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一六◆6/pMjwqUTkgの140文字SS【9】 1.「ついて来るもの」②/一六◆6/pMjwqUTk 薄緑色の箒が夜空を切り裂く。でも黄金色の輝きは、彼女の隣から離れない。 「お月様、ずっとついて来るね~」 「速すぎモフ~」 モフルンの声に、ことはがスピードを落とした。 もう一度月の方に目をやって、思わず息を飲む。 闇に沈む田畑の向こうに、広がる豊かな水面。そして……。 「お月様が二つ!?」 2.「ついて来るもの」③/一六◆6/pMjwqUTk 丘の上の小さな展望台に降り立ち、二人並んで海を眺める。 「そっか。お月様が海に映ってるんだ」 「きれいモフ」 辺りの静けさに、二人の声も小さい。 「わたし、お月様がわたしについて来てるんだって思ってたの。でも、違ったね」 「モフ?」 「お月様の方が、わたしたちをここに連れて来てくれたんだね」 3.「ついて来るもの」④/一六◆6/pMjwqUTk ことはの言葉に、モフルンがニッと笑う。 「大丈夫モフ。はーちゃんについて来る人は、ちゃあんといるモフ」 「あ、ここに居たんだ!はーちゃーん!」 「ちょっと、みらい。真夜中なんだから、静かに」 「みらい!リコ!」 ことはがパッと笑顔になる。空から近付く二人もまた、満月にも負けない、輝く笑顔。 4.キラプリで『お父さんは心配性(第13話より)』/一六◆6/pMjwqUTk 「あ~!白い服のイチゴンだ」 「逃げた!」 子供たちといちかの目の前を、走り去る道着姿のイチゴ頭。 「イ、イチゴンがみんなと仲良くしてるか心配で、お父さんが様子を見に来たんです。 だから安心させてあげましょう。せーの」 「イチゴン大好き~!」 物陰から、うぉ~!という歓喜の雄叫びが聞こえた。 5.「黒川の手帳」/一六◆6/pMjwqUTk 「音吉さんの本で読んだの!こんな手帳が凄い値段で売れたって話」 「じゃあその手帳も売れるニャ?」 「エレン!売れたのは手帳じゃなくて中身だから」 慌てる奏にエレンが手帳を抱き締める。 「これは売らないわ。友達や学校の大事なメモで一杯だもの」 「ま、買う人も居ないけどね」 響が苦笑いで呟いた。 6.『キラ星家の朝』/一六◆6/pMjwqUTk 「ピカリオ~!忘れ物ない?ハンカチ持った?教科書は?」 「いい加減にしろよ。いいか?学校では俺に近づくなよ!」 そそくさと出て行くリオを、慌てて追いかけるシエル。 「待ってよ~」 「ついて来るな!」 「馬っ鹿みたい。同じ学校なんだから、通学路一緒じゃない」 見送るビブリーが楽しそうに笑った。 7.えみる&ルールー「手と手つないで」①/一六◆6/pMjwqUTk 延期になったライブが行われる日。二人で乗った電車は、この前より混んでいた。 「あわわわ」 「えみる!」 電車が揺れた弾みで転びそうになったえみるの手を、ルールーが素早く掴む。 「ありがとう……」 ホッとして見上げるルールーの美しい立ち姿に、えみるが思わずため息をつく。すると、その時。 8.えみる&ルールー「手と手つないで」②/一六◆6/pMjwqUTk 「大丈夫です」 隣から、柔らかな声がした。 「あと二年もすれば、えみるもコレに手が届くようになります。人は成長しますから」 右手で吊革を、左手でえみるの手をしっかりと掴んで、ルールーが微笑む。 「ルールー……」 何だかその笑顔が少し寂しそうに見えて、えみるはブン、と頭を振った。 9.えみる&ルールー「手と手つないで」③/一六◆6/pMjwqUTk 「二年なんて、かからないのです! でも……」 そう言って、えみるはルールーと繋いだ手にギュッと力を込める。 「ルールー。わたしが吊革に手が届くようになっても、こうやって手を繋いでくれますか?」 一瞬大きく目を見開いたルールーは、今度はとても嬉しそうな笑顔で頷いた。 「はい。勿論です」 10.はな&ルールー「眠れぬ夜」①/一六◆6/pMjwqUTk ベッドに横たわり、両の目を閉じる。そのままの姿勢を数十秒間維持すれば、スリープモードに移行する。 毎日当たり前に実行して来た、最もベーシックなプログラム。しかし――。 「……眠れません」 暗闇の中でパチリと目を開け、ルールーは小さな声で呟いた。
