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シクルレンサー二等兵 Lv66 編集 attachref ●攻撃!!! (単体,1hit,近距離)【取得EXP】 -213備考:火力が高い シクルのショベル 名誉の証(シクル) †ボルケイトス(5.32)†ブローバ (4.97)†スパタ (5.24)†インペリアルワンド (5.30)†ロシュのガスマスク (5.30)N-知力(下) (5.03)N-鎧研磨(下) (5.03)N-機敏(Lv.60) (5.15) Lv66 ペナイン森(6)Lv66 課金アイテム 中級モンスター召喚
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三等兵初期値 三等兵最大値(Lv30) 二等兵最大値(Lv35) 一等兵最大値(Lv40) レア 二等兵最大値(Lv35) レア 二等兵最大値(Lv35) 偵察兵 突撃兵 対戦車兵 狙撃兵 支援兵 技甲兵 剣甲兵 戦車兵 スペシャル コメント 成長タイプから求めた予測値を含みます 成長タイプについては成長タイプと成長率の関連を参照 偵察兵 No. 名前 C 戦闘 HP 移動 攻撃 回復 索敵 回避 命中 防御 ポテンシャル 兵科 成長 オーダー R-0101 アイカ・トンプソン 12 3577 261 768 343 32 1455 294 310 114 移動増強 Lv1 偵察 晩成-B R-0102 アリシア・メルキオット 15 4953 435 1223 663 62 1306 518 539 207 移動上昇 Lv1 偵察 普通-A 威力偵察 Lv1 R-0103 テッド・ユスチノフ 12 4326 391 1117 509 97 1117 450 450 195 移動増強 Lv1 偵察 普通-B R-0104 ムサード・メイフィールド 12 4249 313 921 431 58 1626 372 372 156 索敵上昇 Lv2 偵察 普通-B R-0105 アバン・ハーデンス 13 4851 456 1203 560 145 1203 518 518 248 移動高確率強化 Lv1 偵察 普通-A 威力偵察 Lv1 R-0106 ヘルムート・ボーデ 14 4385 411 1097 548 97 1117 450 470 195 軍人の誇り Lv3 偵察 普通-B R-0107 アルフォンス・オークレール 14 4386 391 1117 509 117 1117 470 450 215 索敵増強 Lv1 偵察 普通-B R-0108 エイミー・アップル 13 3611 228 1586 327 32 752 294 278 114 移動上昇 Lv3 偵察 晩成-B R-0109 リエラ・マルセリス 15 4934 456 1182 477 207 1140 622 456 394 索敵高確率強化 Lv1 偵察 普通-A 移動強化命令 Lv1 R-0110 レミィ・リントン 14 4221 295 1548 387 129 904 387 332 239 移動増強 Lv1 偵察 ? R-0111 ニコル・マルティン 13 4530 370 849 419 112 1959 370 306 145 索敵増強 Lv1 偵察 ? R-0112 エイミー・アップル 15 4651 516 1038 424 295 1290 369 387 332 索敵上昇 Lv1 偵察 ? 索敵強化命令 Lv1 R-0113 ロッテ・ネッツェル 13 4111 166 682 166 36 1373 258 1357 73 命中増強 Lv1 偵察 ? R-0115 シグリッド・エイセル 15 4304 386 1623 515 183 676 165 499 257 移動増強 Lv1 偵察 ? 移動強化命令 Lv1 R-0119 ユーノ・コレン 12 4263 238 1233 257 147 1562 238 368 220 偵察兵の勇士 Lv1 偵察 ? 威力偵察 Lv1 突撃兵 No. 名前 C 戦闘 HP 移動 攻撃 回復 索敵 回避 命中 防御 ポテンシャル 兵科 成長 オーダー R-0201 ヴァイス・イングルバード 12 3710 1030 294 785 65 343 785 245 163 回避上昇 Lv2 突撃 晩成-B R-0202 ロージー 13 4624 462 501 1195 77 617 1137 385 250 回避上昇 Lv1 突撃 早熟-A 回避強化命令 Lv1 R-0203 エリク・カンプマン 12 4484 470 470 1156 97 529 1136 372 254 回避高確率強化 Lv1 突撃 普通-B R-0204 ゼリ 13 4757 509 489 1273 97 587 1117 470 215 対戦車兵キラー Lv3 突撃 普通-B R-0205 マリオン・ジークバーン 14 4504 509 450 1117 137 529 1077 411 274 攻撃増強 Lv1 突撃 普通-B R-0206 リコリス・ネルソン 15 4471 308 347 829 38 366 2198 212 173 田舎育ち Lv1 突撃 早熟-A R-0207 クルト・アーヴィング 14 5078 622 477 1265 165 580 1140 560 269 狙撃兵キラー Lv1 突撃 普通-A 強行突撃 Lv1 R-0208 ジゼル・フレミング 14 3855 408 408 915 130 425 981 294 294 総合力上昇 Lv1 突撃 晩成-B R-0209 イーディ・ネルソン 14 4542 509 450 1136 156 509 1117 391 274 回避増強 Lv1 突撃 普通-B 強行突撃 Lv1 R-0210 リエラ・マルセリス 15 4065 290 338 796 322 212 1446 387 274 回避上昇 Lv1 突撃 早熟-A R-0211 リエラ・マルセリス 15 4065 290 338 796 322 212 1446 387 274 回避上昇 Lv1 突撃 早熟-A R-0212 リエラ・マルセリス 15 4065 290 338 796 322 212 1446 387 274 回避上昇 Lv1 突撃 早熟-A R-0213 リエラ・マルセリス 15 4065 290 338 796 322 212 1446 387 274 回避上昇 Lv1 突撃 早熟-A R-0214 フェリクス・カウリー 13 4801 1383 306 959 145 290 977 451 290 HP増強 Lv1 突撃 R-0215 フランカ・マルティン 13 4607 290 193 516 1469 145 1383 241 370 回復増強 Lv1 突撃 R-0216 ピート・スタング 14 3700 96 209 548 48 129 2155 225 290 回避上昇 Lv1 突撃 R-0220 フレデリカ・リップス 14 4246 224 289 1253 224 564 1290 241 161 攻撃上昇 Lv1 突撃 対主力部隊指令 Lv1 対戦車兵 No. 名前 C 戦闘 HP 移動 攻撃 回復 索敵 回避 命中 防御 ポテンシャル 兵科 成長 オーダー R-0301 ファルディオ・ランツァート 15 4469 462 231 1253 38 250 250 1465 520 都会育ち Lv1 対戦 早熟-A 全力破壊 Lv1 R-0302 ヤン・ウォーカー 12 3709 408 245 1144 49 245 997 114 507 戦車キラー Lv2 対戦 晩成-B R-0303 ラルゴ・ポッテル 13 4451 1639 231 1311 57 231 289 134 559 攻撃上昇 Lv1 対戦 早熟-A 攻撃強化命令 Lv1 R-0304 コリーン・セルシウス 14 3857 556 310 1341 163 278 359 196 654 攻撃上昇 Lv2 対戦 晩成-B R-0305 ノエル・ヴィロック 12 4387 529 333 1391 97 313 921 176 627 攻撃増強 Lv1 対戦 普通-B R-0306 ライナー・トリスタン 12 4365 509 313 1391 97 313 979 156 607 攻撃高確率強化 Lv1 対戦 普通-B R-0307 エイダ・アンゾルゲ 12 4366 529 293 1391 97 313 333 803 607 攻撃増強 Lv1 対戦 普通-B R-0308 グロリア・ダレル 12 4405 529 313 2018 78 313 352 195 607 戦車キラー Lv3 対戦 普通-B R-0309 ヴァイス・イングルバード 12 4484 1371 274 1391 78 274 333 156 607 HP増強 Lv1 対戦 普通-B R-0311 ユジム 13 4195 535 147 1047 128 238 1383 331 386 戦車掃討 Lv1 対戦 - 狙撃兵 No. 名前 C 戦闘 HP 移動 攻撃 回復 索敵 回避 命中 防御 ポテンシャル 兵科 成長 オーダー R-0401 オスカー・ベイラート 13 4509 212 212 1658 38 906 327 925 231 剣甲兵キラー Lv2 狙撃 早熟-A R-0402 マリーナ・ウルフスタン 15 3905 294 278 588 98 964 392 997 294 命中上昇 Lv2 狙撃 晩成-B R-0403 シグリッド・エイセル 14 4425 254 254 1332 78 921 372 940 274 命中上昇 Lv1 狙撃 普通-B 精密狙撃 Lv1 R-0404 ニコル・マルティン 14 4464 254 254 529 78 1763 372 921 293 索敵高確率強化 Lv1 狙撃 普通-B R-0405 ユベール・ブリクサム 13 4528 192 231 501 19 2082 347 906 250 索敵増強 Lv1 狙撃 早熟-A R-0406 イルマリ・ガソット 13 4522 313 313 627 117 1136 489 1136 391 命中増強 Lv1 狙撃 普通-B R-0407 ヴァレリー・エインズレイ 15 3906 327 261 556 114 948 376 1014 310 総合力上昇 Lv1 狙撃 晩成-B R-0408 セルジュ・リーベルト 14 4483 274 254 509 97 921 372 1763 293 命中高確率強化 Lv1 狙撃 普通-B 支援兵 No. 