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前ページ力を求める使い魔 さて、ルイズが魔法を練習しては彼に叩きのめされる生活をしている間。 彼がいったいどんな生活をしていたのだろうか。もちろん、ルイズから食事を恵んでもらったわけでもない。 かといって知り合いもおらず何か伝手の一つも持ってない。となると、取る行動は一つ。 厨房の品を勝手にいただくことだ。当然、窃盗とも言うべき行動だが、元々そんな倫理観はいまさら持ち合わせていない。 文字と食事を取るために、彼は厨房に毎日通っていた。 最初の数日は、忍び込んでこっそり食べ物を失敬していたわけだが…… 初めてやって来た異郷の地でそのような行為が 何度もうまくいくはずもない。 数回目であえなく厨房の連中にばったり出くわす羽目になる。しかし、学院に突き出されることはなかった。 いや、そもそもただの平民であるコックやメイドでは彼をつき出すこと自体、不可能なのは当然なのだが…… 向こうはそう言うそぶりもなかった。 どうやら彼は妙なところで有名だったようで、コックの一人がこんなことを言い出した。 「なああんた、あのうわさの召喚の魔法で呼び出された平民か?」 とりあえず召喚で呼び出されたことは確かなので「まぁそうだ」と同意しておいた。 魔法が使えるのだから、この世界では貴族かもしれないが、とてもそんなガラじゃあない。 それに、貴族などという腐った連中と思われたくもなかった。くだらない見栄や体裁ほど、彼からすればくだらないものはない。 彼の答えを聞き、厨房の連中は何を勘違いしたのか顔を見合わせ、頷き合う。 太った、周りより仕立てのよい服を着た男が、そばのメイドに手を振って何か合図をした。 少しして、運ばれてきたのは暖かいスープ。 太った男は、うんうんと頷きながら 「あんた、苦労してるんだろう。なにせ貴族の癇癪玉は猫より小さいからな。なに、困ったときはお互い様だ」 かくして、彼は食事にありつけるようになった。 簡単なまかない飯だとコックやメイドは言っていたが、これがうまい。 よく分からないゲテモノの肉や、真空パックの常温保存食とは天と地の差だ。 東京での自分の食生活の悪さを今更ながらに感じながら、スープをすする。 子供の時に母親も死に、父親が飲んだくれていた彼からすれば、他人の手料理などほぼ初めて口にしたといってもいい。 そんな家庭環境もあって彼は極端な力の信奉者な上人付き合いの仕方はほとんど分からないが、決して常識知らずではない。 表に出すのは癪だが、確かにありがたく思った。 「……うまい」 「おかわりもありますから、ゆっくり食べてくださいね」 スープを持ってきたメイドが、がっつき気味にスープをすする彼を見て苦笑した。 「お腹がすいてるんですね。ご飯、もらえなかったんですか?」 「貰うも何も……俺はあんなガキの使い魔になんて誰がなるか。そんなもの願いさげだ」 「願い下げ……って貴族に逆らったんですか!?」 目を丸くして、メイドが言った。その声を聞き、周りのコックたちもこっちを見ている。 やはり、この世界にとって貴族は――魔法を使えるものは絶対の存在らしい。 「当たり前だ。俺は俺の好きなようにやる。自分より弱い奴の言うことなんぞ誰が聞くか」 おかわりで皿を差し出す。彼の言葉を聞き周りがざわめく。 うまい飯を食って知らず知らずのうちに上機嫌になっていたのか、彼は口数が増えていた。 「第一、魔法が使えるからって人よりえらいと思ってる腐った奴らなんて気にくわねぇ。 力のある奴が好きにする道具として魔法があるんだろうが。結局家柄が何だのと……くだらねぇ」 「魔法が……こわくないんですか?」 おそるおそるといった感じでメイドがたずねる。 「当たり前だ、あんな魔法も満足に使えないガキ、恐ろしくもなんともない」 ―……少なくとも今は、と内心付け加える。ああいう目をした人間がどうなるかは自分がよく知っているからだ。 自分の思い違いでないなら、自分が悪魔と合体したように、何かのきっかけで化ける日が来るかもしれない。 ごっそさん、と手を合わせ、イスの背もたれに体を預ける。 食器を提げに来たコックが、背中をバンと強く叩いた。 ―「そりゃ豪気なことだ!」 「あんた凄いな!」 「気に入った!また来いよ!」 めいめいが好き勝手彼を小突いたり、話しかけたりしてきた。 彼が貴族を嫌うように、平民たちも貴族を嫌っているのだろう。 コックやメイドたちは、平気でそれを否定した彼を気に入ったようだ。 食事以外でも、厨房に言っては暇そうにしている連中から文字を習った。 何しろ、文字が分からないことには、本も読めない。 幸い図書館で、人の良さそうなメイジのガキに脅しつけて、1冊初級の魔法の本を手に入れることはできた。 あとは、厨房に入り浸ってひたすらそれの読解と理解に専念した。 平民が魔法を使うなんて無理だと言われたが、彼は無視していた。最初からあきらめ受け入れるのは愚か者……と彼は思う。 ふと、頭の片隅に運命を受け入れて生きることを選んだ白い友人のことを思い出す。 自分は今こうしてなぜか生きているが、奴は今どうしているのだろう。やはり、あいつに負けたのだろうか。 顔を小さく振る。自分は、負けたのだ。あのカテドラルでの神魔の全面戦争がどうなろうと関係ない。 「あ、そこ間違ってます。その文字は、こう書くんですよ」 「……ここか?」 どうやら、余計なことを考えすぎていたらしい。書き取った文字がおかしくなっている。 黒髪のメイドが、間違いを指摘した。 彼女は文字が読み書きできるメイドの一人らしい。 ここで文字を彼に教えているコックやメイドの一人だ。 「……難しい」 「最初は、なんでもそうですよ。ゆっくりいきましょう」 くすくすと笑うメイド。 彼は顔をしかめたまま、本の文を睨みつけた。 読めなくて眉を寄せているのではない。読めることに違和感を覚えてそうしてしまう。 なぜか、ある程度学ぶたびに、一気に言葉が、頭の中で翻訳され、理解できるのだ。簡単な読み書きは数日で可能になったが ……その事実に頭をひねる。自分は、お世辞にも、秀才とはいえない。なのに、この習得の早さは何だ……? ふと浮かんだ疑問を頭の片隅に追いやり、本のページをめくる。 「それにしても、勉強熱心ですね」 「……強くなるために必要だからな」 相変わらずぶっきらぼうな態度で答える。 一歩間違えば、横柄とも高圧的とも言える態度だが、これが彼の他者への基本的な態度だ。 