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01-261 :名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 02 07 34 ID n8brthOS 音楽準備室にいるようになったのは、誰にも邪魔されずに二人きりになれるから。 ここで煙草を吸わなくなったのは、彼が匂いを気にするのではと思ったから。 前より教師という仕事と向き合うようになったのは、他の生徒を指導したり相談に乗ることで、 同じ「指導」「相談」という名目で彼と頻繁に会っているのをカモフラージュするため。 三方人所 瞳の教員生活は、自分と彼――澤田裕のために動いていた。 今日は来ないのだろうか 机の上のプリントを軽く片付けたりしながら裕の訪れを待っていると、ノックが耳に届く。 表情には出さないが、内心そわそわと鍵を開けた。 「先生」 音楽科の一生徒、から気になる存在、そして恋人へと変わった存在が立っていた。 「何。用があるなら入る、無いなら帰りなさい」 そう言いながら中へ招き入れると、再び鍵をかける。 裕以外の生徒の入室を許可するときも鍵をかけることにしているから、周囲に不自然だと疑われることはないだろう。 「せんせい」 「ん?」 「僕、先生のこと好きですよ」 「……何言ってんのいきなり」 裕は無邪気に笑う。 裕は――見かけだけは――屈託がない。その実、心の中に不安を抱えているだろうに。 三方人所にだってわかっている。自分たちは教師と生徒で、おおっぴらにできるような関係じゃない。 隠れて付き合うという今のスタンスが、伸び盛りの裕をどれだけ抑えつけているか。 「せんせい」 いつもの先生、ではなくて少し舌ったらずなひらがなに聞こえるのは、裕がなんだか切なげな顔をしているからだ。 「背中向いてもらってもいいですか」 素直に従うと、背中にぬくもりが生じる。 「あら積極的」 驚きが声に少し滲んでしまったかもしれない。 触れられて心臓が跳ねることを、この少年は知っているのだろうか。 「澤田くん」 そう呼ぶと、ぴくん、と動いたらしいのが伝わってくる。 「なんか、実感して」 身体を震わせる白衣越しにくぐもった声と、直接耳に届く声とが二重になってくすぐったかった。 三方人所は振り向かずに聴いた。 「実感?」 「すごく好きだなって」 「……相変わらずの直球。」 「もう一度呼んでくれますか」 「何を?」 「名前」 言うとおりにもう一度、彼の名前を舌に乗せる。 「澤田」 いつも呼んでいる名前。もうひとつのほうは、呼んだことがない。まだ、呼べないでいる。 ふたりきりの時くらい呼んでもいいかと思ったこともある。でも制御が出来なくなるのが怖くてやめた。 01-262 :名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 02 14 13 ID n8brthOS 教師と生徒という垣根を全て取り払うことを、許してはいけないと思う。 それは、三方人所一人の問題ではない。裕は卒業まであと1年あるのだ。 「先生」と「澤田」。「教師」と「生徒」。 背中の裕はもう一度「せんせい」と呟いた。 ひらがなで「せんせい」。その他大勢とは違うのだと思ってしまう声の甘さは、三方人所の己惚れだろうか。 「僕、せんせいの声が好きです。せんせいに澤田って呼ばれるのが好きです。 せんせいの声が僕の名前を呼ぶの、凄く好きです」 三方人所自身の覚悟の無さの所為なのに、それを祐はそう言ってくれるのだ。 発音は同じでも音色が違う。他の誰かが呼ぶものと音は一緒でも、そこに混じる甘さが違う。 うん、と三方人所はうなった。 充電完了、と離れた祐の目は、またいつもと変わらずきらきらと明るく輝いている。 にっこり笑うと、少しいたずらっぽい表情をみせた。 「中学の同級生が、結婚するんです。あ、男ですよ」 「そりゃまた・・・早いわね」 自分はまだ結婚なんて先の先だろう。裕とは続くことの無い、所詮学生時代の恋だ。 「先生が僕のこと、下の名前で呼んでくれないのは今までちょっと不満でした」 「は」 「でも、それで気づいたんです。僕が澤田って呼ばれる時間って限られてるだろうから、 今のうちにいっぱい呼んでもらうのもいいかなって」 「ちょっと、それって」 「あ、そろそろ失礼します、つくわだ先生」 来たときと同じくはにかんだ笑顔で、祐は部屋を出て行く。 「……マジで?」 自分は珍しい苗字を持っていつ一人娘で、いつか婿養子を貰わないといけない身で、裕は次男坊な訳で。 それを全てわかって言ってるのだとしたら。 「・・・・馬鹿。」 さりげなくとんでもない発言をされた三方人所は、口元に手を当てて言われた意味を噛み締めていた。 [完結]
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ベテランJOPランキング 男子シングルス 80才以上 ランキング発表サイト データ掲載サイト simpleapi_img 解説(日本テニス協会) ウィキペディア解説 simpleapi_img 関連ニュース(男子テニス関係のニュースになります。) ナダルとスイス高級腕時計ブランドが新作を発表<男子テニス>(tennis365.net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 内田海智 シングルス敗退もダブルス初戦突破 チャレンジャー8強<男子テニス>(tennis365.net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 今、テニス界がティームを必要としている理由とは? - auone.jp 東京五輪金ズベレフが彼女と募金活動参加<男子テニス>(tennis365.net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 全仏OPディレクターのフォルジェ退任発表<男子テニス>(tennis365.net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ATPカップ 組合せ日程発表、初日はロシア対オーストリア<男子テニス>(tennis365.net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース メドベージェフらに加え、過去に2連覇を果たしたモンフィスの出場が決定<男子テニス>(tennis365.net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 2022年初開催のダラスOP、元世界3位のディミトロフらが出場決定<男子テニス>(tennis365.net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 2021年ATPツアーで最も稼いだ選手は?トップ10発表(THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 原﨑朝陽が優勝、大岐優斗とのダブルスも制して2冠達成 [2021リポビタン国際ジュニア in 愛媛/テニス](テニスマガジンONLINE) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「僕は繊細だが、ジョコビッチはマシンのようだ」ナダルが自身とジョコビッチの比較論を語る [テニス](テニスマガジンONLINE) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ランキング】錦織の順位は?テニスファン選出、2021年最も印象に残った選手(男子編)(THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース メドベージェフ 今季のマッチ勝利数1位、76試合で63勝あげる<男子テニス>(tennis365.net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 錦織47位、内田海智が4つ浮上 6日付の日本勢世界ランク<男子テニス>(tennis365.net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース <錦織圭選手>東京五輪「メダル争いしたかった」 国枝慎吾選手は「精神的にはキツい1年」 (MANTANWEB) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ジョコビッチ 世界ランク1位の通算在位期間が350週に、グラフの377週越え目指す<男子テニス>(tennis365.net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース モンフィスの最速ストロークはなんと時速190km。