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出会い いつもの景色なのに…少し違うわね~ 言葉にはしにくいけど…とっても素敵な感じね。…そろそろ行かないと遅刻? あらあら、もうこんな時間。急がないとダメね~ マイページ 通常 遅刻しそう? あらあら、困ったわね~ あらら、楽しい時間はあっと言う間ね~ 残念だけど、紅茶のおかわりは諦めるわ。 もっと[名前]くんとお茶したかったな~ …走る? 歩いてもどうにか間に合うわよ~ 日直 登校 朝 朝ごはんは信玄餅がいいわね。メニューにないかしら? 生徒会の資料も作らなきゃいけないの。手伝ってくれる? 遅刻したら、きっと睦ちゃんに怒られちゃうわね~ もっと急いで? あら、これでもすごく急いでるのよ~ …水たまりに気をつけて? 教えてくれて、ありがと~ 昼 現代文の何が好きかって? 話すと長くなるわよ~ 私も[名前]くんと一緒に、授業を受けてみたいわ~ あら、移動教室なのを忘れてたわ。急がなきゃ~ 眠くなってきた? こっそり生徒会室でお昼寝しちゃう? お昼のあとは、生徒会室でティータイムしましょ。 夜 通販カタログが届いたの。今月のおすすめは何かしら~ お風呂のお供は、ミルクティーの香りの入浴剤よ~ 今度は朝からランニング? あら、がんばり屋さんねぇ。 [名前]くん、夜更かししたら明日起きられないわよ~ [名前]くんのおかげで、朝から楽しい一日だったわ。 アルバイト バイト終わりに雨が降ってたら、[名前]くんの傘に入れてもらえないかしら~? 好感度レベルアップ 明日も早起きしちゃおうかしら。[名前]くんは、私が起こしてあげるわよ~ 好感度MAX あ、ここにいたのね~ 今朝はごめんなさい。遅刻しなかった? …そう、よかったわ。どうしてあそこでお茶してたのか?そうね~ なんとなく…かしら~午後のティータイム、ってあるじゃない?だから朝飲むのもいいかなって思ったの。思ってたよりも素適な朝になったわ~ そうだ!みんなにこの素敵さを知ってもらいたいわ~ りさちゃんと睦ちゃんはどこかしら~? デート 約束 ふわぁ…あら、ごめんなさい。今日は早起きしたから、眠くなってきちゃったのよ~せっかくだから、早起きしましょうよ。その方がいっぱい一緒にいられるでしょ?あら、楽しそうね。もちろん大丈夫よ。その日も早起きして、朝からお出かけしたいわ~ 当日 おまたせ~ ちょうど雨が上がってよかったわね。今日はもう降らないみたいよ。…相合傘ができなくて残念? あらあら、それはまた次の機会ね~ ボス戦 開始 勝利 敗北 バトル 開始 慌ててミスをしないようにね~ 声援 静かな気持ちで臨みましょう~ 勝利 [名前]くん、強くなったわね~ もしかして、毎朝特訓していたのかしら? おめでと~ [名前]くんのために、美味しい紅茶を淹れたのよ。乾杯しましょ~ 敗北 あらぁ、残念だったわね~ 次は負けないように、明日から朝の特訓をしましょうか。 [名前]くん、そんなに落ち込まないで。はい、紅茶を飲んで気分転換しましょ。 タッチボーナス 空気が澄んでておいしい~ お茶のおかわりはいかが? そろそろ行かないと
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和「好き同士なら結婚するのが当り前でしょ!?」 唯「と、友達の『好き』のつもりだったんだけど・・・」 和「なにそれ、好きに区別なんかあるの?」 唯「普通あると思う・・・」 唯「和ちゃんは親友だし、りっちゃんや澪ちゃん、ムギちゃんにあずにゃん、さわ子先生、 クラスの人たち・・・それに憂とお母さんとお父さん・・・ みんな大好きな人たちだけど、どれも違った意味の『大好き』で、」 和「話がよくわからない」 唯「ええぇ~・・・」 和「要するに、唯は私と結婚したいの?したくないの?」 唯「それは・・・」 和「お願い、答えて」 唯「のどかちゃん・・・」 和「おねがい、唯・・・」 唯「・・・・・・」 唯「・・・のどかちゃんはどうしてそんなに私と結婚したいのかな」 和「毎日セックスしたいからに決まってるじゃない」 唯「えっ」 和「げふんげふん。なんでもない、なんでもないわ」 唯「でも、今なにか変なこと・・・」 和「聞き間違えよ」 唯「う、うん・・・じゃあ、のどかちゃんはどうして私と結婚したいの?」 和「それは、幼稚園の時に将来の夢を」 唯「違うよね」 和「唯はなんにも夢が思いつかず『のどかちゃん、どおしよお』と私に泣きついてくるので すかさず私が『しょうがない、ゆいはわたしのお嫁さんになればいいや』と、 そしたら『ありがとー、のどかちゃん!』って・・・」 唯「違うよね、のどかちゃん」 和「・・・今度は八割方本当よ?」 唯「そうじゃなくって・・・」 唯「普通、そんな小さいころの約束、果たそうとしないよ」 和「私は約束を守る女なの。嘘もつかないし」 唯「ぜったいうそだ・・・」 和「嘘じゃないもん」 唯「のどかちゃんは、小さいころに約束したから私と結婚するの?」 和「・・・・・・」 唯「幼稚園の頃の約束のせいで私と結婚しなきゃとおもってる?」 和「・・・・・・」 唯「そもそも、今までそんなこと言ってこなかったじゃん」 和「それは・・・あなたが約束を忘れてたから・・・ 私はずっと覚えて楽しみにしてたのに、あなたが忘れてしまったから」 唯「ごめんね・・・でも」 和「いいよ、唯。私と結婚さえしてくれれば」 唯「のどかちゃん、ふざけないで聞いて」 和「私は真剣なの」 唯「私とのどかちゃん、そもそも付き合ってすらいないよね」 和「・・・ええ」 唯「それなのにいきなり結婚とか言われても、私うなづけないよ・・・」 和「勇気を出すのよ、唯。あなたはやればできる子」 唯「いや、勇気とかそういう問題じゃないよ。 むしろのどかちゃんのその蛮勇はどこからでてくるのさ。びっくりだよ」 和「愛ゆえに、よ」 唯「はいはい」 和「唯のいけず・・・・・・」 唯「それに、私ものどかちゃんも女の子なんだよ?」 和「そのくらいわかってるわ。何度もあなたの体は確認してきたもの」 和「目をつぶれば即座に思い浮かべられる程度には把握してるわ」 唯「・・・頭のいいのどかちゃんなら分かると思うけど、女の子同士がそういう関係になるのって 普通じゃないんだよ?」 和「私は気にしないわ、普通なんて」 唯「私が気にするって言ったら」 和「・・・じゃあ私モロッコに行く」 唯「いや、行かないでいいよ」 和「でも・・・」 和「唯はわたしに・・・その、と、トンちゃんが生えてないのがいやだってこと?」 唯「わお・・・」 和「なによ」 唯「と、トンちゃんって・・・」 和「オブラートに包んだつもりだったんだけど。唯は私にペニ」 唯「言わないで!分かってるから言わなくていいよ、そういうことじゃないから」 和「じゃあ何が問題だというの」 唯「私もよくわかんなくなってきたけど、一番の問題はのどかちゃんの発想のような・・・」 和「勘弁してちょうだい。私はこういう性格なんだから」 唯「うん・・・よそであんまりこういう一面を見せないでね」 和「私がおかしくなるのは唯の前でだけ」 唯「おかしいって自覚はあったんだね」 唯「・・・うぅ~ん、なんて言えばいいのかなぁ。わっかんないよぉ・・・」 和「唯?」 唯「わたし、ばかだから上手く言えないけど・・・ねえ、のどかちゃん」 和「なに、唯」 唯「あのさ、どうして今なの?」 和「今?」 唯「だから、どうして今なの、のどかちゃん。なんで今、結婚しようって言い出したの?」 和「・・・・・・」 和「・・・どうして」 唯「自分でもわからないの?」 和「そうじゃないの。唯、あなたはどうしてわからないの?」 唯「・・・・・・」 和「だって、今じゃなきゃ、今言わなければあなたは私から離れて行ってしまう」 唯「そんなことないよ」 和「そうよ。現にもう、あなたは昔の唯じゃない。