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もう一人のトモ。もう一人の私とも言う。 ダークトモとは トモが孤高という名の闇に包まれたときに誕生したもう一人のトモ。 ちなみにその『闇トモ』はトモとの戦い(気持ちの戦い)に敗北する。 その時に残した言葉は、 『もし、誰かに言われ傷ついたら、すぐに心を癒せ。約束を守らなければ、またおまえの心に取りつく。』 、という言葉を残して消滅する。 関連リンク トモのブログ♪
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素早いモモンガ パック:電脳クラッシュ・ウェーブ(P) 22567609 効果モンスター/星2/地属性/獣族/攻1000/守100 このカードが戦闘によって墓地へ送られた時、1000ライフポイントを得る。 さらにデッキから同名カードをフィールド上にセット(裏向き守備表示)してもよい。 その後デッキをシャッフルする。
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IDdata Name 音古見 トモ Alias 【シリアスキャット(生真面目なネコ)】 Class トランスジェニック Rank リード+ Money 34136732194W¢ Point 1803135629pt Ranking 47/6473226 OOPARTS Link レイヴンズワンダー所属 Age 14 学年 五十一年度入学 予科程四年修了 本科一年目 職業 レイブンズワンダーメンバー 人種 純日系 所在地 メインヤード 万具堂 連帯保証人 小泉 東華 PROFILE ABILITY 猫のトランスジェニック
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ネコ・トモ 機種:3DS,NS 作曲者:小林啓樹 開発元:バンダイナムコエンターテインメント、アリカ 発売元:バンダイナムコエンターテインメント 発売年:2018 概要 おしゃべりする2匹のネコと、楽しい生活(ネコ活)を送るコミュニケーションゲーム。『クマ・トモ』の続編にあたる。 ネコ達にプレイヤーが言葉を教えると、その言葉を使ってしゃべるというシステムが特徴。 音楽は元バンナムの小林啓樹氏が担当。 テーマソングの「ほんわか家族 ~ネコトモのうた~」とエンディングテーマの「にひきはネコトモ!」は『太鼓の達人』にも収録されている。 2020年11月26日に『クマ・トモ』とカップリングした「トモ」シリーズ サウンドトラックが発売された。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 ほんわか家族 ~ネコトモのうた~ 小林啓樹 テーマソング歌:町屋美咲 にひきはネコトモ! エンディングテーマ歌:町屋美咲 はじめまして、ネコトモ おしゃべりネコとほんわか生活 ネコちゃんとすごすお部屋 家族のキズナ ネコ達の成長 にひきはネコトモ (ラストアレンジ) にひきはネコトモ (オルゴールアレンジ) ナワバリパトロールしようよ お料理しましょ2 おでかけスナップしようよ 釣りしましょ ほんわか家族 ~ネコトモのうた~ (オルゴールアレンジ) サウンドトラック 「トモ」シリーズ サウンドトラック 「ネコ・トモ」ティザーPV ショート版
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2009年8月30日入隊Y・ソラトモ少尉◆XwfF1a3QrU最近中佐に昇格。 ちなみに、Y.ソラトモは偽名である。 旧ソ連構成国や、中国、イスラエルやヨーロッパの国等々を回る 西側から東側までを駆け巡る。 本名 Aleksei Sergeevich Solomentsev
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このページはこちらに移転しました アンダー・ザ・モモンガ 作詞/381スレ68 モモモモモンガ モモモンガ モモンガ モモンガ モモモンガ モモモモモンガ モモモンガ モモンガ モモンガ モモモンガ 「きっといつか、白モモンガに乗ったモモンガ様がモモンガのことをモモンガモモンガ」 それは 叶わぬモモンガ 私 見下ろしてる モモンガ 時代遅れのモモンガ 窓にへばりついた モモンガ モモモモモンガ モモモンガ モモンガ モモンガ モモモンガ モモモモモンガ モモモンガ モモンガ モモンガ モモモンガ 「モモンガのことを考えるだけで…私のモモンガ、モンガモンガしちゃうの///」
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♯6「店(内)駆ける厨人」 赤紫色の背景に白い文字の看板が特徴的なとある有名ショッピングモール、その屋上では、小さい子供達が、今か今かとヒーローショーの開始を心待ちにしていた。 そしてその観客の中には華音や真理亜、そしてシンヤも混じっていた。 さらにその隣りにはシンヤに分からぬよう変装した菜月とクリスティーネの姿もあった。 菜月は体の小ささを活かし、野球チームの帽子を被り、Tシャツに短パンというどこにでもいそうな男子小学生を装っている。 対するクリスは、ツインテールのかつらを被り、ゴスロリ風の衣服を着用してぬいぐるみを抱えているという知り合いに見られたら恐らく人間サイレンになってしまいそうな格好をしている。 なお、彼女のこの装いは真理亜の趣味によるものである。 いくら人形のような美しい顔立ちをしているクリスといえど、実際に人形のように扱われるのはあまりいい気分はしないだろう。 「…末代までの恥だ」 「確か慎は赤いのだったわよね。 …ヘマしなきゃいいんだけど」 そんな事は知らず、真理亜は心配そうな表情を浮かべる。 