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ルントシュテット大佐・・・もう日本に武士なんていませんよ・・・? 下原定子 CV 井村屋ほのか 年齢 17歳 所属・階級 大洋州連合東南アジア総督府方面軍 第343統合戦闘航空隊 ブラウ中隊 B小隊 打撃支援 少尉 コールサイン ブラウ11 外見上の特徴 黒髪のセミロング、胸は大きめ 性格 控えめで温厚な常識人枠の一人。大人しい性格だが「小さくてカワイイもの」に目がなく、抱きつき魔。同年齢で気が合うルマール少尉とはよく一緒に行動しており、年頃の女の子らしい話題で盛り上がっている。祖国である日本文化を非常に大切にしており、自室は和室。和風文化を好むルントシュテット大佐によく呼び出されて茶の湯や礼儀作法を教えるようせがまれている。 搭乗機 XR-TSF01 一式戦術機 隼二型(キ43-II) シナリオ上の設定 大洋州連合東南アジア総督府方面軍第343統合戦闘航空隊に所属する衛士、部隊の中では新人の部類に入る若輩者。日本の学者一家の生まれである。 内南洋紛争時は旧東アジア共和国飛行士官学校に在籍、練成中ながらも兵力不足で戦争末期には僅かながらも実戦も経験している経験者。訓練生時代は富士教導隊の教導を受けた経験もあり、檜 蓮華少佐や明野クロエ大尉とは面識が当時からある。敗戦後、大洋州連合東南アジア総督府に渡る事になった檜少佐に誘われて第343統合戦闘航空隊に籍を置いている。 訓練生時代より常に中の上の成績を収め、何事もそつなくこなすオールラウンダーないし器用貧乏。遠距離視・夜間視の能力に生まれついて優れている為に狙撃兵向きと評価され、また夜間戦闘の経験も持っている。 料理、特に和風料理はかなりの腕前で、気むずかしい性格で知られる同部隊の管野 直大尉に気に入られて気さくな付き合いをしている。その様子は「親子?」や「餌付け成功」など冗談の対象となっている。得意メニューは肉じゃがと味噌汁で部隊の厨房要員。 日本文化を愛する事から部隊内に正座文化を持ち込むが本人の意図である精神修養等から外れて説教時に使われてしまっている。
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【名前】ベアタ=エイデシュテット 【性別】女性 【年齢】20 【所属】『紅月の教団』 【容姿】黒髪のショートヘア。出るとこ出た体型。黒いジャケットに白いタイトスカートを着用。 【性格】一見温厚で理知的な雰囲気を感じさせる。しかしその実、盲目で妄信。穏やかに狂っている。 教団ではなく教皇を崇めている節があり、思慕の情さえ抱いている。 【異能力】 体に二又の尾を生やす異能。 最大で10m及ぶそれは右側の尾はただの破壊力のある太い尾だが、左側の尾には無数の口がついており、実態のあるものならほぼ食べることができる。 とはいえ消化には食べた量だけ時間が掛かる。 消化することで「解析」することができ、相手の異能の把握も可能。 【概要】 貧困地区に育ったベアタは珍しく健康優良児だった。 そこを企業に「素材」として目をつけられ、回収されそうになったところを両親が抵抗。 二人は回収部隊によって、見せしめ的に惨殺される。 その時紅い月を見、異能に目覚めその場で復讐を遂げる。 だが、まだ幼かったベアタには一人で生きていく術がなく、周囲の人間も企業を恐れ手を差し伸べることはなかった。 数週間に渡る強烈な飢えの中、ベアタの目の前にあったのは両親の死肉であり―― その数年後、自ら教団の門を叩く。 教皇に対しては一目ぼれらしい。目が好きだとか。 男女問わず教徒は一方的に恋敵と捉えているが、「教皇だから(恋敵がいるのは)当然」と一方的に寛容。 寧ろもっと増えてほしいぐらい。
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トシュテン 「へっ、バリアか?女に守られてねえと戦えねえか!!情けねえヤツ!!今日の下着はシルクのパンティーか?ああ?」 概要 地方の賊の一員。 野卑で下品かつ好戦的な性格。 切先の長い大剣を使った白兵戦を得意とする。 我流ながら修羅場を潜り抜けて磨き上げた実力は本物で徒手空拳を交えた猛攻は正規の訓練を受けた兵士をも唸らせるほど。 晩年の仲間はシピン、ンサベア、ブーサ、サムと何故かホモや変態が多く、頭を抱えることも多かったとか。 技・魔法 ダーティスラッシュ 強烈な蹴りからの剣によるコンボ攻撃。 パワーバッシュ 全力の薙ぎ払い。 ガードの上からでも吹き飛ばす。 他にも色々使えるらしい。 経歴 2014年12月18日山地討伐 賊の一員としてシピン、ナイナーらと共に登場。 ラジオ、リンと交戦、一時はラジオを圧倒するがリンとのコンビネーションの前に敗れたことでシピンの全裸を見ながら死ぬ羽目になり、愚痴りながら力尽きた。 由来 「トシュテン(Thorsten)」…スウェーデン語圏の男性名。 チンピラ 剣 大剣 賊
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東部戦線 南方軍集団戦況報告 南方軍集団とは? 南方軍集団とは、東部戦線にあってMAP右側三段目の地域を表す。 すまない、ここの説明が出来ない。 誰か詳しい人の解説求む。 南方軍集団の戦力状況 階級 名前 基地数 司令数 南方軍司令官 [ 空席 ] -- sakura 3 腐れ大王 3 オルゴール 3 ムロ 2 バルバロッサ作戦における南方軍集団の構成 南方軍集団 ゲルト・フォン・ルントシュテット元帥 ドイツ6軍 ヴァルター・フォン・ライヒェナウ陸軍元帥第17,第44軍団 ドイツ11軍 オイゲン・フォン・ショーベルト上級大将ルーマニア山岳軍団/第11,第30,第54軍団 ドイツ17軍 カール=ハインリヒ・フォン・シュテュルプナーゲル歩兵大将第4,第52軍団/第49山岳軍団 ドイツ第1装甲軍 エヴァルト・フォン・クライスト元帥第29軍団/第3,第14,第48自動車化軍団 南方軍集団 連絡板
