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2006年7月DVD観賞 [429] Client error `POST https //webservices.amazon.co.jp/paapi5/getitems` resulted in a `429 Too Many Requests` response { __type com.amazon.paapi5#TooManyRequestsException , Errors [{ Code TooManyRequests , Message The request was de (truncated...) 週刊少年マガジンに連載中のギャグ漫画が原作です。映画館で見たいと思っていたのですが、大阪でしか上映していなかったので諦めた経緯があり、DVD見付けた時は速攻借りました。まぁ結論から言うとこれに1800円払わなくてよかったな…ってとこなんですけど、B級映画はそれなりに好きなので、悔い無しです。 なぜ惹かれたかというと、「大まじめにギャグ漫画を映画にしようとしているとこ」「板尾が出ていること」「ポスター見たらフレディがもの凄くハマってた」の三点でしょうか。元よりアクションやストーリーに期待はしていなかったので、上記好奇心はちゃんと満たされました。漫画のシュールなところが好きだったてのもありましたしね。 俳優起用の時点で原作見たことある人は面白いのではないでしょうか。神山君はイメージ通りでしたし(男前だった)、あとロボ沢とか。あれは俳優ちゃうか。フレディは原作通りなのか微妙なんですけど、もう渡辺裕之以外のフレディは考えられない。竹ノ内豊役の人はよく知らないのですけどプロレスラーらしくて、台詞は棒読みでしたがなんか味がありました。 別に宇宙人のエピソードは無くてもいいかなと思ったんですが、やっぱり映画にすると細切れのお話だけじゃ駄目なんですかね。30分くらいの番組でコントやって欲しいなぁ。 残念なところは「それはギャグで言っているのか」という台詞がなかったことですね。私はクロマティ高校といえばあの台詞なんですけど。聞きたかったなぁ。板尾は期待していた割には普通でした。きっと演出部分では色々やってたと思うのですが、板尾の出番は少しだけにして美味しい役がいいと思うんだけど。でも板尾のお笑い好きだー。 見ても人生に役立つことは何一つありませんし、原作を知っていたとしても割と微妙かもしれません。アホな映画が大好きで、とても暇な時に見てみるとよいと思います。 (2006/07/06) 名前 コメント [カウンタ: - ]
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魁!!クロマティ高校~これはひょっとしてゲームなのか!?編~ 【さきがけくろまてぃこうこう これはひょっとしてげーむなのかへん】 ジャンル ツッコミアドベンチャー 対応機種 プレイステーション2 発売元 ハドソン 発売日 2004年9月30日 定価 6,279円 廉価版 ハドソン・ザ・ベスト:2005年2月10日/3,024円 判定 クソゲー ポイント これはひょっとして商品なのか!?据え置き機でやる意味の無い薄すぎる内容意味のないミニゲームこのゲームの出来の悪さはひょっとしてマジでやってるのか!?「逆」じゃなかったキャッチコピー 少年マガジンシリーズリンク 『魁!!クロマティ高校』シリーズ 『魁!!クロマティ高校』 /『魁!!クロマティ高校 ~これはひょっとしてゲームなのか!?編~』 概要 特徴 ストーリー 問題点 評価点(?) 総評 余談 概要 かつて週刊少年マガジンで人気を博した野中英次の不条理ギャグ漫画『魁!!クロマティ高校』アニメ版のゲーム作品。 本作以前にデジキューブが同じ『クロ高』を扱ったゲームを作っているが、そちらは原作漫画版をベースにしたボードゲームであり、本作品とは繋がりは全くない。 特徴 ツッコミアドベンチャー キャラの行動のタイミングに合わせ弱、中、強の突っ込みを使い分けることにより話を展開、場合によっては脱線させるゲームである。 ストーリー ある日、登校する(一応)主人公の神山の前に、北斗がクロマティ高校をゲーム化したものを持って現れた。なんでもこのゲームもっとよくしたいとの考えらしく神山は林田や前田と協力し、どんなゲームが良いのかを話し合うのだが…。 問題点 ゲーム画面が稚拙すぎる。 グラフィックはただ背景画に棒立ちの神山たちがカメラ目線で口パクするだけで、動きも何もない、表情も驚き顔が少しある程度である。証明写真が口パクしてると想像すればOK。 