無論、演じる上での失敗は避けなくてはならないのだが、その中でも「作戦」での失敗は最も避けなくてはならない。 真理亜の左隣でたたでさえ違法な顔をしているシンヤは、行動の上でも十分法に反している。 人々の英知と努力の上に成り立ち、国内の治安を比較的高水準に維持させているこの国の憲法をはじめとした各種法律や条例を遵守する気など毛頭ないであろう彼に作戦が露呈すれば、恐らく再び華音を引き連れどこかに逃亡してしまうだろう。 そうなってしまったら何もかも水の泡となってしまう上に、シンヤの兄であるタクヤや、華音の友人である菜月やクリスティーネ達に顔向けができなくなってしまう。 ―――と、そんな事を考えているうち、遂にヒーローショーが開演した。 最初に舞台に現れたのは紫色のヒーローだ。 何かに追われているようであり、その素振りには焦りが見受けられる。 彼は舞台の前、すなわち観客と同じ高さまで降り、華音と変装した菜月およびクリスに話しかける。 「君達もこんな所にいてはいけない! 早くこっちに!」 そう言って紫のヒーローが3人を舞台上まで上げたとき、今度は赤と白のヒーローがそれぞれ現れた。 「…やめるんだ、レッドにホワイト! 襲い来るモロサーワーを倒す事は、確かに正しく、人々に称讃される事かもしれない! だがその行いは、やがて世界のすべてを殺す!」 「何を言って…」 反論しようとしたレッドを、ホワイトが制止する。 「よせ、レッド。 パープルは既に錯乱している」 「ふざけるな!」 数秒間、3人の間では睨みあいが続いた。 それを破ったのはパープルの懇願である。 「…ならせめて、この3人だけでも逃れさせてくれ!」 「彼女達も既にモロサーワーに汚染されている。 その存在に意味はない」 しかし、それすらもホワイトはあっさり切り捨てる。 実際のところ、彼女達を汚染しそうなのはシンヤであるのだが、現実世界と空想の世界を本気でごちゃ混ぜにするのは、ここにいる人間ではシンヤくらいのものである。 「アンタが悪いんだ…アンタが裏切るからァー!」 レッドが怒りのままにパープルに襲いかかる。 轟音と共に舞台装置から煙幕が放出され、その煙が晴れた後にはレッドの姿のみがあった。 舞台裏には、先程レッドによって倒されたはずのパープルこと沙良と、その巻き添えになったはずの華音・菜月・クリスの3人がいた。 「下の駐車場に行けば貴教がいるはずだ。オレンジ色の車なんてそうそうないからすぐ分かるだろう」 「わかりました。ありがとうございます」 クリスが礼を述べ、菜月が華音にカツラを被せた(流石に野外で着替えるわけにはいかなかった)のを確認すると、3人はシンヤに見つからぬようゆっくりと舞台裏から階段まで歩き始めた。 そのまま地上まで降りると、駐車場に一台のオレンジ色の自動車が止まっていた。 「おーい! こっちこっち!」 その自動車の横で貴教が手を振っていた。自動車と同じオレンジ色の頭髪は非常に目立っている。 「予定通りだな。 がしかし、まだ終わってはいない。 お前ら、油断すんなよ?」 『はい』 3人はそろって返事を返した。 全員が車に乗り込むと貴教はエンジンを始動させ、シートベルトをしめる。 「貴教・ヴェステンフルス、行くぜ!」 黄昏の魔弾が、西の大地を駆ける。 同時刻、舞台上ではレッドこと慎と、ホワイトこと関口零らが大暴れしていた。 「倒すけどいいよね? 答えは聞いてない」 「俺は最初からクライマックスだぜェ!」 他にも慎が応援として呼んだブラックこと小野隼人、ブルーもとい関知一(ちいち)が舞台上で敵を次々に打ち倒していった。 「“あくまで”ヒーローですから…セェカンドレイドッ! …消えろ、モロサーワー共!」 「ぶぁく熱、デュエルフィンガーッ!」 そんな姿に子供たちは歓声をあげ、真理亜も「すごいじゃない」と感想を漏らした。 唯一例外があるとすれば、先程からそわそわしているシンヤであろうか。 華音がいつまでたっても帰ってこない。 パープル共々倒されたのだから、そろそろ帰ってきてもいいのではないだろうか。 気を紛らわすためシンヤが頭の中で華音との黒ずんだピンク色の妄想を花咲かせたその時。 妄想によって活性化された彼の脳が恐るべきことに真実へとたどり着いてしまったのである。 (まさかあの時のは…! 雨宮菜月と、クリスティーネ・シュタイナー…!) すなわち、彼女らと一緒に去って行った少女は――― (華音!) シンヤはいつもの100メートル24時間という記録もどこへやらと言わんばかりのスピードで会場から抜け出した。 彼は一つ下の階層で華音を駆け足で探していた。 あちらこちらに視線を向けつつ、その足は赤い人専用機のごとくまったく減速しない。 しかし、彼には一つ見落としていた点があった。 「…ッ!」 目の前に迫るガンプラの箱、それもMGの山。 彼はそこから軌道変更を行う事が出来ず、かろうじてジャンプして回避を試みたものの、そのままガンプラの箱の山の中に突っ込んでしまった。 「くそ、種アンチめ…」 的外れな事を口にしつつ、シンヤは無茶をしたせいで死にかけている体に鞭を打って華音を追おうとする。 すると、 「やめてよね…」 どこからともなく声がかかり、シンヤはその背筋を凍らせた。 「僕のフリーダムをボコボコにしておきながら、そのまま逃げられるわけないだろ」 周りを見回すと、視界の中に一人の青年が目に入った。 こげ茶色の前髪の向こうには、まるで何か汚いものを見るような生気のない瞳が待ち構えている。 身につけているのはこの店の制服、名札には「大和」と名字が書かれていた。 すなわち、彼はここの店員だ。 そしてシンヤは次に下を見る。 彼が突っ込んだのは「MG ストライクフリーダムガンダム エクストラフィニッシュ」の箱だったのだ。 無論ガンプラの箱が高速で突っ込んでくる中学生の体を支えられるはずもなく、 「店の物を破壊しておきながら、弁償もしないなんて、許せないじゃない? だから貴方を事務所に連れて行かなきゃならないんだ、それをしたのだから!」 