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「……」 適当な岩に腰を下ろしどれだけの時間が経っただろうか。 何時目を覚ましたのかも分からなければ、何時参加していたかも分からない。 名簿を見つめ、知っている名前もある。だが知らない名前の方が多いのが現実。 一体彼らにどんな共通項が在るというのか、それは無常と呼ばれた男が知っているだろう。 携帯の画面に出ている『三時間後にエレン・イェーガーが死ぬ』そんなことは頭の中に入ってこない。 「ヨーコにヴィラル……そして兄貴……か」 前者二名はこれから背中を預け共に喧嘩を行う仲間だ。 元々この男、名をシモン。地中で暮らしていて『空』など知らなかった。 ヨーコと呼ばれる女と一緒にロボット、ガンメンが天井を破り落下したことが全ての始まり。 それが彼の運命分岐点だった。 シモンもガンメンを操り地上に進出。支配を進める獣人達に対抗するべく力を集い戦った、ある男と共に。 ヴィラル、元々はシモンと敵対する獣人だった。 しかし戦いを通していく中で命の遣り取りをしているが、そこには謎の感情が生まれていた。 年月が経った後、何の因果か共に命を預け戦う仲となっていた、ある男の代わりとして。 そして――彼らは愛する人を救うために銀河へ殴り込みを行おうとしていた、はずだった。 「カミナの兄貴は死んだ――もういない」 そして――書かれた存在しないはずの名前が彼の胸に残っていた。 カミナ、無理を通して道理を蹴っ飛ばす男、辞書に不可能は書かれていない豪快な男だった。 だった。 その男気は数多の人間を魅了させ世界を取り戻す集団となり戦った――そして戦死。 その死はシモンを始めとする多くの人間が悲しみ、敵であったヴィラルも一種の感情を抱いていた。 シモンはカミナを乗り越えた、そして、そして、そして。 「考えても仕方ねえ。俺はニアを助けるんだ」 大切な人が自分を呼んでいるから、立ち止まっていられない。 背中だけを追いかけて辿り着いた今、これから乗り越えていく明日。 シモンは道を創る、カミナのように。 そうすれば時間が勿体ないのが現実であり、悩んでいる暇も無いのだ。 ならどうする?手っ取り早く参加者を殺し願いを叶え元の居場所へ――否、否。断じて否。 答えは一つ、無常をぶっ飛ばし全員で帰る、仲間と共に。 ヨーコとヴィラル、そして本当にあのカミナが居たとすれば、どんな敵にも負ける気がしない。 人間は強い、知らない名前でも大きな力となってくれる存在が必ず居る、弱気になる必要はなかった。 「聞こえているか無常矜侍?俺は、俺達は、テメェをぶっ飛ばしニアを助けに行くッ!!」 ここに吠えるは螺旋の戦士、銀河に風穴を開ける次元の戦士。生半可な壁じゃ止まらない。 「はっはつ――ひ!?人!?」 赤い髪をした青年が、白い服を赤い血で彩った青年がシモンの近くに走りこんできた。 何処から走ってきたのかは分からないが肩で息をするほど疲れており、その顔色は悪い。 何か急用でも在ったのか?しかしこの状況で急用など考えにくい。ならば恐怖の余り走って? 可能性は大いにある、大いにあるのだが。彼の服の肩にワンポイントで付いている血のようなモノ、そして握っている剣。 危険な香りが漂っているのは一目瞭然だった。 「なあアンタ、疲れている所に悪いが色々聞きたいんだ……俺はシモン。 その肩に付いてるのは血、だよな?それに剣も持ったまま走るなんて何か事情があるんじゃないか?」 世界のトップに立っているシモンだが名乗りは忘れない、無関心な人は政治に興味が無いから。 