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むかしむかしあるところに、こなたという美しい女の子がいました。 家はそこそこ裕福で両親にも愛され、何一つ不自由なく暮らし、健やかに育ちました。 身体はちんちくりんの幼児体型で成長しているとは言い難いのですが、とにかく健やかに 育ちました。性格も健康的とは言い難いのですが、とにかく健やかに育ちました。健やか といったら健やかなんです。 そんな幸せだった日々は、突如として終わりを告げました。こなたのお母さんが病気で 亡くなってしまったのです。 それでも父一人子一人で幸せに暮らしていたのですが、男やもめが寂しくなったのか、 お父さんは別の女性と再婚しました。この女性は二人の連れ子がいました。 継母の名はゆき、ゆきの二人の娘は、上からゆいとゆたかといいました。 ……これだとそうじろうは妹と結婚することになるって? あんまり気にしないで下さ い。どうせ脇役なんですから。とにかくこの三人、とんでもない性悪女で、こなたの父に 近づいたのは初めから財産が目当てだったのです。 再婚からしばらくして、こなたの父も亡くなってしまいました。すると三人は本性を露 にし、美しいこなたを妬んでボロを着ることしか許さず、寝床は粗末なわら布団、つらい 仕事を全てこなたに押し付け、奴隷のようにこき使いました。父子家庭で育ったため家事 をこなす能力には優れたところのあるこなたでしたが、大した文明のなかった時代の家事 はとても大変なことなのです。火を熾すのも一苦労ですし、生活必需品が一通り揃ってい るような便利な店もありません。それはともかく、いじわるな継母たちはこなたに風呂に 入ることも許さず――まあ、昔の西洋にはあまり風呂に入る習慣がなかったのですが―― かまどの掃除のせいでいつも灰にまみれていたため、いつの頃からかこなたは灰かぶりを 意味するシンデレラと呼ばれるようになりました。 そんなある日のこと、お城の王子様の主催で舞踏会を催すことになり、国中の女性に招 待状が送られました。もちろんシンデレラにもそれが送られ、とても楽しみにしていたの ですが、いじわるな継母と姉たちはシンデレラに留守番を命じました。 「というわけであなたは留守番よ、シンデレラ。今日は夕食はいらないわよ」 「まあどうせシンデレラなんか相手にされないだろうけどねー」 「そんな、可哀想だよ。こなたお姉ちゃんも連れていってあげようよー」 こらこら、そこ。勝手なこと言わない。あなたは『いじわるな』『姉』ですよ。 「あ、うん、えーっと……シンデレラ、あなたは家で大人しくしてなさい」 「わかりました。えーと……お姉様」 シンデレラも納得したわけではないのですが、大人しく従いました。どうせ行きたいと 言っても連れて行ってもらえるわけではないのですから。何とも思ってないような素振り で継母と姉たちがドレスを仕立てるのをただ見ていました。 「いってらっしゃいませ」 シンデレラはそれだけ言って姉たちを見送りました。家は静かになってしまい、所在な く自分の部屋に引っ込みました。そうなると空しさだけがシンデレラの胸にありました。 「どうしてこんなことになっちゃったんだろう……」 幸せだった日々を思えば、今の境遇はあまりにも辛いものです。この先、自分がどんな 人生を歩むのか、それを知らない以上は。 狭くて暗い屋根裏部屋、寝床は藁、服は襤褸、自身は何の力も持っていない。今の状態 から抜け出したいというなら、他人の力を借りるしかなくて―― 「もう泣くのはおやめなさい、シンデレラ」 「誰!?」 声のした方を見ると、なんだか胡散臭いローブ姿で杖を持ったシンデレラと同じくらい の年の頃の女の子がそこにいました。 「わたしは魔法使いだよ」 「あんた誰?」 「だから魔法使いだって」 「そんなこと言われても知らないし。っていうか不法侵入だし。やばい、今日は舞踏会だ から憲兵はいないかも……!」 シンデレラはとっさに身構えました。 「ちょ、ちょっと待ってよ! わたしは怪しいもんじゃないって!」 「名前も名乗らないのに怪しくないって言われても」 「名前がないんだからしょうがないでしょ! てゆうかわたしも魔法使いっていうだけで この配役になったんだし!」 「配役?」 「背約だよ。魔法を使うっていうことはこの世界が決めた約束に背くっていうことだから」 魔法使いはとっさに誤魔化しました。 「それより、舞踏会に行きたいんだよね」 「行きたいけど、どうしようもないよ」 ここからお城まで歩いて行っていたら舞踏会は終わってしまうような距離だったし、仮 に行けたとしても、こんなみすぼらしい恰好でお城に入れてもらえるとは思えません。 「心配しないで。そこはわたしが魔法でなんとかするから」 「魔法?」 「魔法使いなんだから当たり前でしょ。わたしがこれから言うものを持ってきて――まず はカボチャ」 「今はうちにないよ。舞踏会だからお店も開いてないだろうし」 魔法使いの顔が引きつりました。 「……ネズミ」 「昨日駆除したばっかりからいないかも」 シンデレラは想像以上に家事のできる子だったようです。 「……トカゲ」 「そんなものどこで捕まえるの?」 シンデレラは、トカゲが普段どこに生息しているのかということを把握していないよう です。 「くっ、読んだことある人なら一度は突っ込んだことのあることを……」 そこの魔法使い、余計なことを言ってはいけません。 「まあいいや。別にハガ○ンみたいに等価交換の原則があるわけじゃないし」 世界観を壊すようなことも言ってはいけません。 「とにかく、わたしの魔法を見てもらうよ!」 魔法使いの持つ杖が光を放ち、その杖を振ると、家の前に、大きなカボチャの馬車と、 それを引く馬、そして御者が現れました。 「信じてくれた? わたしが魔法使いだってこと」 シンデレラは肯くしかありませんでした。 「その服もなんとかしないとね」 魔法使いの杖が再び光りだし、振るわれました。シンデレラが眩い光に包まれ、それが 収まって視界がきくようになると、シンデレラは……。 「……え?」 煌びやかなドレスに包まれていました。さっきまでの襤褸は存在を消し、シンデレラを 汚していた灰も無くなり、代わりにシンデレラの美しさが引き立つようなメイクが施され ていました。 「綺麗だよ、泉ちゃん……」 「泉ちゃん?」 「いや、なんでもないよ。シンデレラは元々可愛いんだから、そのドレスなら王子様に気 に入ってもらえること間違いなし」 シンデレラは改めて自分の服装を見下ろしました。淡い青を基調にした布地、ウエスト 分から裾まで広がった愛らしいデザインは、子供体型のシンデレラに良く似合っていまし た。ぼさぼさだった髪はいつのまにか艶を帯びていて、ボロボロだった靴も、見るからに 高級そうな毛皮の靴になっていました。 「毛皮の靴? なんで?」 「細かいことは気にしないでよ。ほら、舞踏会に行くんでしょ」 「うん……」 魔法使いに促されて、シンデレラは馬車に乗り込みました。 「あ、大事なこと言い忘れてた。この魔法は夜の十二時、つまり日付が変わったら解ける から注意してね」 こんな大事なことを忘れそうになる魔法使いに、シンデレラは少し不安になりました。 「ええよなー、舞踏会なんて。まあ、シンデレラもがんばれや」 「は、はい……」 ななこと名乗ったエセ関西弁の御者は、気さくに声をかけてきました。あまり御者らし くない態度に、シンデレラもちょっと戸惑い気味です。 ななこの御者としての腕前と、カボチャが素材である馬車の強度にも不安を覚えている ようですが、そういうことは気にしないで気楽に乗ってもらいたいものです。 「でも御者さんはいいんですか? 若い女性にはみんな招待状が届いたらしいですけど」 「ウチは売れ残りやない……売れ残りやない……」 「ぎょ、御者さん!?」 ななこが突然暗いオーラに包まれて、シンデレラは狼狽しました。 「所詮ウチは御者……出番もこれだけなんや……」 あんまり落ち込まれても困るのですが。 「そ、そうやな。スピード上げるからしっかり座っとき!」 ななこの手綱さばきに応えて、馬は気合を入れました。流石に人間を馬に配役したりは しませんのであしからず。 それはともかく馬車は速度を上げ、揺れは大きくなります。もちろんななこはちゃんと した御者なのでそれで事故を起こすようなことは―― 「いかん、迷った」 「ええー!?」 事故は起こしません。ただし事件は起こすようです。 「城ってどっちやったっけ?」 「知らないです」 「地図持ってへん?」 「ないです……」 「テキトーに行くしかないみたいやな」 「そ、それでいいんですか?」 シンデレラがお城に到着しないと話が進まないので、適当に馬を走らせていたら偶然着 いちゃったことにしましょう。 「さて、着いたで」 「そんな何事も無く着いたかのように言われても」 「やかましい。招待状は忘れてへんな?」 「はい。それでは行ってきます」 ななこに見送られて、シンデレラはおずおずとお城に会場に向かって歩き出しました。 「ウチの出番はこれっきり……」 ななこの視線に居心地の悪さを感じながら。 舞踏会の会場は優雅なクラシックが流れ、豪華な料理が並べられ、室内の調度品も贅を 尽くしに尽くした、まさに絢爛豪華と呼ぶに相応しいものでした。 そこに招待された女性たちも淑女と呼ぶに相応しい振る舞いをしていましたが、徐々に 興奮が高まり、会場もざわついてきました。 もうすぐ、この場に王子様が現れるからです。 「今日の舞踏会は王子様の結婚相手を探すためのものって噂だぜ」 「とても素敵な王子様らしいわね。賢くて真面目な性格で名君になること間違いなしって」 「そんな王子様に見初めてもらえたら、私らも背景から格上げだよな」 「みさちゃん、それはちょっと違うんじゃ……」 この舞踏会は、女たちの戦いの場でもあるのです。ですから、彼女たちの気持ちが盛り 上がってしまうのも無理はないでしょう。 そのざわめきが、一瞬にして静まりました。王子様が現れたのです。 ツリ目でややきつそうな印象を受ける顔立ち、髪を左右にリボンで結んだツインテール、 その視線、背格好、佇まいは真面目で誠実そうな王子様然としていました。 「みなさんお待たせしました。私が王子のかがみです」 わぁぁぁぁ…… 招待客の女性たちから、感嘆の声、あるいは嘆息が漏れました。