原作自体全体的に表情の変化に乏しい作品ではあった。ただ、それでもここぞというシーンではそれなりに動きもあったので原作再現にしてもやりすぎである。 台詞もただ口パクしてる間ニコニコ動画のコメントのような文が流れていく。速さ調節ができるが遅いとただもどかしく、早いとただ読みにくい。 一応ボイスはあるがシーンの切り替え時にただ一言しゃべるだけ、そのくせゲーム待機時のデモとフレディはフルボイスである。 通常会話とは別に集団で会話する場面もあるがこれまた棒立ちの会話メインのキャラの右上に2~3人小さい丸の中に顔がある程度である。これも卒業式の集合写真で欠席した人を考えればOK。 ゲームシステムもすぐ飽きる ツッコミのタイミングは場合によってはシビアな上に強弱もちょっと言い方が変わる程度なので初見はどうやって進めばいいか分からないことも。 タイミング自体は完全に決まっており慣れればほぼ作業になる。 集団会話でも選択では別の展開になるがただ意見に合わせて話が脱線する程度のものである。 タイトル画面にオプショソという項目があるが、これはただメカ沢が「オプションじゃなくオプショソなんだよな」と一言言うだけの一発ネタ。要はオプションなし。 マルチエンディングではあるがほとんど脱線かうやむやになって終わるものがほとんどである。もっともこれに関しては原作自体がそういう作風だから仕方ないとは言える。 意味のないミニゲーム ゲーム中にミニゲームが置いてあるがただネタ的に前田がフレディに倒されるとかばかりである。話を進めるためにはゲームオーバーするしかない。 中にはクリアできるものもあるがクリアしようがゲームオーバーしようが途中でギブアップしようがゲーム進行には一切関係ない。 ゲーム中で出たミニゲームは個別に遊ぶことができるが、申し訳程度にスコアが付いたものでありゲームの仕様はほとんど変わってない。なので単独として遊ぼうにもすぐ飽きる。 評価点(?) ある意味「完璧に原作を再現」した上でのオリジナルストーリー いい意味でも悪い意味でも色々と規格外すぎた原作の雰囲気を(これまた良くも悪くも)そのままゲームにしており、原作再現としてはかなり優秀な部類に入る。 ミニゲームの詰まらなさも、作中でネタにしているのだから狙ったのだろう。多分。原作には「どう考えてもクソつまらないのに、なぜか大人気のテレビ番組」が登場するなど、似たようなことは何度かやっている。 上記の通り「原作自体がそういう作風」なのだから、それを再現すればこのようなグッダグダになるのも当然と言えなくはない。ゲームとして面白いかは別として。 総評 原作自体が不良漫画の皮をかぶった、いい加減ダウナー系日常ギャグマンガであることが作風の一つであり魅力である。また、作者自身もこの作品に対する思い入れや愛着が無いと発言している(*1)。 だからといってゲームそのものまでいい加減にするのはゲームとしていかがなのだろうか。はっきり言ってバカゲーをやろうとして滑った……いや、バカゲーというものをバカにしているような存在である。 アニメ化(*2)されたこともあってか「キャラゲー=クソゲー」の事例に当てはまってしまった。 余談 予約特典に「メカ沢七味唐辛子入れ」がありゲームCMでもゲームがおまけのような紹介がされていた(*3)が、正しくそのとおりになったという評価が定着している。 と言っても本当にメカ沢の絵が描かれた七味入れなので、ゲームをおまけにできるほどと考えるには疑問があるが…。
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クロマティ 逃げた先にも クロマティ ◆x/rO98BbgY 乾いた拳銃の発砲音が、オフィス然とした警察署内に木霊する。 背後に向けたガバメントのトリガーを連続で引きながら、中央ホールを通して左右に伸びている通路の角に一旦逃げ込むと、 ピノッキオは使いきったマガジンをリリースした。 ベルトに差し込んでおいた新しいマガジンを取り出して、装填。 落下した空のマガジンがタイル張りの床を叩くよりも先に、殺し屋の少年はその場から飛び出した。 しつこくピノッキオを尾けてくる追手の足音が、すぐそこまで迫っていた。 「ピノッキオ! 大人しく投降しないならっ」 天井に取り付けられた蛍光灯は、自分の役割を忘れたかのように惰眠を貪っている。 島を満たしつつある朝の光も、いまだ建物の中までを充分に照らす事が出来ずにいた。 そんな薄暗い中央ホールの中に、色鮮やかな金色のツインテールが翻った。 大人びたスーツに身を固めたその追手の姿は、先程別れた留奈とさして変わらぬ年頃の女の子のものだ。 