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メニュー トップページ ツム図鑑 ツム一覧 ■ ハピネスBOX ├ ミッキー ├ ミニー ├ ドナルド ├ デイジー ├ グーフィー ├ プルート ├ チップ ├ デール ├ プー ├ ピグレット ├ ティガー └ イーヨー ■ プレミアムBOX ├ スティッチ ├ スクランプ ├ レディ ├ マリー ├ ペリー ├ ウッディ ├ バズ・ライトイヤー ├ リトル・グリーン・メン ├ マイク ├ サリー ├ ジャック ├ ゼロ ├ ダンボ ├ ティンカー・ベル ├ アリス ├ 白うさぎ ├ チェシャ猫 ├ ヤングオイスター ├ オラフ ├ バンビ ├ とんすけ ├ ミス・バニー └ オズワルド 攻略 ■ ミッションビンゴ ├ No.1 └ No.2 その他 関連サイト
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■ストーリー 2006年公開作品。 壮絶なハイウェイ事故から3年後、高校卒業イベントで訪れた遊園地でジェットコースターに乗った主人公のウェンディは、凄惨なジェットコースター脱線事故の予知夢を見る。パニックを起こしたウェンディは、10人の仲間と共にジェットコースターを降りるが、その直後に事故は現実になってしまう。多くの死亡者が出る中、間一髪で助かったウェンディ達だが、その後、元々死ぬ運命にあった10人のうち2人が日焼けサロンで死んでしまう。ウェンディは事故の直前に撮影された写真の中に死のヒントが隠されているのに気づき、自らの死を回避しようとするのだが・・・ ▼Trailer▼ ■登場人物・キャスト ●ウエンズデー・クリステンセン(ウェンディ)=メアリー・エリザベス・ウィンステッド ●ケヴィン・フィッシャー=ライアン・メリマン ●イアン・マッキンレー=クリス・レムシュ ●エリン・ウルマー=アレックス・ジョンソン ●フランクリン・チャックス(フランキー)=サム・イーストン ●ジュリー・クリステンセン=アマンダ・クルー ●ルイス・ロメロ=テキサス・バトル ●アッシュリー・フロインド=シャーラン・シモンズ ●アシュリン・ハルペリン=クリスタル・ロウ ●ペリー・マリノフスキー= ■登場人物死亡順位 1=アシュリー・フロインド 2=アシュリン・ハルペリン 3=フランクリン・チャックス(フランキー) 4=ルイス・ロメロ 5=エリン・ウルマー 6=ペリー・マリノフスキー 7=イアン・マッキンレー 8=ジュリー・クリステンセン 9=ケビン・フィッシャー 10=ウエンズデー・クリステンセン(ウェンディ)} ■1.不吉な予感 アトラクションに乗っているシーンから始まる。 その時ウェンディは乗っておらず下からデジカメでそのアトラクションを撮影する。写真を撮り何気なくデジカメの画面で、今写した写真を見るとアトラクションに描かれている電子文字の「HIGH DIVE」の 「V」の文字が消えて「HIGH DIE」(DIE="死")となっており、何か不吉なものを感じる。 ■2.ジェットコースターの待ち時間 次にジェット・コースターに乗れるまで、しばらく時間があるので4人は写真を撮影しながら談笑する。 ■3.予知夢 PM9:15分ジェット・コースターの座席に着く、しかし発進前にウェンディが予知夢をみる。あまりにリアルな予知夢だった為パニック状態に陥り騒ぐ そこでルイスの言動から暴動が起き、ウェンディ、ケビン、ルイス、イアン、エリン、アシュレー、アシュリン、フランキーがジェット・コースターから降りる。 ※▼ジェットコースターから降りたメンバー ■4 予知夢が現実に 予知夢が現実となり、ジェットコースターは脱線事故を起こし降りたメンバー以外、全員死亡。 ■5 傷心 後日、学校でウェンディはアシュレー、アシュリンに日焼けサロンに誘われる。そしてケビンからは「以前にも同じような事故があり、助かった人は次々と奇怪な死をとげていった」と聞かされ、落ち込んでいる時にそんな話を聞かされたのでウェンディは、うんざりする。 ■6 日焼けサロン ウェンディーは自宅のパソコンでデジカメに入っている遊園地で撮った写真を見ていると"死のヒント"が写り込んでるのに気づく。 その頃、アシュレー達は日焼けサロンに行っていた。 ウェンディはアシュレーたちの写真から"ヒント"を見つけ出し 急いでアシュレーの携帯電話に連絡するが、日焼けマシンの中に入り、イヤホンで音楽も聴いていたことから、着信に気づかず、アシュレー達は焼死する。 ▼※ジェットコースターから降りたメンバー(死亡者 2名) ■7 葬式 後日、アシュレー、アシュリンの葬式を終え ウェンディーはケビンに"写真に死のヒントが隠されている"事を伝える。そこで、ウェンディの体調が悪そうだったためケビンは自身の車で、ウェンディを自宅までおくる事にする。 ■8 ドライブスルー 車でおくる途中、ファースト・フード店のドライブ・スルーに寄る。注文をしていると、横からトラックがバックしてきて挟まれ、ドアが開かない状態に陥る。前後にも車がおり、身動きのとれない状態。 そこで後方の坂道からサイドブレーキを掛け忘れて動き出したとみられる無人トラックが下ってくる。 身に危険を感じた二人はフロントガラスを壊しなんとか脱出する。 無人トラックは、予想通りドライブ・スルーの列に衝突した。 そして、その衝撃でケビンの車のボンネットからエンジンが飛び出し、前にいた車の運転手の頭部をエグる。その頭部をエグられた運転手はフランキーだった。 ▼※ジェットコースターから降りたメンバー(死亡者 3名) ■9 写真とヒント 後に、ウェンディとケビンはウェンディー宅のパソコンで"死のヒント"が隠されているという写真をみる。 フランキーの写真をみると、あるものが写りこんでおり事故の状況と一致する。そして、ジェット・コースターの座席順に死んでいっている事にも気づく。そうなれば、次はルイス、急いでルイスの所属しているアメフトクラブのトレーニングジムへ二人は向う。 ■10 トレーニングジム ルイスのいるジムに着き、ルイスと話をするがルイスは話を真に受けず聞こうとしない。 そうしてるうちに刻々とルイスへの"死"は迫る。 ルイスがトレーニングをしいてるトレーニングマシンの上に刃物の創芸物があり、それがルイスにめがけて落ちてくる。 その刃物はルイスには当たらなかったが、トレーングマシンの重りが結ばれているワイヤーを切ってしまう。 しかしそれに気づかないルイスは"死を免れた”と安心していると ワイヤーが切れたトレーニングマシンの重りが落ちてきて頭部を挟まれ死亡する。 ▼※ジェットコースターから降りたメンバー(死亡者 4名) ■11 日曜大工用品店 "死の運命"が確実である事を確信したウェンディ、ケビンの二人は、次の犠牲者になると予想されるイアンとその彼女のエリンの働いてる日曜大工用品店へ向かう。ウェンディ、ケビンの二人は勤務先に到着しイアン、エリンに事故について話をする。 しばらく話しながら歩いてるとエリンが先端にマグネットの付いた棒状の物を使い地面に落ちている釘を拾いだす。