シンヤは事務所に連行されてしまった。 そう、彼には反射神経と筋力が足りなかったのだ。 「華音~!」 所変わって、慎の自宅前の道路。 変装を解いた菜月は、周りの目も憚らずに華音に抱きついた。 「犯されたりご主人様呼びを強制されたりしてないよね!?」 「さ、されてないよ…」 菜月のハイテンションさに彼女も若干退き気味である。 「本当!? 良かったぁ~! 華音はずぅっとボクのものなんだから、あんなのに渡すわけにはいかないよ」 少し危ない発言が出たものの、華音はそれを聞き間違いとして受け流す。 だが、それが逆に菜月を増長させてしまうこととなった。 彼女の視線は華音の下半身に移り、そして次の瞬間華音の太ももに抱きついたのである。 相変わらず人目をはばからない、そして予想だにしない行動に、華音は顔を紅潮させる。 「なっ…ちょ、ちょっとなっちゃん、何して…!」 「太ももすりすり、略してFSS」 「そ、そうじゃなくて!」 そんな二人を横目に、クリスは近くの自販機で買ったブラックコーヒーをあおっていた。 実際問題、違法な顔のシンヤが飲んだところでただのやせ我慢か恰好つけにしか見えないが、彼女の場合はそれがさまになるのだから、同い年の人間でもここまで差が出るといういい見本である。 「まったく…」 缶から口を離すと、クリスは言葉と共に溜息をつく。 はるばる四国からここまで来て、よくこんな元気が残っているものだと彼女は感心した。 「んっ? どしたのクリス? 溜息なんかついて…」 華音にFSSしていた菜月がこちらに振り向く。 いやな予感を感じたクリスは、即座に 「いやなんでもない」 と返した。 しかし、菜月の眼は既に彼女の太ももをロックオンしていた。 「華音もいいけど、クリスも捨てがたいかなぁ。 このニーソとスカートの間の絶対領域とか」 「!?」 菜月の思いがけない発言に、クリスは驚愕した。 「今日からきさまはボクのFSS対象になるのだ~」 彼女の足元に、菜月が蛇のごとく迫りくる。 「離せっ! はーなーせぇー!」 むにっ。 クリスの太ももに菜月が触れた瞬間、彼女は気を失った。 どうやら他人にこういう部位を触れられる事に慣れていないらしい。 「待てぇーい!」 不意に男の声が聞こえてきた。 「アカレンジャイ…って、ん?」 その声の主は沙良だった。 「一歩遅かったみたいですね」 飛鳥の的確な突っ込みが彼の心を鋭く突き刺した。 続・超展開。 最初に言っておこう、私は特撮やヒーローショーをまともに見たことがない。 あとキャラの元ネタは、小野隼人:スウェン・カル・バヤン→バヤン→ハヤン→隼人+小野 関知一:ほとんどそのまま 関口零:関+適当な文字+レイ です。 隼人のセリフの元ネタは黒執事・ハルヒ・スタゲです。 ゴレンジャイのネタが分かる人はいるだろうか… ちなみに「赤紫色の~」ってのはAEONのつもりです。 広島のイオンの屋上でヒーローショーなんてやるかよとかそういう突っ込みは聞きません。 割り切れよ、でないと…死ぬぞ。 ブラックコーヒーは糸甲に対抗しただけで、特に意味はありません。 糸甲がEXF閣下山脈に特攻→「やめてよね」もやりたかっただけで同様に特に意味はありません。 ではまた次回。 the Five Star Stories(フトモモ・スリスリ・シタイ物語)ですね -- 名無しさん (2010-09-21 23 57 08) モロサーワーに吹いたwwwwww なっちゃんやクリス、華音もかわゆすなぁ 今回も乙です -- 名無しさん (2010-09-22 00 10 51) ヒーロショーネタ使ってくれて、ありがとう -- 名無しさん (2010-09-22 00 18 23) その頃モリは、おち〇ぽみるくコーヒーを飲んでいた -- 名無しさん (2010-09-22 04 33 51) 続き乙 まさかの大和が糸屑連行とは…吹いたわwwww -- 名無しさん (2010-09-22 06 16 02) 相変わらずの面白さに脱帽します!絵のお仕事があれば、気軽にお伝えくださいね~ -- Pixivの人 (2010-09-22 16 32 19) 華音と菜月とクリスのイチャイチャしてるイラストを(ry -- 名無しさん (2010-09-22 16 38 05) そういう系統の絵・・・描けるかなぁ・・?目汚れても保障はしませんよ? -- Pixivの人 (2010-09-22 18 29 40) 閣下の山をそんな形で崩すなよラテ屑 -- 羊羹 (2010-09-22 18 36 47) FSS(無理なら変えちゃってください)する菜月と、赤面する華音、呆れ(傍観する場合)or驚き赤面(華音同様菜月に攻撃されてる場合)顔のクリスとか・・・>pixivの人 -- 名無しさん (2010-09-22 19 47 48) 書いてから思った 胸を揉m・・・ゲフンゲフン胸部マッサージもありじゃないかと。 -- 名無しさん (2010-09-22 19 49 27) まあただの戯言なんで無視しちゃってください。 -- 名無しさん (2010-09-22 19 52 42) ・・・頑張ってみるでござるよ。 -- Pixivの人 (2010-09-22 20 11 15) 本当に無視しちゃって構いませんからねー? -- 名無しさん (2010-09-22 20 21 28) さて…私もクリスのサイドストーリーを書かねば -- 名無しさん (2010-09-23 07 46 38) ↑期待 -- 名無しさん (2010-09-23 10 44 23) え?もしかして大和さんとアッー!・・・な展開? -- 名無しさん (2010-09-24 17 37 54) どうでもいいが私の変装した姿を盗撮した奴…素直に名乗り出ろ。 -- クリス (2010-09-24 20 48 23) くしゅん…風邪かなぁ? -- 菜月 (2010-09-24 22 24 48) なぜかその場にいた荒河君です -- 名無しさん (2010-09-25 06 25 08) なんで俺が事務所連合なんだァーー!!俺は神だぞ!ラテールの神なんだぞぉーーーー!!! -- hybt (2010-09-25 07 01 26) ↑ストフリ山積み崩しの代償を身体で払って貰うからだろ。牡丹の花がポトリと落ちるイメージ映像で〆。 -- 名無しさん (2010-09-25 13 31 24) 糸屑、明日遂にサツに連行されるのか。胸が熱くなるな。 -- 名無しさん (2010-09-26 22 56 52) 次回サブタイトル『消えたナルキッソス』でお願い ナルキッソス→水仙→スイセン→推薦 -- 名無しさん (2010-09-27 16 55 58) 見苦しいぞ、糸屑 -- 名無しさん (2010-09-28 20 23 49) 名前 コメント