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ルルディス・ブロムシュテット プロフィール 「鬼軍曹」 名前 誕生日 血液型 身長 体重 スリーサイズ ルルディス・ブロムシュテット 6月6日 O型 165cm 55kg B88/W57/H84 ガーデン レギオン ポジション レアスキル サブスキル 使用CHARM 聖メルクリウスインターナショナルスクール1年 第1飛空艇団ミカエル中等部レギオン予備隊 TZ レジスタ ティルフィングSP T型 特技・趣味:運動(ランニング、サイクリング)、星を見ること 好きな食物:桃、和食一般 苦手な食物:ねばねばしたもの(納豆、山芋など)、魚類(*1) スウェーデン国籍で両親は俳優業(*2)、自身も子役経験がある(*3) きのこたけのこ:きのこ派(*4) 交友関係 チェミル・フリードハイム:初等部時代に世話をして懐かれた。妹のように可愛がっているが振り回されることもしばしば。 楓・J・ヌーベル、石川葵:中等部時代のチームメイトで転校した今も仲良くしている。 六角汐里:リリィとしてのスペックが似通っていることから比較されるうちに直接会って仲良くなった。最近は汐里の影響で陶芸や工芸関係にも興味が出てきた。 ニュクス・クルレンティス:尊敬する先輩(*5) 解説 高いリーダーシップとデュエル能力、天性の司令塔スキルで知られる優秀なリリィ。少し融通がきかない委員長気質だが、厳しい中にも深い愛情を持った性格で仲間の人望はとても厚い。 「王と貴族の学院」とよばれるメルクリウスのリリィらしく気品もあり、幼少期に女優を目指していた美貌も兼ね備えている。 中等部時代には彼女の率いたレギオンが、ノインヴェルト戦術採用ガーデン中等部の格付け評価で世界一を獲得した。これはメルクリウスが永遠のライバルと認める百合ヶ丘女学院の中等部に初めて勝った瞬間であった。 その栄光のレガトゥス(隊長)として彼女は高等部というリリィにとって真の戦場に乗り込んだ。(*6) 聖メルクリウスきってのTZ適性、デュエルもこなせる高い戦闘力で知られている。髪飾りは行方不明になってしまった親友のロニヤの遺したもので以来ずっと身につけている。(*7) 生まれついてのリーダー気質で現メルクリウス1年生達の精神的支柱。精神論者でもあり、困難な指示を仲間に強いることから一部で「鬼軍曹」と呼ばれることも。口癖は「無理だとか無茶だとかはやってだめなときだけ言いなさい」(*8) 「リンカー属性をもつ」とされる。(*9)これを「リンカー持ちである」と理解してよいならサブスキルに「虹の軌跡」を持つことになる。 キャスト 名前 作品
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378 名前:月影 投稿日:2006/11/06(月) 19 53 51 [ wetx2aOg ] 投稿開始します。 第三帝国召喚01 「一体、何なのだ之は!」 ドイツ第三帝国において、軍の上層部が集い、その国家戦力を動かす場所の一室から怒号の声が響く。 アーリア人種でありながらも、その肥満ともいえる肉体に、豪華ともいえる勲章の数々や、その他者とは違う白色で纏まっている軍服の人こそ、ドイツ空軍を育て上げた人物で、ゲーリングと言う。 「空軍司令官ともあろう君が怒鳴っていてどうする、ゲーリング将軍?」 「お言葉を返すようですが、ルントシュテット上級大将。 今や我らが母国は未曾有うの状況に置かされていると言っても、過言ではありませんぞ!」 空軍司令官を嗜めるのは齢63にもなる、プロイセン貴族出身であり、陸軍将軍の一人でもある。 彼は既に退役していたものの、ポーランド侵攻で南部軍集団司令官の為に復帰させられており、作戦開始も既に数週間が経った今でも総司令部より動いておらず、それと同じく彼の軍集団も、その同等の戦力を保持し国境付近に展開済みの軍集団も作戦開始日時になっても行動を開始していない。 何故なのか? それは、この今現在の国情に対して不満を爆発させたゲーリングの言葉通りに彼らは、いやゲルマン民族は未曾有うの状況に置かされているのだ。 「其れは判っている。 だが、怒鳴ってばかりでは、進展するものも進展しないものだよ」 「ぐ……」 若者を諭す良き老人の如くの顔をしながらも、ルントシュテットの言葉にゲーリングは頷きながら、他者と同じように地図を見つめる。 それを確認し、既にドイツ第三帝国のほぼ総ての将軍が集っているこの場所を見渡しながら、ルントシュテット上級大将はため息をつく。 ……この場に居られる筈の総統は居ないのでは、この場では私が指揮しないといけないとはな。 彼はそう心の中で呟いている通り、巨大な欧州の地図しかない作戦室には陸・海・空の中将以上が既に集まっており、これらを束ねて指令する存在のヒトラー総統は現在意識不明の重体により、最新の注意で現在病室に居るのだ。 総統が意識不明だと知っているのはこの場に居る者たちだけだ。 それ以外には知られないように情報管制を布いており、作戦行動に入る準備が出来ている軍には既に命令で。 『本国は現在ポーランドと和平交渉に向けて交渉中につき、総ての作戦行動を一時停止する』 そうのように総統命令が布かれていた。 379 名前:月影 投稿日:2006/11/06(月) 19 54 46 [ wetx2aOg ] ―総統不在での国家運営― これだけでも、既に国情は半分以下に陥っているといっても過言ではないが。 彼らにはそれ以上に、ゲーリング並びに、各将軍たちの頭痛の種となる…… 国境以外の場所の存在に頭を痛ませていた。 「ゲーリング将軍。 空軍の偵察はどうなっているかね?」 ルントシュテット上級大将は最高年齢という意味と、ポーランド侵攻軍の司令官でもあると言う事で、各将軍達がこの場の運営の纏め役として彼に白羽の矢がたったのである。 その纏め役をこなすためにも、国家の危機を乗り切るためにも、彼は各軍から早急に情報収集を集めさせており、今日集まったのも、この国以外は一体何がどうなっているかを議論し、これからの危機にどう立ち向かうかを会議するのだ。 