しかし、ピノッキオは、かつてモンタルチーノで交戦した、この少女の尋常ならざる戦闘力を知っている。 あの時は右手の負傷と引き換えに、かろうじて勝ちを収めたが―― 「ッ!」 疾駆するピノッキオが、敵の位置を視認すると同時に、一瞬前まで彼がいたポイントを破壊の雨が吹き抜けていく。 それはモンタルチーノの女の子――トリエラがその手に持つウィンチェスターから放たれた散弾だ。 壁の外装が砕け、その破片がピノッキオの白い肌を切り裂く。 久しぶりに味わう死と隣り合わせの興奮に、脳髄が痺れた。 農園暮らしで錆付きかけていた肉体に、アドレナリンという名のオイルが流し込まれた。 とはいえ、ピノッキオは職業的な暗殺者だ。 戦闘の狂騒に気を取られて、このポンプアクション式の骨董品が持つ、決定的な隙を見逃したりはしない。 第一次世界大戦の頃に使われたウィンチェスターM1897は、セミオートの新型とは違い、連発して撃つ事が出来ないのだ。 リロードするまでは、次弾が来る事は有り得ない。 それを知るピノッキオは、少女がフォアグリップを引こうとする動作を、拳銃によって牽制しながら―― 獣染みた俊敏な動きで、トリエラに肉薄していく。 抜き放ったナイフが、鈍い光を放つ。 ホールに備え付けられた、小さなテーブルを利用して跳躍。 数メートルの距離を一気に詰め、渾身の体重を乗せた一撃が、トリエラに迫る。 そのピノッキオの一撃を、トリエラは銃の先端に装備した剣を使って受け止める。 そしてその接触面を支点として、少女の体躯は独楽のように回転する。 トリエラは剣を装備した銃身の逆、硬い木製の銃底を振り回す事で、防御から攻撃へと転じていた。 自分の攻撃の力を利用したトリエラの反撃を、ピノッキオは軽くスウェーバックする事でいなす。 だが、トリエラの攻撃はそれだけでは終わらない。 続けざまに放たれた回し蹴りは、まともに受けてしまえば内臓破裂しかねない威力のものだ。 それを避けるため、ピノッキオは更なる後退を余儀なくされる。 そうして伸びた間合いを――槍の如き銃剣の薙ぎ払いを持って更に広めると、トリエラはフォアグリップを引いてリロードを済ませてしまう。 ピノッキオは慌ててナイフを投げつける事でトリエラの体勢を崩すと、間一髪通路の角に退避した。 そしてそのまま、牽制射撃を行いながら通路の奥へと逃げだした。 ――前に戦った時よりも、格段に強くなっている。 トリエラと一戦交えてみた感触は、以前とは違うものだった。 力任せの攻撃は鳴りを潜め、体系化された格闘の術理を感じた。 自分が農園で漠然と過ごしていた頃、訓練に明け暮れていたのだろうか。 だとすれば、彼女が強くなった時間の分だけ、自分は弱くなったのかもしれない。 『情に触れると弱くなる』 先生の教えに背き、農園で人間らしい暮らしをしていた分だけ、迷いが生まれてしまっていたから。 だが、だからこそ先の攻防をノーダメージのまま、やり過ごせたとも言えるだろう。 双方ともに本気で殺し合えば、確実にどちらかが死んでいたはずだから。 ピノッキオに戦闘への積極的な意欲が欠けていたために、今回はこれで済んだのだ。 「いや、まだ終わったわけじゃないか」 ピノッキオはトリエラとの無駄な交戦を避けて逃走するつもりになっていたが、相手はまだまだやる気充分のようだ。 背後から追いかけてくる物音を聞きながら、ピノッキオは逃走プランを練る。 窓を破って逃げるか、それとも玄関まで回りこむか。 どちらにしても、しつこく追い続けられそうだが……。 少し考えた後に、ピノッキオは通路の先にあった階段を、上へと昇って行った。 トリエラは、ウィンチェスターを腰溜めに保持しながらピノッキオの後を追いかける。 狭い屋内での戦闘に備え、ただでさえも長い銃身から銃剣を取り外し、腰のケースに収めていた。 『ねぇ、こんなことしてる場合じゃないんじゃないの? 別に殺し合いとか乗ってないんだけど?』 ピノッキオの言葉が、耳に残っている。 五共和国派(パダーニャ)のテロリストのくせにと思うが、トリエラもそれについては一抹の躊躇いを感じずにはいられなかった。 公社に敵対する人間とはいえ、ピノッキオに構っている場合ではないのではないかと。 実際の所、トリエラは担当官のヒルシャーの方針もあり、条件付けの緩い義体だ。 生来の恵まれた才能と、成熟した精神とを持つ彼女は、自己判断でも行動出来る人間味の残った義体なのだ。 しかし、そうは言っても所詮は義体。 限られた寿命と、公社に依存しなければ生きられない肉体を持つ、どっちつかずの存在でしかない。 ――人間らしく、普通に生きる事なんて出来ない。 そう観念しているトリエラは、努めて義体らしくあろうと心掛けている。 公社の仕事を確実にこなし、仲間たちの面倒も見て、義体として精一杯の誇りを胸に生きてきた。 