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~次回予告~『富士山麓に現れた怪鳥を調査すべく出撃したアフロダイAは突然の奇襲に出た機械獣ハルピアの奇襲によって片腕を失ってしまう!』『これに力を得たゴーゴン大公はさらにマジンガーZを打ち砕くことを指令した』『遂に追い込まれるマジンガーZ』『それを助けようとアフロダイAは必死に駆け付けたのだが――』『次回、マジンガーZ「壮烈!!アフロダイAの最後!!」にご期待下さい!!』 羽手裏剣に全身を貫かれたアフロダイA。 そこに光線を受けたアフロダイAは爆発四散してしまう―― 壮烈!!アフロダイAの最後!! ボス「イヤッホー!」 ボス・ヌケ・ムチャの3人がバイクで野原を走っていた。 ボス「ありゃりゃ!?」 ボスは鳥の様な影を空に見かけた。 ボス「あれは何だ?」 ヌケ「目が悪いな、ボス。あれは鳥ですよ、鳥。良く見てみて、ね」 ボス「うわぁ!こっち来るぞ!」 飛んできた鳥は、妖機械獣・ハルピアπ7だった。 ボス達は逃げ出すが、ハルピアπ7は追いかける。 ハルピアπ7が真上を飛んだ衝撃で、ボス達は吹き飛ばされ、地面に叩きつけられる。 弓「ん、なんだ?あの飛行物体は?」 所員「異常発生してますよ」 弓「うーむ、原因を調べてみる必要があるね。シローくん、甲児くんはどこかね?」 シロー「みさとさんとどっかでデート中」 弓「そうか・・・しかたがないな。じゃあ、さやか、すまないがちょっと頼むよ」 さやか「甲児くんを探せばいいでしょ!」 弓「まあまま、そう怒るなよ、ちょっと調査するだけだから」 さやか「甲児くんたらホントにダメね!お父様の頼みじゃしかたないわ」 シロー「もてない女は仕事、仕事」 さやか「チビは余計なこと言わなくていいの!」 シローがさやかにはたかれる。 アフロダイAが光子力研究所から出撃した。 ボス「あーびっくりした、な、何だありゃ?」 ヌケ「全く鳥のようで鳥でない、飛行機のようで飛行機でない・・・」 ムチャ「だから、そんなことを言ってるばあいかよ!さやかさんに頼まれたことがあったろう!」 ボス「そうだ、兜とみさとが何をしてるのか、探るんだった。ヌケ、もたもたするな!行くぞ!」 ヌケ「はいよ」 その頃、甲児はみさとにバイクの運転を教えていた。 甲児「ほらほら、リラックスだよ。そっ、リラックスだよ」 ボス達がその場に来ていた。 ボス「兜のやつ、バイク乗りの特訓中だわさ。よりによってみさとの奴とよ~」 ヌケ「ど、ど、どうすんの、ボス?さやかに報告しちゃったらか~っと来ちゃって・・・」 ボス「バカやろう!俺だってか~って来てるんだい!みさとにあんなことさせやがって、ムチャ!さやかに報告しとけ!」 ムチャ「はいな!もしもし、さやかさん、応答せよ」 さやか「何よ、ムチャ」 ムチャ「兜は目下みさとさんにバイク乗りの特訓中、どうぞ」 さやか「何ですって!良く言っておいてちょうだい!私は今、怪鳥の調査中だってね!」 ムチャ「了解!」 アフロダイAが進んでいると、火口の中からハルビアπ7が出てきた。 さやか「あぁ!?」 ハルピアπ7の口からのミサイルは、アフロダイAの足元に着弾し、 アフロダイAは吹き飛ぶ。 さやか「そうれ!ええい!」 アフロダイAは胸からミサイルを撃つも、ハルピアπ7に軽々とかわされる。 さやか「あぁ!」 ハルピアπ7の翼から射出された羽根手裏剣がアフロダイAの右手に刺さる。 そこへハルピアπ7は胸から光線を撃ち、アフロダイAの右手が破壊された。 さやか「きゃあー!あれはやっぱり機械獣だわ!」 ボス「おい、兜!怪しい鳥が現れたぞ!さやか一人に任せといていいのかよ!」 ヌケ「そうだ」 甲児「それそれ、もっとスピードを上げないと」 ボス「兜!俺の言ってることが聞こえねえのか!」 甲児「そうだ!そのままで、スピードを落とさないで、体を倒しながら、ターンするんだ。 いいぞ、みさとさん。スピード、スピード」 みさとはバイクを順調に運転していたが、岩にタイヤを取られ、バイクが跳ねてしまう。 みさと「きゃあ!」 甲児「危ない!」 ボス「危ねぇ!」 甲児達は下がろうとするも、甲児はみさとのバイクと衝突してしまう。 ボス「おい、みさと!」 みさと「甲児さんは・・?」 甲児のバイクから弓の通信が聞こえる。 弓「甲児くん!甲児くん!」 甲児「はい・・・甲児です・・・」 弓「ああ、甲児くんか。実は富士山頂におかしな鳥が現れたんだ。 アフロダイAが調査に行ったんだが、負傷してしまったんだ。救助を頼む」 甲児「し・・しかし・・・」 弓「おい、どうしたんだ?」 甲児「了解・・・直ちにマジンガーZを出撃させます・・・あぁ・・・」 弓「どうしたんだ!?いつもの甲児くんと違うぞ、甲児くん!」 ゴーゴン大公は海を進んでいた。 ゴーゴン「Drヘル、作戦開始だ。俺の指示に従って、援軍を送ってこい!」 地獄城 ヘル「ゴーゴン大公の奴、張り切っておるではないか」 ブロッケン「Drヘル、よくもそう落ち着いてみていられるものですな」 あしゅら「「奴に勝利の栄光を握られてしまったら、それこそ我々の努力は水の泡です!」」 ヘル「まあ、良いではないか。ゴーゴン大公の指示があったら協力してやれ」 ブロッケン・あしゅら(女)「「Drヘル!」」 ヘル「静まれ、二人とも。最後の栄光の瞬間までゴーゴン大公のものにはさせん」 あしゅら「な、なんですって?」 ヘル「最後に笑う者はこのわしじゃ」 ブロッケン「Drヘル、それでは」 ヘル「ははははは!」 甲児達は光子力研究所に戻ってきた。 弓「ああ、甲児くん!」 ボス「大丈夫か?」 弓「ボス、どうしたんだね一体?」 ボス「詳しいことはこいつらに聞いてください、俺は急いでるんだ」 甲児は、戦闘服に着替え、よろけながらもジェットパイルダーに乗り込もうとしたが、弓に止められる。 弓「甲児くん、そんな格好でマジンガーZが動かせると思っているのか」 甲児「冗談じゃないですよ・・・このぐらいのこと・・・あいた!」 弓「誰か!誰かいないか?」 せわし「どうしたんじゃね?・・・おぉ、甲児くん!」 弓「せわし博士、頼む」 せわし「はい。おい、のっそり君!もりもり君!」 弓「あぁ、ヌケ、ムチャ。君たちにやってもらいたい事があるんだ。そう、二人でアフロダイAを助けだすことが出来るかな?」 ヌケ・ムチャ「「えぇ!?」」 弓「ダメかい?」 ヌケ・ムチャ「「大丈夫です!」」 ゴーゴン大公は海岸に着き、光子力研究所へ向かうが、 ヌケとムチャの乗るボスボロットとすれ違った。 ゴーゴン「なにやつ!?」 ヌケ「はじめまして、失礼します」 ゴーゴン「待て、怪しいやつ」 ムチャ「なんだって!お前だって怪しいじゃないか!名を名乗れ!」 ゴーゴン「生意気な、地獄の土産に聞いておけ! ミケーネ・闇の帝王の先遣隊、ゴーゴン大公だ!」 ヌケ・ムチャ「「ゴーゴン大公!」」 ゴーゴン「待て!」 ボロットは逃げようとするも、ゴーゴンの鞭を右足に絡ませられ、動きを封じられる。 ヌケ「さやかさん、助けてくれ~」 ボロットの通信がアフロダイAに入る。 さやか「ヌケとムチャだわ!」 ボロットの元にアフロダイAが駆け付けた。 さやか「お待ちなさい!」 ヌケ「あっ、さやか!」 さやか「ミサイル発射!」 ゴーゴン「おわぁ!くそう!」 アフロダイAのミサイルをかわし、ゴーゴン大公は退いていった。 さやか「ボスはどうしたの?」 ヌケ「みさとさんがバイクで怪我して、看病で忙しいんだよ」 さやか「看病!?まったくなんてことなの、アフロダイAがこんなになってるていうのに・・・」 ヌケ「これまた、残酷なことを言っちゃって・・・」 そこへ、ハルビアπ7が飛来して、ミサイルを撃ってきた。 さやか「きゃあー!」 逃げるボロットにハルピアπ7が足の爪から電磁波を放ち、 ボロットの動きを止め、そこから足でボロットを持ち上げる。 さやか「電磁波が出てるわ・・・これじゃ計器が狂っちゃうわ!」 ハルピアπ7はボロットを離し、地面に叩きつける。 ゴーゴンは光子力研究所に来た。 ゴーゴン「マジンガーZ、出てこい!何故出てこないのだ?マジンガーZ!」 ヘル「う~む、チャンスだ。マジンガーZが出てこないのは、なにかある。あしゅら男爵、出撃せよ!」 地獄城から、あしゅら男爵の海底要塞フードが発進した。 甲児はベッドに寝かされていた。 シロー「先生、お兄ちゃんどう?」 弓「それが、たいぶ酷い打撲だそうだ。しばらく安静にしておかなくては・・・」 みさと「先生、申し訳ありません。あたしがいけなかったんです・・・」 所員「所長、アフロダイAとボロットがピンチです! 目下、機械獣の猛烈な攻撃を受けています!」 弓「何だって!?」 みさと「ボス、何してるの!こんなことでノンビリしてる場合じゃないでしょ!」 ボス「しかし、お前のことが気になってよ・・・」 みさと「ボスのバカ!」 みさとがボスを平手打ちした。 ハルピアπ7はミサイルでアフロダイAとボロットを攻め立てていた。 ゴーゴン「ふはははは!」 さやか「それぇ!」 アフロダイAがミサイルを撃つも、ハルビアπ7にかわされ 逆に爆発で崩れた岩がボロットの方へ落ちてきた。 さやか「きゃあ!・・・・これじゃあアフロダイAを無駄死にさせちゃうだけだわ・・・」 ゴーゴン「ふはは!ふはははは!」 ボスがバイクでボロットの元に駆けつけた。 ボス「おーい!ボスボロットーー!」 ヌケ「あ、ボス」 ボスがボロットに乗り込む。 ボス「おい、早く俺を乗せろ!」 ムチャ「急いで!」 ボス「バカ!命令するのはこの俺だい!」 ヌケ「あ、そうでした」 弓「さやか!逃げてはならん、さやか!」 さやか「そうは言っても、お父様!ここで勝負に出たらアフロダイAに自殺させるのと同じよ!」 ハルピアπ7の爪がアフロダイAの頭を砕いていった。 さやか「きゃあ!・・・どうして、アフロダイAだけがこんな目にあわなきゃいけないのよ!甲児くんとみさとさんが勝手なことしてくれなきゃ、こんなことにはならなかったのに!!」 甲児「一体何が起こってるんだ!?」 シロー「お兄ちゃん、ここはさやかさんとボスにまかせて・・・」 みさと「甲児さん、ごめんなさい・・・」 甲児「みさとさん、これは君だけの責任じゃないんだよ!バイク乗りを教えた僕も悪いんだ・・・」 シロー「お兄ちゃん」 みさと「甲児さん、我慢して」 甲児「でも、研究所の非常時に出撃できないとなったら、僕達のやった事は大変な罪悪になってしまうんだ!行かせてくれ!」 みさと「その体では無理よ!」 甲児「離せ、離してくれ!」 シロー「お兄ちゃん!」 