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咏「京太郎、裁縫できたよね?」 京太郎「ええ。知り合いの執事に教わったんで、簡単な服くらいは作れますよ?」 咏「じゃあ……ぬいぐるみ用の服って作れる?」 京太郎「ぬいぐるみ用?」 咏「Kちゃんね。ほら、前京太郎に買ってやったのあんじゃん?」 京太郎「ああ、ありましたね」 咏「で、同じものをKちゃんにも着せたいなーって」 京太郎「……ちょっと難しいかもしれませんが、やってみましょう」 咏「本当?ありがとー!」 京太郎「でもぬいぐるみ用とはいえ着物は作ったことないんで……まずは着物がどんな風になってるか知りたいんですよ」 咏「ふむ。よし、おねーさんの着物持ってこよう」 京太郎「何言ってるんですか。持ってこなくてもここにあるじゃないですか」 咏「……うん?」 京太郎「ちょうどどんな風に着せたり脱がしたりするかも知らないといけませんしね」 咏「……京太郎?なんで私の着物の帯掴んでんのかなー?いやーお姉さんよく分かんねーなー?」 京太郎「やっぱり実物で脱がしたりするのが一番分かりやすいですし」 咏「いやいや、男物だし?ほら、着付けなら教えっから!」 京太郎「いやだなー、前に教えてもらったじゃないですかー。押し倒されて」 咏「根に持ってる!?」 京太郎「さーて、まずは脱がしますね?」 咏「ちょ、待って待って!今日はそういうつもりで来たんじゃないんだけど!?」 京太郎「はっはっは。好きなくせに」 咏「と、年下のくせにー!!」 Kちゃん用の着物はちゃんと作りました カンッ!!
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2 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 03 06 31.56 ID nMj5ecD1o [2/3] 【須賀京太郎】 <アイドルランク>(ファン人数) Fランクアイドル(0~1000) <容姿> B(51) <雀力> G(6) <歌唱力> F(10) <演技力> E(23) <特技> タコス作り <担当> 清水谷竜華(プロデューサー) 花田煌(マネージャー) <アイドル経歴> 雑誌特集 |. G | F | E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS―――┼―――――――――――――――――――――――――容姿 |lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll雀力 |llllll歌唱力|llllllllll演技力|lllllllllllllllllllllll <須賀京太郎のファン> 宮永照 弘世菫 宮永咲 蒲原智美 愛宕洋榎 愛宕絹恵 江口セーラ 27 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 21 12 47.89 ID s9LCEacQo [2/18] 【白糸台 京太郎の教室】 ワイワイガヤガヤ キャー! キョウタロウクゥゥゥン! ダイテェェェ! イヤァァァン! 京太郎「」モミクチャ 淡「まーたやってる」ムスッ ガラガラ 煌「京太郎君、お弁当を……あら?」 淡「やっほー煌ー」 煌「これはどういう状況なんですか?」 淡「知らない。タローに聞けば?」 京太郎「ウボァァァァ」 煌「とても聞けそうにないですね」 淡「しょうがないから、お弁当は私が食べてあげる!」 京太郎「フジャケルナ!ソンナコトシタラ! クサマヲムッコロス!」 淡「なんて言ってんの?」 煌「やっぱり演技力も鍛えないと……」 ガラガラ 照「京ちゃんのピンチの匂い……」キラーン 京太郎「アイエエエエ!! テルサン!? テルサンナンデ!?」 照「万象一切灰燼と為せ……」ゴゴゴゴゴッ 京太郎「う、うわぁぁぁぁぁ!?」 照「はぁぁぁぁっ!!」ツモッ!! ドゴォォォォオンン! ウワァァァ! ギャァァァア!!! 京太郎「」 淡「わーお」 煌「」 照「……ふぅ」ドヤッ 安価↓3 1 麻雀部に行く 2 今日は事務所に行く そのレスのコンマが50以上で久がいる 3 まっすぐ家に帰る そのレスのコンマが50以上でまこがいる 37 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 21 25 09.35 ID s9LCEacQo [3/18] 【白糸台麻雀部】 京太郎「酷い目にあった」ズーン 菫「いや、だからと言って麻雀部に来られてもな」 京太郎「今日はオフなので、見学でもしようかと」 菫「それは構わないが、君がいると部員が……」チラッ キャーキャー! スガクンダワー! ステキー! ワタシノアソコヲツモシテー! 誠子「あーもう、滅茶苦茶だよ」 堯深「こんなんじゃ部活にならないんだよ」ドンッ 京太郎「ひぃっ!?」 照「二人共そこまで。冗談でも京ちゃんに危害は許さない」ギロリ 堯深「練習します」キリッ 誠子「さぁ、打とう!」キリッ 淡「何で漫才してんのー?」 ワイワイガヤガヤ 京太郎「あれ、でもそう言えばなんで照さんと弘世さんが?」 菫「私も照も受験とは無縁だからな。こうやって時間のある時に後輩を鍛えてるんだ」 照「鍛えてる(照だけに)」 京太郎「はえ~」 菫「そういえば、須賀君は清澄の麻雀部だったな」 京太郎「!!」 菫「全国優勝するくらいだ。君はどれくらい打てるんだ?」キョウミシンシン 京太郎「……」ダダダダッ! 虎姫「「「「「!?!?!?」」」」」 京太郎「とぅっ!」→窓の外 虎姫「「「「「うあぁぁぁぁぁぁ!!!」」」」」 誠子「フィッシュ!!」シュバッ ギュルル!! シュバッ! 京太郎「」ブラーンブラーン 誠子「ふぅ、危なかった」アセアセ 菫「よくやった!」 淡「び、びっくりした……」 照「」キゼツ 京太郎「うぅっ……」グスグス 51 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 21 36 04.03 ID s9LCEacQo [4/18] 49 飛び降りたの2~4階からやで (数十分後) 菫「なるほど。雑用のやりすぎでルールを……」 京太郎「お恥ずかしながら」メソメソ 堯深「清澄、恐ろしい……」 誠子「優勝の裏側にはそんな背景があったんですね」ドンビキ 淡「ルールも覚えてないとか、バカじゃん」プークスクス 菫「お前は黙っていろ」ペチッ 淡「あー! いったぁー!」プンプン 京太郎「いいんですよ俺なんて……カスみたいなもんですから」エグエグ 菫「須賀君、そんなことはない。麻雀は努力すればすぐに強くなれる」 京太郎「そうでしょうか……?」 菫「ああ。そ、それに……」モジモジ 京太郎「?」 菫「あ、あくまで君がよければ、だが……その」ユビサキモジモジ 誠子「何アレ?」 堯深「恋する乙女?」 淡「うえー、気持ち悪ーい」 京太郎「弘世さん?」 菫「わ、わわ私が君にレッスンしてあげようか!?」カァッ 京太郎「え!?」 照「!!」キュピーン 京太郎「え、今……」 菫「ど、どうかな?」ドキドキドキ 京太郎「……」 選択安価↓3 1 京太郎「ありがたいお話ですが……」 (何も無し) 2 京太郎「はい! 是非お願いします!」 MSSS(麻雀コーチ、シャープシューター菫)の誕生や! 71 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 21 46 36.12 ID s9LCEacQo [5/18] 京太郎「はい! 是非お願いします!」 菫「!!」 京太郎「プロ入りする人に教えて貰うなんて、こんなチャンス滅多にないですから!」 菫「須賀君……」ジィィン 京太郎「へへ、強くなってみんなをビックリさせてやらなきゃ」 菫「須賀君、こ、これからは指導する者と教えられる者になるんだ……」ブルブル 京太郎「?」 菫「だから、その……これからは苗字ではなく、その……」 京太郎「これからよろしくお願いしますね、菫コーチ!」ニコッ 菫「」バタンッ 誠子「弘世先輩ぃぃぃぃい!!」 淡「なんてことを……」ワナワナ 照「待った! 教えるなら私が適役!」 堯深「魔物達は座っていてください」 京太郎「だ、大丈夫ですか?」 菫「あ、ああ。少し刺激が強かった……」フラフラ 京太郎「???」 菫「で、では早速ネトマでもしながら……ルールを説明しよう」 京太郎「はい!」キラキラ 照「私だって」ズーン 淡「……」ムカムカ 誠子「修羅場だね」 堯深「うん、修羅場」 ガラガラッ 煌「遅れましたー!」 照淡「」ズーン ______ / . . . . \ / /. . ∧ . . . い ? |│ 八| |/| . | ト、 人|∨ h h⌒Vノ. 、 はへ?. /. ∧| U U < . . } {. . 乙ゝ ヮ ィ乙__,/. \_>  ̄了¨\ 84 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 21 56 14.19 ID s9LCEacQo [6/18] 【ネトマ中……】 菫「とりあえず、基本的なルールはこんなところか」 京太郎「うわぁ……なんだか思い出してきました」フンフム 菫「では早速自分で打ってみようか」 京太郎「え?」 菫「自分で打ってみるのが一番いいさ。大丈夫、分からなければ私がサポートする」スッ 京太郎「(す、菫さんが近い……それに、なんだかいい匂いがする)」ドキッ 菫「まずは実力の近い初心者を相手に……」サラッ 京太郎「(髪も綺麗だし……やっぱり菫さんは美人だよなぁ)」ドキドキ 菫「? どうかしたのか?」キョトン 京太郎「い、いえ! 早く打ちましょう!」アセアセ 菫「ああ、そうだな」クスクス 淡「……」 照「……」バリボリバリバリボリバリボリ 煌「いい雰囲気ですねっ! すばらっ!」ワクワク 誠子「どこをどう見たらそうなるんですか?!」 堯深「麻雀部員ですが部内の雰囲気が最悪です……っと」カタカタカタカタ 菫「さぁ、始めるぞ」 京太郎「はい!!」 コンマ安価↓3 00~29 大惨敗!! 失敗 +1 30~89 惨敗!! 成功 +3 90~99 負け!! 大成功 +5 105 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 22 03 00.08 ID s9LCEacQo [7/18] 【ネトマ 初心者ルーム】 京太郎「……ここは、こうかな?」カチッ 菫「あっ、バカ!」 京太郎「へっ?」 kaorin:あ、あの……ロンです ピピピッ 大三元 京太郎「」 菫「これは酷い」 京太郎「つ、次の相手を……」カチカチ 菫「ああ、この相手は初心者のようだ」 京太郎「よし、頑張るぞ!」カチカチ komaki:それ、ロンです ピピピッ 九蓮宝燈 京太郎「」 菫「なぜだ!? さっきまで全くの素人だったのに!?」ガビーン その後―― maho:ロンです! ピピピッ 四槓子 京太郎「ふわぁぁぁぁ!?」ガクガク 菫「う、うぁぁぁあぁ!?」 京太郎は素人連中(鬼)にカモられるのであった…… 京太郎「」ピクピク 菫「」ピクピク 雀力がちょっぴり上昇した! 122 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 22 14 03.89 ID s9LCEacQo [8/18] 【三十分後】 京太郎「お、俺はゴミ屑なんだ、生きていちゃいけないんだ……」ブルブル 菫「いや、今の連中は恐らく初心者狩り……恐らく初心者を装った上級者だろう」 京太郎「そうなんですか?」 菫「(そういうことにしておかないと)」コクリ 京太郎「じゃあ、もう一度……」ワナワナ 菫「まぁ、待つんだ。ネトマはもうやめよう」 京太郎「え?」 菫「次は実際に打ちながら指導する。亦野!堯深! 手伝っ――」クルッ 誠子「」チーン 堯深「」チーン 照「今二人はお昼寝中。だから私が手伝うべきだと思う」ニコニコ 淡「しょうがないねー」ニコニコ 菫「」 京太郎「」 照「さぁ、打とう?」ニコニコ 淡「早くしよーよー!」 菫「お前達、ちゃんと加減できるのか?」 照淡「「もちろん」」ドヤッ 菫「……じゃあ、打ってみるか」 京太郎「は、はい!」カチコチ ジャラジャラジャラ 菫「わからないことがあれば、後ろの煌に聞くといい」 煌「任されました!」フフン 京太郎「お、お願いします」 菫「では、配牌からだな」カチッ 京太郎「……」ズズズッ 煌「!!」ドキッ コンマ安価↓3 ゾロ目で大勝利! 00~29 大惨敗!! 失敗 +1 30~89 惨敗!! 成功 +3 90~99 大勝利! 大成功 +5 141 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 22 26 44.46 ID s9LCEacQo [9/18] 123 ホンマやね 次から修正します ジャラジャラ ポワァァァ 京太郎「ん? 咲、照さん……?」ピクッ 菫「???」 京太郎「なんだ、この感じ」ゾワゾワ 菫「!?」ゾクッ ズズズズズッ 菫「(この悪寒はなんだ……?)」ブルブル 照「(これは……あの日と同じ!?)」ドキッ 京太郎「何か……来てる」スッ 菫「一体、何が…!?」 淡「はーい! ツモ!!」パタン 菫「……」 照「……」 淡「わーい! やったー!」 京太郎「あれ?」 菫「おい、加減しろと言っただろ!」 淡「えー? そうだったっけ?」キョトン 京太郎「あー、おしかったなぁ」パタン 菫「淡アウト、煌イン」プンプン 淡「そんなー!」ガビーン 煌「(い、今の配牌……もし、大星さんが上がっていなければ)」ビクッ 京太郎「折角鳴きまくってトイトイ狙おうと思ったのに」 菫「対子が多かったのか?」 京太郎「そんなとこです」ハァ つ 四暗刻イーシャンテン パタンッ 煌「今のは……一体?」ブルッ その後、京太郎は菫さん達の指導によりなんとかルールを把握仕切ることが出来た。 ただし、それ以降京太郎の配牌がよくなることは無かったとか、なんとか 雀力が上昇した! 雀力がFになった!! 京太郎「やったぁぁ!」ピョイン 151 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 22 42 53.04 ID s9LCEacQo [10/18] 京太郎「よし! これからもバンバン打つぞー!」イェーイ! ガンバッテェン スガクンファイトー! イヤァァン! 菫「飲み込みは悪くないが……才能は並と言ったところか?」フム 照「……」 尭深「?」 誠子「どうしたんですか?」 照「東一局、京ちゃんの本来の力が戻りかけていた」 菫「本来の力?」 照「……でも、どうして急に?」ウーン 誠子「気のせいじゃないですか?」 尭深「そんな感じは特にしなかったような」ウーン 菫「確かに、あの時感じた違和感は……」 煌「……」 淡「ナイナイ、有りないって」 京太郎「わーいわーい!」 【少し時を遡って 龍門渕】 ピシィィィン! 衣「ん?」ピクッ 透華「衣? どうかしましたの?」 衣「……気のせいか」 一「???」 【同時刻 永水】 カタカタカタ 小蒔「ふぅー」 ピキィィィン! 小蒔「ふぇっ!?」ビクッ 霞「……姫様?」 小蒔「……また、あの懐かしい感じ」ギュッ 初美「??? まるで意味が分からないのですよー?」キョトン 霞「……」 161 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 22 53 22.97 ID s9LCEacQo [11/18] 【同時刻 清澄】 ワイワイ ガヤガヤ ネーネーミヤナガサーン イッショニカエロウヨー 咲「う、うん」 キャー! ヤッタ! アノミヤナガサントカエレルンダー! キャー! 咲「……京ちゃん」ウツムキ ピキィィィン! 咲「あっ、この感じ……」 ドウシタノ? ハヤクイコウヨー 咲「……ふふっ、京ちゃん頑張ってるんだ」クスッ 頑張ってね、京ちゃん。 私も……頑張るから! 【清澄 職員室】 教師A「あの須賀が、こんな雑誌にねぇ……」 バサッ 教師B「……まぁ、面だけの男でしたから」アハハハ 教師A「……」ニヤリ ガラガラッ 教師A「ん?」 教師B「なんだ竹井か? どうした?」 久「……」テクテクテク 【アクセル1】 竜華「次の仕事は……」 プルルル プルルル 竜華「んーっと」 プルルル プルルル 竜華「あーもう、おじさーん! 電話鳴っとるで!」 社長「ああ、ごめんごめん。事務員の子が産休に入っちゃってね」ガチャッ 竜華「ああ、あのピヨちゃんとかいう」 アー、ハイハイ ソウデス デハヨロシクオネガイシマス デハ、シツレイシマス ガチャッ 社長「まさかプロデューサー君を食べてしまうとはね」ハハハ 竜華「恐ろしいこともあるんやな……」 177 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 23 05 21.99 ID s9LCEacQo [12/18] 【翌週 白糸台 京太郎の教室】 ザワザワ 京太郎「大分静かになったなー」ホッ 淡「顔に反応してるだけの奴なんて、そんなもんじゃない?」アキレ 京太郎「そうだよなぁ……」 淡「何ー? モテなくなってショック?」キラキラ 京太郎「ちげーよ。顔以外も鍛えないとなって話だよ」 淡「ふーん? 結構考えてるんだ」 京太郎「当たり前だろ。俺が目指すのはトップアイドルなんだから」 淡「先の長い話になりそうだねー」 京太郎「いいから黙って見てろよ」ムスッ 淡「……」 京太郎「ん? どうした?」 ´ \__ / マ三三三三三三ニ=- / / \ ∨ /⌒> 三三三ニ=- ,′ ヽ \三三三ニ=- / _/ │ ∧ . | ニ二 -=ニ\三三三ニ=-. / / /│ '| |\ . . i |\  ̄`丶三三三 __/ / / │/│ | . |\ . | \三三 _/´/ / /| \| | | | |│ . | 八 ー―‐=ニマ三\ マ三 厂| |∨// 人 レl | ト-| | |│ . │ \ \ `マ三) }三__,,... -┤│レ/゙∨ /\l |_|斤テ外八 ^ト--|/--│ ー=ニ二 `マ /_三 ││|{ {. / ∧ンリ 乂ツ \|斗テ外、.| 卜、 丶、______ く_三三 | ∨\八 { / Y / / , 乂)ツ 》│ | /\ \≫==≪\ マニ三__,,,... -‐ヘ_ \,,>\∨廴_,人 / / / リ│ │ >ー──=ミ〃 `ヽ∨ニ三  ̄ \__,)) ヽ ∠/_7 イ /⌒)丿 \_ノ{ -‐~‐- }ノ三三 ≧=‐ -=≦ / ∧|/ / ,.二二二二∨|\___/| ̄ -= / / 厂∨ / -――=マ 〉| | ((⌒´ ∨ 〈 ∨/l. │ `ーヘ ∨| │ `、 ヽ、____丿 \ \ 淡「……ねぇ、思い出した?」 京太郎「ん?」 淡「…………カメレオン」ボソッ 京太郎「いや、覚えてるぞ」 淡「っ!!」ガタッ 京太郎「この間のアレだろ? お前、本当にバカだよな」ハハハ 淡「……」ゴゴゴゴッ 京太郎「あ、淡?」ビクビク 淡「死んじゃえタロー!!」バキッ! 京太郎「なんでっ!?」ガビーン 安価↓3 1 麻雀部に行く 2 今日は事務所に行く そのレスのコンマが50以上で久がいる 3 まっすぐ家に帰る そのレスのコンマが50以上でまこがいる 196 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 23 13 46.76 ID s9LCEacQo [13/18] 194 ご名答。 