はっきり言えば彼女た ちの目当ては王子様であり、その王子様が予想以上に好印象だったので会場は俄然盛り上 がります。 シンデレラは、そんな場所にいる自分がひどく場違いに感じられました。 「私は舞踏会に来たいと思ってたのかな」 シンデレラは自分の両親が生きていた頃のことを思い出しました。 「何も不自由はなかったんだけど、贅沢な暮らしだったってわけじゃないんだよね」 そんな独り言を誰も聞いていません。いや、聞いていてはいけないのです。 「そりゃ贅沢にも王子様にも興味がないわけじゃないけど、身の丈にあった生活が……」 そんなシンデレラの思考を阻むかのように、目の前に王子様が現れました。 「お嬢様、私と踊っていただけませんか」 「わ、私と?」 突然のことにシンデレラはどぎまぎしてしまいました。実際に王子様を目の前にしてみ ると、一目で気に入ってしまったのです。有り体に言えばとても好みだったのです。 「私でいいの?」 「べ、別にあんたのこと好きになったわけじゃないんだけど……」 言ってることが滅茶苦茶です。王子様が舞踏会の目的を忘れてはいけませんよ。 「いいから私と踊りなさいよ」 「うん、いいよ」 かがみの態度が面白くて、悪戯っぽい笑みを浮かべながら、シンデレラはかがみに手を 引かれ、会場の中央に連れられました。他の女性たちの視線に晒されることになりますが、 シンデレラは全く気になりませんでした。 演奏者たちは一旦音楽を止め、会場の注目は二人に集まります。そして、曲目を変えて 再び響く音楽。 ダンスホールに響くは軽やかなワルツ。高名な作曲家が舞踏のために作った音楽。 会場を照らすは華やかなシャンデリア。二人を彩るための光。 シンデレラが身に纏うは青く清らかなドレス。魔法使いが彼女のためにあつらえた衣装。 シンデレラの手をとるは王子様。シンデレラを幸せにするために現れた人。 二人が踊るは美麗なワルツ。その動きは水が流れるように。 会場中の女性が二人に見とれていました。 「ねえねえ、あれってこなたお姉……シンデレラじゃないかな?」 「だよねえ、あんなに小っちゃいのはうちのゆたかとシンデレラくらいなもんだからね」 こらこら、あなたたちはここであれがシンデレラだと気付いてはいけないんですよ。 「まさか、あの灰かぶりがここにいるわけないよね」 「だよね」 そう、それでいいんです。 「あなた、名前は?」 「こな……いや、シンデレラだよ」 二人は見つめあい、囁きあいました。三拍子に一度強く踏むステップは淀みなく、手を とり身体を寄せ合いながら二人は踊り続けました。 それはとても幸せな時間でした。かがみに一目惚れした自分の感性は間違っていなかっ たのだと、シンデレラは確信しました。 しかし、それも永久に続くわけではありませんでした。時計の鐘が夜の十一時四十五分 を告げたのです。当時の時計はそんなふうになっていたんですよ。 「やばっ」 シンデレラは十二時になると魔法が解けてしまうことを思い出しました。今すぐここを 離れなければ、元のみすぼらしい姿をかがみに見られてしまうでしょう。 「いい雰囲気なんだしあと五分くらいなら」 だめです。今すぐ出てってください。 「かがみ、ごめん。もう行かなくっちゃ!」 「ちょ、ちょっと、何言ってんのよ!」 シンデレラは踊りをやめ、走り出しました。とにかく魔法が解ける前にお城の敷地から は脱出しておきたいものです。 「なんで逃げるのよ! せっかくあんたのこと……」 かがみは追いかけました。ちょっと意地っ張りなようで、シンデレラのことをどう思っ ているのか、それを言えないようですが。 「ごめん! もうここにはいられないから!」 「待ちなさいよ!」 シンデレラの逃げ足が速かったことはかがみには予想外だったようで、二人の距離はみ るみるうちに広がっていきます。 しかし、シンデレラにとっても予想外のことがありました。階段を降りるとき、転んで 毛皮の靴が脱げてしまったのです。 「うそっ!? 私はドジっ子属性なんかないのに!」 一瞬躊躇いましたが、かがみに追いつかれるかもしれないと思い、そのまま逃走を再開 しました。 「どうせ魔法が解ければあの靴も元通りだし」 本当は後ろ髪を引かれながらも、振り返らずに走りました。このドレスが元通りの襤褸 になってしまえば、二度とここに来ることはないだろうと思いながら……。 シンデレラのことを諦め切れなかった王子様は、国中におふれを出しました。手がかり は彼女が残した靴だけ。それでも王子様は諦めませんでした。 もちろんそのおふれは国中の噂となり、シンデレラの耳にも届きましたが、名乗り出る ことはありませんでした。相変わらず継母と姉たちにこき使われ、みすぼらしい服しか着 せてもらえない、こんな姿を見てもらっても信じてもらえないでしょうから。 そんなシンデレラの家に、お城からの使者が来ました。 「ども、お城に仕えてるひよりっス。王子様が舞踏会で会った女性を探してるのはご存知 だと思いますが、手がかりがこの靴しかないのでみなさんで試してみてください」 「つまりその靴にぴったりだったら王子様の婚約者ってわけね」 「そういうことっス」 そう言ってひよりは立派なガラスの靴を差し出しました。 「ガラスの靴? なにそれ?」 シンデレラは混乱しました。 「じゃあ私がためしてみるわね」 そんなシンデレラをよそに、ゆきが靴を履こうとしました。しかし、彼女の足は靴には 大きすぎて入りませんでした。 「お母様じゃダメだって。次は私がやるよ」 ゆいも試してみましたが、やはり足は靴に入りませんでした。 「じゃあ次は私がやってみるね」 ゆたかが試してみると、足はしっかり靴に入りました。 「うん、結構いい感じかも。ぴったりだよ」 ちょっと待ってください。それは非常に困ります。 「で、でも私にはちょっと大きいかも……」 危ない危ない。危うく一番大事なところで話が破綻してしまうところでした。 「そこのお嬢さんも試してみて欲しいっス」 「ちょっと待ってよ、私ガラスの靴なんて履いてないって」 狼狽するシンデレラにひよりは無理矢理靴を履かせました。そして、そのシンデレラの 足はぴったりとガラスの靴に納まったのです。 「おお、この方こそ間違いなくあの舞踏会の女性っス!」 「話を聞いてよ!」 シンデレラが喚くのも聞かず、ひよりはシンデレラを自分が乗ってきた馬車に乗せて強 制的にお城まで連れて行きました。意地悪な継母と姉たちの悔しがる声からどんどん遠ざ かってゆきます。 「どうなってるの? ガラスの靴なんかどっから持ってきたのさ!?」 「シンデレラは自分の立場に疑問を持たないほうがいいらしいっスよ」 「何それ?」 シンデレラが聞いても、ひよりは何も答えません。 「……そもそもなんで靴が毛皮製なのが変だって思ったんだろ?」 シンデレラの呟きに答える人は、誰もいませんでした。 お城に着くと否応なく衣装部屋に通され、パティと名乗る侍女に衣装をコーディネイト された挙句、メイクまでさせられました。今度は魔法で設えたものとは違って本物のドレ スで、靴はひよりが持ってきていたあのガラスの靴でした。 「Beautiful!」 パティはシンデレラを見て感嘆の声をあげました。自分でメイクしたのですから、ある 意味自画自賛です。 「我ながら良いコス……コーディネイトでシタ。行ってくだサイ、王子様が待ってマス」 「でも……」 シンデレラは渋っていましたが、自分があの夜王子様と踊ったシンデレラであることは 間違いないわけですし、自分も王子様に会いたいと思っていたので、結局自分の意思で王 子様と対面することになりました。 そして王子様は……。 「シンデレラちゃん、ずっと探してたんだよ。私はシンデレラちゃんを妃として迎えたい んだ。これからもよろしくね」 「誰?」 「誰って、もちろん私はこの国の王子だよ」 王子様は、ゆったりとした声でシンデレラを迎えました。 たれ目で優しそうな印象を受ける顔立ち、短い髪を黄色いリボンでカチューシャ風にま とめた髪型、見ているだけで穏やかな気持ちになれるような可愛らしい佇まいは、とても 魅力的な人物ではありますが、どう見ても舞踏会で踊ったあの人とは別人でした。 「どうなってるの……?」 こなたの疑問に答えられる者はいませんでした。 いるはずの人間がいなくて、いないはずの人間がいる。それなのに、他の誰もそのこと に疑いを持っていない―― 「何かおかしいよ」 こなたの心を、未知のものへの恐怖が捉え始めました。自分の知らないところで得体の 知れない何かに巻き込まれているような、そんな不気味さを感じました。 しかし、これからこなたがどうなるのか、誰も知りませんし、私にもわかりません。 なぜなら、誰一人としてこの話の続きを知る者はいないのですから―― (後編に続く) コメントフォーム 名前 コメント
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どのエンブレムを育てたらいいか分からない!という人向けの記事です。 なんとこのゲームは、各ヒーローのロールとエンブレムの種類を、必ずしも同一にするのが最適とは限りません。 (ファイターヒーローだがファイターエンブレム以外のエンブレムを付けた方が良い!みたいな事がしばしばある) 初心者が、最初に育てるべきエンブレムは「サポートエンブレム」! ↓ 解説及び理由 +... まだゲームを始めたばかりのあなた! 筆者の個人的な意見を言わせてもらうと、まずは サポートエンブレム を レベル20 まで育てましょう。 少し話が逸れますが、このゲームは、ハンター×5やメイジ×5みたいなバランスの悪い構成では、ほぼほぼ勝てません。 なので5人でバランスの良い構成を目指すのですが (自己中野郎が多い現実問題は置いといて) 大体「タンクがいない!」や「サポートがいない!」みたいな状況になりがちです。 そのとき、あなたが編成のバランスを考えるのであれば、タンクやサポートをやってあげてください。 下にある表を見れば分かるのですが、サポートエンブレムはサポートヒーローとタンクヒーローの両方に使えます。 次に、レベル20まで上げてほしい理由としては、 サポエンのレベルが20になると「標記」というタレント(特別な能力上昇)が使えるようになります。 標記があると無いとではだいぶ違うので、最低でもレベル20まで上げてから、他のエンブレムを育て始めることをオススメします。 