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【作品名】 ヤミと帽子と本の旅人 ~ロマンス~ 【先鋒】 コゲwith葉月(with日本刀) 【次鋒】 アーヤ 【中堅】 イブ 【副将】 リリス 【大将】 ヤミ=ヤーマ http //mediatorweb.web.fc2.com/template/00450000/yamibo.html 漫画版のヤミ帽 【共通設定・世界観】 図書館世界という宇宙のような姿をとっている世界がある。 それは無限に広がる平行世界であって、そこにある星の一つ一つが駅…図書館である。 この本一冊一冊がその中にたくさんの人が生きている"世界"であり、平行世界みたいな空想的な世界もある。 平行世界とは「キミの世界の隣にあるそっくりな世界で「もし~だったら」という仮定が全て本になっている」であるため 喧嘩別れした友達と仲がいいままの世界もある。 本の世界から図書館世界は認識できないが図書館世界に移動すれば認識でき、 図書館世界から本の世界に侵入すれば本の世界の住人に認識される。 冒頭で何かの拍子で本がページが何枚か取れてしまったといわれ、このような形で本が壊れると 本の中で暮らしている人々は一時的にばらばらになるらしい。 またその間は本の世界の時間が止まる。 【名前】コゲwith葉月with日本刀 【属性】人間にとりついた意識体 【大きさ】女子高生並み 【攻撃力】日本刀で攻撃 【防御力、素早さ】女子高生並み 【名前】アーヤ 【属性】性別不明 【大きさ】図書館世界で葉月より微妙に背が高いか程度 【攻撃力、防御力、素早さ】不明なので大きさ相応の常人並み。 【特殊能力】姿を消してその場からいなくなれた 人にとりついた意識体を祓った 【名前】イブ 【属性】慈愛の女神 【大きさ】本の世界で葉月より小さい小柄な女性並み 【攻撃力、防御力、素早さ】葉月より小さい小柄な女性並み 【長所】皆の愛情を一心に受ける性質を持つ。 【備考】以下は詳細不明なので考慮外 イブの力はソーマと呼ばれそれを手にいれたものは世界を支配できる力を持つという。 「今は本の世界を旅して回っている。そのため化身があちこちの世界に散らばっている。 ソーマという世界を支配できる力を持ち、悪用をもくろむ奴らに狙われている」 【名前】リリスwithジョウ=ハーリー 【属性】3代目図書館世界管理人「ヤミ」、イブの姉、アダムの最初の妻 【大きさ】成人女性並 【攻撃力】アルカディアでビームのような攻撃を撃ってきた数m先の統治者を、 相手の攻撃が周りに被害が出ないうちに消して世界の果てに封印した。 (動作は不明だが発動は瞬時~1秒未満) 【防御力、素早さ】不明(恐らく成人女性並) 【特殊能力】図書館世界中心都市「アルカディア」を魔法でちょちょいっと作った。 (作成時間不明のため戦闘に使用するには情報不足) 「アルカディア」はなんでも願いが叶う都市。 リリスの力が九等分されていなければ、アルカディアに願うことで、 図書館世界に散らばった分身(短所参照)を発見することができるはずだったらしい。 【長所】ジョウ=ハーリーの持ち主 【短所】アルカディアで統治者を消して世界の果てに封印したため力の使いすぎで 九つに分裂し分裂体を回収しなければならなかった。 【備考】「全ての世界の狭間に存在するという、図書館世界の管理人。「ヤミ」と呼ばれる。 実はイブの姉でヤミ=ヤーマの最初の妻。」キャラ紹介 アダムと同じ土から作られた ジョウ=ハーリーは「リリスのまとう衣装。これも生き物」で「分身「狩人」を無数に持って」いて 「このジョウ君を操って、リリスは宇宙に匹敵する広さの図書館にある全ての本を管理しているという」 「狩人」はイブを守ることと図書館世界に入り込んだ存在を排除するのが使命。 つまり図書館世界内部の本全部に対して全能 【名前】ヤミ=ヤーマ(アダム) 【属性】全人類の祖として君臨した全知全能神、 【大きさ】成人男性並 【攻撃力、防御力、素早さ、特殊能力】省略 【備考】創造主にして全知全能神。 内なる絶大な力のせいで自己が希薄化していったため 図書館世界を管理する能力をジョウ・ハーリーに与えた後――「異なる存在」になった。 狩人を通じて自分の意思を伝えることができる。 恐らく図書館世界内部の本全部+@の全能
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【深夜】~【早朝】へ 【朝(AM6 00~7 59)】 282 第二回定時放送 ◆PJfYA6p9PE ジェダ 283 死者への誓い ◆v5ym.OwvgI F-3/城門前 レックス、蒼星石、イヴ、桜、千秋 284 紅からは逃げられない(前編) ◆PJfYA6p9PE H-3/道路沿いの民家、G-7/廃墟の街 トリエラ、ヴィクトリア、シャナ 紅からは逃げられない(後編) ◆PJfYA6p9PE H-3/道路沿いの民家、G-7/廃墟の街 トリエラ、ヴィクトリア、シャナ 285 ありとあらゆる呪いを解く程度の呪文 ◆v5ym.OwvgI H-3/道路沿いの民家 タバサ、シャナ 286 怨鎖の雷と光の矢 ◆v5ym.OwvgI A-4/上空、B-3/廃病院 グレーテル、なのは、アリサ、インデックス、エヴァ、リリス 【午前(AM8 00~9 59)】 287 今抜き放たれる最強の鬼札 ◆enneaLXxK6 A-2/森 リリス、インデックス 【昼(AM10 00~11 59)】
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某日、ホウオウグループ。 ジャージを着た、乱れた茶髪と金色の目の少女がせわしなく動き回っていた。 モブ子である。 「ゼア君」「過去に造られた」「生物兵器のデータ」「持ってきたよ」 「ああ、ありがとうございます。そこに置いといて下さい」 「うん」 バサッと、積み上げられた書類を置く。 「じゃあ」「他の雑務を」「やってくるから」 「ええ」 と、ゼアの元から離れた次は、箒と水入りバケツ、雑巾を持って生物兵器の保管室に入る。 箒を壁に立て掛け、雑巾をバケツに入った水に浸して絞り、机やら器具やらガラスケースを拭き始めた。 かなりのスピードで。 「~♪」「~♪」 鼻歌を歌っている。 「…よし」「次は床」 拭き終わると一旦雑巾をバケツの中に入れ、箒を手に取って床を掃く。 「空をなーがる♪」「雲のよーうに♪」 今度は「赤碧の空」を歌い出した。 一通り掃き終わると、仕上げとして再び絞った雑巾を手に床を拭く。 「あなたがもし♪」「泣くのなーらば♪」「雨のそーらを♪」「虹にかーえよう♪」 …結構ノリノリに歌っている。 「よーっし!」「掃除完了!」 背伸びした後、箒とバケツと雑巾を手に保管室から出た。 「ようやく」「終わっt」 「モブ子ー、お茶くれー」 「……」「はーい」 このパシリ振りも、「モブ子」呼ばわりされる一因でもあったりする。 「やっと」「解放された…」「皆」「元気かなー」 街道を歩くモブ子。 