だが、決して傲慢でもなければ悪意を持っているわけではない。 主従関係や力の優劣が絡まない限り、横のつながりに関してはわずらわしいと思いながらもきちんとこなす。 恩を受ければ、借りを作るのを嫌う性格もあり、「受けっぱなしは性に合わない」と、裏方の手伝いを申し出ている。 本人が聞いたら激怒するだろうが……臆病な心だって奥底にはある。 何も普通の人間と変わりないのだ。いや……本質的には人よりも弱いかもしれない。 芯は悪い奴じゃないが、風変わりなひねくれ者。 彼の本質とは当たらずとも遠からずなこの評価が、厨房の人々からの評価だった。 ……力に対する渇望が底なしのことを知らなければそういう評価に落ち着くのは無理もない。 「そろそろ、食事の仕度もあるのでここまでにしましょうか」 メイドが立ち上がる。続いて、彼も無言で立ち上がる。今日の手伝いは、デザートを運ぶことだった。 ここで、ちょっとした揉め事が起こる。 ――食堂から聞こえてくる声。 「君の軽率な行いで香水の壜なんかを拾い上げたおかげで二人のレディの名誉に傷がついた。どうしてくれるんだね?」 「……知るか」 ギーシュという金髪の派手な生徒が落とした壜が、彼の足に当たったのだ。 それを気まぐれで蹴ってよこしたところ、どうやら二股をかけていたらしく、その壜が原因でそれが発覚。 ものの見事にその恋人両方に振られたのだ。 「自分に酔ってるガキが偉そうに。二股かけていたのはお前だろう」 ギーシュの友人たちがどっと笑った。 「その通りだギーシュ!お前が悪い!」 まったくその通り。当たり前すぎる正論を言い返せず、顔を赤くしたギーシュが、デザート配りを再開した彼に言った。 「そういえば君はあの『ゼロのルイズ』が呼び出した平民だったね。 平民に貴族の機転を期待したボクが間違っていた。今回は許してあげよう」 ギーシュからすれば、プライドを維持するための精一杯の台詞だった。 しかし、それを受けて彼は一言。 「……馬鹿は死ななきゃなおらねぇってのはマジだな」 この一言が火種だったいざこざに火をつけた。 ギーシュが決闘を持ち出し、もちろん彼もそれに乗る。周囲のコックやメイドの引きとめも完全に無視。 売られた喧嘩を断る理由はまるでない。あれよあれよと話はトントン拍子で進み、二人はヴェストリの広場で立っていた。 周りは、暇な生徒であふれかえっている。 「逃げずに来たことはほめてあげようじゃないか」 そう言ってギーシュがバラの花を振る。 たちまち、散った花びらの一枚が舞ったかと思うと、 甲冑を着た女戦士の人形へと変化した。 「紹介しよう。これはボクのゴーレム、『ワルキューレ』だ。 ボクはメイジ―――― 」 蕩々と語るギーシュが最後まで言葉をしゃべり切る前に、火炎弾がワルキューレを叩く。 金属に火炎弾が高速でぶつかり、爆ぜる音が周囲に響き渡る。 「―――ドーン、って?」 直撃し関節が歪んだのか、ガクガクとしているデク人形を、彼は蹴り倒した。 「終わりか?」 突き出した手で肩を触り、首を回してコキコキと鳴らす。 ギーシュの顔から血の気が一気に引く。周りの生徒たちは息を呑んだ。……ただ一人の生徒を除いて。 慌ててもう一度バラの花を振ると、今度は6体のワルキューレが顕れた。今度は全部槍のような武器を持っている。 そのうち2体はギーシュの側に、残り4体が彼を取り囲むように陣を組む。 数か多いと判断した彼は、両手を真横に水平にしてあげる。 「マハラギ!!」 ―両手から渦を巻くように炎があふれ、彼の周囲を囲んでいたワルキューレを飲み込んだ。 しかし、その炎をものともせずワルキューレたちは彼へと突っ込んでくる。 「ちィッ!」 一番早く近寄ってきたワルキューレの槍をかわし、懐に飛び込む。そのまま顔面に拳を打ち込んだ。 が、ワルキューレはびくともしない。逆に、こちらの拳がズキズキと痛む。 4体のワルキューレが、まとめて槍をもぐら叩きのように振り下ろす。慌てて転がるように横っ飛び。 どうにかワルキューレたちと距離をとる。 どうやら、マハラギでは威力が足らないらしい。アギは、マハラギと違い炎を一つにまとめて相手に直接ぶち当てる。 つまり、収束した炎に加えて、ぶつかり炸裂する勢いも付加されているのだ。 そのアギでもほぼ倒せるとは言え、全身をゆがめる程度だった。単純な火力総量は同じでも、マハラギでは威力が違う。 加えて、今の自分は人間。『魔人』だったころとは魔力の量も質も劣る以上、力押しは難しい。 力も随分と落ちている。さきほどの拳も、本来なら余裕で粉砕できるはずだった。昔の感覚で拳を振ればあの様だ。 なにか角材などでも持ってくるんだった、と後悔したがもう遅い。 ガシャガシャと間接から音を立て、槍をまっすぐと構える。どうやらそのまま突撃する腹積もりらしい。 「しかたねぇ……」 強く両方の拳を握り、先程よりも多く魔力を練りこむ。 人間となった自分がどれだけ魔法を使えるか分からない以上、無駄打ちや乱発は避けたいところが、そうも言っていられない。 最大火力で、一気に燃やし尽くす! 息を一つ深く吸い込み、魔脈を整える。 全身に練りこんだ魔力を一気に高める。 「吹っ飛べ―――!」 両手から、アギの3倍はある炎球が飛び、前にいたワルキューレを直撃。 瞬時のうちにワルキューレは完全に溶解、いや気化し、膨大な火力が、衝突後空へ伸びる柱となった。 巻き込まれて、当たらなかった周囲の3体も、表面から溶けた青銅が滴り落ちている。 明らかに、動きが鈍るワルキューレたち。単体への最大火炎魔法であるアギラオ。その熱量は凄まじいの一言だった。 「ッよしッ!」 優雅とも言えた装飾もはがれ、見るからに動きの鈍ったワルキューレに、アギを撃とうとし――――― ガツン、と衝撃が後頭部を襲う。受身も取れず、地面に彼は叩きつけられた。 (こっちの火力を見て、全部攻撃にまわしやがった……!?) そういったつもりだったが呂律が回らず、うまく言葉にならなかった。それに、口からはさんざん慣れ親しんだ鉄の味。 倒れた彼を見下ろしているのは、汚れ一つないワルキューレ。先ほどまでギーシュをガードしていたそれだ。 ワルキューレの足が、思い切り彼を蹴り飛ばした。槍を使わないのは余裕か畜生、と内心毒づく。 今度は受け身を取り、その勢いで起き上がろうとするが、足に力が入らず、そのままくずおれた。 (く……ッ! 人間の体はこんなに脆かったのか!?) 魔力、耐力、腕力、そのすべてのあまりのなさに愕然とする。何もかもが、つい数日前と違う。 『魔人』でさえあればこんなもの、マハラギでも一掃できるはずだ。 