拾い終わりその棒を棚に置くのだが、置いた時に棚の奥にあったロール状に巻かれて販売されているチェーンロールに棒が触れていまい、チェーンがロールから垂れ下がっていく。 そのチェーンロールのすぐ側にフォークリフトがあり 垂れ下がったチェーンがフォークリフトのキーに引っかかりフォークリフトのキーをONにしてしまう。 そしてイアンが移動のさいにその棚に自分が乗っているフォークリフトのリフト部分を接触させてしまい、棚が揺れて上に置いてあった物が落ち、釘の入った箱が落ちる。 落ちた箱は運悪くフォークリフトのアクセルペダルの上に落ちてしまい誰も乗っていないフォークリフトが独りでに前進しだす。 気づかない四人は話をしながら奥へ歩いていく 動き出した無人フォークリフトは、最終的に四人がいる場所にある棚に衝突し、その棚の上に置いてあった木材が四人めがけ落下する。 何とか木材をかわす四人だが、ある木材が地面に跳ね返り、エリンの立っていた場所にある空気清浄機に穴を開ける。 穴があいて一気に空気がエリンに向かって放出され、その反動でエリンは地面の木粉で足を滑らし尻餅を着くような形で後ろに転ける、 しかし転けた場所に釘打機があり、運悪く丁度、エリンの頭部が 釘打機に接触し釘打機から釘がエリンの顔面に打ち込まれてしまう。 そしてエリンは死亡する。 ▼※ジェットコースターから降りたメンバー(死亡者 計5名) ■12 幸運のブレスレット 後日、エリンの一件が終わり疲れはてたウェンディはパソコンの前で寝ており、机には婆さんの形見の幸運のブレスレットを置いていた。 そこへ妹ジェシーが「市の三百年祭に行って男友達と会うから幸運のブレスを貸して」と部屋に入ってくる。 しかしウェンディは寝ているのでジェシーは、こっそりとブレスレットを持って三百年祭に出かけてしまう。 目を覚ましたウェンディはパソコンで写真を見るのだが 遊園地のジェットコースターの座席に着き前方を撮った写真が、なにか気がかりに感じる。 そしてイアンとエリンの後ろの座席に見覚えのあるブレスレットを付けた女性の手が写りこんでるのに気がつく。 そう、ジェシーも同じジェットコースターに乗っていた一人だったのだ。そしてジェシーの身に危険が迫ってる事に気づいたウェンディは、ケビンにも、その事を伝える。 すると、丁度ケビンは市の三百年祭の警備係を任されていて会場にいると言った。 ■13 三百年祭 ウェンディは三百年祭の会場へ車で向かうが途中にイアンの車と思われる車が後ろからついてくる。 その頃、ケビンは会場にいるジェシーとその友人のペリーを見つける事ができたが呼び止めても話を聞こうとしない。 その時会場にいた少年二人が馬に花火でイタズラをする。驚いた馬が暴れだし、繋いであった木の棒ごと外れ暴走してしまう。 その頃、ウェンディも会場に到着し、ジェシーを見つけて呼び止めるのだが、その瞬間、暴走してる馬についているロープがジェシーの首に引っかかり引きずられる。が間一髪でケビンがジェシーの首に掛かったロープを切ることができ助かった。 ■14 ペリー 暴走した馬はなんとか取り押さえられ、先端に旗のついた棒に繋がれる。 しかしイタズラで花火に敏感になっている馬は、打ち上げ花火にまたもや驚き暴れだしてしまう。そして繋がれていた棒が、へし折れる。そしてへし折れた棒が飛んでペリーの胸部に突き刺さりペリーは死亡する。 ▼※ジェットコースターから降りたメンバー(死亡者 計6人) ■15 次はケビン ウェンディは次はケビンの身が危ないと瞬時に察知しケビンのもとに駆け寄るその時、暴走した馬にケビンが蹴りとばされる。 蹴り飛ばされた先にはテーブルがあり、テーブルの上には串焼き機が置かれている。串焼き機はチューブでガスタンクへ繋がっている。 そしてケビンがそのテーブルに落ちてしまい、その衝撃で焼かれていた串が飛んでガスタンクと串焼き機が繋がっているチューブに刺さる。 刺さった事でガスがもれ串焼き機の火に引火、ケビンは顔面に炎を浴びるかけるが、ウェンディがケビンの体を引き戻し、間一髪でケビンを助けた。 ■イアン・マッキンレー ハプニングが続いた後、ジュリー、ウェンディ、ケビンの前にイアンが現れる、イアンは彼女エリンを亡くした事はウェンディ達に原因があると思いこみウェンディを恨んでいるようだ。 ウェンディは写真に写っている自分が、着ていたTシャツに「MCKINLEY」という文字が入っていたためにイアンが原因で何かが起こるという事はわかっている為、近づいてくるイアンに「来ないで」と言うが、「お前のせいでエリンは死んだ」と言いながら近づいてくる。 そのとき打ち上げ花火の土台の台車?が傾き、三人とイアンの方向に花火が飛んでくる。 この花火はウェンディがターゲットであるがだれにも当たらなかったので、イアンは「見ろ、俺は死なない次はお前の番だウェンディー」と死を免れたと言う。しかし、その花火はイアンの後ろにあったクレーンの可動部に当たっていた為可動部が壊れクレーンが落ちてイアンは潰され死亡する。 ■エンディング 三百年祭後は平凡な時が続き、シーンは五ヶ月後に移る。
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アーニー・ギアソン 名前:Ernie Gearson デビュー:『カーズ』(2006年) 概要 ピストン・カップ*のレーサー。車体の色は水色で、ミントの葉が描かれている。ゼッケン番号は93。スポンサーはスペアミントで、担当ピットクルーはアーネスト・B・レイクスや、ピッコロ・ペリー。 年長のベテランレーサーであるが、年に1、2回は走っており、レースにかける情熱は失っていない。 エピソード カーズ 2005年のピストン・カップ*の36台のレーサーのうちのひとりとして登場。 登場作品 2000年代 2006年 カーズ
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autolink [部分編集] 人物 じじい [部分編集] 居場所aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa 第二大陸 ビンペリー城 [部分編集] セリフ集aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa 「私は生涯、沢山のことを経験し、まのあたりにしてきた」 etc... [部分編集] 紹介aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa よく、わからないのでだれか更新お願いします [部分編集] コメントaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa 偉そうに、色々こちらに指示してくる割に自分は一向に働かないじいさん クエスト「ハギオスの激怒」でやっとその本領を発揮、バリアで毒の胞子からプレイヤーを守ってくれる。 壁|・_・)ノ パウロ様かっこいいー とおもいきや、すぐ息切れしてモンスターに囲まれてクエスト失敗の原因を作る・・・ ビンペリーってなんでこんなのしかいないの?
