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2010年10月15日作成 最終更新:2010年10月15日(未完成) ミステリー板は、2000年当時に存在した「文学、本雑誌板」が6分割される中で生まれた。 2000年の1月から11月にかけて、「文学、本雑誌板」は「文学板」、「ライトノベル板」、「ミステリー板」、「雑誌板」、「SF・ファンタジー・ホラー板」、「一般書籍板」の6つに分割された。 「文学、本雑誌板」の6分割第1段階 「文学」と「エンターテインメント(ライトノベル含む)」に2分割(2000年1月24日)《周辺状況》「哲学板」の成立 「ライトノベル・雑誌・エンターティメント板」の成立 第2段階 帰属不明となった話題を扱う板の独立/「ミステリー板」、「雑誌板」、「SF板」成立(2000年2月)「ミステリー板」の成立 「雑誌板」の成立 「SF板」の成立 「ハードボイルド板」設立?? 第3段階 「一般書籍板」成立(2000年11月) 「文学、本雑誌板」の6分割 2ch批判要望@2ちゃんねる掲示板(リンク先は当時のもの)に立てられた、新板開設を要望するスレッド 新板の設立を告知宣伝するスレッド 新板の最初のスレッド 以上の3つから、「文学、本雑誌板」の分割を振り返る。 第1段階 「文学」と「エンターテインメント(ライトノベル含む)」に2分割(2000年1月24日) 《周辺状況》「哲学板」の成立 下に引用したスレッドの書き込みによれば、当時、哲学関連の話題は「文学、本雑誌板」、「言語、心理学板」、「社会学板」に分散していたらしく、新たに「哲学板」を作るかどうか話し合う中で、「文学、本雑誌板」の分割についての話題も出ている。 哲学思想板 (41) (批判要望板) 1 名前: ぱい 投稿日: 2000/01/18(火) 20 53 哲学や思想の板が欲しいです。 煽りや罵倒合戦になりそうな気もしますが、なかなか面白いのではないかと思います。 7 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/01/19(水) 01 28 1 全く同感。 それが無いために、文学・本雑誌の板がややこしいことになっている。 要するに文学・本雑誌の板を、「哲学思想」「文学」「エンターテイメント」 の三つくらいに分けていただきたい。 現在の板では非常にカキコしにくいのです。そのため人も減っている。 下らない板がこんなにたくさんあるのに何で本系の板が一種類しか ないのか? 2ちゃんのレベルがもう一つなのもこのためだ。 板の種類と分け方が頭わるすぎなのだ。 ひろゆき氏の賢明なる対処に期待します。 9 名前: 哲学思想ネタなら 投稿日: 2000/01/19(水) 02 09 心理学板や社会学板にあるな。ただ哲学思想板を新たに作るのなら 反対です。他の板と整理統合ならいいけどそれを考えるとめんどく さいかも。ひろゆき氏の賢明なる対処に期待します。 13 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/01/19(水) 02 27 少なくとも「文学」と「エンターテイメント」をわけてくれろ。 ひろゆき氏の賢明なる対処に期待します。 17 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/01/19(水) 09 20 7に同感。 やはり「哲学」「文学」「エンターテイメント」ぐらいには分割して欲しい。 「人文」だと範囲が広すぎない? アイドルの板をどんどん分割するんだったら、こっちを分割したほうが良いと思う。 19 名前: ひろゆ子 投稿日: 2000/01/19(水) 22 25 結局、よくわからんのだけど、「思想哲学」ってのをつくればいいのかしら? 22 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/01/20(木) 00 34 19 だから「思想哲学」をつくるのと 文学・本雑誌を「文学」と「エンターテイメントorミステリー」みたい なのに分ける。 これに決定!!! 23 名前: スパルタ 投稿日: 2000/01/20(木) 01 53 「文学・本雑誌」を「本雑誌」だけにして、「文学」を 「思想哲学」と統合するかたちで、「批評・哲学」にす れば事足りる。日本では文学と哲学とを合わせて思想だ ったんじゃない? 24 名前: 23 投稿日: 2000/01/20(木) 09 26 でもやっぱり文学と哲学は別板にして欲しい。 26 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/01/20(木) 13 00 「哲学一般」でいいじゃん 「哲学一般」「文学」「本雑誌」でいかがでしょう。 30 名前: スパルタ 投稿日: 2000/01/20(木) 18 40 「哲学」や「文学」単独では過疎化が目に見えている。 要は、「哲学思想」や「批評哲学」みたいのを一つ新設して もらえばいいだけだろう?名称は管理者に一任。 31 名前: ひろゆき 投稿日: 2000/01/20(木) 19 19 じゃあ、黒柳徹子と哲学とかでいいんでしょうか、、 ( ̄ー ̄)ニヤリッ 40 名前: ひろゆき 投稿日: 2000/01/21(金) 15 25 愛の哲学です。 http //www.jbbs.net/2ch/philo/index2.html 41 名前: 40 投稿日: 2000/01/21(金) 16 33 ありがとさん。 新規開店 哲学板 (22) (哲学板) - 哲学板 初代スレッド 1 名前: やりー 一番乗り 投稿日: 2000/01/21(金) 16 16 なんでもいいから哲学しましょう 哲学板の設立をめぐる意見の中で、「文学、本雑誌」を「文学」と「エンターテイメント」に二分するという案が出ていることが分かる。 この2分割案と、ほぼ同時期の下記の「ライトノベル批評感想板」設置の要望が結びついて、「文学」と「エンターテイメント(ライトノベル含む)」という2分割へと進んでいくことになる。 「ライトノベル・雑誌・エンターティメント板」の成立 ライトノベル批評感想板設置要望! (43)(批判要望板) 1 名前: 天波 投稿日: 2000/01/20(木) 15 38 マジで希望します。 「文学、本雑誌」板だと、ジュニア小説だということで バカにされ、罵倒され、まともに議論できません。 もはや見逃すことの出来ない一つのカルチャーに ライトノベルはなっていると思うのです。 と、いうわけで、私はライトノベル批評感想板 の設置を熱望します。 6 名前: ひろゆき 投稿日: 2000/01/22(土) 05 58 すいません、ライトノベルってなんですか? 8 名前: >6 投稿日: 2000/01/22(土) 21 43 主に若年層向けのSFやファンタジー作品が多い文庫やノベルスのこと だと思う。角川のスニーカー文庫とか。コバルト文庫もそうかな? アニメの原作やテレビゲームの小説版も多い。 9 名前: 保夫良 投稿日: 2000/01/22(土) 21 43 >ひろゆきさん ライトノベルって、たぶん集英社コバルト文庫とか、小学館パレット文庫とか、 角川スニーカー文庫とか、富士見ファンタジア文庫など、 10代以下の低年齢層とアニメマンがファンをターゲットにした ファンタジーやライトSF、(同性異性)恋愛小説とかのことでしょう。。 (違ってたらごめんなさい) 専用板が必要かどうかはわかんないですけど。。 15 名前: >ひろゆきちゃん 投稿日: 2000/01/23(日) 03 23 だから「文学、本雑誌」を「文学」と「エンターテイメント」 に分けてくれれば良いと再三にわたって言うておるのでござる。 18 名前: ひろゆき 投稿日: 2000/01/23(日) 10 29 んじゃ、文学と、エンターテイメント(ライトノベル含む)ってかんじですか? 22 名前: ひろゆき 投稿日: 2000/01/24(月) 14 52 ライトノベル・雑誌・エンターティメントですー http //www.jbbs.net/2ch/magazin/index2.html 以上のやり取りから、この2分割は「文学、本雑誌板」を「文学」を扱うものと「エンターテイメント」(ライトノベルを含む)を扱うものとに二分するためのものであったことが分かるが、「ライトノベル批評感想板」設置希望に答えるという形での新板設立であり、板の名前には一番最初に「ライトノベル」が来ている。 また、メニューや掲示板一覧では単に「ライトノベル」と記されていたようで、そのこともあってか、数日のうちにほぼライトノベル専門板の様相を呈したようである。 ライトノベル・雑誌・エンターティメント板です。(25) (ライトノベル・雑誌・エンターティメント板) - 初代スレッド 1 名前: ( ̄口 ̄)わっ 投稿日: 2000/01/24(月) 17 10 今来たらこんなところが。。 2 名前: ライトノベル・雑誌はいいとしても 投稿日: 2000/01/24(月) 17 24 エンターティメント・・・ 幅広すぎ 3 名前: 京極は 投稿日: 2000/01/24(月) 21 00 こっちなのか?あっちなのか? 4 名前: 「雑誌」っていう 投稿日: 2000/01/24(月) 21 01 くくり方はいいね。 これで居場所が出来たカモ。 5 名前: 個人のホームページにある 投稿日: 2000/01/24(月) 21 59 ファンフィクションとかもここで話題にしていいのかな? 6 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/01/25(火) 07 41 メフィスト系のはあっち? こっち? ・・・こっちすかねやっぱり。 ライトノベル・雑誌・エンターティメント板できました (14) (文学板) - 新板を告知するスレッド 1 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/01/24(月) 20 41 http //www.jbbs.net/2ch/magazin/index2.html 14 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/01/27(木) 15 41 ライトノベル・雑誌・エンターティメント、ってあるけど。 ライトノベルだけ、って感じだね。なんか、入れない。 第2段階 帰属不明となった話題を扱う板の独立/「ミステリー板」、「雑誌板」、「SF板」成立(2000年2月) 先にふれたとおり、「ライトノベル・雑誌・エンターティメント板」は、数日のうちにほぼライトノベル専門の板となっており、「ミステリー」や「SF」、ライトノベル以外の「雑誌」がどこで扱われるべきか不明確になっていた。そのため、「ミステリー板」や「SF板」の新設を求める声が高まっていく。 「ミステリー板」の成立 ミステリ板つくってください (1)(批判要望板) 1 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/02/02(水) 11 57 「ライトノベル」板はコバルトやティーンズハートな方々に占領 されちゃいました。 かと言って、「文学」板に戻ると冷たくあしらわれそうです。 @ミステリー希望 (13)(批判要望板) 1 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/02/06(日) 23 15 改めて@ミステリー希望します。 ミステリー小説+ミステリードラマなどなどの話題です。 2 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/02/08(火) 00 54 賛成 3 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/02/08(火) 01 35 一応賛成。 >1 ここにスレッドを立てて書き込むより文学板やドラマ板など、 ミステリーに興味のありそうなところでまず票を集めてからの方がいいよ。 前から何度も同じようなスレッドが上がったけど、 ここに来ている皆さんは興味がないらしくレスがあんまりつかないから。 向こうで票を集めてから要望をだせば作ってもらえると思うよ。 4 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/02/08(火) 04 01 賛成に1票。 ミステリ板、わたしも欲しいですー。 