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QMA 理系学問 生物 ページ1 / 2 / 画像問題 / ニュースクイズ 問題文 文字 答え 1915年に稲田龍吉と共にワイル病の病原体を発見 井戸泰 いどゆたか 1956年に国産初の抗生物質カナマイシンを発見しました 梅澤濱夫 うめざわはまお 1968年に日本初の心臓移植手術を行なった外科医です 和田寿郎 わだじゅろう 1981年に沖縄で発見された天然記念物に指定されている鳥 山原水鶏 やんばるくいな 2009年に、「かゆみ」を感じる脳の部位であると判明しました 楔前部 けつぜんぶ 2009年に文化勲章を受章した日本のウイルス学の大家 日沼頼夫 ひぬまよりお 2009年に文化功労者に選ばれた日本を代表する免疫学者です 審良静男 あきらしずお 2010年に膵臓がんの増殖を抑える作用があると発表されました 牛蒡子 ごぼうし 2010年にも根絶される見通しとなった、家畜の伝染病 牛疫 ぎゅうえき 7~8月の早朝と夕方に「カナカナ」と鳴くセミです 茅蜩 ひぐらし X線撮影で用いるバリウムなどの薬品のこと 造影剤 ぞうえいざい 「秋の七草」のひとつ・ススキの別名です 尾花 おばな 「イタチグサ」という別名があるモクセイ科の植物です 連翹 れんぎょう 「香りはマツタケ、味はコレ」と言われます 湿地 しめじ 「肩関節周囲炎」とも呼ばれます 五十肩 ごじゅうかた 「奇跡の薬」と呼ばれる脳卒中などの予防薬・スタチンの開発者 遠藤章 えんどうあきら 「嫌われ者」の喩えとしても用いられる節足動物です 壁蝨 ダニ 「ケータイひじ」と呼ばれる症状の正式名は「?症候群」 肘部管 ちゅうぶかん 「コガネグサ」の別名があるキク科の植物です 金盞花 キンセンカ 「この蛇に噛まれると、1日以内に死ぬ」と信じられていました 日計 ひばかり 「スズカケ」の別名を持つバラ科の植物 小手毬 コデマリ 「高野聖」と呼ばれることもある水生昆虫です 田鼈 タガメ 「テングノウチワ」など多くの別名を持つ木です 隠蓑 カクレミノ 「長い間治らない病気」を表す言葉です 宿痾 しゅくあ 「七変化」という別名もあります 紫陽花 あじさい 「にせアカシア」とも呼ばれる街路樹です 針槐 ハリエンジュ 「春の七草」に数えられるダイコンの別名です 清白 すずしろ 「春の七草」のひとつ・御形は現在ではこう呼ばれます 母子草 ハハコグサ 「春の七草」のひとつ・仏の座は現在ではこう呼ばれます 田平子 たびらこ 「春の七草」のひとつです 繁縷 はこべら 「ピンセット」のことです 鑷子 せつし 「分子進化の中立説」を唱えた遺伝学における世界的な権威 木村資生 きむらもとお 「みちおしえ」「みちしるべ」とも呼ばれる昆虫です 斑猫 はんみょう 「紋付き鳥」という別名を持つ野鳥です 尉鶲 ジョウビタキ 「山のアスパラガス」とも呼ばれる植物です 牛尾菜 しおで ある漫画から有名になった海に棲む哺乳類です 胡麻斑海豹 ゴマフアザラシ いわゆる「床ずれ」のことです 褥瘡 じょくそう おしべ・めしべを保護するために存在する花びらの集まりのこと 花冠 かかん おしべのこと。音読みすると? 雄蕊 ゆうずい お尻の病気です 痔 じ おしりの部分のこと 臀部 でんぶ かつて河川沿岸に伝染病を蔓延させたダニの一種です 恙虫 つつがむし かつて漢方医がこぞって読んだ張仲景による中国・後漢の医学書 傷寒論 しょうかんろん かゆみを伴う皮膚の炎症 湿疹 しっしん けいれんや意識障害などの発作を繰り返す疾患 癲癇 てんかん この道具の、「せんとう」以外の読み方です 剪刀 はさみ すらりとした脚の例えにも用いられるウシ科の動物 氈鹿 カモシカ その国で使用される医薬品に関して、基準を定めた法令です 薬局方 やっきょくほう その毛皮は珍重されるイタチ科の哺乳類 黄鼬 テン その種子は「ヘーゼルナッツ」と呼ばれます 西洋榛 セイヨウハシバミ その姿はむしろネズミに似ています 啼兎 ナキウサギ その卵を「うみぞうめん」という磯にすむ軟体動物です 雨虎 アメフラシ その鳴き声から名前が付けられたアフリカ西部原産の鳥です 珠鶏 ホロホロチョウ その名前は太陽が苦手なことから来ている、モグラ科の哺乳類 日不見 ヒミズ その葉は、刺激を受けると急に閉じて垂れ下がってしまいます 含羞草 おじぎそう なんとなくカワイイ名前を持つクスノキ科の植物 油瀝青 アブラチャン ふくらはぎを構成する筋肉のひとつです 腓腹筋 ひふくきん ほとんどの哺乳類では7個あります 頸椎 けいつい まつ毛の根もとにできる「ものもらい」のことです 麦粒腫 ばくりゅうしゅ まぶたの「マイボーム腺」が詰まってできる腫れもの 霰粒腫 さんりゅうしゅ みのもんたや小倉智昭もかかった病気の名前は「脊柱管○○○」? 