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前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:EDをみる 開始時間:2008/12/25(木) 04 06 49.61 終了時間:2008/12/25(木) 06 44 42.68 映画ロボコップをもとにしたアクションゲーム、ACからの移植? コップつってもジュースを入れる物じゃないぜ てかそう思ってた奴、俺の他にも(ry ステージ中ミッションがかせられ、犯人や麻薬などを回収しながらクリアしなければならない ミッションに失敗するとガンアクションの補講ステージにとばされそこをクリアせねば 次のステージにすすめない のは2だったよHAHAHAHAHA 1年以上放置とか誰か訂正してくれYO! ラスボス ED ストーリー・EDは原作に沿ってるのかな 普通によくできていますが ジャンプが無いのが爽快感にちょっと欠けましたね。
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【TOP】【←prev】【FAMILY COMPUTER】【next→】 ROBOCOP 2 タイトル ROBOCOP 2 ロボコップ 2 機種 ファミリーコンピュータ 型番 DFC-2C ジャンル アクション 発売元 データイースト 発売日 1981-4-2 価格 6500円(税別) 【TOP】【←prev】【GAME BOY】【next→】 ROBOCOP 2 タイトル ROBOCOP 2 ロボコップ2 機種 ゲームボーイ 型番 DMG-R2J ジャンル アクション 発売元 エピック・ソニーレコード 発売日 1992-3-19 価格 3500円(税込) ロボコップ 関連 Console Game FC ROBOCOP ROBOCOP 2 MD ROBOCOP VERSUS TERMINATOR GC ROBOCOP 新たなる危機 Handheld Game GB ROBOCOP ROBOCOP 2 GG ROBOCOP 3 駿河屋で購入 ファミコン(箱説あり) / ファミコン(箱説なし) ゲームボーイ
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【TOP】【←prev】【GAME GEAR】【next→】 ROBOCOP 3 タイトル ROBOCOP 3 ロボコップ3 機種 ゲームギア 型番 T-81097 ジャンル アクション 発売元 アクレイムジャパン 発売日 1994-6-24 価格 4500円(税別) ロボコップ 関連 Console Game FC ROBOCOP ROBOCOP 2 MD ROBOCOP VERSUS TERMINATOR GC ROBOCOP 新たなる危機 Handheld Game GB ROBOCOP ROBOCOP 2 GG ROBOCOP 3 駿河屋で購入 ゲームギア
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今日 - 合計 - ロボコップ3の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 12時57分41秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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今日 - 合計 - ロボコップ2の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 16時27分09秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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登録日:2015/12/14 Mon 12 58 17 更新日:2024/03/27 Wed 20 58 26NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 10サイのロボゴーグ 1987年 1ドルで楽しむべ~! SF アメリカ映画 エンゼルコップ オムニ社 オート9 ガンアクション コカイン コブラ砲 コロッケ サイボーグ サイボーグクロちゃん ジャンクハンター吉田 スプラッター デトロイト デトロイト崩壊(予言) ノーフューチャー ピーター・ウェラー フィル・ティペット ブラックユーモア ポール・ヴァーホーヴェン メトロポリス ロボコップ ロボット 不朽の名作 五木ひろし 劇中CM 名作 吐きだめの悪魔 復活 敵はブラック企業 映画 映画秘宝 民営化 社会風刺 近未来SF 銃撃戦 風刺 風刺映画 高見盛 PRIME DIRECTIVES 1 SERVE THE PUBLIC TRUST 2 PROTECT THE INNOCENT 3 UPHOLD THE LAW DIRECTIVE 4 ??? 人間か!?マシーンか!? 底知れぬ戦闘能力を秘め 巨大な犯罪ゾーンに出現した 史上最強の バイオレンスヒーロー! 『ロボコップ(RoBoCop)』は1987年の米国のアクション、SF映画。 タイトルとデザインからライトな娯楽作品と勘違いされがちだが、人体破壊などの本格的、且つ陰鬱なバイオレンス描写も光るサイバーパンク的な倫理観をも内包した近未来SFとして名高い(R指定作品)。 主役であるロボコップは、その秀逸なデザインとキャラクター設計から、後に映画の枠を越えてコミックや小説、TVシリーズが作られていく程の人気を得た。 続編に『ロボコップ2』『ロボコップ3』が作られ、14年にはリメイク版が公開された。 日本語吹替で人気があるのは「日曜洋画劇場」版だが、残念ながら原典で人気のある台詞である「殺してでも連行する」が聞くことが出来ない。 目次 【概要】 【物語】 【登場人物】 【登場キャラクター】 【余談】 【概要】 原案、脚本はユニバーサルの役員であったエドワード・ニューマイヤーとマイケル・マイナー。 監督はオランダ出身のポール・ヴァーホーヴェン。 ヴァーホーヴェンは、そのタイトルから米国内の映画監督から敬遠されていた本作の監督として白羽の矢が立てられ、これが米国デビュー作となった(当時は原作も持たないヒーロー映画など見向きもされない時代だった)。 しかし、いざ公開されてみると低予算ながら鮮烈な印象を与えるVFX、ヴァーホーヴェンならではのバイオレンスとブラックユーモアを組み合わせた毒のある演出、何よりも秀逸な世界観と詳細な設定に支えられたヒューマンドラマが話題を呼び、世界的なヒット作になると共に、矢張り低予算で制作された『ターミネーター』と共に80年代を代表する新しいSF映画の傑作の一つとなった(*1)。 尚、日本のファンにはロボコップのデザイン造形に東映のメタルヒーローシリーズ(特に『宇宙刑事ギャバン』)のアイディアが取り入れられている…として語られる事が多いが、空山基のデザインが元ネタで方向性は真逆。C-3POを原点に古典SF映画『メトロポリス』『地球が静止する日』を参考にしてアクションに耐えるデザインを検討、また大きな目標の一つがセクシーにする事で、最終的に空山基のピンナップのようにすることに終止したそうだ。 https //www.netflix.com/jp/title/80990849 https //twitter.com/Coelasquid/status/1453420192533389316 監督は日本のコミックのような非現実的デザインをデザイナーに押し付けてトラブルを起こしたことへの反省を語っているが、宇宙刑事について触れておらず影響は不明。東映に許可を求めたのは事実のようだが、訴訟回避のために似たタイトルやデザインの許諾を得る事も珍しくない。 https //www.esquire.com/entertainment/movies/a27322/robocop-oral-history/ キャラクター造形や基本となる概念はキリスト教の“復活”や、古典SF映画『メトロポリス』が下地になっているとの事。 また、悩めるヒーロー像の構築には、会社から資料として渡されたMARVELコミックスの影響も大きいらしい。 