5 名前: ひろゆき 投稿日: 2000/02/08(火) 09 16 http //www.jbbs.net/2ch/mystery/index2.html 6 名前: おぉ!! 投稿日: 2000/02/08(火) 17 17 ありがとう、ひろゆきさん。 上に引用したように、「ミステリー」というのがジャンルとして分かりやすかったためか、大きな議論もなくあっさり新設されている。板の名称に関しては、要望スレッドの中で「ミステリ」と書いている人もいるが、より一般的な「ミステリー」という表記が採用されたようである。 ミステリー板です。 (9) (ミステリー板) - 初代スレッド 1 名前: ( ̄口 ̄)わっ 投稿日: 2000/02/08(火) 12 39 今来たらこんなところが。。 2 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/02/08(火) 12 59 要望板で板作成に賛成した者です。 ひろゆきさん、ありがとうございます。 3 名前: 宣伝マン 投稿日: 2000/02/08(火) 16 57 テレビドラマ板http //www.jbbs.net/2ch/tvd/index2.htmlと 文学板で宣伝してきました。 4 名前: ゆきねこ 投稿日: 2000/02/08(火) 20 27 うれしいな、うれしいな。。。(^^) できてみると、今までなかったのが不思議な気がします。 願わくばタイトルが「ミステリー&エンターテインメント」 だったらもっといいなぁ。 。。。&ハードボイルド&冒険小説。。。(きりない) 5 名前: (^‐^)V 投稿日: 2000/02/09(水) 01 23 できたのですね。できたのですね。 とうとうミステリー板ができたのですね。 要請したくれた人ありがとう!!! 下に引用した「ミステリー板」新設告知のスレッドでは、ミステリー板に続いてSF・ファンタジー板新設へ向けた動きが開始されている。 ●ミステリー板出来ました● (19) (文学板) - 新板を告知するスレッド 1 名前: 宣伝マン 投稿日: 2000/02/08(火) 16 49 http //www.jbbs.net/2ch/mystery/index2.html ミステリーファンの皆様、お待たせしました。 5 名前: 提言 投稿日: 2000/02/09(水) 21 11 ミステリー好きが引っ越すと SF・ファンタジー系が浮く感じになるなあ。 ライトノベルに行くのはやだし (ディックやダンセイニはライトじゃないだろう) 独立の潮時じゃないでしょうか。 6 名前: たしかに 投稿日: 2000/02/09(水) 21 35 ミステリー板があるのにSF板がないのはおかしい気がする。 要望板で言ってみたら? しかしジャンル関係なく広く浅く読んでるおれとしてはあんまり 細分化してほしくないなあ…。あめぞうのように文学とBOOKSみた いな感じで分けてほしかった。 7 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/02/09(水) 22 45 SF・ミステリ・冒険、どれも好きなおいらとしては エンターテインメントって括りのほうが良かったかな。 冒険はミステリ板に割り込めるけどSFはつらいよね。 8 名前: はやりの 投稿日: 2000/02/09(水) 22 56 ホラーとかはどこになるんだろ。 9 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/02/09(水) 23 35 ライトノベル板は 正式名称「ライトノベル・雑誌・エンターティメント」なんだから、 ホラーもSFも入るでしょ。 “文学”と“エンターティメント”とで分けるって感じで。 10 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/02/10(木) 10 38 個人的にはSF・ファンタジー板が欲しいところ。 ライトノベル板はちょっと雰囲気的にSFネタ書き込みにくい感じ。 なんか異様にSF嫌ってる奴とかも居るし… 11 名前: 10 投稿日: 2000/02/10(木) 10 58 要望版にSF板設立希望スレッド立てておきました。 意見ある人はどんどん書き込んで下さいな。 15 名前: 5 10 投稿日: 2000/02/10(木) 20 35 帰ったら要望板にスレッド立てようと思ってたら もう立ってた。 ありがとうございました。 「雑誌板」の成立 ★雑誌板出来ました★ (1) (文学板) 1 名前: 宣伝マン 投稿日: 2000/02/14(月) 19 08 http //www.jbbs.net/2ch/zassi/index2.html 「SF板」の成立 SF・ファンタジー板設立希望 (39)(批判要望板) 1 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/02/10(木) 10 54 ミステリー板が出来て文学板から独立したことですし、 現在、文学板で(同じく)浮いているSF・ファンタジーネタについて 語り合う専門板の新設を希望いたします。 カテゴリ的にはライトノベル板と一部重なるかも知れませんが SFやファンタジー全てがライトノベルという訳ではないと思います。 皆さんの意見をお聞かせ下さい。 文学板にも同趣旨のスレッドが立つ。「♪SF・ファンタジー板設立希望 ♪ (9)」(文学板) ★SF板出来たよ★ (2) (文学板) 1 名前: 宣伝マン 投稿日: 2000/02/15(火) 17 02 http //www.jbbs.net/2ch/sf/index2.html 2 名前: 宣伝マン 投稿日: 2000/02/15(火) 22 05 SF板→SF・ファンタジー板に改名 「ハードボイルド板」設立?? ハードボイルド板の設置きぼう (3)(批判要望板) 1 名前: 柏武文 投稿日: 2000/02/20(日) 17 45 SFとかミステリーばっかずるい。 キタカタせんせいもお怒りになられています。 そしてついに、ハードボイルドファン待望の瞬間が…?? ★冒険小説・ハードボイルド板できました★ (609) (ミステリー板) - 新板を告知するスレッド?? 第3段階 「一般書籍板」成立(2000年11月) 「書籍一般」板作って (50) (批判要望板、2000/05/23(火) 00 53) 最初の要望は却下。 ひろゆきさん一般書籍板作ってください (29) (批判要望板) 1 名前: おいら名無しさん 投稿日: 2000/11/22(水) 09 16 ID ??? なぜないのか不思議です。 2 名前: ひろゆき@管直人 投稿日: 2000/11/22(水) 12 39 ID hH/prPkI 雑誌板? 3 名前: 一般書籍板希望 投稿日: 2000/11/22(水) 13 58 ID ??? 文学というほど重くも無く、ライトノベルほどには軽くない小説もあるし、 小説以外にも面白い本はたくさんあるんですよ 4 名前: 名無しさんの声 投稿日: 2000/11/22(水) 14 00 ID ldQRK2.E 賛成です。 5 名前: 素朴な疑問 投稿日: 2000/11/22(水) 14 03 ID ??? 今の板だと「清水義範」や「中島らも」あたりはどの板になるの? 6 名前: おいら名無しさん 投稿日: 2000/11/22(水) 14 36 ID ??? 五体不満足や村上龍のJMMも一般書籍だろう 7 名前: ひろゆき@管直人 投稿日: 2000/11/22(水) 15 20 ID hH/prPkI それぞれのジャンルでいいような気もしますが、、 9 名前: 名無しさんの声 投稿日: 2000/11/22(水) 15 41 ID PvWCeyqg 分類の難しい小説・本は結構あるんですよ。 11 名前: 名無しさんの声~ 投稿日: 2000/11/22(水) 22 25 ID ??? これは大賛成。 今評判の本の2ちゃんでの評価はどうかいな?と思った場合、 あっちこっちの板を探すというのは実際には無理。と言うより、 皆さん仰るように、分類不能の本というのが実に沢山あるのですよ。 これは板立てたら盛り上がると思いますよ。 本の売り上げに影響したりしてね。 12 名前: ひろゆき 投稿日: 2000/11/23(木) 07 12 ID ??? めんどくせ~ 14 名前: 名無しさんの声 投稿日: 2000/11/23(木) 18 02 ID Hy9DYUmE 以前出した要望は受け入れられなかったぞ。 無論今でも欲しいが。 乱読家が集まる板って欲しいよね。 17 名前: 賛成に一票 投稿日: 2000/11/23(木) 20 03 ID ??? 一つのジャンルを深く読み込むほどではないが、いろいろな本を読むのが好き という人はかなりいると思います 22 名前: あめんぼ 投稿日: 2000/11/26(日) 02 22 ID ??? マジでほしいです。 いつも、自分の読んでる本がどこの板なのか迷ってしまいます。 23 名前: ひろゆき@管直人 投稿日: 2000/11/26(日) 03 49 ID 9gWum5Uc http //natto.2ch.net/books/index2.html いっぱんしょせきー 24 名前: 名無しさんの声 投稿日: 2000/11/26(日) 04 30 ID ??? おお!ありがとうございます。 25 名前: のびた 投稿日: 2000/11/26(日) 04 32 ID ??? ありがとう!ひろゆき。 一般書籍板できました (15) (文学板) 1 名前: ひろゆき 投稿日: 2000/11/26(日) 09 56 文学ほど重くなく、かといって雑誌やマンガほど軽くない そういった分類の難しい書籍を主に扱っています。 よろしくね。 http //natto.2ch.net/books/index2.html
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2010年10月16日作成 最終更新:2010年10月16日(未完成) 2ちゃんねるの掲示板は、いくつかのカテゴリーに分けられている。2010年10月現在、ミステリー板は「漫画・小説等」というカテゴリーに入っているが、これは板が新設された2000年2月より変わっていないようである。 カテゴリー編成の推移を見ると、そもそも「漫画・小説等」というカテゴリーが出来たのが、2000年2月のことのようである。この月、「ミステリー」、「雑誌」、「SF」の掲示板が誕生したのをきっかけに、それまで「アニメ等」とされていたカテゴリ名ーが「漫画・小説等」と変更になったと思われる。その前月、2000年1月に新設された「ライトノベル・雑誌・エンターティメント板」は、「アニメ等」のカテゴリーに入れられていた。 「文学、本雑誌」の頃 1999.10.12 23 07 40 http //web.archive.org/web/19991012230740/http //2ch.net/2ch.html 文化創作文芸詩 映画、8mm オカルト 特撮! 575,しりとり 演劇、役者 占い性格診断 学問物理、科学 生物、化学 機械・電子 情報システム 言語、心理 社会学 文学、本雑誌 日本史 世界史 ハングル 民族・神話 ENGLISH 数学 芸術デザイン 趣味趣味一般 カメラ AV機器 囲碁、ボード ペット、動物 バイク 車 軍事 ラジオ無線 鉄道、電車 模型・プラモ アニメ等アイドル 声優 アニメ 同人コミケ 漫画 少女漫画 CCさくら いがらし
