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カンガルー 【かんがるー】 ジャンル アクション 対応機種 アーケード 発売元 サン電子 開発元 岐阜特機 稼働開始日 1982年 判定 なし ポイント 母親カンガルーが主役子供カンガルーとの愛らしい触れ合いシーン 概要 主なルール 評価点 問題点 総評 余談 概要 1982年にサン電子がアーケードにリリースした横視線の固定画面アクションゲーム。 猿の集団にさらわれてしまったカンガルーの子供を救出する為に、ボクシンググローブを着用した母親カンガルーが猿達に挑むというストーリー設定。 1~2人交互プレイ可能。全4ステージ構成のループ制。 全ステージをクリアすると、難易度の上がった状態でのステージ1からのループとなる。 主なルール 母親カンガルー(以下カンガルー)を操作し、画面上部(ステージ3は画面中央部)に待つ子供カンガルーに触れればステージクリアとなる。 子供カンガルーの待つ先には敵である猿軍団や段差が待ち構えており、それらを乗り越えなければならない。 コントローラーはレバーと1ボタンを使用。レバーでカンガルーの移動などの操作、ボタンはパンチ攻撃に使用する。 レバー左右でカンガルーの左右移動。レバー下で伏せ動作(しゃがみに近い動作)。 このゲームのおけるジャンプ動作はレバー上、もしくは斜め上での操作となっている。 はしごに近づいた状態でレバー上下でそれを登り降りできる。 ボタンで近距離のパンチ攻撃を行う。パンチには小猿やそいつが投げてくるリンゴなどを倒す(消滅)効果がある。 パンチはカンガルーが立っている状態のみ攻撃が可能。ジャンプ中や伏せ動作中では一切のパンチは放てない点に注意。 パンチはカンガルーの上半身付近にしか攻撃判定がなく、下半身付近は攻撃が届かない点にも注意。 カンガルーを邪魔する猿には以下の種類がある。 多数出現するメインの「小猿」はカンガルーを見つけ次第、飛び道具であるリンゴを投げつけてくる。もちろん、小猿そのものやリンゴに触れるとミスとなってしまう。 小猿はパンチを当てると倒せるが、いくらでも沸いてくるので、倒す事に執着していると先に進めない。 猿のリンゴの投げ方には上段や下段といったパターンがある。リンゴはパンチで相殺でき、また上段は伏せ動作にて、下段はジャンプでかわす事が可能。但し、カンガルーの立っている段差の位置によってはリンゴの攻撃判定にズレが生じている場合もある為にかわし方に差異が生じる可能性がある。 時折カンガルーと同じ位のサイズの「ツッパリコング」という敵も出現する。こいつはリンゴこそは投げないものの、その大きさ故に無視するのは厳しい存在となっている。 ツッパリコングに触れてもミスにはならないが、その代わりに一定時間の操作不能に陥ってしまう。 またパンチで攻撃しても画面外に吹き飛ぶだけで完全には倒せない。よって、進路を確保するまで連続で攻撃しなければいけない場合もある。 攻略の役にはたたないが、操作不能時にボタンを押すとカンガルーが白旗を揚げて「降参」のポーズをする。ちょっとしたお遊び演出といったところか。 同じく時折、画面上部から猿が「芯のリンゴ」を下に落としてくる。もちろん、これに触れてもミスとなる。 上記のリンゴ同様に、こちらもパンチにて相殺する事ができる。 ステージ3限定で「捕らわれた子供カンガルーを持ち上げて支える猿」が数匹おり、そいつらをパンチにて倒せば子供カンガルーの位置を下げる事ができる。 この猿どもをすべて倒せば勝手に子供カンガルーが画面下部に下がっていき、ほとんど移動しない状態でクリアする事が可能。 ステージ内にはフルーツアイテムが幾つか設置されており、それを取得すればスコアボーナスが得られる。 フルーツの多くは地形の上にぶら下がっている事が多く、ジャンプしないと取れない場合がある。 フルーツとは別に「ベル」が必ず各ステージに1つ配置されている。これに触れると、以前に取ったフルーツがすべて復活し、それを再度取得すればスコアボーナスが倍増されている。 ベルは一度触れただけでは消滅せず、数回触れればその分のフルーツが復活する。もし、フルーツを最大限までに取得したい場合は、ステージ内を何度も歩き回らないとならない。 ベルもまた地形の上にぶら下がっている故にジャンプしないと効力が発揮できない。 ステージには小さい崖の段差が随所に存在し、それをジャンプで乗り越えなければならない。 もし、ジャンプせずに足を踏み外してしまうと、問答無用でミスとなってしまう。 残機制。ミスするとステージ最初に戻され、アイテムなどの配置がすべてリセットされる。 画面上に制限時間が表示されており、これが0になってもミスとなる。 制限時間はクリア後のスコアボーナスの意味合いも兼ねており、クリアすれば数字表示分のスコアが入る。 このゲームはスコアがカンスト(999900)すると0に戻ってしまうバグが存在する。 評価点 カンガルーを主役にした着目点。 販売当時としてはどちらかといえばあまりメジャーな動物とは言えないであろうカンガルーが主役であり、「子供カンガルーの為に母親カンガルーが助けにいく」という涙ぐましい設定が特徴。 母親カンガルーの前足にはボクシンググローブが着用されており、ボクシングスタイルで猿どもに挑む様がユニークである。なお、母親だけではなく、すでに子供カンガルーにもボクシンググローブが着用されている描写があるあたり、実はボクシングスタイルなのは親子の遺伝なのかもしれない。 ステージクリアすると母親カンガルーが子供カンガルーと触れ合って「ママー!!」の吹き出しが表示される演出があり、なかなかほっこりさせてくれるのが素敵である。 当時としては珍しかった「格闘要素のある横視点アクションゲーム」。 本作が発売された当時における横視点アクションゲームというと、ドンキーコングを代表するジャンプアクションが多かったが、ボタンを押す事で任意にパンチが出せる同ジャンルの作品は珍しく、本作以外では「ポパイ」程度しか無かった。 書き込まれたグラフィック。 グラフィック周りは背景が黒一色なのが寂しいもののファンシーさが上手く描かれており、当時の基準としてはそれなりに書き込まれている模様。 カンガルー親子以外にも「可愛らしくも憎らしいやんちゃな小猿」「やけにいかつい容姿のツッパリコング」といった敵の面子も魅力的である。 ノリの良いBGM BGMはクラシック音楽の楽曲が採用されている。ステージ開始時は「トルコ行進曲」、ステージ中は「アメリカンパトロール」、ステージクリア時は「おおスザンナ」、ベルに触れると「ウェストミンスターの鐘」が流される。 問題点 難易度の高さ 一般的には俊足動物というイメージにあるカンガルーだが、このゲームの母親カンガルーはかなり鈍足で動きがもっさりとしており全然素早く動いてくれず、それが難易度上昇の原因となってしまっている。 母親カンガルーの図体は大柄な故に敵の攻撃を避けるにも一苦労である他、ちょっとした崖段差にあっさりと道を踏み外しやすかったりと死ぬ要素は多い。 初見でのプレイではこの鈍足で大柄な母親カンガルーの死にやすさに直面するのは必至だと思われ、ある意味『スペランカー』のご先祖様といえる作品なのかもしれない。 とはいえ、1ステージあたりは短い構造なので慣れてしまうとさほど苦戦する場面は少なく、決して理不尽な難しさには達していない。その辺はちゃんとゲームバランスが考慮された作りとなっている。 総評 可愛らしいキャラクターや軽快なサウンドなど、分かりやすいキャッチーな要素が込められているのは良かったが、操作感が良くないせいでプレイしてみないと分からない難易度の高さがネックになってしまったのが惜しい。 余談 海外では有名な作品らしくATARIに家庭用移植されていた。 国内では移植されていなかったが、2020年7月16日にSwitchとPS4にアーケードアーカイブスにて配信された。 また、海外限定でアニメ化もされている(国内未放送)。 ちなみにアニメ版を放送していたテレビ番組「Saturday Supercade」は本作の他にも『ドンキーコング』や『ドンキーコングJR.』、『Qバート』といった当時のアーケードの人気作の多くをアニメにしているが、出来に関しては言うまでもない。 3D格闘ゲーム『鉄拳シリーズ』には、このゲームと同じくボクシンググローブを装着したカンガルーの母子、「ロジャー」というキャラがいる。 このゲームとの直接的な関連性は恐らく無いだろうが、鉄拳のスタッフが知っていたのかもしれない。
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imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ガンガル.png) 能書きはその位でいい! 仮面ライダーストロンガー 第1話「おれは電気人間ストロンガー‼」に登場。カンガルーをモチーフとしたブラックサタンの改造人間第1号。花屋を営む男性に憑依してブラックサタンが開発した猛毒の花粉を放出する毒花を栽培する一方これを人々が集まる劇場やコンサートホールなどの人の多いところに配置して集まる人間を全員殺害する毒花作戦の実行を使命としており、これの輸送ルート確保の為にホバークラフトの奪取を目論んだ。全身が強力なスプリングになっており、今まで生物的であった歴代組織の怪人たちとは違っており機械的かつ無機質感を漂わせる容姿となっている。順調に計画を運んでいたかに思えたが、ストロンガーとタックルの介入により、計画の初期段階から狂い始めてしまい、最後は電キックを受け爆死した。 データ 身長 195㎝ 体重 82㎏ 所属 ブラックサタン CV 辻村真人 初登場作品 仮面ライダーストロンガー 第1話「おれは電気人間ストロンガー!!」(1975年4月5日放送) ドラゴニュートの人形劇では… Dr.ハリネズミの逆襲にて登場。Dr.ハリネズミJr.の部下として登場したが、龍騎のキックであっさり倒された。撮影にはプレイヒーローVS仮面ライダー対決セットを使用している。