あぁ~早く部長とロッカーしたいんじゃぁ…… 【芸能事務所 アクセル1】 ガチャッ 京太郎「おはようございまーす」 煌「おはようございます」 社長「おー、よく来たね」 竜華「学校お疲れさん。アイスティーしか無いけど、ええか?」 京太郎「あ、ありがとうございます」ゴクゴク 煌「すばらっ!」ゴキュゴキュ 社長「そういえば須賀君。君のアイドルランクが上がっていたよ」 京太郎「え? アイドルランク?」 社長「言うなれば、アイドルの格のようなものさ。それが上がる程、君はトップアイドルに近づく」 京太郎「そうなんですか……」グッ 竜華「まだまだ駆け出しやからな。これからはもっと上を目指さんとな」ナデナデ 京太郎「は、はいっ!」 選択安価 ↓3 まずはアルファベットだけ選んでください A営業に行く(実力により成功率上昇) レコード会社 ドラマオーディション 麻雀イベントに参加 B仕事する(仕事を成功させれば営業が増えます) グラビアの仕事 Cレッスン 各種パラメーターを上昇させます 206 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 23 19 19.49 ID s9LCEacQo [14/18] 竜華「今日は久しぶりにレッスンや」 京太郎「おーっ!」 煌「普段家で練習している成果をここで見せましょう」 社長「実に楽しみだ」 京太郎「ところで、今日は何のレッスンをするんですか?」 竜華「ふふ、今日は……これやで!」バーン 京太郎「こ、これは?!」 煌「!!」 選択安価 ↓3 1 容姿 2 雀力 3 歌唱力 4 演技力 217 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 23 25 24.81 ID s9LCEacQo [15/18] 竜華「演技の練習や!」デーン 京太郎「おぉぉぉ!」 煌「すばらっ!」 社長「どうやら、私達の出番のようだね」 ひのちゃま「ふふふ」 声優陣「……」ゴゴゴゴッ 京太郎「だけど、どうして演技の練習なんですか?」 竜華「ふふ、実は今度……ドラマのキャスティングオーディションがあるんや!」 京太郎「な、なんだってー!?」ガビーン 煌「もしかしてそれを京太郎君に?」 竜華「せや。主演は無理でも、なんとか端役にはねじ込んたるで!」 京太郎「うぉぉぉぉ!! 燃えてきたぁぁぁぁ!!」メラメラ これで、今よりも目立つことができる! そうすれば……!! 京太郎「俺、頑張ります!!」 竜華「じゃあ、早速練習やで!!」 京太郎「はいっ!!」 コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功! 00~29 失敗!! 失敗 +1 30~89 普通!! 成功 +3 90~99 大成功! 大成功 +5 248 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 23 30 31.55 ID s9LCEacQo [16/18] 高コンマも出せないの? そんなんじゃ甘いよ このように稼ぐのだ! ハァッ! 京太郎「んあー!」 ひのちゃま「違うよ、もっとお腹に力を入れて」 京太郎「んんんぁぁあああー」 てらしー「下手くそが! そうじゃねぇよ!」 京太郎「んんんまぁぁぁぁ!」 のんたん「そうそう、その調子!」 だいちゅう「頑張って!」 ワイワイ ギャーギャー 竜華「基礎力は伸びとるようやな」 煌「しかし、まだまだ実戦で使えるレベルじゃないですね」 社長「うーむ、このペースで果たして間に合うかどうか」 京太郎「あめんぼあかいなあいうえお!」 くろださん「もっと気合を入れるんだ」 京太郎「はい!!」 演技力がちょっぴり上昇した 266 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 23 38 58.30 ID s9LCEacQo [17/18] 257 育成メインじゃないんだけどなぁ 分かった。なんとかしてあげましょう(慈悲の心) チョイトキュウケーイ ウイー 京太郎「はぁ、疲れた」 竜華「京太郎君、頑張っとるやん。偉いで」ナデナデ 京太郎「ありがとうございます」エヘヘ 煌「本当に頑張っていますからね」ヨシヨシ 京太郎「へへっ、やーりぃ!」 てらしー「調子のるな、アホ!」バチコン 京太郎「いだっ!?」 てらしー「デレデレしやがって、もう少しシャキっとしろ」プイッ 京太郎「す、すいません」 竜華「なんやのアイツ」ムスッ ひのちゃま「素直じゃないんだよ。許してあげて」アハハ 京太郎「頑張らないとな」ギュッ サイカイスルヨー ジュンビシテー 京太郎「はいっ!」 コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功 00~09 失敗!! 失敗 +1 10~79 普通!! 成功 +3 80~99 大成功! 大成功 +5 292 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 23 50 25.23 ID s9LCEacQo [18/18] 社長「ん? 代理人のご到着かな?」 くろださん「いや、助かったよ……あっはっは……学校の方はいいのかい?」 社長「ふん、なんだ学生か」 京太郎「なんだ……貴族か」 社長「若者はいいな、時間がたっぷりある。後悔する時間が」 京太郎「……」 社長「名は?」 京太郎「ル●ーシュ・ランペルージ」 のんたん「おいおい、いっくらなんでもこりゃ勝てないって! なぁ?」 京太郎「リヴァ●、次の授業に間に合うには、何分後にここを出ればいい?」 のんたん「ああ、飛ばせば20分ほどで」 京太郎「なら、帰りは安全運転で頼む」 のんたん「はぁ?」 京太郎「9分で済む。マスター、例の件は?」 くろださん「分かったよ、話はつけとく」 社長「9分? 一手、二十秒だぞ?」 京太郎「十分……」 社長「ん キングから? はっはっはっはっは!」 京太郎「……フッ」 / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\ / . . . . . . . / . . . ./ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .|. . . .\ /ヘ / . / . / . ./ . / . ./ . . . ./ . . . // . .l| . .ヽ. . . .l . . . . .} / ヘ , / . / . .{ . ./ . / . .// . . / . . . .// . .// . . . | . . . .| . . . .l /_,. ‐''´./ // ./l| . .|/ . / . .// . . / . . . .// . . //,'ヽ . ∥ . . | . . . .l| {\/ / // . l| . .| . / . ./// . /{ . . .// . ./// . .ヽヽ l| . . .l . . .∥ ヽ | / /// . .l| . .|/ . ./// / l . ./// /// ',ヽ } . . .| . . ∥ ,-─=¬-、 // .l|rl| . . .| . /=/=/‐-/ ./ .////=ーー-ヽ l . . .} . . . |l ,r-、 / | ', / . .', .{ヾ . .l {弋=;=;ミ/ ./ .////,-‐‐=-=ヽ . /} . . |l { ヽ -─=¬ー-', //',| .|ヽ', .ゝヒーイフヽ// // ィ=fラテヲ,'// .} . ∥ l } ', /′ lヽ', . .ヽヽ ̄ ̄〃/ / `┴=┴イ//_/ .l|リ r´`ヽ ',-‐─=ャ-、/ l| . .l . .ヽ`、 } // . ./ . .| ! } ヽ ヽ { {ヽ─ー、 i| . .|} .ヽヽ\ ! ノ/|/ .| . .| r´l ヽl | | /\ ヽ ',__l| .l_|l| .| . \ 'ー=≠‐' ///l| . .| .l./} | ',',_ノノ} { ゝーー リ |l || | |弋\ 冖 ////ー|─ソー--´ | \ ヽ l l ヽ `/ l| ソ|! | ` 、 , ' /|/|/ l \ ヘ } | ヾ / l |k二ニ| ̄ニ¨ニニソフ戈} \ ヽ ヘ | / | ∧ | | | | {ヽ‐、_ \ ヽ_ノノ lヽ / ノ〈〉)( .| | | |,-、|| 〒‐-\_ノ ` 、 ,彳 ̄ ̄=ー-‐‐´ ({ Сl | | | ⌒|||`ヽ-、 { {\_,r‐'´-‐‐─‐-ヽ l| ゝ(C | | | | 勹化 `ニ=─ /ヽヽ /-‐‐ー──‐-ヘl| 才 | | | | 少 竜華「や、やるやん!!」ガタッ 煌「ルルー●ュ様……」ポーッ ひのちゃま「やっぱり才能あるよ、須賀君!」 てらしー「まだまだだな」プイッ 演技力が上昇した! 299 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/28(水) 00 01 18.19 ID j1weovilo [1/12] 【京太郎のアパート】 フンフン フンフン 京太郎「今日は楽しかったです」グググッ 煌「声が素敵ですから、とても映えていましたね」 京太郎「この調子でもっともっと頑張らないと」グググッ 煌「ふふっ」 京太郎「うぉぉぉぉ!」グイグイッ! 煌「すばらっ!」 京太郎「トップアイドルに、なるんだ!」 【一方その頃】 携帯「……」ブルブルブル ???「……」カチカチ 差出人:ピヨちゃん 題名:お先にごめんね♪ 本文 お先にゴールインしちゃったピヨ! はやりもがんばって結婚相手探すピヨ! ピーヨピヨピヨピヨ!! ???「……」カチカチ 削除しました ???「ふふっ、そろそろ会いたいなー☆」ニコニコ テクテク ???「須賀、京太郎君……」クスクス 君は……どんな子なのかな? 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J刈 i. J刈'| . |⌒! . || . . . . . | 明日は危険な日だぞ☆ { { . . . . . . .| l . . .| 乂_ツ 乂__ツ ! . !ノノ . || . . . . . | { ∨ . . . . .| l. . . l . ,,,, ' _ ,,, | .リイ| . . . . || . . . . リ { ∨ . | {\{ . .、 V } ...イ/ l .| | . . . . || . . . / \ ∨ . . .| | . . .|. .个 .... _  ̄ _ {-/ 、 l .| | . . . . ||. . /. ∨ .リリ . . リ . . | ./⌒ヾく{___/ /⌒'i .| | . . . . |八 . {. | .//----、 .l∧‘,‘, { { } -=ニ二乙' .{ |//にニ=- / ∧_} } -{ { / }__{乙)' .. //ノ^ソ ,ノ/ / `ー' `ー`イ { {‐┴、) \ /i. \------=彡'// にソ 乂 } __ ‐┘ ̄{\,ノ . \____彡'  ̄ ̄ ̄ / { 、/´ \ ./⌒´ \ノ / ---- ´ 320 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/28(水) 00 12 44.40 ID j1weovilo [2/12] 京ちゃん、須佐之男フラグとかでスピンオフでねーかなぁ まぁ、絶対有り得ないんですがね 【白糸台 京太郎の教室】 キーンコーンカーンコーン 京太郎「やっと授業が終わったー」グテー 淡「……」 京太郎「ん? どうしたんだ淡?」 淡「べっつにー」プイッ 京太郎「?」 淡「部活行こーっと」テクテク 京太郎「何怒ってるんだ、アイツ?」キョトン カメレオンがどうとか言ってたけど…… そういえば、昔そんなことを誰かと話したような 京太郎「うーん」 ダメだ。 全然思い出せねぇ 京太郎「まぁ、そのうち思い出すか」ウンウン 安価↓3 1 麻雀部に行く 2 今日は事務所に行く そのレスのコンマが50以上で久がいる 3 まっすぐ家に帰る そのレスのコンマが50以上でまこがいる 351 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/28(水) 00 19 16.23 ID j1weovilo [3/12] 【芸能事務所】 スタスタスタ ガチャッ 京太郎「おはようございまーっす」 社長「す、須賀君!! なぜ来たんだ!!」 京太郎「へ? だって今日は……」 社長「いいから逃げるんだ! 早く、ここからできるだけ遠くへ!!」 京太郎「???」 社長「ああもう、時間が無い……!! とにかく、こっちへ!」 京太郎「あ、あの!?」 社長「話している暇は――!!」 ガチャッ 社長「!?」 京太郎「!?」 ???「あ、いたーっ☆」ニコッ 京太郎「あ、貴方は?! ???「ふふっ……」ニコォ r―-. .../ . . . . . . . \ . . . . > ヽ 八 / / . . . . . . . . . . \ Y⌒ヽ ノ ィ / / . イ . { . . \ . . ヽ| | .く .\ /{ . . ′ ./__| . 八 . . . ヽ . .|\_..ノ ) . ハ. ,. / | .. 「 八 . . \ . . .ト . | . \ )丁 | . . |\ . / . . | |人 . .| \{\ ヽ . | j小 . | . .| V . . .| .′. . . || ト斗ミx \ ≫テ斥x| . | . .| . .|| . . .| | . . . . || .i{j 爪_ハ 爪_ハY r- 、 .|| . . .| | i | . . . || .リ 弋ぅツ 弋ぅツ | .| / || . . .| ノ | Ⅵ . || . .} ,,, ' ,,,, |/ | . || . . .| | Ⅴ . |人 . 八 マ 7 ィ. /i . | . || . .八 乂 V . ′ \{ . >.... ー イ / / | . | . .|| . / | .′ . . . . ./⌒ヽオ___/ ⌒ヽ . | . | . .|| / |//^ー―- |ハ | f⌒ | . | . | . .|_j .{ //{_/⌒ /´ヘノ | | | 八 |ー――-; ..\_____ ノ / { イ / ー. ー...イ ├ ^7__j7\ . / ` ー―――/{ |/ く ヽ .j ト、 }_ . \ー――/. / 人/ \ | ./ ヽ { .}  ̄ ̄ はやり「瑞原はやりですっ☆」 京太郎「!!!」 コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功 00~29 京太郎「誰……ですか?」 (食われる……?) 30~79 京太郎「瑞原プロ!!」 (安心は出来ない今日この頃) 80~99 京太郎「大ファンなんです!!」 (はやりん改心へ) 378 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/28(水) 00 28 50.21 ID j1weovilo [4/12] 京太郎「瑞原プロ!!」 社長「」 はやり「あっ、知っててくれたんだぁ! 嬉しい♪」ニコニコ 京太郎「え? でもどうして瑞原プロが?」 はやり「あれ? 社長から聞いていないのかな?」チラッ 社長「」キゼツ 京太郎「あれ? 社長寝てるんですか?」 はやり「ウフフフ、そうみたいだねっ☆」 京太郎「それで、一体瑞原プロは何をしにここへ?」 はやり「実はね。私は君の教育担当なんだ」 京太郎「へっ?」 はやり「芸能界の先輩として、ビシバシ鍛えちゃうよ!」 京太郎「……」 社長「に……げ……」ブクブクブク はやり「大丈夫ですかぁ?」つハンカチ 社長「ムググ」 はやり「ふふふ」 社長「Zzzz」スピー はやり「あ、しっかり眠ってますねー☆」ウフフ 京太郎「……うーん」 選択安価↓3 1 竜華さんに相談しよう! 2 お断りします (生存判定) 3 是非ともお願いします!! (改心判定) 399 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/28(水) 00 36 53.98 ID j1weovilo [5/12] 398 ほのぼのスレだから、ペナなんて無いよ 普通にその日の最初から 京太郎「是非ともお願いします!!」 はやり「!!」 京太郎「芸能界の先輩、それも瑞原プロに教われるなんて夢みたいです!」 須賀ホーン「」ビンビン おもち大きいし はやり「(襲われるなんて夢みたい?!)」ドッキィィィン 京太郎「手とり足取り、お願いします!」ニッ はやり「……(手とり足取り)」ゴクッ 京太郎「さぁ、まずは何からやりますか?」ニコニコ はやり「ナニから……」ボソッ 京太郎「え?」 はやり「う、ううん! なんでもないよっ☆」アセアセ 京太郎「???」 はやり「……」ハァハァ 京太郎「息が荒いですけど、大丈夫ですか?」 はやり「う、うん……」 京太郎「無理しないでくださいね?」 はやり「(も、もうダメ……! 目の前にこんな子がいるのに)」ギリギリ 京太郎「?」 はやり「(我慢できないよぉ……)」ギンッ コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功 00~29 失敗 (グッバイ京太郎の童貞) 30~79 普通! (思いとどまる) 80~99 大成功!! (改心!! 圧倒的改心!!) 423 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/28(水) 00 42 30.02 ID j1weovilo [6/12] はやり「はぁ、はぁ……」ワキワキ 京太郎「さーて、今日も頑張るぞー!」 はやり「(……)」 京太郎「さぁ、練習しましょう!」ニッ はやり「……あっ」ドキッ 京太郎「どうしました?」ニコニコ はやり「……ううん! なんでもないよっ!」 京太郎「???」 はやり「(まだ、早いよね……もっと成長してからでも)」ギュッ だけど、本当にそれだけなのかな? 本当に私は…… はやり「じゃあ、アイドルとしての心構えから教えちゃおうかな?」 京太郎「はい! お願いします!」 はやり「ふふっ、頑張ろうねっ☆」 瑞原はやりが京太郎のトレーナーになった 京太郎の容姿、歌唱力、演技力がちょっぴり上昇した! 447 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/28(水) 00 53 37.75 ID j1weovilo [7/12] 京太郎「あおぃぃぃぃ↓とりぃぃぃぃ↓ もし↑しあわせぇぇ↑↑↑」ボエー はやり「」ブクブクブク 京太郎「あっ」 はやり「」チーン 京太郎「み、瑞原プロォォォオ!!」 