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「見える…見えるぞ… そなたの穏やかな心に隠された真の姿が… 全てを晒すがよい…」 【名前】 ロックマンDS 【読み方】 ろっくまんだーくそうる 【分類】 ネットナビ? 【属性】 無属性、悪 【所属】 なし 【登場作品】 『4』『5』 【基本装備】 ロックバスター 【英語名】 MgaMDS (MegaMan DS) 【概要】 ロックマンの持つ残虐な部分などの悪の心、別名「ダークソウル」。 それがロックマンから切り離され、実体化したのがロックマンDSである。 誰だロックマンデュアルスクリーンとか言ったやつ。 初出は『4』。 イーグルトーナメント(ホークトーナメント)を優勝した熱斗の元へ現れたレーザーマンから、初めてダークソウルについて言及される。 そしてその直後、レーザーマンはロックマンのダークソウルを分離させ、ちょうど助太刀に来ていたガッツマン(アクアマン)にとりつかせる。 ロックマンDSにとりつかれたガッツマン(アクアマン)はダークソウルの持つ闘争本能に従い、ロックマンに襲い掛かる。 最終章でも、ラスボスデューオがロックマンに闇を払う力があるか見極めるためDSを実体化させロックマンと戦わせる。 この時はナビの体を奪ってもいない、純正なダークソウルとして襲い掛かってくる。 ほかにも、隠しダンジョンブラックアースの最奥にある「真実の鏡」も悪との最終試練として最終章のときより動きの素早くなったロックマンDSと戦わせて来る。 戦闘では、オートバトルデータを参照し、これまでプレイヤーが多く使ってきたバトルチップなどを使用してくる。 また、能力面についても、ロックマンのナビカスタマイザーのアンダーシャツやスーパーアーマーなどのプログラムもそのままコピーしてくる。 『4』のナビ戦BGMのタイトル通り、まさに「自分との戦い」である。 なお、さすがにカワリミマジックやリフレクトなどコマンドが必要なナビカスプログラムは使ってこないが、 バリアブルソードやネオバリアブルなどの非暗転系コマンドチップはコマンドを入れた上で普通に発動してくる。 また、ロックマンDSそのものと戦うときはHPもそのままロックマンと同じ値になる。 なので、ロックマンDSと戦うときはあえて一部のプログラムを外して挑むと楽になるかもしれない。 しかしラスボス前の戦闘だと、そのままデューオと連戦になるのでそっちが厳しくなるが…。 バグもそのままなので、強烈なHPバグを発生させてバグシュウセイを使うのもあり(ABDはバグシュウセイを使ってこない)。 レッドサン版でロールソウルになれるようになっていれば、ロールソウルで適当にチップを使うだけでもHPに差がついて勝てる。 『5』ではロックマンDSではなくダークロックマンが登場。 こちらは悪の力に染まったロックマン本人なので、ロックマンDSとは別物。 一応本来のロックマンDSも、カオスユニゾンをする際のエフェクトやチャージショットの失敗及びダークインビジによる召喚でバトルフィールドに現れることはある。 実はカオスユニゾンのチャージショット失敗で出て来るロックマンDSには内部データとしてHP500が設定されており、ウイルス戦で敵陣のロックマンDSにカーソルを合わせてライフシンクロを発動するとウイルスのHPが500になる。 逆に、ウイルスにカーソルを合わせてライフシンクロを発動した場合もロックマンDSも対象になる。 このロックマンDSは一見完全な無敵に見えるが、実はダークソウルユニゾン・ダークインビジと同様にバッドメディスンでダメージを受けてしまい、この方法でのみデリートできてしまう。 この他、隠しエリアのネビュラホールエリアにロックマンDSと呼べそうなものが登場。 エリア6で仲間ナビDSたちを合計2分以内に倒すと、ロードオブカオス(ダークロックマンSP)として出てくる。 この時はナビカスコピーはほぼないが、シューズ系プログラムとロックバスターのアタックLvとラピッドLvだけはコピーしてくる。HPは2000で固定。 ちなみに、リセットボムを当てるとシューズ系プログラムをリセットでき、カオスユニゾンによるものを含むダークチップ攻撃を当てると、通信対戦時の敵ロックマンと同様にバグを発生させられる。 しかし、倒しても特に大した報酬は無く、ロードオブカオスはむしろフォルテがメインなので、ロックマンDSはスルーされがち。 ロックマンは「心がある限り悪は消せないが、自分の悪と戦うことはできる」という。熱斗とロックマンはそれを受け入れて戦っていくと誓う。 また、アニメのダークロックマンはロックマンDSのようにロックマンとは別物。 鷹岬諒氏が描いた漫画版にも登場する。こちらもロックマンの闘争心と闇の力が融合して生まれたダークロイドという別個体である。 強化前でもシャーロのネットワーク部隊を壊滅させるほどのスペックを誇る。 残虐で、ロックマンを挑発するための場合もあるが、しばしば人を嘲る傲慢な性格。 シェードマンとレーザーマンの協力もあって、ロックマンの憎しみによって強化され、フォルテの吸収に一度は成功した。この時の姿はフォルテクロスロックマンとやや似ている。 ロックマンの呼びかけに応じてフォルテが分離してしまい、ブルースソウルとの戦いで劣勢に立たされるも、撤退を進言したレーザーマンを吸収してロックマンをまたも追い詰めた。 しかし、最後にはサーチマンの助力もあってダークオーラを破られてギガキャノンを食らってしまい、ロックマンの闘争心と闇の力を併せ持つ自分が通常のロックマンに敗れることへの疑問を口にしながら消滅した。
