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ドスまりさ、賢いゆっくりが出てきます。 また現時点では虐待描写はありません。 これはドスの群れと、人間がお互いに決まりごとを結び、何とかうまくやっている里のお話 ゆっくりが人間の家にホームステイする。この案をゆっくり側が出したと、里長が言った時集会所に集まっていた人たちは大いにうろたえた。 冗談じゃない!! あの糞饅頭どもを家に入れろって!? そんなの考えるだけでけがらわしいわ!! と、いきなり罵倒し始めた人間がほとんどだった、いくら皆が信頼する長の言だとしても頭のいい飼いゆっくりとは違いあんな人の畑を荒らし、売り物をかっさらっていく糞饅頭、 そんな連中と同じ屋根の下で暮らせるかという意見がほとんどだったのは当然だろう 「長、ひとつ質問が」 周りが喚き立てている中、ずっと黙っていた一人の若者が長に意見した。 「なぜゆっくり達はそんな事を言い出したんです?それが分らないのであればどんな案でも通りませんよ」 「うむ…」 村長はしばらく黙った後、皆に聞こえるように話し始めた。 この里は2年ほど前から近くの森にドスまりさをはじめとする100匹ほどの群れが住み始めた。 このドスまりさは里にあいさつをしに来ると同時に長にお互いの決まりごとを決めたいと言ってきた。 里というのはもともと人が住みやすいところにいつの間にか人間が集まって作られる。そのため人間の生活圏付近というのはゆっくりにとっても暮らしやすいからあまりここから離れたくない。 だが、このままだとゆっくりと人間の間にトラブルが起きることは避けられない。だからこそ、そのトラブルを回避するために決まりごとを結びたいというのがドスの主張だった。 この村は数か月前ドゲスの群れと条約を結び、結果争いがおきドゲスの群れを一掃したばかりだったため、長は条約を結ぶのに懐疑的だった。 しかしドスが「おちかづきのしるしに」と、帽子からこの付近では珍しい木の実や山菜を出してきた、そのため里はドススパークによる脅迫をしてこないこのドスと半分試しに条約を結んでみようという話になった。 きまりごと(条例とか条約ではあるがドスがあくまで約束だと言い張った)の内容は 人はゆっくりに危害を加えてはならない ゆっくりは人に危害を加えてはならない 危害を加えられたことに対する制裁はこの限りではない お互いの生活圏内への侵入はその生活の支障にならない限りは制限しない 人間は正当な理由があれば群れを現在のゆっくりプレイスから立ち退かせることができる。その場合群れに一週間の準備期間を与える。この決断には長と里の大人過半数の承認が必要 この条約は上記の決定がなされてから一週間が経過した時点を持ってゆっくり立ち退きの如何を問わず効力を失う この条例に反した人間と飼いゆっくりは人間が、ゆっくりはゆっくりがお互いの代表者立会いの下処罰する というものだった。 最期の文は人間にはゆっくりの処罰も人間の処罰もできるがゆっくりに人間の処罰を行うことは難しいと、ドスが主張したためこのような形になった。 まだ少数のゆっくりが畑を襲ったり、店先の売り物をかっさらったりすることはあったがそれでも被害件数は10分の1以下になりった事、加害ゆっくりの殆どは群れとは無関係のゆっくりだったこともあり、不満を持つものはごく少数だった。 そして去年、この条文に新たに「二か月に一度人間とゆっくりの代表が会談し、近況を報告すること。ただし冬期間を除く」が追加された。 「そんなことは知ってます、俺も立ち会ってたんですから」 青年が急かした。 「まあまて…君たちは最近の里の畑の被害についてどう思う?」 長が一つの巻物を皆に見えるように広げた。 「そういえばここ数カ月、ゆっくりによる被害件数が増えている気がするな…」 「そうですね、群れの外のゆっくりによる被害件数はあまり変わっていませんが…群れのゆっくりによる被害は少しづつではありますが増えています」 「やっぱり饅頭に期待したのがまずかったんじゃないのか?」 皆がそれぞれ意見を言い合っているのを長が制して発言した。 「まあ待て、それはドスも理解している、その解決策としてドスがホームステイを提案してきたのだ」 ホームステイが被害を減らす方法?いったいどういうことなのだろうか? 「ドスが言うにはドス以外のゆっくりの殆どが世代交代をしてしまい、条約を結ぶ前から生きているゆっくりはドスを除くと数匹の成体だけらしい、 そのため若い個体が根拠のない自信を持ち始めて条約の大切さ、人間との関係を保つことの重要さを理解しないゆっくりが現れ始めているそうだ。 それでドスまりさがゆっくりに人間の持つ畑の意味や、野菜の作り方等の人間の知恵を学ばせ、群れで実践しようということらしい。 農耕が成功すればゆっくりがわざわざ人の畑を襲う理由は無くなるし、失敗してもゆっくり達に人間のルールを覚えさせることができれば 人間のものである畑の野菜に手は出さないだろうと言うのがドスの意見だ」 「確かにゆっくりは野菜は勝手に生えてくるものだと思っている個体が大勢ですからね、それを思えば畑を人間が野菜を独り占めしていると思い、憤慨するのも仕方ないでしょう」 ゆっくり好きの青年が言った。 「それで、長はどうするんです?実際にホームステイさせるにしてもうちにはそんなことする余裕なんてありませんよ」 一人で店をやりくりしている男が言った。 「もし実際に行うのであれば受け入れ先は農家か商店になるだろう、いやだというのなら無理にゆっくりを受け入れろとは言わない。 だが私は今まである程度良好な関係を築いてきたあのドスのいうことだからやってみる価値はあるのではないかと思う」 「まぁ、原因はドスの力不足なんだがな」 虐待好きのお兄さんが毒を吐いた。 「まぁまぁ、ゆっくりというのはある意味子供みたいに純粋な存在なんです、親に言われるだけじゃ理解してくれないものなんですよ。あなただって親にやってはいけないと言われたことをやったことはあるでしょう?」 「そういうもんなのかねぇ?」 結局、里ではゆっくりによるホームステイを受け入れることが決まった。 長とその側近数人を残し、その日の会合は解散となった。 一方、人里近くの森のドスの巣ではドスまりさが数匹のゆっくりに言い寄られていた。 「なんでどすはわざわざにんげんのところにゆっくりをいかせるの!?おやさいをひとりじめするにんげんなんかにおしえてもらうことはなにもないよ!!」 そう言って若いまりさは「ぷんぷん!!」と言いながら自分の巣に帰って行った。 「ごめんね…でもこれはまりさたちがゆっくりするためにひつようなことなんだよ」 「でもどす、どうしていまからにんげんのところにいくことをかんがえたの?にんげんはこわいからちかずいちゃだめってぱちゅりーのおかあさんにおしえたのはどすなんでしょう?」 側近の一人であるぱちゅりーが言った。 「それはねぱちゅりー、むかしはむれのみんながにんげんのことをしっていたからだよ…でもさいきんのゆっくりはにんげんにあまりあわなかったから、くちでいってもなかなかりかいしてくれないんだよ…」 ドスの言うとおりだった、さっきドスの巣を飛び出したまりさは過去に三回も人間の畑に侵入している。 一回は成功したが群れに帰って自慢しているところを「じけいだん」のゆっくりに捕まり、ドスの権限でリンチという刑を執行した。 二回は人間につかまり現行犯としてとことん暴行を受けた後、群れでも刑としてリンチにせざるを得なかった。人間に現行犯として潰されるゆっくりもいる以上、このまりさが生きていることは奇跡に近い。 しかし「ルールを守る正義感」ではなく「悪を許さない正義感」の強いまりさは野菜を独占する人間こそ悪で、群れのゆっくりを虐める人間に媚び、諂っているように見えるドスも悪だった。 「だからまりさはむれのみんなににんげんのことをしっかりりかいしてもらおうとおもうんだよ、そうすればにんげんにわるいことをするゆっくりはへってくれるとおもったんだよ」 「むきゅう…」 このドスは人間の強さを理解していた、必要以上に理解していたと言ってもいいかもしれない。 だから条例を結ぶ時はドスパークで脅すなんて言う方法はとらなかった、そんな事をすれば誇りもプライドもある人間が自分たちを快く思わないことは知っていたからだ。 だから条例を最後まで「どすがおねがいして、にんげんがきめてくれたおやくそく」というふうにした、ゆっくりを下どころか生物としてすら認識しないようなひどい人間もいる、 条約とか条例とか、お互いが対等に思える言葉を使うとそれだけで一部の人間の怒りを買いかねないと考えた。 だから最初にあいさつに行ったとき、前のゆっくりぷれいすから移動する途中で見つけたおいしいキノコや山菜を挨拶として渡した。条約は人間に少し有利になるようにした。 もとからここに住んでいたのは人間で、自分たちはよそ者だからだ。 関係修復不能なトラブルが起きた時の保険もうっておいたつもりだ、自分たちは人間に言われればすぐに準備して旅立つことができる。その意思表示をすることで人間に群れを壊滅させられることを防げると思う。 人間は非常に怖く、危険な存在だ。だがこの周囲には凶暴な他の動物は少なく、人間とは話し合うことができる。できるだけここから離れるわけにはいかないのだ。 ドスの趣旨を理解し、巣に戻る連中、ドスが何を言っているのかよくわからなかったが話し合っている気になった連中、人間の反るに足らず、ドスは何を弱気になっているかと文句をいう連中。 彼らが巣に帰るのを見送りながら、ドスは自分の考えがうまくいってくれるであろうことを月に祈った。 人里のとある一軒家では一人の男が酒を飲みながら聴く相手もいない愚痴を漏らしていた。 「畜生!!ゆっくりがホームステイ!?冗談じゃない!!何でどいつもこいつもあの饅頭がこれ以上でかい顔をするのを見過ごせるんだ!?」 彼はゆっくりが嫌いであった、明らかに人間を真似して小馬鹿にしてみましたと言わんばかりの下膨れ顔、しかも鳴き声まで人間そっくりにしゃべりやがる。 そのくせ虐めると人間のような声で命乞いをし、親子で泣きあい、親子といえども簡単に裏切る。本来社会的に聞くことのできないはずのそれは男を興奮させるに足るものだった。 それがなんだ?2年前にドスまりさと条約を結んでからおちおち虐待もできなくなってしまった。つい我慢できなくなって道端をいるいているだけのゆっくり一家を殺したら「条約は守らねばならぬ」と言われ、村長に灸をすえられた。 今まで男は村長を尊敬していたが、このころから村長はもうろくしてきたのではないかと思っていた。 そして村長は今回のホームステイを実行に移すつもりだ、村長はもう駄目だ、完全にボケやがった。男はこう判断した。 なぜ、畑を襲う饅頭を減らすためにわざわざ饅頭を里に招き入れるのか、んなもんどうぞどうぞと畑に招き入れて片っ端から潰してやればいいのに。 ホームステイなんてやっても時間と金の無駄だろうに、なぜゆっくりごときにそんな暇なことをするのか、誰も疑問に思わないのか? 思わないんだろうな、里の人間はみんな長を信頼し、尊敬している。その信頼されるにも尊敬されるにも足る功績を長が残したのは事実だが、その長が完全にボケてしまったことに誰も気づかないのだ。 もしかしたら気付いていても周りが怖くて言えないだけなんじゃないだろうか? 「おねえさん!!ほーむすていってなぁに?」 「ホームステイってのはね、森に住んでるゆっくり達が人間の里にお勉強しに来るのよ」 ある家では銀色のバッチをつけたれいむとれいむをひざに抱えた少女が話し合っていた。 「おべんきょう?もりのゆっくり、れいむみたいなぺっとになるの?」 「そうとはかぎらないわね、もりのゆっくりたちが勝手に畑に入って虐められることがないように人間について学ぶの」 「れいむがおねーさんにかわれはじめたときみたいに?」 「あの時は大変だったわ、散歩に連れて行くたびに里のみんなに迷惑かけて」 「ゆぅ…ごめんなさい…でもれいむはもうそんなことしないよ!!」 一度落ち込んだれいむがすぐに笑顔になる。 「そうね、森のゆっくりも、里のゆっくりも、人間も、みんな仲良くゆっくりできたらいいね…」 「きっとできるよ!!だってれいむにもできたんだもん!!」 「そうね…じゃあ、はじめましょうか?」 少女は左手にバターナイフを持つとそれをくるりと回転させた。 「村の集会だが、ゆっくりのホームステイを受け入れることに決まったよ」 別の家では初老の男性が初老の女性と話していた。 「そうなんですか?大丈夫でしょうか?ゆっくりに畑を襲わせないようにするなんて…」 「この里の中にだってゆっくりを飼ってちゃんと躾けている人だっているさ、それが野生の相手に変わっただけだよ」 「でも隣のお嬢さんからほとんどの飼いゆっくりと野生のゆっくりは中身が違うと聞きましたよ?」 「それもほとんどだろ?野生のゆっくりを拾ってちゃんと躾けた人だっているんだ、それに私は長のいうことだから成功すると思う」 「それもそうですね」 この夫婦は長が長の座についてからの付き合いがあった。 「それにうまくいけばあの悲鳴を聞く機会だって減る、そうすればお前のためにもなるだろう」 この夫婦は農家をしていた。ドスとの条例を結ぶまではそれこそ毎日のようにゆっくりが畑を荒らし、男はそれを潰していた。 しかしゆっくりはあまり似てないとはいえ人間の頭部に似ており、声に至っては人間そのものである。そんな人間そのものの悲鳴、鳴き声、命乞い、断末魔、そんな声を聞くのはもうたくさんだった。 里のほとんどの人間の考えだった。あんな限りなく人間に近い断末魔を聞くのはいくら畑を守るものといっても精神に重くのしかかるものがあった。 それを少しでも減らせるのなら…と、里の人間の殆どはホームステイに賛成だった。 次の日、ドスまりさと長は会談を行いホームステイの内容の取り決めを行った。 内容は以下のように決まった ホームステイ期間は一カ月を予定 ホームステイに参加するゆっくりは大人と子供のペアが五組 受け入れる人間は主に農業や、八百屋、魚屋などから五世帯、ただしトラブルを防ぐため飼いゆっくりがいる世帯では行わない ホームステイ中にゆっくりは人間から農業や、商業について(商業はあくまで店の物は放置しているわけではないこと程度)教育を受ける 週に一回、群れからゆっくりが経過確認のために訪問を行う 人間側が拒否すればその世帯のホームステイは即刻中止にすることができる ホームステイ中に人間やゆっくりが相手に被害を与えた場合は条約にのっとり罰し、その世帯でのホームステイは即刻中止する この条件のもと、一週間後にホームステイを行うことになった。 またホームステイの失敗を防ぐための諸注意も取り決めた ホームステイのゆっくりを区別するためにバッチをつける ゆっくりはペットになるのではなく、あくまで学習の一環である、そのため自然に存在しないような加工食品などは特別なお祝いを除き、食べさせてはいけない また、自由時間を用意し、自分で餌をとれる時間を作る 躾目的以外でのゆっくりへの体罰は認めない その他諸注意をまとめた本として「ゆっくりの飼い方」を各世帯へと配布する 里では最後の一世帯がなかなか決まらなかった、皆これが里の被害を減らす方法になると考えながらも野生のゆっくりを家に上げるということに少し不安を感じていた。 だが、結局3世帯の農家と、八百屋と魚屋が受け入れ先として決まった。 群れではまりさがゆっくりの選定を行っていた。 最初は希望者の中から選ぼうとしたのだが人間の美味しいごはんが食べたいとか、そんな理由で立候補したのが見え見えだったのでやっぱりドスが選定することになった。 いろいろ迷った挙句側近や、出来るだけ頭のいい親とその子を選に、そのゆっくりたちに訓示を行った。 訓示の内容としては あくまで勉強に行く事を忘れないこと そのため、ご飯は可能な限り自分で取ること 子は親と離れないこと 受け入れ先の人間のいうことはちゃんと聞くこと もし人間に怒られた場合はまず謝る事、そしてなぜ怒らせてしまったのか理由を聞き、そのことをしっかり覚えること 訓示を二回繰り返し、復唱させ、親全員がしっかり復唱させ、復唱できたのを確認すると送別会に移った。 「おかーさんどこいくの?」 「ぱちゅりーおかあさんとれいむはにんげんのところへいくんだよ」 「どぉちてー?」 「にんげんはこわいよ?」 「むきゅー、怖い人間でも仲良くなれればきっといっしょにゆっくりできるからよ」 家族たちは一ヶ月の別れを惜しみながら、ゆっくりゆっくりしゃべり、いつもは食べれない美味しいごはんを食べた。 「まりさ!!ゆっくりしていってね!!れいむのちびちゃんのことをよろしくたのむね!!」 「ゆっくりまかせてね!!」 ある家族は子供を他の家族に任せるためにあいさつに回った。 他のゆっくり達はそれぞれホームステイするゆっくり達に別れのあいさつをする者、何だかわからないけどおいしいごはんが食べれるからいいやと思った者、おいしい人間のご飯が食べれていいなと思うものに分かれていた。 そしてあの正義感の強いまりさは宴会場の隅っこでご飯をむーしゃむーしゃしながら挨拶し合うゆっくりをにらんでいた。 成功するわけがない。 野菜を独り占めし、それをもらおうとしただけでゆっくりをいじめ時にはそれを殺す悪の人間。 そんな人間にいつも諂い、人間の野菜の独占を当然のように見逃し、自分たちには里に行くなと言いながらちょくちょく人里に降りて行く悪のドス、奴はきっと人間と結託し野菜を食べているに違いない。 そしてそんな悪に喜んで従うあのゆっくり達、悪の子分、ゲス。 悪と悪と悪の子分が結託した作戦なんて絶対に成功するはずがない、なぜなら正しいものはいつも勝つとお父さんが言っていたからだ。 今から作戦に失敗し慌てふためく無能な悪のドスの姿が目に浮かぶ。 もし、作戦が成功するようなら…この群れは終わりだ、きっと自分のような正義のゆっくりがゆっくりできなくなり、悪のゆっくりが人間と結託してゆっくりするようになってしまう。 もしそうなるようなら…自分が正義の名に懸けて成敗してやる。 あ、このキノコ美味しい、ドスにもう一本もらってこよう。 続く 10月14日 2343 セイン このSSに感想を付ける