どんどん私の知らない唯になってる」 唯「私は変わってない・・・」 和「いいえ、変わりました。自分で気づいてないだけ」 和「一人で学校も行けるようになったし、勉強もできるようになった・・・ ブラのサイズも大きくなったし、柄も大人っぽくなったし、 夜一人でトイレに行けるようになったせいで、おねしょ癖もなくなってしまった」 唯「ちょちょちょ!」 和「なに?」 唯「半分以上おかしいことを言ってない?おねしょとかいつの話を」 和「はあ・・・それだけあなたは立派な人間になってしまったのよ」 唯(無視した・・・) 和「もう、私抜きでもやっていけるくらいに」 唯「のどかちゃん・・・」 和「言い訳は無用よ。あなたにとって私は過去のものになりつつある・・・」 唯「いや、そうじゃなくて、なんで私のブラのサイズとか知ってるのかなあって・・・」 和「・・・」 唯「のどかちゃ」 和「あなたにとって私は過去のものになりつつある・・・ガン消しみたいにね」 唯「いや、のどかちゃん・・・」 和「ガン消しで字を消そうなんて思わないでしょ? 唯にとって私はそういう存在だったってことね。笑えるわ」 唯「ぜんぜん意味分からないよ。また無理にごまかそうとして・・・」 和「好きな人のスリーサイズくらい把握してたいわよ、悪い!?」 唯「逆切れされても困るんだな」 和「それどころか持ってるわよ。唯のパンツ持ってるわよ。私盗んだ。パンツ盗んだ」 唯「どん引きだよ・・・」 和「もっと聞きたい?お望みならもっと白状するわよ」 唯「のどかちゃんの悪事には非常に興味があるけど、今は本筋からずれるからいいや」 和「・・・」ほっ 唯「後で聞かせてね」 和「寝てるうちに唇を奪ったことは内緒にしておいた方が無難ね・・・」 唯「おい、お前」 和「ともかく私はもう過去の女なのよ、さながらガン消しのように」 唯「そのくだり気に入ってるの?」 和「そうなんでしょ?そうだって言って!」 唯「私はのどかちゃんを過去の人だなんて思ってないよ」 和「だって、あなたはもう私抜きでなんでも出来るじゃない」 唯「そんなことない・・・のどかちゃんがいなきゃ、私なんにもできないよ」 和「いいえ、それは嘘」 唯「・・・もし、そうだとしても、やっぱりのどかちゃんは必要だよ」 和「・・・なぜ?」 唯「だって、のどかちゃんはのどかちゃんだもん」 和「・・・・・・」 唯「それに、もしほんとに私がのどかちゃん抜きでなんでも出来るようになっていたのだとしても」 唯「それはのどかちゃんが近くにいてくれたからだよ・・・」 唯「私一人で成長できたんじゃない・・・のどかちゃんがいてくれなきゃ、なんにもできないよ」 和「でも・・・でも・・・」 和「実際、あなたは離れていくのよ。大学だって、別のところに通うことになる・・・」 唯「それは・・・」 唯「別の大学にいっても、今まで通り会えるよ」 和「それは同じ道を行く軽音部のみんなのこと。私と唯は今までどおりではなくなる」 唯「そんなこと」 和「そうだもん!そういう道を選んだんでしょ、私より軽音部をって・・・」 唯「・・・・・・」 和「そんなに言うならそっちが進学先変えればいいじゃないって顔ね」 唯「いや、べつに・・・」 和「だって、私は頭いいんだから、あなたと同じ大学になんていけないじゃない」 唯「言うね」 和「ごめんなさい」 唯「のどかちゃんって実は結構、いやかなりめんどくさい子だよねぇ・・・」 和「ごめんなさい」 唯「やれやれ・・・」 和「私のこときらいになった?」 唯「ちょっと引いた、かな」 和「やっぱり・・・私指詰めるね」 唯「しなくていいって・・・のどかちゃんがそういうところあるって知ってるから のどかちゃんの良いところも悪いところも全部知ってるよ」 和「私も唯の全部知ってるよ」 唯「ブラのサイズまで?」 和「匂いも」 唯「匂いかいでるんだ・・・どん引きだよ」 和「ごめん・・・」 唯「変態だもんね、のどかちゃん」 和「あっ・・・唯の罵り、ちょっと気持ちいい」 唯「へんたい!」 和「も、もっと!もっと言って」 唯「やだよ、もう・・・」 唯「ねえ、それより今のが理由?」 和「うん?」 唯「急に結婚してくれって言ってきたことの理由なの?」 和「・・・・・・」 唯「のどかちゃん」 ぽんぽん 和「だって、さびしい・・・」 唯「うん」 和「唯がいなくちゃ、さびしいじゃないの・・・」 唯「うん」 和「今まで、ずっと一緒だったのに・・・一緒にお泊まりもしたし、 一緒にゲームもした、ファーストキスも二人で一緒だったのに・・・」 唯「うん、最後のはちょっと覚えがないな・・・」 和「それなのに、別れるなんて、できないよぉ・・・・・・」 唯「うん、のどかちゃん」 和「・・・おかしいよね、ずっと唯のお姉さん面してきたのに、 私が、私の方こそ、唯がいなければ何もできなかったのよ」 唯「のどかちゃん」 和「ぐすっ・・・きーみがーいーなーいーとなんにーもでーきーなあいよぉ」 唯「今歌うタイミング?」 和「唯のご飯が食べたいよ!!」 唯「のどかちゃんがキレた・・・」 和「もう私、唯がいないと死ぬからね」 唯「のどかちゃん落ち着いて・・・死ぬなんて言っちゃやだよ」 和「ぐすっ・・・ごめん」 唯「めっだよ、死ぬなんて言っちゃ」 和「はい・・・」 唯「のどかちゃんは、ばかだねえ・・・」 和「・・・かも」 唯「その上さみしがり屋だし、甘えん坊だし、へんたいさんだし」ぽんぽん 和「ふえぇ・・・」 唯「よしよし」 3
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症状 自分の中の牢獄に自分を閉じ込めている 自分の中の牢獄に1000人の囚人を収監している 治療法 死ぬ時にすっからかんになるために囚人を開放する 番組 第176回 自分に厳しくし過ぎて楽しい未来が待ってない可能性大 なんであの時放送局
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運べる数 ○~○ 価値 ポコ 回収エリア ○○○? 回収場所 所持生物 ‐ 見た目 ○○○ オリマーメモ セールストーク
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FolderShare 他の端末と、フォルダ共有ができるP2Pツール。 フォルダの同期も可能。別ユーザーを招待することも可能。 会社内で使用すると、首がぶっ飛びそうになる気がする。 けどこれって、LiveMessengerのフォルダ共有と同じものか… 08/05/28追記 というか、MicrosoftのskyDriveがあるからいいじゃん。
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夏服フルフル シークレットレア 必要魔力 24 飛行 攻撃 防御 TOTAL 親愛度MAX 7616 8194 15810 10000 誕生日 10月21日 身長 146cm 体重 34kg 3サイズ スキル 魅惑の夏服効果 複数回攻撃を行いかなり大きなダメージを与え、一定確率でしばらく麻痺させる 親愛度 コメント 低 はいはーい、地獄の大伯爵、魔王フルフル様が夏服で登場だよっ。というわけで、さっそくデートに行こ?もちろんキミのおごりだよ!あたし、洋服買うのにエーンを全部使っちゃったからさ! 中 キミと夏デートをするために、わざわざ地獄からやってきたんだから!あたしが満足するまで付き合ってもらうからね!ちゃんとエスコートしてよ! 高 キミのエスコートについていろいろと文句を言って楽しもうとしたけど、キミのエスコートはなかなかどうして完璧ね!あたしはびっくりしちゃった!これはこれで楽しくなってきたかもっ! 嫁 この夏が終われば、あたしたちのひと夏の関係も終わりだね···って、言ってみるのが夢だったけど、キミと別れるなんて考えられない!嘘じゃなくて本当だよ?だって、あたしはキミが好きだから! 