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登録日:2014/9/28 (日) 08 22 00 更新日:2024/03/19 Tue 22 17 39NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 アゴニィ イタミニンジャ・クラン ドM ドS ニンジャ ニンジャスレイヤー 変態 火炙り 福山潤 達し袋 針 アゴニィとは『ニンジャスレイヤー』に登場するニンジャであり、変態である。 CV.福山潤 ◆概要な◆ 初登場は「キックアウト・ザ・ニンジャ・マザーファッカー」。 ジアゲ・ファンド(地上げ屋)の経営者タメジマがバー「ヨタモノ」の立ち退きを行う最後の手段として依頼したソウカイヤから派遣されたニンジャ。 ひょろく痩せた背の高い体を全身型のレザースーツに身を包み、その上から大量のタタミ針を全身に突き刺しているというおぞましい容姿をしている。コワイ! その上、割と丁寧な口調の会話の端々に恍惚としたよがり声を漏らし、身をくねらせるなどスゴイアブナイ・アトモスフィアを醸し出し、初対面のタメジマに即座に後悔と恐怖を覚えさせた。 ここまで読むと全身に針をぶっ刺す様なマゾ行為を常時続けているただの(?)変態にしか見えないが、標的となった人間針を突き刺して「オブジェ」とするにという残虐行為も平然と行うなど、ニンジャの残虐性が表れている。 ようするに超被虐・嗜虐嗜好の持ち主。言うなればドMでドS。 ◆活躍◆ + ネタバレ重点 「キックアウト~」後半にてタメジマと共に「ヨタモノ」に来訪。 店内にいたDJやパンクス(不良的な意味合い)達を次々と「オブジェ」に変えていき、タメジマも屈強なバウンサーを盾に度々立ち退きを拒み続けていたオーナーに対して威圧的態度をとる。 ……しかし突如、共にやってきたタメジマさえも殺害する。 アゴニィは最初からソウカイヤが土地を総取りする為に派遣されたニンジャだったのだ。 店内を恐怖で支配して暴虐の限りを尽くす彼だったが、我らが殺戮者・ニンジャスレイヤーが現れる。 交戦を開始すると最初こそ己のジツでニンジャスレイヤーをてこずらせるが、ナラクの意識が表層に出てきた事で状況は一変する。 スリケンを四肢に突き刺されて磔にされると、ジツの性質を見抜いたナラクによって脊髄の一部を引き千切られて痛覚を失ってジツを無力化されてしまう。 その後は爪先から点火されて松明めいて燃え上がり、彼にできるのは情けない悲鳴を上げて命乞いをする他になかった。 罪無き人々を残酷に殺したいだけ殺した挙句、苦しめられながらブザマを晒す姿は正にインガオホー。 最期はニンジャスレイヤーにチョップで脳天を砕かれ、爆発四散した。 ◆ワザ◆ジツ◆ ひょろい体型に似合わず、体に刺さった針をニンジャ筋力を使って発射するという奇妙なカラテを使う。 その狙いはかなり精密らしく、標的の正中線に8本の針を一直線に並べる様に射抜く事も可能。 全方位発射や一点集中などもこなせるなど、かなり器用である。 また弾切れ対策の為に、バイオ巾着袋を腰に下げ、その中に予備の針を用意している。 また彼の宿すニンジャソウルはイタミニンジャ・クランに所属しており、イタミ・ジツというユニーク・ジツを持つ。 これは他者に自分が与えた、または他者が自分に与えた苦痛をニンジャ回復力に変換するジツ。 わざわざ人間を「オブジェ」にしたりするのも趣味だけでなく実益も兼ねているからである。 作中でもニンジャスレイヤーの攻撃をノーガードで受けていた。 ちなみに自分で自分を傷付けてもジツは働かないらしく、自分に針を刺しているのはジツとは関係ない。100%趣味である。 ナラク曰く同クランのグレーターニンジャともなれば首だけになっても生きているそうだが、アゴニィがそこまでの事ができなかったのを見るに彼に憑依するソウルは格下位階のレッサーニンジャのものだったと思われる。 ◆余談な◆ 彼が過去どのような経緯でソウカイヤにスカウトされたかは謎だが、ダークニンジャに「痛めつけられた日」があったと語っている。 ダークニンジャに返り討ちにされたのか、それともスカウトされたのかはたまた彼の痛めつけに一目惚れしたのかは不明だが何らかの形でダークニンジャとは関わりがあるらしい。 「キックアウト~」はボーイ・ミーツ・ガールのジュブナイル的エピソードであり、ネオサイタマに生きる高校生の日常と苦悩、モータル(一般人)から見たニンジャの恐ろしさを書いた忍殺アトモスフィアを理解する為の初心者向けエピソードとしてよく挙げられる。 だがいかんせん、アゴニィのインパクトが強すぎる為、ニュービーの急性ニンジャリアリティショックを懸念するヘッズも少なくない。 しかし彼の様なインパクト絶大なニンジャで耐性を付ける事で、更なるNRSの心配なく作品を読み進める事ができるのだ。 欺瞞! 物理書籍版PVの第2弾にも登場。奇怪な動き、クリーチャーめいた光沢を持つなどニンジャでも早々いない風貌になっている。コワイ! 「ニンジャスレイヤー殺(キルズ)」の「キックアウト~」コミカライズにより他コミカライズに先駆けて登場した。 ひょろ長い、というよりもスレンダーなモデルめいた体型、所々で見せる艶めかしいポーズが女性的な印象を与える。 が、それ以上に原作に忠実な針だらけの姿に加えて、両乳首にピアスを通していたり、バイオ巾着袋と思しき物体があろう事か股間に装備されていたり これからイクサを挑むニンジャスレイヤーに対して「愛しあいましょう」という爆弾発言をぶっ放すなど 濃すぎるほどにアレンジのきいたキルズ版アゴニィはヘッズのニューロンに多大なダメージを与えた。 そして股間に装備された袋、アゴニィが悶える度に膨らんでいっており、初登場時と後の場面であからさまに大きさが違うのだ! そんな袋にヘッズが付けた名前が『 達 し 袋 』 (元ネタはモスキート=サンが潜入先のモブを殺害した際の謎の注釈(彼はここでまず達した)からだと思われる。 達したってどういう事かって? お察しください) この恐るべきコトダマはヘッズの間にあっという間に浸透し、ヘッズ達はたちまちTRS(達し袋リアリティショック)に見舞われた。 ちなみにこの袋、ナラク化したニンジャスレイヤーが「本当の苦痛」を教えてやる為に破壊されてしまった。ナムアミダブツ! ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨンでは第25話『ニンジャスレイヤー傑作選』にて登場。 …したのだが13本のエピソードを15分でまとめるという尺の都合によりとんでもない展開になっている。 始まりはすでに磔with火炙りのシーンから。 苦しみから悶えるアゴニィだがこの悶えるシーンが1分強にわたって続く。アニメもひたすらループするだけ。 その後ニンジャスレイヤーがチラッとしゃべった後爆発四散した。 以上。 …これを読んでニューロンが爆発しそうな気持ちになるが事実なので仕方ない。 本編、PV、コミック、アニメ全てのメディア展開にてぶっ飛んだ活躍(?)を見せる彼は輝いている。 追記、修正お願いします。ああ…イイー… △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 少年漫画重点!アクション重点!!ヒーローアクション重点!!!なキルズに満を持して投入されたニュービー向けエピソードオーに登場したのは 関根センセイの超アレンジによるアゴニィ=サンとその股間の達し袋であった… -- 名無しさん (2014-10-17 11 52 23) 顎兄さんの項目あったのか -- 名無しさん (2014-12-05 00 36 39) キルズ読ませていただきました。とても面白う御座いました。しかし、このド変態よりとんでもないのがこれから出てくるのか? と思うと、忍殺の深淵は深いなぁと、いまさらながらNRSに襲われております。 -- 名無しさん (2015-09-14 14 50 23) 初期エピソードに登場することでニンジャの多様性をいち早く教えてくれる、実際ニュービー向けニンジャであることですね? -- 名無しさん (2017-11-06 18 11 41) ↑欺瞞! -- 名無しさん (2017-11-06 18 31 44) 名前 コメント
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登録日:2017/08/06 Sun 14 31 38 更新日:2022/10/18 Tue 12 33 13NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 アヤミ ザイバツ ザイバツ・シャドーギルド デスナイト ニンジャスレイヤー マスター位階 「おお……アヤミ=サン」 デスナイトは『ニンジャスレイヤー』の登場人物。 失われた恋人“アヤミ”の名を付けた、大空からカタナを振るうバイオイーグルとのコンビネーションで敵を追い詰める。 ■登場エピソード 『キックスタート・ア・ニュー・デイ』 『ウェルカム・トゥ・ネオサイタマ』 『マーメイド・フロム・ブラックウォーター』 『ディフュージョン・アキュミュレイション・リボーン・ディストラクション』(※Twitter連載版・推定) ザイバツ・ニンジャ。 第二部の敵“ザイバツ・シャドーギルド”のマスター位階にあるニンジャ。 マスター位階中でも極めて強力で、カラテに限ればザイバツ・ニンジャの中でも上位のワザマエの持ち主。 第二部でナラク不在のハンデを抱えていたとはいえ、ニンジャスレイヤーを特に苦しめた強敵の一人である。 マスター位階ながら、グランドマスターも参加していた、物語としての『忍殺』の発端ともいえる“マルノウチ抗争”では現場指揮を任されていた、と目される程のニンジャ。 ……しかし、それから第二部開始までの時系列の間に想い人のアヤミを喪失したことにより身を持ち崩し、使い捨てめいたネオサイタマ急襲組に組み込まれるなど、すっかりとギルドの本流からは外れてしまっていた。 ザイバツ内での地位がひどくおぼつないものに成り果てている……との記述から、位階もアデプト級にまで落ちているのではないか?との予想がヘッズにされていたが、物理書籍版の名鑑にて階級のみはマスター位階に留まっていることが明らかとなった。 ……そうした経緯もあってか、厭世的でアンニュイなアトモスフィアを纏っており、遥かネオサイタマの地に飛んでも顧みられぬ身を嘆く訳でもなければ、ザイバツの支配の拡大を叫ぶ訳でもなく、鬱々とした言葉をポエットに呟きつつ惰性に流されるかの如く任務に当たる……という態度を取っていた。 本人の意識は常にネガティブで、ザイバツがネオサイタマでの支配をも握ろうとしている中で「ソウカイヤ……ザイバツ……首が誰のものにすげ変わろうと同じ事……世界は同じ……死ねば同じ事……」とまで言ってのけていたが、あるオイランドロイドの行方を探す中で偶然から交戦に入ったニンジャスレイヤーを相手に、期せずして極限までカラテを燃やしあうような、刹那的で蠱惑的な刺激に身を置くことになった。 ニンジャネームのデスナイトは、そのまま死の騎士だろう。 『D D』の同名のアンデッド種族名から取られたのではないか?との推測がされている。 それに合わせてか、ニンジャ装束についても間接部に特殊な装飾(罪罰紋)を施された甲冑めいた装束、との記述がある。 相貌に関しては元々は特に説明がされていなかったのだが、ヘッズからは雰囲気や口調からグッドルッキング重点でコトダマイメージされており、公式イラストでも長身、痩身、ウェーブがかった長髪に暗い瞳……と、期待に違わぬ姿でイメージが纏められている。 【アヤミ=サン……美しい】 ギルドのネオサイタマ進出最大の障害であったラオモト・カンの消失を予期して、ディプロマットとアンバサダー兄弟の作ったポータルを通して送り込まれた先導隊の一人として再びネオサイタマへ。 このポータル通過には三割もの確立での存在の消失、肉体欠損、物質内への実体化といった不幸な事故が起きる危険性がある為、この先導隊も破壊欲求に取り憑かれた者や、命を捨てても出世したいと願う命知らずといった連中が殆どであった。 そんな彼らをしてZBRアドレナリンを摂取して興奮状態にならねば飛び込めなかったポータルに、デスナイトは平然と飛び込んだのだという。 後に、この危険なポータル通過は幾らでも替えの利く下級ニンジャのみに許されるという、無慈悲な事情が明かされており、それ故にネオサイタマ側の出口を担当していたアンバサダーは、デスナイト程の男が通過を許されたことについて、かなり驚いていた。 それ程の危険を冒そうという彼を止めようとする者も居なかったことからも、ギルド内でのデスナイトの立ち位置が如何に実態のないものと成り果ててていたかが窺える。 ニンジャスレイヤーと対決したのは『マーメイド・フロム・ブラックウォーター』にて。 オムラ傘下の暗黒メガコーポの思惑を組んだ、輸送トラック「粗忽野郎」の廃棄ガス汚染に関する偽装疑惑を追及していた上院議員を籠絡させたかに見せかけて、ザイバツ傘下となったドレッドヤクザのタジバが口封じに皆殺しにした裏工作にて取り逃がした最上級オイランドロイドの行方を探す途上であった。 そのオイランドロイドはコミュニケーションに難ありながら、優れた電子技術を持つ宇宙に憧れる純粋な青年カキオに拾われ、修理を受けて甦りエトコと名付けられていた。 カキオは兄のマチノが経営するバイク鍛冶屋で共に働いており、そのバイク鍛冶屋に頼れる相棒となった“アイアンオトメ(大人女)”を預けていたのがニンジャスレイヤー……。 そして、カキオはエトコの起動の為に預けられたアイアンオトメから無断コピーした電子キーを使用してしまっていたのだ。 この事で、IRCアクセス不能になったニンジャスレイヤーは再びバイク屋を訪れ、そこでエトコの所在を追跡してきたタジバとクローンヤクザに惨殺されたマチノを発見。 クローンヤクザを始末し、タジバを不具にしたニンジャスレイヤーの前にオイランドロイドの発見を知らされたのかデスナイトが姿を現す。 手にしたスリケン・ボウガンの連射とカタナを咥えたバイオイーグル“アヤミ”のコンビネーションにより隙を見せたニンジャスレイヤーに襲いかかる必殺のダブル・ポン・パンチ!一撃必殺のポン・パンチを二発……しかも、僅かにタイミングをずらすことで破壊ダメージの相乗効果を上乗せする妙技により吹き飛ばされ、追い討ちとばかりにガレージ内のドラム缶を爆発させられ、ガレージの爆発に巻き込まれるニンジャスレイヤー! ……そこへ、件のオイランドロイド……エトコがカキオと共に帰ってくる。 短い時間ながらユウジョウを育んだカキオの命だけでも救うべくエトコは向かっていく……狂ったニンジャに! エトコの人工の創造物を越えた反応に戸惑いつつも、そのテクノカラテを受け止め破壊していくデスナイトとアヤミ。 更に、バイオイーグルのカタナがカキオにも襲いかかろうとした正にその時、炎の中からアヤミに突き刺さるスリケン。 アヤミを傷つけられ、怒りに燃える己を更に深い憎悪を以て返すニンジャスレイヤーの様子を訝しみつつ、再びカラテを合わせた両者の力は……拮抗。 「貴様は実際なかなかのカラテを持っている」デスナイトは認めた。「我がヒサツ・ワザを受け、爆発に呑まれ、なおこうして向かってくるしぶとさを。だが、あのラオモト・カンやアースクエイク、ビホルダーを手にかけるほどのワザマエか? 否……このままやれば、貴様は死ぬだろう」……実際、今のニンジャスレイヤー=フジキド・ケンジに、かつてその力を借りて強敵をも制してきたナラク・ニンジャのソウルは不在。 地力は互角なれど、傷ついた身のニンジャスレイヤーに対し、無傷でバイオイーグルとのコンビネーションを使えるデスナイトの有利は動かず。 それに対して、ニンジャスレイヤー……フジキドが取ったのは己の身を傷つける犠牲を払いつつ、敢えて前に踏み出す自棄めいた勇気だった。 必殺のダブル・ポン・パンチを再び食らうことだけは避け、敢えてバイオイーグルのカタナを受けつつ前に出るとともに間合いを潰す「肉切り包丁で骨も斬る」の理論で、決断的近接カラテを浴びせる。 慌てて助けに入ったバイオイーグルの隙をついて致命傷を与えたニンジャスレイヤーだが、それを見て今度は怒りに燃えたデスナイトがニンジャスレイヤーを打ち倒し、無慈悲なマウント打撃の連打! 絶体絶命の中、新たなる敵……妻子を奪ったマルノウチ・スゴイタカイビルでの抗争の元凶の片割れザイバツ・シャドーギルド(罪罰影業組合)の存在をニューロンに刻み付けたニンジャスレイヤーは片方の拳を受け止めるが、デスナイトは力ずくでニンジャスレイヤーの両腕を押さえつけ、頭突きの連打! ニンジャスレイヤーをして、頭部を砕かれようかという衝撃の中、頭突き攻撃に移ったことでバランスの崩れたデスナイトをブリッジで跳ね上げマウントから脱したニンジャスレイヤーだが追い討ちに行く余裕はない。 デスナイトもまた、苦しむアヤミ=失われた恋人の残骸から唯一引き出せた光ファイバーを移植したバイオイーグルをカイシャクし、そのカタナを構える。 両者、最後の激突。 回転跳躍するニンジャスレイヤーを両断するべく、カタナを構えるデスナイトのニューロンは稲妻のように加速し、世界は泥に包まれたように鈍化する。 思い出されるのは、サツバツたる己の生の中で唯一愛した存在……人間の機微を学習して応えた魔性の人形……オイランドロイドのアヤミのこと……エトコにも似た……。 そもそも、デスナイトが自ら裏工作の後始末を行って、オイランドロイド達を破壊してさえいれば、このような事態にはならなかったのだ。 しかし、勝利を確信し、過去に飛んでいたデスナイトの意識はニンジャスレイヤーのカラテに破られる。 ニンジャスレイヤーが狙っていたのはカタナの側面。 刀身をも叩き折るチョップの衝撃に、マウントを破る為に握られていた手首のダメージが響き、カタナを取り落としたデスナイトに、回転を止めぬままに勢いをつけた回し蹴りが額を直撃する。 額を割られ、致命的な流血と共に脳漿をも撒き散らすデスナイトから失われる人格!……記憶! トドメに行こうとしたニンジャスレイヤーだったが、結末は意外な形で着いた。 半ば破壊されたボディを起こし、カキオを守る為に身を起こしたエトコがデスナイトを抱え、燃え上がるガレージへと歩み寄っていく。 「アヤミ=サン……アヤミ=サン……アバッ……アバッ……」エトコは答えた。「間違いをしています。私はエトコです。最初に決めた名前は変えられません」 デスナイトとエトコを呑み込み、更に勢いを増したガレージの炎……再度の爆発。 嗚咽するカキオを慮りつつも、ニンジャスレイヤーは新たなる敵ザイバツ・シャドーギルドとの戦いに思いを馳せるのだった。 【許さぬぞニンジャスレイヤー=サン】 ■ダブル・ポン・パンチ デスナイトのヒサツ・ワザ。 『忍殺』世界でも一撃必殺のワザとして知られる伝説のカラテ技ポン・パンチ(崩拳)をワンインチ距離への踏み込みから、時間差的に二発叩き込む。 単に両拳で二発を同時に叩き込むのではなく、時間差的に打つことで衝撃を増させる妙技であるらしい。 実際、その威力は脅威的な。 【フフフ……下らぬ日々の泡……】 ■アヤミ=サン デスナイトとのコンビネーションで嘴に咥えられたカタナで敵を追い詰めるバイオイーグル。 その身には、かつて愛したオイランドロイドのアヤミの光ファイバーが移植されているらしいが、実際にアヤミの意識や記憶が影響を与えているかどうかは不明。 アヤミを失った後のデスナイトはアヤミのユーレイの影を追うだけの人生だったが、最後まで主人に付き従いデスナイトを守った。 ■スリケン・ボウガン その名のように楔型スリケンを無慈悲に連射出来るボウガン。 Twitter連載時は名鑑に名前が書かれていたのに劇中には出てこない武器だったが、物理書籍版にて登場。 絶え間なく発射される為に実際厄介で、業を煮やしたニンジャスレイヤーは奪った後で叩き壊した。 【アヤミ=サン……アヤミ=サン……】 第二部初期を象徴する強敵であり、デスナイトとの邂逅により、ニンジャスレイヤー=フジキドはザイバツ・シャドーギルド……そして、マルノウチ抗争の真実に辿り着くことになった。実際ターニングポイントな。 「アヤミ=サン。ここから二人で飛び降りて、安らかに追記修正できたらどんなにいいか。ネギトロめいて、一緒くたのクズ肉になれるのなら。このオタクだまりめいたアニヲタwiki(仮)で」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コイツに対してのフジキドの罵倒はいつも以上にキレキレでヤバかった -- 名無しさん (2017-08-06 15 06 35) ちょいとマニアックな人物の記事ができましたか。マスター位階だが実質アデプト位階のような扱いなんだっけ。 -- 名無しさん (2017-08-07 02 03 50) マスター位階なのにほとんどグランドマスターな実力で、そしてアデプトのように使い捨てにされる……ウーム、ショッギョ・ムッジョ -- 名無しさん (2017-08-07 10 44 03) ダブルポンパンチはサラマンダー=サンが戦闘で使ってるあたりかなり強い技だよな。でもフジキド使ってないのはなんでだろう?カラテの技量的に使えないというわけではなさそうだが。 -- 名無しさん (2017-08-07 13 07 29) そういやスリケンってなってるからボウガンの弾は自己精製なんだろうか?弾切れの気配も無かったが。 -- 名無しさん (2017-08-07 17 24 05) 書籍版はハードモードの代表例とも言われるニンジャ -- 名無しさん (2017-08-07 19 01 26) 後の回想でブラックドラゴン=サンと並んで強敵と評されてるし普通のマスター位階の奴よりも強かったんだろうな -- 名無しさん (2017-08-07 21 33 41) しかし、最近どんどん忍殺の記事ができていくな・・・ほんと、ありがたいわ -- 名無しさん (2017-08-07 22 18 55) だけど、なんだろう。最近の記事は見辛いと感じる -- 名無しさん (2017-08-08 00 08 53) ↑×6あんまり使う機会がないからでわ?ニンジャスレイヤー=サンは突きよりもチョップや蹴りを多用するイメージが私はある。 -- 名無しさん (2017-08-10 09 33 26) ↑似たような間合いだとボディチェックからの肘突きとか使ってますね。 -- 名無しさん (2017-08-10 09 57 35) 名前 コメント