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--------- ★<島根県 島根県> ●【問合わせ先】:島根県地域振興部地域政策課 しまね暮らし推進室 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 TEL 0852-22-6453 0852-22-6234 FAX 0852-22-6042 E-mail shimanegurashi@pref.shimane.lg.jp http //www.pref.shimane.lg.jp/shimanegurashi/hisaisyanoukeire/hisaisyanoukeire.html ●【制度の概要】:被災した児童生徒の島根県内の住居の確保について (1)保護者と一緒に転入して、公立学校に通う児童生徒 総合受付窓口を通した住居対応を検討(地域振興部担当) (2)保護者と同居せず、県立高等学校に通う生徒 高校の寄宿舎等の活用を検討 (3)保護者と同居せず、市町村立小中学校に通う児童生徒 ボランティアによるホームステイ(環境生活部担当) 児童養護施設・里親等(健康福祉部担当)等での対応を検討 ●【募集開始日・期間】:開始しています ●【お申込み方法】:電話にて詳細確認・申し込みをして下さい 島根県土木部建築住宅課 住宅管理グループ 電話 0852-22-5569 受付時間 8:30から18:00まで (平日のみ受付) ●【対象地域・対象者】:東日本大震災で被災された地域から島根県内の公立学校へ転入学を希望される方々 ●【費用負担】:生活支援金が1世帯あたり30万円交付されます。お子さんとともに避難して居住して下さい。 単身者は半額 ●【受入先】:島根県全域にわたる市町村http //www.pref.shimane.lg.jp/kenchikujuutaku/touhokutihoutaiheiyouokizishinnyuukyo.data/110506-zankosuu.pdf ●【受入件数】:避難者住宅戸数 全692戸 http //www.pref.shimane.lg.jp/kenchikujuutaku/touhokutihoutaiheiyouokizishinnyuukyo.data/110506-zankosuu.pdf 事業主体によって、家賃の有償無償の別、入居できる期間等が異なります ●【電話確認】: --------- 携帯の方はここまでです。 上に戻る
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ドスまりさ、賢いゆっくりが出てきます。 また現時点では虐待描写はありません。 これはドスの群れと、人間がお互いに決まりごとを結び、何とかうまくやっている里のお話 ゆっくりが人間の家にホームステイする。この案をゆっくり側が出したと、里長が言った時集会所に集まっていた人たちは大いにうろたえた。 冗談じゃない!! あの糞饅頭どもを家に入れろって!? そんなの考えるだけでけがらわしいわ!! と、いきなり罵倒し始めた人間がほとんどだった、いくら皆が信頼する長の言だとしても頭のいい飼いゆっくりとは違いあんな人の畑を荒らし、売り物をかっさらっていく糞饅頭、 そんな連中と同じ屋根の下で暮らせるかという意見がほとんどだったのは当然だろう 「長、ひとつ質問が」 周りが喚き立てている中、ずっと黙っていた一人の若者が長に意見した。 「なぜゆっくり達はそんな事を言い出したんです?それが分らないのであればどんな案でも通りませんよ」 「うむ…」 村長はしばらく黙った後、皆に聞こえるように話し始めた。 この里は2年ほど前から近くの森にドスまりさをはじめとする100匹ほどの群れが住み始めた。 このドスまりさは里にあいさつをしに来ると同時に長にお互いの決まりごとを決めたいと言ってきた。 里というのはもともと人が住みやすいところにいつの間にか人間が集まって作られる。そのため人間の生活圏付近というのはゆっくりにとっても暮らしやすいからあまりここから離れたくない。 だが、このままだとゆっくりと人間の間にトラブルが起きることは避けられない。だからこそ、そのトラブルを回避するために決まりごとを結びたいというのがドスの主張だった。 この村は数か月前ドゲスの群れと条約を結び、結果争いがおきドゲスの群れを一掃したばかりだったため、長は条約を結ぶのに懐疑的だった。 しかしドスが「おちかづきのしるしに」と、帽子からこの付近では珍しい木の実や山菜を出してきた、そのため里はドススパークによる脅迫をしてこないこのドスと半分試しに条約を結んでみようという話になった。 きまりごと(条例とか条約ではあるがドスがあくまで約束だと言い張った)の内容は 人はゆっくりに危害を加えてはならない ゆっくりは人に危害を加えてはならない 危害を加えられたことに対する制裁はこの限りではない お互いの生活圏内への侵入はその生活の支障にならない限りは制限しない 人間は正当な理由があれば群れを現在のゆっくりプレイスから立ち退かせることができる。その場合群れに一週間の準備期間を与える。この決断には長と里の大人過半数の承認が必要 この条約は上記の決定がなされてから一週間が経過した時点を持ってゆっくり立ち退きの如何を問わず効力を失う この条例に反した人間と飼いゆっくりは人間が、ゆっくりはゆっくりがお互いの代表者立会いの下処罰する というものだった。 最期の文は人間にはゆっくりの処罰も人間の処罰もできるがゆっくりに人間の処罰を行うことは難しいと、ドスが主張したためこのような形になった。 まだ少数のゆっくりが畑を襲ったり、店先の売り物をかっさらったりすることはあったがそれでも被害件数は10分の1以下になりった事、加害ゆっくりの殆どは群れとは無関係のゆっくりだったこともあり、不満を持つものはごく少数だった。 そして去年、この条文に新たに「二か月に一度人間とゆっくりの代表が会談し、近況を報告すること。ただし冬期間を除く」が追加された。 「そんなことは知ってます、俺も立ち会ってたんですから」 青年が急かした。 「まあまて…君たちは最近の里の畑の被害についてどう思う?」 長が一つの巻物を皆に見えるように広げた。 「そういえばここ数カ月、ゆっくりによる被害件数が増えている気がするな…」 「そうですね、群れの外のゆっくりによる被害件数はあまり変わっていませんが…群れのゆっくりによる被害は少しづつではありますが増えています」 「やっぱり饅頭に期待したのがまずかったんじゃないのか?」 皆がそれぞれ意見を言い合っているのを長が制して発言した。 「まあ待て、それはドスも理解している、その解決策としてドスがホームステイを提案してきたのだ」 ホームステイが被害を減らす方法?いったいどういうことなのだろうか? 「ドスが言うにはドス以外のゆっくりの殆どが世代交代をしてしまい、条約を結ぶ前から生きているゆっくりはドスを除くと数匹の成体だけらしい、 そのため若い個体が根拠のない自信を持ち始めて条約の大切さ、人間との関係を保つことの重要さを理解しないゆっくりが現れ始めているそうだ。 それでドスまりさがゆっくりに人間の持つ畑の意味や、野菜の作り方等の人間の知恵を学ばせ、群れで実践しようということらしい。 農耕が成功すればゆっくりがわざわざ人の畑を襲う理由は無くなるし、失敗してもゆっくり達に人間のルールを覚えさせることができれば 人間のものである畑の野菜に手は出さないだろうと言うのがドスの意見だ」 「確かにゆっくりは野菜は勝手に生えてくるものだと思っている個体が大勢ですからね、それを思えば畑を人間が野菜を独り占めしていると思い、憤慨するのも仕方ないでしょう」 ゆっくり好きの青年が言った。 「それで、長はどうするんです?実際にホームステイさせるにしてもうちにはそんなことする余裕なんてありませんよ」 一人で店をやりくりしている男が言った。 「もし実際に行うのであれば受け入れ先は農家か商店になるだろう、いやだというのなら無理にゆっくりを受け入れろとは言わない。 だが私は今まである程度良好な関係を築いてきたあのドスのいうことだからやってみる価値はあるのではないかと思う」 「まぁ、原因はドスの力不足なんだがな」 虐待好きのお兄さんが毒を吐いた。 「まぁまぁ、ゆっくりというのはある意味子供みたいに純粋な存在なんです、親に言われるだけじゃ理解してくれないものなんですよ。あなただって親にやってはいけないと言われたことをやったことはあるでしょう?」 「そういうもんなのかねぇ?」 結局、里ではゆっくりによるホームステイを受け入れることが決まった。 長とその側近数人を残し、その日の会合は解散となった。 一方、人里近くの森のドスの巣ではドスまりさが数匹のゆっくりに言い寄られていた。 「なんでどすはわざわざにんげんのところにゆっくりをいかせるの!?おやさいをひとりじめするにんげんなんかにおしえてもらうことはなにもないよ!!」 そう言って若いまりさは「ぷんぷん!!」と言いながら自分の巣に帰って行った。 「ごめんね…でもこれはまりさたちがゆっくりするためにひつようなことなんだよ」 「でもどす、どうしていまからにんげんのところにいくことをかんがえたの?にんげんはこわいからちかずいちゃだめってぱちゅりーのおかあさんにおしえたのはどすなんでしょう?」 側近の一人であるぱちゅりーが言った。 「それはねぱちゅりー、むかしはむれのみんながにんげんのことをしっていたからだよ…でもさいきんのゆっくりはにんげんにあまりあわなかったから、くちでいってもなかなかりかいしてくれないんだよ…」 ドスの言うとおりだった、さっきドスの巣を飛び出したまりさは過去に三回も人間の畑に侵入している。 一回は成功したが群れに帰って自慢しているところを「じけいだん」のゆっくりに捕まり、ドスの権限でリンチという刑を執行した。 二回は人間につかまり現行犯としてとことん暴行を受けた後、群れでも刑としてリンチにせざるを得なかった。人間に現行犯として潰されるゆっくりもいる以上、このまりさが生きていることは奇跡に近い。 しかし「ルールを守る正義感」ではなく「悪を許さない正義感」の強いまりさは野菜を独占する人間こそ悪で、群れのゆっくりを虐める人間に媚び、諂っているように見えるドスも悪だった。 「だからまりさはむれのみんなににんげんのことをしっかりりかいしてもらおうとおもうんだよ、そうすればにんげんにわるいことをするゆっくりはへってくれるとおもったんだよ」 「むきゅう…」 このドスは人間の強さを理解していた、必要以上に理解していたと言ってもいいかもしれない。 だから条例を結ぶ時はドスパークで脅すなんて言う方法はとらなかった、そんな事をすれば誇りもプライドもある人間が自分たちを快く思わないことは知っていたからだ。 だから条例を最後まで「どすがおねがいして、にんげんがきめてくれたおやくそく」というふうにした、ゆっくりを下どころか生物としてすら認識しないようなひどい人間もいる、 条約とか条例とか、お互いが対等に思える言葉を使うとそれだけで一部の人間の怒りを買いかねないと考えた。 だから最初にあいさつに行ったとき、前のゆっくりぷれいすから移動する途中で見つけたおいしいキノコや山菜を挨拶として渡した。条約は人間に少し有利になるようにした。 もとからここに住んでいたのは人間で、自分たちはよそ者だからだ。 関係修復不能なトラブルが起きた時の保険もうっておいたつもりだ、自分たちは人間に言われればすぐに準備して旅立つことができる。その意思表示をすることで人間に群れを壊滅させられることを防げると思う。 人間は非常に怖く、危険な存在だ。だがこの周囲には凶暴な他の動物は少なく、人間とは話し合うことができる。できるだけここから離れるわけにはいかないのだ。 ドスの趣旨を理解し、巣に戻る連中、ドスが何を言っているのかよくわからなかったが話し合っている気になった連中、人間の反るに足らず、ドスは何を弱気になっているかと文句をいう連中。 彼らが巣に帰るのを見送りながら、ドスは自分の考えがうまくいってくれるであろうことを月に祈った。 人里のとある一軒家では一人の男が酒を飲みながら聴く相手もいない愚痴を漏らしていた。 「畜生!!ゆっくりがホームステイ!?冗談じゃない!!何でどいつもこいつもあの饅頭がこれ以上でかい顔をするのを見過ごせるんだ!?」 彼はゆっくりが嫌いであった、明らかに人間を真似して小馬鹿にしてみましたと言わんばかりの下膨れ顔、しかも鳴き声まで人間そっくりにしゃべりやがる。 そのくせ虐めると人間のような声で命乞いをし、親子で泣きあい、親子といえども簡単に裏切る。本来社会的に聞くことのできないはずのそれは男を興奮させるに足るものだった。 それがなんだ?2年前にドスまりさと条約を結んでからおちおち虐待もできなくなってしまった。つい我慢できなくなって道端をいるいているだけのゆっくり一家を殺したら「条約は守らねばならぬ」と言われ、村長に灸をすえられた。 今まで男は村長を尊敬していたが、このころから村長はもうろくしてきたのではないかと思っていた。 そして村長は今回のホームステイを実行に移すつもりだ、村長はもう駄目だ、完全にボケやがった。男はこう判断した。 なぜ、畑を襲う饅頭を減らすためにわざわざ饅頭を里に招き入れるのか、んなもんどうぞどうぞと畑に招き入れて片っ端から潰してやればいいのに。 ホームステイなんてやっても時間と金の無駄だろうに、なぜゆっくりごときにそんな暇なことをするのか、誰も疑問に思わないのか? 思わないんだろうな、里の人間はみんな長を信頼し、尊敬している。その信頼されるにも尊敬されるにも足る功績を長が残したのは事実だが、その長が完全にボケてしまったことに誰も気づかないのだ。 もしかしたら気付いていても周りが怖くて言えないだけなんじゃないだろうか? 「おねえさん!!ほーむすていってなぁに?」 「ホームステイってのはね、森に住んでるゆっくり達が人間の里にお勉強しに来るのよ」 ある家では銀色のバッチをつけたれいむとれいむをひざに抱えた少女が話し合っていた。 「おべんきょう?もりのゆっくり、れいむみたいなぺっとになるの?」 「そうとはかぎらないわね、もりのゆっくりたちが勝手に畑に入って虐められることがないように人間について学ぶの」 「れいむがおねーさんにかわれはじめたときみたいに?」 「あの時は大変だったわ、散歩に連れて行くたびに里のみんなに迷惑かけて」 「ゆぅ…ごめんなさい…でもれいむはもうそんなことしないよ!!」 一度落ち込んだれいむがすぐに笑顔になる。 「そうね、森のゆっくりも、里のゆっくりも、人間も、みんな仲良くゆっくりできたらいいね…」 「きっとできるよ!!だってれいむにもできたんだもん!!」 「そうね…じゃあ、はじめましょうか?」 少女は左手にバターナイフを持つとそれをくるりと回転させた。 「村の集会だが、ゆっくりのホームステイを受け入れることに決まったよ」 別の家では初老の男性が初老の女性と話していた。 「そうなんですか?大丈夫でしょうか?ゆっくりに畑を襲わせないようにするなんて…」 「この里の中にだってゆっくりを飼ってちゃんと躾けている人だっているさ、それが野生の相手に変わっただけだよ」 「でも隣のお嬢さんからほとんどの飼いゆっくりと野生のゆっくりは中身が違うと聞きましたよ?」 「それもほとんどだろ?野生のゆっくりを拾ってちゃんと躾けた人だっているんだ、それに私は長のいうことだから成功すると思う」 「それもそうですね」 この夫婦は長が長の座についてからの付き合いがあった。 「それにうまくいけばあの悲鳴を聞く機会だって減る、そうすればお前のためにもなるだろう」 この夫婦は農家をしていた。ドスとの条例を結ぶまではそれこそ毎日のようにゆっくりが畑を荒らし、男はそれを潰していた。 しかしゆっくりはあまり似てないとはいえ人間の頭部に似ており、声に至っては人間そのものである。そんな人間そのものの悲鳴、鳴き声、命乞い、断末魔、そんな声を聞くのはもうたくさんだった。 里のほとんどの人間の考えだった。あんな限りなく人間に近い断末魔を聞くのはいくら畑を守るものといっても精神に重くのしかかるものがあった。 それを少しでも減らせるのなら…と、里の人間の殆どはホームステイに賛成だった。 次の日、ドスまりさと長は会談を行いホームステイの内容の取り決めを行った。 内容は以下のように決まった ホームステイ期間は一カ月を予定 ホームステイに参加するゆっくりは大人と子供のペアが五組 受け入れる人間は主に農業や、八百屋、魚屋などから五世帯、ただしトラブルを防ぐため飼いゆっくりがいる世帯では行わない ホームステイ中にゆっくりは人間から農業や、商業について(商業はあくまで店の物は放置しているわけではないこと程度)教育を受ける 週に一回、群れからゆっくりが経過確認のために訪問を行う 人間側が拒否すればその世帯のホームステイは即刻中止にすることができる ホームステイ中に人間やゆっくりが相手に被害を与えた場合は条約にのっとり罰し、その世帯でのホームステイは即刻中止する この条件のもと、一週間後にホームステイを行うことになった。 またホームステイの失敗を防ぐための諸注意も取り決めた ホームステイのゆっくりを区別するためにバッチをつける ゆっくりはペットになるのではなく、あくまで学習の一環である、そのため自然に存在しないような加工食品などは特別なお祝いを除き、食べさせてはいけない また、自由時間を用意し、自分で餌をとれる時間を作る 躾目的以外でのゆっくりへの体罰は認めない その他諸注意をまとめた本として「ゆっくりの飼い方」を各世帯へと配布する 里では最後の一世帯がなかなか決まらなかった、皆これが里の被害を減らす方法になると考えながらも野生のゆっくりを家に上げるということに少し不安を感じていた。 だが、結局3世帯の農家と、八百屋と魚屋が受け入れ先として決まった。 群れではまりさがゆっくりの選定を行っていた。 最初は希望者の中から選ぼうとしたのだが人間の美味しいごはんが食べたいとか、そんな理由で立候補したのが見え見えだったのでやっぱりドスが選定することになった。 いろいろ迷った挙句側近や、出来るだけ頭のいい親とその子を選に、そのゆっくりたちに訓示を行った。 訓示の内容としては あくまで勉強に行く事を忘れないこと そのため、ご飯は可能な限り自分で取ること 子は親と離れないこと 受け入れ先の人間のいうことはちゃんと聞くこと もし人間に怒られた場合はまず謝る事、そしてなぜ怒らせてしまったのか理由を聞き、そのことをしっかり覚えること 訓示を二回繰り返し、復唱させ、親全員がしっかり復唱させ、復唱できたのを確認すると送別会に移った。 「おかーさんどこいくの?」 「ぱちゅりーおかあさんとれいむはにんげんのところへいくんだよ」 「どぉちてー?」 「にんげんはこわいよ?」 「むきゅー、怖い人間でも仲良くなれればきっといっしょにゆっくりできるからよ」 家族たちは一ヶ月の別れを惜しみながら、ゆっくりゆっくりしゃべり、いつもは食べれない美味しいごはんを食べた。 「まりさ!!ゆっくりしていってね!!れいむのちびちゃんのことをよろしくたのむね!!」 「ゆっくりまかせてね!!」 ある家族は子供を他の家族に任せるためにあいさつに回った。 他のゆっくり達はそれぞれホームステイするゆっくり達に別れのあいさつをする者、何だかわからないけどおいしいごはんが食べれるからいいやと思った者、おいしい人間のご飯が食べれていいなと思うものに分かれていた。 そしてあの正義感の強いまりさは宴会場の隅っこでご飯をむーしゃむーしゃしながら挨拶し合うゆっくりをにらんでいた。 成功するわけがない。 野菜を独り占めし、それをもらおうとしただけでゆっくりをいじめ時にはそれを殺す悪の人間。 そんな人間にいつも諂い、人間の野菜の独占を当然のように見逃し、自分たちには里に行くなと言いながらちょくちょく人里に降りて行く悪のドス、奴はきっと人間と結託し野菜を食べているに違いない。 そしてそんな悪に喜んで従うあのゆっくり達、悪の子分、ゲス。 悪と悪と悪の子分が結託した作戦なんて絶対に成功するはずがない、なぜなら正しいものはいつも勝つとお父さんが言っていたからだ。 今から作戦に失敗し慌てふためく無能な悪のドスの姿が目に浮かぶ。 もし、作戦が成功するようなら…この群れは終わりだ、きっと自分のような正義のゆっくりがゆっくりできなくなり、悪のゆっくりが人間と結託してゆっくりするようになってしまう。 もしそうなるようなら…自分が正義の名に懸けて成敗してやる。 あ、このキノコ美味しい、ドスにもう一本もらってこよう。 続く 10月14日 2343 セイン このSSに感想を付ける