「は、既に持てうる限りの航空機を使用し、偵察を行った所… 東・西・南のわが国の周辺諸国は総て…… 存在していません」 ―ザワ… ゲーリングの言葉に一応ながらも彼らも、まさかと思っていたことを彼の口から聞き、既に少しは認識していたのにもかかわらず、彼らは動揺する。 「確実にかね?」 「はい。 周辺諸国の国境等の村落や都市を調べましたところ… それらの建物総てが中世の造りだと証言できうるものを持ってきました。 そして、我らの知らない河川・村落・都市・港を発見しましたが… これらは我らの知っている周辺諸国では無いものと…… 空軍は結論付けました」 彼はそういいながら、今回持参していた資料を、欧州地図にばら撒くように放り出す。 その数は数百枚。 写真には、白くどの方面の何km行った地点の写真なのかを総てに示している。 それらを見て、総ての将軍達は驚きの顔を隠せないでいた。 何せ、確かにこれらの写し出されている建物は……近代建築ではなく、中世程度のお粗末とも言える建物類であり、自分たちの知っている河川に似ていない河川があり、そこに設置されている橋は現在とはかけ離れて耐久性に問題がありそうなものばかりであった。 380 名前:月影 投稿日:2006/11/06(月) 19 55 26 [ wetx2aOg ] 「やはり…… 次に、レーダー海軍総司令官」 「は! 既に測量艦を伴った部隊及び、駆逐艦だけで編成した艦隊を行けうる限りまで調査に赴かせましたが…」 「やはり、違うかね?」 「はい。 北極海に向かうためにあった…広大な大西洋は無く、変わりに未知の大陸が存在。 さらにアメリカ大陸までかなりの距離があるにも関わらず、その半分程度の距離にて別の大陸を発見。 さらに、出動している艦艇より『今まで見たことも無い国旗を掲げた帆船を多数目撃!』と、武装艦らしき船も総て木造でありましたが、現状が判明していない今なので、戦闘を避けるように通達しております」 「帆船… しかも、今まで見たことも無い国旗か…… 海軍総司令官、これからも海軍には調査を行ってもらいたい。 ただし、戦闘は確実に避けるようにお願いするよ」 「了解であります」 …だが、我々の知らない彼らがどうでるか、次第でしょうが。 レーダーはルントシュテット上級大将の言葉に了承しながらも、あの突然ドイツ国土総てに異常な濃霧が発生した日から、海軍は直ぐに異常だと気付き、その事を報告したのが彼らがまったく別の場所に居るという事を知るのが、最初の手がかりでもあった。 あの異常な濃霧の次の日(転移された翌日)から、今まで見たことも無い魚が発見され、さらには海流の流れが今までとは違うことに気付き、海上訓練と言う名目で駆逐艦を派遣してみれば、木造船の帆船を多数発見し、それらの船に接触を試みた駆逐艦艦長から『我々の知らない国家の存在あり』・『この海域は別国家の領海である』等のことや、どこの国の民族なのかまでドイツ海軍でも知りえない(世界各国の民族や、国家を他の軍よりかは遥かに知っているのにもだ!)事ばかりの新事実をこの時初めて知ったのだ。 海軍は調査と国防警戒という名目で、既に戦艦を除く現在出航可能な戦闘艦はドイツ本国の付近の海域を調査するために、貴重な数隻の測量艦を護衛しながら本国周辺の海域を重点的に調査を開始している。 381 名前:月影 投稿日:2006/11/06(月) 19 55 59 [ wetx2aOg ] これらの測量艦と護衛の駆逐艦は海軍総司令官のレーダーの機転によるものだが、独断である。 この独断は、転移後の一週間経った初めての総統不在(ヒトラー総統は転移後に謎の病気に犯されてしまい、極秘級の極秘で現在入院中である)国家防衛会議において、事後承諾をレーダーはその時に得た。 陸軍・空軍からは独断行動に抗議する発言があったものの。 1、我らの知りえない国家が、貴重な測量艦を沈められては困る。 2、測量図を得ておかないと、大型船が座礁してしまう恐れ。 3、海軍増強計画である『Z計画』艦の今後の運営上必要不可欠である。 等の3点が挙げられて、空軍も陸軍もそれ以上抗議をしなくなった。 何故かと問えば、海軍の増強にはヒトラー総統も気にしており、Z計画承認時には一切の軍事計画の中でも最優先事項と位置づけているからである。 その証拠に、現在4万トンを越す『ビスマルク』級戦艦が建造中であり、航空母艦や、ビスマルク級を越す戦艦が既に起工なされているのである。 「さてと、残るは我が陸軍だが… 今現在どうなっているかね? グデーリアン将軍?」 「は! 現在対ポーランド戦に集めた総ての軍集団には停止命令を徹底させております。 そして、本部より周辺国及び国境警戒としてそれぞれの方面に一個師団を展開中であり、住民の治安及び、防衛を厳重になすように命令させております! 特にドイツ西部には総統司令部付のロンメル少将に大ドイツ師団より分遣隊として、一個大隊程を指揮させて、未知の隣国へ越境するように命じ、現在調査を行っております」 ドイツ本国においても、将来有能な将軍として見られているグデーリアン将軍の報告にルントシュテットも空軍・海軍に負けじと調査させているのに少しは安堵の表情を浮かべる。 どうして陸軍は特に西部地方に重点を置くかのように調査しているのかと問えば、彼らにとって西は大国が存在するものだと認識しているのだ。 本当の世界での西には大国でもあり、欧州の主だといわんばかりにフランスと言う国が存在し、今の戦力でも勝てるかどうか不安という考えもあり、東には大部分の戦力を配置(ポーランド侵攻軍)しているが、西部方面には何とか国防できうる程度の部隊しか配置されていない。 その為に、未知の隣国=越境した場合にはどの様な国土や国家が存在するのか確かめるために、一応武装した部隊を派遣しているものの、防衛行動だけはロンメルに許されている。 先制攻撃等はいらぬ不幸を呼ぶものだろうと言う事で、隣国の人に会った場合には平和的に話し合い、情報収集を第一にするように厳命されたのである。 382 名前:月影 投稿日:2006/11/06(月) 19 56 31 [ wetx2aOg ] 空軍や海軍とは違い、陸軍は歩行または車両による調査だけしか行えないので、広範囲に展開できる空軍や海軍にこういう点では負けてしまい、今後彼らに対して頭が上がらないことに少しながら彼も危惧していたのだ。 …特に、あの傲慢なゲーリングにだけは負けたくは無い! それが陸軍の統一された意思でもあった。 彼らは伝統と誇りある陸軍である。 其れに対して空軍は新参者であり、その司令官が豪華な事に大好きで、傲慢たらたらを示しているかのような肥満しきった肉体を見ていて、快く思わないものがいない筈が無いのである。 「そうか、ロンメル少将か。 うむ、彼ならば総統が復帰なされた折にご報告させれば、総統も現在の不可解なこの現状にご理解してくださるだろう」 そう、あの総統のお気に入りの将軍の一人であるロンメルを使ったことに、ルントシュテットは総統が病が完治し、我々がほぼ独断のように行っている事を違反ではなく、適切な処置であるという風にロンメル少将が報告してくれば、総統の気分も多少は良くなるだろうと考えている。 人と言うのは、病の時や病み上がりの時は情緒不安定で、ちょっとしたことで怒号したり怒り狂うのを、あの総統という人はそう言う人物に近いと長年の経験から、ルントシュテット上級大将は認識していたのだ。
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シュテッケン 銀河烈風隊副長 "諸刃の" 銀河烈風隊の副長。 隊を保つために規律が第一であると考え、時には内部粛清活動の指揮も執る「掟の鬼」。 本人としては嫌われ者を買って出ているつもりなのであるが、そうした面も含めて隊士たちに慕われており、 銀河烈風隊にとって厳しい母親のような存在と言える。 台詞 雇用時:「戻れはしねえさ、決めたことだ。」 死亡時:「烈風……! ここに在りーっ!!」 必殺スキル使用時 斬り込み:「バッサリやってしまおう!」 士気向上(攻撃):「一人残らずぶっ潰してやるぜ!」 戦闘ボイス +前進時 「動乱だ!」 「そんな折!」 「殺してカタが付くんなら、こんなに手っ取り早い話はないな!」 「バッサリやってしまおう!」 「銀河烈風、見参!」 +互角、優勢時 「動乱だ!」 「そんな折!」 「殺してカタが付くんなら、こんなに手っ取り早い話はないな!」 「ディーゴ、あんたは素晴らしい。」 「さあ、これからが俺達の見せ所だ!」 「隊規により粛清!」 「みだりに権力を振りかざし、故なく市民に金品を要求したるもの。……死罪!」 「俺は掟の鬼になる!」 +劣勢時 「相手にとって不足はねえ!」 「気に入らねえな!」 「だがこれからだ!」 「それだけじゃねえ!」 「てめえらの思い通りにはさせねえ!」 「潰されてたまるか!」 「戻れはしねえさ、決めたことだ。」 汎用タイプ ステータス(個人・部隊スキル込み) レベル クラス名 HP MP 攻撃 防御 魔力 素早さ 技術 HP回復 MP回復 移動タイプ 移動力 召喚数 ノック耐性 財政値 種族 性別 1 銀河烈風隊士 1000 100 64 44 45 60 50 5 15 飛行装輪 190 0 二輪 0 風評被害族 男性 15 バクーフ特別警護隊士 1700 100 117 75 87 60 64 19 15 飛行装輪 200 0 二輪 0 風評被害族 男性 25 サンダビーダ要塞烈士 2200 100 156 97 117 60 74 29 15 飛行装輪 210 0 二輪 0 風評被害族 男性 耐性(個人・部隊スキル込み) 近接 弓矢 火 光 幻覚 混乱 長柄 銃撃 水 土 麻痺 石化 能力低下 突撃 風 雷 毒 恐慌 闇 魔力 沈黙 即死 汎用系 +2 +2 +2 +2 +2 +2 迎撃系 -2 -2 -1 -1 +1 +1 0 衝突系 +1 0 0 +1 +5 その他 0 0 0 0 一般ユニットより高い・低い耐性は強調表示 戦闘スキル スキル名 LS 習得LV 攻撃力 射程 属性 減速 消費MP 備考 衝突攻撃(接近攻撃) 攻撃×100%(2回)魔力×20% 接敵 突撃 100% 突撃 攻撃×100%(2回)攻撃×100%(2回)(範囲大)魔力×40%(範囲大) 接敵 突撃 80% 必要助走 288 車載ビーム砲 攻撃×100%(範囲大)魔力×30%(範囲大) 350 雷 80% 接敵時使用不能ノックバック(歩兵にも効く)使用後砲撃系スキル使用不能(4回) 体当たり(遠距離攻撃) 攻撃×100%(2回)魔力×20% 60 突撃 100% キュア LS 技術×100%(状態異常治療) 400 状態異常治療 100% 0 接敵使用不能使用後同スキル使用不能(3回) 士気向上(攻撃) 攻撃力強化(最大限) 5000(範囲内味方全員) 100% 必殺技使用後スキル使用不能(3回) 斬り込み 攻撃×100%(16回)(範囲中)魔力×15%(16回)(範囲中) 300 近接 100% 必殺技 整列"掟の鬼" LS 移動力強化(最大限) 自分のみ 移動力アップ 100% 移動力アップ使用後同スキル使用不能(2回) 整列 固定値20(移動力アップ) 自分のみ 移動力アップ 100% 移動力アップ 部隊スキル スキル名 上昇値 攻撃力アップ 攻撃+15% 防御力UP 防御+10% 耐性UP 水耐性+1 耐性UP 土耐性+1 飛行装輪移動 移動タイプ:飛行装輪 個人スキル スキル名 習得LV 上昇値 基礎強化(攻撃) 15~24 攻撃+5 基礎強化(移動力) 15~24 移動力+10 基礎強化(攻撃) 25 攻撃+10 基礎強化(移動力) 25 移動力+20 雇用 雇用可能兵科 帝国歩兵系 帝国槍兵系 MUR肉騎兵系 銀河烈風隊士系 チャカ893系 人材雇用 雇用元:ディーゴ・近藤 真幌羽士郎 佐馬之介 ライラ・峰里 雇用先:ホリ・トオル ディーゴ・近藤 真幌羽士郎 佐馬之介 ライラ・峰里 *TNOK 旗揚げ時勢力名 太陽系自由連邦 雇用費 ランダムシナリオ ひとくちランシナ 考察 操作や運用方法 敵対時の対策などの解説 キャラ解説 ゲーム内の設定 元ネタ 掟の鬼: 前作と違いバクシンガーは、主人公の勢力だから正義とは限らず、敵の勢力だから悪とは限らず、また登場人物たちもそれぞれの思想と利害と立場を背負って戦っている。