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基礎値 体力 830 移動 85 射角 15~80 基本ディレイ 540 暗転アイテムを装填すると、弾1~弾3に「暗転2ターン付与」効果が追加される 弾1 判定 8 爆風 32 ダメージ 280 ディレイ 130 火力用の単発弾 ダメージを取りたいときのメイン弾幕 威力・削岩ともに標準的 弾2 判定 8 爆風 47 ダメージ 130 ディレイ 190 削岩用の単発弾 削岩したいときのメイン弾幕 ディレイは重いが削岩は大きく優秀 弾3 判定 8 爆風 0 ダメージ 270 ディレイ 180 削岩用の単発弾 着弾場所から弾が3つに分散する 分散前の弾に削岩性能はなくダメージも与えられない しかし基本威力は270あるので耐久のある設置弾などには有効 弾3(着弾後) 判定 8 爆風 27 ダメージ 90 ディレイ - 削岩用の3連弾 着弾場所から真上と左右に上昇しながら広がり、風に流されつつ落下する キャラクターへの当たり判定はないため3発とも直撃させることはできない スペルカード スペル名 ブラインドナイトバード 判定 8 爆風 35 ダメージ 250 ディレイ 230 EXP 200/900 着弾地点にいるキャラクター全てに暗転2ターンを付与しつつダメージを与える 周囲の地形しか見えなくなるので、命中率を大幅にダウンさせる妨害系のスペルカード 弾1に暗転付与効果がついた形となっている 総評: 妨害型万能タイプ 暗転状態を付与するスペルカードを上手く使いこなせば苦手な接近戦でも逆転が狙える しかし弾を撃つと位置がばれるためL回復で凌ぐのが無難 4/17修正 修正点 修正内容 HP 810→830 特殊 暗転アイテムを装填すると、弾1~弾3に「暗転2ターン付与」効果が付くように
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加入条件 解説 能力ステータス 式神スキル 式神パッシブスキル コメント 加入条件 全編共通・・・第一層 混沌平原2内の洞窟内にてイベント後、仲間になる 解説 状態異常系のスキルを中心に覚える。ステータスは素早さと運がよく伸びるが、その他は正直低め。 似たようなスキル構成を持つリグルは主に一列範囲だが、ミスティアのスキルはチャーム以外全体範囲になっている。 全体故のMP消費の大きさが序盤はネックだが、睡眠・沈黙・盲目を使い分ければ厄介な相手でも完封できる。 経験値+5%のパッシブも持つので道中には欠かせない存在になるだろう。 また、状態異常の消費MP:-25%のパッシブは、ダメージの追加効果として状態異常を与えるスキルにも乗る。 そういうスキルを持つ式神や、追加効果を持つ一部の殴や突スキルと組み合わせると少々お得だ。 瞬間効果の転倒などと状態異常は、また違うので注意しよう。 汎用スキルが便利な一方で、固有スキルのミステリアスソングは抵抗下降の効果しかない。 ミスティア単体で状態異常をかけるとなると2度手間になってしまうし、 そもそも「抵抗が高いから状態異常が効かない」という状況がそんなに無いのであんまり役に立たない。 コンディション付与率そのものを上げられれば良かったのだが…。 また、ボスなどの状態異常の効かない相手にはお荷物となってしまう。 高いステータス補正目当てで装備するのもありではあるが、式神一枠分のスキルが死ぬことになるのでその覚悟は必要だ。 関連項目 スキル:殴 能力 ステータス Lv HP MP 力 体力 器用さ 素早さ 賢さ 運 1 2 2 2 1 1 3 1 4 5 4 3 3 2 3 7 2 8 10 7 5 5 4 5 11 4 12 15 9 7 7 6 7 14 6 17 20 12 9 9 7 8 18 7 21 30 14 11 11 9 10 22 9 25 40 17 13 13 11 12 26 11 30 50 19 15 15 12 14 30 12 34 60 20 16 16 13 14 31 13 36 70 21 17 17 13 15 32 13 37 80 23 18 18 14 16 35 14 40 90 25 20 20 16 18 38 16 44 99 27 21 21 17 19 41 17 47 式神スキル 名称 系統 消費MP 範囲 遅延 属性 説明 習得条件 香り - 6 全体 1 - 全体に睡眠の異常状態を与える。状態異常 睡眠 最初から チャーム - 2 単体 0 - 単体に魅了の異常状態を与える。状態異常 魅了 Lv5 フラッシュ - 6 全体 1 - 全体に盲目の状態異常を与える。状態異常 盲目 Lv9 ミステリアスソング - 16 全体 1 - 全体の抵抗を下げてコンディションにかかりやすくする。能力変化:抵抗低下 Lv19 奇声 - 6 全体 1 - 全体に沈黙の状態異常を与える。状態異常 沈黙 Lv23 式神パッシブスキル 番号 説明 習得条件 1 自分の経験値:+5% 最初から 自分の経験値:+10% Lv37 2 睡眠の成功率:+5 Lv8 3 状態異常の詠唱速度:+5% Lv16 状態異常の詠唱速度:+10% Lv70 4 状態異常の消費MP:-25% Lv29 5 6 コメント 「香り」ってアレですか?夜雀の肉の芳香とか?w -- 名無しさん (2012-01-09 15 36 13) そうすると全体に暴食の状態異常を与えてしまうぞ -- 名無しさん (2012-01-17 14 18 43) ステ補正めちゃ優秀だよなぁ -- 名無しさん (2012-01-30 14 39 33) 経験値上昇とステの高さから、新加入の主人に常につけてたなぁ。低レベル補正経験値をさらにうp -- 名無しさん (2012-02-09 00 41 21) ↑3暴食・・・つまり香りを嗅いだ瞬間、鬼の様な形相で飢えきった狼のように「食わせろおおお!!!!」と叫びながら集中して襲って来るってこと?w -- 名無しさん (2012-02-12 01 13 04) ステもパッシブも優秀だけど、後半から伸びが悪くなって最終的には他の式神に変えたほうがいいかも…。しかし役に立つってのは間違いない -- 名無しさん (2012-02-12 06 19 45) ↑↑それ幽々子さまとかが大変なことにw -- 名無しさん (2012-02-12 18 32 26) レベル45まで文より速い早熟タイプだな -- 名無しさん (2012-02-28 23 58 17) ネタ的にゆゆ様につけてる方とかはいるのでしょうか?彼女は器用さが高めだから相性良さそうだがw -- 名無しさん (2012-03-09 01 07 28) 「高ステ式神」目的で付けるにしても、今のところを見る限り成長はL40でほぼ完了してしまっている。後先の伸びを期待しようとなるとやはりほかの式に取って代わられる、ちょっと不遇なキャラかもしれない。 -- 名無しさん (2012-06-16 11 09 34) レベル29からオンバシラにキレが出てくる頃のレベル(かつ一輪がいない)までは、リグ×ミスが生きる。消費MP8遅延0の状態異常つき威力中-全体攻撃になるし。リグルを育てるのが大変なら、燐とか他のパッシブのバックアップに回ってもいいと思う。状態異常消費軽減を生かせるかが、レベルが上がってきてからの先生きのこるための鍵。 -- 名無しさん (2012-06-16 11 38 37) この自分経験値増加って主人のみ?つけてる式神には効果なし? -- 名無しさん (2012-10-21 01 37 41) ミスティアとのイベントを見たのに装備の式神のところをみたらいなくて使えないのですが何故でしょうか? -- 匿名希望 (2012-12-19 23 26 07) ↑アップデートすれば帰ってくるはずですよ -- 天綺 (2012-12-22 10 57 15) ありがとうございます、やってみます -- 匿名希望 (2013-01-01 15 47 32) EXを見据えるのなら育てる価値はほぼ無い。 -- 名無しさん (2019-04-22 10 11 00) 名前 コメント
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レグルス:噴水広場:精霊世界:登場デュエリスト人間 解説:レート1460 【光獣族】使い。 攻略 出現条件 クリア後:サブイベントクリア後。精霊世界にて。 WCモードとの連動 パック連動 プレゼント 激レア:マシュマロン レア:エンシェント・ホーリー・ワイバーン レア:マジカル・アンドロイド 通常:幻獣の角 通常:レグルス 通常:X-セイバー エアベルン デッキ名:獅子王のプライド ※英数含み、50音順。チェック・リンク待ち。途中まで済み 合計40枚+10枚 上級0?枚 THE トリッキー×2 下級1?枚 サンライト・ユニコーン×2 オネスト×2 ボルテック・コング×3 レグルス×3 魔轟神獣ガナシア×2 魔轟神獣ケルベラル3 魔轟神獣キャシー×2 ライトロード・ハンター ライコウ2 魔法13枚 幸福の鉄斧×2 サイクロン×2 死者蘇生 シャインスパーク×3 精神操作 テラ・フォーミング×2 ブラック・ホール ライトニング・ボルテックス 罠06枚 激流葬 サンダー・ブレイク×2 次元幽閉 天罰2 エクストラ10枚 神聖騎士パーシアス2 エンシェント・ホーリー・ワイバーン2 ライトニング・ウォリアー2 魔轟神レイジオン2 マジカル・アンドロイド2
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要確認:捕獲場所によって所持スキルが異なるかどうか 区分 キャラクター 所持スキル モンスター ゴブリン ブレス(汎) ベイルエナジー アローゴブリン ブレス(遠) アローウィスプ リトルグリフォン ブレス(汎) ブレス(飛) リザードマン シールド(軽) シールド(近) アースクエイク ポンプフロッグ シールド(遠) フライマンタ シールド(飛) 天の岩戸 ゲシモーク ブレス(重) スライム ブレス(遠) フンスキー ブレス(飛) リトルジャック シールド(汎) ライトニング ランタンゴースト シールド(汎) ヒスウィッチ シールド(飛) シャドーウルフ ブレス(近) マンドラゴラ ブレス(遠) アイスエイジ エクスプロード ハルピュイア ブレス(軽) 凍土壁断 スケルトン シールド(汎) アロースケルトン シールド(軽) ボルトクラウド ゴーレム シールド(飛) リビングメイル ブレス(近) アローメイル ブレス(遠) カラスモドキ ブレス(飛) 雷獣の怒り マーダートーイ シールド(軽) インプ シールド(軽) メイルシュトロム サカサスキー シールド(汎) 氷狼の牙 ボス グリフォン トランス(飛) グラウンド・ゼロ スナイプ13 恵みの露 セイレーン トランス(近) カタストロフ 聖女の祈り 癒しの滴 キングゲシモーク ブースト(近) ケラヴノス アルテマフィスト 緊急オペ ジャックランタン トランス(遠) グラウンド・ゼロ パンプキンボマー 祝福の聖水 キマイラ ブースト(飛) レジェンノヴァ ヒールライト コアリアクト リッチ ブースト(遠) ケラヴノス ベガズバンケット フィールドオペ コマンドメイル トランス(汎) グラウンド・ゼロ 輝ける天の裁き ファーストエイド ケルベロス トランス(軽) カタストロフ フォルティアー ファーストエイド