ブードが海岸に停泊し、ハッチからあしゅら男爵の乗る戦車が出てきた。 あしゅら「「いいか、ゴーゴン大公に栄光の瞬間を一人占めさせるな。いくぞ!」」 鉄仮面の戦車隊がブードから出撃していった。 所員「所長、戦車が次々に上陸していきます」 弓「アフロダイAとボスボロットも駄目だったか・・・さやか、ボス。どうした?」 アフロダイAは湖に佇んでいた。 ボス「おい、さやか!さやか、所長が必死に呼びかけてるぜ。おい、さやか」 弓「おい、ボス」 ボス「はい、こちらボス」 弓「さやかはどうした?」 ボス「それが分かれば苦労しませんよ」 弓「なんだって!?Drヘルの戦車隊がこちらに向かってきてるんだ。二人とも動けるなら戻ってきてくれ」 さやか「お父様!こんな戦いでアフロダイAをダメにさせるなんてできないわ!!」 弓「何を言ってるんだ、さやか!お前の個人的な感情はこの際置いておくんだ!アフロダイAはまた作ればいい」 さやか「お父様ったらそんな酷いわ!」 ボス「・・・ようし!俺は研究所に行くぞ!」 さやか「アフロダイAは私と一心同体よ・・これ以上、むちゃくちゃにしたくないわ・・こんな気持ち、お父様には・・・」 ハルピアπ7はミサイルの連射で研究所を攻撃していた。 所員「うわー!」 弓「もう駄目だ!バリアーを張るんだ、早く!」 所員「は、はい!」 バリアが展開されるが、ハルピアπ7は羽根爆弾を刺してからの光線でバリアを破壊する。 ゴーゴン「よし、ハルピア。もう一ふんばりだ。研究所を落とすなどいとも簡単なことだ、突っ込め!む?」 あしゅら達の戦車隊が来た。 あしゅら「「ゴーゴン大公、ご援助申し上げます」」 ゴーゴン「なに、俺はまだ援軍など頼んでおらんぞ!」 あしゅら「「しかし、ゴーゴン大公。後一歩の詰めには機械獣では力不足です」 ゴーゴン「ええい、俺を舐めるのか!」 ゴーゴンはあしゅらの顔面を鞭で打ち、あしゅらは緑色の血を吐く。 弓「全員避難せよ!防衛不能!全員避難せよ!」 せわし「所長!」 弓「博士、残念だが今回はどうにもならない!今までマジンガーZを信じて、望みをつないできたが、それももう不可能だ」 せわし「所長!?」 弓「せわし博士ははやく避難を!」 戦車隊の砲撃が光子力研究所を攻撃する。 ボス「待て、このやろう!」 駆けつけたボロットは戦車隊を破壊するも、ハルピアπ7の羽根手裏剣を首に刺され、 光線による爆発で頭が吹き飛ばされた。 ボス「うわぁ~~!」 弓「おい、Drヘル。研究所は明け渡す、攻撃を中止したまえ。Drヘル!」 甲児がようやくジェットパイルダーに乗り込んだ。 甲児「・・・先生!マジンガーZを出撃します!」 弓「甲児くん!大丈夫なのか?」 甲児「先生、あんな奴に屈服しないでください」 ジェッドパイルダーが発進する。 甲児「マジーンゴー!パイルダーオン!」 ジェットパイルダーがドッキングし、マジンガーZが出撃する。 さやか「え、甲児くんが!?」 弓「甲児くんは自分の命を捨てて出て行った。それなのにお前はまだつまらない事に固執する気か?さやか、誰にだって大切なものがある。しかし、人間の命に代えられるものはない」 さやか「お父様・・・・」 弓「これが最後だ。弓弦之介の娘として恥ずかしくない決断を下したまえ」 さやか「・・・・」 弓(アフロダイAはまた作ればいい) (人間の命に代えられるものはない) さやか「アフロダイA・・・私のアフロダイA・・・ごめんなさい!」 マジンガーZは戦車隊の砲撃をものともせず、進む。 甲児「どけどけ!木っ端ども!そんな弾なんか、ハエが止まったにも感じないやい!」 ハルピアπ7がミサイルを撃ってきた。 甲児「おっと!」 マジンガーZはハルピアπ7のミサイルをよける。 甲児「ブレストファイヤー!」 マジンガーZはブレストファイヤーを撃つも、ハルピアπ7にかわされる。 甲児「アイアンカッター!」 アイアンカッターがハルピアπ7の両足を切り飛ばしたが、 ハルピアπ7は目からの光線でマジンガーZを撃つ。 甲児「あぁーー!!」 マジンガーZが追い詰められる中、アフロダイAが戦場に戻ろうとしていた。 さやか(ごめんなさい、甲児くん。アフロダイAが今行くわ) (甲児くん、私だって女の意地があるわ。アフロダイAの意地が) 甲児「うわぁ~~」 ゴーゴン「パルピアπ7!今だ、ミサイルを撃て!」 マジンガーZがハルピアπ7のミサイルで吹き飛ばされる。 甲児「ちくしょう・・・体が、体がしびれて・・自由にならねぇや・・・・」 さやか(甲児くん、アフロダイAが必ずマジンガーZを救ってみせるわ!) ゴーゴン「ようし、Zはもう動けない。止めの羽根爆弾を撃ちこめ!」 ハルピアπ7が倒れたマジンガーZに羽根手裏剣を撃つ。 甲児「あぁ!」 さやか「甲児くん!」 飛び込んできたアフロダイAがマジンガーZを庇い、自分の体に羽根手裏剣を受けた。 ハルピアπ7はそのままアフロダイAに羽根手裏剣を撃ち続ける。 甲児(さやかさん、お前は!!) アフロダイAの全身に羽根手裏剣が突き刺さった。 甲児「さやかさん!」 さやか「甲児くん・・・アフロダイAの最期を無駄にしないで・・・」 甲児「さやかさん・・・」 ハルピアπ7の光線を受けて、アフロダイAが爆発四散した。 さやか「きゃあ―――!!」 甲児「さやかさん――!!」 さらにハルピアπ7はミサイルを撃つも、マジンガーZはかわす。 甲児「ルストハリケーン!」 ハルピアπ7はルストハリケーンをかわす。 甲児「くそう!マジンガーZのスペシャルダブル攻撃を受けてみろ!ロケットパンチ!アイアンカッター!」 ロケットパンチがハルピアπ7の右の羽根を破壊し、アイアンカッターが落下していくハルピアπ7を顔面から真っ二つに両断する。 甲児「光子力ビーム!」 止めの光子力ビームを受け、ハルピアπ7が大爆発した。 ゴーゴン「くそう!戦闘に必要な集中力を、貴様のおかげで奪われてしまったのだぞ!」 あしゅら「「ゴーゴン大公、申し訳ありません!」」 甲児「さやかさん!さやかさーん!さやかさん・・・」 アフロダイAの残骸の中にさやかが立っていた。 さやか「アフロダイA・・・ごめん、こんな惨たらしい殺し方をしてしまって、ごめんなさい」 甲児はマジンガーZの右手にさやかを乗せる。 甲児「さやかさん、僕が勝手なことをしてすまなかった・・・許してくれ」 さやか「あたしはいいの、その言葉はアフロダイAに言ってあげてちょうだい」 甲児「・・・アフロダイA、ありがとう。君のことは決して忘れないよ」 さやか「甲児くん、アフロダイAを静かで一番美しい所に送ってあげて・・・」 甲児「分かったよ。ルストハリケーン!」 マジンガーZのルストハリケーンがアフロダイAの残骸を砕き、風の中に飛ばしていった。 さやか(さようなら、アフロダイA!さようなら、さよ――なら・・・) (続く)
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クリムゾンガールズ 男性キャラクター クリムゾン妖魔大戦 コメント クリムゾンによる日本の漫画作品。『クリムゾンガールズ』とその関連作品を扱う。 18禁の多い作品だが、唯一の一般向けゲーム「クリムゾン妖魔大戦」が2022年3月3日によりサービス開始された。 男性キャラクター オーベムorカラマネロ:神沼カオル 「意志が弱った人間の心を少しだけ操る能力」=対象を操るイメージ クリムゾン妖魔大戦 未定:朝霞イブ 未定:吉良きらり アゲハント:是万道アゲハ 名前から コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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~次回予告~『悪の世界を広げようとするゴーゴン大公は機械獣に代わる新たな2つの戦闘獣を使い、一気に光子力研究所を攻め立てた』『傷つくマジンガーZと甲児!』『そして立ち上がろうとする甲児の目に映ったのはマジンガーZ自身ではなかった!』『次回、マジンガーZ「デスマッチ!!甦れ我等のマジンガーZ!!」にご期待下さい!』 傷ついたマジンガーZ。その姿に一瞬、新たなるマジンガーの姿が重なる。 デスマッチ!!甦れ我等のマジンガーZ!! ボス「かんぱーい!」 甲児・さやか「「乾杯!」」 シロー「マジンガーZ乾杯!ダイアナンA乾杯!ボスボロットかんぱーい!!」 ボス「ありがとう、ありがとうシローくん! いやぁ、今度という今度はよくやったよ、それにしてもさ、ボスボロットの活躍ったらなかったわね!我ながらも、胸が熱くなってくる・・・」 さやか「ボスったら、オーバーね。何もそんなに泣かなくったって」 弓「いや、ボスの言う通り今度はよくやってくれた。これで光子力研究所も安心だ。みんな、ありがとう」 地獄島での決戦に勝利を収めた光子力研究所では、久しぶりに訪れた平和の喜びを噛み締めていた。しかしその頃・・・ ゴーゴン大公は、ミケーネの城に戻ってきた。 ゴーゴン「闇の帝王!闇の帝王!」 「闇の帝王!ご報告に参りました」 城には、ミケーネ帝国の大幹部、暗黒大将軍がいた。 暗黒大将軍「やかましいぞ、ゴーゴン大公」 ゴーゴン「貴様などに言ってない!闇の帝王はどこにいらっしゃる、 戦闘の準備はいかがと聞いてるのだ!」 暗黒大将軍「ゴーゴン大公、貴様の指図は受けん。 俺も闇の帝王直属の部下なのだぞ。用事があるなら、俺に言え。さぁ」 ゴーゴン「まだ分からんのか、Drヘルとの決戦で光子力研究所の兵力は大打撃を受けている。今ただちに攻撃を開始すれば、彼らは立ち向かう術もなく、崩壊するだろう!」 暗黒大将軍「な、なにい?う、うわぁ!?」 ゴーゴン「おおっ!」 雷鳴が轟き、ミケーネの支配者・闇の帝王の声が響いた。 ゴーゴン「闇の帝王!」 闇の帝王「ふはははは! 暗黒大将軍、ゴーゴン大公の報告に従い、ただちに出撃せよ。世界制覇の夢はいとも簡単に実現するかもしれん」 暗黒大将軍「ははー、戦闘獣グラトニオス、ビラニアス!出撃せよ、一気に光子力研究所を叩き潰してしまうのだ」 渦巻く海の中から、人間型戦闘獣グラトニオスが飛び出し、旅客機と激突し、破壊してしまう。 更に、魚類型戦闘獣ビラニアスが飛び出し、客船を体当たりで破壊してしまう。 光子力研究所ではパーティーが続いていたが、その間にも、グラトニオスとビラニアスは接近していた。 シロー「遠慮なく食べないとな・・・!?」 シローはケーキを喉に詰まらせていた。 甲児(みんなは、何もかも忘れてしまったように楽しんでいるけど、これでいいのか?Drヘルは叩き潰したけれど、まだゴーゴン大公は生き延びているんだ) ボス「よう兜、何を湿っぽい顔してんのよ、そんな顔はパーティーには似合わないわよ。