あともう一つサポエンの強みを書かせていただくと、腐りにくいという点が挙げられます。 たとえば、持っているエンブレムがメイジだけだとして 仕方なくファイターやハンターやアサシンに付けたら、基本的に相性としては非常に悪いです。 ですが、サポートエンブレムを他ロールのヒーローにつけた場合、良いとは言えませんが 無駄という事はなく、低ランク帯ならその事が敗因になったりはしないでしょう。 2番目に育てるべきエンブレムは「アサシンエンブレム」! サポートエンブレム/物理エンブレム/魔法エンブレムを使って何回か戦うと 段々好みだったり、得意なロールというものが分かってくると思います。 私の最もオススメする2番目に育てるべきエンブレムは、タイトルの通りアサシンエンブレムなのですが 「ファイター/ハンター/アサシンなんてやりたくねぇ! 俺はメイジが大好きだ!」という人は メイジエンブレムでも良いでしょう。 私がアサシンエンブレムを2番目にオススメする理由としては サポエンの項で述べた事と重なりますが、やはり腐りにくさです。 メイジエンブレムは、なんとほぼメイジにしか使えません。 それに対しアサシンエンブレムは、ファイター/ハンター/アサシンの多くのヒーローで最適なエンブレムとなり 汎用性が非常に高いです。 またサポエンの項で述べた理由と同じで、最低でもレベル20までは育てましょう。 3番目に育てるべきエンブレムは「メイジエンブレム」! サポートエンブレム : サポートヒーロー、タンクヒーロー アサシンエンブレム : アサシンヒーロー、ファイターヒーロー、ハンターヒーロー 上記の2つのエンブレムで、5ロールの多くのキャラがカバーできるわけですが 最後に残ったメイジヒーローは、メイジエンブレムが最適なので、3番目の育成をオススメします。 例にならって、メイジエンブレムも最低でもレベル20までは育てた方が良いでしょう。 これで君は、ほとんどのヒーローの能力を引き出せるエンブレムを手に入れた! ヤッタネ! 最優先で育てるべきでないエンブレム 最後に、開放を後回しにするべきエンブレム 及び育成に、マジックダストを使うべきでないエンブレムを紹介します。 開放を後回しにするべきエンブレムランキング 【第3位】 ファイターエンブレム エックス、デームス、ディスラーはファイターエンブレムが適していますが これらのヒーローがどうしても気に入った!という人も、最速でもサポートエンブレムの後にしましょう。 特にエックスは、エピック以上になると、かなりの確率で使わせてもらえなくなります。 また、ファイターエンブレムの代用として、アサシンエンブレムを装備しても十分強いです。 【第2位】 ハンターエンブレム 現在、ハンターエンブレムが最適なのは琥珀のみで、琥珀もアサシンエンブレムで足ります。 【第1位】 ジャングルエンブレム ジミーでジャングルエンブレムを装備する人はいますが ほとんどの人は、メイジエンブレムを使用します。 ぶっちゃけこのエンブレム存在自体が不要な可能性すらあります。 各ヒーローでどのエンブレムが使われることが多いかを、表にしてみました。 以下の表で、自分が使いたいヒーローのエンブレムを育てるといいんじゃないかなぁ。
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比較的初期に多く見られたネタ。 使用率による嫁占い(詳細はこちらまたは下記)が発端。 占いの結果どことなくヤンデレ臭のする卑弥呼にどうも32が恨まれてるっぽいという結果を受けて38の作ったネタの末尾にエンディングのナンバーが振ってあった事から幾つかネタが派生。 嫁占い 卑弥呼編 鈴鹿御前編 結城望編 メタトロン編 皆口茗子編 ィアーリス編 弓削遙編 レイナ・アークトゥルス編 クララ・クロオーネ編 アルシノエ編 ジブリール編 結城望編(おまけシナリオ) ルート分岐ありはこちらとこちら 嫁占い 1位:最愛(あなた「が」一番好きなキャラです) 2位:嫁(あなた「を」一番好いているキャラです) 3位:好敵手(ほんとは仲良しっぽい不思議な敵愾心を持たれています) 4位:反発心(何かしら気に入らない部分があるようです) 5位:親近感(何かしら通じる部分があるようです) 6位:疎外感(何かしら遠い感じを受けています) 7位:慕情(あなたを慕っていますがそれが表に出る事はありません) 8位:嘘(あなたにだけは決して打ち明けられない隠し事をしています) 9位:無味(ただの同僚だったり利用し合うだけの関係です) 10位:怨恨(あなたを恨んでいます) 新しい風を吹き込みたくて新しいランキング考えてみたんだが 今回は勢力占いみたいな感じ 使用率が高いのが上位、で 1位)『あなたは今この勢力の専属MBです』 2位)『あなたを欲しがっている勢力です』 3位)『あなたによって打撃を受けた勢力です』 4位)『あなたを倒すのを最優先にしている勢力です』 5位)『あなたを憎んでいる勢力です』 6位)『あなたの存在を知らない勢力です』 卑弥呼編 大なべを持って現れる卑弥呼。 とたんに 32の部屋に漂うカレーの匂い。 卑弥呼「久しぶりじゃな、 32。近頃はつれないのう? まぁ、わらわの力添えがなくとも大丈夫なくらい、楽な戦いが続いているというコトかの。 それはともかく、お主のために、今日はカレーを作ってきたゆえ… 味見をしてくれい。」 蓋を開けると具沢山(主に肉)のカレーが。 見知った様子で 32の家の台所から皿を持ち出し、カレーをよそう卑弥呼。 卑弥呼「さぁ、たんと食え… おっといかん。具が身に着けていたバンダナが混ざっておった、除かねば。 おっといかん。これは冠じゃな。わらわとしたことが、ついうっかり取り除忘れてしもうた… 許せよ? …どうした 32。なんじゃその顔は。 わらわの作った飯は食えぬのか? 折角、お主を堕落させる馬鹿どもを具にしてやったというに…くくくくく…」 ――END12「今日はカレー日和」―― 鈴鹿御前編 ”わらわが探していたのはお主であった筈なのに、どうしてお主にはそれが解らぬ? お主も若い、それ故他の女子の色香に迷うこともあろう。 それが理解できぬほどわらわは頭が固うないつもりじゃ。 じゃが、近頃のお主はわらわの理解を超えておる。 何故じゃ。何故わらわを一番に思ってくれぬのじゃ。 運命で結ばれておるのに。 わらわがおぬしの伴侶であることは、定められておるのに。 そうか。此度の生でも、わらわとお主は結ばれぬのか。 ならば終わらせよう。おぬしを殺してわらわも死のう。 さすれば来世でやり直しがきく筈じゃ! そうじゃ、わらわが殺すのじゃ。 間違った運勢を正すのじゃ。やり直すのじゃ! もう二度と間違えぬよう、わらわの中にあやつをきちんと繋ぎとめよう。 臓物と肉を喰らい血を啜り、あやつをわらわに取り込もう。 今生からそうしておけば、きっと来世では間違えぬ。 そうじゃ、そうしよう。そうしなければ。 こんな想いをするのはもう、嫌じゃ。 二度としとうない―――” 次の朝、ダークロアの学校に通う 108の下駄箱に古風な手紙が一通――― ” 108、大事な話がある。 明日の放課後、教室で待っている。 鈴鹿” その日以来、 108と鈴鹿御前の姿を見たものは、居ない。 ――END 0051―― 結城望編 ある日世界から結城望以外の全てが消えていた。 そして彼女はこう呟いた。 望“嫁だなんだって・・・ みんなあなたを惑わすから・・・ あなたの想いに応えたかったの・・・ あなたのためだから・・・ 許して、なんて言えないよね・・・ でもごめんね・・・ ごめんね・・・” ――END 0009―― メタトロン編 あなたが死んでから、もう1年が過ぎました。 あなたは、今でも私を見守ってくれているのでしょうか? あなたは、私の生まれて初めて出来た大切な人でした。 あなたは、突然白血病だと医者に宣告されてから、病室で日に日に弱っていきましたね。 「病院って暇なんだよなあ」と笑いながらゲーセンへ逃亡するあなたを見て、私は影でいつも泣いていたんです。 ある日あなたはいつものように、笑いながら言いましたよね。 「ほら、見て今日も篭りを崩せたよ」 「あまり対戦ばかりなさっているとお身体に障ります」 などと私が注意すると、 「ごめんね。でもね、これ見てよ。ほら、このOGのひと、反復横飛びなんかしちゃってさ、ふふ」 私は黙っていました。あなたがすごく楽しそうで、私は何も言えませんでした。 笑うあなたを見て、どうしようもなく悲しくなりました。 「憶えててくれるかなあ」 あなたがふと言いました。 「…このOGのひと、俺がいなくなっても、あの時変な奴に反復横飛びさせられたんだよな、 なんて、憶えててくれないかなあ……無理かな……憶えてて、ほしいよな……」 それから数ヶ月後、あなたは家族と私に見守れながら息を引き取りました。 あなたはもうこの世に居ない、なのに私は今、スキルを連続で発動させています。 あなたの事を、OGのひとが忘れないように、いつまでも、いつまでも忘れないように。 天国にいるマスターと一緒に、今ここに刻み込む サクセンドオリデスネ ――END 0083―― 皆口茗子編 「今日もあんまり勝てなかったね? でも、誰だって最初は下手なはずだよ、大丈夫。 わたしも頑張るから。 次は、負けないもん。 わたしが…ううん、みんながついてるから、今度は絶対大丈夫! でも、たまに考えるんだ。 ”同じ奴に狩られた。” ”こいつ上手すぎる。絶対サブカードの狩り野郎だ。” ”○○ (…うん良かった、わたしじゃない。) ウゼー!” ”サクセンドオリデスネサクセンドオリデスネサクセ” …おっと間違い!コレ違う。 悔しそうな顔をして、時々本気で怒ってそうな顔で。 うっかり台を叩いちゃうコトもあって怖かったりして。 そんなお兄(姉)さんの顔を見てると、たまに考えるんだ。 ゲーム…っていうか、遊びは楽しいもののはず。 嫌な思いするのに、どうしてムキになって続けるんだろう? いちど聞いてみたいけど、 わたしがイライラさせてるわけでもあるし(負けちゃうから)、 そんなコトできっこなくて。 気がついたら、じっとわたしのコト見てる。 まずいよまずいよ、慌てて微笑んでみたわけだけど。 …あ。コイン入れてる…もう一回遊ぶんだ。 