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実際に読む(リンク) 概要 その男 ウェイトレスにて レシピ追加 無 モンスター追加 No. ◆tDG2jjf5F2作 ホットケーキ (没) 登場キャラ 登場 マール ホーン でぃ ツーデル シーナ ロゼ タカラ 元ネタ解説 267-269 ホモ漫画「くそみそテクニック」の登場人物:阿部高和のパロディ いい男だ 300 ホーン「ねぇ・・・ 開国してください」 俳優:宮崎吐夢が作った「 ペリーの肉声 」の一幕より FLASH全盛期に大流行した。 336 「待った!異議あり!」 カプコンの人気ゲームソフト「 逆転裁判シリーズ 」のパロディ
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バロック・ホウダウン 原題:Baroque Hoedown 作曲:ペリー&キングスレイ その他の楽曲:『Kaleidoscopic Vibrations』(1967年) 概要 ジャン=ジャック・ペリーとガーション・キングスレイによるエレクトロニック・シンセポップ・ミュージック。1967年のアルバムに収録された。 ポール・ビーヴァー版(1971年) 1971年、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのセブン・シー・ラグーンで行われたエレクトリカル・ウォーター・ページェント*の楽曲として、ポール・ビーヴァー*がループアレンジした音源が使用された。1972年にはメインストリート・エレクトリカルパレード*のBGMとして使用され、登場するフロートの出典ディズニー作品のBGMが挿入されるアレンジとなっている。 ドン・ドーシー版(1977年) 1977年、ディズニーランドとマジック・キングダムで上演されるメインストリート・エレクトリカルパレード用にドン・ドーシー*が新規アレンジを施した。東京ディズニーランドの「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード*」(1985年~1995年)やディズニーランド・パーク (パリ)のメインストリート・エレクトリカルパレード(1992年~2003年)、ディズニーランド・ホテル*の「ファンタジー・ウォーターズ*」(1991年~2004年)でも使用された。 グレゴリー・スミス版(2001年) 2001年、東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ用にグレゴリー・スミス*が再アレンジを行った。電子シンセサイザーに加えて、フルオーケストラと合唱団が起用されている。2009年以降にディズニーランドとマジック・キングダムで上演されたエレクトリカルパレードでもグレゴリー・スミスのバージョンが使用されている。 その他 2014年、香港ディズニーランド*の「ペイント・ザ・ナイト*」では「ホエン・キャン・アイ・シー・ユー・アゲイン?」とのマッシュアップが採用されている。 『ミッキーマウス!』の第13話「夢のポテトランド*」で流れる。 カバー Dive into Disney* 2002年発売のCDに収録。リール・ビッグ・フィッシュ*が担当。 WOW!~ディズニーマニア2* 2004年発売のCDに収録。ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツ*が担当。 MOSH PIT ON DISNEY* 2004年発売のCDに収録。KENZI MASUBUCHI*が担当。 Disney Adventures in Jazz* 2008年発売のCDに収録のジャズ・アレンジ。 Disney Rocks!* 2009年発売のCDに収録。→Pia-no-jaC←*が担当。 Urban pop Disney* 2010年発売のCDに収録。HIFANA*が担当。 ゲーム ミッキーの東京ディズニーランド大冒険 スタッフロールのエレクトリカルパレードのシーンで流れる。 ディズニー ミュージックパレード* ミッキー&フレンズの楽曲「エレクトリカルパレードのテーマ」として収録。
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俺「ストームウィッチーズですねぇ」避難所 496-509 ナレーション:諏訪天姫 あー、あー、ゴホン、んんっ、てすてす 今日は2回目です、もうこの間みたいなミスはしませんよ 今日こそはしっかりナレーションを……ってまた始まってるー! ……………… ………… …… ここはとある空間、とある場所にある秘密の隠れ家 どこから行くのかも、どこからたどり着くのかも、誰も知らない気まぐれに現れる謎の扉 一度開かれたこの扉にはもう鍵はかかっていないようです 今日もまた「Open for business」の札を掲げ、中からは微かに仕込みの音が聞こえてきます おや、今まで無かった小さい看板が足元にありますね 申し訳程度のメニューが記されているようです。ここからは何が書いてあるのかちょっと見えませんね さて前置きはこの辺にして、今日も中の様子を伺ってみることにしましょう ……よし、今日はちゃんとできました あれ?でもあの札……あれ、見間違いかな……? ……………… ………… …… ――――KKI空間「ORE s Bar」 俺「……」カチャカチャ ヘルマ「ふふふふ、ふ~んふ、ふ~ふふふふ、ふ~んふ、ふふふふふ~ふふん♪」フキフキ 俺「……」チラッ ヘルマ「ふんふふ~んふ~ん♪ふっふっふ、ふっふふふっふ~ん♪」フキフキ 俺「あの、ヘルマさん。