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登録日:2022/06/09 Thu 07 04 00 更新日:2024/04/28 Sun 00 12 06NEW! 所要時間:約 46分で……グワーッ!?46分グワーッ!長い! ▽タグ一覧 「ドーモ、〇〇=サン。△△です。」 アイサツ エチケット ニンジャ ニンジャスレイヤー ニンジャヘッズ マナー ワザマエな項目 作成者がラリってたとしか… 和風 常識 平易で一般的な日本語(大嘘) 忍殺 忍殺しぐさ 忍者 怪文書 所要時間30分以上の項目 挨拶 日本 礼 礼儀作法 秀逸な項目 重篤ヘッズ 「ドーモ。ニンジャスレイヤー=サン。ダークニンジャです」 「ドーモ。ダークニンジャ=サン。ニンジャスレイヤーです」 初対面での第一印象を左右したり、職場や学校での人間関係を円滑に保ったり、折りに触れて贈り物とともにやり取りしたり、魔法の言葉だったりと、社会において重要な役目を担う「挨拶」…… 日本人である以上、いや日本人でなくとも日常生活にはかかせぬものであり、当然ながら読者の皆様もこのマナーについて相応の知識を持ち合わせていよう。 しかし推定読者数5おくにんを超えるちょうエンターテインメント冥府魔導カラテtwitter小説『ニンジャスレイヤー』において、挨拶、いや「アイサツ」は我らの知るそれとは似て非なる奥ゆかしい(*1)礼儀作法であり、これに対し適切な知識を持っていなければ ◆ ニンジャスレイヤーほんぺんを読んだ時に、「なんでこいつら殺し合い前に丁寧に自己紹介してんの?バカなの?鎌倉武士なの?」などとあなたが誤解する ◆ ニンジャスレイヤーほんぺんを読んだ時に、「なんだコレ……ぼくの知ってる日本文化と違う……帰ってパラッパラッパー(*2)しとこ……」などとあなたが混乱する ◆ニンジャスレイヤーほんぺんを読み進めていても、「む……このアイサツは礼儀作法として適正ではないのでは?もしやコイツは礼儀を知らぬサンシタ(*3)なのでは?」などとあなたが早合点する ◆ある日あなたが突然にニンジャとなり、敵性ニンジャが現れてイクサ(*4)となった時、敵性ニンジャのアイサツに適切なアイサツを返すことができず、あなたの名誉が失われる などといったさまざまな弊害が予想される。 しかし心配ごむよう、この項目を読むことによってあなたはこの複雑で奥ゆかしい礼儀作法を完全に理解することとなり、安心してニンジャスレイヤーを読み進められるし、またいつ訪れるやもしれぬニンジャとの接近遭遇にも備えることが可能となるだろう。 なおニンジャスレイヤーといえばその独特なほんやく言語、所謂「忍殺語(*5)」で有名だが、しかし本項目ではピュアなニュービーの方々にもわかりやすいよう、平易で一般的な日本語で叙述していくため、初めてのかたでも実際ごあんしんだ……いや、安心してご覧いただきたい。 またどうしても使用せざるを得ない用語などに関しては、注を用いて解説もしているため、どうぞ有効活用あられたい。 ◆「ニンジャスレイヤー」における一般的アイサツ行為◆ ◆ニンジャのアイサツ◆ ◆なぜニンジャはアイサツにこだわるのか?◆ ◆ハウトゥーアイサツ◆① イクサの手を止める ②-a 名乗る ②-b 敬礼動作を行う ◆アイサツのルール◆・「アイサツ前のアンブッシュは1度まで」 ・「イクサの前にはアイサツする」 A. 超遠距離戦の場合 B. 相手がモータルである場合 ・「集団戦の場合、個別のアイサツ交換は必須ではない」 ・「アイサツをしたら返さなくてはならない」 ・「アイサツ中に攻撃しない」 ◆アイサツ・タクティクス◆・「アイサツ終了直後を狙え」 ・「アイサツで逃亡を阻止せよ」 ・「先行アイサツ側が有利を得やすい」 ・「後手側は数少ない優位点を活かすべし」 ・「隙はなるべく小さくすべし」 ・「あえて隙を大きくする戦術」 ◆アイサツ事例集◆ ◆アイサツ・トリヴィア◆「実は描写外でアイサツをしているかも?」 「敬礼動作の種類」 「何語でアイサツしてる?」 ◆「ニンジャスレイヤー」における一般的アイサツ行為◆ 初見の方や詳しくない方には誤解されがちだが、「アイサツ」とは基本的に我々の知る「挨拶」に近似のものである。 よってアイサツそれ自体は、ニンジャスレイヤー世界においても一般的な日本式の礼儀作法であり、特にニンジャに固有のものというわけではない。 古事記(*6)にもそう書かれている。 アイサツ……トクガワ・エドの治世から数百年が経過した今となっても、この極東のハイ・テック国家には「義」「礼」と呼ばれる価値観が連綿と生きている。自らを卑しめ、相手を尊ぶ。この国家では何より調和こそが重んじられる。たとえそれが、薬物中毒者と売人のようなマケグミの間であってもだ。 「……ドーモ。あー……」シルバーカラスは会釈した。「カギ・タナカです」カギ・タナカは彼の使う偽名だ。マンションもこの名前で借りている。「ドーモ」少女も会釈を返す。「ヤモト・コキです」二者は自然に名乗った。異常な事ではない。他人同士、同席すればアイサツ有り。日本の奥ゆかしさだ。 「ドーモ。始めまして」アルビノの男はなんと、先手を打ってオジギを繰り出したのである。さらに、頭を上げながら自らの懐に手をいれ、滑らかな動作で名刺を差し出した。「私の名前はエシオです。ピグマリオン・コシモト兄弟カンパニーのエージェントをしております」 「ドーモ。明智光秀です」「ドーモ。織田信長です」織田は座したまま挨拶を返した。本能寺内のアトモスフィアが張り詰め、不穏なカラテが周囲に満ちた。明智は襖を後ろ手に閉めると、しめやかに座し、織田と茶を交わした。 等と言った具合である。 見ての通り、「相互リスペクト」「謙譲の美徳」といった日本的価値観を体現した儀礼行為がアイサツであり、 初対面の相手や改まった場、あるいは単に顔を合わせた時、また別れ際などでアイサツをするのが望ましい アイサツをされたらアイサツを返すのがマナー 多くの場合、会釈などの肉体的礼儀を伴う サラリマン(*7)等の場合、同時に名刺などを差し出すことも と言った多くの点で、我らの知る「挨拶」と共通している。 反面、 会釈などにとどまらず、両手を合わせる合掌礼、さらに30-45度程度頭を下げるオジギ(*8)などを伴う場合がある 「ドーモ(*9)」が、互いの上下関係や場のフォーマル度に関わらず使用できる、汎用性の高いアイサツ用ワードとなっている 適切なアイサツを欠いたことに対する社会的ペナルティが概して重い などの違いもあり、全体として我々の「挨拶」に比べて、より厳粛で荘重、儀式的な行為になっていると言える。 ……とまあ、そんな感じにニンジャスレイヤー世界の「アイサツ」についてはおおよそ理解されたことと思うが、しかしこれはあくまでニンジャスレイヤー世界における、「一般的な社会」の間でのアイサツである。 だがニンジャスレイヤーという作品内においては、「一般的な社会の日常」は登場人物の誰もが過ごす常日頃の光景ではなく、むしろその逆、「非日常の世界」ですらある。 では作中における「日常」とは何か? ……そう。ニンジャとニンジャの無慈悲なるイクサである。 ◆ニンジャのアイサツ◆ イクサに臨むニンジャにとって、アイサツは神聖不可侵の行為。古事記にもそう書かれている。アイサツされれば返さねばならない。 ご存じの方もおられよう。 かの伝説的電子ドラッグことアニメイシヨン第1話においてナレーションのゴブリン氏によって発せられた、ニンジャスレイヤーにおける「アイサツ」を象徴するベストセンテンスである。 そう、先に述べた日本人としてのアイサツ儀礼とはまた別に、ニンジャ達は「イクサに臨んでのアイサツ」という独自の礼儀作法体系を持っているのだ。 このアイサツに関するは諸々のルールはニンジャにとって「掟」と称されるほどに重要、かつに拘束力の大きいものであり、一山いくらのサンシタニンジャであろうが、あるいは神話級と称えられる最上位ニンジャであろうが、この厳粛厳正なプロトコルからは逃れられないのである。 ニンジャスレイヤー世界において、ニンジャとは無慈悲な暴力の化身であり、自らの欲望のままに非ニンジャを殺し、搾取し、隷属させることに一片の疑問も抱かない、邪悪で身勝手な超人類である。 そんな彼らが、何ら物質的な強制力のないアイサツという礼儀作法にだけは従わざるを得ない、いやむしろ自ら進んで従っている様は見るからに異様であるが、しかしそれこそがニンジャという存在の特殊性をあからさまにしているとも言えよう。 ※そもそもニンジャスレイヤーの「ニンジャ」をよく知らないという人は、こちらをクリックして解説を出そう! 一般的に「忍者」と言えば、闇に紛れて忍び寄りクナイや刀で敵を暗殺したり、ボディアーマーを着てカエルを呼び出したり、二刀流やサイや棒やヌンチャクを駆使したり、感度が3000倍になったり……といった、「高度な訓練を受けた特殊隠密戦士」的な存在を思い浮かべられることだろう。 しかしニンジャスレイヤー世界での「ニンジャ」はそれらと根本的に違い、生物としてのヒトが変異することによって生まれた、いわば「超人類」とも呼ぶべき存在である。 彼らはもともとは人間であったが、常人の粋を越えた激しいカラテ(*10)トレーニングや、ザゼン(*11)などを重ね、さらにある種のイニシエイションを経ることによって、その肉体と精神を不可逆的に変質させた超人類なのだ。 ニンジャになると肉体や神経系、果ては染色体に至るまで大幅な変質強化がもたらされ、常人をはるかに超える肉体的能力や、また一部の者は「ジツ(*12)」と呼ばれる超自然の特殊能力を得るなど、全てにおいて人間を凌駕する半神的な存在へと至るのだ。 つまり一般的なフィクションにおいて「職業:忍者」であるのに対し、ニンジャスレイヤーにおいては「種族:ニンジャ」なのである。 ただしそのようなニンジャの正体は、様々な経緯から作中の時代(*13)においては殆どの一般人に知られていない。 そのため世間一般では「ニンジャ」と言えば吸血鬼やドラゴンと同じ「荒唐無稽なフィクションの産物」とみなされており、ニンジャのヒーローなどもフィクション作品などで度々登場するという。 そういう意味では、わりと我々の思い描く「忍者」に近いところもないではない。 ニンジャ殲滅を目指すニンジャスレイヤーが、我々の思い描く「忍者」に最も近い見た目をしているのはなんとも皮肉である。 ただし前項で述べたように、アイサツそれ自体はニンジャに固有の作法ではないため、非ニンジャであってもアイサツ概念、ルール等の多くは共通していると考えられる。 少なくとも平常時のアイサツに関してはニンジャと非ニンジャの間にそれほどの感覚差はみられないし、非ニンジャが戦闘前アイサツや名乗り行為を行う場合もわずかながらあるため、ニンジャ独自のアイサツルールと、広く一般モータルにも共有されているルールの境目は、今のところ判然としていない部分も多い。 ◆なぜニンジャはアイサツにこだわるのか?◆ 簡潔に説明するのはなかなか難しいのだが、身もふたもないことを言ってしまえば「それがニンジャだから」である。 作中のキーワードを使って言うなら、「アイサツがニンジャというミーミー(*14)の、重要な一部であるから」とも換言できよう。 もともとの起源まで遡れば、ニンジャのアイサツへの執着はそもそもニンジャ社会、それも古き神代の古代ニンジャ社会の性質に由来している。 古代のニンジャにとって、自身の、また属する組織やニンジャクラン(*15)の名誉とは、命や勝敗よりもはるかに重いものだった。 例えイクサ自体に勝利しても、イクサの中で礼儀に欠き、名誉を汚す行いがあったらそれはイサオシ(*16)とはされず、ムラハチ(*17)、ケジメ(*18)、甚だしきはセプク(*19)などの厳しい制裁が科されるほどだったのだ。 そしてニンジャのイクサにおいて、名誉を守るための大前提ともされる礼儀作法、その象徴たるものがイクサに臨んでのアイサツだったのである。 それを定めたのは全てのニンジャの祖カツ・ワンソー本人であり、自身の弟子でもある偉大なるニンジャ将軍だったハトリ・ニンジャの進言を受け入れ、これを全ニンジャが守るべき礼儀作法としたとされている。 これ以後、ニンジャ社会に由来するすべてのニンジャ達にとって、イクサに臨んでのアイサツは名誉のための必須のプロシジャ(*20)となり、それはやがて彼らにとって本能と呼べるレベルにまで刻み込まれていったのである。 さらに作中にはそうしたニンジャ社会の一員であった本来のニンジャ、即ち「リアルニンジャ」だけではなく、そうしたリアルニンジャの魂が非ニンジャに憑依することによって生まれた「憑依ニンジャ」も存在する……というかそっちの方が作中の年代では圧倒的多数派である。 彼らはそうした古式ゆかしいニンジャ作法を知識として持ってはいないが、ソウル憑依時に本来の人格がソウルと融合することで、彼らもまた半ば本能めいてアイサツを重んじるようになるのだ。 現実世界においては平安時代から戦国時代における武士(あるいは中世ヨーロッパにおける騎士)の「名乗り」が作法とされたものに近い。 これは戦いの中で自身を討ち取った相手の武勲のため、あるいは死にゆく相手への手向けとして、双方の名前を告げ合うというもので、 互いに殺し殺されることを許容し、その一点においては対等であることを認め合う、殺伐としながらも極めて奥ゆかしい礼儀作法である。 故に彼らは互いがどのような立場であろうと、どのような力量差であろうと変わりなく、攻防の手を止め、名乗りを交わすのだ。 それを踏まえると、作中においてアイサツする事もできずに行殺されてしまったニンジャたちは、ブザマであっても決してシツレイではなく、 ましてやアイサツ直後に即殺されてしまうようなニンジャたちですら、互いに殺し殺される事を許容した上でイクサに臨んだ事を思えば、 アイサツという作法そのものを踏みにじる下劣なニンジャなどは、話にもならないという事が理解できるだろう。 ◆ハウトゥーアイサツ◆ さてニンジャのアイサツについて基本的な知識を得たところで、いよいよその具体的な流れについて学んでいこう。 ニンジャがイクサにおいてアイサツ態勢に入った時、まずすべきは ① イクサの手を止める アイサツの際には戦闘態勢をとらず、相互に一時的な無防備状態、あるいはそれに準じた非戦闘状態となるのが基本である。 これで「私は礼儀を守るために命をかけます」という自身の矜持を示すと同時に、また敵手に「貴方もまたこの作法を尊重し、攻撃しないと信じています」というリスペクトを示すことができる。 これは互いに向かい合ってイクサを始めた時だけではなく、アンブッシュ(後述)や乱戦などで戦闘が始まって後にアイサツをする形になった時も同様であり、一時的に手を止めて戦闘態勢を解除したのち行うのが望ましい。 ②-a 名乗る 「ドーモ、初めまして、ドラゴン・ゲンドーソー=サン。ソウカイ・シックスゲイツのニンジャです。ドラゴン・ドージョーに放火に来ました」 次いで、自らの名や所属組織、また場合によってはその戦闘目的などを相手に宣告する、いわば名乗りを行う。 アイサツを受けた側がアイサツを返す時、あるいは事前に相手の名前を知っている場合などは、先に呼びかけを挟んでから名乗るのが基本のようだ。 これらの一連の口上は、原則として敬語で行うべきであり、また相手に対しても敬称つきで呼びかけるのが望ましい(というか作中においては、ニンジャ・非ニンジャを問わず、家族以外の相手に対しては常に敬称(=サン)つきで呼ぶのが一般的作法である)。 ただし必ずしも敬語でならなければならないというわけでもなく、普段通りの口調で名乗ったり、あるいは端的に自分の名前を告げただけで済ませる、などの例も少なからずみられる。 「テメェー」キングピンは警棒で警戒する。「ダチュラ=サンじゃねえな。テメェー」「ああ違うね」ダチュラは……否、そのニンジャは不敵に頷き、あらためてアイサツした。「俺はシルバーキーだ」 「ドーモ。ダークニンジャです」ダークニンジャは接近してくる影へ呼ばわった。「貴様の名を忘れたな。名乗れ」「……ランペイジ……」ダークニンジャのニンジャ聴力が、鉄仮面の奥で発せられたくぐもった名乗り声を捉えた。ダークニンジャはさらに、後方にも一つ、別のニンジャ存在を感じ取った。 さらに直接的な名乗り(つまり「〇〇です」の部分)以外に挟まれる口上部分となるとむしろ敬語の方が珍しいほどで、ここで示威や挑発的言動を行う例も多いが、特に問題とはされない。 また多くのニンジャは、いくつかの名前を同時に持ち、日常生活時やイクサ時、ビジネス時などレイヤーに併せて名前を使い分けている。 一般的にイクサ時にはニンジャネーム、つまりニンジャとしての名前を名乗り、また相手もニンジャネームで呼ぶのが基本ではあるが、厳密なルールがあるわけではなく、偽名などを使っても特にシツレイにはあたらないようだ。 さらに負傷や病気などで、または身体的な問題があって喋れない(*21)場合は省略してもよいし、あるいは他人に代わって言ってもらってもよい。 「フーンク」インペイルメントは小首を傾げた。顔全体を覆うメンポはサイボーグめいている。そして思い出したようにヤモトへオジギした。「フーンク」「……!」「喋れんのだ、そいつは。インペイルメント=サンだ」モスキートが説明した。「インペイルメント=サン、その女子高生はヤモト=サンだ」 また、ショドー(*22)など声以外の手段で名乗りを行なうパターンも見られる。 もし貴方がニンジャとなり、憑依ソウルの影響や重サイバネ化など種々の都合により発話が困難となった場合は、ショドーを学んでおく、名刺を刷って携帯するなど事前の備えをされるとよいだろう。 異様なニンジャはくるくると回転ジャンプしてこれを回避、着地点にいたクローンヤクザの首を掴み、捩じ切った。「アバッ!」そしてバイオ血液の滴る生首を地面のアスファルトに擦り付け始める。 生首が毛筆めいて、そこに血のショドーが書かれた。「ドーモ」「ザ・ヴァーティゴです」 ②-b 敬礼動作を行う それは赤黒の装束に身を包み、「忍」「殺」の漢字が刻まれたメンポで口元を隠したニンジャだった。彼はタクシーのドアを閉めると、両手を合わせオジギした。 名乗りにあたっては、オジギをしたり、合掌礼などをして、相手に何らかのリスペクトを示す敬礼的動作を伴うことが望ましい。 名乗りと敬礼動作は基本的に順不同であり、また同時に行ってもよいようだ。 これらは両手をふさいだり敵から視線を切ったりせねばならぬため、アイサツのプロセスの中でもっとも危険な瞬間であり、短時間で行ってもシツレイ(*23)には当たらないが、故にあえて悠々と行うことで己の強さへの自信と奥ゆかしさを見せつける場合もある。 また名乗り同様、身体的条件その他によって敬礼動作が不可能な場合(肉体が人としての原型をとどめていない異形のニンジャとか)は必ずともしなくてもよい。 ……といった感じである。 この「ドーモ。〇〇〇=サン。××です」から始まる一連のアイサツ口上は、ニンジャスレイヤーという作品が生み出したミーミーの中でも最メジャー級センテンスであるため、あるいはニンジャスレイヤー・ニュービーの方でも「なんかこれ見たことある!」と既視感を覚えたかもしれない。 しかし作中では各々のニンジャのスタイルや、あるいは場面・状況に合わせた多様なアイサツが登場するため、実際の所それはあくまでその中の一例(とはいえ圧倒的多数例ではある)にすぎないことには注意がいるだろう。 ちなみに読者諸氏がアイサツをエミュレートする際、「〇〇デス」など名乗り以外をカナ表記にするのはよくあるミスだが、劇中では(カタコトなどの理由で元々カナ表記されている場合でも無い限りは)ひらがなで「〇〇です」とされている。 