ガチャッ 竜華「AreyouREADY!! I,MLADY!! 始めよう~♪」テクテク はやり「」 竜華「やれば出来る……」 竜華「って瑞原プロォッ!?」ガビーン 京太郎「あ、竜華さん」 竜華「な、なんでこないな場所に瑞原プロが?」 京太郎「それなんですけど、実は……」カクカクシカジカ 竜華「なるほど……そういうことやったんか」マジマジ はやり「うーん」 竜華「おじさんも、そういう大事な話は前もって教えてくれんとな」 社長「Zzzzz」 はやり「はわっ!? ここはどこ!? はやりは誰!?」キョロキョロ 京太郎「大丈夫ですか?」 はやり「あ、須賀君!」 京太郎「すいません、俺のせいで」ウツムキ はやり「ううん。気にしないで! 最初はみんな下手なんだから大丈夫!」フフフ 竜華「何やら面妖なことになってきたんやけど」 455 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/28(水) 01 02 13.82 ID j1weovilo [8/12] はやり「という感じで、メイクには色んな効果があるんだよ☆」 京太郎「そうなんですね」メモメモ はやり「歌は練習あるのみだけど、まずは音階をしっかり理解しないとダメだぞっ!」 京太郎「勉強になります」 はやり「じゃあ、次は演技なんだけど……」 京太郎「ほむほむ」カキカキ 竜華「流石は牌のお姉さんやなぁ」カンシン 煌「指導がしっかり的を射ていますね」 社長「(どうして須賀君と合体しないんだ……?)」 竜華「うちも頑張らんとなぁ」 はやり「じゃあ、今のをもう一度おさらいしてみよっか?」 京太郎「はいっ!!」ググッ はやり「……(可愛い)」ゴクリッ コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功 00~29 失敗 (育成レ●プ! 野獣と化した牌のおねえさん!) 30~79 普通! (思いとどまる) 80~99 大成功!! (改心!! 圧倒的改心!!) 498 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/28(水) 01 16 00.66 ID j1weovilo [9/12] はやり「(やっぱり、ここで食べちゃおうかなぁ)」ニッコリ 京太郎「それで、次は何を教えてくれるんですか!」キラキラ はやり「……っ」ズキッ 京太郎「??? 瑞原プロ?」 はやり「……(どうして? どうして、こんなに胸が痛いの?)」ズキズキ 京太郎「瑞原プロー?」 はやり「……ねぇ、須賀君」 京太郎「はい? なんですか?」 はやり「君は、どうしてアイドルになりたいのかな?」 京太郎「え?」 はやり「(あれ、どうして私……こんなこと聞いてるの?)」 京太郎「うーんと、きっかけは……自分を変えたかったからですね」 はやり「自分を変えたかった?」 京太郎「俺……今まで本当に何の取り柄も無くて、誰の力にもなれないような奴でした」 煌・竜華「「それはちが――!!」」 社長「二人共!」ガシッ 煌・竜華「!?」 社長「ちょっと……二人きりにしてあげよう」 はやり「そう、だったんだ」 京太郎「はい。それで、気がつけば仲間はみんな雲の上の人になっていて……俺だけが取り残されていました」 はやり「……」ウツムキ 京太郎「そしたら、周囲から言われたんです。お前は仲間達の邪魔なだけだって」 はやり「!!」 京太郎「事実そうでしたから、今となっては気にしていないんですけどね」ハハハ はやり「どうして……?」 京太郎「え?」 はやり「どうして、笑っていられるの?」 京太郎「瑞原プロ?」 はやり「辛かったんだよね? 苦しかったんだよね? なのに……どうして?」ウルウル 京太郎「……そうですね。確かに死にたいくらい辛かったです」ハハハ はやり「じゃあ――!!」 京太郎「でも、今が楽しいから」 はやり「えっ?」ドクンッ 京太郎「今が……最高に幸せなんです」ニカッ はやり「あっ」ドクンッドクンッ
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昨日の京は今日のシロ 京太郎「あの、案内してくれるのはとても助かるんですが・・・」 シロ「なに?」 京太郎「なぜ俺が白望さんをおんぶしてるんですか・・・」 シロ「気にしない気にしない」 シロ「それに役得でしょ?」 京太郎「なんでです?」 シロ「だってさっき駅のホームで胸ばっかり見てた」 京太郎「 」 シロ「良かったね今京太郎の背中に当たってるのはさっきまで京太郎がガン見してたものだよ」 京太郎「 」 シロ「女の子は男子のそういう目線に敏感だから注意しないとすぐ嫌われちゃうよ」 京太郎(モモのおもちガン見しててもモモには何も言われなかったのに・・・・) シロ「この先の交差点を左に」 京太郎「はいはいっと」スタスタ シロ「ここ」 京太郎「え? ここってただの家じゃないですか?」 シロ「だからここ」 京太郎「?」 シロ「私の家」 京太郎「!!?」 シロ「案内したから」 京太郎「いやいや俺は旅館の方に案内してほしかったんですけど!」 シロ「ここに泊まったらいい」 京太郎「会ってまだ3時間くらいしか経ってない人をそんなことの誘っちゃダメです!」 京太郎「いいですか白望さん。女の子はそう簡単に男を家に入れちゃいけないんですよ。じゃないと狼さんが現れて女の子を襲ってしまうからです!」 シロ「京太郎はそんなことしないでしょ?」 京太郎「しないですけど、でもダメですってば」 シロ「ちぇー仕方ない。今日は諦める」 京太郎「なんですかその明日もみたいな」 シロ「だって家族旅行でしょ? 何日いるか知らないけど」 シロ「それと携帯持ってる?」 京太郎「持ってますけど・・・」トリダシ シロ「じゃ、赤外線送して」 京太郎「俺のなんかでいいんですか」ポチポチ シロ「京太郎のがいい」 京太郎「・・・・・わざとっすか?」ソウシン シロ「ばれたか」ジュシン シロ「今日ありがと。帰ったらメールしてね京太郎」ガチャ 京太郎「いやあの、俺の宿泊先は!?」 シロ「隣のホテルでしょ?」 京太郎「!?」 シロ「じゃ」バタン 京太郎「まさか本当に隣のホテルだとは思わなかった・・・白望さんってすげー」 シロ(ふふ・・・初めて男の子のメアド手に入れた) シロ(早くメール来ないかな・・・・) シロ(やる気出しすぎた・・・もうだめ・・・ダルい)zZZ わんこの名前にシロってつけること多いよね 京太郎「岩手といったらやっぱりわんこそばだよな!」 シロ「そうだね」 京太郎「あのいい加減降りてくださいます?」 シロ「それは出来ない相談」 京太郎「さいですか・・・」 シロ「あと、わんこそばだけじゃないよ」 シロ「冷麺とかじゃじゃ麺もある」 京太郎「じゃじゃ麺ってなんです?」 シロ「甘辛い肉味噌味の麺料理」 京太郎「なるほど・・・」 シロ「食べ物ならたくさんある」ドヤッ 京太郎「全部まわりませんからね!」 シロ「あ、そうだ」 京太郎「どうしました?」 シロ「慰霊の森の近くにだけは絶対行かないでね」 シロ(京太郎には私が乗ってるから大丈夫だよね) 京太郎「確か日本最恐の心霊スポットって前テレビで放送されてましたね」 シロ「うん、だからダメだよ」 京太郎「そんなとこは行きたくないですよ流石に」 シロ(京太郎が呪われたらおぶってもらえなくなるし) シロ「ほら早くしないとわんこそばが逃げるよ」 京太郎「全く・・・白望さんは歩いてないじゃないですか」 シロ「細かいこと気にしてると嫌われる」 京太郎「わかりましたよー」 ※この後わんこそばとじゃじゃ麺と冷麺を制覇したのは別の話っす シロもお世話好き? 京太郎「なんかすいません」 シロ「気にしてないから大丈夫」 京太郎「こっちの土地勘ないんで頼れる人が白望さんしかいなくて」 京太郎「迷惑だったら遠慮しなくて言って下さい」 京太郎(なんで白望さんはワンコールで電話に出れるんだろうか・・・) シロ「どうかした?」 京太郎「ちょっと考え事をしてて」 シロ「そっか」チョンチョン 京太郎「なんです?」 -- >  ̄ ` 、 __ / ム __ `/ ヽ _ ム > | '' < ,' お ,´ -- ` > ´ ..-||  ̄T ニ二 ! .ん | ヽ / Y 。 || i | -―― | ぶ | \ , 乂 ||/ =- / し | ヽ. / 〃/  ̄! て | / ` / -‐ ''"/ ', : | ヽ l !} i/ ∧. : / l ', __ 〃| / 、___/ } | / 、 Y 。 || //! イ / ,' ! ̄ \ \ 乂 || 〃 イ/ ' / 、\ \_ \ ||// / / / ヽ \ ´ ヽ>x / ./! / /ヽ 、 / \ ヽ ー、 / / / / ヾ 、 / ヽ / ー‐/ 〃 / / ' .{/ヽ } } !ヽ. / |!〃 !∥ / 从 | |! l j リ } シロ(やっぱりこの背中・・・落ち着く)クンクン シロ(それにいい匂いもする・・・) 京太郎「あの、首元に息がかかってくすぐったいんですけど」 シロ「どんまい」 京太郎「ちょっとなんで俺が励まされてるのかわかんないんですけど」 シロ「うるさいなぁ」 京太郎「・・・・・・」ユッサユッサ シロ「そんなに背中に押し当てたいの?」 京太郎「違います! 無言の抵抗ってやつですよ!」 シロ「仕方ないな・・・ういやつめういやつめ・・・・だる・・・」 京太郎「はじめからやらなきゃいいのに・・・」 シロ「そういえば今日は私がお弁当作ってきた」 京太郎「明日は槍が降るんですか外には出ないでおこう」 シロ「そんなこという人には食べさせない」 京太郎「冗談です。白望さんのお弁当たべさせてくださいっ」 シロ「仕方ないなぁ」 シロ「じゃあ、そこの広場の芝生にいこっか」 京太郎「了解っす!」 京太郎「で、シロさんなにしてるんです?」 シロ「なにって食べさせてあげようかと」 京太郎「いやいやいやそれくらい自分で食べられますしそこまでしてもらわなくても大丈夫ですから」 京太郎「他の箸あります?」 シロ「だるいから持ってくるの忘れた」 京太郎「 」 シロ「ほら早く口あけて」 シロ「あーん」 京太郎「アーン」モグモグ シロ「どう・・・かな?」ウワメヅカイ 京太郎「めちゃくちゃ上手いっす」ニコッ シロ「そっか」 シロ「まだまだあるからたくさん食べてね」ニコニコ 京太郎「もちろんっす!!」 ※京太郎に全部あーんで食べさせましたがそれは別の話・・・だるいし さよらなは言わないよ また会おうね 京太郎「白望さん」 シロ「なに?」 京太郎「やっぱりおんぶさせるんですね」 シロ「もちろん」 シロ(もうこの背中には乗れないかもしれない・・・ね)クンクン シロ(この匂いとも・・・・) 京太郎「泣いてます?」 シロ「そんなわけない」 京太郎「そうですよね。白望さんには涙は似合わないっす」 京太郎「いつも通りだるそうにしてくれた方が白望さんらしいっす」 シロ「そっか」 シロ「もう降ろして」 京太郎「自分から言い出すなんて珍しいですね?」 シロ「もう電車来ちゃうからね」 <○○セン デンシャガトマリマース <ハクセンノウチガワマデオサガリクダサーイ 京太郎「そうみたいっすね」 シロ「だね」 京太郎「なんか岩手に来て白望さんに会えてすげー楽しかった っす」 シロ「私も」 京太郎「長野に帰っても白望さんのこと忘れません」 シロ「シロ」 京太郎「え?」 シロ「白望じゃなくてシロでいい」 京太郎「・・・・はいっ! シロさん!」 シロ「最後に京太郎へプレゼントあるから」 京太郎「え、マジっすか?」 シロ「だから目を瞑ってくれる?」 京太郎「わかりました」メヲトジル ふわりと鼻をくすぐるような匂い――――。 何度も嗅いだことのあるシロの匂い――――。 その刹那、唇を何かが触れる。 とても柔らかくそれでいて少しだけ湿っているそれは感触を確かめることも出来ず唇から離れていった。 驚いて目を開くとそこには視界いっぱいにシロの顔があった。 シロは悪戯っぽく微笑み イ/ > '" / / ,, - ''"‐‐- ,,_ , /! = 、 ` ‐-- ''"/ -( ´ ヽ、 ̄` - 彡 / ゝ- ,, ー-- ニ==彡 イ / / ヽ -= ヽ、 __ (〃 イ イ "'' - ,, ヽ ヽ -=` イ ,' ,' l 丶 `"''<"''< } > / / /! ! , ! ヽ ,, ヽ ) /"' -‐< ( / // ! l 、 \~"''< ヽ ./ ヽ、 { /〃 il  ̄ 三 \ゝ - ,,斗= ミ ヽ} ヽ }\ 、` ゝ { ヽ l}/弐芯示 ´ 以 ゚ リ/ l } l/ 丶) ヽ) j 、! ゝ‐ ' `¨´ ' / 丶 ヽ / l lヽ', ' ''' ,' ' } ', } あんだのごと / l 、 / / / /〃 好きだって言ってっぺ。 ∧ 、、 、 ヽ - /ノ, ノイ ノイ `  ̄ ミ゙丶 __ , イ ≦´ ̄ ̄`ヽ , ' _ ノ〔.リ ,、‐-彡/ / / ', _/ ´ ム ハ ゞ=く . } ., ー- ..,,__/ / } γ {/ { . . // `ヽ__ ', > ´ ̄、ヽ / )' ァ--- == 、 __},,.> |. _r ´ __, ヽヽ}/ ; '> `¨´ ヽ ̄ r。 ! l {(´/_,,..-≦--´ー==チ } | {、 | > ´ / . .;.' . /ィ"´ ノー-rォ- 彡ヽ ! r ´ , . . . ' . . ′ {. | | } | i `ミ、,! . . . . . .{ . | | | y' リ. ! ! . . . . . . | . !. |」 | {. ', . |. . . . . . . | . ' .} } ! | ハ . ! . . . . . . .| ,. ' .| ヾ |. / ヽ . . | . . . . . . . ,.ィ´ / ´ ハ ミ、 ' `ー-、 | . . . . . . . ! "´ ' { 〉. { ', ';. . . . ./! ´ } / } } ';. /| | ハ / ! / ハ | | \ / ヽ _ ,,..イ | '/.', Vハ `゙ ヽ ゝ __ ,,..ィ } ∧ ', { / ;′ / ∧ハ. ヽヽ その後のことはあまり覚えてない。 聞いた話によると顔を真っ赤にしてずっと茫然としていたらしい。 ただ一つ言える事は京太郎のファーストキスもこの時奪われてしまったらしい。 テルスさんの悪夢 桃子「京さーん」フリフリ 京太郎「……」スタスタ 桃子「あれ? 聞こえなかったっすか?」 桃子「京さーん!」 京太郎「………」スタスタ 桃子「ぐぬぬ」 桃子「絶対からかってるっすね!」 桃子「なんで目の前にいるのに無視するっすか! 酷いっす!」 京太郎「………」スタスタ 桃子「…京さん」 桃子「京さん…」グスッ 京太郎「………」スタスタ 桃子「……うわぁぁぁん」ポロポロ 桃子「京さんが…京さんが…」ポロポロ 桃子「私のこと見えなくなっちゃったっす……うわぁぁぁぁぁん」 桃子「京さんっ京さん京さんっ////」スリスリ 京太郎「 」 桃子「京さんっ京さんっ////」スリスリ 京太郎(あ、ありのまま今起こったことを話すぜ…。身体に重くて目を覚ましたらモモが俺の上に乗って身体を擦り付けていた。何を言ってるかわからねぇと思うが俺も何をされてるかわからねぇ…。おもちとかステルスとかそんなもんじゃ断じてねぇ…。もっと恐ろしい者の片鱗を見た気がするぜ…) ※二時間くらいスリスリされたようですが京ちゃんはなんとか理性を保ったそうですが別の話です ポンコツナース 咲「京ちゃん…大丈夫?」 京太郎「ちょっと熱あるくらいだから寝てればすぐ治るさ」 咲「うん分かってるよ京ちゃん」 京太郎「えっと咲? 目が怖いんだけど」 咲「京ちゃんはいつも無理しちゃうから今回も無理してるんだよねっ」 京太郎「ちょっと待てその手に持ってるものはなんでしょうか…?」 咲「うふふ…これは座薬って言ってね、京ちゃんのお尻の穴にいれるものなんだよ?」 京太郎「いやいいそんなことしなくて大丈夫だから!」 咲「これは京ちゃんのことを思ってのことなんだからちゃんと受け入れなきゃダメなんだよ!?」ゴッ 京太郎「ひぅ!」ビクッ 咲「さぁ京ちゃん」ズイッ 咲「早くズボンを脱いで」 咲「座薬を入れさせて?」ニッコリ ※この後ステルス少女に見つかり京ちゃんのお尻の処女の危機になりますがそれは別のお話です ステルスヤキモチ 桃子「京さんおんぶっす」 京太郎「ダメ」 桃子「おんぶっす」グイッ 京太郎「なんでそんなにおんぶに拘るんだ?」 桃子「旅行先では別の女の子にしたのに私には一回もしてくれないからっす」 京太郎「なぜバレてる…」 桃子「京さんのお義母さんに聞いたっす!」ニッコリ 京太郎「なんか違和感合ったんだけど気のせいか?」ウーン 桃子「気のせいっす!」 桃子(だって京さんは私の旦那様っすから!!) ※この後めちゃくちゃおんぶした クンカッカークンカクンカー 桃子「これより第一回を始めるっす」 咲「おー」パチパチ 照「おー」ポリポリ 桃子「まずは私からいくっすよ!」ガサゴソ 桃子「じゃじゃーん」 咲「そ、それはっ!」 桃子「この前( )京さんの家に行ったときに拝借したYシャツっす!」ババーン 桃子「今日は皆でこれをクンクンするっす」 咲「え…いいの? だってこれはモモちゃんの宝物なんでしょ?」 桃子「いいっす」 桃子「これを一人でクンクンしても得られるのは少ないっす」 桃子「でも、ここにいる皆で共有して京ちゃんの素晴らしさを確認しあいたいっす」 咲「…モモちゃん」ウルウル 桃子「…咲ちゃん」ウルウル 照「どれどれ」クンクン 桃子「あー照さん独り占めはズルっすよ!」 咲「お姉ちゃん! 次は私に貸してっ!」ゴッ 桃子「京さんのものは私のものっすよー!」 京太郎「あれー、俺のYシャツどこやったかなぁ」ガサガサ ※この後京ちゃんのYシャツを皆で仲良くクンカしました 京太郎はおもちすき 桃子「京さんっ」ムギュゥ 京太郎(うおぉぉぉぉナイスおもちビバおもち!) シロ「京太郎…おんぶ」 京太郎「はい喜んで!」ヨッコイセッ 咲「京ちゃんっ」ダキッ 京太郎「フッ…」アワレミノメ 咲「 」 咲「京ちゃんが大きなおもち好きになったのはあなた達のせいだよっ!」ウガー 桃子「計画通り」キリッ シロ「どうでもいい…」ダル 咲「絶対京ちゃんを更生させるんだからっ!」ゴゴゴ ※咲の更正の結果、お尻好きにもなりました。 進学先 京太郎「進路希望調査表かぁ」 咲「そういえば京ちゃんはどこの高校にするの?」 京太郎「家に近いし清澄にしようかなって思ってるんだけどさ」 京太郎「咲はどうするつもりなんだ?」 咲「私は…まだ決まってないかな」 咲「というか京ちゃんはモモちゃんにどこに行くか聞かないの?」 京太郎「聞かないよ」 咲「どうして?」 京太郎「確かに同じ高校になれれば楽しいだろうけど」 京太郎「違う学校になってもこうやって一緒に遊んだり出来るしな」 京太郎「無理に同じ高校入らなくてもいいんじゃないかって思う」 咲「ふーん」カキカキ 京太郎「咲?」 咲「出来たっ」 咲「私、清澄に行くことにする」ピラッ 咲「高校行っても京ちゃんと一緒にいたいから」ニコッ 京太郎「…咲」ドキッ 咲「なんてねっ」 咲「京ちゃんは私がいないと寂しくて泣いちゃうから仕方なく一緒の高校に行ってあげるだけだよーっだっ」 咲(モモちゃんには悪いけど私だって負けるつもりはないんだからねっ!)