年頃の女性が鼻歌にIn the navyはどうかと思うのですが?」 ヘルマ「えっ、なにかおかしいですか?いい曲ですよね?」 俺「いえ……まあ、構いませんけどね」カチャカチャ ヘルマ「??」フキフキ 俺「それより、そろそろ本日のお客様がいらっしゃるお時間です」 ヘルマ「はい、というか……」チラッ 俺「もう5分ほど回っていますね、道にでも迷っていらっしゃるのでしょうか」 ヘルマ「5分くらいなら誤差でありますよ、しっかりおもてなしできるように今のうちに十分準備してしまいましょう!」 俺「はっはっは、言いますねえ。そうですね、今のうちに出来ることを完璧に仕上げておきましょうか」 ヘルマ「えへへ、じゃあ私はカウンターをもっともっと綺麗にするであります!」フキフキ ――――10分後 俺「……いらっしゃいませんね」 ヘルマ「おかしいですねぇ」 俺「ちゃんと連絡しましたか?」 ヘルマ「わ、私を疑っているでありますか!?ちゃんと連絡しましたよ!?」 ――――更に10分後 俺「うーん、これはちょっと遅すぎますね……なにかあったのかもしれません」ガタッ ヘルマ「私ちょっと外見てきます!」タッタッタ ガチャッ カランカラン ヘルマ「あれ?」 ペリーヌ「……」 ヘルマ「あれ?あれ?」 ペリーヌ「……」クイックイッ ヘルマ「ふえ?」チラッ [Under preparation] -準備中- ヘルマ「あ……あああああああああああああああああああああああ!!」 俺「はぁ、ヘルマさん……あれだけ看板はちゃんと確認しなさいと申し上げたでしょう」 ペリーヌ「ううううう、まったく!どれだけ待たせれば気が済むんですの!? 準備中になってるからずっっっっっと、待ってたというのに!どういうことなんですの!?」 ヘルマ「うわあああああああん、ごめんなさああああああああああああああい!!」ペコペコ ペリーヌ「レディを屋外で待たせるなんて!非常識にも程がありますわ!!」プンプン 俺「申し訳ございませんフロイライン、この度はこちらの不手際にて大変ご迷惑をおかけ致しました」スッ ペリーヌ「まったく、失礼してしまいますわ!一体従業員にどういった教育をされていっしゃるのかしら」ツン ヘルマ「あうう、ごめんなさい……」 俺「では、お詫びと申し上げるにはいささか手前味噌ではございますが 今宵も精一杯、お客様にご満足いただけるようおもてなしをさせていただければと存じます」 ペリーヌ「ふ、ふん、そこまで仰るなら期待せずにもてなされて差し上げますわ」 俺「結構、どうぞこちらへ」ニコ ペリーヌ「……ふん」/// ヘルマ「あ、あの……お水とおしぼりです」オズオズ ペリーヌ「どうも」ツン ヘルマ「へう」シュン 俺「えー、さて、ご紹介が遅れましたが。本日のお客様はこちらの方 ガリア空軍602飛行隊、そして連合軍第501統合戦闘航空団所属。ペリーヌ・クロステルマン中尉でございます」 ヘルマ「わ、わー」パチパチパチ ペリーヌ「ふふん」ファサッ 俺「さて、ではまず先程のご無礼のお詫びに俺から一杯、ご馳走させていただいてもよろしいでしょうか」 ペリーヌ「あら、何をご用意してくれるのかしら?」 俺「それはご覧いただいてからのお楽しみ」カチャカチャ ヘルマ(あれは……なんて名前でしたか緑色のリキュールと、レモンジュースと、グレープフルーツジュース あ、卵の卵白だけ取ってるですね……全部シェーカーに入れてるであります) ペリーヌ「あら、なかなか様になっていらっしゃること」クスッ 俺「ありがとうございます」シャカシャカ ヘルマ(いけないいけない、見てないで手伝わなきゃであります!)タッタッ 俺「お待たせ致しました。こちらは『サンジェルマン』、リキュールベースのカクテルにございます」スッ ペリーヌ「あら、薄緑色が上品で……中々よろしいのでなくて?」 俺「どうぞ、お召し上がりください」 ペリーヌ「……」クイッ 俺「如何ですか?」 ペリーヌ「美味し……ま、まあまあですわ!わ、悪くはありませんですわね!」 ヘルマ(今美味しいって言った)カチャカチャ 俺「ありがとうございます」 ペリーヌ「でも……この香り、いえ、でも……どこかで……」 俺「やはりお気づきになられましたか」 ペリーヌ「どういうことですの?」 俺「そちらの『サンジェルマン』に使ったベースのリキュールなのですが、香草、つまりハーブを原材料としておりまして ブランデーを元に130種類の様々なハーブをブレンドしたものなのです きっとその中にどこかで出会った事のある香りが記憶の奥で再会されたのでしょう」 ペリーヌ「へえ……これが」 俺「そして、そのリキュールの名前が『シャルトリューズ・ヴェール』」 ペリーヌ「シャルトリュー……あっ」 ヘルマ「中尉の使い魔さんでありますね」 俺「ええ、このシャルトリューズ。クロステルマン中尉の使い魔であるシャルトリューと同じくガリアの『シャルトリュー修道院』が語源となっております そして『サンジェルマン』においては他の追随を許さない程のエレガントさを備えたカクテルとしてよく知られております」 俺「エレガント、シャルトリューズ、この二つの言葉。貴女にピッタリだとは思いませんか」 ペリーヌ「……ふふ、貴方。静かな顔の割にはなかなか洒落が利いていますわね」 俺「光栄の極み」ズパッ ヘルマ(よかったぁ、機嫌直ったみたいであります……) 俺「では改めて、本日ご用意させていただいておりました一本に移りたいと思います。ヘルマさん」 ヘルマ「了解であります、あれでありますね!取ってくるであります!」タッタッタ 俺「さて、ヘルマさんが頼んだ物を持ってくるまで、少々お話しを伺ってもよろしいでしょうか?」 ペリーヌ「な、なんですの?」 俺「何かお悩みを抱えておいでではございませんか?