とはいえニュービーヘッズ(*24)のミスを鬼の首を取ったように指摘するのは奥ゆかしさに欠ける行為なので、もし指摘する際はシツレイの無い文体を心がけたい。アイサツにおいてそうであるように、奥ゆかしさは日本人として重要な美徳である。 ◆アイサツのルール◆ ではアイサツの流れを抑えた所で、今度はアイサツに関する最も重要な要素、即ち戦闘前アイサツ時に守るべき各種ルールについて詳しく解説していこう。 ・「アイサツ前のアンブッシュは1度まで」 ニンジャのイクサは互いに向かい合い、丁寧なアイサツと共に始めるのが常ではあるが、アイサツをする前のアンブッシュ攻撃(*25)もまた認められている。 ただしその機会は1回きりで、そのアンブッシュ攻撃で仕留められなかった場合は互いにアイサツし、普通のイクサを再開することとなる。 しかしアンブッシュ、つまり不意打ち攻撃とは卑劣な行いではないか?アイサツの精神と矛盾しているのでは?と思われた方もいるだろうが、 一方で、アイサツに持ち込むよりも前に一撃のアンブッシュで惨たらしく殺されたセンチュリオンであるが、これをもってニンジャスレイヤーを責めることはお門違いだ。これすなわち、アイサツする実力すら持ち合わせなかったセンチュリオンの不覚。「ドヒョウ前に犬死に」のコトワザ通りである。 とされている。 要するに1度きりのアンブッシュで軽く殺されるような者は、そもそもニンジャとしての心構えがなっておらず、カラテ(*26)も足りていない、つまり「リスペクトを払うに値しないサンシタだった」とされてしまうのだ。ニンジャのイクサは無慈悲なのである。 アイサツ関連のルールの中では比較的明わかりやすい条項ではあるが、 「1回のアンブッシュ攻撃」とは具体的にどこまでの範囲をさすのか? 連続コンボだとしたら完走するまで「1回」の範囲なのか? それともコンボは最初の1撃で「1回」なのか? といった長さ的な面での判断はなかなか難しく、実際作中でもキャラクター同士で判断が割れている場面がある。 実はリアルニンジャが台頭していた太古の昔にはこの決まりは存在していない。 アイサツ前のアンブッシュが認められるようになったのは、太古の昔コブラ・ニンジャクランを興した開祖であるコブラ・ニンジャが「自分はアンブッシュ・ジツを鍛えたが、アイサツをしてからではアンブッシュの意味が無い。この掟を改めて欲しい」とカツ・ワンソーに直訴し、申し出を聞き入れたカツ・ワンソーが認可したのが始まりだと伝えられている。 ・「イクサの前にはアイサツする」 言うまでもないようだが、基本中の基本ともいうべきモストベーシックなルールである。 作中でも「ニンジャ同士のイクサはまずアイサツから」的なメソッドが、形を変えつつたびたび強調されることからもその重要性は明らかだろう。 しかし意外なことにこの有名なルール、実は「何があろうと絶対に守らなければならない」というほどの強制力は持っていない。 ニンジャのイクサの様態は互いのカラテやジツ、周囲の状況などによって千差万別であり、イクサの流れによっては、互いにアイサツを行うタイミングを見つけられないこともある。 そうした場合、下手すれば両者アイサツなしのままイクサの終わりまで行ってしまうこともあるが、この場合は好ましくないイクサ運びとされるのは間違いないにせよ、シツレイと断じられるまではいかないようだ。 またそうした不可抗力でなくとも、あまりにも互いの実力差がありすぎてイクサの前に片方の戦意が砕けている場合など、アイサツなしでイクサが進むことも実のところままある。 またそうした例外的なケースとは別に、最初からアイサツを免除されているケースもある。具体的には A. 超遠距離戦の場合 ニンジャの中には、スリケン(*27)やユミ(*28)、または遠距離攻撃ジツの技術を極端に磨き上げ、姿も見えないような超長距離でのイクサを可能としたものもいる。 この場合、標的のニンジャとは到底声が届かないほど離れていることもありうるため、そうした「アイサツが不可能な距離で戦う」場合もアイサツ義務は免除される。 ただしあくまで「免除される」だけであり、義務を越えてアイサツ、またはそれに代わる行為をしたほうがより奥ゆかしいとされるのはいうまでもない。 もし貴方が突然に遠距離戦型ニンジャとなり、かつ名誉を大いに重んじたいとお考えなら、ニンジャ声帯を鍛えて大音声のアイサツを会得するなり、スピーカー付きドローンやLED搭載矢などの最新テックに手を出すなりされるといいだろう。 実際、古のユミ使いニンジャは自分の名前を季語などと共に記した紙を矢に結び、それを最初の1射とすることでアイサツに代えた、という奥ゆかしい逸話も伝わっている。 なお「最初は遠距離から一方的に狙撃していたが、次第に距離を詰められた」など、戦闘中にアイサツが可能な距離まで間合いが縮んだ場合は、その時点で改めてアイサツを行うのがベター。 B. 相手がモータルである場合 ルールとして明示されているわけではないのだが、基本的にニンジャは非ニンジャの人間、所謂「モータル」を相手にする場合、アイサツの必要はないと考えているようで、実際あまりしていない。 モータル相手に上記のアイサツをする場合もあるにはあるが、そういった場合は侮蔑を含んだ上から目線の挑発や威圧目的で行われることが大多数を占める。 先にも少し触れたが、ニンジャは伝統的にモータルを「非ニンジャのクズ」と蔑視していて、自分たちと同列の存在とはみなしていないのだ。 したがってアイサツの根本理念である「リスペクト」を払うべき対象ではそもそもない……というような感覚なのだと思われる。 またそれ以前に、ニンジャを前にしたモータルは一般に「ニンジャ・リアリティ・ショック(略称NRS)」と呼ばれる一種のパニック症状に陥ることが少なくないため、アイサツのしようがないことも多い。 モータルの身でありながらNRSを起こさずニンジャ相手にアイサツを返してしまったことで、敵性ニンジャと判断され戦闘になってしまった事例があるぐらいだ。(*29) ※「ニンジャ・リアリティ・ショック(略称NRS)ってなに?」と気になった人は、こちらをクリックして解説を出そう 「アイエエエ!?」「ニンジャ!?ニンジャナンデ!?」「コワイ!」「ゴボボーッ!」 ニンジャスレイヤー世界において、古代のニンジャたちはかつてその圧倒的なカラテとジツにより、世界中の非ニンジャを無慈悲な支配下に置いていた。 だがその後さまざまな経緯から彼らの力は次第に衰えていき、最終的には力をつけた非ニンジャ勢力の攻撃を受けてゲコクジョ(*30)され、歴史の表舞台から駆逐されてしまう。 その後歴史の勝者となった非ニンジャ勢力は、徹底的にニンジャ支配の歴史の詳細を隠匿し、また改ざんを重ねてその抹消に努めたため、現代では表向きニンジャの存在は歴史書から消えてしまっている。 先にも触れたように、一般人にニンジャが荒唐無稽なフィクションの産物ととらえられている」のはそのためである。 しかしミーミーの面でニンジャを忘れ去ることはできても、ジーン、つまり遺伝子の場合はそうはいかない。 長きにわたってニンジャの暴虐的な支配を受け続けてきた記憶は、非ニンジャの中にはもはや遺伝子レベルで刻まれており、ニンジャの存在は非ニンジャに対しヘビを前にしたカエルのような本能的な恐怖反応、拒絶反応を誘発するのだ。 この強力な精神作用によって引き起こされる一連の急性精神障害が「ニンジャ・リアリティ・ショック」と呼ばれるもので、パニック障害に似た精神喪失、錯乱、嘔吐、手足の震え、心停止、失禁などの諸症状を引き起こす。 実際にニンジャの支配にさらされていた昔の非ニンジャにも無論起きうるが、ニンジャをフィクションの産物と思っている現代人がこれに陥ると、今までの現実認識がひっくり返されてしまう心理的衝撃も相まって症状がより深刻化しがち。 ニンジャが直接目の前に現れた時だけではなく、その存在を様々な形で認識してしまった際にも起こりうるが、やはりニンジャを直接目の前にし、その力を認識した際に最も起こりやすい。 ・「集団戦の場合、個別のアイサツ交換は必須ではない」 数人、数十人以上の集団によって敵と相対した場合などは、1人もしくは数人が代表としてアイサツするなどして、余人のアイサツを省略してもよいとされている。 「イヤーッ!」ファーリーマンが到達し、ルイナーを援護する。アマクダリのニンジャ達が一人また一人と降り立つ。イクサにおける個別のアイサツは、開戦時の両大将が代表する事で省略可能だ。「イヤーッ!」「イヤーッ!」攻撃応酬を周囲に見ながら、スターゲイザーとスーサイドは押し合う。 ただしこの場合も、イクサの中で敵ニンジャとの個別の一騎打ちが発生するなどして一対一の状況になった場合は、改めて互いにアイサツをするのが望ましいとされる。 またアイサツは省略「してもよい」だけであり、あえて全員分やったとしても無論シツレイにはあたらない。実際作中でも少人数の場合だと、全員がアイサツをしていることも少なくない。 そして相手が省略せずに全員分アイサツしてきた場合は、やはりされた側も全員で返すのが礼儀とされている。 なおこの場合の集団戦とは、複数の勢力が入り乱れるような所謂「乱戦」も含まれる。 つまり 「ドーモ。ネブカドネザルです」陽炎に霞む巨大なシルエット……恐るべき背部アーマーを装着した鋼鉄ニンジャがアイサツした。全ての者たちが一瞬、固唾を呑んだ。「アーッ!」ヤマミ鋼材の跡取りが風圧で床を転がった。バスター・テツオが叫んだ。「オムラだ!奴をやれ!皆殺しになるぞ!」 「あなた方のアイサツは省略します」ジャキン!音を立て、ネブカドネザルが両肩のキャノン砲と両腕アーマーのミサイルランチャーを展開した。「とりあえず重要対象を除く者達を全滅させます。当然ながら降伏は認めない」「イヤーッ!」ドラゴンベインが跳んだ! この場合、ネブカドネザルは自分だけアイサツして相手のアイサツをキャンセルした形になるが、この時はニンジャスレイヤーやドラゴンベインを含めた複数勢力によるイクサが既に繰り広げられていた。 そのため新たにエントリーしたネブカドネザルは「乱戦に途中参加した」格好となるため、この場合もアイサツ交換を待つ必要はないとされる。 本来ならば自分がアイサツする必要もないのだが、多くのニンジャはこのようなアイサツ不要状況下でも名乗りだけは短く行う傾向があり、ネブカドネザルも同様なのだと考えられる。 ・「アイサツをしたら返さなくてはならない」 非常に優先度の高いルール。相手のアイサツに対してアイサツを返さないのは大変なシツレイである。 ここまで述べてきたように「必ずしもアイサツをしなくていい場合」というのは割とあるのだが、相手がアイサツしてきた場合は話が別。 基本的に「アイサツにはアイサツを返さなくてはならない」というこのルールが優先適用されるのである。 ただし注意すべきは、このルールは「アイサツされれば、即座にアイサツを返さなくてはいけない」という意味ではない。 もちろんなるべく早く返すのが望ましいが、イクサの流れ次第では、敵のアイサツの後にアイサツを返せるような時間がなかなか訪れないこともありうるのだ。 さらに言えば、「アイサツを返さない」のはシツレイにあたるが、同様に「アイサツを返させない」のもまたシツレイとみなされる。 例えば自分だけアイサツをして相手のアイサツを待たずにイクサを始めたり、アンブッシュから攻撃を続けつつ一方的にアイサツした、などの場合である。 この場合、自分が相手のアイサツ行為を妨害しているも同然であるため、礼儀を欠いているとみなされるのはむしろアイサツした側となる。 また、上記のようにニンジャがモータルと相対した場合はアイサツの必要なしとして即座に攻撃を始めることが多いのだが、モータルの側からアイサツされた場合はこちらのルールが優先される。 と、いうかその必要は全くないとわかっていても本能レベルでアイサツを返してしまうニンジャがほとんどであるらしい。 原則として非常に優先度の高いルールであるが、適用されない場合もないわけではないらしい。 例えば実際のケースとして、第二部のニンジャスレイヤーVSデスナイト戦のように、「アンブッシュ成功→直後にアイサツ→そのまま相手が戦場からキックアウトされて離脱→結構たってから戦闘再開」といった感じにそれなりのロングスパンを挟んだ場合がある。 この時アイサツを受けた側であるニンジャスレイヤーは、戦闘再開後もアイサツを返していないのだ。 彼はいかな理由があろうと安易なシツレイを自らに許すタイプではないため、こうした場合もあるいはシツレイにはあたらぬとされているのかもしれない。 ・「アイサツ中に攻撃しない」 ニンジャのアイサツに儀礼において最も簡潔で、かつ最も優先度が高いルール。 相手の、そして自分のアイサツ中に攻撃行動を取ることは厳に戒められており、アンブッシュであろうが乱戦中であろうが、議論の余地なく最低、スゴイ・シツレイ(*31)な行いであるとされる。 アイサツってのはさ、神聖な時間で、相手のために攻撃や防御の手をあえて止めてるだろ?あえて止めてるっていうのが大事だ。わかるか?礼儀を尽くしてるんだよ。その相手の礼儀を踏み台にして攻撃しちゃいけないんだ。 何度も述べてきた通り、アイサツ儀礼の根幹にあるのは「相互リスペクトの精神」であり、サツバツたるイクサにあっても「イクサはイクサ、礼儀は礼儀」としてそれを厳粛に守ることにこそ意義が、そして名誉があるのだ。 なのでアイサツ行為を利用して攻撃するというのは、そうしたアイサツの根本的な精神性、存在意義そのものに対する侮辱とすら言えるのである。 ニンジャが行えば「この恥知らずな戦術に味方ながら戦慄した」と味方から内心でこき下ろされるほどに嫌悪され、組織からは「礼儀を知らぬ」という端的な理由から査定でマイナス評価が下される。 twitter連載が始まってより13年がたった現時点(2023年12月)ですら、この禁を侵したニンジャはただ1人のみ。 ちなみにアイサツ中の攻撃行為ほどの忌避はされないが、同じようにアイサツ中の隙に逃走したりするのも非常にシツレイ、また卑劣な行為であるとされている。 なお、上記のようにモータルが相手でもアイサツをされればアイサツを返してしまうのがニンジャだが、この隙にモータル側から先制攻撃を仕掛けてくる場合がある。元々アイサツとはニンジャ同士のイクサのルールであるため、この場合シツレイには当たらない。 無論、ニンジャ側からすれば卑怯であるとは感じるようだが、どちらかと言えばモータルごときに不覚を取られたニンジャの恥であると解釈される。 ◆アイサツ・タクティクス◆ アイサツのルールについては読者の皆様も詳細な理解を得たものと思われるので、次いでは応用編にいってみよう。 幾度も繰り返してきたように、アイサツはニンジャにとって非常に重要なプロトコルであり、侵すべからざる神聖な儀礼行為である。 しかし同時に、ニンジャの本分はあくまでもサツバツたるカラテに、イクサにあるのも事実。 なので多くのニンジャは、「アイサツのルールを決して侵さぬように、しかしルールの範囲内でなるべく戦術的アドバンテージを得るべし」という、ある種の法律闘争めいた現実的な見方をしている。 そうしたアイサツ戦術ともいうべき観点からアイサツを分析すると、 ・「アイサツ終了直後を狙え」 アイサツ動作中の攻撃は厳禁されているが、終了と同時にその禁は直ちに、そして完全に消滅する。 なのでアイサツ終了後ゼロコンマ1秒で攻撃を加えたとしても、それはまったくシツレイには当たらないのだ。 そしてニンジャと言えども、オジギ中などの無防備状態から戦闘態勢にシームレスに移行するのは決して簡単なことではない。 よってカラテの足りぬ未熟なニンジャなどは特に、アイサツ終了直後にも隙を残していることは少なくないため、これを狙うのは非常にニンジャ戦理にかなった行動と言える。 ちなみに作中でこのメソッドを最も実践しているのは間違いなく主人公であり、アイサツ直後の情け容赦ない速攻(*32)によって戦いのイニシアチブを奪い、多くのサンシタニンジャを葬ってきた。 「ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン、ブラックドラゴンです」「ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン、シャドウウィーヴです」2人のザイバツニンジャは抜け目ない警戒感とともにオジギを返す。その直後!「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーが跳んだ!ブリッツクリーグめいた電撃的トビゲリが空気を裂く! その狙いはシャドウウィーヴ!ニュービーにありがちなオジギ終了後の硬直時間を突いた、見事なアンブッシュだ!「イヤーッ!」シャドウは咄嗟に両腕でこれをガード!だが片腕を半分失っている彼にとって、ニンジャスレイヤーのトビゲリはあまりに痛烈すぎた!「グワーッ!」激痛に顔を歪めるシャドウ! よって「アイサツはキチンとしつつもアイサツ終了直後の隙をどれだけ無くして即座に戦闘に移行・対処できるか」が、ニンジャの力量のボーダーラインの1つと言える。 ・「アイサツで逃亡を阻止せよ」 アイサツは原則として互いが認められる距離で戦闘態勢を解き、向かい合って行う。 つまりアイサツの終了後はお互いが近距離で向かい合って立っていることになる為、その状態から直ちに逃げ出すのは非常に難しい。 無防備な背中を晒すのは言うまでもなく危険すぎるし、じりじりと下がろうにも距離が近いため安易にはいかない。 このため敵を先に捕捉したが、逃亡を阻止したいのであえてアンブッシュでなくアイサツするという戦術も成立し得る。 「ドーモ。ニンジャスレイヤーです」機先を制し、流れるようにアイサツしたのは赤黒のニンジャであった。レッドハッグはこれによりアンブッシュと逃走の選択肢を奪われた格好だ。彼女はアイサツを返す。「ドーモ。ニンジャスレイヤー=サン。……レッドハッグです」路地裏に殺気が満ちる。 ・「先行アイサツ側が有利を得やすい」 一般論として、先んじてアイサツした側がイクサの主導権を握りやすいと考えられている。 まず機先を制することで相手を精神的に圧迫できるし、相手がもたついたりしたらすかさず礼儀不足を指弾したりすることで、さらなる精神的優位に立つことも可能だ。 またそうした心理戦要素以外でも、相手のアイサツを待つ間に精神的、肉体的コンディションを整える時間が得られるし、さらにあまり推奨される行いではないが、開戦直後の攻撃の予備動作などをその時間で密かに行うこともできる。 これがいわゆる「アイサツ的優位」である。 ・「後手側は数少ない優位点を活かすべし」 逆に不利となってしまう後手アイサツ側だが、有利な点がないわけではない。 後手側の優位点といえば、なんといってもアイサツに至るまでの「間」、また口上の長さなどを調整することで、アイサツ終了=イクサ開始のタイミングをある程度操作できるという点に尽きるだろう。 先述したようにニンジャのイクサはアイサツ終了後数秒、あるいはコンマ数秒で決着がついてしまうことも少なくないため、このタイミングを操作できるアドバンテージは決して小さくない。 ・「隙はなるべく小さくすべし」 アイサツ動作中の安全はニンジャの掟によって守られているとはいえ、物理的に見れば無防備な瞬間であることに違いはない。 このため単純にイクサの勝敗という観点から考えれば、可能な限り無防備な時間を短くし、アイサツ終了直後の攻防に備えるのが望ましい。 またそうした油断のなさを相手にアイサツ前に見せつけ、わからせることで、イクサの前からプレッシャーを与えることにもなる。 ・「あえて隙を大きくする戦術」 しかしそれを逆手に取り、あえて丁寧にアイサツしてみせ、長く大きな隙を意図的に作り出すという戦術もありうる。 これは即ち「私はアイサツの際に生じる隙など、気にする必要がないほどの強者です」というアッピールを意味する奥ゆかしいマウンティングであり、相手に威圧感や恐怖を与え、心理的な優勢に立つことができる。 「ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン……イグゾーションです」赤橙のニンジャはぞっとするほど冷酷なアイサツを行った。余裕を見せつけ相手に敗北感を味わわせるための、支配者然としたアイサツである。「ドーモ、イグゾーション=サン、ニンジャスレイヤーです」焦燥を隠しオジギするフジキド。 ◆アイサツ事例集◆ ここまでくれば皆様はもはやアイサツのオーソリティと言ってよく、いつニンジャとのイクサが始まっても名誉を汚さず振舞えるほどの知識を身につけられたことであろう。 しかし油断は禁物である。イクサの流れは千変万化であり、アイサツに至るまでの状況もまた然りなのだ。 よってこの項目では実際にニンジャスレイヤーの作品内で行われたアイサツをいくつか紹介し、皆様のアイサツ知識をより実践に即した形で補強していきたい。 ※ ちなみに作品内の文章の引用に関して、一部に編集用プラグインが作動してしまう箇所があったため、やむを得ず該当部分を微修正している。ご了承いただきたい。 【ゼロ・トレラント・サンスイ】より(クリックで展開) 「ドーモ、ミニットマン=サン。