憲兵番町、花菱烈火、宮本武蔵――と見てきて、ギイは確信した。 出会った五人中四人、全員がかなりの強者である。 いま思えば、真由子の言っていた『法力』うんぬんといった話は真実だったのかもしれない。 だとすれば、五人全員がなにかしら人間の域を超えた力を持っていることになる。 ゆえに、結論を下したのだ。 ギイ・クリストフ・レッシュ一人で殺し尽くせるほど、このプログラムは甘くない。 誰かと手を組まねばならない。 できるだけ強く、人殺しに躊躇のない――そんな参加者と。 そして、憲兵番町を選択した。 最初は言葉の通じぬ狂戦士かとも思ったが、戦闘を見ているうちにすぐ認識を改めた。 思いのほか頭が回り、交渉の余地があるように思えたのだ。 下手をすれば噛み付かれかねないが、危ない橋を渡らねば到底目的を達成できないことは明白だ。 「断ると言ったら?」 「それは困るな。どうしたらいいものか」 「まったく、よく言う」 妖刀を手放すと、憲兵番町は雷神剣を振るわずに電撃を放つ。 青白い火花が刃となって、身体に巻きつけられたワイヤーを切り刻む。 「きちんと考えた上で、保険までかけておいて。 殺鳥を相手にするのは初めてだが、一度見て考慮してなければ危ないところだったな」 「組むに値するかの試験さ」 「やれやれ、人形遣いも糸遣いも相応しくはなかったね。 君はとんだ『道化』だよ。すでに道化の名を冠する者がいるのが残念だ」 絡み付いていたワイヤーを切断したのを確認して、憲兵番町は雷神剣をかざす。 激しい炸裂音とともに、雷光が刃を覆って雷刃を構成していく。 「ところで、なぜ彼の手と足をまず落としたんだい。 小生のように音色を楽しむのならばともかく、殺すつもりなら首や心臓を狙えば終いだったろうに」 「……指が攻撃の起点となっているのは明らかだった。 急所を突いて終わってくれればいいが、死に切らずに竜など呼ばれては困るからね」 当時は話半分であったものの真由子から妖(ばけもの)の話を聞いていたし、ギイ自身もしろがねだ。 死ぬまでに時間のかかる存在を知っているからこそ、まず攻撃手段と足を奪った。 「なるほど、死に至る負傷でも倒れない輩もいるからねえ」 「本当にね。身体が冷たくなっているというのに、気合だけで立つ人種までいる」 「そんな輩を斬るのがたまらないんだけどね」 「そうかい」 「そんな輩でも、君は殺すつもりなのだろう?」 「そうなるな」 「くくっ」 「……ふん」 会話をしている間も、雷神剣は未だ眩く輝いたままである。 本来の刀身の倍以上の長さとなっても、新たな刃を作り出すのをやめようともしない。 平静を装いながらも、ギイはいつでも指を動かせるよう憲兵番町の動きを見据えている。 いざというときは、ジャコに乗って飛び立てばよいだけだ。 ギイの足元でだくだくと血を流して横たわっている烈火と異なり、憲兵番町の攻撃では上空までは届かない。 「いやはや、本当に愉快だ。 信用させてから殺す非道さ、安全のためにより苦しむ攻撃を選ぶ残忍さ、小生相手に罠を仕掛ける大胆さ。 うむ、気に入ったよ。一緒に行動しようじゃないか」 などと言って、憲兵番町は雷神剣を下ろした。 刺すような視線も穏やかなものになり、刀身を覆っていた電撃は霧散している。 予想外の一言に驚愕するしかないギイの背中に、衝撃が走った。 ジャコもろとも吹き飛ばされながら、ギイは自分のいた地点を確認する。 瞳に映ったのは、黒いボディスーツを纏ったモヒカン男。 なぜ、あれほど接近されるまで気が付かなかったのか。 答えは明白だった。 意識が雷神剣に向けられていたからである。 雑貨屋へと突っ込んでいく寸前、どうにか首を動かしたギイが見たのは憲兵番町の笑顔であった。 「別に、提案されてすぐ言ってもよかったのだけどね。 これから組むというのに貸しがあるというのも、どうかと思ったのでね。 小生はとても優しいので、獲物を横取りした分はこれでチャラにしておくよ」 「花菱! オイ花菱! 起きろ、オイッ!!」 朦朧としていた烈火の意識を引き戻したのは、聞き覚えのある声だった。 目を開けるのにやけに時間がかかり、やっと視界に石島土門の姿が飛び込んでくる。 いつもおどけている彼がやけに真剣な表情を浮かべているのは、なんだか滑稽だった。 よく見れば、漫画でしか見たことないような黒光りするボディスーツで全身を包んでいる。 腹を抱えて笑いたかったが、思うように身体が動かなかった 「ンだよ、そのカッコ……頭おかしいんじゃねえの」 「おかしいのはテメェだろうが! なに勝手に死にかけてんだッ、火影の大将だろうが!」 「あぁ、そうだったな……悪い」 「だから俺ァ、前々から戦場で花火なんて打つなって言ってたろうがッ!」 「はん……でもお前、来たじゃねえか」 「うるせえ!!」 声を張り上げながら、土門は烈火の身体を掴んだ。 いつもなら大したことないだろう衝撃で、烈火は吐き気を催してしまう。 「テメェ、柳はまだ誘拐されっぱなんだぞッ! このまま死んでみやがれ、ゼッテー許さねえかんな! オラッ! 早く傷口焼いて血ィ止めろ、このウンコタレ!!」 「厳しいこと言いやがるぜ……」 烈火は火竜を召還できないものの、どうにか形のない炎を生み出す。 火力は極めて弱かったものの、どうにか血は止まった。 もはや炎に触れても熱さを感じないのが明らかになってしまったが、烈火は口に出さない。 土門に余計な心配をさせたくないというよりも、単純に声を出すのが億劫という気持ちが強かった。 「なにボーッとしてやがるッ! 終わったんなら早く掴まれッ、いったん逃げ」 「――できると、思っているのかね?」 憲兵番町の低く冷たい声が割って入る。 「同盟を組んだ相手を殴られて、小生がみすみす逃がすとでも?」 自分を見つめるあまりにも暗い闇色の瞳に、土門は思わず絶句してしまった。 土門の装着しているAMスーツには斬撃を通さないらしいが、彼の携えた青白く光る剣までも防げるかは疑問であった。 「……いったい、どの口で言っているのか」 憲兵番町の隙を窺っているうちに、ギイまで雑貨屋より飛び出してくる。 血を吐いたのか服が汚れているが、人形を動かすのに支障はないらしい。 一人ならばAMスーツのジャンプ力で撹乱できただろうが、二人となればとてもただでは逃げられまい。戦うしかない。 しかしここまで来るうちにAMスーツにはある程度慣れたとはいえ、烈火をここまで追いやる相手に勝てるのだろうか。 土門が取るべき行動を決め切れずにいると、しわがれた声が浴びせられる。 「行けィ! お前のことは烈火から聞いておる! ここは老いぼれに任せて、できるだけ遠くまで逃げるんじゃ!」 あまりに小さすぎて土門の目に入っていなかった老人――宮元武蔵が、両の足で地面を踏みしめていた。 和服の帯を巻きつけることで止血し、その手には憲兵番町が捨てた妖刀『八房』が握られていた。 「驚いたよ。まさか立てるとは」 「ふん、ワシのしぶとさは筋金入りじゃ!」 本当に意外だったようで、憲兵番町は目を丸くしている。 なにか隠し玉がある素振りで、武蔵は含みのある笑みを作った。 「なにをしておるかっ、このボンクラゴリラめ! 早う行け!」 武蔵に引き止められるのは、一人だけだ。 それも、ほんの短い時間であろう。 どうにか相手の興味を引き、時間を稼げればよいが。 そう思っている武蔵の鼓膜を、土門の無念そうな声が震わせた。 「……ジイちゃん、すまねえ。こんなときに新手が来ちまった」 まさかと振り返った武蔵の目に映ったのは、和服を纏ったチョンマゲ頭――佐々木小次郎であった。 「む、武蔵……っ」 こちらを見て漏らした声からも、本人なのは明らかであった。 どうやら小次郎のほうも剣を没収されたらしく、やたら物騒な鞭を携えている。 あれでは他者を殺す気と受け取られても、しようがあるまい。 「安心せい! そやつは佐々木小次郎! しまりのないツラ通りの阿呆じゃが、殺し合えと言われて従うような男ではない! ええい小次郎! 早くそっちの人形遣いを相手にせぬか、このバカタレがっ! 真に不愉快じゃが、肩を並べて戦ってやってもかまわぬ!」 憎まれ口を叩きながらも、顔はほころんでいる。 顔を合わせるたびにいがみ合う相手であるのに、今回ばかりは会えて安堵している自分に武蔵は気付いた。 ――その安堵を覆すような言葉が、土門より発せられる。 「違ぇんだ、ジイちゃん。こいつ、いっぺん俺を襲ってきやがったんだ」 「な、なんじゃと……? バッ、バカな!? まさか小次郎、誰かに操られ」 「違うぞ、武蔵ッ!!」 遮るように、小次郎は宣言する。 「拙者はっ! 拙者自身の意思でっ! 