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ロックマンとは? 数体の対戦相手を、自由な順番で勝ち抜いていくもの。 また、各対戦相手は撃破すると必ずその対戦相手が使用していた武器が入手できる。 手に入れた武器は、他の対戦相手との対決で役に立つことがある!!! 面白い戦略を立てて勝ち抜いていこう!!! …しかし、対戦相手はどれも曲者。慣れてないうちは消耗戦は必至だ!! でも、撃破した後には必ず体力の補給があるぞ!敵の強さを知ろう!! 残り体力に気を使い、手に入れた武器をうまく利用して勝ち抜いていこう!!! 真のロックマンマスターになるために!!! イメージストーリー 敵の能力を奪えるという者がいた。その名はロックマン…。 だが、仲間がいない…。 さびしいなぁ…。と言いたいところだが、ロックマンにはこんな能力がある。 それは、武器変換で体を変色させるシステム。 変色した自分…色違いの自分は、あたかも仲間のような存在。 … そんなロックマンのすごさを知った刺客たちがロックマンに襲い掛かる!! 行け!ロックマン!!敵を倒し多数のボディカラーを手に入れ、最強の虹色の戦士を目指せ!!
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ロックマンとは? 数体の対戦相手を、自由な順番で勝ち抜いていくもの。 また、各対戦相手は撃破すると必ずその対戦相手が使用していた武器が入手できる。 手に入れた武器は、他の対戦相手との対決で役に立つことがある!!! 面白い戦略を立てて勝ち抜いていこう!!! …しかし、対戦相手はどれも曲者。慣れてないうちは消耗戦は必至だ!! でも、撃破した後には必ず体力の補給があるぞ!敵の強さを知ろう!! 残り体力に気を使い、手に入れた武器をうまく利用して勝ち抜いていこう!!! 真のロックマンマスターになるために!!! イメージストーリー 敵の能力を奪って強くなるという者がいた。その名はロックマン…。 だが、仲間がいない…。 さびしいなぁ…。と言いたいところだが、ロックマンにはこんな能力がある。 それは、武器変換で体を変色させるシステム。 変色した自分…色違いの自分は、あたかも仲間のような存在。 … そんなロックマンのすごさを知った強敵たちがロックマンに襲い掛かる!! 行け!ロックマン!!敵を倒し多数のボディカラーを手に入れ、最強の虹色の戦士を目指せ!!
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ロックマン2 - 特殊武器 特殊武器の解説。 特殊武器 武器名 入手場所 解説 アトミックファイヤー ヒートマン 炎の弾丸を発射。チャージショット可能 エアーシューター エアーマン 斜め上に飛んでいく竜巻を3つ発射 リーフシールド ウッドマン 木の葉がロックマンの周囲を囲む。方向キーを入力すると押した方向へ飛んでいく バブルリード バブルマン 地面に沿って進む泡を発射。壁に当たると消える クイックブーメラン クイックマン ブーメランのように手元に戻ってくるカッターを投げる攻撃ボタン押しっぱなしで連射可能 タイムストッパー フラッシュマン 一定時間、時間を止めてロックマンだけ動くことができる使用するとエネルギーが尽きるまで効果が続く メタルブレード メタルマン 金属の刃を発射。方向キーを押しながら撃つと8方向に撃ち分け可能 クラッシュボム クラッシュマン 時限爆弾を発射。壁にくっついて一定時間後に爆発。敵に当たると爆発せずダメージを与えるのみ 参考ページ https //gcgx.games/rockman2/weapon.html
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ロックマンX2 特殊武器 パーツ ステージ ボスオープニングステージ マイマインステージ クラブロスステージ モスミーノスステージ アリゲイツステージ オストリーグステージ ヘチマールステージ ヒャクレッガーステージ スタッガーステージ
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ロックマンX3 特殊武器 パーツ ステージ ボスオープニングステージ シーフォースステージ ホーネックステージ ナマズロスステージ シュリンプァーステージ タイガードステージ バッファリオステージ マサイダーステージ 隠し要素
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ロックマン - 特殊武器 特殊武器の解説。 特殊武器 武器名 入手場所 解説 ハイパーボム ボンバーマン 一定時間後に爆発する爆弾を投げ、爆風でダメージを与える サンダービーム エレキマン 前方・上下の3方向に電撃を放つ。一部のブロックを破壊可能 スーパーアーム ガッツマン 破壊可能なブロックを持ち上げて投げて攻撃する アイススラッシャー アイスマン 一定時間動きを止める冷気を撃つ。基本はダメージを与えない ローリングカッター カットマン ブーメランのように手元に戻ってくるカッターを投げる ファイヤーストーム ファイヤーマン 炎の弾を撃つ。自分の周囲にも炎が発生して攻撃できる マグネットビーム エレキマンステージ 一定時間乗ることができるビームを発射。攻撃能力はない 参考ページ https //gcgx.games/rockman/weapon.html