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京太郎「は?」 菫「二度も言わせるな、恋のキューピットだ、通りすがりのな」 京太郎「き、キューピットって羽が生えてて弓矢を持ってるあの……」 菫「そうだ」 京太郎「……でも貴方は羽も生えてないし弓矢も持ってな――――」 菫「馬鹿者、普段は閉まっているだけだ」 バサァッ 京太郎「うおっ!?」 菫「……」バサッバサッバサッ 京太郎「は、羽が生えた……」 菫「どうだ?」 京太郎「どうと言われても……」 菫「これで証明できただろう」 京太郎「貴方が……その、《恋のキューピット》だということを?」 菫「そうだ」 京太郎「……それで、なんで貴方が俺のところに?」 菫「……お前はバカか?」 京太郎「えっ?」 菫「恋のキューピットの仕事と言えば一つしかないだろう」 京太郎「……あー」 菫「お前の恋を叶えに来た」ドヤァ 京太郎「……」 菫「この私が来たからには、速攻で!」 菫「――――君の思い人のハートをシャープシュートしてみせよう」 京太郎「お、思い人と言われても……」 菫「?」 京太郎「そんな人思いつきませんよ」 菫「……何?」 菫「待て、お前ひょっとして好きな人がいないのか?」 京太郎「え、ええ」 菫「……」ウムム 菫(……妙だな、私のレーダーでは確かにこの男から反応があったんだが) 菫「……うーむ」 京太郎「あのー」 菫「む、なんだ」 京太郎「俺、そろそろ行っていいですか?これから買い出しもあるので」 菫「待て待て待て」 菫「何度も言うが私は恋のキューピットだ、目的達成の為には私はお前のそばにいなくてはならない」 京太郎「そばにって……これから部活なんですよ?貴方をいきなり連れてったら迷惑かかるでしょう」 菫「心配するな、私は他人には見えないのだ」 京太郎(またお約束な……) 菫「とにかく、お前から恋愛オーラを感知した以上、成就するまで協力させてもらうぞ」 京太郎「はぁ……」 京太郎(まぁ、この人美人だしちょっとは役得か) 京太郎(……それにしても) 菫「ん?私の顔に何か着いてるか?」 京太郎「どっかで見たことあるような……」 菫「はぁ?」 京太郎「えーと、んーと、うむむむ…………あ!」 京太郎「思い出した!白糸台の弘世菫!」 菫「……」 京太郎「アンタ、白糸台の弘世菫だろう!?」 菫「違うな」 京太郎「はい?」 菫「白糸台の弘世菫と恋のキューピットの私は別人だ」 京太郎「そりゃどういう……」 菫「ここに降りてくる時に彼女の容姿を借りたんだ」 京太郎「降りてくる?」 菫「天界からな。ちょうどテレビ中継やってたし」 京太郎「て、天界って……」 菫「まぁそういうことだ」 菫「それより買い出しとやらに行かなくてもいいのか?」 京太郎「え?……やべっ!そうだった!早く帰らねーと部長にどやされる!」ダダダダッ! 菫「……大変そうだな、お前も」 …… 京太郎「ああー、やっと全部買い終わった……」 菫「少し持つか?」 京太郎「んにゃ、いいすよ、別に」 菫「そうか……」 京太郎「……」テクテクテクテク 菫「……」フワフワフワフワ 京太郎「……羽があるって羨ましいですね」 菫「は?」 京太郎「俺も貴方みたいに自由に空を飛びたいで―――――ん?」 菫「?どうした?急に立ち止まって」 京太郎「あれは……確か」 「…………」テクテクテクテク 京太郎「おーい、すみませーん!」 「……ん?」 京太郎「どうしたんですか?こんなところで」 「貴様は…………済まん、名が思い出せない」 京太郎「須賀ですよ、須賀京太郎。清澄の麻雀部です」 「……ああ、あの雑用の!」 京太郎「ざ、雑用って……」ガーン 菫「……おい須賀よ、彼女は誰だ?」 京太郎「ああ、彼女は――――」ボソボソ 京太郎「龍門渕高校の天江衣さんですよ」 菫「ふむ、なるほど」ボソボソ 衣「?どうかしたか?雑用」 京太郎「あ、いや別になんでもな――――って雑用って言うのはちょっと……」 衣「む、そうか。ならば…………えーと、んーと」 京太郎「……須賀です、須賀京太郎」 衣「ならきょーたろーだな」 衣「改めてよろしく、きょーたろー」 京太郎「こちらこそ……それで、どうしてここに?」 衣「ん、ああ。むしょーに咲と打ちたくなってな、来た」 京太郎「そ、そうですか……」 菫「おい須賀よ」ボソボソ 京太郎「?なんですか?」ボソボソ 菫「彼女はいくつなんだ?」ボソボソ 京太郎「えーと……俺の一つ上です」ボソボソ 菫「は?」ボソボソ 京太郎「だから、俺の一つ上です」ボソボソ 菫「……どう見てもランドセルが似合う年齢にしか見えないのだが」ボソボソ 京太郎「俺も始めて見た時そう思いましたよ……それに、ちゃんと見た目通りいい人ですから安心してください」ボソボソ 菫「わかった」ボソボソ 衣「おいきょーたろー」 京太郎「は、はい!」 衣「先刻からどうした?様子が可笑しいぞ?」 京太郎「あ、あはは、別になんでもないですよ」 衣「むむむ……」 京太郎「それより、清澄に行きたいんでしょう?案内しますよ」 衣「ああ、済まないが頼――――」 シュンッ! 「探しましたよ、衣様」 菫「!?」 衣「あ、ハギヨシ!」 京太郎「師匠!」 菫(こ、こいつ……一体どこから……!) ハギヨシ「目を離した隙に迷子になられてしまうなんて……心配しました」 衣「べ、別に衣一人でも清澄に行けたぞ!」 ハギヨシ「ふふっ、そうですね……おや京太郎君奇遇ですね。こんにちは」 京太郎「ええ、師匠。こんにちは」 ハギヨシ「その手に持たれた袋を見るに……買い出しですか?」 京太郎「ええ、その通りです」 菫「おい、須賀よ」ボソボソ 京太郎「?」ボソボソ 菫「この男は誰だ?」ボソボソ 京太郎「俺の師匠です」ボソボソ 菫「なるほど、わからん」ボソボソ 京太郎「そこの衣さんの執事なんですよ、見た目通り」ボソボソ 菫「ふむふむ、成る程成る程」ボソボソ 京太郎「炊事洗濯掃除……ありとあらゆるスキルがパーフェクトな俺の自慢の師匠です」ボソボソ 菫「把握した」ボソボソ ハギヨシ「しかしそれだけ大きな荷物を持たれて……大変でしょう?」 京太郎「あはは、もう慣れましたよ」 衣「雑用根性か、ふふ、素晴らしいな」 ハギヨシ「衣様、そんなことを言われてはなりませんよ……よろしければ私が少しお持ちしましょうか?」 京太郎「え、本当ですか?ありがとうございます」 ハギヨシ「ふふ、これも執事――――いえ、師匠の務めですから」ニコリ 京太郎「……ははっ、師匠には到底かないそうにありませんよ」 ハギヨシ「精進あるのみ、ですよ」 京太郎「押忍!熟知してます!」 菫「……」フワフワフワフワ 菫「……ん?」 ピピピピピピピピピ…… 菫(これは……恋愛反応?) 菫(今、須賀から発信されたのか……) 菫(なんだ、やっぱりいるじゃないか、好きな人) 菫「……」 菫「………………んん?」 菫(おいおいおいおい、ちょっと待てちょっと待てちょっと待て) 菫(て事は何か?須賀はもしかして――いや、もしかしなくても、だ……まさか、いや、そうに違いない) 菫(そう、須賀は……) 菫「ロリコンなのか!!!!!!!」 京太郎「?どうかしましたか?」ボソボソ 菫「い、いや、なんでもないっ気にするな」ボソボソ 京太郎「そ、そうですか…………ところで」ボソボソ 菫「?」 京太郎「天使なんですから、念話の一つや二つ出来ないんですか?」 菫「…………」 菫【……すまん、忘れてた】 京太郎【ええー……】 京太郎【こんな便利なものがあるなら最初に言ってくださいよ!】 菫【すまん、本当ど忘れしてた】 京太郎【まったくもう……】 京太郎「あ、それよりハギヨシさん達は歩きですか?」 ハギヨシ「ええ、衣様がこの町を少しみて回りたいとおっしゃられたので」 京太郎「ははっ、何もないでしょう?ここ」 衣「そんな事ないぞっ!すべての場所には様々な良さがあるっ!この町もしかりだ!」 京太郎「……そういうもんなんですかね?」 衣「そういうものだ!」 ハギヨシ「衣様のいう通り、そういうものですよ」 京太郎「へぇ……あ、見えて来ましたね。うちの高校」 菫「ほう、あれが……」 菫(……) 菫(……しかし) 菫(まさか須賀がロリコンとは……たまげたなぁ) 菫(今回が私の初任務だというのになんてことだ……なんてことだ……) 菫(これは難題になってきたぞ) 菫(私の脳内のバイブル(りぼん、マーガレット、などなど)にはそんな話書いてなかった気が……どうだったっけか) 菫(くっ!だがやるしかないか!) 菫(キューピットスミレ!狙い撃つぞ!) …… ガチャッ 京太郎「ただいま帰りましたー」 「あ、京ちゃん。おかえりーっ」 「犬!遅いじぇ!」 「あら、お帰り……少し遅かったんじゃないの?」 「そんなら少しは扱いゆるうした方がええんじゃないかのう……」 京太郎「ああ、ただいま、咲。それにみんなも」 京太郎「んで部長、言われたとおり買ってきましたよ」 京太郎「――――それと、ゲストです」 咲「ふぇ?ゲスト?」 衣「咲ーーーーっ!」 ぴょーーーんっ! 咲「え……衣ちゃん!?」 「天江さん?!」 「ど、どうしてここに……」 衣「それはもちろん打ちに来たからだぞ!ののか!」 和「ええー……」 久「ま、そういう事ね」 咲「そういう事って……」 衣「それじゃあ早速打とう!今すぐ打とう!」 まこ「咲と和と……あと一人はどうするかのう」 久「んー……なら私が」 優希「いや!私が打つじぇ!タコスパワーも充電したし!」 京太郎「え?……ってお前!あんだけあったのにもう食ったのか!」 優希「ふふん!私の胃袋は底なしだじぇ!」 京太郎「太るぞ」 優希「!!なにを~~っ!」ポカポカポカポカ 京太郎「うわっ!いてっ!叩くなって!」 優希「うるさいうるさいうるさいっ!犬なんてこうだじぇっ!」ポカポカポカポカ 京太郎「ああもう叩くなって!……っで、でもお前やっぱたくさん食った方がいいな!」 優希「んむ?」 京太郎「いっぱい食って成長しなくちゃなんねーし!」 優希「……おのれ犬!ゆ゛る゛さ゛ん゛!!!!!お前は今すべてのまな板族を敵にまわしたのだぁっ!!!」 京太郎「……身長の話だこらーーーー!!!」ぐわっ! 優希「えっ!?あっ!こら!そんな乱暴に頭くしゃくしゃするなーーーー!」 京太郎「うるせー!お前が勘違いしたのがいけないんだろーー!」くしゃくしゃくしゃ 優希「う、うひぇひぇひぇひぇ!やめろーくすぐったいじぇ!!」 まこ「……相変わらずお前らは騒がしいのぅ」 久「まぁ少しは騒がしい方がウチらしいわ ね。あなたもそう思うでしょ?和」 和「そう言われても、よくわかりませんよ」 咲「…………いいなぁ」ボソッ 衣「むむむむ!早く打つぞっ!」 咲「えっ、あっ、うん!」 和「あの二人はほっといても問題ないでしょう」 咲「え、えーっと、あと一人はどうするの?」 衣「ふむ……」 久「ふふっ、もちろん私よ!腕がなるわねー!」 まこ「まぁ待ちんさい、ぬしぁワシらの大将じゃけんのう、ここはワシにまかせんしゃい」 久「あら、私は中堅よ?」 まこ「部長っていうことじゃ!……二人はあんなんやから」 京太郎・優希「」ワーワーギャーギャー まこ「ここは我が部の名参謀たるこのワシが……」 衣「……よしっ!決めたぞっ!」 まこ・久「「!!」」 衣「きょーたろー!一緒に打とう!!」 「「「「えっ?」」」」 京太郎「だいいちおまえはいっつもそうやってーーーー」 優希「むむ!お前は私の犬なんだじぇ!だからーーーー」 ワーワーギャーギャー 菫「……」 菫【……おい須賀よ】 京太郎「だからーーーーんあ?」 菫【ご指名だぞ】 京太郎「は?」 衣「きょーたろー!私と打とう!」 京太郎「……ええっ!?」 衣「ほらほら早く早くっ!」 久「……どうして須賀君を?」 衣「そんなこと決まっている!清澄の雑用の実力を知るためだ!」 咲「き、京ちゃん!頑張ってね!」 和「まぁトばないことを目標にしましょう」 京太郎(……プ、プレッシャー!) んで。 京太郎「ぐわああああああああああ――――ッ!!!!!!!」 優希「ス、スガダイーーーーン!!!」 京太郎「お……お……お……!」 優希「しっかりしろ!犬!傷は浅いぞ!」 京太郎「へへ……燃え尽きちまったぜ……真っ白に……よ」 優希「くっ!今救急車を!」 京太郎「おい……優希さんよ……」 優希「し、喋るな犬!もう、喋るな!」 京太郎「故郷の母さんに……伝えてくれや……」 京太郎「今まで世話ぁしてくれてありがとうってな……」 優希「い、犬……」 京太郎「それと……最後に……一服……させてくれや……」 優希「い、犬……!」 スッ(ココアシガレット) 京太郎「へ……へ……結局禁煙……失敗しちまった……な……」 京太郎「……」ガクン 優希「い、犬?……お、おい犬!目を開けるんだ!犬! 優希「い、犬…………京太郎……きょうたろおおおおおおおおおっ!!!!!!!」 久「南場まで持たなかったわねー」 まこ「まぁしゃーない」 和「自然の摂理ですね」 咲「きょ、京ちゃーん?だいじょうぶー?」 菫(なんだこれ) ウワーン!キョータロー! ハイハイサンモンシバイハソコマデニシトキナサイ ブチョウ!ノリワルイジェ! 衣「……」 衣(や、やってしまった……!) 衣(また……また衣は人を壊して……!) 衣(う……うう……ううう……!) 京太郎「だああああああらっしゃあ!!!!」 がばあっ! 衣「!!」 京太郎「……ふぅ」 京太郎「……いやー!コテンパンにやられちゃいましたよ!」 衣「へっ?」 京太郎「衣さん、本当に強いんですね!」 衣「え?え?えっ?」 京太郎「飛ばないように飛ばないようにと頑張ってはみたんですけどねー」 咲「結局とんじゃったね」 京太郎「う、うるへー、わかってらっ」 衣「お、お前」 京太郎「ん?」 衣「きょーたろーは私と打って、壊れたりしないのか?」 京太郎「へ?」 衣「こ、衣と打っててもう麻雀なんて打ちたくなくなったりはしないのかっ!?」 京太郎「……」 京太郎「……俺の雑用と咲達のしごきを受けまくったこの心なら、平気のへーですよ」 まこ「負け犬根性丸出しじゃのう」 久「まったくね」 優希「右に同じだじぇ」 京太郎「ぐ……!」 衣「で、でも……」 京太郎「そうっ!」 衣「」ビクッ! 京太郎「咲のリンシャン責任払い!優希の東場爆発!部長の悪待ち!和の完璧デジタル引っ掛け!まこ先輩のチンイツを食らったこの俺なら!」 京太郎「このぐらい……!」 京太郎「屁の突っ張りも効かんですよ!!!」 和「トびましたけどね」 京太郎「ぐうっ!」グサッ 咲「自慢にならないねー」 京太郎「ぐうううっ!」グササッ! 京太郎「お、お前らなぁっ!」 衣「…………」シュン 京太郎「…………」 京太郎「……ですから」ポンッ 衣「!!」 京太郎「今度ここに遊びに来た時も、また打ちましょうね?」ナデナデナデ 衣「…………うんっ!!」にぱっ 久「微笑ましいわねぇ」ボソボソ まこ「まったくじゃ」ボソボソ 優希(……ううー) 和(咲さん咲さん咲さん咲さん咲さん咲さん咲さん咲さん咲さん咲さん咲さん咲さん咲さん咲さん咲さん咲さん咲さん咲さん咲さん咲さん咲さん) 咲「…………」ムッ 菫「っ!!」ビビクンッ! 菫「……」 ビビビビビビビビビビ……! 菫(強い恋愛反応が……今彼女から!) 菫「……」 菫「……」そ~っ 咲「…………」 咲「……羨ましいなぁ、衣ちゃん……」ボソッ 菫「……」 菫(……ははあ、成る程な) 咲「私も頭、撫でてもらいたいなぁ……」ボソボソッ 菫(彼女はおそらく、須賀のことを――――――んん?) 菫(よく調べてみればこの部室、恋愛反応が数個ある) 菫(須賀から一つ) 菫(この少女から一つ) 菫(あの元気な天真爛漫娘からひとつ) 菫(ピンク女から―今まで気づかなかったのが不思議なくらいに―馬鹿でかい反応がひとつ) 菫(……めちゃくちゃ濁っているが) 菫(そして) 菫(生まれたばかりの、小さい反応が、ひとつ) 菫「…………」 菫(……これは) 菫「面白くなりそうだ、な」 菫(だから……見届けさせてもらうぞ?須賀?) これにて、おしまい