狭窄症 きょうさくしょう わきの下ではかる体温のことです 腋窩温 えきかおん アサクサノリ、テングサがこれに分類されます 紅藻類 こうそうるい アジア型やエルトール型がある感染症の一種 虎列刺 コレラ アジサイはこの植物の仲間です 虎耳草 ユキノシタ アスコルビン酸の欠乏で引き起こされる病気 壊血病 かいけつびょう アスベストによって引き起こされるガンの一種です 中皮腫 ちゅうひしゅ アブラムシの天敵となる昆虫です 天道虫 テントウムシ アルツハイマー病研究の第一人者として知られた医学者です 西本征央 にしもといくお イカとタコの「足」にあるものです 吸盤 きゅうばん イシサンゴ目の、ある色の名前が付いたサンゴです 石蚕 ミドリイシ イチジク製薬のものが有名です 浣腸 かんちょう イネ科の植物に寄生する菌です 麦角菌 バッカクキン インターロイキン6の発見などで名高い「免疫学の世界的権威」 岸本忠三 きしもとただみつ インドネシア、フィリピンで国花となっています 茉莉花 マツリカ ウサギが多く生息し「ウサギ島」とも呼ばれる広島県竹原市の島 大久野島 おおくのしま ウシやヒツジが食物を消化するためにおこないます 反芻 はんすう ウニの成長過程のひとつ 嚢胚 のうはい ウミガメの一種です 玳瑁 タイマイ ウミガメの中で最大種といわれています 長亀 おさがめ ウミユリ、ヒトデ、ナマコなどがこの仲間です 棘皮動物 きょくひどうぶつ ウメに似た形の花を咲かせるバラ科の高山植物です 稚児車 チングルマ オオサンショウウオの別名です 半割 ハンザキ オポッサムの習性としても知られる「死んだフリ」です 擬死 ぎし オミナエシ科の植物です 男郎花 オトコエシ カイコから採れる釣りなどに使う糸です 天蚕糸 てぐす ガンギ、シビレ、イトマキなどの種類がある魚です 海鷂魚 えい クサリヘビ科に属するヘビです 波布 ハブ クスノキから採れる柔らかい結晶 樟脳 しょうのう コアラは動きすぎるとこれで死んでしまうとされます 消耗病 しょうもうびょう コウボキンやトリュフもこれに分類されます 子嚢菌門 しのうきんもん コンゴウ、ダルマ、セキセイなどの種類がいます 鸚哥 インコ サケやクジラの軟骨です 氷頭 ひず サナダムシなどの寄生虫によって引き起こされる病気 寸白 すばく シーラカンスはこの仲間です 総鰭類 そうきるい シダ植物などに見られる生殖器官 胞子嚢 ほうしのう セリ科の野菜です 塘蒿 セロリ チューリップの別名です 欝金香 うこんこううっこんこう チンチンチンと鳴くコオロギに似ている昆虫 鉦叩 カネタタキ チンパンジーの研究で世界的に知られた霊長類学者です 西田利貞 にしだとしさだ ツバキの品種の一つです 侘助 わびすけ ティラノサウルスの日本語名です 暴君竜 ぼうくんりゅう トゲ状の硬い毛で自らを守る動物です 豪猪 やまあらし ドイツのエールリヒと共に梅毒の特効薬サルバルサンを開発 秦佐八郎 はたさはちろう ニワトリの「藤浪肉腫」の発見者 藤浪鑑 ふじなみあきら ニワトリの頭に見られます 鶏冠 とさかけいかん ハタタテダイとはお互いによく間違えられる魚です 角出 ツノダシ ハリウオ、カンヌキ、クチナガなどの別名があります 細魚 サヨリ パブロフの条件反射論を、日本で初めて紹介した大脳生理学者 林髞 はやしたかし ヒキガエルの俗称の1つです 蝦蟇 がま ヒタキ科の鳥トラツグミの別名です 鵺 ぬえ ヒトデの中心から腕の先までの長さのこと 輻長 ふくちょう ビリルビンが血液中に異常に増えることによりおこります 黄疸 おうだん フクロウ科の鳥です 木菟 ミミズク フタユビとミユビに大別される哺乳類です 樹懶 なまけもの フランスでは高級食材とされるアフリカ原産のキジ目の鳥です 珠鶏 ホロホロチョウ ベーリングと北里柴三郎が病原体の培養に成功した伝染病 破傷風 はしょうふう ホトトギスの仲間をこういいます 杜鵑類 とけんるい マツやイチョウなど風を利用して受粉する花 風媒花 ふうばいか マメ科の植物・クローバーの日本での別名の1つです 白詰草 しろつめくさ マラリア治療の特効薬です 規尼涅 キニーネ マラリアや黄熱病のように特定の地域に多発する病気 風土病 ふうどびょう マラリアを媒介することでも知られる蚊の一種です 羽斑蚊 はまだらか マルスダレガイ科の二枚貝です 蛤仔 アサリ ミミズなどが移動するときの運動 蠕動 ぜんどう モロヘイヤはこの植物の名前の科に属しています 科木 シナノキ ヤスデに代表される節足動物 倍脚類 ばいきゃくるい ヤツメウナギがこれに属する最も原始的な脊椎動物です 無顎類 むがくるい ヤマノイモ、ツクネイモ、ナガイモなどがこれにあたります 薯蕷芋 とろろいも ヨモギの別名です 指燃草 さしもぐさ ワカメ、コンブ、ヒジキがこれに分類されます 褐藻類 かっそうるい 悪臭を放つ昆虫です 椿象 カメムシ 圧迫を受けた皮膚が角質化し厚くなったものです 胼胝 たこべんち 暗い所などで、瞳孔が散大した状態になることです 散瞳 さんどう 胃の粘膜に無数に並ぶ微細な穴 胃小窩 いしょうか 医学用語で、薬液などを注入するために体に針を刺すこと 穿刺 せんし 一年で初めて聞くホトトギスの鳴き声のこと 忍音 しのびね 稲を食べる害虫です 蝗 イナゴ 右心房と右心室の間にある血液の逆流を防ぐ弁膜です 三尖弁 さんせんべん 英語で「キャリコオランダ」と呼ばれるキンギョです 東錦 アズマニシキ 英語では「ヘッドフィッシュ」「サンフィッシュ」といいます 翻車魚 マンボウ 英語名を「ローズアップル」別名を「ホトウ」という植物 蒲桃 フトモモ 園芸植物としても人気のツバキ科の植物です 山茶花 さざんか 園芸植物としても人気のツバキ科の植物です 石楠花 しゃくなげ 奄美諸島、沖縄諸島に分布する毒蛇です 飯匙倩 はぶ 横縞のある、細長い筋繊維で構成された筋肉です 横紋筋 おうもんきん 欧州では「赤ちゃんや幸運運ぶ鳥」と信じられています 朱嘴鸛 シュバシコウ 黄色い花を咲かせるキク科の多年草です 石蕗 つわぶき 