名前 C 戦闘 HP 移動 攻撃 回復 索敵 回避 命中 防御 ポテンシャル 兵科 成長 オーダー R-0501 カロス・ランザート 13 4267 352 489 352 1587 529 254 293 411 回復増強 Lv1 支援 普通-B R-0502 ターリス・ワイアット 13 4268 333 509 372 1548 568 254 293 391 回復高確率強化 Lv1 支援 普通-B R-0503 ホーマー・ピエローニ 13 3544 212 327 228 1046 1177 147 179 228 総合力上昇 Lv1 支援 晩成-B R-0504 コゼット・コールハース 14 4870 352 643 373 1700 622 414 269 497 回復上昇 Lv1 支援 普通-A 支援要請 Lv1 R-0505 ビッキー・ベイティア 13 4268 333 529 352 1548 568 254 293 391 回復上昇 Lv3 支援 普通-B R-0506 マガリ 16 3709 278 490 327 1242 507 261 261 343 回復上昇 Lv1 支援 晩成-B 回復強化命令 Lv2 R-0507 クラリッサ・キャラハン 15 3529 196 278 179 2044 294 130 163 245 総合力上昇 Lv1 支援 晩成-B R-0508 セルジュ・リーベルト 14 4208 293 391 293 1254 431 195 1038 313 回復増強 Lv1 支援 普通-B R-0509 リエラ・マルセリス 15 3184 129 129 129 2281 129 129 129 129 聖夜の贈り物LV1 支援 普通-? 技甲兵 No. 名前 C 戦闘 HP 移動 攻撃 回復 索敵 回避 命中 防御 ポテンシャル 兵科 成長 オーダー R-0601 クライス・チェルニー 13 4386 529 352 470 117 235 195 529 1959 防御上昇 Lv2 技甲 普通-B R-0602 イングヒルト・ノベール 13 4346 509 333 450 78 195 176 489 2116 防御増強 Lv1 技甲 普通-B R-0603 ジャミル・カイネス 13 4445 627 411 568 117 254 215 627 1626 支援兵キラー Lv2 技甲 普通-B R-0604 ミシュリット 14 4484 607 431 548 137 254 254 607 1646 防御高確率強化 Lv2 技甲 普通-B R-0605 モーリス・リング 13 4464 607 431 587 97 274 215 627 1626 防御高確率強化 Lv1 技甲 普通-B R-0606 ダイト 13 4345 1273 313 450 97 195 156 509 1352 総合力上昇 Lv1 技甲 普通-B R-0607 ラルゴ・ポッテル 13 4484 1646 274 431 58 156 117 470 1332 HP上昇 Lv1 技甲 普通-B 体力強化命令 Lv1 R-0608 ユリアナ・エーベルハルト 15 防御上昇 Lv1 技甲 早熟-A R-0609 ユリアナ・エーベルハルト 15 防御上昇 Lv1 技甲 早熟-A R-0610 ユリアナ・エーベルハルト 15 防御上昇 Lv1 技甲 早熟-A R-0611 ユリアナ・エーベルハルト 15 防御上昇 Lv1 技甲 早熟-A R-0612 ミシュリット 16 4457 1763 212 318 141 247 247 354 1175 HP増強 Lv1 技甲 R-0613 ヨアヒム・オーセン 15 4842 1357 194 495 141 247 247 566 1595 防御上昇 Lv1 技甲 防御強化命令 Lv1 剣甲兵 No. 名前 C 戦闘 HP 移動 攻撃 回復 索敵 回避 命中 防御 ポテンシャル 兵科 成長 オーダー R-0701 セオルド・ボーア 14 4503 529 156 940 97 176 333 1763 509 命中増強 Lv1 剣甲 普通-B R-0702 アレクシス・ヒルデン 16 4760 713 212 1176 173 250 385 1234 617 命中上昇 Lv1 剣甲 早熟-A 白兵命令 Lv1 R-0703 ヨアヒム・オーセン 14 4602 627 235 1156 117 235 450 1136 646 技甲兵キラー Lv2 剣甲 普通-B R-0704 イムカ 15 4836 705 215 1097 293 176 470 1136 744 攻撃上昇 Lv1 剣甲 普通-B 白兵命令 Lv1 R-0705 ジグ 14 3823 425 130 1602 49 147 261 801 408 攻撃増強 Lv1 剣甲 晩成-B R-0706 リエラ・マルセリス 15 3184 129 129 2281 129 129 129 129 129 聖夜の贈り物LV1 支援 普通-? R-0707 アニカ・ウォルコット 15 4821 1513 221 1471 166 258 276 677 239 攻撃増強LV1 剣甲 ? R-0708 シン・ヒューガ 12 4124 257 1327 811 165 497 220 700 147 移動増強 LV1 剣甲 - 戦車兵 No. 名前 C 戦闘 HP 移動 攻撃 回復 索敵 回避 命中 防御 ポテンシャル 兵科 成長 オーダー R-0801 ラディ・イェーガー 23 5485 1193 136 1364 102 289 153 289 1960 HP増強 Lv1 戦車 晩成-A 攻撃強化命令 Lv2 R-0802 ザカ 20 5247 1193 289 1193 238 426 289 426 1193 防御増強 Lv1 戦車 晩成-A R-0803 ラビニア・レイン 20 5541 1371 215 1371 176 411 215 411 1371 HP高確率強化 Lv1 戦車 普通-B R-0804 カリサ・コンツェン 18 5385 999 1665 1038 39 274 97 235 1038 総合力上昇 Lv3 戦車 普通-B スペシャル No. 名前 C 戦闘 HP 移動 攻撃 回復 索敵 回避 命中 防御 ポテンシャル 兵科 成長 オーダー R-9901 イレーヌ・エレット ∞ 80 10 10 10 10 10 10 10 10 SP 普通-? R-9902 ハンス ∞ 80 10 10 10 10 10 10 10 10 オールマイティ Lv3 SP 普通-? R-9903 ラムゼイ・クロウ ∞ 80 10 10 10 10 10 10 10 10 SP 普通-? オールマイティ Lv3 R-9904 コーデリア・ギ・ランドグリーズ ∞ 80 10 10 10 10 10 10 10 10 昇級指示 Lv1 SP 普通-? コメント R0112エイミー 二等偵察兵MAX 戦4651/H516/移1038/攻424/回復295/索1290/回避369/命387/防332 - 名無しさん 2012-10-19 22 17 56 R-0110レミィ 戦4221/H295/移1548/攻387/回復129/索904/回避387/命332/防239 - 名無しさん 2012-10-23 14 43 32 ↑二等偵察兵MAX - 名無しさん 2012-10-23 14 44 26 R-0310ルネ 二等偵察兵MAX 戦4457/H1979/移212/攻1136/回復53/索212/回避247/命123/防495 - 名無しさん 2012-11-24 10 38 23 R-0805 グスルグ LV35 戦闘力6049/1752/241/1599/63/289/112/241/1752 - 名無しさん 2013-03-26 19 38 31 手持ちのR-104 ムサードのステが表と異なっているので報告。攻撃431→430, 索敵1626→1625, 回避&命中372→371, 戦闘力4249→4245です。カードの状態はLv.35, ポテLv.10。 - 名無しさん 2013-06-11 11 31 30 R-305 ノエル(二等) Lv.35 戦闘力 4384/HP 528/移動 332/攻 1391/回復 97/索敵 313/回避 921/命中 176/防 626 - 名無しさん 2013-06-11 16 41 33 R-0807 二等戦車兵MAX C21 戦5160 H478 移2177 攻535 回350 索442 回202 命423 防553 - 名無しさん 2013-06-25 18 34 15 ↑カリサ様です - 名無しさん 2013-06-25 18 34 40 R-0316 二等対戦車兵 クルト Lv35 戦闘力 3941/1168/211/1398/194/247/176/264/283 - 名無しさん 2013-08-22 22 57 53 名前
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通称 稲葉 本名 稲葉○○ 出身 鋼鉄世界 初出 49話 その他プロフィール ブラボーチーム擲弾手 魔弾の射手とまで呼ばれるほどの腕を持つ(※ただし訓練限定)