これほどまで人間だった俺は弱かったのかと奥歯を噛み締めた。 せめても蹴り飛ばしたワルキューレに反撃でアギを一発当てる。上半身が炎に包まれ、膝をついて崩れるワルキューレ。 膝を突いている彼を、先ほどの溶けたワルキューレの一体が顎をつかんで持ち上げた。 残った二体が持ち上げられた彼の両脇腹へ同時に槍を突きさす。 「ぐ……あッ……ああああああ……がぁあああああ!!」 渾身の力で精神力を振り絞る。ゾンビ軍隊に銃で撃たれた時を思い出す。 あの時と違い、仲間はいない。倒れたら終わりだ。決して、意識を手放さない。手放すわけにはいかない。 「調子に……乗るなッ!!」 周囲に再度放たれる炎の渦。あまりにも炎がぶつかるワルキューレたちが近かったため、彼ごと巻き込み燃え上がる。 先ほどのアギラオの溶解のおかげで、マハラギでも喉を握っていたワルキューレの腕が溶ける。 むせるのを堪え、地に落ちると同時にもう一度マハラギ。 側にいた溶け残りの3体では、流石に2発連続のマハラギには耐えられず、崩れていく。 フラフラと立ち上がる彼の前の数メイル前に、最後に残った1体のワルキューレ。 最悪なことに傷一つないワルキューレだ。 「驚いたよ!魔法を使えるなんて」 驚いた、という割には声が明るい。ギーシュは勝ちを確信した声で言う。 「でももうここまでだ。確かになかなかやるようだけど、僕のワルキューレの敵じゃなかった!」 既に過去形かよ、と思ったがそんなことをしゃべるのも億劫だ。 脇腹の傷からは、血が流れ続けている。手加減を知らないのか、相当に深い。 炎で無理に吹っ飛ばしたせいか、槍がだいぶ腹の中をかき回してくれたようだ。 「まだ、だ……俺は負けてねぇ」 血が足りない。かすむ目を開き、震える手を上げ、アギを撃つ。 距離を掴み損ねたのか、意外とワルキューレが身軽だったのか、アギはワルキューレのすぐ横で爆ぜる。 そこが、限界だった。 勝手に意識に反して体が倒れる。わき腹から大量の血が流れている。出血多量が原因だった。 ギーシュの目障りな笑い声が耳を叩く。 「負けて……ねぇって言ってるだろ!」 両腕で上半身を支え、顔をギーシュに向ける。そのとき、生徒の輪の中からよく通る声がした。 「ギーシュ!」 ―輪の中からでてくる影。それは―――ルイズだった。 「ああルイズ、ちょっと君の使い魔を借りているよ」 「そんなことどうでもいいわ!今すぐこの茶番をやめなさい!」 彼とギーシュの間にルイズは立つ。 「決闘は禁止されるはずでしょ!」 「それは貴族同士であって、貴族と平民の間じゃ適応されないね」 「それでもよ! ここまでする必要が本当にあったの!」 ギーシュに怒りをあらわにするルイズの姿。 ――ぐちゃぐちゃうっせぇなぁ 遠くなる意識の中、ぼんやり2人のやり取りを見ていた。声は確かに届いているがほとんど聞いていなかった。 そういや、この状況、つい最近あった気がする。しばらく考えて―――思い当たった。 ――そういやあのガキの時の裏返しだな。あれだけ言った俺が、これじゃあな…… そう、この世界に来て初日。立場の逆転はあるがルイズと戦ったときと同じ。 『使い魔にしたいなら、俺に勝ってみろ。 ……力のない奴を相手にしてくれる奴なんて誰もいないぞ』 『……力もないのに、足掻くんじゃない。そんなんで、誰かに認められると思ってるのか?』 『力がなければ、誰も認めてくれない。誰もなれない。悔しいなら強くなるんだな』 でかい口叩いたのに、この始末か。僅かに覚醒する意識。そうだ、勝たなければいけない。 力がなければ、何もできない。怯えて他人の言葉に流され受け入れて生きることになる。 力が欲しい。力が欲しい。力が欲しい。誰にも負けず屈さず怯えることのない力。それを、求め続ける。それが自分だ。 ふと、自分を庇っているルイズを彼は見た。自分と、同じ目をしていた少女を。 ――そうだな…… あれだけ言った俺が、これじゃあな……だから、立たないとな……きつくても…… ――――この生き方が正しいと証明するために。自分の生き方が正しかったと証明するために。 「おい……そこをどけ……ルイ……ズ……」 - 会話に気をさいていたギーシュとルイズが同時に振り向いた。 そこにいるのは、満身創痍でもしっかりと大地を踏みしめ、立ち上がる彼の姿。 「え……今、あたしの名前……?」 一歩一歩、倒れそうでも大地を踏みしめ、彼が歩く。 「あんた、何で立ち上がるの!?もう十分じゃない、あんたは強かったわ、もうそれで十分じゃない!」 彼が腕を上げようとすると、ルイズはその腕をつかんだ。涙もろいのか、その目には涙が溜まっていた。 「もうやめて!もし、魔法を撃ったらもうギーシュは容赦しない!本当に死ぬわよ!?」 「俺は、負けられないんだよ……!」 腕を振り払い、アギを撃つ。しかし、震える腕で放たれたアギは、またもワルキューレの横を抜けていった。 ―ワルキューレが動き出す。右ストレートが彼の顔へ。 「……いてぇ」 倒れるのを必死でこらえる。 「痛いに決まってるじゃない、なんてそこまでするの!?」 さらにワルキューレは彼を殴り続ける。でも、絶対に彼は倒れない。 「それでいいのか……?」 わき腹が叩かれる。血が吹き出た。 「え……っ?」 「弱いままで、負けるだけで、誰にも認められないで、怯えるだけで……いいのか?」 ルイズが、息をのむ。肩が殴られる。骨が砕ける嫌な音がした。頭がまた朦朧とし始めた。 霧がかかったようにはっきりしない。だが、それでもやらなければならないことが彼にはある。 「俺は、力がなかった。誰にも見てもらえなかった。怯えるだけだった。何もなかった。だから、力が欲しかった。 どれだけ弱くても、他人から馬鹿にされても……絶対にあきらめねぇ。俺は、力が欲しい。誰にも負けねぇ力が。 ………そのために、全て捨ててでも、力を手に入れてきた」 もう自分も誰に対して言っているか、何を言っているかのかすら曖昧だった。しかし言わなければならないと思った。 自分のため、自分自身のためにも必ずやって見せなければならない。 今度はローキック。下半身にくる。 「だから、負けられねぇ……負けたら、俺の生き方が嘘になる」 倒れ際に、ワルキューレの頭をつかむ。そのまま、ゼロ距離でアギを撃った。 代償に、手が爛れ、爪がはがれる。 だが、首を失ったワルキューレもまたゆっくりと倒れていく。 「回復魔法に金を取るのか?」 「そうですよ」 「どのくらいかかるんだ?」 「まあ、平民の出せる金額ではありません」 どうやら、精神的なものだけでなく、金銭的な意味でも本当に大きい借りを作ってしまったらしい。 