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ルーンファクトリー4 ストーリー 概要 変更点 新要素 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 価格など ルーンファクトリー4スペシャル 概要(スペシャル) 改善点(スペシャル) 評価点(スペシャル) 問題点(スペシャル) 総評(スペシャル) 余談(スペシャル) ルーンファクトリー4 【るーんふぁくとりーふぉー】 ジャンル ファンタジー生活ゲーム 裏を見る 対応機種 ニンテンドー3DS 発売元 マーベラスAQL 開発元 ネバーランドカンパニー 発売日 2012年7月19日ガイドパック 2016年4月7日 定価 4,980円ガイドパック 5,200円(共に税別) プレイ人数 1人 セーブデータ 3個 レーティング CERO A(全年齢対象) 配信 2013年1月24日/4,972円(税別)価格改定後 2017年10月26日/3,218円(税別) 判定 良作 ポイント 前作以上に快適な操作性と高い自由度舞台・キャラクター・物語の作り込みも秀逸婿候補増加の一方で、嫁候補は半減やり込み派には気になる荒削りな仕様 ルーンファクトリーシリーズリンク ストーリー ある月夜の晩、空から落ちてくるところから物語は幕を開ける。 主人公は運よく竜の上に落下。無事だったものの、記憶を失っていた。 名前以外何も思い出せない主人公は、竜の計らいにより城で生活する事になり、 かりそめの王子(姫)として国を発展させ、悩み事を解決し、作物を作りながら日常生活を送る。 あるとき、森へと冒険に出た主人公は巨大なモンスターに襲われる。 そのモンスターを倒すと、そこには何故か女の子が倒れていた。 なぜモンスターが人になったのか? 次々と起こる不可解な事件の真相は? 主人公は仲間たちと冒険や日常を繰り返すうち、自身の記憶に隠された秘密に近づいて行く…。 概要 本作は『ルーンファクトリー』シリーズとしては6作目(*1)となる。 ナンバリングタイトルは今までDSで発売されていたが、今作は初の3DSとなった。 グラフィックも、3DSへの変更に伴い向上している。 その他の基本要素・システムについては前作『ルーンファクトリー3』を踏襲しているので割愛し、主だった新要素・変更点を上げていく。 変更点 画面、グラフィック 前作までは、下が住民との会話や戦闘で使用されるメイン画面、上が地図が表示されるサブ画面だったが、今作では上画面が会話や戦闘が表示されるメイン画面に、下画面に地図などのサブ画面と、前作までとは逆になっている。 タッチスクリーンの下画面ではタッチすることによりリュックサックへの物の出し入れや、じょうろの残り水量の確認、ステータス(自分や仲間の強さ、仲良しの度合いなど)確認、専用魔法「エスケープ」の使用ができる。 イベントごとにアニメシーンが挿入される。 主人公 今作では『2』第二部、『オーシャンズ』に続いて女主人公を選択できるようになった。 これに伴い、『オーシャンズ』ではおまけ要素に近かった、婿候補となる男NPCが本格的に追加された。 ちなみに今作では異性主人公との結婚が出来ないが、これは男性主人公、女性主人公はどちらか一人しか存在しない世界であるため。(*2) 戦闘パート 武器カテゴリに「拳」が追加された。これにより『3』では特殊条件下でしか使用出来なかった格闘アクションが、気軽に使用できるようになった。 『3』の格闘攻撃は素手扱いのため鍛冶によるカスタマイズが出来ないという難点があったが、今回は拳系統の武器を装備しているので他の武器との差異が無くなった。 『3』では連れ歩ける住民およびモンスターは1人のみであったが、今作では2人まで連れ歩けるようになった。さらに『3』ではできなかった主人公の子供の連れ歩きも可能になった。 住民の戦闘AIも改善され、無効化・吸収される属性攻撃は使用せず、倒した敵を延々と攻撃し続けることも無くなった。 ルーンアビリティが4つまで装備できるようになり、多彩な攻撃を行うことができるようになった。 ステップが十字ボタン2回連打からRボタンに変わり、緊急回避として使いやすくなった。 属性攻撃に特殊効果がついた。 風属性武器は攻撃モーションが速いなど。 生産パート 今までのタイトルではアイテムは一つずつ生産していたのだが、今作では1種のアイテムをリュックが許す限りまとめて生産できるようになった。 ただし、消費RPの総和が最大RP以下になるようにしないと失敗する。また、作成レベルと推奨レベルの差が大きいと消費RPが増える仕様となり、消費RPが最大RPを上回っていると作成自体できない。足りてさえいれば、確実に成功する。 その為、3の時の様に運任せでは無くなり一時的な料理効果等で上限を上げ作成する事も出来る様になった。 また生産で6コマある要求素材枠の空き枠に適度なアイテムを投入することにより、追加効果を生み出すことが出来る。(アレンジ) アレンジ枠は3枠あり、3つまで好きな素材でカスタマイズできる。 例えば武器Aを制作するとして、その武器Aの材料の他にアレンジ素材として鉄(効果:防御+1)を加えて作成した場合、完成した武器Aはデフォルトの性能に加え、鉄の効果である防御+1を持った状態で完成する。 さらに今作では継承アレンジと呼ばれるシステムも存在する。装備品類を生産する時、既に完成している別の装備品をアレンジ素材として用いることにより、見た目は作成したアイテムだが性能だけアレンジ素材に用いたアイテムのものを引き継いだアイテムが完成する。これには独自の性能引継枠を使うため通常のアレンジ素材はいつも通り3つまで使用できる。 例えば武器Aを制作する際、完成している武器Bをアレンジ素材に使って制作した場合、完成品は見た目は武器Aだが性能は武器Bという結果になる。 これらのシステムの導入によってアイテム制作の自由性が飛躍的に高まり、装備に各々の趣味を存分に発揮できるようになった。 ただし今作からは鍛冶や調合などの合成作業でも、失敗すると使用した素材が消滅してしまうようになっている。 このため、料理以外の合成の作業でも、(特に貴重な物を使う時ほど)より慎重さが求められるようになった。 強化によって特殊な効果が発生する素材ができた。 武器が透明になる、レアドロップ率上昇、属性防御上昇など。 自分で作ったものが記録されるようになった。 自作の料理をNPCにプレゼントすると専用の反応がある。 新要素 オーダーシステム 主人公は王子(姫)として街を発展させて行く事になる。 特定の行動(敵を倒す・農作物を収穫する・祭で好成績を取るetc)をとると王子(姫)ポイントが増え、そのポイントを使って行動(オーダー)を起こすことができる。(*3) 特にクリア後に解禁されるエクストラオーダーはその内容から評価が高い。 自分の店 自分の店を持てるようになり、キャラクターにアイテムを売りつけられる様になった。 新スキルのお店スキルを使うことにより、アイテムを確実に売ったり、高く売ったりすることができる。 ただし、一つ売るのに時間単位で足止めされるため、テンポはよくない。自由な牧場ライフの一助として捉えるべきである。 恋人期間 嫁(婿)候補キャラクターとは一定好感度以上で付き合えるようになる。 付き合っている相手をデートに誘えるようになり、一部会話も変化する。恋人を連れ歩くと住民からの特別な反応も存在する。 複数人とも付き合えるが、恋人を連れ歩いてる状態で他の恋人と出会うと悲痛な反応が……(特にペナルティは無いが) 立ち絵 従来作にもあった水着姿の立ち絵に加え、パジャマ姿の立ち絵も追加されている。 ゲーム時間における夜の間、キャラクターはこのパジャマ立ち絵になっている。 ボスモンスターの捕獲 通常モンスターと同様に、一部を除いたボスモンスターを仲間にすることができるようになった。ただし、ボス毎に1,2種類しかない好みのアイテムでしか気を引けない上、通常モンスター同様失敗判定もある。 なんと今作では前作までのラスボスすらも仲間にできるようになってしまった。(ただし必要なアイテムが極めて入手困難なものばかりである) NPCとして登場するものと併せ、シリーズ通しての存在である四幻竜全てを連れ歩けるという、ある意味シリーズファンには嬉しい仕様である。 モンスター小屋に大型ボスモンスターを4体放り込むと画面が埋め尽くされてもはや何が何やら分からなくなる。というか、処理落ちすら発生するので注意。 評価点 生産 畑の仕様が変わり、豊作、凶作の時の収穫の増減が分かりやすくなった。 虫めがねによる畑のパラメータの詳細化。肥料の追加。上記の稼ぎ要素の強化など、強化、追加による農業要素全体の向上はイベントの増加などに比べれば地味だがとても重要な評価点だろう。 台風の被害が直接農作物を吹き飛ばすのではなく、畑のHPを下げるというものに変わった(0になると植わっている作物が消滅)。普段からHPを高く保つ、災害対策の農薬を撒く等の対策で被害をゼロに抑えることも可能になったのは嬉しい。 ストーリー ストーリーは全三部構成となっていて、シリーズの中でもかなり濃い内容となっている。 なお、『2』,『3』の様に結婚しなければストーリーが進まないということはない。恋愛要素を無視してエンディングに到達することも可能。 『3』のストーリーでは主人公とメインヒロインとモンスター側以外の住民はほとんど出番がなく空気状態だったが、今回はストーリー上の問題を住民全体で協力し、一人一人が何をすべきか考えるなど、出番がない住民はおらず町の住民全体での一体感が出ており評価が高い。 『2』,『3』のゲストキャラもメインストーリーに関わってくる。特に『2』のキャラはとても重要なファクターとなっている。 アースマイトとしての使命、ストーリーに出てくるとあるキャラなど、シリーズ経験者だとニヤリとできる部分が多い。 冒険 ストーリーが複数部構成になったことにより、ダンジョン数も大幅に増加した。 拠点となるセルフィアの町からダンジョンまでの道のりも冒険の対象に。『3』までの、町の四方に各季節のマップ+ラスダンというオーソドックスな構成から一気に世界が広がっている。 世界が広がった分の移動は、「飛行船」でフィールドやダンジョンごとにワープが可能とフォローされている。(*4) 同時に登場する敵や入手できる素材も増え、それが鍛冶装飾につながるためボリュームを感じられるだろう。 特定の行動を取ることでアイテムが貰えるマップや、月初にしか入れない隠しダンジョンなど、ストーリー攻略に関係のない小ネタも多彩。探索のモチベーションを高めてくれる。 街の住人との共闘が本格的にできるようになった。 主人公と同様に、武器や防具を自由にカスタマイズ可能。住人固有の能力と組み合わせて、さまざまな役割を持たせることができる。 レベルアップとともにAIや技も強化されるため、育成する楽しみがある。中にはレベルアップによってデメリット行動が強力な攻撃に変貌するキャラクターも。 子どもには親の得意技が遺伝する。最強のキャラを育成するために結婚相手を選ぶ、という楽しみ方もできる。 イベント 恋人とのイベントだけでなく、住民同士のイベントが充実している。 一つのイベントに大抵複数のキャラが関わってくるので、住民全体の仲の良さが伝わってくる。 『3』の恋人イベントは大抵最初が違うだけで終盤はコピペ展開だったが、今回は恋人と関わりが深い住民も加わり流れに閉塞感がなく、一人一人のイベントとして他イベントと被らずに出来ている。 デートイベントも行ける場所と会話での選択肢が増えている。雑貨屋にデートをすると恋人ごとに違うプレゼントも贈れて恋人の部屋に飾られるようになり、特殊会話も発生する。 特定の祭りの前日に恋人に話しかけると、特殊デートが発生する。もちろん特殊会話。 町をうろついているといきなり発生するサブイベントも多く、唐突に始まるドタバタ展開は住民を生き生きと感じさせる。 結婚後イベント、出産後イベントも増え、『3』での子供は連れ出せないし会話パターンも少なく家具呼ばわりされていたからこそ、今回の子供とのイベントはありがたかった。 連れ歩ける人数が2人に増え、子供も連れ歩けるようになったことで家族3人で冒険する事が出来るようになった。 キャラクター シリーズの特徴でもあるキャラクター描写の魅力は、本作でも健在。 前作「3」のように第一印象のインパクトがあるキャラは減ったが、今作の登場人物は掛け合いのセリフ回しでそれぞれの個性を際立たせており、恋愛要素を抜きにしても愛着が沸きやすい。 主人公が最初に出会うドラゴンのセルザウィードは、とある過去がきっかけで素のフランクな性格を隠し、住人の前では威厳のある振る舞いをするように努めている。そのギャップや終盤での活躍、特別な場面でのみ見られるもう一つの姿などから人気を博し、「結婚できないバグ(*5)」として名前が上がるほどに。 専用グラフィックが無いキャラクターの言動も個性的で、印象に残りやすい。中でも、過去作のとあるキャラクターとの関係を匂わせる「幻想のキリカ」はファンの間で語り草。 街の構造 本作の舞台となる街「セルフィア」は、利便性を可能な限り高めた上で、なおかつ狭さを感じない絶妙な構造をしている。街での生活が中心となるこのゲームでは、きわめて重要な評価点といえる。 街の中央に自宅があるため、どの施設へも短い移動距離で行ける(帰りはワープを使えば一瞬)。そのうえ1分とかからずに街を一周できるため、住人全員と会話して回ることも容易。 過去作でしばしば見られた、「街の中心部から離れた場所に住む住人」がいない。仲良し度を上げるためだけに遠くに行く必要がなくなった他、住民同士の交流シーンが見やすくなっている。 やりこみプレイヤーにとって重要な「季節の畑」は、飛行船を入手すれば街からダイレクトに移動できる。 ゲームとしての機能を損ねることなく、住民の生活模様をしっかり描いている。 たとえば、ほとんどの店には2名以上の店員がおり、一方が買い出しや昼食で店を離れている際は、もう一方が店番をするようになっている。唯一、最後までワンオペなのによく店を空ける住人がいるが、彼の店だけは無人で買い物ができるようになっている。 やりこみ要素 『3』で好評だった高難易度ダンジョンが今作にも登場する。 クリア後はオーダーで敵のレベルを上げる事が出来る。10段階まで上げる事が出来、元に戻すことも出来る。 『3』同様、敵味方共にレベル上限は10000を超える。今作ではスキルも一部を除き99を超えるので存分にやりこめる。 家具の自由設置 今作の家具類は持ち運び可能で、地続きになっていないダンジョンなどを除き、どこにでも家具が設置できるようになった。ボスフロアだろうが容赦なし。 収納箱・冷蔵庫・作業台・水場なども同様の扱いであり、収納箱などは中身が共有されており、店の直近に配置してやればわざわざ家に戻らなくてもよくなる。 同じ種類の家具を複数設置することも可能。