本作の大ヒットが以降のフィクションに与えた影響は大きく、デザイン案のアイディアの流用を許諾した件の東映ヒーロー作品を初めとしたコミックや創作にも『ロボコップ』的なヒーローが登場していく事になった。 また、ロボコップのキャラクターはアメコミでも人気となり『ターミネーター』とのクロスオーバーは人気シリーズとなっていた。 次回作以降は評価が下がっていってしまったが劇中劇「1ドルで楽しむべ~!」等はちゃんと引き継がれ、世界観のイメージ統一に繋がっていった。 【物語】 近未来のアメリカ・デトロイト。 財政破綻により荒廃した街は凶悪犯罪が横行し、警察もまた、巨大複合企業オムニ社により買収、民営化された世界。 毎日の様に警官が死んでいくデトロイト市警に新たに配属されたマーフィーは、相棒のルイスと共にクラレンス達強盗グループを追い詰めるも返り討ちに逢い、命を落としてしまう。 死亡したマーフィーの肉体はオムニ社に買い取られ、ロボコップ計画の実験に使用される事に。 こうして、マーフィーの肉体を素体として誕生したロボコップは、凶悪犯罪に対して圧倒的な力を発揮するが、任務の中で眠っていた筈のマーフィーの意識が目覚めてしまう……。 【登場人物】 ※吹替は日曜洋画劇場版 ■アレックス・マーフィー 演 ピーター・ウェラー 声 磯部勉 本作の主人公。 息子を喜ばせるために覚えたガンスピンが得意。 よき家庭人にして有能な警官でもあったが、デトロイトへの赴任直後に災禍に逢い死亡。 オムニ社の手により遺体はロボコップの部品として再利用させられる事になる(あくまでも部品扱いであり、マーフィーの再生では無い事がポイント。劇中では完全にロボットとして扱われており、人権もない。『人造人間キカイダー』のサブロー/ハカイダーみたいなものである)。 自らを殺したクラレンス一味との接触や、相棒ルイスの言葉により死から蘇ると共に自我を取り戻した彼は、マーフィーの復讐を果たすかの様にクラレンス一味を追うが……。 舞台メインで活躍していた中の人はガチの仏教徒で毎年の様に日本に来ている事でも有名。 近年では声優としても渋い演技を披露している。 ■アン・ルイス 演 ナンシー・アレン 声 小宮和枝 マーフィーの相棒で、シリーズを通じてのヒロインでもある。 マーフィーとは僅かな期間しかコンビを組んでいなかったものの、彼の死に関わった事もあってか互いに強い印象を残し、後々にまで運命を共にするパートナーとなっていく。 ※終盤のロボコップのズレた照準を協力して修正するシーンは、射撃の対象がベビーフードである事を含めて「もう2人が協力しても子供も作れない」事の暗示であるとか。 小悪魔的な女優として、イジメ役やセクシーな役柄も多かった中の人は本作でそのイメージを払拭したとか。 因みに、父親は本当に警官だったとの事。 ■クラレンス・ボディッカー 演 カートウッド・スミス 声 田中信夫 マーフィーを殺した強盗グループのリーダーで、デトロイト裏社会の顔役でもある。 ジョーンズに買われており、モートン殺害の実行犯役も務めた。 本作最大の宿敵で、クライマックスではロボコップの居場所が分かる機械を使い廃工場で仲間と共にマーフィーとルイスを追い詰める。 ■リチャード・ジョーンズ社長 演 ロニー・コックス 声 中村正 オムニ社のNo.2で、かなりの強硬派。 自立型治安ロボットED209計画を推進する一方、オムニ社の掲げるデルタシティ計画の実現の為にクラレンスを子飼いとして裏社会のコントロールを図ろうとしていたが、 ED209のプレゼンの失敗により窮地に追い込まれてしまう。 ロボコップ計画を成功させたモートンを殺害するも、最終的には全ての黒幕としてロボコップに追われる事になる。 ■オールドマン会長 演 ダン・オハーリー 声 納谷悟朗 オムニ社のトップ。 老いて尚、巨大企業の支配者として君臨している傑物。 本作では味方側と呼べる立ち位置だが…。 ■ロバート・モートン 演 ミゲル・フェラー 声 富山敬 オムニ社の若きエリートで、典型的な80年代ヤッピーとして描かれている野心家。愛称はボブ。 ジョーンズの失敗を好機としてロボコップ計画を実行に移し、マーフィーと云う最高の被験者に恵まれた事もあってか、一気に副社長の地位にまで昇り詰めた。 しかし、ジョーンズの面子を潰したのみならず、会社内で面と向かい反抗してしまった事から消されてしまう事に。 劇中では小者臭い人間臭さを見せる一方で ○ロボコップ計画の素体を合法的に手に入れるために、優秀な警官達をわざと犯罪が多発する危険区域へ異動させる(物語冒頭におけるマーフィーの異動もこれが原因。つまり、マーフィーの死因を間接的、かつ意図的に作ったことになる)。 ○ED209によって目の前で同僚のケニーが惨殺死体と化したにもかかわらず、さしてショックを受けるでもなく、むしろジョーンズの計画が潰れたことを好機と捉え、その場でオールドマン会長にロボコップ計画を積極的にプレゼン。ケニーに対しては「運が無かったのさ」と無関心に言い放つ。 等々、出世のためなら手段を選ばず、自分以外の他人を物のように扱い、また共感能力も著しく低い点が目立つ。 細かい点に着目すると、実はジョーンズ等悪役側と同じかそれ以上に、ヴァーホーヴェンの作り出したドス黒い社会像の体現者と言えなくもない(もっとも、オムニの社員は彼に限らず大体そんな感じである)。 ちなみに、クラレンスに時限爆弾で殺害された時は、自宅で美女モデル2人を呼んでドラッグパーティーの真っ最中だった。どの道、命は長くなかったのかもしれない。 ■ウォーレン・リード巡査部長 演 ロバート・ドクィ 声 藤本譲 デトロイト市警の責任者で、邦訳では主任や警部や署長とされている場合も。 企業化されてしまった警察機構の中でも警官の誇りを持つ事を呼びかけ続けている。 ルイス同様、シリーズを通じての顔である。 ■ドナルド・ジョンソン 演 フェルトン・ペリー 声 秋元洋介 モートンの相棒で、同じくロボコップ計画の責任者。 本作の時点では癒やし要員だが、次作以降はモートンに代わり彼がオムニ社の重鎮として策謀を巡らせて行く事に。 ただし、生みの親として思い入れもあるのか、ロボコップに対しての対応は比較的に寛容である。 ■レオン・ナッシュ 演 レイ・ワイズ 声 江原正士 ■エミール・アントノウスキー 演 ポール・マクレーン 声 千田光男 ■ジョー・コックス 演 ジェシー・D・ゴインズ 声 石丸博也 ※クラレンスの仲間。このうちエミールはクライマックスで無残な最期を迎える。 『24』とかにもチラホラ。 ■ヘッジコック警部補 演 マイケル・グレゴリー 声 筈見純 デトロイト市警の警部補。リード巡査とは異なりオムニ社の息がかかっている。 市庁舎で起きた籠城事件で犯人に呼び掛け、ロボコップが逮捕に向かう時間を稼いだが手柄を横取りされたのを根に持っていたのかジョーンズから破壊命令を受けて出動した際には容赦なくロボコップをリンチにした。 ロボコップに好意を持つ他の若い警官達に拒否されたりと人望は薄い。 ■サル 演 リー・デブルー クラレンスのお友達の、麻薬密造工場のボス。密造工場での銃撃戦で死亡する。 ※2014年3月に「吹替の帝王」シリーズ第4弾として旧ビデオ版、DVD吹替版を併せて収録したBlu-rayが発売。 リメイクと一緒にどうぞ。 【登場キャラクター】 ■ロボコップ モートンが企画、推進していた優秀な警官の肉体を母体とするサイボーグ計画により誕生した犯罪防止捜査官。 ED209の失敗と素体となるマーフィーの死と云う好機が重なり、現実に生み出される事になる。 ケブラーコーティングされた特殊チタン合金と防弾ゴムのボディは拳銃などの一般的な銃火器を受け付けず、コンクリートの壁も軽々とぶち抜くパワーを誇る。頭部にはサーモグラフィーなどの各種センサーを内蔵し、右手の甲からはコンピュータとリンクするためのスパイクが出る。 太股部分に収納された専用拳銃オート9を含め、その魅力ある造形はリメイク版が公開された現在でも尚、色褪せない魅力を放っている。 その残酷、且つ秀逸な設定は本格SFファンにも注目され流行していたサイバーパンクとも関連付けられたとか。 マーフィーの復活では無いため、記憶を取り戻しても尚、マーフィーの模倣をしているだけとの考察も。 