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『立ち上がれ!宇宙の友よ』前編 作者・シャドームーン 37 悪の無限帝国Gショッカーの止まることのない宇宙征服の野望は、 過去の戦いで暗黒星雲の果てへと追われた、悪質宇宙人・宇宙海賊・ 宇宙商人にも波紋を広げ様々な思惑が交錯していた。 ある者は積極的にGショッカーと手を組みその勢力を利用し、 ある者は一定の距離を置きつつ中立姿勢で様子を伺う。 渦巻く謀略に塗れたマイナスエネルギーは、うねりとなって曲りなりにも 多大な犠牲を払い保たれていた宇宙の均衡を崩し、 平和を願う心ある人々の希望をもドス黒く塗り替えて行く………… 全宇宙に恐怖を呼んだ大星団ゴズマの息を吹き返した軍勢によって、 無惨にも滅びようとしている、小さな星から物語は始まる。 惑星ホープ*** ギルーク司令官「ワハハハ、これでこの星も我らの手に落ちたな」 女王アハメス「大した抵抗もなくてつまらないこと…」 地球からそう遠くない星、惑星ホープがGショッカー・ゴズマ軍の侵攻を 受けていた。都市は暴れ狂う巨獣たちによって破壊し尽くされ、 僅かに抵抗を試みた武装市民も宇宙獣士に全滅させられていた……。 ヒドラー兵たちが我が物顔で飛び跳ねている光景を見下ろし、 ゴズマ侵略遠征軍の母艦・ゴズマード船内で満足げにニヤつく ギルーク司令官と、つまらなそうに呟く女王アハメス。 女王アハメス「星王バズー様はこんなちっぽけな星一つ 攻略したくらいではご満足なさらない…… もっと迅速かつ、手際よく制圧していかなければ…ッ!」 ギルーク司令官「アハメス殿、そう逸りなさるな。 急いては事を仕損じる…そなたは気を張り詰め過ぎだ。 まずはこの戦果を素直に喜んだらどうだ?」 ギルークがグラスに何かの液体を注ぎ、乾杯の仕草でアハメスを 労おうとするが、彼女はそれを払いのけて言い放った。 女王アハメス「悠長に喜んでなどいられるものか! 自分の星も持たない者に、私の気持ちは分かるまい!」 ギルーク司令官「…フン。そうかね……」 この二人、かつては同盟を組んで星王バズーに抵抗したこともあるが、 アマゾ星を返還されたアハメスと違い、ギルークの故郷ギラス星はすでに 星王バズーの手で滅びている。ゴズマの司令官として生きる道を選び 全てを捨てた悪魔となったギルークだが、ギラス星を愛する心だけは 捨てていない彼に対して、今の発言はやや不機嫌となったようだ。 対するアハメスも、ギルークに宇宙獣士メーズにされてしまったことを 少なからず根に持っていた――― ギルーク司令官「おっと――フフ、大事なお客様たちがお着きのようだ。 そなたは気が進まんだろうが、統括総司令官として挨拶だけはしてもらうぞ」 女王アハメス「言われなくとも、それくらい心得ている!」 ギルーク司令官「なら結構。では彼らを出迎えるとしようか」 侵略され捕虜となった惑星住民の、本当の悲劇はこれから始まる…… Gショッカー・ゴズマ軍は大星団ゴズマのやり方をほぼ踏襲しており、 選別の上、知力体力共に優秀な者は恭順次第で戦力に取り込み、 反抗的な者は洗脳し宇宙獣士や戦闘員に変えられていった。 また体力に乏しい者でも、有能な科学者・技術者であれば捕らえられて Gショッカー本部に連行されるのが常である。 それ以外の――凡庸な人間、女性や子供、老人などはその場で 「処分」されるかGショッカーの“御得意先”に引き渡されるのである。 引き渡された人々を待つのも、決して明るい運命ではないのだが…。 38 時空魔法陣を潜り抜け、宇宙船やUFO型の飛行要塞が次々と現れる。 そこから降りて来たのは、悪名高い宇宙人や宇宙海賊など。 地球の海に住むタコのような姿で、クルクル回る五つの顔とその度に 変わる五つの声色で話す、珍妙な宇宙人がUSBケーブルのような コード状の“手”を差出てギルークと握手をした。 ギルーク司令官「遠路遥々ご苦労でしたな皆さん、フフフフ」 女王アハメス「お疲れでしょう。まずはごゆるりとお寛ぎ下さい。 (醜い…いつ見ても醜い連中だわ)」 クインテッサ星人A「いやいやそちらが用意してくれた時空魔法陣の おかげで、スペースブリッジを使うより楽だったわい」 クインテッサ星人B「それより今回は良い奴隷に使えそうな出物は ありますかな。前に買った連中は一年ともたず死におった」 クインテッサ星人C「反逆までしおった奴もいたぞ。即刻我らの裁きで 『無罪』と判決を下したので、シャークトロンの餌食となったがな」 護衛の青い機械兵・シャークトロンを引き連れている クインテッサ星人は、次々と変わる顔で忙しなく喋りまくる。 シャークトロン?「…………」 ギルーク司令官「時に、この星の惑星軌道周辺の封鎖状況は 如何あいなりましたかな?」 クインテッサ星人A「心配はない。我々の同胞が約束通り完全な 布陣を敷いて宇宙ゾウ虫一匹通れぬはずだ」 ギルーク司令官「それは心強い…何しろこれから大事な取引を 始めるという時、決まって邪魔者がやって来ますので…」 ベムサソリ「ならば早く取引開始と行こう。まずは素体を見せてくれ。 ワシは宇宙刑事めに部下の多くをやられ、早く補充したいのだ」 ベンガルタイガー「何だ、今回は我らの出番はなしか」 ベンガルコブラ「わざわざ出向くまでもなかったな、兄者」 大きなハサミ状の手にサソリの頭を持つベムサソリと、 現在その用心棒をしているベンガルブラザーズは、 共に暗黒星雲を根城とする凶悪な宇宙海賊である。 宇宙刑事が追う宇宙犯罪組織とも繋がりがあるアウトローたちだ。 ◇ ◇ 今やGショッカーに蹂躙された母なる星で、鎖に繋がれた罪無き 人々は絶望の淵に立たされていた。この無慈悲な侵略者たちの、 無道を阻む者は誰もいないのか…―――否。 シャークトロン?「――待てぇぇい!!」 Gショッカー「…???」 クインテッサ星人の連れているシャークトロンの一体が二つに割れ、 そこから飛び出した人影がゴズマードの上に颯爽と立つ。 39 ,_ ,/、  ̄ヽ /\ \ー-lヽ _ ,ヽノ/。ノ l /  ̄ヽ \l_-。 、_ヽ_ ノ ⌒ ... | \_フ__ - ノヽ,,ヽ( ノ;;; ⌒ヽ ーゝ ̄ / / ノ ̄つ ノ ― メ ⌒ヽ l // / ⌒ヽ ノ 「地上に悪が満つる時、愛する心あるならば.... 熱き魂悪を絶つ…人、それを真実という…」 ギルーク司令官「うぬっ、…何者だ!?」 ,. ‐,フlヽ`丶 /‐ ! `ヽヽ /´ ! ヽ / l lヽ !ヽ ,、 l ,、 ! l. ヾ rtj-、_レtテ, ゝ リ ヽ lーY.ノ l` ヽY ヽ / ヾ、 l|、 r_=、 |l .// _ `ヽ!ヽ _ ィ-r _ __ ,. ´ . `ヽ ,. ‐ ニノ _,. -‐ ニ´‐ > ´ / / \ ,ィ . .. レ ヽ L ー_,´-‐ ´ , - 、 / / / . ヽ /_ ー_― . . / l 〉 ´ ,. - ´ _ // ,. , . . ヽ /rく` 、ヘ .. /ヽ !./ ,. ‐_´ -‐ ´ l l‐ ./ . . } /´ r`く,ヽ,ヘ´l-、/ ヽl -‐ ´ l = ニ´-‐ ´ ̄ ヽ .. l / `ヽ ヽr ´ ヽ / _,., -‐ " ̄l . . / ノ_,. - ´...... ̄ `ヽ __l_,. - - 、,_ ,.. ‐/ ノ / ロム「貴様らに名乗る名前はないッ!!!!!!!!!」 ギルーク司令官「何ぬうぅぅ~~! ふ、ふざけおって」 女王アハメス「名前もないくせに、偉そうな男ね!」 クインテッサ星人A「う、キ、キサマらは…いつの間に紛れ込んだ!?」 その男の口上が終わった途端、さらに数体のシャークトロンが裂け、 中から正体不明の――若い女とロボットたちが躍り出る。 ブルージェット「フ…案外間抜けだな、クインテッサ星人という奴らは。 俺たちがお仲間をのして入れ代わったのに気がつかないとは」 ロッドドリル「さあ、Gショッカーめ! オイラが叩きのめしてやるぞ~!!」 レイナ「ロム兄さん、人々は私たちが全力で守るわ。 思う存分戦って! さあ、いくわよジム!」 トリプルジム「はいレイナお嬢様!」 40 ジェット機のような頭部にゴーグルをかけた剣を振るうロボットと、 頭がドリルになっている逞しい体躯のロボットは、圧倒的な強さで 周囲を取り囲むシャークトロン軍団を蹴散らしていく。 シャークトロン「ギャギャァァァーーッ」 ブルージェット「でやぁっ―天空真剣奥義・カマイタチ!」 ロッドドリル「どりゃどりゃっどりゃぁ~天空宙心拳・岩石割りだあ!」 レイナ「さあ、皆さんこっちに急いで! ジム、怪我をしている人を 優先的に運んであげて!」 ジム「分かってます、お嬢様!」 赤いロボットは積極的な戦闘よりも救助を優先し、その赤いロボットに 先程「レイナ」と呼ばれ、男を「ロム」と呼んだ若い女も卓越した身のこなし と体術を駆使して彼らをサポートしていた。突然現れた謎の男女の共通点は、 二人とも似たような形状のヘルメットを被っており、白と青と赤を基調とした 装甲服らしきものを身に着けているのである。 ギルーク司令官「クインテッサ星人よ、これはどういう事だ!! まさか…貴殿らがあの者たちを手引きしたのではあるまいな!?」 クインテッサ星人B「し、知らん! これは何かの間違いだっっ!!」 ベムサソリ「あの男…ロムとか言ったな。奴らのあの技… どこかで聞いたような気がする、グゥ~ム??」 ベンガルタイガー「コブラ、いくぞ!」 ベンガルコブラ「おおう!」 ベンガルブラザーズが飛び上がり、ゴズマードの上に着地する。 兄のタイガーは剣、弟コブラは槍をそれぞれ構えロムに迫る。 ロム「――来るかっ!」 ベンガルタイガー「何者か知らんが、少々退屈していた ところだ…礼を言うぞ若僧!」 ベンガルコブラ「我ら兄弟が血祭りに上げてやろう、そりゃぁっ!!」 二人同時に斬りかかるベンガルブラザーズ。 しかしロムは攻撃を難なくかわし、タイガーに正拳突きを、 コブラには空中回し蹴りをお見舞いした。 ロム「天空宙心拳・破岩拳! ――旋風蹴り!」 