シモンと目の前の青年は生きている世界は違う、次元の可能性に気付き始めていた。 理屈や理論は分からない、だがアンチスパイラルとの喧嘩を目前にし彼らには多くの知識が与えられた。 それを理解している訳ではないが結果として自己紹介をしたのは正解であり立派なコミュニケーションになる。 青年はシモンと言う名前に聞き覚えはない、そしてこの会場に知り合いは誰一人として居ない。 孤独、ここにルーク・フォン・ファブレを知る人間は誰一人存在しない。 「血……!い、いやこれはあれだ、絵!絵を書く時に付着してよ!剣は城から持ってきた!」 「……?」 「お、俺はキムラスカのファブレ公爵のだな……あーもう!とにかく俺は、俺は……俺は……」 王家、アクゼリュス、ブタザル、ローレライ、教団、アクゼリュス、音素、親友、アッシュ。 アクゼリュス、タルタロス、ヴァン、音素、第七音素、アクゼリュス、譜術、師匠、六神将。 アクゼリュス。 アクゼリュス アクゼリュスアクゼリュスアクゼリュス。 「俺は悪くねええええええええええええええええええええええええええええ!! 皆どうして俺だけを悪者に、俺はヴァン先生に言われた通りに……!? なぁティア!ガイ!俺は、俺は……が、ガイ?その目は……ジェイド、お前何でそんな冷たい視線……俺は、俺は……うわああああああああああああああああ!!!!」 アクゼリュス。それはルーク・フォン・ファブレという男が崩壊させた街。 経済的崩壊でもない、物理的に存在その物をこの世から消し去ったのだ。 その直後に無常矜侍に攫われ殺し合いの会場に到着、そしてカズキの戦闘とハス太の死。 彼の精神は既に限界を超えており、崩壊した。 「お、落ち着け!……って聞こえてないのか、なら!」 応戦するべくシモンも戦闘態勢に入る。事前にバックの中身は調べてある。 取り出したのはバールのようなもの。金属製で殺傷力は充分にある。 無論殺気など無い、この戦いは止める戦いだ。ルークを止める、ただそれだけの手段。 「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお」 ルークが振るう斬撃をバールのようなもので受け止めるシモン。 剣の扱いに関してはルークの方が上手、力ではシモンが優っていても使い方が雑ならば力を流すことも難しい。 手に衝撃が走り苦痛を浮かべるシモンだがルークは止まらない。 「烈破掌!!」 己の掌に気を、音素を高め一点に解放する、衝撃をシモンに放つルーク。 それをバールのようなもので防ぐが勢いは殺せずそのまま上空へ。 ルークも飛び追い打ちをかけようとするがここはシモンが読み勝った。バールのようなものを投げつける。 「な!?」 空中で防ごうと剣を前に出すルーク、防御は成功だが迫るシモンに対向するには時間が足りない。 「ちょっと歯ァ食いしばれよ、ルーク!!」 怒りの鉄拳がルークの顔面に迫るその時だった。 「ぐおッ!?」 「この様な状況でなお他者を襲うとは……俺は貴様の様な悪を許さない!!」 現れた緑髪の男、名を劉鳳。無常矜侍に言葉を飛ばした唯一の人間。 そして彼の横には謎の存在が触手を伸ばしシモンの肩を貫いていた。 そのままシモンは大地に叩きつけられ、ルークは安全に着地。 「お、おい……俺は襲ってなんかいねぇ!!」 「口だけならば幾らでも嘘をつける、俺には貴様がその紅い男を殴る姿しか見えん」 「テメェ……少しは話を……」 「俺は貴様の様な悪を許さん、この手で断罪する!絶影ィ!!」 「なら俺だってこのまま黙ってる訳にもいかねぇ……ニアを助けるんだからなああああああああああああ!!」 己の信念を信条に戦う男たち、嗚呼何とも不器用な存在よ。 