ますますため息が出る話だ。この世界では、科学のかわり魔法が随分と発展している。 おかげで何かとつけて魔法を使っていたのを見て、魔法に関して全てこちらの世界のほうが優れていると思い込んでいた。 まさか、生命線とも言える回復魔法に関しては東京より劣っているとは、誰が想像できるだろう。 思いがけないところで不自由な魔法世界の一面を知ることになった彼は、頭を押さえた。 「俺はどのくらい寝ていたんだ?」 「三日三晩寝てましたよ。その間、ミス・ヴァリエールがずっと看病していました」 足元にころがる小娘に視線を向ける。よく見ると、目の下には大きな隈ができていた。 「………そうか」 人に看病されたのなんて、一体どれくらい前のことだろうか。まるで思い出せない。 母親からも、こんなことをされた記憶がなかった。自分にここまで親身なってくれた人間などこれで3人目だ。 あいつと、奴と……このルイズ。ほとんど突然湧いてきたような自分に何故ここまで? メイドは、銀のトレイに乗ったスープを置くと、 「簡単な私たちに使う飲み薬を持ってきますね」と言って部屋を出て行った。 また、部屋の中は静寂に戻り、ルイズと二人になる。 なんとなくルイズの手に、自分の手を伸ばす。掴んで見てみれば、相変わらずボロボロの手だった。 目新しい傷も目立っている。この3日間も、そうとう魔法の練習をしたのだろう。加えて、自分の看病までしていたのだ。 ……おそらくわざわざ睡眠時間を削って。あれほど辛辣な態度をとった自分を看病しながら。 決して自分の魔法の練習も放り出さずに。 頭を左手でこめかみを叩く。 ちらりと目に入ったのは、手に刻まれた使い魔のルーン。 ルイズのことは、メイジの中でも特異な部類らしく、噂も容易に聞けたので知っていた。 曰く、『ゼロのルイズ』。 一度も、魔法に成功したこともない、それでも決して学校を辞めず、諦めることもない生徒。 スープを一気に飲み干し、またベッドへと倒れこむ。 無駄に、としか思えないほど豪奢な天幕が見えた。 ふと、読んだ本に書いてあったことを思い出した。 『現れた使い魔は、召喚者の性質、属性、気質、秘めた才能などを総合して呼び出す。 故に呼び出された使い魔によって、どんな専門課程に進むのかを決定する』 たとえば、風の魔法使いなら風に関したものだったり、陽気なものなら明るい使い魔だったりするらしい。 決して、適当に呼び出されるわけではないということだ。 自分がどんな人間か考える。昔ならいざ知らず、今なら少しは落ち着いて外から自分も見られるようになった。 結論としては……つまり、こういうことか? こいつには、他人に対する劣等感やそれに反発する心や誇りがあって、そんな力への渇望が自分を使い魔に選んだと。 それとも別の答えがあるのだろうか。使い魔の証らしい左手のルーンをさするが、当然答えはない。 「起きたの!?あんた」 騒がしい声が足元から聞こえた。ルイズが起きたようだ。 「ついさっきだけどな」 肩を軽く回しながら答える。砕けた骨はどうやらくっついているようだ。 無理ができるかは分からないが、当面は大丈夫だろうと、楽観する。ルイズは立ち上がって、ベッドの端――彼の顔の横に座った。 「悪かったな。 ……借りができた」 どんな思惑があろうと、治癒のために手を尽くしてくれたことは確かだ。 はっきりと正面から礼を言うのは、慣れていない。これが、彼なりの精一杯だ。 「別にいいわ。この3日間、色々考えさせてもらったしね」 そういってルイズは妙に晴れやかな顔でうなずいた。 「使い魔の世話をするのは、貴族として当然の義務だもの。当然のことよ」 「……そんな理由でここまでしたのか? 寝首をかいてもよかったんだぞ?」 言葉に彼は眉をひそめてそう言い返したが、ルイズは彼の言葉を無視して言った。 「私は貴族よ。魔法を使えるものを貴族というんじゃないわ。決して敵に後ろを見せない……あきらめないものを貴族というのよ! 今は魔法が使えないかもしれない。でも、必ずつかえるようになってあんたに勝って、きちんと従わせてみせるわ」 はっきりと宣言するように、腕を組んでルイズが言う。そして、ルイズは笑った。 まぶしいほど輝いていて、それでいて獰猛で、どこまでも不敵な笑顔だった。 頭の中でリフレインする言葉。 ―――現れた使い魔は、召喚者の性質、属性、気質、秘めた才能などを総合して呼び出す。 故に呼び出された使い魔によって、どんな専門課程に進むのかを決定する。 やはり自分を呼び出すその前から、根幹としてルイズの望みは自分と同質の―――― 「…………開き直りだな」 「そう受け取ってもらっても今はいいわ。なんと言おうと私は貴族。あんたは召喚された使い魔。 いうこときく、きかないは関係ない。もう一度言わせるの? 使い魔の世話をするのは、貴族として当然の義務よ」 人差し指を立て、念を押すようにルイズはさらにそう付け加える。 「勝手にしろ」 彼は、ルイズを背に向け寝なおした。 ―――口元が少し、ではあるが緩んでいるのを見られたくなかったからだった。 結局、これ以上ルイズとその日話すことはなかった。彼女は満足げに「魔法の練習をしてくる」と部屋を出て行った。 相変わらずの態度だったが、彼は、使い魔としてはともかく、もう少しルイズを見ているのも悪くないと思った。 ルイズは使い魔が彼であることを決して悪いことでないと思い始めていた。 ………左手のルーンに隠された力は、確かに発揮されていた。 前ページ力を求める使い魔
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SAO/S51-090 カード名:手掛かりを求めるキリト カテゴリ:キャラ 色:青 レベル:1 コスト:0 トリガー:0 パワー:4000 ソウル:1 特徴:《アバター》・《武器》 【永】 あなたの手札が5枚以上なら、このカードのパワーを+2500し、このカードは『【自】 アンコール [手札のキャラを1枚控え室に置く]』を得る。 ……俺は、どうすればいい? レアリティ:C 劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-収録