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一六◆6/pMjwqUTkgの140文字SS【2】 1.ラブせつで『嘘、だったりして』/一六◆6/pMjwqUTk 「せつな」 「ん?」 「せつな」 「なぁに?」 声も表情も全て嬉しそう。 私と暮らせて夢みたい?私こそ幸せ過ぎて現実感無いわ。 「せつなぁ!返事して」 「ずっとしてるじゃない」 (嘘、だったりして) わざと心の中で呟いて思わず笑った。 ラブの嘘なんてこの現実よりずっとありえない――そう思える自分に。 2.ラブせつで『もう一度、恋をしよう』/一六◆6/pMjwqUTk 映画のタイトルは『もう一度、恋をしよう』。 見終わってラブが一言。 「あたしももう一度、恋したいな」 瞬時に胸の中が凍り付き、声が出ない。 俯く頭の上でラブの声がする。 「だからさぁ。今日これから、デートしよ?」 「……え?」 そっと目を上げると、私に負けず劣らず真っ赤な顔が、ニコリと笑った。 3.フレッシュで「敬老の日」/一六◆6/pMjwqUTk 「何だい、敬老の日だって?年寄り扱いはよしとくれよ」 眼鏡の奥から鋭く睨まれて、幼い兄妹が俯く。 「それであんた達、何が欲しいんだい?」 「僕らのお祖母ちゃんが、ここの水飴が懐かしいって言ってたから……」 誰も気付かなかったけど、しかめ面が僅かに緩んだ。 「ふん……あと二つ持ってくかい?」 4.あゆみ&せつな「明日はコロッケよね?」/一六◆6/pMjwqUTk 「明日はコロッケよね?お母さん」 買い物に行く途中で、私の顔を見上げる紅い瞳。 明日は遅番で娘たちが夕食当番。メニューはせっちゃんの得意料理だ。 「ええ、楽しみにしてるわ」 頬を染めてはにかんだように微笑む彼女は本当に嬉しそうで――思わず心が揺らぐ。 今日はピーマン、買うのやめようかしら。 5.ラブせつで『迷子のお知らせ』/一六◆6/pMjwqUTk 「迷子って、家族とはぐれたってことよね?」 館内放送にせつなが呟く。 「ラブ、探すわよ!」 「わ、せつな待って!」 その時子供を呼ぶ声と、ママ~!という泣き声が。 放送で言ってた服装の子が、お母さんに抱きしめられてる。 「良かった」 ホッと息をつくせつなの細い肩を、あたしもギュッと抱きしめた。 6.ラブせつで【熱いカラダを… / 可愛い声が聴きたい】/一六◆6/pMjwqUTk レッスンの後、汗びっしょりの熱いカラダをタオルで拭っていると……。 「ひゃぁっ!何するの、ラブ!」 「えへへ~。せつなの可愛い声が聴きたかったの」 もうっ!人の首筋にいきなり冷たいペットボトル押し付けるなんて! 「ひゃっ!ぎゃっ!せつな待って!」 今度は私がラブの可愛い悲鳴を聴いてあげる。 7.なぎさ&ほのか&ひかり 「ありえない」/一六◆6/pMjwqUTk 「なぎささん「ありえない」連発ですね、メップルが帰って来てから」 ひかりの言葉にほのかも微笑む。 「「ありえない」と「ありがとう」は元は似たような意味なの。 あんな言い方してるけど、なぎさって照れ屋だから」 「何言ってんの?ほのか!ありえない……絶対ありえなーい!」 なぎさの絶叫が響いた。 8.満&薫 「どうでもいいわ」/一六◆6/pMjwqUTk 「ねえ薫。咲と舞が、夏休みの計画を話してたわ」 「なんて?」 「咲は、みんなで海に行って瓢箪岩に登りたいって。舞は、みんなで花火というものを見に行きたいって。とっても綺麗なんですって。ねえ、薫はどっちがいい?」 「どっちも……コホン。どうでもいいわ」 「ふふっ、そうね。どっちもいいわね」 9.一輪の花/一六◆6/pMjwqUTk 「ええええりか落ち着いて下さい!」 「つぼみこそ慌て過ぎ!あ~今どーなってんのぉ!」 「いちゅき~、そんなに力いれたら痛いでしゅ」 「ご、ごめんポプリ」 「みんな、こんな時こそ平常心よ」 「ゆりちゃんも歩き回ってないで座ってね」 長い祈りの時を経て生まれた一輪の花――花咲ふたば。 10.ハミィ&エレン 「ハミィはただの猫ニャ」/一六◆6/pMjwqUTk 「にゃーにゃー、ハミィはただの猫ニャ」 「違う!コイツ喋れるぞ!」 子猫を取り囲む少年たちに、立ちはだかる少女。 「ええ、ただの猫じゃないわ。私の大事な大事な親友よ!」 少年たちが後ずさったのは、エレンの剣幕に恐れをなして? それとも真っ赤に染まった彼女の顔に、毒気を抜かれてしまったから?