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379 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/09(火) 14 41 34.30 ID q/Wqnjux0 最終章「君」 地獄のような一日から5ヶ月。 体は全治し、すでに仕事を再開した。 どうやらオレの経歴はバレているようで、 整備科から開発部に戻らないかとの令状が届いたが、これは断るつもりだ。 「なんで断るんダ?いいじゃナイカ。機械触るの好きなんダロ。」 朝方に宿舎を抜けて、サーニャを迎えに行く。 それが俺たちの日課になっていた。 「まぁ好きだけどな。でも機械は整備科だって触れるし。」 宿舎を抜け、ウィッチが住む棟の玄関を通る。 毎朝ここでエイラと合流する。 「そういうことじゃないダロウ?一から作ってみないかって話じゃないノカ?」 合流地点からはわざと遠回りして、基地がある島を一周散歩する。 まだ朝日は昇ってこない。 380 :オレラーニャ[]:2010/11/09(火) 14 42 15.67 ID q/Wqnjux0 「そうなんだけど……オレはまだタダの二等兵で十分だよ。」 海辺に座ると、周りが真っ暗になり、エイラの姿しか見えなくなる。 「まだって……じゃいつかはヤルノカ?」 エイラは最近サーニャの話と同じくらい俺のことを聞いてくる。 素直にうれしい。 「さぁーなー、わかんね……ただ」 エイラの手を握る 最初、無言で同じことをしたら殴られたっけ。 「とりあえず今だけは、この生活が大事なんだ。」 最近は握り返してくれる。 381 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/09(火) 14 43 04.80 ID q/Wqnjux0 「そっか……それもイイカモナ」 二人で見つめる海が、少しだけ赤く染まってきた。 「エイラ……」 「ン?」 「結婚する?」 「ブッ!!」 「あれ?」 「ほ、ホラ行くぞ!そろそろサーニャがもどってくるダロ!!」 「ねぇねぇ、結婚しないの?」 「ウルサイ!!」 海は徐々に、少しずつ少しずつ、赤く染まっていく。 オレラーニャ・完 382 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/09(火) 14 45 02.85 ID 23nu4k4j0 乙 383 :オレラーニャ[]:2010/11/09(火) 14 45 18.18 ID q/Wqnjux0 終わりましたーお疲れ様でしたー 支援してくれた方々、本当にありがとうございます。 最後の最後でお試し●使ってしまったw これからオレラーニャのその後を妄想しようかなと思ってます。 エロ展開もかくぞ! よかったら期待しててくれ! 384 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/09(火) 14 45 37.87 ID mEpXn1TO0 おつ~ エイラもサーニャもかわいいな 385 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/09(火) 14 53 06.50 ID 4PGHOrIQ0 おつー エイラ愛が伝わってきたぜ 386 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/09(火) 15 07 07.15 ID Slp80JowO 乙 壁殴りてえw 387 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/09(火) 15 07 59.11 ID q/Wqnjux0 エイラ好きだああああああああああああああああああああ 大好きだああああああああああ 388 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/09(火) 15 14 45.63 ID 5iIfKLRkO 乙っす オレラーニャ(整備二等兵)番外編へ続く
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TR-04(UDAエリート二等兵専用機) 格納庫内 説明 UDA(Universal Defence Alliance)でUDA所属のエリート二等兵にのみ支給される専用機です。兵長専用機から単価を下げた部品と単純な内部構造を使用。量産タイプとして開発・ロールアウトされたモデルで、TR-04兵長専用機に比べてスペックは多少落ちますが、操作性が優れているため初心者には大好評のモデルです。 ユニット諸元 コード レベル 種類 識別 HP EN タイプ 攻撃 防御 スロ 速度 燃料 消耗 探知 積荷 指揮 バフ TR-04 ELITE PRIVATE TYPE 27 中型 汎用 4000 2000 汎用 300 200 5 150 40000 20 2400 3000 104 クリティカル+25%(80%) 特化 PvP攻撃力1.0%増加 入手条件 UDA勲章交換所 (銀星武功勲章180個、名声値7万) 解説 コメント 持ち物次第でミラントロをクリアする力を持つ機体。速度は速いが、ID向きの機体ではないだろう。 -- 名無しさん (2011-08-08 18 55 50) ↑ブームとブラシアでシンクロ100以上なら何とかクリアできる。タイトル龍神推薦 -- 名無しさん (2011-08-08 20 45 37) lv30の双小銃とイオンビーム、量産ビーム3本でクリアできる、タイトル竜神 上級HPP15個くらいで1回クリアできる -- 名無しさん (2011-08-09 16 59 20) GE-03ラウ機シンクロ50%でタイトルなしでもいけるからこの機体ならタイトルなし、シンクロ50%でもクリアは可能だと思う -- 名無しさん (2011-08-11 00 01 24) 修理費は2,420でした。 -- 名無しさん (2011-11-15 20 53 26) 銅150銀30が銀180になっていた為編集 -- 名無しさん (2012-12-25 19 02 46) 名前 コメント
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名称:(売却)金のハニワ二等兵 レアリティ:☆1 属性 - 一覧番号 0253 入手先 入手先1:土日特別クエスト入手先2:入手先3: レベル HP 攻撃力 治癒力 コスト 売却価格 5000 進化必要素材 進化先 必殺技: リーダースキル:
https://w.atwiki.jp/valkyria-duel/pages/66.html
アバン・ハーデンス 30LV 二等兵 3461 311 898 403 73 898 366 366 146 - 無名 2012-08-08 03 07 27 UCイェーガー 30Lv二等戦車兵 4601 1265 105 1142 87 369 140 351 1142 - 名無しさん 2012-09-24 02 07 32 UCヤン2等兵 2927 368/192/210/562/1053/87/17/438 - 無名 2013-06-16 01 51 14 UC-0209 リコリスなのですが、自分が見た所 3603 274/292/751/17/329/1594/201/145ではなかったかと - 名無しさん 2014-06-17 23 51 12
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/513.html
379 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/09(火) 14 41 34.30 ID q/Wqnjux0 最終章「君」 地獄のような一日から5ヶ月。 体は全治し、すでに仕事を再開した。 どうやらオレの経歴はバレているようで、 整備科から開発部に戻らないかとの令状が届いたが、これは断るつもりだ。 「なんで断るんダ?いいじゃナイカ。機械触るの好きなんダロ。」 朝方に宿舎を抜けて、サーニャを迎えに行く。 それが俺たちの日課になっていた。 「まぁ好きだけどな。でも機械は整備科だって触れるし。」 宿舎を抜け、ウィッチが住む棟の玄関を通る。 毎朝ここでエイラと合流する。 「そういうことじゃないダロウ?一から作ってみないかって話じゃないノカ?」 合流地点からはわざと遠回りして、基地がある島を一周散歩する。 まだ朝日は昇ってこない。 380 :オレラーニャ[]:2010/11/09(火) 14 42 15.67 ID q/Wqnjux0 「そうなんだけど……オレはまだタダの二等兵で十分だよ。」 海辺に座ると、周りが真っ暗になり、エイラの姿しか見えなくなる。 「まだって……じゃいつかはヤルノカ?」 エイラは最近サーニャの話と同じくらい俺のことを聞いてくる。 素直にうれしい。 「さぁーなー、わかんね……ただ」 エイラの手を握る 最初、無言で同じことをしたら殴られたっけ。 「とりあえず今だけは、この生活が大事なんだ。」 最近は握り返してくれる。 381 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/09(火) 14 43 04.80 ID q/Wqnjux0 「そっか……それもイイカモナ」 二人で見つめる海が、少しだけ赤く染まってきた。 「エイラ……」 「ン?」 「結婚する?」 「ブッ!!」 「あれ?」 「ほ、ホラ行くぞ!そろそろサーニャがもどってくるダロ!!」 「ねぇねぇ、結婚しないの?」 「ウルサイ!!」 海は徐々に、少しずつ少しずつ、赤く染まっていく。 オレラーニャ・完 382 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/09(火) 14 45 02.85 ID 23nu4k4j0 乙 383 :オレラーニャ[]:2010/11/09(火) 14 45 18.18 ID q/Wqnjux0 終わりましたーお疲れ様でしたー 支援してくれた方々、本当にありがとうございます。 最後の最後でお試し●使ってしまったw これからオレラーニャのその後を妄想しようかなと思ってます。 エロ展開もかくぞ! よかったら期待しててくれ! 384 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/09(火) 14 45 37.87 ID mEpXn1TO0 おつ~ エイラもサーニャもかわいいな 385 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/09(火) 14 53 06.50 ID 4PGHOrIQ0 おつー エイラ愛が伝わってきたぜ 386 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/09(火) 15 07 07.15 ID Slp80JowO 乙 壁殴りてえw 387 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/09(火) 15 07 59.11 ID q/Wqnjux0 エイラ好きだああああああああああああああああああああ 大好きだああああああああああ 388 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/09(火) 15 14 45.63 ID 5iIfKLRkO 乙っす オレラーニャ(整備二等兵)番外編へ続く
