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登録日:2009/11/08(日) 02 37 00 更新日:2024/04/27 Sat 21 03 52NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 N64 NINTENDO64 Xbox360 ゲーム ゲームオーバーならぬセーブオーバー トラウマ ニンテンドウ64 ニンテンドー64 バンカズ バンジョーとカズーイの大冒険 バンノーなカズーイの大冒険 バーンジョッカッズーイ レア社 名作 神ゲー 那覇 『バンジョーとカズーイの大冒険』とは1998年12月6日に発売されたNINTENDO64専用ソフト。開発はレア社。 2008年にはXboxでリメイク版が発売された。 更に2022年1月21日より、Nintendo Switchの有料オンラインサービス『NINTENDO64 Nintendo Switch Online』にて本作の64版VCの配信が開始された。 VC配信はこれが初のため、実機以外で本作を遊べる貴重な媒体である。 CM なぜトリが!? なぜクマを!? おケツタマゴ!! だけど結構、いいコンビ! キツツキアタック!! アクションが、グラフィックが気持ち良い! NINTENDO64 バンジョーとカズーイ の 大冒険 TVCMは15秒バージョンと30秒バージョンがあり、アクションのおケツタマゴ・キツツキアタックを強調したものが放送された。 またCMソングは西城秀樹が担当している。 ★概要 ★シリーズ ★あらすじ ★登場人物 ★ステージ・クルクルやまのふもと ・グランチルダのとりで ・マンボまうんてん ・おたからザクザクびーち ・クランカーのどうくつ ・ブクゲコぬま ・フローズンズンやま ・ゴビバレーさばく ・マッドナイトまんしょん ・サビサビみなと ・カッチコッチなもり ・グランチルダのクイズショー ・とりでのてっぺん ★アクション■攻撃関連 ■移動関連 ■その他 ★アイテム ★概要 クマのバンジョーと鳥のカズーイが冒険に出る物語。2匹が文字通り一心同体となって行動するという冒険形態が特徴の作品である。 アクションゲームであるが、アクション性より謎解き・人助けといった要素を重視した作風はその後の同社作品の基となった。 基本的なシステムは『スーパーマリオ64』を参考に作られており、箱庭タイプのステージ内に散らばった「ジグソー」「オンプ」を収集し、一定数を集めると次のステージへの道が開く。 また、使うたびに残量が減るアイテムなどスーパーマリオ64には存在しない独自のシステムも多い。 後年、レア社はこの作品のシステムを発展させて『ドンキーコング64』を開発した。 そのため、両作品の間には「パッド」「消費型アイテム」「CボタンとZトリガーを組み合わせた操作」など類似点が多い。 本作はCEROレーティング「12才以上対象」(新区分の「B」)であり、これは本シリーズでは初となる。 2008年12月11日には、本作のポリゴンなどを再利用したゲーム『バンジョーとカズーイの大冒険 ガレージ大作戦』が発売された。 このゲームは「全年齢対象(A)」である。 ★シリーズ バンジョーとカズーイの大冒険 第1作。グランチルダに連れ去られたチューティー(バンジョーの妹)を助けるためにバンジョー達が旅に出る。 バンジョーとカズーイの大冒険2 第2作。上の作品の続編。復活したグランチルダを追って「マジョあいらんど」を冒険する。 バンジョーとカズーイの大冒険~グランティの復讐(日本未発売) GBAで発売された第3作。物語の位置付けは1と2の中間である。 バンジョーパイロット(日本未発売) レースゲーム。元々は『ディディーコングレーシング』の続編だった物を、主役をバンジョーに変更した作品。 バンジョーとカズーイの大冒険 ガレージ大作戦 Xbox360で発売された第4作。 バンジョーとカズーイの大冒険DS(仮称) ニンテンドーDSで発売される第5作。当然外国のみの発売。 以下は1の事について記載する ★あらすじ 悪の魔女グランチルダは、ある日鍋のディングポットに「この世で一番美しいのはチューティだ」と言われたことに激怒する。 そして、開発していた他人の若さと美しさを吸い取る機械を使ってチューティの美しさを自分のものにし、自分が世界一の美人になるべく彼女を誘拐。 機械のエネルギーが貯まるまでに兄のバンジョーはチューティを助け出せるのだろうか……。 ★登場人物 バンジョー このゲームの主人公であるクマ。 チューティから「ねぼすけ」と言われるほどののんびり屋だが、温厚な性格で心優しく、正義感も強い。 好きな物は蜂蜜と昼寝で、嬉しくなるとディスコダンスを踊りだす。 カズーイとは小突きあうこともあれど、いつも一心同体と言ってもよいほどの最良の相棒である。 カズーイ バンジョーの相棒の赤いメス鳥。一人称は「あたい」 冒険時にはバンジョーのリュックサックの中に入っている。 性格はバンジョーと違ってかなりキツく、やたらと口も悪いため、様々な人物に失礼なことを言ってはバンジョーに諌められるのがお約束。 ボトルズからは「チキンちゃん」と呼ばれている。 このコンビの歴史(ゲスト出演など)についてはこちらを参照。 チューティ バンジョーの妹。見た目とは裏腹に冒険が大好きというお転婆な性格。 この世界ではかなりの美人らしく、その美しさを欲しがるグランチルダによって連れ去られた。 楽器の演奏が趣味で、OPムービーではバンジョーと共にフルートの演奏を披露してくれる。 2には出てこない。 ボトルズ クルクルやまに住むモグラ。 行く先々に配置されているモグラヅカで新たな技を教えてくれたり、進行のアドバイスをしてくれる。 丁寧語で話す生真面目な性格だが、ごくまれにギャグを飛ばしたり、自らを「バンジョーとカズーイの大冒険のスター」などと言い切ったりするお茶目な一面も。 カズーイからはメガネくんと呼ばれている。 ジンジョー 小さい体をした不思議な生き物。 各ステージに青・緑・桃・黄・橙の5匹おり、全員救出するとジグソーを得られる。 グランチルダとの最終決戦でも体当たりでバンジョーをサポートしてくれる。 無敵のジンジョーネーターなるものも存在する。神ジョー。 たまに水中やピラニアだらけの沼地の上など「そこにいて大丈夫なの?」と言いたくなるところにもいたり。 グランチルダ(声 Chris Seavor) 本作の悪役である魔女。日本国外版では「Grunty」と略されることが多い。一人称は「ワシ」。 緑の顔に肥満体といった醜い風貌だが、自身を「世界で一番美しい」と信じて憚らない。 自分よりも美しいというチューティから美しさを奪い取るために連れ去った。 語尾を伸ばす独特のしゃべり方をするが、自分でもなぜそんなしゃべり方をするのかわかっていない模様(例:しゅゅゅやくは ワシぢゃゃゃ)。 見た目に違わず、性格は悪いがミニゲーム等をクリアすると悪態を突きつつもしっかりとご褒美はくれる律儀な一面があったり、大のクイズ好きだったりする。 最終的にはバンジョーの活躍で巨大岩の下敷きとなり、次回作までの向こう二年間はずっと生き埋めという末路をたどる。 ブレンチルダ グランチルダの妹。 姉を反面教師として育ってきたため、とても心優しく、バンジョー達の体力回復もしてくれたり、冒険の先々で姉の想像を絶する生活の実態を教えてくれたりする。 一見ただのサブイベントにも見えるが、この話の内容が後に重要な役割を果たすこととなる。 2では他の妹が出るが他の妹は悪なので姉妹の中で唯一善人なのだろう。 そりゃチューティ美人だよな… クランゴ グランチルダの一番の部下であり、専属の科学者。言葉は全てカタカナ表記。 本作ではデモ画面に登場するのみで、バンジョーと実際に対面することはない。 見た目はあまり賢そうに見えないが、グランチルダを美女にすることに成功する場面があるあたりそれなりの腕はある模様。 次回作ではドM疑惑をかけられる。 マンボ・ジャンボ ガイコツのまじない師。一人称は「ミー」 バンジョー達を色々な物に変身させてバンジョーたちの冒険を助ける。 変身したままステージを出ることも可能だが、ある程度ステージの入り口から離れると自動的に解除されてしまう。 魔法学校で教鞭を取ったことがあるという経歴の持ち主でグランチルダとも面識がある。 変身のまじないに必要なアイテム「マジックドクロ」をグランチルダに隠された。 チイト グランチルダの所有物である意志ある魔道書。 砦内にいくつか潜んでおり、見つけ出すとアイテムの最大値を増やす公式チートを教えてくれる。 ★ステージ 次回作と違いボスの役割の敵キャラはステージごとにいたり、いなかったりする。 マンボもいるステージといないステージがある。 一度でもステージに入ってから出ると、ステージの入り口近辺にそのステージに登場したザコの一部が出現するようになる。 各ステージの詳細はリンク先も参照。 ・クルクルやまのふもと チュートリアルステージ。 ステージ中央にはらせん状の形をした「クルクルやま」がそびえている。 ボトルズに基本操作を教えてもらい、ハニカムを集める。 操作方法のレッスンはスキップすることも可能。 ・グランチルダのとりで エントランスステージ。中断後のゲーム再開はここの入り口からになる。 ここを進むことで各ステージへ。各ステージでジグソーを集め、他ステージを開き、オンプを集めて先に進む必要がある。 マリオ64で言うピーチ城、ドンキーコング64で言うところのDKアイランドのような場所。しかしその多重フロアによる複雑な構造は、前二者とは比べ物にならない。 各ステージに隠されている魔女のスイッチを押すことで砦内にジグソーが出現、または取れるようになる。 ・マンボまうんてん 傾斜に富んだ山のステージ。 山の中腹には『シロアリの塔』と呼ばれる高い塔がそびえている。 本作の基本を学ぶのに最適。 ここで変身できるシロアリは攻撃はできないが、カズーイダッシュでも登れない急な斜面を登ることが出来るようになる。 ボスはゴリラのコンガ。 オレンジ攻撃を掻い潜り、高台からたまごミサイルを3発当てる。 こいつを倒すまでのイベントでジグソーを2つ取れ、こいつを倒すことで3つ目を取れる。 ・おたからザクザクびーち 海賊船が座礁された海のステージ。 外周の海にはサメのスナッカーが現れるため、ついた別名が「トラウマザクザクびーち」。 砂の城は今作のチートコードを入力する場所となっているが、地面のパネルをくちばしバスターで1つ1つ押していく方式のため時間がかかる。 名前どおり多くの宝箱が登場するものの、そのほとんどが敵キャラクター。 宝箱以外で安全に拾えるお宝はたったの2つ。 ボスは巨大ヤドカリのニッパー。 四連続のハサミ攻撃後、隙が出来るのでキツツキアタックで顔面を攻撃するといい。 攻撃を与えるごとにハサミのスピードがアップするので焦らないように。 倒すと殻の中に入ってジグソーを回収できる。 ・クランカーのどうくつ 機械仕掛けのクジラ「クランカー」が住む下水道のステージ。 浜辺の割にあまり泳ぐことがなかった前ステージと違い水中で泳ぐことがメインになるステージ。 