どちらかが話を聞けば起こらない障害だった――もう止まらない。 笑うのはルーク。シモンの反応とカズキの反応。両者に共通しているのはアクゼリュスの件を知らない事。 ならば、勝ち抜き、生き残り、願いを叶えれば――全てが許される。 黒い笑みを浮かべ戦いを見つめるルーク。ここはあの劉鳳という男に味方すればいい。 シモンを排除した後に限界まで劉鳳を利用しその後は――。 堕ちたガラス球は粉々に砕け散っていた――もう後戻りは出来ない。 【G-3/一日目・夕方】 【シモン@天元突破グレンラガン】 [状態]:疲労(小)、左肩に裂傷 [装備]: バールのようなもの@這いよれ!ニャル子さん [道具]:基本支給品、 [思考・状況] 基本行動方針:無常を倒してニアを助けに行く 1:劉鳳を殴り話をする 2:ルークの真実を知りたい 3:ヨーコとヴィラルとの合流 4:兄貴……? 【備考】 ※参戦時期は第四部にて銀河へ攻め込む前 【劉鳳@スクライド】 [状態]:怒り [装備]: [道具]:基本支給品、不明支給1~3 [思考・状況] 基本行動方針:無常を含む全ての悪を断罪する 1:目の前の男(シモン)を断罪する 2:弱者を助け悪を裁き己の正義を全うする 3:無常を断罪する 4:カズマは後回し 【備考】 ※参戦時期不明。少なくても無常撃破前 【ルーク・フォン・ファブレ@テイルズオブジアビス】 [状態]:疲労(中)焦り、動揺、精神不安定、左頬に流血 [装備]:ラストチャンスソード@スクライド [道具]:基本支給品 [思考・状況] 基本行動方針:全ての人間を利用し最期まで生き残る 【備考】 ※参戦時期はアクゼリュス崩壊後 ※精神が不安定です。
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・よしすけ ・りなぷぅ ・?????
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名前を押すと、その粉の詳しいデータを見ることが出来ます。 名前 追加ver POWDER 1.0 WATER 1.1 FIRE 1.2 SEED 1.3 GUNPOWDER 1.4 FAN 1.5 FAN 1.7 SuperBall 2.0 CLONE 2.2 FIREWORKS 1.4 1.0 WATER 1.1 FIRE 1.2 SEED 1.3 GUNPOWDER 1.4 FAN 1.5 FAN 1.7 SuperBall 2.0 CLONE 2.2 FIREWORKS 1.4
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まず最初は物理のお勉強だよ! 無関係だと思わずにゆっくり読んでいってね 空気の振動が鼓膜を震わせることで、人間は音を知覚するでしょ? その振動の状態から次の3種類に分けることができるよ それがこれだよ 純音 ラジオの時報や音叉の音で、単振動(規則的に振動している)だけの状態で倍音を含まない音 普通の楽器からはほとんど出ないよ 楽音 純音ではないけれど、規則性のある振動が持続している音 倍音をいくつも含んでいるよ ギターやヴァイオリンなどの弦楽器、サックスなどの管楽器を演奏したときに出る音 声も楽音に含まれるよ このwikiでは楽音を中心に学んでいくよ! 躁音 規則性が若さゆえに認められない音 または非常に短い時間で、音の性質をはっきりと知覚できないものをいうよ ドラムを叩いた瞬間の音や物同士がぶつかる音のことだよ ※騒音という言葉があるけど、あっちは「聴きたくない音」だから全くの別物だよ!