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619 名前:雌豚のにおい@774人目[sage] 投稿日:2011/12/02(金) 18 03 13 ID Yel.oyo. ここでお目汚しにヤンデレ妄想小ネタを1つ。 ある王族の少年と愛し合ったメイドの娘。 ある日、少年に政略結婚の話が舞い込む。 少女を愛しながらも、王族の責務を優先して結婚を決意した少年は少女に別れ話を切り出す。一度は渋々納得したものの、少年への想いを忘れられない少女。 結婚相手は少年への愛情など一切無く、王宮に着てからは贅沢三昧。 日に日に結婚相手への嫉妬心と不快感を強めていく少女。 かろうじて抑え込んでいたその感情は、ある夜少年と結婚相手の形ばかりのキスを見た瞬間に噴出する…。 なんて話を誰か書いてくんねぇかなぁ。(マテ) 636 名前:雌豚のにおい@774人目[sage] 投稿日:2011/12/07(水) 01 57 16 ID NhF0gHcM [1/5] 619の妄想を参考に思いついた小ネタを投下 多分2~3レスくらい 637 :ある王宮メイドについて:2011/12/07(水) 01 58 06 ID NhF0gHcM 王子様。王子様。私の大切な王子様。私の大好きな王子様。 初めて私が王子様とお会いしたのは、私たちがまだ9歳の頃でしたね。 盗賊の襲撃によって壊滅した小さな村の、その唯一の生き残りが私です。 村を襲った盗賊たちはすぐに捕らえられたものの、私は父や母、友人たちを一度に失って一人ぼっちになってしまいました。 国王様はそんな私を不憫に思われたのか、私をメイド見習いとして王宮に招いてくださいました。 しかし、王宮にやってきた頃の私はいつも塞ぎ込んで泣いてばかりでした。 国王様が私を気遣って『メイドの仕事をするのは心の傷が癒えてからで良い』と仰ったのが、かえって裏目に出たのかも知れません。 優しかった両親。仲の良かった友達。私を実の我が子のように可愛がってくれた村の人たち。 彼らの顔が浮かんでは消え浮かんでは消え、何故自分だけが助かったのかと自らを呪う毎日。 いっそ死んでしまおうかと思ったことも一度や二度ではありません。 そんな私に優しく手を差し伸べてくださったのが、王子様でした。 王子様もまた、一人ぼっちでした。 子どもを産むことができないお后様の代わりに、国王様がメイドに産ませた子ども。それが王子様です。 しかし、王子様の母親であるメイドは王子様がまだ小さい頃に病に倒れてしまい、そのまま帰らぬ人になってしまったとのこと。 実の父親である国王様は国務に忙しく、実の母親はすでに他界、お后様からはメイドの子であるということで辛く当たられる。 ですから王子様は、同じく一人ぼっちであった私の気持ちが痛いほど分かったのでしょう。 私も王子様に強いシンパシーを感じ、彼の前でだけはまた以前のように笑えるようになったのです。 それから私と王子様は、毎日一緒に遊んでいました。 城内を夢中で走り回ったり。お料理の真似事をして、翌日二人して体調を崩したり。ちょっぴり夜更かしをして一緒に星を眺めたり。 そうそう。こっそり城下町へ出かけて、いじめっ子たちをやっつけたこともありましたっけ。 そうして次第に元気を取り戻していった私は、メイドの仕事も手伝えるようになりました。 しかし、メイドの仕事を手伝うようになってからも、休憩時間にはいつも王子様と過ごしていました。 私の王子様との幸せな日々は、こうして瞬く間に過ぎ去って行きました。 638 :ある王宮メイドについて:2011/12/07(水) 01 58 55 ID NhF0gHcM そして8年後。現在。 やんちゃだった王子様は立派な青年へと成長し、国王様と共に国政を取り仕切っています。 最近はお后様との仲も改善されたようで、最近はお二人で和やかに会話されることも多くなりました。 私はといえば、王子様と小さい頃からの付き合いということで、何と国王様直々に王子様専属のメイドに任命されました。 本当に国王様には感謝してもしきれません。 あの方が拾ってくださったおかげで私は王子様に出会うことができ、そして仕えることができるのですから。 そう、王子様に仕えることができる。 王子様をずっと隣で支えて差し上げられる。 王子様の生活の全てを私が管理する。 王子様は、私無しでは生きられない。 王子様は、私だけのもの。 そう信じていました。信じて疑いませんでした。 なのに。 なのに。 なのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのに。 なのにどうしてあのような女と結婚するなどと仰るのですか? 隣国の王女?婚約者?あんな見せかけだけが取り得の、自らの立場に甘えきった娼婦にも劣る女がですか? 王子様、騙されてはなりません。 あの女は必ず王子様を不幸にします。あの女は断じて、王子様には相応しくありません。 王子様に相応しい女は、この私だけです。 他の誰よりも同じ時間を共有し、同じ苦しみを分かち合った私だけが、王子様のお傍に生涯添い続ける資格を持っているのです。 私ならば、王子様の全てを受け入れることができます。 どれほど淫らな願いでも、どれほど残酷な仕打ちでも、それが王子様のお望みならば私は喜んで答えられます。 ですから王子様、あの女と二人っきりでお会いになるのはお止めください。 あの女に笑顔をお向けにならないでください。 あの女を優しげな瞳で見つめないでください。 あの女の髪に、頬に、愛しそうに触れないでください。 あの女の唇に、あの女の身体に、あの女の―――――――――――――――――――。 639 :ある王宮メイドについて:2011/12/07(水) 01 59 46 ID NhF0gHcM 私は今、王子様のお部屋の前にいます。目的はただ一つ、王子様を私の下に取り戻すこと。 どんな手を使ってでも。 ……躊躇いが無いと言えば嘘になります。 しかし、心までもあの女に毒されかけた王子様の目を覚ますには最早、この方法しか残されていないのです。 王子様。王子様。私の大切な王子様。私の大好きな王子様。 愛しい愛しい貴方のためなら、私は何だって出来るんですよ? 例えそれが、貴方の望まぬことであっても。 私は密かに用意しておいた道具を確認し、意を決して扉を開きました。 *** 翌日、とある国の王子の寝室にて一人の女性の遺体が発見された。 その女性はその国の隣国の王女であり、その国の王子と婚約関係にあった。 更に行方不明者が二人。件の王子とその専属メイドが、忽然と姿を消したのである。 王宮の兵士たちが総出で捜索に繰り出されたものの、とうとう二人を見つけることはできなかった。 その後、その国がどうなったのかは誰も知らない。 数年後。 その国から遠く離れた土地にある小さな村に、一組の男女がやってきた。 来る者を拒まない村人たちは彼らを快く受け入れ、ささやかな歓迎の宴を催した。 それから二人は、その村でいつまでもいつまでも仲睦まじく幸せに暮らしたという。