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誰でも編集・追加可能な名言データベース。ご自由に 左上の「編集」をクリックして表示された文字列を入力すれば、編集できます。 「一人の人間を知るのは図書館をめるごとひとつ買い占めるのにひとしい」/「天才たちの値段 美術探偵神永美有」/門井慶喜 「子供に将来何になりたいかって訊いたら、みんな口をそろえて、サッカー選手、宇宙飛行士、消防士って答えるはずだよ。だけど、幸せになりたいなんていう子はいないよ。だってそうだろう、俺たちは何か職につけば幸せになれると思いがちだけど、そんなことはない」/『螺旋』/サンティアーゴ・パハーレス 「文学通ぶって二人の男性が物知り顔して戦わせている議論には心底うんざりさせられた。あれではどちらがより多くものをしっていて、どちからがより多くの本を読み、どちらが無意味な情報をより多く集めているかをきそうコンクールと同じじゃないと考えた」/『螺旋』/サンティアーゴ・パハーレス 「探偵というのは歴史家みたいなもので、過去に取り憑かれている。こと未来に関しては探偵は、間の抜けたことしか言えない」/『ペヴァリー・クラブ』/ピーター・アントニイ 「アル・カポネは、史上最大の酒類密売事業を手がけ、警官や政治家を買収し、誘拐や拷問を働き、シカゴの街なかで白昼堂々と人を殺したあげく、何の罪で刑務所に入れられた? 脱税だ」/『フランキー・マシンの冬』/ドン・ウィンズロウ 「夜は若く、彼も若かったが、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった」/『幻の女』/ウィリアム・アイリッシュ 「探偵は、事件が解決すれば再び孤独な部外者になるの。残された者たちの心の傷を癒すのは、残念ながら探偵の役目じゃないわよ」/『隻眼の少女』/麻耶雄嵩 「演奏なんかしなくたって、音楽はもうすでにある。演奏はむしろ音楽を破壊し台無しにする」/『シューマンの指』/奥泉光 「マーリン・ブロードストンが殺されたときいて、世間の人は笑い死にしそうだった」/『くたばれ健康法!』/アラン・グリーン 「『クイ・ボノ』? なにそれ?」「不慮の死に関する限りでは、平たくいえば『もっとも得をしそうなのは誰か』という意味ですよ」/『警官の証言』/ルーパート・ペニー たぶん人間の心には、悲しみの飽和量があるのだろう。ちょうど、コップの水に食塩をとかしていくと、いずれとけなくなる限界が来るように。/『エアーズ家の没落』/サラ・ウォーターズ 「ええ、私は不器量よ、知ってるわよ、スティーブンが結婚した時も、お父様が亡くなった時も、ジョージーが生まれた時も……何におきても、みんないつもおなじことしか言わない。わかってるわよ、当たり前だもの。そういうことがあるたびに辛そうだと思われるのは、だって、私は嫁ぎ遅れの姉娘だもの」/『半身』/サラ・ウォーターズ 「しゃんとしたまえ。われわれ二人共、まだまだ学ぶべきことが多い。今日こうして会ったおかげで二人共ましな人間になるだろう」/『新アラビア夜話』/ロバート・ルイス・スティーヴンスン 「大人を締め出すためなのよ。子供たちは干渉されずに遊べる。大人にはポケモンの世界が理解できないから。いろいろなものがありすぎて、範囲が広すぎて、大人にはわからない。それが狙いなんだわ」/『催眠』/ラーシュ・ケプレル 弓のしなり、弦の張り……そこに蓄えられているのは、ただの力じゃない。あれは時間なんだ。/『さよなら、ジンジャー・エンジェル』/新城カズマ 「しばしば、生者よりも刺激に満ちていると感じるよ。死者は秘密を守ろうとする。わたしはそれを探り出そうとする。これは一種の対話じゃないかね?」/『贖罪の日々』/マイケル・グレゴリオ 「命は神聖なものです」わたしはいった。「怒り、嫉妬、欲深さ、誤った欲望が、不当な行動を正当化し、こころを支配すると、どういう成り行きになるのか予測がつかない。凶器がてもとにあったら、最悪のことが起きる可能性もある」/『贖罪の日々』/マイケル・グレゴリオ 「完璧な変装じゃないですか! 僕はこの格好で、朝からずっと門前払いにいたのですよ。もちろん、誰にも怪しまれませんでした」「朝からだと。よっぽど暇なんだな」「無職ですから!」「威張るな」/『扼殺のロンド』/小島正樹 要するに、これはわたしの小切手なのさ。期限を過ぎているし、借り越しになっているけどね。地獄で現金化するんだな。/『隣の家の少女』/ジャック・ケッチャム 俺は警視庁へ帰ろう。あそこでは殺人者は殺人者として扱われ、A氏に通用することはB氏にも通用するのだ。/『時の娘』/ジョセフィン=テイ 「俺とその男は面識がなかった。知り合いになる機会はあったようだが、俺の方で断った。知り合いになっていたら親しくなっていたかもしれない。ならなかったかもしれない。その男はヘロイン中毒だった。たぶん友達はヘロインだけで十分だっただろう。たいていそうなるものだ。だが、いずれ一緒に歳をとって、このホテルのロビーのソファーで手を握り合うようになる友達どうしじゃなかったとしても、そんなことは関係ない。俺が宿にしているホテルに誰かが入り込んできて、夢の国に遊ぶあの男の頭のうしろを撃ちぬいた。それがたまらないんだ」/『ユダヤ人警官同盟』/マイケル・シェイボン 「差別というのは集団による行為だ。例えばアブナイ例で言うと、仮に、俺がインド人を嫌いだとする。それはただの個人の感情なんだよ。ほら、ウナギが嫌いで食えないとか、英国王室が陰険そうで気に入らないとか、それは個人の好き嫌いの感情だろ。でも、その感情が個人レベルでなくて、個人と個人が結びつき、集団で同意しあうこと、感情の合体、それが差別なんだよ。だから、インド人なんか嫌いだというやつらが、俺に対し仲間意識を持ってコンセンサスを得ようとすること、それが差別だ」/『赤き死の炎馬』/霞流一 「カロリンもアミアスも、二人一緒に、わたしの手の届かないところに行ってしまったのです。結局、二人は死ななかったのです。死んだのはわたしでした」/『五匹の子豚』/アガサ・クリスティー 「そりゃそうだよ。だってマホーはリアルじゃないんだぜ。リアルでマホーやろうとするのは現実的じゃないじゃん。マホーならそんなことは簡単だったワケね」/『ルー=ガルー』/京極夏彦 「教えてもらったら探偵じゃないだろ。つまり考えることが俺に与えられた仕事なのだ。答えを覗き見ては辿り着けない場所がある」/『ディスコ探偵水曜日』/舞城王太郎 警視はとぎれとぎれにいった。「奇跡だ」 「奇跡?」エラリーはばかのように口コミをあんぐり開けた。 「雨が降っている」/『シャム双生児の謎』/エラリー・クイーン 「僕にとって推理小説はあくまで知的な遊びの一つなんだ。小説という形式を使った、読者対名探偵、読者対作者の刺激的な論理の遊び(ゲーム)――それ以上でも以下でもない。」/『十角館の殺人』/綾辻行人 「子供はいつでも 大人にナイフをなげて 血を流すなと言う 愛情は無限に生まれても 傷つけられた心の膿は魂を腐らせ肉体を蝕む 健常な者には刺激にもならぬ言葉が毒の霧になる」/『アンダー ザ ローズ』/船戸明里 世界は、そう、少しでも美しくなければ。/『赤朽葉家の伝説』/桜庭一樹 わたしは万葉の不肖の孫娘なのである。あぁもう。死んでお詫びをしたいところだが、でも生きていたいんです。/『赤朽葉家の伝説』/桜庭一樹 「難儀な時代に、生まれるねぇ」「いつだってそうさ。おばあちゃん。いつだって、それなりサ、難儀な時代だよ」/『赤朽葉家の伝説』/桜庭一樹 「そもそも画期的で独創的な新技術などというものはないんだよ。ひとつの技術が完成するまでにはいくつもの段階を必要としている。ある陣営でモノにしている技術は、経済的な、あるいは熟練度の理由でもない限り他の陣営でも実現できることばかりなんだよ」/『殺竜事件』/上遠野浩平 「だがね、思うに、君をもっとも必要とするのは、むしろ法的証拠が、文句なく、君の犠牲者をさしている場合だろうじゃないか」/『ベンスン殺人事件』/ヴァン・ダイン、井上勇訳 「目に見える事実は、見方によってはどうにでも解釈できてしまうので、事実をもとに推理すると、しばしば判断を誤ることがある」/『黄色い部屋の謎』/ガストン・ルルー 「少女をレイプして殺し、そのあと少年をレイプして殺すというのはどういうタイプの人間だ? 言ってみてくれ。私は民警に二十年近くいるが、そんなやつに出くわしたことは一度もない。聞いたこともない」/『チャイルド44』/T・R・スミス ミステリとの付き合いはSFのそれに劣らず長い。十歳の頃、私は昼寝をしている父親の枕下から、読むことを禁じられていた『ザ・シャドウ』をこっそり持ち出したことを覚えている(私が読んではならないものならばなぜ父はそれを読むのか、私は父に尋ねた。父は英語の勉強だと言った。私は学校で英語を習っているから読まなくていいのだ、というのである。なんと馬鹿げた理屈なのだろうその時私は思った。/『黒後家蜘蛛の会1』/アイザック・アシモフ まだ読んでいない人は幸せである。『薔薇の名前』を読めるのだから。 既に読んでしまった人も幸せである。『薔薇の名前』を読み返せるのだから。/『新装版 ミステリベスト201』/池上貴史 「怒りを捨てるのは無理よ。反射の問題から。ただ、そのやましさを自覚していない怒りは底なし沼のようなもの。何を呑み込んでも満足しない。次第に呑み込むことが自己目的化する――あなたの怒りは何が得られれば鎮まるのかしら」/『天帝のはしたなき果実』/古野まほろ 「警部補もご自分の勘に従う事があるんですか?」 「たまにな」カーマイケルは正直に答えた。「ただし、ルールをひとつ決めているんだ。今みたいに、仕事の手間を増やすような勘だったら従う。時間が節約できたり手抜きができるような勘だったら、無視する。たとえば、手がかりが十六個あって、これ以上出てきそうになかったら、ひとつずつ地道に潰していくだろ。そんなときぱっと勘がひらめけば、何をみおとしていたか気づくこともあるわけだ」/『英雄たちの朝 ファージング I』/ジョー・ウォルトン (茂木健 訳) 「最初から話してもらったほうがよさそうですね」とテレンスがいった。「最初から(アブ・イニシオ)か。卓抜な提案だ」とぺディック教授。/『犬は勘定に入れません-あるいは消えたビクトリア朝花瓶の謎/コニー・ウィリス 「ああ、多分氏ぬ。・・・・・・だけどさ・・・・・・、あいつら、そのとき、何を思うんだろうな? 後悔するのかな? ・・・・・・しないんだろうなぁ、って思う」(中略)「生きてるから暇つぶししているだけでさ・・・・・・生きてるだけなら死んでもいいんだろうな・・・・・・」/『クビシメロマンチスト』/西尾維新 「どこかで声がしたようだった。『もう眠りはないぞ!』と」/『マクベス』第二幕ニ場/ウィリアム・シェークスピア 「あの晩の、犬の不思議な行動に、ご注意なさるといいでしょう」 「犬は全然何もしなかったはずですよ」 「そこが不思議な行動だと申すのです」/.『白銀号事件』/サー・アーサー・コナン・ドイル ーーこれは私の知る限り、最も不思議な事件だ。おそらく世界にもまずめったに例を見ない不可能犯罪であろうと思う。/『占星術殺人事件』/島田荘司 目が覚めると、葉古小吉はゴキブリになっていた。これとよく似た設定の小説があった。(中略)したがって以下に繰り広げられる物語では、葉古小吉がゴキブリのまま、探偵事務所の助手として活躍する。なぜ、と問うてはならない。物語の神様がそう決めたのだから仕方ない/『昆虫探偵 シロコパκ氏の華麗なる推理』/鳥飼否宇 殺虫事件(さつじんじけん)/『昆虫探偵 シロコパκ氏の華麗なる推理』/鳥飼否宇 complicatedとcomplexがおなじとはかぎらない。/『鳥有此譚』/円城塔 ――こういう時代には殺伐とした事件があっても、念入りに計画された犯罪なんてないものだ。/『蝶々殺人事件』/横溝正史 「しかし、新しい支点のもとに事件全体を再構成しよと試みる時、もはや事件の密室性は瑣末な条件になります」/『哲学者の密室/笠井潔 「付け加えるなら、この出来事には多分、偶然が大きく作用していると思いますよ」/『夜の蝉』/北村薫 「犯人は、この二次元の密室のたった一つの死角を利用して、被害者を自分の手で刺し殺したのです」/『吸血の家』/二階堂黎人 「俺は、とっくに死んじまってるんだよ。話はまず、そこから始めなきゃいけない」/『生ける屍の死』/山口雅也 「――つまりあなたは、あらゆる制度の呪縛から解き放たれ、個を貫き、己の居場所を獲得するために、この計画を練り上げた――そう仰るのですね。」/『絡新婦の理』/京極夏彦 「最初から一言、不合理ゆえに我信ず、と言ったほうがわかりやすかった」/『一の悲劇』/法月綸太郎 「身も捨てて、誇りも自尊心も捨てて、真実を、灼熱の太陽を、バリケードの日々を昏倒するまで生きることだ」/『バイバイ、エンジェル』/笠井潔 「ある蜂起で死んだ人間は、それが本人には制度破壊の究極的な体験になるんだから、それで文句ないだろう」/『ユートピアの冒険』/笠井潔 「無条件でお前のことを愛してくれる存在は確かにある。それが世の中のサーキットだよ。今のお前にはまだ理解できないかもしれないが私が言った言葉をよく覚えておけ。いずれ解かるときがくる。少なくともそれまでは生きてみろ」/『クビシメロマンチスト』/西尾維新 「首になるのがそんなに怖い?私なんか、もう何もないのよ。全部なくなってしまった。全部取られてしまったのよ。」/『恋恋蓮歩の演習』/森博嗣 「だけどね、どうしても取られないもの、誰にも渡せないものがあります。それが、人の価値を決めるものです。それだけは、最後まで、死ぬまで、誰のものでもありません。立ち上がりなさい。人の誇りを持ちなさい!」