クランカーを浮上させるミッションがなかなか難しいため、水中での操作に慣れること。 ちなみに開発中は「fungus forest」と言う森のステージでクランカーも生身のクジラだったが、機械化される形で本ステージに変更され、森要素とBGMはドンキーコング64の「ひるよるウッド」でリメイクされることに。 ボスはミューティ・スニピット。 前ステージに登場したザコのスニピットの右のハサミと左目が巨大化しただけのものだが集団で襲ってくる。 ・ブクゲコぬま 一面の沼地地帯のステージ。 沼はピラニアの住み家となっており、入るとダメージなので注意。 ここで変身できるワニは、沼に入ってもダメージを受けず、本作の変身後で唯一の攻撃手段である噛みつき攻撃を持つ。 ボスは黄色いカエルのフリビッツ。 ステージに登場する雑魚の赤色のフリビッツより体力が多く、集団で襲ってくる。 ・フローズンズンやま 巨大雪だるまやクリスマスツリーなどがある、雪山のステージ。 このステージの水は冷たすぎるため、入るとダメージを受ける。 雪だるまのサー・スラッシュが雪玉を投げてきて鬱陶しいので、先に全部倒してジグソーをもらってから探索したい。 ここで変身できるセイウチは冷たい水に入ってもダメージを受けない。 ・ゴビバレーさばく 灼熱の砂漠のステージ。熱砂に入るとダメージを受ける。 各地のピラミッドやスフィンクスの内部を探索する。 ここでラクダのゴビが初登場し、シリーズを通して彼の不幸が始まってしまう。 ここまでに全てのアクションを教えてもらえるため、ひとまずここまで進み、取得が難しいジグソーは後回しにすると楽。 ・マッドナイトまんしょん グランチルダの別荘と思われる屋敷や墓場がある教会などが存在する不気味なステージ。 敵のほとんどがオバケや骸骨など無敵以外では倒すことができない敵が登場する。 ここで変身出来るカボチャは狭い所に入ることができるので排水溝や汚いトイレに流されて中に侵入できる。 ・サビサビみなと 貨物船が停泊している港のステージで、本作屈指のトラウマステージ。 ここの海は油が垂れ流されており、水面に出ても酸素が回復しない。 それどころか、潜ると通常の倍のスピードで酸素が減る。 足場が非常に悪く落下死しやすいエンジンルームや、船の最後尾のスクリューは多くのバンジョーとカズーイとオンプを消し去った。 ボス巨大木箱の怪物ボス・ブーム・ボックス。ブーム・ボックスの親玉だが、子分達と違い爆発はしない。 攻撃するたびに2つに分裂していき、全てを倒せばジグソーを取れる。 なのだが、出現位置のジグソーに近づく前にあることをすると倒さずともジグソーだけ取れてしまい無視することが可能。 ・カッチコッチなもり 中央に高い大樹が立つ森のステージ。 今作の最終ステージで、最大の特徴が四季を巡りながら攻略するということ。 エントランスとなるエリアからそれぞれの季節のエリアに入る形になっているが、最初は全ての季節の入り口が塞がっており、スイッチを押して春→夏→秋→冬の順番で開放していく。 ステージは大体同じ構造だが季節によっては入れない所があったり、足場の大きさや安定感が異なったりする。 全ての季節で大樹に登ることになるが足場が不安定で落ちると大ダメージを受ける。 当然、ジグソーとオンプは4つ分のフィールドを探す。鬼である。 季節ごとに連動しているイベントもあり春からイベントをこなして冬にやっとジグソーを回収できるものもある。 季節ごとに池が干上がっていたり、凍結していたりする。冬の池は潜る場合サビサビみなとと同じ仕様になっている。 ここで変身できるハチは自由に空を飛び回ることが出来る他、スネアー・ベアという敵が反応しなくなる。 ちなみに、他の変身のように水中を歩き回ることはできず、水面に着水すると自動的に飛ぶ。 しかし変身できるのは春のみ(*1)で、春以外の季節には変身したまま入れない。 ボスは夏のハチの巣で戦う事になるハチのサバス隊。 特攻してくるため、ワンダーウイングを使えば勝手に自滅する。 夏で彼らを倒すと秋の彼らが可哀そうなことになる。 倒さなくても可哀そうなことになる。 ・グランチルダのクイズショー グランチルダのとりでの終盤付近で開催される唐突なクイズショー。 すごろくのような足場が組まれておりパネルごとに出題される問題に正解し進んでいく。間違えるとダメージを受ける。 クイズの他にこれまでのステージで行ってきたボス戦やミニゲームなどを時間内にクリアするアクションチャレンジも登場する。 以下のパネルによって出題内容が変わる。 バンジョーとカズーイのパネル ゲームの内容に関する問題。主にキャラクターの名前など。 難易度はよりどりみどりだが、中にはかなり細かくステージを見てないとわからない問題もあるので、油断してはならない。 特に、色や数を問う問題は難問だらけ。 目玉のパネル 写真を見て問題に答える。 どのステージかを答える問題は撮影のアングルや場所が捻くれているので結構難しい。 音符のパネル 効果音やBGMを聞かせそれが何なのかを答える。誰の声かの問題は記憶が頼りになる。比較的簡単な方。 グランチルダのパネル グランチルダの日常や秘密に関する問題。ブレンチルダが教えてくれた情報が役に立つ。 ファイルごとに答えが違うので何度もプレイしてる人ほど間違う。 時計のパネル アクションチャレンジ。 登場するのは「砂の城で50秒以内にEIOOZAKOJNABと打ち込む」「VSミスターパイルの第三ラウンド(*2)」「コーラス隊の第三ラウンド(*3)」「75秒以内にピラミッドの神経衰弱をクリア」「ボス・ブーム・ボックスを70秒以内に倒す」「サバス隊を30秒以内に倒す」 アクション中にダメージを受けた場合そのままで、時間切れになると不正解扱いでさらにダメージを受ける。自信が無ければ避けたいパネルだが、どれも交差点に設置してある。 ドクロのパネル 間違うと一発アウト。出題ジャンルは時計パネル以外のものから出る。出来れば下記のジョーカーを手に入れ、挑戦せずにパスしてしまいたい。 ジョーカーのパネル 正解するとパネルをクリア扱いにしパスできるジョーカーを2枚もらえる。不正解の場合は再挑戦できない。 出題ジャンルは時計パネル以外のものから出る。 どれも行き止まりにあるため、ジョーカーを取る為に寄り道を余儀なくされ、道すがら多くの問題に挑戦しなければならない。 ここをクリアするとグランチルダには逃げられるがチューティを救出しスタッフロールが流れる。 尚、クリアしたセーブデータではクイズショーの再挑戦はできない。 ・とりでのてっぺん 砦の屋上に逃げたグランチルダを倒しに追っかける。 ジグソーとオンプのほとんどを集めないと屋上へ行けないのでそこで詰まる人も少なくはなかった。 ラスボスのグランチルダは第五段階まである強敵。 ★アクション 本作のアクションは各ステージ内にあるモグラヅカを見つけてボトルズから教わる形式。 チュートリアルステージとなるクルクルやまのふもとで教わる基本アクションの分だけは最初の選択肢でスルー可能。 ○がチュートリアルで覚える基本アクション、●が各ステージで覚える特殊アクション コマンド表記は、N64版/Xbox版 ■攻撃関連 ツメツメパンチ◯ 地上でB/X 三連続のパンチを繰り出す。 実は攻撃アクションの中で威力が最も低い。 これでは熊パンチではなく猫パンチである。 ローリングアタック◯ 走りながらB/X 体を丸めて一直線に体当たりする。 移動と攻撃を両立できるので、これとジャンプを交互に出して移動したプレイヤーも多いのでは? キツツキアタック◯ ジャンプ中B/X 当時のCMでやたら強調されていたアクションその1 カズーイがリュックから飛び出し三連続でつつく。 威力が高めかつジャンプ高度で打点を調節可能。 姿勢の低い相手に当てづらいが、とっさに出せる主力技。 くちばしアタック◯ しゃがみ中B/X くちばしを前方へ突き出したカズーイと共にタックル。 岩や木箱等を破壊できる他、スイッチも押せる。 打点が低いので高所への攻撃は不可。 くちばしバスター● ジャンプ中Z/LTorRT カズーイの嘴を真下に向け、そこから全体重をかけた垂直落下を見舞う。いわゆるヒップドロップ。 攻撃以外にも、真下にあるスイッチを押したり、床を破壊できる。 高所で使用すると確実に落下ダメージを受けるので注意。 タマゴミサイル● しゃがみ中C上/Y カズーイが前方へタマゴを吐き出す。一発ごとにタマゴ一個消費。 弾速はあまり速くないが、正面を狙うのには問題なし。 おケツタマゴ● しゃがみ中C下/B 当時のCMでやたら強調されていたアクションその2 カズーイがケツからタマゴを飛ばす。一発ごとにタマゴ一個消費。 飛ばしたタマゴはバウンドしながら飛んでいく。もちろん地形の影響も受ける。 割れる前ならば再度回収することが可能。 くちばしミサイル● 飛行中にB/X ヤッホ☆ イェェェェェェェェェェア!!!!! ウォォアッ!? 那覇☆ カズーイがくちばしを突き出して前方へ猛スピードで突進。使用時に赤いハネを1個消費。 空中唯一の攻撃手段で、的やスイッチを作動させることが可能。 狙いが外れて壁や床に激突すると自分がダメージを受けてしまう。 慣れないうちは狙いが付けにくいので要練習。照準はバンジョーの青いリュックの位置。 ■移動関連 はばたきジャンプ◯ ジャンプ中A カズーイが羽ばたいてジャンプの飛距離を少し伸ばせる。 ボタン押しっぱなしで約1秒ほど羽ばたきを維持でき、その間はゆっくり降下できる。 とんぼがえりジャンプ◯ しゃがみ中A バック宙ジャンプ。通常ジャンプでは届かない高所へも登れる。 本作にはロングジャンプが無いため、走り中にしゃがんでもこれが出る。 カズーイダッシュ● しゃがみ中C左/LT押しながらRT カズーイがリュックから足を伸ばし、バンジョーを背負って走る。 通常よりも移動スピードが速く、急斜面を登れる。あまり急すぎる場所は無理だが。 このアクションを習得した瞬間、本作は「バンノーなカズーイの大冒険」と化す。 ショックジャンプ● 緑パッドの上でA押しっぱなし 超大ジャンプ。バンジョーがジャンプし、カズーイが着地時に力を溜めて大ジャンプするというもの。 ジャンプ1段目(アッホゥ!の部分)は動けなさそうに見えるがそんなことはない。 寧ろ、1段目で少し動いておけば足場へ飛び移りやすくなったり上に昇りやすくなったりする。 飛行● 赤パッドの上でA カズーイの本領発揮。 カズーイが自慢のハネで空を飛ぶ。 そのまま飛んでいると高度が落ちていくので、Aを押して羽ばたくことによって上昇。羽ばたき1回に付き赤いハネを1個消費。 地面に接触すれば着陸するが、どの高度でもくちばしバスターを使えば一気に着陸できる。もちろん、高すぎると落下ダメージを受けるが。 ■その他 ワンダーウィング● しゃがみ中C右/右スティック→ バンジョーの体をカズーイの光り輝く羽が包み、無敵状態になる。 発動後Z/LTorRTを押しっぱなしにすれば無敵状態を維持できる。 発動と無敵維持には金のハネが必要で、消費スピードは無敵維持2~3秒ほどで1個のペース。 あしながぐつ● 緑色の長靴。 履くことによって、ダメージ地帯を歩けるようになる。 