胸に支えているものがあるように見受けられますが」 ペリーヌ「そんな事……」 俺「ここはKKI空間のただの酒場です、誰にも漏らす事もなければ知られることもありません いえ、そもそも本当に何もないのであればそれに越したことはございませんが……」 ペリーヌ「その、本当に誰にも漏らしませんこと?」 俺「勿論、この店に誓って」 ペリーヌ「……でしたら」 俺「どうぞ」 ペリーヌ「わたくし……本当に今のままでよろしいのかと」 俺「それはまたどういった?」 ペリーヌ「わたくしは、軍に入ってからずっとガリア復興の為に従事して参りました その為にガリアの復興財団にも出来るだけの寄付をして、自身で民間人の皆様と一緒に首都の建て直しにも心血を注いで参りました」 俺「ええ、よく存じ上げております」 ペリーヌ「そんなわたくし達の為に、ガリアとブリタニアのウィッチの方々も駆けつけてくれて、上層部からも支援体制は整いつつあるように見えます」 俺「新聞で読みましたよ、クロステルマン中尉とビショップ曹長の記事ですね」 ペリーヌ「ですが……それでも現実のガリアはまだ目に見えて何も変わってはおりません 人も、物資も、時間も、何もかも不足していて、復興なんてお世辞にも言えた状況ではありませんわ」 俺「……左様ですか」 ペリーヌ「本当にわたくし達が……国の復興なんて、そんな大層な事を掲げて……本当にガリアを……」ウルッ ヘルマ(あの……俺さん、持って来ましたけど……タイミングまずかったですか)コソコソ 俺(いいえグッドですよ、待っておりました。では早速)ペリペリ キュルッ ヘルマ(グラスはどうしますか?フルートですか?) 俺(そうですね、ロブマイヤーのフルートにしましょう) ヘルマ(了解であります)キュッキュッ ペリーヌ「……っく、わたくしとした事が無様な顔を」ゴシゴシ 俺「では、そんなクロステルマン中尉にはこちらを贈らせていただきます」スッ ペリーヌ「これは……?」 俺「『ブラン・ド・ブルー・キュヴェ・ムスー』と申します」 ヘルマ(青いワインなんて始めて見たであります、こんなのこの店にあったんですね) 俺「リベリオン西部で生まれた、世界唯一の青いスパークリングワインにございます」 ペリーヌ「綺麗……」 俺「まずは召し上がってください」 ペリーヌ「え、ええ、では遠慮なく」クイッ 俺「お飲みいただきながらで結構ですので、今度は俺の話を聞いていただいてもよろしいでしょうか?」 ペリーヌ「……?」コクコク 俺「今お出ししたそのスパークリングワイン、いい色だと思いませんか?」 ペリーヌ「ええ、透き通るような綺麗な青……まるで青空みたいですわ」 俺「実はその青、現実には不可能と言われていた青なのです ただ青くするだけなら簡単です、無色に近い白ワインに添加物を放り込めばそれなりの青いワインは出来るでしょう」 ヘルマ「でも誰もやらなかった、なんでですか?」 俺「先ほど申し上げた通り、現実に不可能に近かったからです 下手に添加物を入れればワインの風味を損なってしまいます、それに白ワインといえど無色ではありません 限界まで無色を目指しても薄く黄色味がかってしまう上に、そんなことをすればそれこそワインとしての風味が犠牲になります」 俺「ですがそれでもリベリオンの醸造家は諦めず、長年の研究を重ねた結果 風味を損なわず、それどころか上級の味わいを備えながら、これだけ美しい青を魅せる事に成功したのです」 ペリーヌ「諦めず……」 俺「そうです、つまりこれは不可能を可能にしたワイン ただそれは『奇跡』などではありません。弛まぬ人の努力と、意地と、不屈の心が生み出した、生まれるべくして生まれたワインなのです」 俺「クロステルマン中尉、貴女は先程こう仰いました『今のままでいいのか』と」 ペリーヌ「はい……」 俺「いいんです、今のままの貴女で……ただ必要なのは、諦めないこと」 ペリーヌ「諦めないこと……」 俺「負けない事、投げ出さない事、逃げ出さない事、信じぬく事、駄目になりそうな時、それが一番大事」 ヘルマ「俺さんの好きな扶桑のことわざですね」 俺「この世に奇跡なんてありません、人が奇跡と呼ぶもの。それはただの結果です 負けずに投げ出さずに逃げ出さずに信じ抜いて諦めなかった結果がそうなっただけの事です」 ペリーヌ「……」 俺「もうひとつお話をしましょう。青といえば、何を思い浮かべますか?」 ペリーヌ「青……空?海?」 俺「いいえ、愛です」 ペリーヌ「愛?」 俺「はい、古代ロマーニャのお話ですが、青は愛を表す象徴として重んじられておりました このワインは不可能を可能にしました、そしてこの青は愛を表すものとしての意味も持ち合わせております」 ペリーヌ「どういう事ですの?」 俺「つまり、貴女が祖国への愛を失わない限り、ガリア復興への道は決して閉ざされはしないでしょう いえ、それどころか不可能を信じて可能にした結果が貴女の目の前にあるではないですか 前例のあることなら出来ない道理はございません。貴女は貴女の信じる道を、ただまっすぐに進んで下さい」 ペリーヌ「わたくしの……信じる……」 俺「何も悩む事は無いではありませんか。市民も、軍上層部も、ウィッチも皆がガリアの復興に手を尽くしています」 俺「その切欠を、先陣を切ったのは他でもない、貴女自身です あの新聞の記事を俺はよく覚えていますよ。貴女方を見て国が動いたのです その貴女が、貴族である貴女が弱気になっておられては他の者に示しがつきませんでしょう?」ニコッ ヘルマ(……そこまで言って大丈夫なのかな)チラチラ ペリーヌ「そう、ですわ……ふふ、そうでしたわね。わたくしったら、何を弱気になっていたのでしょう ガリア貴族たるわたくしがこのような事でなにを立ち止まっていたのでしょう、貴族故の義務を忘れるところでしたわ」 俺「ノーブレス・オブリージュ」 ペリーヌ「ええ、貴族が貴族たる責任を負わなくて何が貴族ですの!