/『恋恋蓮歩の演習』/森博嗣 「人間というのは、本当は、平凡に生きることが一番難しい」/『誰もわたしを愛さない』/樋口有介 「『いかに』の問題を考えているときは、『なぜ』はひとまず棚上げにしておいた方が混乱せずに済みますよ」/『原罪の庭』/篠田真由美 「でも、これが、あらゆる感情の中で、最も知的で、最も人間的なものだよ」「え?何がですか?」「わからない、という感情」/『有限と微小のパン』/森博嗣 「それを忘れないで。言葉だけのことなの。全部そうなんです。言葉で理由をつけて、どんなふうにでも変えてしまえるの。言葉こそが、悪魔であり、神であり、私たちの罪でもある。でも、そこにしか、真理はないのよ」/『人形式モナリザ』/森博嗣 「知らない、ということはつまり、知れば解決することだからね。重要なのは、それでどうした、ということだよ。考えることだ。自分の頭でね」/『QED 東照宮の怨』/高田崇史 「そうですねぇ。僕自身は、この世に『説明のできないこと』という余白を残しておきたいほうなんですが。あらゆることに説明をつけてしまっては息苦しいでしょう」/『遠い約束』/光原百合 「人は誰かのために死んだりはしない。本人はそのつもりかもしれないが、たいていは自分のために死ぬんだ」/『さらば長き眠り』/ 原寮 「だから人間は結局、自分が何を欲しいのか知らないのさ。知らないからとりあえず自分が持っていないものを欲しがる。そういうことなんじゃないのか。」/『猟死の果て』/ 西澤保彦 「綺麗という形容詞は、たぶん、人間の生き方を形容するための言葉だ。服装とかじゃなくてね」/『幻惑の死と使徒』/ 森博嗣 「人間って欲が深いんです、自分が得たものではなく、失ったものを見てしまう。なにかを得ればなにかを失うのは道理だというのにそれが解らない」『製造迷夢』/ 若竹七海 「人の棲むところに理想郷などありませんよ」/『鴉』/ 麻耶雄嵩 「相手の思考を楽観的に期待している状況…、これを、甘えている、というんだ。いいかい、気持ちなんて伝わらない,伝えたいものは、言葉で言いなさい、それがどんなに難しくてもそれ以外に方法はない」/『詩的私的ジャック』/ 森博嗣 「どうして人間は、大きくなったら何かにならなきゃ、ならないんでしょうね?」「別に他のものになる必要はないじゃないか。今のままでいいよ。君は君なんだから」/『ハロー、エンデバー』/ 加納朋子 「あなたには才能があるのです。しかしその才能は、名もなく声もない多くの平凡な人々から、あなた一人が、税金のようにわずかずつ徴収したものなのです。才能とは負債なのですよ。あなたは生き延びて、大衆にこれを返済しなくてはならないのです」/『暗闇坂の人喰いの木』/ 島田荘司 「全ての不可能を消去して、 最後に残ったものが如何に奇妙な事であっても、 それが真実となる」/『シャーロック・ホームズの冒険』/コナン・ドイル 「ああ、そうだわ──喪服を用意しておかないと・・・」/『密やかな喪服』/真保裕一 「だから一時期日本でもてはやされた“社会派”式のリアリズム云々は、もうまっぴらなわけさ。DKのマンションでOLが殺されて、靴底を擦り減らした刑事が、愛人だった上司を捕まえる。――やめてほしいね。」/『十角館の殺人』/綾辻行人 (蘇部健一の『六枚のとんかつ』を評して)「たんなるゴミ」/笠井潔 「現実とは現実とは何か、と考える瞬間にだけ人間の思考に現れる幻想だ。普段はそんなものは存在しない。」/『すべてがFになる』/森博嗣 「九マイルもの道を歩くのは容易じゃない。ましてや雨の中となるとなおさらだ 」/『九マイルは遠すぎる』/ハリイ・ケメルマン 「きちがいじゃが仕方がない」/『獄門島』/横溝正史 「古典にもっと親しむべきだという意見はよく言われるものだが、そんなもの、たまには初代ファミコンで遊べと言われているみたいなものだからな」/『きみとぼくの壊れた世界』/西尾維新 「哀しいかな、基本的に私は長編には向かない探偵だな」/『メルカトルと美袋のための殺人』/麻耶雄嵩 「どうして私が推理などという面倒なことをしなければならないんだ。雑事は使用人に任せておけばいいんだよ」/『貴族探偵』/麻耶雄嵩 「どうだね、クラリス、子羊の悲鳴は止んだかね?」/『羊たちの沈黙』/トマス・ハリス 「杉下君、これから何が起きても驚いてはいけません。いいですね、僕が何を云っても、他の皆さんの前では平静を保つように心がけていてください。判りましたね」/『星降り山荘の殺人』/倉知淳 「……煙草は健康に悪いですよ」「健康が煙草に悪いのだよ」/『クビキリサイクル』/西尾維新 「ああ、なにも入っていない――ただのブラック・コーヒーだ」/『カップの中の毒』/クリスチアナ・ブランド 「憂鬱なことが多い世の中です」/『切り裂きジャック・百年の孤独』/島田荘司 「ぼくにさよならを言うことがどういうことなのか、思い知らせて差し上げるんですよ」/『丸太町ルヴォワール』/円居挽 「ミステリー研の連中が、集まってやるのは何だ? ただの飲み会か? それとも麻雀大会か? 違うだろ?」/『ミステリー・アリーナ』/深水黎一郎 だけど、死のうと考えることは、きっと自由なのだ。 それを考えられることは、人の尊厳の一部。 考えても良い。 考えるべきなのだ。 そして、考えても死なないことに、価値があるのではないか。 結果として、死ななかったことに、価値があるのではないか。/『εに誓って』/森博嗣
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ミステリーショッパーを適切な方法で活用する事によるメリットにはどのようなものがあるのでしょう。 ミステリーショッパーのメリット ミステリーショッパー(覆面調査員)を適切に使うと、店舗や企業の実態や商品やサービスの提供側が気づいていない問題を把握する事が可能である。 サービスの提供側からは、ミステリーショッパーが何時来るのかが分からない、あるいはミステリーショッピング(覆面調査)自体が秘密(謎)である為に、普段のサービス品質を調査する事ができる。 自社の従業員やスーパーバイザーでは無い第三者のミステリーショッパーによる調査によって、客観的な、より消費者に近い意見を集める事ができる。 経営者側ではない顧客の視点で評価される為、調査対象となるサービスの提供側の従業員が、調査結果を素直に受け入れやすい。
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ミステリーショッパーのデメリット 覆面調査(ミステリーショッピング)が一般的になるにつれ、無料で飲食ができるおいしい楽なアルバイトといった認識を持つ人が増え、ミステリーショッパー(覆面調査員)の質が低下する事態となっている。 一番の問題点は、ミステリーショッパーを募集している覆面調査会社が募集する際に上記の様なうたい文句を掲載している点である。 無料で飲食やサービスが受けられると集まったミステリーショッパー(覆面調査員)が、本当にその店舗や企業のことを考えた業務を遂行できるだろうか甚だ疑問が残る。 また、そういった覆面調査会社の多くは、ウェブ等でミステリーショッパー(覆面調査員)を随時募集しており、過大な覆面調査員の登録人数を自社サイトに掲載している場合もある。 ミステリーショッパー(覆面調査員)を粗探しをする経営側のスパイのようにとらえる調査対象の従業員もおり、安易なミステリーショッピング(覆面調査)は、経営陣と労働者の間に軋轢が生じる可能性も高い。 ミステリーショッパー(覆面調査員)を導入することによって、従業員や導入に積極的だった経営陣までもモチベーションを落とす場合もある。特に従業員の満足度が低い状況での安易なミステリーショッパー(覆面調査員)の導入は控えるべきである。 第三者であるミステリーショッパー(覆面調査員)や覆面調査会社の意見は、聞き入れやすい反面、場合によっては非常にナーバスな問題になることも視野に入れて導入の検討をしましょう。
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2010年11月5日作成 最終更新:2010年11月6日 ミステリー板のスレッド「2chが選ぶこのミステリーがすごい!」より。 対象は奥付表記で2008年11月~2009年10月の期間内に発行された広義のミステリー作品。 6作品以内で順位をつけて投票すること。 1位=10点、2位=9点~6位=5点で集計。 各作品への1行コメント集 国内編/海外編 ※引用したレス内での作品名や著者名の誤表記に関しては、特に断りなく訂正している場合がある。 538 :名無しのオプ:2010/02/16(火) 00 25 24 ID noGSbsBO 2chが選ぶこのミステリーがすごい!2010年版 国内編 国内編(20票) 481,489,491,492,494,496,497,498,509,510 513,515,516,517,518,519,528,529,530,533 535 1 位 82pt 『Another』 綾辻行人 2 位 62pt 『三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人』 倉阪鬼一郎 3 位 60pt 『密室殺人ゲーム 2.0』 歌野晶午 4 位 47pt 『身代わり』 西澤保彦 5 位 31pt 『殺人鬼フジコの衝動』 真梨幸子 6 位 30pt 『花窗玻璃 シャガールの黙示』 深水黎一郎 7 位 27pt 『秋期限定栗きんとん事件』 米澤穂信 8 位 24pt 『ここに死体を捨てないでください!』 東川篤哉 9 位 21pt 『神国崩壊 探偵府と四つの綺譚』 獅子宮敏彦 9 位 21pt 『リバース』 北國浩二 11位 20pt 『午前零時のサンドリヨン』 相沢沙呼 11位 20pt 『電氣人閒の虞』 詠坂雄二 13位 19pt 『仮想儀礼』 篠田節子 14位 17pt 『智天使の不思議』 二階堂黎人 14位 17pt 『粘膜蜥蜴』 飴村行 14位 17pt 『バレエ・メカニック』 津原泰水 14位 17pt 『六つの手掛り』 乾くるみ 18位 15pt 『後悔と真実の色』 貫井徳郎 19位 14pt 『踊るジョーカー 名探偵音野順の事件簿』 北山猛邦 19位 14pt 『鬼の跫音』 道尾秀介 21位 12pt 『密室から黒猫を取り出す方法 名探偵音野順の事件簿』 北山猛邦 22位 11pt 『追想五断章』 米澤穂信 23位 10pt 『ダイナー』 平山夢明 23位 10pt 『チェーン・ポイズン』 本多孝好 539 :名無しのオプ:2010/02/16(火) 00 26 06 ID noGSbsBO 25位 9pt 『鷺と雪』 北村薫 25位 9pt 『少女』 湊かなえ 25位 9pt 『神器 軍艦「橿原」殺人事件』 奥泉光 25位 9pt 『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』 辻村深月 25位 9pt 『ハーモニー』 伊藤計劃 25位 9pt 『花と流れ星』 道尾秀介 31位 8pt 『さよならの次にくる』 似鳥鶏 31位 8pt 『絶望ノート』 歌野晶午 31位 8pt 『鉄の骨』 池井戸潤 31位 8pt 『儚い羊たちの祝宴』 米澤穂信 31位 8pt 『リッターあたりの致死率は―THANATOS』 汀こるもの 36位 7pt 『ダブル・ジョーカー』 柳広司 36位 7pt 『廃墟に乞う』 佐々木譲 36位 7pt 『光』 三浦しをん 36位 7pt 『福家警部補の再訪』 大倉崇裕 36位 7pt 『虫とりのうた』 赤星香一郎 41位 6pt 『1Q84』 村上春樹 41位 6pt 『電波女と青春男』 入間人間 41位 6pt 『逃亡者』 折原一 41位 6pt 『七つ星の首斬人』 藤岡真 41位 6pt 『無理』 奥田英朗 41位 6pt 『森に眠る魚』 角田光代 47位 5pt 『魚舟・獣舟』 上田早夕里 47位 5pt 『IN』 桐野夏生 47位 5pt 『ジョニー・ザ・ラビット』 東山彰良 47位 5pt 『新参者』 東野圭吾 47位 5pt 『不可能犯罪コレクション』 二階堂黎人・編 47位 5pt 『プリズン・トリック』 遠藤武文 540 :名無しのオプ:2010/02/16(火) 00 27 48 ID noGSbsBO 2chが選ぶこのミステリーがすごい!2010年版 海外編 海外編(7票) 471,509,514,527,531,532,537 1 位 28pt 『検死審問ふたたび』 パーシヴァル・ワイルド 2 位 20pt 『荒野のホームズ、西へ行く』 スティーヴ・ホッケンスミス 3 位 17pt 『麗しのオルタンス』 ジャック・ルーボー 3 位 17pt 『災厄の紳士』 D.M.