ターボシューズ● 稲妻模様が入った白いスニーカー。 カズーイダッシュ以上のスピードで走れるようになる。 靴系のアクションは制限時間が過ぎるか、Bボタンを押すことで解除する。 ★アイテム バンジョー達の冒険を助けるアイテム達。 ジグソーピース コレクトアイテムの一つで、光り輝くジグソーピース。ミスター・ジギーという名前らしい。 とりで内に10個、各ステージに10個ずつの計100個ある。 直接置かれているジグソーも一部あるが、基本的には「クエスト達成の証」と考えていい。 とりで内に隠されたジグソーパズルにはめ込むことで閉ざされたステージの扉を開ける。 オンプ コレクトアイテムの一つ。各ステージに100個ずつ存在し、全部集めれば1UP。 また、各ステージごとに回収した最大数がベストレコードとして記録される。 とりで内の各所に設置されたオンプドアを開けるためには、全ステージのベストレコードの合計がドアに書かれた数字を超える必要がある。 N64版ではミスしたりステージを脱出すると回収数がリセットされてしまい、また1から集め直しになってしまう。 Xbox版ではリセットされなくなっている。 はちみつエネルギー とろ~りおいしい回復アイテム。ダメージを受けて減少したエネルギーを回復する。 主に敵を倒すことで入手できるが、ステージ内にあるハチの巣箱を破壊することでも手に入る。 巣箱の中にはミツバチが群がっているものもあり、ミツバチ付きの巣箱を破壊するとミツバチの群れがこちらに攻撃を仕掛けてくるようになる。 1UP バンジョーをかたどった金の像。 その名の通り残り人数(ライフ)を増やせる(*4)。 表示限界は9だがそれ以上に増やせる。 タマゴ 水玉模様をした青いタマゴ。なんのタマゴかは不明。 所持した数だけタマゴアクションを使用できる。 初期上限は100。 赤いハネ 飛行・くちばしミサイルに使用する真っ赤な羽。 初期上限は50。 金のハネ ワンダーウィングで使用する金色の羽。 配置数が少ない貴重品。 初期上限は10。 マジックドクロ \Eekum bokum/ 銀色に輝くドクロ。 マンボのガイコツやしきで変身するために必要。 ステージによって変身に必要な個数が違う。 ハニカム 六角形のリング。 6個集めることでエネルギーが全回復し、エネルギー上限を1個増やせる。ハニカムで増やせるエネルギー上限は初期が5個で最大8個。 クルクルやまのふもとで6個、各ステージに2個ずつ存在する。 最大値は9個になるはずだが、N64版では最後の1セット分は集めても何も起こらない。 Xbox版ではハニカム全回収の実績を獲得出来る。 尚、このゲームは一部で「トラウマゲーム」として有名。ホラー要素が含まれている訳ではないが、何故か怖いという理由でトラウマになる人が多い。 ゲームオーバーのムービーもさることながら、セーブして終了した時でも同じムービーを強制的に見せられるのでなお……(冒頭でのボタンスキップは可能だがムービーが流れ始めると不可)。 他には、恐らく登場する殆どの物に目や口がついていてちょっとグロテスクなのが理由だと思われる。 倒されるとバラバラになる敵が多いのも原因の一つだろう。 裏を返せば、意図的にホラーを狙わなくても、しっかりした世界観と細かな演出で、時に人を本気で怖がらせることができるということか。 余談だが、チート(チイトには教えてもらってないチート)も公式に存在するが、普通にプレイしていても可能なイベントフラグをチートで解決しようとすると、3つ目を打ち込んだときにボトルズにチートをこれ以上起動しないように警告されるが、無視してチートを起動すると本当にグランチルダにセーブデータを削除されてしまう。(ただし2つ目を打ち込んだ時に砂の城から出入りしてチートを打ち直すとカウントがリセットされてお咎め無しになるのは秘密だ!) 新エリア解放とかアイテム無限とかは大丈夫。後者はどうして大丈夫なんだ… このゲームには続編との連動要素が考えられており、エリア内にある隠し卵やアイス・キーを入手することで、続編でバンジョーの強化を含んだ様々な引継ぎボーナスを得られる予定だった(*5)。エンディングでもその要素がチラ見できるが、技術的な問題により当時は実現せず、Xboxリメイクの際はガレージ大作戦との連動要素となり、引き継げる内容も一部を除いて別物になった。 一応、64版でもその卵はデータ上は存在し、チートコード(かなり長い文章)を打ち込むことで入手することだけは可能。引継ぎ要素が没になっているので基本的には入手したところで何の意味もないが。 ちなみに64版での連動方法は「ゲームの起動中にカセットを差し替える」ことだったとか…そりゃ無理な訳だ。 コントローラパックじゃダメだったのだろうか? と思うかもしれないが、後に開発スタッフからの回答としては、実機でしか体験できないゲーム間のアイテム引継ぎ機能としてこだわった結果らしい。 本作、『2』、『ドンキーコング64』、『スターツインズ』、『パーフェクトダーク』、『Conker's Bad Fur Day』の6作品をまたにかける引継ぎ要素を実装する予定であったという(*6)。 そのうえでさらに、ツールを使ったチート行為にも目を光らせた対応をするつもりだったようで、準備された秘密のタマゴのうち、入手リストの両端2つは通常のプロセスでは手に入らない仕様としたうえで、それらを入手したデータではアイテムを引継ぎ不能にするトラップとして仕込む、徹底した姿勢が明らかとなった。 グランチルダ「ついき~~~やしゅゅゅうせいを するの~~~じゃ!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 砂漠ステージの迷路がこわい -- 名無しさん (2014-02-22 00 10 04) カズーイダッシュを会得した瞬間、バンジョーの冒険は終わる -- 名無しさん (2014-04-03 10 35 21) ↑攻撃も熊五郎のパンチよりキツツキアタックが便利だしな。 -- 名無しさん (2014-04-03 18 51 04) クランカーの鎖をはずすやつがなかなかできなくて無敵になるやつが終盤まで使えなかった -- 名無しさん (2014-06-16 12 25 42) ↑×3誰が呼んだか「万能なカズーイの冒険」 -- 名無しさん (2014-06-16 12 40 04) カズーイ女の子だったのか…。 -- 名無しさん (2014-06-29 22 26 21) ↑タマゴ産むやん -- 名無しさん (2014-06-29 23 20 49) アイテム無限のチートについて。リセットすると効果が切れるようになってますよー -- 64版の那覇・・・ハナシ (2014-10-01 17 44 32) 最近のはこんな感じのゲームって無い気がする 最近のマリオはほぼ一本道だし… -- 名無しさん (2014-10-09 01 46 21) ↑箱庭ゲーのマリオサンシャインがアクションマリオにしてはやや不作、原点回帰で一本道に戻ったギャラクシーと3Dランドがかなりヒットしてそれぞれ続編も出すくらい売れたからね。マリオ64の影響力はでかいけど、なんだかんだで一本道でアクション特化させたほうが受けがいいのよね。 -- 名無しさん (2014-10-12 00 16 55) CMソング(と言えるか怪しいけど)を歌ってるのって西城秀樹だったっけ?このゲーム、ステージのBGMがOPのアレンジになってるからそのバリエーションの多さを楽しめたな -- 名無しさん (2014-10-12 06 06 22) 据え置き機でやるのが面倒だから3DSに移植・リメイクしてほしい -- 名無しさん (2014-10-23 00 41 41) セーブオーバーが屈辱的で且つ怖かったのがトラウマ。 -- 名無しさん (2015-03-26 21 25 05) マイクロソフトが(←これ重要ね)WiiUに『マインクラフト』を配信するらしい。可能性は薄いけど今後に期待しよう -- 名無しさん (2015-12-08 13 08 09) 幼稚園の頃からスマブラに参戦して欲しいと願うこの頃 -- 名無しさん (2016-04-04 23 26 03) そういえばバンカズのスタッフがトカゲとコウモリの大冒険的な新作作ったな -- 名無しさん (2017-09-17 19 52 51) 何度やってもマッドナイトまんしょんで詰んだ思い出 -- 名無しさん (2018-01-06 23 41 55) 万丈とカズーミンの大冒険? -- 名無しさん (2018-12-23 20 32 32) バンジョーはカズーイの技の威力を増す重しと交渉が仕事だから… -- 名無しさん (2018-12-23 20 44 06) ↑5遂に参戦決定ですぞ -- 名無しさん (2019-06-12 01 46 52) スマブラに来たね。この勢いで過去作リマスターしてもいいのよ? -- 名無しさん (2019-06-12 01 50 22) 参戦PVで大喜びするドンキー一同がもうね・・・。そりゃ同じメーカーの仲間だったがオトナの事情で引き裂かれていたのがようやく同じゲームで再会できたんだもん。 -- 名無しさん (2019-06-12 11 54 03) この調子で任天堂ハードでバンカズやれるようになれ -- 名無しさん (2019-06-13 11 17 21) スマブラがきっかけで、任天堂とレア社の関係回復してくれるかな?スクウェアがスクエニになった後に任天堂との関係が回復したからその日は近いな。また任天堂ハードでバンカズやりたいし。 -- 名無しさん (2019-06-14 19 34 56) 別にレア社と任天堂は仲悪いわけじゃないぞ。スマブラforの頃からマイクロソフトの偉い人が「バンカズもスマブラに出られるといいね。昔任天堂とは一緒に仕事したこともあるし企業間の問題とかはないからね」って言ってたし。ガレージ大作戦の頃はマルチハード商法がそこまで普及してなかったから(というか当時の任天堂ハードのwiiで出せるようなソフトじゃない)。そして何より今のレア社には当時バンカズ作ってたスタッフがほとんどいないから作りようがない(だからこそマイクロソフトにIP売っちゃったわけだけど)。 -- 名無しさん (2019-06-15 09 30 09) フローズンズンやまBGMの最初がサザエさん。 -- 名無しさん (2019-09-13 15 16 47) 若グランチルダは平成世代の俺らを熟女萌えに目覚めさせてくれたよなあ -- 名無しさん (2020-01-05 20 26 58) Switchにリマスター移植出してくれよ -- 名無しさん (2021-01-26 15 39 11) Nintendo Switch onlineで64が遊べるようになってラインナップにこれが入ってたからまた任天堂ハードでバンカズが遊べるようになった -- 名無しさん (2021-09-24 16 04 09) しれっと配信予定タイトルに入っててテンション上がったわ。