ニンジャスレイヤーです」風に乗って、ニンジャスレイヤーのアイサツが届く。ミニットマンは怒りに震える手を合わせ、アイサツを返した。「ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン。ミニットマンです」 twitter上で最初に翻訳されたエピソード、つまり連載上最初の作品で登場した、それも初めてのアイサツシーン。つまりこれが「ニンジャスレイヤー」の記念すべき初アイサツということになる。 第1話の冒頭から「前回までのあらすじ」が始まるだけあって、唐突なアイサツ行為に関する言及も全くなく、さも当然のように行われているのが何かこう、実にニンジャスレイヤー的である。 ちなみに物理書籍版ニンジャスレイヤーもこのエピソードから始まっており、表紙を飾っているのは向かい合って互いにオジギをする両ニンジャのシーンである。ワオ……ゼン……(*33) 【アット・ザ・トリーズナーズヴィル】より(クリックで展開) 「ドーモ、ファシスト的な搾取構造に疑問を持たず、欺瞞的に用意された泡沫的なトランキライザー的遊戯にうつつを抜かす奴隷的存在の皆さん。私は進歩的革命組織イッキ・ウチコワシの戦闘的エージェント、フリックショットです」 おそらく現時点で最長のアイサツ事例であり、なんと1ツイートを丸々使う形で行われた。なんて決断的なんだ…… ちなみにこのアイサツはニンジャに対してではなく、非ニンジャの集団に向けたものである。これ以外にも、ニンジャが非ニンジャに(多くの場合は非常に一方的な)イクサの前にアイサツする例は割とある。 【ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション】より(クリックで展開) ニンジャスレイヤーがオジギを返そうとした時、さらに一人のニンジャが背後に現れた。格子模様のニンジャ装束で、背中に巨大な機械を背負っている……ドラム式の大口径ガトリング・ガンだ。「ドーモ、はじめましてニンジャスレイヤー=サン。ビーハイヴです」 ビーハイヴは腰を90度に折って最オジギをする。いきおい、背中のガトリング・ガンの銃口がニンジャスレイヤーを向く。その時!「イヤーッ!」「グワーッ!?」な、なんたる卑劣非道か!その姿勢からビーハイヴはガトリング・ガンを発砲したのである!もはや言葉も出ぬほどのスゴイ・シツレイだ! 第1部ながらも依然忍殺史の頂点に立ち続けるシツレイ・オブ・シツレイなアイサツ事例であり、ビーハイヴというニンジャの名をある意味永遠のものとした。 アイサツ儀礼上最大の禁忌である「アイサツ中の攻撃」をやらかしたという点だけでも十分にすごいが、真にヤバイのは出来心やイクサの流れではなく、計画的にこれを行っていること。 彼は武装から戦術にいたるまでの一切を「アイサツ中のだまし討ち」という最低の初見殺しに特化しており、アイサツ行為を完全に無視……どころかハナっから悪用する気100%という恐るべきシツレイぶりであり、ここまでいくともはや逆にすごいかもしれない。 ちなみにニンジャの間では基本的に「礼儀作法がなっていないニンジャは、所詮カラテもサンシタ」という共通認識があるが、少なくともビーハイヴにおいてはこれが完璧にあてはまっており、素のカラテの実力はそれはもう悲惨の一言であった。 ちなみに第1部の敵組織であるソウカイヤには、彼以外にも ビビりまくって相手の先行アイサツ中に逃走したレオパルド 相手のアイサツ中に戦闘行動(煙幕の展開・音響兵器の作動)を取ったヒュージシュリケン 相手が丁寧にオジギしているのにもかかわらず、戦闘態勢も解かずにアイサツを返したサボター 飛び跳ねつつ攻撃しながら一方的にアイサツし、相手にアイサツを返させなかったアルバトロス 相手がアイサツしたのに、オジギどころか名乗りも返さず毒づいたウォーロック などなど、いずれ劣らぬシツレイなニンジャがいっぱいである。 ソウカイヤという組織自体、ニンジャよりもヤクザ(*34)やギャングのミーミーが強いためであろうか? 【アトロシティ・イン・ネオサイタマシティ】より(クリックで展開) 「誰だ!? 貴様はァ!?」バーグラーが狼狽し、謎の侵入者を指差す「そ、そのテング・オメーン、もしや、貴様は!」ソウカイニンジャの脳裏に、ある男の名が浮かんだ。ラオモト・カンですら疎む正体不明の非ニンジャ存在にして、孤独なるニンジャハンター!「……神々の使者、ヤクザ天狗参上!」 ドスの利いたバリトン声が事務所に響く!〈〈〈ワッツ? 神々の使者だと? こいつは一体、何を言っているんだ?〉〉〉「ド、ドーモ、ヤクザ天狗=サン、バーグラーです」ただならぬ存在感と口上に気圧され、バーグラーはアイサツを決める。その時!「ザッケンナコラー!」ヤクザガンが火を噴いた! LAN直結された赤漆塗りのオートマチック・ヤクザガンが、論理トリガによって弾丸20発を高速射出する! BLAMBLAMBLAM!「グワーッ!?」アイサツを完了していないバーグラー! この卑劣な奇襲を受け、左肩から先が弾け飛んだ! 壊れたスプリンクラーのように、鮮血がほとばしる! 半神的存在であるニンジャを非ニンジャの身で狩る異例のニンジャハンター、ヤクザ天狗のアイサツ事例。 見ての通り、相手のアイサツ中の隙を狙って攻撃するという議論の余地なくシツレイな行動であり、理屈から言えば「自分のアイサツ中」に攻撃したビーハイヴよりさらなる悪質な行動と言える。 しかもこの攻撃はビーハイヴ同様に意図的なものであり、ニンジャの習性を知り尽くした上で、意図的にアイサツの隙を作り出して不意打ちを狙うという徹底的なやり口である。 だが地の文を含め、登場人物の誰も、奇襲を受けたバーグラー本人でさえ彼のシツレイを指摘したりはしない。 なぜなら彼はモータルでありニンジャではないので、アイサツにこだわるような本能は持ち合わせていないし、また同じくニンジャとしての名誉を気にする必要もないのだ。 【ネオサイタマ・イン・フレイム】より(クリックで展開) 「イヤーッ!」自転する足場から足場へニンジャスレイヤーは壁沿いに飛び移った。対角には安定したバルコニー状の足場がある。そこまで足場が続く。このフロアは広く、対角はまだまだ遠い!「イヤーッ!」背後から飛来する飛び道具を空中のニンジャスレイヤーはチョップで弾き返す。 ニンジャスレイヤーが弾き返したのは小型のマチェーテだ。この武器には見覚えがある!ニンジャスレイヤーを追って足場をジャンプしてくる異様なニンジャの事を、彼は知っている!「イヤーッ!」追ってくる異様なニンジャは再度小型のマチェーテを投擲した。「イヤーッ!」再度弾き返し、足場を蹴る! ニンジャスレイヤーは難しい立ち回りを強いられていた。防御時にバランスを崩せば足場で滑り、眼下のスパイクグラウンドへ真っ逆さまだ。だが、なぜあのニンジャがここに居る?ジャンプを繰り返しながら、ニンジャスレイヤーは追跡者を一瞥する。円錐形の編笠を被った迷彩ニンジャ装束の男を。 「アイサツも無しか!フォレスト・サワタリ=サン!イヤーッ!」ニンジャスレイヤーはスリケンを投げ返した。「イヤーッ!」敵は空中で大振りのマチェーテを振り回し、スリケンを撃ち落とした。「これはアンブッシュの範疇だ、ニンジャスレイヤー=サン。ジャングルでは常に敵に囲まれている!」 前述した「どこまでが1回のアンブッシュとみなされるか」という論点に関わってくる事例。 1発目の投てき攻撃を回避され、その時点で敵に認識されたにもかかわらずさらに二度目の攻撃を敢行しているが、これに対する捉え方が両者で分かれているのがわかる。 結局ここでは明確な結論は出なかったが、そもそもアンブッシュ者のフォレスト・サワタリは、その憑依ソウルの影響か「アンブッシュ」の範疇をかなり広めに解釈しており、これ以外の場面でもアンブッシュ攻撃が長めなことが少なくない。 【ウェルカム・トゥ・ネオサイタマ】より(クリックで展開) 応戦!応戦しろ!ソーンヴァインは震えながらカラテを構えた。バイオ鞭はもう無い。カラテだ!カラテがニンジャの身を守る!いや待て、アイサツがまだだ!「ド、ドーモ、ソーンヴァインです……」「フーンク!」インペイルメントの鞘がエンドウ豆のサヤめいて展開、抜き身のロングソードが放たれる! 貴重な、しかし大変に情けないニュービーニンジャのアイサツ事例。 先述の通りニンジャのアイサツは半ば以上彼らの本能に根差すものだが、憑依ニンジャの場合は憑依ソウルの格や憑依対象者との相性といった複合的要因によって、その本能の「度合い」には個体差が出るらしい。 よって彼の様に本能的なアイサツ返しができない、という例もままあるようだが、彼の場合は初の実戦(しかも最悪な状況下での)で、絶望的に緊張していたという点も大きいかもしれない。 【カース・オブ・エンシェント・カンジ、オア・ザ・シークレット・オブ・ダークニンジャ・ソウル】より(クリックで展開) 両者は目を合わせた瞬間から、激しい嫌悪感を抱き合った。「ドーモ、はじめましてデスドレイン=サン、ダークニンジャです」「ドーモ、ダークニンジャ=サン。って……アァン?俺の名前知ってンの……?まあイィや……デスドレインです」何たる不遜な態度か!神聖なアイサツを省みぬ悪童的姿勢! 主人公のライバルであるダークニンジャと、作中屈指の腐れ外道ヴィランとして名高いデスドレインのアイサツシーン。 テンプレ通りながらも正調なアイサツを行ったダークニンジャに対し、デスドレインのそれは不遜極まりないものであり、アイサツの根本精神を理解せぬ(あるいは理解しつつあえて嘲弄する)彼の精神の下劣さが顕著に表れている。 しかし逆に言えばデスドレインのような下衆の極致ともいうべきニンジャですら、一応はアイサツ行為自体のルールには従っているということであり、ニンジャにとってアイサツ儀礼の強制力がどれほどに高いのかがわかる。 【ザ・マン・フー・カムズ・トゥ・スラム・ザ・リジグネイション】より(クリックで展開) 「バカなーッ!」ニンジャアドレナリンが血中を駆け巡り、チェインボルトはにわかに意識を覚醒させた。そしてバック転で間合いを取ると、マシーナリーなオジギを繰り出した。「ドーモ、はじめましてニンジャスレイヤー=サン。チェインボルトです」頭上には「罪罰」の威圧的ホログラフィ! 当wikiに個別項目まである著名なニンジャ、チェインボルトによるアイサツ事例。 戦闘直後に適切な間合いを取り、アイサツを行う。 敬礼動作、名乗りともに完備のミニマルかつ過不足ないアイサツぶり さらにホログラフィによって自身の所属(*35)を言外に明らかにする奥ゆかしさ など、練達の礼儀作法を感じさせる見事なアイサツである。 これほどの古強者なら、きっとカラテ(*36)においてもすごい\活躍/を見せてくれたに相違あるまい。 【フー・キルド・ニンジャスレイヤー?】より(クリックで展開) 「シューッ……」セイジは深く呼吸した。紅蓮の装束から炎が噴き出し、両腕に収束した。赤黒の影がゆらりと立ち上がる。そしてアイサツした。断定的に。「ドーモ。ニンジャキラー=サン。ニンジャスレイヤーです」 「アイエエエエ!恐ろしいーッ!」背後でウミノがもがき、泣き叫んだ。セイジは叫んだ。〈〈〈俺がニンジャスレイヤーだ!ふざけるな!〉〉〉だが、叫びは現実には為されなかった。かわりに彼の口をついて出たのは、アイサツだった。「ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン。ニンジャキラーです」 ヒーローものにはつきものと言うべき「にせ〇〇」との対峙シーンにおける事例。 ニンジャスレイヤーを僭称するセイジに対して、本来のニンジャスレイヤー、即ちフジキド・ケンジは彼を「ニンジャキラー」と名付ける。 興味深いのは、セイジ自身の思考はその命名を否定しているのにもかかわらず、アイサツとして言語化する際にはそれを認めてしまっていることである。 理性を越えて本能がアイサツを司っていること、即ち憑依ニンジャにとってアイサツという行動がニンジャソウルより喚起されているものであることがよくわかる事例である。 【ギルティ・オブ・ビーイング・ニンジャ】より(クリックで展開) Twitter版 ニンジャ修道士たちが侮蔑の視線とともにユカノを取り囲んだ。「あなた方は何者です」ユカノは睨みつけた。「ドーモ、ドラゴンニンジャ=サン。我々はニンジャ修道会。私はタルタロスです。そして……」「ワッチタワーです」「ケムリ・ニンジャです」「セノバイトです」「スタラグマイトです」 物理書籍およびnote版 ニンジャ修道士たちが侮蔑の視線とともにユカノを取り囲んだ。「あなた方は何者です」ユカノは睨みつけた。「ドーモ、ドラゴンニンジャ=サン。我々はニンジャ修道会。私はタルタロスです。そして……」「ワッチタワーです」「スモークです」「セノバイトです」「スタラグマイトです」 「ニンジャであることが罪でありそれゆえ殺人衝動は抑えられないがそれをわかり切ったうえで名ばかりの贖罪をしている」邪悪なニンジャ修道会に属するニンジャのアイサツ場面。 そのニンジャの1人であるスモークがあろうことかアーチ級リアルニンジャの命名規則に則った「ケムリ・ニンジャ」という名前を名乗っていたのだ。 ヘッズが重篤なリアルニンジャ・リアリティショックを引き起こしたのは言うまでもないがその日の更新終了後に実は翻訳担当のケジメ・インシデントであった旨がアナウンスされ、Twitter版における彼の名前は前代未聞の中黒をケジメされた「ケムリニンジャ」となってしまう。 そして物理書籍版では「スモーク」という普通のニンジャネームに改名されてしまった。note版は原作者の意向に基づき一部改訂が行われているが、ここでも彼のニンジャネームは「スモーク」となっている。 一方ケムリ・ニンジャについてフォローもされておりnoteで閲覧できる同話のサブスクリプション式設定資料集であるN-FILESによると、Twitter連載時は「ケムリニンジャ」という冒涜的な名前を名乗ったことでユカノを強く怒らせたとのこと。 これらのことから憑依ニンジャがアーチ級リアルニンジャの命名規則に則ったニンジャネームを名乗るのはタブーであることが伺える。 ニンジャスレイヤーWikiには彼のページは「ケムリニンジャ」として表示されているが前述のN-FILESを見るにTwitter版でもスモークが本当の名前のようだ。 なおこのスモーク、結局のところはシノビ・ニンジャクランのソウル憑依者に過ぎなかったが死に際に吐いた「待て!ニンジャスレイヤー=サン!我々はニンジャにしてはかなり控えめで邪悪ではない方だ!」とある意味ニンジャ修道会の性質を体現する迷言までほざき、ヘッズの腹筋に重傷を与えている。 真面目な話、彼の弁明は「多数のために少数が犠牲になるのは仕方がない」という、ニンジャスレイヤーが最も憎む理論であり、彼の怒りの炎に油を注いだだけであった。インガオホー! 一方で物理書籍及びnote版ではヤクザ天狗参戦後の役割がスタラグマイトと入れ替わっており、早々に爆発四散してしまった。従って上記の台詞はスタラグマイトが発している。 【バック・イン・ブラック】より(クリックで展開) 「ドーモ。ローシ・ニンジャです」ゲンドーソーはニンジャとしての真の名を名乗り、アイサツした。「アバーッ!」枯れ葉ニンジャは倒れた。 「タワケめ!アイサツする力も無しか」ゲンドーソーは言い捨てた。「せめて名乗れ!」「アバーッ!」枯れ葉ニンジャは痙攣しながら名乗った。「デッドリーフです!サヨナラ!」断末魔とともにその身体は爆発四散! ドラゴン・ゲンドーソーのアンブッシュで致命傷を負わされたニンジャが、アイサツとサヨナラを同時にこなして爆発四散した事例。 前述の通りアイサツ前のアンブッシュで殺されてしまうようなニンジャはアイサツする価値もないサンシタと見做されるのが通例だが、致命傷を負ってから爆発四散まで間があったこともあり、ゲンドーソーはきちんと自らのニンジャネームを名乗りアイサツ。 さらに突然のことで混乱したまま叫ぶことしかできない敵ニンジャに、せめて名乗ってから死ぬよう一喝。 死の瀬戸際に立たされたニンジャは断末魔と共に「デッドリーフ」の名を名乗ってアイサツを返し爆発四散した。 「相互リスペクト」というアイサツの基本に立ち返った、ゲンドーソー先生の奥ゆかしさが際立つ場面と言えよう。 【アセイルド・ドージョー】より(クリックで展開) 「ドーモ。シャン・ロア=サン」入場者は階段を前に謁見者めいて進み出たが、跪きはしなかった。彼は挑戦しに来たのだ。アイサツする彼の黒い装束を、橙色の輪郭が縁取っていた。「あるいは。ムカデ・ニンジャ=サン」「……」王の目が細まった。王は首を傾げた。「名乗れ。サツバツナイト=サン」 腕の一つを長く伸ばし、シャン・ロア王、すなわちムカデ・ニンジャはサツバツナイトを指し示した。「名乗りを許す。カイデンのニンジャよ」サツバツナイトは怯まず見返した。拳を合わせ、オジギした。そして名乗った。「ダイ・ニンジャです」 リアルニンジャ同士の玄妙なアイサツ事例。 先にも触れた通り、現代にあふれる憑依ニンジャは多くの名を持ち、状況によって適宜使い分けているのだが、この点は憑依者ではないリアルニンジャであっても同様である。 しかし彼らの場合、憑依ニンジャに比べると名前の使い分けについてもう少し細緻なルール、あるいは従うべき規範のようなものを持っているようにも感じられる。 この事例もその1つで、憑依ニンジャもよく名乗るニンジャとして「ニンジャネーム」と、ニンジャ社会において最上級と認められたリアルニンジャがだけがもつ「カイデンネーム」を明確に使い分けているのがわかる。 【ザ・シェイプ・オブ・ニンジャ・トゥ・カム】より(クリックで展開) 「貴方は」笛の男は息を吐き、アイサツしようとした。フィルギアは被せるようにアイサツを先んじた。「ドーモ。フィルギアです」「……フィルギア?この地にて、さような名を名乗り……」男は言葉を切り、吟味するように、今のフィルギアの装いを、アトモスフィアを確認した。「さような出で立ちを」 様々な方面でのネタバレになってしまうため詳細な背景は避けるが、要するに先行アイサツ側のニンジャが「今は自分をこの名前で呼んでくれ」という意味で先んじてアイサツをしている事例である。 ここ以外でもリアルニンジャは「相手の名のレイヤーに合わせた名を名乗る」ことを重視するシーンが多く、いかなる作法の下に名前を使い分けているのかは非常に興味深いところである。 【アルター・オブ・マッポーカリプス】より(クリックで展開) 「ドーモ。サツバツナイトです」サツバツナイトはクローザーに決断的にアイサツした。そして喝破した。「久しいな、ケイトー・ニンジャ=サン!」「ヌ……!」クローザーは僅かに狼狽した。「何の事やら」だが瞬き一つせずクローザーを凝視するサツバツナイトに、彼は苦笑し、瞬時に装束を纏った。 「よく見破ったものだ。だが考えても見給え。その認識が罠かも知れんぞ? 私がケイトーだと敢えて貴公に見破らせる事自体が私の罠であったとすれば、貴公は致命的な弱点を晒す事にもなりかねんのでは? つまりだね、私がケイトー・ニンジャと思わせる他の何某である可能性も捨てきれん筈……」「イヤーッ!」 「シツレイ!」ケイトーはサツバツナイトのカラテを躱し、間合いを取った。「私がアイサツに応じるを待たず殴りかかるとは!」だがサツバツナイトは騙されず首を振った。「オヌシにはアイサツに応じる時間が十二分にあった。礼儀にもとるのはオヌシだ、ケイトー・ニンジャ=サン」「……フン」鼻を鳴らし、オジギを返す。「クローザーです」 「アイサツを返さないのはシツレイ」「アイサツを返させないのもシツレイ」という両ルールの境界線を理解しやすい事例。 この場合、アイサツを受けた側が長々とアイサツ以外の会話を挟み、一向にアイサツを返す気配が見えなかったため、返礼を待たずして攻撃した側はシツレイとはされていない(*37)。 類似の事例として第2部のニンジャスレイヤーVSモスキート戦などがあるが、この場合も同様にアイサツされた側の返礼が遅れたために攻撃されたものの、シツレイとはされなかった。 【デストラクティヴ・コード】より(クリックで展開) 黒い三角帽(トリコーン)を被ったニンジャは、ニューロン速度で跳ぶ銃弾に、アイサツを込めた。『ドーモ。ハイウェイマンです』アヴァリスは眉間に銃弾を受け、後ろに吹き飛びながら、彼の名乗りをニューロンで聞いた。時間が極限圧縮され、アヴァリスは後ろに倒れる自分を無重力めいて感じた。 先にも少し触れたが、古代のユミ使いのニンジャは「遠距離戦であっても、矢に矢文をつけてアイサツを送る」というアイサツ行為で知られているが、その現代版ともいえるアイサツと言えよう。 ◆アイサツ・トリヴィア◆ 「実は描写外でアイサツをしているかも?」 先にも何度か触れたが、原作小説内では意外なほど「アイサツを片方が、あるいは両方がしていないイクサ」が頻出する。 ご存じの通り各種ルールの上ではアイサツは必ずしも必須ではないためだが、しかしこれは「実際にアイサツしていないケース」と「実際にはアイサツしているが、描写が省かれているケース」の両方が存在しているらしい。 