ディヴァイン 3 位 17pt 『幽霊の2/3』 ヘレン・マクロイ 6 位 16pt 『騙し絵』 マルセル・F・ラントーム 7 位 14pt 『ユダヤ警官同盟』 マイケル・シェイボン 8 位 13pt 『解雇手当』 ドゥエイン・スウィアジンスキー 9 位 10pt 『天外消失』早川書房編集部・編 9 位 10pt 『泥棒が1ダース』 ドナルド・E・ウェストレイク 11位 9pt 『犬の力』 ドン・ウィンズロウ 11位 9pt 『世界名探偵倶楽部』 パブロ・デ・サンティス 11位 9pt 『バッド・モンキーズ』 マット・ラフ 11位 9pt 『メアリー・ケイト』 ドゥエイン・スウィアジンスキー 541 :名無しのオプ:2010/02/16(火) 00 28 43 ID noGSbsBO 15位 8pt 『愚者が出てくる、城塞が見える』 ジャン=パトリック・マンシェット 15位 8pt 『虎の首』 ポール・アルテ 15位 8pt 『モーフィー時計の午前零時』 若島正・編 15位 8pt 『ルイザの不穏な休暇』 アンナ・マクリーン 19位 7pt 『ソウル・コレクター』 ジェフリー・ディーヴァー 19位 7pt 『ポジオリ教授の冒険』 T・S・ストリブリング 21位 6pt 『死せる案山子の冒険』 エラリー・クイーン 21位 6pt 『帝都最後の恋』 ミロラド・パヴィチ 21位 6pt 『二壜の調味料』 ロード・ダンセイニ 21位 6pt 『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』 スティーグ・ラーソン 21位 6pt 『迷惑なんだけど?』 カール・ハイアセン 26位 5pt 『コーパスへの道』 デニス・ルヘイン 26位 5pt 『修道女フィデルマの叡智』 ピーター・トレメイン 26位 5pt 『大聖堂 果てしなき世界』 ケン・フォレット 26位 5pt 『白夜に惑う夏』 アン・クリーヴス
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■2009年の「このミステリーがすごい!」に基づくベスト10 第1位・・・『ゴールデン・スランバー』伊坂幸太郎(著) 伊坂幸太郎おすすめミステリー小説、お奨めの伊坂幸太郎のミステリー小説。伊坂幸太郎の名作ミステリーの面白い作品。 おすすめミステリー作家のオススメ面白いミステリー、おもしろい傑作お勧めミステリー小説は『ゴールデン・スランバー』伊坂幸太郎(著) 2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞と山本周五郎賞を受賞した。 2009年「このミステリーがすごい」第1位。 週刊文春 ミステリーベスト10 ゴールデンスランバー 2位 映画 ゴールデンスランバー(2010年1月30日公開。監督 中村義洋、主演:堺雅人) 衆人環視の中、首相が爆殺された。 そして犯人は俺だと報道されている。 なぜだ? 何が起こっているんだ? 俺はやっていない――。 首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。 暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。 行く手に見え隠れする謎の人物達。 運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。 スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。 とにかく、最後まで目の離せない展開にドキドキだ。 本作は、首相暗殺の濡れ衣を着せられた主人公の青柳さんが、巨大な陰謀から追われる逃亡サスペンス。 文庫版で約680ページの大長編。 第一部が「事件の始まり」、第二部が「事件の視聴者」、第三部が「事件から二十年後」、第四部が「事件」、第五部が「事件から三ヶ月後」という構成になっている。 本編というかメインは、第四部なのですが、その前3編で、事件を異なる視点で読者に見せます。 ケネディ暗殺事件に多少でも関心がある人には、ものすごく引き込まれるものがある。 国やマスコミから「与えられる」情報がどういうものなのか、怖いくらいの描写。 それにしても、物語の見せ方がうまいと思う。 単に作品のストーリーを追うだけではなく、ミステリーという枠にとらわれず、ケネディの事件と伊坂作品の「魔王」「モダンタイムス」とを思い浮かべながら、著者のメッセージを考えるのも良いのでは。 とても深いな、と・・・・・・。 メインのストーリーは、首相爆殺の濡れ衣を着せられた男の逃亡劇である。 第一部「事件のはじまり」、第二部「事件の視聴者」を読んでいると、青柳雅春という奴は本当に犯人で、悪い奴だと思い込まされる。 これが実は普段われわれがマスコミを通して知る“事実”なのだ。 第三部の「事件から二十年後」というルポで「おや?」と思い始め、本書のメインである第四部「事件」に入り、リアルタイムで事件について語られ、青柳の逃亡劇を読み進むうち、彼の実像と“本当のこと”が分かる構成になっている。 とにかく、逃げる!逃げる!青柳、そして彼を直接的に間接的に助ける仲間たち。 とりわけページを割いて登場するかつての恋人樋口晴子の活躍は印象的だ。 そして、伏線と過去のカットバックが効果的に取り入れられていたり、人を喰ったような意外性もあったりして、行間からは“伊坂エッセンス”が溢れている。 本書は、「伊坂小説の集大成」と呼ぶにふさわしい大作で、伊坂ファンもそうでない人も、きっと時を忘れて読み進んでしまう、そんなリーダビリティーを持った一冊である。 極上のサスペンスで、ジャンルを超えた名作、傑作エンタテインメント、ミステリー小説。 ●アマゾン『ゴールデン・スランバー』伊坂幸太郎(著) ●楽天『ゴールデン・スランバー』伊坂幸太郎(著)
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2013年6月19日 それぞれの賞についての詳細は「翻訳ミステリー大賞シンジケート」に寄稿した以下の記事をご覧ください。 非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第4回 北欧その1 スウェーデン編 (2013-07-18) 非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第5回 北欧その2 デンマーク編 (2013-07-25) 非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第6回 北欧その3 ノルウェー編 (2013-08-22) 非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第7回 北欧その4 アイスランド・フィンランド編 (2013-09-19) ※北欧5か国の作品を対象とする「ガラスの鍵賞」についてもこの回で扱った Index 各推理作家団体の公式サイト スウェーデンのミステリ賞(1)スウェーデン推理作家アカデミーの賞 (2)スウェーデンのその他の賞 デンマークのミステリ賞(1)デンマーク推理作家アカデミーの賞 (2)デンマークのその他の賞 ノルウェーのミステリ賞(1)リヴァートンクラブの賞 (2)ノルウェーのその他の賞 アイスランドのミステリ賞 フィンランドのミステリ賞 ガラスの鍵賞 スウェーデン推理作家アカデミー最優秀翻訳ミステリ賞を受賞した非英語圏作品 デンマーク推理作家アカデミー パレ・ローゼンクランツ賞を受賞した非英語圏作品 他言語圏のミステリ賞を受賞した北欧ミステリ 各推理作家団体の公式サイト スウェーデン推理作家アカデミー(Svenska Deckarakademin) デンマーク推理作家アカデミー(Det Danske Kriminalakademi) ノルウェー リヴァートンクラブ(Rivertonklubben) アイスランド推理作家協会(Hið íslenska glæpafélag) フィンランド・ミステリ協会(Suomen dekkariseura) どのサイトも過去の受賞作一覧あり。 スウェーデンのミステリ賞 (1)スウェーデン推理作家アカデミーの賞 スウェーデン推理作家アカデミー 最優秀長編賞《受賞作一覧(公式サイト)》 受賞作の邦訳(10作)1991年 - ヘニング・マンケル『殺人者の顔』(柳沢由実子訳、創元推理文庫、2001年1月) 1993年 - シャスティン・エークマン『白い沈黙』(澤村灌訳、講談社文庫、1998年8月) 1994年 - ホーカン・ネッセル『終止符(ピリオド)』(中村友子訳、講談社文庫、2003年5月) 1995年 - ヘニング・マンケル『目くらましの道』(柳沢由実子訳、創元推理文庫、2007年2月) 1998年 - インゲル・フリマンソン『グッドナイト マイ・ダーリン』(佐宗鈴夫訳、集英社文庫、2011年7月) 2004年 - オーサ・ラーソン『赤い夏の日』(松下祥子訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2008年10月) 2005年 - インゲル・フリマンソン『シャドー・イン・ザ・ウォーター』(佐宗鈴夫訳、集英社文庫、2011年8月) 2006年 - スティーグ・ラーソン『ミレニアム2 火と戯れる女』(ヘレンハルメ美穂、山田美明訳、早川書房、2009年4月 / ハヤカワ・ミステリ文庫、2011年11月) 2008年 - ヨハン・テオリン『冬の灯台が語るとき』(三角和代訳、ハヤカワ・ミステリ、2012年2月) 2009年 - アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム『三秒間の死角』(角川文庫、2013年10月) その他の受賞者1988年 - ヤン・ギルー(ヤン・ギィユー) 1989年 - K=O・ボーネマルク(シェル=ウーロフ・ボーネマルク) 2011年 - アルネ・ダール 2014年 - トーヴェ・アルステルダール(Tove Alsterdal)(◆作品の邦訳予定あり) 2015年 - アンデシュ・デ・ラ・モッツ 最優秀長編賞の複数回受賞者3回 - ホーカン・ネッセル(1994年、1996年、2007年)、Leif GW Persson(1982年、2003年、2010年) 2回 - ヘニング・マンケル(1991年、1995年)、インゲル・フリマンソン(1998年、2005年)、オーサ・ラーソン(2004年、2012年)、Staffan Westerlund(1984年、1986年)、Jean Bolinder(1985年、1990年)、Åke Edwardson(1997年、2001年) スウェーデン推理作家アカデミー 最優秀新人賞《受賞作一覧(公式サイト)》 受賞作の邦訳(5作)1982年 - K=O・ボーネマルク『さらば、ストックホルム』(平賀悦子、柳沢重也訳、中公文庫、1987年7月) 1998年 - リサ・マークルンド『爆殺魔(ザ・ボンバー)』(柳沢由実子訳、講談社文庫、2002年7月) 2003年 - オーサ・ラーソン『オーロラの向こう側』(松下祥子訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2008年8月) 2007年 - ヨハン・テオリン『黄昏に眠る秋』(三角和代訳、ハヤカワ・ミステリ、2011年4月 / ハヤカワ・ミステリ文庫、2013年3月) 2010年 - アンデシュ・デ・ラ・モッツ『監視ごっこ』(真崎義博訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2014年7月) その他の受賞者1993年 - ホーカン・ネッセル 最優秀新人賞と最優秀長編賞の両方を受賞した作家連続受賞(3人)ホーカン・ネッセル(1993年 / 1994年)『Det grovmaskiga nätet』(未訳)、『終止符(ピリオド)』 ※その後1996年と2007年にも最優秀長編賞受賞 オーサ・ラーソン(2003年 / 2004年)『オーロラの向こう側』、『赤い夏の日』 ※その後2012年にも最優秀長編賞受賞 ヨハン・テオリン(2007年 / 2008年)『黄昏に眠る秋』、『冬の灯台が語るとき』 それ以外(4人)Ulf Durling(1971年 / 1983年) K=O・ボーネマルク(1982年 / 1989年) Åke Edwardson(1995年 / 1997年、2001年) Kjell Eriksson(1999年 / 2002年) アンデシュ・デ・ラ・モッツ(2010年 / 2015年) スウェーデン推理作家アカデミー 最優秀翻訳ミステリ賞《受賞作一覧(公式サイト)》 スウェーデン推理作家アカデミー 巨匠賞《受賞者一覧(公式サイト)》 国内外のミステリ作家の生涯の功績をたたえる賞。