テニスTVが「2021年最速ウィナーベスト10」動画を公開【テニス】(Tennis Classic) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ロシア、15年ぶりV デ杯テニス(時事通信) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ロシアが15年ぶり優勝 男子テニスのデビス杯 - iza(イザ!) 2022年のデビスカップ 5都市開催が決定、2021年大会はロシアの優勝で幕を閉じる<男子テニス>(tennis365.net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ロシアテニス連盟 15年ぶり3度目のデビス杯優勝、男女で国別対抗戦を制す<男子テニス>(tennis365.net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース インカレ室内男子、近畿大学3年の田口涼太郎がシングルス優勝<男子テニス>(tennis365.net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 全日本選抜車いすテニスマスターズ、鈴木康平、深澤美恵、菅野浩二が優勝【テニス】(Tennis Classic) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 錦織 ユニクロのイベントに登場、ファン50名と記念撮影<男子テニス>(tennis365.net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 右手首負傷のティーム、トレーニングの様子を公開「いよいよ」<男子テニス>(tennis365.net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 1stステージ3日日が終了、男子は三菱電機とマイシンが3連勝 [第36回テニス日本リーグ](テニスマガジンONLINE) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース インカレ室内、男女単複のファイナリストが出揃う<テニス>(tennis365.net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 現役選手からは“皮肉” 男子テニスATP 中国・彭帥さんに関する声明発表(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 男子テニスATP 彭さん関連声明を発表|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 クロアチアがジョコビッチ擁するセルビア下しデ杯決勝へ<男子テニス>(tennis365.net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 男子テニス統括団体も懸念を発表 - デイリースポーツ 【伊達公子】1年を見直す時間にするとオフシーズンの意味が見えてくる。長くないテニス人生を有意義に<SMASH>(THE DIGEST) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 1stステージ2日目が終了、男子は2連覇を目指す橋本総業ホールディングスなど4チームが2連勝 [第36回テニス日本リーグ] | テニスマガジンONLINE|tennismagazine.jp - テニスマガジン ルード父子 ATPアワードで3つの賞にノミネート<男子テニス>(tennis365.net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ナダルが年明けのATPカップ欠場を表明。理由はケガの悪化ではなく「全豪に最高の状態で臨むため」<SMASH>(THE DIGEST) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース キリオス 過去のセリーナとのペアに「最も居心地の悪い経験」<男子テニス>(tennis365.net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 〈世界で羽ばたける日本人プロテニスプレーヤー育成のために!〉西岡良仁プロテニスプレーヤー主催 『Yoshi’s CUP』開催決定! 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t01-141 名前:名無しさん@ピンキー :06/05/20 23 36 29 ID gb+wVS2I 誰も居ない生徒指導室。英語教師の香芝美紀はそこで週に数回、悩める生徒の相談 に乗っている。空き時間を使うため授業に差し支えもなく、教師生活五年のキャリアを 生かした美紀の指導は中々、熱の入ったものだった。 もっとも、カウンセラーとしての資格を持っていないので、専門的な悩みは管轄外。美 紀が行うのは主に、不良生徒の性欲処理だった。 「ああ・・ん」 スカートを捲られ、尻を丸出しにした美紀が、ソファに寄りかかるような格好で犯されて いた。相手はやさぐれた感じの生徒で、女教師の尻に乗っかりながら、生意気そうにタ バコをふかしている。 「ねえ、立田君……フィニッシュはどうする?」 「精子を飲んで欲しいな」 「分かったわ。イク時になったら、フェラしてあげる」 美紀はそう言って、薄笑いを浮かべた。 「まったく淫乱だな、美紀は」 「嬉しい。もっと言って」 立田と名を呼ばれた少年が、美紀の尻を掴んで激しく男根を送り込む。それに避妊具 は無く、美紀は少年の男をありのまま、受け止めていた。 「あッ……あッ……あッ……」 美紀に、目も眩まんばかりの官能の時が近づいている。肉穴の奥からじわっと広がる、 あの波のような快感が今、少年の手によって導かれようとしていた。 t01-142 名前:名無しさん@ピンキー :06/05/21 00 14 41 ID 5H25iILe 次の授業が始まる少し前、美紀はトイレで口紅を引く自分の姿を、鏡の中に見ていた。 「これで良いわ」 先ほど立田と愉しんだ時、男根に濃厚な口唇愛撫をしてやったので、化粧が崩れてい た。おまけに子種を浴びるように飲んだせいか、体が何となく青臭い気もする。美紀は 入念に化粧を直してから、トイレを後にした。 美紀は今年、二十七歳。美しい容姿と知性を有しているが、性に対して悪食で、この学 校に赴任してから、五年間で四十人近い生徒と体を重ねてきた。その相手はすべて教 師の手を焼く不良ばかりを選び、複数姦を望むという性癖もある。おまけに、骨抜きに なるまで犯され、慈悲も無い扱いを受けるほど昂ぶる、マゾヒスト的な部分もあった。 「起立」 美紀が三年生のある教室に入り、授業が始まった。実はこのクラスに、学内を仕切る 不良グループのリーダーが在籍しており、その名を伊藤といった。 (来てるわね) 美紀は窓際の一番奥の席に、伊藤の姿を確かめた。伊藤はずんぐりと図体ばかりが 大きく、勉強の方はまるで駄目という、典型的な学生ゴロである。しかし、腕っ節の良さ で不良どもをまとめ、学内で一端の顔役を務めているので、案外、小馬鹿には出来な いのだ。 実際、教師の言う事を聞かぬ不良でも、伊藤の言う事だけはきちんと聞くので、美紀 はそれを利用し、自分の授業の妨げをしないように頼んであった。そのため、美紀の 授業はいつも穏やかだと評判になり、教師としてのキャリアを上げる事が出来た。勿 論、その見返りは彼女の体である。美紀は事実上、伊藤の情婦であった。 t01-143 名前:名無しさん@ピンキー :06/05/21 00 30 55 ID 5H25iILe 「今日はちょっと、小テストをやるわよ。みんな、教科書を机の中にしまって」 美紀がそう言うと、生徒が一斉にえーっと不満げな声を出した。 「そんな声を出さないで。テストといっても、成績に影響するものじゃ無くて、これまでの おさらいみたいなものよ。復習が出来てないと、今までやった事が全部、駄目になっちゃ うから、それを確かめないとね」 生徒の不満を他所に、小テストが始まった。そして美紀は、試験監督として、教室内を静 かに歩き出すのである。 カリカリと鉛筆の音だけしかしない教室内を、美紀はゆっくりと歩いた。まるで、誰かを焦 らすように、ことさら歩幅を狭めて進むのである。 (うふふ、こっち見てるわ) 窓際の一番奥に座っている伊藤が、目で何かを訴えかけていた。早くこちらに来い。彼の 目がそう語っているのは、美紀にもすぐ分かったが、あえてそれには従わなかった。焦ら してやればやるほど、伊藤は持ち前の凶暴さで、美紀をサディスティックに苛めてくれる からだ。それは、たとえ授業中でも容赦が無かった。 しっかり時間をかけて伊藤の席に来ると、美紀はいきなり腕を掴まれた。そして、スカート を捲り上げられ、パンティを太ももの辺りまで下ろされてしまう。 (あっ……) かろうじて声には出さなかったが、美紀は伊藤が手にしている物を見て驚いた。何と、彼の 手にはピンクの極太バイブが握られているではないか。 (まさか、それを……) 音を立てぬよう、伊藤の腕を振り払おうとする美紀。しかし、掴まれた腕には恐ろしいほど 力が漲っており、か弱い女がその戒めから逃れる事は、容易ではなかった。 t01-144 名前:名無しさん@ピンキー :06/05/21 00 49 45 ID 5H25iILe (駄目よ) 伊藤が美紀の尻の割れ目に、バイブをあてがった。近ごろ、彼奴がこの小さな排泄孔 にご執心なのは、美紀も知っている。ここに、伊藤が自分の男根を捻じ込んだ事もある。 だが、男根まがいの異物を呑むような事は、今までに経験がない。 (足を広げろ、美紀) (ああ、そんな……) 二人は身振り手振りで会話し、神聖な教室の中で淫らな遊びに耽溺しようとしている。美 紀は伊藤の命に逆らえず足を開き、気をしっかり持つよう己を励ます事にした。 (駄目ェ……) ググッと尻の穴を分け入ってくる異物、特にシリコンの肌触りが美紀を心身ともに苛んだ。 この穴を使った経験もないではないが、何せ今は授業中である。テスト中という事で、よそ 見をする者は居ないが、万が一、ただ一人でも異変に気付き、こちらの方を向いてしまっ たら……そう考えると、美紀はぞくぞくするような被虐心を芽生えさせるのであった。 (入ってきちゃう……あんなに太いのが……) 潤滑油も無しの挿入である。美紀は苦悶の表情を見せつつも、尻穴への悪戯に耐えた。 伊藤もそこらへんは心得たもので、美紀に声を出させぬよう、慎重に慎重を重ねゆっくりと、 しかし確実に小さなすぼまりの中を侵していく。 (うぐぐッ……もう、無理……無理よ) 嗚呼と口を開け、額に脂汗をかきながら美紀は立っている。伊藤の持つバイブはすでに 三分の二も尻穴へ埋まり、鼻をつく異臭を漂わせていた。 t01-145 名前:名無しさん@ピンキー :06/05/21 01 04 52 ID 5H25iILe (ばれちゃう……ああ、お願い、誰も気づかないで) 便臭が自分の下半身から発し、美紀はもう気を失わんばかりである。伊藤が無理強いし、 尻穴をバイブで抉ったために、嗅がれてはならない香りを誰かに気づかれてしまうかも しれない。美紀は極度の緊張で膝を震わせ、今にもくず折れそうになっていた。 すると── (ここらで、勘弁してやるか) そうとでも言いたげに伊藤の手が、下げられていた美紀のパンティを、再び桃尻に穿かせ てやったのである。 (あっ……) 捲られていたスカートも下ろされ、美紀は伊藤に軽く尻を叩かれた。もう行け、という意味 である。ただし、尻穴に埋められたバイブはそのままで、抜いてはもらえなかった。 (これを入れて、授業をしろって事ね。ひどいわ……) 伊藤の方を見ると、ニヤニヤと笑っているではないか。美紀はあらためて、自分が彼の 情婦である事を思い知らされた。いや、すでに玩具といっていいだろう。 「後、十分よ。終わってる人は、見直しをしてね」 美紀は何度も時計を見ていた。パンティは穿かせてもらったが、あの極太バイブがいつ 尻穴から落ちるやもしれぬ。しんと静まりかえった教室内に、ゴトンと鈍い音が響き渡っ たら、すべては終わりである。そうならないよう、美紀は括約筋に力を込め、バイブを食 い締め続けた。その甲斐あって、何とか授業中には無様を見せずに済んだのである。 t01-147 名前:名無しさん@ピンキー :06/05/21 01 21 10 ID 5H25iILe 授業が終わるとすぐ、美紀は階段を駆け上り、屋上へ向かった。尻穴を穿つバイブの せいで歩きにくいため、階下にある職員用トイレまではとても持ちそうになかったから だ。人目のつかぬ所で、これを抜きたいのである。 「ああ……お、落ちちゃう」 バイブ自体の重みで、パンティが半分、脱げかけていた。美紀はもう人目も憚らずスカ ートの上から尻を抑えながら、階段を上った。途中、何人かの生徒にその姿を見られた が、すでに形振りかまっていられる状態では無かった。 「だ、誰もいないわ……良かった」 屋上まで来た美紀は、スカートを捲るとすぐさま中腰になり、用を足すような姿勢を取っ た。そしてゆっくりとパンティを下ろし、尻穴も同じようにゆっくりと開いていく。 「ああ~……こッ、こんな事って……」 ふうと息をつくと、バイブがぬるりと尻穴から落ちていった。美紀はぽっかりと開いたす ぼまりに指を這わせ、頑張りを見せたそこをそっと愛撫してやった。 「酷い悪戯だったけど、よく耐えてくれたわ」 そうして労わっていると、いつの間にか伊藤が美紀の傍らに立っていた。きっと、後をつ けてきたのだろう、にやけ面でこんな事を言うのである。 「先生がケツを抑えて走る姿、結構、見られてたぜ。笑ってるやつもいたなあ」 それを聞き、美紀の頬がかっと熱くなった。 t01-148 名前:名無しさん@ピンキー :06/05/21 01 37 14 ID 5H25iILe 「悪い子ね」 そう言ってパンティを穿こうとする美紀の肩を、伊藤が抑えた。 「でも、気持ち良かったんだろう?」 「……知らないわ」 うつむく美紀の視線の先には、勃起した伊藤の男根がある。若くて逞しい肉の棒だ。 今の美紀には、これでかき回して欲しい場所があった。 「尻を出しな、先生」 「……」 美紀は黙ってスカートを捲り上げた。気がつけば、膝が笑ってしまうほど期待感に 体が包まれていた。どちらでも良い。逞しい男根で貫いて欲しかった。 「次の授業までには、終わらせてね」 「だったら、せいぜい腰を振るんだな」 伊藤の男根が、尻の割れ目を伝って来た。やはり狙いは、解されたすぼまりのようだ。 美紀は目を閉じて、体から力を抜いた。 「寝バックで犯ってやる。泣いてもやめないぜ」 「いいわよ……せいぜい、私を泣かせてごらんなさい」 伊藤の体重を背中に感じ、美紀は屋上の床に体を投げた。次の瞬間、腰骨まで響く ような衝撃がやって来た。そして、尻穴が目いっぱい開き、伊藤の男根を受け止めて いく。 「ああッ……体が蕩けそう……」 荒々しい肉交が始まり、教師としての理性は音を立てて崩れていく。気がつけば美紀 は尻をくねらせ、排泄孔を遡ってくる男根に身を震わせるのであった。 おわり
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t02-092 名前:見原さん :08/04/29 01 28 12 ID oaXhz0E0 二時限目と三時限目の間の、短い休み時間のこと。 「ねえ、小野君って、綾香と付き合ってるの?」 好奇心に目を輝かせる木田さんの前で、僕は頬を引きつらせた。 その後ろには、クラスの他の女子たちも群がっている。揃いも揃って、野次馬根性丸出 しの表情を隠そうともしない。わざわざ教室の隅っこにある僕の席に集まるぐらいだ、ど うやら全員がこの話題に興味津々らしい。 「ねえ、どうなの、どうなの?」 「ええと、どうしてそう思うの?」 「だって、ねえ?」 木田さんが視線を巡らせると、周囲の女子たちが互いに目を合わせ、頷きあう。 「ちょっと前から、さ」 「なんか、雰囲気違うよねえ」 「そうそう、甘酸っぱいっていうかさー」 めいめいに好き勝手なことを言ってきゃあきゃあ騒いだあと、一斉にこちらを見つめて くる。 「で、どうなの?」 身を乗り出した木田さんの勢いに押されて、僕は椅子の上で少し身を引いてしまう。 (言い逃れをしていても、いつかはばれる、よな……) そもそも、隠すようなことではないのだ。中学生とは言っても、男女交際は自由だし。 「まあ、そうだよ。僕と見原さんは、付き合ってる、んじゃないかな……多分」 頭の中であれこれと理屈をこねながら僕が言うと、周りを取り囲んでいる女の子達の顔 がぱぁっと輝いた。 「うっそ、マジ!?」 「やっぱり!?」 「やだー、先越されちゃったーっ!」 あまりの騒々しさに少々げんなりしているところに、タイミング悪く噂の源が帰ってきた。 「どうしたの、みんなで集まって」 大人しそうな柔らかい声に、女子グループが二つに割れる。その向こうから、きょとん とした顔の見原さんが姿を現した。 少し目尻の垂れた大きな瞳が、驚いたように見開かれている。 「あれ? みんな、公一君と話してたの?」 いまいち事態が飲み込めないらしく、見原さんが戸惑ったように周囲の友人たちを見回 す。頭の高い位置で二つに結ばれた癖のある髪が、首の振りに合わせて小さく揺れる様は とても柔らかそうで、僕はそれを見ているのが大好きだった。 だが、それを楽しんでいる余裕はない。今の見原さんは、腹を空かせた狼の群に迷い込 んだ羊のようなものだ。案の定、喜色満面の女子たちが示し合わせたように見原さんに抱 きつき、あるいは肩を叩いて騒ぎ出す。 「おめでとう綾香!」 「大人しい顔しちゃってこの子はー」 「どっちからコクッたの? ほら、お姉さんに話してごらん?」 口々にそんなことを喚きたてられて、見原さんは目を白黒させている。だがすぐに事態 が飲み込めたようで、小さな顔が真っ赤になった。 