だから、ピノッキオを取り逃すような事は、あってはならないのだ。 (状況は色々大変だろうけど……全部、アンタを倒してから考える!) そう決意しなおしたトリエラは、ピノッキオが階段を昇っていく姿を目撃した。 てっきりこのまま、建物の中から逃げるつもりなのかと思っていたので、困惑を覚えたが相手がそのつもりならばと気合を入れ直す。 ウィンチェスターの銃底に巻き付けられたシェルホルダーから数発のショットシェルを抜き取ると、機関部の下から弾を詰め込む。 そして上階で待ち伏せているだろうピノッキオを倒すべく、猛然と階段を駆け上って行った。 結論から言うと、ピノッキオが途中で仕掛けて来る事はなかった。 トリエラはピノッキオの足音を追って、どこまでも階段を昇り続けていき、やがて屋上――行き止まりへと辿り着く。 「ここで決着をつけるつもり? ピノッキオ」 ひっそりと、自分の正面に佇む少年に呼び掛ける。 朝日に照らされつつある屋上には、トリエラの背後にある出入り口以外には逃げ場などなく、銃弾を遮る遮蔽物も何もない。 そこはどちらかが死ぬまでやりあうには、これ以上ないステージと言えた。 「君だけが僕の名前を知ってるなんて、不公平じゃないか? 君の名前も教えてくれよ」 答えるピノッキオは、腰の後ろから二本のブレードが取り付けられた異形のナイフを抜き払う。 刀身は、光を吸い込むかのような漆黒の黒に染まっていて、どこか不吉な印象を強く受けた。 「……トリエラ」 「トリエラか。君みたいな女の子には……二度と会いたくないな」 それだけを言うと、ピノッキオは手に持ったナイフを明後日の方向に投げつける。 一瞬、なんのつもりかと思ったトリエラだったが、昇りかけの太陽の光がそのナイフに隠されたギミックを暴き出す。 ピノッキオが投擲したナイフには、一本の細いワイヤーが連結されていたのだ。 「――ワイヤー!? 待て、ピノッ――!!」 だが、気付いた時にはもう手遅れだった。 警察署の近くにあった建設現場の鉄骨にそれを絡み付けたピノッキオは、躊躇うことなくその身を宙に踊らせていた。 そして軽業師のように身軽に建設現場に降り立つと、そのまま西の方角へと走って行ったのだ。 「くっ!?」 慌てて銃を構えても、目標は一瞬にして散弾銃の有効射程距離を外れている。 トリエラは悔しげに表情を歪ませると、その姿を追い掛けて警察署を出て行った。 そして彼女は、ピノッキオの姿を探しながら、自らの担当官の訃報を聞く事になるのだがそれはまた次のお話。 【一日目 F-3 市街地 早朝】 【トリエラ@GUNSLINGER GIRL】 [状態]:疲労(小) [装備]:ウィンチェスターM1897(5/5)@GUNSLINGER GIRL、M1897用のバヨネット@GUNSLINGER GIRL [道具]:基本支給品×1、予備弾×15、ランダム支給品0~2(未確認) [思考] 基本:ヒルシャーさんを生還させる 1:効率よく生き残る 2:ピノッキオを探す トリエラが去った後の警察署の前を、モヒカンの少年が涙ぐみながら歩いていた。 それはジョゼッフォ・クローチェとの戦いで、親友(マブダチ)と別れてしまった林田慎二郎であった。 「ちくしょう……オレは……最低の男だぜ……」 不良(ワル)ってのは、とかく世間様の鼻つまみ者で、誰にも振り向いてもらえない存在であったが、だからこそ仲間内の 友情や信頼って奴は大切にしなければならないと、林田は思っていたのだ。 なのに、不良のレベルを超えた殺し合いの中で、林田に出来たのは親友を犠牲にして逃げる事だけだった。 客観的に言えば、それは林田に可能な最善手であっただろう。 あの時点で林田が駆けつけても、銃で撃たれた神山の生死は覆らない。 死体が一つ、無駄に増えるだけだ。 だが、それでも林田は神山の元に駆けつけてやりたかった。 賢い選択肢なんて、知らなかった。 自分なら、そうすると信じていた。 今までは。 「済まねえ神山……オレはどうしようもねえ臆病者みたいだぜ……」 死なんて、高校生の自分には縁遠い話だと思っていた。 ケンカに明け暮れてはいても、怪我なんて一週間もすれば全快するだろうと軽く考えていた。 人生の全てが、唐突に終わりを告げてしまうだなんて、これまで考えた事もなかったのだ。 だから、怖くなった。 足が勝手に、ホテルから離れた。 逃げ出したのだ。たった一人神山を残して。 「オレとオマエ、役割が逆なら良かったのによぉ……これじゃあべこべじゃねえかよ……」 不良の意気地をなくした今の林田に残されているのは、メカ沢たちと合流しようという、神山が遺してくれた指針だけだ。 だが、それからどうすればいいのだろう。 