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一六◆6/pMjwqUTkgの140文字SS【13】 1.桃園家のハロウィン/一六◆6/pMjwqUTk 「ほら、せつな!カボチャのジャックをピーマンで作ったら、こんな簡単に出来ちゃった」 「あら!じゃあ今日の晩御飯は、これでピーマンの肉詰めにしましょう!」 「ギクッ……ねえ、ラブ。これにニンジンの帽子を被せたらもっと可愛いわ」 「ギクッ」 「うふふ。デザートは特製パンプキンプリンよ!」 2.桃園家のホワイトデー(1)/一六◆6/pMjwqUTk 「じゃ~ん!ホワイトデーのスペシャルケーキだぞ」 「わっはー!」 圭太郎が得意げにケーキの箱を開け、ラブが歓声を上げる。その隣で、せつなは何だか申し訳なさそうな顔。 「お返しの日が決まってるって、何だか悪いわ……」 「喜んでくれよ~。せっちゃんとラブの喜ぶ顔が見たくて買ってきたんだ」 3.桃園家のホワイトデー(2)/一六◆6/pMjwqUTk せつなに笑いかける圭太郎の顔が、次の瞬間、ギクリと引きつった。 「お父さん。せっちゃんとラブだけ?私は?」 「あ……も、もちろん、お母さんの顔もだよ!」 両親のやり取りをポカンと見ていたラブが思わず吹き出し、せつながクスクスと笑い出す。 あたたかな食卓に「いただきます」の声が響いた。 4.キュアエコー「あの時、不安の下敷きになっていた私を――」/一六◆6/pMjwqUTkg 「あゆみちゃん?」 「何してんだ?」 路上の葉っぱをそっと持ち上げる。 下から現れた青虫を、道端の草の上に乗せた。 「助けてあげたんだ」 「あゆみは優しいな」 「ううん。前は私が助けてもらったんだ」 怪訝そうなグレルとエンエンに、ニコリと笑いかける。 あゆみの頭上で、金色の光がキラリと光った。 5.【競作2022】「ラブとせつなのこわいもの」/一六◆6/pMjwqUTk 四人の必殺技が炸裂し、二体のナケワメーケが元の姿に戻る。 それと同時に顔をしかめて後ずさるピーチとパッション。 「うっ……」 「私、これ苦手……」 「浄化した後の姿に恐れおののくプリキュアて、どないやねん」 ベリーとパインがニンジンとピーマンを拾い上げ、タルトの言葉に生暖かく笑った。 6.デパプリ18話より「ジェントルなプリキュアへ」①/一六◆6/pMjwqUTk 「さあ参りましょう」 セクレトルーに促され、ナルシストルーが渋々拳を握る。 「ブンドル、ブンドルー!」 「ジェントル、ジェントル……あっ」 思わず口を押さえるナルシストルーに、セクレトルーが冷ややかな目を向けた。 「す、すまない」 「珍しいですね。っていうか、そんな間違いあり得ないし」 7.デパプリ18話より「ジェントルなプリキュアへ」②/一六◆6/pMjwqUTk ――ジェントルに、ゴージャスに! (あんなに過去の行いに苦しんでいた癖に、あの決め台詞は何なんだ) 彼女の初変身から感じた、自分には理解不能の強い想い。それが心に引っかかって、つい口が滑ったのだろう。 「知ってるかい?」 軽蔑の眼差しのセクレトルーに、ナルシストルーは敢えて胸を張る。 8.デパプリ18話より「ジェントルなプリキュアへ」③/一六◆6/pMjwqUTk 「『ジェントル』って言葉には『弱い』って意味もあるんだ。あんな元操り人形、倒すのは簡単さ」 「そう願いたいですね。っていうか、それなら今日倒せっつーの」 嫌味を背中で聞き流し、ナルシストルーは歩き去る。 未来なんてそう簡単に作らせてなるものか――その苦い決意を、握った拳に込めながら。
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一六◆6/pMjwqUTkgの140文字SS【4】 1.[競作2015]つぼみ&えりか、っていうか、えりか「大切な場所?」/一六◆6/pMjwqUTkg 敵は広範囲を占拠してる。 今は仲間の応援頼めないし、あたしがやるっしゅ! まず下のヤツをちゃちゃっと片付けて、 上の敵を蹴散らし……ちゃダメダメ、まとめて下ろしてっと。 うわぁ、もうこんな時間だよぉ! 「えりか?ファッション部のみんな、もう来てますよ? 今日はえりかの部屋で打合せですよね?」 2.[競作2015]みゆき&やよい「大切な夢」/一六◆6/pMjwqUTk 「わぁぁ、見ちゃダメぇ!」 涙目で手元を隠すと、意外にも真剣な声がした。 「そんな風に描いたらスピード感出るんだ。 やっぱりやよいちゃん凄~い!」 ピンと来た。 「みゆきちゃんも漫画描いてるの!?」 途端に真っ赤な顔で慌てる彼女。 でも教えてくれた。 絵本を描きたいという大切な夢と、その想いを。 3.[競作2015]亜久里&アコ「大切なひととき」/一六◆6/pMjwqUTk 「この爽やかなクリーム、軽やかな生地。ブラボーですわ!」 大人びた言葉遣いとは裏腹に、幸せそうに緩んだ表情。 でも彼女にだけは「子供ねぇ」と言ったことはない。 いつも背伸びして頑張ってる気持ち、私にもよく分かるもの。 だからケーキの前くらいでは、ね。 「亜久里、美味しい?」 「最高ですわ!」 4.[競作2015]ラブ&せつな「大切な宝物」/一六◆6/pMjwqUTk 「あ!」 二人同時に声を上げた。 今年も始まったんだ、商店街の福引き。 そっと隣を窺うと、 せつなは少し辛そうに、でも愛おしそうに会場を眺めてる。 よぉし!今から買い物行ってコインを貰おう。 そしてもう一度二人で、せーので指差そう。 景品は毎年変わる。 