また調理器具は全種類集めると機能を統合出来るようになり、いちいち使い分ける必要が無くなる。 その他 『3』でも充分多かった会話パターンがさらに増え、ボイス付きの台詞も増えた。 それどころか歌が入っているほど。はんはんふ~。 やりこみの増加に伴い、収納箱や冷蔵庫の貯蔵可能数も増加している。(*6) 料理の材料や鍛冶装飾素材の複数ストックが容易になったので、一度に行いたい強化でのスキルレベル上げや、不意の需要にも対応しやすくなっているのはうれしい。 病院での治療費が良心的になった。 『3』での治療費という名のぼったくりはハードモード限定になっており、最大値はイージーだと10,000G、ノーマルだと50,000Gと、とてもお安くなっている。 さらに、今回は恋人を連れている状態で治療を受けるとカップル割で半額になり、さらに運が良ければ治療費が無料になる。 しかし序盤での猶予期間(何回か治療費無料)が無くなったので、序盤の治療費は財布にややキツイ。 本作には一部過去作のBGMも使用されているが、ある家具を手に入れる事で、ゲーム中では未使用の過去作の曲も聴く事ができる。その曲数は全曲合計すると142曲。 『1』『2』『3』『フロンティア』『オーシャンズ』の春夏秋冬の各曲や戦闘曲やボス戦曲など、一通りのものが揃っている。 最近のゲームにしては珍しく、エリア間の移動などにおける画面の切り替わりも早い。ストレスを感じずサクサク行動できる。 データを2周目以降に引き継げるようになった。 条件を満たすと「オーダー」として引き継ぎ項目が出現し、新規データでそれをオーダーする事で前のデータからレベルやアイテム等の要素を1度だけ引き継ぐ事が可能。 このオーダーの出現条件はなかなか面倒ではあるが、このオーダーは「エクストラオーダー」という特殊なカテゴリであり、一度出現させれば今後の新規データでは最初から使えるようになる。 賛否両論点 キャラクター 嫁候補の数はシリーズで一番少なくなっている (*7)。 というのも女主人公の相手である婿候補が登場した為なのだが、嫁候補がほぼ半減される結果となり従来ファンにとっては寂しい事に。 プロデューサーのはしもとよしふみ氏は女性主人公・婿候補が導入された『オーシャンズ』にて「今までの男性主人公の相手は少なくする訳にはいかない」と発言していた。その為、これを引き合いに出して従来ファンの一部から不満の声が上がっている。 ただ、『オーシャンズ』は女主人公でのプレイがクリア後のみで婿候補もたった4人という限定的且つ実験的な要素だったという事情もある。今回は男女主人公制を本格的に導入し、ゲーム開始時点で性別が選択可能になったので、それぞれの相手を平等にするのは至極妥当であり、女性プレイヤーも恋愛要素を楽しみやすくなったという点では間口が広がったのは確かである。 そもそもシリーズ源流である牧場物語シリーズは随分前から『for ガール』版や男女主人公制を導入し、嫁候補と平等に婿候補も登場させているので、本シリーズが同様の流れになるも至って自然と言える。 旧作は男主人公と嫁候補の恋愛に一本化しており、ヒロインとの恋愛を楽しみたい男性プレイヤーがシリーズのメイン購買層として固まっていた事が不満の主な原因だろう。『オーシャンズ』時代に上記の発言があった事と、その一方で急な嫁候補の減少について何のフォローも無かったのも一因か。 実際、次回作『5』も同様の路線であり、ギャルゲー特化ではなく男女を平等にする方針となっている。 ファンには毎作品でネタにされつつも嘆かれている、魅力的なキャラにかかわらず主人公と結婚不可キャラの存在、通称「結婚出来ないバグ」(*8)も今作にある。しかし今作では、独身且つ意中の人もおらず、見た目年齢も他候補と大差なく、攻略対象として申し分ないキャラクターが二人結婚不可にされているので、より上記の不満が大きい。 片方はストーリー上特別な立ち位置であり、結婚できるようにすると物語の根幹を動かす必要が生じてしまうことから、ファンの希望を踏まえてもなお実装できなかったという経緯がある(*9) シリーズでお約束であった属性を持つキャラクターが一部存在しなくなったのも古参ファンの不満になりやすい。 それらとは関係ないが、『オーシャンズ』や『牧場物語』の一部タイトルと違って、主人公同士の恋愛が出来なくなった事は人によっては寂しく思うかもしれない。 同性のキャラクターに好意を寄せられる場面が度々ある。 男主人公でプレイしている場合は特に顕著に感じる。婿候補は日常会話で好意を寄せる場面が多いためか。 一部の好感度依存の会話を男女主人公で分けなかったことが原因であるように見えるのだが、会話によっては「男なのに可愛い」などの明らかに狙ったような会話やイベントがある場合も。 しかし、男女主人公どちらかでしか起こらないイベントや会話も一応ある。 嫌なキャラが居るなら無視すればいいのではないかと思うかもしれないが、好感度を上げないでおくにも下記のイベント発生条件や引継ぎのために特定・または全員のキャラクターの一定好感度が必要な場合があり、同性からの好意を回避することはほぼ不可能である。 クリア後まで男女主人公が身体を共有するという特殊な状況とは言え、『オーシャンズ』では女主人公と婿候補がいてもこのような自体は起こらなかったのだが…… シナリオの都合上、2部クリアまで好感度が一定以上上がらない婿候補キャラクターがいる。 後々好感度関係の依頼やそのキャラクターのイベント回収が面倒になる。 パロディ アイテムの説明文や住民との会話に露骨なパロディが見られる。 例えば武器の1つである「ツインネッギ」は説明文や性能を見るに、どう見ても初音ミク。 ツインネッギは『3』の時点でコレだったが、本作ではさらに説明文に「女主人公に似合う」という一文が追加されており、より露骨に(ミク・女主人公ともに髪型が緑髪ツインテールという共通点がある)。 量は豊富、ネタも豊富と割り切って見れば評価できる点ではあるが、一部ネタにはネットスラングなど世界観に全く合っていない物も存在する。(*10) レシピの変更 過去作で多数の素材アイテムを要求したアイテム、特に料理アイテムのレシピが簡略化されそのアイテムの製作が容易になっている。 しかし簡略化し過ぎているアイテムも。過去作では野菜や油など5個の素材を要求していた「野菜炒め」がなんと「キャベツ」1個で作れてしまう。キャベツだけの野菜炒めって…… 素材自体量産しやすいので中盤での稼ぎアイテムではあるのだが。また、アレンジとして追加の素材を加えられるので具だくさんの野菜炒めを作ることも一応可能である。 しかし中には逆に要求素材が追加され、作成が難しくなったものも存在する。(詳細は後述) BGM・ボスの過去作からの流用 1部こそオリジナルのBGM・ボスであるが、2部以降では過去作のボスキャラ・BGMの流用が殆どである。 集大成を謳っているためファンサービスと言ってしまえばそれまでだが、過去ボスによっては2部で登場し、更に3部で「(過去ボス名)2」としてステータス以外何も変わらず再登場する場合もある。 ただし、3部はいわゆるボスラッシュの形式になっているため、手抜きと感じる人は少ないと思われる。 問題点 バグ・フリーズ問題 + 後記出荷版、DL版では修正された重大なバグ 第2部をクリアしたり、出産(妊娠イベントから早くて一ヶ月程度で発生)したりするとイベントで時間が経過するのだが、第2部をクリアした日や、出産日がデートの日(祭日のイベントデートも該当)と重なっていると、恋人とのフラグがおかしくなり、広場で落ち合ってもデートにならず、話しかけても「広場にいこう」と言われるだけで別れる事すらできなくなる。この状態だと他の嫁・婿候補へのアプローチもできなくなる為、完全に詰んでしまう。 他にもキャラクターによって好物アイテムであるにもかかわらずそのアイテムをあげても好感度が上がらないバグがある とはいえ、きちんと対策すれば100%回避できるものがほとんどなので、そこまで警戒する必要はない。 2部のラスボスで仲間を2人連れているとある場面で非常にフリーズしやすい。原因は不明。 その他にも自宅に家具を多く置くと高確率でフリーズ。生活ゲーとしてこれはどうにかならなかったのだろうか。 異性への「好きです!」が成功したその日のうちに、別の異性にプロポーズすると翌日告白した異性を恋人に出来る。つまり、恋人と配偶者を同時に持ててしまう。 この状態でも結婚必須のサブイベントは発生するが、イベント完了後も恋人は婚約指輪を受け取ってくれない。しかしイベント中に結婚できるキャラの場合、既に配偶者がいても結婚できてしまう(ちなみにその場合、前の配偶者との結婚はなかったことにされる)。 + 後記出荷版、DL版でも修正されていない重大なバグ スキルの中に宝箱や隠しアイテムを開けると上昇する「探索スキル」について、本来であればこのスキルレベルが上がるほどドロップ品のレベルが高くなる確率が上がるのだが、バグによりスキルレベルを上げると逆にドロップ品のレベルが高くなる確率が下がってしまう。 そのせいで高レベル素材を要求される終盤になればなるほどアイテムのレベルが低いという状態になってしまう。 調査の依頼をされる前に最初のダンジョンをクリアしてしまうと、ある大事なキャラの会話が固定化されてしまう(*11)。 グラフィック・立体視 キャラモデリングの粗さは過去作に比べ改善されたものの、それでも他の3DSソフトと比べると劣るレベルである。 特にモンスターのモデリングはDS時代からの流用そのままで粗さが浮き彫りになっている。 フィールドグラフィックも過去作と全く代わり映えが無く、これはDSのゲームなのか? と錯覚してしまうレベルである。 本作は3DSの立体視に対応しているが、なんと一部フィールドで立体視の右目用と左目用の映像が逆転していたり、深度の順番が違っていたりするなどの明らかな設定ミスが見られる。スタッフはパッと見で分かるこの違和感に気付かなったのだろうか? 依頼・オーダー 依頼 特定依頼をクリアしないと開放されない作物の種・アイテムのレシピが多く、しかも一本道進行であるため依頼自体の強制・作業感が強くなってしまっている。 序盤の依頼はシリーズプレイヤーには分かりきったような事ばかりであり、序盤は1日に受けられる依頼は少ないため自由度が非常に低い。 終盤の依頼は3部にならないとクリアしづらい依頼が多く、後述するがその3部が中々発生しないために依頼進行が滞ってしまう。 特定モンスター撃破やアイテム収集などの自動生成依頼の報酬が非常に渋い。ゴミアイテムを渡され明らかに労力の無駄になることもしばしば。 過去作ではそういったゴミアイテムを大好物として受け取ってくれる相手が居た為そこまで無駄ではなかったのだが、今作ではそういったキャラが居なくなった。 オーダー 基本的に王子(姫)ポイントを消費するだけでオーダーできるのだが、一部オーダーには資金や資材(木材・石材)が別途必要になってしまう。オーダーによっては膨大な量の木材・石材を要求される。 過去作では資材は木材だけで十分だったのが石材までも必要になり、大量の数を要求するにもかかわらず資材箱には一度に9個しか入れられないため、石・木を割って資材にする→資材箱に入れるだけで日が暮れてしまうことも。 過去作では単なるお邪魔要素でしか無かった小石や大岩に役割を持たせたと好意的に解釈できなくも無いが…… 祭りの開催をオーダーすると、その日は後述のランダムイベントが発生しない。回避するにはイベントの中止をオーダーしなくてはならず、王子(姫)ポイントが必要になる。 アイテムやデータを引き継ぐオーダーには依頼をほぼすべて遂行する必要がある。中には前述の大量の石薪割りを要求されたり、全員のキャラクターを結婚可能な好感度(*12)にする必要があったりと引き継ぎまでには苦行を伴う。 しかもデータを引き継いでも結局ランダムイベントとは真っ向勝負しなくてはいけない。この点については次の項目で。 イベント サブイベントのランダム発生。 今作ではサブイベントの発生がランダム。 過去作では、好感度などの条件を満たした時点で発生していた。このランダム性自体は、キャラクターが生きていることの演出として自然なものではある。 問題は、キャラクターとの恋愛・結婚イベント、ストーリー進行に必要なサブイベント(3部発生)といった重要イベントまでランダム発生になってしまっていること。これにより、運が悪いと結婚したいキャラクターとの関係が思うように進展しなかったり、ストーリーの進行が足止めされてしまったりする。 大会前当日・各キャラクターの誕生日の前当日・サブイベント発生直後など絶対にイベントが発生しない日もあり、その条件がいまいち判然としない。またイベントが発生してからしばらくは他のイベントは発生しない。 ストーリーを進めないと遊べる範囲が広がらないので、普通にプレイして2部終了までに結婚するのは非常に難しい。にもかかわらず1部・2部で結婚子持ち前提・結婚済限定のテキストが存在する。(*13) 長時間プレイを要求されるシステムと早期攻略を要求されるシナリオが絶望的にまで噛み合っていない。結果、出来る事は少ないのにイベントだけを待つ必要があるという中だるみが発生してしまう。せめて重要イベントは発生優先度を付けるなどの対策が出来なかったのだろうか? イベント一つ一つの発生条件に、特定の複数キャラクターの好感度が関わっている。各イベントに必要な好感度のヒントはないため、あらゆるキャラクターの好感度を上げ続けなければいけない。 特に恋愛・結婚イベントでは、結婚したいキャラクターと全く関係ないようなキャラの好感度まで上げる必要がある。リアルといえばリアルだが、これまでは結婚したいキャラのみ好感度だけ上げればよかったため、過去作経験者にとって思わぬトラップとなっている。 狙ったサブイベントの発生率を上げる方法は、イベントと無関係なキャラの好感度を下げることだけ。見たいイベントに関わるキャラの人数が多い場合、もれなく他のイベントの発生率も上がってしまうので効果が薄い。 依頼にはご丁寧にもキャラクター全員の好感度を一定まで上げるものが存在しているが、これを達成すべく全員分の好感度を上げると狙ったイベントを発生させるのが難しくなってしまう。 恋愛イベント 今作はキャラクター個人のイベントは個人依頼方式だった過去作に比べて非常に少なく、中には個人イベントが結婚イベントの一つしかないキャラクターもいる。 イベントもランダムの為恋愛進行の過程が見えてこない。過去作では好感度ごとの依頼イベントにより恋愛の進行がよく分かったのだが。 その分恋人期間などの共通の恋愛イベントは多くなっているのだが、共通なのでやることそのものは全キャラほぼ同じである。 その他イベントの問題点 全体的にイベントの進行が遅い。少しの会話で次の日に持ち越されるイベントが多く、終了までに数日程度かかってしまう。 恋愛が関わらないイベントでは、住民のドタバタ劇に振り回されるだけで主人公の出番が少ないものも結構ある。