親愛度 セリフ 低 精霊界のクールビズに乗り遅れないようにね♪ 日傘とか持ってないの?あたしのお肌が焼けちゃうよ かわいさと涼しさの融合って感じだね!いいセンスでしょ? このカバンがコーデのポイントなんだよ!かわいいよね! 中 ちょっとジロジロ見過ぎだよ。そんなにスカートが気になる? 白い翼と黒い翼はアクセじゃないってば! キミとデートするためっていうのは嘘じゃないからね! キミ、他の子もジロジロ見てたでしょ?ちゃんとあたしだけを見て! 高 キミと過ごす夏は楽しいね!もちろん嘘じゃないよ! もっと薄着の方がキミは好み?どうかな? あたしがアイスおごってあげる!でも、その代わり一口頂戴ね! あたしの身体、触ってみる?夏場でもすべすべだよ、すべすべ! 嫁 夏よ終わらないで!こんなに楽しい時間がずっと続けばいいのに! 汗かいちゃったし、一緒にシャワーでも浴びる? 来年の夏は何する?キミと一緒だったら何しても楽しいだろうけどね! 魔王フルフル、夏大満喫中♪ スキンシップ後 朝 ほらほら、熱さに負けずに出かけるよ! 夜 キミのキスは熱すぎるけど気持ちいいから、まあいいや! なでなで 翼じゃなくて、角をなでなでして! その他 誕生日 ねーねー、今日は私の誕生日なんだよー!ほ、本当だって信じてよー! 夜のチュウ キミのキスは熱すぎるけど気持ちいいから、まあいいや! -- エア (2014-09-04 20 27 07) なでなで 翼じゃなくて、角をなでなでして! -- エア (2014-09-04 20 29 55) 親愛度低 コメント はいはーい、地獄の大伯爵、魔王フルフル様が夏服で登場だよっ。というわけで、さっそくデートに行こ?もちろんキミのおごりだよ!あたし、洋服買うのにエーンを全部使っちゃったからさ! -- エア (2014-09-04 20 32 49) 親愛度 セリフ 低 精霊界のクールビズに乗り遅れないようにね♪ -- エア (2014-09-04 20 33 19) 親愛度 低 セリフ 日傘とか持ってないの?あたしのお肌が焼けちゃうよ -- エア (2014-09-04 20 34 58) 親愛度 低 セリフ かわいさと涼しさの融合って感じだね!いいセンスでしょ? -- エア (2014-09-04 20 35 40) 親愛度 低 セリフ このカバンがコーデのポイントなんだよ!かわいいよね! -- エア (2014-09-04 20 36 37) おはようのチュウ ほらほら、熱さに負けずに出かけるよ! -- エア (2014-09-05 06 35 52) 名前 コメント
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勝てば官軍(かてばかんぐん) 以前の積み方・判断において「最善手ではない悪手」であったり「貪欲なプレイ」が垣間見られたとしても、「ゲームを有利にすることができた」結果が在った場合に、評価として贈られる言葉
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【作品名】SOUL EATER 【ジャンル】漫画 【共通設定】 魔武器:武器に変身できる人々。現状のテンプレでは椿の事を指す 魔武器は普通の武器と違って魔武器と「魂の波長」が合った死神や「職人」しか使うことが出来ないらしい 作中ではいつもは大技を出せるほどに「魂の波長」が合った「職人」が魔武器と大喧嘩しただけで 「魂の波長」がずれてしまい、魔武器を持つことが出来なくなった(武器が熱くなったらしい)ので 「相手を仲間割れさせる能力」を持った敵なら「魔武器」を封じ込める事が出来る可能性あり 【名前】ブラック☆スター with 中務椿 【属性】暗器職人(暗殺者)+魔暗器 【大きさ】少年並み+女子高生並み 以下ブラック☆スターって書くのめんどいんで★って書きます 【攻撃力】太さ10㎝程度の木の棒を片手でへし折り、自分と同じくらいの背丈の少年を助走無しで高さ10~20m、距離10数m程蹴飛ばすことが出来る。 逆立ちして片手一本で自分の体重を支え、千回近く腕立て伏せできる(しかも息切れとかはしていなかった) また、体術および暗殺術にも長けているらしい(作中では正確に鳩尾に蹴りを入れていた) 黒星ビックウェーブ:魂の波長を相手に打ち込む大技。殴るのと同条件で発動可能 まともに食らった人間は10数m先の柱(コンクリ製?厚さ1~2m程)が壊れるぐらいの勢いで吹っ飛ぶ 魂の波長を相手に打ち込む技なので相手の装甲や防御を無視して内部にダメージを与える事も可能 以下椿の暗器シリーズ(特殊能力も参照) モード「鎖鎌」:長い鎖でつながった2挺の手持ち鎌。主に投げつけたり巻き付けたりしてる 威力は不明だが鎖だけでも普通の鎖なら簡単に砕ける斬撃を受けてもびくともしない強度があるので 恐らく普通の鎌よりは遙かに切れ味がよいと思われる。尚、描写から察するに鎖は必要に応じて 自由自在に長さが増減したり蛇のように動いたりする(普段は1~2m。最高で40数m程) モード「忍者刀」:脇差し程度の長さの刀。多分普通の物より頑丈で切れ味が良い。身軽に動く時便利 モード「手裏剣」:子供位の大きさのでかい手裏剣。速度はは投げた直後に5m以上進めるくらい 威力は不明だが多分人を叩き切れるくらいはある。 モード「妖刀」:自らの影を操る力を持った凄い刀。使用時間は数分 直径1mはある岩やカボチャを豆腐のように切断する鎌で切られて無傷の怪物の腕をやすやすと切り落とした 【防御力】丸太や木製バットを持った村人4人に数十分間タコ殴りされても血を流すだけで殆ど平気 また、数発斬撃や突きがかすっても気にせずそのまま戦闘続行可能。さらに5mくらいの高さの木の枝に乗っていた時 頭から墓石(キリスト系)を落とされそのまま地面にたたきつけられて気絶したが数秒後に復活して戦闘再開。 直径十数mの爆発にもろに巻き込まれたが数秒後に復活し、行動可能 成人男性並みの大きさのミイラの頭を吹っ飛ばすほどの威力の銃弾で撃たれたが耐えて戦闘続行可能。 魂系の攻撃に関する耐性もある模様。 楯☆星:空中に鎖鎌の鎖を☆状に組み、盾状の結界を作る。面積は6~8畳くらいで発動はほぼ一瞬? 防いでたのが斬撃1発のみなので強度はいまいち解らないが、鎖と同じ位ではないかと思われる 尚、大技なのであまり持続力はないと思われる 【素早さ】1~2秒で10m前後の距離を4歩で走り抜き、20~40mくらいの崖を1分未満で登り切れる。 劇中の描写から、最高10mくらいジャンプ可能と思われる。 5m程の長さを一瞬で延びる突きを完全に見切ることも可能。 2~3mの距離から撃たれた機関銃2丁、拳銃1丁の乱射をギリギリ避けられる程の反射神経と反応速度を持つキャラクターをやすやすと ボコボコにしたり出来るやつと至近距離で殴りあえた 速☆星:2m先から放たれたマシンガンの弾をよける奴と切り結べる相手がギリギリ視認できるくらいの速さで10mほど走る。 多分通常より反応も早いと思われる。足場が悪いと滑って転ぶ危険性有り 【特殊能力】椿の暗器シリーズ:「魔暗器」である椿がいろんな暗器に化ける。以下攻撃力に書かなかった暗器達。変身所要時間は数秒 モード「煙玉」:文字通り煙幕を張れる忍者の定番道具。大きさはソフトボール程で発動すると高さ2~3m程、 直径10~20m程の範囲を煙で覆う。モード「手裏剣」からこのモードに移ることも可能 (その場合「煙玉」ではなく直に煙に変わる) モード「偽星」:★に化けてその場ですり替わる(暗器じゃないが暗器扱い) 発動速度は目の前の敵が気づかない程で、発動中は殆ど気配を消せる。 よってかすかな気配を察知できる達人でなければ気づけない 以下は暗器ではなく★ーの技(一部椿の協力あり) 罠☆星:地面に鎖鎌の鎖を☆状に組み、捕縛系の罠にする。面積は6~8畳くらいで発動は数秒程かかる 敵の探知は椿を通して★が行う為集中することが必要。 