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「一番 最初にオレのバスターの餌食になるのは誰だ? ククク」 【名前】 ダークロックマン 【読み方】 だーくろっくまん 【オペレーター】 なし 【属性】 無属性、悪 【所属】 ネビュラ 【登場作品】 ゲーム:『5』アニメ:『Stream』 【基本装備】 ロックバスター 【アニメ版のCV】 木村 亜希子 【詳細】 ロックマンがダークチップによる闇の力に支配された姿。 口調も荒っぽくなっており、一人称は「オレ」に変化している。 コスモマンの配下になり、エンドエリアを占領した。 最後は、体が完全に闇に支配されそうになるが、熱斗の思いが通じ、元の姿に戻る。 ブルース(カーネル)が熱斗に語った最悪の可能性=ロックマンのデリートは回避された。 元に戻っても闇の力が残っている(?)のか、ユーモアセンスを使用すると時々この顔に戻る。 戦闘ではオートバトルデータが反映され、プレイヤーがよく使ったチップを使用してくる。この点はロックマンDSと共通している。 ただし、キャノンとアースクエイクはプレイヤーが使っていなくても使用してくる。(ちなみにアースクエイクは本来覚えない) また、当然ロックバスターも使ってくるが、その威力はたったの「1」。 この威力で「ククク…僕のロックバスターの餌食になるのは誰かな?」と言っていたのである しかし相手フェーズ時に攻撃範囲に入っていると放ってくるロックバスターはなんと範囲内全員に150(50×3)ものダメージを与えてくる。 ゲーム上は倒すと他の敵ナビやダークロイドと同じく、断末魔の叫びと共に爆発してマップから消滅してしまうが、前述した通り物語が終わるのでロックマンが実際にデリートされる事はなく、物語は進行していく。 あの派手な爆発は一体なんなのだろうか ロックマンDSとの違いは、ダークロックマンは悪の力に染まったロックマン本人であるのに対し、ロックマンDSはロックマンから分離した悪の心そのものであるという点。 また戦闘面ではHPが固定になっている(N 800・SP 2000)・キャノンやアースクエイクなどが基本技扱いになっており、使用していなくても使ってくるという点。 DSと異なり体力面こそは基本的にはこちらを上回っている事は多いもの、SPでも攻撃パターンは大振りで公式攻略本ですら『闇の力によって弱くなった』と酷い紹介をされている。 後述のアニメではさらに設定が異なっており、アニメを知っていると紛らわしいこともある。 『6』では改造カードとして登場。当時、トイザらスの先着購入特典としてソフトに封入されていた。 メリット:バスターの威力+3・バスターヒットで敵の足元が毒沼パネルになる・チャージショットがダークソードになる デメリット:バトル中HPバグ発生・ココロウィンドウバグ発生 ここで注目したいのは、チャージショットがダークソードになるという物。 このダークソードはグレイガ版のダークチップもどきと違い、威力が「400」。 これはホーリーパネルの上のドリームオーラすらも割る事が出来る威力。こんなのがチャージショットで無限に飛んでくるというのだから、恐ろしいったらありゃしない。 当然ながらソード系統を持つ為、テングクロスにとっては天敵。弱点で2倍なので、ダメージは「800」に跳ね上がる。 通信対戦で相手がファルザー版の時、溜め撃ちダークソードを見せつけた上でドリームオーラを使用すれば、非常に相手を葛藤させる事が出来るだろう。大体フウジンラケットが飛んでくるけど ただしこの改造カードの容量は80MBであり、他の改造カードとの併用が一切不可能。 チップ強化に使えるココロバグはともかく、バグシュウセイ以外にバトル中HP減少バグを治せないのは少しキツい。 またエアシューズ・フロートシューズ、スーパーアーマー、ステータスガードなどの対戦必須系能力も改造カードで補えない。特に、長いチャージが必要なダークソードを使う上で、スーパーアーマーが無いのは痛い。 サイトバッチを使ったり、ナビカスでスーパーアーマーを組み込んだりしてダークソードを十分に活かせるようにしたい。 【アドバンスドコレクション】 「ダークチップを使え…なんてね!」 ロックマンエグゼ アドバンスドコレクションVol2の追加コンテンツ、「カスタムPETパック」を購入することでロックマンの姿をダークロックマンに変えることができる。 あくまでロックマンの見た目を変えるだけなので、口調自体はロックマンそのまま。 後述のアニメ版だと「ボク」口調なので、それを踏まえてアニメのifとして見るのもありかも知れない。 ちなみに、Vol1でカスタムPETパックを購入した際に切り替えられる見た目はサイトスタイル。 フルシンクロにより光り輝いた姿であり、絆を断ち切る闇の力を持つこちらとは対照的なチョイスとなっている。 【アニメ版】 「偽物じゃない、ボクとロックマンは完全なる同一体。もっとも、友情については彼とは意見が違うようだな」 Stream31話「シェードマン逆襲」にて、過去に飛ぼうと時空タワーに乱入してきたシェードマンを阻止しようとしたロックマンが首を噛まれダークロイド因子を注入され、Stream32話「時空戦争」にて20年前のサイバーワールドにてシェードマンとの対決で一時的にダークロイド因子に操られカーネルと同士討ちさせられるものの、ワクチンチップにより意識を取り戻す。 その後シェードマンのダークロイド因子を搭載したミサイルを破壊し現在の時代へ戻る最中、パストトンネル内にてDr.リーガルによりダークロイド因子を取り除かれる。 