児童向けロボットアニメながら、そういった史実の戦争らしさを描いた故に、内ゲバによる仲間の裏切りなども頻繁に起こる。彼の二つ名の諸刃はそういう時に発揮された。元ネタの新選組の隊員の死因の1位は局中法度の違反による粛清だと言われている(ゆうに戦闘以上の死者を出している)。作中でも裏切ろうとした隊員が何人も殺されるシーンがあって。その鉄の掟の番人ぶりは彼のリーダースキルからも見て取れる。以上の事から元ネタは土方歳三で間違いないだろう。 . シュテッケン 2代目J9のメンバー。銀河烈風隊の副長でディーゴ・近藤に惚れこんで補佐を担当する。実務の多くを担当しており事実上の指導者ともいえる。局長が人柄とカリスマで部下を統率するなら、彼は論理と規律によって統率するという違いがある。頭の切れる男で基本的に万能であり、機械の操作や設計などもほとんど彼が行っているようである。そのせいで佐馬之介の数少ない特徴であるメカに強いという設定が完全に食われてしまっている(この構図どこかで見たような?)。最終回にサンダビーダ要塞の決戦において最後まで抵抗を続け命を落とした。こうしてみるとニヒルで情け容赦のない烈の精神を具現化したような人物のようだが…。ここから先は完全に余談になるが、なぜかホモたちの間では彼は絶大な人気を誇っていた。というのも毎話毎話最低1度はポヨンとの濃厚な友情シーンが挿入されており。ホモたちの間ではノルマホモと呼ばれ、バクシンガーの風物詩として親しまれていたそうだ。作中でも二人の間柄を夫婦のようであるとも表現しており、一部のホモは本作を幕末男色恋歌とか革命家アイドル亜美ちゃんの成長録とか揶揄したという。 . サンダビーダ要塞:旧幕臣軍が立てこもった五稜郭が元ネタ。新選組終焉の地でもある。 コメント いらない -- 名無しさん (2020-10-07 01 26 33) 名前 コメント
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フリードリヒヴィツトゥムフォンエックシュテット(フリードリヒ・ヴィツトゥム・フォン・エックシュテット) ポーランド・リトアニア共和国の大貴族、帝国諸侯の系譜に登場する人物。 関連: フリーデリケシャルロッテヴィツトゥムフォンエックシュテット (フリーデリケ・シャルロッテ・ヴィツトゥム・フォン・エックシュテット、娘)
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表中には図鑑番号順で掲載しています。 昇進後を含む一覧表は指揮官HN/HN+へどうぞ。 反帝国軍 指揮官名 レア度 軍属 攻撃 防御 コスト スキル 初期 LvMAX 初期 LvMAX ルントシュテット HN 陸 777 683 9 味方戦車の攻撃力アップ(小) マルシャル HN 海 816 411 10 味方戦闘艦の攻撃力アップ(小) カタヤイネン HN 空 809 366 8 味方戦闘機の防御力アップ(小) ウェイガン HN 陸 650 362 5 味方砲兵の攻撃力アップ(小) ロッゲ HN 海 722 468 8 自身の攻撃防御アップ(中) カンタクジノ HN 空 799 554 10 自身の攻撃力アップ(小) バルクマン HN 陸 782 444 8 自身の攻撃防御アップ(中) ハインリヒ・リーベ HN 海 681 588 8 味方海の攻撃防御アップ(小) フォン・グライム HN 空 765 503 10 味方空の攻撃防御アップ(中) フォン・ブラウン HN 空 800 330 8 味方爆撃機の攻撃力アップ(小) 新枢軸軍 指揮官名 レア度 軍属 攻撃 防御 コスト スキル 初期 LvMAX 初期 LvMAX 新連合軍 指揮官名 レア度 軍属 攻撃 防御 コスト スキル 初期 LvMAX 初期 LvMAX コメント 最新の10コメントを表示しています。 名前 コメント すべてのコメントを見る
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登録日:2010/05/15(土) 17 57 33 更新日:2023/09/23 Sat 19 11 42NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 エルヴィン・ロンメル ドイツ ドイツ人 ドイツ軍 ヤークトパンター 世界史 名将 幽霊軍団 戦術家 砂漠の狐 第二次世界大戦 英雄 装甲師団元帥 軍事 軍人 陸軍 ■概要 エルヴィン・ヨハネス・オイゲン・ロンメル(Erwin Johannes Eugen Rommel 1891~1944)はドイツ陸軍の軍人で、 第二次世界大戦におけるフランス、北アフリカにおける驚異的な活躍で砂漠の狐として知られる。 アフリカ戦線において、巧みな戦略・戦術によって戦力的に圧倒的優勢なイギリス軍をたびたび壊滅させ、英首相チャーチルに「ナポレオン以来の戦術家」とまで評された。 その手腕、英雄的な活躍からプロイセン貴族の独壇場であったドイツ国防軍において中産階級出身者初の陸軍元帥で、最年少の装甲師団元帥でもある。 数々の戦功だけでなく、騎士道精神に溢れた行動や国防軍であった事などから、当時のみならず現在でも各国での評価・人気が高い将帥のひとり。 かのチャーチルをして「敵の指揮官ロンメルは、きわめて勇敢な、きわめて巧みな敵将だ。戦争という行為は別として、偉大な人物だ。…悔しいが!」と言わしめた。 ■生い立ち エルヴィン・ロンメルは1891年にドイツ帝国南部のヴュルテンベルク王国(*1)(今のバーデン・ヴュルテンベルク州)、ウルム郊外に生まれる。 父も祖父も数学教師という中産階級の家系であり、若き日のロンメルは航空機に熱中するも、父の意向で陸軍へと入隊する。 ■第一次世界大戦から第二次世界大戦まで 第一次世界大戦において、ロンメル少尉はまず歩兵部隊の士官として西部戦線に従軍し、次に山岳歩兵部隊を率いてルーマニア戦線、イタリア戦線に赴く。 カポレットの戦いなどによって一級および二級鉄十字章、最高位のプール・ル・メリット勲章を受章した。 