やがてある建物が見えてきた。 能力者の孤児を引き取るリリス孤児院と、それを経営する修道女が暮らすリリス修道院である。 彼女は暇を見つけては、ここの子供の遊び相手をしていた。 「皆ー」「こんにちはー」 「あっ、リン姉ちゃんだ!」 「お姉ちゃんー!」 子供が一斉に集まってくる。 モブ子は思わず顔を綻ばせた。 奥からマザーのリリスが出てくる。 「リンさん、今日も来てくれたんですね」 「リンちゃんの」「楽しみだから」 「いつもありがとうございます。子供達もリンさんと遊ぶの、楽しみにしてるんですよ」 「ありゃ」「それは」「嬉しいなあ」「リンちゃんも」「皆と遊ぶの」「好きですから」 「姉ちゃん! 俺とヒーローごっこしよー!」 「やだ! 私とおままごとするのー!」 「こらこら」「皆で一緒に」「遊ばないと」「楽しくないでしょ?」「大縄とび」「しよう」 しかしモブ子の提案が気に入らないのか、子供達からブーイングが起こった。 「つまんなーい!」 「他のがいい!」 「まあまあ」「やってみようよ」「結構」「楽しいから」 渋々賛成する子供達。 モブ子は縄を用意する。 「すいません」「リリスさん」「そっちを」「持ってくれませんか?」 「はい」 にっこり笑って縄の片方を持つリリス。 「じゃあ」「行くよー」 縄を回し始める二人。 だが列の最初にいる男の子が中々入ろうとしない。 「ほら」「頑張って」「大丈夫だよ」 「う…うん」 思い切って縄に入る男の子。 すると、上手く引っ掛からずに入ることが出来た。 「おおっ」「出来たじゃん」 「へへっ…」 「はい」「次の子ー」 並んでいた子供達が次々と縄に入っていく。 「…七回」「八回」「九回」「十回!」「凄い!」「十回も飛べたじゃん!」 満面の笑みで褒めるモブ子。 褒められた子供達は皆、照れ笑いをしていた。 「次は」「何したいー?」 「鬼ごっこ!」 「かくれんぼしよー!」 「じゃあ」「鬼ごっこに」「しようか!」 「ふー」「いっぱい遊んだね」「リリスさん」「今何時かな?」 「五時…過ぎですね」 「えっ」「もう」「そんな時間?」 「はい」 「ありゃりゃ」「じゃあ」「そろそろ」「帰らなきゃ」 モブ子の言葉に子供達が口々に不平を言い始めた。 「いやだー!」 「お姉ちゃんともっと遊びたーい!」 「駄目よ、皆。リンさんもいつまでもいれる訳じゃないんだから」 「ちぇー…」 「ごめんね」「また」「遊びに来るから」「良い子に」「しててね」 「約束だよ!?」 「良い子にするから、また遊びに来てくれるよね?」 「うん」「じゃあ皆」「元気でね」 「ばいばいお姉ちゃん!」 「また遊ぼうねー!」 名残惜しみながら、子供達はリリスと一緒に笑顔でモブ子を見送った。 「あーあ」「疲れた」「でも」「楽しいなあ」 「何がだ?」 「ウェ!?」 ホウオウグループに戻った後。 モブ子は突然聞こえた声に、思わずはね上がった。 「な…なんだ」「クロウ君」「じゃないか」「脅かさないで」「欲しいな」 「その反応からして、何かやましい事でもしてるのか?」 「やましい事って…」「してる訳」「無いじゃん」 「なら何故あの孤児院に行った」 クロウの口から出た想定外の言葉に、モブ子は体を強張らせた。 「……」「いつから」「知ってたの?」 「最近だ。雑務が終わる度に外出するからな、跡をつけていた」 「……」 「あの孤児院がウスワイアと繋がっている事は、お前も知らない訳ではないだろう?」 「…だから?」 「お前の行動は一種の裏切り行為なんだ」 それを聞いたモブ子は押し黙る。 しかし暫くすると言葉を紡ぎ始めた。 「…あの子達には」「親も」「兄弟も」「いない」「色々な理由は」「あるけども」「実の家族に」「愛された事がない」「弱い人なんだ」「皆」 「弱い?」 「うん」「同じ血の繋がりを」「持った人から」「愛情をくれた事は」「少ない」「或いは」「無い」「それって」「寂しくて」「辛くて」「悲しい事なんだよ」 「……」 「だから皆」「脆くて」「儚くて」「弱いんだ」「代わりに誰かが」「いないと」「すぐに」「消えてしまう」「だから」「だからモブ子ちゃんは」「ウスワイアと」「関係あろうと」「無かろうと」「あの子達の支えに」「味方に」「なりたいんだ」 表情は見えないものの、力強く発言するモブ子。 それを聞いたクロウは―――。 「…勝手にしろ」 「…報告」「しないの?」 「お前がそう決めた事だ。俺の知ったことではない」 「クロウ君…」 「どうせそこの子供にせがまれてるんだろう?」 「……」「うん」「ありがとう」 お礼を言うモブ子。 が、振り返ったその表情は。 「ま」「別に見直さないよ」「くそガラス(笑)」 暴言を吐く際の気味の悪い笑みだった。 「…俺もだ。どんな行動をとろうと、お前に対する主観は変わらんぞ」 「あはっ☆」「まだ言うか」「強者」「ぜってー」「弱者の為の世界」「作り上げてやる」 「やれるものやらな」 「あはっ☆」「見てろよ」「くそガラス」 弱者の優しさ (弱さの裏返し) (即ち) (優しさ)
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トップ|基礎知識|悪魔合体|悪魔|魔法・特技|アイテム|マップ|攻略|その他 合体制限 合体制限悪魔|合体でつくれない悪魔|合体不可悪魔 合体制限悪魔 特定の悪魔は、合体でつくるのに条件を必要とする場合がある。 魔獣:ケルベロスは、犬:パスカルと合体させるか、T.D.L.でケルベロスを正気に戻す(イベント)まで合体でつくれない。 悪魔 条件 備考 鬼神:タケミナカタ オザワのオフィスで「鬼神:タケミナカタ」を倒す。 鬼神:ニオウ スガモプリズンで「鬼神:ニオウ」を倒す。 倒さなかった場合、つくれない。 魔神:ヴィシュヌ 都庁で「魔神:ヴィシュヌ」を倒す。 LAW属性で仲魔にした場合、つくれない。 天魔:ラーヴァナ 都庁で「天魔:ラーヴァナ」を倒す。 CHAOS属性で仲魔にした場合、つくれない。 セラフ:ウリエル カテドラルB7Fで「エンゼルリング」を使用(イベント)する。 LAW属性の場合。 カテドラルB7Fで「超人:カオスヒーロー」と「夜魔:リリス」を倒す。 NEUTRAL属性の場合。 カテドラルB7Fでカオスヒーローと会話(イベント)する。 CHAOS属性。 セラフ:ラファエル カテドラルB7Fで「エンゼルリング」を使用(イベント)する。 LAW属性の場合。 カテドラルB7Fで「超人:カオスヒーロー」と「夜魔:リリス」を倒す。 NEUTRAL属性の場合。 カテドラルB7Fでカオスヒーローと会話(イベント)する。 CHAOS属性。 セラフ:ガブリエル カテドラルB7Fで「エンゼルリング」を使用(イベント)する。 LAW属性の場合。 カテドラルB7Fで「超人:カオスヒーロー」と「夜魔:リリス」を倒す。 NEUTRAL属性の場合。 カテドラルB7Fでカオスヒーローと会話(イベント)する。 CHAOS属性。 魔王:ベルゼブブ 西の島で「魔王:ベルゼブブ」を倒すか仲魔にする。 上へ 合体でつくれない悪魔 特定の悪魔は、合体でつくれない。外道:ちんぴら、外道:やくざ 種族がメシア教徒、ガイア教徒 種族がマシン 上へ 合体不可悪魔 特定の悪魔は合体材料にできない。魔神:ヴィシュヌ 天魔:シヴァ 犬:パスカルと合体させてつくった魔獣:ケルベロスは、T.D.L.でケルベロスを正気に戻す(イベント)まで合体材料にできない。 LAW属性の場合、セラフ(ウリエル、ラファエル、ガブリエル)は、エンゼルリングを使用(イベント)するまで合体材料にできない。 上へ