メカ沢と合流して、神山は何を試すつもりだったのか。 判らない。 林田が困った時、いつも方針を打ち出してくれた神山はもういない。 朝日が昇りつつあるというのに、林田は暗闇の中を手さぐりで歩いているような心境だった。 そんな林田の後姿を、背の高い金髪の少年が窺っていた。 それは先程、警察署の屋上から姿を消したピノッキオであった。 彼は西へと逃走するように見せかけて、実はこの近辺に潜んでいたのだ。 そしてトリエラが西に移動した事を見届けて、警察署のホールで投擲したナイフを回収しに戻ったのである。 (見た所素人みたいだけど……やるか?) トリエラとの戦いで弾丸を消費してしまったピノッキオは、武器の補充を必要としていた。 積極的に優勝を目指すつもりはなかったが、あのトリエラのような相手から身を守る為には武器がいる。 容易くそれを奪えそうな相手がいるなら、略奪を迷う理由はなかった。 だが、留奈から武器を奪った時のようには行かないだろう。 見ればそれなりに鍛えられた体のようだし、武器を奪っても反撃してくる可能性もある。 だから――ピノッキオは素早く少年の殺害を決めた。 殺しが好きなわけではなかったが、必要とあれば息を吸うように人殺しが出来る。 それがピノッキオという少年であった。 そして、一旦殺人を決意したからには、それは抵抗してきたら殺そうなどという、行き当たりばったりのものでは有り得ない。 最初から明確な殺意を持って、林田の荷物を奪う事をピノッキオは決意していた。 ――あの、掴みやすそうな髪の毛を掴んで、喉をかっ切るか。 殺しのイメージを固めたピノッキオは、後ろ手にナイフを隠し、無造作とも言える歩調で林田に忍び寄る。 林田がそれに気付かないのは、神山の死に思い悩んでいる事もあったが、ピノッキオの暗殺者としての技量の高さを示すものでもあろう。 そして林田の真後ろを、なんなく取ったピノッキオは、殺しのイメージに従ってモヒカン刈りの髪の毛を掴む。 それで顔を仰け反らせて、首輪に隠された喉を一瞬でかっ切るつもりだった。 そう――それが唐突に、すっぽ抜けさえしなければ。 ずぽっと音を立てて、林田の髪の毛が抜ける。 いや、それはかつらだったのだろう。 頭頂部の髪だけではなく、剃髪してある部分まで一緒にすっぽ抜けたのだから だから、ピノッキオの心中を占めたのは、たった一つの疑問であった。 (なぜ、モヒカンの下から、七三分けの髪の毛が出てくるんだ――) あまりの衝撃に、殺す事も忘れてピノッキオは立ち竦む。 そして、いきなりかつらを脱がされた林田もまた、声を失っていた。 唐突に現れた金髪の白人――外人の姿に。 日本語ですらまともに書けないバカに、英語が話せるはずもない。 だから英語の出来る竹之内を探していたのだが――まさか彼と再会する前に、外人と出会ってしまうとは。 いや、それをいうなら、先程出会ったジョゼも外人ではあったのだが、黒髪だったため林田はそれをあまり意識していなかった。 だが、ピノッキオの場合、典型的な白人の特徴を備えている。 林田は頭が真っ白になり、何かを言わなければという脅迫的な思いに捕らわれる。 (な、なにを言えばいいんだ――私は英語を話せませんって、英語でどう言えばいいんだ―― っていうか、それが言えたら英語話せるって事じゃねーか! くそ、こんな事だったら――神山の言う通りちゃんと授業に出てるんだった!) まともな教育を受けていないピノッキオは英語など使えないのだが、林田にとって外人とは英語を使うものなのだ。 だが、知らない言語を話せるはずもなく、林田もまた立ち竦む他はなかった。 だから、二人の少年はまるでお見合いのようにお互いを見つめ合い――永遠とも思える空白の後に、先手を取ったのは林田の方であった。 「ワ、ワタシハ、エイゴガ、ハナセマセーン」 とりあえず、カタカナで話しかけてみた。ロボットのように。 それに対し、ピノッキオは遠くのほうを茫洋と見つめながら呟く。 「……それはひょっとしてギャグで言っているのか?」 あ、通じるじゃん。 異文化コミュニケーション。 【林田慎二郎@魁!!クロマティ高校】 [状態]:健康、疲労(大)、自責 [装備]:首輪探知機残り@バトロワ 使用回数4回 [道具]:基本支給品×1 未確認支給品1~2 [思考] 基本:とにかくクロ高の仲間を集める 1:あ、オレの英語が通じるぞ!? 2:神山の遺志を継いでメカ沢たちを見つける 3:神山の敵を討つ 備考:洋館方面へ逃走、自分を逃がすために神山が死んだと感違い 【ピノッキオ@魁!!クロマティ高校】 [状態]:疲労(小) [装備]:ゆりっぺのナイフ@Angel Beats!、黒のナイフ(ベルトのギミック付き)@DARKER THAN BLACK、コルト ガバメント(7/7)@Phantom ~Requiem for the Phantom~ [道具]:基本支給品×1、ランダム支給品0~2 、コルトガバメントの弾倉×2 [思考] 基本:おじさんの元に帰る 1:なんだこいつは……!? 2:トリエラとは二度と会いたくない 3:武器が欲しい 049 座敷童子の親心 投下順に読む 051 バタフライエッジ 時系列順に読む 039 メイドインヘブン トリエラ 0 [[]] ピノッキオ 0 [[]] 037 我が良き友よ 林田慎二郎