ドガァッ バキィィ! ベンガルタイガー「ぐがっ!」 ベンガルコブラ「げはぁっ!」 ベンガルタイガー「…こ、此奴できる…!!」 ギルーク司令官「おのれ~貴様は本当に一体、何奴だ? 何処から来た…何故我らGショッカーに盾突くのだ!」 ロム「貴様ら悪党に名乗る名はないと言ったはず…… この剣狼に導かれ、暗黒に支配された宇宙を救う ために旅をしている者とだけ言っておこう…剣狼よっ!」 ロムが掲げた剣の刀身が神秘的な光を放ち、金色の柄に 見られる「狼の紋章」が輝きを増し、光が増大していく――! 41 ベムサソリ「ん! …あの紋章は確か…!」 女王アハメス「眩しい…っ 何なの、この光は!」 光のエネルギーが頂点に達した時、剣狼は次元の壁を 超えて青き剣士『ケンリュウ』を地上に呼び出す。 青いロボットが剣を掴み、ロムの体が吸い込まれ一体となる。 その両拳に走る、正義の蒼光!! ケンリュウ「闇在るところ光在り…悪在るところ正義在り。 天空よりの使者、ケンリュウ参上!!」 ギルーク司令官「ぬおお、ケンリュウだと~~!?」 ベムサソリ「思い出した――!! お前はキライ・ストールの 息子ロム・ストール! ギャンドラーを壊滅させた奴らだな?」 クインテッサ星人「すると…クロノス星のロボット生命体どもか!」 ケンリュウ「ム…貴様、ギャンドラーの一味か?」 ベムサソリ「ガハハ、そうではない。ワシは顔が広いのでな。 ギャンドラーも商売相手の宇宙犯罪組織の一つよ。 天空宙心拳使いのお前の親父には、ワシも若い頃に 散々痛い目に遭わされた…こんな巡り合わせが来ようとはな」 ベムサソリが大きなハサミを振り上げて跳躍し、ケンリュウに挑みかかる。 ハサミの一撃を剣で受け止め、飛び退くケンリュウ。 ―ガキィィィン!― ベムサソリ「喜べ小僧。ガデス殿始めお前にやれられた御一同は めでたく黄泉還えられ、ギャンドラーは見事再興しておるぞ!」 ケンリュウ「……!!」 ベムサソリ「今日ここで会えたのも何かの縁。ワシの若き日の恨みも 込めて、貴様の首をガデス殿への手土産代わりにしてやろう」 ベンガルタイガー「先程は不覚をとったが、今度はそうはいかんぞ!」 ベンガルコブラ「我らの実力、とくと見せてくれる!」 ゴズマードから飛び降りたケンリュウとベムサソリ、ベンガルブラザーズ。 宇宙海賊三人が剣を構えるケンリュウに、にじり寄る。 その頃、レイナたちはシャークトロンをほぼ倒し終えてゴズマ軍の 捕虜にされた人々の救助を急いでいた。 突然の訪問者に呆気にとられていたアハメスだが、この様子を見て ハッとなり怪鳥ジャンゲランに乗って一気に上昇する。 ビィィィィィ―――…ドドォォンッ!! レイナ「きゃあっ」 ジム「お、お嬢様~っ!」 ブルージェット「うお!」 ロッドドリル「うわぁっ…レイナちゃんジム、大丈夫か!?」 ケンリュウ「レイナッ!」 42 怪鳥ジャンゲランの背に立ち、杖から強力光線ハードアタックを 浴びせるアハメス。怒りにワナワナと震える表情で その白く美しい顔が歪む。 女王アハメス「おのれぇ~…黙って見ていれば、調子に乗りおって!! 何者であろうと、Gショッカー・ゴズマ軍の前にノコノコ出て来た以上 生きて帰れるとは思わないことね!! ギルークッ!!! いつまでぼんやりしているのっ!!」 ギルーク司令官「お…おお、そうであった! フハハハハ、飛んで火に入る 夏の虫とは貴様らのことよ。その程度の戦力で我らに刃向かうとはなァ。 大星団ゴズマに盾突くとどうなるか思い知らせてやるっ!!! ヒドラー兵、宇宙獣士よ、ゆけいーーーっ!」 ゴズマードから続々と射出される何かの生物の卵……。 それがホープ星の地表にめり込むと次々に孵化を始め出し、 中からざんばらの髪を振り乱し、ホラー映画のゾンビを想起させる 不気味な動きで迫る醜悪なヒドラー兵が誕生した!! ヒドラー兵「ゲ、ゲ、ゲ、ギャギャァ~!」 レイナ「何アレ~…気持ち悪~いいっっ…」 ブルージェット「怯むな! こけおどしに…過ぎんッ」 ズバンッ ―ズバッ!! ロッドドリル「そうだぜ…ッ こんな奴ら、ギャンドラーの 妖獣コマンダーに比べたら…大したことは…なぁ~い!」 ドガガガッ―ギュィィィン! トリプルジム「ひえええ~く、来るな。寄るなってばあ!」 ジェットの剣がヒドラー兵を斬り捨て、ドリルの鋼鉄パンチと 頭のドリルを高速回転させる体当たり攻撃が薙ぎ倒す。 ヒドラー兵は体の管を切断・破損させられて次々に 絶叫を発しながら溶けるように消滅して行った。 レイナ「きゃぁぁっ…何すんのよ~~! 天空宙心拳、旋風蹴りッッやあっ!!」 バキィ――ッ☆ ドッガァン! ジムを乗り越えてレイナに噛み付こうとしたヒドラー兵が、 彼女の放った空中回し蹴りで近くの建造物に頭から突っ込む。 ジムも何とか勇気を振り絞り、金属ボディに牙や爪を立てて来る ヒドラー兵を投げ飛ばし蹴飛ばし、倒して行った。 宇宙獣士「情けない奴らめ。どけどけぇ~!」 ブルージェット「ほう、少しは歯応えのありそうな相手だな」 ロッドドリル「よっしゃあ、かかって来~い!」 宇宙獣士が二体前に出てジェット&ドリルと睨み合う。 一方、ベムサソリ&ベンガルブラザーズと戦っているケンリュウは、 宇宙獣士が加わって来たことで苦戦し始めていた。 43 ベムサソリ「ええい邪魔をするな。此奴の首を獲るのはこのワシだ!」 宇宙獣士「黙れ。これは我がゴズマ軍の作戦だぞ!」 ベンガルタイガー「ち…これではまともな勝負にならん」 ベンガルコブラ「白けて来たな、兄者…」 言い争いを始める敵の隙を、ケンリュウが見逃すはずはなかった。 ケンリュウ「天空真剣奥義・爆裂空転ーッ!」 ゴゴゴ……ゴオオオオオオ―――ドバァンッ!!!! ケンリュウの持つ剣から放たれたエネルギーが、嵐となって渦を巻き、 ヒドラー兵、宇宙獣士、ベムサソリらをまとめて呑み込んだ。 ベンガルブラザーズは咄嗟にこれを回避した。 ベムサソリ「ぬ…ぬおおおおお!?」 ベンガルコブラ「あ、危なかったな兄者…」 ベンガルタイガー「うむ。あやつまだこんな技を持っていたか…!」 ゴズマ軍の大軍相手に怯まず戦うロムたちに、女王アハメスは 苛立ちと焦りを心の中で滾らせ葛藤した。気紛れな星王バズーは、 どんなに忠節を尽くし功績を上げた者であろうと、 一度でも失態を犯せば、星を召し上げることも珍しくはないのだ。 女王アハメス「(こんな醜態がバズー様の耳に届けば、 私のアマゾ星はまたも奪われてしまう… いやだ、それだけは絶対に!!)」 焦るアハメスの憎悪の矛先は、眼下のレイナたちへ向けられた。 女王アハメス「おのれぇぇぇ小娘が~! お前らなどに、 私のアマゾ星を奪われてなるものかーっ!! ジャンゲランよ、こいつらを皆殺しにしておやりっ!!」 双頭の怪鳥・ジャンゲラン。金色の一本角が生える右頭部は 冷凍ガスを、銀色の二本角が生える左頭部は炎を吐く。 冷・炎の放射物が勢い良くレイナとジムに迫る! レイナ「きゃああーっ!!」 ジム「お嬢様ーっ命に変えても、このジムがお守り致します!!」 ブルージェット「まずい…!」 ロッドドリル「レイナちゃん!」 ドバァァァァンッ!!! 炸裂するジャンゲランの冷凍ガスと火炎攻撃――― 立ち上る黒煙と冷気…しかしそれが徐々に晴れた時、 そこには正義の盾「パイルガード」を構えたケンリュウが現れた。 女王アハメス「何っ!? くうう…余計なことを!」 レイナ「あ…ロム兄さんっ!」 ジム「へ? ああ、ロム様~!」 ケンリュウ「……怪我はないか、レイナ…くっ」 レイナ「ロム兄さん!?」 流石のロムも、先程大技を放った直後で消耗していた上、 間一髪だったので盾で僅かに防ぎきれなかった部位から白煙が 上がっており、ケンリュウは片膝を着いてしまう。 44 女王アハメス「アッハッハッハ…見上げたしぶとさだこと! でもどうやら、ここまでのようねフフフフ」 ギルーク司令官「よくぞ我がゴズマ軍相手にたったの数人で これだけの損害を与えたものだ、褒めてやるぞ。 ロムとやら、貴様ならさぞ屈強な宇宙獣士になってくれそうだ クククク…。どうだ、大星団ゴズマに加わらんか?」 ケンリュウ「断る。闇を操り心を蝕む者たちを、俺は許さん!!」 ギルーク司令官「残念だな…貴様ほどの戦士、宇宙広しと言えど そうは見つかるまいに。ならばお前達の運命は決まった! 冥土の土産に、Gショッカーのさらなる力の一端をお見せしよう!」 ギルークが空を指差すと、時空魔法陣から巨獣が二体出現した! 巨獣ハネダー「ギャーース!!」 巨獣マリゴス「グルルルル!!」 ―ズズンッ! 惑星ホープの大地に、巨大な羽を生やしたドラゴンのような 巨獣ハネダーと、甲羅を背負った亀に似た巨獣マリゴスが降り立つ。 ロッドドリル「なな、何だあ? 怪獣が出て来やがったぜ!」 ブルージェット「あれが巨獣ってやつさ。各惑星の都市という 都市を、悉く壊滅させて来たバケモノどもだ…」 ギルーク司令官「フッフッフ。その通り、やれい巨獣どもよ!!」 ケンリュウ「天よ地よ、火よ水よ…我に力を与えたまえー!」 聖なる剣・剣狼を空中高く投げるケンリュウ。 剣狼は光と化し、次元の壁を超えて赤き巨人を呼ぶ。 ケンリュウ「パァァァーイル・フォォォーゥメイション!!!!」 出現した赤い巨大ロボット『バイカンフー』に、吸い込まれるように 合身するケンリュウ。ロムの意志を受け、時を超え、次元を超え、 パイルフォーメーションは完成する。 , -‐ |、 | / |lヽ _ !| | _| V _ /,二ヽ l | V/ ,! V/| l \ / | / / l _」l | | L 」 |_/ 人 _l .人__人_ |_.ノ _ _ \./ヽ, -| ト、二., イ 」 >-、 _ / 「l  ̄ _/ ./ /ハ Y 个 Y / ´ _, - ヽ  ̄ / l | / {| Vゝ Y へl.ノレ - ´ __./ / l| , -/| 〈_ヽ\ \ー|ヽ- T´ , ィ´ `ヽ./ / /\ f┐ | \_」∨\ \」/ /ヽ / . 〉 ヽ l / \ _ -一7 ゝ-イ └| /\__./ / {、 ノ __ } /、| } └‐一 ´ l\ヽ/___./ ヽ / |  ̄ T_.