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武将名 <憤怒の罪> メリオダス 統一名称:メリオダス 生没年:不明「諦めんな オレたち 七つの大罪 がいる限り!!!」〈憤怒の罪〉を背負う〈七つの大罪〉の団長であり、〈豚の帽子〉亭の陽気な店主。正体は「全反撃」の魔力を持つ魔神族で、魔神王の息子。自身にかけられた「永遠の生」と、エリザベスの「永劫の輪廻」の呪いを解く方法を求めて旅をする。 勢力 紫 時代 特殊 レアリティ SR コスト 2.0 兵種 剣豪 武力 7 知力 5 特技 気合 昂揚 計略 「全反撃」(フルカウンター) 戦場にいる敵の武力の最大値が大きいほど武力が上がる。一定以上武力が上がると、さらに移動速度が上がり、兵力が回復し、移動しながら斬撃ができるようになる 必要士気 5 効果時間 知力時間 Illust. ©鈴木央・講談社/「七つの大罪 憤怒の審判」製作委員会・テレビ東京 声優 梶裕貴 計略内容 カテゴリ 士気 武力 知力 速度 兵力 効果時間 備考 超絶強化 5 +2(+相手最高武力×0.4) - 8.3c(知力依存0.4c) 相手武力13以上で移動速度+60%兵力+45%斬撃中移動可能 (最新Ver.2.0.0G) 調整履歴 修正Ver. 変更点 内容 備考 Ver.1.6.0F 効果時間 10c → 9.2c ↓ - Ver.2.0.0G 効果時間 9.2c → 8.3c ↓ - 所感 紫所属、時代区分 特殊の2コスト剣豪。 数値自体は平凡だが「気合」「昂揚」の二つの特技を備え、総合的なスペックは悪くない。 計略は相手の最高武力に応じて効果が上がる超絶強化。 武力上昇値自体はそこまで高いわけではないため、あくまで追加効果を発揮させてこその計略。 士気5とやや重いだけのことはあり、追加効果発生時には高い兵力回復・高いながらも迎撃されない速度上昇・敵を逃さない移動斬撃を併せ持ち、効果時間も充分に備えておりかなり強力。 特に『渾身』計略がデッキの主軸となりやすい紫勢力において、士気に左右されない超絶強化は非常に有用。 後出しで対応できる計略を持つ剣豪ということで守りに強いため、単色・混色問わず防衛に不安を感じるデッキに採用すると良いだろう。 解説 「英傑大戦×TVアニメ「七つの大罪 憤怒の審判」コラボ 大戦スタンプキャンペーン(前半)」(2023/8/30~2023/9/12)のスタンプ60個報酬。 七つの大罪の主人公。カードテキストにある通り魔神王の子だが子供は二人いてメリオダスは長男にあたる。 三千年前の聖戦の後に女神族の最高神から「永遠の生」の呪い掛けられる。死んでも煉獄に送られ魔神王に感情の一部を捧げることで蘇り、歳を取ることも許されないという生き地獄を味わっていた。 転生したエリザベスは彼と出会うと必ず恋に落ち、記憶を取り戻すと3日後に彼の前で死ぬのを何度も見ていたことがほのめかされている。 心根が腐ることがなかったのは呪いをかけられた当初交わした約束があったからと思われる。 罪は「〈憤怒〉に我を忘れ「ダナフォール王国」を消滅させた」。エリザベスの転生体だったリズを目の前で喪ったことが原因とされる。 この後すぐ生まれたのが本作のエリザベスである。 大戦シリーズにおいて 台詞 \ 台詞 開幕 待たせたな、そんじゃぁいっちょ〈七つの大罪〉の力を見せてやろうぜ! └自軍にPL043_エリザベス たとえお前が死んでも……オレはお前との約束を果たす!! 計略 諦めんな!俺たち、〈七つの大罪〉が居る限り! 兵種アクション なんの! 撤退 心配すんな、なんともねーから♪ 復活 さてさてさーて? 伏兵 そっくり返してやるよ 攻城 さぁ…ケリをつけようぜ 落城 お前はオレの大切なもんを傷つけた それがお前の罪だぜ 贈り物① お前はいつだってオレの手を放さず傍にいてくれた背中を押し勇気をくれた …オレに光をくれた。 贈り物② - 贈り物(新年の挨拶) - 贈り物(バレンタインデー) どんなウソついたって自分の心だけはだませねえんだぜ。 贈り物(ホワイトデー) - 友好度上昇 さてさてさーて? 寵臣 〈七つの大罪〉七つの掟、その四!「仲間の危機は全員一丸、全員で助ける」だ! 贈り物の特殊演出 会話武将 台詞 情報提供・誤った点に気付いた等、何かありましたら気楽にコメントしてください。 名前
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「俺のような男を生み出したDGを許さない。それと、全ての命を弄ぶあの龍たちもな」 「辺境の星にいた俺が、旧支配者というスケールの大きすぎる相手と戦う羽目になるとは。だが、仲間と共にいるのは、心が温かくなる。何かを取り戻せそうな、そんな感じがする」 フォーミッド界出身の、DGによる人工不死兵計画に巻き込まれ特異体質を持った若い男。 元々故郷の星では警察官として働いていたがDGの侵攻に巻き込まれ瀕死の重傷を負い、DGに回収され、ある薬品を注射により投与されたせいで人生を狂わされた。 そのせいで体が変質しほぼ不死身な状態と化すゾンビ兵士となっている。そのためDGを恨んでおり、武器商人と研究者たちの抹殺をすべく白い男の活動に便乗してAM星に来た。 ドウラたちと出会い、目的が同じなため共に行動することになる。故郷もDGのせいで壊滅しており、妻子も失いDGに身を寄せながらも内側から壊そうとしている。 ハーネイトを見て消えかけた記憶の一部を思い出し、記憶を取り戻すことと仲間を守るため、ヴィダールの刺客たちと戦う。戦い方をある程度変えて特化することもできる。基本は骨を急成長したり分解したりと操作して戦う。呪われた運命を背負うハーネイトを見て、自分も同じだと思いながら今日も彼の補佐として偵察などに当たっている。 性格は冷静沈着でぶっきらぼうな一面が強いが、仲間意識もかなり高い。趣味は座禅や太極拳、料理など。 後進の指導に現在は勤しんでおり、自分がゾンビ兵であることも気にせずに真っすぐ指導を請う者の多さに少し困りつつも良い仲間に出会えたなと思っている。それもハーネイトと出会えたからであり、彼に対する忠誠心はかなり高い。故にハーネイトの悪口を言う者には静かに迫り撤回させる意外な一面も見せる。 セリフ + ... セリフ1 いつでもいい、やることをやるまでだ セリフ2 DG、まさかとんでもない組織だったとはな。旧支配者に生み出された存在の一部が組織を作っただなんてな セリフ3 セリフ4 セリフ5 セリフ6 セリフ7 セリフ8 セリフ9 セリフ10 ハーネイト、面白いが、悲しい男だ。しかも意外と素直じゃない上に誰にも本心は見せない。どうすればああまで不信に至るか セリフ11 セリフ12 好きなこと 嫌いなこと 目標 龍について イベント レベルアップ スキル解放 現霊:なし 彼が薬のおかげで不死兵になったのか、それはヴィダールの力を宿していたからかもしれない。一応攻撃全てに霊量子が混ざるので、相手がヴィダール及び世界龍相手でも打撃を与えられる。 クラス適正 アタッカー シューター シールダー サーチャー アサシン サポーター Aミッション 攻撃も守りも、偵察もかなり汎用性があり空いた穴を埋めてくれるような立ち位置のキャラ。しいて言うと制圧攻撃の範囲に癖があるためそれを把握しておかないといけない。 通常戦闘 主に物理・無属性の戦技を覚えている。また、攻撃の中には敵の能力を下げる物もありデバフアタッカーとしてはかなり優秀。ただ火力が出しづらい点もある。 ステータス Aミッション:前方横3マス 通常攻撃:単体物理属性攻撃×3HIT Lv HP CP 力 霊 速 体 心 運 50 1100 500 131 80 110 120 95 65 具現霊戦技一覧 名称 消費CP(%) 習得LV 効果 技説明 武骨拳 拳に骨を纏わせ正拳突き 武骨剣・斬 手から骨剣を伸ばし切り払う 武骨剣・伸 手から骨剣を伸ばして薙ぎ払った後叩きつけ 武骨剣・突 骨剣で狙いすました突きを撃つ 武骨剣・棘 骨剣を伸ばし、その骨の刀身から無数の骨棘が発生 武骨棘針 自身の体から無数の骨刃を生やす 武骨斬昧 両腕を骨剣に変えて切り刻む 武骨震唸 骨を震わせ周囲を振動で破壊する 武骨乃境地 確固たる信念で体を満たしより精度の高い骨操作を行う 溶解ブレス 口から分解液を含む霧を噴射 猛毒ブレス 口から猛毒液を含む霧を噴射 麻痺ブレス 口から麻痺毒を含む霧を噴射 混乱ブレス 口から神経毒を含む霧を噴射 武骨弾 指先から骨の弾丸を連射 武骨魔弾 腕ごと骨弾にして放つ
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眠れる獅子との紳士協定
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メリアダス 『中世騎士物語』に登場するリオネス(ライオネス、レオノイス)国の王。 関連: イザベラ (妻) トリストラム (息子) 別名: メリオダス リーヴァリーン