独特の動きはスーツアクターも兼任したウェラーがパントマイムとロボット工学の講義を聞きに行って出来上がった物……と言いたい所だが、この第1作でのスーツは非常に重く、入念な準備を重ねて来たのに満足に動けない事にショックを受けたウェラーが落ち込んでしまい、初日の撮影が潰れてしまったとの裏話も。 後にスーツを着たままで演技の練習をする中で徐々に慣れていったそうだが、合成ゴムの匂いが酷い、着脱に異常に時間が掛かる等、スーツに苦労したとの裏話には事欠かない。特にウェラーを苦しめたのは「暑さ」だった。 1作目のロボスーツは、頭部のヘルメットを除いてほぼ全てのパーツが厚手のラテックス(ゴム)で成形されており、重く、通気性が悪い。特に胴体や手袋などの黒いパーツはウレタンスポンジをラテックスで包んだ通気性最悪のもので、さらにその下に配線等のモールドが施されたインナースーツ(肘・膝の可動部分から見えるチューブやワイヤーのようなディテールはこのインナースーツのもの)を着こまなければならず、トドメに撮影時期は「真夏」。 これにより毎日1~2リットルの水分が汗となって失われ、毎晩汗疹に悩まされたというウェラーは、「2」のパンフレットによれば、撮影終盤にはスーツを見ただけで吐き気を催したそうである。 デザイン面で監督とデザイナーが殺し合いに発展しかけたとの逸話も。 ■ED209 日本での通称はエド。 ジョーンズが企画し、マクナマラ博士らが開発を進めていた、人工知能を搭載した二足歩行の自立型ドロイド。 EDとは法執行型ロボット(Enforcement Droid)の略だが、明らかに犯罪抑止以上に過剰な装備を持つ事からも解る様に、軍配備も視野に入れた戦闘用の大型ロボットである。 ダイナミックな動きは、低予算ながらも迫力のある映像を目指した、当時の名人芸的なストップモーションアニメによりコマ撮りされた物。 両腕に装備された機関砲にミサイルと、火力ではロボコップを圧倒するが……。 その正体は、映画史にその名を残すレベルの超ポンコツロボット。 武装解除の勧告をしながら、相手が武器を捨てたのを認識できない。(*2) 相手が死亡したのを判らず、延々と銃弾を叩きこみ続ける。 有線制御なのに命令を受け付けない。 でかい図体なのにロボコップにパワー負けする。 本体がダメージを負った訳でも無いのにシステムダウンを起こす。 屋内にもかかわらずミサイルをぶっ放して周囲を破壊する その構造上、階段を下りる事ができない。 駐車違反を取り締まるために銃を突きつけ、悠長にカウントする上に相手が武装してもそれが判らない。 ……と、どこに利点と使い道を見出せばいいのか解らないレベルのダメマシン。 社内のプレゼンで実弾を装填して自信満々でお披露目をし、犯人役を演じた社員を撃ち殺すシーンは本作屈指のギャグシーン。 しかもこんなポンコツ、しかも量産計画のゴーサインが出てる訳でも無いのにオムニ社は部品のストックを20年分も作ってしまっている始末。 つまり問題だらけと認識していながらも、今更販売と運用を止める事が出来ない状態となっていた。 ■重火器類 ベレッタM93Rをベースとしたロボコップの専用拳銃オート9を始め、当時の最新モデルであるデザートイーグルやM82狙撃銃を元にした軍用の大型銃コブラ砲等が登場。 マニアック且つ、本格的なラインナップは当時の武器マニアを唸らせたとか。 特にオート9は大人気となり、日本でも玩具メーカーが挙って製品化をした事でも有名。 『ロボコップ』シリーズ以外のアクション映画に登場している事も。 【余談】 ※タイトルの時点で多くの監督に敬遠されてしまった本作だが、特典での回想によればヴァーホーヴェン自身も当初はタイトルを見た段階で脚本を床に叩きつけてしまったらしい。 しかし、読んでみて脚本の深さに気づいた奥方の一声で考えを改め自分も脚本を読み面白い企画だと納得。 当時は仕事を干されていた時期だったと云うが、これによって米国デビューを果たす事になったのだと云う(もっともヴァーホーヴェンアンチもたくさん生んでいく事になるが)。 男女平等やシニカルなCM等、ヴァーホーヴェン節は今後も引き継がれていく事になる。 尚、監督は試写会にてラストシーンで次に来る台詞が解った観客が一斉に声を挙げたのを見て成功を確信したらしい。 本作の舞台となったデトロイト市は2013年、連邦破産法9条の適用を申請し本当に財政破綻をしてしまった。 その後、下落した地価を逆手に数多くの企業誘致が行われるなど再建が行われた。 その進出企業には川崎重工やファナックなどロボット産業を手掛けるメーカーも含まれており、映画の世界が現実に追いつく状況となっている。 「いい追記修正だ、名前は?」 「マーフィー」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 80年代版はパワー防御重視で鈍足、リメイク版は真逆でスピードとテクニック重視ってイメージ。 -- 名無しさん (2015-12-14 14 12 33) 幼稚園の時から大好きな作品 -- 名無しさん (2015-12-14 18 12 15) ネネネネネネネネ -- 名無しさん (2015-12-14 21 34 59) よお!誰か手ぇ貸してやんな! -- 名無しさん (2015-12-14 21 44 55) ロボと言えば、ターミネーターかロボコップかスターウォーズの金色のアイツのイメージだった -- 名無しさん (2015-12-14 21 59 08) 階段に負けるロボットぇ…まぁ現実的にも段差は天敵だが。 -- 名無しさん (2015-12-14 22 16 27) ↑ロボコップというか人間サイズの兵器が如何に画期的かが判るよね。 -- 名無しさん (2015-12-14 22 48 31) オムニの幹部は手出しすることができない→『お前はクビだ!』の言葉でロック解除に流れはすげぇと思った -- 名無しさん (2015-12-15 00 53 54) エドのポンコツっぷり追記したいけど良いかな。ネタバレにならない範囲で。 -- 名無しさん (2015-12-15 00 55 56) ↑追記や修正は利用者の権利ですし、聞くまでもなくやっちゃっていいでしょう -- 名無しさん (2015-12-15 10 43 08) 初回はエログロが多かったんだよな。R-15はついてもおかしくない。 -- 名無しさん (2015-12-15 12 59 27) 確か、記憶違いならスマンが、2だっけ?何か、ロボコップバラバラにされなかったっけ・・・?汗 ガキの頃、なんかのイベントかなんかで2が放送されててあまりのグロさにトラウマになった記憶が・・・ -- 名無しさん (2015-12-15 13 14 07) オムニのテストでの実弾装填っぷりがヤバい -- 名無しさん (2015-12-15 15 13 47) 2の失敗作にも「自分の頭を撃ち抜いて自殺する」個体が居たよな ↑2 一番グロかったのは1の廃液に落ちて溶けた奴だと思う -- 名無しさん (2015-12-15 15 56 34) 現実のデトロイトもやばい事になってる辺り、先見の明がある映画だと思う -- 名無しさん (2015-12-15 15 59 51) アイアンマンのトニー・スタークがロボコップの開発に加わってたらかなりグレードアップしただろうな -- 名無しさん (2015-12-16 15 29 00) 最近気づいたんだが、「ロボコップ」というタイトルそのものが皮肉なんだよな(マーフィは「ロボット」ではなく「サイボーグ」)。 -- 名無しさん (2015-12-19 07 20 35) 久しぶりに夜中にやってたけど、結構グロかった。深夜枠なのも頷ける -- 名無しさん (2015-12-19 07 44 10) ジョーンズ!お前はクビだぁ!! -- 名無しさん (2016-03-07 16 53 32) ↑「どうも」 -- 名無しさん (2016-11-01 00 29 50) "肉の体に機械を入れる”と”機械の体に肉体(の一部)を入れる”はどっちが作り易いんだろう。 -- 名無しさん (2016-11-01 13 03 26) 当時最新の銃火器が目白押しなのは未来設定を意識してるからかな。ノベライズ版でスタローンが100歳を目前にして脳移植手術に失敗してくたばったって記述があるから大凡の年代は推定できる。 -- 名無しさん (2017-04-20 03 17 28) メカのデザイン、動き、効果音どれも素晴らしい -- 名無しさん (2017-07-20 03 28 55) ↑7 最終的にロボから人間に戻り、腐敗したコップに見切りをつけ自らの意思で戦うという「ロボコップ」とは真逆の道を選ぶのが熱い -- 名無しさん (2017-07-20 08 18 43) この頃はオールドマンもまともっぽく見えたんだけどなあ -- 名無しさん (2017-10-15 03 00 35) ↑いや~、どうだろう・・・ED209が暴走したあの会議席で、惨殺ショーを間近に見てもそのこと自体にはさしてショックを受けた様子が無く、その直後にモートンが提示してきたロボコップ計画をニコニコ顔で聞いてる辺り、1作目の頃からだいぶアレな人だったと思うよ。目立たなかっただけで。 -- 名無しさん (2017-10-15 04 44 02) 個人的には菅原正志版吹き替え(バニング大尉の人)が好きだ -- 名無しさん (2017-10-15 09 20 14) クラレンスの仲間の1人の死に方がえげつなかったな -- 名無しさん (2018-08-19 16 39 25) ED-209が銃を捨てたのを認識出来なかったのは「カーペットがふかふか過ぎて銃が落ちた音を認識出来なかった」かららしい。…銃突きつけられた事はちゃんと認識出来てたのに?とか、その後のロボコップとの直接対決でのポンコツぶりを見てると何一つフォローになってないけど -- 名無しさん (2021-07-06 00 08 53) ↑“目”に当たるセンサー無いんかい。 -- 名無しさん (2021-07-06 00 18 16) ある意味レスキューポリス版パワーレンジャーだと思う -- 名無しさん (2021-11-24 15 41 17) 人の死に方が壮絶でグロテスクすぎるっていうのもそうだが、倫理観がバグったテレビCMがナチュラルに放送されてる世界観は、大人になってから初めて観たのに割と本気で怖かった。 -- 名無しさん (2023-03-11 17 56 30) ロボコップのデザインについて、当事者の発言を引用。日本の漫画みたいなデザインをやろうとしてトラブルがおき、空山基のセクシーデザインになったようで英語wikipediaにもそのように書かれてる。ギャバンが元ネタというのは許可を得た事だけかな? -- 名無しさん (2023-03-21 09 24 06) ヘルメットを脱いだロボコップ(マーフィ)は何故か眉間に二重のシワが付いてるのがかなり印象的だった(但し、彼が人間だった頃は眉間のシワは付いて無かった)。 -- 名無しさん (2023-04-11 13 25 40) タグに五木ひろしがあって笑う -- 名無しさん (2023-04-11 13 45 20) ロボコップシリーズの他に遺体を素体としたロボットってゴジラの3式機龍や「ゴジラVSコング」のメカゴジラが思いつくけど他に何かあったっけ? -- 名無しさん (2023-12-09 08 13 56) 「お前はオムニ社の人間には手出しできない」~「いい腕だ」この一連の流れがたまらなくクールで好きだった -- 名無しさん (2024-01-15 17 31 59) 名前 コメント
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「O.C.P.オムニ社が誇りを持ってお届けする市民生活の平和の使者、ロボコップ2号」 アメリカのSFアクション映画『ロボコップ2』に登場するサイボーグ警官(の試作機)。 劇中での呼称は「ロボコップ2号」だが、本項目では便宜上こちらの表記で記載する。 ロボコップことマーフィーの活躍を受け、オムニ社はより忠実なロボコップ2号機の開発に着手しており、 マーフィーと同じく殉職した警察官の脳をベースとして2体の試作機を完成させたのだが、素体となった警官達の精神が肉体を失った事に耐え切れず発狂。 1体目は発狂して近くにいたスタッフを射殺し、自分も頭部を撃ち抜いて機能停止、 2体目は頭部の装甲を自ら引っ剥がして自殺するという悲惨な結果に終わり、五ヶ月の開発期間と9000万ドルという巨額の製作費もパーになってしまった。 ……っていうか実弾装填済みの火器を持たせたまま、嬉々としてお披露目して社員が射殺されるのはオムニ社の伝統芸能か何かなんすか。 愉快な起動テスト動画(※微グロ注意) 一見コミカルだが、試作機一つ一つにマーフィーと同じ立場の警官が入っている事を思うと中々やりきれない。 実際に劇中で心理学者のファックス博士が「肉体的に強い自負心を持つ警官だからこそ、その肉体を失った事に心が耐えられずに自殺してしまう」 と指摘しているが、あながち間違いとは言い切れないのだ。*1 でも俺は開発部のデザインセンスこそが最大の問題だったと思う これらの反省を踏まえ、犯罪者を素体として完成したのがロボケインなのだが……その顛末は当該項目を参照して頂きたい。 MUGENにおけるロボコップ2号試作機 Ryou Win氏が製作したMUGEN1.0以降専用のものが2体存在する。 両バージョン共、スプライトは映画撮影用のフィギュアを用いている模様。 イントロでは原作のお披露目シーンが再現されているが、流石にいきなり自殺するという事は無いのでご安心を。 なお、Readmeの類が付属していないため、各種コマンドはcmdファイルを開いて確認する必要がある。 + Ryou Win氏製作 ロボコップ2号試作機A Ryou Win氏製作 ロボコップ2号試作機A 前述の2体の内、スタッフを射殺した方の試作機。 原作で使用していた拳銃に加え、電撃やミサイルといったオリジナルの技が多数追加されており、 あっさり退場した原作と違ってしっかり戦えるキャラに仕上がっている。 また、最終ラウンド敗北時には自分の頭を撃ち抜いて自害するという原作再現がある。 AIはデフォルトで搭載されている。 + Ryou Win氏製作 ロボコップ2号試作機B Ryou Win氏製作 ロボコップ2号試作機B 前述の2体の内、頭部を引っ剥がして自殺した方の試作機。 ディスプレイネームは「Automat」となっている。 原作での扱いが扱いなため、攻撃手段はほぼ(というか全て)捏造オリジナル。 そのため完全な出落ち要員だった原作とは異なり、腕を伸ばしてのパンチや電撃、 ロボット警察犬召喚、空き缶の回収など、非常に多彩な技を所持している。 中でも「陥没事故(ガス爆発?)が起きて下水道に落ちた相手を謎の追加武装を装備して救助する」という、 何ともシュールな演出の超必殺技は圧巻。 最終ラウンド敗北時には原作での自殺シーンが再現されるが、白旗を掲げるので演出が多少マイルドになっている…かも? AIはデフォルトで搭載されている。 出場大会 【ロボコップ2号試作機A】 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント 【ロボコップ2号試作機B】 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント *1 この辺は2014年に公開されたリメイク版『ロボコップ』でも描写されており、 作中でロボコップに改造されたマーフィー(重傷こそ負ったがオリジナル版とは違って死亡していない)は、 自分の肉体が脳と顔面、肺、右手を残して全て機械に置き換わった事を告げられると、絶望の余り「死にたい!」と泣き叫んでいる。 「ロボットとして蘇った警官」を描いた元祖的作品である『エイトマン』においても、 蘇生直後の主人公が「こんなあさましいロボットになるくらいなら私は死んだ方がマシだ」と絶望しているため、ある種それを踏襲した形となっている。 オリジナル版では劇中にて素体となったマーフィーが類稀な生存欲求と警官としての使命感を持つ事に加え、 「敬虔なカトリック教徒(カトリックにとって自殺は禁忌)であるためロボコップとなっても生きていられる」と推測されている。 それって要するに偶然の産物じゃね? なお、『ロボコップ2』のパラレルワールドにして『ロボコップ1』の10年後を描いたTVドラマ『プライム・ディレクティヴ』では、 マーフィーの南署時代の相棒にして現在の上司であるジョン・T・ケーブルが陰謀によって殉職、ロボコップ2号として蘇生するのだが、 こちらは全身メタルブラック、ミラーシェード型バイザー、オート9二挺拳銃装備のロボコップといったデザインであり、 オムニ社からの刺客としてロボコップと対峙するも、紆余曲折を経て正気を保ったままロボコップと共闘する事になる。 やっぱ開発部のデザインセンスこそが最大の問題だって