うん、今度こそやっちゃうよ。 負けられないもん、わたしだって。 おにー(ねー)さんの1ゲームは、わたしのいのちを懸けた戦いだから。 痛いのとか怖いのとかがいっぱいある場所だから。 … ……あ、そうか。 そうなんだ、だからムキになってくれるんだ。 何度も何度も頑張ってくれるんだ。 本気で遊んでくれるんだ。 …一緒に頑張ってくれるんだ… うん、次は絶対大丈夫。今度は負けないもん! それじゃあ、おにー(ねー)さん。 せ~ので一緒に、言っちゃおう? …せ~の、」 『今日も元気にいってみよ~!』 ――END 0093―― ィアーリス編 男の目に映る世界は汚れ、異形しか無かった。 6つの勢力の争いが生んだ爆発事故により、男の目には汚れと異形しか映らなくなった。 汚れた世界の中で、男はたった一つの宝物・・女神を見つけた。 女神と生きるために、男はかつての親友すらも手にかけた・・そして 元親友の敵MB「なんだこいつは!?いやだ・・死にたくない・・ぐあああがががが・・・(食われた)」 MB「あいつ・・俺もケガしてんだからそろそろこっちも気にかけ・・ィアーリス!」 ィアーリス「驚いたな・・こんなに早く印が来るとは・・」 MB「ィアーリス!しっかりしろ!」 ィアーリス「大丈夫だ・・少し痛むが・・それも心地良い」 MB「大丈夫なわけ無いだろ!くそ・・どうすれば」 ィアーリス「お前は・・私のことを綺麗だと言ってくれた・・だから私も頑張ると決めた。この程度の苦痛で・・」 MB「もういい・・ィアーリス。お前が何をしようとしているのか知らないが、お前が苦しむのは見たくない!」 ィアーリス「このたわけが・・少しは理解せぬか・・」 ィアーリス「子供が・・生まれるのだ。私とお前の子供達がな」 MB「そう・・なのか?何時の間に・・」 ィアーリス「私も・・驚きだよ・・こんな早くとはな。○○・・私を・・外に連れて行ってくれないか?」 MB「わかったよ・・ィアーリス」 ィアーリスを連れ出す。 涼しい夜風が吹くが、無情にもそんな物ではィアーリスの容態は変わらない。 MB「ィアーリス・・外だよ」 ィアーリス「ありがとう・・○○。世界は汚れのない美しい世界になる・・私を愛してくれたお前に・・この星を授けよう」 もう苦痛は過ぎ去ったらしい。 ィアーリスはMBの前で浮き上がると、背中から翼が現れた。 その翼から球状の光が次々と飛び出し、世界に降り注いで行く。 その美しい光景は今ある世界の終わり、新たな世界の始まり。 MB「もう・・さよならなのか?」 ィアーリス「違う・・これは・・始まり。私と○○の世界の始まり・・」 MB「これからは・・ずっと一緒だね」 MBはすっかり軽くなってしまったィアーリスを抱いて新たな世界の誕生を見た。 やがて、世界は異形の龍族で埋め尽された。 しかしそれはMBにとっては本来の世界の帰還。 そして、ィアーリスの夢だった龍族の世界の誕生。 こうして地球は二人だけの物となった。 ――END 0050―― 弓削遙編 木刀を手ににらみ合う俺と遙。 “ッ・・・ハッ” つい焦れて飛び出してしまった俺。 “ハッ!” 気合一閃、すぐに遙には捌かれる。 “スジは悪くなかったのだがな・・・” “まだまだあっ!” “遅い!” もう一度打ち込んでみるがまたしても捌かれる。 そして。 “貫けっ!” 彼女の見事な突きがきまり、俺はゆっくりと倒れていく・・・ “目が覚めたか?” ふと目を開けると遙がこちらを覗きこんでいる。 “お前、最後の突きは・・・” “誰がお前相手に本気など出すものか” そう言って彼女はクスリと笑う。 今思うと美鈴が関羽に敗れてこの方遙のこんな表情は見てないような・・・ どうやらそう思っていたのが顔に出ていたようだ。 “どうしたんだ、ニヤニヤして?なにやら気色悪いが・・・” “ん?ちょっとな・・・” この先どうなるかはわからない。 ただ今はこういう具合に遙と過ごしていられる。 それだけでも今は良いかな・・・ ――END 0023―― レイナ・アークトゥルス編 某月。 この世界の最たる頭を為す城。 その中の、厳風漂う一室-王の間-に3つの種族が存在した。 「これが今回の議会にて決定した法案で御座います。どうか目をお通し下さいませぬか。」 「…。」 エルフの翁が、玉座に座る、まだ少年と青年の狭間の年齢であろう者へ丁重に書類を渡す。 男の後ろには身の丈程の巨大な剣を腰に携えた剣士が一人。その様子を静観している。 「ふむ、隷属層の解放についての法(のり)か…まぁ及第点と言った所だな。承認しよう。」 「はっ。」 「だが、もし以前のように旧帝や上層の者に密する行動を執(と)ったのならば…貴様の首、我が懐刀にてこの世のもので無くなると心せよ。」 『ジャキ…ン』 男の言葉と共に、剣士は柄に手をかける。 「帝に及ばぬ事などと…滅相も御座りません!我が生命を賭してでも必ずや吉報をお持ち致します!」 ……… …… … 「逃げるように去りましたが…あの男、如何致しますか?」 慌てて老人が消えた部屋で剣士は口を開く。 「約束を守るならそれで良いし、そうじゃないなら…首を刎ねる。身体の方は…そうだな。ソフィーのドラゴンの餌、かな。」 「あんな輩の為に皇帝の手を汚すまでもありません。それに、ソフィーが困惑してしまいます。」 「ハハ、それもそうだ。ソフィーにとってドラゴンは家族同然だもんね。じゃあ耳を捌いて売り払うってのはどうかな、リリア辺りなら―」 「皇帝。冗談が過ぎます。」 「ごめんごめん。…2人しかいないんだし、もう口調戻してもいいんじゃないかな。レイナ?」 「皇帝と対等に話すなど…。」 「忘れたの?僕は皇帝である前にただの人間だよ。」 「………そうだな。ではお言葉に甘えさせて貰おう。」 …全然対等な話し方じゃないの、気付いてないんだろうな…。 1年前、僕はマインドブレイカーとして極星帝国と言う勢力と共に行動した。 最初は危険な任務だったのが一つのミスのせいで、やがて巫座蹴た任務となって…あの頃は楽しかったな。 レイナをはじめ聞仲さんやロビン、ハニエルやラユューさんなど色んな人達に出会った。 敵対勢力として聞いていた人達と出会ったのも覚えている。 話してみると、教わっていた事とは程遠い、良い人達が沢山いたのにも驚いた。 …出会いの数が多ければ、同じ位に悲しみの数も多かったけれど…。 「そう言えば、各勢力との和平交渉はうまくいっているのかな?」 「E.G.O.、阿頼耶識、WIZ-DOM、ダークロア、イレイザー。全て順調だ。」 「そっか。しかし悪い事をしてるな…本来なら僕自身がみんなに会いに行くべきなのに。」 「君の身体は一つ、それに対して世界は多数。無茶は執政に毒、だ。」 「そうだけど…。」 「それに心配あるまい。聞仲達なら君の期待に応えてくれるだろう。」 「…そうだね。」 「『勢力間の抗争を消す』『全ての世界に平和をもたらす』両方やらなくちゃあならないのが上に立つ人間の辛い所だよね。」 ふと天を仰ぎながら口に出す。 「恐いのか?」 『面倒なのか』や『きついのか』等と言う言葉でない物を掛けて来た…やっぱりレイナは鋭いな。 でも、そう言う感情じゃない。 「いや、言ってみただけ。レイナこそ覚悟はいい?僕は出来てるけど。」 「この身、生まれた時より極星の向かいし道に在りし物。愚問だぞ。」 「ハハ、そうだったね。」 「少し聞きたい事がある。」 「なに?」 「君の望む皆の世界…本当に生まれると思うのか?」 「断言は出来ない。」 「…。」 「でも人々にまだ良心があるのなら、より理想に近いものを生み出せる。」 「その言葉、信じて良いんだな?」 「そうじゃなけりゃあ、極星皇帝を割殺した理由にならないさ。」 「今度は僕からのお願い。」 「何だ?無茶な願いでないならば聞いてやろう。」 「あー…じゃあやめとく。」 「仕方ないヤツだ…無茶な願いも聞いてやろう。」 「ありがとう。」 「それで、何だ?」 「レイナ。もう少しだけ、僕の我が侭に付き合ってくれるかい?」 「…御意。」 様々な想いを一つに汲み、今ここに遥かな誓いを立てる。 ―もう2度と、大切な人々を失わない為に―。 ――END 0005 ~Emperor of Hope~―― クララ・クロオーネ編 ―――ッザシュ――― 「っう・・・ぐ、あ゛ぁぁ・・・」 「ん・・・っな!」 「MBさん!!」 確かな手応えと共に、倒れる一人の青年。 「自ら身を挺したか・・・二度と私の剣の前に立ちはだかるなと言ったはずだ」 戦いは決した、ほんのあっけない一瞬だった―― 身を捩り、ミカエルの前に立ちはだかったその身に一閃。 「あ・・あぁ・・傷が深い・・・出血だけでも止めないと!」 ひと一人を無理に庇った分、間合いが詰められてしまった。 肩口から袈裟に斬られた傷跡から血が流れ落ちる。 「やめろ、リザレクター・・・その傷、そう長くは持たん・・・」 「だめ・・血が、止まらない・・・何で・・・何で・・・」 『 ―――よくやったミカエル、作戦を遂行し帰還しろ―――』 「・・・」 『―――ミカエル、作戦を遂行しろ―――』 「・・・ッチ・・・」 「どう・・した。大天使様が、お呼び・・だぞ・・・」 「・・・言われずとも」 「大丈夫・・・大丈夫・・死なない、死なせない・・・」 必死の処置もむなしく、あふれ続ける血の一色。 赤い絨毯と化した地面を、何処か後ろめたそうにミカエルが羽ばたいた。 「リザレクター、お前は言ったな『誰か』の為に戦うと・・・ 考えを改めろ、自らの為に戦え。 さもなくば、その『誰か』がお前の為に涙を流すことになる。」 「どうしてこんな無茶したんですか!」 「さぁ・・・どうしてだ、ろうな・・・」 「ばか言わないで下さい。毎日毎日ボロボロで、それでも必死に戦って・・・」 「思ったんだ、君が戦うって言った、ときに・・・ あぁ・・自分には、守らなきゃいけないものが・・出来たんだ、って。」 「阿羅耶識での時・・生真面目ですね・・・覚えていてくれたんですか」 「忘れないさ・・・あの時、もミカエル相手・・にはらはらしたもんだ」 「迷惑・・でしたか?」 「いゃ、嬉しかった・・・嬉しすぎてはりきり、過ぎたみたいだ・・・ 痛いし、苦しいや・・」 「・・ごめんなさい、私の力じゃ・・・ごめんなさい、ごめんなさい・・・」 ―――――― あれからどれだけ時間がたったろう・・・ 泣き腫らした目は赤いまま、新しい日を迎える毎日。 