1972年の最初の受賞者はアガサ・クリスティーとエラリー・クイーン。翌年にはジョン・ディクスン・カーとレックス・スタウトが受賞。スウェーデンからの受賞者には、1997年受賞のヤーン・エクストレムや2009年受賞のK・アルネ・ブルムらがいる。 (2)スウェーデンのその他の賞 シャーロック賞(1955年~1986年) 1968年 - シューヴァル&ヴァールー『笑う警官』 1971年 - オッレ・ヘーグストランド『マスクのかげに』(この作家は1975年にも受賞) 1974年 - K・アルネ・ブルム『真実の瞬間』 1982年 - K=O・ボーネマルク『さらば、ストックホルム』 ほかにシャスティン・エークマンが1961年に、ヤーン・エクストレムが1963年に受賞。 ポロニ賞 (Polonipriset) 1998年 - リサ・マークルンド『爆殺魔(ザ・ボンバー)』(柳沢由実子訳、講談社文庫、2002年7月) 帯「爆破殺人! テロか怨恨か ポロニ賞(スウェーデン推理作家協会)受賞」 表紙見返しおよび奥付けの著者紹介「『爆殺魔』で1998年のスウェーデン推理作家協会のポロニ賞を受賞。」 裏表紙の内容紹介「スウェーデン推理作家協会ポロニ賞受賞のクライム・ノベル。」 巻末の「訳者のあとがき」に「リサ・マークルンドは一九九八年、この『爆殺魔(ザ・ボンバー)』で彗星のようにスウェーデン推理小説界に現れ、同年の推理小説アカデミー新人賞と新人女性推理作家に贈られるポロニ賞を同時受賞している。」 『爆殺魔(ザ・ボンバー)』は上記のように、邦訳出版された際の帯に「ポロニ賞(スウェーデン推理作家協会)受賞」とあり、裏表紙でも「スウェーデン推理作家協会ポロニ賞受賞のクライム・ノベル」と紹介されてしまっているが、ポロニ賞は優れた新人女性推理作家に対してスウェーデンのミステリー雑誌『Jury』が授与していた賞である。『爆殺魔』は『Jury』のポロニ賞と、スウェーデン推理作家アカデミーの最優秀新人賞の両方を受賞している。 デンマークのミステリ賞 (1)デンマーク推理作家アカデミーの賞 デンマーク推理作家アカデミー ハラルド・モーゲンセン賞 (「ハラルド・モゲンセン賞」とも)《受賞作一覧(公式サイト)》 受賞作の邦訳(4作+予定1作)2009年 - レナ・コバブール&アニタ・フリース『スーツケースの中の少年』(土屋京子訳、講談社文庫、2013年7月) 2010年 - ユッシ・エーズラ・オールスン『特捜部Q―Pからのメッセージ―』(吉田薫、福原美穂子訳、ハヤカワ・ミステリ、2012年6月) 2012年 - エーリク・ヴァレア『7人目の子』(長谷川圭訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2014年10月) 2015年 - トーマス・リュダール『楽園の世捨て人』(木村由利子訳、ハヤカワ・ミステリ1915、2017年1月) 2016年 - Ane Riel "Harpiks"(早川書房より邦訳出版予定) その他の受賞者(受賞作は邦訳なし)ミケール・カッツ・クレフェルト(2013年受賞) カタカナ表記がまったく違うが、レナ・コバブールは早川書房からファンタジー小説『秘密が見える目の少女』、『ディナの秘密の首かざり』が刊行されているリーネ・コーバベルと同一人物。 デンマーク推理作家アカデミー 最優秀新人賞《受賞作一覧(公式サイト)》 受賞作の邦訳(1作)2011年 - A・J・カジンスキー『ラスト・グッドマン』【上下巻】(岩澤雅利訳、ハヤカワ文庫NV、2012年6月) その他の受賞者(受賞作は邦訳なし)2000年 - グレーテリース・ホルム - 邦訳は児童書の『マリアからの手紙』。ミステリの邦訳なし。 2005年 - サラ・ブレーデル - 邦訳は『見えない傷痕』(高山真由美訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、2012年8月) 2008年 - ミケール・カッツ・クレフェルト 2014年 - Ane Riel デンマーク推理作家アカデミー パレ・ローゼンクランツ賞《受賞作一覧(公式サイト)》 パレ・ローゼンクランツ賞を受賞したデンマークの4作品 1989 デンマーク Leif Davidsen Den russiske sangerinde 1990 デンマーク Erik Amdrup Renters rente 1993 デンマーク ペーター・ホゥ Frøken Smillas fornemmelse for sne 『スミラの雪の感覚』 2005 デンマーク Henning Mortensen Den femte årstid +パレ・ローゼンクランツ賞 受賞作一覧 パレ・ローゼンクランツ賞 受賞作一覧 1987 ノルウェー Frederik Skagen Viktor! Viktor! Viktor! Viktor! 1988 英国 P・D・ジェイムズ Indviet til mord A Taste for Death 『死の味』 1989 デンマーク Leif Davidsen Den russiske sangerinde 1990 デンマーク Erik Amdrup Renters rente 1991 ノルウェー Gunnar Staalesen Faldne Engle Falne engler 1992 英国 ジョン・ル・カレ Den hemmelige pilgrim The Secret Pilgrim 『影の巡礼者』 1993 デンマーク ペーター・ホゥ Frøken Smillas fornemmelse for sne 『スミラの雪の感覚』 1994 英国 ルース・レンデル Som fuglen i krokodillens gab The Crocodile Bird 『殺意を呼ぶ館』 Kong Salomons tæppe King Solomon s Carpet 『ソロモン王の絨毯』(バーバラ・ヴァイン名義) 1995 スペイン アルトゥーロ・ペレス=レベルテ Dumas-klubben eller El club Dumas 『呪のデュマ倶楽部』、改題して『ナインスゲート』 1996 英国 コリン・デクスター Vejen gennem skoven The way through the woods 『森を抜ける道』 1997 英国 レジナルド・ヒル Regnskabets dag Pictures of perfection 『完璧な絵画』 1998 米国 ケイレブ・カー Sindssygelægen The Alienist 『エイリアニスト 精神科医』 1999 ノルウェー Kim Småge En kernesund død En kjernesunn død 2000 米国 ダナ・レオン Mord i fremmed land Death in a strange country 『異国に死す』 2001 英国 イアン・ランキン Fortids synder Black and blue 『黒と青』 2002 英国 ミネット・ウォルターズ Syreparken Acid row 『遮断地区』 2003 米国 キャロル・オコンネル Judasbarnet Judas child 『クリスマスに少女は還る』 2004 スウェーデン アルネ・ダール Europa blues Europa Blues 2005 デンマーク Henning Mortensen Den femte årstid 2006 英国 ピーター・ロビンスン Kold er graven Cold is the grave 『エミリーの不在』 2007 スウェーデン ホーカン・ネッセル Skyggerne og regnen Skuggorna och regnet 2008 スウェーデン カーリン・アルヴテーゲン Skygger Skugga 『影』 2009 米国 ドン・ウィンズロウ Franke Machines vinter The winter of Frankie Machine 『フランキー・マシーンの冬』 2010 ノルウェー ジョー・ネスボ Panserhjerte Panserhjerte 2011 フランス ジャン=クリストフ・グランジェ Forbarm dig Miserere 2012 スウェーデン Leif G.W. Person Den døende Detektiv Den döende detektiven 2013 米国 ジェイムズ・エルロイ Den røde gudinde Blood s a rover 『アンダーワールドUSA』 2014 英国 フィリップ・カー En mand uden åndedræt 2015 スウェーデン ホーカン・ネッセル Levende og døde i Winslow 2016 ノルウェー Gard Sveen Den sidste pilgrim デンマーク推理作家アカデミー パレ・ローゼンクランツ名誉賞 2003年 - アーナス・ボーデルセン (パレ・ローゼンクランツ名誉賞が授与されたのはこの一度きり) デンマーク推理作家アカデミーの特別賞を受賞した主な作家・編集者 1990年 - ターゲ・ラ・コーア 1992年 - アーナス・ボーデルセン 1993年 - ハラルド・モーゲンセン 特別賞受賞者一覧(公式サイト) (2)デンマークのその他の賞 デンマーク推理作家アカデミーができる以前、デンマークにはエドガー・アラン・ポーの名を冠したポー・クラブ(Poe-klubben、1964年設立)という団体が存在しており、各種の賞を授与していたらしいのだが、その詳細は分からない。『沈黙の証言』が訳されているポウル・ウロムはこのポー・クラブの賞を何度か受賞しているようである(『沈黙の証言』裏表紙には「デンマークのポオ賞受賞者」との紹介がある)。 アーナス・ボーデルセン『殺人にいたる病』(1971)の作中作の主人公(推理作家)やそのライバルは「ポー協会」の会合に出席しているようだが(p.48, p.74)、これはまさにPoe-klubben(ポー・クラブ)のことかと思われる。 ノルウェーのミステリ賞 (1)リヴァートンクラブの賞 ゴールデンリボルバー賞(あるいは単に「リヴァートン賞」)《受賞作一覧(公式サイト)》 受賞作の邦訳(4作)1994年 - アンネ・ホルト『土曜日の殺人者』 1996年 - カリン・フォッスム(カーリン・フォッスム)『湖のほとりで』 (カーリン・フォッスムは別の作品で2014年にも同賞を受賞している) 1997年 - ジョー・ネスボ『ザ・バット 神話の殺人』 2012年 - ヨルン・リーエル・ホルスト『猟犬』 その他の受賞者(受賞作は邦訳なし)ユン・ミシェレット(1981年、2001年受賞) - 邦訳は『北海の狩人』 トム・エーゲラン(2009年受賞) - 邦訳は『狼の夜』 リヴァートンクラブ名誉賞《受賞者一覧(公式サイト)》 主な受賞者1973年 - ベルンハルト・ボルゲ 1990年 - ターゲ・ラ・コーア(デンマーク) 2012年 - ヴァルグ・ヴェウム(ノルウェーのGunnar Staalesensが生んだ架空の私立探偵) 2016年 - ジョー・ネスボ ゴールデンリボルバー賞(リヴァートン賞)は日本では「ノルウェー・ミステリー大賞」とされることもある。アンネ・ホルト『土曜日の殺人者』の帯には「ノルウェー・ミステリー大賞受賞作品」、訳者あとがきでは「リバートン賞(ノルウェー・ミステリー大賞)」。 (2)ノルウェーのその他の賞 マウリッツ・ハンセン新人賞(Maurits Hansen-prisen – Nytt Blod) 受賞作家に邦訳がある作家は今のところいない。 