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登録日:2017/08/07 (月) 16 58 00 更新日:2024/03/12 Tue 23 53 34NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 あなたのものはあなたのもの、私のものはあなたのもの きれいなジャイアン なぜ歌った フローレンス・フォスター・ジェンキンス リアルジャイアン 奇人 愛すべきバカ 歌ってみた 歴史上の人物 腹筋崩壊 謎の感動 財力とカリスマEXのジャイアン 音痴 「私が歌えないという人は大勢いますが、私が歌わなかったと言った人は一人もいませんわ」 フローレンス・フォスター・ジェンキンス(1868-1944)とは、実在したきれいなジャイアンである。 伝説 ジェンキンスは20世紀前半のアメリカで活動した歌手であり、あのカーネギーホールで開催されたオペラに出演したこともある。 当時では最も有名な歌手で、そのチケットを手に入れることはワールドシリーズのチケットよりも困難であり、 公演の際には会場に入れなかった人々が会場の外を取り囲み、警官が出動したこともあった。 と、ここまでなら「へー、偉大な歌手だったんだろうけど、あくまでその時代で一流だったってだけで歴史に残るほどじゃ無くね?」と思う人もいるだろう。 だが、ジェンキンスは同時代のどんな歌手とも一線を画す存在であり、またその死後、彼女の後を継ぐ者はついに現れなかった。 というのも、彼女は 根っからの壊滅的な音痴 だったのである。 音程もリズムも取れなければ、音域も壊滅的で、息も続かない。 どれほどだったのか、当時のメディア等における批評をざっと見てみよう。 「これまでマンハッタンで披露された中でも、おそらく最も完璧かつ絶対的な才能の欠如」(ライフ誌) 「救いようもなくわめく彼女の歌声を聴くことは、精神病院の保護室に収容された患者の声を盗み聞きすることに似ている」(ビルボード) 「ジェンキンスの歌唱は、歌において想像しうるあらゆる欠点、あらゆる失敗のカタログだ」(ハーバード大学准教授V・A・ハワード) 「夜の女王然としたジェンキンス夫人の急上昇と急下降、のたうちながら転がり落ちてゆくトリル、ほろ酔いのカッコウのように繰り返されるスタッカートは、 聞けば爆笑必至だが、マンハッタンで彼女が毎年行っているリサイタルもだいたいこんな感じだ」(タイム誌によるレコード票) 「歌唱能力が完全に欠落していたことで有名である」(Wikipedia) 「その歌は輪姦される七面鳥の声に似ていた」(某ライター) 「一千万匹の豚のように歌った」(The singing voice誌) 「何か言えば中傷になってしまうのでノーコメントにさせてください」(Esquire誌) ……もちろん、世の中に音痴な人間などごまんといる。 だが、彼女が絶大なる人気を博し、カーネギーホールを満員にしたのは紛れもない史実である。 果たしてこれは一体どういうことなのだろうか。 第二次世界大戦中という暗い世相の中で、「勘違いおばさん」をネタとして楽しんでいた客がいたのも事実だろう。 だがその生涯を紐解いていくと、彼女が多くの人から本当に愛されていたのもまた事実であることがうかがえる。 生涯 ジェンキンスはペンシルベニア州のかなり裕福な家庭に生まれた。 父親は弁護士かつ銀行家、母親も資産家の娘であり、何不自由なく育てられた。 やがて音楽に興味を持ち、8歳の時には歌唱コンクールで「天才児」と絶賛され、全米規模のフェスにまで参加している。 ここから、「若い頃は本当に天才だったが、後年何らかの理由(後述の梅毒など)で音痴になった」という説を唱える人もいるが、 まあ、やっぱり金持ちの娘なのでゲタを履かせてもらっていたと考えたほうが自然だろう。 しかし本人はそんなことはつゆ知らず、「私は天才歌姫!!」と思い込むようになってしまった。 周囲も悪いパターンだろこれ…… だが17歳の時、ヨーロッパに音楽留学したいと願い出た時には、父親にきっぱりと却下されてしまう。 もちろん父親としては、娘を一人で海外にやることの不安以上にお前が音楽家で大成できるわけないだろ、常識的に考えて……という親心だったに違いないが、 自分を天才歌姫だと思い込んでいるジェンキンスは「なんでパパは私の才能にフタをしようとするのよ!!」と盛大に勘違いした挙句、 33歳の医師と駆け落ちしてしまう。 当然実家からは勘当された。 だがこの男、医師としてはともかく男としてはトンデモないロクデナシであり、結婚後も不特定多数の女性と関係を持った挙句に妻に梅毒をうつしてしまう。 ジェンキンスが34歳の時に夫婦は離婚したが、ジェンキンスは治療の後遺症で頭髪を失うわ、財産もほとんど失うわ(まあ、これは彼女が音楽関係の仕事をすることに固執していたせいでもあるが……) と散々な目に遭ってしまう。 やがて娘の窮状を聞きつけた父親は使いを送り、 「うちに戻ってきてもいいですけど、歌だけはやらんといてくださいよ」 と念を押しつつジェンキンスを呼び戻した。 ジェンキンスは「安定した生活よりも音楽がやりてえんだよ!!なんで父も世間も自分の才能を認めないんだ!!」と思っていたに違いないが、 結果的にこの判断が彼女を有名歌手に押し上げることになる。 数年後に父が無くなり、莫大な財産を手に入れたからだ。 と言っても、その金にものを言わせてコンサートホールやレコード会社を買収し……というわけではない。 彼女は今でいう財団を設立し、若手の音楽家や美術家を支援したのだ。 若い頃の自分と同じ境遇の人たちを救いたいと考えたのかもしれない。 そして本人はというと、慈善活動の傍らこっそり歌のレッスンを受け、財団のパーティの席上などでたまに披露した。 ……やっぱり自分が歌いたいだけなんじゃなかったんですかね…… ただし最初はチケットをただで配ったり、逆に客に金銭を上げたりもしており、金に糸目をつけない人ではあっても金の亡者では無かった。 財団の成長もあってこの歌が次第に評判を呼び、やがて全米の注目を集めることになるのだから、人生何が起こるかわからないというものである。 もちろん彼女の本位ではない注目の集め方だったわけだが、彼女は 「やっと世間が私の歌を認めたのね!!」 と確信した。 この期に及んでも自分が音痴であるということには気が付かなかったらしい。 もちろん客が増えるにつれて、彼女のチャリティー精神に共感した善意の人ばかりではなく、ヤジや罵声を飛ばすためにやってくる人も増えてきた。 だが、彼女はそれらは全てライバルの妨害か、自分の才能に嫉妬した奴らだと思っていたというから、もはや無敵である。 ただし本項目冒頭に掲げた発言から、ある程度は自覚していたのではないかという説もある。 1941年にはタクシーに乗車していて事故に遭い、一時意識障害にまで至ったのだが、彼女曰くこの事故のおかげで以前より高いFの音が出るようになったらしく、 運転手に苦情を言うどころか高級葉巻一箱を贈っている。 この逸話以外でも、彼女は他人に贈り物をするのが好きだったというエピソードは数多く残っており、彼女が周囲から愛された一因であると思われる。 なお他人に借りを作るのが嫌だったらしく、他人からの贈り物は決して受け取らなかったという。 まさに見事なまでにジャイアニズムの逆を行く人であった。 そして1944年。歌手として最高峰と言えるカーネギーホールでの公演を大成功させた彼女は、その一か月後に76歳で世を去った。 逸話 彼女の舞台が盛況を極めた理由として、その類まれな歌唱力とサービス精神に加えて、大胆な衣装とこだわり抜いた演出もあった。 一回の公演で最低3回は衣装を変え、客席に惜しげもなく花を振りまいた(途中で花が足りなくなり、客席から一旦回収してもう一回投げたこともあった)。 背中に天使の羽を付けたド派手な衣装が有名だが、この衣装を着たジェンキンスのことをある批評家は「餌をやり過ぎたガチョウ」と評した。 彼女が自分の音痴を自覚していなかったことを示すエピソードとして、彼女はレコーディングは一発録り主義者だった。 あるレコードを収録した際、どうしても最後の一音が気に入らなくて没にしようと提案した。 周囲はもはや最後の一音がどうとか気にしているような段階ではないことを知っていたので優しく静止した。 なおこの歌はオペラの名人でも難しいとされる難曲「夜の女王」であり、その出来は当然…… 彼女の音源について語る時に避けて通れないのが伴奏のマクムーンの存在である。 自由気ままに歌う彼女のミス(というかミスしかない)を何とかフォローしようとしているのだが、さすがに完全にはついていけず何度か滑っている。 間奏部分の上手さとのギャップもあって、素人耳にも爆笑もの。 公平に言って、彼女が自分の財力にものを言わせて野心を実現させたという側面は否定できない。 だが周囲の人々の証言からは、彼女が真摯に音楽や芸術を愛し、他人への支援や施しを喜びとする、自信と誠実さに溢れた愛すべき人であったことも伝わってくる。 この人柄が無ければ、彼女の名前が現在まで語り継がれることは無かったかもしれない。 さて、そんなジェンキンスの気になる歌声だが、幸いにもいくつかの音源が残っており、動画サイトなどで視聴可能である。 是非飲み物を口いっぱいに含んだ状態で聞いていただきたい。 また、その前に上手い歌手の同じ演題を聞いておくことを推奨する。 追記・修正はジェンキンスの歌を100回リピートしてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] そうそうこの人だった。なんて人だったかと探してたんだよ -- (2017-08-07 20 16 44) ジェンキン寿司とは関係なかった -- 名無しさん (2017-08-09 14 58 36) 自覚した上で貫いたらまだ良いんだが、本気で無自覚なら自己愛性人格障害だったんやろな…… -- 名無しさん (2021-03-17 18 23 06) この人を題材にメリル・ストリープ主演で映画まで作られているんだからわからんもんだ。 -- 名無しさん (2023-09-12 12 19 16) 名前 コメント
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猟師ヴァネッサ 章 名前 Lv HP ルーン 編成 ドロップアイテム スキル スキル 第1章 ゴブリン 33 1077 240 汎飛 軽遠 汎近 汎近 銀の原石 攻撃陣形(近) 攻撃陣形(汎) 汎飛 軽遠 汎近 汎近 アイスクラスター - 汎飛 軽遠 汎近 汎近 リトルジャック 33 1044 240 軽飛 汎遠 汎近 汎近 攻撃陣形(近) 防御陣形(近) 軽飛 汎遠 汎近 汎近 轟く波動 - 軽飛 汎遠 汎近 汎近 スケルトン 33 946 240 重飛 軽遠 汎近 汎近 攻撃陣形(近) 攻撃陣形(汎) 重飛 軽遠 汎近 汎近 アイスエイジ - 重飛 軽遠 汎近 汎近 ゲシモーク 33 1142 240 軽飛 汎遠 重近 重近 攻撃陣形(近) 攻撃陣形(重) 軽飛 汎遠 重近 重近 ライトニング - 軽飛 汎遠 重近 重近 リザードマン 33 1012 240 重飛 重遠 軽近 軽近 攻撃陣形(近) 攻撃陣形(軽) 重飛 重遠 軽近 軽近 エクスプロード - 重飛 重遠 軽近 軽近 第2章 リトルジャック 33 1044 240 軽飛 汎遠 汎近 汎近 銀の原石 攻撃陣形(近) 防御陣形(近) 軽飛 汎遠 汎近 汎近 轟く波動 - 軽飛 汎遠 汎近 汎近 アローゴブリン 33 1012 240 汎飛 軽遠 軽遠 汎近 攻撃陣形(近) 攻撃陣形(汎) 汎飛 軽遠 軽遠 汎近 アイスクラスター - 汎飛 軽遠 軽遠 汎近 リビングメイル 33 1142 240 軽飛 重遠 重近 重近 攻撃陣形(近) 防御陣形(近) 軽飛 重遠 重近 重近 氷狼の牙 - 軽飛 重遠 重近 重近 スケルトン 33 946 240 重飛 軽遠 汎近 汎近 攻撃陣形(近) 攻撃陣形(汎) 重飛 軽遠 汎近 汎近 アイスエイジ - 重飛 軽遠 汎近 汎近 シャドーウルフ 33 1044 240 軽飛 汎遠 汎近 汎近 攻撃陣形(近) 防御陣形(近) 軽飛 汎遠 汎近 汎近 ボルトクラウド - 軽飛 汎遠 汎近 汎近 第3章 リビングメイル 33 1142 240 軽飛 重遠 重近 重近 銀の原石 攻撃陣形(近) 防御陣形(近) 軽飛 重遠 重近 重近 氷狼の牙 - 軽飛 重遠 重近 重近 アローゴブリン 33 1012 240 汎飛 軽遠 軽遠 汎近 攻撃陣形(遠) 防御陣形(遠) 汎飛 軽遠 軽遠 汎近 アイスクラスター - 汎飛 軽遠 軽遠 汎近 ゴブリン 33 1077 240 汎飛 軽遠 汎近 汎近 攻撃陣形(近) 攻撃陣形(汎) 汎飛 軽遠 汎近 汎近 アイスクラスター - 汎飛 軽遠 汎近 汎近 スライム 33 1077 240 軽飛 汎遠 汎遠 重近 攻撃陣形(遠) 攻撃陣形(汎) 軽飛 汎遠 汎遠 重近 バレットフレア - 軽飛 汎遠 汎遠 重近 マーダートーイ 33 1044 240 汎飛 軽遠 軽近 軽近 攻撃陣形(近) 防御陣形(近) 汎飛 軽遠 軽近 軽近 朱雀の舞 - 汎飛 軽遠 軽近 軽近 第4章 アローゴブリン 33 1012 240 汎飛 軽遠 軽遠 汎近 銀の原石 攻撃陣形(遠) 防御陣形(遠) 汎飛 軽遠 軽遠 汎近 アイスクラスター - 汎飛 軽遠 軽遠 汎近 アローメイル 33 1110 240 軽飛 重遠 重遠 重近 攻撃陣形(遠) 攻撃陣形(重) 軽飛 重遠 重遠 重近 煉獄の焔 - 軽飛 重遠 重遠 重近 ランタンゴースト 33 1012 240 軽飛 汎遠 汎遠 汎近 攻撃陣形(遠) 攻撃陣形(汎) 軽飛 汎遠 汎遠 汎近 凍土壁断 - 軽飛 汎遠 汎遠 汎近 スライム 33 1077 240 軽飛 汎遠 汎遠 重近 攻撃陣形(遠) 攻撃陣形(汎) 軽飛 汎遠 汎遠 重近 バレットフレア - 軽飛 汎遠 汎遠 重近 ポンプフロッグ 33 1012 240 重飛 重遠 重遠 軽近 攻撃陣形(遠) 防御陣形(遠) 重飛 重遠 重遠 軽近 メイルシュトロム - 重飛 重遠 重遠 軽近 第5章 ランタンゴースト 33 1012 240 軽飛 汎遠 汎遠 汎近 銀の原石 攻撃陣形(遠) 攻撃陣形(汎) 軽飛 汎遠 汎遠 汎近 凍土壁断 - 軽飛 汎遠 汎遠 汎近 アローメイル 33 1110 240 軽飛 重遠 重遠 重近 攻撃陣形(遠) 攻撃陣形(重) 軽飛 重遠 重遠 重近 煉獄の焔 - 軽飛 重遠 重遠 重近 アロースケルトン 33 946 240 重飛 軽遠 軽遠 汎近 攻撃陣形(遠) 防御陣形(遠) 重飛 軽遠 軽遠 汎近 朱雀の舞 - 重飛 軽遠 軽遠 汎近 ポンプフロッグ 33 1012 240 重飛 重遠 重遠 軽近 攻撃陣形(遠) 防御陣形(遠) 重飛 重遠 重遠 軽近 メイルシュトロム - 重飛 重遠 重遠 軽近 マンドラゴラ 33 1001 240 軽飛 汎遠 汎遠 汎近 攻撃陣形(近) 攻撃陣形(軽) 軽飛 汎遠 汎遠 汎近 エクスプロード - 軽飛 汎遠 汎遠 汎近 第6章 アローメイル 33 1110 240 軽飛 重遠 重遠 重近 月光の腕輪 攻撃陣形(遠) 攻撃陣形(重) 軽飛 重遠 重遠 重近 見通しの眼 煉獄の焔 - 軽飛 重遠 重遠 重近 白鳥の羽根 リトルグリフォン 33 1121 240 汎飛 汎飛 軽遠 汎近 攻撃陣形(飛) 防御陣形(飛) 汎飛 汎飛 軽遠 汎近 アローウィスプ - 汎飛 汎飛 軽遠 汎近 フンスキー 33 1209 240 軽飛 軽飛 汎遠 重近 攻撃陣形(飛) 防御陣形(飛) 軽飛 軽飛 汎遠 重近 ブリッツァー - 軽飛 軽飛 汎遠 重近 ポンプフロッグ 33 1012 240 重飛 重遠 重遠 軽近 攻撃陣形(遠) 防御陣形(遠) 重飛 重遠 重遠 軽近 メイルシュトロム - 重飛 重遠 重遠 軽近 キマイラ 33 1198 240 汎飛 軽遠 軽遠 軽近 攻撃陣形(近) 防御陣形(近) 汎飛 軽遠 軽遠 軽近 朱雀の舞 ボルトクラウド 汎飛 軽遠 軽遠 軽近 第7章 リトルグリフォン 34 1146 240 汎飛 汎飛 軽遠 汎近 銀の原石 攻撃陣形(飛) 防御陣形(飛) 汎飛 汎飛 軽遠 汎近 アローウィスプ - 汎飛 汎飛 軽遠 汎近 カラスモドキ 34 1235 240 軽飛 軽飛 重遠 重近 攻撃陣形(飛) 攻撃陣形(軽) 軽飛 軽飛 重遠 重近 テンペストフレア - 軽飛 軽飛 重遠 重近 ヒスウィッチ 34 1101 240 軽飛 軽飛 汎遠 汎近 攻撃陣形(飛) 防御陣形(飛) 軽飛 軽飛 汎遠 汎近 雷鳴の門 - 軽飛 軽飛 汎遠 汎近 フンスキー 34 1235 240 軽飛 軽飛 汎遠 重近 攻撃陣形(飛) 防御陣形(飛) 軽飛 軽飛 汎遠 重近 ブリッツァー - 軽飛 軽飛 汎遠 重近 フライマンタ 34 1067 240 重飛 重飛 重遠 軽近 攻撃陣形(近) 攻撃陣形(汎) 重飛 重飛 重遠 軽近 アイスエイジ - 重飛 重飛 重遠 軽近 第8章 ヒスウィッチ 34 1101 240 軽飛 軽飛 汎遠 汎近 銀の原石 攻撃陣形(遠) 防御陣形(遠) 軽飛 軽飛 汎遠 汎近 アイスクラスター - 軽飛 軽飛 汎遠 汎近 カラスモドキ 34 1235 240 軽飛 軽飛 重遠 重近 攻撃陣形(飛) 攻撃陣形(軽) 軽飛 軽飛 重遠 重近 テンペストフレア - 軽飛 軽飛 重遠 重近 フンスキー 34 1235 240 軽飛 軽飛 汎遠 重近 攻撃陣形(飛) 防御陣形(飛) 軽飛 軽飛 汎遠 重近 ブリッツァー - 軽飛 軽飛 汎遠 重近 ゴーレム 34 1001 240 重飛 重飛 軽遠 汎近 攻撃陣形(飛) 攻撃陣形(重) 重飛 重飛 軽遠 汎近 手裏剣 - 重飛 重飛 軽遠 汎近 ハルピュイア 34 1101 240 軽飛 軽飛 汎遠 汎近 攻撃陣形(飛) 防御陣形(飛) 軽飛 軽飛 汎遠 汎近 アイスエイジ - 軽飛 軽飛 汎遠 汎近 第9章 カラスモドキ 34 1235 240 軽飛 軽飛 重遠 重近 銀の原石 攻撃陣形(飛) 攻撃陣形(軽) 軽飛 軽飛 重遠 重近 テンペストフレア - 軽飛 軽飛 重遠 重近 リトルグリフォン 34 1146 240 軽遠 汎飛 汎飛 汎近 攻撃陣形(飛) 防御陣形(飛) 軽遠 汎飛 汎飛 汎近 アローウィスプ - 軽遠 汎飛 汎飛 汎近 リトルグリフォン 34 1146 240 軽遠 汎飛 汎飛 汎近 攻撃陣形(飛) 防御陣形(飛) 軽遠 汎飛 汎飛 汎近 アローウィスプ - 軽遠 汎飛 汎飛 汎近 フンスキー 34 1235 240 軽飛 軽飛 汎遠 重近 攻撃陣形(飛) 防御陣形(飛) 軽飛 軽飛 汎遠 重近 ブリッツァー - 軽飛 軽飛 汎遠 重近 サカサスキー 34 1101 240 汎飛 汎飛 軽遠 軽近 攻撃陣形(飛) 攻撃陣形(汎) 汎飛 汎飛 軽遠 軽近 手裏剣 - 汎飛 汎飛 軽遠 軽近 第10章 リトルグリフォン 34 1146 240 軽遠 汎飛 汎飛 汎近 銀の原石 攻撃陣形(飛) 防御陣形(飛) 軽遠 汎飛 汎飛 汎近 アローウィスプ - 軽遠 汎飛 汎飛 汎近 ヒスウィッチ 34 1101 240 汎遠 軽飛 軽飛 汎近 攻撃陣形(飛) 防御陣形(飛) 汎遠 軽飛 軽飛 汎近 アイスクラスター - 汎遠 軽飛 軽飛 汎近 フンスキー 34 1235 240 汎遠 軽飛 軽飛 重近 攻撃陣形(飛) 防御陣形(飛) 汎遠 軽飛 軽飛 重近 ブリッツァー - 汎遠 軽飛 軽飛 重近 ゴーレム 34 1001 240 軽遠 重飛 重飛 汎近 攻撃陣形(飛) 攻撃陣形(重) 軽遠 重飛 重飛 汎近 手裏剣 - 軽遠 重飛 重飛 汎近 フライマンタ 34 1067 240 重遠 重飛 重飛 軽近 攻撃陣形(近) 攻撃陣形(汎) 重遠 重飛 重飛 軽近 アイスエイジ - 重遠 重飛 重飛 軽近 第11章 ヒスウィッチ 34 1101 240 汎遠 軽飛 軽飛 汎近 王様の見えてる服 攻撃陣形(遠) 防御陣形(遠) 汎遠 軽飛 軽飛 汎近 招待状片(赤ずきん) アイスクラスター - 汎遠 軽飛 軽飛 汎近 資源ボックス(中) カラスモドキ 34 1235 240 重遠 軽飛 軽飛 重近 攻撃陣形(飛) 攻撃陣形(軽) 重遠 軽飛 軽飛 重近 テンペストフレア - 重遠 軽飛 軽飛 重近 コマンドメイル 34 1377 240 重遠 軽飛 軽飛 重近 攻撃陣形(飛) 攻撃陣形(軽) 重遠 軽飛 軽飛 重近 テンペストフレア アイスエイジ 重遠 軽飛 軽飛 重近 グリフォン 34 1330 240 軽遠 重飛 重飛 汎近 攻撃陣形(飛) 攻撃陣形(重) 軽遠 重飛 重飛 汎近 手裏剣 ボルトクラウド 軽遠 重飛 重飛 汎近 セイレーン 34 1151 240 汎遠 軽飛 軽飛 汎近 攻撃陣形(飛) 防御陣形(飛) 汎遠 軽飛 軽飛 汎近 アイスエイジ テンペストフレア 汎遠 軽飛 軽飛 汎近 第12章 カラスモドキ 35 1257 240 重遠 軽飛 軽飛 重近 毛皮の帽子 攻撃陣形(飛) 防御陣形(飛) 重遠 軽飛 軽飛 重近 招待状片(赤ずきん) アイスエイジ - 重遠 軽飛 軽飛 重近 資源ボックス(中) ゴブリン 35 1120 240 汎飛 軽遠 汎近 汎近 攻撃陣形(近) 攻撃陣形(汎) 汎飛 軽遠 汎近 汎近 アイスクラスター - 汎飛 軽遠 汎近 汎近 キングゲシモーク 35 1417 240 汎遠 軽飛 軽飛 汎近 攻撃陣形(遠) 防御陣形(遠) 汎遠 軽飛 軽飛 汎近 アイスクラスター アイスエイジ 汎遠 軽飛 軽飛 汎近 ジャックランタン 35 1234 240 軽遠 重飛 重飛 汎近 攻撃陣形(飛) 攻撃陣形(重) 軽遠 重飛 重飛 汎近 手裏剣 ボルトクラウド 軽遠 重飛 重飛 汎近 リッチ 35 931 240 軽遠 汎飛 汎飛 軽近 攻撃陣形(飛) 攻撃陣形(汎) 軽遠 汎飛 汎飛 軽近 手裏剣 テンペストフレア 軽遠 汎飛 汎飛 軽近
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レグナントREGNANT 登場作品 機動戦士ガンダム00 型式番号 GNMA-0001V 全高 32.3m 重量 586.1t 所属 イノベイター 武装 GNバルカンGNマイクロミサイルエグナーウィップGNファング大型ビーム砲対艦用GNソードGNフィールド 搭乗者 ルイス・ハレヴィ 【設定】 ヴェーダを掌握したイノベイター勢力がアルヴァトーレを基に試作したGNMA-Y0001 エンプラスを発展させ、モビルスーツ形態への変形を導入した大型可変モビルアーマー。 エグナーウィップは子機が出せるように改良され、大型ビーム砲は発射後に軌道を変えることが可能となった。 腕部のクロー部分が伸びなくなった代わりなのかクローが5基ずつのGNファングとなり、腕部にミサイルを搭載し、翼がGNソードも兼ねるなど、エンプラスから更に攻撃的な機体となっている。 頭部のカバーを外すとジンクス系と同様の4つ目が現れるが、その更に奥にはガンダムタイプの頭部が隠されている。 広義で本機もガンダムタイプとして扱われており、ルイス・ハレヴィは憎悪の対象であるガンダムに自分自身が乗って憎悪を晴らそうとしているという皮肉な構図となっている。 リボンズ・アルマークのルイスのために用意したという旨の発言と、彼女にイノベイターとなる事を期待する、と言う旨の発言及び本機の高性能さから、アロウズの象徴としての役割を担わせるつもりだった可能性がある。 実戦に投入されたのは1機のみだが、改良と量産化が進められていたようで、頭部が大型化し機体色を青としてロールアウト直前だった2号機が存在している。 戦後に地球連邦軍は本機を更に発展させ、純粋種のイノベイター専用MAとしてGNMA-Y0002V ガデラーザを開発している。 【武装】 GNバルカン MS形態の太腿部、MA形態の機首側面に左右1門ずつ内蔵されたビーム砲。 GNマイクロミサイル 両腕部に内蔵された実弾兵器。 エグナーウィップ 腕部の掌から射出する有線式電磁アンカー。 敵機を拘束して電流を流す事でパイロットにダメージを与える。 アンカーから更に4つの子機を射出可能な様に改良され、広範囲かつ多数を捕捉しやすくなっている。 GNファング 腕部の指に相当する箇所から射出する無線誘導兵器。 