https://w.atwiki.jp/valkyria-duel/pages/47.html
三等兵初期値 三等兵最大値(Lv35) 二等兵最大値(Lv40) 一等兵最大値(Lv45) スーパーレア 二等兵最大値(Lv40) スーパーレア 二等兵最大値(Lv40) 偵察兵 突撃兵 対戦車兵 狙撃兵 支援兵 技甲兵 剣甲兵 戦車兵 スペシャル コメント 成長タイプから求めた予測値を含みます 成長タイプについては成長タイプと成長率の関連を参照 偵察兵 No. 名前 C 戦闘 HP 移動 攻撃 回復 索敵 回避 命中 防御 ポテンシャル 兵科 成長 オーダー SR-0101 アリシア・メルキオット 19 5283 454 1269 738 94 1383 549 568 227 ヴァルキュリア Lv1 偵察 晩成-A 索敵強化命令 Lv1 SR-0102 セルベリア・ブレス 19 6045 731 1307 686 332 1351 598 686 354 ヴァルキュリア Lv1 偵察 普通-A 重点援護指令 SR-0103 リエラ・マルセリス 19 5282 492 1231 492 265 1155 682 492 473 移動限界突破 Lv2 偵察 晩成-A SR-0104 アバン・ハーデンス 17 5283 511 1269 625 189 1269 568 568 284 移動限界突破 Lv1 偵察 晩成-A 移動特化指令 Lv1 SR-0105 エイリアス 18 5319 435 1345 568 189 1250 719 454 359 移動増強 Lv4 偵察 晩成-A SR-0106 テッド.ユスチノフ 21 6159 639 1084 587 720 1084 663 776 606 索敵限界突破 Lv1 偵察 晩成? SR-0107 ヴァレリー 18 5222 454 1364 605 283 1155 529 549 283 移動限界突破 Lv1 偵察 晩成-A 移動特化指令 Lv1 SR-0108 アレクシス・ヒルデン 20 索敵限界突破 Lv1 偵察 ? 索敵特化指令 Lv1 SR-0109 ウェルキン・ギュンター 22 移動の極み Lv1 偵察 ? 一斉攻撃命令 Lv1 SR-0110 セルベリア・ブレス 20 回避限界突破 Lv1 偵察 - SR-0111 イサラ・ギュンター 13 移動増強 Lv1 偵察 - 乙女の恋心 Lv1 SR-0112 コゼット・コールハース 21 移動限界突破 Lv1 偵察 - 威力偵察・特 Lv1 SR-0113 リィン 20 移動限界突破 Lv1 偵察 - SR-0114 ウェルキン・ギュンター 25 技甲兵掃討 Lv1 偵察 - 移動特化指令 Lv1 SR-0115 アイカ・トンプソン 17 5675 351 781 233 1772 1838 312 233 155 フィーリング Lv1 偵察 - 敵情報収集要請 Lv1 SR-0116 スージー・エヴァンス 18 偵察兵の勇士 Lv1 偵察 - 威力偵察・特 Lv1 突撃兵 No. 名前 C 戦闘 HP 移動 攻撃 回復 索敵 回避 命中 防御 ポテンシャル 兵科 成長 オーダー SR-0201 イーディ・ネルソン 19 5339 511 663 1212 189 625 1364 378 397 回避限界突破 Lv1 突撃 晩成-A 回避特化指令 Lv1 SR-0202 ゼリ 18 5472 587 568 1439 151 682 1212 587 246 攻撃限界突破 Lv1 突撃 晩成-A 攻撃特化指令 Lv1 SR-0203 マリオン・ジークバーン 19 5627 646 563 1355 208 646 1292 563 354 回避限界突破 Lv2 突撃 普通-B SR-0204 クルト・アーヴィング 19 5454 701 492 1307 227 625 1136 644 322 攻撃限界突破 Lv1 突撃 晩成-A 主力進撃指令 Lv1 SR-0205 ロージー 17 5377 530 625 1345 113 757 1231 473 303 回避限界突破 Lv1 突撃 晩成-A SR-0206 セルベリア・ブレス 20 4812 639 426 1101 284 497 1066 462 337 回避増強 Lv1 突撃 早熟-A SR-0207 セルベリア・ブレス 20 4812 639 426 1101 284 497 1066 462 337 回避増強 Lv1 突撃 早熟-A SR-0208 セルベリア・ブレス 20 4812 639 426 1101 284 497 1066 462 337 回避増強 Lv1 突撃 早熟-A SR-0209 セルベリア・ブレス 20 4812 639 426 1101 284 497 1066 462 337 回避増強 Lv1 突撃 早熟-A SR-0210 セルベリア・ブレス 20 5752 864 554 1374 379 549 1066 549 417 ヴァルキュリア Lv1 突撃 特殊-A 回避強化命令 Lv1 SR-0211 リエラ・マルセリス 20 4909 415 451 848 492 284 1534 542 343 聖夜の贈り物 Lv1 突撃 晩成-? SR-0212 リエラ・マルセリス 20 4909 415 451 848 492 284 1534 542 343 聖夜の贈り物 Lv1 突撃 晩成-? SR-0213 リエラ・マルセリス 20 4909 415 451 848 492 284 1534 542 343 聖夜の贈り物 Lv1 突撃 晩成-? SR-0214 リエラ・マルセリス 20 4909 415 451 848 492 284 1534 542 343 聖夜の贈り物 Lv1 突撃 晩成-? SR-0215 エイリアス 18 5468 605 527 1368 175 488 1368 566 371 回避限界突破 Lv1 突撃 晩成-? 強行突撃・特 LV1 SR-0216 ジゼル・フレミング 18 5707 479 396 1915 125 354 1876 375 187 攻撃限界突破 Lv1 突撃 普通-? SR-0217 リコリス・ネルソン 19 5420 270 395 1145 207 395 2364 312 332 回避限界突破 Lv1 突撃 普通-? 回避特化指令 LV1 SR-0218 クルト・アーヴィング 22 6361 645 332 2636 207 375 1563 312 291 攻撃限界突破 Lv1 突撃 普通-? 攻撃特化指令 LV1 SR-0219 ヤン・ウォーカー 10 乙女の限界突破 Lv1 突撃 - 乙女の想い LV1 SR-0220 レイラ・ピエローニ 21 攻撃限界突破 Lv1 突撃 - 主力進撃指令 LV1 SR-0221 アイシャ・ノーマン 20 4780 468 273 1367 194 254 1406 370 448 対戦車兵壊滅 Lv1 突撃 - SR-0222 イムカ 20 3756 355 258 1406 96 193 517 624 307 武装解放 Lv1 突撃 普通-? 攻撃強化命令 LV1 SR-0223 クルト・アーヴィング 20 突撃兵の勇士 Lv1 突撃 - 強行突撃・特 LV1 SR-0224 マリオン・ジークバーン 20 女子の品格 Lv1 突撃 - 重点援護指令 LV1 SR-0225 リコリス・ネルソン 19 祖国への誓い Lv1 突撃 - 回避特化指令 LV1 SR-0226 ラディ・イェーガー 25 6184 443 207 1551 207 416 2501 443 416 剣甲兵掃討 Lv1 突撃 - 回避特化指令 LV1 SR-0227 ヴァイス・イングルバード 17 フィーリング Lv1 突撃 - 一斉攻撃命令 LV1 SR-0612 イーディ・ネルソン 19 偵察兵掃討 Lv1 突撃 - 強行突撃・特 LV1 対戦車兵 No. 名前 C 戦闘 HP 移動 攻撃 回復 索敵 回避 命中 防御 ポテンシャル 兵科 成長 オーダー SR-0228 イーディ・ネルソン 18 フィーリング Lv1 対戦 - 体力特化指令 Lv1 SR-0301 ヤン・ウォーカー 16 5935 620 398 1684 110 376 1817 177 753 攻撃限界突破 Lv2 対戦 普通-A SR-0302 イムカ 20 5453 795 416 1667 397 341 549 322 966 攻撃限界突破 Lv1 対戦 晩成-A 対援護部隊指令 Lv1 SR-0303 エイダ・アンゾルゲ 16 5501 646 375 1626 145 375 417 1188 729 総合力上昇 Lv2 対戦 普通-B SR-0304 アバン・ハーデンス 22 6174 2126 310 1792 132 265 509 464 576 総合力限界突破 Lv1 対戦 - 全力破壊・極 Lv1 SR-0305 ルネ・ランデル 17 HP限界突破 Lv1 対戦 - SR-0306 コリーン・セルシウス 22 突撃兵掃討 Lv1 対戦 - 一斉攻撃命令 Lv1 SR-0307 イムカ 21 5535 1563 249 1914 249 291 375 416 478 武装開放 Lv1 対戦 - 復讐の咆哮 Lv1 SR-0308 ラルゴ・ポッテル 15 漢の限界突破 Lv1 対戦 - 体力特化指令 Lv1 SR-0309 ノエル・ヴィロック 22 対戦車兵の勇士 Lv1 対戦 - 全力破壊・特 Lv1 SR-0310 マルギット・ラヴェリ 25 戦車掃討 Lv1 対戦 - 二元上昇指令 Lv1 SR-0314 ラルゴ・ポッテル 19 HP限界突破 Lv1 対戦 - 全力破壊・特 Lv1 狙撃兵 No. 