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PREV:上級 NEXT: ストーリー メリオダス…… エリザベス 何、心配そうな顔してんだ?命もかかってない遊びだぞ、楽しんでくるだけだぜ メリオダス そ、そうよね! エリザベス とはいえ、勝負である以上、全力でいかせてもらうけどな メリオダス 手加減はしないぜ、【プレイヤー】! メリオダス え、ええっ? エリザベス 望むところですよねっ!【プレイヤー】さん! ルピコ メリオダスさんは確かに強敵です ルピコ さっきデュエマを始めたばかりとは思えません ルピコ 経験を積めば、五守護の方々に匹敵するかもしれませんですが! ルピコ 私は【プレイヤー】さんが勝つって信じてますから! ルピコ 【プレイヤー】さんはいつだって、どんな強敵にも打ち勝ってきたんですから! ルピコ ほらな? メリオダス 【プレイヤー】が本気でデュエマをやってるのは見ればわかるだろ? メリオダス そういうヤツ相手に手を抜くのは失礼ってもんだ メリオダス そうね……命がかかってなくても、これは真剣勝負 エリザベス 少しやってみただけの私にもそれはわかるわ エリザベス 私も全力で応援するわ!勝ってね、メリオダス! エリザベス 団長、負けないで! ディアンヌ ま、オイラ達の団長として情けないとこは見せないでよね キング おう! メリオダス それじゃ、始めようか最高のデュエルってヤツをな! メリオダス 俺は〈七つの大罪〉、〈憤怒の罪(ドラゴン・シン)〉のメリオダスだ! 行くぜ! メリオダス 勝利時 ……参ったな、こりゃ俺の完敗だ メリオダス そんな……団長が負けるなんて ディアンヌ それだけ【プレイヤー】が強かったってことだね キング 突発大デュエマ大会の優勝者は【プレイヤー】さんですね! ルピコ ブラーヴォ!さすがは俺のテゾーロだぜ! 料理人 アルバーノ 俺も、もっとデュエマの修行をし直さなければな 忍者 コタロウ う~っ、次はアタシが勝ってやる! ポップガール キャンディ おめでとうございます、【プレイヤー】さん ルピコ おう! おめでとう、【プレイヤー】! メリオダス 賞品は……今は何もねえけど、もしお前が〈豚の帽子〉亭に来ることがあったらさ メリオダス 飲み放題食べ放題にしてやるよ メリオダス 飲み放題はともかく、食べ放題はどうかな…… キング あの光は……? エリザベス ボク達がここに来たときに見たのと同じ光だ! ディアンヌ もしかして、異世界に通じるゲートが開いたんでしょうか……? ルピコ こんなことは初めてです! ルピコ なら、俺達はそのゲートから帰れるってことか? メリオダス おそらくそうかと……とりあえず、一度、近くまで行ってみましょう! ルピコ やっぱり、ゲートが開いてます!こんなことってあるんですね、【プレイヤー】さん! ルピコ 今を逃すと、次はいつ開くかわかりません…… ルピコ じゃ、楽しいお祭りもこれでお開きってことか メリオダス 名残惜しいけど、帰らないとね ディアンヌ ……だね キング 行ってしまわれるんですねせっかく会えたのに…… ルピコ ごめんなさい、ルピコちゃん私達には、私達の世界でやるべきことがあるんです エリザベス ま、一度つながったんだそのうち、またひょっこりつながったりするんじゃねえの? メリオダス うん! きっとまた会えるよ! ディアンヌ あんまりほいほい異世界とつながって欲しくはないけどね キング いいじゃねえか楽しかったんだしさ! メリオダス はい、私もまたみなさんとぜひ、デュエマがしたいです! エリザベス それじゃ……帰るとするか!じゃあな! ルピコ!【プレイヤー】! メリオダス みなさん、帰っちゃいましたね ルピコ 騒がしくて、楽しい人達でしたね! ルピコ あの人達とまたデュエルできるといいですね ルピコ その前に、私とデュエルしようぜ!まだ足りねえよ! ポップガール キャンディ おおっと、俺もアッツアツのデッキなら、ここにあるぜ! 料理人 アルバーノ 俺も、もう少しサボって……いやいや、デュエル修行を…… 忍者 コタロウ あはっ、騒がしくて楽しい人達は、この街にもたくさんいましたね! ルピコ さあ、【プレイヤー】さん!またデュエルを楽しみましょう! ルピコ 敗北時 俺の勝ちだな メリオダス 団長、すっごーい! ディアンヌ 強い…… エリザベス ったく、これだから嫌になるんだよね最後には全部持ってくんだから キング 何、言ってんだまだ何も終わってないだろ? メリオダス 何度でもかかってこいよ、【プレイヤー】 メリオダス この大会の勝者は最後まで立ってたヤツだ メリオダス お前の心が折れるのが先か、俺に勝つのが先か―― メリオダス とことん楽しもうじゃねえか! メリオダス PREV:上級 NEXT:
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メリオダス「諦めるな!俺たち―――〈七つの大罪〉がいる限り!!」 メリオダスの一撃で倒れていたヘンドリクセンが起き上がり、メリオダスに左の拳を振り下ろそうとしたが、バンの‘強奪(スナッチ)‘で、左腕の関節を外された。 メリオダス「ふっ!」 そこへメリオダスがパンチでヘンドリクセンを打ち上げ――― ディアンヌ「はあ―――っ!」 ディアンヌがギデオンでヘンドリクセンを吹き飛ばし、 岩壁に叩きつけた。 ヘンドリクセンは翼を広げて岩壁から飛び上がったが、 その上からキングのシャスティフォルが突き刺さった。 聖騎士たち「す、すげえ!」 「これが伝説の騎士団の力・・・」 エリザベス「メリオダス様・・・」 メリオダス「大丈夫、エリザベスのお陰で底をついてた体力も戻った。後は俺達に任せて、お前はホークについてやってくれ」 エリザベスは、ヘンドリクセンの攻撃からメリオダスを庇って、黒ずんだ塊となったホークに寄り添った。 エリザベス「ホークちゃん・・・ずっと、側にいるからね・・・」 ナレーター「これは、未だ人と、人ならざる者の世界が分かたれてはいなかった、古の物語。 ブリタニアの歴史の中で、幾度と無く繰り返されてきた争い。 何故にそれは始まり、どう決着を見い出すのものか、最早誰も知り得ない。 その答えを知る者は、ただ一人。そしてその男が率いる騎士団こそ―――伝説の、〈七つの大罪〉!!」 第二十四話 英雄たち ヘンドリクセンが起き上がり、左腕の関節を戻した。 ディアンヌ「うそ・・・ほとんどダメージを与えてられてない?」 バン「ちっ!腕、もいでやったつもりなのによ、あの装甲の硬さは厄介すぎだろ~」 メリオダス「まだ希望はある」 バン「あっ?」 メリオダス「ゴウセル、あれをやる!全員に伝達を頼む」 キング「団長・・・ゴウセルは、もう・・・」 ゴウセルは既にヘンドリクセンに頭をもぎ落とされていた・・・ しかし、頭の無いゴウセルが立ち上がった。 ディアンヌ「ひいっ!」 キング「うわっ!」 ゴウセルは自分の頭を抱えて、メガネを探していた。 ゴウセル「メガネメガネ」 キング「生きてるよ!」 ゴウセルが頭とメガネを戻した。 ゴウセル「よし、了解だ。団長」 キング「き、君は一体何者・・・?」 ゴウセル「とん、‘光矢伝達(ブロードキャスト)‘」 ゴウセルが頭に左手を当ててから、右手から光の矢を放ち、 その矢はバン達〈七つの大罪〉の団員だけでなく、 その場にいた全ての聖騎士達の頭を通り過ぎていった。 ギルサンダー「あ・・・これは・・・」 キング「一瞬でゴウセルの指示が頭に流れ込んできた・・・」 ハウザー「マジかよ!」 バン「これが作戦だと?」 ディアンヌ「団長・・・ホントにいいの!?」 メリオダス「さ―みんな、行ってみようか!」 ヘンドリクセンと相対するメリオダスから、魔力が溢れ出してく――― と思いきや、その魔力が消え失せた。 ヘンドリクセン「魔力を解いた・・・何のつもりだ?」 メリオダスが飛び上がり、ヘンドリクセンの後ろに回り、剣を突いたがかわされ腹にパンチを喰らった。 それでも、ヘンドリクセンの拳を握り、回転してヘンドリクセン諸共落下し、ひざ蹴りを叩き込んだ。 ディアンヌ「キング、どうするの!」 キング「分かってる!こうなったら、やるしか!」 ギルサンダー「くっ・・・‘雷帝の鉄槌‘!!」 ギルサンダーの雷撃が、メリオダスごとヘンドリクセンを撃った。 メリオダス「くっ・・・!」 ヘンドリクセン「味方ごと討ちに来るとは・・・私のみに的を絞る余裕はもはや無いか」 ヘンドリクセンが飛び上がったが、そこへマムルスの‘重力(グラビテイ)‘攻撃が放たれた。 マムルス「ちょっ!‘重力×30‘!!よくもオラの正義を裏切ってくっちゃな~~~~~~!!」 ヘンドリクセンがマムルスに右手を向けたが、ハウザーの‘竜巻(テンペスト)‘が遮った。 ハウザー「‘ライジングトルネード‘!」 しかし、メリオダスもその攻撃に巻き込まれていた。 メリオダス「くうっ・・・・」 マムルス「んぎぎぃい~~~~っ!も、もう魔力がもたねえべ・・・」 ハウザー「早えな!もう少し持たせろ!」 ‘竜巻‘と‘重力‘が消えて、ヘンドリクセンが降下しようとしたが、 攻撃で起こった砂嵐がヘンドリクセンの行く手を遮った。 