t02-093 名前:見原さん :08/04/29 01 29 02 ID oaXhz0E0 「ええと、それはその、あの」 小さな体をさらに縮こまらせ、制服の袖に半分隠れている右手を口元にやりながら、声 を詰まらせている。見原さんの声が小さくか細いのはいつものことだが、今はほとんど聞 き取れないほどだ。 「なになに」 「聞こえないよー」 「観念して言っちゃいなー」 女子たちは本当に好き勝手に騒いでいる。見原さんがますます小さくなる。 (一見すると困ってるみたいだけど……彼女の場合、この状況で悦んでる可能性もあるん だよな……) そんな理由で助け舟を出すべきかどうか迷っていたとき、幸か不幸かチャイムが鳴った。 「うわなに、チャイム超KYなんだけど」 「残念ー」 「昼休み、たっぷり聞かせてもらうからねー」 蜘蛛の子を散らすように、女子たちが自分達の席に戻っていく。助かったか、と一息つ いたとき、僕の耳元で誰かが囁いた。 「安心したよ」 驚いて見上げると、木田さんが意味ありげな含み笑いを浮かべてこちらを見下ろしていた。 「安心って、何が?」 「綾香。あの様子じゃ、まだあんまり進んでないっしょ? 手も繋げてないんじゃない、 正直なとこ」 そう言われて、僕はなんとも言えない複雑な気分になった。隣にちらりと目をやると、 まだ頬に赤みを残した見原さんが、次の授業の準備を始めている。 (まあ確かに、他の人から見れば初々しいカップルに見えるよね) 本当にそうだったらどれだけ良かったか、と思いながら、僕は曖昧に笑った。 「うん、見原さん大人しいから」 「そうだよー、今時珍しいぐらい内気なんだからさ。ハァハァ迫ったら泣いちゃうよきっ と。大事に扱ってあげなよ」 「多分それだと物足りないんじゃないかな」 思わずぼそりと呟くと、木田さんは怪訝そうに眉を傾けた。 「なんだって?」 「いや、なんでもない、なんでもない」 「変なの。まあいいか。あ、でもさ」 去る直前に、木田さんが肩越しに振り返って、苦笑いを浮かべた。 「あんまり慎重すぎるのも良くないと思うな」 「え?」 「見原さん、なんて。よそよそしいじゃない? 付き合ってるんだったら、名前で呼ばれ た方が嬉しいと思うよ、きっと」 冗談めかした口調だったが、言われた僕の方は強い衝撃を受けた。 次の授業の先生が教室に入ってきて、木田さんが少し離れた席に座った後も、僕の頭の 中では彼女が言い残した言葉がずっと回り続けていた。 確かに、僕は未だに見原さんのことを見原さんと呼んでいる。恋人同士ならば、名前で 呼ぶのが自然なのだということは分かっているつもりだ。だが、そうすることには躊躇い がある。 t02-094 名前:見原さん :08/04/29 01 29 49 ID oaXhz0E0 「見原さん」 先生が声を張り上げるのを尻目に、僕はそっと隣の見原さんに囁きかける。見原さんは 一瞬びくりと体を震わせたあと、誤魔化すような笑いを浮かべて、少しだけこちらに体を 傾けた。 「なに、公一君」 白くふっくらとした頬が、かすかに赤くなっている。瞳には何かを期待するような色が ある。 (さっきからかわれた名残がまだ残ってる、ってことではないんだよな) 僕は心の中でため息を吐きながら、じっと見原さんを見つめた。 「さっきの休み時間、トイレに行ってたみたいだけど」 本来女の子にそういうことを言うのはデリカシーがないと非難される行為なのだろうが、 見原さんは文句を言うどころか、どこかしら嬉しそうに、ぎこちない微笑を浮かべた。 「う、うん」 「また、してたんだね?」 ほとんど確認する意味で聞くと、見原さんの顔がますます赤くなった。震える吐息と共 に、か細い声が吐き出される。 「はい」 ああやっぱり、と僕は少々呆れながら思った。 (見原さん……ほとんど毎日じゃないか! よくばれないもんだな……) 要するに、彼女はトイレで自慰に没頭していたのだった。あんなわずかな休み時間で達 せたのかどうかは分からない。 「別に、そこまでいけなくてもいいの。ただ、弄ってないと耐えられなくなっちゃって」 と、本人は以前恥ずかしそうに言っていた。ずっと前からそういう習慣があったらしい。 そして、最近ではこの習慣に、自分の欲望を満たす以外の意味も加わっている。 僕は見原さんから目を離し、前を向く。見原さんだけに聞こえる声で言った。 「綾香」 見原さんが、小さく体を震わせたのが何となく分かった。 「今日、家に来てよ」 ――お仕置きするから。 言外にそう言ったのを、彼女も当然察したらしい。少し間を置いて、 「はい」 と、かすかな声で従順な返事が返ってきた。 授業を半分聞き流しながら、目だけを動かして隣の見原さんを見る。 紅潮した横顔の中で、垂れ気味の瞳が焦点を失ったようにとろんとしている。小さく開 いた唇からは、熱っぽい吐息が漏れ出しているようだ。 (見原さん……頼むから、授業中にオナニー、だけは勘弁してよね……) 内心そう祈ってから、僕は憂鬱な物思いに耽る。 僕はさっき、彼女のことを「綾香」と呼んだ。普段なら躊躇うはずの名前呼びを、さら りと自然にこなしたのだ。 だが、それは恋人同士だから気軽に呼んだのではなく、単にプレイの一環だった。 ご主人様と奴隷。あるいはペット。 それが秘密の行為における僕らの役割だ。僕が彼女を「綾香」と呼ぶというのは、二人 がただの初々しい中学生カップルから、そういう異様な関係に移行したことを意味する。 (……だから、なかなか『綾香』って呼べずに、見原さんなんて呼び続けてしまうんだろ うな。普段から『綾香』って呼んだら、僕と見原さんの繋がりが体だけのものになってし まいそうで怖いんだ、きっと) そう推測しながら、僕は自分の臆病さと不器用さにため息を吐くのだった。
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04-136 :名無しさん@ピンキー:2013/03/13(水) 22 46 00.99 ID pl5XsTvH じゅぶ、じゅる、じゅるるる…… 今、俺は廊下で一人の女の子にチンポをなめられている。 彼女の名前は九条美奈、この学校の理事長の孫だ。 早とちりをしている奴なら”ああ、命令されたんだな”とか何とか言うんだろうけどちがう。 俺は、おちんぽ係なのだ。彼女はおちんぽを求めてやってきただけの女子生徒でである。 ぷはぁ、とチンポから口を離すと自分のまんこを指でそっと広げた。 ぬらぬらとといやらしい汁が零れ落ちている。中のビラビラが時折ヒクヒクとうごめいていた。 そしてゆっくりとちんぽへとまんこを近づけていくと一気にズプッと奥に差し込んだ。 「ぐぅぅぅぅぅ~~~~~」 これは彼女の声じゃない、俺の声だ。ぬるぬるとした柔らかいものが俺のチンポを包んだ。 暖かい? いや、熱い! まるで蛇が俺のチンポをもぎ取ろうと締め付けてくる感じだ。 そんな俺の戸惑いを感じ取るかのように九条はそのままキスをしてきた。 俺たちはお互いの唾液を交換する。時折こぼれて口の周りや首筋を汚すが気にしない。 気がつけば俺は腰を動かしていた。といっても激しいものではない、トン、トン、トン、といった遅いリズムだ。 大きい方じゃないから”子宮に当たる!”なんてことは無い。 が、動くたびに彼女の汁が俺の股間を汚していく。じゅぷじゅぷと音を立てながら中の肉を刺激する。 口の中は九条の唾液がこぼれそうだった。下は下で汁が伝っててかてか光ってる。 うっ、そろそろ発射しそうだ、というタイミングになると突然九条が俺の唾液を一方的に吸い始めた。 それだけじゃない、彼女の方からも腰を動かし始めたのだ。 動きはかなり激しく、俺の股間に自分の股間を叩きつける感じだ。 パンパンパンパン、とリズム良く俺の股間に叩きつけてくる。 「うぅぅぅぅぅ、で、でるぅぅぅぅぅ……」 びゅるびゅるびゅるぅぅぅぅぅ……。 情けない声を出しながら俺は彼女の中に射精した。 彼女も身体を震わせるとそのまま俺にもたれかかった。肩で息をしているが俺は彼女があえぐ声を聞いてない。 キスをされているから、という理由があったが出るときに口を離したときにはもう射精をしていた。 これではちんぽ係失格だ。あとで先生たちに怒られてしまう。 「あー、よかった……」 九条が俺から身体を離す。チンポが抜けると九条のまんこからどろりと俺の精液がこぼれた。 「ちんぽ係があなただって言うから心配だったけどこれなら大丈夫ね」 九条はにこやかな笑みを浮かべるとすぐさま下着を付け直した。 「大丈夫よ、大きくなくても私をきっちりイカせたんだから。問題ないわ」 「でも声が出てなかったよな?」 思わず聞いてしまう、九条は感じてないのではと疑ってしまう。 「ああ、私、感じると無口になるの。神経が集中状態になって言葉数が少なくなるから感じてないって思われがちだけど」 なるほど、それなら納得だ。 「じゃあ、今週のチンポ係、頑張ってね! みんないっぱい来るから腰には気をつけなさいよ」 九条はそう言って去っていった。明日も頑張ろうと俺は思った。 イメージだけぶつけてみた