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登録日:2015/12/16 Wed 11 21 23 更新日:2024/03/13 Wed 11 19 31NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 1990年 SF オート9 サイボーグ デトロイト デトロイト崩壊(予言) フィル・ティペット フランク・ミラー ロボコップ ロボコップ2 映画 近未来SF 基本指令 1 公共に奉仕せよ 2 市民を守れ 3 法を遵守せよ 指令 4 ~笑顔で挨拶を 老人を大事に 子供に笑顔を 禁煙を薦めよ アニヲタWikiに追記せよ …etc. ロボコップ破壊指令―。今度の敵は、冷血無比の怪物マシーン!! 『ロボコップ2(RoBoCop2)』は90年の米国のアクション、SF映画。 87年に公開された『ロボコップ』の続編。 監督を始めとする制作スタッフは入れ替えとなったが、主演のピーター・ウェラーを始めとしたメインキャストは続投。 低予算ながら奇跡的なバランスにより近未来SFの傑作と呼ばれた前作と比べ、シナリオ面での粗さやエンターテインメント路線へのあからさまな傾倒に対して失望の声が上がる一方(タイトルの時点で今更だったのだが)、前作を遙かに超えるVFXの迫力を評価する声も少なくない。 また時代の流行からか暴力的、且つ残酷な描写と演出も前作より増やされており、老若男女問わずに話題を集めた注目作にもかかわらずに、前作に引き続きR指定作品となった。 ※少年や児童によるあからさまな犯罪行為の描写も、現在では規制対象になりうる描写であろう。 【概要】 前作の世界的なヒットを受けて制作された待望の続編であり、脚本に米国コミック界のカリスマ、フランク・ミラー(※代表作は『バットマン ダークナイト・リターンズ』『シン・シティ』『デアデビル』『X-MEN』…etc.)を迎える等、公開前の期待は非常に大きかった。 …が、大作映画にありがちな事情により完成版では当初の脚本が大きく変えられてしまったと言われており、ミラーも戸惑いの声を挙げたと言われる等、完成までにはかなりの紆余曲折もあった模様(※とか言いつつミラーは次作でも原案を書いてくれているのだが)。 監督は似たような経緯で制作され、矢張り当時のファンをガッカリさせたと言われる、『STAR WARS エピソードⅤ 帝国の逆襲』を手掛けた“続編職人”のアービン・カーシュナー。 また、担当者の変更により前作で人気を博した勇猛さの中に物悲しさを秘めた“例のテーマ(ロボコップのテーマ)”が使用されていないのも残念なポイント。 ※ただし、本作のテーマ曲もまたイメージに合致した名曲である。 ……しかし、作品の出来には賛否こそあるものの、単にスケールと娯楽性が増した事を喜ぶ声も少なくなかった。 実際、スタッフは変わっても前作から引き継がれた近未来を意識したブラックユーモア溢れるCMも変わらずに作品を彩っている。 ……どこのシリーズ物でも聞かれる言葉だが、主演が交代していない事、等から今作までならシリーズとして認めてもいいとの声も多い。 【物語】 核廃棄物から作られた新型麻薬ヌークの急速な流通により、デトロイトは再び荒廃の一途を辿っていた。 借金と治安の悪化を理由に、市庁行政からの“市そのもの”の買収を目論むオムニ社は意図的に警察組織の労働環境の悪化を推進。 これによって、遂に市警の大多数の職員はストライキを決行。 ……市の治安は完全に崩壊してしまう。 絶望的な状況の中でも市民の唯一の希望として孤軍奮闘を続けていたロボコップ/マーフィーだったが、警察内の内通者による裏切りもあり、ヌーク教団の罠にハメられた末にボディをバラバラに解体されてしまう。 どうにか復活はさせられたものの、更なる市の混乱を呼び込む為にデタラメなプログラムを施される羽目となり、周囲から呆れられたり、自らがトラブルを呼び込んだりしていたマーフィーだったが、自力で呪縛を破ると復活した警官達と共にヌーク教団を急襲。 遂にケインを逮捕する事に成功するのだった。 ……一方、オムニ社では難航していたロボコップ2号機の開発を推進させるべく被験者の選出の任に就いていたファックス博士が“生に執着する重犯罪者こそロボットの頭脳に相応しい”とする考えの下に邪悪な計画を遂行しようとしていた。 彼女は、よりにもよって重傷を負って動けないケインをロボコップ2号機の頭脳として使用する事を独断で決めてしまう。 会長を籠絡し社内での立場を増していたファックスを止められる者は居らず、遂に圧倒的な破壊能力と悪魔の頭脳を持つ殺人機械となったロボコップ2号機がロールアウト。 オムニ社は市庁への勝利宣言としてデルタシティ計画を大々的に公表するが……。 【登場人物】 ※吹替はテレビ朝日版 / VHS版 /カルチュアDVD版の順に記載。 (現在手軽に入手可能なDVDにはカルチュア版のキャストが記載されているが、収録されているのはVHS版なので注意) ■ロボコップ/アレックス・マーフィー 演 ピーター・ウェラー 声 磯部勉/谷口節/菅原正志 自我と記憶を取り戻した後は“マーフィー”として生きつつも“ロボコップ”の能力を使って犯罪と戦って来た。 しかし、自我を取り戻した事により生前の生活を取り戻せない事を頭では理解していながらも、引っ越した後の家族の姿を追いかける行動を取ってしまい問題に。 オムニの仲介により遂に妻と再会するも、彼女を拒絶する道を自ら選ぶ様に仕向けられたりと、本来は死者であるマーフィーとヒーローとして持て囃されるロボコップとの差異が淡々と、そして残酷に描かれている。 この他にも孤軍奮闘の末にバラバラにされたりと、前作以上に散々な目に遭っている。 ■アン・ルイス 演 ナンシー・アレン 声 小宮和枝/小宮和枝/大坂史子 前作で共に死地を乗り越えた事で、マーフィーとは無二の戦友にして絶対的な相棒とも呼べる存在に。 市警の大多数がストライキを決行する中でも変わらずに職務を遂行していた、信念の人。 ■ケイン 演 トム・ヌーナン 声 千田光男/仁内建之/青山譲 ヌーク教団の総帥。 伝道者を気取る狂人で、ヌークを利用して狂信的集団を作り上げている。 本作の宿敵。 自らも重篤なヌーク中毒者であり、僅かな成分差による作用を感じ取れるばかりか、その化学式にも精通している。 アジトを漏らしてしまったダフィからの密告によりロボコップを罠に嵌めて破壊することに成功するも、後に復活したロボコップに捕らえられ、挙げ句にロボコップ2号の頭脳とされてしまうことに。 ちなみにノベライズ版ではファックスと対面し会話するシーンが存在し、「ロボコップは人間の脳が必要だから量産出来ない」という話題の中で「材料(人間)ならそこら中にあるじゃないか」と返している。ある意味似た者同士である。 ■ホブ 演 ガブリエル・デーモン 声 折笠愛/松本梨香/五十嵐麗 ケインが側に置いている少年。 少年ながら非常に頭が切れ、ヌークの売買や交渉をも取り仕切っている。 ロボコップにヌーク精製工場が襲撃された時にも「ロボが子供を撃てない」事を見越して動じずに居残る等、度胸も人一倍に座っている。 「デジタル的」とさえ称されるほどの類まれな記憶力を持ち、ケイン逮捕後、唯一ヌークの製造法を覚えていた事から、子供の身で麻薬組織のボスへと昇り詰め、借金を肩代わりする代わりにデトロイト市を牛耳ろうと企むが……。 ■アンジー 演 ゲイライン・ゴーグ 声 高島雅羅/弘中くみ子/鈴鹿千春 ケインの愛人。 やっぱり重度のヌーク中毒者であり、ケインが逮捕された後は唯一ヌークを得られる手段となったホブの手伝いをしていたが……。 ■オールドマン会長 演 ダニエル・オハーリー 声 内田稔/大木民夫/青山譲 オムニ社のトップ。 高齢だが、相も変わらずに圧倒的な支配力を維持する首魁。 老いて尚も衰えぬ野心の下に、企業によるデトロイト行政の買収に乗り出す。 ■ドナルド・ジョンソン 演 フェルトン・ペリー 声 秋元洋介/有本欽隆/相沢正輝 前作以降、オムニ社の重役としてかなりの出世をした模様。 悪辣なオールドマンの腹心として策謀を巡らす一方、常識人としての顔も見え隠れする苦労人。 何だかんだで自らも誕生に関わったロボコップには思い入れがあったようで、ファックス博士の危険性を訴えに行った際に、現在のオムニの方針からすれば邪魔者であるロボコップにファックス博士がデタラメな指令プログラムを入れた事もついでとばかりに愚痴っていた。 ■ジュリエッタ・ファックス博士 演 ベリンダ・バウアー 声 藤田淑子/幸田直子/五十嵐麗 難航するロボコップ2号機の被験者の選出の為に呼ばれた美貌の心理学者。 冷酷にして徹底的な合理主義者であり、サイボーグとして生きられるのは“異常に生に執着する人間”という持論から、重犯罪者から候補者を選ぼうとしていることをジョンソン等には危険視されるものの、革新的で実効性のある案を好むオールドマンには気に入られることになる。 その後、修復されたロボコップを骨抜きにすべくデタラメな指令プログラムを入れることに成功した他、逮捕の際に重体となり病院送りとなったケインをロボコップ2号の頭脳とするべく、自らの肉体を武器にオールドマンを味方につけると共に、オムニ社内での実権をも獲得して行く事になる。 ■リード巡査部長 演 ロバート・ドクィ 声 藤本譲/藤本譲/相沢正輝 デトロイト市警の責任者で、ストが続く中でも声を張り上げる苦労人。 そんな訳で、文句も言わずに働いてくれるマーフィーをかなり頼りにしている模様。 ■ダフィ巡査 演 スティ―ブン・リー 辻親八/広瀬正志/石川ひろあき デトロイト市警の警官だが、実はヌーク中毒者で警察の情報を教団にリークしていた。 そろを知ったマーフィーの尋問でケインの居場所を吐いてしまうも、その事を予めケインに伝えていたことで単身乗り込んできたロボコップの破壊という大金星に繋がることにはなった。 しかし、それが成功するか否かはケインにとっても賭けであり実際に危なかったことから、その後ケインに血の報復として生きたまま外科手術で腹を割かれるという処刑をされることになる。 流石にヤバすぎるので、地上波ではケインの脳髄の摘出やリトルリーグの子供達による強盗等と共に丸々カットされている。 ■キューザック市長 演 ウィラード・E・ピュー 声 江原正士/石丸博也/吉田孝 デトロイトの現市長。 財政破綻によりオムニ社に多額の借金を抱えており、返す宛ても無いままに市の買収を迫られている。 しかも、自分でサインしているのだから言い逃れの仕様がない。 言ってる事だけは立派だが、所々に無能さが滲み出る道化。 【特別出演】 ■フランク 演 フランク・ミラー トラックの中でブルー・ベルベットなどの「ヌーク」の製造を行っていた病的な化学者。最後はヌーク教団急襲時にトラックの中に隠れるが、仕掛けられていた時限爆弾によって爆死した。 演じるのは原作者本人。 ミラーはハードボイルドな作風に反して、かなりの出たがりなのか自分の原作や監督した作品に度々出演しているが、本作がその原点と言えるだろう。 【登場キャラクター】 ■ロボコップ 映画内での設定は基本的には前作と同じ。 前作よりもカラーリングが青みがかった物になっているが、力強さを演出する為に実際に青を入れたとする証言(パンフレット…etc.)と、コントラストの関係で余計に青く見えているとの証言(インタビュー…etc.)がある。 本作では、主演のウェラーが続投の絶対条件として「ロボ・スーツの改善」を掲げており、それに合わせてスーツが大幅なアップデートを遂げている。素材はラテックスからファイバーグラス(FRP)へと変更され、軽く、通気性が良くなり、パーツの分割方法も一部変更された(また、この素材変更により、スーツの輝きがより金属的で自然な物になった)。また冷却のためスーツ全体に冷たい冷却水を循環させる装置も取り付けられ、可動範囲はほぼ同じながらも圧倒的に着心地が良くなり、これをつけたウェラーは「今回はスーツの中にいることに幸福感があった」と喜んだという。これにより、動きが軽やか、かつダイナミックになるなど、前作よりもアクションの幅が増しているのが特徴。 衝撃的なバラバラ状態は、精巧なロボトニクスにより再現されたものだが、苦しんでいる顔の表情がリアル過ぎてトラウマを抱えた少年少女も多かった模様(人気作だけに被害者も多かった)。 ■ロボコップ2号機 オムニ社がロボコップの成功を受けて開発を進めて来た新型機。ファンからは「ロボケイン」とも。 ……しかし、前回の成功はマーフィーという、類い希な精神力を持つ優秀な検体があったればこその結果であり、同様の条件下で死んだ警官を検体に試作を重ねても「精神が耐えきれず」にその度に失敗していた。 しかし、ファックス博士の目論見通りに異常な生への執着を持つケインの脳髄を利用した事により遂に完成。 ケインが重篤なヌーク中毒者である為、ヌークを餌に簡単に言うことを聞かせられると高を括っていたのだが……。 冷酷で狡猾かつ自己中心的と、ケインの元々の人格自体が「平和を守る警察官」として全く向いていない 重度の麻薬中毒者だけに、ヌークをちらつかされれば自分の快楽のために後先など一切考えずに暴れ回る危険性を孕んでいる 実戦テスト代わりにヌーク教団の残党狩りをした後、お披露目式でも実弾を入れっぱなし 自分を逮捕したロボコップだけでなく、そもそも自分の生命維持装置を目の前で切ったファックスの事も憎悪している …という観客から見ても明らかな数々のフラグを裏切らず、お披露目式の場でお約束通り暴走。 ファックスから自分の安全装置のリモコンを奪い取ってガトリングガンを乱射し、その場にいた報道陣や警官隊を無差別に虐殺する大惨事を引き起こしながら、ロボコップとの再戦に突入する。 二体の試作型はまだ人型だったのだが、完成型は辛うじて人型を残すだけの、ガトリングガンや右肩の二連装砲、近接戦闘用のアームパンチなどの武装満載の大型戦闘兵器と化した。高層ビルから落下してもビクともしないほど頑丈なボディで、運動性能も高く、軽々とジャンプを行う。 前作を遥かに超える精緻でダイナミックなストップモーションアニメは、今やロストテクノロジーになっていることもあり一見の価値ありで、ラストバトルの迫力は不満が多かった本作の売りとなっている。 細かなギミックにも注目したい所。 会話(というか意思表示?)の際には顔面部のハッチがパカッと開いてモニターが出てくる。 当時のチャチなCGながらケインの顔のアニメーションも作品の雰囲気を見事に演出している。 ■ロボコップ2号試作機 前述のケイン脳を利用するまでに作られた試作機達。 映画劇中では2体、ノベライズではさらにもう1体登場。 マーフィーと同じく殉職した警察官の脳を機械の肉体に移植して製造されたのだが、「一度死んだ挙句に肉体を奪われた」という現実に精神が耐えられず、暴走して周囲のスタッフを殺害したり、絶望のあまり起動直後に自殺したりと燦燦たる有様だった。 何で毎回この会社は実弾装填したままテストするんだろう? 「マーフィーが成功したのだから次も上手く行くだろう」と安易に考えた結果ではあるが、この失敗の焦りが「警官ではなく犯罪者の脳を使う」というファックスの案を最終的に吞んでしまった一因かも知れない。 ■ED209 今作では冒頭のニュース映像の中やオムニ社内の展示物として登場。 治安維持の為に実際に量産化された模様。 ……が、マンホールの穴に片足がハマり動けなくなってギーギー言ってる姿がいきなり映し出される上に「故障が多くて曰わく付きの物です」と、前作からのマヌケぶりを皮肉ったかの様な女性アナウンサーのメタいコメントが視聴者の笑いを誘う。 エド君が公式にネタキャラと化した瞬間であった。 更に次作では……。 「マーフィーもっと早く追記修正して!」 「ここは50㎞制限だよ」 「……」 「その髪型ステキだね」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] シリーズでは一番好き。ロボコップ2号は『ニンジャスレイヤー』のモータードクロのオリジンだなw -- 名無しさん (2015-12-16 15 41 22) 繝舌Λ縺輔l繧矩圀縺ョ繝ュ繝懊さ繝??縺梧$諤悶?縺ゅ∪繧顔オカ蜿ォ縺吶k讒倥′菴輔→繧ゅヨ繝ゥ繧ヲ繝橇汳ァ -- 名無しさん (2015-12-16 21 47 06) ED209=サンはモーターヤブのご先祖様!ピガガー! -- 名無しさん (2015-12-17 00 28 05) ↑×2 文字化けしてスミマセン…… ピンチに陥ってバラされる際のロボコップが恐怖のあまり絶叫する様は何ともトラウマ -- 名無しさん (2015-12-17 06 42 12) ×4 後ロボコップ2号は脳髄使っているという所から同じ忍殺のドラグーンのオリジンでもあったり -- 名無しさん (2015-12-17 21 16 54) 嫌いじゃないけどグロはちょっと悪趣味に走りすぎたかなと。