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対戦カード:メディスンと輝夜Vs美鈴とルーミア ファイト内容:これから暑くなることが予想されそうなのでゆうかりんの傘を借りてきてください ―博麗神社:本殿― 映姫「幻想郷ももう夏ですね。ジャッジを務める四季映姫です」 文「でもこの季節は私の独壇場でもある!清く正しく欲望には忠実な射命丸です」 メディ「最近あついねスーさん」 輝夜「クーラー効いた部屋で寝てる方がましだわ・・・」 美鈴「この程度の暑さに耐えられずして門番が務まりますか!」 ルーミア「日差しを遮断するから暑くはないのだー」 映姫「これまた妙な組み合わせですねぇ、では競技の説明です」 文「花の妖怪、風見幽香さんから傘を借りてきてください。力ずくでも」 映姫「無事に傘を持ってこれたチームの勝利です、では、ファイト・スタート!」 ―幽香の向日葵畑(太陽の丘)― 最初に向日葵畑(太陽の丘)にたどり着いたのは美鈴とルーミア、幽香を探して傘を貸してもらってくるのが目的だ 美鈴「いませんねぇ」 ルーミア「あ、あそこにいるよ」 ルーミアが指さした場所は向日葵畑の奥の方の日陰、涼んでる途中だったり 幽香「ふう、向日葵を眺めるのもいいけど涼しい場所にいるのが一番」 美鈴「すいませーん!!」 幽香「あら、どこぞの館の門番さんじゃないの。私に何か用?」 ルーミア「傘を貸してほしいのd」 幽香「元祖マスタースパーク」 美鈴「うわわわわわ~!?あの黒白のより威力がでかい!?」ピチューン ルーミア「・・・わは~」←逃走 幽香「あ、逃げた。でも私じゃ追いつけそうにないわね」 何故かというと花映塚の設定でゆうかりんはかなりの鈍s 幽香「マスタースパーク」 ―10分後― メディ「ここに幽香さんがいるはず!」 輝夜「帰っていい?」 メディ「ダメです」 ようやく太陽の丘に到着したメディと輝夜、後れを取った理由は他ならぬ輝夜である ぐーや「動きたくない」 メディ「動いてください」 幽香「あら、メディじゃない。どうしたの?NEETと一緒に」 輝夜「ニート言うな」 メディ「幽香さん、その傘をお借りしてもいいでしょうか?」 幽香「・・・そういえばさっきも『傘を貸してほしい』って言ってた門番と宵闇の妖怪が居たわね・・・、わかった。貸してあげる」 メディ「ありがとう!すぐに返しに来るね!」 輝夜「私が出る必要なかったんじゃ?なんて思ったら負けかなと思っている。さっさと戻りましょう」 メディ「うん!」 ―15分後:博麗神社本殿― 映姫「おや、メディと輝夜が帰ってきましたね」 文「ルーミアさんも同時に戻ってきました」 メディ「幽香さんの傘、借りてきたよ!」 輝夜「早く帰りたい」 ルーミア「無理だったのかー」 文「あれ?美鈴さんはどこに?」 ルーミア「マスタースパーク喰らってピチュってるのだー」 映姫「ちゃんと傘を借りてこれたようですね。この勝負、メディ&輝夜の勝利です」 その後、メディは急いで幽香のもとへ行き、傘を返してきたそうな 映姫「それでは本日のファイトはこれにて閉幕!」 結果:しっかり傘を借りてきたメディ&輝夜の勝利 コンビ戦 メディスン ルーミア 借りる 幽香 美鈴 輝夜
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魔理沙「そーなのかー。」 ルーミア「ちょっとぉ! せっかく『聖者は十字架にに磔られました。』のポーズなのに ヘンなコトいわないでよ!」 魔理沙「いや・・・だからそれじゃ見えないって。ここはだな・・・。」 結局、本当に十字架に磔られたわけだが、ルーミア本人はわりと平気そうだ。 ルーミア「コレで勝ちなのかー。」 一方の幽香「う~ん。また微妙に気が乗らない勝負だねえ。」 とりあえずその辺に捨てられていた「かわいそうな仔猫」を抱いてアピールするも、 体を張ってるルーミアには及ばない。このままルーミア勝利! と思われたその時、 ぐぅぅ~~。 