でも何が当たっても、今度は二人の宝物だよ。 5.[競作2015]あゆみ&みゆき「大切な友達」/一六◆6/pMjwqUTk 良かったね、大切な友達に想いを伝えられて―― そう言おうと思ってたのに、何も言えなくなった。 キラキラの光が降り注いだ後、 フーちゃんの姿はどこにも無かったから。 しばらく空を見上げてから、 静かに微笑んだあゆみちゃん。 彼女の強さが本当にわかったのは、一年後。 キャンディとの別れを迎えた時。 6.[競作2015]ゆり&ひめ「大切な服」/一六◆6/pMjwqUTk ちょっと怖そうだと思ってた先輩に呼ばれた。 「この服に合う靴を探してるの。手伝ってくれない?」 手作りらしいスカートの裾をつまんで、少し照れた笑顔。 こんな可愛い人だったんだ。 「ゆりさんに頼られるなんて、私もオシャレ番長だねぇ」 「ひめは何だかえりかに似てるから、つい声をかけちゃったの」 7.[競作2015]あかね&なお「大切なSt.バレンタイン」/一六◆6/pMjwqUTk 「あ~美味しかった。ご馳走様」 「ちょっと待ちぃ」 鉄板の上には白い皿。 その上にお好み焼き大のチョコレートケーキ。 「今日はこっちがメインや」 「メイン?デザートじゃなくて?」 「もうええ!ほな、切り分けてくるわ」 「よくないよ!あかねの気持ち、ホールで貰いたいもん」 「なっ、何言うてんねん」 8.[競作2015]満&薫「大切なこと」/一六◆6/pMjwqUTk 笑顔と挨拶が大事――そう教えて貰った。 それってお店にとって大事なんだろうと思っていたけど、 私にとっても大切なことかも。 お客さんに「ありがとう」って言われると、何だかとても嬉しいから。 ただ……。 「何してるの?」 「ううん、何でも」 それを薫に知られるのが、どうしてこんなに恥ずかしいの? 9.[競作2015]はるか&みなみ「大切な友達」/一六◆6/pMjwqUTk 「やったぁ!パフを飼えるんだ」 「良かった。しかし春野さん、パフのこと良く知っているのね」 「いいえ」 「え?でもあんなに様々なアピール……」 「ああ。パフは大切な友達だから、アピールポイント、必死で探しました」 その場の思いつきもありましたけど、と明るく笑う彼女。 改めて、素敵だと思った。 10.[競作2015]ラブ&いつき「大切な友達」/一六◆6/pMjwqUTk 白い学ラン姿で「お邪魔します」と丁寧に挨拶。 お母さんてば、カッコいい!なんて叫んでるけど、 彼女の魅力はそれだけじゃないよ。 「ほら!」 「わぁ、可愛い! 次はボクだね。初めて素直に可愛いって言えた友達なんだ」 柔らかくて優しい笑顔。 今日は大切な友達、それぞれのうさぴょんの、お披露目会。
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一六◆6/pMjwqUTkgの140文字SS【6】 1.[競作2015]れいか&祈里「大切な道」/一六◆6/pMjwqUTk 「獣医になるのが祈里さんの道なのですね。 ダンスもそのために学ばれているのですか? 筋肉の動きを知り、集団行動を経験して……」 れいかちゃん、そんなの考えたこともないよ。 「わ、わたしは、みんなと踊るのが好きなだけだよ」 その途端、パッと笑顔がこぼれた。 「そのお気持ち、私の道と同じです!」 2.[競作2015]かれん&ありす「大切な家族」/一六◆6/pMjwqUTk セレブ堂のケーキと一緒に小さな包みを差し出す。 中身は少しビターなチョコレート。 「これ、セバスチャンさんに」 まあ、とありすが嬉しそうに目を細めた。 「私たち、家族ぐるみのお付き合いですわね」 坂本さんに、と手渡された英国製の紅茶の缶に、 何だか心が浮き立つ。 今日はみんなで四葉家のお茶会。 3.[競作2015]真琴&うらら「大切な想い」/一六◆6/pMjwqUTk 「届けたい」って想いを大切にしていると言ったら、 わたしは「届きたい」って想いの方が強いかも、とうららが言った。 亡くなったお母さんが立っていた舞台に立ちたい、 その場所に届きたいという想い。 似てるけど違う? ううん、そうじゃない。 大好きな人に、いつか――その想いは、二人とも同じだから。 4.[競作2015]くるみ&奏「大切な友達の代わりに」/一六◆6/pMjwqUTk 「ハミィは人間に変身しないの?それ、少し寂しいわね」 「どうしてニャ?」 「あ、ううん。今言ったこと、エレンには内緒だからね?」 偶然聞こえた二人の会話。 くるみが何を考えたかは想像がつく。 キツイことも言うけど、優しいとこあるのね。 (ありがとう) おやつのケーキに、大きめのチョコを飾った。 5.[競作2015]はるか&きらら「大切なものが出来た日」/一六◆6/pMjwqUTk 「あたしのスケジュール、体験してみる?」 なんであんなこと言ったのかな。 ホントはあたし、はるはると一緒に居たかったのかも。 プリキュアになることを断れば、 きっと他のクラスメートみたいにそれっきり。 だから一日だけでも、って。 それがこんなことになるなんてね。 はるはるがヘンな子で良かった。 6.[競作2015]みなみ&きらら「大切な共通点」/一六◆6/pMjwqUTk 「わたしにニックネームを付けてくれたのは、あなたが初めてよ」 そう聞いても驚かなかった。 はるはるの話をした時、 何となくあたしと同じものを感じているような気がしたから。 でもみなみん、あなたもはるはるとおんなじだよ。 あたしが浮かない顔をしてるって気付いてくれたの、あなただけだったもの。 