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01-106 名前:変わる自分、本当の自分 前半 5/5 :08/08/19 23 23 58 ID ynVFSF+l 性懲りもなく、また書かせてもらいます。思ったより時間がかかってしまったので、前半部分だけですが。続きは推敲した後、明日にも全部あげる予定です。 「あれ、小木さん?」 夜の静かな電車内。女友達と会話していた私に声をかけてきたのは、同い年ぐらいの高校生の男だった。 「え・・誰だっけ?」 その人懐っこそうな顔に見覚えはあるのだが、名前が出てこない。ちらりと隣にいた友達の顔を見ても、首を横に振るだけだった。 「あ、覚えてない?ほら、小学校で一緒のクラスだったじゃん。あげぱん食いまくった・・」 「あーーーーー!思い出した!あげぱん食べ過ぎて保健室に運ばれた・・レンちゃん!」 「そうそう、そいつ俺。いやー懐かしいなあ」 「あはは」 「何々、昔の同級生?」 「そうそう、小学校の・・」 私は今の友達に笑顔で説明しながらも、背中に冷たい汗を感じていた。 (何で・・・・・分かったんだろう・・) 「いやー見違えたよ、小木さんきれいになっててマジびびった」 「えー、そ、そーかなー?」 私はどう反応していいか分からず、ぎこちない笑顔で答える。それを見て、友達が吹き出す。 「何ネコ被ってんのあんた。もしかして昔好きだったとか?」 01-107 名前:変わる自分、本当の自分 前半 2/5 ↑上の数間違えた・・ :08/08/19 23 25 30 ID ynVFSF+l 「ば・・かなこと言わないでよ」 「え、マジで?いやー嬉しいなー」 「違うってばっ。もー」 傍から見たら、どれだけ普通に見えるだろうかと心配しながら、私はなんとか会話を続ける。早く電車が目的地に着いてくれることを願いながら。 妙にゆっくりと時間が流れた後(私にはそう感じた)、目的の駅に電車が止まった。やっとこの心臓に悪い会話から抜け出せる。 「あ、私ここだから。じゃあね二人とも」 「あい」 と、答えたのは女友達。それに続いてレンちゃんも返事をする。・・とんでもない返事を。 「あ、俺もここで降りるよ」 「えっ!?」 同じ小学校に通っていたということは、引越しや一人暮らしでもしない限りは基本的に住所は近いものだと、叫んでから気づいた。 (どうしよう・・) 顔にこそ出てないだろうが、私の頭の中は緊張のあまり混沌としていた。 01-108 名前:変わる自分、本当の自分 前半 3/5 :08/08/19 23 26 36 ID ynVFSF+l 小学生のころの私の容姿は、正直可愛くなかった。そしてぽっちゃりしていた。性格も暗めだった。 男子によるからかいの的で、毎日憂鬱だった。私はコンプレックスのかたまりだった。 綺麗になりたい、そう願って出した答えが整形だった。 高校生になる少し前に私は顔をいじり、化粧を学び、そしてダイエットに励んだ。 高校生になった時、私は明るく綺麗で、人気者になった。 「付き合ってほしい」と私に何人も言いよってきた。そして色んな男の子と付き合ってみた。しかし、すぐに物足りなくなった。 その理由を自分なりに考えてみた結果、つまりもったないから、ということだった。せっかくきれいになったんだから、ずっと同じ男とだけ付き合うなんてもったいない、ということだった。 「ただいまー」 レンちゃんに近くまで送ってもらった後、私は自宅の玄関の鍵を開け、中に入った。 予想通り、ママは仕事でおらず、妹だけがいた。 「おかえりー」 妹は相変わらずゲームをやっていた。 ゲームといっても、敵をバシバシやっつけていったり車のレースをするようなジャンルのものではなく、意中の男を落としていくというややアレ系なゲームだ。 オタクを明るく公言している妹は、家では暇さえあればこういうのをやっているか、男と男が絡み合うような漫画を読んでいる。妹でなければ、正直近づかないタイプだった。 そんな妹でも、学校では不思議と人気者だった。小、中、高とずっと学校が被り続けているが、妹のクラスをいつ覗いても妹はクラスの中心で、蔑まれたり嫌われたりしている風が無かった。 明るさのせい、というのはあった。しかし何より、顔が美少女だったからだ、と思う。私が整形に踏み出すほどコンプレックスを抱いた理由のひとつは、妹の顔だった。一緒に並ぶといつも妹が可愛がられ、ほめられた。 「今日、レンちゃんに会ったよ」 そう言うと、ようやく妹がテレビ画面から目を離し、私のほうに向き直った。 「え!レン君に!?どうだった、どうだった?」 01-109 名前:変わる自分、本当の自分 前半 4/5 :08/08/19 23 27 56 ID ynVFSF+l 犬のように寄ってくる妹。 「うん、相変わらず良い奴だった」 「かっこよくなってた?」 「うん、まあね」 「やっぱり!お姉ちゃんが好きだった人だもんね」 ずきんとした。 「うん・・」 「ねえ、メアドとか番号、交換したよね?今度こそ付き合ってって言ってみようよ!」 「・・・・・嫌よ、そんなの」 電話番号は確かに教えてもらった。しかし、交換ではなかった。今は携帯の電池が切れてるからと嘘をついて私は自分のメアドや番号を教えるのを何とか拒もうとした。 昔の私を知る人とはあまり関わりたくなかったからだ。レンちゃんに教えれば、芋づる式に昔の同級生達にも私のことが知れ渡る可能性がある。 『あいつ整形したんだってよ』 そう陰で言われそうで嫌だった。そう思っている相手と話をするのはいやだった。新しくなった私に、忌まわしい過去は必要なかった。 でも、レンちゃんは私の意図を知ってか知らずか、 「じゃあ気が向いたら電話してよ」 と自分の番号とメールアドレスを書いたメモを私に渡してきた。しかしかけられるわけが無い。 「ねえねえ、かけよーよ!私もレン君の声久々に聞きたいなあ」 またずきんと胸に刺さるものがあった。嫌な思い出がよみがえる。 「ねーねー」 「うるさい!かけないって言ってんでしょ!」 私はそう言うと、妹を突き飛ばして自分の部屋へ入り、横になった。 携帯を開くと、タケシからの着信があった。なんてしつこい男だろう、と思いながら、私はそのまま眠ってしまった。 01-110 名前:変わる自分、本当の自分 前半 5/5 :08/08/19 23 29 16 ID ynVFSF+l 翌日。 廊下で数人のクラスメートと雑談をしていると、クラス一目立たないと言われている女、高橋が目の前を通り過ぎた。 通った後、みんな好き勝手に喋る。 「あの子、地味だよねー。男っ毛全然なさそう」 「きっと処女だよね。キャハハ」 そうだろうなあ、と思い、私も笑う。 この中で、きっと一番暗い笑みをしているのは私だろう。 高校生になってからの私には、優越感という強烈な快感が常に纏わりついている。 コンプレックスの反動だと自分でも思う。しかしだから何だ、とも思う。 この世の中で可愛いということはとても大きい。社会的強者ってやつだと思う。その快感に浸れる喜びは、なってみないと分からない。 過去の劣等感がそれを増幅させているというのなら、私はそこに感謝しなくてはいけない。 「おい、カオル」 聞きなれた声に名前を呼ばれ、げんなりしながら振り返る。そこには残念なことに、やっぱり、タケシがいた。 「おい、なんで返事くれねーんだよ」 「何で私が返事すんの?あんたこそ、またかけてきたら着信拒否にするって言わなかったっけ」 「ばっか、おまえ、照れんなよ」 きもい。 「きもい」 現実の声と心の声が同時に出ていた。 タケシは一日だけ付き合ってやったことのあるチャラ男だ。 やたらしつこいので付き合ってやったが、あまりの台詞や性格のキモさに耐え切れず、速攻でふってやったが、依然としてまとわりついてくる。 「なー、今日遊びにいかねーか?良い店見つけたんだ」 「あのさ、いい加減・・」 しつこすぎるタケシに私が本気できれかけた時、目の前に信じられない光景が広がった。 先ほど私が嘲笑っていた地味な女、高橋が男と話していた。そしてその相手は・・レンちゃんだった。 「ん?どうした?カオル」 タケシの声など耳に入っていない。 私は目の前で起きている事態にただただ唖然としていた。 01-115 名前:変わる自分、本当の自分 後半 1/15 :08/08/20 22 55 51 ID DZDVEV9N 感想ありがとうございます。それでは思った以上に長くなってしまった後半、どうぞ。 夜。 騒がしい店の中、私は壁によたれかかり、考えていた。 (あの女、高橋・・) 後で他のクラスメイトに聞いたところ、高橋は最近他校の男と付き合いはじめたらしい。そしてその相手は・・・よりにもよっ てあのレンちゃんだった。今日はたまたま近くに来たから寄って行っただけらしく、すぐに彼はいなくなった。 彼の姿を見つけた後、私はすぐに隠れたため、彼が私に気づくことはなかった。 「ね、ねえ私、やっぱり場違いだよね・・」 高橋はそう言って困ったような顔を見せる。私はそれに対し、得意の作り笑顔を見せる。 「大丈夫だよ。こういうところはただ楽しめば良いんだから。あ、ちょっと私トイレね」 そう言って私は高橋からちょっと離れたところに行った後、タケシを呼ぶ。 「なあなあ、なんで高橋も呼んだんだ?別に仲良くなかったろ?」 そう、仲は特に良くない。