さっ、陽気にやろうぜ、陽気に」 しかし、そこへアナウンスが流れた。 所員「緊急指令!緊急指令!未確認飛行物体急速接近中、直ちに警戒態勢に入って下さい!」 弓「なんだって!のっそり博士!せわし博士!」 のっそり・せわし「「はい!」」 ボス「兜ぉ!」 甲児「ちきしょう、やっぱり!マジンガーZの修理はしていないし、俺の傷はこの通りなんだぞ!」 ボス「兜、待ってろ!俺が片付けてきてやるよ」 甲児「待て!俺が行く」 ボス「何だって!そんな体じゃ無理だ!」 甲児「大丈夫だ、俺が行かなきゃ!」 ボス「バカ野郎!自惚れるのもいい加減にしろい!」 甲児「うるさい!余計なお世話だい!」 ボス「なあ、兜。無理をしないで休んでいろよ、なっ・・・おりゃ!」 ボスが甲児の腹を殴りつけ、甲児が気絶した。 ボス「兜、勘弁しろよ」 シロー「お兄ちゃん!?」 ボス「さやか、行こう。護衛してくれよ、なっ」 さやか「ええ、いいわ!」 ボス「急げぇ!!」 シロー「お兄ちゃん、お兄ちゃん!」 みさと(甲児さん、ボスの気持ちも分かってあげてね・・・) 弓「未確認の物体は確認できたのか?」 所員「見てください、あれです」 グラトニオスがモニターに映される。 弓「何だあれは?ゴーゴン大公が生き残っているにしても、彼の物ではないぞ。たとしたら、一体だれが?」 せわし「ダイアナンAとボスボロットで大丈夫じゃろうかな?」 弓「甲児くんに連絡をとってくれ」 暗黒大将軍「グラトニオス、おかしな奴が出てきたぞ。叩き潰してしまえ」 ダイアナンAとボスボロットがグラトニオスと相対する。 さやか「あいつだわ、それ!」 ダイアナンAがミサイルを発射するも、グラトニオスはかわし、 胸に付いた2つの仮面を分離する。 ボス「あら!?なんだ、ありゃ?」 仮面は飛行し、その目から光線を撃ちダイアナンAの右手を破壊した。 さやか「きゃぁ!」 さらに仮面は光線を撃ち、ボロットの腹に穴を開けた。 ボス「うわぁ!」 暗黒大将軍「ビラニアス、急げ。富士山麓でグラトニオスが待っておるぞ」 所員「所長!海からも機械獣が!」 弓「甲児くんは?甲児くんはどうした!」 さやか「ボス・・・」 ダイアナンAは仮面の光線をかわし、ミサイルを撃つもかわされ、 逆に光線で左手を破壊される。 さやか「きゃあー!」 破壊されたダイアナンAの左手をボロットが拾う。 ボス「ちきしょう!さやか~」 グラトニオスは仮面を胸に戻し、角を振動させて超振動波を発生させて、さやかとボスを攻撃する。 さやか「きゃーーー!!」 ボス「うわぁーーー!!」 ビラニアスが鱗を飛ばし、ダイアナンAとボロットの全身に付着させた。 付着した鱗は2体の装甲を腐食させていく。 更にビラニアスは口からミサイルを撃ち、ボロットの左手を破壊する。 ボス「!!」 ダイアナンAは立ちがろうとするも、グラトニオスの光線で左脚を破壊された。 さやか「きゃあー!!甲児くん・・・甲児くん・・・」 グラトニオスが降下してくる。 さやか「甲児くん!」 戦闘服に着替えた甲児はジェッドパイルダーに乗り込み、腕の包帯を投げ捨てる。 甲児「さやかさん!ボス!待ってろよ、ジェッドパイルダーGO!」 ボロットはピラニアスのミサイルで倒され、 ダイアナンAはグラトニオスの左手ではたかれる。 ゴーゴン「なにをしているのだ!マジンガーZが出てきたぞ。奴を倒せ、奴さえ倒せば全てが終わる!」 甲児「ジェットスクランダー!スクランダークロス!」 空飛ぶマジンガーZがダイアナンAとボロットの元に向かう。 甲児「あぁ、ダイアナンAとボロットだ!」 「さやかさん、今助けてやるぞ!ロケットパンチ!」 マジンガーZは、右腕を射出するも、 グラトニオスの光線でロケットパンチは破壊された。 さやか「甲児くん!」 甲児「くそう、ミサイル発射!」 ミサイルパンチが発射されるが、ビラニアスの鱗を貼り付けられ腐食していった。 甲児「あぁ!?さやかさーん!」 さやか「甲児くん、私はやれるだけやったわ! ・・・でも・・もう駄目よ・・・・」 さやかは泣いていた。 甲児「しっかりするんだ、さやかさん!」 さやか「甲児くん、私には構わないで思いっきりやって頂戴!」 甲児「さやかさん・・・」 マジンガーZはグラトニオスの超振動波を受ける。 甲児「うわぁー!」 マジンガーZは墜落していく。さらに、ビラニアスが鱗を飛ばし、マジンガーZの全身に付着させる。 マジンガーZは地面に叩きつけられ、衝撃でスクランダーの左翼が折れた。 グラトニオスが両手を回転させて、マジンガーZに突っ込んできた。 甲児「とうー!」 マジンガーZはかわした。 甲児「光子力ビーム!」 そこから光子力ビームを撃つも、グラトニオスの光線に押し戻され、マジンガーZが跳ね飛ばされた。 更に、ビラニアスのミサイルで、スクランダーの右翼が折られた。 再び、グラトニオスが両手を回転させて降下してきた。 甲児「ドリルミサイル!」 マジンガーZは左腕を展開し、ドリルミサイルを撃とうとしたが、射出口がビラニアスの鱗により腐食していた。 甲児「どうしたんだ、超合金Zが腐っていく!?マジンガーZ、マジンガーZ!」 マジンガーZが背後から、ビラニアスの尾びれで叩かれる。 そこにグラトニオスが降下してきたが、それはかわした。 甲児「ちきしょう、今までどんな敵にぶつかっても超合金Zが腐ることはなかったのに!一体、どうしたんだ!?」 謎の施設、科学要塞研究所。そこでは死んだはずの甲児の父、兜剣造が マジンガーZの戦いを見ていた。 剣造(甲児、しっかりしろ。そんなことでくたばってしまうマジンガーZではないぞ。 甲児、決して死んではならんぞ。戦え甲児、戦いぬくんだ!) マジンガーZはグラトニオスの左手で殴り飛ばされ、更にビラニアスの尾びれで叩き飛ばされる。 甲児「うわぁ!」 駄目押しにグラトニオスの右手がマジンガーZの腹に突き刺さった。 グラトニオスはそのまま右手を伸ばし、マジンガーZを上空で振り回しだした。 弓「甲児くん!おい、甲児くん!?」 甲児(駄目か!?マジンガーZ!どうにもならないのか!? 俺達は今まで何のために戦ってきたんだ!?しっかりするんだ、マジンガーZ! マジンガーZよ、お前は平和の使者として戦い続けたんじゃないか! もし今ここで倒れてしまってば、楽しい毎日が一変に苦しい思い出になってしまうんだぞ!そう簡単に死んでたまるか!絶対に死なないぞ!死ぬもんか!) 弓「甲児くん!いいか、我々はマジンガーZに全て託しているんだぞ・・・甲児くん!」 マジンガーZはグラトニオスに地面に叩きつけられ、衝撃で甲児のヘルメットが外れた。 甲児「くそう・・・マジンガーZ、お前は無敵なんだ・・不死身なんだ・・・頑張れ、マジンガーZ!・・・」 マジンガーZは立ち上がろうとするも、グラトニオスの光線で左腕を破壊され、 グラトニオスに開けられた穴をビラニアスのミサイルで攻撃され、腹に風穴を開けられた。 甲児「うわぁ!」 弓「いかん・・・もう、マジンガーZにも甲児くんにも機械獣を倒す力はない・・・」 せわし「ええぃ、想像以上の強敵じゃ・・・」 シロー「ちきしょう!ちきしょう、ちきしょう・・・」 弓「我々の力もこれまでだ。諸君、避難を開始してくれたまえ!」 せわし「しかし、所長・・・」 弓「さあ早くするんだ!これ以上抵抗すれば無駄に犠牲を出すばかりだぞ!」 シロー「だけど先生!お兄ちゃんが・・・お兄ちゃんが死んじゃうよ・・・!」 弓「・・・みさとくん」 みさと「はい!さっ、シローちゃん」 シロー「いやだ!お兄ちゃんが死んじゃったら僕は一人ぼっちになっちゃうんだ!それぐらいなら、僕も最後までここで戦って死んでもいいんだよ!!」 弓(甲児くん・・・) 甲児「・・・さやかさん!ボス!シロー!元気でやれよ・・・俺は最後までやるぞ・・!」 マジンガーZは、一度は立ち上がるも再び倒れ、ジェッドパイルダーが外れていった。 ゴーゴン「ふはははは!戦闘獣、もう怖いものは何もない!研究所を一気に占拠してしまうのだ!」 剣造「いかん、もはや光子力研究所には抵抗する力が無い。 鉄也くん、グレートマジンガーを出撃させたまえ。鉄也くん、グレートマジンガーを出撃させよ!」 科学要塞研究所では青年、剣鉄也が無重力室にいた。 鉄也「何だって?待たせるだけ待たせといて、嘘じゃないでしょうね」 鉄也はカプセルに飛び込む。 カプセルは戦闘機・ブレーンコンドルへ鉄也を移動させた。 鉄也「ブレーンコンドル、スイッチON!」 ブレーンコンドルが、海底のルートを通って発進していった。 鉄也「マジーンゴー!」 渦巻く海から新たなマジンガー、グレートマジンガーが空中へ射出された。 鉄也「ファイヤー・オン!」 ブレーンコンドルがグレートマジンガーの頭部にドッキングした。 鉄也「スクランブルダッシュ!」 グレートマジンガーの背中からスクランダーが展開される。 剣造「鉄也くん、用心してかかるんだぞ。君もグレートマジンガーも初めての実戦だからな」 鉄也「OK!それ、行くぞ!」 グレートマジンガーはスクランブルダッシュで光子力研究所へ向かっていった。 光子力研究所は既に壊滅寸前だった。 グラトニオスとビラニアスは、電撃による抵抗を受けていたが、 ビラニアスがコントロールタワーに体当りし、更に建物の根元を噛み砕く。 弓「うわぁ!甲児くん!さやか!ボス!たとえどうなっても、私は光子力研究所の栄光は守りぬくぞ!」 目覚めた甲児は光子力研究所に向かうグレートマジンガーを見た。 甲児「・・マジンガーZ!・・・いや違う、誰だ・・だ・・れ・・・」 甲児は再び意識を失った。 グレートマジンガーは光子力研究所に駆けつけた。 鉄也「アトミックパンチ!」 グレートマジンガーの右手がきりもみ回転しながら射出される。 グラトニオスはアトミックパンチを光線で撃つも、アトミックパンチはものともせず、グラトニオスとビラニオスに当たり、光子力研究所に叩きつけた。 グレートマジンガーが地上に降りた。 鉄也「さあ、俺はちょっと荒っぽいぜ!グズグズしてるのは苦手なんだ!グレートブーメラン!」 グレートマジンガーは胸の放熱板を外し、投げつけて、 グレートブーメランはグラトニオスの首を切り飛ばした。 鉄也「サンダーブレーク!」 グレートマジンガーの指から電撃が放たれる。 グラトニオスは仮面を出すも、サンダーブレークは仮面を砕き、グラトニオスを貫き、グラトニオスが爆発四散した。 鉄也「さあ、貴様もいくぞ!」 ビラニアスが鱗をグレートマジンガーに付着させる。 鉄也「この野郎!いい加減にしろ!」 