劇中では通常の射撃の他、ビームサーベルの形成無しで突撃して攻撃しており、後のダブルオークアンタのGNソードビットに近い事を実行している。 腕部に接続したまま大型クローとしての使用も可能。 大型ビーム砲 1門に3つの射出口を持つビーム兵器。 3本のビームをGNフィールドの応用技術により1本にまとめ、干渉具合を制御する事でビームの軌道を曲げることが可能。 対艦用GNソード 両翼を兼ねた近接戦用兵器。 ダブルオーライザーのGNソードIIIを受けるために使用された。 GNフィールド アルヴァトーレ、エンプラスに引き続き搭載された防御兵装。 セラヴィーガンダムのハイパーバーストをものともせずに防ぐ出力を誇る。 【原作の活躍】 エンプラスの実戦データを基に完成し、リボンズ・アルマーク手ずからルイス・ハレヴィに譲渡される。 初陣のアニュー・リターナー達とのプトレマイオス2襲撃ではガデッサ、ガラッゾの援護の下にセラヴィー、アリオスガンダム、GNアーチャーと交戦し、その末に3機をエグナーウィップで拘束したが、ダブルオーライザーには圧倒されて損傷を受けた事で撤退した。 ラグランジュ5での戦闘では、一騎打ちをするダブルオーライザーとスサノオを横目に家族の仇であるネーナ・トリニティのガンダムスローネドライを怨念と圧倒的な性能差で撃破した。 最終決戦では外宇宙航行母艦「ソレスタルビーイング」外周の戦闘で防衛部隊の一員としてアンドレイ・スミルノフのアヘッドと共に出撃、ダブルオーライザー戦ではビーム砲の照射からしがみ付き、複数のガガの特攻で相討ちに持ち込むつもりが沙慈がガガをオーライザーのミサイルで迎撃した事で火力が足りず失敗。 衝撃で気絶したルイスは刹那によって救出され、中破した本機は放棄された。 その後、放棄された機体は地球連邦軍がイノベイター勢力の技術を得るために回収・解析された。 【搭乗者】 ルイス・ハレヴィ CV:斎藤 千和 地球連邦軍独立治安維持部隊アロウズに所属するモビルスーツパイロット。 ラグランジュ5での戦闘で自分の人生を狂わせた張本人であるネーナ・トリニティと対峙。 ガンダムスローネドライを撃墜して彼女を殺害したが、結局仇討ちでは手に入れるものが無いことに気付いただけであった。 最終決戦では外宇宙航行母艦「ソレスタルビーイング」防衛のために出撃したが、ダブルオーライザーとの戦闘で乗機を中破させられ刹那がギリギリのところで救出、沙慈によって安全な場所まで運ばれて意識を取り戻す。 憎悪にとり憑かれた彼女は沙慈を殺害しようと彼の首に手をかけるが、彼女の病状はすでに取り返しのつかないところまで進行していたようで絶叫し倒れてしまう。 しかしトランザムバーストの引き起こす超常現象により、再び息を吹き返し細胞侵食も消え無事に生存、沙慈と和解し元の優しさも取り戻した。 アロウズ壊滅後は沙慈の看護の元で世界の行く末を見守りながら、一緒に暮らすようになる。 【原作名台詞】 「…そうね、死にたくないよね。でも、ママとパパは…そんな言葉すら言えなかった!!」第46話より。レグナントで両親の仇であるスローネドライ、そしてネーナ・トリニティを破壊、殺害する時に。自らの所業を詫びる事無く、自分の不幸ばかりを叫ぶネーナをこの怒りと悲しみの一言で断じ、遂に引導を渡す。 「やったよ…ママ、パパ! 仇を取ったよ…ガンダムを倒したよ! アハハ、アハハハ…ウフフ…ママ、パパ? どこ…? 私、やったよ…やったんだから、だから…褒めてよ……。よくやったって…言って…!…ああああああああああ!!!」第46話より。ガンダムスローネドライに引導を渡した後、届かぬ両親の声を求めて。やっと念願の仇討ちを果たしたルイスだったが、どんなに求めても両親の声も、4年前の思い出も戻らない。決して戻らぬ穏やかな日々は、今のルイスにとってどう映ったのだろうか……。 ルイス「お前達は…世界を乱す悪だ! お前達さえいなければ!!」沙慈「幸せになれるの!? 戦いで勝ち取る未来なんて! 本当の未来じゃないよ!! 僕たちは分かり合うことで未来を築くんだ!!」ルイス「その未来を奪ったのはソレスタルビーイングだ! 戦争を仕掛けたのも、世界を歪めたのも!!」第48~49話より。ダブルオーライザーと対峙した時に。沙慈の声も届かず、ソレスタルビーイングへの憎しみに染まりきり沙慈をも殺そうとする。 【その他名台詞】 「ヒイロ・ユイ!よくもリリーナにひどい事を!!」ゲーム『第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇』から、ヒイロに対する特殊戦闘台詞。前作『破界篇』で友人だったリリーナの招待状を破り捨てたことを当のリリーナ以上に根に持っていた。 「ソレスタルビーイング!死ね、死ねぇっ!」ゲーム『第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇』から、ソレスタルビーイング勢に対する特殊戦闘台詞。シンプルでありながら、ソレスタルビーイングへの憎悪が伝わる。 「沙慈、沙慈…!沙慈ぃぃぃぃっ!!」「ほら、やっぱり!それが本性なんだ、沙慈ぃぃっ!」「刹那!あんたと沙慈は、あたしのこの手で…!」ゲーム『第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇』から、ダブルオーライザーに対する特殊戦闘台詞。こちらも相当に憎悪が籠っている。 「両親の仇……?そこのガンダム!あなたを援護します!」スパロボCCでリーダーに設定して特定の話数を見た時に、ドモンがデビルガンダムに「母は死に、父は冷凍刑……」と言った事で共感を覚え共闘することを決める。 【VS.シリーズの活躍】 EXVS. アーケード版のEXVSでは唯一の中ボスであった。 例によって極太ビームやら拡散ミサイルやらの怖い武装を撃ってくるが、特筆すべきはその機動力。 CPUの思考が回避・移動寄りになっているのか、パイロットがあのルイスだとは思えないほどよく逃げる。 連合VSZAFTの可変機体のように、ブーストダッシュ時に変形する。 また、初期のボス機体あのか、武装に弾数が設定されている(カルネージ・フェイズも同様。最もリロード時間が短いため弾切れになる事は滅多に無いが) 現時点ではFORCEを除いてMBON.まで参戦していたが、EXVS.2では遂にリストラされてしまった。 【勝利・敗北ポーズ】 ※アーケード版では後ろ姿だが敗北ポーズのみ確認できる。それ以外は通常プレイでは見れないため自己責任で。 勝利ポーズ GNビーム砲の発射態勢をとる。 敗北ポーズ 地面に両手両膝を付き項垂れる。 タキオン・フェイズと同様。 【その他の活躍】 スーパーロボット大戦 セカンドシーズンが初参戦となった『第2次Z再世篇』ではルイスは最初は名無しの一般兵と同等のレベルで大したことはない敵なのだが、レグナントに乗ってからは一転しパイロット能力が大幅に強化され、レグナントの性能と合わせてリボーンズガンダムやスサノオ、アルケーガンダムにも劣らぬ強敵となる。 ちなみに、同作では他作品との兼ね合いもあってか00一期と二期の間がわずか一年になっている。 つまり、ルイスはわずか一年で失った左手の再生をし、その上でリボンズ級のパイロットになったということになる。 もし彼女が自軍に加入していたら機体次第では最強の女性エースとして扱えたかもしれない。 次回作以降では劇場版になったため沙慈ともども民間人に戻った。 『CC』ではストーリー上は原作に近い流れで退役したようだが、イベントガチャで引ければプレイヤー仲間にする事が出来た。 ストーリーを進める際にリーダー機に設定することで一言くらいではあるが親を失ったドモン・カッシュに共感し援護したり、リボンズを否定しに真っ向から立ち向かうなどアロウズではないまっとうな軍人としての彼女の貴重な姿を見る事が出来た。 最もサービス終了してアーカイブなどもないので確認手段がないのが残念なところ。 【余談】 ルイスは本機がガンダムの顔を持つことを本編で知る予定だったが、その後のフォローが描ききれないという理由で没になり、レグナントのガンダムフェイスも裏設定となった。 小説版では、レグナントはガンダムタイプと明記されていたり、ROBOT魂ではガンダムフェイスも用意されている。 ルイスは当初、あのまま死んでしまう結末も用意されていたらしい。 しかしただの美談で終わらせたくないということから彼女を生かし、自分が行ってきたことと向き合わせる茨の道の結末を持ってきた……というカテジナ・ルースと似たような理由で生き残ったが、カテジナと違いルイスが死んでしまったら沙慈があまりにも報われず後味が悪かったので、生き残ってくれて沙慈も視聴者も安心したことだろう。 しかし、よくよく考えると「強化人間+敵対組織の人間と恋仲+一度戦場で心を通わせる+巨大MAに乗る女性」とガンダムにおけるかなりの死亡フラグを積み重ねていたが、よく生き残ったものである。まさしく沙慈の愛の起こした奇跡だ。
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レグア レグバ(2)の別名。
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※オリキャラが出ます、ていうかでしゃばります。 ※無駄に長いです。ていうか長すぎです。ドウシテコウナッタ‥ ※ゆっくりSS‥? ※ゆっくりに癒されたい人は視聴不推奨。 ※厨二設定のオンパレードな気がします。 ※最後にも言いますが、今のうちに謝っておきます。色々とごめんなさい 「アハハハハハッ、アハハアハハハ!!!」 陽も月も出ていない深夜、一つの大きな影が緩やかに、だが確実にその身を少しずつ海面へと沈ませていく。 不沈船と謳われたその船の名は、豪華客船『ゆイタニック号』。 その重厚な船体には、先ほど巨大な氷山と衝突した際にできた、船の大きさから見れば非常に小さな、だが安全な航海を保障するには致命的な程度の大きさの穴が空いていた。 船の中に居る可哀想な乗客たちの多くは、まだ気付いてもいないだろう。 この大海原で自分達の命を支えているその巨大な足場が、あと数時間のうちに沈みきってしまうことを。 当たり前だ。自分のように、船の遥か上空から船全体を観察でもしない限り、発生してすぐに気付ける異変ではない。 今、この事実を知っているのは、船の仕組みと現状を良く理解できる環境にある一部のクルーだけだろう。 自分を含めてもほんの少しの人数だけだ。 「ウハハハハハハ、アッハハハハハハァ!!」 だから、それが面白くおかしくて仕方が無い。 まさか、本当に沈むなんて。 まさか、本当に沈ませることができるなんて。 それも、こんなに大きな船を。 「アハハハハハ、見える、見えるよ。慌てふためいて逃げ惑い、悲しみと絶望に包まれる、哀れな人間の姿が!アッハアハハ!!」 宙に浮かぶ彼女は、狂ったような大声で、この惨事を高笑いしながら見つめ続けた。 その光景が、本当に楽しみで仕方が無いという風に。 『ゆイタニック号のゆ劇』 海上の船上ローレライ(上)byかぐもこジャスティス 「私の名はローレライ。かつてこの海に沈んで死んだ哀れな少女の成れの果て」 ゆイタニック号船内。2階廊下。 船が氷山と衝突してから数刻後。 既に船内に非常ベルは鳴り響き、船内は乗客の怒号と狂乱の中に支配されていた。 混乱しながら我先にと船内を逃げ惑う人々、突然の災事に統率の取れていないクルー達、 その混乱の最中、その少女はそこに、ただ立っていた。 「そして、今はこの海域を根城とし、幾人もの男達の魂を喰らって来た恐ろしい魔女」 見た目の歳は十代半ばほど、黒く長いロングヘアーに、綺麗に透き通ったブルーの瞳、黒のワンピースと赤い靴、 そして、何より際立つのは、人間のものとは思えないほど白く透き通った肌の色。 健常さや生気がまるで感じられないその色は、彼女が語るように死人のそれとまったく同じ色だった。 少女は高く大きな澄んだ声で、大きく両手を広げながらかく語る。 「私の歌は終わりの序曲。聞いて沈まぬ船はない。