盛大に幽香の腹がなった。 幽香「あ・・・あら、そういえば今朝から何も食べてなくって。(// //)」 霊夢「ま・・・まさかあの仔猫・・・」 魔理沙「い・・・いくらなんでも・・・なあ。」 アリス「で・・・でも、妖怪の食生活って相当むちゃくちゃだし・・・。」 結局、幽香&仔猫が逆転勝ちしたわけだが、幽香の表情は浮かない。 幽香「これって、やっぱお前を食おうとか思われたんだよなあ。 で、お前が『かわいそう』と。 そんなワケあるかっての!!! まあ、勝てた礼くらいはしないとな。」 こうして、夢幻館に新たな住人が加わったのであった。 アピール ルーミア 哺乳動物 幽香 1対2
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型一覧 技のデータ 型一覧 トリミアン/議論中 トリミアン/実用性の低い型 技のデータ 基礎データ編集用個別リンク トリミアン/技以外のデータ トリミアン/技のデータ
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皆様ごきげんよう、風見幽香です。 今回の東方ファイトの内容はストリートファイト。まぁつまり、能力や弾幕を使用しない喧嘩ね。 それにしても、閻魔様は胃を痛めてるみたいだし、鴉天狗は色々忙しいらしいけど、なんで私なのかしら。 まぁ、暇だったから別にいいのだけれど。 さて、早速選手の入場と行きましょう。まずは東風谷早苗選手。 最近やってきた人間だけど、良くも悪くも幻想郷に馴染んできている様ね。 続いてルーミア選手。 見るからに暢気な感じ。尤も、幻想郷の妖怪は暢気なのが多いけど。あ、それは私もかしらね。 早苗「ルーミアちゃん。勿論貴方には何の恨みもありません」 るみゃ「そんなことはわかってる。でもまぁ、仕方ないよ」 早苗「そうですね。この戦いが終わったら、一緒にお茶でも飲みましょう」 う~ん、ほぼ初対面な二人ももうこんなにも仲がいいのにねぇ。 阿求の本嫌いって言葉がなんとなく理解できるわ。 早苗「だから今だけは、常識に囚われずに……」 そういうと、早苗は右ストレートを放つ。見た目に拠らずえげつない。 ルーミアも必死に避けながら、えいっと声を出しながらパンチを炸裂する。 しかし、ルーミアは長くは持たなかった。 妖怪の多くは弾幕に長けているけど、その代わり肉弾戦は人間より弱いわ。 まだまだ若い妖怪であるルーミアには尚更。 るみゃ「ふぇ……人間ってこんなに強いの……?」 それでもなおも続く早苗の攻撃。常識を無視したその攻撃は、記憶の隅に幽かに残る昔の弾幕勝負のようで。 早苗「私の負けです!!」 ……え? 幽香「早苗……?」 早苗「ルーミアちゃんの泣きそうな顔を見てたら、なんだか自分が虚しくなってきました。だから負けでいいです」 幽香「貴方、それでいいの?」 ?「さなえのひきょうものぉ!」 早苗「ルーミアちゃん!?」 るみゃ「戦うからにはちゃんとおわらせてよ!」 早苗「……私を、思いっきり殴ってください。何なら弾幕でもかまいませんよ?」 るみゃ「……え?」 早苗「ほら。できますか?」 るみゃ「……できるもん」 早苗「さぁ、なら殴ってください」 ルーミアが、へなへななパンチを一発 その弱弱しいパンチは、早苗にはどんなパンチだったのかしら。 早苗「これで、ちゃんと私の負けです」 るみゃ「う~ん、でもなんかもどかしいのだ」 早苗「東方ファイトは本当ならちゃんとやらなきゃいけないでも、喧嘩だけはしたくありませんでしたから」 その割には結構強くパンチかましていたわよね。 早苗「勝者、ルーミア! さて、お茶を飲みに行きましょうか」 るみゃ「……うん!」 去り際に早苗に、何故あんなことをしたか聞いておいた。 「私は子供が好きで喧嘩が嫌いな、ただのロリコンですよ」 これは鴉天狗がいたら間違いなく記事になってるわね。 ?「あれ?今回は私の出番は無しかよ!」 ルーミア 早苗 格闘