7.[競作2015]オハナ&オリナ「大切な仲間へ」/一六◆6/pMjwqUTk 「オリナ、早く早く」 「待ってよオハナ。ちゃんといい場所を選ばないと」 ハワイの海が、夕陽を浴びて金色に輝く。 それを写真に収め、ゆうこたち日本の仲間へ。 「私たちの写真も入れましょう」 「勿論!」 もう鏡の力で簡単に会うことは出来ないけれど、 あの時の感謝と、また会える日への希望を込めて。 8.[競作2015]いおな&まりあ「大切な、この平和なとき」/一六◆6/pMjwqUTk 夜の道場で窓辺に立つ後ろ姿。 「何してるの?」 それには答えず 「静かね」――その密やかな声音にドキリとした。 「お姉ちゃん、もしかして怖いこと思い出して……」 「ううん。ほら見て」 指差す夜空に、並んで光る細い三日月と小さな星。 薄明りの下、笑みと笑みを見交わして、 私たちもそっと寄り添った。 9.シャムール&ダビィ「ロイヤルティーチャーズ・ティーチャー!?」/一六◆6/pMjwqUTk シャムール「人間の姿でマネージャーまで!そこまでフレキシブルになれるのは何故なのホワーイ!?」 DB「私は、王女様を追い求める真琴の役に立ちたかっただけ」 シャムール「では、あの子もプリンセス!?生徒にそこまで尽くすとは。是非ミーの先生になってプリーズ!」 ダビィ「何言ってるビィ!?」 10.みなはるで『反則だらけ』/一六◆6/pMjwqUTk パフのために寮のルールまで変えてしまったり、 ミス・シャムールにテニスの特訓を頼んだり。 一歩間違えば反則だらけ。 だけど真っ直ぐに突き進む彼女に、 規則の方が付いて来る。 不思議な子よね。 でもね、はるか。 まるで満開の花のようなその笑顔が、 私には一番の反則だって、 あなたは判っているかしら。
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一六◆6/pMjwqUTkgの140文字SS【11】 1.まえむき・あしたエージェンシー「“スタートダー”ッシュ・ミーティング」④/一六◆6/pMjwqUTk 「え~!歌で歌の宣伝っすかぁ?」 「あんたたちも見たでしょ?あの子たちの歌は人を笑顔にする。聴けば、大切な誰かにもきっと聴かせたくなる。ねっ?何よりの宣伝じゃない」 「それってある意味あの娘たち任せ……私以上の人任せでは……」 「お黙りっ!あの子たちの歌、また聴きたくないのぉ?」 2.まえむき・あしたエージェンシー「“スタートダー”ッシュ・ミーティング」⑤/一六◆6/pMjwqUTk 「オレちゃん、ライブの予告動画作るっす!」 「私は会場を5分で探すぞ」 「うん、いい感じ♪じゃあ三人揃って、行くわよ~!」 「「「明日への希望よ、膨らめ~!!!」」」 「ルールー、あの人たちにお願いして、大丈夫でしょうか」 「解析不能……でも、何だか楽しそうです」 「ですねっ!」 3.ツインラブ「途切れてしまっても また始めればいい」/一六◆6/pMjwqUTk 突然の咆哮。人々の悲鳴。辺りを覆うトゲパワワの深い闇。 ギターを持つ手が震える。でも胸に宿ったこの心は、まだこんなにも熱い。 「ルールー!」 隣に立つ親友の声。気持ちは同じなんだって、すぐに分かった。 ならば負けない。絶対に。 「えみる!」 もう一度。何度でも。 届け!私たちの愛の歌! 4.ハグプリで「真夏の夜の、小さな光①」/一六◆6/pMjwqUTk 「ねぇ、えみる~。それ、いつまで抱えてるの?」 ルールーとの線香花火対決に敗れたはなが、怪訝そうな顔で問いかける。 「花火はとーっても危険なのです! だからいつでも火が消せるように、準備を怠ってはいけないのです!」 消火器を抱き締めて言い募るえみるに、ルールーが両手を差し出した。 5.ハグプリで「真夏の夜の、小さな光②」/一六◆6/pMjwqUTk 「次はえみるの番です。それは私が持っています」 「ありがとう、ルールー。決して火から目を離さないで下さいね」 そう言って消火器を手渡したえみるが、はなの顔を挑むように見上げる。 「はな先輩、勝負なのです!」 「よぉし、負けないよ~」 二つの小さな炎の花が、パチパチと可憐に瞬き始めた。 6.ハグプリで「真夏の夜の、小さな光③」/一六◆6/pMjwqUTk 「綺麗……」 不意に隣から小さな声がした。橙色の淡い光が、えみるの横顔を照らす。 その顔は本当に楽しそうで、愛くるしくて――そこでルールーはハッとする。 (いけません、火から目を離してしまいました) 消火器を持ち直し、一心に花火を見つめる。 その顔もまた、小さな光で幸せそうに輝いた。 7.ゆかり&コロネ「アイコンタクト」①/一六◆6/pMjwqUTk 「あら」 しゃがみ込んだゆかりの顔を、ひたと見つめる鋭い瞳。 少し警戒しているような、ふてぶてしいだけのような――それを見て、ゆかりが伸ばしかけた手を止める。 しばらく見つめ合ってから、先にゆかりの方が目をそらし、立ち上がった。 「邪魔したわね」 それと同時に、店のドアがパタンと開く。 8.ゆかり&コロネ「アイコンタクト」②/一六◆6/pMjwqUTk パンのトレイ片手に出て来たいちかが、不思議そうに首を傾げる。 「あれ?ゆかりさん、コロネのことは撫でないんですか?」 その言葉に、ウフ、と楽しそうに微笑むゆかり。 「ナイトはそう簡単に、お腹を見せたりしないもの」 定位置で丸くなったコロネの尻尾が、それに答えるようにパタンと鳴った。 9.スタプリで「ララ、初めての子供の日」①/一六◆6/pMjwqUTk 「ララ~!今日は子供の日だよ!」 「わたしは大人ルン。関係ないルン」 いつもよりハイテンションのひかるに、いつも通り澄まして答えるララ。だが。 「えー。スタードーナツが、子供の日限定ドーナツを出すんだよ?」 「オヨ!?」 そこでララが、俄然慌てる。 「お、大人は、食べちゃ駄目ルン?」 10.スタプリで「ララ、初めての子供の日」②/一六◆6/pMjwqUTk 「大丈夫。うちのパパとママも、毎年楽しみにしてるもの」 「じゃあ、買いに行くルン!」 えれなの言葉にホッと胸をなで下ろし、ララが張り切って歩き出す。 「ひかる。どうしたルン?」 「な、何でもない!」 ララってば、子供みたいで可愛い――その言葉を、ひかるはすんでのところで飲み込んだ。
