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登録日:2011/10/29 Sat 21 06 37 更新日:2024/05/25 Sat 15 54 34NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 DQ DQ7 トラウマ ドラクエ ドラクエ国家・都市・村 ドラクエ観光名所 ドラゴンクエスト ヌルスケ終焉の地 レブレサック 世界の歪み 偽りの歴史 後味の悪さNo.1 村 村社会の恐ろしさ 残された未来へ紡ぐ小さな希望 理不尽 石版 社会風刺 考えさせられる話 閉鎖的 集団の怖さ 鬱展開 鬱展開の嵐 黄の石版 レブレサックとは、『ドラゴンクエストⅦ』に登場する村の一つである。黄の石版。 ストーリーでは17番目に訪れる。前は聖風の谷で、次はコスタール。 暗いイベントが多いDQ7の中でもかなり上位に位置する……否、DQシリーズトップクラスに最悪の村である。 ただし人間社会の闇を描ききったエピソードとしては高い完成度を誇る為、好き嫌いは有るが評価自体は高いエピソードでもある。 ■過去 正体不明の深い霧に囲まれて完全に疑心暗鬼に陥った村人達。 村人達に信頼されていた神父は諸悪の根源を倒すべく、少年ルカスの両親と力自慢の若者を連れて『魔物の岩山』へと向かう。 しかし神父らが帰ってくることは無く、代わりに教会に化け物が現れた。 「化け物は悪魔の手先に違いない、退治するしかない」と意気込むも、誰が実行するかが問題になり話は進まない。 そこで村人はたまたま立ち寄った旅人(=主人公)に「教会の化け物を倒してくれないか」と依頼する。 渋々依頼を引き受けた主人公らとそれに随伴する少年ルカスは教会に行くものの、違和感を覚える。 化け物からは敵意は感じられない。村人を襲うこともなく、ただ悲しそうな顔をしているだけなのだ。 化け物を倒す事に躊躇した主人公達。 その為に主人公達は村人から「実は化け物の仲間だったのではないか」と思い込まれ、魔物の岩山に幽閉される。 この時、リレミトを使わない限りは山頂に行くまで脱出が不可能になる。 ■魔物の岩山にて 山頂には神父が居た……しかしそれは神父の姿をした化け物、ボトクであった。 ボトクは事の真相を語る。 「仲間達は次々に死んでゆき、それでも神父は諦めず立ち向かってきた。 だから私は言った。村を守りたいなら私と取引しないか? と。 私と姿を取り換えおぞましい化け物の姿になって生きるならば…… お前の生きている限りは村を襲わずにいてやろうと」 つまり、教会にいた化け物こそが本物の神父だったのである。 自分達の命を繋いでいた神父を殺そうとしていた……なんたる皮肉であろうか。 難なく(*1)ボトクを倒して村に向かう主人公達。そこで見たものは磔となり火あぶりを受けようとしている化け物の姿だった。 しかし間一髪でボトクの呪縛が解け、化け物は神父の姿に戻る。 この時になって真実を悟った村人達。磔は解かれ、神父は一命を取り留めた。 一晩明けてから神父に謝りに行こうとする村人達。 しかし明け方、一人教会を出ようとする神父の姿があった。 「もし私がこのまま村に留まるならば…… 村の人々はいつまでも私の姿を見るたび苦しむでしょう 彼らに罪は無い。全ては魔物の仕業だというのに村人は苦しむでしょう」 と言い、神父は村人達に気付かれぬように村を去ってしまう。 なお、神父様はプロビナ地方に旅だった模様(明示はされておらずプロビナの神父も記憶を失っているが、女神像等の詳細部分が一致する為)。 プロビナでは主人公達を守る為に魔物の前に出て命を落とした。人徳あり過ぎるよこの神父。 唯一真相を知るプレイヤー達は複雑な気持ちに襲われた。 身を挺して皆を守ってくれた神父を追い出してしまった後悔の念。 過去の過ちを繰り返さぬように村人は石碑を立てて、神父様と主人公達の記述を後世に残そうとした。 その身を魔物の姿に変えて村を守った神父様を 我々は殺そうとした。 神父様を魔物の手先と疑い村中の皆で殺そうとしたのだ。 神父様こそが我々を守ってくれたというのに。 我々の過ちは旅人達のおかげで防がれたが、罪は消えることは無い。 我々はいつまでもこの過ちを忘れてはならない。 そして、旅人と神父様への感謝の心も……。 これで事件は解決。 もっとも、神父を攻撃してたくせに「あたしゃ最初からアイツが神父だと分かっていたよ。でも他の住民が怖くて言い出せなかった」なんて供述をしやがる住民も居るが。なんて面の皮が厚い……。(*2) 主人公達は過去のレブレサックを抜け、「さ、今はどうなってるかな〜」と現在のレブレサックを見に行くのだが……。 ■現在 町の中心に佇む石碑、その内容を確認する主人公達。 その身を魔物の姿に変えて村を守った神父様を 我々は心から愛していた。 ところがある日やってきた魔物の化身が、神父様を殺そうとした。 我々は力を合わせ、神父様を守った。 我々は神父様への感謝を忘れることは無いだろう。 あれ? そう、見ての通り内容がすり替えられているのだ。 「神父を救った旅人=主人公達」を「やってきた魔物」と悪役扱い。 村人はまるっきり善玉になっている。 あと後ろめたさからか急いで改変したらしく、知らなくても違和感を覚えそうなぐらい文章の繋がりもおかしい。 ……しかも唯一真実を知る(*3)少年リフは嘘つき呼ばわりされていじめられる始末。 主人公らはリフと協力して、埋められた本物の石碑を発見。村長に真実を突き付けるのだが……、 「こんなもの あってはならないんですよ……。」 と言い、あろうことか石碑を破壊する。 そして村長も村人も、何事も無かったように生活を続けていくのであった。 ……以上が最悪と言われる所以。 もっとも、村長の行動は村を守っていく立場の人間として一概に間違っているとは言い難い。 そもそも最初に歴史を捻じ曲げたのは村長本人ではなく、過去レブレサックと現代レブレサックの間のどこかの時代に行われたことである。 また、レブレサックには、王国の庇護がある様子もなく、クレージュやエンゴウやリートルードのようなめぼしい産業や観光地もない。 そんな村にとって、村民たちがかつて捻じ曲げて残した歴史は、村にとっては大切な求心力であった可能性もある。 真実の歴史を伝えた結果として村が求心力を失い、消滅という末路を辿っていくなら、歴史を葬った方がいい・・・。 という考えを村長はしたのかもしれない。 村長宅の本棚には、「よい村長となるには」というような書籍が多く、村長がよき村長となるために努力していることは間違いない。 村長が徹底的に嫌われているのは、村長が特に葛藤する様子もなくぶち壊したのと、過去の惨劇を見てきたプレイヤーだからこそ抱く気持ちなのかもしれない。 ましてや、現代の村人たちは歴史の改竄がされていることなど何も知らない、いわば善意の第三者である。 