64コン買うぞー -- 名無しさん (2021-09-24 22 26 44) DS版なんて出てないでしょ -- 名無しさん (2021-12-22 02 01 09) ついに1月21日に遊べるぞ -- 名無しさん (2022-01-19 13 46 34) ヤッホ☆ イェェェェェェェェェェア!!!!! ウォォアッ!? 那覇☆で吹いた -- 名無しさん (2022-02-05 00 40 05) Eekum bokum -- 名無しさん (2022-03-29 16 31 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今日 - 合計 - バンジョーとカズーイの大冒険の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時09分02秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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バンジョーとカズーイの大冒険 2 総項目:12 総ポイント:200 難易度:★★☆☆☆ マーケットプレイス ストアページ 配信日:2009年4月29日 Gamepass対応 バンショーとカズーイ総合wiki http //www8.atwiki.jp/bankazu_wiki/ おしおきクランゴ しつこい「あいつ」をやっつけよう。何度か挑戦してくるけど、1回たおせばOKだ 20 たからさがし たくさんあるけど、まず1つずつゲットしよう 20 ワルものたいじ マンボの魔法、パンツショット、パパティラノのどれかで敵を20ひきたおそう 20 ぴかぴかキング シュッポーのボイラー室にいるちょっぴり汚れたキング・コウルを、きれいさっぱり撃退しよう 20 ほかほかタマゴ バンジョーとカズーイをセパレートするか、「ひみつのこうかん」でヘッギーにタマゴを渡してあたためてもらおう 20 れいとうシーフード タコをみんな凍らせてコチコチにしよう。吸い付かれないように気をつけて! 20 きせきのふっかつ キミのその手で奇跡は起きる!サーベルマンを復活させてあげよう 15 あらしのあとで きれいな虹をかけよう。きっとできる! 10 インネンのたいけつ グランチルダをたおして世界を救おう。さぁ、今度こそ確実に!! 10 ふうせんアタック 何色の風船でもいいから60ポイント以上獲得しよう。勝者はキミだ…多分ね 15 ゆうしょうトロフィー コロシアムキックボールの決勝戦で勝利しよう。最低スコアの人が勝ち。それなら得意だって? 15 イッツ シューティング! バイキンやクリンカーズやバクダンを撃つのは楽しくて気持ちいい!どれでも20やっつけよう 15 ●たからさがし オンプ、タマゴ、ハネ、ジンジョーを各1回入手。 ●ワルものたいじ パンツショット=「グランティさんぎょう」のウンバで変身できる洗濯機のパンツ発射攻撃 パパティラノ=「テリーのオアシス」のウンバで変身できるが、マンボの魔法パッドでウンバのテントを巨大化させる必要有り ●れいとうシーフード 「ジョリーのリゾート」海中の通路に各一匹いる4匹の巨大タコをアイスエッグで凍らせる。 ●きせきのふっかつ 「ホットアイスやま」アイスサイドにいる氷付けの探検家サーベルマンをマンボの魔法パッドで解凍し、ファイヤーエッグで暖める ●あらしのあとで 「スカイぱらだいす」マンボの魔法パッドで虹を架ける。 ●ゆうしょうトロフィー 「ホットアイスやま」ホットサイドのマヤヤンキックボールで優勝する。
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バンジョーとカズーイの大冒険2 【ばんじょーとかずーいのだいぼうけん つー】 ジャンル アクション 対応機種 ニンテンドウ64 メディア 256MbitROMカートリッジ 発売元 任天堂 開発元 レア 発売日 2000年11月27日 定価 6,800円(税別) 配信 Xbox LIVE ARCADE2009年4月29日/1,200マイクロソフトポイント レーティング CERO B(12才以上対象)(*1) 判定 良作 ポイント アクションが追加され正統進化相変わらず演出がブラック バンジョーとカズーイの大冒険シリーズ 概要 ストーリー 特徴・評価点 賛否両論点 問題点 総評 XBLA版について 余談 概要 『バンジョーとカズーイの大冒険』の続編。基本的な世界観やシステムは変わらずに各要素が一層充実。いわゆる正統進化を遂げた。 ストーリー バンジョーとカズーイの活躍によりグランチルダが倒されてから2年。 ある嵐の夜、バンジョー、カズーイ、ボトルズ、マンボの4人がトランプを楽しんでいると、突如大きな地震が襲った。 マンボが1人外に様子を見に行くと、グランチルダの妹2人がグランチルダを不完全ながら復活させていた。 命辛々逃げてきたマンボはバンジョー達に急いで家から避難するように伝えるが、ボトルズだけはイカサマを警戒して聞く耳を持たない。そして…… 翌朝、黒こげになった家とボトルズの前にバンジョー達は佇んでいた。怒りに燃えるバンジョー達は、グランチルダを追ってグランチルダの城へ向かう。 一方、城ではガイコツとなった姉を元に戻すため、妹達が作った「ビッグブラスター」で島中のエネルギーを吸い取るという恐ろしい計画が進められていた…。 特徴・評価点 バンジョーとカズーイに多数の新アクションが追加された。その一部を紹介する。 「エッグエイム」は主観時に照準が表示され「狙って撃つ」ことが可能になるアクション。これによりカズーイの使い勝手の良さが大幅に向上した。 さらにアクションを強化すれば、水中や飛行中でも卵を発射できるようになる。 発射する卵にもいくつかの種類が設けられた。「ばくだんエッグ」「ファイアーエッグ」「アイスエッグ」「ベイビーカズーイ」の4種類(*2)。 特に「ベイビーカズーイ」(*3)は、離れた場所のアイテムを取ることができるので、アイテム回収に絶大な効果を発揮する(*4)。その代わり、所持数は10個(*5)と限られており、マップ上の卵回収による回復量も1個ずつと貴重である。 「タマゴばきゅーん」はバンジョーがカズーイを銃に見立てて戦うアクション。 特定のエリアに侵入するとこのモードに切り替わり、主観視点、いわゆるFPS状態になる。 「セパレート」はバンジョーとカズーイを分離させて一方での単独行動ができるアクション。 さらにそれぞれに単独専用のアクションがあり、この状態でしかできないことも多い。欠点は体力の上限が少なくなること(*6)。 ちなみに、前作で登場したアクションは最初から全て使用可能。ローリングアタックのように強化されているものもある。ただし、ツメツメパンチだけは削除されている(*7)。 前作ではサポートキャラクターだったマンボ・ジャンボを操作できるようになった。 彼でないと解けない謎解きもあるので、非常に重要な存在。あまり強くないが、固有の攻撃手段も持つ。特定の敵には非常に有効。 ちなみにバンジョーとカズーイを変身させる役割はフンバ・ウンバなる新キャラクターが担当している。 なお、前作とは違い変身は全てのステージで登場する。変身のパターンも起爆装置や洗濯機など相変わらず多彩。 前作からのいくつかの仕様変更で、難易度が若干下がった。 「残機」の概念が無くなり、体力が尽きた時のデメリットが実質無くなった。前作でも残機切れによるデメリットは砦の入り口に戻されるだけだったので、実質利便性が向上したといったところ。 ステージ中で入手したオンプやジンジョーがステージを出てもリセットされなくなった。 ラスボスのグランチルダと戦うために必要なジグソーやオンプの数が大幅に減った(*8)。 ジグソーやオンプなどアイテムの入手・使用時の仕様が大きく変更された。 前作ではジグソー入手時にバンジョーとカズーイが毎回決めポーズを取るため、ややテンポを削ぐ原因となっていたが、今作では決めポーズはしない。 前作では「砦のあちこちにあるパネルを探し、その前に立ってジグソーをはめこむ」ものだったが、今作では「ジグソーを規定数集めてジギー・ウィギーの神殿に行き、実際にジグソーパズルのミニゲームをクリアすることで次のステージを解放」という仕様になった。 ちなみにジグソーパズルのミニゲームは前作の隠し要素とほぼ同じ仕様。なお、何回か失敗すると制限時間がなくなるという救済処置もあるため、ミニゲームができずに詰むということはない。 オンプは5個まとめて配置されるようになり(*9)、集めやすくなった。また、使用目的が「規定数集めてジャムジャー(*10)から新しいアクションを教えてもらう」になった。 ただし、新しいアクションを使わなければ次のエリアには行けないため、ジャムジャーがオンプドアの役割を引き継いでいるともいえる。だが、必要な数は少なめになっているため前作のようにステージ中を血眼になって捜さなければいけないということはあまりない。 ジンジョーはジグソーをくれる条件が「そのステージに配置されている5匹全てを救出」から「同じ色の家族を全て救出」に変更。ステージにいるジンジョーは5匹のままだが、配置される色は毎回ランダム。家族は1~9匹と数が異なり、白(1匹)やオレンジ(2匹)など家族が少ない色が序盤に多く出現すればジグソーが早く集まるので多少ゲームが楽になったりする。 なお、ジンジョーの配置がランダムになったためか「ミンジョー」という外見はそっくりだが攻撃してくる偽物も出現するようになった(*11)。 ハニカムは「6個集めると体力の上限増加」から「規定数集めてある人物へ持っていくことで体力の上限増加」に変更。序盤ほど体力の上限を増やしやすい。ステージに配置されている数も3つに増えている。 呪文を使ってもらうために必要だったマジックドクロがなくなり、「グローボ」を一匹渡す仕様に変更。呪文が格段に使いやすくなった。 ステージ総数は9から8と前作よりも減ったが、謎解きやミニゲームはさらに強化された。 謎解きの質も変わらず良質。例えば、とあるステージでは、そもそも入口が開かなくて途方に暮れかねない場面もあるが、カメラの操作という基本中の基本を使いこなせばあっさりと解けるよう出来ている。 特に各ステージ間での謎解きが連動したイベントが多数設けられており、より複雑なものになっている。 基本的には前作同様に「ステージ選択のための中央エリア(前作で言うならグランチルダのとりで、本作ならマジョあいらんど)」を介して各ステージへと入るシステムだが、本作では中央エリアを介さずにステージ同士が直接繋がっている箇所がいくつも存在する。この構造を利用しなければ解けない謎も多い。 また、前作と違い本作では各ステージに明確にボスと呼べるキャラクターが配置されている。 ストーリーを盛り上げる魅力的なキャラクターも敵味方問わず健在。マンボのライバルの女性呪術師フンバ・ウンバ、軍隊所属で口が悪いボトルズの兄ジャムジャー、ゲーム序盤であっさりゾンビにされてしまうキング・ジンガリン、表向きでは姉を持ち上げるミンジェラ、ガサツで頭が悪いブラウベルダなど。 前作では殆ど出番のなかったクランゴが今回は中ボスとして立ちはだかる。