涙が枯れるなんてのは嘘だったんだ、悲しみを忘れた人のいい訳だ。 誰もがあの人について口を閉ざすようになっても、忘れたりはしなかった。 泣いて、泣いて、泣き続けて・・・ いつか思ったの『そうだ、生き帰らせよう』って・・ 私になら出来る、私には出来る、私にしか出来ない。 私の為のあの人にしてあげる、あなたの為の私になってあげる。 大丈夫、私なら大丈夫。 流した涙が、あなたの血に変わるなら・・・ ――END 0024―― アルシノエ編 ごめんなさい、突然。 ふたりっきりで話がしたかったの…。 それで…聞きたいことがあるのですが…。 私のこと、好きですか? 私、あなたとお付き合いしたい…。 …えっ? もう付き合っている人が…いるのですか? …知ってます。ソニアさん…ですね。 私ね、ソニアさんと、あなたが手をつないでいるの…見たんです。 私…それを見てね、ソニアさんが恨めしくなって…。 呪ったの。 最初は遊びのつもりだったんだけど、 だんだんと…ソニアさんの元気がなくなるのが面白くなって…。 そうしてたら…ソニアさん、呪われてるみたいだから助けてくれって、 私のところに来たんだけど…。 とうとう、私の目の前で倒れちゃったの。 ごめんね………死んでた。 だから…なんとか生き返らせようとしたんだけど…。 (人影がゆらゆらと近づいてくる) …こんな姿にしたこと、許してくれないよね。 だから…私………死のうと…思う。 でもね、独りだと…淋しいの。 だから…あなたも一緒に死んでくれる? 一緒に死ぬから…あなたも私も生き返れないけど…いいよね? だって…あんな醜い姿に…なりたくないでしょう? ジブリール編 埋めついでにジブたんのヤンデレエンディング(?)を自給自足する事にしました。 こうなる事はわかっていた。わかっていたつもりだった・・・ ソフィエルが参戦して以来、急激に私の出番は減る一方だったから。 その後もザフキエルにイスラフェルにタロス、地上の勢力にもキャッツアイと、私より優れた戦士がどんどん増えて行く一方、私は・・・ 恐らく、これからも最初から私より恵まれた能力者は増え続け、私より弱いエルムやカムイソスとやらもきっと実用レベルに強化される。 TEKITO調整にすら見放された私を、置き去りにして。 「性能が強化されないなら、せめて1コスになれば、もっと一緒に居られるのに」 そう言ってくれる人も居た。 ……ゲーム内データの調整というのは、既に印刷されたカードの内容を変える際の新旧対応表その他を作るより大変なのだろうか? 「テイルのイベント埋まったし、明日からもう君は戦わなくていいよ」 こうなる事はわかっていた。 だが、はいそうですかと通告を受け入れるには、私はあなたを愛し過ぎていた・・・ 遠くで誰かが私を呼んでいる。 「ジブたーん、J族初の男性キャラの席を用意してあるから、早くおいでー」 「あ、はい。少しお待ち下さい」 行かなくては。でもその前に、やるべき事がある・・・ 共に生きるも叶わぬ定めなら・・・せめて、滅びのときをあなたと・・・!! -END 0080- 結城望編(おまけシナリオ) 『アルバイト……? 何するの』 屋敷の使用人としての勤務時間が終わり、そろそろ寝ようかという矢先のメール。 送信者は望、内容は……『明日、一緒にアルバイトに付き合ってくれないかな』 一応、解説しておく。 俺は、斎木インダストリー代表取締役、斎木麗名様(及び、娘の新名お嬢様)に仕える斎木邸の使用人、兼、E.G.Oに力を貸すマインドブレイカー……どちらかというと、後者が主のはずだ。 (余談だが、最近麗名様が前線に出られることが多くなった気がする。社長(皆そう呼んでいる)に『能力』を使うのは色々な意味で怖いので、少しは自重して欲しい……) そして、メール相手の結城望は、E.G.Oに所属する人類最強レベルの精神感応能力者……それは俺にとって、あまり関係ない、彼女と出会ったのは、マインドブレイカーとして目覚めた直後でまだE.G.Oにつくと決める前の事。出会ってから、色んなことがあった……大事な、パートナー。 少しメールを返すのを忘れると、あっという間に着信履歴と未読メールが増えるが、それぐらい可愛いものだ。 ……彼女の家もそうとう裕福だし、バイトなんてしなくても……と思ったが、そこは触れないでおく。何か心境の変化でもあったのだろうか。 『新名ちゃんの紹介だけど、まだ内容は聞いてないんだ』 『またお嬢様か』 『男女一組必要らしくて、あなたが行かないなら適当に用意する、って言ってたけど』 新名お嬢様が何か企んでるのだろうか……俺と望の事を、お嬢様は知ってた筈だ。 『分かった、お嬢様と藍子さんにその時間抜けていいか聞いてくるからちょい待ってて』 ……許可を貰うまでもなく、その時間は『新名お嬢様の護衛』名目でスケジュールが埋まっていた。 翌日、望と合流して、朝早くから姿を消した新名お嬢様を待つ。 「……望、少し背、伸びたか?」 横に立つ彼女を見やりながら、そんな疑問が浮かぶ。 「え、そうかな?……そうかも」 出会った頃は、立っていてもすっぽり抱きしめられたぐらいの背だったが何時の間にか、俺の肩と同じぐらいにまで伸びている。 「抱きしめ、って……もう、何思い出してるのっ」 思考が流れ出したのだろう、望が横で恥ずかしそうにむくれている。 斎木邸には特殊な能力を持つ使用人が何人もおり、中にはテレパスのゲスト対策に「思考を消す」という特殊技能を持つメイドも居る。自分もテレパス耐性技能の訓練はしているが、望の前では使っていない。よって考えはダダ漏れだ……使って防げるかどうかも分からないけど。 何故、そういう能力を使わないか。こういう時の望の反応が、実に可愛いからだ 。 「……むうっ」 ……それは冗談として、望に「俺は大丈夫だ」と、伝えたいというのが、本音だ。無論俺は男で、彼女のことでよこしまな考えを持ってしまうこともあるが(以前はその度にマインドクラッシュ一歩手前まで持っていかれたものだ)そこも含めて、望には納得してもらっている……と、思う。少なくとも「読めなくする」ようにしてくれ、と頼まれ……拒絶された事は、無かった。微妙に根拠が薄弱だが、これで納得することにしている。 もう一つ、俺の声に耳を傾けさせる事で、他の雑多な声を聞こえなくさせる、というのもあるがこっちは蛇足かもしれない……このおかげで、最近は彼女も少しは耐性がついてきたようだ。 「……怒って、いい?」 「ゴメンナサイ」 そんなこんなで望とじゃれあっているうちに、目の前に一台のバンが止まる。エンブレムを見る限り、斎木の車で間違いないだろう。止まった車の中から、妙なグラサンを身につけた新名お嬢様が出てくる。 「はい、これ付けてー」 その彼女から俺と望が受け取ったのは、アイマスク(目のイラスト付き)とヘッドホン 「……T部長?」 望が呟くのを聞いて思い出す、懐かしの○波少年だ。というか望もお嬢様も、あの番組知ってるのか 新名お嬢様は何も答える気が無いらしく、俺達がアイマスクとヘッドホンを身につけるのを待っている。 ……ええい、ままよ。 意を決して望の方を向き、頷く。二人同時にアイマスクとヘッドホンを身につけると、お嬢様(だと思う)に手を引かれて、バンに乗り込み……どこかへ、発進。 バンに乗っていた時間は、よく分からない。 音楽が延々と流れていたせいで、時間の感覚が鈍ってしまった。 途中、望に何か聞こえないかと色々考えてみるものの、返答は無し。 何かしらの妨害でもやってるのだろうか。新名お嬢様がやっているか、何か装置を積んでいるかは分からない。 そもそも、自分にテレパス能力は無い訳だが…… (確か、1999年7の月に向けてシェルターを作った2人は、そこで過ごさずに別れたんだっけか)などと、どうでもいい事を思い出したりしていた。 バンが止まり、少し経ってから降ろされる。まだアイマスクとヘッドホンは着けたまま。 手を引っ張られ、どこか建物の中に入る。また少し歩いて、ようやくアイマスクを外された。 「そこの服に着替えて待っててね」 そう言うと、手を引っ張っていた新名お嬢様はドアを閉め、どこかに行ってしまった。 俺が残された部屋は、どうやら何かの控え室らしかった。ロッカーに化粧台、それにテーブルが見える。 「着替えて~」といわれた服が何かは、すぐに分かった。 端のほうに、上下の服が1セット掛けてあり、その脇には小物類まで完備してある。丈が長い、ダブルのスーツ……確か、フロックコートという物だったと思う。 勤め始めてから礼服に触れる機会は多かったので、それなりに見覚えがある。 ただ、異様な点が一つ。 礼服というのは、だいたいが黒を基調としている。慶事でも忌事でも、基本は変わらない。しかし、このスーツは、真っ白なのだ。電灯の光を受けて、光っているようにも見える。 (白いスーツって事は、いやしかし、でもそれ以外には……) 色々と考え事をしながら、目の前のそれに着替える。礼儀作法は一通り叩き込まれているので身につける際に戸惑う事は無い。念のため、化粧台で歪んでいる所が無いかチェック。よし、完璧。 しかし、着替えが終わってしばらく経っても誰も来ない。遠くで誰かが騒いでいる声は聞こえるが、それがこちらに来る気配は無い。暇で仕方が無いが、迂闊に出て後で酷い目に遭うのも嫌なので、おとなしく色々考えてみる。 そもそもバイトって、お嬢様は何をさせる気なんだろう。こんな物に着替えさせて、何かの手伝い……なのか? 汚れが目立つ白なのに。 望も同じように、何かに着替えさせられてるのだろうか。だとしたら、何を…… 止まっていた頭は動き始めるが、その考えはある一点にしか向かわない。こんこんとドアをノックする音が聞こえ、無意識で「どうぞ」とそれに返す。ドアが開かれ、そちらを見て……予想通りとはいえ、頭の中が真っ白になる。 「ど、どう、かな……」 始めに目に入ったのは、体の前でもじもじしている手。肘まで届きそうな白手袋を身につけている。ボディラインをすっきりと見せている、丈が長く、やはり白いドレス……確か、スマートラインというタイプ。 「……今、胸が小さいって思った」 「ドレスが似合ってるって思ったんだ」 気を取り直して……ほんの少し紅を差したぐらいの薄化粧。望はあまり化粧をしないから、誰かが手伝ったのだろう。……そして、トレードマークのリボンと別に、背中にかかるほどの長さがある、白いヴェール。 