私の歌は絶望の調べ。聞いて生きて帰れる者はいない」 青い目は燦燦と輝かせながら、そこに居る者達を嘲笑するように、少女は言う。 お前達をこの状況に追いやったのは自分であると。 「さぁ絶望しろ。末期の言葉を考えろ。お前達がどう抗おうと、ここがお前達の終点だ。これ以上の先はない!!あるのは貴様らの水死体と終わりの暗闇だけだ! それが宿命だ。私の、魔女ローレライの歌を聴いた者の終焉だ!! 畏れ敬え!!嘆け恨め憎しめ!!そして苦しみながら死ぬが良い。私が、魔女ローレライがお前達の死だ!!」 歳相応ではない、少女らしかぬ凶悪な笑みと共に、一気にそれだけの台詞をまくしたてる。 まるでオペラのように仰々しく声高く、そこに居る全ての人々に自分の声を届かせるように。 「こっちだ!はやく上に逃げるんだ!!」 「冗談だろ!この船が沈むなんて!よりによってこの船が!!」 「船は傾いているんでしょう!!ブリッジに出るのは危険じゃないの!!」 「馬鹿、いつ水がここまで上がってくるか分からないんだぞ!!」 「おい、そこのお前。わしをこんな目に合わせおって、お前んとこの会社は責任を取ってくれるんだろうな!!」 「それより他のクルーはどこ行ったんだよ!!」 「ゆっくりしていってね!!」 「ゆっくりしていってくださいね!!」 「うー、うー!!」 「どなたかー!!このれみりゃの飼い主さんはいらっしゃいませんかー!迷子になってたんですけどー!!」 「ちくしょう自分のゆっくりくらい自分で面倒見やがれってんだ!」 だが、その場に居た全ての人は、その言葉を誰も聞いていなかった。 「ハハハハハ、どうだ自分の運命が憎いか?悔しいか?絶望したか?だがもう手遅れだ!!こうなったら私にも止められん!! 私を倒そうという無謀な勇者が居たとて貴様らはもう絶対に助かりはしない!!アッハアハハ‥げほげほ」 あまりにもの長台詞に流石にちょっと疲れてしまったようで、少女は肩を落として息を整える。その表情はちょっと辛そうだ。 「ていうかさぁ、これ只のドッキリだろ?騙されんなよ」 「マジでか!?やっだなぁ、れいむ騙されちゃったよ!」 「馬鹿言うんじゃないんだぜ!!てゐの言うことなんか信じちゃ駄目なんだぜ!!」 少女の言葉どころか存在さえ無視するように乗客の避難は続く。 「ゼェゼッェ、ハァハァハ、お‥お前達の希望は既に尽きた。未来は無い。あるのは絶望だけだ!!ここがお前達の終点だ! あ‥、しまったこれはさっき言ったや。え~と」 一旦台詞を言うのをやめ、少女はポケットから手帳を取り出して赤ペンでチェックマークを付ける。 その手帳にはそれまでの長台詞が黒い文字で長々と書かれているほかに、『凄く良い。絶対使おう』、『ちょっとチープすぎるかも?もうちょっと難しい言葉に変えてみよう』、 『絶望って言葉が多すぎるかも』などと言った赤色のメモ書きが添えられていた。 「らんしゃまぁぁぁぁ!!」 「ちぇぇぇぇぇんん!!!!」 「うるせぇよ!どのゆっくりだ!!」 少女が真剣にメモ帳をめくっている間にも避難は続く。 人と比べゆっくりの避難活動は比較的和やかだ。 「ゆ~ゆっくりゆっくり」 「ゆっくっち」「ゆっくちぃ!」 「くろまく~」「あたいさいきょー」 「逃げるのめんどい‥」「とらうみゃぁ」 「けろけろけろ」「かなきゃのーん」 多種多様なゆっくりが各々のペースで避難を進める。 「あ~え~と。あ、これまだ言ってないや。コホン、あ~、愚かな人間よ。人の身でこの私に適うと思っているのか。私は悲しみの海に沈んだ魂の‥」 「うにゅー!!」「にゃにゃぁぁん!!」 「っち、妬ましい」「むいしき~」 「むきゅー」「ときゃいはー」 「つまりお前達が私に挑むということは海に沈められし幾万の魂と敵対することに他なら‥」 「りぐるーん」「ちんちーん」 「おお、きけん、きけん」「わふ~」 「そして私を倒したとして‥」 「フィィィバー!!」「9回でよい!!」 「ってあぁああ!!もう五月蝿いわね!!台詞が頭ん中入らないじゃない!!!」 あまりにもゆっくりたちのマイペースな会話に耐え切れなくなった少女は台詞を中断して叫び声でそれらに訴えた。 「逃げるのも‥めんどい」「姫ぇ!!」「とらうみゃ!!」「いいから早く逃げるぞ!!」 だが、その叫びにすら気付く者はゆっくりの中にも居やしない。 「あれれ?ていうか‥、もうゆっくりしか残って無いじゃん‥」 どうやら、人間の乗客は既に全員どこかへ避難してしまったらしい。残ったゆっくりものんびりやのゆっくりかぐやとその一行だけだ。 そいつらも無理矢理ゆっくりけーねとゆっくりえーりんが引っ張って退散していく。 「はうぅぅ。また誰にも聞いてもらえなかったぁ」 さっきまでの凶悪の笑顔はどこへ行ったのか、少女は涙目でその場に座り込んだ。 そして体育すわりでうずくまる。 「そうだよ。船を沈めたって、私の姿が見えないんじゃ意味ないじゃん」 少女は消え入るような声でそう呟いた。 少女は、既にこの世の住人ではなかった。 俗に言う幽霊という存在と言えるだろうか。 少女が死んだのはもう何十年も前の海難事故。当時少女が乗っていた船が不幸な事故から沈没し、命からがら救命ボートに乗り込めたまでは良かったのだが、 その後強い波に傾いたボートの上から、彼女一人バランスを崩して海へと落ちて、そのまま溺れて死んでしまったのだ。 別に誰が悪かった訳でもない。船が沈んだのも、少女一人海へ投げ出されたのも不幸な事故の結果であった。 海の上では何の珍しくも無い、あまりにも有り触れた悲劇。 だが、彼女の魂までこの世界から消え去ってしまうことはなかった。 少女はずっとその海域に、彼女が死んでしまったその海の上に、身体を亡くした後も存在し続けた。 その後、少女はこその海域に船が通る度に、船内に侵入してはこうやって乗客に恐れられようと大声で自分の存在を主張している。 『ローレライ』というのは、少女が生きてる間に両親に教えてもらった、船を沈めてしまう水に住まう恐ろしい『魔女』の名前だ。 少女はその魔女の伝承を聞くたび、悲しく、そして恐ろしい想いに包まれ夜眠れなくなったものだ。 自分がこれだけ恐いんだから、他の人も同じくらい怖いに違いない。それにここは海の上だから、船を沈めてしまうその魔女の存在は自分にとても似合っている、 そんな安易な想いから、少女はその名前を騙ることを決めた。 だが、どうやら普通の人間には幽霊というものは見えないものらしい。もちろん声も聞こえない。それは相手がゆっくりだって同じこと。 少女が一生懸命考えた、少女自身が恐ろしいと思える台詞の羅列はまったく意味を成してはくれることはなかった。 それは今回も同様のようだ。 「あーもう、欝だ。死にたい。もう死んでるけどー。 うう‥ぐすん」 そんな自虐的な台詞を呟いたところで、少女を慰めてくれる者も笑い飛ばしてくれる者もいない。 所詮全ては独り舞台。観客さえどこにも居ない。 こんな私の存在に、何の意味があるというのだろう。 少なくとも少女はその瞬間が来るまで、そういうことを思っていた。 「目の前に居るのは、悲しんでる人類?」 「ぐすんぐすん‥、て、え?」 その空に浮かぶ謎の饅頭が現れるまでは。 「‥‥‥あれ? え?」 「ゆっくりしていってなー!」 少女の目の前に現れたのは翼も無いのに宙に浮かぶ、金髪の1頭身の饅頭だった。 大きさはサッカーボール程、金色に輝く髪に特徴的な赤い大きなリボン、そして笑顔の口のうちにある鋭い八重歯、ゆっくりるーみあと呼ばれるゆっくりだ。 それが、気のせいだろうか、少女の顔を覗き込むように顔を近づけ、少女の方に向けて声をかけてきた。 少女は信じられないという顔をして、慌てて後ろを振り向く。 だが、少女は廊下の壁にもたれかかるように座っているのだ。少女の後ろに居る誰かに話しかけた、というオチは恐らく無い。 間違いなく、このゆっくりは少女に対して、声をかけてきたのだ。 「あ、あなた‥見えてる? 私のこと、分かるの?」 驚愕の表情は崩さぬまま、少女は一つ一つ、言葉を搾り出すように聞いた。 「るーみゃー?当たり前なー」 ゆっくりるーみあは元気良くくるくると身体を回転させながらそう答えた。 何故か無駄に嬉しそうだ。 間違いない‥! 私は今、見られている。 知覚されている。 私は今、ここに居る。 少女の表情がみるみる内に朗らかな笑顔に包まれていく。 やった、やった、やったぁ!! やっぱり居たんだ。 幽霊の見える人‥人じゃないけど、霊能者って本当に居たんだ。 無駄じゃなかったんだ。 私のこれまで幽霊人生は無駄じゃんかったんだ。 胸に広がっていく歓喜を抑えつつ、少女は堪え切れない笑顔と共に勢い良く立ち上がる。 そして、依然として自分のことを見てくれているゆっくりるーみあに対し、高らかと語り始める。 「ハッハハアハハ、ハハハハアハハアハハハ、あなた運がいいわねぇ!!この私、深淵の魔女ローレライの姿を見ることができるなんて!!良い冥府への土産を手に入れたものだわ!!」 「るーみゃー?」 無駄だと思いながら、それでも一生懸命考えて、精一杯練習した台詞が、自然と口から流れていく。 よし、変な緊張は混ざっていない。 緊張しちゃだめだ、いつも通りにやらないと。 「そう、私は絶望と終焉の歌い手、ローレライ。どんな大船をも沈めてしまう海の上の恐ろしいモノ。この船も、もうすぐお仕舞なのよ。 だって私は既に歌ってしまったから。この船の終わりの歌を」 聞いてくれている者がいて嬉しいのか、その語りはいつもの少女のものより、ずっと熱が入った情熱的なものとなっていた。 その凶悪な笑顔の演技も、どこか満足気な表情である。 「さぁ、恐怖に嘶き絶望に抱かれローレライの名に畏れ戦くがいい。アーハッハハハハハハ、アハッハハハハハハ!!!」 少女は長々しい台詞を一人のゆっくりに対し言ってのけた。 嘆きの悲鳴をあげる。恐怖で顔を歪ませる。そんな自分に対するリアクションを期待して。 「そーなのかー」 だが、ゆっくりるーみあは一言そう呟いただけだった。相変わらず能天気そうな笑みを浮かべてそこに浮かんでいる。 「‥‥、コホン。つまり、今この船が沈んでいるのも、乗客たちが慌てあふためいて走り回っているのも、全ては、全ては私の、魔女ローレライの仕業なのよ!!」 「そーなのかー」 言い直してみたが、反応は全然変わらない。 能天気そうな笑顔でどこまでも幸せそうな状態で浮かんでいる。 (難しい言葉じゃ分からないのかな‥) ゆっくりの年齢と言うものは見た目じゃちょっと分からないが、この無邪気そうな表情、もしかしたら相当幼いゆっくりなのかもしれない。 少女は少し頭を掻いて、小さい子でも分かり易いような言葉でもう一回言ってみる。 「私がこの船を沈めているのだ!!船の上の人たちが困っているのも全部私のせいだ!!」 「そーなのかー」 (ううん‥、もっとシンプルに) 「私は幽霊魔女だ!とっても怖いんだ!!お前も怖い目に会わしてやる!!」 「そーなのかー」 (もっと、もっと簡単に。えぇと、ええと‥) 「うらめしやー!うらめしやー!」 「そーなのかー」 「呪ってやるー!呪ってやるー!」 「そーなのかー!」 「おいてけー、おいてけー!」 「そーなのかー!!」 「がおー、食べちゃうぞー!」 「そーなのかぁー!!!」 駄目だ‥。全然恐がってる様子はない。 寧ろどんどん元気になっているような気さえする。 ゆっくりがとことんまでマイペースな生き物だということは知っていたが、まさかここまで酷いとは思っていなかった。 「ああもう畜生―!」 少女はがっくりと膝をつきうな垂れた。 せっかく、沈み逝くこの船の上で自分の姿に気付いてくれる存在に出会えたというのに、それがこんなマイペース饅頭だなんて。 自分の幽霊人生、どこまで巡り合わせが悪いのだろう。 責めて一言でも『わーきゃー』とか悲鳴をあげてくれればいいのに、この饅頭は済ました笑顔で『そーなのかー』としか言ってくれない。 此れではあまりにも惨めじゃないか。 少女は泣きそうになる両目を必死に擦りながら、『うう‥』と低い嗚咽をもらした。 「目の前に居るのは、また悲しんでる人類?」 ゆっくりるーみあはそんな少女の様子を心配してか、気を使うように優しく話しかけてきた。 