名前 C 戦闘 HP 移動 攻撃 回復 索敵 回避 命中 防御 ポテンシャル 兵科 成長 オーダー SR-0401 ユリウス・クローゼ 17 5689 333 271 583 125 1000 396 2648 333 命中限界突破 Lv2 狙撃 普通-B SR-0402 ニコル・マルティン 18 5542 312 333 625 104 2272 458 1084 354 索敵限界突破 Lv1 狙撃 普通-B SR-0403 メリッサ・ダレーン 17 5543 375 333 646 166 1126 479 2022 396 命中限界突破 Lv1 狙撃 普通-B SR-0404 クルト・アーヴィング 21 6043 625 375 875 271 1355 500 1584 458 命中限界突破 Lv1 狙撃 普通-B 対援護部隊指令 Lv1 SR-0405 リィン 17 5576 313 313 584 133 897 417 1773 1147 命中増強 Lv1 狙撃 特殊-B 命中特化指令 Lv1 SR-0406 ゼリ 18 5626 291 339 1689 97 848 404 1700 258 攻撃増強 Lv1 狙撃 命中特化指令 Lv1 SR-0407 ロージー(ブリジット・シュターク) 18 5710 355 339 1093 233 1504 273 1543 370 支援兵掃討 Lv1 狙撃 - SR-0408 マリーナ・ウルフスタン 20 索敵の極み Lv1 狙撃 - SR-0409 ウェルキン・ギュンター 19 突撃兵掃討 Lv1 狙撃 - 命中特化指令 Lv1 SR-0410 アリシア・メルキオット 20 狙撃兵掃討 Lv1 狙撃 - 精密狙撃・特 Lv1 SR-0411 エレノア・バーロット 23 索敵限界突破 Lv1 狙撃 - 索敵特化指令 Lv1 SR-0412 リエラ・マルセリス 19 5368 270 499 499 437 1563 291 1602 207 対戦車兵掃討 Lv1 狙撃 - 主力進撃指令 Lv1 SR-0413 コゼット・コールハース 25 突撃兵掃討 Lv1 狙撃 - 索敵特化指令 Lv1 SR-0414 レミィ・リントン 19 シンクロ Lv1 狙撃 - 主力進撃指令 Lv1 支援兵 No. 名前 C 戦闘 HP 移動 攻撃 回復 索敵 回避 命中 防御 ポテンシャル 兵科 成長 オーダー SR-0501 ミンツ 17 5355 396 521 375 2418 563 291 333 458 回復限界突破 Lv2 支援 普通-B SR-0502 マガリ 21 5502 417 750 500 1730 771 417 396 521 回復限界突破 Lv1 支援 普通-B 回復特化指令 Lv1 SR-0503 リエラ・マルセリス 21 5189 454 606 341 1705 587 492 322 682 ヴァルキュリア Lv1 支援 晩成-A 支援要請 Lv1 SR-0504 コゼット・コールハース 17 5780 443 731 487 2016 775 376 398 554 回復限界突破 Lv1 支援 普通-A SR-0505 イムカ 12 5460 354 354 1668 1668 354 354 354 354 攻撃増強 Lv5 支援 - ※あげなくもない Lv1 SR-0506 エイリアス 12 5460 354 1668 354 1668 354 354 354 354 移動増強 Lv5 支援 - ※ロリポップ!♪ Lv1 SR-0507 フレデリカ・リップス 12 5460 354 354 354 1668 1668 354 354 354 索敵増強 Lv5 支援 - ※魅惑キッス Lv1 SR-0508 リコリス・ネルソン 12 5460 354 354 354 1668 354 1668 354 354 回避増強 Lv5 支援 - ※アイドル参上! Lv1 SR-0509 マリーナ・ウルフスタン 12 5460 354 354 354 1668 354 354 354 1668 命中増強 Lv5 支援 - ※罰ゲーム Lv1 SR-0510 クラリッサ・キャラハン 19 5022 331 527 292 2606 566 194 233 273 回復限界突破 Lv1 支援 - 支援要請・特 Lv1 SR-0511 マガリ 11 HP増強 Lv1 支援 - 乙女の想い Lv1 SR-0512 ソフィア・コリンズ 20 5542 443 709 775 1758 775 420 464 198 女子の品格 Lv1 支援 - 敵情報収集要請 Lv1 SR-0513 ファイナ・セラーズ 17 フィーリング Lv1 支援 - 回復特化指令 Lv1 ※ハロウィンカード限定オーダー 技甲兵 No. 名前 C 戦闘 HP 移動 攻撃 回復 索敵 回避 命中 防御 ポテンシャル 兵科 成長 オーダー SR-0601 ヨアヒム・オーセン 17 5564 750 542 709 166 354 312 750 1981 防御限界突破 Lv2 技甲 普通-B SR-0602 ダイト 21 5397 587 701 682 151 511 397 663 1705 防御限界突破 Lv1 技甲 晩成-A 防御特化指令 Lv1 SR-0603 ユリアナ・エーベルハルト 21 4937 675 462 959 142 390 213 781 1315 防御増強 Lv1 技甲 SR-0604 ユリアナ・エーベルハルト 21 4937 675 462 959 142 390 213 781 1315 防御増強 Lv1 技甲 SR-0605 ユリアナ・エーベルハルト 21 4937 675 462 959 142 390 213 781 1315 防御増強 Lv1 技甲 SR-0606 ユリアナ・エーベルハルト 21 4937 675 462 959 142 390 213 781 1315 防御増強 Lv1 技甲 SR-0607 ユリアナ・エーベルハルト 21 5999 795 376 1061 170 435 246 852 2064 防御の極み Lv1 技甲 防御特化指令 Lv1 SR-0608 イサラ・ギュンター 20 HP限界突破 Lv1 技甲 - 体力特化指令 Lv1 SR-0609 アレクシス・ヒルデン 20 5532 1524 331 409 175 194 273 233 2393 防御限界突破 Lv1 技甲 - 全力防御・特 Lv1 SR-0610 コゼット・コールハース 19 護国の誇り Lv1 技甲 - 体力特化指令 Lv1 SR-0611 ロージー(ブリジット・シュターク) 25 狙撃兵掃討 Lv1 技甲 - 防御特化指令 Lv1 剣甲兵 No. 名前 C 戦闘 HP 移動 攻撃 回復 索敵 回避 命中 防御 ポテンシャル 兵科 成長 オーダー SR-0701 アレクシス・ヒルデン 22 6378 975 310 1506 288 376 509 1617 797 命中限界突破 Lv1 剣甲 普通-A 白兵命令 Lv1 SR-0702 ユリアナ・エーベルハルト 22 6022 813 354 1563 187 437 500 1501 667 総合力上昇 Lv3 剣甲 普通-B SR-0703 ジグ 18 6023 642 221 2659 110 221 398 1174 598 攻撃限界突破 Lv2 剣甲 普通-A SR-0704 イムカ 23 5680 833 284 1174 454 208 568 1250 909 命中限界突破 Lv1 剣甲 晩成-A SR-0705 エイリアス 22 5661 644 549 1136 265 397 795 1042 833 ヴァルキュリア Lv1 剣甲 晩成-A SR-0706 ユリアナ・エーベルハルト 20 防御限界突破 Lv1 剣甲 - SR-0707 フランカ・マルティン 22 剣甲兵掃討 Lv1 剣甲 - 乙女の想い Lv1 SR-0708 イムカ 20 剣甲兵の勇士 Lv1 剣甲 - 白兵命令・特 Lv1 SR-0709 リエラ・マルセリス 25 6184 416 416 443 443 1551 207 2501 207 対戦車兵掃討 Lv1 剣甲 - 命中特化指令 Lv1 SR-0718 リエラ・マルセリス 19 5396 448 273 1515 585 214 312 1894 155 攻撃限界突破 Lv1 剣甲 - 海開き宣言 Lv1 戦車兵 No. 名前 C 戦闘 HP 移動 攻撃 回復 索敵 回避 命中 防御 ポテンシャル 兵科 成長 オーダー SR-0801 ウェルキン・ギュンター 26 6021 1705 170 947 435 416 246 587 1515 HP限界突破 Lv1 戦車 晩成-A 体力特化指令 Lv1 SR-0802 イサラ・ギュンター 27 6766 1506 566 1504 175 684 397 449 1485 HP限界突破 Lv1 戦車 普通-? 対主力部隊指令 Lv1 SR-0803 グスルグ 26 攻撃限界突破 Lv1 戦車 - 防御特化指令 Lv1 SR-0804 リディア・アグーテ 26 偵察兵掃討 Lv1 戦車 - 体力特化指令 Lv1 SR-0805 ラビニア・レイン 20 女子の品格 Lv1 戦車 - 防御部隊指令 Lv1 スペシャル No. 名前 C 戦闘 HP 移動 攻撃 回復 索敵 回避 命中 防御 ポテンシャル 兵科 成長 オーダー SR-9901 イレーヌ・エレット ∞ 80 10 10 10 10 10 10 10 10 SP 普通-? SR-9902 ハンス ∞ 80 10 10 10 10 10 10 10 10 オールマイティ Lv4 SP 普通-? SR-9903 ラムゼイ・クロウ ∞ 80 10 10 10 10 10 10 10 10 SP 普通-? オールマイティ Lv4 SR-9904 コーデリア・ギ・ランドグリーズ ∞ 80 10 10 10 10 10 10 10 10 昇級指示 Lv1 SP 普通-? コメント SR-0405 5570/312/312/583/132/896/417/1772/1146 - ハミット 2012-09-12 19 44 16 SR-0607 5999/795/376/1061/170/435/246/852/2064 水着ユリアナ - 名無しさん 2012-10-21 15 32 54 SR-0603~0606 4937/675/462/959/142/390/213/781/1315 水着ユリアナ部位 - 名無しさん 2012-10-27 23 41 54 SR-406 5626/291/339/1689/97/848/404/1700/258 - SR狙撃ゼリ 2012-11-24 20 08 30 アバンSR0304二等対戦車 戦闘力6174 HP2126 移動310 攻撃1792 回復132 索敵265 回避509 命中464 防御576 - 匿名さん 2013-03-09 16 41 48 クラリッサ - 匿名さん 2013-03-09 16 55 55 SR0510クラリッサ二等支援兵lv40 - 名無しさん 2013-03-11 18 46 28 SR-0609 5532/1524/331/409/175/194/273/233/2393 - 名無しさん 2013-03-29 02 52 09 名前