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ドスまりさ、賢いゆっくりが出てきます。 また現時点では虐待描写はありません。 これはドスの群れと、人間がお互いに決まりごとを結び、何とかうまくやっている里のお話 ゆっくりが人間の家にホームステイする。この案をゆっくり側が出したと、里長が言った時集会所に集まっていた人たちは大いにうろたえた。 冗談じゃない!! あの糞饅頭どもを家に入れろって!? そんなの考えるだけでけがらわしいわ!! と、いきなり罵倒し始めた人間がほとんどだった、いくら皆が信頼する長の言だとしても頭のいい飼いゆっくりとは違いあんな人の畑を荒らし、売り物をかっさらっていく糞饅頭、 そんな連中と同じ屋根の下で暮らせるかという意見がほとんどだったのは当然だろう 「長、ひとつ質問が」 周りが喚き立てている中、ずっと黙っていた一人の若者が長に意見した。 「なぜゆっくり達はそんな事を言い出したんです?それが分らないのであればどんな案でも通りませんよ」 「うむ…」 村長はしばらく黙った後、皆に聞こえるように話し始めた。 この里は2年ほど前から近くの森にドスまりさをはじめとする100匹ほどの群れが住み始めた。 このドスまりさは里にあいさつをしに来ると同時に長にお互いの決まりごとを決めたいと言ってきた。 里というのはもともと人が住みやすいところにいつの間にか人間が集まって作られる。そのため人間の生活圏付近というのはゆっくりにとっても暮らしやすいからあまりここから離れたくない。 だが、このままだとゆっくりと人間の間にトラブルが起きることは避けられない。だからこそ、そのトラブルを回避するために決まりごとを結びたいというのがドスの主張だった。 この村は数か月前ドゲスの群れと条約を結び、結果争いがおきドゲスの群れを一掃したばかりだったため、長は条約を結ぶのに懐疑的だった。 しかしドスが「おちかづきのしるしに」と、帽子からこの付近では珍しい木の実や山菜を出してきた、そのため里はドススパークによる脅迫をしてこないこのドスと半分試しに条約を結んでみようという話になった。 きまりごと(条例とか条約ではあるがドスがあくまで約束だと言い張った)の内容は 人はゆっくりに危害を加えてはならない ゆっくりは人に危害を加えてはならない 危害を加えられたことに対する制裁はこの限りではない お互いの生活圏内への侵入はその生活の支障にならない限りは制限しない 人間は正当な理由があれば群れを現在のゆっくりプレイスから立ち退かせることができる。その場合群れに一週間の準備期間を与える。この決断には長と里の大人過半数の承認が必要 この条約は上記の決定がなされてから一週間が経過した時点を持ってゆっくり立ち退きの如何を問わず効力を失う この条例に反した人間と飼いゆっくりは人間が、ゆっくりはゆっくりがお互いの代表者立会いの下処罰する というものだった。 最期の文は人間にはゆっくりの処罰も人間の処罰もできるがゆっくりに人間の処罰を行うことは難しいと、ドスが主張したためこのような形になった。 まだ少数のゆっくりが畑を襲ったり、店先の売り物をかっさらったりすることはあったがそれでも被害件数は10分の1以下になりった事、加害ゆっくりの殆どは群れとは無関係のゆっくりだったこともあり、不満を持つものはごく少数だった。 そして去年、この条文に新たに「二か月に一度人間とゆっくりの代表が会談し、近況を報告すること。ただし冬期間を除く」が追加された。 「そんなことは知ってます、俺も立ち会ってたんですから」 青年が急かした。 「まあまて…君たちは最近の里の畑の被害についてどう思う?」 長が一つの巻物を皆に見えるように広げた。 「そういえばここ数カ月、ゆっくりによる被害件数が増えている気がするな…」 「そうですね、群れの外のゆっくりによる被害件数はあまり変わっていませんが…群れのゆっくりによる被害は少しづつではありますが増えています」 「やっぱり饅頭に期待したのがまずかったんじゃないのか?」 皆がそれぞれ意見を言い合っているのを長が制して発言した。 「まあ待て、それはドスも理解している、その解決策としてドスがホームステイを提案してきたのだ」 ホームステイが被害を減らす方法?いったいどういうことなのだろうか? 「ドスが言うにはドス以外のゆっくりの殆どが世代交代をしてしまい、条約を結ぶ前から生きているゆっくりはドスを除くと数匹の成体だけらしい、 そのため若い個体が根拠のない自信を持ち始めて条約の大切さ、人間との関係を保つことの重要さを理解しないゆっくりが現れ始めているそうだ。 それでドスまりさがゆっくりに人間の持つ畑の意味や、野菜の作り方等の人間の知恵を学ばせ、群れで実践しようということらしい。 農耕が成功すればゆっくりがわざわざ人の畑を襲う理由は無くなるし、失敗してもゆっくり達に人間のルールを覚えさせることができれば 人間のものである畑の野菜に手は出さないだろうと言うのがドスの意見だ」 「確かにゆっくりは野菜は勝手に生えてくるものだと思っている個体が大勢ですからね、それを思えば畑を人間が野菜を独り占めしていると思い、憤慨するのも仕方ないでしょう」 ゆっくり好きの青年が言った。 「それで、長はどうするんです?実際にホームステイさせるにしてもうちにはそんなことする余裕なんてありませんよ」 一人で店をやりくりしている男が言った。 「もし実際に行うのであれば受け入れ先は農家か商店になるだろう、いやだというのなら無理にゆっくりを受け入れろとは言わない。 だが私は今まである程度良好な関係を築いてきたあのドスのいうことだからやってみる価値はあるのではないかと思う」 「まぁ、原因はドスの力不足なんだがな」 虐待好きのお兄さんが毒を吐いた。 「まぁまぁ、ゆっくりというのはある意味子供みたいに純粋な存在なんです、親に言われるだけじゃ理解してくれないものなんですよ。あなただって親にやってはいけないと言われたことをやったことはあるでしょう?」 「そういうもんなのかねぇ?」 結局、里ではゆっくりによるホームステイを受け入れることが決まった。 長とその側近数人を残し、その日の会合は解散となった。 一方、人里近くの森のドスの巣ではドスまりさが数匹のゆっくりに言い寄られていた。 「なんでどすはわざわざにんげんのところにゆっくりをいかせるの!?おやさいをひとりじめするにんげんなんかにおしえてもらうことはなにもないよ!!」 そう言って若いまりさは「ぷんぷん!!」と言いながら自分の巣に帰って行った。 「ごめんね…でもこれはまりさたちがゆっくりするためにひつようなことなんだよ」 「でもどす、どうしていまからにんげんのところにいくことをかんがえたの?にんげんはこわいからちかずいちゃだめってぱちゅりーのおかあさんにおしえたのはどすなんでしょう?」 側近の一人であるぱちゅりーが言った。 「それはねぱちゅりー、むかしはむれのみんながにんげんのことをしっていたからだよ…でもさいきんのゆっくりはにんげんにあまりあわなかったから、くちでいってもなかなかりかいしてくれないんだよ…」 ドスの言うとおりだった、さっきドスの巣を飛び出したまりさは過去に三回も人間の畑に侵入している。 一回は成功したが群れに帰って自慢しているところを「じけいだん」のゆっくりに捕まり、ドスの権限でリンチという刑を執行した。 二回は人間につかまり現行犯としてとことん暴行を受けた後、群れでも刑としてリンチにせざるを得なかった。人間に現行犯として潰されるゆっくりもいる以上、このまりさが生きていることは奇跡に近い。 しかし「ルールを守る正義感」ではなく「悪を許さない正義感」の強いまりさは野菜を独占する人間こそ悪で、群れのゆっくりを虐める人間に媚び、諂っているように見えるドスも悪だった。 「だからまりさはむれのみんなににんげんのことをしっかりりかいしてもらおうとおもうんだよ、そうすればにんげんにわるいことをするゆっくりはへってくれるとおもったんだよ」 「むきゅう…」 このドスは人間の強さを理解していた、必要以上に理解していたと言ってもいいかもしれない。 だから条例を結ぶ時はドスパークで脅すなんて言う方法はとらなかった、そんな事をすれば誇りもプライドもある人間が自分たちを快く思わないことは知っていたからだ。 だから条例を最後まで「どすがおねがいして、にんげんがきめてくれたおやくそく」というふうにした、ゆっくりを下どころか生物としてすら認識しないようなひどい人間もいる、 条約とか条例とか、お互いが対等に思える言葉を使うとそれだけで一部の人間の怒りを買いかねないと考えた。 だから最初にあいさつに行ったとき、前のゆっくりぷれいすから移動する途中で見つけたおいしいキノコや山菜を挨拶として渡した。条約は人間に少し有利になるようにした。 もとからここに住んでいたのは人間で、自分たちはよそ者だからだ。 関係修復不能なトラブルが起きた時の保険もうっておいたつもりだ、自分たちは人間に言われればすぐに準備して旅立つことができる。その意思表示をすることで人間に群れを壊滅させられることを防げると思う。 人間は非常に怖く、危険な存在だ。だがこの周囲には凶暴な他の動物は少なく、人間とは話し合うことができる。できるだけここから離れるわけにはいかないのだ。 ドスの趣旨を理解し、巣に戻る連中、ドスが何を言っているのかよくわからなかったが話し合っている気になった連中、人間の反るに足らず、ドスは何を弱気になっているかと文句をいう連中。 彼らが巣に帰るのを見送りながら、ドスは自分の考えがうまくいってくれるであろうことを月に祈った。 人里のとある一軒家では一人の男が酒を飲みながら聴く相手もいない愚痴を漏らしていた。 「畜生!!ゆっくりがホームステイ!?冗談じゃない!!何でどいつもこいつもあの饅頭がこれ以上でかい顔をするのを見過ごせるんだ!?」 彼はゆっくりが嫌いであった、明らかに人間を真似して小馬鹿にしてみましたと言わんばかりの下膨れ顔、しかも鳴き声まで人間そっくりにしゃべりやがる。 そのくせ虐めると人間のような声で命乞いをし、親子で泣きあい、親子といえども簡単に裏切る。本来社会的に聞くことのできないはずのそれは男を興奮させるに足るものだった。 それがなんだ?2年前にドスまりさと条約を結んでからおちおち虐待もできなくなってしまった。つい我慢できなくなって道端をいるいているだけのゆっくり一家を殺したら「条約は守らねばならぬ」と言われ、村長に灸をすえられた。 今まで男は村長を尊敬していたが、このころから村長はもうろくしてきたのではないかと思っていた。 そして村長は今回のホームステイを実行に移すつもりだ、村長はもう駄目だ、完全にボケやがった。男はこう判断した。 なぜ、畑を襲う饅頭を減らすためにわざわざ饅頭を里に招き入れるのか、んなもんどうぞどうぞと畑に招き入れて片っ端から潰してやればいいのに。 ホームステイなんてやっても時間と金の無駄だろうに、なぜゆっくりごときにそんな暇なことをするのか、誰も疑問に思わないのか? 思わないんだろうな、里の人間はみんな長を信頼し、尊敬している。その信頼されるにも尊敬されるにも足る功績を長が残したのは事実だが、その長が完全にボケてしまったことに誰も気づかないのだ。 もしかしたら気付いていても周りが怖くて言えないだけなんじゃないだろうか? 「おねえさん!!ほーむすていってなぁに?」 「ホームステイってのはね、森に住んでるゆっくり達が人間の里にお勉強しに来るのよ」 ある家では銀色のバッチをつけたれいむとれいむをひざに抱えた少女が話し合っていた。 「おべんきょう?もりのゆっくり、れいむみたいなぺっとになるの?」 「そうとはかぎらないわね、もりのゆっくりたちが勝手に畑に入って虐められることがないように人間について学ぶの」 「れいむがおねーさんにかわれはじめたときみたいに?」 「あの時は大変だったわ、散歩に連れて行くたびに里のみんなに迷惑かけて」 「ゆぅ…ごめんなさい…でもれいむはもうそんなことしないよ!!」 一度落ち込んだれいむがすぐに笑顔になる。 「そうね、森のゆっくりも、里のゆっくりも、人間も、みんな仲良くゆっくりできたらいいね…」 「きっとできるよ!!だってれいむにもできたんだもん!!」 「そうね…じゃあ、はじめましょうか?」 少女は左手にバターナイフを持つとそれをくるりと回転させた。 「村の集会だが、ゆっくりのホームステイを受け入れることに決まったよ」 別の家では初老の男性が初老の女性と話していた。 「そうなんですか?大丈夫でしょうか?ゆっくりに畑を襲わせないようにするなんて…」 「この里の中にだってゆっくりを飼ってちゃんと躾けている人だっているさ、それが野生の相手に変わっただけだよ」 「でも隣のお嬢さんからほとんどの飼いゆっくりと野生のゆっくりは中身が違うと聞きましたよ?」 「それもほとんどだろ?野生のゆっくりを拾ってちゃんと躾けた人だっているんだ、それに私は長のいうことだから成功すると思う」 「それもそうですね」 この夫婦は長が長の座についてからの付き合いがあった。 「それにうまくいけばあの悲鳴を聞く機会だって減る、そうすればお前のためにもなるだろう」 この夫婦は農家をしていた。ドスとの条例を結ぶまではそれこそ毎日のようにゆっくりが畑を荒らし、男はそれを潰していた。 しかしゆっくりはあまり似てないとはいえ人間の頭部に似ており、声に至っては人間そのものである。そんな人間そのものの悲鳴、鳴き声、命乞い、断末魔、そんな声を聞くのはもうたくさんだった。 里のほとんどの人間の考えだった。あんな限りなく人間に近い断末魔を聞くのはいくら畑を守るものといっても精神に重くのしかかるものがあった。 それを少しでも減らせるのなら…と、里の人間の殆どはホームステイに賛成だった。 次の日、ドスまりさと長は会談を行いホームステイの内容の取り決めを行った。 内容は以下のように決まった ホームステイ期間は一カ月を予定 ホームステイに参加するゆっくりは大人と子供のペアが五組 受け入れる人間は主に農業や、八百屋、魚屋などから五世帯、ただしトラブルを防ぐため飼いゆっくりがいる世帯では行わない ホームステイ中にゆっくりは人間から農業や、商業について(商業はあくまで店の物は放置しているわけではないこと程度)教育を受ける 週に一回、群れからゆっくりが経過確認のために訪問を行う 人間側が拒否すればその世帯のホームステイは即刻中止にすることができる ホームステイ中に人間やゆっくりが相手に被害を与えた場合は条約にのっとり罰し、その世帯でのホームステイは即刻中止する この条件のもと、一週間後にホームステイを行うことになった。 またホームステイの失敗を防ぐための諸注意も取り決めた ホームステイのゆっくりを区別するためにバッチをつける ゆっくりはペットになるのではなく、あくまで学習の一環である、そのため自然に存在しないような加工食品などは特別なお祝いを除き、食べさせてはいけない また、自由時間を用意し、自分で餌をとれる時間を作る 躾目的以外でのゆっくりへの体罰は認めない その他諸注意をまとめた本として「ゆっくりの飼い方」を各世帯へと配布する 里では最後の一世帯がなかなか決まらなかった、皆これが里の被害を減らす方法になると考えながらも野生のゆっくりを家に上げるということに少し不安を感じていた。 だが、結局3世帯の農家と、八百屋と魚屋が受け入れ先として決まった。 群れではまりさがゆっくりの選定を行っていた。 最初は希望者の中から選ぼうとしたのだが人間の美味しいごはんが食べたいとか、そんな理由で立候補したのが見え見えだったのでやっぱりドスが選定することになった。 いろいろ迷った挙句側近や、出来るだけ頭のいい親とその子を選に、そのゆっくりたちに訓示を行った。 訓示の内容としては あくまで勉強に行く事を忘れないこと そのため、ご飯は可能な限り自分で取ること 子は親と離れないこと 受け入れ先の人間のいうことはちゃんと聞くこと もし人間に怒られた場合はまず謝る事、そしてなぜ怒らせてしまったのか理由を聞き、そのことをしっかり覚えること 訓示を二回繰り返し、復唱させ、親全員がしっかり復唱させ、復唱できたのを確認すると送別会に移った。 「おかーさんどこいくの?」 「ぱちゅりーおかあさんとれいむはにんげんのところへいくんだよ」 「どぉちてー?」 「にんげんはこわいよ?」 「むきゅー、怖い人間でも仲良くなれればきっといっしょにゆっくりできるからよ」 家族たちは一ヶ月の別れを惜しみながら、ゆっくりゆっくりしゃべり、いつもは食べれない美味しいごはんを食べた。 「まりさ!!ゆっくりしていってね!!れいむのちびちゃんのことをよろしくたのむね!!」 「ゆっくりまかせてね!!」 ある家族は子供を他の家族に任せるためにあいさつに回った。 他のゆっくり達はそれぞれホームステイするゆっくり達に別れのあいさつをする者、何だかわからないけどおいしいごはんが食べれるからいいやと思った者、おいしい人間のご飯が食べれていいなと思うものに分かれていた。 そしてあの正義感の強いまりさは宴会場の隅っこでご飯をむーしゃむーしゃしながら挨拶し合うゆっくりをにらんでいた。 成功するわけがない。 野菜を独り占めし、それをもらおうとしただけでゆっくりをいじめ時にはそれを殺す悪の人間。 そんな人間にいつも諂い、人間の野菜の独占を当然のように見逃し、自分たちには里に行くなと言いながらちょくちょく人里に降りて行く悪のドス、奴はきっと人間と結託し野菜を食べているに違いない。 そしてそんな悪に喜んで従うあのゆっくり達、悪の子分、ゲス。 悪と悪と悪の子分が結託した作戦なんて絶対に成功するはずがない、なぜなら正しいものはいつも勝つとお父さんが言っていたからだ。 今から作戦に失敗し慌てふためく無能な悪のドスの姿が目に浮かぶ。 もし、作戦が成功するようなら…この群れは終わりだ、きっと自分のような正義のゆっくりがゆっくりできなくなり、悪のゆっくりが人間と結託してゆっくりするようになってしまう。 もしそうなるようなら…自分が正義の名に懸けて成敗してやる。 あ、このキノコ美味しい、ドスにもう一本もらってこよう。 続く? 10月14日 2343 セイン このSSに感想を付ける