他方で、真実を知った少年達が大人達に真実を伝えても、彼らの親を含めた大人達が揃って彼らを嘘つきと決めつけ、理不尽な罰まで与えた事実、 そして後に神に化けていたオルゴ・デミーラが姿を表した時、村長を含めた村人達(一部の例外は除く)がよそ者を魔王の手下扱いして追い出そうとしていた事実が、 プレイヤーの怒りと失望に拍車をかけていると言える(*4)。 幸いな事にリフをいじめていた村の少年達には真実が伝わり、彼らは反省しリフへの酷い態度を改めている。 そのおかげで彼らは神に化けていたオルゴ・デミーラが姿を表した時も怯えるだけの大人達とは違い、明確な勇気と強い意思を持っていた。 他の村人も、「俺たちはかつて神父様を守ったんだぞ!!今回も俺たちは頑張るんだ!!」くらいの姿勢を見せていれば、イベントへの評価も変わったのかもしれないが……。 『真実を知った子供達』という、未来に小さな希望を残す形でこの村のエピソードは終了する。 子供達だけじゃなく、宿屋の女将も主人公達を信じて亭主に黙って泊めてくれるいい人なのも忘れずに。 この村に関する評価としては、「滅んだ方がまだマシな最悪な村」と怒りを露わにする人もいれば、「怒る気持ちは理解できるが、村人たちの行動も理解できる」と諦観の念と共に語る人、あるいは「プレイヤーという第三者の視点から見ているからこそ理不尽に思うが、自分が村人の立場なら歴史の隠蔽と改竄に賛同するだろう」と冷静に見る人もいる。 良くも悪くもプレイヤーの印象に残る村、という意味では非常に完成度の高いエピソードと言えるかもしれない。 ちなみにこの胸糞エピソードはスルー可能で、石版を取ったらちゃんと揃っていればここを飛ばしてコスタールに行ける。リフは嘘つき呼ばわりのままだが… ただし3DS版では必須エピソードになっているのでPS版既プレイヤーは注意。 ストーリー進行上マリベルを連れてくることは不可能。超がつくほど毒舌で、かつ思ったことをすぐに言い、そして称賛が足りないと不満を漏らす彼女がこの村に来てたらガチギレしそうだが。 一部では「ここを封印したのがオルゴ・デミーラ唯一の善行」と称される場合もあるが、そもそもオルゴ・デミーラがこの村を封印しなければ一連の悲劇は起こらなかったため、これに関しては全くの的外れな主張と言えよう。 因みに、かのヌルスケの墓があるのもこの村。 彼の墓を2回調べるとちいさなメダルが5枚手に入る。ありがたく受け取っておこう。 ちなみにリートルードの橋のように渡った先で何かあると思って過去のレブレサックから南に行くと、砂漠の城がある。 どうやらそれほど時間は経っていないらしく救い主様を温かく迎え入れてくれるが、残念ながらイベントは何もない。 しかしレブレサックからすると、せっかく命からがら霧の向こうに行けたとしても砂漠という更なる試練が待っていたと思うと救いがない… 民衆の指導者的立場にある人間が、先祖の罪を知らされるという例は、後にDQ9のセントシュタイン国王とフィオーネ姫という例が出てきた。 詳細はこちらを参照すれば分かるが、彼らの場合、保身のための隠蔽に走った村長とは対照的に、国王は先祖の罪を一生かけても償うと誓い、フィオーネ姫は先祖の罪で滅ぼされた国の復興を誓い、彼女に古文書を預けられた歴史学者イロホンは「世の中には知らねば幸せだったという事もあるが、知らなければ前へと進めぬ事もある」として、歴史を後世まで伝えると決めている。 ちなみに、本エピソードのボス、ボトクは小説版だと魔王の腹心としてレギュラー化している。 原作で出番のあった部分がなくなったのに出番がむしろ増えているというのはなかなか珍しい。 真実をねじ曲げない追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] リメイク版で、現代の村長の行為を阻止できるように、過去に戻って過去の人達に捏造防止対策を取ってもらう追加シナリオを作ってほしかった -- 名無しさん (2014-02-05 22 27 40) ↑非常に同感。ただ、この黒さ・人間の醜さも含めてDQ7という作品なんだよなぁ。「好き嫌いはあるが評価自体は高い」というのは(嫌いな人の方が多いと思うが)まさにその通り -- 名無しさん (2014-03-07 16 21 47) 今さらだけど現代のリフは真実に感づいたのでなく リフは過去の世界に居たルカスの子孫でルカスの一族の中では歴史がねじ曲げることなく語り継がれてたんじゃなかったっけ? -- 名無しさん (2014-03-07 17 36 06) ↑確かそのはず。リフ(ルカス)の一族は嘘つきノーランドと馬鹿にされながらも常に正しい言い伝えを守ってきた -- 名無しさん (2014-03-07 18 01 30) 現代の村長が石碑を破壊するイベントはダイの大冒険のバランがアルキードを滅ぼした時の気持ちが分かるイベントだった -- 名無しさん (2014-03-12 17 52 36) 隣にあるのが、唯一主人公一行を救い主と呼んでくれる人達が住む砂漠の国というのは何の皮肉なのか -- 名無しさん (2014-03-31 19 37 52) 5のカボチ、9のナザムと合わせてドラクエ三大胸糞悪い村と言いたい。けどコイツらはリアルに痛い目見てきた+最後に反省するので、実質レブレサック一強 -- 名無しさん (2014-03-31 20 25 33) だからと言って過去の村人達の、罪を悔い改めた気持ちを踏みにじって良いわけがないし、そのせいで正しいはずのリフや子供達が不当に悪者扱いされるという被害を受けているのを野放しにするなんて、それこそ「あってはならない」事だ。村長がこんなだから、後で村人がよそ者をよってたかって魔物扱いするような最低連中に成り下がったわけだし -- 名無しさん (2014-05-08 22 52 44) つ「時の砂」 -- 名無しさん (2014-06-01 06 18 29) 正直デミーラ復活後の村人に罰が当たってもよかったと思うもちろん子供たちは砂漠へ退避させてね・・・ -- 名無しさん (2014-07-26 20 33 24) ぶっちゃけ純粋な後味の悪さでいえばグリンフレークやメモリアリーフに軍配が上がりそうな気がしないでもない。漫画版でハブられたのも納得(あの漫画自体はほめられた出来じゃないが) -- 名無しさん (2014-08-25 22 22 06) 正直イベント一通り終わったら二度と訪れなかったわ。最後の村長の開き直ったごきげんよう!みたいな言い方がマジで胸糞悪い -- 名無しさん (2014-08-26 01 41 01) ボトクは影が薄いが、狡猾で陰険な良悪役だよな -- 名無しさん (2014-09-01 00 33 09) つーか、石版すりかえた奴って何者なんだろうな……まさかボトクがまだ生きてたとか? -- 名無しさん (2015-01-12 02 46 24) 「私が村長です」の某ロマサガ村長と並ぶクズと言われることもあるな -- 名無しさん (2015-02-12 21 29 31) 過去の村人たちは事件のせいでだいぶ追い詰められていたし、約一名(「あたしは初めから~」のババア)を除いて事件後に大なり小なり反省・後悔している描写はある。