沖縄本島と宮古島の間にある生物境界線に名を残します 蜂須賀正氏 はちすかまさうじ 温量指数の考案などで知られる日本の生態学者です 吉良竜夫 きらたつお 家畜の血を吸う虫です 牛虻 ウシアブ 花の形が、書道で使う墨壺に似ていることから名付けられました 菫 すみれ 花の中心部にある生殖器官 蘂 しべずい 花は桃、葉は竹に似ているインド原産の植物です 夾竹桃 きょうちくとう 蚊の幼虫のことです 孑孑 ぼうふら 塊根を乾したものは、薬にも猛毒にもなります 鳥甲 とりかぶと 海にいるシャチの別名です 逆戟 サカマタ 海外旅行へ出発する前に受ける人もいます 予防接種 よぼうせっしゅ 海面ぎりぎりを飛ぶ習性で知られる鳥です 水薙鳥 ミズナギドリ 外科手術で用いる大型のハサミです 剪刀 せんとう 外敵が近づくと頭が尖がる習性があります 水蚤 ミジンコ 咳やくしゃみで体液が飛んで病気が感染するのは? 飛沫感染 ひまつかんせん 獲物を見つけると急降下し漁をすることで有名な鳥です 鶚 ミサゴ 学名を「ニッポニア・ニッポン」という鳥です 朱鷺 トキ 漢方の生薬などに用いられる薬用植物です 甘草 かんぞう 漢方薬として用いられるスズメバチの巣です 露蜂房 ろほうぼう 癌、白血病などの難病が快方に向かうことです 寛解 かんかい 眼球の後ろの大部分を占める弾性に富んだ膜 鞏膜 きょうまく 眼の保護に役立ってます 睫 まつげ 頑丈な背びれで体を支えることができる、模様が美しい海水魚です 紋殻皮剥 モンガラカワハギ 気管支や肺から出血した血液を吐き出すことです 喀血 かっけつ 季節によって移動する魚です 回遊魚 かいゆうぎょ 牛、豚などの家畜がかかる口やヒヅメに水泡ができる病気 口蹄疫 こうていえき 漁をする習性から命名された哺乳類です 漁猫 スナドリネコ 魚類や両生類にある、水圧の変化などを感じ取る感覚器官です 側線 そくせん 魚の体内にあります 鰾 ひょううきぶくろ 胸がむかむかして、吐き気がする状態です 悪心 おしん 筋肉の両端にある、骨に筋肉を結合させる繊維性の組織です 腱 けん 金魚はもともとこれでした 鮒 ふな 形状の美しさを、歴史上の美男にたとえた竹です 業平竹 ナリヒラダケ 渓流のほとりに生える日本原産の植物です 山葵 わさび 決まった時間ではなく必要になった時に服用する薬 頓服 とんぷく 血液が凝固するときにできる暗赤色の塊です 血餅 けっぺい 血液を採取するときなどに巻きつけるもの 駆血帯 くけつたい 見事な巣を作ることで知られるスズメのような鳥です 機織鳥 ハタオリドリ 現在、日本医師会の会長を務めている医師です 唐澤祥人 からさわよしひと 現在はハハコグサとも呼ばれる「春の七草」のひとつです 御形 ごぎょう 古生代デボン紀に繁栄した原始的な魚類の一群 板皮類 ばんぴるい 古代中国の仙人・董奉は、病気を治療した相手に植えさせました 杏 あんず 鼓膜や胃など、人体の器官に穴があくことをこういいます 穿孔 せんこう 五臓六腑のうち唯一実在しません 三焦 さんしょう 五弁のピンクの花が有名なアオイ科の植物 芙蓉 ふよう 口から食べられない人に、チューブ等で胃に直接、栄養を入れる処置 胃瘻 いろう 口から喉(のど)までの部分を指します 口腔 こうこうこうくう 喉の奥にあるリンパ組織のことです 扁桃 へんとう 江戸時代の医師・華岡青洲が乳癌手術に用いた麻酔薬 通仙散 つうせんさん 甲状腺の病気・橋本病に名を残す医学者です 橋本策 はしもとはかる 高さは約3m程まで成長するが食用にも木材にも適しません 独活 うど 骨と骨とを繋いで関節を形成する軟部組織のこと 靱帯 じんたい 骨の中がすきまだらけになる病気といえば○○○病? 骨粗鬆 こつそしょう
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718 『花言葉デンドロビウム』その三 sage 2008/06/17(火) 01 00 48 ID iZzcEZoR チャイムが鳴り、三時間目の授業が終わる。 これでやっと半分。残り時間は昼を挟んで三時間。 次の体育が終わったら、また机に突っ伏す。一番後ろの、一番窓側の席で。 隣の席から話し掛けて来る妹をずっと無視して、机に突っ伏して目をつむる。 だからここだけ……体育の時間だけ乗り切れば良い。 大丈夫だ。俺は変態じゃない。黙ってヤラレてるだけじゃないんだ。 妹だって学校じゃ何も出来ないさ。 俺達は普通の双子。普通の兄妹。 だから兄で有る俺は、硝子を普通の妹として扱えば良い。学校が終わるまでは。 普通に、普通に、普通に。 「ふぅぅっ、はぁぁっ……」 一つ深呼吸して決意。 頭を上げ、席を立ち、鞄から水着一式を取り出す。 隣に硝子の姿は無い。もう着替えに行ったか? 俺も早く着替えないと…… 教室を出て、階段を下り、室内プールへとひた走る。 この高校は全生徒数が千五百を超える街屈指のマンモス校。 特徴は巨大な室内プールで、夏場には市民に一般開放される。それまでに水泳が盛んで何人も競泳選手を排出している学校。 故に前期九月までの半分は体育授業の殆どが水泳で、今日は二年になってから初めての水泳授業。 年中温室の内部は、中央位置に10レーンも有る五十メートルプールに高い飛び込み台。その横には通常の二十五メートルプールと深さ五十センチ程の子供用プールが囲むように存在し、サウナルームやシャワールーム、だだっ広い更衣室まで完備されている。 俺はそこでも一番奥。ロッカーを開けて着替え用のタオルを腰に巻き、制服から今年初の海パン姿に。 体育は三クラス合同で行われ、男女合わせて百二十の大人数。 これなら大丈夫。 この時間は大丈夫。 安心して過ごせる。 硝子は隣に居ないし、居たとしても何もできやしない。 こんなに沢山の人前で……できる筈が無い。 今朝だって何かの弾みだ。 だからリラックス。午後に備えて息を抜こう。