まったくわたくしとしたことが!」ガシッ ゴクゴク ヘルマ「ああっ、そんな一気に」 ペリーヌ「ぷはぁっ」/// 俺「おやおや、これはまた随分と豪気な」 ペリーヌ「マスター!もう一杯下さらない!?」ドン 俺「ふふ、お元気になられたようで結構です。お客様にご満足いただけるお酒を用意する ……これもカウンターを預る者としてのノーブレス・オブリージュでもありますからね」トクトク ペリーヌ「ふん……まあ、今日のお話はありがたく頂戴しておきますわ」ゴクゴク 俺「最後にもう一つだけ……このワイン、世界で始めての青いスパークリングワインです」 ペリーヌ「ぷふぅ、それはさっきも伺いましたわ……もう一杯」ドン 俺「ええ、ですからつまりこの子も言ってみれば『青の一番』ということです」トクトク ヘルマ「おお、なるほど!」ポン ペリーヌ「っぷはぁ……あ~?なんれすってぇ~?」 俺「おっと、これはいけない。ヘルマさん、中尉に濃~いコーヒーを淹れてあげてください」 ヘルマ「は、はいっ!」アセアセ ペリーヌ「ちょっとぉ!貴女どほに行くんですのろ!わたくひの話ひを聞いてくださらなひの!?」ガシッ ヘルマ「ふぇぇぇぇ」 俺「やれやれ、これは困りましたねぇ」フゥ ……………… ………… …… ナレーション:諏訪天姫 ここはとある空間、とある場所にある秘密の隠れ家 どこから行くのかも、どこからたどり着くのかも、誰も知らない気まぐれに現れる謎の扉 今宵は少々騒がしい声が中から聞こえてきています 大変なことにならなければよいのですが……それはまた別の機会にでも おっと、そろそろお時間のようです 今宵の営業はここまで、次回があればまた是非ご来店をお待ちしております では、ナレーションは私、諏訪天姫がお送り致しました。おやすみなさい 表紙に戻る
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砂糖水 概要 ラサイトの流れを汲むネタ系の職人。 「ペリーの肉声」で有名であり、現在に至るまで最も有名、かつ伝説級のFLASH職人の一人である。 ただし、その名声をやっかむ声は根強く残るが、それはニコニコ動画等における再生数が、彼の実力を 全て物語っているであろう。 少なくとも、信者人気関係なしに、10万ヒット100万ヒットを、果ては1000万ヒットまでを稼げるのは 全世界・全宇宙において、砂糖水以外に存在はしえないのだから・・・! webサイト 砂糖水HP
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俺「ストームウィッチーズですねぇ」避難所 496-509 ナレーション:諏訪天姫 あー、あー、ゴホン、んんっ、てすてす 今日は2回目です、もうこの間みたいなミスはしませんよ 今日こそはしっかりナレーションを……ってまた始まってるー! ……………… ………… …… ここはとある空間、とある場所にある秘密の隠れ家 どこから行くのかも、どこからたどり着くのかも、誰も知らない気まぐれに現れる謎の扉 一度開かれたこの扉にはもう鍵はかかっていないようです 今日もまた「Open for business」の札を掲げ、中からは微かに仕込みの音が聞こえてきます おや、今まで無かった小さい看板が足元にありますね 申し訳程度のメニューが記されているようです。ここからは何が書いてあるのかちょっと見えませんね さて前置きはこの辺にして、今日も中の様子を伺ってみることにしましょう ……よし、今日はちゃんとできました あれ?でもあの札……あれ、見間違いかな……? ……………… ………… …… ――――KKI空間「ORE s Bar」 俺「……」カチャカチャ ヘルマ「ふふふふ、ふ~んふ、ふ~ふふふふ、ふ~んふ、ふふふふふ~ふふん♪」フキフキ 俺「……」チラッ ヘルマ「ふんふふ~んふ~ん♪ふっふっふ、ふっふふふっふ~ん♪」フキフキ 俺「あの、ヘルマさん。年頃の女性が鼻歌にIn the navyはどうかと思うのですが?」 ヘルマ「えっ、なにかおかしいですか?いい曲ですよね?」 俺「いえ……まあ、構いませんけどね」カチャカチャ ヘルマ「??」フキフキ 俺「それより、そろそろ本日のお客様がいらっしゃるお時間です」 ヘルマ「はい、というか……」チラッ 俺「もう5分ほど回っていますね、道にでも迷っていらっしゃるのでしょうか」 ヘルマ「5分くらいなら誤差でありますよ、しっかりおもてなしできるように今のうちに十分準備してしまいましょう!」 俺「はっはっは、言いますねえ。そうですね、今のうちに出来ることを完璧に仕上げておきましょうか」 ヘルマ「えへへ、じゃあ私はカウンターをもっともっと綺麗にするであります!」フキフキ ――――10分後 俺「……いらっしゃいませんね」 ヘルマ「おかしいですねぇ」 俺「ちゃんと連絡しましたか?」 ヘルマ「わ、私を疑っているでありますか!?ちゃんと連絡しましたよ!?」 ――――更に10分後 俺「うーん、これはちょっと遅すぎますね……なにかあったのかもしれません」ガタッ ヘルマ「私ちょっと外見てきます!」タッタッタ ガチャッ カランカラン ヘルマ「あれ?」 ペリーヌ「……」 ヘルマ「あれ?あれ?」 ペリーヌ「……」クイックイッ ヘルマ「ふえ?」チラッ [Under preparation] -準備中- ヘルマ「あ……あああああああああああああああああああああああ!!」 俺「はぁ、ヘルマさん……あれだけ看板はちゃんと確認しなさいと申し上げたでしょう」 ペリーヌ「ううううう、まったく!どれだけ待たせれば気が済むんですの!? 準備中になってるからずっっっっっと、待ってたというのに!どういうことなんですの!?」 ヘルマ「うわあああああああん、ごめんなさああああああああああああああい!!」