聖騎士「よし!」 しかし、ヘンドリクセンはその攻撃を放った聖騎士の目の前に来ていた。 聖騎士「ひっ・・・」 メリオダスがヘンドリクセンの首を絞め、動きを止めた。 メリオダス「お前の相手は俺な!」 そこへ、ギーラの‘爆炎(エクスプローション)‘が飛んできた。 ヘンドリクセン「私の動きを止めるために自らが犠牲になるか・・殊勝な心がけだが、ダメージを受けているのは貴様一人のようだな・・・なるほど・・・エリザベスの力で回復したのはあくまで体力のみ」 ヘンドリクセンの魔力波を受け、メリオダスが吹き飛ばされた。 ヘンドリクセン「最早貴様には、‘全反撃(フルカウンター)‘を使う魔力すら残っていないのでは?」 しかしメリオダスは笑みを浮かべていた。 メリオダス「ふひっ」 メリオダスが地面に叩きつけられた。 ディアンヌ「団長!」 起き上がったメリオダスの前に、ヘンドリクセンが立っていた。 ヘンドリクセン「‘暗黒の環(ダークネビュラ)‘」 ヘンドリクセンが魔力波を放ち、メリオダスを攻撃する。 メリオダス「あんまり俺を・・舐めるな!」 メリオダスが‘暗黒の環“を突き破り、ヘンドリクセンの腹を殴り、そのまま首を絞める。 その周りに無数の岩が浮かび上がっていた。 ディアンヌ「団長・・・ごめんね・・・‘千の礎(ラッシュ・ロック)‘!!」 ディアンヌが浮かべた岩がメリオダスとヘンドリクセンに降り注いだ。 エリザベス「やめてディアンヌ!」 キング「霊槍シャスティフォル第四形態「‘光華(サンフラワー)‘」!!」 シャスティフォルが巨大な木となり、花を開かせた。 ハウザー「まずい・・・退避しろ!」 「光華」から熱線が放たれ、メリオダスとヘンドリクセンに降り注いだ。 ヘンドリクセン「理解に苦しむぞ、憤怒の罪ドラゴン・シンよ・・・濡れ衣で王国を追放されながらも、なお王国のために我が身を犠牲にしようとは・・・」 メリオダスは、制服が消え失せ半裸になりながらも尚、立っていた。 メリオダス「はぁ・・・はぁ・・・」 ヘンドリクセン「この私が全てを破壊し尽くすというのに」 バン「そうはいくかっての~」 バンがヘンドリクセンの後ろに来た。 ヘンドリクセン「ムダなことを。貴様たちの攻撃は、英雄メリオダスを殺しこそすれ私を殺すことはできない」 バン「さあて、どうかな?‘バニシング・キル‘!」 バンの、魔力を込めた三節棍の一撃は、正確にメリオダスの体を抉った。 ヘンドリクセン(奴は何を・・・?) バン「・・・これで充分か、団ちょ」 メリオダス「・・・ああ」 メリオダスから、巨大な魔力の光が溢れ出した。 ヘンドリクセン「な、何だ!?この魔力は!?」 (まさか・・・) メリオダス「そう、まさかだ。‘リベンジ・カウンタ―‘!」 ゴウセル「魔力を排除した状態で受けた、あらゆる攻撃魔法を蓄積、チャージし一気に放出する。加減を一つ間違えば自滅必死の諸刃の剣にして、団長のアルティメットブロー、だ」 ポーズを決めて解説するゴウセルに、ディアンヌ達は呆れていた。 ゴウセル「俺の計算だと、この技を受けたお前の生存確率は、0,2%だ。がんばれ」 ヘンドリクセンが翼を広げ、飛び上がった。だが、その行く手を‘障壁(ウォール)‘の球体が覆った。 ヘンドリクセン「ぐっ!」 その場に、グリアモールが来ていた。 グリアモール「私にも、別れの挨拶をさせてもらおう」 ハウザー「生きていたのかグリアモール!」 ヘンドリクセン「どいつもこいつも・・・どこまで私の邪魔をする!」 ヘンドリクセンがパンチで‘障壁‘を砕いたが、メリオダスが目の前に来ていた。 メリオダス「まだわからねぇかヘンドリクセン・・・お前はくだらねえ力と引き替えに大事なもんを全部捨てちまった・・・」 メリオダスが剣を振り抜き―――― 吹き上がった閃光がヘンドリクセンを呑み込んだ。 メリオダス「それがお前の罪だぜ」 ヘンドリクセン「こ・・・の・・私・・・が、お前ごときに・・・っ!」 ヘンドリクセンは光の中に消えていった。 そして、空中で大爆発が起こった。 その爆煙の中から、メリオダスが墜落した。 メリオダスは起き上がるも、また倒れた。 ディアンヌ「団長!」 ディアンヌとキングがメリオダスに駆け寄ろうとしたが、 その前にエリザベスがメリオダスに寄り添ったのを見て、立ち止まった。 メリオダスとエリザベスが見つめ合う・・・・・ バルトラ「ウオッ、ホン」 リオネス国王バルトラと〈暴食の罪(ボア・シン)〉マーリンが来ていた。 ハウザー「こ、国王陛下!」 エリザベス「父上!お体の具合はもうよろしいのですか?」 バルトラ「ああ」 エリザベス「良かった・・・」 メリオダス「マーリン、バルトラの治療は終わったのか?」 マーリン「前から試したかった魔界の新秘術がことのほか上手くいってな」 エリザベス「・・・・え?」 メリオダス「国王を実験に使おうだなんて・・・いい度胸してるな・・・」 マーリン「結果良ければ・・・だ。そうだろう、国王陛下」 バルトラ「ハ・・・ハハ・・・」 聖騎士達がバルトラに傅いた。 ギルサンダー「陛下!どうか我ら聖騎士に厳しい裁きを! 我々は、道を踏み外しました・・・聖戦の回避を訴えた陛下の御言葉を無視し、人々の苦しみに目を背けてきました・・・最早我々には聖騎士を名乗る資格すらありません・・・ どうか厳しい裁きを・・・」 バルトラ「分かった、では沙汰を下す。お前たち全員これから当面休暇はなしとする!」 ハウザー「陛下、そんな事では我々の罪は!」 バルトラ「お前達がいくら罰せられたところで、苦しんできた民の傷が簡単に癒えるものではない。今こそ王国聖騎士として一刻も早い王国の復興と民の救済に尽力せよ!」 聖騎士たち「「「はい!!」」」 バルトラ「メリオダス、そして〈七つの大罪〉よ。大儀であった! 裏切り者の濡れ衣を着せられたにもかかわらず、王国を守ってくれたこと、そして娘を守り続けてくれたこと。王として、一人の父として感謝する。ありがとう」 メリオダス「堅苦しいのはなしでいこうぜ、バルトラ」 ディアンヌ「ボク達は友達のために当然のことをしただけだよ。ねっ」 キング「うん」 バルトラ「エリザベス、お前は本当に強くなった。よくぞ一人で〈七つの大罪〉を探し出してくれた。私は父として、お前をとても誇りに思う」 エリザベス「・・・けど・・・でもそのせいで、ホークちゃんは・・・私の、大切なお友達だったのに・・・」 メリオダス「ホークはお前のせいだなんて思っちゃいないさ」 エリザベス「でも・・・」 バンがホークの側に来た。 バン「師匠・・・お前にはひでぇことさんざん言っちまったな。ダチじゃねえなんて・・・・・本当にひでぇこと、言っちまった・・・俺が気に入った奴はみ—――んな・・・俺の前からいなくなっちまう・・・」 ゴウセル「だが結果的にはラッキーだった」 バン「ッ!」 ゴウセル「あの場面で団長が死ねば俺たちの勝率はかなり低くなったが、残飯長が死んだことによる戦力の低下は0だ。なんの支障もない」 バン「てめぇ・・・」 怒りながら振り返るバンの前にマーリンがテレポートしてきた。 マーリン「まあまて・・・フォックスシン、バン」 バン「どけっマーリン!」 マーリン「ゴウセルに悪気はない。許してやれ」 バン「ちっ・・・ならしばらく黙ってろクソメガネ!」 ゴウセル「なぜ怒る」 マーリン「ゴウセル、私の与えた鎧はどうした?」 ゴウセル「・・・・壊れた」 マーリン「・・・そうか、早々に代わりのものを用意しよう」 メリオダス「ホーク・・・勝手に店止めたら許さねえぞ・・・お前の代わりに誰が残飯片づけんだよ・・・」 バン「今度の勝利の栄誉は全部師匠のもんだ。なあ、団ちょ」 メリオダス「ああ・・・戻ってこいよ。そしたら毎日のメシの量、三倍にしてやるぜ」 ?「その言葉忘れんな」 バン「っ!?」 キング・ディアンヌ「「!?」」 ホークの体が塵となって、消えていった――――が、その中に小さなホークがいた。 エリザベス「ホーク、ちゃん・・・?」 メリオダス「お前・・・生きてるのか・・・?」 ホーク「うん、そうみたい・・・」 バンが胴上げする要領で、ホークを上空へ放り上げた。 バン「師匠最高、うそみてぇ~~~~~♫」 ディアンヌ「信じられな~い!」 キング「小さくなってる!?」 ホークが蹄でサムズアップをし、メリオダスもサムズアップを返した。 メリオダス「たく無茶するブタ野郎だぜ」 エリザベスがメリオダスを抱きしめた。 ディアンヌ「あっ、ずるい!」 キング「待って」 エリザベスの魔力で、メリオダスの体が回復した。 メリオダス「エリザベス」 エリザベス「メリオダス様もです。もう・・・いつも無茶ばかりするんだから」 今度はメリオダスがエリザベスを抱きしめた。 そこへ、ベロニカが来た。 ベロニカ「エリー」 エリザベス「ベロニカ・・・姉様?ベロニカ姉様!?どうして、姉様は・・・だって・・・」 グリアモール「バイゼルで皆さんと別れた後、突然目を覚まされたのです」 ベロニカ「あんたのお陰だよ」 エリザベス「姉さん・・・良かった・・・本当に・・・」 ベロニカ「泣き虫だな・・・エリーは・・・」 ホーク「とりあえず、一件落着だな」 バン「まっ、そうだな~、ところで、師匠は何でこんな小っちゃくなっちまったんだ?」 