天下一の侍を目指し、最後の一人となるまで人を斬ることを決めたのでござるっ!」 「なるほど」と頷く憲兵番町は納得したようだが、武蔵には信じることができなかった。 天下一を志すのは、剣を持つものとして当然のことだ。 武蔵とて、四百年ほど生きてなお志している。 なかには、自分以外すべて斬ってでも至ろうとするものもいるだろう。 分かってはいても、好敵手たる佐々木小次郎がそうするのは認められなかった。 だいぶ血を流してしまったはずなのに、武蔵は不思議と頭が熱くなって気がした。 「愚か者めっ! これは武術大会などではないんじゃぞ!? 名簿は確認したのか!? 『峰さやか』という名を見たか!? いまからでも目を通すがよい!! 剣の道に行きてきた武士だけならばともかく、力なき少女まで参加させられておるのだぞ!? にもかかわらず――」 武蔵は、言い切ることができなかった。 憲兵番町が振り下ろした刃が、武蔵の腹を撫で切ったのである。 崩れ落ちる最中、傷跡から臓物が零れ落ちるのを感じた。 小次郎を叱咤しようにも、うまく声が声にならない。 それでも、小次郎の声だけはたしかに届いていた。 「そのようなこと……っ! とうに、分かっているでござる! ここまで来る道中でも、すでに少女の亡骸を発見した。骨董屋の前で、まだ幼い少女がもう死んでおった! ふくらはぎの腱への的確な一太刀に、臓器を狙い済ましたかのような胸への刺突! 惨たらしい遺体だったわ!」 「だっ……たら、なぜ」 「拙者が誰もかれも守れるほど強ければ、あの少女は死なずに済んだ! 力が……っ、いまの拙者にはっ! 絶望的に足りんっ! 強くならねばならぬのだっ!」 「こじ、ろう……」 顔を上げることもできず、武蔵には小次郎の表情は見えない。 そのはずなのに、彼が泣き出しそうな顔をしている姿が浮かんでいる。 もはや説得などできなかった。 年が離れているのならばともかく、武蔵と小次郎は同じ時代を生きた人間なのだ。 己の力不足を実感した男を、いったいどうして誰が責められよう。 ゆえに意識が薄れていくなか、武蔵はこう告げるのだった。 「悔い……は、残すでない、ぞ」 パチ、パチ、パチ――と。 手を叩く音が、広がりかけた静寂を破る。 「『強くなりたい』。その気持ち、とてもよく分かるよ。 うむうむ。剣士たるもの、そうでなくてはいけない。痺れたよ」 武蔵を切り伏せた憲兵番町が、白い歯を見せる。 「佐々木小次郎くん、小生たちと組まないかい? ともに剣技を極めようじゃないか」 小次郎は、思わず耳を疑った。 己が天下一に程遠いのだと気付かせてくれたのが、他ならぬ憲兵番町の戦いぶりなのである。 そんな強者からの申し出を受け入れぬ手はない。 小次郎が首肯しようとしたときであった。 憲兵番町がギイに視線を移すと、いかにもふと思い出したように首を傾げる。 「…………はて。 思い出してみれば、君が来たのも小次郎くんと同じ方向だったよねぇ。 殺す前にわざわざ両手足首を斬り落として攻撃も逃亡もできなくした、そこの道化くん。 おやおやよく見てみれば、ずっとつけているそのひょっとこ面はなかなか年季が入っているね。 到底、そこらの量販店で買えるような安物とは思えない。まるで――骨董屋に置いてある品物みたいじゃないか」 小次郎の目が見開かれる。 即座にギイのほうを振り返り、何事かを尋ねようと口を開く。 しかし考えがまとまっていないらしく、うまく言葉になっていない。 そんな小次郎の言わんとすることを理解して、ギイはたしかに言い切る。 「……そうだ。マユコを殺したのは、僕だ」 「なんとなんと。これはまた、意外な繋がりもあったものだ」 憲兵番町は驚いたような口ぶりを作っているが、吊り上った口角は隠せていない。 仮面の下でギイが睨みつけているのに勘付いるのに、素知らぬ顔である。 「道化くんが最後の一人となるべく、小次郎くんが剣技を極めるために、小生が人を斬る音色を聞きたいがゆえ…… そういうことで三人同盟といこうじゃないか」 憲兵番町の言葉を受けても、小次郎は目を見開いたまま微動だにしない。 再び静寂が周囲を支配するなか、隙が生まれるのを待っていた土門が耐え切れず口を開こうとする。 武蔵と小次郎のやり取りは、聞こえていた。 強くなりたいとの叫びには、身につまされるような思いであった。 烈火の惨状を目の当たりにしてしまった土門もまた、まったく同じことを考えていたのだ。 もっと自分が強ければ――と。 だからこそ、気に食わなかった。 少女の死が悔しいのならば、やるべきことは一つだ。 少女を殺したヤツの手を握るくらいなら、そいつをブン殴らなくてはいけない。 そう言ってやろうとして、土門は逆に声を浴びせられた。 「行け、小僧」 「は?」 「早く行かぬかと言っている!!」 小次郎は声を荒げると、せかすように拷問鞭を振るう。 しなやかに宙を踊った鞭は、土門の足元に触れて爆ぜるような音を立てた。 今度は隠そうともせず、憲兵番町は堂々と笑っていた。 「お主との勝負は、こやつらの後にしてやるでござる! せいぜい拙者に感謝して、その怪我人を連れていけっ!!」 「…………いいのかよ」 振り返りもせずに、小次郎は土門の心配を鼻で笑う。 「この超ハイパーウルトラデラックス美形剣士が遅れをとるものか!」 断言して飛び込んでいった背中をしばらく眺めたのち、土門は意識を失っている烈火を担ぐ。 持ち上げる際に呻き声を上げたことに安心して、思い切り地面を蹴った。 遠ざかっていく土門の気配に、小次郎は安堵の息を吐く。 本当のことを言ってしまえば、ギイと憲兵番町の二人を相手に勝つ自信などない。 自分の弱さを思い知り強くならねばならないと分かっていたはずなのに、勝負を挑んでしまったのだ。 彼らと同盟を組めば、侍として成長できるだろうとは思っていた。 憲兵番町の剣術を間近で見られるし、ギイの冷酷さを取り入れることもできたかもしれない。 一皮剥ける機会を得たはずなのに、どうして伸ばされた手を払いのけたのだろう。 なぜかと考えて、小次郎は笑った。 とうに、答えなど分かっている。 正確には、思い出したと言うべきか。 少し、自分を見誤っていたのだ。 天下一になるのが他のすべてより大きな望みである、と。 実際は違った。 別に天下一を目指していないワケではないが、それには理由があったのだ。 ただただ理由もなく、誰より強くなりたかったのではない。 佐々木小次郎は――――女子(おなご)のために、強くありたかったのだ。 なにを勘違いしていたのか。 そういう人間だとよく知っていたはずなのに、不覚にも忘れてしまっていた。 天下一の侍であれば、巷の女子からチヤホヤされること間違いなし。 ただでさえ美形だというのに、さらに天下一の称号など得た日には、それはもう。 世の女子独り占めとて夢ではない。 不純な動機と揶揄されるかもしれないが、知ったことではない。 だって、そうではないか。 佐々木小次郎が天下一の侍であり、世の女子すべてが佐々木小次郎の下に集まれば―― どの女子が泣くことも傷つくことも、絶対にないのだから。 女子に涙を流させぬため。 女子に血を流させぬため。 それこそ、小次郎が天下一を目指す理由であったのだ。 目標ばかり残って、『なぜそうなりたいのか』がすっかり抜けていた。 らしくもなく悩みに悩んで、小次郎はようやく思い出した。 佐々木小次郎が強くなりたかったのは―― 「貴様のような外道が、女子を虐げるからっ! だから拙者のような男が、天下一であらねばならんのだ!!」 声を張り上げて、拷問鞭を振るう。 たやすく抉り取った地面を目くらましにし、ギイの視界を奪う。 その隙に鞭を伸ばして、ジャコの持つ巨大鎌を払い落とす。 千載一遇の好機が生まれた。 鞭を振り上げて、ギイへの距離を詰める。 まだジャコは鎌を拾っていない。 無防備なギイへと鞭が振り下ろされる――より早く、小次郎は爆炎に飲み込まれた。 なにが起こったのか理解できないが、とにかくたまらなく熱かった。 体重を支えることができず、受身も取れないまま倒れ込む。 顔に触れた地面が、小次郎にはやけに冷たく感じた。 混濁した意識のなか、聴覚だけはやけに研ぎ澄まされていた。 足音が、ゆっくりと近付いてくる。 「へえ。その人形、そんなものまで搭載してるんだ」 「…………弾丸には限りがある。極力、使いたくはなかった」 「そいつは残念だったねぇ」 なるほど、との小次郎の思いは声にならない。 不自然な音を立てて、肺の中の息が吐き出されるに終わった。 「どうして追わなかったんだい」 「君たちの戦いが気になってね、『外道』くん。 