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登録日:2009/08/26(水) 21 57 40 更新日:2023/10/27 Fri 23 23 48NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 03年秋アニメ avex アニメ カオス スタジオディーン ヤミと帽子と本の旅人 地上波なのにエロアニメ 深夜アニメってレベルじゃねーぞ 百合 豪華声優陣 ◆概要 オービット(現:ARIDESIGN)のブランド「ROOT」による18禁アダルトゲーム『ヤミと帽子と本の旅人』を原作とするアニメ。 2003年に全13話が放送された。 異世界を渡り歩くタイプのファンタジー作品。 原作では主人公は男性であり、世界を移動するたびにその世界の男性に憑依していたのだが、 本作では原作で主人公が最初に憑依していた女性、葉月が主人公になっている。 そのため、原作はノーマルなエロゲー(*1)だったのだが、今作は全面的に百合アニメである。 葉月の心理描写にはかなりこだわっており、「濃い」百合が好きな人にはなかなかお楽しみいただける作品。 大ブレイク直前の能登麻美子の熱演にご注目いただきたい。 一方でエロゲー出身の作品だけあって結構エロい。特に第7話。 ボンボン的な明るい助平ではなく、よりウェットなエロスが目立つ。 主人公一行は「本」という形になっている異世界をめぐるため、舞台は1話ごとに次々と移り変わる。 1つ1つの世界のストーリーは割と単純だが、後述の理由により妙に難解な構成になっている。 原作ともども実験作としての性質が強い作品であった。 UHFアニメながら妙に放送局が多く、北はテレビ北海道から南は大分朝日テレビまで全国18局で放送された。 この作品でが最初で最後のUHFアニメ放送となっている局も多い。 特にとちぎテレビでの放送は奇跡とも言えるが、例によってと言うべきか静岡県はハブかれている。 ◆第7話放送拒否?事件 tvkが事前告知なしに第7話の放送を中止し、全く別の特番を放送した事件。 その7話に「葉月が初美(実姉)を想いオ○ニーをする」というシーンがあったため、「過激すぎて放送拒否されたのではないか」と噂を呼んだ。 その翌週、tvkは通常通り第7話を放送したのだが、結局特番となった理由について説明はなかった。 一説には「熱でうなされているだけです」とスタッフが局側を説得したらしいが真偽不詳である。 念のためもう一度記すが、葉月の中の人は能登である。仕事選べよ お陰でこのアニメは「ノトニー」としてちょっとだけ有名になった。 ◆あらすじ 東葉月は姉の初美を愛していた。 だが、葉月はまた自分の想いが初美に届かないことも知っていた…。 初美が16歳の誕生日を迎える夜、思いつめた葉月は寝静まった初美の部屋へ入ってゆく。 こんこんと眠る初美に葉月が口づけようとした瞬間、日付変更を知らせる時計が鳴り響く。 刹那、16歳となった初美は強烈な閃光を発し、この世界から消滅した。 …と、そこに転がり込んで来たのは、初美を「イヴ」と呼んで探している丸っこい鳥のケンちゃん。 葉月はこの変な鳥をペーパーナイフで脅迫、無理やりイヴの捜索に同行することに。 彼女が最初に訪れたのは、あらゆる平行世界を「本」として管理する巨大な図書館だった。 図書館の管理人を名乗る少女、リリスと共に、葉月は初美を探す本の旅に出る― ◆登場人物 東葉月 CV.能登麻美子 黒髪ロングでセーラー服のボクっ娘。 原作ではCGが一桁しか無かったけど、今作では主人公。(*2) 顔が整っておりスタイルも良いので男女問わず好意を向けられるが、本人は初美しか眼中に無い。 ガチレズかつシスコンという救えない性癖の持ち主だが、その愛は痛々しいまでに真剣で真摯である。 武器はペーパーナイフが変化した刀。イヴが消える際の光(ソーマ)を大量に浴びたため、超人的な身体能力を持つ。 そのため、悪役の攻撃を剣を振り回すだけで無効化出来る。 「何故効かぬ!?」と驚愕する敵に対し、「そんなことボクが知るか!!」とどこかで聞いたような返しをしたことも… 長身のためとてもそうは見えないが、16歳の初美の妹なので中学生である。 実は「顔のない月」のメインキャスト・東衣緒の実妹という裏設定がある。 リリス CV.小林沙苗 某えん魔くんっぽい帽子を被った図書館世界の管理人の少女。 妹のイヴに無理矢理図書館の管理を任されたので、ケンちゃんにイヴを探させている。 当初は葉月に対してレズっ気を見せていたが、いつの間にかただの友人くらいの関係に落ち着いた。 まあガルガンチュアにアタックしていた辺りバイである、カッコイイのならば男でも女でもイケるそうだ。 原作では理想都市をつくるため裏で本の住人の魂狩りを行っていたが、アニメではまるっきり善人。(ジョウ・ハーリー周りの設定はそのままの模様) 喋り方が多少ウザい。「リリスちゃんは~」 ちなみに原作のキャラデザをしたCARNELIANの同人によるとあんなムチムチボディなのになんと想定年齢14歳である。 ジョウ・ハーリー CV.??? リリスが被っている帽子。図書館世界の創造主である初代ヤミ・ヤーマこと「アダム」が残した図書館の管理用アイテム。 これ自体が一種の魔法生命体らしく、被った者に万能の力を与えるが、ソーマの消耗が相応に激しいためリリスでも完全には扱えない。 彼女の能力の根幹であり、玉藻の前にジョウ・ハーリーを奪われた際にリリスがパニックを起こしたのはこれが原因。 最終回のエンドロール直前に視聴者へのインフォーマーとして登場。 イヴ CV.清水愛 初美やジルの正体。 図書館世界の本来の管理人なのだが、姉のリリスに図書館の管理を任せて色んな世界を遊び回っている困り者。 非常に高位の存在ゆえ、本の世界の中で喋るとその本の世界が崩壊してしまう。 また、周囲の人間に激しく愛されるという影響もあるが、これが一番激しかったのが元々好意の強かった葉月。 最終回では図書館に一度は帰還したが……。 ガルガンチュア CV.三木眞一郎 イヴを探し求める第三勢力。 かつて「ジル」と名乗って彼の世界に現れたイヴを刺殺してしまい、以来限りなく長い時間をジルを妃とすべく探して生きている。 イヴのソーマとイヴの血を浴びたため不老不死となった。 イヴへの過剰な独占欲と変質的な愛を見せる、ある意味葉月に極めて近い男。 リツコ CV.井上喜久子 ガルガンチュアの幼なじみ。 彼を探している。 文字通り永遠の17歳。 ◆別作品出展キャラ ケンちゃん CV.高木礼子 関西弁を話すひよこ饅頭みたいな鳥。