グレートマジンガーは全身を震わせ、鱗を外した。 さらに撃ってきたミサイルをグレートマジンガーは飛んでかわす。 鉄也「マジンガーブレード!」 グレートマジンガーは右足から剣を取り出す。 鉄也「とりゃあ!」 グレートマジンガーはマジンガーブレードを投げつける。 マジンガーブレードは、飛びかかろうとしたビラニアスの口から背中を貫き、 ビラニアスは地面に落ち、大爆発した。 弓「ああ、あれは!マジンガーZの幻じゃないのか・・・?」 せわし「所長!見ましたぞ!」 のっそり「わしも見ましたぞ!」 弓「一体誰が・・・どこであれを・・・?」 所員「所長、さやかさんとボスは救出しましたが、甲児くんが見当たりません」 弓「なに!?」 シロー「ええ・・・!」 その後、科学要塞研究所に来た弓達を鉄也が迎える。 鉄也「弓博士ですね」 弓「あぁ」 鉄也「どうぞこちらに」 病室に甲児が寝かされていた。 シロー「お兄ちゃん! 鉄也「しっ!」 シロー「何すんだい!死んだと思ったお兄ちゃんにやっと会えたんじゃないか!」 鉄也「だったら、静かにしてやったらどうなんだ。そうだろ」 甲児「マジンガー・・・Z・・・」 シロー「お兄ちゃん・・・」 さやか「甲児くん・・・」 ボス「兜・・生きていてくれたのか・・・」 弓「甲児くん、よくやってくれたね・・・ありがとう」 さやか「お父様、ここは一体誰の研究所なのかしら?」 弓「それが私にも分からないのだ」 病室に剣造のアナウンスが流される。 剣造「弓博士、管制室までお越し下さい」 弓は一人で管制室に移動した。 弓「お招きいただき、ありがとうございます。私が弓です」 剣造「わざわざお呼び立てしてすみません 私を見て、驚かんでください」 振り返ったその人は、紛れもなく、兜剣造博士であった。 弓「!」 剣造「兜剣造博士です」 弓「しかし、兜博士は実験中の事故で・・・」 シローと鉄也は外に出ていた。 シロー「鉄也さんっていい人だね、僕が行けなかったんだよ、 お兄ちゃんはそっとしてあげなきゃいけなかったんだね」 鉄也「分かりゃいいさ」 シロー「あのグレートマジンガーを操縦してるのが、鉄也さん?」 鉄也「あぁ、今までのマジンガーZとはちょいと出来が違うぜ」 シロー「なにぃ!お兄ちゃんのマジンガーZにけち付ける気か!」 鉄也「おっと!泣くのはもうゴメンだぜ。じゃあ、説明してやろう。グレートマジンガーはだね、超合金NZでできてんだ」 シロー「ひゃー、ニューゼット・・・」 弓「あなたがサイボーグですって!?」 剣造「父の十蔵博士が私を死から蘇らせてくれたのです」 弓「兜博士・・・」 剣造「弓博士・・」 弓と剣造が握手を交わす。 弓「グレートマジンガーの秘密がやっと分かりましたよ、兜博士でなくては出来ない仕事だ」 「見事な活躍ぶり、この目で一部始終を拝見させていただきました」 剣造「弓博士、これからあなたは光子力の平和利用に没頭して下さい。 それを妨害するものは私と科学要塞研究所が処理します」 弓「ありがとうございます」 剣造「ところで甲児とシローのことですが・・・私が父であることはしばらく伏せておきたいんです。今、彼らを動揺させたくはない」 弓「兜博士、実は甲児くんとさやかをアメリカにいるワトソン博士のもとに 留学させようと思っていたんです。シローくんはしばらく私のところで預かりましょう」 剣造「それはありがたい、よろしくお願いします」 事件が片付いてから数週間後、アメリカへ飛び立つ旅客機の中に甲児とさやかの姿があった。二人はワトソン博士の研究室で休養をかねて、新しい科学に携わることになっていた。だが、希望に胸膨らむ二人とは対照的に複雑な心境で見送ってる人がいた。 剣造(甲児、今度会う時は私の秘密を話そう。 そして、一緒に暮らそう。それまでは、私とグレートマジンガーがお前の意思を継いで、頑張っていくぞ) グレートマジンガーが崖の上にそびえ立っていた。 おわり そして、グレートマジンガーに続く・・・
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MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 発売日:8月9日 ◆ボーナスディスク(Blu-ray) ・「これがUFOだ!空飛ぶ円盤」 ・「マジンガーZ」【#5「ゴーストマジンガー出現」ブローアップ版】 ・「マジンガーZ対ドクターヘル」【#57「Dr.ヘル日本占領」ブローアップ版】 ・「ゲッターロボ」【#6「恐竜!東京ジャック作戦」ブローアップ版】 ・「UFOロボ グレンダイザー」【#7「たとえ我が命つきるとも」ブローアップ版】 ・「UFOロボ グレンダイザー 赤い夕陽の対決!」【#49「赤い夕陽に兄を見た!」ブローアップ版】 1974年公開。マジンガーZ対デビルマンに続く劇場版。シリーズにグレートマジンガー対ゲッターロボがある。 演出 西沢信孝 原作 永井豪とダイナミックプロ 脚本 高久進 作画監督 角田紘一 演出助手 遠藤勇二 美術監督 辻忠直 撮影 吉村次郎、相磯嘉雄 特殊効果 林富喜江、岡田良明 編集 千蔵豊 録音 池上信照 音響効果 伊藤道広 音楽 渡辺宙明 アニメーション制作 東映動画 ■関連タイトル MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 テレビマガジン完全復刻コレクション マジンガーZ DVD 燃えろ! 東映スーパーロボット主題歌大全集 マジンガーシリーズ40周年記念公式図録 狂機乱武~機械獣/妖機械獣・戦闘獣・円盤獣/ベガ獣の世界~ マジンガーZ 40周年記念 水木一郎 ALL OF MAZINGER SONGS MAZINGER THE MOVIE Blu-ray 1973~1976 初回生産限定 DVD 復刻!東映まんがまつり 1974年夏 スーパーヒーロークロニクル スーパーロボット主題歌・挿入歌大全集I DX超合金魂 マジンガーZ 初回限定特典「永井豪先生新規描き下ろしマンガ」付き ES合金12 マジンガーZ スーパーロボット超合金 マジンガーZ フィギュア・ホビー:マジンガーZ 原作コミック 永井豪/新装版 マジンガーZ オリジナルver. 1
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, ==ミー- 、> ―-==、< _, /´ ヽ, `> 、 ヽ、` > _ ,ィ, -イ``ヽ、 i '/ /_ , -‐- 、、 ヘ > ,_ i' `-.'" ヽ. f´!(ニニ = '>/ ヽl. ヘ ヽ_ ! .r-、 ニ7,ィ.,r=+ _! | i ´ヽミヽ |! | ヘ>< 、-.,,-=lTTTTTl ノ , ヘ',.l,ヘ _/ `i ! リ ./...... | ..i ヘ.ヾニ ̄ヘ-'__' , i / ̄ニフ ヘ v´〉i ! l / / ./ /,,,,,,,,,,, !. リ l.ヘ ヘ、 ヽ"''ヽ/ / ./7=.ッ、 〉=' ヘ 、__ , > < ´ ./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ _,/ / / ヘ  ̄ ̄| |¨ ̄ / 'ィ--< ヽ、 `ー=彳 ´ ヘ__ ,,>.´三三三三ニニンく ̄ミ、_- ニ´>'; .... .\ .| .| /-`、ヘ´ ヽ `ヽ.ィ `ー― ==== ニニニ´-‐` ヘ  ̄ ;;;;;; \__| .|_/ l i ( ヽ、`Y´.l ヘ ;;;;;; ;______ .K _ i ヘ,, -'`´ / ヘ, >´ `l !' >、_ ̄ / `ーi ´ !  ̄ | l / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l 少ヽ、 ノヽ、━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・マジンガーZ:LV300/【鋼/格闘】/HP:108/攻撃力補正:+10 野生スキル/【今こそ打つんだロケットパンチ!】:防御系効果無効、攻撃が何らかの効果により回避された場合ランダムで敵味方どちらかの控えにダメージ/バトル中2回 プロフィール 鋼鉄島深度4の野生 戻る
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■マジンガーZ:機体 マジンガーZ ダイアナンA ボスボロット TFO(隠し機体?バザーで「超合金NZのかけら」と「慣性制御工学マニュアル」を購入で出る) ☆パイロット 兜甲児 弓さやか ボス(MAIN) ■登場キャラリスト(声あり) 兜甲児(石丸博也) 弓さやか(松島みのり)
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MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 発売日:8月9日 ◆ボーナスディスク(Blu-ray) ・「これがUFOだ!空飛ぶ円盤」 ・「マジンガーZ」【#5「ゴーストマジンガー出現」ブローアップ版】 ・「マジンガーZ対ドクターヘル」【#57「Dr.ヘル日本占領」ブローアップ版】 ・「ゲッターロボ」【#6「恐竜!東京ジャック作戦」ブローアップ版】 ・「UFOロボ グレンダイザー」【#7「たとえ我が命つきるとも」ブローアップ版】 ・「UFOロボ グレンダイザー 赤い夕陽の対決!」【#49「赤い夕陽に兄を見た!」ブローアップ版】 ここを編集 1973年7月公開。マジンガーZ、デビルマンの劇場版。劇場版シリーズにマジンガーZ対暗黒大将軍がある。 演出(監督) 勝間田具治 原作 永井豪とダイナミックプロ 脚本 高久進 作画監督 角田紘一 演出助手 遠藤勇二 美術監督 浦田又治 検査 小椋正豊、森田博 撮影 平尾三喜、目黒宏 特殊効果 浜桂太郎、佐藤章二 編集 古村均 録音 神原広巳 音響効果 畑英彦 選曲 宮下滋 記録 大橋千加子 音楽 渡辺宙明、三沢郷 製作担当 茂呂清一 アニメーション制作 東映動画 ■関連タイトル MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 テレビマガジン完全復刻コレクション マジンガーZ DVD 燃えろ! 