ホーク「ナゾ」 エリザベス「メリオダス様」 メリオダス「ああ、終わったんだ」 それからしばらくした後、メリオダスはマーリンと話していた。 メリオダス「常闇の棺がどこにもない?」 マーリン「ああ。魔力を使って色々と調べてみたが、まるで反応がない」 メリオダス「なら一体どこに・・・」 マーリン「念のため、王都中を調べたが結果は同じだ。ただひとつ、団長殿がヘンドリクセンを倒した直後、あの辺りで奇怪な鳥らしき生物が南の空へ飛び去ったとの目撃情報があった」 メリオダス「南か・・・」 マーリン「まっ、渋い顔をするな。アーサーには留守にすると伝えてきた」 メリオダス「あ?」 マーリン「〈暴食の罪〉マーリン、〈七つの大罪〉としてしばし同行しよう」 人々「じゃんじゃん木材持ってこい!」 「明日の王国誕生祭まで一区切りつけとくぞ!」 人々が街の復興に取り組む中、キングはオスローと共に塔の上に座り込んでいた。 キング「あ~あ、ディアンヌ凄く落ち込んでるだろうな。団長とエリザベス様のあんな様子見たら・・・あっ!でもこれってディアンヌをオイラに振り向かせるチャンスじゃないか!」 「・・・チャンスってもなにすりゃいいのさ・・・」 ディアンヌ「チャンスがどうしたの?」 キング「ディアンヌ!・・・えっ?」 ディアンヌは人間と同じ大きさになっていた。 キング「どうしたの?」 ディアンヌ「服を新調する間は小さくなってろって。マーリンが特別な薬を作ってくれたんだ。キング?このお洋服・・・変?」 キング「ああいや、何て言うか・・・」 ディアンヌ「それともボクが小さいと変?」 キング「ちがうよちがうよ!そうじゃなくて!おっきくても小さくても、ディアンヌはディアンヌだな―って、そう思っただけ」 ディアンヌ「・・・ぷぷーっ!そんなの当たり前じゃない!キングってば変なの~」 キング「変かな・・・そうだ!せっかくだし、誰か明日の王国誕生祭に誘ってみたら!・・・例えば、団長とかさ」 (ああ、オイラのバカバカバカ!ホントは一緒に行きたいのはオラじゃないか!) ディアンヌ「うん、じゃあ誘ってみる。キング!一緒にお祭り行こ?」 キング「はい?」 ディアンヌ「だからボクとキングの二人で、ね?」 キング「はい?」 ジェリコは一人で街を歩いていた。 ジェリコ「くそ!やっぱり魔力が消えてる!」 (でも、あのままだったら俺はバケモノのまま・・・バンが救ってくれなければきっと今頃・・・) 「あ―――あ――――!!あいつのせいで頭ン中がぐちゃぐちゃだ!!」 そこへギーラが通りかかった。 ギーラ「あら、すっかり元気みたいね」 ジェリコ「ギ、ギーラ!何だよ、その女みてえな格好は・・・」 ギーラ「女ですもの。ジェリコも可愛いわよ」 ジェリコ「いいよなお前は・・・暴走もせず、魔力も残ってさ」 ギーラ「実は、理由があるの・・・」 ジェリコ「理由!マジか?」 ギーラ「愛の力」 ジェリコ「は?」 ギーラ「私が彼を、そして彼が私を思う絆がきっと、私を守ってくれたんだと思う」 ギーラが手を振ると家の中にいた―――ゴウセルが手を振り返した。 ジェリコ「ええ―――っ!?」 しかし、ゴウセルは妙な笑みを浮かべていた・・・ 〈豚の帽子〉亭。 ホーク「バンの作った残飯うんめ~~~~~!何コレ何コレ!咀嚼が止まらねえよ!ミラクルだろ?ファンタジーだろ!?この味を形容するなら――――」 「‘神の口よりこぼれし至高の残飯たち‘!! メリオダス「おい神様、ちゃんと経費は抑えて作ってくれたよな」 バン「安心しろ、期限切れのあり合わせだ」 そこへギルサンダーが来た。 ギルサンダー「本当に、店をやってるんですね」 メリオダス「おお、ギル坊。ようこそ、豚の帽子亭へ。適当なとこに座ってくれ」 ギルサンダー「じゃあ」 ホークがギルサンダーを見つめる。 ギルサンダー「や、やあ。君に会ったらちゃんと言おうと思ってたんだ。白夢の森では本当にすまなかった」 ホーク(白夢の森・・・・何だっけ?この残飯は誰にも渡さん・・・!) メリオダス「はいよ、バーニャエールお持ち」 メリオダスが持ってきた酒は、かってギルサンダーが危機に陥れてしまったバーニャ村の酒だった。 メリオダス「美味いだろ?」 ギルサンダー「・・・とても美味いです」 メリオダス「特に一仕事終えた後の一杯は最高なんだよな~」 ギルサンダー「メリオダス」 メリオダス「ん?」 ギルサンダー「俺・・・王都を出ます」 メリオダス「何で?」 ギルサンダー「ヘンドリクセン達の目を欺き続けるためとは言え、俺はたくさんの人々を傷つけました。俺はそんな自分が許せない。王都を出て各地を巡り、傷つけた人達にどんな形でもいい・・・償いたいんです」 メリオダス「・・・そっか、いいんじゃね。自分の意思で決めたことなら止めはしねえ。お前はもう一人前なんだ」 エリザベス「暗闇に囚われた二人の聖騎士長の野望は潰え、王国に希望の光と人々の笑顔が再び戻りました」 夜。 花火が上がり、バルトラは〈威嚇する咆吼(ドーン・ロアー)〉と共に城から花火を見ていた。 ギルサンダーとマーガレットが抱き合い、キスをした。 グリアモールが父、ドレファスの墓に花を添えて、涙ぐんでいたが、 ベロニカに松葉杖で頭を小突かれた。 そして、〈豚の帽子〉亭に皆が集まり、楽しんでいた。 エリザベス「こうして、〈七つの大罪〉を探す私とメリオダス様の冒険は終わったのです」 「でも私は忘れません。辛かったことも楽しかったことも怖かったことも嬉しかったことも、全てはみんなとの、メリオダス様との大切な思い出だから」 翌朝。 エリザベス達は城で朝食を食べていた。 マーガレット「もうこんな日は来ないかと諦めていたけど・・・」 ベロニカ「姉様には色々と心配かけたね。あんたにもね・・・」 エリザベス「・・・・」 バルトラ「エリザベス・・・」 エリザベス「あ、はい」 バルトラ「今日、〈七つの大罪〉の連中が国を発つ」 エリザベス「え・・・発つって・・・どこへ・・・?」 バルトラ「アーサー王の国、キャメロットじゃ」 エリザベスが立ち上がった。 バルトラ「待ちなさい。どこへ行く」 エリザベス「だって・・今日経つなんてあまりに急で、お別れだってまだ・・・」 バルトラ「会えば別れが辛くなる」 エリザベス「でも!」 バルトラ「新たな旅は今度の旅以上につらく、困難なものとなろう。そのことを知ることからこそ、メリオダスは己が心を律し、一人旅立つことを・・・」 その時、大きな物音が聞こえてきた。 バルトラ「何事だ!ぬおっ!?」 エリザベスがメリオダスと初めて会った時のように、ホークママが窓の外に来ていた。 メリオダス「エリザベス!」 メリオダスが梯子と一緒にエリザベスの前に降りてきた。 エリザベス「メリオダス様!」 メリオダス「いや~すんげー大事なこと忘れててさ、俺達まだちゃんと七人揃ってねーんだよな。一緒に、来るだろ?」 エリザベス「はい!!」 ベロニカ「ちょ、ちょっとエリー!?」 バルトラ「えっ!?」 エリザベスがメリオダスの元に飛び移った。 メリオダス「じゃあバルトラ、そういうことで!」 エリザベス「い、行ってまいります!」 ホークママが城から離れていった。 バルトラ「おい!」 ホーク「エリザベスちゃ~ん、やっぱりエリザベスちゃんがいねえとこいつらだけじゃ締まらないぜ」 ホークがエリザベスの肩の上に移った。 ディアンヌ「お迎え、遅くなっちゃてゴメンね」 キング「お姫様をさらってきてるんだけどね」 エリザベス「ディアンヌ、キング様もゴウセル様もまたよろしくお願いします」 ゴウセル「お願い、します」 キングはおっさんの姿に変身して、サムズアップをした。 バン「団ちょ、俺は今日限りで暇を貰うぜ。行きてえとこもあるしな」 ディアンヌ「え、いきなり?」 ホーク「つか、俺の残飯は!」 メリオダス「戻ってくんだろ」 バン「ああ、決着をつけにな」 バンがホークママから飛び降り、キングがバンを追いかけていった。 キング「お、おい。ちょっと待てよバン!バン!」 マーリン「相変わらず賑やかだな、このパーティーは」 メリオダス「そういえばマーリン、お前には10年前のこと色々と聞きたかったんだ」 マーリン「長い話になるぞ」 メリオダス「心配ないさ。次の目的地までは時間があるからな」 エリザベス(この出会いは偶然か必然か。待ち受けるのは希望か絶望か。〈七つの大罪〉と巡る、私とメリオダス様の新たな冒険が始まったのです) 今は無き、ダナフォール王国。 破壊された町の中、メリオダスは息絶えようとしている自分の思い人――もう一人の‘エリザベス‘、リズの前で涙を零していた。 リズ「泣くな・・・また、会える・・・・」 その頃、リオネス城のドレファスの部屋では・・・ ギルサンダー「これを・・・これと同じものがメリオダスやヘンドリクセンの顔に浮かび上がっていた・・・」 ギルサンダー、ハウザー、グリアモールの三人の前に開かれた大量の書物の全てに、魔神の紋様が書かれていた。 ハウザー「ってことは・・・まさか!?」 グリアモール「父さんは一体何を・・・」 ギルサンダー「全てを・・・初めから考え直す必要があるかもしれないな・・・」 (完・・・・?)