本名「乾闥婆(けんだっぱ)」。 大抵リリスにひどい目に合わされている。 後述のアーヤ同様「トーラス・ゼロ」からのゲスト出演。 アーヤ CV.福山潤 どこの世界へ行ってもかならず存在している不思議な少年。 本作の狂言回し的存在である。ケンちゃんの主。 実はCOREブランドのBLゲー「ファナティカ」「トーラス・ゼロ」のキャラ。 作中最上位の存在で、ぶっちゃければ神格。 玉藻の前 CV.氷上恭子 宇宙庭園の世界の主。狐の変化に近い神格だが、だいたい飲んだくれている。 力の巨大さはリリスをしのぐ。さっぱりした性格で心の機微に聡い。 「ぷにぷに☆はんどメイド」「パッショネイトラブ」のキャラで、メイリンの後の姿。 マウ CV.笠原弘子 ガルガンチュアの出身である「孤島の世界」の姫君「マリエル姫」の現在の姿。 蛙に変えられていたところを玉藻の前に救われ、彼女の従者として仕えている。 「ぷにぷに☆はんどメイド」「パッショネイトラブ」のキャラ。 ◆注意点 喘ぎ声が出たり、乳首は見えないもののおっぱいモロ見えだったりとかなり過激なので、家族の前では観ないほうがいい。 まぁ絵柄の時点で大体予測はつくだろう。こういうものは1人で楽しむものです。 更に、放送形態がかなり特殊で 第3話Bパート+第4話+第9話Bパート(錬金術の世界) ↓ 第7話Bパート+第1話Aパート(現代世界) ↓ 第3話Aパート(ヤミの図書館) ↓ 第6話+第7話Aパート(孤島の世界) ↓ 第5話(原始創世の世界) ↓ 第8話+第9話Aパート(アルカディアの世界) ↓ 第1話Bパート+第2話(夜行列車の世界) ↓ 第10話Bパート+第11話Aパート(移民宇宙船の世界) ↓ 第10話Aパート+第11話Bパート+第12話(宇宙庭園の世界) ↓ 第13話(現代世界・ヤミの図書館〔エピローグ〕) となっている。 ◆その後 同じくオービットのエロゲーを原作としている、アニメ版『桃華月憚』第14話に葉月たちがゲスト出演している。 本の世界の1つである「桃華月憚」の世界を訪れたという設定であり、ちょい役ではなく主役級に活躍する。 もし本作を気に入ったならこちらも観ておくことをお勧めする。 またこれはゲーム版の話だが、本作のゲストキャラの1人・メイリンが登場する「ぷにぷに☆はんどメイド」はヤミ帽でメイリンへ浮気したことが原因で分岐したバッドエンドの後日談であるとされる。 追記・修正はガチレズかつシスコンの方がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 蓉子さんエロ杉 -- 名無しさん (2014-04-30 03 28 31) しれっとストロンガーネタを口にする葉月に萌えた -- 名無しさん (2014-08-04 16 50 07) リリスの中の人がのちのシオニーちゃん -- 名無しさん (2016-02-22 01 31 23) 今こういう主人公達が様々な世界を巡る作品やったらディケイドのオマージュ(悪くてパクリ)扱いされそう -- 名無しさん (2016-09-11 23 10 36) 能登さんがクールなボクっ娘で沙苗さんが甘々ゴスロリっ娘で普段のイメージと逆じゃね?と思ったらドラマCDで中の人入れ替えネタやってた でも元の声も結構名演技 -- 名無しさん (2023-10-27 23 23 48) 名前 コメント
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○ルシフェル(Lucifer) 髪/目:浅菫/雄黄 一人称:我 三人称:お前、主殿(→主神)、ベル(→ベルゼブル) 性別 :男 種族 :天使(熾天使/天使長→冥王) 年齢 :?(見た目25~30) その他: ミカエルの双子の兄。 昔は天使長をしていたがリリスを妻に娶った時に辞職、後に冥王にスカウトされる。 冷静沈着で表情はあまり動かない。 アダムとは親友であり、冥界へは単身赴任ながらもリリスとの夫婦仲は良好。娘にも愛情を注いでおり、またカインとアベルのことも気にかけている。 本心をなかなか曝さない為に誤解を受けることも多い。 神話内:『旧約聖書』 「明けの明星」「光の御子」の意味を持つ。 悪魔を率い、そしてミカエルに敗北した悪魔の王。 元は神に一番近い天使だった。 天界を裏切った理由は、「人間への嫉妬説」と、「自分が神になり変わろうとした説」がある。
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英数 あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 ら りリアル○○ リテイク リビングデッド 竜宮城(りゅうぐうじょう) 竜宮の玉手箱(りゅうぐうのたまてばこ) 旅団(りょだん) リリス る瑠璃硝子の蜘蛛(るりがらすのくも) れ ろ六甲アイランド ら り リアル○○ キャラクターではなく、プレイヤー本人が持つ資質や能力の事。 代表的なものに「リアルラック(プレイヤー本人の運の良さ)」「リアル裕福度(プレイヤー本人の懐具合)」などがある。 リテイク 運営側がチェックを行った結果、作成されたリプレイやイラスト商品などの「作品」に「不適切な内容」が含まれている場合に行われる「やり直し要求」の事。 リビングデッド ゴーストの一種。 死んだ肉体がゴースト化したもの。 →詳細:リビングデッド 竜宮城(りゅうぐうじょう) 「浦島太郎」に代表される、日本の伝説や民話に登場する海神の宮。 シルバーレイン世界においては、メガリスによって建造された海底の城、およびその周囲の空間のことであり、竜宮城決戦やそれに関連する依頼の舞台となった。 東京近海に存在していたが、竜宮城決戦の際に崩壊。 竜宮の玉手箱(りゅうぐうのたまてばこ) メガリスの一つ。 海底に竜宮城を建設し、そこで所有者を不死身の王として君臨させる能力を持つ。 旅団(りょだん) 「結社」の事。 「無限のファンタジア」における「結社」に相当するコンテンツの名前が「旅団」である事から誤用される事が多い。 リリス ゴーストの一種。 激しい快楽の中で死亡した人間の女性の残留思念がゴースト化したもの。 →詳細:リリス る 瑠璃硝子の蜘蛛(るりがらすのくも) メガリスの一つ。 土蜘蛛族の神宝である蜘蛛を象ったガラス細工。 所有者に尋常ならざる子宝と、その全てが健やかに育ち戦士となれるような加護を与える。 2007/03/23に土蜘蛛によって破壊。 れ ろ 六甲アイランド 神戸市の海上に作られた人工の島。 住所は兵庫県神戸市東灘区向洋町。六甲アイランド全体が「向洋町」と言う一つの町になっている。 シルバーレインの世界においては、来訪者「吸血鬼」の日本での活動拠点となっており、彼等が住む「影の城」が存在している。 また、この影の城を巡って「人工島の戦い」と言う大規模な戦闘が行われた。