良くないどころか、私の中では最も嫌いなクラスメートに今日格下げしたところだ。 しかしだからこそ私はこの店に誘ったのだ。 「ねえタケシ、あんた私のこと好き?」 「ええ?いきなり何言い出すんだよ。むしろ愛し合ってるだろ!」 相変わらずのノリ。私は軽い吐き気を催しながら、言葉を続ける。 「何なら、本当に愛してあげても良いよ。ただ、その前にあの女犯して」 01-116 名前:変わる自分、本当の自分 後半 2/15 :08/08/20 22 57 10 ID DZDVEV9N 「お、おい、お前何いってんだよ」 「あの女と私が一緒に帰るとき、途中公園に寄るからさ、あんたはマスクでもして高橋に襲いかかって。私は上手く逃げることができた被害者ってことにするから」 タケシが、普段見せないようなマジな驚き顔で私を見る。 「な、何いってんだよ、馬鹿じゃねーの」 「成功したらやらしてあげる。・・まあ犯すの無理そうなら、顔でも腹でも殴るってのでもいいよ」 「おい、お前どうかしたんじゃねーのか?」 「いいからやってよ」 私はそういいながら、触りたくも無いタケシの一物を握ってやった。布ごしとはいえ、みるみる固くなっていくのが分かる。 「うおっ!やべえっ、やべえって!」 「この続きがしたいでしょ?」 「う・・ぐ・・わ、分かった」 話は決まった。 (高橋、あんたぐらいの女がレンちゃんと付き合うとか、許されるわけ無いじゃん) 私はまた最高の作り笑顔で高橋のところへと戻って行った。 01-117 名前:変わる自分、本当の自分 後半 3/15 :08/08/20 22 58 12 ID DZDVEV9N 「凄かったね。私ああいう場所はじめてだから凄く新鮮だった!」 帰り道。高橋は無邪気にはしゃぎながら、私に言う。 「そう、良かった」 私は作り笑いで相槌をうつ。糞女が、と内心で思いながら。 「音楽とかあんまり聴かないから分からないけど、かっこ良かったね。私もレンちゃんの影響でちょっとギターとか初めてみたんだけど、全然うまくいかなくて・・」 「レンちゃん?」 レンちゃんという呼び名に、思わず反応してしう。 「あ、うん。一応彼氏。実は幼馴染なんだ。高校では離れちゃったけど、この間私から告白して・・」 恥ずかしがりながら話す高橋の顔に、私の憎悪はさらに燃え上がる。 (レンちゃんだあ?あんたごときがレンちゃんなんて呼んでいいと思ってるの?彼氏とか呼んでいいと思ってるの?) (・・・ん?) 「ちょ、ちょっと待って、幼馴染って・・どういう・・」 「え?どういうって言われてもそのままの意味だけど・・。家が近くて小さいころから友達だったの」 当たり前のことのように高橋は言う。事態が物凄い速さで、それもおかしな方向へと展開していくのを感じ、視界がゆがむ。 「高校では離れたって・・?」 「うん、レンちゃんとは小・中と一緒だったから。クラスも同じ時結構あったし」 同じ時があった?それって、もしかして・・ もしかして・・・? 頭がまとまらないまま歩いているうちに、少し開けたところにいた。 「ここ・・?」 私のあほっぽい呟きに高橋が答える。 「公園だね。行く時もここ通ったよね」 01-118 名前:変わる自分、本当の自分 後半 4/15 :08/08/20 22 59 05 ID DZDVEV9N 高橋の言うとおり、そこは公園だった。さすがに夜なので誰もいない。 ・・公園?あれ、何か公園という場所で何か約束があったような・・ 「うおおおおおお!」 茂みの方から突然の叫び声。そしてそれと同時に飛び出す大きな影。 「・・あ」 「きゃあああああ!」 頭も身体も鈍っていた私は反応が出来ずにその場に立ち尽くしてしまったが、高橋の方は、そのぽーっとした見かけと違い、思 いのほかすばやい反応で駆け出していった。 「うおおおおい!」 そう叫びながら出てきた影は、トランクスを被って覆面をしたタケシだった。下にはやる気満々のあれがあり、まさに性犯罪者 と言わざるをえない格好だった。 「馬鹿・・」 01-119 名前:変わる自分、本当の自分 後半 5/15 :08/08/20 22 59 45 ID DZDVEV9N あまりの馬鹿っぽい登場に私が呆れはてていると、タケシはおかしな行動を取った。なんと高橋を追わずに、私に襲いかかってきたのだ。 「きゃあっ!」 「うおおおお、カオルううううう!」 「な、何すんの馬鹿!」 「だって俺、あんな女よりお前とやりてえんだよ!お前が握るからスイッチ入っちまったんだよ!」 タケシは勝手なことをほざきながら、私の顔のいたるところに自分の唇を何度も何度もおしつけようとしてくる。そしてその左手は私の服やブラの下をはいずりまわり、反面右手は冷静に私の抵抗をおさえこんでいる。 「きゃああああ!小木さん!」 高橋が、かなり遠くの方から悲鳴を上げている。 「・・やっぱりここじゃやりずらいな。そこのトイレに入ろうぜ」 「なっ!てめ、誰が・・っ!」 タケシが強引に私を公衆トイレへと引きずり込もうとする。私は必死に抵抗するが、やはりずるずると引っ張られていき、トイレの中へと近づいていってしまう、 「やだ、やだーーーっ!あんたとだけは死んでもやだーーーっ!」 私は全力で叫ぶが、タケシの力が一向に緩む気配はない。 (どうしよう・・フェラしてあげるとか言って、隙を突いて金玉にぎりつぶして逃げだそうか・・) などと考えていると、暗闇の中から誰かが私の方にむかって走ってきた。 「う、うそ!」 私は驚いた。今日は驚くことばかりだったが、その中でもさらに一際驚いた。 「レンちゃん!!」 現れたのはレンちゃんだった。まるでドラマや物語みたいな絶好のタイミングに、思わず涙が出そうになる。 「やべっ、早く個室に入らないと!」 タケシも頭が混乱しているようで、かなりおかしなことを言っている。 「ぎゃあっ!」 しかしレンちゃんが持っていたバットで後ろからタケシを殴ったため、それは阻止された。 01-120 名前:変わる自分、本当の自分 後半 6/15 :08/08/20 23 01 14 ID DZDVEV9N 「ミーちゃんだったんだ。全然気づかなかった」 私の部屋には今、私とレンちゃん、そしてミーちゃんこと高橋道子・・・さんがいた。 (ちなみにタケシはあの後やってきた警察の人に連れて行かれた。レンちゃんは近くでミーちゃんを待ちあわせしていたからすぐに来ることが出来たらしい) 「まあ無理ないけどね、もう何年も経ってるし、親離婚して苗字変わってるし」 ミーちゃんはそう言って静かに微笑んだ。微笑みは変わっていないなあ、と感じる。 ミーちゃんは、小学校のころ、レンチャンと、そして私とも同級生だった女の子だ。当時ミーちゃんは男勝りな性格で、レンちゃんとも私とも仲が良かった。 私が男子にからかわれたりすると、さりげなく私をかばってくれたのがレンちゃん、そしてミーちゃんだった。 二人は当時、私と友達として親しくしてくれていた。それがどれほど私の救いになったことだろう。 「全然気づかなかったよミーちゃん、前は男の子みたいだったのに・・今はずいぶん大人しい子になって・・」 「ふふっ、そうでしょ?ちょっと行き過ぎて、家族からも気味悪がられたし、化粧はまだ下手なまんまだけどね。おとこ女ってあだ名にはいい加減うんざりしてたから、カオルちゃんと同じく、私も自分を変えてみたってわけ」 「え?」 「カオルちゃんも、暗いって言われるのが嫌で明るくなったんでしょ?」 「・・うん」 恥ずかしい気持ちがゆっくりとこみ上げてくる。やっぱり、昔の知り合いと話す時は平静でいられない。 「それと顔も変えた」 どっくんと心臓が跳ね上がる。ミーちゃんてばなんてストレートな子なんだろう。こういうところは全然変わってない。 「うん。・・・やっぱり、分かるよね」 「実は私、今年同じクラスになった時から気づいてたんだ。でもカオルちゃん気づいてくれなかったから、気づいてくれるまで黙ってようと思って。 でもいつまで経っても気づいてくれなくて・・だから今日誘われた時は、ついに気づいてくれたんだって思ったんだよ。勘違いだったけど」 「・・・う、うん・・」 三年になってもう一ヵ月は経っている。相当鈍いと言われても仕方ない。 01-121 名前:変わる自分、本当の自分 後半 7/15 :08/08/20 23 02 53 ID DZDVEV9N 「でも、そんなにすぐ気づいたの?私凄く変わったし・・」 「変わったけど、面影はあるよやっぱり」 「うっそだあ」 「ほんと」 冗談を言ってる風には見えない。そんな馬鹿な、と思った。 「うん、あるある、俺もすぐ気づいたもん」 レンちゃんまで同調する。 「どこ?どこにあるっていうのよ!完璧に別人になったはずなのにっ!」 私の変身が否定されたような気になり、ついむきになってしまう。 「どこって言われても・・うーん、なんていうか、こう、全体の雰囲気っていうか表情っていうか」 期待していたのと違い、なんともはっきりしない答えが返ってきた。 「何よそれ!全然違う顔なのにどうして分かるのよ!目も鼻も口も違うのに!」 「そうなんだよね、そうなんだけど・・分かるというか・・」 「・・・・・」 私は絶句してしまう。 目の前の二人も私と同じくしばらく無言だったが、不意に思い切ったようにレンちゃんが言った。 