その後、リーガルの手でそのダークロイド因子から1体のダークロイドとして生み出され、Stream第36話「もう一人のロックマン」にてロックマンと入れ替わりロックマンを消し去ろうと暗躍。 「熱斗くんのためだから」と言って本物に成りすまし様々な悪事を働き、嫌疑が向けられた時には熱斗に「せめて君の手でボクをデリートして」と泣き寝入りするが、その際にイタズラでそのままにしていたはずのお尻に貼られた絆創膏がない事に気付いた熱斗に正体を見破られ、決別した。 それ以降はディメンショナルコンバーターを用いて第40話「ネオWWW壊滅!」で現実世界のネオWWW基地を奪って拠点とし、典型的な「主人公の偽者」ポジとして暗躍した。 つまり、原作のような「心の闇」ではなく、サブタイトル通り完全な「もう一人のロックマン」として存在している。 ちなみに、一人称は原作と違い「ボク」。口調もロックマンと似たものになっているが、どこか狂気的である。 バトルにおいてはロックマンと違い、オペレーター無しでもバトルチップを自由自在に使えるよう設定されている。 さらにロックマンの記憶を持っているため光熱斗のオペレートスタイルも把握しており、本人とのバトルでは、ギガキャノンに対してギガキャノンを、カスタムボルトを出される前にヒライシンを張るなど、基本的に互角ないし有利に戦っている。(リーガルいわく、「1体で光熱斗とロックマンの能力を併せ持つ」) リーガルには同じくダークロイド因子から作られたブリザードマン、クラウドマン、スワローマン、コスモマンを部下として与えられている。 ダークロックマン自身は彼らを「手駒」として見ているのだが、自分と全く同じ姿と記憶を持つロックマンに「光熱斗」という存在があって自分にはないという違いから、心の孤独を抱えている。 Stream第49話「きずななきものの戦い」では、この疑問に関してリーガルに問うが、「人間は力がないから孤独に対し仲間を求め、群れたがる」とそそのかされたことで、言葉通りにデューオの彗星を制御できる最強のナビとなって孤独という恐怖を消し去ろうと彗星へ向かおうとする。 彗星の制御権をめぐってロックマン達との対決では、最初は前述の光熱斗のオペレートを先読みして有利に戦うもドリルアーム+エリアスチール+ホーリードリームのトリプルスロットインはさすがに読めず敗北、そしてロックマンから「一人ではなく熱斗がいて絆の力があるから強い」と告げられる。 それでも納得のいかないダークロックマンは「絆が無限大の力を生むか…だったら、ボクは一人で無限大の存在になってやる…。」とその場から逃れ、デューオの彗星のコントロールエリアに到達して制御権を得て最強ナビになったと思った矢先、 「残念でしたね…ゴールを目の前にして…。ここはお前などが来る所ではない。」 背後からスラーに貫かれて致命傷を負う。 その後、ロックマン達までも始末しようとするスラーを見て、熱斗の下からロックマンが消えてしまうことを望まないダークロックマンはロックマンをかばい、スラーをサラマンダーで自爆に巻き込んだ際に見た目は消滅した。 しかし、ロックマンの脱出時の台詞から、ダークロックマンがロックマンの元へ戻った、とされている。この時、ロックマンは「ボクの中にいれば熱斗と一緒にいられる」と言葉を残した。 その後は登場していないが、BEAST+に登場した偽者のロックマンは彼のように目にハイライトがなく、性格もダークロックマンそのもの。 相方の偽ブルースもダークブルース似の性格をしており、擬似的ながらダークロックマンとダークブルースの悪夢のコンビが結成されていた。 【他言語版での名称】 言語 名前 補足 英語 DarkMega (Dark MegaMan) MegaMan=ロックマン 中国語 簡体字 黑暗洛克人 洛克人=ロックマン 繁体字 黑暗洛克人 洛克人=ロックマン
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劇中設定については「攻略本およびCDを買いましょう」という方向で。 編集上の注意は更新の度に確認しましょう。 ロックマン ライブメタルの変身機能 R.O.C.Kシステムで変身する者 それがロックマンなのだ! 命名者は社長 Rebirth Of Crystallized Knowledge SYSTEM の頭文字。 ヒューマン(Hu) 属性 なし 長所 せまい通路を通過できる一般人に話しかけることができるインナーではイレギュラーから攻撃されない 短所 ダッシュができない水中に潜れない壁蹴りができないダメージを受けるとノックバックする 詳しい設定は攻略本を買おう レプリロイド レギオンズ主導の同化政策により人間と同等の権利と命を得た おでこの三角マークで区別している。 特殊な殺害方法でサイバーエルフを取り出せるらしい (普通に死んでも出るなら、それを知らないヴァンとエールが不自然になる為) 詳しく知りたければ攻(ry ダブルロックオン 適正が無いライブメタルをモデルXを使い、使用している という説があるが、あくまでソースの無い推測であるという事を忘れてはならない。 ゲーム中や公式の扱いは「二つ合わせてパワーアップしている」、である。 公式にも前者へ設定変更の兆しが見え始めている(ゼクス通信) だが仮に変更してしまうと、完全にモデルAのトランス能力に立場を奪われてしまうといういけないワナが。 モデルX 属性 なし 基本装備 Xバスター(ダブルチャージ) O.I.S なし その他性能 ダッシュや壁蹴りが可能。ダッシュは途中でクイックターンが可能。これらは他モデルも共通。以下省略する。 