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※1大会ルールから何回か行われているルールはよくあるルールとして掲載しています ※2大会のログ・結果などは大会記録へどうぞ よくあるルール role麻雀(通常)ルール role麻雀(咲)ルール role麻雀(ロワイヤル)ルール role麻雀(ペア)ルール role麻雀(囲え)ルール role麻雀(放浪記)ルール role麻雀(地雷)ルール role麻雀(連撃)ルール role麻雀(戦争)ルール role麻雀(脱出)ルール role麻雀(脱出改)ルール role麻雀(謎解き)ルール role麻雀(殺意)ルール role麻雀(何切る)ルール role麻雀(グレラン)ルール role麻雀(アンケート)ルール role麻雀(無人島)ルール role麻雀(脱出島)ルール role麻雀(ランダム)ルール role麻雀(HIGH&LOW)ルール role麻雀(ババ抜き)ルール role麻雀(競馬)ルール role麻雀(挑戦)ルール role麻雀(チーム)ルール 4期現在行われていないルール 旧麻雀カジノ (麻雀CASINOとは別物) 新麻雀CASINO (麻雀カジノとは別物) 麻雀脱出ゲームnext 麻雀グレランwithNG単語 麻雀~闇~(咲村の麻雀村雀士バージョン) 別GMルール 麻雀~咲2~村(簡単に言うと咲村とは違う能力) 麻雀ロワイヤルPLUS(ペア戦を1人でやるタイプ、早い話がcast有り) 麻雀ごちゃまぜ (咲1+咲2+闇ルールのごちゃまぜ) 麻雀地雷記(麻雀放浪記で全員強制的に常にハン地雷購入状態でやる) 麻雀~闇 ver2017~(闇村とは違う能力) 単発ルール(大会など) 【大会ルール(短期)】 Christmas大会 (2014) BDWD大会 (2015) 王者vs下剋上大会 ハロウィン麻雀 受験生よ、明るい未来へ羽ばたけ! 第1回最強ペア決定戦 らぶらぶカップル杯 麻雀トライアスロン role麻雀一周年記念大会 role麻雀三周年 100村目(リセットしてから)記念大会 role麻雀(謎解き)ルール 王者決定戦ver role麻雀(BDWD)(2018) 【大会ルール(長期)】 role麻雀大会 (旧インターハイ) (大会中の村名称) WMG(世界麻雀グランプリ) (旧インターハイ) RMC(るる麻雀カップ) (旧インターハイ) 全日本高校麻雀大会 (旧インターハイ) role麻雀地区予選 (新インターハイ予選) 【単発村】 麻雀DE普通 麻雀DE闇鍋 脱出withポイントデスマッチ 麻雀試験会場 (謎解きとほぼ一緒) 驚異の麻雀地雷 麻雀ジャンボ宝くじ 麻雀メリクリ脱出ゲーム GMへの挑戦麻雀 【麻雀】多陣営しっくすせんす role麻雀(クリスマス) 【100村記念大会】 北極雀士100入村記念大会 (黒人間さんの100村記念) 春の風がなびく麻雀大会 (ショウさんの100村記念) 魔王と英雄と姫 (log1calさんの100村記念) ドRUSHルール (ドラゲナイ★(シュレ)さんの100村記念) ファミマ放浪記 (ぽにょるぅさんの100村記念) 虹の光村 (アイリスアリシセスさんの100村記念) 青の軍団と自称PM村 (桜咲さんの100村記念) Mahjong scramble scheme (麻雀奪い合い計画) (mssさんの100村記念) 咲~最強プレイヤーの集い~ (丑くんさんの100村記念) 漆黒の天界からのレクイエム (††漆黒の天界で魂のレクイエムを貴様とともに奏でよう††さんの100村記念) Dボム(出落ちボム)からの恐怖 (ソル吉さんの100村記念、この大会は開かれていないがルールだけある) 【最強位昇格記念ルール】 role麻雀(ふぁみち記)ルール (ぽにょるぅ最強位記念村) role麻雀(猫爆弾)ルール (春風愛歌最強位記念村) role麻雀(転移)ルール (ルーラ最強位記念村) role麻雀(シンデレラ)ルール (mss最強位記念村) role麻雀(無秩序)ルール (chaos最強位記念村) role麻雀(闇の軍勢)ルール (特殊村kari最強位記念村) role麻雀(魔皇と英雄と姫)ルール(log1cal最強位記念村) role麻雀(PMB)ルール (ラタトゥーユ最強位記念村) role麻雀(世界征服)ルール (世界征服の心得最強位記念村) role麻雀(果樹園)ルール (アップルリンゴ最強位記念村)