なのでそのババア以外はまだマシ。あかんのは現代の村人のうち、真実を知った子供たちを頭ごなしに嘘つき呼ばわりした大人たちだろう。せめて子供の親たちくらいは信じてくれたなら、ここまで後味悪くはならなかったろうに……。 -- 名無しさん (2015-04-06 21 22 54) 村長とのイベント後に話しかけた時のガボの台詞が…。普段は明るいガボが言ってるから余計に心に来るものがある。 -- 名無しさん (2015-10-05 21 52 03) 少なくとも子供達を一方的に嘘つき扱いして理不尽な罰まで与えた事と、よそ者を魔王の手下扱いした事に関しては、村人に怒りをぶつけるのは正しいだろう -- 名無しさん (2015-10-19 22 18 24) あの連中は主人公達ばかりか、主人公達が来る前から村に移り住んでいた人まで、よそ者だからって魔王の手下扱いしてたけど -- 名無しさん (2015-10-26 22 38 18) あの保身至上主義の駄目村長には、先祖の罪を知らなかった自分を恥じて、その歴史を後世まで伝えていくと決意したセントシュタイン王の爪の垢でも飲ませたい -- 名無しさん (2015-11-17 22 31 57) レブレサックこそデスピサロに襲撃されて欲しかったと思った人、多いかも -- 名無しさん (2016-01-02 09 20 31) レブレサックの出来事はこの作品の中でもかなり腹の立つイベントなのだがだからと言って滅ぼされればよかったなどという人はどうかと思う -- 名無しさん (2016-01-02 18 30 17) 崖っぷちじいさんもところでマリベルが何でキーファのおじいさん(当時のエスタード王)が不思議な石板を取り上げたのかと疑問を呈する場面があるが、その疑問への解答だと思う。彼も外の世界なんてあったら困るって考えたんだろうな。 -- 名無しさん (2016-04-05 16 18 32) レブレサックの村人みたいな奴らを皆殺しにするとしたら、全人類の半分以上を殺す羽目になる気もする。誰であれレブレサックの村人みたいになる可能性は秘めてるもんだ -- 名無しさん (2016-05-01 18 28 19) ↑それを本当にやろうとすると、ポル・ポトになっちまうしなあ。 -- 名無しさん (2016-05-01 19 26 08) 村ごと滅ぼすまでしなくても、駄目村長を追放してセントシュタイン王みたいな人を新村長にすれば、少しはまともになるかな -- 名無しさん (2016-05-01 20 02 08) Ⅶはエピソード単体の質はいいんだが全体で長いのと鬱エピソード連発なのがどうもな -- 名無しさん (2016-05-01 20 31 24) とりあえず項目にもあるが「私は最初から気づいてた」とかぬかしたババアは許さん -- 名無しさん (2016-05-01 20 41 10) たけ挑やGTAみたいに一般人も攻撃可能だったらよかったのに。 -- 名無しさん (2016-05-02 00 11 36) ↑それをやったら自尊心のために殺人を犯したというレブレサック住民と同類か、それ以下のクズに主人公たちが成り果てるって事なんだよな。このイベントの一番性質の悪いところはこういうプレイヤー=主人公の心の醜さを浮き彫りにする点だろう -- 名無しさん (2016-05-02 00 53 46) ↑スタッフがもっと悪趣味だったら、「イラついた仲間が剣を抜こうとしています。止めますか?」なんて選択肢を出して、その点をえげつなく突きつけていたかも。 -- 名無しさん (2016-05-02 21 46 48) すげー嫌な村だけど、何が嫌かって、自分がこの村に生まれ育っていたら、気付いてたババアと同じ事やってそうだと思う事だ -- 名無しさん (2016-05-02 23 13 47) ドラクエ繋がりの漫画だけど、大魔王バーンの言うように人間は正義だの悪だのにしつこく拘る癖に自分自身の悪には鈍感だから、力こそ全ての魔族の方がシンプルで潔いかもな -- 名無しさん (2016-06-08 18 59 46) 神父が村を出て行く時にルカスに言う、「彼らを責めてはなりません。もし私も彼らと同じ立場にいたら同じことをしたでしょう」ってすごく大事なことだと思う。 -- 名無しさん (2016-08-29 02 18 51) ボトクがまた弱いのが余計にむかつくんだよな。 -- 名無しさん (2016-09-09 23 37 49) これが、”旅人と協力して魔物を追い払いました”だったら、此処までプレイヤーのヘイトは溜まらんかったやろうな。なんで石板改悪した村人はよそ者を逆なでにする石碑作ったんやろうな? -- 名無しさん (2016-10-09 07 45 37) いかなる苦しみの時も いかなる悲しみの時も いかなる時も 人を信じ 人を愛せ -- 名無しさん (2017-02-10 03 57 36) 神父さんの末路が・・・ -- 名無しさん (2017-04-14 18 49 01) 村滅ぼせって言うが、あの子ども達まで殺す事になるからそんなの駄目だわ -- 名無しさん (2017-10-06 13 30 12) 神父が悪者にされてないし、神父が出て行ったのが自分の崇高な意思によるものだからマシだよな。心底「ボトクを殺せて良かった」と思うよ。DQ7はとにかく魔物が悪辣 -- 名無しさん (2017-10-06 13 53 02) 改竄のきっかけが不明だよな。村人全会一致で書き換えたのか、あるいはワンマン村長みたいなのが無理を通したのか -- 名無しさん (2018-02-07 14 50 57) ↑ 碑文の書き換えなんだから少数の人間だけでは無理だろう。という事で少なくとも村の大多数が関与しているのでは -- 名無しさん (2018-12-12 10 17 25) 確かに村人たちも悪い。それは間違いない。だが一番悪いのはその原因を作ったボトク、ひいてはその上司(?)であるオルゴ・デミーラである。ヘイトは全て彼らにぶつけようぜ -- 名無しさん (2018-12-19 16 34 13) 過去の村人に関しては、あれが神父だと気付くのも難しい状況だったんだし、本当に魔物だった場合には放っておけば事態が悪化した可能性だってあったんだから(殺されかけても無抵抗を貫くあたりで多少は訝しんでもよかろうとは思うが)、過剰に責められるのも酷ではある。現代の村人に関しても、村長を含めて特段悪意をもって行動している人間がいるわけでもない(何だか全体的に物言いが傲慢な奴が多い気もするが、まあ許せないってほどでもない)。ただ、石碑を改竄した途中の時代の村人については、『過去の恥を晒し続けるのに耐えられない』までは理解できるにしても、だったらせめて石碑を全部ぶっ壊して何もなかったことにしておくのに留めておけよと思う。自分らに都合のいい嘘の歴史を伝えようってのは人間性が低劣といわれても仕方ない。