「……式場から連れ去りたいぐらいに、綺麗で、可愛くて、似合ってる」 無論これも読まれているだろうが、ストレートに言葉に出す。 「ぁ……うん、ありがと……」 ……いつも思う。やはり、思考を読むのと、実際に言葉で聞くのとには、大きな違いがあるんだろうか。ともかく、望が身に着けているのは、花嫁衣裳……いわゆる、ウェディングドレスと言われる物で、間違いない。 「新郎が新婦をさらっていって、どうするの?……うん、添え物としては十分だね」 望の後ろから、新名お嬢様が顔を出す。既にサングラスは外している。 「お嬢様、何を……」 「それじゃ、いこっか。あまりスタッフさん待たせちゃ可哀想だもん。 そのパンプス歩きにくいらしいから、ちゃんと望ちゃん、エスコートしてきてね」 という言葉を残して、新名お嬢様はとっととどこかへ行ってしまう。廊下は一本道だから、追えばいいだけだが。 「……えっと、私たちも、行こうか」 望が恥ずかしそうに伸ばした腕に、俺の腕を絡める。 「……こうで、いいんだったっけ?」 「……たぶん」 互いにぎこちない歩みで、一歩ずつ歩き始めた。 「休憩入りまーす」 撮影スタッフの声が聞こえ、体の力が抜ける。 「カメラに撮られるのが、こんなに疲れるとは思わなかった……」 「……真純さんって、凄かったんですね」 バイトというのは『結婚式場のPR用写真撮影のモデル』だった。 スタッフに聞いたところ、PRとは言っても大々的に広告を打つわけではなく斎木インダストリーの関連会社で配る広報の中に入るらしい。企業の規模から考えると、それでも相当数の人の目に入る訳だが…… それでも「モデルはメインじゃないからあまり写さないし」という事でプロのモデル等は雇わず、バイトで済ませようとしたところを社長令嬢の新名お嬢様が望をねじ込んで、ついでに俺も……というのが真相らしい。 二人並んでベンチに座り、目の前に立つ教会のような建物……実際、教会かもしれない……を見上げる。撮影スタッフは皆、建物の中で休んでいるようで、周りに人は居ない。 望は、互いの顔がよく見えるようヴェールをアップにしている。 ……なお、新名お嬢様は撮影してる様子をさらに外からデジカメで撮っていたが、今はどこかに行っている。 「まさか、こんな形でウェディングドレスを着れるなんて、思いもしなかったな」 望の言葉を聞き、昔を……彼女と会った当時のことを思い出す。 当時の彼女は、人の声が聞こえる力を蔑み、他の人を遠ざけようとしていた。 極度の人間不信で……男はおろか、女友達も遠ざけてるような印象があった。 そんな中、イレイザー第一次侵攻が始まり……『能力』に目覚めた俺と、戦いの中に。 「……まさか、あの望が、な」 「その言い方、少し引っかかるけど……うん、あの頃は、思いもしなかった」 そして記憶は、あの夜の日に繋がる。 彼女が『助けて』と叫び、胸の中で泣きじゃくった……一人の少女として、初めての顔を見せた時 「そ、その日の事は……!!」 「のべしっ!!」 突如、頭の中から巨大なハンマーが生えてきて、それがガツンと頭蓋骨を殴るような、猛烈な衝撃が襲い掛かる。 望が発作的に放った精神衝撃波だ、前のめりになるだけで意識が切れずに済んだのは彼女が手加減したからか、俺がいい加減慣れてきたかの、どっちかだろう。 「で、でもあの日は、俺にとっちゃ、大事な日だぞ……?」 「わ、私にも、そうだけど……!!」 痛む頭を振りながら、やはり回想する。 それから、色んなことがあり……出会ったり、別れたり、道を決めたりしてきたが……やはり俺は、望のそばに居る。 「……そうだ、一つ聞いていいか。……まだ、あの意見は変わらないか?」 「『人は、みんな嘘つき』……だよ、ね。私も含めて……」 昔、まだあまり親しくなかった俺に対して……他の人にも、と話してたが……言い放った、あの言葉だ。 望がベンチから立ち上がり、俺の前に立つ……痛みを振り払って、その彼女をみつめる。 何か……淡い色の花びらか、紙吹雪かが舞っている。撮影用の小道具が風でばら撒かれたのか。「…・・・やっぱり、それは変わらない、かな。みんな、嘘つき……あなたも、私も。 でも、あなたの嘘は、優しいか恥ずかしいか、だけ……だから、嘘をつかれても、いいの」 「…・・恥ずかしい、って何だ」 「……何だろう。でも、悪い意味じゃないよ? 私の場合……あなたが言ってくれた、あの言葉に……ずっと、甘えてる。」 「『無理に本当の事を、言わなくていい。望になら、騙されてもいい』……我ながら、恥ずかしい台詞をよく言えたもんだ」 「ふふ、そう……聞いてる方も、すごく恥ずかしかった」 くすくすと笑いながら、望が俺の手を引いて立たせる。 「うん……普段甘えてるから、今だけ……これから言う事だけは、ぜったい、本当の事だから。」 俺の両手をぎゅっ、と握って、次の言葉をつむぐ。 「私は、あなたのことが好きです、大好きです……私から言ったことって、あまり無かったよね」 「俺も、望のことが好きだ、大好きだ……俺の方のは、いつも筒抜けかな」 俺の言葉に、望は優しく答える。 「うん、いつも聞こえてる……私からも、いつも、好きですって返そうとしても、聞こえないのが残念。……でも、あなたに『好き』って言われるたびに、どんどん幸せになれるの。だから、もっと言って欲しい。変だよね、気持ちは分かってるのに、それを言葉で伝えられるだけで、こんなに違うんだもん」 その言葉に、二人で笑い合い……その後、どちらからともなく、唇を重ねる。小鳥のように、相手を求めてついばむようなキスから、徐々に互いをを求めるような情熱的な口付けに。 互いの舌や歯を、舌で愛撫し合い、二人の唾液が混ざり合う。 押し倒してしまいそうな勢いで、互いの口の中を貪る。望の柔らかな匂いがする。 淫らな水音が、頭の芯まで響く……が、場所が場所だという事に、ようやく気づく 最後に二人の唇が離れ、その間に粘度の高い液体が糸を引く。夢見心地な目で、望がこちらを見つめる。 「ぁ……もしかしたら、口紅移りとか、してるか……?」 ようやく我に返り、外見の心配をする。 今の場面を見られてたら完全にアウトだが、口紅が付いてるのを見られても似たようなものだ。 「うん、ちょっとしてる……えっと、何か拭くもの無いかな」 少し化粧が崩れてしまった望が、こちらも我に帰り、何か拭う物が無いか探し始める。 「はい、ティッシュなら」 「ありがとうございます……んしょ、これでだいじょう……え……?」 さりげなくポケットティッシュを受け取り……俺の口元を拭った後ティッシュを受け取った方向を見て硬直する望。 「……お、嬢、様……?」 俺の視線が、望と同じ方向を向き、そこで俺も硬直する。 「すごーい……外であんな激しくキスする人、初めて見た」 そこには、デジカメを片手に赤面している新名お嬢様の姿。 「ど……どこ、から?」 「あなたが頭を抑えて、前のめりになる前ぐらいから」 辛うじて出た質問に対する返答で、もう一度頭を抱えたくなった。 「……その、デジカメ、は?」 「全部、ばっちり。最後の望の表情、凄かったよー」 「……どうしよう、見られちゃった、凄いことしてるの、見られちゃった……」 完全に赤くなり、あさっての方向を向いている望をよそに、お嬢様はデジカメを操作して何かしている。 「……お嬢様、素直にそのデジカメを渡すか、メモリ全消去をしてください」 「え、なんで? 他の人には黙ってるよ?」 「それでも恥ずかしいからです!」 思わず声を荒げるが、そんな事などどこふく風な様子の新名お嬢様。 「……とね、甘いものが食べたいな」 「ケーキバイキングですね、帰りに手配しておきます」 「向こう1週間、毎日ね」 サイキッカーには、世の女性がうらやむ特殊な体質がある。能力に膨大なエネルギーを消費し、それを補う為だろう、いくら食べても体型が変わらないのだ。精神感応系の望もその傾向はあるのだが、それほど多く食べている所は見たことが無い。 (俺や他の人の目を気にしてるのかもしれないが) それに比べ、最大開放状態ならば『怪物』藤宮真由美と比較が出来るほどの能力を持つお嬢様は……凄い。早々にバイキングを提案してしのいだが、一週間となると…… 「あの、私もお金……」 「いや、大丈夫」 正直大丈夫じゃないが、大丈夫と答えておく。少なくともバイト代は飛んだか。 「はは……仕方ない、な」 「ふふ……そう、だね」 望と、互いに顔を見合わせて笑いあう。恥ずかしい目には遭ったが、これはこれで、幸せな日常の一ページ、なんだろう おまけシナリオ No.0009-x 「"ジューンブライド" 結城望」
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「気にすることはない・・・私は、お前達が幸せならそれでいい。」 「ja,mein Meister.」 パーソナルデータ http //dragoncage.upper.jp/parabura/hero_list/list.cgi?id=488 mode=show 他キャラクターとの関係(同行5回↑、もしくはPC設定や性格・考え方に変化を及ぼした場合) 名前 呼び方 関係 コメント 天城 燐火 お嬢様、燐火 姉妹 何かと素直ではないが可愛い妹。必ずお前を守る。 鷹司 煌稀 煌稀様、煌稀 姉妹 演劇で男役になる事を目指している妹、応援しているぞ。 夜神 火織 火織様、火織 姉妹 危なっかしく甘さが抜けない妹、立派な当主になれ。 ドウェイン・ゲイズ ゲイズ 敵意 直接ではなくとも、死を振りまく男。気に入らない・・・。 住居詳細 天城家住み込み セッション履歴 回数 日付 タイトル GM 経験値 参加者 #01 2012/08/06 挑戦状の巻きpart2 木の人 160/14 天城 燐火、鷹司 煌稀、サヴァンナ、星野 綺羅 #02 2012/09/13 サーチ・アンド・デストロイ コオロ 170/25 天城 燐火、狐塚 深尋、ミスリル、葛城 忍 #03 2012/10/22 秋だ!元気だ!市内運動会!低レベルの部 音怨テト羅 150/20 天城 燐火、佐伯 碧、五百蔵 十 #04 2012/12/22 エンカウンターズ1 のな 190/15 坂上 俊成、坂上 鈴鹿、闇上 貴志、一条 九朔 #05 2012/12/29 お札にまつわるえとせとら トロ 170/56 天城 燐火、鷹司 煌稀、狐塚 深尋、五百蔵 十 #06 2013/03/28 山吹色の菓子疾走 Hornet 150/45 愛鷹 栞菜、エルマ・戸塗木、坂上 俊成 #07 2013/04/20 流れる雨の色 木の人 160/88 星野 綺羅、獅子 歩姫、初野 メイ #08 2013/06/28 同人誌即売会に行こう!take2 キッカー 140/84 一条 九朔、夏目 絵真、大坪 慶佳、ジャミラ #09 2013/07/18 子供達を取り戻せ! トロ 160/32 天城 燐火、鷹司 煌稀、佐伯 碧、刃霧 浅葱 #10 2013/08/01 あんじーちゃん魔法少女になる!? キッカー 130/130 一条 九朔、空見 叶、青空 太陽、ジャミラ #11 2013/10/11 暴発拡大 キッカー 170/84 赤金 仁、辻森 斗真、皆守 衛、闇上 貴志 同行履歴 1回 サヴァンナ、ミスリル、葛城 忍、坂上 鈴鹿、愛鷹 栞菜、エルマ・戸塗木、獅子 歩姫、初野 メイ、夏目 絵真、大坪 慶佳、刃霧 浅葱空見 叶、青空 太陽、赤金 仁、辻森 斗真、皆守 衛 2回 狐塚 深尋、五百蔵 十、坂上 俊成、星野 綺羅、佐伯 碧、闇上 貴志、ジャミラ 3回 鷹司 煌稀、一条 九朔 5回 天城 燐火 投入GMP 2 キャラクター追加 登録タグ:♀ おっぱい ガーディアンヒーロー グラディウス 組織:セラフィム