このため、恋愛とメインストーリー以外で主人公の人柄を知れる機会が限られている。 イベントの中には翌日の19時以降を完全に潰す上に何度でも発生し、しかも関わるキャラが無闇に多いというトラップのごとき物もある(*14)一応、断るという選択肢はあるが、その場合は翌日に同じイベントが発生するので何時かは受けなければいけない。 UI関係 モンスター小屋の管理の改悪。 これまでのシリーズ作品では全てのモンスターに農業の手伝い指示を出すマネージャツールが存在したが今作では存在しない。 そのためモンスター一体一体にわざわざ指示を出す必要が発生してしまう、畑が1マップで無くなった弊害だろうか。 しかも本作のモンスター小屋は、畑一つあたり5部屋×2つ、合計10個の部屋に分かれている。小屋1つに入れるモンスターは限界があるので管理が面倒臭くなってしまった。 家具の使用が煩雑 収納箱や料理道具を調べた際、すぐに画面が切り替わらず、もう一度ボタンを押して選択肢を選ばなくてはならない。ゲーム中で何百回と行う操作なので、テンポを削ぐ要素として不評。過去作ではワンタッチで画面が変わった。 「ぶっこわす」や家具の持ち運びはこの選択肢から行える新要素だが、どちらも使用頻度が低いのでフォローにはなっていない。 アイテムスタックの変更。 アイテムをスタックする際同じアイテムはレベルごとにしかスタック出来なかった過去作と違い、レベルを無視してレベル降順にスタックされる。この状態で特定のレベルのアイテムを取り出すのには一々スタックを解体する必要がある。 装備品に加えて料理アイテムもスタックされなくなった。アレンジにより同名の料理でも効果が違うものを作れるようになったためだろうが、バターやジャムなどの中間食材も料理扱いでスタック出来ない為、これらを使った料理を量産しようとすると大量のこれらのアイテムがアイテム欄を埋め尽くすことになる。一度に大量のアイテムを生産出来るようになっただけに、この仕様変更はやや不便。 本作では出荷箱も収納系の家具同様中身を出し入れできるようになったのだが、そのため大量に料理や装備品を作ると収納枠が足りず1日では出荷しきれなくなってしまうことがある。 バックログ機能の未実装。 今回はシナリオが濃くキャラクターの個性が魅力的であるにもかかわらず、今どきのゲームには珍しくバックログが実装されていない。このためAボタンで読み飛ばしてしまうともう一度読み直すことができない。 結婚イベントやムービーはリプレイ可能だが、それ以外のメインイベントなどのリプレイ機能もなく物語を思い出すときにかなり不便である。 3部 シナリオでの3部は様々な面で問題点が多い。 メインストーリーにおいて唯一、ランダムイベントのクリアが進行条件となっている。そのせいで、運が悪いとイベントが発生するまでかなり待たされる。シナリオの内容的に2部終了後すぐに発生されても余韻もへったくれも無い内容ではあるのだが…。 2部までは常に急かされる内容のシナリオであるため、それに応えて早くクリアしてしまう場合が多い。そのため、3部がなかなか始まらないのにやきもきさせられる。 + そのシナリオ内容は…… 簡単に説明すれば「未来への方向性を示しそれへと進もうとしていたのに旧態依然に逆戻り」である。 「自己犠牲の否定」や「世界の摂理を覆してでも望みを叶える」といった主題は一貫しており、1部・2部の内容を否定するものではない。ただ、そのために取った手段が問題の先送りに過ぎないものだったので、結果として「1部・2部の戦いは何だったのか」という感想を抱く人が出てしまうことに。 敵の強さがやっつけレベルのパワーインフレを起こしている。 階層1つ上がるだけで防具が産廃になるのは日常茶飯事。今まで育ててきた仲間モンスターも3部のモンスターを仲間にしたほうが明らかに強く、育成が無駄になってしまう。 そして行く手を阻む即死級の高ダメージトラップ。一応属性ダメージであるため属性軽減装備を装備すれば突破出来る。過去作では余り使われなかった属性軽減装備をどうしても使わせたかったのだろうか? シリーズではレベルよりも装備が重要であったのだが今作ではそれが顕著に。全体的に 装備を変えて物理or魔法で殴るゲーム と化してしまっている。 3部に突入するあたりから4~5桁のステータスで殴り合うゲームと化す。それについていけない装備はどれほど2部までで活躍した装備であろうとほぼ戦力外になってしまう。逆に言えば、極端な例ではあるが、装備さえちゃんと作ればレベル1ですらクリア可能。それ程に装備が全て。 どんなにレベルを上げても装備が貧弱では殆ど戦えないためレベルを上げて育てる楽しみはない。 一応、3部に入る頃にはトリッキーな性能の装備も多数作れるようになっているため、プレイヤー各々の趣向や戦略が入り込む余地はある。 レベル上げがほぼ無意味であることに早く気付き、装備やアビリティの工夫を楽しむ方向に切り替えないと、3部攻略はかなりの苦行と化してしまう。 ラストが余りにもあっさりし過ぎている。スタッフロールも無く、「え? これで終わったの?」と思えてしまう程。 元々シナリオは2部で一応の決着が付いており、3部はその結末に納得できなかった人のためのオマケ、エピローグとしての側面が強い。 ただクリアしないと非常に強力で人気の高いキャラが仲間に加えられないため、人によっては見逃せない要素なのが痛い。 その他の問題点 序盤~中盤にかけて自由度が非常に低い。 前述したようにアンロックだらけのシステムのせいで常に行動が制限され、できる事が非常に少ない。難易度「ハード」で死のうものなら有り金を殆どふんだくられ行動がろくに出来なくなる。仮に攻略を進めてしまうと今度は急かされるシナリオが始まり、真面目に従っていると農業鍛冶をやる暇が少なくなってしまう。シナリオを進めないと登場しない結婚候補も存在する。 進めないといつまでたっても出来る事を増やせないため、自然と進めて急かされる方を選択するプレイヤーが多いと思われる。 主人公の王子(姫)設定が名目だけのものであり、王子(姫)らしいイベントが全く無い。 住民の中に本物の王子が居ることがオープニングで明かされており、主人公は身分の保証と引き換えに彼の仕事を肩代わりしているだけ。シナリオ上で王族の力が必要な時に活躍するのは本物の王子の方であり、主人公を王子(姫)扱いする必要性が無い。 畑のマスが従来の3×3から2×2に変わっているが、アイテムのスタックは9個のまま。そのため、種をチャージで一気に蒔くと4+4+1で1個余るようになってしまい、若干不自然になってしまった。 競技系の大会で一度優勝すると、翌年からは住民が高得点を叩きだすようになり、以降の優勝が難しくなってしまう(優勝ラインの上限が上昇する形なので、運が良ければ優勝できる)。 釣りの大会に限っては、あるキャラクターが1年目から高得点を叩きだすので、初見では優勝困難。 また、そのキャラクターは優勝ラインの上限があがると「システム的にプレイヤーが追いつけないスコア」を叩き出してくることもあるという徹底ぶり。 不遇な釣り要素。 農業しなくても釣りだけで稼げた『3』の反動か、今作での釣り要素に対する風当たりは非常に強い。 前述したようにあるキャラが無双するため大会では優勝しにくい。 ゴミ類の出現率が大きく上がり、連続でゴミが釣れる事が多い。 釣り竿のチャージが前作から大幅に弱体化。 魚料理のレシピが改悪。 料理レベルが上がったにもかかわらず出荷額が大幅に減額。例示するとイカの包丁料理である「イカ刺し」は『3』から今作で100G以上も値下がりしている。 過去作は魚単体で出来ていた焼き魚系料理が今作ではあるアイテムが1つ余分に必要になる。このアイテムを購入で済ませると出荷利益の減少、自前で賄うにはストーリー進行 樹木の育成で期間と手間が必要なため、特に序盤での金策やスキル上げに使うことは非常に難しくなっている。 サイズが可変になったため魚もスタック出来なくなった。 オーダーにより魚屋を呼び出すことが出来、これは今までに出荷した全種類の魚を販売してくれる。(*15) 釣り限定かつ、出荷しても買えないアイテムが存在するが、釣れる確率がかなり低い。 これらの過剰なテコ入れが原因で今作の釣りは稼ぎ目的はおろか、プレイする上で利用する必要性が薄い。究極的には、一部ボスモンスターの好物の魚を魚屋で購入できるように出荷用の一匹を釣り上げるためか、大会か、釣り限定アイテムを狙うかの三択でしか釣りをしないことにもなりかねない。 釣り一つだけとは思えない量の仕様変更っぷり。そもそも前作『3』の釣りにおいてまずかったのは「任意で好きな魚を釣り放題」だった事で、上位の釣り竿を使ってサクサク釣れるシステム自体は好評であり、スタッフが問題を把握できていなかったことがうかがえる。 農業周りの問題点 作物を育て収穫することで土壌が成長するというシステムが導入されたが成長が極めて遅く、計画的に狙わなければまず恩恵は感じることが出来ない。 デカ作物と呼ばれる、畑のみで作れて尚且つ店で買えず出荷額も高い、という物が追加されたが序盤では薬頼みな為出費が嵩みすぎて作るのが大変、後半になれば幾らでも作り放題だがその頃には別の方法で効率よく金策が出来るので、特定の用途(*16)と一部の調合、野菜大会以外に使い道が無く、ほとんど趣味の領域。 上級レシピパンの仕様改悪。 『3』ではレシピパンで全てのレシピを入手することができたのだが、今作では高ランクのレシピは終盤ダンジョン・依頼・上級レシピパンのみの入手である(*17)。 このうち上級レシピパンは隠しダンジョンのボスのドロップであるのだが、農具だけは下級農具レシピパンだけで全てのレシピが賄えるため、上級農具レシピパンは全くの産廃アイテムでドロップの外れ枠にしかなっていない。 さらにせっかく上級レシピパンを手に入れて高ランクレシピを手に入れても、レシピは引き継ぎできないので引き継ぐ前に作製しないといけない。 ここらへんもまた上級レシピパンの仕様と合っておらず、チグハグな印象を受ける。 水着立ち絵、パジャマ立ち絵のデザインが使い回し、それどころか手抜きレベル。 水着、パジャマの立ち絵が、キャラによっては見た目がただ色を変えただけになっている。立ち絵自体も首の部分が若干異次元絵になってしまっている。 過去作の水着立ち絵には拘りが感じられたのだが、今作は余りにも残念なクオリティである。(*18) 『4スペシャル』で改善。 絶望的に入手率の低いアイテムの存在。 エリア内の各地のオブジェクトを調べると日替わりで隠しアイテムを手に入れることができるが、その中で「極上きのこ」というアイテムは実質隠しアイテム限定で、非常に出現率が低い。(*19) 問題はこの隠しアイテムのテーブルが最初のゲーム開始時で固定であり、リセマラが無効であるという点。リセットしたところで同じアイテムが出てきてしまう。 具体的にはモンハン3Gのテーブルバグと似た仕様である。もっとも、あちらと違って絶対に入手できないということではないのだが…… なので入手するには日を改めてオブジェクトをチェックしに行き、なければ寝る…を繰り返すしかないが、(ゲーム内の時間で)10年経っても出てこない…という報告も。 極上きのこは素材に要求されるアイテムではなく、普通にプレイする上では問題ない。しかしゲーム内のトロフィーで「出荷率100%達成」という条件で出に入るものがあり、この「極上きのこ」のせいで獲得が非常に困難なものとなっている。 仲間モンスターを仲間にするときや、モンスターのアイテムドロップなど他のランダム性を要求するものはリセマラ可能だっただけに、この固定テーブルは痛い。 総評 システムが全体的に洗練され、ゲームのテンポが格段に向上。女性主人公の実装や婿候補の登場により女性にも遊びやすいゲームとなった。 その一方で、嫁候補の数の減少や、3Dグラフィック・立ち絵の粗さ、細かいバグや不便になった仕様など問題点もある。風呂敷を広げ、遊べる要素が非常に増えた一方で、一つ一つの作りが雑で劣化してしまっている印象は否めない。総合的な完成度の高い前作の方を高く評価するシリーズファンもいる。 とはいえ、本作にはそういった問題点を跳ね除けるだけの魅力がある。引き込まれるセリフ回し、戦闘や農業の快適さ・爽快感なども相まって、非常に熱中しやすい。本項目で問題点が多く挙げられているのは、そこに目が付くほど遊び込んだプレイヤーが多いことの裏返しでもある。 細かなチュートリアルや難易度調整などの親切設計もあり、シリーズ初心者でも安心して遊べる出来となっている。冒険から恋愛まで、やりこみ要素は非常に豊富。ハマれば最終的なプレイ時間は数百・数千時間にも達することだろう。 余談 コミカライズが雑誌「電撃マオウ」で展開され(既に終了)作品中のあるキャラをベースとしたオリジナルキャラクターが登場しているのだが、本作で特定の条件でそのキャラクターを見ることが出来る。 5周年記念作品ということで、ある場所でファンが書いたオリジナルイラストを鑑賞できるファンサービスが実装されている。 過去作のキャラクターも参戦しての壮絶なネタ合戦はシリーズファンなら必見である。 雑誌ニンテンドードリームでのはしもと氏へのインタビューで「フロンティア」「オーシャンズ」に登場したものの結婚不可だったキャラクターが嫁候補として登場する予定だったのだが削除されていたことが明らかになった。 2013年11月29日に開発元のネバーランドカンパニーが破産申請・全事業停止。 2018年でもニンテンドードリームなどでの漫画連載や後述の廉価版の発売など、何かしらの展開は続けられていた。 「Nintendo Direct 2019.2.14」にてNintendo Switchで『ルーンファクトリー4 スペシャル』及び『ルーンファクトリー5』が発表された。 『4スペシャル』は2019年7月25日に発売された。『5』は当初は2020年内発売予定だったものの21年春予定に変更、2021年5月20日(木)に発売された。 開発は、いずれもマーベラスの元執行役員(2018年退社)でルンファクシリーズの企画/原案/プロデューサーでもある、はしもとよしふみ氏が立ち上げたHAKAMA(株)が担当。 なお2018年初頭には、あるニュースサイトがマーベラスの特集をした際に、退社前の同氏へのインタビューを行ったネット記事が公開されていた。そこでは「ルーンファクトリー開発チームの全員とは今でも連絡を取っている。やろうと思えばいつでも続編は作れる(要約)」と前向きな発言をしており、それまで諦めが強かった『5』への期待が高まるきっかけとなった。 後に『5』が発売されると、実際の開発は前情報と異なりゲーム開発の下請けを専門に行う(株)ハイドが発表前から行っていたことが明らかになっている。 マーベラス開発の音ゲー『WACCA』に「この想いを乗せて」が収録されている。 『WACCA』稼動時点で発売前の『ルーンファクトリー4スペシャル』から収録という事になっている。 