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俺に……俺にちからがあれば…… 俺に力さえあれば……お前らなんか…… もっと力がほしい 俺にちからがあればフリアエを守れるのに。 ちからが必要だ。 ドラゴンと手を結ぶような強大なちからが…… そうだ! 悪魔の力だ! 俺の体に 悪魔の力をやどすんだ ちからがあれば、俺は、ちからがあれば、 あれば…… これは…… 力を求める乾いた魂 きさまが名前を呼べば こいつらは目を覚ますであろう さあ! こいつの名前を呼ぶのだ! ◇ 見覚えがあるのに見覚えが無いという矛盾した光景がカオスヒーローの目の前に広がっていた。 目の前に塔がある、いやそれだけならばさほど問題とはいえない。 さて、彼の目の前にそびえ立つ身を赤く染めた塔、その名を東京タワーという、 その名の通り、それは東京にあるべきものであって、名も知れぬ緑溢れる大地にあるべきものではない。 カオスヒーローにとって見覚えがあるのに見覚えがないというのはそれ故である。 目の前にある東京タワーは何なのだろうか、その正体について支給されたちいさなメダルを手の中で転がしながらカオスヒーローは考えていた。 幾つもの考えが頭の中でシャボン玉の様に弾けては消えていく、 結局の所、今の段階では何の結論も出せやしない、それを結論としてカオスヒーローは塔の中へと入りもうとする。 待ち伏せの可能性もちらりと頭をよぎったが、外でも内でも大して変わりはしないだろう、とそう自棄じみた感情があったことも否めない。 一度、死んだ身なのだ。 もう一度死んだ所で、もう一度死んだ所で、もう一度死んだ所で………… ぐるぐると頭の中を蠢く思考は、背後から掛けられた声によって中断された。 言葉を放ったのは鎧を纏った長身赤髪の男である、人間の顔のパーツをバラバラに置いた様な首飾りがやけに目を引いた。 その男、不安の色を塗りつけた鳶色の瞳でカオスヒーローへと視線を合わせると、再度彼は言葉を放った。 「お前は……この殺し合いに、乗るつもりなのか?」 「わからねぇ」 カオスヒーローはその質問について、 何一つ答えを用意出来ていないことを今更ながらに確認した。 文字通り、友人から殺された後にこの場に連れて来られた彼にとって、 この状況は、未だ覚めぬ意味を成さぬ夢の羅列の延長線上のような現実感を伴わぬものとしてあった。 ただ、何か自分の中では決まった答えがあるかのように感じる、 しかし、それをはっきりと言葉にすることは出来ない。 カオスヒーローは何かしら言葉を続けようとする男の言葉を遮って、弄んでいたちいさなメダルをもう片方の男へと見せつけた。 「このメダルを弾いて、表が出たら……俺はこの殺し合いに乗る」 男の返答を待つ暇も無く、メダルは弾かれた。 DNAの立体構造にも似た回転の末、メダルが表を指し示した。 「俺は……」 ◇ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ ◇ メダルは再度、空を舞った。 表、空を舞った。 表、空を舞った。 唖然とする男を横目に、カオスヒーローはただメダルを弾き続ける。 「……今まで、俺は夢を見ていたんだ。 仲間達と一緒に戦って、欲しかったものを得て、最後はフツオ…………まぁ、仲間に殺されて………… それでも、いい夢だったと思ってる」 表、空を舞う。 「俺は、ずっと力を求めていた。 今までの人生が、ずっと力ある誰かに支配されていたからさ」 表、空を舞う。 「夢の途中で、とてつもない力を手に入れたんだ。 それで昔、俺を力で支配していた奴を殺して、それから俺は……」 表、空を舞う。 「今度は力を求めるために、自分から強者の支配下に入った」 表、空を舞う。 「力に酔うために、混沌のでかい流れに身を任せて、力を求める理由すら忘れちまったんだと思う」 表、空を舞う。 「強い奴の力を利用するつもりが、なにか運命だとかそういう巨大なものの操り人形になっちまったんだろう」 表、空を舞う。 「俺は、もう夢を見られない。 また何かに従って、それでおこぼれみたいに力を得ることには耐えられない。 だから……アイツみたいに、せめて自分の意志で戦える力が欲しい」 表、空を舞う。 「自分でも下らない儀式だっていうのはわかっているんだが…… まずは、メダルの指し示す運命ぐらいは自分で支配したい」 裏。 迷彩柄のコートを羽織った眼鏡の少年、カオスヒーローは随分と久しぶりに笑ったことに気づいた。 ◇ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ フリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエフリアエ 力── 嗚呼、力が欲しい。 何者をも例外なく撥ね付け、愛しのフリアエをこの腕に抱く力が欲しい。 フリアエ、俺なんだよ俺じゃなきゃ駄目なんだよ、フリアエ、僕じゃなきゃ、アイツじゃ……カイムじゃ駄目なんだよ。 力力力力力が欲しい、 目の前の少年が力について語っている。 俺の求める力とは随分と違う、 違うだろう? 力は、力なんだ。 例え持っているのが、あの男、カイムだろうと、 フリアエの兄、カイムだろうと、 フリアエの愛を受けるカイムだろうと、 カイム、カイム、カイム、カイム、 違う、俺じゃなきゃ駄目なんだ。 力が欲しい。 神の力をこの手に、 フリアエをこの手に、 俺じゃなきゃ駄目なんだ俺じゃなきゃ駄目なんだ俺じゃなきゃ駄目なんだ俺じゃなきゃ駄目なんだ俺じゃなきゃ駄目なんだ 力が必要なんだ、如何なる過程をたどっても良い、 カイムじゃなくて俺が、僕が、力を、 神の力、フリアエを救う力、フリアエの寵愛を受けるための力、 フリアエをこの腕に、フリアエの接吻を、フリアエ、その全てを僕にゆだねて、フリアエフリアエフリアエフリアエ。 ◇ カオスヒーローの話を聞いていた男、イウヴァルト。 奇しくも彼は、この殺し合いに呼ばれる直前まで、この殺し合いの説明を行った幼女と共にいた。 