ゲーム中で3回戦うことになる。 各ステージの音楽も引き続き良好。 特にミステリアスな雰囲気を醸し出す「ウィッチわーるど」を始め、牧歌的で美しい「ジョリーのリゾート」や、夕暮れのさびれた工場と相まってどこかノスタルジックな「グランティさんぎょう」に加え、ステージの場所によって印象がガラッと変わる「ホットアイスやま」の音楽などが代表的。 水中での操作性が前作から向上した。 潜水・旋回速度が向上した他、酸素ゲージ増加イベント導入や主観視点での潜水・攻撃アクションができるようになっている。 対戦プレイができるようになった。 ゲーム中のミニゲームから「タマゴばきゅーん」を用いた対戦など遊び方は様々。『ドンキーコング64』で導入されたシステムを改良させたものが中心だが、かなり細かいルール変更が可能。 賛否両論点 全体的に展開がブラック。 ブラックジョークや黒い展開はレア社の十八番だが、本作は前作や他のレア社作品に比べてもシナリオが暗目で黒い。 本作はまず、前作からの仲間・ボトルズが死ぬ場面から始まる。しかも死の間接的な原因はカズーイが作っている(*12)という時点で十分やるせない気持ちにさせられるにもかかわらず、あろうことかその後ボトルズの家を通る必要があり、ボトルズの子供たちに「パパはいつ帰ってくるの?」などと尋ねられる。一応エンディングで生き返るのが救いだが、何ともいたたまれない(*13)。 また、その直後のジンジョーの王、キング・ジンガリンがゾンビになってしまうくだりはなかなかの怖さで、当時の子供たちにトラウマを植え付けた。ちなみに彼にぶつかるとダメージを受ける。なお、ジンジョーの一般市民の中にも一家全員皆殺しにされた家族がいる。 あまり話題には挙がらないが、アイスキューブのカップルのくだりも罪深い。この二人はイベント上プレイヤーが殺す必要があり、かなりの罪悪感を覚える。二人の最期の台詞がまたプレイヤーの心に刺さる。正解のSEが鳴るため、他に解法がないことを突きつけられる点も大きい。 起爆装置や潜水艦、雪玉に変身している時に体力が0になると破裂する演出や、「タワーDEクイズ」での敗者が1tの錘に潰されるシーンも中々グロい。 人外の敵とはいえボスキャラなどの身体がちぎれたり(よくある撃破で爆発して消滅とかではない)攻撃した箇所の傷口から出血する等の場面も多く、エンディングも、日本版は若干表現がソフトになっている(*14)ものの、それでもエグさの残る展開である。 問題点 チュートリアルに関する若干の説明不足。 カメラ操作の説明において、後方視点の説明がされていない。ただしこれは、木登りアクションの説明の際になされる。 ターボシューズが水面を走れるが、その事については一切言及されていない。ただしそれを知らなくても解けない謎はない。 全体的な難易度が下がったとはいえ、一部、難易度が高い場面がある。 ステージ6「グランティさんぎょう」は監視カメラに侵入者撃退ロボ「ティントップ」に毒ガスと万全の警備、探索場所も毒水処理施設、ゴミプレッサー、下水システム、品質コントロール、電力不足の部屋が大量と厄介な要素が満載。ジグソーも配置がいやらしく、ボス部屋に行く手順もゲーム中屈指の複雑さである。 特にドラム缶をばくだんエッグで撃ち抜くところは、やり直しのリスク等を含めてかなり難しい。また、下水システムのクリンカーズ退治も簡単とは言い難い。 そもそもこのグランティさんぎょう、ステージに入ってすぐのところにある駅のスイッチを押し、シュッポー(*15)を使わないと工場内に入れない。「せいぜい外のどこかに入り口を開けるスイッチがあるだろう」と高をくくったプレイヤー心理の盲点をついた、ある種の初見殺しすら完備している(*16)。 ステージ7「ホットアイスやま」において、あるジグソーは雪玉に変身しなければ入手できないのだが、そこにたどり着くには途中で火山エリアであるホットサイドを経由する必要があり、雪玉の性質上体力が一定時間ごとに減っていくのでかなり焦る。 最終ステージ「スカイぱらだいす」のあるレースステージでは、正攻法では高橋名人並の連打を、数分間にわたり強要される。周りの風景は変わるものの、やってることはただの連打なので飽きやすいし、普通に連打しているだけでは相手に置いて行かれるし、先行しすぎると相手に抜かれるので連打のペースを調整しないといけないし、レースに勝ってジグソーを取ったとしても、アイテムコンプリートのために再戦しないといけないと、プレイヤーの気力を挫く要素が満載。 このレースのせいで、ニンテンドウ64のコントローラーが壊れたという人まで出る始末。 多くの対戦ミニゲームイベントで見られる「こちらが負けていると相手は手加減する」という仕様に気づくのがポイントになっている。これは油断すると簡単に追い抜かれるほど速い割に、なぜか簡単に抜き返せるという不自然な構図でわかる。つまり、ゴール直前まではそこそこの緩い連打であとをつけていき、油断させておいてゴール前に一気に抜き去ればよい。 今回も終盤にクイズゲーム「タワーDEクイズ」をクリアしなければならないが、前回以上に理不尽な問題が出てくることがある(*17)。 「名前のないモブキャラの名前を聞いてくる(*18)」といった捻くれた問題も健在。 前作でも手ごわかった映像クイズの凶悪度がさらに上昇。今回は映像を見せてから問題文を読むため、同じ映像でも問題が違う可能性がある。映像と選択肢は同じ場合でも、問題文が違っており正解が異なるケースもある。映像のオブジェの数や色を問う問題も多く、観察力の要求がハンパなものではない(*19)。 ちなみにひっかけ問題もあり「普通の青いタマゴの色は?」とか「赤いドラム缶の色は何色じゃ?」」というのもあるほか、「ワシのマフラーの色は?」「お前らの上にあるオモリの重さは?」という見れば答えが分かるような問題もある。 ただし対戦相手のミンジェラとブラウベルダは大して強くなく(*20)、間違えると即ミスという問題は無いばかりか、グランチルダも意地悪な出題をする傍ら一貫して参加者を平等に扱ったり(*21)、最終ラウンドでは明らかにプレイヤー側に有利になるルールを追加してくる(*22)等、クリア自体は前作よりは楽に感じるかも。 前作に居たはずのバンジョーの妹のチューティ、グランチルダの妹の中で唯一まともな性格だったブレンチルダが今作から出なくなった。ブレンチルダについてはあるシーンで肖像画が出てくるため、一応存在はしているようである。もしくは遺影扱いで死んだことになっているのか。 チューティに至ってはとあるステージにある牛乳パックに行方不明の捜索願のプリントがされており、明確にさらわれて居場所だけは判っていた前作よりも酷いあつかいとも言える。そればかりかバンジョーとカズーイが初めてクランゴと戦う時、バンジョーは「何の為にグランチルダを倒したのかよく覚えていない」と言う始末。 新アクション「ハリセンカズーイ」が微妙。 CMでも出ていたので知っている人も多いであろうこのアクションだが、実態は「攻撃までの隙が大きい」「立ち止りながら入力し攻撃」「攻撃後の隙も大きい」など実用的でない。一応威力だけはばくだんエッグに匹敵し、アイテム消費無しのアクションの中では最強クラスなのだが、それが生きる場面はほぼ無い。 更にこのアクション、実は隠し要素だったりする。TVCMで盛大にネタバレを食らった(当時、宣伝で大きく紹介されていたのに手順を踏んで解放しないと使えないという事実に驚いたプレイヤーも多いだろう)上に性能も大したことないとは…。 何より全アクションの中でも(ヴィジュアル的な意味で)カズーイが物凄く不憫。いくらゲームとは言え良く彼女の命やストレスに支障が起きない物である。 ただ、リーチが相当長いため、1か所だけ有効活用できる仕掛けがあるのが救いか(*23)。 アクションの使用頻度に偏りがある。 前作で習得したアクションの多くは本作ではあまり役に立たない。「タマゴミサイル」「おケツタマゴ」はエッグエイム習得次第ほぼ使い所がなくなる。くちばしミサイルも、エアーエッグエイムのほぼ下位互換。 5種類あるタマゴのうちばくだんタマゴだけ使用頻度が妙に高い。多くのボス敵はこれで撃破することになる一方で、他のタマゴはギミック攻略に用いる程度になっている。 前作に比べ、キャラクターのセリフ関連にやや粗がある。 セリフの誤植がいくつか目立つ。例として、「ジョリーのリゾート」の骨董品屋ポウノとの会話での「ええ!きにいらなわ!」といった具合。 また、セリフ表示のテンポが少し悪くなっている。 総評 基本的なゲーム構成は前作とほぼ変わらない。しかし細かな操作性の見直しや新アクションの大幅な追加をしつつ、前作の評価点である魅力的なキャラクターや圧倒的なボリューム、良質な音楽などを引き継いでおり、各種ステージにおける仕掛けが大幅パワーアップしているので、探索要素に特化した進化を遂げた作品と言える。 ポップな外観と裏腹に前作以上にストイックな面も散見されるため、初心者に手放しで勧めることはやや躊躇われるが、前作を楽しんだ人や、やり応えのあるゲームが好きな人は是非ともプレイして頂きたい。 XBLA版について レア社がマイクロソフト傘下になってから後の2009年4月29日にXbox Live Arcade版が配信開始。 ロードがほぼ皆無に、処理落ちもなくなり非常に快適にプレイ可能になっている。 タマゴばきゅーんの操作がXboxコントローラに最適化され、右スティックでカメラや照準を調整しながら撃てるようになった。これにより該当ステージの難易度がかなり下がっている。 メニュー画面のオプションから現在のステージのジグソーのヒントが見られるようになった。記載されているのは大まかな場所程度で、詳細な取り方は自分で考える必要がある程よいバランス。 XboxOneの後方互換にも対応しており、最新機のXbox Seriex X|Sでもプレイ可能。 XboxOne X Enhanced指定タイトルであり、4K解像度でプレイ出来る。 余談 作中の「グランティさんぎょう」に登場するトイレのキャラクター「ロッゴー」との掛け合いで、紙詰まりを直して欲しいという掛け合いの中で「マリオはもうこんな仕事はやっちゃくれないよ……」というド直球極まりないジョークがある。 本作までは任天堂傘下だったのでマリオネタが出てくること自体はおかしくないのだが、内容そのものが実にブラック。 さらに驚くことにこの台詞、なんとマイクロソフト傘下になってからリリースされたXBLA版でも変更されずにそのままである。 先に発売された「ガレージ大作戦」でもゲームの有名人として「イタリアの紳士」と言及されていたりする。 ただ本作のものはブラックジョークであり、よりインパクトは大きいか。
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バンジョーとカズーイと仲間たち バンジョー ナハ♪ バンジョージャンプの声 カズーイ カズーイのかけ声 マンボ・ジャンボ ウベタカ! ボトルズ 穴から出てきたボトルズ 頭をかくボトルズ 敵キャラクター グランチルダ グランチルダ 突進してくるグランチルダの声 グランチルダの笑い声 ゴビバレーさばく ゴビ かわいそうなゴビ サビサビみなと シーマン・グランブリン シーマン・グラブリンの声 マヤヤンしんでん モッギー モッギー鳴き声