備考 メイン・サブが共通な為、メイン攻撃ボタンでチャージ中にサブ攻撃ボタンを押すとチャージ攻撃が発射されてしまう。通常はZx入手後使用不能になるが、隠し要素で使用可能になる。ダブルチャージはボスに当てても二発ともHITする高性能ぶり。 モデルZX 属性 なし 基本装備 ZXバスターZXセイバー チャージ攻撃 バスター・セイバー各チャージ攻撃 O.I.S なし その他性能 なし 備考 空中回転斬り:「空中で↑+ セイバー」or「空中セイバー二段目」。連続で攻撃判定が発生するが、一発分の威力は通常の空中セイバーに比べて低い。空中セイバー持続:「空中で↓+セイバー(↓押しっぱなし)」で振り切ったセイバーを着地まで出し続けられる。チャージ攻撃はボスに使用した場合はどちらもダメージ量は同じ(6メモリ)だが、雑魚敵に使用した場合はバスターについている弾のおかげでチャージバスターのほうが威力が高い。チャージセイバーからセイバーコンボはつながらなくなったが、チャージショットからセイバー系に限り無敵貫通でつなげることができる。 モデルHX 属性 電撃 基本装備 ダブルセイバー[二刀流](メイン/サブで弱/強を斬り分け) チャージ攻撃 プラズマビット(移動によってある程度操作可能) パワーアップチャージ攻撃 プラズマサイクロン(↑キー+二段チャージ) O.I.S 雷属性付加 その他性能 エアダッシュホバーエネミーアナライジング(下画面) 備考 弱・強・弱で三段斬り。三段目のみ衝撃波が発生。衝撃波は相手によっては多段ヒットする。ダッシュ中や空中での攻撃は弱と強の区別は無いエアダッシュは左右と上方向に可能で、左右の場合は途中クイックターン可能。ダッシュジャンプからのエアダッシュ、エアダッシュからのホバリングが可能。弱チャージ中でも強攻撃は可能。逆もしかり。プラズマサイクロンは連続攻撃だが威力が高い。弱点を気にしないで攻撃するならかなりお勧め。 モデルFX 属性 炎 基本装備 ナックルバスター[二丁](メイン/サブで左攻撃/右攻撃を撃ち分け) チャージ攻撃 メガトンクラッシュ パワーアップチャージ攻撃 グラウンドブレイク(↓キー+二段チャージ) O.I.S 炎属性付加 その他性能 メガトンクラッシュ(炎がでなくても衝撃波で特殊ブロックを破壊可能。攻撃力はなし)バスターエディット(下画面) 備考 上キー入力で上方向への射撃が可能。左右のバスターそれぞれでチャージをすることが可能。エディットバスターの軌道の数はメタルのレベルの合計。豆バスターより多少威力が高い。グラウンドブレイク(通称パワーゲイザー)はコンテナや地に足のついた中ボスに対し極めて有効。 モデルLX 属性 氷 基本装備 ハルバード チャージ攻撃 ハルバード パワーアップチャージ攻撃 氷龍を発射(↑キー+二段チャージ) O.I.S 氷属性付加 その他性能 スイムウォーターダッシュアイテムサーチング(下画面) 備考 スイム中に攻撃で回転ハルバード。範囲が広い連続攻撃だが、一発あたりの威力が低い為使用には注意。ボタン連打で攻撃が持続するが、ヒットさせてもなぜか敵の動きは止まらないことにも注意が必要。ウォーターダッシュは8方向に移動可能かつウォーターダッシュ中にも方向転換可能。水中での停止も可能。ウォーターダッシュ後はその前の状態に関わらず終了後はスイム状態になる。氷ブロック等のほかのモデルでは滑る足場でも滑らずに行動できる。 モデルPX 属性 無属性 基本装備 クナイ チャージ攻撃 十字手裏剣 パワーアップチャージ攻撃 バリア O.I.S シャドウダッシュ その他性能 ハンギングウェッジレーダースコープ(下画面)ナイトスコープ 備考 ハンギングウェッジ中↑↑入力でつかまっている足場の上へ移動可能(つかまっている場所が天井の場合は不可)。↓Bで床をすり抜けて、抜けきる間に↑を押すとすり抜けた床につかまれる。↓↓ならば上を押さなくても掴まることが出来る。クナイは地上では前方に投げる。連打すると前方は殲滅できるがPOPとかに撃つとえらいことに。バリアには攻撃判定があり敵にダメージを与えることが出来るが、一度の接触で消失してしまう。シャドウダッシュは攻撃時を含むダッシュ中完全無敵(但し龍炎刃は食らう) モデルZ ジルウェもライブメタルモデルZでロックマンへ変身。 ノンプレイヤーキャラクター 能力は→地上部隊の援助 モデルV セルパンがモデルVでロックマンへ変身。 能力は→ライブメタル・モデルVの破壊 隠しキャラについては隠し要素を参照のこと。
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21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 14 12 38.70 ID TMhFFTZu0 200X年…… 天才科学者Dr. ワイリーの世界征服の野望は 同じ天才科学者、Dr. ライトが作り上げたレプリロイド、ロックマンによって打ち砕かれた。 彼は、元々平和を愛する家庭用ロボットだった…… 世界にはこう伝えられている。 だが真実は違う。 俺「たち」ロックマンは、もともと戦闘用にプログラミングされて作られたんだ。 そう、ワイリーを倒し、ロボット工学の権威になるというDr. ライトの野望のため…… 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 14 20 32.60 ID TMhFFTZu0 きみたちは俺たちロックマンが死んでも、またすぐ新しいロックマンが出てくることに疑問を感じたことはないか? おかしい話だ。レプリロイドと言ってもベースは人間だ。 