価格など 本作の販売本数20万本突破を受けて、2014年4月23日~同年5月7日にダウンロード版半額セールが実施された。 2015年9月16日には25万本を突破。再び半額セールが実施された。 発売前後に「ニンテンドードリーム(ニンドリ)」誌で本作の紹介漫画が連載されていたが、連載終了から2年近く経った後、2014年7月発売のニンドリに付録小冊子として全話再録された。『フロンティア』のキャラもゲスト出演している。 2016年4月7日には、5,200円で公式ガイドブックが付属する『ルーンファクトリー4 ガイドブックパック』が発売された。 2017年10月26日に『ルーンファクトリー4 ベスト・コレクション』として3,218円に価格改定され、さらに限定版として前作『3』やオリジナル・サウンドトラックが付属した『プラチナコレクション』が発売された。限定版とはいえ2017年にニンテンドーDSのソフトが再販されるのはかなり異例である。 前述したように後期出荷分で修正されたバグもあるので、確実に修正されているDL版の購入が推奨される。 [部分編集] ルーンファクトリー4スペシャル 【るーんふぁくとりーふぉーすぺりゃる】 ジャンル ファンタジー生活ゲーム 裏を見る 対応機種 NintendoSwitchプレイステーション4Xbox OneWindows(Steam) 発売元 マーベラスAQL 開発元 HAKAMA 発売日 【Switch】2019年7月25日 定価 4,980円 配信 【PS4/One】2021年12月7日【Win】2021年12月8日各3,600円(税別) プレイ人数 1人 セーブデータ 20個 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 良作 ポイント HD化した移植高難易度モードとキャラの掘り下げが追加システム面の改善は一部にとどまる ルーンファクトリーシリーズリンク 概要(スペシャル) 上記の余談項に書かれている通り開発元のネバーランドカンパニーが破産した為、続編が絶望視されていた中で発売された移植作。 ルーンファクトリーシリーズ初のSwitch作品。グラフィックがさらに向上。 DL専売だが初のPS4/One/Win(Steam)作品となった。PSハードはオーシャンズ以来。 改善点(スペシャル) 難易度「ヘル」の追加。 無印での難易度はイージー、ノーマル、ハードの3つであったが、ハードよりさらに難易度が高い「ヘル」が追加された。 敵のステータスがハードの時以上に上昇。攻撃頻度もさらに激しくなっており、プレイヤーを発見次第攻撃を仕掛けてくる。 スーパーアーマー特性(動作中に攻撃を受けても怯まない)が付いている攻撃の数が多くなっている。ハードの時以上に、射程の長い攻撃や魔法の重要度が増している。 新モード「しんこんモード」 結婚候補との結婚後に追加されるショートストーリー。 数十分から数時間で終わる。 本編では静止画の立ち絵だったが主人公と結婚候補はLive2D (*20)になっており表情がより豊かになっている。 このモードの為に追加されたムービーや一枚絵、ボイスが新録されている。 アナザーエピソードの追加 こちらはイラストとボイスで展開される、ドラマCD形式の話が見られる。 メインキャラの1人は無料だが、それ以外の結婚候補の話はDLCになっており一括700円が必要。 後に発売されたDL専売のハード版では初期収録済み。 バグの修正 探索スキルのレベルが上がるとドロップするアイテムのレベルが低くなるバグが修正されており、仕様通りスキルレベルが上がるとレベルが高いアイテムが入手しやすくなる。 その他フリーズするバグも修正されている。 評価点(スペシャル) しんこんモードで掘り下げられた結婚候補達 上記で挙げている通りLive2Dになった事や、ボイスが新録されたことによりキャラクター達の新しい一面が見られるようになった。本編では見せなかった表情や新しく追加された一枚絵は一見の価値あり。 ロード時間がほとんどない ソフトリセットは出来なくなったものの、Switchのゲームの中ではロードがかなり早くデータの読み込み以外ではロード時間が1秒未満とほぼ無しに等しい。スムーズにエリア移動出来る。 水着・パジャマ立ち絵の改善 大まかな形状はそのままに、キャラごとに異なる装飾や柄が追加された。各々の個性が表れたデザインとなっており、評価が高い。 セーブデータの大幅な増加 3DS版では3つしかなかったセーブデータが20個まで増加。 本作の結婚相手候補12人をコンプリートしても、まだ8枠も自由に使える。Switch版ならば本体のユーザーを追加する事でさらにセーブデータを増やせる。 第3部の開始が容易に 3DS版では第3部のスタートイベントが運が悪いとなかなか発生しなかったが、条件を満たした時点でほぼ確実に発生するようになった。 ただし問題点の項にある通りそれ以外のサブイベントは相変わらずランダム発生のままである。 とあるキャラクターの「アナザーエピソード」 + ネタバレあり 人気キャラクターにもかかわらず本編では結婚相手に選ぶことができなかったが、 このエピソードにおいてついに結婚イベントが描かれた。 結婚イベントの追加は『4スペシャル』発表当初から期待されていたものの、発売前の段階で「世界観を揺るがすおそれがあったので追加は断念した」と明かされていた。そんな中でのサプライズであったため、落胆していたファンの衝撃は大きく、一転して本作を高く評価するきっかけとなった。 問題点(スペシャル) 改善されなかった仕様。 基本的なゲームシステムやステータスにはほとんど手が加えられていないため、そういった部分に起因する問題点はそのまま残っている。3部以降のインフレもそのまま。 結婚に必要なサブイベントの発生もランダム仕様のまま。少数ながら、数年経過しても目当ての相手と結婚できないという報告も。 これを受けてか次回作ではサブイベントは特定地点で発生するようになり、任意にサブイベントを起こせるようになった。ただ、こちらはこちらで住民の生活状況やシナリオを無視してイベントが発生するため、一長一短となっている。 テキストの誤字・脱字の未修正がかなり残ってしまっている 助詞が抜けている、接尾語が連続している等かなりの数。 また、誤字・脱字ではないものの、敬語とタメ口が不規則に混ざっていて口調に違和感があったりするテキストも未修正のまま。 一部のアイテムの値段設定のミスもそのまま手つかず。 総評(スペシャル) 約7年振りに発売されたルーンファクトリーシリーズの移植。 不具合などが多く荒削りながらも独自の要素も多くコアなファンもいるルーンファクトリーシリーズ。同時期に完全新作の5の制作も発表されファンを安堵させた。 致命的なバグや仕様のミスは改善されており、キャラクターの掘り下げを中心とした追加要素も好評。 余談(スペシャル) 本作のデータを持っていると次回作『ルーンファクトリー5』に今作の結婚候補2名がゲストとして登場する。 一緒に冒険出来る他、彼らから受けた依頼をこなすと今作の主人公の衣装を貰える。 2021年秋にXSX/PS4/One/Win(Steam)版が発売されることがマーベラスの米国法人であるXseed Gamesから発表され、2021年12月7日に発売された(Windows版のみ2021年12月8日に発売された)。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4537.html
この記事では『ルーンファクトリー3』『ルーンファクトリー3スペシャル』を取り扱っています。 ルーンファクトリー3 【るーんふぁくとりーすりー】 ジャンル ファンタジー生活ゲーム 対応機種 ニンテンドーDS メディア 1024MbitDSカード 発売元 マーベラスエンターテイメント 開発元 ネバーランドカンパニー 発売日 2009年10月22日 定価 4,980円(税別) プレイ人数 1人(通信時1~3人) セーブデータ 2個 通信機能 ニンテンドーWi-FiコネクションDSワイヤレスプレイ対応 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 良作 ポイント 戦って、農業して、恋愛して『1』『2』からの驚異的な進化操作性は非常に快適ヒロインが全員可愛い ルーンファクトリーシリーズ ストーリー 概要 ゲーム進行 戦闘パート 生産パート 町人との生活 やりこみ要素 評価点 問題点 ストーリー 総評 余談・その後の展開 ルーンファクトリー3スペシャル 概要(スペシャル) 変更点(スペシャル) 評価点(スペシャル) 問題点(スペシャル) 総評(スペシャル) その後の展開(スペシャル) 余談(スペシャル) ストーリー ある嵐の夜のこと。ちょっと鄙びた町、シアレンスに金色の毛をしたモンスターが迷い込んだ。 町の住人のとある少女は、意識を失って倒れた彼をベッドに寝かせて看病する。 …だが、目を離した隙に彼の姿は忽然と消え、それと入れ替わるかのように金髪の少年が町の入り口に立ち尽くしていた。 記憶を失くしているというその少年は、町長の取り計らいもあって、町のシンボルである大樹の中に造られた家に住むことになるが…。 概要 長くシリーズの息が続くシミュレーションゲーム『牧場物語』のスピンアウト作品。(Wii版『フロンティア』も含めれば「ルーンファクトリー」のタイトルとしては4作目。) 牧場物語に剣と魔法の要素を加え、独特の世界観に仕上がっている。牧場経営・ダンジョン探索・各種生産・町人との交流等、できることが多岐に渡っており、一言で表現するならば公式ジャンルで銘打っている通り「ファンタジー生活ゲーム」。1作目・2作目はバランスやバグなどで問題が多く、本作も残念な出来になるのではないかと危惧されていたが、いざ蓋を開けてみると、名作・良作と呼ぶに値する完成度であった。 過去の作品から大幅にインターフェイスの改善とアクションの高速化を実現しており、「3から入ると1と2はストレスが溜まってゲームにならない」と言われるほど。 ゲーム進行 ダンジョンの奥に潜むボスを倒し、町に発生する事件を解決することによって主軸となるストーリーは進行していく。 住人毎のサブストーリーのようなものがあり、各々の個人的な依頼を達成するという形で進行させていく。この依頼は住人の主人公に対する好感度と直結しており、好感度が高まるに従って新しい依頼が追加される。 細かく頻繁にセーブポイントが設置されている。自宅の他に、ダンジョンの入り口(*1)や、内部でも要所要所でセーブが可能。更にダンジョン入り口や自宅へ一瞬でワープする魔法(しかもRP消費無し)を、ゲーム序盤で自動的に獲得できる(*2)。携帯機で遊ぶゲームとしては、地味にありがたい配慮。 戦闘パート 典型的なARPG。爽快感を重視した作りで難易度は低く、武器種や魔法を好みで選んで戦える。また、物足りない人のためにハードモードも用意されている。(ゲーム開始直後でなくとも、任意のタイミングでモード切り替え可能) 使用可能な主な武器種は片手剣・両手剣・双剣・斧・ハンマー・槍・杖。これに加えて農具(ジョウロ・クワ等)、条件付きであるが拳も使える。チャージ攻撃、ダッシュ攻撃、更に必殺技的な「ルーンアビリティ」を駆使して敵を蹴散らしていくのは快感。ルーンアビリティの種類は豊富で、使用武器による制約も少なく、自分に合ったスタイルで戦闘することができる。 ペット(仲間にしたモンスター)の中には主人公がその背中に騎乗して戦闘できるものもある。この場合、攻撃はペットの能力を活かした攻撃が発動できる。(例えばドラゴンに跨って火炎ブレスで敵を掃討する等)これも戦い方に幅を持たせる要素の一つとなっている。 連れている住人やペットの戦闘力を大幅に強化する道具が用意されている。この道具のおかげで、この手のアクションRPGにありがちな「パートナーのNPCがお荷物」となり難く、気軽に連れ歩くことができる。 生産パート 分類すると畑作、畜産、釣り、料理、鍛冶、装飾、調合の7つから成る。 本作はダンジョンで拾った装備よりも自分で製作した装備の方が遥かに強いことが普通であり、その点で鍛冶・装飾の重要性は高い。ダンジョン探索で素材集め→強力な装備を作製する→ダンジョン探索…といった具合で、探索とのリンクがダイレクトに成立しているのである。 一方で、探索で必要となる回復アイテム等を作製するための料理・調合は畑作・畜産・釣りと密接に関わっており、あらゆる要素が無駄とはならず、有機的に結合していると言えるだろう。 特に畑作に関しては、収穫の際にステータス・スキルLVのランダム上昇というボーナスを加えることによって空気化が防がれている。 さらに、今作ではほぼ全ての行動に「スキルLV」が存在し、それらが上昇することにより主人公の能力が上昇していく。これにより釣りや町人との会話だけをし続けていても、寝ているだけでも戦闘が有利になっていく。 ただ移動するだけでも「歩行スキル」レベルが上がっていく。など、スキルレベルの種類はかなり豊富。 強い武器や有益な道具を作るためとはいえ、やり込むのは面倒...という人でも問題という程のことはなく、高価だが武器屋で掘り出しものと称して、或いはランダムでフィールドに配置される宝箱から、高レベルなアイテムが手に入ることもある。そのため、やり込みが強制されることは決してない。また、そうしたバランス悪化を嫌うのであれば利用しない道もある。 このシリーズの目玉である農業に関しても様々な改善がなされ、非常に快適になった。 前作に比べて主人公のアクションが軽快になり、耕す、水を蒔く、作物を収穫する等の動作がスムーズになった。 このおかげで前作までは非常に面倒だった農耕作業が高速化&効率化し、一度に大量の作物を育てても苦労することが少なくなっている。またタネメーカーが廃止され、鎌で作物を刈り取ることで直接種を回収することができるようになった。前作までと違って種の数は増やせなくなった代わりに作業が大幅に効率化し、さらに刈り取ることで作物の質が1段階向上するボーナスが得られるように。 しかも前作ではある程度シナリオを進めて上位の農具を手に入れなければ撤去できなかった切り株と大岩が初期状態の農具でも撤去できるようになり、最序盤からかなり自由に畑を利用できるようになった。 仲間モンスターによる手伝いシステムの統合 前作までは水やり、収穫、雑草刈り、伐採、石の除去などの作業はそれぞれ別々に対応したモンスターを用意しておく必要があり、仲間にできない場合はその作業を全て自分でこなさなければならなかった。 しかし今回は一匹で水やりから雑草刈り、岩や枯れ木の撤去まで全てこなしてくれるように。さらに資金を消費することによって自動で種まきまでやってくれる。 しかも今回は仲間にできるモンスターなら全て上記の手伝い作業を行ってくれる。