アイスランドのミステリ賞 血の滴賞(アイスランド推理作家協会)《受賞作一覧(公式サイト)》 主な受賞者(受賞作は翻訳なし)2008年受賞(2007年の作品が対象) - アーナルデュル・インドリダソン 2011年受賞(2010年の作品が対象)、2015年受賞(2014年の作品が対象) - イルサ・シグルザルドッティル フィンランドのミステリ賞 以下の4賞はすべてフィンランド・ミステリ協会の賞 推理の糸口賞 受賞作の邦訳(2作)1997年 - レーナ・レヘトライネン『雪の女』 2014年 - ティモ・サンドベリ『処刑の丘』 その他の受賞者(受賞作は邦訳なし)ペンッティ・キルスティラ(1987年、1993年) マッティ・ロンカ(2006年) 外国作家賞 最優秀新人賞 ホルナンリンナ名誉賞 受賞者一覧2005年 - ピルッコ・アルヒッパ(Pirkko Arhippa)(ミステリ作家 ※邦訳なし) 2009年 - マッティ・カッシラ(Matti Kassila)(映画監督) 2010年 - Eeva Tenhunen(ミステリ作家 ※邦訳なし) 2014年 - Outi Pakkanen(ミステリ作家 ※邦訳なし) この賞の名称はフィンランド最初の探偵小説『時計の秘密』(Kellon salaisuus)(1910年)を書いたリクハルド・ホルナンリンナ(Rikhard Hornanlinna, 1889-1957)に由来するものだと思われる。この作品はホームズ風の紳士探偵マックス・ルドルフ(Max Rudolph)が登場。マックス・ルドルフはもう1編、1910年の『Lähellä kuolemaa』でも活躍。 ガラスの鍵賞 受賞作の邦訳(15作+予定1作)1992年:スウェーデン - ヘニング・マンケル『殺人者の顔』 1993年:デンマーク - ペーター・ホゥ『スミラの雪の感覚』 1997年:ノルウェー - カリン・フォッスム(カーリン・フォッスム)『湖のほとりで』 1998年:ノルウェー - ジョー・ネスボ『ザ・バット 神話の殺人』 2001年:スウェーデン - カーリン・アルヴテーゲン『喪失』 2002年:アイスランド - アーナルデュル・インドリダソン『湿地』 2003年:アイスランド - アーナルデュル・インドリダソン『緑衣の女』 2005年:スウェーデン - アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム『制裁』 2006年:スウェーデン - スティーグ・ラーソン『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』 2008年:スウェーデン - スティーグ・ラーソン『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』 2009年:スウェーデン - ヨハン・テオリン『冬の灯台が語るとき』 2010年:デンマーク - ユッシ・エーズラ・オールスン『特捜部Q Pからのメッセージ』 2012年:デンマーク - エーリク・ヴァレア『7人目の子』 2013年:ノルウェー - ヨルン・リーエル・ホルスト『猟犬』 2015年:デンマーク - トーマス・リュダール『楽園の世捨て人』 2016年:デンマーク - Ane Riel "Harpiks"(早川書房より邦訳出版予定) 受賞作自体は邦訳されていないが、スウェーデンのホーカン・ネッセル、フィンランドのマッティ・ロンカもガラスの鍵賞の受賞者である。 ガラスの鍵賞ノミネート作の邦訳スウェーデンシャスティン・エークマン『白い沈黙』(1994年) ホーカン・ネッセル『終止符(ピリオド)』(1995年) ヘニング・マンケル『目くらましの道』(1996年) リサ・マークルンド『爆殺魔(ザ・ボンバー)』(1999年) カーリン・アルヴテーゲン『裏切り』(2004年) アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム『三秒間の死角』(2010年) デンマークレナ・コバブール&アニタ・フリース『スーツケースの中の少年』(2009年) アイスランドヴィクトル・アルナル・インゴウルフソン『フラテイの暗号』(2004年) フィンランドレーナ・レヘトライネン『雪の女』(2002年) レーナ・レヘトライネン『氷の娘』(2003年) スウェーデン推理作家アカデミー最優秀翻訳ミステリ賞を受賞した非英語圏作品 1981年 フランス セバスチアン・ジャプリゾ Vedergällningen L été meurtrier 『殺意の夏』 1983年 フランス ピエール・マニャン Guldsvampen Le commissaire dans la truffière 1987年 フィンランド マッティ・ウルヤナ・ヨエンスー(Matti Joensuu) Plågoandarna Harjunpää ja kiusantekijät 1989年 デンマーク アーナス・ボーデルセン Mörkläggning Mørklaegning 1991年 ドイツ Doris Gercke Du skrattade, du ska dö Weinschröter, du musst hängen 1992年 スペイン マヌエル・バスケス・モンタルバン Döden i Barcelona Los mares del Sur 『楽園を求めた男』 1993年 オランダ ティム・クラベー De försvunna Het gouden ei 『失踪』 1994年 オランダ Maarten t Hart Om så hela världen rasar Het woeden der gehele wereld 2002年 ノルウェー カリン・フォッスム(カーリン・フォッスム) Svarta sekunder Svarte sekunder 2005年 アイスランド アーナルデュル・インドリダソン Änglarösten Röddin 2006年 フランス フィリップ・クローデル Grå själar Les âmes grises 『灰色の魂』 2008年 ドイツ アンドレア・M・シェンケル Mordbyn Tannöd 『凍える森』 2010年 南アフリカ デオン・メイヤー Devils Peak Infanta(英 Devil s Peak) デンマーク推理作家アカデミー パレ・ローゼンクランツ賞を受賞した非英語圏作品 デンマークの作品は除く 1987 ノルウェー Frederik Skagen Viktor! Viktor! Viktor! Viktor! 1991 ノルウェー Gunnar Staalesen Faldne Engle Falne engler 1995 スペイン アルトゥーロ・ペレス=レベルテ Dumas-klubben eller El club Dumas 『呪のデュマ倶楽部』、改題して『ナインスゲート』 1999 ノルウェー Kim Småge En kernesund død En kjernesunn død 2004 スウェーデン アルネ・ダール Europa blues Europa Blues 2007 スウェーデン ホーカン・ネッセル Skyggerne og regnen Skuggorna och regnet 2008 スウェーデン カーリン・アルヴテーゲン Skygger Skugga 『影』 2010 ノルウェー ジョー・ネスボ Panserhjerte Panserhjerte 2011 フランス ジャン=クリストフ・グランジェ Forbarm dig Miserere 2012 スウェーデン Leif G.W. Person Den døende Detektiv Den döende detektiven 他言語圏のミステリ賞を受賞した北欧ミステリ 英国推理作家協会賞 スウェーデンの作家のゴールド・ダガー賞受賞・候補歴受賞:2001年 - ヘニング・マンケル『目くらましの道』(ゴールド・ダガー賞) スウェーデンの作家のインターナショナル・ダガー賞受賞・候補歴候補:2006年 - ホーカン・ネッセル『終止符(ピリオド)』 候補:2007年 - カーリン・アルヴテーゲン『恥辱』 候補:2007年 - オーサ・ラーソン『オーロラの向こう側』 候補:2008年 - スティーグ・ラーソン『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』 候補:2009年 - カーリン・アルヴテーゲン『影』 候補:2009年 - スティーグ・ラーソン『ミレニアム2 火と戯れる女』 候補:2009年 - ヨハン・テオリン『黄昏に眠る秋』 - この作品は同時に英国推理作家協会ジョン・クリーシー・ダガー賞(最優秀新人賞)にもノミネートされ、そちらの方は受賞している 受賞:2010年 - ヨハン・テオリン『冬の灯台が語るとき』 候補:2010年 - スティーグ・ラーソン『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』 受賞:2011年 - ルースルンド&ヘルストレム『三秒間の死角』(英題 Three Seconds)(原題 Tre sekunder) 候補:2012年 - オーサ・ラーソン "Until Thy Wrath Be Past"(Till dess din vrede upphör) 候補:2013年 - ルースルンド&ヘルストレム "Two Soldiers"(Två Soldater) ノルウェーの作家のゴールド・ダガー賞受賞・候補歴候補:2005年 - カリン・フォッスム(カーリン・フォッスム) "Calling Out for You" ノルウェーの作家のインターナショナル・ダガー賞受賞・候補歴候補:2007年 - ジョー・ネスボ『コマドリの賭け』 候補:2009年 - ジョー・ネスボ "The Redeemer" 候補:2012年 - ジョー・ネスボ "Phantom"(Gjenferd) デンマークの作家のゴールド・ダガー賞受賞・候補歴受賞:1994年 - ペーター・ホゥ『スミラの雪の感覚』(シルバー・ダガー賞 ※次点に与えられる賞) デンマークの作家のインターナショナル・ダガー賞受賞・候補歴候補:2007年 - Christian Jungersen "The Exception" アイスランドの作家のゴールド・ダガー賞受賞・候補歴受賞:2005年 - アーナルデュル・インドリダソン『緑衣の女』(ゴールド・ダガー賞) アイスランドの作家のインターナショナル・ダガー賞受賞・候補歴候補:2009年 - アーナルデュル・インドリダソン "Arctic Chill" 候補:2010年 - アーナルデュル・インドリダソン "Hypothermia" イギリスのその他の賞を受賞した北欧ミステリ ペトローナ賞(Petrona Award)(イギリスで英訳出版された北欧ミステリの年間最優秀作に与えられる賞、2013年創設)2013年 - リサ・マークルンド『ノーベルの遺志』 ペトローナ賞については以下のサイトを参照のこと。 Euro Crime, The Petrona Award for Scandinavian Crime Fiction (2013-03-11) Euro Crime, Remembering Petrona Needs You! (2013-02-18) Petrona Remembered アメリカ探偵作家クラブ エドガー賞 北欧作家のエドガー賞最優秀長編賞 受賞・候補歴受賞:1971年:スウェーデン - シューヴァル ヴァールー『笑う警官』(原著1968年) 候補:1994年:デンマーク - ペーター・ホゥ『スミラの雪の感覚』(原著1992年) 候補:2009年:スウェーデン - カーリン・アルヴテーゲン『喪失』(原著2000年) 候補:2010年:ノルウェー - ジョー・ネスボ "Sorgenfri" (英題 Nemesis)(原著2002年) 候補:2012年:ノルウェー - アンネ・ホルト "1222" (英題 1222)(原著2007年) アメリカのその他の賞を受賞した北欧ミステリ バリー賞最優秀長編賞2009年:アイスランド - アーナルデュル・インドリダソン "Kleifarvatn"(英題 The Draining Lake) 2012年:デンマーク - ユッシ・エーズラ・オールスン『特捜部Q―檻の中の女―』 最優秀英国ミステリ賞2009年:スウェーデン - スティーグ・ラーソン『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』 Mystery/Crime Novel of The Decade(過去10年間の最優秀ミステリ)2010年:スウェーデン - スティーグ・ラーソン『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』 マカヴィティ賞2009年:スウェーデン - スティーグ・ラーソン『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』(最優秀新人賞) アンソニー賞2009年:スウェーデン - スティーグ・ラーソン『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』(最優秀新人賞) ディリス・ウィン賞1994年:デンマーク - ペーター・ホゥ『スミラの雪の感覚』(原著1992年) ガムシュー賞 最優秀ヨーロッパ・ミステリ賞2005年:スウェーデン - ヘニング・マンケル『タンゴステップ』 2007年:ノルウェー - カリン・フォッスム(カーリン・フォッスム) "Djevelen holder lyset"(英題 When the Devil Holds the Candle) ロサンゼルス・タイムズ文学賞2007年度(受賞は2008年):ノルウェー - カリン・フォッスム(カーリン・フォッスム) "Elskede Poona" (英題 Calling Out For You、米題 The Indian Bride) フランスの賞を受賞した北欧ミステリ フランス推理小説大賞1971年:デンマーク - アーナス・ボーデルセン『轢き逃げ人生』 2007年:アイスランド - アーナルデュル・インドリダソン "Röddin" 2008年:スウェーデン - カミラ・レックバリ『氷姫』 ミステリ批評家賞2000年:スウェーデン - ヘニング・マンケル『目くらましの道』 2006年:アイスランド - アーナルデュル・インドリダソン『湿地』 813協会賞2003年:スウェーデン - ヘニング・マンケル『リガの犬たち』 2007年:アイスランド - アーナルデュル・インドリダソン"Röddin" フランス冒険小説大賞1969年:フィンランド - マウリ・サリオラ『ヘルシンキ事件』 コニャック・ポラール・フェスティヴァル賞2008年:スウェーデン - カミラ・レックバリ『氷姫』 ドイツの賞を受賞した北欧ミステリ ドイツ・ミステリ大賞1995年 2位:デンマーク - ペーター・ホゥ『スミラの雪の感覚』 1999年 2位:スウェーデン - ヘニング・マンケル『五番目の女』 2001年 3位:スウェーデン - ヘニング・マンケル『背後の足音』 2005年 2位:スウェーデン - アルネ・ダール "Upp till toppen av berget" 2006年 3位:スウェーデン - アルネ・ダール "Europa Blues" 2008年 3位:フィンランド - Matti Rönkä "Tappajan näköinen mies" スウェーデンの賞を受賞した北欧ミステリ(スウェーデン作品を除く) スウェーデン推理作家アカデミー 最優秀翻訳ミステリ賞1987年:フィンランド - マッティ・ウルヤナ・ヨエンスー(Matti Joensuu) "Harjunpää ja kiusantekijät" 1989年:デンマーク - アーナス・ボーデルセン "Mørklaegning" 2002年:ノルウェー - カリン・フォッスム(カーリン・フォッスム) "Svarte sekunder" 2005年:アイスランド - アーナルデュル・インドリダソン "Röddin" デンマークの賞を受賞した北欧ミステリ(デンマーク作品を除く) デンマーク推理作家アカデミー パレ・ローゼンクランツ賞1987年:ノルウェー - Frederik Skagen - Viktor! Viktor! 1991年:ノルウェー - Gunnar Staalesen - Falne engler 1999年:ノルウェー - Kim Småge - En kjernesunn død 2004年:スウェーデン - アルネ・ダール - Europa Blues 2007年:スウェーデン - ホーカン・ネッセル - Skuggorna och regnet 2008年:スウェーデン - カーリン・アルヴテーゲン - 『影』 2010年:ノルウェー - ジョー・ネスボ - Panserhjerte 2012年:スウェーデン - Leif G.W. Person - Den döende detektiven フィンランドの賞を受賞した北欧ミステリ作家(フィンランド作家を除く) フィンランド・ミステリ協会 外国推理作家賞1995年:スウェーデン - シャスティン・エークマン - 『白い沈黙』 1998年:スウェーデン - ヘニング・マンケル - ヴァランダー警部シリーズ 2000年:ノルウェー - カリン・フォッスム(カーリン・フォッスム) - セーヘル警部シリーズ 2002年:スウェーデン - ホーカン・ネッセル 2007年:ノルウェー - ジョー・ネスボ - ハリー・ホーレ刑事シリーズ 2009年:アイスランド - アーナルデュル・インドリダソン 2012年:スウェーデン - Leif G.W. Persson 関連ページ 北欧ミステリ邦訳一覧 フランスのミステリ賞 非英語圏ミステリ各種リスト
https://w.atwiki.jp/mystery2ch/pages/24.html
2010年10月15日作成 最終更新:2010年10月15日(未完成) 各板でローカルルール策定へ ミステリー板 ローカルルール策定の経緯 ローカルルールの変遷2000年2月8日 2010年10月現在 各板でローカルルール策定へ 2ちゃんねるで、それぞれの板にローカルルールを設置するという慣習がいつから始まったのかは未調査。 ミステリー板 ローカルルール策定の経緯 我孫子武丸の『殺戮にいたる病』のネタバレをきっかけに、ローカルルールが策定された。 「ネタバレ」は2ちゃんねるでは削除依頼をしても通常は削除対象にならないため、ローカルルールを策定することで、ネタバレ書き込みに対して「ローカルルール違反のため削除依頼」という対処が可能になった。 ミステリ板削除依頼 (18) (削除依頼板) ↑我孫子武丸『殺戮にいたる病』のネタバレがあります。未読の方は、リンクを開かないようにしてください 1 名前: 名無しのオプ 投稿日: 2001/02/01(木) 00 12 ID A0knHsfA ミステリ板用の削除依頼スレ、見当たらないのでココに立てます。 5 名前: ”任意”さんの声 投稿日: 2001/02/01(木) 00 56 ID Eco3ls4M 映画板の様にローカルルールを設定しないと削除対象にならないのでは? http //cocoa.2ch.net/movie/index2.html 【映画板のローカルルールを考える】 http //cocoa.2ch.net/test/read.cgi?bbs=movie key=../dat2/979647083 6 名前: 名無しのオプ 投稿日: 2001/02/01(木) 01 03 ID A0knHsfA 検討中でした。他ではもうやってたんですね… 向こう(ミステリ板)にスレ建てて意見集めます。 ありがとうございました。 ミステリー板のローカルルール (663) (ミステリー板) 1 名前: 名無しのオプ 投稿日: 2001/02/01(木) 01 07 策定いたしませんか? ご意見お寄せください。 きっかけとなったのはこちら >http //teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=saku key=980953931 ls=50 【ミスwiki注:上記の「ミステリ板削除依頼」のアドレス。ネタバレあり】 です。参考までに ミステリー板 ローカルルール設置依頼 (5) (批判要望板) 1 名前: 名無しのオプ 投稿日: 2001/02/08(木) 18 23 ID nysAA3R6 ミステリー板のトップに、次のルールを設置していただけるようお願いします。 ==ここから==================== ■目に付くところへネタバレを書き込むのは止めましょう mail欄以外へのネタバレカキコは削除対象です ==ここまで==================== 下記のスレッドで議論してきました。参考までに 『ミステリー板のローカルルール』スレッド >http //mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=mystery key=980957230 よろしくお願いします。 2 名前: ひろゆ子@管直人 ★ 投稿日: 2001/02/08(木) 19 12 ID ??? うい 3 名前: 名無しのオプ 投稿日: 2001/02/08(木) 19 44 ID ??? とても素早い対応、本当にありがとうございました。 また何かあったときにはよろしくお願いいたします。 他の人の邪魔にならないよう、sageでお礼申し上げることをお許しください。 ローカルルールの変遷 2000年2月8日 ■目に付くところへネタバレを書き込むのは止めましょう mail欄以外へのネタバレカキコは削除対象です 2010年10月現在 ■メール欄以外でのネタバレは禁止です。 目に付くところにネタバレを書き込むのは止めましょう。 ネタバレを予告する書き込みも止めましょう。 メール欄以外でのネタバレを目的としたスレッドを立てることは禁止です。
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2010年10月30日ページ作成、随時更新 2011年11月26日 整理、ページ名変更 目次 長編 短編 補足 「ミステリ」はかなり広義に取っている。 長編 莫言『酒国 ―特捜検事丁鈎児の冒険』 (藤井省三訳、岩波書店、1996年10月)(原著刊行19XX年、『』) 張平(ジャンピン)『凶犯』 (荒岡啓子訳、新風舎文庫、2004年8月)(原著刊行1992年)現実の事件に題材をとった小説。 張平(ジャンピン)『十面埋伏(じゅうめんまいふく)』(上下巻)(荒岡啓子訳、新風舎、2005年11月)(原著刊行1999年)ロシア文学者の米原万里が雑誌で書評を書いたこともあり話題になった(書評は現在は米原万里『打ちのめされるようなすごい本』に収録されている)。 『蝶の夢 乱神館記』 水天一色(すいてんいっしき、1981年生、女性) 2009年11月 講談社〈アジア本格リーグ〉 訳:大澤理子原書房『2011 本格ミステリ・ベスト10』 海外本格ミステリ・ランキング 14位! (ランキングの詳細は→ 2011本格ミステリ・ベスト10 海外本格ミステリ・ランキング) 『乱神馆记系列之蝶梦』(2006年)の翻訳 海岩『玉観音(ぎょく かんのん)』 (池澤滋子訳、実業之日本社、2011年10月) 短編 『新青年』掲載の忘れられた四短編呂侠(ろきょう) 「絶命血書」 (チュエ ミン シェー シュ)、 「白玉環」 (はくぎょくくゎん) 張慶霖(ちょう けいりん) 「無名飛盗」 (ウー ミン フェイ タオ)→当サイトで公開中 幸福斎(こうふくさい) 「賭場母女」 (トゥ チャン ムー ヌー) 『探偵実話』柯藍(コーラン) 「鴉の告発」 (1952年第2号) 『サンデー毎日』艾国文(がい こくぶん)、黄偉英(こう いえい) 「人民公社殺人事件」 (1981年6月14日号~7月19日号、全6回) 「謀殺」 畀愚(ビイユ、1970年生、男性) 光文社『ジャーロ』7号(2002年春号)掲載 訳:新吉楽図(シンジルト) 交通事故を起こした夫が妻に言った。 「向こうが悪いんだ。勝手にぶつかって来て、死んだんだ」 しかしその日、夫は四年の実刑判決を受けた―― (小説の冒頭ページにつけられたあおり文句) 光文社のミステリ雑誌『ジャーロ』の企画「世界のミステリーを読む」の第7回。イラストを除いて全9ページの作品。 『上海文学』(上海文学雑誌社)2001年7月号(通巻285号)掲載の「谋杀」の翻訳。もともとミステリ誌に掲載されたものではなく、ミステリっぽい作品でもない。 補足 「陽羨鵝籠」(ようせんがろう) 呉均(ごきん) 早川書房『ミステリマガジン』1991年8月号(幻想と怪奇特集) 訳:井波律子 「少女軽業師の恋」 宣鼎(せんてい) 早川書房『ミステリマガジン』1993年8月号(幻想と怪奇特集) 訳:井波律子 『ミステリマガジン』に掲載された中国の作品。どちらも未見。現代の作品ではない。 呉均(469年~520年)のこの作品は、三省堂の教科書『高等学校古典Ⅰ』にも掲載されている。原題同じ。現在の中国での表記は「阳羡鹅笼」(吴均)。 後者は、宣鼎(1832年~1880年)の短編集『夜雨秋燈続録』(夜雨秋灯续录)(1880)に収録の「秦二官」の翻訳。 翻訳者の井波律子さんは、『中国ミステリー探訪』で第4回(2004年)の本格ミステリ大賞の候補にもなった人。 関連記事 台湾ミステリ 読書案内 韓国ミステリ 読書案内 中国ミステリ紹介 目次へ