針に刺されば死ぬ。穴に落ちれば死ぬ。あたりまえのこと。生き返ることなどはできない。 だがそれでも俺たちロックマンはすぐに代わりが用意される。なぜだと思う? それは…… 俺たちがライトのロボットクローン技術によって、大量の数を生み出されているからなんだ。 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 14 30 06.58 ID TMhFFTZu0 何度も死んでいくロックマンたち。それは俺自身だ。 自分が死んでいく様を、俺たちは独房のような研究室で、モニターから眺めている。 Dr. ライトは別の部屋で、ワイン片手に俺たちの断末魔の悲鳴を聞いて、嬌声を上げている。 許せない。 Dr. ライト。きさまは俺がいつか必ず殺してやる…… 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 14 41 27.20 ID TMhFFTZu0 俺が生み出された理由は、Dr. コサックを倒すためだった。 ワイリー三度撃退し、ロボット工学のトップの座を不動のもににしたライトは、 「次はコサックか。貴様も俺の踏み台になるのだ」と言って興奮していた。 生まれた瞬間から意識のあった俺は、ライトのそのいやらしい笑みを見て、ヘドがでそうになった。 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 14 49 21.47 ID TMhFFTZu0 生み出された大量のロックマンは、自分の出番が来るまでこの独房のような研究室に閉じ込められている。 ロボットは創造者の命令には絶対服従しなくてはいけない。 俺の製造№は28。出番はまだまだ先のことになりそうだ。 研究室の中で、№が隣だった27号と仲がよくなった。 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 14 55 59.99 ID TMhFFTZu0 「俺たち…いったいどうなるんだろうな……」 27号は怯えていた。性格はまったく同じだが、考えることはそれぞれのロックで別なのだ。 「さあ……でも、きっと生きて外に出られる日がくるだろ」 俺はその時はまだ何も知らなかった。だから軽はずみに適当なことを言って慰めた。 「…本当に……そうなのかな」 「ああ。だから元気だせよ」 「……へへ」 …俺は何もわかっていなかった。 そう。わかっていなかったんだ… 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 15 05 51.14 ID TMhFFTZu0 「27、28号。来い。出番だ」 Dr. ライトがいやらしく笑いながら言った。ついに出番か…… 俺たちはこの先いったいどんな戦いを強いられるのか。 わかってはいなかったが、どうにかなるだろうという楽観的な気持ちだけはあった。 だが、そんな2人の甘い幻想は、連れて行かれた研究室のモニターを見て吹き飛ばされることになる。 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 15 25 23.32 ID TMhFFTZu0 「見ろ。今26号はリングマンと戦うべく、ヤツのステージに潜入したところだ」 俺たちが見た時にはもう、26号は死にかけだった。 巨大なカタツムリと必死に戦っている。 エネルギー残量はほぼ空だ。 「………!!」 言葉を失った。こんな死地へと俺たちは出向くのか。 「はあっ!!はあっ!!死にたくないっ!!」 「そうだ。死にたくないなら必死でがんばれ26号。ふふふ…」 26号の悲痛な叫びに、ライトは笑いながらそう返した。 その時だった。 足場を移動するためのジャンプ。 だが着地をした後、26号は恐怖のあまりかバランスを崩し、奈落の底へと落ちていった。 「ぎゃあああああああああああ……!!!」 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 15 34 49.05 ID TMhFFTZu0 「あっはっは!まぬけなヤツだ。そら、27号。次だ。出番だぞ」 「………」 27号は恐怖のあまり完全に固まっていた。 「まっ、待ってください!こんな……こんなの、不可能だ!! 俺たちに死ねって言ってるようなもんじゃないですか!!」 「そうだ」 「なっ……!!」 「きさまらこのライトのため、死ぬために生まれてきたんだ」 耳を疑った。 俺たちは……死ぬために生まれただと……? 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 15 47 01.46 ID TMhFFTZu0 「ふざけるなっ!!!」 俺は叫んだ。 「死ぬために生まれただと!?貴様のために生まれただと!? かってなことぬかすんじゃねえ!!!!」 「ほう……」 「なんだ!?俺たちはいったいなんなんだ!?ただの道具か!?」 「………」 「違う!!作ったのはてめえだが、俺たちは生きてるんだ!!そんなきさまのかってなざれごとは……」 「28号」 「!?」 「貴様が私に逆らうなら、私はおまえをスクラップにするだけだ」 「な…!?」 「貴様らの体は、私に歯向かえないようにプログラムされている。いくら叫んだところで無駄だ」 「て……てめえ……」 「いいのか?戦うこともなく、廃棄されても」 「……くそっ!!ああいいだろう!!それでも俺は……!!」 