命を賭した真剣勝負から目を離すなんて、もったいなくてもったいなくて」 「…………」 「それにしても『外道』、ね。 とてもいい響きで、見合った呼び名だと思うのだが……外道もいるのだよなぁ」 結局、できたのは足止めだけらしい。 短い時間だったが、土門ならばすでに追跡できないところにいるだろう。何せ、縮地法の使い手であるのだ。 己に言い聞かせると、小次郎は身体から力を抜いた。 やけに身体が重く、ひどく眠たい。 生き返って以来、ここまでの疲労は初めてかもしれない。 足音がもう一つ接近してくるのが聞こえたが、小次郎は眠気に身を委ねることにした。 ◇ ◇ ◇ 老人型自動人形・シルベストリは、とても落胆を隠すことができなかった。 殺し合いの舞台に打ち上げられた花火は、人間がこのような状況であろうと『群れ』ようとする証である。 だからこそ彼はとてもゆっくりと、本物の老人のような速度で歩んできたのだ。 戦闘が繰り広げられているのは分かっていた。 自動人形の聴覚は、まだ離れた地点でも戦闘音を捉えていた。 それでも、シルベストリは確信していたのだ。 到着したころには、人間たちは群れているはずだと。 だって、そうではないか。 ほんの数十年前に戦争をした国同士にもかかわらず、現在は友好関係を結んでいたりする。 殺し合った相手と、手を結んでいるのだ。 ならばこの場でもそうなるだろうと思っていた。 だというのに、実際はどうだ。 辿りついてみれば、死体が二つ転がっている。 立っている二人のうち片方は人間ではない、人形破壊者だ。仮面で覆い切れていない銀髪とマリオネットで分かる。 もう一人は人間のようだが、一人でいる人間に意味はない。 シルベストリが惹かれるのは、群れている人間だけなのだから。 人間であればため息を吐いていただろうかなどと考えて、シルベストリは携えている菊一文字を構えた。 自動人形と人形破壊者が出会えば戦闘が始まる――はずであった。 事実、シルベストリは刀を抜き、ギイはジャコを前に出している。 だというのに、どちらも硬直してしまっている。 というのは、憲兵番町が割って入ったからである。 目が離せないと言ったはずの真剣勝負に、思い切り水を差している。 「……どういうつもりだ、憲兵」 「剣技相手ならば小生だろう?」 返答とともに、雷神剣が雷刃を纏う。 どうやら自分が戦いたかっただけらしい。 ギイは肩を竦めながらも、ジャコを臨戦態勢のまま保つ。 シルベストリは、自動人形のなかでも強者として有名だ。 戦闘の機会が少なくて済むのならば嬉しいが、今回の相手ばかりは憲兵番町に任せるワケにはいかなかった。 「自動人形相手に剣はまずい。 一目で武器だと分かる得物を持っていると、ヤツらは本来のスペックで暴れまわってしまうからな」 善意からの忠告だったというのに、憲兵番町は雷神剣をかざして駆け出す。 大きく舌を打ったギイへと、振り返らずに言い放つ。 「いい情報をありがとう。同盟を組んだ甲斐があるというものだよ」 刃を交えつつ、シルベストリは怪訝な声を漏らす。 刀身を覆う青白い電撃に、菊一文字の刃が防がれているのだ。 奇妙な武器だなと思うが、と言っても外見があからさまに剣である。 自動人形の黄金律は作動せず、シルベストリは本来の力を出すことができる。 互いに背後に跳んだときを見計らって、疾風じみた速度で距離を詰める。 迫り来るシルベストリを前に、憲兵番町もまた前に出た。 ぎぃん――という鈍い音が、二つの影が交差する瞬間に響いた。 「鮮やか」 振り向いた憲兵番町の制服は、胸元が大きく真一文字に斬られていた。 内臓までは届いていないものの、じんわりと制服が赤黒く染まっている。 「そちらもな」 シルベストリのほうにも、まったく同じ傷がついていた。 黒いロングコートの胸元が切られ、得物を収納するためがらんどうの内部が露になっている。 それを見た憲兵番町が眉をひそめたのち、大きく頷く。 「なるほど……自動人形とは、通り名ではなく真名か」 ひとりごちて、憲兵番町が戦闘態勢を解く。 人を斬る音色が聞けないのならば、戦う理由などないのだ。 「なかなかの腕前だね、気に入った。 小生たちは他の参加者を殺すつもりなのだけど、きみも一緒に来ないかい?」 未だ腰を低く落としたシルベストリに告げると、憲兵番町は回収していた妖刀を放り投げる。 自身の足に触れた刀に少し視線を向けただけで、シルベストリは動かない。 「それを渡そう。妖気を帯びているようだが、音色は所詮一種類。 四色の音色を持つ金糸雀や、無限の鳴き声を秘めた雷神剣とは比べ物になるまい」 返事を待たず、憲兵番町はギイの元へと歩み寄っていく。 「構わないだろう?」 「待て、僕は自動人形と組む気など」 険しい表情を浮かべたギイの反論は、しかし半ばまでしか述べられない。 憲兵番町が目を細めて、耳元で言ったのだ。 「まあ、君たちに何かしら因縁があるのは見て取れたけれど…… 最後の一人になりたいのだろう? ならば方法を選んでいる余裕はあるのかい? 見ず知らずの人間に外道と侮蔑されるようなやり方で、将来があった少女を殺しておいて」 息を呑んだギイへと追い討ちをかけるように。 「――いまさら、えり好みできるのかい?」 ギイには、遠ざかっていく憲兵番長の背中を見ることしかできなかった。 服の下で身体を伝う汗が、やたらと冷たく感じる。 「一つ訊かせてくれ」 「なんだい?」 いままで黙考していたシルベストリが、菊一文字を構えたまま口を開く。 質問の許可を得てもしばらく口を開かず、一分ほど経ってついに尋ねた。 「お前たちは、なぜ群れる」 憲兵番町は、考える素振りすらしない。 「互いの目的が一致したからさ。 彼は最後の一人になりたくて、小生は人を斬りたい。簡単な話だろう?」 その答えは、シルベストリの求めているものではなかった。 生きるために必要な人間関係ではなく、生きるのに不必要なのに築かれている人間関係こそシルベストリの興味を引いているのだ。 期待はずれの解答に失望していると、憲兵番町が近寄ってくる。 「と彼は答えるだろうが、小生の場合は違う」 シルベストリにしか聞こえないほど小声で、耳打ちするように。 「そんなもの、彼といるとおもしろそうだからに決まっている」 またしても黙考したのち、シルベストリは菊一文字を鞘に収めて体内に収納した。 妖刀を拾い上げると、数回上下に振って重さを確認して携える。 「私も造物主様を生き残らせるため、参加者を殺すつもりだ。同行しよう」 一人で殺していく手間を三人で分担できるのだ。理に適っている。 というのが、自動人形と人形破壊者の思考である。 なんの魅力もない、興味も沸かない、合理的な考え方。 しかし『おもしろいそうだから』という憲兵番町の言葉が、シルベストリのなかに引っかかっていた。 思えば、人を斬りたいだけの彼に他者と組むメリットはない。 だというのに、ただ『おもしろい』という感情があるから『群れて』いる。 そこに、長年抱いている疑問の答えがあるような気がした。 ともに行動しているうちに、答えを見出せるのではないかと思った。 ゆえにシルベストリは、伸ばされた手を握ったのだった。 朝であろうと夜であろうと行動に支障のない自動人形でありながら、姿を見せた朝日に不思議と安らぎのようなものを感じた――ような気がした。 【宮本武蔵 死亡確認】 【佐々木小次郎 死亡確認】 【残り65名】 【D-4 商店街/一日目 早朝】 【伊崎剣司(憲兵番長)】 [時間軸]:居合番長との再戦前 [状態]:疲労(大)、胸元に真一文字の傷、制服ちょい焦げ [装備]:雷神剣@YAIBA [道具]:基本支給品一式×2、錫杖@うしおととら、ランダム支給品0~4 [基本方針]:人を斬る。おもしろいのでギイと行動。 【ギイ・クリストフ・レッシュ】 [時間軸]:本編で死亡後 [状態]:背中にダメージ(回復中) [装備]:ジャック・オー・ランターン@からくりサーカス、殺鳥用ワイヤー×3@金剛番長 [道具]:基本支給品一式×3、拷問鞭@金剛番長、ランダム支給品0~6(うち0~2は小次郎から見て武器となるものなし) [基本方針]:他者と組み、エレオノールを優勝させる。 【シルベストリ】 [時間軸]:34巻、勝戦直前 [状態]:健康、服の胸元に真一文字の傷 [装備]:妖刀『八房』@GS美神 [道具]:ランダム支給品2(刀剣類なし、確認済み)、菊一文字@YAIBA [基本方針]:他者と組んでフェイスレスの優勝をサポートしつつ、人間が群れる理由を解き明かす。植木耕助に会う。 投下順で読む 前へ:ばかやろう節(1) 戻る 次へ:ばかやろう節(3) 時系列順で読む 前へ:ばかやろう節(1) 戻る 次へ:ばかやろう節(3) キャラを追って読む 066:ばかやろう節(1) 花菱烈火 066:ばかやろう節(3) 宮本武蔵 GAME OVER ギイ・クリストフ・レッシュ 066:ばかやろう節(3) 伊崎剣司(憲兵番長 佐々木小次郎 GAME OVER 石島土門 066:ばかやろう節(3) アシュタロス シルベストリ マシン番長 ▲