原作者、またほんやくチームはこれを「解像度の関係」と述べており、本筋に絡まない背景的な意味が強いイクサだったり、あるいはエピソード内のアトモスフィア(*38)などによっては、アイサツシーンが省かれてしまうこともあるということだ。 「敬礼動作の種類」 アイサツ時の敬礼といえば、作中で圧倒的に多くみられるのが両手を合わせた合掌+頭を下げるオジギを組み合わせたタイプである。 かのアニメイシヨンでもキービジュアルとして多用されたため、原作未読の方々の中にもご存じかもしれない。 しかし原作に登場する敬礼動作は決して一様ではなく、 ・<利き手で拳を握り、逆の手の掌で拳を包む、あるいは打ち合わせる> 「遊んでやがる、コイツ!」スーサイドは毒づいた。謎の乗り手は加速するハーレーの真後ろにピッタリと着き、速度をシンクロさせて、決して離れはしない!「すっげェー」フィルギアはシート上で器用に座り直し、真後ろを向いた。顔の前で左手のひらと右拳を合わせた。「ドーモ。フィルギアです」 中国のカンフー映画や歴史映画などでよくみられる、いわゆる「抱拳礼」もしくは「拱手礼」のような敬礼動作だと思われる。 合掌+オジギタイプに次ぐ登場率を誇る比較的メジャーなタイプで、利き手の拳を自らふさぐことでアイサツ中の非戦意志を奥ゆかしくアッピールできるという。 また非戦闘時ではあるが、両手を組み合わせて頭より高く掲げてひざまずく、所謂「天揖」めいた最敬礼をしたケースもある。 ・<両手で拳を握り、それを打ち合わせる スワッシュバックラーは奇妙な自剣を振った。平たい刀身は鞭めいてしなり、ビュルルと音を立てた。そして白金のニンジャがアイサツした。「ドーモ。ニンジャスレイヤー=サン。ドラゴンベインです」両腕には鷲を象った無骨なセスタスが装着されている。拳と拳が打ちあうと、澄んだ高音が広間に響いた。 ↑のタイプに近い敬礼であるが、比べるとややこちらの例は少ない。 ちなみにアニメイシヨンでは、#11【メナス・オブ・ダークニンジャ】にてダークニンジャがこれにオジギを組み合わせた敬礼動作を行ったが、実は原作ではそうした詳細な動作の描写はない。 ライバルキャラとして、主人公のアイサツに対するビジュアル的な個性を出しつつ、きちんと原作に依拠はするというリスペクトも忘れないアニメイシヨンスタッフの見事なワザマエである(*39)。 ・<両手を腰に添わせたままオジギする> トビゲリ・アンブッシュを決め終えたニンジャスレイヤーは、素早くバク転を3回決めて体勢を立て直す。そして両手を腰にぴったりと添え、ノトーリアスの機先を制するように、素早くオジギを決めて精神的優位に立った。「ドーモ、サヴァイヴァー・ドージョー=サン。ニンジャスレイヤーです」 我々日本人が改まった場やビジネスシーンなどでよく行う「お辞儀」に酷似した敬礼だが、作中では非常に珍しいタイプで、少なくともニンジャ同士のイクサ前アイサツとしては殆ど例がない。 ・<片手のみで合掌様のしぐさを行う> 猶予はもはや無い。ニンジャスレイヤーは眠るナンシーに失礼を詫びる片手アイサツをした後、フートンを剥がした。そして患者衣姿のナンシーを抱き上げた。その身体が、電気ショックを受けたように、数秒間、ニンジャスレイヤーの腕の中で激しくふるえた。ニンジャスレイヤーは目を見開いた。 時代小説などでよく登場する、所謂「片手で拝む」タイプの敬礼動作で、我々にとっては比較的身近なものだが、ニンジャの戦闘前アイサツとしては希少と言うか、実は現時点で例が無い幻の敬礼動作。 ただしイクサ時ではない普通のアイサツとしては使用例もあり、また原作陣営の監修の上で製作されているコミカライズ版においても何度か登場している。 なお、現実の挨拶においても古来より伝わるものは、洋の東西を問わず速やかに攻撃態勢に移れない姿勢を相手に見せることにより、生殺与奪の権を相手にゆだねることをもって敬意を示す動作がもとになり、儀礼化したもの(*40)が多く見られる。 その点で考えると、片手が空いていて攻撃態勢に移りやすいこの姿勢は攻撃の手を止めていることを示すことが重要なニンジャ同士のイクサ前に行うアイサツとしては適さないのかもしれない。 などなど、多彩な敬礼動作が登場する。 また人型を外れたタイプのニンジャの場合だと、もはや全くテンプレートが通用しないような敬礼動作を取ることもあるが、ニンジャは本能的にそれがアイサツなのか否かを感じ取ることができる。 「何語でアイサツしてる?」 ニンジャスレイヤーにおいては、原則として「今登場人物たちが何語でしゃべってるか」という点はあまり取りざたされない。 日本語と英語など、複数の言語の使用を重点描写されているのは、かのラッキー・ジェイクや、あるいはロシア人ニンジャのサボターなど、ごくまれである。 作中のニンジャは日本を発祥としているし、ニンジャ関連の用語も多くが日本語なのだが、アイサツも日本語で交わされているかどうかは今のところ不明である。備えよう(*41)。 アニヲタwiki……トクガワ・エドの治世から数百年が経過した今となっても、この極東のハイ・テックwikiには「追記」「修正」と呼ばれる価値観が連綿と生きている。 現記事を卑しめ、新記事を尊ぶ。このwikiでは何より記事の充実こそが重んじられる。 たとえそれが、wiki中毒者とwiki編集人のようなマケグミタッグであってもだ。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……「良い」を -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アイエエエエ重篤な項目!! -- 名無しさん (2022-06-09 07 51 00) アイサツがあることで忍殺を読むにあたり登場したニンジャの名前をすぐに認識出来るという大変奥ゆかしい効能があることは注目に値する。 -- 名無しさん (2022-06-09 07 55 48) ビーハイヴ=サンのシツレイ行動は侍殺シリーズの歴史に残る大偉業っスね。尊いんだ、絆が深まるんだ -- 名無しさん (2022-06-09 08 05 54) アイサツをしないやつにはスシトーチャリングだな! -- 名無しさん (2022-06-09 08 53 29) ↑忍殺の項目でのアンブッシュ的タフ語録はスゴイ・シツレイ! -- 名無しさん (2022-06-09 08 54 44) 編注の最後辺りがやたらフランクになってるのが笑える。これはもはや編集者=サンのケジメ案件では? -- 名無しさん (2022-06-09 08 57 54) アッハイ備えます(ニュービー的アトモスフィア) -- 名無しさん (2022-06-09 09 01 34) 平易で一般的な日本語(大嘘) -- 名無しさん (2022-06-09 11 06 34) 忍殺の世界にも先行制圧というか先行有利の概念があるのか… -- 名無しさん (2022-06-09 12 40 36) ニュービーへの豊富なインストラクションと、ほんぺんを交えた実例による履修者へのフォローアップにも繋がるワザマエ記事ですねコレは… -- 名無しさん (2022-06-09 12 50 59) 秀逸なこうもく(迫真) -- 名無しさん (2022-06-09 13 01 35) 項目始まる前の所要時間でいきなり忍殺語を出す見事なアンブッシュ。 -- 名無しさん (2022-06-09 13 40 50) なんという丁寧な解説記事…!(キルズ並感) -- 名無しさん (2022-06-09 13 47 44) 何らかの事情でこの世界の人々に伝わる原語を話せなくとも自ら名前を発声する代わりに紙に名前を書いて広げてみせるのもアイサツになるし、作法の類を一際に重視するあるニンジャ組織でも事情も相まってか唸り声しか上げられないニンジャですらちゃんと他のニンジャに会う度アイサツだとはっきりわかる動きをしているならば自分の名前を自ら発声できていなくとも明確にシツレイを咎められている様子はなかったりする -- 名無しさん (2022-06-09 13 51 44) 「歴史書かそれに近い古代の書物のようだが、我々の知る日本の歴史書『古事記』と共通する部分はいまだ確認されていない」で吹いてしまってダメだった -- 名無しさん (2022-06-09 16 48 50) ゴウランガ! なんたる項目か! -- 名無しさん (2022-06-09 17 46 39) 「ニュービーにもわかるように平易な日本語で書きます」と断っておきながらニンジャ特有の怪しい文体で書かれているあたりに建て主の愛を感じる良項目 -- 名無しさん (2022-06-09 19 44 22) 代表アイサツが出ると続きが無性に気になる。大乱闘のサキブレみたいなもんだからかな。 -- 名無しさん (2022-06-09 20 15 14) 夥しい注釈、詳細な引用、不文律と化したファクターの本家wikiを超える明確な言語化。どれをとっても素晴らしい。これほどの項目は久しく見ない。よき時間を過ごせた -- 名無しさん (2022-06-09 20 38 25) ニンジャ本能に組み込まれたアイサツを罠として扱うまでに至ったとはある意味凄いんだ、ビーハイヴさん(【アイサツ】──……これが?…虚無い…)とかなった可能性があると考えられる -- 名無しさん (2022-06-09 20 47 58) 忍極世界でも“100%ブッ殺すと決めた相手には堂々名乗る”と言う裏社会の礼儀(ウラマナー)として伝わっている。アイサツは作品の垣根を越える -- 名無しさん (2022-06-09 20 49 01) 決闘のやり方は学んでいるな? まずは互いにおじぎだ…おじぎをするのだ!とあるように、ニンジャどころか魔法使いにおいてもアイサツは実際大事。これ忌憚の無い意見ってやつっスね。悔しいだろうが仕方ないんだ、テストに出ないよお…… -- 名無しさん (2022-06-09 21 43 46) 『原初の時代から今日に至るまでニンジャに虐げられてきた人間達の憎悪と怨念の集合体』なんて対ニンジャ殺戮存在でさえ守り通すor破れないルールを『自分の為だけに』『意図的に』『何度でも』破り続けられるビーハイブはやっぱりとんでもないイレギュラーだよなぁ… -- 名無しさん (2022-06-09 22 22 39) 唐突なパラッパラッパーに対する注釈が普通に「パラッパラッパーとはなにか」を解説していて結局唐突にパラッパラッパーしようとしてる理由が何一つ理解できない所で腹筋が爆発四散した -- 名無しさん (2022-06-09 22 36 15) 多分あれ体を直角に曲げると自動的にガトリングの引き金が引かれる仕掛けになっててニンジャソウル的には普通にアイサツしてるだけだからプロテクトを搔い潜れてるんじゃないかなと思ってる -- 名無しさん (2022-06-09 22 38 43) アイサツのタイミングが被って同時に行われる場合もあるんだろうか? -- 名無しさん (2022-06-09 23 49 57) ↑ニンジャ同士であれば多分ニンジャ聴力とかニンジャ反射神経で被った事はすぐ分かるので「「ドーモ……ッ!」」で止まってからどっちが先に名乗るかの腹芸合戦になりそうな。機先を制して精神的優位に立つか、悠々と構えて自身をアッピールするか -- 名無しさん (2022-06-10 00 02 53) ビーハイヴ=サンのアレは成果主義重点のソウカイヤですら礼儀知らず扱いされて冷遇されてるんだからザイバツなんて行ったら大変なことになりそうだ。 -- 名無しさん (2022-06-10 00 13 49) ザイバツでまともなアイサツができない奴は出世できないを通り越して命が危ない。使い捨ての駒として最前線に捨てられる -- 名無しさん (2022-06-10 01 18 21) ニンジャ絶対殺すマンのフジキド、ラオモト、ロード、アガメムノン等の各部ラスボス、忍殺世界でも一二を争う外道デスドレインですらアイサツの掟には逆らえないんだからビーハイヴ=サンがどれほどオンリーワンな存在なのかがよく分かる -- 名無しさん (2022-06-10 03 13 54) ヤクザの注釈で突如別のネットミームが出てきて腹筋がしめやかに爆発四散 -- 名無しさん (2022-06-10 04 00 45) コブラ・ニンジャがカツ・ワンソーにジキソしたという有名な逸話だが…謀を得意とするコブラ・ニンジャと依然謎に包まれし始祖カツ・ワンソーの間に起きたことが歴史に知られるそのままであるとも限らない。ただ備えよう。 -- 名無しさん (2022-06-10 10 43 34) ミスターでもミズでもないジェンダーニュートラルな敬称として日本語のサンが英語圏でも注目されてるってのが最近も話題になったがやっぱり忍殺が脳裏によぎってつらい -- 名無しさん (2022-06-10 16 44 59) 世界が=サンに満ちた時既にヘッズである貴方は正しい礼儀作法ができ実際有利。流れるようなアイサツを決め精神的優位に立とう。 -- 名無しさん (2022-06-10 20 19 58) フジキド=サンVSノトーリアス=サン戦は模範的なアイサツ→イクサ遷移事例 -- 名無しさん (2022-06-11 05 03 43) ビーハイヴ=サンの戦法はジッサイカッコイイ、カッコよすぎて俺なら自殺してるぜ -- 名無しさん (2022-06-11 05 06 58) シヨンと面接指導教材を使ったMADで面接会場でガトリングぶっ放すビーハイヴとあまりにも尤もな『もはや言葉も出ぬほどスゴイ・シツレイだ!』の畳みかけに腹筋が爆発四散したの思い出した -- 名無しさん (2022-06-11 08 37 18) ヤクザ天狗はモータルだけどニンジャにアイサツさせてるのがスゴイ。ニンジャ側も(ひょっとしてニンジャでは?)と思っているのでは? -- 名無しさん (2022-06-11 10 03 41) ネブカドネザル=サンのように一方的に相手のアイサツを省略する場合もあるよね -- 名無しさん (2022-06-11 14 23 03) アイサツは大事。古事記にもそう書かれている -- 名無しさん (2022-06-11 18 53 27) 挨殺・・・?(多分違う) -- 名無しさん (2022-06-11 20 08 25) 「ちなみに作中でこのメソッドを最も実践しているのは間違いなく主人公であり」のとこすごい好き -- 名無しさん (2022-07-11 20 49 27) バーグラー=サンに兄貴いたっけ?グリーンエレファント=サン辺りと混同しているのでは? -- 名無しさん (2022-07-12 20 17 09) 【ヒア・カムズ・サン】でナラクが言ってる「遠隔操作を介してアイサツする必要はない」というのは特筆すべき例だろうか>(*42))ナラクが認めた。(*43)) 20 -- 名無しさん (2022-08-20 22 58 08) ↑つい挨拶をしてしまう迫力はあるだろうけど、ニンジャだと認識しているとアイサツ中の攻撃がシツレイになっちゃうので(してない以上)ニンジャと思ってはないんじゃないかな。 -- 名無しさん (2023-01-23 22 17 41) 現実でも堂々と「どうもはじめまして。〇〇(名前)と言います。あなたを殺しに来ました。」って挨拶されたら圧倒される。不意打ちを考えないならアイサツは実際強力な戦術と言えなくもない。(彼は真顔で -- 名無しさん (2023-06-30 11 08 55) 普通の挨拶のつもりでアイサツしたらうっかりイクサが始まるなんてことはないの? -- 名無しさん (2023-12-08 14 46 11) 本文にもある通り、ニンジャも平時には普通の(※作中基準)日本人同様の感覚でアイサツしてるからね。あくまで「イクサ=アイサツ必須」なのであって、「アイサツ=イクサの合図」ではないのだ。むしろイクサが始まった(あるいは始める)直後に、宣戦布告の意味でアイサツをするような感じ。 -- 名無しさん (2023-12-13 18 56 52) 名前 コメント
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┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:ショッカースレイヤー 【レベル】:50 【アライメント】:秩序/忍殺┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳┻━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:30+20 【耐】:20+20 【敏】:60 【魔】:30 【運】:10 【宝】:-┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ _ -'''//////////'' 、 ///////////////////\ ////////////////////////ヽ //////////////////////////; /////,//////////////////////; ,' ,///'/////////////////////; i / //////////////////////; i / ///////////////////////,; l / / /二三//////////////////,; l '/, / __ \',/////////_'/////,; .l //l/,/ \ ゙ 'l /'/,ィ;;;) /'/////; l l/,l/,l ● );、小、l-ヒ゛ニ''"//l//,; .l l/,l'ハ /ノ -, ニ 二/ /' l//,; l l/ヽ ` ニ ''_ ‐, i - 二,/ / ,l//; l l'/ハ`、__ニ'ヽ. l\ヽ〉く'; l// ///; l l lハ `=/ニl / .l /ィ\l,lイ,' ,///,; l l,ヽヽ ̄;lヽ'、l .l ,'ノ;'、\'//'//、ヽ', ', l ヽ;\'ll、\`ヽ, l /l\/〉 ////l i;、_ ,l ', ; ; \ーニl\ l //l /ヽ ///// l/ ; ; // l、` 、 ; ; ; \ /\ ゙ //// ./ ; ; ; ; ,// ;l l ; ; ;゙、 ; ; ; ; ; ; ; ; ヽ'" . . . . . ; ;/ ./ ; ; ; ; ' ,l; ; ; ;l ト \ ; ; ; ; / / / ; ; ; / / ;l ; ; ; ;l l\ ヽ ; ; ; ; ; ; ; / / / ; ; ; /// ; ; ; ; ;l ; ; ; ;l l ; ;` ; ; ; ; ; / / / ; ; ; //┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【情報収集:50%】【礼装作成:60%】(偶数ターンに魔宝石) 【スキル】 ◯カラテ/ジュー・ジツ:A (種別:一般 タイミング:常時) 戦闘時、このキャラクターの【筋】、【耐】に「+20」する。 その類稀なる身体能力の高さと、圧倒的とも評されるカラテやジュージツのワザマエはそれだけで脅威。 ジュー・ジツ相手の攻撃をいなす技術の他に組み技や打撃技、あげくスリケン・ジツまでも含まれる。 ◯チャドー呼吸:B (種別:一般・支援 タイミング:特殊) ターン終了時に「+30」魔力を回復し、何らかのペナルティを受けている場合、解除する。 ザゼンを組み特殊な呼吸をすることによってニンジャ回復力をさらに高める。 解毒も可能。 自らの精神を強く保つためにも使われる。「スゥーッ! ハァーッ!」の呼吸が特徴。 ◯ナラクの力 (種別:一般 タイミング:セットアップ/メインプロセス 使用回数1/2) 戦闘時、聖杯戦争中2回まで、自身に以下の2つのスキルを付与する。 ●狂化:A+ (種別:一般 タイミング:セットアップ) 【運】、【宝】を除く、このキャラのレベルと全ステータスに「+20」する。 ●カトン・ジツ:B (種別:忍術 タイミング:メインプロセス 消費魔力:40) ステータス選択において【魔】、【宝】が選択された数だけ、 敵陣の勝率に「-30%」する。(最大-60%)。 このキャラクターに憑依するナラク・ニンジャの力が解放された状態では、 ショッカースレイヤーの戦闘力は増大する。 ある意味これが「ショッカースレイヤーのユニーク・ジツ」とも言える。 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【使い捨て礼装】 ◯名刺×∞ 「ショッカースレイヤー」とだけ書かれた他には何の情報も無い、黒いカード。 この名刺を受けたキャラクターはショッカースレイヤー=サンに助けを求めて、 カードに魔力を通すと「50%」の確率でショッカースレイヤー=サンが参上してくれる。