趣味で好きなモンスターを捕まえる利点も出てきた他、産出物回収用のモンスターも農作業に駆り出せるようになったので、酪農と農業が両立できる。しかしそれに伴い仲間モンスターの上限が20匹と大幅に減少した。 ただし畑を耕す作業は自分でやる必要がある。また、自動種まきで蒔かれる種は店売りされている物の中から畑のマス目毎にランダムに選ばれるため、土質(後述)にバラつきが出やすい。 土質システムの導入 今作では畑のマス目毎に「土質」と呼ばれる概念が設定されている。 土質の善し悪しによって作物の質(Lv)や成長速度に影響が出る。同じ場所で何度も連続して作物を育てると次第に土質が悪化してゆく。土質が悪いと作物の生長が遅くなり、収穫した作物のLvも上がりにくくなる。逆に土質が良いと作物の成長速度が速くなるほか、作物を植えると植えた作物の質が向上するようになる。 土質は作物を栽培せずに放置したり農薬を蒔くなどすれば改善できるが、作物が枯れたときや雑草に混じってランダムに発生する枯れ草を一緒に耕すことで一気に最高の状態まで改善できる。ゴミでしかなかった枯れ草に新たな使い道ができた(*3)。 季節が変わると前季節の作物は強制的に枯れるのを利用して、安く買える季節外れの作物の種をまとめ買いして畑一面に撒き、翌日枯れ草になったところを耕し、広範囲のマスを一気に改善する…といった荒っぽい手も使える。 ちなみに前作、前々作で猛威を奮ったイチゴ戦術は、土質システムの導入と台風の影響範囲拡大(洞窟内にある畑も台風の影響を受けるようになった)によって完全に消滅。 町人との生活 前々作・前作では淡白な印象だった依頼イベントのストーリー性が増した。 単なるお遣いではなく、住人の内面を垣間見るような話も多い。 出来の良いAIのおかげで、住人が実に生き生きとしている。 散歩に行ったり、店番をしたり、雨が降れば家に入ったり…。多種多様な行動をとる住人達であるが、インターフェイス改善のおかげでその所在は一目で分かる(前作では占い師に尋ねる他、時間帯毎の住人の位置を把握する必要があった)。 会話のパターンが豊富。特定のアイテムを渡すことで聞ける会話、特定の組み合わせのキャラクター達がその場に居合わせることで発生する会話や、更には住人の好感度等による台詞変化(複数人での会話や、前述の「依頼イベント」中の台詞に変化が生じる場合も)もあり、作り込みが細かい。 プロローグに於ける名前入力・牧場名入力に対するヒロインのどうでもいいコメントでさえ、何故か一種類ではない。 携帯機のRPGでは容量の関係か、重要シーンか戦闘時しかボイスのないものが多いが、このゲームでは通常会話時にも感嘆詞のボイス(「うわぁ」「おはよう」「エ゙ッヘェ」など)がある。テンポ良く入るそれらのボイスによって、よりキャラクターが生き生きと魅力的に感じられる。 個人の嗜好もあるため、一概に改善とは言い難いが、前作のような男性NPCとヒロインの結婚はなくなり、横恋慕展開も無くなった。 最終的に結婚できるヒロイン候補は合計11人。みな個性的な性格で魅力的に描写されている。会話時の立ち絵グラフィックも良く、お嫁さん候補が多すぎて悩んだプレイヤーも多いだろう。 しかしセーブデータは2つまでしか保存できない。ただし、前作までとは違い分割セーブ可能となったため、結婚直前の状態でセーブしておけばひとまず一通りのキャラとの結婚を楽しむことは可能。 やりこみ要素 LV上限10000、出荷記録、各種ミニゲーム、ペット育成、町人の鍛錬など、やりこみ要素が豊富に揃っている。ストーリーを終わらせた後は戦闘を極めるも良し、農業に精を出すも良し、ペットとじゃれるも良し。 ランダム生成ダンジョンが用意されている。全体的に本編よりも敵が強く歯応えのある難易度。特に最上位のダンジョンは一度踏破するたび(か、又はワイヤレス通信によるマルチプレイ時)に自分のレベルに合わせて敵のレベルまで上昇するため、本編以上に慎重に進めなければならない。(しかもゲーム内の日数が数日分は費やされかねないほどの長さを誇る。) 評価点 牧場物語×ARPG を高いレベルで実現させたゲームデザイン 上述の通り、本作のゲームシステムは過去作『1』『2』から様々な面において徹底的な改良がなされており、非常に快適かつスピーディーに遊ぶことができる。 丁寧なチュートリアルはもちろん、煩雑だった要素を可能な限り除外したことによりシステム自体もかなり直感的になり、本作からシリーズを遊ぶ人でもゲームに馴染みやすい。 スキルLVの導入により町での農業生活がダンジョン探索にも有利に働くようになったこと、討伐系・探索系の依頼やイベントが増えたこと、住人を戦闘要員として連れ歩けるようになったこと等、過去作以上に牧場生活とARPG要素が深く交わるようになった点もシリーズとして大きな進化。 これほどまでの大胆なインターフェイス改修を行いながらも、致命的なバグが存在しないという点も過去作のバグ事情の悲惨さを思うと賞賛に値する。 後述のように荒削りな調整・システムも見られるものの、全体的なゲーム性そのものは高い完成度でまとまっており、後のシリーズの基礎を築くことにも繋がった良質な出来栄えと言える。 遊びやすいアクションパート 全体的に難易度は低く、敵に向かってボタンを連打するだけである程度は立ち回れる。 レベルも簡単に上げられるため、ゴリ押しも可能。 難易度が低いので、数ある武器や魔法、仲間から好きなものを選んで立ち回れる。 上級者にはハードモードがあるほか、「ルーンアビリティ」を使用して爽快な立ち回りも可能。 移動距離の長い滑空攻撃「烈空」は攻撃だけでなく、移動にも活用される。 遊べる要素の多さ 農業、釣り、恋愛、戦闘etcとやれることが多く、制限日数のようなものはないので、各自のペースで好きなように遊べる。 いずれもやり込みが可能なうえ、あらゆる行動でスキルレベルが上がるため、育成にも繋がる。 キャラクター 奇人変人が多いが、単なる色物にとどまらず各キャラごとに独自の魅力がある。 初見では、思ったことと反対のことを 赤字 で話すソフィア、特徴的な口癖のダリアあたりが目立つが、プレイを進めるうちにどの住民も個性が発揮される。 基本的に人間関係は和気藹々としており、ヒロイン同士やサブキャラクターとの掛け合いも観ていて楽しい。 問題点 妙に理不尽な依頼が散見される 依頼の大半は親切設計(*4)なのだが、一部の依頼に限って妙に理不尽。達成条件がシビアだったり、提示されるヒントが曖昧すぎたり。 よりによって最初の依頼が、ある意味一番難しい。「全ての住人に会って挨拶して来い」という内容なのだが、まだ誰に会っていないのかはもちろん、どんな住人が・合計何人・どこに住んでいるかも一切教えてくれない。ひたすら「みんなにちゃんと話しかけてきなさい」とだけ急かされ続ける。 出会っただけでは達成扱いにならないというのが厄介な点。更に、小イベント扱いの遭遇や会話では「会話した」というフラグが立たない。イベント内で主人公と会話しているのを見て、プレイヤーはもう会話したつもりでいても「会話していない」扱いとなっている人物が盲点となって残りがち。イベントの内容とは関係無く、プレイヤー操作で話し掛けにいかないと「会話した」扱いにはならない。 日の大半を町の外で過ごし、夜間も町の外の小屋で眠るキャラがいる。この人物も、もちろん住人の一人とみなされる。 特定の施設や家から、滅多に出歩くことのない住人も何人かいる。もっとも、住人によって曜日や時間ごとに居る場所は決まっているため、馴染んでしまえば会いに行きやすい人たちだが、慣れない身には隠しキャラ。まったく動かないならまだしも、動くときには動くのがまた曲者。 依頼を受けられるようになってすぐから、細工や鍛冶のスキルを要する依頼がしばしば舞い込む。これらのスキルはストーリーがもっと進行しないと、腕を磨くどころか挑戦することすらもできないのに(*5)。 「○○を手伝って」「話を聞いて」などという依頼を受けて行ってみたら、「(聞いたこともない地名)へ連れて行け」と頼まれるなんてのも日常茶飯事。 モンスターがうろつくダンジョンへ行けというものももちろんあるが、プレイしていれば自然とどこかは見当が付くはずなので、後はひたすら足で探すのみ(*6)。 しらみつぶしで達成できる分だけ、まだしもこれは楽な方。 最初の依頼以外ならリタイアしてしまうという手もある。 キャンセルしたからといって好感度が下がるといったペナルティも特にない。 戦闘バランスの大味さ このゲームの戦闘は基本的に難易度は低いが、やりこみの域に入ると事情が一変する。 先述した最上位のやりこみ系ダンジョンでは、主人公レベルが1000を越える頃になると、主人公のステータスをもってしてもそれに合わせて強化される敵側の攻撃力上昇に追い付けず、最終的には「食らえば即死の回避ゲー」と化してしまう。これに対処する方法として、攻略wikiでは「プレイヤーと同レベル帯になっているそのダンジョンのモンスターを仲間にして、自分は後方からサポートに徹する」という、自身が立ち回るのが爽快なこの作品のゲーム性そのものを否定してしまう手段が推奨されているほど。 主人公は特殊能力で変身することができる。この変身、ストーリー上では非常に重要な役割を果たすのだが、付与効果等をカスタマイズできる自作武器が非常に強力な戦闘パートではあまり日の目を見ない。一応、変身後は変身前よりも能力が強化されている他、独特な攻撃方法も態々用意されている。 しかしこの能力を獲得した後に出現するとあるボスとの戦いでは、武器を使った立ち回りよりも拳で攻撃した方が効率的に攻撃できるようになっており、一概に使えないわけではない。 農業しなくてもいい金策バランス このシリーズでは農業以外の要素で農業以上の稼ぎを得られることが多いが、今作も例に漏れない。 今作は街に存在する釣り堀にマグロを放流してもらい釣って料理し、出荷すれば農業するよりも簡単に稼げてしまう。またしても畑はお払い箱(*7)。 一応、マグロの放流が頼めるようになるのは中盤以降で、釣るための釣り竿も上位の物を用意する必要があるので、序盤は農業も重要になる…のだが。 今作は作物のレベルが凄まじく上げやすく、実に簡単にレベル10の種を作れる。 特に花はレベルが上がる事による出荷額上昇が非常に高く、『1』の時と比べると3倍にもなる。 そのため、花の種のレベル10を作ってしまえば、ゲーム開始から数日後には数百万という額を定期収入で得られるため、肝心の野菜・果物類の農作は金策面においては影が薄い存在になっている。 やけに来る台風 ゲーム中での天気の一つに台風(*8)があるのだが、今作では天気変更の判定が毎正時(毎時00分)ごとにされる。 そのため、一日に数回台風(冬は暴風雪)が来るのもザラ。 今までのシリーズ作品では台風が来ると自宅から一歩も外に出られなかったが、今作から外にも出られるようになったため実った作物は回収し被害を最低限に防ぐことは出来るが……。 一応セーブ ロードで回避可能で、天候は3時間毎に変化判定が起きるため、台風が特に多い夏では3時間毎にセーブ ロードで台風を回避するという回避策が作られたほど。 夏でなくとも台風が突発的に襲ってきたり、酷い時は1日を終えて寝て起きたら畑が台風にやられていた・・・なんて事もあるのでこれでも不意に来られると本当にどうしようもない。 上記した釣りもそうだが、台風も含め農業が不要というよりも農業を取り巻いているその他のバランスが悪過ぎる。 『4』では台風が来る間隔はある程度(大体20~40日)ごとに一回、となっている。 ダンジョンにある畑の利用価値の低さ 今作にもダンジョン内に畑があり、自宅のものよりも土質が良い、植えた種のレベルが+1される等のメリットがあるが実用性は低い。 そもそも畑が妙にダンジョン内に散らばっている上に、畑のあるエリアにも当然敵がいるのですぐに農作業に移れない。 自宅と違ってモンスターに仕事をして貰う事も出来ないので自分で畑まで向かう必要がある。 更に土質の良い畑はダンジョンの最奥に配置されているために、そこまで移動するのにも時間が無駄にかかる。 ワープなどの手段もない中で街からダンジョン最奥まで移動し、更に敵を倒してようやく・・・というのは流石に利便性に欠けている。 そもそも、土質や作物レベルは枯れ草や農薬で幾らでもやりようがあるのでメリットと言えるかも怪しい所。 加えて、一度出荷してしまえば店で買える様になるので季節を問わず育てられるという点に関しても同じ事が言える。 結果的にダンジョンの畑は実質「アクセスが悪く敵が邪魔で無駄に散らばっていて使い辛い」という有様になってしまっている。 時間通りに営業してくれない店 街中には幾つか店があるのだが、その店員達の営業時間が非常に大雑把で予定が立て辛い。 特に利用する事の多い雑貨屋・花屋・病院は営業終了が18 00となっているが、時間まできっちりやってる事は殆ど無い。 数十分以上早く終了しているのはザラで、酷い時は一時間以上早く終了している事すらある。 そのため、店を確実に利用したい場合はどうしても生活パターンを店優先にせざるを得ず予定に融通が利かない部分が出てきてしまう。 生活感の演出を意図したためと思われるが、結果としてゲームが遊び辛くなってしまっていては本末転倒である。 3Dのキャラモデルが酷い これはマシンスペックの関係上仕方ないのかもしれないが、イラストのキャラデザインが良いためなお酷さが目立つ。 ただし、これが問題になるのはステータス画面で拡大表示した場合のみ。通常は縮尺の関係上気になることは無い。 主人公だけはずっと画面の中央にいるため、どうしても気になるかもしれない。いずれは慣れるはずだが、人によっては時間を要するだろう。 ストーリー ラスボス前後の作り込みが甘い 一大事件が発生しているのにも拘らず、普段通りのお気楽な住人達。町の施設を機能しておくための処置としてやむを得ないのかも知れないが…。 また、一部のヒロインにプロポーズした場合、ラスボスの発言が辻褄が合わないものとなる。 ED後に増えるヒロインの会話パターンは、比較的短期間で消化してしまう程度の量。結婚後の妻とのデートは1種類に固定される(結婚前は4種類)。出産イベントが3回まであるが、どれも展開が変わらないコピペ状態。生まれてきた子供は数パターンの発言をする以外は何の動きも見せず、「家具の一種」と揶揄されている。 既に結婚しているにも拘らず、依頼イベントで他の女性に対して思わせ振りな行動をとる主人公 ただし、これに対しては「依頼を受けない」という回避策があり、起こしたら起こしたで妻から浮気を警戒するセリフを聞ける。嫉妬する妻もかわいい 女性キャラの大半は嫁候補であり、そして依頼イベントの大半はストーリーの進展に拘らず使い回し(*9)。このため女性の依頼を片端から受けていると、主人公が誰彼構わず口説き始める有様に。 主人公が軟派な性格であればまだ納得も行くが、むしろ表面上は奥手でかなり受け身。