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11/16 日曜緋 昼の部トーナメント「初の定員割れ記念杯」 募集人数 128 結果 順位 エントリー名 使用キャラ 優勝 mocle 咲夜 準優勝 dar 紫 第三位 手先 咲夜 第四位 M.A.T 小町 参加者リスト No. エントリー名 使用キャラ 備考とか 001 mocle 咲夜 彼は人の法よりも、神の法を尊ぶ人間でなくてはならない 002 アリスちゃんうふふ レミリア アリスちゃんちゅっちゅ 003 ぬら 咲夜 がんばって1回戦くらいは勝ちます 004 reiya_S 紫 うつくしくーざんこくにー 005 audio 衣玖 なおるよ! 006 手先 咲夜 007 風来のマムル 魔理沙 噂だと尻尾がウマいらしい 008 A+ 天子 てんこあいしてます 009 kq 小町 小町はやればできる子 010 讃岐 うどんげ でぃすいず うさぎ 011 Fall☆ミ 咲夜 ☆(ゝω・)v 012 くりりん すいか 4回目くらい 013 あか 妖夢 妖夢とかすごい懐かしいんですが 014 ひさら アリス んー 015 新宿壱の玄人 さくや みすちーあいしてる 016 @kuu@ 紫 眠気がヤバイ 017 myonmyo 妖夢 \あたい/ 018 Muu レミリア おためし 019 アサヒ 魔理沙 魔理沙かわいい 020 レモリー 天子 レモリーなのじゃ 021 oro 鈴仙 久々にきました 022 禅寺に潜む俺 紫 3日対戦しないとランク1個落ちる 023 led 小町 がんがる 024 胃痛持ちの式神 紫 久々に 025 ~∞ 小町 初参加ー 026 ライオン師匠 魔理沙 俺のくいたんをみてくれ! 027 ド○えもん れみりゃ 1回でも勝ちたいなー 028 鯛焼き使用人 小町 忘れるところだった 029 わっちのじゃ! パチュリー 起きれてる…のか・・・? 030 フウ 萃香 火鬼コンボは諦めた 031 ケヴィン 文 ごーごーでしょ 032 マロングラッセ パチュリー 今年に入ってマロングラッセのレシピサイトが増えてきました 033 FAL 魔理沙 風邪引いた。 034 LAH 幽々子 起きれたので出てみよう 035 ポテチキン 霊夢 前回は寝オチしたぜOTL 036 DL レミリア シーリングって良いよね 037 きっく 魔理沙 ねよう 038 まつろわぬ者 幽々子 紫苑が一番可愛い、記念参加 039 tasu12 小町 光回線ってすごいね! 040 こると れみりゃ ねぼうしたっ 041 立石 れみ カントリーマアム売ってなくて絶望の週末 042 量産型西瓜割り人形 西瓜 量産された程度の能力 043 らっど アリス 風邪引いた… 044 卑怯戦闘員 霊夢 この大会初参加、よろしくです。 045 Litly 衣玖さん まだ間に合うかな? 046 神無月 文 負けたっていいじゃない 047 黒チルノ 文 奇跡は起こしてこそ価値があるものだョ! 048 トミー 文 やります 049 地方風ダンシン アリス 死亡フラグ回避 050 せるし 咲夜さん 飯どうしようかなぁ 051 水月魅音 アリス 久々に参加 052 紅華美 文 旅行先で地霊殿やってました^q^ 053 かぺりん 霊夢 よろしくお願いしまーす 054 M.A.T 小町 ねむいですpq 055 れにゅう レミリア 先週からはじめました 056 むちももぱちぇ パチュリー 初参加 057 sin@萌え勢 咲夜 久しぶりに参加 058 Sah 小町 久々 059 百年の孤独 アリス 頭痛が痛い 060 装甲 ゆかり 寝過ごした…間に合うか? 061 ~♪ すいか 寝坊した 062 dar 紫 いちめんぜんでら 063 ξ・∀・)めるぽー ゆゆ様 相手に半シードを与える為来ました 064 ピクミン&オリマー 幽々子 復帰がないけど、鬼の火力で頑張ります 065 ラクトアイス 衣玖 ま 066 愛=パワー 魔理沙 オンパッキャラマド・・・ 067 黒ウニ 妖夢 今日は寝過さないようにしないと・・・ 068 まるっと 霊夢 昨日は変なミスをしてしまった・・・orz 069 腕もげ太 パチュリー 色々もげてます 070 つうこう 霊夢 間に合えー 071 どまんじゅう レミリア 空いてるみたいだし参加 072 WeekEnd アリス 一回戦で負けに来ました 073 幸せだった頃 魔理沙 所持金=ハンバーガー買えない 074 波風 アリス 緋も落ち着いたなあ・・・1秒争ってた頃が懐かしい 075 上野動物園 鈴仙 参加できるだけで十分です。 076 松岡修造 紫 焦らない焦らない 077 朝露滴 永江衣玖 初大会!一勝できるようがんばろう。クラ専です 078 3i 霊夢 人形遣いは練習の必要があるようです 079 Lilith 小町 お腹すいた 080 背番号⑨ 妖夢 久々に参加ですー 081 女装番長 天子 てんこあいしてる 082 ふらめる アリス ホスト不可ハマチなら可のクラ専っていけるのだろうか・・・失格覚悟で応募してみます。・゚・(ノ∀`)・゚・。 083 百舌 パチェ 間に合うかな・・・久々の参加・・・一勝できたらいいな・・・ 084 あんこ みょん これは間に合わなかった気配 085 りや 妖夢 対戦してて忘れていた、不覚 086 眼力愛サイト ゆゆこ 備考とか 087 Katharsis 霊夢 研究忙しいけどたまには遊んでも・・・いいよね? 088 スマタ・・・ウッ 優曇華 スマタ・・・ウッ 089 音姫 咲夜 ボケは怖いね;; 090 こーん ゆゆ様 初参加・・したかったけど間に合わなかったかな・・ 091 イベリコ豚トンテキ 文 まにあわんだろうなぁ 092 ピチュリー パチュリー 有るの忘れてました 093 yo-kan 霊夢 ( ゚Д゚)ノ⌒⑤┃奉納┃ 094 たらこガール 霊夢 登録忘れてたー 095 天気予報士 てんこ 間に合って・・・る? 096 絶対可憐分解機 紫 まさかの寝過ごしに全俺が泣いた 097 うぼぁ 文 もう間に合わなくてもいいや 098 えもにゅー 文 12時回ってからEnemy Territoryプレイ余裕でした 099 もうふ 文 ないないばー 100 fukuro アリス まだ募集してるのかな 101 Ranhu.N 萃香 わーヽ(´ー`)ノ 102 emmy 天子 まだ間に合いますか? 103 1.5Lコーラ一気飲み 霊夢 さあどうだ トーナメント表(結果) 今週のスタッフさん(敬称略) 役職 お名前 一言 カメラさん つるぺたえーこ 多分昼だから俺だとおもうよ!? 進行スタッフくん1 進行スタッフくん2 進行スタッフくん3
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解説 セイル氏による矛vs盾大会シリーズの、剋影さん氏によるリスペクト大会第一弾。 これまでの大会同様。矛チームと盾チームに分かれ、ランダムで1名ずつ選び1Rのみの勝負を行う。 矛チーム 1名につき3敗で脱落。なお引き分けも負けとしてカウントされる。 相手側の盾チームキャラに勝利した際、その相手側のキャラは裏切りとして矛チームに加わる(裏切りに関しては後述)。 また3勝につき脱落した中から1名ランダムで復活。 盾チーム 3回引き分けるか、あるいは裏切りと戦って引き分けか負けで脱落。 矛チームにキャラに勝利した際、脱落した盾チームのキャラをランダムで1名復活。 矛チーム同様、3勝につき脱落した中からキャラを1名ランダムで復活。 裏切り 前述同様矛チームとして加わる。勝利した際は相手側のキャラは脱落として扱う。 引き分けると両者脱落。負けると負けた裏切りキャラは脱落。 その他ルール タイムが完全停止した状態で、10分以上経過で両者引き分け。 また試合開始から1時間以上経過で両者引き分け。 本体親変更やヘルパー押し付けといった一部親捏造技術は採用。 