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ゆっくりホームステイしていってね!! 2の続きです。 ドスまりさ、賢いゆっくりが出てきます。 ドスまりさは第二回ホームステイに参加するゆっくりを選出するのと並行し、人間から教わった農業を実践に移すために群れの成層圏内の一部を 「とくべつのうこうくかく」と、「がくしゅうのうこうくかく」に分け、許可なき群れのゆっくりの立ち入りを禁止した。 特別農耕区画は実際に人間から貰ったほうれんそうというお野菜を育て、群れみんながゆっくりできるように皆の食料に充てる。育てるのは第一回のホームステイに参加したゆっくりとその家族たちだ。 学習農耕区画は群れのゆっくり、特に子供を相手に農耕について学ばせる区画だ、主に野菜がどうやって生えてくるのか、人間はなぜ野菜を独り占めしている(ように見える)のか、 そのような子ゆっくり達の疑問に本物の野菜と触れ合いさせながらありすやぱちゅりーが子供たちを教育する。 今までドスは冬に食糧不足になったとしても人間の里に食糧をもらいに行ったことはなかった。確かに群れの仲間は大事だが、人間に食糧を面でもらいに行った結果、 怒りを買ってしまえば越冬どころの騒ぎではなくなる。こちらから対価として渡せるものがない以上、安易に人間に物をねだるのは避けたかった。 そのことでドスはずいぶん非難されたこともある、ドスは心の中で群れのゆっくり達に謝りながら、人里に行き畑を襲ったゆっくり達をリンチにする命令を自警団に下していた。 だが、今では群れのゆっくり達でお野菜を作ることができる。そうなれば冬の食料事情が十分とは言えなくてもいくらか好転するはずだ。 そしてそうなれば人間の畑を襲うゆっくりもいなくなるはずだ…そしてその時こそ、自分が真にゆっくりできる時なんだろうとドスは思っていた。 ついにドスが本性を現し始めたな… あの正義感が悪い方向に行ったまりさはドスのお話を聞いて真っ先に思った。 ドスはナントカのうこうくかくなどというよくわからないものを作り、そこで人間から貰ってきたという野菜を育て始めた。 野菜は人間が頑張って育てたもの、だからゆっくりが勝手に手を出してはいけないと、ドスや側近から何度も聞かされていたが、そんなことはなから信じていなかった。 他のゆっくりなら少しは疑問に思っただろう、だがこのまりさは自分の正義を貫くことしか頭にない、つまりは盲目的すぎた。 ドスはああやって他の群れの仲間たちに嘘を教えている、そしてドスは人間同様に野菜を独り占めする方法を学び、自分に従わないゆっくりを差別し、排除するつもりなのだ… そうなってしまえばこの群れはゆっくりできないことになる、その前に何とか行動を起こさなければ… 群れでは二回目のホームステイに参加するゆっくり達が出発した。彼らは第一回ホームステイに参加したゆっくりから話を聞き、強い関心を抱いた好奇心の強いゆっくり達だった。 そして群れでは第一回ホームステイに参加したぱちゅりーとありすが子供たちに農耕を教え、他のゆっくりがせっせと雑草を食べ、近くの川から水を持ってきている。 「まりさ、あなたもこっちにきなさい、むれのなかまであるいじょうあなたものうこうをしるひつようがあるわ!」 教育係のありすが逃げようとした正義感の強いまりさを呼びとめた。 「い、いやだよ!!そんなゆっくりしてないじゅぎょうなんてうけたくないよ!!」 「むきゅ、まちなさい、ゆっくりがゆっくりできるようにべんきょうをすることはいいことなのよ」 「そうよ!!ちゃんとじゅぎょうをうけないとゆっくりできないわ!!それこそいなかものよ!」 「いやだよ!!どすのせんのうじゅぎょうなんてゆっくりできな…」 「なにいなかてきなわけのわからないこといってるの?いいからきなさい!!」 いくらなんでも二匹の成体ゆっくりに敵うわけがなく、まりさは他の子ゆっくり達の列に座らされてしまう。 「むきゅ、じゃあじゅぎょうをはじめるわ、まずみんなこのたねをいっこづつとっていってね」 「ぱちゅりー、これたべもの?」 「こんなにちいさいとゆっちゅりできにゃいよ!?」 「これはたべたらだめよ?みんないっこずつとったわね?じゃあいまからありすのいうことをゆっくりきいてしっかりりかいしてね!!」 ありすのいうことなんか誰が聞くものか。そんなまりさの耳にちょっと離れた所から争う声が聞こえた。 「な…でまりさたちは………はいっ…らいけないん…ぜ?あい……はあそこでく……たべてゆ……りして…ん…ぜ!!……さも…おくま……はんをた……いくよりあそこ……さをた…てゆっくりしたい………!!」 遠くてよく聞こえなかった、だが今のまりさにとても大事なことを言っているような気がする、まりさはアリスとぱちゅリーを完全に無視して向こうの特別農業区画の方に耳を傾けた。 人間…いや、ゆっくりというのは不思議なものだ、遠くて聞こえないような声でも注意すればはっきりと聞こえる。これならあのありすとぱちゅりーに洗脳される心配もない。 「どすのめいれいだちーんぽ!!いまあのゆっくりたちはざっそうというゆっくりできないくさをたべてるんだちーんぽ!!」 「だったらまりさもてつだうんだぜ!!はやくなかにいれるんだぜ!!」 「それはできないちんぽ、ほーむすていにさんかしたゆっくりいがいにはまだおやさいとざっそうのくべつがつかないかのうせいがあるちんぽ、まちがっておやさいをたべたらあぶないちんぽ」 もうすでにドスの野望は始まっている、草があるところをわざと立ち入り禁止にして、ホームステイに参加したドスの側近をそこでゆっくりさせる。 それに異を唱えたゆっくり、ドスの命令より目の前のゆっくりを優先するようなゆっくりはゆっくりできないと言いがかりをつけ、迫害する気なんだ!! 「みんな、ぱちゅりーのいうことがゆっくりりかいできたかしら?」 「ゆっくりりかいしたよ!!」 「むきゅ、みんなおりこうさんね、じゃあ、みんな自分のところにたねさんをいれてやさしくつちをかけてあげてね、それからあそこにあるおけからみずをもってきてゆっくりかけてね、むきゅ」 いけない、周りのみんなが動き出した、このままじゃ自分も迫害の対象になってしまう、なんとか周りに合わせないと…とりあえず、目の前にあった小さい粒は飲み込んだ。 あとは周りのゆっくりと同じことをすれば何とかやり過ごせるだろう。 数日たって、群れの子供たちは自分のホウレンソウも芽が出たとか、出ていないとかではしゃぎ、出ているゆっくりは他のゆっくりとどちらのホウレンソウが ゆっくりしているかを熱く語り合っていた。 やはり人間が野菜を育てたなんて嘘だったんだ。まりさはそう確信した…と言うより、根拠のない自信に無理やり根拠をつけた。 ドスは人間から得た知恵で事前に野菜が生えてくる場所を知り、そこを立ち入り禁止にしたんだ。自分も他のゆっくりもみんなおんなじことをしたのに、 生えてこなかったゆっくりが何匹もいるのがその証拠じゃないか、もしあんなことをやって野菜が生えてくるならゆっくり全員分の野菜が生えてこないといけないはずなのに!! 実際のところ、ほうれん草はいったん生えたら収穫までは短いが、種がちゃんと発芽する確率はあまり高くないという、それを考えればこの子ゆっくり農園は成功と言って もよかったし、 ドスやぱちゅりー、ありすもそのことは子ゆっくり達に伝えていたが、結局そんなこと聞いてなかったこのまりさを悪い意味で増長させることになった。 このままではいけない、悪いゆっくりがゆっくりすることだけは避けなければいけない、そう考えたまりさは先日、みょんに追い返されてたまりさを訪ねた。 そのころ人里ではホームステイ中のゆっくりにちょっとした問題が起きていた。 「おじさん!!そんなむずかしいはなしはいいからはやくごはんをちょうだいね!!」 「いや、それはうりものでおまえたちのごはんというわけじゃ…」 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!!」 ホームステイに参加しているゆっくり達のモラルの低下である。 一回目のホームステイはドスの側近、二回目は畑を作り、皆でゆっくりすることを夢見た勉強熱心なゆっくりだった。 しかし三回、四回と続き、参加するゆっくりの選定がドスの選択からゆっくり達の立候補になった頃、ホームステイに参加していなかったゆっくりは 群れに少数いたゲスか、ドスの話をまともに聞かない周りに流されるだけのゆっくり達だった。 彼らがホームステイに参加したゆっくりから聞いたことの中で記憶にとどめていたのは「にんげんのごちそうはおいしかった」だけだった、 その文の前後に「れいむががんばったごほうびにつくってくれた」とか「さいごのひにおいわいにたべさせてくれた」とかいう文はゆっくり特有の 「都合の悪いことは聞かなかったことにしてしまう癖」でしっかり頭に入っていなかった。 そんな連中が人間の家に招かれたらどうなるか、お家宣言と、ご飯を持ってきてねのダブルコンボである。 人間から苦情が増え、ドスや側近たちが頭を下げながらうるさいゆっくり達を群れに引きずって行った。彼らはホームステイの趣旨を全く理解してくれなかったのだ。 今までドスと自警団の抑止力による治安維持によって好き勝手ができなかったゲスにとって、ホームステイは彼らの目から逃れ、存分に暴れる格好の機会だった。 あまり周りの話を聞かないでとりあえず周りに流されているだけだった普通のゆっくりにとって、ホームステイはただのお引っ越しだった。彼らは自分の子供以上に畑について理解していなかった。 ゆっくりの体当たりでつぼが割られた家が現れ、7回目のホームステイが全員中止になったとき、里ではゆっくり達の立ち退きが決まった。 どうしてこんなことになったのだろう、と長は思った。 最初はドスの群れが来た時、厄介事が増えたとしか思わなかった、しかしドスと条約について話し合ってるうちにこのドスとはうまくやれそうな気がしていた。 ドスがホームステイをやりたいと言い出した時、最初は面食らったがゆっくりが自分でゆっくりできる努力をしようとしていることを知った時、少しだが、心を動かされた。 つい数週間前まで、このドスとは良き隣人であったと思っていた。努力はするけど努力の仕方がわからない、そんな隣人に努力の仕方を教える。 この長の心は先進国が隣国の発展途上国に支援してるような、そんな感じだったのかもしれない。 昨夜の里の会合では村人たちの殆どがゆっくりのモラル崩壊を嘆いていた。「最初のころはあんなにいい子たちだったのに」、と農家をやっていた老夫婦は嘆いていた。 「だから俺の言ったとうりだったじゃないか!!」と、青年はホームステイを実行した長を責めた。 「ドスが群れの中の問題児を見抜けなかったんだろうな」と分析していたゆっくり好きの青年もここまで被害が出ればやむを得ない、と書類にサインをした。 「すまないが、ゆっくりの群れまで行ってドスを呼んできてもらえないか?」 長は使用人に言った、おそらくこれがドスとの今生の別れになるだろう。 使用人がドスのところに来た時、ドスはこれで人里に行くのは最後になるなと直感した。 人間に物を教えてもらいに行ったのに、最近は人間に迷惑をかけてばかりだった、人間が起こらない理由はないだろう。 それでもドスは人間に感謝していた、普通の人間なら何の警告もなしに自分たちを皆殺しにするはずだ、それがこうやって使者を送ってきたということは最期まで約束を守ってくれるということだ。 「ゆっくりりかいしたよ…」 長から話を聞いたドスは何も反論せずに言った。 「でも、おささんにおねがいがあるよ、ひっこしはいっしゅうかんあればできるけど、むれのおやさいのしゅうかくがまだのこってるの、なんとかたべれるぐらいにそだつまで、じかんがほしいよ!!」 ドスが言うにはまだ群れには収穫前の野菜があり、それがちゃんと収穫できるようになるまで一週間かかるらしい、立ち退きの準備や収穫などで9日ぐらいかかるという。 「私が作ったルールを私が破るわけにはいかないから、一週間後に約束は効力を失わせるよ、でも、君たちが立ち退いてくれる姿勢を見せてくれている以上、 里の誰も君たちに危害を加えようとはしないはずだ。私からもむやみに群れに手は出さないように言っておくよ。」 「ありがとう、おささん、ありがとう…」 そういったドスまりさは里に向かって数歩はねた後、長の方を向いて言った 「いままでありがとう!!めいわくをかけてごめんなさい!!にんげんさんみんながずっとゆっくりできるといいね!!!」 最後にこういい残したドスはすぐに群れのある山に向かって駆け出して行った。 「君たちも、ゆっくりな…」 長はしばらくの間、ドスの背中を見送っていた。 「みんな、ひっこしのじゅんびだよ!!ゆっくりじゅんびしてね!!」 ドスは群れに帰ってすぐ仲間のゆっくり達に自分たちが立ち退かなければならないことを伝えた。群れのゆっくり達の反応は様々だった。 予想はしていたのか、残念そうな顔をしながら巣に向かう側近や勉強熱心なゆっくりたち、何が何だかわからないがとりあえず引っ越しだということで家族を集めるゆっくり達、 そして、にやりと笑いながら群れから消えた一部のゆっくり、こいつらにはだれも気づかなかった。 一週間たって、ドス達は引っ越しの準備を終えた。引っ越しの間の食料には少し不安があったが、ホームステイでお世話になった里の人間が何回かお菓子を差し入れてくれた。 野菜も収穫にはまだ早かったが、種は回収できたためすぐに引っこ抜いてドスやまりさ種の帽子に入れた。引っ越しに時間をかけすぎて長に迷惑はかけられない。 「それじゃあみんな、ゆっくりならんでね!!いまからどすがみんないるかどうかかくにんするよ!!」 ゆっくりを種類毎に並ばせて数を確認していくドス、あれ、おかしいな、何匹か足りない… 何匹かで探しに行かせようか?そう思った時、木の蔭からいなくなっていたゆっくり達が出てきた、あのまりさや、群れの問題児たちだった。よかった、すこしびっくりしちゃったよ… しかし、そのゆっくり達、その先頭にいたあのまりさが言った言葉にドスはもっとびっくりすることになった。 「みんな!!ゆっくりできないあくのどすをたおすよ!!いまこそせいぎをつらぬくときだよ!!」 反乱?こんな引っ越しで忙しくなるというのに!!よく見るとまりさの後ろにはかなりの数のゆっくりが居る、きっと群れとは関係ないゆっくりも仲間に引き込んだんだ。 「ゆゆ!?ちょっとまってね!!ゆっくりしてね!!どすがきらいだというならりゆうをきかせてね!!」 「りゆう!?そんなのどすがわるいゆっくりだからにきまっているよ!!みんな、いまからまりさのはなしをきいてね!!」 なにがおこってるの?なんかあそこでまりさがしゃべってるよ!! ドスや側近たちはあくまで冷静だった。今までゆっくりの反乱がなかったわけではない、それもほとんどはドスの筋の通った話を聞き、納得した上で反乱の鎮静化に成功している。 今回だって、きっと話せば分かってもらえる、そう思い、まずはまりさの話を聞くことにした。 「みんなよくきいてね!!どすはゆっくりをいじめるにんげんとなかよくしているわるいゆっくりなんだよ!!」 「ちがうよ!!どすはつよいにんげんさんとなかよくすることでゆっくりをゆっくりさせてくれようとしたんだよ!!」 一匹のれいむに論破された。 「どすはにんげんのようにおやさいのできるばしょをあらかじめたちいりきんしにしてゆっくりたちのちゅうせいしんをためそうとしたんだよ!!」 「ちがうんだぜ、それはどすがおやさいのたねをうえるばしょをじぜんにかくほしてただけなんだぜ」 一匹のまりさに論破された。 「にんげんがやさいをそだててるなんてうそだよ!!まりさはぱちゅりーやありすとおなじことをしたのにやさいなんてはえてこなかったよ!!」 「ちにゃうよ!!ほうれんそーさんはちゃんちょちゃねをうぇてもはえてこにゃいこともありゅってありしゅいってちゃもん!!」 子供にまで反論された。 「そうなんだね、みんな…」 まりさが俯いた。やっと理解してくれたんだと、群れのゆっくりは安堵 「みんなどすにせんのーされたんだね!!かんぜんにせんのーされたゆっくりはゆっくりしんでね!!」 しなかった。 このまりさにとってはドスが悪であること、お野菜は勝手に生えてくるということはすでに決定事項だった、悲しいまでに強い信念といってもいい。 そんな奴と話し合いで解決なんてできるわけがないのだ。 群れの問題児、ゲスにとってはドスの言うことは理解はできてもそんなのどうでもよかった、むしろ自分で野菜を育てるなんてゆっくりしてない、 人間が育ててるんならそっから奪えばいいと思って言えるような連中だ。 群の外や、隣の山から参加したゆっくり達にとってはドスの話は全然意味不明だった。ただ、あのまりさが悪いドスをやっつけるから協力してほしいと聞いて参加しただけだ。 そもそもいきなり野菜の種がどうこう言って理解しろという方が酷だというものっだろう。 もう駄目だ、 話し合いで解決はできない。 そう判断したドスの行動は早かった。 「みんな、いそいでにげるよ!!」 けがや病気、ぱちゅりーなど素早く動けないものは帽子に入れた。 周りのゆっくりもドスに合わせて子供を口の中に入れる。 そしてドスと群れのゆっくりは一目散にその場から逃げだしてしまった。 もともとこの土地は捨てる予定だったのだ、むやみに戦って無駄な餡子を流す必要はない、ずっとこの場所に執着していたドスだったが、一度見切りをつけると行動は早かった。 「ゆっ!!あくのどすがにげるよ!!みんなついげきだよ!!」 「まつのよまりさ、まずはてにいれたこのゆっくりぷれいすをちゃんとせいりして、ゆっくりできるようにするのよ!そのあととかいはらしくすっきりするのよ!!」 「せんりょうせいさくだねー、わかるよー!!」 遂にまりさは悪のドスからゆっくりプレイスを取り戻すことに成功した。 まりさは群れの仲間とともにこれからのことを話し合う。 人間との条約?ゆっくりを虐める悪の人間と約束することなんてない。 人間のものを奪ってはいけない?人間の畑にあるものは人間が独り占めしたものだ、それを奪うことは正義が悪にはむかうこと、むしろ推奨されるべきことだ。 すっきり制限?するわけがない、子供がいるとゆっくりできる、ゆっくりは正義だ、すっきりも大いに推奨されるべきことだ。 「ふう、この日をどんなに待ちわびたことか…長は条約が無効になっても群れのゆっくりには手を出すなとは言ってたが…条約が無効になった以上、俺がゆっくりを何匹虐めても おれが罪に問われることはないもんな。」 まりさはとてもゆっくりしていた、逃がしてしまったとはいえ、念願だった悪のドスを追い出すことができたのだ。 これからは自分がこの群れを、正義の群れとして、ゆっくりできる群れにしていこう。 「おぉ、長の言う通りだな、まだ引っ越していないゆっくりが居やがる…だがもう条約なんて関係ねぇ!饅頭を潰すことにもう誰にも文句は言わせねえ!!ひゃあ!!虐待、虐殺、虐待だぁ!!」 まりさの理想が崩壊するまで、もう数十秒もなかった。 完 10月26日 1910 セイン このSSに感想を付ける