地面を潜って攻撃してくる敵の魂の波長を読んだ 作中ではほぼ1瞬で地面に潜ったり出たりして闇討ちをする事が出来るゾンビが範囲内に入った瞬間 逃げる間もなく縛り付けられて動けなくなった(ゾンビの反射神経は2m先からのマシンガン回避可能キャラ並み 力は★並み) (技名不明):鎖鎌を相手の左右に鎖を波立たせながら投げることで相手が左右に逃げなくすることが出来る。 射程距離は10m前後、持続時間は数秒程。作中ではこれを使って上記のゾンビの鳩尾に蹴りを入れた 気配を消す:かすかな気配を感じられる程の達人が気づかない位気配を消せる。偽星と兼用すればバックは取り放題 五感(聴力):強い雨が降ってる状態で数百mほど離れた村から出た悲鳴を聞き取ることが出来る 【長所】防御力無視攻撃&極めて高い身体能力(特にスピードは作中で最速) 椿の人間体が可愛い 【短所】暗殺者のくせに目立ちたがり屋なうえバカ 【戦法】とりあえず速☆星→肉薄して黒星ビッグウエーブ 相手が飛び道具をもっていたら、暗殺者らしく速☆星や煙玉で相手から離れる→鈍そうだったら普通に黒星ビックウェ(以下略) 素早かったり闇討ちの得意な相手だった場合→距離をとって罠☆星→捕まえたら黒星ビック(以下略) 移動速度は鈍いが反応速度の高い相手の場合→気配を消して偽星→背後から黒星(以下略) 異常に装甲が固い奴の場合→妖刀→装甲を削って内部に侵入→中の人をボコボコ 後の武器は適当に必要な時だけ使う。 長いテンプレでごめん。 vol.139 340格無しさん2023/04/06(木) 23 09 36.86ID tOZ1VQeu ブラック☆スター with 中務椿再考察 防御無視+12m爆発耐久+2m音速反応 反応だけでなく移動速度もかなりのもの。素の攻撃はそこまででもないのでほぼ黒星ビックウェーブ頼り。 ○4ムスタファ・カイロ〜篠宮拓也 黒星ビックウェーブ勝ち ○レイモンド・ブライス 耐えて黒星ビックウェーブ勝ち ●山本じじお 先手イグニス負け △漫画(板垣恵介版) 当たらない倒されない △ノッコ〜綾崎ハヤテ 同上 ○ソリッド・スネーク 耐えて黒星ビックウェーブ勝ち ●乙骨憂太 先手即死負け ●竈門炭治郎 斬撃負け。前考察で負けていたファイヤーと三田が位置変わったのでもう一度考察したら彼も位置変わるかもしれない ●笹島聖斗 握りすぎ寿司負け 山本じじお>ブラック☆スター with 中務椿>レイモンド・ブライス 651格無しさん2019/05/11(土) 07 11 22.34ID ZjHpNyoB 再考待ち 清村緒乃:1m超音速反応、10m爆発耐久程度、クロード・C・ケニーから勝てない 杉小路隆千穂:1m超音速反応、10m爆発攻、防御紙、クロード・C・ケニーから勝てない ジャンヌ・グルノーブル:1m超音速反応で防御が紙、マッハ3対応直下のクロード・C・ケニーから勝てない シング・メテオライト:1m音速反応、銃弾耐久に毛が生えた程度、剣桃子(大体そっから1m超音速)の上からは越えられない 緋村恭介:1m音速反応で防御紙、先手取られて剣桃子(大体そっから1m超音速)の上からは越えられない マイケル(留守番野郎) :ミサイルの速度の最低値の時速800kmの3倍に2m反応なので、約1m音速反応(厳密には1m音速反応にほんの少し劣る程度)、4m爆発耐久程度では低すぎる。剣桃子(大体そっから1m超音速)辺り おぼろ丸:1m音速反応で銃弾耐久程度の防御、石化攻撃あるけど先手取られて剣桃子(大体そっから1m超音速)の上からは越えられない ランボー:3mマッハ2反応で戦車破壊攻防、下の方で固まってる(超音速戦闘の壁)の前後の団子になってるのとほぼ同じスペックだからそこら辺り 紅童衛児:3mマッハ2反応で防御もライフル耐久程度、考察では糸伸ばしで何故か勝ちになってるけど下の方で固まってる(超音速戦闘の壁)の前後で負けまくる(開始で相撃ち、こちらは威力が無いので) エレン・リプリー:1.5m音速反応で防御紙、強酸の血液で勝てる考察になってるけどその前に死ぬ、下の方で固まってる(超音速戦闘の壁)の前後で負けまくる スティッチ:10mマッハ3反応(1mから秒速102m)タンクローリー爆発攻防程度だし、凍結能力あるが(音速戦闘の壁)越えられない、並平凡withタイムボートより下 早川健:5m音速反応(1mから秒速68m)で手榴弾無傷程度では(音速戦闘の壁)越えられない、並平凡withタイムボートより下 烏丸与一:10mマッハ2反応(1mから秒速68m)で防御紙すぎる、間違いなく(音速戦闘の壁)越えられない、並平凡withタイムボートより絶対に下 マイキー(グーニーズ)3mマッハ2反応だが、防御紙で(音速戦闘の壁)からは誰も倒せないほどに攻撃力も低い シャロン・レアール:5mマッハ3反応(1m秒速200m反応)20mイルカやエビ木っ端微塵の攻防だが。同反応の我王>ZAKU辺りでは ブラック☆スター with 中務椿:2m音速反応、防御無視あるが当てられないとかなので、レナ・オクストンから越えられない ウォーズマン:2m音速反応、攻防あるが当てられないとかで、レナ・オクストンから越えられない 草刈鷲士:3m音速反応、内部攻撃あるけど銃弾耐久程度では(超音速戦闘の壁)を越えられない 雑賀辰巳:5m音速反応、5m爆発攻防程度、(超音速戦闘の壁)を越えられない マリオwithスカイポップ号:5m音速反応、攻撃当てられず(超音速戦闘の壁)を越えられない 武者小路陽介withハリアー :5m音速反応、ジェット戦闘機の分だけ距離離せるが攻撃当てられず(超音速戦闘の壁)を越えられない 花邑べにお:6m音速反応だが、常時展開されてる常人気絶の剣気でむしろもっと位置が上がるはず、巨人連中越えて甲賀弦之まで行くのでは 仮面ライダーアギト(原作):6m音速反応で戦車破壊攻防程度。(超音速戦闘の壁)を越えられない キバ:10m音速反応、戦車破壊攻防だけど遅すぎで庚造一with重二輪からまず勝てない ハットリカンゾウ:6m秒速400m反応(1m秒速66.6m反応)防御が紙だし庚造一with重二輪からまず勝てない 桜野音羽inソニックダイバー「零神」:60mマッハ4反応(1m秒速22.6m反応)で遅すぎる。攻撃力だけ凄いけど、防御が紙。庚造一with重二輪からまず勝てない 浦島景太郎:6mから時速800㎞反応(1m秒速37m反応)半径数十mの爆発攻防だが、遅すぎる。(音速戦闘の壁)下の防御無視連中の壁越えられない ジェレド・ディラック:達人反応程度で攻防も低い(達人思考発動の壁)を越えられない ミスト:10m秒速80m反応で達人にも劣る。攻防は高いが(達人思考発動の壁)を越えられない 乙坂有宇:60m音速反応(1mから秒速5.6m反応)で達人にも劣る、防御も紙だし(達人思考発動の壁)を越えられない vol.50 987 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/05(日) 23 04 16.82 ID qz4Qiesw ブラック☆スター with 中務椿考察 超音速戦闘の壁から 御坂三琴まで安定して勝てたが、それ以降は安定して勝てないので マグナス>ブラック☆スター with 中務椿>御坂美琴