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プレミアリーグ09-10 マンチェスター・ユナイテッド(CL) リバプール(CL) チェルシー(CL) アーセナル(CL) エバートン(EL) アストン・ビラ(EL) フラム(EL) トッテナム ウェストハム マンチェスター・シティ ウィガン ストーク・シティ ボルトン ポーツマス ブラックバーン サンダーランド ハル・シティ ウルヴァー・ハンプトン(昇格組) バーミンガム・シティ(昇格組) バーンリー(昇格組)
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ルーミ 《出典作:ギャラクシーファイト ユニバーサル・ウォーリアーズ》 VS. ※2017.11/5に参戦権取得。 対麻宮アテナ【サイコソルジャー:SNK】 「あのね、ルーミちゃんもたたかうアイドルをめざしてるの。これからもよろしくおねがいするのだぁ!せんぱい!」※投稿・codegreen 対エドモンド・本田【ストシリーズ:CAPCOM】 「きゃはははおっそーい!ちからがすごくてもそれじゃいみないのだぁ!」※投稿・codegreen 対春日野さくら【ストシリーズ:CAPCOM】 「うんうん、ルーミちゃんもけんかはうたうことのつぎぐらいにはすきなのだぁ!」※投稿・codegreen 対草薙京【KOFシリーズ:SNK】 「ほーかまはゆるせないのだぁ!もりにもえうつったらおおかじなのだぁ!」※投稿・codegreen 対ケン・マスターズ【ストシリーズ:CAPCOM】 「かくとうぎせかいチャンピオン、ルーミちゃんぜっこうちょーなのだぁ!」※投稿・codegreen 対ザンギエフ【ストシリーズ:CAPCOM】 「ぐるぐるめがまわってきもちわるぅい…もうこいつとはたたかいたくないのだぁ…」※投稿・codegreen 対不知火舞【餓狼伝説シリーズ:SNK】 「いまのはたたかいだったのぉ?てっきりダンスしょーぶだとおもってたのだぁ!」※投稿・codegreen 対春麗【ストシリーズ:CAPCOM】 「ルーミちゃんわるくないもん…つかまってゆーめーになるのはいやなのだぁ…」※投稿・codegreen 対ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ【KOFシリーズ:SNK】 「ちょっとすばやかったけど、あばれるだけならヤコプをつかまえるよりはらくだったのだぁ」※投稿・codegreen 対テリー・ボガード【餓狼伝説シリーズ:SNK】 「オッケーィ♪…ってまねしたいけど、ルーミちゃんにはなげるぼーしがないのだぁ…」※投稿・codegreen 対二階堂紅丸【KOFシリーズ:SNK】 「ざんねんだけど、ルーミちゃんはあなたひとりのものにはなれないの…にんきものはつらいのだぁ!」※投稿・codegreen 対フェリシア【ヴァンパイアシリーズ:CAPCOM】 「ルーミちゃんもあなたみたいにうたっておどってゆーめーになりたいなぁー…あしたからいれかわりっこしない?」※投稿・codegreen 対ブランカ【ストシリーズ:CAPCOM】 「あばれるわるいもうじゅうはルーミちゃんがめっ!するのだぁ!」※投稿・codegreen 対ベガ【ストシリーズ:CAPCOM】 「ルーミちゃんをみそこなうなぁ!わるいことをしてゆーめーになってもぜんぜんうれしくないのだぁ!」※投稿・codegreen 対八神庵【KOFシリーズ:SNK】 「あのね、あんまりひとにしねとかいっちゃだめだよぉー。でないとみんなにきらわれちゃうのだぁ!」※投稿・codegreen 対リュウ【ストシリーズ:CAPCOM】 「そんなにつよいのにあなたゆーめーじゃないの?しんじられなぁーい!」※投稿・codegreen 対リョウ・サカザキ【龍虎の拳シリーズ:SNK】 「ルーミちゃんがゆーめーになったら、あなたのどーじょーのこともしょーかいしてあげるのだぁ!」※投稿・codegreen &.