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一六◆6/pMjwqUTkgの140文字SS【8】 1.Christmas Stage ~The Princess~<1st Member:トワ>/一六◆6/pMjwqUTk 会場の照明が突然落ちる。 生徒たちがざわめく中、こっそりとステージの上に、四人縦一列に並ぶ。 後ろから、みなみの密やかな咳払い。 今の深呼吸は、きっとはるかね。 目の前で、きららの髪がふわりと揺れた。 さあ、いよいよですわ。 知らなかった。 みんなと一緒なら、こんなにワクワクする闇もあるのね。 2.Christmas Stage ~The Princess~<2nd Member:はるか>/一六◆6/pMjwqUTk スポットライトが、最初にわたしの姿を照らす。 前はそれだけで足が震えたと思うけど、今はもう大丈夫だよ。 お互い目を合わさなくても、 透き通ったきららちゃんの声と、 柔らかなトワちゃんの声が支えてくれる。 ライトがこんなに眩しいのに、 客席のみんなの笑顔がキラキラ輝いて見えるの。 それが嬉しい。 3.Christmas Stage ~The Princess~<3rd Member:きらら>/一六◆6/pMjwqUTk 誰かとステージに立つことは、勿論ある。 何人で舞台に出ようが、 あたしは主役の服と、あたしを美しく見せるために頑張るだけ。 でも、今日は違う。 見て欲しいのはあたしじゃなくて、あたしたちみんな。 いや、強いて言うなら、新しい夢に向き合うって決めた、みなみんかな。 さぁみんな、主役の登場だよ! 4.Christmas Stage ~The Princess~<4th Member:みなみ>/一六◆6/pMjwqUTk 歌い踊る三人の後ろ姿を見つめる。 はるか、きらら、トワ。 いつの間にか、心の一番近くに寄り添ってくれている仲間。 もしかしたら、私以上に私の心配をしてくれる友達。 この子たちのためにも、ちゃんと夢へ踏み出さなきゃ。 まずは思いっ切り弾け……いえ、みんなに喜んでもらえる舞台を、ね。 頑張るわ。 5.『フォロー・ミー!』/一六◆6/pMjwqUTk 「めぐみ!フォローミー!」 「おおっ!意味わかんないけど、行ってみよ~」 「わたしもついてこ~っと」 カワルンルン! スーパーへ走る、ひめ、犬、ヒヨコ。 「あった!プリキュアチョコ、カード付き!」 「ひめ!無駄遣いしないの」 プリカードの代わりにクーポン券を携えた、大事なフォロワーがもう一人。 ※出張所(Twitter)のフォロワーが200人を超えた、感謝140文字SSです。(2016/5/5) 6.ラブせつで「ほんの一瞬、シフォンが羨ましいと思った……」/一六◆6/pMjwqUTk 「シフォンも食べる?カオルちゃんのドーナツ」 「キュア~!」 「ほらほら、口の周りに付いたでしょ、もう」 大喜びのシフォンに優しく微笑んで、 ラブがそのほっぺに付いたカケラを自分の口に運んだ。 「せつな?どうかした?」 「なっ、何でもないわ」 何だか顔が熱いのは、きっと五月の強い日差しのせい。 7.『変わらないもの』(まほプリ)/一六◆6/pMjwqUTk わたしが大きくなったんじゃなくて、何もかもが小さくなったみたい。 モフルンは抱っこできちゃうし、みらいとリコを抱きしめることだって出来る。 でも、小さかった頃と同じものも沢山ある。 高くて眩しいお日様。お花のいい匂い。頬ずりしたモフルンの柔らかさ。 あったかくてワクワクする、みんなの声。 8.『相合傘、お買い時』(まほプリ)/一六◆6/pMjwqUTk 「これ“ヒト”だよね。屋根の下で、四人一緒?」 「これはね」 広告の文字に、ことはが目を輝かせる。 「四人一緒、学校の帰りにやったね。あれ楽しかった~」 「さすがに今は、四人は無理よ」 「探してみよっか。みんなで使える、おっきいの!」 「そうね」 「モフ!」 「やった!」 梅雨明けまで、あと少し。 9.「伊達に何度も落ちてないし」(まほプリ23話より)/一六◆6/pMjwqUTk 「わ、わ~!」 はーちゃんの箒が迷走を始めた。リコは空中で静止し、じっと目で追う。 「滅茶苦茶に見えても、軌道の予測はある程度つくものよ。落下するのは、あっちだわ!」 言うが早いか、箒を急発進。 「リコ、凄~い!」 「ま、まあね」 みらいの素直な賞賛の声に、その後の言葉は、慌てて飲み込んだ。 10.「ついて来るもの」①/一六◆6/pMjwqUTk 久しぶりの夜の散歩。三本の箒が、滑るように空を行く。 「見て見て。お月様が、ずーっとわたしたちについて来るよ」 モフルンを抱いたことはが、笑顔で空の一角を指差した。 「いや、月はね……」 リコの説明を皆まで聞かず、よぉし、と箒に座り直す。 「お月様と競争するぞ~。はー!」 「はーちゃん!!」