ノ/ / / /ヘ 〈\ ー、 \ /l | | lイ/ / / \ー ヽ二二∟.」 ∠`丶、 | l´-―‐ ´ , -‐ヘ ̄`ヽ「-、 ` < ̄ヽヽリ バイカンフー「バァァァーイ・カンフーッ!」 ―――バイカンフーは、地上全てのエネルギーとシンクロし、 自然現象さえも変えるパワーを出すことができるのだッ!! 45 ギルーク司令官「何と…!? おのれ、このような巨大ロボ まで持っているとは…!!(ええい、ギョダーイさえおれば!)」 女王アハメス「ち、何て奴なの…!」 ベムサソリ「グゥゥ…あれが噂に聞くバイカンフーか!」 クインテッサ星人A「(小声で)風向きが怪しくなって来たぞ」 クインテッサ星人B「これは今のうちに退散したほうが利口かもしれん」 クインテッサ星人C「ウム。善は急げだ」 こそこそと後ずさるように、自分たちの宇宙船に退避しようとする クインテッサ星人。それに気づいたギルークが一喝する。 ギルーク司令官「何処へ行くっ!」 クインテッサ星人「Σ (゜Д゜;)」 ギルーク司令官「去りたければ去るがよい。だがこのまま逃亡するなら、 やはり貴様らがあの者らを手引きしたと見なす…星王バズー様を、 ひいてはGショッカーを敵に回す覚悟はできておるのだろうな!!?」 クインテッサ星人A「星王バズーを…(*1))ガクガクブルブル」 クインテッサ星人B「ま、待てギルーク殿! それは誤解じゃッ」 ギルーク司令官「ならば身の証を立ててもらおう。今すぐにだ!!」 クインテッサ星人C「わ、分かっておる。分かっておるとも」 クインテッサ星人は慌てて増援のシャークトロン軍団を呼び寄せた。 彼らがやって来た魔法陣を抜けて、サメ型の機械兵器へと変形 「トランスフォーム」して行くロボがゾロゾロと現れた。 ロッドドリル「また出やがったぜ。たく、しつこい奴らだなあ」 ブルージェット「いくら来ようと、悪いが全てこの剣の錆になってもらう!」 レイナ「(だけど…これじゃキリがないわ。あの敵が出て来る 奇妙な穴を塞ぐには、どうしたらいいの?)」 女王アハメス「巨獣たちよ、そいつを倒しておしまいっ! (く…チェンジマン並に厄介な連中だわ)」 巨獣ハネダー「ギャース!」 巨獣マリゴス「グルアァァァ…!」 バイカンフー「いくぞ!!」 ―――ドオ―――ンッ!!!! バイカンフーと二大巨獣の激突が惑星ホープの大地を揺るがし、 レイナ、ジェット、ドリル、ジムは怒涛のように押し寄せるゴズマ軍と シャークトロン軍団に果敢に立ち向かっていった。 しかし、いかに彼らと言えど活動エネルギーは無限ではない。 次々と迫り来る悪の尖兵に対して、平和を守る使者たちに応援は やって来ないのだろうか? 丁度その時…惑星ホープの惑星軌道上でも熾烈な戦闘が 繰り広げられていた――――! 46 ○ロム/ケンリュウ/バイカンフー→ゴズマ軍に制圧された惑星ホープに颯爽と登場。 ○レイナ→ゴズマ軍に制圧された惑星ホープに颯爽と登場。 ○ブルージェット→ゴズマ軍に制圧された惑星ホープに颯爽と登場。 ○ロッドドリル→ゴズマ軍に制圧された惑星ホープに颯爽と登場。 ○トリプルジム→ゴズマ軍に制圧された惑星ホープに颯爽と登場。 ●ギルーク司令官→惑星ホープに侵攻。突如出現したロム一行撃滅を命じる。 ●女王アハメス→惑星ホープに侵攻。もっと大きな戦果を上げなければと内心焦っている。 ●ジャンゲラン→冷凍ガスと火炎を吐いてレイナ、ジムを殺そうとする。 ●宇宙獣士→ケンリュウ、ブルージェット、ロッドドリルらと戦闘。 ●ヒドラー兵→レイナ、ジム、ブルージェット、ロッドドリルらを集団で襲う。 ●巨獣ハネダー→惑星ホープの都市を壊滅させた。バイカンフーと戦う。 ●巨獣マリゴス→惑星ホープの都市を壊滅させた。バイカンフーと戦う。 ●クインテッサ星人→シャークトロンに偽装したロム一行を連れて来てしまう。 ●シャークトロン→レイナ、ジム、ブルージェット、ロッドドリルらを集団で襲う。 ●ベムサソリ→Gショッカー・ゴズマ軍と捕虜の商取引をしている。ロムの素性を思い出す。 ●ベンガルタイガー→ベムサソリの用心棒をしている。ロムと戦闘。 ●ベンガルコブラ→ベムサソリの用心棒をしている。ロムと戦闘。 47 【今回の新規登場】 ○ロム・ストール(マシンロボ クロノスの大逆襲) クロノス星のヒューマノイドであるクロノス族族長キライ・ストールの息子 にして天空宙心拳継承者。狼の紋章を持つ剣「剣狼」に選ばれた者 であり、宇宙犯罪組織ギャンドラーに謀殺された父の意志を継ぎ、 ケンリュウ、バイカンフーとなってギャンドラーと戦った。兄ガルディから 託された剣狼の兄弟剣「流星」との二刀一刃で首領ガデスを倒し、 レイナらと共に暗黒に支配された世界を救うべく旅立つ。 ○レイナ・ストール(マシンロボ クロノスの大逆襲) ロムの妹で同じく天空宙心拳の使い手であり、お転婆で気が強い。 兄のロムに多大な信頼を寄せているためかやや甘えが抜けていない。 彼女もまた剣狼に選ばれし者であり、力を使いこなすことができる。 ○ブルー・ジェット(マシンロボ クロノスの大逆襲) クロノス星のロボット生命体・ジェット族出身で剣術の達人。 天空宙心拳の派生と思われる天空真剣の使い手。 性格はニヒルで渋く、サングラスをかけているような顔をしている。 「ジェーット!」の口癖でジェット戦闘機に変形する。 ○ロッド・ドリル(マシンロボ クロノスの大逆襲) クロノス星のロボット生命体・バトル族出身で天空宙心拳の 使い手。ドリル戦車に変形する。力自慢で格闘能力に優れ 言動はやや幼く、ひょうきんかつ明るい性格。 レイナにほのかな好意を寄せている。 ○トリプル・ジム(マシンロボ クロノスの大逆襲) クロノス星のロボット生命体・ジェット族出身でレイナの従者。 ロボットからスーパーカー、ヘリコプターへと多段変形できる。 性格は真面目でやや気が弱いため、活発で活動的な レイナに振り回されがち。彼女を「レイナお嬢様」と呼ぶ。 48 ●ギルーク司令官=スーパーギルーク=宇宙獣士ギラス(電撃戦隊チェンジマン) 大星団ゴズマの侵略部隊司令官として、幾多の星に侵攻して来た男。 惑星ギラス一の武人であり、かつてはアマゾ星女王アハメスと同盟を組んで 星王バズーに挑んだが敗れその支配下に入った。たまたま見つけた地球を 次なる侵略対象にしたことで電撃戦隊チェンジマンの前に失策を重ね続け、 バズーに宇宙墓場へ送られゴーストギルークに、後に実体化してスーパーギルーク となった。最期は自ら最強の宇宙獣士ギラスとなり、チェンジマンを散々苦戦させ あくまでもギラス星の武人として散って行った。 ●女王アハメス=宇宙獣士メーズ(電撃戦隊チェンジマン) 星王バズーに滅ぼされたアマゾ星の女王。アマゾ星再興を望む執念は 凄まじく、そのためならどんな手段も厭わない。リゲルオーラ争奪戦を制し スーパーパワーを手に入れた彼女は、ギルークに代わる地球遠征軍司令官 となるがチェンジマンに敗退を続け孤立、バズーとギルークによって宇宙獣士メーズに されてしまう。執念でメーズと分離し、最期は半狂乱状態に陥ってアマゾ星返還を バズーに懇願しながら電撃戦隊基地もろとも爆死して果てた。 ●宇宙怪鳥ジャンゲラン(電撃戦隊チェンジマン) アハメスが宇宙漂流中に見つけた双頭の宇宙怪鳥。冷凍ガスと火炎を 吐き羽ばたきは強風を起す。その卵をマグマに落すと、高熱に耐えた一個から 三つ首を持つネオジャンゲランが誕生する。星王バズーに左右に分離させられ、 宇宙獣士ジャン・宇宙獣士ゲランとなった。 ●宇宙獣士(電撃戦隊チェンジマン) ゴズマの侵略行動の主力となって働く実動部隊。所謂「怪人」的立場だが、 指揮下で働く者ばかりではなく、ギルークやアハメス以上の知能を有する者、 大幹部と同格の立場にある者と多様な戦士がいる。宇宙に名を馳せた者が 宇宙獣士と呼ばれる場合もあれば、星王バズーやスーパーギルークの放つ 怪光線を浴びて強制的に変身させられる者もいるため、統一規格ではないらしい。 ●ヒドラー兵(電撃戦隊チェンジマン) 卵から生まれる凶暴かつ醜悪な宇宙生命体。知能は低いため、 ゴズマ戦闘機などの兵器の操縦はできず、体にある管を切られると 煙を噴出し消滅する。完全な消耗品扱いの戦闘員。 49 ●宇宙海賊ベムサソリ(宇宙刑事シャリバン) 超能力犯罪集団マドーなど、多数の宇宙犯罪組織にパイプを持つ 悪名高い宇宙海賊。ギャバンに会いに出かけたミミーをひっ攫い、 幻夢城への手土産とした。幻夢界でシャリバンと戦い敗れる。 ●宇宙海賊ベンガルタイガー(宇宙刑事シャリバン) 暗黒星雲にその名を轟かす、宇宙海賊ベンガルブラザーズの兄。 剣の使い手であり、弟コブラとシャリバンを襲撃し、その時得た 戦闘データを持参してマドーへ参入した。魔王サイコの実力を侮り、 幻夢城乗っ取りを企てるが、敢え無く返り討ちとなりコマンドサイボーグ に洗脳されてショウリビーストと共にシャリバンと戦わされ戦死。 ●宇宙海賊ベンガルコブラ(宇宙刑事シャリバン) 暗黒星雲にその名を轟かす、宇宙海賊ベンガルブラザーズの弟。 槍の使い手であり、兄タイガーとシャリバンを襲撃し、その時得た 戦闘データを持参してマドーへ参入した。魔王サイコの実力を侮り、 幻夢城乗っ取りを企てるが、敢え無く返り討ちとなりコマンドサイボーグ に洗脳されてショウリビーストと共にシャリバンと戦わされ戦死。 ●巨獣ハネダー(巨獣特捜ジャスピオン) ジャスピオンとアンリが最初に遭遇したドラゴンタイプの巨獣。 サタンゴースの光線で凶暴化しており、巨大な翼を広げて 空を飛びまわり、鋭い鉤爪と強風で攻撃する。 ●巨獣マリゴス(巨獣特捜ジャスピオン) ジャスピオンとアンリが最初に遭遇した亀に似た巨獣。 サタンゴースの光線で凶暴化しており、口から火炎放射 と火炎弾を吐き出し対象を焼き尽くす。 ●クインテッサ星人(トランスフォーマーTHE MOVIE、トランスフォーマー2010) かつてセイバートロン星を支配していた、邪悪な知的生命体種族。 自分たちの奴隷として創造したロボットたちの反乱に遭い、セイバートロン星から 追放される。自由を得た彼らは変形能力を獲得し、平和を愛するサイバトロンと 破壊を好むデストロンに分かれる超ロボット生命体トランスフォーマーの祖先となった。 五つの異なる顔と声を持つ奇妙な姿で、捕虜や反逆者を芝居じみた裁判に かけ「被告は有罪?それとも無罪?―無罪である!」と判決を下しては、 シャークトロンのいるプールに落として殺戮ショーを楽しんでいる。 様々な武器を宇宙中にバラ撒いている死の宇宙商人でもある。 ●シャークトロン(トランスフォーマーTHE MOVIE、トランスフォーマー2010) クインテッサ星人が護衛用に作った量産型トランスフォーマー。 ロボット形態ではモーニングスターを武器とし、普段はサメ型のモンスター モードでプールを泳ぎ、落ちて来た者を襲う死刑執行兵。