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インデュラがホークママの攻撃を受けた隙に、ソラーダ達天翼人の力を集結させた‘聖櫃(アーク)‘が放たれた。 ソラーダ「お白様より賜りし天翼の剣よ、我らに封印の力を!いっけえ――――!!」 ‘聖櫃(アーク)‘の光の魔法陣がインデュラへ押しかかり、封印しようとする。 メリオダス「見えた!封印しちまう前にあそこに〈七つの大罪〉の力を叩き込む!」 バン「いくぜ!‘狩人の宴(ハンターフェス)‘!バニシング・キル!!」 キング「霊槍シャスティフォル第四形態!‘光華(サンフラワー)‘!!」 ディアンヌ「うおおお――――っ!‘千の礫(ラッシュ・ロック)‘!!」 ゴウセル「‘大停電の夜(ブラックアウト・アロー)‘!」 マーリン「‘破滅の光(エクスターミネイト・レイ)‘!」 エスカノール「‘無慈悲な太陽(クルーエル・サン)‘!」 団員達がそれぞれの必殺技をインデュラに放った。 メリダオス「ロストウェイン、神器解放!」 インデュラの前に、6体のメリオダスの分身が出現した。 分身メリオダス「「「「「「‘全反撃(フルカウンター)‘!!」」」」」」 メリオダスの分身達は、団員達の攻撃を`全反撃`で跳ね返した。 メリオダス「七つの大罪、合技!」 メリオダスは、跳ね返された攻撃を`全反撃`で再度跳ね返し、 それらは一つになって、光の竜となって、インデュラへ向かって行った。 メリオダス「セブン・デットリー・シンズ!!!」 ホーク・ソラーラ達「「「「いっけ―――――――!!」」」」 光の竜がインデュラに突き刺さり、大爆発――――それの爆発ごと `聖棺`の魔法陣が押し込み、小さな光の球となって、消え失せた。 空を覆っていた暗雲が晴れ、光が差し込んできた。 ゾリア「ソラーダ・・・」 ソラーダ「やったよ、父さん。俺達天翼人は滅びの時に打ち勝ったんだ!」 メリオダス「やったな、ソラーダ」 ソラーダ「はい、メリオダスさん」 エリザベス「メリオダス様!」 エルラッテ「ソラーダ!」 エリザベスがメリオダスに、エルラッテがソラーダに抱きついた。 そして、夕暮れの中、メリオダス達とソラーダ達が集まっていた。 ゾリア「皆様、この里をお救いいただき感謝します」 メリオダス「いやいやそれ程でも」 バン「礼なら、ソラーダに言ってやれよ♪」 ソラーダ「そんな・・・俺はお白様を探しに行っただけだったし・・・」 エリザベス「でも、ソラーダさんが勇気を出したから、私達は出会うことが出来たのです」 ゾリア「うむ。我々が掟や運命に囚われ、大切なことを見落としている間、ソラーダは里を守る為の方法を探し求めておった。そのお陰であなた方〈〈七つの大罪〉〉と出あい、この天空宮を守ることが出来たのじゃ」 バネス「いつまでも子供と思っていたが、いつの間にこんなにたくましく成長しておった 母さんもきっと喜んでいよう・・・」 バネス(それにしても、驚きじゃわい。お白様以外にあんなバケモノに太刀打ちできる生き物がおろうとはな・・・) バネスがホークママを見上げる。 エルラッタ「皆さん、宴の用意をしてるので今晩はゆっくりしていってください」 メリオダス「よっし!今日は宴だ!」 ホーク「また残飯が食えるのか!」 キング「そんな時間無いよ、団長」 エスカノール「明日はリオネス国王の誕生日だ」 ゴウセル「そして団長は、生誕祭の料理長」 メリオダス「そうだったんだ、それで天空魚を探してたんだ」 ソラーダ「天空魚なら先程の戦いでたくさん気絶して浮かんでますよ。ここにも・・・」 流れてきた天空魚をメリオダスが受け止めた。 メリオダス「おっ食材ゲット!流石俺」 メリオダス「じゃあなーソラーダ!」 エリザベス「みなさーんお元気でー」 ホーク「あばよーバアちゃーん」 メリオダス達と〈〈豚の帽子亭〉〉を乗せて、ホークママは飛び去っていった。 ソラーダ「〈〈大罪〉〉の皆さんもお元気で!」 エルラッテ「ありがとうございました!」 やがて、ホークママが見えなくなると。ソラーダとエルラッテが手をつないだ。 ディアンヌ「ねえマーリン、お白様って何だったの?」 マーリン「おそらく天翼人が独自に付けた名なのだろう。名の由来から推測は出来る。かつて白く輝く巨大な生物が存在したらしい。それは魔人族すら恐れる闇と女神族さえ崇める光を持つと云われた。人々はその生き物をそう呼んだ、〈混沌の母〉と」 そう2人が話してる下で、ホークママの緑色の表皮の一部が剥がれ、白い肌が垣間見ていた・・・ そして、リオネス国王バルトラの生誕祭が行われた。 メリオダス「待たせたな、バルトラ。メインデッシュの天空魚のパイ・メリオダススペシャルだ!」 バルトラ「おお、何と美味そうな。うむ!」 バルトラは、天空魚のパイを食べ―――― その口から光が溢れ出し、メリオダス以外の団員はバルトラの前から離れ――― 爆発と閃光が城の窓から溢れた。 メリオダスは黒焦げになり、バルトラは倒れていた。 エリザベス「お父さま!しっかりして!お父さま――!」 ホーク「しょうがねーな、残飯処理騎士団団長ホーク様が何とかしてやるよ。はむっ」 ホークが天空魚のパイを食べると、ホークが天空魚の姿に‘変身(トrナンスポーク)‘した。 ホーク「何じゃこりゃー!」 (おわり)
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PREV: NEXT:中級 ストーリー 最近、なんだか異世界からお客様がくることが多いですね ルピコ 何かの前触れじゃないと、いいんですけれど…… ルピコ え!? あそこ、光ってますよ!?何かあったのかも……行ってみましょう! ルピコ ん……? なんだ、ここ?王都じゃなさそうだな メリオダス だから、言ったじゃん!あんな妙な光には手を出すなって!! キング えっと、私達、確か……? エリザベス 王都の外れの丘で絶賛宴会中にバンと団長が変な光を見つけたんだよね ディアンヌ で、酔っ払ってた2人がよせばいいのに、そこにいろいろ投げ込み始めたんだよ! キング そうしたら、光が広がってオイラ達は飲み込まれたんだ! キング いやー、だって面白そうだったし? メリオダス オイラは止めたからね!? キング 団長とバンの「面白そう」でどれだけ迷惑かけられたと思ってるんだよ! キング それにしても……ここはいったいどこかしら? エリザベス ホークやバンやゴウセル達も見当たらないね ディアンヌ ま、あいつらは大丈夫だろ メリオダス しかし……見慣れねえ建物だらけだな メリオダス きゃっ!? エリザベス ふむこの弾力、この柔らかさ……夢ではなさそうだな メリオダス どういう確かめ方をしてるのさ! キング ま、とりあえず街を見に行ってみようぜ メリオダス ミニマムタブレットが効いてディアンヌも体が小さいままだし騒がれることもないだろ メリオダス うん!団長にさんせーい! ディアンヌ うしっ、行くか! エリザベス!みんな! メリオダス ええ! エリザベス 行こう、行こうー! ディアンヌ ちょっと待ってよここがまだ安全かどうかも……って、ああもう! キング オイラだけ置いてかないでよー! キング どこもかしこも城みたいにでっけえ建物ばっかりだな メリオダス 見てみて! あれ、何かな?いろんな色で光ってるよ! ディアンヌ あっちでは、馬もいないのに馬車が走っているわ! エリザベス 魔力で動いてるわけじゃないね キング ここは、オイラ達がいた場所と全然違う法則にあるのかも…… キング 妖精界と人間界みたいにか? メリオダス それよりもっと違うような…… キング いーじゃん!せっかくなんだし、細かいことは気にしないで楽しもうよ! ディアンヌ あっ、あのフルーツを巻いてるお菓子、美味しそう! ディアンヌ わ、本当に美味しそう…… エリザベス 銀貨で払えっかなとりあえず、訊くだけ訊いて―― メリオダス おい、そこのお前ら!見慣れない格好だけど、新顔か? ポップガール キャンディ ん? 俺達のことか? メリオダス そうだ! この街に来たからにはデュエルしに来たんだろ? ポップガール キャンディ アタシと、デュエルしようぜ! ポップガール キャンディ デュエル……決闘ってこと? ディアンヌ ええっ? エリザベス 団長、あの子、得体の知れない魔力のようなものを感じる甘くみない方がいいかも…… キング 面白ぇ…… デュエルするのがこの街のルールなら、いっちょやろうじゃねえか メリオダス 郷に入れば郷に従えって言うもんな メリオダス そう来なくっちゃそれじゃ―― ポップガール キャンディ とりあえず、素手でいいか?どっちかが戦闘不能になったら終了ってことで…… メリオダス は!? ちょっと待て!デュエルってのは、ケンカのことじゃなくて…… ポップガール キャンディ おっ、お待ちくださーい!! ルピコ やっぱり、また異世界から人が来てますよ【プレイヤー】さん! ルピコ 良かった……ケンカになる前に間に合いました ルピコ なんだ、お前達も一緒にやるのか? メリオダス 違います!私達はこの世界のことを説明しにきたんです! ルピコ この世界? メリオダス はい、みなさまはどちらからいらしたのか、お訊きしてもよろしいですか? ルピコ ブリタニアからだけど…… ディアンヌ 聞いたことのないところですやはり、あなた達は異世界からのお客様みたいですね ルピコ それじゃ、オイラ達あの謎の光で異世界に飛ばされたってこと!? キング なるほどな~!