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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登録日:2016/05/12 (木曜日) 22 15 00 更新日:2024/03/06 Wed 23 26 02NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 かませ シックスゲイツ ソウカイヤ ニンジャ ニンジャスレイヤー バンディット 常人の三倍の脚力 広瀬淳 斥候 欺瞞的項目 自爆←爆発四散 バンディットとは、Web小説ニンジャスレイヤーの登場人物である。 CV.広瀬淳 概要 暗黒メガコーポ、『ソウカイヤ』の組織である『ソウカイ・シックスゲイツ』の一人であり、斥候ニンジャとして動いている。 ソウカイ・シックスゲイツとは『ソウカイヤ』における威力担当部門のことを指すが、 バンディット=サンはさらにその中でも、ラオモト・カンから選ばれた、ソウカイヤの最高幹部「ソウカイ・シックスゲイツの六人」の一忍である。 「ソウカイ・シックスゲイツの六人」はソウカイヤにおける最高幹部というだけあり、その構成員は油断ならない実力者が多数存在する。 ネオサイタマ最強のハッカーニンジャであるダイダロス=サン、 最盛期にはキョートの一大ニンジャ組織ザイバツの大幹部と互角の勝負を演じたインターラプター=サン、 半身不随で車椅子での移動を余儀なくされている身でありながら、危険なジツを使いこなすビホルダー=サンなどなど…。 また、六人かどうかの描写はないものの、シックスゲイツの中には危険なスカウト任務をこなす元ヤクザのソニックブーム=サンなど名だたるニンジャも所属している。 そんなヤバイ級のニンジャが揃うソウカイ・シックスゲイツ、その中でも精鋭中の精鋭である六人に選ばれたバンディット=サンの実力も自然とうかがえるものである。 特徴 ニンジャ装束の色は茶。カタナを武器として扱う。 ニンジャソウルによるユニーク・ジツ(特殊能力)は常人の三倍近いニンジャ脚力。 三倍といっても単に走る速さが三倍になるだけではない。 筋力とは筋肉の断面積に比例する。もし3倍になるならば足の直径は1.73倍。 これが全身に及ぶとしたら身長も1.73倍、体重はその3乗の5.19倍になる。 もしPCの前の貴方が身長170cm、体重65kgだった場合、バンディットの能力は見た目は貴方と同じでもその強さは身長3m、体重340kgの大巨漢と同等。 一般人では歯が立たずあっという間にネギトロとされるだろう…(*1) 三倍の脚力を生かした「ビルからビルへ飛び移っての奇襲攻撃、スリケンの正確な命中」という戦い方が彼の得意分野だと物理書籍の解説で語られた。 活躍 作中では『レイジ・アゲインスト・トーフ』にて登場。 「ニンジャスレイヤーの調査及び暗殺」と「企業襲撃計画のマキモノ(書類)輸送」という重大な任務を二つ同時に行っていた。 輸送中にニンジャスレイヤー=サンと遭遇、交戦する。 彼の殺気にも怯まず攻撃を仕掛けようとするも、惜しくも及ばず敗北する。 だが、情報を求めるニンジャスレイヤー=サンに屈する事無く彼は迷わず自爆。 その身を挺してソウカイヤの機密情報を守る、それが彼の最後の行動だった。 出番こそ少ないが、強豪揃う初期シックスゲイツの六人の一員であること、そして作中での行動から多くのヘッズ(読者)の記憶に残るニンジャであった。 追記・修正お願いします △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- * * * + 欺瞞! n ∧___∧ n + (ヨ(*▼(忍殺)▼)E) Y Y * 「何故俺の名を? 貴様は、もしや、ニンジャスレイヤー=サン!」 バンディットとはニンジャスレイヤーに登場するニンジャである。 そして作品屈指の情けないニンジャである。 シックスゲイツ所属は本当、斥候ニンジャなのも本当。 ただし、弱い。 とにかく弱い。 とんでなく弱い。 ではどれだけ弱いのかを見ていこう。 ニンジャ真実 輸送中に尾行されていることを悟り、不安を抱きながらも路地裏に移動。 が、そこでニンジャスレイヤーと遭遇する。 お互いアイサツを済ませ、戦闘態勢に入る… ~~~~~~~~~ここまでがバンディット=サン全盛期~~~~~~~~~ ニンジャスレイヤーに己の名前を当てられ、驚愕するバンディット。 上記のセリフを吐いたとたん… バンディットが驚きとともに声を発した瞬間、気勢とともにニンジャスレイヤーの右腕がムチのようにしなり、目にも止まらぬ速度で2枚のスリケンが射出された。 「イヤーッ!」 「グワーッ!」 スリケンがバンディットの両目に突き刺さる! 両目から血が噴出した! ビビったせいでいきなり致命傷。 なんとか反撃しようとするも、努力虚しく股間にもスリケンを刺され満身創痍。 瀕死のバンディットにニンジャスレイヤーは容赦なく拷問(インタビュー)しようとするが、機密保持のためにそのまま敢え無く爆発四散。 マキモノごと消し炭になった… と思いきやマキモノはバッチリ残っていた。 情報を得たニンジャスレイヤーは次の標的を狩るべく闇へ消えていった… 以上がバンディットの活躍(?)である。 威力担当部門のシックスゲイツ、さらにその中でも精鋭中の精鋭である六人において、群を抜いた弱さを見せたことでヘッズのニューロンには強く刻まれることとなった。 個別の能力を見ていくとしても、特徴である「三倍の脚力」も微妙。上記の解説だけ見れば確かに凄い。 が、ニンジャにとってあの程度の能力は朝飯前である。 走って車に追いつく、目視で弾丸を避ける、素手で人間の首を紙切れのように引きちぎるなどの怪物めいた強さ程度はニンジャにとっては基本的なスペックであり、それをわざわざユニーク・ジツ扱いで記すほどのものではない。 しかも「常人」とあるが、この言葉が一般人を指すかニンジャを指すかで大きく意味合いが異なる。 後者ならまぁ確かに強いだろう。前者だった場合はニンジャになってようやく3倍ということになる。もしかして前者だったんじゃ…? ついでにこの能力持ちのニンジャは後々割と出てくる。 別のユニーク・ジツも持ってるニンジャまでいる。 というか大抵3倍の脚力=噛ませの法則が成り立ってしまう。通称三倍族。味方レギュラーであるディテクティブが持っていたりもするが。 さらにさらに上記の得意戦法も自分から路地裏に移って不利になった結果、全く生かすことは無かった。悉く噛み合わない… 彼の役割である斥候も、ニンジャスレイヤーにあっさり見つかってる時点で優秀とは言いがたい。 もしかしたらここで三倍の脚力を活かしてたのかもしれないがその結果がアレである。 止めとばかりに、最後の爆発四散も、機密保持でもなんでもなくただ死んだから爆発しただけで、機密保持というのはニンジャスレイヤーの勘違いという始末。 彼は「使い捨ての効く便利なニンジャ」扱いだったのかもしれない… 以上の様に作中の描写が全てマイナスになっている。 その清々しいまでのサンシタっぷりから、ヘッズからの人気はむしろ高い。 日夜バンディットについて議論がなされている…かもしれない なお、情けないことこの上ないバンディットだが、彼よりも弱いニンジャもそれなりに存在する。 例えば第3部のあるエピソードに登場したニンジャ「スカラムーシュ」はその活躍から人気のあるゲストキャラだったが、公式に「バンディットよりも弱い」と言及されている。 実際バンディットが弱すぎるというよりは、ニンジャスレイヤーが強すぎるのだ。 また精鋭部隊シックスゲイツだが、バンディット以外の所属ニンジャ全てが精鋭・強敵かというとそういうわけでもない。 確かにインターラプターやヒュージシュリケン、フロストバイトといったニンジャは劇中でも屈指の恐るべきニンジャであった。 しかし両腕が蛇になっているという一芸をあっさり破られのたうち回ってスレイされた「コッカトリス」、丸くなって転がるしか能がないデブの「アルマジロ」、劇中では瞬殺、名鑑では「割とそれだけ」呼ばわりの「デビルフィッシュ」など、しょうもないニンジャも割といる。 てかデビルフィッシュやアルマジロら末期のシックスゲイツは、ニンジャスレイヤーの活躍でソウカイヤのニンジャの質が暴落していた時期のニンジャではあるので、そのサンシタっぷりは仕方ない面もある。 ソウカイヤの壊滅以降に登場したソウカイヤ出身のニンジャには、末期のシックスゲイツよりも強そうなニンジャもいるそこは触れないように。 メディア展開 物理書籍版 彼の登場するエピソオドーは記念すべき第一巻に収録されている。 そして第二部最終巻においてバンディット=サンは我々の想像を遥かに超えた再登場を果たすことになる。 今は多くは語らない、「キョート・ヘル・オン・アース(下)」を決断的に購入しよう。 ニンジャスレイヤー殺(キルズ) 漫画版ニンジャスレイヤー、「ニンジャスレイヤー殺」にも出演 「ネオヤクザ・フォー・セール」のプロローグ、エピローグに彼のエピソードが挿入されている。 プロローグでは「貴様の殺忍記録もここで打ち止めだ!!」と挑発。 原作よりカッコイイ!と評判である。 そしてエピローグでは両目にスリケンを受け爆発四散。僅か二コマの出来事だった… ただしニンジャスレイヤーは結構なダメージを受けたような描写がなされており、 キルズでは描写が省かれただけで油断ならぬ強敵であった可能性が高いことを本忍の名誉のために書き残しておく。 なおエピソードにはキルズ得意のアレンジが為されており、マキモノの中身は「ドラゴン・ドージョー放火計画」を記していた。 ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン 問題作話題作のアニメ版にも登場。 第5話「レイジ・アゲインスト・トーフ」にて登場する。 カットが多いシヨンであるが、彼の出番は序盤の移動を除くとほぼカット無し。 その優遇っぷりにヘッズたちは慄いた。 そんな好待遇の彼だが、出番はわずか30秒。 流れるような殺戮であった… なおスペシャル・エディシヨン版こと地上波放送時には尺の都合か丸々カットされるというオチがついた。 配信版を視聴していないニュービーや見逃したヘッズ諸君はBD版を決断的に購入だ! 【ニンジャマスターKAI】サツバツマキビシデュエル!!! 第1話「謎のデータ重箱」 2020年エイプリルフール企画。架空のホビー作品の主人公マスラダ・カイの持ちキャラだが、冒頭で爆発四散。 カイはカードの声が聴けるという設定があるため断末魔の叫びは各媒体版バンディット中でも最もカッコいいかも知れない。 余談 ◆ニンジャネームのバンディット(Bandit)とは、山賊・盗賊といった意味を持つ。 今一関連性が掴みづらいが、「盗賊のように素早く動き回る」ような意味合いか? もしくは「創作であっけなく倒される盗賊めいたポジション」という意味かもしれない。 ◆プロトタイプ版ニンジャスレイヤーでも登場。 本編とは設定が異なり、『ブンシン=ジュツを始めとする「ゲン」ジュツに長け、不意打ちを得意とする』ニンジャになっていた。 無論その能力を活かせることは無く、フジキドに背後から手刀で貫かれ、「反撃らしい反撃もできぬまま」インタビューを… さらにそのインタビューも (忍殺) 「情報を言え」 (`・ω・´;) 「言わない」 (忍殺) 「では殺す」 (´;ω;`) 「分かった言う」 というコントか何かと言いたくなるような流れ。 最終的には仲間であるウォーロックに口封じとして呪殺された。ナムアミダブツ! ちなみに「もともとのボンド&モーゼズのプロトタイプにおいては、雑魚ニンジャは全てバンディットの色違いキャラのように処理されていた」ことを根拠に、 「えんため大賞 自作ゲーム部門 素材集」では※他のサンシタ・ニンジャの代用としても幅広く使用が可能だ。の文言が追記された。 追記・修正は何者かにつけられていないか確認してよろしくお願いし… 「Wasshoi!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- (*1)引用https //twitter.com/spareac10111/status/655905433920499712 画像出典 ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン公式サイト CHARACTER URL http //www.ninjaslayer-animation.com/character/17.html ▷ コメント欄 [部分編集] こんなバンディット=サンでもスカラムーシュ=サンのような凡庸なニンジャではまず勝てないくらい強いらしい -- 名無しさん (2016-05-12 22 32 37) 概要のところ、フジキドを負かしたのはインターラプターじゃなくセプターの方じゃない? -- 名無しさん (2016-05-12 22 35 43) 物理書籍版の二部最終巻の…#4-33否…CMのあとメンタリストが驚きのおマミ -- 子規 (2016-05-12 22 39 32) 案外強いのかもしれない(きぼう的かんそく) 我らが冥府魔道カラテ戦士を基準にしちゃいけないな! -- 名無しさん (2016-05-12 22 51 04) 赤黒のストーキングにビビってたせいで実力を発揮できなかった説を妄想。アイサツの前からイクサは始まっているのだ… -- 名無しさん (2016-05-12 23 15 06) グラキラ版ではボケてないのに出る度笑いをとっていって(しかも回想でもキッチリ両目にスリケン刺さってる)、シヨン地上波版では逆に出番が丸ごとカットというね…。 -- (2016-05-13 01 22 20) キルズ版は出落ちながら戦闘後のフジキドの描写から『最強の』バンディッド=サンと云われているとか -- 名無しさん (2016-05-13 11 18 02) そもそも、実際ニンジャ同士のイクサがニンジャスレイヤー誕生以前に頻発していたかどうか。ならばバンディッド=サンの地位は地道に実績を重ねてきた成果なのかもしれない。 -- 名無しさん (2016-05-13 20 50 46) キルズ版だとニンジャスレイヤー=サン結構ダメージ喰らっててそれなりに強敵っぽさはあった -- 名無しさん (2016-05-13 21 20 11) 結局のところ、バンディット=サンの魅力はニンジャなのに雑魚めいた死に方をしたことのインパクトが大きいって認識でOK?今でこそそういう死に方するニンジャは珍しくないけど、『トーフ』公開時点ではそう多くなかった、的な。尤も、現在でも『ザコめいて死んだ(この時期の)シックスゲイツ』というのは大いにインパクトがあることだなぁ -- 名無しさん (2016-05-13 23 10 20) デスネー。この人に限らず速攻で爆発四散するニンジャは妙な人気があることですね?私もディヴァステイター=サンとか好きです -- 名無しさん (2016-05-14 09 21 28) ↑僕はアノマロカリス=サンが好きです! -- 名無しさん (2017-07-29 19 16 18) デッドリーフです!サヨナラ! -- 名無しさん (2017-08-08 10 06 24) ニンジャマスターKAIはアノマロカリス=サンたちが次鋒めいて瞬殺されるシーンも印象深いことですねー -- 名無しさん (2020-08-18 22 15 34) 名前 コメント
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登録日:2017/07/23 (日) 01 00 04 更新日:2023/12/03 Sun 20 27 36NEW! 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 12人 アガムメノン アマクダリ アマクダリ・セクト イケメン オリュンポス12忍 シバタ・ソウジロウ ゼウス・ニンジャ ゼウス・ニンジャクラン ニンジャ ニンジャスレイヤー 冷酷 台形 外道 妻帯者 忍殺ラスボス 雷 雷属性 電気 鷲の一族 鷲の王 無力で愚かなモータルには、今の世界は複雑すぎる アガメムノンはニンジャスレイヤーの登場人物。 ◆概要◆ 表向きはネオサイタマ知事サキハシの秘書、「シバタ・ソウジロウ」。 しかしその正体は知事を裏から操る悪のニンジャ、アガメムノンである。 憑依したニンジャソウルはオリュンポス12忍の頂点である「ゼウス・ニンジャ」。ナラクをして思わず二度見するほどの強大なニンジャソウルである。 ラオモト・カンが出馬した知事選においては、トコロザワ・ピラーにフォレスト・サワタリを送り込むという工作を行っている。 これはトコロザワ・ピラーのセキュリティをサワタリに破壊させ、ニンジャスレイヤーにラオモトを殺させようという企みであり、 実際その目論見は完遂され、ナンシーの手によって数々の不正が暴露されてラオモトの支持率は急落、 更にはニンジャスレイヤーによって爆発四散した事でサキハシ知事は再選を果たした。 そしてラオモトの死によって窮地に立たされたチバの前に姿を現し、彼を自らが作り上げる新たな組織の頭として勧誘。 自らは摂政として傍につき、チバを傀儡とする事でソウカイヤ残党をまとめ上げ、自らの私兵も加えて新組織「アマクダリ・セクト」を設立。 ザイバツの影響下に置かれたネオサイタマにおいて着々と力を蓄え、ニンジャスレイヤーの手でザイバツが崩壊した後、ネオサイタマの支配権を手に入れた。 この頃には各分野の名士達をアマクダリに加え、「12人」と呼ばれる幹部集団を結成し、ネオサイタマの暗黒統治システムを構築している。 アガメムノンも「12人」の一人であり、執政官としてアマクダリの実質的最高指導者として君臨。 シバタとしての妻はコヨイ・シノノメ。 暗殺された日本最後の総理大臣、アミダ・シノノメの孫という政治的に重要な血統の持ち主にして、コヨイ・ニンジャのソウルを宿したニンジャ。 ニンジャスレイヤーことフジキド・ケンジと一時の交流を得るが、イクサの中で死亡した。 その出自含め謎が多く、アマクダリ・セクトの創立にも何か遠大な目的を持っているようだが…… ゼウス・ニンジャ 余の力をもってすれば、容易きこと。 己自身を守れ。お前は既に余であるがゆえ。余を消す事は許さぬ アガメムノンに憑依した神話級アーチニンジャ。 ギリシャ神話の主神ゼウスの正体とされ、「オリュンポス12忍」の頂点に君臨したという恐るべきニンジャ。 また全ニンジャの開祖カツ・ワンソーのの直弟子の一人でもあり、「二十四大ニンジャクラン」の1つ「ゼウス・ニンジャクラン」の開祖として「雷」の文字を与えられた。 ゼウス・ニンジャクランは電撃や雷の操作、イナズマめいた速度と反射神経、電子じみた整然たるシステマチックな挙動、閾値を超えた時の突然の激しい怒り・精神状態の変化などを象徴。 かつて雷はモータルが最も恐れる天災の一つであり、その力を操るニンジャは各地で神の如く崇められたという。 あのナラク・ニンジャすらソウルとして憑依していたことに驚愕し、普段の不遜な態度が鳴りを潜め「荷が勝つか?」と言わしめる強大な力を誇っていた。 ◆外見◆ 見た目は褐色の肌、小さい稲妻が漂う灰色の瞳、後ろへ撫で付けた白髪めいた金髪を備えた彫りの深い顔立ちの美青年。 ニンジャ装束はデン・ジツにより生み出された電撃を質量を備える密度にまで凝縮して生成した代物。さらには二股の白袴と右肩をはだけた白道着も身に着ける。 装束の表面には黄金のパルスが絶えず駆け巡り、見開かれた目の光と熱は「天上の雷を鍛える炉」に例えられる。 ◆戦闘力◆ ゼウス・ニンジャのソウルに由来する「デン・ジツ」の使い手。 本人のカラテの腕前もナラク状態のニンジャスレイヤーと渡り合えるほど高く、そこにデン・ジツを組み合わせた多種多様な技を使いこなす。 その他、カラテや他者の「パルス」を読み取ることで相手の感情や心理状態を見抜く読心術めいた技を操る。 デン・ジツ その名の通り電気を自在に発生させ操るジツ。 感情の昂ぶりに応じて出力を高めることができ、激怒した状態で放てばニンジャ一人を即座に原型は愚か肉片一つ残さない消し炭に変える。 かつてタカギ・ガンドーは「電気ビリビリで敵を倒したやつは居ない」と言ったことがあるが、ザ・ヴァーティゴ=サンによれば「別物」との事。 単純な攻撃のみならず搦め手への応用も可能な強力且つオールラウンダーな能力。 技 デン・スリケン デン・ジツによって作り出した電気のスリケン。デン・ジツの基本。 電撃という性質から、防御難度はスリケンとは比べ物にならない。 エネルギードレイン 広範囲から電気を奪い取り吸収する。 吸収した電気エネルギーはデン・ジツに上乗せすることで、ジツの威力を増幅できる。 デン・コントロール・ジツ 調律とも。 相手に電撃を流し、規律正しい従順なマシンへと精神を操作する。 シャドウドラゴンはこれによってアマクダリの従順な僕となっていた。 が、後々の展開を見ると完璧なものでもない様子。 デン・ブンシン 稲妻でできたアガメムノンの姿を複数作り出す。 稲妻フィールド 電撃により白い光の壁を作り出す。 作るには時間がかかるが、一度作ってしまえばその「致命的な威力」を持つエネルギーによって突入は不可能になる。 