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韓国旅行に向けてこんなやりとりをしています。 안나~ 오겡끼데스까? 서울은 비가 며칠은 오고 며칠은 안오고 있어요. 서울 놀러오는 친구, 잘 곳은 결정이 되었나요? 친구들은 한국에 9일날 몇시에 와서 일본에 언제 가나요? 나는 나의 룸메이트와 함께 살고 있어요. 만약 괜찮다면, 여자친구들 (3명) 은 우리집에서 머물 수 있어요. (조금 비좁겠지만...) 女性の宿泊先決定しましたv あと必要なものは。。。 男子の宿泊先・・・もしかしたらツテのある協会かも。 携帯・・・1つか2つ要るかな。 名刺・・・出会いをこれからに活かすアイテムとして作ってみたらどうだろう。 食事の内容・・・食べたいものをリストアップして行くのも旅行の醍醐味よね。 ↓何かおいしいもの知ってたら教えてください♪ 名前 コメント 鍵となる地名や地理について理解を共有する・・・なるべく行ったときのイメージが膨らむように、行った後迷わないように。 何か他にもあるような気がする。 ↓アイデア募集しまふ。 名前 コメント もう一度みんなで集まりたいですね~~。 昨日韓国の友達に電話しました。 到着した当日に会う予定です♪ あと、旅行に関してもいろいろお手伝いしてくれてて、 結構安い宿泊先も教えてくれました♪ 参考⇒ http //www.staykorea.co.kr/
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ゆっくりホームステイしていってね!! 2の続きです。 ドスまりさ、賢いゆっくりが出てきます。 ドスまりさは第二回ホームステイに参加するゆっくりを選出するのと並行し、人間から教わった農業を実践に移すために群れの成層圏内の一部を 「とくべつのうこうくかく」と、「がくしゅうのうこうくかく」に分け、許可なき群れのゆっくりの立ち入りを禁止した。 特別農耕区画は実際に人間から貰ったほうれんそうというお野菜を育て、群れみんながゆっくりできるように皆の食料に充てる。育てるのは第一回のホームステイに参加したゆっくりとその家族たちだ。 学習農耕区画は群れのゆっくり、特に子供を相手に農耕について学ばせる区画だ、主に野菜がどうやって生えてくるのか、人間はなぜ野菜を独り占めしている(ように見える)のか、 そのような子ゆっくり達の疑問に本物の野菜と触れ合いさせながらありすやぱちゅりーが子供たちを教育する。 今までドスは冬に食糧不足になったとしても人間の里に食糧をもらいに行ったことはなかった。確かに群れの仲間は大事だが、人間に食糧を面でもらいに行った結果、 怒りを買ってしまえば越冬どころの騒ぎではなくなる。こちらから対価として渡せるものがない以上、安易に人間に物をねだるのは避けたかった。 そのことでドスはずいぶん非難されたこともある、ドスは心の中で群れのゆっくり達に謝りながら、人里に行き畑を襲ったゆっくり達をリンチにする命令を自警団に下していた。 だが、今では群れのゆっくり達でお野菜を作ることができる。そうなれば冬の食料事情が十分とは言えなくてもいくらか好転するはずだ。 そしてそうなれば人間の畑を襲うゆっくりもいなくなるはずだ…そしてその時こそ、自分が真にゆっくりできる時なんだろうとドスは思っていた。 ついにドスが本性を現し始めたな… あの正義感が悪い方向に行ったまりさはドスのお話を聞いて真っ先に思った。 ドスはナントカのうこうくかくなどというよくわからないものを作り、そこで人間から貰ってきたという野菜を育て始めた。 野菜は人間が頑張って育てたもの、だからゆっくりが勝手に手を出してはいけないと、ドスや側近から何度も聞かされていたが、そんなことはなから信じていなかった。 他のゆっくりなら少しは疑問に思っただろう、だがこのまりさは自分の正義を貫くことしか頭にない、つまりは盲目的すぎた。 ドスはああやって他の群れの仲間たちに嘘を教えている、そしてドスは人間同様に野菜を独り占めする方法を学び、自分に従わないゆっくりを差別し、排除するつもりなのだ… そうなってしまえばこの群れはゆっくりできないことになる、その前に何とか行動を起こさなければ… 群れでは二回目のホームステイに参加するゆっくり達が出発した。彼らは第一回ホームステイに参加したゆっくりから話を聞き、強い関心を抱いた好奇心の強いゆっくり達だった。 そして群れでは第一回ホームステイに参加したぱちゅりーとありすが子供たちに農耕を教え、他のゆっくりがせっせと雑草を食べ、近くの川から水を持ってきている。 「まりさ、あなたもこっちにきなさい、むれのなかまであるいじょうあなたものうこうをしるひつようがあるわ!」 教育係のありすが逃げようとした正義感の強いまりさを呼びとめた。 「い、いやだよ!!そんなゆっくりしてないじゅぎょうなんてうけたくないよ!!」 「むきゅ、まちなさい、ゆっくりがゆっくりできるようにべんきょうをすることはいいことなのよ」 「そうよ!!ちゃんとじゅぎょうをうけないとゆっくりできないわ!!それこそいなかものよ!」 「いやだよ!!どすのせんのうじゅぎょうなんてゆっくりできな…」 「なにいなかてきなわけのわからないこといってるの?いいからきなさい!!」 いくらなんでも二匹の成体ゆっくりに敵うわけがなく、まりさは他の子ゆっくり達の列に座らされてしまう。 「むきゅ、じゃあじゅぎょうをはじめるわ、まずみんなこのたねをいっこづつとっていってね」 「ぱちゅりー、これたべもの?」 「こんなにちいさいとゆっちゅりできにゃいよ!?」 「これはたべたらだめよ?みんないっこずつとったわね?じゃあいまからありすのいうことをゆっくりきいてしっかりりかいしてね!!」 ありすのいうことなんか誰が聞くものか。そんなまりさの耳にちょっと離れた所から争う声が聞こえた。 「な…でまりさたちは………はいっ…らいけないん…ぜ?あい……はあそこでく……たべてゆ……りして…ん…ぜ!!……さも…おくま……はんをた……いくよりあそこ……さをた…てゆっくりしたい………!!」 遠くてよく聞こえなかった、だが今のまりさにとても大事なことを言っているような気がする、まりさはアリスとぱちゅリーを完全に無視して向こうの特別農業区画の方に耳を傾けた。 人間…いや、ゆっくりというのは不思議なものだ、遠くて聞こえないような声でも注意すればはっきりと聞こえる。これならあのありすとぱちゅりーに洗脳される心配もない。 「どすのめいれいだちーんぽ!!いまあのゆっくりたちはざっそうというゆっくりできないくさをたべてるんだちーんぽ!!」 「だったらまりさもてつだうんだぜ!!はやくなかにいれるんだぜ!!」 「それはできないちんぽ、ほーむすていにさんかしたゆっくりいがいにはまだおやさいとざっそうのくべつがつかないかのうせいがあるちんぽ、まちがっておやさいをたべたらあぶないちんぽ」 もうすでにドスの野望は始まっている、草があるところをわざと立ち入り禁止にして、ホームステイに参加したドスの側近をそこでゆっくりさせる。 それに異を唱えたゆっくり、ドスの命令より目の前のゆっくりを優先するようなゆっくりはゆっくりできないと言いがかりをつけ、迫害する気なんだ!! 「みんな、ぱちゅりーのいうことがゆっくりりかいできたかしら?」 「ゆっくりりかいしたよ!!」 「むきゅ、みんなおりこうさんね、じゃあ、みんな自分のところにたねさんをいれてやさしくつちをかけてあげてね、それからあそこにあるおけからみずをもってきてゆっくりかけてね、むきゅ」 いけない、周りのみんなが動き出した、このままじゃ自分も迫害の対象になってしまう、なんとか周りに合わせないと…とりあえず、目の前にあった小さい粒は飲み込んだ。 あとは周りのゆっくりと同じことをすれば何とかやり過ごせるだろう。 数日たって、群れの子供たちは自分のホウレンソウも芽が出たとか、出ていないとかではしゃぎ、出ているゆっくりは他のゆっくりとどちらのホウレンソウが ゆっくりしているかを熱く語り合っていた。 やはり人間が野菜を育てたなんて嘘だったんだ。まりさはそう確信した…と言うより、根拠のない自信に無理やり根拠をつけた。 ドスは人間から得た知恵で事前に野菜が生えてくる場所を知り、そこを立ち入り禁止にしたんだ。自分も他のゆっくりもみんなおんなじことをしたのに、 生えてこなかったゆっくりが何匹もいるのがその証拠じゃないか、もしあんなことをやって野菜が生えてくるならゆっくり全員分の野菜が生えてこないといけないはずなのに!! 実際のところ、ほうれん草はいったん生えたら収穫までは短いが、種がちゃんと発芽する確率はあまり高くないという、それを考えればこの子ゆっくり農園は成功と言って もよかったし、 ドスやぱちゅりー、ありすもそのことは子ゆっくり達に伝えていたが、結局そんなこと聞いてなかったこのまりさを悪い意味で増長させることになった。 このままではいけない、悪いゆっくりがゆっくりすることだけは避けなければいけない、そう考えたまりさは先日、みょんに追い返されてたまりさを訪ねた。 そのころ人里ではホームステイ中のゆっくりにちょっとした問題が起きていた。 「おじさん!!そんなむずかしいはなしはいいからはやくごはんをちょうだいね!!」 「いや、それはうりものでおまえたちのごはんというわけじゃ…」 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!!」 ホームステイに参加しているゆっくり達のモラルの低下である。 一回目のホームステイはドスの側近、二回目は畑を作り、皆でゆっくりすることを夢見た勉強熱心なゆっくりだった。 しかし三回、四回と続き、参加するゆっくりの選定がドスの選択からゆっくり達の立候補になった頃、ホームステイに参加していなかったゆっくりは 群れに少数いたゲスか、ドスの話をまともに聞かない周りに流されるだけのゆっくり達だった。 彼らがホームステイに参加したゆっくりから聞いたことの中で記憶にとどめていたのは「にんげんのごちそうはおいしかった」だけだった、 その文の前後に「れいむががんばったごほうびにつくってくれた」とか「さいごのひにおいわいにたべさせてくれた」とかいう文はゆっくり特有の 「都合の悪いことは聞かなかったことにしてしまう癖」でしっかり頭に入っていなかった。 そんな連中が人間の家に招かれたらどうなるか、お家宣言と、ご飯を持ってきてねのダブルコンボである。 人間から苦情が増え、ドスや側近たちが頭を下げながらうるさいゆっくり達を群れに引きずって行った。彼らはホームステイの趣旨を全く理解してくれなかったのだ。 今までドスと自警団の抑止力による治安維持によって好き勝手ができなかったゲスにとって、ホームステイは彼らの目から逃れ、存分に暴れる格好の機会だった。 あまり周りの話を聞かないでとりあえず周りに流されているだけだった普通のゆっくりにとって、ホームステイはただのお引っ越しだった。彼らは自分の子供以上に畑について理解していなかった。 ゆっくりの体当たりでつぼが割られた家が現れ、7回目のホームステイが全員中止になったとき、里ではゆっくり達の立ち退きが決まった。 どうしてこんなことになったのだろう、と長は思った。 最初はドスの群れが来た時、厄介事が増えたとしか思わなかった、しかしドスと条約について話し合ってるうちにこのドスとはうまくやれそうな気がしていた。 ドスがホームステイをやりたいと言い出した時、最初は面食らったがゆっくりが自分でゆっくりできる努力をしようとしていることを知った時、少しだが、心を動かされた。 つい数週間前まで、このドスとは良き隣人であったと思っていた。努力はするけど努力の仕方がわからない、そんな隣人に努力の仕方を教える。 この長の心は先進国が隣国の発展途上国に支援してるような、そんな感じだったのかもしれない。 昨夜の里の会合では村人たちの殆どがゆっくりのモラル崩壊を嘆いていた。「最初のころはあんなにいい子たちだったのに」、と農家をやっていた老夫婦は嘆いていた。 「だから俺の言ったとうりだったじゃないか!!」と、青年はホームステイを実行した長を責めた。 「ドスが群れの中の問題児を見抜けなかったんだろうな」と分析していたゆっくり好きの青年もここまで被害が出ればやむを得ない、と書類にサインをした。 「すまないが、ゆっくりの群れまで行ってドスを呼んできてもらえないか?」 長は使用人に言った、おそらくこれがドスとの今生の別れになるだろう。 使用人がドスのところに来た時、ドスはこれで人里に行くのは最後になるなと直感した。 人間に物を教えてもらいに行ったのに、最近は人間に迷惑をかけてばかりだった、人間が起こらない理由はないだろう。 それでもドスは人間に感謝していた、普通の人間なら何の警告もなしに自分たちを皆殺しにするはずだ、それがこうやって使者を送ってきたということは最期まで約束を守ってくれるということだ。 「ゆっくりりかいしたよ…」 長から話を聞いたドスは何も反論せずに言った。 「でも、おささんにおねがいがあるよ、ひっこしはいっしゅうかんあればできるけど、むれのおやさいのしゅうかくがまだのこってるの、なんとかたべれるぐらいにそだつまで、じかんがほしいよ!!」 ドスが言うにはまだ群れには収穫前の野菜があり、それがちゃんと収穫できるようになるまで一週間かかるらしい、立ち退きの準備や収穫などで9日ぐらいかかるという。 「私が作ったルールを私が破るわけにはいかないから、一週間後に約束は効力を失わせるよ、でも、君たちが立ち退いてくれる姿勢を見せてくれている以上、 里の誰も君たちに危害を加えようとはしないはずだ。私からもむやみに群れに手は出さないように言っておくよ。」 「ありがとう、おささん、ありがとう…」 そういったドスまりさは里に向かって数歩はねた後、長の方を向いて言った 「いままでありがとう!!めいわくをかけてごめんなさい!!にんげんさんみんながずっとゆっくりできるといいね!!!」 最後にこういい残したドスはすぐに群れのある山に向かって駆け出して行った。 「君たちも、ゆっくりな…」 長はしばらくの間、ドスの背中を見送っていた。 「みんな、ひっこしのじゅんびだよ!!ゆっくりじゅんびしてね!!」 ドスは群れに帰ってすぐ仲間のゆっくり達に自分たちが立ち退かなければならないことを伝えた。群れのゆっくり達の反応は様々だった。 予想はしていたのか、残念そうな顔をしながら巣に向かう側近や勉強熱心なゆっくりたち、何が何だかわからないがとりあえず引っ越しだということで家族を集めるゆっくり達、 そして、にやりと笑いながら群れから消えた一部のゆっくり、こいつらにはだれも気づかなかった。 一週間たって、ドス達は引っ越しの準備を終えた。引っ越しの間の食料には少し不安があったが、ホームステイでお世話になった里の人間が何回かお菓子を差し入れてくれた。 野菜も収穫にはまだ早かったが、種は回収できたためすぐに引っこ抜いてドスやまりさ種の帽子に入れた。引っ越しに時間をかけすぎて長に迷惑はかけられない。 「それじゃあみんな、ゆっくりならんでね!!いまからどすがみんないるかどうかかくにんするよ!!」 ゆっくりを種類毎に並ばせて数を確認していくドス、あれ、おかしいな、何匹か足りない… 何匹かで探しに行かせようか?そう思った時、木の蔭からいなくなっていたゆっくり達が出てきた、あのまりさや、群れの問題児たちだった。よかった、すこしびっくりしちゃったよ… しかし、そのゆっくり達、その先頭にいたあのまりさが言った言葉にドスはもっとびっくりすることになった。 「みんな!!ゆっくりできないあくのどすをたおすよ!!いまこそせいぎをつらぬくときだよ!!」 反乱?こんな引っ越しで忙しくなるというのに!!よく見るとまりさの後ろにはかなりの数のゆっくりが居る、きっと群れとは関係ないゆっくりも仲間に引き込んだんだ。 「ゆゆ!?ちょっとまってね!!ゆっくりしてね!!どすがきらいだというならりゆうをきかせてね!!」 「りゆう!?そんなのどすがわるいゆっくりだからにきまっているよ!!みんな、いまからまりさのはなしをきいてね!!」 なにがおこってるの?なんかあそこでまりさがしゃべってるよ!! ドスや側近たちはあくまで冷静だった。今までゆっくりの反乱がなかったわけではない、それもほとんどはドスの筋の通った話を聞き、納得した上で反乱の鎮静化に成功している。 今回だって、きっと話せば分かってもらえる、そう思い、まずはまりさの話を聞くことにした。 「みんなよくきいてね!!どすはゆっくりをいじめるにんげんとなかよくしているわるいゆっくりなんだよ!!」 「ちがうよ!!どすはつよいにんげんさんとなかよくすることでゆっくりをゆっくりさせてくれようとしたんだよ!!」 一匹のれいむに論破された。 「どすはにんげんのようにおやさいのできるばしょをあらかじめたちいりきんしにしてゆっくりたちのちゅうせいしんをためそうとしたんだよ!!」 「ちがうんだぜ、それはどすがおやさいのたねをうえるばしょをじぜんにかくほしてただけなんだぜ」 一匹のまりさに論破された。 「にんげんがやさいをそだててるなんてうそだよ!!まりさはぱちゅりーやありすとおなじことをしたのにやさいなんてはえてこなかったよ!!」 「ちにゃうよ!!ほうれんそーさんはちゃんちょちゃねをうぇてもはえてこにゃいこともありゅってありしゅいってちゃもん!!」 子供にまで反論された。 「そうなんだね、みんな…」 まりさが俯いた。やっと理解してくれたんだと、群れのゆっくりは安堵 「みんなどすにせんのーされたんだね!!かんぜんにせんのーされたゆっくりはゆっくりしんでね!!」 しなかった。 このまりさにとってはドスが悪であること、お野菜は勝手に生えてくるということはすでに決定事項だった、悲しいまでに強い信念といってもいい。 そんな奴と話し合いで解決なんてできるわけがないのだ。 群れの問題児、ゲスにとってはドスの言うことは理解はできてもそんなのどうでもよかった、むしろ自分で野菜を育てるなんてゆっくりしてない、 人間が育ててるんならそっから奪えばいいと思って言えるような連中だ。 群の外や、隣の山から参加したゆっくり達にとってはドスの話は全然意味不明だった。ただ、あのまりさが悪いドスをやっつけるから協力してほしいと聞いて参加しただけだ。 そもそもいきなり野菜の種がどうこう言って理解しろという方が酷だというものっだろう。 もう駄目だ、 話し合いで解決はできない。 そう判断したドスの行動は早かった。 「みんな、いそいでにげるよ!!」 けがや病気、ぱちゅりーなど素早く動けないものは帽子に入れた。 周りのゆっくりもドスに合わせて子供を口の中に入れる。 そしてドスと群れのゆっくりは一目散にその場から逃げだしてしまった。 もともとこの土地は捨てる予定だったのだ、むやみに戦って無駄な餡子を流す必要はない、ずっとこの場所に執着していたドスだったが、一度見切りをつけると行動は早かった。 「ゆっ!!あくのどすがにげるよ!!みんなついげきだよ!!」 「まつのよまりさ、まずはてにいれたこのゆっくりぷれいすをちゃんとせいりして、ゆっくりできるようにするのよ!そのあととかいはらしくすっきりするのよ!!」 「せんりょうせいさくだねー、わかるよー!!」 遂にまりさは悪のドスからゆっくりプレイスを取り戻すことに成功した。 まりさは群れの仲間とともにこれからのことを話し合う。 人間との条約?ゆっくりを虐める悪の人間と約束することなんてない。 人間のものを奪ってはいけない?人間の畑にあるものは人間が独り占めしたものだ、それを奪うことは正義が悪にはむかうこと、むしろ推奨されるべきことだ。 すっきり制限?するわけがない、子供がいるとゆっくりできる、ゆっくりは正義だ、すっきりも大いに推奨されるべきことだ。 「ふう、この日をどんなに待ちわびたことか…長は条約が無効になっても群れのゆっくりには手を出すなとは言ってたが…条約が無効になった以上、俺がゆっくりを何匹虐めても おれが罪に問われることはないもんな。」 まりさはとてもゆっくりしていた、逃がしてしまったとはいえ、念願だった悪のドスを追い出すことができたのだ。 これからは自分がこの群れを、正義の群れとして、ゆっくりできる群れにしていこう。 「おぉ、長の言う通りだな、まだ引っ越していないゆっくりが居やがる…だがもう条約なんて関係ねぇ!饅頭を潰すことにもう誰にも文句は言わせねえ!!ひゃあ!!虐待、虐殺、虐待だぁ!!」 まりさの理想が崩壊するまで、もう数十秒もなかった。 完 10月26日 1910 セイン このSSに感想を付ける