やはり1のバランスは神がかりだった。同監督の帝国の逆襲も子供のころは気味悪いなぁと思って観てました。 -- 名無しさん (2017-04-20 03 13 09) 初めて見たのは1作目よりもこっちの方が先だったな。マーフィーが削岩機やアスファルトカッターでバラバラにされるシーンは、無敵のヒーローがバラバラにされるという展開のショッキングさもさることながら、「人間てここまで残酷になれるの・・・?」と人間への不信感と恐怖を植え付けられたシーンでもあった。後に1作目のマーフィー殺害シーンを見てそれは一種の確信に変わった。年齢一ケタぐらいの子供には見せちゃいけない映画だと思うね本当。 -- 名無しさん (2017-10-15 00 16 26) ↑昔はこんな映画が当たり前にTVで流れててトラウマ背負わされましたね……(そのお陰で鍛えられた部分もあるけど) -- 名無しさん (2017-10-15 00 22 54) 怪機大作戦 デトロイト買います -- 名無しさん (2018-07-05 13 16 16) 2号機って言うけど戦闘力が高いだけで1号のロボコップに劣ってる気が -- 名無しさん (2018-08-19 17 09 05) 試作機の外見が美少女型だったら検体となった警官も自害せずに済んだかもしれない・・・? -- 名無しさん (2021-02-01 20 21 48) アン・ルイスの設定がよく分かりません。この作品と前作はDVDを持っていますが彼女について分からないところが多いです。前作の描写だとどう見ても死亡しているのですが今作は後遺症や傷跡の描写すらなく、??です。前作でオムニ者にロボコップが行く前に病院に運んだという設定なのでしょうか? 死亡し、手遅れな状態に見えましたが(何らかの理由で)蘇生したという解釈をした方がいいのでしょうか? -- 名無しさん (2021-05-28 00 34 23) ↑前作の未公開シーンで、あの後の病院への搬送によって無事に命を取り留めたことが描かれとります。女ロボコップになるという悪夢みてーな案もあるにはあったらしいですが。 -- 名無しさん (2021-05-28 00 44 33) 正直こんだけ不祥事(しかもそのたびに死人が出る)繰り返す企業がよくデトロイト乗っ取れたよね -- 名無しさん (2021-06-02 20 20 08) ↑ほぼほぼデトロイトを牛耳ってたからね。警察まで運営して押さえ込んでたけど、いよいよ誤魔化せなくなって破綻した感じ。独裁政権が妥当されたようなもんかも。 -- 名無しさん (2021-06-02 20 44 06) 名前 コメント
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登録日:2015/12/19 Sat 10 31 41 更新日:2024/04/15 Mon 18 26 37NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 1993年 SF オート9 オートモ ジャパニーズ デトロイト デトロイト崩壊(予言) フランク・ミラー ロボコップ ロボコップ3 ロボット 地上げ 完結編 忍者 映画 近未来SF 顔芸 LIST PRIME DIRECTIVES 1 SERVE THE PUBLIC TRUST 2 PROTECT THE INNOCENT 3 UPHOLD THE LAW 4 NEVER OPPOSE AN OCP OFFICER パワー最強!ついに最後の超絶バトル! 究極の興奮が―――「飛来」する。 『ロボコップ3(RoBoCop3)』は93年の米国のアクション、SF映画。 ▽目次 【概要】 【物語】 【登場人物】 【登場キャラクター】 【概要】 90年に制作された『ロボコップ2』の続編。 また、87年に制作された『ロボコップ』から続く、オリジナル版3部作の完結編でもある。 3作目にして遂に主演のピーター・ウェラーが降板(※ウィリアムス・バロウズ原作の傑作カルトにして、本人が原作のファンだった『裸のランチ』出演の為)。 もう一人の主演とも呼べるナンシー・アレンも出演はしているものの早々に退場、とシリーズを見てきたファンからは寂しい限り。 こうした事情もあってか、ファンからもネガティブな要素のみを強調されて語られがちで“本作だけはシリーズに入れるのには躊躇いがある”との声までが聞かれる。 しかし、音楽担当と共に久々に“初代ロボコップのメインテーマ曲”が復活していたり、完結編らしく過去作(特に初代『ロボコップ』)からの引用やオマージュが多く、デトロイトの命運も明らかになる等、最終編に相応しい作品としては纏められている。 大ヒットとなった『ロボコップ』シリーズの完結編だが、ブームが一段落していた事もあってか前2作に比べるとマイナーな印象の作品となってしまった。 これまでの『ロボコップ』のキャラクターには合致しない様な異常な高性能を誇る敵キャラクターや、何よりも本作のみのロボコップの描写には少なくない批判が集まり、色々な意味で過去作に比べてツッコミ所の多い作品となってしまったのは間違いない。 ……しかし、落日の暗黒メガコーポと化して手段を選ばなくなったオムニ社や、それを裏から操るバブル時代の日本企業のカリカチュアライズとも呼ぶべきカネミツの存在といった舞台設定は十分に魅力的で、それらの本作独自のマッポーめいた世界観を評価する声もある。 技術の問題か予算の都合か、クライマックスの合成丸出しの飛行シーンは当時から笑いものであったらしいが、日本の特撮作品の影響とも言われるそうした展開には矢張り燃える物があり、本作を受け入れられたファンからは“ヒーロー”ロボコップの到達点として、逆に評価すべきポイントとして挙げられている。 原案は前作に引き続いて米コミックス界のカリスマ、フランク・ミラー。 本作の敵キャラクターの名前のオートモが『AKIRA』により世界的な評価を受けた漫画家・大友克洋に由来しているのは日本の漫画にも強い影響を受けたミラーらしいチョイスといえる。 監督は原案・脚本も手掛けた80年代ゾンビSFの秀作『クリープス』等で、知っている人は知っているSF ホラーオタクのフレッド・デッカー。そのため劇中には「サンダーバード」など数々のパロディが登場する。 【物語】 過去の市の混乱の責任を追求された事もあり、今や斜陽となったオムニ社は巨大日本企業カネミツを唯一の救い主として縋り付き、借金の返済の為にデトロイトを綺麗な街(デルタ・シティ)に作り替えてカネミツに売り払うべく、私兵部隊リハッブ隊を使った強引な立ち退き攻勢により次々と市民を収容所送りにしていた。 それと共に街の荒廃とスラム化が益々進行し、デトロイトは武装化したパンクギャング集団「スプラッタパンクス」がうろつく、かつて無い危険地帯へと変貌。 警察の任務は危険さを増し、更には立ち退きに抵抗する市民レジスタンスをテロリストとして追うようにとの指示までもが下ってしまう。 オムニ社の強引な手法に憤りを感じつつも、雇用主である彼らに逆らえない警官達は倫理観との板挟みになる中で忸怩たる想いを抱えていた。 そんな中、任務中に記憶していた情報からレジスタンスの隠れ家に赴いたロボコップは、時を同じくして掃討にやって来たリハッブ隊と対立。 市民を守るべく指令4(オムニに逆らわない)に苦しみつつも抵抗するロボコップだったが、市民が隠れていた教会で相棒のルイスが殺害されてしまう混乱の中で、自らもボディに重篤なダメージを受けてしまうのだった。 立ち退き期限まで残り4日……守る側も追い詰める側も共にギリギリの状態の中で、カネミツは最終手段として秘密エージェントのオートモをデトロイトに送り込む。 果たして、ロボコップは市民と街を守り抜けるのだろうか……? 【登場人物】 ※吹替は「日曜洋画劇場」版。 ■ロボコップ/マーフィー 演 ロバート・バーク 声 磯部勉 嘗て、オムニ社が誕生させた犯罪防止捜査官にして街のヒーロー。 相棒ルイスとの別れを乗り越え、街を守るべく最後の戦いに臨む。 残念ながら中の人は交代となったが、ちゃんと前任のウェラー似の骸骨顔のバークを選んだ為か、メイクの具合も合いまりパッと見の違和感を無くしているのは流石である。 