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――隊舎廊下 当日 サーシャ「はあ、ニパさんも管野さんも、またストライカーを壊して……」 つい二日前、二人が壊したストライカーと増える仕事に両肩を落として廊下を行く。 幸いにして、何とか次の出撃までにはストライカーが揃うのは唯一の救いであったが、仕事量が減るはずもなく疲労は募る一方だった。 愛着のあるストライカーが壊れてしまうのは流石に悲しかったが、ニパと管野に怪我もなく無事に帰ってきてくれたのは喜ばしい。 あの子達は責任を全うして壊れたのだ、と彼女も胸を張って言える。 サーシャ「でも、きっちりお説教はしなくちゃ。最近はロスマン曹長と一緒に言っても聞かないんだから……!」 これは人の話を聞かない俺の影響なのだろうか。いや、聞いた上で、理解した上で自分の考えややり方を変えないのだから性質が悪い。 どれだけ言葉を尽くしても意味がない。そんな彼の影響を悪い形で受けてしまっているのではないか、と思える。 人の好き面は転じて悪しき面となる場合が殆どだ。 自信があるのはよい。しかし行きすぎれば過信となり破滅を呼び込む。慎重であるのはよい。だが、余りにも慎重になり過ぎれば、臆病と変わらず機を逃す。 俺はその辺りの調整、匙加減がサーシャですら舌を巻くほどに絶妙だ。落としどころが巧いというか、相手の言いたいことを言わせない手管に長けているというか。 サーシャ「いえ、やめましょう。俺さんのせいにしても何も解決しないもの」 益体のない思考を中断し、食堂へ向かった。 食事はいい。特に下原と俺が厨房に立つようになってから、楽しみが増した。 整備と称した機械弄りも彼女にとっては一種の娯楽と同様の要素は秘めていたが、純粋に楽しみや癒しの側面からみれば、仕事ではない一時の方が上である。 今日の夕飯は何かしら、と遊びの帰り、暖かな団欒が待つ家路を急ぐ少女のような軽い足取りで、サーシャは食堂へと足を踏み入れた。 サーシャ「あ、あら……?」 この時間ならば、夕食を待つ隊内の誰かと厨房に立つ下原と俺が居るはずの食堂は、闇に閉ざされていた。 ご丁寧にカーテンも閉められているらしく、月明かりも差し込んでいない食堂では、廊下から差し込む照明の光が入り口付近を照らすだけで全容を窺い知ることはできない。 一瞬、来る時間でも間違えたのかと思ったが、此処に来る途中で時計を確認した。間違えなく、夕食の時間であった。 ともすれば、下原と俺が何らかの仕事で夕飯の支度もままならないのだろうか、と首を傾げるが、そのような話は聞いていない。 サーシャ(うーん、今日は私が作った方がいいのかしら……? でも、下原さんが作ったものの方が美味しいし……、ともかく電気を) 暗闇の中、記憶を頼りに電灯のスイッチを探す。 それなりの時間をこの基地で過ごしていたからか、固有魔法の関係で常人以上を誇る記憶力のお陰か、目当ての感触を即座に見つかった。 電灯のスイッチをONにした瞬間、破裂音が連続する。 サーシャ「きゃあッ……!?」 反射的に顔の前に手を翳すが、何かが襲い掛かってくる様子もなく、恐る恐る目を向けると満面の笑みを浮かべる仲間達がクラッカーの成れの果てを手にして立っていた。 『サーシャ! 誕生日おめでとう!!』 突然の出来事に、目を白黒されるサーシャ。 必死で言葉を探しているようだが、喉元までせり上がったるも口を開くと引っ込んでいく。どうやら、状況整理が追い付いていないようだ。 しかし、お構いなしに伯爵は彼女の後ろに回り込み、ぐいぐいと背中を押して急かした。 サーシャ「あ、あの、中尉……ッ?」 クルピンスキー「はいはい。とにかく座って座って、今日の主役は君なんだから」 されるがまま、サーシャは普段はラルの座っている椅子――上座に座らせられた。それに合わせ、皆はそれぞれの椅子につく。 サーシャ「え、えーっと……?」 俺「おい、伯爵。熊さん、驚きすぎて状況把握できてねーんだけど」 クルピンスキー「あはは、サプライズパーティーなんだから、これくらいしなくちゃね」 俺「ようやる」 振り返れば、エプロン姿の俺が厨房の向こうで包丁をひゅんひゅんと回しながら立っていた。 非常に危険だがそれ以上に、彼の呆れかえった表情の方が印象的だ。 俺「じゃあ、こっちはこっちで作るからな」 下原「はい、今日は俺さんにお任せしますね」 はいよ、と答えて俺はコンロに火をいれる。既に下拵えは終わっているらしく、熱せられた鍋に油を引いた。 よくよく見れば、見たことのないフライパンである。底が深く、取っ手も二つついている。 サーシャの預かり知らぬ所ではあるが、このフライパン、もとい中華鍋は今日のために俺が作ったものである。 街に出向いて鍛冶屋――とはいっても半ば趣味で開いているような店で、普段は農具や調理器具の作成や修理を主にやっているらしい――の工房を借りた。 何事も全力を尽くすのが信条の彼は、どうせ中華を作るのならばと自作したのである。これでは伯爵のことを、ようやるなどと言える立場ではない。 サーシャ「た、隊長、これは……」 ラル「なに、普段から迷惑をかけている君を労ってのことだ。今日は存分に楽しむといい」 サーシャ「迷惑だなんて、そんな……」 ロスマン「いいのよ、私達がやりたくてやってるんだから。……まあ、今回は私とラルはお金を出しただけなんだけど」 クルピンスキー「いいんだよ、こういうのは気持ちさ、気持ち」 俺「俺としては、言いだした三人がろくに仕事してないのが納得できねーけどな」 管野「ああ?! 俺等だって、ケーキ作っただろうがよ!!」 俺「ははは。プレゼントも俺に買いに行かせたけどな。そっち三人なのに俺一人だぜ、仕事のバランス可笑しくね? 作ってはいたね、冷蔵庫の中のケーキ。でも、すげー不格好だったぞ。店で買ってきた方がよかったんでない?」 ニパ「うぅぅ……一所懸命、ジョゼと下原に聞いて作ったんだから、意地悪言わないでよ。……あ、味は大丈夫だからね!」 必死になって味だけは保障するニパに、下原とジョゼがフォローを入れる。その様子にサーシャはようやく笑みを浮かべた。 正直な所、ついさっきまで自分の誕生日など頭の中には存在していなかった。 幼い頃は両親が、オラーシャ軍に入ってからは仲間が、毎年細やかながらも誕生日を祝ってくれていたのに……。 心に、余裕がなかったのだろうか。 確かに仕事に負われる日々ではあったが、その分、充実もしていた。自分の仕事と戦いが、人々のためになるという自負もあった。 どうやらそれらが、知らず知らずの内に自分を追い込んでいたようだ。それこそ、生まれた日を忘れさせてしまうほどに。 サーシャ「皆さん、ありがとうございます」 サーシャの礼と共に頭を下げた。 ニパはうん、と笑みを浮かべて答え、管野は照れ臭そうにそっぽを向いた。それを微笑ましく見守る少女達。 俺「――はい、おまち」 ジョゼ「うわぁぁぁ、おいしそう……!」 俺「ジョゼのために作ったんじゃないんだがねぇ。まあ、食えないことはないと思うよ」 運ばれてきた一品目を見ると、ジョゼは涎を垂らしそうな勢いで目を輝かせる。俺はその姿に苦笑した。そしてそれを皮切りに、次から次へに料理が運ばれてくる。 俺「それが青椒肉絲、そっちが春巻き、んでこれが水餃子。…………中華はやたら数が多くてな。高級料理なんかは作れんから、家庭向けの奴ばかりだけど」 サーシャ「……俺さんは、食べないんですか?」 俺「ああ、今日は俺が作る側――って、大抵はそうか。まあ、こっちは気にせず好きに食べてくれ。冷めた中華は喰えたもんじゃないんだよ」 後に続く酢豚に小龍包、焼売、棒々鶏、乾焼蝦仁。いずれも比較的オーソドックスで癖の少ない、食べる者の舌を選ばないラインナップ。 扶桑出身の管野と下原は箸で、残りはスプーンとフォークを使って料理を口に運んでいく。 ジョゼ「んんん~♪ 美味しい!」 下原「味も濃いし、油も多いみたいですから、ご飯が食べたくなりますね」 ラル「確かにな、流石にパンには合いそうにない」 管野「使ってる調味料が近いのか? 味は扶桑の料理に近い気がするけど、結構独特だな」 ロスマン「これだけ辛味や塩気が強いと……」 クルピンスキー「お酒が飲みたくなるよね!」 俺「洋酒にゃ合わないと思うんだが。それに……」 俺は鍋を振りながら、いいのかと視線をサーシャに向けた。それに気付いた彼女は、苦笑いで答えた。 今日は自分の誕生日とは言え、一度クルピンスキーが言い出したら聞く耳を持つはずもない。 宴席で酒を飲むことが、咎められる理由もない。よく食べ、よく飲み、よく笑う。