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該当キャラが2名います。 1.『リトルマスター ~虹色の魔石~』に登場するキャラクター 2.チャド(ますけんぷくん)氏によるオリジナルキャラクター 3.未分類大会情報 + 現実のカンガルーについて 有袋類カンガルー目の一群に属する哺乳動物の一種。 オーストラリア大陸、タスマニア島、ニューギニア島が主な生息域で、 アカカンガルー、ワラビー、樹上性のキノボリカンガルーなどがいる。 また、明確な定義は無いもののカンガルー科の中で大型がカンガルー、小型がワラビー、その中間のものがワラルーとそれぞれ呼称される。 基本的にどの種も発達した後肢と太い尾による驚異的な跳躍力で跳ねながら移動する。 現地で「跳ねるもの」を意味する「gangurru」という言葉がカンガルーの名前の由来であるとされている。 現地人があの動物は何かと訪ねられて「モルゲッソヨわからない」という意味で「カンガルー」と答えたというのは俗説である。 大型種のオスは繁殖期にメスを巡って争う際に身体を大きく見せて威嚇し合い、それでも互いに引かない場合は殴り合って争う。 この様子がボクシングに例えられることが多く、創作物に登場するカンガルーにも大きな影響を及ぼしている。 また、尻尾で身体を支えて両足でキックすることもある。 メスは腹部にある育児嚢という袋のような器官で子供を育てる。 図鑑やテレビなどで子供が袋から顔を覗かせている様子を見たことがある人も多いだろう。 因みに、コアラやバンディクーの雌にも同様の袋が備わっている。 ゲーム作品では、下で紹介している『リトルマスター』のユニットの他、『ベア・ナックルIII』のビクティーや『鉄拳』シリーズのロジャーが有名。 ロジャーは三島一八により軍事目的でDNA操作をされたカンガルーという設定である。 『5』以降では彼の息子のロジャーJr.が登場しているが、まだ幼いので実戦時は母親が担当している(Jr.はお腹の袋の中)。 とはいえJr.の成長はかなり著しいようで、『6』の時点で既に父親をも上回る実力となっていた。 カンガルー(リトルマスター) 1995年に徳間書店インターメディアから発売されたシミュレーションRPG『リトルマスター ~虹色の魔石~』に登場するキャラクター。 味方につけられる敵ユニットとして登場している。 見た目は赤いボクサーグローブを腕にはめたカンガルーの姿。 HPはあまり高くないが攻撃力と防御力が高く、クリティカルヒットが出やすい。 また間接攻撃も可能で、2マス離れた所からジャンプアッパーを仕掛けてくる。 敵だった場合、HPが低くなるとパラライズ攻撃を使ってくるため速攻で倒そう。 上位種に「はいいろカンガルー」「カンガルーチャンプ」がおり、 合体の壺で合体させることで、これらやペリカン、コアラ、ウサギ、ドラゴンetcに変化させることができる。 全くの余談だが、このゲーム、ドラゴンやサイクロプスの有名所のモンスターもいるがコアラはそれらよりも強い。 そして、このゲーム世界での最弱にして最強ユニットは「ネズミ(マウスマン)」である。 MUGENにおけるカンガルー(リトルマスター) UJI氏によるものが存在していたが、2019年のYahoo!ジオシティーズ終了によりサイトが消滅し、残念ながら現在は正規入手不可。 技数は少なめだが接近戦で使える技が多く、暴れ技の「3連しっぽ突き」で牽制していける。 ゲージ消費はあるが「ダッキング」でガードキャンセル出来るため、カウンター効果も高い。 吹っ飛ばし攻撃を受けても空中受け身が取れるため、距離を離されにくいのも長所である。 ただし、飛び道具を持っていないため、あまり過信しすぎるのも禁物。 出場大会 ペット大好き!?名トレーナー決定トーナメント 【ゆっくり主催】お前ら動物園に来るなタッグトーナメント R.P.Gランセレタッグフェスティバル 目指せ百獣の王!弱肉強食サバイバル カンガルー(オリジナル) ますけんぷくん氏によるオリジナルキャラクター。 同氏製作のゴリラ同様、8bitドット絵風の手描きグラフィックで作られている。 超必殺技を除き飛び道具を持たず、技のリーチが長めのインファイター。 弱中強の3ボタン+スタートボタンの4ボタン式。 コンボがほとんど存在しない代わりに火力が高く、通常技一発でもそれなりのダメージになる。 技も癖が無く、難しい操作や長いコンボが存在しないので初心者にも扱いやすい。 AIがデフォルトで搭載されており、AIレベルを3段階から、刺し返し反応の制度を0~40の範囲で設定可能。 プレイヤー操作 技名 コマンド 説明 特殊技 ぴょんぴょん start 挑発技。ゲージが100溜まる。 ミリオンブロー 6x+y or x+y 連続パンチをかます投げ技。発生が2F。6x+yで出した方が投げ間合いが伸びる。 カンガルーキック 4+x+y バックキックをかます投げ技。ミリオンブローより投げ間合いがやや短い。 必殺技 ぶんぶんストレート 236x(タメ可) ストレートによる突進技。発生は遅め。溜めるほどダメージが上がり、隙が減る。 ぐるぐるアッパー 236y(タメ可) 突進してアッパーを放つ。発生はかなり遅いが、ダメージは高い。溜めるほどダメージが上がり、隙が減る。 カンガルーパンチ 236z 無敵対空技。横方向のリーチは短い。 超必殺技 悪魔の仔 236x+y or x+z or y+z 袋から悪魔の様な何かが出てきてパンチを放つ。ダメージは高く、ダウン状態の相手にも当たる。発生はとても遅い。 魔性の仔 214x+y or x+z or y+z 自身と瓜二つのオプションを出す。相手にヒットすると相手を拘束する。 出場大会 版権VSオリジナル 交代制サバイバルトーナメント 並盛りシングルトーナメント ドリンクメニュー MUGEN祭 並盛りタッグトーナメント MBAボクシング王者決定戦 KOFごっこ ミニ盛りシングルトーナメント 新規襲名 交代式ランセレトーナメント ばけものフレンズ大会 愛と拳とジャパリまん 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント プレイヤー操作 MUGENキャラをさっくり触ろお!!(さまざま35) 色々な人達の挑戦(part45) 実況付きP操作 Tarie配信(13キャラ目操作キャラ) 未分類大会情報 ※作品未分類の[カンガルー]タグを使用しているページがある場合はこちらに表示されます。 「[大会] [カンガルー]」をタグに含むページは1つもありません。
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バンガルダ 分類:きらめきポケモン No.3-007 タイプ:ほのお/ひこう 特性:もうかそく(ターンの終わりに素早さが2段階上がる) 炎/飛行 HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 バンガルダ 70 95 65 80 75 80 ばつぐん(4倍) いわ ばつぐん(2倍) みず/でんき いまひとつ(1/2) ほのお/かくとう/はがね いまひとつ(1/4) くさ/むし こうかなし じめん 図鑑 バンガルダの はばたきは あまりに はやすぎて めにも うつらない 進化 「ヨワビナ」がLv.17の時に進化→「ソニッビナ」がLv.70の時に進化→「バンガルダ」 技 にほんばれ、かえんほうしゃ、オーバーヒート、ニトロチャージ、ゴッドバード、アクロバット、はねやすめ、つばめがえし、ついばむ、こうそくいどう、ねっぷう、ブレイブバード等 その他 名前は、バン(物が爆発した擬音)+バンガード(先鋒)+ガルダ 名前 コメント
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ランガル ウングッドの別名。
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アンガル アヌの別名。