ちょんちょん、と、慰めるように自身の柔らかいほっぺを少女の頬に摺り寄せてくる。 少女には実体がないのでその頬ずりは空を切るだけだったが、その心遣いに少女の心に確かに届いた。 ああ‥、 こうやって、誰かに慰められたのは何十年ぶりだろう‥。 直接肌は触れ合っていないのに、ほっぺが何だかすっごくあったかいや‥。 私はこの船を沈めた張本人だって言ってるのに、それに恐れを抱くことなくこの子は私を慰めようとしてくれている。 なんていい子なんだろう。 それに比べて私は、本当何やってんだろう。 こうやって姿を見てくれて会話してくれるだけで十分じゃないか。 「うう‥、いいよ、私は大丈夫だから」 「そーなのかー?」 「大丈夫、大丈夫だから。ありがとう‥、うう」 「そーなのかー‥。でも心配だからおにーさん呼んだ方がいいかなー?」 大丈夫とは言っているが、いまだに涙目で俯きがちな少女のことが心配らしい。 『おにーさん』とはゆっくりるーみあの飼い主のことだろうか。側にそれらしい人間がいないところを見ると、どうやら今は別行動をしているらしい。 「いいよ、いいのよ。どうせ、私は普通の人には見えないんだし」 少女は自虐気味に微笑み、気を使ってもらって悪かったなと思いながらそう返した。 「そーなのかー?でも、おにーさんはるーみあみたいに幽霊とか視えるのなー」 「だからいいって‥え?」 少女の動きがビクっと止まる。 「今、何て‥」 「だから、おにーさんもるーみあみたいに幽霊とか視える人類なのなー」 「‥‥‥」 少女の体感時間が3秒ほど見事に停止する。 「るーみゃー?」 ゆっくりるーみあが心配そうに声をかける。 すると少女は、がしっ、とゆっくりるーみあの頭を片手で掴むように押さえた。 実際には触れられないのであくまで掴む振りだけだが。 「るーみゃぁ!?」 「その『おにーさん』とやらのところに、この魔女ローレライを連れて行きなさい」 ニヤァ、とした凶悪そうな笑顔を取り戻し、少女は嬉しそうにそうゆっくりるーみあに命令した。 幽霊人生はや数十年。 落ち込むことも多いけど、立ち直りの早さには自信アリ。 「くそっ、何でこんな目に!!」 「どこに行けばいいんだ?どこに行けば安全なんだよ!?」 「きゃー、もうやだー」 「うえええんん、ママー!!」 タキシードを着た青年男性、ドレスを着た熟年女性、年端のいかない少女、etcetc。 あらかた避難し終えた思っていたが、まだそれなりの人数は残っているようだ。 慌てふためいて思い思いの方向へ廊下を走りぬけたり、立ち止まってうろたえたりしている。 そんな中、少女とゆっくりるーみあは宙を浮きながら廊下を直進していた。 「あなたの『おにーさん』とやらはまだ脱出してないの?こんな状況でまだ部屋に篭ってるなんて、正気の沙汰じゃないんじゃない?」 「そーなのかー?でもまだ部屋に居るはずなのなー」 既に船が氷山と衝突してから2時間余りの時間が経過している。船の揺れはどんどん激しくなり、浸水している場所もところどころあるようだ。 そんな状況で一人自分の部屋に閉じ篭っているとは、にわかに信じ難い話だ。 だが、ゆっくりるーみあの物言いは断定的で、ウソをついている素振りも、いい加減なことを言っている気もない。 どういう事情か知らないが、本当の話のようだ。 まぁいいか。 脱出云々は既に死んでいる少女にとってどうでもいい話であるし、わざわざその『おにーさん』とやらの心配をしてやる義理はない。 そんなことより、今から何て言ってそいつを驚かせてやるか考えておくことの方が何倍も大事だ。 大の男が自分を見て驚き慌てふためき泣き叫ぶ、そんなずっと夢見てきた光景をもうすぐ見届けられるかもしれないのだ。 クフフ、と少女は一人ほくそ笑む。 正直楽しみで仕方無い。 そう思いながら、通路の右を曲がり、ゆっくりるーみあと一緒に階段を走り降りて、下の階の廊下に出る。 この階も、まだ浸水はしていないようだ。 「すみません!!娘を‥娘を見ませんでしたか!!??」 「うわ!」 廊下に出てすぐのこと、少女は廊下をさ迷い歩いていた中年の人間の女性とぶつかりそうになった。 もちろん実体の無い少女は決して他人とぶつかるなんてことできないのだが、気分の問題である。咄嗟に少女は廊下の端に避けた。 「済みません、そこのゆっくりさん。私の娘を‥、まだ5歳なんです!見ませんでしたか?金髪で赤の服とスカートを着た、私と同じ目の色をした女の子です!!」 幽霊は普通の人には見えない。だから当然その女性が話しかけたのも、少女ではなくゆっくりるーみあの方だった。 尋常ならぬ物言いで彼女はゆっくりるーみあに詰め寄る。 どうやら自分の娘がこの混乱の中、迷子になってしまったようだ。 顔面蒼白、女性は今にも倒れてしまいそうな危うさに包まれていた。 「ごめんなー。るーみあはそんな人類見てないなー」 「そう‥ですか。嗚呼、どこに、どこに行ってしまったの‥」 女性はがっくりとうな垂れ、また廊下をさ迷うように早足で歩き始める。 その背中は遠めでも分かるくらい悲しみにくれていた。 ん、あれ? ふと、少女は気付いた。 「あの人が言ってた迷子の子って、さっき見た上の階に居た子供のことじゃない?『ママー』って泣き叫んでた」 「そーなのかー?」 ゆっくりるーみあは少女の方にくるりと向き返り、能天気そうな呟きと共に答える。 「ほら、居たじゃない!間違いないよ、金髪で赤い服着てたし。目の色は覚えてないけどきっとあの子だ」 「るーみあは知らないなー」 どうやら、本当にゆっくりるーみあは気付かなかったらしい。元々注意深いゆっくりにも見えないし、廊下を横切る人はその女の子の他にもたくさん居た。 ゆっくりるーみあが気付けていなくても不思議ではない。 少女にしても気付いたからといって、それをあの女性に伝える義理はなかった。 この船が沈むまでまだ暫く時間がかかりそうだが、いつまでも『おにーさん』とやらが自分の部屋に引き篭もっているかは分からない。いくのなら1秒でも早いほうが良い。 あの女性にわざわざ娘のことを伝えてやる時間は惜しい。そもそも少女の姿はあの女性には見えないのだ。伝えたくても伝えられない。 だが、 「どこなのー!!返事をしてー!サラぁ!!サラぁ!!!ああ、ううう、どうしたらいいの!!サラぁ!!!」 必死に娘の名を呼ぶ女性の後ろ姿を見て、少女は悲痛な表情をした。 このままじゃ、あまり思い出したくない記憶を思い出しそうだ。 ああ、もうしょうがないなぁ。 「るーみあ、ちょっとあの人にもう一回話しかけてきてくれない?『やっぱりあなたの娘さんの姿は見てた』って」 「るーみゃー?」 「有難うございます!有難うございます!!」 先ほど少女とるーみあが走っていた、女性が居たところより1階上の廊下。 女性は何回もゆっくりるーみあに向かって頭を下げた。 その胸には泣きくじゃる赤い服を着た女の子が抱えられていた。 「そーなのかー!」 ゆっくりるーみあは嬉しそうにその礼に答える。 「ふぅ、これで良し。それじゃるーみあ行きましょう」 「分かったー。それじゃばいばーい」 少女の言葉にゆっくりるーみあは頷いて、女性に向けて別れの言葉を送り、そのまま振り向いて、今来た廊下を逆走しようとした。 「ま、待ってください!責めてお名前を!」 女性が義理堅く尋ねる。 それにゆっくりるーみあは後ろを振り向かず答えた。 「るーみあはるーみあだよ!!でも、あなたを助けてくれたのはローレライっていう子だよ!」 「あ、はい?」 女性は意図の読み取れない回答にポカーンとしながら、それでも去っていく金髪のゆっくりに対し、深々と頭を下げ続けた。 「よ、余計なこと言わないでよ!」 「るーみあは正直者なのなー」 少女が顔を赤くしながら言った文句を、能天気にいなしながらゆっくりるーみあは廊下を進んでいく。 そして、再び一階下の廊下。 「よし、それじゃさっさと‥」 「お嬢様ぁぁぁぁ!!!!」 う~む、デジャヴュ。 階段を出た先の廊下には、泣きじゃくりながらさ迷い困り果てているゆっくりさくやが居た。 「るーみあ!そこのるーみあ!さくやのお嬢様見なかった!?どこにもいないのー!!」 ゆっくりさくやは不安で今にでも潰れてしまいそうな泣き顔で、宙に浮くゆっくりるーみあに必死で問い掛けた。 お嬢様とは、ゆっくりさくやが敬愛する傾向があるゆっくりれみりあ、通称ゆっくりゃのことだろう。それがこの混乱の中迷子になってしまったらしい。 何で二連続でこんな稀有なシュチュエーションに巡り会わなければいけないのか。少女は思わず頭を抱えたくなった。 「るーみゃー‥。るーみあは知らないけどー」 チラっと、ゆっくりルーミアは少女の方を見つめる。 少女は顔を引きつらせた。 一度ならず二度までも。 何とも幸いで、不幸なことは、少女は迷子のゆっくりゃについて、心当たりがあるということだ。 「お嬢様ぁぁぁぁ!!!!どうかご無事でぇぇ!!!うええええんん!!」 子供のように泣きじゃくるゆっくりさくやの方を見て、少女は困ったような顔をして大きな溜息をついた。 「ok,るーみあ。私知ってるわ。そう言ってあげて」 だから時間が無いんだって、ちくしょうめ。 「ありがとうございます!!るーみあ、本当にありがとうございます!」 「うーうー!!」 嬉しそうに笑っているゆっくりゃに頬ずりされながら、ゆっくりさくやは涙を滝のように流し、ゆっくりるーみあに対してお礼を言った。 「助けたのはるーみあじゃなくて、ローレライっていう子だよ!」 「だから言わなくていいってば!」 そんな会話をして、二人はその場を去る。 予想外の事態に大幅に時間を取られてしまった。繰り返すが、『おにーさん』とやらの部屋に辿りつくのは早ければ早いほどいい。 船もまだ大丈夫だろうが、浮かんでいられる残りの時間なんて少女にも正確には分からない。 これ以上のロスはどうしても避けたいところだった。 次何かあっても絶対無視しよう。少女はそんなことを固く心に誓う。 「誰かぁあぁぁぁああああ!!!助けてぇなぁああああ!!」 誓った直後に狙いすましたかのようのうに、突然そんな助けを求める甲高い大声が走っていた廊下にある部屋の一つから聞こえてきた。 随分切迫しているのか、身を切り裂くような叫び声だ。何か、下手すれば命にかかわるような事態が起こったのかもしれない。 (だ、駄目だったら。無視よ、無視。私が助ける義理なんてないんだから!!) 少女は胸に手をぎゅっと置き、強く心にそう思いこませる。 「お願いやぁぁ!!誰かぁあぁぁぁああああ!!!!」 ああ‥、何て辛そうな声なんだろう。 悲哀や絶望の感情が声に乗って伝わってくる。 いやだ、嫌いだ、こんな声。 こんな声もう聞きたくない。聞きたくないのに。 「お嬢さん、そこの部屋入っていくのなー?」 ゆっくりるーみあが振り返り、少女に気を使うようにそう聞いた。 「な、いいよ!あんな声一々助けることない!それよりあんたの‥」 「でも、随分前から、お姉さんの脚、動いてないよ?」 「‥‥!ちが、これは‥」 「常闇で立ち止まるくらいなら、寄り道した方がいいのなー?」 少女が立ち止まっている脇にある扉の奥からは、依然として助けを求まる大きな叫び声が廊下に響き渡っている。 ああ、違うんだ、自分は。 別に助けを求める人間をほっとけない生ぬるい幽霊なんかじゃない。 ただ、この耳障りな音を聞いていられないだけなんだから。 その部屋はいわゆるファーストクラス、このゆイタニック号で一番高いランクの部屋だった。 絢爛豪華な装飾品に、床一面に敷き詰められた高級そうなカーペットの上には、どんなに船の揺れが激しくてもぐっすり眠れそうなベッド。 船内で放映している番組が見ることの出来る、横幅1mはあるだろう大型テレビに、大量の服を収納できそうな立派な木製のクローゼット。 そして、部屋の中央には、見るものを圧倒する迫力を持った、 巨大で巨大で逞しい、サメ。 「るーみゃー?」 「え?」 そんな呆けた声を出して二人の時間は一瞬停止した。 そう、サメである。 黒光りするザラザラした肌、大きく反れたヒレ、あらゆる生き物を骨ごと噛み砕くことができそうな筋力が発達した顎と細かく鋭い三角形の歯、そして意外と可愛いつぶらな黒い瞳。 