こればっかりは状況に流されたわけじゃなく、積極的な虚栄心をもってした行動なわけで。 -- 名無しさん (2019-06-13 19 34 05) DQのボスの大半は道の障害とか人が困ってるからという理由で倒すものだが、この事件の元凶にあたるボトクは殺す目的で戦闘できる。DQ7はストーリーが陰惨だからかこういうプレイヤーに殺意を抱かせるボスが多い。 -- 名無しさん (2019-06-13 20 03 21) しばらくは歴史に従って旅人を厚遇する村を続けてたけど、財政的に厳しくなったり、悪質な旅人に痛い目を見せられたりした結果、旅人を迎えることが強く否定される時代があったんじゃないかな。それで旅人を受け入れられないという理由付け、戒めとして石碑を書き換えちゃったんだ。っていう俺の妄想 -- 名無しさん (2019-10-17 19 50 26) 改ざんした時代の連中はもちろんの事、過去BBAと現代村長はやっぱり許せない。 -- 名無しさん (2019-12-11 07 36 12) 石碑がゆがめられた結果がオルゴデミーラ復活後の嫌旅人状態だからなあ。村のために必ずしも+になったとは言い難い。 -- 名無しさん (2019-12-11 07 42 28) ドラクエ6のモンストルの住民は立派なのに -- 名無しさん (2020-02-02 23 13 02) いっそ現代で魔王復活後に排他に流れず、「我々も石碑に刻まれた先祖のように、力を合わせて村を守るんだ!」ってなってたら「歴史改ざんはモヤるけど偽の言い伝えが結果的に村人にいい影響を与えてるなぁ…」みたいな複雑な教訓のあるシナリオになったかもしれない。 -- 名無しさん (2020-02-15 19 18 25) ↑実情は真反対だからねえ…歴史改竄自体はそれを昔から信じているだけと言うことができるけど、疑心暗鬼からの余所者排他は紛れもない現代住民たちの意思だからどうにも言いようがない。 -- 名無しさん (2020-02-15 21 23 00) かの胸糞はPS版なら知ってればスルーできるが、3DSでは完遂必須となり、さらに胸糞悪さを増している。 -- 名無しさん (2020-04-17 17 06 52) 代々罪の意識を背負っていくことよりもそんなことは忘れてしまうことの方が神父の望み通りな気もする。するけどさぁ…… -- 名無しさん (2020-04-17 17 24 37) ナザムは過去の人間だけがウ○コ、現代の人達は詳しい事情を知らないから過度に偏屈、後にしっかり改心すると言う点があるからまだマシ。レブレサックは終始アレな展開だからストレスが溜まる。コメント欄で愚痴を言ったり、村人達に対して過度な敵意を向けたりしてはいけないと分かっていても…難しい話だ -- 名無しさん (2020-04-17 18 49 15) 滅べばいいっていうか滅びそう。非常事態に助けとか求められないってことだし -- 名無しさん (2020-04-17 20 03 55) リアルタイムでは旅人が悪者だったのが8年後に旅人がヒーローになり誤解した自分らが愚かだったに改変されたカボチと正反対の村だな。 -- 名無しさん (2020-05-06 00 52 49) カボチはそこまで悪いと思わなかったぞ。あの村の人達は本当に飢餓で苦しんでて心も荒みきっていた。そこに作物を食い荒らしてた魔物(キラーパンサー)が魔物退治を依頼した主人公と一緒に現れたら、そりゃ普通はグルだって思っちゃうよ。とどのつまりゲマが一番悪い -- 名無しさん (2020-12-13 17 35 12) まあカボチは実際苦しんだし、グルだと思ってた流れ者が実はグランバニア王で(金銭的な補償含めて)きちんと謝罪したって背景があるのかもしれない。当事者は全員存命なわけだし。 -- 名無しさん (2020-12-20 20 50 48) 20年以上前に発売されたゲームだが現代のSNS社会を見越したような社会風刺シナリオ…結局時代が変わっても似たようなことする奴らは出てくるってことね。歴史がまさに書き換えられんとしたときルカスの子孫はどんな気持ちだっただろう。こんな時代だからこそ彼の心情により共感できる人もいると思う。村はクソだが良シナリオだと思う。 -- 名無しさん (2021-03-14 01 18 04) 一応後味が悪すぎだったのか、以降のシリーズでは同じようなシナリオでも非を認める展開になってる事が多い(DQ10では盟友のお話等 -- 名無しさん (2021-03-24 15 37 30) 現代レブレサックといえば、胸糞エピソードなんかよりも、う~ふ~ふ~ふ~ふ~なメイドさんの方が印象に強い -- 名無しさん (2021-03-24 16 05 06) マリベルのありがたみを1番感じたシナリオ -- 名無しさん (2021-04-07 23 22 58) ボトクはあっさり神父を殺すこともできたのに、悪趣味なことしたよね。自分以外に上手いことプレーヤーのヘイトを向けさせたような話になった。普通はボトクが神父を殺してボトクがひどい奴と憎まれるで済むはずでプレーヤーもその方がまだボトクを倒して気が済むからイライラしなかったな。 -- 名無しさん (2021-07-13 00 55 52) ルーメンは選択肢次第で滅亡しちゃうんだからレブレサックも滅亡させたかったな -- 名無しさん (2021-07-13 09 21 11) 『神』目線であっても、改竄と隠蔽に関わった村人は許せんよ。都合が悪いで真実を変えてしまったら、遺そうとした人らまで踏みにじることになる -- 名無しさん (2021-07-13 10 53 53) DQ5の漫画(天空物語)のジドルディドル村が大体これ -- 名無しさん (2021-07-22 23 01 00) 関わったのが誰ともわからない旅人だから、改ざんしやすかったんだろうな。数百年を経てその旅人が来るとかありえないし、改ざんして文句言う奴が外野からは普通は出て来ないからな。 -- 名無しさん (2021-08-09 21 52 43) 世代が代わってしまうと、自分らがやらかした人間ではなくなるから、先祖の黒歴史を改ざんしても罪悪感がないんだよな。しかも、改ざんしても迷惑掛かる人がいない。誰ともわからんもう生きちゃいないであろう旅人を悪者にするのも。 -- 名無しさん (2021-08-23 23 55 35) 現村長「どこの誰かも分からない旅人がいきなり『間違ってますよ』とか言ってきて実際の石碑の欠片を渡しに来て、それをよりにもよって私の代に突き付けてきてどうしろと…」 これが仮に先代や先々代の村長であってもすでに石碑は壊されてたんだろうなと思う。 過去の神父様の自己犠牲精神が桁違いに強すぎたからなおのこと比べられてしまう -- 名無しさん (2021-11-03 10 28 18) やってることはゲマに匹敵するぐらい、狡猾で残酷で胸糞悪いボトクなのに、見事にヘイトを被害者のレブレサックに向けさせた加害者だよな。被害者の方が悪く言われるように誘導する加害者という意味でも狡猾だ。 -- 名無しさん (2022-02-28 23 34 23) そもそもの元凶なやつほど(この場合ボトクや改竄した代の村人)退治ないしは退場済みでヘイト向きづらいのはこういう鬱ストーリーあるある。逆に言えばこういう元凶がいなくなっても解決できないような複雑さこそが胸糞を産む源ともいえる -- 名無しさん (2022-09-21 19 54 07) 歴代最高クラスの聖人キャラの神父様の出身が歴代最悪民度と言っていい村ってのがすごい皮肉 -- 名無しさん (2022-12-17 18 07 29) 神父「私を見ると事件思い出して苦しむから村去ります」村人「うわあぁぁん事件忘れないために石版立てるんだよぉぉぉ!」神父「」 -- 名無しさん (2022-12-17 19 48 31) この村にイラっとするのは分かるけど、安易に「村長◯ね」とか「この村は滅びろ」とか言ってしまうと、ここの村人と同じレベルに堕ちてしまう罠になってる気がする -- 名無しさん (2023-01-04 05 24 55) カボチみたいに困窮時に心が歪むのは人間よくあること(カボチは困窮から脱したら心優しい村になっている)。でも平和になっても歪んでるのがこの村の特徴。 -- 名無しさん (2023-01-09 16 08 27) 過去から学ぶことをやめて目をそらした結果、窮地に陥ったら誰も信じられないようなハマリに陥ったバカどもよ。魔王討伐しても、そんな見苦しい人間性が明らかになった以上遠からず滅びるだろうな -- 名無しさん (2023-08-19 21 48 08) ハピエンレブレサックがポケモンに出てきて笑っちゃった。ハピエンにならなかったレブレサックはこれからも比較されて語り継がれることだろう・・・ -- 名無しさん (2023-09-14 16 41 03) ポケモンDLのあの話を聞いたら真っ先に「レブレサックじゃねえか!」と思った -- 名無しさん (2023-09-14 18 08 40) お話の都合上仕方のないことだとは思うけどなんで村長はそんな手に取りやすい場所に棍棒を置いてたんだろ……。 -- 名無しさん (2023-09-23 04 55 18) ↑↑わかる。ポケモンDLCプレイ中、キタカミの里編の話がレブレサックと被ったわ -- 名無しさん (2023-09-25 14 02 31) 村長がまともでも、真実を受け入れる住民と受け入れられない住民の衝突が起きるだけだと思うわ -- 名無しさん (2023-10-01 16 06 55) ぶっちゃけ初めの石碑にすら神父のメッセージが残っていないのが一番ダメだわ…あれじゃ神父の事なんかまるで見ていない自己満謝罪ポエムじゃないか -- 名無しさん (2023-10-01 16 58 53) 本来の歴史を公表したら大混乱が起こることは目に見えてるんだからあんまり現大村長を責めようとは思えないんだよな 人間としては良くなくても為政者としては残当 -- 名無しさん (2023-11-17 20 56 06) 村民の黒い部分を歴史から抹消するのは良い。でも、よそ者は敵だみたいな歴史に改ざんしたのは良くなかったよ。排他的な村になってしまったのは大きなマイナスだ。 -- 名無しさん (2023-11-29 20 17 19) ウッドパルナのパルナみたいにこっちも神父は居なかったことにした方が良かったぐらい。後の世代の心理的負担になる黒歴史は歴史から抹消した方が無難というのが7の作風と思う。 -- 名無しさん (2023-11-29 20 20 05) まあ"偉大なる神父様の墓"なんてとことんなまでにふざけたモン作ってる時点で同情する気すら失せたな。とことん舐め腐ってやがるって -- 名無しさん (2024-02-01 19 01 05) 個人的には過去の私は最初からわかってたみたいなこと言ってたおばさんが1番嫌だったな。改竄した世代や今の村長は無関係な子孫のせいで村にマイナスなイメージを持たれたくないってのはわかるんだが、過去のそのおばさんは自分が当事者のくせに保身に走ってるんだから -- 名無しさん (2024-02-04 12 20 37) ×無関係な子孫◯無関係な先祖の -- 名無しさん (2024-02-04 12 21 31) ↑3初めの石板にも神父が村から去ったという事実から現実逃避してんだから、どの段階で神父を祀る物が作られても可笑しくないけどな -- 名無しさん (2024-02-04 13 53 31) 事件の全貌を知ってるからこそプレイヤーは上から目線で叩けるけど、村人と同じ立場だったらノリノリで神父リンチしてただろうな -- 名無しさん (2024-05-10 20 46 02) 反省はしなきゃいけないけど結果として誰も死んでないんだしわざわざ石碑作ってまで後世に残すようなことなの?って子供心ながら当時思ってたなぁ -- 名無しさん (2024-05-10 20 48 50) 神父様がぐう聖すぎるんだよな・・・「いかなる苦しみのときも いかなる悲しみのときも いかなるときも 人を信じ 人を愛せ」は名言すぎる -- 名無しさん (2024-05-18 02 05 19) 名前 コメント
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DQⅦ Ⅶに登場する村の一つ。 DQプレイヤーにとって最悪の印象が残ったと思われる村である。 この村は魔物達が作り出した濃霧によって封印されており、村人達は長らく悩まされていた。 そして原因究明のために村一番の強者の男と腕自慢の木こりの夫婦(【ルカス】少年の両親)、 そして村の神父が【魔物の岩山】へと向かったが、4人が帰還することはなく、さらにしばらくすると山からやってきたバケモノが村の教会に住み着くようになってしまう。 その魔物が村人達に直接危害を加えることはなかったが、村人達はその魔物が山に向かった4人を殺し、濃霧も作り出していると考え、日増しに魔物への憎悪を募させていった。 そんな村を訪れた主人公達は珍しい旅人として歓迎され、件の魔物の処刑にも参加させられることになる。 だが、村人を襲うどころか教会に引きこもり、悲しそうな目をしていたその魔物を見て、 「あの魔物は本当は神父さまなのでは?」と悟ったルカスと主人公達は、村人達の暴行を止めようとする。 しかし村人達が考えを改めることはなく、逆にルカスと主人公達は魔物の仲間と疑われ魔物の岩山に幽閉される。 そしてその山で実は諸悪の根源である魔物の【ボトク】と、村の神父の姿が入れ替わっていたことが判明する。 ボトクが出した「自らの姿を魔物に変えるなら、お前が生きている限りは村人に手を出さない」という取り引きに神父は応じ、彼は村の平和のために自らおぞましい魔物の姿となって村へと帰還していたのである。 一方、主人公達がそんなボトクと戦っていた頃、村では村人達がついに魔物(=神父)を磔にしていた。 主人公達とルカスが村に戻った時には既に火炙りにされかけており、事の真相を知ったルカスが必死に事情を説明。 