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『立ち上がれ!宇宙の友よ』前編 作者・シャドームーン 37 悪の無限帝国Gショッカーの止まることのない宇宙征服の野望は、 過去の戦いで暗黒星雲の果てへと追われた、悪質宇宙人・宇宙海賊・ 宇宙商人にも波紋を広げ様々な思惑が交錯していた。 ある者は積極的にGショッカーと手を組みその勢力を利用し、 ある者は一定の距離を置きつつ中立姿勢で様子を伺う。 渦巻く謀略に塗れたマイナスエネルギーは、うねりとなって曲りなりにも 多大な犠牲を払い保たれていた宇宙の均衡を崩し、 平和を願う心ある人々の希望をもドス黒く塗り替えて行く………… 全宇宙に恐怖を呼んだ大星団ゴズマの息を吹き返した軍勢によって、 無惨にも滅びようとしている、小さな星から物語は始まる。 惑星ホープ*** ギルーク司令官「ワハハハ、これでこの星も我らの手に落ちたな」 女王アハメス「大した抵抗もなくてつまらないこと…」 地球からそう遠くない星、惑星ホープがGショッカー・ゴズマ軍の侵攻を 受けていた。都市は暴れ狂う巨獣たちによって破壊し尽くされ、 僅かに抵抗を試みた武装市民も宇宙獣士に全滅させられていた……。 ヒドラー兵たちが我が物顔で飛び跳ねている光景を見下ろし、 ゴズマ侵略遠征軍の母艦・ゴズマード船内で満足げにニヤつく ギルーク司令官と、つまらなそうに呟く女王アハメス。 女王アハメス「星王バズー様はこんなちっぽけな星一つ 攻略したくらいではご満足なさらない…… もっと迅速かつ、手際よく制圧していかなければ…ッ!」 ギルーク司令官「アハメス殿、そう逸りなさるな。 急いては事を仕損じる…そなたは気を張り詰め過ぎだ。 まずはこの戦果を素直に喜んだらどうだ?」 ギルークがグラスに何かの液体を注ぎ、乾杯の仕草でアハメスを 労おうとするが、彼女はそれを払いのけて言い放った。 女王アハメス「悠長に喜んでなどいられるものか! 自分の星も持たない者に、私の気持ちは分かるまい!」 ギルーク司令官「…フン。そうかね……」 この二人、かつては同盟を組んで星王バズーに抵抗したこともあるが、 アマゾ星を返還されたアハメスと違い、ギルークの故郷ギラス星はすでに 星王バズーの手で滅びている。ゴズマの司令官として生きる道を選び 全てを捨てた悪魔となったギルークだが、ギラス星を愛する心だけは 捨てていない彼に対して、今の発言はやや不機嫌となったようだ。 対するアハメスも、ギルークに宇宙獣士メーズにされてしまったことを 少なからず根に持っていた――― ギルーク司令官「おっと――フフ、大事なお客様たちがお着きのようだ。 そなたは気が進まんだろうが、統括総司令官として挨拶だけはしてもらうぞ」 女王アハメス「言われなくとも、それくらい心得ている!」 ギルーク司令官「なら結構。では彼らを出迎えるとしようか」 侵略され捕虜となった惑星住民の、本当の悲劇はこれから始まる…… Gショッカー・ゴズマ軍は大星団ゴズマのやり方をほぼ踏襲しており、 選別の上、知力体力共に優秀な者は恭順次第で戦力に取り込み、 反抗的な者は洗脳し宇宙獣士や戦闘員に変えられていった。 また体力に乏しい者でも、有能な科学者・技術者であれば捕らえられて Gショッカー本部に連行されるのが常である。 それ以外の――凡庸な人間、女性や子供、老人などはその場で 「処分」されるかGショッカーの“御得意先”に引き渡されるのである。 引き渡された人々を待つのも、決して明るい運命ではないのだが…。 38 時空魔法陣を潜り抜け、宇宙船やUFO型の飛行要塞が次々と現れる。 そこから降りて来たのは、悪名高い宇宙人や宇宙海賊など。 地球の海に住むタコのような姿で、クルクル回る五つの顔とその度に 変わる五つの声色で話す、珍妙な宇宙人がUSBケーブルのような コード状の“手”を差出てギルークと握手をした。 ギルーク司令官「遠路遥々ご苦労でしたな皆さん、フフフフ」 女王アハメス「お疲れでしょう。まずはごゆるりとお寛ぎ下さい。 (醜い…いつ見ても醜い連中だわ)」 クインテッサ星人A「いやいやそちらが用意してくれた時空魔法陣の おかげで、スペースブリッジを使うより楽だったわい」 クインテッサ星人B「それより今回は良い奴隷に使えそうな出物は ありますかな。前に買った連中は一年ともたず死におった」 クインテッサ星人C「反逆までしおった奴もいたぞ。即刻我らの裁きで 『無罪』と判決を下したので、シャークトロンの餌食となったがな」 護衛の青い機械兵・シャークトロンを引き連れている クインテッサ星人は、次々と変わる顔で忙しなく喋りまくる。 シャークトロン?「…………」 ギルーク司令官「時に、この星の惑星軌道周辺の封鎖状況は 如何あいなりましたかな?」 クインテッサ星人A「心配はない。我々の同胞が約束通り完全な 布陣を敷いて宇宙ゾウ虫一匹通れぬはずだ」 ギルーク司令官「それは心強い…何しろこれから大事な取引を 始めるという時、決まって邪魔者がやって来ますので…」 ベムサソリ「ならば早く取引開始と行こう。まずは素体を見せてくれ。 ワシは宇宙刑事めに部下の多くをやられ、早く補充したいのだ」 ベンガルタイガー「何だ、今回は我らの出番はなしか」 ベンガルコブラ「わざわざ出向くまでもなかったな、兄者」 大きなハサミ状の手にサソリの頭を持つベムサソリと、 現在その用心棒をしているベンガルブラザーズは、 共に暗黒星雲を根城とする凶悪な宇宙海賊である。 宇宙刑事が追う宇宙犯罪組織とも繋がりがあるアウトローたちだ。 ◇ ◇ 今やGショッカーに蹂躙された母なる星で、鎖に繋がれた罪無き 人々は絶望の淵に立たされていた。この無慈悲な侵略者たちの、 無道を阻む者は誰もいないのか…―――否。 シャークトロン?「――待てぇぇい!!」 Gショッカー「…???」 クインテッサ星人の連れているシャークトロンの一体が二つに割れ、 そこから飛び出した人影がゴズマードの上に颯爽と立つ。 39 ,_ ,/、  ̄ヽ /\ \ー-lヽ _ ,ヽノ/。ノ l /  ̄ヽ \l_-。 、_ヽ_ ノ ⌒ ... | \_フ__ - ノヽ,,ヽ( ノ;;; ⌒ヽ ーゝ ̄ / / ノ ̄つ ノ ― メ ⌒ヽ l // / ⌒ヽ ノ 「地上に悪が満つる時、愛する心あるならば.... 熱き魂悪を絶つ…人、それを真実という…」 ギルーク司令官「うぬっ、…何者だ!?」 ,. ‐,フlヽ`丶 /‐ ! `ヽヽ /´ ! ヽ / l lヽ !ヽ ,、 l ,、 ! l. ヾ rtj-、_レtテ, ゝ リ ヽ lーY.ノ l` ヽY ヽ / ヾ、 l|、 r_=、 |l .// _ `ヽ!ヽ _ ィ-r _ __ ,. ´ . `ヽ ,. ‐ ニノ _,. -‐ ニ´‐ > ´ / / \ ,ィ . .. レ ヽ L ー_,´-‐ ´ , - 、 / / / . ヽ /_ ー_― . . / l 〉 ´ ,. - ´ _ // ,. , . . ヽ /rく` 、ヘ .. /ヽ !./ ,. ‐_´ -‐ ´ l l‐ ./ . . } /´ r`く,ヽ,ヘ´l-、/ ヽl -‐ ´ l = ニ´-‐ ´ ̄ ヽ .. l / `ヽ ヽr ´ ヽ / _,., -‐ " ̄l . . / ノ_,. - ´...... ̄ `ヽ __l_,. - - 、,_ ,.. ‐/ ノ / ロム「貴様らに名乗る名前はないッ!!!!!!!!!」 ギルーク司令官「何ぬうぅぅ~~! ふ、ふざけおって」 女王アハメス「名前もないくせに、偉そうな男ね!」 クインテッサ星人A「う、キ、キサマらは…いつの間に紛れ込んだ!?」 その男の口上が終わった途端、さらに数体のシャークトロンが裂け、 中から正体不明の――若い女とロボットたちが躍り出る。 ブルージェット「フ…案外間抜けだな、クインテッサ星人という奴らは。 俺たちがお仲間をのして入れ代わったのに気がつかないとは」 ロッドドリル「さあ、Gショッカーめ! オイラが叩きのめしてやるぞ~!!」 レイナ「ロム兄さん、人々は私たちが全力で守るわ。 思う存分戦って! さあ、いくわよジム!」 トリプルジム「はいレイナお嬢様!」 40 ジェット機のような頭部にゴーグルをかけた剣を振るうロボットと、 頭がドリルになっている逞しい体躯のロボットは、圧倒的な強さで 周囲を取り囲むシャークトロン軍団を蹴散らしていく。 シャークトロン「ギャギャァァァーーッ」 ブルージェット「でやぁっ―天空真剣奥義・カマイタチ!」 ロッドドリル「どりゃどりゃっどりゃぁ~天空宙心拳・岩石割りだあ!」 レイナ「さあ、皆さんこっちに急いで! ジム、怪我をしている人を 優先的に運んであげて!」 ジム「分かってます、お嬢様!」 赤いロボットは積極的な戦闘よりも救助を優先し、その赤いロボットに 先程「レイナ」と呼ばれ、男を「ロム」と呼んだ若い女も卓越した身のこなし と体術を駆使して彼らをサポートしていた。突然現れた謎の男女の共通点は、 二人とも似たような形状のヘルメットを被っており、白と青と赤を基調とした 装甲服らしきものを身に着けているのである。 ギルーク司令官「クインテッサ星人よ、これはどういう事だ!! まさか…貴殿らがあの者たちを手引きしたのではあるまいな!?」 クインテッサ星人B「し、知らん! これは何かの間違いだっっ!!」 ベムサソリ「あの男…ロムとか言ったな。奴らのあの技… どこかで聞いたような気がする、グゥ~ム??」 ベンガルタイガー「コブラ、いくぞ!」 ベンガルコブラ「おおう!」 ベンガルブラザーズが飛び上がり、ゴズマードの上に着地する。 兄のタイガーは剣、弟コブラは槍をそれぞれ構えロムに迫る。 ロム「――来るかっ!」 ベンガルタイガー「何者か知らんが、少々退屈していた ところだ…礼を言うぞ若僧!」 ベンガルコブラ「我ら兄弟が血祭りに上げてやろう、そりゃぁっ!!」 二人同時に斬りかかるベンガルブラザーズ。 しかしロムは攻撃を難なくかわし、タイガーに正拳突きを、 コブラには空中回し蹴りをお見舞いした。 ロム「天空宙心拳・破岩拳! ――旋風蹴り!」 ドガァッ バキィィ! ベンガルタイガー「ぐがっ!」 ベンガルコブラ「げはぁっ!」 ベンガルタイガー「…こ、此奴できる…!!」 ギルーク司令官「おのれ~貴様は本当に一体、何奴だ? 何処から来た…何故我らGショッカーに盾突くのだ!」 ロム「貴様ら悪党に名乗る名はないと言ったはず…… この剣狼に導かれ、暗黒に支配された宇宙を救う ために旅をしている者とだけ言っておこう…剣狼よっ!」 ロムが掲げた剣の刀身が神秘的な光を放ち、金色の柄に 見られる「狼の紋章」が輝きを増し、光が増大していく――! 41 ベムサソリ「ん! …あの紋章は確か…!」 女王アハメス「眩しい…っ 何なの、この光は!」 光のエネルギーが頂点に達した時、剣狼は次元の壁を 超えて青き剣士『ケンリュウ』を地上に呼び出す。 青いロボットが剣を掴み、ロムの体が吸い込まれ一体となる。 その両拳に走る、正義の蒼光!! ケンリュウ「闇在るところ光在り…悪在るところ正義在り。 天空よりの使者、ケンリュウ参上!!」 ギルーク司令官「ぬおお、ケンリュウだと~~!?」 ベムサソリ「思い出した――!! お前はキライ・ストールの 息子ロム・ストール! ギャンドラーを壊滅させた奴らだな?」 クインテッサ星人「すると…クロノス星のロボット生命体どもか!」 ケンリュウ「ム…貴様、ギャンドラーの一味か?」 