少女は知る由も無かったが、サメの中でも最もポピュラーで最も畏れられている、映画『ジョーズ』で有名なホオジロザメその人である。 全長は6mほどであろうか。ただっ広いファーストクラスの部屋がその巨大で恐ろしい生物にほぼ占領されている。 そんなのが、部屋に入った途端、少女達の方向を見ながら横向けに倒れていたのだ。 そりゃ時も止まるというものだ。 ビチンっ、とその巨大な生き物が突然痙攣した。 少女の止まった時が再び動き出す。 「ぃい、いやぁああああああああああああああ!!!!!」 少女は驚いて後ずさろうとして、脚を滑らせ尻餅をついたしまった。 常に宙を浮いている幽霊だって転ぶ時は転ぶのだ。 「や、やだやだやだ!来ないで、いやぁ!!」 少女は涙目になりながら、腰を地面につけたまま後ずさった。 既に一回死んだ身ではあったが、その巨大生物の放つ迫力は少女を震え上がらせるのに十分なものだった。もともとは普通の女の子だ。 こんなでかくて怖い生の海洋生物、死んだからって慣れるものではない。 「お嬢さん、お嬢さん」 「る。るーみあ!鮫が!鮫がぁ!!」 「目の前の魚類は、本物じゃないよ」 ゆっくりるーみあが淡々とした口調で、呆れるようにそう言った。 「な、何言ってるのよ!!どうみたって本物だよ!だってほら、こんなにでっかい!!」 「そもそもここ近海に鮫なんているはずないのになー」 「け、けど実際だからここに‥」 そこで、やっと少女も気付いた。 これだけ大きな鮫が居るのに、部屋の中は随分と小綺麗だ。大きな生物が暴れた形跡はない。 というか、確かに現在進行形でこの船は沈没しているが、この部屋に巨大な穴とか傷はない。 つまり、このでかいのは元々、この部屋に、船が沈み始める前から存在していたことになる。 それに、さっき一回ビチンと跳ね上がったきり、この鮫が動く気配はさっぱりない。 「‥‥‥」 少女は慎重に部屋で横たわっている鮫に近づくと、そぉっと手を伸ばして鮫の皮膚に触れてみる。 もちろん触ることはできないが、それに命があるかどうかくらいは幽霊である自分でも判断はつく。 そして、何の反応も感じられないことも気付くと、少女はまた慎重に、更に身体を鮫に近寄らせ、その巨大な鮫の身体に自分の頭を透き通らせる。 鮫の中は何だかゴチャゴチャしたよく分からない精密機械で敷き詰められていた。 少女は大きく目を見開かせて、振り返り、叫ぶ。 「凄いよ、るーみあ!これロボットだ!凄くよくできてる!!」 「そーなのかー」 心なしか呆れ気味にゆっくりるーみあは答えた。 「だ、誰かそこにおるんか」 突然、少女の下方、つまり、大きな作り物の鮫の身体の下から、そんな存在確認の言葉が聞こえてきた。 「るーみあはここにいるー」 ゆっくりるーみあが不警戒に明るく笑顔でその言葉に答える。 「す、すまんが、ワシをここから出してくれんか。苦しうてたまらんのや」 鮫のインパクトが強すぎて少し忘れていたが、そういえば自分たちはこの部屋で助けを求めてる奴を救助しにきていたのだ。 少女はきょろきょろ辺りを見渡し、そして自分のちょうど足元にその人物を発見した。 頭身の極端少ない身体、大きく下がった垂れ目、そしてチャームポイントの大きな兎耳。そして生理的に何かキモい感じの顔。 ゆっくりうどんげの亜種、きもんげだった。 それが今、巨大な作りものの鮫に挟まって呻いている。 「‥どういう状況よ」 「何があったのなー?」 少女の咄嗟の呟きに追随するようにゆっくりるーみあがきもんげに尋ねた。 「うう、当然の疑問やな。取り敢えずこの体制はえらいしんどいから3行で説明するで」 ワシは日本の精密機械系の会社の代表取締役、きもんげ社長や。 今度ハリウッドで自社のアニマトロニクス(精密な動物型のロボット)が使われることに。 せっかくだから豪華客船で持っていったろ、と思ってたら激しい揺れで鮫が倒れてきおったでー。 「そっか‥、アホだね」 「アホなのなー」 「やかましいちゅうねん!」 随分重そうな機械の鮫の下敷きになりながらも、きもんげ社長は懸命にツッコミを入れた。 どうやらこの巨大な鮫は映画の撮影用に使う道具のようだ。どうりで本物さながらの迫力がある訳だ。 「made in japanか‥。どうりで精巧な訳だ。映画かぁ、最近見てないなぁ」 「おい、そこのゆっくり。お前はあれか?飼い主つきか?やったらはよ飼い主さん呼んでこのどでかいのどかしといてや。礼ははずむさかい。後生やから」 きもんげ社長は涙目になりながら必死にゆっくりるーみあに懇願する。 作り物とはいえ、これだけ大きな機会の塊、ゆっくり一人でどうにかしようなど土台無理な話だ。身体の大きな人間でも複数の協力がなければ動かすこともできないだろう。 「そーなのかー」 「そーなのかー。じゃないわ!ボケェ!!いやマジお願いします!」 飽くまでマイペースなゆっくりるーみあにきもんげ社長は本当切実そうな顔で呼びかける。 どうしてこんな出来の悪い漫才みたいな現場にかち合わなきゃならないんだろう、少女は大きく溜息をつき、ゆっくりるーみあに言う。 「いいよ、るーみあ。このくらいなら私一人で何とかなる」 「そーなのかー?」 ゆっくりるーみあが訝しげに顔を横に傾ける。 少女はこの世に存在する物体的なものに触れることはできない。 それは当然、この巨大な鮫の置物も同様のはずだ。 だが、少女はそんなゆっくりるーみあの心配を受け流すように言う。 「当たり前でしょ。私を誰だと思ってるの?」 胸に手を当て自慢げにそう言うと、少女は大きく口を開いて深呼吸した。 軽く唾を飲み込み、アー、アー、アー、と声を整える。 そして、また大きく息を吸い La-la~♪ LA-lalala-lalala-,LA-lala-lalalala-la-la-la♪ そんなシンプルな単調の歌を歌い始めた。 軽快で馴染みやすい、大人よりも子供が好みそうな、暖かい陽日を感じさせるような明るい音調の歌。 沈み逝く船上の要救助者の目の前で取る行動とはとても思えないが、不思議と少女の表情は真剣だった。 静かに心情を込め、目を瞑りながら室内に響かせるようしっとりとした歌声をその小さな口から放っている。 「るー!るー!るーみゃー♪るーみゃー♪」 ゆっくりるーみあもそれを聞いて楽しくなってきたのか、リズムに合わせて身体を揺らし始めた。 「おい、踊ってる場合とちゃうで!この体制もマジきついんやからな!!おい、るーみあ、聞こえとるか!?」 もちろん、きもんげ社長にはこの歌声は聞こえない。 突然変な奇声と共に踊りだしたゆっくりるーみあを不振に思いツッコミを入れる。 が、言ってる間に、彼女(?)を押しつぶしている鮫のアニマトロニクスがガタガタと震え始めた。 「な、なんや!?」 la-lalala-la-lalala-lan-lan-lan-lala-lala-lalalalan-lala-lalala-lan♪ そして、ゴロン、と突然鮫の巨体は横回転し、きもんげ社長の頭を、 「ふみゃ!!」 転がりながら思い切り踏み潰していった。 そしてゴロンゴロンと壁際に転がりつく。 Lalala-lalalan♪ ‥あぁ、ごめん。転がす方向間違えちゃった」 ベロを半分出しながら悪戯を謝るように彼女はきもんげ社長に対し頭を下げた。 「きゅぅ」 被害者本人は軽く気絶してしまったようだ。 まぁ今までずっと身体を下敷きにされてても無事だったんだから、あれくらいじゃ命に別状はないだろう。 そんなことを少女は勝手に思う。 「お嬢さんは結構やるタイプの人類?」 感心したようにゆっくりるーみあが少女に尋ねる。 「まぁ騒霊騒動(ポルターガイスト)くらいはね」 伊達にローレライの名を騙ってはいない。 物を宙に浮かすことはできないが、ある一定の方向に引っ張る力はそれなりに持っているつもりだ。 けれどそれは飽くまでそれは動かす力、物を捻じ曲げたり壊したりすることはできたことはない。 自分以外の幽霊には出会ったことがないので、これが幽霊全てがもっている能力なのか、自分だけの特別な能力なのか知る由は無かったが、 人をちょっと驚かせるくらいならなかなか使える能力だと少女は思う。 といって海上じゃたまに通りかかる船の上ぐらいでしか使う機会がなく、例え動かしても、絶えず波が押し寄せる船上では自然の揺れの結果だと思われて、 自分の存在のアピールに役立つことはほとんどないのだが。 「歌った意味はー?」 「気分」 少女がローレライを名乗る上で、自分で自分に課しているちょっとした義務みたいなものだ。 あと、実際歌ったほうが気分が乗って、より大きなものが動かせる気がする、ということもある。 何はともあれ、これで一応助けを求めていたきもんげ社長は助けることができた訳だ。 「あーあ、余計な時間使っちゃったよ」 「そーなのかー」 そうとなれば長居は無用。 少女は気絶しているうどんげ社長を尻目に、半分呆れ気味に、半分安堵したような表情をしながら部屋の外へ出て行った。 「ちょ、ちょっと待ってなー」 ゆっくりるーみあは部屋の外に出て行く少女を目で追いながら、急いで口にペンをくわえ、室内電話の側にあったメモ帳に何か走り書きをする。 そして、そのメモ用紙を切り取ると、気絶するきもんげ社長の側に置き、急いで少女の後を追っていた。 「ってハッ!!わ、ワシは助かったんか!?」 少女とゆっくりるーみあが去ってから数分後、きもんげ社長は頭を打った衝撃から漸く回復し、上半身を起こして辺りを見渡した。 さっきまで自分を苦しめていた鮫のアニマトロニクスは壁端に沿って横たわり、動く気配は無い。 何が起こったかは分からないが、どうやら助かることができたらしい。 きもんげ社長は深く安堵の息をついた。 「あ、そうや?あのるーみあは何処行ったんや?」 起き上がり、またきょろきょろと辺りを見渡すが、この部屋に居るのは自分とあのどでかい鮫だけのようだ。 もう行ってしまったのか?そう考えた矢先、きもんげ社長は自信の足元にあるその紙を見つけた。 それは、最後にゆっくりるーみあが残した、判別が困難なほど汚い字の伝言。 「なになに、『シャチョーさんを助けたのはローレライっていう女の子だよ!ゆっくり感謝するんだな!!』か?」 仕事柄ゆっくりの書く字を見るのに慣れているのか、きもんげ社長は迷うことなくすらすらとそれを読み上げた。 そして少し考えてポツリと呟いた。 「ろーれらいって誰やねん」 もちろんその疑問に答えてくれる者はどこにもいない。 【ゆイタニック号のゆ劇】海上の船上のローレライ(中)へ続く るーみあの口調がおかしいですよー -- 名無しさん (2009-06-10 19 16 34) 名前 コメント