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夜中にホラー映画とか見るとなんでちょっとした物音でもビビるよね 京太郎「なんでホラー映画なんて見ようと思ったのさ・・・」 桃子「夏と言えばこういうものを見て肝を冷やすのが醍醐味っす!」 京太郎「いやそうなんだけどさ・・・・」 照「 」ガタガタガタ 咲「 」ガタガタガタ 美穂子「 」ガタガタガタ 咏「こ、怖くねーし、し知らんけど」ガタガタガタガタ シロ「・・・・・ダル」ゴロン 京太郎(なんでこのメンバーなんだろうか・・・) 京太郎(咲と美穂子さんはなんとなく予想はついてたけど) 京太郎(照さんと咏さんもこういうのが苦手なんだなぁ) 京太郎(やっぱり女の子って感じだけど・・・) 京太郎(シロさんだけはぶれないなぁ・・・) 京太郎(咲と美穂子さんは恐怖のあまり意識を失った) 照「きょーたろー」グイッ 咏「きょーたろー」グイッ 京太郎(照さんと咏さんは怖さのあまりに幼児退行してしまった) シロ「・・・・・」zZZ 京太郎(シロさんは俺の膝の上で寝てしまった) 桃子「京さーん」ギュウ 京太郎(モモはいつも通り抱きついて離れなくなった) 桃子「京さんあったかいっすー///」スリスリ マッサージってなんであんなにエロいんだろうね? 「咏さん・・・やりますよ」 「おう、しっかり頼むぜぃ」 そう言ってベッドの上で仰向けになる咏さん。 普段は隠れてる素足が丸見えになり、それがとても扇情的に見えた。 そっと壊れ物を扱うようにのふくらはぎに触れる。 「ふふ・・・緊張してるのかぃ? 知らんけど」 咏さんはこっちを見るとからかうように笑った。 早くしろと言いたげなそんな表情だ。 意を決してふくらはぎに触れている指に力を入れる。 「んっ」 咏さんが声を上げる。 もう少しだけ力を入れてみる。 「んくぅ・・・」 更に声が漏れる。 指をくるぶしまでスライドさせ、ゆっくり痛くない程度の強さで上に押し上げていく。 「ふ・・・ふぅ・・・くっ」 プルプルと小さく咏さんが震えた。 「だ、大丈夫ですか?」 「だいじょうぶ・・・だから、もっとしろぃ」 少しだけ咏さんの声が震えてるような気がした。 「わかりました。でも痛かったら言ってくださいね?」 少しずつ少しずつ押す位置をスライドさせながら刺激を与えていく。 「っ・・・ぅぅ・・・」 咏さんを見ると耳が真っ赤になっていた。 膝の裏側まで到着した指を来た道を戻るように押す。 「あっ・・・だ・・・・めぇ・・・」 声が散り散りになってうまく聞き取れない。 ふくらはぎが指圧によって変化する様は征服欲を駆り立て、悪戯をしたくなる。 咏さんのふくらはぎを両手の手のひらで包みゆっくり挟み込むように圧をかける。 「やっ・・・んっ・・あんっ」 更に強く押す。 「それ・・ダメ・・・気持ち・・・いい・・・」 マッサージをしていない片方の足を小刻みにパタパタしてる咏さんの姿はとても艶かしく、今もプルプルと震えてる。 「きょ・・・たろ・・・」 咏さんの方を向くとそこには瞳いっぱいに涙を溜めた咏さんがいた。 「それ以上・・したら・・・・・・だぜぃ」 よく聞き取れなかった。 きっとこれ以上やったら怒られるだろう。 でも、見たかった。 自分のテクニックで自分の師匠が、咏さんが乱れる姿が。 「咏さん・・・ごめんなさい」 「え、ちょ、待って」 咏さんの制止を聞かず、マッサージを続ける。 「ひゃ・・・そこ・・弱いのぉ」 強く――――。 「そんなっ・・・押したら・・・・くるっ・・・きちゃう・・・っ」 更に強く―――――。 「も・・・だめっ・・んぁ・・我慢・・・出来ないっ」 咏さんが乱れる姿を――――。 「ば・・・ばかぁ・・・もう・・・・ふぁっ・・無理ぃ・・ひゃうっ・・・・」 見たい――――。 「だっ・・・だめぇぇぇぇぇぇぇぇ」 咏さんはそれだけ言うとベッドの上でぐったりと倒れこんだ。 肌はうっすらピンクに染まり、吐く息も途切れ途切れになっていた。 「絶対・・・覚えてろ・・・」 咏さんが涙の溜まった目で睨んでいた。 「何いってるんですか、咏さん」 「まだ反対側の足も残ってますよ?」ニッコリ この後無茶苦茶マッサージした 京ちゃんクッキング 京太郎「今日はソフトクッキーを作ります」 桃子「はーい」 咲「はーい」 照「はーい」 京太郎「まずはバターをヘラで崩します」 桃子「任せるっす」シャカシャカ 京太郎「クリーム状になったらグラニュー糖を二回に分けて入れて更に混ぜ合わせます」 咲「これって結構大変だね」シャカシャカ 京太郎「女の子はハンドミキサーとか使ったほうが楽だぞ」 咲「そんなの使わないよーっだっ」 京太郎「そうかい、無理しない程度に頑張れよ?」 京太郎「じゃあ次に混ぜたやつに卵黄を1つずつ加えてよく混ぜ合わせる」 照「京太郎まだ?」 京太郎「まだですからベーキングパウダー舐めようとしないでください」 照「はーい」テルーン 京太郎「次は薄力粉とベーキングパウダーを入れて粉っぽさがながくなるくらいまで混ぜて」カシャカシャ 京太郎「手のひらに2cmくらいに丸めて・・・真ん中を押して平べったくしてその中にチョコチップを好きなだけ入れてそれを包みこむようにして平たく形を整える・・・っと」コネコネ 京太郎「照さん勝手にチョコチップ食べない」 照「うぅー」 桃子「京さん、出来たっす!」 咲「京ちゃん、出来たよ!」 京太郎「おっ、じゃあオーブンシートを引いた天板に乗せてくれ」 京太郎「170度くらいのオーブンで12分から14分くらい焼いて軽く色がついてきたら完成だ」 桃子「京さん」 咲「京ちゃん」 桃子「あーんっす」ドウゾ 咲「あーんして」ドウゾ 京太郎「二人同時には食えないって」 照「じゃあ私が」パクッパクッ 桃子「あーーー!」 咲「お姉ちゃん!」 照「まだまだだね」 桃子「ぐぬぬ」 咲「ぐぬぬ」 照「京太郎、もっと頂戴」 京太郎「はいはいっと」 見えなくてもそこにあるもの 京太郎「っ・・・」 桃子「京さん、どうかしたっすか?」 京太郎「・・・ちょっと目使い過ぎたか」 京太郎(・・・・モモの姿が見えない・・・本当に使い過ぎた) 桃子「大丈夫っすか?」ピョンピョン 京太郎「・・・・」 桃子「京さん?」 京太郎(多分モモのことだから俺の目の前にいるんだろうな)スッ 桃子(両手を広げた・・・っすか?) 京太郎(ここだ)ギュッ 桃子「ひゃうっ///」 桃子(いきなり抱きしめられたっす////)ドキドキ 京太郎(よかった・・・やっぱりここにいた)ギュゥ 桃子(はわわ・・・もっと強くなったっす///) 桃子(えっと・・・こういうときは・・・///)スッ 京太郎(うっ・・・モモが抱きしめ返してきた///) 京太郎(モモのおもちが・・・やわらけぇ///) 桃子(京さん京さん///)クンカクンカ 京太郎(多分目の前にモモの頭があるんだろうなぁ・・・///) 京太郎(・・・・////)もふもふ 桃子(!?///)ドキドキ 桃子(京さんがいつもより積極的に///)ドキドキドキ 桃子(あ、もう・・・ダメっす・・・意識飛びそうっす・・・///) 桃子(きゅぅ~////)グテン 京太郎(やべ・・・やりすぎた・・・///) 京太郎(この瞬間にモモをベッドに移そう) 桃子「はっ!?」 京太郎「よう」 桃子「京さんっすか?」 京太郎「それ以外に何に見えるんだよ」ハハ 桃子「なんだ・・・さっきのは夢だったっすか・・・」ハァ 京太郎「さっきの夢って?」 桃子「なんでもないっすー」 京太郎「そっか」 桃子(夢じゃないってわかってるっすよ) 桃子(だって京さんの顔は見えないっすけど、耳真っ赤っすよ)エヘヘ キャプとラブホ 京太郎「あ、美穂子さん」 美穂子「あら、京太郎くん?」 京太郎「奇遇っすね!」 美穂子「まだ雑用で買出しかしら?」 京太郎「まぁそんなところっす」 美穂子「私もちょっと時間あるからご一緒してもいい?」 京太郎「もちろんっすよ、美穂子さんのお誘いを断れる男がいるならみてみたいっすよ」 美穂子「そんなおだてても何もでませんよーだっ」ベー 京太郎「いやーあんないきなり雨が降ってくるとは思っても無かったっす///」 美穂子「本当ね//」 京太郎「あの・・・先にシャワー入ってきてください///」 京太郎「女性は身体を冷やすと良くないっていますし///」 美穂子「え、ええ、そうね。じゃあ先に入る・・・わね///」 京太郎(あー緊張した・・・まさか美穂子さんとラブホに入ることになるなんて・・・・) 美穂子「えっと・・・覗かないでね?///」 京太郎「はいっ///」 京太郎(すっげー覗きたい・・・・・あのおもちを生で見る機会なんてコレを逃したら一生ないんだろうなぁ・・・) 美穂子「えっと・・・あがりました///」 京太郎(なんでバスタオル一枚なんです誘ってるんですかもう我慢できないっすよ) 美穂子「制服が雨で濡れちゃって乾かそうと思って///」 京太郎(ですよねーわかってましたとも)シクシク 美穂子「それで、制服を乾かしたいんで京太郎くんもシャワーに入ってきてください///」 京太郎「俺のこと気にしないで乾かしちゃってもらっても大丈夫っすよ?」 美穂子「あの・・・えっと・・・下着とかも・・・乾かしたいから///」 京太郎「失礼しました今すぐシャワー浴びてきます」ダッ 美穂子「・・・・///」トテトテ 京太郎(すっげー気まずい) 美穂子「あの、京太郎くん?///」 京太郎「はい?」 美穂子「今日のことは誰にも言わないでね?///」 京太郎「ええ、もちろん誰にも言わないっすよ」 美穂子「えっと・・・その・・・ごめんね///」 京太郎「そんなことないっす。俺のほうが謝らなくちゃいけないのに」 美穂子(違うの京太郎くん) 美穂子(私が謝りたいのは京太郎くんがシャワー浴びてる時に) 美穂子(京太郎くんの下着の匂いを嗅いじゃったことなのっ///) 全国大会決勝 京太郎(高校生活最後の試合) 京太郎「よろしくお願いしますっ」 京太郎(女子も団体で優勝、個人戦は咲が優勝した) 京太郎(照さんも美穂子さんもシロさんも咲も咏さんも) 京太郎(そして何よりモモも応援に来てるんだ) 京太郎(カッコ悪いところみせられねぇよな) 「狂気の沙汰ほど面白い……」 「傀……と、呼ばれています。よろしくお願いします」 「さて……打(ぶ)つか」 京太郎(俺のラス親の番で)ジャラ 京太郎(俺の持ち点は1000) 京太郎(奇跡でも起きないと優勝なんて不可能な点差) 京太郎(でもなんでだろう・・・負ける気が全くしない) 京太郎(・・・・やっべ・・・今まで一番楽しい) 京太郎(俺が飛んで終わるか、それとも優勝して終わるか) 京太郎(このラス親に全てを・・・賭けるっ!!)ゴッ 京太郎(照さん・・・前はいつも俺の膝の上に乗ってましたけど最近会えなくてちょっと寂しいっす) 照「京太郎、頑張って」 京太郎「ツモ。面前のみ」 京太郎(美穂子さん・・・雑用も気配りも全部教えてくれてありがとうございました) 美穂子「京太郎くん・・・・」 京太郎「ツモ。面前平和一盃口」 京太郎(シロさん・・・あの時の言葉すげー嬉しかったです。でもごめんなさい) シロ「・・・京太郎」 京太郎「ツモ。面前小三元」 京太郎(咲・・・お前には色々迷惑かけたこともあったけどいつも楽しかったぜ) 咲「京ちゃん・・・勝って」 京太郎「カン!」 京太郎(咏さん・・・俺を強くしてくれてありがとうございます。貴方は俺の最高の師匠です) 咏「負けるんじゃねぇぜぃ、京太郎」 京太郎「更にカン!」 京太郎(そしてモモ・・・俺はお前のこと・・・っ!!) 桃子「京さんっ!!」 京太郎「もう一個、カン!」 「おいまさか・・・」 「・・・字牌のみで、か」 京太郎「そして最後にカン!」 京太郎「これが俺に出来る最高の上がりだっ!!」 京太郎「ツモ。四槓子」パララッ 決勝その後 はやり「今の気持ちはいかがです?」 京太郎「最高っす!」 はやり「最後の四槓子、とても見事だったぞ☆」 京太郎「あはは・・・たまたまっすよ」 京太郎「またやれって言われたら二度と出来ないっす」 はやり「えっと・・・じゃあ今この気持ちを伝えるなら誰に伝えます?」 京太郎「それはもちろん」グイッ はやり「マイク勝手に取っちゃダメだz」 京太郎「モモーーー!」 京太郎「優勝できたぞぉぉ!」 京太郎「今から重要なこと言うから聞いててくれ!」 京太郎「須賀京太郎こと俺は、東横桃子のことが大好きだぁぁぁぁっ!」 京太郎「だから俺と付き合ってくれぇぇぇぇ!!!」 桃子「はいっ!!」 観客席 咏「・・・最近の若い子は熱いねぃ」 美穂子「そうですね・・・なんか羨ましいです」 シロ「全く・・・周りのことも考えて欲しい」 照「同意」 咲「あーあ、あの二人には敵わないなぁ」グスグスッ 照「咲、この後皆でどっか行こう」 咏「お、それいいねぃ」 美穂子「私も参加させてくださいね」 シロ「だるいけど私も行く」 照「じゃ、いこっか。あの二人の邪魔にならないように」 京太郎「モモ」 桃子「なんっすか?」 京太郎「やっぱ俺なんかでいいのか?」 