そのくせ攻略対象外まで含む多くの女性に対し、人目のない時にだけ気のあるそぶりを見せて「勝手に」誘惑し始める(*10)。このため、見方によっては非常にあくどい詐欺師のようにも思えてくる。 また、嫁候補との恋愛関係を深めるイベントのための依頼も結婚後に受けることが可能。ただし露骨に愛を囁くようなセリフは無難なものに置き換えられている(*11)。 攻略(結婚)出来ないキャラがいることが悔やまれる 『1』『2』がゲーム進行不可能バグなどの様々なバグで有名であるため、それを「結婚できないバグ」という表現が用いられるほど。もっとも結婚相手となるキャラクターは多数いるためネタとして言うプレイヤーがほとんどである。 主人公が男性である以上、男性キャラに関しては仕方がない。しかし、本家の牧場物語は近年は主人公の性別をプレイヤーが選択可能。また、前作は後半のストーリーに限り主人公の性別を好きに選べた。 女性主人公と男性攻略キャラは『ルーンファクトリー オーシャンズ』から登場する事になる。 総評 名作を輩出してきたネバーランドカンパニーが、ようやく本気を出した傑作である。 爽快なアクション・魅力的なキャラクター・ストレスない耕作とどれも高い水準を保っている。これ一作で、シリーズの評価を覆したと言えるだろう。 ただそれだけに、荒削りで調整不足な面が見られるのが悔やまれるのも事実である。 余談・その後の展開 『1』、『2』があまりにもバグゲーとして悪評高い作品になってしまったからか、発売当初は出荷売上共に伸びなかったものの、発売後の高評価からジワジワと売れ続け、中古でもしばらく高価格で推移していた。下記の再販やSwitch移植後はある程度値下がりしている。 2011年2月24日にWii/PS3で外伝の『ルーンファクトリー オーシャンズ』が発売された。本作は耕作要素を大幅に減らし、アクションRPG要素を大幅に強化し、会話シーンが3Dポリゴンとなっており立ち絵がオミットされる、農業よりも航海に主眼を置いた作り、など過去シリーズとは一線を画す異色作となっている。しかしルーンファクトリーでありながら主人公が農業をしないと言う異色過ぎる試みが災いして評価が割れ、マルチ化の効果もなく合計売上本数は『フロンティア』とほぼ同程度にとどまっている。 2012年7月19日に3DSで本作の正統な続編『ルーンファクトリー4』が発売された。 さらに、2017年10月26日には廉価版『ルーンファクトリー4 Platinum Collection』が発売。 限定版には『3』(及び両作のサントラ)が同梱される。移植の類いではなく、DSソフトそのまま。モノ自体の見つけにくさや、見つけたとしても相場ゆえ手にし難かった人には朗報であった。 2022年9月13日配信の「Nintendo Direct」にて、リメイクとなるNintendo Switch「ルーンファクトリー3 スペシャル」が2023年春に発売されることが発表された。 実に13年越しのリメイク版のリリースとなる。 2023年3月2日に発売された。 Steam版は同年9月6日発売予定。 リメイクに伴い、4Gamer.netでインタビュー記事が掲載された。 [部分編集] ルーンファクトリー3スペシャル 【るーんふぁくとりーすりーすぺしゃる】 ジャンル ファンタジー生活ゲーム 対応機種 NintendoSwitchWindows(Steam) メディア NintendoSwitch専用ゲームカードダウンロード販売 発売元 マーベラス 開発元 HAKAMA 発売日 【Switch】2023年3月2日【Win】2023年9月6日 定価 4,980円(税別) プレイ人数 1人 セーブデータ 20個 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 良作 ポイント オリジナルに忠実なリメイクさらに可愛くなったヒロイン達 ルーンファクトリーシリーズリンク 概要(スペシャル) 『ルーンファクトリー3』のリメイク作。 前作『5』の出来が良くなかったため、不安視する声もあった。 しかし蓋を開けてみればシリーズ最高傑作とも名高い『3』のリメイクに相応しい良好な作品となった。 変更点(スペシャル) DSのオリジナル版では方向キーを2度押しでステップが出来たが、今作では『4』同様ステップボタン(デフォルトではRボタン)でステップが出来る。 DSは2画面で上画面は地図や時間などを表示し、下画面はメイン画面となっていたが今作は地図や時間も1画面で表示。それに伴い一部会話も若干変更されている。(主にゲームの内容に関するメタ的な台詞) 評価点(スペシャル) グラフィックの大幅な改善。 『5』ベースのグラフィックではなく、原作のグラフィックをブラッシュアップしたものになっている。 お世辞にも綺麗とは言えなかった主人公やモンスターなどの3Dモデルが一から作り直され非常に繊細となっている。 背景や建物のグラフィックなども拡大され繊細になっている。 2D素材は「ImageStudio8」で高解像度化がなされており(ソースあり)、はっきりとした画質になっている。 『4SP』同様の改善点 『しんこんモード』が追加されている。 4SPのしんこんモード同様主人公とヒロインはLive2Dになっているが、今作は手振り身振りが多くなっており活発的なヒロイン達にあったモーションがあてられている。 追加の一枚絵や追加ボイスも健在。 『4SP』で結婚したキャラのしんこんモードが解放され、他のキャラはオーダーをすることで全員のしんこんモードが解放されるという方式であった。オーダーが存在しない今作では結婚した時点で全員のしんこんモードが解放される。 セーブデータも20個に増加しており11人いるヒロイン全員と結婚してもデータが9個も余るという贅沢っぷり。 水着のデザインも変更されており各ヒロインの特徴を捉えた可愛らしいデザインとなっている。 問題点(スペシャル) 後の作品では改善された仕様がそのまま 当時の仕様そのままという仕様上、様々な問題が存在する。 例を上げると『2』や『オーシャンズ』で導入された女性主人公は存在せず主人公は男性で固定。 『4』、『5』では複数の住民やモンスターを連れて行けたが今作では1人までしか連れて行けない。 収納箱に収納出来るアイテムの数や冷蔵庫に収納出来る料理が少ないなど。(*12) 何より最大の問題点はヒロインと結婚しないとストーリーが進行しない仕様もそのままであるということだろう。 総評(スペシャル) 『3』のゲーム体験や魅力を損なわず、画質を向上させ新要素を追加したリメイク。 特に劣化したような部分はないが、不便や不都合な部分などもそのまま移植しているため、『4SP』や『5』から入った新規のプレイヤーは戸惑うところも多いだろう。 しかしグラフィックの大幅な改善や新要素の追加で「ルーンファクトリーシリーズ」の中でも一二を争う可愛さを持つヒロイン達がさらに魅力的になっている。 興味を持った人は一度変人曲者揃いのヒロイン達に会いに『シアレンス』を訪ねてみてはいかがだろうか。 その後の展開(スペシャル) 2023年9月6日にWindows(Steam)版が発売された。 余談(スペシャル) 『4SP』、『5』のデータがあると各作品の男性主人公の衣装が入手可能。 『4SP』同様各ヒロイン視点で語られるボイスドラマ方式の話を見ることが出来るDLC「アナザーエピソード」が販売中。価格は713円。 Win版では無料でダウンロード可能。 DS版でヒロインの1人である「マリオン」を担当していた声優が休業中だったため、代役での収録となっている。 豪華版の『Dream Collection』及びデジタルデラックス版の付属特典はヒロインが常時水着になる『みんなで水着モード』。雪が降り積もる寒い冬でも水着なのはシアレンスでは普通。
https://w.atwiki.jp/arenndes/pages/46.html
ルーンファクトリー マスターコード 000021DB 4152464A BEAB3C47 A1CA2D21 所持金99999999G 6E87820B 05F5E0FF 木材9999本 5E87826B 0000270F 主人公経験値MAX 6E87820F 05F5E0FF 全モンスター小屋エサ99 0E8783F8 200800AC 4C933CD0 00000000
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/20127.html
登録日:2012/09/07(金) 18 34 09 更新日:2023/09/08 Fri 00 01 21NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 3DS 6股可能 HDリマスター化 Nintendo Switch PS4 RF Steam Xbox One XboxOne はんはんふ~ もっと評価されるべき やりこみ要素 エーテルリンク カブ様…いや、なんでもない… ゲーム シリーズ最高傑作 セルフィア ゼークス帝国 ニンテンドー3DS ネタの宝庫 ネバーランドカンパニー ノーラッド王国 ハッピーエンド パワーインフレ ピーク ファンタジー マーベラス ルーンファクトリー ルーンファクトリー4 ルーンファクトリー4SP ルーンファクトリー4スペシャル ロリコンホイホイ 三部構成 不朽の名作 伏線回収 公式が病気 名作 周回プレイ 四幻竜 大団円 守り人 完結 強くてニューゲーム 忙しいスローライフ 恋愛 戦闘 涙腺崩壊 無双ゲー 牧場物語 牧場<恋愛 特典CDのディラス≠銀さん 王道 男女主人公 結婚 結婚できないバグ 農奴の聖地 農奴ホイホイ 農業 集大成 暮らそう! ファンタジーの世界で! 『ルーンファクトリー4』とは、マーベラスAQLより発売のニンテンドー3DSソフト。 『ルーンファクトリー -新牧場物語-』から続くルーンファクトリーシリーズの6作品目である。 これまでナンバリングタイトルのハードがDSだったのに対し、初の3DSソフトとして販売された。 そしてやはり一部バグゲー。ルーンファクトリーシリーズはこの宿命から逃れられないらしい。 2019年7月25日には、Nintendo Switchへの移植作『ルーンファクトリー4スペシャル』が発売。 新難易度「ヘル」に加え、「しんこんモード」と「アナザーエピソード」が新たに追加されている。上記のバグもある程度は解消された。 2021年12月7日には4SPがPlayStation4、XboxOne、Steamにてダウンロード専売で発売。 あらすじ 主人公であるレスト/フレイは飛行船に乗り、ある荷物をセルフィアに届ける任務に就いていた。 しかし、其処に現れたのはその荷物を強奪しろと依頼された盗賊。 主人公は善戦するが不意打ちされた衝撃で記憶を失い、さらに荷物と一緒に飛行船から転落してしまう。 もう駄目かと思った時、落下した彼/彼女の真下にいたのは、とある竜。 セルフィアの守護者こと風幻竜・セルザウィードと出会ったことから、主人公の冒険は始まる。 主な新要素 基本的なシステムは3に準じているが3からの改良点も多く、痒い所に手の届くようになっている。 ロードとセーブがほぼノータイムで操作性も非常に快適でサクサク進む。 ちなみ今回町のイベント発生は基本的にランダム。 運が悪いとシナリオ進行も足止めされ、結婚までたどり着けないことも。 女性主人公 オーシャンズでも主人公の性別を選択できたが、最初に選択できるようになったのは今作が初。ちなみに選ばなかった方は出てこない。が、変装はできる これに合わせて、ヒーロー候補の人数は6人と過去最多になった。 (代わりにヒロイン候補も6人になり、前作より減ってしまったのは少々残念なところ) オーダー 王子/姫として町を復興させる事を頼まれた主人公は、イベント(または依頼等)をクリアする事で入手する王子/姫ポイントを使い、様々な恩恵を得る事が出来る。 例えば、出荷箱等を大きくしたり、畑を広げたり(お金や木材はしっかり取られる)、他にも朝起こしてくれる人を選択したり。 クリアした後は台風を遠ざけたり、BGMを過去作のものに変えたり、立ち絵を弄って疑似百合プレイをしたり等、色々な事が出来る。 新武器カテゴリ「拳」 腕に装備するタイプの格闘武器。前作のモコモコ形態での戦闘方法を発展させたもの。 リーチは短いが威力と手数を兼ね備え、さらにダウンを奪ったモンスターを持ち上げて投げ技を決められる。 別のモンスターにぶつけて攻撃することも可能。 パーティバトルの強化 街の住人を一度に2人まで連れ回して一緒に冒険できる。 装備アイテムをプレゼントすることで装備してもらうことができ、武器、盾、帽子、鎧、靴、アクセサリと自由にカスタマイズできる。 装備アイテムを自作する際はアレンジ、さらに作成後も強化が行えるため、その自由度はあらゆるゲームの中でも屈指。 見た目はネタ武器の最強武器も作れる 恋人 今回は「告白」に成功することによって明確に恋人としての付き合いが始まる。 恋人同士となることで互いの呼び方を決めたりデートに誘うことができるようになり、日常会話の内容も変わる。 複数の相手と恋人関係になることも可能(最大6股)だが、流石に重婚は出来ない。せっかくの王族設定なのに…… ただしバグにより恋人と配偶者を両方キープした状態で二回結婚することは可能。 (その代わり最初の配偶者との婚姻関係は解消される) やりこみ要素 戦って経験値を得てレベルアップするのは普通のアクションRPGと同じだが、レベル上限は驚異の50000。 恐るべき難易度のクリア後ダンジョンも登場し、一つ前の階層で通用していた装備がもう通用しなくなることもザラなので装備の素材集めなどやることはなくならない。 レベルと装備を極めるとほぼ全ての属性攻撃を無効化し無類の強さを手にするが、敵も相応に強くなるので決して油断は出来ない。 周回プレイヤーに向けた「強くてニューゲーム」要素も用意されているので、12周して全員の結婚イベントを見るのを目標にするのも一興。 総じてゲーム内の1日の長さに対してやれることが多いため、スローライフなのにやけに忙しいなんてことになりがちである。 あと1日、もう1日だけ····ハッ!もうこんな時間か····は(多分)誰もが通る道。 キャラクター 奇人変人の巣窟と言われた3と比べると住人たちは全体的にマイルド調整。 物足りないと感じた時点で既に貴方はシアレンスに毒されている。 主人公 レスト/フレイ(名前変更可) CV 内山昂輝/斎藤千和 空から降ってきた記憶喪失の主人公。 王子/姫として街を盛り上げる事を強いられているんだ!! 基本的には誠実で真面目な心優しい性格だが、デートの時になるとガッツリ行く肉食系。 女性主人公でも不意打ちで抱き着いたり、キスをしたりとやりたい放題。どう見てもビッチです。 しかも他人のベッドで寝ようとする等、地味に変態っぽさが目立つ(この点は本作に限った話ではないが)。 