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今日 - 合計 - 魁!!クロマティ高校~これはひょっとしてゲームなのか!?編~の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 12時57分00秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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人物・経歴・略歴 クロマティ(Warren Cromartie) マイヤミデードノースコミュニティー大-エクスポズ-読売 1953年9月29日~ 左投左打 183cm90kg 年度別成績・通算成績 シーズン打撃成績 年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁 三塁 本塁 塁打 打点 勝点 盗塁 盗刺 犠打 犠飛 四/故 死球 三振 併殺 打率 長率 1984 読売 122 488 457 68 128 23 1 35 258 93 14 4 4 0 2 25/8 4 68 11 .280 .565 1985 読売 119 524 482 77 149 34 1 32 281 112 9 4 2 0 8 33/1 1 51 18 .309 .583 1986 読売 124 524 471 99 171 29 3 37 317 98 18 6 3 0 3 43/4 7 58 14 .363 .673 1987 読売 124 505 476 65 143 20 2 28 251 92 12 2 1 0 4 22/1 3 76 7 .300 .527 1988 読売 49 201 186 31 62 8 0 10 100 36 4 1 1 0 2 11/2 2 21 5 .333 .538 1989 読売 124 501 439 70 166 33 1 15 246 72 - 7 3 0 3 49/17 1 44 11 .378 .560 1990 読売 117 495 450 68 132 23 1 14 199 55 - 2 2 0 1 43/2 1 52 5 .293 .442 通算 7年 779 3228 2961 478 951 170 9 171 1652 558 57 26 16 0 23 226/35 28 370 71 .321 .558 日本シリーズ打撃成績 年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁 三塁 本塁 塁打 打点 勝点 盗塁 盗刺 犠打 犠飛 四/故 死球 三振 併殺 打率 長率 1987 読売 6 25 25 3 8 1 0 0 9 0 0 0 0 0 0 0/0 0 5 0 .320 .360 1989 読売 7 28 26 5 9 3 0 1 15 1 - 0 0 0 0 2/2 0 1 1 .346 .577 1990 読売 4 17 15 0 3 0 0 0 3 1 - 0 1 0 0 2/0 0 3 0 .200 .200 通算 3年 17 70 66 8 20 4 0 1 27 2 0 0 1 0 0 4/2 0 9 1 .303 .409 オールスターゲーム打撃成績 年度 所属 試合 打席 打数 得点 安打 二塁 三塁 本塁 塁打 打点 勝点 盗塁 盗刺 犠打 犠飛 四/故 死球 三振 併殺 打率 長率 通算 3年 7 17 16 2 2 1 0 1 6 1 1 0 0 0 0 1/0 0 5 0 .125 .375 守備成績・各種成績 シーズン守備成績 年度 総失策数 守備位置別出場数 1984 4 外118一2 1985 3 外119一3 1986 4 外121 1987 6 外122一3 1988 1 外48 1989 1 外122一1 1990 4 外116 通算(7年) 23 外766一9 日本シリーズ守備成績 年度 総失策数 守備位置別出場数 1987 2 外6 1989 0 外7 1990 0 外4 通算(3年) 2 外17 オールスター守備成績 年度 総失策数 守備位置別出場数 通算(3年) 0 外5 タイトル・表彰・記録 資料情報 外部リンク ウィキペディア その他