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ゆっくりホームステイしていってね!! 2の続きです。 ドスまりさ、賢いゆっくりが出てきます。 ドスまりさは第二回ホームステイに参加するゆっくりを選出するのと並行し、人間から教わった農業を実践に移すために群れの成層圏内の一部を 「とくべつのうこうくかく」と、「がくしゅうのうこうくかく」に分け、許可なき群れのゆっくりの立ち入りを禁止した。 特別農耕区画は実際に人間から貰ったほうれんそうというお野菜を育て、群れみんながゆっくりできるように皆の食料に充てる。育てるのは第一回のホームステイに参加したゆっくりとその家族たちだ。 学習農耕区画は群れのゆっくり、特に子供を相手に農耕について学ばせる区画だ、主に野菜がどうやって生えてくるのか、人間はなぜ野菜を独り占めしている(ように見える)のか、 そのような子ゆっくり達の疑問に本物の野菜と触れ合いさせながらありすやぱちゅりーが子供たちを教育する。 今までドスは冬に食糧不足になったとしても人間の里に食糧をもらいに行ったことはなかった。確かに群れの仲間は大事だが、人間に食糧を面でもらいに行った結果、 怒りを買ってしまえば越冬どころの騒ぎではなくなる。こちらから対価として渡せるものがない以上、安易に人間に物をねだるのは避けたかった。 そのことでドスはずいぶん非難されたこともある、ドスは心の中で群れのゆっくり達に謝りながら、人里に行き畑を襲ったゆっくり達をリンチにする命令を自警団に下していた。 だが、今では群れのゆっくり達でお野菜を作ることができる。そうなれば冬の食料事情が十分とは言えなくてもいくらか好転するはずだ。 そしてそうなれば人間の畑を襲うゆっくりもいなくなるはずだ…そしてその時こそ、自分が真にゆっくりできる時なんだろうとドスは思っていた。 ついにドスが本性を現し始めたな… あの正義感が悪い方向に行ったまりさはドスのお話を聞いて真っ先に思った。 ドスはナントカのうこうくかくなどというよくわからないものを作り、そこで人間から貰ってきたという野菜を育て始めた。 野菜は人間が頑張って育てたもの、だからゆっくりが勝手に手を出してはいけないと、ドスや側近から何度も聞かされていたが、そんなことはなから信じていなかった。 他のゆっくりなら少しは疑問に思っただろう、だがこのまりさは自分の正義を貫くことしか頭にない、つまりは盲目的すぎた。 ドスはああやって他の群れの仲間たちに嘘を教えている、そしてドスは人間同様に野菜を独り占めする方法を学び、自分に従わないゆっくりを差別し、排除するつもりなのだ… そうなってしまえばこの群れはゆっくりできないことになる、その前に何とか行動を起こさなければ… 群れでは二回目のホームステイに参加するゆっくり達が出発した。彼らは第一回ホームステイに参加したゆっくりから話を聞き、強い関心を抱いた好奇心の強いゆっくり達だった。 そして群れでは第一回ホームステイに参加したぱちゅりーとありすが子供たちに農耕を教え、他のゆっくりがせっせと雑草を食べ、近くの川から水を持ってきている。 「まりさ、あなたもこっちにきなさい、むれのなかまであるいじょうあなたものうこうをしるひつようがあるわ!」 教育係のありすが逃げようとした正義感の強いまりさを呼びとめた。 「い、いやだよ!!そんなゆっくりしてないじゅぎょうなんてうけたくないよ!!」 「むきゅ、まちなさい、ゆっくりがゆっくりできるようにべんきょうをすることはいいことなのよ」 「そうよ!!ちゃんとじゅぎょうをうけないとゆっくりできないわ!!それこそいなかものよ!」 「いやだよ!!どすのせんのうじゅぎょうなんてゆっくりできな…」 「なにいなかてきなわけのわからないこといってるの?いいからきなさい!!」 いくらなんでも二匹の成体ゆっくりに敵うわけがなく、まりさは他の子ゆっくり達の列に座らされてしまう。 「むきゅ、じゃあじゅぎょうをはじめるわ、まずみんなこのたねをいっこづつとっていってね」 「ぱちゅりー、これたべもの?」 「こんなにちいさいとゆっちゅりできにゃいよ!?」 「これはたべたらだめよ?みんないっこずつとったわね?じゃあいまからありすのいうことをゆっくりきいてしっかりりかいしてね!!」 ありすのいうことなんか誰が聞くものか。そんなまりさの耳にちょっと離れた所から争う声が聞こえた。 「な…でまりさたちは………はいっ…らいけないん…ぜ?あい……はあそこでく……たべてゆ……りして…ん…ぜ!!……さも…おくま……はんをた……いくよりあそこ……さをた…てゆっくりしたい………!!」 遠くてよく聞こえなかった、だが今のまりさにとても大事なことを言っているような気がする、まりさはアリスとぱちゅリーを完全に無視して向こうの特別農業区画の方に耳を傾けた。 人間…いや、ゆっくりというのは不思議なものだ、遠くて聞こえないような声でも注意すればはっきりと聞こえる。これならあのありすとぱちゅりーに洗脳される心配もない。 「どすのめいれいだちーんぽ!!いまあのゆっくりたちはざっそうというゆっくりできないくさをたべてるんだちーんぽ!!」 「だったらまりさもてつだうんだぜ!!はやくなかにいれるんだぜ!!」 「それはできないちんぽ、ほーむすていにさんかしたゆっくりいがいにはまだおやさいとざっそうのくべつがつかないかのうせいがあるちんぽ、まちがっておやさいをたべたらあぶないちんぽ」 もうすでにドスの野望は始まっている、草があるところをわざと立ち入り禁止にして、ホームステイに参加したドスの側近をそこでゆっくりさせる。 それに異を唱えたゆっくり、ドスの命令より目の前のゆっくりを優先するようなゆっくりはゆっくりできないと言いがかりをつけ、迫害する気なんだ!! 「みんな、ぱちゅりーのいうことがゆっくりりかいできたかしら?」 「ゆっくりりかいしたよ!!」 「むきゅ、みんなおりこうさんね、じゃあ、みんな自分のところにたねさんをいれてやさしくつちをかけてあげてね、それからあそこにあるおけからみずをもってきてゆっくりかけてね、むきゅ」 いけない、周りのみんなが動き出した、このままじゃ自分も迫害の対象になってしまう、なんとか周りに合わせないと…とりあえず、目の前にあった小さい粒は飲み込んだ。 あとは周りのゆっくりと同じことをすれば何とかやり過ごせるだろう。 数日たって、群れの子供たちは自分のホウレンソウも芽が出たとか、出ていないとかではしゃぎ、出ているゆっくりは他のゆっくりとどちらのホウレンソウが ゆっくりしているかを熱く語り合っていた。 やはり人間が野菜を育てたなんて嘘だったんだ。まりさはそう確信した…と言うより、根拠のない自信に無理やり根拠をつけた。 ドスは人間から得た知恵で事前に野菜が生えてくる場所を知り、そこを立ち入り禁止にしたんだ。自分も他のゆっくりもみんなおんなじことをしたのに、 生えてこなかったゆっくりが何匹もいるのがその証拠じゃないか、もしあんなことをやって野菜が生えてくるならゆっくり全員分の野菜が生えてこないといけないはずなのに!! 実際のところ、ほうれん草はいったん生えたら収穫までは短いが、種がちゃんと発芽する確率はあまり高くないという、それを考えればこの子ゆっくり農園は成功と言って もよかったし、 ドスやぱちゅりー、ありすもそのことは子ゆっくり達に伝えていたが、結局そんなこと聞いてなかったこのまりさを悪い意味で増長させることになった。 このままではいけない、悪いゆっくりがゆっくりすることだけは避けなければいけない、そう考えたまりさは先日、みょんに追い返されてたまりさを訪ねた。 そのころ人里ではホームステイ中のゆっくりにちょっとした問題が起きていた。 「おじさん!!そんなむずかしいはなしはいいからはやくごはんをちょうだいね!!」 「いや、それはうりものでおまえたちのごはんというわけじゃ…」 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!!」 ホームステイに参加しているゆっくり達のモラルの低下である。 一回目のホームステイはドスの側近、二回目は畑を作り、皆でゆっくりすることを夢見た勉強熱心なゆっくりだった。 しかし三回、四回と続き、参加するゆっくりの選定がドスの選択からゆっくり達の立候補になった頃、ホームステイに参加していなかったゆっくりは 群れに少数いたゲスか、ドスの話をまともに聞かない周りに流されるだけのゆっくり達だった。 彼らがホームステイに参加したゆっくりから聞いたことの中で記憶にとどめていたのは「にんげんのごちそうはおいしかった」だけだった、 その文の前後に「れいむががんばったごほうびにつくってくれた」とか「さいごのひにおいわいにたべさせてくれた」とかいう文はゆっくり特有の 「都合の悪いことは聞かなかったことにしてしまう癖」でしっかり頭に入っていなかった。 そんな連中が人間の家に招かれたらどうなるか、お家宣言と、ご飯を持ってきてねのダブルコンボである。 人間から苦情が増え、ドスや側近たちが頭を下げながらうるさいゆっくり達を群れに引きずって行った。彼らはホームステイの趣旨を全く理解してくれなかったのだ。 今までドスと自警団の抑止力による治安維持によって好き勝手ができなかったゲスにとって、ホームステイは彼らの目から逃れ、存分に暴れる格好の機会だった。 あまり周りの話を聞かないでとりあえず周りに流されているだけだった普通のゆっくりにとって、ホームステイはただのお引っ越しだった。彼らは自分の子供以上に畑について理解していなかった。 ゆっくりの体当たりでつぼが割られた家が現れ、7回目のホームステイが全員中止になったとき、里ではゆっくり達の立ち退きが決まった。 どうしてこんなことになったのだろう、と長は思った。 最初はドスの群れが来た時、厄介事が増えたとしか思わなかった、しかしドスと条約について話し合ってるうちにこのドスとはうまくやれそうな気がしていた。 ドスがホームステイをやりたいと言い出した時、最初は面食らったがゆっくりが自分でゆっくりできる努力をしようとしていることを知った時、少しだが、心を動かされた。 つい数週間前まで、このドスとは良き隣人であったと思っていた。努力はするけど努力の仕方がわからない、そんな隣人に努力の仕方を教える。 この長の心は先進国が隣国の発展途上国に支援してるような、そんな感じだったのかもしれない。 昨夜の里の会合では村人たちの殆どがゆっくりのモラル崩壊を嘆いていた。「最初のころはあんなにいい子たちだったのに」、と農家をやっていた老夫婦は嘆いていた。 「だから俺の言ったとうりだったじゃないか!!」と、青年はホームステイを実行した長を責めた。 「ドスが群れの中の問題児を見抜けなかったんだろうな」と分析していたゆっくり好きの青年もここまで被害が出ればやむを得ない、と書類にサインをした。 「すまないが、ゆっくりの群れまで行ってドスを呼んできてもらえないか?」 長は使用人に言った、おそらくこれがドスとの今生の別れになるだろう。 使用人がドスのところに来た時、ドスはこれで人里に行くのは最後になるなと直感した。 人間に物を教えてもらいに行ったのに、最近は人間に迷惑をかけてばかりだった、人間が起こらない理由はないだろう。 それでもドスは人間に感謝していた、普通の人間なら何の警告もなしに自分たちを皆殺しにするはずだ、それがこうやって使者を送ってきたということは最期まで約束を守ってくれるということだ。 「ゆっくりりかいしたよ…」 長から話を聞いたドスは何も反論せずに言った。 「でも、おささんにおねがいがあるよ、ひっこしはいっしゅうかんあればできるけど、むれのおやさいのしゅうかくがまだのこってるの、なんとかたべれるぐらいにそだつまで、じかんがほしいよ!!」 ドスが言うにはまだ群れには収穫前の野菜があり、それがちゃんと収穫できるようになるまで一週間かかるらしい、立ち退きの準備や収穫などで9日ぐらいかかるという。 「私が作ったルールを私が破るわけにはいかないから、一週間後に約束は効力を失わせるよ、でも、君たちが立ち退いてくれる姿勢を見せてくれている以上、 里の誰も君たちに危害を加えようとはしないはずだ。私からもむやみに群れに手は出さないように言っておくよ。」 「ありがとう、おささん、ありがとう…」 そういったドスまりさは里に向かって数歩はねた後、長の方を向いて言った 「いままでありがとう!!めいわくをかけてごめんなさい!!にんげんさんみんながずっとゆっくりできるといいね!!!」 最後にこういい残したドスはすぐに群れのある山に向かって駆け出して行った。 「君たちも、ゆっくりな…」 長はしばらくの間、ドスの背中を見送っていた。 「みんな、ひっこしのじゅんびだよ!!ゆっくりじゅんびしてね!!」 ドスは群れに帰ってすぐ仲間のゆっくり達に自分たちが立ち退かなければならないことを伝えた。群れのゆっくり達の反応は様々だった。 予想はしていたのか、残念そうな顔をしながら巣に向かう側近や勉強熱心なゆっくりたち、何が何だかわからないがとりあえず引っ越しだということで家族を集めるゆっくり達、 そして、にやりと笑いながら群れから消えた一部のゆっくり、こいつらにはだれも気づかなかった。 一週間たって、ドス達は引っ越しの準備を終えた。引っ越しの間の食料には少し不安があったが、ホームステイでお世話になった里の人間が何回かお菓子を差し入れてくれた。 野菜も収穫にはまだ早かったが、種は回収できたためすぐに引っこ抜いてドスやまりさ種の帽子に入れた。引っ越しに時間をかけすぎて長に迷惑はかけられない。 「それじゃあみんな、ゆっくりならんでね!!いまからどすがみんないるかどうかかくにんするよ!!」 ゆっくりを種類毎に並ばせて数を確認していくドス、あれ、おかしいな、何匹か足りない… 何匹かで探しに行かせようか?そう思った時、木の蔭からいなくなっていたゆっくり達が出てきた、あのまりさや、群れの問題児たちだった。よかった、すこしびっくりしちゃったよ… しかし、そのゆっくり達、その先頭にいたあのまりさが言った言葉にドスはもっとびっくりすることになった。 「みんな!!ゆっくりできないあくのどすをたおすよ!!いまこそせいぎをつらぬくときだよ!!」 反乱?こんな引っ越しで忙しくなるというのに!!よく見るとまりさの後ろにはかなりの数のゆっくりが居る、きっと群れとは関係ないゆっくりも仲間に引き込んだんだ。 「ゆゆ!?ちょっとまってね!!ゆっくりしてね!!どすがきらいだというならりゆうをきかせてね!!」 「りゆう!?そんなのどすがわるいゆっくりだからにきまっているよ!!みんな、いまからまりさのはなしをきいてね!!」 なにがおこってるの?なんかあそこでまりさがしゃべってるよ!! ドスや側近たちはあくまで冷静だった。今までゆっくりの反乱がなかったわけではない、それもほとんどはドスの筋の通った話を聞き、納得した上で反乱の鎮静化に成功している。 今回だって、きっと話せば分かってもらえる、そう思い、まずはまりさの話を聞くことにした。 「みんなよくきいてね!!どすはゆっくりをいじめるにんげんとなかよくしているわるいゆっくりなんだよ!!」 「ちがうよ!!どすはつよいにんげんさんとなかよくすることでゆっくりをゆっくりさせてくれようとしたんだよ!!」 一匹のれいむに論破された。 「どすはにんげんのようにおやさいのできるばしょをあらかじめたちいりきんしにしてゆっくりたちのちゅうせいしんをためそうとしたんだよ!!」 「ちがうんだぜ、それはどすがおやさいのたねをうえるばしょをじぜんにかくほしてただけなんだぜ」 一匹のまりさに論破された。 「にんげんがやさいをそだててるなんてうそだよ!!まりさはぱちゅりーやありすとおなじことをしたのにやさいなんてはえてこなかったよ!!」 「ちにゃうよ!!ほうれんそーさんはちゃんちょちゃねをうぇてもはえてこにゃいこともありゅってありしゅいってちゃもん!!」 子供にまで反論された。 「そうなんだね、みんな…」 まりさが俯いた。やっと理解してくれたんだと、群れのゆっくりは安堵 「みんなどすにせんのーされたんだね!!かんぜんにせんのーされたゆっくりはゆっくりしんでね!!」 しなかった。 このまりさにとってはドスが悪であること、お野菜は勝手に生えてくるということはすでに決定事項だった、悲しいまでに強い信念といってもいい。 そんな奴と話し合いで解決なんてできるわけがないのだ。 群れの問題児、ゲスにとってはドスの言うことは理解はできてもそんなのどうでもよかった、むしろ自分で野菜を育てるなんてゆっくりしてない、 人間が育ててるんならそっから奪えばいいと思って言えるような連中だ。 群の外や、隣の山から参加したゆっくり達にとってはドスの話は全然意味不明だった。ただ、あのまりさが悪いドスをやっつけるから協力してほしいと聞いて参加しただけだ。 そもそもいきなり野菜の種がどうこう言って理解しろという方が酷だというものっだろう。 もう駄目だ、 話し合いで解決はできない。 そう判断したドスの行動は早かった。 「みんな、いそいでにげるよ!!」 けがや病気、ぱちゅりーなど素早く動けないものは帽子に入れた。 周りのゆっくりもドスに合わせて子供を口の中に入れる。 そしてドスと群れのゆっくりは一目散にその場から逃げだしてしまった。 もともとこの土地は捨てる予定だったのだ、むやみに戦って無駄な餡子を流す必要はない、ずっとこの場所に執着していたドスだったが、一度見切りをつけると行動は早かった。 「ゆっ!!あくのどすがにげるよ!!みんなついげきだよ!!」 「まつのよまりさ、まずはてにいれたこのゆっくりぷれいすをちゃんとせいりして、ゆっくりできるようにするのよ!そのあととかいはらしくすっきりするのよ!!」 「せんりょうせいさくだねー、わかるよー!!」 遂にまりさは悪のドスからゆっくりプレイスを取り戻すことに成功した。 まりさは群れの仲間とともにこれからのことを話し合う。 人間との条約?ゆっくりを虐める悪の人間と約束することなんてない。 人間のものを奪ってはいけない?人間の畑にあるものは人間が独り占めしたものだ、それを奪うことは正義が悪にはむかうこと、むしろ推奨されるべきことだ。 すっきり制限?するわけがない、子供がいるとゆっくりできる、ゆっくりは正義だ、すっきりも大いに推奨されるべきことだ。 「ふう、この日をどんなに待ちわびたことか…長は条約が無効になっても群れのゆっくりには手を出すなとは言ってたが…条約が無効になった以上、俺がゆっくりを何匹虐めても おれが罪に問われることはないもんな。」 まりさはとてもゆっくりしていた、逃がしてしまったとはいえ、念願だった悪のドスを追い出すことができたのだ。 これからは自分がこの群れを、正義の群れとして、ゆっくりできる群れにしていこう。 「おぉ、長の言う通りだな、まだ引っ越していないゆっくりが居やがる…だがもう条約なんて関係ねぇ!饅頭を潰すことにもう誰にも文句は言わせねえ!!ひゃあ!!虐待、虐殺、虐待だぁ!!」 まりさの理想が崩壊するまで、もう数十秒もなかった。 完 10月26日 1910 セイン このSSに感想を付ける