しかし、登場シーンの半分はポンコツ状態。 ■ルイス 演 ナンシー・アレン 声 小宮和枝 マーフィーの相棒であり、恐らくは最も彼を愛していた人。 過去の戦いを生き抜いて来た彼女だったが最後は……。 ■マリー・ラザラス博士 演 ジル・ヘネシー 声 日野由利加 オムニ社に雇われている女性科学者(美人)で、ロボコップのメンテナンスやメンタルケアを担当している。フライトパックも彼女が開発した物。 ルイスから引き継がれた本作のヒロイン。 過去作からマーフィーに好意的な美人科学者のキャラクターは登場していたものの、ヒロインとして扱われたのは『3』にして初である。 ■ニコ 演 レミー・ライアン 声 紗ゆり 立ち退きを迫られていた一家の娘で、本作の裏主人公的ポジションのロリっ娘。 既に一流ハッカーの片鱗を見せる天才で、ロボコップが好き。 母親の死亡情報を見るに日系人設定の模様。 ■ポール・マクダゲット 演 ジョン・キャッスル 声 小林勝彦 オムニ社に雇われた私設傭兵部隊リハッブの隊長で、本作の宿敵。 かなり強引で残酷な手段も厭わない性格。 オムニの子飼いかと思いきやカネミツと直接の連絡も取り合っており、これが社長への反抗的な態度の理由と考えられる。 ■リード署長 演 ロバート・ドクィ 声 藤本譲 お馴染み市警の責任者。 市警にリハッブ隊の本部を作られ内心では腹に据えかねていたのか、指名手配犯となったマーフィーがカチ込みに来た時には嬉しそうに居場所を教えていた。 更に後半では……。 ■カネミツ 演 マコ岩松 声 麦人 「君たちは肥満で怠慢だ!」 オムニをも超える暗黒メガコーポであるカネミツ世界産業のトップ。 オムニへの多額の融資の見返りとして、“綺麗にした”デトロイトの受け渡しを迫る。 空白の20年間以前の日本企業のイメージを集約した様なキャラクターだが、悪辣なばかりでなく計画が失敗したと悟るとあっさり負けを認めて立ち去るなど潔い面を描かれている辺りに当時の日本人観が見て取れる。 ■オムニ社社長 演 リップ・トーン 声 平野稔 現在のオムニ社のトップだが、前任のオールドマンやジョーンズの様なカリスマ性は微塵も感じさせない小物。 ■ドナルド・ジョンソン 演 フェルトン・ペリー 声 秋元洋介 お馴染みジョンソン。本作では副社長に就任。 もはやただの小悪党だが、斜陽のオムニ社の尻拭いに奔走する苦労人。 ■バーサー 演 CCH・パウンダー 声 塩田朋子 オムニに抵抗する市民レジスタンスのリーダー。 度胸も度量も兼ね備えた女傑だったが……。 ■ザック 演 スタンリー・アンダースン 声 小島敏彦 ■フレック 演 ブラッドレー・ウィットフォード 声 仲野裕 ■モレノ 演 ダニエル・フォン・バージェン 声 山野史人 ■クーンツ 演 ステファン・ルート 声 福田信昭 市民レジスタンスの幹部級のオッサン達。 シリーズ恒例の裏切り者もいるので視聴して確かめよう。 【登場キャラクター】 ■ロボコップ カラーリングが再び純粋なシルバーに。 左前腕部を外してアタッチメント式の複合型兵器(機関銃、火炎放射器、ミサイル)を装備する等、大幅なパワーアップをした反面、前作までは全く触れられていなかったエネルギー切れ問題等の今更な弱点が発覚したり、どう考えても以前より脆くなったとしか思えない様な描写もあってか違和感を感じてしまうファンも。 弾丸を掴める位に反応速度が早い反面、戦闘でのもっさりさが涙を誘う。 今作の最大のポイントは日本の特撮作品やアニメの影響とも言われるフライトパックによる飛行シーンだが、演出はともかく、合成感が丸出しな事には「もう少しマシに出来たろ」との声も。 ただし、物語が暗めである分、遂にパワーアップしたロボが降臨した場面のカタルシスは最高の物である。 ちなみに、序盤で火だるまにされた際に生身の顔が煤けてただけで済んだのは、剥き出しの生体部品も特殊なコーティングによる強度補正がされているためである。 ■オートモ 演 ブルース・ロック カネミツが送り込んだニンジャエージェント。 ……その正体は、カネミツが技術力の粋を集めて作り上げた精巧な自立型アンドロイドだった!しかも2体いる!……と云う、これまでの世界観をぶち壊し、観てきた観客の思い込みも粉砕する破壊力抜群の超高性能な敵ロボット。 アメリカンな東洋趣味の部屋で、怪しげな台座に胡坐をかき瞑想する姿は勘違いしたオリエンタルヲタクその物の細マッチョ、絶対ワンオフの特機だと思うじゃん? 動きの素早さはロボコップの比では無く軽々と宙返りを行い、背中に装備したニンジャソードはロボコップの装甲すら易々と切断する程の切れ味を誇る(都合よくアタッチメント部分のみを切ってたのにはツッこんではいけない)。 流石に防御力のみは低めの様だが鉄パイプで顔面を叩かれてもびくともしない、顎関節が故障した様だが力ずくの応急処置と、その後さらに頭部へ機関銃を撃ち込まれても2体目との連携とで復調した、量産型である事もあってかロボコップとの戦力差は絶望的だったが……。 動きがニンジャと云うか、中国拳法みたいなのは当時の常識なので気にしてはいけない。 終盤では前述の通り同じ顔の個体が2体登場し、抜群の連携を見せる。 また、決着方法が前2作に比べて頓知が利いておらず、イマイチだったのも残念な所。 切り札として自爆装置を内蔵している。 名前の由来は『AKIRA』の原作者である漫画家の大友克洋。 ■ED209 「犬の様に従順になっちゃう」 番犬の仕事をしていたが、幼女にハッキングされて操られた。 最後の最後まで欠陥品であった。 「大したもんだよお前の追記修正は……確か……マーフィーだったかな?」 「そう呼んでいいのは友人だけだ、貴様達は違う……ロボコップと呼べ!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] おおー3の項目もできたかぁ。 -- 名無しさん (2015-12-19 12 20 15) ますます忍殺のベースに近づいた第3弾。オームーラ! -- 名無しさん (2015-12-19 17 08 38) ツッコミどころこそあれど、最後に警官隊が反乱軍に協力するところとか、ロボコップの満を持しての降臨がかなり熱いから嫌いにはなれない。後、カネミツの潔い所とか。 -- 名無しさん (2015-12-19 21 59 47) ピンクのキャデラックによる「さすがアメ車だ、なんともないぜ!」と言わんばかりのカーチェイスシーンも見所。 -- 名無しさん (2016-04-28 01 11 12) ロボコップが指令4を自力で削除するシーンもそうなんだけど「マーフィーがオムニの支配を振りほどいて一人の『人間』として独立する物語」として見ると存外悪くない出来なんだよなぁ。もっともそう見た場合、ちょっと展開が急すぎる内容ではあるけど。空まで飛んじゃう無敵のヒーローにするんじゃなくて、そっち方面を掘り下げて行けばもうちょい評価も高かったんじゃなかろうか。個人的には好きだけどね。 -- 名無しさん (2017-10-14 22 57 11) 前作のオムニ会長は飛び降り自殺してるんだっけか -- 名無しさん (2017-10-14 23 31 19) ↑2 初代がキリストのモチーフだったことを考えると空を飛ぶ救世主として帰ってくるのは物語のラストとして相応しいと思う。ただロボコップを弱く見せるような描写をせずに、中身の密度さえもう少し濃く出来てれば良かった気はする。 -- 名無しさん (2018-07-04 20 00 35) オートモ3体のうち1体だけ角みたいなのが生えた奴が居たな -- 名無しさん (2018-08-19 17 38 34) ミラー原案として見るとロボコップがピンチに陥った前作の方がまだ雰囲気が残ってた。 本作はただ表面的なジャパンリスペクトがあるだけでミラーらしさは全く感じない。 -- 名無しさん (2020-05-28 22 04 10) デザインこそ世界観にマッチしてるか微妙ではあるけど、日本製ロボット=精巧に人間を模したNINJAアンドロイドってツッコミどころの塊みたいな発想は嫌いではない -- 名無しさん (2021-07-08 21 35 02) 金光さんもマクダゲット隊長も基本が正義のミカタなのがなんとも -- 名無しさん (2022-08-10 22 01 12) 名前 コメント
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