1915年に中尉に昇進したロンメルは1918年の終戦後もドイツ軍に残留し、ドレスデン歩兵学校(1929年-1933年)、ポツダム歩兵学校(1935年-1938年)の教官を務めた。 1937年には第一次大戦の回想録「歩兵は攻撃する」を出版。この本は50万部売り上げるベストセラーとなり、本書を絶賛した人物の中には、既にドイツ国総統の地位にあったアドルフ・ヒトラーもいた。 記録によれば既に何度かロンメルと会っているヒトラーであったが、彼がロンメルを本格的に評価、寵愛するようになるのはここからとみられる。 その後1938年に大佐に昇進すると、マリア・テレジア女王の名を冠する陸軍士官学校校長に任命された。 1939年にはチェコ併合やメーメル返還での総統警護大隊の指揮官に任命された後、常設の護衛部隊である「総統大本営管理部長」に任命。前線近くに停められた総統専用列車「アメリカ」の警備にあたった。 これらの働きによってロンメルはポーランド侵攻前の8月1日に遡及し少将に昇進した。 ■フランス戦 ポーランド戦が終わりフランス侵攻が噂されるようになると、ロンメルもまた前線勤務を志願。 最初は第一次大戦に引き続いて山岳歩兵部隊の指揮官のポストを提示されるも、ロンメルはヒトラーに「戦車の指揮がしたい」とゴネて申し出て、 フランス侵攻当時、たった10個しかなかった戦車師団の一つ、第七装甲師団の師団長に任命される。 ここでロンメルは猪突猛進っぷり勇猛な突撃精神を発揮。 ベルギーとの国境であるムース川を渡る際には不足した資材をお隣の第五戦車師団からパクったり必要性に応じて借りたり、 ドイツ軍上層部やヒトラーが戦車師団の快進撃っぷりに「あれこれ深入りしすぎて分断されんじゃね」とビビって出した進撃停止命令を無視したり現場の判断で聞いていなかったことにしたり(*2)しつつ、 Ⅲ号指揮戦車に乗り込み第七装甲師団の先鋒とともに敵を蹴散らし始め、その進撃に連合軍は第七装甲師団をいつの間にか防衛線をすり抜ける「幽霊師団」と呼んで恐れることとなる。 なお上官(*3)で、この後も勇名を馳せる名将ヘルマン・ホトは借りパクを嗜めたら逆に噛みつかれたり、失踪に振り回されたりと散々な目に遭った。 しかしあんまりにも突っ走りすぎたんで先鋒部隊の弾薬は枯渇。 偶然出会った戦意喪失済みのフランス軍兵士を武装解除した後、「お前ら自分で勝手に捕虜収容所に行け」と命じたり 30km後方にいた師団主力部隊で「全然連絡取れないしこりゃ死んだな」と判断されたりと笑えない事態も起きて渋々進撃停止命令に従うこととなる。 そんなこともありつつも、マンシュタインの思惑通りにドイツ軍は連合軍主力(*4)を包囲することに成功する。 が、言うまでもなく連合軍は包囲網からの突破を試みる。その結果、戦車部隊が進撃停止命令解除後も「ガンガンいこうぜ」とやっぱり突っ走り、方向転換中だった第七装甲師団のガラ空きな横合いをイギリス軍がブン殴ることとなる。 折悪くというか案の定というか、ブン殴られた師団指揮下の歩兵部隊は例によってロンメルとは音信不通。 同行していた武装親衛隊所属の自動車化連隊「髑髏」(*5)は手持ちの3.7cm対戦車砲が効かないイギリスのマチルダ戦車にビビって逃げ出す始末。 しかし、異変を聞きつけたロンメルが急行、陣地を立て直し、8.8cm対空砲の水平射撃でマチルダを吹き飛ばし、どうにか事態の立て直しに成功する。 (アラスの戦い) ……しかしこの戦いの余波は大きく、イギリス軍は包囲された部隊をごっそりイギリス本国へと脱出させることを決断。 そしてこの戦いにショックを受けたヒトラーとドイツ軍上層部は包囲した敵部隊を叩き潰すことを躊躇い、その結果、装備を捨てた34万もの連合軍将兵がイギリスへの退却に成功する。 (もしこのとき包囲した部隊を叩き潰すことが出来ていたら、イギリスは欧州派遣軍の殆どを失うことになり、ドイツはイギリス上陸作戦を成功させていたかもしれない) ■砂漠の狐 1940年末。枢軸国・イタリアがアフリカで大敗を喫する。 航空機といえば複葉機・ありえないほどに遅い進行速度……イギリスならまだしも、 ギリシャ軍やエジプト軍にすら勝てないイタリア軍に勝算があるとは到底思えない。 そんなイタリア軍からの救援要請を受けたドイツは、ロンメルを北アフリカへ派遣した。 ロンメルは北アフリカをヨーロッパ要塞のやわらかな下腹としてこの戦線を重要視し、エジプト侵攻を果たして中東を横断し、東部戦線へと合流するという誇大妄想構想をたてた。 ロンメルと同様、イギリス軍は北アフリカ戦線を戦局を左右する重要な戦場とみなし、多くの海軍兵力と度重なる地上戦力の増派を行ったが、 ヒトラーはソ連を短期間で降伏させたのち、本格的に対英戦を行えばよいとして派遣時の北アフリカは二次的な戦線とみなしていた。 これらは他の上級将校達の間でも顕著な思想であり、ヒトラーの命じた補給命令を無視するなどの行為もあった。 翌1941年2月12日、ロンメルは専用機で北アフリカに到着。主力であるドイツアフリカ軍団を率いて3月に反攻を開始する。 リビアの都市ベンガジを奪回し、トブルク包囲戦を開始した。 包囲を突破しようと侵攻してきた連合軍の増援を「バトルアクス作戦」で撃破し、ガザラの戦いでは2倍以上の兵力を用いて反攻してきたイギリス軍を壊滅させた。 1941年2月14日にエルヴィン・ロンメル陸軍大将率いる「ドイツアフリカ軍団」はリビアのトリポリに上陸し、 その後迅速に攻撃を開始、イタリア軍も指揮下に置きつつイギリス軍を撃退した。4月11日にはリビア東部のトブルクを包囲したが、占領はできなかった。 さらに5月から11月にかけて、エジプト国境のハルファヤ峠で激戦になり前進は止まった。 ロンメルは対戦車砲や戦車砲では撃破しにくいマチルダⅡの対策としてFlak88を駆使し多数撃破することに成功したが、 補給に致命的な問題が生じたこととイギリス軍が航空優勢を確保したことにより12月4日から撤退を開始。12月24日にはベンガジがイギリス軍に占領され。翌年1月6日にはエル・アゲイラまで撤退する。 1943年に入り再編したロンメル機甲師団は1月20日から再度攻勢を開始し、6月21日前年には占領できなかったトブルクを占領。 