そうしているうちに、傷だらけの状態で神父は元の姿に戻り、真実を知った村人達はひどく悔恨する。 その後、神父は村人達が悩まぬよう自ら村を後にすると主人公達に告げ、村の外までの同行を頼む。 追ってきたルカスの「せめて傷が癒えるまで待つべきだ」「そもそも神父様が出て行くことはない」という訴えも、 「こうするのが村人のためだ」として受け入れられることはなく、彼はルカスから【女神像】だけは受け取り、傷も癒えぬうちに村を出て行った。 この一件の後、村の住人達は一連の出来事での自分たちの行いに対して反省し、 二度とこのような過ちを繰り返さないよう、この一件のことを形に残せるものの制作を始める。 そうして、村の中央には事の顛末が刻まれた石碑が立てられたのだった……。 と、ここまではよくあるお話だろう。 だが現在のレブレサックでは石碑の内容が作り変えられ、村を襲った魔物は主人公達で、神父が村を救った、となってしまっている。 村に住む少年【リフ】以外の人間は、石碑の捏造された歴史を信じており、むしろリフが異端者扱いされていた。 しかし、その嘘を信じていた村の子供達が、隠されていた真実の書かれた【古びた石碑】見つけたことで事態は一変…… ……しないのがこの村の実に始末の悪い部分であり、多くのプレイヤーの怒りを買った部分でもある。 主人公達が村長に石碑を突き付けると、村長は村の真の歴史を隠すためにそれを叩き壊し真実を闇に葬ってしまう。 その上、DISC2では村の大人達は村の人間以外を敵だと思い込む始末である。 それでも真実を知った子供達はかつての村で起きた出来事の真実を忘れず、後世に伝えてくれるようだ。 この子供たちが大人たちに染まらず成長してくれることを祈るばかりである。 この子供達とリフとその父親、宿屋の女将(ついでに小さなメダルを5枚も残して逝ってくれた【ヌルスケ】)がいなかったら あのまま滅んでしまえばよかったのに、と思ってしまうのも仕方のない村である。 最も、嘘の歴史を信じる者たちはよそ者を受け入れないのだから、このままいけば近親交配でじきに滅んでしまうであろうが。 以上のことからⅦはおろかシリーズ中でも最も後味の悪い村と言っても過言ではない。 PS版ではこのイベントはストーリー上必須ではないため、村長の家にある石版青さえ回収してしまえばスルーしても問題なかったのだが(リフは嘘つき呼ばわりのままになるが)、3DS版ではなんと石版入手の為にはこのイベントをこなすのが必須となり、嫌でもこのムカつくイベントを見なければいけなくなり、後味の悪さは更に増している。 一部のプレイヤーからは、「この村を封印したのがオルゴ・デミーラの唯一の善行」と言われるほどである。 ただし、現代のレブレサックの住人は旅人にウソをついているわけではない。 正史の書かれた村の石碑は遥か昔の時点で改竄されてしまっており、そこからリフの家系の者以外の間ではその改竄された歴史が代々伝えられることとなった。 石碑の改竄以降に生まれた者達にとっては、今ある石碑に書かれていることだけが全てなのである。 彼らが語るのは彼らの知る村の真実であることには違いなく、そこに悪意などは存在しない。 せめて3DS版では配信石版に過去を改変して、嘘の歴史が語り継がれるのを阻止するエピソードなんかがあってくれれば…。 誰が一番悪いのか 時の為政者が自分達にとって都合の良い歴史を作り、正史を闇に葬り、 それが長きに渡って連綿と語り継がれれば、それはもう後の世の人間にとっては疑いようのない一つの事実となる。 現代のレブレサックの村長の様に、真実を示す遺物が後になってから明るみに出ても、 諸々の現状を維持するためにはそちらの方を否定せざるを得ないというような状況は現実世界でも往々にして存在する。 現代のレブレサックの村長は言動でこそ清々しいまでのクズっぷりを見せつけてはくれるが、 村と村民を守り束ねる立場にある者としての判断という意味では、あながちその判断そのものは間違ってはいなかったという面も無きにしも非ずである。 村長としても、村人皆が曽祖父以前の時代から受け継いできた立派な祖先の話は全て偽りで、真実は祖先達は旅人が来なければ神父さまを殺してしまうところだったらしい…… などと、今更になって村人達に公表するわけにもいかなかったのだろう。もちろん自分自身の立場もある。 「こんなもの あっては ならないんですよ……。」 村の平穏のことを考えるなら、これも一つの正しい選択なのだろう。 ちなみに過去の村長も村の為には魔物(神父)を殺すしか無かったという発言をしている。 どうも歴代村長は村の為という免罪符で自己保身に走っているようにしか見えない。 とは言え、彼らは自分が悪いことをしたと思っているだけマシだろう。 一番最悪なのは、神父が村を出て行った後に「魔物が神父だと最初から分かっていた」とかドヤ顔でほざくババァである。 当然ながら正体が発覚する前は、魔物が寝ている間に村の男が教会に火をつければいいだの、魔物を退治してくれと主人公達に言って来るなど、言いたい放題である。教会を蔑ろにしたり、掌を返したりと最低のクズだと言えよう。 しかしこのババァ、神父が村を出る夜には宿屋に泊まっている。実は他所者だったりするのだろうか? 過去のレブレサックは霧や魔物の不安があり、仕方のない部分はある。事件解決後に一切反省していない上記のババァなどは論外だが。 現代のレブレサックも、村長が隠蔽したとは言え、村人は善意の第三者と考えられる。問題は石碑を改変した村民達である。 推測でしか無いが、普通に考えれば過半数の村人が石碑を改変することに同意したということであり、自分達に都合の悪い歴史を組織的に抹消したということで救いのようのない連中ということになる。 レブレサックを最後まで胸糞悪い話にした元凶だと言えよう。まぁ最終的にそういう着地点にしたのは現代の村長ではあるが。 ちなみに、ストーリー展開ばかりが話題に挙がるレブレサックだが、過去レブレサック周辺は熟練度稼ぎにもお勧めのポイント。 【サンゴの洞窟】と並んで人気が高い。 神父のその後 後に【プロビナ】へとたどり着いている。 ストーリーの進行上、攻略の順番がプロビナ→(ルーメン→マーディラス→聖風の谷)→レブレサックとなっているため、 レブレサックのシナリオを終えた時点でプレイヤーはその後神父がどうなったのかを知っているという、Ⅶの中でも特に変わった構成になっている。 また、プロビナを侵攻したのはマーディラスシナリオで登場する【ラグラーズ】(魔物が騙った偽物だが)だったり、ルーメンのイベントでは選択肢によってレブレサックより前にプレイヤー自身が「真の悪」を見極めることになるなど、この周辺のイベントは中々複雑で手の込んだ作りになっていたりする。 レブレサックとプロビナに関する矛盾点 このあたりの展開に関しては、発売からしばらく経った後で矛盾点があると指摘されていた。 