諸の事情で、説明を行った幼女と先程まで共にいた司教が同人物であると確信を持つことは出来なかったが、 それはさておき、イウヴァルトは彼女の手によって自らの心中にある── 許婚である親友の妹フリアエ、 許婚でありながらも自分ではなく、その兄カイムに対してより深き愛を捧げるフリアエへの愛。 愛を受けながらも、それを知ることも省みることもないカイムへの嫉妬心。 心の奥深くへと隠したそれを暴かれ、突きつけられ、 真の心の思い、それを深く飲み込むこととなっていた。 もう少し時間軸がずれていたのならば、 表面上は落ち着いていたか、あるいは洗脳され、力を手に入れた状態でこの地に立っていただろう。 だが、今のイウヴァルトには何もない。 カイム達との関係を完全に取り繕う事も出来ず、力も無いのに思いだけは黴のように心を埋め尽くし、 不安定な天秤を激しく揺らしながら、ただ、中途半端に、この地に立っている。 カオスヒーローの話を聞き、 カオスヒーローへの言いようの無い感情を感じながら、立っている。 自らの心中の思いが広がっていくのを感じながら、立っている。 「で、お前はどうするんだ?」 カオスヒーローの問い、その答は悩む暇もなく繰り出された。 イウヴァルトは駆けた。 一度にカオスヒーローとの距離を詰め、斬りかかるイウヴァルト。 突如放たれた覇王の剣による斬撃は、咄嗟に抜かれたムラサメによって致命傷には至らなかった。 火花散らす打ち合いが繰り返され、イウヴァルトがムラサメを弾く。 体勢を崩したカオスヒーロー、一歩踏み込んだイウヴァルトが心臓に向けて突き入れる。 「シバブーッ!」 カオスヒーローの詠唱にイウヴァルトの動きが止まる。 (体が痺れ……) 「うおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」 シバブーの効力により、金縛りにあったイウヴァルト。 その隙を当然逃すことも無く、反撃に出るカオスヒーロー。 ムラサメを横に滑らせ、イウヴァルトの首を狙う。 薄皮一枚、プツリと切れた傷口からは一瞬の無重力を得た血の球体がプツリと現れ、 金縛りの解けたイウヴァルトがカオスヒーローを転ばせ、体勢を崩させる。 肉を斬らせてでも、今度は確実に仕留める。 覚悟したカオスヒーローの前に、剣は無かった。 こちらの動きを止める手段を持ったカオスヒーローを今仕留めることは出来ない、 そう判断したイウヴァルトは逃走を開始していたからである。 だが、未だカオスヒーローの視界にイウヴァルトが入っていたことは、彼にとっての不幸であった。 「 マ ハ ラ ギ オ ン 」 カオスヒーローの掌より放たれた業火が周囲を舐め尽くした。 轟々と燃える炎の中、カオスヒーローはイウヴァルトの影を確認する。 「 ア ギ ラ オ 」 先程よりは小規模の球の炎。 しかし、熱量は遅れをとっていないその炎を、イウヴァルトの影に向けて放つ。 「チッ……」 思わず漏れだした舌打ち、先の炎はイウヴァルトの命を絶つものではなかった。 炭化したコボルトの死体を見て、自嘲する。 「ハッ、アイツもフツオと同じ、悪魔使い……そういうことか」 返事を待つでも無く独り言ち、炎の中を進む。 「フツオ、今度お前と会う時は…………もう一度、お前と共に戦えるか?」 「ヨシオ、お前は…………やっぱり、神のために戦うつもりなのか?」 フツオの声は 聞こえない ヨシオの声も 聞こえない そのまま 前に進む…… 【エリアB-8/東京タワー周辺/1日目/深夜】 【カオスヒーロー@真・女神転生Ⅰ】 [状態]:魔力消費・中 [装備]:ムラサメ@LIVE A LIVE [道具]:基本支給品1式、ちいさなメダル@DQ5、不明支給品0~1 [思考・状況] 基本行動方針:もう何かに従う気はない、当然この殺し合いにも。 [参戦時期]:本編死亡後 [備考]:周囲がある程度燃えました。 悪魔召喚プログラムの起動、囮の召喚、無事に逃げ切ること、 全てが上手く行ったことに関して、イウヴァルトは胸を撫で下ろす。 だが、それと同時に彼は気づいていた。 先程までの戦闘は、ただ命を繋いだにすぎないと。 まだ足りないことに気づいている。 力が足りないことに気づいている。 フリアエを解き放つための力だけではない、 フリアエに愛されるための力だけではない、 神の力を得るための力が足りていないことに気づいている。 力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が 力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が 力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が 力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が 力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が 力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が 力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が 力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が力が まだ足りない。 イウヴァルトの感情に呼応するかのように、首飾りがピクリと動いた。 【エリアB-7/森林地帯/1日目/深夜】 【イウヴァルト@ドラッグオンドラグーン】 [状態]:軽傷、疲労小 [装備]:覇王の剣@真・女神転生Ⅰ、ベヘリット、アームターミナル(中身は空です、周囲が炎に包まれるまで装備はしていませんでした) [道具]:基本支給品1式 [思考・状況] 基本行動方針:神の力を得て、フリアエに愛される。 [参戦時期]:三章 邂逅 第四節 無念の思い 005:Hurry Up To Exit 投下順 007:決起 005:Hurry Up To Exit 時系列順 007:決起 初登場 カオスヒーロー 038:鏡の中のあの日の私 初登場 イウヴァルト 035:狩人