桃子「えへへー」 桃子「京さんでいいんじゃないっす」 桃子「私は京さんがいいっす」ニコニコ 京太郎「・・・・」ギュゥ 桃子「京さん?」 京太郎「なんかこうしたくなった」 桃子「なら私もするっす」ギュゥ 桃子「もう絶対に離さないっすよ?」 京太郎「おう、俺もモモのこと離さないから」 桃子「京さん///」 京太郎「モモ、目を瞑ってくれ」 桃子「・・・//」メヲトジ ゆっくりとモモの唇に自分の唇を押し当てる――――。 少しだけ目を開けるとモモの瞳から涙が流れていた――――。 それを指で拭い取りながら唇を更に押し当てた――――。 この少女をこれからも護っていこう――――。 ....-―…―-... / \ / l ヽ / ハ ハ , | ; ヽ ' , | ! | | { } | | , | | | ! ト、 | ト厂 ̄l/l / , 京さん | ト、ト、ト、! ヽ x=≠ミ!/ , 大好きっす | ',x=≠ミ . . . |! | , | | ∧|. . . . ' __ |! .| l , | | ' 込 v´ ) |! , ハ , | '; / 个 ., ヽ-- ' |!イ / / / ! ヽ ヽ | > --イ |/ィ / / / __\ト、 ト|;イ | { /厶イ{メ7彡' / ヽ ヽヽ!/ ! \ ノ | '; ` .、 / ', / | ハレ、 / ', l ヽ } ヽ ヽ .|/! Yヽハ / ! / } / | .〉' .!ヽト=={// ヽく !' ,′ ヽ / 《 ', ! |/ / | ./ ステルスモモの独壇場っすよ! ゆみ「で、モモ。彼とはどんな経緯で出会ったんだ?」 桃子「小学校の時に彼が私を見つけ出してくれたのが最初っす」テレテレ 智美「それで一目惚れしたと・・・青春だなー」ワハハ 佳織「いいなー私もそんな相手が欲しいかも」 桃子「かおりん先輩にもきっと出来ますっす」 睦月「して、彼はどんな人なんだ?」 桃子「優しくてカッコ良くて私が何処にいても見つけてくれる人っすね!」 ゆみ「つまりベタ惚れってことか」 桃子「もちろんっすよ」 桃子「というか、同窓会で私だけ話すのもあれっすからみんなのことも聞きたいっす」ニコニコ ゆみ「・・・・・」 智美「・・・・・」 佳織「・・・・・」 睦月「・・・・・」 桃子「あれ?」 男性が結婚するとアピールする女性っているけどあれってなんなんだろうね? 京太郎「かんぱーい」 咲「かんぱーい」 照「かんぱーい」 シロ「かんぱい」 咏「かんぱーい」 美穂子「乾杯」 桃子「乾杯っす」 京太郎「なんかこの面子で集まるの久々な気がするよ」 咲「そうだね、京ちゃんとか他の人は仕事で会ったりするけどモモちゃんは、ね」 桃子「今は専業主婦っすからあんまり会えなくて申し訳ないっす」エヘヘ 一同(ぐぬぬ・・・初っ端から惚気・・・)ハァ 咲「きょーちゃーん」 照「きょーたろー」 美穂子「きょうたろーさん」 シロ「きょうたろ」 咏「きょーたろうー」グスッグスッ 京太郎(咲と照さんはお酒弱いのにどうしてこんなになるまで飲んでるんだよ・・・) 京太郎(美穂子さんとシロさんも目の焦点合ってないし) 京太郎(咏さんは飲みすぎると泣き上戸になるんだよなぁ) 桃子「えへへ」ニコニコ 京太郎(モモは自分のペースを守ってるからそこまでじゃないけど) 咲「わらしーきょーちゃんのころ好きだったんだおー」ヒック 照「わたしもー」ヒック 美穂子「私もですー」ヒック シロ「ずっと前に伝えたし」ヒック 京太郎「!?」 京太郎(ちょっと待て皆俺のことが好きとかなんの冗談なんだ・・・お酒の勢いでつい場の流れで言ってるだけじゃ・・・) 咲「わらしなんてーずっと登下校も一緒にしてお昼も一緒に食べてたのにーなんでわたしじゃないのよー」ヒック 京太郎「いやいやモモとずっとそういうことやってきたから別にそこまで考えてなかったんだって」 照「わたしも膝の上とかずっと密着してたのに気付いてもらえないなんてー」テルーン 京太郎「アレが愛情表現ならもっと考えた方がいいっすよ!」 シロ「京太郎のファーストキスは私が貰った」ヒック 京太郎「そんなことも・・・・ハッ!」クルッ 桃子「ニコニコ」ゴゴゴッ 京太郎(モモの背後からすごいオーラが出てる気がする!命の危機を感じるんですけど!) 美穂子「わたしなんてー一緒にラブホテルまで行ったんですよー」ヒック 京太郎「 」 桃子「京さん? 後でお話があるっす」ニコニコ 京太郎(笑顔がちょーこえー・・・・・)アハハ 桃子「まぁそれは置いといて、今まで本当に気が付かなかったっすか?」 京太郎「ちっとも」キッパリ 京太郎以外「・・・・はぁ」 京太郎「え、なにこれ俺がいけないの?」 桃子「朴念仁は家に入れてあげないっす」 京太郎「そ・・・そんなぁ・・・」 シロ「なら私の家に来ればいい」 シロ「イイコトしてあげるよ?」 桃子「ダメええええええええええ!!!」 桃子「ダメっす!京さんは誰にもあげないっす!」 幼馴染みと恋人になるとなにしていいかわかんなくなるのってよくあるよね 京太郎「俺たちって恋人になったんだよな?」 桃子「もちろんっすよっ♪」 京太郎「なんかいつも一緒に居たから実感ないな」 桃子「それ私も思ってたっすよー」 京太郎「恋人って何やるんだろうなぁ・・・」 桃子「手とか繋いでみるっすか?」 京太郎「お、いいなそれ。ちょっとやってみるか」ギュ 桃子「えへへー」ギュ 京太郎「・・・・・」 京太郎「なんかいつもと変わらないな」 桃子「そうっすねー」ニコニコ 京太郎「どうするか」 桃子「どうするっすかー?」ニコニコ 京太郎「ま、このままでもいいか」 桃子「もちっす♪」 ※モモが京太郎の膝の上に座って向かい合ってますが何もありませんでした。
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久「んじゃ、今日の部活はここまで!」 和「お疲れ様でした」 優希「咲ちゃん一緒に帰ろうじぇ~」 咲「うん。 京ちゃんは……」 京太郎「俺は少し残って掃除してるわ」 咲「あ、うん……」 久「それじゃあ戸締りよろしくね~」 京太郎「はーい」 バタンッ 京太郎「……さて」 スタスタ 京太郎(部員全員に与えられた、人ひとり入れそうもない小さなロッカー) 京太郎(部長曰く、盗まれても構わない程度の私物を入れる所なんだとか) 京太郎(鍵が掛からない安物だから俺でも開けることができる。 つまり―) 京太郎「オカズの宝庫って訳だ」ガチャッ 京太郎(まずは優希のロッカー)ガチャ 京太郎(菓子のゴミだとかでゴチャゴチャしてるが、それに混じって……)ゴソゴソ 京太郎「お、あったあった」 京太郎「優希の靴下GET」 京太郎(続いて染谷先輩……はスルーして、部長のロッカー)ガチャ 京太郎(部室で寝ることが多いせいか安眠用具が多め)ゴソゴソ 京太郎「この前はマスクだったし、今日は安眠枕のシーツもらっとこう」 京太郎(最後に和のロッカー)ガチャ 京太郎(流石に和のロッカーは変わらず綺麗だ。……が、後ろの奥の方には……)ゴソゴソ 京太郎「……おお、また増えてら」 京太郎(何故か咲の私物が大量にある) 京太郎「シャーペン、ボールペン、消しゴムに定規、と。 丸文字な咲の名前が書いてある」 京太郎(ついでに盗んだ日付までしてある。 流石は和だ) … …… ……… 咲「あ!」 優希「どうしたじぇ?」 咲「部室に忘れ物しちゃってた!」 和「私もついていきましょうか?」 咲「ううん、ちょっと時間かかるかもしれないから先帰っててー!」ダッ … …… ……… 京太郎「よし、今日はこんなトコロか」バタンッ 京太郎「……んっ」チラッ 京太郎(そういえば咲のロッカーを見たことが無かった。まぁ、アイツのなんて特に興味無いしなぁ) 京太郎(……ちょっとだけみてみるか)ガチャ 京太郎「……あれ?」 京太郎「無くしたと思ってた俺のYシャツ……」 京太郎「昨日の昼食ったカレーの跡があるし……間違いなく俺のだ……」 京太郎「……他のは……?」 京太郎(ハンカチ、制服のボタン、ネクタイ、手袋、マフラー、靴下……)ゴソゴソ 京太郎「全部俺の……」 京太郎「……」 京太郎「何で咲のロッカーに?」 ガチャッ 咲「失礼しまーす。 あ、京ちゃん」 京太郎「咲? どうした?」 咲「うん、ちょっと忘れものを……」 咲「しちゃっ……て……」 京太郎「……ん?」 咲「京ちゃんソコ……私のロッカー……」 京太郎「あっ」 京太郎「なぁ、咲。なんかお前のロッカーん中に俺の私物入ってたんだけど」 咲「あ……あわわわわ……」 咲(どどどど、どうしよう!? 京ちゃんの私物盗ってた事バレちゃったよぉ!!) 京太郎「これってもしかして……」 咲(ひゃぁああああああ) 京太郎「俺がロッカー間違えてたのか」 咲「へ?」 京太郎「てっきり隣が俺のロッカーだと思ってたんだけど……」 咲「……あっ」 咲「う、うんうん!そうそう、そうだよ! 駄目じゃない京ちゃん、自分のロッカー忘れちゃあ!」 京太郎「あー悪い悪い、今まで気づかなかったよ。ロッカーなんて使う機会滅多に無いし」 咲「 京ちゃんのはこっちだからね!今度から気をつけること!」ビシッ 京太郎「おう、悪かった」 咲(……ホッ) 京太郎「そっかー。 俺こんなの入れてたかー」 京太郎「あれ、ジャージまである。 俺、入れてたっけ?」 咲「ギクッ」 咲「いいい入れてた! 入れてたよ!体育の後、教室戻るの面倒だからって言ってたじゃん!」 京太郎「言ってたっけ?」 咲「言ってた言ってた」ウンウン 京太郎「ふーん」 咲「あっ! ていうか京ちゃん! なんで私のロッカー開けてたの!?」 京太郎「は? これ、俺のロッカーじゃねえの?」 咲「むぐっ……。 か、勘違いしてたけど私のロッカー開けてたでしょ!」 京太郎「あ、ああ」 咲「どーして?」ジロッ 京太郎「それはその……」ポロッ 咲「? ……なにか落ちたよ?」 京太郎「あっ」 咲「これって……和ちゃんのエトペン?」 咲「それに優希ちゃんの好きなタコス柄の靴下……」 咲「それと……枕のシーツ……。 コレ、確か部長のじゃ……」 京太郎「……」 咲「……京ちゃん……?」 京太郎「ハハッ」 咲「どうして……」 京太郎「いやその……これはちょっと……」 咲「どうして……どうして……!」ブルブル 京太郎「ほら……俺も男だし……な?」 咲「京ちゃん!!!」 京太郎「はい」 咲「なんで私のが無いのッ!!!」 京太郎「……はい?」 咲「京ちゃんだってお年頃だもん! こうしたものに手が伸びちゃうのは分かるよ!」 咲「優希ちゃんは最近京ちゃんにベッタリだし、和ちゃんは言わずもがなのダイナマイトボディだし!」 咲「部長は大人のお姉さん特有のえっちな雰囲気あるし、染谷先輩は……その……ほら!」 咲「皆魅力的だからしょうが無いことだとは思うよ!」 咲「でも!」 咲「そこにどうして私が入ってないの!!」 咲「私は京ちゃんにベタベタするような感じじゃないし、胸もペタ……ちっちゃい方だし、大人な雰囲気もない!」 咲「でも!」 咲「京ちゃんと一緒に過ごした時間の長さは、誰にも負けない!!」 咲「少なくともそう思ってる!」 咲「なのにどうして……どうして私だけ……私だけ……!」 京太郎「いや、お前のもあるけど」 咲「え?」 京太郎「ほら」スッ 咲「私の……消しゴム……?」 京太郎「ああ。ちゃんとお前のも持ってるよ」 咲「……」 咲(じゃあ京ちゃんは……私のことを……?) 咲「ふ、ふーん……。 そっかぁ……京ちゃんも私のこと……」 咲「……えへ……えへへへ……」ニヤニヤ 咲「そ、それじゃあ京ちゃん!」 咲「他の人の物を盗るのは駄目だけど……私の物なら、好きなだけ盗っていいよ?」 京太郎「いいのか?」 咲「うん! ドンドン盗ってって!」ニコニコ 京太郎「ふーん」 京太郎(ちょうど消しゴムがなくなってたもんだから盗ったもんだけど……そんなに嬉しいもんなのか……) 咲「全くもぉ……京ちゃんはしょうが無いなぁ……」ニヤニヤ ―後日 優希「あれー? ロッカーに入れてたタコス柄のTシャツ無くなってるじぇー」 久「ちょっとー! 私の抱枕盗んだの誰ー!? せっかくゆみがプリントされてたのにー」 和「エトペンからイカのような栗のような臭いが……」 まこ「わしはなんともないのぅ」 京太郎「ふぅん。 怖いことがあるもんですねぇ」 久「まぁ、ウチに複製品いっぱいあるし。 別にいいんだけどね」 和「この臭い……何だかドキドキしてくるような……」 優希「……なんか京太郎、肌がテカテカしてるじぇ」 京太郎「へへーんッ」 京太郎(全く……麻雀部にはいってからオナニーが捗るぜッ) 咲「……あっ。 私のポケットティッシュが無くなってる……」 咲(コレ……きっと京ちゃんが……) 京太郎(ティッシュにも困らねえしなッ) カン
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番外編 桃子とイチャイチャ 京太郎「何してんだ?」 桃子「京太郎に抱きついてるっす」おんぶ 京太郎「いや、それはわかってるけどゆみ先輩に叱られるぞ」 桃子「そこは大丈夫っす!今の私はステルス全開っすから!」 京太郎「ステルスモモか」 桃子「はい!こうやって京太郎とイチャイチャできるなら存在感が薄くても悪くないと思うっす」 京太郎「は、恥ずかしいからそう言う事言うなよ!」 桃子「顔真っ赤っすよ、京太郎」 京太郎「き、気のせいだ!」 佳織「仲いいね、あの二人」 ゆみ「そうだな…まあ、モモがステルス状態じゃ無い事は少しの間黙っておこう」 智美「あとで京太郎をからかうつもりだな」ワハハ ゆみ「蒲原、それはお前がするつもりだろ」 智美「なんの事かわからんな」ワハハ カン!
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番外編 働け京太郎 京太郎「鶴の間の料理できました!」バタバタ… 玄「桔梗の間のお酒が足りてないよ!」 京太郎「今日仕入れた所に薩摩焼酎があります!」 宥「あ、あったかくないよ…」ブルブル 京太郎「俺にでも張り付いといてください!」 宥「やった…」 ぎゅ…←おんぶされる 玄「お、お姉ちゃんばっかりずるいよ!」 京太郎「玄は後で死ぬほど可愛がってやるからさっさと桔梗の間にいってきて」 玄「うー」 宥「あったかい…」 京太郎「あーもう、仕方ないな」 ざっ、ぎゅ←玄を抱き寄せて 京太郎「いつもごめんな、玄…愛してるよ」 玄「はわはわ…い、いってきます!」カアアア 宥「優しいね京君は」 京太郎「事実ですから」 宥「私も京君の事好きだよ」ボソ 京太郎「なっ…」カアア 宥「あったかい…」 カン!