「でも!そのおかげで会えたんだから良いじゃん!」 そう言って私の手を握る。 「わっ!」 その行動に思わず私は硬直し、赤くなる。色んな男と付き合ってきたはずなのに、レンちゃんの前では何故中学生の頃のような反応をしてしまうのだろうか。 ミーちゃんもレンちゃんの意見に同調する。 「そうそう!そのとおり!またこうして話すことが出来て、私凄く嬉しいな!」 「・・・・・っ!」 ミーちゃんは無邪気に私の手を握って笑顔を見せる。 くっそう。悔しいけど、やっぱり嬉しい。 賢い女になったつもりだった。強くてずるくてモテモテで・・誰にも馬鹿にされない、むしろ人を馬鹿にして陰で笑っているような、そんな女になったつもりだった。 でも。この数年間で作り上げた心の城塞が、がらがらと音を立てて崩れていく。繕うことなど出来そうにもないほどの速さで崩壊していく。 「うわーん!許して、許してミーちゃんッ!」 私は鼻水を垂らしながら泣いた。二人がきょとんとして私を見ているのを感じるが、私は顔を上げることが出来なかった。 いつまでも。いつまでも。 01-122 名前:変わる自分、本当の自分 後半 8/15 :08/08/20 23 04 30 ID DZDVEV9N 「お飲み物お持ちしましたーっ・・ってあれ、おねえちゃん泣いてるの?」 長い沈黙の中、空気を読まずに妹が入ってきた。本当にこいつは・・。 「泣いてないわよ。あんたもノックぐらいしてよ」 「えー?せっかく持ってきてあげたのに。レン君にミーちゃん、お久しぶり」 「あら、ありがとうちーちゃん。大きくなったね」 「それは育ち盛りですから。ミーちゃんもずいぶん変わって。それにレン君も」 「あはは」 ミーちゃんと話すのと違い、妹はレンちゃんと話す時は少しだけ緊張しているように見えた。私はその何ともいえない雰囲気から逃げるようにトイレに立った。 「・・くそ」 トイレに座り、私は苦い顔になる。 あの空気の中に入っていくのは、私にとって苦痛だった。それにはもちんろ訳がある。 中学生になった時、妹が彼氏を一度だけ連れてきたことがあった。その相手は・・レンちゃんだった。 妹も私の気持ちを知っていたのでこっそり会っていたようだったが、その日はたまたま私がずる休みをしていたため、はちあわせしてしまったというわけだ。 妹は結局レンちゃんとは別れたようだったが、そこのところは詳しく聞いてないし、知りたくも無い。 (あの気まずい空気はもう味わいたくない。妹の反応はやっぱりぎこちないし・・・) 01-123 名前:変わる自分、本当の自分 後半 9/15 :08/08/20 23 06 08 ID DZDVEV9N とは思うのだが、いつまでも戻らないわけにはいかない。 はあ、と一つため息をついた後、私は意を決してトイレを出た。 するとそこには、帰り支度をしているミーちゃんと、それを見送る妹の姿があった。 「ちょ、ちょっと、もう帰るの?」 「うん、今日は楽しかったよカオルちゃん。また遊びに来させてね」 「う、うんそれはもう。いつでも遊びに来て。・・あれ?レンちゃんは?」 そう言うとミーちゃんはいたずらっぽく笑った。 「カオルちゃんだからね。許してあげるのは。他の人にだったら絶対あげないもん」 「え?どういう意味?」 不可解な事を言い残し、ミーちゃんは帰って行った。後に残された私は、視線を妹に移す。妹もすべてを知っているような顔でにやにやしている。 「お姉ちゃんは幸せ者だよ。ほら、部屋に戻って」 (何なんだろう。何がなんだか分からない) 分からないまま私は自分の部屋のドアを開けた。そこには真剣な顔をしたレンちゃんが立っていた。 「あ、レンちゃん・・わあっ!」 何も言わず、レンちゃんは私を抱きしめてきた。どういうことだろう、頭が回らない。 01-124 名前:変わる自分、本当の自分 後半 10/15 :08/08/20 23 07 41 ID DZDVEV9N 「ごめん、もう、我慢できそうに無い。好きだ!ずっと前から、小学校の頃から!」 「ええ?えええええ!?」 全身、頭も顔も、一瞬で真っ赤になり、のぼせあがる。一体何を言ってるんだろうこの人は。そして私の身に一体何が起きているのだろう。 「ごめんな、今日の俺がどうかしてるってのはわかってるんだけど、どうしても止められそうにない。小木さんが襲われそうになったの見てから、おかしいんだ俺。誰にも小木さんを触らせたくないし、その反面俺が触りたい」 「・・・・・!?」 展開がいきなりすぎて、上手く聞き取れない。言葉ひとつひとつはちゃんと耳から入ってくるんだけど、その言葉が脳を通らずそのまま反対側の耳から抜けていくような感じだ。 「嫌っていわないと、このまましちゃうからな」 「え・・う・・え・・・」 頭の中ではそれこそホラー映画ばりに叫んでいた私だったが、現実の口では何も言えなかった。嫌だったらと言うが、今は嫌とかそんなんじゃなく、とりあえず脳に酸素が欲しい。まず脳にこの事態を充分理解させてから、発言したい。 「んっ!」 唇が唇で塞がれる。息が出来ない。思考もますます出来ない。心臓だけがうるさい。 「ひっ!」 思わずおかしな声が出る。それもそのはず。レンちゃんの両手が私の服を脱がしにかかっていて、その際に私の胸やへそに直接触れたのだ。 「だめ、だよお・・こんなの!」 「だめ?本当にだめ?すっごく嫌ならいますぐやめるけど」 「・・・・・」 嫌だ、とは思わなかった。そして言えなかった。ずるい聞き方だと思う。 (でもミーちゃんとの事はいいのだろうか。妹とは・・) 01-125 名前:変わる自分、本当の自分 後半 11/15 :08/08/20 23 09 13 ID DZDVEV9N なんて思考が一瞬よぎるが、すぐに目の前の現実にかき消される。 (ああごめん、私やっぱり意志弱い) すでになされるがままの体勢を取った私に、レンちゃんは手際よく私を脱がしていく。 あっという間に裸になってしまった私の身体を、レンちゃんが子供のように吸い付き、愛撫する。 「あんっ」 自分でも聞いたことの無いような女っぽい嬌声。脳が、「私のイメージする最も可愛い女」を私にさせようとしている。 「だめ、だめだめえっ!」 指がゆっくりと私の中を開いていく。恥ずかしいほどに準備を整えた私のそれは、貪欲な「女の顔」をしていた。 「やべ、すげーエロくて、鼻血でそう」 「ばかっ!」 レンちゃんの本気顔に物凄い「オス」を感じ、私は身震いした。まるで初めてセックスをする時以上に、私の身体はこわばり、それと同時に興奮していた。 今の私の顔を写真で撮ったら、一体どんな顔をしているんだろう、とふと思った。きっと、とんでもなくエロい女の顔をしているに違いない、とも思った。 「あ、あ・・」 彼のそれが私の一部分に触れ、そしてそのままあるべき場所に帰るようにゆっくりと私の中に収まっていく。 「はああああ・・・あ・・」 熱にうなされ、声が漏れる。 01-126 名前:変わる自分、本当の自分 後半 12/15 :08/08/20 23 14 35 ID DZDVEV9N 耳も視界もぼやける。くっついてから、動いていたのは私だったのだろうか彼だったのだろうか。 恥ずかしさや倫理観などもはるか遠くの世界で、私と彼は快感を共に味わい、貪る。 真っ白な世界の中、気持ち良い、という感情だけを時々知覚する。しかしそれ以外の瞬間は感覚とかではなく、ただただ一面の真っ白い海だった。 それは息継ぎも何も必要無い海だ。まるで母親の羊水のような、ただただ安心して気持ちよさを味わえばいい場所。 「気持ち・・よすぎるよおおっ!」 不意に意識がしっかりしたと思った瞬間、私は絶頂を迎えた。 自分の叫び声で思考力が戻り、その思考力が快感を一気に受け止めてしまったがために、私はそのまま高いところへと上り詰めてしまったのだ。 それと同時に、身体の中に何かが吐き出されるような感覚があった。 それは気のせいだったのかもしれない、とも思った。イメージのせいかもしれない、生でしたのは初めてだったから、と冷静に考えた。でも、「やっぱり本当に感じた、熱かった」とも思えた。 彼の熱情が私の奥の奥まで吐き出されたという事実。その事実を認知することで襲ってくる幸福感。 息も絶え絶えなまま、私は彼のそれにしがみつき、くわえた。 口の中に広がる苦い味が、私に事実を確認させる。 彼のものが復活するのに時間はかからなかった。 私はそれから時間を忘れ、何度も何度も彼と交わった。 01-127 名前:変わる自分、本当の自分 後半 13/15 :08/08/20 23 16 10 ID DZDVEV9N 「ねえ、本当に私を昔から好きだったの?」 ベッドの中、手をつなぎながら私は聞いた。 「うん。ずっと言いたくて言えなかった。中学、高校では離れちゃったからずっと言いそびれてた。 ・・でもミーちゃんは高校でカオルと一緒になったって言うからこっそり会いに行こうと思ってた。 それで最近はよく会うようになったんだけど・・付き合ってる、なんて噂されたってミーちゃんは言ってたな」 (そうか。それで・・) 状況が把握できていく内に、私はさらに聞きたくなった。こういう勢いのときでしか聞けそうに無いことを。 