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ユニットの移動力を求める 解説 「追加移動力」能力を考慮した、ユニットの移動力を求めるサブルーチンです。 引数は対象ユニットのID。 ソースコード // @param Args(1) UnitID // 移動力を求めるサブルーチン mvcheck_getMovePoint Local _UnitID = Args(1) Local _uArea = Area(_UnitID) // Unitが今いるエリア Local _mpoint i _level _area _mpoint = Info("ユニット", _UnitID, "移動力") // "追加移動力"能力を持っていたら If (Info("ユニット", _UnitID, "特殊能力所有", "追加移動力")) Then // 複数持っているかもしれない For i = 1 to Info("ユニット", _UnitID, "特殊能力数") If (Info("ユニット", _UnitID, "特殊能力", i) = "追加移動力") Then _level = Info("ユニット", _UnitID, "特殊能力レベル", i) _area = LIndex(Info("ユニット", _UnitID, "特殊能力データ", i), 2) // 能力の発動条件を満たしていれば If (_uArea = _area) Then Incr _mpoint _level // 移動力追加 EndIf EndIf Next EndIf Return _mpoint
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autolink MF/S13-051 カード名:本物の空を求めるアルト カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:1000 ソウル:1 特徴:《パイロット》?・《メカ》? 【永】他のあなたのカード名に「シェリル」?か「ランカ」?を含むキャラすべてに、パワーを+500。 【起】[このカードをレストする]あなたは自分のカード名に「シェリル」?か「ランカ」?を含むキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+500。 RR:俺はいつか大気のある星に行って、 本物の空を飛ぶんだ RRR:シェリル「あなたの舞台が本物の空だとしたら、 もう一度舞ってみせて、早乙女アルトの真実の舞を!」 レアリティ:RR RRR illust. お弁当役 シンジから《お弁当》?付与効果が消え、「綾波」?、「アスカ」?が「シェリル」?、「ランカ」?に変わったもの。 シンジ側は3人とも《パイロット》?であり、こちらの2人のヒロインは《音楽》?と《愛》?がメインと、そういう意味では少々噛み合っていない。 さらにはアルトの方がレアリティが高かったりする・・・女装させられたり、主人公でありながらネームシナジーが無かったりと、いろいろと不憫。 しかしながら「シェリル」?、「ランカ」?のどちらか(もしくは両方)を持つカードは同タイトル内で約半数を占めており、2人の歌姫を主軸にする場合このカードはかなり使いやすい。 中盤以降ではレベル応援によってお役御免となるが、序盤なら常に500パンプと自ターン中のみだがさらに500パンプは割と大きい。 松浦 ナナセや最期の願い グレイス、カナリア・ベルシュタインなど、タイトル内には他にも優秀な後列が多いが、採用レベルには充分に達している。
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シナリオ 販売ページはこちら アキエ 死んだような状態の中でなおも生きのびる道を探し求める 配信 クリック/タップで詳細 KP:necoze 22/02/16 【ねこずし卓】死中に生を求める【#でびるに生を求める】 KP:結崎有理 22/10/02 【クトゥルフ神話TRPG】死中に生を求める KP:結崎有理 PL:スクラップ【#スクラ死中】
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依頼者 魔術師連盟 報酬額 800G アバターポイント 16ポイント 内容 トカゲの尻尾を10本持ってくる。 入手先 レプト、ドロップ レプトル、ドロップ ナバイの森 通常売却との差額 800-700=100G
https://w.atwiki.jp/guru/pages/39.html
#include iostream #include vector #include numeric using namespace std; int main(){ vector int v1( 5 ), v2( 5 ); for( int i=0; i v1.size(); ++i ) { v1[i] = i; v2[i] = i + 1; } int x = inner_product( v1.begin(), v1.end(), v2.begin(), 0 ); cout x endl; // 0*1 + 1*2 + 2*3 + 3*4 + 4*5 = 40}
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"破壊を求める者"アシュラ 「わかるんだよ、あいつは俺と同じ苦しみを味わっている。あいつもまた、俺のような存在になるだろうよ」 「この腐った世界の理を破壊し、新たなる世界へと導かせてやろう」 「首輪をつけられた天老院の犬に用はない。失せろ!」 種族 魔人 属性 影 血脈 蒼血 始祖血統 赤、黒 年齢 28 性別 男 所属 オボロ 職業 不明 目の色 黒 髪の色 黒 肌の色 黄色 血液型 O型 身長 176cm 体重 71kg 生年月日 1983年3月30日 好きなもの 破壊、白上 朔夜 嫌いなもの 天老院 性格 天老院に挑発している 異能者とはよく暇つぶし相手にしている 外見 左目に眼帯をしている 全体的に黒い服装 能力名 影を統べる常闇の王<ドゥルケンハルト・カイザー> 解放されし破神の鎖<ディオス・デストルクション> 設定 天武八家の影の分家である黒夜家の元当主 かなりの実力の持ち主であり、天老院の中でも信頼を勝ち取っていた 仲間想いで速水 零とは親友だった しかし、ある任務で天老院から見捨てられ、最愛の白上 朔夜を失った 天老院への憎しみと朔夜を失った悲しみで魔人化した 現在は、 破壊を求める者 阿修羅と名乗り、 見極める者 ゲンヤからの推薦でオボロの幹部と成り上がっている 星城市の調査をしつつ、「扉」を開くために動いているらしい