それが最も楽しい祝い方というものだろう。 今日の主役のお咎めなしと知るや、伯爵は席を立って厨房の棚を開ける。余りの速さに、ニパと管野は呆れた表情で顔を見合わせる。 ごそごそと棚の中を漁っていると、中に見慣れない二つの酒瓶を発見した。 クルピンスキー「あれ? こんなワイン、あったっけ……?」 俺「――――あ、」 しまった、という表情をする俺。 繁々とラベルを眺めていたクルピンスキーは、どのようなワインなのかを知ると、驚きの声を上げた。 クルピンスキー「うわ、二つともアウスレーゼじゃないか。しかも片方はトロッケンベーレン!」 ロスマン「あら……」 ラル「……ほう、よく見つけてきたものだな」 どちらもカールスラントのワインの肩書きである。この肩書きは原料となる葡萄の糖度によって変わり、六つに分かれる。 アウスレーゼは下から三番目、ドロッケンベーレンアウスレーゼは最上級にあたる。後者は貴腐ワインだ。 更に生産地と生産年、村名と畑名によって値段も変わってくる。二つのワインはどれをとっても最高級品であった。 カールスラントが奪われた今、新たにカールスラントワインが作られることはない。元より希少価値の高いワインであるのなら、ロスマンとラルが目を丸くするのも頷ける。 クルピンスキー「これ、俺が買ってきたの? 料理のために?」 俺「俺が買ってきたのはそうだが、使う訳あるか」 クルピンスキー「じゃあ、飲んでもいいよね?」 俺「あー、駄目じゃないけど――――…………まあ、伯爵が開けるならいいか。ああ、アウスレーゼの方は珍しく辛口らしい、そっちの方が料理にあうみたいだぞ」 何処か迷う様子を俺であったが、歯切れの悪いまま許可を出した。 やったね、と喜色満面でワインを手に取り、席に戻っていく。 この時、彼女は気付くべきだった。酒を好きでもなく俺が、サーシャの誕生日を祝うために買ってきた訳でも、料理にも使う訳でもないのにワインを買ってきたのかを。 ――数時間後 ジョゼ「ごちそうさまでしたー」 下原「ふー、満腹です。しあわせー」 俺「腹一杯に飯くらえるのって幸せだよなぁ、その点は完全に同意」 管野「餓死寸前までいったお前が言うと重いからやめろ」 出された料理のみならず、“味はよかった”ケーキはぺろりと平らげていた。 幸せそうに顔を緩めるジョゼと下原に、机に頬杖をついて同意する俺。そしてビシリとツッコミをいれる管野。 サーシャ「んー、カールスラントワインって、こんなに甘いんですね」 ニパ「こんなに甘いとジュースと変わらないね」 ラル「いや、ここまで甘いものを飲むのは私も初めてだよ」 ロスマン「私は、辛口の方が好みね。ケーキにはこちらの方があっていたけど」 クルピンスキー「いやいや、いつも安酒ばかり飲んでいる身としては、どちらも味わい深いもんさ」 酒に手を出していた主役達は、残ったワインを名残惜しむように飲んでいる。皆一様にほろ酔い加減で頬を朱に染めていた。 クルピンスキー「さてと、宴もたけなわだけど、そろそろいいんじゃないかい、俺?」 俺「別に渡すタイミングは見計らってたわけじゃないんだがな」 単に、そういった機微が分からなかっただけである。 最終的に渡すのなら渡すタイミングなど似たり寄ったりだ、と思ってはいたが、伯爵に言わせればそうではないらしいと聞いていた。 相も変わらず、その理屈は理解できなかったが、パーティーの企画者であり経験者の助言を聞かない訳にはいかないだろう。 俺「じゃあ、ちょっと部屋まで取りに行ってくる」 管野「どっかに用意しておけよ」 俺「なかなか、ものが多くてな」 俺はそれだけ言うと食堂を出て行った。恐らくは、自室まで買ったプレゼントを取りに行ったのだろう。 しかし、プレゼントが大きいならばまだ分からないでもないが、多いというのはどういうことか。 確かに、プレゼントは一つきりなどというルールはない。が、誰でも買うのは一つきりというのが相場である。俺が、その辺りのことを分かっていない理解していない可能性もあるが、金を必要以上に使うような男とも思えない。 若干、不安げな空気が食堂に漂い始めた頃、俺が両手一杯に荷物を抱えて現れた。いや、正確にはプレゼントであるのだが。 俺「これが熊さんの分」 サーシャ「あ、ありが――――私の分?」 俺「んで、これがジョゼ、これが下原、管野、ニパ、先生、伯爵のね」 ジョゼ「え、………………え?」 ポカンと見守るだけの一同を他所に、次々にプレゼントをそれぞれの前に置いていく。 大小様々な包装の施された箱――管野に至っては大きな旅行用トランクである――に、目を白黒させざるを得まい。 下原「……いえ、あの、……え?」 俺「これ、お前等の分の誕生日プレゼントな」 ニパ「いやいやいや、私達、誕生日じゃないけど!?」 俺「いや、だってあれだろ。一度に買った方が効率いいよね?」 管野「駄目だコイツ! 誕生日プレゼントがどういうもんか分かってねぇ! つーか、効率とかじゃねーんだよ、こういうのは!!」 俺「貰う側がごちゃごちゃ言ってんじゃねぇよ。それにお互いにいつ死ぬか分からないし、先生とかもう誕生日過ぎちゃってるから渡せる時に渡しとこうと思ってさ」 クルピンスキー「さらっと怖いこと言わないでくれる!?」 確かに、誕生日が近い兄弟は一緒に祝われることもなくもないが、これはやりすぎである。 戦場に立つ以上、死の可能性はいかなる時でも付き纏う。俺としては、渡せなかったなと心残りを持ったまま逝くのが嫌だったのだろう。 だが、誕生日プレゼントは誕生日に渡すからこそ意味がある、ということをまるで理解していない行動である。これでは管野の罵倒も正当だ。 自分も他人も死なないなどと夢にも思わない。命とは散るもの、どれだけ努力を重ねようと死ぬ時は死ぬと受け入れている俺らしい行動であったが、色々と台無しだ。 俺「気に入らねぇなら捨てろよ。誕生日までお互いに生きてりゃまた買うからさ。今回は、これまでの分だとでも思ってくれ」 ロスマン「捨てはしないけど、こういう時、どういう顔をしていいのか分からないわね……」 俺「笑えばいいんじゃね? まー、お前等から貰った金を還元してるだけなんですけどね、実際」 俺なりに気を使ったのだろうが、気を使う方向を完全に間違えていた。 これはこれで俺らしいと苦笑を浮かべるしかない状況の中、落ち込んでいる人物が一人。 ラル「…………なあ、俺。記憶にないんだが、私はお前に嫌われるような真似をしたか?」 俺「はあ? いや、むしろ好きな部類だけど?」 ラル「なら、なぜ私の分がないんだ?」 ニパ「あれ、ホントだ! 隊長の分がない!?」 俺の奇行に呆気に取られていた一同は、ニパの一言でようやくラルの分のプレゼントがないことに気が付いた。 これは流石に女傑と呼ぶに相応しい実力と精神性を誇るラルと言えども、きつかった。若干、涙目でさえある。 少なからず好意を抱いている俺に除け者にされたという思いは、失望を抱かせた。勿論、自分に対してだ。 少女達の向けてくる非難の視線を俺は軽く受け流して肩を竦める。 俺「いや、お前の分は買ってある」 ラル「ほ、本当か……!?」 俺「嘘ついてどうするんだよ。お前の誕生日はたかだか4日後だろ、その時に渡す。ああ、俺が4日で死んだら部屋を漁ってみろ、ちゃんとあるから」 人生に悲観していないながらも、希望も糞もない物言いだった。 それでもラルの表情から失望を消し去るには十分。乙女心というべきか、人の性というべきか、目の前にある喜びはあらゆる負の感情を粉砕するものだ。 サーシャ「開けても、いいですか?」 俺「どうぞどうぞ、大したもんじゃないがね」 サーシャのものだけは箱に収められておらず、包装とリボンのみ。 重さもそれほどでもないところを見ると、中身は衣類かそれに類するものであることは間違いない。 ただ、衣服のセンスは兎も角として、俺がそのようなものを買ってきたとなれば、心が躍るというものだろう。不安と期待が程良くバランスの取れた状態で袋を開けた。 