プロビナを訪れた神父は、女神像を持っていたことや、記憶を取り戻した後に「主人公達の姿に見覚えがある」などと言っていることから、「レブレサックを後にした神父に違いない」と判断されているわけなのだが、それはすなわちこの時点であの村の一件は解決済みということになる。 つまり、過去のプロビナのシナリオは、「主人公達が過去のレブレサックに介入した」ということを前提として成り立っているのである。 ボトクが倒されていない以上、あの神父が封印から解かれたレブレサックを後にしてプロビナに辿り着くことは有り得ないはず、というわけだ。 「主人公たちが介入しなくても何らかの形でレブレサックは封印を逃れていた」、「主人公たちの介入が無くレブレサックが滅んだとしても、神父だけは何らかの形で生き延びてプロビナにたどり着く」「開発のミス」など、いくつかの辻褄合わせが考えられていたが、どれも全ての疑問を解決できるものではなく、推測の域を出ないでいた。 一応、これらの疑問点は、タイムトラベル物の物語にはよくある「平行世界」の概念を用いれば大方矛盾無く説明可能である。 主人公が過去に戻ってレブレサックを救った時点で「主人公たちによってレブレサックが救われた歴史」と「主人公たちが来ずそのままレブレサックが滅んだ歴史」に分岐しており、後のプロビナの石版によって主人公たちが飛んだ世界は前者の世界(のその後)である、と言うもの。 ちょっとややこしいので説明は省くが、かのタイムトラベルSFの傑作映画、バックトゥザフューチャーⅡの劇中で、これに似た事象の解説が行われているため、興味のある人は観てみるのもいいだろう。「平行世界」でググってみても良い。 しかしながらこの平行世界説にも疑問は無い訳ではない。 プロビナにおいての神父の発言から、主人公たちに見覚えがある=レブレサックに主人公たちが介入した歴史であるのは間違いないのだが、「村をめちゃくちゃにされた」と言う旨の発言が救われたレブレサックにいまいち合致しない。 確かに神父自身はとても酷い目に遭ったが、村そのものは特に破壊された訳でも、ボトク討伐に向かった面々以外で死人が出た訳でも無く、当時の世界情勢で見ればかなり少ない被害で済んだ方である。あの自己犠牲精神溢れる神父からして自身の境遇のみを指して「村がめちゃくちゃ」と言うとは思えないので、「村は滅びかけたが何とか助かったさらに別の歴史」「神父にとっては村人に深い心の傷を残させた時点で十分めちゃくちゃ」など、いくつか考える余地がある。 なお、平行世界ものの展開は砂漠の城でもストーリーとして組み込まれている。 過去で闇のルビーを預からずに現代の砂漠の城で女王のもてなしを受けた際、 「先祖が預けたルビーを頼んだ」という旨の事を告げられるが、主人公達の身にはまだ起こってない事柄なので、マリベルと話すと不思議がる描写がある(同時に、過去にイベントと石版がまだ残されているという間接的なヒントにもなっている) このことからも、ストーリー上の構築ミスではないことが伺える。
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/4809.html
DQⅦ Ⅶに登場するキャラクター。 登場人物の中でも、特に数奇な運命を辿った人物。 戦闘力を持ったNPCでもなければ、そもそも名前すら無い人物である。 【プロビナ】と【レブレサック】でのシナリオに登場する。詳しくは各関連ページを参照。 レブレサックでの一件の後に村を出て、月日が流れた後にプロビナでの一連の事件へとつながる。 【女神像】と共にプロビナの村の東の海岸に流れ着き村人に拾われたが、当初は記憶喪失になっていた。 その後プロビナが魔物に襲撃される最中に記憶を取り戻したが、魔物との戦いで命を落としてしまう。 だが、彼の荷物の中にあった【女神の絵】が、この事態を解決する決め手としての役割を果たすことになった。 名無しのキャラクターだが、一癖も二癖もある登場人物の多いⅦの中でも、きわめて印象深い人物。 彼が去った後のレブレサックの教会には、彼が書いたものと思われるメモが残されており、 また過去のプロビナの山頂の教会の机の上には、「自分さがしの旅」なるタイトルの本が置かれている……。
https://w.atwiki.jp/occulttarou/pages/42.html
341 :本当にあった怖い名無し :2007/03/06(火) 05 31 05 ID NKaWmYRr0 多分既出だろうとは思うけど、ドラクエ7のレブレサックの村の話はかなり 後味悪いよね ドラクエ7は現代と過去を行き来する話で、主人公たちはまず過去のレブレ サックの村に行く。 そこでは教会に魔物が住み着いたことと、いつまでも濃い霧が出ていること が、村人たちのストレスの種になっている。 霧のほうはともかく、教会の魔物は自分達で倒そうという話になり、通りが かりの旅人である主人公達にも協力の声が掛かる。 村人は、教会の魔物を見たとおりの魔物だと思っているが、きこりの少年ル カスだけが、魔物の正体を、魔物退治に行ったまま帰ってこない神父なので はないかと直感的に悟る。 ルカスはこのことを村人達に話すが、相手にされず、逆に魔物の仲間だとし て、主人公達とともに魔物の岩山に閉じ込められる。 頂上にいるボス(ボトク)を倒して戻ると、神父にかかっていた魔術が解け、 神父は元通りの人間の姿になる。 その晩、神父は「自分が村にいると、村人達がこの事件を思い出し苦しむで あろうから」と、誰にも気付かれないように村を抜け出していく。 あとからそのことを知った村人達は自分たちのしていたことに心を痛め、神 父の思い出をいつまでも残しておくために、反省をこめて石碑を建てること にする。 石碑の内容は、「昔この村の人たちは魔物に姿を変えられた神父さんに酷い ことをした。でも旅人が神父さんを助けてくれた」というもの。 現代に戻ってそのレブレサックに行くとその石碑が建っているが、石碑に刻 まれている話が「魔物になった神父さんが旅人に襲われていたのを村人たち が助けた」という内容になってしまっている。 これに気付いた主人公達は、同じく石碑の話に違和感を抱いていた少年リフ とともに、その謎を解こうとして、ガラクタ置き場に埋められていた石碑の 一部を発見する。 その石碑には、主人公たちが体験したことが正しく書かれていたが、村長に それを見せると、「このようなものを村人に見せるのは好ましくない」とし て、斧で叩き壊される。
https://w.atwiki.jp/dqff1st/pages/133.html
アリアハン編 MAP 話数 タイトル 出典 014 心ない天使 Part1 234-235
https://w.atwiki.jp/dqff1st/pages/144.html