しかし自分のデン・スリケンはノーリスクで貫通できるため一方的な攻撃が可能。 デン・スフィア アガメムノンを中心として、半球状に拡大していく強力なデン・ジツ。 発動されたらアガメムノン自身が止めるまで防ぎようが無い。 ◆経歴◆ 第三部の核心にまつわるネタバレ注意な 本名は「シバタ・ソウジロウ」。 1999年以前の世界を管理していた鷲の一族の生き残りである。 鷲の一族はローマ皇帝の血統であり、全世界の武器市場をコントロールし、死とマネーで人類を駆り立ててきた。 地球規模の支配計画を企てており、実際それは2020年頃には問題なく完遂されているはずだった。 しかし、Y2Kの発生によって全世界のUNIXが連鎖爆発を起こし、電子戦争が勃発した事で鷲の一族の計画は頓挫した。 地上を追われた鷲の一族は地球衛星軌道上コロニーに避難し、コールドスリープに入ったが、そのコロニーも磁気嵐に呑まれて爆発墜落。 鷲の一族は呆気なく滅びた。 が、シバだけは地球へ墜落していく中でゼウス・ニンジャがディセンションした事で生き延び、 鷲の一族に仕えるニンジャの生き残りであるドラゴンベイン、スワッシュバックラーを従え、辛酸を舐め尽くした末に現在の地位まで上り詰めたのである。 その目的は鷲の一族の悲願の達成であり、世界を自分達が支配していた頃のあるべき姿に戻す事。 即ち、Y2Kによってオヒガンと現世が接近した事で起きたケオス、それによって発達したテックの全てを根絶、オヒガンとのリンクを完全に断つ「再定義」の実行である。 この目論見はある意味で世界に秩序をもたらすものであり、結果だけを見れば世界を整然とした姿に戻す試みであるとも言え、 オヒガンとのリンクが断たれればニンジャソウル憑依現象も起きなくなり、完全なるニンジャ殺しが成される結果にも繋がる。 しかし最大の問題はこの再定義が実行されれば全てのオーバーテックが存在の機能不全を起こして一斉に爆発・消滅を起こすという事。 つまり数々の天変地異を引き起こしたY2Kと同じ現象がもう一度引き起こされるという事であり、アルゴスの試算によればあるいはY2K以上の被害を地上にもたらす可能性すらある。 アガメムノンはそれらすべてを承知した上で容認しており、利己的で無慈悲な計画の元、世界に未曽有の大災害をもたらそうとしている。 アガメムノンがチバをアマクダリ・セクトの首領に選んだのは、チバが己以外で唯一の鷲の一族の純血の生き残りであるため。 ニンジャとなった事で子を成せなくなった自分に代わり、鷲の一族の血統を残す役割をチバに望んだのである。 再定義実現のため、ネオサイタマを支配する傍ら、メガトリイ社の遺産にして再定義実行の要であるアルゴスとの接触を狙っており、 メフィストフェレスを派遣してアマクダリに取り込んだフクトシン博士の開発したロケット「将来性」を月面に向かわせ、 アルゴスとのリンケージを回復。これ以降、アルゴスは「12人」の一人にしてアマクダリ電子防衛の要となる。 更にアルゴスを強化する為、カスミガセキ・ジグラット内部に存在するA.R.U.G.O.Sバックアップシステムの機動を狙う。 システムへのアクセスには知事レベルの権限が必要であるため、サキハシ知事には重篤な健康状態に陥っていただき、その代理の座に収まる。 恐らくサキハシ知事の秘書となっていたのはこの時のため。気の長い話だが、秩序を尊ぶ鷲の一族であるからして、鷲の一族の定めた正規のルールは守らねばならないというこだわりあっての事であった。 しかし、手続きのための丸一日に渡るハナミ儀式でアガメムノン不在となる隙を突いたニンジャスレイヤーとナンシーは、「12人」への襲撃を敢行。 「12人」はたとえ誰かが死のうともすぐにバックアップで補填されるエイトヘッズ・ドラゴンの如きシステムであったが、 流石にたった一日で過半数が殺される事までは想定しておらず、これまでは常に余裕を見せてきたアガメムノンもこの時ばかりは激昂を隠せなかった。 しかし、ここで自分が動けばシステムの敗北を認める事になると粛々とハナミ儀式を続けるのだった。 それはそれとして報告に来たサンシタニンジャは消し炭にした。間が悪い! そして遂に権限移譲は成り、アガメムノンはバックアップシステムを起動。 これによって更に力を増したアルゴスはオヒガンと現世の重なり合いが産むノイズである磁気嵐を消失させた。 そしてインフラと電子ネットワークを制したアガメムノンはカスミガセキ一帯のエネルギードレインを可能にし、現人神とも称される力を手に入れた。 アルゴスによる徹底した監視の目と、補足されれば即座に飛んでくる雷撃によってニンジャスレイヤー達はしばらく潜伏を余儀なくされる事となる。 そして2038年1月19日、アガメムノンはアルゴスの完全起動のために月へと向かったが、そのシャトル「クロフネ」にニンジャスレイヤーが密航。 再定義が行われる傍ら、ニンジャスレイヤーとの最終決戦を演じる事となる。 しかしまともにカラテの相手をするつもりなどなく、デン・ブンシンによる時間稼ぎで稲妻フィールドを創り出し、壁の向こう側からデン・スリケンを連発するという戦法に出る。 地味だが実際有効!ジリー・プアー(徐々に不利)! だが、ナラクの内なるギンカクを通じてヴァレイ・オブ・センジンより飛翔した三本足のカラスの導きによって稲妻フィールドの弱点を見抜いたニンジャスレイヤーはこれを破壊。 そして一瞬の隙を突かれ、ニンジャスレイヤーが投擲したフロッピー・ディスク・スリケンによって再定義プロセスを妨害され、あくまで直接対峙するつもりのなかったアガメムノンは遂に激怒し、ニンジャスレイヤーの直接排除にかかる! 「これほどまでに!」 「これほどまでに執拗に貴様は!黄金の鷲の道に!汚濁と血反吐と死肉を撒き散らさんとするかーッ!」 「鷲?黄金だと?笑止!所詮思い上がった腐れニンジャよ!」 「儂のイクサに桟敷席なぞ無いわ!そッ首叩き落とし、恥辱の底に晒してくれよう!」 そして激闘の末に一度はニンジャスレイヤーを打ち倒したが、ダメージを受けた再定義プロセスはクロックアップを余儀なくされたため、 そちらにかからねばならず、目の前で無防備に倒れたニンジャスレイヤーをカイシャクできないというジレンマ。 更にチバが月面基地のシステムに介入し始めたためそちらにも時間を取られ、遂にニンジャスレイヤーは内なるギンカクの力によって復活。 再びカラテの激突が始まる! 「貴様を排除し!世界構築を完遂するのが我が使命だ!」 「儂一人で済むものか。全ての者を排除せねばならぬ目論見なぞ、畢竟、絵空事よ」 「絵空事大いに結構」 「それをこそ完遂するのが鷲の儀であり、メガトリイの叡智であり、ヨロシサンの最終テックである!人類はエントロピーに抗わねばならん。イレギュラーに汚染された思考を捨て、鷲の羽根となって整然と並び、アルゴス駆動のリソースたるべし!」 「言いも言うたり!」 「オヌシの頼みの綱はそこで腐りかけたガラクタ機械てか!案ずるな、オヌシを殺すだけでは終わらせぬ。このくだらぬ城を叩き潰し、アルゴスを滅ぼし、サンズ・リバー畔りの積み石めいてオヌシが必死に企てた虚ろの伽藍を全て無駄足としてくれる!」 「愚か者め!アルゴスとはすなわち概念だ。アルゴスを滅ぼすことはできん。アルゴスを動かすには私一人あればよく!」 「世界を動かすにはアルゴスがあればよい。ただ私一人が健在であればよい!」 「ゆえにオヌシを殺す!」 そして遂にニンジャスレイヤーのジキ・ツキがアガメムノンを捉え爆発四散! しかし執念により自分の体を稲妻に変えて再構成して復活!エエーッ! だがそのダメージは甚大!ニンジャスレイヤーもそれは同じ! アガメムノンはオヒガンによって人類が舐めさせられてきた苦汁を語り、絶対悪たるオヒガンを切断する己こそニンジャを滅ぼす有資格者。真にニンジャ殲滅を為す者であり、お前はただの無軌道殺人者にすぎぬと語る。 しかし、 「……人類が舐めたオヒガンの辛酸か」 「徹頭徹尾わからぬ。興味も無し。だが、オヌシの行いはわかるぞ。ニンジャよ」 それを切り捨て、チャドー必殺奥義アラシノケンを叩き込み、 アガメムノンをフックロープで捕えたニンジャスレイヤーは、複合UNIXにアガメムノンを叩き付ける。 その衝撃によって月面が爆発したことで宇宙に放り出されたアガメムノンは咄嗟にデン・スフィアを展開し、地球へと逃れようとするが、状況判断によってそれを見越したニンジャスレイヤーにデン・スフィアの内部に入り込まれ遂に退路を失う。 全ての野望が潰えた男は、目の前の男、ニンジャスレイヤーを殺すためだけにカラテを振るい、宇宙空間において壮絶な殴り合いを展開する。 キンカク・テンプルの異常接近で力を増していたアガメムノンは最大出力のデン・ジツによってニンジャスレイヤーを葬ろうとするが、ニンジャスレイヤーはこれに耐えきり、 アガメムノンは更にネオサイタマから電力を吸い上げようとしたが、決断的な拳に阻まれ、遂に爆発四散した。 しかし彼が行った再定義の影響は変革を余儀なくし、日本も磁気嵐による鎖国から解放。更には各地に眠っていたリアルニンジャ達も覚醒を始め、世界はこれよりマッポーカリプスの時代に突入する事となる。 ◆余談◆ 名前の由来はギリシャ神話の英雄「アガメムノン」。かのトロイア戦争でギリシャ側の総大将として名を残した。 登場当初ヘッズからは「トップにお飾りを立てて実権だけ握るNo.2キャラ」とみなされ、ムで始まる笑い方をしないためカリスマ性に欠けるとの評もあった。 さらにあらゆる状況を利用して暗躍するのがアマクダリの恐ろしさであるが、第三部で多発するケオスな案件にさえ乗ることから変なイメージもついてしまい、着席時に手を顔の前で台形に組み合わせたポーズからついたあだ名が 台形 。 さらに表向きの上司・チバの声優が電気を操る有名キャラの相棒を演じていたことから アガチュウ などというあだ名もついてしまっていた。 前述の通り最終章で見せた恐るべきワザマエで一気に盛り返したが。 追記修正よろしくお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 最近どんどん忍殺の項目がふえている…幸せです!ロブスターエピみたいな変なのやダニンのような今更なのもあるけ…アバーッ! -- 名無しさん (2017-07-23 01 10 49) 冗談交じりに当時やってたメイスロボよろしく大気圏突入時にサーフボードにされるとか言ってたら本当にサーフボードされた人。しかし爆発四散からの復活はアイエッ!?ってなりました。 -- 名無しさん (2017-07-23 13 50 10) ラオモト=サンがギース・ハワードにたとえられてたけど、シバタ=サンも若ギースにたとえられてましたね。 -- 名無しさん (2017-07-23 14 10 46) 原作の時点でグッドルッキングだったのに、さらにグッドルッキングにされた。これがカラテにカラテをかけて100倍ってやつか -- 名無しさん (2017-07-23 15 38 41) 返り血で赤黒ペインティングするとか、ニンジャスレイヤーの乗り物へのこだわりを感じる -- 名無しさん (2017-07-23 22 09 57) ネオサイタマでコイツと戦ってたら電気がある限りほぼ無限復活なので殺すにはマジで宇宙空間しかなかったっていうね -- 名無しさん (2017-07-24 03 19 05) 儂が鷲を殺す! -- 名無しさん (2017-07-28 21 41 25) ↑コリ・クランのニンジャが紛れ込んでますね… -- 名無しさん (2018-01-18 15 05 12) 平然と爆発四散から復活したり必中即死技持ってたりとヤバすぎる -- 名無しさん (2018-02-09 11 00 39) 要するにSBRの大統領みたいなポジションなんだけど世界Dio枠の不破のヒサツ・ワザを初めて破ったニンジャにもなったから全く格が落ちてないのもすごい -- 名無しさん (2018-02-09 11 11 51) メッチャ強かったけどラオモト=サンとか師父とかロードとかより強敵感が無いのは何故? -- 名無しさん (2019-12-30 00 50 49) 強さ的に素手カラテよりジツの割合が高いからじゃないの -- 名無しさん (2020-12-01 05 15 38) 名前 コメント
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登録日:2017/07/26 Wed 22 33 40 更新日:2022/11/09 Wed 09 26 55NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 てらそままさき カナシバリ シックスゲイツ ソウカイヤ ニンジャスレイヤー ビホルダー 車椅子 邪眼 「マーベラス!」 ビホルダーは『ニンジャスレイヤー』の登場人物。 『シヨン』での声優はてらそままさき=サン。 アニヲタwiki(仮)民的にはカゲツキ=サンの声などで実際馴染み深い。 ■登場エピソード 「レイジ・アゲンスト・トーフ」 ソウカイ・ニンジャ。 第一部の敵である“ソウカイヤ”の威力業務部門「ソウカイ・シックスゲイツ」の強大なニンジャで、中でも最精鋭の“六人”の座にあったと思われる恐るべき“ジツ”の使い手(と言うより、最初期の“六人”の顔ぶれはビホルダーへのインタビューから導き出された)。 下半身不随で、車椅子に乗っている。 公式イラストでは地の文の頭巾が無視され、大きな赤色LED文字が浮かぶサイバーサングラスに撫で付けた銀髪、ガウンにも見えるニンジャ装束を纏っている。 その姿を踏襲した『シヨン』ではド派手な配色を施され、さながらY2K以前の名作映画『未来に戻る』のドクめいて見える姿である。 サイバーサングラスは自身の“ジツ”を活かすのに必要なアイテムであり、詳細は後述。 モータルとは比較にならない程のニンジャ耐久力を持ち、肉体欠損でもしていない限りソウルや能力に応じた再生力が働くニンジャが、僅かの回復もせずに半身不随となったままなことからも解るように、ビホルダーが現在の様な体になったのは少し前、かのニンジャスレイヤー誕生の発端ともなった“マルノウチ・スゴイタカイビル”でのソウカイヤvsザイバツによる、両陣営にも大きな損害を出した一大ニンジャ抗争が原因である。(*1) 同じく“六人”の地位にあるヒュージシュリケンが、重傷を負ったことによる弱体化により“シックスゲイツの地位に収まるのは難しい”と判断されていたのとは対照的に、車椅子の身になってからも“六人”の地位を維持しており、傷付いた肉体の状況に寄らない程に保有する“ジツ”の力が優れているのである(“六人”内での序列が下がっている可能性はあるが)。 また、指揮官としての能力に優れているとの説明があり、登場エピソードでの違法薬物を用いておいてからのアジテーションによる煽動ジツのワザマエは勿論のこと、マルノウチ・スゴイタカイビルの抗争ではソウカイヤ側の陣頭指揮も執っていたのではないか?との予想がされたりしている。 車椅子となってからも、上半身のみのニンジャ筋力を用いての高速移動が可能であり、そのスピードは登場エピソード回の主人公であるシガキ・サイゼンにターボエンジン付きの車椅子と勘違いされた程。五体満足の時には実際カラテにも優れていたのではないか?との推測もなされている。 コブラニンジャ・クランのグレーターニンジャ(上忍)のソウル憑依者であり、ソウルに由来する強力な“カナシバリ・ジツ”の使い手。 地の文=サンの説明によれば、アイキドーでいうところの構えとシャウトを利用した“フドウカナシバリ”とは別物の、目を合わせるだけで敵の精神を屈服させる、ニンジャならではの技……とされている。 劇中……特に『シヨン』ではモータルにもわかりやすくする為の演出により、目から発射される麻痺(即死)ビームめいた描写となっている。 後に、同門や近しいクランのソウルを宿したニンジャが同種のジツを見せているが、彼らが何れもカラテ強者であることもあってか、あくまでも補助や奥の手として使用するのみのパターンが多いのに対して、ビホルダーの様にメインウェポンとして“カナシバリ”を使用するニンジャは実際珍しい。 全力を出せば敵を即死させることも可能となる眼力をセーブし、敵を麻痺させたり、強制的に操ったり、といった多様な使い方をマスターしている。 そして、サイバーサングラスは裸眼ならば確実に即死となる眼力を透過率を変えることでセーブする為の装備であり、ジツのコントロールの要なのである。 ニンジャネームのビホルダーは“凝視するもの”を意味する。 あくまでも一般名詞であり、某RPGモンスターの固有名詞では無いために、ケジメした末にニンジャネームがスズキドゲザエモンに変更されたりバグベアードと呼ばれたりはしない。 でもサイバーサングラスが単眼にも見えるので、このうえ触手とか生えてたら危なかったかもしれない。 【劇中での活躍】 主君ラオモト・カンが暗黒メガコーポヨロシサン製薬の依頼を受けて計画した、貧民を助ける一個百円の激安四連トーフ『カルテット』で知られる、トーフ産業最大手のサカイエサン・トーフの有力な工場襲撃計画の現場指揮を執った。 この襲撃計画は暗黒メガコーポ間の裏取引を断り、Y-11型クローンヤクザの大量購入と、真っ当な手段とはいえ自分達のみで利益を追求しようとするサカイエサンへの見せしめでもあり、単なる襲撃に終わらせずに株の暴落による信用低下……或いは倒産までもがラオやんに見込まれていた。 「サカイエサン・トーフ社の株を百万本ショートせよ」 暴徒として使い捨てされるべく集められたシガキ・サイゼンをはじめとした、様々な層のマケグミ達は、ヨロシサン製薬より提供された違法薬物ZBRアドレナリン入りのバリキドリンクによりハイになった所で、仰々しい演出で登場したビホルダーの自らの悲しい境遇を偽って話したアジテーション・ジツによりマケグミどもを煽動し、途中で逃げ出すつもりでいたシガキをもその気にさせてしまった。 ……勿論、ビホルダーがこのときに話したジェネレーター内への転落事故による云々や、トミクジを当てて云々の話は全てマケグミの同情と儚い夢を見せるための欺瞞!である。 トーフ工場では、巨大な隔壁と防衛システムのゴム弾による自動射撃システムを利用した、サカイエサン一族のカチグミサラリマン二人の無慈悲な暴徒狩りに阻まれる暴徒達に道を開くべく、ゴム弾の弾幕を余裕で掻い潜り、ダイダロスが得ていたパスワード「レクフユノキア」を入力し工場内へと暴徒達を導く。 更に向かってきたクローンヤクザY-10の集団をカナシバリ・ジツで殺害し、残りは操って中枢へと向かう。 そして、ここで向かってきた元上司を忌まわしき旧式テッコで吹っ飛ばしたことで、シガキ・サイゼンはテクノカラテに目覚めるのだった。 工場の中枢を制圧したビホルダーが非常警報を鳴らし、ヘルカイトが撮影した暴動の様子が中継され、ダイダロスのハッキングにより外部との連絡が遮断される中……で、三十パーセントもサカイエサン株が下落し、数百人以上のアナリストと投資家がセプクし、ケジメを強いられた。 そして、目覚めたテクノカラテで敵を凪ぎ払い重役室に到達したシガキは、そこで自らの墨絵師になる夢を奪ったサカイエサン工場の支配者たるカチグミ二人をテクノカラテでケジメし、金庫の中の札束と純正マグロ粉末を奪い出ていこうとしたシガキの無慈悲さに、ビホルダーがソウカイヤとしての正体を現して近づく。 ソウカイ・ヤクザへのスカウトを断ったシガキにカナシバリ・ジツを使い、トーフ・ジェネレーターへ飛び込む人間爆弾に仕立て上げようとしたところで三倍脚力=サンを殺して、今宵の計画を追ってきたニンジャスレイヤーがエントリーしてくる。 考えなしに向かってきたニンジャスレイヤーにシガキとクローンヤクザを仕向けて距離を取ると、それを突破してきたニンジャスレイヤーに透過率五十パーセントのカナシバリ・ジツを使い無力化。 ジョルリと化したニンジャスレイヤーに、自らの正体を明かさせようとしたビホルダーだが、非常な精神力でこれに抗ったニンジャスレイヤーに操られたシガキのテクノカラテのアンブッシュが決まり仕切り直し。 ここで、無知からビホルダーのジツに戸惑うフジキドにナラクが語りかけ、ビホルダーを破るべく肉体を預けることを決意する。 更なるZBRの投与により、殺人機械と化したシガキを排除したニンジャスレイヤーは、これを無造作に外に投げ捨てる。 「次は貴様だ、コブラニンジャ・クランの若造め」 再び対峙した二人のニンジャ。 生け捕りを諦めたビホルダーはサイバーサングラスを展開し、遂にイヴィル・アイを露出させると全力のカナシバリ・ジツを発射する! 「これが真のニンジャの世界だ!」 なんとニンジャスレイヤーは、カナシバリ・ジツを無効化するべく後ろを向くと、水面を進むアメンボめいたムーンウォークでビホルダーの動きを背中を向けたままで察知して接近してくる。 なめらかなミズグモ・ムーブで接近されたビホルダーはそのまま攻撃を受け、更にはバク宙からのハンマーパンチで頭蓋骨が折られ、首が陥没する程の致命的ダメージを受ける。 