同23日にはエジプトに侵入し、30日にはアレクサンドリア西方約100kmのエル・アラメインに達した。しかし、またもや補給の問題と燃料不足で進撃を停止する。 10月23日から開始されたエル・アラメインの戦いで燃料及び弾薬の不足などによってイギリス軍に敗北、再び撤退を開始。 11月13日にはイギリス軍はトブルクを、同20日にはベンガジを奪回する。 イタリア軍の大多数は終始頼りなく(*6)、事実上一国で戦うドイツ軍は、自らの攻勢の限界を見る事となる。 さらに西方のアルジェリア、モロッコに11月8日、アメリカ軍が上陸し、東西から挟み撃ちに遭う形になった。 さらに年が開けると、西のアルジェリアに上陸したアメリカ軍と東のリビアから進撃するイギリス軍によって、独伊枢軸軍はチュニジアのボン岬で包囲された。 ロンメルが戦死することを恐れたヒトラーの命令で本国に帰還していたこともあり、 有効な手が何一つ打てないまま…5月13日ドイツ軍約10万・イタリア軍約15万は降伏した。 こうして北アフリカの戦いは連合軍の勝利に終わる。 ちなみに、連合国軍(特に米第三軍)は7月10日イタリア本土の前哨シチリア島上陸作戦(ハスキー作戦)を開始し、シチリア島内を侵攻。 パットンの並外れた進撃により8月17日にはイタリア本土に面した海峡の街メッシナを占領した。 ■その後のロンメル 北アフリカ撤退後、各地を転戦するが、北イタリアの守備から外されたロンメルはノルマンディーのルントシュテット元帥の元で指揮をとることになる。 しかし上陸地点をノルマンディーと予想したロンメルに対し、イギリスに最も近いカレー上陸と踏んでいたルントシュテット(*7)。 また制空権の有効性を主張し、戦車だろうが海岸に張り付けさせる徹底的な水際防御を主張し「大西洋の壁」と呼ばれた要塞線の構築を推すロンメルと、 艦砲による上陸支援で消耗する水際防御よりも、最も脆弱な敵の上陸直後をたたくべきとして、空襲での損耗を抑えるべく後方待機した航空戦力や装甲師団を集中的かつ迅速に投入して叩く機動防御の構想でいたルントシュテット……と、 二人の構想は真っ向から対立し、ルントシュテットは「ロンメルは戦傷で頭がおかしくなったのだ」とぼやく始末。 今まで鮮やかな機動戦を演じてきたロンメルが水際防御に拘るのは意外に思えるかもしれないが、ロンメルはむしろ北アフリカでの経験で機動防御の限界を感じていた。 彼は敵の航空優勢下では機甲戦力はいい的になるだけであり、ルントシュテットの機動防御案では機甲師団は前線に辿り着くまでの間に空襲で戦闘能力を失ってしまうか、無事でも投入時機を逸してしまうだろうと予測する(そしてこの予測は的中する)。 そのため敵の航空優勢が確定する前に水際で敵を迎え撃った方が結果的には戦力を活用できると考えていたのだ。 ロンメルからすればルントシュテット案は空襲での損耗を抑えるために後方に置いた機甲師団を、わざわざ空襲に晒させながら前線に投入するということであり、お前は何を言っているんだと感じたことだろう。 二人の間にこうした認識の差が生まれたのは能力の差というよりは、ある時期からは連合軍側が一方的に制空権を握っていた北アフリカ戦線と、空においては一進一退でありどちら側も明確な航空優勢を確保し得なかった東部戦線という、二人の経験した戦場の違いによるものだと思われる。 またルントシュテットはシチリアでの連合軍上陸で激烈な艦砲射撃を経験していたが、ロンメルはシチリア戦線を未経験……というのも指摘される。 ルントシュテットは一方的に制空権を握られる事態を経験していないために、その本当の意味までは理解できなかったのだろう。 結局二人の主張は平行線を辿り、業を煮やしたヒトラーが介入して両者の案を折衷する形で装甲師団は一部をロンメルに渡し、残りは後方に置かれることとなった。 そして雨期には来ないとの予想が裏目に出て、ロンメルがヒトラーに戦力増強を直談判するため(あと妻の誕生日を祝うためという説も)に前線を離れていた1944年6月6日に連合軍のノルマンディ上陸を許してしまう。 相次ぐ爆撃でボコボコになった交通網とカレー上陸予想を支持したヒトラーらの反応の遅さからルントシュテットの機動防御も結局失敗。(*8) その後、1944年7月17日に搭乗していた軍用車が、英軍のスピットファイア戦闘機に機銃掃射され、ロンメルは頭部を損傷し左目を失明するほどの重傷を負う。 自宅で静養中の7月20日 ヒトラー暗殺未遂事件が発生。 実行犯のシュテュルプナーゲルが自決ののちうわ言で「ロンメル…」と抜かしたため、 ヒトラーの命令により二人の将軍が「7月20日に起きたヒトラー総統暗殺事件の容疑がかかっている。」と言い、逮捕か自決を迫った。 もちろん逮捕されれば、裁判にかけられ極刑になるだけではなく、妻子も巻き添えになってしまう。 ロンメルは自決を選んだ。 享年53歳 その死は上述の傷が悪化したためとされ、死後国葬の栄誉を受けた。 ■個人としてのロンメル 仏侵攻時は幽霊軍団、アフリカ軍団時のロンメルは砂漠の狐と渾名され、 あまりの連勝ぶりに敵味方を問わずロンメルを崇拝するものが現れる。 「ロンメルは神に守られている」と信じ込む者もおり、英国司令部によって、 「我等が敵ロンメルは巧みな戦術家ではあるが、人間である。あたかも彼が超自然的能力を持っているかのように評価するのは危険であり、戒めねばならない」と、 布告されるに至った。 またドイツ国内でもゲルマン人らしい端正な風貌などから英雄視され、彼を讃える歌まで作られて、宣伝に利用された。 しかしロンメル自身は華やいだ場を嫌っていたらしく家族をナチ幹部に引合せることはなかったと言う。 社交界への唯一の参加は、妻にせがまれて渋々ナチスの舞踏会に参加したのみであり、 その時にしても着飾った女性たちに囲まれて身動きができなくなった際にすごい形相で「私を通して下さいっ!」そう怒鳴り、周囲が静まり返ったとされている。 もちろん舞踏会中は非常に不機嫌そうだったと。 プロイセン貴族が多数派だったドイツ軍においてプロイセン出身でも貴族でもない出自のロンメルは珍しかった。 