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はやり「えい!」トンッ 京太郎「ぬおっ」ドサッ はやり「欲しいって、言ってるの……暴食と色欲の京ちゃん☆」ニコッ 京太郎(ッ……だめだっ、興奮状態っていうか、あぁもう、馬乗りになられるとっ) はやり「さて、京ちゃん、良いかな?」フフッ 京太郎「ッ~~!?」 京太郎「はやりさん!」グイッ はやり「ひゃうっ!?」グルッ バタンッ 京太郎「ふぅ~」ハァハァ はやり「あれ、これ不味いって……私が喰べないとっ」 京太郎「い、良いですか?」ハァッハァッ はやり「は、はやや~……」 数ヶ月後- 京太郎「いや、そのね?」 はやり「はややーニュースになってるよ」 京太郎「あのですね」 はやり「これは大ニュースだよねぇ、牌のお姉さん男の気配も無かったのに妊娠……ねぇ?」 京太郎「は、はい……」 はやり「初めてだったのに、一発だってぇ……まぁ一発じゃないけど」 京太郎「その、ねぇ?」 はやり「はやりのこと、もらってくれないの?」 京太郎「是非お願いします」 咏「うぉい!京ちゃん、ほんとに良いのか!?」 京太郎「だってぇ」 はやり「わぁ~私が一番最初に既婚者になっちゃったよ~」 晴絵「嘘だぁ!」 健夜「腹パンの修行してくる」 京太郎「やめてください!」 はやり「さ、京ちゃん!私たちの輝かしい未来のために頑張ってね♪」 京太郎「ま、まぁこんなことになったのも俺の未熟さゆえですので……ん、ちょっと待てよ、あの時って薬を?」 はやり「わ~い、私たち幸せになります♪」ギュッ 京太郎(まぁ良いか!) はやり「ね♪」 京太郎「おう!」 瑞原はやりED1 はやり「えい!」トンッ 京太郎「ぬおっ」ドサッ はやり「欲しいって、言ってるの……暴食と色欲の京ちゃん☆」ニコッ 京太郎(ッ……だめだっ、興奮状態っていうか、あぁもう、馬乗りになられるとっ) はやり「さて、京ちゃん、良いかな?」フフッ 京太郎「ッ~~!?」 京太郎「か、勘弁してくださいっ」ドンッ はやり「はやっ!?」ドサッ 京太郎「お、俺は、喰われませんよッ!」カッ はやり「ッ!?」ゾクッ 京太郎「あっ」フラッ ゴッ はやり(あれ、机の角に頭ぶつけてっ) はやり「大丈夫!?」 京太郎「うぅ……」ガクッ ?- 京太郎「あれ、ここ……」 「まったく、強欲は……色欲なんじゃないのか?」 京太郎「おう俺か」 「好きでお前の姿になってるんじゃないけどな」 京太郎「へぇ」 「ともかく、思いのほかお前のペースが速くて驚いてるんだ、あいつも」 京太郎「あいつって前の女の人?」 「そうそう、とりあえず……今の内に味方は増やしとけよな」スッ 京太郎「また扉か」 京太郎「淡、助けるって約束したしな」ギィッ 「拒絶されたなら諦めとけよ」 バタンッ 京太郎「おう、変わらないけど……」 淡「!」ダンダンッ 京太郎「壁を叩くな、俺がぶっ壊す!」グッ バリンッ バァッ 京太郎(ふぅ……あたりも氷一面から普通の部室に戻ったな) 淡「京太郎っ」ダキッ 京太郎「おわっ!?」 淡「約束通り、来てくれたんだっ……」 京太郎「まぁ、約束だし……ほら、待ってるぞ」 淡「ん?」 照「淡?」 菫「どうした淡」 尭深「行こ……」 誠子「遅いぞ」 京太郎「待ってるぞ」 淡「京太郎、私を助けてくれたお礼に……私が、京太郎を助けるから」 京太郎「……おう、頼むな?」 淡「うん、私が京太郎を守るから!」ニコッ 70日目- 朝- 京太郎「ふぅ……あれ?」ムニュッ 京太郎(あれ、ベッドの上に全裸のはやりさんと俺……) 京太郎「ぬおわぁっ!?」 京太郎(落ち着け、俺は……服を着てるってことははやりさんのいたずらかっ!) 京太郎「ふぅ、落ち着いてきた」 京太郎「さて、朝御飯作るか……」スッ 対応力100により、実に良い朝御飯ができた 京太郎(それにしても、体が重い気もするなぁ) 京太郎「暇つぶしに誰かに電話でもしてみるか」 京太郎「よし、小鍛冶さん!」 プルルルル…プルルルルル…プルッ 健夜『はい、もしもしぃ』 京太郎「あ、須賀です」 健夜『え、須賀君!?』 京太郎「あはは、今東京にいるんですよ」 健夜『へぇ、そうなんだぁ!』 京太郎「っていうことで」 健夜『あはは、大変だね~阿知賀かぁ、私も会いたい人いるんだよね~』 京太郎「へぇ~」 はやり「おはよう、私の体はどうだったかな☆」 京太郎「やわら……なに言わせるんですか」 はやり「にゃはは、とりあえず御飯食べよ!京ちゃんの朝御飯!」 京太郎「はい、どうぞ」 はやり「いただきます」 京太郎「めしあがれ」 はやり(やっぱり京ちゃんは欲しいなぁ) 朝- 京太郎(まだ朝って言って良い時間だなぁ) はやりん「ん~♪」 京太郎(なんで俺ははやりさんに耳かきしてるんだろう……) 京太郎(とりあえずもうちょっと経つまでこうしてよう) はやり「んぁっ」 京太郎「いきなり変な声出さないでください、刺さりますよ」 はやり「そうしたら京ちゃんがもらってくれるよね☆」 京太郎「重い」 はやり「むっ、牌のお姉さんの体重はリンゴ3個分なんだよ!」 京太郎「いや、ほんと動かないでくださいよ?」 はやり「うん☆」 昼前- 京太郎「お昼どうしますか」 はやり「ん~、食材ないし」 京太郎「買いに行くか食べに行くか……」 京太郎「じゃあ買いに行きましょうか」 はやり「じゃあ変装だね」 京太郎(ほんと別人みたいだな) はやり「いつもの方と今の方、どっちが好きかな?」 京太郎「……いつもの方ですかね?」 はやり「えへへ☆」 スーパー- 京太郎「さすがにこの時間は人が多いですねー」 はやり「そうだねー☆」 京太郎「さて、帰りましょうか~」 はやり「荷物持たなくて平気」 京太郎「これでも男なんで」フフン はやり「さっすがだね☆」ギュッ ムニュッ 京太郎「ぬぁっ!」 はやり「ご褒美☆」ボソッ 京太郎(落とされそう……) 昼- 家- 京太郎「ん、おいしいですね」 はやり「そうだね、さすが私の旦那様だね☆」 京太郎「か、からかわないでください」 はやり「はやや、照れてるのかな?」フフッ 京太郎(い、いかん……遊ばれてるのか!?) はやり「うん、本当においしいよ」ニコッ 京太郎「あ、ありがとうございますっ」ドキッ はやり(良い感じ♪) 昼過ぎ- はやり「そろそろどこか行く?」 京太郎「ん、そうですね~」 京太郎「そうですね、どっか行きますか!」 はやり「デートだね☆」 京太郎「だからそういうからかいはやめてください!」 はやり(ん、普通にデートじゃないのかな?) 京太郎(はやりさんと一緒にいると、理性がガリガリ削られるな) はやり「ふふ~ん♪」ギュッ 良子「Oh、これはとんでもない現場に遭遇してしまったのかもしれません」 京太郎「あぁ戒能さん、貴女が助けです……」 京太郎(ま た お も ち か) はやり「良子ちゃん!今デート中なの☆」 京太郎(まさかこの俺がおもちはもう良いと思う日がくるなんてな、すみません玄さん)フッ 良子「では私はこれで」ガシッ 良子「ホワイ?」 京太郎「お願いします、一緒に来てください」 良子(鬼気迫ってますね) 良子「わかりました」 京太郎(自然な流れで俺とはやりさんの間に)スッ はやり(むっ!) 京太郎「ふぅ……」 夕方- 京太郎(あ、そう言えば白糸台に……いや良いか、戒能さんを誘ったばっかだし) 良子「そう言えば京太郎君、学校はどうしてるんですか?」 京太郎(あ、忘れてた) 京太郎「今は偵察中なんです」キリッ 良子「さすが、と言う所でしょうか……須賀君を偵察に出すなんて龍門渕高校は凄まじい」 京太郎(どうするか……) 京太郎(まだ帰らなくて良いか!) 良子「だからあれは……」 はやり「えぇ、そうかな~?」 京太郎(どっちかに話を振ってみるか) 京太郎「そういえば戒能さんも雑誌の取材で俺の名前を出してくれたとか」 良子「まぁ、あれを見れば当然でしょう……永水のTop3をまとめて相手にしてあれですから、それに暴食と色欲」 京太郎「巫女さんたちには嫌われそうですね~」 良子「まだ言っていないのでご安心を」 京太郎(安心?) 京太郎「そう言えば、戒能さんとはまだ麻雀したことないんですよねー」 良子「ふふっ、してみますか?」 京太郎「プロの方と本気で、小鍛冶さんにぼろ負けしたんですよねー」ハハッ 良子「小鍛冶プロは別格ですからね、当然です、ノーウェイノーウェイ」 京太郎「まぁ確かに」ウンウン 夕方2- はやり「夜ご飯はどうしようか!」 良子「前みたいに居酒屋というのもあれですしね」 京太郎「まぁあれはあれで構いませんよ」 はやり「うぅ~ん、居酒屋か普通のレストランか……良子ちゃんの家か私の家か?」 良子「では決めてください」 京太郎「俺ですか!?」 京太郎「レストランで良いんじゃないですかね?」 良子「YesならばGo wayです」ウンウン はやり「よし、行くよー!」 京太郎「はい」 レストラン- 京太郎「良かった、普通だ」 良子「もっとゴージャスな場所だと思いましたか?」 京太郎「まぁ、二人が行く場所というと」 はやり「普通だよ☆」 京太郎「よし、頼むもの決めましょうかー」 はやり「うん、そうだね♪」 京太郎「戒能さんは結構飲むんですか?」 良子「まぁ、並と言う感じで……はやりさんは凄い飲みますから」 京太郎「それは知ってます、冷蔵庫みたんで」 良子「Oh、それはそれは……結構なものを見ましたね」 京太郎「はい、今は食材も入れましたけど」 良子「泊まったんですか?」 京太郎「はい」 京太郎(ん、無事か?) 京太郎「そう言えば俺の麻雀を評価してくれてるのはわかったんですけど、俺自身はどう思ってるんです?」 良子「……ナンパで」 京太郎「ナンパじゃありません」 良子「ならなんでまた」 京太郎「ほら、麻雀だけの関係って寂しいじゃないですか」ハハッ 良子「それ、シラフで言ってるなら色欲も納得です」 京太郎「へ?」 良子「いえ、とりあえず……良くは思っていますよ」フッ はやり「さて、そろそろ帰ろうか京ちゃん♪」ギュッ 京太郎(煩悩退散……色欲的にどうなんだ?) 良子「はやりさんの家は危険ですね、私の家に来ますか?」 京太郎「あ、えっと……」 京太郎「いや、今日は泊まる場所は決めてるので」 はやり「え~」ブー 良子「そうですか、安心しました」 京太郎「はい、ではこれで」フリフリ はやり「またね~」 良子「それではまた」 京太郎「さて……」 コンビニ- 京太郎「さて、適当に買うか」 京太郎「あ、弘世さん」 菫「須賀君、どうしたんだこんなところに?」 京太郎「いえ、菫さんこそ」 菫「私は夜食を買いに……いや、今のは違うぞ!」アタフタ 京太郎(なるほど……) 菫「まだ東京にいたんだな」 京太郎「まぁ、そうなんですよね」アハハ 菫「近くに泊まっているのか?」 京太郎「あはは、実は今日はネットカフェに泊まる予定でして」 菫「なに?」 菫「今日明日と丁度、親が居ないんだが……来るか?」 京太郎「え?」 菫「いや、あくまでも寝る場所を提供するだけだ、他意はない!」カァッ 京太郎「いえ、わかってますけど……」 京太郎「では、お願いしても良いですか?」 菫「ああ、じゃあ行こうか……」 京太郎「夜食は?」 菫「……買おう」 弘世家- 京太郎「お、お邪魔しまーす」 菫「あまり緊張しなくても良い、どうせ私だけだしな……上の階の私の部屋に行こう」 京太郎「了解です」 菫「一応言っておく……あまり面白みを期待しなくて良いから」ガチャッ 京太郎(おぉ) 京太郎(ベッドに人形とか置いてある……っていうか女の子っぽいなぁ、本棚に少女漫画と……麻雀の本もあるのか) 菫「あ、あまりみられると恥ずかしいんだが」カァッ 京太郎「これは失礼しました」 菫「ど、どうなんだ?」 京太郎「あ、ええっと……女の子らしくて可愛いですね!」グッ 菫「そうか、安心した」ホッ 京太郎「一人部屋でテレビがあるって羨ましいんですよねー」 菫「須賀君にはないのか?」 京太郎「一人部屋なんですけど、部屋にテレビはありませんね」 菫「そうなのか、こういう時に楽で良い」 京太郎「ですねー」 京太郎「麻雀の話なんですけど……」 菫「君は麻雀馬鹿だな」 京太郎「ありがとうございます」キリッ 菫「そう言えば君の乗っている雑誌があったな」 京太郎「恥ずかしい!」 菫「まぁ見てみると良い、ここに置いておくから」フフッ 京太郎「これ、おいしいですねー」モグモグ 菫「期間限定らしいからな、こういうのに弱い」モグモグ 京太郎「あぁ~わかります」 京太郎「そういえば弘世さんって彼氏とかいるんですか?」 菫「なななっ!君は突然どうした!?」 京太郎「なんか男受けしそうな感じなんで」 菫「皮肉か?」 京太郎「いえいえ、俺が魅力的だなと」 菫「のっ、飲んでるのか!?」カァァツ 京太郎「んなわけないっすよ、淡とか聞きそうなイメージあるんですけど」 菫(男に聞かれるのと女に聞かれるのとでは違うっ!) 菫「ま、まぁ居ないが……」 京太郎「へぇ、意外ですね!」 菫(な、なんだ一体!?)カァァ 菫(妙に意識してしまうっ)カァァッ 京太郎「ん、これもいけますよ」モグモグ 京太郎「白糸台のことなんですけど、今年も全国に来るんですよね?」 菫「そうだな、まぁ照と淡がいれば平気だろう」ウンウン 京太郎「信頼してるんですね」 菫「まぁ尭深や誠子も十分な力を持っているし、問題はなにも無いだろう」 京太郎「へぇ~」 京太郎「淡、今日はどうでした?」 菫「ん、別に普通だったが……須賀君が来るのかと聞いてきたな、なにかあったのか?」 京太郎「いえ、特には無いんですけど、戦績とかってどうなんですか?」 菫「淡は強いぞ、最近はさらに強い」フフン 京太郎「……みんなのこと大好きですね」 菫「……そうはっきり言われると」カァァッ 京太郎(かわいいなこの人) 菫「そろそろ寝ようか」 京太郎「俺はそこらで寝ますんで」 菫「いや、布団は襖の中に、ほら」ドサッ 京太郎「どうもです、色々と」 菫(お、男と同じ部屋かっ……)カァァッ 京太郎「では、おやすみなさい」 菫「あぁ、おやすみ……って風呂はいいのか?」 京太郎「まぁ今日は構いませんよ、突然泊めてもらったんですし」 菫「そうか、じゃあおやすみ」ニコッ 京太郎「おやすみなさい」 京太郎「弘世さん、ほんと今日はありがとうございます、なんてお礼言っていいか」 菫「私も友人がネットカフェで一夜過ごそうとしているのだから手助けぐらいするさ」 京太郎「ほんと、良い人ですよね弘世さんって」 菫「おだてたって何も出ないぞ」 京太郎「いえいえ、おだてとかじゃないくて弘世さんみたいな人が彼女なら良いんですけど」ハハッ 菫「……ほんと、さりげなくそういうことをっ」 京太郎「そういえば明日学校ですよね、あんまり夜更かしも良く無いでしょうし、おやすみなさい」 菫(私はおかげさまで冴えてるよ……) 京太郎(ん~菫さん寝たのかな、誰かにメールしてみよう……起きてるかわかんないけど) 京太郎(照さん、起きてるのか?) 本文『起きてますか~?』 差出人:照 本文『起きてるよ』 京太郎(意外ッ!) 本文『なんとなくメールしてみた』 差出人:照 本文『嬉しいよ、今はまだ東京?』 京太郎(……まぁ良いだろ) 本文『今、弘世さんの家に泊めてもらってるんだ』 差出人:照 本文『え、なにそれ怖い』 京太郎(そうかな?) 本文『なにもしてませんよ、泊まる場所が無かったから』 差出人:照 本文『ウチに来れば良かったのに、お母さんも京ちゃんのことは知ってるんだし』 京太郎(でも泊まるのとは別だろうなぁ) 本文『まぁ今度は頼らせてもらうよ』 差出人:照 本文『うん、じゃあまたね』 京太郎(はい、おやすみなさいっと) 70日目終了- ?- 京太郎「んぁ……?」 「これで全員の絆を手に入れたわけだ」 京太郎「そうなのか?」 「アイツに言わせればガタガタなんだろうけど」 京太郎「ガタガタって?」 「ここで手に入れた絆と、また別のところで手に入れた絆、なんだよ」 京太郎「ふぅーん」 「ちょっとしたマークを入れておいたぞ、ほら」スッ 京太郎「ん、扉かぁ」 京太郎「シロのところに行くか」ギィッ 「おいおい、別に行く必要は無いだろ、ガタガタだろうといざとなれば使える」 京太郎「ほんと性格悪いなお前」 バタンッ 「いや、俺だよ」 京太郎「あれ、ここは……どっかの神社?」 白望「怠い……」グテー 京太郎「おい、賽銭箱の上で寝るとか馬鹿か!」 白望「別に、ここは私の世界だし……」 京太郎「まったく……ん、あそこにいるのは豊音さんで、あっちは胡桃さんで塞さんで、エイスリンさんか」 白望「全員、バラバラな場所にいて真っ黒な影になってるでしょ?」 京太郎「そうだな、原因は?」 白望「わかんない……」 京太郎「ん~」 トシ「深層心理における全員の立ち位置みたいなもんさ」ハァッ 京太郎「トシさん、何者なんですか」 トシ「ま、京ちゃんが罪作りな性格だからこそどうにかなりそうだけど」 白望「?」 トシ「シロ、塞、胡桃は他のメンバーより近いだろう?」 京太郎「まぁ、確かに……」 トシ「怠いからこそ、シロが近づくことも周囲が近づくこともないってわけ」 京太郎「んなわけ」 トシ「言ってるだろ、ここはシロの深層心理の世界なんだから、シロがそう思ってるのさ」 京太郎「へ?」 トシ「とりあえず、元々『絆』はあるんだ……シロを喰いな」グッ 京太郎「く、喰うってどうやって?」 トシ「そのままの意味さ」 白望「二人ともなんの話してるの?」 トシ「ほれ、精神世界なんだからやりたい放題しちゃいなよ」フフッ 京太郎「……はぁ~」 トシ「ね?」ニコッ 京太郎「なぁシロ」スタスタスタ シロ「どうしたの?」 京太郎「……」 京太郎「……ごちそうさま」 白望「~~~ッ!?」ガクッ トシ「犯罪っぽいねぇ」 京太郎「トシさんがやれって言ったんですからね!」 トシ「まぁともかく、これで怠惰する影も消えるさ……」 京太郎「どういうことです?」 トシ「まぁ、怠惰にしろ大罪は全部諸刃の剣……莫大な力を得るし、まぁそこらへんはお約束ってわけだ」 京太郎「とりあえず、これで怠惰が緩むと?」 