ますます面白ぇことになってきたじゃねえか メリオダス 私はコッコ・ルピコこの世界の案内人です ルピコ そして、こちらの方が【プレイヤー】さんです! ルピコ ルピコに【プレイヤー】かよろしくな! メリオダス それで……この世界の説明っていったいどういうこと? キング はい、ここはデュエマシティデュエル・マスターズというゲームを楽しむ街です! ルピコ ですが、最近、あちらの試練の塔にあるゲートが不安定みたいでして…… ルピコ みなさまのような異世界からのお客様がときどきいらっしゃるんです ルピコ なるほどな メリオダス そして、デュエルというのはこのデッキを使ったカードゲームのことです! ルピコ デュエル・マスターズ通称、デュエマですね! ルピコ あれ? いつの間にか、ボク達もそのデッキってやつを持ってるね ディアンヌ 私も持っているわ エリザベス 俺もだ メリオダス どうやら、オイラ達の魔力は今、このデッキの形になっちゃってるみたいだ キング ゲートが安定すれば、みなさまをお返しできると思いますがいつになるか…… ルピコ ですから、しばらくはこの街でデュエマを楽しまれてはいかがでしょうか? ルピコ ルールはお教えしますから! ルピコ じゃ、せっかくだし、しばらくこの街でそのデュエマってヤツをやってみるとするか! メリオダス ったく、団長はお気楽過ぎるよ…… キング でも、そこが団長のいいところだよねー ディアンヌ おっ、デュエルすんのか?じゃあ、まずはアタシと―― ポップガール キャンディ いやいや、新しい客とのアッツアツのデュエルとあっちゃ俺も混ぜて欲しいね! 料理人 アルバーノ これは修行をサボって、デュエルをする絶好の好機……逃すわけには…… 忍者 コタロウ おー、おー、わらわら集まってきたなー メリオダス 本当にこの街の方はデュエマが大好きなんですね エリザベス はいっ! ルピコ よし、どうせなら大デュエマ大会といこうぜ! メリオダス 参加は自由! バトルロイヤルで最後まで立ってたヤツが勝ちだ! メリオダス いいよな?【プレイヤー】! メリオダス 【プレイヤー】さんもやる気満々みたいですね ルピコ だったら――突発大デュエマ大会、開催です! ルピコ いきなり決闘と言われても私、まだ何もわからないわ… エリザベス エリザベス、頑張って! ディアンヌ ま、気負わず気楽に行けよーこういうのは楽しんだもん勝ちだぜ? メリオダス そうだろ? メリオダス はいっ! ルピコ わかったわ!それなら、まずは精一杯デュエマを楽しむわね! エリザベス 勝利時 負けてしまったわ…… エリザベス 初めてだもん、しかたないよ ディアンヌ でもでも、いい勝負でしたよ!エリザベスさん、きっとデュエマの才能があります! ルピコ そうでしょうか……? エリザベス なら、次はアタシとやろうぜ! ポップガール キャンディ はいっ! エリザベス じゃあ、【プレイヤー】の次の相手は―― ディアンヌ 敗北時 勝ったわ……! エリザベス エリザベス、すっごーい! ディアンヌ 魔力の使い方、様になってきたんじゃない? キング よっし、じゃあ、次は俺とエリザベスで―― メリオダス いえ、私……もう一度、【プレイヤー】さんとしたいです エリザベス まだ、勝利を諦めていませんよね? エリザベス なら、何度でもお付き合いします!デュエルしましょう! エリザベス PREV: NEXT:中級
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少年「ほいよっ、大ジョッギ五つ!!」 客「おほっ!」 剣を背負った小柄な少年が、客達に酒を出していた。 客「まだ入れるかい?」 少年「お客さん人数は?」 客「三人で!」 少年「〈豚の帽子〉亭にようこそ――――っ!!」 第1話/七つの大罪 丘の上にある小さな酒場、〈豚の帽子〉亭。そこに鎧を纏った騎士が近づいていた・・・ 客「お―――――い!なんでもいいからこっちにつまみ!」 少年「あいさーっ」 客たち「プハ―――ッ、バーニャエール最高~~~~~!!」 「ところでこんな丘の上に酒場なんていつ建ったんだ?」 「そういや・・・三日前に通った時は何もなかったよーな・・・・」 少年「おまちどぉっ!〈豚の帽子〉特製ミートパイ!!」 客たち「「「おおっ、うっまそー!!」 しかし、そのミートパイを食べた客達はすぐにはき出した。 客たち「「「不味―――――――っ!!!!」」」 少年「やっぱり」 客「こらっ、てめっ、なんつーもん出すんだっ!!」 少年「なんでもいいからって言ったじゃん」 客「ケンカ売ってんのか~~~~~!?」 少年「やれやれ・・・困った客だな」 客たち「ンだと、やるかガキ!!?」 「おい・・・・!こいつ剣持ってるぞ」 少年「片づけろ・・・」 少年が指を鳴らした。 客たち「「「え?」」」 一匹の豚が出てきた。 豚「ったく、たりーな~~~~オレになんの用だよ~~~~?」 客「ぶ・・・豚?」 豚「豚?ナメんな、看板豚だっつの」 少年「ホーク、床掃除頼む」 ホーク「ちっ・・・面倒くせー・・・」 自称看板豚のホークが床に吐き出されたミートパイを食べだした。 客「・・・・・・・」 ホーク「ハァ・・・つーかよ~~~~~もーちっとマシな残飯食わせろよな」 少年「豚の丸焼きならマシに作れそうな気がするな。焼くだけだし」 ホーク「んまァ~~~~い!!!この残飯サイコー!!」 客たち「な・・・なんだかどうでもよくなってきたな・・・・」 「お前らも一本取られたか!」 少年「でも酒ならいいモン揃ってるぞ!!オレいろんな土地を動いて回ってるから」 客「じゃ・・・じゃあうまい酒を」 少年「まいど―――!」 客たち「おおっ・・・?たしかに酒はうまい!!」 「じゃあこっちもおかわり!」 少年「まいど――――!」 ホーク「舐め残しなーし!」 ホーク「ハラへったぜ・・・」 少年「今食っただろ」 客たち「そういうや聞いたか?‘さまよう錆の騎士‘の噂・・・!!」 「錆びついた鎧を着こんだ・・・最近出没するってユーレイ騎士だろ?」 「なんだか気味が悪いよなあ・・・」 少年「・・・・・」 客たち「しかもおいつうわ言のように何か呟きながらさまよってるって・・・」 「怖っ!」 「たしか七つの・・・――――なんだっけ?」 「ほらそこの手配板!!」 「え・・・っとそうだ!」 「〈七つの大罪〉!!!」 「―――10年前に王国転覆を謀った大罪人・・・だっけ」 「こいつってまだ捕まってないんだろ?」 「ああ・・・一人たりとも」 「一部じゃ全員死んだって噂もあるけど・・・」 「死んでるねそれ絶対!」 「聖騎士たちが許すわけないよ」 「でもこの手配書毎年更新されてるぜ?聖騎士も必死に捜してるってことじゃねえの?」 「その‘錆の騎士‘ってまさか〈七つの大罪〉のユーレイじゃ・・・・・」 「それでほかの仲間を捜し回ってるのかもよ・・・・」 ホーク「なんだ、この錆くせえニオイは?」 客「なあ、小僧の店員さんはどう思う?」 メリオダス「小僧じゃねーよ!メリオダス!―――――それと店員じゃなくて店主・・・・な!!」 客たち「マ・・・店主?こんな子供が?」 「あれ・・・?メリオ・・・ダスってどっかで聞いたことあるような・・・」 メリオダス「らっしゃい!!」 入ってきたのは、その‘錆の騎士‘だった。 錆の騎士「コフーコフー・・・なな・・・・つの・・・たい・・・ざ・・・・い・・・」 客たち「で・・・・・でたぁああ~~~~~~~っ!!!」 「〈七つの大罪〉だ――――!!」 錆の騎士「七つの・・・・大罪・・・・」 客たち「お助け~~~!!」 「ひいいいい―――っ!!!」 「こ・・・殺される~~~~~~!!」 客たちは全員、〈豚の帽子亭〉から逃げ出した。 メリオダス「・・・・・お前誰だ?」 メリオダスと錆の騎士が向かい合うも、錆の騎士が倒れた。 メリオダス「お?」 兜が外れ、出てきたのは少女の顔だった。 ホーク「女の子・・・だぜ」 メリオダス「・・・・うんにゃ!!」 ホーク「ええっ!!?」 メリオダスが残りの鎧をはがし、アンダーウエアになった少女をベッドに寝かせた。 メリオダス「この寝顔。この体曲線(ボディライン)」 メリオダスが少女の体を眺める。 メリオダス「このニオイ」 メリオダスが少女の股辺りの匂いをかぐ。 メリオダス「この弾力・・・」 メリオダスが少女の胸を掴む。 メリオダス「やっぱり女だな!!」 ホーク「このっ・・・確信犯!!」 ここで少女が起き上がった。 少女「あ・・・・あの・・・・?」 少女が顔を赤らめる。 メリオダス「・・・動悸にも異常なし!」 少女「あ・・・ありがとうございます?」 ホーク「このヤロ~~~飄々と!!」 少女「こ・・・ここは・・・?あの・・私はなぜ・・・・?」 メリオダス「フラ~~~~ッと店に入ってきていきなりぶっ倒れたんだお前」 少女「・・・店・・?」 メリオダス「〈豚の帽子〉亭!オレの店なんだぞ」 少女「あなたが・・・・・店主さん・・・?」 メリオダス「そんなにおかしいか?」 少女「い・・・いえ!その背中の・・・てっきり剣士さんかと」 メリオダス「ああ!」 メリオダスが剣を抜いた。 少女「きゃっ・・・・!!・・・・え?刀が折れてる・・・?」 メリオダスが抜いた剣は柄からすぐのところで刃が折れていた。 メリオダス「へへーっびびった?柄だけでもチラつかせてりゃそれなりに見えんだろ?これぞ食い逃げへの抑止力ってやつだ!!酒場にはいろんな客が来るからな・・・店主も大変だよ」 ホーク「てめーの飯を食わされた挙げ句に金ふんだくられる客のほうが気の毒だ」 少女がホークに抱き着いた。 少女「わあ~~~~っ!喋る豚さんだぁ!!この前父上に誕生日プレゼントにおねだりしたんです!」 ホーク「ホークだぜ!」 メリオダス「お前の豚はなんて言うんだ?」 