楽に、楽に…… 719 『花言葉デンドロビウム』その二 ◆uC4PiS7dQ6 sage 2008/06/17(火) 01 02 21 ID iZzcEZoR 『花言葉デンドロビウム』 1 最初の水泳授業は楽。プールに慣れるだけ。早い話しが自由行動。 五十メートルプールを途中で何度も立ち止まりながら泳ぎ、妹の場所を怪しまれぬ様に確認する。 妹は…… 硝子は…… 子供用のプールサイドに腰掛け、 膝から下を水に漬けて、 数人の男と数人の女に囲まれて笑う。 その中には、俺の親友『加藤 綱(かとう つな)』も居た。 「上手く口説き落とせよ加藤……」 加藤は俺と正反対。硝子と似てる。 勉強も出来て、運動も出来て、社交的で、誰にでも優しい。軽い口調なのに人が心から傷付く事は決して言わないし、ファッション雑誌に乗っててもおかしくない顔と体型。 そんな奴。 そんな奴だから俺は加藤を親友にした。 コイツなら、硝子の全てを引っくるめて幸せにしてくれると感じたから。 俺は…… 加藤に俺を印象付ける為に話し掛け続け、 仲良くなる為に会話の内容を合わせ、 妹へ興味が沸く様に硝子と三人で何度も遊び、 硝子に対する質問には出来る限り答えた。 好きなテレビ番組、好きな料理、好きなブランド。 その結果。ほぼ間違いなく加藤は硝子に惚れてる。 俺が、加藤を、妹に、惚れさせたんだ。 妹から逃れる為に、加藤を『犠牲』にしたんだ。 このままだと、妹が不幸になるから…… ゴメンな加藤。俺が家を出て、妹から離れて、お前に妹の気持ち悪い姿を見せてしまったら、俺は毎日謝るよ。 お前は良い奴だから「気にするな」って言うだろうけど、幸せを装って笑いかけて来るだろうけど、本当にお前が笑うまで、俺は毎日謝る。 それが俺の義務。妹から逃げ出し、お前になすり付けた俺の義務。 だから…… どれだけでも謝るから。 お前の優しさ。お前のトークスキル。お前のプレゼントセンス。最高のデートコース。俺からの情報。それらを有効に使って、必死になって、硝子を落とせ。惚れさせろ。この人なら私の全てを見せれると思わせろ! 「頼むぞ、本当にさ……」 俺は全てを加藤に託してプールから上がり、妹から見付からぬ様に、誰も居ないサウナルームの中へと隠れ入った。 720 『花言葉デンドロビウム』その二 ◆uC4PiS7dQ6 sage 2008/06/17(火) 01 03 38 ID iZzcEZoR 2 サウナルーム。室内プール入口から奥の左隅に存在。 その中は二面ずつに分かれ、奥面と左面は岩壁、右面とドアの有る前面は磨り(すり)ガラスになっている。 床は木目タイルの上に全面簀の子(すのこ)が敷かれて、蒸気は天井と岩壁の隙間から絶え間無く噴き出す。そんな場所。 確かに夏に一般開放されればココも賑わうが、まだ四月……それも水泳授業の初っ端から入る奴なんて居ない。 百の人数を超して、これだけ賑わっていても、ココに入ろうとする奴なんて、せいぜい一人か二人。 「俺だけ、だよな?」 その一人もココに入ったんだから、これ以上入って来る筈は無い。 俺は一人。サウナルームの中。磨りガラスを透す人影も目立たなくする為、奥を向いて俯せに寝転ぶ。 これで完璧……後は授業の終わりを待つだけ。30分も待つだけ。 自分の腕に額を着けて目を閉じながら、まだ温まり始めたばかりのサウナで俯せになりながら、次のチャイムが鳴るまで息を殺す。 「ふぅっ……」 一気に脱力。溜まっていた気疲れが、一気に身体へ降り落ちる。一気に、眠気を誘う。 視界も思考もまどろみ、瞼の重力も強くなる。 もう、いいや。寝て、しまおう。授業終わりの見回りで起こして貰えるだろうし、このくらいの小休止なら良い、よな? そんなハチミツより甘い考えで、ハチミツよりドロドロに溶ける。 そんなだから、 ドアの開閉する音に気付けなかった。 回りに配るべき気を怠慢した。 そんなだから…… 背中に柔らかな感触と負荷が掛かり、 水泳キャップを剥ぎ取られ、 顔を上げた目の前で、『ソレが二つに増えて』置かれてる。 ソレにはそれぞれにイニシャル。Y・SとG・S。 Y・Sは俺。よりみつ しんどう。 じゃあG・Sは? 頭文字Gの名前はそう居ない。俺が知っているのは一人だけ。その一人は…… 「ッ!?」 溶けていたまどろみが解ける。 意識が急速に覚醒し、巻き起きた非常事態に身体が対応し切れず、ドクンと心臓の動きだけが大きく躍動。 ああ、まちがいない。 まちがいなく、俺の背中に座っているのは、 「オ、ハ、ナ、シ……しましょうよ頼光」 百を越える生徒に紛れていた筈の妹。 妹が、背を跨いで座り、百を越える羊に紛れた双子の兄を、追い詰める。 721 『花言葉デンドロビウム』その二 ◆uC4PiS7dQ6 sage 2008/06/17(火) 01 04 37 ID iZzcEZoR 3 磨りガラスの部屋は熱気が篭り、壁を水滴が伝うまでに温度が上昇。 身体を這うモノが、水か汗かも判別できない。 「ココへ、何しに来た……んだよ硝子?」 脅えきってる声で解りきってる事を聴き、 「頼光と話しがしたいって言ってるじゃない。だって今日、ずっとシカトされてるし……さみしいわ」 脅えきってる頭で解りきってる答えを合わせる。 こんな、はずじゃ、なかった。 肩甲骨を両手で強く押さえ付けられているから身動きも難しい。 「別に……学校でまで話すネタは無いだろ」 だけど、難しいけど、無理じゃない。 ココで硝子と会話する事なんてないんだ。無視して、落ち着く事だけ考えよう。 そうすりゃ動ける。力は俺のが有るんだから。 取り敢えず、この位置関係だけは解消しないと。俺が俯せで下、妹が馬乗りで上。この位置関係はマズイ。体内ブザーも鳴り捲くってる。 「へぇっ……会話もしたくないんだ? そんなに、私が嫌いなんだ? くっ……ムカつくわ頼光」 押さえ付けた掌から伝わる、妹の震えと不快感。 引いちゃイケない。引いちゃいつもと同じ。 ターニングポイント。例え泣かれても引かんぞ! 「ムカついてもいいから、さっさと退け硝子」 憮然と、視線は前に向けたまま。