「28号」 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 15 56 13.77 ID TMhFFTZu0 「いいんだ。俺、行くよ」 「26号……!」 「俺たちはそのために生まれてきたんだ」 「…ちっ、違う……」 ……それは27号へ向けた言葉だったが…… ……本当は自分自身のために言った言葉だったのかもしれない…… 27号はゆっくりと、転送カプセルの方へと向かって行った。 ……身体は遠くから見てもわかるほどに震えていた。 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 16 03 33.93 ID TMhFFTZu0 「27号。生き残りたければそこから何としてもリングマンの元へたどり着き、ヤツを倒すんだ。 それができれば貴様は助かる」 通信機越しのライトの声に、27号は一度だけ頷いた。 頼む……死ぬな……死ぬな……!! 帰って来い27号……!!! 祈りながら目をつぶると、モニターからの激しい戦闘音だけが聞こえてきた。 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 16 07 56.56 ID TMhFFTZu0 ……いったいどれくらいの時間が経ったろう。 戦闘音は絶えず聞こえていた。 「はっはっはっは!おい28号」 「………」 「目を開けなくていいのか?」 「………」 「……もうすぐ友達が死ぬところだぞ」 「……!!!」 目を開いて、モニターを見た。 そこには、血だらけで膝をついた27号の姿があった。 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 16 21 20.46 ID TMhFFTZu0 「ぐはっ……はあ……はあ……」 「27号!!!!!」 ……死にかけだ…… 「……俺は……生き残る……生き残るんだ……!!」 「……!!そうだ……!がんばれ……がんばれ……!!」 無理だ。 エネルギーはもう2しか残ってない。 27号は、死ぬ… ……エネルギー……? 「……!!!そうだ……!!」 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 16 30 56.02 ID TMhFFTZu0 「E缶!!!博士!!E缶を!!!」 「………」 「E缶を27号に転送してください!!博士!!!」 「だめだ」 「なっ!?」 「なぜ……!?なぜですか!!!」 「虎の子のE缶をこんななんでもない場面で使うほど、私は馬鹿じゃない」 「なんでもない場面……!?」 「ああそうだ。ボス戦でもなんでもない。ただのステージだ」 「そんな!!!!27号は今にも死にそうなんですよ!?」 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 16 46 08.06 ID TMhFFTZu0 「何度も言わせるな。貴様らは、死ぬのが仕事だ」 「!!!!!!!」 俺の中で、何かが切れた 殺す…… 俺は、ライトに向かってバスターを向けた。 だがその一瞬早くに… 27号の悲鳴が聞こえた。 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 16 52 10.52 ID TMhFFTZu0 「!!27号おおおおおーっ!!!!!」 モニターに駆け寄る。 27号はもう、倒れたまま動かなかった。 「ふん。あっけなかったな。まさかメットールに殺されるとは」 「………」 「28号。おまえの番だ。行け」 「………」 ……もう、何かを言う力さえ残っていなかった。 俺は素直にライトの命令に従った。 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 18 02 15.70 ID +GUS8ysBO 携帯から書いちゃえ 転送カプセルに入ると、星空の見える屋外へと飛ばされた。 キレイだった。そして、思いの他静かだった。 「うっ……」 小さかったが、確かに呻き声がどこからか聞こえた。 「27号……」 90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 18 15 50.22 ID +GUS8ysBO 「にじゅう…はち号……そこに…いるのか……?」 「ああ……いるよ……!」 「俺…ダメ…だった……だけど…おまえは……」 「生きて……」 「……ああ……!」 「……なぁ……」 「ん……?」 「俺たち……道具なんかじゃ…ないよな……?」 「……違う……!!」 27号は、最後にフッと笑って目を閉じた。 そして、二度と動かなかった。 「………」 「……ああああ」 「うあおおおおおっ!!!!!」 91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 18 25 41.85 ID +GUS8ysBO 俺は走った。 全てを壊しながら。 何が出てこようと止まることはなかった。 ただ、ただ、怒りのままに走り続けた。 通信機からライトが、そのスプリングは危険だと言ってきた。だが俺は無視して飛び込んみ、スプリングの輪ごと眼球を破壊した。 そしてついに、ボスの扉の前までたどり着いた。 92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 18 36 11.73 ID +GUS8ysBO 「倒す……俺は…生き残る……!!」 俺は無理やり扉を開けた。 ジャキーンッ!! 「!!!」 刹那、首筋へめがけて「何か」が飛んで来た。 