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僕、潮田渚はナイフを片手に建物の陰に腰かけていた。 僕、いや、僕たちE組のクラスメイトはこれでもそれなりの修羅場を経験してきた。 そもそもの学校の差別意識のヒドイ体制。犯罪慣れした不良高校生達。本物の殺し屋と狂気に満たされた元軍人。 先生たちの助力があってこそだが、何れもどうにか乗り越えてきた けれど、殺し合いというのはさすがに初めてだ。 当然、冷静じゃいられないので、ひとまず腰を落ち着けて頭の中を整理することにした。 わかることから纏めよう。 まず、僕の知り合いは四人。 〇赤羽業〇茅野カエデ〇狭間綺羅々〇烏間惟臣 この四人の中で、思考が平常であると想定した上で殺し合いに賛同しないと言えるのも四人。 皆、殺せんせーを殺すための殺し屋であるのは事実だ。 けれど、だからといって他人を殺せと言われてハイ承知しました、と行動に移すタイプの人たちでもない。 烏間先生はドがつくほどの生真面目な職業軍人で、地球の存亡がかかっている僕たちの暗殺指導においても僕らが学生であることを最大限に尊重してくれる。 恐らく、この殺し合いにおいても犠牲者なしでのゲームの頓挫を狙っているだろう。 狭間さんは趣味が暗目なだけの普通の生徒だし、茅野は性格もそうだが、そもそも弱くて単身での殺しなんてとてもできやしない。 一番の危険要素である業君は、むしろあの主催の言いなりになるのを嫌い、殺し合いを壊すことであの男への嫌がらせをしようとするだろう。 次いで、この殺し合いを終える条件。 ひとつは、言いなりになって他の参加者を全員殺すこと。 もうひとつは、首輪を外して主催を制圧してゲームを打ち切らせること。 両者ともリスクはある。 仮に言いなりになって優勝したとしよう。 だが、優勝の褒美であるどんな願いも叶える権利を、主催が素直に渡すかは怪しい。 いざ願いを叶えるという段階に至って約束を反故にされれば、優勝者はただ自分の味方になり得る者を消した愚者になってしまう。 後者は、一番理想的だが、そもそも主催の監視下において意向にそぐわない時点で危ない橋を渡っている。 仮に参加者全員が結託し、主催に対する反乱を企てているとしよう。果たして主催の立場から見て、それは意味のある状況だろうか。 否。わざわざ数十人も集めた殺し合いでそんな流れになれば、如何な手段を用いてでも殺し合わせる、あるいは価値なしと判断して早々に首輪を爆破するはずだ。 それを防ぐためには、参加者が殺し合いをする意思があることを主催に伝え続けるその裏で殺し合い破壊の作戦を練らなければならない。 ...そんなことが可能なのだろうか。 顔見知りである僕たちE組だけならいざ知らず、赤の他人まで互いに信用しきって命を預けることが。 少なくとも、犠牲者0のゲーム打開は不可能だろう。 外部勢力によるゲームの妨害は除外した。 それは、いまこの時点で首輪が解除されていないことからだ。 殺せんせーは決して生徒を見捨てない。 どこかのこじんまりとした研究施設ならいざ知らず、少なくとも島1島ぶんの規模で行われるゲームだ。 マッハ20で世界中を動き回れる殺せんせーが見つけられないはずがない。 また、殺せんせーは精密機器にも通じている。 先生が僕たち生徒が殺し合うのを黙ってみているはずがない以上、主催への殴り込みよりも早くこの首輪を外しているはずだ。 それがないということは、殺せんせーではこの殺し合いを止めることができないのを意味する。外部勢力の介入も期待できないということだ。 どの道を選ぶにせよ、僕たち参加者が自分の手で生を掴まねばならない。 ならば、僕はどうするべきか。 脳裏に浮かぶのは、殺せんせーのこと。 殺し合いに連れてこられた四人のこと。 クラスの皆のこと。 両親のこと。 それらを閉じ込めるように眼前に迫った両の掌。 