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鬼になるあいつは二等兵 ◆igHRJuEN0s 北に顕在していた市街地郡、その東側。 そこはB‐6を中心にした大火災により、地獄と化していた。 炎の勢いは尚も止まらず、轟々と燃え続けている。 さらに、炎が建物を焼くことによって発生した煙で地獄の中の様子は、高い場所でも無い限りほとんど伺えない。 この中にいたとしたら、火炎に対する消火手段も防御手段も持たなければ、炎や煙によって命が危ないだろう。 それぐらいのことは、若きケロン軍の兵士・タママ二等兵もわかっている。 彼はケロロ・草壁サツキ・冬月コウゾウが無事に火災地帯から移動していることを祈り、そして一秒でも早く合流または救出のために、火災地帯を東に遠回りすることを決めた。 そして今、C-6の境界を抜けて、だいたいC‐7に入った辺りだ。 「ハァハァ……軍曹さん、サッキー、フッキー……!」 時間が過ぎる度にタママの心に焦りが募っていく。 仲間たちが無事であることを強くは信じているが、一瞬でも気を緩ませば最悪のケースが頭に浮かんでくる不安に押し潰されそうだ。 おまけに距離はそれなりに離れているとはいえ、火災地帯からの熱気がタママをイライラさせる。 ケロン人は体質的に湿気を好み、乾燥が天敵なのだ。 つまり、地球人以上に乾燥に敏感であり、乾燥に対するストレスも地球人より大きい。 僅かながらも熱気に曝されている現状は、タママのストレスを加速させるには十分だった。 「早く……早く! はやぐうううぅぅぅ!!」 タママは不安からくるストレスに対し、足をできるだけ早く動かすことで発散させようとする。 不安を忘れるために眼を血走らせ、恐持ての顔で唸りをあげる。 結果、土煙をあげて地面を蹴れるほど走るスピードが速くなり、狂気じみた表情で走る彼はまるで走る獣のようだった。 それだけタママが必死であることを理解してほしい。 そして、走る彼がC‐7の真ん中ぐらいに差し掛かった辺りだろうか、タママが第三回放送を耳にしたのは。 『全員聞こえているかな? まずは君たちにおめでとうと言ってあげるよ――』 「放送……ゴクッ」 主催者・タツヲの声が流れる放送に、タママは心臓の鼓動が早くなり、唾を飲んだ。 今までは放送一つでこれほど緊張することはなかった。 最初の放送はケロロやサツキたちが目の届く距離にいたため、親しき者だけは死なない安心感があった。 二回目の放送は加持の一方的な折檻(本人いわく仲間のため)をしていて、聞いた後はともかく、聞く前はそれほどの実感もなかった。 三回目にあたるこの放送を聞くのは、今までと状況が違う。 仲間たちとは離ればなれになり、いまだに合流は果たされていない。 つまり、自分の眼の届かない内に仲間たちが死んでいる可能性は大いに有り得る。 仲間たちがいたと思わしき公民館とその周辺が火事になっているのが、タママの不安を誘う。 (いいや、軍曹さんたちはきっと無事ですぅ。 僕はそれを信じるだけですぅ) 不安も弱気も振り払い、ただ愚直に仲間の生存を信じてタママは走り続けることを選んだ。 悠長に記録している暇があるくらいなら、ケロロたちとできるだけ早く捜した方が良いと思い、メモは取らずに走りながら聞き耳を立てることにした。 禁止エリアは、F-5・D-3・E-6。 いずれも気にするほど近場にできるわけでもなく、市街地にいるハズの仲間たちが困るような配置でもないだろうと安堵する。 問題はここからだ。 禁止エリアの発表の次は、死者の発表になる。 タママの胸の高鳴りがいっそう速くなる。 (神様、仏様、ご先祖様……一生のお願いですぅ、軍曹さんやサッキーとフッキーが無事でいるようにお願いしますですぅ) 死者の名前が呼ばれ始める前にタママは不安に押し潰されないように強く神頼みをした。 そして、いよいよ死者の名前が発表される。 これが一生の中で最も長い数分間になりそうだと、タママは予感していた。 『朝比奈みくる』 ――知らない、どうでも良い、他に死人がいるならとっとと言ってくれ。 それが面識の無い朝比奈女史への、タママの感想である。 『加持リョウジ』 「ターマタマタマタマ! ざまぁみやがれですぅ!!」 加持の死はわかっていたため、放送を聞かなくとも知っている。 しかし、加持は気にいらない奴もといサツキを殺そうとした人物。 それが死んだという喜びを思い出し、口に出して笑いたくなったのだ。 本人にその笑いを抑える気はまったくなく、なおもケロン人独特の笑い声を発しながら笑い続けるが…… 「ターマタマタマタマ――」 『草壁サツキ』 「――タマタマ……タマ?」 ……サツキの名前が呼ばれた瞬間、タママから笑い声が消え失せ、足を動かすスピードは急減速し、やがてゼロになった。 一気に突き飛ばされたような感覚を覚え、思考が覚束なくなる。 放送は、そんなタママのことを尻目に続けている。 いちおうの仲間だった小砂、冬月が保護したいと言っていた碇シンジ、加持の手下であるアスカ、彼らが死んだことも知る。 他の名前も聞いたことが無い連中に関してはどうでもよかった。 呼ばれていない所からして、ケロロと冬月がまだ生きているのは僥倖である、僥倖ではあるのだが今のタママはそれを素直に喜べない。 最後にタツヲからの警告、要約するなら「自分たちに刃向かおうとして死んだ者がいたので、同じことはしないように」ということを言っていたが、ほとんどタママの耳に入ることはなかった。 それらのことよりも、もっと大きなショックによってタママは動けずにいるのだ。 放送が終わると同時に思考が回復して現状を理解できるようになったタママは、その場で両腕と両膝を地面につけ、嗚咽を漏らしだした。 「うわああぁああぁん! なんで死んじゃったんですかサッキーーーッ!!」 付き合った時間は短けれど、確かにサツキはタママにとっての掛け替えの無い友達であった。 ケロロに関する嫉妬で一方的な暴力な奮った愚かな自分を許してくれた優しい少女だった。 心の強さと広さを兼ね備え、妹思いの良い女の子だった。 しかし、その少女に会うことはもう二度と、ない。 放送をデタラメだと思いたくとも、死んだ加持も放送された所からして、嘘でも無いようだ。 以上のことを頭では理解しつつも、若輩の兵士タママの心は友の喪失を受け入れきれるほど強くはなかった。 彼はただただ泣き喚いた。 「サッキーーーッ!!」 ----------- 放送が終わって、泣きだしてからどれほど時間が経っただろう。 涙を流す度に体内の水分が失われていったため、身体がだいぶ乾いているのがわかる。 サツキ喪失のショックによるものか、今までの疲れがどっと押し寄せ、再び立ち上がる気力が湧かない。 知り合いの冬樹やガルルが死のうとも、たいした感情は抱かなかったが、ここにきて初めて『大切な友』を失ったがために大きな精神的ダメージを負った。 共に泣く者も慰める者も叱る者もいない中では、心の痛みを和らげることもできない。 そのように彼が弱っている中で突如、二つの聞き覚えのある声が聞こえてきた。 それらはうなだれるタママを嗤う。 『守りたかった女の子を守りきれなくて残念でした。トンだお笑い草ね、あははははははははは』 一つはアスカ。 放送で死を告げられたハズなのだが、何故かタママの耳には、彼女が気に障る言葉で嘲笑ってくるのがわかった。 『俺を引き離したからあの子は安全だとでも思ったか? 殺し合いに乗ったのは俺一人とは限らないんだぜ?』 もう一つは加持。 間違い無く死んだ男だが、口調こそ涼しいが腹の中は真っ黒であり、タママを責めてくる。 それ以前に死人が語りかけてくるなどありえないことだが、今のタママには、そんな細かいことを気にしていられるほどの心の余裕はなかった。 「黙れ……黙りやがれですぅ」 『あはははははは』 『ハハハハハハハ』 普段から高い声であるタママにしては低い声で言葉を吐き出し、血走った眼を涙の染みた地面から二つの声がする方向へギロリと向ける。 彼の放つ言葉にも眼力にも、激しい怒りと憎悪が宿っている。 しかし、タママの怒りなど知ったことかと言わんばかりに、加持とアスカは嘲笑い続ける。 それが余計にタママのハラワタを煮え繰り返させ、虫酸を走らせる。 まず、怒りを叩きつけるようにタママは言い放った。 「おめーらのような奴らのせいでサッキーが死んだんですぅ!」 『それは違うんじゃないか? 俺らのような殺し合いに乗った奴らからサツキ君を守れなかったのは君のせいだろ?』 「僕は、サッキーを守ろうとしてたですぅ!!」 『言い訳がましく「自分は頑張ったから仕方ないんだ」みたいなことをほざいてんじゃないわよ』 「むぐっ……」 『せめて俺を連れ込むなら、例の部屋に何かしら仕掛けがあることぐらい調べておけばよかったのにな。 君がそれを怠ったから、仲間と離ればなれになっちまって、サツキは命を落としたんだ。 しかもその後の、正義の味方気取りでメイの仇討ちなんか考えているから、その間にサツキは死んだんだろうな』 「……うるさい」 加持たちが言ったことは、尤もかもしれない。 