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キャラクター:ら行 ら ラーギィ? ライラ ラヴィル・クレメンテ ラゴウ? ラタトスク ラドラス・リンドブロム ラピード ラブラド・アーカム? ラムダ り リアラ リーガル・ブライアン リオン・マグナス リカルド・ソルダート リグレット リシア・カトレイア? リタ・モルディオ リチア・スポデューン リチャード リッド・ハーシェル リッピ リヒター・アーベント リフィル・セイジ リムル リリス リリス・エルロン る ルーク・フォン・ファブレ ルーチェ・クライン?(ルーティ・クライン) ルーティ・カトレット ルー・フレッチ? ルーングロム ルカ・ミルダ ルキウス・ブリッジス ルドガー・ウィル・クルスニク ルナ ルビア・ナトウィック ルブラン? ルル? れ レイア・ロランド レイヴン レイシス・ルエイン→レイシス・フォーマルハウト レイシス・フォーマルハウト レイス→レイシス・フォーマルハウト レイモン・オズウェル レオーネ レグルス レザード・ヴァレス レプリカネビリム→ゲルダ・ネビリム レナス・F レニオス ろ ロイド・アーヴィング 老マクガヴァン? ローエン・J・イルベルト ロゼ ロディル ロナ・フォーマルハウト→ロナ・ウィンディア? ロニ・デュナミス ロミー ロンドリーネ・E・エッフェンベルグ
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あの日あの時あの場所で(後編) ◆IEYD9V7.46 前編より 森の出口付近から生まれ出た破滅の光は、北から南を真っ直ぐに貫き、平原を目指した。 その過程で、片手間のように容易く森を吹き飛ばす。 湿気を含んだ暗い大気を焼き焦がし、幾重にも連なった木を紙細工のように消し去っていく。 その光は何者も差別しない。 大気も大地も森林も、そして人間も。 全て等しく無に帰す。 しかし、まだだ。 この灼熱の光の惨事はそれだけでは終わらない。 一本と形容していいほどに太く、高密度な光の奔流は、発砲者であるなのはから10mほど離れた森の中で、 その光をY字型のように二方向に拡散させ、破壊範囲を更に押し広げる。 一面を荒野に変える、大破壊魔法。 それが、『魔砲』ファイナルスパークの―― (…………広、がる?) 未だ留まることを知らない光を放出しながら、なのはの胸中に、ある疑問がふと浮かぶ。 おかしい。自分は今、何をした? この魔法は自身の得意技、ディバインバスターの特性と同じ直射型砲撃魔法に属するもの。 ならば、目の前の光景に拭い去れない違和感がありありと残っているはずだ。 (拡散? 方向転換? ――――誘導、操作?) 思い出した。この魔法は撃ち出したら最後、自分にはどうしようもできないもの。 マスタースパークも同じ特性だったのだから、間違いない。 では、どうしようもできないとはどういうことなのか。 それは即ち、発射後の制御が不可能であるということ。 更に言えば、発射された光を途中で曲げたり、拡散させたりなどの操作が全くできないということである。 違和感の正体はこれだ。 なのはが何もしていない、いや何もできないというのに、 ファイナルスパークの光が勝手に“二方向に分断されている”。 それが意味するものは―― (――――誰かがいる?!) 間違いない。 リリスは砲撃を放つ寸前には、確かに森を抜けるか抜けないかの位置にいた。 しかし、砲撃が断ち切られた場所はその手前、森の入り口にも差し掛かっていない。 ここにはいなかったはずの、予期せぬ第三者の介入。 デジャヴだ。以前にもこんなことがあった。 あのときも今と同じように、撤退しようとするヴィータにアウトレンジから攻撃を仕掛け、 突如現れた仮面の男に阻まれたのだ。 しかし、余力が残っていたあのときと今とでは状況の悪さは段違いだ。 レイジングハートの代わりにミニ八卦炉と『翔』があるとはいえ、すでに自分自身の限界が近い。 助けてくれる仲間だって、今ここには誰もいない。 その事実が心に浸透した瞬間、なのはの生への渇望はすぅっと薄れていった。 あまりにも絶望的な『諦観』。その言葉が全身に染み渡る。 ミニ八卦炉から光が失われ、辺りには黒い粉塵が立ち込めた。 ユラユラと揺れる濃い煙が、介入者の姿を未だに覆い隠している。 リリスが普通の参加者と同じ扱いだというのは嘘だったのだ。 いざリリスがやられそうになったところで、冥王ジェダが手のひらを返し、 リリスへの援軍を寄越したのに違いない。 今頃、なのはのことを思う存分嘲笑っているのだろう。 ――『愚かな、そんな約束を守るとでも思ったのか』と。 そうして現れたのは、残りの魔力をほぼ全て注ぎ込んで放った切り札、 ファイナルスパークをあしらえるほどの化け物。リリス以上の怪物だ。 もう、力なんて残っていない。 マスタースパークはおろか、イリュージョンレーザーでさえ撃てるのかも疑わしい。 そもそもファイナルスパークが通じなかった時点で勝ち目なんて万に一つもないし、 『翔』を使って逃げ切れるほどの距離を飛べるのかも分からない。 取れる手など既になく、行き着いた場所はたった一つ。 そこはかとない無力感の奥底だ。 (……ごめん、フェイトちゃん、みんな。私、何もできなかったよ……。 この島からみんなで脱出することも、誰かを守ることも、リリスを倒すこともできなかった……) ごく自然に、弱音が心に渦巻いた。 けれど。それでも。 死ぬときに取り乱すことだけは、決してするわけにはいかない。それは徒にジェダを悦ばせる行為なのだから。 最後まで相手の目を睨みつけて、絶対に恐怖には屈しない。 泣き言も悲鳴も命乞いも、ジェダにくれてやるものなど何一つない。 ガタガタと震える腕を必死に抑えつけ、もう何も放つことができないミニ八卦炉をそれでも突きつけて。 心に唯一燻った不屈の意志を最後の火に変えて、なのはは前方に眼光を飛ばす。 同時に。 風が吹き、黒から灰色に転じた煙が攫われ、砲撃を断ち切った人物の姿が露わになった。 * * * その道路は、別に珍しいものでもなんでもなかった。 どこにでもあるような灰色のアスファルト製のもので、 白線があり、標識が立ち、中心には時折オレンジ色の速度制限を表す数字が描かれている。 どこまでも普通な、ごくありふれた石の道。 だが、それはありふれている光景ではなかった。 広い道幅が場違いなくらいに、人がいない、車がない、喧騒もない。 日が落ちる前ということを鑑みれば、それはやはり異常な景色であると言えた。 フッ、と。 静止画のように動きのなかった道路の真ん中に突如、一つの影が落ちる。 そこには影しかなく、相変わらず道路には誰もいない。 どうやら、その影の主は空を飛んでいるらしかった。 鳥だろうか? いや、違う。 それは鳥などではない。この島にいる、常識を外れたもののうちの一人だ。 「……グリーン、もう大丈夫だよ」 リリスの腕の中で、グリーンはコクリと首肯する。 今もまだ、リリスに抱えられて空を逃走している最中だ。 「あたし、もっと強くなる……、グリーンが元に戻れれば、もっと強くなれるよね? そうしたら、次はタバサにも高町なのはにも勝てるよね!」 