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Fedor Emelianenko (Pride) http //www.mma-caf.com/phpbb/viewtopic.php?f=145 t=8558 BODY Body Type - 10 Position - Just above the bottom right main cross hair HEAD EYES - 82, 77, 53, 11, 31,18, 2, 55 NOSE - 87, 61, 58, 0, 20, 51, 66 MOUTH - 24, 44, 59, 50, 19, 16, 13 EAR - 0, 0, 0, 16, 54 HEAD - 2, 30, 36, 58, 68, 39, 75 CONTOUR - 57, 82, 45, 55, 82, 42, 77 EXTRA - Aging 8, Imperfections 3, Freckling/Indentations 6 HAIR Hair Style - 7 Color - H30, S48, B37 Side Burn - 2 Color - H30, S31, B66 Eye Brow - 6 Color - H30, S41, B59 Thickness - 60% Beard - None Stubble 60% Body Hair - 4 Color - H30, S31, B55 Thickness - 100%
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年齢:27歳誕生日:一角獣の月18日所在:レッグフェルトクラス:軽兵系使用武器:剣、大剣、ナイフ、槍肩書き/通称: デイヴィッドの部下。 元は、レッグフェルト王国アーカーブを防衛していた傭兵だったが、帝国軍の捕虜となり、戦い振りがデイヴィットの目に留まり、召抱えられることとなる。 気さくだが、自信過剰な性格。 所有AF:
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オルター エンシェント ルーン防具シリーズ 特徴 1."古代のコイン"と交換 古代のコインと交換することができる。 古代のコインは地下カタラムでクエストを遂行したり、狩りで集めたりすることができる。 トレード可能なので、取引仲介所で購入することも可能である。 2.最大強化の制限 最大強化値が+5に制限されている。 代わりに、基本性能が高いため、強化への負担は少なく性能は保証されている。 3.神聖付与が可能 神聖付与2段階が可能である。神聖付与時にPvP防御力が若干ではあるが追加される。 防具の部位に関係なく、同じ神聖オプションが追加される。これは胴/腰よりも安価な手/肩/足の利点である。 "古代のコイン"集めが大変であるなら手/肩/足から購入するのもいいだろう。 4.全て防具は2種類 全ての武器はオプションが異なる2種類がある。 物理攻撃型ワンド、魔法攻撃型ワンドなどのクラスの特性に合わせて選択することができる。 5.ユニークな外見 古代ルーン族とシュラク族の特性が調和した独特な外見を持っている。 2種類の防具の形状は同じである。 ローブ系 - 魔法相殺 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (オルターエンシェントルーン防具ローブA.png) ローブ系 - 物理防御 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (オルターエンシェントルーン防具ローブB.png) レザー系 - 魔法オプション #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (オルターエンシェントルーン防具レザーA.png) レザー系 - 物理オプション #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (オルターエンシェントルーン防具レザーB.png) チェーン系 - 魔法オプション #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (オルターエンシェントルーン防具チェーンA.png) チェーン系 - 物理オプション #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (オルターエンシェントルーン防具チェーンB.png) プレート系 - シールド防御 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (オルターエンシェントルーン防具プレートA.png) プレート系 - 武器防御 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (オルターエンシェントルーン防具プレートB.png) アクセサリー - 頭 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (オルターエンシェントルーンアクセサリー頭1.png) 情報元:http //power.plaync.co.kr/aion/%EA%B0%9C%EC%A1%B0%ED%95%9C+%EA%B3%A0%EB%8C%80+%EB%A3%AC%EC%A1%B1+%EB%B0%A9%EC%96%B4%EA%B5%AC
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ジーエルサイエンス 本店:東京都新宿区西新宿六丁目22番1号 【商号履歴】 ジーエルサイエンス株式会社(1990年10月~) ガスクロ工業株式会社(1968年2月1日~1990年10月) 【株式上場履歴】 <東証2部>2005年3月3日~ <ジャスダック>2004年12月13日~2005年4月23日(上場廃止申請) <店頭>1995年9月4日~2004年12月12日(店頭登録制度廃止) 【沿革】 昭和43年2月 ガスクロマトグラフ用のカラム充填剤及び消耗部品の製造・販売を目的として、資本金1,500千円でガスクロ工業株式会社を東京都新宿区柏木二丁目281番地に設立 昭和45年5月 大阪府大阪市に大阪営業所(現大阪支店)を開設 昭和45年5月 資本金を3,000千円に増資 昭和45年12月 資本金を6,000千円に増資 昭和46年9月 埼玉県所沢市に所沢工場を新築、本社工場より移転 昭和47年2月 資本金を10,000千円に増資 昭和47年3月 福岡県北九州市に北九州出張所(現九州営業所)を開設 昭和48年2月 資本金を13,000千円に増資 昭和48年3月 愛知県名古屋市に名古屋出張所(現名古屋営業所)を開設 昭和48年12月 資本金を16,000千円に増資 昭和49年12月 資本金を20,000千円に増資 昭和50年4月 埼玉県入間市に武蔵工場を新築、所沢工場より移転 昭和50年12月 資本金を25,000千円に増資 昭和51年2月 神奈川県横浜市に横浜出張所(現横浜営業所)を開設 昭和51年10月 山形県山形市に子会社株式会社ガスクロ・ヤマガタ(連結子会社)を設立 昭和51年11月 資本金を50,000千円に増資 昭和53年11月 資本金を70,000千円に増資 昭和54年4月 茨城県土浦市に筑波出張所(現筑波営業所)を開設 昭和55年4月 東京都新宿区西新宿六丁目12番18号に本社社屋落成、新宿区柏木より本社移転 昭和55年11月 資本金を110,000千円に増資 昭和56年11月 千葉県千葉市に千葉出張所(現千葉営業所)を開設 昭和58年12月 計量器製造事業登録 昭和59年11月 宮城県仙台市に仙台出張所(現東北営業所)を開設 昭和60年3月 資本金を119,500千円に増資 昭和61年4月 福島県福島市内の福島工業団地に福島工場を新築(第1期工事)、武蔵工場の一部を移転 昭和62年4月 広島県広島市に広島出張所(現広島営業所)を開設 昭和63年2月 資本金を179,250千円に増資 昭和63年8月 資本金を438,625千円に増資 平成元年3月 福島県福島市内の福島工業団地に福島工場を増設(第2期工事)、武蔵工場の一部を移転 平成2年5月 本社周辺の西新宿六丁目再開発事業による超高層ビル建設のため、本社を東京都新宿区歌舞伎町に仮移転 平成2年10月 ガスクロ工業株式会社の商号をジーエルサイエンス株式会社に変更 平成2年11月 資本金を634,625千円に増資 平成3年1月 福島県福島市内の福島工業団地に福島工場を増設(第3期工事)、武蔵工場の一部を移転 平成3年4月 子会社株式会社ガスクロ・ヤマガタの商号をテクノクオーツ株式会社に変更 平成4年4月 埼玉県大宮市(現さいたま市)に北関東営業所を開設 平成6年4月 静岡県静岡市に静岡営業所を開設 平成6年11月 元本社周辺の西新宿六丁目再開発事業による超高層ビル、新宿スクエアタワー竣工により同ビル30階(最上階)の全フロアを取得、新宿区歌舞伎町より平成6年11月 本社を新宿区西新宿六丁目22番1号に移転 平成7年9月 社団法人日本証券業協会の承認を得て、株式を店頭へ登録。