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ダミアン アフリカ系ブラジル人のカルト、バトゥーキの精霊。 コスメとともに現れる。
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闇符「ダークサイトオブザムーン」 ルーミア ルーミア ルーミア 呪力5 拡散 攻撃4 迎撃2 命中5 防壁(1) [戦闘フェイズ]常時 このスペルでの戦闘中、リーダーすべては「回避-2」を得る。 自分の「ルーミア」のレベルが4の場合、自分のリーダー は「回避+3」を得る。 考察(ななすけ/製作者) 闇符「ダークサイトオブザムーン」 本来は、一定時間ルーミアは姿を消すスペルなので、相手の命中を下げるか、自分の回避のみ上がれば良いのですが、さすがにそれはおもしろみにかけると思ったので、お互いのが「回避-2」にしてみました。しかしながらLV4の時のみ自分のみ「回避+1」という感じにアレンジしました。 修正:防壁(1)追加 修正(2009/01/09):自分相手「回避-2」の文をリーダーすべてに変更
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ハウミア ポリネシアの野生動物の父神。 関連: ランギ (父) パパ (母)
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東方キャラ登場注意。 ゆっくりSS 『常闇の妖怪は前言撤回してノロケを覚える』 博麗神社は、何の用事もないのにちょくちょく妖怪が遊びに来ることに定評がある、 神社として致命的な構造的問題があるとしか思えない神社である。 「ここが博麗神社よ」 『ほー、さよかー』 そんな神社に今日も一人の妖怪が訪れる。 黒い衣服に映える金髪に、真っ赤なリボンを結んだ少女。常闇の妖怪、ルーミアである。 「ほら、ちょっと探せばあんたの仲間があちこち居るのが見えるでしょ?」 『うわぁ、これだけちょこまか居ると逆に気色悪いね』 「お前がそれを言うのか」 ついでにこの神社には、どういう理由か分からないが妖怪だけでなくゆっくりも集める性質を持っているようで、 軒下裏や木の上、茂みの中など、探せばけっこうな数のゆっくりが見つかることにも定評がある場所である。 特にその神社の巫女と良く似た顔の、ゆっくりれいむと呼ばれるゆっくりが多く集っているようだ。 『これだけ数がそろうとさ、流石にアイデンティティーの希薄さを覚えるってもんだよ』 「お前ら存在そのものがそういうものとは無縁だろうがよ」 そして、先ほどからルーミアと会話をしている、彼女の腕に抱き抱えられているモノもまた、 ゆっくりれいむと呼ばれるゆっくりであった。 バスケットボール程の大きさの、能天気な顔をして笑う、良く分からない生きもの。 だが、ルーミアの側で跳ねているそれは、他のゆっくりれいむと呼ばれるモノ達と、決定的な差異が一つだけあった。 “全面黒焦げ” ふてぶてしい表情や、首筋、裏面まで、同じようにびっしりと黒い焦げ跡に包まれている。 人間なら間違いなく致命傷だが、生物と同時に食物としての性質も併せ持つゆっくり故に、生命活動に大した影響はないようだ。 「取りあえず、こんだけ仲間がいりゃ生活に困ることはないでしょ」 『まぁねぇ。でも、どうしてもここでお別れしなきゃ駄目かな?』 「お前の安全が保障される場所“まで”は、一緒に居てやるって約束でしょ。 