死神が放った、両掌による最高のクラップスタナー。 僕はあれを彼からの『甘い』というメッセージだと受け取った。 当然だ。 僕らはあくまでも先生を殺すための即席の殺し屋であるのに対して、彼ら『殺し屋』はそれを長年生業にして生き残ってきた人たちだ。 技術も殺人の経験も修羅場を潜った数も段違い。僕らが勝利を収めることが出来た殺し屋たちも、彼らにとって不利な状況で人数差もあり、そもそも僕らを殺す気のないという悪条件で戦ったから不覚を取っただけだ。 実際に僕らと彼ら、どちらが殺し屋として相応しいかといえば間違いなく彼らだ。 そんな彼らですら殺せない先生を、僕らは本当に殺せるのだろうか? 殺人を経験したこともない、且つ自分の命の保証のされている殺し屋に、人外である先生を殺すことができるのだろうか? 仮に先生を殺せる機会があったとしても、それが自分達の仕業ではなく誰かの遺した成果だった場合、僕らはそれで暗殺が成功したと言えるのだろうか? ...僕は恐ろしいことを考えつつある。 このゲームは、僕らが先生を殺せる殺し屋になる為の練習台になるんじゃないかと。 わかってる。 この殺し合いでの殺人は、僕らが教わる暗殺から外れたものだということは。 それに殺し屋たちにも彼らなりのルールがある。 『私情に囚われない』『報酬に目が眩みリスクを顧みない仕事をしない』『必要な時に必要な数だけ殺す』。 恐らく、彼らがこの殺し合いに巻き込まれても早々に乗ることはせず、状況を見てから考える。だから彼らは『殺し屋』なんだ。 でも、その領域にまで達していない僕はそれでいいのか? 人を殺したこともない奴に先生を殺すことが出来ると本気で思うのか? 不安と葛藤が胸中を渦巻いても、時が止まる訳じゃない。 コツ、コツ、コツ、と靴が地面をたたく音がした。 誰かが向かってきている。 警戒心が薄い、というわけじゃない。時々立ち止まったり、なるべく音が鳴らないようにしようと努めているのは伺える。 ただ、烏間先生やE組ならもっと足音を殺せてる。たぶん、近づいているのは彼らじゃない。 つまりは巻き込まれた赤の他人。 ドク、ドク、と心臓が激しく波打ち始める。 僕はこれから遭遇する人をどうするつもりなのか。それすら決めあぐねている中で接しなければならない。 手から変な汗が滲み出る。 荒ぶりかける呼吸を抑え、僕は努めて一般人らしい挙動をしつつ、来訪者と対面した。 「ち、近づかないで」 僕は震える声でナイフを前方に突き出しながら、来訪者―――金髪のお姉さんを牽制した。 お姉さんはギョッとした表情で立ち止まり、僕の言葉通りにそれ以上は近づかなかった。 「え、えっと、その、あなたは私を殺すつもりなの?」 お姉さんは動揺しつつも、僕に優しい声音で問いかけた。 僕も、それに対していまの気持ちをそのまま伝える。 「ご、ごめんなさい。殺し合いなんてするつもりはありません。でも、あなたが信用できるかは別の話なので」 「...それなら大丈夫。私も殺し合いなんて反対よ。あんな人の言いなりなんてならない」 お姉さんは、僕から目を離さずにザックを足元に下ろして両手を挙げた。 顔色を伺うが、恐怖はしていても、頑張ってこちらからの信用を得ようとしている。そこに敵意や害意のような危険な色は見えない。 死神のように殺意を甘言で隠すような人もいるが、それができるのは限られた殺し屋だけだ。 少なくとも、この人はそうは見えない。感情の波がハッキリしている。 「...僕の名前は潮田渚です」 「私の名前は巴マミ。少しお話しましょうか」 彼女の誘いを受けて、僕らは近くの教会に身を隠し、互いの身の内を話すことにした。 もちろん、殺せんせーのことはなるべく伏せながら。 その際に、僕が彼女と同学年だということに驚き、彼女もまた僕が男の子であるのに驚いたのは言うまでもない。 「っ!」 意識を取り戻すのと同時、慌てて首元に触れる。 ある。自分の首も、それを包む首輪も。 お菓子の魔女を拘束し、ティロ・フィナーレで撃ちぬいたその瞬間だった。 ヌイグルミの姿をした魔女から、巨大な黒の異形が飛び出し、私を食い殺さんと大口を開け、鋭い牙が私の眼前に迫り―――景色が変わった。 気が付けば妙な首輪を嵌められ、殺し合いをしろと言われて。 