東映スーパーロボット主題歌大全集 マジンガーシリーズ40周年記念公式図録 狂機乱武~機械獣/妖機械獣・戦闘獣・円盤獣/ベガ獣の世界~ マジンガーZ 40周年記念 水木一郎 ALL OF MAZINGER SONGS MAZINGER THE MOVIE Blu-ray 1973~1976 初回生産限定 DVD 復刻!東映まんがまつり 1973年夏 スーパーヒーロークロニクル スーパーロボット主題歌・挿入歌大全集I DX超合金魂 マジンガーZ 初回限定特典「永井豪先生新規描き下ろしマンガ」付き ES合金12 マジンガーZ スーパーロボット超合金 マジンガーZ フィギュア・ホビー:マジンガーZ 原作コミック 永井豪/新装版 マジンガーZ オリジナルver. 1 rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Switch ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom Switch 世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER Switch ピクミン 4 大友克洋 Animation AKIRA Layouts Key Frames 2 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1 ONE PIECE FILM REDデラックス・リミテッド・エディション 4K ULTRA HD Blu-ray Blu-ray 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 完全生産限定版 Blu-ray 映画『ゆるキャン△』 Blu-ray 【コレクターズ版】 Blu-ray ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! Blu-ray 天地無用!GXP パラダイス始動編 Blu-ray第1巻 特装版 天地無用!魎皇鬼 第伍期 Blu-ray SET 「GS美神」全話いっき見ブルーレイ Blu-ray ソードアート・オンライン -フルダイブ- メーカー特典:「イベントビジュアル使用A3クリアポスター」付 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 Blu-ray Memorial BOX 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち Blu-ray BOX 特装限定版 地球へ… Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 神風怪盗ジャンヌ Complete Blu-ray BOX HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編Blu-ray BOX BLEACH Blu-ray Disc BOX 破面篇セレクション1+過去篇 完全生産限定版 MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 アニメ・ゲームのロゴデザイン シン・仮面ライダー 音楽集 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー 完全版 EPISODE No.1~No.98 MOVIE リスアニ!Vol.50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション ヤマノススメ Next Summit アニメガイド おもいでビヨリ アニメ「魔入りました!入間くん」オフィシャルファンブック 『超時空要塞マクロス』パッケージアート集 CLAMP PREMIUM COLLECTION X 1 トーマの心臓 プレミアムエディション パズル ドラゴンズ 10th Anniversary Art Works はんざわかおり こみっくがーるず画集 ~あばばーさりー!~ あすぱら画集 すいみゃ Art Works trim polka-トリムポルカ- つぐもも裏 超!限界突破イラスト&激!すじ供養漫画集 開田裕治ウルトラマンシリーズ画集 井澤詩織1st写真集 mascotte 鬼頭明里写真集 my pace 内田真礼 1st photobook 「まあやドキ」 進藤あまね1st写真集 翠~Midori~ 声優 宮村優子 対談集 アスカライソジ 三石琴乃 ことのは 亀田祥倫アートワークス 100% 庵野秀明責任編集 仮面ライダー 資料写真集 1971-1973 金子雄司アニメーション背景美術画集 タローマン・クロニクル ラブライブ!サンシャイン!! Find Our 沼津~Aqoursのいる風景~ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会[復刻版] 梅津泰臣 KISS AND CRY 資料集 安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編 氷川竜介 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析 Blu-ray THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th Anniversary Celebration Animation ETERNITY MEMORIES Blu-ray おいら宇宙の探鉱夫 ブルーレイ版 Blu-ray 映画 バクテン!! 完全生産限定版 アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~ Blu-ray BOX 初回生産限定版 はたらく細胞 Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 Blu-ray 長靴をはいた猫 3作品収録 Blu-ray わんぱく王子の大蛇退治 Blu-ray 魔道祖師 完結編 完全生産限定版 魔道祖師Q Blu-ray Disc BOX 完全生産限定盤 にじよん あにめーしょん Blu-ray BOX 【特装限定版】 Blu-ray 鋼の錬金術師 完結編 プレミアム・エディション Blu-ray付き やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完 限定版【同梱物】オリジナルアニメ Blu-ray「だから、思春期は終わらずに、青春は続いていく。」
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暗黒大将軍VS鋼鉄神マジンガーZ ◆EIyzxZM666 「すごいや剣児さん!高校生でプロのレーサーだなんて!」 「そうか!?じゃあ俺のレース見に来いよ!家族友達みんなまとめて招待してやるぜ!!」 ボスボロットに乗った少年、ツワブキ・ダイヤは同行する少し上の年長者を褒め称える。 その隣で喜んでいる年上の少年の名は草薙剣児。今の乗機はマジンガーZ。 二人とも正義感の強い熱血漢な性格で年も比較的近く、出会った早々打ち解ける事が出来た。 最初に出会えた相手が心を許せるような人物であった事は、この惨劇の中での数少ない幸運だったといえるだろう。 特にダイヤは、凶悪な殺人者と出会っていたら、ボスボロットではなす術もなく殺されていたかもしれない。 「しっかし、こんなガキまで巻き込まれてるとはなあ……」 「そういう剣児さんもたいして歳変わらないじゃないか。」 「まあ、それは確かにそうなんだけども……」 出会って間もないため、二人とも若いながらも激戦を潜り抜けてきたパイロットである事はまだ話しておらず、殺し合いなどとは無縁の人生を歩んで来たであろう相手の事を互いに気づかいあっていた。 二人は現状を打開するべく、人が集まり設備の整ってそうな北東の施設群を目指していた。 「……剣児さん!?」 「ああ……気を付けろダイヤ。」 前方に無骨なデザインのロボットが見える。全員が自分達のように殺し合いを望まぬ人間であるとは限らず、注意して近づく。 だが目の前のロボットは膝をついた体勢のまま一向に動く気配がない。 「俺たちは向かってこなきゃ戦う気はねえ!誰もいねえのか!?返事をしろぅぃ!」 「……待って剣児さん!あのロボットの足元に誰か倒れてる!」 「何ィ!?」 「う………んんっ………」 見たところ10歳前後の少女のようだ。 気を失っているだけで命に別状はなさそうで、しばらくすれば気がつくだろう。 こんな所に無防備で放り出しておく訳にもいかず、少女をボスボロットの中まで運ぶ。 首輪がはめられている所をみると、この少女も参加者であるようだ。 例え女子供であろうとも勇敢に戦う戦士となれる事を、二人とも身をもって理解している。 だが、眼前で眠る少女にとても戦えるような力が備わっているようには到底思えなかった。 「まさかこんな女の子まで……」 「……ここでじっとしててもしょうがねえ。急ごう。」 「マジンガーZ!!貴様っ!兜甲児かぁっ!!」 二人がここを発とうとした瞬間、大きな叫びが轟いた。 声がするほうを振り向けば、頭部と胴体に二つの顔を持つ巨大な化け物が立っている。 手には剣を持ち、巨大なマントを纏っている。 「かぶとこうじぃ?知らなねえよそんなやつ。俺は草薙剣児ってんだ!てめえこそ邪魔大王国の一員か!?」 「我が名は暗黒大将軍!ミケーネ帝国7つの軍団を統べる者!! マジンガーZ!宿敵剣鉄也の前に、まず貴様を血祭りに上げてくれるわ!!」 「おめえ、この殺し合いに乗っちまうのか? どんな事情があるか俺にはわからねえけど、皆で協力すればそんな事しねえでもここから帰る方法があるはずだ!」 「人間どもとマジンガーは我らミケーネ帝国の敵!元より全てうち滅ぼすだけの話よ! こんな馬鹿げた茶番に俺を巻き込んだ奴らも含めてな!!」 「ミケーネ帝国の暗黒大将軍ねえ……よくよく俺はこんな奴らと縁があるみてえだな……。 ダイヤ、お前先に行ってろ。俺がこいつの相手をしてやる。」 「そんな!?俺も一緒に戦うぜ!剣児さんだけ置いていくことなんて出来ない!!」 「馬鹿やろう!その子まで戦いに巻き込んじまうぞ!! それにお前の乗ってるそのポンコツじゃ足手まといだ!第一、俺がそんなに信用ならねえか?」 「……わかったよ剣児さん。先に行ってこの子と待ってる。後から絶対来てくれよ?」 「おうっ!」 