これまでの主人公と同じく、アースマイトである。 そして本作の仕様上、歴代主人公の中でも最強レベルの強さを誇る。 お嫁さん/お婿さん候補 マーガレット CV 悠木碧 村に住むエルフの女性。音楽家であり、レストランでよく演奏している。 何故か高所恐怖症なのに町のがけっぷちに住んでたり、高台に登る猛者。 掛け声が「ブラボー!」。 ルーンファクトリー3に登場したダリアの妹。 ゲーム中では明言されていなかったが、SPの攻略本で姉妹と確定した。 ルーンファクトリー5でもゲスト枠として登場。 コハク CV 佐藤聡美 アンブロシアと呼ばれる魔物を倒した際に現れた女の子。天真爛漫で人を疑わない。 ↑の蝶の魔物と融合していた名残か、背中から蝶の羽を生やす事が出来、よくぱたぱたしている。 エルミナータに保護されて、セルフィアの花屋で住み込みで彼女のお手伝いをするようになる。 外見がロリなら中身も完全にロリ。恋愛もまだよくわからないような幼い身で結婚して妊娠・出産も可能。 それでも子供が産まれると立派にお母さんを務めている。 またフレイと同じく緑髪なので、違和感なく母子(というか姉弟姉妹)に見えて微笑ましい。 結婚できないバグの定義をも覆した、ある意味アグネスホイホイ。小作人さん達は変態さんなの。 趣味は日向ぼっこ。好物は花とハチミツ。すごくわかりやすい。るんるんら~♪ ちなみに男主人公限定のラブイベントでは、花屋の看板に主人公の名前を刻むことが出来る。付き合う前に済ませておこう。 結婚イベントはシビアな内容で、本作の守り人が抱える最大の問題点について言及されている。 フォルテ CV 小林沙苗 セルフィアの街を守る騎士の女性。生真面目さん。くっころ枠。 主人公の護衛役でもあるため、友好度に関係なく最初から連れ歩ける。 料理を作ると炭になる不器用さん。町の人曰く「甘いにおいがする炭なんですよ!」 それでいて怖い物が苦手だったりと、色々と残念な人。 ドルチェ/ピコ CV 竹達彩奈/早見沙織 マリネッタと呼ばれる魔物を倒した際に現れた少女。 と、その御付の幽霊(幼い外見だが実年齢はドルチェより年上のロリババア女性)。 所謂クールキャラであり、毒舌。特に相方である変態淑女ピコに対してはかなり容赦ない。 戦闘では結構ハイテンション。 が、実は素直じゃないだけと暴露されたり、家族扱いに戸惑ったり、甘いものが好きだったりと、かなりのギャップ持ち。 自分を実の娘のように暖かく受け入れてくれるジョーンズ夫妻に、深い感謝の念を抱いている。 シャオパイ CV 金元寿子 宿屋の美人女将の娘。好きな物は中華で、口癖は「~だが」「~ようだ」。 美人すぎる母親のリンファのことが大好きであり、自分もいつかあんな風になりたいと考えるドジっ子。 …そう。ドジっ子である。こけることは日常茶飯事である。 レベルが上がるとこける時に爆発を起こす。 ぶっちゃけママンのほうと結婚したいです。 クローリカ CV 生天目仁美 何時も眠たそうにしている執事見習いの女性。というか、時々寝ている。 ビシュナルと共にヴォルカノンに師事しており、彼女のほうが少しだけ先輩である。 時折子供っぽいところを見せたり、ポケポケしているせいで大人っぽく見られない。 しかしビシュナルとは違い、寝ている間に仕事を完璧にこなす驚異の有能な怠け者。 「クローリカのベッドで寝よう」→「じゃあ、主人公さんのベッドで寝ますね」と返してくる猛者。 好きな物は宝石、きれいな鉱石だったりと、ボーッとしてるイメージの割には少々お高い人。 ビシュナル CV nmkw 「やるぞぉ~!」が口癖の執事見習いの青年。 自分に厳しくがモットーな所謂特訓厨。それとよく騙される。 その騙されっぷりと言うと、胡散臭い怪しげなツボでも普通に買ってしまうレベル。 努力が空回りすることが多いが、やれば出来る男なので決してただの無能な働き者ではない。 よくカレー(失敗作)をくれる。 失敗作じゃないのかと確認するとカレーだと答えるが、貰ったものを返すと怒る。 理不尽。 ディラス CV 杉田智和 ライデンと呼ばれる馬のモンスターを倒した際に現れた青年。趣味は釣り。 水の遺跡で主人公に倒された後は、レストランで給仕として住み込みで働くようになる。 その負けず嫌いな性格からダグとは何かと張り合い、一緒に働くマーガレットからもよく注意されている。 ドルチェと同じく所謂ツンデレであり、最初は素っ気ないが徐々に心を開いていく。 手料理を振る舞ったり、モブ男にナンパされて困惑する主人公を助けて、お前はかわいいから気を付けろと言ったり、 景色の綺麗な場所を探しては、一緒に行かないかと誘おうとする。 このイベントは男主人公でも発動する。アッー! 大の釣り好きで、釣り大会では超絶スコアを叩き出すため釣り大会のトロフィーを制覇するまでライデンを倒さないことが推奨されているほど。 アーサー CV 鈴木達央 ノーラッド王国の王子で、本来は彼が王子としてセルフィアに赴任するはずだった眼鏡の青年。 趣味はメガネ集めで、得意魔法は闇。その佇まいから当初は黒幕扱いされたとか…。 成り行きで王子の仕事を押し付けたものの、交易の仕事を通してその後も主人公をサポートしてくれる頼りがいがある人。 男キャラに対しても「可愛い」と告げたり「会えて嬉しいです」とナチュラルに言う罪深い御仁。 キール CV 下野紘 町に住む青年。フォルテの弟。ショタ枠。 誰かの為に何かをしたいと考える優しい性格で、まだ若いのに魔道書を読んでたりとかなりの博識。 噂好きであり、彼が噂を広める事で色々とトラブルが起きたりもする。 姉が料理が出来ないので、フォルテ家の料理は殆ど彼が作っている。 また、主人公に対してやたらとスキンシップを取ろうとしてくる。 (あくまで知的好奇心から来るものであり決して変な意味はない) ダグ CV 増田俊樹 雑貨屋で居候しているドワーフの青年。3に出てきたガジやゼゼと同じく、特徴的な語尾を使う。 好きな物は米であり、おにぎり一つで好感度が上がる安上がりなお人。 ただし、とある理由から友好度にストッパーが掛かっており、物語を進めないと仲良くなれない。何気に本作のキーパーソンの一人。 ディラスとは犬猿の仲で、作中ではしょっちゅう仲良く喧嘩している。 ぶっきらぼうだが住み込みさせて貰っている雑貨屋のお婆さんには優しい事から、根は真面目だと言うのが解る。 時々男性陣を集めてパジャマパーティを開く。これにしょっちゅうイベントの発生を邪魔される王子からは「パジャマパーティ禁止令」のオーダーが求められているとかいないとか。 戦闘に参加させると魔力が皆無なのにファイヤボールを連射したがるアホの子。魔闘の呪符必須。 マーガレットと同じく、ルーンファクトリー5でもゲスト枠として登場。 レオン CV 鳥海浩輔 デスカーn··じゃなくて、サルコファガスと呼ばれるモンスターを…以下省略。 成熟した大人故か、コハク達のように住人に引き取られることはなく旅館で下宿生活を送る。 ひょうひょうとした性格で、いまいちキャラをつかめない狐男。 きわどい下ネタ好きで相手が男主人公でもからかってくるが、冗談で告白すると普通にドン引きするので変な趣味は持ち合わせていない。 好きな物が麻痺状態になるおさかなだったり、封印状態になるイカだったり、かなりの猛者。 「刺激がある方がいい」とは彼の弁。 サブキャラクター ヴォルカノン ビシュナルとクローリカの上司である執事。 一瞬で木々を粉砕したり、橋を造ったりとその実力は超一級。 というより、この人だけでいいんじゃないかな。うるさい。あと涙もろい。 パーティに加えることもできるが条件は厳しい。まさかの知力「2」 ジョーンズ ナンシー 病院を経営する夫婦。ジョーンズが医師で、ナンシーが看護婦。結婚できない枠。 身寄りのないドルチェを引き取り、家族同然に付き合っていく優しい人達。 が、ジョーンズは主人公が倒れるとやっぱり治療費として大金をぼったくる。 それでも条件次第では割り引きが効くし、難易度ノーマル以下では割と良心的な価格だったり前作よりかは幾分マシである。 ブロッサム 雑貨屋を経営する老婆。セルフィアにやって来たダグを引き取って、自分の家に住まわせている。 厳しくも思いやり溢れる優しい性格で、ダグが真面目に育ったのも彼女のお陰だろう。 本人曰く、若い頃はフォルテに似ていたとの事。また作中の台詞から、かつて夫がいた事が窺える。 冒険には連れていけないが、ある方法で戦闘ボイスを聞くことができる。 バド 鍛冶屋のドワーフ。 フォルテとキールの父親とは旧知の仲で、姉弟にとっては幼い頃からの気の置けない知人。 楽してお金を稼ぐ方法をいつも考えていて時々騙そうともするが、根はいい人のため成功したためしがない。 主人公「はたらけ」 リンファ 今回の結婚できないバグの一人。 シャオパイの母親。夫であるヤンファンは根無し草の行商人で、たまに旅館に帰ってくる。 人妻とは思えない若々しい美貌。大きなおっぱい。包容力溢れる性格と、非の打ち所のない美女。 が、シャオパイのドジは彼女から受け継いだものらしく、この人もかなりのドジっ子。しかし娘との違いは自分のミスも巡り巡って結果的にはプラスになるところ。 シャオちゃんは泣いていい。 エルミナータ 今回の結婚できないバグの一人。 花屋を経営する自称名探偵の女性エルフ。愛称はエっちゃん。 しかし、街の住人からはもっぱら迷探偵扱い。人生の迷い人。 保護したコハクのことを実の娘や妹のように可愛がっている。 結婚の事で悩んでいたりと意外なところで乙女。水着とパジャマの立ち絵も用意されている徹底ぶり。 ただし一生独り身である。 ポコリーヌ・トゥレ・ヴィヴィアージュ 今回の結婚できないバグの一人。 シリーズ恒例、ヴィヴィアージュ家枠。作中きっての変人であり聖人。 マーガレットを娘同然と思っている出来る大人。それでいてムードメーカー。主人公大好き。 クイズ大会では司会となる。ケッコンして下サイ。 セルザウィード CV 明坂聡美 四幻竜の一体であり、本作のメインヒロイン。いや、マジで。 それでいて、結婚できないバグ筆頭キャラクター。 主人公に無茶振りを行ったり、我儘を言ったりする可愛いドラゴン。 主人公自室の地下にあるイラストギャラリーに行くと素晴らしい姿をご披露してくれる。 そして、非常に厳しい条件を満たすと本編でも… 幻想のキリカ レベル100のカブ大好きさん。 キリカさんって…いったい何――うわなにをするやめ バレット、トゥーナ 過去作からのゲストキャラクター。 少し成長した姿で行商として不定期に訪れる。 オーダーで毎日来させることも可能。権力は偉大なり。 はんはんふ~ はんはんふ~ 追記・修正お願い~ るんたらったら~ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 結婚サブイベントではいくつか涙腺崩壊する。 -- 名無し (2013-10-28 22 50 48) ↑ディラスは結構ヤバかった -- 名無しさん (2013-11-06 06 36 41) マジで何故セルザと結婚できないのか訳が分からない -- 名無しさん (2013-12-30 12 17 56) コハクとかキールと結婚できるのはCERO的に大丈夫なんだろうか。 -- 名無し (2014-01-03 14 09 38) シャークさんに知弦さんと結構珍しい人がいるなぁ -- 名無しさん (2014-01-03 14 36 59) 結婚サブイベントはコハクとレオンのが割と泣けた。やっぱりそこら辺も人気投票に影響してたんだろうか。あとマーガレットとダグのは重い話やるのかと思ったら案外あっさりで少し拍子抜けした。守り人のは想像通り重かったけど。 -- 名無し (2014-01-09 22 56 30) シャオパイのは父ちゃんサイテーだと思った。後バグで最後の選択肢が全て読めず、適当に選んだらゴールインしてしまったよ。 -- 名無しさん (2014-01-09 23 04 49) 物体Xや失敗作を駆使して序盤でレオン塔に無理矢理登ってみた。ゲームバランスが崩壊した -- 名無しさん (2014-01-09 23 08 37) ドルチェとの結婚式で感動した -- 名無し (2014-01-09 23 21 06) ツナさんが寝取れないバグ… -- 名無しさん (2014-01-13 02 03 54) 未だにやってるわ。すげぇ楽しい -- 名無しさん (2014-01-13 05 14 26) リンファさんと結婚出来る完全版が欲しい -- 名無しさん (2014-01-22 21 58 36) ↑俺はセルザと結婚できる完全版が欲しい -- 名無しさん (2014-07-13 22 34 58) 完全版より5が欲しい。 -- 名無しさん (2014-07-13 23 38 39) 経営者とは結婚出来ないという狙いすました罠。 -- 名無しさん (2014-07-19 09 19 12) 最近またハマった、楽しい -- 名無しさん (2014-07-19 15 53 05) リンファさんの紹介分に非の打ちどころのないとか書いてあるけどあの人中々の屑だぞ -- 名無しさん (2014-07-24 06 33 12) ↑結婚イベントは急にキャラの黒い面が出たり面倒臭くなるからなぁ。キールの噂癖とかギャグだから許されてたのにシリアスシーンへの切欠になったし -- 名無しさん (2014-09-16 14 58 00) 久しぶりに始めたがXボタン=メニューな癖がついてるせいで何回ワープしたか……。それはそうと馬の名前はライデじゃなくてライデンでは? -- 名無しさん (2015-03-04 01 30 33) フォルテさんは残念じゃないんだ!! -- 名無しさん (2016-09-23 23 05 15) そこがかわいいんじゃないか!!! -- 名無しさん (2016-09-23 23 05 56) レオンさんってそんなにホモホモしてないよね? どちらかというとペット扱い? -- 名無しさん (2016-09-28 16 54 09) 結婚バグの欄、リンファはともかくエルミナータってほとんど人気ない気がするんだが・・・ -- 名無しさん (2016-10-13 07 17 35) 今更ながらセルザウィードを結婚候補から外したのはシナリオ的にセルザ一択になる事態を避けたのではないかと思うようになってきた -- 名無しさん (2018-01-07 14 31 50) エルミナータさんはパジャマや水着の立ち絵が用意されてるから、当初は結婚ヒロインの予定だったんだろうなと推測。 -- 名無しさん (2018-01-16 17 49 05) ゲームカタログwikiでは良作判定だけど、何故か結構ボロクソに言われてるゲーム。3DSソフト屈指の良作なのに・・・。 -- 名無しさん (2018-02-10 00 23 40) 重要なイベントがランダム発生ってのが一番のマイナス点だな。