ベムサソリ「ガハハ、そうではない。ワシは顔が広いのでな。 ギャンドラーも商売相手の宇宙犯罪組織の一つよ。 天空宙心拳使いのお前の親父には、ワシも若い頃に 散々痛い目に遭わされた…こんな巡り合わせが来ようとはな」 ベムサソリが大きなハサミを振り上げて跳躍し、ケンリュウに挑みかかる。 ハサミの一撃を剣で受け止め、飛び退くケンリュウ。 ―ガキィィィン!― ベムサソリ「喜べ小僧。ガデス殿始めお前にやれられた御一同は めでたく黄泉還えられ、ギャンドラーは見事再興しておるぞ!」 ケンリュウ「……!!」 ベムサソリ「今日ここで会えたのも何かの縁。ワシの若き日の恨みも 込めて、貴様の首をガデス殿への手土産代わりにしてやろう」 ベンガルタイガー「先程は不覚をとったが、今度はそうはいかんぞ!」 ベンガルコブラ「我らの実力、とくと見せてくれる!」 ゴズマードから飛び降りたケンリュウとベムサソリ、ベンガルブラザーズ。 宇宙海賊三人が剣を構えるケンリュウに、にじり寄る。 その頃、レイナたちはシャークトロンをほぼ倒し終えてゴズマ軍の 捕虜にされた人々の救助を急いでいた。 突然の訪問者に呆気にとられていたアハメスだが、この様子を見て ハッとなり怪鳥ジャンゲランに乗って一気に上昇する。 ビィィィィィ―――…ドドォォンッ!! レイナ「きゃあっ」 ジム「お、お嬢様~っ!」 ブルージェット「うお!」 ロッドドリル「うわぁっ…レイナちゃんジム、大丈夫か!?」 ケンリュウ「レイナッ!」 42 怪鳥ジャンゲランの背に立ち、杖から強力光線ハードアタックを 浴びせるアハメス。怒りにワナワナと震える表情で その白く美しい顔が歪む。 女王アハメス「おのれぇ~…黙って見ていれば、調子に乗りおって!! 何者であろうと、Gショッカー・ゴズマ軍の前にノコノコ出て来た以上 生きて帰れるとは思わないことね!! ギルークッ!!! いつまでぼんやりしているのっ!!」 ギルーク司令官「お…おお、そうであった! フハハハハ、飛んで火に入る 夏の虫とは貴様らのことよ。その程度の戦力で我らに刃向かうとはなァ。 大星団ゴズマに盾突くとどうなるか思い知らせてやるっ!!! ヒドラー兵、宇宙獣士よ、ゆけいーーーっ!」 ゴズマードから続々と射出される何かの生物の卵……。 それがホープ星の地表にめり込むと次々に孵化を始め出し、 中からざんばらの髪を振り乱し、ホラー映画のゾンビを想起させる 不気味な動きで迫る醜悪なヒドラー兵が誕生した!! ヒドラー兵「ゲ、ゲ、ゲ、ギャギャァ~!」 レイナ「何アレ~…気持ち悪~いいっっ…」 ブルージェット「怯むな! こけおどしに…過ぎんッ」 ズバンッ ―ズバッ!! ロッドドリル「そうだぜ…ッ こんな奴ら、ギャンドラーの 妖獣コマンダーに比べたら…大したことは…なぁ~い!」 ドガガガッ―ギュィィィン! トリプルジム「ひえええ~く、来るな。寄るなってばあ!」 ジェットの剣がヒドラー兵を斬り捨て、ドリルの鋼鉄パンチと 頭のドリルを高速回転させる体当たり攻撃が薙ぎ倒す。 ヒドラー兵は体の管を切断・破損させられて次々に 絶叫を発しながら溶けるように消滅して行った。 レイナ「きゃぁぁっ…何すんのよ~~! 天空宙心拳、旋風蹴りッッやあっ!!」 バキィ――ッ☆ ドッガァン! ジムを乗り越えてレイナに噛み付こうとしたヒドラー兵が、 彼女の放った空中回し蹴りで近くの建造物に頭から突っ込む。 ジムも何とか勇気を振り絞り、金属ボディに牙や爪を立てて来る ヒドラー兵を投げ飛ばし蹴飛ばし、倒して行った。 宇宙獣士「情けない奴らめ。どけどけぇ~!」 ブルージェット「ほう、少しは歯応えのありそうな相手だな」 ロッドドリル「よっしゃあ、かかって来~い!」 宇宙獣士が二体前に出てジェット&ドリルと睨み合う。 一方、ベムサソリ&ベンガルブラザーズと戦っているケンリュウは、 宇宙獣士が加わって来たことで苦戦し始めていた。 43 ベムサソリ「ええい邪魔をするな。此奴の首を獲るのはこのワシだ!」 宇宙獣士「黙れ。これは我がゴズマ軍の作戦だぞ!」 ベンガルタイガー「ち…これではまともな勝負にならん」 ベンガルコブラ「白けて来たな、兄者…」 言い争いを始める敵の隙を、ケンリュウが見逃すはずはなかった。 ケンリュウ「天空真剣奥義・爆裂空転ーッ!」 ゴゴゴ……ゴオオオオオオ―――ドバァンッ!!!! ケンリュウの持つ剣から放たれたエネルギーが、嵐となって渦を巻き、 ヒドラー兵、宇宙獣士、ベムサソリらをまとめて呑み込んだ。 ベンガルブラザーズは咄嗟にこれを回避した。 ベムサソリ「ぬ…ぬおおおおお!?」 ベンガルコブラ「あ、危なかったな兄者…」 ベンガルタイガー「うむ。あやつまだこんな技を持っていたか…!」 ゴズマ軍の大軍相手に怯まず戦うロムたちに、女王アハメスは 苛立ちと焦りを心の中で滾らせ葛藤した。気紛れな星王バズーは、 どんなに忠節を尽くし功績を上げた者であろうと、 一度でも失態を犯せば、星を召し上げることも珍しくはないのだ。 女王アハメス「(こんな醜態がバズー様の耳に届けば、 私のアマゾ星はまたも奪われてしまう… いやだ、それだけは絶対に!!)」 焦るアハメスの憎悪の矛先は、眼下のレイナたちへ向けられた。 女王アハメス「おのれぇぇぇ小娘が~! お前らなどに、 私のアマゾ星を奪われてなるものかーっ!! ジャンゲランよ、こいつらを皆殺しにしておやりっ!!」 双頭の怪鳥・ジャンゲラン。金色の一本角が生える右頭部は 冷凍ガスを、銀色の二本角が生える左頭部は炎を吐く。 冷・炎の放射物が勢い良くレイナとジムに迫る! レイナ「きゃああーっ!!」 ジム「お嬢様ーっ命に変えても、このジムがお守り致します!!」 ブルージェット「まずい…!」 ロッドドリル「レイナちゃん!」 ドバァァァァンッ!!! 炸裂するジャンゲランの冷凍ガスと火炎攻撃――― 立ち上る黒煙と冷気…しかしそれが徐々に晴れた時、 そこには正義の盾「パイルガード」を構えたケンリュウが現れた。 女王アハメス「何っ!? くうう…余計なことを!」 レイナ「あ…ロム兄さんっ!」 ジム「へ? ああ、ロム様~!」 ケンリュウ「……怪我はないか、レイナ…くっ」 レイナ「ロム兄さん!?」 流石のロムも、先程大技を放った直後で消耗していた上、 間一髪だったので盾で僅かに防ぎきれなかった部位から白煙が 上がっており、ケンリュウは片膝を着いてしまう。 44 女王アハメス「アッハッハッハ…見上げたしぶとさだこと! でもどうやら、ここまでのようねフフフフ」 ギルーク司令官「よくぞ我がゴズマ軍相手にたったの数人で これだけの損害を与えたものだ、褒めてやるぞ。 ロムとやら、貴様ならさぞ屈強な宇宙獣士になってくれそうだ クククク…。どうだ、大星団ゴズマに加わらんか?」 ケンリュウ「断る。闇を操り心を蝕む者たちを、俺は許さん!!」 ギルーク司令官「残念だな…貴様ほどの戦士、宇宙広しと言えど そうは見つかるまいに。ならばお前達の運命は決まった! 冥土の土産に、Gショッカーのさらなる力の一端をお見せしよう!」 ギルークが空を指差すと、時空魔法陣から巨獣が二体出現した! 巨獣ハネダー「ギャーース!!」 巨獣マリゴス「グルルルル!!」 ―ズズンッ! 惑星ホープの大地に、巨大な羽を生やしたドラゴンのような 巨獣ハネダーと、甲羅を背負った亀に似た巨獣マリゴスが降り立つ。 ロッドドリル「なな、何だあ? 怪獣が出て来やがったぜ!」 ブルージェット「あれが巨獣ってやつさ。各惑星の都市という 都市を、悉く壊滅させて来たバケモノどもだ…」 ギルーク司令官「フッフッフ。その通り、やれい巨獣どもよ!!」 ケンリュウ「天よ地よ、火よ水よ…我に力を与えたまえー!」 聖なる剣・剣狼を空中高く投げるケンリュウ。 剣狼は光と化し、次元の壁を超えて赤き巨人を呼ぶ。 ケンリュウ「パァァァーイル・フォォォーゥメイション!!!!」 出現した赤い巨大ロボット『バイカンフー』に、吸い込まれるように 合身するケンリュウ。ロムの意志を受け、時を超え、次元を超え、 パイルフォーメーションは完成する。 , -‐ |、 | / |lヽ _ !| | _| V _ /,二ヽ l | V/ ,! V/| l \ / | / / l _」l | | L 」 |_/ 人 _l .人__人_ |_.ノ _ _ \./ヽ, -| ト、二., イ 」 >-、 _ / 「l  ̄ _/ ./ /ハ Y 个 Y / ´ _, - ヽ  ̄ / l | / {| Vゝ Y へl.ノレ - ´ __./ / l| , -/| 〈_ヽ\ \ー|ヽ- T´ , ィ´ `ヽ./ / /\ f┐ | \_」∨\ \」/ /ヽ / . 〉 ヽ l / \ _ -一7 ゝ-イ └| /\__./ / {、 ノ __ } /、| } └‐一 ´ l\ヽ/___./ ヽ / |  ̄ T_.ノ/ / / /ヘ 〈\ ー、 \ /l | | lイ/ / / \ー ヽ二二∟.」 ∠`丶、 | l´-―‐ ´ , -‐ヘ ̄`ヽ「-、 ` < ̄ヽヽリ バイカンフー「バァァァーイ・カンフーッ!」 ―――バイカンフーは、地上全てのエネルギーとシンクロし、 自然現象さえも変えるパワーを出すことができるのだッ!! 45 ギルーク司令官「何と…!? おのれ、このような巨大ロボ まで持っているとは…!!(ええい、ギョダーイさえおれば!)」 女王アハメス「ち、何て奴なの…!」 ベムサソリ「グゥゥ…あれが噂に聞くバイカンフーか!」 クインテッサ星人A「(小声で)風向きが怪しくなって来たぞ」 クインテッサ星人B「これは今のうちに退散したほうが利口かもしれん」 クインテッサ星人C「ウム。善は急げだ」 こそこそと後ずさるように、自分たちの宇宙船に退避しようとする クインテッサ星人。それに気づいたギルークが一喝する。 ギルーク司令官「何処へ行くっ!」 クインテッサ星人「Σ (゜Д゜;)」 ギルーク司令官「去りたければ去るがよい。だがこのまま逃亡するなら、 やはり貴様らがあの者らを手引きしたと見なす…星王バズー様を、 ひいてはGショッカーを敵に回す覚悟はできておるのだろうな!!?」 