今さら、取り返しのつかないミスに自分の行動を正当化するようなことを言っても虚しいだけだ。 加持の企てに気づき、仲間から一時的に引き離して腹の中を暴こうとしたものの、部屋にどこかへワープする仕掛けがあることに気づけなかったために、サツキたちとは遠くに引き離された。 彼女を守る者が減った分、サツキの生存率を引き下げられたのだろう。 一方のタママは離れた後も合流を考えず、メイの仇捜しに時間を費やしてしまった。 見方によればタママの過失だろう。 それでも、タママは加持たちにだけはミスの指摘をされたくなかったのだ。 『守りたい者は守れない、守れなかったら過失を認めず言い訳をする惨めな奴。 君は所詮その程度だってことだ』 『本当よね~。 果たして、こんな奴にサツキの死の責任なんて取れるのかしら?』 「黙れって言ってるんですよ、聞こえねーんですかこのゴミめらども……!」 自分を笑う二つの声に対して、タママは立ち上がり、血が出るほど拳を握りしめ、顔中にマスクメロンばりのあおすじを作る。 『まったく、こんな情けない奴に殺されたのなら、俺を殺した責任も取ってほしいぐらいだぜ、なぁタママ君?』 プッチーン 加持の煽り文句が、とうとうタママの怒髪天をついてしまった。 タママの口から放たれる、大地を揺るがしそうな怒声。 『おめーみてぇなウジムシどもの命と、サッキーの命を同じにするんじゃねぇ!! おめーらのような不愉快な奴らは全員地獄に落ちればいいんだよぉ!! さっさと消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ、消えろぉぉぉーーーッ!!』 轟く重機関銃のように言葉が放たれるが、それだけでタママの気は納まらない。 加持たちの声がした方へトドメにタママインパクトまで放とうとする。 止めてくれる者はこの場に誰一人いない。 煮えたぎる憎悪共にタママインパクトが放たれようとした、その時。 ドォーーーーーン 空気を震わせるほどの爆音。 爆音による驚きが憎悪を上回ったタママは、その場で仰向けに倒れた。 「なんですぅ!? 何が起こったんですぅ!!?」 身を起こしたタママが周囲を確認すると、火災地帯の中のある場所が一際激しく黒煙を吐いて場所があるのを発見した。 位置関係的にはデパートの辺り、この場所である者たちが因縁に決着をつけようとしていたのだが、それはまた別の話。 ともかくとして、皮肉にもデパートの大爆発によってタママは我に返り、多少なりとも精神も安定してきた。 「ただのガス爆発ですかね? それとも、あそこで殺し合いが……」 あそこで何が起きているのかを冷静に考えようとする。 事故なら気にすることも無いが、殺し合いが起きているのなら大変だ。 ケロロと冬月が巻き込まれている可能性があるからだ。 それを確かめるべく、中の様子を伺いたいのだが、かなりの距離がある上に炎と煙が邪魔でよく見えない。 しばらくすると、何かの飛翔体がタママの直上数10mを通っていった。 「流れ弾!?」 夜の暗さも手伝って、それをあまり視界に捉えられなかったタママは、飛翔体をただの流れ弾だと思うことにした。 実際は、ミサイルにディパックがぶら下がっているのだが、タママをそれらを確認しきれなかった。 例の飛翔体は湖の方へ飛んでいったことだけを確認して、タママは再び自分の置かれてる状況の確認に移る。 「……あれは幻だったんですか?」 先程まで語りかけてきた加持たちの声はいつの間にか消えていた。辺りに誰かがいる気配も無い。 常識的に考えれば、もう死んでいる二人が話し掛けてくること事態ありえない、死人に口なしだ。 「ハァ……何をやってんたんですかね僕は……」 幻に惑わされ、幻相手にトサカにきていたさっきの自分に馬鹿馬鹿しさを感じ、ため息を吐く。 おそらく、サツキを失ったショックと疲れで幻聴でも聞いたのだろう……タママはそう処理することにした。 あの声が幻聴だとわかるようになった点でも、タママは落ち着きを取り戻している証拠だろう。 しかし、落ち着きは取り戻せても、サツキを失った悲しみはどうにもならない。 「くぅ、サッキー……妹まで失った上にあの幼さで死んじゃうなんて、かわいそうに……」 前の放送を聞いて、妹が死んだことを知った彼女はどんなに悲しい顔をしたか。 死ぬ時はどんなに痛かっただろうか…… 考えれば考えるほど、タママの胸が苦しくなってくる。 また涙を流したい気分になってきた…… そこへ(幻聴だったが)加持たちの言葉がのしかかってくる。 ――守りたい者は守れない、守れなかったら過失を認めたがらず言い訳をする惨めな奴。 君は所詮その程度だってことだ ――こんな奴にサツキの死の責任なんて取れるのかしら? 「うう、奴らは勘に障るんですけど、サッキーを守れなかったのは事実だし、僕にサッキーを死なせてしまった責任を背負うことができるかと言うと何も言えないですぅ……」 加持たちの幻の前では強く否定したが、本当はサツキが死んだ可能性の一つとして自分のミスが絡んでいると思い、強く責任も感じている。 そして、自分がサツキが生存できるを可能性を大なり小なり殺したことに、必要以上の重圧を感じていた。 「僕のせいで……やっぱり僕のせいでサッキーはもう戻らない……うぐぐっ」 サツキの微笑む顔を、声をもう一度聞きたいと思っていた。 彼女が死んだ今、それはもはや叶わぬ。 ……ふと、タママは思う。 それは本当に叶わないことなのか? 「いっそのこと、優勝を目指してみる?」 この殺し合いで優勝すれば、サツキを生き返すことができるかもしれない。 だが、その考えはすぐに切って捨てた。 「それは無理ですぅ、僕に愛する軍曹さんを殺せるわけがないですぅ……」 仮に、サツキと共にケロロが生き返る前提で殺し合いに乗るにしろ、タママにはケロロを殺せる自信・心構えはありはしない。 例え、自分が手を下さず、知らないどこかでケロロが死んでしまうことも、タママには許容できない。 さらに優勝者には願いを叶えると言った主催者の技術力も不確かな物であり、信頼できるかどうかは怪しいものだ。 よって、殺し合いに乗る意思は生まれなかった。 「……だけど、サッキーには生きて欲しかったですぅ。 もっともっとお話がしたかったですぅ……」 それでもまだ、サツキとの再開を諦められない、死を認めたくない。 なら、どうする? 普通なら、死んだ以上、その者と生きて再開することは諦めざるおえないのだ……普通なら。 「ああーーーっ! 閃いたですぅ!!」 そうして悩んでいたタママは一つの答えを見つけ出したのだ。 「根暗カレー……じゃなくてクルル曹長の存在をポッキリ忘れていたですぅ」 急にケロン軍屈指の技術者・クルル曹長の名前を口にしだしたタママの目を輝いていた。 その理由とは、 「ケロボールとタイムマシンは作れないくせに、それ以外はどんなマシンでも作れる技術力を持っているクルル曹長なら、きっと死人を生き返らせるマシンだって作れるかもしれないですぅ!」 タママの言う通り、クルルは悪戯目的のアイテムから星一つをまとめて消せる大量破壊兵器まで作れるトンでもない技術者だ。 クルルの作った物を実際に何度も使ったことがあり、時にはそれらの犠牲になったケロロ小隊員だからこそわかる話である。 これで万能アイテム・ケロボールやタイムマシンまで作れたのなら、神の領域すら侵せる男になっているかもしれない。 だからこそ、夢の話のような死人を生き返らせるマシンが作れると言っても、驚異的なテクノロジーをもつクルルなら説得力があるのだ。 そして、タママはそれを思い至ったわけである。 「クルル曹長ならできるかもしれない……いや、できなくても『作らせる』! そのためなら、カレー百年分を奢ってでも、半殺しにしてでも……!!」 サツキを生き返すためなら、多大な代価を支払っても、小隊の仲間に暴力を振るうことも厭わない。 それだけ、タママの想いと期待は強いのだ。 「サッキーだけじゃない、フッキーやメイちゃんも生き返すことができれば、軍曹もサッキーも泣いて喜んでくれるです、ふふふふふ」 まだクルルが死人を生き返す装置が作れるわけでも、ましてやその過程に必要な殺し合いからの脱出もしていないのにも関わらず、タママには、ケロロとサツキが大喜びで自分を褒めてくれる明るい未来が見えていた。 サツキを蘇生できる方法を見つけたタママは、その考えに酔い、既に先程までの自己嫌悪と責任の重圧から解放されていた。 「ついでにコサッチやフッキーⅡが大事にしていたシンジって子も生き返してやりますか。 カジオーのようなゴミはもう一度生き返して、殺すのも面白そうですねぇ……タマタマタマタマ」 やがて、タママの中では『死』の概念は永遠の別れというイメージが薄れつつあった。 生き返すことが前提ならば、サツキの死も一時の別れのように思えるからであろう。 その妄想自体が『捕らぬ狸の皮算用』かもしれない可能性もあるが、タママはそんなことを考えたくはなかった。 少なくとも幸いだったのは、そういった妄想で沈んでいた気持ちを持ち直せたという所か。 「おっとっと、考えだけにフケっている場合じゃない。 サッキーは生き返せる希望が見えてきたからともかく、これからどうするかも考えなきゃ!」 ようやく、脱出後の希望から、現状について考えることに頭を切り替え、ニヤついた顔は真剣なものへと変わる。 なんとかグラついていた気分は落ち着き、物事を冷静に考えられるようになった。 手始めに、放送から状況に関する考察を張り巡らす。 まず、死者に関して。 いちおう、サツキたち以外の、朝比奈みくるを初めとする面識も無い死者たちの名前も覚えていたが、特に思うところは無いだろうと、考えないことにした。 次にコサッチこと小砂もサツキ同様に死んでしまったらしい。 サツキと比べれば愛着も無く、同盟を組んだ当初はいずれ殺す気もあった。 サツキと会ったことで殺す予定は立ち消え、殺意もどこかへ失せたのかもしれない。 だからこそ死んでしまったことが、今となってはちょっとだけ可哀相に思えた。 ついでに彼女の頭に引っ付いていたネブラはどうなったのか? こっちは個人的な恨みがあるとはいえ、やはり生死は気になる。 小砂と一緒に果てたか、それともどこかでまだ生きているのか……参加者では無いネブラは死んでも放送で呼ばれないため、直接会わない限りタママには知る由も無い。 ……実はついさっき、そのネブラ知らぬ内にタママの頭上を通っていったのは、余談である。 続いてアスカ、(タママから見れば)加持の手先である彼女も死んだようだ。 放送こそ同時に言われたが、死ぬ前にサツキを殺した可能性は十分にある。 