私が混乱している内に、流れるままに殺し合いが始まってしまった。 訳も分からぬままあたふたと慌て、ひとまず配られた名簿を見て声を失った。 知った名前が四つあった。 鹿目まどか、美樹さやか、暁美ほむら、佐倉杏子。 前者二人は魔法少女ではないけれど、私を信頼し共に行動してくれた子たち。 後者二人は魔法少女だけれど自分の利を軸に行動する人たちだ。 鹿目さんと美樹さんは逃げ延びれたのか、とホッとする反面、こんな形で彼女たちの安否を知りたくなかったと複雑な気持ちになる。 ただ、巻き込まれている以上、絶対に死なせるわけにはいかない。早く合流して守ってあげないと。 暁美さんは...よくわからない。自分の利で行動することから、この殺し合いにも賛同するのだろうか。 ...けれど、いま思い返せば、彼女はお菓子の魔女を私との相性が悪いのも含めて知っているような口ぶりだった。 たとえば、そう、一度交戦して逃がしてしまった、あるいは逃げるまで追い立てられたかで。 実際、あのままでは私は数秒後に死んでいただろう。 だとすれば、あの忠告は本当に私を気遣ってくれたからだろうか。もしそうだとしたら、とても悪いことをしてしまった。 ひとまずは一人で彼女の思考を決めつけず、素直に謝り、彼女がどう動くか話を聞くべきだろう。 そして佐倉さん。 彼女とは魔女に対する戦い方のソリが合わなくなり別れ、最近は音信不通だったが、こうして殺し合いに巻き込まれているのを見るとやはり心配になってしまう。 彼女は自分の祈りに裏切られている。彼女からしてみれば、巻き込まれた一般人を守る義理はないだろう。 私の知る中では最も殺し合いを肯定する可能性が高い。ただ、そうじゃない可能性もある。 やはり彼女とも一度話し合っておきたい。そして、できればもう一度、かつてのように... 周囲を警戒しつつも、彼女たちのことを考えていたためか、潮田渚くんとは不意打ち気味に出会ってしまった。 とりあえず戦意はないようなので、私たちは近くの教会に身を潜め、互いの持つ情報を交換することにした。 魔法少女のことは伏せつつ、私たちは言葉を交わしていく。 その最中。 こんな状況なのに、不思議と安心できるような感覚を覚え始めた。 私の心がどうかしてしまったというのか。それとも、彼が...? 【D-4/教会/一日目 深夜】 【潮田渚@暗殺教室】 [状態]:健康 [装備]:鷹岡のナイフ@暗殺教室 [道具]:基本支給品 不明支給品(0~2) [思考・状況] 基本行動方針:暗殺の経験を積む...? 0:マミと情報交換をする。 1:暗殺をするかどうかはまだ悩み中。 参戦時期は死神に敗北以降~茅野の正体を知る前までです。 【巴マミ@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態]:健康 [装備]: [道具]:基本支給品 不明支給品(1~3) [思考・状況] 基本行動方針:殺し合いを止める。 0:渚と情報交換する。 1:まどか、さやかを保護する。杏子、ほむらとは一度話をする。 2:渚くんと会話をして安心している...? 参戦時期は魔女・シャルロッテに食われる直前です。 Back← 007 →Next 006 非情の中の神の祝福 時系列順 008 仮面の裏で 投下順 巴マミ 018 アンデッドアンラック 潮田渚
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財政学トップに戻る。 1.間接税と直接税 直接税 ex.所得税や法人税、住民税、相続税 メリット 累進税率の採用により所得や資産が多いほど税負担を重くできること、納税者の個々の担税力に応じた配慮ができることなどがあげられる。垂直的公平に資する デメリット 税の負担感が大きいこと、所得が増えるほど税負担が増すので、勤労意欲を損なうおそれがあることである。 参考:ttp //bizex.goo.ne.jp/tool/mng/2_4/599/ 間接税 ex.消費税や酒税、たばこ税、自動車重量税、印紙税 メリット 所得や資産の多寡に関わらず、消費の量が同じなら等しく税負担を負うことと、勤労意欲をあまり損なわないことがあげられる。水平的公平に資する デメリット 納税者(実質的な負担者)の個々の事情を配慮できないこと、所得が低い層ほど税負担が重くなることである。 参考:http //www.exbuzzwords.com/static/keyword_600.html 財政学トップに戻る。