またもコクリと頷く。 そこでリリスは一度ニコッと微笑みかけたあとグリーンから目を外し、 天高き赤い空を見つめて飛行速度を上げた。 その様を見届けたグリーンは一人、先の出来事を反芻する。 いったい、何が起こった? あの攻撃は間違いなく直撃コースだった。 そのはずなのに、実際には砲撃の中心が突然裂けて、 俺とリリスの左右を白い光が掠めただけだ。訳が分からない。 何かおかしな点があったとすれば……。光が眩しすぎて確かではないが、 誰かが俺たちと砲撃との間に割って入った、のか? しかし、誰が? どうやって? 何のために俺たちを助けた? 直前まで、あの場所には他に誰もいなかったはずだ。 まさか、ジェダの差し金か? だが、リリスの危機に手を差し伸べるほどの情など、あの男が持ち合わせているはずがない。 ……どうにも腑に落ちないな。 結局、分からずじまい、か。……ああ。忌々しいが、まだ確かなことがあったな。 あの極大砲撃を放った高町なのはも異常だが、更にその砲撃を捌けるやつがこの島にいるという事実だ。 リリスでさえ防ぎきれないあの一撃を。……くそ、化け物どもめ。 やはり、急ぐ必要があるな。一刻も早く、リリスの力を取り戻さなければ……! 夜の匂いが混ざり始めた冷たい空気の中、一人の少女と今は一匹と数えられる少年は決意を新たにする。 次は必ず倒す、という必殺の決意を。 * * * 砲撃を断ち切った人物の姿が露わになった瞬間。 なのはは自分が幻覚をみているのだと悟った。 そうとしか思えなかったし、頭がおかしくなりそうだった。 なぜなら、そこにいたのは。 長い金髪をなびかせた、和服の少女。 両手で巨大な刀を正眼に構えた剣客であり。 その顔は自分がよく知っている親友のものだったのだから。 「…………アリ、サ……ちゃん……?」 見間違えようがなかった。 纏う雰囲気がいつもと少し違い、微かに貫禄のようなものまで感じる。 しかし、数年来の友達が根本に持っているものを感じ取れないはずがなかったのだ。 戦う力を失い、どうしようもない不安に潰されそうだったなのはは、それ以上深くは考えなかった。 アリサがなぜここにいるのか、どうしてあの砲撃の中から現れたのか。 そんなことはどうだっていいくらいに、心地よくなるほどの安堵と喜びを覚えたのである。 だから走った。 これが夢なら醒めないように。 目の前に現れた親友が、幻などではないことを確かめるために。 ただ、ひた走る。 そして程なくして、アリサの前に辿りついた。 「なの、は……?」 「アリサちゃん!」 その声を全身で噛み締めて、なのはは心の重圧から開放された。 代わりに広がるのは、喩えようのない澄み渡る清涼感だ。 (良かった……。また、生きて会えた。私はまだ、大切なものを守れる。失くさずにすんだんだ……) 嬉しさのあまり、息を整える間もなく言葉を続ける。 「アリサちゃん、どうし」 「なのは……訊きたいことがあるの……」 質問を中断されるどころか、逆に訊ね帰されたなのはは面食らう。 アリサの言葉の意味を把握するのが遅れて、 なのはが「何?」と返事をするよりも前にアリサはこう呟いた。 「……はやてはどこ……」 何を言っているのか、分からなかった。 「……どういう、」 「――――――さっきまでっ!!」 一喝。 「さっきまで……はやてはいたのよ? なのに見てっ!!」 アリサが傍らから何かを拾い上げる。 六角形型の壊れた機械だった。 付属品もついている。 赤黒く焦げた腕がぶらーんと垂れ下がっていた。 ――君におまけをあげよう。喜ぶがいい。 頭の中でそうほざいたジェダをコンマ2秒で撃ち殺した。 「ね? おかしいでしょ? わたし、これで、はやてといっしょに、なのはを、た、たすけにきたのに、 ここには、はやての、うでしか、きて、ないんだから、 あは、はは……、は……はは……ははは…… はは、は……く……はは………… ははははははははははははははははははははははははははははははははははは そうだ! わかったわ! きっとこれふりょうひんだったのよ! だってこのきかいこんなにぼろぼろじゃない! そうよ! そうにちがいないわ! だからはやてはちゃんとこっちにこれなかった! うでだけしかこれなかったのよ! なんだ、かんたんじゃない! ふりょーひんはへんぴんよへんぴん! せきにんしゃのところになぐりこむわよなのは!」 「アリサ、ちゃ」 ガシッと両肩が重く掴まれた。 「ねえなのはぁっ!! おしえてよっ!! はやてはどこにいったのよ!!? さっきのしろいひかりはなんなのっ?!! わかるんでしょしってるんでしょおしえなさいよ ねえってばぁっ!!!」 「――――――――――――――― ッ ! ! 」 ドサッ。 ごみを放り捨てる音によく似ていた。 いつのまにか、アリサは地面に腰を打ち付けてなのはを見上げていた。 いつのまにか、なのはは両手を突き出してアリサを見下ろしていた。 二人とも呆けた顔でだらしなく口を半開きにしていた。 アリサはなのはを見つめて静かに涙を流していた。 なのははアリサを見つめて少しも涙を流せなかった。 覚束ない足取りで動いたのはなのはだった。 フラフラと後退りしながら両手で頭を抱え込んで。 ゆっくりと首を何度も左右に振る。 何度も何度も。 揺れる視界の中では、常に中央にへたり込んだアリサが鎮座している。 目はアリサに釘付けになり、しかし心には何も映らない。 何も、映らない。消えていく。 心がどんどん喰われる。 総天然色の世界から、色彩が滅びて。 灰色の世界から、明度が死んで。 最後に残った黒白の世界が力尽きて。 全ての光が、心から逃げ出した。 光が消えて、闇ですら傍に置くことを拒否された。 からっぽだった。本当に、何も残っていない。 世界のどこにも、もう居場所なんてなかった。 だから吼えた あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ なのははそのまま『翔』で飛び去った。 行く場所も帰る場所も留まる場所も何もなかった。 友の凶行を止めたいという一念で両腕を焼き。 一人を救うために三人を殺し。 多くを助けたいという想いを貫いて、親友を誤殺した。 善人を殺し、悪人も殺し、親友までも手に掛けたのだ。 最早、他に殺せるものなどありはしない。 もしあるとすれば、それはきっと――――…… かくして、悪魔よりも悪魔らしい少女は、全ての絆に拒絶され、全ての絆を拒絶した。 悪魔は、一人ぼっちだった。 ――――――『君はそのミニ八卦炉を何に使うつもりなんだい?』――――…… もう、その質問には答えられない。何て答えたのか忘れたし思い出したくもなかった。 * * * 「よいしょっと」 ボフッ、という軽い音は下にふんだんな空気を溜め込んでいた証拠。 そして、額に薄く浮かぶ汗は順調な労働の象徴だ。 トマは今しがた床に落とした大小様々な布の山を見て満足げに目を細めた。 「思いの外収穫がありましたねー」 夷腕坊の修理のためには焼け落ちたワイヤーの修理が必要不可欠だ。 そのため、トマはシェルターを探し回って布という布を全て掻き集めてきたのである。 