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クロマティ。 段位 四段 打ち方 あんま降りない 適当 牌譜 +... ヨンマ ドラを使わず三倍満 http //tenhou.net/0/?log=2009031120gm-0001-0000-cecb803c tw=0 ヨンマ 槍槓 http //tenhou.net/0?log=2009042919gm-0001-12951-b479e6fd tw=2 ts=3 ヨンマ ウウオアアーーーーー!!!111(AA略 http //tenhou.net/0/?log=2009052409gm-0009-19628-3677ff4e tw=1 ts=6
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#blognavi 久々の更新 書くことねえw ニュースとか 映画公開に待った 人気マンガ「クロマティ高校」 クロマティさん「名前使うな」 それはひょっとしてギャグでいってるのか(AA略 おち○ちん国際比較サイズ-膨張率に強い日本人- ワロスw韓国人チイサスwww カテゴリ [にゅ~す] - trackback- 2005年07月03日 20 05 00 #blognavi
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クロマティウス キリスト教伝承の登場人物。 キリスト教徒をとらえていた士官。 セバスティアヌスによってキリスト教に改宗した。
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前略オフクロさま見慣れない方たちに囲まれ少し戸惑っています。 神山の周りにはローブを着込んだ魔法使い風の中年、少年、少女、 空飛ぶ竜、火を吐くトカゲ…… 「どこなんだ、ここは……」 神山はハルケギニアに来ていた。 「まあ、こうなった理由は読者さんも予想つくと思うんでカットの方向で」 「ちょっと神山」 「ル、ルイズさん……」 彼女は僕を召喚した張本人だ。気が強くてちょっと苦手だ。 「あなた、下着とか洗っておいてよね」 「言われずともパンツもシャツもよく洗っていますが」 「あんたのじゃないわよ、わたしのよ!」 「えっ!?僕がですか?」 神山は自分で自分を指差す。 「当たり前じゃない。わたしの使い魔なんだから」 さ、さすが魔法使い……!あったばかりの男に下着を表せるなんてとにかく普通じゃない……! というかこれは魔法使いとか関係ない気がする……! キュルケ「ここトリステインよ?今王はいないわよ?」「えっ」 イザベラ「学校間違えたよ・・・・・・」 中略 「えーいお前達、よく聞きな!うちの父上は・・・・・・。 トリステインを裏で牛耳る影の帝王なんだよ!」 中略 「たとえ父上といえど正義のために戦わなきゃいけない時があるのさ。ツライけどね」 「手伝わせてください!正義のために!」「えっ」 「あら・・・・・・。私たちの事、忘れてないかしら?」 「キュルケさん・・・・・・」 「・・・・・・(コクッ) 「ガーゴイル、あんた・・・・・・」 「フッ・・・・・・よーしお前達!この私に付いてきな!」 「おお──っ!!」 「えらいコトになっちまった・・・・・・」 前略おふくろさま、 僕がハルケギニアに来てはや一ヶ月が過ぎました。 その間にわたくしめにも友達ができました。 今日はその友達と短気でちんちくりんなご主人の実家に来ております。 まず、年中男漁りに励んでいる彼女がキュルケさん。 そしていつも本を読んでて何を考えているかわからない子供がタバサ。 そして…… 「みなさん、お茶が入りましたよ」 この温厚で、包容力のある彼女が僕のご主人です。 「それはカトレア姉さまよ!」 「わたしの胸って他の人と比べて変っていうか」 「変というか大きすぎるますね」 「だからわたし神山さんに触って欲しいんです」 「すいません、意味が分かりません」 「わたしの胸を触って調べて欲しいんです」 「はあ……。 まったくテファさんは局部だけ成長して、頭がまるで育ってませんね。 しょうがないですね、僕が一つ講義をしましょう」 ガヤガヤと騒いでいるルイズたち 「では、今から個人レッスンを始めます」 「は、はい」 「あのバカ……いったい何を……!」 