しぶしぶこの場に剣児を残していく事を承諾したダイヤ。 少女の機体に指示を出すべく、右腕に腕時計型コントローラーを自分の腕に着ける。 「こめん。少しだけ借りるよ。……俺の言う事がわかるか?俺の後についてきてくれ!」 ゴオオオオォォォォォォン! ジャイアント・ロボが起動し、先を行くボスボロットの後に続いていく。 その場にはマジンガーZと暗黒大将軍だけが残される事になった。 【ツワブキ・ダイヤ 搭乗機体:ボスボロット(グレートマジンガー) パイロット状態:良好 機体状況:良好(ボスボロット) :良好(ジャイアント・ロボ) 現在位置:F-4北西部 第一行動指針:北東の施設群に向かい、少女を守りながら剣児を待つ 第二行動指針:北東の施設群で協力できる仲間と現状を打破する方法を探す 最終行動方針:皆で帰る 備考:現在コントローラーでジャイアント・ロボを操作中】 【イルイ(イルイ・ガンエデン) 搭乗機体:ボスボロット(グレートマジンガー) パイロット状態:気絶中 現在位置:F-4北西部 第一行動指針:??? 最終行動方針:??? 備考:支給機体はジャイアント・ロボ 第2次αゼンガールート終了後】 【一日目 6 30】 「あいつら見逃してくれてありがとうよ。」 「ふん、俺とマジンガーの戦いに余計な邪魔を入れられたくなかっただけだ。 それに、この俺が手を下すまでもなくあやつらが生き残れるとは思えんがな。」 「そいつはどうかな……?真っ先にやられちまうのはてめえの方なんじゃねえか?」 「ほざけぇっ!!」 「そんじゃあまあ、そろそろおっぱじめよぉかあぁぁっ!!」 戦いの火蓋が気って落とされた。互いに相手に向かって駆ける。 剣児はジーグでの戦いで培った経験を生かし、接近しての格闘戦に持ち込もうとする。 だが、暗黒大将軍にとっても自分の距離。 次々と拳を繰り出すも、暗黒大将軍の手にする剣によって阻まれなかなか有効打を与える事が出来ない。 むしろ剣によって切り刻まれ、少しずつ傷を増やしていくのはマジンガーZの方であった。 「ちぃえいっ!」 暗黒大将軍の剣が振り下ろされる。避けきる事が出来ず、ジェットスクランダーの片翼が切り落とされる。 振り下ろされた剣はそのまま大地にめり込み巨大な地割れを生み出す。 「カァッ!」 バックステップで下がるマジンガーZに対し、暗黒大将軍の目から破壊光線が発射される。 今度はからくも避けることに成功し、剣児は反撃に転ずる。 「くぅらえっ!ミサイルストォォォームッ!!」 マジンガーZの腹部から連続発射されたミサイルが暗黒大将軍を襲う。 ズガガガガァン! 全弾目標に命中し、爆発。が、しかし、 「効かぬわ。こんなもの。」 爆煙の中から五体満足な姿の暗黒大将軍が現れる。 TNT火薬100トン分の威力を持つというミサイル群は暗黒大将軍の纏うマントに防がれ、その身体に傷一つ付ける事が出来なかった。 「まだまだぁっ!」 ミサイルを撃ち終えた即座、すでに剣児は次の行動に移っていた。 暗黒大将軍に向かって疾走し、ジャンプ。マジンガーZの巨躯が空に舞い上がり、頂点に達した所で相手目掛けて急降下する。 「ダイナマイトキィィィックッ!!」 渾身の跳び蹴り。だが、ギィン!という鈍い音と軽い衝撃を与えたのみで、この攻撃も剣の腹で受け止められてしまう。 「むぅぅん!!」 暗黒大将軍がそのパワーで強引にマジンガーZを押し返す。 マジンガーZは少し体制を崩しながらも後方へ跳び、距離を取ったと同時に両腕を組み前に突き出す。 「ナックルボンバァァァーッ!!」 鋼鉄の拳が敵を貫かんと高速で飛んでいく。暗黒大将軍はこれを撃墜せんと剣を振るうも、 「なあんちゃって!」 「なっ!?」 剣が触れる直前、組まれた拳は構えを解き再び二つに分かれ、目標を失った剣は空を切る。 本来の姿に戻った鉄拳が暗黒大将軍の胸部を打つ。 「ぐふぅっ!」 暗黒大将軍はうめき声を上げよろめく。 両腕を元に収め、これを好機と剣児は更なる攻撃を加える。 「ルストハリケェェェーン!」 強力な酸を含んだ突風が暗黒大将軍に迫る。 「調子に乗るなぁぁぁぁっ!!」 暗黒大将軍の本来の得物であるダークサーベルは現在鞘に収められており、今手にしている剣の名はセレブレイド。 これは暗黒大将軍に支給された機体セレブレイダーのもう一つの姿である。 暗黒大将軍の巨大な身体では乗り込むことなど到底不可能であり、この形態で使用されている。 セレブレイダーはパートナーであるブレイドガイナーと合体する事で、動力源であるプラズマドライブからヘルスハリケーンという強力な竜巻を起こす事が可能である。 暗黒大将軍が叫びと共にセレブレイドに内蔵されたプラズマドライブがうねりを上げる。 豪快に振るわれた剣から巨大な竜巻が発生する。 そしてそれはルストハリケーンを一瞬で飲み込み、マジンガーZに襲い掛かる。 「ぐわぁぁぁぁっ!!」 荒れ狂う暴風によって、鉄の城と謳われるスーパーロボットが抗う事も出来ず吹き飛ばされ、無様に大地に叩きつけられる。 「うっ……ぐうぅっ……」 激しい衝撃に一瞬気を失ってしまっていた剣児。 全身が痛み、頭部からは出血。倒れ付すマジンガーZに追撃せんと暗黒大将軍が迫る。 「くっ……ドリルミサイルッ!」 身を起こしたマジンガーZの両腕が折り上げられ、多数の小型ミサイルが発射され――ない。 「何だ!どうした!動けっ!」 ルストハリケーンの強酸はマジンガーZ自身のボディをも蝕むほど強力なものである。 それを飲み込んだ巨大な嵐に全身をズタズタにされ、ドリルミサイルの発射機構は動作不良を起こしていた。 「だったら、光子力ビィィィームッ!」 「ふんっ!!」 マジンガーZと暗黒大将軍の両目から同時に放たれる破壊光線。 二つの光線がぶつかり合うも威力の差は歴然としており、一瞬で光子力ビームが押し戻され、爆発。 胸の放熱板と頭部の一部が吹き飛び、再び倒れるマジンガーZ。 キャノピーが破損し、ただでさえ目立つ所にあるコクピットが半ばむき出しの状態になる。 「もらったぁっ!」 止めを刺すべく、剣を構え走る暗黒大将軍。 ……やべぇ……もう俺もマジンガーもぼろぼろだ…… …………あのやろう、もう勝った気でいやがる…… ……このまま俺は死んじまうのか……? ―――――ふざけんな!!! ……俺は今度レースに出なきゃなんねえんだ……… ………戦い続きで久々の復帰レースなんだよぉぉ!…… ……あいつのバイクで走るんだ…… …鏡は、俺達を助けるため最後まで命を懸けて戦った! こんなざまじゃあいつに合わせる顔がねえっ!! ……俺はあきらめねえ…… 最後の最後まで全力で戦って、戦って、戦い抜いてやる!! 「死ねぇい!!」 暗黒大将軍の剣が振り下ろされる。 ギイイィィィィィン!! 「何っ!!」 それまで死に体であったはずのマジンガーZが、セレブレイドの刃を半ば食い込ませながらも斧状の刃のついた両腕で受けきる。 一時的に驚異的な力を発動させる出力増加機能――マジンパワーを発動させ、魔神が再び息を吹き返した。 そして、セレブレイドを握っている暗黒大将軍の両手目掛けて右足を振りぬく。 「でぃぃええええぇぇぇいっ」 「ぬおぉっ」 ガキイィィィィン!! 蹴り飛ばされ宙を舞い、そのまま地面に突き刺さるセレブレイド。 「カァッ!」 「ブレストファイヤァァァー!!」 反撃に出た暗黒大将軍の破壊光線をブレストファイヤーで打ち消す剣児。 破損した状態で出力上昇したブレストファイヤーをうった反動で爆発し、さらに吹き飛ぶ放熱板。 剣児は懐に飛び込み更なる攻撃をしかける。 「必殺ぅ!猛烈ぅ!地獄張り手ぇぇぇーっ!! うぅぅりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃあぁぁっ!!」 「ぐおおおぉぉぉぉぉっ!!」 刃の付いた両腕での怒涛の連続張り手が炸裂する。 見る見る傷ついていく暗黒大将軍。 強酸で蝕まれたマジンガーZの両腕も、張り手を繰り出す度に朽ちていく。 「こぉぉいつで、止めだぁぁぁぁぁぁっ!!」 マジンガーZが両腕で暗黒大将軍を抱え込む。 マジンパワーによる剛力でその巨体を持ち上げ、締め上げる。 「マジィィィーンブリィィィーカァァァーッ!!」 「ぐあああぁぁぁぁぁっ!!」 ギギィィィィィィッ!! 豪腕で挟まれる暗黒大将軍と満身創痍な状態で力を振り絞るマジンガーZ。 両者のボディが悲鳴を上げて軋む音が響く。 「こんなことでぇっ!剣鉄也をこの手で倒すまでぇぇぇっ!やられてたまるかぁぁぁっ!!」 「いっただろうがぁ!やられるのはてめえの方なんだよぉぉぉっ!!」 「ぬおぉぉぉぉぉぉっ!!」 暗黒大将軍は抜け出そうと抵抗するも、死力を尽くす剣児とマジンガーZはその度にそれを上回る力を発揮する。 対する剣児もここで決めてしまわないともう後がない。 互いの執念の強さが勝敗を決める。 ―――だが、この戦いは二人が予期しない形で決着がつく。 ――――ズドォォーーーーーーーン―――― 「な………に………?」 二人には何が起きたのかがよく理解できなかった。 剣児が背後に何か強烈な衝撃を感じた瞬間、爆発。 マジンガーZの胸から上の部分が粉砕される。 搭乗者を失った魔神は力なく倒れ、もう立ち上がる事はなかった。 【草薙剣児 搭乗機体:マジンガーZ(強化型)(グレートマジンガー) パイロット状況:死亡 機体状況:胸から上が大破】 「……な、なにが起きた……これはいったいどういうことだあぁぁぁぁぁっ!!」 急に縛めの力が弱まった瞬間、目の前で爆発したマジンガーZ。 確かに満身創痍な状態ではあったが、あの爆発は機体が持たなかったのではなく、おそらく外部からの攻撃によるもの。 それも暗黒大将軍ではない何者かのだ。 「ゆ、許さん!!許さんぞおぉぉぉっ!!俺とマジンガーの命を懸けた戦いを汚しおってぇぇぇっ!! 誰かは知らんが、そやつだけはこの俺の手で成敗してくれるっ!!」 マジンガーZの残骸に目を見やる。 「草薙剣児。貴様も偉大な戦士であった。」 自ら決着をつけることが出来ず倒れた好敵手を称え、暗黒大将軍はその場を後にした。 ミケーネ帝国の敵を倒すため、宿敵剣鉄也にこの手で勝利するため、ミケーネの偉大なる武人が行く。 【暗黒大将軍 支給機体:セレブレイダー(神魂合体ゴーダンナー!! SECOND SEASON) パイロット状況:胴体部を中心に中程度のダメージ 激しい怒り 機体状況:良好 ENを30%程消費 セレブレイドに変形中 現在位置:E-4 第1行動方針:剣鉄也に勝利する 第2行動方針:マジンガーとの戦いに横槍を入れた者を成敗する 最終行動方針:ミケーネ帝国の敵を全て排除する 備考:セレブレイドは搭乗者無しでも使い手側の意思でプラズマドライブが機動できるようになってます 無論、搭乗者が普通に機体を使う事も可能です】 【一日目 6 50】 「ありゃあ?