少女「・・・・・・・」 メリオダス「そだ、腹減ってないか?よけりゃ食わしてやるよ」 ホーク「ひい!?」 少女「ポークちゃんを?」 ホーク「ポークじゃねええ!ホーク!!」 メリオダス「・・・残念ながら店の飯!ニヒヒ・・・」 ホーク「このクソが・・・紛らわしい言い方すんな!」 少女「・・・・・介抱していただいた上に食事まで・・・・・私・・・なんてお礼を言えばいいか・・・」 メリオダス「いーから食えって!」 少女「はい・・・・いただきます!」 メリオダス「どうだ、まずいだろ?」 少女「・・・・・はい」 メリオダス・ホーク「「やっぱり!」」 少女は涙をこぼしだした。 ホーク「しかも泣くほど!!」 少女「・・・でも・・すごく・・おいしい・・・」 メリオダス「なあ・・・お前あんな鎧姿で何してたんだ?」 少女「・・・捜しているんです、〈七つの大罪〉を」 その時、扉が強く叩かれた。 アリオーニという男を初めとした5人の騎士たちが来たのだ。 アリオーニ「開けろ!!村人からの通告があった!!我々はふもとに駐留する聖騎士様配下の騎士団!〈七つの大罪〉とおぼしき錆の騎士を捕らえにきた!!」 メリオダス「なんかうるせえ奴が来た」 少女「聖騎士・・・」 アリオーニ「おとなしく出てこい!!さすれば我々も剣を抜かん!!」 騎士「早くしろっ」 アリオーニ「くくく・・・所詮は古騎士(ロートル)か!我々に畏れをなしたな! よ――――し!!!では30秒だけ時間をやる!!!」 メリオダス「いらん」 アリオーニ「早っ」 メリオダスが出てきた。 アリオーニ「ってなんだ貴様は!?」 メリオダス「オレは店主だ」 アリオーニ「錆の騎士はどこにいる!?そいつを出せ!!」 メリオダス「出てこいよ」 アリオーニ「ハッ!物分かりがいいじゃないか・・・」 少女が着ていた鎧の一部を背中に乗せたホークが出てきた。 ホーク「フッ・・・オレを呼んだか?この錆の騎士ホークを・・・!!」 騎士「こ、この豚が〈七つの大罪〉ですか!?」 アリオーニ「んなわけないだろ!!」 ホーク「ななんと!オレは残飯処理騎士団団長なんだぜー?」 アリオーニ「んな騎士団があるか!!」 メリオダス「この豚でよければ煮るなり焼くなり好きに・・・」 ホーク「どっちも堪忍しろ!!」 アリオーニがメリオダスの襟首を掴んで、持ち上げた。 アリオーニ「ガキィ・・・!!騎士を愚弄するとはいい度胸だな!!」 そうしてる間に少女が裏口から飛び出した。 騎士「!!」 「アリオーニさん、裏から女が逃げました!!」 アリオーニ「な・・・何!!?おそらくその女が錆の騎士!!追えっ!!!」 騎士たち「「「おお!!」」」 少女を追って、アリオーニたちは森に入った。 アリオーニたち「「「捕らえろぉ―――――っ!!!」」」 「だが、油断は禁物だ!!もし本物の〈七つの大罪〉ならば相当の手練れ!」 「じきにツィーゴ様が合流する手はずだ!!我々はあの女を消耗させ、追い込むだけでいい!!」 「〈七つの大罪〉の一人を捕らえたとなれば、我ら〈山猫の髭〉騎士団の名もグーンと上がるぞ~~~~~!!」 「フハハハッ」 「ぐぎゃっ!!おぶっ」 騎士の一人が背中からの衝撃を受け、転んだ。 アリオーニ「な・・・なんだ?どうした!?」 騎士「ぶっ・・・豚が突進してきます!!」 ホーク「オラオラオラオラオラ!!」 ホークが騎士達を追いかけてきていた。 騎士たち「ぎゃっ!!」 「ごはっ!!」 「でふうっ!!」 ホークの突進が残る騎士達を次々にはね飛ばしていった。 アリオーニ「おわぁ~~~~っ!!来るな来るな!!」 少女「きゃっ!!」 アリオーニが前を向くと、少女の姿は消え、その先は崖になっていた。 アリオーニ「!?」 ホーク「あらよーっと!」 ホークがアリオーニを崖から突き落とした。 アリオーニ「あああああああ・・・」 ホーク「てめーらに恨みはねーが・・・これで今晩の飯の量2倍・・・!」 少女はメリオダスに(胸を掴まれながら)木の上に抱え上げられていた。 少女「・・・あの、二度も・・・助けていただいてなんと・・・お礼を言えばいいか」 メリオダス「――――んで、さっきの話のつづきは?」 巨大な脚の騎士が近づく中、少女はメリオダスとホークに事情を話し始めた。 少女「私が〈七つの大罪〉を捜し旅する理由は・・・聖騎士たちを止めるためです。お二人に何度も助けていただいた恩は決して・・決して忘れません・・・でもどうか私のことは・・・・忘れてください。それじゃ・・・」 ホーク「ちょい待ったお嬢ちゃん!聖騎士たちを止める!?聖騎士っていやこのブリタニアを守る騎士の中の騎士、英雄だろーが?」 少女「・・・・そしてたった一人でも一国の兵力に匹敵する力を持つ恐ろしい存在です。その彼らが、ブリタニアに戦をもたらそうとしていたら?」 メリオダス・ホーク「「!!」」 少女「先日・・・聖騎士たちの謀反(クーデター)により国王が拘束され、実質上王国は聖騎士たちの手中に陥落しました。彼らは戦を始めるため王国と周辺の町・村から人々を強制連行しています。男性には兵士としての訓練を、女性や子供には食料備蓄、老人には城壁の建築を強要し、逆らう者は容赦なく――――・・、・・・しきにこの辺りにも影響が及んでくるでしょう」 ホーク「ま・・・本当かよ!!」 メリオダス「大変だなー」 少女「唯一・・・聖騎士たちを止める希望があるとすれば、〈七つの大罪〉だけなんです!!」 メリオダス「お前さー、〈七つの大罪〉がどんな連中か知ってて捜してんのか?」 少女「まだ私が五つか六つのころ・・・父がよく話をしてくれました」 「〈七つの大罪〉は七匹の獣の印を体に刻んだ七人の凶悪な大罪人から結成された、王国最強最悪の騎士団だったそうです。彼らは今から10年前、王国転覆を謀った疑いで王国全聖騎士から総攻撃を受け、ちりぢりになった・・・」 メリオダス「・・・んで全員死んだって噂もあったけな」 少女「・・・・そんな凄い人たちが簡単に死ぬわけがありません!!」 メリオダス「んー・・・でも大罪人なんだろ?」 少女「現実に人々を苦しめているのは聖騎士たちなんです!!」 その時、メリダス達の足下が揺れた。 メリオダス「!?」 少女「きゃっ・・・」 森から出てきた一人の騎士の剣の一撃が、メリオダス達の立つ地面を切り崩したのだ。 ホーク「ああああっ!!」 メリオダス達は地面と共に落ちていった。 ツィーゴ「おっと・・・通告にあった人間かどうか、確かめるのを忘れておった」 「決定!!身元不明者二名死亡!!ってことでいいかの?」 地面を切り崩したのは、巨漢の騎士、ツィーゴだった。 騎士「し・・・しかし崖下にアリオーニさんが・・・」 ツィーゴ「ならば三名死亡にしておけばよい」 騎士たち「そ・・・そんなぁ!!!」 「ツィーゴ様、それはあんまりです!」 ツィーゴ「ならば・・・七名死亡か?」 騎士たち「ひっ・・・それだけはお許しを・・・!!」 「ああっ!!」 崖下から、ホークを背負い、少女を抱え、そしてアリオーニも連れてきたメリオダスが飛び上がってきた。 メリオダス「よっと」 アリオーニ「ぶっ」 騎士「アッ・・・アリオーニさん!」 ツィーゴ「お前たち何を勝手に生きておる!!?儂の死亡決定を変更するでないわ!!」 メリオダス「勝手に決定すんな」 ツィーゴ「ぬう~!」 メリオダス「おい・・起きてるか・・?」 少女「う・・・ん」 ツィーゴ「まあよい・・・してどちらが〈七つの大罪〉とおぼしき人物なんじゃ?どちらとも手配書とは似とらんようじゃが・・・?」 メリオダス「よし!オレが合図したら、森に向かって走れ!いいな」 少女「え?はい!」 少女が立ったが、ツィーゴがその左耳に付けられた耳飾りに気づいた。 ツィーゴ「これは儂も運がいい・・・!!」 ホーク「でか!!」 ツィーゴ「その耳飾りの紋章は王家のものだ、つまり御身は――――決定!!エリザベス王女!!」 エリザベス「!」 メリオダス「エリザベス・・・王女?」 エリザベス「・・・・・」 ホーク「エリザベス王女っつったら王国の王女様じゃねーか!?」 ツィーゴ「御身には王国から捜索指令が出ておりましてな。逃げよう、などとは思わんことですぞ?生きたまま捕らえよとの命ではありますが―――――・・・事故死ならば致し方んしでしょうなぁ?」 メリオダス「いくぞ!!」 メリオダス達が走り出した。 エリザベス「私はまだ捕まるわけには・・・諦めるわけにはいきません!!」 ツィーゴ「おお・・・決定―――――っ!!!事故死っ!!!」 ツィーゴが剣を振るい、斬撃を放った。 メリオダスはエリザベスを押し倒し、斬撃から守った。 ツィーゴの斬撃は、森そのものを切り倒した。 ツィーゴ「さて細かい死因報告はどうしたもんかの・・・倒木による圧死か・・・・・?かまいたちによる失血死か・・・?」 エリザベスが気絶から目覚めた。 メリオダス「ようっ、ホークも無事・・・みたいだな」 そう言われたホークの背中に木の枝が突き刺さり、血が吹き出ていた。 ホーク「この豚串状態が無事だと・・・?うわああん!!おっ母~~~!!」 メリオダス「あ!」 ホークがツィーゴの横を抜けて、走り去った。 ツィーゴ「・・・・・豚・・・?まあいい」 エリザベスはツィーゴの方に歩き出した。 メリオダス「エリザベス!おい、どこにいくんだよ?」 エリザベス「・・・・逃げきれません」 メリオダス「お前・・・諦めるわけにはいかねぇって・・・言ってただろ?」 エリザベス「・・・私がおとなしく投降すれば、あなたの命を無闇には奪わないはずです」 ツィーゴはエリザベスを狙い、再び斬撃を放った。 メリオダスがエリザベスを押しのけ、斬撃を外したが、その斬撃が大地を深く刻んでいた。 エリザベス「おねがい・・・!!あなただけでも逃げてください!!」 