中から現れたのは、サーシャにイメージに合わせたのだろうか、水色のツナギが入っていた。 クルピンスキー「女の子のプレゼントにツナギってどうなんだい? 普通は、アクセサリーとかさぁ」 俺「阿呆か。俺が使えないものを買う訳がないだろうが。実用的かつ機能的、貰っておいて損はない。ふふん、理想的だろう」 アクセサリーの類は、送る相手のイメージや持っている衣服に合わせて買わねばならない。 そのようなセンスがないのは理解しているのか、俺が送ったのは普段から使え、なおかつサーシャが必要としていたものだった。 思いついたのは、軍服姿のまま整備を行っていた時。 ツナギならば、何着持っていても問題にはならない。つまり、ハズレにはならないわけである。実に抜け目のない選択だ。 ロスマン「あら、背中も凄いわね」 サーシャ「え? ―――――……あ」 俺「ただそれだけじゃ芸がないんでね。時間もあったし、かなり頑張ったよ、我ながら」 裏返してツナギの背中を見れば、502統合戦闘航空団を象徴するネウロイのコアを掴んだ鷲の部隊証が精巧に刺繍されていた。 俺は刺繍など嗜んではいなかったが、最低限の糸と針の使い方を知っていた。買った衣類を自分なりに使い易いように改造する為だ。 その点において、下地は出来ていた。後は睡眠時間を削り、失敗に失敗を繰り返して、ようやく完成させたものだ。金はかかっていないが、手はかかっている。 礼を言うことすら忘れ、サーシャは渡されたプレゼントを眺める。 単純に嬉しかった。何というか、この部隊証は此処にいる皆との繋がりように思えたのだ。 生まれた国も違い、抱く価値観も違う中、それでも共に戦った証が形になったようで……。 俺「ジョゼのは食事道具一式だ、箸だのフォークだのだな」 ジョゼ「俺さんの中で、私は食いしん坊キャラなんですね……」 俺「事実だろう? 下原のはカメラ。ガラクタだったが、直せるようだったんでね。可愛いものが好きなのは知っていたが、基準が分からん。だから、自分で可愛いと思ったものを撮ってくれ」 下原「むむ、これはカメラの勉強はした方がいいかもしれません!」 俺「好きにしろ。ニパのは懐中時計だ。蓋の方に方位磁針を埋め込んである。医療用キットでもよかったんだが、所詮は消耗品だからな。これで堕ちた時もある程度は安心だろう?」 ニパ「げ、撃墜されるのが前提なんだ。いや、嬉しいけどさぁ」 俺「確率的に仕方ないだろ。管野のは古代中国の書物だ。本を読むのは好きなんだろう。ああ、安心しろ。全部、お前の読めるように英語だぞ」 管野「…………これって、文学的にかなり価値があるんじゃ」 俺「ねぇよ。昔、馬鹿な奴が居てな。三国志とか売れば金になるんじゃないかと翻訳して売ろうとしたんだ。結果は悲惨で金の無駄遣いだったし。先生のは仕事用の眼鏡」 ロスマン「でもこれ、レンズがないけれど……」 俺「先生の今持ってる眼鏡のレンズに合わせてあるから大丈夫。それに鼈甲製だ、かなりフレームが細いから強度はないけど、何度でも直して使えるから安心して。あと、伯爵のだけど……」 大半が、俺の手の入れられたプレゼントばかりであった。管野に関しては、最早ロハである。わざわざ、シユウの村から調味料と一緒に取り寄せたので帳消しであろう。 実際の所、それぞれに手を入れたかったわけではなく、半分辺りでプレゼントを買う金がなくなり、仕方なしで安くすませたのではあるが。 クルピンスキー「いやぁ、悪いね。僕をトリにしてくれるなんて、俺ったら、僕のことがそんなに好きなのかい?」 俺「…………そういうわけじゃないんだけどね。トリというかオチだし」 ハハハ、と笑いながら周りのものより一際大きいプレゼントを、優越感たっぷりに広げる。 何が入っているのか。柄にもなくドキドキと期待に胸高鳴らせながらゆっくりと開いていくとそこには――― クルピンスキー「…………………………俺、これ、渡すの間違えてる」 俺「え? 間違ってねぇよ?」 クルピンスキー「だって、中身が何もないじゃないか!?」 俺「入ってる入ってる、よく見ろ」 はあ!? と困惑しながらも中身が空だった箱ごとひっくり返すと、一枚の紙がひらひらと降ってきた。 たかが一枚の紙切れの、何がプレゼントだというのか。 俺がこんな悪質な悪戯をするわけがない。そうさ、これもサプライズの内なんだと自分に言い聞かせながら、机の上に落ちた紙切れを拾って見ると――― 『お前に送るものは、一握りの自制心。それはきっと、お前の人生をより良いものとしてくれるだろうさ』 クルピンスキー「俺ぇぇぇぇぇッ!! これはないよ! これは酷いよ!」 俺「酷くない、事実だ事実。お前に必要なものは、間違いなく“それ”だ」 ロスマン「なになに……? ――――あはははは! これはアンタに必要よね!」 ラル「く、クク……た、確かにな」 紙に書かれた言葉を見てロスマンは腹を抱えて笑い、ラルは何とか笑いを噛み殺す。 しかし、笑っていたのは二人だけで他の皆は俺には非難の、伯爵には同情の視線を向けていた。それでも言葉にしないのは普段からの彼女の行いが問題だ。 俺「まあ、それだけじゃない……というか、なかったんだけどなぁ……」 クルピンスキー「――……ッ! だ、だよね! 僕だけこんな……!」 僅かな希望を糧に、瞳を輝かせ思わず椅子から立ち上がりクルピンスキーを見て、俺はおもむろに席を立った。 そして、手に取ったのは開いた二つの瓶。つい数時間前に彼女が発見し、彼女の手によって開封されたワインである。 クルピンスキー「………………………………え?」 俺「だから、これがアンタへのプレゼント――だったものだな、正確には」 残念だったな、とばかりに首を振る俺を見て、伯爵は今度こそ膝を折って床に四肢をついた。 そう、あの時に俺の言葉を聞いていれば、伯爵が開けるのならという言葉を疑問を持っていれば、ほんの少しの自制心が働けば、ここまで期待を裏切られはしなかったものを。 まさに箱の中に入っていた紙に書かれていた言葉は、的を射た真実だったのである。 クルピンスキー「こ、こんなのないよ。こんなの絶対おかしいよ!」 俺「おかしくねぇよ。全て自業自得だ。墓穴を掘ったんだよ、伯爵は。…………ここまで俺の予想通りだと、いっそ笑えてくるがな」 管野「ここまで予測してやったのかよ。えげつねぇ」 俺「ある程度だがな、ああも早く見つけられるとは思わなかったし。ここまでやらにゃ、反省も糞もないだろ、伯爵の場合」 ニパ「まあ、そうだよね」 クルピンスキー「誰も味方がいない……!」 他人が言っても反省しないなら、自分自身で反省して貰えばいい。そう考えて、こんな悪質な罠を仕掛けていたらしい。 その効き目は十二分。目に見えて落ち込んだ伯爵は、いつぞや、ナインテ――ロスマンにきつく絞られた時の如く、壁に向かって膝を抱えて座っている。 クルピンスキー「ふ……いいさ、人なんて孤独なものなんだから」 俺「拗ねるなよ、うっとおしい」 クルピンスキー「ふーんだ、俺が悪いんだよ」 俺「やれやれだ。……実は、もう一つあるんだけどな。管野、中の本を部屋に持ってったら、そのトランクをくれてやれ」 管野「あー、やたらと大きくて頑丈そうだと思ったら、そういうことか」 クルピンスキー「ふふ、何? そのトランクを使って、此処を出てけって? 鬼畜だなぁ、俺は」 俺「違う。いつだか言ってただろ、旅がどうのと」 その言葉を聞いて目を丸くする。 クルピンスキーが軍へと入った理由の一つは、様々な国を回れるからという夢のため。 彼女はバルト海に面したブラウンスベルクと呼ばれる港湾都市で育った。海を渡り、国を旅して回るという夢を持つのも、至極自然な流れだったのだろう。 始めは海軍への入隊が目的であったが、魔法力の適性検査の結果、空軍に身を置くこととなった。 今でも夢を捨てた訳ではない。いつか――それこそ、ネウロイの脅威を退けた後にでも、自分の足で文化の異なる国を回ろうとさえ思っている。 しかし、自分の夢を俺に語った憶えなどなかった。 