、やったのは片方だけかよ。こいつならまとめていけると思ったんだがなあ。 あいつら頑丈すぎんぞ。残った方もまだまだピンピンしてやがる。」 ティンプ・シャローンは一人不満を漏らしていた。 彼こそが剣児の乗るマジンガーZを撃墜した犯人である。 凶器は彼の支給機体テキサスマックの武器ハイパワーライフル。 地上の対象への使用が禁じられている程の威力をもつこの銃で、両者が組み合って動きを止まった瞬間を狙って狙撃したのである。 「大体わざわざこんな棺おけに突っ込んで埋めてあったり、二人用の機体渡したり嫌がらせか?いちいち面倒なんだよ!」 ハイパワーライフルは本来、棺桶型ケースに収納されてホワイトハウスおよび各国アメリカ領事館敷地内に埋めて保管されている物である。 それを律儀に再現したのかどうかは分からないが、機体の横にぽつんと立ててあった星条旗の下に埋められていた。 遙か未来の荒廃した地球――惑星ゾラに生きる彼に、アメリカなんて国の事は分からないが。 「さあて、これからどうしたもんかねえ。あんな化けもんばっかだとしたら、いちいち相手にすんのはちとやっかいだぞ。 おまけにこの場にいる唯一の知り合いがあのドマンジュウときたもんだ。」 自分を両親の敵と復讐に燃える少年、ジロン・アモスの事を思案する。 あのしつこくて糞生意気なガキの事だ、どんな状況であろうとも、俺の事を狙ってくるのだろう。 周りの人間全部巻き込んで。ああ、めんどくせえ。 「頼れるのはお前だけだぜ、相棒。」 ヒヒィィィィーン!! 相棒――パスチャーキングがその言葉に呼応するかのように嘶き、空を駆ける。 ――――落馬したティンプを置き去りにして。 「……お前、飛ぶのか……」 【ティンプ・シャローン 搭乗機体:テキサスマック(PK)(真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ) パイロット状況:良好 機体状況:良好 ハイパワーライフルの弾を一発消費 現在地:E-3森林付近 第1行動方針:他の参加者の情報を集める 第2行動方針:特にジロン・アモスの動向には注意する 第3行動方針:可能な限り優勝は目指す 最終行動方針:生き残る 【一日目 6 50】 BACK NEXT 018 ゼロからの明日へ 投下順 020 私の石を受け継いで 013 巨人と獣と人間と 時系列順 020 私の石を受け継いで 登場キャラ NEXT 草薙剣児 ツワブキ・ダイヤ 053 GUN×KICK イルイ・ガンエデン 053 GUN×KICK 暗黒大将軍 053 GUN×KICK ティンプ・シャローン 074 The Hero
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~次回予告~『あの憎きDrヘルを倒せば必ず平和が蘇る!』『そう信じたマジンガーZは地獄城に向かう』『それをチャンスとばかりに迎え撃つDrヘルと機械獣!』『遂に最後の戦闘の幕が切って落とされた!』『次回、マジンガーZ「ラストチャンス!!Drヘル死の決戦!!」にご期待下さい!』 弓「さて、地獄城の上陸地点はここだ。 第一破壊目標はこの中にある心臓部の原子力発電装置だ、続いてレーダー装置、ミサイル発射装置だ。これらをよく記憶しておいてくれたまえ。 地獄島さえ吹き飛ばせば必ず平和がやって来る。 それでは、マジンガーZ,ダイアナンA、ボスボロットの健闘を祈って乾杯しよう。 みんな必ず元気で帰ってくれたまえ」 甲児・さやか「「はい!」」 ボス・シロー「「うん!」」 弓「それでは乾杯だ」 甲児達「「「乾杯!」」」 ボス「いいか、ムチャ!ヌケ!今度ばかりはいつもと違うんだ、もたもたするなよ!」 ヌケ「わかってるよ」 ボス「おい、行くぞ、さやか!」 さやか「ええ、いいわ!それではお父様、行ってきますわ」 弓「うむ、頼んだよ。それでは気をつけてな」 シロー「さやかさーん、ボスー!おみやげ忘れないでくれよー」 ボス「ちぇっ!おおっ、遊びに行くんじゃないだぜ、全く。 それじゃよ!」 ダイアナンAとボスボロットが出発していった。 甲児「それでは先生、僕も出撃準備に入ります」 弓「うむ。甲児くん、頼む」 甲児「必ず叩き潰しますから安心して待っていて下さい!」 甲児と弓が握手を交わす。 ラストチャンス!!Drヘル死の決戦!! ボスボロットとダイアナンAは森の中を進む。 甲児はジェッドパイルダーに乗り込む。 甲児「さぁ行くぞ!ジェッドバイルダーGO!」 海岸に来たボスボロットとダイアナンAはヘリコプターで運ばれる。 ボス「さあ、行くわよ!」 2体は、船の上に降ろされ、そこから船で運ばれていく。 弓「よし、甲児くん。ボスボロットとダイアナンAが今出発した。幸運を祈る!」 甲児「はい、わかりました。出撃します!」 マジンガーZが出撃する。 甲児「ジェットスクランダー!」 ジェットスクランダーが射出される。 マジンガーZは助走をつけてから飛び上がる。 甲児「スクランダークロス!」 マジンガーZとジェットスクランダーが一体になり、空を飛ぶ。 さやかとボス達は一旦、艦板に降りていた。 さやか「ボス、気分はどう?もうすぐ敵の攻撃圏内に入るわよ」 ボス「任せておけよ、さやか、みんな!」 ヌケ「でも、ボス。さっきから足が震えてるぜ」 ボス「バ、バカやろう!これは武者震いって言うんだよ!」 マジンガーZが、さやか達の上空へ来た。 さやか「マジンガーZが来たわ」 ボス「おーい、甲児!しっかりガードを頼むぜ!」 マジンガーZ達が接近するのは、地獄城でも確認されていた。 ヘル「ブロッケン伯爵、マジンガーZが出て来たぞ。 ゴーゴン大公はどうしたんじゃ?」 ブロッケン「はっ、それがまだ連絡が取れてません。いくら呼びかけても応答がありません」 ヘル「ええい、わしを裏切るつもりか、ゴーゴン大公!構わん、ミサイルじゃ!ミサイルを撃て!決戦じゃ!決戦の狼煙じゃ!」 ブロッケン「ハッ!」 地獄城から次々にミサイルが発射されていく。 甲児「ミサイルだ!さやかさん、ボス!急いで警戒態勢に入れ! ミサイルの攻撃だ!」 ボス「なぬ!」 さやか「行くわよ、ボス!」 ボス「はいさー!」 さやかのスカーレッドモビルがダイアナンAの頭部にドッキングする。 甲児「行くぞ!ロケットパンチ!」 マジンガーZのロケットパンチがミサイルを破壊していく、 甲児「なんだなんだい!へなちょこミサイル、ブレストファイヤーでもお見舞いするか!」 「ブレストファイヤー!」 ブレストファイヤーが次々にミサイルを破壊していく。 ヘル「むうぅ、こしゃくな真似を!ブロッケン伯爵、機械獣ハリビューンV6を送り出せ!送り出すんじゃぁ!」 ブロッケン「ハッ!」 「行け、ハリビューンV6!行って、マジンガーZをやっつけろ!」 機械獣ハリビューンV6が地獄城から出撃していった。 甲児「ミサイルはどうやら切れた様だな。あっ、機械獣!」 ハリビューンV6がマジンガーZに向かいっていき、 頭部から2発の小型ミサイルを撃った。 甲児「光子力ビーム!」 マジンガーZは光子力ビームを撃つも、 小型ミサイルは自在に動き、光子力ビームをかわす。 甲児「あっ、しまった!」 1発の小型ミサイルがマジンガーZに迫る。 甲児「あぶない!光子力ビーム!」 マジンガーZは小型ミサイルを着弾間際で撃ち落としたが、爆風で吹き飛ばされる。 甲児「うわぁ!」 小型ミサイルの流れ弾が、ボス達の船に近づいてくる。 ボス「あら?いけねい!逃げろぃ!!」 小型ミサイルがボロットに迫る。 ボス「ヒラリと!」 ボロットは何とかミサイルをかわした。 さやか「ボス~」 甲児「ちきしょう、もう許さねえぞ。サザンクロスナイフ!」 ジェットスクランダーの翼から射出されたサザンクロスナイフは、 ハリビューンV6のミサイルに撃ち落とされる。 甲児「くそう、生意気なことを。ルストハリケーン!」 マジンガーZの口からルストハリケーンが放たれるが、 ハリビューンV6は頭部を回転させて、ルストハリケーンを跳ね返し、 マジンガーZを吹き飛ばす。 甲児「ちきしょう。さやかさん、ボス!機械獣は引き受けた。地獄島へ上陸するんだ、早く!」 さやか「了解!でも、大丈夫?」 甲児「あぁ、なんとかなるさ!」 ハリビューンV6が上昇しだした。 甲児「逃げる気か!逃がしてたまるかい!」 マジンガーZはハリビューンV6を追う。 ある程度上昇すると、ハリビューンV6は両手両足を反転させ、 そこからモリを射出し、マジンガーZの両手両足に突き刺した。 マジンガーZはモリに付いた鎖で動きを封じられた。 甲児「しまった!これでは手も足も出ねぇや!」 ハリビューンV6はマジンガーZと共に降下していく。 シロー「お兄ちゃん!」 せわし「いかん!いくら強化しとっても海底に持って行かれたら能力をフルに発揮できんぞ!」 のっそり「たいいち、マジンガーZが海底でもたもたしとったら、地獄城の殲滅が挫折するばかりか、ダイアナンA・ボスボロットも危なくなるぞ!」 シロー「先生・・・」 弓「甲児くん!甲児くん!」 マジンガーZとハリビューンV6は海中に降りた。 そこからマジンガーZはハリビューンV6に振り回される。 甲児「うわぁ!目が、目が回る!」 ハリビューンV6は、モリを外し、マジンガーZを岩盤に叩きつける。 その衝撃で甲児は気絶する。 ハリビューンV6がモリを回転させながら、マジンガーZに迫る。 弓「甲児くん、しっかりしろ!甲児くん!」 甲児「あっ、危ない!アイアンカッター!」 ハリビューンV6のモリがマジンガーZの胸に穴を開けるも、 アイアンカッターがハリビューンV6の右手のモリを切り飛ばし、 続いて右脚も破壊する。 上陸したボロットに、3人の鉄仮面が近づいてきた。 鉄仮面「おい、ここらで一休みしようぜ」 「ああ」 ボス「ちっ、厄介なことになっちまたわね。こりゃ」 さやか「ボス、どうしたの?」 鉄仮面「うわぁ!」 ボロットに気づいた鉄仮面達が慌てて、逃げ出していく。 ボス「ボスハリケーン!」 ボロットの口からの(扇風機による)強風が鉄仮面を吹き飛ばした。 ボス「ニヒヒヒ」 さやか「マジンガーZはどうしたのかしら?」 弓「さやか、マジンガーZが苦戦している。しばらく、作戦開始を遅らせるんだ」 ボス「な、何だって!」 弓「焦るな、ボス。力を分散しては危ないぞ」 ボス「ええい、くそう。ここまで来て・・もう・・・」 さやか「分かったわ、お父様。