レーべの村、古ぼけた教会。 レブレサック神父は、己が邪悪な大魔王の掌の上に居る事、 決して逃れられぬ生贄の運命を享受しながらも、平静としていた。 偉大な父の御前で、こうしていつもと変わらず、祈りを捧げていられることの幸福。 死に対する恐怖は、全く無かった。 レブレサック神父は、真にあるべき聖職者の姿、そのものであった。 彼が祈りを捧げる聖堂の十字架から、突然、眩いばかりの神々しい光が放たれた。 レブレサック神父の体を、黄金の光が包み込む。 「おお……神よ……」 黄金の空から天使がゆっくりと舞い降り……優しく微笑みながら、彼を抱擁する。 レブレサック神父は、かつて無い至福と恍惚の中に居た。 彼は気付いていなかった。 その天使が、彼の生命を奪い取る、邪悪の使徒であることを。 「心ない天使」 天使が消えた時、彼は十字架の前に横たわっていた。 もはや、指を動かすことも、声を上げることもできなかった。 彼のぼやけた視界に、漆黒のブーツが映った。 片方のブーツが見えなくなる。 そこで彼の知覚は、永遠に終った。 漆黒を纏う男は、片方の足に付いた肉片や脳漿を、 絨毯に擦りつけ拭き取りながら、神父の亡骸の傍にあった袋を手にした。 彼は美しい銀髪を靡かせ、颯爽と教会から出て行った。 【セフィロス 所持武器:?、?(2個所有) 現在位置:レーべ教会付近】 【レブレサック神父 死亡】 【残り 108人】 ←PREV INDEX NEXT→ ←PREV セフィロス NEXT→ レブレサック神父 NEXT→死亡
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/5317.html
DQⅦ Ⅶに登場するメッセージ。 過去のレブレサックの村に登場する神父が、村を去る際に教会の机の上に残していったメモである。 村で起こった出来事と、彼自身のことについては【レブレサック】や【レブレサックの神父】を参照。 短い文だが、そこから読み取れる神父の尊さはプレイヤーの心を激しく揺さぶる。 人間の醜さが描かれることが多いⅦにおいて、稀有なシーンであると言える。 メモの全文は、 いかなる苦しみの時も いかなる悲しみの時も いかなる時も 人を信じ 人を愛せ
https://w.atwiki.jp/dq_story/pages/50.html
7の過去の世界の時系列 ウッドパルナ 時期を特定できる要素無し? エンゴウ 薬師としても有名な初代パミラが存在 パミラの使いがグリンフレークへ ダイアラック クレマンとヨゼフが旅立った後グリンフレークを訪れる 青年ヨゼフが聖風の谷を訪れる オルフィー 時期を特定できる要素無し? フォロッド エリー(姫)の死後、ゼボットが機械にのめり込む ゼボットがからくり掃除機を発明 グリンフレークにからくり百科 ダーマにからくり掃除機 マーディラスにからくりメイドの噂 グリンフレーク 植物図鑑でヘルバオムが紹介されている からくり百科でからくりメイドが紹介されている クレマンとヨゼフが訪れた記録がある 初代パミラの使いが薬の材料となるハーブを買いに来ている 30年後にバロックの橋が開通 ユバール 神が封印されて数百年 前回の踊り手の儀式から60年 ライラが2代目の踊り手 ジャンが数十年後ハーメリア地方を訪れる ダーマ スイフーの家にからくり掃除機がある 世界樹のしずくが高価な薬として流通している 砂漠の城 レブレサックと同時期か少し前 クレージュ 若木が数百年後に世界樹に成長 リートルード グリンフレークから30年後 ハーメリア ユバールのジャンが老人になっている アボン北にメダル王の城が無い プロビナ レブレサックの神父が流れ着いて3年後 大国ラグラーズが存在している ルーメン 住人に永遠の命が与えられ数百年間封印されていた? マーディラス ラグラーズが衰退 からくりメイドの存在が知られている 城の建て直しを有名建築家に依頼する提案が却下された 聖風の谷 20年前に神の石が落ちてくる 青年となったヨゼフが谷を訪れた記録がある レブレサック 神父が村を出てすぐ襲われプロビナに流れ着く レブレサック南の砂漠の城と時期が同じ コスタール 5年前にラグラーズの港が存在 ユバールのベレッタが伝説の踊り手として知られているが、ベレッタ以上の踊り手であるライラは知られていない 天上の神殿 初代から現代までで31代以上 魔王健在の時代に神殿が一つ落下し、生き残りはユバールの民に? 次に落下したもう一つの神殿の生き残りがメザレの祖先に? ヌルスケの旅 アボン北にメダル王の城が存在している
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/4810.html
DQⅦ Ⅶに登場するキャラクター。 過去の【レブレサック】に住んでいる少年。 木こりをしている両親と3人で暮らしていたのだが、 両親は村を包む霧の原因を探るために村の男と神父と共に【魔物の岩山】へと向かい、 それっきり帰ってくることはなく、身寄りのない状況となってしまった。 村にやってきたバケモノのことを両親の仇と思い恨んでいる一方で、 悪さもせずに悲しげな目をしているそいつが、本当に魔物なのかと疑ってもいた。 その後の村での展開や、事の顛末に関してはこちらを参照。 ちなみに戦闘には参加しないが【魔物の岩山】攻略中は仲間になり、会話も用意されている。 また、彼の家には母親の家系が代々受け継いできたという黄金の女神像がある。 母によく似ているというそれは、ルカスにとっては魔物に殺された母親の形見でもあったのだが、 彼はそれを傷ついた身体で村を去ろうとする神父に譲り、彼の無事を祈っていた。 神父が去ってしばらくしてから彼に話しかけると、当初は自分も他の村人と同じだったことを認め、 神父を目標に強く優しい人物になることを目標に生きていく決意をしたことがわかる。 また、他の村人以上に魔物を憎んでいるはずの彼だけが、教会の魔物を庇う立場に立ったことも、 レブレサックの村のエピソードの面白い点と言えよう。 終始後味の悪い展開が続いたレブレサックの村の数少ない良心と言えるであろう、たくましい少年である。 なお、彼のグラフィックはおかっぱで青い服を着たよく見る子どものものではなく、 赤い三角帽子を被った男の子のタイプで、現代のレブレサックには同じグラフィックをした【リフ】という少年が登場する。 彼の一家の住む家が建っている位置もルカスの家があったのと同じ場所で、 彼の家系には現代に至るまでに捏造されたものではない、村の真の歴史が代々伝えられてきたという。 もしかすると、村の真の歴史をリフの世代まで伝えてきたのは、ルカスの子孫達なのかもしれない。
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/10030.html
DQⅦ その名の通り、冒険家【ヌルスケ】が書いた日記。全6冊で、全てが現代で見つかる。 【ダーマ神殿】、【クレージュ】、【リートルード】、【ハーメリア】、【プロビナ】、【レブレサック】に存在する。 ヌルスケの墓が過去レブレサックに無く、現代にあることから過去から現代の間に書かれたことが分かる。 本棚を調べることで読むことが出来る為、本棚を調べる習慣の無いプレイヤーは存在すら知らないだろう。 ちなみにこの本、【勇者ヘッポコくん】と入れ替わるように登場する。