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バンジョーとカズーイの大冒険 【ばんじょーとかずーいのだいぼうけん】 ジャンル アクション 対応機種 ニンテンドウ64 メディア 128MbitROMカートリッジ 発売元 任天堂 開発元 レア 発売日 1998年12月6日 定価 7,140円(税込) 配信 Xbox LIVE ARCADE2008年12月3日/1,200マイクロソフトポイント レーティング CERO B(12才以上対象)(*1) 判定 良作 ポイント レア社による上質な3Dアクション多彩な追加アクションを駆使した謎解きが魅力ブリティッシュユーモア満載ゲームをやめるたびにバッドエンド バンジョーとカズーイの大冒険シリーズ 概要 ストーリー 特徴・評価点 問題点 総評 余談 概要 『スーパードンキーコング』シリーズでタッグを組んだ任天堂とレア社がN64専用として開発した新規タイトル。 所謂『スーパーマリオ64』の大ヒットを受けて誕生した3Dアクションゲーム。 しかし、キーアイテムの存在や2人のキャラクターの協力アクションなどから『マリオ64』とは一味違うゲームデザインになっている。 バンジョーはこれ以前に『ディディーコングレーシング』に出演しており、取扱説明書にて本作の登場を示唆する記述がされていた(同作に登場し、やはりゲームシリーズの主人公となっているリスのコンカーも同様)。 ストーリー 魔女のグランチルダが鍋のディングポットに「この世で一番可愛いのは誰か」と尋ねると、返ってきた答えは自分自身ではなく、バンジョーの妹チューティだった。これに怒ったグランチルダはチューティの美貌を奪うため、彼女をさらってしまう。 昼寝をしている間に妹をさらわれてしまった間抜けなクマ、バンジョーは、相棒のカズーイに叩き起こされてようやく異変に気付く。チューティを助け出すため、バンジョーとカズーイの大冒険が始まった。 特徴・評価点 『スーパードンキーコング』でも多少存在した2人のキャラクターの協力アクションを追及したゲームとなっており、ドンキーと違ってバンジョーとカズーイは常にタッグを組んで行動する。 足が遅いがバランスの取りやすいバンジョーと素早いカズーイといった形で使い分けを要求される。 素晴らしいのは、豊富なアクションの存在とそれに対するチュートリアルが丁寧に行われる点で、誰でも遊べるほど間口が広い。説明書もほぼ読まなくてもOK。 現在では当たり前になっている充実のチュートリアルだが、昔のゲームは取扱説明書をよく読んでから始めるのが当たり前だった。 「アクションをゲーム内で習得する」という概念を全面的に打ち出した作品としてはおそらく最初期の一作。『ロックマンシリーズ』のようなウェポンの持ち替えや、『ゼルダの伝説シリーズ』のような探索用アイテムの取得に近いものはあるが、「ダイレクトにできることが増えてキャラクターが成長する」というのはアクションゲームとしては革新的。 初期状態ではあえて『スーパーマリオ64』と同程度のシンプルな操作に留められており、ゲーム進行に伴い、ダッシュや飛び道具、特殊なアイテムなどの使用が解禁されていくため、わかりやすい。また、各ステージの攻略に必要なアクションは原則そのステージ内で習得できるようになっており、余計な選択肢でプレイヤーが混乱しないよう配慮されている。 ゲームは『スーパーマリオ64』のピーチ城のように、拠点となる「グランチルダの砦」を探索し、ステージの入り口を見つけることで進める。各ステージは箱庭タイプになっており、自由に探索が可能。ステージ中で各アイテムを入手していくのが目的となる。 『スーパーマリオ64』よりステージ数は少ないが、一つ一つの広大さで言えば大きく上回っている。 ステージの各所には今作のキーアイテムである「ジグソー」が隠されており、これを集めることで新たなステージに進むことができるようになる。ジグソーは各ステージに10個ずつ隠されている。 ジグソーの入手方法は様々。仕掛けを解いたりミニゲームをクリアする他にも、ボスを倒さなければならないこともあり、非常にバリエーション豊か。 ジグソーを集めて砦の中に隠されているパネルにはめこみ、新たなステージの入口を開け、ステージを探索…を繰り返して進めて行くことになる。 また、各ステージに配置された「オンプ」を一定数集めることで、グランチルダの砦の中にあるオンプドアを開けて、新たなエリアも探索できるようになる。オンプは各ステージに100個ずつ隠されている。 オンプを集めなければ先に進むこともままならないので、こちらの回収も重要。全体的に必要な数は多めに設定されている。 ステージのバリエーションやギミックが非常に多彩。 緑の広がるのどかな丘のステージから、美しいビーチ、雪山、砂漠、さらにホラーハウスや四季によって変化するステージなど様々な種類のステージが存在する。 ギミックにおいても、大きなヤドカリやカメの中を探検したり、魔法の絨毯に乗って難所を越えたりと豊富な仕掛けで楽しませてくれる。 一部ステージにはマンボという呪術師がおり、アイテムを渡すことで変身することができる。変身の内容は白アリ・ワニ・カボチャなど個性豊か。これを使わなければ解けない謎も多い。 中には難易度の高いステージもあるのだが、公式チートが存在するためごり押しでクリアすることも可能。ただし、どうしてもごり押しの出来ない場所も存在するが…(*2)。 ちなみにチートの存在自体は隠されており、ゲーム中に全部で10種類教えてもらえる。それ以外にもチートコードが存在するが、ゲーム中で明かされるもの以外を使いすぎるとセーブデータが消されてしまうペナルティが存在する(*3)。 アイテム消費ありとはいえ無敵技をほとんどいつでも使えるなど、柔軟な立ち回りが可能。多彩なギミックを解く手順も多彩で、公式が想定していないようなルートも多数存在する。 音楽関連の評価も高い。 各ステージの雰囲気を盛り上げるのに一役買っているのは勿論、同じステージ内でも場所によって自然に曲調が切り替わるなど芸が細かい。 個性豊かなキャラクター 主人公たちだけでなく敵キャラクターさえも、とてもコミカルかつたまにシニカルで魅力的。時にはメタ発言でニヤリとさせてくれるものも。 性格も様々で、のんきなバンジョーと少々毒舌なカズーイ、一見真面目そうながらやや自意識過剰な自称「主人公」のボトルズ、歌うように会話するクイズが好きな魔女グランチルダ、叱られながらもグランチルダにケナゲに従うクランゴなど。 口調は各キャラごとに癖が強いが、英語版の時点で、文法を外した会話になっていたり、常に韻を踏んでいるキャラがいたりする。 各ステージにも多数のサブキャラクターが登場する。そのモデルは動物だけでなく、穴が空いたバケツやしなびたヤシの木、火薬箱、果ては洋式トイレまである。 中には脇役ながら『2』にも引き続き登場するキャラクターもおり、行く先々で散々な目に遭うラクダのゴビや前述の洋式トイレのロッゴーなどが代表的。 問題点 絵柄的に小さい子向けと思いきや全体的に難易度が高い。 オンプやジンジョーを全て集めないうちにステージを出たりミスをすると集めていたオンプやジンジョー(*4)がリセットされる。要するにノーミスで全て集める必要がある。 ただし即死トラップのごく一部については、ひっかかっても残機があればリセットは免れる。 最低限まともにクリアするだけでもジグソー94個、オンプ810個という(9割前後)という莫大な数が求められる。この要求量に届くためには、「箱庭タイプ」の全ステージに用意されてる仕掛けの大半を解き明かす必要と、各ステージにおいて死なずにくまなく回りオンプを回収するだけの力量を必要とする。…いっそのこと完全クリアを目指した方がいいレベル。 ステージ中の多くが水の「クランカーのどうくつ」は比較的序盤のステージだが、水中の操作に慣れていないと苦戦間違いなし。特にクランカーの救出が難しく、あっさり溺死するプレイヤーも多かった。酸素ゲージを回復させてくれるキャラは居るが、その恩恵を受けるにもある程度アクションに慣れる必要がある。 「ミス=即死」の場所が存在する「サビサビみなと」(*5)のオンプ集めはゲーム中最難関とされている。 重油による汚染の為水中の酸素消費量が倍&水面から顔を出してもゲージが減っていく海、攻撃力の高いTNTの敵が多く配置、サメがいる区域でのジンジョーの救出など、仕掛けがいちいち意地悪なうえ、ちょっとした操作ミスであっさり死んでしまうことが多い。 特に船のスクリューの中にあるジグソー取得はゲーム中最難関候補。決して長くない時間制限の中、危険極まりない機関室を抜けて外に戻り、上述した危険な海に潜り、スクリューの向こうにあるジグソーを取るという極悪っぷり。時間オーバーした状態でスクリューに触れると即死。 ジグソー入手のヒントが殆どない箇所が多いため、途中で詰まってしまうプレイヤーが多数いた。ステージ自体が広いのと、隠された入り口が見つけにくいことも原因の1つ。 「マッドナイトまんしょん」の教会の花瓶にタマゴを入れる、屋敷の排水管に変身して入る、屋敷2階のトイレに流されるなどいったい何人のプレイヤーが初見でわかったのだろうか…。 中にはこの手のアクションゲームで予想外の「ダメージ地帯強行突破」が正解なものもある。普通にやると体力が持たないので無敵技を使う必要がある。 例えばこの場合、無敵技をいつでも使えるということは、必要な時に自分で使う選択をしなければならないことを意味する。 この手の箱庭ゲームには珍しく(余裕はだいぶあるが)各コースの回復回数に制限があり、あまり長くいるとじり貧になる。 具体的に言うと各コースに入ると「倒した敵」と「取ったアイテム」が死亡まで記録され敵の再配置もないので、敵をすべて撃破後に全部の初期設置回復アイテムを取ってしまうともう回復手段がない(*6)。普通はここまで長引くことはないが、オンプ集めで敵を見つけ次第倒してその後コース中を探し回るような状況になるとありえなくもない。そしてその最中に体力が尽きると最初からやり直しになる。 『2』では倒した敵がしばらくすると再配置されるのでこの問題は起きなくなった他、ボトルズのポジションに当たるキャラに話しても体力全快になるようになった。 終盤の強制ミニゲーム「グランチルダのクイズショー」がかなりの難易度。今までのステージに関するもの、サウンドクイズは比較的簡単。 問題は時折異常に意地の悪い問題を出してくるものがあること。映像パネルは写真を見てそれがどのステージかを当てるものなのだが、全部撮影場所が非常に捻くれている。なんの変哲のない壁や挙句の果てには大部分が空など、正直普通に進めているだけではわからないような写真しかない。 また、「サビサビみなとのタンカーの3つ目のエントツの上にあった物は?」という問題の正解が「エントツは3つもなかった」だったり、「クランカーの体内に入るルートはいくつ?(*7)」「フローズンズンやまの事柄で、本当の事はどれ?