メリオダス「どのみちありゃオレたち両方殺す気だぞ」 エリザベス「どうして・・・っ」 「私・・・嬉しかったんです。たった・・・一人で・・・〈七つの大罪〉を捜す旅に出て・・・」「旅なんて・・・したことなくって・・・すごく・・・不安で・・・」 「正体がバレないよう、着なれない鎧でくたくたになるまで歩いて・・・・けど・・・誰を・・・頼ることも・・・できなくて・・・」 「なのに・・・あなたはどこの・・・誰とも知らない私に・・・やさしくしてくれて・・・」 「だから・・・私は・・・・名前も知らないあなたを、これ以上・・・・・巻き込みたくないの!!」 涙をこぼすエリザベスに、`メリオダス`は自分の名前を名乗った。 メリオダス「メリオダス、それがオレの名前だ」 エリザベス「・・・メリオ・・・ダス・・?え・・・・・・うそ、まさか・・・そんな・・・だって・・・その姿はまるで・・・・子供・・・」 エリザベスは、斬撃で服が破れたメリオダスの左腕に記された印に気づいた。 エリザベス「その印は・・・獣の・・・・いえ・・・`龍(ドラゴン)‘の――――!!」 ツィーゴ「ふんっ!!」 そうしてる間に、二人の間際まで来たツィーゴが斬撃を放った。 ツィーゴ「・・・!!、ぬぐおっ!!?」 しかし、二人の方から吹き上がった衝撃がツィーゴの身体に傷を付けた。 騎士「うわっ!」 ツィーゴ「く・・・!!ど・・・どういうことだ~~~?」 (儂の剣は確実に奴らを仕留めた・・・!!だが、一撃をもらったのは・・・・・この儂じゃと!?) 「なんだ・・・それは!?」 エリザベス「刃折れの剣・・・!!?」 メリオダスは、あの刃の折れた剣を抜いていた。 ツィーゴ「童・・・!!そんなガラクタでこの儂とやり合うつもりか・・・!?」 メリオダス「ガラクタぐらいが丁度いい」 ツィーゴ「な・・・!」 エリザベス「メリオダス・・・あなたは本当に、あの・・・・?」 ツィーゴ「メリオダス・・・?ま・・・まてよ、貴様の顔には見覚えが・・・いや・・・だとしたら、何故昔と姿が変わっていない・・・!?」 メリオダス「オレが誰だか・・・わかったか?」 刃折れの剣を構えるメリオダスに、ツィーゴは恐怖を感じた。 ツィーゴ「ま・・・まさか!!本当に貴様は・・・・」 「貴様はぁぁぁぁぁぁ~~~~~~っ!!!!」 ツィーゴが渾身の一撃を放った。 しかし、メリオダスが刃折れの剣を振り―――― メリオダス「〈七つの大罪〉憤怒の罪(ドラゴン・シン)のメリオダス!!!」 ツィーゴ「決定・・・この・・・尋常・・・ならざ・・・る力は、あの伝説の!!」 すさまじい衝撃が巻き起こり、ツィーゴを遙か上空へと吹き飛ばしていった。 ツィーゴ「んぎっ、ぎゃあああああああああぁあああああああ~~~~・・・」 メリオダス「お――――あがった、あがった。だから言ったろ。刃っ欠け(ガラクタ)じゃなけりゃ死んでたぜ」 「これで一人目が見つかったわけだな・・・エリザベス」 ホークは〈豚の帽子亭〉に戻っていた。 ホーク「おっ母、急げ!」 メリオダス「残りの六人の件だけどさ、オレも用があって最近あいつらを捜しはじめたんだ。情報集めのために酒場をやりながらな。これで看板娘がいてくれたら客も情報ももっと集まるな」 「一緒に・・・いくだろ?」 エリザベス「はいっ・・・!!!」 墜落したツィーゴの元に騎士たちが寄ってきた。 騎士「ツ・・・ツィーゴ様しっかり!」 ツィーゴ「ぐ・・・ぐぬぬ、お・・・王国に増援要請を!これは・・・い・・・一大事だぞ!!」 騎士「ん?」 空から、〈豚の帽子亭〉を乗せた、ホークと同じ姿をした巨大な豚が降りてきて、ツィーゴ達を吹き飛ばした。 ツィーゴ「ごあっ!!!」 メリオダス「ナイスタイミング、ホークママ!!」 エリザベス「きゃっ・・・」 ホーク「こんなトコさっさとおさらばしよーぜ!!」 メリオダスとエリザベスを乗せて、巨大豚ことホークママは歩き出した。 ツィーゴ「巨大・・・・豚!?」 エリザベス(この出会いは偶然か、必然か。待ち受けるものは絶望か、希望か――――(七つの大罪)を捜す私とメリオダスの冒険が始まったのです) (続く)
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登録日:2019/10/25 Fri 01 21 35 更新日:2024/01/22 Mon 22 48 18NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 エスタロッサ エリザベス サイコパス マイペース マエル メリオダス 七つの大罪 全反撃 加害者にして被害者 十戒 哀しき悪役 慈愛 東地宏樹 武将面 魔神族 概要 漫画『七つの大罪』の登場人物で 十戒 の一員。 声優 東地宏樹 七つの大罪 団長メリオダスの弟で、 十戒 リーダーゼルドリスの兄。 手配書のメリオダスと瓜二つで、武将面の身長200cmの巨漢。イメージカラーは白と黒。 通称 慈愛のエスタロッサ 非常にマイペースな性格で、掴み所が無い。 魔神族や十戒の中でもかなり温厚な部類だが、腕に止まって泣く小鳥に対して「うるせぇぞ」と言いバラバラにして殺している。 幼少期は兄のメリオダスの絶対的な強さに憧れていたが、同時にエリザベスに恋心を抱いていて、メリオダスを恋敵としても見ていた。 昔は虫一匹殺すことも出来ないような少年で、さらに魔神王の息子ながら闇の力を持たなかった。だがエスタロッサが四大天使最強のマエルを倒したことにより、エスタロッサを見直した魔神王が、エスタロッサに闇の力とメリオダスが残して行った慈愛の戒禁を与えた。 魔力 全反撃(フルカウンター) 兄のメリオダスの物とは違い、自分に向けられたあらゆる物理攻撃を倍以上にして跳ね返す。当然発動には兄と同じで何か振るものが必要であり、相手の物理攻撃を目で追えなかったり、身体が相手の攻撃に間に合わなかった場合は発動できない。この魔力はチャンドラーがメリオダスに教えた技であり、恐らくエスタロッサもこの魔力が本来の魔力では無いと考えられる。 戒禁 エスタロッサの戒禁は『慈愛』。 この戒禁は、エスタロッサの前で憎悪を抱く者は何人であろうと他者を傷付ける術を失うというもの。 この戒禁、誰が見てもおかしいぐらいに強く、作中ではメリオダスが憎悪を抱いたことにより、エスタロッサがリベンジカウンターを片手で止めてしまった。 この頃はまだ慈愛の戒禁の効果が判明していなかったため、エスタロッサが次元の違う強キャラにしか見えなかった。 当然他の戒禁同様に戒禁の効果はエスタロッサ本人にも影響を及ぼす。つまりそれはエスタロッサ自身は敵を殺傷する際に決して憎しみを抱かずにそれを実行していることになる。 活躍 ヘンドリクセンにより、女神の封印が解かれたところで、他の十戒と同時に登場した。エジンバラ城跡地にてしばらく魔力の回復を行い、後のメリオダス戦にてリベンジカウンターを片手で受け止め、メリオダスの討伐に成功する。 その後リオネス王国に攻め込み、メリオダスを殺害したことで彼を憎んでしまったギルサンダーたちを戒言で完封するが、「自分より弱い者に憎しみを抱くはずがないでしょう 抱くのは哀れみ」とその傲慢さ故に戒言に引っかからなかったエスカノールと戦闘を行って敗北してしまう。 その後はしばらくキャメロット城の液体カプセルの中で意識を失ったまま、回復を行っていたが… その液体カプセルがどう見てもドラゴンのボールに出てくるメディカルマシーンであった。 回復を終えたあとは、戒禁の回収を行うために石化したガランを殺害し、モンスピートとデリエリと交戦をしてモンスピートの殺害に成功する。 そして逃げたデリエリを追いかけ、そこで四大天使のサリエルとタウミエルと交戦することになり、ガランから抜き取った真実の戒禁を取り込んだ。そして二人の四大天使を退け、エリザベスを攫い、メリオダスとエリザベスの思い出の場所で全ての真実が明らかとなる。 以下は重大なネタバレを含みます ネタバレ 勘のいい人ならお察しかもしれない。 そもそもメリオダスの弟なのに、なぜメリオダスより老けているのか。なぜ憧れの兄と愛する女性のいる女神族側に寝返らなかったのか。 そして何より… 闇の力も戒禁も持たない状態で、虫一匹も殺せないような性格なのに、なぜ四大天使最強のマエルを倒すことができたのか… 答えは簡単である。 エスタロッサの正体が四大天使マエルなのである。 3000千年前の聖戦にてメリオダスが女神族側に寝返ったため、魔神族と女神族のパワーバランスが崩れてしまった。 そのため魔術師ゴウセルが全ての者の記憶を操作し、エスタロッサという魔神を作り出して四大天使マエルを殺害したことにした。 つまりメリオダスが抜けた魔神族の穴を四大天使最強のマエルで埋めたのだ。 エスタロッサとはメリオダスとエリザベスが昔、介抱した犬に付けた名前だったのだ。 間違った点や追記がある場合は編集お願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ネタバレ以降が宝生永夢ゥ!で再生され始めて止まらないぞ -- 名無しさん (2019-10-25 16 20 29) そこからさらに戒禁とりこんで狂ってとかいろいろある -- 名無しさん (2019-10-27 18 06 07) そこからはエスタロッサというよりマエルな気がしますしエスタロッサの所に書くことじゃないなーと思いました -- 名無しさん (2019-10-28 23 12 05) アニメに登場したら、マエルも東地さんがやるのかな? -- 名無しさん (2019-11-06 22 08 45) 名前 コメント