もしそうなら、先の考えで生き返した後にもう一度殺すくらいの憎しみをタママは抱いている。 何にせよ、加持の手先は死に絶え、自分やケロロたちに降り懸かる火の粉は一つでも消えたと考えれば良いニュースにも聞こえる。 次にサツキ。 ケロロの次か同じくらいに守りたかった少女。 もし彼女を殺した犯人がまだ生きているとしたら、メイを殺したマスクの男同様、必ず見つけだしてこの手で殺してやるつもりだ。 そしてサツキは絶対に生き返してやろうと強く望んでいる。 タママにとっては、仇討ちと蘇生こそ、サツキへの責任の取り方だと思っているようだ。 最後に、ケロロ軍曹と冬月コウゾウ、ウォーズマンとスバル、そしてギュオー。 放送で呼ばれていないということは現時点では彼らが無事である証拠。 ウォーズマンも無事にスバルを助けられたようだ。 特にケロロが生きていたことは、それだけでタママの心の救いになった。 「軍曹まで死んじゃってたら僕はどうなってたことか……サッキーを失った時のような思いはコリゴリだから早めに合流したいですぅ」 ケロロたちが生きているとはいえ、まだまだ予断は許せない。 詳しい場所がわからない今は、二人が火災から逃れたのを信じつつ、できるだけ早く捜し出す必要がある。 「それに軍曹さんには、サッキーたちを生き返せるかもしれない方法を教えなきゃならないですね。 きっと軍曹さんもそれを聞けば、喜んでこの聞いてくれると思うですぅ」 ケロロと合流できた暁には、自分が思いついた死者を助けられる可能性を教えるつもりだ。 それは単純にケロロに褒められたいだけではなく、サツキを失って落ち込んでるかもしれないケロロに希望を持たせようと、タママなりの気遣いもあるのだ。 「しかし、今回だけで10人も死人が出た。 殺し合いに乗った連中がかなりいるみたいなのが厄介ですねぇ……」 殺し合いに乗った者である加地とアスカは死んだが、それでもまだまだ殺戮者はいる。 「僕や軍曹さんたちが生き残るためには、やっぱり殺し合いに乗った奴らを叩いておく必要があるみたいですぅ。 でも……」 メイを殺したらしいマスクの男、湖にいた見るからに危なそうな連中、そういった者たちは一目で殺し合いに乗っているかわかるので対処のしようがある、しかし…… 「カジオーの時はなんとか尻尾を掴めましたけど、また似たような奴に出会ったら厄介この上ないですぅ……」 全て殺戮者が、公に殺し合いに乗っていることを言い張ってるとは限らない。 中には加地のようにコソコソと人の中に紛れて、裏で何かを企んでいる者だっている。 これで厄介なのが、人を上手く騙して仲間からの信頼を勝ち得ている場合もあること。 そのせいで、冬月に加持が怪しいことを告白しても、まともに取り合ってはもらえなかった。 「きっと今回死んだ人たちの中には、カジオーのような奴に騙されて殺された人だっているですぅ。 だからと言って、カジオーと同じく殺し合いに乗っている証拠を見つけられるとは限らないし……証拠が無かったら流石にやりづらいし……」 殺し合いに反対する集団の中に紛れ込み、チャンスがあれば襲いかかってくる。 さらに上手く立ち回られると、仕掛けられた罠により集団が一瞬で壊滅したり、疑心暗鬼を振り撒かれて仲間同士での争いに発展させられる危険がある。 その鱗片を味わったタママには、そういった『隠れた殺戮者』の怖さがわかる。 しかし、殺し合いに乗っていると証明できるものが無ければ、その者を殺せる大義名分が立たない。 何より、疑いだけが先行し、本当に殺し合いに乗ってなかった者を殺してしまったら眼も当てられない。 このように、積極的に殺し合いに乗っている者よりも、陰でコソコソやる者の方が遥かにやりづらいのだ。 そして、いくらなんでも直感などのような根拠の無い理由で殺戮者と決めつけるわけにもいかない。 されど、タママの結論は早かった。 「ま、いいや。 少しでも疑いのある奴は片っ端から叩いてしまえば良いですぅ」 ……なんとも単純かつ短絡的な答えなのだろう。 ただ、タママとしても投げやりにこの答えを出したわけではない。 「ふっふっふ。 どうせ誤って殺し合いに乗ってない人を殺したとしても、根暗カレーが『生き返してくれる』、だからノープログレムですぅ。 それよりも大事に到る前に潰す、迷うぐらいなら斬るべきですぅ」 疑しきは皆殺し、中には殺し合いに乗ってなかった者が混じっていても後で生き返せば良い。 それが先の答えを出せた理由である。 確かに、合理的な面から見れば、疑いが少しでもある者は全て消した方が生き残る確率は高くなるだろう。 だが、脱出後に生き返すにしろ、罪の無い者まで巻き込み兼ねないこの考えは、人道面には大いに問題がある。 「僕は誰よりも早く、カジオーが悪い奴だと気づけたですぅ。 きっと僕の判断は間違えないハズですぅ、だから僕に疑われる方が悪いんですぅ」 タママは加持が殺し合いに乗っていたことを見抜けたことから、自分の判断に自信を持っていた。 それは過信と言ってもいいが、いちおうタママなりに、判断ミスを起こした時の対処は考えている。 「まぁ、仮に間違えちゃっても後で証拠をでっちあげちゃえば良いんですぅ。 大義名分さえ立てば、軍曹さんに言い訳ができるですぅ、ぬっふっふっふっふ」 一際、黒く笑うタママ。 自身の正義を証明できるものがあれば、誤殺も正義の行いになるのだ。 自分に不都合な事実は、揉み消して改竄でもしてしまえば良い。 それでもタママは仲間たちを守るため、脱出のため=正義と言い張れるのだろう。 その正義は限り無く黒かろうとも…… 「僕は正しいんだ! アイ アム ジャスティ~ス!」 ちなみに自分と同じ腹黒属性があるギュオーについてタママはこう語る。 「ギュギュッチも怪しいっちゃ怪しいですけど、カジオーの首輪を狙っていたところからして、どっちかっつーと脱出を目指してるかもしれないですね。 もちろん、警戒はするし殺し合いに乗ってたら叩くけど、そうでなければ戦いたくないなぁ」 同じ腹黒であり、気にいっているギュオーに関しては、できるだけ敵対したくないようである。 警戒は怠らない様子であるが、強まりもしていない。 簡潔に言うなら、ギュオーへの対応は今までと変わらないようだ。 以上でタママの行動方針はまとまった。 このゲームから脱出した後、クルルにサツキたちを生き返せる装置を作らせること。 脱出の過程で、障害になる者だけでなく疑いのある者もまとめて消すこと。 仮に罪無き者を誤殺しても、後で生き返らせる前提なので気にしてはならない。 それは別として、今やらなくてはならないことはケロロたちとの合流。 詳しい居場所はわからないので、火災地帯の周りを東に回り込んで捜し続けること、これは今まで通りである。 「よし、行くですぅ!」 考えがまとまった所で、タママは再び東へと駆け出した。 ----------- 走るタママの表情は、放送前や放送を聞いた直後よりも清々しいものになっている。 殺し合いが行われているこの場所においては不釣り合いなぐらいの輝く笑顔だ。 「なんだか身体がさっきよりも軽く感じるですぅー!」 放送によってケロロたちの生存が確認され、サツキと再開できる可能性を見つけたために、抱えていた緊張と悲壮感がほとんど抜け落ち、肩の荷が軽くなったのである。 「それになんだろう、心が高ぶってくる……」 死んだサツキを救えることへの希望によるものか、精神が高揚していくのがわかる。 さらに心は、サツキとケロロへの一途な思い、サツキを生き返すことへの使命感で胸が高鳴る。 「そうか、きっと――」 タママいわく、これすなわち。 「――この気持ち、まさしく 愛 ですぅ!!」 気持ち高ぶったタママは、どこぞのパイロットの如く『愛』を力強く叫んだのだった。 やがて、タママの視界にまだ火の手があまり回っていないB‐8が見えてきた。 タママはそこに仲間たちがいると信じて向かっていく。 胸の内に秘めた、サツキやケロロたちと笑いあえる明るい未来――理想を現実に近づけるために、悲しみから立ち上がったタママは走り続けるのだ。 ----------- しかし、彼は前だけしか見てないのではないか? サツキを失った動揺と絶望の中で、慰める者も叱る者もいないまま、思いついた希望はいかほどのものか? クルルに死者を蘇生させる装置を作らせ、道徳や倫理を無視すれば、それによって死者を救おうとする考えは、確かに良いことなのかもしれない。 だが実際にクルルがそんな装置を作ったところなどタママは見たことが無い。 つまり、タママが求める蘇生はできない可能性だってあるのだ。 子供のような甘えのためか、動揺がまだ残っているためか、タママはそこまで深く考えられない。 仮にそうなった時に、タママはどんなに悲しい思いをするだろうか……希望しか見たがらないタママは考えられない。 前を向いて進むことは大事だが、進むのに足元を見ないのは問題だ。 転べば大惨事になりかねない。 足元を注意してくれる者がいない今、未熟な兵士の先行きはとてつも無く不安だ…… 【C-7 森林地帯(北東)/一日目・夜】 【タママ二等兵@ケロロ軍曹】 【状態】疲労(大)、全身裂傷(処置済み)、肩に引っ掻き傷、頬に擦り傷、精神高揚 【持ち物】ディパック(水消費)、基本セット、グロック26(残弾0/11)と予備マガジン二つ@現実 【思考】 0、軍曹さんを守り、ゲームを止める。 妨害者及び殺し合いに乗っている疑いが少しでもある者を排除。 1、東回りに火事を避けて市街地に向かい、ケロロたちを捜す。 2、その後はギュオーやウォーズマンの下へ向かう? 3、草壁メイ・草壁サツキの仇を探し出し、殺す。 4、ウォーズマン、ギュオーに一目置く。 5、ギュオーを気に入っているが、警戒を怠らない。 6、脱出の後、クルルに頼んでサツキや親しき者を生き返させる装置でも作らせる。 7、6の案をケロロに伝える。 ※色々あってドロロの存在をすっかり忘れています(色々なくても忘れたかもしれません)。 ※加持がサツキから盗んだものをグロック26だと思っています。 ※ネブラ入りディパックのミサイルを流れ弾だと思っています。 ※少しでも疑いのある者を殺す過程で、誤殺してしまっても、証拠の捏造・隠滅+クルルによって生き返せるハズなので、問題無いと考えています。 時系列順で読む Back 彼等彼女等の行動(裏) Next 炎のキン肉マン 投下順で読む Back 耐えきれる痛みなどありはしない Next 揺るぎない力と意志貫くように(前編) 走る二等兵・待つ獣神将 タママ二等兵 他人の話はちゃんと最後まで聞きましょう