出場選手 無表記はカラー差無し + 矛チーム A-美凪 12P 邪眼キラーON 穂村茜 12P 邪眼キラーON アルファゼロ 11P 天地 12P 全最強設定 ブールブール ダークドナルド4th 12P 殺人鬼レナ 魔王ノブナガ devious distortion deity 1P 全領域親変更ON 投げ強化ON 魔王の鳴雪 12P 強制死の宣告ON enigmatic_girl ver.S 12P 邪眼キラーON エグゼリカ 強化パッチ適応 強制死の宣告2 Foolish And Mystical Little Girl 全開チルノ TU回復OFF 普通カンフーマン マシロふぁんぐ 12P 全領域親変更ON ヘルパー押し付けON 本体親変更ON 極道人形遣い 12P 真・女神天子 12P 本気勇次郎 12P イルシオン 1P リーゼ 12P 全領域親変更ON 魔砲少女青子 12P Nアリス 12P 汎用邪眼キラーON 親変更全領域ON Null Existence-X 鬼巫女X 12P 全領域親変更ON 鬼穣子 12P オロチG3 12P 全領域親変更ON 雷神政宗 12P 銀の聖者 12P STG七夜 12P ストームブリング・アルマR 12P 翠ケン 12P 坂上月夜 12P 邪眼キラーON U-mizuchi 12P ヴェスタ 12P ヴァルキリーまどかさん様 12P ウイングガンダム 12P パッチ適応 リミッター解除ON ウィッチ・アンジェリーヌ Oracle氏製 Hウィング白夜モデルX 12P モデルXX化パッチ適応 ゆめみすず + 追加枠 本気霊夢 12P 親捏造ON ヘルパー押し付けON 本体親変更ON 環境差var(6)を46に調整 カルマ 12P 禍霊夢 12P 推奨設定8 虎鶫 12P 禁忌解放スイッチOFF Phantom Mizuchi Abyss 12P 耐性強化OFF 汎用邪眼キラーON 時止めスイッチOFF ショートカット2 + 盾チーム 「 」 12P AngleDrawSphere2 12P アドベントチルノ 12P アホジンゴッド 12P 赤 12P アンチマター 12P 防御レベル4 アーク 防御強化スイッチON 本体HitdefオフスイッチON バルバトス 12P 美しい魔理沙 12P Cパチュリー 12P 自殺OFF フラグOFF コア・システム 11P Crazy-Catastrophe 12P %nOFF ParentBugON 親捏造OFF 時止め&占領ON 超鬼畜政宗 12P 堕天子正規版 12P 硬さ設定4 スタン・エルロン 12P パッチ適応 強化OFF 欠損少女 1P LastWordON 普通オロチ 12P ガーネットクロウ 12P ガタノゾーア 12P AI8 グローリア 11P ゴッド七夜 ゴッデスジャスティス 星桜 12P Immortal Devil 12P In the End tyK-v.SG 12P ジョーカー式 12P 無尽合体キサラギ パッチ適応 つるぺた万歳2 レジェンドカンフーマン 12P 限界突破ブロリー 12P 開幕擬似覚醒(うp主) 魔砲少女リリカル@シャンハーイ 12P マーシャル 12P マゾヒス天子 12P 神撫学園一般星徒緑 12P 性能強化6 ミント 12P リュウセイ氏AI適応 MirrorCubeSquare 12P 無音 AILV9 最適化4 七夜トキ 耐性強化パッチ適応 Nanaya-Collapse 12P 通り魔七夜 11P 覚醒スイッチ1 旧鬼巫女 11P 創造神サガ 12P %n記述削除パッチ適応 AIレベル3 天河朔夜EX 12P 直ガ率10 名前の長いカンフーマンLv60 11P パッチ適応 ズィルバー・レーゲン 12P S-Kishima 12P Sphere of Nameless 12P ソルラスカ 強化パッチ適応 ショボーンSF 12p 天魔 9P 性能0 テトリス 12P 小田桐統果 12P ツーヤ 12P 天帝絶 12P AILv初期値3 Uフラン 12P ブラッディミスト 12P + 追加枠 アレンジレイ 11P アサギ リュウセイ氏魔法少女化パッチ適応 黒騎士 10P ブラッド秋子さん 12P 聖なるセシリア 精霊化ON チルノフ 12P DGX澪 12P 女神神奈 12P ほむらM 11P Ms.KARATE ダメージキャンセル0 ブロッキングレベル10 オニまこぴーs 12P プリンセスオブブレイズ 12P リヴァイヴァー 11P 柏木るみね 12P 12P強化スイッチ2 殺塵貴 12P タイムアップ回復ON STG小悪魔 1P オートAION AILv3 攻撃Lv3 防御Lv3 残機50 味方の数1 他デフォ ヴァン・プラティン スティック 12P 白麗霊夢 Bhava-agra 12P かみずち 12P 関連大会 MUGEN凶悪 神以上 矛vs盾チーム大会 MUGEN凶悪 神以上たぶん論外未満 矛vs盾チーム大会 神以上準論外くらい 矛vs盾チーム大会 神以上論外未満? 矛vs盾チーム大会 コメント 名前 コメント
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東方好きな奴。 たまーに顔出しするかもです。 項目名がちょっとアレなのは、そのまま建てたら文字化けするからです。 登録するキャラ +ぱにぽに 名前 二つ名等 ベッキー? 桃月学園1-C 担任 ネコ神様? 体温ですニャ +ローゼンメイデン 名前 二つ名等 水銀燈? 薔薇乙女第1ドール 金糸雀? 薔薇乙女第2ドール 翠星石? 薔薇乙女第3ドール 蒼星石? 薔薇乙女第4ドール 真紅? 薔薇乙女第5ドール 雛苺? 薔薇乙女第6ドール +魔法少女まどか☆マギカ〔新編〕叛逆の物語 名前 二つ名等 鹿目まどか(叛逆)? 桃色の魔法少女 暁美ほむら(叛逆)? 紫の魔法少女 美樹さやか(叛逆)? 青の魔法少女 佐倉杏子(叛逆)? 赤の魔法少女 巴マミ(叛逆)? 黄色の魔法少女 百江なぎさ? お菓子の魔法少女 +艦隊これくしょん~艦これ~ 名前 二つ名等 蒼龍? 蒼龍型 1番艦正規空母 蒼龍改二? 飛龍? 飛龍型 1番艦正規空母 飛龍改二? 大井? 球磨型 4番艦軽巡洋艦 大井改二? 球磨型 4番艦重雷装巡洋艦 北上改? 球磨型 3番艦重雷装巡洋艦 北上改二? 睦月改二? 睦月型 1番艦駆逐艦 如月改二? 睦月型 2番艦駆逐艦 木曾? 球磨型 5番艦軽巡洋艦 木曾改二? 球磨型 5番艦重雷装巡洋艦 那珂改二? 川内型 3番艦軽巡洋艦 暁? 暁型 1番艦駆逐艦 暁改二? ヴェールヌイ? 暁型 2番艦駆逐艦 雷? 暁型 3番艦駆逐艦 電? 暁型 4番艦駆逐艦 あきつ丸改? 特種船丙型 揚陸艦 明石? 工作艦、アイテム娘 明石改? 大淀? 大淀型1番艦 軽巡洋艦 大淀改? 清霜? 夕雲型 19番艦駆逐艦 秋津洲? 秋津洲型 1番艦 水上機母艦 +東方project 主人公 名前 二つ名等 種族 博麗霊夢? 楽園の巫女 人間 霧雨魔理沙? 普通の魔法使い 人間 紅魔郷 名前 二つ名等 種族 ルーミア? 宵闇の妖怪 妖怪 紅美鈴? 華人小娘 妖怪 パチュリー・ノーレッジ? 動かない大図書館 魔女 十六夜咲夜? 完全で瀟洒な従者 人間 レミリア・スカーレット? 永遠に紅い幼き月 吸血鬼 フランドール・スカーレット? 悪魔の妹 吸血鬼 妖々夢 名前 二つ名等 種族 橙? 凶兆の黒猫 化け猫 アリス・マーガトロイド? 七色の人形遣い 魔女 ルナサ・プリズムリバー? 騒霊ヴァイオリニスト 騒霊 メルラン・プリズムリバー? 騒霊トランペッター 騒霊 リリカ・プリズムリバー? 騒霊キーボーディスト 騒霊 魂魄妖夢? 半分幻の庭師 半人半霊 西行寺幽々子? 天衣無縫の亡霊 亡霊 八雲藍? 策士の九尾 化け狐 八雲紫? 境目に潜む妖怪 妖怪 永夜抄 名前 二つ名等 種族 因幡てゐ? 幸運の素兎 妖怪兎 鈴仙・優曇華院・イナバ? 地上の月兎 月兎 八意永琳? 月の頭脳 月人 蓬莱山輝夜? 永遠と須臾の罪人 月人 花映塚 名前 二つ名等 種族 風見幽香? 四季のフラワーマスター 妖怪 四季映姫・ヤマザナドゥ? 楽園の最高裁判長 閻魔 風神録 名前 二つ名等 種族 河城にとり? 超妖怪弾頭 河童 東風谷早苗? 祀られる風の人間 人間 八坂神奈子? 山坂と湖の権化 神霊 洩矢諏訪子? 土着神の頂点 八百万の神 萃夢想・緋想天 名前 二つ名等 種族 伊吹萃香? 小さな百鬼夜行 鬼 永江衣玖? 