勢い良くカーテンをめくると そこには黒板の前に立って講釈を垂れている神山と机と折り目正しく椅子に座ったティファニアの姿が 「なっ!?」 「というわけで胸というものは刺激を与えると大きくなるものであり、 大きいのを心配して触るというのは却って悪い結果に…… ちょっと個人レッスン中なんですからカーテンは閉めて下さい。 仕方ないですね、授業を受けたいなら机と椅子を持ってきてください」 「聖地を奪還するためには四つの四が必要であり……」 「なあ、坊さんよ」 林田がモヒカン(カツラ)をバッサバッサとなびかせながら言う。 「なんですか?」 「俺、伝説の使い魔になりたい」 「あなたには無理です」 「そうか……やっぱり俺には無理なのかな……」 「大丈夫だ、林田くん。やりたいという気持ちが大切なんだ……!」 「神山、お前……」 「というか、あなたたち伝説の使い魔が何か知ってるんですか?」 「まず、イレズミを彫る」 「イレズミじゃありません。 だいたい四つの四は4人の虚無の使い手と4人の使い魔がいないとダメなんですよ」 「大丈夫だって俺が残りはやるから」 「あなたただの平民だし、虚無の担い手のほかに二人の使い魔が欠けてるんですよ?」 「だから大丈夫だって始祖だってガンダールヴに4人目やらせたし」 「あなた妙なところだけ詳しいですよね……。 とにかくダメなんですよ」 「確かに4人が必要なのは百歩譲って認めましょう。 でもそうやって過去に囚われるのって悲しくないかい? 過去を打ち破ってこそ人間って成長があるんだよ! だからヴィットーリオくんには友達がいないんだよ!」 「えっ!?」 「確かに」 頷いたのはアンリエッタだ。 「あなたの虚無よりあなたの友達を探す方が先かもしれませんね」 ルイズが同調する。 「ありがとうございます……。わたしって陰湿だから友達ってジュリオしかいなくて…… じゃなくて! とにかく四人の使い手と使い魔がいるんですよ!」 「うっせーな、わかったよ」 「僕たちは友達が多いからすぐに見つかるよ」 それから 「スマン、頭数だけ揃えようと思ったけど魔法使いのほうは見つからなかった……」 「すいません、たとえあなたを入れても使い魔の人数もたりないんですけど。 1(神山・ガンダールヴ)、 2(ジュリオ・ヴィンダールヴでつれて来られた)、 3(モヒカン・未定)……」 「何言ってんだ、お前自分を数えるの忘れてるだろ?」 「4(自分)……」 私、虚無の魔法使いなのに……。 「観念するんだ、ヴィットーリオくん!こうやって友達づきあいは始まっていくんだ!」 「空飛ぶ大陸だって?この世界は面白いことだらけだ」 神山は背中にリュックを背負い、スキップでもしかねない勢いではしゃいでいる。 これからアンリエッタの願いで浮遊大陸アルビオンに向かうのだが、 はたして危険な任務だと理解しているか疑問である。 「おい神山、早くきみも乗馬しないか」 「あ、すいません、ギーシュくん。 ……よいしょっと」 ワルドとルイズの乗っている間に割り込むようにグリフォンに乗る。 ワルドが睨んでくる。 「ハッ!なんということだ!すごい睨まれてる!」 なに許婚の間に割り込んでるんだ!早くどけ! というワルドの心の声。 「すいません、やっぱりリュックは背中に背負ってたら邪魔になりますよね。 前で持ってます」 そうじゃないだろ! 神山散歩中 「いやー今日もいい天気だ。こういう日にはいいことがありそうな気がする。 あ、シルフィードだ」 シルフィードはタバサの使い魔の竜だ。 その外見に似合わずきゅいきゅいと鳴いてちょっとかわいかったりする。 「きゅいきゅい、お腹へったのね」 喋った…! さすがファンタジーの世界、竜も喋るんだ……! そのことをルイズに話してみたら 「はあ?竜が喋るはずがないじゃない」 そ、そんなはずは……。あれは幻聴だったのだろうか? 思えばハルケギニアに来てから周りの人に振り回されてばかりで疲れていたような…… みんな勝手な人たちばかりだから…… いや違う! きっと使い魔である僕には使い魔の言葉がわかるに違いない。きっとそうだ。 ならこの力を僕は正しく使わねば……! 「よし、まずは使い魔たちの身辺調査だ」 それから僕は使い魔たちの話を聞き回った。 「なるほどヴェルダンデくんは労働条件に不満があって、ロビンくんは老後に不安があるのか……。 やっぱり人間も使い魔も考えることは一緒だな。 ただ、ロビンくんはゲコゲコ、ヴェルダンデくんはフゴフゴとしか言ってなかったような気もするけど……。 とにかく人の役に立つのはいい気分だね、シルフィードくん」 「きゅい、なんの話なのね?」 タバサがつかつかと歩いてきてシルフィードを杖で叩く。 「喋っちゃダメ」 喋れるのかよ!