ボス!」 ボス「ええぃ、兜はなにしてんだよ!」 ハリビューンV6は胸から大型ミサイルを発射し、 それを受けたマジンガーZは吹き飛ぶ。 甲児「うわぁ!」 甲児は衝撃で再度気絶する。 ハリビューンV6は、這うようにしてマジンガーZに近づいてくる。 弓「甲児くん、甲児くん!聞こえるか、甲児くん!甲児くん!」 気絶した甲児に祖父、十蔵の声が聞こえてくる。 十蔵「甲児、どうした」 甲児「おじいちゃん・・・」 十蔵「甲児、マジンガーZは不滅じゃ、不死身のロボットなんだぞ。 これくらいの事でまいってしまうことはない、がんばれ、甲児!」 甲児「しかし、おじいちゃん・・・」 さらに両親の声も聞こえてくる。 剣造「甲児、しっかりしなさい!今お前が倒れてしまったら、私達が人類の平和にかけた願いが消えてしまうのだぞ。頑張るんだ、甲児!」 甲児の母「甲児・・・そのマジンガーZは光子力を守るばかりではありません。 世界の平和を約束する使者なのです。それがおじいちゃんの願いなのですよ、甲児!」 剣造「甲児!甲児!」 弓「甲児くん!甲児くん!甲児くん!甲児くん! 甲児くん、しっかりしたまえ、甲児くん!ハリビューンV6が海底を這う様にして接近してくるぞ!」 「甲児くん!甲児くん!しっかりしてくれ、甲児くん!」 甲児「・・・先生」 甲児が目覚めた。 ハリビューンV6が残った2つのモリを射出する。 甲児「あっ、危ない!」 マジンガーZは、ハリビューンV6の左手のモリをかわすも、 左足のモリが右腕に突き刺さる。 甲児「しまった!」 ヘル「そこじゃ!ハリビューンV6、止めを刺してしまうのじゃ!」 鉄仮面「ブロッケン伯爵!島の後ろに何か上陸した模様ですが?」 ブロッケン「なに?どうせあのガラクタロボットだろ。よし!わしが魂まで入れ込んだ最後の切り札、機械獣サイガO3に始末させてしまう!」 ボス「ええい、遅いじゃないかよ、兜。いらいらいら・・・」 さやか「変ねえ」 ボス「ええい!もう我慢できねえや!」 ムチャ「ボス!もう俺達だけでやっちゃおうぜ!」 ヌケ「そうだ、もうじっとしていられねぇぞ」 ボス「よし、行くぞ!」 さやか「あっ、ボス!」 ボス「やあやあ、遠からん者は音にも聞け!近くば寄って目に物見よ!」 ヌケ・ムチャ「「ボスボロット再び見参!!」」 ボス「ジャンジャ~ン!」 ボスボロットが地面に飛び降りる。 それと同時に爆発と共に、機械獣サイガO3が地中から飛び出してきた。 ボス「むっ、出てきたな、機械獣!」 ヌケ「ボス、やつは空手使うようですぜ、ボス」 ボス「そっちがそうなら、こっちはこれで行くわよ!とりゃぁ!」 サイガO3とボスボロットが戦う。 ボスボロットは、少しは互角に打ち合うも、 殴り飛ばされ、尻餅を付いた所を飛び蹴りで蹴り飛ばされる。 ボス「逃げろ!」 さやか「ボスー、しっかり!」 ダイアナンAが飛び降り、サイガO3に向かう。 ボス「ようし、そりゃあ!」 ボスボロットはサイガO3に飛びかかるも、 サイガO3の右脚で蹴り返され、 右手のヌンチャクで頭を叩かれ、左手のナイフで左手を切り落とされる。 さやか「ボス!」 ボス「あら、やだ!」 さやか「ボス、ちょっとそこをどいてちょうだい!」 ボス「なぬー!」 サイガO3はダイアナンAに向かい、ヌンチャクを振り回しだした。 ボス「よし、今だ!そりゃあ!」 ボスボロットは背中からサイガO3に飛びかかっていくも、 サイガO3は飛んでかわし、ヌンチャクを伸ばしボスボロットの頭を貫く。 ヌンチャクの先端はボス達の間近まで迫っていた。 ボロットが倒れる。 さやか「ボス~!」 ハリビューンV6のモリと小型ミサイルをマジンガーZはかわす。 甲児「おおっと!それ!大車輪ロケットパンチ!」 ハリビューンV6は大車輪ロケットパンチで殴り飛ばされ、 モリがマジンガーZの右手から外れる。 甲児「あばよ!」 ヘル「ハリビューンV6、追え!補助ロケットを使え!」 マジンガーZとハリビューンV6が空中に飛び出す。 甲児「来たな、機械獣。空中に出れば、もうこっちのものだい!それ、光子力ビーム!」 光子力ビームはハリビューンV6の胴体に直撃し、回転させる。 甲児「ブレストファイヤー!」 ブレストファイヤーを受け、ハリビューンV6は大爆発した。 シロー「やったぁ!ふぅお兄ちゃん、しっかりしてよ。こっちの心臓まで破裂しそうになっちゃうよ」 弓「急いでくれ、甲児くん。ボスとさやかが心配なんだ」 甲児「わかりました、先生」 のっそり「しかし、あの傷で大丈夫じゃろうか?」 ヘル「くそう、マジンガーZめ。来よったか!ブロッケン伯爵!早くダイアナンAを叩き潰してしまうんじゃ!サイガO3に指示を与えろ! ブロッケン「はっ!」 逃げるダイアナンAをサイガO3が追う。 さやか「スカーレッドビーム!」 ダイアナンAは振り向いてスカーレッドビームを撃つも、 サイガO3は飛んでかわした。 さやか「はっ!」 サイガO3はダイアナンAの後頭部を蹴り付け、 そこから顔を殴り飛ばし、ヌンチャクで腹に穴を開け、 ナイフで左手を切り飛ばす。 さやか「甲児くん、早く来て!!ミサイル発射!それい!」 ダイアナンAのミサイルをサイガO3は飛んでかわす。 さやか「はっ、来るわ!」 サイガO3のヌンチャクがダイアナンAの背中に突き刺さる。 さやか「ああーっ!」 ここで、マジンガーZが駆けつけた。 甲児「さやかさん、ボス!よくもやったな!ドリルミサイル!」 ドリルミサイルの連射をサイガO3は両腕でガードする。 ヘル「ブロッケン伯爵!サイガO3を援護しろ!やつは我々の切り札なんだ!」 ブロッケン「はっ、分かりました。鉄十字軍団、並びに鉄仮面軍団、出撃しろ!」 鉄仮面「はっ、出撃します!」 鉄仮面と鉄十字の戦車隊が出撃し、マジンガーZを攻撃する。 甲児「このやろう!邪魔するない!ロケットパンチ!」 ロケットパンチが戦車を破壊するも、その隙にサイガO3が接近し、マジンガーZを殴りつける。 甲児「うわぁ!ぎゃぁ!」 さやか「上下の動きを使わないと危ないわ!」 甲児「ありがとう、さやかさん!」 マジンガーZはサイガO3の攻撃を防ぎだし、 戻ってきたロケットパンチがサイガO3を殴り飛ばす。 甲児「それ、ジャンプ!アイアンカッター!」 マジンガーZは上空に飛び、アイアンカッターを撃つも アイアンカッターはヌンチャクで止められる。 そこから、マジンガーZは飛び蹴りをしかけるも、サイガO3の飛び蹴りで弾かれ、地面に叩きつけられる。 ヘル「今だ、ミサイルを発射しろ!」 ブロッケン「はっ!」 地獄城からミサイルがマジンガーZ目掛けて発射される。 甲児「はっ、ブレストフィアヤー!」 ブレストファイヤーが一発のミサイルを撃ち落とすも、 残りのミサイルがマジンガーZの近くに着弾する。 ヘル「サイガO3、マジンガーZに止めを刺せ!」 さやか「甲児く、あっ!」 ダイアナンAが背後からサイガO3に近づくも、肘打ちで殴り飛ばされる。 しかし、その隙にマジンガーZが飛び出し、サイガO3を跳ね飛ばす。 甲児「あれしきのことでやられるマジンガーZではないぜ!それ、ルストハリケーン!」 ルルトハリケーンがサイガO3の動きを止める。 甲児「大車輪ロケットパンチ!」 大車輪ロケットパンチがサイガO3を殴り飛ばし、岩盤に叩きつける。 甲児「貴様の最期は地獄の炎でバーベキューだい!それ!ブレストファイヤー!!」 止めのブレストファイヤーを受け、サイガO3が大爆発した。 ヘル「おおぅ、サイガO3・・・!」 ブロッケン「Drヘル!」 ヘル「ゴーゴン大公・・・ゴーゴン大公はどうした!どうしたのじゃぁ!」 ブロッケン「脱出しましょう。このままでは命が危ない!」 ヘル「おのれ、ゴーゴン大公・・・」 ゴーゴン「何とでもほざけ、Drヘル。とうとう貴様の運命の炎が燃え尽きる時が来たのだ!」 地獄城に警報が響き、 鉄仮面と鉄十字軍団が飛行要塞グールに乗り込む。 ヘルとブロッケンもグールに向かう。 ヘル「ブロッケン伯爵、島を爆破しろ!」 ブロッケン「はっ!」 ヘル「マジンガーZとその仲間も一緒に吹き飛ばしてしまうのだ!早くやれ!」 甲児「ボス、しっかりしろ」 ボス「う~ん、俺は死んだんだ・・・」 甲児「馬鹿な事を言うな!死んだ奴が口を利くかい!」 ボス「・・・生きてたんだ!皆さん、ご心配かけました」 甲児「大丈夫か、さやかさ、うわ!」 地獄城が爆発を始め、飛行要塞グールが脱出していった。 甲児「逃げるつもりだな、Drヘル」 さやか「甲児くん、早く行って。私たちは何とか船で脱出するわ」 甲児「ようし、頑張れよ!」 マジンガーZが飛び立ち、体当たりでグールの左翼を突き破る。 ブロッケン「くそう!マジンガーZのやつ!」 ヘル「決戦じゃ!もう、我々には帰る所もない、どうせ死ぬなら奴と一緒だ! グールを旋回させて、マジンガーZと対決しろ!」 グールの多弾頭ミサイルをマジンガーZはかわす。 甲児「アイアンカッター!」 アイアンカッターがグールの口に入り、中にいた鉄十字兵を両断する。 マジンガーZはグールの中へ入り、内部から攻撃する。 風防が破れ、ヘルとブロッケンが突風にさらされる。 マジンガーZは更に2度、グールを体当たりで突き破る。 地獄城が大爆発。ダイアナンAとボロットは既に脱出していた。 ヘル「ええい、勝利の女神はわしをに背を向けおった、無念じゃ・・・ブロッケン伯爵!」 ブロッケン「くそぅ、マジンガーZめ・・・」 甲児「止めはオイルタンクだい!」 マジンガーZがもう一度、グールを体当たりで突き破る。 グールはヘルとブロッケンと共に大爆発した。 こうして、Drヘルの一味は壊滅した。 だが・・・ ゴーゴン「ご苦労だったな、Drヘル。貴様の最期はしかと見届けたぞ。 いよいよミケーネ闇の帝王が、光子力研究所を倒し、世界制覇をする時が来たのだ!」 マジンガーZは、辛うじてDrヘルの野望を挫くことに成功した。しかし、すでに新しい悪魔達が爪を研いで攻略のチャンスを待っているのだ! ゴーゴン「ミケーネ、闇の帝王!ミケーネ、闇の帝王!!」 続く
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【名前】 兜甲児withマジンガーZ 【大きさ】18メートル 【攻撃力】ルスト・ハリケーン;口から酸を出す。 この酸は酸の875倍まで解けない超合金Zでさえも一瞬で鉄の塊になる。 ブレストファイヤー;3キロまで放たれる 3万度の熱光線 冷凍光線;炎さえも一瞬で凍らされる 【防御力】恒星破壊の爆発に巻き込まれても無傷 【素早さ】光速の37468374倍 【特殊能力】飛行可能 名前 コメント