下手したら3部の存在知らない人も居るんじゃないか? -- 名無しさん (2018-02-10 01 47 45) ネットでの廉価版の限定版出た時の反応が思ったより薄くてがっかりした覚えがある。みんな限定版に3が入ってるのに嬉しくないの? -- 名無しさん (2018-02-15 22 43 16) そんなことより5出せとしか -- 名無しさん (2018-02-15 22 49 20) この記事にも書いてあるけど初めに4やってから3を始めると結構ツライもんがあるな・・・。 -- 名無しさん (2018-02-15 23 41 23) ↑2ああ、あれか。今更廉価版かよ的な感じで飽きられてたのね。やっぱゲームは当時買ったもん勝ちなのね -- 名無しさん (2018-02-16 18 05 04) 最近ルーンファクトリー自体の動きが活発になってきてるから5か或は最終作が近いのかも -- 名無しさん (2018-02-16 18 28 38) 荒らしコメントを削除しました -- 名無しさん (2018-02-18 22 06 17) 最近ベスト版購入して始めたが、リンファさんいいじゃん→は?シャオパイはリンファの娘?…は?つまり…、は?え?ってなったわ。ベスト版ぐらいバグ取りしろぉ(切実) -- 名無しさん (2018-06-06 13 04 03) かなり上のほうのコメントだが…。やったね!完全版も5も出るよ!今にして思えばけっこう前から企画が上がってたんだろうか? -- 名無しさん (2019-02-15 17 04 09) 頼むぞ、swich版で今度こそ、セルザという真のメインヒロインとの恋人、そして結婚のルートを。 -- 名無しさん (2019-02-19 00 50 32) とえいあえずゲームバランスと3部が始まるフラグをわかりやすくしてくれ。 -- 名無しさん (2019-02-19 08 05 54) 荒らしコメントを削除しました -- 名無しさん (2019-02-21 07 55 07) 3部以降の苛烈なゲームバランスは「3部が始まるまでに強くなっておいてね!」っていう前提でのバランスだったと思うから、3部開始フラグが解りやすく立つようになればそっちも修正されるはず。…ルーンプラーナの1層ごとに敵のステータスが跳ね上がる仕様はなんとかしてくれよな。あそこだけ完全に別ゲーやってる気分になったぞ -- 名無しさん (2019-03-20 14 53 15) リメイク発売の時のネット番組で出てくる美味しくなさそうなカレーを再現したところ、「意外と美味しい」と全員が完食してしまうというアクシデントが…w -- 名無しさん (2021-07-24 00 28 59) リメイクの情報見たけど結局リンファさんと結婚できないバグは修正されてないっぽいから買わないかな・・・ -- 名無しさん (2021-07-24 01 19 31) 移植版ではセルザ、リンファさん、エッちゃんと結婚できないバグは修正されてますか? -- 名無しさん (2021-12-08 18 12 16) 惜しむらくは子供が1人しか出てこないことか。ドラマCDのように本編でも嫁のコハクに5人産ませたかった。まあ毎日ベッドでイチャラブ&ヤりまくってるし、その辺は脳内補完するか。 -- 名無しさん (2023-04-05 19 09 05) コハクの歌は長くても最後まで聴きたくなる。クセになる可愛さ -- 名無しさん (2023-05-26 07 25 59) 名前 コメント
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ルーンファクトリー2 機種:NDS 作曲者:森田朋子 開発元:ネバーランドカンパニー 発売元:マーベラスインタラクティブ 発売年:2008 概要 「ルーンファクトリー」シリーズの2作目。 (前作:ルーンファクトリー 次作:ルーンファクトリー3) 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 Rune2 Lil' タイトル 1部 森田朋子 アルヴァーナの町 1部 森田朋子 牧場 春 森田朋子 牧場 夏 森田朋子 牧場 秋 森田朋子 牧場 冬 森田朋子 日々のいとなみ 1部 森田朋子 こんにちは。 森田朋子 お祭り 森田朋子 ダンス祭 森田朋子 愛 森田朋子 結婚式 森田朋子 ピンチ! 森田朋子 タイトル 2部 森田朋子 日々のいとなみ 2部 森田朋子 アルヴァーナの町 2部 森田朋子 学校 森田朋子 フシギな…? 森田朋子 ふれあい広場 森田朋子 みんなで遊ぼう! 森田朋子 トリエステの森 森田朋子 バトル#デットツリー 森田朋子 ブレシア島のマーチ 森田朋子 バトル#オクトパイレーツ 森田朋子 メッシナの谷 森田朋子 バトル#ウーパードラゴン 森田朋子 パドバ山脈の歌 森田朋子 バトル#クリスタルマンモス 森田朋子 パレルモ神殿 森田朋子 不穏な空気 森田朋子 パパ! 森田朋子 バトル#フレクザィード 森田朋子 頑張るぞ! 森田朋子 エンディング 森田朋子 Ever Lasting World Lil' サウンドトラック ルーンファクトリー2 コンプリートサウンドトラック
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ルーンファクトリー3 機種:NDS 作曲者:森田朋子 開発元:ネバーランドカンパニー 発売元:マーベラスエンターテイメント 発売年:2009 概要 「ルーンファクトリー」シリーズ4作目。 過去作と比べて大幅に操作性が改善された。 2017年に発売された「ルーンファクトリー4 Platinum Collection」にゲームソフトとオリジナルサウンドトラックが同梱された。 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 HAPPINESS ジョー・リノイエ 歌:矢住夏菜 第2回ゲームソング521位 風のように ジョー・リノイエ 歌:ジョー・リノイエ Rune Factory3 森田朋子 ピンチ! シアレンスの町 牧場:春 牧場:夏 牧場:秋 牧場:冬 おうち:昼 おうち:夜 なにができるかな? こんにちは! おじゃまします! 静かな夜 お祭り がんばるぞ! デート 楽しいね! シアレンスの迷宮 NDS409位 プリベラの森 バトル#タヌゴロー 記憶のかけら ソル・テラーノ砂漠 有角人の集落 バトル#エンシェントボーン 2009年143位NDS355位 行くぞ! オッドワードの谷 バトル#ひのえ&きのと インヴァエル川 バトル#デスウォール 悲しみ 竜玄洞 2009年193位NDS221位第2回マイナーゲーム213位 不穏な空気 バトル#アクナビート 愛 エンディング 結婚式 サウンドトラック ルーンファクトリー4 Platinum Collection サントラが付属。
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RuneFactory 3(ルーンファクトリー3)の攻略 RuneFactory 3(ルーンファクトリー3)の攻略ゲーム 攻略本・サウンドトラックなど 攻略サイト その他 ゲーム パッケージ メーカー公式HP 価格 発売日 備考 マーベラスエンターテイメント 公式HP Nintendo DS¥ 5,229 2009年10月22日 特典 ファンタジー生活3倍満喫ブック(ドラマCD同梱)付き 攻略本・サウンドトラックなど 表紙 タイトル 出版 価格 発売日 備考 攻略サイト サイト名をクリックで攻略サイトへ移動します。 サイト名 感想 ルーンファクトリー3 - 攻略wiki その他 戻る
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ルーンファクトリー3 マーベラスエンターテイメント 2009.10.22 DS 「ルーンファクトリー」シリーズの一つ ファンタジーな世界観でダンジョンに行ってみたり、女の子を口説いたり、牧場生活をおくったりする。
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ルーンファクトリー4 機種 3DS メーカー マーベラスAQL 発売予定日 2012.7 発売予定 価格(税込) ¥5,229 公式サイト http //www.maql.co.jp/special/game/3ds/runefactory4/ ルーンファクトリー4 特典 こっそり聴きたい添い寝CD(特製ヘッドフォン付き)付き - 3DS ニンテンドーダイレクト | 2012年2月22日 出展映像
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登録日:2010/03/29(月) 15 05 00 更新日:2023/12/25 Mon 01 09 24NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 DS RF RF2 カブ ゲーム ニンテンドーDS ネバーランドカンパニー バグ マーベラス マーベラスインタラクティブ ルーンファクトリー ルーンファクトリー2 牧場物語 『ルーンファクトリー2』とは、2008年1月にマーベラスエンターテイメントから発売されたニンテンドーDS向けゲーム作品である。 前作とは違い、牧場物語シリーズには含まれない。 (理由としては、独自の道を歩み始めた説、もうこれ牧場物語じゃねーだろby社長説の二つがある) 牧場物語+RPGな作品。 前作と同じく、農業を営みながら洞窟を攻略、そして恋愛結婚が骨子。 時系列は前作から数年後。もしかしたら10年を過ぎているかもしれない。 致命的な物がまだあるとはいえ、バグが大幅に減少し、グラフィックも綺麗になった。 二部制であり、カイルの子供が二部の主人公となる。 売りは学校を造れること。学校では装飾・料理・武器の製作、またそのレシピを覚える事が可能。 小説や漫画等、結構メディアミックス展開されている。 有名なのは、漫画『星降る森の、おこちゃまツインズ』と、小説『ルーンファクトリー2~流れ星とセシリア~』。 <あらすじ> 例によって例の如く記憶喪失な主人公カイルは、ふらふらと海の都アルヴァーナに辿り着く。 咲き誇るセレッソの花に見とれていると、おにゃのこが話しかけてきた。 まー大変記憶喪失ですってー。なんだかんだで廃屋を貸してもらい、記憶が戻るまで住ませていただける事に。 農業を営む事で生活し、ダンジョンを攻略する事で記憶を取り戻し、子孫繁栄の為にヒロインとズッコンバッコン――。 大地の恵みに感謝し、僕はこの町で生きていく。 <主な登場人物(声優)> カイル(坂本真綾) 主人公。小学生にしか見えないけど立派な大人。 記憶を取り戻した際、子供と嫁を残し失踪。二部で完全攻略すると帰ってくる。そのあとはニート。 マナ(水樹奈々) 目がクリクリとした雑貨屋の娘。メインヒロイン。二部では学校で教師に。 ドロシー(能登麻美子) 無口で内気な女の子。前髪で目元が隠れており、確認出来るのは結婚式の時のみ。 アリシア(安田美和) 希少価値の巨乳。占い師であり、天候を変えることが出来る。空気。 セシリア(立野香奈子) 前作のセシリーが成長した姿。ヴィヴィアージュ邸のメイドをしている。場合によっては主人公がさらりとフラグを折る。 ロザリンド・レムナンド・ヴィヴィアージュ(鎌田梢) お馴染みのお嬢様。かなりのエリートだが、低身長が悩み。木津千里ではない。 ジュリア(川澄綾子) 銭湯を経営している女の子。マイペースでどくとくなことばづかいなのねん。ゴスロリなのねん。 ユエ(前田愛) 恐らく関西人。よー喋る行商人。 3でもゲスト出演した。 バレット イケメソ一匹狼。二部では教師に。(現実の)腐女子の間ではカイ×バレかバレ×カイかで今日も審議が絶えない。 ジェイク 銀髪エルフ一匹狼イラナイコ。 バレットとキャラが少し被ってる上にあんまりカッコいくない。何かと突っ掛かってくるし、揚句にはセシリアと早期に結婚するなど、嫌われ者(主に2chで)。 レイ 男の娘。最初何故ラブ度が上がらないのか悩んだプレイヤーも少なくないハズ。アリシアの弟。 マックス・レムナンド・ヴィヴィアージュ 若干ナルシスト気味。美形。男キャラの中では1番大人な人。ロザリンドの兄。将来太っ(ry アルス(粕谷雄太) 二部主人公でカイルの息子。 おとなしい。 アリア(前田愛) 二部主人公でカイルの娘。 活発。 <その他の登場人物> ◆ナタリー └アリシアとレイの母。 ◆ターニャ └剣マニア。ロイの母。 ◆ゴードン └筋肉神父。ドロシーとカノンの父。 ◆ダグラス └筋肉鼻毛。マナの父。 ◆ブライ └町長。バレットの父。 ◆エンドール └ジェイクの父。空気。 ◆ヘリチャコス・レムナンド・ヴ(ry └言わずもがな。 ◆カノン └比較的年齢は高いが幼女要員。 ◆ロイ └普通の男の子。 ※二部からの登場人物はネタバレかなーなんて思ったので(特に父母関係)書きませんでした。が、書いて下さっても構いません。 ~前作との相違点~ 掲示板、ルーンアビリティ(特殊技)の存在。 クリア後も、四季のダンジョンのボスと再戦できる。二部からは服装を変える事ができる。野菜の適作季節が微妙に変わった。 余談だが五つのダンジョンはイタリアの大都市の名前が由来となっている。 あと、カセットを展開すると、中にレイのウェディングドレス姿の画像が入っているという噂もある(少なくとも画像は確認できる)。スタッフ……。 WARNING! ルーンファクトリー2には進行不能になる致命的なレベルのものから小さなものまでバグが結構ある。 なお、これらは初期出荷版の話であって後期出荷版は大体のバグが治っているので今から手に入れて遊ぼうと思うならそちらをオススメする。 見分け方としてカセット裏の番号が前期のものはA6NJN0Jxx、後期のものはA6NJN1Jxxとなっている。 致命的なバグ(ストーリー停止)の回避方法 二部の後半、『石版のかけら』というアイテムが手に入ります。 その際、手に入れたら逐一バレット先生に報告して下さい! さもないとストーリー止まるよ! ◇その他のバグ 透明人間化 └透明になる。一応動ける。 テレポーテーション └いしのなかに移動。透明人間化から連携してなりやすい。 流れゆく日々 └透明人間化してHPを0にすると、病院のベットから出られず半年過ぎる。下記に連携。 めのまえが、まっくらになった! └ルンファお馴染みです。 追記・修正、よろしく。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 全年齢対象ゲームなのに他の男キャラの結婚式に乱入し結婚相手のヒロインを略奪することができる開発者の正気を疑うイベントが実装されている模様。 -- 名無しさん (2021-05-27 22 41 41) 名前 コメント