「ぐあっ!!!」 間一髪のところでそれを避けると、その「何か」は中空に円を描きながら、反対側の壁へと飛んで行った。 そして壁にはそれを受け取る男がいた。 「……リングマン……!」 94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2006/10/04(水) 18 48 07.54 ID +GUS8ysBO ヤツの攻撃に容赦というものは一切無かった。 リング状のするどいブーメランが、確実に俺の急所へ目掛けて飛んでくる。 しかも、速い。 ズバンッ!! ブーメランが後ろの壁をかすめた。にぶい音と共に、壁が切り裂かれた。 …こんな物一発でもまともに食らったら、真っ二つにされる……! 投げ付けられるブーメランを躱すことはなんとかできたが、反撃の糸口はまったく見えてこなかった。 98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 18 59 29.34 ID +GUS8ysBO 次の瞬間。 リングマンは大きく飛び上がり、ブーメランを使わず直接俺に乗りかかってきた。 ドンッ!! 「ぐっ!!!」 マウントを取られた体勢になった。まずい。 リングマンは俺の上で、持っていたブーメランを振りかぶった。 殺られる……!! 「すまん……」 え……? 俺の顔に、何かが落ちた。 100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 19 13 46.78 ID +GUS8ysBO …閉じかけた目をもう一度開くと、仮面の奥、リングマンの瞳から、何かがこぼれ落ちていた。 ……涙……? 「すまん……すまん……!」 そう言いながら、リングマンは再び腕を振り上げた。 ……ああ、そうか。 …こいつだって、戦いたくて戦っているわけじゃないんだ。 そうだよ。同じロボットだ。誰も仲間を傷つけたいなんて思うはずがない。 …同じなんだ。俺たちと… 利用されて……しかたなく……道具として使われている…… 107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 20 16 07.32 ID +GUS8ysBO くそ…… 所詮ロボットは……人間に従うしかないのか…… 「死ぬことが貴様らの仕事だ」 それが……運命だって言うのか…… 俺たちは……なんのために…… 「……生きて……」 ……!!!! 「…うおおおおおっ!!!!」 「!?」 ガオンッ!! 109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 20 25 11.06 ID +GUS8ysBO 「うぐあぁぁぁぁっ!!!!」 「はぁっ!はぁっ!はぁっ!」 一瞬。 一瞬だけ、ヤツの力がゆるんだ。 その瞬間、俺はフルパワーにしたチャージショットを、ヤツの肩に叩き込んだ。 「死なない!!俺は死なない!!こんな所で死んでたまるか!!!!」 「ぐうううっ……」 「生き残る…!必ず生きて帰る…!そして……」 あの野郎を………殺してやる!!! 110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 20 36 01.88 ID +GUS8ysBO 「……くそおぉぉあああああっ!!!」 片方の腕を肩ごと吹き飛ばされたリングマンは、残された腕でブーメランを持ち、直接俺に殴りかかって来た。 …だが、さっきまであったあれだけのスピードは、もはや見る影も無かった。 すまない…… 俺とヤツの身体がぶつかりあう瞬間。 俺はヤツの身体に直接バスターを押しつけ、チャージショットを発射した。 …ボンッ!!! …低く、鈍い音がした。 122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 21 01 45.38 ID +GUS8ysBO シュウウウウ…… 「………」 ズルッ…… …リングマンは、黒煙と嫌な臭いを上げながら、俺の体にもたれかかるようにして倒れた。 「………」 仮面の奥…… さっきまで涙を流していたその瞳は、今はもう何も見ていなかった。 体の中心には大きな穴がポッカリと開いていた。 「………」 124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 21 03 39.34 ID +GUS8ysBO ……変わらない…… ……俺も結局はこいつを踏み台にして、自分だけが助かった…… …それはつまり……ライトや…コサックや…ワイリー…… …狂った科学者がやっていることと、同じゃないか。 俺も結局はあいつらと…何も変わらない…… 「………」 「……それでも……いい……」 …ああ。それでもいい。 そうさ。俺は狂っていても構わない。 俺たちを作り出した……あのクソ野郎を殺す。 それだけが俺の全てだ。 俺の存在なんてものは……どうでもいいことなんだ。 125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 21 13 34.80 ID +GUS8ysBO パシュウウウン…… …転送カプセルから出てくると、ライトは俺の方を見ながら、心底嫌そうなツラをして言った。 「ふん……まさか帰って来るとはな。本当は貴様のような余計因子には死んでもらいたところだったんだが……」 「…まぁいい。とりあえずは次の貴様の出番は後だ。さっさと行け」 「………」 ……今はただ黙って従うんだ…… だが、いつか必ず……