重なる水泳キャップのイニシャルを眺めたまま。顔も見ようとせずに妹を煽る。 怒って背中から立ち上がりますように。 怒って部屋から出て行きますように。 そんな微かな願いを込めて。 「嫌ッ! イヤよ……頼光が私を蔑 (ないがし)ろにするなら、背中の上でオシッコ……してやるわ!」 次の言葉で打ち砕かれる。 はっ? 授業中だぞ? プールだぞ? 何の冗談……じゃ、ない、か。こんな冗談を言わないって、俺が一番知ってる筈だ。 「ヤケになるな硝子! 今夜、キチンと言うから。その時に、話しを聞くから。それじゃ駄目か?」 ちく、しょう。いっつも、いっつもいっつもいっも! 何で上手く行かないんだよ畜生ッ!! 結局、最後には下手。気付けば少しずつ妥協して、硝子の意見を聞き入れてる。 722 『花言葉デンドロビウム』その4 sage 2008/06/17(火) 01 07 16 ID iZzcEZoR 4 「だめ……ふぅっ、おしっこ……する、から。頼光の、んんっ……せな、かに……おもらし、するからぁっ!」 俯せになる俺の背の上で唸る、硝子の呻き声がサウナルームに響く。 それは熱を帯びて部屋中に絡み付き、相乗効果で一層に体温を引き上げようとする。 「ヤメ、ろっ! するならトイレに行け! 本当に変態になりたいのか!?」 暑くて掻いた汗も、 この状況で掻いた冷や汗も、 混じって纏まり身体に滲む。 何を考えてんだよ!? 俺は妥協したろ? 双子のお前には伝わってるだろ? なら退けよ! さっさとトイレに行けよ!! 「意地悪、するから。頼光のせいで私は、人の上でおもらしする変態になったのよ? それに尿道まできちゃってるし、もう止められないわ。ふふっ。でるっ、から、ね……責任とって、ふぅっ……トイレに、なりなさい頼光っ!」 独特の低音。くぐもった声。荒い吐息。 硝子は興奮してるって、顔を見なくても想像は簡単。 きっと頬は朱く染まり、口は開きっぱなしで舌をダラリと垂らしてる。 「ぐぅぅっ、くそっ!」 何とか起き上がろうと試みるも、硝子の指が背中のツボに爪ごと食い込んで力が入らない。激痛が反動するだけ。 「んっ、ふあぁぁっ……でてっ、るよぉ。頼光トイレにオシッコでてるよぉっ♪♪」 ぷしゅ、ぢょろぢょろちょろちょろちょろ…… 小さな破裂音に僅かな間が続き、低い声が甲高く。 そして、 「ぐっ……マジで、してるのかよ!?」 妹は俺の身体をトイレに。 熱い液体が背中で弾け、幾つにも別れたシブキを浴び、水筋が肩上を流れて落ちる。 「気持ち、いいよ頼光……背中の窪みに、私のオシッコ溜まってる。んっ……こんなに、オシッコが気持ちいいなんて、知らなかったわ♪」 どんなに抵抗しても、俺の意志は通らない。 妹の声が潤って行く度、俺の瞳も潤いボヤける。 悲しくて、悔しくて、情けなくて、涙が浮かぶ。 妹の放尿が終わるまで待つしかないって解答を出した心と、 オシッコをかけられてるのに性的興奮を感じてる身体が、 悲しくて、悔しくて。情けなくて…… 723 『花言葉デンドロビウム』その二 ◆uC4PiS7dQ6 sage 2008/06/17(火) 01 09 24 ID iZzcEZoR 5 「私は水着のままオシッコして興奮する変態だけど、双子の貴方も負けてないわ♪」 高温で広まる微かなアンモニアの匂い。 それだけ。意思とは無関係にドクドクと血液がペニスに集まり、硬度を増して上を向こうとする。 するだけ。床を相手に無駄な押し合いをするだけ。背中の痛みも消える程の痛みがペニスの先端に跳ね返り続ける。 痛い。痛いのに収まらない。 「早くどいてくれ! 早く! 頼むからっ!! はやくっ!!」 余裕も無い。なりふりも構ってられない。背上の妹に訴えるだけ。 せめて仰向けにさせて貰えれば。 「やっぱり、双子って良いわ。なんで頼光が必死になってるか分かるんだもん♪ チンポ……痛いんだよね?」 硝子が興奮する事は俺だって興奮するし、俺が興奮する事は硝子も興奮する。 「ああっ、そうだよ畜生ッ!!」 どうせ見透かされてると高を括り、俺の上から硝子が退くまでの道程を急ぐ。 返答も考えずに短く、単純に。 「いいわよ。私の『お願い』を一つ聞いてくれるならね」 このやり取りで終わり。 どんな無茶な願いでも、俺は硝子の満足する答えを返すだけ。 何故なら……反故にするから。どうせ無茶な願いなんだ。悪いけど、脅迫を聞いてやる気は更々無い。 だから簡単に嘘を…… 「今の俺に出来る事なら、何でもしてやるから! 早く退いてくれよ!」 そう言った途端、背中を押さえていた圧力は無くなり、腰の上も軽くなる。 硝子が立ち上がった。それを感じると、すぐに身体を回して仰向けに。 大きく、大きく。震える息で深呼吸。改めて視線を妹にやれば、体型にしてはキツ目のスクール水着姿。その中でクロッチ部分だけが僅かに変色していて、膨らんだ淫突起の形がくっきりと浮き出ていた。 硝子は俺の身体を跨いだまま。仰向けになった俺のフトモモに場所を移して座り直す。 そして表情は真剣に。 「それじゃあ約束。私と……セックスして」 嘘や冗談は言ってない。 硝子の赤い瞳は、驚いて揺れる俺の瞳を捕らえてる。 「がら、す……オカシイぞ!?」 なんだよ急に!? ココで、俺に、そんな事を言うなんてオカシイだろ? サウナルームの中。汗も掻き、湿気も十分なのに、唇が乾く。泣き出しそうな硝子の瞳に見詰められて。 「私もね、好きな人に振り向いて貰おうと必死なのよ。ねぇ……頼光? どうしたらオチてくれるの? どうしたら、愛してくれるのよっ!!」 戻る 目次 次へ
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[部分編集] 575 トモエ 登場 第6弾 -開幕!闘技会編- ライフ5 必要アビリティ青2 このカードは、1ターンにつき出せるキャラの枚数として数えない。 発生アビリティ青1 ★ 30/10 Illustration えぃわ