更に頭部へのダメージを与えてインタビューを迫るニンジャスレイヤーに対し、インタビューに応じるフリをして、自らの眼窩に指を突き刺し、取り出した眼球でカナシバリ・ジツを仕掛ける執念を見せたものの、今度の戦いでカナシバリ・ジツを知ったフジキドに今度は阻まれ、遂に万事休す……。 最後は、マルノウチ・スゴイタカイビルで自らと妻子を殺したニンジャの名をフジキドが聞き出そうとしたところを、尋問を発見し、これ以上の秘密が漏れないようにするべく放たれたダークニンジャのクナイ・ダートの連発を頭に受け、この恐るべきシックスゲイツのニンジャは爆発四散したのであった。 【ワザ・ジツ】 ■フドウカナシバリ・ジツ 単に“カナシバリ・ジツ”とも。 前述のように憑依するコブラニンジャ・クランのソウルに由来するジツであり、ビホルダーはこのジツを更に研鑽して高めることで、一撃必殺のみに限らない、非常に多彩な段階で使えるジツへと昇華させていたようである。 最初期ではないが、後に“六人”の座に収まったと考えられる同じシックスゲイツのソニックブームと同様の経緯であり、こうした憑依するソウルを超えた強さを持つニンジャ相手には、ナラクぺディアも度々情報不足に陥るのだが、今回はジツの性質上、攻略法は同じで済んだようである。 因みに、ビホルダーが最初から全力を出していたら確実にニンジャスレイヤーは死んでいた。 【余談】 『シヨン』では、第5話でエピソード化。……何故かこの回だけ動く。車椅子ダッシュは躍動感に満ち、あのムーンウォークはマイコー顔負けに滑らかであった。 詳しくは当該項目を見るがよかろう。 なお、流石にビホルダー=サンの最後の粘りの辺りはバッサリとカットして簡略化されている。 「アニヲタwiki(仮)は暗黒メガコーポです。彼らの追記修正には、発癌性物質と脳縮小物質が含まれています。皆さん、何回追記修正しましたか? 百回? あなたは千回! ナムアミダブツ! もうオシマイだ!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] いやね、戦術上必要なことはわかるんだ。しかしアノ挿絵はたいへん腹筋に悪い -- 名無しさん (2017-07-26 22 42 52) 未来から戻るじゃなくて未来に戻るじゃないの -- 名無しさん (2017-07-26 22 44 13) ↑大変失礼いたしました。タイプミスです(失禁)。 -- 名無しさん (2017-07-26 23 06 19) グラキラでもちらっと登場していて、珍しくわらいなく=サンのデザインにかなり忠実かつ油断ならぬアトモスフィアを感じさせたのも地味に印象的。 -- 名無しさん (2017-07-26 23 23 26) 目をつむるんじゃダメなんかな。まぶた通り過ぎるか -- 名無しさん (2017-07-27 00 25 15) うーん未発酵大豆食品の危険性について調べても青少年のなんかがアレというか俺は詳しいんだという感じのページしか出てこないというか -- 名無しさん (2017-07-27 00 46 28) ビホルダー=サンまでも…しかも気合入った記事だ…感動です! -- 名無しさん (2017-07-27 02 34 07) 鈴木土下座衛門 -- 名無しさん (2017-07-28 14 50 31) たぶん身体がまともだった頃は結構な強者だった -- 名無しさん (2017-07-28 16 20 20) 高度なジツ、高度なカラテ、持っているもの全てを鍛えるニンジャがいつの時代も上を行く。ジツ重点になってしまったニンジャが弱い訳ではないという典型 -- 名無しさん (2017-07-29 16 48 13) 全盛期はアナンタ=サンみたいなコブラ・カラテの使い手だったのかな? -- 名無しさん (2017-07-29 19 10 39) もちっとカチグミへの誘惑とかで交渉してたらシガキ=サンも折れてたと思うんだけど、意外と短気なのかな -- 名無しさん (2018-02-19 08 18 24) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/danvsnin/pages/105.html
3ターン目ニンジャ A B C D 1 (武道場)運刈 (番長小屋) 2 (大橋) (職員校舎) (希望の泉)服部、ラバー、モヒカンニンジャ天狗 3 (新校舎)アヤメ (芸術校舎)ダークニンジャ、サワタリ、ユカノ、クロノス 4 (旧校舎) 生徒会 DP2 名前 性別 体力 攻撃 体術 運 FS 精神 能力 所持品 備考 ラッキー自警団団長 男 ? ? ? ? ? 普通 『ラッキー・マン&ハード・ラック・ウーマン』 ?、 死亡 慰安坊 蘭馬 男 ? ? ? ? ? 普通 『虎威借力』 ? 死亡 クロノス 男 ? ? ? ? ? 普通 『集中』 ? 恐怖 ストロング・AYAME 女 ? ? ? ? ? 普通 『剛力招来!!』 ? 戦線離脱 雲刈 釘根 男 ? ? ? ? ? 普通 『静心刀一』 ? 番長 DP0 名前 性別 体力 攻撃 体術 運 FS 精神 能力 所持品 備考 地蔵寺 無尽 男 ? ? ? ? ? 発狂 『無尽蔵地蔵』 ? 死亡 服部班蔵 女 ? ? ? ? ? 発狂 『古の忍術』 ?、電子レンジ、バイク NRS耐性、たんこぶ ラバーエクスデスゴム 無 ? ? ? ? ? 発狂 『16層のゴムでできた装甲』 ? NRS耐性 復讐に身を焦がすダンゲロス子 男 ? ? ? ? ? 発狂 『フレイムファンタズム』 ?、ライター、バイク 死亡 飛九龍 男 ? ? ? ? ? 発狂 『飛龍脚命』 ?、バイク 死亡 ニンジャ DP5 名前 性別 体力 攻撃 体術 運 FS 精神 能力 所持品 備考 ダークニンジャ 男 6 5 6 4 イアイドー6、古代ニンジャ知識5、ダンジョン探索4 普通 「デス・キリ」 妖刀ベッピン、VTOL、引火性の液体 フォレストサワタリ 男 6 4 6 4 ゲリラ戦6 普通 「ナムの悪夢」 電話、マチェーテ、タケヤリ、引火性の液体 ユカノ 女 5 4 5 4 豊満6 普通 「ユカノのバストは豊満であった」 短刀、書籍版ニンジャスレイヤー ニンジャ・アヤメ 女 3 3 3 4 なんちゃって忍術3 普通 ? ニンジャ装束、手裏剣、カタナ
https://w.atwiki.jp/3kshiki/pages/391.html
ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン - 編集タグアニメ公式/Wikipedia 基本情報 シリーズディレクター シリーズ構成 雨宮 哲 音響監督 郷 文裕貴 音楽制作 スターチャイルドレコード 音楽プロデューサー 田井モトヨシ 音楽制作協力 豊田充弘ロードアンドスカイ・オーガニゼイション 話数 全?話 放送時期 2015年04月~配信中 (ニコニコ生放送、配信のみ) 原作区分 小説 関連作品 音楽情報 区分 楽曲情報 発売情報 発売日 劇伴音楽 大沢伸一藤澤健至(Team-MAX) BD 『ニンジャスレイヤー 起【初回生産限定版】』 ※Blu-ray初回生産限定版特典として、「オリジナルサウンドトラックvol.1」CDが付属。 2015年06月24日 BD 『ニンジャスレイヤー 承【初回生産限定版】』 ※Blu-ray初回生産限定版特典として、「オリジナルサウンドトラックvol.1」CDが付属。 2015年08月26日 メインテーマ 「BACK IN BLACK」BOOM BOOM SATELLITES(第1話) 作詞・作曲・編曲:BOOM BOOM SATELLITES 不明 不明 EDテーマ 「キルミスター」Boris(第1話) 作詞: 作曲: 編曲: 不明 不明 挿入歌 不明 不明 不明 各話使用音楽一覧 各話で使用された音楽の一覧。 ・ここでのOP・EDの定義はクレジット上の表記ではなく、OP・EDクレジットのテロップが表示されている場面(多くはOP・ED映像と共に流れる)で流れていた楽曲。 ・基本曲名のみで表記。歌手などが違う場合その都度表記。 ・初使用の楽曲は太字で表記。 話数 サブタイトル OP ED 挿入歌他 第1話 ボーン・イン・レッド・ブラック 「BACK IN BLACK」 ※「メインテーマ」表記。 「キルミスター」 なし
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登録日:2017/07/25 Tue 14 41 31 更新日:2024/01/28 Sun 10 57 11NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 アースクエイク ゴリラ シックスゲイツ ソウカイヤ ニンジャスレイヤー ビッグカラテ ビッグ・ニンジャクラン ホモ 巨人 白熊寛嗣 筋肉 “……ヒュージよ、お前はもうオシマイだ。最後に、俺の役に立ってくれたな” アースクエイクは『ニンジャスレイヤー』の登場人物。 『シヨン』での声優は白熊寛嗣=サン。 ■登場エピソード 『サプライズド・ドージョー』 【概要】 ソウカイ・シンジケート所属のニンジャ。 第一部の敵である“ソウカイヤ”の実力行使部門「ソウカイ・シックスゲイツ」の一員で、その中でも最精鋭の“六人”の座を預かっていたと思われる、極めて強力なニンジャ。 身長2m50cmにも達する8フィート超の異常巨体の持ち主で、ビッグ・ニンジャクランのニンジャソウルを宿す巨漢ニンジャである。 『プロト版ニンジャスレイヤー』では身長7m超えと、正に巨人。 『シヨン』は原型バージョンと間違えた可能性も……? ニンジャネームのアースクエイクは“地震”を意味し、そのド迫力の見た目とカラテからの命名であろう。 アースクエイクといえば、ヘッズにも直撃世代や熱狂的やファンが多い格闘ゲーム黄金期の名作『SAMURAI SHODOWN 』シリーズの同名キャラクターを思い出す者も多く、また両者共に並外れた巨漢でニンジャという特徴が丸かぶりしているのだが、そのキャラクターは実際真逆である。 連載開始時の“六人”の中では、共に「アース」「ヒュージ」と呼び合う仲である相棒のヒュージシュリケンと共に最古参のメンバーだったと思われ、序列でいえばアースがリーダー格であった可能性も高い。 後の掘り下げによりソウカイヤに入ったばかりの時点でヒュージの器量を見抜き、相棒として帯同させるようになったとの描写が加えられているので、組織の誕生直後からの実力者だったのは間違いないだろう。 移動には「鋼鉄の猛獣」と形容される大型ハーレーを好んで使用しており、横のサイドカーにはヒュージが仲良く収まっている。 一部を強調する替わりに他の全てを簡略化する作風の『シヨン』では、主君ラオモト・カン共々に設定を遥かに越える大物(物理)として描かれており、このバカげた描写は後のウキヨエコミックにも影響を与えている。 【人物】 典型的パワーファイターな見た目とは違い、自らも好んで使用しているUNIXに例えられる程にクレバーかつ、狡猾な知性派であり、口調も穏やか。 「デッカイモーン!」とか喋らない。いいね? しばしば沈思黙考に入り、多角的な視点と情報収集からミッション達成のために最適な手段を瞬時に見出だす 。 帝政ローマの哲人に例えられる程に思慮に長けて用心深く、長年の相棒すらも冷静に切り捨てられる程に状況判断能力に長けており、これもフーリンカザンの在り方と言える。 重症を負ったヒュージの様子を見て、リー・アラキの手術を受けてもシックスゲイツに留まるのは難しいだろうと瞬時に判断したあたりにもそれがうかがえる。 ソウカイヤに所属してすぐのヒュージシュリケンの才能をいち早く見抜いて相棒に抜擢し、彼がシックスゲイツ入りする前から自分のミッションに同行させていたことも解説されており、人材を見抜く目もあったようだ。 【戦闘能力】 特別なジツは持たないが、ソウル由来の破壊的な「ビッグカラテ」特有の攻撃力と耐久力に加え、前述のクレバーな頭脳が加わった戦術は実際侮りがたく、その強さは敵対していた第二部の敵である“ザイバツ・シャドーギルド”の実力者達からも度々語られていた程。 そうした意味でも、死後に相対的に評価が上がった一人である。 近接戦闘では実際に難攻不落に近い強さを誇り、一対一のカラテでの攻略は容易ではないだろう。コメンタリーでも単純なカラテと1対1戦闘能力の面ではシックスゲイツ随一の強者だと解説された。 マルノウチ抗争では、ザイバツ側の敵将グランドマスター・パーガトリーの放つカラテミサイル散弾を真正面から全弾受け止め、なお前進するという頑強さを誇ったとされる。 遠距離攻撃により、多数を相手にするのを得意とするヒュージとは実際ベストパートナーだったと言える。 ビッグカラテ ビッグ・ニンジャクラン特有のカラテ。巨体由来の凄まじい怪力で敵を叩き潰すパワー満点のカラテ。 前述のように特別といえるワザやジツの存在は語られていないが、恐るべき打撃の破壊力はナラクに頼らない状態のニンジャスレイヤーを余裕で吹き飛ばした程。 直前まで姿を見失っていたニンジャスレイヤーの死角からのアンブッシュに反応して防ぐなど、対応する分にはスピードに欠けているという印象もない。 【劇中での活躍】 ヒュージと共にラオモトと敵対するドラゴン・ドージョーへの放火の任務を受けてロールアウトされたばかりのクローンヤクザY-12部隊を率いて出発。 途中、ヒュージがアースの提案を受けてサディスティックな嗜好を満足させるべく、目的地を聞き出すためのインタビューに向かうが、ヒュージが趣味丸出しで手間取ってる間に、上空から偵察していたヘルカイトからの情報を先に受けとる。 そして、この情報をヒュージに伝えている間にニンジャスレイヤーがインタビュー相手と入れ替わり、ヒュージは致命的なダメージを受けることになる。 任務の遅延を危惧したアースはヒュージを置いて先行しようとするが、そこにニンジャスレイヤーの決断的カラテにより大ダメージを受けたヒュージが逃亡してくる。 ヒュージの報告に警戒しつつ再発進した部隊にニンジャスレイヤーが襲いかかり、次々と屋根を飛び移りながらクローンヤクザの乗るベンツを破壊してゆく。 凶暴なワニの背を飛び渡りながら矢を射てたくさんサムライを殺したという平安時代のニンジャ神話めいた動きでクローンヤクザ部隊を雅に殺戮したニンジャスレイヤーが遂にアースとヒュージに襲いかかろうとした所で、密かにアースのIRCエマージェンシーを受けとってタイミングを計っていたヘルカイトがアンブッシュ。 脇腹にヤリを受けてしまってな……になったニンジャスレイヤーはハイウェイの高架下に落下していった。 そして、先行したヘルカイトからの情報を受け取り遂にドラゴン・ドージョーのある中国地方のジンジャ・カテドラルに到着する。 ……その一方で、ハイウェイからここまでのヒュージの容態と発言から、左眼球が飛び出す程の頭部へのダメージによりスリケン使いとしての能力が著しく失われた上に、弱気からかヘルカイトへの疑念を隠すこともしなくなった相棒のヒュージを見限る決断を下す。 勿論、そんな態度は微塵も出さずにヒュージを軽く嗜める態度を装ってはいたのだが……。 ドージョーに乗り込むと、不遜な態度で威圧的なアイサツを行いドージョーのニュービー共を萎縮させる。 ドージョーの主ドラゴン・ゲンドーソーの返したアイサツが終わらぬ内にヒュージが仕掛けたソニックバクチクと煙幕弾のアンブッシュで機先を制し、闇雲に飛び出してきたニュービーもヒュージが仕留める。 そして、混乱の隙をついてアンブッシュを仕掛けてきたドラゴン・ユカノを傷付いたヒュージを撒き餌にして捕らえ、ゲンドーソーに降伏を迫る。 ※アニメイシヨンのこの場面ではアースの手に捕まったユカノの豊満なバストが指の間から零れ落ちていて実際に赤ちゃんが大きくなる……マーケティング重点な。 ……しかし、そこに瀕死の状況の中でゲンドーソーとユカノを思う余りに肉体をナラクに譲り渡したニンジャスレイヤーが出現。 黒い炎を纏ったスリケンを無差別に撒き散らす狂人に対し、人質は通じないと悟ったアースはユカノを放すと、ニンジャスレイヤーのアンブッシュをガードしてから後に、真っ向からのカラテ勝負に。 ……この対決ではゲンドーソーとユカノの叫び声を聞いてフジキドがナラクを押し留め、必死に自我を取り戻そうとはしていた状態ではあったものの、ナラク化したニンジャスレイヤーに拮抗し、ナラク化が解けた時点で砲弾めいて三十メートルも吹っ飛ばすという、凄まじいカラテを見せつける。 そのままカイシャクに向かったアースだが、フジキドがナラクを振りきったのを目撃したゲンドーソーが彼の力を認めて助けに入る。 よいか、ニンジャスレイヤー=サン。力に力で対抗してはならん。インストラクション・ワンだ!ワシと同じ動きをせよ! 力を利用したジュー・ジツでアースを転ばせると、その隙をついてニンジャスレイヤーに呼び掛け、巨漢ニンジャの周りを高速で回りながらスリケンを打ち込んでいく師弟。 よいか!これぞインストラクション・ワンの極意。百発のスリケンで倒せぬ相手だからといって、一発の力に頼ってはならぬ。一千発のスリケンを投げるのだ! この、今だ色褪せずニンジャヘッズのニューロンに刻まれた“インストラクション・ワン”により、さしもの巨漢ニンジャも耐えきれない程のダメージを受ける。 そして、ヒュージの杞憂を内心ではバカにしていたアースであろうが、今や頼みの綱であるヘルカイトの率いる武装ヘリの救援は……来ない! 遂には、倒れ付したままのヒュージに救援を懇願するが……動けるはずもない。 インガオホー……そして、遂に動きを止めたアースに対して、ニンジャスレイヤーとゲンドーソーのジャンプキック……ドラゴンニンジャ・クラン必殺の“ドラゴン・トビゲリ”が両側から同時に襲いかかり、恐るべき巨漢ニンジャのクビをはね飛ばしたのだった。 【余談】 ド派手に頭をはね飛ばされて死んだアースだが、何故か爆発四散したのははね飛んだ頭の方。 ……知性派だけにニンジャソウルは頭に宿っていたのだろうか? 「良い追記修正だ、ヒュージ!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] デッカイモ~ン! -- 名無しさん (2017-07-25 14 59 58) 頻繁に、ちん○もっこ○する。 -- 名無しさん (2017-07-25 16 54 51) 1期でインターラプターに並ぶお気に入りキャラ、脳筋な見た目に反する理知的な物腰が良かったつくづく1話で終わったのが勿体無い。ザイバツの話題に上がる等グラマスに匹敵する? -- 名無しさん (2017-07-25 17 51 48) ニンジャの記事が増えて嬉しい。だいぶ後で良いので、イチオシのニンジャ、ワイルドハント=サンもお願いしたい -- 名無しさん (2017-07-25 22 28 43) グラマラスキラーズの巨漢・知的・美形という要素を兼ね揃えたデザインも良い -- 名無しさん (2017-07-26 00 31 03) 個人的に、やっぱシックスゲイツといえばこのアースとヒュージのコンビだ -- 名無しさん (2017-07-26 01 52 29) ……ひょっとしてヒュージが変に遊んだりせず、ドージョーで健在なアースヒュージコンビを敵に回していたら、割とマジでニンジャスレイヤー=サン詰んでた……? -- 名無しさん (2017-07-26 05 05 48) 詰んでた可能性は多分にあるな…… -- 名無しさん (2017-07-26 11 47 15) つまりヒュージがゲイのサディストであったことがソウカイヤ壊滅に繋がった・・・ -- 名無しさん (2017-07-26 21 16 31) 「物語」というものはその場それぞれにおける成功をかき集めたものだしな(一部除く) -- 名無しさん (2017-07-26 22 04 47) ↑8個人的には流石に実力グラマス級とはいえんが、マスター級上位以上は確実だと思う。マスターの中でも強いほうのデスナイトもかなり強いと評していたし。 -- 名無しさん (2017-08-12 11 13 11) プラスのゲイツの設定掘り下げでグラマスに勝るとも劣らない存在と明かされたけど、あのパガ山のカラテミサイル斉射を全弾耐えきり制圧前進したのは化物すぎる -- 名無しさん (2019-05-28 02 12 39) ザイバツがネオサイタマ侵攻しなかったのはラオモトもそうだけどこの人とマルノウチで出くわしたからってのもありそう フジキドも単独でボコってリアルニンジャと2人がかりでようやく倒せるっておかしいって! -- 名無しさん (2019-06-23 09 04 34) ↑そういやゲンドーソーも暴走状態のニンジャスレイヤーを止めた張本人だったよな……そういうことか。 -- 名無しさん (2019-06-23 09 54 42) 巨体とパワーがありながら知性もある!ビッグニンジャすげえ!・・・と思っていたのだが(ゴリラを見ながら -- 名無しさん (2019-06-23 11 02 57) ↑どのゴリラだよ(赤い方とウオーッの方を見ながら) -- 名無しさん (2019-06-23 13 55 22) 名前 コメント