俺「いつだか、酔い潰れた時があっただろ、その時に聞いた」 クルピンスキー「そんな酔っ払いの戯言を憶えていてくれるんだから、ほんとズルいなぁ」 俺「ははははは、肩にゲロぶちまけられてから言われて忘れられる奴がいるなら是非見てみたいものだがなぁ!」 俺は笑いながら言った。笑ってはいたが、目が笑っていなかった。誰だってそんな経験をすれば、忘れたくても忘れられないというものだ。 その様を見て、同じく乾いた笑みを浮かべる伯爵。そして、照れと己の愚行を誤魔化すために、俺に向かって突進した。 クルピンスキー「もう、何のかんので男の子だなぁ! 惚れちゃいそうだよ!」 俺「ちょ、この! だー! 来るな近寄るな抱きつくなぁぁぁぁッ!!」 顔を赤くして、何とか腰に抱き着いてきたクルピンスキーを引き剥がそうとする俺。 食堂いっぱいに皆の笑い声が響き渡る。俺の初めての参加した誕生パーティーは、どうにか成功を修めたのだった。 ――食堂 深夜 俺「ッたく、仕度だけじゃなく始末まで俺任せとはね」 あー、と精神的な疲れ故にみっともない声を上げて、宴の始末が済んだ食堂の椅子へと座る。 あの後は、酷い様だった。 皆テンションが上がったのか、新たに酒を飲みだしたのだ。珍しいことに、管野やニパ、ジョゼや下原までもが。 普段、酒など飲まない四人が普段から飲み慣れているラルやクルピンスキー、ロスマンのペースについていけるはずもない。 ニパはおいおいと泣き出し、管野は絡み酒。ジョゼは身体が熱いと服を脱ぎ始め、下原は理性を失ったように馬鹿笑い。 決して、嫌なだけな時間ではなかったが、好きこのんで味わいたいものでもなかった。 俺「そういや熊さん、酒に強かったなぁ。オラーシャの人間は、あんなもんなのか」 何と、あのサーシャも無礼講ということなのか、酒を煽っていた。だが、最初から最後まで全くの素面であった。 「世の中には醜女はいない、ウォトカが足りないだけだ」というオラーシャの言葉を思いだし、俺は一人納得する。 だが、そんなものは勘違いだ。単なる個々人の肝機能の差である。オラーシャの人間だから酒に強いのではなく、サーシャが酒に強かっただけ。 面白い勘違いをした俺であったが、その時、食堂の扉が開いた 俺「……熊さん?」 サーシャ「やっぱり、此処でしたね」 開いた扉の間から顔だけを出してニッコリと笑うサーシャに、何か用事でもあったのだろうかと首を傾げる。 サーシャ「俺さんには、一番初めに見て貰おうと思って」 そう言いつつ、入ってきた彼女はプレゼントとして渡したツナギが纏っていた。 貰ったその日の内に着るなんて気の早い姉ちゃんだ、などとも思ったが、決して顔にも口には出さない。 少しはにかんだ表情で、その場でクルリと一回転。実に可愛い、実にあざとい。狙ってやっていないのが素晴らしい。 しかし、可憐な姿を見て、俺は何とも言えない表情で一言。 俺「ああ、熊さんは可愛いんじゃない?」 サーシャ「そ、そういう恥ずかしいことを言うのは禁止です! それにこのプレゼントが似合っているかを聞いているんです!」 照れながら、本来求めていた評価と言葉に期待する。 が、俺が似合っているといったところで、それは俺のセンスが良いと自画自賛しているようなものだ。 自己の評価は正当に、過大も過小も許さない。仕事の良し悪しは人任せ、己が求めるのは納得だけ、と考える彼には耐え難い。 サーシャ「もう、そんなこと言うと着てあげませんよ、…………なぁんて」 俺「いや、別にいいけど? 気に入らないなら、無理に着てくれなくてもいいよ」 意地悪げな口調でサーシャは言ったが、俺に素で返され慌てて否定する。 好意を無碍にされるのに失望しない。自分の尺度で買ったものだから、相手がどう思おうが相手の自由と割り切っている。そして、次があるのなら気に入られるよう努力しようとでも考えている。 あらゆる事象を割り切って前向きに生きていても、ここまで来るともう病的でさえあった。 その癖、優しくされるのが慣れていないらしく、少しでも優しくするとにやけるし、よく笑う。サーシャはそのギャップが可愛くもあったが、もう少し適度とバランスを知って欲しかった。 俺「その様子なら、気に入ってくれた……?」 サーシャ「ええ、とても。正直、女性へのプレゼントとしてはどうかと思いましたけど、俺さんらしいですから」 俺「そうか。なら、次はもう少し勉強するさ」 彼女の言葉を聞き、ようやく顔を綻ばす。 好意を無碍にされるのは構わないが、好意を受け取って貰えれば、安堵はするようだ。面倒な性格である。 正味な所、俺としても緊張と難儀の連続であった。 ブレゼントも何も送ったことのない人間が、自分で考え、自分で決定する。確かに無理難題といって差し支えない。 しかし、安易に他人を頼るのも違った気がしたし、どうせ送るのならば一から十まで己の決定を下そうと決めていた。 サーシャ「少し、嬉しそうですね」 俺「嬉しくは―――あるか。こういうのも悪くない」 サーシャ「悪くないなんて、中途半端な言い方、相手に失礼ですよ?」 俺「そうか、……それもそうだ。いい、とてもいい経験をした」 素直に認め、にっと笑みを浮かべる。 思えば、不思議な少年である。冷血かと思えば優しさを見せたり、素直だと思えば難解な性格をしていたり。正体や性格が掴みがたい、そういう人間なのだろう。 それでも最近は、こうして年相応の笑みを見せてくれるようになった。 その分だけ容赦――主な被害者は伯爵である――もなくなってきているが、彼を育て、共に育った誰かのように心の距離が近くなったと思いたい。 サーシャ「これからは、もっと頑張りますね!」 俺「こりゃ参ったな。心労で倒れられたら、俺のせいか!?」 サーシャ「もう冗談をばっかり、………………冗談、ですよね?」 俺「三割は本気」 サーシャ「じ、自分の体調管理くらいできますよ!?」 俺「つってもなぁ、熊さんは俺と違って自分の限界を把握しているわけじゃないだろ?」 サーシャ「それでも、止めろとは言わないんですね?」 そりゃあね、と漏らす。 俺は無茶と無理を通してきた故に止める資格などない。それでも止めろと口にするほど恥知らずではなかったし、当人が望むのであるのなら最良の道だと信じている。 見るからに参ったと両手を上げそたそうな表情に、これは一本取れたかしらと微笑む。 自分のことも仲間のことも、よく見ているのは分かっていた。何せ、今着ているツナギなど身体にピッタリである。身体のサイズを把握されているのは気恥ずかしくあったが、反面、嬉しくもある。 そんな人が傍に居てくれることが。時に疲れ果てて、寄りかかっても何も言わずに身体を支えてくれる人が居ることが、堪らなく嬉しかったのだ。 じんわりと暖かな何かが心に広がっていくのを感じたが、彼女が口にしたのはただの一言。 サーシャ「俺さん。……誕生日プレゼント、“ありがとうございます”」 俺「ん? …………クク、――――ああ、“どういたしまして”」 それはサーシャと俺にしか分からない、言葉以上の意味を持つ魔法の言葉であった。 戻る
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Blue Label(ブルーラベル) 概要 営業時間 PM6:30~AM2:00 定休日 日曜日 住所 静岡市葵区昭和町3-2アーバンビル6F 地図 電話番号 052-273-5689 サイト http //ciao.as.wakwak.ne.jp/~hps/20042/ サービスチャージ カード 席数 カウンター席、テーブル人× 備考 静岡で一番ウイスキーがあると思われる名店。しかし、値段が高めなのである程度知識があって、このウイスキーが飲みたい、とかレアなウイスキーが飲みたいといった時に行くのがいいかも。 置いてあるお酒 ウイスキー スコッチ アイリッシュ バーボン テネシー 日本 ウォッカ ジン ラム リキュール ビール その他 名前 コメント すべてのコメントを見る このページを編集