美しき緋の衣 妖怪 比那名居天子? 非想非非想天の娘 天人くずれ 地霊殿 名前 二つ名等 種族 水橋パルスィ? 地殻の下の嫉妬心 橋姫 古明地さとり? 怨霊も恐れ怯む少女 覚(さとり) 火焔猫燐? 地獄の輪禍 火車 霊烏路空? 熱かい悩む神の火 地獄烏 古明地こいし? 閉じた恋の瞳 覚(さとり) 星蓮船 名前 二つ名等 種族 多々良小傘? 愉快な忘れ傘 からかさお化け 雲居一輪? 守り守られし大輪 妖怪 村紗水蜜? 水難事故の念縛霊 舟幽霊 聖白蓮? 封印された大魔法使い 魔法使い 封獣ぬえ(鈴奈庵)? 正体不明のアンノウンX 鵺 神霊廟 名前 二つ名等 種族 宮古芳香? 忠実な死体 キョンシー 霍青娥? 壁抜けの邪仙 邪仙 蘇我屠自古? 神の末裔の亡霊 亡霊 物部布都? 古代日本の尸解仙 尸解仙 豊聡耳神子? 宇宙を司る全能道士 聖人 二ッ岩マミゾウ? 佐渡の二ッ岩 化け狸 輝針城 名前 二つ名等 種族 赤蛮奇? ろくろ首の怪奇 ろくろ首 鬼人正邪? 逆襲のあまのじゃく 天邪鬼 堀川雷鼓? 夢幻のパーカッショニスト 付喪神 紺珠伝 名前 二つ名等 種族 清蘭? 浅葱色のイーグルラヴィ 月兎 鈴瑚? 橘色のイーグルラヴィ 月兎 ドレミー・スイート? 夢の支配者 獏 稀神サグメ? 舌禍をもたらす女神 月人 クラウンピース? 地獄の妖精 妖精 純狐? (無名の存在) 神霊 ヘカーティア・ラピスラズリ? 地獄の女神 神霊 心綺楼・深秘録 名前 二つ名等 種族 秦こころ? 表情豊かなポーカーフェイス 面霊気 藤原妹紅(深秘録)? 人間インフェルノ 人間(蓬莱人) 宇佐見菫子? 秘封倶楽部初代会長 女子高生(人間) 茨木華扇? 片腕有角の仙人 仙人 三月精 名前 二つ名等 種族 光の三妖精? サニーミルク:輝ける日の光 妖精 ルナチャイルド:静かなる月の光 スターサファイア:降り注ぐ星の光 鈴奈庵 名前 二つ名等 種族 ルポライター文? 鴉天狗のジャーナリスト 天狗 東方旧作 名前 二つ名等 種族 魅魔? 魅魔様 悪霊 二次創作 名前 出展 アドベントチルノ? ADVENT CIRNO +版権その他 悪魔のリドル 名前 二つ名等 走り鳰? 黒組の裁定者 ロックマンエグゼ 名前 二つ名 クモゲイツEX? みんなのトラウマウィルス +オリキャラ マギバスターズ 名前 二つ名等 種族 出由良麻美? 愉快なデュラハン デュラハン 鎖反火村? 時空の悪魔 悪魔 鎖反火村(眼鏡)? 気弱な悪魔 悪魔 昼斗円? 救済の神様 神 堕落神・昼斗円? 堕落の神 神 聖恋彩夏? 血濡れの人魚 人魚 遊来京子? 疾手の義賊 妖怪 栗夢瞳美? 影裏の死神 死神
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アオシマ 【ニコニコ動画】描いたもの プロフィール 関連リンク 投稿作品 【東方手描き】ミズハシジャンプ【第6回東方ニコ童祭合作単品】 (2014-07-01) 【第6回東方ニコ童祭】文花放送局【合作】 (2014-06-30) 【交わる】笹竜胆(ささりんどう)の匣【幻想郷】 (2013-11-24) 【東方手描き】暴みょん坊将軍~輝・針・体・験~ (2013-08-02) 【東方手描き】地獄のマリーサ~キノコ異変・中編~ (2013-06-29) 【東方手描き】賢者と人形遣いの朝【第5回東方ニコ童祭支援動画】 (2013-06-09) [東方手描き]THE SHAMEI-O(MARU) (2013-03-17) [東方手描き]地獄のマリーサ~キノコ異変・前編~ (2012-09-07) 【第4回東方ニコ童祭】幻想郷緑髪コレクション【衣装アレンジ合作】 (2012-07-02) 【交わる】蝶と兎の地獄流し【幻想郷】 (2012-07-02) [東方手描き]一発芸ぬえちゃん!! (2012-05-25) [東方手描き]暴みょん坊将軍~神・霊・体・験~ (2011-06-02) 【台湾東方手書き作者】なんでもごちゃ混ぜ四コマ大合戦【合作企画】 (2011-03-21) [東方手書き]東方昔話四コマ劇場 (2011-03-01) [東方手書き]マッチ売りの妹紅~ファミレス編~ (2010-10-13) [東方手書き]第六回アレンジ服動画(仮) (2010-07-21) [東方手書き]ネタ切れて仕方なくアレンジ服(ry (2010-06-05) [東方手書き]テキサスキーボード (2010-05-12) [東方手書き]現実逃避にまたアレンジ服を(ry (2010-05-09) [東方手書き]ムラサ・インパクト! 完結編 (2010-03-30) [東方手書き]ムラサインパクト! 外伝 (2010-03-10) [東方手書き]またしても皆の服が大変n(ry (2010-03-04) [東方手書き]上白沢先生の歴史再現コーナー (2010-01-31) [東方手書き]超短篇7~死んだ私は大空にほえる~ (2010-01-29) [東方手書き]みんなの服がまた大変になっちゃった (2010-01-23) [東方手書き]みんなの服が大変になっちゃった (2010-01-11) [東方手書き]東方昔話~雪女~ (2009-12-30) [東方手書き]そこに向日葵はあるのだろうか (2009-12-10) [東方手書き]もりやけ! ~常識の朝~ (2009-12-04) [東方手書き]西行寺幽々子地獄変解決編/なにかのおまけ.後編 (2009-11-26) [東方手書き]続.不思議の国の鍵山/なにかのおまけ.前編 (2009-11-21) [東方手書き]ムラサインパクト!! (2009-10-22) [東方手書き]古明地一家のさりげない日常 (2009-10-04) [東方手書き]西行寺幽々子地獄変(?) (2009-11-19) [東方手書き]東方昔話~蜘蛛太郎~ (2009-11-19) [東方手書き]日陰少女の事件簿~図書館殺人事件?残念だっだね~ (2009-11-19) [東方手書き]比那名居天子の楽しい木造建築 (2009-11-19) [東方手書き]ムゥーキューンハレハレ (2009-11-19) [東方手書き]君の⑨は輝いているか (2009-11-19) [東方手書き]地靈殿地獄遊記 日本語ver (2009-11-19) [東方手書き]地靈殿地獄遊記 中国語ver (2009-11-19) [東方手書き]超短篇6~死んだ私は左舷にほえる~ (2009-08-22) [東方手書き]超短篇5~死んだ私はUSCにほえる~ (2009-08-22) [東方手書き]チュルノ伝説3~主人公キャラ篇(修正版) (2009-07-26) [東方手書き]リリカ・ザ・キーボード (2009-07-06) [東方手書き]チュルノ伝説3~主人公キャラ篇・チュルノ~(仮) (2009-06-07) [東方手書き]東方昔話 マッチ売りの妹紅 ~序~ (2009-05-26) [東方手書き]お嬢様の逆襲(仮) (2009-04-11) [東方手書き]一応、チルノが本編っぽいですが。 (2009-04-04) [東方手書き]超短篇4~死んだ私はフィーバーにほえる~ (2009-02-08) [東方手書き]中国じゃない-夢を忘れた古いXXXXXXXよ- (2009-01-31) [東方手書き]超短篇3~死んだ私はスケキヨにほえる~ (2008-10-02) [東方手書き]博麗の世界 (2008-09-30) [東方手書き]超短篇2~死んだ私は右手にほえる~ (2008-09-05) [東方手書き]魂魄妖夢地獄変(?) (2008-07-26) [東方手書き]超短篇~死んだ私はペンタブレットにほえる~ (2008-07-16) [東方手書き]不思議の国の鍵山 (2008-07-16) [東方手書き]美鈴の普通の一日 (2008-07-16) [東方手書き]地獄のマリーサ~アリス五郎を殺したのは貴様だな! ~ (2008-07-16) [東方手書き]紅魔館の賢者 (2008-07-16) 60 item(s) Last-Modified 2014/07/01 22 36 37 作品一覧