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玉井麗巳 あっちに美味しいホットドッグ屋があるんだって。ねぇ、行ってみない あの看板はなんて書いてあるんだろ…携帯の辞書機能?あ、そうか いつかプロになったときのために、英会話はちゃんとやっておかないとね 簡単な英会話ぐらいはできるように…ほら、ゴルフってワールドツアーあるし 車が反対側走ってて、ついビクッとしちゃうよね とりあえず英語をマスターすれば、他の国でもなんとかなるってさ 何もかもがビッグサイズって感じだよね。ジュースとかもうすごいよ 部活の子たちにお土産を買って行かないと。選ぶの手伝ってね 身振り手振りでもなんとかなるね。ノリと勢いって大切なんだね わからない言葉がある?そこはほら、ボディランゲージで プロになったら世界中回るんだよね。今のうちから慣れておかないと 差し入れタイム あ、ちょどよかったぁ。ほら、日本語が恋しくなっちゃってね~ いつも差し入れありがとう。帰国したらお返し期待しといてね~ 英語でなんて言うんだろう…って考えているうちに会話が進んでて大変だよね~ 英語を聞くのも話すのにも慣れてきたかも。ホームステイに来てよかったよ~♪ おっと、差し入れを持って来てくれたの?ありがと、嬉しいよ。 お、何かいいもの持ってるね~どれどれ、お姉さんに見せてごらん? キミのステイ先ってキャンディー屋さんかなにか?いっぱい持ってるよね。 キャンディー占い?出た色が今日のラッキーカラーなの?どれどれ~ このピンクとムラサキの飴とかすごいよね。どんな味がするんだろ。 ゴルフ場にもよく飴が置いてあるんだよ。今度一緒に行ってみる? これはキャンディー。こっちはロリポップ。さて、違いは何かな~? サンキュー♪ほら、ホームステイ中だから英語でお礼を言ってみたよ。 そうそう、さっきドイツの人と会ったよ。英語が話せる人でよかった~ ちょうど甘いものが欲しいなって思ってたんだ…なんかすごい色だね。 疲れた時には甘いもの?あはは、差し入れを持って来てくれたんだね。 どう?英語には慣れた?案外、ノリと勢いでなんとかなるよね。 日本の飴も混ざってるの?どうりで食べ慣れた味があるって思ってた~ ハロ~♪まだキャンディーは残ってる?一つ貰ってもいいかな? 二人で楽しく食べられるものがあればなぁって思ってたんだけど…あるかな? フライとピザばかりで甘い物が欲しくなっちゃったよ。何かある? マーケットにキロ売りでキャンディーの山があったのはビックリだよね~ ん~っ、ちょっと休憩。ほらほら、隣に座りって話し相手になりなさい。 和風のキャンディーもあるって聞いたんだけど…まだあるの? よかった~♪ 差し入れ完了 甘くておいしい食べ物ってしあわせだよね~もう一個いい? アメリカ以外にもホームステイしてみたいね。ヨーロッパの方とか。 いっぱい食べたよね。これは本格的にお礼を考えとかないと… いつも心配で会いに来てくれてたんだよね。…隠さない隠さない。 英語でキャンディが欲しいです、ってなんて言えばいいんだろう? おいしいね~他の味と混ぜて食べてもおいしいね~しあわせだよ~ おいしいね。これはモモ味…ピーチフレイバーだね。うん、ピーチフレイバー♪ オヤツの時間だね。英語でオヤツの時間って何て言うのかな?調べてみよ。 噛まずにゆっくり舐めて忍耐力を鍛えるといい…らしいよ。 キャンディーとキャディーって響きが似てて、ねぇ? 結構減ったね。あれ、食べた事のない色があるね。これは何味かな?あーん。 この味はお気に入りやつだ♪何個かお土産で持って行ってもいいかな? ゴルフ場の芝生色?…わわ、本当だ。しかもホウレウ草味のキャンディーなんだ~ 今度は目を瞑ってとったキャンディーを食べるぞ…これっ!…どピンク!? 最初は聞き取れなかったけど、日常会話ぐらいだったらなんとか…かも? さっきはピンクとムラサキを食べたから、次は青いキャンディーを貰おうかなぁ。 すぐ食べ終わっちゃうから、もう一個貰ってもいいかな? 少しホームシックだったけど、キミの顔を見たら元気が出て来たよ。ありがと。 ステイ先にもたくさんキャンディーがあるんだ~これはまた違う味だね。 ステイ先のお子さんにもあげたら喜んでたよ。ヤミィ~♪って。病み付きって事かな? ちょっと口に入れるには勇気のいる色だよね…ってもう食べてる!おいしい? 疲れた時にはやっぱり甘い物だよね♪ん~疲れが癒されてく~ ど れ に し よ う か な ~ っと、よしこれっ。 どれがキミのお勧めかな?…え、このピンクとムラサキのマーブルがおススメ? どれにしようかな、天の神様の言う通り…っと、この色は…オーマイゴッ~ト! 何色あるんだろう? 目指せ全色制覇!次は緑色のキャンディーをパクッ。 日常会話ぐらいなら考えずに喋れるように…信じてないなぁ? 日本語を聞くとほっとするね。やっぱり日本人だわ~ 棒がついてる方がロリポップ。どの色を食べるか悩んじゃうな~ 真っ白なキャンディーを発見。白って何味か一番見当がつかないよね~ マムが山のように食事を盛るから、『a Little』を覚えたんだよ。 丸いキャンディーにステッキの形のキャンディー。見た目も飽きないよね~ 見た目はスゴイ色だけど味はなかなか…うーん、甘~い。 ムラサキ色のキャンディに挑戦してみるね……こ、これは、デリシャー…ス? もう一つ貰っちゃおうかな…わわ、これ辛い!?飴なのに辛いなんて~ モゴモゴ…舐めながら動いたりすると、喉に詰まっちゃうから気を付けてね~ やっと食事にも慣れてきたよ。なんでも山盛りに出てくるから最初は驚いたよね~ ロリポップキャンディを舐める姿が可愛い?こらこら~ わぁ、原色そのままって感じの色だね。ま、いただきまーす。 わわっ、大きいキャンディーだね。どこで売ってたの?普通にマーケットで? すごいピンク色だね…食べると意外な味がするの?どんな味だろ? あっま~ 日本のとは違って甘さに限界がないよね。さすがにどうかな~ 両手いっぱいにキャンディーをくれるの?今は一個だけで大丈夫。 キャンディーまでビックサイズが来るとは。キミも色々持って来るね~ キミに会えばキャンディーが食べられると思って探してたんだ。何味にしようかな~? この色は…バイオレット、かな?でも、おいしいから何か悔しい~♪ 今度は目を瞑ってとったキャンディーを食べるぞ…これっ!…どピンク!? ダッドはよくガムを噛んでるんだ。みんな飴とかガムとか好きなのかな。 キャンディーを貰った分だけキミの優しさを感じるよ。ありがとう。 ロリポップキャンディーも食べてもいい?甘くてたまらなくて~ 長谷川美卯 アメリカは何でも大きいので、私も実は大きくなったんじゃないかと思いました~ 英語が聞き取れるようになったんですよ。見てて下さい…ワ、ワンスモア こちらの動物園にはぜひ行きたいです。ZOOです。ZOOですよ この子ですか?滞在先の子で、ピョンターさんです 最初は迷いましたけど、やっぱり来てよかったです。とても貴重な経験ですから ジュニアスクール?ジュニアスクールは…小学生?!違いますよぅ 先輩はどこか行きたいところはありますか?一緒に行ってもいいですか 先輩、なんだか大きい人が多いです。ここは巨人さんの国ですか そこで絵葉書が売ってましたから、クラスの子に出そうと思いまして 日本との時差は…あっ、今ならお家に電話しても大丈夫ですね ピョンターさんと記念写真を撮ろうと思って。シャッターをお願いできますか ピョン太はさすがにお留守番ですね~元気にしてるかなぁ ふんふん…ふんふん…ふんふん…半分くらいわかりました 差し入れタイム 甘~いものが食べたくなっちゃいました。先輩、キャンディーはありますか? あ、先輩。差し入れを持って来てくれたんですね。ありがとうございます。 英会話にも慣れて来ました。イエスとノーはハッキリ言わなきゃダメですよ~ 英語ばかりで頭の中がグルグルしてますよ~ちょっと休ませて下さい~ 英語、ちょっと、むずかしいデースって言っても通じませんでした~ オーケー、サンキューサンキュー♪先輩、私の英語は上手ですか? キャンディとロリポップの違いってなんですか?大人用と子供用でしょうか? キャンディーの差し入れですね。いつもありがとうございます♪ キャンディーを持ってきてくれたんですか?わぁ、今度は何味かな~ これが飴なんですか?とってもカラフルで素敵ですよね~♪ これはライム味キャンディーですか。ライムって日本語でなんて言うんでしょう? ずっと英語ばかり喋ってたら外国人になっちゃいそうですね~ 先輩が来ないかなって待ってたんですよ~来てくれてよかったです。 先輩からの差し入れ、一人で食べるのは寂しいですから一緒にどうですか? 先輩、差し入れを持って来てくれたんですか?わ~嬉しいです~♪ 先輩、また来てくれたんですか?私が心配で?…えへh、うれしいですよ~ 次はどんな色のキャンディーが飛び出してくるのかな?ワクワクします♪ とっても甘い香りがしますね~色もカラフルでとってもステキです~♪ ピョンターさんはダメですよ~食べちゃいけない成分があるかもしれません。 ピョン太の分も?いえ、今は日本にいますから~ ふう、一休み~キャンディーを食べながらお話しましょう。 マーケットでキャンディーを買おうと思ったんですが探せなくて…ショボーンです。 わわ、こんなにいっぱい差し入れを…どれにしようか迷っちゃいます~ 差し入れ完了 赤と青のキャンディー、どっちにしようかな?え、両方食べてもいいですか? 今食べてるキャンディーの味が途中でかわりました!イッツマジックですか? えへへ、甘くておいしくてホッとしました。もう少しお話しませんか? 大きいキャンディーもあるんですね。私のお口には入りそうもありませんよ~ キャンディーの香りがすると先輩が近くにいるような安心感があるんですよ~ キャンディーは何個食べても飽きませんねぇ。もっとたくさん食べたいです~♪ キャンディーもおいしいし、海外はとっても楽しいし。来てよかったです♪ キャンディーも山盛りですよ。何でも山盛りで目が回りそうですよ~ キャンディーを食べたらどこへ行きましょうか?やっぱりZOOですか? キューカンヴァー味って何ですか?どんな味でしょうか? 巨人の国に来てしまった気分で…先輩に会えてホッとしました~ ここは英語でお礼を言わないと…えっと…て、テンキューフォーエバー! この味は何味かな~?私の好きなお野菜味かな?果物味もいいな♪ この飴には先輩のやさしさが入ってますね♪えへへ、とってもおいしいですよ~ これを食べたら英語のお勉強をしてくれるんですか?わ~い♪ 今度はレモネード味ですか?酸っぱいですか?酸っぱいですよね? サンキューですよぉ。ユーアーウェルカムですよ~♪ ステイ先のお母さんと仲良くなったんですよ。本当に子供みたい、って。 先輩と同じ味のキャンディーに決めました。えへへ、おいしいですね~ 先輩とキャンディーを半分こ…あれれ、割れませんね。かたいです~ 先輩と食べるキャンディーは格別ですよ~また食べてもいいですか? 先輩のポケットは魔法のポケットですよ。たたくとキャンディーが増えますよ~ 先輩はイチゴ味。私はブドウ味でピョン太はニンジンさんですよ~♪ 先輩、いつもありがとうございます。何かお礼がしたいですよね~ 先輩、ハロ~ですよ~♪私の英語力はどうですか?すごいですか? たくさんキャンディーをもらったので、私も先輩にお返しがしたいです~ 次はキミドリ色です!食べるまで何味かわからないから楽しいですよ~ 次はチェリー味ですか?チェリーって日本語だと…あれれ、何でしたっけ? 動物園限定のキャンディーですか?わ~い、ゴリラさんの形もありますよ~♪ どれもおいしいです。ピョンターさんも食べられるのがあるかな~? どんな味が出るかはお楽しみ?じゃあ、ピョンターさんに選んでもらいます~♪ 日本語がわかる人が先輩しかいなくて困ってました~会いたかったです~ はぁ、先輩に会えるとほっとしますね~キャンディーもほっとします~ ピョンターさんと一緒にレッツイングリッシュですよ。ヒアウィーゴーです♪ ピョンターさんと先輩と一緒におやつタイムですよ~♪何から食べようかな~? ピョンターさんにはニンジンを?ピョンターさん、キャロットですよ~♪ プ、プリーズキャンディー一個イエーイ!私、英語を話せました~♪ ホームステイってドキドキだけどワクワクもいっぱいで楽しいですよ~ 身振り手振りでがんばってますよ。ピョンターさんも応援してくれています~♪ モグモグ♪噛まずに最後まで…あ、噛んじゃいました~ もっと食べてもいいですか?次はとっても甘いキャンディーが欲しいです~♪ ロリポップキャンディーは名前がかわいいくて、おいしそうです~♪ ロリポップキャンディーを舐めてると間違えられそうですか?困りました~ わぁ、ありがとうございます。いただきますね。 私は発見しました。甘いのは色が濃いやつです!…これはすっぱいです~ 月白陽子 あまり危ない場所には近づかないでね。最後まで楽しく過ごしましょう あ、生水を飲んじゃダメよ。そういうことができる国って少ないんだから 英会話が上達するコツ?そうね、思考回路を英語に切り替えることよ 英会話と英語の授業はちょっと違うわね。だから、こういうのが大切なのよ 帰ったら英語の成績が上がってそうね。それとこれとは別?こらっ 課外活動の一環だということを忘れないようにね。私からはそれだけよ 今日はスーパーマーケットで買い物して、みんなでご飯を作りましょうか この先に美味しいレストランがあるんですって。みんなで行きましょうか こら、あんまりウェイトレスさんを見てないの。まったくもう それじゃあ、行ってみて。全部私に任せてたら、意味ないでしょう だいぶ英会話にも慣れてきたみたいね。身振り手振りも大事ってわかるでしょ 道がわからないの?じゃあ、現地の人に聞きながら目指してみましょうか 差し入れタイム 一緒におやつ?ふふ、おやつって英語で言ってみてくれる? いつも差し入れをありがとう。今度は私が何かごちそうするわね。 色んな味のキャンディーがあるのね。キミのおすすめはどれかしら? 帰国したらレポートとテストがあるから。そんな顔しないの。簡単だから。 キャンディーまでビッグサイズなのよね。一人で食べるのは大変そうだわ。 キャンディーを持って来てくれたのね。ありがとう。元気が出るわ。 キャンディー、量り売りだったでしょ?こちらはそれが多いみたいよ。 こっちのお菓子ってなんていうか…その…Vividって感じよね。 こっちは日差しが強いわね。念のため、日焼け止めを持って来てよかったわ。 差し入れを持って来てくれたのね。そんなに買ってお小遣いは平気? それで、この中であなたのFavoriteキャンディーはどれかしら? なんだか日本の味が恋しくなるわね。これもホームシックかしら。 一人じゃ食べきれないから一緒に?そういうことならいただくわね。 文化の違いって大変だけど、そこが面白いわよね。あなたもそう思うでしょ? ホットドッグの屋台?ああ、あれは…ふふっ♪英語で屋台をなんて言うかしら? また差し入れを持って来てくれたのね。いつもありがとう。 もうすぐホームステイも終わりね。どう?英語って楽しいでしょ。 レモネードを売ってるわね。子供たちのアルバイトとしてはポピュラーなのよ。 私だけじゃなくて、他の子にもあげてね。学生同士の交流は大事よ。 ん~ずっと英語で話しているとさすがに疲れるわね。少し休憩しましょう。 差し入れ完了 青いのは何味だと思う?正解は…メロンっぽい感じだと思うのだけど。 あとでみんなで写真を撮りましょう。ホームステイの思い出に、よ。 あ、今食べたキャンディーおいしかったわ…でも、どれを食べたのかしら? うん、おいしいわ。この味は…フルーツ系よね。なんのフルーツかしら。 おいしいのだけど、もう少し小さいとありがたいわね。アゴが疲れちゃって。 かわいいキャンディーね。食べちゃうのがもったいないくらいだわ。 気軽に食べられるからいいわいよね。でも、食べ過ぎると体重がちょっと… キャンディーってほとんど砂糖で出来てるのよね……今は考えないようにするわ。 キャンディーとグミとチョコレートがこちらではポピュラーなお菓子ね。 キャンディーの中に何か…!!!??むむむ虫入りはちょっと~ 休憩時間くらいは日本語でもいいわよ。でも、英会話うまくなったわね。 気をつかってもらって悪いわね。ありがたく頂戴するわ。 黒いキャンディーはだいたいコーラ味でいいはずよ…辛っ!黒コショウ入り!? コーラばかり売っている?日本でいうお茶がこっちだとコーラみたいなものだし。 この赤いキャンディーは…辛っ!どうして唐辛子なんか入っているの?! これは黄土色でいいのかしら?…どうしてカレー味のキャンディーなんて作ったのよ。 こんなにキャンディー食べたの、人生で初めてね。きっと。 最初食べたときは驚いたけど、今はこの味にも大分慣れたかしら。 白いキャンディー?日本だとハッカだけど…これは…サワー系かしら? スイッチを入れるとキャンディーが回転する?あはは、面白いわね。 少しわかってきたわ。この赤いのは…うん、やっぱりブラッドベリーね。 先生方のお土産を買わないと…やっぱりお酒が一番喜ぶわよね。ふぅ~ そこのカフェでティータイムにしましょう。少しは付き合いなさいね。 