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妄想の広がりそうなレスとか、置いといたらいいや 理想の嫁はあずささんだし 「そろそろ離れないとお料理ができません~」 って言われるくらいくっついて甘えたい Pと結婚した千早がやたらニコニコして事務員をやってるところまで想像した 新人アイドル「次の歌のレッスンは千早さんか・・・あの人厳しいんだよねぇ・・・はぁ」 お風呂に入ってきます P、春香、千早がそれぞれの背中を流すんだ それで春香さんと千早に 「プロデューサー(さん)の背中って大きいですね」とか言われてちょっぴり照れくさくなるんだよな 一度でいいからわんわん泣く千早を見てみたい 千早とPが一緒に海外に行く前日にPが事故で死んじゃうんだ 通夜の時は千早はぐっと涙を堪えているんだけど、それが終わってみんながいなくなった時に Pの遺体にすがりつくようにして声にもならない泣き声を上げて泣くんだ しばらくしてPがむくっと起き上がると同時に 「どっきりカメラ」の看板を持った皆がいっせいに現れて 涙で腫れた目のままポカーンとする千早を観察するのはなかなか面白いかもかもしれん 「今まで多くの女と一緒にいたけれど、俺にとっての女はやっぱりお前一人だったよ。 これからの人生はお前だけを愛していく。だから俺と結婚してくれ!」 そっそそそそんな急に言われても 私まだ15歳だし、1年待って・・・ってそういう場合じゃなくて 色々準備がそのあの両親に挨拶とかいやその ってパニックを起こす千早なんて見てみたいのう
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クエスト情報 通常エリア スキル一覧 ⇒ やさい詳細 ●はじめてのやさいの種 種族 やさい名 レア度 コスト スキル マナ スキル詳細 黄 無双の迅雷ゴボウ N 1 ファントムブレイド 1 対象スキルコストと自身のLvが高いほど大ダメージ 黄 砂塵の戦士ダイコン N 3 激おこ大根棒 1 自身のATを中UP 緑 彩霞の怪盗パセリ N 1 マナチャージ 0 マナを回復する 緑 高原の蒼天レタス N 2 あなたにBack Go! 1 対象の移動範囲を前後にする 緑 冬衣の緑珠ハクサイ N 2 ホーリー☆ビンタ 2 マナが多いほど大ダメージ 赤 萌える緑の小鈴ピーマン N 1 ファイヤーウォール 2 対象と同じ横列に中ダメージ 赤 夏月の熱波ゴーヤー N 3 サザンクロス 2 対象を中心に十字方向に中ダメージ 黒 瞬撃の拳聖マッシュルーム N 1 背水の刃 2 味方の数が少ないほど大ダメージ 黒 魔弾の硝煙タマゴタケ N 2 コンバットハイ 3 全ての味方のHPをDOWN、ATをUP 写真でわかる はじめての野菜のつくり方 プロのコツがわかる!
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アマリリスの種(あまりりすのたね) 概要 グレイセスに登場した貴重品系のアイテム。 登場作品 + 目次 グレイセス 関連リンク関連品 ネタ グレイセス アマリリスの種。 貴重品の一種。オル・レイユで拾える。 トラベルNo.55:ソフィの種集めで必要になるアイテムの1つ。 ソフィが植えた時のコメントは「アマ……リリス……妹みたいな名前……」。 No. 036(wii)035(f) 分類 貴重品 効果 トラベルNo.55:ソフィの種集めで必要 入手方法 拾 オル・レイユ ▲ 関連リンク 関連品 クロソフィの種 ナイトリリーの種 ナノハナの種 ガーベラの種 ラサンブルの種 沈丁花の種 ニフェルムの種 ブラッディローズの種 マムシソウの種 ナモナキハナの種 ネコマツシグラの種 ネタ アマリリスは、ヒガンバナ科ヒッペアストルム属の植物の総称。花言葉は「誇り」「おしゃべり」「輝くばかりの美しさ」等。