ペコペコ ペリーヌ「レディを屋外で待たせるなんて!非常識にも程がありますわ!!」プンプン 俺「申し訳ございませんフロイライン、この度はこちらの不手際にて大変ご迷惑をおかけ致しました」スッ ペリーヌ「まったく、失礼してしまいますわ!一体従業員にどういった教育をされていっしゃるのかしら」ツン ヘルマ「あうう、ごめんなさい……」 俺「では、お詫びと申し上げるにはいささか手前味噌ではございますが 今宵も精一杯、お客様にご満足いただけるようおもてなしをさせていただければと存じます」 ペリーヌ「ふ、ふん、そこまで仰るなら期待せずにもてなされて差し上げますわ」 俺「結構、どうぞこちらへ」ニコ ペリーヌ「……ふん」/// ヘルマ「あ、あの……お水とおしぼりです」オズオズ ペリーヌ「どうも」ツン ヘルマ「へう」シュン 俺「えー、さて、ご紹介が遅れましたが。本日のお客様はこちらの方 ガリア空軍602飛行隊、そして連合軍第501統合戦闘航空団所属。ペリーヌ・クロステルマン中尉でございます」 ヘルマ「わ、わー」パチパチパチ ペリーヌ「ふふん」ファサッ 俺「さて、ではまず先程のご無礼のお詫びに俺から一杯、ご馳走させていただいてもよろしいでしょうか」 ペリーヌ「あら、何をご用意してくれるのかしら?」 俺「それはご覧いただいてからのお楽しみ」カチャカチャ ヘルマ(あれは……なんて名前でしたか緑色のリキュールと、レモンジュースと、グレープフルーツジュース あ、卵の卵白だけ取ってるですね……全部シェーカーに入れてるであります) ペリーヌ「あら、なかなか様になっていらっしゃること」クスッ 俺「ありがとうございます」シャカシャカ ヘルマ(いけないいけない、見てないで手伝わなきゃであります!)タッタッ 俺「お待たせ致しました。こちらは『サンジェルマン』、リキュールベースのカクテルにございます」スッ ペリーヌ「あら、薄緑色が上品で……中々よろしいのでなくて?」 俺「どうぞ、お召し上がりください」 ペリーヌ「……」クイッ 俺「如何ですか?」 ペリーヌ「美味し……ま、まあまあですわ!わ、悪くはありませんですわね!」 ヘルマ(今美味しいって言った)カチャカチャ 俺「ありがとうございます」 ペリーヌ「でも……この香り、いえ、でも……どこかで……」 俺「やはりお気づきになられましたか」 ペリーヌ「どういうことですの?」 俺「そちらの『サンジェルマン』に使ったベースのリキュールなのですが、香草、つまりハーブを原材料としておりまして ブランデーを元に130種類の様々なハーブをブレンドしたものなのです きっとその中にどこかで出会った事のある香りが記憶の奥で再会されたのでしょう」 ペリーヌ「へえ……これが」 俺「そして、そのリキュールの名前が『シャルトリューズ・ヴェール』」 ペリーヌ「シャルトリュー……あっ」 ヘルマ「中尉の使い魔さんでありますね」 俺「ええ、このシャルトリューズ。クロステルマン中尉の使い魔であるシャルトリューと同じくガリアの『シャルトリュー修道院』が語源となっております そして『サンジェルマン』においては他の追随を許さない程のエレガントさを備えたカクテルとしてよく知られております」 俺「エレガント、シャルトリューズ、この二つの言葉。貴女にピッタリだとは思いませんか」 ペリーヌ「……ふふ、貴方。静かな顔の割にはなかなか洒落が利いていますわね」 俺「光栄の極み」ズパッ ヘルマ(よかったぁ、機嫌直ったみたいであります……) 俺「では改めて、本日ご用意させていただいておりました一本に移りたいと思います。ヘルマさん」 ヘルマ「了解であります、あれでありますね!取ってくるであります!」タッタッタ 俺「さて、ヘルマさんが頼んだ物を持ってくるまで、少々お話しを伺ってもよろしいでしょうか?」 ペリーヌ「な、なんですの?」 俺「何かお悩みを抱えておいでではございませんか?胸に支えているものがあるように見受けられますが」 ペリーヌ「そんな事……」 俺「ここはKKI空間のただの酒場です、誰にも漏らす事もなければ知られることもありません いえ、そもそも本当に何もないのであればそれに越したことはございませんが……」 ペリーヌ「その、本当に誰にも漏らしませんこと?」 俺「勿論、この店に誓って」 ペリーヌ「……でしたら」 俺「どうぞ」 ペリーヌ「わたくし……本当に今のままでよろしいのかと」 俺「それはまたどういった?」 ペリーヌ「わたくしは、軍に入ってからずっとガリア復興の為に従事して参りました その為にガリアの復興財団にも出来るだけの寄付をして、自身で民間人の皆様と一緒に首都の建て直しにも心血を注いで参りました」 俺「ええ、よく存じ上げております」 ペリーヌ「そんなわたくし達の為に、ガリアとブリタニアのウィッチの方々も駆けつけてくれて、上層部からも支援体制は整いつつあるように見えます」 俺「新聞で読みましたよ、クロステルマン中尉とビショップ曹長の記事ですね」 ペリーヌ「ですが……それでも現実のガリアはまだ目に見えて何も変わってはおりません 人も、物資も、時間も、何もかも不足していて、復興なんてお世辞にも言えた状況ではありませんわ」 俺「……左様ですか」 ペリーヌ「本当にわたくし達が……国の復興なんて、そんな大層な事を掲げて……本当にガリアを……」ウルッ ヘルマ(あの……俺さん、持って来ましたけど……タイミングまずかったですか)コソコソ 俺(いいえグッドですよ、待っておりました。では早速)ペリペリ キュルッ ヘルマ(グラスはどうしますか?フルートですか?) 俺(そうですね、ロブマイヤーのフルートにしましょう) ヘルマ(了解であります)キュッキュッ ペリーヌ「……っく、わたくしとした事が無様な顔を」ゴシゴシ 俺「では、そんなクロステルマン中尉にはこちらを贈らせていただきます」スッ ペリーヌ「これは……?」 