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良問アンケート 21~30杯目 21杯目 一部の問題は霧雨魔理沙の消失を参照のこと 選択肢 投票 図書館内戦!?~魔理沙はとんでもないものを召喚してしまいました~ (1) おぜうさまのてれび~日立「ウー」~ (2) 22杯目 選択肢 投票 幼い頃を懐かしむチルノ~今日もまたメイド長を解凍して冷凍する仕事が始まるお~ (1) 終わりの始まり~気がつけば 蓬莱人と なりにけり~ (1) 花屋の気苦労~幻想郷は異変続き~ (2) 香霖ハウスへようこそ~この羊羹(白玉楼産)はサービスだ~ (0) 数式のおじかん1時間目~美鈴の給金査定式を証明せよ~ (0) 数式のおじかん2時間目~家族増加率算出式を証明せよ~ (0) 23杯目 選択肢 投票 悪魔の目にも涙~吸血鬼化したわけではありません~ (1) 誤解ですパッチェさん~おのおのの納涼方法のレポートですよ~ (0) ギリギリOKですよねパッチェさん~腋メイド爆誕の様子~ (0) ルーミアとみすちーの裏取引~でも無駄でしたぁぁぁ Byみすちー~ (0) 文出題の採用試験~記事:ぐやもこ日常の一コマより~ (0) お仕事本番~月の兎の餅つき、肯定?否定?~ (0) ⑨最強伝説~彼岸花 vs 達磨草~ (1) 紫の回収品より~危険度77777~ (0) だから誤解ですってばパッチェさん~ネチョじゃないです、とりもちです~ (0) 24杯目 選択肢 投票 Visible fullmoon~撮影:射命丸文~ (0) 亀夫サスペンス劇場~なぜ妹紅が紅魔館で!?第二の犠牲者、物言わぬブン屋は何を語る?破かれた写真、深まる疑惑…真相はCMのあと!~ (0) ウミガメのスープ?~ゆかりんがっかり~ (1) 4人がかりでも勝てない強敵~バケツプリンは乙女のロマン~ (0) 射命丸の没ネタ日記~※記者を保護するため一部データのみ公表~ (0) 小町の暗号~Send more money or go to Charon~ (0) 25杯目 選択肢 投票 見知らぬ部屋~記憶の断片~ (1) 僕の香霖堂にようこそ~これほど無駄なものはなかなか無い?~ (0) 歓迎された死~妖精転生~ (0) こーりんの探し物~ワンモアセッ!~ (0) 落ち着いて下さいパッチェさん~藁納豆にごっすんごっすん~ (0) 小悪魔のお使い~靴下『マンディブルクロー』~ (0) 26杯目 選択肢 投票 パチュリーの愛用品~人の営みが作り上げた書~ (0) ああ勘違い~冷やし中国始めました~ (0) 詐欺師の謝罪?~「すいません!」~ (0) 文ラックリスト~天狗山書房にて~ (0) 黒くておっきいの~クジラの掴み取り~ (0) 八卦炉はどこに消えた?~自分自身をも騙す古の詐欺兎~ (0) 香霖堂の挑戦状~爆符「灯油とガソリンの境界」~ (0) かえるの王様大ピンチ~チルノのガマの油取り~ (1) 27杯目 選択肢 投票 臨時収入~幻想郷の資源~ (0) 出張修理~食事に関係しますか?yes~ (0) 苦しい妖夢~酒は飲んでも飲まれるな~ (0) 彼女と共に~思い出は闇の中~ (0) 死よりも恥ずかしい~けーね、けーね、助けてけーね~ (0) 箱の中身は?~八雲の式は世界一!~ (0) アリスの嫉妬~乙女心は複雑怪奇~ (0) 大食い大会~大本命~ (0) コスプ霊夢~FF?~ (0) 幻想郷人里全滅事件~赤い館のお嬢様とメイドの危険な旅、人形遣いの罠の影でハクタクが笑う。AQ文書に隠された真実の鍵。増えた靴と死体達は何を語るのか~ (0) 彼女と共に~夜は不要~ (0) 狼男の憂鬱~私も5円で雇われた~ (0) ねちょねちょ?~キャットファイト!~ (0) 28杯目 選択肢 投票 阿求の息抜き~マッピング~ (0) 香霖ハウス~風流に~ (0) 妖怪会議~肝の味試し~ (0) 祟りじゃ!~アンテナ無し~ (0) コスプレ萃香~みこみこ~ (0) レミリアの泣くスープ~大蒜ラーメンチャーシュー入り~ (0) 紫のおせっかい~1日目が!~ (0) 故障してる?~乙女に聞いちゃいけません~ (0) 文のかくれんぼ~自業自得~ (0) 白い影 (0) 夜の宴会~朝の新聞~ (0) 寝坊には死を~だから神主列は最初に並べと~ (0) まるきゅーのすーぷ~簡単だね~ (0) 門番の失敗~全ては魔理沙が悪い~ (0) 絶食ゆゆこさま~踊り食い~ (0) 29杯目 選択肢 投票 魔理沙の一言~饅頭みたいだな~ (0) たすけてえーりん~キャラ作り~ (0) 嘘付きウサギ~酒が逃げた~ (0) 人いっぱい~大食い大会~ (0) 小町の事情~だからサボリって言うなー!~ (0) 妖夢狂言~沙石集~ (0) お~れは慧音~ガキ大将~ (0) うどんげ危機一髪~不運中和装置~ (0) 幻想探検隊~ダイエット食を食べ過ぎる~ (0) 30杯目 選択肢 投票 大妖精の受難~食べすぎチルノ~ (0) 私はだれ?~神主でした~ (0) プレゼントは何?~神隠しの夜~ (0) 3人の共通点~ボーカル曲があるか~ (1) この夜で最も恐ろしい黒~神隠し真相~ (0) 人妖裁判~永夜システム~ (0) ○ちゃんの罠~これじゃ赤いうどん~ (0) そして誰もいなくなった~風来のスキマ~ (0) 借家の難点~徒歩二分~ (0)
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【pixiv弾丸論破】参加者一覧 キャラシタグ(pixiv内のページに飛びます)ぴく論破【キャラシ】 総在籍数:359名(9月15日時点) 男性キャラクター一覧(7月24日時点在籍数:192名) キャラクター名 血液型・誕生日 超高校級の肩書き 轍雪踏 不明・1月27日 警備員 日羽東生 不明・2月8日 演歌歌手 三下佐竹 A・2月13日 2Pプレイヤー 有栖川シャーリー A・2月14日 メイド 向居水貴 B・2月15日 風水師 衣切新 A・2月25日 和裁士 花道明吉 O・2月26日 黒衣 杣響希 O・3月1日 放送部 黄支子遊楽 不明・3月4日 脚本家 猫渡ナヲ B・3月4日 道化師 宇知鳥蒔佳 AB・3月10日 聖歌隊(員) 広山努 不明・3月12日 髪フェチ 八爽駆 B・3月18日 騎手 羽黒梔子 B・3月19日 獣医 三角悠帆 Rh-AB・3月26日 オカルトマニア 正宗春一 B・4月1日 マジシャン 大空アレックス 不明・4月1日 正義漢 愛子結糸 不明・4月4日 操り人形 轟響 AB・4月4日 催眠術師 及川三成 B・4月8日 モデル 竜ヶ峰朝日 AB・4月8日 アンノウン(=影武者) 津路遙 O・4月10日 カーレーサー 小野寺和泉 O・5月5日 氷彫刻師 久良知模銑 O・5月6日 模型作家 霞助希 不明・5月29日 デュエット 霞創希 不明・5月29日 デュエット 守屋澄美 AB・5月30日 美化委員 黒野やしろ 不明・6月7日 社畜 鶴姫遊人 O・6月12日 ダンサー 臓屋末広 不明・6月16日 庭師 葉山清爽 A・6月28日 カジノディーラー 星島海斗 B・7月7日 野生児 岡本杏樹 B・7月10日 トランスレイター(翻訳者) 葛家一代 A・7月14日 紙切り師 二見田真坂 O・7月21日 アレンジャー 前田流 不明・8月2日 板前 星空大華 AB・8月7日 花火師 若槻歓喜千 O・8月10日 僧侶 日生真夏 B・8月14日 晴れ男 都筑高良 不明・8月25日 フリーランナー 繰印亭綾鷹(間桐憑) AB・9月6日 落語家(ストーカー) 三鷹四鹿 不明・9月17日 アロマセラピスト 御伽そうし 不明・11月30日 絵本作家 謗良野徒方 A・12月1日 腹話術師 烏杜薫風 A・12月10日 囃子方 森山湊 O・12月16日 作曲家 佐藤大翔 O・12月22日 普通 柊修哉 A・2月29日 外科医 櫟涼太郎 アロマセラピスト 阿掛唏華 牧師 安全寺ほまれ タナトフィリア 伊達英雄 ヒーロー 因幡月咲 A・12月15日 菓子職人 荻野柚貴 B・11月22日 女形 屋敷鍼銷 刃物職人 海山亭千光 落語家 桐崎要 美容師 結城司 双子(弟) 月夜朔 O・3月3日 男の娘 原瀬真人 セラピスト 皇愉理 人形作家 最上寿実 AB・不明 心理学者 三国和馬 アルバイター 三宅吉良 ライトノベル作家 寺内薪那 O・不明 スーツアクター 十字信人 B・不明 教祖 神威凪咲 ヴィジュアル系 水無月架衣斗 釣り師 星埜都 O・不明 天文学者 相田三件 A・不明 モノマネ師 草鞋伸 お笑い芸人 堕罪一三六 図書委員 大喰多琉斗 大食い家 椎名鼎 B・不明 B型 椿木春 合気道家 天宙風巻 パイロット 天野蓬来 美化委員 天芒夜樂 飴細工職人 師琉駒真倶露 調教師 纏月進永 記録係 斗塚沢尊 A・8月5日 ピアニスト 都築九輔 