これもまた上述のように宣伝に利用された一因だったともされる。 ロンメルは当時のドイツ軍将校のエリートコースである陸軍幼年学校の卒業生ではない。また当然陸大卒業生でもない。 さらには第一次大戦の終戦後も軍には残れたが、ロンメルは中央参謀としての教育を受けていない。 このことは軍内部での大きなハンデとなっていて、のみならず作戦指揮にも影響を与えたと分析する向きもある。 第一次大戦の頃からロンメルは自分の戦功を声高に主張する傾向があり、またフランス戦での借りパクのようにその為にはなりふり構わない部分があった。 参謀総長のフランツ・ハルダーは日記中に「病的な功名心」「性格的な欠陥」と酷評しており、ホトも戦後の論文でフランス戦の扱いを手厳しく批判している。 ダンケルクで停止命令が出た原因として「ロンメルが戦果を猛烈に盛って報告したことで、英仏がそれほど大軍なのかとヒトラーがビビった」という話もあるほど。 戦時中からの名声と、戦後の国防軍潔白神話(*9)もあり、長らく名将として語り継がれるが、戦略家としての専門的な教育を欠いていたことや、数々記されたように無茶をする性格も相まって、現在の軍事史的な評価は現場での仕事は向いてるけど、組織の上の立場にはちょっと……というものに落ち着きつつある。 【余談】 ロンメルは写真等でゴーグルを着用しているものがあるが、軍の装備や私物などではなく、リビアで鹵獲したイギリス軍ガスマスクの付属品だったりする。 戦後彼の伝記映画が作られたが、原作者はイギリス人。また彼を演じた俳優は別の映画でもロンメル将軍役を演じている。 アニメガールズ&パンツァーには彼をリスペクトする「エルヴィン(本名:松本里子)」というキャラがいる。外国のアニメファンからは「ロンメル」と呼ばれていた。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ハイルロンメル! -- 松永さん (2013-09-09 06 57 16) 息子がナチズム的な人種優越論をロンメルの前で言った時「私の前で二度とそういった馬鹿げた話をするな!!」と激怒した逸話が好きだ -- 名無しさん (2013-12-01 23 23 31) 宇宙戦艦ヤマトの「宇宙の狼」ドメル将軍のネタ元でもある。 -- 名無しさん (2013-12-01 23 58 54) なんだっけ、直属ではなかったと思うが、この人の下には“業火の牧師”のヴィルヘルムさんとかいたよね……。当時のドイツはホントにまぁ………… -- 名無しさん (2013-12-02 00 02 55) 国体やヒトラーではなく、真に祖国のために尽くした人。ゆえに人々は彼を名将と讃える…… -- 名無しさん (2013-12-02 01 27 31) 祖国を本当に愛した将軍…彼こそ真の意味での愛国者だよな… -- 名無しさん (2013-12-02 07 45 37) 最近は悪い意味での再評価がされてる模様… -- 名無しさん (2013-12-27 15 06 10) ファーストネーム 知らんかった -- 名無しさん (2014-01-01 15 32 15) ドイツ陸軍総司令部(OKH)では「気狂い」と呼ばれていたとか。 -- 名無しさん (2014-01-09 04 48 19) 彼が執り行った作戦の概要とかは公表されていないのかい? 勝ったこととかしか書かれてないから(十分凄いことだけど)、どんな風に凄い人だったのか今一よく分からないな -- 名無しさん (2014-01-09 06 13 26) 戦術面では優秀な指揮官だったが、戦略面では優秀で無かった。 -- 名無しさん (2014-01-10 02 35 48) 何でこの人ナチスなんかにいたんだろう。まともなのに・・・・・。チョビヒゲに家族でも人質にとられていたのかな? -- 名無しさん (2014-05-19 16 22 41) ↑ えっと…軍人だから国家の為に尽くすのは当然なんだけど… -- 名無しさん (2014-05-19 16 43 24) ナチス=国家じゃないし、ロンメルはナチ党員じゃない -- 名無しさん (2014-05-19 16 45 39) ちなみに宇宙戦艦ヤマトのドメル将軍のモチーフでもあったりする。 -- 名無しさん (2014-05-19 17 21 11) 立派な人だったんだね・・・・。でも最後が可哀想だな。 -- 名無しさん (2014-05-19 17 46 55) ↑×10補給戦でクレフェルトのじっちゃんが批判してたから? -- 名無しさん (2014-05-21 21 56 29) 悲劇の英雄。 -- 名無しさん (2014-05-21 22 11 43) ウイキペディアでも調べるとかなりの人格者だったみたいだね。イスラエルはごっちゃにしているみたいだけど。 -- 名無しさん (2014-05-23 13 27 17) この人だけでも誤解解けないのかな?ナチスに好きでいたんじゃなくて縛りつけられていたようなものだしこの人も被害者でしょう。 -- 名無しさん (2014-06-15 11 36 15) チャーチルが認めるという事はマジで武人だったんだね。 -- 名無しさん (2014-06-15 12 25 27) ↑10 ロンメルはヒトラーの警備兵を務めたこともあって、彼の書いた著作の出来とか非貴族階級出身で自分を見下さなかったことからヒトラーのお気に入りだったのよ。で、ロンメルも自分を率直に評価してくれるヒトラーに心酔していった -- 名無しさん (2014-12-17 05 53 16) ロンメルの(愉快な)西方電撃戦の記述がないので加筆。 -- 名無しさん (2016-05-14 22 17 36) 7月20日事件の後、「ヒトラーは気が狂ったようだ」と部下に語ったり、もともとかなり反ナチ傾向の人。ナチシンパの多い空軍と比べると、もともとドイツ国防軍の伝統がある陸軍は全体的にヒトラーやナチに対して批判的だったが(だからわざわざ武装SSを編成している)。 -- 名無しさん (2019-11-18 11 06 41) 名前 コメント