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続・桃太郎 章 名前 Lv HP ルーン 編成 ドロップアイテム スキル スキル 第1章 サカサスキー 41 1036 240 軽飛 軽遠 汎遠 汎飛 金の原石 シールド(軽) レジェンノヴァ 軽飛 軽遠 汎遠 汎飛 力の断片Ⅱ(回復) 輝ける天の裁き サージェンコール 軽飛 軽遠 汎遠 汎飛 シゲンボックス(中) インプ 41 1002 240 軽遠 軽飛 汎遠 汎近 トランス(遠) シールド(遠) 軽遠 軽飛 汎遠 汎近 ケラヴノス コアリアクト 軽遠 軽飛 汎遠 汎近 ゴブリン 41 1036 240 軽近 軽近 汎飛 汎飛 シールド(近) パンプキンボマー 軽近 軽近 汎飛 汎飛 トリアージ ベガズバンケット 軽近 軽近 汎飛 汎飛 マンドラゴラ 41 958 240 軽飛 軽遠 汎遠 汎飛 手裏剣 氷狼の牙 軽飛 軽遠 汎遠 汎飛 ケラヴノス サテライトオペ 軽飛 軽遠 汎遠 汎飛 アローゴブリン 41 969 240 軽遠 軽飛 汎遠 汎近 ベガズバンケット エクスプロード 軽遠 軽飛 汎遠 汎近 手裏剣 コアリアクト 軽遠 軽飛 汎遠 汎近 第2章 ヒスウィッチ 41 1036 240 軽遠 軽飛 汎飛 汎飛 金の原石 攻撃陣形(軽) シールド(飛) 軽遠 軽飛 汎飛 汎飛 レジェンノヴァ 絶対零度 軽遠 軽飛 汎飛 汎飛 スケルトン 41 901 240 軽飛 軽近 汎近 汎飛 トランス(近) シールド(軽) 軽飛 軽近 汎近 汎飛 グラウンド・ゼロ 朱雀の舞 軽飛 軽近 汎近 汎飛 マンドラゴラ 41 958 240 軽遠 軽飛 汎遠 汎遠 トランス(遠) 防御陣形(軽) 軽遠 軽飛 汎遠 汎遠 アイスエイジ サージェンコール 軽遠 軽飛 汎遠 汎遠 ヒスウィッチ 41 1036 240 軽遠 軽飛 汎近 汎飛 攻撃陣形(軽) 轟く波紋 軽遠 軽飛 汎近 汎飛 フォルティアー スナイプ13 軽遠 軽飛 汎近 汎飛 マンドラゴラ 41 958 240 軽遠 軽飛 汎遠 汎遠 ブースト(遠) アルテマフィスト 軽遠 軽飛 汎遠 汎遠 絶対零度 ファーストエイド 軽遠 軽飛 汎遠 汎遠 第3章 リザードマン 41 969 240 軽遠 軽近 汎近 汎飛 金の原石 トランス(近) ブースト(軽) 軽飛 軽近 汎飛 汎近 妖精の羽根 カタストロフ ロックストーム 軽飛 軽近 汎飛 汎近 資源ボックス(中) リトルグリフォン 41 1082 240 軽近 軽飛 汎飛 汎近 防御陣形(飛) ダストシャイン 軽飛 軽遠 汎近 汎飛 天の岩戸 スナイプ13 軽飛 軽遠 汎飛 汎遠 アロースケルトン 41 901 240 軽遠 軽遠 汎近 汎近 攻撃陣形(遠) 防御陣形(遠) 軽遠 軽遠 汎近 汎飛 緊急オペ グラウンド・ゼロ 軽遠 軽遠 汎飛 汎飛 リザードマン 41 969 240 軽近 軽飛 汎近 汎飛 攻撃陣形(軽) フィールドオペ 軽飛 軽近 汎近 汎近 ケラヴノス アイスエイジ 軽飛 軽近 汎飛 汎近 ゴブリン 41 1036 240 軽遠 軽飛 汎近 汎近 攻撃陣形(近) メテオフォール 軽近 軽飛 汎飛 汎近 フォルティアー 手裏剣 軽近 軽近 汎近 汎飛 第4章 アローゴブリン 41 969 240 軽遠 軽遠 汎遠 汎飛 金の原石 トランス(遠) 防御陣形(軽) 軽遠 軽飛 汎遠 汎飛 力の断片Ⅱ(補助) フィールドオペ ベガズバンケット 軽飛 軽遠 汎遠 汎飛 資源ボックス(中) マンドラゴラ 41 958 240 軽遠 軽遠 汎近 汎近 ブレス(遠) 防御陣形(軽) 軽遠 軽遠 汎近 汎近 氷狼の牙 癒しの風 軽飛 軽遠 軽飛 汎近 サカサスキー 41 1036 240 軽飛 軽近 汎飛 汎飛 防御陣形(軽) 雷鳴の門 軽飛 軽遠 汎飛 汎遠 煉獄の焔 コアリアクト 軽飛 軽飛 汎飛 汎遠 リザードマン 41 969 240 軽近 軽近 汎飛 汎近 ブレス(軽) スナイプ13 軽遠 軽飛 汎近 汎近 雷獣の怒り 凍土壁断 軽遠 軽近 汎飛 汎近 ヒスウィッチ 41 1036 240 軽飛 軽遠 汎飛 汎遠 カタストロフ 雷鳴の門 軽飛 軽飛 汎遠 汎遠 ペイルエナジー コアリアクト 軽近 軽飛 汎飛 汎近 第5章 サカサスキー 42 1055 240 軽遠 軽近 重飛 重飛 金の原石 ブースト(飛) 雷鳴の門 軽遠 軽近 重飛 重飛 天の岩戸 コアリアクト 軽遠 軽近 重飛 重飛 ハルピュイア 42 1055 240 軽飛 軽飛 重近 重近 防御陣形(飛) 絶対零度 軽飛 軽飛 重近 重近 祝福の聖水 アルテマフィスト 軽飛 軽飛 重近 重近 ハルピュイア 42 1055 240 軽近 軽飛 重飛 重近 シールド(飛) アルテマフィスト 軽近 軽飛 重飛 重近 グラウンド・ゼロ 輝ける天の裁き 軽近 軽飛 重飛 重近 インプ 42 1021 240 軽遠 軽遠 重飛 重飛 攻撃陣形(軽) 玄武の息吹 軽遠 軽遠 重飛 重飛 グラビティブリス スナイプ13 軽遠 軽遠 重飛 重飛 リザードマン 41 987 240 軽近 軽飛 重近 重近 トランス(軽) ブースト(軽) 軽近 軽飛 重近 重近 カタストロフ アースクエイク 軽近 軽飛 重近 重近 第6章 カラスモドキ 42 1194 240 軽遠 軽飛 重飛 重飛 金の原石 シールド(軽) ロックストーム 軽遠 軽飛 重飛 重飛 千里眼 バレットフレア ボルトクラウド 軽遠 軽飛 重飛 重飛 資源ボックス(中) フンスキー 42 1194 240 軽遠 軽遠 重飛 重飛 ブレス(軽) シールド(飛) 軽遠 軽遠 重飛 重飛 メテオフォール フォルティアー 軽遠 軽遠 重飛 重飛 リトルグリフォン 42 1102 240 軽近 軽飛 重近 重飛 魔法玉 パンプキンボマー 軽近 軽飛 重近 重飛 カタストロフ ファーストエイド 軽近 軽飛 重近 重飛 リトルグリフォン 42 1102 240 軽飛 軽遠 重飛 重遠 ブレス(飛) フォルティアー 軽飛 軽遠 重飛 重遠 グラウンド・ゼロ ベガズバンケット 軽飛 軽遠 重飛 重遠 アローメイル 42 1090 240 軽遠 軽遠 重遠 重遠 トランス(軽) 癒しの風 軽遠 軽遠 重遠 重遠 レジェンノヴァ カタストロフ 軽遠 軽遠 重遠 重遠 第7章 インプ 42 1021 240 軽遠 軽飛 重遠 重遠 金の原石 ブレス(遠) アースクエイク 軽遠 軽遠 重遠 重遠 フォルティアー 朱雀の舞 軽遠 軽遠 重遠 重遠 マーダートーイ 42 1021 240 軽近 軽飛 重近 重飛 ブースト(近) トランス(軽) 軽近 軽飛 重近 重飛 グラウンド・ゼロ ボルトクラウド 軽近 軽近 重近 重飛 リザードマン 42 987 240 軽近 軽近 重飛 重近 防御陣形(近) 雷鳴の門 軽飛 軽近 重近 重飛 癒しの御手 カタストロフ 軽近 軽近 重飛 重飛 マンドラゴラ 42 975 240 軽遠 軽遠 重飛 重遠 ブレス(軽) ブロウエレメンツ 軽遠 軽遠 重遠 重飛 ベガズバンケット 輝ける天の裁き 軽遠 軽遠 重遠 重近 ゴーレム 42 952 240 軽近 軽飛 重飛 重近 防御陣形(軽) 天の岩戸 軽近 軽飛 重近 重飛 スナイプ13 魔法玉 軽飛 軽飛 重遠 重遠 第8章 スライム 42 1055 240 軽遠 軽飛 重遠 重遠 金の原石 攻撃陣形(軽) ペイルエナジー 軽飛 軽遠 重遠 重近 儀式用の帽子 メテオフォール 凍土壁断 軽遠 軽飛 重遠 重近 資源ボックス(中) リトルグリフォン 42 1102 240 軽飛 軽飛 重飛 重飛 シールド(軽) 攻撃陣形(飛) 軽近 軽近 重飛 重飛 エクスプロード コアリアクト 軽飛 軽遠 重飛 重遠 リビングメイル 42 1124 240 軽飛 軽遠 重近 重近 ブレス(軽) スナイプ13 軽近 軽飛 重飛 重近 凍土壁断 ケラヴノス 軽飛 軽近 重飛 重近 アローゴブリン 42 987 240 軽遠 軽遠 重近 重飛 ブレス(軽) アースクエイク 軽遠 軽遠 重飛 重遠 アルテマフィスト レジェンノヴァ 軽飛 軽遠 重遠 重飛 ヒスウィッチ 42 1055 240 軽飛 軽近 重飛 重飛 祝福の聖水 煉獄の焔 軽遠 軽飛 重近 重飛 ペイルエナジー ケラヴノス 軽飛 軽遠 重近 重飛 第9章 マーダートーイ 43 1039 240 汎遠 汎飛 重近 重近 金の原石 ブースト(汎) ブレス(汎) 汎遠 汎飛 重近 重近 エクスプロード サージェンコール 汎遠 汎飛 重近 重近 ゲシモーク 43 1144 240 汎近 汎飛 重近 重飛 防御陣形(近) メテオフォール 汎近 汎飛 重近 重飛 グラビティブリス 轟く波紋 汎近 汎飛 重近 重飛 ハルピュイア 43 1074 240 汎飛 汎遠 重飛 重飛 グラウンド・ゼロ ダストシャイン 汎飛 汎遠 重飛 重飛 凍土壁断 魔法玉 汎飛 汎遠 重飛 重飛 カラスモドキ 43 1215 240 汎遠 汎飛 重飛 重遠 ブースト(汎) カタストロフ 汎遠 汎飛 重飛 重遠 雷獣の怒り テンペストフレア 汎遠 汎飛 重飛 重遠 スライム 43 1074 240 汎飛 汎遠 重遠 重近 ブレス(遠) ブースト(汎) 汎飛 汎遠 重遠 重近 ケラヴノス グリムソナー 汎飛 汎遠 重遠 重近 第10章 アロースケルトン 43 935 240 汎飛 汎遠 重遠 重近 金の原石 トランス(汎) ブースト(汎用) 汎飛 汎遠 重遠 重近 日輪の腕輪 朱雀の舞 ダストシャイン 汎飛 汎遠 重遠 重近 資源ボックス(中) ヒスウィッチ 43 1074 240 汎遠 汎飛 重遠 重飛 癒しの御手 エクスプロード 汎遠 汎飛 重遠 重飛 ブロウエレメンツ 氷狼の牙 汎遠 汎飛 重遠 重飛 ハルピュイア 43 1074 240 汎近 汎飛 重近 重飛 防御陣形(飛) 攻撃陣形(飛) 汎近 汎飛 重近 重飛 ブロウエレメンツ 聖女の祈り 汎近 汎飛 重近 重飛 アローゴブリン 43 1005 240 汎飛 汎遠 重遠 重飛 ブースト(遠) ブレス(汎) 汎飛 汎遠 重遠 重飛 凍土壁断 祝福の聖水 汎飛 汎遠 重遠 重飛 ハルピュイア 43 1074 240 汎遠 汎遠 重飛 重飛 グリムソナー フィールドオペ 汎遠 汎遠 重飛 重飛 雷鳴の門 パンプキンボマー 汎遠 汎遠 重飛 重飛 第11章 スライム 43 1074 240 汎遠 汎遠 重遠 重遠 金の原石 トランス(遠) ベガスバンケット 汎飛 汎飛 重遠 重遠 カタイ鎧 ボルトクラウド サージェンコール 汎遠 汎遠 重近 重近 資源ボックス(中) マンドラゴラ 43 993 240 汎遠 汎飛 重飛 重遠 ブレス(遠) ブースト(汎) 汎飛 汎遠 重遠 重飛 アローウィスプ 聖女の祈り 汎遠 汎遠 重遠 重近 フライマンタ 43 1039 240 汎飛 汎遠 重飛 重飛 シールド(飛) ブレス(汎) 汎飛 汎飛 重遠 重遠 テンペストフレア アイスエイジ 汎遠 汎飛 重遠 重飛 リトルグリフォン 43 1122 240 汎飛 汎飛 重遠 重飛 ブースト(飛) ダストシャイン 汎飛 汎近 重近 重飛 メテオフォール 魔法玉 汎遠 汎飛 重飛 重近 ゴーレム 43 970 240 汎遠 汎遠 重飛 重飛 攻撃陣形(汎) 緊急オペ 汎飛 汎遠 重遠 重飛 レジェンノヴァ アルテマフィスト 汎飛 汎遠 重飛 重飛 第12章 アローメイル 43 1109 240 汎遠 汎遠 重近 重飛 金の原石 防御陣形(汎) トランス(汎) 汎遠 汎遠 重遠 重近 パンプキンボマー ボルトクラウド 汎遠 汎遠 重飛 重飛 スケルトン 43 935 240 汎遠 汎遠 重近 重近 グラウンド・ゼロ 朱雀の舞 汎飛 汎飛 重近 重近 ベガスバンケット コアリアクト 汎飛 汎飛 重近 重近 シャドーウルフ 43 1039 240 汎遠 汎飛 重近 重近 ブースト(近) 攻撃陣形(汎) 汎遠 汎近 重飛 重近 カタストロフ ケラヴノス 汎飛 汎近 重近 重近 スケルトン 43 935 240 汎飛 汎近 重近 重飛 シールド(近) バレットフレア 汎遠 汎近 重近 重近 パンプキンボマー 轟く波紋 汎飛 汎近 重近 重飛 スケルトン 43 935 240 汎遠 汎近 重近 重近 トランス(近) 緊急オペ 汎飛 汎近 重近 重飛 スナイプ13 パンプキンボマー 汎飛 汎近 重近 重近 第13章 フライマンタ 43 1039 240 汎遠 汎遠 重飛 重飛 金の原石 攻撃陣形(飛) シールド(飛) 汎飛 汎遠 重遠 重飛 C級招待状Ⅰ(桃)の切れ端 氷狼の牙 ケラヴノス 汎飛 汎飛 重遠 重遠 資源ボックス(大) フンスキー 43 1215 240 汎飛 汎近 重飛 重近 ブレス(汎) 防御陣形(飛) 汎飛 汎飛 重近 重飛 アイスクラスター グラビティブリス 汎遠 汎遠 重飛 重飛 セイレーン 43 1105 240 汎近 汎飛 重飛 重近 攻撃陣形(飛) 防御陣形(汎) 汎飛 汎遠 重飛 重近 緊急オペ イビルボルケーノ 汎遠 汎飛 重近 重飛 グリフォン 43 1289 240 汎近 汎近 重近 重飛 祝福の聖水 グラウンド・ゼロ 汎遠 汎近 重近 重近 ケラヴノス 凍土壁断 汎近 汎飛 重近 重飛 キマイラ 43 1178 240 汎飛 汎近 重飛 重近 シールド(汎) 攻撃陣形(汎) 汎近 汎近 重近 重飛 煉獄の焔 フィールドオペ 汎遠 汎遠 重近 重近