確かに、お前の“姉”を食べてしまったのはこっちの落ち度だけど、それ以上の面倒は見れないよ」 『どうしても?』 「どうしてもだよ。言ったでしょ。私、“ゆっくりれいむ”は好きじゃない」 『そっか‥』 寂しそうな顔で俯く焦げれいむを見て、ルーミアは若干の良心の呵責を覚えたが、 それでもやはり、この饅頭モドキとこれ以上一緒に居る気にはなれなかった。 (しょうがないでしょ。“れいむ”なんて、私と‥私なんかと釣り合いが取れるはずがないし‥) 「これで、本当にお別れだよ。何処に降りる?」 『それじゃ、あの神社の縁側の‥』 「あら、神社に妖怪がコソコソ侵入とは、良い度胸じゃない」 突然背後から聞こえた声に、ルーミアの心臓が跳ね上がり、全身がこそばゆい痺れと緊張に包まれた。 (こ、こ、この声って‥!) ここは博麗神社だ。 “彼女”が居るのは当然のことだし、ルーミアもそのことを予想していなかった訳ではない。 むしろ、期待していた節もある。 だが、唐突に現れた彼女に対し、柔軟に対応できるほどの覚悟はまだ固めていなかった。 覚悟を固めないままに、妖怪少女はおっかなびっくりと、焦げれいむを抱えたまま振り返る。 「あんたは‥、あれね。ルーミアだっけ? 闇の妖怪の」 「う、うん。ひ、ひ、久しぶり!」 『むぎゅぅ』 ルーミアが振り返ると、思った通りの姿がそこに居た。 紅白の巫女服を着た、しっかりとした印象の少女。博麗神社の巫女、博麗霊夢。 ちなみに『むぎゅぅ』とは、緊張したルーミアが力一杯抱きしめた結果、焦げれいむから漏れた苦しそうな呻きである。 「それが一体何の用? わざわざ喧嘩でも売りに来たのかしら?」 「ち、ちが‥! ちがうの! わ、私はただ、こいつを‥!!」 『むぎゅぎゅぎゅ』 「こいつ‥?」 霊夢はルーミアに抱かれた黒焦げた物体を見て一時眉をひそめたが、それが“ゆっくり”であると気付くと、 合点がいったように、なるほどと一人頷いた。 「なるほどね、ゆっくりを」 「そ、そうなの!ゆっくりを‥!」 そこまで言いかけて、どこまでも緊張の一途を辿っているルーミアの頭で、一つの心配事が頭をよぎった。 (あれ‥? そういえば、ここに“ゆっくりを放しに来た”って言ったら、もしかして怒られる?) もともとこれだけゆっくりの居る場所、一匹や二匹増えたところで大差はないだろうと思っていたが、 霊夢自身が『これ以上はもううんざり』と思っている可能性も‥。 そこまで考えたが、霊夢の言葉はルーミアが思っていたものとまったく違うものだった。 「あんたも、うちの“ゆっくり”と戯れに来た口ね」 「へ? え?」 「最近多いのよ。妖精にも人間にも妖怪にも。“気持ち良さそうだから触らせろ”って奴が。 うちにたくさん集るもんだからさ。まるで観光名所扱いよ。ゆっくりの名産地とでも思われているのかしらね。 あれ? でもうちにそんな焦げた奴居たっけかな? 居てもおかしくないような奴らだけど‥」 『むぎゅー!』 どうやら、霊夢はルーミアの持ってきた焦げれいむのことを、自分の敷地に居たゆっくりれいむの一匹だと勘違いしているようだ。 それで、ルーミアのことも、そのゆっくりと遊ぶ目的でやってきた妖怪の一人だと思われてしまったらしい。 もちろん、真相はまったく逆なのだが‥。 「ええと、これは、その違くて‥」 「いいの、いいのよ。別に怒ったりしないから。見ての通り、あいつらはたくさん居るし。なんなら持ち帰ったて構わないわ」 「いや、でも‥、だから」 「あ、そうだ、あんた! 何が一番好き?」 