トシ「わかってるじゃないか、そろそろ限界だから戻るね」 京太郎「え、トシさん!?」 トシ「またね京ちゃん、シロの守るものはこの四人、それは見つかってるけどただ遠いと思い込んでいる……とりあえず、あんたが動きな」シュゥ… 京太郎「こんな状態のシロと二人にされても……」 白望「ふぁ、ぅっ……んっ」ビクッ 京太郎「ちょっと抱っこするぞー」スクッ 白望「こ、れは?」 京太郎「ほら、怠いかもしんないけど、それを抱えながら生きてくのが人間だよ、本当に怠かったら俺がこうやって手伝ってやるから、な!みんな!」 バァッ! 塞「シロ!」 胡桃「シロ!」 豊音「シロー!」 エイスリン「シロ!」 京太郎「ほら、これでオッケーだろ?」 白望「……おせっかい焼きだね」 京太郎「おう」 白望「……私も、おせっかい焼いていい?」 京太郎「怠くないのか?」 白望「怠くない……ダル」 京太郎「そっか」 71日目- 朝- 京太郎「ん……あぁ、朝、しかも弘世さんの部屋だし」 ガチャッ 菫「ん、起きたのか」 京太郎「あぁ、すみません」 菫「朝御飯はできてるから、降りてきてくれ」 京太郎「ん、了解っす」 京太郎(あ、何か忘れてると思ったら、荷物はやりさんの家に置きっぱなしじゃね?) 京太郎「ん、おいしい!」 菫「なら良かった」ニコッ 京太郎「……なんか新婚夫婦みたいっすね」 菫「ッ□△○×!?」 京太郎「どどどどど、どうしました!?」 菫「君がどうしたぁ!?」 京太郎「へぇ!?」 外- 京太郎「それじゃありがとうございました!」ペコッ 菫「あぁ、また遊びに来てくれ」 京太郎「はい、ではまた!」 菫「うん」フリフリ 京太郎「さて、どうすっかな」 京太郎「まだ終わらんよ」キリッ 京太郎「よし、電話しよう後で!」 京太郎(昼まで時間つぶさないとな~) 京太郎「そうだ、東京住まいのプロなら誰かしら暇な人がいるはず!」グッ 京太郎「良子さん、大丈夫かな?」 プルルッ 良子『私です』 京太郎「戒能さん、今日暇ですか~?」 良子『……学校休んで遊び歩いて大丈夫なんですか?』 京太郎「部活の活動ですから!」 良子『なら良いんですが、まぁ京太郎君には二本目の槍もありますからね、とりあえず今日は暇ですが』 京太郎「行っても平気ですか?」 良子『Oh……わかりました、迎えに行きますから、昨日の晩御飯を食べたレストランの前で待ってて下さい』 京太郎「迷惑ですか?」 良子『いえ、そういうわけじゃありませんから、待っててください』 京太郎「は、はい……」 良子『少々時間がかかるかもしれないので、お待ちを』 京太郎「はーい」プツッ 京太郎「……どうしたんだろ?」 昼前- 京太郎(弘世さんにも連絡入れたし、あとは行くだけだな) 良子「お待たせしました」 京太郎「いえいえ、すみません突然」 良子「別に構いませんよ、では行きましょうか……の前にお昼ですかね」 京太郎「あぁ、そうですね~」 京太郎「じゃあ、俺で良ければ作りますよ」 良子「はやりさんや咏さんから聞いてましたから、楽しみですね」フッ 京太郎「お任せあれ!」 スーパー- 京太郎「何が良いですか?」 良子「なんでも構いませんよ、須賀君の料理が楽しみなわけですから」 京太郎「よし、張り切っちゃいますよ!」 京太郎「さて、他にあとはこれと」 良子(男の人と買い物というのも、はじめてですね) 京太郎「あれ、はやりさん」 良子「」チッ はやり「あれれ、舌打ちが聞こえたよ~?」 良子「大丈夫です、ノーウェイノーウェイ……」 良子(せっかくデート気分に浸ってたのに) はやり(勝手に私の京太郎君を取らないでね?) 良子(……どうしましょうね?) はやり(おこっちゃうゾ☆) 京太郎「はやりさんはこの後どうするんです?」 はやり「私はね……」 はやり「暇だゾ☆」 良子「まぁ構いませんが、須賀君……三人分必要なようです」 京太郎「まぁそんなに変わりませんから良いんですが、ならはやりさんの家で良いんじゃないですか?俺の荷物もありますし」 はやり「そうだね♪」 良子(掃除した意味が……) 京太郎「さて、行きますか」 はやり「うん☆」ギュッ 京太郎(ぬおっ、おもちがっ!) 瑞原はやり宅- はやり「はやや!さすがの味だよ京ちゃん♪」 良子「噂に違わぬおいしさですねDelicious!」 京太郎「なら良かった」 はやり「良子ちゃんの御飯もおいしいけどね」 良子「はやりさんは作りませんね」 はやり「牌のお姉さんだからネ☆」 京太郎「咏さんは普通に上手いですし、小鍛冶さんはどうです?」 はやり「あ~」 良子「小鍛冶さんは……実家暮らしですからね」 京太郎「そういえば地元で大人気とか」 良子「らしいですねー」 昼過ぎ- 京太郎「洗物終わりました~」 はやり「さすが京ちゃん、手際が良い!」 良子(須賀君、なんて良い主夫!) 京太郎「戒能さんって新人賞とかとってましたけど、やっぱりオカルト持ちですか?」 良子「まぁ、持ってないとやっていけないですから」 京太郎「ですよねー」 京太郎「そう言えば永水って神降ろしやらを使うんですよね?」 良子「そうですね、まぁオカルトのプロフェッショナルと言って良いですから……約一人を除けばトップクラスです」 京太郎「約一人?」 良子「ええ、まぁ情報をこれ以上喋るわけにはいきませんが」 京太郎「あらら、ダメですか」 良子「えぇ、これでも従姉妹がいますので」 京太郎「じゃあ諦めますかね」 良子「頑張ってください」ニコッ 京太郎「あい」 京太郎「さて、今日は白糸台に行く予定なのでこれで失礼します」 はやり「あれ、淡ちゃんのとこ?」 京太郎「なんでってそりゃ知ってますよね」 はやり「そうだね、じゃあ行ってらっしゃい」 良子「そう言えば、今日はどうするんですか?」 京太郎「泊まる所あるんで平気ですよ」 はやり「あらら残念だよ」 良子「困ったらいつでも頼ってください」グッ 京太郎「ありがとうございます二人共、じゃあ俺はこれで!」バッ 白糸台高校前- 京太郎「さて、誰に連絡してみるかなー」 京太郎(よし、メール完了) 淡「京太郎ー!」ガバァッ 京太郎「ぬおっ、びっくりさせるな!」 淡「そんなこと言わなくても良いじゃん……あんなとこまで踏み込んできたくせにっ」ポッ 京太郎「変な言い方すんな!」クワッ 白糸台高校・麻雀部部室- 京太郎「どうもこんちゃ!」 照「京ちゃん、昨日のことなんだけど?」 菫「ッ!?」 京太郎「あぁ、弘世さんの」 菫「よし部活だ!須賀君、今日はどうする!?」 京太郎「あぁ、どうしましょう」 尭深「粗茶ですが」 京太郎「いつもありがとうございます尭深さん」 誠子「どう須賀君、昨日はリール、クルクルした?」 京太郎「持ちネタにする気ですか!?」 京太郎「いっそのこと打ちますか!」グッ 菫「なるほど、君と打つと良い経験になるしな」 淡「誰とするの!?」 淡「よし、今日は負けないよ!」 京太郎「俺も負けるわけにはいかないからなぁ」ゴッ 照(迫力すごいけど……菫の家に泊まったとかちょっと気になることもあるから、とりあえず二人を狙おう)シネン 京太郎(なんか異常な) 菫(プレッシャーが) 照「行くよ」ゴッ 菫「望むところだ!」 京太郎「よし!」 京太郎(さて、どう来るか!) 菫(狙い撃つ!) 照(咲には、勝てたのかな?) P能力『照魔鏡:モードA』発動 オカルト95までの相手の能力の効果を受けない 淡(行くよ!) P能力『傲慢:ドゥーベ』発動 最も高い麻雀力を持った相手と同じ麻雀力になる 京太郎(また見られた!) 照(京ちゃん、ちょっと前と見え方が違う?) 京太郎(さて、これは痛いなっ!) 菫(狙い撃つには十分な状況だ) 照(よし、これならまだ勝てる) 淡(私が負けるわけないって!) 京太郎「リーチせずにはいられないな!」タンッ 尭深(あれ、切るの?) 誠子(まるでわからないなぁ) 京太郎「さて……」ニッ 能力『アウトロー・タウン(喰)』発動 菫(なにをする気か知らないが、狙い撃つのみ!) 能力『シャープ・シューター』発動 京太郎(いや、あっちはどうでもいい) 菫(くっ、なんだか馬鹿にされた気がするぞ!) 淡(行くよ!)ザワッ 能力『傲慢:メラク』発動 京太郎(来たな、大罪!) 淡(来たね、暴食!)ゾクッ 京太郎(貰ったぁ!)カッ 能力『魔物喰い』を発動 京太郎「」ニッ 淡(やっば!?) 京太郎(喰らうッ!) 「おいおい、良いのか?また前みたいになるかもしないぞ?」 京太郎(喰らう!)ガルルルッ 「まさか、聞こえてない?ずいぶんイッちまってるな……まぁ好きにしろよ」 京太郎「ッ!」ギンッ グチュッ ブチッ グチッ ググッ ブチリッ 京太郎「」プハァ 淡(ひんっ!?)ビクンッ 照「え?」 菫「淡!?」 淡(や、やだっ、なにっ、~~ッ!?)ビクンッ 京太郎(今の違和感、発動したか!) 淡「んっ」ガクンッ 京太郎「淡!?」 保健室- 京太郎「おろすぞ」ソッ 淡「あ、ありがとっ……」ハァハァッ 京太郎(案の定保険の先生がいないな) 淡「京太郎っ、なんか、おかしぃっ……」ハァハァッ 京太郎「えっと……」 淡「な、なんなんだろっ……」ハァッ 京太郎「えっとさぁ」 淡「京太郎の、暴食っ……?」 京太郎「暴食じゃなくてっ」 淡「こ、これ……なんとか、してぇ?」ハァッハァッ 京太郎「あ、あのなっ!」キィンッ 京太郎(やばい、なんだこの感覚ッ!?) 淡「ね、はぁっ……良いでしょ?」ニコッ 京太郎「あ、淡ッ」 数ヶ月後- 菫「で、言うことは?」 淡「私悪くない」 京太郎「はい、全部俺が悪いです」 菫「退学だぞ退学!」 淡「別に良いもん!」 京太郎「申し訳ございません」 誠子「ほんと、不良どころの話じゃないよね」 淡「不良じゃないし」 京太郎「ごめんなさい」 尭深「進路は?」 京太郎「俺がプロになる予定です、すみませんでした」 淡「謝らなくて良いから!」 京太郎「でもなぁ、みんなに迷惑かけたし」 淡「全国優勝した後なんだし良いよ!」 京太郎「でもなぁ~」 淡「あぁ酸っぱいものが食べたい!」 菫「妊婦らしいな」 照「京ちゃんのバカ」 京太郎「もう本当に申し訳ない」 照「でもね、あんなこと言いながら菫だって内心喜んでるよ」 菫「照!」 照「この間なにかプレゼントしようって赤ちゃん用の」 菫「照ぅぅぅ!」 淡「ほら、京太郎ー病院行こー」 京太郎「なんてマイペースなんだ」 誠子「まったくあの四人は、尭深私たちは釣りにでも」 尭深「行かない」 淡「よし、行くよ京太郎!」 京太郎「わぁ!走るな危ない!」 大星淡ED1 保健室- 京太郎「おろすぞ」ソッ 淡「あ、ありがとっ……」ハァハァッ 京太郎(案の定保険の先生がいないな) 淡「京太郎っ、なんか、おかしぃっ……」ハァハァッ 京太郎「えっと……」 淡「な、なんなんだろっ……」ハァッ 京太郎「えっとさぁ」 淡「京太郎の、暴食っ……?」 京太郎「暴食じゃなくてっ」 淡「こ、これ……なんとか、してぇ?」ハァッハァッ 京太郎「そこで待ってるな、じっとしてたら治るから」 淡「ほ、ほんと?」 京太郎「おう」 淡「うんっ」 京太郎(ヤバい……) 夕方2- 淡「完全復活!」 京太郎「よかった良かった」 菫(あれは、須賀君のオカルトか?) 京太郎「さて」 京太郎(誰かと話をしよう) 京太郎「渋谷さんもオカルトもちでしたよねたしか」 尭深「なんで知ってるの?」 京太郎(匂うとは言えない) 京太郎「牌譜で、ほら、突然和了するじゃないですか高得点しかも決まって後半に」 尭深「良くわかったね、うん、確かに私はハーベストタイムがあるよ」 京太郎「収穫期ですか?」 尭深「うん、実ったものを収穫するの」 京太郎(実ったもの……)チラッ 尭深「どうしたの?」 京太郎「いえいえ、実に魅力的だなと」 尭深「そ、そう……」カァッ 京太郎「渋谷さん的に俺ってどうなんですか?」 尭深「ズズッ……どういうこと?」 京太郎「いえ、女子高にちょくちょく入ってくる男子って」 尭深「別に、みんなが信頼してるなら私も信頼してるつもりだよ?」 京太郎「それは嬉しい……」 尭深「あと、プロ四人に名指しされる人」 京太郎「あぁ、渋谷さんも知ってるんですね」 尭深「その雑誌向こうに置いてあるよ」 京太郎「まじっすか!?」 尭深(おもしろい) 夜- 京太郎「さて、お疲れさまでした」 菫「うん、お疲れ」 淡「くじびきー!」 京太郎「なんの?」 照「部屋の掃除する人を決める」 京太郎「なるほど……俺も!?」 誠子「たまには付き合えよー!」 尭深「うん」 京太郎「了解しましたっ」ネンヲオクル 菫「さすがフィッシャーだな」 照「フィッシャーは違う」 淡「やっぱここぞって時に吊り上げるよね」 尭深「釣り人だね」 誠子「くそぉっ」 京太郎「頑張りましょう!」グッ 誠子「私が掃除するから、休んでても良いよ?」 京太郎「いえ、そういうわけには……せっかくですしいつもしていないようなことしますか」 誠子「ん?」 京太郎「んっと」 京太郎「高いところ掃除しますよ」 誠子「さすが男の子だね、うちは女子高だからそこ掃除するのも一苦労だよ」 京太郎「あはは、存分に使ってください」 誠子「じゃあ今度釣りにさ」 京太郎「それ関係無いんじゃないっすか!?」 誠子「お疲れ、それじゃね」 京太郎「はい、お疲れさまでした誠子さん!」フリフリ 京太郎(泊まる場所探すか~) 京太郎「さて、誰かに助けてもらおう……!」 京太郎(でも白糸台の人たち、明日は学校だよなぁ) 京太郎(よし、健夜さんに電話してみ―――) 良子『小鍛冶さんは……実家暮らしですからね』 京太郎「いや、不味いか?」 京太郎(やめておこう、なんだか色々と気まずくなりそうだ)ウンウン 京太郎(ならば次はどこに!) 京太郎「よし、戒能さんに頼ってみよう……一人暮らしらしいが、大丈夫か?」 京太郎(やめておこう、あのおもちに反応しない自信がない)ウンウン 京太郎(ならば!) 京太郎「白糸台の誰かに……やだ恐い」フルフル 京太郎(照ちゃ~ん!) プルルッ 照『もしもし?』 京太郎「えっと照さん」 照『ん?』 京太郎「照ちゃん、泊めて」 照「ん~」 照『うん、大丈夫……お母さんもオッケーだって』 京太郎(そういやお母さんもいたのか、てか良いのか) 照『じゃあ待ってるから』 京太郎「了解~」プツッ 京太郎「よっしゃ!行くか!」 京太郎(真っ直ぐ行こう、それが良い) 宮永家- ピンポーン 照「京ちゃん、いらっしゃい」 京太郎「ああ、お邪魔します」 宮永母「いらっしゃい京ちゃん、大きくなったねぇ」 京太郎「どうもです」ペコッ 照「上行こう!」グイッ 京太郎「おう、じゃあ」 宮永母「お願いね~」 照部屋- 京太郎「ふぅ~疲れた~」 照「泊まりに来るなら待ってれば良かった」 京太郎「まぁ、結構掃除してたしなぁ」 照「晩御飯食べた?」 京太郎「食べてないけど」 照「!……しばらく待ってて、くつろいでて良いから、テレビとゲームも良いから!」 ダッダッダッ 京太郎「……なんだ?」 京太郎(ん、二十分近く経ったぞ?) ガチャッ 照「京ちゃん、晩御飯作ってきたよ」コトッ 京太郎「え、照ちゃんが?」 照「うん」ニコッ 京太郎(普通の見た目の、卵焼きだ!) 京太郎「じゃあ、いただきます」 照「召し上がれ」ニコッ 京太郎「」アムッ 照「ど、どうかな?」 京太郎「普通においしいぞ」グッ 照「」パァッ ガチャッ 宮永母「食べ終わったらどうぞ」 照「プリン!二つ!」 京太郎(片方俺のだよな?) 京太郎「ごちそうさまでした」 照「プリン食べよう」サッ 京太郎(は、はやい) 京太郎「半分食べる?」 照「……別に良い」フイッ 京太郎「ほれ、ほれ」 照「」チラッチラッ 京太郎「お腹一杯だなぁ」 照「食べるから」ウン 京太郎「ほい」 照「」モグモグ 京太郎(ペットみたいだな……) 京太郎「そう言えばさ、個人戦は咲が一位だったよ」 照「……見た」 京太郎「そっかぁ、もしかしたらぶつかるかもな」 照「うん、今度こそ勝つ」 京太郎「そっか、ところでなんで喧嘩してんの?」 照「喧嘩なんかしてない」フイッ 京太郎「いやでも」 照「してない」 京太郎「……お、おう」 照「ん……そろそろ寝ようか」 京太郎「そっか、じゃあ俺はどこで寝れば?」 照「この部屋、布団あるから」 京太郎「……不味くないか?」 照「菫とは一緒に寝たらしいじゃん」ジトッ 京太郎「oh……Okだ、ここで寝させてもらう」 照「うん」ニコッ 京太郎(でも、暗くしてみたらあまり意識してみるほどでもないよなぁ) 京太郎「照ちゃん、起きてるか?」 照「うん、起きてるよ」 京太郎「咲のことなんだけどさ、なんで喧嘩してるのか教えてくれないか?」 照「……ただ、咲が麻雀をつまらないって言いながら、私相手に±0するから」 京太郎「あぁ~でも、今じゃ楽しんでるぞ?」 照「それでも、咲に勝てなきゃ私、咲にお姉さんって言えない」 京太郎(プライドかぁ……なんとなく淡と一緒に居る理由がわからないでもないな) 京太郎「そっか、なら個人戦で当たるのが楽しみだな」 照「うん」 京太郎(照さん、寝たみたいだな……誰かにメールするか) 京太郎(透華にメールしてみよう) 本文『透華起きてるか~?』 差出人:透華 本文『起きてますけれど、早く帰ってきなさい!』 京太郎(え~) 本文『でも白糸台の偵察はしてるぜ!』 差出人:透華 本文『でも、早く帰ってきなさい』 京太郎(強情だな) 本文『まぁしばらくしてから帰るよ』 差出人:透華 本文『わかりましたわ、おやすみなさい 寂しいから早く』 京太郎(うぅん、透華にこういわれるのもなんか新鮮な感じだな) 本文『わかった、早めに帰るからな おやすみ!』 京太郎(寝るか) 71日目終了-
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番外編 胡桃と京太郎 胡桃「京太郎?」 京太郎「お茶はここにありますよ」 胡桃「ありがとう。それで」 京太郎「蜜柑はむいときました」 胡桃「流石だね。えっと」 京太郎「昨日の譜面はここにありますよ」 胡桃「ありがとう…そ、それで…」 ギュ… 京太郎「充電ですよね…我儘なお姉さんですよ全く…」 胡桃「お、弟に甘えるのは姉の権限だからね!」 カン!