(*8)」といったひっかけ問題やケアレスミスを誘う問題も多い。後述の即死パネルはランダムに何かの問題を出してくるため、 運悪くこの手の問題を出されるとほぼ確実にやり直しを強いられる。 時計パネルはゲーム中のボス戦やミニゲームを行うのだが、クリア条件が非常に厳しくなっており厄介。また、間違えたら即死のパネルがあり、これが連続で配置されているゴールの目の前で即死ということも…。救済措置としてパネルを1つ強行突破できるジョーカーのカードが手に入るパネルもあり、こいつをしっかり集めていれば即死パネルに挑む必要はない。 さらに、グランチルダのパネルではグランチルダの私生活についての問題が出されるのだが、これは砦のあちこちにいるブレンチルダの話を聞いていないと絶対にわからない(*9)。 取扱説明書にブレンチルダのセリフの内、クイズの答えとなる部分(*10)が後々重要となる旨が記述されているため、聞いて(メモするなりで覚えて)いれば楽勝なのだが、いちいち全部を聞いてメモをするのもかなりの手間だし、メモをしていない場合には勘で答えるしかない。ちなみに答えはセーブファイルごとに違うので覚えゲーもできない。説明書にもメモを取るよう記載されている。 NPCと対戦するミニゲームは、こちらが勝っていると相手は全力を出し、こちらが負けていると相手は手加減する。ボギーとのレースで気づく人もいるかもしれないが、追い抜くスピードが半端ではない割に、そんな速いはずの相手を何故かあっさりと抜き返せるように出来ている。この不自然にも感じられる難易度は、実はただのミニゲームではなく、なぜ勝てたか・なぜ負けたかをちゃんと考えないと解けない「謎解き」という一面がある。『2』にも同じギミックは多用されているので、把握してないとつらい。 最終ボス戦での、相手の飛び道具の命中率の高さ。こちらもカラクリがあり、直線状の行き先を狙う偏差撃ちが実装されているのである。理解すれば回避方法もわかるが、やはり「考えないと」突破は難しい。『2』では当たり前のように出てくるのでこちらも把握しておくのが望ましい。 基本的にカメラはフリー視点になっているが、特定の場所では固定カメラになる。このせいで一部見逃しやすいアイテムが存在する。特に砂漠ステージのピラミッド内迷路などに顕著。 例えば、あるステージの記憶ゲームでは、操作時にお手本画面と視点が切り替わり、どれがどこに対応しているかをいちいち考え直さないといけない。映像用語で言えばイマジナリーラインが乱れてしまっている。 空を飛んでいる際に攻撃するアクション「くちばしミサイル」があるのだが、この攻撃が「前方に向かって飛んでいく」のに照準が非常に合わせ辛い(*11)。最終戦ではこのアクションが必須となるため、それまでに慣れていないとつらい。 おまけにこのアクション、軌道を外して障害物にぶつかるとダメージを食らってしまう。そのため、初心者には使いづらく、猶更必要な場面で使えなくなるという悪循環が起こっている。 協力アクションを謳ってはいるが、実際はかなりのアクションがカズーイ依存。バンジョーが単独で行っているのは木登りとローリングアタックとツメツメパンチぐらいで、しかもツメツメパンチは『2』にて削除される始末である。お陰で「バンノーなカズーイの大冒険」などと揶揄されることも。 一応、『2』ではバンジョー(カズーイ)単独で操作できるようになり、ソロアクションを増やすなどの改善を施している。十分な改善となっているかは微妙なところだが。 メニューから「(セーブして)ゲームを終了する」を選ぶと、強制バッドエンド(ゲームオーバー)。一応ボタンスキップが可能(初見では不可)。 + 下手したら何度も見せられることになるバッドエンドの内容はというと グランチルダは美しさを吸い取る機械を使い、チューティから美貌を奪おうとする。兄に助けを求めるチューティの声も敗れたバンジョーには届かず、機械の中から現れたのは緑の肌以外の面影を残さないほどの美女へと変貌したグランチルダ。そしてチューティは緑の肌色の醜悪な怪物へと変貌してしまい「お兄ちゃん、なんで…」と泣き出してしまうところで終わるという、非常に後味の悪い終わり方。 説明書に、きちんとタイトルに戻ってから電源を落とさないとデータが消える恐れが云々と、警告が掲載されているので否応なしにバッドエンドを見せられたプレイヤーも多い。 セーブして終わらせるというゲームとして当たり前の行動をとるだけで、「(マリオで言うピーチ姫的なポジションの)チューティーをグランチルダの魔の手から救い出す」と言う本作品のモチベーションを呆気なく粉々にされてしまう人や、トラウマを抱いた人も多い。 と言うか、あまりの初見殺しっぷりに本作最大のトラウマシーン(展開)として挙げるプレイヤーも多数存在する。 ゲームを終了する(打ち切る)=ゲームオーバー、と言うのが本来の意味だからある意味間違ってはいない。しかし取扱説明書には「グランチルダのデモ」と書かれているのだから始末が悪い。まさか通常のゲームオーバーと全く同じだなんて誰が思うだろう。ちなみにセーブ自体はマップを切り替えるたびに行われているし、ゲームオーバーのデメリットは砦入り口に戻されるだけで、残機が残っている場合と大差無い。 この仕様は後続の『ドンキーコング64』にも何故か引き継がれた。ただし、こちらはいつでもスキップができる等の配慮はされている。 「クイズショー」のクリアまでストーリーを進める事でチューティが救出されるため、バッドエンドは流れなくなるがやはりゲームオーバーと表示される。なお、こちらは『2』にも何故か引き継がれた(*12)。 若干エンディングが不親切。 協力者の一人であるマンボが写真を見せ「『つーぎ』でわかる」と言うのだが、映っているのは「これまでのコースに一部違うところがあってそこに見たこともないアイテム(厳密に言うと一つだけ通常プレイでも見れるが取れない)がある」というもので、ほとんどのプレイヤーがクリア後の隠しコースか何かだと思ってその辺を調べただろうが何もなかった。 実はこれは次回作の予告で「ここで入手するアイテム(通常プレイでは出てこない)」を2に持ち越せるというものだったのだが、安全に引き継がせる方法が見つからず(後述)、このため2で「前作のカセットがキャラクターとしてうろついていて倒してゲットすると隠しアイテムが手に入る」というものとして登場した。 ただ、メモリーカードや通信機能のないゲームで引き継ぎというとパスワード制が当時すでにあり(*13)、なぜ劇中でチートコード(名義のパスワード)があるこのシリーズでそれをしなかったのかという疑問も残る。 かたくなに外部記憶装置を使わない理由は海賊版対策とのこと。N64本体の仕様を活用しないと引き継げないアイテムを用意することにこだわったため。 さらに、解析対策に罠も当初は作るつもりであったとされ、これらの隠しアイテムのうち一部は引継ぎを想定したものではなく「解析を用いないと入手できず、もし入手したら他のアイテムも引き継げなくするペナルティ」として仕込んだもの。 総評 シンプルさや手軽さで「とっつきやすさ」を追求したマリオ64に対し、謎解き要素や散策要素で「冒険感」を重視した作品といえる。 しかし、マリオ64とは違い可愛らしいキャラクターとは裏腹にブラックジョークや毒の強い発言、シリアスな場面など人を選ぶ要素が多く万人に勧めるのはおすすめしない。 高難易度でシビアな面が多いのでマリオ64では物足りないというプレイヤーは手に取って見るのもいいだろう。 現在は下記のXBLA版も配信されているので、360を持っている人はぜひ体験版をダウンロードして本作に触れていただきたい。 余談 続編と合わせて2作とも敵の体がバラバラになるなど妙にグロテスクな部分があるためか、360版ではCEROレーティングが「B」となっている。 レア社がマイクロソフトに買収された際、版権の整理が行われ、本作の版権はレア社側が所有することとなった。 これによってバーチャルコンソールでの配信は絶望的となった代わりに、Xbox Live Arcadeで続編と合わせて2作共配信されている。 16 9、1080pのHD画質に対応、ステージを出ても入手したオンプやジンジョーがリセットされないなどの改良が行われている。 ちなみに、64版『2』でも16 9での表示が可能。 64版では何の意味もなかった隠しアイテム「ひみつのこうかん」(*14)が『2』に持ち越せるようになった。入手した状態で、『2』のとある場所に行くとゲーマーアイコンやプレミアムテーマが手に入る。また、360専用で発売された3作目『バンジョーとカズーイの大冒険 ガレージ大作戦』とも連動している。 ちなみに前述の64版では元々次回作への引き継ぎアイテムとして用意されていたが、技術的な問題(*15)で断念したと言われている。 なお、任天堂に関するロゴは削除、またはマイクロソフトに変更されており、レア社のロゴも変更されている。 2015年にOne向けに発売された、レア社創立30周年記念のコンピレーションソフト『Rare Replay』にも、『バンジョーとカズーイの大冒険2』『ガレージ大作戦』とともに本作が収録されている。『Rare Replay』自体が4000円(税抜き)なので、Oneを持っている本作未プレイの方は、これから入るといいだろう。ただし、本体側の一部タイトルや本作と同様にXBLAで配信されている『パーフェクトダーク』の影響で『Rare Replay』全体でのレーティングはCERO Z(18歳以上のみ対象)なのだが。 2019年9月5日、「バンジョー カズーイ」が『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』に参戦。なお、任天堂のゲームには19年ぶりの登場になる。 この日の朝に公開されたNintendo Direct(の続きとして放送された解説動画)でも360でリリースされているシリーズ作品への言及があり、さらにはXboxの宣伝とも言える発言まで登場しTwitterのトレンドにXboxもランクインさせてしまうほど。 当初はスーパーファミコン用のアクションRPGとして作られており、『Dream』というタイトルであった。ニンテンドウ64に開発が移行するなどの紆余曲折を経て現在の『バンジョー』に至っている。 『Dream』の詳細は謎に包まれていたが、2015年にレア社自身が、プロトタイプのプレイ映像などの貴重な資料を交えて動画を作っている。 + 英語の分かる方は是非。 2020年の末に任天堂公式HPで今作とブラストドーザーが2020年12月31日にWiiUソフトとして配信予定と掲示されたが即座に撤回されて任天堂がお詫びとともに配信予定はないことを発表した。 その後、2021年10月26日より配信となった『NINTENDO 64 Nintendo Switch Online』の追加予定タイトルに本作が選ばれて、2022年1月21日に配信、実に23年越しに本作が任天堂ハードで遊べることとなった。