「へ?」 他人の話もロクに聞かず、霊夢は顔をルーミアの間近によせ真剣な顔で突然聞いてきた。 「ゆっくりの中でよ! ほら、色々たくさん居るでしょ? 私に似た奴だけじゃなくて、 魔理沙‥、白黒の魔法使いみたいな面した奴とか、吸血鬼の面した奴らとか。 全部のゆっくりの中で何が一番好き? 正直に答えなさい!」 「あ、あの、えっと‥。えっとぉ‥」 『む!ぎゅぎゅ!ぎゅむぎゅぎゅぐ!!』 霊夢は問い詰めるようにグングンとルーミアに顔を近づけるが、 その所為でルーミアの頭からまともな思考力がどんどん失われていく。 ちなみに焦げれいむの顔からはどんどん血の色が失われていったりしている。 (き、聞いてない!? いきなりこんなに接近できるなんて展開、全然聞いてないよ!! 近い、近い、やだ、霊夢の顔が近い。目が逸らせない‥ あぅ、良い匂い‥、落ち着いた緑茶みたいな‥ とか考えてる場合じゃないぃぃぃい!!) 「さぁ、どうなの! 何が一番好き?」 「あ、あの‥その、わたしは‥私はぁぁ!」 (好き‥ 好きって。 好きなのは 私が好きなのわぁわぁ‥!) 「れ、霊夢が好き‥です」 顔を真っ赤に染め、搾り出すようにルーミアは目の前の彼女にそう告げた。 (って、何ぶっちゃけてんだ私はぁああああああ!!!!!) ルーミアの思考をとてつもない量の後悔の海が埋め尽くす。 だが、そんな彼女の真意を知る由もなく、ただ“れいむ”との回答を受け取った霊夢は、 「そうよね!!わたしのゆっくりが一番よね!あんな吸血鬼もどきや白黒なんかに負けるはずがないわ!!」 満足そうに一回大きく頷いて、目の前の小さな妖怪を、全身でぎゅっと抱きしめた。 ぎゅっ、と。 柔らかい感触で、ルーミアの全身が包まれる。 ルーミアの全身から力が抜ける。 『いで!!』 焦げれいむ、やっとルーミアの腕から解放されて地面に落ちる。無限に続くかと思われた地獄からの脱出を遂げた瞬間である。 が、そんなことにも気付かないほど、ルーミアの脳内は幸せという幸せで包まれた。 できることなら、自分からも相手のことを抱きしめたい心地なのに、不思議なほど腕に力が入らない。 ルーミアがこれまで体験したことないほどの充実した不思議で気持ちの良い感覚。 「そうだ、お茶でも入れてあげるから、飲んでいったらいいわ。ついでにお賽銭でも入れてってくれたらもっと嬉しい」 「あ、ありがとう‥ございます」 霊夢は抱擁を解き、嬉しそうに鼻歌を歌いながら神社の方へ向かっていった。 残されたルーミアは、力なくペタンとその場に女の子座りをして、 (あ、暖かい。凄く暖かかったなぁ) 夢心地で、まだ霊夢のぬくもりが残る自分の全身を、いとおしむようにぎゅっと抱きしめた。 そして、近場に転がり、呆れたようにこっちを見ている焦げれいむの方に視線を向ける。 「や、やっぱり一緒に暮らしてあげても良いよ、ゆっくり」 『‥‥‥‥ さっきと言ってることが違う件』 「取り消す。さっきの言葉はやっぱ無し」 ルーミアは、今まで焦げれいむが見たことない程の、天使のように純粋無垢な笑顔を浮かべて言った。 「私、れいむのこと大好き‥!」 言葉に出すだけで、また先ほどの幸せで心が包まれるような心地のよさを感じることが出来た。 「れいむのこと、大、大、大好きだから!」 言葉に出すたびに、何度も、何度でも。 それだけ、少女は幸せになれるのだ。 ~fin~ 早い話が前日談です。byかぐもこジャスティス 砂糖吹いた -- 名無しさん (2010-08-06 17 40 59) 名前 コメント