これから強度や加工のしやすさ等を吟味して、最終的にどれを使うのか決めるつもりだ。 どうやらこのシェルターにはなかなかの技術が使われているようで、 備品類にもそれは適用されているらしい。特殊な繊維がいくつも見つかった。 もしかしたらこのシェルターは何らかの研究施設も兼ねているのかもしれない。 とはいっても魔科学の心得しかないトマには、科学一辺倒の技術の詳細が分かるはずもなく。 よって、それぞれの布の特性を虱潰しに調べるしかなかった。 「こんなことならアリサさんたちに残ってもらったほうが良かったんですかね……。 アリサさんとルビーさんなら、ここにあるカーボンファイバーだのナイロンだのっていうのが なんだか分かったかもしれないですし……」 溜息を一つついて、カッコをつけたことをほんの少しだけ悔やむ。 「おっと、泣き言なんて言ってたら笑わちゃいますね。 ……今ごろはやてさんとアリサさんはなのはさんに再会できたんだろうなぁ。 はやてさんは、なのはさんのほうが自分よりも強いって言ってましたっけ。 謙遜だったかもしれないですけど。 本当だとすれば、はやてさん、アリサさん、なのはさんの3人ならきっと誰にも負けませんよね。 着々と信頼できる人を見つけて勇者さんたちとも合流して、 ここに戻ってくるころには40人くらいの大集団になってるかも。 その中にトリエラさんもいてくれたらいいなぁ……。 そうしたら、人も物も情報もたくさん集まって、すぐに脱出の策なんて見つかりそうですね。 ふふ、なんだか可笑しいくらい簡単なことのような気がしてきたなー」 いい傾向だ。こういう気分のときこそ、良いアイデアが湧き出てくるのだから。 「はやてさんたちも、こんなふうに笑い合ってるといいなぁ。 いや、友達に会えたんだから、きっとみんなで笑っていますよね」 * * * 「ははは……は……はは……く、はは……あはははは……」 アリサ・バニングスは一人、赤茶けた地面に無気力に寝そべって血のように真っ赤な空を眺めていた。 笑いが止まらない。胸中に渦巻く感情の波が乱れすぎて、何をやっても笑いがこみ上げる。 なのはが飛び立ってから、アリサは壊れた人形のようにずっと渇いた笑みを浮かべていた。 笑いの合間に、時折言葉が紡がれる。が、それに意味が込められているのかは判別がつかない。 『話す』と『音が出ている』の中間だと言うべきなのかもしれない。 「るびー、どうせあんたはぜんぶしってんでしょー、 めいれいよー、こたえろー、 はやてはどこにいったのー、なんでここにいないのよー、 なのははなんでいっちゃったのよー、あのひかりとかんけいあんのー」 『……』 「だんまりとはいいどきょうねー、いつもはたのまなくてもやかましいくせにさー、 ほらほら、こたえなさいよー、けいやくしゃはわたしなのよー、きいてんのー、 もしもーし、るびーさーん、いるならへんじしなさいよー、 …………………………く……ははは……は、はははは…………はは……あはは……」 * * * その状況をある程度把握できていたのは私だけでした。 転移完了後、私は息つく間もなく「右ですアリサさん!!」って叫んで。 振り向いたアリサさんは迫る光芒を前に呆然としていましたが、それでも刀を本能的に構えたんです。 あんなものを受けたら一瞬で蒸発します。 私がアリサさんに与えられる力では、どうしようもありませんでした。 唯一、生存の可能性の芽を見せていたのが贄殿遮那の存在です。 今のアリサさんなら、贄殿遮那を使ってあの光を断ち切れる。 私はそのことを確信していましたが、それだけでは駄目だということも分かっていたんです。 斬ったところで、あの異常な熱量の前には斬るという処理が追いつかないですし、 切り裂いたさいに残る余波だけでも人を殺すのには充分過ぎるものでしたから。 光に対して正しく完璧に刃を刺し入れたとしても、残るのは刀身くらいのものだと諦めてしまって……。 そんなときに、私は見たんです。 はやてさんが、何の躊躇もなく懐のカードを全部取り出したのを。 枚数は3枚でした。 そして、右手に持ったカードを一度で3枚とも使用したんです。 本来は使用枚数を増やすなら、その分魔力を体内に取り込む速さを抑えないと危険なはずなんです。 ドーピングや薬物と同じです。急に大量に摂取して身体にいいはずなんてありません。 そんなものをはやてさんは一気に全部使って、一瞬で取り込んだんです。 それだけで、はやてさんの右腕が血を噴いて中から破裂しました。 案の定、体内に過剰に流れ込んだ魔力の摩擦に、肉体が勝てなかったんです。 そうでもしないと間に合わないと判断したのだと思います。私も同意見でしたから。 右腕を犠牲にして得た潤沢な魔力を使い、はやてさんの魔法は光速に迫る速さで発動して、 アリサさんの全身に耐熱のフィールド魔法を施しました。 その魔法は、光の直撃に耐えられるほどの強度はありませんでしたが、 逆に言えば直撃でなければ耐えられるほど強固なものでした。 まだ幼い少女のはずなのに、はやてさんの判断は驚くほどどこまでも的確だったんです。 これで贄殿遮那が光の本体を縦に割り、左右に逸らすことで直撃を避けられます。 そして、処理しきれない熱はフィールドが防ぐという、完璧な防御ができたんです。 0に近い生存確率が、一気に二桁まで増えてくれました。 ……残った問題は、はやてさんがいた位置だけだったんです。 光に立ち向かったアリサさんを基点として、はやてさんの位置はアリサさんのちょうど真横、 右側にいたんです。そんなところにいたのでは光条が直撃します。 だから、私ははやてさんに「早くアリサさんの後ろに」って叫ぼうとしたんです、……無駄だと思いつつも。 魔法がいくら光速で発動できたとしても、人間の移動が同じようにいくはずがありません。 ましてや、はやてさんは車椅子の身だったんですから。 何が起こっているのか把握できなくても、はやてさんには自分の運命が見えていたのかもしれません。 光に呑み込まれる直前に、はやてさんはとても穏やかな笑みを浮かべてこう言ったんです。 『たのんだよ』って。 絶対に確かでした。私の命を掛けてもいいです。 暴風雨以上の轟音と、完全に白に染まった世界の中でも、それはちゃんと届いたんです。 私は返事をすることができませんでした。 既に、はやてさんの身体は光に焼かれて消えてしまっていましたから。 結局、遺されたのは破損したヘルメスドライブのついた左腕だけでした。 そこだけが、辛うじてアリサさんの防御範囲に滑り込んだんです。 後は本当に全部消えました。 車椅子もランドセルもメイド服も全部。 これが、私が記録している限りでのあのときの情報です。 私にはこんな残酷な真実、アリサさんに伝えることなんてできません。 だってそうでしょう? なのはさんの魔法がはやてさんを殺した、なんて言えませんよ。 今にも壊れてしまいそうなのに、止めを刺せるわけがないじゃないですか。 ……もう、ほとんど壊れてしまっているのかもしれませんけど。 なぜ、こんなことになってしまったんでしょうかね? はやてさんの気持ちを優先させてしまったトマさんのせいですか? アリサさんの気持ちを優先させてしまったはやてさんのせいですか? 