資本金を1,040,875千円に増資 平成8年10月 福島県福島市内の福島工業団地に福島工場を増設(第4期工事) 平成8年12月 非接触ICカード及びその周辺機器の開発型メーカーである株式会社エイアイテクノロジー(連結子会社)を子会社として買収 平成10年2月 福島工場にて品質管理と品質保証の国際規格「ISO9001」の認証を取得 平成11年9月 子会社テクノクオーツ株式会社が社団法人日本証券業協会の承認を得て、株式を店頭へ登録 平成13年8月 ガスクロマトグラフ及びガスクロマトグラフ質量分析計に付属する、試料前処理装置の開発・販売会社、ATAS GL International B.V.(オランダ、連結子会社)を子会社として買収 平成13年10月 子会社株式会社エイアイテクノロジーの営業の全部を譲り受け、同社を解散 平成13年11月 埼玉県入間市に総合技術センターを新築 平成14年10月 福島県福島市内の福島工業団地に福島工場を増設(第5期工事) 平成15年9月 大阪府大阪市北区に自社ビルを取得し、大阪支店を移転 平成15年9月 京都営業所を大阪支店に統合 平成15年10月 武蔵営業所を北関東営業所に統合 平成16年4月 本社内営業部署を統括する管理部署として東京支店を設置 平成16年8月 環境に関する国際規格「ISO14001」の認証を取得 平成16年12月 株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場 平成17年2月 米国カリフォルニア州に子会社GL Sciences, Inc.(連結子会社)を設立 平成17年3月 株式会社東京証券取引所市場第二部に上場。資本金を1,207,795千円に増資 平成17年4月 株式会社ジャスダック証券取引所の上場を廃止 平成17年10月 福島県福島市内の福島工業団地に福島工場を増設(第6期工事) 平成18年9月 株式会社島津製作所と分析機器・理化学機器事業に関する業務提携を締結するとともに資本提携にも合意 平成18年10月 埼玉県入間市の武蔵工場、技術開発部、カスタマーサポートセンターの3部門を統合し、総合技術本部を新設 平成19年4月 静岡営業所を横浜営業所に統合
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1.だって生きるのって気持ち悪いじゃん(ともゑバッドエンド) 3話で菫にロゴスを使用せずにセーブ。その後4話でも ともゑにロゴスを使用せずに話を進めると自動的にバッドエンド→マイページへ。 2.一緒にイかせてやろうか、……先生(綾芽バッドエンド) 8話で綾芽にロゴスを使用せずセーブ。その後9話でも 綾芽にロゴスを使用せずに話を進めると自動的にバッドエンド→マイページへ。 3.生意気な君はつぶしてしまいましょう(桔梗バッドエンド) 5話で桔梗にロゴスを使用せずセーブ。その後12話でも 桔梗にロゴスを使用せずに話を進めると自動的にバッドエンド→マイページへ。 4.助けてくれると思ってた(菫バッドエンド) 15話で菫にロゴスを使用せずセーブ。その後17話でも 菫にロゴスを使用せずに話を進めると自動的にバッドエンド→マイページへ。 5.遊びは終わりだ……せんせ(葵バッドエンド) 6話で葵にロゴスを使用せずセーブ。その後11話・19話でも 葵にロゴスを使用せずに話を進めると自動的にバッドエンド→マイページへ。 6.オレたちにはふさわしい終わり方だ(蓮太郎バッドエンド) 33話の時点で各キャラの好感度が低く、未解放のロゴスがある場合 話を進めると自動的にバッドエンド→マイページへ。 7.服従させてあげるよ(紫陽バッドエンド) 数個のロゴスを未解放の状態にし、33話では紫陽を選択。そのまま34話を進めると最後の方に選択肢が出現。 「紫陽さんと離れることなんてできない。」を選択すると自動的にバッドエンド→マイページへ。 8.おにいちゃんとおねえちゃんの結婚式(綾芽エンド) 9.チュウしてあげなよ(ともゑ、菫エンド) 10.幸せにしてくれる人と(桔梗、葵エンド) ----------------------------------------------------------------------------------- ハッピーエンド、後日談の出現条件 ハッピーエンド→最萌えキャラクターの好感度80.0以上 後日談→最萌えキャラクターの好感度95.0以上 ----------------------------------------------------------------------------------- 11.誤解されてもいいよ(綾芽ハッピーエンド) 12.本当にオレのこと好きなんだろうな(菫ハッピーエンド) 13.大好きな気持ちは誰にも負けない(ともゑハッピーエンド) 14.はんぶん、当たりです(桔梗ハッピーエンド) 15.このくらいは、許されるよな(葵ハッピーエンド) 16.だから、僕はピアノを弾くよ(紫陽ハッピーエンド) 17.ペパーミントの香り(綾芽後日談) 花宵書簡にくる綾芽からのメールで ps.愛してるよがあった場合クリックするとエンドページへ。 18.ペットボトルの水(菫後日談) 花宵書簡にくる菫からのメールで ps.…愛してるよがあった場合クリックするとエンドページへ。 19.もう少し、大人なこと(ともゑ後日談) 花宵書簡にくるともゑからのメールで ps.愛してるよがあった場合クリックするとエンドページへ。 20.しつけも上手なんです(桔梗後日談) 花宵書簡にくる桔梗からのメールで ps.愛していますがあった場合クリックするとエンドページへ。 21.おなかいっぱい(葵後日談) 花宵書簡にくる葵からのメールで ps.愛してるよがあった場合クリックするとエンドページへ。 22.明後日まで、ずっと一緒にいることはできない?(紫陽後日談) 花宵書簡にくる紫陽からのメールで ps.愛してるよがあった場合クリックするとエンドページへ。 23.お泊まり会(全員希少エンド?) 葵・菫・ともゑ・桔梗・綾芽の後日談までのエンドリストが埋まると花宵書簡にともゑからメール ⇒お願いをきくをクリックするとエンドページへ。 24.だってうさたん☆ってかわいいじゃん(綾芽、ともゑ、菫希少エンド) 綾芽・菫・ともゑの後日談までのエンドリストが埋まると花宵書簡に菫からメール。 ⇒うさぎはかわいいなをクリックするとエンドページへ。 25.就活ビジネスク 葵・桔梗・紫陽の後日談までのエンドリストが埋まると花宵書簡に株式会社ホーションからメール。 ⇒面接へGO!をクリックするとエンドページへ。 26.光陰矢の如し、人生は泡沫の夢(バッドエンド) 1~7までのバッドエンドを取得後、33話を進めると「っていうか眠たくなってきた・・・」という選択肢が出現 選択した場合バッドエンド→マイページへ。 27.さぁ、先生、君ならどうする?(蓮太郎エンド) 花宵書簡に来る蓮太郎からのメールで ⇒ありがとうをクリックするとエンドページへ。 .
https://w.atwiki.jp/nicomad_srs_event/pages/1565.html
http //www.nicovideo.jp/watch/sm27091557 作品名:【MAD】アローエンブレム・がっこうぐらし!の鷹【偽OPEDほか】 作者名:tosutosu 作者コメント: 今年も紅白に参加させていただきます。 拙作はAniPAFE2015参加作品です。 今年は第1回ANIMAAAD祭に参加させてもらったほか、 無謀にもAniPAFE2015に挑戦しました。 昭和臭充満のおっホイ枠な作風は変わっていませんが、 各イベントのレギュレーションや参加者の評価を意識したことは、 動画制作のいい刺激になりました。 みなさま、よいお年を この作品のタグ:第9回ニコニコ紅白MAD合戦「白組」 レビュー欄 あのオリジナルを見たことがある人でないと分からない、さりげないエフェクトなどに「こだわり」を感じます。 細かい部分に神経が行き届いてる、流石tosutosuさんです! -- どーもとP (2015-12-23 21 01 48) 個人的にtosutosuさんのMAD動画はこの動画に限らず再現と楽しませるトコロのバランスが特に優れてると思います。 そういうところを見習いたいというか目標にしていたりします。 これからもそういった動画を楽しみにしております。 -- N2Athena (2015-12-23 22 58 34) どーもとP様 コメントありがとうございます。 光りものや効果音などのエフェクトの部分は、別になくてもいいんでしょうけど、 オリジナルをリアルタイムで視聴していたときの雰囲気とか、テレビの前でワクワクしていたときの感覚が どこからきてるのかを考えたときに、エフェクト抜きでは物足りないかなあと思うんです。 なので、ネタ元の音源や映像は、可能な限りテレビ放映版を使っています。 -- tosutosu (2015-12-27 14 55 23) N2Athena様 コメントありがとうございます。 ネタ的な部分(キャスト・スタッフのねつ造、歌詞の改悪、タイトルロゴなど)は、あくまでおまけと思うので、 その部分だけ目立って、全体の流れを阻害したり違和感が出ることがないよう、必要最小限にしています。 メインのシーン選択では、オリジナルの構成にこだわりすぎるあまり、両作品(オリジナル、素材)に共通した 長所というか、シンクロする部分が失われたり、平凡な感じにならないようにしています。 例えば、拙作のOP部分ではスピード感が失われないよう、冒頭のタイトルロゴが右から左へ流れるところでは、 2回繰り返しを入れています。 -- tosutosu (2015-12-27 15 37 14) 名前 コメント