それじゃあ、この黄色のをいただくわね…んっ、酸っぱ~いっ! ついつい買い過ぎちゃったの?もう…でも気持ちははわかるわよ。 中に人形が入ってるキャンディーがあった?食べるのが大変そうよ。 日本語で話すのがなんだか久しぶり?そうね。なんだか変な感じよね。 日本に帰っても英会話で話す時間をちゃんととらないとね。継続こそ力なり、よ。 日本のLサイズって、こっちだとMサイズなのよね。気を付けないと。 ノドが乾かない?キャンディーのお礼になにかおごるわよ。 二つ一緒に舐めると味が変わるそうだけど…あっ、本当。味が変わった。 ふふ、もう日常会話は大丈夫そうね。今、すごく自然に話をしていたわよ。 ほら、恥ずかしがらずにボディーランゲージもしてみなさいよ。より伝わるわよ。 見た目ほど濃い味はしないのよね。なんだか、不思議な感じだわ。 紫色のキャンディー、グレープ味だと思うけど点よかった、グレープだわ。 ラーメン屋があった?ああ、こっちでもラーメンは人気食だそうよ。 Favoriteは一番のお気に入りよ。私のFavoriteは、これね。 Incredible!!信じられないくらいおいしいわっ! Thanks♪ちょうど甘いものが欲しいと思っていたの。 YESとNOはちゃんと言うように。意思表示がなにより大切なのよ。 飛原鋭子 ああ、ちょうどいい。少し相手をしてくれ。何って、将棋に決まっているだろう 頭で英語を考えていると、会話の速度にはなかなか追いつかないものだ 会話をするよりも英文を紙に書いた方が早い?…ありえるかな グッドモーニング…どうした?そんな不思議そうな顔をして こちらに来て確信したよ。英語の授業と英会話は別物だ 先ほどからサムライ、サムライと声を…なんだと思われてるやら さて、皆への土産を考えなければ。なにがいいだろう サンキュー…だから、なんだ?そういう趣旨だろう 授業としての英語とはまた別だね。だからこそ来る意味もあるんだろうが 将棋相手がいないことを除けば、こちらの生活も慣れてはきたよ 扇子を広げて見せたら拍手を貰ってしまった。大したことではないのだが 滞在先で将棋を教えているのだが…まだ慣れてくれてはいないね 日本語のTシャツが売っているけど、人気があるのだろうか 日本食が恋しくなるものだね。…誰か作ってくれないものかな 百の言葉よりも一度の経験か…今回はそのことを身を持って知ったよ ふぉとぷりーず?ああ、また写真か。すまないが頼むよ ふむ…言葉が通じないと言うのは想像以上に大変なものだ 和服姿が見たいというのだが…この姿は、期待はずれではないだろうか 差し入れタイム あまり食べ過ぎると夕食が入らなくなってしまうかもしれないが…まぁ、いいさ。 いつも貰っているキャンデーはどこで買っているのかな?土産にしようと思ってね。 いつも貰ってばかりでは悪い。日本へ帰ったら何かお礼をしないと。 色々と面白いキャンディーを見つけてくるね。いつも楽しみにしているよ。 大きなキャンデーだがどうやって…金づちで砕いて食べる?…すごい発想だね。 お店の人におまけをしてもらった?とはいえ、買い過ぎではないのかな? おや、いつもの差し入れかな?今日はどんな物を持って来てくれたんだい? おや、差し入れを持って来てくれたんだね。ありがとう。では、休憩しよう。 おや、また差し入れを持って来てくれたのか。随分と気を遣うね。 おや、また差し入れを持って来てくれたのか。いつもすまない。 原材料が気になる?細かい事を気にしない方がいいのかもしれないな。 子供の絵本のようなお菓子が、こうも実在しているとは。 これはまた奇妙な色の…普通のキャンディ?本当に? これはまた不可思議としか言いようがない色合いだね。いったい何味なんだろうか? 差し入れかい?ついでに一局付き合ってくれないか?頼むよ。 差し入れを持って来てくれたのかな?その大きな袋をみればわかるさ。 しかし、色んなキャンディーがあるものだね。全部食べるのは難しいかな。 しかし、大きな飴だな。これだけのものを一人で食べるのは大変だよ。 食物繊維入りのキャンデー?なるほど、健康志向というものか。 少し座らないか?なに、一人で休憩するのも少々寂しいと思ってしまってね。 ちょうど休憩に入ったところなんだ。いただくとしようか。 糖分は脳への栄養補給というが…まあ、食べ過ぎには注意かな。 慣れてくるとこの味もまた趣きがあっていいものだ。慣れてくれば。 なんだか絵に書いたようなお菓子だが…これがこちらの国の流儀なのかな。 なんだか貰ってばかりで申し訳ないな。この借りはそのうち… またあのキャンディーかな?今度はどんなものがでてくるやら。 よかった。ちょうど英会話の練習相手を探していたんだ。…先にこれを? ん、今度は何味を持ってきてくれたのかな?なんだか楽しみになってきてね。 差し入れ完了 青いキャンディーか…しかし、本当に青いね。どうやったらこんな色になるのだろう? 赤い飴か。イチゴ味かな?ふむ………これは何味と言えばいいんだ? 飴を持って来てくれて…ちゃんとキャンディーと言わないとダメ? 意外にも日本のTVが見られるのだよ。ほら、このチャンネルがそうだ。 岩本からのメールで射撃場がどうとか言っていたが…まぁ、いいか。 うん、このキャンディーはおいしいね。ほら、食べてみるといい。 うん、これは比較的好みの味かな。ほら、そこの水色のキャンディーだよ。 英語は得意とは言えないが、まったくというわけでもないよ。 思った以上に甘かったり、逆に薄い味だったり…面白いものだ。 おや、将棋の番組だ。この前の名人戦か…そう来るか!なるほど、勉強になる。 おや、そのキャンデーもおいしそうだね。同じのがあったらくれないか? お?はは、これは面白いよ。口の中で味が次々に変わっていくみたいだ。 黄色いキャンディーだね。これは前に食べたレモンの…ん?パイナップル? キャンディー専門のお店がある?面白そうだが、どうなっているのやら。 キャンディーとロリポップの違い?たしか、棒付飴がロリポップだった筈だが。 キャンディーのお返しに将棋の指南を…また今度でいい?遠慮しなくてもいいが。 今日の夕飯はステーキだそうだ。どうにもあの量は… 今日は和食を作ってみようかと思っているのだけど、手伝ってくれないか? 靴を履いたまま家の中へ入る習慣だけはどうにもなれないものだよ。 好意的に迎えられている、と考えてもいいのかな。 こういったものは日本でも手に入るのかな?輸入食品にあることも? 公園で将棋を指していたら人が集まって来てね。質問攻めにされてしまった。 こちらでは当然だが、チェスの方が主流か。将棋も流行るといいのだけどね。 こちらの青いのは…たしか、ライムだったかな?ふふ、正解だね。 こちらの方が将棋を覚えてくれてね。今は中々の腕前だよ。相手をしてみるかい? こちらの方ははっきりと意思表示をするので、少々戸惑うな。 こちらのキャンディーはとても甘い香りだね…ん?思ったよりも甘くないね。 こちらのラジオ番組もようやく聴き取れるようになった。なかなか面白いよ。 こちらのラジオも聴いてみたのだけど、まだまだヒアリングがおいつかないよ。 こちらは歩道が随分と広い。歩きやすくてとても快適だよ。 子供の頃から、キャンディをかむ癖がある?ふむ、人それぞれか。 この赤い色のキャンディーは…うん、ブラックベリーだね。覚えているよ。 この棒付飴は…ロリポップと言わないと駄目?妙なこだわりがあるなぁ。 これで積みだ。…考えるdふぁけ考える?そうか、では待つとしよう。 これは不思議な味がするね…今まで食べたことのない味だ。うん、面白い。 今晩はごちそうだと言っていたよ…我々も覚悟を決めておかないとね。 さすがにこちらで西京漬けは…売っていた?ど、どこに!? しかし、英会話というのは本当に難しいよ。会話の速さに慣れなくては。 しかし、よくあれだけの量が食べられるものだ。感心してしまうよ。 時代劇を流しているチャンネルも見つけたよ。ミフネはこちらでも人気だそうだ。 ジャパニーズ?と、聞かれるね。誤解が少なくて助かるよ。 将棋をさしながら食べることはあまりしないのだが、今日はよしとしようか。 少しだが、英会話にもなれてきたよ。大切なのは文法ではなく勢いだね。 生徒同士の会話もなるべく英会話で?ふふ、月白先生は中々厳しいね。 せっかくの差し入れだ、ありがたく戴こう。ところで、何の味なんだ? せっかく持って来てくれたんだ。みんなで一緒に楽しむとしようか。 そこの公園でチェスをしている人がいるそうだ。一手ご指南を受けてくる。 その黄色いのは何味だい?ビタミンドリンク?そんなものもあるのだね。 食べたら少し身体を動かそうか?こちらの食事はとにかく量が多いからね。 チェスか。基本のルールは同じはずだから、すぐに覚えられるものさ。 月白先生は流石の一言かな。当たり前のように会話が成立している。 どうやったらスムーズに会話ができるのか…中々、難しいね。 どちらの道だったかな…おお、ちょうどいい。あそこにいる人に聞いてこよう。 飛んでいる鳥も川を泳いでる魚も違うね。あれはなんて言う鳥だろうか? なかなか日本ではお目にかかれない色をしたキャンディーだ… 肉ばかりの食事はさすがにね…野菜が食べたい…漬物もいいね。 日本に忍者はいるのかと聞かれてね。ついつい、前田の写真を見せてしまった。 日本のアニメやゲームがこちらでは人気らしいね。生憎、そちらには疎くてね。 ふぅ~キャンディーの甘さが、今は身にしみる感じかな。 フリードリンクのお店が多いのだね。コーラばかりなのが難点だが。 他のお菓子も試してみたいところだね。何が売っているのやら。 緑のキャンディー?緑茶の様な色だが味は………なぜ、りんごの味が? 身振り手振りを加えて会話か…なるほど、人間としての基本かな。 昔、ラジオでUFO襲来の偽ニュースを流して大混乱した事件があったんだ。 やはり相手がいた方がいいな。すまないが、将棋の相手をしてくれないか? やはり身振りを加えた方が相手に伝わるのだね。多少、面映ゆいがね。 Mサイズを注文したらLサイズの大きさでね…次からはSサイズを注文するよ。 白鳥詩織 あ~玉井先輩、この写真は…えっと、これ、渡してもいいのかな あ、大きなクレープを持って嬉しそうな月白先生が写ってる。なんだか可愛いね あ、こんな長谷川さんの写真は見せられないよ あ、パジャマ姿の月白先生…こ、これはいいのかな あ、飛原先輩がラジオを聞いてる写真。聞いてるのは音楽なのかな あ、飛原先輩。和食を食べたんだ~いいな うさぎちゃんたちに囲まれて、幸せそうな長谷川さんの寝顔写真だよ えーっと、眼鏡を外した月白先生…印象がちょっと違うけど綺麗だよね カフェで英語の本を読んでる月白先生の写真…なんだか素敵だね 記念写真だよね、ちょっと待って。えっと…はい、飛原先輩の写真 言葉は通じなくてもなんとかなるって、玉井先輩。ほら、この写真なんて 子供たちを集めて、講義でもしたのかな?この子たち真剣に先生のこと見てるよ この写真がいい?どれ?…うん、これも素敵な感じだよね これはなんていう動物?見たこともない子と一緒に写ってるね、長谷川さん さすが英語の先生。月白先生がこっちの人と話し込んでる写真があるよ 写真だよね。飛原先輩のとっておきの写真…どんなのか?ええっと 将棋をしてる時の飛原先輩は、やっぱり格好いいね 先生、いろいろ声をかけられて困ってるみたい。こっちの人は積極的だね 玉井先輩だけじゃなくて、皆基本的には私服姿だよね 玉井先輩とゴルフ仲間との記念写真だね。みんな笑顔で素敵 玉井先輩の性格に憧れちゃうな…先輩は先輩、私は私 玉井先輩、ゴルフしてる写真はキリッとしてるのが多いね 玉井先輩、ゴルフを楽しんでるって。いいことだよね 玉井先輩、フレンドリーだから友だちたくさんできたって。すごいね チェスも強いんだね〜やっぱり将棋と近いからなのかな 月白先生が居眠りしてる写真だ~引率、お疲れ様です 月白先生って、編み物も上手なんだ~…でも、今は暑くないかなぁ 月白先生の記念写真だよ。失くしちゃ駄目だよ 月白先生の写真は、大人の女性って感じの写真が多いね。憧れちゃうな 月白先生、こっちの料理に挑戦したみたいだよ。すっごく美味しそうな料理 どの写真がいいかな? この笑顔の素敵な飛原先輩の写真とか 何気ない写真も全部、想い出に残る記念写真かな。これなんてどう 寝ちゃってる玉井先輩の写真…?さっきあったけど…どうするの はいはい、玉井先輩の記念写真なら確かここに はい、玉井先輩の記念写真。先輩は相変わらず?そうなのかな はい、長谷川さんの記念写真。うさちゃんかわいいね はい、長谷川さんの記念写真。失くしちゃ駄目だよ はい、飛原先輩の記念写真。落としたりしないようにね 長谷川さんの記念写真だよね?待って、たしかここに…あった 長谷川さんの記念写真? あるよ。どれから持って行くの 長谷川さんはお肉が苦手だから、食べ物に困ってるみたいだね〜 長谷川さん、こっちの動物ともたくさん写真撮ったみたいだよ 長谷川さん、珍しい野菜がたくさんありました、って 飛原先輩綺麗に写ってるよ。見て見て、これ 飛原先輩の記念写真だよ。ちゃんと高崎さんに届けてね 飛原先輩の写真て、どれも素敵だよね。羨ましいなぁ 飛原先輩は、将棋をしてる写真が多いね~こっちで教えたりしてたのかな 飛原先輩は、勝負にはいつも真剣勝負だね。ほら、トランプでも ふふふ、やっぱり玉井先輩の写真はゴルフしてるところが多いね ホームステイ先のワンちゃんたちと…長谷川さん嬉しそうだね 見て、こっちの動物園で楽しそうにしてる長谷川さんだよ
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★<佐賀県 佐賀県被災者支援> ●【問合わせ先】:被災者支援チーム 電話 0952-25-7385 ファックス 0952-25-7386 Mail hisaishashien-g@pref.saga.lg.jp 【佐賀支援HP】 http //www.pref.saga.lg.jp/web/index/bousai-top/bousai-kinkyu/touhoku/_53797.html ●【制度の概要】:【対象地域であれば、罹災者証明書不要!!】 ・往復交通費の支給(到着後後払い) ・家賃無料・家電7点無償貸し出し ・日常品無償貸し出し ・見舞金支給(世帯一人あたり3万円) ・無利子貸付金貸与(上限30万円) ・転入学支援(高校生には奨学金) ・仕事斡旋 ・各種相談窓口(心のケア、福祉、健康) ※原則として本県に当分の間(1か月以上)居住し、継続的に連絡が取れる方が対象となります。 ※1か月未満の避難者であっても、入院治療や出産など特別な事情がある場合は支援対象となる場合がありますので、事前にご相談ください。 (夏期児童避難のお問い合わせが多いですが、夏休みのみの避難の申し込みはご遠慮ください H.23 5/27現在) ・家電等の貸与(最長2年間) 例)冷蔵庫、洗濯機、掃除機、テレビ、電子レンジ、炊飯器etc ・日用品の支給 例)衛生用品、洗面道具、食器、調理器具、衣類、文具etc ※入居時の状況に応じて、必要な物品を貸与・交付します。 ◆佐賀県への一時避難に必要な経費に充てるため、返済不要の見舞金(1人あたり3万円)を給付します。また、一時的な生活資金を確保するための無利子貸付金(上限30万円/世帯、据置期間1年・返済期間2年)を貸与します。 ●【募集開始日・期間】:受付中 ●【お申込み方法】:被災者支援チームまで、まずは直接ご連絡・ご相談ください。佐賀県にいなくても、被災地からの申し込みで手続き可能です(手続きは、電話と郵送で行います。具体的な方法は、担当者から説明します)。罹災証明書がある方は県営住宅、罹災証明書がない方は雇用促進住宅等への斡旋をします。(どちらも、すべて賃料無料です)。 【被災者支援チーム】 tel 0952-25-7385 fax 0952-25-7386 mail hisaishashien-g@pref.saga.lg.jp ※佐賀県にすでにいらっしゃる被災者の方は、各種支援サービスを受けるためには「東日本大震災被災地域からの避難者であることの確認票」が必要となります。 各市町の被災者支援窓口で発行手続きを行っていますので、あらかじめご相談ください。 ●【対象地域・対象者】:災害救助法の適用市町村に居住がある方。原則として、佐賀県に当分の間(一カ月以上)居住し、継続的に連絡が取れる方。 【災害救助法適用市町村名】 岩手県全市町村、宮城県全市町村、福島県全市町村・青森県(2市町)、茨城県(37市町村)、栃木県(15市町)、千葉県(8市区町) ※詳細は、http //www.pref.saga.lg.jp/web/index/bousai-top/bousai-kinkyu/touhoku/_53797/_53973.html 参照のこと。 ※上記の適用市町村以外から避難されてこられる方についても、できる範囲で住居のあっせんや教育、保健、福祉等のサービス、就労支援などを実施します。 ●【費用負担】:「被災地←→佐賀県内の避難施設」の移動(原則1往復)に要する経費について世帯全員分の費用を助成します(後払い)。 公的住宅や民間アパートへの入居時に必要となる家電等の貸与や日用品の交付を行います。民泊、ご親戚、お知り合い宅へ避難される方には、ご希望により日用品の交付を行います。 ●【受入先】:◆県営住宅(罹災者証明書のある方) ◆雇用促進住宅等(罹災者証明書のない方) 旅館・ホテル、民泊なども用意しています。 コミュニティ(50~200世帯)単位から世帯単位まで受入可能な施設を確保しています。 ●【受入件数】:※全体で3,227施設、16,072人分(平成23年4月11日現在)を確保しています。 ※このうち、74施設(公的住宅3、民間アパート・空家12、旅館・ホテル18、民泊36など)はペット同伴での入居が可能です。ご希望の方は事前にご相談ください。 ※10世帯以上の集団で入居できる施設18箇所・3064名収容可能 【参考資料PDFあり】http //www.pref.saga.lg.jp/web/index/bousai-top/bousai-kinkyu/touhoku/_53797/_53974.html ●【電話確認】: ★<佐賀県 武雄市> ●【問合わせ先】:武雄市政策部被災者支援課 (Tel 0954-23-9122) メール(hisai-sien@city.takeo.lg.jp)http //www.city.takeo.lg.jp/info/2011/03/post-600.html ●【制度の概要】:「第2次武雄市タウンステイ構想」 ホームステイの受け入れ(500人) 公共施設、住宅の提供(1300人) 旅館、ホテル、その他の民間施設での受け入れ(350人) 移動費用の助成 ●【募集開始日・期間】: ●【お申込み方法】: ●【対象地域・対象者】: ●【費用負担】:受け入れ先により異なる 移動費用助成 ●【受入先】: ●【受入件数】: ●【電話確認】: 携帯の方はここまでです。 一覧に戻る