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今日 - 合計 - バンジョーとカズーイの大冒険2の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時09分03秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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このページでは【バンジョーとカズーイの大冒険】?のキャラクター、 ボギー を解説する。 【カスタムロボ バトルレボリューション】のキャラクターは【ボギー(カスタムロボ バトルレボリューション)】を参照。 プロフィール 作品別 関連キャラクター コメント プロフィール ボギー 他言語 種族 【シロクマ】 初登場 【バンジョーとカズーイの大冒険】? 3匹の子供を持つ【シロクマ】。 作品別 【バンジョーとカズーイの大冒険】? フローズンズンやまに住んでおり、橇のレースに熱中している。 【バンジョーとカズーイの大冒険2】? ホットアイスやまに引っ越しし、家で新型テレビを見ている。 関連キャラクター 【グロッギー】 【モギー】 【ソギー】 コメント 名前 全てのコメントを見る?
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このページでは【バンジョーとカズーイの大冒険】?のキャラクター、 ジュジュ を解説する。 【ゼノブレイド】のキャラクターは【ジュジュ(ゼノブレイド)】?を参照。 プロフィール 作品別 コメント プロフィール ジュジュ 他言語 初登場 【バンジョーとカズーイの大冒険】? トーテムポールのモンスター。 作品別 【バンジョーとカズーイの大冒険】? マンボまうんてんに登場。 コメント 名前 全てのコメントを見る?
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「判定不一致修正依頼」にて判定と記事内容の不一致が指摘されています。対応できる方はご協力をお願いします。 バンジョーとカズーイの大冒険 ガレージ大作戦 【ばんじょーとかずーいのだいぼうけん がれーじだいさくせん】 ジャンル 3Dアドベンチャー 対応機種 Xbox 360 発売元 マイクロソフト 開発元 レア 発売日 2008年12月11日 定価 6,090円(税込) 判定 良作 レーティング CERO A(全年齢対象)(*1) ポイント 待望のシリーズ復活ゲーム性は完全な別物良作なのにガッカリされる バンジョーとカズーイの大冒険シリーズ 概要 シナリオ 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 その後の展開 概要 2000年に任天堂より発売された『バンジョーとカズーイの大冒険2』の続編。 物語も前作から8年後が描かれており、前2作に関わるギャグも多いのだが、アクション・システム共に前2作とは全く別物。 シナリオ 前作から8年の月日が過ぎたある日、グランチルダはようやく復活を果たし、バンジョーとカズーイに再び戦いを挑む。しかしグランチルダは頭蓋骨しか残っておらず、バンジョーやカズーイも長い平和の中でまるまる太ってしまいまともに戦える体ではなかった。そこへ“ロード・オブ・ゲーム”ことログと名乗る、この世のゲームすべてを作ったという人物が乱入。両者をまともな体に戻し、異世界「ドタンバたうん」で決着を付けさせるという。この戦いに敗れるとログのゲーム工場で一生働かされ「クルクルやま」には二度と帰れなくなる。果たしてバンジョーとカズーイは元の世界に戻れるのだろうか… 特徴 シナリオはバンジョーとカズーイがグランチルダを倒すため冒険に出るという定番のものだが、アクション・システム共に前2作とは全く別物。 バンジョーとカズーイはジャンプなどの基本的な行動以外何もできず、特にここが賛否の分かれるところとなった。 今作最大の特徴は乗り物の作成である。 集めたパーツを使って好きなマシンを作成しチャレンジを攻略、ジグソーピースを集めることが目的となる。 チャレンジは成績により、オンプのみ、ジグソー、4つ集めることでジグソーがもらえるトロフィー、と三段階の景品をもらえる。 一定個数のジグソーを集めることで中ボスのグランチルダミッションが出現。クリアすることで特殊パーツが入手でき、街の中の行動範囲が広がっていく。パーツは街の中においてあるので、グランチルダを一区切りとして新たに強化していける。 シナリオをクリアする分には難易度はそれほど高くは無い。しかしチャレンジで高記録を出すことで手に入るトロフィーを集めるとなると話は別、柔軟な発想力と細かいコントロールが必要になる場面もある。 グラフィックは大幅に進化しており、マップも広大である。乗り物なしだと一周走るのにも相当の時間がかかる。 各フィールド毎に主要キャラクター達がマップの設定に沿った異なる役柄になりきる。 主にマンボ・ボトルズ・ウンバ・ボギー・ブラバー・ジョリー・ミスターフィット・パイクレット(新キャラ)。主要キャラは押さえており、他のキャラも妥当な選出である。 評価点 乗り物の組み立ては非常に自由度が高くパーツ数も多い。 一般的な車は勿論の事、飛行機・船・戦車・果てはUFOまで何でも作ることが出来る。そしてそれらを使って数多くのチャレンジや広大なフィールドを縦横無尽に駆け回れる。 前2作を遊んだユーザーに対するファンサービスが多く、旧来のレアファンを大切にする心意気が感じられる。 中盤ステージ"バンジョーランド"はまさにバンジョーファンに向けたステージであり、64のポリゴンをそのまま用いたオブジェなど懐かしさを感じずにはいられない造りである。 体験版で入ることのできるステージもバンジョーランドである。 チャレンジの種類も多い。レースをはじめ運搬・シューティング・対決・パズルなどユーザーを飽きさせない。 チャレンジの自由度も魅力であり、レースなのに相手の乗り物を破壊することが出来たり水底に沈めたり出来たりする。要は(あらゆる意味で)勝てば良いのである。 ランニング中のキャラを護衛する、というチャレンジでショベルカーを作って無理矢理ゴールまで連行するとか、指定の足場から物を押し出すチャレンジで四隅にブースターと送風機を付け、猛スピードで回転しながら風圧で吹っ飛ばすなど予想外のアイデアとそれを実現できるシステムが組み合わさって遊び方は無限大。 BGMも前2作の良質なアレンジが多い。ただしサウンドトラックは日本未発売である。 チャレンジとは別にミニゲームも数種類ある。"クランゴのアーケード"はファミコンの様な画面となり、たまに(ゲームの中のゲームが)フリーズしたりと製作陣の遊び心が感じられる(*2)。 メインステージ・ドタンバたうんの住人の会話を始めメタ発言や痛烈なブラックジョークが多い。 宿敵であるグランチルダも客観的なツッコミを入れてきたり勝負に負けて素直にパーツを渡したりと無駄に律儀な姿勢は変わっていない。 XboxLIVEに繋ぐことで各チャレンジの上位者の動画を閲覧可能である。王道のテクニックで魅せる物から理解不能な物まで多種多様で見ているだけでも楽しめる。 賛否両論点 前述の通り良い意味でも悪い意味でも前2作とは別物。故にその続き(正当進化的な続編)を期待してこれを買うのは避けた方がいい。凝った場所に置かれた貴重品や複数ステージに渡る謎解きなどの過去作おなじみの要素は存在しない。 そもそもパズルをしないのにジグソーである意味があるか? という意見もあり、その上作中のカズーイからも「もうジグソー集めは飽きたわ!」と言われる始末。 キャラクターデザインが前作までとまるで違う。 作中でも言われているがバンジョーの顔は四角くなり、女性キャラのウンバにいたっては同一人物とすら思えないくらい。 問題点 流れがつかめるまで(特に序盤)がかなり単調。 作ることができる乗り物も限られるので、面白くなる前にダレる。最悪投げてしまう可能性がある。 シナリオが進むとドタンバたうんではバンジョーのカートが「違法車両」(ジクソーを運んでいると「密輸犯」)とみなされ、パトカーに追い回される事になる。倒しても復活するし、そもそも理由もなければ意味もないという何のためにいるのか不明な連中である。 警察署長のパイクレットに賄賂としてオンプを渡せば一定時間だけ追われなくなるが、あまり意味は無い。むしろオンプは無制限には入手できないので、渡しすぎると他のアイテムが二度と買えなくなる恐れがある。 乗り物の製作には唯一パーツ数という制限がある。これにより宇宙船のような馬鹿でかいマシンは作れない。 もっともでかすぎるマシンはステージに入った途端動けなくなる場合があるが。 ステージによって海は存在するのだが『2』の「ジョリーのリゾート」の様な海を前面に押し出したステージが無い。 そのため潜水艦を作って海中へ…という遊び方はできない。 ゲームのPVには登場しているにもかかわらず本編では出てこない武器が存在する。 総評 『パネキット』を(当時の)最新ハードウェアで、別の会社が作ったら…というゲームとして、本作は良作たる価値があるといえる。 しかし、ファンが求めていたのは、バンジョーとカズーイという2キャラ操作を使いこなして遊ぶプラットフォーマーであり、それを求めていたファンたちからは非難轟々であった。 「ゲームの質が高くてもガッカリゲー呼ばわりされることもある」「クソゲーどころか良作であっても、フランチャイズは壊れうる」実例といえよう。 余談 作中のキャラクター曰く「続編は無い」との事。一応EDでは本作の続きと思われるゲームを作っているほか、カズーイも『ガレージ大作戦2』を仄めかす発言をしてはいるが、その後新作は発表されてはいない。 本作は元々GCで『バンジョーとカズーイの大冒険3』として発売される予定だったが、レア社がマイクロソフトに買収されたため開発中止になった。 プロローグで失敗作呼ばわりされたカズーイが「これでもシリーズモノの主役を張っている」と主張した際にログは「ならば例のイタリアの紳士と比べるとどうかね?」と突っ込んでいる。どうやらこの世界でもあの男は有名人となっているようだ。 初代『バンジョーとカズーイの大冒険』で実装されるも実用化できなかったひみつの交換システムが遂に実用化された。 交換システムパーツが追加される。便利なものではなくアクセサリーだが、なんとなく嬉しい。 その後の展開 2014年の大規模レイオフでレア社を去ったベテランスタッフ達が立ち上げたPlaytonic Gamesが、前2作の精神的続編として『Yooka-Laylee』の製作を発表。Kickstarterで目標額の10倍以上である200万英ポンドの調達額を達成した。 2017年の1月末にはゴールド(*3)の報告があり、同年4月11日に発売された。プラットフォームはPS4/One/Win/Mac/Linux。 ちなみに当初の予定にあったWiiU版はキャンセルとなり、Switchでの発売に変更されている。 そして、Nintendo Switch版も海外版が2017年12月14日、日本版が2018年6月14日にニンテンドーeショップでDL販売されている。