俺「『ブラン・ド・ブルー・キュヴェ・ムスー』と申します」 ヘルマ(青いワインなんて始めて見たであります、こんなのこの店にあったんですね) 俺「リベリオン西部で生まれた、世界唯一の青いスパークリングワインにございます」 ペリーヌ「綺麗……」 俺「まずは召し上がってください」 ペリーヌ「え、ええ、では遠慮なく」クイッ 俺「お飲みいただきながらで結構ですので、今度は俺の話を聞いていただいてもよろしいでしょうか?」 ペリーヌ「……?」コクコク 俺「今お出ししたそのスパークリングワイン、いい色だと思いませんか?」 ペリーヌ「ええ、透き通るような綺麗な青……まるで青空みたいですわ」 俺「実はその青、現実には不可能と言われていた青なのです ただ青くするだけなら簡単です、無色に近い白ワインに添加物を放り込めばそれなりの青いワインは出来るでしょう」 ヘルマ「でも誰もやらなかった、なんでですか?」 俺「先ほど申し上げた通り、現実に不可能に近かったからです 下手に添加物を入れればワインの風味を損なってしまいます、それに白ワインといえど無色ではありません 限界まで無色を目指しても薄く黄色味がかってしまう上に、そんなことをすればそれこそワインとしての風味が犠牲になります」 俺「ですがそれでもリベリオンの醸造家は諦めず、長年の研究を重ねた結果 風味を損なわず、それどころか上級の味わいを備えながら、これだけ美しい青を魅せる事に成功したのです」 ペリーヌ「諦めず……」 俺「そうです、つまりこれは不可能を可能にしたワイン ただそれは『奇跡』などではありません。弛まぬ人の努力と、意地と、不屈の心が生み出した、生まれるべくして生まれたワインなのです」 俺「クロステルマン中尉、貴女は先程こう仰いました『今のままでいいのか』と」 ペリーヌ「はい……」 俺「いいんです、今のままの貴女で……ただ必要なのは、諦めないこと」 ペリーヌ「諦めないこと……」 俺「負けない事、投げ出さない事、逃げ出さない事、信じぬく事、駄目になりそうな時、それが一番大事」 ヘルマ「俺さんの好きな扶桑のことわざですね」 俺「この世に奇跡なんてありません、人が奇跡と呼ぶもの。それはただの結果です 負けずに投げ出さずに逃げ出さずに信じ抜いて諦めなかった結果がそうなっただけの事です」 ペリーヌ「……」 俺「もうひとつお話をしましょう。青といえば、何を思い浮かべますか?」 ペリーヌ「青……空?海?」 俺「いいえ、愛です」 ペリーヌ「愛?」 俺「はい、古代ロマーニャのお話ですが、青は愛を表す象徴として重んじられておりました このワインは不可能を可能にしました、そしてこの青は愛を表すものとしての意味も持ち合わせております」 ペリーヌ「どういう事ですの?」 俺「つまり、貴女が祖国への愛を失わない限り、ガリア復興への道は決して閉ざされはしないでしょう いえ、それどころか不可能を信じて可能にした結果が貴女の目の前にあるではないですか 前例のあることなら出来ない道理はございません。貴女は貴女の信じる道を、ただまっすぐに進んで下さい」 ペリーヌ「わたくしの……信じる……」 俺「何も悩む事は無いではありませんか。市民も、軍上層部も、ウィッチも皆がガリアの復興に手を尽くしています」 俺「その切欠を、先陣を切ったのは他でもない、貴女自身です あの新聞の記事を俺はよく覚えていますよ。貴女方を見て国が動いたのです その貴女が、貴族である貴女が弱気になっておられては他の者に示しがつきませんでしょう?」ニコッ ヘルマ(……そこまで言って大丈夫なのかな)チラチラ ペリーヌ「そう、ですわ……ふふ、そうでしたわね。わたくしったら、何を弱気になっていたのでしょう ガリア貴族たるわたくしがこのような事でなにを立ち止まっていたのでしょう、貴族故の義務を忘れるところでしたわ」 俺「ノーブレス・オブリージュ」 ペリーヌ「ええ、貴族が貴族たる責任を負わなくて何が貴族ですの!まったくわたくしとしたことが!」ガシッ ゴクゴク ヘルマ「ああっ、そんな一気に」 ペリーヌ「ぷはぁっ」/// 俺「おやおや、これはまた随分と豪気な」 ペリーヌ「マスター!もう一杯下さらない!?」ドン 俺「ふふ、お元気になられたようで結構です。お客様にご満足いただけるお酒を用意する ……これもカウンターを預る者としてのノーブレス・オブリージュでもありますからね」トクトク ペリーヌ「ふん……まあ、今日のお話はありがたく頂戴しておきますわ」ゴクゴク 俺「最後にもう一つだけ……このワイン、世界で始めての青いスパークリングワインです」 ペリーヌ「ぷふぅ、それはさっきも伺いましたわ……もう一杯」ドン 俺「ええ、ですからつまりこの子も言ってみれば『青の一番』ということです」トクトク ヘルマ「おお、なるほど!」ポン ペリーヌ「っぷはぁ……あ~?なんれすってぇ~?」 俺「おっと、これはいけない。ヘルマさん、中尉に濃~いコーヒーを淹れてあげてください」 ヘルマ「は、はいっ!」アセアセ ペリーヌ「ちょっとぉ!貴女どほに行くんですのろ!わたくひの話ひを聞いてくださらなひの!?」ガシッ ヘルマ「ふぇぇぇぇ」 俺「やれやれ、これは困りましたねぇ」フゥ ……………… ………… …… ナレーション:諏訪天姫 ここはとある空間、とある場所にある秘密の隠れ家 どこから行くのかも、どこからたどり着くのかも、誰も知らない気まぐれに現れる謎の扉 今宵は少々騒がしい声が中から聞こえてきています 大変なことにならなければよいのですが……それはまた別の機会にでも おっと、そろそろお時間のようです 今宵の営業はここまで、次回があればまた是非ご来店をお待ちしております では、ナレーションは私、諏訪天姫がお送り致しました。おやすみなさい