鳶職 東蓮之介 華道家 藤森染丞 染織家 忍足走 陸上選手 片桐商哉 セールスマン 片浜諒 O・不明 初生雛鑑別師 歩武山兎夢 (エセ)外国人 紡音タクト 指揮者 用田ユリナ ギャング 立花輝 コミュ障 和見手洵 B・5月12日 准看護師 美木三樹 A・3月9日 発明家 水素陽夏 B・8月3日 ピエロ ハーディー・ミシュアル・ラージー 不明・7月1日 石油王 沃読遥稀 A・2月24日 読心術師 卯月アクト 演劇部 レベッカ(獅子倉厳蔵) マッサージ師 榛葉偽 ペテン師(嘘吐き) 暴食那由多 美食家 逢坂夢路 A・5月5日 人形遣い 逸見叶 催眠術師 地口馬太 A・不明 ダジャレ 流川理恵(不破義影) 破壊者(創造者) マクシミリアン=ブラウアー AB・9月30日 王子 熊里楓 AB・11月29日 映像技術者 佐々小次郎 AB・9月21日 ギャル男 玉城門 O・不明 ブレイクダンサー 与那嶺雅喜 AB・1月12日 スキーヤー 神嵜紅恋菜 不明・5月6日 ネイリスト 搨染一瑠 B・5月18日 ショタコン 火渡鳥人 B・1月9日 クイズ王 夏目寒月 A・6月30日 ストーリーテラー 駒止玄 AB(RH-)・11月20日 バイオリニスト 数江和季 AB・3月14日 数学者 真田長兵衛 和傘職人 仁科巡 パズリスト 報告広 O・8月12日 広報係(チクリ魔) 輝水勇魚 A・10月10日 アクアリスト 蛇屋みどり AB・7月24日 小説家 刀禰谷小刀禰 殺陣師 神々廻護尋 不明・8月4日 守護神 苧環常盤 コントラクター 椿木冬 トレーダー 玉川ひろた 不明・3月30日 薬師 千道寺月夜 不明・7月18日 茶道家 的塲慎十郎 和傘職人 犬結八束 O・8月21日 献血者 鬼瀬鳶 B・5月15日 暗殺者 凛子塁野 O・10月21日 ソフトボール選手 伊佐凪唯人 役者 藍澤瑞月 B・6月11日 会計 刃車枢 A・11月10日 絡繰技師 神奈蔵慈人 紳士 轟円舞 O・10月22日 歌舞伎役者 御神楽宵月 O・9月9日 ビリヤードプレイヤー 狩魔御役 B・4月11日 DJ 車東鯉鉄 AB・10月23日 鉄道オタク 伊獏倉耕樹 A・5月13日 農業家 幾滝優喜 不明・7月24日 フロアディレクター 夜ヶ島晴 B・4月23日 アドバイザー 弋譲 O・6月16日 プラントハンター 八戸泣 B・8月8日 杖術家 津田新穂 B・10月5日 三味線奏者 諸積裕太 AB・12月21日 カラーコーディネーター 岡本治虫 A・10月10日 ゲームクリエイター 木皿木明 B・6月6日 帰宅部 名梁巽 O・7月24日 チェリスト 紅月獅音 不明・5月28日 殺し屋 綾香雄二郎 A・12月13日 立体アーティスト 明福亭円来 不明・12月30日 噺家 白騎野良 チェスプレイヤー 新名・F・ロシニョール 不明・10月8日 死神 阿佐川楊志 暗殺者 古響吉瑛 AB・8月20日 ホラー作家 リムル=ポップ コピーライター 小松林檎 和太鼓奏者 二ノ宮和明 AB・8月10日 音ゲーマー 桜ノ宮静 不明・4月2日 射手 雪峰淕兎 B・10月9日 語り手 草薙花摘 不明・4月29日 フラワーコーディネーター 指原成 A・10月13日 ベーシスト 目切髄宴 A・11月25日 解体員 表裏面 AB・1月5日 覆面男(マスクマン) 夏見透火 AB・5月9日 ガラス細工職人 及川家康 路上販売員 筆入嗣路 A・6月21日 文具屋 クラウディア・フォン・シュヴァイニッツ A・12月3日 家庭教師 志間鳴人 B・9月27日 トランペッター 瑞希・オチェアーノ AB・7月20日 ゴンドリエーレ み~☆(笑生実) 不明・12月12日 ゲーム実況プレイヤー 奏生臨夢 A・4月22日 努力家 目利玲也 AB・12月19日 審査員 巳扇真実 B・9月6日 鑑定士 林々島村 AB・7月5日 友禅作家 寒河江咲生 A・8月7日 ドラマー 水遣浩太 A・8月7日 花卉園芸家 阿霧紀 不明・9月12日 手品師 芳香示基 AB・1月19日 サイエンティスト 文ヶ丘正文 不明・6月7日 校正者 墨田そら AB・2月10日 ヒモ 抉里千蔵 A・10月10日 マゾヒスト 正良活 B・10月17日 MC 七瀬瑞樹 不明・2月28日 精神分析家 渡邊悠 不明・12月3日 頭脳 八月十五日金剛 AB・8月5日 ラガーマン 李羽芽総太(翼) AB・5月20日 プロデューサー(刑事) 宮野映 O・10月30日 映画監督 師琉駒真烏鷺 不明・10月31日 獣医 女性キャラクター一覧(9月15日時点在籍数:170名) キャラクター名 血液型・誕生日 超高校級の肩書き メリー・マーガレット 情報屋(ストーカー) 神代茉里亜 不明・4月1日 宣教師 糸永あげは 人形作家 薬師浦凛子 薬剤師 桜庭癒依 平和主義者 鈴原鈴音 ソムリエ 宇佐美春菜 不明・3月12日 手芸部員 蔓花まもり 不明・2月28日 美化部員 御子柴麻智 家庭少女 金成はこべ AB・1月25日 女流棋士 八社宮小雨 手芸部 茶屋坂十里 不明・4月4日 葬儀屋 橘鶴子 不明・11月11日 折り紙師 神原緒里江 AB・2月17日 マジシャン 神崎千莉 AB・8月17日 鑑識 マリア・A・ベルクヴァイン 不明・2月20日 マジシャン 無桐枕 考古学者 苫里乃耶子 O・3月4日 ヨーヨー師 湯ノ花伊鞠 番台 不死川衣乃里 祈祷師 実音樹葉花 AB・5月2日 漫画家 天羽ゆのの 天使 楢葉恵 O・5月22日 バリスタ 夕暮あさひ 人形師 狩谷紗苗 愛猫家 血留散斬 O・8月27日 助手 花由琴葉 B・5月18日 歌手 如月遥 歌姫 ヴァリス・マシソン B・3月17日 ダーツプレイヤー 安良木和実 カウンセラー 唄嗚学 生物学者 小見山志珠理 A・6月1日 ポエマー 瀬山蔵人 AB・12月5日 美術部員 虚宮のの O・11月21日 化粧師 霧崎孔明 不明・9月28日 声優 結城望 双子 荷配達巳 不明・7月1日 運び屋 東雲ちよこ 新聞部 雨宮なりす AB・4月2日 作編曲家 綴川仔雪 記憶能力者 宮本笑 男装麗人 天海理 B・2月29日 メンタリスト 立花ドロシー A・4月1日 怪盗 石動桃 B・3月18日 解錠師 宇佐美ひかる 発明家 片倉茉莉 編集長 久遠一希 O・10月4日 着ぐるみパジャマ愛好家 東郷十三子 O・不明 スナイパー 百目鬼杏子 AB・4月9日 彫刻家 和見手愛 O・8月1日 歴史マニア 愛川ぼたん 不明・4月5日 制服マニア 縦山海横 ダウザー 服御創 ドール服作家 矢嶋まひろ 児童文学作家 天王寺エレン 悪魔祓い 島原千織 不明・6月29日 薙刀部員 木下茶々子 不明・10月1日 茶道部 神威散凪 不明・7月28日 バンドギャル 折紙瑠璃千代 ファン 茜杞憂 B・11月12日 調教師 竜皇藤夜 AB・10月8日 処刑人 蕪木里央(里奈) A・10月10日 応援団長 名凪白乃 O・8月8日 モデル 秋風夏虎夢 B・4月24日 自衛隊員(中二病) 家入愛依 不明・2月9日 ホームレス 結恋華 キューピット 火魅月灯麻 不明・8月31日 狼(狼マニア) 宮嶋舞咲 作曲家 樫餅まろん パティシエール 黒染初 天文学者 夢守亜莉栖 ネットアイドル 日寺恭兎 時計職人 篠目雪莉 不明・2月22日 アナリスト 深神実々香 A・5月23日 アドバイザー 文ヶ丘記事 O・6月6日 新聞記者 奏紗弥歌 O・7月31日 吹奏楽部 戦雲愛無 不明・10月3日 傭兵 時鐘刹那 時計技師 駕屋歌織 B・9月8日 騎手 大路雪 王子様 弥生幸 AB・4月4日 幸福論者 北新地三七三 ジャーナリスト 風羽場歯車 A・12月14日 発明家 八条畳 B・不明 かるた選手 アリス・プロミネンス(有栖川蛍) 不明・4月1日 マジシャン 望月さくや 不明・4月30日 魔女 セツ(凛子雪野) A・7月30日 悪役(ヒール) 造田造里 不明・7月16日 特殊メイクアーティスト 真宵三千 O・8月10日 帰還者 諸星花子 不明・6月6日 デザイナー 無花果李 占術師 井郭善七 鷹匠 音無陽歌 O・8月7日 トランペッター 縫郷榛 仕立て屋 綾咲津慈 ストーカー 師琉駒真志炉 道化師 藤堂色葉 不明・11月18日 巫女 崩山駒 不明・6月9日 診断医 立茶渡恵美 O・8月1日 スタントマン 瑞洋小絵 洋画家 北条真愛 A・10月31日 悪戯っ子 波月優 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