二人の優しさに甘えてしまったアリサさんのせいですか? 実際にはやてさんの命を奪ったなのはさんのせいですか? みんな優しくて、誰かを救いたいと思っていて、それぞれの想いを通しただけのはずなのに。 ただ、今日という日と、ヘルメスドライブを使った時間、転移先の場所が悪かっただけなんです。 それだけで、平穏なんて一瞬で吹き飛んでしまったんですよ。 笑えませんよ。ええ、笑えません。 愉快型魔術霊装なのに私もアリサさんも全然、全く愉快じゃありませんよ。 私ははやてさんから『たのんだよ』という遺言を賜りました。 目的語がありませんが、それはアリサさんを含む全部をたのんだということなのだと思います。 しかし、私に何ができるんでしょうかね。 私には目の前にいるアリサさんに掛ける言葉が、何一つ見つからないというのに。 どうすればいいですかね? どなたか教えて頂けませんか? お願いします。 そうしないと私もアリサさんも、もう二度と立ち上がれない気がするんですよ。 【A-4/森/1日目/夕方】 【アリサ・バニングス@魔法少女リリカルなのは】 [状態]:全身に軽い火傷(右腕・顔は無事)、左腕から出血(打撲、軽度)、背中から出血(切り傷、深い) 上記の怪我は全て応急処置済み。 極度の混乱と無気力感。 [装備]:贄殿遮那@灼眼のシャナ、カレイドステッキ@Fate/stay night、 ヘルメスドライブ@武装錬金(破損中、使用者登録なし、再使用可能時間不明) [道具]:支給品一式(ランドセルの右の肩紐破損)、マシカルアンバーミサイル×6@メルティブラッド 、 救急箱、はやて特製チキンカレー入りタッパー [服装]:割烹着 [思考]:しゃべらないわねー、ついにこわれたのかしらこのつえはー 第一行動方針:?????? 基本行動方針:ゲームからの脱出。 【備考】救急箱の中身には、以下の物が入っています 痛み止め(鎮痛剤)・軟膏(傷薬)・消毒薬・湿布・包帯・絆創膏・ガーゼ・はさみ・ピンセット・テープ それほど大きくない救急箱なので精々湿布等かさばる物は2セットずつぐらいしか入っていません 絆創膏やガーゼなど小さいものに関しては10~15枚程度入っています 【A-4/空中/1日目/夕方】 【高町なのは@魔法少女リリカルなのは】 [状態]:魔力枯渇寸前、軽度の耳鳴り・聴覚への衝撃による頭痛、孤独感、全てに対する絶望 [装備]:ミニ八卦炉@東方Project、クロウカード×1(翔)@カードキャプターさくら [道具]: [思考]:―――― 第一行動方針:?????? 基本行動方針:?????? 【H-5/シェルター地下/1日目/夕方】 【トマ@魔法陣グルグル】 [状態]:健康。アズュール使用で少し疲労。 [装備]:麻酔銃(残弾6)@サモンナイト3、アズュール@灼眼のシャナ [道具]:基本支給品、ハズレセット(アビシオン人形、割り箸鉄砲、便座カバーなど)、 参號夷腕坊@るろうに剣心(口のあたりが少し焼けている) はやて特製チキンカレー入りタッパー [思考]:はやてさんたち早く帰ってこないかなー。 第一行動方針:参號夷腕坊の修理。 第二行動方針:他の参加者と情報と物の交換を進める。必要ならその場で道具の作成も行う。 第三行動方針:シェルターを本拠地に店を開けるか確かめる。 第四行動方針:情報と物を集め、『首輪の解除』『島からの脱出』の方法を考える。 第五行動方針:ジュジュの安否が気がかり。 第六行動方針:できれば『首輪』の現物を手に入れたいんだけど……無理かな? 第七行動方針:できれば、トリエラと再び会いたい。それまでは死ぬわけには行かない。 基本行動方針:ニケたちとの合流。及び、全員が脱出できる方法を探す。 ※ハズレセットのうち、豆腐セット、もずくセット、トイレの消臭剤、根性はちまきを使用しました。 割り箸鉄砲の輪ゴムは、まだ残りがあります。 【A-6/空中/1日目/夕方】 【グリーン@ポケットモンスターSPECIAL】 [状態] リリスにメロメロ、中程度の疲労と消耗、体の数箇所に怪我、 腹部打撲(内臓や骨を損傷しているおそれ有) 高町なのはに対する憎悪 「こぶたのしない」の力で、彼自身が子豚の姿に変身中(尖ったクセのある前髪が少しだけ生えている) [装備] ナインテールキャッツ [道具] なし(持ち物は全てリリスが拾って預かっている) [思考] 急いでリリスの力を取り戻さないとだな……。 第一行動方針:豚化状態が解けるまで、なんとかしのぐ。 第ニ行動方針:早急にリリスと今後の戦闘方法について話し合いたい。 第三行動方針:リリスのためにタワーへ向かいつつ首輪を狩る。 また、リリスを首輪の束縛から解放してやるために、首輪解除方法の模索は継続して行う 第四行動方針:レッド達は……まあ、大丈夫だろう。リリスが許してくれたら探してみようか 基本行動方針:リリスのために何でもする。対主催、首輪解除方法模索のスタンスは継続 【リリス@ヴァンパイアセイヴァー】 [状態]:グリーンにメロメロ。肩口に掠り傷。右足と左腕にレーザー痕。 疲労(中)。精神的疲労(大)。喪失と痛みに対する恐怖(?) [装備]:なし [道具]:支給品一式(食料は無し)、魔女の媚薬@H×H、はりぼて首輪 [思考]:グリーン、早く戻って……。 第一行動方針:グリーンが人間の姿に戻るまで守り抜く。 第ニ行動方針:グリーンと一緒に獲物を狩り、遊びを楽しむ 第三行動方針:18時にはB-7のタワーへ行く 第四行動方針:3人抜きしてご褒美でグリーンを治療する。 基本行動方針:優勝してご褒美でグリーンを手に入れる? それとも、グリーンと共にジェダに反抗する? [備考]:コナン&ネギと殺害数を競う約束をしています。待ち合わせは18時にB-7のタワーです。 ジェダに反抗してでも想いを通す、という選択肢に思い至りました。 現在、忠誠心とグリーンへの想いの間で揺れ動いている状態です。 [備考]:グリーンはリリスの体液の催淫効果によって、リリスは魔女の媚薬によって、 ともに相手にメロメロな状態にあります。 ちなみに、魔女の媚薬の効果は制限下で6時間程度。 どちらの効果が先に切れるかは、後続の書き手のかたにお任せします。 【八神はやて@魔法少女リリカルなのはA s 死亡】 ≪169 ここはG-1、海鳴温泉なの! 時系列順に読む 171 大した事じゃない(前編)≫ ≪169 ここはG-1、海鳴温泉なの! 投下順に読む 171 大した事じゃない(前編)≫ ≪156 スペシャルクッキング~1800sec. kitchen Battle!! アリサの登場SSを読む 175 第一回定時放送≫176 交差する機械の心≫ はやての登場SSを読む GAME OVER トマの登場SSを読む 171 大した事じゃない(前編)≫ ≪158 運命のルーレット廻して(前編) なのはの登場SSを読む ≪160 リリス乱舞/斬、そして……(前編) グリーンの登場SSを読む 175 第一回定時放送≫191 遥かなるワイミーズハウス(前編)≫ リリスの登場SSを読む