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一六◆6/pMjwqUTkgの140文字SS【12】 1.スタプリ&まほプリ「とある宇宙の片隅で①」/一六◆6/pMjwqUTk 「ほぉ、我の闇とは異なる闇か」 その星は既に光を失っている。飲まれるのはもうすぐ――そう彼女が思った時、光の戦士が立ち上がった。 エメラルドに輝く女神と、共に戦う小さな二つの影。 光と闇は激しくぶつかり、やがて闇が光を押し切ろうとする。 その時、混沌と化した星に、小さな光が生まれた。 2.スタプリ&まほプリ「とある宇宙の片隅で②」/一六◆6/pMjwqUTk 光は次第に数を増し、戦士たちの光と一体となって闇を打ち払う。 「我は――滅びぬ!」 光に押され、小さな姿で飛び去ろうとする闇を、女神が両手で包み込む。 「全ては混沌から生まれる。ならばあなたも飲み込むのではなく、生み出す力を!」 叫びと共に闇は弾け、星々の果てに、新たな銀河を形作った。 3.スタプリ&まほプリ「とある宇宙の片隅で③」/一六◆6/pMjwqUTk 「何と……新しい宇宙を生み出したというのか!」 驚きに目を見開いた彼女の、その口元が微かに緩む。 「いや。これもまた、キラヤバ、な世界なのかも知れぬ」 時空を旅するプリンセスが去った宇宙では、三人の少女と一体のクマのぬいぐるみの再会を信じるイマジネーションが、涙と共に輝いていた。 4.ララ→ひかる「また会えるその日まで」/一六◆6/pMjwqUTk 腰まで伸びた髪を二つに分ける。結ぶ位置を決め、少し考えて両方の先を髪飾りで留めた。 「へぇ。ずっと髪を伸ばしてると思ったら」 「そんな髪型がどこかの星で流行ってるルン?」 「違うルン」 鏡を見るたび思い出したくて。また貴女に会った時、少しでもなりたい自分に近付いていたい――その誓いを。 5.「転校初日・花寺家の朝」(ヒープリ第2話より)/一六◆6/pMjwqUTk 「お父さん。さっきのはイエローカード」 玄関先で、やすこが夫を軽く睨む。 お父さんが車で送ろうか――つい口から出た一言なのは、よく分かるけど。 「のどかは今、何でも自分で頑張りたいんだから。私たちは見守っていようよ」 「そうだな」 (何だかあったかいラテ) ラテの尻尾が、小刻みに揺れた。 6.[競作2020]プリキュア&プリキュア!『君たち、エイプリルフールと間違えてるでしょ』/一六◆6/pMjwqUTk 「2/29って四年に一度しかないルン?」 「そーそー。だから今日が誕生日だと、歳取るのは四年に一度なんだよね~」 「ルン!?」 「えりか!ララさん達に嘘教えちゃダメです~!」 「私の国は八年に一度閏年だから、も~っと歳取らないよ?」 「そうニャン!?」 「ひめ!さらに悪ノリしない!」 7.「刻め!ジャーナリズム」①(ヒープリ第8話より)/一六◆6/pMjwqUTk 校内新聞には『謎の怪物またも現る!』の見出しと、怪物の大きな写真。 「ヤバ……あの時も居たんだ~、ビンカン編集長!」 「敏腕ね。でも良かった、プリキュアの写真は無いわね」 「てかこの写真、ボケボケじゃん」 「遠くから撮って、無理矢理引き伸ばしたみたい」 「あれ?ちゆちゃん、これ見て」 8.「刻め!ジャーナリズム」②(ヒープリ第8話より)/一六◆6/pMjwqUTk メイン記事のすぐ下には、あの時の、バーを越えんとするちゆの写真。そして――。 『沢泉選手、絶好調!延期の陸上大会、期待高まる』 「えっ?編集長、戻って来たんだ」 「何だかんだ言って、益子君もちゆちゃんのこと、応援してるんだね」 ちゆは黙って微笑んで、写真の余白に見える空をそっと撫でた。 9.「ラビリンの、始まりの物語①」(ヒープリ第1話より)/一六◆6/pMjwqUTk 「ぷにシールド!んー、どうやるラビ?」 ヒーリングガーデンの片隅で、ラビリンが本を置いて、両手を前に突き出す。 「お?ラビリン、何やってんだ?」 「早く行かないと、お手当の実習に遅れるペェ」 「い、今行くラビ!」 一緒に見習いになった仲間たちに声を掛けられ、慌てて本を後ろ手に隠した。 10.「ラビリンの、始まりの物語②」(ヒープリ第1話より)/一六◆6/pMjwqUTk 伝説の戦士・プリキュアの記録。その話は凄くカッコ良くて、ワクワクして。 (ラビリンだって、いつか……) そして時は流れ――。 「グレース!落下の勢いで攻撃ラビ!」 「わかった!」 あの本が、こんなに早く役に立つなんて。 「今ラビ!浄化するラビ!」 ラビリンの戦いの物語も今、始まったのだ。
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イエローハートの証明 せつながラビリンスに帰還して四か月。 四つ葉町に、再びナケワメーケが現れたというニュースが流れる。 駆け付けたラブ、美希、祈里が見たものは・・・。 レス番号 作品タイトル 作者 備考 第1話 ナケワメーケ、再び!? 一六◆6/pMjwqUTk 第2話 四つ葉町に残りしもの 一六◆6/pMjwqUTk 第3話 ホンモノの、不幸の世界 一六◆6/pMjwqUTk 第4話 現れた男 一六◆6/pMjwqUTk 第5話 小さな手がかり(前編) 一六◆6/pMjwqUTk 第6話 小さな手がかり(後編) 一六◆6/pMjwqUTk 第7話 ダイヤの行方 一六◆6/pMjwqUTk 第8話 御子柴邸へ! 一六◆6/pMjwqUTk 第9話 地下に眠るもの 一六◆6/pMjwqUTk 第10話 不幸の中へ 一六◆6/pMjwqUTk 第11話 届け、本当の心 一六◆6/pMjwqUTk 第12話 不幸を変えるもの 一六◆6/pMjwqUTk 第13話 未来への証(前編) 一六◆6/pMjwqUTk 第14話 未来への証(後編) 一六◆6/pMjwqUTk