クインテッサ星人A「星王バズーを…(*1))ガクガクブルブル」 クインテッサ星人B「ま、待てギルーク殿! それは誤解じゃッ」 ギルーク司令官「ならば身の証を立ててもらおう。今すぐにだ!!」 クインテッサ星人C「わ、分かっておる。分かっておるとも」 クインテッサ星人は慌てて増援のシャークトロン軍団を呼び寄せた。 彼らがやって来た魔法陣を抜けて、サメ型の機械兵器へと変形 「トランスフォーム」して行くロボがゾロゾロと現れた。 ロッドドリル「また出やがったぜ。たく、しつこい奴らだなあ」 ブルージェット「いくら来ようと、悪いが全てこの剣の錆になってもらう!」 レイナ「(だけど…これじゃキリがないわ。あの敵が出て来る 奇妙な穴を塞ぐには、どうしたらいいの?)」 女王アハメス「巨獣たちよ、そいつを倒しておしまいっ! (く…チェンジマン並に厄介な連中だわ)」 巨獣ハネダー「ギャース!」 巨獣マリゴス「グルアァァァ…!」 バイカンフー「いくぞ!!」 ―――ドオ―――ンッ!!!! バイカンフーと二大巨獣の激突が惑星ホープの大地を揺るがし、 レイナ、ジェット、ドリル、ジムは怒涛のように押し寄せるゴズマ軍と シャークトロン軍団に果敢に立ち向かっていった。 しかし、いかに彼らと言えど活動エネルギーは無限ではない。 次々と迫り来る悪の尖兵に対して、平和を守る使者たちに応援は やって来ないのだろうか? 丁度その時…惑星ホープの惑星軌道上でも熾烈な戦闘が 繰り広げられていた――――! 46 ○ロム/ケンリュウ/バイカンフー→ゴズマ軍に制圧された惑星ホープに颯爽と登場。 ○レイナ→ゴズマ軍に制圧された惑星ホープに颯爽と登場。 ○ブルージェット→ゴズマ軍に制圧された惑星ホープに颯爽と登場。 ○ロッドドリル→ゴズマ軍に制圧された惑星ホープに颯爽と登場。 ○トリプルジム→ゴズマ軍に制圧された惑星ホープに颯爽と登場。 ●ギルーク司令官→惑星ホープに侵攻。突如出現したロム一行撃滅を命じる。 ●女王アハメス→惑星ホープに侵攻。もっと大きな戦果を上げなければと内心焦っている。 ●ジャンゲラン→冷凍ガスと火炎を吐いてレイナ、ジムを殺そうとする。 ●宇宙獣士→ケンリュウ、ブルージェット、ロッドドリルらと戦闘。 ●ヒドラー兵→レイナ、ジム、ブルージェット、ロッドドリルらを集団で襲う。 ●巨獣ハネダー→惑星ホープの都市を壊滅させた。バイカンフーと戦う。 ●巨獣マリゴス→惑星ホープの都市を壊滅させた。バイカンフーと戦う。 ●クインテッサ星人→シャークトロンに偽装したロム一行を連れて来てしまう。 ●シャークトロン→レイナ、ジム、ブルージェット、ロッドドリルらを集団で襲う。 ●ベムサソリ→Gショッカー・ゴズマ軍と捕虜の商取引をしている。ロムの素性を思い出す。 ●ベンガルタイガー→ベムサソリの用心棒をしている。ロムと戦闘。 ●ベンガルコブラ→ベムサソリの用心棒をしている。ロムと戦闘。 47 【今回の新規登場】 ○ロム・ストール(マシンロボ クロノスの大逆襲) クロノス星のヒューマノイドであるクロノス族族長キライ・ストールの息子 にして天空宙心拳継承者。狼の紋章を持つ剣「剣狼」に選ばれた者 であり、宇宙犯罪組織ギャンドラーに謀殺された父の意志を継ぎ、 ケンリュウ、バイカンフーとなってギャンドラーと戦った。兄ガルディから 託された剣狼の兄弟剣「流星」との二刀一刃で首領ガデスを倒し、 レイナらと共に暗黒に支配された世界を救うべく旅立つ。 ○レイナ・ストール(マシンロボ クロノスの大逆襲) ロムの妹で同じく天空宙心拳の使い手であり、お転婆で気が強い。 兄のロムに多大な信頼を寄せているためかやや甘えが抜けていない。 彼女もまた剣狼に選ばれし者であり、力を使いこなすことができる。 ○ブルー・ジェット(マシンロボ クロノスの大逆襲) クロノス星のロボット生命体・ジェット族出身で剣術の達人。 天空宙心拳の派生と思われる天空真剣の使い手。 性格はニヒルで渋く、サングラスをかけているような顔をしている。 「ジェーット!」の口癖でジェット戦闘機に変形する。 ○ロッド・ドリル(マシンロボ クロノスの大逆襲) クロノス星のロボット生命体・バトル族出身で天空宙心拳の 使い手。ドリル戦車に変形する。力自慢で格闘能力に優れ 言動はやや幼く、ひょうきんかつ明るい性格。 レイナにほのかな好意を寄せている。 ○トリプル・ジム(マシンロボ クロノスの大逆襲) クロノス星のロボット生命体・ジェット族出身でレイナの従者。 ロボットからスーパーカー、ヘリコプターへと多段変形できる。 性格は真面目でやや気が弱いため、活発で活動的な レイナに振り回されがち。彼女を「レイナお嬢様」と呼ぶ。 48 ●ギルーク司令官=スーパーギルーク=宇宙獣士ギラス(電撃戦隊チェンジマン) 大星団ゴズマの侵略部隊司令官として、幾多の星に侵攻して来た男。 惑星ギラス一の武人であり、かつてはアマゾ星女王アハメスと同盟を組んで 星王バズーに挑んだが敗れその支配下に入った。たまたま見つけた地球を 次なる侵略対象にしたことで電撃戦隊チェンジマンの前に失策を重ね続け、 バズーに宇宙墓場へ送られゴーストギルークに、後に実体化してスーパーギルーク となった。最期は自ら最強の宇宙獣士ギラスとなり、チェンジマンを散々苦戦させ あくまでもギラス星の武人として散って行った。 ●女王アハメス=宇宙獣士メーズ(電撃戦隊チェンジマン) 星王バズーに滅ぼされたアマゾ星の女王。アマゾ星再興を望む執念は 凄まじく、そのためならどんな手段も厭わない。リゲルオーラ争奪戦を制し スーパーパワーを手に入れた彼女は、ギルークに代わる地球遠征軍司令官 となるがチェンジマンに敗退を続け孤立、バズーとギルークによって宇宙獣士メーズに されてしまう。執念でメーズと分離し、最期は半狂乱状態に陥ってアマゾ星返還を バズーに懇願しながら電撃戦隊基地もろとも爆死して果てた。 ●宇宙怪鳥ジャンゲラン(電撃戦隊チェンジマン) アハメスが宇宙漂流中に見つけた双頭の宇宙怪鳥。冷凍ガスと火炎を 吐き羽ばたきは強風を起す。その卵をマグマに落すと、高熱に耐えた一個から 三つ首を持つネオジャンゲランが誕生する。星王バズーに左右に分離させられ、 宇宙獣士ジャン・宇宙獣士ゲランとなった。 ●宇宙獣士(電撃戦隊チェンジマン) ゴズマの侵略行動の主力となって働く実動部隊。所謂「怪人」的立場だが、 指揮下で働く者ばかりではなく、ギルークやアハメス以上の知能を有する者、 大幹部と同格の立場にある者と多様な戦士がいる。宇宙に名を馳せた者が 宇宙獣士と呼ばれる場合もあれば、星王バズーやスーパーギルークの放つ 怪光線を浴びて強制的に変身させられる者もいるため、統一規格ではないらしい。 ●ヒドラー兵(電撃戦隊チェンジマン) 卵から生まれる凶暴かつ醜悪な宇宙生命体。知能は低いため、 ゴズマ戦闘機などの兵器の操縦はできず、体にある管を切られると 煙を噴出し消滅する。完全な消耗品扱いの戦闘員。 49 ●宇宙海賊ベムサソリ(宇宙刑事シャリバン) 超能力犯罪集団マドーなど、多数の宇宙犯罪組織にパイプを持つ 悪名高い宇宙海賊。ギャバンに会いに出かけたミミーをひっ攫い、 幻夢城への手土産とした。幻夢界でシャリバンと戦い敗れる。 ●宇宙海賊ベンガルタイガー(宇宙刑事シャリバン) 暗黒星雲にその名を轟かす、宇宙海賊ベンガルブラザーズの兄。 剣の使い手であり、弟コブラとシャリバンを襲撃し、その時得た 戦闘データを持参してマドーへ参入した。魔王サイコの実力を侮り、 幻夢城乗っ取りを企てるが、敢え無く返り討ちとなりコマンドサイボーグ に洗脳されてショウリビーストと共にシャリバンと戦わされ戦死。 ●宇宙海賊ベンガルコブラ(宇宙刑事シャリバン) 暗黒星雲にその名を轟かす、宇宙海賊ベンガルブラザーズの弟。 槍の使い手であり、兄タイガーとシャリバンを襲撃し、その時得た 戦闘データを持参してマドーへ参入した。魔王サイコの実力を侮り、 幻夢城乗っ取りを企てるが、敢え無く返り討ちとなりコマンドサイボーグ に洗脳されてショウリビーストと共にシャリバンと戦わされ戦死。 ●巨獣ハネダー(巨獣特捜ジャスピオン) ジャスピオンとアンリが最初に遭遇したドラゴンタイプの巨獣。 サタンゴースの光線で凶暴化しており、巨大な翼を広げて 空を飛びまわり、鋭い鉤爪と強風で攻撃する。 ●巨獣マリゴス(巨獣特捜ジャスピオン) ジャスピオンとアンリが最初に遭遇した亀に似た巨獣。 サタンゴースの光線で凶暴化しており、口から火炎放射 と火炎弾を吐き出し対象を焼き尽くす。 ●クインテッサ星人(トランスフォーマーTHE MOVIE、トランスフォーマー2010) かつてセイバートロン星を支配していた、邪悪な知的生命体種族。 自分たちの奴隷として創造したロボットたちの反乱に遭い、セイバートロン星から 追放される。自由を得た彼らは変形能力を獲得し、平和を愛するサイバトロンと 破壊を好むデストロンに分かれる超ロボット生命体トランスフォーマーの祖先となった。 五つの異なる顔と声を持つ奇妙な姿で、捕虜や反逆者を芝居じみた裁判に かけ「被告は有罪?それとも無罪?―無罪である!」と判決を下しては、 シャークトロンのいるプールに落として殺戮ショーを楽しんでいる。 様々な武器を宇宙中にバラ撒いている死の宇宙商人でもある。 ●シャークトロン(トランスフォーマーTHE MOVIE、トランスフォーマー2010) クインテッサ星人が護衛用に作った量産型トランスフォーマー。 ロボット形態ではモーニングスターを武器とし、普段はサメ型のモンスター モードでプールを泳ぎ、落ちて来た者を襲う死刑執行兵。
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コンガル アルスター神話の登場人物。 ルズリゲ氏族の家系図に記される。 関連: ルズリゲ (父) フィンハイウ (孫)
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ニンガル メソポタミア神話のシュメルの女神。 その名は「偉大なる女主人」の意。 関連: シン (夫) シャマシュ (息子) 別名: ニッカル ニンウルワ (ニン・ウルワ)