「ねえ、妹とは何で別れたの?」 レンちゃんの顔がひきつる。やはり答えにくい質問なのだろうか。 「それはえーと・・言いたくない」 「言いたくない?・・まあどうしてもって言うなら良いけど。でも何かひっかかるなあー」 相手の過去を気にする男も女も最低だと常々思っていた。でもいざ自分が本気でほれた相手を前にしたら、どうしても気になってしまう。 01-128 名前:変わる自分、本当の自分 後半 14/15 :08/08/20 23 20 56 ID DZDVEV9N 「・・・分かった。言うよ。俺はサイテーな男だってこと」 「え、どういうこと?」 「えとつまり、付き合ったのは小木さんの妹だからで・・ごめんなさい」 しばらくの間意味が伝わらなかったが、そのうちに氷解した。 「え、ま、まさか!」 「ある時言われたよ。私はお姉ちゃんの代わりじゃないって」 「うわあ・・サイテー」 (でもだからこそ妹は、私にあんなにレンちゃんをすすめたのかな。さっさとくっついてくれ、と) (それにミーちゃんのあの別れ際の台詞。あれはどう考えても・・) 「だから言いたくなかったんだって・・」 「さっさと私に直接こくれば良かったのに。そうしたらこんな面倒にならないで済んだのに」 「だって・・さ。思春期って難しい年頃だし・・ね。でもようやく今日、小木さんに好きだって言えて、長年のつかえが取れた気分だよ」 「ねえずっと気になってたんだけどさ、その小木さんって、そろそろやめない?恋人になったんだから」 「え、じゃあなんて・・」 「名前で呼んでよ」 「・・・カオル?うわっ、はずかしっ!」 「押し倒しといて今さら恥ずかしいも何もないでしょ」 「そうだな、うん、カオル・・カオル・・やっぱカオルちゃんで」 「ぷっ、あははは」 01-129 名前:変わる自分、本当の自分 後半 15/15 :08/08/20 23 22 19 ID DZDVEV9N 部屋の外では、妹が紙コップをドアに押しつけ、盗み聞きしていた。 「・・告白するって言うから場を提供したのに・・。そのはるか先まで言っちゃうとは・・。 ママとパパが二人とも旅行だからいいようなものの・・ま、お幸せに、お二人さん」 妹には悪いと思いながらも、私はその夜、数年ぶりに微笑みながら眠った。 今の自分も、そして昔の自分もまるごと愛してくれる恋人や友達の存在をかみ締めながら。
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▽大会受賞者 <DS版・DQ7・DQ8部門 1位 すぅさん> <PS2版DQ5部門 1位 梨央さん> <FC/PS版DQ4・SFC版DQ5・SFC版DQ6部門 1位 フォボスさん> <チーム別部門 1位 左上王国> <チーム別部門 2位 左下王国> <チーム別部門 3位 右上王国> <大役物賞> <セコビッチギャンブラー賞> <ユッキーでハクアイズム賞> <迷惑ギャンブラー賞>
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「ソノイ……」 シロクマ宅配便の服を着た男――桃井タロウはつい先程、自分を殺した男のことを思い出していた。 ソノイ。お互いの立場さえ違えば仲良く友人となれたはずの脳人。タロウは彼に弱点を聞かれ、嘘をつけないことが災いして正直に答えてしまったことで弱点を狙われて命を落とした。それも正々堂々とした勝負ではなく、不意打ちのような形で……。 そして自らの死を実感し、世界から消え去った瞬間――いつの間にかこうして生き返っていた。 死人が復活するなんて有り得ない。タロウの場合は嘘をついた時も一時的に死亡するが、何故かその後に蘇る。だがそういう例外を除き、死者蘇生など有り得ないことだ。 死んだはずの自分が蘇り、冥界の魔王を自称する化け物に謎の決闘を強制される。色々と意味不明な状況だがそこに関してタロウは動揺していない。だがソノイ――不意打ちで自分を殺したあの脳人を思い出すと胸が苦しくなる。自分を殺したことを許せないだとか、そういうものじゃない。自分達は敵同士だと理解しているのに――仲が良かった彼に殺されたことに心が締め付けられる。 だがいずれこうなることはわかっていたことだ。互いに敵だと判明した時点で――自分達の友情は終わっていた。儚い友情と言えるかもしれないし、ただの友情ごっこだったのかもしれない。お互いに倒さなければならない敵なのに性格的には気が合い、素性を知らないまま奇妙な友情が芽生えていた。……それはなんと滑稽なことであろうか。 桃井タロウの精神状態は今、万全の状態とは言い難い。一度は友と思っていた相手に弱点を狙われ殺されて、それで心が傷つかないほど完璧超人というわけでもない。 だが同時にタロウはこの状況でも成し遂げなければらないことがある。ソノイと同じく人の命を軽んずる者――この悪趣味な決闘を開いたハ・デスを倒すこと。それが今のタロウの使命だ。――タロウの本能がそう命じている。 「ハ・デス。貴様は人の命を軽んずる者……。――存在してはならない奴だ」 存在してはならない。ハッキリと強固な言葉でタロウはハ・デスの在り方を否定する。その言葉は皮肉にもソノイへ向けたものと同じ内容だ。 「お前は俺が倒す。人々の命は――幸せは奪わせない!」 自分の心も傷付いているはずなのに、それでもタロウはハ・デスを倒し、人々を助けることを堂々と宣言する。 タロウはシロクマ宅配便の配送員だ。だが彼が運ぶのは荷物だけではない。幸せも運ぶ。 ――カタカタカタ。 骨が軋むような、不気味な音をかき鳴らす骸骨をタロウは真っ直ぐと見た。 さまよえる亡者。成仏できず、行くあてもなくフラフラとしている哀れなモンスターだ。 「あんたも俺が成仏してやる。――アバターチェンジ」 タロウは持ち前の観察眼で目の前の骸骨を成仏出来ない亡霊だと察すると、ドンモモタロウに変身した。――いつものように天女を用いた派手な演出も今回ばかりはない。これについてハ・デスの仕業だとタロウは憶測する。 「はーっはっはっは!さあ、勝負勝負!」 ドンモモタロウがさまよえる亡者を斬ると、彼はすぐに成仏した。必殺奥義を使うまでもない。 さまよえる亡者は圧倒的に低ステータスのモンスター。加えてNPCとして調節が施されている。そもそも成仏することも出来ないところをハ・デスに捕らえられ、NPCにされた哀れな存在だ。タロウの攻撃から何かを感じ取った彼はわざとそれを受けることで成仏し、今度こそあの世へその魂が解き放たれた。 変身を解除したタロウはあの世へ昇天される亡霊を見送り―― 「アバターチェンジ……?まさかここはゲームの世界なのか?」 タロウの戦闘を発見して、それを不思議そうに眺める男が居た。 ビッチに騙され、裏切られたことで信頼も金も名誉も勇者としての尊厳も。全てを失い、そこから成り上がった盾の勇者――岩谷尚文。 「違うな。これは間違いなく現実だ。……これで俺とアンタは縁が出来たな」 「それくらい俺にもわかる。アバターっていうのはゲームの用語にしか聞こえないがな……」 ――嘘つきビッチに騙された盾の勇者と嘘をつけない馬鹿正直さが原因で命を落としたヒーローはこうして出会った。 【桃井タロウ@暴太郎戦隊ドンブラザーズ】 [状態]:健康 [装備]:ドンブラスター&アバタロウギア ドンモモタロウ@暴太郎戦隊ドンブラザーズ [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~2 [思考・状況]基本方針:ハ・デスを倒し、人々に幸せを送る 1:目の前の男と話す 2:ソノイも参加していたら俺が倒す 3:人の命を軽んずる者は倒す [備考] 参戦時期は13話で死亡後 【岩谷尚文@盾の勇者の成り上がり(アニメ版)】 [状態]:健康 [装備]:岩谷尚文の盾@盾の勇者の成り上がり [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~2 [思考・状況]基本方針:元の世界へ帰る 1:目の前の男と話す。アバターチェンジってなんだ……? 2:ラフタリアやフィーロを探す [備考] 参戦時期は少なくとも一期終了以降 『支給品紹介』 【ドンブラスター&アバタロウギア ドンモモタロウ@暴太郎戦隊ドンブラザーズ】 桃井タロウに支給。ドンモモタロウのアバタロウギアを装填することでドンモモタロウに変身出来る他、『キビ弾丸』を発射し、鬼を退治出来る。変身時はザングラソードか現れ、これを用いて戦う 『NPC紹介』 【さまよえる亡者@遊戯王OCG】 星2/闇属性/アンデット族/攻 800/守 600 成仏できず、行くあてもなくフラフラとしているモンスター。
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立花 露伴(たちばな ろはん)は『マルコビッチさん』(作:HELP)の登場人物。 県立みさき高校の二年生、水泳部所属。 むちむちボディと変態を惹きつけるフェロモンが出ている以外は大人しい普通の少女。 と思ってたら武道の達人だった。 クールな外見に対し、おっとり関西弁&頬を染めた困り顔のギャップの破壊力がヤバい。