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四つ葉になるとき せつなを加えたクローバーが、どうやって打ち解け合い、信頼関係を築き、絆を紡いで、真の「四つ葉のクローバー」になっていったのか・・・。本編の隙間を綴るシリーズです。 レス番号 作品タイトル 作者 備考 第1話 ~第1章:届け!愛のメロディ~ Episode1:グレーと赤と、赤 一六◆6/pMjwqUTk 桃園家での新しい日々。せつながどのようにして馴染み、クローバーの一葉となっていったのか。柔らかで繊細な描写で本編の隙間を綴る、期待の連作シリーズが始まります。 第2話 ~第1章:届け!愛のメロディ~ Episode2:夕焼けとメロンドーナツ 一六◆6/pMjwqUTk 家族って何だろう? 幸せの始まりにあって、きっと最後まで存在しているもの。だったら、どうして……? また一つ学び、また一つ近づく。家族にも、友達にも、仲間にも。 第3話 ~第1章:届け!愛のメロディ~ Episode3:わたしたちの小さな天使 一六◆6/pMjwqUTk 四つ葉町での暮らしは、驚きと、喜びと、そして不安に満ちていた。初めてで、わからないことばかり。戸惑うせつなに、祈里が優しく手を差し伸べる。彼女が開いた、扉の先に待つものは? 第4話 ~第1章:届け!愛のメロディ~ Episode4:寄せる波、返す波 一六◆6/pMjwqUTk 寄せる波に勇気をもらい、返す波に不安を流そう。広大な海に魅せられ、抑えていた気持ちが開放されていく。四つ葉のクローバーの誓い。そして、初めてのダンス。どうか見届けてください! 第5話 ~第2章:響け!希望のリズム~ Episode5:笑顔の種 一六◆6/pMjwqUTk 少女には、過去に帰りたい思い出もなく、未来に叶えたい夢もなかった。でも、幸せな現在があるから……。「私も、誰かを笑顔にしたい」少女の撒いた笑顔の種は、優しい想いで芽吹きつつあった。 第6話 ~第2章:響け!希望のリズム~ Episode6:タルト、またまた危機一髪!?(前編) 一六◆6/pMjwqUTk 謎の男に付け回されるタルト。これは、ラビリンスの陰謀か? テレビ局の報道か? はたまたファンの追っかけか?(それは無い)ラブたちの警護も空しく、魔の手がタルトに忍び寄ろうとしていた。 第7話 ~第2章:響け!希望のリズム~ Episode7:タルト、またまた危機一髪!?(後編) 一六◆6/pMjwqUTk 事件が解決し、再び日常が戻る。心配という名の不幸すら、安堵という名の幸せに変えて。もっと世界を広げて、みんなを幸せにしたい。せつなの想いは、遥か海を越えて、一つの実を結ぼうとしていた。 第8話 ~第2章:響け!希望のリズム~ Episode8:8月31日の絵日記 一六◆6/pMjwqUTk 精一杯戦ってきた。そうすれば、みんなが笑顔になれると信じて。小さな女の子との出会い。そこから知る、守るべき人々の気持ち。より身近に日常を感じつつ、せつなの学校生活が始まる。 第9話 ~第2章:響け!希望のリズム~ Episode9:四つ葉町、15時16分発 一六◆6/pMjwqUTk カオルちゃんの謎かけ。心配の反対側にあるものは? ラブが、美希が、祈里が、せつなを包む気持ち。そして、今、せつなの心に育ちつつある気持ち。あなたは気が付いたでしょうか? 第10話 ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode10:宴のあとに 一六◆6/pMjwqUTk 風雲急を告げる! クローバーボックスに込められた、シフォンへの祈り。あくまでもシフォンとして愛し、護ると誓ったラブたち。願いは一つ。想いよ――届け!! 第11話 ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode11:ハピネス・エール、プレア・フォロー 一六◆6/pMjwqUTk ハートを一つにすること。それは、自分が弱いままでいいって意味じゃないと思うから。今は、自分を信じる時! 祈里の挑戦が始まる! 第12話 ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode12:完璧な、彼女。 一六◆6/pMjwqUTk 真っ直ぐに、自分を見て欲しいから。真っ直ぐに、相手を見ていたいから。だからアタシは完璧でありたい。美希の想いは、歌声に乗って少女たちの間に広がっていく。 第13話 ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode13:幸せのカチャーシー 一六◆6/pMjwqUTk 第14話 ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode14:絆 一六◆6/pMjwqUTk 第15話 ~第3章:癒せ!祈りのハーモニー~ Episode15:星空にあるもの 一六◆6/pMjwqUTk